フランス人のパートナー、ガイックさんとベベダモくん(フランス語で「愛する赤ちゃん」)とパリで暮らすヒロコさん。子育て観や文化の違い、ガイックさんのユニークな日本語がほっこり愛おしい、家族の日常生活を綴ったマンガが大人気! 第18回は、ごはんを食べなくなってしまったべべダモくんのお話。これまで食べていたものも食べてくれず、お手上げ状態に……。そんな時、ガイックさんがべべダモくんにかけた言葉とは!?16ヵ月になった頃から、めっきり食べる量が減ってしまったべべダモ。これまで食べていた離乳食もあまり食べないし、手掴み食べのものも一口かじっては床に落とします。問題なくなんでもパクパク食べる、ほかの子どもを見ては羨ましがる毎日です。いろいろ試行錯誤してますが、今は「やがて食べるようになる」に落ち着きました。一緒に楽しく食べてくれて、ときどき料理もしてくれるガイックには感謝です。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitterARCHIVE「可愛すぎる!赤ちゃんの手遊び」ガイックとフランスで子育て Vol.172023-08-08「バイリンガルベビーが初めて話した言葉とは?」ガイックとフランスで子育て Vol.162023-07-12「フランス語が上達する!? 子どもとのお散歩」ガイックとフランスで子育て Vol.152023-06-14「祝1歳★ママが思わず涙した瞬間とは!?」ガイックとフランスで子育て Vol.142023-05-13「眠気も吹き飛ぶ!? 一日の疲れを癒す方法」ガイックとフランスで子育て Vol.132023-04-14「世界共通、花粉症あるある」ガイックとフランスで子育て Vol.122023-03-09
2023年09月06日2014年生まれの男の子・もすちん/2018年生まれの女の子・ぷんちこ、2人の育児に奮闘中のmostinさんの育児マンガを紹介します。天気が良い日に洗濯をして、綺麗なシーツで寝ようとmostinさんは思ったのですが……?綺麗なシーツで安心快眠♪ 「夏は暑いけど、洗濯物が乾くのは助かるな〜」と言うmostinさん。綺麗なシーツで寝ようと思い洗濯機を回しました。すると翌朝、子どもがおしっこを漏らしてしまったのです。 そして部屋を掃除した30分後には、アイロンビーズをばらまかれ、床の拭き掃除をした1時間後に紙パックの牛乳をこぼされ……。 汚すタイミングに悪意があるのではないかとmostinさんは思ってしまったのでした。 ◇◇◇ mostinさんは、普段以上にキレイにしたときに限って、普段以上に汚されると感じたとか……。みなさんも似たような経験、ありませんか?著者:マンガ家・イラストレーター mostin
2023年09月06日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。子どもの父親・たけひこと、「認知しない代わりに養育費は月40万円」と約束していたいりな。娘を“ききめろ”と名づけ、さえの家で同居することになりました。キキちゃんを置いて、ボーイズバーで遊びほうけていたりな。連絡もなく家に帰らないりなの様子に、母は「いざとなったら私がキキを引き取ろうと思う」と決意を固めます。おのずと、さえもキキちゃんも同居することになるため、「さえには迷惑かけるけど……」と申し訳なさそうな母。さえは、「今後はりなのわがままを許さないこと。キキのためにも、引き取るなら覚悟を決めて」と、母に条件を出しました。そして、できる限り母とキキちゃんを支えようと心に決めます。一方そのころ、ビジネスホテルに泊まりながら、お目当ての男性がいるボーイズバーに通い詰めていたりな。家を出て1週間経つと、お金が底をつきそうになり、焦ったりなは、たけひこに連絡しました。 養育費の前借りをお願いしましたが、りながボーイズバーで散財していることを知っていたたけひこ。前借りどころか、「養育費を4万円に引き下げる」と言われてしまいます。そして、りなのSNSを見たたけひこは、高額な養育費に歓喜し、出産費用を水増し請求していたことなど、りなが自分を欺いていたことも知っていたのです。 「不満があるなら裁判でもなんでもして。あとは代理人を通して連絡して」と、完全にりなを見限ったたけひこ。言い訳の言葉は届かず、電話を切られてしまったりなは……。 毒親に最後のチャンス…!? さえと母が暮らす家に戻ったりな。1週間も放置していたキキちゃんには目もくれず、住む家やお金の心配を口にしました。 養育費が4万円になったことを話すと、「どういうこと!?」と問い詰める母。 「はめられたの! あいつ……最初からお金を払う気なかったんだよ……! 私、もうお金ないよ! お母さん、なんとかして!!」 「はめたのはあんたでしょ」 みっともなく母に泣きつくりなを一喝するさえ。 「やっと帰ってきたかと思えば、キキのことを気にもかけないでお金の話……くだらない」 「お姉ちゃんには関係ない!」と声を荒らげるりなですが、りながいない間、キキちゃんの面倒を見ていたのはさえです。しかし、そのことすらも「頼んでない! お姉ちゃんが勝手にやったんでしょ!」と身勝手な怒りが収まらないりな。 そんなりなに、「落ち着いて話を聞きなさい! あんたがいない間に話し合ったの」と、母が話を切り出しました。 「生活を改めて真面目に子育てしなさい。それで、半年以内に仕事を見つけなさい」「それができないのなら、キキはお母さんが引き取る」 母の言葉に、りなの顔は青ざめるのでした。 住む家や金銭的に問題が出てくると、「なんとかして!」と母に泣きついたりな。今まで、「あの子には何を言っても無駄だから」と、りなを甘やかしていた部分もあった母ですが、今回は、キキちゃんの人生がかかっていると言っても過言ではない問題。母も心を鬼にして、りなに更生を促しました。娘に「あなたの子どもを引き取る」と言わなければならない状況ほど、つらいことはないのではないでしょうか……。母やさえの気持ちを思うと、胸が痛いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年09月05日先輩ママからのアドバイスを参考に、下の子が生まれたときからなるべく長女を優先するように心がけていました。その効果もあってか、長女は弟たちに対して嫉妬したり意地悪をしたりということはありませんでしたが、弟たちの行動範囲が広くなるにつれ、長女の態度が一変……。今回はそんな弟たちに対する長女の変化についてご紹介します。 長女を優先した生活先輩ママから、「下の子が生まれたら上の子をもっとかわいがってあげたほうがいいよ」と聞いていました。そのため、私が双子の男の子を出産し自宅に戻った際、3歳の長女に「お姉ちゃんになったね、おめでとう」とお姉ちゃんになったことをお祝いしてあげました。 その後も保育園から帰宅すると、できるだけ長女との時間を持つように。双子がぐずったときは「おなかすいてるみたいだから、おっぱいあげていい?」と長女に聞き、許可をもらってから双子のお世話をするようにしていました。 弟たちに関心がない長女私が長女を優先するようにしていたためか、双子に対して嫉妬するなどマイナスな感情は抱いていないように見えました。その一方で、弟たちがかわいいという気持ちもあまりないようで、関心を示すことがほとんどありません。 ごくたまに、保育園から帰って双子のほっぺにチュッとすることはあるものの、それだけ……。同年代の子たちでさえ双子を見ると、「かわいい! 抱っこしたい!」と言ってくれるのに、長女の口からは聞いたことがありませんでした。 弟たちにイジワルし始めた長女双子が生後8カ月を過ぎ行動範囲が広くなってくると、長女の弟たちに対する態度に変化が見られるように……。自分が気に入っているおもちゃに触れられたり、自分に近寄ってくるのが嫌なようで、近寄ってくる双子を足で押しのけ始めたのです。 「痛い痛いするんじゃなくて、かわいいってするんだよ」と話しても効果なし。声を荒らげて怒っても逆効果だとわかっていながらも、危ないと感じる場面ではつい大声で「ダメでしょ!」と言ってしまいます。 改善方法をいろいろ調べましたが、良い方法が見つからず……。悩んだ末に長女の行動を動画で撮影し「弟に痛い痛いしてる人は誰?」と長女に見せ、客観的に自分の行動を見られるようにしました。また、「みんなで一緒に遊ぼう」と双子を含めた4人で遊ぶようにしています。試行錯誤しながらも少しずつ改善してきましたが、焦らずに気長に見守っていきたいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/CHIHIRO著者:山口まなみ
2023年09月05日わが家には4歳になる男女の双子がいます。赤ちゃんのころから何でもよく食べていましたが、2歳を目前にしたある日突然、偏食生活が始まりました。野菜を始め、フルーツやお米、肉、魚も食べてくれず、まともに食べるのはパンとポテトとバナナくらい。2歳ごろから偏食が始まるのはよくあることのようですが、終わりの見えない偏食生活に苦しんだ体験談です。 突然始まった偏食生活わが家の双子は、離乳食のころからよく食べる子たちでした。好き嫌いもなく、量も大人の1食分くらい食べるので心配になるほど。しかし2歳を目前にしたある日、娘がそれまで食べていた納豆ご飯を嫌がるようになり、食べなくなりました。 同時に息子も、今まで食べていた物を嫌がるように。その日はたまたまかな?と不思議に思ったのですが、次の日も次の日も、これまで食べていた物を拒絶するようになりました。 試行錯誤に疲弊していく私特に困ったのは、お米を食べてくれないことでした。主食であるお米を拒否されると、毎日何を用意すればいいのかわかりません。食事は毎日のこと。嫌がるからといって、何も食べさせないわけにはいきません。 食べてくれる物はパンとポテトとバナナくらいでしたが、野菜をミキサーでドロドロにしてホットケーキに混ぜてみたり、なんとか子どもたちに食べてもらおうと試行錯誤しました。そんな毎日の食事を考えることが苦痛で仕方なく、私は精神的にも疲弊していきました。 成長とともに偏食に変化が子どもたちの偏食が始まってから約2年、それは地獄のような日々でした。双子それぞれが食べる物が異なり、苦しみも倍。どれほど手間をかけても食べてくれない子どもたちにイライラし、たくさん落ち込みました。 しかし4歳になった現在、幼稚園の給食をきっかけに、少しずつですが食べられるように。子どもたち自身も幼稚園で食べられたことが自信になっているようで、だんだんとほかの食べ物への興味も広がるようになりました。 私が一番つらかったのは、栄養をバランスよくとらせてあげられていないことへの罪悪感でした。今でも双子が食べてくれずに落ち込むことはありますが、一番偏食がひどかったときに比べたら劇的に進歩しています。私自身頑張り過ぎず、「食べてくれたらラッキー!」くらいの気楽さで、焦らず見守ろうと心がけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:村上 素子
2023年09月05日夫婦のこと育児のことをコミックエッセイにしてインスタグラムで発信しているおみきさんの日常マンガを紹介します。まだおすわりが安定していないおもちちゃん。ママと7カ月健診に行くと、服を脱いだ瞬間にギャン泣きしながらも無事健診が終了。その2日後、ふとしたときにおみきさんがおもちちゃんを見ると……?7カ月健診に行ったお話 7カ月健診に行ったおみきさんとおもちちゃん。身体測定では服を脱いだ途端にギャン泣き……。大変でしたが、何とか健診が終わりました。 すると健診に来ていた他の子が、おすわりをしている姿を見たおみきさん。おもちちゃんはまだおすわりが安定していません。つい、「あの子しっかりおすわりできて、しかも全然泣いてないなぁ……」と比べてしまいます。しかし、周りと比べてはいけないと思いおみきさんは頭を振りました。 そして2日後のこと。おみきさんが家事をしているときにふとおもちちゃんを見ると……。 なんと! じょうずにおすわりをしていたのです! 「旦那っ!! 旦那ぁーー!!! はやくこっちきてぇぇぇ!!」 子どもの成長の早さに驚きつつあわてて旦那さんを呼ぶおみきさんでした。 ◇◇◇ 今日できなかったことも数日後にはできるようになったりと、子どもの成長はあっという間。おおらかにゆったりとした気持ちで見守れると良いですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2023年09月05日高校時代から20年来の友人であるAと私。同じ年に出産し、お互い4歳の女の子を育てています。「子ども同士も仲良くなったらいいな」という願望を持っていたものの、子どもの成長とともに性格の違いが大きく出てくるように。そんな中、無理に仲良くさせようとすると……。 親が仲良いと子ども同士はどうなる? 友人Aの娘であるBちゃんは人懐っこく積極的なタイプ。対して私の娘は、人見知りするタイプです。わが家にA家が遊びに来たときのこと。Bちゃんは娘に積極的にアプローチしてくれましたが、娘は目を合わさず返事もしません。娘の塩対応ぶりに私はついイライラ……。私のイライラが顔に出ていたせいか、それを察知した娘は泣いてしまったのです。焦った私は寝室に娘を連れて行き、怖い顔を見せてしまったことを謝り、抱っこして落ち着かせました。 一方でBちゃんは自分が泣かせてしまったと思ったらしく、Aと2人で寝室まで来て謝ってくれたのです。私は急いでBちゃんのせいではないことをドア越しに伝えました。少し経つと、娘も落ち着きを取り戻し、ようやくBちゃんと遊ぶ気になったようです。気を取り直し、今度はパパと娘がそれぞれペアになって風船の打ち合いっこをして遊ぶことに。娘もBちゃんも楽しそうに飛んでくる風船を打ち返しています。パパたちのおかげで、その日一番の子どもたちの笑顔が見られました。 私とAは「今は無理に1対1で遊ばせずに、親が見守りながら遊ぶほうがいいのかもね」という会話に。親同士が友だちだと、子ども同士も自然に仲良くなるだろうと思っていた私。慣れない相手と2人で遊ぶのは娘にとって緊張することだったのだろうと反省しました。今後は、無理に仲良くさせるのではなく、親が間に入って遊んだり、ママだけで会うようにしたりと、子どもも親も穏やかに過ごせるよう配慮したいです。今後の付き合い方に生かしていきたいと思った出来事でした。 作画/yacco著者:吉山ユイ
2023年09月05日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。子どもの父親・たけひこと、「認知しない代わりに養育費は月40万円」と約束していたいりな。娘を“ききめろ”と名づけ、さえの家で同居することになりました。ある日、キキちゃんを置いてボーイズバーに行き、朝の4時まで帰ってこなかったりな。さえと母が激怒すると、逆ギレしたりなは、キキちゃんを置いて家を飛び出してしまいました。連絡なく戻らないりなに、心底失望していたさえ。すると母は、「いざとなったら私がキキを引き取ろうと思う」と決意を固めていました。母の話に、「条件がある」と、さえには考えがあったようで……。一方そのころ、ビジネスホテルに泊まりながら、お目当ての男性がいるボーイズバーに通い詰めていたりな。「キキ、元気にしてるかな」と娘を想う瞬間があるものの、「も〜何もかもめんどくさ……」と半ばやけくそ気味でした。 家を出て1週間経つと、お金が底をつきそうになり、焦ったりなは、たけひこに連絡しました。養育費の前借りをお願いすると、「ボーイズバーで散財しすぎた?」とひと言。りなが通うボーイズバーに、たけひこの知り合いがいたため、情報が筒抜けだったのです。 そして、遊ぶために使っているならと、養育費を4万円に引き下げると言われてしまい、動揺したりなは……。 すべてがバレて絶体絶命! 「公正証書があるから」と養育費の減額を認めないりなですが、たけひこは「収入が下がったから正当な事由」と反論。 「絶対嘘! 男なら約束守れよ!」と食い下がるりなですが、たけひこはりなのSNSを見たようで……。 「公開アカウントでベラベラと全世界に発信してたな〜」 りなのSNSには、結婚の計画をもくろみ、高額な養育費に歓喜し、出産費用を水増し請求していたことなど、たけひこをあざむいていた事実が書かれていました。 「待って! 私のじゃない! なりすまし!」 りなの言葉が届くはずもなく、電話を切られてしまいます。 時は戻って、1週間前。母から「キキを引き取ろうと思う」という話を聞き、「条件がある」と伝えたさえ。 それは、「引き取るならりなを絶対この家に入れないこと。りなのわがままを許さないこと」というものでした。「キキのためにも、覚悟を決めて引き取らないといけない」と話します。 「私には私の人生があるから、いずれは別居することになる。でも、金銭面では支援するよ」 さえは、母とキキちゃんをできる限り支えようと思っていました。 謝る母に、「……いいよ。私、お母さんもキキも好きだから」とさえは、キキちゃんを愛おしそうに抱くのでした。 「キキのため」その一心で覚悟を決めるさえと母。いくら血の繋がった孫や姪であっても、子どもを引き取るという決意は、並大抵のものではありません。 “育ての親”という言葉があるように、愛情を持って育ててくれた人が子どもにとっての親になるのではないでしょうか。りなが改心して、キキちゃんの側にいることが一番です。しかし、引き取るとなった場合でも、キキちゃんに大きな愛情を向けるさえと母がいれば、キキちゃんが幸せに暮らす未来が見えるような気がします。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年09月04日私には4月から幼稚園に入園した長男がいます。私の友人の子どもたちはほとんど保育園に通っていて、幼稚園についての知識が少なく、何もかもが初めてだらけでとまどいました。中でも1番衝撃的だったのは、「幼稚園で使うグッズはすべて手作りしないといけない」ということ。裁縫が大の苦手な私には苦痛でしかありませんでした。 入園説明会で聞いた衝撃的内容幼稚園に使うグッズを手作りしなければならないということを私が知ったのは、願書を提出したあとにおこなわれた入園説明会でした。私はそれまで、お店に並ぶ入園準備グッズコーナーのバッグやお弁当袋などを見ては、「どれにしようかな……」とひとりでワクワクしていたのです。 なので入園説明会でグッズの手作りについて聞いたとき、私はとてもショックで衝撃的でした。家にミシンもなければ、手芸のセンスもありません。同じ幼稚園にママ友はいない……みんなどうするんだろう? そんなことも聞かずに入園説明会から帰宅しました。 手作りはあきらめる? 周りに頼む人もいない長男の幼稚園で手作りしなければならない物は、通園バッグ、お弁当袋、シューズ入れ、縄跳び入れ、ランチョンマット等でした。私は「幼稚園に入園願書提出前になぜ教えてくれなかったのか……」という気持ちになりましたが、入園を決めた以上準備しなければなりません。 母も義母も裁縫はできない……。そこで考えたのは、近くにある仕立て屋さんに頼むということでした。手作りをしなければならないのに、仕立て屋さんに頼むのはどうかと言われるかもしれません。でも、次男もまだ幼くそこまで時間を取れない、入園まで時間が少ない、ということから私はランチョンマット以外を仕立て屋さんにお願いすることにしました。 長男のお気に入りの生地を購入し発注入園まで1カ月もなかったので、とにかくまずは生地を選ばなくてはなりません。私が長男に「幼稚園のバッグを作ってもらうけど、何の柄がいい?」と聞くと、「消防車!」と即答したので、いくつか店舗をまわり、長男が気に入った生地を購入することに。長男は「この布でバッグを作ってもらう!」とノリノリでした。ネットで消防車やパトカーのアップリケを見つけたので、せめてもこれだけは手作り感を……といくつか購入しました。 1週間もせずに仕立て屋さんから完成したとの連絡が。さっそく取りに行くと、想像通りのかわいらしい入園グッズが完成していました。作ってもらった通園バッグやお弁当袋にネットで購入したアップリケをアイロンでつけると、長男は大喜び! 「手作りじゃなくてごめんね……」という罪悪感もありましたが、長男が喜んでくれて私はホッとしました。 今回の入園グッズは仕立て屋さんに頼むということで乗り切りましたが、もしかしたらこれから発表会などの衣装なんかも手作りしなければならないのかもしれません。私は、自分は裁縫が苦手だから……と決めつけず、これから時間のあるときに練習していけたらなと思います。今回は本当に仕立て屋さんに感謝!と思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ネコ山著者:森下ミメカ
2023年09月04日怖がって公園の遊具やプールで遊びたがらない息子と、何でも挑戦してほしい母の話です。夫と一緒にたくさん声をかけましたが、なかなか遊んでくれません。そんな臆病な性格の息子に本当に必要だったこととは? 緊張で楽しめない息子の公園デビュー 1歳過ぎに公園デビューをした息子。私が抱っこして滑り台やブランコに乗せてみたものの、息子は緊張で楽しめていませんでしたが「いつかできるだろう」と思っていました。 息子が2歳になったころ、プールに行きましたが、このときも入りたがりません。私と夫はそんな臆病な息子が心配になり、「やってみなよ! 楽しいよ~!」と積極的に声をかけました。しかし、息子は一向に挑戦しません。公園に誘えば「お砂場しかしないよ!」と自分がすることを限定するように。このとき、私たちは無理やらせようとすれば、かえってる嫌がることに気がついたのです。 息子が3歳半を過ぎたある日、公園で突然滑り台に向かっていきました。そしてお友だちと一緒に笑顔で滑り台を滑ったのです。5歳くらいの女の子が「もう1回行こう!」と息子を誘ってくれて、何度も滑って遊んでいました。また、幼稚園での初めてのプール遊びは「今日のプール遊び楽しかったよ!」と笑顔で帰宅。私は息子の成長に驚きました。 そこで息子の「やってみよう」と思うタイミングは、私たちが決めることではないと痛感。親が押しつけるのではなく、息子自身の「やりたい!!」という気持ちを尊重するほうが、きっとじょうずにできたり楽しめたりするのだと思います。息子がチャレンジしようとしたときには陰ながら支えていきたいです。 作画/Pappayappa著者:吉田奈々
2023年09月04日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。子どもの父親・たけひこと、「認知しない代わりに養育費は月40万円」と約束していたいりな。娘を“ききめろ”と名づけ、さえの家で同居することになりました。りなと度々衝突するも、「キキのため」と我慢していたさえ。母は、りなを甘やかしていましたが、ある日、キキちゃんを置いてボーイズバーに行き、朝の4時まで帰ってこなかったりなに激怒します。母から「あんたはまともじゃない」と言われ、キキちゃんを置いて家を飛び出したりな。残されたさえと母は、りなに心底失望しながらも、「キキのために今後のことを話し合おう」と話していました。家を飛び出したりなは、たけひこの家に行こうと電話をかけます。しかし、他の女性と過ごしていたたけひこに拒否され、さらに「家にあるりなの荷物も捨てるから」と言われてしまったのです。 行き場を失ったりなは、ビジネスホテルに泊まり、その日もボーイズバーで飲み明かしていました。 一方、家でキキちゃんの世話をしていたさえと母。さえがりなに対して心底失望していると、母は「いざとなったら私がキキを引き取ろうと思う」と話しました。「さえには迷惑かけるけど、あと20年は働けるように頑張るから」と決意の固い母。 そのころ、夜遊びを終えたりさは……。 頼みの綱の養育費が…!? ボーイズバーで飲み明かし、家に帰ることなく、再びビジネスホテルに泊まるりな。 「……キキ、元気にしてるかな」 娘が気になるものの、「まー女ふたりだし、大丈夫でしょ。しばらくは面倒みてもらお」と考えていました。 「も〜何もかもめんどくさ……」 そして、1週間が過ぎたころ、通帳の残高は2万3,000円になっていました。 「まひまひのところ行きすぎたか……」 ボーイズバーでの散財が原因でお金がなくなってきたりな。養育費の支払いまでの1週間をどう過ごすか考え、たけひこに連絡することにしました。 「養育費の前借りできない? ちょっと物入りでさ〜」 「物入りってなに? ボーイズバーで散財しすぎたとか?」 たけひこの言葉に固まるりな。りなが通うボーイズバーにたけひこの知り合いがいたため、情報が筒抜けだったのです。 「お前母親だろ? 普通子どものために貯金したりするだろ……まじで引くわ」「まぁいいや。養育費4万円に引き下げるから」 養育費がりなの遊びに使われていると知り、1/10に減額されてしまうのでした。 子どものための養育費をすべて遊びに費やしたりな。後先考えずに、散財してしまうことほど怖いものはありませんが、子どもがいれば、なおさらご法度。りなの行動は目を疑うものばかりですね。 子どもができると、お金の使い方がガラッと変わったという方も多いのではないでしょうか。子どもの将来を考え、貯金に回し、自分のためだけの出費が減る場合もありますよね。皆さんは家庭を持ってから、お金の使い方はどのように変わりましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年09月03日長女は1歳のころからチック症や、特定の色を極度に怖がっていて、私は長女の行動が気になっていました。また、長女が2歳3カ月のときには、常に手をグーにしていることに気づいた私。手を開かせるにはどうしたらよいものか悩み考え、実際におこなったことをお話しします。 気になる行動の多い長女長女は1歳のころから黒い物に反応して、床に落ちているゴミを見てギャン泣きをしたり、白黒の服を絶対に着なかったり、チック症になるなど、様子が変だなぁと思うことが多い子でした。 手足の感覚も異常なくらい敏感で、お風呂以外は靴下を履くまで泣き叫び、外で転んで手をつくと砂のついた手を差し出して泣きます。なので、砂場遊びはもってのほかでした。 寝ているとき以外手をグーにしている長女が2歳になったある日、ふと気づくと常に手をグーにしていました。「なんでグーなの? パーはできる?」と聞くと、「パーはしないの」との返答が……。食事中も親指と人差し指と中指は開放するのですが、小指と薬指は閉じたままです。 ケガをしたり、何か痛いことがあるのかと思って心配したのですが、寝ているときに手を見ても何も異常はなく、「痛くないよ」と言うので本人の心の問題なのだろうと思っていました。 いろいろ試してみるが…見かけたらその都度、長女に「おててパーできる?」と声をかけるようにしていたのですが、たまにパーにしてくれるものの、大抵は「グーがいいの!」と言われてしまっていました。何かにつまづいて転ぶときにもグーのまま手をつくので、「おてて痛い痛いになるからパーでつくんだよ」と注意しますが、気づくとまたすぐに手はグーに……。 長女の大好きなグーチョキパーの歌でパーにするように誘ってみても、私がやっているのをニコニコ見ているだけ。どうしていつもグーにしているのか聞いても、「グーがいい」としか教えてくれず困りました。 あまり気にせず時々声かけ1週間ほど経ってもずっとグーが続いていましたが、寝ているときは手を開いているし、今までの経験から長女の気になる行動は一時的なことが多かったので、しばらく様子を見てみることに。 何度もうるさく言われるのも嫌だろうと思い、時々「パーにしてみよう!」と声をかけると「パー!」と言って開いてくれるようになっていきました。そして約1カ月ほど経ったころ、長女の手は以前のようにしっかり開いて気になる行動はなくなりました。 長女がずっと手をグーにしていると拘縮してしまわないかと心配でしたが、時々開いている様子もあり、1カ月で治まったのでよかったです。長女はまだ2歳半、今後も何かのタイミングで他の気になる行動が出てくるかもしれません。そのときにも長女の様子をよく観察し、コミュニケーションを取ることを第一にして向き合っていこうと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:雨宮春季
2023年09月03日私たち夫婦のもとに長男が誕生。長男の初節句を祝うため、両親から「節句の飾りを贈らせてほしい」と申し出があり、ありがたくお願いすることにしました。初節句のお祝い会をした料亭でお披露目されたのですが、大きくて立派な兜飾りに親族みんなで大感激! ところが翌年、2度目の節句を祝うため自宅のマンションで節句の飾りを出したところとんでもない事態に……。 盛大にお祝いしてもらった長男の初節句 孫のために張り切って節句の飾りを用意してくれた両親。お祝い会の会場である料亭のご厚意で、特別に節句の飾りを広い個室に持ち込みさせてもらえました。節句の飾りは、お祝い会に集まった親族一同を圧倒するほど立派なもので、思い出に残る初節句となったのです。 そして翌年、自宅で節句の飾りを出してみるとその大きさにびっくり! それもそのはず、わが家は賃貸マンションで、飾る場所はすでに大きめのすべり台が置かれている6畳間の子ども部屋のみ。兜飾りとすべり台が部屋を占拠してしまいました。また、子どもが兜飾りに触れたり、床まで垂れたのぼり旗の裾で足を滑らせそうになったりと危険なので泣く泣く収納することに。 そんな中私は、節句の飾りを写真にしてディスプレイするというアイデアを思いつきました。写真を大きく引き伸ばして貼り合わせ、ラミネート加工して部屋の壁に貼り付けたところ、2次元とは思えない迫力が出たのです。また、写真ではあるもののディスプレイできたことで罪悪感も少しは解消されて、安全で場所も取らないわが家にちょうど良い飾り方ができたと大満足! 後日、今回のことを踏まえて両親に「気持ちはすごくうれしいけれど、もし今後、長女のひな人形や大きめのプレゼントを贈ってくれる際には、事前に相談がほしい」ということを伝えておきました。 作画/yacco著者:江夏恭子
2023年09月03日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。子どもの父親・たけひこと、「認知しない代わりに、養育費は月40万円」と約束していたいりな。娘を“ききめろ”と名づけ、さえの家で同居することになりました。りなと度々衝突するも、「キキのため」と我慢していたさえ。母は、りなを甘やかしていましたが、ある日、キキちゃんを置いてボーイズバーに行き、朝の4時まで帰ってこなかったりなに激怒します。母から「あんたはまともじゃない」と言われ、家を飛び出したりな。残されたさえと母は、りなに心底失望しながらも、キキちゃんを抱え、「この子のために今後のことを話し合おう」と話していました。家を飛び出したりなは、たけひこの家に行こうと電話をかけます。しかし、女性と一緒にいたたけひこ。 「浮気! サイテー! 慰謝料払え」とののしるも、「別れてるだろ」と冷静なたけひこは、「家にあるりなの荷物を捨てる」と言い出します。 「娘がかわいくないの!?」とりなが問い詰めるも、「会ったこともないのに、かわいいも、かわいくないもねーよ」と言われ、電話を切られてしまいました。 怒りに震えるりなですが……。 置いていかれた赤ちゃんは… 「ま……1億円に免じて許してやるわ」 キキちゃんが成人するまで払われる予定の、月40万円の養育費をあてに生きていこうとしているりな。怒りを鎮め、その日はビジネスホテルに泊まることに。 一方、さえは母とともに、キキちゃんのお世話に励んでいました。 連絡のつかないりなに、「自分の娘のこと、気にならないのかね……」とあきれるさえ。母は、「いざとなったらキキを引き取る」と考えていました。 「この子は私の孫だから……」 「さえには迷惑かけるけど……あと20年は働けるように頑張るから」と母の決意は固いものでした。 前日も訪れたボーイズバーで、“まひまひ”こと、まひととお酒を楽しんでいるりな。自分の無責任な行動を棚に上げ、母とさえの悪口で盛り上がります。 「私みたいな女はさ、自由に暮らしてるほうがストレスフリーなんだよね。働かなくても収入あるし」 養育費をあてにしているりな。 「いろいろどうでもよくなってきたwやっぱ人生楽しまなくちゃ♡」 無責任に同調するまひとと、お酒を飲み、現実逃避するのでした。 「娘のこと、気にならないのかね」とさえがつぶやいたように、いくら家族がいるからといって、わが子を置いて、連絡もせず家を空けるりなに驚いてしまいますね。そして、人ごとのように同調するまひとに心を許し、愚痴を吐いていました。本当にりなのことを考えているのは誰なのか、りなにはわかってほしいものです。 無責任すぎるりなと、いざとなればりなを見限り、キキちゃんを引き取って育てようと考える母。皆さんは、家族であっても「これは許せない!」と感じた出来事はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年09月02日私は現在4歳になる男女の双子を育てています。幼稚園で双子は同じクラスで、毎日一緒に遊んでいるようです。活発で人見知りをしない息子はどんどんお友だちを誘って遊びますが、娘は内気で自分からお友だちに声をかけることができないタイプ。それでも息子がいるので、幼稚園も頑張って行けているようですが、2人の成長とともに新たな悩みが出てきたのです……。 公園でお友だちと楽しく遊べない娘幼稚園が終わったあとに、お友だち数人と公園に行くことが度々ありました。公園はママ友同士の交流の場でもあり、互いの情報交換ができる貴重な機会です。しかし娘にとっては、クラスのお友だちとの公園遊びは苦痛の時間だったようでした。 4歳にもなると、遊びの内容に個性が出てきます。息子はかけっこをしたり体を動かすことが好きですが、娘はお砂場遊びや花びら拾いなど、静かな遊びを好みます。そのため公園でも息子と娘は別々で遊ぶようになっていったのです。娘は自分からお友だちを遊びに誘えないのでみんなの輪にも入れず、私の横にぴったりいるようになりました。 娘の言葉に悲しくなる私その輪には娘と気が合うお友だちがいないため、せっかくみんなで遊んでも娘は暇を持て余し、すぐに帰りたがってしまいます。一方、息子は遊びたいのですぐ帰るわけにもいかず、私は娘につきっきりで遊ぶことになり、ママ友とも話すこともできません。 家に帰ると「つまらなかった。もうみんなと遊びたくない」という娘の言葉に、私はとても悲しくなりました。 双子の友だち付き合いの難しさ子ども同士で合う、合わないがあるのは当然ですし、娘の性格を尊重して楽しく遊ばせてあげたいと思っています。しかし、公園で遊びたいという息子に我慢させることもできません。そこが双子の難しいところです。 きっと成長と共に、より男女の遊びの違いがはっきりしてきて、それぞれお友だちの輪ができていくと思います。今まではママ同士が仲が良ければ子どもも一緒に遊ばせていました。でも今後はそれだけではなく、子どもの個性や好みを考慮し、ママの交友関係を広げていく必要性を感じました。 娘はお友だちと仲良くなるのに時間がかかったり、気が合う子でないと一緒に遊べない性格です。そのため幼稚園のクラス以外でも、お友だちができる環境を意識するようになりました。最近では習い事を始めたり、違う幼稚園のお友だちと遊んだりしていますが、なるべくたくさんの交流の場を与え、楽しく遊んでほしいと願っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:村上 素子
2023年09月02日働きながら子育てに奮闘する、2児のママ・まぼさん。仕事と育児とを両立するなかで「子どもとコミュニケーションが減っているのでは?」「周りに迷惑をかけているのでは?」と後ろめたい気持ちになり、日々葛藤を感じてきたそう。そんなまぼさんが本音で綴る連載「働きながら子どもを育てるということ」。 いろんな壁にぶつかりながらも、仕事と子育ての両立に向き合う、頑張るママたちのへの応援エッセイです。第3回目は、保活が完了し、保育園を申し込もうとした寸前に、なんと保活が振出しに戻ってしまったお話。まぼさんの実体験を教訓に、みなさん保活は計画的に……!産後に子どもを連れて保育園を見学する世帯が多い中(それはそれで子どもの反応が見られたりとメリットはありますが)私は産前に保育園の見学を全て済ませ、あとは申し込むだけ! と高を括っていました。そんなとき、夫から不穏な打診が……「もっと職場に近づきたいな〜」とは元々聞いていたにせよ、え? いま? 保育園申し込みのタイミングで???と驚きましたが、「保育園に申し込むともうこの地域からは動けない」という夫の言い分もわかる。わかるけども・・・ずっっっっと思ってた。保育園の候補出すのも、見学行くのも、検討するのも、全部私。なぜ? 産休中だから?え? でもふたりの子どもだし、送り迎えは分担ですよね?大切なわが子を預かっていただく環境を探すわけですよね?なんで父親不在? おぉん???あれだけ色々考えたのに(前回参照)結局ノールックで、家からの距離だけで候補を出して申し込んだわが家。。。結局見たこともなければ、「こんな園申し込んだっけ?」という園からの内定をもらいました。結果、幸運にも保育士さんや周りのお子さん方に恵まれ、息子にとってベストだったと思える環境でしたが、これって賭けすぎるよ!!!みなさんも、これから保育園の入園を検討されている方、お引っ越しを検討されている方!!…………どうか計画的に!(泣)次回はいよいよ復職です!今回の連載のテーマである「働くことと子育てのバランス」について踏み込んでいければと思います!PROFILEまぼさんイラストレーター/会社員イラストレーターと会社員を兼業する働くママ。パパのびぼちゃん、4歳の男の子・よいたん、1歳の女の子・しおさんと4人家族。イラストで綴る育児日記を、インスタグラムやツイッターで更新中。著書に『よいたん3歳、ときどき先輩。』(KADOKAWA)がある。Instagram:@yoitan_diarytwitter:@yoitan_diaryARCHIVE「産休中に保活を始めた話」まぼの“働きながら子どもを育てる”ということ Vol.22023-07-26「第一子を妊娠したときのお話」まぼの“働きながら子どもを育てる”ということ Vol.12023-07-03
2023年09月02日体が糖分でできている主婦・まろさんの絵日記。白米がデザートの旦那くん、旦那くんと同じ顔の2020年生まれの娘・メメちゃんとの日常をお届けします。お話がじょうずにできるようになってきたメメちゃんとの会話は、かわいいが詰まっています。男の子も女の子もそれぞれかわいいですが、 女の子がちょっと背伸びした感じ、なんだかほほ笑ましいですよね♪ かわいすぎるから、あなたが正解!! もう……! コメントが全部かわいい♡貴婦人のような受け答えや、「なーいしょっ」のポーズに胸キュン♪でも、まだまだかわいらしい間違いもあるんです! ぽいも~!!! その間違い方、もうたまんない!!頭の中で、新しく教えてもらった「ポテト」と、自分が知ってる「おいも」が合体しちゃったんですね! SNSのコメント欄にも、「ポテトの発音良すぎ! ぽいもはもう正解でしょ♪ かわいい!!! 優勝!」「ぽいも! 好きなだけたんとお食べと差し上げたくなる!」「なーいしょ!のポーズがかわいすぎる♡ ぽいも私も好きでーーーす!!!笑」と、その破壊力にやられた人多数。 女子力高めのメメちゃん、これからどんなレディになっていくか、楽しみですね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター まろ
2023年09月02日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。そして、娘を“ききめろ”と名づけ、3カ月という約束でさえの家で同居することに。りなは、夜のお店を営む経営者の彼氏・たけひことの間に子どもを授かったものの、「結婚はしないし、認知もしない」と言われ、「養育費は月40万円、家を借り、家賃も払ってもらう」という約束で出産したそう。しかし、産後1カ月が経ったころ、たけひこから、「家は自分で借りて。家賃も養育費から払って」と連絡がありました。家がなくなってしまったりなは、「このままこの家で暮らす」と言い出します。さえが拒否しても、「赤ちゃんがいるのに! 人でなし!」と一歩も引かないりな。しびれを切らしたさえは、「私が出て行く」と宣言してしまいます。そんな話し合いの最中、住む家の問題が解決し気分が良くなったりなは、キキちゃんを置いて、ボーイズバーへ飲みに行ってしまいます。 “まひまひ”こと、まひとが働くお店で、久々の夜遊びを楽しむりな。一方さえは、りなが帰宅する深夜4時まで、キキちゃんのお世話をしていました。 ベロベロの状態で帰宅したりなに、キレるさえ。いつものようにさえに対する嫌みで言い返すりなですが、その声に起きてきた母のひと言で表情が一変。 「私の育て方が間違ってた。あんたまともじゃないよ」 母からの厳しい言葉にりなは……。 子どもの父親である元カレは… 「てめーがそう育てたんだろっ!」 母の言葉に激怒し、キキちゃんを置いて出て行くりな。 最悪な状況になり、さえに謝る母は、「さえにはいつも我慢させてたのはわかっていた。大人になっても頼りっぱなしで、さえの気持ちを後回しにしていた。りなをきちんと叱ってこなかったから、こんなことになった」と後悔の念を吐露します。 「母親失格だわ……」 その言葉に涙ぐむさえ。「キキのために、今後のことしっかり話し合おう」と、幼い子どもを守ることに必死になっていました。 一方、家を飛び出したりなは、たけひこの家に行こうと電話をかけていました。しかし、女性と一緒にいたたけひこ。 「浮気じゃん! サイテー! クズ! 信じられない!」 たけひこをののしるさえですが、たけひこは「俺ら別れてるだろ」と冷めた様子。 「別れてない! 浮気浮気浮気! 慰謝料払え!」 激昂するりなに反して、たけひこは「じゃあ、別れましょー」と軽いノリ。りなの荷物を捨てると言い出します。 「娘がかわいくないの!?」 りなに問い詰められたものの、「会ったこともないのに、かわいいも、かわいくないもねーよ」そう吐き捨て、「お前も納得した結果だろ。金渡してんだから」と言い、一方的に電話を切るたけひこ。 「まじでクソ男……」 りなは顔を歪ませ、怒りに震えるのでした。 自分の母に、「私は母親失格だわ」と言わせてしまったりな。落ち込む母を支えようとするさえですが、問題の原因であるりなは逃げ出してしまい、さらにたけひこにあっけなく裏切られてしまいます。 さえや母は、キキちゃんを守ろうと必死。男性に頼ってばかりのりなですが、キキちゃんのために現実を直視し、自立してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年09月01日夫と子どもと私の3人で義実家に遊びに行き、夕飯の支度を手伝うことになりました。とにかく世間話が大好きで、しゃべりだしたら止まらないちょっと強引な性格の義母に、苦手意識があった私。気まずい雰囲気を変えたのは、息子がまさかの行動で……? 気まずいお義母さんとの料理 料理中も機関銃のようにしゃべりまくる義母に、適当な相づちを打っていましたが、不器用な私は料理に集中できずパニック状態に! さらに、使い慣れないキッチンと調理器具に手間取り、もたもたする私。そんな私を見て、義母は明らかにイライラし、気まずい空気になってしまいました。 そこへ義父と遊んでいたはずのもうすぐ1歳の息子が登場! 「ママこっち向いて抱っこしてよ!」とばかりに泣きながら、私の足元にしがみついてきました。「ごめんね~、今は抱っこできないよ。お料理中だから、じゃましないでね~」と言った瞬間、息子は渾身の力を込めて、「スッ!」と私のスカートを引き下ろしたのです! はいていたスカートが脱げて、なんとペチコート姿になってしまいました……。あまりに衝撃的な出来事に、パニックや恥ずかしさも通り越して、義父母、夫、私も涙が出るほど大笑い! 息子も自分がやったことでみんなが大笑いしてくれた! と思ったのか、ご機嫌な様子で、にっこり、パチパチパチ~と拍手。息子のおかげで、一気にその場の空気が和んだのでした。 これまで義父母の前では良く思われたくて、自分の中で良い嫁を演じていましたが、この一件をきっかけに、これからは義母の前でも飾らない普段の自分でいよう! と思うように。なんだか気持ちがフッと軽くなったのです。今では義父母と家族みんなで囲む食卓が私の居心地の良い場所に変わりました。息子がくれたハプニングは、「ありのままの自分を見せる大切さ」を教えてくれたのです。 作画/Pappayappa著者:月島なぎ
2023年09月01日息子が生まれて3カ月。ママ・サチさんは息子の夜泣きに悩まされる日々でした。しかし、それ以上にサチさんを悩ませていたのは、「夜泣きの通報」。通報を受けた警察は確認しなければならないらしく、毎日のようにされる通報や家に来る警察への対応にサチさんは憔悴していました。しかし、あるときから違和感を覚えたサチさん。次第に「嫌がらせの通報なのでは……?」と感じるようになっていきます。警察に相談することじゃないだろ?同じ階に住むエイ子や下の階に住むオバサンが通報しているのではないかと考え始めたサチさん。ある朝、同じアパートに住む知り合いのエイ子から「頻繁に警察来てるよね」と声をかけられます。サチさんが「息子の夜泣きで通報されている」と告げた瞬間、エイ子は驚く表情を見せ、サチさんは「エイ子が通報しているわけではない?」と思うようになりました。 夫はというもの、サチさんが真剣に相談し、助けを求めても、取り合ってくれません。しかし、夜泣きの通報はそこめでひどいときでもされるようになり、だんだんと「嫌がらせの通報」という疑惑が大きくなっていきます。 そしてサチさんは、エイ子の他に通報している可能性のあるおばさんの元へ挨拶に行くことに。サチさんはオバサンから怪しげな袋に入った「睡眠と疲労感ケアの安眠サプリ」をもらい、サチさんは「オバサンが通報しているのでは?」と思うようになっていきました。 夫に「下の階のオバサンが通報しているのかも!」と告げた、サチさん。すると夫は「勇気があるじゃなか」と少しうれしそうな表情で返しました。 サチさんは「確定したわけではないけど、警察にも相談したほうがいいよね?」と聞くと、夫の表情は一変。「警察にまで相談することじゃないだろ!」と止めてきました。夫の頼りなさに呆れたサチさんは、ひとりで警察に向かうことにし……。 警察に相談すると告げたサチさんに対して、猛反対した夫。通報され、家に来る警察官への対処もすべてサチさん任せだったにもかかわらず「俺みたいに堂々と構えたら?」という夫の発言にも、呆れてしまいますよね。家族のピンチを気にもかけない夫には「一緒にいる必要があるのか……?」と将来について考えてしまいます。みなさんは、パートナーに協力してほしいと思ったとき、どのように伝えていますか? 原作/つばさ著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年08月31日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。そして、娘を“ききめろ”と名づけ、3カ月という約束で、さえの家で同居することに。りなは、夜のお店を営む経営者の彼氏・たけひことの間に子どもを授かったものの、「結婚はしないし、認知もしない」と言われ、「養育費は月40万円、家を借り、家賃も払ってもらう」という約束で出産したそう。しかし、産後1カ月が経ったころ、たけひこから、「家は自分で借りて。家賃も養育費から払って」と連絡がありました。家がなくなってしまったりなは、「このままこの家で暮らす」と言い出します。さえが拒否しても、「赤ちゃんがいるのに! 人でなし!」と一歩も引かないりな。しびれを切らしたさえは、「私が出て行く」と宣言してしまいます。「住宅問題解消♡ ちょろすぎたw」と、気分が良くなったりなは、以前からSNSでチェックしていた、ボーイズバーで働く“まひまひ”という男性のお店へ遊びに行くと言い出します。 さえは反対しますが、母は「りなには何を言っても聞かないから」と、遊びに行くことを承諾。意気揚々と出かけたりなは、まひとが働くボーイズバーへ足を運び、まひととの時間を楽しんでいました。 日付が変わっても帰らないりなにイライラしながらも、キキちゃんのお世話をするさえ。「キキのことはすごくかわいい……。この子の親が、りなだなんて……」と、キキちゃんを想い、複雑な心境に。 それから数時間後……。 妹の逆鱗に触れるひと言… 深夜4時を過ぎたころ、「たっだいま〜」とテンション高く、お酒に酔ったさえが帰宅。 そんなりなにキレるさえですが、酔っぱらったりなはいつにも増して口が悪く、さえをののしります。 「今27歳だっけ? 男の影ゼロじゃん! 婚期逃し過ぎ! どうせ一生子どもなんてできないだろうし……」 長々とさえを見下すような嫌みを繰り返すりな。しかし、さえは冷静でした。 「男に捨てられたくせに、どの口が言ってんの? 私には私の幸せがあるの。男に依存することしかできないあんたの常識と一緒にしないでもらえる?」 さえの言葉に憤慨したりなは、「捨てられてねーし!」と声を荒らげます。 「結婚しようと思えばいつでもできるから!」 「じゃあさっさと出て行ってよ。本当に気持ち悪い女」 心底りなを軽蔑するさえ。 「まじブッコロス!」 ヒートアップするりなの声に起きてきた母。明け方に帰ったりなを責め立てます。「あんたみたいな母親で、キキがかわいそうだよ……!」と嘆く母ですが、さえは「お母さんがりなを甘やかした結果だよ」と冷静に話します。 「こんな無責任な母親が身内だなんてゾッとするわ」 その言葉に、「……そうね。私の育て方が間違ってた。りな……あんたまともじゃないよ」 いつも味方だったはずの母からの厳しい言葉に、りなの顔は青ざめるのでした。 ついにりなに「まともじゃない」と告げた母。りなの常識はずれな言動を許容してきた母ですが、堪忍袋の緒が切れたようです。母にとってりなは大切な娘ですが、りなはもう“人の親”です。息抜きをしたい気持ちは当たり前ですが、わが子が小さいうちは、自然と子ども優先になる方が多いのではないでしょうか。 家族に、「こんな身内ゾッとする」「あんたまともじゃない」とまで言わせてしまったりな。さすがに自身の行動を反省し、改心してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月31日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。育児用ミルクを飲ませることを反対したり、たくさん厚着させようとしたりする母の教育方針に、次第にストレスがたまっていたなな子さん。 孫を思うやさしい気持ちとはいえ、昔の育児知識を押し付けてくる姿勢に違和感を覚えていました。 育児を手助けしてもらうことがありがたいですが、意見が食い違う度につらくなってしまい……。 自分を大切にしながらの子育て 家族を起こさないよう気を使いながら、夜泣きする息子をあやす日々が続きました。 朝、リビングにいたのはなな子さんの弟。するとテレビを観ていた弟の前で息子が泣き出してしまい、「もうちょっと静かにしてくれない?」と言われてしまいます。 申し訳なさを感じたなな子さんは、お母さんに相談することに。お母さんに「もうそろそろ帰ったほうがいいじゃない? 夫さんもひとりで頑張っているんだから。支えることもあなたの役目の1つ」と諭され、夫のいる家に帰ることを決意しました。 お母さんの言葉によって、家に帰ることを決意したなな子さん。子育ても家事もひとりではうまくいかないことのほうが多いでしょう。なな子さんと息子を大切に思ってくれる人は夫はもちろん、実家の家族だっています。また、家族に頼ることができない状況の場合は、行政などの子育て支援サービスなどを利用するのも一案です。夫や家族、ご近所さん、行政のサービス、子育て支援サービスなど、外部に頼りながら困難を乗り越きたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは
2023年08月31日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはなく、ずっとモヤモヤしたまま月日が流れていきました。あるとき、連休に地元に帰るタイミングでかいさんちは親友と久しぶりに再会することに。しかし、親友からお祝いの話題を切り出されることはありませんでした。お祝いの件を完全にスルーされ、モヤモヤが残ったものの、"親友に何らかの事情があって、お祝いのお金を支払えない状況なのかもしれない"と想像を巡らせたかいさんち。 ところが、いざ親友のSNSを見ると、そこには贅沢な暮らしぶりが投稿されていたのです。親友のその投稿を見たかいさんちは落胆。「この件を考えるのはもうやめよう」と、お祝いの一件に蓋をすることに……。 その数年後、かいさんち一家で新しくできた地元のショッピングモールに遊びに行くと、なんと親友も同じ場所にいたようで、突然連絡が来たかと思うと、すぐ見つかってしまいました。ところが、もう我慢の限界だったかいさんちは、親友に「出産祝いくれよ」と口にするのですが……!? ついに自分の口から「出産祝いくれよ」という言葉が飛び出して… 高校時代からの親友――。 この関係を壊したくなくて長年悩み続け、言わずにいた言葉を吐き出しました。 もう彼との関係が今後どうなろうが、もうどうでもよくなっていました。 こんな気持ちになんてなりたくなかった。 “お前はいったいどう思ってるんだ”そんな感情でした。 ◇◇◇ 親友が大切な存在だったため、今までお祝いのお返しのことを触れずにきたわけですが、”もうこの際だ……”と覚悟を決めると、ストレートにお祝いの件を切り出したかいさんち。今までずっとモヤモヤしていて、いくら月日が経ってもそれが解消されることはなかったわけですから、このタイミングで親友に本音を伝えたことは、自分自身のためにもよかったのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年08月31日3歳の息子とお弁当を買いに行った時のお話です。当時偏食気味で肉も魚も野菜もあまり食べてくれなかった息子が、肉と野菜たっぷりのお弁当に飛びつきました。肉や野菜を食べてくれるなら! と私は期待を込めてそのお弁当を買いました。しかし、息子がこのお弁当を選んだ理由を知り、私は衝撃を受けるのでした……。 中華3点盛りを選んだ衝撃の理由 肉・魚・野菜をひと通り受け付けない時期に息子が自分で選んだお弁当は中華3点盛でした。この偏食の多い時期に食べるわけがない、とわかっていつつも、自分で選んだのだから食べるのでは……? という淡い期待を抱き購入。しかし、お目当てはまさかのレモンだったのです!! 母の期待が見事にへし折られた出来事でした。著者:マンガ家・イラストレーター そら
2023年08月31日先日荷物の整理をしていたら9年前の、息子を出産した日にとっておいたメモを発見。見ながら、当時衝撃だったことの数々を思い出しました。「9年経ってもはっきり思い出せる、私の初出産の衝撃10選」をまとめてご紹介します。 9年経ってもはっきり思い出せる、私の初出産の衝撃10選 ※「約9時間」はいきんだ時間ではなく、お産にかかった全体の時間です。 ※胎盤は作者さんのイメージで実際よりも大きく描いています。 初めての出産は高血圧があったので、母体と子どものためにという医師の判断で誘発分娩という形になりました。出産当日は何もわからない中、体がどんどん状況に対応していく様子に心がグングン引っ張られるような感覚を感じながら、頭の片隅では小さな自分がそれを冷静に傍観しているような、不思議な感覚でした。 「案ずるより産むが易し」って言葉をつくった人ってすごいな、まさにだな〜と思いました。いろいろな驚きがある中で、陣痛が始まってからお産が終わるまでつきっきりでお世話をしてくれた助産師さんの対応に衝撃と感動を受けた思い出です。 監修/助産師 松田玲子著者:とかげ23199歳と0歳男の子2人の母。最近介護関係の資格を取得したので転職を考え中。現在は焼き鳥屋さんでひたすら串打ちをしています。SNSでは日常の記録「つれづれなるママちゃん」を日々更新中。Twitter:@t0kage2319
2023年08月31日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。そして、娘を“ききめろ”と名づけ、3カ月という約束で、さえの家で同居することに。りなは、夜のお店を営む経営者の彼氏・たけひことの間に子どもを授かったものの、「結婚はしないし、認知もしない」と言われ、「養育費は月40万円、家を借り、家賃も払ってもらう」という約束で出産したそう。しかし、産後1カ月が経ったころ、たけひこから、「家は自分で借りて。家賃も養育費から払って」と連絡がありました。家がなくなってしまったりなは、「このままこの家で暮らす」と言い出します。さえが拒否しても、「赤ちゃんがいるのに! 人でなし!」と一歩も引かないりな。しびれを切らしたさえは、「私が出て行く」と宣言してしまいます。「住宅問題解消♡ ちょろすぎたw」と、家族を見下し、自立する気がまったくないりな。問題が解決して気分が良くなったりなは、以前からSNSでチェックしていた、ボーイズバーで働く“まひまひ”という男性のお店へ遊びに行くと言い出しました。 「キキちゃんを置いて、そんなところに行っていいわけないでしょ!?」と反対するさえに、「お姉ちゃんは独身だからわからないと思うけどさぁ、もっと母親に思いやり持って?」と嫌みをちくり……。 姉妹が口論していると、母は「りなには何を言っても聞かないから」と、遊びに行くことを承諾しました。そんな母に、「いつもりなに甘いよ!」とさえが反論していると……。 赤ちゃんを置いて出かけた先には… 「キキのことちゃんと見といてね! 行ってきまーす」 意気揚々と出かけたりな。”まひまひ”こと、まひとが働くボーイズバーへ足を運びます。 実物のまひとに感動するりなは、テンション高く、まひととの時間を楽しんでいました。 日付が変わったころ、さえは……。 「子どもをほったらかして、こんな時間まで……」 帰ってこないりなにイライラしながらも、日中のお世話で疲れている母を寝かせ、キキちゃんにミルクを飲ませていました。 「3カ月だけ、キキのため」と、お世話に励んでいたさえですが、「りなを甘やかしていただけだった」と後悔の念が芽生えます。 「キキのことはすごくかわいい……。この子の親が、りなだなんて……」「こらからのキキの人生を思うと、不憫で仕方ない……。でも私は、この子の親には……なれない」 キキちゃんのことを思い、複雑な心境のさえ。母親としての自覚がないりなの行動に、不安が募っていました。 そして、自分が家を明け渡すことについて、「それは絶対に間違ってる」と思い直します。何もしないであろうりなに代わり、自分でりなの家を探そうと考えていました。 「キキ、あんたは何も悪くないからね。頑張って幸せになるんだよ」 りなに対しては諦めにも似た心境のさえですが、キキちゃんを心配する気持ちだけが増していくのでした。 まるで母親のようにキキちゃんを想い、深夜にミルクを飲ませるさえ。しかし、さえが言うように、さえが親になることはできず、どんなにキキちゃんのことを考え、心配しても、キキちゃんとどのように生きていくかを決めるのはりなです。 新生児の時期は、本当にあっという間ですよね。息抜きも大切ですが、よく知りもしない男性と夜更けまでお酒を飲んで過ごす時間と、わが子の貴重な新生児時期を一緒に過ごす時間……どちらが大切か、りなにはよく考えてみてほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月30日息子が生まれて3カ月。ママ・サチさんは息子の夜泣きに悩まされる日々でした。しかし、それ以上にサチさんを悩ませていたのは、「夜泣きの通報」。通報を受けた警察は確認をしなければならないらしく、毎日のようにされる通報や家に来る警察の対応にサチさんは憔悴していました。しかし、あるときから違和感を覚えたサチさん。次第に「嫌がらせの通報なのでは……?」と感じるようになっていきました。そこまで嫌われてるの?通報している人を突き止めようと、動き始めたサチさん。ある朝、同じアパートに住む知り合いのエイ子から「頻繁に警察来てるよね」と声をかけられます。サチさんが「息子の夜泣きで通報されている」と告げた瞬間、驚く表情を見せた、エイ子。サチさんは「エイ子が通報しているわけではない?」と思うようになりました。 夫はというもの、サチさんが真剣に相談し、助けを求めても、取り合ってくれません。しかし、夜泣きの通報はそこまでひどくないときでもされるようになり、だんだんとサチさんの「嫌がらせの通報」という疑惑が大きくなっていきます。 そしてサチさんは、エイ子の他に通報している可能性のある下の階に住んでいるオバサンの元へ挨拶に行くことに。「子どもの泣き声でご迷惑をおかけして……」と謝ろうとすると、オバサンは話を遮ります。 そしてオバサンは怪しげな袋に入った「睡眠と疲労感ケアの安眠サプリ」をサチさんに渡しました。 得体の知れない「睡眠サプリ」をサチさんに渡した、下の階のオバサン。ゾッとしたサチさんは、思わず「それほどまでにうちを嫌っているの?」と考えるようになってしまいました。その後、サチさんは家に戻り、夫に「通報している人がわかったの!」と告げました。 下の階のオバサンの言動から「オバサンが通報しているのではないか……」と予想したサチさん。サチさんの得体も知れない薬を他人からもらった恐怖も共感できますが、確実な証拠がないかぎり、夜泣きの通報者はあくまでも予想でしかありません。サチさんの通報者探しの大きな一歩を踏み出せる可能性が出てきたからこそ、より慎重にあらゆる可能性も考えて行動していきたいですよね。 原作/つばさ著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ 著者:原作者 つばさ
2023年08月30日3歳の息子とのお風呂の中での出来事です。いつも通り仲良くお風呂に入っていると、突然ママの髪をグシャグシャグシャ……。一体どうしたの……? その理由を聞いていくと息子の口から衝撃の一言が!? ショックを隠せなかった私の体験談を紹介します。 私、そんなに濃いの…!? ぶどうに例えられてしまったときは衝撃で、ショックを隠せませんでした。「色、そんなに濃いかな?」と落ち込んでしまったのです。「ぶどう……ぶどう……ぶどう……ぶどう……」とそのワードが頭から離れず……。フルーツが大好きな息子なので、もしかすると褒めてくれたつもりなのかな……? そうだと信じたい母でした。著者:そら子育ての中の癒しを漫画で発信しています。30代デザイナー兼イラストレーターです。まん丸たれ目がトレードマーク、2019年1月生まれのふたばくんの母。夫とふたばと3人暮らしを満喫中です!Instagram:@sora.nodiaryTwitter:@DiarySora
2023年08月30日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはありませんでした。そのことに気付くと若干モヤッとしたものの、親友とはSNS上ではやり取りが続いていました。あるとき、連休に地元に帰るタイミングでかいさんちは親友と久しぶりに再会することに。密かにそのときにお祝いをしてくれるかもしれないかいさんちは期待していたのですが、結局親友からお祝いの話題を切り出されることはなく……。 お祝いの件を完全にスルーされ、モヤモヤが残ったものの、"親友に何らかの事情があって、お祝いのお金を支払えない状況なのかもしれない"と想像を巡らせたかいさんち。しかし、いざ親友のSNSを見ると、そこには贅沢な暮らしぶりが投稿されていたのです。 親友のその投稿を見たかいさんちは落胆。「この件を考えるのはもうやめよう」と、お祝いの一件に蓋をすることに。その数年後、かいさんち一家で新しくできた地元のショッピングモールに遊びに行くと、なんと親友も同じ場所にいたようで、連絡が来てしまったのでした。親友に会いたくなかったかいんさんちですが、すぐに見つかってしまって……!? 必死で"会いませんように"と念じるも、親友に見つかってしまって… お祝いしたけどされていない。 この事に関して私に非はありません。 非があるとしたら、向こうじゃないか。 なんでこっちが気を使っていなきゃいけないのか、モヤモヤがイライラに変わる瞬間でした。 そうなると、もう自然と言葉を発していました。 ◇◇◇ 自分だけが親友に気を使っていることに対し、「これっておかしくないか?」と気付くと、自然と「出産祝いくれよ」という言葉を口にしていたかいさんち。本当は自分が言い出す前に、親友からお祝いの話題を出してほしかったのだと思います。しかし、待てど暮らせど、チャンスはいくらでもあったのに、そういう日は訪れなかったので仕方ないですよね……。ただ、こうやって面と向かって伝えたことで、少しでもかいさんちの心のモヤモヤが発散していたらいいなと思いました。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年08月30日佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。そして、娘を“ききめろ”と名づけ、3カ月ほど、さえの家で同居することに。さえが母を支えながら生活していた家に転がり込んだにもかかわらず、感謝の言葉はおろか、嫌みばかり言うりな。姉妹はケンカが絶えず、さえがりなを追い出そうとすると、「家がない」と言うのです。りなは、夜のお店を営む経営者の彼氏・たけひことの間に子どもを授かったものの、「結婚はしないし、認知もしない」と言われ、「養育費は月40万円、家を借り、家賃も払ってもらう」という約束で出産したそう。しかし、産後1カ月が経ったころ、たけひこから、「家は自分で借りて。家賃も養育費から払って」と連絡がありました。予定通りにいかずイライラするりなは、「も〜いい。このままこの家で暮らす」と言い出します。さえは猛反対しますが、母にも「家が決まるまでは……」と説得されます。 しかしさえは、「それなら私が出て行く」と宣言。さえの言葉に「ラッキー♡ そのまま家賃も払わせちゃえ。もし払わなくてもお母さんに泣きつけばいいや」とりなは、自立する気がまったくありませんでした。 そして、以前からSNSでチェックしていた、夜のお店で働く“まひまひ”という男性のことを思い出し……。 生後間もない乳児を置いて夜の街へ…!? ※「メンコン」:メンズコンセプトカフェの略称。 「あっ、そーだ! 家決まった祝いで、今夜まひまひに会いに行こ♡」 そう思い立ったりなは、キキちゃんの世話を母にお願いしますが、ボーイズバーに行くと知ったさえは、ブチ切れ。 「何言ってんの!? キキちゃんを置いてそんなところ行っていいわけないでしょ!?」 さえの言葉は届かず、「1カ月もどこにも行ってないんだよ? 母親は息抜きすることすら許されないわけ?」と逆ギレするりな。 「息抜きするなとは言ってないでしょ!?」 行く時間や場所を考えるよう伝えるさえですが……。 「お姉ちゃんに独身だからわからないと思うけどさぁ、もっと母親に思いやり持って? 職場で嫌われてない? 大丈夫そ?」と、りなの嫌みは止まりません。 「あんたみたいな女がいるから、真っ当な女たちが不当な差別を受けるんだよ!!」 声を荒らげるさえは、「私の家にいるうちは、子どもを置いてホストなんて許さない!」と続けます。 ふたりの口論を聞いていた母は、「もういいよ、お母さんが見ておくから」とりなを遊びに行かせると言います。 不本意ではありながらも、「あの子には何を言っても無駄なのよ」と諦めていた母。そして、「ごめんね、お姉ちゃん」とさえに謝罪しました。 「被害者は私とお母さん……悪いのはりなだから……」とさえは頭を抱えるのでした。 新生児のわが子を置いて、夜のお店へ出かけようとしたりな。子育てをする親にとって、つかの間の息抜きは、笑顔で子育てをするためにも必要な時間ですよね。しかし、ボーイズバーやホストとなると、家族の立場であれば引き留めたくなる気持ちもわかります……。 皆さんはわが子が幼いとき、息抜きに足を運びたいと思った場所はどこですか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月29日