「自信」について知りたいことや今話題の「自信」についての記事をチェック! (1/2)
時に、人は自分に対する自信を失ったり、自分を肯定できなくなる時がありますよね。しかしそんな時、誰かの言葉が、私たちの心に勇気と自信を与え、自分を前進させてくれることもあるようです。そこで今回MOREDOORでは、「周囲の模範解答のような言葉で自信がついた体験談」をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。Aさんの場合……教員をやっている時の話です。自分のトーク力に自信がなく、あまり授業をするのが好きではなくなってしまっていました。しかし、1人の生徒に「先生の授業はめっちゃわかりやすいし、時間配分も完璧!」と言われました。それ以来その言葉のおかげで前向きに仕事を頑張れました。その言葉を言われたときの気持ちは?その生徒を抱きしめたくなるほど嬉しかったです。社会生活をストレスフリーに生きるためのコツは?相手を褒めて自分も褒めてもらうことが大切だと思います。(33歳/主婦)子どもからの思いがけない言葉が生徒から貰った言葉で前向きになったというAさん。いつも一番近くで見ている生徒の言葉だからこそ、よりストレートに胸に響いたのではないでしょうか。皆さんは、誰かの言動で自信を取り戻した経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年03月22日マイペースで年齢相応の社会性が無い息子。スポーツで人間関係を学んでほしくてチームに入団したが、練習についていけずチームメイトにバカにされている。しかも、休憩時間に自分の得意なゲームの話をしたりしてサッカーに関係ない話題で輪を乱す息子に周りの保護者も冷たい。辞めたいと言うが、中途半端に辞めさせると辞め癖が心配。でもこのままでは自己肯定感が育たない気もするし......。と悩むお母さんからのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、お母さんに寄り添いアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<中学以降も部活じゃなくクラブチームでやりたいが、試合に出るためには今よりレベルが低いクラブに行った方がいいのか問題<サッカーママからの相談>こんにちは。8歳小学校3年生の息子がサッカーを続けようか悩んでいる母です。息子はもともと運動神経がいい方ではないですが、スポーツで人間関係を学んでもらえたらと思い、2年の11月に入部しました。本人なりには少しずつうまくなっていますが、チームメートよりかなり下手で練習もついていけてないのでいつもチームメイトに馬鹿にされたり、きつい言葉をかけられています。また、本人が好きでやっているわけではないので、練習も身に入りません息子は超マイペースで年相応の社会性がまったくなく、休憩時にチームメイトにゲームの話や得意な難しい算数の話をして浮いている状態です。コーチはいじめはダメだとチームメイトに言い聞かせ、みんなも聞いていますが、いじめはなくても、変わった子として息子はみんなに避けられ浮いています。下手だしみんなサッカーをしに来ているのに関係ない話で輪を乱す息子に、保護者の皆さんの対応も冷たいです。息子は試合にも出られないし辞めたいと言っていますが、中途半端にやめて辞め癖がつかないか、もう少し続ければ成長もあるのではないかと思ったり......。一方でこのまま続けても、本人の自己肯定感が下がるだけかなと思っています。また、途中で辞めると言ってチームに迷惑をかけるのでは、とチームメイトのお母さんの顔が浮かんだりも。辞めるとしても、どのタイミングがいいのか。どうしたらいいか分かりません。息子はPC系が得意なので、サッカーではなくPC系の習い事で伸ばして自信をつけるか、このまま続けていくか悩んでいます。アドバイスをお願いします。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。息子さんが自分からやりたいと言ったわけではないけれど、お母さんなりの願いもあってサッカーを始めたのですね。そのぶんお母さんも責任を感じ、葛藤を抱えている様子が見て取れます。メールの文章だけで私も全て理解できるわけではありませんが、三つほどアドバイスさせてください。■アドバイス①どんなことでも好きで楽しくなければ上達しない本人が望んで始めたわけでないので「辞め癖」とは状況が違うまずは、息子さんの意思を尊重しましょう。まだ3年生で、しかもサッカーを始めてまだ9カ月ほどです。本人が好きでやっているわけではないので練習にも身が入らないと説明されていますが、親から言われて始めたことを好きになることは容易くありません。しかも、もともと運動神経が悪いとも書かれています。そもそも、サッカーは足を使い俊敏性も求められ、様々な能力を必要とされる高度で複雑な競技です。私はスポーツ科学系の大学で学びましたが、当時スポーツの中でアイスホッケーの次に難易度が高いと教わりました(ちなみに3位はバスケットボールでした)。つまり、息子さんはスポーツが苦手なのに、結構難しいスポーツに挑戦しているわけです。私としては息子さんが気の毒に感じます。以前この連載の記事でもお伝えしたと思いますが、「好きこそものの上手なれ」の意味を考えてみてください。この諺(ことわざ)にあるように、どんなことでもそれをやるのが好きで、楽しくなければ、そもそも上達しません。このことは脳科学的にも実証されています。フロー状態といって、そのことが楽しくて仕方のない状況になると、技術が習得されやすくなります。ということは、息子さんのように自分が楽しめないことを、親から言われたから仕方なくやっている、という状態では上達は極めて難しくなります。息子さんの身になって考えにくいようであれば、お母さんが苦手で嫌なことを周囲から「上手くなりなさい」と押し付けられたらどうでしょう。大きなストレスになりませんか?私が取材した親子には、親の言うことを聞いて行動する子どもが親に忖度する傾向がありました。親に上手くなってほしいと思われている。期待を裏切りたくない。したがって「サッカーは僕の中では微妙なんだ」とは言いづらいわけです。親御さんが意思を尊重し、主体性を育てている子どもと比べると、そこは非常に顕著でした。ところが、息子さんはお母さんにサッカーをやめたいという意思を伝えることができています。中途半端にやめて辞め癖がつくのではないかとよく皆さん言われますが、そもそも子ども自身がやりたいとせがんだわけでもありません。例えば自分からやりたいと言って、高額な経費がかかったり、親にかなり無理をさせて始めたことであれば、正当な理由をきちんと子どもに語らせて親を納得させることは大切かもしれません。しかし、今回のサッカーについては状況が180度異なります。お母さんが並べた言葉の中で私が唯一共感できたのは「このまま続けても、本人の自己肯定感が下がるだけ」です。息子さんが自ら意思を表明しているのなら、ここはすんなり辞めさせましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス②肯定されない場所で良い人間関係が学べるのか、いま一度考えようふたつめ。お子さんに何を望んでサッカーをやらせているのか、今一度考えてみましょう。サッカーで息子さんをどうしたいのですか?胸に手を当てよく考えると「上手くなってほしい」は一番ではないはずです。スポーツで人間関係を学んでほしいと書かれていますが、人間関係を学べる場所はほかにもたくさんあります。いじられたり、肯定されない場所で良い人間関係を学べるとは思えません。■アドバイス③子どもが居心地のいい「次の場所」を親子で一緒に探そう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。子どもが居心地のいい「次の場所」を一緒に探しましょう。「チームに迷惑をかけるのでは、とチームメイトのお母さんの顔が浮かんだりも」とありますが、どんな迷惑なのかここはちょっと理解しかねました。ほかにも「下手だしみんなサッカーをしに来ているのに関係ない話で輪を乱す息子に、保護者の皆さんの対応も冷たい」と書かれています。他の文章も併せて読むと、息子さんは他の子どもより少し幼いのかもしれません。私の息子も似たような子どもだったので、それなりに理解できます。私も相当悩みました。しかし、浮いている子は、そんなに悪い子でしょうか?個性を大事に。多様性を認めよう。子どもは社会全体で育てよう。そんな美しい言葉を口にしながら、私たち日本人は個性や多様性の重要性を芯からまだまだ理解していません。自分たちがそういう大人に育てられていませんから。そこを踏まえ、息子さんが何かそういった特性のある子どもであるのなら、彼が傷つかない環境に置くことを親として考えませんか?サッカーが下手で輪を乱すから冷たくする大人がいる場所に、子どもを置いたままではいけません。お母さんは息子さんのことを非常に細かく観察されているようです。ゲームの話や得意な難しい算数の話をする。パソコンが得意。サッカーは下手かもしれないけれど、息子さんには将来の可能性を大きく広げる才能がたくさん備わっているように見えます。とても楽しみな息子さんではありませんか。彼が得意なこと、好きなことで力を発揮し、楽しめるもの。居心地の良い場所を一緒に探してあげてください。その場所がサッカーの代わりになれば何ら問題はありません。息子さんの未来は輝いています。そのことを一番信じてあげられるのはお母さんですよ。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年09月20日「理想的な人なのにモテない」という人は多いです。しかし、その理由は意外なところにあるかもしれません。今回は、そんな意外な理由をランキング形式でご紹介します。■第3位:自分に自信がないから自分に自信がないと、自然と魅力が半減してしまいます。自分に自信がないと、相手にアピールすることができず、自分をアピールすることができません。自分に自信を持つことが、モテるための第一歩です。■第2位:コミュニケーション能力が低いからコミュニケーション能力が低いと、相手との会話がスムーズに進まず、相手に良い印象を与えることができません。コミュニケーション能力を高めるためには、積極的に話をすることや、相手の話に興味を持つことが大切です。■第1位は...第1位は、自分を磨くことを怠っているから自分を磨くことを怠っていると、自然と魅力が減少してしまいます。自分を磨くことは、モテるための必須条件です。外見だけでなく、内面も磨くことが大切です。自分を磨くことで、自信もつき、コミュニケーション能力も上がります。以上、意外な理由3つをご紹介しました。自分に自信を持ち、コミュニケーション能力を高め、自分を磨くことが、モテるための秘訣です。(Ianoiton/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年04月12日『子ども・若者白書』(平成26年版/内閣府)によると、日本の若者(13歳~29歳)は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国といった諸外国に比べ、自己肯定感が低いというデータがあります。自分自身に満足していると答えた人の割合は、アメリカ(86.0%)、イギリス(83.1%)、フランス(82.7%)、ドイツ(80.9%)、スウェーデン(74.4%)、韓国(71.5%)に対し、日本はわずか45.8%にとどまりました。そこでサカイクでは、サッカークラブやコーチの関わりが子どもに与える影響について調査しました。令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料【全国版/小学校】における設問に対し、東京都大田区で活動する大森FCの選手85名に回答してもらい比較したところ、全国調査に比べ、自己肯定感がとても高いという結果が出ました。「自分には、よいところがあると思いますか」への回答「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」で79.3%出典:令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料【全国版/小学校】同じ質問の大森FCの回答「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」で100%、「どちらかといえば、当てはまらない」「当てはまらない」という回答は無かったなぜ、大森FCの子どもたちは、自己肯定感が高いのでしょうか?クラブの代表を務める小島直人氏と小学4年生のお子さんをお持ちの保護者2名に話を聞きました。(取材・文:鈴木智之写真提供:大森FC)写真提供:大森FCサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■大森FCに子どもを通わせることになった理由本田さんうちの子は小学2年生の終わりに、大森FCに入りました。入会前に練習参加をしたところ、子どもがすぐに「このクラブに入りたい!」と言ったことがきっかけです。練習参加で緊張していたところ、周りの子が「どこから来たの?」「名前は?」などと聞いてくれて、すぐに仲間の輪に入れてくれたことがうれしかったようです。西川さんうちの子は小学3年生の4月に入りました。いくつかのクラブに練習参加したのですが、子どもが「このクラブがいい!」と即答でした。練習参加の後に、みんなで鬼ごっこをしたのが楽しかったそうです。私としても、子どもがすぐに打ち解けて、コーチもすごく良い雰囲気で鬼ごっこを見守っていたので、良さそうなクラブだなと思いました。小島代表大森FCは、以前からたくさんの子が練習参加に来てくれるクラブです。そのため、新しい子が来たときに「名前、なんて言うの?」といったように、話しかけることが伝統になっています。みんな、その経験を経てクラブに入っているので、自然とそうなっていくんですよね。コーチがそうしろと言っているわけではなく、みんなが仲間として受け入れる空間があります。それが自己肯定感の高さにつながるところはあるのかもしれません。練習参加した子が「練習後の鬼ごっこが楽しかった」と言ってくれていましたが、それも自然に発生するもので、サッカーのときもあればバスケットをすることもあります。練習が終わった後に、みんなで楽しく遊ぶのは、友達になれる時間なので、コーチは口を出さずに見守っています。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■大森FCに入って、子どもが変わった、成長したところは?本田さん試合中に声を出すことと、自分のことは自分でするようになってきました。うちの子の学区では、小学4年生から宿泊学習をするのですが、大森FCでは頻繁に合宿があるので、荷物の準備を自分でしたり、わからないことがあれば先生やコーチに聞くことが、自分からできるようになってきました。大森FCに入るまでは、困ったことがあっても恥ずかしくて大人に聞くことができなくて、気づいてもらうのを待つことが多かったのですが、困ったことがあったら、自分から主張して、コーチなり誰かに助けてもらうことができるようになりました。西川さん大森FCのコーチは、子どもを子ども扱いしないところがあります。当初、うちの子はそれを怖いと感じていました。保育園や学校の先生は、子どもを子ども扱いして、優しく接してくれることが多かったんです。大森FCに入って、子どもを子ども扱いせず、対等に扱ってくれることに、最初は戸惑っていました。「コーチが怖い」って。私としては、「どこが怖いの?」みたいな感じだったのですが(笑)。それが、徐々に「コーチは面白い」に変わってきました。いままでは優しい先生と接することが多くて、大森のコーチに対して身構えてしまったところがあったのですが、いまはどの学年のコーチとも楽しそうに接しています。トップチームの選手たちとも絡むことがあり、あるとき「トップチームの選手にジュースをおごってもらっちゃった」と、うれしそうに話していました。同世代だけでなく、幅広い世代の人たちと接する機会が多いことで、コミュニケーション能力が上がってきたと感じます。小島代表色々な大人と接することで、感性が磨かれることはあると思います。なので、なるべく同じコーチが連続して指導をしないようにしていて、いろんなコーチのいろんなアプローチの仕方を知ってほしいです。たとえば一人のコーチと合わないときは、私にでもいいし、他のコーチでも、ユースの監督でもいいので、誰かに相談できる環境があることが大事だと思っています。海外のビッグクラブには、食堂のおじさんや掃除のおばさんなど、気軽に相談できる人が身近にいます。大森FCでも、相談しやすい人をみつけてほしいと思っています。■自己肯定感の重要性について感じること西川さん自己肯定感とは、自分を自分で受けられることだと思います。自分のことを自分で認めることができないと、自分と違う人に対してアレルギーを持ってしまいますよね。自分を理解していると、自分と違いがある人に対しても、受け入れられるようになるのかなと思います。本田さん自己肯定感が強くないと、心の悩みが増えてくるのではないかと感じます。否定されることが多い環境だと、私なんてどうせ......、という考え方になってしまいがちです。自己肯定感があると、困難にぶつかったときのベースになるというか、自分を支えてくれる根本の自信になると思います。小島代表大森FCはサッカークラブですが、売り物にしているのは、生きがいや成長です。それは全スタッフと共有していて、子どもたちはサッカーが好きで上手くなりたいと思っています。サッカーはミスのスポーツなので、失敗するのは当たり前。大事なのは、その失敗を受け入れて、どう成長していくかです。そのプロセスがサッカーには詰まっていて、コーチたちもチャレンジを奨励するような接し方をしています。その繰り返しが、自己肯定感につながっていくのではないでしょうか。■生きがいと自己肯定感写真提供:大森FC大森FCの小島代表、保護者のみなさんに話をうかがっていると、「子どもを一人の人間として認め」「チャレンジをうながして、失敗しても良い」という雰囲気を作ることで、伸び伸びとサッカーに取り組み、その結果、成長していくというプロセスを感じました。小島代表は「サッカーを通じて、生きがいを与えたい」と言っていましたが、生きがいを感じることと自己肯定感を高めることは、とても密接な関係にあるのではないでしょうか。次回の記事では、自己肯定感をなくさないために、子どもたちと接する上で心がけていることについて紹介します。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年04月11日「自信がある人」と「自信がない人」では、仕事の成功や良好な人間関係など人生のあらゆる面において、手に入れられるものに大きな差が生じてしまうようです。みなさん、「あのとき自信をもって行動していれば違う結果になったかも……」と後悔していることはありませんか?今回は、「自信に満ちた子どもの育て方」について、親が心がけるべきポイントを解説していきます。「自信のある人」は大きな目標に立ち向かえる!「自信がある子」と聞くと、「自慢ばかりする子」「ほかの子どもを見下す子」などマイナスなイメージをもつ人もいるかもしれません。しかし、いまの時代における「自信」とは、自己肯定感と同じくらい重視されているようです。では、子どもがもつ「自信」とは、具体的にどのようなものなのでしょう。『12歳までに「自信ぐせ」をつける お母さんの習慣』(CCCメディアハウス)の著者で、「こどもみらい塾」塾長の楠本佳子氏は、「自分は何でもできる!」といったうぬぼれ的なものではなく、やる前から無理だと諦めずに、何事も失敗を恐れず取り組む力こそが「正しい自信」だと述べています。そんな「正しい自信」をもつ子どもは、成功と失敗を繰り返しながら、「こうやったらもっとうまくできるようになるかな?」「もっと効率的にできるようになるかな?」と考えながら行動するようになるのだそう。また、「自信の有無は、子どもの幸福と目標の達成を左右する」と述べるのは、ハーバード大学教育学博士のレベッカ・ローランド氏。ローランド氏によると、自信のある人は、自分の能力全般を信頼しているので、大きな目標に立ち向かうことができるのだそう。そして何より、「失敗しても立ち直れる」と信じているとのこと。失敗してももう一度チャレンジするか、また失敗してしまうことを恐れて諦めるか――。どちらがより飛躍できるかは明らかです。成果は関係ない!子どもには「たくさんの経験」を『里山資本主義』(KADOKAWA)の著者で日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏によると、子どもたちに対して「すぐに成果や結果を出すこと」を求めてしまうのは酷であり、長期的な視点で見るとデメリットのほうが大きいのだそう。藻谷氏は、「『半世紀後の彼らの実りある人生』という成果のためには、いまは成果に関係ない実経験こそ大切にすべき」だとして、幼少期における実体験の大切さを説いています。必要なのは、困難にぶつかった時にも怯まない気持ちや、折れない心だ。そうした心は、自分が本来もっている、無理に引き出さずとも出てくる力に対する、セルフリスペクトから生まれる。そしてそのようなセルフリスペクトは、幼少時より自分で失敗し、その失敗を自分なりに考えて克服した経験を積み重ねてこそ培われる。(引用元:FQ Kids Learning 2020 spring issue,『身体感覚・美的感覚・社会性を育む 子ども自然体験』, 株式会社アクセスインターナショナル.)※太字は編集部が施したなるほど、幼少期の子どもには経験が大切なのですね。では、親は具体的にどのようなサポートをすればいいのでしょうか。「自信がある子の親が心がけていること」について、次に詳しく見てきます。「自信がある子」の親が心がけている3つのこと1.「小さな成功体験」を重ねられるようにサポートする子どもに自信をつけさせる最も効果的な方法は、小さな目標を設定してクリアする「成功体験」を積ませること。カリスマ保育士としてメディアでも活躍中のてぃ先生は、自身のYouTubeチャンネルで「『誰かに勝つ』ことではなく、『自分に勝つ』ことこそが、失うことのない本当の自信につながる」と述べています。それは、「人に勝つことで得られる自信」というものは案外脆く、他人に負けた途端に「もうやりたくない」と背を向けてしまうようになるから。一方、自分が掲げた目標をクリアして、「自分に勝った」経験を繰り返すことは、他人の行動や言動に左右されない揺るぎない自信になるのだと、てぃ先生は言います。学習塾・花まる学習会主宰の高濱正伸氏もまた、「小さい成功体験を積み重ねた子は、社会に出てから頑張り抜く底力をもっている」と述べています。日常生活のなかで小さな課題をクリアしたときの親のほめ言葉は、子どもの自信を強固なものにするのだそう。そして小さな達成感を積み上げることで、やがて自ら大きな課題を設定できるのです。たとえば「お手伝いしたい!」と言う子どもに対して、「忙しいのになあ」「余計に時間や手間がかかっちゃう」と面倒に感じることもありますよね。しかしそんなときは、「この子の自信が育つチャンス!」と思考のスイッチを切り替えてみませんか?家族カウンセラーの宮本まき子氏は、「できっこない、無理、と却下するのではなく、『どうやったら可能か』をとっさに判断するのが親の知恵」だと話します。切りやすい野菜をほんの少しだけ切るなど、たった一切れでも「自分で料理した」達成感をもてると、その子の自信につながります。また目標を設定する際は、あくまでも本人が達成できるであろうところに調整することが大事です。てぃ先生は、「小さな子どもの場合、目標を決めることやハードルの高さの調整もまだ上手にできないので、大人がサポートしてあげて」とアドバイス。そして目標をクリアできたら「できたね!」「すごい!」とほめてあげることを忘れずに。2. 子どもの能力を伸ばす「リッチトーク」をする子どもの自信を育むためには、親子の会話も重要な役割を果たします。前出のローランド氏が提唱する「リッチトーク(豊かな会話)」は、子どもの自信を育むのに有効な会話術です。その原則となるのは、「A(Adaptive)= 臨機応変」「B(Back-and-forth)= 双方向」「C(Child-driven)= 子ども主導」であること。具体的には、「子どもの願望や欲求に柔軟に応じること」「お互いに積極的に会話すること」「子どもの目標・関心・欲求から会話を始めること」に重点を置いて会話することで、子どもの意欲や創造性、自己肯定感、そして自信が高まり、さらには親子の絆も深まるというわけです。また、会話のなかで子どもをほめるときに注意しなければならないのは、「よく観察してほめる」こと。子どもがもともとできることや、偶然にできてしまったようなことは、ほめてはいけないのだそう。「うぬぼれ的な『間違った自信』につながります」と楠本氏が指摘するように、あくまでも子どもが努力したことや頑張ったことに着目してあげましょう。「お母さん(お父さん)がきちんと見てくれている」と感じられると、自己肯定感もアップします。そしてもうひとつ、「他人と比べない」ことも大事です。「〇〇ちゃんみたいに上手にできたらいいね」「△△くんよりも速く走れたね」というように、まわりの友だちと比べるのはNG。比べるのなら以前の自分。「昨日よりも上手に描けたね」などと、いままでできなかったことができたらほめてあげましょう。3. 親が「ポジティブな口ぐせ」を意識する最後に、親御さん自身に気をつけてほしいのが「口ぐせ」です。高濱氏は、「物事を始めるときに、子どもが『できない』『やりたくない』と否定から入るのは、失敗することを恐れているから」と指摘します。これは、いつも親から結果ばかり求められたり、「本当にできるの?」と不安をあおられたり、失敗したら「だから無理だって言ったじゃない」と呆れらたりすることが影響しています。もちろんいつでも前向きで、ポジティブに考えられることばかりではありません。時にはネガティブ思考にとらわれたり、子どもが傷つかないためにあえて慎重になるよう促したりすることもあるでしょう。しかし、高濱氏によると、度重なる親のネガティブな発言が、子どもに「私のことを信じてくれていないのかな」「僕には期待してくれていないのかな」と思い込ませることにもつながるとのこと。子どもには、できるかぎりポジティブな声かけをしていきましょう。「大丈夫」「あなたならできるよ」「失敗したらもう一度チャレンジしよう」と声に出すことで、親もまた「うちの子なら大丈夫」と安心して見守ることができるのではないでしょうか。***「自信を身につける」といっても、簡単なことではありません。日々の暮らし方やまわりの人間関係、そして親子の会話など、さまざまな要素が積み重なり、本人の成長の過程で育まれていくものです。いつかお子さん自身が大きな目標を見つけたとき、自信をもってチャレンジできるように、いまからできることをサポートしていきたいですね。(参考)マナトピ|子どもに「正しい自信」をつける方法とは?12歳までに「自信ぐせ」をつけようYAHOO!ニュース|成功するのは「実力ある子」より「自信がある子」。自信を育む“親の声かけ”レベッカ・ローランド(2022),『自分でできる子に育つ最高の言葉かけ』, SBクリエイティブ.FQ Kids Learning 2020 spring issue,『身体感覚・美的感覚・社会性を育む 子ども自然体験』, 株式会社アクセスインターナショナル.YouTube|あの子はなぜ堂々としているのか?自信に満ちた子どもの親がしていること高濱正伸(2012),『伸び続ける子が育つ お母さんの習慣』, 青春出版社.PHPのびのび子育て 2021年3月特別増刊号, PHP研究所.幻冬舎GOLD ONLINE|わが子と何を話すべき?ハーバード大学講師が教える「子どもの能力を伸ばす会話」
2023年04月04日周りから「こんなかわいい彼女、他にいなくね?」と思われるような女性は、どのような特徴を持っているのでしょうか。今回は、ランキング形式で3位から1位まで、その特徴をご紹介します。■第3位:自分に自信がある自分に自信がある女性は、魅力的です。自分の容姿や性格に自信があるため、自然と周りからの評価も高くなります。また、自分に自信がある女性は、自分を大切にすることができるため、周りの人たちにも優しく接することができます。■第2位:笑顔が素敵笑顔が素敵な女性は、周りから好感を持たれます。明るく、元気な印象を与えるため、周りの人たちにとって癒しの存在となります。また、笑顔が素敵な女性は、自分自身も幸せな気持ちになるため、周りの人たちにも幸せを与えることができます。■第1位は...1位は、自分を大切にすることができる女性です。自分を大切にすることができる女性は、自分自身に自信があるため、自然と周りからの評価も高くなります。また、自分を大切にすることができる女性は、自分自身の魅力を最大限に引き出すことができるため、周りの人たちからも魅力的だと思われることが多いです。■まとめ「こんなかわいい彼女、他にいなくね?」と思われる彼女の特徴のランキングでした。自分自身を大切にし、周りの人たちに優しく接することができる女性は、周りから愛される存在となることでしょう。(Ianoiton/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年03月19日人との出会いは、人生を豊かにするものです。中には、一度会っただけで惹かれる人がいます。彼らには、何か特別な魅力があるのでしょうか。今回は、一度会っただけで惹かれる人の特徴をランキング形式でご紹介します。■第3位:自分に自信がある自分に自信がある人は、魅力的です。彼らは、自分の価値を知っているため、自信を持って行動できます。また、自分に自信がある人は、周りの人にも自信を与えることができます。自分に自信がある人は、自分の魅力を最大限に引き出すことができるため、一度会っただけで惹かれる人が多いのです。■第2位:相手に興味を持っている相手に興味を持っている人は、魅力的です。彼らは、相手の話を聞いたり、相手のことを知ろうとする姿勢があります。また、相手に興味を持っている人は、相手を大切にすることができます。相手に興味を持っている人は、相手とのコミュニケーションがスムーズになるため、一度会っただけで惹かれる人が多いのです。■第1位は...1位は、笑顔が素敵な人です。彼らは、笑顔で迎えてくれるため、相手に好印象を与えます。また、笑顔が素敵な人は、周りの人を明るくすることができます。笑顔が素敵な人は、相手に安心感を与えるため、一度会っただけで惹かれる人が最も多いのです。■まとめ自分に自信がある人、相手に興味を持っている人、そして笑顔が素敵な人は、周りの人に好印象を与えるため、魅力的な人として認知されることが多いです。これらの特徴を持つ人は、自分自身も幸せになることができるため、ぜひ参考にしてみてください。(Ianoiton/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年03月17日ある店の看板を見て、「この店、大した自信だな」と思ったという、じゅごん氏(@DugongY)さん。それは、静岡県賀茂郡にあるスーパーマーケット『サンフレッシュ松崎店』の看板でした。店の看板には、必ずといっていいほど店名が大きく掲示されています。また、扱う品物について表記している店もあるでしょう。しかし、同店の看板には、一風変わった謎の宣言が表示されているのです…。このスーパー大した自信だなと思ったら開き直ってる方だった pic.twitter.com/P3xzTFPmEj — じゅごん氏(5/5コミティア「さ22b」 (@DugongY) May 7, 2022 店名の次に目立って掲示されているのは「ないものはない」というメッセージ!「ないものはない」という宣言は、じゅごん氏さんが最初に思い浮かんだほうの、「この店に置いてないものはない(なんでもある)」という自信にあふれたひと言なのでしょうか。はたまた、「店にないものは売ることができない」という、開き直りの意思表示なのかもしれません…。なお、同店舗に看板の文言について問い合わせたところ、残念ながら「文言の意味が分かる人はいない」との回答でした。2つの意味があるユーモアあふれる看板に対し、ネットからは反響が続々と上がっています。・投稿文を読んで一瞬「どういうこと?」って思ったけど、考えて納得した!・地元に住んでいるけど、この店は長年この文言を掲げている記憶がある。・意味が分かって吹いた!日本語って面白いね。じゅごん氏さんによると、店内には安くて魅力的な地魚がたくさん販売されていたとのこと。看板にあるように「ないものはない」のかもしれませんが、販売されている品物には魅力があるようです![文・構成/grape編集部]
2022年05月09日恋がしたいけど、恋をする勇気が出ない……。そんな風に思うことはありませんか?落ち込む必要はありません!素敵な恋をするために、自分に自信をつける方法をご紹介します。■ なぜ自信がないか考える恋に前向きになれない原因は、自分なりになんだと思いますか?たとえば年齢にコンプレックスを抱いている、ルックスに自信がない恋愛経験に乏しく、恋の仕方がわからない、仕事が思うようにできないなど……。不安材料が増えるほど、自分への自信はなくなってしまうものです。「恋をすること」はいつでもできるようで、なかなかできないもの。なぜなら恋人を作るためには、相手が声をかけたくなるような、魅力ある人物になる必要があるからです。実際、雰囲気が暗くなにか思い詰めているような人に、なんとかしてあげたい気持ちにはなっても、異性の魅力を感じる人は少ないでしょう。まずは、自分自身を客観視することです。いまの自分はどういう状況なのか。自分のいたらなさに気づけたとき、あなたの自信は作られます。■ 日々を充実させる恋をするからには、自分の心の余裕が不可欠です。心の余裕を作るということは、生活を安定させ毎日を充実させるということ。そのためには仕事に精を出したり、趣味を持って友達を増やしたり、毎日を楽しく過ごすことが大事なポイントになってくるでしょう。恋をするのに年齢、ルックスは関係ありません。要は相手のことを好み、相手を大事にできればいいわけです。相手を支えるためには、まずは自分をしっかりと支えてあげること――。自分を卑下し、悲観するよりも自分を高め、毎日を明るく過ごせる女性のほうが魅力的で、相手を幸せにできるはずです。■ 魅力的な人のマネをする自分自身を客観視するのは難しい作業です。自分のいたらなさを知るためには、魅力的な人やモテる人に目を向けるといいと思います。あなたの身の回りで、男女問わず友達が多くて、いつも人気が集まっている人はないでしょうか。職場でも飲み友達でも、サークルの仲間でもなんでも構いません。「この人みたいになりたいな」という、つい嫉妬してしまうほどモテる人がいたら、相手がモテる理由、見習うべきところをぜひ観察、分析してみてください。相手と自分を比べて落ち込むことはありませんよ。あくまでも反省材料に留めながら、モテる人のような存在に自分がなれるよう、意識を高く持つことが大切です。■ 素敵な出会いのために…物事を前向きに捉え、少しずつでいいので自分に自信を付けさせてあげましょう。それができたとき、あなたの魅力に誘われて、いい人も現れるかもしれません。いい出会いを見つけるポイントにもなるので、ぜひ意識してみてくださいね。(柚木深つばさ/ライター)(愛カツ編集部)【実際の意見】私はこうやって自信をつけました!presented by愛カツ ()
2021年06月28日「何をやるにも自信が持てない、私なんて価値がない…」人がうらやむような容姿や経歴を持つ、いわゆる「勝ち組」と言われるような人なのに、なぜか自分に自信が持てず、私のところへ相談に訪れる人がいます。そんな自己評価が低くなってしまうのはどうしてなのでしょうか? 謎を解くカギは、子どもの頃に受けた「親からの大きすぎる愛情」にありました。■親の過保護・過干渉が子どもの自信を奪う最近のご相談で増えているのが、容姿や経歴、経済力、社会的信用も問題ないのに、自分に自信が持てないという方からのお悩みです。例えば、裕福な家庭で育ち、学歴も高く仕事もできて順風満帆な人生と思われていたのに、ちょっとしたミスからすべてのことに自信を無くしてしまったという方がいました。そういった方は、チャレンジしたいことがあってもできず、自分自身にモヤモヤ・イライラしてしまうことに悩んでいるのですが、深く話を聞いてみると「親に愛されすぎた人」が多いことに気づきました。親に愛されて育ち、どうして自信がなくなってしまうの? と、不思議に思う方も多いでしょう。実は、子どもを愛しすぎるあまり過保護・過干渉になってしまう親が、子どもの自信を奪っているのです。親としたら単純にわが子がかわいくて心配なだけなのですが、ついつい子どもがつまずきそうなものは先回りして取り除いてしまいがちですよね。それが、小さい頃なら命の危険に直結する場合もあるので、親としては当然のことです。しかし、小学校高学年、中学、高校と子どもが成長し、自分で判断し行動できるようになっても親が変わらず干渉をし続けると、子どもは「私ってそんなに頼りないのかな」「僕が何もできないから親はいろいろ言ってくるんだ」と、親から自分は信用されていないと感じるようになります。親としては、子どもを信頼していないわけでもないし、認めていないわけでもありません。でも、子どもは成長と共にそうとらえるようになり、自信を失っていくのです。また、小さい頃から親に愛情を注がれ、必要以上にほめて育てられてきたタイプは、「誰かにほめられて認めてもらっている自分」に価値を見出すようになりがちです。裏を返せば、ほめられたり認められたりしない自分には、価値がないと感じてしまいます。この2つの理由により、ある程度大きくなってから、はたから見ればすべてを手にしているような人でも、自分に自信が持てずに苦しんでいるケースがあるようです。■「私のこと信用している?」口に出せなかった言葉を伝えてみる自分に自信が持てない、誰かにほめてもらえないと不安になるというご相談の場合は、親の過保護が原因であったこと、でもそれは信用されていなかったわけではなく、あなたをかわいいと思う気持ちが強すぎたからだとお伝えしています。あなたに何かが足りなかったわけではなく、心配という形で愛情を表現していたのかもしれないとカウンセリングでは相談者にお話しし、原因となる記憶の感情を書き換えるお手伝いをしています。もし、あなたが親に嫌悪感を持っている、理解してもらえない、信頼されてないと感じているのなら、記憶をひも解いて、そう思ったきっかけを思い出してみましょう。そして直接、親に確認してみるのです。例えば、「私の部屋をいつも掃除していたけど、そんなに汚かった?」「進路を決めるとき、どうして私に選ばせてくれなかったの?」など、親に信用されていない、頼りにならないと思われていると感じたときのことを聞いてみるのです。そうすると「きれいにしていたけど、部活で忙しそうだったから掃除くらいしてあげようかなと思って」「あなたはおとなしいタイプだから、共学校より女子校の方が向いていると思ったの」といった答えが返ってきて、あれは親なりの愛情だったと気づくきっかけになるでしょう。子どもにそんなお節介をしていたこと自体、忘れている親も多いものです。「お母さん、そんなことした?」といった返事に拍子抜けしてしまうかもしれません。親は子どもが小さい頃と同じように接していただけで、あなたを信頼していなかったわけではないのです。おそらく、自分自身に子どもが生まれたら、同じようにいろいろと心配して手を出したり声をかけたりと先回りするようになると思います。そうすると、親が自分にしてきた行動や声がけが愛情に起因していたと気づくはずです。親にとっては、何歳になっても子どもは子ども。心配は愛情の裏返しなのだと納得できれば、自分に対する不安感はなくなっていくでしょう。■子育てに自信が持てないお母さんへ親の過保護・過干渉で自信を失ったお母さんは、自分自身の子育てに不安を感じることもあるでしょう。「私の子育ては大丈夫? 間違っていない?」「親みたいに過保護・過干渉になりたくはないけれど、何が正しいのかわからない」子どもに対して過保護・過干渉になりたくはないけれど、そうやって育ててきてもらっているから、ついつい親と同じように子どもに接してしまう。逆に、親を反面教師にするあまり超放任主義になってしまうなど、育児に悩むお母さんは少なくありません。親もいろいろなタイプがあるように、子どもにもいろいろなタイプがいます。同じように過保護・過干渉でお節介な子育てをしたとしても、それをそのまま愛情だと受け取る子もいれば、うまく立ち回って聞き流せる子、親の言う通りにできない自分を責めてしまう子とさまざまです。親子の数だけ子育てのパターンがあるわけですから、誰にでも当てはまる「子育ての正解」といったものはありません。あなたに限らず、すべてのお母さんが「こんな子育てで大丈夫?」と思いながらわが子を育てているのです。でも、そこで無理に「理想のお母さん、正しい子育て」を探さなくてもいいと思います。子育てに悩んでいるのは、あなたの努力が足りないわけでも、何かが欠けているわけでもありません。親として悩むのは、自分の思い描く理想通りの育児ができなかったときでしょう。でも、それは誰のためですか? 多分、子どもが「こんなお母さんになって」とお願いしたわけではないと思います。子どもにとって一番心地良いのは、お母さんが笑顔でいること。お母さんが笑顔になれない子育ては、決して子どものためにはなりません。親の愛情が間違って子どもに伝わらないように、不完全な自分、不完全な子育てでもいいということをまずは認めることから始めてみましょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年12月29日ママ友が仕事に復帰!息子が小学生、娘が幼稚園の年中さんの秋のことです。降園後は公園に寄り道して帰るようになりました。クラスに慣れ、年間の園の行事などの流れがわかってくると、ママたちの間では来年度のことも話題に。仕事に復帰するというママや、今までに経験のない新しい仕事を始めるママがいて、子ども中心の生活が少しずつ変わりつつあるのを感じた私。でも今の自分の環境では、子どもを授かる前のように仕事をするのはちょっと難しいかな…。そこで、ママ友に働きやすいと教えてもらった未経験の仕事を、子どもたちがいない昼間の時間にやってみることにしたのですが…。どうして私はできないんだろう…と悶々ほかのママたちは家のことも子どものこともしっかりこなしながら仕事もしているのに、どうして私はできないんだろう…。私はそう思って、ずっと悶々としていました。でも、何気なく訪れた神社で大きく深呼吸をしたとき、ふと思ったのです。生まれたての赤ちゃんだった息子は24時間ずっとお世話をしないといけなかったな。でも、今は小学生になって、ひとりで帰ってきてカギを開けて家に入ることができるようになった。子どもたちは日々成長して大きくなり、いずれもっと手がかからなくなる。これから大きくなればなるほど、私は自分の時間が増えるのです。きっとさみしくてしょうがなくなるくらい、母の手を必要としなくなってしまうでしょう。そう思ったら、まわりと比べてあせらなくてもいいのかなと思えてきました。私が私であるために心がけていることこの日の気持ちを忘れないように、御朱印帳を持つことにした私。ちょっとした時間を見つけて、自分が今までに行ったことのあるいくつかの神社を訪れ、心を落ち着かせる時間を持つようになりました。受験生の時に合格祈願をした神社。仕事がうまくいくようにお参りした神社。素敵なご縁がありますようにとお参りした縁結びの神社。自分の今までの人生を振り返り、今まで積み上げてきた「私だけの人生」を思い返します。すると「あんなにたくさん悩んだけど、頑張ってきたな私!」と、自分で自分をちょっとだけほめてあげたいような気持ちになってきました。私は私。私のままでいい。そう思うと、まわりのママばかりうまくいってるような気がしていたモヤモヤが、スッとなくなっていきました。きっと自分だけのなにかが見つかる時が来る御朱印帳を持つようになってから、折れかけていた心がちょっとずつ前向きになってきた私。勘が鈍らないように仕事に関する本を図書館で借りてきたり、友達に仕事の話を聞いたり、これだけは忘れないようにしようと思ったことを続けるうちに、少しずつ目標を見つけられるようになりました。そして1冊目の御朱印帳がいっぱいになった頃、このあんふぁんwebのママニュースを書かせていただくというご縁がありました。いつかきっと実を結ぶ時が来る。どんな形になるかはわからないけれど、きっと自分だけのなにかが見つかる時が来る。今はそう実感しています。この御朱印帳は、私が日々悩んだ気持ちや神社まで歩いた時間、そしてそこで出会った気づきがたくさん詰まっています。これからもずっと、私の大切な宝物です。そして今はなかなか外出しづらい日が続いていますが、2冊目の御朱印帳はこれから初めてお参りする神社の御朱印でいっぱいになったらいいなと思っている私です。<まんが・文:しみず宇海>
2020年11月20日恋愛でうまくいった経験が少なく、なかなか自信を持てないでいるという方もいるかと思います。しかし、あなたの恋愛がうまくいかないのは、その自信のなさ自体が、原因かも!今回は、恋愛に自信のない女性が陥りがちな失敗をご紹介します。失敗しないための対策も解説するので、心当たりのある方は、チェックしてみてください。■ アプローチできないまま好きな人に彼女ができる恋愛に自信がない女性は、好きな人ができても、何も行動を起こせません。「かっこいいな」「付き合えたらいいな」と、好きな気持ちは日に日に膨らんでいくのに、特に進展はないまま。気づけば彼には彼女ができていた、なんて悲しい結末を迎えてしまいます。フラれるのが怖くて、なかなかアプローチできない気持ちもわかりますが、何も行動しなければ付き合える可能性はゼロのまま……。思い切って行動して、彼と両想いになれる可能性を1%でも上げたほうがいいですよね。どうしても勇気が出ないときは、信頼できる友達に話したり、恋愛相談窓口に連絡したりして、背中を押してもらうのもいいですよ。■ ダメ男に引っかかる恋愛に自信がない女性は、好意を見せてくれる男性がいると「私のことを好きになってくれるのなんて、この人しかいない!」と盲信してしまうことがあります。その相手が誠実な人ならいいのですが…多くの場合、自信のない女性を狙うのはダメ男。異性関係がだらしないダメ男に遊ばれたり、浪費癖のある男性に貢がされたり、モラハラ男にいじめられたりして、辛い恋愛をすることになってしまうのです。ダメ男に引っかからないためには、「自分にも恋人を選ぶ権利がある」「幸せになれる恋愛をしていい」と、自分に強く言い聞かせることが必要。いざとなったら「ダメ男と付き合って不幸になるくらいなら、彼氏なんていなくてもいい!」と思えるくらい、仕事や趣味、友人関係などを充実させておくと、冷静に判断してブレーキをかけられるようになりますよ。■ 出会いのチャンスを逃す恋愛に自信のない女性は「自分に需要なんてない」と思い込んでいるため、多くの出会いのチャンスを逃しています。合コンに誘われても断り、友達に勧められたマッチングアプリもやらず、出会いスポットにも行かない……。そうなると、いい出会いに恵まれず、ますます恋愛に自信がなくなるのは当然のことです。最初から一人で挑戦するのは勇気がいると思うので、まずは仲のいい友達と合コンや街コンに参加したり、同じアプリを始めたりしてみるのがおすすめ。「友達と一緒に楽しむためのイベント」くらいの感覚で、一歩踏み出してみればいいのです。一度経験してしまえば、次から気軽に出会いのチャンスを探しに行けるようになりますよ。■ 根拠のない自信が、恋愛の成功に繋がる!何もしなくても男性が寄ってくるような、めちゃくちゃモテる女性なんてほんの一握り。ほとんどの人は根拠のない自信を持ってチャレンジしなければ、恋愛で成功体験を得ることなんてできません。まずは周囲の人たちに協力してもらいながらでいいので、出会いを探しに行ってみたり、好きな人にアプローチしてみたり、少しずつ挑戦しましょう!(オルカ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年11月09日こんにちは。渋谷です。私が娘のみったんから「教わっているなぁ」と思うこと、それは…「異常なポジティブさの重要性」。■父親の愛情が子どもを超ポジティブ人間にする!蝶よ花よといつくしんでみったんを育てたおっとぅんの英才教育のおかげで自分大好き! 自分サイコー! なみったん。それはお月さまや台風など、宇宙や自然現象にまでバリエーション豊かに及びます。そんなある日のこと。仕事がうまく行かずダークサイドに堕ちていた私の前に、現れたのは…!?「私はダメな人間だ…」と落ち込む私の前に現れたのは、ハイパーポジティブガール・みったん!どうやらみったんなりに励ましにきてくれたようです(子どもに気をつかわせるとは不甲斐ない…)。そこで言われた「みーみのママなんだからだいじょーぶ!」という言葉。みったんのポジティブさがこんな形で私に向かってこようとは。自分に対するポジティブさは人もポジティブにする。自分に自信を持つことの大切さをみったんから教わっている毎日です。「自分なんて…」と思うより「私ぞ!!」と思った方が絶対いいですよね。母ちゃん、みったんみたいにもっと自分を大切にするね。
2020年10月27日仕事の転勤や転居、生活スタイルの変化などで、子どもが転園することになった場合、親はわが子が新しい園になじめるか心配ですよね。わが家は結婚してから10年の間に、転居による転園を2回経験しました。今回の記事では、引っ越しの多かった私自身が子どもの時に感じてきたこと、その経験を生かして自分の子どもの転園で気をつけていることについて紹介します。幼稚園・保育園の転園は親もドキドキまず登園初日、在園児は転入児に興味津々!「どこからきたの?」「すきなあそびはなに?」「なんてよべばいいの?」「いまどこにすんでるの?」「どうしてひっこしてきたの?」「なんかはなしていることばがちがうね(方言のある地域の場合)」と、質問攻めにあいます。社交的な子どもであれば受け答えもできるでしょうが、そうではない場合、このこと自体が子どもにとってかなりのプレッシャーに。子どもが恐怖心をもつことなく初登園を終えるのが、とにかく最初の関門です。どちらかというと内向的な子の場合は、事前に担任の先生にその旨を伝えておくといいでしょう。早くなじめるように心がけている3つのことそのほか、子どもが園に早くなじめるように、わが家では3つのことを心がけています。子どもの得意なことを先生と共有する私自身が転園したときに感じたのは、「何かひとつでも得意なことがあれば、それをきっかけに友達の輪にも入っていきやすい」ということ。体を動かすことが大好きだった私は、転園と同時に幼稚園内で実施されている体操クラブに入りました。そこで一緒に習っている子との交流をきっかけに、友達の輪も広がっていきました。わが子の場合は、転園の際、絵や工作が得意だということを担任の先生に伝えました。すると、「どんなものを作っているか見たいので、工作を持ってきてもいいよ」と言ってくれました。毎日作品を作っている息子は、翌日から登園するのが楽しみになり、登園を渋る様子がなかったので本当に助かりました。もし子どもに得意なこと・好きなことがあれば、ぜひそのことを担任の先生に伝えてみてください。今回のケースのように、作品を持っていってよい園は少数派かもしれませんが、園での活動の中で先生が子どもの特技に触れるきっかけを作ってくれることでしょう。「今日はどうだった?」と聞かない私自身もそうだったのですが、帰宅後に「今日はどうだった?」と親から聞かれるのが、「楽しかった」という答えを期待されているような気がして、案外プレッシャーになっていました。そのため、わが家では、転園後しばらくは、子どもの帰宅時に「今日はどうだった?」と聞くのを控えました。代わりに、連絡帳に書いてあることを元に「今日は〇〇あったんだねー」「給食は△△だったんだ!おいしそうだね」などと話しかけるようにしました。子どもの気分がよい時は「そうなの、~でね」と話を続けてくれますし、あまり気分が乗らないときは「うん」で終わります。返事の様子で、ある程度子どもの感情を汲みとるようにしました。また、「パパもママも〇〇の味方だよ」ということは日頃から伝えるようにしていて、負の感情を察したときは、ギューっと抱きしめるようにしました。親の直感は意外と当たるもので、いつもとちょっと違う空気を感じたときは、友達とのトラブルがあった後だったりも。表情や態度が少しおかしいなと感じたら、子どもに「何かあった?」と聞くのではなく、園の先生に「最近どうですか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。園での頑張りを先生から聞いてほめる転園からしばらくの間は、新しい環境で頑張っている子どもを応援するために、担任の先生となるべくコミュニケーションを取るように。先生は子どもたちのちょっとした成長にも気づいてくれているので、園との連絡帳や送り迎えの時などに子どもの頑張りをたくさん教えてくれました。しかも、家に帰ってきた後に「先生から聞いたんだけど、今日は〇〇できたんだってね!」と普段の何気ない行動をほめると、子どもは恥ずかしがりながらもとても喜びます。先生が自分のことを気にかけてくれているとわかると、子どもにも園生活に対する安心感が生まれるので、先生との情報共有をおすすめします。自信がつけば、園になじむのもすぐ!自分の経験、そして子どもの姿を見ていると、「自分にはできることがある」「親も守ってくれている」「先生も見てくれている」と心理面の安心が整えば、それが自信にもつながり、園生活に早くなじめるように感じます。そのためには、日ごろから子どもの様子を観察するとともに、親としても、園と適度なコミュニケーションを取っていくことが大切です。ぜひ、親子で新しい園生活を楽しんでいきましょう!<文・写真:ライターnanahi>
2020年09月06日男性が手放したくない女性の条件の一つに「この子といると自分の自信がつく」というものがあるそうです。男に自信をつけさせる女と、自信とつけさせる女の違いは一体なんでしょう?今回は男性の意見を聞いてみました。■ 仕事を頑張っているところを見て、褒めてくれる「人事に配属になり、採用の仕事にプレッシャーを感じてました。でも彼女はいちいち褒めてくれるんです『それでも逃げ出さないのは偉い』『繊細な方が向いてると思う』とか。彼女といると自己肯定感が高まるから別れたくない」(28歳/フィットネス運営会社)仕事は1日で一番長く時間を捧げる人が殆どですし、自信がつくか、つかないかは仕事の出来の影響をどうしても受けやすいものです。そこで、「頑張ってるよね」「大丈夫だよ」と励ましてくれる彼女は、ありがたい存在。一見自信がありそうな彼でも、心の中では不安がある場合もあるので、褒められて嬉しくない人はいませんよ。■ いつも笑顔で話を聞いてくれる「感情が安定していて、笑顔の女性は別れたくない彼女の条件だと思います。笑顔でいてくれると、こちらも安心するし、彼氏として彼女を満足させられていると思えるので、嬉しいですよね」(31歳/建築会社勤務)男性がいつもニコニコしていて笑顔の女性を好むのは、「俺がこの子を笑顔にできている」という自信が持てるからなんでしょうね。簡単ですが、いつも笑顔でいるためには女性の側も努力が必要ですよね。ただ、その分笑顔の効果は絶大なようです。■ ワガママを言って甘えてくる「彼女がワガママを言ってくるんですが、それが可愛いなと思うし、叶えてあげられると自信がつく。ワガママを言えるのって、それだけ俺のことを信用して甘えてるからだと思うんです。だから頑張って幸せにしてあげようと思います」(27歳/飲食店PR会社勤務)ワガママのポイントは、内容の問題ではなく「叶えてくれなくても不機嫌にならない」ことが大事だそうですよ。そこで不機嫌になられると「俺って彼女を幸せ似できない男なんだな」と男性は自信を失ってしまうようです。■ 男性は女性を幸せにしたいと思っているどんな男性も「彼女を喜ばせたい」「幸せにしたい」という気持ちを持っているもの。泣かれたり不機嫌になられたりして、それが出来ないと感じると男としての自信を失ってしまいます。笑顔でいることや、可愛いワガママを言うことは彼に自信を持ってもらうためには絶大な効果があるようですよ。(ライター/上岡史奈)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年07月15日こんにちは。「男の気持ちは男に聞くのが一番早い!」恋愛プランナーのTETUYAです。自信がなくて自分の意見を持っていない人より、自分に自信をもっていてその人なりの考えがある男の方が、魅力的ですよね。もしあなたが、こういう男を好きになってしまったとしたら、どんな風にアプローチすればいいと思いますか?その答えのヒントを、今日は紹介していきます。■1、まずは「自信のある男」の本質を知ること自分なりの軸と自信を兼ね備えた男は、今まで生きてきた中で培った自分の必勝パターンを持っています。自分に自信を持っているということは、裏を返すなら、ほとんど自分が手に入れられないものはない!と考えている。恋愛に話を広げるなら、少し大げさな言い方かもしれないけれど「自分が口説けば落ちない女はいない」ということ。■2、軸のある男の恋愛は「手強い女性」ほど燃える!じゃあ、こういう男性は恋愛において、どういうモチベーションをもとに動いているのでしょうか?それは「手に入れにくいものほど、手に入れた時の達成感が大きい」ということ。もっとわかりやすくいうと、簡単に落ちる女性より、「ちょっと手強そうだな」と思わせる女に魅かれてしまうわけです。だから、自信のある男を落としたいなら「手強そうな女」というブランディングをするととても効果的。■3、「手強そうな女」の特徴は?具体的に、手強そうな女のブランディングを教えましょう。「わたしは手強い女よ」とドストレートに言うのもまあアリでしょう(苦笑)。でも、もっと自然に男に刷り込みたいですよね。そのためにはまず、男がイメージする「手強そうな女」を連想すること。具体的な特徴と言うとは、・真面目・ガードが堅いこの2つの要素で集約されます。ということはですよ、彼との会話の中で、「真面目」「ガードが堅い」というイメージを連想させるフレーズを会話の中に盛り込めばいいんです。「真面目」なら、「わたし、チャラチャラした男が好きじゃない」。「ガードが堅い」というイメージを連想させるフレーズは、「なかなか惚れない」「好きにならないとエッチしない」など。こういうフレーズを聞くと、普通の男ならテンション下がりぎみになります。がしかし、自信のある男なら、「燃えるぜ!」と、高ければ高い壁を登りたくなってしまうんです。■4、「なかなか付き合えない」女性でいようこの、「手強い女のブランディング」を演出することで、必然的にこの男と結ばれたあとも、大事にされる傾向がある。なぜなら、男は、お金や時間、さらにはその女性を落とすために費やした労力を回収したいと本能的に思っているから。つまり、落とすために苦労した女ほど寵愛される。逆に言うと、簡単に付き合うことができた女性との関係は切れやすいということです。■最後に:好きな男性のタイプを見てからやってみて「手強い女のブランディング」方法は、もちろん相手の男のタイプを見て、使うか使わないか判断すべきです。外見から「自信」がにじみ出ている男もいれば、「自信」を内に秘めた男もいる。内に秘めたタイプは、何かと自慢するトークが多いかどうかで判断するといいですね。とにかく、自信がある男は魅力的です。自分をはっきりと持っていて、決断力もあるでしょう。あなたが好きになった男がもしこういうタイプなら、今回紹介したことをぜひ試してみてほしいです。ツイッター(@tetuya_1976)でも情報発信しています。気軽にのぞいてみてください。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月28日「恋愛がうまくいくようにしたいなら、自分のことをもっと好きになりましょう」なんども聞いたセリフですね。そういった主張のほとんどは「自分に自信がないのは自己肯定感が少ないから」→「自分を好きになることから始めよう!」→「そうしたら自分に自信がついていい恋愛ができるようになるよ」といった3段論法が展開されていると思うのですが、多くの人が「その自分が好きになるのができないんだってばよ!」と心の中でツッコんでるのが現状だと思うんですよね。今回は、多くの人が思っているであろう、「自信を持つためには自分を好きにならなきゃいけない」という説をひっくり返したいと思います。■そもそも「自信」ってなに?まず最初に「自信」というものを分解してみましょう。「自信」は「自己評価」と「他者評価」の二つで構成されています。よく「根拠のない自信」という言い方をすると思うのですが、この根拠のない自信が「自己評価」であり、この「根拠」が「他者評価」に当たります。自己評価は「わたしならどんな困難でも乗り越えられるぜ、ザッツオーライ♪」というマインドです。他者評価は「あの人は、〇〇の実績を残したからすごい、尊敬できる」とか「あの人にあの時助けてもらって本当に感謝している」とかの、他人から見たあなたの評価ですね。この自己評価と他者評価はバランスが大事です。他者評価のゼロの状態で、自己評価に振り切れるとナルシストになりますし、自己評価ゼロの状態で他者評価を求めようとするとメンヘラ化するか穴モテビッチ化します。■自分を好きになること=自己評価を上げること、ではないさて、では自信をつけるためにはどうしたら良いのでしょう?多くの場合、他者評価には何かしらの実績が必要ですから、まず何もないところから始められる自己評価を上げるところから手をつけよう、という話になります。しかし大抵の人が、「自分を好きになる」ために「自分のいいところを探そう」として挫折します。「わたしのいいところ・・・いいところ・・・いいと・・・こ・・・ろ・・・・・・な・・・い」(ちーん)みたいな。ここで誤解して欲しくないのは、「自己評価を上げること」=「自分を好きになること」=「自分のいいところを知る」=「自己肯定感」、ではないってことなんです。自己肯定感とは、「すごい自分を評価している」感ではなく、「全然ダメダメな自分を受け入れている」感なのです。「いやいやそもそもわたしそんなデキる女じゃなくない?」というできなくて当たり前の感覚を持つことが、「自己肯定感」に繋がるということです。■自己肯定感をあげるための自分にかける言葉のコツでは、実際に自分にかける言葉として、どんな言葉が自己肯定感を生むのか実例をあげましょう。・「あれ、わたし、今日も朝きちんと起きて、遅刻せずに出社してる?やばいww」・「ちょっと待って待って、よく考えたらさ、彼氏いるってだけで勝ち組じゃね?」・「まぁさ、プロジェクトは失敗したけど、わたしからしたら挑戦した時点で成功?的な?」・「わたし!こんなちっちゃなことで悩んでる!しょっぺえ!しょっぱすぎ!でも悩むよね、だってわたしだよ!?悩まないとか無理wwww」こういうのが自己肯定感です。思ってたのと違いました?自己肯定感と高めるためには、自分のいいところを褒めるのではなく、自分のダメなところ許すことが肝心なんです。■自己肯定感が低い人は「憧れ」を捨てよう加えて、自己肯定感が低い人に限って「こんな人になりたい」という憧れを強く持っているものです。憧れが強い分、「そうなっていない自分」に目が行きやすく、さらに自分にがっかりするという負のループを生み出しているんです。もしあなたが自己肯定感が低いと思うなら、「憧れ」をまず捨てるところから始めましょう。良くも悪くも「わたしってこんなもんだよね」という現在地を知ること。そしてその現在地にいることをきっちりと認めることです。自分のいいところを探すのはそこからでも遅くはありません。■ダメな自分を許せた時、人は自分を好きになれる彼との関係がうまくいっていない自分モデルさんのようにキラキラできていない自分人から愛されていると思えていない自分そんな自分を「わたしはこんなもんだ」と認められた時、人は初めて自分のことを好きになれます。別に自分の人生を分をわきまえて諦めろ、といってるわけではありません。夢を持ち、目標を持つことは大事なことです。しかし、それを実現できるのは自己肯定感を持ってる人じゃないと難しいんです。自己肯定感の低いまま高い目標を掲げても99.9%挫折してしまいます。■自己肯定感を得た人から、自分への自信を獲得していく整理しましょう。順番としては、1.ダメダメな自分を良しとする2.自己肯定感を持てるようになる3.自分をだんだん好きになってくる4.自分のいいところに気づけるようになる5.自己評価が高くなり、色々挑戦できるようになる6.自己評価が高まれば、失敗しても再チャレンジできる7.挑戦を繰り返すうち、どこかで成功する8.成功すれば他者評価が高まり、自他共に認める自信がつくという順番になっているんです。ね?自分を好きになることと、自信を持つことって全然違うでしょ?「自信を持つためには自分を好きにならなきゃいけない」という説は、確かに間違ってはいないのですが、その途中のいろんな過程を吹っ飛ばしているので、自己肯定会の低い人へのアドバイスとしては適切ではないのです。このアドバイスは、もともと自己肯定感の高かった人のアドバイスなので、自己肯定感の低いところからスタートしている人の気持ちがわかってないんですよね。「え、じゃぁ川口さんは自己肯定感低かったんですか?」はい、そうなんです。僕は自己肯定感が地面にのめり込んで、マントルを突破しブラジルまで行きかけたことがある人間です。今では8番にいると自覚していますが、スタートは1番からです。大丈夫、あなたも必ず幸せになりますから、安心してくださいね。(川口 美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月20日「わが子にはいろいろな事に自信をもって取り組んでほしい!」これは、多くのママの願いではないでしょうか?しかし、ママの対応で子どもの自信を奪ってしまうこともあります。今回は子どもの自信を奪う、親の行動についてお伝えします。褒められると自信がつく私が保育士として勤務していた頃、園で見つけた子どもの成長は、できる限り保護者に伝えていました。子どもの成長を保護者と共に喜び合えることは保育士としてとても幸せな時間でしたし、大切な仕事のひとつでもありました。その時に必ず「お家でもたくさん褒めてあげてくださいね」と伝えていました。先生だけではなく、1番大好きなパパやママから認められるということが、子どもにとって大きな満足感や自信に繋がるからです。ママになって感じた人前で褒める難しさでは逆に親が子どもの自信を奪ってしまうのはどんな時でしょうか?自分がママになって感じたことは、子どもが他人に褒められたとき素直に認めることの難しさでした。特にママ友同士の会話では、「○○くん、すごいね!」と言われると、相手の子をたてたいという思いから「そんなことないよ~」と、つい謙遜(けんそん)してしまいがち。でもその話の内容を、そばにいる子どもはしっかり聞いていることが多いのです。私も実際に、謙遜の言葉をわが子に聞かれてしまったことがあります。それは、息子が耳コピで覚えたいろいろな曲を、ピアノで得意気に弾いていた時のこと。友達が遊びにきて、そのママに「こんなに弾けてすごいね!」と言ってもらいました。相手の子がピアノを習っていたので、つい私は「全然だよ~!なんとか弾けてはいるけど、元々リズム感がないから、リズムが合ってないんだよね、○○ちゃんの方がずっと上手だよ」と返してしまいました。ママとしての私の本音は「うまい、ヘタは関係なく、いつも楽しんで弾いていてうれしい」という想いだったのに…。私たちの会話をしっかり聞いていた息子は「ぼくはリズム感がないの?」と不安になったようで、その後ピアノを弾くことが減っていきました。ママ友の受け答えがとてもステキこのときの私のように、子どもが褒められるとつい謙遜することがクセのようになってしまっているママも多いのではないでしょうか。そんな中、ステキだなと思うのは、「○○が上手だね!」と言ったときに、「そう?ありがとう!」と褒め言葉を素直に受けとるママ友。そしてその後、「上手になったのは、こういう経験をしたのがよかったのかも」と、それまでの過程の話をしてくれるので、こちらも参考になり、楽しく会話ができるのです。子どもの年齢が上がるほど、子ども自身は直接の褒め言葉だけでなく、間接的に聞こえてくるママの「本音」の言葉にも敏感になると思います。そのママ友のような受け答えを普段からしていると、その会話が子ども耳に入った時、きっと自信をもてますよね。親の謙遜が子どもの自信を奪ってしまう親の言葉は子どもにとって影響が大きいのだと改めて感じ、反省しました。今回は、息子がわかりやすく反応してくれたのでこちらも気づくことができましたが、このまま「謙遜」を続けていくと、小さなショックの積み重ねで、だんだんと自信をなくし苦手意識を持ってしまうと思います。それからは子どもが褒められた時は、なるべく「そうなんだよ」「頑張ってるんだ」などと受け止めて返答するようにしています。同意が厳しい時は「そうかな~」とあいまいに答えることもありますが、せっかく子どもが頑張っていることに対し、親の私が否定するような受け答えはしないよう気をつけています。親の「謙遜」によって子どもが自信をなくすことは、本当にもったいないと思います。ママ友同士であっても、お互いに自分の子どもの良いところを認め合うことを、当たり前にしていきたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2019年09月16日何をするにしても「私には無理……」「こんなのできないよ……」と自信のないそぶりを見せる子どもに、私たち親はどう接していけばいいのでしょうか。「どんなことにもチャレンジして、困難や壁も自分で乗り越えていける力を身につけてほしい」と願う親御さんは特に、そんなお子さんの姿を前に気を揉んだり、もどかしく思ったりしていることでしょう。「自分にはできない」と思ってしまうのは、生まれ持った性格なのでしょうか。それとも、何かきっかけがあったのでしょうか。子どもたちが自信を持てない理由を探りつつ、親が子どもに自信をつけさせるために効果的な方法を3つご紹介します。自信のない子は、こんな経験をしていることがある「やってごらん」と声をかけてみても、お子さんから「そんなのできっこない」と最初から諦めているような言葉を返されたことはありませんか。自信のなさそうな顔をしているわが子を見て、この先を案じてやきもきしてしまう方も多いはず。「やりたくない」というはっきりした拒否の意思表示ではなく、「自信がない」と言う子どもの胸の内には、どのような思いがあるのでしょう。教育評論家の親野智可等さんは、次のような可能性を挙げています。特に親にたくさん叱られたというわけでなくても、生まれつき慎重な性格であるとか、用心深くて心配性であるとか、マイナス思考であるとかの理由で、こういう言葉が多くなっているのかもしれません。または、何でもうまくやりたいという完璧主義的な気持ちが強いのかもしれません。あるいは、自分の不安や緊張を解放するために、つまり一種のストレス発散として言っているのかもしれません。(引用元:ベネッセ教育情報サイト|自分に自信がない子[教えて!親野先生])一方、生まれ持った性格からくる「自信のなさ」ではなく、周りの人たちの態度や言葉で自信をなくすこともあります。たとえば、以下のような言葉かけはNGです。×NG×「やってもいないのに、どうしてできないなんてわかるの?もっと自信を持たないとダメでしょう」→親野氏いわく、このような言葉をかけると、子どもには「自分は、自信のないダメな子なんだ」という意識が残り、否定的な自己イメージができあがってしまうそう。×NG×「泣いたって仕方ないでしょう」→泣いてもどうしようもない場面で泣く子どもに対して歯がゆく思い、ついこんな言葉を言ってしまったことのある人もいるかもしれません。でも、子どもの感情を否定するのはNGです。家庭教育の専門家である田宮由美氏によると、子どもの感情を否定したり、子どもの感情を受け止める前に「こうしたらよかったじゃない」と解決策を言ったりするのは、子どもの自己肯定感を下げてしまうそう。子どもに「正しい自信」をつけさせるコツ何事にも果敢にチャレンジできる「自信」を子どもにつけさせるためには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。岡山県で「こどもみらい塾」の塾長を務める楠本佳子さんは、子どもは「正しい自信」を抱くことが大切だと言います。「まず、『正しい自信』とは『自分は何でもできる!』といった自惚れ的なものとは違います。大人もそうですが、私が考える『自信』とは、やる前からムリだと思って諦めるのではなく、何事も失敗を恐れずに取り組む力がある、そういう姿勢でいられるということです。そして、それでもしも失敗したり、100%思い通りの結果にならなかったりしても、次にどうすれば成功できるのか、少しでも完璧に近づけられるのかを考えて、常に挑戦する気持ちを持ち続けられるということが大事なんです」(引用元:マナトピ|子どもに「正しい自信」をつける方法とは?12歳までに「自信ぐせ」をつけよう)つまり、子どもに身につけさせたい「正しい自信」とは、「自分はやれば何だってできる!」という過度な自負ではなく、たとえ失敗したりうまくいかなかったりしても、イメージするゴールに向かって、前向きに取り組む心の強さといえるでしょう。自信をつけさせるには「ひとつずつ確かめる」「できたことを認める」「他人と比べない」子どもに「正しい自信」をつけさせるためには、「自信を持ってやりなさい」と声をかけるだけでは十分とはいえません。これは、裏を返すと「自信がないとできない」と受け止められかねないからです。私たち親が子どもに自信をつけさせるために大切にしたいことは「ひとつずつ確かめる」「できたことを認める」「他人と比べない」の3つです。ここでは、「くり上がりのある筆算ができない」ケースを例にして考えてみましょう。ひとつずつ確かめるまずはお子さんのことをよく知りましょう。「くり上がりのある筆算ができない」のは何が原因なのか、ひとつずつ探っていきます。このとき「どこがわからないの?」と聞くのはNG。いろいろな角度から子どもをよく観察して、1桁のくり上がり足し算はできるか、筆算の書き方や計算の仕方は理解できているか、計算途中でミスをしていないか、文章題から筆算の式が起こせるかなどを一緒に確認していきます。できたことを認めるひとつずつ原因を探っていくと、「ここまでは理解できている」というラインが見つかります。1桁の繰り上がり足し算はミスなくでき、筆算の立て方も分かっているなら、「ここまではわかっているね」と子どもと一緒に確認します。「まったくできない」のではなく「ここまではできているんだ」という感覚が、次のステップを乗り越える自信につながります。15年以上保育業務に携わっている市川由美子氏によると、親に認められることは、子どもにとって「頑張ろう」という自信につながるそう。子どもができていることは、些細なことでも認めるのが大切です。他人と比べないお友だちや兄姉と比べて、「○○ちゃんは、もっと上手なのに」「お兄ちゃんは○歳にはできていたわよ」などと言ってはいけません。「子どものやる気を引き出せれば……」という一心で言っている人もいるかもしれませんが、前出の田宮氏いわく、言われた子どもは比較された相手に比べて自分は劣っていると解釈し、自己肯定感が下がってしまうそう。ただし、過去の自身と比べて「以前よりできるようになった」という実感は、子どもの自信につながります。子どもに成長が見られたら、前と比べてどれくらい成長したか、上達したかを言葉で伝えましょう。この3つに加え、もうひとつ大切なことは「否定的な言葉をぶつけない」ことです。できていないところにばかり目が行ってしまいがちですが、自信をつけさせるためには、否定的な言葉は封印しましょう。***子どものできている部分を認め、励ますことが「正しい自信」につながります。また、親御さん自身も「ここまではできる」「前より上手になった」ことを意識すると、お子さんに声をかけるときに前向きで肯定的な言葉が出やすくなりますよ。(参考)ベネッセ教育情報サイト|自分に自信がない子[教えて!親野先生]ベネッセ教育情報サイト|「自信がない」と言う子どもにかける言葉[やる気を引き出すコーチング]マナトピ|子どもに「正しい自信」をつける方法とは?12歳までに「自信ぐせ」をつけよう家庭学習研究社|自分に自信を持てない日本の子どもたち家庭学習研究社|子どもに自信を植えつける方法~その1~All About|子供の自己肯定感を低くする親のNG言動5つと高める方法ベネッセ教育情報サイト|上手に子どもを褒めて、自信をつけてあげよう!
2019年08月17日こんにちは、美佳です。よく“恋愛が上手くいかない女性は、自分に自信がないから”的なことも言われますが,自信のつけ方がわかっていたら、苦労しないですよね?今回は、自信のつけ方についてご紹介します。■他人と自分を比較しない他人と自分を比較して『あの人はすごいな・・・・・・。どうせ自分は・・・・・・』と自分を低く見積もっていては、自信なんてつかないです。確かに自分より能力のある人が身近にいれば素直に『すごいなぁ』とは思うでしょう。でも別に自分と比べる必要はないですよね?その人にはその人の、あなたにはあなたの長所や才能があるわけで。自分に自信をつけたいのなら、人と比べて自分を低く見積もる、という思考をやめたほうがいいです。むしろ、すごい人を『あの人みたいに私も頑張ろう』とか前向きに捉えたほうがいいかと。■完璧を求めず反省しすぎない完璧を求めたらきりがないし、完璧を求めるとどうしても自己評価が低くなりがち。99パーセントできて、たった1パーセントできていないだけで『自分の力不足・・・・・・』と自分を責めるのは如何なものかと。もちろん1パーセントのために頑張るのはいいことなのですが、100パーセントじゃないと自分を認めない、褒めない、というのはちょっと厳しすぎなんじゃないですかね?できなかった点に対し反省するのも大事ですが、反省しすぎも微妙です。必要以上に反省は自分を苦しめるばかりですよ。また自分に甘くなりすぎて怠慢になるのはダメですが、一生懸命努力したのなら、必ずその継続力や考える力は今後役に立つので、その辺は自分で褒めましょうよ。■ストレスは溜め込まない自信のない子って自分の意見をおさえがちですよね。でも、ずーっと自分をおさえているとストレスがたまる一方。全くやる気が起きなくなるか、一気に爆発するか、どちらかになってしまいます。もちろん、今まで自分をあまり表現しない子がいきなり自己主張するのは難しいと思います。しかし徐々に自己主張はすべきだし、溜まったストレスは発散しないといつ爆発しちゃうかわかりません。自信がある人って自分で自分を大事にできていますよね。■周りばかり考えず少しは自己中心的でいい周りのことばかり考えて、ついついみんなに合わせてしまう子もいるでしょう。みんなと“同じ”ことで安心してしまう協調性の高い子ほど、自信がないように思います。『仲間外れにされたくないから』『嫌われたくないから』と、無理に合わせてもいいことないです。もちろん、周りに合わせなきゃいけない時もあるでしょうが、全部をみんなに合わせる必要もないですよ。自信をつけたいのであれば少しは自己中心的でいいのでは?とも思うんです。だって自分の人生ですよ?なんで自分の意見を差し置いて、人に合わせてばかりになっているんですか?自信がなく、いつもみんなに合わせてしまう癖がある子は、もう少しだけ自己中心的に生きたらどうでしょう?■終わりに:素敵な恋をしたいのならまずは自信を自信がないと、どうしても対人関係で悩みがちですよね。特に恋愛においては彼の顔色が気になったり、つい彼のために妥協したりしちゃうのでは?でも、そんな恋ってうまくいかなかないですから。素敵な男性を探すのもそうですが、まず自分に自信をつけましょう。(美佳/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年06月20日これまでハウコレでは、「自分という人間を好きになるために」あーしよう、こーしようと伝えてきたのですが、今回は少し志向を変えてみたいと思います。今回の目的は、自分が自分のことを好きになること、ではなく、自分の行動によって彼に自分のことが好きな人間になってもらうこと。そのために、彼に思いっきり甘えてあげてみて、という話です。■大丈夫。みんな「自分のことを好きになれない」と悩んでいますあなたが「自分のことを好きになるのって難しいなぁ」と感じているのと同じように、彼も「自分のことを好きになれなくて」悩んでいるのです。一見自信満々で堂々としている人でも、「自分のことを愛せない自分を隠すために」そう振る舞っている男性は結構多いものです。だから、「わたしなんかが・・・」なんて思う必要はありません。彼女であるあなたにしかできないことがあります。まずはそこに自信を持ってください。■あなただからこそ、彼氏を勇気づけられるんですこれも度々ハウコレで書いていることですが、男性は生まれてから今まで「勝ち抜くこと」を強制されて育ってきています。小さい時には足が速いか遅いか、少し大きくなれば学力が良いか悪いか、大人になれば収入や肩書きがあるかないか、でずっと社会からジャッジされ続けてきています。そんな過酷な競争環境で育ってきた彼らは常に「他の誰よりも自分が必要とされる場所」を心から欲しているのです。そしてその場所を提供できるのが、他でもないあなたであり、彼女として彼に「あなたは必要とされるべき人なんだよ」と伝えられる唯一の人なのです。■「甘える」行為は、恋人に好かれるためにするものではないあなたは「甘える」という言葉にどんなイメージを持っていますか?もしかしたら「ぶりっ子のやる作戦」、なんて捉えている人もいるかもしれません。でも、ここでそのイメージを180度変えてほしいんです。「甘える」という行為は自分がモテるためにする行為ではなく、・相手の強みを把握し・その強みに尊敬の念を込めて・自分のできないことをサポートしてもらうことによって、相手の存在価値を生み出すための行為なのです。■彼女の甘える行動・言葉が彼の自信を作ってくれるそんな風に書いてしまうと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、本当にちょっとしたことで構わないのです。自分よりも冷静に判断できる人だなと思えば、「ちょっと〇〇くんの冷静な判断力を頼りたいんだけど」と相談するのもよし、デートコースを考えるのが上手な人だなと思えば、「〇〇くんのデートプラン、ホント最っ高!次回も楽しみにしてるね♡」とおねだりするのもよし、です。そんなちょっとした日々の甘えが、収入でも肩書きでも埋められない、「彼が彼を心から認めるための土壌」を耕してくれるのです。自分の好きな人が喜んでくれること、これより自分の自信になるための栄養素は他にないのですから。(川口 美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年03月26日多くのママやパパは、わが子が「いじめっ子にならないように」そして、「友達からいじめられたりしないように」と心を配りながら子育てをしているのではないでしょうか。しかし、「いじめ」がゼロという環境はなかなか難しいという現実も。では、親ができることって何でしょう?実は、わが子をいじめられにくい体質に育てるコツがあるのです。今回は心理カウンセラーの筆者が、子どもに「いじめられにくい体質」をつくるための3つのコツを紹介します。1.「やってあげる」より「やり方を教える」大人から見て、小学校低学年くらいまでの子どもは、何かとできないことが多い存在です。トロトロとした子どもの行動をイライラしながら見つめたり、待つことができずについつい「やってあげちゃう」というママもいるのでは?しかし、実はこの「やってあげちゃう」こそがくせ者。子どもの代わりに親が手を出すと、子どもの心は自信を失ってしまうことが。こうした経験が積み重なると、自信のなさが言動に出て、いじめられやすくなることもあるのです。子どものできないことは、親がやってあげるのではなく、やり方を教え、ひとりでできるようにサポートすることで自信をつけさせてあげましょう。2.子どもの決断を尊重する大人から見ると、子どもは不要なものやダメそうなものをあえて選んでしまうように感じます。例えば、お祭りに行けば栄養もあってお腹にもたまるお好み焼きを食べずに、歯に悪そうな綿菓子をほしがったり、ささやかな景品しかない当りくじをやりたがったり…。でもそこで「そんなのダメよ、こっちにしなさい」と、親の良いと思う方向へ誘導するのではなく、子どもの決断をできる限り尊重してあげるのがおすすめです。自分の意見や決断をないがしろにされることに慣れた子どもは、友達に対しても必要な自己主張をすることができなくなります。友達から見ると、きちんと意見を言わない頼りないタイプに見えてしまい、知らず知らずのうちに友達からもないがしろにされてしまうケースが見られます。3.「得意」をひとつ伸ばしてあげる子どもたちの個性はさまざま。ある子はお絵かき、ある子は歌、ある子は運動、ある子は本を読むのが得意…それぞれ違うけれど、かならずどの子も、どこかに得意な分野をもっているものです。これを、本人が「得意だ」と認識できるかどうかはまわりの大人次第。自分で、これが得意なのだ!と感じ、自信につなげていけると、友達との付き合いの中でも、例えば「あの子はお絵かきが上手だから」と一目置かれ、いじめられにくい体質を作ることができます。どの分野でも、ひとつでいいので、子どもが自信をもてる分野を見つけてあげるのがおすすめです。上手にサポートして伸ばしてあげられれば、それは揺るぎない自信となって、友達づきあいに活かされていくでしょう。キーワードは「自信」!これまで見てきたように、いじめられにくい体質を作るのは子どもの自信です。自信がなく揺らぎの多い子は、自信をもって自己主張できるタイプの子に押されてしまいやすくなります。そして、結果的にグループの中で意見を尊重してもらえない役まわりになることも。こうすれば100%ということはありませんが、わが子にはある程度の自信、そして様々なことを自分で行えるだけの行動力を身につけさせるようにしましょう。それが自然といじめられにくい体質へと成長していくことにつながると思います。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2019年03月26日幼稚園や学校が大好きすぎる子どもたち幼稚園の朝のお見送りで泣いてしまう、学校に行きたくないという、これはよくある話です。それに対する先生方のお話として多いのが「ママが大好きだから」「おうちが居心地よいから」。わが家の子どもたちは幼稚園や小学校が大好きで、「行きたくない」ということがまったくなかったのですが、ふと、幼稚園や学校が大好きなうちの子は、「もしかして親をあまり好きではない?家の居心地が悪い?」と思ったのです。「気をもみ過ぎ?」と思いつつも、先生に聞いてみたら、意外な答えが返ってきたのでその話をします。家のお手伝いをしっかりしていると…まず先生から返ってきた答えは、「きょうだいも多いし、おうちではしっかりお手伝いもするほうじゃないですか?」というもの。意外な答えに驚いていると、先生は「幼稚園や学校では、注目されやすいカリキュラムや授業だけではなく、雑用的なことが意外とたくさんあります。そういうことに関して、自宅でお手伝いをしている子どもは、自分の役割をしっかり果たし、ほかのお友達の手伝いもスムーズです。その結果、褒められるのでうれしいですよね。家では“当然”なことも、学校の先生だときちんと褒めて認めてくれるということもあり、通えば通うだけ幼稚園や学校が好きになるということがあるようです」と言われたのです。幼児ではいつもおうちでしていることの延長で「先生のお手伝いをしてあげよう」という発想に結びつきやすく、小学校に上がってからも学校の掃除や配膳といったことがスムーズにこなせます。そのため、いろいろな場面で「できる」ことが多く、それは子どもにとっては楽しいことであるよう。また、自分でできるということが、本人の自信に結びつきやすいということもお話されていました。わが家の子どもたちのお手伝い事情わが家の場合は、子どもが多く、また近くに頼れる身内はいない状況だったので、下の子が産まれると、自然と小さな家事を任せるようにしてきました。例えば、洗濯物を畳む、モノを片づける、干せる範囲で洗濯物を干す、拭き掃除をする、水やりをする、お風呂掃除をするなどです。毎日決まったものをしっかりというわけでなく、何となく手が足りないときにお願いするゆるい感じです。ちなみに、先生のおうちでは、子どもたちにはしっかりと分担を決めてお手伝いをさせていたようで、小学校に上がってからも学校が楽しくて仕方ない様子で通っていたと言います。おうちのお手伝いより、学校での雑用の方が楽しくてラクだと小学6年生の子どもが話したのだとか。子どもたちの「お手伝いは家族として当然」という意識わが家と先生のお宅の共通点は、家族の役割分担として、お手伝いをお願いしていること。どうやらこの「お手伝いは家族として当然」というスタンスがポイントのようです。時には、子どもたちはお手伝いをしたくないけれど、役割として自分がしなければならない、ということもあります。けれど、自分がお手伝いすればみんなが助かる、親が喜ぶという経験を繰り返してきた子どもたちは、自分にとってちょっと負担なことでも、そのあとのことを想像して自分を律して動くことができるようになるようです。子どもたちが「お手伝いは家族して当然」という意識を持つために、わが家ではお手伝いをしたからといってモノを買ってあげたりお小遣いをあげたり、ということはあえてしていません。ただ、「ありがとう!助かったわー!」という声掛けは意識して行っています。それから、ちょっと大変かなと思うお手伝いを頼む時には「小さな下の子には、まだこれは頼めないからね」と口添えして、「お姉ちゃんだから頼める」ということを伝えています。「大きくなるにつれできることが増えるのだから、下の子よりもお手伝いの幅が広がる」という流れがあるため、「お手伝いは家族として当然」という意識も育ちやすいのだと思います。ママも助かるし、子どもの能力アップにもなるお手伝い。「家族の役割分担として当然」という意識が育っていく中で、その延長線上に「幼稚園や学校好き」という副産物もついてくるのかもしれません。
2019年02月03日こんにちは。「男の気持ちは男に聞くのが一番早い!」恋愛プランナーのTETUYAです。自信がなくて自分の意見を持っていない人より、自分に自信をもっていてその人なりの考えがある男の方が、魅力的ですよね。もしあなたが、こういう男を好きになってしまったとしたら、どんな風にアプローチすればいいと思いますか?その答えのヒントを、今日は紹介していきます。■1、まずは「自信のある男」の本質を知ること自分なりの軸と自信を兼ね備えた男は、今まで生きてきた中で培った自分の必勝パターンを持っています。自分に自信を持っているということは、裏を返すなら、ほとんど自分が手に入れられないものはない!と考えている。恋愛に話を広げるなら、少し大げさな言い方かもしれないけれど「自分が口説けば落ちない女はいない」ということ。■2、軸のある男の恋愛は「手強い女性」ほど燃える!じゃあ、こういう男性は恋愛において、どういうモチベーションをもとに動いているのでしょうか?それは「手に入れにくいものほど、手に入れた時の達成感が大きい」ということ。もっとわかりやすくいうと、簡単に落ちる女性より、「ちょっと手強そうだな」と思わせる女に魅かれてしまうわけです。だから、自信のある男を落としたいなら「手強そうな女」というブランディングをするととても効果的。■3、「手強そうな女」の特徴は?具体的に、手強そうな女のブランディングを教えましょう。「わたしは手強い女よ」とドストレートに言うのもまあアリでしょう(苦笑)。でも、もっと自然に男に刷り込みたいですよね。そのためにはまず、男がイメージする「手強そうな女」を連想すること。具体的な特徴と言うとは、・真面目・ガードが堅いこの2つの要素で集約されます。ということはですよ、彼との会話の中で、「真面目」「ガードが堅い」というイメージを連想させるフレーズを会話の中に盛り込めばいいんです。「真面目」なら、「わたし、チャラチャラした男が好きじゃない」。「ガードが堅い」というイメージを連想させるフレーズは、「なかなか惚れない」「好きにならないとエッチしない」など。こういうフレーズを聞くと、普通の男ならテンション下がりぎみになります。がしかし、自信のある男なら、「燃えるぜ!」と、高ければ高い壁を登りたくなってしまうんです。■4、「なかなか付き合えない」女性でいようこの、「手強い女のブランディング」を演出することで、必然的にこの男と結ばれたあとも、大事にされる傾向がある。なぜなら、男は、お金や時間、さらにはその女性を落とすために費やした労力を回収したいと本能的に思っているから。つまり、落とすために苦労した女ほど寵愛される。逆に言うと、簡単に付き合うことができた女性との関係は切れやすいということです。■最後に:好きな男性のタイプを見てからやってみて「手強い女のブランディング」方法は、もちろん相手の男のタイプを見て、使うか使わないか判断すべきです。外見から「自信」がにじみ出ている男もいれば、「自信」を内に秘めた男もいる。内に秘めたタイプは、何かと自慢するトークが多いかどうかで判断するといいですね。とにかく、自信がある男は魅力的です。自分をはっきりと持っていて、決断力もあるでしょう。あなたが好きになった男がもしこういうタイプなら、今回紹介したことをぜひ試してみてほしいです。ツイッター(@tetuya_1976)でも情報発信しています。気軽にのぞいてみてください。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年01月20日「恋愛がうまくいくようにしたいなら、自分のことをもっと好きになりましょう」なんども聞いたセリフですね。そういった主張のほとんどは「自分に自信がないのは自己肯定感が少ないから」→「自分を好きになることから始めよう!」→「そうしたら自分に自信がついていい恋愛ができるようになるよ」といった3段論法が展開されていると思うのですが、多くの人が「その自分が好きになるのができないんだってばよ!」と心の中でツッコんでるのが現状だと思うんですよね。今回は、多くの人が思っているであろう、「自信を持つためには自分を好きにならなきゃいけない」という説をひっくり返したいと思います。■そもそも「自信」ってなに?まず最初に「自信」というものを分解してみましょう。「自信」は「自己評価」と「他者評価」の二つで構成されています。よく「根拠のない自信」という言い方をすると思うのですが、この根拠のない自信が「自己評価」であり、この「根拠」が「他者評価」に当たります。自己評価は「わたしならどんな困難でも乗り越えられるぜ、ザッツオーライ♪」というマインドです。他者評価は「あの人は、〇〇の実績を残したからすごい、尊敬できる」とか「あの人にあの時助けてもらって本当に感謝している」とかの、他人から見たあなたの評価ですね。この自己評価と他者評価はバランスが大事です。他者評価のゼロの状態で、自己評価に振り切れるとナルシストになりますし、自己評価ゼロの状態で他者評価を求めようとするとメンヘラ化するか穴モテビッチ化します。■自分を好きになること=自己評価を上げること、ではないさて、では自信をつけるためにはどうしたら良いのでしょう?多くの場合、他者評価には何かしらの実績が必要ですから、まず何もないところから始められる自己評価を上げるところから手をつけよう、という話になります。しかし大抵の人が、「自分を好きになる」ために「自分のいいところを探そう」として挫折します。「わたしのいいところ・・・いいところ・・・いいと・・・こ・・・ろ・・・・・・な・・・い」(ちーん)みたいな。ここで誤解して欲しくないのは、「自己評価を上げること」=「自分を好きになること」=「自分のいいところを知る」=「自己肯定感」、ではないってことなんです。自己肯定感とは、「すごい自分を評価している」感ではなく、「全然ダメダメな自分を受け入れている」感なのです。「いやいやそもそもわたしそんなデキる女じゃなくない?」というできなくて当たり前の感覚を持つことが、「自己肯定感」に繋がるということです。■自己肯定感をあげるための自分にかける言葉のコツでは、実際に自分にかける言葉として、どんな言葉が自己肯定感を生むのか実例をあげましょう。・「あれ、わたし、今日も朝きちんと起きて、遅刻せずに出社してる?やばいww」・「ちょっと待って待って、よく考えたらさ、彼氏いるってだけで勝ち組じゃね?」・「まぁさ、プロジェクトは失敗したけど、わたしからしたら挑戦した時点で成功?的な?」・「わたし!こんなちっちゃなことで悩んでる!しょっぺえ!しょっぱすぎ!でも悩むよね、だってわたしだよ!?悩まないとか無理wwww」こういうのが自己肯定感です。思ってたのと違いました?自己肯定感と高めるためには、自分のいいところを褒めるのではなく、自分のダメなところ許すことが肝心なんです。■自己肯定感が低い人は「憧れ」を捨てよう加えて、自己肯定感が低い人に限って「こんな人になりたい」という憧れを強く持っているものです。憧れが強い分、「そうなっていない自分」に目が行きやすく、さらに自分にがっかりするという負のループを生み出しているんです。もしあなたが自己肯定感が低いと思うなら、「憧れ」をまず捨てるところから始めましょう。良くも悪くも「わたしってこんなもんだよね」という現在地を知ること。そしてその現在地にいることをきっちりと認めることです。自分のいいところを探すのはそこからでも遅くはありません。■ダメな自分を許せた時、人は自分を好きになれる彼との関係がうまくいっていない自分モデルさんのようにキラキラできていない自分人から愛されていると思えていない自分そんな自分を「わたしはこんなもんだ」と認められた時、人は初めて自分のことを好きになれます。別に自分の人生を分をわきまえて諦めろ、といってるわけではありません。夢を持ち、目標を持つことは大事なことです。しかし、それを実現できるのは自己肯定感を持ってる人じゃないと難しいんです。自己肯定感の低いまま高い目標を掲げても99.9%挫折してしまいます。■自己肯定感を得た人から、自分への自信を獲得していく整理しましょう。順番としては、1.ダメダメな自分を良しとする2.自己肯定感を持てるようになる3.自分をだんだん好きになってくる4.自分のいいところに気づけるようになる5.自己評価が高くなり、色々挑戦できるようになる6.自己評価が高まれば、失敗しても再チャレンジできる7.挑戦を繰り返すうち、どこかで成功する8.成功すれば他者評価が高まり、自他共に認める自信がつくという順番になっているんです。ね?自分を好きになることと、自信を持つことって全然違うでしょ?「自信を持つためには自分を好きにならなきゃいけない」という説は、確かに間違ってはいないのですが、その途中のいろんな過程を吹っ飛ばしているので、自己肯定会の低い人へのアドバイスとしては適切ではないのです。このアドバイスは、もともと自己肯定感の高かった人のアドバイスなので、自己肯定感の低いところからスタートしている人の気持ちがわかってないんですよね。「え、じゃぁ川口さんは自己肯定感低かったんですか?」はい、そうなんです。僕は自己肯定感が地面にのめり込んで、マントルを突破しブラジルまで行きかけたことがある人間です。今では8番にいると自覚していますが、スタートは1番からです。大丈夫、あなたも必ず幸せになりますから、安心してくださいね。(川口 美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年10月18日自信がありそうな男子と、自信がなさそうな男子、どちらの男子に恋する女子が多いのか、と言えば、あきらかに自信がありそうに見える男子でしょう。でも、自信がありそうに見える男子って、案外、ホントは自信がなく、そんな自分を隠しているだけかもしれません。■■男の自信とは自分探しをしている女子が多いように、若い男子も自分探しをしています。男の自信とは、社会と格闘してはじめて持てるものなので、男は自分に自信が持てるようになるまでかなり時間がかかります。でも、女子の前で自信ありげに振る舞わないとモテないということを、男子たちは薄々わかっています。だからたとえば、かっこつけるわけです。洋服や髪型でかっこつけるのはもちろんのこと、精神的にも着飾るわけです。精神的に着飾る男子はたとえば、女子の前でなにをするのか?代表的な例は自慢話をする、というものでしょう。ホントは詳しく知りもしないことを自慢げに、あたかもよく知っているかのように話して、女子に内心「うぜっ」と思われるとか。「自慢話をする男子が好き」と言っている女子がすごく少ないのは、彼らの自信のなさを、直感的に見抜いているからなのかもしれません。■■女子が見抜けない「男子の着飾り方」女子が見抜けない「男子の着飾り方」に、「女子にやさしくする」というものがあります。『千と千尋の神隠し』に出てくる「カオナシ」ほどわかりやすい態度だと、女子は「嫌い」とか「生理的に無理」となろうかと思いますが、そのへんをうまくやる男子だっていますよね。それなりに自信ありげな雰囲気をまとっている男子にやさしくされたうえで、「好き」とか「つきあってよ」と言われたら、「ではつきあってみようかな」と思ってしまう女子だっているでしょう。■■自信が持てたと錯覚できる最大のできごとは・・・そうやってつきあって、しばらくしたら彼が浮気した、というのも、わりとありがちなことでしょう。なんといっても彼は自信がありそうに見えるわけだから、ほかの女子が彼のことを100%放っておく保証などどこにもないから、彼にとって浮気のチャンスはそこここにあふれています。それに彼は、なんといっても精神的に着飾ることで、「自分に自信のない自分」を隠そうとしています。精神的に着飾った結果、自信が持てたと錯覚できる最大のできごとは「口説いた女子が落ちてくれた」つまりエッチできたときです。そのとき男たちは、自分に対してそこはかとなく自信を持てたと錯覚できるのです。「こんなおれにハダカを見せてくれて、あろうことか快くおれのことを受け入れてくれた」この事実が、彼につかのま、錯覚的自信を与えてくれます。ホントは、多少ダサく見えても、心身ともに着飾ることなく、愚直にがんばっている男子が一番いいわけです。ダサいゆえ、キラキラした恋にはならないかもしれないけど、少なくとも精神的に着飾っている男子より、浮気の心配ははるかに少ない。■■自信がありそうに振る舞っている男子につい心惹かれがちな女子は男子にとって自分に自信を持つとは、適職に就き、その仕事のなかで仕事のやり方を覚えることです。どうじに仕事を通して、世間というものを知るということです。通常、この作業には、気が遠くなるような時間がかかります。だから少なくとも20代で自分に真に自信を持っている男子は、ほぼいない。いるとすれば、たぐいまれななんらかの才能や幸運に恵まれている人だけでしょう。それ以外の多くの男子は、自分に自信を持てないまま、20代を生きるしかないのです。でもそれではモテないと焦っている男子は、精神的に着飾ります。つまり、女子の前で自信ありそうに振る舞います。ようするに女子と「したい」から。女子がときに「わたしのカラダだけが目当てなの?」と怒り悲しむのは、この男子の焦りに起因するのかもしれません。自信がありそうに振る舞っている男子に、つい心惹かれがちな女子は、真に自信を持とうとがんばっている男子のみを、あなたの彼氏候補のリストに入れるクセをつけてみると、案外「ハズレ」がなくていいのではないでしょうか。(ひとみしょう/文筆家)【今夜はちょっと、恋の話をしよう】(ハウコレ編集部)
2018年01月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分に自信を持って頑張れるようになりたいです」という、みかんさん(22歳・学生)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■みかんさんのお悩み私は自分に自信がありません。人といるときは楽しくて、明るく振る舞えて友達も多くいると感じるのですが、ひとりになったり、他の友達が遊びの誘いを受けてるのを見たりすると「本当は好かれていないのでは」と不安になります。 高校の間は成績もよく、スポーツでも最終的には花を咲かせた感じでしたが、大学では、指5本程度には入るもののパッとしない成績しか取れないようになりました。頑張っても認められなかったり、作業を進められなかったりすることを繰り返すうちに、頑張るのが億劫になり、作業を始められずに1日を終えてしまう日も。自己嫌悪ばかり増えています。どうにか少しでも自信を持って頑張れるようになりたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりはじめまして。ひらいなずです。みかんさんはきっと小さい頃から、何事にも一生懸命に努力して結果を出してきたタイプだったのではないでしょうか? そして周りからは「いい子ね」と言われてきたのだろうなと思います。頑張ることで周りから認められ、褒められることで、自分のなかに自信を育んできた。でも、ここへ来て「頑張っても認められない、作業を進められない」ようになり、これまでの「頑張ったら認められ、作業が進められる”はず”」のやり方がうまくいかなくなってきた――。正しいと思っていた方法が通用しなくなってきたのですから、とても不安だろうと思います。みかんさんにとっては苦しい状態だと思いますが、実は今、とても大きなチャンスが来ているのです。それは「頑張らなくても大丈夫な世界へ行く」というチャンスです。相談内容からの推測になりますが、みかんさんは小さい頃から、兄弟や近所の同級生、親戚の子など、誰かと比べられることが多かったのかもしれません。ご両親から「○○ちゃんはすごい」と聞かされたり、「あなたも○○ちゃんみたいになりなさい」「○○ちゃんに比べて、あなたは」などと言われたり。比べられることはなくても、「勉強を頑張りなさい」「ちゃんとしなさい」とご両親から言われる機会は多かったのではないでしょうか。そのようなことが、みかんさんの心のなかに「頑張り続けないと認めてもらえない」という思いを作り上げたのだと思います。そこには「親の期待に答えたい。役に立ちたい。そうでなければ私は愛されない」という恐怖があるのです。この恐怖がある限り、「頑張り続けないと愛されない」「優秀な結果を出さなければ、私には価値がない」という思いにがんじがらめになって生きていくことになります。この先、就職してもずっとこの苦しさが続くことになるのです。みかんさんが今求めている”自信”とは、「頑張れる自信」のこと。「どうにか少しでも自信を持って頑張れるようになりたい」という一文にそれが現れています。でも今、みかんさんに必要なのは「頑張らなくても、何もできなくても、そのままの自分に対する自信」です。思うような結果が出なくても、うまくいかなくても、誰からも認められなくても「このままでの自分で愛される。価値がある」と思えること。そういう自分で「社会」という新しい世界に入っていくチャンスが訪れているのです。一旦、立ち止まってみてください。「もっともっと頑張って、なんとかしよう」と走り続けるのをやめて、頑張ってやらきゃいけないことを「しない」という選択をしてみてください。みかんさんが、それをしたらうまくいかないと思うこと=頑張らない、をあえてやってみてほしいのです。そして「何の役にも立たなくても、本当にやりたいこと」をやってみましょう。みかんさんは、これまで「本当にやりたいこと」をやってきましたか? どこかで「親が認めてくれること」を基準に、遊びも勉強も部活も選んできたのではないかと思うのです。親に怒られそうで、反対されそうで諦めたことや、やりたいと言えなかったことはありませんか? どんな些細なことでも構いません。それをぜひやってみてほしいのです。もしかすると、小さい頃から親の期待に応えようと生きてきて、「本当にやりたいこと」なんて何も浮かんでこないかもしれません。その場合は、小さい頃に楽しかったこと、ウキウキしたことを思い出してみてください。そして、そのときと同じ気持ちになることを探してみてください。「お気に入りのカフェでコーヒーを飲む」「近所の公園で半日ボーッと座っている」「雲の観察をする」…等々。何でもいいのです。みかんさんが誰の目も気にせず、ホッと安心して心が踊ること。それを探し出してみてくださいね一生頑張り続ける、終わりのない戦いの世界から抜け出して、みかんさんがリラックスして自分自身でいられることを応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年11月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自暴自棄になった心を立て直したい」という、ひらりさん(28歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■ひらりさんのお悩み私は、子どもの頃から自信がなく、自分が嫌いです。嫌いな理由は、「もの忘れが多い」「優先順位がわからず、要領がとにかく悪い」「不器用で注意力散漫」などです。すぐ自分には何もできないと、諦めてしまいます。これらが原因で学校や仕事も何度も挫折し、苦労しましたが、なんとか続けてきました。しかし結婚・出産後、子育ては難しく、自分の嫌なところがまた浮き彫りになりました。うまくできない自分にイライラの連続。また、子どもが私のようになって欲しくない気持ちも大きく、プレッシャーになっています。そして子育てだけでなく、全ての自信を喪失。自暴自棄になってしまいました。自暴自棄になってしまった心を立て直し、自信を持つにはどうしたらいいでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の福田とも花さんよりひらりさん、ご相談ありがとうございます。読みながら、「あーー分かりますー一緒ですーー」と、何度心の声が漏れでたことか…。今まで、生きづらかったですよね…、苦しかったですよね…。それでも、自分だけのことなら、自分が我慢すればいいだけだったから、何とか耐えられたんですよね。だけど、子どもができると、自分のせいで子どもにまで悪影響を及ぼしてしまうように思えて、恐ろしくなったり、子どもの悲しむ姿を想像すると、自分以上に苦しくなりますよね…。今まで、きっと何度も変われない自分を諦めたくなったり、自暴自棄になっていたのではないでしょうか。けれど、今回こうしてご相談をしてくださったひらりさん。ご自分を諦めないでいてくださって、私はとっても嬉しいです!自分が自分を諦めなければ、必ず変わっていけますよ。では早速、幼稚園生の頃のひらりちゃんに戻ったつもりで、次の言葉を口に出して言ってみて下さいね。「私は、人に迷惑をかける人です」「私は、いるだけで邪魔な存在です」「お母さん、お友達みたいに、できなくてごめんなさい」「お母さん、私のせいで嫌な思いをさせて、ごめんなさい」言ってみて、どんな感じがしましたか?もしかして小さい頃から、お友達と同じようにできないことが多かったのかもしれないですね。そんなひらりさんを、お母さんはどんな顔して見ていたのでしょうか?心配して困っていた? もっと頑張りなさいと怒られた?お母さんの様子を見て、ひらりさんはこのままの自分ではいけないのだと、思い始めたのかもしれませんね。これ以上お母さんを心配させないように、これ以上お母さんに怒られないように、他の人と自分を常に比べて、自分のできないところを責め続けて、そのままの自分を否定し続けてきたのでしょうか。大好きなお母さんを、困らせたくなかったですよね…。大好きなお母さんから怒られるのは怖かったですよね…。だから、お母さんから否定される前に、自分が自分を否定しておく。お母さんから怒られる前に、自分で自分に怒っておく。そんな心の癖がついたのかもしれませんね。だけど、そうやって常に人と比べて、自分にダメ出しをし続ける自分が、頭の中に住んでいるのは辛いですよね。今のひらりさんの自信のなさや苦しさは、そんな長年続けて来た心の癖を、もう終わらせてもいいんだよーというサインなのではないでしょうか。お母さんはきっと、他のお友達と同じようにできないと、ひらりさんが仲間に入れなくなったり、社会で困ってしまわないかと、心配したり怒ったりしていたのかもしれないですね。つまり、“ひらりさんに悲しい思いをして欲しくない”から。お母さんの願いはただひとつ、「ひらりさんが、幸せに笑顔でいてくれること」だったのかもしれないですね。ひらりさんが何かができないたびに、困ったり怒ったりしていたお母さんのあの姿は、ひらりさんの幸せを願っている「愛情表現」だったんですね。だとするならば、ひらりさんがやるべきことは、お母さんに怒られないように自分を怒ることでもなく、お母さんを困らせないために人と比べてダメ出しをして、ありのままの自分を否定することでもないですね。お母さんのためにも、できない自分のまんまで、幸せになること。そのまんまの自分を許して笑っていられること、なのかもしれませんね。自信て、何かができるから自信が持てる訳ではないんです。何かができない自分でもいいのだと、そんな自分でいても大丈夫だと信じられることが、丸ごとの自分を信じられる「自信」なのだと思うんです。それでは、最後にこちらの言葉も、言ってみてくださいね。「私はみんなから、助けてもらえる才能にあふれた人です」「私は、みんなから、たくさんの愛情をかけてもらえる能力に長けた人です」「私は根っからの、愛され上手です」「子どもが私みたいに、周りの人から愛される人になってもいい!」言ってみて、どんな感じがしますか?私も、物忘れも激しければ、要領も悪いです…。だから、家族にもママ友さん達にも、いつもたくさん助けてもらい、支えてもらって何とか生きています。けれど、上の魔法の言葉を呟きながら、嫌ってきた自分を自分で受け入れ始めました。すると、我が家の子どもは、こんな子に育ちました。小学6年生の娘は、修学旅行出発のとき、私が「忘れ物ない?」と聞くと、「多分! 忘れ物あっても誰かに借りるから大丈夫~!」と、何の心配もなく、元気に出かけて行きました。ママの私が日々色んな人に助けてもらい、生還していく姿を見続けて育った我が子は、いつの間にか「どうせ困っても大丈夫」「失敗しても大丈夫」「どうせ私は助けてもらえるし」という、揺るぎない安心感を持った子どもに育っていました。完璧ではないママは、完璧を求めずに済む子どもを育てられるプロです! 失敗が多いママは、失敗しても大丈夫だということを、教えられるプロです!どうぞ、ひらりさんはそのまんまで、ご自分の才能と、お子さんの才能を伸ばし続けてくださいね。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2017年10月19日歌手のケイティ・ペリーは、自信がないと感じるとき、自身のセクシーな写真をグーグルで検索するようだ。5日、ケイティはインスタグラムに「ケイティ・ペリー、セクシー」のキーワードでグーグル検索して出てきた2011年の雑誌撮影で撮った自身の写真を投稿。「ここ2回の投稿で自信がなくなっていたから」とコメントを添えて、自身に対するネガティブな感情をどうやって克服するかを見せた。華々しい活躍を遂げながらときどき自信がなくなるというケイティは「普通を保つために」セラピーを受けていると話していたことがある。「セラピーに行くの。それをやり過ぎるってことはないから、そういう踊り方を覚えたの。この業界は難しいのよ。必死なってすがりついて、ロケットに乗っているような感じなのよ。今はそういう必死さはないわ。どうやって乗るのかっていうのを学んだわ。サーフィンして、よい気分よ!どこにでも自分を持っていけるし、結構普通なの」(C)BANG Media International
2017年04月08日自分に自信のある人なんていない「自分に自信のある人なんていませんよ」と、お世話になっていたお姉さんに言われたことがあります。和久井が20代の頃だったかな。当時はそれが信じられなくて、「だってあの人はあんなに偉そうにしているじゃない」「この人はこんなにいい大学を出ていい企業に勤めているじゃない」なのに自信がないわけないでしょう? って。でも、今ならわかります。和久井は、端から見るととってもポジティブで自信満々に見えるみたいです。短大を卒業した後、銀座でバイトしてお金貯めて23歳で夜間の専門学校に行って、28歳で大学に入り直して、32歳でスペインにテニス留学して。なんだかすごく人生前向きに生きてる感じがするみたいです。だけど、あれこれやらざるを得なかった理由は、単純にコンプレックスです。自分に自信がなかったからです。自分を好きになれなかったから、なんとか好きになろうとしていたんです。知りあいの若い女子にそんな話をしたら「和久井さんでも迷ったり辛かったことがあるんですね」と言われました。今まで、よっぽどキラキラして見えてたらしいです。でもさ、人はそうそう自分の心の奥底で思っていることなんか、他人には言わないものですよ。気持ちがカタチで表現できないことも多いし。きっと、誰もがなにかを抱えていているのでしょう。恨み辛みを口に出して生きる人もいれば、つまらないことは口にしないという人もいる。口にしないからといって、その人に「いいこと」だけしか起きていないってわけじゃないんです。京都のお寺(どこだか忘れちゃったけど)で、門前の掲示板に「みな辛い、ただ言わぬだけ」って書いてあって、ガビーンとしました。そうか、みな辛いのか。『昭和元禄落語心中』は、すごい物語です。出だしが、刑務所から出所したばかりの若者が落語家に弟子入りを希望して押しかける、という派手な始まりなので、喜怒哀楽の激しい、わかりやすい事件やハプニングがたくさん起こるのかな、と思ってましたが、物語はひたすら淡々と語られていきます。そして、登場人物が「みな辛い」。『昭和元禄落語心中』(雲田はるこ/講談社)1巻元ヤクザでムショ帰りの与太郎、与太郎が弟子入りした昭和最後の大名人・八雲、八雲と同期だった助六、助六の娘で八雲に養女として育てられた小夏。しかし小夏は、自分の父親は八雲に殺されたと言っています。だけど花びらの舞う中泣き叫んだり、ショックを受けてカミナリが落ちたりという大仰な表現はありません。登場人物は、みんなものすごく人間くさいです。迷って、葛藤して、なんとなく目の前に現れた道を進んでいく。決して「名落語家に、おれはなる!」とか言って、まっすぐがんばって結果を出す人はいません。わかりやすく問題が解決して友情が深まることもありません。誰もがどこか足りないし、完璧じゃない自分にコンプレックスを抱いています。落ち度がなくても認めてもらえない物語は、ひとり一人の人生を丁寧に描いていきます。初めは、単に未熟な人に見えていた人物たちが、その葛藤や考えを知るうちに、どんどんと魅力的な存在に思えてきます。和久井は、八雲にもっとも感情移入してしまいます。てか好みです。細身で繊細で、同期の助六に猛烈な憧れとコンプレックスを抱いている。死ぬために生きているような後ろ向きなところがとても放っておけない感じです。ひとつ、とても印象的な設定があります。八雲は、子どもの頃に落語家の先生に弟子入りをして、順調に出世をしましたが、生まれは芸者の家でした。そこは女でなければ居場所のない世界です。しかも、足を故障したせいで踊りもできなくなり、家を出なければならなくなりました。決して前向きな理由で落語を目指したのではなかったのです。しかし落語は逆に、女の居場所がない世界です。小夏は、子どもの頃から落語に慣れ親しんでいながら、落語家になることはできません。八雲も小夏も、生まれた場所の違いから、自分の性別を肯定することができないのです。自分に落ち度がなくても、自分を認めてもらえないことがある。逆に、自分ですべてを壊してしまう人もいる。どうして人生ってこううまく行かないんだろう、などと思ってしまいます。そして、作中に産まれた赤ん坊、実はとある人の子どもかもしれない……という予測が語られます。その展開を読んだとき、ドドン! と心臓が鳴りました。こんな奇跡のような子どもがいるのかと。漫画を読み終えたとき、胸がずしんと重たくなり、頭はのろのろと動きが悪くなって、物語の中に自分が入り込んでしまうことがあります。それは間違いなく自分の人生を変えるような名作です。『昭和元禄落語心中』は、そんな物語でした。Text/和久井香菜子
2017年03月01日