彼のことが好きすぎて生活まで彼氏中心になってしまっている人は要注意!あまりに彼氏に依存してしまうと、自分自身が苦しくなったり、彼に飽きられてしまうこともあるかもしれません。今回は彼に依存気味の女性が自立するための3つのステップについて解説します。自分のための時間を作る彼氏に依存しがちな人は自分の時間の殆どを彼氏のことに使ってしまいがち…。このままでは彼氏の事以外できないのは当然です。まずは少しずつでも自分のための時間を作るところから始めてみましょう。そのために一番やりやすいのは自分磨きです。彼氏のための自分磨きと思えば自分ひとりの時間を作ることに抵抗を感じにくいのでスムーズに始めることができるでしょう。自分磨きにはストレッチやトレーニングといったボディラインを整える物を行うと、健康体も維持しやすくなりおすすめです。また料理の練習なども将来の結婚生活に役立つのでとても有意義でしょう。彼以外の人との繋がりを増やす彼氏とだけ接点を持ち続けると価値観が狭くなってしまいがちな問題も出てくるため、彼氏以外の友人との交友なども大事にするのは自立への大きな一歩となるでしょう。まずは同性の友人と遊びに行ったりご飯を食べに行ったり、交友関係を築いて人付き合いの輪を広げていきましょう。ゆくゆくは男性の友人などもできれば、さらに価値観を広げる助けとなります。特に男性の友人が出来ることで男性の好みの傾向や機微についても詳しくなれるので、彼氏に対しても気を利かせやすくなり、今以上に愛されるようになるかもしれません。仕事に打ち込んでみる仕事に打ち込むのも彼氏依存を和らげ、自立を目指すのにとても有効な方法です。仕事に打ち込んで成果を上げれば自然と周囲から評価されるようになりますし、周囲からの評価はやりがいや自信に繋がります。自信は自立にとって必要不可欠で重要な要素です。彼氏に依存してしまうのは自分に自信が無いからこそ自分を認めてくれる彼氏にハマってしまうというケースもあるからです。仕事に打ち込み社会に価値を認めてもらうことで自立し、その上で彼氏と対等にお付き合いをすれば、向上心を持ちつつ、健全な関係も構築できるでしょう。彼に興味を持ってもらうことにもつながる彼氏への依存度が高いと、彼は何もしなくても彼女から好かれるので努力する意欲が減ってしまいます。あながた彼氏への依存度を下げて自立することで、彼はあなたを惹きつけておきたい気持ちが湧いてきて、努力する意欲を湧かせることができます。彼氏からの自立は彼自身のためにもなる事を意識して頑張ってみましょう。
2020年12月30日可愛い子や気が利く子も魅力的ですが、「適度に甘えて適度に自立している女子」は、男性にとって付き合いやすい彼女。そんな、男性がベタ惚れしてしまう女性は、普段どんな言動をしているのでしょうか。今回は、男性が求める「甘え・自立」が上手な子についてご紹介します。夢中にさせたい男性がいるなら、ぜひチェックしてみてください。■ 友達とのいざこざを振ってこない男性にとって、女性の人間関係ほど避けたいものはないと言っても過言ではありません。女性特有のいざこざは、なかなか男性にとって理解しづらく、「○○ちゃんが……っていうの!どう思う?」とふられても、どうコメントしていいかわからないことも多いでしょう。もし、女友達といざこざがあっても、彼氏抜きで解決するほうが、自立している女性だと彼に感じてもらえるはずです。解決済みの話を彼に聞いてもらう、というのであれば大丈夫でしょう。■ お金を理由にデートを断らないデートの約束やお誘いに対して「ゴメン、給料日前だから金欠で……」と断ったり、キャンセルしたりしたことはありませんか?もちろん、男性としては、おごってあげることに不満はないはずですが、多少は彼女に喜んでほしいという気持ちもあるものです。単に「彼女がお金を持っていないから」という理由だと、貸しを作るようで、彼は気持ちよくおごれないかもしれません。給料日前であっても、デート資金をキープできているくらい計画的にお金のやりくりができる女性なら、金銭面でもしっかり自立できているので、男性にとって魅力的に見えるでしょう。■ メンタル不調で八つ当たりしない季節の変わり目はホルモンの影響で、女性は体調やメンタルを崩しがちです。男性としても、それを考慮して気遣ってあげたいとは思っていますが、八つ当たりや文句や不満ばかりだと、さすがに参ってしまいます。不調なときはどう自分をコントロールするか、気分や機嫌が落ち気味のときはどうしてほしいのかを、ちゃんと伝えてくれる・甘えてくれる女性なら、男性も付き合いやすいでしょう。■ わからないことは「教えて!」彼氏に関して知らない、わからないことはそのまま放置せず、彼に尋ねてみてください。たとえば、彼氏の考え方や価値観、言動の理由など。わからないまま勝手に不安になって泣いたりすると、彼氏のほうも困惑してしまいます。「私は○○してもらうのが理想なんだけど、○○くんはどう思ってるのか教えてほしいな」など、分からなければなんでも聞く。そんな甘え方なら、ふたりの絆も強くなり、彼はあなたをもっともっと好きになれるはずです。■ わかりやすく安心感のある女性へ女性の考え方や理想がよくわからないと感じる男性はかなりいるようです。だからこそ、どうしてほしいのか、なにを心配しているのかを言動で示すことができれば、彼も安心してあなたを好きになれるはずです。自分でできることはしっかり管理し、そのうえで彼の助けが必要ならわかりやすいリクエストをして甘えてみてくださいね。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年12月09日好きな女性のタイプを聞いて「自立してる人」と言われたことありませんか?この「自立」はただ自分のことは自分でするという意味だけではないかもしれません。そこで男性が思う自立している女性の特徴を紹介していきます。生活力がある女性まずはこれ、男性に依存していないということですね。一口に依存といってもその形はさまざま。例えば、生活力がなく相手に頼りっきりになってしまったり、休日の予定が彼氏しかないというのも1つの依存の形と言えるでしょう。面倒見のいい男性なら最初のうちはかわいいと思ってくれるかもしれませんが、付き合いが長くなってくるとだんだん疲れてきてしまうかも。自立している女性がタイプの男性は、先のこと、つまり「結婚」のことを視野に入れていることもあります。将来の2人の共同生活をイメージできないというレッテルを貼られてしまうと、恋愛対象から外されてしまうかも。ここはしっかり生活力を身につけてアピールしていきたいところですね。染まらない女性お次はこれ。付き合ったら全部男性に合わせてしまうという人は要注意かもしれません。一緒に出来る趣味などを始めてみるのは素敵なことですが、なんでも相手に合わせてしまうのは考えものです。これも最初のうちは楽しく過ごせるかもしれませんが、だんだん男性になんでも思い通りになると思われてしまう可能性もありますし、あなた自身が合わせることに疲れてしまって関係が長続きしないことさえありえます。相手に嫌われたくないと不安な気持ちはあるかもしれませんが、ちゃんと自分のやりたいことを持ち、自分の時間も確保しながら付き合っていくことが大事かもしれませんね。進む道を自分で決める女性最近なにか目標を持ってがんばってますか?ただぼんやりと過ごしてしまっているという人は赤信号。男性は自立という言葉を「自己実現力」があるという意味で使っているかもしれません。つまり自分でやりたいことを見つけ自分で頑張ることのできるということです。自己実現力がある人は仕事でもプライベートでも自分でやりたいことを見つけてどんどん進めていきます。どんなことでも頑張ってる人は美しく見えるもの。そのようなキラキラした姿に思わず魅力を感じてしまうのでしょう。まずは早起きするなど簡単なことから目標を決めて頑張ってみてはいかがでしょうか。ここでは3つのパターンを紹介してきましたが、一口に自立したといっても人によって様々です。でも1つ言えるのは、「自分を持つことが大事」ということではないでしょうか。相手任せにするのではなく、しっかり自分を持ち「依存しあう関係から、自立しあった関係」へステップアップしてみてはいかがでしょうか。
2020年11月23日こんにちは、保育士の中田馨です。1~2歳代の子どもは、「何でも自分でしたい!」という時期です。親にとっても、子どもが自分でできる経験を積み重ね、自信をつけてほしい時期でもあります。 今回は、この時期におすすめな「自分でできた!」が増える声かけとサポート術をお話しします。 「自分でしたい!」は自立への第一歩子どもの「自分でしたい!」という気持ちの通りに、できる限り自分でさせてあげるのが理想です。とはいえ子どもに任せると、ママがするよりもはるかに時間はかかるし、ときには「大変だなあ」と思うこともあると思います。子ども自身も「こうしたい!」と思っていても、未発達な体をうまく動かせずにイライラしてしまうこともあるでしょう。でも、この「自分で!」と主張することが「自立」への第一歩なのです! ママができることは、子どもが必要なときに必要な声かけとサポートをすること。「自分でできたぞ! やったー!」という経験をたくさん積ませて、子ども自信をモリモリと育てていきましょう。 子どもの気持ちに共感した声かけをする子どもに声かけをするときに大切にしてほしいのは「共感」です。共感とは、子どもの目線に立って、子どもの感じていることをそのまま感じることです。共感することによって子どもは「ママは僕を見てくれている!」と分かり、自信を持つことができるので、心が豊かに育ちます。 具体的な声かけの例を見てみましょう。ボタンをとめたい子がいるとします。まずママは、「自分でボタンをとめたいのね」と子どものしたい行動をそのまま言葉にします。できたときには「じょうずだね」ではなく、「ボタンとめられたね」とできた行動を具体的に褒めましょう。そうすることで「これでいいんだ!」と自信を持ち、さらに新たなことにチャレンジしようとする気持ちを育てます。 手を出したくてもグッとこらえて待つ育児のコツとして、よく「子どもを待ちましょう」と書かれています。みなさんはどれくらい待つことができますか? 大人はどうしても、大人のペースで物事を進めようとしてしまいがち。でも、そのペースは子どもにとってはかなり早いのです。まずは、大人のペースと子どものペースは違うということを意識します。子どもが自分でしようとすると、大人がするよりも当然のことながら時間がかかります。ズボンを後前にはいていると、思わず「ママがやってあげる」と手を出していませんか。でも、突然手を出されると子どものやりたかった気持ちが萎縮してしまうこともあります。 きちんとできたかどうかではなく、自分でズボンをはこうとしているその体験が大切ですので、ここはグッと我慢します。もちろん「前と後ろ反対だけどはき替える?」と聞くのはOKです。もし、子どもが「これでいい」と思っているならひとまずそれでOK。はき替えるのは、次のトイレのタイミングでも構わないのです。子どものしていることを、ゆったりとした気持ちで見守りながら待ちましょう。 さりげないサポート術がカギ「待つ」ことは分かりましたが、では、いつまで待てばいいのでしょうか。靴下をはきたいけれど、まだはけない子のことをずっと待っているわけにもいきません。そこで、少しだけさりげないサポートをしてあげましょう。 サポートする方法は2つあります。1つ目は、子どもに気づかれないくらいのさりげないサポートをする方法です。ズボンをはくときにおしりまで上げにくい場合は、スッと後ろに手をまわして、子どもがズボンを上げるタイミングに合わせてさりげない力で引き上げます。 2つ目は「お手伝いしようか?」と声をかけることです。ボタンをとめたいけれどなかなかとまらない。そんなとき、「ママと一緒にしよう」と言うとイヤがることがありますが、「少しだけお手伝いしようか?」と聞くと、「うん」とすんなりOKが出ることが多いです。子どもはあくまで自分でしたいので、“ママと一緒”にはしたくないのです。 この2つのサポート術で子どもの「自分でできた!」という達成感を味合わせてあげましょう。 自分の身の回りのことが自分でできるようになるのは、子どもの自信につながります。ママの声かけとサポートで、子どものこれから伸びていく力を育ててあげてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年11月12日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情581】「結婚したら仕事は辞めて家にいたい」と言う女性がいる一方で、「結婚願望はあるけど、男性に頼りたくないなぁ」と思う女性もいますよね。自立していて、結婚後も絶対に仕事を続けたい、と心に決めている人もいるでしょう。どちらがいい・悪いというのはないのですが、今の時代、正直、後者のほうが素敵な男性をゲットしやすいですよ。■養ってもらおうとする人ほど結婚生活は残念!?例えば「結婚したら、忙しい彼を支えたい」と考えてサポートに徹するとか、アスリートの奥さんみたいに、旦那さんの健康管理をするために食の資格を取るとか。それくらい本気度が高いなら、寿退社もいいと思うんです。ただ、「もう仕事したくないから早く結婚したい」「お金持ちの男性に養ってほしい」と、誰かに寄りかかり、幸せにしてもらおうとするタイプが、まともな結婚なんてできるわけがないんじゃないかと。そういう人って、ステータス重視で男性を見がちだし、なる早で結婚しようと変に焦っているからか、相手を見極める目が鈍っていて、モラハラ男や、自称・経営者だけど、実は無職の嘘つき男、母親にべったりのマザコンなどのダメンズを捕まえがち。結婚前に薄々気づいていても「早く結婚したい!」という気持ちが勝ってスルーしやすいんです。で、入籍後、冷静になってから心底、結婚を後悔したりね。■自立した女性は素敵な人を選びやすいそれに他力本願な人は、結婚できたとしても、何かあれば相手のせいにするなど、責任転嫁しがちだし愚痴が多め。そんな女性が円満な結婚生活を送れると思います?自分の人生なのに、誰かにどうにかしてもらおうとしている時点で、幸せから程遠いですよね。その点、自立していて男性に頼りたくないと思っている人のほうが、自力で自分の人生をそれなりに満たす力あるので、変な男性を捕まえにくいはず。変に焦っていない分、心に余裕もあって、しっかり恋人候補を吟味できるので、素敵な人を選びやすいんですよ。当然ですが、そのほうが結婚生活もうまくいきやすいでしょう。■結局は似た者同士がくっつくそもそも、素敵な男性が結婚に焦っている女性、ラクして生きたい感がにじみ出ている女性を見て「素敵だな」と思うことはまずありません。「類は友を呼ぶ」と言うとおり、誰かに養ってもらおうとか、幸せにしてもらおうとしている図々しいタイプには、それ相応の人が近づくはず。どう考えたって、誰かに寄りかかろうと依存先を探している女性より、仕事を頑張って、プライベートも楽しんでいる人のほうが魅力的!そういう素敵な人には変なスキがないので、ダメンズもそう寄り付きません。「結婚願望はあるけど、男性に頼りたくない。もっと仕事を頑張りたい」という女性は、もしかしたら晩婚になるかもしれません。ですが、きっと素敵な男性をゲットできます。筆者の周りでバリバリ働いて、自立している女性が変な男を捕まえたって話、そうそう聞かないですから。仕事にエネルギーを注いでいるので、結婚は遅めな人が多いけど、みんな優しい彼氏がいたり、しばらく恋人がいなかったとしても、その後に素敵な人と結婚したりしていますよ。■まずは自分で自分を幸せにして結婚って無理に急いでするものではないと思うんです。「何がなんでも早く結婚したい」と焦ると、あまり好きじゃない(しかも変な)人を捕まえちゃう場合もありそうだし。それより、結婚願望はあっても「私の人生は私のもの」と考えて、充実した日々を過ごしている女性のほうが素敵な男性に恵まれやすいはず。なので、まずは自分で自分を幸せにする方法を考えましょう。
2020年09月29日恋の始まりは「好き」という感情ですが、カップルとして長く一緒にいるためには、信頼関係がは欠かせません。どうやら最近では「自立系女子」が、理想の彼女として求められていることが多いのだとか。男性がずっと一緒にいたいと思わせる「自立系女子」とは、どんな女性のことをいうのでしょう?■ 計画的で余裕があるそばにいるのが、いつも余裕のない人だとしたら、疲れてしまいますよね。男性も、隣にいる女性には、いつも余裕があって、落ち着いていてほしいと思っています。たとえば、お金の使い方は収入に見合ったのものでしょうか? 貯金をしっかりしていて、いざというときに余裕をもって対処できるでしょうか?また、ダラダラすごして後で焦るということはなく、しっかりと前もって準備をしていますか?お金にしろ、時間にしろ、こうして生まれた余裕の一部を彼氏のために使ってあげられたら、ずっと一緒にいたい彼女になれるはずです。■ 頼りつつも自力で立ち直る女性に頼られると、男性は嬉しく感じるもの。でも男性が「ずっと一緒にいたい」と思うのは、ある程度自力で立ち直る術をもっている女性のようです。落ち込んだときは「聞いて~」と話を聞いてもらいたがったり、「○○してくれたら元気出るからお願い!」と、なにかリクエストをしたりするのもOK。ただ、それはあくまで、早く立ち直るためのブースター。基本的には、自分のなかで心の整理を付け、最後は自力で元気になる女性でいましょう。そうすれば、男性にプレッシャー感じさせることなく、ずっと一緒にいたいと思ってもらえるはずです。■ 他人のトラブルに巻き込まない人それぞれいろいろな人間関係があるため、ちょっとしたトラブルが起きることもありますよね。ただ、自分と友人、または家族内のトラブルなど、彼氏とは直接関係のいない問題でなら、彼氏は巻き込まない・心配させないという姿勢の女性は、自立しているかもしれません。もちろん、ある程度のアドバイスを求めたり、頼ることはあるでしょう。それでも、彼氏を不安にさせるようなことは絶対にしないのが、自立系女子ですよ。■ 体調が悪いときに賢い決定をする体調が悪いときもありますよね。でも、自立系女子は、そんなときでも賢く行動します。行きたいからと、ムリをして、結局体調を悪化させて迷惑をかける……なんてことは避け、そのときの体調に合わせたリクエストもできる彼女でいたいところ。自分の体調は自分しかわからないもの。自分が今どうするのが最善かを判断し、それを彼に伝えられるなら、彼も安心してOKしてくれるはず。余計な気を遣わず、言われた通りに対応すればいい女性なら、男性も安心して一緒にいられるでしょう。■ おわりに自分がどれくらい自立しているか、少し考えてみませんか?簡単に言えば、彼氏に余計な心配をかけず、安心して一緒にいられる女性が「自立系女子」です。不安が無い分、一緒にいるときの幸せをたくさん感じられるため、信頼関係を築きやすいカップルになれるでしょう。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年09月08日自立をしている女性は、男性から見ても魅力を感じるもの。依存心が強く自立していない女性に、引いてしまう男性も少なくありません。しかし、自立しすぎで可愛げがない女性も恋愛対象から外れてしまいがち……。そこで今回は、本命に選ばれる“自立してるけど可愛い女性”になるコツについて考えていきたいと思います。■ オンオフの切り替え上手仕事を頑張る女性は自立している印象が強く、男性からも好印象。でも、仕事に打ち込みすぎて仕事一本になってしまうと、「隙がない」「可愛げがない」と思われてしまう可能性もあります。仕事を頑張りつつ、プライベートも充実させるというオンオフの上手な切り替えが、自立しているけれど可愛い女性になるポイント。仕事とプライベート、どちらも充実させることで、心に余裕が生まれると、前向きな気持ちで恋愛に向き合うことができるはずです。■ 家族と仲良しだけど甘えない親離れできていない、金銭・精神的に親に頼り続けているといった姿は、自立していない女性の烙印を押されてしまいやすいもの。かといって家族と疎遠すぎる姿も、「わけありなのかな……」と、ネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。家族と仲良くいい関係を築きつつも、生活面、精神面において甘えないという姿でいれば、ちゃんと親離れしていて自立しているという印象に!家族関係において問題がないという印象が、将来を考えるうえでの大きなアドバンテージになることも少なくありません。筆者の場合は少々複雑な家庭なので、なるべく家族に対するネガティブな感情を見せないように心がけています。■ 意外と寂しがり屋ひとり行動を気にせずできる、ひとりの時間を楽しんでいるといった姿は、自立心が強い印象。そんな女性が、実は寂しがり屋というギャップにキュンとくる男性も少なくありません。露骨な寂しがり屋アピールは依存心が強く見えてしまうので、ここぞというときに「寂しかった」という気持ちを控えめに伝えることで、「自立しているけど可愛い」という隙を感じでもらえるでしょう。■ 甘えん坊なのにサバサバ一緒にいるときは甘えてくるのにお互いの時間を尊重する、会わない時間は自分の時間を充実させる……など、必要以上にベタベタしないのも、自立しているけど可愛い女性という印象につながります。「愛情を感じるけれど重たくない」「自立したお付き合いだけど寂しくない」という絶妙なバランスが、将来を意識する本命彼女へとつながっていくはず。見せられる部分があるなら、ぜひ意識してギャップを伝えてみてください。■ おわりにどんなに親密な関係だとしても、自立心のない依存する関係は、どこかでうまくいかなくなってしまうもの。「自立しているけど可愛い」というバランスを意識すれば、本命彼女として選ばれる女性になれるはずです。(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月18日みなさんのお子さんは、年齢なりに自分の事を自分でできますか?親御さんがあれこれ手をかけたり、「こうしなさい」と先回りして口出ししてしまっていませんか。わが子がつまづいて挫折してほしくないばかりに親がつまづきそうな要因を取り除いてしまう......。そうすることが子どもの自立を阻んでいるとしたら?「最近の子どもは実年齢よりマイナス4歳ぐらい幼い印象の子が増えている」と、進学塾「VAMOS」の代表で、日本サッカー協会登録仲介人として若手プロサッカー選手の育成も手がけ、アスリートと学習教育に共通する「成長プロセス」の体系化にも取り組む富永雄輔さんは言います。はたしてそれはなぜでしょうか。子どもを年齢なりに自立させるために親はどうすればいいのかを伺いましたのでご覧ください。(取材・文:前田陽子)(写真は少年サッカーのイメージです)■以前に比べて、子どもたちは実年齢より4歳幼い!?――大学入試に親が同行することが普通となりつつありますが、どう思われていますか?受験のみ、住まい探しなどは別の機会に行う前提ですが、保護者世代の方々の経験として、遠方に入試に行く際に、子どもが女子だとまれに親御さんが会場まで一緒に行く方もいたと思いますが、男子の場合はなかったですよね。最近は男女問わず親がついていくことも増えつつあり、子どもの方も親と一緒に行くのが安心という子もいるようです。そういった、自分で行動する面なども含め、今の子たちは実年齢より4歳くらい幼い印象です。ここ5~6年、特に男の子に幼さが残っていると感じることが多いですね。同様の事は、同業者の中でも聞くことが増えました。「幼い」と聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、悪いことばかりではないと思います。どの子もずっと幼いままでいるわけではなく、成長が緩やかなだけで、どこかで追いつきますので、たとえ今お子さんが他の子より精神的に未熟だとしても心配しすぎないでください。では、どうして今の子どもたちが幼いかというと、子どもたちがダメージを受けると立ち上がれないからです。「挫折したら立ち上がれない」「レールを外れたら戻れない」という空気があり、それでも立ち上がれる子はいるのですが、多くの場合は自分の子が大きな挫折をしたら立ち上がれないことがわかっているから、わが子にダメージを与えないようにと親が先回りをして、つまづく要素を取り除いてしまう。その悪循環が突き進みすぎていると感じています。――確かに。子どもたちを守ってあげたいという気持ちはわかりますが。それで社会に出て大丈夫かと心配になります。生物の世界には生存競争があって、勝ち残らなければいけないという本能があります。少し前から「徒競走で順位をつけない」「サッカーでレギュラーを決めない」「成績をつけない」という動きがあります。サッカーで選手全員にチャンスを与えようという主旨はわかりますが、社会に出て全員が同じ条件で同様なチャンスが与えられることは100%ありません。子どもの幼さを増長している要因のひとつは、大人がチャンスを強制的に与えるからだと考えています。昔の部活では、部内の競争を経て18名のメンバーが決められ、そこからスタメンの11名を目指す。全員に与えられたチャンスを生かせるか、生かせないかは個人の努力や力で、その過程が子どもたちを成長させました。けれど、今の子どもたちはチャンスが過度に与えられることで競争する必要がない=無理やり成長をしなくて良くなっているのです。■子どもが幼いのではなく、大人が幼い子どもを作っている――プロとして活躍している選手たちの子ども時代はもっと大人だったと思いますか?近年様々なジャンルでトップ層の子どもは考えがしっかりして成熟している子も多いと思います。サッカーでいうと、今、スペインで活躍している久保建英選手は18歳ですが、20年前の18歳に比べて格段と大人です。インタビューの受け答えなども、とてもしっかりしていますよね。勉強でも東大に入って「東大王」などに出ている子たちは、勉強だけでなく、幅広い知識や柔軟な発想が求められるクイズもできる。どの子も非常に要領が良くて、セルフプロデュースに長けているんです。天が二物を与えた子がたくさん出てきている一方で、前述したように幼い子どもたちも増えているという状況です。――同年代の子どもたちで差が出るのは、なぜでしょう。今の子どもたちは自分で選択せず、大人が与えた環境の中で過ごしています。それは子どもにとって言い訳しやすい状況です。そういう状況を大人が用意し続けた結果が、子どもの成長を妨げていると感じています。『親が出すぎる→過度な公平な機会を与える→順位を付けない→厳しくしない→成長しない』そんな循環ができてしまっています。順位付けをしない、厳しくしないというのは、指導者からするととても楽なことなのです。チームを強化する必要がないので、子どもたちを公平に扱うことさえすればいいだけですから。プロセスに重点を置いて楽しもうという方針にも利点はたくさんありますが、結果を求められないことは指導者にとって非常に楽という側面もあるのです。今の子どもたちはいろいろなことから守られすぎている結果、幼さが残っているのかなと思いますね。何でもかんでも厳しくしなければいけないとは言いません。けれど、競争をさせたら出来る子はたくさんいます。子どもは頑張れるのに、大人がその環境を取り除いてしまうので、頑張り方を知らない子が多すぎるのです。■親は現実を直視しよう――親はどう接していくべきだと考えますか?親御さんの多くが、現実を直視できていないと感じています。日本代表やオリンピック代表を見れば、おのずと過保護で伸びる子が少ないというのはわかるはず。サッカーは飛び級が許されているので、高校生でプロになる子も少なくありません。プロになったら何歳であろうと大人と一緒にプレーをします。15~16歳で大人扱いをしてあげなければいけないことに、親が早く気が付くことが重要です。プロを目指しているのではないので......。と思う人もいるかもしれません。けれど、自分の学年より上のカテゴリーの試合に出る機会がサッカーには多くあります。上の年代の人たちと一緒にプレーをして、自分の意見を言う。そういう環境は身近にあると思います。子どもは勝手に大きくなりません。親の関わり方によって、子どもの成長が変わることを肝に銘ずること。親が周囲の人たちにどう接していくべきかを考え、実行することで子どもの今後が左右されるのです。富永雄輔(とみなが・ゆうすけ)進学塾「VAMOS(バモス)」代表。京都大学を卒業後、東京・吉祥寺に幼稚園生から高校生まで通塾する進学塾「VAMOS」を設立。入塾テストを行わず、先着順で子どもを受け入れるスタイルでありながら、中学受験から高校受験、大学受験まで、毎年首都圏トップクラスの難関校合格率を誇る。少人数制の個別カリキュラムを組みながら、子供に合わせた独自の勉強法により驚異の合格率を実現して話題に。小さな学習塾ながら、論理的な学習法や、子供の自主自立を促し、自分で考える力の育成に効果的と、保護者から圧倒的な支持を集めている。日本サッカー協会登録仲介人として若手プロサッカー選手の育成も手がけ、アスリートと学習教育に共通する「成長プロセス」の体系化にも取り組んでいる。主な著書に『「急激に伸びる子」「伸び続ける子」には共通点があった!』(朝日新聞出版)、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』(文響社)、『男の子の学力の伸ばし方』『女の子の学力の伸ばし方』(共にダイヤモンド社)、『それは子どもの学力が伸びるサイン!』(廣済堂出版)などがある。進学塾「VAMOS(バモス)」ホームページはこちら>>
2020年06月22日「実家が好きで結婚したい気持ちが出てきません」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。ひとりっ子で実家暮らしだという、30歳のトピ主さん。母親がお見合い話を持ってきたそうですが、結婚の意欲が湧かず、親やペットと離れることをためらってしまうそうです。お見合い相手に会う前からとても憂鬱になっている……とのことで、今後についての助言を求めています。「変化」は怖くて当然。だけど、必ず学びやプラス面もある投稿には、「このお見合いを逃したら一生独身かもしれない」「親はどうしたって自分より早く死ぬ」「子供も欲しいから早く結婚した方がいいと自覚はあります」という記述も。結婚をすること自体には、トピ主さんも納得していることがうかがえます。しかしながら現状では前向きになれず、「親に依存している事」に自覚がある、という自己分析も。自分を守ってくれる存在や好きなものに囲まれ、幸せに居心地よく暮らしている今の環境を変えたくない……という心境なのだろうと想像します。居心地のいい環境にいるのに、わざわざ見ず知らずの男性と結婚するなんて、確かに「怖いこと」ですよね。結婚によって、窮屈で居心地の悪い環境や不幸せな状況になってしまう可能性もゼロではない。いわんや今回のようにお相手の人間性もわからない中では、「気が進まない」「結婚が怖い」と感じるのは当然だと思います。しかし、変化には必ず、何かしらのプラス面や学びもあります。今とはまた違う種類の楽しさや幸せを感じられる可能性もありますし、伴侶となるお相手、子どもの存在や義家族、新しい知り合いなど、ご両親以外にも“好きな人”が増えるかもしれません。もちろん、人間関係や子育ての苦労が増える可能性もありますが、「物事の良い面を見よう」という意識を持ち、「新しい挑戦を楽しもう、変化に“賭けて”みよう」という気持ちを持つことが、一歩を踏み出す大きな助けになると思います。何より、今はまだお相手に会ってもいない状態。お見合いには、「良い結婚ができそうな相性かどうか、お互いに見極めるための機会だ」「『会ってみて自分がどう感じるか』を大切にしよう」といった意識で臨んでみてはいかがでしょうか。相手に対して気に入る部分があれば、結婚に対しても大なり小なり、前向きな気持ちが芽生えてくるでしょうし、その方にピンとこなくても、「ではどんな人がいいのか」という自分の希望が今より明確になってくると思います。家族の「支え」は、バトンタッチする時期が来るからトピ主さんにとって、ご両親の存在はとても大きいようですね。「子離れの安心感をあげよう」「孫の顔を見せてあげたい」なんて気持ちをモチベーションにお見合いや婚活を頑張ってみるのもひとつですが、親の望むように生きる……という生き方には、少々危うい部分があるのも事実です。どんなに気丈な人でも、老いていくなかでは気弱になったり、判断力が鈍ったり、覇気を失ったりする場面も出てきます。トピ主さんのご両親も、高校時代、病気になった娘を助けてくれたような「頼もしい親」で永遠にあり続けてくれるわけではない。気力や体力が弱ってくれば、今度は大人になった自分のほうが両親を支える……という場面も出てくることでしょう。そのときに自分自身や自分たち夫婦で物事を判断したり、行動したりできるようになっていないと、家族全体が支えを失った不安定な状態になってしまう可能性もあります。「大切な親のことも一緒に考えてくれる、頼もしいパートナーを探そう」なんて気持ちを結婚のモチベーションにしてみるのも一案です。「渋々、結婚する」以外の選択肢も。自分の望む人生を考えてみようあるいは、自分自身に目を向け、「大好きな親の支えにも将来なれるような生活力・精神力を身につけよう」と努力してみる道もあります。もしお見合い相手に会ってみても結婚に前向きになれないようであれば、そういった選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。一緒になりたいと思えるパートナーを自分で探してみる道もありますし、あるいは、結婚の有無に関わらず「自立する」という道もあります。ひとり暮らしをしてみる、仕事で一人前になるなど、精神・生活ともに自立した状態になると、親との関係性や結婚に対する意識にも自然に変化が生まれてくることでしょう。そうして外の世界を見てみることで、「実家以外でも自分で居心地のいい場所を作れる」といった人生への自信や、「自分の家族を持ってみたい」という意欲が芽生える可能性もありますし、逆に「私はやっぱり実家が好き、ここで親の面倒を見ていこう」と決意をすることもあるかもしれません。結婚は相手あってのことではありますが、「どういう人生を歩むか」は自分自身で決められる部分も多分にあります。どの道を選んでも、その選択なりの大変さはあるでしょうが、どんな大変さなら自分は乗り越えられそうか、長い目で見て自分がどんな人生を送りたいか……について、この機会にじっくり考えてみるのも一案です。「結婚して実家を出る」「実家にいる」「ひとり暮らしをしてみる」など、考えられる選択肢のプラス面とマイナス面を紙に書き出し、比較検討してみるのもおすすめです。そうすることで、現状や先々のことを冷静に捉えられ、自分の気持ちもクリアになってくることが期待できます。「私はこうしよう」という自分の意志を持って、前向きな決断ができるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2020年06月15日子どもの成長は、親にとってとてもうれしい半面、時に寂しさをもたらすものでもありますよね。「子離れ」は、パパやママたちにとって大きなハードルとなる場合もあるかもしれません。今回は、そんな「子どもの成長」に対する親の向きあい方について、アンケートをもとに考えてみたいと思います。■「子どもの成長」による寂しさを感じている親は?アンケートでは、子どもの成長で寂しさを感じたことがあるか聞きました。その結果、「ある」、「少しある」と答えた人が83%となり、8割以上の人たちが子どもの成長に寂しさを感じたことがあるとわかりました。Q.お子さんの成長で寂しさを感じたことある?ある 52.4%少しある 30.6%ほとんどない 11.5%ない 5.2%その他 0.3%■寂しさを感じる瞬間1、手をつながなくなったときまず、どのようなときに親が「寂しい」と感じるのか、コメントをもとに見ていきましょう。「小1のとき、買い物中いつものように手をつないでいたら同級生の子が見え、手を振り払われました」(埼玉県 30代女性)「小学6年生までは手をつないできて、 私の手を下の子と取り合いしてたのに 中学に入学した途端に手をつないでくれなくなりました…。寂しい」(佐賀県 40代女性)「『ママ~!』と言って泣いていた息子が懐かしいです。 抱きついてくることもなくなり、言葉や態度がだんだんと男っぽくなりつつ、寂しい限りです」(福島県 40代女性)「どこに行くにも手をつないで歩いていたのが、いつの間にか一人でどこでも行くようになっていました。 寂しくもありうれしくもあり、ちょっと複雑です」(神奈川県 40代男性)成長にともない、手をつないだりするスキンシップを嫌がるようになることは、自分自身に置き換えてもわかります。それでもその行動は、親にとって寂しさを感じるものですね。■寂しさを感じる瞬間2、“ひとりで”できるとき子どもが小さいうちは、親が助けてあげるシーンが生活におけるさまざまなところで起こります。そうした行動を一人でできるようになったときに、寂しさを感じているママやパパももいるようです。「着替えが一人でできるようになったり、一人でご飯を食べられるようになっったりとうれしい半面、『ママの手助けは少しずついらなくなるのかなぁ』とさみしいと思ってしまいます」(広島県 30代女性)「座布団に収まって寝ていた新生児期から早7年。1つのベッドで寝ていた娘がとうとう一人で寝るようになりました。布団からはみ出る足を見て、大きくなったなぁとうれしくもあり、寂しい気持ちにもなりました」(神奈川県 30代女性)「娘は6年生になった途端、風呂に一緒に入らなくなりました。『成長だよね?』と話していましたが、しばらくは寂しさもありました」(千葉県 40代男性)「習い事で毎週歩いて一緒に行ってたのですが、ある日『1人で行けるから大丈夫だよ!』と 言われたとき寂しかったのと成長したなと複雑な思いでした」(宮崎県 20代女性)子どもが生まれてすぐ、衣食住に関する何もかもに手を差し伸べる状態となり、親としても手伝ってあげることが当たり前となっていきます。しかし、子どもによって個人差はあるにせよ、いつかは一人でできるようになるため、その日が突然訪れると「寂しい」と感じるのは無理もない気がします。■寂しさを感じる瞬間2、子どもの世界が広がるときさらに、家族よりも友だちとの約束を優先するなどの行動によってさみしさを感じている親もいるようです。「休日、朝から暗くなるまで友だちとの遊びに夢中な小6の息子。『家族でどこか出かけよう』と誘っても、面倒くさがられてしまいます。順調な成長、『遊んでくれる仲間がいて幸せだね~』と思いつつ、ちょっと寂しい気もします」(神奈川県 40代女性)「親と遊ぶのが当たり前だったのに、小学校に上がったら子ども自身でお友だちと遊ぶ約束を取り付けてくるようになった。親離れが始まっているなぁと寂しくなりますね」(神奈川県 30代女性)「入園前まで、息子にとってはママと一緒に過ごす時間が一番幸せな時間だと感じてくれていたのが、いまは『お友だちのおうちに行きたい』と行ったり、休みの日でもお友だちのことを思い出したりしています。息子の世界がどんどん広がって、”家庭”という小さな世界から外に目を向けているのを感じると、成長はうれしいけど、何だか寂しくも感じます」(滋賀県 30代女性)保育園や幼稚園に行き始めると、それまで家庭だけだった子どもの居場所が新しく増えることに。小さいうちは、子ども同士が遊ぶ時でも親は一緒でしたが、これも学校に通い始めるくらいの年齢になると、子ども同士だけの関係性が増えていきます。子どもだけの世界はより広がっていき、最終的には自立していく…。親としては最大にうれしいことであり、もっとも寂しさを感じるときなのかもしれません。■寂しさを感じる瞬間4、節目の行事さらに卒園式や入学式などの節目の時に寂しさを感じるという声は、多く寄せられていました。「長男が中学生になっての初めての授業参観で、校内で会った時にそっぽ向いて無視されたときに、学校内で呼んではいけないと思いました」(神奈川県 30代女性)「ピアノを習っています。 足台の調整を徐々に替える瞬間や、発表会やコンクール、オーディションの舞台で堂々としていく姿をみるとうれしい半面、寂しくて。なんだか私の手が届かない所にいってしまう感じの、なんとも言えない気持ちになります」(神奈川県 40代女性)「今年の春、卒園式で卒園証を代表で受け取る我が子の姿。緊張しながらも立派にやり遂げ、はにかんだ顔が忘れられません。小さく産まれて他の子より何でも一番最後だったのに、大きくなったなぁ。うれしく思うと同時に、その姿がまぶしくて寂しかった」(宮城県 40代女性)思わずその情景が頭に思い描けてしまうような、もらい泣きをしてしまいそうなエピソードが多く寄せられていました。たしかに、行事で見かける子どもの姿はいつも以上に成長して見えるものですよね。筆者自身も、幼稚園の卒園式で見かけた長男がとてもたくましく見えて、入園した頃の小さかった姿を思い出しながら、胸に迫るものがあったことを思い出します。■寂しさを感じる瞬間5、身体の成長そして、物理的に体のサイズが大きくなったことに対して、成長を感じて寂しくなるという意見も寄せられていました。「重くて抱き上げることができなくなったこと。喜ぶべきことではあるけれど、寂しく思います」(神奈川県 40代女性)「抱っこもできなくなりましたし、小さい頃の写真や昔着ていた服などを見るたびに、『あの頃はかわいかったな』と感じます」(福島県 30代女性)「私より背が高くなり、服のサイズも私より大きくなった時ですね。 成長がうれしいし、反面寂しさも感じます」(愛媛県 40代女性)「久しぶりに手をつないだら、背が大きくなっていた時。片手で抱っこできないほど重くなっていた時。まだ小学生だけど、もう小さい時には戻れないんなだなぁとしんみりする」(千葉県 30代女性)確かに体が大きくなってくると、抱っこすらできなくなってきて、子どもの成長をあらためて感じることがありますよね。■成長は寂しさではなく「宝物」一方で、子どもの成長に寂しさは感じないという声も一定数寄せられていました。「甘え下手なクール男子だからか、自分の性分なのか、一つ一つの成長が喜びではあったけど、寂しくはないなあ。ああ、これでまた自分でできる事が増えてうれしいな、親はまた一つ楽になるなみたいな」(三重県 30代女性)「さまざまなイベントを迎えるたびに、『ここまで育ってくれてありがとう! 母としての経験をさせてくれてありがとう!』という思いはありますが、寂しくはないですね」(神奈川県 40代女性)「『成長したなぁ』と感じる瞬間が子育てにおいての宝物」という言葉もあり、胸にグッときます。たしかに、成長は寂しく感じるだけのものではなく、子育てを頑張ってきたからこそもらえる「宝物」だと言えそうです。■子どもの自立のために「今」できること最後に、子どもの成長に関して寄せられたコメントをいくつかご紹介したいと思います。「成長がうれしくもあり、それと同時に子どもにしてあげられることが少なくなっていると日々感じます。子どもが小さい頃は、子育てに余裕がなく毎日大変だと思っていましたが、子どもたちが大きくなった今は、そんな忙しい日々を懐かしく思います」(三重県 40代女性)「今はまだ『ママ~見て~!』ってうるさいけど、だんだんと減っていくんだろうなと思うと寂しいですね。世の子どもが巣立ったお母さんは寂しさを飲み込んで送り出したんだなと思うと偉大ですね」(北海道 30代女性)「1人で寝るようになった時。1人でお風呂に入れるようになった時。1人でバス、電車に乗れるようになった時。1人で自分の生き方を決め1人で玄関を出て行く後ろ姿を見た時。どのお父さんもお母さんも、お子さんの成長を楽しみ喜びながらもどこか寂しさを感じていらっしゃるんでしょうかね」(三重県 50代女性)ここまで、子どもの成長で感じる寂しさについて考えてきました。多くのママ、パパたちが子どもの成長をうれしく思う一方で、寂しさを感じていることがわかります。子どもの成長にともなって、親の出番はどんどん減っていきます。親の手を借りずに一人でできることが増える、家庭よりも大切な子どもだけの居場所ができる、そしてついには独り立ちするなど、子どもは一人で生きていくためのステップを一つずつ登っていきます。子どもが安心してそのステップを登れるように背中を押してあげることも、親にしかできない大切な役割のように思えます。そしておそらく子どもが自立して初めて、それまでの子どもとの時間が貴重な物だったと、強く実感するのではないでしょうか。いま、家で過ごす時間が増えて、あらためて子どもと向き合う家庭も多くあるかと思います。これまでの忙しい時間で気がつかなかった子どもの成長、さらには子どもの考えに触れる機会ともいえるかもしれません。久しぶりに一緒に歩いてみたり、ときにはケンカしたりしながらも、一緒にいられる時間を大切に過ごせたらと思います。Q.お子さんの成長で寂しさを感じたことある?アンケート回答数:4573件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年04月12日「なぜ自分で決められないの」「それくらいひとりでやりなさいよ」——こうした言葉を日常的に子どもにかけてはいませんか?心当たりのある方は、おそらく我が子の自立を強く願っているからこそ、厳しく接しているのでしょう。子どもの自立を促すことは、親の重要な役割のひとつです。ですが、何でもかんでもひとりでやらせたり、決めさせたりする必要はありません。もっと気楽に構えてよいのです。今回は、その理由を説明します。子どもが決められないなら、親が決めてもいい親の過干渉は、子どもの自立心を奪うといわれています。たとえば、子どもが洋服を選んでいるとき、「こっちがいいんじゃない?」と先回りして口出しすると、子どもの自立心は育ちません。子どもがじっくり選んでいるなら、時間がかかっても決まるまで待つべきです。ですが、子どもが「お母さんが選んで」とお願いしてきた場合は別です。そこで、「ダメよ。自分で選びなさい」と言ってしまったら、いつまでも決まらないか、投げやりな気持ちで適当に選ぶかのどちらかになるのではないでしょうか。子どもが自分で決めたり行動したりできる、もしくはしたがるかどうかは、その子の成長段階にもよります。教育ジャーナリストのおおたとしまささんは、「幼い子どもにはまだはっきりした自我も判断力もありませんから、なんでもかんでも子ども自身で選ぶことはできません」「ある程度、親が決めてしまっていい」とコメントしています。また、同様に子どもの性格にもよります。人間関係研究家の稲場真由美さんによれば、人間の性格は大きく4つに分けられ、そのうちの2つのタイプは、「相手のために頑張ることによろこびを感じる」タイプなのだそう。それに該当する子どもは、自分より親の意見を優先したいと考えるのだといいます。つまり、すべての子どもに対して、何でもかんでも自分で決めさせるのが適切とは限らないのです。自立とは、素直に助けを求められるようになることそもそも、親が目指している子どもの「自立」とは、どういうものなのでしょうか。一般的には、「自分のことは自分でできる」など、親に依存していない状態を示すイメージがあります。しかし、実際のこの言葉の捉え方は多様です。たとえば、脳性まひによる障害を抱える、東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎さんは、上記イメージとは真逆といえる捉え方をしています。「自立」とは、依存しなくなることだと思われがちです。でも、そうではありません。「依存先を増やしていくこと」こそが、自立なのです。これは障害の有無にかかわらず、すべての人に通じる普遍的なことだと、私は思います。(引用元:全国大学生活協働組合連合会|大学生協の保障制度)たしかに、大人でも周囲の人たちの力を借りずに生きている人はいません。むしろ、自分の力だけでは解決できないことに直面したとき、「手を貸してください」「教えてください」と素直に助けを求められることが大事なのです。ここで、先ほど例に出した、「子どもが『お母さんが選んで』とお願いしてきた場合」を今一度思い浮かべてみましょう。親が「ダメよ。自分で選びなさい」と言ってしまったら、次から親に素直に助けを求めることはできなくなってしまうかもしれません。子どもが親以外の「依存先」をたくさん増やせるようになるまでは、親が手を差し伸べるべきではないでしょうか。もちろん、子どもがアドバイスを求めているときに限りますが。どんどん「甘え」を受け入れよう!では、子どもの自立を目指す親は、子どもにひとりでやらせたり、決めさせたりする以外に何をすべきなのでしょうか。多くの専門家が、意外なことに「甘えさせること」が子どもの自立を促すと言います。そのなかで、精神科医の佐々木正美さんの意見をご紹介しましょう。むしろ、幼少期にいうことをきいてあげ、たっぷり甘えさせてあげた子どもほど、早く自立して、大きくなっても親に心配をかけない人間に育ちます。その反対に、しっかり甘えられなかった子どもほど、いつまでも手がかかります。それは私の50年余りの臨床体験をはじめ、多くの子どもたちを見てきて実感していることです。(引用元:Hugkum|【今も心に響く佐々木正美さんの教え】子どもが自立するには「甘え子育て」が必要です)なぜ、「甘え」を受け入れられた子どもほど自立するのでしょうか。その理由について、佐々木さんは、「甘えやわがままを受け入れてもらうことで、子どもは自分に自信を持てるようになり、それが自立を促す力になるから」と述べています。また、「子ども時代にそういう受け入れ経験がないと、自立するのが難しくなって、人に要求ばかりする人間になる」とも話しています。しかし、ここでいう「甘え」には、物質的要求や金銭的要求は含まれません。子どもが「あれ買って、これ買って」と言ってくるのをすべて聞き入れるのは単なる「甘やかし」です。子どもの自立を促す「甘え」とは、精神的要求のことを示します。「抱っこして」「話を聞いて」や、先ほど例に出した「お母さんが選んで」もそれに当てはまります。最後に、こうした「甘え」はいつまで受け入れればいいのでしょうか。家庭教育の専門家である田宮由美さんは、「子どもは心が自立していくと、自然に親から離れ、甘えてこなくなる」としたうえで、「強いて時期を言うとすれば、9歳か10歳くらい」と言います。ですが、これはあくまでも目安であり、「子どもが甘えてこなくなるまで、充分甘えさせてよい」のだそうです。***これまで子どもを自立させようとひとりでやらせたり、決めさせたりすることに頑張りすぎていた親御さんは、少し力を抜いてみてもいいのかもしれませんね。そのぶん、子どもの「甘え」に向き合う時間を増やしてみましょう。また、ご紹介した佐々木正美さんは、「親御さんも人に甘えることが必要」と述べています。疲れたときは、家族や友人に愚痴を聞いてもらったり、頼ったりできるといいですね。(参考)こどもまなび☆ラボ|なんでも「自分で決めさせる」親が、子どもを追い詰めているかもしれない理由こどもまなび☆ラボ|子どもが言う「なんとなく……」に、親が「どうして?」と聞いてはいけないわけ。PHPファミリー|子どもにとって「自立」って何?全国大学生活協働組合連合会|大学生協の保障制度Hugkum|【今も心に響く佐々木正美さんの教え】子どもが自立するには「甘え子育て」が必要ですAll About暮らし|子供を自立させる甘えと、ダメにする甘やかしの違い
2020年04月04日「俺って、自立した女性が好きなんだよね」……このようにのたまう大人の男性を見聞きしたことはありませんか?彼らの言いたいこと、よくわかります。しかし、実際にふたを開けてみると、そう発言をする男性ほど自立し過ぎた強い女性を敬遠する傾向にあります。そこで今回は、男性の求める自立した女性って具体的にどういうものかをご紹介します。自立し過ぎると「彼氏」として自信をなくす自立した女性とは精神的・物質的に男性に頼ることなく、つねに対等な目線で関係を続けられる人。これって男性からしたらとても魅力的な女性ですよね。男女ともに依存し過ぎずにお付き合いができるので良好な関係を長く続けることができます。しかし、この自立心が強すぎると彼のダメな部分が目についてしまうようになります。それを正すように指摘したり、正論を振りまいてしまうと彼は途端に「自立し過ぎてて、俺なんかいなくてもいいんだな」と勝手に萎えてしまうよう。つまり、彼女のほうがスゴイから彼氏としての立場に自信がなくなってしまうのですね。そうなると途端に彼女を大事にするどころかオカン扱いをしたり、最悪の場合、他のかよわそうな女性に目移りをする可能性が浮上します。ちなみに好きなタイプが強い女性と公言している男性でさえ、実際おつきあいする女性にはどこか不完全さを求める傾向があります。ちょうど良い自立心ってどういうもの?では、パートナーが本当に求めるちょうど良い自立した女性というのはどういうものでしょうか。私の個人的な憶測ですが、8割自立していて、2割ダメな部分を持ち合わせた女性だと想定しています。もちろん、これは女性に限らず男性にも言えること。パートナーが支えるスキもないほど完璧な男性って憧れる半面でどこか気後れをしませんか?何事もソツなくこなし、人の助けを必要としない、弱音も吐かない、だらしなくもない。人間味がなさ過ぎて逆に辛いですよね。そうなんです、実は自立し過ぎていることが悪いのではなく「恋人としての役割」をパートナーに与えられていないことが原因です。しっかり自分を律する力がありながらも、パートナーに頼る、甘える、弱さを見せることができることが、ちょうど良い自立心の在り方なのではないでしょうか。例えば、寂しい、悲しい、辛いという感情を素直に言葉にすることも大切です。自立心の強い方は弱さを人に見せたくない気持ちが働きやすく、強がってしまう傾向にあるので意識的に感情を伝えることから始めてみると良さそうですね。甘え方がわからない時は、彼の存在を認めようとはいえ、何事においても自分でこなしてきた自立心旺盛な女性は誰かに頼ることがなかなかできないもの。甘えて良いよと言われても甘え方がわからないと、どうすれば良いか困りますよね。そんな時は、無理に甘えようと意識しなくてもOKです。その代わり、彼氏としての立場を与えてあげましょう。それは彼に「〇〇くんがそばにいてくれるだけで頑張れる」と一言伝えるだけで良いのです。具体的に何か力になれなくても、一緒にいることに意味があるという意図が伝われば、彼もちゃんとあなたの彼氏としての立場を感じられるはず!
2020年01月16日「お支度ボード」という言葉を聞いたことがあるママは多いでしょう。3歳ごろから小学生の子どもを持つママに人気で、子どもの自立心を育むために活用できるアイテムです。お支度ボードとは何か・作り方・おしゃれな使い方アイデアについて紹介します。お支度ボードって何?お支度ボードとは、端的にいえば「子ども用のやることリスト」です。子どもの目に付くところに設置して、子どもが自分自身で身支度ができるように促します。忙しい朝や幼稚園・学校から帰ってきたときに、ママは毎回「歯を磨いたの?」「手を洗いなさい」などと子どもに口を酸っぱくして言うことが減り、イライラが解消されると評判です。お支度ボードの特長について、以下で詳しく見てみましょう。子どもの自主性を助けるチェックボード文字で表示される大人向けのやることリストと違って、子ども用のお支度ボードはイラスト・アイコンなど一目で分かりやすいのがポイントです。例えば、歯磨きであれば「歯ブラシの絵」にすることで、一目ですべきことが分かります。まだ字が読めない子どもでも活用できるでしょう。タスクが完了しているかどうかも一目瞭然で、忘れ物について子どもが自分でチェックすることができます。3歳ごろから始めてみようお支度ボードは3歳ごろから小学生までの子どもが使うのに適しています。成長に合わせたタスクや表示方法を考えましょう。保育園・幼稚園の頃は文字は無し、または少なめにして絵柄メインで表示します。小学生向けには、絵柄・文字と一緒に英単語を併記することもグッドです。お支度ボードの作り方とはお支度ボードは市販の物もありますが、手作りしているママも多いです。100均のお店で材料がそろうので、手軽に作れますよ。お支度ボードは子どもが理解しやすい・操作しやすいことをメインに考えて作りましょう。子どもの興味をそそるデザインであることも大切です。さらには、カードを裏返すと「頑張ったね」のメッセージが出てくるなどといったしかけがあると、ゲーム感覚で子どももより楽しくお支度ができます。お支度ボードを手作りする際のコツを3点紹介します。やるべきことをピックアップポイントはタスクの文言をシンプルにすることです。絵柄の補助的に使いましょう。例えば、朝ご飯を食べることは「ごはん」の一言でも十分伝わります。項目も欲張ってたくさん作りすぎないことです。タスクがありすぎると、全て完了させることを子どもが難しく感じてしまいます。全部完了できることを前提としてリストを作りましょう。マグネットを使う簡単な作り方お支度ボードを子どもが上手に活用するためには、シンプルなアクションでできることも大切です。マグネットを使う方法は簡単で汚れず、なおかつ繰り返し使えるのでおすすめです。マグネットを左の「やること」欄から右の「終わった」欄へ移動させるだけ・両面式の物ならタスクを終えたら裏返すだけなど、ワンアクションでできると長続きさせやすいですよ。時計を併用しても分かりやすいタスクの横に時計の絵を描いておくと、時間管理にも役立つので便利です。3歳ごろの子どもであれば、まずは時計の見方を覚えるよい練習となるでしょう。小学生ぐらいになると、何時に始めて何時までに完了するというリミットを入れることで、タスクの所要時間や制限時間を意識してテキパキとこなす手助けとなります。もっとおしゃれなボードにするには?「せっかく作ってディスプレイするならおしゃれなボードにしたい」というママもいるでしょう。インテリアや家具の雰囲気にもマッチするような、ハイセンスなお支度ボードを作るためのアイデア例を3つシェアします。おしゃれで簡単なフック形式に物をかけるフックを利用してお支度リストコーナーを作ると、おしゃれでスッキリした空間になりますよ。ミニマルな空間を好むママにおすすめです。1枚ずつカードの表にタスク・裏には「できた」の言葉を書きます。タスクが見えるようにカードをぶら下げておき、完了したら裏返します。カードはラミネート加工したり、表面をセロハンテープで補強したりすると長持ちします。黒板シートやモノトーンで「普通のホワイトボードじゃつまらない」という人は、黒板シートに白いチョークでタスクを書くと温かみがあっておしゃれなカフェ風ボードになりますよ。シックにキメたい都会派ママは、モノトーンで統一するのもすてきです。インテリアとしても空間になじむ上、ゴチャゴチャ感なくスッキリとディスプレイできます。イラストに凝ってみても手描きのイラストは味わいがあるものですよね。子どもの似顔絵を入れたり、好きなキャラクターや動物を描いたり、より子どもの興味を惹き付けるイラストを考えてみましょう。絵が苦手という人の場合は、かわいいステッカー・ネットの無料アイコン・テンプレートなどを活用するのもよいでしょう。自分でやりたい気持ちを持たせてあげようお支度ボードでは、子どもが自分で身支度をする習慣を身に付けることだけでなく、子どもが自分で気付き・考え・実行し・確認するというプロセスを尊重することが大切です。まだ完了していないタスクなど、ところどころでフォローをすることは必要ですが、なるべく子どもが自主的に実行できるよう、温かい目で見守ってあげてはどうでしょうか。
2019年12月28日こんにちは。渋谷です。今回は子どもの片づけについて。これは我が家も現在進行形で難儀している話題です。■子どもが片づけをきちんとやれない理由いかんせん子どもってば興味の移りが激しい。今一生懸命お片づけしてても視界に違うものが飛び込んでくればすぐそっちに行ってしまいます。言えばやってくれるみったん。でもそれって自主性がないよな~…と悩み、ない脳みそをコネコネした結果、私はとあるものを作りました。 ■毎日ウキウキでお片づけをするようになった秘策とはそれはみったん用の「ToDoリスト」。札に書いてある内容をクリアできればひっくり返し、寝る前までに全てのミッションをクリアすればピカピカのご褒美シールがもらえます。シール遊びが大好きなみったん。しかも自分で作ったこともあり、毎日ウキウキでお片づけをするようになりましたが… ■自主的に動いてくれるようにはなったけど…いかんせん雑。シール欲しさに焦ってしまうんでしょうか…でもまぁ片づけた事に変わりはないしね…とついついシールをあげてしまう私。少しずついろいろとできるようになればいいか…!
2019年12月24日無印良品の「自立収納できるキャリーケース」890円(税込)がいろいろ使えて便利! 細かく散らかってしまいがちな小物を立てて収納できて使いやすい、と話題になっています。みんなの実際の活用方法を教えてもらいました。 コスメ収納撮影/@s.k.m.f 撮影/@s.k.m.f shioriさん(@s.k.m.f)は、ぐちゃぐちゃだったというコスメをまとめて収納。多すぎるコスメを断捨離し、このケースに収納できる量に見直しをしたそう。ケース内には、同じ無印の「ポリプロピレンデスク内整理用トレー2」を3つ使用し、仕切りを作っています。「ナイロンメイクブラシポーチ」「ポリプロピレンメイクトレーミラー」がぴったりサイズで、気持ちいいですね! 裁縫道具撮影/@nimr___home撮影/@nimr___home撮影/@nimr___home あーさん(@nimr___home)は、裁縫道具をまとめて収納。ケース内には無印の「デスク内整理トレー2」を1個、「デスク内整理トレー3」を3個入れて仕切りを作り、縫い糸やメジャーなど細かい裁縫道具をしっかり分別。ケースの後ろ半分には、端切れやゴムなどをたくさん収納できるそう。フタにマグネットを貼りつけ、糸切りハサミをくっつけて収納しています。これは便利! お道具箱撮影/@nicohana.ouchi撮影/@nicohana.ouchi撮影/@nicohana.ouchi にこはな(@nicohana.ouchi)さんは、バラバラしがちな文房具やお絵描きセットをまとめて、子どもが自分でお片付けできるお道具箱にしているそう。色えんぴつやはさみ、テープなどを入れる仕切りを作って、折り紙やお絵描き帳はケースに立てて収納できます。工作やお絵描きをしたいときは、子どもが自分でお道具箱を出してきて、使い終わったらもとの位置に戻すという習慣がついたそう! 1年愛用し汚れても、細かいパーツを外して簡単にお掃除できるのも良いですね♪ 誕生メモリアルグッズ撮影/@flow_hayuka 撮影/@flow_hayuka yuさん(@flow_hayuka)は2人のお子さんの誕生メモリアルグッズを1人分ずつ分けて収納しているそう。エコー写真やへその緒、産院でかぶっていた帽子、産院の名前カード、命名書など、大切なメモリアルグッズをひとまとめにできるのは良いですね♪ みなさんの活用アイディアをご紹介しました。このほかにも、家計簿入れやおもちゃ(ラキュー)入れ、習字道具入れなど、さまざまなアイテムを入れて使っているそうです。もっときれいに、すっきり収納したい物がる方、この立てる収納アイディアを取り入れてみてはいかがですか。 ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2019年12月23日最近子育てについてふと考えました。「子育てってなんだろう?」という問い、答えは人の数だけあると思いますし、正解はないんだろうなとも思います。その時々で変わるものでもあるんやろな…。いまの私の思う子育てについて、自分の備忘録がてら、ちょっとかいてみました!■子どもの人生は子どものもの。ママができることは?■子育てで迷ったときの指針とは…何だか思ったことをつらつらと書きましたが、これがいまの私の思う「子育て」です。これが正解と思っているわけではないですし、「子育てとは」ということをあえて考えたり意識したりしない方がうまくいく場合もあるような気がします。そういう意味でも、難しいですね、子育て…。赤ちゃんのときは「とにかく生かす!」が子育てだったような(子どもたち、大きくなったなぁ…)。これからも変わるんでしょうね!変化が楽しみです!
2019年11月25日カッコいい女性、憧れの女性といえば、なんといっても「自立している女性」ではないでしょうか?特に運命が強くこもっている名前の最初の文字から、男女関係なくモテる「自立した女性」をランキング形式で占います。5位から1位の順での発表です。あなたの名前の頭文字がある行を探して読んでくださいね。例:なみえ→な行みき→ま行※「が」や「ぱ」などの濁音は、点や丸を取って「か」「は」に直します。■ 5位名前の頭文字が、は行・ま行の女性…恋すると自立から遠くなるは行・ま行の女性の女性は、聡明です。聡明だからこそ、男性の気持ちや要望を飲み込み、合わせることができますが、恋にハマるほどその聡明さがなくなってしまうという、残念な傾向を持ち合わせています。男性の意志をくみ取りすぎて、自分の意志が薄くなってしまうのです。当然、自立からも遠い状態に。誰かに恋をしていなければいいのですが、恋愛体質なのでなかなか難しいでしょう。■ 4位名前の頭文字が、あ行・や行・わ行の女性…経済的自立は積極的でないあ行・や行・わ行の女性は、もともとの気質が穏やかで安定したものなので、精神的には十分に自立しています。しかし、執着心があまりなく、特にお金や名声、世間からの視線のようなものには興味がありません。たとえば、専業主婦になるという道に進むことにも葛藤はないでしょう。とはいえ、経済的自立が必要となれば、もちろん自分でなんとかできる底力を持っています。■ 3位名前の頭文字が、た行・な行・ら行の女性…自立心旺盛なチャッカリ者た行・な行・ら行の女性は、意志が強くてアクティブ。自立していないなんてかっこ悪いと思っているので、自立するよう日々がんばっています。ただ、精神的・経済的に自立はできるのですが、意外におっちょこちょいでチャッカリしたところも。「この部分は、誰かに頼っちゃえ」と割り切る知恵を持っています。嫌味のないチャッカリで、むしろ愛されるでしょう。■ 2位名前の頭文字が、か行の女性…自立しているが、弱い部分もか行の女性は感性が鋭く、高い集中力の持ち主です。さらに、コミュニケーションスキルにも優れています。つまり、仕事ができる…というか、仕事が得意な女性なのです。その結果、経済的には自立できますし、厳しい社会で生きていくための精神的自立も養われていると言えます。しかし、がんばるほどストレスで折れたり、迷ったりしてしまうでしょう。■ 1位名前の頭文字が、さ行の女性…自立度ナンバー1自立していると言えば、さ行の女性!基本的に他人に頼ることなく、自分の力だけで物事を解決しようとし、それができる能力と行動力を持っています。その凛とした姿はとてもカッコよくて、男女問わずの憧れの的になるでしょう。徹底的に自立して「ああもう、なんの助けがなくても生きていけちゃうんだな…」と、すべての人に認識させることも可能です。■■ さいごに男性が女性を選ぶ条件のひとつにもなりつつあるのが、「自立した女性」。男性に経済面・精神面、そして人生すべてを「お任せします♪」という時代ではありません。頼るところは頼り、頼られても対応できるよう、きちんと自立しておきたいものですね。(瀧天貴/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年11月02日こんにちは、保育士の中田馨です。将来「自立した心」を持つ子どもに育ってもらうためには「甘えさせる」ことが大切です。「甘えさせる」ことで、親に依存的にならないようになるのですが、具体的にどのようにすればいいのかを考えていきます。 「甘えさせる」と「甘やかす」の違い「甘えさせる」という言葉を出すと、よく比較されるのが「甘やかす」です。「甘えさせる」と「甘やかす」は一見同じような言葉に感じてしまいますが、実は大きく違います。 「甘やかす」とは甘やかすというのは、子どもがしようとしていることを、失敗しないように親が先回りをしてやってしまうこと。例えば、自分で靴下を履こうとしている子どもがいるとします。そんなときに、自分で履くと時間がかかるからと言って、先回りしてママが履かせるのは「甘やかす」です。甘やかすことを続けていると、自分でできるという達成感や、なかなかできないという悔しさなどを味わうことができません。 「甘えさせる」とは甘えさせるというのは、何か問題にぶち当たったときに「大丈夫だよ」と受け入れることです。前例で説明すると、自分で靴下を履こうとしている子どもがいます。なかなかうまく履くことができずイライラし始めました。そこで、「ママが少しお手伝いしようか」と声かけをする。これが「甘えさせる」です。少し手伝ってあげたあと自分で履けたら、子どもは「自分でできた」という自信がつきます。 「甘えさせる」が足りない子とは?「甘えさせる」というスキンシップを赤ちゃんのときからしている子どもは、十分に甘えてきたので、安心して一日を過ごすことができます。 実際に、保育現場で子どもたちを見ていると、お家で「甘えさせる」が少ない子は、保育士によく「抱っこをしてほしい」と訴えます。また、自分から進んで遊ぶことにも消極的です。自分が「甘えたい」という欲求を満たされている子とそうでない子は、心の成長に違いが出ることがあります。 自立した心に育てるためにママができることは?「赤ちゃんを甘えさせてあげましょう」といわれても、ざっくり過ぎて分かりづらいですね。そこで、ママが赤ちゃんにできることをお伝えします。 1. 赤ちゃんをほめる赤ちゃんに「イヤイヤ」という心が芽生えてくる時期になると、どうしても親がしてほしいことを押しつけてしまうことがあります。でもそこはグッとこらえて「そうか、イヤなんだね。イヤってよく言えたね」とほめます。イヤという気持ちを表現できることも成長のひとつです。そして、できることからチャレンジします。 例えば、おもちゃをかごの中に1個でも片付けられたらほめます。ほめられると赤ちゃんはできたことに自信を持つことができます。 2. 赤ちゃんを抱きしめるママとのスキンシップを十分に取ることが、やはり一番大切。スキンシップの取り方はいろいろありますが、まずは「抱きしめる」ことから始めてみましょう。赤ちゃんが甘えたいときはもちろんですが、そうでないときも抱きしめるというスキンシップを心がけてみてください。 ただ、1日中抱っこしているのではなく、一人遊びを上手にしているときはそっと見守るなど、メリハリをつけることも必要です。抱きしめられ、甘えるという欲求を満たされると安心し、自立していきます。赤ちゃんに「安心」の気持ちを積み重ねてあげましょう。 一人でできた経験を積み重ねるまずは、遊びの中から「一人でできた」経験を積み重ねていきましょう。「寝返りができた」「型はめを一人で入れられた!」「積み木を一人で1段積み重ねた!」このように分かりやすいこともそうですが、もっと小さいときから考えると「体の前で両手を組むことができた」「仰向けで足をつかむことができた」「うつ伏せで頭をグインとあげられた」というのも同じことです。赤ちゃんが一人でできたことをママが見つけてほめるのです。そうすると「一人でできた」という達成感を味わうことができます。日々の積み重ねが自立した心に育つことにつながります。 達成感を味あわせること、甘えさせ安心させること、ときには赤ちゃんの様子をじっくり見守り、できないことへの悔しさに共感すること、ママのこういった姿勢で赤ちゃんの心は「一人でチャレンジするぞ!」と育っていきますよ。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年10月03日子どもが生まれると、保育園に始まり、学校や習い事など、数々の局面で親としての選択を迫られることがありますよね。そんなときに、「子どもの生き方」について思いを寄せることもあるかもしれません。子どもたちが歩む人生にはさまざまな選択肢が待ち受けていますが、そんなときに親としてはどのように関わればいいのでしょうか。子どもの生き方についてのアンケートをもとに、考えてみたいと思います。■「自分のような生き方をしてほしい」親はたった3割!?アンケートでは、子どもに自分のような生き方をしてもらいたいか聞きました。その結果、「すごくそう思う」、「そう思う」、「少しそう思う」と答えた人があわせて32.3%となり、その度合いに大小はあるものの「子どもに自分のような生き方をしてほしい」と思っている親は約3割にとどまることがわかりました。一方で、「思わない」という回答は65.5%となり、6割以上の親たちが「自分のような生き方をしてほしくない」とは考えているようです。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?すごくそう思う 8.3%そう思う 6.1%少しそう思う 17.9%思わない 65.5%その他 2.2%■親の思い1、「諦めた夢、子どもにはかなえさせたい」それでは、まずは「自分のような生き方はしてほしくない」と考えている親たちの思いについて、掘り下げていきたいと思います。「私は学生時代、友だちとは自由に遊べない、夢を持つこと、何かをやり遂げることができない家庭環境だったので、娘には自分をしっかり持って生きていってほしいです」(鳥取県 40代女性)「幼少期に否定されて育ったため、かなりマイナス思考な自分のようにはなってほしくないです。わが子には『いーじゃん! やってみよー!』と言うように心掛けております」(愛知県 40代男性)「バブルに踊らされ、人生しくじりどん底見ているので、子どもたちには後悔しない人生を歩んでほしい」(三重県 50代女性)「私は、経済的に夢を諦めたので子どもたちには、自分の夢をかなえてほしいです。夢をかなえてあげられるように、自分もがんばろうと思います」(静岡県 40代女性)どのコメントからも、自らのつらい経験を思い返して、子どもにはできれば同じ思いはさせたくないと考える親の気持ちが伝わってきます。ほかにも、「自分のようにモラハラな男性とは結婚しないで」とか、「生活のためにいやいやしている仕事なので、子どもにはそんな仕事はさせたくない」などという切実な声も届いていました。家庭環境や経済状況、また結婚や仕事など、人生のさまざまな局面で、親自身も苦労してきた場合、どうしても子どもには同じつらさを経験させたくないと思ってしまいますよね。大事な存在だからこそ、守ってあげたいという親の思いが伝わってきます。■親の思い2、「子どもは自分のコピーじゃない!」また、子どもと親は別の人間だから同じ人生は歩めないという意見も多く寄せられていました。「子どもには自分とは違う可能性があるので、その可能性を少しでもサポートしていけたらと思う」(愛媛県 40代男性)「子どもは自分のコピーではない。性格や特性が違うから、自分に合った生き方をしてほしい」(千葉県 50代女性)「小3の長女に対して、義母も夫も『将来は○○になるのが一番!』など勝手に将来を決めてうるさく言うけど、娘の将来は娘のもの。親なんて二の次で良いと思う」(茨城県 30代女性)筆者は男子2人の母なのですが、長男は自分と性格がまったく違うため、何をするときも少し離れたところから応援してきました。しかし、次男とは性格がとても似ていて、失敗の予測がつきやすく、つい口出しをしてしまうことが多くなってしまいがちです。子どもが歩む人生を見据えつつ、どの程度のサポートをしてあげればいいのか、悩みは深まるばかりです。■親の思い3、「私以上の幸せに」なかには「自分よりもいい人生を送ってほしい」という願いを抱く親たちもいるようです。「生き方とか人生観とか難しい話はともかく、子どもには自分以上に幸せになってほしいと思うのが親心」(千葉県 40代女性)「『何となく』、その言葉がぴったりの私の人生でした。先を深く考えず決める事ばかりで、後悔しまくりです。同じ人生を歩んでほしくないので、いろんな知識や常識を子どもには教えています」(神奈川県 30代女性)「自分の今までを全部否定する訳ではありませんが、私の様にはなってほしくない。嫌なことも良いこともいろいろな経験をして、後悔のないような生き方をしてほしいと思います」(岩手県 40代女性)そのほかにも「しっかり勉強して、知識、社会性、専門性を身に付けて親を越えて行ってほしい」という声もありました。たしかに、親としては子どもにはいい人生を送ってほしいと思うものですよね。そして比較できるものではありませんが、自分が歩んだものよりもいい人生を送ってほしいと考えてしまうのは、あたり前なのかもしれません。■親の思い4、「自分を見て同じ道を歩いて」一方、「自分のような生き方をしてもらいたい」と考えている人たちは、どのような考えを持っているのでしょうか。「『後悔のないように前進あるのみ!』というのが私のポリシー。そんな姿を見て、同じ道を歩いてくれている娘です」(宮崎県 40代女性)「信頼できる最愛のパートナーと結ばれ、かわいい子宝に恵まれてほしい。温かい家庭と信頼関係、そこだけは、自分と同じような生き方になってほしいな」(宮城県 30代女性)「子どもの頃からなりたかった職業につき、やりがいをもって仕事ができていて、嫁ぎ先でたくさんの良い友人ができて毎日楽しく過ごせている。娘にも息子にも自分がやりたいことを見つけ、楽しく充実した生活を送ってほしいなと思います」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「学校を出て、普通に就職して家庭をもった。子どもにも同じような人生を送ってほしい」、「子どもには自分と同じように早く結婚して出産してもらいたい」などという、それぞれの人生を経た経験から来るアドバイスが寄せられていました。100%同じ人生を送ることはできなくても、自分が人生で「よかった」と思えたことは、子どもにもできれば同じように経験させてあげたいと思う人も多いでしょう。人生の先輩だからこその親の助言ができるポイントにもなりそうですね。■子どもに身につけてほしい力とは子どもに「親と同じような生き方」または「まったく異なる生き方」を望むとしても、親はどのような力を子どもに身につけてほしいと願っているのでしょうか?「自分の思うように生きてほしい。自分の選んだ道なら、失敗も受け入れざるを得ないし、その失敗の痛みと、はい上がる力、成功の快感を感じながら、なりたい自分になってほしい」(神奈川県 40代女性)「今は、私の時代とは全く違います。どんなに生きづらい世の中でも、強く楽しくまっすぐに歩んでいってほしいと願っています」(茨城県 40代女性)「元気で人の気持ちがわかる人間になってほしい。うそ付かずに、真っすぐな人間になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「『あなたに会えてほんとうによかった』、そう言われる生き方をしてほしい。ただそれだけです」(東京都 40代女性)「人の迷惑にならない、犯罪を犯さない、できれば社会の役に立つ人間になってほしいです」(東京都 40代女性)「とにかく、事故や病気で親より早く逝く事がないように、大人になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「一人一人、顔や性格が、違うように、生き方も違うと、思います。誰かのまねではなく、自分の人生を思い切り生きてほしい。願うなら、人に囲まれ、笑顔の多い人生を」(愛媛県 40代女性)■子どもの人生に親はどうかかわるべき?それでは親としては、子どもの生き方にどのように関わっていけばいいのでしょうか。いくつか、コメントからヒントが見つけられそうです。「子どもは親と同じような生き方をしなくてもいい。自分のありようを考えながら、つまずきながらでも。つまずいた時は、立ち止まってまた歩けばいいのです。歩き出すサポートはいくらでもします」(山梨県 50代女性)「子の可能性や将来の選択肢の幅を広げる手伝いまでが親の仕事」(宮崎県 40代女性)「子どもの人生は親が決めるものでもないし、親が決めていいものでもない。しかし、親を見てその後をついていきたいと思われるように、自分を磨いていきたい」(茨城県 30代男性)「適当に生きてきた事を後悔してるので子どもには私の失敗談をたくさん話して反面教師にしてほしい。適当に過ごすのではなく、自分できちんと考えて進んでいってほしい」(奈良県 30代女性)ここまで、子どもの生き方について、親の人生との関わりも含めて考えてきました。さまざまな理由から、子どもに親のような生き方をしてもらいたい人としてもらいたくない人がいること、その背景には親自身が生きてきた人生が大きく関わっていることが理解できます。寄せられたコメントのなかでもっとも多く出てきた言葉は、「子どもの人生は子どもの人生」というもの。子どもを心配する気持ちから、つい口出ししてしまったり、先回りして失敗を遠ざけたりしてしまう親のふるまいは、時に重要な役割を果たすこともあります。ただ、その度合いによっては、子どもの道を邪魔してしまいかねない場合もあるかもしれません。親と子の人生は別物だということを、強く認識しておく必要があるのだと痛感させられます。子どもの人生を考えるとき、忘れがちとなってしまう「自分の人生」。親と子の人生が同一のものではないということは、親の人生も親だけのものでもあります。もちろん親としてふるまわなければいけない側面もあるでしょうし、子育て中に我慢しなければいけないこともあるでしょう。でもパパママである前に、一人の人間として「したいことをする」「夢を持ってみる」「毎日を楽しく過ごしてみる」ことも、とっても大事なことだと思います。子どもの人生を応援しつつも、自分の人生を楽しむ親の姿は、子どもにも希望と勇気を与えられそうな気がします。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?アンケート回答数:4974件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月25日自立している人というのは、自分の芯がブレずに地に足をつけて立っているイメージですよね。しっかり自分を持った女子は、人間的魅力にも溢れていて、もちろん男性にだってモテます。でも、そうなるのってなかなか難しい!人の目を気にして自分の意見を言えなかったり、周りに流されてしまったりなんてこともあるはず。なかには自立を履き違えて、相手を傷つけてしまう”履き違え自立女子”なんて人もいるみたい。自立している子と、履き違えている子ってどこが違うのでしょうか?今回は、そんな両者の特徴について調査してきました。■ 1、ズバズバ言う割りにフォローは皆無「人の気持ちを傷つけるようなことも平気で言うのに、こちらが距離をとると手のひらを返したみたいに顔色をうかがってくる子。自立しているっていうよりも、ただの自己中!」(20代男性/工場勤務)「もっと言葉を選んで……。と思う子は、大体自分は自立しているって勘違いしているパターンの場合が多い」(30代男性/公務員)自立した人に憧れているけど、何を勘違いしてしまったのか、思っていることをそのまま口に出せばいいと思ってしまう女性がいるよう。自立できている人というのはハッキリ言うけれど、必ず自分の考えを一緒に述べるもの。たとえ相手の欠点を指摘したとしても、そこを直せばあなたはもっと魅力的になるという助言ができるんです。しかし、履き違えている人は、相手の欠点を指摘してそこで満足してしまうことが多いのが特徴。相手から距離をとられて「なんで嫌われているの?」と自分がしたことを悪いことと気づかず、人間関係をかき乱してしまう存在になってしまうのでしょう。■ 2、人に頼るのをダメなことだと思っている「一人でできるから構わないで!という姿は協調性がない人にしか見えない。」(20代男性/販売)「困ったときには人に頼るということを知らない子はもっと無理して失敗を大きくしちゃうイメージが強い。」(30代男性/サービス業)自立している人はすべてを“自分ひとりで解決している”と思ってしまっているのならば、それは履き違えています。確かに、自分で問題解決できるのは自立しているように見えるかもしれませんが、誰しも最初から一人でできるようになったわけではありません。どんな優れた人でも必ず失敗して、周りに助けてもらって一人前になるもの。すべてを一人で急にできる人なんていないのです。周りからは独りよがりにしか見えない行動は、孤立の原因に。自立している人は、周りに頼ることが自然とできるので、そこを履き違えないように注意が必要です。■ 3、弱みはとことん隠す「付き合っていても寂しいとか多少のワガママを言わないで強がる子は彼女としての張り合いを感じない。」(20代男性/介護)「人間弱い部分も含めて自分だから、弱いところを見せないのって信用されてないのかな?と思う行動かも……。」(20代男性/運送業)自分のマイナスな部分をさらけ出すのって恥ずかしいこと…!と感じるかもしれません。ですが、マイナス面も含めて自分だと自らを認めている人の方が、自分を持っているように感じますよね。本当に自立している人は、自分の短所を理解しているので、誰もできないことや苦手があるものだと精神的に大人びた考え方ができるのです。履き違えている人は、弱みを隠そうと自分の長所をアピールしたり、話題を逸らすために他人を例に挙げたりしがち。それらの行動は、自分の評価を下げてしまう行動なので気を付けましょう。■ 自分の弱さも強みも受け止め、自立した大人のオンナに…!自立しているというのは決して一人で何でもできるわけではなく、自分の短所もしっかり受け入れて人と接していることなのです。履き違えてしまう人は自立を独りよがりや強がりと勘違いしてしまいがち。当てはまるところがあるかも……なんて方はこれらを見て自分を見つめ直す機会にしてみて!(コンテンツハートKIE)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年04月13日「自立した女性になりたい」そんな風に思っている女性は多いのではないでしょうか。自立した女性は同性から見てもかっこいいと思いますし、異性からみても頼り甲斐があり、人気もありますよね。かといってバリキャリになると男性から敬遠される・・・なんて声も聞きますよね。今回は、みなさんの誤解を解くための記事を書きました、実は自立する、ということは「なんでも一人でできるようになること」ではないんです。■「自立する」とは、男性や友達を頼れるようになること仮に「自立=一人でも生きていける力を身につけること」だとするのであれば、「人は一人では生きていけない」という意見と矛盾することになってしまいます。実際に、「がんば張って一人で生きていけるようになろう!」と努力した結果、どんなに努力しても一人で生きていくことができないことを知り、挫折を味わう人はたくさんいます。この矛盾をなくすためには、自立するということの定義を変える必要があります。自立するということは実は、「一人で抱え込まずに、人の力を借りて問題を解決できるようになること」なのです。■依存する性格の人は「人に頼るのが下手」一方で、人に頼るのが下手な人は、依存気質な人が多いです。一見矛盾して聞こえるかもしれませんが、きちんと理由があります。人に頼るのが下手な人は、自分の問題を一人で抱え込みます。誰にも相談せず、なんとか自分だけで乗り越えようとします。しかし、結局は自分一人では乗り越えられない壁にどこかでぶちあたり、自分の無力感に苛まれてしまいます。そういった挫折を繰り返していった先に、自己解決能力を失い、誰かに問題解決を丸投げする依存気質な性格が出来上がってしまうのです。■モテる「自立した女性」の条件は、人に頼れるかどうか自立している女性がモテるのは、人に頼るのが上手だからです。男性は女性を「守ってあげたい」願望があるので、適度に頼られるとつい力を貸してあげたくなってしまうのです。そしてそのヘルプに依存することはなく、男性が助けてくれたあとは自分で問題解決をしていくことができるので、周囲からしても応援したくなるし、感情移入しやすいんですね。だから自立している女性は、同性からも異性からもモテるのです。■男心をくすぐる「自立した女性」になるための秘訣若い女性は特に、「嫌われたくない」という理由から、彼や友達に頼ることを遠慮する傾向がありますが、これが依存体質への第一歩なのです。自立した女性になるためには、「問題を一人で抱え込まないこと」。こんなこと聞いていのかな?こんなこと頼っていいのかな?こんなことして嫌われないかな?そう思った時にこそ、人にヘルプを出せるようになること。そしてそのヘルプに応えてくれる人とお付き合いをし、その人の信用を失わないように生きること。これが自立した女性になるための一番の近道なんです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年03月05日洗面所でポーチが倒れて中に入っていたものが落ちちゃった……なんてことありますよね。今回はそんなアクシデントを防止してくれる〔無印良品〕の《TPU自立するポーチ》をご紹介します。自立してくれるので倒れる心配も少なく、とっても便利で使い勝手も抜群なんですよ♪使いやすい《自立するポーチ》が欲しい!《自立するポーチ》は、本体が水に濡れても拭き取りやすいTPU素材でできています。ファスナーは中身が漏れないように止水ファスナーで作られているので、ポーチの中で化粧水やシャンプーなどが漏れてカバンの中がぐちゃぐちゃに……などという可能性を抑えることができるんだとか!完全防水ではないですが、濡れると困るものや洗面道具を入れるのにちょうど良さそうですね♪カラーは黒と白の2色で、サイズはSとLの2つあります。Lは大きくて使いやすい商品名:《TPU自立するポーチ・L黒・約12×18.5×4cm》価格:750円(税込)はじめに《TPU自立するポーチ・L黒》をご紹介します。黒は中身が見えにくくていろいろと詰めやすい!触り心地もよく、シリコンを触っているような感触でした。重さも約30gと、とっても軽いのがうれしいですね♡Lは大きく、多くの小物を収納することができます。やわらかく柔軟性があるのでかさばりづらくなっています♪ちょこっと便利なS商品名:《TPU自立するポーチ S 白・約12×9×4cm》価格:550円(税込)白は半透明なので中に何が入っているか把握しやすいですが、ごちゃごちゃして見えず見栄えがいいですね。デスク周りに置いてもポーチが自立してくれるので、マスキングテープなどの文具入れやペン立てとしても使えます♪スペースを取ることなくスッキリ収納できて便利ですね!いろいろな場面で使えるスグレモノ♪今回は、〔無印良品〕のポーチを2種類ご紹介しました。シャワールームや温泉に持ち込んだとしても、ちょっと水がかかったくらいでは内部まで水は侵入してきません♪洗面所の他にも、小物の整理や旅行などにも使えちゃいますね!ぜひ店頭に足を運んで探してみてくださいね。シンプルイズベスト!快適な旅行には〔無印良品〕のトラベルグッズが欠かせない!これでストレスフリーな旅が実現♡【無印良品】パレット1つで自分好みのメイクが完成♡持ち運びがグンと楽になっちゃう!
2019年01月30日目標であり、ライバルであり、反面教師であり――。さまざまな親子のカタチがあるけれど、自分の人生は“母から自立できたとき”に始まります。そんな母と娘の関係について話を聞きました。題して「“母”が歩いた道、私が歩く道」。「私も、進んで母と縁を切りたかったわけではありません。正直、本の出版がきっかけになって、ごく普通の親子関係を取り戻せればという期待もありました」女優の小川真由美(78)の一人娘である小川雅代さん(49)が、母との壮絶な40年間を綴った『ポイズン・ママ』(文藝春秋)を出版したのは’12年春。2歳のときに両親が離婚し、雅代さんは母親に引き取られるが、売れっ子女優だった母は子育てを放棄。雅代さんは、虐待や、ときには餓死寸前になるほど心身共に追い詰められていく。20歳で家を飛び出し、仕事をしながらパンクロックバンドを結成したが、母の過剰な干渉は続き、38歳でうつ病とパニック障害で、心療内科医と弁護士の双方から、「母親に会ってはいけない」とドクターストップをかけられた。1カ月に13キロも痩せるほどの衰弱ぶりだったが、これを機に自立の道を歩み始めた。翌年には母にまつわる写真を、自分が赤ん坊時代の2枚だけを残して捨てた。『ポイズン・ママ』の出版は、さらに3年後。「実はその前年、母同様に向き合ってくれなかった俳優の父・細川俊之(享年70)に死なれていたので深く後悔しました。だから、せめて母とはやり直せたらと思い、最後の手段としての出版でした」ところが本が出た直後、母は雅代さんに言い放った。「あんた、また周囲やマスコミに洗脳されたんだね」かえって、吹っ切れたような気持ちになったとふり返る。「『洗脳』は、母が自分にとって都合の悪いことがあったときに口にする常套句。結局、いまだに本は読んでくれていないようです」母からは無視されたが、自分の心情を吐き出した本には、思いがけない反響があった。「母のファン世代からの“お叱り”は覚悟していましたが、『真由美さんがマーちゃんを理解するときが来ますように』との手紙が何通かあって、救われました。あとは、驚くほど多くの、『私も同じ体験をした』という女性からの声が届きました」その後は同じ「毒母」に育てられた人たちとフェイスブックでつながったり、毒母ミーティングを開催したり。一方で母親とは、出版から6年たった今も会っていない。「母は、現在は都内のマンションで一人暮らしをしています。性格の激しさは相変わらずのようで、生活を支えてくれるヘルパーさんらにもむちゃぶりして、担当がコロコロ代わっているとか。ただ、私がそこに介入するのは精神的負担も大きいので、一度だけ、ヘルパー事務所の責任者の方にご挨拶だけして帰ったことがありました。毒親との関係に傷ついた心に完治はないと思います。ただ、自立するなかで、自分を守るのは自分しかいないと知りましたし、親とのほどよい距離感も学びました」自身の体験から、毒母との関係に向き合い、それを客観視して文字にするという作業は“デトックス”につながると話す。「本でなくても、日記でいいと思うんです。ただし、私もそうでしたが、つらい作業でもあるので、専門家と相談するなど、無理のないよう取り組んでください」
2018年11月18日子どもが1歳半を過ぎると始まる「イヤイヤ期」。オムツ替えもイヤ、着替えもイヤ、スプーンで食べるのもイヤ…。イヤイヤの嵐が徐々にエスカレートして、ママもついイライラしてしまうことはありませんか?そもそも、なぜイヤイヤをするのでしょうか? 子ども自身はどんな気持ちなのでしょうか? また、ママはどうやって付き合っていけばいいのでしょうか?これまで多くの親子の育児支援をしてきた臨床心理士の帆足暁子先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…臨床心理士帆足暁子(ほあし・あきこ)先生ほあしこどもクリニック副院長。保育士資格や幼稚園教諭1級免許を持つ臨床心理士。東京家政大学非常勤講師。公益財団法人母子衛生研究会インターネット相談室相談員。クリニックで育児やこころの相談に応じている一方で、保育者の養成にも携わっている。■イヤイヤ期「やりたい、決めたい」心の発達サイン――子どものイヤイヤ期に頭を抱えているママが多くいます。子どもはなぜイヤイヤをするのでしょうか?帆足暁子先生(以下、帆足先生): 1歳半をすぎると、子ども自身の自我が成長してきて、「自分でやりたい」「自分が決めたい」という気持ちがはっきり表れるようになります。でも、ママ自身は今までと同じように子どものお世話をしようとするので、そこで子どもの気持ちとぶつかる形になってしまい、子どもは「イヤイヤ」してママに訴えることになるんですね。例えば、ママが子どもに靴をはかせようとしてイヤイヤをするのは「自分ではきたい」から、あるいは「自分が決めたい(長靴をはきたいなど)」からということもあります。――イヤイヤに子ども自身のさまざまな主張が込められているんですね。帆足先生:まだ語彙が多くないので、イヤイヤに集約されてしまうんですね。イヤイヤにうんざりしているママもいるかもしれませんが、イヤイヤすることは子どもの発達にとって大切なこと。身の回りのことなどを自分の意思で決めて行動する「自立」、自分の気持ちをコントロールする「自律」、その両方を学んでいる時期だと言えます。ママも子どもがステップアップしているところだと理解するようにできるといいですね。――イヤイヤしながら、日々少しずつ成長しているわけですね。とはいえ、いつまでこのイヤイヤが続くのだろうかとモヤモヤした気持ちになります。「わが子はずっとイヤイヤをしている」という話を聞くこともあります。帆足先生:一般的に「イヤイヤ期」と呼ばれる時期は1歳後半から3歳前後まででです。いつまでも続くわけではないので、安心してくださいね。ずっとイヤイヤをしているお子さんがいるのだとすれば、イヤイヤをせざるを得ない状況かもしれません。例えば、朝の支度で「急いでいるからママがやるね」「早くして」などとママの都合ばかりを優先してしまうと、子どもは気持ちが満足できずに、自分でやりたい思いを主張することになりますね。急いでいる時にイヤイヤをされるのは大変ですが、お子さんの「やりたい!」という気持ちの意味を理解するようにしてイヤイヤを見守れたら、ママの気持ちや行動にも余裕が持てると思います。■イヤイヤ期「任せていい“自立”、ダメなものはダメな“自律”」――つい急かしてしまったり、「親がやったほうが早いから」と子どもにさせていないこともありそうです。イヤイヤとうまく付き合うにはどうすればいいのでしょうか。帆足先生:子どもが「自分でやりたい(自立)」という意味でイヤイヤをしてきたら、なるべく「どうぞ」とゆずってあげると、子どもがイヤイヤにこだわらずにすむようになります。例えば、自分でズボンをはきたがったら、うまくできないことがわかっていても、まずはやらせてみましょう。もちろん、うまくできなかったらイライラしてズボンを投げてしまうこともあるかもしれませんが、「この体験が、自立につながる」と思うようにしましょう次に、「自分の気持ちをコントロールする(自律)」ことが必要なのにイヤイヤをしてきた場合、「ダメなものはダメ」とルールを貫いたほうがいいでしょう。例えば、夕食前なのに「おかし、たべる!」と言ってきたからといって与えてしまうと、いつでもお菓子は食べられると思ってしまいますよね。家庭の方針もあると思いますが、「おやつの時間に食べようね」と言って、ゆずらない部分は通しましょう。――しつけの部分でも大切なことですね。ただ、子どものイヤイヤがどんどんエスカレートしていくと手がつけられなくなりそうです。帆足先生:確かに自分の要望が聞き入れられないと、子どものイヤイヤはヒートアップしますが、イヤイヤをしても効果がないことが分かるとあきらめることもあります。子ども自身は「自分の気持ちをコントロールする」トレーニングをしているところなんですね。そういった時の親の対応のポイントは、「何度も言葉をかけない」「振り回されない」こと。子どもを納得させようと声をかけ続けるのは逆効果です。火に油を注ぐように、イヤイヤがエスカレートします。私自身は「肯定的無視」と言っていますが、子どもがだだをこねたら、一度だけ声をかけて、親は子どもから離れます。その時、親は子どもの視界に入る範囲、でも近すぎない距離を保って、淡々とイヤイヤ(だだこね)とは関係のないこと、洗濯物をたたむなど違うことをしてみましょう。「ママはイヤイヤ(だだこね)に興味がないよ」というメッセージになります。しばらくして、子どもが落ち着いたら、我慢できてもできなくても「よく我慢できたね」「がんばったね」と忘れずにほめてあげてくださいね。「我慢したらママにほめてもらえる」という子どものイメージづくりのために、やってみてはいかがでしょうか。それでも、ママがイライラをぶつけてしまうこともあると思います。そんな時は、素直に「ママのイライラをぶつけてごめんね」と謝れば大丈夫。子どもはきっと許してくれます。■イヤイヤ期「“ノートに記録”で傾向と対策」冷静にイヤイヤ対応――あくまでも否定はせず、子どもの近くにいるけれども、放っておくような感じがいいのですね。ほかにもいい方法はありますか?帆足先生:お子さんのイヤイヤを分析してみるのがおすすめです。どういう時に強くイヤイヤをするのか? イヤイヤの元になるものはなんなのか? ノートなどにつけてみると特徴が見えてきて、意外と楽しめますよ。「夕食前の忙しい時に、イヤイヤをよくしているな」「朝、靴を自分ではけないとイヤイヤが激しいな」など。たいていの場合、ママにゆとりがない時に、子どものイヤイヤが爆発していることが多いようです。記録をつけることで、ママ自身も客観的になれるます。イヤイヤに余裕を持って対応できるようになりますよ。――イヤイヤを記録するのはいいですね! 大きくなってから振り返っても育児日記代わりになりそうです。帆足先生:ぜひやってみてください。あとは、「必殺技」を持っておくのがいいですね。絶対に子どもが「イヤ」と言わないものを用意します。例えば、イヤイヤした時に大好きなおかしを差し出して「食べる?」と聞いてみたり。ママ自身も「これならどうかな~?」と一歩ひいて楽しむくらいの気持ちでイヤイヤに接して、巻き込まれないようにすれば、気持ちがずっとラクになれると思います。
2018年10月12日トップライター:坂上さえ12歳と15歳、使えるネットサービスはこんなにちがうスマホ・ルールの見直しプロジェクトは、娘へのヒアリングと、わたし自身の使い方の振り返りを終えました。ここでもうひとつ、知っておきたいことがあります。それはネットの世界について。ネット、とくにSNSの子ども向け対応について調べてみました。中学入学と同時に自分のスマホを手にしたとき、娘は12歳。それから2年と4カ月が過ぎ、誕生日を迎え、娘は15歳になりました。12歳と15歳では利用できるネットサービスに大きな違いがありました。たとえば、Twitterの利用は13歳以上からです。2018年5月に規約が改訂され、Twitterを利用するためには「少なくとも13歳以上でなければならない」と明示されました。アプリのサービス開始をシャレで誕生日登録していたら、規約の年齢に満たないと判断され、そのアプリのTwitterアカウントが一時凍結される騒ぎもおこりましたので、これまでの有名無実状態とは異なるようです。また、娘に限らず、若い世代に人気のYouTubeは13歳から自分のアカウントが作れます。Facebook、Instagramなど、おもなSNSも利用は13歳からです。なお、LINEには利用にあたっての年齢制限はありませんが、ID検索(LINEアプリからIDでユーザーを検索するサービス)が利用できるのは18歳以上。18歳未満はID検索ができないだけでなく、ほかのユーザーがID検索をしても検索結果に出てきません。自分の意志でアカウントを作れるという事実このようにSNSには13歳の壁があったのですが、中学1年生としてあわただしくすごしていたころに、この壁をこえてしまっていました。意識するまえにネットサービスの間口が広くなっていたのですね。うかつでした。(この記事を読んだみなさんは、どうぞわが家のようなことのありませんように……)さて現在、娘がアカウントを登録しているSNSは、YouTubeとLINE、そして読書感想文サイトの3つ。あとはスマホのブラウザ経由のチラ見で済ませていますが、自分の意志でアカウントを作ることができるという事実は忘れてはいけませんね。SNSに限らず、ネットの世界には今後も魅力的なサービスやアプリが続々と出てくるでしょう。それらのすべてを親が調べあげて、これはアカウント登録OK、これはNGと分別していくのは事実上不可能です。自分の意志でアカウントが作れるということは、そのサービスが自分に合っているかどうかを自分で判断し、合わなかったときにはすっぱり退会する、そんな行動も求められます。どんどん広がっていくSNSの世界に対して、参加するかしないかも含め、自分を守る一番のフィルターとなるのは、自分の考える力というわけです。15歳になったばかりの娘にそんなことができるのでしょうか?じつはわたしは、ある程度のところまではできるんじゃないかと考えているのです。自分で考えるクセをつけるこれまでわたしは、娘に対して「スマホの使い過ぎはだめよ」とか「勉強するときにはスマホを開いてはだめ」といった、禁止に類する注意をしてきませんでした。フィルタリングや事前のルールづくりでNGな行動はすでに決めてありましたし、親のわたしがスマホを多用している状況で一方的にダメと言われても反発することが予想できたからです。そのかわり、日々の運用のなかで、あれっ?と感じることがあったら、「どうしたらいいんだろうね」というような投げかけをしてきたように思います。勉強のときにスマホの通知がうるさかったら、どうしたらいいんだろうね。最近スマホを長い時間使ってるみたいだけど、テスト前にはどうしたらいいんだろうね……というような会話を通じて、娘には自分で考えてスマホを使うクセがついてきたように思います。「どうしたらいいんだろう」と自分で考えることができて、かつそれをスマホでの行動に結びつけられるかどうかが、どうやらスマホ中級者になれるかどうかのカギのようです。坂上さえ(さかがみさえ)大学卒業直後からIT関係の仕事に従事する。子どもの小学校入学を機に退職し、現在はフリーのプランナーとして、子ども向けのWebゲームや学習コンテンツの企画にいそしんでいる。趣味はスキューバダイビングと滝をみること。紅海でダイビングし、ヴィクトリアの滝をおがむのが夢。東京在住のB型、大1男子・中3女子の母。
2018年08月23日何でもひとりでこなしてしまい、精神的にも自分の力で生きていくことを当然とする「自立型」の男性は、女性に対してドライな対応が多く、仲良くなったとしてもなかなか心の中に入れようとはしません。こんな男性を好きになると、拒絶されることが多くて疲れてしまうかもしれませんね。好きになってもらうには、どう接していけば良いのでしょうか。時間をかけて親しくなる自立型の男性は、過去の失恋で心に大きな痛手を負っていたり、離婚を経験して恋愛を信じられたくなっていたりと、どこかで女性に対して不安を持っていることがあります。表面では笑顔も見せてくれるし会話も弾むけど、こちらが踏み込もうとするとスッと離れてしまう。いきなり壁をつき立てられるような対応をされることもあるでしょう。男性のそんな不安を取り除くには、信頼を得ることが第一です。「すぐに女性を好きになったりはしない」ことを頭に入れ、少しずつ距離を縮めていくことを考えましょう。無理なアピールより、側にいることを自然に受け入れてもらえるような感覚が大切です。拒絶は恐怖の現れと思う仲良くなったから、ふたりで食事に行きたいと思って誘ってみたけど、断られた上に代わりの案も出してもらえなかった。こんなことは、自立型の男性を好きになるとよく起こります。自立型の男性は、女性に「いい雰囲気と思ったのは自分だけ?」と思わせることが多々あります。男性は、ふたりで過ごして距離が近くなっても、また傷ついたらどうしよう、勘違いだったらどうしようという恐れから女性を拒絶してしまいます。本当に気がないなら、親しくなることもありえません。でも、自分に自信を持てずに「傷つく前にシャットアウトしよう」とする意識がはたらいてしまうのですね。自分のペースを崩さないなかなかあなたの思うように関係を進められないのが、自立型の男性との恋。良いテンポで近づけたと思っても、肝心なところで逃げられるので好きでいることに疲れるかもしれませんね。ですが、男性があなたと親しくするのは、少なからず好意があるからです。長い期間そんな状態であっても、男性側が何とも思っていないなんてことはありません。恋心を育てるには、関係のペースを相手に任せないこと。男性が拒否するときはまだ不安があるから。そう思って、自分の気持ちを引っ込めるより落ち着いて進めていくことを考えてください。普通なら先に進めるようなときでも、思わぬ拒絶をくらうのが自立型の男性との恋です。恋心を失わないためには、相手の拒絶にひるまない余裕が肝心。時間はかかるけれど、男性が心を開いてくれたときは全力で愛してくれます。その自信を与えてくれる女性になることを、常に意識していたいですね。
2018年06月10日「小学生になった途端に子どもから質問されることが増えた。しかも、どう答えていいかわからない質問が増えた…」なんてママも多いはず。子どもは学校という“新しい社会”に触れて、なぜ? という疑問が増えていくものですね。毎日子どもから繰り出される問いに対し、親としてどう答えるべきか? 対応すべきか? 小学生になったばかりの子どもをもつママたちに聞いてみました。その中から、代表的な疑問3つに書籍『小学生になったらどうするんだっけ?』(毎日新聞出版)の著者であり、生活哲学家である辰巳 渚さんがお答えします!辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 ■Q.1:うちの子、担任の先生のことが好きじゃないみたい…。A.1:先生という仕事や役割について、子どもに伝えてあげましょう。小学生になると、親以外の大人=先生と過ごす時間が密になりますよね。姉妹で育った女の子は、パパ以外の男性教師に抵抗を感じたり、男の子もまたしかり。また、はっきりと「あの先生、キライ!」なんていう子もいるでしょう。そんな時は、「先生もあなたと同じひとりの人間であること」「世の中にはいろんな性格の人がいること」を、まずは伝えてあげましょう。誰からも好かれる人もいれば、怖がられてしまう人もいます。でも、嫌いな人や物・ことと対峙した時に、避けて通る子どもになるか? 考えを切り替えて自分の環境を改善できる子どもになるか? こんな時にこそ導いてあげるチャンスです。まずは、親子で先生(目上の人)を尊敬する気持ちをもち、良いところを探してみましょう。次に、誰でも大人になれば仕事という役割をもって生きていることを伝えます。「先生は、勉強や学校生活を教える人で、その役割を果たそうとしている」と理解できれば、子どもは良い意味で相手の違う一面に気づき、認められるようになるでしょう。■Q.2:小学生になったら、きょうだいゲンカばかり…。どうすれば? A.2:子どもの気持ちの変化をくみ、長い目で見守りましょう。小学生になったことで、子どもながらに「私は大人の仲間入りをした」という自覚も芽生えます。上の子は下の子に対し優位に立とうとしますし、下の子は上の子に対し対等になった気持ちになるはず。となると、ケンカが増えるのは当然かもしれません。昔から、「きょうだいは他人の始まり」といわれるように、同じ親から生まれても顔や体格、性格まで違うから不思議ですよね。でも、「子どもに残せる最高の財産は、きょうだい」という話もあります。この先の長い人生をともに生きていくのは親ではなく、きょうだいであることを伝えてみましょう。今はケンカばかりしていても、お互い大人になった時に信じて助け合えるのは、きょうだいであること。いつの日か「きょうだいがいて良かった」と思える日が来ることを話してあげましょう。 ■Q.3:子どもが友だちのおうちに初めてお泊まり。大丈夫か心配です… A.3:「友だちのおうちに泊まる」6つのルールについて話し合いましょう。小学校でできた友だちとみんなで、A子ちゃんのおうちにお泊まり。親としてはうれしい出来事ですが、不安でもあります。子どもを通して、しつけや育て方を相手の親に見られるようで、ママのほうがドキドキしますよね。ぜひ、お泊まり前に以下の「友だちのおうちに泊まるときのルール」をしっかり話し合っておきましょう。●ルール1「その家のルールに合わせる」:食事中はテレビを見ないなど、家庭ごとにルールがあるのでそれに従うこと。●ルール2「おうちの人を手伝う」:食事のあとに食器を下げたり、布団と敷くのを手伝ったり。●ルール3「トイレやお風呂はきれいに使う」:よそのおうちでは特に気を使うことを教えましょう。●ルール4「帰る前にチェック」:使ったものは片付けたか、忘れ物がないか確認。●ルール5「お礼を忘れずに」:おうちを出るときはお礼とともに、楽しかったなど感想も伝えましょう。■子どもの理解力を深めるきっかけを逃さない小学生になると人格形成に関わるような出来事も増えていきます。学校やその先の社会に出ていく子どもの未来を見据えて、集団のなかどう生きていくか? は大切なテーマです。相手の気持ちを理解し、行動を起こせる子どもに育ってくれたらうれしいですよね。そのためにも、前述の3つの疑問・不安が芽生えた時は、子どもの理解力を深める好機ととらえて、しっかり親子で話し合ってみましょう。子どもの理解力、ぐんぐん育てましょう!参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 漫画:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、漫画で楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月26日この春、小学校や学童に子どもを通わせることになったママも多いでしょう。子どもが登校・登所している間、親の目は届きません。だからこそ、子どもが困っていないか? 悩んでいないか? と心配になるのが、親というものです。そんな小学生になったばかりの子どもをもつママたちから、心配ごとや悩みごとをヒアリング。その中から、ママの多くが「あるある!」と感じている疑問をピックアップして、書籍『小学生になったらどうするんだっけ?』(毎日新聞出版)の著者であり、生活哲学家である辰巳 渚さんにうかがいました。辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 ■Q.1:小学校の友達と出かけることが増え、遊びに夢中になって迷子にならないかと不安です…A.1:「迷子になったらどうすれば?」3つのリスクマネジメントを教えましょう。子どもは、楽しくて興奮していると周りが見えなくなります。自分の友だちだと思ってついて行ったら、違う子だった…。そして今、自分はどこにいるの? なんて子どもが迷子になるのは簡単です。そこで大切なのは、リスクマネジメント! 「迷子にさせないために」ではなく、「迷子になったらどうすればいいか?」を子どもに教えてあげましょう。●方法1:駅員さんやコンビニの店員さんなど近くで働いている大人に、迷子になったことを伝え対処してもらう。●方法2:ママの携帯番号を覚えさせ、またはメモを持たせておき、近くの大人から電話を借りて連絡。●方法3:誰かが探しにくるまで、その場から動かない。以上、3点を子どもに教えてあげましょう。休日に人混みが多いところにおでかけした時など、子どもも本能的に迷子の危険を感じるタイミングが有効です。迷子になったらこうするんだよ、と教えてあげると子どもにもスムーズにインプットされるでしょう。■Q.2:子どもに鍵を持たせたいけれど、なくしやしないか心配する日々…。A.2:鍵をなくした時は“顔見知りのご近所さん”を頼るように約束を。子どもが鍵をなくすこともあれば、たまたま家に誰もいなくて鍵がかかって入れないこともある…かもしれません。そんな時、どうすればいいか? を子どもに教えてあげましょう。まずは、近所の人を頼るように教えてみては? 「鍵がなくて入れません。ママが帰ってくるまでいさせてください」と子ども口からお隣さんに説明できればパーフェクト。でも、この助け合いをご近所同士でできるようになるには、普段からご近所さんにあいさつしたり、立ち話をしたり、子どもを交えて交流する機会を作ることが大切です。顔見知りの近所の人が不在の場合は、近くのコンビニエンスストアや書店、公園に行くなど、どこにいれば安全か?を普段から教えておく必要があるでしょう。間違っても、窓から入ろうとしてベランダや壁によじ登ったりしないように、「それは絶対しないでね」と約束させましょう。 ■Q.3:学校の友達からいじめられたりしないか? 気がきじゃありません……A.3:嫌なことをされたら「やめて」とはっきり言葉で伝えるようにアドバイスを。人がたくさんいれば、必ずいざこざが起こるのは世の常。さてさて、いじめ問題を子どもにどう教えましょうか。「自分がされて嫌なことは人にしない」、このフレーズは耳にタコですよね。みんながそれをわかっていても、いじめはなくならない。その理由は、自分がされて嫌なことは、人それぞれ違うから。A子ちゃんにやっても怒らないのに、B子ちゃんには号泣されちゃった…なんてことが起こるのは当たり前なのです。でも、嫌なことをされて泣いたり怒ったりしてSOSを出す子どもはまだ安心。一番しこりが残るのは、嫌なことをされても我慢して、いじめっ子と付き合い続ける子どもです。友だちに嫌なことをされたら、「やめてほしい」「私は楽しくない」と、気持ちを相手に伝えるように子どもに教えてあげましょう。相手に思いが伝われば理解もしてくれるでしょうし、付き合い方も変わっていくはず。嫌な気持ちも、うれしい気持ちも、言葉できちんと伝えられる子どもに育ててあげたいですね。■ひとりでもピンチを乗り越えられる子どもに導いてあげましょう小学生になり、さらにいろいろな出来事が増える今日この頃。逆をいえば、ピンチや心配ごとがたくさんあるからこそ、教えてあげる機会も増えるというものです。前述のとおり、迷子も、鍵をなくすことも、いじめもすべては親が先回りして「リスクマネジメント」できるかどうかにかかっている、といっても過言ではありません。「こんな時、どうすればいいと思う?」と普段からピンチシーンを想像させ、子どもがどういう対応策を考えているか聞いてみるのもいいですね。その考え方が正しいか、修正すべきか、がすぐにわかると思います。さあ、ひとりでもピンチを乗り越えられる子どもに育てましょう!参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 漫画:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、漫画で楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月22日春は入学のシーズン。小学生になる子どもとともに、新しい世界のはじまりにドキドキしているママも多いはず。今まで一緒に行動していた子どもが、自分から、そして家庭から離れ、だんだんとひとりの時間を持つようになります。それはいわば、自立の第一歩。この先の自立を見据えて、小学生になったからこそやってあげるべきことがあるのではないでしょうか?そこで、書籍『小学生になったらどうするんだっけ』(毎日新聞出版)の著者である辰巳 渚さんにお話をうかがいました。“生活哲学家”という肩書も持つ辰巳さんらしい「小学生になったらしてあげたいこと」5項目をご紹介しましょう。辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 子どもの自立のためには、ママとパパの意識改革も必要です。自立は、ひとりでできることが増える、ということ。ずーっと子どもに手をかけてきた生活から卒業し、子どもがひとりでやれるかどうかを見守り、声がけでサポートしてみましょう。■小学生になったらしてあげたいこと1「おはよう〜行ってきます! までを見守る」朝起きて、身支度して、学校に出かけて行く。この一連の行為が園児と小学生の決定的な違いです。今までは、母親と一緒に玄関を出たり入ったりしていた子どもが、ひとりでドアを開け、閉めて出て行く。この単純な行為が、自立への第一歩を象徴する瞬間なのです。「ハンカチ持ってる?」「体操着は持ってる?」など忘れ物がないよう声がけして誘導し、手をかけたい気持ちをぐっとこらえて、すべての行為を子どもに任せて見守ってあげましょう。■小学生になったらしてあげたいこと2「近所におつかいに行かせる」近所にあるコンビニやスーパーマーケット、個人商店におつかいに行かせてみるのも、自立をうながす良いきっかけになります。「夕飯に使う卵を買ってきて」「明日の朝飲む牛乳を買ってきて」と商品をひとつ頼み、数百円を持たせるのがおすすめ。知らない店ではなく、通学路にあり見慣れている店や、昔から親子で通っていて馴染みのある店など店選びも肝心です。ママや家族にとって必要なことをやってもらうことに意味があります。ただし、夕方や夜に、あまり遠くの店にひとりでおつかいに行かせないようご注意ください。■小学生になったらしてあげたいこと3「お手伝いの種類を変える」園児のときのお手伝いは、子どもがやりたいことをやらせて「よくできたね〜」とほめていたママもいるでしょう。小学生になったら、子どもがやりたいことをやらせるのではなく、ママが必要なことや家族が必要なことをやってもらうお手伝いにシフトしましょう。例えば、夕飯の支度をしている時に、「冷蔵庫から麦茶を取ってもらえる?」「夜になるからカーテン閉めてもらえるかな?」という具合に、声がけしていきます。自立することは、社会で役割を持つということ。家族という集団のなかでも、みんなのために役に立つこと、それが重要な行為であることを日々のお手伝いを通して理解してもらうことが大切です。 ■小学生になったらしてあげたいこと4「片付けが自分でできる子に」ママが抱える子どもに対する悩みごとで、上位にランクインするのが、「うちの子は片付けをしない…」ということ。片付ける子になるかならないかは、根気強く習慣づけできたかどうかの違いです。「小学生になったんだからできるよね〜」と、子どものやる気をうまく誘導して、“出したらしまう”クセをつけましょう。そのためにも、おもちゃ入れ、文具入れなどモノには置き場を作ってあげることが大切です。ランドセルをリビングに投げっぱなしにしてしまうなら、リビングの片隅にランドセル置き場を作ってみるなど、ママだからできる工夫もたくさんあるはず。子どもを叱る前に、なにか工夫できないか? を考えてみましょう。■小学生になったらしてあげたいこと5「衛生習慣を改めて教え直す」歯磨き、うがい、手洗い、顔を洗う、髪を洗うなどのやり方は、園児の頃に徹底的に教え込んだ! というママは多いはず。でも、その思いがあるからこそ、小学校になったんだからひとりでも大丈夫でしょ? と目を離しがち。そして、子どもも手をかけられなくなったから手を抜きがち…。虫歯や風邪などを予防できるよう、小学校低学年のうちにもう一度手をかけて一緒になって教えることが大切です。衛生面のケアは、生活習慣の基礎中の基礎。低学年のうちに正しいやり方を身につけましょう。■最後に…「低学年というタイミングを逃さないで!」ご紹介した5項目はいかがでしたか? どれもシンプルで今すぐ始められることばかり。小学校入学という晴れやかな出来事は、子どものモチベーションを上げ、前向きな気持ちにさせます。特に低学年の頃は、まだ生活の中心が家庭にあり、ママとパパのことが大好きで一緒にいられるお年頃。ほめられればうれしいし、注意されれば素直に反省する年齢です。この好条件を利用して、生活の基礎を固め、自立への第一歩を歩ませるのにちょうどいいタイミングなのです。子どもはあっという間に成長して、親より友だちや恋人、家より学校や社会へと目を向けていきます。中学生や高校生になってから、これらの基本を叩き込もうとしても子どもは家にいないし、もっともっと教えなければいけない事柄が増えていきます。だからこそ、低学年の“今”を使って、自立できる子どもへと育ててあげましょう。参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 まんが:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、まんがで楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月19日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情189】結婚するにあたって、求める条件は人それぞれでしょうけど、自立できてない男性と結婚すると大変です。事実、筆者のホステス時代の女友達がそういう男性と結婚してしまい、すごく苦労してますから……。そこで今回は、自立できてない男性の特徴についてお話ししましょう。優しくても、大企業に勤めてても、こんな男性は要注意ですよ!■ずーっと実家暮らし親の介護のために実家で暮らしてるとか、誰かの補助がないと生活が困難というのなら話は別です。が、特に問題もないのに、いい年こいて一回もひとり暮らしをしたことがない、ずーっと実家暮らしの男性は自立できてるとは言えないですね。「実家と会社が近いから、ひとり暮らしするより実家にいたほうが経済的だし、母親が家事してくれるしでラクなんだもん」という理由で実家から離れない男性もいるでしょう。通勤時間や経済的云々なんて関係なく、オトナなら自力で生活しなさい!と思うのです……。ラクだからという理由で実家に残る男性って、高確率で家事なんてできません。家事が一切できない男性と結婚してしまうと大変ですよ?あなたが高熱を出して寝込んでも「ご飯まだ?」とか言い出すかもしれないし。どんなにイケメンで高給取りでも、ひとり暮らし未経験者は気をつけたほうがいいかと。■収支のバランスがおかしい男はアウト親元から離れてひとり暮らししてても、収支のバランスがおかしい男性は自立できてるとは言えないですね。それなりの年齢なのに一切貯金をしてない、むしろ、遊ぶために借金してるなど、計画性のない男性はオトナになりきれてない子どもです。自分のお金すらきちんと管理できない男性と結婚してしまったら、ほぼ確実にお金で苦労するでしょうね。自己管理ができない男性は危険ですよ。■そもそも自立しようと思ってない……誰かにやってもらって当たり前!と甘ったれた考えを持つ男性は、まだまだ子ども。そもそも、自立しようと思ってない男性はいつまで経っても自立できないでしょう……。「僕が忙しいんだから、君が手伝ってくれるのは当然でしょ?」「彼女なんだから彼氏を労わるのは当たり前じゃない?」など、自分でどうにかしようと努力するのではなく、すぐ誰かの手を借りようとする、どこか依存傾向のある男性。彼らは自分のことで精一杯なので、人のことを考える余裕なんてないでしょう。自分のことすらできない、自分でどうにかしようと試みもしない男性との生活は、かなり難しいでしょうね。■終わりに「年収1,000万円以上で食の好みが合う人がいい!」「同じ趣味で、休日一緒に出かけられる人!」などの条件の前に、自立した男性を選ぶことが大事!そうじゃないと結婚後、彼のママ状態になってしんどい……という状況になりかねないですよ。結婚するなら、しっかりしたオトナの男性を選びましょう。
2018年04月19日