ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子を保育園に入れるべく重〜〜い腰をやっとあげた私。 まずはいつものようにネットで情報収集を始めました。最初にあがってきたキーワードは「認可保育園」と「認可外保育園」という言葉でした。その違いはズバリそのまま! 大阪市に認可されているかどうかという違いでした。 先生の数や園庭の広さ、避難設備を始め、経営する団体の財務内容の適切さなどなど審査基準を満たしていることが条件となるようでしたが(※2012年ごろの大阪市のお話です)認可外だから認可保育園に劣るということではなく、どんなに良い保育をしてくれていても園庭の広さなどの条件が合わずどう頑張っても認可がおりない園も沢山あるということでした。 さらに調べを進めてみると、認可保育園では保育料が収入に合わせて変わるらしく、収入が少ない家庭は保育料も少ないという出産&育児で収入が激減した我が家にはありがた〜い情報を発見! もうそりゃあ認可しかないよね!! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月26日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてから1年くらいのタイミングで保育園に入れるつもりだったものの、まったく保育園のことについて調べていなかった私。 ある日、近所の保育園の前を通った時にふとそのことに気づきました。 やれ待機児童がどうやこいうやいうてるこの時代に大きく出遅れたんであろう感はなんとなくあったのですが、私の今までの人生はラッキーなことに何でも何とかなってきたので、この保育園問題もなんとかなるだろうと……。 ただ、そろそろ本気で調べないとな〜と思いたったことから、私とN子の人生を大きく変えた保育園への道が始まったのであった〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月23日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 「子はかすがい」 「かすがい」とは材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む大きな釘のことで、異なる材木をつなぎとめる役割を担うことから、子どもの存在が夫婦関係をつなぎとめてくれるという意味で一般的に使われているそうです。※ネット調べ パピーちゃんと大きなケンカをするまでは、むしろ子どもがいるからケンカをしてしまうのでは? とそのことわざに全く共感していませんでした。昔の人のことわざは「なるほど!」と思うようなことが多いのに、なんでこんなに有名なことわざに全く共感できないんだろう? と……。 でも、今回のケンカで人生発の家出をしようとまで関係が悪化したときに、長女N子の存在のおかげで家出を踏みとどまったことを考えると、やっぱり「子はかすがい」なのかもしれないと思います。 うまくまとまったので、そもそも子どもがいなければ起こっていなかったケンカやったっていうコトには気づかないフリをしようと思います。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月19日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。 前回 に引き続きまたまたやっちゃいます。「ここが変だよ!オトンの育児」というわけでうちのオトンの「変だぞ! なんでやねん!」ってついつい突っ込みたくなる育児風景をご紹介するシリーズです。今回はけっこうガチで「変!」だと思っているオトンの一面をご紹介します。■家族5人がそろった休日の出来事それは、何の変哲もない家族5人がそろった休日に起こった。時刻はもう夕方。そろそろ晩ごはんの時間だ。そんな時、だいごろうがこんなことを言ってきた。一緒に工作しよう!いまから、お風呂入って晩ごはん食べて寝かさないといけない忙しい時間帯。とてもじゃないけど今日は工作できる時間はもうない。私は即座にこの後のタスクを脳内で整理し、工作の誘いを断ろうとした。しかし…■オトンが横から言った言葉「後で」だと?オトンが横から「今からお風呂に入る時間だから、後でしよう!」と言った。いまからお風呂、そこまではいい。だけど「後でしよう」なんて言って、今日できるはずがないでしょう。そうです、うちのオトン。「後で」とか「また明日」とかいう言葉を、絶対にできないってわかっているのに言うことがあります。それ言ってホントにするの? 責任もって約束守れるの? モヤモヤ…言われた側は、その言葉を信じて期待するのに無責任に適当なことを言うのが気になってしまいます。とか言いつつ… 子どもも忘れてるんだけどね工作やろう! って自分で誘っておいて、そのことをすっかり忘れて他のことしている、だいごろう。親子ってやっぱり似るんだなあ、と思ったできごとでした。
2019年06月17日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 先日から産後パピーちゃんと初めて大規模にモメた時のお話を書かせて頂いておりますが今日もその続きです。 パピーちゃんとケンカしてとんでもない絶望感を経験したのですが、そのときに、改めてスッカリ忘れていたあの言葉の大事さを思い出したのでリマインドさせて頂きたいと思います。 「期待するな!」「欲するな!」「欲望と感情を全て捨てろ!!」※全くもってポジティブな考え方のつもりです。 何回自分に言い聞かせても、やっぱり心のどこかで何かを期待して欲しているもんなんだなと思いました。 忘れんように100回書いとこ! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月16日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 279話からパピーちゃんと産後初モメしたお話を描かせて頂いておりますが今回もその続きでございます。 長女N子が生まれる前は、ケンカをしたらキレたいだけキレてスッキリしていたと思うのですが、いかんせん、カリスマ級にダメ母だった私は2000%の体力を余すとこなく育児に注いでいたので、キレる気力も体力も皆無、クソむかつく気持ちを持ったままN子の散歩に出かけました。 散歩しながら人生初の家出を思いついたのですが、よくよく考えてみたら……。 N子も連れて行かないといけない↓N子の荷物も用意しないといけない↓家出先でも一人でN子の世話をしないといけない 想像しただけでゲボー!でした。 私は高校2年生までは数学が得意な理系だったのでこの気持ちを数式に表してみたいと思います。 クソむかつくパピーちゃんがおる家に帰る嫌さ < N子を連れて家出をするめんどくささ こんな感じでしょうか? てな訳で初めての家出は実現しませんでした〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月12日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 279話でパピーちゃんに大失望した私。私にキレられてベッドルームでふて寝をするパピーちゃん。言うとくけど、パピーちゃんがふて寝してる間も私がN子をみてるんですけど〜! ふて寝をするっていう、そのさらにムカつく行動に怒りしか覚えなかったのですが、奴もN子の親、ムカつくけどワンチャンスあげようと私から歩み寄って、毎週日曜日に一緒に出かけてた散歩の時間に声をかけに行きました。 「N子の散歩行くけど一緒に……」と言い終わらないくらいに帰ってきた返事は「俺ええわ」。 はぁ? はあぁぁ?? はあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!? 何だコイツ……とドン引きしました。 次回、史上最高にパピーちゃんに大失望した私がとった行動を描かせていただこうと思います。 いかんいかん、当時を思い出しただけで、今の罪もないパピーちゃんにムカつきそうになってきたので、子どもたちの可愛い肛門でも想像して気を鎮めようと思います。ふぅ〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月09日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 今日は長女N子が6〜7カ月だったころのお話です。 とある晴れた日曜日の昼ごろ、パピーちゃんが「今日の昼メシは俺つくるな〜」と言うてきたんです。 パピーちゃんは月曜〜土曜まで仕事で日曜日しか休みがなく、忙しい時期はその日曜日すら仕事になることがありました。その間、私はずぅ〜〜〜〜とずぅ〜〜〜〜〜っとずぅ〜〜〜〜〜〜っっっとN子と二人っきり。268話で描かせていただいた通り「3秒でいいから離れさせて……」と思いながら毎日を過ごしていました。 そんなときに浴びせられたその言葉。 当然私を思いやっての行動だと思いますが「俺が昼メシつくる」=「その間マミーがN子みる」やん。 全然違うやん! 足の裏かゆいって言うてるのに頭の先っぽかかれてるよりも違うやん!! パピーちゃんと知り合って約18年……言わずもがな伝わっていると思っていた私の気持ちはまったく伝わってなかったことにショックを受けて、まるで崖から突き落とされたような気分になりました。 昭和風に言うたら「超がび〜ん」やったでっせ! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月05日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてからというもの、毎日近所のスーパーまでお散歩していたら、おばあちゃんがたくさん話しかけてくれて、おばあちゃんのお友だちがたくさん増えた気になってたのですが、実は、私個人のお友だちができたわけではなく「赤ちゃんを連れてるお母さんで毎日ここを通る人」に話しかけてくれてただけだったという残念なお話を前回描かせていただきました。 やっぱり若いころに出産&育児を体験したであろうおばあちゃんたちは赤ちゃんが大好きなんだな〜と思いました。 それからというもの、エレベーターなどでおばあちゃんと一緒になると「かわいらしいなぁ〜男の子? 女の子? 何カ月? お母さん頑張りや〜」と優しい言葉をかけてるれるのが当然だと思っていたのですが、ある日、全くもって完全無視のおばあちゃんに遭遇しました。 なぬ〜〜〜〜!!!ホラホラ、おばあちゃんの大好きな赤ちゃんでっせ! と驚愕しましたが、そりゃあ赤ちゃんが好きでないおばあちゃんや話しかけるのが苦手なおばあちゃんもいますよね。喋りかけてくれるのを当たり前みたいに待ち構えててちょいとハズい気持ちになりました。えへへ。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2019年06月02日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 前回、276話でお年寄りの知人がめっちゃ増えたというお話を描かせていただきましたが、実は、そう思っていたのは私だけだったんです……。 ある日、長女N子を連れずに外出したときの話です。 いつも話しかけてくれるおばあちゃんがいたので「こんにちは〜」と挨拶をしたらスルーされたんです。 普通に気づいてなかったのかなと気にもせず進んでいくと、2番目のおばあちゃんが現れたので、また挨拶をすると、なんと、2番目のおばあちゃんも超スルーだったんです。もしかしてと思い、その次に出会った3番目のおばあちゃんに控えめに笑顔を送ってみると、そのおばあちゃん、こいつ誰やねん的な不思議そうな顔でじ〜っとこっちを見ていました。 お恥ずかしい話、私は勝手にお年寄りの知り合いが増えたと勘違いしていたのですが、おばあちゃんたち的には私は「赤ちゃんを連れてスーパーに行く人」だったようで、赤ちゃんを連れていない私はただの中年女性、完全他人だったのでした。残念〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月29日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が赤ちゃんだったころ(自転車を買う前の話です)赤ちゃんは毎日散歩に連れて行かないといけないと勘違いしていた私は、来る日も来る日も近所のスーパーまで毎日一緒にお散歩に行っていました。 引っ越した先がどうやらお年寄りが多い地域らしく、スーパーまでの15分くらいの道のりで、よくお年寄りが声をかけてくれました。 「おはよ〜さん」 「お散歩でっか?」 「今日雨降んで〜」などなど。 それまでの私の人生はお年寄りと絡むことがあまりなかったのでとても新鮮でした〜。 当時、話しかけてくれてた皆さん、ありがとうございます♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月26日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 引き続きチャイルドシート付き自転車を購入し自転車デビューを果たしたお話です。 自転車購入前は徒歩で長女N子がうだうだ言わない程度の範囲、かつ、授乳ができる場所があるところにしか外出しなかったので「私は軟禁されている……」とネガティブな妄想ばかりしていました。※ほんまに軟禁されたことある人がいたらごめんなさい。 少し前に見知らぬ土地に引っ越したばかりだったものの、N子がいるのでスーパーくらいしか出歩かず、いかにショートカットでそのスーパーに行けるかばかりを考えていた毎日でしたが、自転車の登場で行動範囲が大きく変化しました。 喜び勇んで自転車で遠出をしてみると、見たこともない知らない場所までたどり着いてしまい、家に帰れるかどうか超不安になりました。 あ〜怖かった。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月22日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 273話で購入し、ついにチャイルドシート付き自転車デビューを果たした私。 その快適さったらなかったです。 大阪に有名な某肉まん屋さんがあるのですが、関西人なら誰もが知っているその肉まん屋さんのCM風にその快適さを表現させていただきたいと思います。 チャイルドシート付き自転車があるとき〜きらきらあははは〜! チェイルドシート付き自転車がないとき〜びょ〜〜〜〜〜〜〜! 音が出ないので分かりにくいですが、時間がある方はYouTubeで「551の蓬莱CM」と検索してみてください。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月19日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 前回に続き、また子ども乗せ自転車のお話です。 リサーチにリサーチを重ね、100パー私好みの超お気に入り自転車を購入しました。 自転車はブリジストンのジョシスワゴン。決め手は私の好きなタイプのサドルと後ろのバスケットが可愛かったとこ。 チャイルドシートはオランダのボバイクというブランドのボバイクシティというのにしました。決め手はオランダ王室ご用達という厳しいヨーロッパ規格をパスした安全性。そして、当時は取扱店がかなり少なくネットでもあまり出回っていなかったので、人とかぶるのが苦手な私にはぴったりでした。 こうして、私仕様の完璧な自転車で「ガニ股運転」デビューを果たしました!ガニ股なんて気にしない♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月15日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 子ども乗せ付き自転車をリサーチしていると、また私の知らなかった世界が現れました。 まず子ども乗せには「前のせ」と「後ろのせ」の2種類があるということ。 それぞれにメリットとデメリットがあるようですが、私は、常に無事を確認したいタイプだったので、いつでも目の前で様子をチェックできる「前のせ」タイプにすることにしました。 「前のせ」に照準を絞ってリサーチをしてみると、ハンドルの間にチャイルドシートがすっぽりハマっているタイプの自転車が各社から発売されていました。そのタイプの自転車は、チャイルドシートが不要になったら普通のカゴに付け替えることが可能らしく末長く使用可能! そして、何と言っても前がスッキリしてるので、「ガニ股運転」にならないとのことでした。 主にお母さんが使うであろう子ども乗せ自転車、各メーカーさんがしっかり女子に気を使って作ってくれてるんだな、とうれしく思いました。ありがとうメーカーさん♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2019年05月12日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてからというもの精神的にも肉体的にもすっかり年老いてしまっていた私。 270話でチャイルドシート付きの自転車を購入しよう!と思い立ち、いつもは寝ている時間にパソコンを立ち上げ、来る日も来る日も自転車とチャイルドシートを検索し続けていました。 すると、不思議なことに、睡眠時間が減ってるにも関わらず久しぶりに心がウキウキしていたのを覚えています。 私は自分で考え出した「欲望を全部捨てたらラクになる説」を実行し、随分ラクになりましたが、それとは別に、自己完結型の希望は持っても大丈夫なんだということが分かり、ちょっと出産前の自分に戻れた気分になりました。 チャイルドシートと自転車サンキュー! ちなみに、その時購入したチャイルドシート君、先日取り外し、そろそろ捨てんとな〜と思っていたのですが、今日この漫画を描きながら当時のことを思い出してしまったので、捨て難くなってしまいました。もうしばらく温めておきたいと思います。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月08日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてからというもの私はN子を連れて外出するのが難しく、授乳室完備の近所のスーパーぐらいしかお出かけしませんでした。徒歩圏内に軟禁状態だ! と思って暮らしていました。 そんなある日、自転車のチャイルドシートにN子くらいの大きさの赤ちゃんを乗せたお母さんを目撃しました。 コレよ! コレ!! コレなんだよ!!! 当時の私の病んだ心を癒してくれる2番目の方法を発見し涙を流して喜びました。(※1番目はテレビ解禁でした〜) 期待するな! 欲するな!! と自分に言い聞かせて暮らしていましたが、自分の貯金で買い物するのは自由やもんね♪(※うちは夫婦で財布が別なので)わくわく。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月05日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子から離れたい&離れられないループにどっぶり浸かっていた私。 ある日、意を決してN子をリビングに残して隣のベッドルームに逃げて行きました。 完全に空間を遮断したかったのでドアを閉めてしまったのですが、そのドアが閉まる音で私がいなくなったのがバレたようで「あ〜あ〜! あ〜!!」と何かを訴える声が聞こえてきました。 とりあえず無視や。と無視を決め込もうとしたのですが、徐々にベッドルームに近づいてくるN子の泣き声が……。 やっぱり無理だよね〜。ごめんN子〜〜っ!! と、この話を描いていると、この春小学校2年生になった長女N子がこのお話を読んで「何なんこれ? どういう意味?」と質問攻めをしてきました。仕方がないので明るいトーンで笑ってごまかして約7年後の今、もう1回謝りました。N子めんご♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年05月01日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 全ての欲望と感情を捨て去ったはずなのに、しばらく経つと、また疲れがピークに。というか、ピークが永遠に続いていただけやけど。 とにかく1秒でも長くN子と離れたところで息をしたい! というのが当時の私の心境でした。 3秒でいいから離れたい……。 そんなにつらいなら離れたらえいやん! と思う方も沢山いらっしゃるかと思いますが、何故か私は離れられなかったんですよね。 離れたい→離れられない→離れたい→離れられない……の繰り返しでした。やっぱ病んでたな〜私。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月28日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。長女N子が生まれたころ、どこかで誰かに「テレビは赤ちゃんをダメにする!」と聞いたことがあり、何の知識もない私は当然のようにそれを鵜呑みにしてテレビをつけていませんでした。※ほんまにテレビは赤ちゃんをダメにするかどうかは知りません! 出産前に好きで見ていたアメリカズネクストトップモデルというアメリカの番組を撮り溜めしていたので、N子が寝てる間にひっそりと見ていたのですが、毎回、見てる間に寝てしまうので、結局それも途中で見なくなったような気がします。 外出もしない(スーパー以外)、友だちとも会わない、テレビもみない、漫画も読まない……だからこんなにも心が病んでいるんだと思い、テレビを解禁にしてみると……たかだか半年くらいの間に、見たこともない人がいっぱいテレビで活躍していて超浦島太郎気分でした。 パピーちゃんが私の知らない芸能人を知ってて、またムカつく! ていうね……。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月24日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 265話で全ての欲望を捨て去ると日々の生活が少しラクになると悟った私。 それでもやっぱり欲望を捨てようと決めてすぐのころは、毎日仕事を口実に(働いてくれてるのに申し訳ないですが、当時の私の超正直な気持ちです)週6で外出して、N子のいない空間で自分ペースで息を吸っているパピーちゃんを目の当たりにすると、N子の世話を押し付けられた気分になり、私も仕事するっていう選択はなかったのか? とか、せめて土日は休んでくれ! とか、捨てきれない欲望が日々渦巻いておりました。 いかん! いかん! いかん! いかん! いっか〜ん!! そういうときはアレ! 期待するな……欲するな……期待するな……欲するな……。 毎日、念仏のように唱えて何とか1日を乗り切ることができました。 前回も書きましたが、この一見不健康に思える方法が子育て不器用っ子の私にはとても有効で、毎日自分に言い聞かせてると段々ほんまに何も期待しない何も欲しない自分にかなり近づけたのではないかと思います。 ちなみにN子が小学校2年生になった今、当時枯れきってた私の心は、再びビダビタに満ち溢れる欲望の塊みたいになってるのでご安心を〜♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月21日「子どもがほしい」と思ったきっかけは人それぞれだと思いますが、私の場合あまりいい動機ではありませんでした。ちょうど妊娠が発覚したのが30歳目前に迫った頃。■30歳手前、仕事は大好きだったけど…私の働いていた広告系の会社は社長も含め6人という少人数で、その中で私が社員の中で勤務年数が一番長かったんです(と言っても8年)。今は「30歳でバリバリ働く」のは当たり前の時代だけど、やっぱり仕事をしているといろいろなことを言われるわけです。たとえば、取引先との打ち合わせでは…仕事は大好きだったし、いつまでも続けたいとは思っていたけど、「古株」だの「ベテラン」だの言われるのがすごくイヤでした。職業柄なのか、周りの人も30過ぎると辞めたり独立していく人が多く、気が付けば自分より年下の人のほうが多くなっていました。さらにそんなモヤモヤしているときに、こんなことが…■「このままでいいの?」焦って悩んで…妊娠発覚!?歳が近く、いろいろ話し相手になってくれていた同業者の友人が「東京でもっと腕を磨く」と言い出し、それが私の目にはものすごくキラキラして見えました。それとともにますます自分がひとりぼっちになったような気がしてすごく寂しかったです。何度考えても答えは出てこない。友人のように東京で自分の腕を試す度胸もないし、かと言って辞める勇気もなければ辞めたって何も変わらない…。ちょうどそのころ愛読していたブログが育児日記だったこともあり、子育ての憧れもふくらんでいました。「ああ…これで、仕事が辞められる理由ができた…自分も次に進めるんだ」って思ったんです。ヒドイですよね。■まさかの双子? 頭が真っ白のプチパニックその後産科を受診し、正式に妊娠したことを告げられました。そして、2回目の検査のとき…まさかの双子!そのときは、何がなんだかわからなくて頭が真っ白になりました。「双子って…あの双子…?」みたいな言葉しか出てこないんですね。■不安顔の私に看護師さんがかけてくれた言葉は…涙腺崩壊!ちょっとここからは頭の中が真っ白で記憶があやふやなのですが、別室にて双子妊娠について看護師さんから説明を受けたんです(ほとんど覚えてないのですが)。私が不安そうな顔をしていたので励ましてくれたんだと思うんですけど、「双子」という奇跡を前にして妊娠を理由に「仕事が辞められる」だなんだと思っていた自分に腹が立ち、次に「ごめんなさい」という気持ちに変わり…とにかくこみあげてくる涙をこらえるのに必死でした。こんな私のところに来てくれてありがとう…しかも2人も…。■診察帰りにすぐ報告! 社長もプチパニック…(笑)会社への報告は安定期に入ってから…とかも言いますが、双子妊娠はリスクも大きいし、通院する大きな病院は土曜日診察をやっていなかったので、平日に遅刻や早退をさせてもらうためにもすぐ連絡しました。私の場合、このあとすぐつわりも始まったので早めに報告してよかったです。「この人なら大丈夫」と思って来てくれたかどうかはわからないけど、今はいつか娘たちに「お母さんの元にうまれてきてよかった」と思ってもらえるような母になりたいと思っています。
2019年04月18日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 264話で良い婿を迎えた(婿養子ではございません)お話を描かせていただきましたが、それでも、毎日の育児が私の心を蝕んでいくのは止められませんでした。当時は病んでたこともあまり自覚してませんでしたが、そんな中、少しでもラクに生きたい!と思い私が自分で考えたラクに生きる方法がこれでした。 「期待するなっ!」「欲するな!」「欲望と感情を全て捨てろっ!!」と欲望とおさらばする方法でした。 当時、地元の友だちにこの話をするとかなり引かれましたが、世の中にはうまく育児とやりたいことが両立できない私みたいな人もいるはず。もし、あなたがそういうタイプだったらぜひ欲望を捨てて、とにかく赤ちゃんが大きくなるのを待ってみるのも一つの手ではないかと思います。 私の中ではポジティブな考え方のつもりやけど、ネガティブに伝わったらごめんちゃい! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月17日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 私とパピーちゃんはN子がお腹にいるときに入籍しました。 それまで15年だか16年だかの長い間ずぅ〜っと付き合っていたのでお互いをよく知っているつもりだったのですが、長女N子が生まれてからというもの、これでもか!というほど全く違う世界で生きることになり、新しい一面をたくさん見ることになりました。 自分の旦那さんが育児や家事を手伝ってくれるか?とか、それ以前に自分たちの赤ちゃんに興味を持ってくれるか?とかって実際に赤ちゃんが生まれて生活が始まるまでは、ホンマのホンマのところは分からないもんですよね……。 よく働くパピーちゃんがパピーちゃんになってくれて、私、超ラッキー!ええ婿殿もろたで(婿養子ではございません) 明日からもよろすく〜♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年04月14日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてから全くと言っていいほど、N子以外の写真を撮らなくなった私。 パピーちゃんも同じ感じで私たち夫婦の携帯はN子の写真で溢れていました。 ある日そのN子の写真を楽しんでいるときにふと気づいたのですが、私が撮ったN子の写真はほぼ笑顔がなく、パピーちゃんが撮った写真はいきいきとした笑顔の写真が多かったんです。 当時の私は心が病んでいたので当たり前といえば当たり前。でも、心が病んでいた私は当然そのことに気づかず、奴(パピーちゃん)はいったいどうやって笑顔の写真を撮っているんだろうと不思議に思って過ごしていました。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2019年04月10日子どもの国語力・文章力が低下傾向にあるといわれています。しかし入試などでは記述問題が増え、文章力が問われる時代です。子どもの文章力を伸ばすためのツールとして、親子で交換日記をすることが推奨されています。交換日記をすることでどんなメリットがあるのでしょうか。また、親子で交換日記のやり取りをする上でどんなことに気を付けたら良いでしょうか。国語力を伸ばす必要性最初に、国語力はなぜそれほど必要なのでしょうか?それは、全ての勉強の基礎にあたるということです。例えば算数でも文章題が増えており、書いてある内容を理解しなければ問題を解くことはできません。その他の教科でも、教科書を読んで意味を理解することが基本となります。また、大学のセンター試験が廃止され新しい入試が2020年から始まりますが、記述で回答する問題が増加します。中学入試の適性検査でも、文章力が問われます。さらに文部科学省では、「外国人との意思疎通・少子高齢化による異なる世代との意思疎通などで円滑にコミュニケーションをはかるための国語力」「論理的思考力を獲得し自己を確立したり外国語を習得したりする上で、母語である国語力向上」など、国語力の重要性を強調しています。勉強や試験に合格する上ではもちろん、その後社会に出てから円滑なコミュニケーションを図るためにも国語力・文章力の強化が重要となってくるのです。こんなにある!親子交換日記のメリット文章力を鍛える上で読書をすることは有効ですが、さらなる強化を図るには読んで終わりにせず書くことが必要です。子どもに文章を書かせる練習としてオススメなのが、親子で行う交換日記です。どんなメリットがあるのでしょうか。(1) 読み書き能力のアップ最初は交換日記の書き方が分からない、という子が多いかもしれません。しかし続ける内に書き方を学ぶだけではなく、親の文章を読むことで読む力がつき同時に書き方を学びます。子どものお手本となるように、親は丁寧な文字や文法を意識して書くことを心がけましょう。(2) ノートの書き方が上手になる学力がトップクラスで東大などに行くような子は、ノートをとる能力に優れています。学んだことを自分なりにきれいにまとめるという行為は勉強に集中しているからこそ出来ることであり、後にノートを見返した時に見やすいことも大切です。書く力を向上させることにより、ノートの書き方も上手になっていきます。(3) 自分の気持ちをまとめられる日記を書くことは、自分の思いや考えを具体化し言葉で表現する力を身につける効果があります。抽象的な考えが具体的になり、「自分はこう考えているんだ」などと気付くこともあるでしょう。さらに日記を交換することで相手を意識するため、相手に伝わるような文章を書こうと、読みやすさや伝わりやすさを考えるようになります。(4) 親子のコミュニケーションを取ることができる日記のやり取りをすることで子どもが日頃思っていることや好きなこと、不安に感じていることなどを知ることが出来ます。言葉よりも文章の方が本音を言いやすい場合もあります。また親からも、想いを伝えることが出来ます。普段の生活では言う機会がないかもしれませんが「あなたを大切に想っている」ということを日記の中で素直に伝えてみましょう。(5) 大切な思い出ができるその時の会話を楽しむことも大切ですが、子どもが成長した時に紙で会話が残っていると読み返すことが出来ます。文章が上手になっている、などの成長も感じられるでしょう。交換日記の進め方交換日記を始めるにはいつが良いかというと、子どもが書くことに興味を持っていればいつ始めても良いと思います。早い子だと年中くらいで交換日記を始める子もいるようです。字が書けなければ絵を描くところから始めても良いですよね。親の書いた字が読めなければ一緒に読むことで、字を覚えることが出来ます。子どもが書く内容が分からなければ、最初は質問形式にすると良いでしょう。「好きな食べ物は?」「行きたいところは?」など簡単な質問に一言でいいから答えるというやり取りでも構いません。大切なのは書く習慣をつけてやり取りをするということです。続ける上で、こんな点に気を付けましょう。(1) 頻度は柔軟に決めるあまりルールが決まっていると、書くことが苦痛になってしまいます。継続するためには、無理なくできる頻度やルールを設定し柔軟に対応しましょう。子どもに書く気が起きなければ、親が楽しく書くところを見せてみましょう。「何を書いてるんだろう?」と気になってノートを開けば、自分も書きたくなるかもしれません。(2) 文章や文字にダメ出しをしない子どもの書いた文章がおかしかったり字が汚かったりするとつい指摘してしまいたくなりますが、日記に関しては指摘をしないようにしましょう。内容に重点を置き、楽しむことが最重要です。おかしい文章などは、日記を継続する内に自然と学んでいきます。筆者の家庭では公立中高一貫受検を検討していますが、低学年から通塾するのは抵抗があり、家庭で出来る対策を調べたところ作文力が大切だと知りました。息子は、読書は好きですが書くことは好きではなく苦手としています。勉強としてではなく楽しみながら出来る対策として、親子の交換日記はメリットも多く取り組んでみようと思いました。早速スタートしてまだ数日です。書くことが嫌いなだけに今はあまり乗り気ではありませんが、強要しないこと・楽しむことを重要視してまずは継続していくつもりです。1ヶ月、2ヶ月続けた際の変化を、また改めてここでお伝えしようと思います。まだ数日ではありますが、子どもの書いた数行に驚いたり子どものことを考えて文章を書いたりすることが楽しくなっています。親子でコミュニケーションがはかれる交換日記、まずは気軽に初めてみませんか?
2019年03月15日こんにちは! 5歳(長男がついに5歳になりました!)、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。唐突に新シリーズが始まりました! 題して…「ここが変だよ! オトンの育児」というわけで、オトンが育児中にみせる「なぜこんなことをした?」って思うところを紹介していくシリーズです。うちのオトン、昔は家事も育児もノータッチな男だったが、年月が経つにつれ少しずつ変わってきました。三男が産まれた今、家事育児スキルはメキメキとあがり、頼れる存在になりつつあります。しかし先日、オトンに対して「なぜ?」と思ったことがありました。それは三男を寝かしつけているときのこと… 慣れた手つきでミルクを作るオトン。三男にミルクを飲ませながら優しく歌い、寝かしつけをしていた。微笑ましい光景。数年前ならありえないその姿を、遠くでこっそり眺めた。しかしその時…なんの歌?定番の子守歌から突然、自虐的な内容に変わった。え、オトンはそれでいいの? 父さんより母さんが好きでいいの? 私はそれでいいんだけど(コラ)、突然謎の子守歌を歌いだすから思わず笑ってしまった。それにしても、本当にこんな歌があるのか疑問になり、ネットで調べてみたが出てこなかった。オトンの創作なのか、それとも本当にあるのか。もし知っている人がいたら情報を求む。というわけで、ここが変だよオトンの育児。次回もあるかどうか、それはオトン次第…
2019年03月11日千葉の市原湖畔美術館では、古典日記文学『更級日記』に着想を得た、12組の女性アーティストによるグループ展「更級日記考―女性たちの、想像の部屋」を4月6日から7月15日まで開催する。日本文学の古典として名高い「更級日記」は、今から1000年前の平安時代に13歳の少女、菅原孝標女が同美術館の所在地である、現在の市原市にて綴り始めた日記と言われている。現実世界の暮らしに一喜一憂しながらも、少女時代の物語世界への夢を抱き続けた、ひとりの女性の約40年が綴られ、その世界観は現代に生きる女性の共感を大いに呼ぶだろう。女性にとって、「日記」とはどのような表現だと言えるか、それは個人的でありながら、他者や世界とつながるもの、また日々の記録でありながら想像が拡がる、創作の部屋のような場所なのではないか。そういったテーマを背景に、本展では12組の女性アーティストによる多様で、独自で、そして親しみを感じられる、想像の世界を紹介。「アート」にとどまらず、デザイン、マンガ、お笑い、ダンスなど、多種多様な世界で活躍する女性アーティストたちが一堂に会し、手書きの日記からインスタレーションに映像作品、刺繍や手芸、写真など、多様なメディアの表現世界が楽しめる。碓井ゆい「empty names」撮影:ミヤギフトシ展示作品には、碓井ゆいによる、フランスの香水「MITSOUKO」に着想を得て自己と他者の関係をテーマに制作した「empty names」、大矢真梨子による、教会で撮り続ける作品シリーズ「10 flowers」、今日マチ子による、デビュー作「センネン画報」の原画、荒神明香による、夜な夜な収拾した事故車のガラスの破片をシャンデリアに再生した作品「toi,toi,toi」、鴻池朋子による、3.11の東日本大震災以降ライフワークの一つになっている「物語るテーブルランナー」、五所純子による、2010年1月1日よりブログで公開をはじめた日めくりカレンダーに女性誌のコラージュをした手書きの日記「ツンベルギアの揮発する夜」、光浦靖子による、長年のあいだコツコツと制作を続けている手芸作品が並ぶ。光浦靖子「メイランド」撮影:ただ小林エリカ「Your Dear Kitty, 2 Diaries」©Erika Kobayashi Courtesy of Yutaka Kikutake Galleryまた、UMMMI.による、遠距離恋愛のカップルの日記的コミュニケーションを描く「ROSE CITY」の映像インスタレーション、小林エリカによる、アンネ・フランクと実父の日記を題材に扱った映像作品「2 Diaries」を中心としたインスタレーション、髙田安規子・政子による、刺繍を施した作品を組み合わせたインスタレーションが展開。矢内原美邦は、本展のために書き下ろした短編の一部、映像作品を展示する他、会期中に展覧会の内容を反映させたパフォーマンスを行い、渡邉良重は、展覧会広報物のグラフィック制作を担当する他、自身がこれまで大切に集めていた身の回りの品々を用いた作品を展開する。渡邉良重「わたしがそれらにかえしたもの 」 撮影:戎康友12組それぞれの想像の部屋を覗き込むような展覧会となる。なお、展覧会に関連するイベントも多数開催予定。詳細は決まり次第、美術館ホームページにて発表される。【展覧会情報】更級日記考―女性たちの、想像の部屋会期:4月6日~7月15日会場:市原湖畔美術館住所:千葉県市原市不入75-1時間:平日10:00~17:00、土曜・休前日9:30~19:00、日曜・祝日9:30~18:00※最終入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)料金:一般800円(700円) 大高生・65歳以上600円(500円)※( )内は20名以上の団体料金。中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介添者1名は無料
2019年03月08日ゆるかわいいイラストと独自の感性で描く育児漫画が人気を集めるぎゅうにゅうさん。Twitterのフォロワー数は、なんと20万人以上をほこり、ママのみならず多くのファンから支持を集める人気コミックライターさんです。そんなぎゅうにゅうさんが、ブログで公開していた我が子との日々のエピソードに書下ろしのイラストを加えた書籍 『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』 (主婦と生活社)は、いい味だしてる親子の脱力系育児漫画。ページをめくるたびにキュンとする、かわいすぎるイラストに心をつかまれること間違いなし。そして独自の感性で突っ走る娘と愛がだだもれしちゃう母、たまに登場する祖父母と夫が奏でるストーリーは、爆笑必須の内容です。そこで今回は、多くの人がどハマリするほど人気を集める本作品の魅力にズバリせまってみたいと思います。ぎゅうにゅうさん長女・とうにゅうとの日々のエピソードを描いた育児イラスト日記がSNS上で話題に。やさしいタッチのイラストと独自の視点で描かれる育児日記がママのみならず若い女性たちにも大人気。完全無料のコミックサイト 「パチクリ!」 では「ぎゅうにゅう日記 お絵かき主婦のときどきシュールな娘との日々」を連載中。■最強にシュールでかわいい娘「とうにゅう」の生態本書の中心人物として描かれる娘の「とうにゅう」は、うるうる大きなおめめがトレードマークの3歳の女の子。性格は、一言でいえば天真爛漫。だけど、思わぬ瞬間に冷静な顔をのぞかせたり、辛辣な言葉を吐いてみたり、ラブリー時々シュールな変わりやすいお天気のような存在です。愛らしい言動で母ぎゅうにゅうをキュンとさせたかと思えば、突然クールな塩対応でペースを狂わせたり、感性のおもむくまま突き進む屈託のない行動が「とうにゅう」ならではの魅力。無条件にかわいくてたまらない一面と、子ども独特の天使と悪魔が共存するかわいらしく憎らしい姿は、ページを進めるうちに癒しの領域に達していきます。そしてもう一つ、「とうにゅう」の魅力といえば、独特の感性と表現力にあります。豊かな(?)発想力と切り口が、母であるぎゅうにゅうをフリーズさせながらも、その絵づらすべてが笑いを誘ってくれるのです。そんなとうにゅうワールドを物語る一コマがこちら。「キャー!」と単純に怖がる代わりに飛び出す強烈な顔マネ…。一筋縄ではいかないこの感じ、まさにツボ!人間どこかで“かわいい“という言葉を聞くと、自分の手のうちにおさまるか弱い生き物を想像しがちですが、とうきゅうの場合はちょっぴりスケールが違う!自分の感性で突っ走り、もはや母の手にも負えないほどのおさえられない個性が、読者である大人のハートをぶち抜いてくれるわけなのです。 ■愛がはみ出しまくる母娘の胸キュン子育てが癒しすぎる作中では、母ぎゅうにゅうが我が子を愛おしく思う瞬間が何度も描かれています。とうにゅうが見せるふとした行動にキュンとしたり、ちょっぴり冷たくされて落ち込んでみたり、もはや“愛がとまらない”母。とうにゅうを見つめるやさしい視点に、読者の心にまでやさしさが広がり、思わずほっこり癒されてしまいます。そんな母と娘の愛がだだもれエピソードのひとつがこちら。首に腕をからめ、ぎゅっと抱きしめてくれる我が子の感触。幼児独特の甘い香りが心地よく、どこまでも愛おしく、胸がキュンとする母の心情は、想像に難くないですよね。ときにトゲトゲ、イライラしてしまう育児のなかで、確実に愛にあふれ、幸せを感じる瞬間を描いてくれることで、若い女性たちには子を持つことの楽しさを、ママたちには共感と励ましを与えてくれるように思います。■そうくるかっ! 子どもの感性をユニークに描く母の視点とうにゅうの独特な感性と表現力を“子どもらしさ”と単純に切り捨てず、どこまでも拾い続ける母ぎゅうにゅうの視点こそ、本書の核となる重要な存在。普通なら見逃してしまっているかもしれない我が子の言動を大切にストックし、鋭い感性でユニークに描ききっています。他人にとっては、ときに甘ったるく感じてしまう親子愛だって、シュールな笑いをスパイスとして加えることで、胃もたれしない、ちょうどよい甘さに仕上げてくれているのです。なかでも、母親の姿を描いたとうにゅうの独特な視点を切り取った場面。赤ちゃんではなかったみたいですね…(笑)とうにゅうの相変わらずな行動に淡い期待を裏切られ、思わぬ説明に固まる母。静かな間が流れる漫画の後半には、笑いがふつふつとこみ上げてきますね。そんなぎゅうにゅうさんが描くシュールな笑いの世界は、ただ面白いだけじゃなく、子どもが持つ個性へのリスペクトが込められているようにも思うのです。我が子の個性を大切に扱い、型にはめない自由な母の視点。そこには、愛情にプラスされた客観性と我が子への尊敬が、紐づけされているように感じられます。■まだまだ止まらない! 親子で織りなす爆笑シーンの数々ページをめくってもめくっても、笑いが止まらない『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』は、笑いで癒されたい人におすすめの一冊。忙しい育児の合間に、仕事で疲れて帰宅した夜に、ページをめくれば、愉快な家族がいつでも笑いを誘い、心を癒してくれるのです。心地よく笑いの波に乗せてくれるからこそ、一度読めばどハマリしちゃう人続出中。母と娘が織りなす笑いのマリアージュ、最高です!そんな2人のやりとりを描いた一コマがコチラ。残酷な娘と心傷つく切ない母の図。クールで辛辣なとうにゅうとショックを隠し切れないぎゅうにゅうさんの姿がいい味だしてます!本書には、ここでは紹介しきれなかった母娘以外の夫、祖父母、はたまた飼い猫との笑いあふれる爆笑シーンがおさめられています。もっともっととうにゅうのかわいい笑顔が見たい! 母娘のやりとりに癒されたい! という方はぜひ手にとってみてくださいね!■祝・連載決定! ぎゅうにゅうさんからのスペシャルコメント本書ではまだお腹のなかにいた2人目の赤ちゃんを無事出産し、2児の母となったぎゅうにゅうさん。『ぎゅうにゅう日記』を描いていた当時の想いや現在の生活について、さらにウーマンエキサイト連載決定への意気込みについてもお伺いしました。「ぎゅうにゅう日記」は、子供の些細な言動、だからなんだという感じだけど愛おしいこと、めまぐるしい成長のことを忘れっぽい自分が忘れないようにしたいと思い描き始めました。描いていくなかで、見てもらえたり共感してもらえたりすることが日々の励みになっています。2人目が生まれて1年、ずっとてんてこ舞いでいつの間にか時間が経っててあっという間でした。 忙しかったけど見返すと、こんなことがあったと思い出すことができて、描いててよかったなぁと思います。この度、こちらのウーマンエキサイトさんにも記事を寄稿させていただくことになりました。ちゃんと描いていけるかとっても心配ですが、頑張るので見ていただけると幸いです。 『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』 ぎゅうにゅう著(主婦と生活社)1,000円(税抜)ゆるかわいいイラストと独自の視点で描く育児漫画が大人気のぎゅうにゅうさん初の単行本。長女・とうにゅうとの日々を描いた育児日記に書下ろしイラストをあらたに加えて発売中!母と娘が織りなす絶妙なかけあいが爆笑必須の一冊です。●ぎゅうにゅうさんのTwitter: @gyuunyuu_umai ●ぎゅうにゅうさんのInstagram: @gyuunyuu_chibi ●ぎゅうにゅうさんのブログ: ぎゅうにゅう日記
2018年11月28日ときに過酷なきょうだい育児さえも、爽快な笑いに変え、世のママたちに癒しと励ましを与え続ける人気コミックライターtomekkoさん。インスタグラムでは多くのフォロワーを持ち、ウーマンエキサイトでの連載 『笑いあり涙あり 男子3人育児』 も公開されるたび、大反響を得ています。そんなtomekkoさんのインスタグラムでの作品に描き下ろしイラストを加え書籍にまとめたのが、 『きょうだい観察記』 (赤ちゃんとママ社)。育児についてはもちろん、夫とのなれそめ、出産、母としてのtomekkoさんの想いをつづった大充実の1冊です。そこで今回は、ページをめくるたびに笑いがとまらず、そして心がじんわり癒されていく本書の魅力を思う存分皆さんにお届けしたいと思います。tomekkoさん神奈川県在住。現在6歳のおっとり長男と2歳のもっちり次男に加え、2018年5月に生まれた三男を育てる3兄弟の母。育児の合間にこそだて絵日記をインスタグラムに公開するや、多くのママたちから共感を呼び、いまやフォロワー16万人以上の人気コミックライター。■辛いも楽しいも全部つまった母の愛情日記現在、フリーのライター、イラストレーターとして活動するtomekkoさん。実は、上の子が3歳になるまでは、ワーキングマザーとして会社と保育園、自宅をあわただしく往復する日々を送っていたそう。毎朝なだめる余裕さえもなく、引きずるように息子を保育園にあずけ、毎日お迎えの時間にピリピリ…。子どもが体調を崩せば、自分主催の会議であっても途中退席して帰宅せざるを得ないという働くママならではの洗礼を浴び、心も体も常にギリギリラインだったと振り返ります。会社と家族、どちらにも罪悪感が増すなかで、tomekkoさんが大きな決断するきっかけとなったのが、息子の幼いながらの訴えと夫の一言。「幸せは電卓たたいても計算できない」夫の力強い言葉に背中を押され、tomekkoさんは会社を退職することを決断します。そして同時に、長年の夢だった「絵を描く」という道に進むことを心に決めるのです。育児記録を兼ねた趣味の育児日記は、あっという間に話題になり、今や人気コミックライターとして活躍するtomekkoさん。本書のなかにおさめられている作品では、何気ない育児の現場を圧倒的な笑いでもって描いています。しかし笑いと同時に感じるのが、母が子に向ける無限大の愛情。写真には残せないこの一瞬を切り取り、決して後戻りできない時間を大切に刻んでいく母の愛が本書の根底に流れているからこそ、なぜか読者の心もじんわりと温まるのです。■個性上等! 違いすぎる兄弟育児を楽しむ母の目線本書の主要人物として描かれるのが、“おっとり長男”と“もっちり次男”の2人の兄弟。全く異なる2人のキャラクターが各々の個性を全開に発揮し、ときに母を振り回す姿はきょうだい育児では、あるあるの場面なのかもしれません。しかし、本書の2人の場合、何よりそのキャラの立ち具合と対極さ加減がとにかくすごい!おっとり、慎重派のピュアボーイ長男くんと、豪快かつ食べることには果てしなく貪欲なビッグな次男。兄弟の性格が違いすぎると、単なる母の都合や主観でどちらかを正解・不正解でジャッジをしてしまいがちなのですが、tomekkoさんはひとあじ違う!2人の個性をフラットな目線で眺め、その違いさえもとことん楽しんでいるようにもみえるのです。兄弟に優劣をつけるのではなく、2人の持ち味を引き出し、それぞれを認める母の目線。ありあまるほどの個性を笑いで包み込み、思う存分わが子を描き切る母の筆力には、思わず心揺さぶられてしまうほど。そして、知らぬ間に備わっている“自分”という素質を自由にたずさえ、のびのびと成長していく長男次男2人の姿は、なんともたくましく、いとおしさすら感じます。■“ロマンチックが止まらない”乙女な長男くんとにかく発言がロマンチックで、その感性に乙女が宿っているかのような長男くん。ホタルを見ては、「お星さまでできてるのかなぁ?」とつぶやいてみたり、保育園の交流体験でおとずれた中学生のお姉さんに「好きなお月さまの形は何ですか?」と質問してみたり、本書内でも「おっとり長男語録」として数々の名言が紹介されています。なかでも、母乳の役割を終えた母のおっぱいに向けた長男くんの言葉。いや~、母にはしみる言葉ですね。もはや夫の口からも聞かれなくなる甘い言葉を発する長男くん、最高に癒されます。さらに本書におさめられた、豪快な弟くんにたまに悩まされながらも、兄として愛情を見せる2人のやりとりは、ほっこり心温まること間違いなしです!■わが道を行くビッグベビーな次男くん対して、食に貪欲な食欲魔人のもっちり次男くん。なにごとも体当たりで、踏まれても立ち上がるほどの圧倒的なたくましさが光る存在!母でさえも驚く、そのパワーと食欲は、とどまることを知らないレベルなのです。家族が食事中、食卓をくまなくチェックして、食べたいものを要求する”食卓監視員”と化したり、はたまたお友達がママにゼリーを食べさせてもらっている後ろに順番待ちのように並んでみたり…。コントのような次男くんの行動に、ページをめくるたび、大笑いさせられます。そんないつも前のめりで、行動の一つ一つがなんだか笑える次男くんのエピソードは、本書には目白押し。次男くんらしい独特な動きや行動は笑いを誘うものばかりですが、何より母tomekkoさんの視点や切り口が秀逸なのです。そんなとある日の次男くんを描いたイラスト。シュールすぎて、もう笑うしかないですよね。まさかの「極妻」切り口。パジャマや腹巻、おもちゃの包丁が微妙なバランスで、“ちっさい極妻”を作り出している様がなんとも滑稽に描かれています。そのほかにも、長男を抱っこしていると近づいて円陣を組みに来たり、持ち主の兄がいない間に大事なおもちゃの剣の刃先をこっそりなめる必殺仕事人風の姿などなど、ここではご紹介しきれない珍エピソードが本書では思う存分楽しめます。■大変な分だけ幸せをかみしめられるのも母の特権きれいごとだけでは語れないのが、育児。子どもとの日常に幸せを感じつつも、同時に一筋縄ではいかない育児に落ち込んだり、ぐったり疲れてしまうことだってあります。本書のなかの母tomekkoさんも、数々の事件に巻き込まれ(?)ながらも、怒涛のような毎日を必死で乗り越えていく姿が育児をするママたちにとっては、共感を覚えるもの。大変すぎて、いちいちすべてを記憶できないくらい日々色んな事件が勃発するのですが、その苦労の裏には、母ならではの幸せがたくさんつまっています。そんな母のうれしい悲鳴を描いた一枚がこちら。何をしていても、どこにいても、常にママを求めてやってくる子どもたち。“始終からだのどこかに子どもの存在を感じる”とtomekkoさんが表現するように、わが身の一部と化したようなわが子の存在に悩まされつつ、幸せを感じるのも母の特権でもありますよね。本書は、母が日々かみしめる幸せを大切に拾い集め、笑いとともに贈る子どもの成長日記。どの家庭でも起こっているような一見当たり前な育児の光景のなかには、笑顔や幸せをもたらしてくれる大切な宝物がたくさんちりばめられているということに思わず気付かせてくれるような一冊なのです。■tomekkoさんからのスペシャルコメント『きょうだい観察手帳』で待望の書籍化を果たしたtomekkoさん。現在のお気持ちやその後の子育てについて伺いました。この本が世に出た後、わが家は家族としての大きな節目を迎えました。三男の誕生です。可愛くて癒されて…赤ちゃんのお世話はたまらなく幸せ。だけど、それに伴い今まで以上にインスタ映えしない…どころか、目も当てられないドタバタな日々を怒涛のように駆け抜けております。平日の夕方なんてもう、自分がもう1人か2人、なんとかして細胞分裂できないかと切に願うほど。3人全員泣いたり怒ったり大騒ぎで、もうこのまま泡吹いて卒倒するんじゃないかという瞬間が何度もあります。それでも意外にも前向きに毎日が楽しいと思えているのは、やっぱり育児絵日記を描いて、そしてそれをたくさんの方に見ていただいて笑ったり共感したりしてもらえているからです。三男のお世話をしていると、よく「あぁ、次男もこれやってたな。絵日記にはあんな風に描いたな…」と嬉しく振り返ることがあります。同時に、「長男の時はどうだったかな、あぁ、長男が生まれた時から描いていたら良かったなぁ!」と悔しくもなります。単純に時間が経って覚えていないだけではなく、毎日山のように撮り続けていた写真よりも、ワタシの場合は実際の様子を自分のフィルターを通して絵にした方がしっかりと心に焼き付いているんですね。楽しいこと、可愛かった様子はもちろん、時には失敗談や育児の愚痴、悩みなど、ちょっと時間を置いて描き出すとなぜか笑いに変えられる育児絵日記は、ワタシの心の支えです。将来の子どもたちというよりも、むしろ彼らが子育てする立場になった時にこそ、パートナーといっしょに読んでもらいたい、なんて思いながら描きためています。おっとり、もっちりときて、今のところ「すっきり」な三男の登場も増えてきたわが家の日常風景を、これからも楽しんで見守っていただけたら嬉しいです。 『おっとり長男 もっちり次男 きょうだい観察手帳』 tomekko著(赤ちゃんとママ社)1,000円(税抜)Instagrmで16万人以上のフォロワーをもつ、tomekkoさんの人気の育児絵日記が待望の書籍化! ! 主人公は、5歳のおっとり長男と1歳のもっちり次男。真逆な性格のきょうだいが繰り広げる日常を、母であるtomekkoさん目線で描いた、たまらなく愛しい日々の観察記です。コラムやマンガ、絵日記レッスンなど今回の書籍のためだけに描き下ろしたイラストもたっぷり収録しています。●tomekkoさんのInstagram: @tomekomet ●tomekkoさんのブログ: tomekkoの凸凹(でこぼこ)きょうだい観察記 ●tomekkoさんのウーマンエキサイトの連載: 『笑いあり涙あり 男子3人育児』
2018年11月16日