義実家へ結婚の挨拶に行く際は、事前に準備をしておく方も多いでしょう。しかし、準備不足で後悔してしまう方もいるようです。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かった成り行きの挨拶義実家への結婚挨拶は、ちゃんと話す機会を作って伝えたかったです。妻が住んでいた場所の引越しの片付けに行ったときに、結婚の挨拶をすることになりました。ちゃんと前もって伝えてから挨拶に行くことをせず、今でも気まずいときがあります。(40歳/パート)確認しておけば良かった手土産結婚挨拶の当日の朝に彼女と合流。彼女は義実家への手土産を前もって買っていたと思っていたらしく、合流時に確認はしませんでした。当の私はすっかり手土産の事は抜けており、どのような挨拶をすべきかという事だけで頭の中が一杯。義実家に到着し、車から降りると手に何も持っていないので、彼女から「あれ?手土産は?」と言われ、そのときに手土産を用意していない事に気付きました。しかし、既に義両親は玄関先に迎えに来ており、買いに行く余裕はありません。結局手土産なしで挨拶をする格好となり、終始気まずい時間が過ぎて行きました。(46歳/会社員)これからの人は参考に結婚挨拶で確認しておく点は、状況などによってそれぞれ異なります。今回の先輩方のエピソードを参考に、パートナーと話し合って準備を進めてくださいね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月16日結婚が決まったらお互いの親へのご挨拶。第一印象を大切にしながら、挨拶をしたいと思っている方も多いでしょう。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!用意しておけば良かった質問の答え夫のどこが良かったのかを聞かれたときに、言葉が出てこなかったことを後悔しています。結婚挨拶に行くまで、義両親と会ったことがありませんでした。夫からは、適当な親だから深いことは何も聞いてこないし、すぐに終わると思うと聞いていたので何の準備もせずに当日を迎えました。しかし、行ってみると全然そんなことはなく、色々な話をしていただき、最後に夫のどこが良かったのかを聞かれることに。何も考えていなかったため、長い沈黙が続き、ようやく出てきた言葉が「人柄」の一言だけで気まずい雰囲気で終わってしまいました。(33歳/会社員)リサーチしておけば良かった手土産の品挨拶するときに渡す手土産を何にするか旦那にリサーチしておくべきでした。挨拶に行くので義両親が揃っているものだと思っていましたが、義母しかおらず義父は帰りが遅いことを挨拶したときに知りました。手土産を生菓子にしていたため、焼き菓子などにしておけば良かったです。(34歳/専業主婦)これからの人は参考に初対面ではお互いにわからないこともたくさんあります。今回の先輩方のエピソードを参考に、結婚挨拶の準備を進めてくださいね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月14日義実家への挨拶はなるべく失礼のないようにしたいもの。しかし、初めてだと何が失礼に当たるのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!伝えておけば良かった猫アレルギー私が義実家への結婚挨拶で後悔したのは、もっと猫アレルギーであることをアピールしておけば良かったと言うことです。私は元々、アレルギー体質で猫やハウスダストにアレルギーがあります。義実家には猫が1匹いたのですが、結婚の挨拶なので出向かないわけにはいきません。そのときは鼻がムズムズするくらいで済みましたが、猫がいるためそうそう義実家には行けません。しかも去年、義実家はもう1匹猫を飼いはじめました。ますます義実家へは行きたくないのに、たまに義母から会いにきてとLINEが……。こんなことなら、もっと猫アレルギーであることをアピールしておけば良かったと思い後悔しています。(35歳/主婦)やめておけば良かった義実家付近で購入した手土産彼の実家の近くで購入した手土産を渡したのが、後悔した出来事です。義実家の近くには手土産に丁度良いお店があり、それを渡せば間違いないと思っていました。義両親は「あそこのお菓子おいしいよね」と喜んでくれましたが、帰り道に彼から非常識だと怒られました。理由を聞くと「間に合わせに見えるので、相手の家のそばで手土産を買わない方がいい」と言われました。自分の無知さが嫌になった出来事でした。(28歳/専業主婦)これからの人は参考に慣れない義実家への挨拶は、うまくいかないことも。今回の先輩方のエピソードを参考に、後悔のない挨拶をしてくださいね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年02月20日「ONE N’ONLY」主演映画『バトルキング!!-We'll rise again-』の公開記念舞台挨拶が3月11日(土)に実施されることが決定した。劇場公開を記念して、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて舞台挨拶を2回開催。今夜21時より、ファンクラブ「SWAG」、ファンコミュニティアプリ「+KIRARI」の「ふみの部屋」、「フミヤのセカイ」、「しゅーとの気まぐれ部屋」にてチケット先行販売が始まる。なお、「ONE N’ONLY」や小川史記、高尾楓弥、森愁斗、瀧川元気監督が登壇予定となっている。また、公開時の入場者プレゼントとして、オリジナルポストカードの配布が決定。「ONE N’ONLY」演じる「Jackpoz」の着用している衣装が学ランであることから、第二ボタンを抽選で各1名(計6名)にプレゼント。ほかにも、上映劇場で販売予定の生写真セットやオリジナル缶バッジのコンプリートセットなどが当たるプレゼント抽選付きだ。『バトルキング!!-We'll rise again-』は3月10日(金)よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バトルキング!!-Weʼll rise again- 2023年3月10日よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国にて公開©映画「バトルキング!!」製作委員会
2023年02月20日結婚が決まったら義実家への挨拶があります。挨拶の際は気を付けていても予期せぬ失敗をしてしまうことも……。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かった普段着での挨拶きれいめな普段着で行きましたが、一生に一度のことなので、しっかりスーツを着ていけば良かったと思いました。自分だったら娘の相手が普段着で来たらと思うと、やはり最初の印象って大事だなと思います。少し後悔しています。(30歳/会社員)気を付ければ良かったメンタル面義実家へご挨拶に行った際、あまりに緊張して手が震え、いただいたコーヒーを盛大にこぼしてカーペットを汚してしまいました。「大丈夫、大丈夫」と慰めてくれましたが、恥ずかしさと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今では良い関係を築けています。(29歳/フリーター)これからの人は参考に失敗したと思っても、義両親があなたにどんな印象を持つかはわかりません。今回の先輩方のエピソードを参考に、対策をしてみてくださいね!(MOREDOOR編集部)
2023年02月13日初めての義実家への挨拶はわからないこともたくさん。後になってから「やめておけば良かった」と思うこともありますよね。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かったヒールでの挨拶回り主人のお父さんは、生まれ故郷が沖縄でした。夫からは、「結婚式の挨拶で沖縄にいる親戚にも挨拶するよ」と聞かされており、事前に可愛いワンピースを購入して、当日を迎えたのですが……。沖縄の夏の炎天下を甘くみていました。3軒目あたりでヒールをはいた踵が靴擦れで痛いし、気分も悪くなり、ふらふらしてきてしまいました。沖縄での挨拶周りは、ヒールで行くものではありませんね。最後の方は、さすがに立つこともできず、椅子に座って休むことになりました。沖縄は親戚付き合い、人付き合いが濃厚ということも学びました。(37歳/専業主婦)やめておけば良かったおせんべいの手土産結婚の挨拶にお伺いした日に、義両親が高級な懐石料理のお店に連れて行ってくれました。私の手土産はおせんべいのギフトだったので、もっと気を遣っておしゃれなものを選べば良かったと恥ずかしい思いをしました。(もちろん義両親はそんなことで嫌味を言ってくるような人ではないのですが……)(35歳/会社員)これからの人は参考に結婚挨拶ではいろいろな失敗談があります。今回の先輩方のエピソードを参考に、対策をしてみてくださいね!(MOREDOOR編集部)
2023年02月12日映画『シン・仮面ライダー』より、公開日や追加キャスト、舞台挨拶の実施などが発表された。製作発表以来「2023年3月公開」としていた本作の劇場公開日が、3月17日(金) 18時より全国最速公開(一部劇場を除く) 、3月18日(土) 全国公開に決定。本日2月10日より一部劇場を除く全国の劇場にて、公開日が記載された新たな予告上映、ポスター、チラシが掲出・設置される。予告は以前発表された特報に新規カットを追加した60秒となり、新たなキャラクターやアクション等が追加されている。併せて公開されたポスターには、「変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。」というフレーズと大写しにされた仮面ライダーのマスクが。チラシの裏面には、池松壮亮演じるマスクを外した主人公・本郷猛の表情が表面のマスクと同じ角度で写し出されている。『シン・仮面ライダー』本ポスター裏また追加キャストとして、浜辺美波演じる緑川ルリ子の兄・緑川イチロー役の森山未來、SHOCKER上級構成員・ハチオーグ役の西野七瀬の2名の出演が決定。そして、手塚とおるがSHOCKER上級構成員・コウモリオーグを演じ、塚本晋也が緑川ルリ子の父・緑川弘博士を演じることが発表された。さらに、全国最速公開となる3月17日(金) 18時よりキャスト登壇による舞台挨拶が開催されることが決定。その模様は、一部劇場を除く全国の劇場にてライブビューイングが実施される。そのほか、本作がIMAX、4DX・ドルビーシネマで上映されることも決定した。『シン・仮面ライダー』予告<作品情報>『シン・仮面ライダー』2023年3月17日(金) 18:00より全国最速公開(一部劇場を除く)2023年3月18日(土) 全国公開作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明■出演池松壮亮/浜辺美波/柄本佑西野七瀬/塚本晋也/手塚とおる/松尾スズキ/森山未來映画公式サイト:映画公式ツイッター:
2023年02月10日義実家への挨拶の際は、義両親に良い印象を持ってほしいと思うもの。しかし、後になって「こうすれば良かった」と思うこともありますよね。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かった立ち話での挨拶夫と付き合って3ヶ月程経ったとき、「実家に来ないか?」と言われました。その時は「まだ結婚するわけじゃないし……」と気が進みませんでした。断るのも悪いので家に上がるのは遠慮し、結局立ち話で挨拶することに。その後、本当に結婚することになり、あらためて結婚挨拶に伺いましたが、前回立ち話で済ませてしまったので、きまりの悪い思いをしました。結婚前からちゃんと義両親と接しておけば良かったなと後悔しました。(36歳/主婦)やめておけば良かった夫任せの会話結婚の挨拶へ行った際に、ほとんど夫に結婚関係のことを喋ってもらいました。また、義父が自分の旅行について話をしていたときも、私は気の利いた返事ができず……。何度か会ったことがあるとはいえ、ちょっと私の印象が悪かったかなと反省しました。今は子どもがいることもあり、良好な関係だと思います。(27歳/専業主婦)これからの人は参考にどんな挨拶を好意的に思うかは人それぞれです。今回の先輩方のエピソードを参考に、義両親と良い関係を築いていってくださいね!(MOREDOOR編集部)
2023年02月08日義実家への結婚挨拶はなるべく好印象を残したいもの。そのため、ついつい気合いを入れ過ぎてしまうこともありますよね。そこで今回は、「義実家への結婚挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!知っておけば良かった義実家の考え私の義実家は、あまり堅苦しくなくラフな雰囲気の家庭です。結婚の挨拶は気合を入れて、服装や世間一般のルールなどを十分に下調べしましたが、実際は堅苦しいのが嫌いで緩やかがいいとの事。世間一般のルールよりも、実際に行く家庭の考えを知っておけば良かったです。(26歳/主婦)やめておけば良かった考えすぎること挨拶へ伺った際、お祝いということで歓迎ムードの中、料理を振舞ってもらいました。このタイミングでガツガツと食べるのは印象が良くないだろうし、正装をして伺っているということもあり、スーツを汚すまいとほとんど手を付けずにいました。振舞った料理やお酒に手を付けないということが逆に失礼な印象を与えてしまい、歓迎ムードが徐々になくなってしまいました。考えすぎずにもう少し普通に振舞えばよかったなと今では思っています。(40代/フリーランス)これからの人は参考に結婚の挨拶は、家庭によって捉え方もさまざまです。今回の先輩方のエピソードを参考に、義実家と良好な関係を築いていってくださいね!(MOREDOOR編集部)
2023年02月06日義実家に挨拶へ行くときは、好印象を持たれたいもの。そのため、どんな服装がいいのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かったワンピース義両親への結婚の挨拶は冬に伺いました。ワンピースを選んで購入して、いざ挨拶の当日に着用。ところが、相手のご両親のお宅にお邪魔してからずっと服に汗がにじむくらいの大汗をかいてしまい……。途中から暑すぎて会話が頭に入ってこなかったことを思い出します。伺う季節にもよりますが、緊張してしまうので、慎重に選べば良かったと思います。(35歳/専業主婦)やめておけば良かった赤い口紅とタイトなスカート義実家への結婚挨拶で後悔したことは、服装とお化粧です。私は普段から赤みが強い口紅をしていて、その日も落ちない口紅をしていったところ、彼から「その口紅は落としたほうがいい」と言われてしまいました。ごしごしこすってもなかなか落ちず、さらに赤くなってしまい……。服装は、暑かったので清楚に見えるようにタイトなスカートを履きましたが、膝上丈だったので座ったときにスカートが上がってしまい、だらしなく思われてしまったかもと後悔しました。(30歳/会社員)これからの人は参考に結婚挨拶の服装で、どんなものが合うかは人それぞれ。今回の先輩方のエピソードを参考に、自分に最適な服装を見つけてくださいね!(MOREDOOR編集部)
2023年02月03日現代社会に家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける社会派エンターテインメント映画『ロストケア』の完成披露舞台挨拶が、昨日2月2日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、戸田菜穂、加藤菜津らキャスト陣が登壇、熱い思いを語った。上映後に行われた今回の舞台挨拶では、介護士でありながら42人を殺めた斯波宗典役の松山さんは「形になってうれしいです。実はみなさんの反応が見たくて一緒に見ていました。同じポイントで感動しているのがわかりました」とその雰囲気を楽しんだ様子。斯波を追い詰める検事・大友秀美役の長澤さんも「みなさんの元に届けられてうれしいです」といまの心境を語った。そして監督・前田哲は「10年かかってやっと届けられた」とコメントした。自身の演技について問われた長澤さんは「まだ冷静に見れない」と言いつつも、「自分が出ていないシーンにぐっとくるものがありました。身につまされる思い。見るべき映画だし、見て欲しい映画」と話す。大友と共に事件を追う検察事務官・椎名幸太役の鈴鹿さんは「心に訴えてくるものがありました。自分ならどうする?と問われた気分でした」と作品への思いを語り、斯波に家族を奪われた女性を演じた戸田さんは「発信して欲しいし、変わって欲しいです。苦しい中にいる人にも光が届いて欲しい」と思いを口にした。今回初めて作品を観たという松山さんは、「伝えたいことは伝わったと思います。安全と思われている日本の社会の中にも穴はあり、見たいもの、見たくないものを区別するのではなく、未来のためにも見ないといけない。どうか考えたことを家族と共有してほしいです」と呼びかける。観客の質問に答えるコーナーでは、“作品を通じて受け取ってほしいこと”を聞かれると、新人ヘルパー役を務めた加藤さんは「介護のかたちはさまざま。同年代の人には考えるきっかけにしてほしいです」と言い、鈴鹿さんも「人間の尊厳や生死とどう向き合うか、じっくり時間をかけて考えて欲しいです」と語った。長澤さんは「将来の夢を語るのと同じように、老後のことも話し合うのが大事だと思います。言葉にして伝えていってほしいです」と語ると、「ぼくもまーちゃんと同じ考え」と松山さんは同意。そして長澤さんは「そうだよね、けんちゃん」とお互いあだ名で呼ぶ場面も見られた。加えて松山さんは「備えは大事。斯波がなぜ殺人をしたか。それは孤独だったから。孤立させないことが大事です」と思いを口にした。撮影秘話について聞かれると、長澤さんは「大友はルールに沿って正義をぶつけるけど、斯波も正しいと思えてきます。感情が揺れ動き、飲み込まれそうになる演技が難しかったです。斯波が松山さんでよかった安心感がありました。現場では距離感があったほうがいいと思っていたけど、松山さんもそう思ってくれていたと思います。俳優同士では言葉にしないでも伝わるものが現場にはあり、その時に生まれた生のものを積み重ねていけたと思います」と話す。すると、松山さんは「ぼくもまーちゃんと一緒です!(笑)」とコメント。ふたりのシーンを間近で見ていた鈴鹿さんは「演技をするのを忘れるほど圧倒されました」と撮影をふり返った。『ロストケア』は3月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ロストケア 2023年3月24日より全国にて公開©2023「ロストケア」製作委員会
2023年02月03日アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の大ヒット御礼舞台挨拶を、24日〜25日にかけて韓国の5つの劇場で行った。同作は一条岬の同名恋愛小説の実写化作。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない、記憶にまつわる愛の物語となる。昨年夏に公開され興行収入15.3億円の大ヒットを記録したが、韓国で2022年11月30日に公開されると、2023年1月24日までの累計で観客動員約97万人、興行収入は約96億韓国ウォンの大ヒットを記録。韓国で公開された実写日本映画の興行成績として、『LoveLetter』『呪怨』に続いて、歴代3位となったという。今回熱い思いに応える形で、1月24日~1月25日に道枝が韓国を訪れ、合計5劇場(CGV 往十里、CGV江辺、LOTTE CINEMA建大入口、MEGA BOX聖水、CGV龍山 I PARK MALL)にて計13回の大ヒット御礼舞台挨拶を実施した。今回、自身初の海外渡航であった道枝は、韓国へ到着後「ドラマでみていた街並みであったり、僕もいつか行きたいと思っていた国なので、今回『セカコイ』の舞台挨拶で実現できて嬉しいですし、空港に到着した際、沢山のファンの方が僕のことを喜んで迎えて下さったので、行く前はちょっと不安だったんですが、安心しました」と、今年1番の大寒波が韓国でも猛威を振るう中、韓国のファンおよそ300名が道枝の到着を空港でお出迎えしていたことに触れ、不安と緊張がファンの想いでほぐれたと笑顔で語った。さらに、舞台挨拶が始まると「こんにちは!道枝駿佑です。私は韓国語が上手くないのですが、勉強してきました。私の韓国語いかがですか?」と、今回の舞台挨拶の為に、勉強をしてきた韓国語で流暢に挨拶し、観客からは特大の黄色い歓声が沸き起こる。ティーチインでは、会場の観客ほぼ全員が『セカコイ』への熱い思いを道枝にぶつけるべく挙手し、質問が止まらない中、1問1問に丁寧に観客の目を見ながら答えていく道枝。時間の許す限り、透を演じた当時の想いを答えていく中で、幸運にも質問することの出来た観客が感動と興奮のあまり言葉を詰まらせるシーンも。舞台挨拶の最後には、「これからも、ミチゲッタシュンスケとなにわ男子をよろしくお願いします!」と、韓国語の「ミチゲッタ」(=狂いそう・おかしくなりそう)と自身の名前「道枝」をかけた、韓国ファンの中での道枝の愛称に触れ、笑顔で舞台挨拶を締めた。13回におよぶ舞台挨拶、及び100名を超える韓国のメディアが集結して実施された記者会見、さらには各メディアの取材と、充実の1泊2日の韓国での『セカコイ』弾丸プロモーションを終えた道枝は、「本当に凄かったですね。空港に到着した時から、そして舞台挨拶の終わりまで、ずっと皆さんの熱量が直接伝わってきたので、めちゃくちゃ楽しい2日間でした。国を越えた舞台挨拶をすると、日本語と韓国語の言葉の壁もあったりするので、伝えたいことを簡潔に分かりやすく伝えるようにお話できるよう心掛ける、いい経験になりました。初主演で初海外が韓国ということで、『セカコイ』は初めてづくしの映画でした。これからも一生忘れない日になったと思います。次は僕一人だけでなく、なにわ男子として韓国を訪れ、皆さんにライブをプレゼントしたいです」と、プロモーション活動を語った。
2023年01月26日北村匠海と中川大志がW主演する映画『スクロール』の完成披露舞台挨拶が1月19日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、北村さんと中川さん、松岡茉優、古川琴音、清水康彦監督が登壇。タイトルにちなみ、思わずスクロールしたくなる写真の話題で盛り上がりを見せ、撮影時のエピソードやいまの心境などを語った。〈僕〉役の北村さんは「〈僕〉という役名は今回でおそらく3回目」と明かし、「〈僕〉という役を演じるたびに、俯瞰的な感覚を持っていないといけないと思う」と演じる上での心がけを語る。ユウスケ役の中川さんは「〈僕〉とユウスケは同じ人物像を二つに分けたかのように、繋がるところが沢山あった」と2人は表裏一体の存在だと表現し、「ユウスケはテレビ局員として派手に見えるけれど、自問自答が多いキャラクター。孤独で繊細な男です」と分析した。また、菜穂役の松岡さんは「色々なリミットを自分で決めていて、そのせいで視野が狭くなっている」とキャラクターの心理を紹介しながら、「でもこの物語の中ではそんな菜穂の性格を拒絶するように描くのではなく、彼女の持つ本当の気持ちなどを清水監督が大切に描いてくれました」と感謝。〈私〉役の古川さんは「〈私〉は自分らしさとは何かをわかっている人。今の時代それは凄いことだと思います。演じる中で〈私〉のパワーをお裾分けしてもらっていました」と影響を受けたことを明かした。清水監督は、「1カット目に注目して観てほしいです」と見どころを明かすと、北村さんは「確かに1カット目はヤバい!映画史に残ります!」と自信を見せ、「夕方6時から撮影準備が始まり、終わったのは早朝だった」と裏話も披露。そして、「スマホでスクロールして見返したくなる写真」についてトークが及ぶと、スマホであまり写真を撮らないという北村さんは「ちょっと思い出がなさすぎるので今年から撮りたい」と抱負を語り、一方、写真を撮りまくるという松岡さんは「写真は3万枚くらいあります」と報告。北村さんのことは、中学生くらいの頃から作品で共演を通して交流があり、2010年当時の北村さんの姿をとらえた写真も残っているそう。松岡さんは「前髪が眉毛あたりで揃っていて…可愛かった~!それをお見せしたい。北村と共演するたびに“可愛いなあ”とスクロールする。寝顔もあります!」と明かすと、「それはマズいな…」と北村さんも思わず赤面。今回W主演の2人は、同じ事務所であり、小学生の頃から切磋琢磨してきた仲。中川さんは「10代のころはオーディションに行くと必ず匠海がいて、同じ役を奪い合ったりして、それを繰り返してきました」とふり返り、「そんな匠海と20代半ばで同じ映画でW主演できたのが感慨深く、思い出深い作品になりました」としみじみ。北村さんも「〈僕〉とユースケは表裏一体。小さいころからの仲間である大志とW主演という形で共演するのは宿命であり、それがこの作品で良かったと思います」と話し、「この映画は皆さんの物語であり、どこかにいる誰かの物語。そんな視点で観ていただければ嬉しいです」とアピールした。『スクロール』は2月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年01月20日公開中の映画『ONE PIECE FILM RED』が1月29日(日) をもって終映することが決定し、1月15日に「終映直前ッ!舞台挨拶」が行われた。イベントには、ルフィ役・田中真弓、ウタ役・名塚佳織、シャンクス役・池田秀一、谷口悟朗監督が登壇。「応援に感謝!」と書かれた真っ赤なバックパネルを背にキャストが登場し、温かい拍手に迎えられながらイベントの幕が上がった。2022年8月6日に公開され、イベント当日で公開163日間ものロングランヒットとなった本作。1月29日での終映も発表され、ついに“ラストラン”が始まるということで、今の気持ちを問われると、田中は「本当に嬉しい。ありがとうございます!」、名塚は「まさかまたこうしてこの場に立たせていただけると思っていなかったのでびっくりしています。何度も足を運んでくれた方、年を越して初めて観てくれた方、日々応援してくれた皆様に支えられて今日またここに立たせていただいています。感謝しています」、池田は「シャンクスと巡り会って二十数年。こういう舞台で皆様とお会いできるのはこの作品が初めてのこと。感無量です。初日を経てからもこうやって皆さまとお会いできることがとても幸せです」と語り、谷口監督は「まさかここまでのロングランになるとは考えてもいなかった。皆様に感謝するしかありません。ありがとうございます」と話し、作品への思いとともに、観てくださった沢山の方々へ感謝の気持ちを述べた。印象的だった出来事について、名塚は「この場で初日舞台挨拶をさせていただいた日がやっぱり未だに印象に残っていて、思い出すだけで気持ちが上がってきます。バラの花束と素敵な言葉もいただいて、結婚式の帰り道みたいな幸せいっぱいな気分で帰りました(笑)。そこから皆様が観てくださって、沢山の応援や感想の声に勇気を貰った半年でした」、池田は「TVシリーズ1000話を超えていますが、シャンクスは20話くらいしか出ていないので、あまり印象深くないのかなと思っていたけど、この半年で、シャンクスを好きでいてくれている人が沢山いると実感しました。改めてシャンクスというキャラクターをやらせていただく責任を感じています」と振り返り、本作の反響の大きさを噛みしめた。また本作は、日本での公開後、北米やヨーロッパ、アジアなど様々な国でも公開され、各地でイベントも開催。現地のイベントに参加した谷口監督は、それらの雰囲気を「どこの国でもベポが出てくるときに笑いが起こる。笑いは共通なんだなと思った。ロンドンでは上映中に『ONE PIECE is No1!』と叫び出した人がいたり、イタリアは上映中はシーンとしていたけど、終わってからワーッと盛り上がったり。各国それぞれ国民性がありましたが、皆楽しんでくれていました」と話し、世界中で『FILM RED』が注目され盛り上がっている様子を伝えた。さらに、昨年末にはヒロインである歌姫ウタが『UTA TV LIVE TOUR』として音楽番組・イベント出演に数多く出演したことも大きな話題に。各番組のウタ登場時には毎回SNSでトレンド入りをするなど、まさにウタフィーバーを巻き起こした。そんなウタの姿を名塚は毎回テレビで観ていたそうで、「各番組それぞれ、衣裳や歌の組み合わせなど演出が違って、映画の中だけではない色んなウタのパフォーマンスを観ることができて楽しかった。映画から飛び出して、ウタの夢がまた一つ叶ったような気がして嬉しかったです」と振り返った。田中は印象深かった番組を問われると「ミュージックステーション! ウタが飛び出してきて……びっくりした。あれどうやってたの?」と興奮気味に語り、会場を沸かせた。登壇者それぞれにとってどのような作品になったかMCから問われると、田中は「こんなに長く続く映画は初めて。すごい作品になりました」、名塚は「初めてのことが多い劇場版になりました。劇場を飛び出して歌番組に出てMCの方とトークをしたりする経験も初めてだし、声優をやっていてまさか武道館に立てるとも思っていなかった。初めてづくしの作品になりました」と振り返り、約半年にわたり共に走り抜けてきた『FILM RED』への熱い思いを語った。そして1月15日は、モンキー・D・ルフィ役の田中真弓の誕生日ということで、サプライズのお祝いが! 何も知らない田中の前に、名塚がルフィのトレードマークである麦わら帽子の形の巨大なフラワーオブジェを運んで登場すると、田中は「すごーい! ありがとうございます! 68歳になりました。あと10年くらいは頑張れると思います! よろしくお願いいたします」と喜びと感謝の声を上げ、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。そんな田中に名塚は「いつも沢山のパワーをいただいている。常にこの現場を引っ張って下さって、私が緊張しているときも、その緊張を一瞬で解いてくれた。その力と優しさに本当に感謝しています」と感謝の言葉を伝えた。池田は「おめでとう。原作も最終章に入りましたし、もうひと踏ん張り頑張ってください」とメッセージを贈ると、田中が「ルフィがシャンクスに帽子を返す話なんだから、あなたも頑張らなきゃ」と突っ込み。それに対し池田も「きっと立派な海賊になって帽子を返してくれるんでしょ? お待ち申し上げております」と切り返し、会場は大きな笑いに包まれた。最後に田中が「ここまで突っ走れたのは皆さんのおかげ。誕生日をファンの皆さん、『ONE PIECE』が好きな皆さんと過ごせて嬉しいです。ありがとうございました」と感謝を述べ、温かい空気の中でイベントは終了した。なおイベントでは、感謝の思いを込めたフィナーレ企画も発表され、1月15日(日) から1月29日(日) の終映までの期間限定で、本編終了後にフィナーレ映像の上映が決定した。フィナーレ映像では、麦わらの一味声優陣、歌姫ウタのボイスキャストを務めた名塚佳織、歌唱キャストを務めたAdo、ゴードン役の津田健次郎、本作の主題歌・劇中歌の楽曲提供アーティスト、谷口悟朗監督、原作者・尾田栄一郎のサインやコメントが映し出される。また、THANK YOUグッズの配布も決定。1月21日(土) から配布開始となるのは「ワンピースカードゲームフィナーレセット」。第2弾入場者プレゼントで好評だった「ワンピースカードゲーム」が新しいバージョンになって登場。今回封入されているカードは、全12種12枚。収録カードには、元旦の読売新聞朝刊の一面をジャックし話題となった尾田栄一郎描き下ろしの戦闘服姿の麦わらの一味が1人ずつデザインされている。「ワンピースカードゲームフィナーレセット」そして、終映前日の1月28日(土) と当日の29日(日) の2日間限定で、終映記念として「クライマックスクリアファイル」を配布する。クリアファイルのデザインは、ウタを中心に麦わらの一味や赤髪海賊団、その他、激闘のラストバトルを繰り広げた人気キャラクターが描かれ、ラストバトルでタッグを組んだ登場人物たちが集結。裏面には、キャストサインも描かれる。「クライマックスクリアファイル」さらに、1月28日(土) には「フィナーレ大宴 (おおうたげ)舞台挨拶」の開催も決定。フィナーレを記念して、田中真弓をはじめとした麦わらの一味声優陣やウタ役の名塚佳織らが集結。全国生中継も実施される。<フィナーレ企画>「ワンピースカードゲームフィナーレパック 」/「 クライマックスクリアファイル 」1月15日(日) よりカードゲーム / 1月28日(土)・29日(日) 限定でクリアファイル※全国合計20万セット限定 /全国合計20万枚限定※劇場により数に限りがございます。なくなり次第終了となります。※お 1人様で同じ上映回の座席指定券を複数ご購入いただいても、特典のお渡しはご鑑賞者様1名につき1点のみとなります。「フィナーレ大宴舞台挨拶」2023年1月28日(土) 丸の内 TOEI本編:14:50~ / 舞台挨拶:17:00~※生中継は全国の劇場にて実施■登壇者(予定)田中真弓/中井和哉/岡村朋美/山口勝平/大谷育江/チョー/宝亀克寿/名塚佳織 ほかチケット詳細:<作品情報>『ONE PIECE FILM RED』公開中原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監督:谷口悟朗脚本:黒岩勉音楽:中田ヤスタカ声の出演:田中真弓中井和哉岡村明美山口勝平平田広明大谷育江山口由里子矢尾一樹チョー宝亀克寿名塚佳織Ado津田健次郎池田秀一山田裕貴霜降り明星(粗品、せいや)新津ちせ関連リンク公式サイト::
2023年01月16日『シャイロックの子供たち』の完成披露舞台挨拶が1月10日、都内にて行われ、主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督が登壇した。本作は、累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による同名小説を映画化したクライムエンタテインメント。小説とは展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーが展開する。『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督がメガホンを取り、主演の阿部サダヲ、 上戸彩、玉森裕太をはじめ豪華キャスト陣が顔をそろえている。玉森「一緒にお芝居ができて、すごく感動的な時間でした」完成披露舞台挨拶は、新年のイベントらしく巨大金屏風をバックに、本作のテーマである“金”の世界観を再現した華やかな舞台で行われた。登場した阿部は、お披露目を迎えたこの日の気持ちを聞かれ「初めてお客様に見せるということで緊張しますけど、どういう感想を聞けるのか楽しみにしております」と挨拶。上戸は「こんなにたくさんの皆さんにお会いできる機会が最近ないので、ここに立てていることと、皆さんにお会いできたことをすごく嬉しく思います。皆さん、悪いお顔をしていらっしゃるこの豪華キャスト皆さんのつくった2時間を、ぜひ楽しんで帰ってください」と茶目っ気たっぷりに喜びを語った。柳葉は「面白いっす!」とシンプルに、杉本は「超パワハラ男ということで、劇中ほとんど怒鳴っています。お気を悪くなさらず、最後まで楽しんでいってください」とクセの強い役柄についてのフォローを入れながら挨拶。そして本木監督は「この作品は1年3カ月ほど前のコロナの非常に厳しい中で撮影しておりました。こうして出来上がって皆さんの前で披露できることを大変嬉しく思っております。今日は最後まで楽しんでください」と撮影時の苦労を滲ませながらコメントした。一昨年に行われた撮影以来、久々の顔合わせとなった面々。阿部が「あけましておめでとうございます」と、キャスト一同にも深々と頭を下げ、上戸は「昨年はまるまる1年、この中の誰ともお会いしなかったですね」と言うと、阿部が「その間、仕事休んでたわけじゃないですけど。ちゃんと仕事してましたけど」と答えるなどテンポよく会話が続き、抜群のチームワークを感じさせ、会場は笑いの渦に包まれた。阿部は「まだ公開まで1カ月ありますから。それまでにまたお会いしたいですね」と横に並ぶキャストを見渡し、玉森も「僕としてはもうこの世界観に入れて一緒にお芝居ができたということだけで、すごく感動的な時間でした」と感無量な表情を浮かべた。それぞれの“究極の二択”に大盛り上がり!舞台挨拶では、本作のキャッチコピーである「金か?魂か?」にちなみ、自身の究極の二択についてフリップで答えるコーナーも。阿部が回答を「ロフトか、ハンズか」と発表するや会場からは大きな拍手と笑い声が上がった。これには玉森も「いい質問ですね」と唸り、上戸は「ギフトとか買いに行くとき悩みますよね」と同意。「文具とかだとロフトに行っちゃう 」と阿部が言うと、上戸は「えー!うそ!文具だとハンズじゃないですか?」と即答。これに阿部が「そうそう!こういうのがやりたかったの!」と嬉しそうに笑い、隣の柳葉から「おい誰か止めろ~」とツッコミが。上戸のフリップは「雑炊か、うどんか」の二択。会場の観客にも手を挙げてもらい参加型にすると、半々くらいの結果に。続く玉森が「3番手の質問じゃないかもしれない 」と戸惑いながらも出したフリップは「一生下着脱げないか、一生靴下脱げないか」という独特のセンスが光る回答。阿部に「何を言ってるの?」、佐藤に「わかるー!ってならない」と総ツッコミを食らってしまう展開となり、「究極の二択って言われたので、めちゃめちゃ考えたらここにたどり着いたんです」と控えめにフリップを隠す一幕も。佐藤は「麺大盛りか、ライスか」の二択。「日々この二択に本当にしょっちゅう悩まされているんですけれども、まだ答えは出ていません」。ここで柄本は「いやもう絶対これでしょ」と自信たっぷりに「生きるべきか、死ぬべきか」と、本作のタイトル 『シャイロックの子供たち』にもゆかりがある劇作家・シェイクスピアの有名な一節を披露。「ロフトかハンズかとかさあ、みんなふざけてるよね?」と会場の笑いを誘うと、監督も「作品の本質を言い当てていただきまして、ありがとうございます」と柄本へ向け頭を下げた。この流れで続く佐々木は「もう出せないよ 」と戸惑いながらもあげたフリップは「風呂か、ビールか」。まじめな回答から一転、また戻った流れに登壇キャストのみならず、観客からも苦笑い。佐々木は「二択というか結局どちらも選んでいるんですけどね。風呂かビールか、どちらが先かというだけで」と補足すると、あまりお酒を飲まないという玉森は「ビールっていうのは、帰宅後すぐなのかお風呂の後か、どっちが美味しいものなんですか?」と質問。佐々木は「熱い日か寒い日とか、いやかえって温まってからのがいいとか、いや、もうシャワー浴びる前に飲みたいとか色々あるんです。毎日の健康とか体調によるのでいつも毎日究極の選択をしているって感じです」と語った。最後に本木監督の究極の二択は「コンゲームか、人間ドラマか」。“コンゲーム”とは詐欺のような騙し合いのエンタテインメントという意味合いだが、本木監督は本作を人間ドラマとして捉え撮影していたそうで、最近になって原作の池井戸に「コンゲームだよ」と言われたそう。「私のこの作品の捉え方が間違っていたということを、ここで言わなければいけないんです」とまさかの裏話を暴露しながらも、「これだけの俳優さんで、ついに出来上がったので。僕も観て面白かったので、こういう映画もありかなと今は思っております」と完成した本作へ自信を覗かせた。キャスト陣を代表し、最後に阿部が「銀行とかメガバンクとかそういう単語が出てくるので固い話かなと思うかもしれないですけど、そんなことはなくて、すごく観易くてわかりやすい騙し合いの映画なので、観ていてわくわくしながら2時間楽しめると思いますのでぜひ楽しんで帰ってください」と挨拶。少しだけ劇中の内容にも触れ、「帰りがけに、このビルっていくらぐらいかなとか考えながら帰るのも面白いかもしれません」と締めくくると、会場からはこの日一番の笑いと拍手が巻き起こった。最後にはMCの「シャイロックの子供たち!」のかけ声とともに金色の紙吹雪がキャノン砲から発射され、会場が金色に染まるまさに豪華絢爛な雰囲気の中、イベントは幕を閉じた。『シャイロックの子供たち』2月17日(金)公開© 2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2023年01月11日12月1日(木) 映画『月の満ち欠け』公開前夜祭舞台挨拶が実施され、大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、そして廣木隆一監督が登壇した。まずは来場した観客、そして全国322館の劇場でのライブビューイングに参加している観客へ向け「全国の皆さんも見てくれていますか? いよいよ明日公開、気合を入れて盛り上げていきたいと思っています」と大泉が挨拶。自身の故郷に「札幌~!」と呼びかけも。つづいて「この映画が色んな方々のもとに旅立っていってくれたらいいなと思います」(有村)、「いよいよ公開ということで今はドキドキ・ワクワクしています」(目黒)、「東京も寒くなって来て、そんな時期に心があたたまるピュアな映画を皆さんにお届けできるのが楽しみです。私の初めての映画出演は廣木監督の作品で、20年以上ぶりにまたご一緒できて光栄です」(柴咲)、「短い時間ですが最後までよろしくお願いします」(廣木)とそれぞれ挨拶を述べた。実は昨日、大泉の「GQ MEN OF THE YEAR 2022」ベスト・アクター賞授賞式と、有村が第47回報知映画賞、主演女優賞受賞が発表となったばかり。映画公開を前におめでたいニュースが続き、会場からは改めて盛大な拍手が沸き起こる。「賞をいただいたのはずいぶん久しぶり。ただ、マネージャーが授賞式に出るスケジュールが無いと慌てて断りそうになっていたものですから、『そりゃ(賞)貰いたいよ!』と言って無理矢理スケジュールを空けてもらいました」と裏話を明かす大泉。有村は「本当に信じられなくてびっくりして、マネージャーに何度も本当に? と確認しました。受賞した『前科者』は思い入れが沢山ある作品だったので嬉しいです」と喜びを語った。大泉洋主演を務めた大泉は「映画は子どものような感覚なんです。僕らの手を離れてここから皆様の元に作品が行くのが嬉しくもあり、寂しい気持ちも」と率直な思いを述べた。「宣伝が終わったら目黒蓮とももう会えなくなると思うと寂しい。まだまだバラエティタレントとして育てたかった」と会場の笑いを誘った。「だいぶ育ててもらいましたね。もっと鍛えてもらいたいです」と目黒が答えると、「それならばね、なんで今日厚底の靴を履いて来たんだ! 俺と出る時は厚底履くなって言ったろ!」と大泉のぼやき節が炸裂。すると、「実は今日スタイリストさんに厚底の靴とそうでない靴の2つを用意していただいていて、僕はまた大泉さんにぼやかれたいと思って『こっちで!』と(厚底の靴を)選びました(笑)」と目黒が明かすなど、本作の撮影から宣伝活動を通じてすっかり仲良くなった2人の阿吽の呼吸が発揮された。目黒蓮有村は「撮影が終わっても公開まで宣伝や取材等ふとした時に作品の事を思い出すんです。いざ公開となったら、良い意味で“さよなら”と送り出すことが出来る」としみじみ語った。目黒は「初めての単独での映画出演なので、皆さんの手に届いた時リアクションが楽しみです」。柴咲は「人を失った人の悲しみ・思いやりがきちんと込められている作品になると思ったので参加しました。年末が近づいて今年を振り返ることも多くなりましたし、昨今の情勢で不安になることもあったり、大切な人を失った方もきっといらっしゃると思います。そういった方々に寄り添えるような映画に携われて良かったです」。廣木は「映画はお客さんに観ていただいて完成するものだと思っています。どんな風に届くかわかりませんが、どうか可愛がってください」と映画公開への思いを述べた。柴咲コウ本作では“生まれ変わり”がテーマの1つとして描かれる。11月に行われた試写会では、キャスト陣が生まれ変わったらなりたいものをそれぞれ発表した。今回は、「自分がもし生まれ変わりだとしたら、前世がなんだと思うか」という質問が。大泉は「確か昔ローカル番組で調べたら空き缶だった(笑)。北海道の王様みたいな人だったと言われたこともありますね。なので北海道の王様でした!」と回答。有村は「北欧が好きで、以前番組で初めてノルウェーとフィンランドに行ったら呼吸がしやすくて、フィーリングが合う気がして、その後1人で訪れた際にもなんだか自分の居場所のような気がして。私も調べてもらったらスウェーデンかデンマークにいた人と言われたことがあって、もしかしたら前世は北欧に関係しているのかな」と答えた。目黒は「僕は牛です。マイペースなところが牛っぽい」と回答。幼少期は食べるのが家族の誰よりも遅かったというエピソードも披露した。柴咲は「武士。古美術店で刀が並んでいるとぞくぞくして『欲しい!』と思っちゃいます。時代劇系の映画に出ると私も侍がやりたいと思う」と答えた。廣木からは「ミズスマシ」という意外な回答が飛び出した。「ウシがいて、ブシがいて、ムシがいるんですね」と大泉が締め、再び会場の笑いを誘った。また、本作は登場人物4人とも八戸の出身であることから急速に親交を深めたり、瑠璃と三角が運命的に出会うのが高田馬場であったりと、実在の場所が運命の場所になっている。そこで、自身の思い出の中で「ここは自分の運命を変えた場所」についても質問が。有村は「先程も話した北欧です。人って勝手に涙が出るんだ、そんなことあるんだと思うくらい絶景に出会いました」と人生観を変えた経験を話す。有村架純一方の大泉は「僕はやっぱり北海道ですかね。大学でSnow Manの皆に会えたことが……」と語り出すとすかさず「TEAM NACSですよね?!」と目黒からツッコミが。他のキャスト陣が笑顔で見守る中、その後も2人の絶妙な攻防は続いた。最後に、廣木監督が「僕は生まれ変わりを信じていて、この作品のテーマのひとつとしても描いています。様々な視点で見てもらえると嬉しいです」と観客へメッセージを述べた。そして、キャストを代表して主演の大泉より「撮影中は辛いシーンがあったけれど、家に帰って娘の寝顔を見ると身の回りの当たり前がとてもありがたいことだと思えて、全てが奇跡の連続だと思えました。僕も生まれ変わってももう一度会いたい人は沢山いるし、いま出会っている皆とはまた生まれ変わっても会いたいな。そんな事を考えられる映画です」と挨拶し、「皆さんハッシュタグ“#月の満ち欠けみたよ”をつけてSNSでつぶやいてください!」と公開初日に先駆け一足早く作品を鑑賞する観客へ向けて口コミのお願いも欠かさずしっかりアピールし、イベントを締めくくった。<作品情報>映画『月の満ち欠け』上映中映画『月の満ち欠け』ポスタービジュアル (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)監督:廣木隆一脚本:橋本裕志主演:大泉洋出演:有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子関連リンク公式HP:::
2022年12月02日11月25日に公開された映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』の公開記念舞台挨拶が、11月26日東京・角川シネマ有楽町にて開催され、山野井泰史と武石浩明監督が登壇した。2021年、登山界最高の栄誉「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞。世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた伝説の登山家・山野井を、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石監督が長年追い続け、その足跡を1本の映画として作り上げた。本作は、今年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」でクローズド作品として上映された『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』に9分の新規カットを追加し、山野井泰史の実像に迫っていく。公開を迎え、「本当に映画館でやることになっちゃったんだなあっていう感じがしています」と笑顔を見せる山野井は、本作の映画化について「TBSのドキュメンタリー番組の制作の時のことは『いいですよ』とお答えしたことを覚えているんですが、映画になることについては言われたような、言われてないような感じで始まったんです。僕が他のことを考えているときを狙って話をされたのかも(笑)」と述懐。自身の人生を大きなスクリーンに映し出されることにも「これを目指したわけじゃないので、まぁいいんじゃないんですか?」と飄々とした表情を浮かべた。監督も「山野井さんからは自分から撮ってくれとは一度も言われていないんです。『じゃ、まあいいですよ』という感じで承諾をいただきました」と苦笑いし、自身の情熱で作り上げていったことを吐露。当然のことながら、山野井から『こう撮ってくれ』という注文はなかったそうだが、唯一のリクエストは「ブダイを釣り上げるシーン」だったとのこと。山野井は「うちの近くの港で釣りをやったんです。小っちゃいネンブツダイをたくさん釣り上げて。その時だけ、『向こうから撮ったほうがカッコいいと思うよ』と一言いいましたね(笑)」と楽しそう。監督は「映像を見てもらうと分かりますが、山野井さんは拾ってきたような釣り竿を使っているんですよ。餌も30円で。せめて60円の餌を使ったら? と言ったら『その値段ならイワシが買える』って言うんです」と言って、山野井の素朴な一面を明かした。山野井泰史完全版として追加になったシーンについて、監督は「何か足りないものを感じていて。ソロのくだりでは亡くなってしまう方が二人出てきますが、山野井さんをソロクライマーとしてどう描くかということも含めて、ソロクライマーの方の部分を付け加えました」とこだわりも。本作のナレーションは、山好きとしても知られる俳優の岡田准一が担当。岡田も山野井を「混じり気のない、眩しい存在。生き方に美しさを感じる。日本が誇る、知ってもらいたい日本人だ」と称えるが、山野井は「(奥様の)妙子の実家のほうで岡田准一さんと関係性ができた、繋がりができたと喜んでいました」と笑いつつ、「自分もパキスタンの山に登った時の記録にナレーションを入れてみたんですが、棒読みでお経のようになってしまって。やっぱりプロは違うんだなと思いました」と岡田を絶賛。監督も岡田の起用に「最初は岡田さんで(映画を)売るのかと思われるんじゃないかとも考えましたが、結果的に岡田さんが良かった。山野井さんと岡田さんは妥協しないところが似ている」と満足気だった。武石監督は以前から山野井のドキュメントを撮りたいと願っていたが、監督の印象を山野井は「最初はマスコミの人の怪しさがあって……(笑)、ちょっと警戒していたのを覚えています。でも、今までいろんな方と会ったけど、(マスコミ人の中で)一番体力がある。冬の富士山でも、カメラマンは追いついていけないのに、彼は走って一生懸命追っかけてきたんです」と語り、徐々に二人の絆が深くなっていった様子をうかがわせた。また、映画の中でも大事なポイントとなる「マカルー西壁」についても触れ、「結果は失敗したけれど、突き抜けた取材になった。彼をもう一度撮りたいと思ったきっかけです。全てが成功で終わる人には本当の意味で勝利の美酒を味わうことができないのかも。山野井さんは決してキレイな登山家ではないけれど、失敗があってそれを乗り越えるところがいいんです。ボロボロになってもまた挑戦する姿が映し出されていることがこの映画の魅力だと思っています」と、改めて山野井を称えた。武石浩明監督今後の山野井の活動も気になるところだが、「実は先日また登山にトライしたんですが、肉体的に無理を感じました。いつも以上にトレーニングをしたんですが、仕方ないなと」と残念がるも、「次は何で遊ぼうかなと考えています(笑)」と目を輝かせ、すでに前を向いていた。最後に山野井は「僕が主人公になっているので、僕の名前は1カ月くらい覚えてくれているかもしれませんが、映画の中には何人か亡くなられている方もいます。その方々の名前も1週間くらいは覚えていてください」と、同じく山登りに情熱をかけていた同志に敬意を払い、監督は「自分の好きなことをやり続けようと思って、いまだに続けている山野井さん。誰しも大切なもの、やりたいものがあっても、できなかったり、諦めてしまうこともあるかもしれないけれど、彼の姿を見て“燃えるための酸素”をもらえるような映画になっています。ぜひご覧ください」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。<作品情報>『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』2022年 / 日本 / 109分 / 5.1ch / 16:9語り:岡田准一監督:武石浩明撮影:沓澤安明 / 小嶌基史 / 土肥治朗公式HP:
2022年11月27日映画『カメの甲羅はあばら骨』骨の髄まで感謝御礼舞台挨拶が11月17日、ユナイテッドシネマ豊洲にて開催され、声優を務めた清水尋也、OCTPATHの栗田航兵、四谷真佑、モリ・マサ監督が登壇した。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑「カメの甲羅はあばら骨」を、ごくごく普通の高校を舞台に映画化した本作。親友であるカメ田カメ郎(清水)とカエル川エル隆(磯村勇斗)は、平凡な学園生活を過ごしていたが、ある日、人助けをしたカエル川のニュースが拡散すると、カエル川は一躍学校の上位グループに入ることに。親友に突如訪れた友情の亀裂の行方は……。公開から約3週間が経過したが、清水は「SNSでも応援してくださっている方がいて『面白かった』とか『笑えるところがありながら、感動ストーリーになっている』という感想をいただいています」と報告すると、祖母からは「世界観がすごくよかった」というコメントをもらい「すごく嬉しかったですね」と笑顔を見せていた。清水尋也声優初挑戦となる栗田と四谷。栗田は「『作品に馴染んでいたよ』と言ってくださる方が多くてうれしかったです」と笑顔を見せると、四谷も「初めての経験で、不安や緊張があったのですが、隣で栗田が純粋に楽しんでいる姿を見て、緊張がほぐれました」と感謝を述べていた。栗田航兵四谷真佑「爽やかな青春が味わえる」という評判の本作。それぞれの青春エピソードを聞かれると、清水は「高校生のとき、軽音楽部に入っていたのですが、後夜祭でライブをした瞬間が忘れられません」とエピソードを披露すると、栗田は「僕も文化祭などにガチでやるタイプなのですが、それが終わったあと、公園でアフタートークをするのが大好きで、僕の青春と言えば公園ですね」と発言していた。イベント中盤には、主題歌「Like」を担当したOCTPATHの栗田、四谷以外のメンバーである海帆、古瀬直輝、太田駿静、高橋わたる、小堀柊も登壇。清水は古瀬とプライベートでも親交があることを明かすと「ライブを観にいかせてもらっているのですが、会場の一体感がすごいんです。オーディションから応援していたのですが、まさかこんなに早く仕事で一緒になれるなんて思っていませんでした」と嬉しそうに語っていた。この日は、OCTPATHによる主題歌のサビの振り付けのレクチャーも行われ、会場は大いに盛り上がっていた。取材・文・写真=磯部正和<作品情報>映画『カメの甲羅はあばら骨』公開中公式サイト:
2022年11月18日三浦透子が単独初主演を務める映画『そばかす』完成披露舞台挨拶が11月16日(水)に都内劇場にて行われ、三浦さんらキャストが登壇した。さらに、本作に友情出演する北村匠海がサプライズ登場し、三浦さんと観客を沸かせた。北村さんが花束を持って現れると、三浦さんは思わず笑みをこぼした。三浦さんが14歳、北村さんが13歳の頃からの俳優仲間というふたり。北村さんは「(三浦さんが)こういうのは嫌だろうなと思いながら、来ました」と照れ笑いすると、三浦さんはすぐさま「めちゃめちゃうれしいです」と満面の笑みで返していた。北村さんの撮影期間は短くシーン数も少ないが、非常に重要な役どころとなっている。北村さんは出演を決めた経緯について、「まずは透子さんの初主演、お声がけいただいて脚本を読んで、シンプルに物語に惹かれたのが一番大きかったかなと思います。三浦さん演じる佳純と表裏一体のような役どころだったので、ちょっとばかし緊張して現場入ったのを覚えています」と明かした。三浦さんは「共演自体がすごく久々で、次共演できるときはどんな役だろうとお互い思っていて。こういう関係性の役なんだって思った」と、うれしさをかみしめていた。『そばかす』は、物心ついたころから恋愛が何かわからず、その感情を持たない30歳・蘇畑佳純(三浦さん)の物語。恋愛感情のない自分に不安を抱きながらもマイペースで生きてきた佳純だが、妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる。無断でお見合いをセッティングされた佳純は、そこで結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会うが…。本作において、佳純の中学時代の同級生・真帆を前田敦子が演じる。前田さんは「透子ちゃんと聞いて“ぜひとも”と。スタッフさんたちもご褒美のような作品だなと思いました」と言い、三浦さんについて「あっという間にすごい大好きになりました」と三浦さんに微笑みかける。三浦さんは「こちらこそです!真帆ちゃんの持っている格好よさを前田さん自身が素で持っていて救われました。何か努力することなく自然と関係性を作ることができたのは前田さんだったからだなと思います」と、相思相愛の三浦さん&前田さんコンビだった。そのほか、舞台挨拶には共演する伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督が出席した。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年11月16日11月3日(木)に開催を予定していたマ・ドンソク主演映画『犯罪都市THE ROUNDUP』の舞台挨拶が、ソウル雑踏事故の影響を受けマ・ドンソクの来日が中止となり、同日に予定していたすべての舞台挨拶も中止となった。今回の決定は、10月29日(土)に起きたソウルでの雑踏事故を受け、10月30日(日)~11月5日(土)までが韓国の国家哀悼期間となったため、韓国権利元と配給会社で協議した結果によるもの。マ・ドンソクの参加予定回だけでなく、すべての会場での舞台挨拶が中止となる。なお、当該上映回のチケットについては、ローソンチケットにて払い戻しを実施。ローソンチケットからの「ご購入済みチケットに関する払戻し手続きのご案内」を参照のこと。『犯罪都市 THE ROUNDUP』は11月3日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犯罪都市 THE ROUNDUP 2022年11月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION
2022年10月31日10月29日池袋グランドシネマサンシャインにて映画『カメの甲羅はあばら骨』の公開記念<祝>ニューボーン舞台挨拶が行われ、声優を務めた清水尋也、磯村勇斗、栗田航兵(OCTPATH)、四谷真佑(OCTPATH)、そしてモリ・マサ監督が出席した。本作は、動物たちの体のしくみが人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』の劇場アニメ化作品。インパクト抜群な動物人間たちが登場する、動物園でもアマゾンでもなく“ごくごく普通”の高校を舞台にした学園コメディとなっている。主人公・カメ田カメ郎役の清水は、念願の封切りに喜色満面で「先に言うと……変ですよ!? ヴィジュアルもインパクト大!」とジョーク交じりにアピールして「物語は色々な個性が集まって繰り広げられる王道青春ストーリーなので、観終わると不思議な感覚になります。見た目はくどいのに王道って、まるでトリックアートを見せられている感覚。ん?この説明だとわかりづらいかな?」と独創的な作品を必死に解説していた。カエル川エル隆役の磯村は「登場する動物人間の性格には説得力があって、納得させられる。そんな動物人間たちの学生生活を垣間見ることができて笑えるし、王道の青春ストーリーなので友情話にも感動できます」と見どころをピックアップ。清水から「今の磯村君の声からは想像がつかない声」と声の成り切りぶりを絶賛されると、磯村は「別人が演じていたのかも!?」と照れ隠しの冗談で笑わせた。ワニ渕ワニ平役の栗田とワシ崎ワシ也役の四谷はともに声優初挑戦。栗田は「監督をはじめ、皆さんが優しくサポートをしてくれて、収録中はずっとニコニコと楽しかった」と振り返り、四谷も「ワシ崎ワシ也は鼻につくようなナルシストキャラなので、ネットで“ナルシスト 声”と調べて家で練習。親からは『大丈夫?』と心配されました」と熱演を報告した。2人の初挑戦にモリ監督は「お二人の声はバッチリと役にフィットしていました!」と太鼓判を押していた。四谷は栗田が演じたワニ渕ワニ平について「まさに栗田そのままだと思った。栗田も普段から口を大きく開けて生きているので違和感はなかった」と納得。一方、栗田は四谷が演じたワシ崎ワシ也について「本人と同じ顔だと思った。四谷ワシ也みたいな。適材適所です」と高評価だった。本作で親友を演じた清水と磯村だが、次回共演するとしたらどんな役柄で共演したいかを聞かれると、清水は「次回ガッツリと共演できるのならばどんな役でもいい」と磯村との再共演を期待。すると、当の磯村は「アメリカのストリートカルチャーに触発されたような物語でバディを組みたい。というか、それを僕が監督として撮りたい」と妄想。すると四谷は栗田に「イタリアかフランスにある噴水のそばで落ち込んでいる人をやってほしい」と謎過ぎる設定のキャラクターをリクエストして、磯村は「もうこの4人でミックスカルチャー系の物語をやろう!」と『カメの甲羅はあばら骨』を超えそうな独特な映画の構想をぶち上げていた。栗田と四谷はOCTPATHとして主題歌「Like」も担当。壇上では四谷の歌唱で栗田が楽曲の振り付けの一部を生パフォーマンスした。四谷が「肯定的な歌詞なので聴く人の背中を押すような楽曲。監督からは『この映画のためにある曲だ!』と言ってもらえて嬉しかった」と解説すると、清水は「サビの歌詞などが、まさにこの映画のためにある曲だと思った。ノリもいいし、聴いているとついつい体が動く。この映画をまとめてくれる曲で何度も聴きました。そしてライブも行きました!」とお気に入りの一曲だと紹介した。そんな清水と磯村に対して四谷からは「今日の舞台挨拶の打ち合わせの段階からボケを入れたりして場を和ませてくれた。そういった気の配り方が凄い。これがモテる男の極意なのかと思った。身長も高いし、顔も整っているし」と嫉妬されると、すかさず清水が「僕なんて菜箸とかゴボウとか呼ばれているよ」と長身自虐で会場を爆笑させていた。最後に主演の清水は「今日の舞台挨拶の雰囲気と同じくらい、アフレコ収録もみんなでワイワイ楽しく作り上げた作品です。クスッと笑えるところも、ウルッとくるところも、真面目に考えさせられるところもあったりして、たくさんの要素が詰まった映画になっています。見た目のインパクトの強さも含めて、最初から最後までジェットコースターのように振り回されながら楽しんで観てほしいです」と大ヒットを祈願していた。<作品情報>『カメの甲羅はあばら骨』上映中『カメの甲羅はあばら骨』メインビジュアル(C)2022カメの甲羅はあばら骨製作委員会(C)川崎悟司 / SBクリエイティブ原作:川崎悟司『カメの甲羅はあばら骨』(SB クリエイティブ刊)監督:モリ・マサ脚本:田中眞一 / モリ・マサアニメーション制作:タイプゼロ主題歌:OCTPATH「Like」(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)劇中歌:「骨賛美歌」高垣彩陽「噛みついても良いですか?」「噛みついても良いですか?~選挙 ver.~」サメ津サメ成(CV:天月)■キャスト清水尋也 / 磯村勇斗 / 江口拓也 / 上國料萌衣(アンジュルム)野津山幸宏 / 天月 / 栗田航兵(OCTPATH)/ 四谷真佑(OCTPATH)/ 森本晋太郎(トンツカタン)/ 坂本慶介 / でんでん公式サイト:公式Twitter:
2022年10月30日東京国際映画祭にて映画『わたしのお母さん』の上映後舞台挨拶とQ&Aに主演の井上真央と杉田真一監督が登壇した。鑑賞直後の観客を前に、杉田監督は「映画の企画を考えていたころ、母と娘の問題を目にすることが多く、掘り下げていくと、この問題の語られ方に違和感を覚えた。一括りには語ることができないと分かり、興味を持ったのがきっかけです」と語り、母親役に石田えり、娘役に井上さんを起用した理由について「この二人がいなければ映画は成り立たなかった。一言で言うと決め手は、『石田さんは年々増していく現役感』『井上さんは佇まいの説得力』だと思います」と説明した。誰よりも近いのに誰よりも遠い、母と娘の物語を描く本作。母との関係に苦悩する娘役の井上さんは、「この映画で、私が演じた夕子のように、親子関係に苦しむ人や生きづらさを感じている人に届けられるものがあるのではないかと思いました。役として夕子を生きる、そこに存在する、というのは難しかったですね」とふり返る。Q&Aでは、井上さんの熱演がみられるラストシーンについての質問が多数あがった。井上さんは「ラストで初めて夕子が本音を言えたのだと思います。ラストの夕子の表情については、観る人によって解釈が異なり、面白い感想も頂きました。監督もこの映画のテーマとして、感情や物事について何か特定することを避けて描いていましたので、観る人それぞれの自分の物語として捉えてもらえると嬉しいです」と語りかける。また本作の特徴である、セリフが少なく表情で見せるシーンが多いことについて質問が投げかけられると、井上さんは「印象に残っているのは、はじめの母と娘の再会シーンなのですが、色々動きを付けたり試したのですが、結局は、何もしない姿を長回しで撮影しました。これは台本にもなかったシーンでしたね」と言うと、監督は「台本でセリフに込めたことも、井上さんの芝居を見るとセリフが無くても伝わるな、と感じた。何もしなくても井上さんの佇まいで語ることができる、それをちゃんと映すべきだと判断しました」と説明。セリフがなく、歩くシーンを大事にしたいと監督に言われたそうで、井上さんは「歩くだけで夕子の気持ちを表現するのは難しいなと悩んだのですが、監督から『溢れそうな一杯のコップを持ちながらこぼれないように歩いている感じ』と言われて、何となく腑に落ちたんです」と現場でやり取りを明かしていた。『わたしのお母さん』は11月11日(金)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:わたしのお母さん 2022年11月11日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2022「わたしのお母さん」製作委員会
2022年10月28日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、第41回バンクーバー国際映画祭に正式招待作品され、廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地での舞台挨拶に登場した。本作は『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』の公開も控える人間ドラマの名手・廣木隆一監督が、『告白』など数々のベストセラーを生み出してきた湊かなえの同名小説を映画化したエンタテインメント作品。繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開いた戸田、永野をはじめ、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオら実力派キャスト陣が集結し、ひと際キャラの濃い母娘たちを熱演している。先日、北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭にて、正式招待作品として華々しくワールドプレミアが行われ、湊かなえと共に、廣木隆一監督が現地での舞台挨拶に登場。2018年『ここは退屈迎えに来て』以来4年ぶりのバンクーバー登場とあって、新作を心待ちにしていた現地の観客から拍手喝采で出迎えられた。左から)廣木隆一監督、湊かなえ廣木監督といえば下積み時代、世界最大のインディペンデント映画祭として有名なサンダンス映画祭に見出されアメリカに留学後、2003年の『ヴァイブレータ』で国内外40以上の映画祭で大きな注目を浴びた。今ではヴェネチア、トロント、ロッテルダム、上海、釜山、香港など、世界各地の映画祭でその名を轟かせており、世界が新作を待ちわびる監督のひとりだ。今回バンクーバー国際映画祭では、観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的に今年から新設され、最優秀賞を争う対象となる「ショーケース」部門からの出品となった。映画祭のプログラミングチームは「今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です」と選出理由を語っている。さらに「監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました」と、女性の繊細な心情を描くことに定評のある廣木監督の手腕を絶賛した。「戸田恵梨香の狂気がすごかった」第41回バンクーバー国際映画祭の様子満員御礼となった上映会場では、ところどころで笑いが起きたかと思えば、終盤にはすすり泣きが響くなど、目の肥えた観客たちからもリアクションは上々だったようで、「とても深いストーリーで心が揺さぶられた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声や表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった」との声が寄せられた。『母性』の制作について廣木監督は「ナレーションで全てを説明するようなことはしたくなかったので、役者さんのリアルな芝居を引き出すことに注力しました。戸田さんも永野さんも、それぞれのキャラクターの感情とリアルな芝居というものを一生懸命に追求してくれて、脚本に書かれていることを基に、毎回素晴らしいものを組み立てて撮影に臨んでくれたので、それを見るのが楽しみでした」と振り返った。また観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と問われた際は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭に置いて作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と自身の信念を明かした。その言葉に頷くように、湊かなえも「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情も違うんだと見て分かる、廣木監督だから撮れた奇跡の映画だと思います」と太鼓判を押した。なお『母性』は、10月24日に開幕した第35回東京国際映画祭でも、特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。廣木監督の新たな代表作として、日本国内でも話題を集めそうだ。『母性』11月23日(水・祝)公開(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月28日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!挨拶を無視する隣人隣の奥さんは、私の旦那が近くにいるときだけ、すれ違うときに挨拶を返してくれます。ところが旦那がいないと、挨拶をしても無視するのです。最初は「私の声が小さくて聞こえなかったのかな?」と思っていたのですが、声量に気をつけても挨拶が返ってくることはありませんでした。なにか気に触るようなことをした覚えもありません。出典:lamire「もしかすると、子どもたちが少しうるさかったのかな?」と思ったりもしましたが、隣のご家族には活発な男の子が3人いるので、うちの子どものことを気にしているとは思えませんでした。しかしその後も何度も無視されるので、モヤモヤ…。そんな中、いつものように「無視されるだろうな」と思いながら、挨拶をして通り過ぎようとしたところ…。5歳の息子が「なんで大人なのに挨拶しないんだろうね」と言ったのです。幼い子どもの言葉にグサッときたのか、隣の奥さんは顔を赤らめながら、小さな声で挨拶を返してくれました。息子の率直な一言のおかげで、スカッとしました!(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月27日映画『窓辺にて』が本日10月26日(水)にTOHOシネマズ 日比谷にて東京国際映画祭の舞台挨拶を実施。主演の稲垣吾郎と今泉力哉監督が参加し、撮影エピソードや、本作に込めた思いなどを語った。稲垣さんと今泉監督との出会いは、いまから4年前。2018年の東京国際映画祭で稲垣さん主演作『半世界』と今泉監督の『愛がなんだ』が上映、映画祭で出会いを果たし、その後、雑誌の対談で再会。当時、稲垣さんから「僕を主人公に映画を作るなら?」という質問をしたそうだが、実はそのときすでに企画は進行していたという。当時をふり返って今泉監督は「実は今考えているところです、とは言えずに誤魔化しながら話しました」と苦笑い。脚本を読んだときには、今泉監督が生み出した言葉だと感じるセリフがあったとし、「僕をイメージして作ってくださった脚本だと伝わってきました」と笑顔の稲垣さん。MCからは「ホテルで女性(玉城ティナ演じる高校生作家の留亜)がシャワーを浴びているときに、布団をかぶっているシーンが稲垣さんっぽい!」と指摘される一幕があり、「それは初めての指摘です」「確かに、あの状況になったら同じことをするかも…」と答えた。また、今泉監督らしい言葉が散りばめられている本作。そういった言葉が生まれる理由について今泉監督は「自分が感じていることを書くことが多いです。映画のセリフは決め台詞にすると現実世界からかけ離れてしまいます。それは避けたいので、普段使っている言葉で書くことは意識しました。ただ、今回の場合は、茂巳の役が小説家なので、しゃべり言葉と文語的な言葉が混ざっていても成立するのかなとは思っていました」と解説。さらに「稲垣さんのこれまでの経験、人生が役にのった気がしています」と稲垣さんが話すことでセリフが説得力を増したという。一方稲垣さんは「もし僕が結婚して妻が浮気をしていたら、ショックはショックだと思います。でも、その場でうまく感情表現ができないかもしれません。どのくらい落ち込んだらいいのか、どのくらい怒ればいいのか、ある種の“線”を考えてしまう自分がいると思います」と想像しながら、「人の価値観はそれぞれだけど、(映画では)いろいろな登場人物が幸せになろうとしています。自分で言うのもなんだけど、彼らがとてもチャーミングに感じられる作品です」と語った。そして「パブリックイメージやこんな風に演じてほしいというイメージにあてて書くあて書きではなく、素の僕にあてて書かれているように感じました」と印象を明かした稲垣さん。「僕が言いそうな言葉が出てくるので、監督には僕が思っていることを見透かされている気がしました」とちょっぴり恥ずかしそう。「(現場で)自然に佇んでいれば茂巳としていられました。お芝居しすぎない今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていく形であわせていきました。僕にとって最高の経験でした」と撮影をふり返った。目指したのは、現実世界で良い・悪いとされていることへの“問い”だという今泉監督。「例えば、手放すことがマイナス、続けることがプラスとされているけれど、実は手放すことは次に進むために必要なことだったりします。これがいけない、これがいいということを“疑おう”という作品です。共感やみんなが知っている感情は主題になりやすいですが、僕は他人には理解されないような小さな悩みを主題にしています」と本作のテーマについて丁寧に解説する場面も見られた。『窓辺にて』は11月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窓辺にて 2022年11月4日より全国にて公開©2022「窓辺にて」製作委員会
2022年10月26日10月22日(土)に公開される『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の初日舞台挨拶が全国196館の映画館にてライブビューイングされることが決定した。原作は、第15回電撃小説大賞「大賞」を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(「電撃文庫」刊)。次世代VRMMORPG「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月の原作小説第1巻発売以来、高い人気を誇り、2022年現在における全世界での累計発行部数は3000万部を突破している。TVアニメは2012年に第1期が放送、現在まで続く4シリーズ(全97話)に加えて、劇場版が2本公開され、その他にもゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。作品内のゲーム<ソードアート・オンライン>正式サービス開始は、2022年。また、アニメ放送開始から10年ということもあり、今年は、アニメ『SAO』にとって、もっとも重要な1年となっている。この度、『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の初日舞台挨拶が全国196館の映画館にてライブビューイングされることが決定。この舞台挨拶には、キリト役の松岡禎丞、アスナ役の戸松遥、アルゴ役の井澤詩織、そして藍井エイルが登壇予定となっている。さらに、各種来場者特典も公開された。 上映開始より、なくなり次第終了となる先着特典は、キャスト複製サイン入り色紙風ポートレートとなっており、初日舞台挨拶のライブビューイングでは、本ビジュアルを使用した限定A4クリアファイルをゲットすることができる。【初日舞台挨拶ライブビューイング詳細】日時:10月22日(土)9:00の回(上映後)(劇場により開始時間が数分異なる場合があります)価格:2,400円実施劇場一覧: ※チケットは各劇場にて10/16以降に順次発売予定です。販売スケジュールは、各劇場のHPをご確認ください。【特典情報】■先着特典冥き夕闇のスケルツォ公開記念 キャスト複製サイン入り色紙風ポートレート配布期間:10月22日(土)~[ご注意]※IMAX先行上映も配布の対象となります。※お一人様1回のご鑑賞につき1つのお渡しとなります。※先着特典は数量限定のため、なくなり次第終了となります。■LV特典限定A4クリアファイル配布日:10月22日(土)[ご注意]※舞台挨拶・ライブビューイングをご覧いただくお客様が配布の対象となります。※数に限りはございますが、週替わりの特典も配布の対象となります。『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』10月22日(土)公開
2022年10月15日映画『この子は邪悪』(9月1日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に都内で行われ、南沙良、大西流星(なにわ男子)、渡辺さくら、片岡翔監督が登場した。同作はオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り母(桜井ユキ)は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西流星)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。舞台挨拶では、作品にちなみ「仮面を取ると実は〇〇」というトークが繰り広げられる。終始落ち着いていた南だが「仮面を取ると、実はテンションが高いです」と明かし、会場は驚き。「推しがいるんですけど、やっぱり推し活してる時だったりとかは、すごくアクティブになりますし、爆上げですね」と語った。大西は「あんま見たことないですし、信憑性0ですね」と訝しむも、南は「自分で分からないですけど、自分の中のボルテージは最高潮」と説明。"推し"が誰か聞かれると「言っていいんですか? ちょっと皆さんご存じか分からないですけど、『ヒプノシスマイク』のオオサカ・ディビジョン どついたれ本舗の白膠木簓(ぬるでささら)です。よかったら皆さんぜひ調べてみてください」と早口でアピールし、それまでとのテンションのギャップに会場からも笑いが起こっていた。一方、大西は「仮面を取ると実はおっさんなんですよ。キラキラ輝けるように頑張ってますけど、お家に帰った時とか、現場入りする時とかはオールバックで寝癖のまま、顔もむくんだまま、現場に入っちゃうので、メイクさんも寝癖を必死に直してくれたりとか、人一倍時間がかかると思うんです。コンビニ行く時も半袖半パンとかで過ごしてますね」と告白し、メンバーにも「おっさんの部分、結構見てると思います。必死に世に出ないようにガードしてくれてると思うんですけど」と感謝。さらに大西はメンバーについて「予告編が公開された時に道枝駿佑が見てくれて、予告で流れてる僕のセリフ全部覚えてくれて、目の前で四井純になりきって披露してくれたんですよ」とエピソードを披露する。「リアクションには困りましたけど、愛のあるメンバーやなと思いましたね。めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜んでいた。
2022年09月03日「『ONE PIECE FILM RED』公開記念舞台挨拶~クラゲ海賊団の宴~」が8月18日、都内で行われ、本作に出演した“クラゲ海賊団”船長・エボシ役の山田裕貴とハナガサ、カギノテ役の霜降り明星(粗品・せいや)が登壇した。1997年より『週刊少年ジャンプ』にて連載開始した人気コミック『ONE PIECE』(尾田栄一郎:著 / 集英社刊)。コミックスの全世界累計発行部数は5億部を超え、単行本は100巻の大台に乗り(8月18日現在・既刊103巻)、テレビアニメも1000話を突破。連載は今年7月で25周年周年を迎え最終章に突入している。そして本作『ONE PIECE FILM RED』は8月6日、7日の2日間で157万人動員、興行収入は22.5億円を突破。公開10日後には興行収入70.6億円、動員505万人を記録した。本イベントでは、まず登壇者が『FILM RED』に出演していることへの思いを語るところからスタート。まず山田は「大好きな作品で、俳優になる前からいつか『ONE PIECE』の声をやりたいと思っていました。下積み時代に居酒屋さんでバイトをしていた時のネームプレートにも“俳優王に俺はなる”と書いていたんです。それぐらい思い入れのある作品なので、めちゃくちゃ嬉しかったです」と出演できたことへの喜びを熱弁。せいやも「『ONE PIECE』は20年ぐらい好きなので成長過程を思い出しました。『STRONG WORLD』で零巻欲しさに汗だくで映画館に並んだ思い出があって、そんな映画に出れること、また、シャンクスがキーになる『FILM RED』に出られたことが感慨深い」と観客として観に行っていた当時を振り返りつつ、熱い想いを語った。続いて、台本をあえて読まずに映画の公開を待っていたせいやは「2回観ました。2回目がまたいいですよね。ウソップとヤソップのシーンが最高だった」と話すと、山田も共感しつつ「ウタちゃんの歌声、魂が響く。本当に心に届く。ウタの歌を聞いて行くと、ウタの気持ちになりすぎちゃって泣いてしまうんですよ。2回目観た時は、ウタがどんな気持ちで歌を歌い、どんな想いでみんなを幸せにしたいと言っているのか分かって、より泣けてくる」と興奮冷めやらぬ様子。また、ふたりは映画のシーンのモノマネを連発し、会場を大いに盛り上げる。さらに『ONE PIECE』から生き方を学んだという山田が、改めてルフィの魅力を「ルフィの『支配なんかしねェえよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!』というセリフは、みんなが笑って暮らせる世の中になればいいなということだと思う。ルフィは辛い時も苦しい時も乗り越えて仲間を助けてきた。誰も傷つけず、支配もしない。そこがルフィの良さ」と饒舌に語った。そしてモンキー・D・ルフィ役・田中真弓がなんと樽の中からサプライズ登場すると、何も聞かされていなかった山田と霜降りが、腰を抜かすほど驚いて舞台上は騒然。全く気付いていなかった3人は驚きを語りながらも、直前までルフィの魅力を語っていた山田は「まさかお会いできると思っていなかったので本当に嬉しいです」と目を潤ませた。また田中が持ち上げていた樽の蓋をひっくり返すと「祝!シリーズNo.1興収!!!」の文字。なんと、この日の上映をもって、動員が570万人、興行収入が80億円を突破したという。続いて、舞台袖でこれまでのトークを聞いていた田中が「熱い思いは伝わりました」とコメント。3人からのリクエストで名セリフを次々と披露した。最後に締めのメッセージとして粗品が「ONE PIECE初心者でも楽しめます」、せいやが「何回も見て、楽しめる映画です。アクションもラスト20分怒涛です!」、山田が「『ONE PIECE』ファンはここでしか出ない新情報が楽しめるし、初めての人も音楽好きの人も楽しめる。何よりも胸打つストーリーを楽しんでいただけると思います」、田中が「IMAXやMX4Dなど全バージョンでみたい」とそれぞれ述べて、イベントは幕を閉じた。『ONE PIECE FILM RED』公開中
2022年08月19日現在大ヒット公開中、主演にSnow Manの岩本照、ヒロインに⽣⾒愛瑠を迎えた映画『モエカレはオレンジ⾊』。このたび、「モエキュン御礼舞台挨拶」が開催された。『⽉刊デザート』(講談社)にて連載中の⽟島ノンによる『モエカレはオレンジ⾊』、通称 「モエカレ」が原作となる本作。今回、岩本は映画単独初主演となり、⽣⾒は映画初出演でヒロイン初挑戦。 監督は、映画『⾚い⽷』、『⼀週間フレンズ。』の村上正典が務めている。7月8日に初⽇を迎えてから⼤ヒットとなり、8月6日時点で動員50万⼈を突破。「おかわりモエカレ」を重ねるファンも多く、更なる盛り上がりが期待されている。そんななか、8月7日に丸の内ピカデリー1で行われた「モエキュン御礼舞台挨拶」。岩本と⽣⾒、そして村上監督が登壇し、公開初⽇舞台挨拶以来となった再会を喜んだ。映画公開から1カ⽉を経ての舞台挨拶。盛⼤な拍⼿に迎えられながら登壇した岩本は反響について「本当に沢⼭の⽅に『モエカレ』を愛してもらっているというのを、ひしひしと感じているのでありがたい限りです。そして今⽇3⼈揃えたのが何よりだなと思います」と挨拶。公開記念舞台挨拶以来の『モエカレ』イベント登壇となった⽣⾒も「また集まれて嬉しいです」。監督は「僕も何回か、皆さんと⼀緒に 映画を拝⾒したんですけど、仲間から結構リアクションがあって。おじさんでも普通に楽しめたよと⾔ってもらって、幅広い年齢の⽅に楽しんでいただけたのかなと思って感謝しております」と話した。岩本、⽣⾒の演技について聞かれた監督は「ふたりとも⾮常に好評なんですよ。消防⼠チームの皆が本当に消防⼠に⾒えたと、よく⾔われます。岩本さんのお芝居も、⽣⾒さんのお芝居も感動したって⾔ってくれますね。それを聞くとすごく嬉しくて良かったなと思います」と笑顔で語った。公開記念舞台挨拶で実施し⼤盛り上がりとなった「モエカレコアクイズ」のリベンジマッチも開催され、優勝者の商品として“オレンジ1カ⽉分”が登場。前回のコアクイズに参加できなかった岩本は「僕は(前回のクイズは)結構わかりましたね」と余裕を⾒せ、それに生見は「絶対に嘘ですよ!」と突っ込みながらもやる気を⾒せる。そして前回は⾒守り役だったものの「1問もわからなかった」という監督も加わり、リベンジマッチがスタート。1問⽬から超難問が繰り出され、笑いながら崩れ落ちる登壇者たち。「蛯原が BBQのシーンで刺してる具材の順番は?」という問題に⼤苦戦。「なんで俺そんなに刺したんだろう……」と岩本がぼやきながらも、MCにヒントをもらいつつ、⾒事正解を⾔い当てた。2問⽬の「筋トレのシーンで、岩本さんのレベルが⾼すぎて、古川さんが諦めたマシーンはなに?」という問題は⽣⾒が1発で「懸垂バー」の正解を導き出しポイントを獲得。3問⽬の「原作者の⽟島先⽣が1番好きなシーンは?」 では、上杉柊平演じる⾵間と永瀬莉⼦演じる紗⼸のシーンが答えに。「意外なところでしたね」とコメントしつつも監督が⾒事正解しポイントを獲得。4問⽬「萌⾐の誕⽣会のシーンで岩本さんが作ったエビは全部で何匹?」は当事者である岩本が完全に有利と思われたが、⽣⾒がポイントを獲得。岩本:1、⽣⾒:2、監督:1 という接戦で最終問題を迎えた。最後に跳ね上がった30ポイントのを賭けて挑んだ5問⽬は「本⽇朝9時時点で、公式SNSすべての総フォロワー数は?」という難問。公式Twitter、instagram、TikTok全てを合計した数字は8⽉7⽇AM9:00時点で46万129⼈となっており、46万⼈を当てた⽣⾒が商品のオレンジ1カ⽉分を獲得した。そして、マスコミ向けのフォトセッションタイムには『モエカレはオレンジ⾊』恒例となったサプライズ演出が登場。来場者がキャストに向けて書いたメッセージが飾られた“モエキュン特製ボード”が登場し、キャストを驚かせた。メッセージを⾒た岩本は「おーすげー!嬉しい!」と真剣にボードを⾒るあまり無⾔になるシーンも。そして、浮所⾶貴が考案し、オフィシャル認定されたモエカレポーズでフォトセッションを⾏った。イベントの締めくくりには、村上監督、⽣⾒、岩本が次のように挨拶。「沢⼭の愛情が込もったメッセージをありがとうございます。最後だと思うんでふたりにお礼を⾔いたくて。ふたりに教えられたことが沢⼭あって、良い財産になったと思います。本当にふたりと映画を作れて幸せでした。本当にありがとうございます。そして、ふたりを応援してくださって、映画を応援してくださって、沢⼭の⽅に何回も『モエカレ』を観て頂いて感謝しています。ご覧になってない⽅もいらっしゃると思いますが、まだ夏は続きます。キュンキュンだけじゃないものをと思って僕らこの作品を作ってまいりましたので、照れがある⽅にも来ていただければと思います」(村上監督)。「本当に沢⼭の⽅に観ていただけているのが嬉しいですし、⼤好きなメンバーで作品を撮ることができて、 ⼤好きな作品になりました。これからも『モエカレ』を愛してほしいなと思います 」(⽣⾒)「沢⼭の⽅に愛してもらって、こうして時間を割いてメッセージ書いてくれたのも嬉しいですし、普段からいろんな形で盛り上げてくれたこと感謝しています。この作品で消防⼠の⽅の格好良さもそうですし、このスタッフ、キャストだからこそこの作品が作れたと思っています」(岩本)「原作もまだ終わってないので、また機会があったらこのスタッフ、キャストで集まれたらなと思っています。まだまだ『モエカレ』を盛り上げていってほしいなと思います」と岩本が思いを語り、「モエキュン御礼舞台挨拶」は終了となった。『モエカレはオレンジ⾊』公開中
2022年08月08日土屋神葉、神谷浩史、黒柳トシマサ監督による舞台挨拶を実施、主題歌を担当したwacciのライブに土屋・黒柳監督、センチミリメンタルが参加!『映画 バクテン!!』の舞台となっている宮城県に、映画の公開を記念して凱旋!さまざまなスペシャルイベントを開催しました!!以下、イベントの詳細と各レポートです。2021年4月8日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送されたオリジナルTVアニメ「バクテン!!」。本作は、フジテレビが東日本大震災から10年となる2021年に、岩手県・宮城県・福島県の被災3県を舞台にしたアニメ作品を発表し、アニメツーリズムを推進するプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作されました。「バクテン‼」は宮城県岩沼市を舞台に、『男子新体操』と出会い、強烈に魅せられた少年・双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部に入部。ときに挫折し、すれ違うも、共に仲間と過ごす毎日の中で一つの目標に向かって、チームでひた走る姿を描いた「スポ根×青春群像劇」です。そしてTVアニメ最終話放送後に映画化が発表され、『映画 バクテン‼』が7月2日(土)より絶賛公開中です。① 『映画 バクテン!!』舞台挨拶日時:7月9日(土)16:40~(15:00の回上映後)場所:MOVIX仙台出演者:土屋神葉、黒柳トシマサ監督MC:飯田菜奈(仙台放送アナウンサー)上映終了後、場内で満場の拍手が起こる温かい雰囲気の中、舞台挨拶がスタート。土屋さんは、翔太郎たちのいる宮城に来ることができて本当に、本当に、本当にうれしい、と感想を述べ、場内から拍手が起こりました。監督からはスタジオのスタッフみんなが来たがっていたので、今日はスタジオの代表として来ましたとご挨拶。司会より本作の舞台が岩沼市になった経緯を質問され、監督から、もともとは男子新体操部のある青森山田高校の先生に紹介され、岩沼市にある宮城県立名取高等学校を取材することになったが、同校にはマットがなく、練習のため週に数回、近くの大学まで借りにいっている状況の中でインターハイ上位に食い込む、しかも採点には反映されない指先の動きにまでこだわっている名取高校の姿勢を見て、これをモデルに描きたいと思ったと語られました。また映画の中心となる私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)は、前述の名取高校とその男子新体操部をロケハン(取材)して描かれており、公開にあわせ、主役(双葉翔太郎)の土屋神葉と、監督の黒柳トシマサが先月6月29日に同校を表敬訪問し、彼らは男子新体操部の練習風景を見学し、部員らと懇談会を実施いたしました。その際の感想を聞かれて、土屋から、現在は導入されたものの、これまではマットもなく、コロナ禍で練習もままならない状況で優勝することができ、また今年は夏に行われるインターハイにも出場することができると聞いてうれしく、またそれを語る部員たちがとても可愛かったと語りました。また当日の名取高校から仙台駅までの帰り道、車の中から見えた風景がまさしく「バクテン!!」の世界そのままで、その表現の忠実さに驚いたと語りました。それを受けて監督から、コロナ禍でロケハンが十分にできず、ずっとGoogleのストリートビューで歩き回ったが、どうしても分からない部分があり実際に見に来たときには、逆に自分が聖地巡礼しているような気分になったと笑いを誘いました。名残惜しい中、最後に土屋から、翔太郎たちが生きている宮城に来ることができてうれしい、東日本大震災から生まれたアニメツーリズムを推進するプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作された「バクテン!!」に関われて光栄です、ポジティブに前向きになれる作品です、作品を通して翔太郎や宮城県の方々と過ごせて本当に良かったと語り、舞台挨拶は終了しました。② 『映画 バクテン!!』 公開記念 トーク&ライブ in 宮城日時:7月9日(土) 19:30~(19:00開場/19:30開演)場所:仙台PIT出演者:土屋神葉、黒柳トシマサ監督、wacci、センチミリメンタルMC:飯田菜奈(仙台放送アナウンサー)美里良夜(CV:石川界人)の「それじゃ、みんな、始めるぞ!」の影アナウンスで始まったトーク&ライブ。まずはTVアニメ「バクテン‼」のパートから。土屋神葉による双葉翔太郎のモノローグをきっかけに、センチミリメンタルによるオープニングテーマ「青春の演舞」の歌唱が始まりました。歌唱後は再度、翔太郎のモノローグをきっかけに、wacciによるエンディングテーマ「あなたがいる」の歌唱があり、ライブで場内は一気に「バクテン!!」の世界に。歌唱が終わったところで出演者全員でのトークが始まりました。事前にアンケートを取り、TVアニメシリーズ全12話のなかで、出演者それぞれが選んだ好きなシーンをステージのスクリーンで上映し、好きな理由についてクロストーク。第6話「楽しんで!」での初めての試技に緊張する翔太郎に志田先生が「楽しんで!」と声をかけるシーンを選んだwacci横山は、ステージに立つ身として初心や緊張感を忘れない姿に泣けたと語るなど、トーク&ライブに相応しい話も出ました。中盤では、もし「アオ高・男子新体操部」に「新入部員」がやってきたら!?それはどんなキャラクターなのか!?というお題を受け、土屋、センチミリメンタル・温詞、wacci・橋口、wacci・村中が考えてきた「新入部員」を披露。それぞれ宮城の地名にちなんだ苗字の、個性的なキャラクターを披露する中、「最もドラマが生まれそうな新入部員」ということで黒柳監督がwacci・橋口さんの「荒浜まさお」を選んだ。選考理由として監督は男子新体操ではユニフォームを自分たちで縫うことが多いので、ぬいぐるみを縫うのが得意という部分が評価できたということで、橋口さんには副賞として「仙台名物 お土産セット」が贈られました。そんな和やかな雰囲気も終盤に差し迫り、いよいよ映画のパートへ。センチミリメンタルによる挿入歌「光の中から伝えたいこと」と、続いてwacciによる主題歌「僕らの一歩」が歌唱され、場内は幸せな雰囲気に満たされました。締めの挨拶として、wacci・橋口は、「バクテン!!」という好きなものが一緒なひとたちと幸せな時間を過ごせてとてもうれしかった、明日からは好きなものを好きとだと言って楽しい日々を過ごしましょうと語りました。センチミリメンタル・温詞は、「バクテン!!」と出会えてキラメキと挑戦とたくさんの経験を積ませてもらえて大好きになりました、様々な出会いに感謝しています、と語りました。黒柳監督からは、映画では別れを描いていますが、悲しいだけではなく、離れてみたからこそ本当にその人のことが大切なんだなと気づく、その熱い想いを描いたので、それが皆さんに伝わっていればうれしいですと語りました。最後に土屋は、あっという間で本当に名残惜しい、終わらないで欲しい、この時間は本当に幸せでした、とイベントの感想を述べ、11年前の東日本大震災の時は翔太郎と同い年で何もできず無力感しかなかった、これから自分が出来ることは、宮城を舞台にした素敵な作品をいろんな方に広めていくことだと思います、と語りました。最後に、土屋から「映画 バクテン!!」公開記念 トーク&ライブ in 宮城にお越しくださいまして、誠に……のあとに、出演者全員で、ありがとうございましたー! と締めくくり、ライブ&トークは盛況のうちに終了しました。③ 『映画 バクテン!!』アオ高新キャプテン 特別舞台挨拶日時:7月10日(日)11:45~(10:05の回上映後)場所:MOVIX仙台出演者:神谷浩史、黒柳トシマサ監督MC:岩崎紀子(アニプレックス/プロデューサー)・新宅潔(ゼクシズ/プロデューサー)上映終了後に満席の劇場で舞台挨拶がスタート。神谷は宮城県は「バクテン!!」の舞台なのでずっと興味があり、昨年来る予定だったが新型コロナの流行で断念したので、今日ここに来れてうれしいですと語りました。映画では亘理の活躍が非常に大きなポイントとして描かれていて、アニメの企画書を読んだ時の印象をMCから質問された神谷は、TVアニメ作品では企画書にTVシリーズから最終的には映画化へということがよく書かれているが、TVアニメでは2年生という中途半端な立ち位置だった亘理が、映画では3年生が抜けてキャプテンになるその成長や葛藤が描かれていて、これはきちんと演じないと意味がないと感じたし、亘理のようなとても複雑な役柄を演じられてうれしかったと語りました。監督からは、演出する立場としても、亘理というキャラクターを当初はなかなか掴みきることができず難しい役だと考えていたが、神谷さんの声を聞いた時にこれが亘理だ!と起用理由を明かしました。映画や映画館が好きだと言う神谷は、今日、このMOVIX仙台に来ると劇場スタッフの皆さんが拍手で出迎えてくれ、また控え室のホワイトボードには翔太郎と亘理の似顔絵が手書きされていたと言い、劇場スタッフからのエンターテイメントの作り手への敬意を感じたと語りました。最後に神谷は、エンターテイメントというのは明日を生きる糧であり、映画を通して明日を頑張ろうと思ってくれるとうれしい、また映画では10代の少年たちが困難な状況に立ち向かい、前を向いていく姿が描かれているが、ぜひどの年代の方も同じように感じ取って前を向いてくれるようになれば、それがエンターテイメントの本質ではないかと語り、舞台挨拶を締めくくりました。 『映画 バクテン!!』作品情報【イントロダクション】私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部。『男子新体操』に魅せられ、それぞれの想いを胸に集い、いつしか“チーム”となった個性豊かな部員たち。一つの目標を抱き、青春のすべてを懸けて熱くひた走る彼らの物語は、次なる舞台、インターハイへ。6人で跳ぶ、「アオ高男子新体操部」最後の挑戦が、始まる——【キャスト】双葉翔太郎:土屋神葉/美里良夜:石川界人/七ヶ浜政宗:小野大輔/築館敬助:近藤 隆/女川ながよし:下野 紘/亘理光太郎:神谷浩史/月雪ましろ:村瀬 歩/高瀬 亨:小西克幸/陸奥洋二郎:鈴村健一/大湊秀夫:杉田智和/竜ヶ森恭一:斉藤壮馬/吾妻俊介:山下大輝/栗駒あさを:佐倉綾音/志田周作:櫻井孝宏/双葉亜由美:上田麗奈/馬淵修司:松田健一郎【スタッフ】原作:四ッ木えんぴつ/監督:黒柳トシマサ/新体操試技監督:光田史亮/脚本:根元歳三/キャラクターデザイン原案:ろびこ/キャラクターデザイン・総作画監督:柴田由香/プロップデザイン・総作画監督:中西 彩/色彩設計:千葉絵美/美術監督:平間由香・小倉宏昌/美術設定:緒川マミオ/3DCG:武右ェ門/CGI監督:篠田周二/撮影監督:本台貴宏・伊藤 遼/編集:平木大輔/音響監督:長崎行男/音楽:林ゆうき/新体操ユニフォームデザイン:株式会社ササキスポーツ/監修:青森山田高校男子新体操部/アニメーション制作:ZEXCS/チーフプロデューサー:高瀬透子/プロデューサー:森 彬俊・岩崎紀子・新宅潔オリジナルTVアニメ「バクテン!!」公式サイト: 「映画 バクテン!!」公式サイト: 公式Twitter: 【注意事項】※画像をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※©映画バクテン製作委員会【資料や素材に関するお問い合わせ先】株式会社アニプレックスマーケティンググループ宣伝部竹下小春 / 福田信紘TEL:03-5211-5030 / Fax:03-5211-7050【パブリシティに関するお問い合わせ先】ブラウニー原・橋本・山下TEL:03-3351-1538/FAX:03-3351-1535MAIL: info@eigapub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月11日