自らと向き合い、ありのままの姿を描いていく自画像。鏡を何度も見ながら筆を動かしていると、外見だけでなく、心の内に秘められたその内面も、作品に自然と映し出されていくといわれています。とりにく(@tarakosan114)さんが公開した、渾身の自画像に、多くの人から反響が上がりました。大学の課題で描いた『インパクトの強すぎる自画像』ある日、とりにくさんがX(Twitter)に投稿したのは、大学の課題として提出したという、自画像でした。油絵具を使い、自分の姿をキャンバスへと描いた、とりにくさん。魂を込めた甲斐があり、凄まじい存在感を放つ作品が完成しました。しかし、いざ自分の作品が展示されると、ほかの人の絵を見比べた上で、こう思ってしまったのです。なぜならば、その存在感はいろんな意味でより増していたのですから…。「なんだか、自分の作品だけおかしい…」きっと、この写真を見た人は、誰もが首をかしげたことでしょう。「自画…像…?」と。しかし、これは間違いなく自画像なのです。和装と髷(まげ)をこよなく愛しており、自分の好きなスタイルを貫いているという、とりにくさん。この自画像を描いた際も、もちろん『いつもの服装』をしていたのだとか。令和の現代に撮影された1枚とは思えない光景ですが、映画のワンシーンと思えるほど、さまになっていますね!オンリーワンの輝きを放つ、とりにくさんの作品に対し、ネットからは「これは五度見するやつ」「なるほど自画像ね。…え?」といった驚く声が続出しました。「僕のことを知らない人が見たら、これが自画像だなんて信じてくれないだろう」と話す、とりにくさん。たとえ自画像と気付かなかったとしても、和装や髷の素晴らしさは、作品を通して見た人全員に伝わったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年04月23日ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)の2024年春夏コレクションが、2023年9月2日(土)に発表された。2022年秋冬シーズン以来に続いて、今季のビデオプレゼンテーションにおいても、音楽はダムタイプ(DUMB TYPE)の山中透による。マラルメ、白と黒の星座的附置小鳥の優しいさえずりが重なりつつ始まるビデオプレゼンテーション、そこで言葉が厳として発せられる──「Un coup de dés jamais n’abolira le hasard(さいころのひと振りは決して偶然を廃さないだろう)」。2023年春夏シーズンのテーマを引き継ぎ、「Self-Portrait #2」と銘打たれた今季のドレスドアンドレスドは、19世紀後半を代表するフランスの詩人ステファヌ・マラルメ、特に彼が最晩年に残した詩篇『骰子一擲』──冒頭に引いたテクストは、この作品の謂いである──への関心のもと、ふたたび自己の輪郭をなぞってゆく。マラルメの『骰子一擲』に、いわゆる散文的な筋書きが明確にあるわけではない。むしろこの詩篇は、こうした線状的な進行を解体するものである。すなわち、白いページの上には、大小さまざま、異なる活字で繋がれた種々の語が、一切の句読点なく配置されている。11面にわたる見開きには、「さいころのひと振りは/決して/偶然を/廃さないだろう」という文字が4分割されてまたがる。そして、詩篇中最大の大きさで印刷されたこの主題のまわりに、難船、さいころを振ることをためらう船長、あるいは星座といった副次的なモチーフが、あたかも副旋律のようにして組み入れられているのだ。いわば、白地に黒く描きだされた星座である。そもそもマラルメにとって、文字を書くという行為は、それが白い紙の上に黒いインクの跡を残すことであるように、人間の奥深くに微睡む暗黒に由来するものであった。マラルメはこう書いている──「インクの壺は、一つの意識のように透明なクリスタルガラスだが、底には、暗黒の色をした滴が溜っている。この暗黒の滴というものが、何か或るものが存在するということに関係があるのだ」(マラルメ「限定された行動」松室三郎訳より)。だから白いページの上では、人間のある姿が、黒々と開示されることになる。何よりも黒い文字は、白い紙の支えなくしてありえない。ドレスドアンドレスドが、とりわけブラックとホワイトの無彩色を基調にしていることは、衣服の研ぎ澄まされた造形へと真摯に向き合うという志向にほかならないだろうが、今季、それをマラルメの詩篇に引きつけてよいのかもしれない。ブランドを象徴するシングルブレストやダブルブレストのジャケット、ロングコートはブラックでまとめる一方、シアー素材のドレスはホワイトないしブラックをベースに、『骰子一擲』の詩句を、ボディとは逆のトーンでのせている。ここには、白と黒の厳しい緊張関係がある。先に、『骰子一擲』とはいわば、白と黒とが織りなす星座だと言った。いま「星座」に着目するのならば、それは星々が元から何らかの意味を有しているのではなく、幾つかの星おのおのが持つ輝き、それらのあいだの関係に応じて、何かしらのイメージが浮かび上がるものである。「語群は、あたかも宝石を連ねた玉飾りの上における灯影の一条の連鎖のように、相互間の反射反映によって点火される」(マラルメ「詩の危機」松室三郎訳より)──白い紙の上の黒い染みにすぎない文字、これら語群の絶えざる反射と反映が、虚像を生みだすのだ。語群が互いに反射し合う詩の空間において、「星座」が現実とは異なる位相に立ち現れるなか、なおも現実に身を置いてこれを語る詩人は限りなく無に近づく。存在と虚無のあいだに宙吊りにされた主体は、それでもなお自らの存在を確かめる。鏡。確かなフォルムを支えるウールギャバジン、着るにしたがって身体に馴染んでゆくコットンモールスキンという2023年春夏シーズンの素材を引き継いで、研ぎ澄まされた佇まいに、しかしボクシーなシルエットでささやかな抜け感を漂わせるよう仕立てたテーラリングは、こうして執拗に自身の輪郭をなぞるのだ。もう一度シアードレスに戻るのならば、これは半透明な素材でもって身体を透かして見せ、その像を二重化する。あるいは、きらめきを帯びたトラウザーズは、艶やかなサテンを用いつつも独特の凹凸感を示し、確かな肌理の実在と波打つ光沢の表情のあいだに漂う。『骰子一擲』見開き9ページ目の語句を拾うと、こう読める──「なにひとつ/起こらないだろう/場所しか(RIEN / N’AURA EU LIEU / QUE LE LIEU)」。白いページという場の上に「無(RIEN)」の文字が黒々と立ち現れるように、今季のドレスドアンドレスドは、存在と虚無のあいだに宙吊りにされた自画像を、震えるようにしてなぞっているのではなかろうか──この黒さこそ、「何か或るものが存在するということ」に関係していると、マラルメは語っているのだから。
2023年09月07日ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月18日(土)に発表された。ビデオプレゼンテーションの音楽は、ダムタイプの音楽と音響を担当してきた山中透による。自己の二重化詩のひとひらを引用することから始めたい。「そこで泣いているのは、だれ、ひとすじの風でないとしたら、こんな時間に/ほかにあるのは、いやはてのダイヤモンドだけ……だれなの泣いているのは、/こんなにもわたしのそば、このわたしこそ泣きだしそうなのに。/この手、わたしの顔に触れようと夢みながら、/ぼんやりと、何かふかい目的にしたがってでもいるのか、/この手は待っている、わたしの弱さから涙がひとしずく溶けて流れ出るのを。」──ポール・ヴァレリー『若きパルク』(清水徹訳)の冒頭である。ここで泣いているのは、ほかならぬ「わたし」だろう。しかしその存在は、「わたし」の眼差しの下に二重化されている。「わたし」の身体が「わたし」の意識から離れて、他者のごとく立ち現れる。「わたし」はどうやら明確な輪郭を持たず、「だれ」と呼びかけられた「わたし」の手だけが現れて、その顔に触れる、輪郭をなぞることを試みる。「わたし」が「わたし」を捉えるとき、そのイメージは断片的で曖昧であらざるをえない。そこからかろうじて紡ぎだされるのが自画像──「Self-Portrait」とは、今季のドレスドアンドレスドのテーマである──にほかなるまい。このように曖昧な輪郭をなぞり、諸断片のイメージを自分という存在へと編みあげてゆくのが、ドレスドアンドレスドにおけるテーラリングであった。シングルブレストやダブルブレストで研ぎ澄まされた佇まいに仕立てたジャケットには、ややもすれば不確かさの底に落ちる自分という存在に確固たるフォルムを与えるかのようにして、ハリのあるウールギャバジンを用いる。あるいはモールスキンは、執拗になぞろうとも静かに震えてやまないその輪郭を、繊細に具現化するもののようにすら思われよう。ところで、自画像を紡ぎだすために用いる手立てのひとつが、自らを映しだす鏡である。しかし、ただ1枚の鏡では、自己の輪郭を描ききることは叶わない。自らを囲繞する多数の鏡、それらが波のごとく返す諸断片のいわば結び目として、自画像が立ち現れる。こうして鏡の無限反射によって織りなされるイメージは、だから、自己という主体が立ち現れる点で生成的であり、数多の鏡に映した結果得るほかない点では束縛的である。それはコレクションにおいて、シャツのボタンホールを拡大したフロントスリット、そしてギャバジンのジャケットに見られる縫い閉じられたボタンホールの痕跡、これらの両極に反映されている。いま一度、ヴァレリーを引こう──「わたしは自分のあとを追い、自分に答え、自分を反射し、自分に反響する、わたしは鏡の無限に戦慄する──わたしはガラスでできているのだ」(「ムッシュー・テスト航海日誌抄」(清水徹訳)より)。鏡に映じる自らの像をまなざし、一方でそこに映された像が自らを見つめ返す。自己の存在を描きだしてもなお、他者のごとく自画像が立ち現れる、この慄き。鏡の無限反射の下で震えてやまない自己の輪郭が、今季のドレスドアンドレスドにおいては探られているように思われる。
2023年03月23日学校の課題としてよくある自画像。自分と向き合い、作品として表現することは、気恥ずかしさもあって難しいものです。ハラユキ(@yukky_kk)さんは、「青春期のうっくつ感に満ちていて、最高じゃない?」というコメントとともに、姪の作品をTwitterで紹介しました。課題が『立体自画像』だったため、座席についた自分の姿を作った姪。「自分もこうだった」という共感の声が上がった作品をご覧ください!姪っ子が学校の課題で作った立体自画像。青春期の鬱屈感に満ち満ちてて、最高じゃない? pic.twitter.com/GkbR3B2wmY — ハラユキ ö コミックエッセイスト (@yukky_kk) March 19, 2023 両腕をだらりと脱力させ、顔を伏した女子生徒の姿は、デフォルメされながらもリアルさが感じられます。生徒だった頃の自分や、教室にいた友達のことを思い出した人も多いでしょう。ハラユキさんが姪に聞いたところ、ほかの生徒たちはスポーツをしている場面など、もっと活発な自身の姿を作っていたとのこと。そんな中で、ブレずに自分を表現した姪のことを、ハラユキさんは「えらいぞ」と感じたそうです。学校が嫌いだという姪が作った作品に、心を動かされた人たちから称賛の声が寄せられました。・見た人の数だけ解釈がありそう。・テスト後の昼休みだ。・映画のワンシーンみたい!・青春はいろいろな形がありますよね。・学校で過ごす時間がだるくて、溶けてしまいそうな感じが伝わってくる。天才か。立体が得意で、ケーキ作りも上手だという姪。このまま、才能を伸ばしていってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月21日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)から、オランダの画家・レンブラント・ファン・レインにインスパイアされたカプセルコレクションが登場。。ユニセックスのウェアやアクセサリーが、2023年3月17日(金)よりジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店ほかで発売される。オランダの画家・レンブラント着想のコレクションジェイ ダブリュー アンダーソンのクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンが“セルフィーの先駆者”だと考える、オランダの画家・レンブラントの自画像から着想を得たカプセルコレクションを発表。レンブラントは、光と影のコントラストを駆使した画風と、生涯“自画像”を描き続けた画家として知られる、バロック絵画を代表する巨匠である。レンブラントがペンとインクで描いたクロスハッチの自画像は、ミラノで開催された2023年秋冬メンズ&23年ウィメンズリゾートコレクションの招待状に使用されたデザイン。今回のカプセルコレクションでは、そんなレンブラントの自画像にフィーチャーしたアパレルからアクセサリーまで、多彩なアイテムが展開される。クラシックフィットのスウェット中でも注目は、約400年前のレンブラントの自画像が全面に刺繍されたスウェットだ。体にフィットするクラシックなシルエットに、肩を少し落としたドロップショルダーのデザインで、リラクシングなムードをプラス。カラーは、ベーシックなブラックとホワイト、鮮やかなブルーの3色を用意する。バッグ&バケットハットもそのほかにも、レンブラント自画像の総柄パンツに加え、トートバッグやバケットハットなど小物類も取り揃える。【詳細】ジェイ ダブリュー アンダーソン レンブラント カプセルコレクション販売日:2023年3月17日(金)販売店舗:ジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店、ドーバー ストリート マーケット ギンザアイテム例・REMBRANDT スウェットシャツ 50,600円・REMBRANDT クルーネックジャンパー 137,500円・REMBRANDT パンツ 108,900円・REMBRANDT トートバッグ 96,800円・REMBRANDT バケットハット 31,900円【問い合わせ先】ジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店TEL:03-5315-0058
2023年03月16日東京ステーションギャラリーで、『佐伯祐三 自画像としての風景』が開かれています。パリや東京の街並みなどを描いた作品をはじめ、人物画や静物画なども高く評価されている画家、佐伯祐三(1898-1928)。東京では18年ぶりとなる本格的な回顧展の見どころについて、学芸員さんのお話も交えてレポートします!天才画家の代表作が集結!『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景【女子的アートナビ】vol. 278『佐伯祐三 自画像としての風景』では、約100年前に30歳の若さで亡くなった天才画家、佐伯祐三の代表作が一堂に集結。世界最大の佐伯コレクションを誇る大阪中之島美術館の所蔵作を中心に、日本各地の美術館やコレクターが所蔵する多彩な作品約100点が集まっています。東京ステーションギャラリー館長の冨田章さんは、プレス内覧会で「洋画界のスーパースターといってもいい佐伯祐三の展覧会は、ぜひ開催したいと思っていた」とコメント。「当館の建物は、佐伯と同時代に建てられた。石造りの壁を好んで描いたパリ時代の絵は、赤レンガ壁の展示室に合うと思う」と語りました。なお、本展は2022年にオープンしたばかりの大阪中之島美術館が企画した展覧会の巡回展です。同美術館学芸員の高柳有紀子さんによると、美術館開館のきっかけは佐伯祐三の作品にあるとのことで、次のように語りました。高柳さん大阪の実業家で美術コレクターの山本發次郎さんが、佐伯の才能に一目ぼれして最大150点ほどのコレクションを築きました。そのうち2/3ほどは空襲で燃えてしまったのですが、残った作品を大阪市にすべて寄贈。それがきっかけとなり、美術館をつくる構想ができました。佐伯祐三の展覧会を開くことは、私たちの大切なミッションでした。30歳で亡くなった伝説の画家…『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景佐伯祐三とは、どんな画家なのでしょう?まずは、彼の人生をご紹介します。佐伯は大阪の由緒あるお寺、光徳寺の次男として誕生。従兄の影響で絵を描きはじめ、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、すでに結婚していた妻と生まれて間もない娘を連れてパリに渡ります。実家の支援で不自由なくパリで活動していた佐伯ですが、体があまり健康でなかったため、心配した親族から帰国を促されて留学を中断。日本に戻り、東京・新宿のアトリエで制作活動を続けます。その後、1927年に妻子を連れて再び渡仏。しかし、結核が悪化した佐伯は神経衰弱も進み、パリ郊外の精神病院に入院、1928年に30歳の若さで亡くなりました。その約2週間後、さらに一人娘も病没。娘さんは6歳でした。フランスの画家に罵声を浴びせられて…『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景佐伯は、悲劇的な生涯を送った画家のため、展覧会では画家のドラマチックな人生を作品とともに紹介するパターンが多いのですが、本展では作品そのものに注目して展示構成されています。まず、展覧会の前半では、日本で描かれた作品を中心に展示。アトリエのあった新宿・下落合の風景画や大阪で描いた船の絵、また自画像や家族の肖像画などを見ることができます。高柳さんの話によると、佐伯は画学生時代を中心にたくさんの自画像を制作。その後は、自画像のかわりに風景を描き、その中に自分を没入させていたそうです。『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景展示の後半では、パリ時代の作品をまとめて展示。渡仏した1924年、佐伯は当時フランスで活躍していた画家、ヴラマンクに自分の自信作を見せに行きますが、「このアカデミック!」と罵声を浴びます。これが転機となり、彼の作品は大きく変化。やがて、自分の画風を確立していきます。しびれるアートがいっぱい!『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景パリ時代の約4年間、佐伯は重厚なパリの街並みや、ポスターが貼られた建物の壁、カフェ、プラタナスの並木道などを描き、多くの傑作を生みだしていきます。冨田館長の話によると、佐伯はとても早く描く画家で、現場で見たままの景色をすごい勢いで画面に写し取っていたそうです。あまりに描くのが早いため、線が躍動し、特にパリ時代後半の作品は、生き生きした生命力のある線になっている、とのこと。実際、佐伯の作品は、実物を見ると本当に迫力がありますし、特にパリの街並みを描いた作品群は現地の空気も伝わってくるようで、しびれるほどかっこいいです。また、展示室の赤レンガ壁と作品の相性も抜群。最高に贅沢な空間で絵画鑑賞を楽しめます。本展は4月2日まで。大阪中之島美術館では4月15日から開催予定です。Information会期:~4月2日(日)、月曜休館(3/27は開館)会場:東京ステーションギャラリー開館時間:10:00〜18:00(入館は30分前まで)※金曜日は20時まで開館観覧料:一般¥1,400、大学・高校生¥1,200、中学生以下無料
2023年02月12日大阪、東京、パリと3つの街で描き、30歳という若さでこの世を去るまで短い生涯を描くことに捧げた洋画家・佐伯祐三。東京では実に18年ぶりとなる回顧展『佐伯祐三自画像としての風景』が東京ステーションギャラリーで1月21日(土) に開幕した。同展は、国内最大の佐伯祐三コレクションを誇る大阪中之島美術館の企画・構成のもと同館の収蔵品を中心に構成されている(東京展終了後、4月15日(土)から大阪中之島美術館へと巡回)。昨年2月に開館した大阪中之島美術館だが、美術館開館の構想は1983年に実業家・山本發次郎の旧蔵品が大阪市に寄贈されたことからスタートした。その山本發次郎コレクションの中心を成していたのが、佐伯祐三の作品群だった。このような深いつながりから「開館後、早い段階で『佐伯祐三展』を開催するということは私たちの大切なミッションとして温めてきたことでした」と大阪中之島美術館学芸員の高柳有紀子さんは語る。さらに「30歳で亡くなった佐伯祐三の短くも凝縮された画業を、その悲劇性をまとった人生の歩みとともに通覧するというのがこれまで行われてきた佐伯の個展の展開でしたが、今回は作品ひとつひとつにじっくりと向き合い、彼が何を見て、何を描こうとしたのかを見て頂けるような構成にしたいと考えました」と高柳さん。展覧会のタイトルは「自画像としての風景」。このタイトルを象徴するプロローグとして展示は佐伯の自画像を集めたコーナーから幕を開ける。「佐伯は風景を描くときに自分を没入させるような表現の仕方をしているので、それを表すためにこのタイトルにしました。自画像は画学生時代とパリに渡ってすぐのときに描いているのですが、その後はほとんど描いていないんです。自画像の替わりに自身を投影する対象として風景を描いたということは作品を見て頂いてもわかるのではないかと思います」(高柳さん)《立てる自画像》1924年大阪中之島美術館左:《自画像》1920-23年頃三重県立美術館右:《自画像》1919年頃和歌山県立近代美術館第1章「大阪と東京」では、東京美術学校時代の作品や、渡仏後に一時帰国し大阪や東京で描いた作品を紹介する。特に1926年から27年の「一時帰国時代」の作品については、これまでの展覧会では特に重要視されてこなかったというが、同展では佐伯がアトリエを構えた下落合(東京都新宿区)の風景や停泊する船を描いた「滞船」シリーズなどの連作を展示。この時代の作品を並べて見ると、電柱や電線、船のマストなど「線」の表現が存在感を示し、作品における重要な要素となっているのがわかる。左:《下落合風景》1926年頃和歌山県立近代美術館右:《下落合風景》1926年頃個人蔵左:《滞船》1927年ポーラ美術館右:《滞船》1926年神奈川県立近代美術館続く第2章は「パリ」。佐伯が東京美術学校を卒業後、最初にパリに渡った第1次パリ時代(1924~25年)と一時帰国を経て再びパリにわたった第2次パリ時代(1927年8月~)の作品を紹介している。第1次パリ時代の重要な作品として挙げられるのは1925年に描かれた《壁》だ。佐伯はこの頃からパリの下町の建物の古びた壁を、質感豊かに、画面いっぱいに描くという作風を確立していった。また、同じモチーフに執着し何度も描くというはこの時代に限らない佐伯の特徴であり、ここでも同じ建物の壁を描いた作品が並べて紹介されている。さらにこの時代の終わりくらいには壁に貼られたポスターが現れるようになってくる。左:《壁》1925年大阪中之島美術館右:《広告のある門》1925年和歌山県立近代美術館左:《レ・ジュ・ド・ノエル》1925年大阪中之島美術館右:《レ・ジュ・ド・ノエル》1925年和歌山県立近代美術館左:《リュ・デュ・シャトーの歩道》1925年和歌山県立近代美術館右:《パストゥールのガード》1925年神奈川県立近代美術館第1章で紹介されたように「一時帰国時代」の作品には「線」が描かれるようになったが、その後の第2次パリ時代の作品にも同じようにパリの風景のなかに「線」が現れてくる。この時代の作品では細い線が素早く躍動感のある筆致でパリの街路樹やポスターの文字などを表現しているのが特徴だ。《ガス灯と広告》1927年東京国立近代美術館佐伯がこの「線」の描写に関心を持っていたのはわずか数か月のことであり、1928年に入るころには黒く太い輪郭線で建物を素早く描きとる作風に展開していく。第3章「ヴィリエ=シュル=モラン」では、1928年2月に佐伯が訪れ最後の写生地となった村、ヴィリエ=シュル=モランで描かれた作品を紹介。ポスターに氾濫する文字も鮮やかな色彩もない田舎の村で、佐伯が集中的に描いた小さな教会の連作などが展示されている。第3章「ヴィリエ=シュル=モラン」展示風景モランでの20日ほどの滞在の後、パリに戻った佐伯は3月に風邪をこじらせたことをきっかけに床に臥すようになる。病状の悪化とともに精神も不安定になりこの年の8月、30歳でこの世を去った。「人物と扉」と題された展覧会のエピローグでは、佐伯が最後に手掛けた5点の作品が展示されている。左:《ロシアの少女》1928年大阪中之島美術館右:《郵便配達夫》1928年大阪中之島美術館左:《黄色いレストラン》1928年大阪中之島美術館右:《扉》1928年田辺市立美術館(脇村義太郎コレクション)短い生涯のなかで、大阪、東京、パリで描き、自らの画風を模索し続けた佐伯祐三。それぞれの町の風景に投影された佐伯の思いを感じながら、ひとつひとつの作品と向き合ってみてほしい。<開催情報>『佐伯祐三 自画像としての風景』1月21日(土)~4月2日(日)、東京ステーションギャラリーにて開催
2023年01月27日東京ステーションギャラリーで開催される「佐伯祐三 ―自画像としての風景」展をご紹介します。速く、熱く駆け抜けた夭折の画家が掴んだオリジナリティ。約100年前のパリ。華やかな通りを外れた路地裏で、何の変哲もない建物の壁や、剥がれかけたポスターを一心に描く日本人画家がいた。「佐伯祐三はパリの有名な場所をほとんど描いていません。それより裏町のさびれたようなところがモチーフとして面白かったのでしょう。そういう場所を求め、パリ中を歩き回ったのだと思います」と、東京ステーションギャラリー館長の冨田章さん。佐伯が描くパリの風景は、これまで多くの人を魅了してきた。しかし実は本格的な画家としての活動期間は5年に満たず、その間に一時帰国をはさんで2度渡仏し、パリに暮らした。本展ではあまり注目されることのなかった大阪、東京の一時帰国中に描いた風景作品と、パリ時代の作品を併せて公開する。画家人生の全てを俯瞰する試みだ。厚く絵の具を塗り重ね、その上に速書きの線というスタイルは、日本から戻った第2のパリ時代に完成したとされる。ポスターの文字に見る、油絵の具で描いたとは思えないキレのよいカリグラフィーに書道を連想する人もいるかもしれない。「こうした線描写が、重厚な画面に生き生きとした活気を与えています。一時帰国中は電信柱や電線、船の帆柱など、線のモチーフを繰り返し描いていますが、このときの探究が晩年のスタイルに働きかけたと考えられています」パリに着いたばかりの頃、フォービスムの巨匠ヴラマンクに絵を見せたところ「アカデミック!」と一喝されたという有名なエピソードがある。同じ頃に描かれた自画像の顔の部分は消され、未完のままだ。その後は突き動かされるように、雨の中でさえ絵を描き続けた。「佐伯はパリで自分の全てを注ぎ込んだ絵を描きました。一枚の絵を本当に苦しみながら描いているのが感じられて、見ていると切なくなるほどです。そしてそれが佐伯の絵の魅力なのだと思います」一枚一枚に魂の全てを込めた。佐伯にとって風景画こそ「自画像」だったのかもしれない。壁・文字・線のパリ。「晩年の絵の線の描写をぜひ見ていただきたい」。塀を覆うポスターを躍動的な文字が覆う。こうした線描を佐伯は非常に速いスピードで描いた。1日に何枚も絵を仕上げることもあったとか。佐伯祐三《ガス灯と広告》1927年東京国立近代美術館住んでいたアパートの近所にあった靴屋は、幾度も描いた愛着ある場所。「壁」も佐伯の重要なモチーフの一つだった。「重厚な石造りの壁を表現しようと試みた作品です」佐伯祐三《コルドヌリ(靴屋)》1925年石橋財団アーティゾン美術館一時帰国:大阪と東京。自宅兼アトリエのあった東京・下落合の風景を描いた作品。電信柱と空を横切る電線など、風景の中の「線」の描き方を研究していた。大阪では港に停泊している帆船をよく描いた。佐伯祐三《下落合風景》1926年頃和歌山県立近代美術館絶筆となった3作品も。亡くなる半年ほど前、郵便配達夫にモデルを頼んで描き上げた。そのほか絶筆の2作品も展示。「結核に侵されながら、絵が輝いているよう。絵の神様に描かされたような絵だと思います」佐伯祐三《郵便配達夫》1928年大阪中之島美術館かきとられた自画像。「パリに行って間もなくヴラマンクに会い『アカデミック』と言われ、なんとか脱却しようと苦労しているときに描いたもの」。顔の部分はおそらくうまくいかずに消してそのままに。佐伯祐三《立てる自画像》1924年大阪中之島美術館「佐伯祐三 ―自画像としての風景」東京ステーションギャラリー東京都千代田区丸の内1‐9‐1JR東京駅 丸の内北口 改札前1月21日(土)~4月2日(日)10時~18時(金曜は~20時。入館は閉館の30分前まで)月曜(3/27は開館)休一般1400円ほかTEL:03・3212・2485※『anan』2023年1月25日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年01月24日東京ステーションギャラリーでは、2023年1月21日(土) より、『佐伯祐三 自画像としての風景』が開催される。2023年に生誕125年を迎える佐伯祐三(1898-1928)は、パリを描くことに命を捧げた夭折の画家。東京では18年ぶりの回顧展となる同展では、大阪中之島美術館が所蔵する国内最大の佐伯祐三コレクションを核に、全国の美術館と個人所蔵家から集めた名品100余点を紹介する。生誕の地・大阪、学生時代と一時帰国を果たした時に過ごした東京、そして佐伯が画家としての命を燃やしたパリの3つの都市での足跡を追いながら、佐伯芸術が生成する過程を検証できるのも見どころだ。1898年、大阪に生まれた佐伯祐三は、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業した25歳の時に渡仏する。はじめセザンヌ風の絵を描いていたが、その翌年、オーヴェール=シュル=オワーズにヴラマンクを訪ねて絵を見せたところ「このアカデミスム!」と怒鳴られて覚醒し、独自の作風を模索。以後、佐伯はユトリロやゴッホの影響も受けてパリの風景画に独自の道を見出していった。その後佐伯は結核のため一時帰国を余儀なくされるが、1927年、29歳の時に再度渡仏を果たす。しかし、結核の悪化とともに、精神的にも追い詰められ、1年後に、パリ郊外の病院で亡くなった。石造りの町並み、ポスターが貼られた建物の壁、そびえる教会など、数々の名品が並ぶなか、やはり注目したいのは大阪中之島美術館の代表的なコレクションのひとつ《郵便配達夫》。モンパルナスの自宅にやってきた郵便配達夫に、病床の佐伯が頼み込んでモデルになってもらったという絶筆に近い作品だ。また、顔の部分が削られた《立てる自画像》は、ヴラマンクに叱責されたあとに描かれた作品。独自の画風を模索する佐伯の苦悩を感じることができるだろう。そのほか、彼が帰国した時に描いた《下落合風景》など、日本で描いた作品とパリで描いた作品を比べてみると、何か発見があるかもしれない。《立てる自画像》1924年、大阪中之島美術館《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》1927年、大阪中之島美術館《モランの寺》1928年、東京国立近代美術館《下落合風景》1926年頃、和歌山県立近代美術館《汽船》1926年頃、大阪中之島美術館<開催概要>『佐伯祐三 自画像としての風景』会期:2023年1月21日(土)〜2023年4月2日(日) ※会期中展示替えあり会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00~18:00、金曜は20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(3月27日は開館)料金:一般1,400円、大高1,200円公式サイト:
2022年12月13日平塚市美術館では、10月1日(土)より『わたしたちの絵時代の自画像』が開催される。新型コロナ感染症で長引く自粛生活と、その最中に起こったロシア・ウクライナ戦争による世界的な不安感。その他、身近なゴミ問題や迫り来る温暖化、同調圧力としての社会的タブーなどに直面し、日々生きづらさを感じている人は多いだろう。同展では、こうした厳しい現実の中で自らを見つめ、社会の諸問題に向き合って制作している現代作家を紹介。同時代的な共通性を浮き彫りにすると同時に、そうした諸問題に対して美術にはどんな可能性や役割を持つとができるのかを、あらためて考え直す展覧会だ。同展の出品作家は全部で13人。まず困難な現代社会を生きる人々や自分自身を表現している作家としては、自らの記憶やトラウマなどから引き出されたイメージを顔のない人物像などに託し、銅版画に刻んできた村上早や、実際に夢に見たおどろおどろしいイメージをベルベットの支持体に描いている谷原菜摘子、コインのフロッタージュでうっすらと浮かび上がる人物像が印象的な山本雄教などがあげられる。環境問題など人間を取り巻く諸問題を扱った作家では、長く原発事故などを問題にしてきた田中武や、人間界の出来事を動物たちに託してシニカルに描く松本亮平などの作品を見ることができる。またバブル崩壊後の日本の雰囲気や、管理社会の中で生きる自らのイメージをいちはやく描いた故・石田徹也の作品も、今見るからこそ心揺さぶられるなにかがあるかもしれない。出品作家:石田徹也/大木雄二/佐藤忠/重野克明/村上早/谷原菜摘子/山本雄教/石川美奈子/五島三子男/田中武/松本亮平/養田純奈/米山幸助松本亮平《鶴の行列》2022年、個人蔵山本雄教《757円の男》2021年、作家蔵谷原菜摘子《Family Portrait》2017年、札幌宮の森美術館蔵、©Natsuko Tanihara, courtesy of MEM田中武《斉唱~神7の唄~》2017年、西治コレクション【開催概要】『市制90周年記念展わたしたちの絵時代の自画像』会期:2022年10月1日(土)〜11月27日(日)会場:平塚市美術館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(10月10日は開館)、10月11日(火)料金:一般900円、大高500円※土曜は高校無料公式サイト: ※2022年10月29日(土)~2023年2月19日(日)まで『現代日本画コレクションのあゆみ』も開催
2022年09月26日LA発のダウンヒルスケートボードブランド・ディーヒル(D/HILL)と、ゴッホミュージアム(the Van Gogh Museum)がコラボレーション。「ゴッホデザインシリーズ」を、2022年8月5日(金)より、バーニーズニューヨーク横浜店などにて期間限定で発売する。ディーヒルとゴッホミュージアムのコラボディーヒルは、LAを拠点とするスケートボードブランド。これまで国内外のアーティストとコラボレーションを積極的に行なってきた。今回は、ゴッホミュージアムとタッグを組み、ゴッホの作品を落とし込んだウェアを展開する。名作「ひまわり」を落とし込んだTシャツ中でも注目は、ゴッホの代表作「ひまわり」をバックにプリントした「サンフラワー Tシャツ(SUNFLOWER T-shirt)」だ。「ひまわり」と、ディーヒルのアイデンティティである背中の二本線を融合したデザインになっている。首元には、オランダのゴッホミュージアムの住所をあしらった。ゴッホの自画像入りのロンTまた、灰色のフェルト帽をかぶったゴッホの自画像をフロントにあしらったロングスリーブTシャツも用意。フロントの中心部と左袖には、「ディーヒル」のロゴが刻まれており、コラボレーションならではの1着に仕上がっている。このほか、ゴッホのマニアックなアートピースを採用したパーカーや、Tシャツもラインナップする。【詳細】ディーヒル×ゴッホミュージアム発売日:2022年8月5日(金)取扱店舗:バーニーズニューヨーク横浜店、ディーヒル取扱店舗(一部店舗除く)、ディーヒル 公式WEBサイト、ディーヒル オンラインストアアイテム例:・スカル フーディー 39,600円・ポートレイト Tシャツ(ロング) 25,300円・サンフラワー シャツ 29,600円・サンフラワー Tシャツ 22,000円・ビッグロゴ Tシャツ 22,000円・D ロゴ Tシャツ 22,000円【問い合わせ先】ティーニーランチTEL:03-6812-9341
2022年07月30日りんご犬の波動(@appledog_eringi)さんがTwitterに投稿した、実録漫画をご紹介します。高校に通っていた頃、空手部に所属していた投稿者さん。卒業した3年後、部室に置きっぱなしにしていた黒帯を取りに行くことにしました。卒業後3年が経っていたため、投稿者さんと在校生に面識はありません。投稿者さんと在校生に面識はありません。しかし、投稿者さんが部室を訪れると、在校生はひどく興奮したそうです…!だいたい10年くらい前の話 pic.twitter.com/C87aMvjxDe — りんご犬の波動 (@appledog_eringi) March 19, 2022 部室にはなぜか、投稿者さんが美術の時間に描いた自画像が祀ってありました!在校生たちは、試合の前に投稿者さんの自画像に祈りを捧げることもあるそうです。いつの間にか、空手部を見守る『神』となっていた、投稿者さん。祈る割には「コレ」と呼ぶ雑さや、「祈れば引き分けになる」という微妙なジンクスにも笑ってしまいますね。投稿者さんは、「祈るからには勝てよ」と思ったそうです。【ネットの声】・本人の知らぬところで崇拝対象になってるの、面白すぎる。・僕も自画像を部室に飾ったまま卒業した後、訪問したら在校生に声をかけられました!・なぜ引き分けなんだ…!爆笑しました。でも負けるよりはマシだね!・一目見て「この人だ!」と気付ける自画像…。めちゃくちゃ絵がうまいんだろうな~!いつの間にか、神格化されるという、めったにない体験をした投稿者さん。『引き分けの神』が突然現れた在校生たちは、とても興奮したことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年03月22日こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は甥っ子が悪戦苦闘した「似顔絵」についてのお話です。甥っ子はこの冬休み、あることで頭を抱えました…。甥の悩みの種は幼稚園から出た宿題。『自分の似顔絵』でした。普段の甥はよくお絵かきをしていて、自分の思うままにのびのびと描くのが大好きです。集中している時は時間を忘れて何十枚だって描けるのですが…。いざ宿題として描くとなると、「うまく描かなくちゃいけない」という意識が働いてしまい、どうにも描けなくなってしまったようです。そして自分の力だけでは上手に描けないと思ったらしく、お手本を用意した甥っ子。お手本の通りに描こうとしたものの、思うように模写することができず、さらに苦しむことに…。「いつもの絵が一番良い」と伝えても甥には全く響きません。こういう時、こだわりの強い甥は自分のイメージ通りの絵を描けるまで納得しないのです。大きくなりすぎ、小さくなりすぎ、バランスがおかしい!…と何度も描いては消してを繰り返し…。時間だけが刻々と過ぎていきます。いっそもう白紙のまま幼稚園に提出するしかないのでは!? 助けて先生…!!匙を投げたくなった時…ふとある考えが浮かびました。“えかきうた”なら順を追って顔のパーツを描いていくので、本人の納得するバランスの取れた絵が描けるかもしれません。甥がこの提案に乗ってきたので、その場で即興えかきうたを作って描いてみました。今まで手が止まっていた甥がするすると絵を描き進めていきます。なんとかそれらしいものが描けました!最後に甥が納得できるまで微調整を行い、やっとのことで本人の満足のいく絵が描けました!本当なら甥っ子本人だけの感性で自由に描いてほしいところでしたが…。こだわりが強く頑固なところがある甥が描いたこの似顔絵も、甥の個性が出た絵なのかもしれません。
2022年01月21日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)から、6人の現代を代表するアーティストがデザインする「アーティーカプシーヌ コレクション」が登場。2021年10月末より各200個限定で発売予定だ。著名なアーティストがルイ・ヴィトンのアイコニックなバッグ「カプシーヌ」をデザインする「アーティーカプシーヌ コレクション」。その第3弾となる今回は、グレゴール・ヒルデブラント(Gregor Hildebrandt)、ドナ・フアンカ(Donna Huanca)、黄宇興(ファン・ユーシン、Huang Yuxing)、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)、パオラ・ピヴィ(Paola Pivi)、曾梵志(ゾン・ファンジー、Zeng Fanzhi)の6人が参加し、それぞれバッグを空白のキャンバスに見立てて思いのままにデザインした。グレゴール・ヒルデブラントが手掛けた白黒のデザインは、レザーにスクリーン・プリントを施したもの。象徴的な“LV イニシャル”には、レコード盤がはめ込まれている。また、手描きが加えられた刺繍やリングピアスをあしらった、力強いマーブル模様のバッグは、ドナ・フアンカがデザインした。ひと際プレイフルなデザインは、ヴィック・ムニーズによる「カプシーヌ」。ルイ・ヴィトンを象徴する“モノグラム・フラワー”とともに飛行機や指輪、カメ、フルーツなど多彩なモチーフがカラフルに描かれている。曾梵志は、70万針以上の精巧な刺繍でファン・ゴッホの自画像を「カプシーヌ」に蘇らせた。そして、黄宇興は、刺繍によって幻想的な風景を描き、パオラ・ピヴィは、複雑なレザーの象嵌細工でリアルなヒョウを再現している。【詳細】ルイ・ヴィトン「アーティーカプシーヌ コレクション」発売予定時期:2021年10月末発売予定価格:各1,072,500円サイズ展開:黄宇興、ヴィック・ムニーズがBB(W27×H18×D9cm)グレゴール・ヒルデブラント、ドナ・フアンカ、パオラ・ピヴィ、曾梵志がMM(W31.5×H20×D11cm)。※全世界200個限定【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2021年09月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の安田章大が主演を務めるパルコ・プロデュース『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』が10日、初日を迎えた。小説家・原田マハが5月26日に発売する自身の作品を自ら戯曲化した同作。フィンセント・ファン・ゴッホと彼にまつわる物語を、現代に生きるオークショニストの目線で描く。舞台版では、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホに安田章大、ゴッホのライバルであり一時期は共に創作活動をしていたポール・ゴーギャンに池内博之、画商としてゴッホを献身的に支える弟のテオに大鶴佐助、ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニスト・冴に北乃きい、共に謎を解き明かす社長・ギローに相島一之、同僚・JPに細田善彦、医師・レイほかに金子岳憲、謎の少女クロエとゴーギャンの妻ヴァエホの二役に東野絢香と実力派俳優が集結。今でこそオークションに登場すれば100億円を超える高値で取引され、誰もが知る有名な画家ゴッホ。が、生前はたった一枚しか絵が売れなかったともいわれている。では誰が、何が【ゴッホ】=アートの価値を決めるのか。今回の舞台「リボルバー」では、かつて現実の世界で生きていた生身の人間・ゴッホを描くことで、価値のあるなしにかかわらず、画家が作品に込めた思いは普遍的なのだというテーマをあぶり出す。奇しくもゴッホの享年と同じく今年37歳となる安田が、孤高のアーティスト・ゴッホの謎に満ちた生涯を、等身大の人物として演じていく姿に注目となっている。○原田マハ コメント文字の世界で生まれた登場人物たちが、舞台上で立ち上がり、動き出す。まるで夢を見ているよう。ゴッホとゴーギャンの間に何が起こったのか、歴史の目撃者になる気分です。ゴッホの圧倒的な魂の叫び、ゴーギャンのゴッホに対する嫉妬と賛美、テオと冴のゴッホの絵を巡るデュエット、ギローのオークションさばき、JPのオタク炸裂の長セリフ、医師レイと警官が放つ真逆のゴッホ評、ヴァエホの切ない涙。いずれのシーンもそれぞれに圧巻です。稽古場を見学した際に、ゴッホとゴーギャンが反発し合いながらも最終的には心を通わせ、パラレルに進む現代のゴッホ研究者・冴と仲間たちが次第に彼らに心を寄り添わせていく。微妙な心情の変化が演技によって醸し出されるのには引きつけられました。演劇ならではの臨場感と、稽古を重ねていくほどに進化する様子には心が躍りました。ゴッホとゴーギャンとともに濃厚な時間を共有し、彼らの情熱を受け止めて下されば嬉しく思います。○行定勲 コメント稽古期間は、ゴッホとゴーギャンを歴史に残る偉人として描くのではなく、俳優たちと共に彼らの心情を探りながら意見を交わし、ひとりの人間として純粋に芸術に向き合う姿を追い求める貴重な時間でした。この作品は、芸術家や表現者なら誰しもが共感するような苦悩が描かれています。そして、人間は何をみて価値を決めるのか、その尊さや愚かさを感じて頂けたら嬉しいです。この状況下で大変なときに、足を運んでくださる観客の皆様に感謝します。この一年は、芸術は本当に必要なのか?何のためにあるのか?と真剣に、考えてきました。奇しくもこの作品が、今上演されることに大きな意味を感じます。芸術の価値はどうやってつけられるのか、観たあとに考えてみて欲しいです。出来れば画集を開いて劇中に登場するゴッホやゴーギャンの残した絵画を改めて観て欲しいです。きっと、今までにない感情が湧き起こるはずだと信じています。○安田章大 コメント作品を通して、これまでの過去にない、みなの創造を越えた人間らしい19世紀の人達が生き還りました。「19世紀と21世紀が織り混ざりいつの間にか観てる自分も引き込まれている」というのが印象的です。僕自身の役柄的見どころといえば、神格化されていない人間・ゴッホが、現代口語を使って会話している所かもしれませんね。作品全体の魅力は19世紀の人々、21世紀の人々を演じる役者8人が絶妙に絡み合う事で物語が加速していき、気がつけば知らない時空に、誰もが当事者としてタイムトリップしていくと思います。皆さんはどの真実を信じますか?あなたが"視て、聴いて、感じた確かなモノ"を"人生の糧の種を"を手に入れるチャンスかもしれません。リボルバーに翻弄され過ぎませんように。○池内博之 コメント日々の稽古で色々な発見があり、常に進化しているのではないかと思っています。お恥ずかしい話、ゴッホやゴーギャン、ひまわりの絵や名前は知っていましたが、詳しくは知らなかったので、原田マハさんの小説は非常に面白く、勉強になりました。稽古期間中に皆さんで、美術館へ「ひまわり」を見に行ったのですが、まさかこんな近い所にあるなんて!と、びっくりしました。確かに、当時の他の作品と全く違う、なんとも言えない強さと怖さ、そしてキャンバスから今にも飛び出しているかのような不思議さを感じました。私が演じるゴーギャンはもう完全にゴッホとは真逆のタイプですよね。僕が好きなのは2人の共同生活の場面。たった2ヶ月だけど、これが歴史に残る程にまでなった期間です。もう凄すぎます。最終的にはバラバラになってしまうタイプの違う2人がここで色々と刺激し合うわけです。確かに、2人の作品を見るとそれがよく分かるし、そんなドラマがあったのかと知りながら実物を見たらたまりませんね。是非とも公演を観た後、美術館へ足を運んで、本物のゴッホ、ゴーギャンの作品に触れてみてください。あの絵の前に立つとほんと引き込まれていきそうです。アートになじみがない方にも、よくご存知な方にも楽しめる作品になっていると思います。是非楽しんでいってもらえると嬉しいです。○大鶴佐助 コメントまずは無事幕が開けられる事に感謝の気持ちでいっぱいです。稽古場では、安田さん池内さんと毎日沢山ディスカッションし、21世紀メンバーの皆さんとも意見交換をし、マハさんの地図を頼りに行定さんの舵取りを信じ、みんなで初日に漕ぎ着けたと思います。でもここからが本当の船出で、公演ごとに皆さんと一緒にどんな旅ができるのか楽しみです。世界で初めてゴッホの作品を目撃し、魅了され、愛し、苦悩したテオの兄への愛憎。ゴーギャンに「星月夜」を情念の炎を燃やし冴と共に語りかけるシーン、ゴッホの生き様、ゴーギャンの後悔、ギローJPの心の変化、絵では無くリボルバーを通して21世紀の人達が彼等と繋がっていくのがとても儚くも美しく感じました。たった1つのリボルバーが時空を超え人々を翻弄する。皆さんもその翻弄される人の1人にする事ができれば嬉しいです。劇場でお会いしましょう。○北乃きい コメントこの状況下でのお稽古だからこそ絆や結束力がより深まったと思います。美術館でキャストの皆様とゴッホのひまわりを鑑賞したり、ゴーギャンの作品を観に行った時に、マハさんに解説をして頂いたのですが、そのお姿を観察して冴の役作りとして、ゴッホとゴーギャンに対する情熱や純度を上げていく上でとても良い経験になりました。そして、繊細で迫力があり、いつまでも心に残り続ける作品を作られる行定さんの演出によって、毎日少しずつ冴ができあがっていくのがとても嬉しいですし、そこにしがみついていくのに必死ですが、そんな時間が幸せです。作品だけではなく、登場人物一人一人のキャラクターも心に残ると思います。彼ら全員が夢に向かって生きています。そうやって、人が何かを追い求めて一生懸命生きている姿は、観ている人に何かを伝える力になると思います。彼らの姿、そしてゴッホの生き様を観て頂きたいです。キャスト、スタッフ全員、全身全霊で取り組み、作り上げたこの作品を皆様に届けられる事をとても嬉しく思います。お客様の心にどう届くのか。それがとても楽しみです。撮影:宮川舞子
2021年07月10日コンビニバイトで初めて客に怒鳴られた日の翌日に描いた自画像。Cate shimizu(@36_shimizu)さんが、そんなコメントとともにTwitterに投稿した自画像が話題です。コンビニバイトの顔じゃない!仕事をする上で、程度の差はあれどトラブルはつきものです。トラブルの内容は、自らのミスで招いたものや、理不尽なクレームによるものなどさまざまでしょう。投稿者さんがどういった経緯で怒鳴られてしまったかまでは明かされていませんが、自画像は、トラブルの原因がある程度想像できるものでした…。コンビニバイトで初めて客に怒鳴られた日の翌日に描いた自画像 pic.twitter.com/XTf0OcnTXM — Cate s̴̕͜h̴͜͝i̵͜͝m̷̢͠į̴̛z̵͜͠ư̸͜ (@36_shimizu) February 6, 2021 なんという殺気…!投稿者さんは、怒鳴られている時の自身の『内面』を反映したとのことで、鋭い眼光に、固く結ばれた唇、その表情からは強い怒りを感じます。いまだかつて、ここまで想像力をかき立てる自画像があったでしょうか。投稿者さんの自画像は反響を呼び、同情やはげましなど、さまざまなコメントが寄せられています。・迫力が違いますね。・殺意を隠せていない。・電車で見ていい画像じゃなかった…。怒鳴られてしまった投稿者さんのメンタルも気になりますが、それ以上に客の安否も気にかかります…![文・構成/grape編集部]
2021年02月07日韓国の国民的アイドルグループEXOのリーダー・スホ(28)が3月30日、ソロデビューを果たした。初のソロミニアルバム『自画像(Self-Portrait)』は、公開当日で世界50地域のiTunesチャートで1位を記録し、話題を呼んでいる。スホは’12年にEXOでデビュー。ソロアルバムをリリースするのはチェン、ベクヒョン、レイにつづき4番目となる。リード曲『Let’s Love』は、スホの透き通るような歌声とバンドセッションが調和したモダンロックジャンル。今作で作詞作曲に参加しているスホは同日、発売を記念して「V LIVE」公式チャンネルの生配信番組に出演。「気に入るまでレコーディングをして、修正を重ねました」と制作への情熱を明かした。音源がリリース日の夜には、韓国の主要音楽サイトのデイリーチャートで1位に浮上。iTunesでも日本、台湾、フランス、インド、ロシアなど世界50の地域で1位を独占した。グループデビューから8年越しのソロアルバムに、メンバーたちも各自の公式インスタグラムを通して《スホ兄さんの歌声はすごくいい》(ベクヒョン)、《スホSUHO愛そう》(セフン)、《LOVE》(チャンヨル)とエールを送っている。
2020年03月31日今、あなたは自画像を描いています。この自画像に着せる服の色を塗るとしたら……あなたは何色を塗りますか?服に塗りたい色から、この秋、あなたにピッタリなデートの場所を占います。色は、「赤・ピンク・黄・緑・青・黒・白」の7色から選んでください。■ ●赤…秋ならではのデート赤は、アクティブさを表します。暑い夏が終わり、やっと活動しやすい秋がやって来ました!この時期に赤を塗りたいあなたは、紅葉の名所、温泉、秋の味覚食べ歩きといった、王道のデートにどんどんトライして。秋ならではのお楽しみを片っ端から楽しむことで、恋愛へのモチベーションも上がり、魅力があふれてくるでしょう。■ ●ピンク…イケメンがたくさんいそうな街ピンクは、愛に満ちた穏やかな状態を表します。ピンクを塗りたいあなたは、恋愛的にも余裕があって、「もっとモテよう」と視線が前向きになっているのでしょう。細マッチョなイケメンがたくさんいそうな、オシャレなカフェやショップのある街がデートにオススメです。イケメンに見られている(かも)感が、あなたを美しくします。■ ●黄…夏の名残のイベント黄色は活性化の色。暑い夏でしたが、まだまだ遊び足りなかったのかもしれません。黄色を塗りたいあなたは、夏をやり直すようなデートがピッタリです。話題になったかき氷ショップや屋内プール、秋に開催の花火大会など、夏の名残があるようなイベントに行くと◎。心残りがなくなり、恋愛にもやる気がわいてくるでしょう。■ ●緑…植物関連のところ緑は植物の色。緑を自画像=自分自身に塗りたい時は、そのまま植物を求めていることが多いのです。まずは木々が多い公園や植物園、山登りなどに出かけて森林浴を。植物と直接触れ合い、軽く汗を流しましょう。その後は、サラダブッフェや野菜料理を推しているビストロなどで食事をして、身体の中にも取り入れるのがオススメです。■ ●青…水族館かプラネタリウム青は鎮静の色。青を塗りたいあなたは、この夏少しアクティブに動きすぎたかもしれません。また、あなただけでなく、デートする相手も疲れていると推測しているはず。そんなふたりにぴったりのデートは、水族館かプラネタリウムです。まるで海(宇宙)の中にいるような気分を味わえて、頭の中を空っぽにできるところに行きましょう。■ ●黒…テーマパークや動物園黒は厳しさや孤独を表します。黒い服を自画像に着せたいあなたは、外からの意見を受け入れられない心の状態にあるよう。また、自信の表れでもあり、自分の中ですべて解決したい、解決できると思っています。でも、デートはテーマパークや動物園のようなフワフワ系がオススメ。気持ちをゆるめて、楽しいデートをしましょう。■ ●白…過去と関係のないところ白は純粋さやはじまりを表します。白を塗りたいあなたは、秋から再スタートを切りたいと、なんとなく思っているでしょう。ピッタリなデート場所は、過去と関係のないところ。たとえば、今まで行こうとも思わなかった所がいいでしょう。一緒に行く人に全てお任せする目隠しデートや、ミステリーツアーなんかに参加するのも◎です。■ ●さいごに自画像の中でも、服は大きな面積を占めます。自分自身である自画像の服の色は、自分がどうなりたいのか、どうしたいのかという欲求を映す鏡です。秋は、彼にあなたの想いをしっかり感じてもらうのにもいい季節。そんな気持ちがあれば、昼間でなく夜のデートにして、あなたの服装や持ち物の色をより際立つように工夫するのもアリです。秋のお出かけの参考にしてみてください。(鈴木浩司/カウンセラー)(愛カツ編集部).democracy:after{content:’’;display:table;clear:both}.democracy ul li,.democracy ul{background:none;padding:0;margin:0}.democracy ul li:before{display:none}.democracy input[type=’radio’],.democracy input[type=’checkbox’]{margin:0;vertical-align:middle}.democracy input[type=’radio’]:focus,.democracy input[type=’checkbox’]:focus{outline:0}.democracy ul{list-style:none !important;border:0 !important}.democracy ul li{list-style:none 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.dem-label{margin-bottom:.2em;line-height:1.2}.dem-graph{position:relative;color:#555;color:rgba(0,0,0,.6);box-sizing:content-box;width:100%;display:table;height:1.2em;line-height:1.2em}.dem-fill{position:absolute;top:0;left:0;height:100%;background-color:#7cb4dd}.dem-voted-this .dem-fill{background-color:#ffc45a}.dem-votes-txt,.dem-percent-txt{position:relative;display:table-cell;padding-left:.3em;vertical-align:middle;font-size:90%}.dem-poll-info{padding-bottom:1em}.dem-poll-info:after{content:’’;display:table;clear:both}.dem-poll-info>*{font-size:85%;display:block;float:right;clear:both;text-align:right;opacity:.7;line-height:1.3}.dem-vote label{float:none;display:block}.dem-results-link{display:inline-block;line-height:1;margin:.8em 1em}.dem-vote .dem-disabled{opacity:.5}.democracy 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2019年10月09日《ドイツの監督ドリスデリエさん一行皆茅ヶ崎館に想いがあって――しかし保存は至難です――ひたすら願うばかりです》そんな文章の横ではユーモラスな自画像が頭を下げていた。「1年前に樹木さんが、このサインを書いてくれたのですが、一言一言がオツというか味がありますよね」懐かしそうにそう語るのは神奈川県の老舗旅館『茅ヶ崎館』四代目女将・森治子さん(81)。女優・樹木希林さん(享年75)が逝去してから、もうすぐ1年になる。8月16日から映画『命みじかし、恋せよ乙女』が公開されているが、これは希林さんの“遺作”でもある。希林さんが演じたのは、人生を見失ったドイツ人青年を受け入れ、再起を促す旅館の女将。茅ヶ崎館で撮影に臨んだのは、亡くなる2カ月前の昨年7月だった。女将・森さんが希林さんの“最後の演技”について語ってくれた。「この旅館までは、運転手さんが車で連れてきてくださったそうです。樹木さんは杖を使っていましたが、入口の階段も、ご自分で上がってきました。私が手を差し出したのですが、『大丈夫です』と、おっしゃって……」がんで闘病中の希林さんが、この映画に出演した理由の一つが、茅ヶ崎館でロケが行われる予定があったからだという。この旅館は希林さんにとって思い出の場所でもあったからだ。「小津安二郎監督の遺作となった『秋刀魚の味』(’62年公開)は、監督の定宿でもあった茅ヶ崎館で撮影も行われました。映画には希林さんが付き人をしていた故・杉村春子さんも出演しており、希林さんは50年以上前にも訪れていたのです」(映画関係者)森さんは初めて会った希林さんの人柄にたちまち惹かれたという。「大女優なのに、本当に自然体というか、“あれをしてほしい、これをしてほしい”といった注文も全然ない方でした。(和室に)組み立て式の簡易ベッドを運び入れましたが、特に『布団を厚くしてほしい』といったこともおっしゃいませんでした。食事についてお伺いすると、『おそばか、そうめんなら』とのことでしたので、おそばをゆでて差し上げました。あと、ちょうど桃があったので、お召し上がりになりましたね」ひょうひょうとしていた希林さんだったが、撮影は過酷だった。猛暑日で気温は40度を超えていた。しかし撮影スタッフが“静かなシーンを撮りたいから”と、台所の冷房どころか冷蔵庫のスイッチも切ってしまい、室温はなんと50度近くにもなったというのだ。「女将役の樹木さんが、おにぎりを握るシーンでした。私たちも横から拝見していたのですが、何度も何度もNGが出て、もう気の毒なほどでした」全身をがんにむしばまれていた彼女にとって、想像を絶する負担だったと思われるが……。「樹木さんは、“疲れたからちょっと休ませて”なんてこともいっさい言いませんでした。とにかくOKが出るまで、延々とおにぎりを握り続けていたのです」希林さんは、茅ヶ崎館の今後のことまで心配してくれたという。「きっと体のあちこちが痛かったのだと思いますが愚痴一つ言わず、それどころか、この旅館のことまで心配してくださったのです。茅ヶ崎にも、昔は多くの旅館や別荘が立っていました。しかし、みんな売りに出されてしまい、マンションなどになってしまったのです。うちも周囲の方々は、『建物を残してください』と言ってくださるのですが、こういう古い旅館を維持していくのは、本当に大変なことなのです。樹木さんはそういった事情も理解してくださっていました。サインで書いてくださった《保存は至難です――ひたすら願うばかりです》という言葉には、温かな気持ちがこもっていると感じました」『年齢を重ねることは素敵なこと』と、語っていた希林さん。歴史を経た旅館と、自らを重ね合わせていたのかもしれない。
2019年08月23日草間彌生美術館にて展覧会「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」を10月4日より開催する。草間彌生ポートレート ©YAYOI KUSAMA草間彌生は種苗業を営む旧家に生まれた。幼少期から植物に囲まれて育ち、植物は草間にとって作品の重要なモチーフであり続けている。愛すべき対象であると同時に、幻覚による恐怖を与える存在でもある植物は、草間のアイデンティティを反映してきたひとつの鏡像といえる。草間彌生「一人、花園に埋もれば」2014 アクリル・キャンバス 194×194 cm ©YAYOI KUSAMA草間彌生「自画像」1972 インク、ボールペン、パステル、コラージュ・紙 74.4×44 cm ©YAYOI KUSAMA本展では、草間自身の鏡像ともいえる植物モチーフと、幼少期から現在にいたるまで数多く作り続けている自画像の関係性を問う。10代の頃のスケッチや日本画の技法で描かれた初期の大作から始まり、60年代のパフォーマンス作品への発展、70年代のコラージュ作品、近作のインスタレーション作品、さらには最新の絵画群への展開と、作品の中に自己イメージを登場させ、植物的なメタモルフォーゼを繰り返しながら自己のオブセッションをいかに乗り越えてきたのか。草間が制作してきた多様な作品群から、その創作の世界を紹介する。【展覧会情報】「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」会期:10月4日~2019年2月28日会場:草間彌生美術館住所:東京都新宿区弁天町107時間:11:00~17:30開館日:木・金・土・日曜日および祝日休館日:月・火・水曜日料金:一般1,000円 小中高生600円 ※未就学児は無料、団体割引はなし日時指定の予約・定員制(各回90分)毎月1日10:00(日本時間)に美術館webサイトで翌々月分 のチケット発売開始※当日券なし※チケットは美術館webサイトのみでの販売
2018年07月31日東京・渋谷Bunkamura Galleryでは、2018年6月21日(木)から7月1日(日)までの期間で「サマーアートセール」を開催する。原画、版画、挿画本から立体、ポスターに至るまで、世界中に多くのファンを持つ著名アーティストの作品が、市場価格よりも安く手に入る、Bunkamura Gallery半期に一度の人気企画「サマーアートセール」。出品予定作家は、アンディ・ウォーホル、マルク・シャガール、パブロ・ピカソ、ジョアン・ミロ、荻須高徳、草間彌生、奈良美智、藤田嗣治ら。洋の東西を問わず、様々なジャンルのアート作品がバリエーション豊かに用意されている。【開催概要】「サマーアートセール」開催期間:2018年6月21日(木)〜7月1日(日)会場:Bunkamura Gallery(東京都 渋谷区道玄坂2丁目24-1)時間:10:00〜19:30※会期中無休・入場無料
2018年06月26日「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」を8月26日より北海道立近代美術館、10月24日より東京都美術館、1月20日より京都国立近代美術館にて開催します。今回、新たに出展が決定した《画家としての自画像》は、パリ滞在中の最後期に描かれた作品であり、12年ぶり2度目の来日となります。同時期に描かれた一連の自画像のなかでもひときわ大きく、かつ入念に仕上げられている作品です。細かな筆触で覆われた青色の上着や、原色が連なるパレットの描写には、彼がこの街で獲得した色彩表現が遺憾なく発揮されています。フィンセント・ファン・ゴッホ《寝室》1888年、油彩・カンヴァス、ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)蔵©Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)■展覧会の見どころ本展では、「ファン・ゴッホのジャポニスム」、「日本人のファン・ゴッホ巡礼」の二部に分けて構成し、ファン・ゴッホと日本との相互関係にスポットをあてます。第一部:ファン・ゴッホのジャポニスム《タラスコンの乗合馬車》、《雪景色》など4つの日本初公開作品を含むファン・ゴッホ作品約40点と、ファン・ゴッホが影響を受けた浮世絵など約50点を同時に展示。ファン・ゴッホが日本からどのような影響を受け、作品に投影したのかを多角的に検証します。第二部:日本人のファン・ゴッホ巡礼ファン・ゴッホゆかりの地オーヴェールを訪れた約240人の近代日本の知識人が記した3冊の「芳名録」を日本初公開。巡礼から生まれた日本近代絵画の名作をはじめ、当時の写真や手紙などオーヴェール巡礼の実相を、約90点の豊富な資料からたどります。フィンセント・ファン・ゴッホ《夾竹桃と本のある静物》1888年、油彩・カンヴァス、メトロポリタン美術館蔵(Mr. & Mrs. ジョン・L.・ローブ寄贈)©The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NYフィンセント・ファン・ゴッホ《画家としての自画像》1887年、油彩・カンヴァス、ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)蔵©Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)■通常前売券料金:一般1300円、大学生・専門学校生1100円、高校生600円、65歳以上800円(すべて税込)※中学生以下は無料販売期間:7月20日(木)-10月23日(月)販売先:東京都美術館ミュージアムショップ、展覧会公式サイト、各種プレイガイド■「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」 展覧会 開催概要【札幌展】会期:2017年8月26日(土)~10月15日(日) 会場:北海道立近代美術館主催:北海道立近代美術館、北海道新聞社、NHK札幌放送局、NHKプラネット北海道開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(9/18、10/9を除く)、9月19日(火)、10月10日(火)問い合わせ:011-644-6882観覧料:一般1500円(1300円)、高大生800円(600円)、中学生600円(400円)※( )内は前売と10人以上の団体料金 ※小学生以下無料(要保護者同伴)【東京展】会期:2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝) 会場:東京都美術館主催:東京都美術館、NHK、NHKプロモーション開室時間:9:30~17:30※会期中の金曜日、11月1日(水)、2日(木)、4日(土)は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜日(1/8を除く)年末年始休館 12月31日(日)、1月1日(月・祝)問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)観覧料:一般1600円(1300円)、大学生・専門学校生1300円(1100円)、高校生800円(600円)、65歳以上1,000円(800円)※( )内は前売と20人以上の団体料金 ※中学生以下は無料【京都展】会期:2018年1月20日(土)~3月4日(日) 会場:京都国立近代美術館主催:京都国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(2/12を除く)、2月13日(火)問い合わせ:075-761-4111観覧料:一般1500円(1300円)、大学生1100円(900円)、高校生600円(400円)※( )内は前売と20人以上の団体料金 ※中学生以下は無料
2017年08月21日あなたは今、恋をしていますか?どんな恋が理想ですか?幸せですか?相思相愛の恋人がいてもあまり幸せを実感できない人もいれば、片思い中でも好きな人のことを考えるだけで幸せを感じる人もいます。その時々の状況の変化や自分の置かれている立場によっても恋愛傾向は変わってくるので、自分ではこうと思っていても実際は違っていることもあります。あなたの恋愛傾向は今、どうなっているのでしょうか?■自画像を描きましょう!では早速、今のあなたの恋愛傾向と心のあり方を、自画像から探ってみましょう!恋人や好きな人のことなど、恋愛に関することをイメージしながら自画像を描いてください。画力は関係ありません。のびのびとどうぞ!【注】ここから先は、自画像を書いたあとに読んでくださいね。■顔の向き顔の向きはどうなっていますか?正面向きなら、周りと足並みを揃えられる一般的な感性を持つ人です。交際相手のことを周囲の人から「素敵な人だね!」と称賛され、認められたいと願っているでしょう。斜めや横向きの顔を描いた人は、どっち向きでしたか?右向きは未来を見つめているので、これからの恋に気持ちが向いているか、恋人との目標に向かっていこうとしているのかもしれません。反対に左向きは過去を意味します。忘れられない過去の恋や思い出があったり、楽しかった過去に戻りたいと願っているのでしょう。いずれにしても思い入れの強さがあるので、もう少し力を抜いてリラックスしたほうがいいかもしれません。後ろ向きや逆さ向き、振り返っている顔など、変わった構図の自画像を描いた人は、かなりアクの強い個性派です。人が何と言おうと、自分が好きだと思う相手ならそれが一番と信じ、変わり者と交際したり、変なスタイルの交際に走ってしまうことも。■顔の表情顔の表情はどんな感じですか?目や口の表情をチェックしてください。おすまし顔は、恋する相手にまだ本性を見せていないか、相手のことがよくわかっていない状態で、ちょっと不安なところもあるのかもしれません。笑っていたら、あなたの魅力が輝いている証拠。恋を楽しみながら、明るいハッピーな未来に向かっているでしょう!泣いたりさびしそうな顔をしていたら、今の恋は問題ありという暗示。あなたがひとりで苦労を背負っているのかも。怒っていたら、恋のフラストレーションが貯まっているでしょう。未来の大喧嘩を招くこともありそうです。束縛されたり束縛したりの関係や、文句を言いながらも付き合い続ける共依存の関係になっている可能性も!■自画像で開運する自画像で自己分析をしたら、幸せに近付くために、にっこり笑顔の愛らしい自画像を描きましょう。とびきり可愛く意図的に描いて構いません。描いている途中で、自画像と同じ表情を浮かべる自分に気付くでしょう。■おわりに自画像を描くと、なぜか描いている顔と同じ表情を浮かべてしまいます。笑顔の自分を描く人は笑っているし、おすましの人は真剣な顔をしているでしょう。出来上がった自画像は今のあなたを映しています。泣いたり怒ったりでは、幸せは遠のくばかりです。幸せな恋をして幸せな自分になりたいなら、まずは笑顔になりましょう。(LUA/ハウコレ)
2014年08月27日