保険は「亡くなったとき」「病気で入院したとき」「火災などで損害をこうむったとき」「交通事故を起こしたとき」などに保険金や給付金が支払われますが、それと同じようなものを共済でも扱っています。保険と共済ってなにが違うのでしょうか。このシリーズの第8回で書いたように、保険には生命保険と損害保険がありますが、生命保険会社も損害保険会社も金融庁の認可を受けた会社で、不特定多数の人を対象にして保険を販売しています。一方共済は、特定の団体に属する組合員が、亡くなったときや災害にあったときになどに助け合うための仕組みで、営利を目的としていない点が保険と大きく違います。1年間に組合員から集めた掛け金(保険でいう保険料)が、その年に支払った共済金(保険でいう保険金・給付金)や経費の総額を上回って剰余金が出た場合は、それを組合員に割戻金として払い戻します。また共済は生命保険と損害保険に分かれておらず、1つの共済で両方を扱うことができるのが特徴です。保険会社は保険業法という法律によって規制されていて、万一破たんした場合に加入者を保護する制度も整えられています。同じように共済の中でも大手のものは、それぞれ所轄する官庁の監督を受けています。これに当たるのが、JA共済(農林水産省)、都道府県民共済、全労済、COOP共済(以上は厚生労働省)です。以前はこれ以外にも数多くの共済がありましたが、組合員保護の仕組みがなく、中には集めた掛け金を私的に流用して組合員に大きな損害を与える共済が出るなどして社会問題となりました。そこで、2005年に保険業法が改正され、こうした無認可の共済の廃止が決まり、事業を継続する場合は、保険業の免許をとって保険会社になるか、少額短期保険業者として財務局に登録するかのいずれかを選択することになりました(ただし、公務員共済や職場・学校内にある共済、対象が1000人以下の共済などは対象外)。こうして生まれた少額短期保険会社の扱う保険は、いずれも保険期間が1年または2年、保険金額は最高で1000万円までの掛け捨て型です。保障が小さいことから、”ミニ保険”と呼ばれることもあります。ミニ保険には、死亡保険、医療保険、ペット保険などのほか、これまでになかったユニークな保険があります。たとえば、登山などで遭難したときに捜索費用が払われる保険、コンサートなどに行かれなくなったときにチケット代を補償する保険などです。医療保険では、糖尿病患者向けの保険、知的・発達障害者のための保険などもあります。さがせば、自分のニーズに合ったミニ保険が見つかるかもしれません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日WEB上で保険の管理ができるサイト「保険帳」を運営するエクスファンディアは、6月末時点での、各保険種類の保険会社ランキングを発表した。生命保険では、「日本生命保険」が連続1位を更新中だが、今月も0.1ポイントダウンで、2カ月連続のダウン。計測開始(2012年2月)から0.5ポイントダウンと、最大1.5ポイントあった2位との差も徐々に縮まっている。2位は「共済」、以下「第一生命保険」「メットライフアリコ」「かんぽ生命保険」となった。なお、「メットライフアリコ」は初めて5位から4位にランクアップするも、不動のベスト3との差はいまだ2ポイント以上ある。ガン保険では、「アフラック」が1位で、今年2月以来の36.2ポイントと過去最高率となった。前月から引き続き、2位との差も30ポイントをキープ。なお、2位以下は「メットライフアリコ」「東京海上日動あんしん生命保険」「オリックス生命保険」「富士生命保険」となっている。所得補償保険では、1位が「メットライフアリコ」、2位に「NKSJひまわり生命」、3位に「ソニー生命保険」と「三井住友海上あいおい生命」が並んだ。また、5位の「東京海上日動」は前月から2.7ポイントと大幅にアップし、5位にランクインした。なお、同サイトでは、保険会社83社のランキングを1時間更新で公開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日3日の記録的な大雨により大分県日田市と中津市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は、被災地域において、各種損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があることを発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)では台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、大分県日田市と中津市が災害救助法適用地域に認定された(7月3日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震等によって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない(注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日AIUは、一般社団法人ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会(以下 「UCDA」)主催のUCDAアワード2012における損害保険 募集ウェブページ部門で、「情報のわかりやすさ賞」を受賞した。UCDAアワードとは、独立した第三者の評価として、企業が発信する情報を、産業・学術・生活者の知見により開発した尺度を使用して、客観的に評価・表彰するもの。「UCDAアワード2012」は、「生活者を守るデザイン」をテーマに行なわれ、商品の選択にかかわるデザインについての評価として、生活者を守るための「情報のわかりやすさ」が選定基準となった。同社は、「階層が浅く、情報が明確に区分けされ必要な情報が見つけやすい単純明快さと、イラストを多用した親しみやすさが、保険加入を検討している顧客にわかりやすいページ構成になっている」という理由で、高い評価を得た。同社は、ホームページをコンサルティングにつなげる窓口と位置づけ、経営理念である『お客さま中心主義』に則し、「使いやすさ」、「ニーズにあわせた情報の充実」、「分かり易いデザイン」を心がけた構成とし、今後も顧客に選ばれ続ける保険会社を目指すとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日アウディ ジャパンはこのほど、年末に発売予定の電気自動車「R8 e-tron」がニュルブルクリンクを走行し、電気自動車としての新記録を樹立したと発表した。記録は8分09.099秒で、走行した車両は細部にわたり市販モデルと完全に同一だという。「R8 e-tron」はリチウムイオンバッテリーを搭載し、215kmを走行できる電気自動車。アルミニウムとカーボンファイバー強化プラスチックを採用し、大容量バッテリーを搭載しながらも、車重は1780kgと軽量になっている。0~100km/h加速は4.6秒で、最高速度は通常200km/hに制限されているが、今回の記録挑戦では250km/hまで許容されていたという。今回の記録はレーシングドライバーのマルクス ヴィンケルホック氏のドライブで達成された。彼は数週間前に行われたばかりのニュルブルクリンク24時間レースで、「Audi R8 LMS ultra」をドライブして優勝している。このレーシングカーと「R8 e-tron」を比較し、「『R8 e-tron』は量産モデルで、レーシングカーのような空力アシストがない」とした上で、「電気モーター特有のトルク特性のおかげで、上りではいままで体験したことのない加速フィールが感じられた」と語った。アウディでは最高速度を200km/hに制限した車両も走行させており、こちらは8分26.096秒を記録。同社の量産スポーツカーの指標である9分を大きく下回ったとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日セゾン自動車火災保険は、佐賀県佐賀市に開設準備をすすめてきたコールセンター「佐賀サポートセンター」を7月2日にオープンしたと発表した。「佐賀サポートセンター」では、問い合わせのあった顧客に対し、通販型自動車保険「おとなの自動車保険」ならびに組立式火災保険「じぶんでえらべる火災保険」について、一つひとつの条件を確認しながら、丁寧にコンサルティングを行い、顧客の利便性の向上と、より多くの人に対し高品質なサービスを提供するとしている。同コールセンターの開設により、現在の東京(本社)と合わせ複数拠点で業務を行うこととなり、広域災害などが発生した場合も、顧客からの問い合わせ対応等の業務継続が可能となる。住所は佐賀県佐賀市天神3丁目15番地1 アイ・フォレスト1階、営業時間は9時~17時半(年末年始を除く)、業務要員は23名で、2014年度には120名程度に規模を拡張する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日インターネット販売専門の生命保険会社のネクスティア生命は、7月31日までアンケート回答か保険料見積もりをすると、抽選で賞品が当たる「見て!試して!Wキャンペーン」を実施している。(1)パンフレットを見て、聞かせて!キャンペーンネクスティア生命では、日々加入者から寄せられる商品やサービスの改善要望にもとづき、今回商品パンフレットを改定。主な改定ポイントは、パンフレットを請求する人のニーズ分析や、カスタマーサービスセンターへ問い合せした加入者の声から改善要望を通じ、「商品の比較・検討をしやすくした」「ネット事業の保険会社を身近に感じられるようにしたこと」など。これを機に実施する「パンフレットを見て、聞かせて!キャンペーン」の応募方法は、7月31日まで同社のホームページ上の新作パンフレット(電子版)を見て、アンケートに答えると自動的にキャンペーンへの応募が完了。賞品は50人にクオカード(500円分)をプレゼントする。(2)保険料見積もりを試して、保存して!キャンペーン応募方法は、7月31日まで同社のホームページの保険料見積りページで、生年月日と性別を入力して保険料の見積りを行い、その結果を保存すると、自動的にキャンペーンへの応募が完了となる。賞品は10人にダイソン エアマルチプライアー AM02 タワーファンをプレゼントする。「パンフレットを見て、聞かせて!キャンペーン」と「保険料見積もりを試して、保存して!キャンペーン」は、どちらか一方のキャンペーンのみの応募も、両方へのキャンペーンの応募も可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日富士火災海上保険は、iPadを利用した火災保険契約システム「(仮称)かんたんナビ」を6月より導入し、順次全国展開を進めると発表した。「かんたんナビ」は、iPadの画面上で、火災保険契約時の保険料見積もりや商品説明、申込手続きなどを行うことができるペーパーレスの契約手続き完結システム。対象となるのは、同社の保険「未来住まいる<家庭用火災総合保険>」に新規で2年~36年の長期契約を結んだ人で、iOS 5.0以上のiPad、WiFI等の通信環境で利用可能。iPadの特性を生かした、動画によるニーズ喚起ツールや電子パンフレットも搭載している。これにより、顧客は補償内容の確認や見積もりプランの変更をiPad上で簡単にできるようになるという。富士火災 執行役員兼CIOのヴィンセント・オフレシオ氏は「当社は常に顧客へ確かな安心を提供することに努めている。当サービスは代理店が顧客へ確かな安心を効率良く提供することを目的としており、今日の技術を活用した大きな第一歩となる」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月28日アニコム損害保険は、2010年4月1日から2012年3月31日までの間に、同社の迷子捜索サポートサービスに寄せられた捜索依頼の情報をもとに、ペットの迷子に関する調査、集計を行った。対象件数は176件。迷子捜索サポートサービスは、同社に契約している動物が迷子になった場合、捜索のためのアドバイスや、捜索サポートマップへの掲載、迷子発生地域の捜索隊への捜索依頼のメール配信などで、迷子捜索の手伝いをするサービス。動物種別の発生件数は、犬が111件で猫が59件だった。これは、同社損保に契約している犬の迷子が10,000頭に約3頭の割合で発生しているのに対し、猫の迷子は10,000頭に約16頭の割合となり、猫の迷子が犬の約5倍以上の割合で発生していることがわかる。また、迷子のうち62.5%が無事に飼い主の元に戻っている一方で、交通事故で死亡している状態で発見されたという痛ましい報告も2.3%あった。月別に発生件数を集計したところ、8月、9月に多く発生していることがわかった。犬の場合は、「雷の音に驚いて逃げてしまった」「花火大会の花火の音に驚いて逃げてしまった」など、大きな音に驚いて迷子になってしまったという事例が多く見られた。今年は、例年よりも雷が多く発生しているので、十分な注意が必要だ。猫の場合は、窓や網戸を自分で開けて逃げてしまったというケースが見られる。窓にはカギをかける、網戸ストッパーを利用するなどの対策を行うと安心できる。季節を問わずに、犬の迷子で多く見られた事例は、「散歩中に逃げてしまった」「庭につないでいたら逃げてしまった」。首輪やリードが切れてしまったり、留め金が外れてしまったことなどが原因であることも多く、定期的にリードや首輪が傷んでいないか、留め金はきちんと留まるかなどを確認するようにしたい。猫の場合には、玄関や窓の隙間から出ていってしまった事例が多く見られた。飼い主が玄関を出入りする際にすり抜けてしまわないよう、十分な注意が必要になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日イードはこのほど、一般ドライバーの電気自動車(EV)に関する意識調査を実施・分析した2012年版「EV Report Vol.3」の販売を開始した。昨年発行した2011年版「EV Report」での調査結果との比較も行っている。同社では今年の5月から6月にかけて、一般ドライバーを対象としたアンケート調査を実施した(調査人数・2,124人)。レポートでは、一般ドライバーの電気自動車の認知状況のほか、認知が広まる中で一般ドライバーの購入の意向や意識がどのように変化したのか等、時系列での変化を見ることができる。一例として、「電気自動車の購入重視ポイントについて」では、前回(2010年末)は「電池の持ち(走行距離の短さ)」「車両価格の高さ」「充電場所の確保」の順となっていたが、今回は「充電場所の確保」が「車両価格の高さ」を上回った。より具体的な項目に重視ポイントが移っているとみられる。また、震災以降注目されている、電気自動車から住宅への電力供給システムの魅力度については、「大変魅力的」と「まあ魅力的」で、6割弱の支持を得ている。レポートは110ページの予定で価格は8万4,000円。追加オプションとして報告書PDF版やクロス集計表、ローデータも販売されるという。なお、同レポートを購入した企業、先着40社を対象に、「IID EVレポートセミナー」を6月26日の13時30分~17時00分に実施する。同社アナリストによる分析データの詳細解説や、自動車メーカーのEV担当者による講演などを予定しているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日アシュトン・カッチャーのプロダクション・カンパニーが、カリフォルニア州を相手取り140万ドル(約1億1,200万円)の損害賠償金を求めて訴訟を起こした。「TMZ.com」によれば、アシュトンの設立したプロダクション会社、カタリスト・メディアが2010年に米・車両省(DMV)とリアリティー番組関連の契約を結んだにも関わらず、DMV側が一方的にその契約から辞退したという。両者が当初同意した契約は、カリフォルニア州のDMVにおいて毎日起こる「ユーモラスで感情的、ドラマチックかつ感動的、人間的な様々な状況」を映し出すというリアリティーショーに参加するというものだったという。カタリスト・メディア側の主張によれば、昨年の夏と秋に撮影をするという「正式な署名契約」をDMV側と結んでいたようだ。さらに当初の契約では、初め4エピソードを撮影し、その後6エピソードがオプションで付いていたという。その契約に基づき、同社は番組のために多額の投資をして制作準備をしていたにも関わらず、6週間後にDMVから、そのプロジェクトが「両者の最善の利益にならない」という理由で、契約から辞退するというたった5行の手紙を受け取ったようだ。
2012年06月22日日産自動車は19日、軽自動車「ルークス」にアイドリングストップシステム搭載グレードを追加するなどの一部仕様向上を行って発売した。価格は124万4,250円から171万4,650円。今回の一部仕様向上では、アイドリングストップシステムとヒルスタートアシストを搭載したグレード「X アイドリングストップ」と「ハイウェイスター アイドリングストップ」を新設定。両グレードは、アイドリングストップシステムの採用により、JC08モード走行で22.2km/Lの燃費を実現している。また、全グレードにチャイルドシート用アンカーと乗降グリップ(左右)を標準装備し、「E」「X アイドリングストップ」「X(4WD)」は内装色を変更。「G」グレードは廃止となる。「E」「X アイドリングストップ」「ハイウェイスター」「ハイウェイスター アイドリングストップ」(全て2WD車)は、「環境対応車普及促進税制」による減税措置により自動車取得税と自動車重量税が50%減税され、ルークスは全車がエコカー補助金の対象となっている。エンジンは、DOHC水冷直列3気筒のK6A、もしくはK6A(インタークーラーターボ)を搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WDと4WDが用意されている。乗車定員は4名。なお、同社関連会社のオーテックジャパンも、ルークス ハイウェイスターシリーズの特別仕様車「アーバンセレクション」に、アイドリングストップ搭載グレードを設定するなど一部仕様を向上して19日に発売した。価格は153万3,000円から178万2,900円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日エース損害保険は、14日より、全日空が出資母体となる日本初の本格的LCC(Low Cost Carrier)Peach Aviationの航空券予約サイト上で旅行保険の販売を開始した。昨今はオンラインで旅行や航空券を予約するケースが急増しているため、旅行会社は旅行保険を勧める機会を失い、顧客は旅行保険を購入する機会を失っていた。そのため、多くの旅行会社は、自社のホームページから保険会社のウェブサイトへ誘導することで旅行保険の加入を促しているが、旅行保険の申込みのために再度顧客情報を入力しなければならず、顧客にとっては利便性が低かったという。そこで、エース損害保険とPeachは、航空券予約のために入力した情報の一部を旅行保険の引受情報としても利用することで、航空券代と保険料の同時決済を可能にし、顧客の利便性を大幅に向上させた。この旅行保険の募集方法は既に欧米の航空会社の間では広く普及している方法で、「今後日本においても、特にインターネット系の旅行会社や航空会社において、普及していくものと思われる」(両社)。なお、同サービスは、国内旅行保険でも利用でき、オンラインで保険契約をキャンセルすることも可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日楽天銀行は8日、大手4社の損害保険会社を利用している顧客を対象とした、「自動引落(口座振替)ポイント3倍スタートダッシュキャンペーン!」を実施すると発表した。期間は6月1日から8月31日まで。同キャンペーンは、同行で対象損害保険会社(あいおいニッセイ同和損害保険、損害保険ジャパン、日本興亜損害保険、三井住友海上火災保険)の損害保険料金の支払いを楽天銀行の口座振替から行うと引落1件につき、楽天スーパーポイントを3ポイントから9ポイント(通常の3倍のポイント)をプレゼントするというもの。ただし、楽天銀行ハッピープログラムへのエントリーが必要となる。詳細は同行Webサイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日情報流通支援サービスのオークネットは、「オークネット.jp」上で、「電気自動車に関する意識調査」を実施。普段の自動車の利用から、電気自動車(EV)に対する興味・関心、購入意欲を調査し、EVの普及の可能性についてまとめた。調査は2012年5月1日~21日の間に行われ、モニター数は1,019名だった。今回の調査によると、普段の自動車の主な利用目的としては、買い物・通勤などの近距離利用(「25km以内」で62.2%、「50km以内」では77.1%)が大半を占め、現行発売されているEVの航続距離はこの条件を満たしている。しかし、今回の調査ではEVを所有しているという回答は1件も得られなかった。EVに対するイメージでは「環境に良い」(75.9%)、「音が静か」(61.8%)というEVの特徴があがる一方で、「車体の値段が高そう」(55.5%)、「充電設備がなさそう」(53.1%)といった、EV普及の課題をイメージする消費者も多い結果となった。EVへの興味・関心については62.8%が「興味ある」と回答し、「興味がない」はわずか7.1%にとどまった。さらに61.6%が「EVが次回の購入検討対象に含まれる」と回答し、「興味があり、かつ購入検討対象になる」とした回答者は過半数(50.6%)を超え、昨今問題となっている環境意識と共に、消費者がEVに対して高い関心・購入意欲を示していることがわかる。EVが購入検討対象になると回答した消費者が購入時に最も重要視する点は「価格」(49.2%)という結果になり、次いで「充電設備の充実度」(27.4%)となった。一方で「航続距離」を最重要視する消費者が11.6%にとどまった理由については、近距離移動を主とする消費者が多いこと、充電設備が充実すれば良いと考える消費者が多いことがあげられる。EVを購入する際に妥当だと考える価格帯は「100~150万円」が37.9%、「150~200万円」が37.3%となり、100~200万円で販売されている現行のガソリン車や、200万円前後のハイブリッド車と同価格帯になることが購入の条件と言えそうだ。「EVを購入検討対象としない」理由は、「充電施設が少ないから」(64.7%)、「車両価格が高いから」(61.1%)が上位となった。これは購入検討者が最重要視する点(「車両価格」49.2%/「充電設備の充実度」27.4% [択一回答方式])と重なる結果となり、あらためて“価格”と“充電設備”がEV普及への大きなポイントとなることがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日損害保険ジャパンは4日、自治体が実施する放射性物質除染作業に関する賠償事故に対応した専用商品「除染賠償責任保険」を開発し、5月から販売を開始したと発表した。2011年3月11日に発生した東日本大震災で原子力発電所が被害を受けたことにより、現在も多くの地域に放射能汚染の影響が残っている。この対策として、本年度から各自治体による放射性物質の除染作業が本格的に実施される。除染作業の実施にあたっては、作業中の「第三者への賠償事故」「除染作業対象物の損壊事故」などの発生が考えられるといい、2012年4月1日に施行された「放射線量低減対策特別緊急事業費補助金交付要綱(環境省所管)」では、自治体が行う除染事業への国からの補助金交付にあたり、「請負業者賠償責任保険」など除染作業中の賠償事故に対応する保険への加入が義務づけられた。損害保険ジャパンは、こうしたニーズに応え、除染作業が円滑に進められるよう、本除染作業に特化した専用保険商品を開発したという。補償内容請負業務中の第三者賠償リスクを補償する一般的な請負業者賠償責任保険の補償内容に加えて、一般的な保険では補償されない「除染作業の対象物の損壊」も補償保険料除染作業のみが補償対象なので加入しやすい保険料水準となる「除染賠償責任保険」の販売対象自治体(県、市町村)除染作業の発注者である自治体が契約者となる場合、自治体が保険期間中(1年間)に発注する除染作業すべてを一括で保険対象とする「発注者包括契約方式」で加入できる除染作業を行う事業者【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日自動車を運転している人なら、JAF(日本自動車連盟)の会員になっているのではないでしょうか。最近では保険会社のロードサービスを頼る人も増えているようですが、JAFは依然、ドライバーの心強い味方です。会員数も全国で1733万人!そこでJAFのお世話になったことがあるかをマイナビニュース会員に聞いてみました。合わせてJAF、ロードサービス隊 第二区隊港基地・平吹昌幸主任に取材を行いました。調査期間:2012/5/3~2012/5/7アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 899件(ウェブログイン式)Q.あなたはJAFを呼んだことがありますか?はい 15.3%いいえ84.7%約15%の人がJAFのお世話になったことがあります。JAFさんによってトラブルがどのくらいの時間で解決されたかを聞いてみました。1時間未満83.2%1時間以上2時間未満7.8%2時間以上3時間未満3.6%3時間以上4時間未満1.1%5時間以上4.3%おおむね1時間以内で解決されています。早業ですね。JAFさんへの満足度を聞いてみました。大変満足している28.8%どちらかと言えば満足している10.1%どちらでもない54.6%どちらかと言えば不満0.8%大変不満である5.7%「どちらかと言えば不満」、「大変不満である」を足した「不満派」はわずかに6.5%。「大変満足している」と「どちらかと言えば満足している」を足した「満足派」が38.9%、約4割ですので、JAFさんの対応にはほぼ満足していると考えていいのではないでしょうか。このデータを踏まえて、平吹昌幸主任にお話を伺いました。平吹さんありがとうございます。最近は他社のロードサービスも充実してきていますので、私たちもより一層の努力でファンを増やして行かなければなりません。――ライバルの動向は気になりますでしょうか?平吹さんそれは気になりますね。私たちは選んでいただく立場ですので、どうすればサービスの質の向上につながるかを常に考えています。●1日に約7,000件の出動!――JAFさんの出動件数ですが1年に何件ぐらいなんでしょうか。平吹さん2011年度(’11年4月~’12年3月)は約258万件のロードサービスを実施しました。全国で1日に約7,000件の出動になります。――それは多いですね。平吹さんただ、10年前(2002年度)は約297万件でしたので徐々に減ってきています。2004年度に302万件という実績がありますが漸減傾向にあるのは間違いないと思います。――減ったことに理由はあるんでしょうか?平吹さん自動車の性能や装備の向上というのが一因にあると思います。――というのは?平吹さん例えば、過去10年間のJAFの出動理由のなかで「キーの閉じ込み」というのは、一昨年まで連続第2位でしたが昨年度はそれまで第3位だった「タイヤのパンク」と順位が逆転しました。インテリジェントキー、スマートキーを始めとするリモコンキーの普及によって鍵の閉じ込みがされににくくなったことが要因ではないかと考えられます。――なるほど。季節によっても出動回数は変動しますか?平吹さん地域によっても変わりますが、全国的には夏より冬の方が多い傾向があります。冬は気温の低下でバッテリーが上がりやすくなることや降雪などによるトラブルが増加するためではないでしょうか。――都内はどうでしょうか?平吹さん都内は梅雨を迎えたころから徐々に救援依頼が増加し、本格的な夏に向かって出動回数はどんどん増えていきます。エアコンやワイパーなど電装品の使用機会が増えて電力消費が大きくなりバッテリーや発電機に負担が掛かることなどが要因と思われます。■JAFさんの統計によれば、JAF出動理由のベスト3は以下です。●四輪(自動車)トラブルの出動理由(2011年度)第1位バッテリー上がり第2位キーの閉じ込み第3位タイヤのパンク――出動して「これは危ない!」と思うような出動はありますか?平吹さんこれから夏の季節で特に危険なのは、幼いお子さまやペットが車内に残された状態で鍵が閉じ込められてしまうケースです。たとえ短時間でもお子さまやペットを車内に残すことは避け、リモコンキーは車内に置かず、常に携帯していただくようにお願いします。●「給電車」がもうある!――ハイブリッド車や、電気自動車などがこれから増えてくると思いますが、それへの対応はどうでしょうか?平吹さんもちろん対応しています。研修などでEV車両の取り扱いを学んでいます。それに「給電車」というのもあります。まだ1台ですけども。日産自動車さんと協力し昨年6月から実証運用をしています。――えっ!もうあるんですか。それはスゴイ。平吹さん世田谷基地にあるんですよ。例えば電気切れなどの状態に陥ったクルマがある時にはこれが出動します。――給電に時間はかからないんですか?平吹さん例えば、(ニッサンの)リーフの場合には、20分の急速充電で40km走れるようになります。これで近くの給電スタンドまで行っていただくわけです。また、この車でなくても、給電スタンドまでレッカー移動しますので大丈夫です。●JAFさんからアドバイス――JAFさんからドライバーに何かアドバイスはありますか?平吹さんやはり日ごろの点検をしっかりしておくことでしょうか。JAFの出動理由のなかには日常の点検で防ぐことができるものが数多くあります。せっかくのお出掛けが台無しにならないようにカーディーラーやガソリンスタンドなどでバッテリーやタイヤの空気圧などを点検してもらうことをお薦めいたします。筆者も昔、ガス欠でJAFさんのお世話になったことがあります。持ってきてくれた10リットルのガソリンがどれほど有り難かったことか!トラブルになってJAFさんに電話しないように普段の点検は欠かせませんね。(高橋モータース@dcp)JAF公式ホームページ
2012年06月03日三菱自動車は1日、電気自動車の普及促進を目的として、JR東日本中央線の四ツ谷駅に電気自動車「i-MiEV」と電源供給装置「MiEV power BOX」を展示すると発表した。展示期間は世界環境デーの5日から11日まで。展示スペースでは、i-MiEV駆動用バッテリーに貯めた電力をMiEV power BOXを使って取り出し、展示スペースの照明やTV等の家電製品を実際に動かすデモンストレーションを実施。電源供給という電気自動車の新たな機能について理解できる空間にするという。なお、JR東日本四ツ谷駅は「省エネ」「創エネ」「エコ実感」「環境調和」をキーワードにした「エコステ」のモデル駅第1号として、LED照明やトップライトによる自然光の導入、太陽光発電システムの設置、駅建物の屋上緑化などを導入し、2012年3月から本格稼動している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日あいおいニッセイ同和損害保険は5月31日、同社が委託している損害保険代理店において、架空の保険契約等により、契約者から受領した保険料の費消が行われていたことが判明したと発表した。事件の内容は、主に兵庫県内に居住している人の保険契約について、同社が委託する代理店主が積立型保険と称して保険料を受領したにもかかわらず、掛捨型の保険契約として取扱い差額保険料を費消。また、積立型保険の一時払い保険料を受領したにもかかわらず、分割払いの保険契約として取扱い、差額保険料を費消した。同社は5月8日に事態を認知し調査を進めている。現時点で被害に遭った可能性のある契約者数は225人、契約数は492件で、予想される被害額は約5億1600万円となっている。同社は、被害に遭った可能性のある人に対して、直ちに連絡を開始し、契約内容を確認するとともに、被害の補償に万全を期すとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日日産自動車は30日、ニチコンが開発した「EVパワーステーション」を活用したシステム「LEAF to Home」を6月中旬から発売すると発表した。EVパワーステーションは、一般住宅の分電盤に直接接続して、コネクターをリーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、リーフのバッテリーに蓄えた電気を住宅へ供給することが可能。また、リーフへ充電を行った場合は、普通充電時間の半分となる最短4時間で満充電を可能とする。価格は、経済産業省の充電器等に対する補助金制度が適用された場合に、標準的な設置工事費用を含めて33万円。リーフが搭載するバッテリーの蓄電能力は、一般家庭日常使用電力の約2日分に相当する24kWh(満充電)で、停電時や非常時などのバックアップ電源として活用できるという。また、夜間電力を使ってリーフに充電し、蓄えた電気を電力需要が高まる時間帯に使用することで電力消費のピークシフトに貢献するとのこと。同社は、同システムを日産販売会社ショールームに順次設置し、EVを活用した効率的な電力マネジメントを推進するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日オリックス自動車はこのほど、「オリックスレンタカー」「レンタカージャパレン」「エックスレンタカー」の3ブランドを「オリックスレンタカー」に統合すると発表した。店舗ネットワークをひとつのブランドに統合するとともに店舗展開を加速させ、1,000店舗体制を目指す。オリックス自動車は法人営業ネットワークを強みとする「オリックスレンタカー」を展開しており、1999年に昭和シェル石油グループの「エックスレンタカー」を、2003年に旧ジャパンエナジーグループの「レンタカージャパレン」をそれぞれオリックスグループに迎えた。以降、3ブランドの特性を生かした事業を展開してきたが、これをオリックスレンタカーブランドに一本化する。背景としては、ライフスタイルの変化や企業のコスト削減ニーズにより、ますますレンタカーの需要が増えていることが挙げられるという。効率的かつ簡便にレンタカーを使用したいユーザーのニーズに答えるため、店舗ネットワークの統合だけでなく、ニーズの高い駅前立地の店舗展開を加速させ、5年以内に1,000店舗体制をめざす(現在の店舗数は3月末時点で538店舗)。同時に、個人ユーザーを対象に、7月から会員制度「レンタカープライムメンバーズクラブ」を改定し、割引制度などを拡充。ウェブサイトもリニューアルし、新規会員および既存会員の利便性とサービスのさらなる向上を図るとしている。改定についての詳細はウェブサイトで発表されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日損害保険ジャパンが出捐している公益財団法人損保ジャパン記念財団は、障害者の在宅福祉活動などを行う西日本の福祉団体を対象に、6月11日から7月31日までの期間中に2012年度自動車購入費助成先を募集すると発表した。自動車購入費助成とは、障害者に対する福祉活動を行う団体にとってニーズの大きい自動車購入の資金を支援する事業で、今年度は対象を西日本地区として助成先を募集する。助成金額は1件あたり100万円を上限とし、総額1200万円の助成を予定している。損保ジャパン記念財団では、1999年に自動車購入費助成を開始し、昨年度までの13年間で助成先は累計133件、助成額は合計約1.3億円となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日光岡自動車は24日、「Viewt」(ビュート)をフルモデルチェンジして発売した。新型ビュートは3代目となり、初めての試みとして、外観だけでなくインテリアもオリジナルデザインとなる。ビュートは日産マーチをベースに、クラシカルな外観をハンドメイドで仕上げたリデザインカー。初代は1993年に発売されて大ヒットとなった。ベースモデルであるマーチのモデルチェンジに合わせ、2005年に2代目が登場してからも高い人気を保ち、累計販売台数は1万台を超えている。今回登場したのは、ベースを新型マーチに変更した3代目。外観はこれまで通り、クラシカルな英国車を彷彿とさせるもの。より大胆なボディワークにより、従来のモデルよりも堂々とした高級感を演出している。注目すべきはそのインテリアで、これまでのビュートがベースモデルそのままだったのに対して、初めてオリジナルインテリアが採用された。ダッシュボードはウッドパネルで覆われ、シートもクラシカルな表皮に変更されている。新型ビュートはFFが3グレード、4WDが2グレードの合計5グレードを用意。FFは全グレードともエコカー減税、エコカー補助金対象車となる。エンジンはすべて1.2リットルで、トランスミッションはCVT。価格帯は205万~272万5,000円。高いリセールバリューを生かした残価設定プランも利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日三井住友海上火災は、10月1日始期契約から利用者の保険料負担の公平性を高めるため、自動車保険を改定し、参考純率に沿ってノンフリート等級別料率制度を改定すると発表した。現在のノンフリート等級別料率制度は、同じ等級の利用者は同じ割増引率が適用されているが、前年に事故があった利用者は、事故がなかった利用者よりリスクが高い実態にある。こうした状況を踏まえ、保険料負担の公平性を高めるため「等級別係数の改定」と「等級すえおき事故の廃止」を実施することにした。「等級別係数の改定」とは、等級別係数を見直し「事故があった利用者」と「事故がなかった利用者」の適用係数を区分する(無事故係数・事故有係数の新設)こと。また、「等級すえおき事故の廃止」とは、火災・盗難等の事故で車両保険金を支払う場合に翌年の等級をすえおく取扱いを改め、「1等級ダウン」とすること。ノンフリート等級別料率制度の改定以外に、保険料水準の見直しやeco保険証券の導入なども予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日三菱自動車は、電気自動車「i-MiEV」(アイ・ミーブ)の販売活動の一環として、「MYアイ・ミーブ デザインラッピング第3弾」を実施し、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」デザインなど新作6種類の追加を発表した。2010年と2011年にも実施されたMYアイ・ミーブ デザインラッピングは、”選ぶ楽しさ”や電気自動車を所有する”特別感”を提供するという特別オプション。今回は、前回の人気デザイン「チェッカー」「カラーサークル」「フレーバー」「アーステクノロジー」の4種類に、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」デザインなど新作6種類を加えた計10種類の車体ラッピングデザインを用意している。ラッピング価格は各販売会社にて設定。なお、同社Webサイト上で、ボディカラーとラッピングデザインの組み合わせをシミュレーションすることも可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日AIU保険会社は17日、企業が外部から不正アクセスなどのサイバー攻撃による被害を受けた際、その初期対応に要した費用を補償する保険商品『サイバー攻撃対応費用特約』を新たに開発し、同日から販売すると発表した。同商品は、企業が標的型メール攻撃、不正アクセス、DoS攻撃などのサイバー攻撃に遭った時に、セキュリティ専門機関が行う被害状況の把握、証拠保全、被害拡大防止、保全された証拠の調査(デジタル・フォレンジック)などの初期対応に要した費用を補償する保険で、個人情報漏洩保険の特約として開発したもの。日本の大手企業や官公庁を狙ったサイバー攻撃による個人情報流出の事例、機密情報が狙われるといった報道が多くみられる。また、大手企業のみならず中小企業もサイバー攻撃の標的となり、今日の日本企業や組織が深刻な情報漏洩のリスクに晒されていることが浮き彫りとなっている。特に最近では、人や組織を信じ込ませるために関係者を装い、ウィルス対策を回避して標的ごとに作成したマルウェア(ウィルスなど)を仕込んだ電子メールを送りつけピンポイントで攻撃してくるサイバー攻撃、いわゆる『標的型メール攻撃』が大きな脅威となっている。AIU保険会社ではこのような状況を受け、サイバー攻撃によるリスクを軽減するニーズに応え、被害時の初期対応に要する費用を補償する同特約を開発した。従来の個人情報漏洩保険では、個人情報が漏洩した場合に要した危機管理実行費用や法律上の損害賠償責任が補償の対象だったが、この特約をセットすることで、情報漏洩が発覚する前のサイバー攻撃を受けた段階から補償を開始し、セキュリティ専門機関による迅速な初期対応をサポートすることにより、情報漏洩、信用失墜、システム停止などの被害を抑え、賠償リスクの軽減を図る。サイバー攻撃によるセキュリティ上の事故とは、以下の通り。コンピュータなどへの不正アクセス・不正使用コンピュータシステムの安全対策上の不備(セキュリティ・ホールなど)を利用してネットワークを経由してアクセスする行為他人のIDやパスワードなどをネットワークを経由してコンピュータに入力することで他人になりすましてアクセスする行為悪性コードの送付DoS攻撃補償の対象となる費用は、セキュリティ専門機関が行う初期対応に要する費用で、(1)被害状況の把握、(2)証拠保全、(3)被害拡大防止対応、(4)保全した証拠の調査、以上の対応に要した費用となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日インターネット販売専門の生命保険会社のネクスティア生命は、保険に関する情報を配信する動画コンテンツ『ネクスティア・チャンネル』を開設した。昨年7月から9月に、同社が実施した「『生命保険に関する不満・ストレス』に関する実態調査」によると、半分以上が生命保険に対する不満・ストレスに対する不満を抱えており、その中でも商品に関する不満が最も高く、「商品内容がわかりづらい」「資料が読みにくい」といった、検討したくてもわかりづらいために検討できないという不満・ストレスがあることがわかった。そこで『ネクスティア・チャンネル』では、「保険を楽しく分かりやすく」をコンセプトに、保険にまつわる内容の動画で、保険をよりやさしくわかりやすく紹介している。『ネクスティア・チャンネル』は、ネクスティア生命の特設サイトのほか、YouTubeでも見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日日産自動車は15日、エンジンやCVTの効率化などにより燃費が向上した軽自動車「モコ」を発売。また、オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車「モコ エアロスタイル」も、同様の燃費向上を果たして発売した。価格は、モコが108万9,900円から152万1,450円、エアロスタイルが128万9,400円から171万450円今回の改良では、エンジンとCVTの効率を高めるなどして、「X」と「S」グレードの燃費を23.2km/Lに向上。「Xアイドリングストップ」グレードでは、停車中だけでなく、ブレーキを踏んで時速9km以下まで減速するとエンジンをストップする機能を追加して、燃費をクラストップレベルの27.2km/Lに向上している。また、アイドリングストップシステム搭載グレードを拡大し、Xアイドリングストップに加えて「Sアイドリングストップ」を新たに設定。両グレードには専用ボディカラーとして「ホワイトミント」を新採用している。オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車エアロスタイルでは、ベース車と同様に燃費性能を向上させ、あわせてS アイドリングストップをベース車とした「S アイドリングストップ エアロスタイル」を新設定した。モコとエアロスタイルともに、エンジンはR06A(DOHC水冷4サイクル直列3気筒)、もしくはR06A+インタークーラーターボを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意され、乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日日産自動車は5日、イオンリテールに多目的商用バン「NV200」をベースとした電気自動車のモニター車1台を貸与し、5月から実証運行を開始すると発表した。具体的には、イオンリテールが首都圏の「イオンネットスーパー」の配達車両としてモニター車を約1カ月間活用し、ビジネスにおける実用性を確認するとのこと。同モニター車は、2012年1月開催のデトロイトモーターショーでコンセプトモデルが世界初披露されたゼロ・エミッション車「e-NV200」がベースとなっており、将来の投入に向けて実地での実証運行を通じた意見を集め、開発に反映していくためのモデルとのこと。同社LCV事業本部担当の村上秀人執行役員は、「イオンリテール社の評価結果は、顧客ニーズに合った将来の小型EV商用車を作るうえで極めて有効なものになると考えています。今後の実証運行を通じたフィードバックを反映して登場するe-NV200が、お客さまのビジネス、ひいては、持続可能な社会づくりに貢献できるようになることを期待しています」と述べている。ルノー・日産アライアンスは、世界各国の政府や自治体、企業などと合わせて既に100件を超えるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結。また、リチウムイオンバッテリーの生産、充電インフラの整備、内製急速充電器の開発、リサイクル、バッテリーの2次利用への取り組みなども行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日メットライフアリコは、14日より北洋銀行の保険コールセンターを通じて、新終身医療保険「やさしくそなえる医療保険[保障選択タイプ終身型]」などの、通信販売を開始する。通信販売の対象となる保険は、新終身医療保険「やさしくそなえる医療保険[保障選択タイプ終身型]」、終身医療保険(引受基準緩和型)「ずっとあなたと」、終身ガン保険(08)「メットライフ アリコのガン保険」、終身保険(引受基準緩和型)「ずっとスマイル」の4つ。保険コールセンターの業務については、メットライフダイレクトがコンサルティングを行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日