1歳の娘と初めて2人で外出するのでドキドキしていた私。お出かけ先の科学館は、通路が狭く、段差もあってベビーカーでの移動には不便な施設です。また、トイレも赤ちゃん連れには厳しい狭さ。どうしよう……と困り果てていたとき、救いの神が! ワンオペ外出で大ピンチ!助けてくれたのは… 1歳の娘と初めて2人でお出かけ。行き先は私が小さいときに何度か行ったことのある科学館です。楽しみな反面、初めてのワンオペ外出にドキドキでした。久しぶりに行ってみると、古い施設のせいか、小さな段差が多く、通路も狭いところがあり、ベビーカーで移動するにはちょっと不便。それでも、娘は楽しく遊んでいました。しばらく経って私はトイレに行きたくなったので、再び娘をベビーカーに乗せて、近くにあったトイレへ。しかし、ベビーカーで入れるような広いスペースはなく、ベビーチェアもありません! 困り果てていたとき、近くにいた、小学生くらいの女の子を連れたママが「よかったら、お子さんを見ていますよ」と話しかけてくれたのです。見ず知らずの人にわが子を預けることに抵抗はありましたが、お子さんがトイレに入っていくのも確認できたので、お言葉に甘えることに。するとトイレの外から娘をあやすと声と歌声が聞こえてきます。そのママは「ここにいますよ!」ということを伝えるために、声を出してくれていたのです。 昨今、トイレでの怖い事件もあるので、心配もしましたが、困っていた私には本当にありがたく心が温まる出来事でした。しかし、家族からは「今回出会った方は良い人だったけど、やはり子どもから目を話すのは危険」だと注意され、私自身も反省。今後は子どもと一緒に入れるように、ベビーカーのときもだっこひもなどを持っていこうと思いました。 娘には困っている人がいたら自然に手を差し伸べられる子になってほしいです。そのためには、私も娘のお手本として、あのママのようにやさしい人になろうと決意しました。 作画/mosu著者:有河藍
2023年08月12日独身時代、久しぶりに会った友だちのひとりが、自分の娘を「姫」と呼ぶことに「ありえない」と思っていました。でも結婚して、いざ娘ができると……。 自分の子を姫呼びっておかしくない!? 20代後半のあるとき、学生時代の女友だち2人(A子とB子)と久しぶりに会うことに。当時私は独身でしたが、ほかの2人は既婚でA子には男の子、B子には女の子がいました。久しぶりの再会に話が弾みましたが、徐々に私には気になることが。B子が「うちの姫がさ~」と、自分の子どもを「姫」と呼んでいたのです。「自分の子を姫と呼ぶってどうなの? 恥ずかしいし、自分だったら絶対にありえない……」と思った私。しかし、その場では指摘しませんでした。 30代になり私も結婚し、2人の子を授かりました。第2子として生まれた長女は、1歳を過ぎたころから「あれはイヤ、こっちがいい」「お兄ちゃんよりも先に抱っこして」などと動作と表情でアピール。機嫌を損ねるとすぐにぐずるので、さながら姫に仕える従者のようにご機嫌を取りながら日々の子育てに奮闘。そして、いつしか「姫なんて恥ずかしい」と思っていたことはすっかり忘れて、「今日も姫が大変だったよ~」「うちの姫のわがままが大変で……」と夫や友人に話すようになっていたのです。 ある日、昔の写真を見返していたところ、A子とB子と集まったときの写真が。そこでようやく、私も当たり前のように子どもを姫って呼んでいることに気がつきます。当時は「ありえない」とまで思っていたのに、今では当然のように人前で娘を「姫」と呼ぶ私。かわいいお姫様という気持ちもありますが、「わがままなお姫様」というニュアンスも強いです。「当時、B子も今の私と同じような気持ちで使っていたのかもしれない」と、子育ての苦労も知らずに否定していた自分を反省しました。これからは相手の気持ちや言葉の真意を想像できる人間になりたいと思いました。 作画/Pappayappa著者:宇山のぞみ
2023年08月12日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。次第に、娘はゆる子さんたちには見えない女の人やおじいさんがいつも通る道や家の中にいると話し始めました。さらに別の日には、娘が保育園の階段から落下するという事件が発生。娘曰く、突然階段の上から誰かに押されたとのこと。恐怖だけでなく、娘の身にさらなる危険が迫っているのではないかと焦りを感じたゆる子さん。そんな矢先に、娘がゆる子さんに保育園でできたカナコちゃんという友だちのことを話してくれます。しかし娘の通う保育園にそのような名前の女の子は存在せず、さらには口から血を流していると聞き驚愕。これまで厄除けのために娘に塩を持たせて登園させていたのですが、このままの環境で生活することに限界を感じたゆる子さんは、ある驚きの決断をします……。これでよかったよね…私の大きな決断 娘の身に危険が迫っているのではないかと感じたゆる子さんは、遂に退園を決意。 「楽しく通っていたのにごめんね……」とゆる子さんは心が痛みます。 また、少しでも環境が変えられたらと、実家に娘たちを連れて帰省したゆる子さん。 里帰り出産以来の帰省で、もちろん娘が実家にいたのは0歳のときだけ。 しかし、娘は実家に着くなり、なつかしいと言って思い出に浸っている様子です……。 ゆる子さんはお母さんに娘の胎内記憶のことや不思議な言動などをすべて相談していたため、「いろいろ、大変だったね…」と労いの言葉をもらいます。 すると突然、娘はある人形をうれしそうに手に取ると……。 「ばぁば! ポコちゃんと遊ぼ~!」と言い出します。 なんと、ポコちゃんは娘がおなかの中にいる間につけていた呼び名だったのです。 その言葉を聞いてゆる子さんとゆる子さんのお母さんは驚いてしまいました。 ◇◇◇ ゆる子さんは娘さんの身に危険が迫っていると感じて退園を決意します。その後実家に帰省すると、娘さんは0歳のころにしか生活をしていない家を見て懐かしんでいる様子。また、久しぶりに顔を合わせたおばあちゃんに、人見知りすることもなかったようですね。実家がゆる子さんと子どもたちにとって、少しでもリラックスできる環境になっていくとよいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月11日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを話せる友人もいて、彼から逃げ場を作り日々を乗り切っていました。一方、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日親友との電話を邪魔された母が、「アル中」と言ったことでピンちゃんから暴力を受けます。兄弟4人は母を守りこの家から彼を追い出しますが、母がすぐに連れ戻すのでした。家に戻ったピンちゃんはすでにアルコール依存症で日々お酒の量が増え続けていました。ある日、異様な体臭を放つことに気づいたあおいさんは母に連絡。病院へ搬送されたピンちゃんは急性膵炎と診断されます。アルコールの離脱症状で彼に見える幻覚にはいつも子どもの姿があるようで……。 彼はずっとひとりぼっちだったーー 彼が話す幼少期の話によると、両親と弟とピンちゃんの4人家族。家族で出かけた際に母からバス代が足りないと言われ、兄弟2人は靴ずれができるほどの長い距離を人に尋ねながら歩いて帰ったことがあると話し、そんな理不尽もごくありふれた日常の光景だったようです。 無関心な父と寡黙な弟、心の病にかかりわが子と一緒に死のうとする母。家族の中でピンちゃんはずっとひとりでした。誰も気づかず、助けてくれない。満たされない心の孤独を抱え、身体だけが大人になったのがピンちゃんでした。 ◇◇◇ ピンちゃんを嫌っているあおいさんが一緒にいることを拒否し切れなかったのは、加害者であると同時に被害者である彼の人生の背景や闇を感じ取り、他人事には思えなかったからと振り返ります。 子ども時代に彼が憧れた「自分の家族」を持ちたいという気持ち。もしピンちゃんが、心から安心できる家庭環境で育っていたら、違った未来になったのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月11日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡さオイカリした。自分の荷物をまとめていると、1枚のメモを見つけたオイカリ先生。そのメモを見て良子ちゃんの存在を思い出すと、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 良子ちゃんに電話を繋いでもらうと、「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実を告げられました。なぜそんなことをしたのかという理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことに嫌気がさし、塾へ通うのが嫌になってしまったというものでした。 オイカリ先生が塾からいなくなると、再び塾に通うようになった良子ちゃん。すると、つむ田さんを呼び出し、謝罪をするのですが、つむ田さんは許すことができなくて……? 「ごめんね」と謝られても、どうしても許すことができなくて… 塾を辞めたいとお母さんに打ち明けたつむ田さん。 「……ごめんなさい。今まで黙ってて」 「お母さんのほうこそ、気付いてあげられなくて。話してくれてありがとう」 そして、つむ田さんは塾を辞めることに。 事情を知った塾長が授業料のプリントや情報の共有などをしてくれて、塾を辞めた後もつむ田さんのことをサポートしてくれていました。 「つむちゃん、今週も届いたわよ」 さらに、コワモテ先生からは受験の日まで、定期的に手紙が送られてきたのでした。 泣きながら話すつむ田さんに対して、「話してくれてありがとう」とすべてを受け止めてくれたお母さん。凄くつらかったと思いますが、無事に塾を辞めることができてよかったです。本当に散々な目に遭ってしまったつむ田さんですが、塾に行かなくなった後、塾長やコワモテ先生がサポートを続けてくれていたという点は、唯一の救いだったのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月11日わが家は3歳の娘がいる3人家族。イヤイヤ期は娘の意思を尊重しながら乗り越えようと、毎日試行錯誤していたのですが、そんな私の様子を見た夫や実母に「甘やかしすぎ」「もっと叱れば?」と言われてしまいます。身近な人たちに認めてもらえないつらさで心が折れた私。保育士の妹に相談してみると思いもよらぬ言葉が返ってきたのです。 イヤイヤ期への対応に正解はあるの? 3歳の娘はイヤイヤ期真っ只中。身の回りのことはなんでも自分でやりたがります。そんな一生懸命な姿に成長を感じ、時間があるときはできるだけ待つようにしていました。しかし娘のペースで動いていると、どうしても家事の時間が圧迫され、私の余裕もなくなりがち。そんな様子を見た夫は「ちょっと甘やかしすぎなんじゃない?」と言うのです。その言葉が、普段の自分の頑張りを否定されたようで、涙が出てきました。実母に相談しても「もっと叱ってもいいんじゃない?」と言われ、身近な存在である夫と実母に理解してもらえなかったことがつらく、心が折れてしまいました。 モヤモヤが収まらなかったため、保育士の妹に相談してみることに。話を聞いた妹は、私の育児方針に共感。「お姉ちゃんは最善を尽くしているから、もっと自信もっていいよ!」と言ってくれ、その言葉に救われたような気持ちになりました。 保育士の妹からの肯定的な言葉の影響は大きく、自分の育児に自信を持つことができるように。これからも自分の育児に対する否定的な意見は出てくると思います。しかし、その意見に振り回されて、私が不安定になっていては娘にも良くないはずです。迷ったときは妹の言葉を思い出し、自分の育児に自信を持ちたいと思います。 作画/ひのっしー著者:中川みかん
2023年08月11日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になる頃には理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを話せる友人もいて、彼から逃げ場を作ることで日々を乗り切っていました。この頃から、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日、親友との電話を邪魔された母が、「アル中」と言ったことでピンちゃんから暴力を受けますが、兄弟4人で母を守り彼にこの家から去るように訴えましたーー。母を殴ったことを悔い一度は家を離れたピンちゃんでしたが、ほんの数日で母に連れ戻されます。男は酒を飲んで自分の身を心配されること、母はそんな彼に寄り添うこと、互いに相手に自分の存在意義を見出している2人は共依存という関係に陥っていました。 果物が腐ったような甘くて苦い、鼻にまとわりつくにおいーー 家に戻ってきたピンちゃんはすでにアルコール依存症の状態に。朝から晩まで飲み続け、その量も日毎に増えていました。 ある日、あおいさんと次女は熱と汗とともに異様な体臭を漂わせているピンちゃんの異変に気づきます。救急車を呼ぼうとすると拒否の態度を取るためあおいさんは戸惑い、仕事中の母に電話をかけます。 母が呼んだ救急車で病院へ搬送されたピンちゃんは、過度のアルコール摂取により「急性膵炎」になっていることが判明。痛みと空腹、喉の渇きがあり、さらにアルコールの離脱症状として幻覚との闘いが始まります。彼の幻覚にはいつも小さなこどもの姿があるのでしたーー。 ◇◇◇ 家に戻ってもお酒を飲み続けるピンちゃん。熱と汗、異様な体臭を漂わせ、誰がみても明らかに緊急を要する状態で、あおいさんは救急車を呼ぼうとするも、ピンちゃんに呼ぶなと言われると許可がないと動けませんでした。 自分の判断を信じて動くことができなかったあおいさん。それはピンちゃんと暮らしてきた期間、ずっと彼に従い自分の意見を押し殺す毎日を過ごしてきたからではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月10日1歳の娘は、離乳食を始めたころから、好き嫌いもなく順調な進み具合で助かっていました。上の子たち(7歳の女の子・5歳の女の子)と楽しくごはんを食べるのが日課でしたが、ある日、急に食欲をなくしたのです。 なんでも食べる娘だったのに、あることを境に変化が… 娘が1歳を過ぎたので、離乳食から少しずつ完了食に切り替えることに。離乳食を出すといつも喜ぶ娘ですが、完了食を出したところ、すぐに床に落としてしまい口に入れようともしません……。「落とさず食べようね」など声をかけますが、娘には伝わりません。結局、その日の夜は何をあげても食べなかったので育児用ミルクを飲ませました。 翌日、みんなで食事すると、娘がまた床にごはんを落とし始めます。上の子たちのごはんやおかずに触ろうとするので、同じものが食べたいのかと思い、似たようなものを用意するも食べず……。娘の好きな食材にしたり、味付けを変えたり、いろいろなメニューを出し続けました。そんなある日、長女が「このお皿がいいんじゃない?」とひと言。試しに、メニューは変えず、上の子たちと同じ陶器のお皿で出してみることに。すると娘は、喜んでごはんを食べたのです! その後、1歳の娘のごはんは食材を軟らかくして、薄味に変えるなど工夫してからお姉ちゃんたちと同じお皿に盛るように。おかげで娘は食事を楽しんでいます。お姉ちゃんたちと同じこと、同じものを欲しがるようになったんだ、と娘の成長を感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:中野真理
2023年08月10日1歳4カ月になる息子は、成長がゆっくりで、性格もおっとり。特に気になるのは、発話です。保育園に通う他の子どもたちは、一語文を話していますが、息子は喃語しか発しません。心配していたときに、思わぬところで息子の成長を感じた出来事がありました。 性格も成長もゆっくり!心配だった息子が見せた成長 4月生まれの息子は、性格も成長もおっとり。歩きだしたのは1歳4カ月ごろ。保育園の同じクラスの子と比べると、発達が少し遅めです。ただ私は、「子どもによって成長スピードは違うよね」と気楽に構えていました。 しかし徐々に発達が気になり始めたのは、1歳8カ月のころ。息子と月齢の近い子は、どんどんおしゃべりができるようになっていましたが、息子は「あーあー」といった喃語だけ。保育士さんに相談しても「個人差がある」と言われ、私の不安は拭えませんでした。 ある日、息子と部屋で遊んでいたとき、絵本を読んであげようとすると、私の手から絵本を奪い、上着の中に隠したのです。その一部始終はまるで泥棒のような仕草で、思わず笑ってしまいそうに。理由がわからず、仕事から帰ってきた夫に話してみましたが、ナゾの仕草の答えは出ませんでした。 数日後、保育園へお迎えに行ったとき、先生と園での様子を話す機会がありました。家での出来事を話してみると、先生が「読み聞かせの前に、こうしてから絵本を読み始めるんです」と、エプロンの中に絵本を隠す仕草を見せてくれ、私は気がつきました。息子のあの動作は、先生が絵本を読んでくれる前の仕草だったんだ……! と。 成長が遅いと感じていた息子は、先生のやることをしっかりと見て、マネしていました。息子は息子なりに、観察してマネをするという、別の部分で成長していたのです。“みんなと一緒”ではなくても、息子の長けている部分が感じられた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:山下裕香
2023年08月09日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られました。さらに、手紙を書いた理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことにあったのでした。 良子ちゃんは捨て台詞を吐くと、一方的に電話を切ってしまったのでした。 オイカリ先生がいなくなると、良子ちゃんは塾に戻ってきて… オイカリ先生が塾からいなくなると、すぐに戻ってきた良子ちゃん。 「すげー休んでたのに」 「良子ちゃんまた1位じゃん」 塾をずっと休んでいたにもかかわらず、成績は変わらず1番なことにザワザワするクラスメイトたち。 良子ちゃんはつむ田さんを見つけると、「ちょっといいかな?」と声を掛けました。 「……ごめんね」 2人きりになると、真っ先に謝ってきた良子ちゃん。 しかし、つむ田さんの本音は"許せない"といものだったのです。 その日の夜、つむ田さんは家に帰ると、お母さんに塾をやめていいか相談をしたのでした。 良子ちゃんから謝罪を受けたものの、"許せない"という気持ちが強かったつむ田さん。良子ちゃんも、まさかつむ田さんにこんなに迷惑をかけることになるなんて思っていなかったと思うのですが、現実はオイカリ先生から目の敵されて頻繫に嫌がらせを受けるなど、かなり迷惑がかかってしまっていましたよね。つむ田さんが「許せない」と思うのも無理はないと思うので、塾を辞めるという選択に両親が理解を示してくれることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月09日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生だった頃は多忙な母に代わって世話をしてくれましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になる頃には理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを打ち明けられる友人もいて、何とか彼から逃げ場を作ることで日々を乗り切っていました。しかしこの頃から、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日、母は親友との長電話を邪魔され、「アル中」という言葉を発したことでピンちゃんに殴られてしまいーー。母に手を上げたピンちゃんに泣きながら立ち向かう小学生の長男。これまでずっと彼に怯えて理不尽な生活に耐えてきた子どもたちでしたが、唯一の肉親である母親を傷つけられた今は怖さよりも怒りが優先。反撃の体勢を取り、家から立ち去るよう要求するのでした。 自分に手を上げたピンちゃんを連れ戻す母。別れられない2人ーー 子どもたちの反撃に我に帰るピンちゃんは、母に手を上げた後悔と世話をしたはずの子どもに自分に対する味方がいないことに傷つき家を出ますが、母が数日で連れ戻してしまいます。 子どもたちはピンちゃんのいない生活に期待していましたが、一方で母が彼と別れられないこともわかっていました。 公園で話し合いをする母とピンちゃん。俺を捨てないでくれと泣いて懇願する彼を見て、母は自分がピンちゃんと支えないとという使命感にかられます。心配されることに自分の存在価値を確認するピンちゃんと、彼に寄り添うことで自分の存在価値を見出す母。2人の関係は共依存に陥っていました。 ◇◇◇ 幼かった頃はピンちゃんに逆らうことなんて怖くてできなかったのに、兄弟4人で力を合わせてようやく立ち向かうことができ、新しい生活を期待していましたがーー。 母とピンちゃん、2人は共依存という関係性に陥っていました。あおいさんたちの力で何かできることはあるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月09日公園にお菓子を持って出かけるのが好きなわが子。外で食べるのがおいしいという理由もありますが、お友だちとお菓子を交換したのが楽しかったようで、毎回お菓子を持って出かけようとします。今回は、子ども同士のお菓子交換に私がモヤモヤした体験談です。 公園でお菓子交換が始まるとモヤモヤ4歳の息子と2歳の娘は、公園で遊ぶのが大好き。近所の子どもたちが集まる公園に毎日出かけます。そこで食べるお菓子は格別においしいようで、お菓子を持って出かけたがります。 それはいいのですが、ひとつ困ることが。お菓子を食べていると、ほかの子どもたちが寄ってくること。特に子ども同士がお菓子交換を勝手にし始めたら、モヤモヤ。子ども同士で決めて行動していることに対して、親がどこまで監視して口を出せばいいのか悩んでしまうのです。 子ども同士のやり取りを止めたわけある日、子どもが公園でお菓子を食べ始めたときのこと。チョコレートを手にした子が近づいてきて「ちょっとちょうだい」と言ってきました。チョコレートはあまり食べさせていないので、食べてほしくなかったことと、個包装でないチョコレートは衛生面が気になった私は、「お菓子の交換は楽しいけど、ちょっとごめんねー」と子ども同士のやり取りを遮りました。 お菓子交換の相手の子どものママは話したことのない方でしたが、私が子どもたちの間に入って子どもを止めたので、何があったのかと驚いていたようです。 私は管理しすぎな神経質な親?そのときは、その子のママが「人の物欲しがらないのー」と声をかけたので、お菓子交換は中断したのですが……。子どもには自分で決めて自分で行動できる自立した子になってほしいと願う一方で、食べ物については健康面でまだ私が管理していたい部分もあります。 子どもだけのお菓子交換の現場では、それが顕著に現れて悩みます。家庭により考え方もいろいろあるでしょうから、私は相手の子どもの親が誰かわかるときは、「このお菓子食べても大丈夫ですか?」と必ず聞くようにしようと決めたのです。 子どもの自立を促すのも大切ですが、リスクについては親にしか管理できないものがあると考えています。この経験を通して、食べ物のアレルギー等の危険性や食べ方については親が教えていかなければいけないと感じた私。子どもの成長に伴い、自分で判断できるように教えていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ネコ山著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら、4歳の息子と2歳の娘を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2023年08月09日自称・意識低い系妻のmitoさんは、パパが海外出張で家にいないことが多く絶賛ワンオペ育児中。そんなmito家は、饒舌なうーたろうくんと新しく加わった弟おとじろうくん & 猫ちゃん2匹がいる賑やかな毎日。可愛い4兄弟に癒されたり、事件が起きたり、振り回されながらも幸せな日々を育児マンガで綴ります。末っ子おとじろうが春から4年保育の幼稚園に通い始めたので長年の運動不足と冷え性改善のために幼稚園児たちが不在の日中に通い始めたホットヨガ。夏休みに入り、小さきひとたちと常に一緒なのでパタリと通えなくなり、気持ちを切り替えるためにお家でヨガでもしようかな〜とヨガマットを広げるとまぁ寄ってくるわ、登ってくるわで最終的にヨガマットに大人ひとりと4兄弟がギュっと終結する事態。子たちが長期休み期間中のヨガ「日中は不可能だ」と悟り、ならば早朝に起きてやろうと意気込めば、ニワトリか!と突っ込みたくなるようにさらに早起きする4兄弟たち。夏休み期間、母の運動不足は解消できそうにありません。PROFILEmitoさん東京都在住。2匹の猫と3歳&0歳の息子たちとたまーーに帰国する夫と暮らしております。ブラック企業の社畜を経て専業主婦に。Instagram(@sitter_nico)やブログ(意識低い系妻のワンオペ育児)で絵日記やエッセイを描いています。ARCHIVE「4兄弟の隠れ場所」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.392023-06-14「兄たちのプライド」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.382023-05-10「ミロのゆううつ」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.372023-04-12「重たくて苦しくてあたたかくて」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.362023-03-08「4兄弟と鬼退治」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.352023-02-08「今年も変わらずワンオペな年末年始」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活 Vol.342023-01-11
2023年08月09日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生だった頃は多忙な母に代わって世話をしてくれましたが、彼独自のルールは虐待に近いもので、幼かった子どもたちは従わざるを得ませんでした。しかし、あおいさんが中学生になる頃には対処法も身につけ、家のことを打ち明けられる友人もいて、何とか彼から逃げ場を作ることで日々を乗り切っていました。子どもが成長して最近では酒に溺れるようになったピンちゃんは、仕事が休みと言って朝から酒をあおるように。 中学生のあおいさんには学校が避難場所でしたが、夏休みのような長期休みはその唯一の逃げ場を失う憂鬱な期間。酔った彼はさらにタチが悪くーー。 母を傷つけた。その事実だけで反撃するには十分だ! 夏休み初日。酔ったピンちゃんが外食をしようと誘いますが、外食続きでお金も心配なため食事を作るとあおいさんが断ると、「別に酔ってねぇよ!!!子どもが生意気に金の心配もすんじゃねぇ」彼は子どもたちを外食に連れ出しては、人目も憚らず些細なことで怒鳴りつけていました。 そこへ仕事終わりの母が酔っているピンちゃんにお酒飲んだのかと尋ねても、飲んでないとシラを切ります。そんな彼に悩む母は、親友に電話でグチを聞いてもらい気を紛らわせていましたが、話が盛り上がってピンちゃんの呼びかけに、つい禁句を使ってしまい……。 「誰がアル中だっ!!バカにすんじゃねぇっ」母に相手にされず、「アル中」の言葉にカッとなって思わず手を上げてしまうピンちゃん。すると長男が泣きながら全身を震わせて怒りを表し、そこでやっと正気に戻りますが時すでに遅しーー。これまで虐げられてきたあおいさんたちでしたが、唯一の肉親である母を傷つけられ、ピンちゃんに反旗を翻したのです。 ◇◇◇ 一家の長であるピンちゃんの顔色をうかがい続けてきた母とあおいさんたちは、酒に溺れて手がつけられない彼に限界を感じ、今では疎ましい存在になっていました。 母に手を上げられたことでそのタガが外れ、ずっとピンちゃんの圧力に耐え忍んできたあおいさんたちは反撃に移りますが、これからどうなるのでしょうか……。著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月08日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られたのです。さらに、その手紙を書こうと思ったのか、理由も話し始めて……? 「怖かった」女子生徒の本音を聞いた先生は…? 「先生が私を褒める度に、頭をなでる度にすごく怖かった」 「成績が落ちたら私なんか価値がない……だから自分で手紙を書くしかないと思ったんです」 良子ちゃん言葉にうろたえるオイカリ先生。 「価値がない?自分で書いた?ちょっと待てよ……。なぁ、本当のことを教えてくれ。あれはつむ田が書いたんだろ?」 「あの日俺がそう聞いたとき、否定しなかった……よな?」 「つむちゃんが書くわけないじゃないですか。だって私たち友だちですよ?」 「お前たちそんな仲良くなかっただろ!」 その言葉を聞いた良子ちゃんは、オイカリ先生は自分の成績だけしか見ていなかったことを指摘。 「先生のこと、もう……好きじゃないです」 そう言うと、電話を切られてしまいました。 (俺は夢でも見てたのか?) オイカリ先生の受話器からは、虚しくツーッ、ツーッという音だけが響いていたのでした。 良子ちゃんの塾へ行くのが嫌だった原因は、生徒の成績しか見ていなかったオイカリ先生にありました。良子ちゃんも塾の担任が変わり、オイカリ先生と話すのもこれが最後ということで、意を決して真実を話してくれたのだと思います。無意識にそこまで生徒を追い込ませてしまっていたオイカリ先生。さらに、自分の思い込みにより、もうひとりの生徒も深く深く傷つけてしまいました。このことを深く反省し、心を入れ替えてほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月08日フランス人のパートナー、ガイックさんと赤ちゃんとパリで暮らすヒロコさん。子育て観や文化の違い、ガイックさんのユニークな日本語がほっこり愛おしい、家族の日常生活を綴ったマンガが大人気! 第17回は、手遊び歌の振り付けができるようになったべべダモくん(フランス語で「愛する赤ちゃん」)のお話。まだちゃんと覚えられていなかったり、上手にできなかったり……そんなベベダモくんへのヒロコさんの反応は……?最近「とんとんとんとんひげじいさん」の振り付けができるようになりました。youtubeを一緒に見ているうちに覚えたようです。ただ、今のところできるのは「こぶじいさん」のみ。ひげじいさん、てんぐさん、めがねさんが登場したことはありません。それでも可愛くて毎回私が褒め倒すので、「こぶじいさん=褒めてもらえる」と覚えてそうです。ストイックなべべだもは寝る前にもベッドの上で仰向けになりながらひげじいさんの復習をしていました。可愛すぎて撫で回したい気持ちを抑え、「今は寝る時間だから……」と落ち着かせた自分に拍手です。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2023年08月08日小学1年生の私の息子に会うたびに、“理想の小学生像”を押しつけてくる母。「自分の孫は人気者で、勉強もスポーツも良くできるはず」という母の言葉に、私はだんだんと嫌悪感を抱くようになります。息子も母の言葉にどう答えたらいいのかわからず、困っている様子。私は「息子にこれ以上、変なプレッシャーを感じてほしくない!」という思いから、母に私の考えを伝えることにしました。 孫を困らせる祖母の“理想の小学生像” 私の母は教育熱心で厳しい人。そんな母からすると、孫である私の小学1年生の息子も例外ではありません。母は息子に会うたびに「あなたは人気者で勉強も良くできるのよね~」などと話しかけます。どうやら、母の中には“理想の小学生像”があるようでした。 私が学生のころから母は「友だちは多く作るべき」「テストは100点を目指すべき」「学校は毎日元気に通うべき」と固定観念を押し付けてきました。私自身が母になって思うのは「学校は楽しいことばかりじゃないし、息子もいろいろ悩みながら頑張っている」ということ。だからこそ、母の言葉が息子のプレッシャーになっていないか心配に。息子も母の言葉に何と答えたらいいかわからず、困っているようでした。 先日、いつもの調子で息子に話しかける母を見て、私は息子と母に「人気者じゃなくていい、仲良しの友だちがひとりでもいれば十分」「好きなことがあるだけでもすごい」「学校も楽しいことばかりじゃない、それでも頑張って行っているから偉い」と訴えるように伝えました。母は「確かにそうよね……」と少し気まずそうにしていましたが、私の考え方に納得してくれた様子。息子への言葉に気をつけてくれるようになりました。 それ以来、母には息子の頑張っていることや好きなことを積極的に話すようにしています。その影響からか、ありのままの息子を褒めてくれることも増えました。息子も以前より母とたくさんしゃべるように。息子にはこれからも偏った価値観にとらわれることなく、自分らしくのびのび成長してほしいと思います。 作画/Pappayappa著者:水野あや
2023年08月08日悪ノリが過ぎる私の行動により、いろんな意味で衝撃を受けたある日の出来事。夫と肩がぶつかり、大袈裟に痛い痛いと嘆いて娘たちにかばってもらおうとしていた私は、床に倒れ込みました。見かねた娘たちが必死にかばってくれるのですが……!?因果応報!? なんと、かばってくれた娘たちに髪の毛を踏まれていました! 物理的にも衝撃を受けてしまい、思わず本当に泣き叫ぶところでした!(笑)今回に関しては「悪ノリした私が悪い、因果応報」と夫に笑われました……。インスタには動画付きで公開しています!著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ
2023年08月08日私自身、保育園が苦手な子どもでした。そのため、わが家の男女の双子たちも、保育園よりも家のほうが好きに決まっていると思い込んでいたのです。しかし、いざ保育園へ通わせてみると、子どもたちの意外な姿を目にすることに……!? 保育園入園のきっかけ子どもたちが0歳のとき、一時預かりのため月に1回、保育園を利用していました。何度か通ううちに、子どもたちは保育園が気に入った様子。お迎えに行くたびに、先生やお友だちとニコニコ笑う姿を見かけたのです。 それまで私は漠然と「家計は厳しいけれど、仕事復帰と保育園は3歳から。それまでは家でゆっくり過ごしたほうが良い」と思っていました。しかし、子どもたちの楽しそうな姿を見ると「仕事をしたほうが家計も助かるし、1歳児クラスから保育園に通わせるのも良いかもしれない」と思うようになりました。 実際に通ってみると…それから、私は必死に仕事を探しました。そして、幸運にも仕事も入園先の保育園も見つけることができたのです。 一部の友人からは、「まだ小さいのに、なぜ保育園に入れるのか」と批判的に言われたことも。私自身、この選択は間違っているのではないかと思い悩むこともありました。 しかし、私の子どもたちの場合、保育園に通わせて大正解。お部屋に連れて行くと、先生たちのほうへ歩き出し、うれしそう。たくさん体を動かすことができ、夜はぐっすり寝てくれます。 また、お友だちもできたようです。お迎えに行くとき、当初は双子同士でしか遊ばなかったのに、それぞれが別々のお友だちと仲良く遊んでいる姿も見ることができました。 双子の子どもたちを家でひとり面倒を見ていたら、十分に体を動かすこともできなかったかもしれません。保育園に通うことにより、私は働くことができて家計も助かり、子どもたちはより良い環境で日々を過ごすことができそうです。私の家の場合は子どもたちを保育園に通わせてよかったと思っています。 作画/キヨ著者:長谷川 なぎ
2023年08月07日予想以上にすんなりと終わったトイトレでしたが、外出先のトイレで用を足すことができなかった息子。「もうすぐ幼稚園入園だというのにどうしよう」と、私は焦っていました。しかし、ある日の出来事をきっかけに、外出先のトイレでも用を足せるようになったエピソードをご紹介します。 家ではできるけれど… 息子は3歳を過ぎたころから本格的なトイトレを始めました。「きっとおむつ卒業までは時間がかかるんだろうなぁ」と覚悟していましたが、意外とすんなりトイレで用を足すことができるようになったのです。今までは外出時におむつを持参していたので、これで荷物も減ってラクになると私は喜んでいました。 しかし、ある日家族でショッピングモールに行った際、息子が何やらモジモジしていたので「もしかしてトイレ?」と聞くと、コクリと頷く息子。そこでさっそくショッピングモール内のトイレへ連れて行ったのですが……。 怖くてできない!!トイレに着いた途端、首を振って嫌がり始めたのです。聞くと「怖くておしっこできない」と完全に拒否。そこで私は、トイレの外に出てから万が一のときのために持っていたおむつをはかせ、息子は用を足したのでした。 その後、外のトイレの何が怖いのかを息子に聞いてみても、「何となく怖い」とあいまいな返事をする息子。せっかくおむつを卒業できたのに、このままでは外出先で用が足せないし、もうすぐ入園する幼稚園でもひとりでできるのかと、不安な気持ちでした。 救世主あらわるそんなある日、3歳年上の従兄と一緒に公園で遊ぶ機会がありました。従兄のことを「お兄ちゃん」と呼ぶくらい大好きな息子は、楽しくて仕方がないようでした。しばらくすると、またもやモジモジし始めた息子。 これはきっとトイレだと思いましたが、公園から自宅まで遠いしと私が焦っていると、従兄が「◯◯(息子)くん、おしっこ行きたいの? じゃあ一緒に行こう」と誘ってくれました。すると息子はすんなり公園のトイレで用を足せたのです! 息子いわく「お兄ちゃんと一緒にしたら、別に怖くなかった」とのことでした。 その後は、たまに嫌がることはあるものの、外出先や幼稚園でも用を足せるようになりました。あのとき従兄が一緒にトイレへ連れて行ってくれたことが、外のトイレへの恐怖心を和らげ、安心感を与えてくれたのだと思います。従兄には感謝の気持ちでいっぱいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年08月07日子どもが生まれると次々にお祝い事のイベントがやってきます。お祝い事は地域やその家の風習・伝統によって、多少異なりますが、わが家では初孫となる子どものお宮参りをめぐって事件が勃発! もともと日本の伝統行事を重んじている義母と私たち夫婦の意見にすれ違いが生じたのです……。 お宮参りをめぐって起きた事件とは? 義母は伝統を大切にする人で、結納や結婚式の日取りなどにこだわりがあります。私はあまり考えないほうですが、特に困ったこともなく、義母の考えも尊重しようと努めていました。日本の伝統行事のひとつに、子どもが誕生して生後1カ月ごろにおこなう「お宮参り」があります。義母のことも考え、お宮参りについて一般的な情報をきちんと下調べ。“義母が孫を抱く”のが習わしなので「お宮参りはどうしましょうか?」と義母へお伺いの電話をしました。すると義母は「県外に住んでいるし、コロナ禍だから同席は難しいけど……」とぼんやりした回答が。 息子が1歳を過ぎたころ、今度は義母から電話がありました。最初は「おいしい野菜を送るから」という内容でしたが、ふとお宮参りの話に。すると、「お宮参りはしないの? でも、もう1歳にもなったし遅いわね……」と言われました。義母の同席が難しいなら、なおさらお宮参りの時期はいつでもいいと思っていた私。しきたり通りにお宮参りをしてほしかったのだと、ようやく義母の思いに気づきます。しかし、真冬だったので「もう少し暖かくなった時期に……」と言葉をにごしました。急いで真冬におこない、風邪をひくのも嫌だったので、お宮参りに積極的にはなれませんでした。夫も「焦ってしなくても……」と同じスタンスなので、義母も遠慮して言わなかったのだと思います。なので「暖かくなったら、すぐにお宮参りには行こう!」と夫婦で決めました。 そして、1歳半になるころお宮参りに。ようやく義母の「早くお宮参りをしてほしい」という思いを叶えられました。義母にお宮参りのときの息子の写真を送ると大喜び。しきたり通りに伝統行事をおこなうことは大切ですが、今後も状況に応じて無理なく予定を入れたいと思った出来事です。 作画/ひのっしー著者:山田なみ
2023年08月07日夫婦のこと育児のことをコミックエッセイにしてインスタグラムで発信しているおみきさんの日常マンガを紹介します。つかまり立ちができるようになった娘に、すりよられてうれしいおみきさん。うれしすぎて調子にのり、夫にあることを言ってしまって……?反省した出来事 つかまり立ちをして少し経ったころ、おみきさんの足にもすりよってくるようになったおもちちゃん。おみきさんはそれがうれしくて、夫に「おもちは私にすりよってくることは多いけど、旦那には少ないよね〜」と言ってしまいます。それを聞いた旦那さんは、おみきさんからのマウントだと言いました。 その日の夜、当然「おもちちゃんが大きくなったら、パパとママどっちが好き? って聞いちゃダメだよ」と旦那さん。 さらに「それに何より、僕が傷つくから」としゅんとした顔をしました。自分が言った言葉の重みを感じて泣きながら、おみきさんは反省したのでした。 ◇◇◇ 冗談だけど、言ってしまってから後悔するなんてこともありますよね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2023年08月07日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で家をあけることが多い母に代わって子どものめんどうを見てくれるのですが、虐待に近いルールばかりで長女のあおいさんがストレスで10円ハゲができたことも。次女の保育園の運動会で別れたはずの父の姿を発見し久々の再会に喜ぶあおいさんですが、その裏で母は父が自分の親友と付き合っていることを突きつけ、子どもには近づかないように宣告していました。あとで話そうと言っていた父が何も言わずに帰り、母から兄弟に父が来ていたことを口止めされたあおいさん。両親が別の道を歩んでいる事実にやり場のない思いを抱きますが、なす術もなく従わざるを得ません。 母の新しいパートナーであるピンちゃんが、家族の思い出をさも知っているかのように語り、父親ぶる態度に憤りを覚えるのでした。 帰りたくないーー。ピンちゃんから逃げるように学校に向かう毎日 時が過ぎ、長女あおいさんと次女あかりが中学生、長男と三女が小学生になっても、あおいさんたちの日常に大きな変化はありませんでしたが、成長したことでピンちゃんの嫌がらせに対応できるようになっていました。 一方ピンちゃんには悪い方向への変化が。酒に溺れるようになり、毎朝彼から逃げるように学校へ向かうあおいさんですが、母には相談できないピンちゃんの悩みを聞き一緒に怒ってくれる友人もできました。 しかし、夏休みには学校という逃げ場を失い、部活動などどれだけ予定を詰め込んだとしても、家にいる時間が増えてしまいます。お酒に酔ったピンちゃんは機嫌に関係なくタチが悪くなっているのでしたーー。 ◇◇◇ 中学生と小学生に成長したあおいさん兄弟。ピンちゃんのいる日常に大きな変化はないものの、幼い頃とは違って彼の嫌がらせをかわす知恵もつき、あおいさんには母に相談できない家の悩みを打ち明ける友人もいて、たくましく対応方法を見つけていました。 しかし、夏休みは嫌でも家の時間が増えてしまい、さらに酒に溺れるピンちゃんには対策が打てず、気が重いあおいさん。仕事が休みで朝から酒を飲み、家に帰っても状況が変わっていない様子。子どもが学校に行っている間、彼は何をしていたのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月07日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、「担任を辞めることになった」と伝えると、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたのですが……? 電話で衝撃の事実を知ることになって… 「もしもし、先生……私です」 「あーよかった出てくれて。つむ田にあんな手紙書かれて本当につらかったよな」 「先生……私です。あれ書いたの。塾に行くのが嫌になって自分で書いて机に入れました」 「そんな……嘘だろ?」 突然、衝撃の事実を知らされたオイカリ先生は困惑。 「今まで黙っていてごめんなさい。先生が私を褒める度に、頭をなでる度にすごく怖かった」 良子ちゃんはオイカリ先生に本当のことを話したのでした。 電話越しに良子ちゃんの声を聞けてホッとしていたオイカリ先生。しかし、良子ちゃんの口から、悪口の手紙を書いたのは自分だという突然衝撃の事実が語られたのです。「先生に褒められる度に怖かった」と話していましたが、成績トップだった彼女は彼女なりに、オイカリ先生からのプレッシャーを感じていたのかもしれないですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月06日生後6カ月ごろから娘の夜泣きが始まりました。寝不足の日々、横で眠っているはずの夫に目をやると撃的な光景が……! 嘘であってほしいと思ってしまった悲惨な体験談をご紹介します。夜泣きの対応中に見た、夫の衝撃的な行動とは… ※誤)抱っこ変わっ…→正)抱っこ代わっ… 夫は次の日仕事だし、寝不足になってはいけないと思い、夜泣きの対応はほぼ私1人でしていました。そんな中での出来事だったので、もうどこから怒っていいかわからず虚しく悲しい! 恥ずかしくて誰にも言えない出来事だったので、今回マンガにできて私の心が少し晴れました(笑)著者:とも2017年生まれの長女、2020年生まれの次女、2児の母。子育てや家族の出来事をイラストにしたり文章にしたりしています。ブログ:とも育児絵日記
2023年08月06日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではありません。なんと、娘はゆる子さんたちには見えない女の人やおじいさんがいつも通る道や家の中にいると言ったのです。さらに別の日には、娘が保育園の階段から落下するという事件が発生。娘は突然誰かに押されたのだと主張しているようでしたが、保育士さん曰く、階段の上には誰もいなかったとのこと。娘のけがも日に日に増えていき、どのように娘を守ればよいのか葛藤していたゆる子さん。そんな矢先に、娘が保育園のお友だちを紹介してくれたのですが、衝撃の事実にゆる子さんは言葉を失ってしまいます……。その友だちって… ゆる子さんに、保育園でできたカナコちゃんという友だちのことを話してくれた娘。 娘曰く、カナコちゃんは口から血を流して笑っているというのです……。 しかし、娘の通う保育園にカナコちゃんという女の子はいません。 ゆる子さんは、胸騒ぎがしただけでなく、今まで娘にふりかかったけがなどの事件もすべてカナコちゃんという幽霊のせいなのかもしれないと思ってしまいます。 厄除けのため、保育園へ行くときは娘に塩を持たせていたゆる子さん。 今回の出来事で、娘の身にさらなる危険が迫っているのではないかと焦りを感じただけでなく、幽霊などに怯える生活に限界を感じたのでした。 ◇◇◇ 娘さんから保育園でカナコちゃんという友だちができたと報告を受けたゆる子さん。しかし、娘さんの通う保育園にそのような子はいないようです……。ゆる子さんは、友だちが一体誰なのかと不安になってしまったのではないでしょうか。子どもが大人には想像できないようなことを言っていたらものすごく動揺してしまいますよね。事実かどうか判断ができない場合でも、まずは子どもの言葉を受け止め、家族や保育園に相談するなど冷静に対応していけると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月05日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけの子育てで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。仕事で家をあけることが多い母に代わって子どものめんどうを見てくれるのですが、虐待に近いルールばかりで長女のあおいさんがストレスで10円ハゲになるほど。一度はピンちゃんの別居の話が出るも、母を思うあおいさんは同居続行を選択します。次女の保育園の運動会で別れたはずの父の姿を発見したあおいさん。久々の父との再会に喜びますが、その裏で母は父にもう子どもに会わないよう言い渡していました。「もう来ないで。ナオミと付き合ってるんでしょ」その言葉に父は驚きますが、母は自分の親友と父が付き合っていることを以前から知っていました。 自身とピンちゃんが付き合っていることも告げ、今後はあおいさん以外の兄弟には会わないように宣告していました。 父がいた私たちの大切な過去をなかったことにしないで! 運動会会場で父を探すあおいさんでしたが、その姿が見つからず母に行方を尋ねると、「帰ったよ。パパが来てたこと、ほかの子たちには言わないでね」 その言葉で詳しいことまではわからなくても、子どもが踏み込めない「大人の事情」があることを理解するあおいさん。母と父が別の道を歩んでいることを、頭ではわかっていても心が追いつきません。 そこへ運動会を終えた次女が戻ってきて、家族全員で今日の活躍を褒めるのですが、「あかりがまだ赤ちゃんだった頃を思い出して…泣いちゃったよ!」出会ったのはつい最近のことなのに、感極まりながら事実とは異なる昔話をするピンちゃんに母も子どもも戸惑います。 まだ幼い子どもだから細かい昔のことなんてわからないと思っての発言なのか真意は分かりませんが、あおいさんにとって過去は父との大切な思い出ばかり。それを踏みにじって自分との思い出に塗りかえようとするピンちゃんにあおいさんは憎しみを覚えるのでしたーー。 ◇◇◇ 長女あおいさんは小学1年生。幼いといっても、ここ最近知り合ったピンちゃんが自分たち兄弟の赤ちゃんの頃を知っていることには違和感を覚えました。 父と母が別の道を選んだことは受け入れたくなくても従うしかなく、その状況自体に小さな心を痛めているというのに、父がいた大切な過去を簡単になかったことにすることは、子どもの心を傷つけてしまうことにピンちゃんには気づいてほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月05日5歳の息子が公園で友だちと走り回って遊んでいたところ、犬のフンを踏んでしまった様子。しかし、わが子は「大丈夫!」と遊びに夢中。しっかりと確認せずに一緒にいたママ友たちと「ちょっとだけみたいだし、まぁ大丈夫だよね」と話していましたが……。 臭すぎる!いつもの帰り道が最悪な時間に 長期休みに5歳の息子を連れて、自家用車で郊外の大きな公園へ遊びに行きました。幼稚園の仲良し母子グループ4組で集まり、息子は友だちと走り回って大はしゃぎ。ママたちもベンチで会話が盛り上がり、おだやかな時間が過ぎました。しかし、しばらくして、「Tくん(息子)が犬のフンを踏んだ!」と子どもたちが騒ぎだします。私は心配で声をかけましたが、息子本人からは「大丈夫!」の返事。ママ友も「大したことないんじゃない? アウト寄りのセーフだね」と声をかけてくれたので、私は確認せずそのまま遊ばせることに。 ところが、帰りの車内に異変が。息子を乗せて発進したところで後部座席から異臭が漂ってくることに気づきました。停車して確認すると、息子の靴には想像以上にフンがべったりついていたのです。しかも、汚れた靴で乗り込んだため、足元のマットやチャイルドシートも汚れてしまいました。とにかく臭いが強烈だったので、急きょホームセンターに寄ることに。「臭い~」と泣く息子の靴と靴下を脱がせて手持ちのビニール袋へ入れ、抱っこで入店。ビニール手袋、ウェットティッシュ、除菌スプレーを購入し、急いで車内を掃除しました。 会話がいくら楽しくても子どもにきちんと目を配ること、子どもの「大丈夫」を鵜呑みにせず、異変があったらその場ですぐ確認することが大切だと痛感した出来事です。それからは、違和感があればすぐ確認し、息子を車に乗せる際も汚れチェックを徹底しています。 作画/yacco著者:勅使河原しおん
2023年08月05日長男・ぷにおくんと次男・ぷにすけくんの様子をTwitterやInstagramでイラストやマンガで描いているにくきゅうぷにおさん。今回は、息子さんたちのかわいく、微笑ましい朝の様子をご紹介します!息子たちの寝起きがあまり良くない日は……。 もっと寝たい! 息子たちがまったく起きなかったため、布団からソファに移動させ徐々に起こしたある朝。 横になり、薄目をあけながらテレビを見る長男。一方で、「もっと寝たい!」と泣きながら必死に訴えるも眠気と戦う次男。 睡眠時間が同じぐらいでもスッと起きてくれるときと、こんな感じでまったく起きてくれないときがあります……。 忙しくて大変な朝ですが、にくきゅうぷにおさんのお子さんのように全力で訴えながらも眠気を戦ってる子どもの姿をみると、なんだかかわいくて癒やされますよね。みなさんのお子さんの朝はどんな様子ですか?著者:マンガ家・イラストレーター にくきゅうぷにお
2023年08月05日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明るみになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生。すると、早速ある行動に出て……? 荷物整理をしていると、ひとりの生徒の存在を思い出して… 「もしもし、出木杉さんのお宅ですか?」 「あの先生……前にもお伝えしたように娘は」 「良子さん出してもらえますか?」 「お願いです。実は私……良子さんの担任を辞めることになりまして」 オイカリ先生がやんわりと事情を話すと、「娘に聞いてみます」と返したお母さん。 (頼む……出てくれ良子……っ。お前だけは俺のために) オイカリ先生が心の中で必死に良子ちゃんが出てくれるのを願っていると、受話器から声が聞こえてきました。 「もしもし……先生、私です」 その声は紛れもなく良子ちゃんの声だったのでした。 メモを見て良子ちゃんの存在を思い出し、電話をかけたオイカリ先生。オイカリ先生と良子ちゃんはあくまで塾講師と生徒という関係でしたが、いつも成績トップだった良子ちゃんは、生徒の中でも特別な思いがあったのかもしれません。オイカリ先生が何を話したくて電話をしたのかは分かりませんが、よからぬことに発展しないことを祈ります。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月04日