大規模な野外音楽フェスに、夫と私、8歳の長男と6歳の次男で参加したときの話です。複数あるステージはどこも広く、ステージによってはトイレまでの移動もひと苦労! 子連れでの参戦に夫と不安を感じ、常に誰かが子どもを見ておけるようにと、友人2人も現地で合流してくれました。ライブの途中で息子たちは爆睡。動けない状態になった私は夫と友人2人に別の会場にライブを見に行ってもらうことにしましたが……。 ゆっくりモードでライブを楽しめると思いきや? 子連れでの大規模フェスに参加したときのこと、会場で疲れて寝てしまった子どもたち……。友人たちと夫が別会場に行ったあとしばらくすると、長男が急に目を覚まし「トイレに行きたい」と言い出したのです。よりによってトイレまでの距離がある会場で、20kgある次男を寝たままの状態で抱えてトイレに付き添うことは困難。すぐに夫と友人2人に連絡しましたが「人だかりがすごくて、すぐに合流できるかわからない」とのこと。横で話を聞いていた長男は「自分ひとりで行って、ここに戻るよ!」 と言います。心配はありましたが、その言葉を信じて送り出すことにしました。 長男が張り切ってトイレに向かった後、なんとライブが終了。ライブ終了後は一気に人が動きます。人の流れがすっかり変わってしまった景色に、長男が本当に戻って来れるだろうかと不安が込み上げ、別会場の夫と友人2人に連絡。夫は「もしかしたらこちらの会場に来るかもしれないから、待機してる」と。友人2人はトイレに向かってくれましたが、人が多く、合流できる状態ではないとのことです。ついに本格的に迷子になってしまったのだ……と怖くなってきました。 どれだけ待っても長男は戻って来ず、会場では次のライブがスタート。すると夫から「長男がこっちの会場に来たよ! だから会えた!」と電話がありました。長男は私と次男の居る会場は広すぎるからとあきらめ、夫と友人2人が行くと話していた会場まで移動していたのです。もしもまた野外フェスに子連れ参戦するなら、スマホやGPSを持たせたうえで、子どもと離れないようとしようと心に誓いました。 作画/CHIHIRO著者:横田みお
2023年08月17日年に2回しか会うことのない義両親が、私たち一家が住む県に来てくれることになりました。義父の希望もあり、県内の有名な観光スポットへ行くことに。そこは動物と触れ合う場所やご当地グルメ、水族館などがあり、1日遊べます。楽しいお出かけになるはずが、義父母の信じられない行動を見てしまうことに……。 義両親の信じられない行動に我慢の限界! 義両親は娘をとてもかわいがってくれますが、私や夫の意見を聞くことなく好き勝手な行動をすることがあります。とはいえ、久しぶりの再会だし!と私たち夫婦も2歳の娘も楽しみにしていました。 当日、義両親と合流し午前中はトラブルもなく楽しい時間を過ごします。しかし、お昼ごはんを食べてすぐに事件が……。食後、義父が「娘とアイスを食べたい」と言い出したのです。娘のことを考えると、食後すぐではなく時間を空けたかったのですが、しぶしぶ了承。夫といすに座って待っていると、アイスを手に持った娘が走ってきます。ほほ笑ましく見ていましたが、近くに来た娘の顔を見て私たちはびっくり! 口のまわりにコーヒーの粉が大量についていたのです。私と夫は、娘が小さいうちはカフェインを与えないようにしようと気をつけていたため、戸惑いが隠せません。すると、後ろから義父が「コーヒーの粉がかかっているソフトクリームを(娘に)食べられたわー」と笑いながら登場。義母もその様子を見て笑っています。 義両親にとってはささいなことでも、娘を育てる私たちにとっては大問題。注意しようかと思いましたが、夫の手前グッと我慢していました。すると夫が義両親に対して激怒! 普段温厚な夫が怒ったことによって、事の重大さに気づいた義母が義父と共に謝ってくれました。帰りの車中、夫に感謝を述べると「伝えることもやさしさだと思う」との返答が。相手が誰であれ、いつも我慢するのではなく、伝えることが相手にとってもためになると気づかされました。娘が言葉を理解できるようになったら「伝えるやさしさ」について教えていきたいと思った出来事でした。 作画/Pappayappa著者:吉田美菜
2023年08月16日2018年生まれの男の子と2021年生まれの女の子の育児に奮闘中のイラストレーター・あきばさやかさんの連載。育児はいつだって予想外! もはや、笑うしかない育児のエピソードを毎月ご紹介。みなさんのお家でも似たようなこと、起こっていませんか?なかなかゆっくりネイルサロンに行ったりできない育児中。私はジェルネイルシールをよく利用しています。忙しい日々でも、爪が可愛いだけでテンション上がる〜〜〜!貼る作業もちょっとした息抜きになっています。カラフルなネイルは子どもウケ抜群で、息子も娘もすごく褒めてくれるのですが、娘は隙あらば生爪を剥がそうとしてくるので注意が必要です。PROFILEあきばさやかさん2018年生まれの息子「おっくん」と2021年生まれの娘「とりちゃん」の育児中。漫画をブログやInstagramで描いています。書籍『おしゃれなママっていわれたい!』(マイナビ出版)など()ARCHIVE「下の子に申し訳ないな〜と思うこと」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.272023-09-20「息子初めての『ガム』」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.252023-07-20「娘の『いないいないばぁ』がちょっと変」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.242023-06-21「4歳息子の「カワイイ」の基準」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.232023-05-24「なかなか捨てられない育児アイテム」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.222023-04-26「育児中の自分時間、いつ取る?」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.212023-03-22
2023年08月16日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。次第に娘は、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると話し始めたり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。さらには、保育園には存在しないはずの友だちの話をしてきたのです……。このままの生活を続けることに限界を感じたゆる子さんは、娘の通う保育園を退園し、娘たちを連れて実家に帰省。そんな矢先に、娘が実家にある人形を抱き上げ「ポコちゃん」という言葉を口にします。なんとポコちゃんは娘がまだおなかの中にいたときにゆる子さんたちが呼んでいた胎児ネームで……。ぐ、偶然…?娘が口にした驚愕の言葉 娘がまだおなかの中にいるときに呼びかけていた胎児ネーム、ポコちゃん。 「ママとばぁばが私を呼んでたでしょ」 ポコちゃんという言葉を娘が覚えていると知ったゆる子さんたちは、うれしいながらも驚きが隠せません。 その一方で、ゆる子さんは次々と明らかになる娘の胎内記憶に少し恐怖を覚えてしまいます。おなかの中での記憶をうれしそうに話してくれる娘を見て、自分が恐怖を感じてしまっていることに申し訳ない気持ちが込み上げてきたゆる子さん。 また、娘はおなかの中にいるときに流れていた音楽を覚えていたり、生後1カ月のときの記憶を話してくれたりしました。 ◇◇◇ 娘さんがおなかにいるときの胎児ネーム「ポコちゃん」を覚えていると知ってとても驚いたゆる子さん。おなかの中の赤ちゃんには毎日たくさん話しかけてあげたいものですよね。きっとゆる子さんや家族が、赤ちゃんと会える日を楽しみにたくさん話しかけていたから、娘さんはポコちゃんという名前を覚えていたのかもしれませんね。みなさんはお子さんに胎児ネームをつけていましたか? それはどんな名前でしたか?著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月15日2歳になってイヤイヤ期に入った息子。中でも、特に嫌がるのはお風呂です。どんなに声をかけても全力拒否の息子でしたが、あるアイテムを渡すと、すんなりお風呂に入ってくれるようになり……。 お風呂拒否!解決の糸口は身近なアイテムだった 2歳になる息子はイヤイヤ期真っ最中。なんでも「嫌!」と言うので、そのたびに振り回され、イライラしてしまうこともありました。特に息子が嫌がるのはお風呂。2歳を過ぎてから、「お風呂の時間だよ」と言っても、聞こえないふり。仕方なく無理やり入れていますが、毎日大泣きでひと苦労でした。夫は仕事で遅く、お風呂の時間に帰宅しないので、私が何とかするしかありません。 ある夕方、キッチンで洗い物をしていたときのこと。洗い終えたキッチングッズを台所のカウンターに置いていると、息子が「取って」と言ってきました。おたまやフライ返しを渡すと、息子はうれしそうに遊び始めます。そろそろお風呂に入る時間だと思い、キッチングッズを息子から取り上げようかと思いましたが、不機嫌になることが予想されました。そこで、1つだけ持っていくことを許可すると、息子は目を輝かせおたまを持って、ご機嫌でお風呂へ向かったのです。 おたまでお湯をすくっては流す遊びをして、息子はお風呂タイムを満喫。私は息子の手の平返しに拍子抜けしました。その後も、たびたびキッチングッズを選ばせてあげると、息子は喜んでお風呂に入るように! 使用後はしっかりと消毒しないといけませんが、息子がご機嫌でお風呂へ入ってくれるならと割り切っています。思わぬところに解決策はあるのだな、と発見した出来事です。 作画/ひのっしー著者:河内あずさ
2023年08月15日初めての子育てはわからないことばかり。長女はとにかく泣く子でした。寝かしつけして隣の部屋に行こうとするとすぐ泣く、離乳食の準備中もギャン泣きで……。そのことを小2になった娘に話してみたところ、驚くことを言ってきました。まさかあんなに泣いていた長女から数年後、こんなことを言われるとは……!え! そうだったの!? 娘はとにかくよく泣く赤ちゃんでした。初めての育児ということもあって、泣いてはあやしたり抱っこしたり……。正直、私も泣きたかった! けれど当の本人は「泣いてたことも覚えてないから、そんなにあやさなくても良かったんじゃない? 」と。もう少しそのままでもよかったのかな。成長した娘から言われてびっくりした出来事でした(笑)著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年08月15日初めての妊娠だったこともあり、里帰り出産を選択した私。田舎で穏やかに過ごし、無事出産することができました。母子ともに健康で、産院から退院してしばらくは実家で生活。父と母、そしてたまに遊びに来てくれる姉に助けてもらいながら、初めての子育てに奮闘していたのですが……。 「なんで怒鳴ってしまうんだろう…」自分でもわからない 初めての妊娠で、産前産後は実家で過ごすことにした私。早めに実家に帰り、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんの服や備品などの準備をしていました。そして、無事に娘を出産。退院後スタートした育児は、入念に下調べをしていても初めてのことばかりで不安がいっぱい。 ある日、母に付き添ってもらいながらベビーバスで娘の体を洗っていると、近くからのぞいていた父が「ぎこちないな~!」と大きな声で笑いながら言ってきたのです。私はその言葉にカチンときて「口出ししないで!」と大声で怒鳴ってしまいました。 また別の日には、生後1カ月未満の娘を真夏の日差しにさらしたくない私に対して、実家の母屋に住む叔父が「たくさん日光を浴びさせたほうが良い」と言ってきたり、娘のお世話で忙しいときに「赤ちゃんの服のタグが外側についているのはなんで?」など質問してきたり……。何度も同じ質問をしてきたので「自分で調べなよ!」と私はまた怒鳴ってしまったのです。 出産から2カ月後、娘と夫が待つ家に戻った私。ふと、「父も叔父も娘をたくさんかわいがってくれていたはずなのに、なんであのとき父と叔父にあんなに怒ったのだろう?」と不思議に思いました。インターネットでなぜイライラしていたのか調べてみると、産後はホルモンバランスの乱れから母親が怒りっぽくなりやすいガルガル期(※)と呼ばれる時期があるのだとか。 後日わかったことですが、母や姉が産後はイライラしやすくなることを父や叔父に伝えてくれていたのです。そのため、怒鳴ったことに対し父や叔父が私に何か言ってくることはありませんでした。産後の態度を反省するとともに、家族に支えられていたのだなと感じた出来事でした。 ※ガルガル期産後にガルガル期が起きる原因は明らかにはなっていません。しかし、産後のホルモンバランスや環境の変化によって起こると言われており、マタニティブルーズの一種であると考えられています。また、医学的な用語ではありません。 作画/becomachi85監修/助産師 松田玲子著者:海月ミサ
2023年08月15日母乳・離乳食ともによく飲み、食べてくれたので、食に関する大きなトラブルがなく成長した息子。普通食が始まってからもよく食べる子で、保育園の担任の先生に食べっぷりを褒められるほど。ごはんに関する問題を抱えることなく育った息子ですが、2歳半ごろから食事に手を付けなくなりました……。いろいろと工夫しても、食べてくれず私のイライラは募るばかりです。そんな窮地に追いやられた私を救ったものとは? 食べたくない!2歳児の心境変化のきっかけは? 母乳をよく飲み、離乳食もよく食べていた息子は、1歳半を過ぎて幼児食が始まってからも、好き嫌いをする子ではありませんでした。そのため、息子の食事に関する悩みを抱えることなく、すくすく育つ姿に喜びを感じていました。 2歳を過ぎると食べられる食材の幅が広がり、料理もラクになってきたと感じるように。ところが2歳半ごろから、急にごはんに手をつけなくなったのです。仕方がないので私が息子の口元へスプーンを近付けるも顔を背けます。息子の好物に変えても反応なく、大好きなふりかけをご飯にかけても食べたがらない息子。余裕のなくなった私は、罪悪感を抱きながら「ごはんを食べない子は公園にも行けないよ!」などと、脅すような方法で食べさせるように。 そんなある日、ごはんを食べてくれない悩みを抱えたまま外食する機会がありました。牛丼チェーン店で息子に「お子様とりそぼろ丼」を注文すると、自ら食べ始めたのです。さらに笑顔で「おかわりください」と意思表示まで! これにはびっくりし、喜びのあまり涙が出そうに。普段と違う環境だったことや息子好みの味付けだったことから、食べてくれたようです。これ以降、家での食事を少し甘めにするなど、息子好みの味付けに変えたことでごはんを食べるようになりました。 2歳も後半にさしかかり、心身ともに大きく成長した息子。冷静になって考えると、ごはんを食べないからと厳しく接していたことが良くなかったのかもしれません。今後は食事環境や味に変化を加えるなどし、たくさん食べてくれるよう工夫していこうと思います。 作画/becomachi85著者:上川ようこ
2023年08月14日6歳の息子と2歳の娘がいるわが家。子どもたちはとても甘えん坊で、家の中にいても私の姿が見えないと「どこにいるの?」と探し始めるほどです。一方の夫は育児や家事を積極的におこなってくれますが、寝かしつけが苦手。子どもたちがおとなしく横になってくれないと、早々にあきらめて私にバトンタッチ。そんな中、私は高熱でダウンしてしまい……。 高熱でママがダウン…パパと子どもたちがとった行動とは? 高熱が出た私は仕事を早退し、家で休むことに。しばらく横になっていましたが、回復しないため夫に子どもたちのお迎えと家事をお願いしました。夫は急きょ仕事を切り上げてくれましたが、普段の夫と子どもたちの姿を見ていると「私が動かないと家の中がうまく回らないのでは……」と不安に。ヘルプの要請があったら動こうと思いそのまま横になっていました。 ところが一向にヘルプに呼ばれません。不思議に思った私は耳をすませてリビングの様子をうかがいます。すると夫が子どもたちの夕飯を作ったり、お風呂に入れたりする声が! その夜、子どもたちの泣き声が聞こえてくることもなく、最大の難関だった寝かしつけもすんなり終わった様子です。夜中にこっそりリビングをのぞきに行きましたが、食器や洗濯物もきれいに片付いており、子どもを見ながら家事をこなしてくれた夫の頑張りがうかがえました。 夫と子どもたちのおかげでゆっくり休めた私は翌朝に解熱。子どもたちは「もう大丈夫なの?」と気にかけてくれました。夫によると、子どもたちは良い子に過ごしていたようです。まさか私抜きでこんなにスムーズに過ごせるとは思わっていなかったので、驚くと同時に夫と子どもの成長を感じました。体調不良をきっかけに頼もしい姿を見られたことで、もっと夫や子どもたちの力を信じようと思えた出来事です。 作画/ひのっしー著者:中村ひとか
2023年08月14日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は娘さんのヘアアレンジに関するお話です。最近髪が伸びたこともあり、保育園の先生にかわいいヘアアレンジにしてもらう機会が増えた娘さん。ある日、「ママも結びたいな~」と声をかけるのですが、娘さんは「イヤー!!」と言うと断固拒否して……!? 娘の髪を結びたいのに… 髪が伸びてきた2歳の娘。 邪魔だし、せっかくならかわいく結んであげたいな〜と思うものの……。 なぜか身内には絶対に髪を触らせてくれません。 保育園では、毎日可かわいい髪型にしてもらって帰ってくるのに……。 私が結ぼうとすると、ゴムを取り上げては引き出しにしまいにいく始末。 「そこまで抵抗するか……」と思いつつ、「ちゃんと元の場所に戻せる」ことに成長を感じる今日このごろです。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年08月14日こんにちは、もりりんパパです。長い夏休み…必然的に子どもたちと話す機会が増えているのですが、そんな中で次女さんからとあることを指摘されまして。どうやら僕の一人称が面白いらしく、そこから話がどんどん膨らんでいき…今回はそんなお話です。それではどうぞ!電話で話す父の言葉に思わず吹き出す次女一人称が変わるのは優柔不断じゃない!日本語って難しい!話に最後に入ってきて、きれいにオチを作っていく長女。これはよくある光景なのですが、よく見すぎて最近では見事…と心の中で思うこともしばしば(笑)とはいえ、些細な内容ながらも面白い話が次女と出来たなと思いつつ…日本語って本当に難しいなと言うか奥が深いなと思った次女と僕なのでした。それでは今回のお話はおしまいです!ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年08月14日娘の3歳の誕生日に、大好きなアニメキャラクターの変身アイテムをプレゼント。大喜びの娘はアニメと同じセリフを言いながら遊んでいました。すると、洋服をつまみながら、「変身できない」と不思議そうに言います。しかし、泣いたり怒ったりすることもなく遊び続けているので、変身できないことに気づいたかと思っていると、娘は予想外の行動に出たのです。 大好きなアニメの主人公気分!変身できると思っていた娘は… 娘の3歳の誕生日に、娘が大好きなアニメキャラクターの変身アイテムをプレゼントしました。大喜びの娘は、誕生日の翌日も機嫌よくおもちゃで遊んでおり、ふと、「あれ? 変身しないね」と言ったのです。娘は泣いたり、怒ったりすることなく遊び続けたので、私は家事を再開しました。しばらくして娘の様子を確認すると、なんと服を脱いで下着姿になっていたのです! 娘は変身アイテムをおなかにくっつけたり、足に近づけたりといろいろ試していました。しょんぼりした顔でしたが、パッと顔を上げ「そうだ! おもちゃ屋さんにあるよねぇ!」と、おもちゃ屋さんで見た変身後のコスチュームが売っていたことを思い出した様子。アニメの世界を信じている娘になんと声をかけようか迷っていると…「今度買える?」と聞くので、私は、申し訳ない気持ちになりながら、「プレゼントの変身アイテムはおもちゃだからアニメみたいに変身できないの。コスチュームはサンタさんに頼もうね」と伝えました。 普段おもちゃ屋さんに行く機会が少ないこともあり、その後コスチュームをねだられることはありませんでしたが、「アニメと同じように変身はできない」と事前に伝えておいたら娘が混乱せずに済んだかもしれません。子どもは「アニメの世界と同じことができる!」と信じているのだと気づいた出来事でした。 作画/becomachi85著者:しまむら みのり
2023年08月13日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしてくれるものの、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールへの対処法も身につけます。一方、ピンちゃんは酒に溺れ、親友との電話を邪魔された母に「アル中」と言われて逆上した彼は母に手を上げます。一度は暴力を反省し家を出るも、すぐに母に連れ戻されます。依存症になるほど酒漬けのピンちゃんは体調が急変し病院で急性膵炎と診断されます。入院したことでこれまで彼が働いてなかったことが明らかになりーー。7年一緒に暮らしてきたピンちゃんですが、驚くことに5年も仕事せずにいたことが判明。4人の子どもがいるあおいさん一家。生活を支えるため懸命に働いてきた母の身体は満身創痍。これ以上彼を支え続ける余力はなく、母はピンちゃんとの別れを決めるのでした。 たくさんの「もしも」をクリアできれば、彼は2人目のお父さんになれた? ピンちゃんは退院後、あおいさん一家と言葉を交わすこともなく実家へ帰りました。彼のいない生活ーー。それはモノが隠される心配のない、宿題後のゲームやアニメを制限されることがない、お菓子を好きなだけ食べることのできる、誰にも縛られない・怯えない「平和な時間」でした。 そんな平穏な時間を取り戻した後に残ったのは、ピンちゃんに対するほんの少しの後悔でした。「もし、彼のお母さんが普通の人だったら」「もし、彼が普通の幸せを知っていたら」「もし、出逢うのが今だったら」 たくさんの「もし」があおいさんの心に浮かびますが、すべては結果論であり、いろいろ乗り越えた「今」だから思えること。時間を巻き戻すことはできません。いつか不幸のループから抜け出し、願わくば彼も幸せであってほしいと思うのでした。 ◇◇◇ ピンちゃんがあおいさんたちから自由を奪ったように、あおいさんたちもまた彼から家族になる機会を奪っていたのでは、と振り返るあおいさん。 それは「少し大人になった今」のあおいさんだからこそ気づけることで、母も兄弟も、そしてピンちゃんも、それぞれが「その瞬間」を必死に生きていた結果のはずです。 「もし(私たちが)面倒なことから目を背けず、押し黙らず、(彼と)向き合うことを諦めなければ」この言葉は、あおいさん一家やピンちゃんに限らず、すべての人・物事に通じることかもしれません。そして、ピンちゃんにはあおいさんが願うように、どこかで幸せでいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月13日私の夫は写真にあまり興味がなく、携帯の待ち受け画面も息子が生まれるまではずっと初期設定のままでした……。そんな夫が息子誕生を機にデビューしたものがあります。衝撃を受けた夫の変貌エピソードをご紹介します。 え、夫が…!? 息子が生まれて初めて「自撮りデビュー」を果たした夫。夜にニヤニヤしながら息子の写真を眺めている夫を見ていると、その愛情が伝わってきて私までうれしくなります。まだまだ写真撮影は私任せな場面が多いですが、子育てを通して少しずつ変化していく夫を見るのもまた、楽しみのひとつです。著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ
2023年08月13日若くして結婚した友人Aから、結婚から4年が経ったころに結婚式を挙げることにしたと報告がありました。「お金がないから結婚式は挙げられない」と前から言っていたので、突然どうしたんだろう?と思っていると、Aの口から驚きの理由を聞くことに……。 友人が結婚4年で挙式を決断した理由 学生時代からの友人Aは、高校を卒業してすぐに結婚・出産し、男の子を出産しました。2年後には私も結婚し、挙式を挙げることに。しかし、Aはそのころ2人目を妊娠していたので出席が難しく、後日お祝いに来てくれました。私の結婚式の写真を見て「うらやましいな~! でもうちは家計に余裕がないから結婚式はできないな」と言っていたのです。 月日は経ち、私にも息子が生まれて育児でバタバタの日々。そんなある日、しばらく連絡を取っていなかったAから「結婚式を挙げることにしたから来て!」と連絡が来ました。突然のことに私はビックリ。ちょうど連絡が来た1週間後に予定が合ったので久しぶりにランチをすることにしました。会って早々Aは私に、「結婚式を挙げることにしたのは、出席者からの会費をちょっと高めに設定すると、黒字になることに気づいたんだよね」と言ってきたのです。そんなことを言ってくるとは予想していなかったので、私は「へぇ……そうなんだ。すごいね!」と返事することしかできませんでした。 出席予定の私にそんな無神経な発言をしてきたAとは、結婚式に出席した後、徐々に距離を置くようになりました。この一件がきっかけにはなりましたが、以前から周りの友だちの悪口を平気で言うなど、価値観が合わないと感じていたのも理由の1つです。この出来事がきっかけに、長年の仲であっても相手の気持ちを考えてから発言しようと心に誓いました。 作画/ひのっしー著者:田中 里奈
2023年08月13日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。その後、塾内でこの事実が明るみになると、塾長は大激怒し、オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されることになったのでした。オイカリ先生が生徒を成績でしか判断しないことに嫌気がさし、塾に行くのやめていた良子ちゃんは、オイカリ先生が辞めたことで再び塾に通うように。結局、悪口が書かれた手紙は良子ちゃの自作自演だったのですが、そのことでつむ田さんに沢山迷惑をかけていたことを知ると、つむ田さんに謝罪した良子ちゃん。 しかし、つむ田さんはそれを受け入れることができず、塾を辞めることに。その後、塾長から謝罪され、塾には通わなくなったものの、授業のプリントやコワモテ先生から定期的に手紙が送られてきてサポートは続いていたのでした。 そして、ついに受験当日を迎えることになって……!? 塾を辞めた後も、先生からのサポートは続いていて… 中学の受験当日――。 (頑張ろう) そう自分に言い聞かせたつむ田さん。 「それでは合格者を発表します」 合格者一覧が貼り出されると、自分の名前を見つけることができたつむ田さん。 「……あった」 「おめでとう、つむちゃん。よく頑張ったね」 「ありがとう」 最後までサポートしてくれたお母さんと、コワモテ先生に心から感謝したのでした。 つらい塾生活や受験勉強中心の生活を乗り越え、見事合格をつかみ取ったつむ田さん。お母さんやコワモテ先生など、周りの人たちがサポートしてくれたのも大きかったと思いますが、やはり1番は、最後まで諦めずつむ田さん自身が勉強を頑張り続けたことだと思いました。お母さんと一緒に最高の景色を見ることができてよかったですね。合格おめでとうございます!著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月12日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールへの対処法も身につけます。一方、ピンちゃんは酒に溺れるように。親友との電話を邪魔された母に「アル中」と言われて逆上した彼は母に手を上げ一度は暴力を反省し家を出ますが、すぐに母に連れ戻されます。依存症になるほど酒漬けのピンちゃんは、ある日体調が急変し病院で急性膵炎と診断されます。ピンちゃんはあおいさんに幼少期の話をしたことがあり、その内容は悲惨なものでした。両親と弟がいる周りから見ればごく一般的な家族ですが、無関心な父と寡黙な弟、心の病でピンちゃんを道連れに死のうとする母……。彼が頼れる人は周囲におらず、強烈なまでの家族への憧れと心の闇を抱えたまま大人になったのがピンちゃんでした。 考えてみたらおかしいことばかり。なぜ今まで気づけなかったのか…… 「ピンちゃん仕事してなかったんだって。5年も」母が彼のこれまでをあおいさん兄弟に告白します。考えてみればおかしいことだらけでしたが、目の前に必死だった母は気づく余裕がありませんでした。 これからどうするの?と問うと、別れるよのひと言。子どもたちの進学にお金がかかる時期に彼を支え切れないと答える母。父と別れてから4人の子どもを育てるため、指紋がなくなるほどの摩擦や腱鞘炎など、整体師の仕事で必死に頑張ってきた母の努力をピンちゃんは踏みにじっていたのでした。 7年にわたるガマンを強いられてきた生活は意外にもあっさりと訪れ……。 ◇◇◇ あおいさんは加害者であると同時に被害者でもある彼のことをあおいさんは嫌いつつも、心の底からは拒絶できませんでした。ですがーー。 「親に恵まれなかったから可哀想」「ひとりぼっちになったら可哀想」過酷だった彼の家庭環境に同情はしますが、それだけでは彼は変わることができませんし、あおいさん一家にも彼に向き合い続ける余力はありませんでした。ピンちゃんには適切な治療と自分の心に向き合って、健全な心と体を取り戻してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月12日1歳の娘と初めて2人で外出するのでドキドキしていた私。お出かけ先の科学館は、通路が狭く、段差もあってベビーカーでの移動には不便な施設です。また、トイレも赤ちゃん連れには厳しい狭さ。どうしよう……と困り果てていたとき、救いの神が! ワンオペ外出で大ピンチ!助けてくれたのは… 1歳の娘と初めて2人でお出かけ。行き先は私が小さいときに何度か行ったことのある科学館です。楽しみな反面、初めてのワンオペ外出にドキドキでした。久しぶりに行ってみると、古い施設のせいか、小さな段差が多く、通路も狭いところがあり、ベビーカーで移動するにはちょっと不便。それでも、娘は楽しく遊んでいました。しばらく経って私はトイレに行きたくなったので、再び娘をベビーカーに乗せて、近くにあったトイレへ。しかし、ベビーカーで入れるような広いスペースはなく、ベビーチェアもありません! 困り果てていたとき、近くにいた、小学生くらいの女の子を連れたママが「よかったら、お子さんを見ていますよ」と話しかけてくれたのです。見ず知らずの人にわが子を預けることに抵抗はありましたが、お子さんがトイレに入っていくのも確認できたので、お言葉に甘えることに。するとトイレの外から娘をあやすと声と歌声が聞こえてきます。そのママは「ここにいますよ!」ということを伝えるために、声を出してくれていたのです。 昨今、トイレでの怖い事件もあるので、心配もしましたが、困っていた私には本当にありがたく心が温まる出来事でした。しかし、家族からは「今回出会った方は良い人だったけど、やはり子どもから目を話すのは危険」だと注意され、私自身も反省。今後は子どもと一緒に入れるように、ベビーカーのときもだっこひもなどを持っていこうと思いました。 娘には困っている人がいたら自然に手を差し伸べられる子になってほしいです。そのためには、私も娘のお手本として、あのママのようにやさしい人になろうと決意しました。 作画/mosu著者:有河藍
2023年08月12日独身時代、久しぶりに会った友だちのひとりが、自分の娘を「姫」と呼ぶことに「ありえない」と思っていました。でも結婚して、いざ娘ができると……。 自分の子を姫呼びっておかしくない!? 20代後半のあるとき、学生時代の女友だち2人(A子とB子)と久しぶりに会うことに。当時私は独身でしたが、ほかの2人は既婚でA子には男の子、B子には女の子がいました。久しぶりの再会に話が弾みましたが、徐々に私には気になることが。B子が「うちの姫がさ~」と、自分の子どもを「姫」と呼んでいたのです。「自分の子を姫と呼ぶってどうなの? 恥ずかしいし、自分だったら絶対にありえない……」と思った私。しかし、その場では指摘しませんでした。 30代になり私も結婚し、2人の子を授かりました。第2子として生まれた長女は、1歳を過ぎたころから「あれはイヤ、こっちがいい」「お兄ちゃんよりも先に抱っこして」などと動作と表情でアピール。機嫌を損ねるとすぐにぐずるので、さながら姫に仕える従者のようにご機嫌を取りながら日々の子育てに奮闘。そして、いつしか「姫なんて恥ずかしい」と思っていたことはすっかり忘れて、「今日も姫が大変だったよ~」「うちの姫のわがままが大変で……」と夫や友人に話すようになっていたのです。 ある日、昔の写真を見返していたところ、A子とB子と集まったときの写真が。そこでようやく、私も当たり前のように子どもを姫って呼んでいることに気がつきます。当時は「ありえない」とまで思っていたのに、今では当然のように人前で娘を「姫」と呼ぶ私。かわいいお姫様という気持ちもありますが、「わがままなお姫様」というニュアンスも強いです。「当時、B子も今の私と同じような気持ちで使っていたのかもしれない」と、子育ての苦労も知らずに否定していた自分を反省しました。これからは相手の気持ちや言葉の真意を想像できる人間になりたいと思いました。 作画/Pappayappa著者:宇山のぞみ
2023年08月12日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。次第に、娘はゆる子さんたちには見えない女の人やおじいさんがいつも通る道や家の中にいると話し始めました。さらに別の日には、娘が保育園の階段から落下するという事件が発生。娘曰く、突然階段の上から誰かに押されたとのこと。恐怖だけでなく、娘の身にさらなる危険が迫っているのではないかと焦りを感じたゆる子さん。そんな矢先に、娘がゆる子さんに保育園でできたカナコちゃんという友だちのことを話してくれます。しかし娘の通う保育園にそのような名前の女の子は存在せず、さらには口から血を流していると聞き驚愕。これまで厄除けのために娘に塩を持たせて登園させていたのですが、このままの環境で生活することに限界を感じたゆる子さんは、ある驚きの決断をします……。これでよかったよね…私の大きな決断 娘の身に危険が迫っているのではないかと感じたゆる子さんは、遂に退園を決意。 「楽しく通っていたのにごめんね……」とゆる子さんは心が痛みます。 また、少しでも環境が変えられたらと、実家に娘たちを連れて帰省したゆる子さん。 里帰り出産以来の帰省で、もちろん娘が実家にいたのは0歳のときだけ。 しかし、娘は実家に着くなり、なつかしいと言って思い出に浸っている様子です……。 ゆる子さんはお母さんに娘の胎内記憶のことや不思議な言動などをすべて相談していたため、「いろいろ、大変だったね…」と労いの言葉をもらいます。 すると突然、娘はある人形をうれしそうに手に取ると……。 「ばぁば! ポコちゃんと遊ぼ~!」と言い出します。 なんと、ポコちゃんは娘がおなかの中にいる間につけていた呼び名だったのです。 その言葉を聞いてゆる子さんとゆる子さんのお母さんは驚いてしまいました。 ◇◇◇ ゆる子さんは娘さんの身に危険が迫っていると感じて退園を決意します。その後実家に帰省すると、娘さんは0歳のころにしか生活をしていない家を見て懐かしんでいる様子。また、久しぶりに顔を合わせたおばあちゃんに、人見知りすることもなかったようですね。実家がゆる子さんと子どもたちにとって、少しでもリラックスできる環境になっていくとよいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月11日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを話せる友人もいて、彼から逃げ場を作り日々を乗り切っていました。一方、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日親友との電話を邪魔された母が、「アル中」と言ったことでピンちゃんから暴力を受けます。兄弟4人は母を守りこの家から彼を追い出しますが、母がすぐに連れ戻すのでした。家に戻ったピンちゃんはすでにアルコール依存症で日々お酒の量が増え続けていました。ある日、異様な体臭を放つことに気づいたあおいさんは母に連絡。病院へ搬送されたピンちゃんは急性膵炎と診断されます。アルコールの離脱症状で彼に見える幻覚にはいつも子どもの姿があるようで……。 彼はずっとひとりぼっちだったーー 彼が話す幼少期の話によると、両親と弟とピンちゃんの4人家族。家族で出かけた際に母からバス代が足りないと言われ、兄弟2人は靴ずれができるほどの長い距離を人に尋ねながら歩いて帰ったことがあると話し、そんな理不尽もごくありふれた日常の光景だったようです。 無関心な父と寡黙な弟、心の病にかかりわが子と一緒に死のうとする母。家族の中でピンちゃんはずっとひとりでした。誰も気づかず、助けてくれない。満たされない心の孤独を抱え、身体だけが大人になったのがピンちゃんでした。 ◇◇◇ ピンちゃんを嫌っているあおいさんが一緒にいることを拒否し切れなかったのは、加害者であると同時に被害者である彼の人生の背景や闇を感じ取り、他人事には思えなかったからと振り返ります。 子ども時代に彼が憧れた「自分の家族」を持ちたいという気持ち。もしピンちゃんが、心から安心できる家庭環境で育っていたら、違った未来になったのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月11日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡さオイカリした。自分の荷物をまとめていると、1枚のメモを見つけたオイカリ先生。そのメモを見て良子ちゃんの存在を思い出すと、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 良子ちゃんに電話を繋いでもらうと、「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実を告げられました。なぜそんなことをしたのかという理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことに嫌気がさし、塾へ通うのが嫌になってしまったというものでした。 オイカリ先生が塾からいなくなると、再び塾に通うようになった良子ちゃん。すると、つむ田さんを呼び出し、謝罪をするのですが、つむ田さんは許すことができなくて……? 「ごめんね」と謝られても、どうしても許すことができなくて… 塾を辞めたいとお母さんに打ち明けたつむ田さん。 「……ごめんなさい。今まで黙ってて」 「お母さんのほうこそ、気付いてあげられなくて。話してくれてありがとう」 そして、つむ田さんは塾を辞めることに。 事情を知った塾長が授業料のプリントや情報の共有などをしてくれて、塾を辞めた後もつむ田さんのことをサポートしてくれていました。 「つむちゃん、今週も届いたわよ」 さらに、コワモテ先生からは受験の日まで、定期的に手紙が送られてきたのでした。 泣きながら話すつむ田さんに対して、「話してくれてありがとう」とすべてを受け止めてくれたお母さん。凄くつらかったと思いますが、無事に塾を辞めることができてよかったです。本当に散々な目に遭ってしまったつむ田さんですが、塾に行かなくなった後、塾長やコワモテ先生がサポートを続けてくれていたという点は、唯一の救いだったのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月11日わが家は3歳の娘がいる3人家族。イヤイヤ期は娘の意思を尊重しながら乗り越えようと、毎日試行錯誤していたのですが、そんな私の様子を見た夫や実母に「甘やかしすぎ」「もっと叱れば?」と言われてしまいます。身近な人たちに認めてもらえないつらさで心が折れた私。保育士の妹に相談してみると思いもよらぬ言葉が返ってきたのです。 イヤイヤ期への対応に正解はあるの? 3歳の娘はイヤイヤ期真っ只中。身の回りのことはなんでも自分でやりたがります。そんな一生懸命な姿に成長を感じ、時間があるときはできるだけ待つようにしていました。しかし娘のペースで動いていると、どうしても家事の時間が圧迫され、私の余裕もなくなりがち。そんな様子を見た夫は「ちょっと甘やかしすぎなんじゃない?」と言うのです。その言葉が、普段の自分の頑張りを否定されたようで、涙が出てきました。実母に相談しても「もっと叱ってもいいんじゃない?」と言われ、身近な存在である夫と実母に理解してもらえなかったことがつらく、心が折れてしまいました。 モヤモヤが収まらなかったため、保育士の妹に相談してみることに。話を聞いた妹は、私の育児方針に共感。「お姉ちゃんは最善を尽くしているから、もっと自信もっていいよ!」と言ってくれ、その言葉に救われたような気持ちになりました。 保育士の妹からの肯定的な言葉の影響は大きく、自分の育児に自信を持つことができるように。これからも自分の育児に対する否定的な意見は出てくると思います。しかし、その意見に振り回されて、私が不安定になっていては娘にも良くないはずです。迷ったときは妹の言葉を思い出し、自分の育児に自信を持ちたいと思います。 作画/ひのっしー著者:中川みかん
2023年08月11日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になる頃には理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを話せる友人もいて、彼から逃げ場を作ることで日々を乗り切っていました。この頃から、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日、親友との電話を邪魔された母が、「アル中」と言ったことでピンちゃんから暴力を受けますが、兄弟4人で母を守り彼にこの家から去るように訴えましたーー。母を殴ったことを悔い一度は家を離れたピンちゃんでしたが、ほんの数日で母に連れ戻されます。男は酒を飲んで自分の身を心配されること、母はそんな彼に寄り添うこと、互いに相手に自分の存在意義を見出している2人は共依存という関係に陥っていました。 果物が腐ったような甘くて苦い、鼻にまとわりつくにおいーー 家に戻ってきたピンちゃんはすでにアルコール依存症の状態に。朝から晩まで飲み続け、その量も日毎に増えていました。 ある日、あおいさんと次女は熱と汗とともに異様な体臭を漂わせているピンちゃんの異変に気づきます。救急車を呼ぼうとすると拒否の態度を取るためあおいさんは戸惑い、仕事中の母に電話をかけます。 母が呼んだ救急車で病院へ搬送されたピンちゃんは、過度のアルコール摂取により「急性膵炎」になっていることが判明。痛みと空腹、喉の渇きがあり、さらにアルコールの離脱症状として幻覚との闘いが始まります。彼の幻覚にはいつも小さなこどもの姿があるのでしたーー。 ◇◇◇ 家に戻ってもお酒を飲み続けるピンちゃん。熱と汗、異様な体臭を漂わせ、誰がみても明らかに緊急を要する状態で、あおいさんは救急車を呼ぼうとするも、ピンちゃんに呼ぶなと言われると許可がないと動けませんでした。 自分の判断を信じて動くことができなかったあおいさん。それはピンちゃんと暮らしてきた期間、ずっと彼に従い自分の意見を押し殺す毎日を過ごしてきたからではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月10日1歳の娘は、離乳食を始めたころから、好き嫌いもなく順調な進み具合で助かっていました。上の子たち(7歳の女の子・5歳の女の子)と楽しくごはんを食べるのが日課でしたが、ある日、急に食欲をなくしたのです。 なんでも食べる娘だったのに、あることを境に変化が… 娘が1歳を過ぎたので、離乳食から少しずつ完了食に切り替えることに。離乳食を出すといつも喜ぶ娘ですが、完了食を出したところ、すぐに床に落としてしまい口に入れようともしません……。「落とさず食べようね」など声をかけますが、娘には伝わりません。結局、その日の夜は何をあげても食べなかったので育児用ミルクを飲ませました。 翌日、みんなで食事すると、娘がまた床にごはんを落とし始めます。上の子たちのごはんやおかずに触ろうとするので、同じものが食べたいのかと思い、似たようなものを用意するも食べず……。娘の好きな食材にしたり、味付けを変えたり、いろいろなメニューを出し続けました。そんなある日、長女が「このお皿がいいんじゃない?」とひと言。試しに、メニューは変えず、上の子たちと同じ陶器のお皿で出してみることに。すると娘は、喜んでごはんを食べたのです! その後、1歳の娘のごはんは食材を軟らかくして、薄味に変えるなど工夫してからお姉ちゃんたちと同じお皿に盛るように。おかげで娘は食事を楽しんでいます。お姉ちゃんたちと同じこと、同じものを欲しがるようになったんだ、と娘の成長を感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:中野真理
2023年08月10日1歳4カ月になる息子は、成長がゆっくりで、性格もおっとり。特に気になるのは、発話です。保育園に通う他の子どもたちは、一語文を話していますが、息子は喃語しか発しません。心配していたときに、思わぬところで息子の成長を感じた出来事がありました。 性格も成長もゆっくり!心配だった息子が見せた成長 4月生まれの息子は、性格も成長もおっとり。歩きだしたのは1歳4カ月ごろ。保育園の同じクラスの子と比べると、発達が少し遅めです。ただ私は、「子どもによって成長スピードは違うよね」と気楽に構えていました。 しかし徐々に発達が気になり始めたのは、1歳8カ月のころ。息子と月齢の近い子は、どんどんおしゃべりができるようになっていましたが、息子は「あーあー」といった喃語だけ。保育士さんに相談しても「個人差がある」と言われ、私の不安は拭えませんでした。 ある日、息子と部屋で遊んでいたとき、絵本を読んであげようとすると、私の手から絵本を奪い、上着の中に隠したのです。その一部始終はまるで泥棒のような仕草で、思わず笑ってしまいそうに。理由がわからず、仕事から帰ってきた夫に話してみましたが、ナゾの仕草の答えは出ませんでした。 数日後、保育園へお迎えに行ったとき、先生と園での様子を話す機会がありました。家での出来事を話してみると、先生が「読み聞かせの前に、こうしてから絵本を読み始めるんです」と、エプロンの中に絵本を隠す仕草を見せてくれ、私は気がつきました。息子のあの動作は、先生が絵本を読んでくれる前の仕草だったんだ……! と。 成長が遅いと感じていた息子は、先生のやることをしっかりと見て、マネしていました。息子は息子なりに、観察してマネをするという、別の部分で成長していたのです。“みんなと一緒”ではなくても、息子の長けている部分が感じられた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:山下裕香
2023年08月09日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られました。さらに、手紙を書いた理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことにあったのでした。 良子ちゃんは捨て台詞を吐くと、一方的に電話を切ってしまったのでした。 オイカリ先生がいなくなると、良子ちゃんは塾に戻ってきて… オイカリ先生が塾からいなくなると、すぐに戻ってきた良子ちゃん。 「すげー休んでたのに」 「良子ちゃんまた1位じゃん」 塾をずっと休んでいたにもかかわらず、成績は変わらず1番なことにザワザワするクラスメイトたち。 良子ちゃんはつむ田さんを見つけると、「ちょっといいかな?」と声を掛けました。 「……ごめんね」 2人きりになると、真っ先に謝ってきた良子ちゃん。 しかし、つむ田さんの本音は"許せない"といものだったのです。 その日の夜、つむ田さんは家に帰ると、お母さんに塾をやめていいか相談をしたのでした。 良子ちゃんから謝罪を受けたものの、"許せない"という気持ちが強かったつむ田さん。良子ちゃんも、まさかつむ田さんにこんなに迷惑をかけることになるなんて思っていなかったと思うのですが、現実はオイカリ先生から目の敵されて頻繫に嫌がらせを受けるなど、かなり迷惑がかかってしまっていましたよね。つむ田さんが「許せない」と思うのも無理はないと思うので、塾を辞めるという選択に両親が理解を示してくれることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月09日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生だった頃は多忙な母に代わって世話をしてくれましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になる頃には理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを打ち明けられる友人もいて、何とか彼から逃げ場を作ることで日々を乗り切っていました。しかしこの頃から、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日、母は親友との長電話を邪魔され、「アル中」という言葉を発したことでピンちゃんに殴られてしまいーー。母に手を上げたピンちゃんに泣きながら立ち向かう小学生の長男。これまでずっと彼に怯えて理不尽な生活に耐えてきた子どもたちでしたが、唯一の肉親である母親を傷つけられた今は怖さよりも怒りが優先。反撃の体勢を取り、家から立ち去るよう要求するのでした。 自分に手を上げたピンちゃんを連れ戻す母。別れられない2人ーー 子どもたちの反撃に我に帰るピンちゃんは、母に手を上げた後悔と世話をしたはずの子どもに自分に対する味方がいないことに傷つき家を出ますが、母が数日で連れ戻してしまいます。 子どもたちはピンちゃんのいない生活に期待していましたが、一方で母が彼と別れられないこともわかっていました。 公園で話し合いをする母とピンちゃん。俺を捨てないでくれと泣いて懇願する彼を見て、母は自分がピンちゃんと支えないとという使命感にかられます。心配されることに自分の存在価値を確認するピンちゃんと、彼に寄り添うことで自分の存在価値を見出す母。2人の関係は共依存に陥っていました。 ◇◇◇ 幼かった頃はピンちゃんに逆らうことなんて怖くてできなかったのに、兄弟4人で力を合わせてようやく立ち向かうことができ、新しい生活を期待していましたがーー。 母とピンちゃん、2人は共依存という関係性に陥っていました。あおいさんたちの力で何かできることはあるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月09日公園にお菓子を持って出かけるのが好きなわが子。外で食べるのがおいしいという理由もありますが、お友だちとお菓子を交換したのが楽しかったようで、毎回お菓子を持って出かけようとします。今回は、子ども同士のお菓子交換に私がモヤモヤした体験談です。 公園でお菓子交換が始まるとモヤモヤ4歳の息子と2歳の娘は、公園で遊ぶのが大好き。近所の子どもたちが集まる公園に毎日出かけます。そこで食べるお菓子は格別においしいようで、お菓子を持って出かけたがります。 それはいいのですが、ひとつ困ることが。お菓子を食べていると、ほかの子どもたちが寄ってくること。特に子ども同士がお菓子交換を勝手にし始めたら、モヤモヤ。子ども同士で決めて行動していることに対して、親がどこまで監視して口を出せばいいのか悩んでしまうのです。 子ども同士のやり取りを止めたわけある日、子どもが公園でお菓子を食べ始めたときのこと。チョコレートを手にした子が近づいてきて「ちょっとちょうだい」と言ってきました。チョコレートはあまり食べさせていないので、食べてほしくなかったことと、個包装でないチョコレートは衛生面が気になった私は、「お菓子の交換は楽しいけど、ちょっとごめんねー」と子ども同士のやり取りを遮りました。 お菓子交換の相手の子どものママは話したことのない方でしたが、私が子どもたちの間に入って子どもを止めたので、何があったのかと驚いていたようです。 私は管理しすぎな神経質な親?そのときは、その子のママが「人の物欲しがらないのー」と声をかけたので、お菓子交換は中断したのですが……。子どもには自分で決めて自分で行動できる自立した子になってほしいと願う一方で、食べ物については健康面でまだ私が管理していたい部分もあります。 子どもだけのお菓子交換の現場では、それが顕著に現れて悩みます。家庭により考え方もいろいろあるでしょうから、私は相手の子どもの親が誰かわかるときは、「このお菓子食べても大丈夫ですか?」と必ず聞くようにしようと決めたのです。 子どもの自立を促すのも大切ですが、リスクについては親にしか管理できないものがあると考えています。この経験を通して、食べ物のアレルギー等の危険性や食べ方については親が教えていかなければいけないと感じた私。子どもの成長に伴い、自分で判断できるように教えていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ネコ山著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら、4歳の息子と2歳の娘を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2023年08月09日自称・意識低い系妻のmitoさんは、パパが海外出張で家にいないことが多く絶賛ワンオペ育児中。そんなmito家は、饒舌なうーたろうくんと新しく加わった弟おとじろうくん & 猫ちゃん2匹がいる賑やかな毎日。可愛い4兄弟に癒されたり、事件が起きたり、振り回されながらも幸せな日々を育児マンガで綴ります。末っ子おとじろうが春から4年保育の幼稚園に通い始めたので長年の運動不足と冷え性改善のために幼稚園児たちが不在の日中に通い始めたホットヨガ。夏休みに入り、小さきひとたちと常に一緒なのでパタリと通えなくなり、気持ちを切り替えるためにお家でヨガでもしようかな〜とヨガマットを広げるとまぁ寄ってくるわ、登ってくるわで最終的にヨガマットに大人ひとりと4兄弟がギュっと終結する事態。子たちが長期休み期間中のヨガ「日中は不可能だ」と悟り、ならば早朝に起きてやろうと意気込めば、ニワトリか!と突っ込みたくなるようにさらに早起きする4兄弟たち。夏休み期間、母の運動不足は解消できそうにありません。PROFILEmitoさん東京都在住。2匹の猫と3歳&0歳の息子たちとたまーーに帰国する夫と暮らしております。ブラック企業の社畜を経て専業主婦に。Instagram(@sitter_nico)やブログ(意識低い系妻のワンオペ育児)で絵日記やエッセイを描いています。ARCHIVE「4兄弟の隠れ場所」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.392023-06-14「兄たちのプライド」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.382023-05-10「ミロのゆううつ」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.372023-04-12「重たくて苦しくてあたたかくて」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.362023-03-08「4兄弟と鬼退治」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.352023-02-08「今年も変わらずワンオペな年末年始」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.342023-01-11
2023年08月09日