テレビと現実の違いを判断できる子に必要なこと の続きです。本連載もいよいよ最終回。今回は、「どうしたらメディアの情報に振り回されない子どもに育てられるか」についてお話ししましょう。テレビからの情報を鵜呑みにさせないために今まで見てきたように、テレビはウソではないけれど、情報をうまく利用しているという側面を持っています。そうした面に関して、最近は批判も出てきています。たとえば、子役のタレントや俳優を利用して、テレビを見ている子どもたちに、むやみにあこがれを抱かせるのはどうなのかという意見があります。芸能人として小さな頃からスポットライトを浴びることがすべて悪いとは言いませんが、中学生や高校生ぐらいの大事な時期に、テレビなどにずっと出演しているのを見ると、中には「学校や勉強は大丈夫なんだろうか」と心配になってくる人もいるでしょう。勉強ができることや高い学歴があることが人生を決定づける世の中でもなくなってきていますし、そもそもよその家庭のことなので、そこをとやかく言うのは余計なお世話かもしれませんが、テレビを通じてそうした子役タレントを見ていると、数年後にどうなっているのかが心配になってくるという意見は少なくないようです。また、そうしてスポットライトの中心に立てていらればまだしも、その後ろには数多くのそうでない子どもたちがいます。幼いうちからアイドルになるためにオーディションを何度も何度も受けている子どもの話や、アイドルのやることなすことを次から次へと盲目的にまねすることに熱中しているような子どもの話を聞くと、そうした子どもは将来どうなってしまうのかと、やはり心配になります。なぜなら、自分で情報を選択するすべを知らないように思えるからです。親自身が情報を鵜呑みにしていないか、問いかけ直してみよう現代は高度に情報化が進展している社会です。必要な情報を早く的確に得て、それを利用することが必要不可欠な世の中になっています。そういう社会であるからこそ、情報の洪水の中から必要な情報をより分け、正しい形で選び取ることが大事になってきますし、得た情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりに分析検討できる能力が重要になってきています。情報に接した時に、それに対して批判や検討を加えることもなく、ただ鵜呑みにするような癖が付いてしまうと、何かあった時に自分で判断を下す能力が育たなくなってしまうおそれもあるでしょう。最終的には情報に押し流され、流行にのせられてうまく操られてしまったり、本来の自分というものを見失ったりすることにもつながりかねません。当然ながら子どもたちには、こうした情報の取捨選択について経験が不足しています。このため、情報をどのように取り入れ、それに批判を加えて自分なりの見方を確立するかということを親は子どもに教える必要があります。そのためには親が情報の取捨選択をできなければなりません。まずは親自身が情報媒体の言うことを鵜呑みしていないかどうか自身に問いかけ直してみることが必要になってくるでしょう。(子育ての達人)
2015年12月31日つらいことが、人生にはつきものです。学校では、勉強のこと、スポーツのこと、友だちのこと、と、試練の連続です。社会に出た後も、何度もへこたれそうになったり、ギブアップしたくなる時期があります。受験に失敗したり、部活でレギュラーになれなかったり。就職で失敗したり、結婚する約束をしていた人に急に別れを告げられることもあるかもしれません。多くの人には、20代で大きな試練がきます。そのとき、もうちょっと頑張ろうと思えるのか、それとももうダメだと諦めてしまうのか。その粘りやふんばりができるかできないかで、人生の道は大きく分かれます。お子さんの人生にも、残念ながら、その「つらいこと」はやってきます。大切なのは、「つらいこと」があったときに「立ち直ることができるタフなこころ」を育てていくことです。そのうえで大切なのが、親が愛情を惜しみなく注ぐことです。とくに0~6歳(乳幼児期)は、「心の土台づくり」となる重要な時期です。人生における基本的な安心感、信頼感などが育つ時期です。愛情をたっぷり受けた子どもは、「ぼくは(私は)愛されている。大切にされているんだ」と実感します。すると、「自分は幸せになっていいんだ。なれるんだ」と自分を肯定する気持ちを持つことができるようになります。お子さんに「愛している」と言葉でどんどん伝えてください。心で思っているだけではなく、「愛している」と言葉で言いましょう。だっこしたりタッチしたり、たくさんスキンシップを行ってください。ぎゅっとしたり、ほっぺにチュッとキスしたり、スキンシップをされてください。そうされていると、「ぼくは、わたしは、愛されているんだ!」という感覚が育ちます。この感覚が、将来、お子さんが「つらいこと」を乗り越えていくうえで、基本的な「生きる力」になっていくのです。「心の折れない子」に育っていくのです。ラブとハッピーに満ちた子育てで「立ち直り力」(レジリエンス)が育つラブとハッピーに満ちた時間をすごし、お子さんが「愛されている実感」を持つことができると、それが大きな自信につながります。すると、そのあとの人生で、たとえ失敗しても「大丈夫!」と思えるような大きな自信を持つことができるようになるのです。この「こころの回復力」=「立ち直り力」のことを、心理学では「レジリエンス」といい、いま、子育てでもっとも重要な「育てておきたい力」の一つとして、注目されています。6歳までの、愛に満ちた子育てが、お子さんが20歳以上になったときに、「困難を乗り越える力」となって生きてきます。それは、幼少期に「心の土台づくり」ができているかどうかにかかっているのです。0~6歳の時期に「親から十分に愛された」という経験が少ないと、人間は、心が折れやすくなります。実際、何かにつまずくと「もう頑張れない」となってしまう人のカウンセリングをしていると、「幼いころに、お母さんと楽しく遊んだ思い出が思い出せない」というのです。楽しい思い出をたくさんつくりましょう。そして「あなたなら大丈夫」「きっとできる」と信頼と期待に満ちた言葉をかけていきましょう。(諸富祥彦)
2015年11月05日毎日育児に心血を注いでいるママたちは、自分の子どもに落ち着きがない、コミュニケーションが苦手、こだわりが強い、発達が気になるなど、個性的な特徴が見られるとしたら、どのように接してあげたら良いのか戸惑いますよね。そんなママたちへのヒントが「 育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ 」(片野晶子・著 さとうゆり・イラスト/アスコム)」に載っていました。本の中では、脳科学者としてのべ700人の個性豊かな子どもたちと関わってきた著者自身が、「育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」を通して、個性的な子どもを育てる母親一人一人に具体的な声かけの仕方を紹介し、励ましています。「靴ひもを結ぶのがゆっくりなら お母さんがタイマーで時間を計りゲームにしてみましょう できたら思いっきりほめてください …もしできなくても同じようにほめましょう 『ここまでよくがんばれたね えらいね』 できるできないよりも自己肯定感が大切です」出典: 「育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」66ページ 行動が遅い子は自分に自信が持てないことがよくありますが少しずつ目標を設定してクリアしていくことで達成感が得られると著者は語ります。タイマーを用いることによってゲーム化することで、取り組みやすくする狙いもあるそうです。ひとりごとが多い子に対しては次の言葉が紹介されています。「ひとりでまたおしゃべりしてるのね ひとりでおしゃべりすると落ち着くし安心するよね でもお母さんのいないところではひとりのおしゃべりはやめようね あなたのお話はお母さんがいつでも聞いてあげるからね」出典: 「育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」68ページ 大切なのは、その都度子どもを叱るのではなく、声かけをしてあげて、気づけるようにということ。この話し方なら、子どもも「自分が受け入れられている、愛されている」と感じてくれることでしょう。のんびり着替えをする子については次のように言うのが良いそうです。「ていねいにやっててえらいね でもそろそろ幼稚園が始まっちゃうからママも手伝ってあげようか?」出典: 「育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」71ページ マイナスの言葉をかけて本人のやる気をくじいてしまうのではなく、肯定的な言葉かけをして母親が手伝うことでルールを守ることを教えていくのだそう。個性的な特徴を持つ子どもたちは、そうではない子どもたちと全く同じように、母親の愛と思いやりのこもった言葉を必要としています。子どもたちは、ほめられることによって自己肯定感が満たされ、心から喜んで、自信もつくことでしょう。そして同時に、言葉かけによって、生きるために必要なことも身に着けていけたら、幸せなのではないでしょうか。最初から最後まで、子ども本人と子どもを愛する母親の気持ちに寄り添った、穏やかで優しい言葉で綴られた一冊となっています。育児をより良いものにしていくために、あなたも読んでみては?
2015年08月29日脳を育てることと、心を育てることは、なんとなく別のことに思えるかもしれませんが、「心=脳」ということが最近の研究の結果、明らかになっています。以前は、児童虐待の残す傷あとは、「心の問題」であると考えられていましたが、最近の脳科学の研究では子どものときに虐待を受けると、脳の一部に発達障害を起こす出典:日経サイエンス2006年12月号臨時増刊「インタビュー 熊本大学大学院医学薬学研究部小児発達社会学助教授 友田明美 子どもは親を選べない 脳科学は子どもの心を救えるか」ということがわかっているのです。近年話題になっている、突然感情を爆発させて暴力的になる「キレる子ども」になるかどうかも、脳の発達に関係があるそうです。脳の発達の基礎は、幼児期の親子関係の中で作られていきます。そこで今回は、脳科学で明らかにされてきた子どもの脳について紹介します。「キレない」ために大切なのは、脳の前頭前野言葉を覚え、計算し、人の気持ちを感じ取るときに重要な働きをしたり、「キレる」ことのブレーキ役となったりするのは、大脳の前頭前野です。前頭前野は脳の部位の中でも、もっともゆっくりと成長していきます。脳のおおよそは8~10歳くらいでほぼ完成を迎えますが、前頭前野だけは24~25歳くらいまで成長を続けるそうです。つまり、脳の構成がかたまる8~10歳までに脳の基礎を育てておく必要はありますが、大脳の発達は絶えず続き、足りないものがあれば補おうと変容したり、新たな刺激や発想があればいくらでも変わることができたりする柔軟性を持っています。つまり、8~10歳の時期を逃したら手遅れ、ということではありません。このことはしっかり覚えておいてください。「遊ぶことは学ぶこと」なのは、前頭前野の連携を鍛えるため前頭前野は知性を司る領域体を司る領域情動(感情)を司る領域の3つの領域に分かれています。そのうち、知性を司る領域は、体や情動を司る領域とうまく連携できて初めて、十分な発達をとげるのだそうです。脳科学者の篠原菊紀教授によると、ひと昔前は、子ども同士の遊びの中でこの結びつきが鍛えられていた出典:AERA with kids 2006年12月15日 「脳科学 発達行動学から見た早咲き脳 後のび脳」ということです。さらに、「今、ADHD(注意欠陥・多動性症候群)傾向や自閉傾向、LD(学習障害)といった子どもの増加が問題になっていますが、以前は子ども同士の遊びが、そうした障害の出現を抑制していたのではないか」と指摘しています。「子どもにとって、遊ぶことは学ぶこと」と、よく言われますが、先の指摘によるとこの言葉は理にかなっており、外で大騒ぎしながら遊ぶことは、子どもの脳が健やかに発達するために大切なことといえるでしょう。キレにくい子に育てるには、扁桃体の暴走をコントロールさせること前頭前野のある大脳の活動を支えるのは、脳全体の中心辺りに位置する大脳辺縁系です。記憶を司る海馬のほか、扁桃体(へんとうたい)があります。扁桃体は、生き物として「近づくべきか」「これは食べられるか」といった、危険性の判断や恐怖にかかわる部分です。幼児期に虐待されたり、愛情を与えられなかったりすると、この部分が育ち損なう可能性があるといわれています。扁桃体では、「好き」「嫌い」という感情も決めています。ここで判断された「嫌い」という感情が攻撃欲と結びつくと、扁桃体が暴走し、いじめや衝動的な攻撃が生じるのです。扁桃体を暴走させないためには、そのボリュームを増やしてしっかり攻撃欲をコントロールさせることが必要です。そして結果としてこれが、キレない脳、社会性を育てることにつながります。扁桃体は、幼児期に身近な人の笑顔、愛情表現を与えることで成長が促されることもわかっています。自分を育ててくれる親を見て「好き」になり、その好きな親が笑顔で自分を見ている、という経験は、お互いに「好き」という気持ちを共感することです。この体験が他人との信頼関係を築いていく原点となるのです。幼児期のやりたい気持ちを尊重することが脳の健やかな発達につながる子どものうちは、前頭前野が大人のようには完成していないので、大人よりも一時的な「好き嫌い」で物事を判断します。物事の重要性や優先順位を判断したり、本能的な欲望に理性的にブレーキをかけたりするのは前頭前野の活動です。子どもが「やってみたい」と思うことには、危なかったり汚かったり、眉をひそめたくなることもあるかもしれません。ですが、「やってみたい」気持ちをくじけさせてしまうと、せっかく芽生えた意欲をつぶしてしまいます。ルールに従い、我慢する、他人の意図や感情を理解するのは、ゆっくり時間がかかるもの。幼児期に大切なのは、しつけの前に、「やってみたい」意欲を出来る限り尊重し、挑戦させてあげることではないでしょうか。
2015年07月28日全3回のシリーズでお伝えしてきました、「落ちにくいアイメイク法」の発想とテクニック、最終回となる今回は、落ちにくいアイメイク、究極の方法です。それはずばり………“アイメイクを主役にしない”ということ。これは、時にはアイメイクを脇役に、他のパーツを主役にすることで、相対的に他のパーツを目立たせ、目周りをあまり凝らずに、全体でメイクを完成させる考え方です。懲り過ぎないので、「落ちにくい」を実現でき、そして、一段とメイクアップの引き出しが増える、究極と言える方法です!たとえば、【リップが主役なメイク】『ドレス=リップ』同じ色ですね。服の色をメイクアップに取り込むだけのシンプルな方法ですが、インパクトがある仕上がりになっています。赤やオレンジ、ピンクなどの血色に近い色を身にまとう時にチャレンジしてみましょう。【ベースメイクが主役なメイク】このようなシンプルなメイクアップにチャレンジしたい方は、スキンケアを日頃からコツコツ励むのが近道!落とすところから、翌日のメイクアップは始まっています。朝の時間を心地よく過ごすためにも、日頃の習慣を振り返ってみましょう。【眉の色を変え目元を主役にするメイク】画像のように眉の色が肌に近いと、人の目線は目元に集まりやすくなります。主役を目元にしたい場合、眉マスカラを使いながら眉の存在感を抑えてみる。こうすることで、普段よりアイメイクの手数が少なくても、印象の残る目元になりやすいので、試してみてくださいね。これらを活用するときには、『主役にするところからメイクする』と、全体のバランスがとりやすくなります。この“順番を変えるメイク法”は、マンネリメイクを卒業したい方にもおすすめです。なるべく一つのアイテムで、すぐに実践できる方法をピックアップしてみたので、試してみてくださいね。「落ちにくいアイメイク」も原因を分解すると、【アイテム】【テクニック】【発想】と分けることができました。あなたのお悩みを解決する方法は、3つのどれでしたか?もちろん、組み合わせもOK。力を注ぐ方向を定めて、楽しくキレイを加速させていきましょう~。
2015年04月29日「運動していたから筋肉質で」「硬太りだから」「水太りで」「冷え性で」「年を取ったら痩せにくくてなどなど、それってホント?な痩せにくい体質の話。体質だから変われない、と思い込んでいる方、そんなことはありません。身体は生活の中で作られています。今より身体がイキイキする、生活習慣のポイントを味方につけて、春までに少し元気になりませんか?気になる体質別に、元気になるアドバイスをご紹介いたします。■運動していたから筋肉質「運動をやめたら筋肉が脂肪に変わってしまった」とお悩みの方。スポーツに青春を捧げた人は、どちらかといえば大食い傾向です。運動量が減ったのにも関わらず、食事量が以前と変わらないのかも。運動をやめて痩せた人は、食事量も連動して減ったのでしょう。筋肉は、使われないと退化します。一見、筋肉質のままに見えても、「筋肉が減って、脂肪が増えた」というのが本当のところ。筋肉が多くて硬く感じるなら、力みやすいかケアが足りないことが考えられます。筋肉をリラックスさせるストレッチを取り入れて、しなやかボディを目指しましょう。■硬太り「脂肪が硬い」「マッサージされると痛い」「なんだか全体的にセルライト?」そんな悩みを持つ方。硬太りの方は、快活に動ける人に多いです。元気いっぱい食べて、飲み物は水ではなくジュースやアルコールの摂取が多めではありませんか?食べることは生きる上で大切です。ただ、消費する量よりも摂り過ぎているのかもしれません。また、活動的な方はゆったりする時間が少なく、身体に溜まっている疲労をそのままにしていることも考えられます。ストレッチやリラクゼーションマッサージ、運動であれば有酸素運動で脂肪を燃やしつつ、ゆったり気長に身体を使うことをおススメします。■水太り子供のころの運動習慣が少ない人が思い当たる水太り。食が細い人も多いですが、ちょこちょこ間食することが多く、結果カロリー摂取が増えていませんか?間食が増えると、必然的に栄養素も偏りがち。食事でバランスを摂って、無理のない運動を心がけましょう。運動に苦手意識を持つ方が多いですが、実際動いて頂くとセンスが良いことが多いです。ほどほどな筋トレでむくみを取りつつ、線の細さを生かしたしなやかボディを目指しましょう。■冷え性冷え性を訴える人のお話しを聞いていると、興奮しやすく、辛いことや嫌だったことを引きずる傾向があります。また自分の身体のケアを後回しにしてしまいがちな面も。食生活は、菓子パンやおにぎりなど、糖質に偏っているケースが多いです。元気がなくなってきたときは、食事を見直して元気を養うきっかけにしてみてはいかがでしょう。ストレスで苦しいときは、本を読んでみたり、違う意見を持つ人と話してみたりして、視野を広げるのもひとつの手です。■年齢10~20代で、「年で痩せなくなった」という場合、小中学生時代の体質と比較しているならナンセンス。振り返るべきは、ここ最近の生活です。実際は、「運動量が少ないのにたくさん食べてしまい、ケアもしていない」ということではないでしょうか。また、それを考えすぎて疲れている場合もあります。考え込んでいることに気づいたら、今やりたいことに気軽にチャレンジするように心がけましょう。■おわりにいかがでしたか?「わたしはこういう人だから」というフレーズで、そのレッテルを自分に貼ってしまいがち。今の体質から脱出することを目標にして、日々の行動を少しずつ選び直しましょう。(村上カナコ/ハウコレ)
2014年03月02日(画像は、株式会社学研パブリッシング プレスリリースより引用)大人女子の悩み最近やせにくくなった…最近やせにくくなった…、と悩んでいませんか?年齢とともに新陳代謝が落ちてしまうので、食事制限だけでは、やせにくくなってきているのです。だからといって、エステやサロンに頻繁に通うのも、金銭的に辛いですよね。自宅で手軽に、お金をかけずになんとかダイエットできないものか。そんな大人女子に朗報です!2013年7月23日、株式会社学研パブリッシングは、同社が出版する「FYTTE 9月号」で、「オトナの真実(リアル)ダイエット!」を特集すると発表しました。ゆうこりんからアドバイス!30歳以降はこうやせる!「FYTTE 」は、ダイエット、美容、健康をテーマにした女性の味方の月刊誌。専門家のアドバイスを中心にした、正しいダイエット記事は、読者から高い評価を得ています。9月号には、ゆうこりんが表紙で登場しています。出産を経験し、今年30歳をむかえるゆうこりん。出産や年齢を感じさせない見事なスタイルを披露しています。また、出産後のカラダのケア方法について、彼女からのアドバイスも掲載されています。その他、気になる記事が目白押しです。FYTTE 9月号は盛りだくさん!・女優の三浦理恵子さん、モデルの仁香さんら、「30歳からやせた人」の秘密・本当のカラダ年齢、ズバリ当てちゃうチェックテストで若美ボディに!・ヨーグルト×大麦が効く!腹ペタさんになるための「幸せ美腸生活BOOK」(株式会社学研パブリッシング プレスリリースより引用)肌の露出が増えて、ボディラインが気になる夏。FYTTE 9月号をバイブルにして、目指せ大人美BODY!【参考】▼株式会社学研パブリッシング プレスリリースその紫外線対策、意味がない!?ギラギラ太陽の季節を乗り切り、秋の肌に差をつけるスキンケアとは?(7月21日)恋のから騒ぎに「白黒はっきりつける」男性必殺アイテムとは?(6月29日)元の記事を読む
2013年07月26日少しずつですが暖かくなって、春の気配が感じられるようになってきましたね。この春はベランダガーデニングをはじめてみてはいかがですか? 育てて楽しい、収穫しておいしいベランダガーデニングでの野菜づくりは春に始めるのがぴったりです。初心者でも簡単に、短期間で育てられる春まきの野菜やハーブをご紹介します。 育てやすい野菜◆ラディッシュ二十日大根ともいわれるように、種まきから20日ほどで食べられるラディッシュは作り方もとても簡単で、食べ応えもあり、ガーデニング初心者にオススメです。成長途中に間引いた苗も、サラダなどに入れて美味しく食べられます。栽培適温:17~20℃育て方:容器に種を重ならないようにまく(土はかぶせない)→水をたっぷりあげる→葉が重なるようになったら間引く。土が乾きすぎないようこまめに水やりを!収穫:地面から見える根(ラディッシュの食用部分)の丸い部分が3センチほどになったら収穫。大きくなりすぎると硬くなるので注意。◆ミニチンゲンサイ葉物系でオススメはミニチンゲンサイ。収穫したら、炒め物のほかスープやシチューにいれても○。乾燥に弱いのでこまめな水やりは必要ですが、短期間で育つので追肥などは必要なく、簡単に育てられます。栽培適温:15~30℃育て方:1~2cmの深さで、3cm ほど間隔をあけた穴に2,3粒づつまき土をかぶせる→水をやさしくあげる→本葉がでそろったら1か所につき1本になるよう間引く。収穫:葉が15cmほどになったら(種まきから約45~80日)根の付近をハサミでカットする。◆スプラウト天然のサプリメントともいわれるほど栄養価の高いスプラウト。土なしで本当に手軽に栽培することができます。7日~14日で収穫したら、スープやラーメンの具材にしたり、サラダに入れても○。栽培適温:20~25℃育て方:栽培容器に、水でしめらせたコットンシートを入れる。→かさならないように注意しながら種をまく(100粒ほど)。→暗い場所に置くか、アルミフォイルをかぶせて放置→2,3日で発芽(5~6cmくらいになるまで光を当てずにおき、1日1回スプレーで水やり)→その後2、3日日光にあてる。収穫:ハサミや包丁で根元をカット(種まきから7~14日)。収穫が遅れるとしおれてくるので注意。◆ハーブ(ミント、バジル)ハーブにも比較的育てやすいものが多いですが、パスタや肉料理に使えるバジル、ハーブティーやお菓子にも使いやすいミントは、実用性も高くてオススメです。ハーブを育てるなんてなんかおしゃれですし、育てたハーブを使った料理もワンランク上のものができそうです。お花やさんで苗を買って、乾燥させないように水やりをしましょう。自分で作った野菜を収穫して食べれば、食べ物への愛も生まれますし、節約にもなります。またベランダにいつでも収穫できるものがあると、買い忘れの時などにも重宝してごはん生活も充実します。ぜひ簡単で楽しいベランダガーデニングをはじめましょう!(金沢 霞)
2013年03月08日