「胃腸炎」というと身近に感じる方も多いのではないでしょうか。体験者のママは、胃腸炎という診断結果と、発熱もなく嘔吐が治まっていることから、お正月の帰省を決行しました。まさか、娘のはなちゃんの身にあんなことが起こるとは思ってもみなかったのです……。はなちゃんを失うのではないかという恐怖に陥ったママは、当時のことをとても後悔しているそうです。 胃腸炎でけいれんが起きた日のこと 2歳の女の子のはなちゃん。保育園がお休みに入った年末のある夜、突然嘔吐をしました。翌日すぐに病院へ行くと、「胃腸炎」との診断。処方された薬を飲んで嘔吐は落ち着き、熱もなかったことから、年明けに予定通り義実家へ行くことにしました。 義実家に到着後、元気そうだったはなちゃんでしたが、なんとお昼過ぎに突然意識を失って倒れてしまいました! 胃腸炎が起きてから3日目のことです。 全身が強張って、ガクガクと激しく震える様子から、ただならぬ状況だと思ったママは、パニックに! 「いやぁぁ!!」「誰か来てっ」 顔も唇も真っ白で、次第に青白くなって白目を剥いて呼吸が止まっているように見えました。 駆けつけた義父が救急車を呼び、病院へ。 はなちゃんは病院に到着するころには意識を取り戻しました。そして医師からは告げられた病名は、「胃腸炎関連けいれん」でした。病院にいる間にも2回目のけいれんが……。その日は入院して経過をみましたが、その後は薬が効いてけいれんは起きませんでした。 退院後も、はなちゃんにけいれんは起きていません―。はなちゃんはすっかり元気になりました。 ◇◇◇ 胃腸炎関連けいれんは、ウイルス感染による胃腸炎が原因ということでした。ウイルス性胃腸炎にかからないことが予防につながるようですが、気を付けていてもかかってしまうこともありますよね。けいれん発作が起きたときの対処法も、頭に入れておいて、いざというときあわてず対処できるようにしておきたいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年12月04日私は、2人の子どもの母親です。長女がおなかにいるときから生後3カ月ぐらいまで、なぜか長男に抱きつかれると嫌な気持ちになりました。今回はそのときに抱いていた気持ちをお話ししたいと思います。 なぜか嫌な気持ちになる2人目の妊娠がわかったとき、長男はまだ1歳でした。医師から長男を抱っこするときは座ってするようにアドバイスを受けていました。気をつけていたのに、妊娠15週で切迫流産になってしまい入院。退院してからはずっと安静生活。長男は平日私と家の中で過ごす日々でした。 まだまだ甘えたい時期の長男は、横になっている私の上に乗ろうとしたり、抱きついてきたりしました。妊娠する前は幸せな時間だったのに、なぜかすごく嫌な気持ちになってしまったのです。 抱っこしたいのにできない長男がおなかに乗ろうとすると「おなかに赤ちゃんがいるからびっくりしちゃうよ」と言い、抱きつこうとすると「ママ、体が痛いから抱っこできないんだ、ごめんね」とその都度話しました。しかし寝かしつけはどうしても座って抱っこか、添い寝してトントンしなければならず……。 長男は家でずっと過ごしているので体力も有り余り、寝かしつけに2時間かかったこともありました。ずっとくっついているのが嫌なのに、長男がなかなか寝てくれないと「もういい加減にして!」と大声を出してしまったことも……。やっと眠った長男を見ながら、私はどうしてこんな気持ちになってしまうのかと落ち込みました。 悩む私を見ていた夫夫には私の気持ちを特に話さずにいたのですが、私の様子を見て何か感じたようで、「最近なんかおかしいよ、長男がかわいそうだよ」と言われ、私自身もつらいことを話しました。 それからは夫が家にいる間はなるべく長男と過ごしてくれ、寝かしつけも最後は私でなければ寝られませんでしたが、途中までは夫が協力してくれるようになりました。長男も夫に甘えてから私のところにくるからか、抱っこせず背中をトントンするだけで眠ってくれる日もあり、夫の協力はとてもありがたかったです。 出産すると私も動けるようになり、妊娠前と変わらず抱っこしても嫌な気持ちにはならなくなりました。長男は焼きもちをやいて叩いたりすることもありますが、赤ちゃんのために手伝ってくれたり、頭を撫でたりしているのを見ていて、愛おしく感じています。 イラストレーター/ムチコ監修/助産師 松田玲子著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2023年12月03日私は夫の両親と同居しています。義母はフルタイム勤務でバリバリ稼ぎ中。義父は退職して孫のお守りを楽しんでいました。義父と毎日遊ぶ2歳の娘。私自身の育児負担も軽くなり、本当に助かっていました。そんなある日のこと。思いもよらぬ出来事がわが家を襲いました。 娘の言葉で気付いた! 義父の異変いつものように義父と娘が2人でお店屋さんごっこをしていました。私は2階のベランダで洗濯物干し中。たまたま1階から聞こえた娘の言葉に「ん?」と思ったのです。 「今日のじいじ、なんか変。何言っているのかわからない」と。なんとなく嫌な予感がして1階へ降りると、義父の顔色が真っ青。話しかけてもろれつが回らず言葉が出ない。これはヤバイ! 動揺する気持ちを抑えながら救急車を呼びました。 脳梗塞を発症娘は近所の親族家に預け、義父と一緒に救急車で病院へ向かいました。酸素マスクを装着した義父の姿。ついさっきまで元気だったのに……。私は恐怖と不安しかありませんでした。 診察結果は「脳梗塞」。異変に気付いてすぐ病院を受診したのがよかったのでしょう。3週間程度の入院で済み、大事に至らずホッとしました。義父のいない生活が始まると、娘は寂しそう。毎日のように相手をしてくれた義父の存在を大きく感じたものです。 「介護」についても考えさせられた義父は発症前の状態には戻れませんが、日常生活に支障のない程度までに回復しました。今では月に一度、私が病院へ連れて行き、リハビリをおこなっています。 この体験で感じたことがあります。当然のことですが、人は年を取るということ。頼れる両親が今後いつまでも元気でいられるとは限りません。むしろ私たちより病気のリスクが高まる年代でもあります。これから先の「介護」についても考えさせられた体験でした。 イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子
2023年12月02日3歳の三男の髪型は、ひとつ結びのお団子ヘア。親子ともにおしゃれでかっこいい髪型だと気に入ってました。しかし、友だちからの思いがけない言葉に三男が傷ついてしまい……。 息子のヘアスタイルに、友だちがまさかのひと言 3歳の三男は、生まれつきの天然パーマです。まるで、美容院でパーマをかけたみたいにくるくるなので、親子ともどもお気に入り。背中の真ん中あたりまで伸びた髪の毛は、まだ1度も散髪したことがなく、いつもひとつ結びのお団子ヘアにしています。 からまりやすいので、シャンプーやドライヤーに時間がかかってしまうのが難点。そのため、面倒臭そうにすることもありますが、髪型を褒められることが多く、三男は自分の髪型を気に入っている様子でした。保育園にも自慢のお団子ヘアで通っています。 ある日、お迎えのタイミングで一緒になった女の子に「なんで男の子なのに髪の毛長いの? 女の子みたい」と言われた三男。すぐに私や女の子のママが「素敵な髪型だよ! 髪の長さに性別は関係ないんだよ」と言いましたが、三男は明らかにショックを受けている様子でした。私も、じょうずな返しができなくてモヤモヤ……。しかし、その様子を見ていた先生から、「自分が好きな髪型にしていいんだよ! かっこいいじゃない」とフォローが。息子はこの先生の言葉で自信を取り戻したようでした。 「男だから、女だから」という先入観は、人を傷つけることがあることを再認識しました。多様性が求められる時代なので、これからも個性を認め合う心の大切さを伝えながら、子育てしていきたいと思います。 作画/Pappayappa著者:森川 マコ
2023年12月02日家の前の草むらで遊んでいた子どもたち。帰宅後、次男の耳の側に、動いている黒いものを発見……。ホクロかと思いきや、実はとんでもないもので……? 次男が「虫」に咬まれた日のこと とある日の夕方、まめねこさんの家の前の草むらで子どもたちが遊んでいました。帰宅後、次男の耳の側にホクロのようなものを発見したまめねこさん。ホクロに見えたそれは、なんと「虫」だったのです。 まめねこさんは、急いで夫にピンセットをとってきてもらい、虫を取りました。写真を撮り、画像で検索するとその虫は「マダニ」と判明。そしてネットで情報を調べるうちに、まめねこさんは事の重大さに気がつきました。マダニは取らないで病院を受診したほうが良いとネットに書いてあったのです……。 #8000(こども医療でんわ相談)に電話をすると皮膚科を受診してくださいと言われ、翌日の朝一番で受診。とっておいたマダニを先生に渡して、顕微鏡で確認してもらうと、「マダニの幼ダニ」でした。 先生は「抗生剤を5日間飲んで、経過を見ましょう」と言いました。 やがてまめねこさんの次男がマダニに刺されてから、1週間以上が経過しました。抗生剤も飲み終わり、気になる症状は出ていないとまめねこさんは言います。そしてまめねこさんは、今回の出来事をSNSで報告しました。すると、 「飼いねこについていた」「庭の芝生に寝転んだら」「都内の公園で」 と、次々と咬まれた経験がある方から反響が! マダニに咬まれた経験がある方が予想以上に多くいたのです。 そこで、まめねこさんはマダニの注意点などを皮膚科の先生の助言をもとにまとめ、自然の中に出かけるときはマダニに注意が必要だと呼びかけています―。 ◇◇◇ 公園などで遊んでいて、マダニに咬まれてしまったときのために対処法を理解しておいて、あわてずに受診できるようにしたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年12月02日2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いているぼめそさんの日常マンガを紹介します。慣らし保育 今日はこはちゃんとはなちゃん、初めての慣らし保育。新しい保育園だから、こはちゃんもはなちゃんも緊張気味。ぼめそさんも心配になります。 保育園に見送り、しばらくしてお迎えに行くと…… なんと!! 睨みをきかせたはなちゃんと、みんなを仕切っているこはちゃんがいました。帰るときも大きな声で「ばいばぁぁぁぁい!!」とみんなに挨拶をするこはちゃん。新しい保育園は半日で慣れたようです。 ◇◇◇ 新しい保育園、大丈夫かなと不安だったぼめそさんでしたが、問題なく半日を過ごせたようで一安心ですね!著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ
2023年12月01日私は昔から細かいことが気になる性格です。それは育児中も同じ。娘の行動についても、ついつい手や口を出してしまいます。そんな私にしびれを切らした3歳娘の放ったひと言が、思わぬ金言だったのです。 「自分で書きたい!」娘の初めてのお手紙 娘の行動についつい手や口を出しがちな私。自主性が出てきた3歳の娘は、自分のペースを守ろうと必死です。しかし、そんなマイペースな娘を見ている私はヤキモキして何かと先回りしてしまいます。 ある日、娘は友だちからの手紙に「お返事を自分で書きたい」と言い出しました。そこで、私は白い紙に薄くひらがなを書き、娘になぞってもらうことに。当たり前ですが、書き順はめちゃくちゃ……。最初は我慢したものの、どうにも気になって横から口ばかり出してしまいました。 書こうとすれば止められ、あれこれ指示されて思い通りに書けない娘。さすがにしびれを切らしたのか「ママ大丈夫よ!」と私を制止し、そして「失敗しても大丈夫なのよ」とキッパリ。その言葉に私ははっとしました。何度も繰り返せばよいものを、最初から完ぺきを求めていたのです。その後、何度も根気強く同じ文字を練習した娘は、いつの間にか正しい書き順で文字を書いていました。 なぜその言葉が娘から出てきたのか、その理由を尋ねると「保育園でハサミや折り紙を使うときに先生が言うんだよ!」とのこと。「失敗しても大丈夫」いつしかそんな気持ちが薄れて大人になっていた私。「失敗しないようにしなきゃ」と子育てしていたときに、失敗は成長につながる経験なのだと改めて娘に気づかされた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:斎藤アキ
2023年12月01日まめねこさんの小学生の長男くんの喉に、魚の骨が引っ掛かってしまったときのお話です。ある日、学校から1本の電話がかかってきました。出てみると、長男くんの担任の先生から「給食で魚の骨が喉に引っ掛かったようです。苦しそうなのでお迎えお願いできますか?」と言われました。まめねこさんは慌てて学校へ!先生曰く、学校では、ご飯の丸飲みも試したとのことなのですが……!? 学校からの1本の電話…… 長男くんの担任の先生から、給食で出たサバの骨が喉に引っ掛かって苦しそうだと連絡を受け、慌ててお迎えに行ったまめねこさん。学校ではご飯の丸飲みも試したと言われました。 まめねこさんはかかりつけの小児科へ行きました。しかし、受付で事情を伝えると、小児科では魚の骨が取れないため、耳鼻科を受診するようすすめられます。 そして耳鼻科へ受診すると、 「お母さん。何か、飲みこませましたか?」 と、鋭い表情をした医師に聞かれました。 「学校でご飯を飲み込んだと……」 と答えると、 「骨を余計押し込むから、絶対止めてください」 と強めに注意を受けました。 そして看護師さん2人に長男くんを抑えてもらいながら、「これで抜けるかな……」と言いながら、医師が骨を器具で取ってくれました。その間、おえっとなってしまったけれど、5分ほどで抜けたとのこと。 「よかったー」と、医師からも安堵の笑みがこぼれました。 抜いたとたんに元気になって、ペラペラとおしゃべりが止まらない長男くんなのでした。 ◇◇◇ めったにはないけれど、魚の骨が引っ掛かると痛いのと取りづらいのとで焦ってしまいますよね。まめねこさんの長男くん。無事に抜いてもらえてよかったです。もしも、魚の骨が引っ掛かってしまったときは、まめねこさんの経験を参考にしつつ、病院に相談してみてくださいね。 ※魚の骨が刺さって自然にとれないときは、耳鼻咽喉科に相談しましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年12月01日『育児』×『料理』をテーマに、野菜嫌いな長女ちゃんが奇跡的に食べたメニューや、子どもと一緒につくった料理など、チッチママさんのおいしくて愛情たっぷりの食にまつわるストーリーを連載します。思わず食べたくなるおいしそうな料理のイラストにも注目。第31回目は、毎年子どもが大喜びするクリスマスのお菓子セットについて。チッチママさんが編み出した、子どもも大人も嬉しいお菓子セットの作り方とは……?みなさんこんにちは、チッチママです! もうすぐクリスマスですね♪ サンタの皆様準備は順調に進んでおりますでしょうか? スーパーにも例の長靴が陳列していて いよいよという雰囲気ですよね。 最近は長靴以外にも、宝箱だったりいろいろな形の お菓子セットがありますよね! わが家も数年前は娘達のために、女の子が喜ぶような ミラー付きのセットを用意しました。 当日とすごく喜んでくれたのですが…… そうです、肝心のお菓子があまりお好みでなかったようで(笑) たしかに普段買わないような種類のものが入っていて あ~これあまり好きじゃないだろうな……と思っていました。 結局お菓子というより「入れ物」を購入したような感じになってしまい それだったら……と2年前からわが家のお菓子セットは こんな仕組みで用意しています。 これね、何がいいって…… お菓子もすべて子ども達の好みのお菓子をセレクトできるし 何より「安く済む! 」 もちろん魅力的なあの入れ物のお菓子セットは喜ばれること間違いなし♪ でもうちはここまでの物は必要ないしな~……という場合は こんな方法もありますよ♪ PROFILEチッチママさんイラストレーター、漫画家、2人姉妹の母。書籍「ゆっくりと家族になろうよ」(KADOKAWA)「うちの夫の不器用な娘愛」(イースト・プレス)普段はInstagram(@chicchi.diary)にて絵日記更新中!
2023年12月01日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。園長先生に今までの話を聞いてもらうと、自身の体験談も交えて親身に話を聞いてくれ、園長先生の言葉にまぎさんは心が軽くなりました。 うなはどんな気持ちだったんだろう…?担任の先生に共有して、普段のうなの様子を聞かせてもらったらほうが安心できるかも……?という園長先生からの提案で、私はうなの担任の先生と話す時間を作ってもらいました。 担任の先生は、幼稚園でのうなちゃんの様子をノートにまとめてきてくれていました。下の子が生まれてからうなちゃんをきつく叱ってしまうこと、かわいいと思えないことを、涙をこらえながら伝えたまぎさん。先生は、頷きながら静かに耳を傾けてくれました。担任の先生が言うには、幼稚園でのうなちゃんはケンカをすることもあるが、よく笑い、活発に過ごしているとのこと。しかし、まだ3歳のためうまく気持ちを表現できずに泣いていることもあるそう。 うなちゃんは家でも泣いている理由を答えらえないことが多く、まぎさんはそれが自分のせいなのではないかと心配になりました。そこで先生は「なぜ?」と原因を追究するのではなく、「どういう気持ちだったか」と本人の気持ちを聞いてみたらいいのではないかとアドバイス。それを聞いてまぎさんは、「なぜ?」と聞いて叱るばかりだった自身の行動を振り返り、落ち込むのでした……。 うなちゃんはまだ3歳。自分の気持ちを言葉にできず、頭の中でお母さんに言われたことを一生懸命考えていたのかもしれませんね。また担任の先生のまぎさんの悩みに寄り添い真摯に向き合ってくれる姿勢には、今後もまぎさんがうなちゃんを預ける上でとても安心したのではないでしょうか。今回、保育園の先生に悩みを打ち明けたことで、まぎさんの心が軽くなればいいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月30日今回は何気ない日常に対して、かいさんちが感じたことについてのお話です。 ふと、何気ない瞬間にパパが思ったことは… 何気ない日常が掛け替えのない日常だったりしますよね。 ふとそんなセンチメンタルな気持ちになったりする父ちゃんです。 改めて思う、君たちの父ちゃんになれて本当によかったと。いつもありがとう、君たちは僕の宝物です。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年11月30日私は妊娠してから専業主婦をしています。働いているママから、これまで何度「専業主婦はいったい家で何してるの?」と聞かれたかわかりません。しかし、同じ言葉でも相手の伝え方で、受け取る側である私の気持ちは全然違うことに気が付きました……。 専業主婦を「暇でしょ?」と言うAさんAさんはいつも、働いてない私に「たくさん時間があって、家で何してるの?」と言います。「暇でしょ?」という言葉も添えて。そんな私は子育てに苦戦しつつ、子どもについて新しい発見や学びがあり、暇とはかけ離れた日々でした。 そのためAさんの言葉は、私にとって不思議でなりませんでした。しかも、Aさんが私を少しバカにしているような言い方に聞こえてしまったため、私はモヤモヤと嫌な気持ちになったのです。 専業主婦を「尊敬する」と言ってくれるBさんBさんは「家で何してるの? 私は子どもはかわいいけれど、育児がじょうずじゃなくて。ずっと子どもと一緒にいるとストレスで……。だから尊敬する」と言いました。私は尊敬されるほど立派な育児はしていませんし、育児をしていて人に褒められることもほとんどありません。 ですので「尊敬する」とBさんに言われ、とてもうれしかったのです。そして私は、友人に対して温かい言葉を送ることができ、仕事と育児の両立をするBさんを、心から尊敬しました。 「あなたの息子くんは幸せだろうね」と言うCさんCさんは、子どもと過ごす時間をもっと持ちたいと思いながらも、将来を見据え夫婦で話し合い、共働きという選択をしていました。「家で何してるの?」と聞かれ、昨日の出来事や過ごし方をCさんに伝えると、「あなたの息子くんは幸せだろうね。うちの子はかわいそうだ」と言います。 そんなCさんは働いている間も子どものことを考え、帰宅後は子どもとの時間を大切にするけれど、それでも時間が足りず、子どもに申し訳ない、と思っているようでした。私はCさんを「なんて素敵なお母さんなんだろう」と思いました。 仕事をしながらも、子どものことを思い、真剣に向き合っているCさん。そんなたくさんの愛情をむけられている息子くんが、かわいそうなわけがありません。1日を一生懸命頑張っているCさんの話を聞いていると、私も「もっと頑張れる余地があるな。弱音を吐いていないで頑張ろう」と思えました。 「家で何してるの?」と同じ言葉ではありますが、それに続く言葉や言い方で、悲しくなったり、うれしくなったり、頑張ろうと思えたりと、私の気持ちはまったくちがいました。価値観は人それぞれ。例え私とは違った考え方や環境であっても、相手を尊重し、悲しませない言葉選びをしなくてはいけないな、と改めて感じさせられる出来事でした。 イラストレーター/ライコミ 監修/助産師 REIKO著者:山下亜衣
2023年11月30日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。歩くのが嫌いで抱っこが大好きな次男。私も抱っこは大切な愛情表現だと思い、移動するときはできる限り抱っこをしていました。しかしある日の朝、背中に激痛が走り……無理な抱っこを続けたことを後悔した体験談です。 歩くのが嫌いな次男当時2歳になる次男は、歩くのが嫌いで抱っこが大好きでした。私も、ベビーカーより機動力の高い抱っこひもを利用することが多かったです。次男の体重は13kg。ずっしりと重く感じていましたが、「まぁ、大丈夫だろう」と思い抱っこひもを使い続けていました。 抱っこで肩や腰に負担がかかってつらかったのに、次男に「抱っこ~」とせがまれると「抱っこしてあげるのが母親の務め!」と思い、抱っこしていました。また、使用していた抱っこひもの耐重量は20kgだったので、安心感もありました。 しかし、ある日の朝、いつものように幼稚園のバス停まで長男を送るために次男を抱っこしようとしたとき、背中に痺れるような激痛が走ったのです。 痛みは強くなり…首と肩、背中が痛くて動けなくなってしまいました。病院に行きたかったのですが、次男の預け先がありません。とりあえず湿布を貼ってごまかすことに。しかし、痛みはだんだん強くなり、とうとう痛み止めを飲みました。 そしてその日は何とか過ごし、翌日夫に有給をとってもらい整形外科に駆け込みました。お医者様に診てもらうと、「あ~。育児中のママに多いんだよね」とのこと。長年の抱っこで筋肉を痛めてしまっていたのです。かなり重症ということで、痛みの部分に注射をして定期的に通院することになりました。 座って抱っこすることにこの出来事以降、次男を立って抱っこすることは控えるようにしました。次男本人にも、「〇〇くんはもう重くて、ママはまた肩が痛くなっちゃうからごめんね」と謝り、「でも、座ってならいっぱい抱っこできるよ」と伝えることに。外でもできるだけ歩いてもらうようにし、遠出するときにはベビーカーを使うことにしました。 意外なことに次男は「ママ、大丈夫?」「痛いの痛いの飛んでけ!してあげるね」とやさしい言葉をかけてくれました。次男の成長にも感動! しかし、通院は3週間ほど続き横を向くのにもひと苦労でとても不便でした。 今でも、抱っこは大切な愛情表現だとは思いますが、自分の体を痛めてまですることではなかったなと後悔しました。特に背中と首を痛めている間は、日常生活にも支障が出てしまい、夫や子どもたちにも不便をかけてしまったことも反省しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ねね著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2023年11月30日今回は、しの君とかいさんちのお話です。クリスマスが近づいて来たある日のこと、真剣な表情でしの君を叱るかいさんち。「そんなことしてたらサンタさん来んからな!」そう強く言っていたのですが……? もうすぐクリスマス到来!果たしてサンタさんは…? ここに来るまでたくさん頑張ったんだなぁとか考えたり、ステージで堂々としてる姿を見てるとなんか目頭が熱くなって……。 怒ったことを後悔しましたね。 たくさん頑張った君には、必ずサンタクロースはプレゼントを持ってきてくれます。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年11月30日第1子を出産してから6年後、第2子を出産したときのことです。分娩から2時間後、トイレに行ってみましたが尿を出す感覚がまったくわからなくなってしまいました。仕方なくトイレはあきらめ、眠りにつくと大変なことに……。トイレをあきらめて眠ったら…? そのときは尿が溜まっている感じがあまりしなかったので、「深夜だし、昨日も寝られなかったから早く横になりたい……」と思い眠りにつきました。 するとしばらくして大量の尿が漏れてきてしまい、急いでトイレに行こうとしたのですが、分娩後で体が思うように動かず、早々にあきらめてしまいました。 それでも産褥パットはすべて吸収してくれていたので、「産褥パットの威力すごい!」と身をもって知ったのでした(笑)。 ※分娩後2時間で排尿を促し、排尿がない場合は導尿して帰室するのが一般的です※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします 監修/助産師 松田玲子著者:ますまゆ6歳と0歳4ヶ月の姉妹の母。育休中の時間を使ってインスタ、ブログにて育児や出産エピソードを執筆中。大の漫画好きで、日々の楽しみは寝かしつけ後漫画アプリを徘徊すること。
2023年11月30日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていること泣きながら話しました。 私は「ダメな母親」ではなかった…?園長先生に話を聞いてもらってやっと今までの気持ちを吐き出せた私。ダメな母親でもないとはっきり言ってもらえたのですが……。 ※ベビーシェマとは、小さい体に大きな頭、顔の低い位置に顔のパーツがある、ぷくぷくとした手足や頬、ぎこちない動きなど、赤ちゃんの形態的・行動的特徴。ヒト以外にもイヌやトリなど、多くの生物に共通して見られるもの。 園長先生から告げられたこととして、下の子が生まれると、母親は本能的にひとりで生きていけない赤ちゃんを守らなければいけないと思うのだそう。 そして、できていたことをしなくなったうなちゃんに苛立ちを覚えていたのは、「ちゃんとできていた姿」を見ていたから。まぎさんは、うなちゃんの成長にきちんと向き合っていると話してくれた園長先生。しかし、今までうなちゃんに冷たくあたって叱ってきたことで、「母親から嫌われている」と感じさせているのではないかと、まぎさんの心配はぬぐえません。2児のパパである園長先生も、下の子が生まれたときは、上の子を優先しようとするもなかなかうまくいかずに悩んでいたと同じ体験があると話してくれました。親身になって話を聞いてくれた園長先生の言葉に心が軽くなったまぎさんでした。 園長先生のおかげで、まぎさんもやっと自分の気持ちを吐き出すことができました。ママもひとりの人間。赤ちゃんを育てながら上の子を優先してお世話をするのは並大抵のことではありません。そしてまぎさんがうなちゃんにイラだってしまっていたのは「常にうなちゃんと向き合ってみてきたからだ」と園長先生は告げました。この考え方はまぎさんが自分ひとりで悩んでいても見つけるのは難しかったのではないでしょうか。つい自分でひとりで解決をしようと頑張ってしまうこともありますが、完璧を目指そうとせず、つらいときはひとりで抱え込まないようにする意識も必要だと感じさせられますね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月29日息子のアオちゃんの日常を描く、つぐみ屋さんの育児マンガを紹介します。保育園の帰り道、「今日は何したの?」とつぐみ屋さんがアオちゃんに聞きました。「ボールで遊んだ」と答えたので、「他は何したの?」と聞きました。すると、アオちゃんから予想もしない答えが返ってきて……!? アオちゃんはいったい保育園で何をしたのでしょうか? 保育園で、今日は何をしたの? 海に行ったというアオちゃん。つぐみ屋さんはびっくりして連絡帳を確認すると、そこには「今日は桶に入って水遊びをした」と書かれていました。アオちゃんは桶のことを「海」と言っていたのです。 わが子が桶に入りながら海を想像している姿を想像して、ほっこりしたつぐみ屋さんでした。 ◇◇◇ 桶が海になるなんて、アオちゃん、かわいすぎて癒されます。そして海を見たら、アオちゃんはいったいどんな反応をするのか……、気になってしまいますね♡ 著者:マンガ家・イラストレーター つぐみ屋
2023年11月29日長男の1カ月健診が終わり、実家から自宅に戻ってほぼワンオペの生活がスタート。生後2カ月あたりに起きた出来事です。心配性の私はベビーセンサーを購入したのですが、それによって思いもよらないことが起きてしまいました……。後悔している衝撃の出来事 ※訂正:(誤)取ってしまう→(正)止まってしまう 子どもの安全を守るための機器を購入したはずなのに、それに気をとられた結果、子どもにけがをさせてしまったこの出来事。数年たちましたが、ふっと思い出すことがあります。そして今でも後悔しています。この失敗以降、床にはジョイントマットを敷き、ベッド以外に寝かせる際はマットの上に寝かせるようになりました。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。大人用のベッドやソファなどで赤ちゃんを寝かせる場合には、大人が近くで見守り目を離さないようにしましょう。また、ベビーベッドの柵も、お世話していないとき以外はしっかり上げておく必要があります。安全対策をしっかりおこなって赤ちゃんが転落しないよう注意しましょう。※「#8000」は厚生労働省の「子ども医療電話相談事業」のこと。 監修/助産師 松田玲子著者:ぶりさしフルタイムで働きつつ7歳と5歳の男兄弟を育てるワーママです。今年の夏頃からSNSへ育児マンガの投稿を始めました。
2023年11月29日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。まぎさんは、「上の子がかわいいと思えない」と悩んでいることを夫にも相談できずにいました。ある日、いろちゃんが寝返りをできるようになり、夫とまぎさんは大喜び。するとうなちゃんは自分は褒められていないと主張し始めます。その様子を見ていて苛立ちが止まらなったまぎさんは、いろちゃんを連れて家を出ると、自己嫌悪にさいなまれさらに苦悶することになりました。後日、うなちゃんを保育園に送り、帰ろうとしていたところ、園長先生に突然声をかけられ……。 ずっとつらかった…!突然園長先生から呼び止められて、私はドキッとしてしまいました。もしかしたらうなから何か聞いたの……? と心配する私とはうらはらに園長先生からは……。 2人目の出産からのまぎさんの様子が変わったことを気にかけて、声をかけてくれた園長先生。 まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていることを泣きながら話しました。 何も言わずに園長先生は聞いてくれ、「まぎさんは悪くありません、ダメなお母さんでもありません。」と一言。まぎさんの今の状態は、ホルモンバランスの変化や、心に余裕が無いせいで起こっていることで、誰でもなり得る可能性があると言ってくれたのです。 9カ月もの間まぎさんはひとりで悩み、抱え込んでいたのは相当つらかったことでしょう。まぎさんはずっと、上の子がかわいく思えないことで自分を責めていましたが、「上の子可愛くない症候群」という言葉があるように、このようなことは誰にでも起こり得る可能性があるのかもしれません。 悩みを抱えた際は自分で抱え込みすぎず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちがラクになるかもしれないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月28日三姉妹を育てるアラフォーママの花さん。ママになってから一度、看護師復帰するも人間関係に悩んで退職。しかし、夫が転職しそうな予感……。そして、これから三姉妹にかかるお金のことを考えると、家計を支えるためにも再度復帰しようと決意します。復帰後、子どもの発熱などで早退せざるを得ない状況になるも、そのたびにペアナースであるあんこさんにフォローしてもらった花さん。おかげでストレスも少なく働くことができ、最近はメイン業務をひとりで担当できるほどまでに成長! 周囲にもその努力が認められ、契約期間の満了が近づいたタイミングで部長からうれしい提案もあり……?「契約終了後もこの病院で働かない?」と部長に打診され、純粋にうれしく思う花さん。その夜、夫に報告すると……。 配属先や勤務時間が変わってしまう!? 花さんの話を一緒に喜んでくれたものの、夫が気になったのは配属先や勤務時間はどうなるのかということ。冷静な夫からの質問を真摯に受け止め、話を受ける前にきちんと確認しておこうと思った花さん。 さっそく部長との面談で勤務条件の希望を伝えます。すると、部長は二つ返事でOK! あっという間にパートとして勤務を継続することが決まったのでした。 花さんの希望をその場で快諾した部長。よほど、花さんという優秀な人材を手放したくなかったのですね。面談後の雑談では、愚痴をぽつり。統括する立場としてスタッフの能力を把握しているからこそ、つい出てしまった言葉なのかもしれません。 とにもかくにも自身が望む条件で直接雇用され、パートとしての勤務が決定した花さん。家事に育児に仕事にと大変ですが、家族で力を合わせながら引き続き楽しく働けるといいですよね!著者:マンガ家・イラストレーター 秋やま花
2023年11月28日小学2年生の娘が、公園から自転車で帰宅したときのこと。駐輪場で、突然見知らぬ中年の女性から「鶏肉買ったじゃろ?」と声をかけられたというのです。数日後、娘は駐輪場でまた同じ中年女性に遭遇し、同じことを聞かれたそう。私は真相をたしかめるため、勇気を出して見知らぬその女性に声をかけることに。すると思わぬ言葉が返ってきたのです。 「何かようですか?」不思議なことを言う中年女性と娘 小学2年生の娘は、自転車で公園へ遊びに行くのが日課。ある日、娘が自転車で公園から帰宅したときのこと、マンションの駐輪場で、突然見知らぬ中年の女性が「鶏肉買ったじゃろ?」と声をかけてきたというのです。 娘が帰宅後、「ママ、今日鶏肉を買ったの?」と聞いてくるので、私は不思議に思いました。買ったものを詮索しているような内容にちょっと引っかかりを覚えたので、その晩、夫に相談をしましたが、あまり深くは考えていない様子でした。 数日後、いつものように自転車で遊びに行った娘が、焦った様子ですぐに帰宅。駐輪場で、また同じ女性に「鶏肉買ったじゃろ?」と聞かれたというのです。私は、真相をたしかめるため、見知らぬその女性のもとへ。話を聞くとどうやら、自転車を出しにくそうにしている娘のために、他の自転車を寄せてくれていたのでした。 自転車が「取りにくかったじゃろう」と言った女性の言葉を、「鶏肉買ったじゃろう」と聞き間違えていた娘。勘違いだとわかり、私と娘はホッとしたと同時に、助けてくれた女性に対して不審に感じたことを申し訳なく思いました。近所の人のやさしさが心に沁みる話でした。 作画/Pappayappa著者:茂木 あずさ
2023年11月28日私はもともととても心配性な性格で、それは息子を育てる面でも影響していました。そして幼稚園に入園することが決まり、引っ込み思案な性格の息子を心配するあまり、いろいろと口出ししていた私。しかし、そんな私の心配をよそに、息子は想像以上に成長していたのです。今回はそのときのエピソードをご紹介します。 おとなしい性格のわが子念願だったわが子を授かってからあっという間に3歳を迎え、3年保育の幼稚園に入園が決まったのですが、私がまず心配したのは「ちゃんとお友だちができるんだろうか?」ということでした。 息子はもともと引っ込み思案な性格で、公園などで同じくらいの年齢の子どもと会っても自分から話しかけられず、もし向こうから話しかけられてもモジモジしながら遊ぶといった調子。そんなときには私が他の子どもに、息子と一緒に遊んであげてくれる?と話しかけてお願いしていました。 お友だちができたのか心配そして幼稚園に入園してから何カ月か経過したころ、息子に「幼稚園でお友だちできた?」と聞いてみると、「うーん、わかんない」と微妙な返事。このままでは幼稚園でひとりぼっちになってしまうのでは?と心配した私は、息子に「お友だちを作るには、自分から積極的に話しかけないと仲良くなれないよ? あとちゃんとあいさつもしないと」などと伝えました。 その後何度も同じようなことを言い聞かせていたある日、息子と同じクラスの子どもを持つママ友から、「同じクラスの子たちと公園で遊ばない?」とお誘いがあったので行くことに。 えっ? 意外な息子の姿そこで私が見たのは、ニコニコしながら同じクラスの子どもたちと楽しそうに遊んでいる息子の姿でした。息子から遊びに誘うことはあまりない様子でしたが、お友だちに「〇〇くん(息子)、一緒に遊ぼう!」と誘われると「うん!」と言ってうれしそうにみんなで遊んでいて、あれ? これまで私が心配していたのって何だったんだろう?と思いました。 そして、きっと息子は息子なりに成長し、お友だちと仲良くなっていたんだなと感じ、私は今まで自分の意見を押し付けていたことをとても反省したのです。 息子が年長さんになった今では、「今日は〇〇くんと遊んだよ〜!」など伝えてくれるようになりました。その後も私の心配性はまだ直ってはいませんが、子どもの成長に対して過度に口出ししないよう心がけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:小野 美穂
2023年11月28日わが子が通う幼稚園では、つけて行ってもいいヘアアクセサリーの種類や形状など、子どもの身支度についてルールがあります。内履きは無地のものを履くようにとのこと。そんな幼稚園からのお願いについて考えさせられる出来事がありました。 大好きなアナ雪の内履きを購入する幼稚園に通うわが子の内履きがサイズアウトしたため、靴屋へ向かいました。足が大きくなり内履きが履きにくかったためか、幼稚園の中で内履きを履きたがらない様子が見受けられたとのことです。 靴屋で内履きを見ていると、わが子の大好きなアナ雪の絵がプリントされた内履きが、無地のものよりも安く売られているのを発見。内履きは無地を準備してほしいという幼稚園のお願いを思い出したのですが、お迎え時に他の子も履いていたという理由で、アナ雪の内履きを購入しました。 これでよかったのか…とモヤモヤアナ雪の内履きを購入してもらったわが子はとても喜び、内履きを履きたがらない様子もなくなり、アナ雪の内履きを大切にしている様子が伺えました。また、幼稚園の先生から、内履きについて注意を受けるようなことはこともありませんでした。 「わが子は喜んでいるし、内履きも履くようになったし、キャラクターがプリントしてあるくらい大した問題ではないのではないか……」と思いアナ雪の内履きを履かせていましたが、これでよかったのかという疑問がずっと心の中に残っていました。 カチューシャをつけていきたいとごねるある日、幼稚園から帰ってきたわが子が「幼稚園にカチューシャとかつけていきたいの」と私に話しました。幼稚園にはカチューシャをつけていってはいけないことになっていると話したのですが、他の子がつけていたことを理由に納得できない様子。 そこで、カチューシャをつけて幼稚園バスの集合場所で先生に聞いてみることにしようということで話は収まりました。翌日、わが子はカチューシャをつけてバスの集合場所へ。 「いけないよ」と言われ、カチューシャを外す幼稚園のバスが到着し、先生がバスの中から出てきました。私はすかさず「カチューシャはつけていいですか?」と尋ねると、先生は「つけてはいけないんですよ……」とのこと。このやり取りを見たわが子はしぶしぶカチューシャを外し、不満が残った様子で幼稚園バスに乗り込んでいきました。 その後、わが子がカチューシャをつけていきたいと言うようなことはありませんでしたが、周囲のマネをしたがるようなことが何度かありました。 幼稚園のルールやお願いに対し、私がこれくらい大丈夫と勝手に判断してしまったことで、マネをしたがるわが子のように、周囲にも何らかの影響を与えてしまったかもしれないと反省。また、それはわが子にも「ルールを守らなくていい」と言っているような面もあることに気づきました。これからは自分が見本となって、わが子のルールを守る力を育んでいきたいと反省した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年11月28日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人の子どもの育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまったまぎさん。「もう3歳になったんだから、できると思ったことはやってみよう?」と話したところ、うなちゃんは泣きながらも返事をしてくれました。しかし、素直に聞いてくれているのに、なぜかまぎさんにはうなちゃんがかわいく思えなかったのです……。 「母親失格?」こんなこと誰にも言えない…泣きながら私の話を聞いてくれた長女を、いままでのようにかわいいと思えません。どうしたらいいのか、私はひとりで悩んでいました……。 ※縋られても→すがられても まぎさんは、長女・うなちゃんがかわいいと思えなくなっていることをどうしたらいいのか悩んでいました。しかし「大丈夫」と言った手前、夫には相談することができずにいました。 そんなある日、いろちゃんが寝返りをできるように!夫とまぎさんが大喜びする中、「うなちゃんのことは褒めないんだね」と主張し始めたうなちゃん。その様子を見ていて苛立ちが止まらなくなったまぎさんは、泣いてすがるうなちゃんを夫に任せ、いろちゃんを連れて家を出ました。 「長女がかわいくないと思っている自分がこわい」その気持ちを誰にも言えず、まぎさんはひとりで悩み続けるのでした。 まぎさんは「上の子がかわいくない」と感じてしまうことを相談し、どう思われるかが気になってなかなか相談できない様子。「上の子がかわいくない」という悩みは言いにくいかもしれませんが、苦しい気持ちを誰かと共有することで少しはラクになることもありますよね。 また夫に相談しづらいければ、保育園の先生に相談するというのもよいのではないでしょうか。先生たちはたくさんのママや子どもたちと接してきています。みんなが同じ悩みを抱えているわけではないかもしれませんが、何か解決となる糸口を教えてくれたり、一緒に考えてくれたりするかもしれませんね。みなさんは育児中の悩みを抱えたとき、どのように解決をしていますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月27日三姉妹を育てるアラフォーママの花さん。ママになってから一度、看護師復帰するも人間関係に悩んで退職。しかし、夫が転職しそうな予感……。そして、これから三姉妹にかかるお金のことを考えると、家計を支えるためにも再度復帰しようと決意します。そして復帰後、指導ナース・あんこさんからの教育を受け「いよいよひとり立ち!」という場面でこども園からの電話を受けた花さん。思った通り、子どもが発熱したとのこと。出鼻をくじかれてしまった花さんは落ち込みますが、そんなとき先輩から告げられたのは……?「花さんが休みのときはあんこさんが来てくれるの」という頼もしい言葉!子どもが体調不良でも、花さんが心配せずに休める環境が整っているというのです。 業務にも慣れたころ、部長から打診されたのは… ※「復帰話」については「看護師ママの復職日記 第2話」に掲載 休みやすい職場環境に、ストレスも少なく働き続けることができた花さん。勤務先との契約期間が後半に入るころには、自信を持ってメイン業務を担当できるようになりました。 そしていよいよ、契約期間の満了が近づいてきたある日。部長に呼ばれた花さんは、「契約終了後もこの病院で働かない?」と打診されます。 自分の働きを評価してくれたことにうれしく思う花さん。ですが、自分の一存では決められません。夫に相談してから答えを出すことを、部長に告げるのでした。 子どもの体調不良や家庭の都合に合わせて休みが取れるのは、子育て世代にとって働きやすい職場環境ですよね!職場から評価され、継続的な勤務をお願いされたということは花さんの努力が認められた証。喜ぶのもわかりますよね。 ですが、部長の様子からは人材不足も懸念されます。花さんはこれまでと同じような働き方を継続できるのか……。じっくり悩んで、一番良い答えを出せるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 秋やま花
2023年11月27日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は次女ちゃんが2歳4カ月の時のエピソードです♪わかまつまい子です。次女ちゃんが微熱で保育園を休んだのでその時のことを描きました!熱とは言えどめためた元気な次女。キッチンで水遊びに夢中になり袖やら床やらびちゃびちゃ…むむむ…。しかし、これは止めると逆に長引いてしまうやつ…。耐えろ〜耐えろ〜耐えろ〜……。結局10分くらい遊んでましたね。その間スクワットやら足上げしてました(笑)※2022年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2023年11月27日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。次女の出産後から、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。これは、まぎさんが下の子を出産した後に、上の子がかわいくないと感じるようになったお話です。赤ちゃんを抱っこしたまぎさんの足へ体当たりしたことを謝ろうとするうなちゃんに、まぎさんはさらに冷たくしてしまい、愛情が心から抜け落ちていくような感覚を覚えます。日に日に赤ちゃん返りは激しくなり今までできていたことの大半を自分でしなくなったうなちゃん。そして、気に食わないことがあるとかんしゃくを起こすようにまでなりました。毎回「ママがいい」の一点張りで祖母や夫は手を出せず、まぎさんはさらにイライラを募らせていき……。 どうしよう…かわいいと思えない…いつもひとりで行っていたトイレも娘に「ママがいい」と言われて、私はつい……。 ちょうどまぎさんが赤ちゃんのおむつを替えているタイミングで、うなちゃんがひとりでトイレに行けないと駄々をこね始め、おもらしをしてしまいました。 今までできていたことをしようとしないうなちゃんに、猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまったまぎさん。「もううなはお姉ちゃん…」そう言いかけてまぎさんはハッとします。まぎさん夫婦は、うなちゃんに「姉だから」という役割を押し付けるのはやめようと話し合っていたのです。そこで、「3歳さんになったんでしょ?できる!って思うことはやってみようよ」と違う言い方をしたところ、うなちゃんは泣きながらも素直に聞いてくれました。 それでも、なぜかまぎさんにはうなちゃんをかわいく思えなかったのです……。 おむつ替えのタイミングでの、うなちゃんのトイレにいきたいと告げる言動。もしかしたら「自分を優先させてほしい!」という思いがあったのかもしれませんね。気持ちにゆとりがあれば、受け入れられる言動かもしれませんが、当時のまぎさんのイライラが積み重なっている状態ではそんな心の余裕を作ることさえも難しい場合もありますよね。 産後の疲れや寝不足で心の余裕がなくなっているいまは、完璧を目指しすぎず、ときには周りを頼って子どもたちから数時間でも離れ、ママ自身がリフレッシュしてみることも大切かもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月26日これは娘が3歳のころの話です。当時、娘は食が細く、私はいつも心配していました。栄養を考えた食事を出してもあまり食べてくれず、娘はいつも「嫌だー!」と首を振ります。そんなある日、娘がある物を食べたいと言い出しました。娘に言われた通り、渡したものの「これじゃない」と拒否! 本当に食べたかったものとは? 「ママにはわからない!」食の細い娘が食べたかった物 当時3歳だった娘は食が細く、栄養を考えた食事を出してもあまり食べてくれず、私はいつも心配していました。 そんなある日、偏食の娘が「おさかなのちくわが食べたいな」と言い出したのです。好物のキノコとゼリー以外に娘が何か食べたがることがなかったので私はうれしくなり、ちくわを買ってくることに。しかし、おやつの時間にちくわを渡すと娘は「これじゃない! おさかなのちくわがよかった!」と泣くのです。 「ちくわ」が何かわからず途方に暮れる私でしたが、娘が「お父さんがくれたのこれじゃない」と言っていることに気がつきます。そこで仕事中の夫にメッセージを送り「娘ちゃんが食べたがるんだけど、おさかなのちくわって何かわかる?」と聞いてみました。すると夫からすぐに「魚肉ソーセージのことかもね」と返事が! おさかなのちくわとは魚肉ソーセージのことだったのです。どうやら娘は夫と2人で過ごしているときに、魚肉ソーセージを食べていたそう。 すぐに冷蔵庫にあった魚肉ソーセージを娘に手渡すと「これがおさかなのちくわだよ!」と言い、おいしそうに食べていました。夫の話では「魚肉ソーセージはちくわと同じでお魚からできているんだよって言った記憶が……」とのこと。その後、おさかなのちくわ(魚肉ソーセージ)が娘の好物に加わり、8歳になった今ではなんでもモリモリ食べ、元気に育っています。子どもの言葉は、おもしろいなと思った出来事でした。 作画/mosu著者:田川ゆうこ
2023年11月26日【看護師ママの復職日記 第22話】三姉妹を育てるアラフォーママの花さん。ママになってから一度、看護師復帰するも人間関係に悩んで退職。しかし、夫が転職しそうな予感……。そして、これから三姉妹にかかるお金のことを考えると、家計を支えるためにも再度復帰しようと決意します。復帰後、慣れない環境や人間関係にとまどいながらも、ひとり立ちを勧められるほどにまで成長した花さん。家庭との両立に不安な気持ちが高まりますが、迷惑をかけないレベルを目指そうと奮い立つのでしたーー。花さんはさっそく、やる気を行動に移すことに。忙しい日に自分メインでやってみることを指導ナースに宣言します。そしてーー。 今日からひとり立ち!頑張ろうとしたとき… いよいよやってきたひとり立ちの日。患者さんのファイルの山に焦る花さんでしたが、先輩から「大丈夫大丈夫、1人で焦らないで」と励まされ、気持ちが軽くなるのを感じました。 そして「大丈夫!出来る!やれる!」と思った矢先のこと。「花さーん、電話ー、こども園から」と呼ばれてしまいます。予想通り、こども園からの電話で知らされたのは、娘の発熱……。 「迷惑かけてしまった……」とひどく落ち込む花さんですが、休んだときは指導ナースであるあんこさんが代わりを務めてくれるとのこと。 花さんは頼もしさに目を輝かせるのでした。 自身が仕事をしているとき、託児先からの電話にドキッとした経験がある人も多いのではないでしょうか。子どものケガや急な発熱は仕方のないこととわかっていても「迷惑をかけてしまう……」と不安になったり、悩んだりしますよね。ですが、花さんの勤務先のようにマンパワーのある職場なら、家庭と両立しながら仕事が続けられそうです。慣れない環境での職場復帰は大変ですが、花さんはいい職場を見つけられて本当に良かったですね! 著者:マンガ家・イラストレーター 秋やま花
2023年11月26日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は、娘さんと格闘したというエピソードをご紹介!ある日、こむぎさんが娘が使っているブランケットを洗濯しようとしたところ、全力でブランケットを取り返そうとしてきました。こむぎさんが必死で説得するも、力ずくで引っ張る娘。しかし、よくよく考えてみると、こむぎさん自身にも思い当たる節があって……!? ママが言い聞かせても、娘は断固拒否して… 娘には、0歳のころから使用しているお気に入りのブランケットがあります。 いつも全てのブランケットを引き出しから引っ張り出しては、くるまって喜んでいます。 おかげで交代で洗うこともできず、ブランケットは常にボロボロに……。 その光景を見て、私も子どものころ、たくさんの猫のぬいぐるみをボロボロになっても持ち歩いていたことを思い出しました。 娘の気持ちがわかると同時にそのころのことを思うと、娘からブランケットを取り上げられなくなってしまうのでした。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年11月26日