昨年に続き2021年シーズンもJリーグの頂点に立った川崎フロンターレの、脇坂泰斗選手と橘田健人選手にインタビューしました。男女問わず大人気のイケメンコンビ、その関係性と素顔を探ります。大人気!脇坂泰斗選手&橘田健人選手写真左から、橘田健人選手、脇坂泰斗選手。2021年シーズンは開幕から25連勝!その後も他クラブを寄せつけない驚異の強さで首位を独走し、見事Jリーグ2連覇を成し遂げた川崎フロンターレ。なかでも、実力はもちろん、甘いマスクでも多くのファンを虜にさせているイケメンコンビ、脇坂泰斗選手と、橘田健人選手のおふたりにお話をうかがいました。脇坂こんにちは。攻撃型ミッドフィールダーをやっています。得点だったり、アシストしたりすることが僕のストロングポイントです。橘田こんにちは。(ニコニコしながら)僕は、大卒でまだプロ1年目です。たくさん走ってボールを奪うことが得意です。ーー脇坂選手はananwebに2年ぶり、橘田選手は初めてのご登場です。脇坂前回、覚えていますよ~。あの頃の僕は、試合に出ることでとにかく必死で、自分の役割を明確に掴めていませんでした。今は多少の余裕が出て、試合に限らず、他の面でもいろいろ見渡すことができるようになったかもしれません。副キャプテンも任されて責任感が芽生えましたね。橘田泰君は攻撃時のターンやシュート、ドリブルなどが本当に素晴らしいんです。ここでターンなんてできる人いないだろ、と思う場面でしちゃいますし、僕もそのようなプレーができればと学ばせてもらっています。脇坂健人は、フロンターレの練習場と大学が近いこともあり、練習試合の相手として、在学中から何人かで練習に来てもらっていたうちのひとりなんですよ。当時は練習に来ている大学生という認識でしかなかったんですけど、今年のシーズン前のキャンプにひとりで参加してきて、そこで初めてプレーヤーとして意識しましたね。小柄なのにすごい運動量で、ボール扱いもうまい。頼もしい選手だなという印象を持ちました。実際に、今季途中から試合に絡みだして、ぐんぐん成長していると感じます。自覚も芽生えて、ルーキーとは思えない存在感を放っていますね。橘田ありがとうございます(笑)。泰君は僕が入りたての頃から話しかけてくれて、そのおかげでチームに少しずつなじむことができたと思っています。脇坂僕は、一見静かというか、あまり話す方ではないと思われがちなんですけど、例えば初対面の人や新加入の選手と話していくうちに、思ったより明るいね、よくしゃべるね、と言われることが多いんですよ。人見知りは多少ありますが、もうプロ4年目なので、話しかけられたらしゃべる、というスタンスはよくないかなと思い、なるべく自分から話しかけるようにしています。健人は、僕の趣味であるゴルフの話をしてみたら、どっぷりハマッてくれて(笑)、それもあって話しやすいですね。橘田僕は最近、ゴルフと洋服が好きでして、特に泰君のファッションがカッコいいと思っています。シンプルかつカジュアルでセンスがいいんですよ。で、たまに同色のセットアップとかを着て攻めてる(笑)。僕だと絶対着れないですが、泰君はうまく着こなせていて似合っているんです。脇坂健人は服のことを先輩にいろいろ聞いているよね。よくその場面を見るよ。選手のなかでも洋服の系統がわかれていて、谷口(彰悟)選手や家長(昭博)選手など背の高い人が好むファッションは、身長が低いほうの僕たちはできないので、小柄な者同士で意見交換しています。服のなかでも、パーカーがめちゃくちゃ好きですね。確かに最近ハマッているのはセットアップ。単純に組み合わせを考えなくていいので着ています(笑)。橘田パーカー、いいですよね。(ふたりで笑いあう)ーー短時間でも仲の良さが伝わってきます。特に橘田選手は、常に笑顔でとてもかわいらしいんですね。脇坂彼は鹿児島訛りをいいように使うんです(笑)。上京して4、5年経つから抜けているはずなのに、ワンポイントで(訛りを)出してくるんですよ。橘田(笑いながら首を横に振る)脇坂それでこのかわいい笑顔だから、僕はハマッちゃいます。弟気質なのかもしれませんね。それでいてピッチではガツガツいくんで、そのギャップに注目してください(笑)。橘田これからもかわいがってもらえるように、引き続きかわいくいるようにします(笑)。でも、僕は人見知りなんですよ。とりあえず同級生がいたら明るくなるんですけど、先輩が関わってくると緊張しちゃう部分もあるので、これからもっと明るい面を出していけたらと思います。ただ勝つんじゃない、僕たちは“圧倒的に勝つ”ーーそのギャップは橘田選手だけに限らず、かと。これまで何人ものフロンターレの選手を取材させていただきましたが、脇坂選手も含めてみなさんとても穏やかな印象です。ですがピッチでは、今季もフロンターレは、勝利に貪欲でただただ“強い”。王者の風格をも感じます。脇坂シーズンは長いので良い時、悪い時というのが当然あります。波があるなかでも、チーム全体が一体感を持って、同じ方向を向いて戦えたのが、2連覇できた要因の大きなひとつだったと思います。監督がトップに立ち、そこに選手を束ねるキャプテンやベテランの方々、勢いのある若手が続く。悪い状態の時は先輩方が引っ張り、若手も突き上げる。そういったバランスが非常にいいチームだと思いますね。橘田勝ちへのこだわりがすごいと思います。すごく驚いたのが、引き分けた後のチームの雰囲気。悪いというか、めちゃくちゃみんな悔しがってて、僕の大学時代とは比べられないくらいの空気だったんですよ。こういうチームが勝つんだと思いました。鬼さん(鬼木達監督)も普段からミーティングで口に出していて、選手に自然と浸透していますね。脇坂そうだよね。僕たちは、勝ったとしても内容的に納得がいかなかったら、みんなで反省するんですよ。他クラブから来た選手からは、勝ってもこういう(喜ばない)雰囲気なんだと言われます。ただ勝つんじゃなく、“圧倒的に勝つ”を目標としているので、そういった点が強さの秘訣かなと思いますね。ーー憧れの選手やライバルは?脇坂ヴィッセル神戸のイニエスタ選手に小さい頃から憧れていましたね。ライバルという存在はいないですが、強いていうなら、昨年移籍した守田(英正)選手とは、お互いに高め合ってプレーしたいなと思っています。橘田僕も憧れはイニエスタ選手です。大好きで、参考にしています。ライバルは…。脇坂碧(田中)?橘田いやいやいや(笑)。同じ歳ではありますが、僕が入団時からすでにかなり強かったので上の存在です。脇坂謙虚(笑)。ーー最後に、おふたりにとってのサッカーとは何ですか。また、せっかくなのでこの機会にお互いの要望を言い合うのはどうでしょう。脇坂サッカーは人生ですね。これがなくなったら、ただのゴルフ、洋服好きの男です。それくらいサッカーを一番に考えてやってきました。橘田僕の人生からサッカーを取ったら…、頭は悪いですし、コミュニケーションも苦手ですし、普通の人にもなれないですね(笑)。だからサッカーとは、なくてはならない存在です。脇坂これも謙虚だなぁ(笑)。ーーでは、おねだりを。脇坂試合前にいつも健人に言っている、今日も走り回ってくれよ、フォローしてくれよ、ですね。それを引き続きしてほしいです。プライベートでは、ゴルフなど行動を共にすることが多いので、送迎お願いします、って感じです(笑)。橘田僕はプレーに関して、いろいろなことをよく聞くんですね。泰君は、いつも優しく教えてくれるんで、今後も優しく教えてください(笑)。脇坂優しくって。冷たくするとか、逆に意味わかんないし(笑)。ともかく来季も頑張ろう!ーー終始笑顔のおふたり。つられて取材陣も頬が緩み、和やかな対談となりました。また、脇坂選手は「フロンターレは地域との関わりが強いクラブ。川崎市とともに強くなっていったと思っていて、選手はみな地域の方々へ感謝の気持ちを常に抱いています。コロナ禍でふれあいは減っていますが、終息後は積極的に交流したいですね。まずは練習場に来ていただきたいですし、もちろんスタジアムにも足を運んでいただきたい。僕は地域密着というクラブの特性を若い選手にも受け継いでもらえるようにしていこうと思います」と語ってくれました。来季はどのようなワクワク、ドキドキを私たちに与えてくれるのか。そして、フロンターレ一強の時代はどこまで続くのか。今後も見逃せません!Information川崎フロンターレの2022年の試合はこちら。FUJIFILM SUPER CUP 20222月12日(土)13:35キックオフ川崎フロンターレ vs. 浦和レッズ(日産スタジアム)2022明治安田生命J1リーグオープニングマッチ(第 1 節)2月18日(金)川崎フロンターレ vs. FC東京写真・中島慶子 文・伊藤順子
2021年12月30日愛媛県大洲市の大洲城で、日本初となる木造天守の城泊「大洲城キャッスルステイ」がスタート。同日より、城下町に展開する分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」がオープンする。日本初となる木造天守の城泊&城下町の分散型ホテルが誕生街のアイコンである大洲城、そして明治期の名建築臥龍山荘をはじめとした歴史的資源が数多く残る大洲市。しかし近年は、城下町を形成する古民家の取り壊しが進んでおり、町家や古民家などの歴史的資源保全が急務となっていた。そのような背景から、大洲の歴史が残る風景を未来につなげるべく、今回の2つの宿泊施設誕生に至った。「大洲城キャッスルステイ」は、市のアイコンである大洲城の木造復元天守に宿泊できる日本初の試み。一方「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」は、城下町に分散する町屋や古民家を改修し、まち全体がホテルという構想で展開する分散型ホテルとなっている。城主気分を味わえる「大洲城キャッスルステイ」大洲城は、藤堂高虎、脇坂安治らにより作られた近代城郭で、国の重要文化財に指定されている櫓を有する。天守は惜しくも明治期に取り壊されたが、当時の写真や木組模型が存在し、発掘調査で経た情報をもとに木造天守として復元された。重要文化財「臥龍山荘」での殿様御前や影武者体験などその木造復元天守に宿泊できる「大洲城キャッスルステイ」では、あらゆる“非日常体験”がセットとなる。国の重要文化財「臥龍山荘」での殿様御膳を堪能すれば、たちまち心は“城主気分”に。また、1617年の城主、加藤貞泰の入城シーンの再現もプランに含まれており、幟隊の歓迎から鉄砲隊による祝砲、馬で入城する城主をサポートする影武者の役割を体験できる。なお、「大洲城キャッスルステイ」は1日1組限定で、2名1泊100万円。その他、伝統芸能や月見体験も宿泊料に含まれている。歴史を感じる「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」古き良き街並みを活かした「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」には、大洲発展の歴史を語る上で欠かせない存在である加藤家藩主の名前を冠した宿泊棟が並ぶ。ひとつは、フロント・レストランの役割を果たす「浦岡邸群 SADA棟(フロント)」。そして「村上邸 OKI棟」と「いずみや別館 TUNE棟」が設けられ、「エグゼクティブルーム」、「スダンダードルーム」、「カジュアルルーム」といった3種の部屋が用意されている。<エグゼクティブルーム>「エグゼクティブルーム」は、建物の歴史を感じつつ、広々とした空間で快適に過ごせるラグジュアリールーム。最大4名様まで泊まれる100平米以上の広々とした空間には、1棟貸切で大洲城を眼前に望める部屋や、広いお庭と園側がある部屋などを備えている。オリジナルの檜風呂が用意されており、自然の香りに癒されながら、ゆったりとくつろぐことができる。<スタンダードルーム>歴史的価値の高い邸宅で、まちに溶け込むように泊まれる「スタンダードルーム」。歴史の積み重ねを感じる木の柱や欄間などからは、日本建築特有の美しさを感じられるだろう。どの部屋も50㎡以上あり、お風呂は折地鳴りの檜風呂を用意している。<カジュアルルーム>気軽に非日常感を味わいたい人におすすめなのが「カジュアルルーム」だ。他の部屋と比べるとコンパクトな部屋ではあるが、広さは45平米以上。当時の造りを残したユニークな内装で、歴史に触れながら過ごすことができる。オリジナルの檜風呂も完備した。大洲城のお膝元にある「レストラン ルアン」城下町には、レストラン&ダイニングも設けられている。高級レストラン「ルアン」が監修する、瀬戸内海の海の幸、自然豊かな山々の幸、そこから流れる清らかな肱川の川の幸をふんだんに用いた“大洲の美食”を堪能することができる。自然の恵みを堪能するダイニング正面に大洲城本丸、天守閣が間近に望める、大洲城のお膝元にあるダイニングでは、地産地消の食材を用いたフュージョン料理を味わえる。訪れる季節の“1番美味しい”を提供するため、夕食は2か月に1度、メニュー変更される。また、これらメニューは、伊予が誇る”砥部焼”にのせられた、美しい見た目も魅力的。さらに地酒とのペアリングも楽しみのひとつだ。栄養たっぷりの朝食朝食として、地元食材を使った小鉢や魚料理など、栄養たっぷりの和朝食を用意。それぞれの部屋でゆっくりと楽しめる部屋食も期間限定で用意している。【詳細】■大洲城キャッスルステイ開業日:2020年7月23日(木)住所:愛媛県大洲市大洲903料金:2名1泊 1,000,000円+税※1名追加ごとに+100,000円+税※2~6名のみ受け付け。体験内容:大洲城での貸切宿泊、「1617 加藤貞泰の入城」体験、着物・甲冑レンタル及び着付け、鉄砲隊、幟隊、引き馬等含む、伝統芸能(雅楽等)、夕食、月見体験、臥龍山荘の早朝貸切・殿様御膳、松山空港・JR駅への送迎予約の流れ:電話・予約フォームで問合せ→電話またはメールでの日程・体験内容の詳細打ち合わせ→振込→予約完了予約TEL:VMG総合窓口(11:00〜20:00) 0120-210-289■NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町開業日:2020年7月23日(木)住所:愛媛県大洲市大洲888客室種類:エグゼクティブルーム、スタンダードルーム、カジュアルルーム※宿泊料は公式HPを参照。<アクセス>・飛行機の場合松山空港―[伊予大洲駅までリムジンバス / レンタカー]―NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町※伊予大洲駅からホテルへはシャトル便あり。・車の場合大洲南IC―約10分―NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町・伊予大洲駅からのシャトルバス伊予大洲駅からホテルへの迎えの車を用意。出発時間はそれぞれ15:05/16:05/17:10。利用希望の際はVMG総合窓口(0120-210-289)まで。・空港リムジンバス松山空港より、伊予大洲駅行きの有料リムジンバスあり。完全定期便でご予約は不要。時刻表は肱南観光グループのサイトを確認。
2020年08月17日今季、見事なアシストと得点力で強烈な存在感を放っている川崎フロンターレの脇坂泰斗選手。実力もさることながら、甘いマスクも手伝って、男女ともに人気が急上昇! プリンスと呼び声高い脇坂選手の素顔を知るべく、独占インタビューを敢行しました。あまりの好青年ぶりに、取材陣はクラクラ。その魅力をご堪能ください!写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子プロ2年目の今季、実力も人気も急成長!取材当日は、なんと脇坂泰斗選手の24回目となる誕生日。こちらのお祝いの言葉に、恐縮しながらとても丁寧に応えてくれた姿勢がすでにもう好青年です……!脇坂選手 (しっかりお辞儀をしながら)ありがとうございます。24歳は、23歳のときとはまた違った覚悟を持って頑張っていこうと思います。今日は、この後チームメイトとの食事会に行かせてもらう予定です。新井章太選手や谷口彰悟選手、守田英正選手など、いつも筋トレを一緒にやっているメンバーですね。なにもなければ、寮にひとりでいたと思うので、みんなでワイワイと過ごせるのはありがたいです。ーープロ2年目の今季、かなりの活躍をされていますね。ananwebには初登場なので、まずは、脇坂選手のプレースタイルを教えてください。脇坂選手 ミッドフィールダー(MF)という攻撃するポジションなので、得点やアシストで勝利に貢献するのが僕の役目です。相手の嫌な場所でボールを受けて、チームメイトと連動しながら、相手の陣形を崩していくところを見ていただきたいですね。ーーパスをつないで相手をかき乱す、つまり選手が一丸となって戦うのはチームスポーツならではですよね。脇坂選手 はい。ひとりでは勝てないし、みんなで力を合わせるのがサッカーの魅力だと思います。また、プロになって、サッカーというのは、周囲の方々の協力があってこそ成り立つスポーツだということが身に染みてわかるようになりました。サポーターはもちろん、コーチングしてくれる人、クラブハウスなどを掃除をしてくれる人、洗濯をしてくれる人、グラウンドを整備してくれる人など、自分を支えてくれる人はとても多い。その人たちのために頑張りたいという気持ちがプロになってより芽生えてきました。そう思わせてくれたサッカー、そして川崎フロンターレというクラブにも感謝しています。本当にいいクラブだと思います。ーー素晴らしいサッカー愛とクラブ愛を語っていただきました。24歳になったばかりというのに、とても実直で落ち着いた雰囲気ですが、ご自分はどんな性格だと分析しますか?脇坂選手 面倒くさがり屋で、意外と気分屋なところもあります。掃除も、基本的にキレイ好きなので部屋が荒れることはありませんが、定期的にはせず、思い立ったらやるという感じです。予定を立てることも好きではありますが、急遽やりたいことができたら、多少予定をずらしてでも決行してしまいますね。でも、協調性はあるんですよ。上下関係はしっかりしていると思います。時と場合により、人に合わせたり、言うべきことは言ったりと、自分で言うのもなんですが柔軟性があるほうだと思います。クラブはいい先輩が多く、同じ寮に住む田中碧選手や守田選手など同期ともよく出かけるので、みなさんと仲良くさせてもらっています。ーー田中選手や守田選手などと、どこに出かけられるのですか?脇坂選手 オフはひとりでゆっくり過ごすこともありますが、買い物や食事、温泉に行くことが多いです。田中選手は温泉好きなので、連戦が多かった5月は彼と疲れを取りによく温泉へ行きました。この3人で映画『グレイテスト・ショーマン』を観に行ったこともあります。面白かったですね。反抗期が全然なかったんですーーここまでお話をうかがって、話し方や人への接し方がとてもソフトな印象を受けます。多感な時期があったとは思えませんが?脇坂選手 反抗期が全然なかったんですよ。当時、母親を口うるさいと感じることもありましたが、僕のために言ってくれているんだな、と捉えていました。母からの愛情をひしひしと感じていたので、そこまで反発する気持ちが湧かなかったですね。しっかり反抗期があった弟を見て「これが反抗期か、こんなことまでするんだ」と傍観していましたね。(笑)ーーまっすぐ健やかに成長されたのですね。それにしても、長いまつ毛に黒目がちの瞳といい、すっと通った鼻筋といい、お顔がとてもかわいらしい! お母さまが溺愛(!?)されるのも頷けます。脇坂選手 そうですか(笑)。幼少期も大学時代もそこまで言われなくて、プロに入ってから、先輩やサポーターのみなさんからよく言われるようになりました。「カッコいい」と言われたいのが本音ですが、「かわいい」も全く悪い気はしません。言ってもらえることはとてもありがたいですね。目は母に、鼻は父に似ていると思います。ホクロも、似たようなものが父にあって、遺伝だなと思います。ーー女性のタイプもかわいい系がお好きですか?脇坂選手 はい、明るくて優しい方で、かわいらしい女性が好みです。あと、髪を耳にかけるしぐさが好きですね。「え?」と聞き直すタイミングでそれをやられると、いいな! と思ってしまいます(笑)。彼女との過ごし方は、インドアよりも外に出て買い物などを一緒にしたいです。女性のファッションはラフな感じが好きですが、変に干渉はせず、お互いに自分の好きなものを選びたいです。ーーせっかくなので理想のデートも教えてください。脇坂選手 朝はゆっくりしたいので、昼前に待ち合わせてからランチを食べて、映画を観て、その後ショッピングして、夜はおいしいディナーを食べる、がゆったりできて好きです。遊園地へ行くのもいいですね。カッコいいと思うのは、家長選手と谷口選手ーー妄想している女子は多いと思います(笑)。そんな脇坂選手が、カッコいいと思う選手はどなたですか?脇坂選手 サッカー選手はカッコいい人が多いですが、特に同じクラブの家長昭博選手と谷口選手ですね。アキさん(家長選手)は男らしいし、彰悟さんは欠点がないです。出会う前のイメージのまま、爽やかですね。彰悟さんの欠点は、チームメイトはみんな探していますが、本当にないんですよね。(笑)ーー脇坂選手を含めて川崎フロンターレはいい男揃い! ということで、みなさんを生で観られる試合に行った場合のおすすめポイントを教えてください。脇坂選手 サッカーはオフサイドなど難しいルールもありますが、最初は気にせず、スタジアムの雰囲気を味わっていただきたいですね。サポーターのみなさんが、会場が一体となるような応援をしてくださるので、いるだけでテンションが高まり、楽しめると思いますよ。また、会場外でもさまざまなイベントをやっています。等々力競技場ならば「フロンパーク」というイベントエリアに行けば、地方や企業とのコラボ企画があったり、夏にはプールが設置してあったりと、ご家族みなさんが参加できる内容となっています。ーー7月19日には、2018年Jリーグ王者として川崎フロンターレが、イングランドの名門クラブ・チェルシーと対決する「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」が控えていますね。脇坂選手 世界のトップクラスと対戦できる貴重な機会だと思っています。日本のチャンピオンとして挑むからには、なんとしても勝ちたいですね。クラブ、ひいては自分の力がどれだけ通用するか、挑戦者として戦うので楽しみにしていてください。Jリーグ自体、年々レベルが上がっているので、これからどんどん日本サッカーの価値も上がってくると思います。ーー脇坂選手もこれからの日本サッカーを牽引するべく選手のひとりです。最後に、日本代表への思いをお聞かせください。脇坂選手 同期の守田選手も代表ですし、後輩や同じ大学だった選手も世代別などの代表になっているなかで、自分も入りたいという思いは日々強くなっています。「絶対に代表になって世界と戦いたい」と思ってプレーをしていますので、応援をよろしくお願いします!ーー「試合に負けたときや思い通りにいかなかったときは、悔しい気持ちを力に変える作業が必要」と脇坂選手。終始穏やかな表情で質問に答えてくれましたが、チェルシー戦や日本代表への意気込みについて語ったときは、愛らしい瞳の奥がよりいっそう輝きを増したように感じました。そこに秘められた決意と静かなる闘志の強さは、私たちの期待にきっと応えてくれるはず。いずれ日本を担うであろう新ヒーローのさらなるご活躍を楽しみにしています!
2019年07月05日東京・世田谷の世田谷美術館にて2月11日から4月9日まで、「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」が開催される。花森安治は、戦後まもない1948年9月に、自身が編集長を務める生活家庭雑誌『美しい暮しの手帖』(後の『暮しの手帖』)を創刊し、衣・食・住を基本に、“もの”のない時代には工夫とアイデアによる豊かな暮らしを提案。また、高度経済成長期には“日用品の商品テスト”を実施するなど、それぞれの時代に向けてメッセージを発信してきた。取材や執筆、制作から宣伝までを手がけ、30年間にわたり一切広告を入れることなく発行100万部に迫るまでに成長させた。同展では、花森安治の足跡を学生時代から全6章の構成で辿る。『暮しの手帖』の編集長として手がけた約30年分の仕事を敗戦直後から4つの時期に分けて詳しく紹介し、晩年読者に向けて繰り返し発したメッセージ「一銭五厘の旗」(庶民の暮しの旗)に込められた反戦や人々へ日々の想いについても焦点が当てられる。最終章では、ランダムに集められた、多様な“もの”たちに注がれた花森の、鋭くも温かい眼差しに触れられる。また、暮しの手帖社の全面協力のもと、花森が編集長を務めた創刊号から153号までの『暮しの手帖』の全バックナンバーから一部誌面を紹介。誌面作りの素材となった表紙の原画や写真、版下などの画稿、花森の直筆原稿や中吊り広告なども公開される。さらに、関連のドキュメント写真や、外部出版社から依頼された装幀の仕事なども紹介され、生涯を一編集者として生き抜いた花森の仕事の全貌を、全約750点の資料により知ることができる展覧会となっている。【展覧会情報】「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」会期:2月11日~4月9日会場:世田谷美術館住所:東京都世田谷区東京都世田谷区砧公園1-2時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(ただし3月20日は開館)、3月21日観覧料:一般1,000円(800円)、65歳以上800円(600円)、大高生800円(600円)、小中生500円(300円)※()内は20名以上の団体料金、障害者は500円(300円)、ただし小中高大生の障害者は無料、介助者は当該障害者1名につき1名無料※作品画像の転載及び、コピー禁止
2017年02月09日