バーティカルファーミング(垂直農法)による、マイクログリーン&マイクロハーブ栽培システムを企画、製造、販売するバイオミメシス株式会社(所在地:石川県能美市、代表取締役:巽 龍雄)は、限定エリア(北海道・南関東・近畿ブロック)にてブロック統括提携費用など最大20万円を優遇する特別キャンペーンを2024年2月1日に開始しました。副業や栽培に関心のある方、詳細などは是非ホームページなどよりお問合せください。当社は幸いにも能登地震の影響は最小となっており、見学や研修には全く影響はでておりませんの安心してお越しください。ホームページ: ロゴ■マイクログリーンとはスプラウトよりも大きくベビーリーフよりも小さな新芽幼野菜です。当社では栽培指針として厳選種子、厳選培土、ファインバブル水の使用を推奨しています。また、発芽から7日以降の状態での収穫を基準としています。栄養価、彩り、食感などに配慮した幼野菜でありスーパーフードだと言われています。マイクログリーンサラダミックス■キャンペーン中の全国ブロックは下記の通りです。勿論、他の地域での事業展開や栽培に興味のある方のご連絡もお待ちしています。ブロック提携事業者は、各地域内にて栽培と販売を始めとし、栽培技術指導や資材の販売などを独自規格で展開することができます。◆北海道ブロック(北海道全域)◆南関東ブロック(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)◆近畿ブロック(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)提携パートナー概要■ブロック提携パートナー概要と利点当社では、アフターコロナを市場好転の機会と捉え、十分な栽培技能と食に興味をもたれる幼野菜生産者を育成すべく、栽培指導や資材提供などといったアフターフォローを含めた支援体制を円滑に進めるため、統括地域内で栽培指導や資材の販売を行ってくださる企業さま、個人事業主さま、農家さまを地域ブロック提携パートナーとして募集しています。・全国ブロック体制ーエリアマーケティング導入日本は北から南まで3,000キロと幅広く、気候にも大きな特性があります。加えて、地域間でそれぞれ異なる食の趣向や経済性から成り立っています。それぞれの商圏が備え持つ経済環境、商業環境、気候や風土に応じてよりきめ細やかに対応する為に、全国を11のブロック拠点として、それらの課題に迅速かつ柔軟に取り組めることを念頭のブロック割としています。各ブロックを統括される事業者さまは指定地域内にて各地域に適した柔軟な栽培システム販売体制や幼野菜販売、ブロック内における生産者育成を行うことが可能です。・サポート体制マンツーマンでの栽培指導はもとより、長年蓄積されてきた室内での幼野菜栽培ノウハウを共有、種子や培地、LED、栽培トレイ資材などを特別な提携価格で提供いたします。・最適化&効率化狭い室内と言う制約のある栽培環境下にて、高品質であり営農として十分な収量を確保するために最適化されたLED栽培資材や培地仕様に適した栽培トレイを提供しています。閉鎖的室内においても十分な光源を確保するLED照明とバーテイカルファーミングを取り入れることで効率性の高い周年栽培が可能です。勿論、室内ですからこれからも増加すると推測される異常気象や降雨などからの影響は軽減でき、確実な周年での収量確保を得ることができます。・シナジー効果既存の農家さんでは、希少な幼野菜を商品として加えることで多角化を可能とし、新たな販路開拓にも繋がります。新規就農、副業としても期待される事業ですが、異業種からの参入による新たな市場との出会いが既存事業の新規顧客獲得やPR戦略に大きなシナジー効果をもたらすことが期待できます。社員食堂などでは、グレードの高い新鮮な食材提供とメニュー構成にも役立ちます。・SDGs貢献遊休不動産や耕作放棄地を所有されている事業者さんであれば、あき部屋の効果的な活用方法となり、遊休不動産(土地)を利用の上で、栽培残渣を堆肥化するだけではなく、あらたな展開として地域に根付いた炭素貯留をコンセプトとする「有機菜園・アーバンファーミング」を開園することでSDGsに貢献するだけではなく、新しい顧客層の開拓と菜園事業にも取り組むことができます。■生産者募集中ー業務提携方式による栽培指導・栽培システム提供室内垂直栽培により、異常気象や災害などにあまり影響を受けず、周年にて高品質な幼野菜であるマイクログリーンやマイクロハーブの栽培ができます。「バイオミメシス・マイクログリーンジャパン・ 」は業界で唯一、業務提携方式にて地域ブロックならびに県単位、限定エリアなどの区分で生産者を募集しています。栽培(生産販売)に興味のある方はHPなどよりご相談ください。また、限定地域ではありますが提携契約金などを優遇した特別なブロックパートナー募集もキャンペーンとして実施中です。指定エリアが埋まり次第キャンペーンは終了いたします。栽培ならびに副業や新規事業として興味のある方はホームページ( )よりご相談ください。栽培システム概要◆代表取締役・マイクログリーン&マイクロハーブ栽培指導責任者巽 龍雄(たつみ たつお)プロフィール:石川県小松市生まれ。高校卒業後、古武道鍛錬の為に東北の山に籠もり修行、山中では「自然腐葉土・熟成堆肥」による自給自足のための自然栽培を実践。三沢米軍基地での武道指導員を経て、アメリカの大学に進学(BBA・MBA)、在米中にヨガ伝道の先駆者である沖 正弘氏のハタヨガ(沖ヨガ)に出会い、米軍基地や大学などでの武道指導にヨガの呼吸法と鍛錬を取り入れる。実家の急務にて日本に戻るまで25年間海外で就学、就業、タイ国総領事館、不動産開発・販売会社などの勤務を経て単身帰国。帰国後、北陸先端科学技術大学院大学にて知識科学研究科博士(Ph.D.)を取得。博士課程在学中に産学連携共同研究にて水耕栽培システムモデリング、高分子膜フィルム応用の栽培に係る実証研究、植物栽培における人工光源の試験に携わり、加賀伝統野菜、高糖度トマト、ベビーリーフ、露地有機栽培などに取り組む。元愛媛大学農学部客員教授ならびにアカデミックアドバイザーを務める。現在、石川県能美市にてバイオミメシス株式会社代表と併行して里山自然栽培普及の為の「耕種道」を主宰。日本と諸外国の古典農法を融合、日本の風土気候に適した露地栽培、施設栽培を営農として構築し、加えて、空きスペースや遊休不動産を活用する周年型の室内垂直農法取り入れたマイクログリーン&マイクロハーブ栽培の普及とその栽培システム販売を展開中。複合的に日本の多雨多湿に対処するミニマム耕耘と堆肥の層化、炭素貯留を礎とする有機農業(自然栽培・パーマカルチャー・IFOAM・Electroculture)を融合するアーバンファーミング菜園による営農活動を基軸とする地域活性化策を提唱している。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月01日フレンチ【KUVAL】/三鷹イタリアン【falo】/代官山ネパール料理【OLD NEPAL TOKYO】/豪徳寺中華料理【湖南菜香辣里】/三軒茶屋ベトナム料理【An Di】/外苑前フレンチ【KUVAL】/三鷹季節の素材感を大切に。豊富なナチュラルワインと味わうビストロ料理シェフ自身が愛飲してきた銘柄を含め、多彩に取りそろえたナチュラルワインJR三鷹駅から徒歩9分の【KUVAL】は、オーナーシェフと菓子職人のマダムが二人三脚で切り盛りするビストロです。カウンターフレンチの気軽さの中で料理とともに楽しむワインは、すべてが「ナチュラルワイン」。フランスを中心にヨーロッパ産や国産ワインなど、多彩にセレクトしています。『太刀魚と帆立のムースのヴァプール「蒸し」枝豆のソース』「金子畜産」の天城黒豚や「ジャフラ農場」のホロホロ鳥といった、こだわり素材を活かしたビストロ料理と、旬に彩られた華やかでキュートなデザートを存分に満喫するなら、やはりコースがオススメ。オープンキッチンのカウンター席や落ち着いたテーブル席など、思い思いの場所でじっくり味わって。KUVAL【エリア】三鷹【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】三鷹駅 徒歩9分イタリアン【falo】/代官山360度のオープンキッチンで紡ぎだす、創作“焚き火”イタリアン白・赤・ロゼ・泡の合計で10種ほどがグラスでも楽しめます東急東横線・代官山駅から徒歩3分。炭火台を囲むカウンター席のみの【falo】は、炭火を駆使したイタリアンが楽しめる一軒です。シンプルな料理に合わせてセレクトしたのは、「味わいを自然に引き出した」ナチュラルワイン。イタリア縛りで、さまざまな味わいのものを約100種類ストックしています。秘伝スパイスでマリネした豚バラ肉『塊で焼いたポルケッタ』※1カットただ“焼く”といっても、素材に合わせて展開される手法はさまざま。『カツオの藁焼き フレッシュトマトのソース』や『日本鹿の炭火焼き、山椒のソース』といった独創的なメニューで驚かせてくれます。「目の前で焼きあがっていくのを待つワクワク感」も魅力。ほかでは味わえない時間が過ごせます。falo【エリア】代官山【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】代官山駅 徒歩3分ネパール料理【OLD NEPAL TOKYO】/豪徳寺受け継がれた家庭料理をコース仕立てで。新たなネパール料理を発信ネパールではあまり飲まれないというナチュラルワインをペアリングで【OLD NEPAL TOKYO】は小田急小田原線豪徳寺駅から徒歩2分。家庭的なネパール料理の魅力はそのままに、コースに仕立てた革新的なお店です。ナチュラルワインとのペアリングも話題。特に料理と好相性の、香り豊かなオレンジや白を豊富にそろえています。メインの『Khana/ダルバート』はネパールの国民食※コースの一例コースは予約限定で月替わり。前菜に始まり、豆のスープ「ダル」+ご飯「バート」の『Khana/ダルバート』と、アチャール(漬物)やカレーを多彩に織り交ぜたメイン、デザートが味わえます。アラカルトのカレーも数種類あり。カトマンドゥの街並みを演出したという店内の居心地も最上級です。OLD NEPAL TOKYO【エリア】豪徳寺/経堂【ジャンル】ネパール料理【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】豪徳寺駅 徒歩2分中華料理【湖南菜香辣里】/三軒茶屋中国八大料理のひとつ・湖南料理。本格派の辛さを体験!湖南料理の味わいをさらに深めるナチュラルワイン。品ぞろえが豊富東急田園都市線・三軒茶屋駅から徒歩2分に位置する【湖南菜香辣里】は、「四川料理よりも辛い」ともいわれる本格湖南料理のお店です。発酵・燻製・ハーブといった香りの要素を特徴とした湖南料理は、ナチュラルワインと抜群の相性。唐辛子を使った料理には、ロゼや濃いめの白がピッタリです。発酵させた季節の白身魚を使った『香辣魚(臭魚~季節の白身魚の香辣蒸し)』湖南料理の特徴は、発酵させた調味料(発酵中華)や燻製にした食材(燻製中華)、さまざまなハーブ(ハーブ中華)を組み立てて調理を行うこと。辛さの奥に広がる新しい食体験を、地方の田舎の農家をイメージした温かな雰囲気の中で楽しむことができます。広い店内には半個室の用意もあり。湖南菜香辣里【エリア】三軒茶屋【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1050円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】三軒茶屋駅 徒歩2分ベトナム料理【An Di】/外苑前ナチュラルワインと楽しむ、旬食材たっぷりの“モダン・ベトナミーズ”料理に合う、クリーンでナチュラルなつくりのワインをセレクト東京メトロ外苑前駅から徒歩5分、落ち着いた静かな一画にたたずむ【An Di】は、日本でこそ楽しめる新ジャンル“モダン・ベトナミーズ”を発信するお店。銀座のグランメゾンでシェフソムリエを務め、いまはワインテイスターとしても活躍する店主が、ナチュラルワインを中心にしたペアリングとともに提案します。『穴子、へべす、マンゴーの生春巻き タマリンドソース』例えば、「生春巻き」といった人気のベトナム料理を、日本食材や季節の味覚で再構成。ベトナム料理をベースにフレンチシェフの技を駆使し、日本の旬食材を活かした“軽やかで優しいひと皿”として提供しています。新しい味覚との出合いは驚きの連続。存分に堪能するならコース料理がベターです。An Di【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】外苑前駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年11月16日収穫体験やアーシングなどが楽しめるイベント一般社団法人国際食学協会は2023年10月28日(土)、茨城県つくば市の「ベルファーム」において、『有機微生物農法畑のワークショップ~心が躍る収穫体験&ベジごはん~ アーシング付』を開催します。講師は体温を上げる料理研究家の小川原智子氏が務めます。同イベントでは、畑での収穫体験や、vegan対応のベジごはん、アーシングなどを楽しむことができます。ベジごはんは「小松菜またはケールの発酵ポタージュ」「搾り立てコールドプレス人参ジュース」「玄米ポンセン(玄米ごはんの代わりのフィンガーフード)」などが予定されています。開催時間は10:00から14:00まで、定員は20名です。開催場所となる「ベルファーム」の住所は茨城県つくば市下岩崎1041-1となっています。参加費は往復タクシー代と、昼食代込みで8,000円です。ケール、小松菜、人参、ほうれん草など、収穫した野菜を持ち帰ることもできます。心と体を温めて、健康で幸せな人生をサポート小川原智子(おがわらともこ)氏は1971年生まれ、大阪府出身です。ゼネコン社内広報、地方紙記者として勤務した後、料理の仕事をスタート。現在はマクロビオティック料理教室「イエローハーモニー」を主宰し、体温を上げる料理研究家として活躍しています。著書には『人生が変わる!心と体を温める料理教室』があります。(画像は一般社団法人国際食学協会より)【参考】※一般社団法人国際食学協会※小川原智子のマクロビオティック料理教室
2023年09月14日5/14(土)・15(日)開催「世界フェアトレード・デー・なごや」にRoCoBeLが初出店します。ビーンズ・コネクティッド株式会社(本社・渋谷区代表:宮崎秀敏)は炊飯器でお米を炊くように、誰でも簡単そして失敗なくコーヒー豆の焙煎ができる小型自動焙煎機の開発とそれを使ったコーヒー自家焙煎ビジネス・プラットフォーム「RoCoBeL(ロコベル)」の展開を目的に、現在、フィジビリティ・スタディをしている会社です。フィジビリティ・スタディの一環として5/14-15に名古屋市中区のヒサヤオオドオリパークシバフヒロバで開催される「第12回 世界フェアトレード・デー・なごや」(主催:世界フェアトレード・デー・なごや実行委員会実行委員長・鈴木日奈子)に初出店。「コーヒー・サミット エリア」にて「コーヒー飲み比べ」にも参画します。フェアトレードタウン「なごや」で初めての販売です開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」がフェアトレードです。そして、フェアトレードタウンとは、そんな思いやりの公正な貿易「フェアトレード」を街ぐるみで応援する自治体のことです。現在、日本国内のフェアトレードタウンは6カ所。名古屋市はその一つです。2015年にフェアトレードタウンに認定されています。世界フェアトレード・デー・なごやは今年で12回目の開催。フェアトレードを通して、人・社会・環境にとってよりよい未来のために個人でもできることはたくさんあると知っていただき、「個人の力は決して無力ではなく、1人1人のアクションが繋がることで、大きなムーブメントになる」というメッセージを発信していくイベントです。そしてRoCoBeLはミャンマーの中部の高原地帯ユワンガンの農家の女性50名が経済的自立と女性の地位向上を目指して立ち上げたコーヒー生産者グループ「AMAYAR Womens’s Coffee Group(アマヤーコーヒー)」を応援し、リーダーのSu Su Aungさんの日本在住の親戚の方を通じて、アマヤーコーヒーが生産するコーヒー豆を仕入れて、現在開発中の小型焙煎機を使って日本国内で焙煎し、販売しています。出会うから、今回、日本を代表するフェアトレードタウンなごやで開催されるフェアトレードイベントに出店できることを大変光栄に思っています。AMAYAR Womens’s Coffee Group代表のSu Su Aungさん。ミャンマーの少数民族の一つダヌー族の出身である彼女は3代続くコーヒー農家に生まれました。そして、貧困からの脱出・経済的自立・女性の地位向上を目指しての彼女性50人でアマヤーコーヒーを立ち上げました。をパパイヤ、バナナなどの果実と一緒に栽培したコーヒー豆です一般にコーヒー農園というと広大なプランテーションを思い浮かべると思います。しかし、RoCoBeLで取り扱っているユワンガン(ミャンマー)の豆が栽培されている場所は少し風景が異なります。そこは農家の庭先。といっても自然豊かな高原地帯の農家の庭ですから限りなく森に近い場所です。その場所でアボガドやみかん、パパイヤ、バナナ、ジャックフルーツなどのフルーツと一緒に農薬や化学肥料を使用しない自然農法でコーヒーが栽培されています。もしかしたらRoCoBeLのコーヒー豆に感じる、ほんのりフルーティな味わいはそのせいかもしれません。こうしたユワンガン地方の30の村の約700戸の小さな農家を訪ねて回り、一軒一軒ていねいに栽培指導をおこなうとともに、栽培されたコーヒーの果実を集めて、ハンドピッキングで選別し、糖度をチェックしてグレード分けを実施。さらに水洗式という製法で果肉や皮を取り除き、手作業で天日干し。そして機械で脱穀した後、多くの人の手で丁寧に選別をおこない、欠点豆を除去。そんなとてもきめ細やかで心のこもったコーヒー豆の精製をしているのが、Su Su Aung(ススアウン)さんをリーダーとする生産者グループ「アマヤーコーヒー(Amayar Women’s Coffee Group)」のみなさんです。三世代続くコーヒー農家に生まれ、コーヒーの栽培を手伝って育ったSu Su Aungさんは「ユワンガンのコーヒー産業を持続的に発展させ、利益を地元農家に直接、還元していく。それを通じて、女性の自立、活躍の場を増やしていきたい」という想いから2016年に、地元農家の女性たち約50人でアマヤーコーヒーを設立しました。そして、アメリカの技術援助を受けて、高品質のコーヒー豆を生産する技術を学び、18年には国際NGOの支援で独自の精錬所を開設。CQI(Coffee Quality Institute)コーヒー品質ガイダンスに基づいてスペシャルティコーヒーを生産、品質向上に努力してきました。その結果、国際的な評価機関SCAA(Specialty Coffee Association of America)のカッピングスコアでスペシャリティコーヒーと認定される80点以上のスコア(20年は85.9)を獲得。世界的に高い評価を受けています。コーヒーチェリーの選別をおこなうアマヤーコーヒーのみなさん障害者の就労支援施設や自閉症からの自立サポート施設で焙煎・加工RoCoBeLではアマヤーコーヒーのみなさんのきめ細かい手作業、一粒一粒のコーヒー豆に込めた想いを引き継いで、心のこもった高品質のコーヒー豆を日本国内のみなさんに提供していきたいと考えています。私たちRoCoBelもまた、アマヤーコーヒーと同じく小さな事業者・売場の集合体です。そして、私たちもまたコーヒーに関する経験や知識のないところからのスタートです。アマヤーコーヒーのみなさんと同じく、みんなで力を合わせ、情報や経験を共有して、彼女たちのような世界的に評価される売場、ブランドにRoCoBeLを育てていきたいと思います。もちろん、RoCoBeLが取り扱う豆はユワンガンだけではありません。しかし、ブラジルやコロンビア、ホンジュラス、エチオピア、タンザニアの豆にもそれぞれ生産者がいて、豆にはきっとさまざまな想いがこもっているはずです。RoCoBelではそんな想いを紡ぎ、受け継いで、一つ一つの豆を丁寧に焙煎し、心を込めて袋に詰めて販売していきたいと思います。アマヤーコーヒーの想いも「コーヒーは人から人へ手渡されるもの。生産者、販売者、消費者の全ての人が笑顔であることが我々のミッションです」とのこと。RoCoBeLも想いは同じです。また、現在、RoCoBeLでは、千葉県流山市のNPO自立サポートネット流山(理事長・小野内 裕治)の「いろいろや・ハーモニー」や香川県高松市の公益財団法人喝破道場(理事長・野田大燈 )をはじめとした障害者就労支援施設、自閉症で苦しむ人たちの自立サポート施設に開発中の小型自動焙煎機を無償貸与し、コーヒー豆の焙煎やドリップバッグなどへの加工を委託。それを全数買い取ることで経済的自立をサポートするだけでなく、RoCoBeLを利用中の様々なレストラン、カフェ、ショップなどの売り場と繋ぐことで就労を通じた社会参加の促進のお手伝いをしています。「Connected〜コーヒー豆がつなぎ、創り出す新しいコミュニケーションと関係」。これがRoCoBeLのステートメントです。RoCoBelではフェアトレードだけにとどまらず、社会の様々なバリアをフリーにし、様々な社会課題の解決に寄与していきたいと考えています。主な商品紹介◉ユワンガン(ミャンマーシリーズ)アマヤーコーヒーが精製・商品化したコーヒー生豆を開発中の小型自動焙煎機を使って日本国内で焙煎したコーヒーです。カッピングスコアが80ポイントを超えるスペシャリティ・コーヒーになります。酸味や苦味がスッと消えるキレのある飲み口が特徴のとても飲みやすいコーヒーです。RoCoBeLでは生活の中に月齢が浸透している農業国のミャンマーの考え方を取り入れ、焙煎の違いを月の満ち欠けで表現しています。●浅煎り:ラサン(新月)/とてもフルーティで香りが高い。●中煎り:ラチャン(三日月)/酸味と苦味のバランスが良い。●中深煎り:ラウェ(上弦の月・下弦の月)/親しみやすい苦味。王道の味。●深煎り:ラピェ(満月)/ちょっとハードボイルドな味わい。その日の月齢に合わせてコーヒーを飲むことも推奨しています。◉Connectedブレンドユワンガンの中深煎りにブラジルの中深煎りをブレンドしたRoCoBeLの看板ブレンドです。ユワンガンだけの場合、泡立ったような味わいになりますが、ブラジルが加わることでしっとりと絹のような滑らかな味わいになります。渋谷区の障害者支援プロジェクト「Shibuyafont」と連携し、コーヒーのラベルに障害者アートの作品を採用。現在、12種類のラベルをリリースしています。これまでリリースしてきた12種類のラベル。年間8つ程度のペースでデザインを追加する予定です。◉恋愛シリーズ香り高く華やかな味わいのエチオピアの豆の特徴を生かし、様々な産地の豆とブレンドしたシリーズです。●First Love(甘く淡い想い):浅煎りのエチオピアとタンザニアをブレンド。●Love on one side(片想い):浅煎りのエチオピアとホンジュラスをフレンド。● Romance(恋愛小説):中深煎りのエチオピアとユワンガンをブレンド。●True Love(ひまわりのような恋):深煎りのエチオピアとブラジルをブレンド。◉各店舗オリジナルブレンドレストランやカフェ、ショップなどの客層やお店のコンセプト、メニューなどに合わせて様々なブレンドやラベルを開発し、提供しています。イベント概要◉第12回世界フェアトレード・デー・なごや(コーヒー・サミット)日時:5月14日 11時〜17時5月15日 10時〜15時会場:ヒサヤオオドオリパークシバフヒロバ名古屋市中区丸の内3丁目6アクセス:地下鉄久屋大通駅 1A出口から徒歩6分URL: RoCoBeLは「コーヒー・サミット」エリアに出店しています。お問い合わせ先ビーンズ・コネクティッド株式会社150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-29-101 info@rocobel.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月10日土壌も健康にする新しい農業株式会社プロラボホールディングスがプロデュースする完全無農薬農法「プロラボファーム」のスペシャルアンバサダーにタレントで美容家のGENKINGさんが就任しました。「プロラボファーム」は2020年9月1日(火)に新しくオープンした無農薬野菜の直販農場です。土壌の微生物が元気になる製法で栽培された無農薬野菜を新鮮な状態で直送する業態で、安全で美味しい野菜を家庭に届けながら、土壌の健康状態を保つ野菜作りを行っています。イベント開催も予定スペシャルアンバサダーに就任するGENKINGさんはフォロワー数29万人(2020年11月19日時点)のInstagramアカウントでもプロラボファームから直送された野菜を活用した手料理を披露しています。12月4日(金)には東急プラザ渋谷18階のCÉ LA VI TOKYO(セラヴィトーキョー)にて、GENKINGさんのスペシャルアンバサダーに就任を記念したイベントも開催されます。参加には応募が必要で、抽選で選ばれた30名の限定参加です。同イベントではGENKINGさんと一緒にプロラボファーム野菜を使ったランチを食べることができ、お土産として株式会社プロラボホールディングスが手掛けるインナービューティブランド「エステプロ・ラボ」の6,500円相当の商品が用意されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※プロラボファーム公式サイト
2020年11月27日妊娠に気づかずに、自然流産をしていることがあるってご存じですか? 全妊娠数に対する流産率は約15%もあり、なんと6人にひとりは流産を経験しているというのです。自然流産にはどんな兆候があるのでしょうか? また、自然流産後、妊娠はすぐにできるのでしょうか? 自然流産について解説します。【監修】イシハラクリニック副院長 石原新菜 先生小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書に、13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム健康BOOKS)をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』(PHP研究所)等30冊を数える。■自然流産とは妊娠22週未満までに何らかの原因で妊娠が中止されることを自然流産といいます。妊娠22週前後は、だいたい妊娠5カ月。ママのおなかが突き出てくるころです。赤ちゃんが生きるためには、妊娠22週までママのおなかの中で育つ必要があるということで、このように定義づけられました。自然流産の原因自然流産は、妊娠初期に多く発生するトラブルのひとつです。自然流産の原因の多くは、母胎側ではなく胎児側に因子があることが多く、初期流産にいたっては胚の染色体異常で妊娠が中断されるケースが約60~70%にも及びます。流産の原因となる染色体の異常は、受精時に発症していることがほとんどです。参考サイト:日本産婦人科学会 「流産・切迫流産」 時期によって異なる呼び方妊娠12週未満の自然流産を「早期流産」、12週~22週未満の自然流産を「後期流産」といいます。流産が起こる確率は早期が13~14%、後期が1~2%と、圧倒的に妊娠12週までに発症する早期流産が多くなっています。切迫流産とは切迫流産は、流産が迫っている状態のことをいいます。まだ、自然流産はしていない状態です。症状としては、おなかの張りや痛み、出血などがあります。妊娠初期におこるトラブルのひとつで、妊婦全体の約20%に症状がみられるというデータもあります。稽留流産と進行流産稽留(けいりゅう)流産は、赤ちゃんは死亡しているにも関わらず、出血や腹痛などの症状が起きていない状態をいいます。自覚症状がないため、健診まで気づかないケースがほとんどです。進行流産は、腹痛や出血が起こり、子宮から胎のうなどが出始めている状態。しかし、この段階では流産を食い止めることは難しい状態です。流産の状態自然流産の状態は完全流産と不全流産に分けられます。完全流産は出血や腹痛もなく、子宮内の残留物がすべて子宮から出てしまっている状態です。不全流産は、出血も腹痛もあり、子宮から残留物が出始めている状態で、まだ一部が子宮内に残っています。出血が止まらないケースもあり、原因となる子宮内の残留物を取り除く手術が必要になります。流産と死産の違い妊娠週数の違いで、流産と死産に分けられます。流産は妊娠22週未満におなかの中で赤ちゃんが亡くなることを、死産は妊娠22週以降におなかの中で赤ちゃんが亡くなることを指します。流産であっても死産であっても。妊娠12週を過ぎると、市区町村への死亡届の提出が必要になります。■自然流産の兆候となる症状流産が差し迫っている状態を切迫流産といいますが、主な症状としては、腹痛や腹部の張り、出血などがあります。中には心配がないケースもありますが、自己判断をせずに、すぐに受診しましょう。出血自然流産の兆候のひとつに出血があります。受精卵が着床するときに、着床した位置や状態に問題があり出血が止まらなくなる場合があります。また、卵膜の一部である絨毛膜(じゅうもうまく)の外側に血の塊がたまり、出血することもあります。血の色は茶色に近いものは注意します。おりものの量が増えたり、いつもと違うにおいがする場合も注意が必要です。腹痛・腹部のハリ自然流産の兆候に腹痛や腹部の張りもあります。症状は人によってさまざまで、動けなくなるほど激しい痛みが出る人もいれば、軽い痛みで終わる人もいます。中には痛みが出ない人もいます。体を横にして少し休むことで、痛みや張りが治まる場合もありますが、強いほど流産の可能性は高まる傾向にあるという専門家もいます。いつもと違う痛みがある場合はすぐに受診しましょう。■自然流産後の経過や生理・妊娠について自然流産後、腹痛はいつまで続くのでしょうか? また、自然流産後、生理はいつぐらいから再開するのでしょうか?進行流産の場合の経過進行流産の場合、流産の手術をするか自然排出を待つか、いずれかを選択できる病院もありますが、多くは手術をすすめられます。手術することで残留物からの感染症、腹痛や出血を止めるためです。腹痛や出血は、胎のうを子宮から取り除くことで改善します。また、胎盤から出るhCGホルモンの分泌を止めることでも症状がおさまります。残留物がすべて出た後、子宮がリセットされるからです。稽留流産の場合の経過稽留流産の場合も、流産の手術か自然排出を待つか、いずれかを選択できる病院もありますが、多くは手術で子宮の残留物を取り除きます。摘出手術後は、病室で数時間休んだ後、帰宅が可能です。また、病院によってはシャワーや入浴も通常通りできる場合もあります。手術後はいつまで安静にしたらいい?流産手術から約1週間後の診察まで、家でゆっくり過ごすことがすすめられます。日常生活で特に制限されることはありませんが、栄養バランスのとれた食事を心がけ、体を休め、なるべくストレスの少ない生活を送ることで、回復を促しましょう。自然流産後はいつから生理がくる?流産手術から1カ月後にはたいてい生理がきますが、状態によっては遅れる人もいます。次の妊娠の準備をするためにも、焦らず、ゆったりした気持ちで生活することが大切です。自然に生理が来るのを待ちましょう。自然流産後、いつから妊娠していい?流産が確認された場合は、流産の手術後、医師のアドバイスに基づき通常の生活が始まります。次の生理が来るまでは、性行為は控えます。通常は生理が2~3回来て、子宮に問題がなければ、妊娠の許可が出ます。長期間に渡って避妊をする必要はありません。■まとめ自然流産をすると、ママが責任を背負ってしまい、気持ちがふさぎがちになります。しかし、解説したとおり、前期の自然流産の原因の多くは胎児側の問題です。ママの体や行動に問題があったわけではないことがほとんどです。ですから、前向きな気持ちで次の妊娠の機会を待ちましょう。また、自然流産を3回以上繰り返した場合、治療が必要なケースもあります。きちんと病院で検査をして治療をすることで、自然妊娠も可能あり得ます。参考資料:・ 日本産婦人科学会 ・『はじめての妊娠・出産 最新版』(ベネッセコーポレーション)
2019年11月20日共働き家庭が増え、親も子どもも忙しいいま、子どもが自然に触れる機会は以前と比べて減りつつあります。そもそも、幼いうちから自然に触れることは、子どもになにをもたらしてくれるのでしょうか。お話を聞いたのは、佐々木洋さん。職業は「プロ・ナチュラリスト」で、ご本人いわく「プロの自然解説者」です。まずは、プロ・ナチュラリストの仕事内容から語っていただきました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)老若男女を相手に自然の面白さを説く「自然解説者」わたしの仕事は「プロ・ナチュラリスト」です。耳にしたことがあるという人はあまり多くないかもしれません。というのも、これはわたしが商標登録をしているもので、一般的に広く知られた職業ではないですからね(笑)。仕事の内容をひとことでいえば、「プロの自然解説者」です。活動にはいくつかの柱があります。まずは幼稚園や保育所、小学校などで授業の一環として自然の大切さや面白さを話すというもの。それから、各地のホールなどでおこなう講演会や講習会。これらにはただ話をするだけではなく、実際に自然のなかで自然観察の指導をおこなうというものもあります。それから、書籍などの執筆活動に、テレビやラジオ番組の企画、出演です。講演会や講習会の対象は子どもたちということもあれば、子持ちかどうかにかかわらず大人の場合もあるし、外国人ということもある。場所、対象によって内容もさまざまですね。そもそもなぜわたしがこの仕事をはじめたかというと、単純に自然が好きだったということに尽きます。でも、学生時代の専門は英語音声学でした。学生の頃は英語を使った仕事をしようと考えていたのですが、自然の世界が懐かしくて戻ってきたという感じですね。わたしの出身は東京ですが、都内とはいえ河川敷がすぐそばにあって自然豊かな場所でした。その原風景がわたしをこの仕事に導いてくれたのです。「ありのままの自分でいい」と思わせてくれる自然の多様性いまの子どもたちは、かつてと比べて自然に触れる機会が圧倒的に減っていると感じています。とはいえ、自然の豊かさそのものは以前とほとんど変わっていません。都内であっても動物も虫もたくさんいて季節の草花も豊かに咲き誇るのに、それに触れる機会が減っているだけなのです。それが本当に残念でならない……。とくに幼児期から自然に触れることは子どもにたくさんのものを与えてくれます。それこそ、その「効能」には枚挙にいとまがありませんが、なかでもわたしが大切だと思っている3つの効能をお伝えします。第一に「多様性を知る」ということ。子どもは自分が好きなことであれば大人以上に熱心に知識を蓄えていきます。新幹線が好きな子どもであれば、どんな新幹線でもひと目見れば名前を答えることができるでしょう。でも、自然だとそうはいきません。どんなに虫が好きな子どもでも、幼稚園の園庭にやって来るすべての虫の名前をいうことはできないでしょう。わたしにも無理です。なぜかというと、それだけ多くの種類の生きものがいて、多様性に富んでいるのが自然というものだからです。しかも、もっといえば、それらのいろいろな生きものにはなにひとついらないというものもありません。人間からは嫌われることが多いカラスだって、自然界では食物連鎖の一部を担ってしっかり役に立っています。この意識は人間教育にもつながるものです。人はそれぞれすべてちがっていて、しかもちがっていていい。ありのままの自分を受け入れて力強く人生を歩むためには、幼い頃に自然を通じて多様性を知るべきなのです。思いどおりにならないなかで最大限の創意工夫と努力をするふたつ目の効能は、「究極の癒やしを与えてくれる」ということ。大人のみなさんだって、仕事や人間関係でストレスがたまれば、海を見たくなったり森のなかを散歩したくなったりすることもあるでしょう。これは子どもにもあてはまることです。子ども自身が大人のように意識しているかどうかは別として、自然のなかで受け取る癒やしが子どもの心をほぐして健やかに育ててくれるのです。3つ目は、「思いどおりにならないことがあると知る」こと。いまの子どもたちはかつてと比べて物質的には恵まれていますし、大人も以前ほど厳しく怒らなくなりました。ともすれば、そういう環境にある子どもは「なんでも思いどおりになる」と感じてしまいそうですが、自然だけはいまもむかしも変わらず思ったとおりにはなりません。どんなに丹精を込めて植物を育てても花を咲かせてくれないということもあります。「昨日、アゲハチョウを見た!」という友だちの話を聞いてその場所に行ってみても、今日は見つからないということもあるでしょう。そこで、子どもは子どもなりに「自然だし、仕方ない」と「あきらめる」ことを知ります。この「『あきらめる』ことを知る」ということが重要なのです。「あきらめる」というと、努力をやめるというイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。努力や、それからお金などではどうにもならないということもあるのが世のなかです。自分がなんでも支配できるわけではないということです。仕事をしている大人でもそうですよね?人間関係などさまざまな要素が絡む仕事では、ひとりの人間が思いどおりにできることは限られています。でも、その制約のなかで最大限の創意工夫と努力をする。「どうすれば花を咲かせられるか」と考える。自然と触れるなかで得るその姿勢こそが、子どもを大きく成長させてくれるはずです。『ナンコレ生物図鑑 あなたの隣にきっといる』佐々木洋 著/旬報社(2015)■ プロ・ナチュラリスト 佐々木洋さん インタビュー一覧第1回:「自然だし、仕方ない」現代の恵まれた子どもたちが“自然体験”から学ぶ重要なこと第2回:「虫が怖い」はこうして克服。ダンゴムシすら触れない子に、親は何をすればいい?(※近日公開)第3回:自然観察=現場検証!?生き物の“痕跡”探しから始まる、都会でもできる自然体験(※近日公開)第4回:カブトムシやクワガタが採り放題!夏休みに親子で作る“スーパーバナナトラップ”(※近日公開)【プロフィール】佐々木洋(ささき・ひろし)1961年9月30日生まれ、東京都出身。プロ・ナチュラリスト。公益財団法人日本自然保護協会自然観察指導員、東京都鳥獣保護員などさまざまな立ち場で自然解説活動をしたあと、「プロ・ナチュラリスト 佐々木洋事務所」を設立。「自然の面白さや大切さを多くの人とわかち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもとに、25年以上にわたって、自然観察指導、自然に関する執筆・写真撮影、講演、テレビ・ラジオ番組の出演・企画・監修、エコロジーツアーの企画・ガイド等の活動をおこなう。著書に『ぼくはプロ・ナチュラリスト 「自然へのとびら」をひらく仕事』(旬報社)、『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ! 会える! 虫図鑑』(宝島社)、『「調べ学習」に役立つ水辺の生きもの』(実業之日本社)、『よるの えんてい』(講談社)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年07月13日静岡県菊川市は、石川県七尾市で開催されている世界農業遺産(GIAHS)国際会議において、「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」が世界農業遺産に認定されたことを発表した。「茶草場農法」とは、秋冬期に茶園周辺のススキやササなどの草を刈り取り茶畑に有機物として敷く、昔から続けられてきた伝統農法。同市では昨年、この「茶草場」の存在が確認された掛川市、島田市、牧之原市、川根本町と協力し「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」世界農業遺産推進協議会を設立し、国際連合食糧農業機関(FAO)が行っている「世界農業遺産」への登録をめざして活動してきた。また、9月27日には世界農業遺産「静岡の茶草場農法」実践者認定委員会を掛川市役所で開催。4市1町(菊川・掛川・島田・牧之原市、川根本町)に在住する生産者9団体から提出された申請書により審査が行われ、9つの団体、個人が実践者に認定された。同市からは、倉沢の山本哲さんと堀延弘さんの2人が、認定区分の最高位(三つ葉)として認定され、認定証書を受け取ったとのこと。なお、「世界農業遺産」はこれまで世界で19の地域が登録済み。日本では「能登の里山里海」と「トキと共生する佐渡の里山」が認定されている。詳細は同市公式ホームページ(を参照のこと。
2013年12月11日