保育士の中田馨さんが、子どものお昼寝や睡眠について教えてくれました。お昼寝をさせたいのになかなか寝てくれない……とお悩みのママもいることでしょう。子どもをスムーズにお昼寝させるコツも教えてくれているのでぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。毎日暑い夏だからこそ、生活の中に取り入れてほしいのが「お昼寝」。保育園では、毎日だいたい決まった時間にお昼寝タイムがあります。今回は、お家でも活かせる、保育園の「お昼寝時に気を付けていること」をお話しします。 お昼寝は必要?まだ、体力がない乳幼児さん。お昼寝はそんな乳幼児さんの体と脳を休息させることが目的。特に低年齢児のお子さんは、まだ昼寝が欲しいものです。お昼寝をすることで、体力を回復させて午後からまた元気に活動することができますよ。 とはいえ、お昼寝にも個人差はあります。「もうそろそろ起きようか」というくらいグッスリ寝る子もいれば、お昼寝の時間が短かったり、寝ない日がある子もいます。「必ずしなければいけない」という気合や寝かしつけが、親子の負担になるくらいなら、時にはあきらめも必要です。 「今日は、眠たくないのかもなぁ」と思う日は、子どもの雰囲気でママも分かるはず。そんなときは、ママと一緒にマットやお布団の上でゴロゴロする時間を設けるなど、意識的に体を休息させてあげるのがよいでしょう。 暑い夏のお昼寝で気をつけたいこと特に暑い夏の日のお昼寝で気をつけたいことは、部屋の温度や湿度です。暑いだろうとエアコンや扇風機をかけていると、思った以上に体を冷やしてしまい風邪気味に……! なんてこともありますし、エアコンや扇風機が直接当たらないように気を付けていたら、おでこに汗をかいているなんてことも。 例えば保育園では、一度に何人もの子どもが寝るので、部屋の場所によって温度が違うので難しいものです。特に、部屋の角に寝ている子は、汗をかきやすいんですよ。もし、お子さんが汗をかきやすいようだったら、寝る位置を少し変えるだけで解消されることもあります。 また、子どもがお昼寝しているときは、体を時々触って汗をかいていないか? 冷えすぎていないか? などの確認をしていると安心ですね。パジャマや寝具も汗を吸い取りやすい素材のものがいいでしょう。 声かけの仕方お昼寝の時間は、毎日だいたい同じ時間に設定します。そのときの声のかけ方が重要になります。「今から寝る?」と子どもに聞かないでくださいね。だって、「うん! 寝る! 」なんて答える子どもはなかなかいません。寝る、寝ないは、子どもが決めるのではなく親が決めます。「さあ、寝ようね」と決まり事として布団に連れていきます。 「今から寝る?」と子供に意見をゆだねると、おのずと親の方も「この子、今日は寝てくれるかな……」という気持ちになってしまいます。「さあ、寝ようね」と決まり事にすると、親自身にも寝かしつける決心がつきますね。寝かしつけに限らず、しなければいけない物事のときは、言い切るようにしてみてください。 お昼寝は、子どもにとって「気持ちの良い時間」ということを伝えつつ、子どもが寝ている時間はママも休息してくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年08月20日年長のころ、園で、あるお子さんに頻繁に乱暴をされていた長男。あるときその場面を目撃した私は、今まで積み重なっていた怒りが爆発し、その子をキツく叱ってしまいまいました。その後は、怖い思いをさせてしまったかもと、後悔の嵐。しかし、元保育士の友だちがかけてくれた言葉に救われました……。乱暴される長男と私の気持ち長男が子ども園に通っていたとき、よく乱暴をしてくるお子さんがいました。長男から「パンチやキックをされた」「体を押された」ということを、入園してから3年間、頻繁に聞かされていました。年長の後半には頻度がますます増え、何事もなかった日は長男が「今日は何もされなかった」と言うほど。 ただ私は、子どもの間ではよくあることだし「何もしていない」とは言うものの、長男にも原因があるかもしれないと思っていました。この状況を先生にお伝えしようかとも考えたのですが、長男がけがをして帰ってくるわけでも、登園を嫌がっているわけでもありません。そのため私は「そんなことで大袈裟だ」と、先生に思われるのが不安で、伝えられずにいました。 私の目の前で……そんなことが続き、私が気を揉んでいたある日、長男を子ども園に迎えに行ったときに事件が起こってしまったのです。先生に「お迎えだよ」と呼ばれて遊戯室から出てきた長男をその子が追ってきてキックをしました。私はまたかと思い「キックするのやめてね」と軽く注意しました。 しかしその子は何も言わず私の前を通り過ぎ、今度は長男のところに戻ってきて、おなかを下から突き上げるようにグーでパンチをしたのです。私はその光景を目の当たりにし、長男が何度も乱暴されてきたことで積み重なっていた怒りが爆発。そしてこれは止めなくてはと思い、「何やってんの!? 」とその子の手をつかみ、大きな声で怒鳴ってしまいました。 叱ったけれど……するとその子は「だって◯◯(長男)くんがパンチしてきたんだもん」と言います。しかし、私は迎えに来てから2人の様子をずっと見ていたため、それが嘘だということは明らかでした。嘘をつかれたことにも腹が立ち、私が「◯◯(長男)は何もしてなかったよね。おばちゃん見てたよ。〇〇(長男)は痛がっているよ」とまた強く注意すると、その子は「だって……」と言葉を濁しました。 そうしているうちに先生が駆けつけて来たため、事情を話しその子に注意してもらい、私たちは帰宅。私は帰宅後「叱り過ぎたかな……」「急に大きな声を出したから怖い思いをさせてしまったかも」と思い、きつく叱ってしまったことを反省しました。 元保育士の友だちの言葉私は次の日、長男を迎えに行ったときに「昨日は怒ってごめんね」とその子に謝りました。するとその子は「え、何が?」と言って立ち去ったのです。私にはその子が気まずくてとぼけているように見え、申し訳ないことをしたな、と反省しました。 それから数カ月後、保育士をしていた友だちと連絡をとっているときにその出来事を思い出し、その友だちにことの経緯を話しました。するとその友だちは「自分の子どもが痛い思いをさせられていたら、私も注意するよ」と言ったのです。もしかすると、友だちは、私を想ってそう言ってくれただけで、実際は私とは違う注意の仕方をするのかもしれません。しかし、その言葉を聞き、他人の子どもを叱ってしまったことを後悔していた私は救われました。 私はこの経験から、危険なことに関しては他人のお子さんであっても注意はしてよいと再認識しました。長男も、私を見て、嫌なことは嫌と言っていいんだ、ということを感じてほしいなと思います。ただし注意するときは、必要以上に強い口調にならないよう、またわが子に原因があるかどうかなどの事実関係の確認を怠らないよう気をつけようと思います。適切な叱り方を実践することが、子どもたちみんなの安全を守ることに繋がればいいなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:今岡めい7歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2023年08月19日私が娘の幼稚園で初めてできたママ友は、自分の子育て方針が絶対的に正しいと思っている人でした。そのため、私は度々そのママ友に娘のことや、私自身のことなどを指摘され、つらいときもありました。今回はこのようなママ友地獄からの抜け出し方をお伝えします。なぜ指摘ママと仲良くなったのか?そのママ友と仲良くなったのは、入園してから送り迎えの際に顔を合わせていて、向こうから声をかけてくれたのがきっかけです。それから会うたびに話すようになり、LINEを交換し、家を行き来するようになりました。 私にとって初めてできたママ友だったので、仲良くなれたのがうれしかったのを覚えています。そのママ友には娘と同級生の息子、3つ上にお姉ちゃんがいたので、先輩ママとしていろいろ教えてくれました。真面目な性格の私は、初めての子育てに悪戦苦闘していたので、そのママ友がとてもありがたい存在に思えていました。 指摘が始まったとき今思えば、仲良くなり始めたころから既にそのママ友に指摘されていた気がします。初めてわが家にきたとき、「その絵本、私は選ばないな」「習い始めて半年でピアノ買うなんて早すぎない? やめたらどうするの?」などと言われました。 「この絵本は子どものためにならないのかな。ピアノ早く買いすぎたかな。大丈夫かな」と私はがっかりしました。今思えば、人によって考え方が違うので落ち込む必要はなかったのですが、当時の私はそう考えられる余裕がなかったのです。 指摘ママと距離を取ったきっかけ幼稚園のころの娘は絵本が好きで、よく家の中で遊んでいました。すると、「○○ちゃんは外で遊ばないの?」「子どもは絶対外で走り回るほうがいいのに」と言われ、私としては絵本が好きな子がいてもいいと思うので、娘を否定されたみたいでさすがにモヤモヤ……。 またあるときは、「○○ちゃん(私)って自分の子どもしか見えてないよね」と言われたこともありました。その晩ふと考えたときに、そのママ友に会った日は大体落ち込んでいることに気が付きました。娘や私自身の行動を指摘されるからです。それからだんだんと距離を取るようになりました。 それからその指摘ママと自然に連絡回数を減らし、お迎えの時間をずらし会わないようにしました。そうやって距離を取ってからの私はずいぶんとラクになりました。なんでもっと早くこうしなかったのだろうと、今は思います。私はこの経験から、ママ友とはあいさつを交わす程度にし、あまり深く関わらないようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2023年08月16日1歳の次男と平日によく出かけるのが、市の子育て支援センターです。近所に知り合いが少ない私にとって、同世代のママたちと気軽におしゃべりができる場所は本当にありがたい存在なのですが……。1人のママの言動にモヤモヤが止まらなかった出来事がありました。ママ友ではないママとの距離感子育て支援センターで出会った、ママ友ではないけれど顔見知りのママと、1歳の息子Aくん。人懐っこい子だったので、いつもすぐお友だちの近くに寄っていき、ちょっかいをかけていました。私の息子と仲良く遊べたらよかったのですが、自分が使っているおもちゃを人に貸してあげたり、ひとつのおもちゃを一緒に使ったりすることが年齢的にもなかなか難しい息子。 Aくんにちょっかいをかけられた息子が泣いて終わる、というのが定番になっていました。Aくんのママはあまり他のママたちと話し込んでいる様子もなく、いつもAくんの後を付いて回っている印象でした。私とそのAくんのママとは、会ったらあいさつをする程度の仲。笑顔もあまり見せない方なので、ちょっと避けてしまっている自分がおり、仲が深まることはありませんでした。 ショック! 息子の髪の毛を……Aくんはどうやら同じ1歳後半の息子の髪の毛が気になる様子。息子の髪の毛を触りだしたと思ったら、次の瞬間ものすごい勢いで髪の毛を5、6本一気に引っこ抜いたのです。当然息子は痛くてギャン泣き。髪の毛を引っ張るというのは子ども同士ではよくあることだと思うのですが、そのママはAくんに「引っ張らないよ」と言うだけ。 子どもがしたことだから仕方ないと思ったのか、息子に対しての謝罪がまったくなかったのです。Aくんはその後も何もなかったかのように、泣いている息子をよそにおもちゃで遊んでいました。私はこの状況にモヤモヤが止まりませんでした。 先生がいなかったら謝罪なしだった!?運よく、離れたところからその様子を先生が見てくれていました。Aくんもママも謝る様子がなかったからか、しばらくすると先生が近づいてきて「大丈夫? 痛かったね」と息子に声をかけてくれました。「Aくん、お友だちの髪の毛は引っ張らないよ。一緒にごめんねって言おうか」とAくんをやさしく諭す先生。 それを聞いたAくんママは「Aくん、ごめんねは? 」と発言。やっと、泣きじゃくる息子に謝罪の言葉をかけてくれました。先生が来てくれなかったら、ずっと謝罪はされないままだったのか……と悪い想像もしてしまい、また私はモヤモヤしてしまいました。 私がAくんのママの立場だったら、言葉が話せないわが子の代わりに、相手の子どもとその親御さんにすぐさま謝罪をしていたと思います。考え方は人それぞれですが、人に痛い思いをさせてしまったとき、わが子には自ら「ごめんなさい」を言える子になってほしい、と心から思った出来事でした。 著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
2023年08月15日賛否両論の声が飛び交うニューボーンフォト。生まれたばかりのかわいいわが子の貴重な記録になりますが、新生児期の赤ちゃんはとても繊細なので、撮影時には細心の注意が必要です。せっかくの写真撮影、不安を抱えながら撮影に臨むのはもちろん、せっかくの記念が事故につながってしまっては元も子もありません。ニューボーンフォトを安全に撮影するためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょう。ニューボーンフォトとは、主に新生児期に撮影する記念写真のことを言います。新生児ならではの小ささを実感できる写真ができあがるので、近年とても人気があります。 1カ月で約1,000gも体重が増える赤ちゃんの成長を考えると、新生児期の1カ月はとても貴重な時期。小さくてかわいいわが子を写真に残したいと考えるのは珍しいことではありません。では、ニューボーンフォトのどのような点で危険を伴うのでしょう? ニューボーンフォトを撮影するタイミングと場所身体機能が未発達な赤ちゃんとの外出は、生後1カ月経ったころが目安だとされています。それ以前に外出し、長時間撮影をするというのは、赤ちゃんはもちろんママにとっても負担になります。これは時期が早ければ早いほど、負担も大きいと考えられるでしょう。 もし撮影をするのであれば、スタジオに出向くよりも自宅で撮影をしたほうが、外出の負担がなくなり、ママも自分のタイミングで休むことができるはず。ニューボーンフォトのサービスには、自宅への出張をおこなっているところも多く見受けられるので、自宅撮影を選択するのも一案です。 そのポーズ、赤ちゃんにさせても大丈夫?頬杖をついてうつぶせにしたり、座っているように見せたりするポーズは、赤ちゃんにとってかなり無理をさせているポーズと言われています。SNSなどに公開されているそれらのポーズの多くは、安全な姿勢で撮影し、あとから加工処理をしているケースがほとんどです。 しかし、それを知らずに実際にポーズを取らせてしまうカメラマンもいるとのこと。それはとても危険です。 ニューボーンフォトの多くは、生後まもない時期から生後4週間くらいの間に撮影されますが、そのころの赤ちゃんは首がすわっていないのでむやみに動かすことは危険を伴います。赤ちゃんにとって負担になるポーズはとらないという判断をしているカメラマンもいるほどなので、予約時にどのようなポーズで撮影をおこなうか、必ず確認しておきましょう。 カメラマンの危機管理カメラは非常に重く、万が一赤ちゃんに落としたりぶつけたりすると大きなけがにつながりかねません。まず、外れやすいレンズフードを外すことは最低限の危機管理と言えます。そしてカメラのストラップはできる限り短く、常に首に掛けたままにして、カメラを赤ちゃんに落とさないように気をつけねばなりません。 また、撮影時の装飾品にも注意が必要です。例えば、電球を近くに置いての撮影は感電する恐れがあり、生花を顔に近づけて撮る構図は花粉によるアレルギーの心配があります。 もしカメラマンに不安要素があった場合、撮影はすぐに中止したほうが安心でしょう。 安心してニューボーンフォトを撮影するためには…ニューボーンフォトには注意すべき点がたくさんあることがわかりました。まずはパパとママが、新生児がいかに繊細かを理解することが大切です。 その上で、安心して任せられるカメラマンを探す必要があるでしょう。多くのスタジオやカメラマンが、医師の指導を受けたり専門の研修を受講したりして撮影していますが、悲しいことに見ようみまねで撮影を請け負っている人がいるのも事実のようです。 撮影前には、新生児への向き合い方のポリシーや研修などの受講有無のほか、安全対策・感染症対策、出張撮影の可否を確認しましょう。もしもサイトなどで確認できなかった場合は、問い合わせをしたほうが良い重要な事柄です。 また、産後のママにとっても長時間に及ぶ撮影は体に負担がかかるでしょう。無理なく撮影に臨めるような撮影スケジュールを確保し、体調が思わしくないときは延期するようにしましょう。 ※ニューボーンフォトを撮影する際はご自身の責任と判断でおこないましょう。 監修/助産師 松田玲子
2023年08月15日次女の育休中、2歳になる長女のトイトレをおこなっていました。長女はおむつもまだ手放せないけれど、日中パンツを汚すことはほとんどなく、本人の気分でおむつとパンツを選んではいていました。そんな時期に、ある衝撃的な出来事が起こったのです……。「ん?なにか臭う…」犯人は!?2歳の長女にとってのヒーローはアンパンマン! そこで、長女のトイトレには、大好きなアンパンマンのパンツを使用していました。本人のその日の気分で、おむつをはくこともあります。 そんなトイトレ中のある日のこと、私がちょっと席を外し、長女がいるはずのリビングに戻ると……。なぜか長女がいない! そして「……ん? なにか臭う……」と臭いの元へ行くと、テーブルの下に長女が隠れていました! そう。このとき、長女は隠れてうんちをしていたのです! この臭いはそこからきていたのでした……。けれどこのとき私は、この日はおむつをはいていたことを知っていたので、「あらら〜、トイレ間に合わなかったね〜」なんてのんきに話していました。 おむつをはいているから大丈夫!?うんちがおわったあと、おむつのうんちの処理をしようと長女のズボンを覗いてみました……。すると、パンツの上におむつを履いているではありませんか!! そして長女はそれをすっかり忘れていた様子。おむつをはいているから、おしっこが出ても外には漏れないと思って、うんちもしてしまったようなのです……。 衝撃の体験だったけれど…大好きなアンパンマンのパンツが、おしっことうんちで弱りきったカレーパンマンに……。あのとき覗いたズボンの中の光景には、私も長女本人も衝撃を受けました! 子どもは突然、思いがけないことをするのだなと、このときは本当にびっくりしましたし、カレーパンマンになったパンツを洗うのは、正直わが子のものとは言え、つらいものがありました。 しかし、大好きなアンパンマンを自らの手で汚してしまったこの経験により、長女はもう汚したくないと思った様子。その後、トイトレはそれほど苦なく終われた気がします。衝撃の出来事でしたが、私たち親子にとって良い経験となりました。 著者:うめ♦︎3児ママ6歳、4歳、0歳の3児のママです。フルタイムのワーママで、現在は育休中です。
2023年08月14日わが家には、子どもが3人います。それぞれの子どもの学校や部活の行事、保育園の行事、病院の受診など、毎月のスケジュールは子どもたちのことでいっぱい。そんな複雑なスケジュールを管理するのは、いつの間にか私の役目に。子どものスケジュールを把握していない夫にイライラしていた私ですが……。毎月の複雑なスケジュールわが家には、中学生の長女、保育園に通う4歳の長男と0歳の次男がいます。中学生の長女は部活に入っていて、今年は受験生ということもあり、模試や試験に大忙し。さらに昨年生まれた次男はダウン症候群で、月1回の小児科の受診は必須ですが、その他に耳鼻科や眼科の受診も。 そのうえ、子どもたち3人それぞれ3カ月に1度、歯医者さんでの検診もあり、毎月のスケジュールは複雑になっています。私がそれらをすべて管理していて、夫にもその都度「今月は〇日に長女の部活のイベントで、〇日に長男の歯医者さん、〇日に次男の受診だよ」と伝えているのですが、夫は忘れてしまうことがよくありました。そのたびに、私はイライラ……。 アプリで管理&共有してみた私はもともとスマホアプリでスケジュールを管理していたので、夫婦でスケジュールを管理できるアプリを検索して、夫にもインストールしてもらうようお願いしました。 最初は面倒くさそうにしていた夫ですが、夫から「来月の仕事って何日に休み取ったらいいの?」と聞かれるたびに、私が「アプリに予定を入れているから、自分で確認してね」と何度も伝えたことで、自分でアプリを開いてスケジュールを確認する習慣がついたようでした。 夫が自分でアプリを開いてスケジュールを確認してくれるようになってからは、夫自ら「明日は長男の歯医者さんと、次男のリハビリだから多忙だね」などと声をかけてくれるようになりました。私自身、夫から何度も予定を確認されることがなくなり、かなりストレスが減ったのでよかったです。 イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2023年08月12日わが家は娘が2歳後半のときに、2人目のことを考え始めました。2人目を考えたときに悩んだのは、ママっ子だった娘への対応です。そんな悩みを持つ中で、2人目を妊娠・出産しました。上の子が5歳、下の子が2歳になった現在、2人目を産んで本当によかったと思ったエピソードを紹介します。2人目を迷った理由は娘の「パパはイヤ!」娘は手がかかる性格でママっ子だったため、パパと寝たりお風呂に入ったりするのが苦手でした。よく「パパはイヤ! ママがいい!」と言っていたため、2人目が生まれるまでにパパと仲良くなってほしいと考えていた私。 娘とパパが仲良くなれるように、2人だけで出かけてもらおうとしましたが、娘が玄関で「ママがいないと行きたくない」と泣いてしまうことも……。 このまま2人目が生まれたら、子ども2人が「パパはイヤ」と言って、ほとんど私ひとりで2人の育児をしなければならないのでは?と不安に思いながら、ついに出産予定日を迎えました。 赤ちゃん返りはあるものの、娘に変化が!?そして、2人目が生まれました。私が産婦人科に入院中、娘は数日間パパとふたりでしたが、いい子に過ごせていたようです。面会に来てくれたときは、落ち着いている様子でひと安心。 私が退院して自宅に戻ると、娘の赤ちゃん返りが始まりました。すると、あんなにパパはイヤと言っていたのに、パパが赤ちゃんをかわいがっていると「パパ、私も抱っこして」と甘えだした娘。娘の「パパはイヤ」は、2人目が生まれてからかなり和らぎ、パパと出かけたり、よくお話したりしてくれるようになったのです。 下の子もパパが好きなようで、パパも子どもが1人のときより積極的に育児をしてくれています。娘の赤ちゃん返りは大変でしたが、共に乗り越えたことで、パパも子育てに真剣に向き合ってくれるようになりました。2人目を産んだからこその苦労はありますが、喜びや楽しいことも2倍になっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:松原 りさ5歳・2歳の娘、夫との4人暮らし。パート勤務をしており、趣味は読書とレジャー。読書で得た知識を生かしながらライターとして活動し、自身の体験談を中心に執筆している。
2023年08月12日広島県尾道市が同市の妊婦さんに配布したチラシが大きな波紋を呼んだ2023年7月。そこに書かれていたのはを対象としたアンケート「産前産後のパパの気持ち」の結果でした。しかしその内容に対し、SNS上では「時代錯誤だ」「ママの気持ちをわかっていない」と大きな反響があり、同市は配布を中止することになりました。しかしこの騒動はこれにとどまらず、日本国内の各地に住むママたちから、「うちの市の配布物にも同じようなことが書かれている」という声が上がっています。問題視されているのは、『育児の主は母親である』と取れるような一文。一体どのようなことが書かれているのでしょうかーー。 ことの発端となったのは、広島県尾道市が配布していたという「先輩パパからあなたへ」と書かれた1枚のA4チラシでした。その内容は衝撃的なもので、SNSを介し瞬く間に広がり、今では配布が中止されています。配布を中止したチラシとは…尾道市が配布していた「先輩パパからあなたへ」と書かれたチラシには「産前産後のパパの気持ち」と称し、パパ100人を対象としておこなったアンケートの結果が載せられていました。 そこには、産前産後の妻に対して嫌だったと感じたこととして「少しのことでイライラしてあたられる」「赤ちゃんの世話で忙しく、家事ができていない」などの、配慮にかける回答が紹介されていたのです。 それを皮切りに、どの地域でも同じような文言が書かれたチラシや冊子が配られているという声が上がり、課題視されています。 ▶︎関連記事「ママを追い詰めるため?」「信じられない」行政が子育て世代に配った「アンケート結果」に激震が走る 「できることから始めましょう」そのスタンスで子育てができるのか?SNSにアップされた各地域の配布物を見ていると、どれも「子育てはママが主体」ととれる内容が書かれており、それに対し「積極的に手伝いをしよう」といった触れ込みでパパの育児参加を促しています。 どうやら行政が母子健康手帳(親子手帳)や育児系冊子などを作るときに参考にしている、子ども家庭庁の「母子手帳情報支援サイト」に掲載されている「育児のしおり」にも同じような文言が掲載されているとのことでした。 今回多くの人が問題視しているのは以下の一文。『お父さんも赤ちゃんとスキンシップをしっかりもち、おむつを替えたり、お風呂に入れたり、できることから始めましょう。お母さんがお父さんに赤ちゃんを任せて外出できるようになると、お母さんも助かります。』 この『できることから始める』というスタンスに是非が問われているのです。両親ともにできることから始めていたら、子育てはできません。 しかしこのような一文が当たり前のように書かれていては、子育ての主はママが担うものと、意図ぜずとも刷り込まれていくように思えてなりません。 できないこと・わからないことでも、調べたり人に聞いたりして、できるようにするのが育児なのです。 「子育ての主体はママ」という考えはなぜこんなに根深いのか?以前に比べてパパの育児参加が増えているといえど、男性の育休取得率のが女性に比べて圧倒的に低いことや、健診や集団予防接種の会場にいる女性の多さを考えると、まだまだ育児は女性の役割と思われていることが考えられます。 なぜここまで「子育ての主体はママ」という考えが根深いのでしょうか。育児の専門家でありパパの育児参加に詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に解説いただきました。 小崎先生ここには大きな2つの理由が存在しています。1つ目は、母親しかできない妊娠、出産と、その後続く「子育て」が、一体として捉えられており、母親の方が子育てが上手くいくと考えられているからです。特に乳児は「授乳」があり、子育ての初期のタイミングで母親が中心となり、子育てがスタートすることも関係します。そして2つ目は、高度経済成長期にできた「働く男性・育てる女性」という、固定的な性別役割分業意識が社会的に定着し、現在もその影響を受けている部分があるからです。特に日本は、そのようなジェンダー規範意識が強い国とされています。このような2つの考えや価値観が相まって、「子育ての主体は母親である」という、文化が作られているのだと感じます。理解のないパパに「子育ては母親だけのものではない」と伝えるには?確かに、妊娠・出産は女性しかできないものですが、以降の育児は父親・母親のどちらかしかできないものはありません。女性しかできないと言われる授乳も、搾乳することで男性でもできるようになるのです。 冒頭で述べたように「できることからやればいい」と考える父親に、「子育ては母親だけのものではない」とわかってもらうには、どうしたら良いのでしょうか。 小崎先生「子育ての主体は母親である」という文化の変化、あるいは打破には、一定の時間がかかると思います。それでも確実に男性の育児は、広まり浸透していると思います。つい先日発表された、男性の育児休業の取得率は、過去最高の17%となりました。女性の82%と比べるとその差は大きいですが、以前はほとんどいなかったことを思うと、大きな進展です。リアルに社会全体に、父親が育児をする人数や機会を増やしていき、それらを当たり前としていくことが、ゆっくりではありますが、確実なものとなります。例えば法律で「男性の育児休業義務化」というようにすることも、ひとつの議論としてはあり得ます。しかしあまりに急激な変化や取り組みは、どこかに歪みや軋轢を生み出す可能性もあります。社会は一歩ずつ、ゆっくりと変化していきます。あゆみはゆっくりでも、一人ひとりの行動が社会を変える父親の意識が少しずつ変わりつつあるというものの一方で『父親はできることから始めれば良い』というスタンスが、未だ無意識のうちに広めらていると感じた今回の一件。 「子育ての主体はママ」という古い考え方を変えるのは、そう簡単ではないようですが、小さなことの積み重ねが重要になると小崎先生。 今、子育て中の人はもちろん、すでに子育てを終えた人、これから子育てをする人など、社会が一丸となって、父親が育児に参加しやすい世の中を作る必要があるように感じます。 例えば、育児休暇をとる男性に後ろめたさを感じさせない、子育て中の男性をむやみに飲み会やゴルフに誘わないなども、いち個人ができることのひとつと言えるでしょう。一人ひとりが「父親の育児参加」を意識し、行動することで、未来のパパ・ママの子育てがより良いものになるはずです。 育児をする当事者だけでなく、社会全体が「母親だけの育児ではない」という意識を持つことが重要なのです。 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘
2023年08月10日私たち夫婦は、近くに親族が居ない環境で2歳と0歳の2人の男の子を育てています。夫は普段、夜勤や週末出勤もある不定休の仕事をしていて、基本的には専業主婦の私が子どもの面倒を見ています。ある日、息子たちを連れて近くのスーパーで買い物をしていたときのこと。通りすがりの女性の言葉に、私はショックを受けてしまい……。 久しぶりの買い物へ次男を出産してしばらくは夫に買い物を任せ、子どもたちと3人でほぼ家にこもっていた私。ある日、産前に蓄えておいた食料がほとんどなくなっていることに気づき、久しぶりに買い物へ出かけました。 小さい乳幼児を連れて買い物へ出かけるのは簡単ではありませんでしたが、久しぶりの外出で長男と私は新鮮な気持ちになり、喜んでいたのです。 見知らぬ女性からショックな言葉…レジで会計を済ませて商品をエコバッグに詰めているとき、60代くらいの知らない女性が、私が抱っこしている次男をのぞき込んできました。 女性は「まぁ、まだ小さいじゃないの! こんな小さいのに外に出して、かわいそうに。私の時代ではこんな小さい時期に外に連れ出さなかった」と言い、去っていきました。 私はその言葉にとてもショックを受けたのです。 私の思いと怒り突然のことに驚き苦笑いをしていた私ですが、たちまち女性の勝手な言葉に腹が立ってきました。 「家族も友人もいない環境で、日々の買い物を誰に頼むの? ずっと家にいた長男だって買い物に来てこんなに喜んでいたのに。何も知らない他人が勝手に私に言い捨てるなんてひどい」と、スーパーの帰り道で怒りが抑えられませんでした。 産後間もないころ、幼い2人の男児をほぼワンオペ環境で一生懸命子育てをしていた私。女性は何気なく気になったことを発言しただけだと思いますが、その言葉でとても傷つきました。また、産後のママも含め、人にはいろいろな家庭の事情があるのだから、発言には気をつけなければならないと改めて思いました。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年08月09日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男がまだ生後3カ月のころ、ベビールームで見知らぬママに怒られたことがありました。ショックでしばらく外に出られないほど落ち込んだ体験談を紹介します。初めてのベビールーム長男が生まれ、3カ月の里帰りも終わり自宅に帰ったころです。自宅近くの駅ビルに長男と買い物に行きました。途中で長男がぐずってしまい、授乳室のあるベビールームに行くことに。ベビールームは初めてだったので、少し緊張していました。 入ると、すでに他のママとママの子どもと思われる子が3人遊んでいました。私は会釈後にそのまま奥にある授乳室に行き、長男の授乳を終わらせました。しかし授乳室から出ると、突然そのママが怒りだしたのです! 「あいさつしてから入るように! 」と怒られる「ここには『こんにちは! 』とあいさつしてから入るように! 」と突然言われ、びっくり。そのママは「親のくせに、あいさつもできないなんて子どもがかわいそうだね! 」と言い放つと、子どもたちを連れてベビールームを出て行ったのです。今思えば、ベビールームは共有スペースなので、もしかするとそのママは会釈だけではなく声掛けをしてから入ってほしかったのかもしれません。 また、注意された際も謝らずに、つい無言になってしまったことも印象が悪かったのかもしれません。ただ、当時はこのできごとが本当にショックで眠れませんでした。特に「子どもがかわいそう」という言葉は、今思い出しても悲しくなります。 外出が怖い…またあのママに会うかもしれないと思うと、外出ができなくなりました。特に相手は3人のママだったこともあり、「きっと私が悪かったんだ……」とクヨクヨ悩む日々。しかし、夫や先輩ママに相談しているうちに、自分の中で何とか消化することができました。もしかしたら、怒り出したママは育児に疲れて少しイライラしていたのかもしれません。 また、私が入ったときに子どもたちがテーブルやおむつ台に乗って遊んでいたので、少しバツが悪かったのかな、私も素直に「すみません。次から気を付けます」とにこやかに答えればよかったかな……とも思いました。当時、産後間もなかったこともあり、精神的に参っていたことも落ち込んだ原因かもしれません。 結局、そのママとはその後、一度も会うことはありませんでした。この経験を踏まえ、次男出産時は「出産後は落ち込みやすいけど、産後だから仕方ない」と思い、あまりクヨクヨ悩まないように心がけることができました。しかし、知らないママに突然怒られた出来事は、今思い出してもなかなか衝撃的な体験でした。 監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2023年08月09日今回は子どもの寝汗対策について、3児ママで小児科医・保田典子先生に解説していただきます。子どもにとっての「快適な環境」って? 子どもが汗だくになっていたら着替えは必要?こんにちは。3人の子どもを子育て中の小児科医、保田典子です。赤ちゃんの寝汗ってすごいですよね。特に頭や背中はびしょびしょになったりします。夜中に着替えさせるのも起きたら嫌だし、でも風邪ひくのも怖いし……そんなママのための寝汗対策についてお話したいと思います。 子どもにとっての「快適な環境」って?新生児期を過ぎた赤ちゃんは、基本的に大人より暑がりです。それは、大人よりも代謝が良かったり、体温が高いためだと考えられています。赤ちゃんの寝室の環境は温度26-27℃、湿度50%前後が良いとされています。 これは、エアコンの温度設定ではなく、寝室の実際の温度がこのくらいが良いとされているので、心配なら温度計で実際の家の環境をチェックしてみてください。 子どもが汗だくになっていたら子どもは汗をかきやすいと思われていますが、子どもは汗で体温調節をするのは大人よりも下手だと言われています。なので、子どもが汗だくになっていたら、そもそもそれは「部屋の温度がその子にとって高すぎる」ということです。 大人にとって快適な温度でも、子どもにとっては暑くて調整しきれていないという状態かもしれません。さきほどお伝えした寝室の温度26-27℃でも、汗だくになってしまう子もいるかと思います。その子にとってはその気温では暑すぎるということです。 そんなときは、エアコンをつけてサーキュレーターなどで部屋の空気を循環させる、エアコンの温度を下げるなどをまずは考えた方がいいでしょう。 その上での寝汗対策まずは子どもが汗だくにならない環境づくりが大切です。しかし、それでも寝汗はある程度でてしまうことと思います。特に頭や背中は汗をかきやすいところ。 でも、頭に汗をかくからといって、冷えピタのような貼るタイプの保冷剤を使うのは、個人的には避けたほうがいいと考えます。寝ている間に貼ったところから移動して窒息の原因になることがあるためです。 その子によって多少違うことはありますが、汗をかきやすいお子さんは下着を着るとかえって体感温度が上がることがあるので、下着は取ってしまっていいと思います。または、下着1枚で寝かせても大丈夫です。 着替えをさせることを考えると、前開きタイプが着替えさせやすいですよ。素材は汗の吸いやすさ、湿疹のなりにくさを考えると綿100%、または綿がある程度入った生地が良いです。 朝起きたらシャワーで汗を流しましょう汗をたくさんかいた翌朝は、まずたっぷり水分を摂りましょう。あせもが出やすい子は、朝シャワーで汗を流すことがオススメです。(でも、私は朝忙しくてそんなことはできていませんでした! ) 朝シャワーは、基本的にせっけんは不要です。シャワー後は、簡単でもいいので保湿をしてあげましょう。 「子どもにとって快適な温度」が大事!子どものびっしょり寝汗を見たら、まずは部屋の環境調整をしましょう。その上で下着を取ってしまう、前開きの衣類で着替えをさせやすくして、びしょびしょなら着替えさせてあげましょう。朝になったら汗は流してあげるのがいいですね。わが家は子どもの快適温度に設定すると、私には肌寒くて、足まで掛け物が必要だったりしました。親が肌寒いと感じる温度でも、ぜひお子さんの快適温度にしてあげてください。その方が子どもはぐっすり寝てくれるので、親も子もハッピーですよ。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2023年08月08日現在3歳の息子の教育係は、もっぱら4歳年上の娘です。息子に対し甘過ぎるともとれる対応をしている私に代わって、毎日ビシバシと厳しい言葉をかけているのですが、その正論だらけでおもしろい弟教育の様子をお伝えします。4歳差でも不平等は納得できない娘息子が生まれてからずっと、姉弟間の不平等に敏感な娘。4歳年が離れていても、弟と自分に同じ対応をすることを私に強く望んできます。しかし実際は、第1子の娘には厳しく、下の子である息子にはつい甘くなってしまうのです……。 例えば食事中、娘には「好きなおかずのおかわりは、出された料理をすべて食べてから」と言っています。しかし好き嫌いが多い息子にそれは難しく、嫌いなおかずを一口食べれば、あとは残して好きなおかずのおかわりができることになっていたりします。 自覚はあるものの下の子に甘くなる理由こういった日常のささいな不平等について、幼いころはひたすら「対応が違う」「○○くん(弟)もできてないよ」と、その都度私に訴えてきた娘。しかし、4歳も差があると当然、成長にも差があり、同じ基準で育てるのは難しいのです。 振り返ってみても、娘が今の息子と同じ年だったころには、もっと厳しく叱っていたなと対応の違いを自覚している私。 私自身、子育て経験が長くなったことで寛容になった部分があったり、単純に2人の子育てが忙しく、以前ほど叱ることに時間と労力を費やしたくなかったりという現状があり……。結果、同じ時期を切り取ってみても、息子には甘くなってしまっています。 あるころから娘が自ら弟に説教を!?そして、常に自分と弟への対応の違いを気にしている様子だった娘は、小学校に上がるころから、自分で弟に説教をするようになりました。「ママが言わないなら、私が言ってやる!」と言わんばかりに……。 あるときは、家では野菜を一切受け付けない弟に「野菜を食べないと元気でいられないよ! 病気になりたいの!?」と言っていました。 またあるときは、甘えん坊で何でも「ママやって」と私にすがる弟に、「何でもママにやってもらってると、将来何も自分でできなくなるよ! いつまでもママと一緒に暮らせるわけじゃないのに!」と言ったことも。 オーバーな物言いですが、娘の説教はなかなか当を得ていて、思わず笑ってしまいます。私には甘えてばかりの息子も、姉に言われるとハッとした表情になり、姉の言っていることを一生懸命考えている様子です。 時々ヒートアップして弟を傷つけるようなことも言ってしまう姉ですが、概ね正論を言っており、私が言いたいことを代弁してくれているように感じることもしばしば。息子も私から注意するより聞く耳を持っている様子なので、最近は私も娘のお説教を頼もしく聞いています。ビシッとスパイスの効いたお説教をしてくれる娘の存在は、私にも息子にもありがたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。
2023年08月07日4人きょうだいの長男は高校生なので部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれます。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!次女はわがまま?長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で現在2歳の次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。 私としては、歳が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕をもって育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ!」と話し出したのです。 次女の性格は…6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがあります。 そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、ぼくがせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたいものを選んだはずなのに、ひと口食べて次女はもういらないと言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違うものが食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか? 」と。 次女は理解できるかな?長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。「まずは、人にやってもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人が嫌な思いをしたら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。 長男は次女が嫌いなわけではないけど、嫌な思いをすることがあるから怒るということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった! 」と言ってくれて、その後は自分の発言に気を付けているように感じます。 長男からすると、私たち夫婦が甘やかしている部分があるからじゃないかと思うようです。その点は私も反省し、まずは次女の態度に気を付けることにしました。次女はまだ自己主張をすることがありますが、その都度、一度話したことを思い出すように声掛けをしています。長男のおかげで家族の中で話すきっかけができてよかったです。これからも家族みんなで、お互いの良いところも悪いところも話し合っていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年08月07日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、乳幼児の夏の就寝について教えてくれました。寝苦しい夏の夜は、エアコンをつけっぱなしで寝ると赤ちゃんには寒すぎ? どんな服装で寝るのが良い? などのママの疑問に答えてくれていますよ! ぜひ参考にしてくださいね。夏の暑い日は、エアコンを一晩中使うお家も多いかと思います。しかし、赤ちゃんには寒すぎない? 大丈夫なの? と悩むママやパパも多いことでしょう。今回は、夏でも寝やすくなるような乳幼児に合わせた空調の調整や寝具、服装などについてお話ししていきます。 赤ちゃんの夏の寝る時の服装は?寝る時は汗をかきやすいので、肌着は必ず着るようにしましょう。脇の汗を吸い取るために袖付きで、汗の吸収が良い綿や汗をかいても乾きやすい速乾性のドライメッシュ素材がおすすめです。 乳児の場合は、紙おむつをつけているだけでも蒸れて暑くなるので、肌着一枚でも良いかと思います。そのほかにも幼児の場合は、お腹が出ないように肌着をズボンの中に入れるようにしたり、夏用のガーゼ腹巻きや腹巻き付きのパジャマズボンなどがおすすめです。 エアコンはどう使う?夏の暑い時期は、エアコンを一晩中つけっぱなしで使っているご家庭も多いかと思います。タイマーなどで夜間冷房が切れるようにしてしまうと、暑くて起きてしまうことがあるので、一晩中つけっぱなしにすること自体は問題ありませんが、室温に注意しながら、低くなりすぎないように注意しましょう。 室温は26〜28℃が適切と言われています。室温だけに注目するのではなく、湿度が高いと暑く感じやすいので、湿度も調整してみましょう。湿度は50%が適切です。また、扇風機を使用する場合は扇風機の風が乳児に直接あたると、体が冷えすぎてしまうことがあります。直接風が当たらないように、風向きを調整しましょう。エアコンの風も同様です。 また、冷気は下に溜まりやすいので床や畳にお布団をひいている場合は、冷えすぎてしまう場合もあります。温度計をおく場合は、赤ちゃんの寝ている場所の近くに置くようにして確認することも大切です。サーキュレーターで室内の空気を循環させるのも良いでしょう。 気づくとお布団がかかっていないことも…寝具で気をつけることは?寝る前に布団をかけても、夜中起きて赤ちゃんの様子を見ると、足などで蹴って布団を履いでいて何もかけないで寝ていることがあります。赤ちゃんによっては、お腹が冷えてしまうと体調を崩しやすくなる場合があるので、ガーゼケットなど薄手のものを、手足は出して、お腹と胸が隠れるようにかけると良いでしょう。 また、ガーゼ素材の夏用スリーパーを着用する場合、赤ちゃんによっては、熱がこもりやすいために暑くて汗をかいてしまい起きてしまうことがあります。その場合は汗を拭き取り寝苦しくないようにしましょう。 布団がおしっこの漏れなどで濡れないように、ベッドパッドやシーツの下に、防水シーツをしいている場合がありますが、これによって熱がこもってしまうこともあります。夏場は防水シーツを外したり、冷感タイプの布団やシーツを使うなどの工夫をすると、寝やすくなりますよ。 まとめ汗をかきやすかったり、体温が高めの赤ちゃんは特に気を使いますね。赤ちゃんの様子に合わせて、工夫してみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年08月07日私は4歳と2歳の息子を育てています。夫は育児に積極的ですが、仕事が繁忙期に入ると残業ばかりになってしまい、朝から夜まで私がひとりで育児をすることもしばしば。大人びてきて生意気な態度をとることが増えた長男と、イヤイヤ期の次男のお世話に疲れた私は、気付かぬうちにイライラをため込んでしまい……。夫に八つ当たり!でもよく考えてみると…ある日、繁忙期真っただ中の夫が、「来週、自分の送別会があるから帰りが遅くなる」と言ってきました。イライラがたまっていた私は、その言葉につい「私と違って夜も遊び歩けていいね」と返し、八つ当たりをしてしまったのです。 夫は「何その言い方?」とムッとして別の部屋に行ってしまい、家の中は嫌な雰囲気に……。しばらく時間を置くと、私は夫が送別会に参加することに対して悪感情を持っているわけではないと気付きました。 素直に気持ちを伝えればよかった私は、自分ばかりが育児に追われて頑張っていると思い込んでいました。「誰も私の頑張りを見ていない!」と無意識にイライラをため込んでいたのです。夫の送別会の話は単なるきっかけで、積み重なったストレスが爆発してしまったのでした。 私は夫に八つ当たりしたことを謝り、ひとりで育児をすることや子どもたちの態度に疲れていたと素直に伝えました。夫は私の気持ちを理解してくれて、少しでも早く帰れた日は、ひとりで子どもたちとの入浴や寝かしつけをしてくれることに。 また、子どもたちにも「お母さんはいつもお世話をしてくれているから、ありがとうって伝えようね」と話してくれました。 私は、はじめから素直に「最近疲れているから、時間があるときは育児を引き受けてほしい」と夫に伝えればよかったと反省しました。今では自分がどう思っているか、相手にどうしてほしいかをきちんと伝えることを日々意識しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:香川えりか4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2023年08月06日わが家の長男は2歳になるちょっと前に弟が生まれ、現在お兄ちゃん歴1年半の3歳6カ月。お兄ちゃんになって1年半にもなるのに、弟へのいじわるがなかなか直らず悩んでいました。次男を預けて長男との2人時間を作ることもあるのですが、それでもやっぱり変わらず……。ですが、あることのおかげで弟への対応が大幅に改善されたのです。長男と初! 2人だけでプチ旅行を決行!それは長男と2人で1泊2日のプチ旅行でした。4月から幼稚園に入園することが決まった3歳6カ月の長男。幼稚園に入るとなかなか平日に時間がとれないだろうと、長男と2人でプチ旅行を計画したのです。 次男はまだ夜泣きをすることもあるので不安もありましたが、私の母の強いすすめがあって母に次男を預け、決行することができました。コロナ禍ということもあり、観光地などへは行かず公園メインでしたが、私自身も久しぶりのプチ旅行。ドキドキワクワクしながら準備をしたものでした。 旅行中よく長男が口にしていた言葉に感動長男とのプチ旅行は、電車に乗りたいという本人の希望で車ではなく電車で行きました。そこで驚いたのは電車の中で頻繁に次男の心配をしていたこと。「○○くん(次男の名前)、泣いてないかなぁ」「○○くん、一緒に連れてくればよかったねぇ」「○○くん、何して遊んでるかなぁ」などなど。普段一緒にいていつも喧嘩ばかりなのに、次男のことを心配する気持ちがあったことにびっくり。 出発前に私が心配する言葉をよく口にしていたので、まねしているだけかもしれないと思いましたが、弟の心配は旅行中ずっと続きました。長男は次男の分といってお土産なども選んでくれて、私はなんだかとてもうれしい気持ちになりました。 帰宅後、長男のやさしい対応にびっくり!私は、旅行を通じて少しでも弟へのいじわるが減ればいいな……とちょっとだけ期待して帰宅しました。するとその期待どおり、 帰宅してから、長男と次男がとても仲良く遊んでいるのです! 長男は次男に絵本を読んであげたり、お菓子を開けてくれたり……。私は2人をほほえましく見ていました。 長男はあんなに次男に対していじわるをしていたけれど、本当は次男のことが大好きで2日間離れただけでもさみしかったんだなと思いました。次男も2日ぶりにお兄ちゃんと会えてとてもうれしそうでした。旅行を通じてお互いがよりいい方向に成長できたなと実感できました。 旅行から帰宅して1カ月ほどたちますが、いじわるや喧嘩がゼロになったわけではありません。ですが、前よりぐっと回数が減ったような気がします。長男が次男への思いやりの気持ちが増えたのは間違いないです。長男と次男、いつも一緒にいるのが当たり前になっていましたが、お互いが少しだけ離れることも大切なんだなとわかった旅行でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森下ミメカ3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。
2023年08月05日転職したての私と出世欲の強い夫。週末の育児を時間交代制にして、休日も、私は仕事、夫は資格の勉強に充てていました。すると娘の表情はどんどん暗くなっていき、言葉の成長も遅れてしまって……。優先順位を間違えてしまった私たち夫婦のエピソードです。転職したての私、出世欲の強い夫私は娘が1歳のころに正社員として職場に復帰しましたが、子育てとの両立がきついなと感じて退職し、フリーランスとして働くことにしました。夫は真面目な性格でキャリアアップしたい気持ちが強く、当時は仕事に有利な資格取得のために休みの日も勉強をしたいといった状況でした。仕事よりも娘を優先したいという気持ちで転職したはずなのに、私は新しい仕事が楽しくて、どんどん仕事の量を増やすようになっていきました。 土日は仕事や資格の勉強に充てたい私たち夫婦は、時間を決めて家事と育児を分担しました。午前中に家事を分担しておこない、午後は2時間おきに娘の世話を交代でするといった体制にしました。平日も娘が寝たあとに仕事がしたかった私。娘を無理やり早い時間に寝かせようとして、娘がなかなか寝なくてイライラしてしまうこともありました。 表情が暗く、言葉の遅い娘そんな日々を続けているうちに、娘の表情はどんどん暗くなっていってしまいました。そして、娘が2歳1カ月のときに保育園の先生から「○○ちゃん(娘)は保育園でほとんど言葉が出ないんです」と言われてしまいました。 発達相談に娘を連れていくと、発達支援員さんから「語彙が少ないので、ご両親がたくさん言葉のシャワーをかけてあげてください」と言われました。私は、娘を優先したくて仕事を変えたはずなのに、優先順位を間違えてしまっていたなと反省。仕事の仕方と娘への接し方を変えることにしました。 言葉が増えて明るい表情を取り戻した娘それから私は、仕事を減らして保育園が休みの週末に仕事をするのをやめました。私は娘にたくさん話しかけて、言葉の発達に良いとされる絵本を1日に10冊ほど読み、休日は娘を公園で遊ばせて、自分の時間をすべて娘にかけることに。 娘は徐々に明るい表情を取り戻し、発達相談の日から2週間後には2語文、3語文と言葉が発達していきました。保育園の先生も、娘が保育園でたくさん話せるようになって安心した様子。夫もこの出来事がきっかけで、娘と関わる時間を増やしてくれるようになりました。 転職をきっかけに、つい仕事にのめり込んでしまった私。娘は寂しそうで暗い表情をするようになってしまいました。保育士さんからの言葉をきっかけに優先順位を見直し、娘は徐々に明るい表情に戻り、言葉も一気に成長しました。今後も優先順位を間違えないように子育てをしていきたい、と感じた出来事です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:本田 ひな2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
2023年08月04日もうすぐお盆休み。なかには、久しぶりに会う友人との食事会などを計画している人もいるのではないでしょうか。しかし、たびたび話題になるのは「ママが子ども置いて遊びに行くのはいかがなものか?」という意見です。子どもを預けて出かけることや、「たまにはひとりになりたい」と思うことは、母親である以上許されないのでしょうか?女性は、妊娠を境に否応なしに外出が困難になります。いつ生まれるかわからない臨月や出産直後の体では、食事会や飲み会はもちろん、お茶を飲みに行くことすら叶わないことがほとんどです。 また出産後であっても、ホルモンの影響でイライラしたり慣れないお世話で外出もままならずストレスが溜まったりするので、リフレッシュは欠かすことができません。にもかかわらず、子育て中の女性がひとりで出かけることをよく思われないのはなぜでしょう。お母さんだからだめなの?このことの改めて考えさせられたのは、元女子サッカー日本代表でありタレントの丸山桂里奈さんのツイートでした。 「いちいち、文句とか言ってくる人てなんなんだろう、まじで。遊びに行ったり、出かけたり、お母さんだからだめなの? それをわざわざ言う必要ある?そして、時間作ってもらえる環境だからこそ、気持ちよく送り出してくれる母と本並さんがいます。好きな友だちに会うのも文句言われるてどんななの?」丸山桂里奈さんTwitterより引用 親しい友人との外出をSNSに投稿したところ、子どもを預けて出かけることに対する批判的なコメントが相次いだようです。 一方、コメント欄には「私たち母親だってひとりの人間なんですけどね」「自分の時間があるからこそ、子どもとの時間が更に大切にできるはず」と、丸山さんに共感する声が多数集まっていました。 それらのコメントを読んでいると、息抜きになるひとりでの外出は当然の権利であると考える人がたくさんいることも伺えます。 なぜ子どもを預けて出かけることが認められないのか?しかし、母親が子どもを預けて出かけることをよく思わない人が一定数いるのも事実のようです。このような考え方の差はどうして生まれてしまうのでしょうか? ▶︎「男性は仕事、女性は家庭」という考えが根強い?令和3年に公表された内閣府男女共同参画局のアンケートによると「家事・育児は女性がするべき」という問いに、男性29.5% 女性22.9%が同意を示しています。それほどの人が「女性は家庭」、ひいては「子どもを預けて出かけることを好ましく思わない」と考えている可能性があるのです。 しかしこのような調査結果を遡ると、「男性は仕事、女性は家庭」と考える人のパーセンテージは年々減っています。 ▶︎自分も子どもを預けて出かけたかったが、できなかった人・できない人の羨ましさから寄せられたコメントには、このような意見も挙がっていました。夫の仕事の都合や実家が遠方などの理由から、丸山さんのように預けて出かけることが叶わない人がいるのも事実です。筆者もこの感情がとても理解できます。気軽に投稿できてしまうSNSゆえ、一時の感情で意見してしまうこともあるでしょう。 近年では、一時利用ができる保育園が増えたり、産後ケア事業が促進したりと、第三者のサポート体制も整いつつあります。特に後者は安価で利用できるケースも多いので、お住まいの行政に質問してみるのも一案です。 子育ては母親だけのものではないおなかの中で育てて産んだということ以外、父親も母親も立場は同じはずなのに、たびたび起きてしまうこの議論。 子育ては母親だけのものではなく、父親はもちろん、周りにいるたくさんの人と協力しておこなうべきものです。 赤ちゃんのお世話は、ママしかできないということはありません。確かに母乳が出るのは女性だけですが、搾乳しておけばパパでも飲ませることができ、育児用ミルクを利用することもできます。 子どもに遮られることなく1杯のお茶をゆっくり飲めたり、友人と会話できたりする時間がいかに貴重か、そして子育て中のママが人を頼るのは当たり前であることをもっと理解してほしいと願わずにいられません。
2023年08月03日1歳6カ月から近所の小規模事業保育所に通い始めた現在3歳の息子。人見知りや場所見知りをしない息子はすんなり保育園に馴染み、嫌がることなく毎日順調に通っていたのですが……。卒園を3カ月後に控えたころから、急に登園を激しく渋るようになってきたのです。私なりに考えた登園渋りの原因をお伝えします。 イヤイヤ期の一環? 泣き叫んで登園拒否これまでまったく嫌がることなく登園していた息子が、急に朝泣き叫ぶほど保育園に行くのを拒むようになりました。家の玄関を出るのもひと苦労になってしまい、困惑した私。言葉が遅いこともあり、息子に何が嫌なのか尋ねても原因がわからない状態でした。 そこで、私なりに何が原因なのか考えたところ、思い当たる理由が2つありました。1つは3歳になり周りのことがいろいろとわかり始め、これまでなんとはなしに通っていた保育園を嫌だと感じるようになってきたということです。当時の息子はイヤイヤ期のピークで、登園以外の場面でも常にイヤイヤしていました。 同性の友だちがおらずつまらない?2つ目は、園に同い年の男子のお友だちがいなくなってしまったことです。現在私が住む地域は保育園の新設ラッシュ。新しい保育園ができるたびに、同い年の同性のお友だちが転園していきました。 息子の通う保育園はとてもよい保育園なのですが、小規模事業所で2歳児クラスまでしか在籍できません。なので小学校入学前までいられる保育園へ早い段階で転園する人が多いのです。入園当初は息子の他に4、5人いた男の子たちが1人もいなくなってしまったのは、息子の登園渋りが始まる1カ月程前でした。 なかなか入れない女子の輪同い年の男子の友だちがいなくなってしまったあと、息子は保育園でいつも数名の女子と一緒に生活していました。まだ年齢も低いので、同性のお友だちがいなくても楽しくやっていけるかなと思っていたのですが……。 ある日の連絡帳先生からの1日の報告には、時々成長の早い女子たちの輪になかなか入っていけずにいたという内容のコメントがありました。一緒に遊べる同性の男の子がいなくなってしまい、息子は保育園をつまらなく感じていたのかもしれません。 保育園を変わって起きた息子の変化あれこれ考えつつも、結局息子の登園渋りの決定的な原因はわからないまま。小規模事業保育所での最後の3カ月は、先生たちにも協力してもらいながら嫌がる息子をなんとかなだめて通いました。 そして4月から息子は別の保育園に入園。また登園渋りと付き合う日々が続くのかなと心配していましたが、新しい保育園には男の子がたくさんいるので、もしかしたら嫌がらずに通えるかなと期待もしていました。そして案の定、保育園を変わると最初の数日こそ泣いて嫌がったものの、その後はすんなりと登園するようになったのです。 振り返ってみると、やはり息子には同性の男の子がいる環境が必要だったのではないかと感じています。当時は男の子の友だちがいなくてつまらない印象の保育園に行くことに気が向かないうえに、イヤイヤ期も手伝って毎朝泣き叫んでいたのだと思います。私としては、朝からひと苦労で憂うつだった登園が、今ではスムーズになり本当に助かっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。
2023年08月03日息子は現在、自宅から車で8分ほどで行ける前夫の家に住んでいます。前からきょうだいがほしいと言っていましたが、前夫と離婚してしまったため、一人っ子。現在の夫と息子は、オンラインでゲームを共有したり、一緒に旅行やカラオケへいったり、仲良しです。しかし、息子は料理の専門学校へ通ってから調子を崩し、休学。その後は今の夫と息子が疎遠になり、私とも会わなくなりました……。息子は1カ月に1回、私のツケで親戚の美容室に行くため、その親戚から上の子の近況を聞いています。そんな中、私は現在の夫との子どもを妊娠。そして息子と携帯ショップへ行ったときに事件は起こりました……。現在の夫との子を妊娠現在の夫との子を妊娠して安定期に入ったため、前の夫と暮らしている息子に伝えようと会う日を決めました。母親である私が直接伝えたかったのです。しかし、先に親戚の美容室の人が息子に伝えてしまいました。 息子は驚いていたようですが、お兄ちゃんになるからと、休学していた料理の専門学校に復学してお母さんを手伝うと、意欲的だったとのことです。 携帯ショップへ行くとある日、息子が携帯の調子が悪いと言うので、携帯ショップへ一緒にいくことになりました。すると、20万円もする携帯がほしいとだだをこね始めました。そんな高い携帯は買ってあげられないこと、ただでさえギガMAXで、通信料合わせ月々携帯代が2万円もかかっていることを伝えました。 また、ゲームばかりやっているからと注意すると「ゲームは中学からの繋がりある大事な仲間とやっている。そんなふうに言うな。どうせ俺なんてもういらないんでしょ」とブチ切れ……。引きとめましたが「俺歩いて帰る」と、無視して帰っていってしまいました。 20歳の誕生日には前の夫に事情を話すと、「俺からフォローする」とのこと。もうすぐ20歳でも、息子としては、今の夫との義きょうだいを受け入れるのは複雑な心境なのかもしれないと、2人で話しました。 現在、息子は料理学校で奮闘中です。就職先がきまったら、私と仲直りしたいと、きっかけ作りを考えていると前の夫から聞きました。11月に20歳の誕生日を迎えるので、そのときには、盛大なお祝いをして、息子が私にとって大事な息子であることを伝えたいと思います。そして、その後生まれた弟と会ってほしいと考えています。 前の夫には、その事を伝えており、今後も上の息子のフォローをしていき仲直りできるよう仲裁役をしてくれるとのこと。現在の夫も理解ある人で、上の子と、下の子、きょうだい顔合わせできることを望んでいます。その日が来るのを私は今、心待ちにしています。著者:幸20歳(前夫との子)、0歳(現在の夫との子)の2児の母。現在育児休暇中(看護師)。今の夫と結婚してなかなか子供に恵まれず、不妊治療するも、流産し、三度目の正直で43歳でやっと授かり出産。
2023年08月01日私は9歳の長男、5歳の次男、生後4カ月の長女を育てています。長女が生まれて2カ月経ったころのこと。私は3人の生活リズムが崩れないようにと、毎日必死に子育てをしていました。ある日、私はいつものように寝室で長女を寝かしつけて、次男のいるリビングへ戻りました。すると、次男は……! 生活リズムにこだわるあまり…1日の中でも特にバタバタするのが、入浴の時間です。長女の沐浴を終えると、おっぱいをあげて、寝かしつけをするため、一度2階の寝室へ向かうのが私の日課。就寝時間が遅くならないよう、このタイミングで長男がひとりで入浴することがルールになっています。 ある日のこと、長女が無事に就寝し、1階へ下りてくると、次男がしくしくと泣いていたのです……。理由を聞くと、毎日長男が入浴中に部屋でひとりになるのが寂しかったとのこと。 私が「しょうがないでしょ。□□(次男の名前)はまだお兄ちゃんと2人で入れないでしょ?」と言うと、次男が「△△(長女の名前)なんか産んでほしくなかった! おっぱいの時間がなかったら僕がひとりにならないのに!」と号泣。それを聞いた私はハッとしました。 私は生活リズムにこだわるあまり、次男の気持ちを考えていなかったのです。長女が悪いわけではないのに、次男に「産んでほしくなかった」なんて言葉を言わせてしまったことに申し訳なくなり、私は次男に「ごめんね」と謝りました。 次男の言葉を聞いて猛省した私は、その後は生活リズムにこだわりすぎず、どうしたら子どもたちが楽しく過ごせるのかを考えて行動するようにしました。また、次男がリビングでひとりになる時間をなるべく作らないようにスケジュールを調整しています。その結果、今までよりも入浴や食事の時間が遅くなることはありますが、子どもたちと一緒に過ごす時間が多くなり、会話や笑顔が増えました。私自身、「完璧じゃなくてもいいんだ」と思うと、心に余裕が出て、育児を楽しいと感じることができています。これからも子どもたちの気持ちに寄り添って、親として成長していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか
2023年07月31日結婚するまで、実家暮らしだった夫。結婚後は妻が毎日お弁当を作っていたのですが、ある日「コンビニで買って」とお願いしました。その後、夫から衝撃の電話が……。 なんでこの人と結婚したのだろう…実家暮らしからそのまま結婚した夫。ひとり暮らしをしたことがないので、家事や料理はすべて母親任せに暮らしてきました。当然結婚してからも家事は妻任せが日常茶飯事。夫はひとりでコンビニで昼食を購入することができないので、毎日お弁当を作っていました。 ある日、どうしてもお弁当を用意することができず、コンビニで買うように伝えたら、なんとコンビニから「今日は何食べたらいい? 決めてくれる?」と電話がかかってきました。 どうしてこんな人と結婚してしまったのだろうと思う反面、自分の息子には絶対にひとり暮らしをさせよう決意。その後、息子が小さいときから洗濯や料理を見せたりやらせたりして、家事は生きていくのに必要なものだと植え付けています。 まとめ自分の昼食も自分で決めれないとなると、仮に妻がいなくなってしまったときの夫の将来が不安になりますよね……。ひとり暮らしをしていなくても、大人なのですから自分のことは、自分で決めてほしいもの。息子くんには自分の力で進んでいける自立した人になってほしいですね。作画/加藤みちか著者:まる井 まる子11歳の息子を持つ母。パートで働きながら、家事、子育て、自分の時間をバランスよく保てる暮らしを模索中。
2023年07月29日長男とは6歳、次男とは3歳離れて生まれた長女。「とうとうイヤイヤ期がきたな」と感じたのは、長女が1歳半になったころでした。長男のイヤイヤ期がとても激しかったので、次男のイヤイヤ期は「かわいい」と思える余裕があった私。ただこのときは、長男の赤ちゃん返りのほうが大変だったということもありますが……。そして、上の子2人が落ち着いたころにやってきた長女のイヤイヤ期に再びイライラ。そんなとき、私自身が発したまさかの発言がきっかけで、少し気持ちがラクになった出来事をお話しします。「おむつを替えたくない」のは誰!?赤ちゃんのころからご機嫌な時間が長かった長女。しかし1歳半になったころ、今までは何もなく終えることができていた歯磨きを嫌がるようになったり、靴を自分で履きたがった挙句、履けないとひっくり返って泣いたり……が始まったのです。 不機嫌な時間が長くなってきた長女を見て、「とうとうイヤイヤ期がやってきた」と感じた私。上の2人の子どもと夫に、「イヤイヤ期だから長女が不機嫌でも怒鳴らないように」と話していました。ある日、「おむつを替えたくない」とかんしゃくを起こした長女。その様子を見た夫は「泣いているのを見ていても仕方ないでしょ。ママ、早く替えてやりなよ」と、私が手を出すだけで嫌がる長女を前に立ち尽くしているのを見て、他人ごとのように言ってきたのです。 そのとき私の中で何かがプツンと切れてしまい、「ママもおむつ替えるの嫌だ!」と、自分でも想像していなかったことを発言! 私だけではなく、夫も長女もビックリ。すると長女が「ママも嫌なんだね、一緒だね」というようなことを、私の口調をまねしながら言い、私の手を取ってくれました。 3人目でも、イヤイヤ期の子どもの相手をするのはとても疲れますし、イライラします。しかし、ごねる私をなだめようとしてくれた長女の姿を見て、「普段どんなにイライラしても、できる限りやさしく声をかけていたのが長女に届いていてよかった」と、少し気持ちがラクになりました。 イラスト/ミロチ著者:安藤 はるか小2、年中の男の子と1歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
2023年07月29日夫が仕事で不在の日に息子2人を連れて公園へ行く際、自分ひとりで面倒を見るのは大変なので義母についてきてもらいました。義母は育児に協力的でありがたいのですが、公園に向かう車内で私がモヤモヤする事件が起こったのです……! アメを食べさせたがる義母義母は自分が一番正しいと思っているタイプの女性。広く物事を知っていて尊敬する部分も多いのですが、義母の行動で私がモヤモヤする事件が発生しました。 それは公園へ着く前に、2歳と5歳の息子たちに車の中でアメを食べさせたことです。時間は朝の9時半前で歯磨きした直後。普段から息子たちが虫歯にならないように気を付けている私としては、正直食べさせたくありませんでした。喉につまらせる心配もあります。 しかし、私は運転中だったため、後部座席に座っている息子たちからアメを取り上げることもできませんでした。アメは6歳を過ぎてから与えるのが望ましいと聞いたこともあります。ましてや車内は急ブレーキの可能性もゼロではなく、うっかり飲み込んでしまったら大変です。 義母は運動前に糖分を取らせたかったのかもしれませんが、私としては「食べなさい」とアメを息子たちに差し出す義母にモヤモヤ。息子たちは甘い物が大好きなので、目の前に出てきたら食べるに決まっています。 食べ終わったあと、虫歯対策にとお茶を飲ませる訳でもなく、むしろジュースまでも飲ませようとする義母。これから先も敷地内同居は続くのであまりきつくも言えず……。私は引きつった顔でただその光景を見ていました。 やっぱり朝からアメは食べさせたくない義母は甘い物が大好き。息子たちにもいつもくれるのでありがたい部分もあるのですが、正直迷惑な部分もなきにしもあらず。さすがに午前中から公園前のアメが続くのはまずいと感じたので、2度目以降は義母がアメを息子たちに見せる前に「歯磨きをしたばかりなので」とやんわりと断るようにしました。 また、小さい子どものアメなどによる誤飲事故などについても義母は知らなかったようなので説明しました。今のところ、虫歯のことや危険性を義母は理解してくれて息子たちに無理矢理食べさせることはしていないので、なんとかなっています。 夫が不在時のモヤモヤは自分で解決するしかありません。少しずつ自分の言いたいことを義母に言えるようになってきた今日このごろです。でもアメなどの危険なものは、大丈夫だったからよかたものの、ダメだとはっきり伝えることが大切だと思いました。 ※子どもにとってあめ玉は喉につまらせやすく、窒息事故につながりやすい食品です。子どもが5歳以下などの小さいうちは与えるのを控えましょう。また、与えたときは大人が近くで見守って小さな異変にも気が付けるようにすることが大切です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:鬼頭いちか
2023年07月28日上の子が3歳8カ月のときに、下の子が生まれました。上の子は赤ちゃん返りがひどく、かんしゃくを起こしたり下の子を叩いたりと大変でした。悩みながら育児をしていましたが、2人とも成長し、下の子が1歳を過ぎた今では「仲良しの姉妹」です。わが家が乗り越えた、壮絶な赤ちゃん返りの体験談を紹介します。下の子の誕生に、上の子が動揺…下の子が生まれてから3カ月は、上の子の赤ちゃん返りがひどく大変でした。 具体的なエピソードは、・下の子に育児用ミルクをあげていると、下の子を私から振り落とそうとする・かんしゃくがひどくなり、ささいなことで泣き叫ぶようになる・下の子を抱っこすると、泣いて怒る などで、とても困惑したことを今でも覚えています。 そのころの私は、「どうして上の子はこんなにかんしゃくがひどい子になってしまったのだろう。いじわるされて、下の子は正常に育つのだろうか」といった不安を抱えていました。 本当のお姉ちゃんになるまで下の子の生後半年が過ぎると、長い冬が終わったかのように、上の子の赤ちゃん返りが落ち着いてきました。かんしゃくが収まってきて、下の子を抱っこしても嫉妬することが減り、私も少しひと安心。 上の子の赤ちゃん返りは落ち着きましたが、このころには下の子が動き回るようになったため、上の子のおもちゃを誤飲しないよう誤飲対策を始めました。 下の子が1歳になり、上の子がお世話をする姿や一緒に遊ぶ姿が見られるように。小さいおもちゃを誤飲する心配も減り、一緒に遊べる機会が増えました。公園や家で一緒に遊んでいる姿を見ると、とてもほっこりして幸せな気持ちになります。 ケンカをするときもありますが、壮絶な赤ちゃん返りの体験があったからこそ寛大な気持ちで見守ることができています。 赤ちゃん返りは本当に大変ですし長く感じますが、今振り返ると、子どもの成長を感じられる機会になったなと思います。そして、赤ちゃん返りを乗り越えたことで、子どもとの絆がより深くなったように感じます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ミロチ著者:松原 りさ5歳・2歳の娘、夫との4人暮らし。パート勤務をしており、趣味は読書とレジャー。読書で得た知識を生かしながらライターとして活動し、自身の体験談を中心に執筆している。
2023年07月28日私は4歳の長女と2歳の長男を育てています。約2年前に離婚をしました。当時の私は、2歳の長女と生後11カ月の長男を保育園へ預けて就職活動を始めようとしていました。離婚が決まったとき、父親とは今後一切交流がないことを保育園の先生に伝えることにしたときの話です。 シングルマザーとしての新たな出発子どもたちを保育園へ預け始めたころ、私は離婚調停の真っ只中。元夫が離婚に同意してくれず「いつ終わるんだろう」と不安を抱える日々を過ごしていました。数カ月後、私は就職が決定し働き始めようというときに元夫が離婚に同意したのです。うれしい反面「これからシングルマザーとしてしっかりしないと」という気持ちでした。 そこで、1つやらなければいけないことがあります。それは、保育園の先生へ離婚したことと父親とは今後一切交流がないことを伝えることでした。まだ小さな子どもたちにとって、自分たちには父親がいないことについて、私と先生が協力して対応する必要があると思ったのです。 先生の対応は保育園で子どもたちを見てくれている先生は、とても信頼できる先生でした。その理由は、子どもたちに対しての言葉がけやダメなことや危ないことはしっかりと伝えてくださること。子どもたちときちんと向き合ってくれていると感じたからです。私は、先生に離婚したことと父親との交流が今後ないことについて伝えました。 離婚報告後、先生は長女と長男に対して、父の日のメッセージカードの作成時には「ママにプレゼントしようね」と言ってサポートしてくれました。また、他のお子さんのお父さんを見て「パパ!」と言ってしまったときは「ほんとだね。お友だちのパパだね。〇〇ちゃんには素敵なママがいるもんね」など長女が傷つかないように接してくれたのです。 離婚してから約2年が経ち、信頼できる先生は今でも2歳の長男を保育園で見守ってくれています。離婚当時、子どもたちの気持ちが不安定にならないか不安に思っていましたが、信頼できる先生がいてくれたことで子どもたちは父親がいないことをネガティブに捉えることはなく伸び伸びと笑顔で過ごすことができています。ただ預かるのではなく、子どもとその家族にも心から寄り添ってくれる保育園に感謝の気持ちでいっぱいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:本田りか天真らんまんな4歳の娘と、やんちゃで甘えん坊な2歳の息子を育てているコスメ大好きママ。営業事務の仕事をしながらライターとしても活動中。
2023年07月27日ショーコさんが運営するYouTubeチャンネル「30代バツイチ独身婚活中の玄野ショーコ」。20代で結婚、離婚を経験したショーコさん。離婚する原因となった経緯とは!?今回はショーコさんが8年間も交際して結婚したにもかかわらず、わずか1年で離婚することになってしまった体験談を紹介します。 交際8年、結婚1年で離婚 ショーコさんは学生時代から8年間付き合っていた彼と27歳で結婚。28歳で離婚しました。 結婚当初、夫は仕事が忙しく、帰宅はいつも22時過ぎ。でも、休日は一緒にごはんを食べるなど、幸せな結婚生活を送っていました。 きかっけは同僚に誘われたネットワークビジネスある日、夫が「ネットワークビジネスを始めたい」と言い出しました。会社の同僚Aさんから誘われたそうです。 Aさんはこのとき、「自分はネットワークビジネスでの収入はないが、アップ(指導者のような人)のBさんは、かなり稼いでいる」と話していたそう。 最初は、ネットワークビジネスについて懐疑的だった夫。しかし、Bさんの話を聞くうちに、魅力を感じてしまったそうです。 妻の大反対を押し切りネットワークビジネスをスタート「今は仕事が忙しいけど、ネットワークビジネスで稼ぐことができればショーコとの時間が増えるし、旅行にも行ける」と言う夫。会社の仕事に嫌気が差していた時期だったので、藁にもすがる思いだったのかもしれません。 ショーコさんは反対したものの、必死に説得され「人に迷惑をかけないこと。私の前でネットワークビジネスの話をしないこと。活動は月に2回にすること」という同意書を書かせて、認めることにしました。 親や友達を勧誘しはじめた夫……高額出費が続いた夫は「人に伝えるなら、自分も使ってみないと良さを伝えられない」と、日用品をはじめ10万円の空気清浄機や、30万円の鍋セットなどの商品をたくさん購入しはじめました。 また、同意書の内容に反して、ショーコさんに製品やネットワークビジネスで成功している人の話ばかりするように。さらに、「人には迷惑をかけない」と約束したのに、家族や友人を勧誘するようになりました。 友人には断られ、義父には「同僚がネットワークビジネスのせいで会社を辞めた。ネットワークビジネスはすぐに辞めろ」と諭されましたが、全く聞く耳を持ちません。月に2回の活動という約束でしたが、次第にネットワークビジネスの活動回数が増え、毎週出かけるようになりました。 近所の教会にも通い始め、勧誘してまわるように。ショーコさんから見ると胡散臭い高額な心理学の教材セットを購入したり、様々なものに投資するようになり、家を空けることも増え、結果的にショーコさんとの時間もなくなっていきました。 結婚して初めての妻の誕生日に事件が…結婚して初めてのショーコさんの誕生日。予約してくれたお店で、2人でゆっくり食事ができて嬉しかったショーコさん。しかし、帰りの電車で事件が。 ショーコさんが何気なく話した話題に、夫が突然キレたのです。本当に何気ない話題だったので、何の話題だったか覚えていないそうです。幸せな気分が一変、涙を流しながら帰宅。 「私のことどう思っているの?」と尋ねると「好きかわからない」と返答が……。必死に平静さを保って理由を尋ねると、「本が好きだと言っていたから結婚したのに、ショーコさんが本を嫌いだと言ったことが原因だ」と口にします。 数カ月前、夫からネットワークビジネスの本を渡されたとき、読む気になれなかったので「実は、本を読むのは好きじゃないんだよね」とそっけなく答えたことがショックだったそうです。 結婚しようと言われたときに「一緒にいると落ち着くから」と言われていたショーコさんは、本が好きだから結婚したという理由なんて初耳でした。「離婚したいと思っているの?」と聞くと、「それしかないと思っている」言われ、ショーコさんは泣きながら部屋を飛び出しました。 「無意識の中で嫌い」ショックな言葉に涙それから1週間、2人で話し合いました。ショーコさんは上司に離婚話が出ていることを話すと、早く帰らせてくれたそうです。気持ちが固まっている夫と、離婚したくないショーコさんの話し合いは平行線でした。 1週間の間に夫は「一緒に暮らすメリットはお金しかない」、「他に好きな人がいる」、「下に見ている」、「結婚式はやりたくなかった」など、さまざまな不満や本音を口にします。しかしショーコさんはめげずに「悪いところは直すから」と努力を続けました。 それから数カ月後、関係が改善したように感じたショーコさんは、再度「私のことどう思っている?」と尋ねたところ、なんと「無意識の中で嫌いなんだよね」「触られたくないし、触りたくもない」と驚きの返答が! 他にも、会社を辞めてプログラマーになる、その費用は100万円かかると言い出しました。さらに、毎月スマホゲームに10万円課金していたことが発覚。さすがに、金銭感覚についていけないし、自分を好きではない人とこれ以上暮らせないと思い、泣きながら部屋を飛び出し、母親に電話をしました。 理由を知った義母は涙…離婚へショーコさんの両親は、北海道からすぐに来てくれました。義父母と会い、6人で話し合います。ショーコさんのお母さんが泣きながら、義父母にこれまでのことを伝えると、義母も涙を流して「ショーコさん、ごめんね」と謝ってくれました。話し合いの結果、離婚が決定。 数日後、自宅に戻って夫に会うと、なんだか様子が違っていて「なんで俺はあんなことを言っちゃったんだろう」と後悔の言葉を口にしたそう。このとき、義父にきつく言われて、ネットワークビジネスを退会していました。 それから1カ月後にショーコさんは家を出て、離婚届けを提出。8年の交際を経て結婚しましたが、結婚生活は1年で幕を閉じたのでした。 今思うことは……ショーコさんは、この結婚と離婚を振り返って、こう述べています。 「交際や結婚生活を振り返って思うことは、その交際期間や結婚生活は決して無駄では無かったということです。 とても短い結婚生活ではありましたが、一瞬でも幸せな時間を過ごせましたし、共同生活の難しさ、自分の未熟さ、元夫や両家の家族の考えなど、様々な学びや気づきがありました。次の恋愛や私生活にそのことを活かすことができています」 長く交際して結婚しても、何が起こるかはわからないもの。ハマり症の夫の場合、いろんなことにのめり込み、何が一番大切なのかを見失ってしまったのかもしれません。離婚するまでに、旦那さんからひどい言葉を浴びせられたり、お金を使い込まれてしまったり……。たくさんつらいことを経験したショーコさんですが、優しい両親と、まっとうな感覚を持っている義母や義父がいて良かったですね。 この動画には、ショーコさんへの励ましのコメントが多数寄せられていました。 YouTubeチャンネル「30代バツイチ独身婚活中の玄野ショーコ」では、離婚や婚活についての動画がメインで投稿されています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。著者:ライター 廣瀬尚子
2023年07月27日広島県尾道市が産前の家庭に配っているというとある「配布物」が、妊婦さんや子育て層に波紋を呼んでいます。それは『100人におこなったアンケート「産前産後のパパの気持ち」』と言う1枚の用紙。中身を見ると、産前産後の妻に対し、夫が実際に抱いた気持ちをまとめていました。 2023年7月、1件のツイートが話題になりました。そこには平成30年から行政が配布していたという「先輩パパからあなたへ」という手紙を移した数枚の写真。その内容は衝撃的なもので、瞬く間に広がり、「ママを追い詰めるため?」「これをママ宛に送って何がしたいの」と多くの反響が集まっています。100人におこなったアンケート「産前産後のパパの気持ち」『(産前産後の)妻のこういう態度が嫌だった』1位:わけもわからずイライラしている。少しのことでイライラしてあたられる。2位:赤ちゃんの世話で忙しく、家事ができていない3位:なにもしてくれない。子どもの面倒を見てくれない。『(産前産後の)妻にしてもらって嬉しかったこと』1位:家事(毎日お弁当を作ってくれる・産後も変わらずにご飯を作ってくれる)2位:育児3位:マッサージ 上記は話題のツイートから、アンケート結果の一部を抜粋したものです。これを見て、あなたはどう考えますか?もちろんアンケートの中には、「妻にしてほしいことは?」と言う問いに対する「無理しないでほしい、頼ってほしい」など、素敵な回答が見られました。それだけに、このアンケートにリアリティを感じてしまいます。 市長による謝罪ツイートことの発端となったツイートが拡散された翌日、広島県尾道市の市長がこのアンケートに対する謝罪のツイートをアップしていました。 持続可能な子育て環境を尾道市に問い合わせたところ、SNSで騒がれているような意図は一切なく「男女には考え方の違いがある」と伝えることを目的としていたそうです。 しかし、これが当然だと思ってしまった人、鵜呑みにし産後のママに要求した人がいたとしたら、とても悲しいことだと思います。 古くは子育ては女性が主としておこなっていたことかもしれませんが、令和の今、それは時代錯誤な考えです。このツイートをきっかけに、育児をとりまく環境を見直してほしいと願ってなりません。 このツイートに対し、7月25日の時点で160件近い電話やメールでの問い合わせがあったとのこと。尾道市のアンケートに違和感を持った人の多さを感じさせます。ベビーカレンダー編集部では、今後も子育て世代が置かれている現状や理不尽な現実をしっかりお届けしていきたいと考えています。
2023年07月27日私は34歳のときに1人目、35歳で2人目を出産しました。結婚は29歳でしましたが、その後数年間、不妊治療をしていたのです。夫婦の願いが叶って、子どものいるにぎやかな家庭になれたのはうれしい限り。今回は、アラフォーの私が年子育児をして感じる大変さ、そしてこの年齢だからこそ感じる育児の楽しさについてお話しします。36歳の年子育児。関節にガタがきている…2人目は35歳での出産でしたが、幸いなことに大きなトラブルはありませんでした。ただ、日々の育児に追われる中で、自分の体の老化を感じずにはいられません。まずは腰痛です。授乳におむつ替え、食器洗いに部屋の掃除と、家事・ 育児は前かがみの姿勢が基本。それらの作業が腰の負担になるのです。 膝や股関節の痛みもあります。子どもと外で遊ぶときは、しゃがむ・ 座る・ 立つの動作を何度も繰り返します。そして帰り道には14kgの息子を抱っこ、10kgの娘をおんぶ。コアラの親子のようになって歩きながら「あぁ重い、それに関節が痛い。私はもう若くないんだなぁ」と泣きたくなることもあります。 自由な生活に諦めがついたのはよかった!その半面、子どもを授かるのが遅かったことで見栄を張らなくなり、我慢強くもなりました。子どもたちとの生活は、服装も出かける場所も「子なし時代」とはまるで違います。自分勝手な子どもたちにイラ立つことも! それでも今の生活を幸せだと思えるのは、妊娠するまでに十分遊び、仕事をし、つらい経験もしたからだと感じています。 結婚後、子どもが欲しいと強く思いながらも、仕事に没頭する数年間でした。そして34歳、35歳と出産を続け、現在36歳。体の節々をかばいながら、育児は大変なのだなと痛感しています。それでも、身軽だった「子なし時代」より、年子に振り回される「カオスな今」が結構好きです。 イラスト/こばぱぱ著者:おかもとえみ
2023年07月22日