医療を題材としたドラマ番組などでよく目にするシーンの1つが、医師がオペ中に「メス」といって、手を差し出す場面でしょう。助手が指示された道具をサッと手渡し、難しい手術に向き合うシーンはかっこいいですよね。医師が「メス」といって手を差し出すと…?鳥類が好きな漫画家の、dollly(@ddddolly)さん。オペ中の医師と助手の創作漫画を描き、Twitterに投稿しました。医師が、「メス」といって手を差し出すと、助手から思わぬモノを渡されます。4コマ「オペ」 pic.twitter.com/7JL8vl6PzE — dollly (@ddddolly) March 28, 2023 助手が渡したのは、ニワトリのメスでした。あきれた表情を浮かべた医師でしたが、念のためオスも準備していたのか確認してみると、オスは用意していなかったようです…。助手は、この日のことが悔しかったのかもしれません。別日、また「メス」の指示に対し、ニワトリのメスを差し出した助手。今度こそオスを準備していましたが、医師は相手にしてくれなかったようです。期待の眼差しを向ける助手に笑ってしまいますね。【ネットの声】・読み返すたびに癒される漫画だわ。助手の自信に満ちあふれた顔が好き。・こういうギャグ漫画が大好きで、職場にいるのに声を出して笑ってしまった。・疲れている心が癒されました。このくらいのゆるさで生きていたい。この漫画には、5万件以上の『いいね』が寄せられています。dolllyさんが描いた、ほのぼのとしたギャグ漫画は多くの人に笑顔を届けたようです!また、dolllyさんはブログでもさまざまな漫画を公開しています。気になった人はチェックしてみてくださいね。dolllyのマンガ屋さん[文・構成/grape編集部]
2023年04月01日次女妊娠時に卵巣嚢腫があると判明した、わかまつまい子さん。しかし、手術への恐怖心がどうしても拭えず、4年ほど手術を拒否し続けていました。そんな中、娘の行動がきっかけでついに手術を受けることを決断。「ママ、今度手術を受けるんだよね。おなかに4つ穴を開けるんよ」と伝えると、娘たちの反応は……? ママが手術することを娘たちに告げたら… 4年前に卵巣嚢腫が見つかり、腹腔鏡手術で腫瘍部分を切除することになった、わかまつさん。 手術を控えたある日、長女と次女と一緒にお風呂に入っていたときのことです。 「ママ今度ね〜手術するね〜ん」 「おなかに4個、穴を開けるんよ〜」 と、茶化すように伝えると……? まだ幼い次女は「え? なに?」といった反応で、自分が経験したことのある“ちっくん(注射)”以上の痛みはうまく想像できないよう。 一方の長女は……まさかのフリーズ! あとになって聞いたところ、どうやら長女は“穴”と聞いて、お医者さんがママの体に鋭い棒のようなものを突き刺すシーンを想像してしまったようです。 しかし、実際の腹腔鏡手術では、平均5mm、大きくても直径12mmの穴を開けるだけなので、長女のイメージとはかけ離れています。 『穴を開ける=棒を突き刺して大きな穴を開ける』という子どもの発想力に驚きながらも、「ママの体にでっかい穴が開いてしまう……」と心配するわが子に、思わずかわいさを感じてしまったわかまつさんでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 わかまつまい子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わかまつまい子フリーランスで働く6歳(女の子)と3歳(女の子)のママです!産後や毎日の育児で大変なママが、少しでもクスリと笑えるような漫画をお届けしています。
2023年03月28日いびきがきっかけで耳鼻科を受診し、鼻の道に大きなアデノイドがあることがわかった2歳のはるくんは、手術をすることに。そして手術を終えたはるくんは、嘔吐や発熱がつらく大泣き。さらに、手術の翌日からは、パパやばあばに会いたいと毎日泣くようになりました。はるくんに寄り添い、回復を願うママの咲花さん。ところで、毎日病院に寝泊まりしている咲花さんは、売店のお弁当にも飽きてきてしまいました……。 他のママさんの食事にびっくり 手術後、嘔吐や発熱や口の痛みでつらい思いをしたはるくん。心細くなってしまったのか、「パパやばあばに会いたい」と、毎日泣くようになりました。 病院食は全然食べてくれなくて、心配ごとは尽きなかったけれど、意外とお昼寝をしてくれたのは安心でした。咲花さんは、はるくんの、パパやばあばに会いたい気持ちに寄り添い、励まします。 一方、咲花さんの食事。 病院食しか食べられないはるくんの前で何かを食べたら、きっと欲しがるにちがいない。 そう思った咲花さんは、「はるくんのゼリーを買ってくるね」と言って、病室の外でごはんを食べます。 毎日売店でお弁当を買うのは、飽きるしなかなか値が張るなぁ……。 そんなことを考えながら、面会人の共有場所で食べていたとき、ふと、他のママのごはんが目に入りました。 レトルトのライスに、チンしたと思われるレトルトカレー。 そんな方法があったのか!! これまでお弁当しか買っていなかった咲花さんにとって、目から鱗のアイデアなのでした。 ◇◇◇ いろいろなおかずが食べられるお弁当もよいけれど、毎日だと飽きてしまいますよね。レトルト食材を活用すれば、バラエティが広がりそうです。洗濯で自宅に帰る際に、ご飯を持ってくれば節約にもなりますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2023年03月20日いびきがきっかけで耳鼻科を受診し、鼻の道に大きなアデノイドがあることがわかった2歳のはるくん。病院で手術を受けました。2時間後、手術が終わったとの連絡を受け、咲花さんははるくんのところへ駆けつけました。すると……。 はるくんの涙のワケは… 無事に手術が終わったはるくんですが、口の痛み、嘔吐、発熱に苦しみ、号泣でした。さらに、翌朝は「いない……っ」と泣き出すはるくん。はるくんのお人形がいないと言うのです。 と、そんなとき、看護師さんから、個室が空いたと教えてもらいました。咲花さんは、大部屋から個室へ移動することにしました。すると、今までできなかったような遊びが思い切り、のびのびとできるようになり、はるくんはご機嫌に。 しかし、日中は、ニコニコして喜んでいたはるくんですが、寝る前や深夜になると再び「いない……っ」と泣き出します。 咲花さんが声をかけると、今度はお人形ではなく、パパとばあばがいないことが寂しいと言うはるくん。そしてこの日から毎日「寂しい」と泣くように。 咲花さんはそんな姿を見て切ない気持ちになりつつ、ただただ受け止めて寄り添うことしかできませんでした。 ◇◇◇ 大人でも手術後の入院生活は体が思うように動かず、また家族に会えないのはつらいものですよね。2歳のはるくんにはなおのことだったはず。1日も早く回復して退院できるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2023年03月19日いびきがきっかけで耳鼻科を受診し、鼻の道に大きなアデノイドがあることがわかった2歳のはるくんは、手術をすることに。手術当日、ママの咲花さんといっしょに手術室へ向かいます。しかし、付き添いは、手術室の扉の前まで。咲花さんは中へ入ることはできませんでした。看護師さんに手を引かれ手術室へ向かうはるくんを見た咲花さんは思わず……。 付き添いは手術室の扉まで… ※パンやバナナは医師に確認の上、食べさせました。 手術のため、入院したはるくん。前日は、20時以降は絶食、手術当日は6時以降、絶飲食でした。 あまり状況をわかっていないはるくんは、手術着に着替えたあとも、元気な様子。 そして8時10分、手術室へと向かいます。咲花さんは、手術室の扉の前まで付き添うことができたのですが、そこから先、手術室へは入ることができません。 はるくんのそばにいたい気持ちをこらえつつ、咲花さんは、看護師さんの手に引かれるはるくんの後ろ姿を見送りました。 はるくんの後ろ姿は、やっぱり不安げ。咲花さんは、思わず泣きそうになって、手をギュッと固く握りしめたのでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2023年03月18日医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科(院長:松岡 俊行、所在地:大阪府吹田市)は、緑内障手術と白内障手術の併用手術であるiStent(アイステント)手術を行う患者様が前年比2倍に増えていることをお知らせします。40歳以上の日本人のうち20人に1人が緑内障になると言われています。緑内障は中途失明原因1位の進行性の眼疾患であり、現在の医療では完治する治療法がありません。しかし、早期に発見し適切な治療を続ければ失明を回避できる可能性が高いため、当院では早期発見・早期治療に力を入れています。【日本人の中途失明原因第1位の緑内障 年齢とともに有病率が増加傾向】日本人の中途失明原因第1位の緑内障※「日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査」報告から引用平成12~13年実施の「日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査」によると、緑内障患者が40歳台では約2%、70歳台になると10.5%になるという報告がなされています。緑内障の症状は主に見える範囲が狭くなる視野障害です。個人差はありますが、症状は10~15年という長い年月で少しずつ進行していきます。中心の見える範囲は最後まで残存する為、自覚症状が無いまま症状が進行していくケースが多くございます。【自覚症状の乏しい緑内障 白内障と同時に見つかるケースも】緑内障は自覚症状が乏しい為、定期的な検査を受けることが大切です。当院では眼底検査の検診で緑内障疑いの為来院し、精密検査をした結果早くから治療を始められた患者様が多くいらっしゃいます。また、白内障が気になると来院した結果、白内障と緑内障の2つの疾患が見つかるケースも多々見られます。白内障は症状が霧視や見えにくさ等自覚症状に出やすく、周りで白内障手術を受けたと耳にすることも多い為だと思われます。白内障の一番の原因は加齢の為、白内障と緑内障を併発している方は多くいらっしゃいます。当院でもiStent手術を受ける患者様の年代は60~70代が多いです。【初期緑内障患者に適用されるiStent手術治療の詳細】数ある治療法の中で、iStent手術は初期から中期の緑内障に有用です。iStent手術は、iStentという器具を用いて白内障手術(水晶体再建術)と同時に行う、眼圧を下げる緑内障の手術です。iStentは医療用チタンでできた、長さ360μmの非常に小さなインプラントです。これを眼の中の線維柱帯に埋め込むことで、眼内の液体の排出を促し、眼圧を下げます。手術時間が10~15分と短く、手術の傷口が小さく回復も早い為、患者様の負担が少ない手術です。緑内障治療用の点眼薬の種類を減らせることが期待できます。白内障手術(水晶体再建術)と同時に行うことで、健康保険が適用されます。【今後の展開】超高齢社会の日本ではこれからも緑内障患者は増え続ける事が予想されます。白内障手術を早期にされる患者様も増えている為、今後も白内障手術と同時に行えるiStent手術の需要は高まると予想されます。QOV(視覚の質)の向上の為には、緑内障と白内障を早期に発見し、適切な治療を行うことが必要不可欠です。iStent手術件数は増加傾向ですが、まだまだ認知度が低い為、今後も力を入れていく所存です。【会社概要】名称 : 医療法人アメミヲヤ 江坂まつおか眼科所在地: 〒564-0051 吹田市豊津町9-44 ハートランド江坂3FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日手術の約1カ月前、長男・はるくんの現状や手術の説明を聞き、入院時には個室を希望した咲花さん。検査後から手術や入院に関することを毎晩説明し、入院中はパパやばあばに会えないことを伝えると「いいよ」と返事をしたはるくん。そしてついに入院の日を迎えたのですが……。 いざ案内された病室は? コロナ禍ということもあり、親の付き添いはひとりで交代は不可。親は日中に帰宅はできるものの、夜はNGだったそう。 いろいろな準備をしていざ到着した病室は……なんと大部屋! なぜか個室希望が伝わっておらず、空きが出るのは2日後……。しかし、結論としては2日間大部屋でも問題なし! その理由は、カーテン越しに子どもの様子を聞くことで自分たちの術後のイメージができたこと。TVなどの音はイヤホンなしでOK、さらに病院のおもちゃを貸し出ししてくれたので、大部屋でも問題はありませんでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2023年03月17日「2歳児の手術入院」第8話。総合病院で長男・はるくんの手術をすることが決まり、手術前の検査の説明を受けた咲花さん。PCR検査で唾液を出すためにトイレで2時間頑張った子どももいる、と聞いて圧倒され……そして手術の約1カ月前、入院前の検査と入院&手術の説明を受けに病院へやってきました。検査では心配する咲花さんたちをよそに、はるくんはきれいなお姉さんに余裕の笑顔を見せたのですが……。 手術の説明を聞いたはるくんの反応は…? 執刀予定の医師からはるくんの現状や手術の説明を聞き、不安が少し解消された咲花さん。入院に関する説明で大部屋と個室のどちらにするかを聞かれ、個室を希望。 そして検査を受けたあとから、咲花さんは毎晩はるくんへ手術の説明、入院することでパパやばあばに会えないことを伝え続けました。はるくんはどちらも「いいよ」と軽い返事をしていたのですが……。 ついに入院当日を迎えます。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2023年03月16日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ高度治療室へ面会に訪れると、娘のところに大きな人が! その人は今度手術をしてくれる先生で、「さくちゃんには苦しい思いをさせてしまって申し訳ない」と言うのだった。数日後、病院から明日手術すると連絡があり…。■手術の内容もリスクも怖い…■生きて帰ってきて…!手術直前の思いを描きました。術前説明は「最悪のケースを想定して」お医者さんは話してくれるのですが、それが怖くて怖くて。同じ病室のママからいろいろな話を聞いていたのでしっかり覚悟を決めて聞きに行きましたが、こやまは夫婦でビビりまくっていました。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月13日大阪の美容外科クリニックに勤めるパチ美さん。5年前に埋没法手術を受け、憧れのくっきり二重に変身! しかしある日鏡をみると、二重の様子がおかしくなっていました。再手術のついでに長年気になっていた左目の下にあるふくらみも取ってもらうことにしたのですが……?!【あらすじ】前回の手術から数年経ち、また目の下のふくらみが気になるように。再手術を悩んでいると、勤務先で脂肪取り手術の練習台になってほしいと依頼があり……?! 前回も痛くなかったし…大丈夫っしょ ※直介とは:直接介助の略称。手術の際、執刀医に必要な器械を手渡すなど、手術の流れを理解し執刀医をサポートを行うことです。 目の下の脂肪が気になるものの、再手術はもう少し先に検討しようと思っていた矢先、勤務先で脂肪取り手術の練習台になってほしいという申し出が。「練習台は怖いな」と一瞬躊躇しますが、「今すぐ目の下がスッキリするなら、やるか!」と引き受けたパチ美さん。 しかし、いざ手術が開始するとナースの手術介助がうまくいかず、眼球を押さえつけられるというまさかの事態に。絶望的な痛みに耐え、ようやく手術が終わりましたが、前回の手術時とは違いあまり目元がスッキリしていませんでした。 練習台となる以上、多少のリスクは覚悟していたかもしれませんが、眼球を押さえつけられる痛みは想像を絶するものだったでしょうね……。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 パチ美さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター パチ美美容外科クリニックに勤める兼業ブロガー。抹茶とコーヒーとお刺身が好き。ブログで美容外科の仕事の裏側、あるある、日常、お役立ち美容情報、自分の整形レポなどを漫画で描いている。
2023年01月14日大阪の美容外科クリニックに勤めるパチ美さん。5年前に埋没法手術を受け、憧れのくっきり二重に変身! しかしある日鏡をみると、二重の様子がおかしくなっていました。再手術のついでに長年気になっていた左目の下にあるふくらみも取ってもらうことにしたのですが……?!【あらすじ】二重手術から5年経ち、左側の二重ラインが崩れてしまったため再手術を受けたパチ美さん。そのついでに、昔から気になっていた左目の下にある脂肪を取ってもらうことになりました。 脂肪取って左目スッキリ!と思ったら… ※直介とは:直接介助の略称。手術の際、執刀医に必要な器械を手渡すなど、手術の流れを理解し執刀医をサポートを行うことです。 長年のコンプレックスだった、左目の下のふくらみ。手術で不要な脂肪を除去し、スッキリとした目元を手に入れることができました。 しかし、一度脂肪を除去してもその効果は一生ではありません。時間の経過とともに新たな脂肪が生まれるため、脂肪取り手術から数年後また左目が気になってきたパチ美さん。けれども頻繁な手術は体の負担になってしまいます。 もう少し様子を見ようと思っていたところ……勤務先で脂肪取り手術の練習台になってほしいとの申し出が! 「いま手術を受けても大丈夫なのか」「すぐに気になる脂肪から解放される」不安と期待で揺れ動くなか、パチ美さんは練習台になることを決めました。 「練習台」というとリスクも大きいように思えますが……今すぐ美の願いが叶うとチャンスだとしたら、あなたならどうしますか? 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 パチ美さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター パチ美美容外科クリニックに勤める兼業ブロガー。抹茶とコーヒーとお刺身が好き。ブログで美容外科の仕事の裏側、あるある、日常、お役立ち美容情報、自分の整形レポなどを漫画で描いている。
2023年01月13日東京外科クリニック(所在地:東京・御茶ノ水、院長:大橋 直樹)は、日帰り腹腔鏡手術を専門としたクリニックと合同で「東京外科グループ」を発足したと同時に、グループ全体として3,885例(対象期間:2015年11月~2022年12月)の日帰り手術の症例を達成したことを報告させていただきます。1■そけいヘルニア日帰り手術の歴史東京外科クリニックは、「脱腸(そけいヘルニア)」(※1)を腹腔鏡でかつ日帰りで治療する専門クリニックとして日本で初めて(※2)開院いたしました。腹腔鏡は従来の切開法よりもはるかにキズが小さく済むためメリットがありますが、入院が当たり前とされており、日帰りでの手術は普及しておりませんでした。当院は2015年の開院以来、腹腔鏡によるそけいヘルニア日帰り手術を日本に広める事を使命と心得、普及活動・開院支援を行って参りました。徐々に取り組む医療機関が増えてきましたが、それと同時に課題も見えてきました。※1:脱腸は太腿の付け根が膨れる病気です。一般的には「脱腸」と呼ばれていますが、医学的な病名は「鼠径ヘルニア」です。(本稿ではひらがなで表記。)手術以外の治療法はなく、下腹部を補強するメッシュを入れる術式が普及していますが、これを腹腔鏡による小さいキズで行う方法が最近注目されています。発症しただけでは、生命にかかわることはありませんが、「かんとん」という緊急事態に陥ると激しい痛みを訴え、時として緊急手術を要すこともあるため早めの治療が勧められます。※2:当法人調べ。保険診療機関として届出されている診療所で、日帰りの腹腔鏡下そけいヘルニア修復術(TAPP)を主たる術式として行う施設は日本初となります。■普及とともに見えてきた課題腹腔鏡によるそけいヘルニア日帰り手術を安全に行うためには、外科医、麻酔科医、看護師の一定水準以上の技術が必要であり、安全に患者様を日常にお返しするために、妥協は許されません。しかしながら、この手術を行う医院が増えていく中で、質の担保という課題が見えてきました。我々の責務は自院のみならず、日本全体の医療レベルの向上です。この課題に対し、我々だけで出来ることは限られています。そのため、同じ想いで日帰り手術を行っているクリニックに協力を要請し共にグループを発足いたしました。■東京外科グループのミッションより安全で精度の高い日帰り手術を広く普及することがグループの目標です。そのため、今回のグループ化は分院展開やフランチャイズ展開とは異なり、同じ志をもった医院が合同でグループを立ち上げております。今後、同じ志を持つ仲間をさらに増やして、発信力を強めていければと思っています。■東京外科グループの概要東京外科グループは、関東圏の日帰り手術を行うクリニックである、東京外科クリニック( )、埼玉外科クリニック( )、茨城ヘルニアクリニック・太田医院( )の3院で構成されています。グループ全体の症例としては、2015年11月~2022年12月で3,885例、また日帰り手術の成功率は99.9%となっています。3■グループ化による連携強化グループ化によるメリットとして、そけいヘルニア、虫垂切除、胆嚢摘出、乳腺、小児外科等の症例に対し、技術連携・情報共有をすることで、患者様により高品質な医療を提供できるようになります。研究活動としても、2020年には当グループにおける手術実績をもとに、腹腔鏡による日帰り手術について1,000例以上の大規模データで示した日本語文献初の報告(腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)による日帰り手術の短期成績, 日本臨床外科学会雑誌, 2020, 81巻, 9号)を執筆するなど、提供する医療の質向上、ならびに日本全体の技術発展のために貢献していきます。さらに、日帰り手術研究会での情報発信、開院支援なども行っております。■東京外科グループ 代表 大橋 直樹のコメントそけいヘルニア等の疾患は人生でそう何度も罹患する病気ではありません。一度きりの手術だからこそ、患者様には後悔のない選択をしていただきたいと考えています。そして、そのために最も大切なのは医療の質、外科医・麻酔科医・看護師の力であると考えます。そけいヘルニアをはじめとした疾患でお悩みの方を一人でも多く救えるよう、グループとしてたゆまぬ努力を重ねてまいります。■運営サイト・論文のリンク東京外科グループ グループサイト 東京外科クリニック公式サイト 医療法人社団博施会公式サイト 論文のリンク 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ息子なつくんの手術が早速、明日に決定! すぐにドクターカーに乗車して転院することに。大学病院に着くと、再度検査や執刀医からの説明を受け、一気に現実味が帯びてきて、私は不安でたまらなくなるのでした。■翌朝、沐浴してもらうはずが…■今すぐ手術室へ行ける準備を!?転院先が遠方のため頼れる人もおらず孤立無援状態になるけど、何とかなるだろう(変にポジティブ)とか思っていたんですが、蓋を開けてみればコロナでの行動規制も相まって、「買い物行けない&支援も頼めないけど、どうすりゃいいの?」状態だったので、夫が自己判断で休みを取って、即行で駆けつけてくれたことが本当に、ものっすごくありがたかったです…!新生児用オムツなんて、病院内売店に10枚入りとかしか売ってなくて(しかも在庫少ない)、「アホなの? こんなんで持つと思ってんの?」てなっていたので、本当に神様でした。まぁそのせいで夫は手術に間に合わなかったんですけども…。間に合わなくて落ち込む夫に申し訳なさがすごかったです…。急遽入った手術だと、手術室の空きってあんな直前までわからないものなんですね。次回に続く「生後3週間で手術しました」(全9話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年12月14日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ詳しく検査したところ、息子のなつくんは肥厚性幽門狭窄症であることが判明。今が一番育たないといけない時期ということを考えると、なるべく早く手術をした方がいいと言われ、大学病院での手術を決断するのでした。■手術日が決定!■手術の説明を受け不安に…転院の日はとにかくバタバタでした。朝からろくにご飯食べる余裕もなく、検査→退院手続き→転院→検査→入院手続き→手術説明~って感じで、いつの間にか夜!ネットでいろいろ調べまくって「再発はほぼない」という経験談をたくさん読んでいても、手術前の説明でいろんなリスクについての話をされるとやっぱり不安で堪らなくなりました。自分は目の前の先生を信じるしかない…という無力感と、でも手術が無事に終わればなつくんは必ず元気になるんだという期待と、複雑な心境でした。次回に続く「生後3週間で手術しました」(全9話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年12月13日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、手術中のこと。「手術は平気」と大口をたたいていたけれど、実際は……。★前の話手術前日に入院し、その日は病院食をたいらげて、ぐっすり眠り、朝が来ました。手術は午後なので、お昼まではシャワーを浴びたりのんびりします。よしよし、思ったほど緊張していないぞ。そろそろ支度を……というころ、若い看護師のお兄さんが訪問。手術室での担当看護師さんとしてついてくれるそう。余談ですが、主治医先生といい、この看護師さんといい、座ってる患者に目線を合わせて膝をついてくれる王子スタイル……、これ良くないですか?(控えめに言って最高)そしていよいよ、点滴が始まり……、病衣から手術着に着替えて歩いて手術室へ。手術着になると緊張感高まりますね。移動中、ベテラン看護師さんが「大丈夫ですよ〜、私も先日手術したんですけどね、寝て起きたら終わってますから。麻酔ってすごいな〜って(笑)」と、話しかけてくれる。そう……寝て起きたら終わり。なんですけど、今回、全身麻酔の前に硬膜外麻酔というのがあって、ちょっとそれが気がかりでした。背中から管を入れるやつです。もちろん麻酔の注射はするんですけど、麻酔ってかけても時々痛かったりするし(歯医者とか)……背骨の近くから管を入れるって、想像するとちょっと緊張……。入口でシャワーキャップみたいなものを頭に被せられ、手術室に入り……、皆さんにお出迎えいただきます。よくできました。手術台に乗り、いろいろ装着され、横向きになります。えびのように丸まって、背中をくりぬいた布みたいものをかけられ、硬膜外麻酔の準備。ちょっとドキドキするけど、よしよし、平静は装えてるぞ。と、思っていると……。なんだか、ピーピーうるさいな……。そのピーピーが、どんどんどんどん早くなってきて目覚まし時計のように鳴り響く!あっ……これって心電図のモニターの音!?心拍めっちゃ上がってるじゃん!!全員にバレてる!!と、ここで、例の担当の若い看護師さんが肩をポンポンしてくれる。は、恥ずかしい……。さっき病室では、「寝てるだけだし、全然平気」みたいに大口をたたいた分、より恥ずかしい!口々に「大丈夫ですからねー」「深呼吸してみましょうかー」となだめられ、看護師のお姉さんは、子どもにするようにやさしく足をさすってくれている……。40過ぎたおばさんが、申し訳ございません。肝心の痛みは、やっぱり全然大丈夫で、管を背中に入れていくときに、一度鈍い痛みを感じたぐらい。ビクッとしたら麻酔科先生が「痛かった!?」と少し驚いていたので、まったく痛みを感じないのが普通なのかも。管を入れ終わって、背中にチューブがテープで固定されていく。あー、終わった……。もうあとは大丈夫だ〜。とホッとしていると、「マメ子さーん、聞こえますかー」「はーい…」「マメ子さーん」「はーい……」「マメ子さーん」「はい……」3回繰り返したとこまでは記憶があるけど、そこで多分落ちたみたいです。----------------寝ているだけだから大丈夫と思っても、いざ手術が始まると思ったら緊張しますよね。リラックスできるように看護師さんがやさしく足をさすってくれるのはうれしいですね。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。★1話から読む:「えっ? 血尿かも?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒もして… #43歳で腎がんになった話 1★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2022年11月28日今回は口腔外科の診察に行ったときのお話です。先生が「小学校に上がった後、手術が必要ですね」と言うと、くぴこちゃんの口からは「また手術するの?嫌だな……」と本音が飛び出してしまって……!?「また手術するの?」娘が本音を言い始めて…生まれてすぐから毎月のように通っていた口腔外科。 口唇手術、口蓋裂手術、修正手術と経て口腔外科に通う頻度も変わり、6歳になってからは診察も3カ月1回になりました。 矯正歯科で作られたフェイスマスクをつけるようになって1年。 上の顎も下の顎も同じくらいの位置になり、やや受け口気味だった歯並びが整ってきました。 この1年娘が慣れない矯正器具をしっかりつけて、改善に努めている姿勢を先生はとても褒めてくれました。 しかし……。 レントゲンでみると、娘の上顎左側の部分の骨の一部が欠損しているのが、ハッキリとわかり、小学校にあがったあとに骨移植の手術は避けられない。 レントゲンを元に説明する先生の言葉を聞いて、娘が思わず「手術はもう嫌だ」と落ち込みます。 すると先生は娘の目線に合わせてこう言いました。 先生は「半分は嫌で、半分が楽しみみたいな感じだから、それを聞くとワクワクしない?」と冗談めいて話すと、娘も「手術はワクワクしないよ!」と突っ込みを入れてさきほどの空気ががらりと和やかになり2人は談笑します。 娘の目線に合わせて説明する先生の様子からこれまで私たち保護者主体で動いてきたことが、当事者の娘も含めた治療へと進みだしたことを感じました。そして、先生は改めて私たち夫婦に目を向けてこう続けました。 口唇口蓋裂治療のために、今までも何度も乗り越えてきた手術。 次の手術は、より難しく、娘にとっても家族にとっても乗り越える課題が多く、そしてその後もまだまだ治療は続いていく……とのことでした。 今後自覚をもって治療に向かわなくてはならない娘に待ち構えている試練を親としてどう支え向き合うべきか、その不安と心配な気持ちはずっと拭えません。しかし「乗り越えることが多いかもしれないけど、前向きなこともある」という言葉には小さな希望を感じて、とても勇気づけられました。 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年10月18日・めっちゃ分かる!・自分以外にも同じことを思っている人がいて安心した。・あるある~!でかける前、鏡の中の自分はイケてんのに、ふとした瞬間、「あれ?」ってなる。シブヤツキミ(shibuyatsukimi)さんがInstagramに投稿した漫画に、そんな共感の声が相次いで寄せられています。なんだこの鏡?惑わせてくる。そんなコメントとともに投稿したシブヤさんの漫画が、こちらです。誰だって、「かわいくありたい」「美人に見せたい」という思いは多少なりとも抱くもの。しかし、鏡に映った自分の姿が、想像とはかけ離れており、ツキミさんは落ち込んでしまいます。かと思いきや、翌日には昨日よりも自分がかわいく見え、気分は最高潮…のはずが、さらに翌日にはまたブサイクに思えるループに!鏡に映る自分の姿に落ち込んだり喜んだりするのは、特に女性にとっては『あるある』といえる現象なのでしょう。「今日の自分が一番、最高!」そう信じられる強い心と自信が、そんなループから脱することができる唯一の方法なのかもしれません…!また、シブヤさんの書籍が2022年8月25日に発売されました。気になった人は、こちらもご覧ください。 この投稿をInstagramで見る シブヤツキミ(@shibuyatsukimi)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2022年09月20日2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの手術をおこなったとりだまりさん。入院中、徐々に手術後の痛みは治まってきたのですが……。★関連記事:「使ってあげられなかった」子宮と卵巣を失って、初めて泣いた夜 #子宮頸がんゆる闘病記 24入院中は、積極的に起き上がって歩くことにしたのですが、歩くほどに痛みが和らいていきました。無理のない範囲で少し頑張って歩くと、回復が早くなるみたいです。とはいえ、ちょっと気になることが…。おなかの痛みは徐々に和らいでいくのに、痛み止めの薬が切れてくると、頭痛と腰痛がひどかったのです。そのときは、「ずっと横になっているからかな?」と思っていたのですが、数年後、同じような症状が出たことで、あることに思い当たりました。それはカフェイン断ち。カフェイン断ちをすると、頭痛や腰痛などの離脱症状が出ることがあるらしく、私もそうだったのかな、と。術後は検査の値に影響することもあるので、病気によっては「術後はカフェインが入っていないものを飲むように」と指示されることもあるそう。私の場合は、買いに行くのが面倒(というか痛くて行けなかった)で、事前に購入した水ばかり飲んでいました。そのため、術後は自然と「カフェイン断ち状態」になっていたのです。事前に知っていれば、入院前にカフェインを採る量を減らしたり、先生に「カフェイン入りのお茶を飲んでもいいですか?」と聞いたりして対策できたかもしれないな〜。(離脱症状は、コーヒーの1杯でも飲めばすぐに落ち着くので)なので、これから入院の予定がある方で、普段からカフェイン入りの飲み物を常飲している方は、気を付けたほうがいいかもしれません。ちなみに、カフェインの離脱症状は人それぞれで、頭痛に始まり、疲労感、倦怠感、イライラ、筋肉痛などが特徴的なようです。ー------------------------頭痛と腰痛は、痛み止めの薬が効いている間は気にならないけれど、切れてくるととてもしんどかったと、とりだまりさん。手術とは関係のない痛みに悩まされることもあるのですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/とりだまり まど(46歳)フリーライター。39歳で子宮頸がん(ⅠB2期)が見つかり、子宮・卵巣摘出、薬物療法(抗がん剤・シスプラチン)と放射線治療を経験。治療体験を描いたブログ『今日のもイキイキと弱音を吐きます』をゆるゆると更新中。
2022年09月18日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸の全摘手術と同時再建の手術を受けたこほこさん。手術を無事に終え、順調に回復している一方で傷口の壊死などの問題もあって……。★関連記事:「一部が壊死している」術後の傷を見た形成外科の先生から衝撃のひと言が… #乳がん絵日記 15浸潤性小葉がんというがんが右胸に見つかった私は、約9時間の大手術を受けました。術後すぐは観察室にいましたが、翌日には病室へ戻ることができました。毎日乳腺外科や形成外科の先生方に様子を見てもらっていましたが、右胸の傷の一部が壊死していたそうでした。病棟には洋式トイレが2つしかなかったので、いつも早起きしてトイレに行っていました。しかし、朝5時の時点で満室。みんな早起きしてトイレに行こうという考えは一緒なんだな……という気持ちになりました(笑)。術後6日目の午前10時ごろ、執刀してくれた乳腺外科の先生が右胸に傷を見に来てくれました。前日に形成外科の先生が傷を見てくれたのですが、そのときに傷の一部が壊死していると言われました。乳腺外科の先生は壊死してしまったら皮膚を貼るなどの処置もできることを教えてくれました。左脚のぷよぷよとした膨らみについても「治るから大丈夫!」と心配する私を励ましてくれました。そういったトラブルがありつつも、体調はどんどん回復していました! 左膝を曲げると、太ももの裏が引きつるような感覚があったのですが、それもマシになってあぐらをかいて座れるようになりました。それ以外にも歩くときは左脚を引きずりながら歩いていたのですが、持ち上げて前に踏み出して歩けるようにもなりました。手術のときに気管挿入したせいで生じた喉への違和感も落ち着き、裏返りやすかった声も普通の声で話せるようになってきていました。体液の排出も右胸から30ml、左太ももから80mlとかなり減っていました。入院期間は2週間だったので、時間はたっぷりありました。なので、長期の休みがあったらやってみたかったことを存分にやって過ごしていました(笑)。映画やドラマを見まくったり、電子書籍で本や雑誌を読みまくったり、ゲームしたり。個室に入院できたので、動画を見ていないときはBGMを流したりしていました。カフェミュージックを流しながら持参したコーヒーや紅茶を飲めば、もうそこはカフェでした!体もかなり回復していましたし、病室での生活にも慣れてまるでわが家のように過ごしていました。コロナ禍での入院だったので、家族ですら面会禁止。その分、趣味に没頭していました。ー--------------すっかり入院生活に慣れたこほこさん。期間に関わらず、入院生活はできるだけ快適に過ごしたいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、ア著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年09月10日皆さんは不思議な体験をしたことはありますか…?原因がよくわからない何かに巻き込まれた、なんて経験した方も中にはいらっしゃるようです…。今回は実際に募集した「奇妙な体験エピソード」をご紹介します。全身鏡学生時代の話です。出掛ける前に服装の確認したいと考え、全身鏡を購入しました。ちょうどベッドと向かい合うような形で部屋に置きました。その夜のことです。私の部屋は2階にあるのですが、寝ているとものすごい速さで階段を駆け上がる音が聞こえてきました。両親は確実に寝ている時間だし、玄関に鍵を掛けているので誰も入ってくるわけがないし「おかしいな…」と思いました。すると、ドンドンドンドンドンドンドンドン!と、ノックの音が聞こえてきて、いよいよドアが開けられるその瞬間…私は目が覚めました。どうやら夢の中の出来事だったようなのですが、全身汗だくでした。出典:lamireそれから3日程連続で悪夢を見てしまう始末…。私は普段スピリチュアルなどは信じないのですが「鏡には魔力が宿っている」という言葉を思い出し、まさか…と思いつつ、念のため全身鏡を布で覆うことにしました。それからは、悪夢を一切見なくなりました。アレは一体なんだったのでしょうか…?(女性/家業手伝い)隣のレールを走る電車内に…!?今も真偽ははっきりしないのですが…私が新入社員のときの話です。毎日残業で疲れ果て、その日も「疲れたなあ」なんて思いながら電車に乗っていました。何気なく窓の外を見ると、隣のレールを走る電車が接近してきました。そのまま眺めていると、向こうの電車に乗る人がはっきりと見える距離になりました。すると、なんと向こうの電車に私が乗っているではありませんか…!しかも同じ姿勢で。本当にびっくりしました。最初は「窓の反射かな」と思いましたが、相手が私と違う動きをしていたので反射ではないと思いました。今でもあれはドッペルゲンガーだったのではないかと思っています。(男性/会社員)みなさんの周りにもこんなこと、ありませんか?不思議な出来事が偶然なのか、はたまた“何か別のもの”なのかはわかりませんが…。誰かが実際に体験した話には、何か奇妙な説得力がありますよね。以上、奇妙な体験エピソードでした。次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月18日最近、鏡を見るのが怖くなりました。というのも、これまでは数年に一度「ここにこんなシミあったかな?」と思っていたのが、40歳を過ぎたころから「昨日ここにシミあったかな」に変化しました。シミ、シワ、たるみなど顔に現れる老化の勢いが日々加速しているように感じます。老化がもたらす顔の変化、その中でも特にショックだったこと、老化を遅らせるため生活で心がけていることをお話しします。★関連記事:「アレよ!アレ!」脳の老化対策としてやったことで子どもとの関係も良好になった!【体験談】老化がもたらす顔の変化5年くらい前に初めて顔にシミができました。夏に頬を蚊に刺され、かゆくて触っていたら傷になり、気付いたらそこがシミになっていました。そのとき、こんなことでシミになるんだと驚きました。またニキビもきれいに治らなくなり、黒く色素沈着してシミやほくろのようになってしまいました。最近ではコロナ禍でマスクが肌に擦れるのか、両方の頬骨の辺りにうっすらシミができていました。私は丸顔でぽっちゃりしているのでシワは少ないほうですが、それでも目の下のシワとたるみが昔の写真と見比べると顕著になってきました。特にショックだった老化現象その中でもとりわけショックだった老化現象が2つあります。1つは眉毛に白髪が1本混じっていたことです。目を疑いたくなりました。眉毛の白髪は「おじいちゃんの眉毛」というイメージでしたし、生えるとしてももっと先のことだと思っていました。あともう1つは顎にひげが1本生えていたことです。更年期になると女性ホルモンが減り、男性ホルモンが優位になってひげが生えたり体毛が濃くなると聞いていましたが、いざ自分の身に起こると本当にショックでした。老化を遅らせるために心がけていること老化を止めることはできませんが、老化の勢いを遅らせるために心がけていることはあります。1番は日焼け対策です。よく知られていることですが、紫外線によるダメージは皮膚の老化を早めるそうです。なので外出をするときは必ず日焼け止めを塗って、日傘や帽子で顔を紫外線から守るようにしています。あとは食事内容と運動量に気を付けて血管年齢を上げないようにしています。血液には皮膚の再生に必要な栄養・水分・酸素が含まれていて、血管はそれを全身に届ける役目があるそうです。それで血液がドロドロになったり、血管が硬くなると皮膚の再生が遅くなるとのこと。なので普段から野菜中心の食事をしたり、適度な運動をすることで血管年齢を若く保つように努力をしています。まとめ日焼け対策、食事や運動という日々の努力とは裏腹に、その何倍もの勢いで加速する肌の老化。本来皮膚は毎日再生され新しくなっていくはずなのに、年齢とともにその機能が衰えていく。昔、年配の方が「20歳くらいのときは自分が老化することが信じられなかった」と話していたことを思い出します。若いころは体の機能が当たり前のように再生、修復されるので老化というものにいまいち実感が湧きません。でも30代後半から老化の波が一気に押し寄せその勢いは年々加速。40歳を過ぎた私。毎日鏡に自分を映しだすたび、その現実を突きつけられています。だから鏡を見るのが怖いのです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/冬野 こゆき海外在住の専業主婦。日本で暮らしていたときは看護師として働いていた。
2022年07月31日初めて自分の姿を鏡で見た犬は、興味深い反応を示すことが多いのだそう。鏡というものを知らない犬にとって、映っているのが自分の姿だなんて分からなくて当然です。鏡に映った『フレンチブルドッグ』を見た子犬が?生後4か月のフレンチブルドッグのヌルは、この日初めて、等身大の鏡に映る自分の姿を見ました。ヌルの飼い主さんは、そんな愛犬の動画を投稿。見る人の期待を裏切らない、ヌルの素直なリアクションがこちらです!鏡に映った自分に近付き、唸ってみるヌル。続いて、「あの黒い子犬、どこ行った?」というように、壁の向こうや鏡の後ろを必死で探しています。この動画を見た人たちは、ヌルの愛らしさにメロメロになったようです。・かわいすぎて悶絶した!・我が家のフレンチブルドッグも同じことをしていたわ。・鏡の後ろを探すところで大笑いしちゃったよ!鏡をのぞけばそこにいるのに、なぜか捕まえられない、自分にそっくりの子犬。ヌルは鏡の中にいる『新しい友達』と一緒に遊びたかったのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日2020年5月に大腸がんが判明した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。大腸がん手術をおこなったおさしみ1番さん。手術後、立つことすらままならなかったり、股関節の激痛が続いたりと想定外のことが起こりましたが、ようやく退院をして……。★関連記事:「持っていってよかった!」大腸がん手術入院時のおすすめアイテム5選 #大腸がんらしい 63大腸がん手術を終え、退院しました。手術前の私は、がんを切ったら終わって、すぐ治るのだからと思っていました。だから退院してからは、ハッピーエンドまでまっしぐらのストーリーしか考えていなかったのです。でも後腐れるのが、がんという存在。残念ながら、この物語は現在進行形で今も進んでいます。少しだけ遠回りになりますが、ハッピーエンドを目指していきたいな、と思っています。ー------------------------がんをみんなが嫌がる理由は、終わりがないことだとおさしみ1番さん。がんは、手術が終わったとしても、すぐに治るものではないのですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年07月22日合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、セレストロン社製顕微鏡2種「顕微鏡CM800」「顕微鏡CM1000C」を2022年7月15日(金)に発売します。<顕微鏡CM800>初めての顕微鏡におすすめ!生物顕微鏡のスタンダードモデル■40倍から800倍まで。使い分けが可能な6つの倍率2種類の接眼レンズと、3種類の対物レンズが付属しており、40倍、80倍、100倍、200倍、400倍、800倍の6つの倍率での観察が可能です。観察対象に合った倍率をお選びいただくことで、さらにミクロの世界をお楽しみいただけます。■剛性の高いメタルボディ本体は丈夫な金属製で、安定した視野のまま、ピント調整・観察が可能です。■乾電池対応で野外でも使用可能お使いただくシチュエーションに合わせて、ACアダプターによる給電と、アルカリ乾電池単3形×3本を使用する給電をお選びいただけます。乾電池を使用することで、電源のない野外で標本の採取を行った場合も、すぐに観察を行うことができます。■透過照明と投射照明の2つの照明を搭載透過照明では、動植物の細胞のスライスや、微生物などの、半透明な対象を高倍率で観察できます。上部の投射照明を使うと、硬貨や鉱石、昆虫など、不透明なものの観察も可能です。■すぐに観察が始められるプレパラート標本付属植物や動物の細胞など、種類豊富な10枚のスライド標本が付属しているため、開封後すぐに観察をお楽しみいただけます。<付属標本例>Apple w.m.リンゴEpidermis Onion w.m.タマネギの表皮Pine Wood c.s. 松の木Tilia stem c.s.シナノキの幹Rhizopus nigricans, w.m.クロカビAspergillus, w.m.アスペルギルス(カビ)Hydrilla verticllata, w.m.クロモ(水草)Spirogyra, w.m.アオミドロLily anther, c.s.ユリの葯Lily ovary, c.s.ユリの小房Stratified flat epithelium, sec.重層扁平上皮Small intestine, c.s.小腸Skeletal Muscle c.s.筋肉Testis, sec.生殖腺Wall of stomach, sec.胃壁Human Blood smear人の血液など※プレパラートの内容は変更する場合がございます。予めご了承ください。商品名:顕微鏡CM800<発売日>2022年7月15日(金)<価格>オープン<商品コード>36203<JANコード>4955295362035<製品ページ> <顕微鏡CM1000C>ワンランク上の生物顕微鏡モデル■最高倍率1000倍の高倍率設計2種類の接眼レンズと3種類の対物レンズが付属しており、40倍、100倍※、250倍、400倍、1000倍の5つの倍率での観察が可能です。※2通りの方法で倍率が100倍になります。・4倍の対物レンズ使用時に25倍の接眼レンズを装着した場合・10倍の対物レンズ使用時に10倍の接眼レンズを装着した場合■剛性の高いメタルボディ本体は丈夫な金属製で、安定した視野のまま、ピント調整・観察が可能です。■微動対応のピントハンドル付内側の粗動ハンドルを回して、大まかにピントを合わせた後、外側の微動ハンドルを使用することで、より高い精度でピントを合わせることができます。高倍率での観察時にたいへん便利です。■乾電池対応で野外でも使用可能お使いただくシチュエーションに合わせて、ACアダプターによる給電と、アルカリ乾電池単3形×3本を使用する給電をお選びいただけます。乾電池を使用することで、電源のない野外で試料の採集を行った場合も、すぐに観察を行うことができます。■すぐに観察が始められるプレパラート標本付属植物や動物の細胞など、種類豊富な10枚のスライド標本が付属しているため、開封後すぐに観察をお楽しみいただけます。<付属標本例>Apple w.m.リンゴEpidermis Onion w.m.タマネギの表皮Pine Wood c.s. 松の木Tilia stem c.s.シナノキの幹Rhizopus nigricans, w.m.クロカビAspergillus, w.m.アスペルギルス(カビ)Hydrilla verticllata, w.m.クロモ(水草)Spirogyra, w.m.アオミドロLily anther, c.s.ユリの葯Lily ovary, c.s.ユリの小房Stratified flat epithelium, sec.重層扁平上皮Small intestine, c.s.小腸Skeletal Muscle c.s.筋肉Testis, sec.生殖腺Wall of stomach, sec.胃壁Human Blood smear人の血液など※プレパラートの内容は変更する場合がございます。予めご了承ください。商品名:顕微鏡CM1000C<発売日>2022年7月15日(金)<価格>オープン<商品コード>36204<JANコード>4955295362042<製品ページ> <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月08日口唇口蓋裂で生まれてきた娘、くぴこちゃんを育てているじぇにこさんの育児マンガです。鼻の修正手術が決まったくぴこちゃんですが、いよいよ明日手術をおこなうことになりました。今回は手術する前日に、じぇにこさんとくぴこちゃんのやり取りしたときのお話です。不安と向き合う姿に娘の成長と健気さを感じた術前前夜いよいよ明日は手術。 手術開始は朝9時から、時間通りならば午前中には戻ってこれるとのこと。 手術内容としては、赤ちゃんのときに受けた口唇手術に近い処置なので、当時よりもくぴこが大きくなった分安全性も上がっていると、看護師さんから説明を受けました。 その後も小児科診察や術前の言語訓練を挟み、歯科衛生士さんからの入院中と術後の歯磨き指導、麻酔科の先生による説明などが続きました。 各担当からの説明を受けるたびに、当事者であるくぴこにもきちんと説明するように努めました。 本人がよくわかっていない状況だと、より不安になると思ったからです。それを「うんうん」と一生懸命聞くくぴこ。 私は説明を続けます。 今までは手術室の入り口で見送るまででしたが、麻酔をかける直前までそばにいられることを説明すると、それまでなんとなく聞いていた娘の表情が変わり、驚いていました。 あとは当日を迎えるだけ。そのまま就寝時間になり、眠る間際に娘がぽつりとこう呟きました。 最初の口唇裂の手術も3年前の口蓋裂手術のときも、手術室に入る不安いっぱいの娘の泣き顔は、私も今でも忘れられません。 まだ小さくて状況もよくわからないまま、手術室へとひとり入って行ったくぴこが当時のことを改めて振り返り、初めて言葉にしてくれました。 赤ちゃんのときは不安にさせないように、直前まで手術についてはぼかしていましたが、5歳になったことで、病院からの説明を伝えるたびに以前よりも物事の理解ができるようになったと、その成長に感心していました。 今回の手術は以前までのものに比べれば安全性も上がっているものではありますが、それでもやはり本人にとっては言いしれない不安と立ち向かうことに変わりありません。 「ママ明日一緒にいてね。手をつないでてね」とすがる姿はとても健気に感じました。 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年06月28日2020年5月に大腸がんが判明した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。大腸がんを腹腔鏡手術でおこなったおさしみ1番さん。開腹手術と比べると回復が早いと聞いていたのですが……。★関連記事:「腹立つわぁ…」しんどさに耐えながら、前回の入院を振り返り思うことは… #大腸がんらしい 50腸閉塞のときは内視鏡手術だったのですが、今回の大腸がんは腹腔鏡手術でした。手術ではおへそを含めて5カ所。1cm程度の切り込みを入れてそこからカメラを入れ、腫瘍をおへそから取り出しました。1cmの切り込み、時代が時代ならかすり傷だろうし、こちとら最先端医療だし、「全然オッケー。かすり傷っすわ」と一瞬思いましたが、現実はめっちゃ痛い(涙)。1cmとはいえ、深く切ってますからね……。「開腹手術と違って腹腔鏡手術は回復が早い」と言われることが多いですが、腹腔鏡手術でこんな痛いなら、開腹手術はもっと痛いのだろうな。ー------------------------「かすり傷」と思おうとしても、実際は寝返りを打つだけでもつらかったそう。切るのは1cm程度でも、表面だけを切ったわけではないので、痛みがあり回復にも時間がかかるのですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年06月21日エレベーターの中には、大きな鏡が設置されていることがあります。普段、何気なく身だしなみや髪型を整えることに利用している人もいるでしょう。しかし、鏡が設置されている本来の意味は別にあることをご存じでしょうか。エレベーターの鏡本来の目的は…Twitterで本来の意味を教えてくれたのは、兵庫教育大学の准教授を務める、小川修史(@ogatti21)さん。エレベーターに車いすの人が乗った際、中で旋回して向きを変えることが難しいケースがあります。エレベーター内の鏡は、車いすの人がそのままバックで出るためのバックミラーなのです。ある日の講義で、学生にこの内容を伝えたところ、一部からは「知らなかった」という反応があったといいます。「エレベーターの鏡は髪型やメイクを直すためのものではなく、車椅子ユーザがバックで出るためのバックミラーなんです。」と伝えると、一部の学生から「知らなかった!」という反応。「鏡は車椅子ユーザのために設置されたものですが、多くの人の役に立つ。この感覚を知ってほしいです。」と伝えた。— 小川修史(おがっち)インクルーシブについて斜め135度から考える研究者 (@ogatti21) May 29, 2022 Twitterの反応を見ると、学生と同じく「知らなかった」「驚いた」という声も多く上がっていました。その後、小川さんは次のように続けています。鏡は車いすユーザのために設置されたものですが、多くの人の役に立つ。この感覚を知ってほしいです。元々は車いすの人のバックミラーとして設置された、エレベーターの鏡ですが、決して「それ以外の人が使ってはいけない」という意味ではありません。大きな荷物を持つ人や、ベビーカーを押す人にも役立つでしょうし、冒頭で述べたように、髪型や身だしなみを整える目的で使用をしても問題はないのです。ほかにも「痴漢やスリなどの犯罪対策と思っていた」や「中が広く見えるので、閉所恐怖症でも乗りやすい」など、さまざまな使い道や意見が寄せられた小川さんの投稿。エレベーターの鏡は、身体の不自由な人だけでなく、すべての人にとって便利な設計である『ユニバーサルデザイン』の好例といえそうですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月07日口唇口蓋裂で生まれてきた娘、くぴこちゃんを育てているじぇにこさんの育児マンガです。今回は、くぴこちゃんの鼻の形成のための手術をおこなうことが決まったときのお話です。手術することが決まり、日程については先生から「年明けの春休みごろおこないましょう」と言われました。しかし、先生の言葉を聞いたくぴこちゃんは「やだなぁ。手術しなきゃだめなのかなぁ」と反応。そんな娘を見て、じぇにこさんが取った行動は……?修正手術の日が決定したけれど… 明確になった予定日を聞いて、初めて娘が「手術しなきゃダメなの?」と疑問を投げかけます。 私は、言葉で口唇口蓋裂に対して娘に説明しても伝えきることは難しいと思いました。 そして、どうしようかと悩んだ結果、娘が生まれたときの写真やアルバムを使いながら、今回の手術について5歳の娘にも理解できるよう、できるだけ簡単に説明をしてみることに。 初めての口唇裂手術、翌年の口蓋裂手術。 赤ちゃんのころからこれまでに、撮った5000枚以上の娘の写真には、たくさんの思い出とともに、今の娘に繋がっている治療の過程がしっかり残っています。 口唇裂手術前の自分の姿をまじまじと見ながら「痛そう」と言う娘。 「このときはホッツ床(※1)を使ってミルクを飲んでいたけど、お口にこすれてできもの(潰瘍)ができたりして、痛いこと事たくさんあったと思う。でも、この写真をみると、乗り越えてちゃんと大きくなってくれたから本当にすごいねってパパもママもずっと思うんだよ」と、これまでの手術や治療について説明していきました。 どの治療もいまだに鮮明に覚えているくらいに、その一つひとつをこれまで小さな体で乗り越えてきてくれたことも、一緒に思い出すと、自然と尊敬と感謝がこみ上げるほどです。 (※1)ホッツ床(しょう):口の中の型を取って作るプラスチック製のプレート。上あごの口蓋裂部分を覆うことで、哺乳を助けたり、舌の機能を正常化することができる。 本当は、やるかやらないかを決められる修正手術。 でも、今度の手術を終えることで、今よりもお鼻での呼吸がしやすくなり、なによりもこれから学校に通うときに、今よりも楽しく過ごせる時間が増えるのなら、受けてほしいとママは思っていると、今回の手術に対しての私の率直な考えを娘に伝えました。 プレッシャーにならないようにと言葉をできるだけシンプルに選んでも、手術を受ける本人からしたら、やはり怖いものは怖い。 その気持ちも存分に汲んで、どうしても嫌となれば、いざとなったら担当の先生とも相談して、様子を伺おうと覚悟もしていたのですが……。 どう伝わったのかははっきりわかりませんでしたが、娘の手術に対する考えが少し頭によぎったようで、たくさんの写真を見ながら「頑張ってみようかな」と小さな声が出ました。 手術までこの気持ちが浮き沈みすることを考慮し、あとは寄り添って見守ることにしました。2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年05月17日いびきがきっかけで耳鼻科を受診し、鼻の道に大きなアデノイドがあることがわかった2歳のはるくんは、手術をすることに。そして手術を終えたはるくんは、嘔吐や発熱がつらく大泣き。さらに、手術の翌日からは、パパやばあばに会いたいと毎日泣くようになりました。はるくんに寄り添い、回復を願うママの咲花さん。ところで、毎日病院に寝泊まりしている咲花さんは、売店のお弁当にも飽きてきてしまいました……。 他のママさんの食事にびっくり 手術後、嘔吐や発熱や口の痛みでつらい思いをしたはるくん。心細くなってしまったのか、「パパやばあばに会いたい」と、毎日泣くようになりました。 病院食は全然食べてくれなくて、心配ごとは尽きなかったけれど、意外とお昼寝をしてくれたのは安心でした。咲花さんは、はるくんの、パパやばあばに会いたい気持ちに寄り添い、励まします。 一方、咲花さんの食事。 病院食しか食べられないはるくんの前で何かを食べたら、きっと欲しがるにちがいない。 そう思った咲花さんは、「はるくんのゼリーを買ってくるね」と言って、病室の外でごはんを食べます。 毎日売店でお弁当を買うのは、飽きるしなかなか値が張るなぁ……。 そんなことを考えながら、面会人の共有場所で食べていたとき、ふと、他のママのごはんが目に入りました。 レトルトのライスに、チンしたと思われるレトルトカレー。 そんな方法があったのか!! これまでお弁当しか買っていなかった咲花さんにとって、目から鱗のアイデアなのでした。 ◇◇◇ いろいろなおかずが食べられるお弁当もよいけれど、毎日だと飽きてしまいますよね。レトルト食材を活用すれば、バラエティが広がりそうです。洗濯で自宅に帰る際に、ご飯を持ってくれば節約にもなりますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2022年04月24日いびきがきっかけで耳鼻科を受診し、鼻の道に大きなアデノイドがあることがわかった2歳のはるくん。病院で手術を受けました。2時間後、手術が終わったとの連絡を受け、咲花さんははるくんのところへ駆けつけました。すると……。 はるくんの涙のワケは… 無事に手術が終わったはるくんですが、口の痛み、嘔吐、発熱に苦しみ、号泣でした。さらに、翌朝は「いない……っ」と泣き出すはるくん。はるくんのお人形がいないと言うのです。 と、そんなとき、看護師さんから、個室が空いたと教えてもらいました。咲花さんは、大部屋から個室へ移動することにしました。すると、今までできなかったような遊びが思い切り、のびのびとできるようになり、はるくんはご機嫌に。 しかし、日中は、ニコニコして喜んでいたはるくんですが、寝る前や深夜になると再び「いない……っ」と泣き出します。 咲花さんが声をかけると、今度はお人形ではなく、パパとばあばがいないことが寂しいと言うはるくん。そしてこの日から毎日「寂しい」と泣くように。 咲花さんはそんな姿を見て切ない気持ちになりつつ、ただただ受け止めて寄り添うことしかできませんでした。 ◇◇◇ 大人でも手術後の入院生活は体が思うように動かず、また家族に会えないのはつらいものですよね。2歳のはるくんにはなおのことだったはず。1日も早く回復して退院できるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
2022年04月23日