俳優の新川優愛、平祐奈、モデルのトラウデン直美が22日、都内で行われた『2025 ミス・ティーン・ジャパン』開催発表会見に参加した。新川は「毎年自己PRが個性的なんですけど、去年はドローンを使った子がいたりして、たくさん考えて練習して…一生懸命やっている姿を見て、私も頑張らなきゃと思わせてもらっています」と過去の大会を回顧。平は「もしグランプリになれなくても、ファイナリストに残ることで、どこかの事務所から声がかかることがある。優しく、愛のある方々がバックアップしてくれるので、ぜひ一歩踏み出していただけたら」と参加を呼びかけた。参加者に向けて、緊張への対応策もアドバイス。新川は「緊張しいなんです。本当に全部出そうになるくらい…(笑)」とし、「緊張しているときこそしゃべっちゃう。スタッフさんとかと会話をしているとまだ緊張がほぐれる」と語った。「いつも落ち着いているから緊張しなさそう」と水を向けられたトラウデンは、「私もすごく緊張するんです。で、気づくとずっと変なダンス…というか、ソワソワと体を動かしてごまかすようにしていますね」と告白。続けて平も「定番ですけど、その場にいる人を野菜かなにかだと思うようにしています。ジャガイモとかニンジンとか…」と伝え、トラウデンらから「カレーだね(笑)」とツッコミも。最後に新川は「なので、緊張しちゃう人は舞台裏で変な動きをしながら、とにかく人としゃべって、ステージに出たら全員野菜だと思うようにすれば大丈夫です!」とエールを送った。『ミス・ティーン・ジャパン』は、10代の女性を対象に、日本で活躍するティーンの代表を決める大会。全国各地で地方大会を行い、選ばれたファイナリストが10月13日に東京で開催される決勝大会に進む。応募条件は、2025年4月1日時点で13歳以上、19歳以下のプロダクションに所属していない日本国籍の未婚の女性。応募は6月30日まで。新川、平、トラウデンはアンバサダーを務める。
2024年04月22日俳優の新川優愛(30)が、9日放送の日本テレビ『踊る!さんま御殿!!3時間SP』に出演。2019年にロケバス運転手の夫と結婚した新川は、夫へ渡す1週間のお小遣い額を明かし、出演者を驚かせた。この日は「妻たちの財布見直しSP」として、夫婦のお金のルールについてトーク。新川は「うちは私が(お金の)管理をして、夫に週1の定額をお小遣いで。月1回だと、本人が使ってしまうのが怖いというので、週1回の定額で渡してるんですけど…」と告白。お小遣いの余った分については、本人が何か買いたいときのために「私がためておく。『今週いくら余ったから、これためておいて』というシステム」と説明した。MCの明石家さんまから、お小遣いの金額を聞かれると新川は「5000円、くらい…」と明かすと、スタジオからは悲鳴が上がった。どちら側から「5000円」と言い出したかと聞かれた新川は「むこうです、もちろん」と言うと、またもやスタジオは悲鳴に包まれ、さんまは「小遣い制の男性が聞いたらかわいそうすぎる。オンエアしません」と笑いを誘った。さらに、新川は「ロケとか行くとお弁当とかあるし」と話すと、さんまは「わかるけども、5000円は安い!」とツッコミ。夫が喫煙者であると聞くと、お笑い芸人の椿鬼奴は「じゃ、タバコしか吸っていないじゃん」と驚いた。新川は、2019年にロケバスの運転手の男性と結婚。昨年5月に第1子出産を発表した。
2024年04月10日日本テレビ系ドラマ『セクシー田中さん』の原作者である漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急逝してから3週間が経つ。事件の余波は続いており、2月15日には日本テレビがドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置して調査を進めると発表。今後は原作者や脚本家らが安心して制作に取り組めるような体制作りに努めるという。出版やテレビといったメディア業界に大きな衝撃が走った芦原さんの訃報。それ以来、自身の思いをSNSで発信し続けている漫画家がいる。それは、人気漫画『はじめの一歩』の作者である森川ジョージ氏(58)だ。森川氏は芦原さんが亡くなった1月29日、Xに《とんでもなく残念なニュースを目にした。同業者の嘆きの経緯は眺めていたがこんなことになるとは。気持ちがわかるだけに胸が痛い》と投稿。さらに同日、《全てお任せするという事前の約束があれば別だが作品はどこまでいっても原作者のものだよ。作品とそれにまつわる環境を守る戦いができるのは原作者だけなのだから》と綴った。以降も漫画作品の映像化について《映像化は作品を広く遠くに届けるための選択肢の一つです。必須項目ではないですよ》と述べたり、脚本家に向けて《漫画の歴史がそうだったように、今の自分達ではなく10年後20年後の脚本家さん達がオリジナルをたくさん発表できる環境になるよう先輩として背中を見せて下さい》と呼びかけたりした森川氏。そんななか20日、『セクシー田中さん』の出版元である小学館に対して不買運動を行うと公言している人たちに対しては、こう綴った。《自分は今回のことで出版社や局をかばうつもりはないけれど、すでに不買運動すると個別に言われて困っている作家がいるんだよ。原作預かってガタガタ震えて萎縮している制作現場があるんだよ。円満にやっている人達まで巻き込むなよ》さらに同日、自身の考えを繰り返し発信する真意について、こう明かした。《僕が今回の件で口数が多いのは自分も加害者の一人だと思っているからです。原作者さんの生前のポスト等を進行形で見ていました。大変悩んでいるなあと思いはしました。だけど何もしませんでした。事件に発展することなど頭になく、声をかけることすらせず。自分なら何かできたなどと思い上がってはいませんが、想像力の無さと行動力の無さをずっと悔やんでいます。だからヤンサンで自分を含めてみんな悪いと言いました》また森川氏は《感情的になり標的を見つけ攻撃するのは少し違いませんか》といい、《どうしても感情が抑えられず誰かを何かを叩きたくなった時は僕のところへ来て下さい。僕も加害者の一人です。どうぞ叩いて下さい。話をしたかったら話かけて下さい。自戒の念を込めて受け止めますから》と結んだ。芦原さんの逝去について、同業者として“自分にも何かできることがあったのでは”と自責の念を感じている様子の森川氏。Xでは慮る声がこう寄せられている。《自分も進行形で見ていた1人です。応援したい気持ちはあったけれど、1読者としては何もできず、最悪の急展開にただショックを受けました。手を伸ばせば届いたかもしれない人たちの後悔は、いかばかりかと想像します あまりご自分を責めないでください》《大事なのは、正解を探して発信を続ける事だと思います。ただどうか、ご自身のメンタルにだけは細心の注意を払って頂きたく。立ち止まって休む勇気も時には必要と思います》《先生のお気持ちもわかりますが、あまりご無理なさらないでください。先生までも体調を崩されたらそれこそ皆様が心配されますので。ご自身のお身体も大事になさってください》2度とこのような悲劇が起こらないための、制作体制の見直しが求められている。
2024年02月20日漫画『セクシー田中さん』や『砂時計』などの人気作品で知られる、漫画家の芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんが亡くなったことが報じられた、2024年1月29日。芦原さんの突然の訃報は、多くの人に衝撃を与えました。芦原妃名子さんの訃報に、相沢友子がコメントを発表芦原さんの作品の1つである『セクシー田中さん』は、2023年10~12月にテレビドラマ化。実写化に携わった、脚本家の相沢友子さんは、2024年2月8日に自身のInstagramを更新。芦原さんの訃報について、次のようにコメントをつづりました。このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます。芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます。SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。2024年2月8日相沢友子aizawa_tomokoーより引用芦原さんの訃報以降、Instagramを更新していなかった様子の、相沢さん。SNSでの自身の発言を振り返り、「訃報を受けた時には、頭が真っ白になりました」とつづっています。また、相沢さんのInstagramアカウントは、今回の投稿を最後に削除されるとのことです。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日昨年10月クールで放送されたドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことを巡って、今も波紋が広がっているなか、ドラマの脚本家を務めた相沢友子氏が沈黙を破った。1月26日にXやブログでドラマ化の脚本トラブルを明かしていた芦原さん。Xの投稿では、原作漫画が未完であったため、版元の小学館を通じて「原作に忠実に」などの条件を日本テレビに提示していたが、条件が守られず、自らドラマの9話・10話の脚本を執筆したことなどを綴っていた。しかし、28日にXの投稿を削除し、29日に訃報が伝えられることとなってしまった。訃報を受け、日本テレビは《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます》などと、追悼コメントを発表していたが、脚本を務めた相沢氏は沈黙を貫いていた。訃報後、Instagramのアカウントを非公開にしていた相沢氏だったが、2月8日にアカウントをオープンにした上で、更新。冒頭で《このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます》とした上で、芦原さんが明かした“脚本トラブル”については《私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます》と説明。現在は削除されているが、相沢氏はドラマの最終回が放映された昨年12月24日に《『セクシー田中さん』今夜最終話放送です。最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました》と投稿。4日後の28日にも《まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします》などと投稿していたため、一部から批判が寄せられていた。今回の投稿ではそのことについて《SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです》と綴った。そして、《事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします》とした。また、この投稿を最後にInstagramのアカウントを削除する意向を明かしていた。
2024年02月08日2月7日、ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことを受け、漫画原作の出版元である小学館が社員向けの説明会を6日に開いたと報じられた。しかしその内容に、漫画家たちから悲痛な声が続出している。「スポニチアネックス」によれば、小学館はこの件について現時点で経緯などを社外に発信する予定はないとのこと。芦原さんがXで明かした経緯の投稿を削除したことを踏まえ、「故人の遺志にそぐわない」と判断されたという。しかしこの説明を受けた社員からは、「腑に落ちない」と異論も出ていると伝えられている。■“脚本トラブル”だけでなく、意思疎通にも不安を抱いていた芦原さん芦原さんは1月26日に、Xで『セクシー田中さん』に関するドラマ化の“脚本トラブル”を明かしていた。漫画原作が完結していないことから、小学館を通じて「原作に忠実に」などの条件を日本テレビに提示。しかし条件は反故にされたため、自らドラマの9話・10話の脚本を執筆したという。芦原さんは28日に一連の投稿を削除し、《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい》との言葉を残してこの世を去ってしまった。小学館は1月30日に公式サイトで、芦原さんへの追悼コメントを発表。芦原さんの逝去を最初に報じた日本テレビも追悼コメントを発表したが、ドラマに関しては次の説明がなされただけだった。《原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております》いっぽう芦原さんは“脚本トラブル”をめぐって、ドラマ制作陣との意思疎通にも不安を抱いていたようだ。Xでは次のように、記されていた。《脚本家さん、監督さんといったドラマ制作スタッフの皆様と、私達を繋ぐ窓口はプロデューサーの方々のみでしたから、プロデューサーの方々が当初「ドラマ化の条件」として小学館から日本テレビさんに伝えていただいた内容を、どのように脚本家さんや監督さん、ドラマ制作スタッフの皆様に伝えていらっしゃったのか、残念ですが私達には知る術はなく、当初お伝えした「ドラマ化の条件」はどうなってしまったのだろう?という疑問を常に抱えた状態での加筆修正の繰り返しとなって、その頃には私も相当疲弊していました》なお芦原さんは、小学館に事実関係や投稿する文章を確認した上でトラブルを公表したという。芦原さんの告白を受けて、SNSでは漫画家や作家、脚本家たちを中心にメディアミックスのあり方を見直す議論が勃発。同時にトラブルに関する調査・検証を求める声も相次いでいた。■相次ぐ漫画家たちの悲嘆「芦原先生の身になったらこんなの到底…」「不安すぎます」しかし両社ともに追悼コメントを発表して以降、沈黙を守ったままだった。そんななか、芦原さんの代理人となっていた小学館が“経緯などを社外に発信しない”と報じられ、漫画家たちの嘆く声がXに溢れている。『のだめカンタービレ』で知られる二ノ宮知子氏は、スポニチの記事を添付した投稿をリポスト。続く投稿で、《浮かばれない…》と呟いた。『ちはやふる』の作者・末次由紀氏も、《責任のある会社なのだから、経緯説明や問題点の把握、今後の変化への道筋などが示されると思っていたのに、こんなことで終わりにできると?ありえない芦原先生の身になったらこんなの到底…》と憤った。続く投稿では、《なみだでてきた》と綴っている。こうした声は、小学館で連載経験のある漫画家からも……。’16年にTBSでドラマ化もされた『重版出来!』の作者・松田奈緒子氏は、《小学館、最終決定ではないことを信じたい。時間がかかっても経緯説明し、再発防止に取り組んでほしい》と訴えた。また月刊少年漫画雑誌「ゲッサン」で、『えをかくふたり』を連載中の中村一般氏もこう吐露している。《あさって小学館から本が出るんですが、正直このニュースを見たあとでは不安すぎて普段通りの宣伝などできない不安です作家との信頼関係何かが起きたときどう対処するのかちゃんとした経緯の説明を願います不安すぎます》同じく恋愛コミック誌「プチコミック」などで連載作品を持つ、わたなべ志穂氏もXを更新。《好きなんだよ。ずっとここで生きてきたんだから。ここで育ててもらった。恩がある沢山の編集さん達。ここで描けて幸せって何度も何度も思ってる。文句も言うけどそう思ってる。筆を折る日までここで描きたい。それが願い》と、切実な願いを綴っている。
2024年02月08日2024寺西優真「ひまわり」実行委員会では、シンガーソングライター寺西優真の新曲が3月にリリース(予定)されるにあたり、ミュージックビデオを制作。その「出演権」を巡ってオーディションを開催いたします。ヒロイン役に元まねきケチャ・宮内凛、ヒロインの友人役に元AKB48・Team8・福留光帆の参加が決まりました。※地上波テレビ番組のエンディングテーマ曲にもなり(後日情報解禁)、ミュージックビデオも放送されます。寺西優真 新曲「ヒマワリ」 ミュージックビデオ出演オーディション寺西優真が作詞・作曲・編曲した待望のラブソング!故郷から夢を追いかけて「東京」にやってきた青年。その成功を願って待つ大切な人たち。時は巡り失われてしまった人や街。震災で感じた自然の怖さとはかなさを描いたバラード。【募集概要】応募者の特性に合わせて役柄を設定していきます。ヒロインの同級生役などグランプリコレクション内:寺西優真 新曲「ヒマワリ」 ミュージックビデオ出演オーディション! 応募条件:18歳から25歳までの女性(プロアマ問わず)制服が似合う方撮影日に千葉まで来れる方撮影日 :2024年2月15日(木) 午後場所 :千葉の撮影スタジオ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝して、1週間あまりが経った。SNSや情報番組ではメディアミックスのあり方について議論が交わされているが、芦原さんが打ち明けていた“脚本トラブル”の真相は未だ判然としない。「芦原さんは1月26日にXで、本ドラマの9話・10話の脚本を自ら執筆した経緯を明かしていました。原作漫画が完結していないことから『原作に忠実に』など小学館を通じて条件を提示するも、脚本やプロットは大幅に改編されていたそうです。この“告白”が大きな注目を浴びたためか、芦原さんは一連のポストを削除。《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい》との言葉を残し、この世を去ってしまいました」(テレビ局関係者)芦原さんの逝去を最初に報じた日本テレビは、同時に発表した追悼コメントで“芦原さんの許諾をもらった脚本を決定原稿として放送した”とのみ説明。次に発表したコメントでは、《日本テレビの責任において制作および放送を行った》としてドラマ関係者への誹謗中傷は止めるよう呼びかけていた。いっぽう原作漫画の発行元である小学館も、1月30日に追悼コメントを発表。しかし両者からは、“脚本トラブル”について詳細な説明はなされていない。■小学館で連載中の漫画家が「もっと重く受け止められて良いのでは?」と主張全容解明が待たれるなか、芦原さんと同じく小学館で連載作品を持つ漫画家からも苦言が呈されている。《今現在、小学館で連載をしている身としては、例の件で小学館の対応がおかしいとRPしたり発言するのはリスキーなのは十分分かってるけど、この機会に社内構造や体質を改めてくれないと、この先、安心して描けないと言う事は担当さんを通じて伝えてある》2月5日にXでこう綴ったのは、小学館「ビッグコミックスペリオール」でサッカー漫画『フットボールネーション』を連載する漫画家・大武ユキ氏。続く投稿では、芦原さんが亡くなった事の重大さを訴えている。《自死するとして、死に方は色々あるじゃないですか。そんな中、この季節にわざわざ栃木まで行ってダムで亡くなったって事実は、もっと重く受け止められて良いのでは?と。どれだけ「訴えたい事があったのか」と想像してしまうのは漫画家と言う職業柄かも知れませんが》その上で、《皆んなで渡れば怖くないので、小学館で描いてる作家さん達のmetooが続くことを願ってます》とも呼びかけた。また、1月31日には同じく小学館「プチコミック」で連載している漫画家・わたなべ志穂氏が、《勿論小学館に望む事はあります。作家が小学館で描いていますと誇れるように。編集さん達が仕事を誇れるように。どうかお願い致します》と投稿。大武氏はこの投稿を引用する形で、《完全に同意です、自分もあそこで描いてると誇りたいです。そして個々の編集さんは基本的ちゃんとしてます、と》と賛同していた。そんな大武氏は6日にもXを更新し、改めて組織のあり方に異論を呈したのだった。《今現在、自分的には何の問題もなくあそこでお仕事出来てるので、黙ってるのが、賢い大人の態度なんだろう。個々の編集さん達にも不満は無いし。でも、組織として、おかしい、それが人一人の死に繋がったのを看過するのは、やはりちょっと無理です》芦原さんを慮る大武氏の訴えに、《連載中にも関わらず、勇気ある発言をされた大武先生を応援いたします》《大武先生の言葉だからこそ重いです》《本当に… 今でも胸が締め付けられます》と支持する声が寄せられている。【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年02月07日1月30日放送の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)で、漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が亡くなったことについて取り上げた。そのなかでの、お笑いコンビ「髭男爵」山田ルイ53世(48)の発言に注目が集まっている。芦原さんの自宅からは遺書のようなものが見つかっており、死因は自殺とみられている。芦原さんは26日に、原作漫画を担当した昨年10月クールで放送されたドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)をめぐって、制作サイドと脚本トラブルがあったことをXやブログで明かしていた。しかし、28日にXの投稿を削除し、29日に訃報が報じられることとなってしまった。芦原さんは投稿の中で、原作が未完のため、《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》といった条件を事前に出していたが、その条件が守られなかったことなどを綴っている。『ミヤネ屋』では、司会の宮根誠司(60)が、訃報に際して日本テレビが発表したコメントを紹介。「映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」と読み上げると、宮根は「許諾をいただているということなんですが……我々(ドラマは)門外漢なのでわからないですけれども」と濁しながら説明した。すると、コメンテーターとして出演していた山田は「僕も時系列を追っていろんなSNSであるとか、原作者の方だけじゃなくて削除されたSNSのコメントであるとか、そういうのを見てちょっと思ったんですけど」と語ったうえで、原作者の立場について言及。「僕も不勉強で知らなかったんですけど、こんなに原作者の人の意見って、弱い立場としてあんま通らへんねや。こんなに揉めなあかんねん、しかも連載中に、例えば脚本が上がってきて『ちょっと私の意図と違うな、こうして欲しいな』っていう直しもされてたってなると、とんでもない作業量だと思うんですよね」続けて、「しかも、そもそもの原作の漫画が、編集者とネーム描いて何回も打ち合わせしてこうやっていこう、お話進めていこうって決めて出して、ファンの方の支持を得たものだと考えると、限りなく原作の方にとってそれが正解なワケですよ」「それをちょっと、ドラマの流れ上、お話上しかたないとしても、納得いかない形で変更されるというのは結構しんどいと思うんですよね」と原作者の苦しい胸中についてコメント。最終的に「その辺のケアというか、どういうやり取りがされてたのかなっていう、検証というかそれはあってほしいなと思います」と結んだ。日本テレビ系列の番組で、芦原さんが生前SNSに残していたメッセージにも触れた上で、臆せず持論を述べた山田。SNSでは同意と賞賛の声が寄せられていた。《髭男爵のルイ53世が言葉を選びつつちゃんと流れとか原作者のことについて話してて、そのコメントが大事だよと思ったそれないとめちゃくちゃ違う形に見えちゃう》《確かに正論だと私も思いました。原作者の作風力があって、実写化されるのであれば、視聴者からしたら一番嬉しいです。しかし、今回のように見苦しい脚本家の着色が強い物は、ただの原作を模造偽装したものにすぎないと思います》《山田氏のコメントに素直に賛意。原作者にはしっかりと権利と利益を確保してあげてほしい。近年やたらとアニメ化、実写化が相次いでいる気がする。何十万部といった人気作だけでなく、ファンには申し訳ないが正直、“え?これも?“というものも見受けられる。円満であれば良いが、制作側の“アニメ化実写化してやった感“から原作者が不快感や不利益を被らないことを祈る。海猿の件でも思ったが、クリエイターは舐められすぎている》
2024年01月31日連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことをうけ、『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』(ともにTBS系)などの人気ドラマを手掛けた脚本家の野木亜紀子氏が私見を示した。芦原氏は、1月26日にX上で、『セクシー田中さん』の9話、10話の脚本を自分が手がけた経緯を説明していた。ドラマ化にあたって、芦原氏は漫画の原作が完結していないことなどから《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》、ドラマオリジナルの展開となる終盤については、原作者があらすじからセリフまでを用意するが、《原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい》などの条件を提示していたという。しかし結果としてこれらの条件はまもられず、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されたため9話、10話については芦原氏が脚本を担当したと明かした。この投稿は、他の漫画家からも共感の声が寄せられるなど大きな反響を集めることに。しかし、28日に芦原さんは《「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と投稿した上で、一連の流れを削除。そして、29日に訃報が明らかになった。日本テレビは同日、訃報を報じると共に《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ「セクシー田中さん」につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております》とコメントを発表。さらに、30日になって公式サイトの上部に《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ「セクシー田中さん」は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます》との文章を掲載した。■「日テレには誠実であってほしいです」野木氏は1月31日に自身のXを更新。《この数日、方々に訊いてはみているものの、まだ判然としない点も多く、付随する問題の論点が多岐に渡るため、どこから触れていいのかわからない。こんな悲しい結末になってしまうまでに幾つかのポイントがあり、そのどれもがよくない方に働いてしまったであろうことが残念でならない》と芦原さんに弔意をしめし、《これまで実写化に関わった/いま関わっているすべての人にとって他人事ではない》と重大さを指摘。そのうえで、野木氏は日本テレビが発表したコメントは不十分だとして次のように綴っている。《いずれにしても日テレのコメントは、第二弾が出てもなお、あまりにも足りていない。本来、日テレと小学館の間で話し合い納めるべきだったところがなぜここまでのことになってしまったのか。いま調査中であるならば調査中である旨を公表し、今後明らかにしていくという意思を見せた方がいいのではないか。小学館と見解が異なるというのであれば第三者委員会のような立場の調査を入れる必要もあるかもしれない》また、《誠実であろうとしたために亡くなられた芦原先生のためにも、原作読者・ドラマ視聴者に対しても、これで終われるはずがないし、大きなショックを受けているであろうドラマ出演者や関わった人たちに対しても、日テレには誠実であってほしいです。起きてしまったことに対しての姿勢が問われています》とも述べ、日本テレビへの願いも明らかにした。野木氏の投稿に対しては、続々と共感の声が寄せられている。《野木先生流石だ…この方の作品は原作ものもオリジナルもすごく誠実でとても好きなので、その方がこう言ってくれるとすごく救われる気持ちになる》《ド正論です。今後のドラマ化の大きな課題ともなります。》《脚本家という肩書きが安易に敵視されかねない今ずっと原作がある作品を尊重ししっかりと話し合いや説得を試みてこられた野木先生の言葉。至極真っ当だと思う》《同業の方々がポストしているが野木さんの意見が一番納得できる。このまま終わらせるのではなく調査し真実を明らかにして2度と悲劇が起きないよう業界も変わるべき》【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年01月31日1月29日、漫画家の芦原妃名子さんが栃木県内で死亡しているのが見つかった。遺書が残されていることから、自殺とみられている。10月から日本テレビ系列で放映されたドラマ『セクシー田中さん』の原作者である芦原さんだが、26日に実写化を巡る脚本トラブルをXで明かしていた。芦原さんは原作漫画が未完だったため《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》ことを条件に実写ドラマ化に合意。制作側には、思わぬ形で改変された場合には修正を行うことや、自身が脚本を担当することを事前に依頼していた。しかし、実際あがってきた脚本は大幅な改変が加えられていたといい、原作サイドは何度も粘り強く修正作業を行ったそう。さらにドラマオリジナル展開となる8?10話からは芦原さんがあらすじやセリフを自ら用意したが、条件は守られず、修正が間に合わない9・10話に関しては芦原さん自らが脚本を担当した。漫画の連載と同時並行での作業となったことから、芦原さんにとって不本意な部分もあったようで《9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます》と謝罪していた。この投稿には、他の漫画家からも共感の声が寄せられるなど大きな反響を集めたが、28日に芦原さんは《「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と投稿した上で、一連の流れを削除。そして、29日に訃報が明らかになった。ドラマや映画で人気漫画を実写化した作品は多いが、ファンが不満を抱くのみならず、原作者と映像化サイドがトラブルになることは決して少なくない。’08年に放送されたドラマ『おせん』(日本テレビ系)も原作者のきくち正太氏が後に《幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった》《そのショックから、漫画が描けなくなりました》と、ある雑誌の中で綴っていた。芦原さんも直接声をあげたが、急死という最悪の結末となってしまった。ネットには同業者らやファンから多くの悲しみの声が寄せられることに。29日、ドラマや映画化された漫画『のだめカンタービレ』の原作者・二ノ宮知子氏も、Xにて《自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない》と投稿。二ノ宮氏は以前よりこのことについて言及しており、1月27日に《ぬぬ。原作者が予め条件を出すのは自分の作品と心を守るためなので、それが守られないなら、自分とその後に続く作家を守るためにも声を上げるしかないよね…》《因みに、改変が悪いわけではなくて、予め出した条件が守られているかどうかが問題だと思っています》と綴っていた。未だなくならない実写化作品を巡るトラブル。改めてそのやり方を議論する声があがっている。《セクシー田中さん、好きだったからこそツラ…もうホント原作アニメマンガゲームは実写化しないで欲しい…基本クソになるのがほぼじゃん…つか実写化とかするのに契約書とかないのかなぁ…原作者の意向にシナリオ出来んのなら、過激に言ってしまえばただの著作権の侵害、盗作やん》《色んな人が関わって生み出されてる事は間違いないのだけど、原作者を蔑ろにするのはダメですよね。アニメ化、実写化する時は弁護士雇って契約書を精査するくらいじゃないと原作者守れないんかな…。そんなの悲しすぎる》《今後は確実に原作クラッシュするような実写化は激減するだろうけどそれとはまた別の問題は絶対発生するだろうし、そうならないよう明確なルールを盛り込んだしっかりした契約を結べるようになるのが良いんだろうね、世間的な空気とかでなんとなく左右されるんじゃなくて》《小学館だけじゃなく全ての出版社・ゲーム会社が連携して作品と原作者さんを守って欲しいよ》【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年01月30日2024年1月29日に報じられた、漫画家である芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんの急逝。芦原さんは同月28日から行方不明になり、翌29日、栃木県内で亡くなっているのを発見されたといいます。亡くなる数日前には、2023年にドラマ化された自著『セクシー田中さん』の制作上の事情について、X(Twitter)で明かしていた、芦原さん。行方をくらませた日の昼、Xに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と書き残し、これまでの投稿のほとんどを削除していました。警察は今後、死因や経緯について調査を進めるとのことです。芦原妃名子さん逝去受け、小学館がコメントを発表逝去が報じられた翌30日、株式会社小学館(以下、小学館)がウェブサイトを更新。芦原さんは1994年に同社の漫画雑誌『別冊少女コミック』でデビューして以来、『砂時計』や『Piece』『Bread & Butter』など、数多くの作品を小学館で刊行してきました。小学館は、芦原さんの訃報を受け、このように想いを明かしています。漫画家の芦原妃名子先生が、逝去されました。『砂時計』で第50回、『Piece』で第58回小学館漫画賞を受賞され、2017 年からは7年にわたり「姉系プチコミック」で『セクシー田中さん』をご執筆いただいておりました。先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております。小学館ーより引用長きにわたって、小学館の作家として活躍してきた芦原さん。あまりにも突然の逝去に、小学館側も深い悲しみに暮れているようです。同社は、多くの人の心を揺さぶった芦原さんの作品を称賛し、「今後も、多くの人に読まれるような作品であってほしい」と、漫画家に対する最大の敬意を示しました。作品は、多くの漫画家にとって我が子同然に大切なもの。作品がより多くの人に届くことは、芦原さんの望みでもあるはずです。訃報に対し、ネットからは「芦原さんの作品が大好きです」という声が相次ぎました。今後も芦原さんの作品は、たくさんの人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日昨年10月クールに放送された連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急死し、衝撃が広がっている。芦原さんの訃報が流れたのは、1月29日夕方のこと。日本テレビのニュースサイト「日テレニュース」が第一報を打ち、同時に同局による追悼コメントも次のように発表された。《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております》芦原さんは26日に、ドラマ『セクシー田中さん』の“脚本トラブル”をXで明かしていた。《私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました》と綴り、小学館を通じて日本テレビに提示していた条件が反故にされていたと告白。原作漫画が完結していないことから、《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」》《ドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する》といった約束事を伝えていたという。しかし大幅に改編されたプロットや脚本が提出され、小学館が「当初の約束通りに」と差し戻すやり取りが繰り返されたとのこと。結果的に芦原さんが9話・10話の脚本を書くこととなったが、《相当短い時間で脚本を執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます》と無念も滲ませていた。芦原さんはその後、28日までに当該投稿を削除。そして《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい》との言葉を残し、この世を去ってしまったーー。芦原さんを悼む声が相次ぐなか、Xではにわかに日本テレビのホームページに注目が集まっていた。きっかけは、とあるユーザーの投稿。芦原さんの死亡が報じられた直後、日本テレビのホームページから『セクシー田中さん』や芦原さんに関する情報が削除されたというのだ。このユーザーは、「セクシー田中さん」「芦原妃名子」のワードで検索したスクリーンショットも公開。そこには「番組0件」「全0件」と表示され、情報がヒットしなかった画面が収められていた。この投稿は瞬く間に拡散し、《日テレひどい…》《これで終了なんか?》と物議を醸す事態に。いっぽうで《これ消したんじゃなくてみんなが見ようとして一時的に見られなくなってたっての聞いたけどそこんとこどうなの?》と、システム上のエラーを指摘する声もあった。だが現在は「セクシー田中さん」「芦原妃名子」のワードで検索をかけると、これまで配信された記事は閲覧可能となっている。果たして、一時的だったとしてもドラマや芦原さんに関する情報は削除されたのだろうか?そこで本誌は1月30日に、日本テレビ広報部に事実関係を取材した。同日に担当者より文書で回答があり、「セクシー田中さんのHPや記事は削除していません」とXで広まっていた“疑惑”を否定。検索がヒットしなかった原因については、「特定のアドブロック利用の際に検索結果が正確に表示されない可能性があります」とのことだった。また同局は芦原さんへの追悼コメントで《最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております》と主張したものの、実際にどのようなやり取りがあったかなど経緯の説明はなかった。そのためSNSでは、《なんで日テレはこんな他人事なの?》《記者会見するべき》と批判が噴出している。こうした世間の反応についても見解を問い合わせたが、ノーコメントだった。
2024年01月30日2024年1月29日、漫画家の芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんが亡くなったことが分かりました。漫画『セクシー田中さん』などの人気作で知られる、芦原さん。2023年10月~同年12月には、同作が日本テレビ放送網株式会社でテレビドラマ化され、話題になっていました。産経ニュースによると、芦原さんは2024年1月28日から行方不明になり、翌29日、栃木県内で亡くなっているのが見つかったとのこと。亡くなった状況などから自殺とみられ、警察当局が死因や経緯を調べているそうです。あまりにも突然の訃報に、ネット上では「芦原さんの新しい作品が読めなくなるなんて悲しい」「どうして…」「悲しすぎる」など、芦原さんを惜しむ声が上がっています。芦原さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。また、ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。厚生労働省[文・構成/grape編集部]
2024年01月29日女優の松岡茉優、山田杏奈、俳優の磯村勇斗、映画監督の是枝裕和、歌手のアイナ・ジ・エンドが11日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2023」に出席した。ファッション誌『ELLE(エル)』(ハースト婦人画報社)が、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「ELLE CINEMA AWARDS」。9回目を迎えた今年は、「エル ベストアクトレス賞」に松岡茉優、「エル メン賞」に磯村勇斗、「エル・ガール ライジングスター賞」に山田杏奈、「エル ベストディレクター賞」に『怪物』の是枝裕和監督、「FENDI賞」に『キリエのうた』のアイナ・ジ・エンドがそれぞれ選ばれた。対象作品となった『愛にイナズマ』で「エル ベストアクトレス賞」に輝いた松岡は「とてもうれしいです。やはり俳優というのはこういう場所で評価していただいた時に誰かに届いたんだなと思えるので」と受賞を喜び、受賞作となった『愛にイナズマ』について「イチ観客としては1人じゃないんだと感じた作品で、私だけでなく他にもそういう思いを抱えた人がいるんだなと。反逆するファミリーのラブコメですが、もしまだ見ていない方がいらしたら是非見ていただきたいと思います」とアピールした。本作では佐藤浩市や若葉竜也、池松壮亮らと家族を演じ、「家族を演じるのは私にとって俳優のお仕事でも特別なこと。心の中で尾を引いてしまうような愛情が生まれます」と未だに影響があるという。また、今年を漢字一文字で「愛」と表し、「『愛のイナズマ』も愛がテーマ。愛を持ってすれば苦手だとする人も愛がある人だと思えば争いは起こらないと思うので信じたいです」とその理由を説明した。続けて、来年の抱負について「(作品を)何本やったということではなく、現場現場によって出会う人、チームの中で旗を振る人が現場によって違うことが近年私の楽しみになっています。来年出会えるチームがあったら、そこでの生活を存分に楽しみたいと思っています」と新たな出会いに期待を寄せた。宮沢りえ主演の『月』で「エル メン賞」に選ばれた磯村は、『月』以外にも『正欲』での演技も高く評価された。「ともに社会的なテーマのある作品なので、このような賞をいただけて報われたような気持ちです」と喜びもひとしおで、「今年はたくさんの映画に出演させてもらい、非常に映画の年だったと思います。『月』と『正欲』は僕の俳優人生にとってターニングポイントになる作品。今年は俳優人生の中でも節目だと思います」と今年は充実した年だったという。来る2024年は「また新たな種まきから始め、新たな俳優人生を歩んでいきたいと思います」とさらなる活躍に意欲を見せた。新世代を牽引する映画人に贈る「エル・ガール ライジングスター賞」には、『山女』に出演した山田杏奈が受賞。「『山女』を評価していただき、2度うれしいというか、すごく有り難いと思った1年でした」と笑顔を見せ、「撮影したのは2年ほど前だったんですが、当時は本当にリアルに山の中にずっといたりして私が演じた凛の人生を役とともに生き抜きました」とやりきった様子。また、今年を漢字一文字で「ご縁の"縁"。色んな人とのつながりを大事にして暮らしていきたいと思った1年だったので」と振り返り、来年の抱負は「一つ一つの仕事に真摯に向き合って一つ一つの役を生き抜いていきたいと思います。周りの人への感謝も忘れない1年にしたいですね」と目を輝かせていた。なお、作品賞は、文化人やジャーナリスト、エル・ディレクターなどの投票によって2023年に公開された映画の中からベスト映画を決定する「ELLE CINEMA AWARDS」の第1位にグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』、今年新設された特別賞の「ELLE ACTIVE!賞」にヴィム・ヴェンダース監督作品で役所広司主演の『PERFECT DAYS』が選ばれた。
2023年12月12日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(27日公開)のクランクアップインタビュー映像が31日に公開された。○■佐藤浩市・池松壮亮・若葉竜也、『愛にイナズマ』クランクアップインタビュー公開今回公開されたのは、主人公・花子(松岡)の“どうしようもない家族”を演じた佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也が、共演シーンの裏側と井監督への思いをクランクアップ直後に語ったインタビュー映像。花子(松岡)の“どうしようもない”父親役を演じた佐藤は、20代・30代の役者が揃った“家族”の共演シーンについて、「世代のことを感じずにコラボレーションできた。お互いが、呼吸として相手の芝居を取り入れていくことのできる俳優たちだった」とコメント。「俳優たちのレベルがとても高かったから、彼らと一緒に演じれるのは楽しかった」と、共演者へ全幅の信頼を寄せた撮影を振り返った。また、初共演とは思えないほどの絶妙な掛け合いをみせた池松壮亮と若葉竜也。長男を演じた池松は自身の役どころについて「すごくおもしろい役を振ってもらえたなと思いました。石井監督作品における“お兄ちゃん”ってどうしようもなくておもしろいんです」と兄役を任されたことに対して喜びを語る。次男役を演じた若葉も「石井さんのセリフが独特だからそれを言う楽しみがあった」「石井さんに見せていく作業がすごく楽しかった」と熱冷めやらぬ様子で明かした。これまで数多くの石井監督作品に出演している池松が、本作について「石井裕也版 終末ムービー」と独自の解釈で表現し、「ガチャガチャといろんな味のする映画になると思います」と魅力を語ると、若葉は「(監督は)伝えたいことが一貫している気がして、人間讃歌、人を撮る、人ってなんだろうということを追求している気がしている」と敬愛する石井監督への思いを話し、「心が揺さぶられる映画になっていると思いますので楽しみしていてください」と力強く語った。【編集部MEMO】映画『愛にイナズマ』は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃えている。27日から全国で上映中。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年10月31日映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)の公開記念舞台挨拶が28日に行われ、松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也、佐藤浩市、石井裕也監督が登場した。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。○■映画『愛にイナズマ』公開記念舞台挨拶を開催石井監督は同作のキャッチコピーについて「優秀な宣伝部の方がついてますけど、どう言っていこうかと悩んでいたら、この前浩市さんと飲みに行き、そこでようやく答えが出ました」と明かす。「浩市さんが酔っ払って言って、覚えてるのかわからないですけど『これが本当のエンタメだな』とおっしゃったんですよ。で、それはなんでかっていうことを浩市さんに説明していただきたい」と佐藤に話を振った。窪田らも「言ってた!」と証言するが、佐藤は「俺の病名はアルコール性認知症で、お酒飲んだ時に言ったこと覚えてないんですよ!」と苦笑。松岡は「浩市さん、『テラスの犬になりたい』と言ったのも覚えてないんですよね」と暴露し、佐藤は自身の発言にもかかわらず「なぜ?」と不思議そうにする。松岡は「でも心の奥底にあるから」とフォローすると、佐藤は「言ってることはウゾじゃない。実際にその時感じてることは間違ってないですよ。ただ、なぜ?」と疑問だらけの様子。石井監督は「けっこう無茶して作った映画だったんですよ。脚本を書いてから2カ月であの撮影したりとか、無茶をした撮影の中ででも、一線級の俳優とスタッフの人が揃って全員で楽しみ抜いたということが、たぶんあると思うんですよね」と説明する。「だから、みんなが楽しそうにやった化学反応が特別なエネルギーを生んだんじゃないかなと。僕は解釈して、覚えてました」と語り、佐藤は「そういうことです、たぶん」と頷いていた。
2023年10月28日石井裕也監督最新作『愛にイナズマ』で初共演を果たしたW主演の松岡茉優と窪田正孝が、クランクアップ直後の熱冷めやらぬときに“本音“で語り合ったインタビュー映像が解禁となった。卑怯な大人に騙され大切な夢も何もかも全て奪われた末っ子の花子(松岡茉優)と空気の読めない彼氏の正夫(窪田正孝)、どうしようもない花子の父(佐藤浩市)と、二人の兄・長男の誠一(池松壮亮)、次男の雄二(若葉竜也)ら超豪華な“家族”が勢ぞろいした本作。撮影直後ということもあり、役の衣装のままの2人は真剣な面持ちで初めて脚本を読んだ感想や、お互いの印象を語っている。当初、「やり切れる自信がなかった。自分のスキルと覚悟ではできないんじゃないかと思ったから、一瞬(脚本を)置きかけました」と本作から受けたエネルギーに圧倒されたと、石井組初参加の松岡さんは語る。「できない」と思っているってことは、自分の(心の)奥の琴線に触れている」と冷静に自己分析をしながらも、「(理不尽な世界に正面から向かい合う)花子の叫びが、全部私が知ってる気持ちだな」「彼女の気持ちを私が代弁させてもらいたい」と、石井監督が生み出した花子というキャラクターへ寄り添っていった過程を明かした。そして、「雲を掴むような役どころ」と正夫役を評す窪田さんは「石井さんが書き下ろした脚本ということに、まずすごく興味がありました」と語ると「(脚本には)愛を込めて、皮肉めいたメッセージが散りばめられていたのを読み、それが日ごろ自分が疑問に感じていたことと一致していた」と、松岡さんと同じく共感し、そして「燃える何か」を感じたという。そんな2人は、お互いの印象に話が及ぶと、松岡さんは窪田さんに対して少しずつ距離を縮めつつ「柔軟で軽やかで優しくてフラット」と尊敬の眼差しでコメント。窪田さんは「お芝居へのアプローチの多彩さ、多面さ、吸収率の高さがすごかった。毎日圧倒されてました」と、お互い至近距離での「ベタ褒め」に照れながらも、W主演としての相性の良さを感じさせた。最後に、公開を待つ観客へのメッセージを聞かれた松岡さんは「『不器用だけど一所懸命生きているあなた』にはきっと届く物語だと思います」とカメラの前の観客に語りかけると、窪田さんは「人間の本質をついた、体にイナズマが走るような作品」と太鼓判を押した。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年10月26日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(27日公開)のクランクアップインタビュー映像が26日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。○■松岡茉優&窪田正孝、『愛にイナズマ』クランクアップインタビュー公開今回公開されたのは、初共演でW主演を務めた松岡と窪田のクランクアップ直後に撮影されたインタビュー映像。役の衣装のままの2人は真剣な面持ちで初めて脚本を読んだ感想や、互いの印象を語っている。石井組初参加の松岡は「やり切れる自信がなかった。自分のスキルと覚悟ではできないんじゃないかと思ったから、一瞬(脚本を)置きかけました」と振り返る。「『できない』と思っているってことは、自分の(心の)奥の琴線に触れている」と冷静に自己分析をしながら、「(理不尽な世界に正面から向かい合う)花子の叫びが、全部私が知ってる気持ちだな」「彼女の気持ちを私が代弁させてもらいたい」と、石井監督が生み出した花子というキャラクターに寄り添った過程を明かした。そして、自身の演じた正夫を「雲を掴むような役どころ」と表現した窪田は「石井さんが書き下ろした脚本ということに、まずすごく興味がありました」と話し、「(脚本には)愛を込めて、皮肉めいたメッセージが散りばめられていたのを読み、それが日ごろ自分が疑問に感じていたことと一致していた」と語った。互いの印象に話がおよぶと、松岡は「柔軟で軽やかで優しくてフラット」と窪田の印象を明かし、窪田も「お芝居へのアプローチの多彩さ、多面さ、吸収率の高さがすごかった。毎日圧倒されてました」と松岡を絶賛。互いの“ベタ褒め”に照れながらも、W主演としての相性の良さを感じさせた。最後に、公開を待つ観客へのメッセージを聞かれた松岡は「“不器用だけど一所懸命生きているあなた”にはきっと届く物語だと思います」とカメラの前の観客に語りかけると、窪田は「人間の本質をついた、体にイナズマが走るような作品」と太鼓判を押した。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年10月26日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)のクランクイン映像が27日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。○■松岡茉優・窪田正孝ら、『愛にイナズマ』クランクイン映像今回公開されたのは、松岡、窪田、池松、若葉そして、佐藤のクランクイン映像。撮影初日にクランクインした花子役の松岡と、1日遅れでクランクインした正夫役の窪田。同作にて初共演となる2人だが、前日に重めのシーンの撮影があったことを告げる松岡へ、窪田が「初日からそこ(のシーン)は結構くるねえ。絶望から始まる怒りとか……」と労いの言葉をかける場面も見られた。また、夜のトンネルで雨に打たれるシーンで足踏みをして準備をする窪田や、夜景の高台で松岡と窪田が演技について話し合う姿など、過酷な撮影の中でもコミュニケーションを忘れないプロフェッショナルな2人の姿を見ることができる。そして、折村家の長男・誠⼀役の池松と、次男の雄二役の若葉、父・治役の佐藤がクランクインすると、緊張感が高まる雰囲気もありつつ、窪田が制作スタッフにマイクを向けて音声を確かめてみたり、佐藤が「私、酔っ払いすぎでしょうか……?」と石井監督に演技の確認したりするなど、笑いの絶えない現場の様子が映し出されている。石井監督も「家族が集まるシーンでは、⼀流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした」と撮影を振り返っている。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年09月27日石井裕也監督作『愛にイナズマ』よりクランクイン映像が解禁された。松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める本作は、打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて社会の理不尽に立ち向かう姿を描く。この度解禁されたクランクイン映像では、普段は見ることができない撮影現場でのオフショットに、素顔のキャストの様子が映し出されている。撮影初日にクランクインした花子役の松岡さんと、1日遅れでクランクインした、花子に寄り添う正夫役の窪田さん。本作にて初共演となる2人は撮影の合間に、前日に重めのシーンの撮影があったことを告げる松岡さんへ「初日からそこ(のシーン)は結構くるねえ。絶望から始まる怒りとか」と窪田さんがねぎらう一幕も。また、夜のトンネルで雨に打たれるシーンで、足踏みをして準備をする窪田さんや、夜景の高台のシーンで、松岡さんと窪田さんが演技について話し合う姿など、撮影の過酷さもありながらコミュニケーションを忘れない、プロフェッショナルな2人の姿を垣間見ることができる。そして映像は古き良き日本の民家、折村家の実家へ。長男の誠一役の池松壮亮と、次男の雄二役の若葉竜也、そして父親の治役の佐藤浩市がスタッフの暖かな拍手に迎えられてクランクイン。全員が赤い服を着た折村家と正夫が揃った写真撮影を挟み、なにやら緊張感が高まる雰囲気になったり、窪田さんが制作スタッフにマイクを向けて音声を確かめてみたり、佐藤さんが「私、酔っ払いすぎでしょうか...?」と石井監督に演技の酔い加減を確認したりなど、演者とスタッフが一丸となり、笑い声が絶えない現場の様子が映し出されている。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年09月27日女優の新川優愛が2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」に出演。この春に第1子を出産し、この日が出産後初イベント出演となった。新川は、日本が世界に誇る「宝石の街」である山梨県甲府市のステージに登場した。甲府市は新たに、人生における「3つの愛」をテーマにジュエリー文化を発信する「KOFU JEWELRY LOVE PROJECT」を発足。「第1の愛」は、赤ちゃんが生まれた際に贈る「ベビージュエリー」で、新川はベビージュエリーを身につけてランウェイを歩いた。その後のトークで、第1子出産について「おめでとうございます」と祝福されると、「ありがとうございます」と笑顔で感謝。ベビージュエリーについて「お子さんに対してファーストジュエリーとして送ってあげるのも素敵だなと思いますし、私たちが親になった記念に送り合うのも素敵かなと思います」と話していた。新川は2019年にロケバス運転手の男性と結婚し、2022年11月に第1子妊娠を発表。今年5月10日に所属事務所を通じて第1子出産を報告していた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、無限を意味する「INFINITY」。常に新しいものを創造し続け、誰もが自由に夢を描ける無限の可能性の未来に向かって、INFINITYへの扉を開けるTGCの世界を届ける。撮影:蔦野裕
2023年09月02日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)の場面写真が17日に公開された。○■映画『愛にイナズマ』場面写真10点が一挙公開同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。今回公開された場面写真では、幼い頃からの夢だった映画監督デビューを目前に控えた26歳の花子(松岡)が、自宅で机に向かい、一心不乱に筆を動かし夢に没頭するシーンのほか、花子の父・治(佐藤)を熱くハグする正夫(窪田)の純真さがにじみ出る1枚や、赤いランプのバーで運命的な出会いを果たした花子と正夫が顔を寄せ合うカット、そして正夫のスマホ画像を、花子と家族が取り囲み、覗き込んでいるシーンなど、不器用ながらも懸命に生きる人たちの⼀瞬をユーモアたっぷりに切り取っている。さらに、花子に必死に話しかける兄・誠一(池松)、ラウンジで取り巻きに囲まれる誠一の上司であるホテルの社長(高良)、雑然とした部屋でゴロリと横になり思い詰めたように空を見つめる落合(仲野)、花子に業界の常識を押し付けてくる原(MEGUMI)と助監督・荒川(三浦)などのシーンも公開された。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年08月17日松岡茉優と窪田正孝がW主演、初共演した石井裕也監督作『愛にイナズマ』より本ビジュアルと本予告編が解禁された。本作は、社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて反撃の狼煙を上げる姿を描く、痛快なヒューマンドラマ。この度解禁となった本予告の冒頭では、主人公である花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)の運命的な出会いから一転、夢を奪われた花子が雷の鳴り響く大雨の夜に、正夫と互いに反撃を誓う姿が描かれる。そんな花子と正夫が頼ったのは、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”!やたらと場を仕切りたがる長男・誠一(池松壮亮)と、根は優しいが陰キャ全開の次男・雄二(若葉竜也)が「ほんとキモい」「うるせえクソ童貞!」と揉めだしたかと思えば、やさぐれた花子が「クソ!」と絶叫、絶妙に空気を読まずに仲裁に入る正夫と、我が子たちの争いを前に弱りはてる父・治(佐藤浩市)。監督の熱い要望で実現した「エレファントカシマシ」の名曲「ココロのままに」が軽快に鳴り響く中、カオスな空間はエスカレートしていく…。そして、コミカルな場面から一転。明かされた家族の“ある秘密”に、花子たちの目からは大粒の涙が流れ出す。「はじめて家族というものを知りました」という正夫の言葉とともに、ラストに待ち受ける想像を超えた“感動”を予感させる予告編となっている。併せて解禁となった本ビジュアルは、一瞬の雷光に浮かび上がる松岡さん演じる花子と窪田さん演じる正夫が見つめ合う姿が捉えられており、運命的な絆を感じさせる1枚。また勢ぞろいしたキャスト陣に、ハイレベルな演技合戦を期待したくなる。また、本作の魅力・見どころについて、松岡さんは「(観客にとって)この作品が“しょうがない、前を向くか!”と思えるような映画になっていたら嬉しいです」、窪田さんは「セリフにしろ映像にしろ本質的な意味で“書きなぐられた”作品で、(皆が)普段言えない想いを愛を持って串刺しにしてくる、貫いてくる何かがある作品」とコメントを寄せた。そして、石井監督からはロングコメントが到着。映画を彩る「エレファントカシマシ」の主題歌「ココロのままに」について、熱い思いを綴っている。■石井裕也監督 主題歌「ココロのままに」に寄せて。この映画のアイデアが突然ひらめいた時、若き映画監督であり友人の坂西未郁君が目の前にいました。松岡茉優さん演じる主人公の折村花子も若き映画監督という設定なので、彼の存在が発想のきっかけになったんだと思います。なので、花子が劇中で撮影する映像は全て坂西君に任せることに決めました。彼は今作の助監督でありながら、一部のパートでは監督をやったとも言えると思います。ちなみにその映像は、映画のエンドロールでも流れます。それなら、そこにかかる主題歌はもうエレファントカシマシで決まりだと思いました。他の選択肢はあり得ません。坂西君の父親は坂西伊作という人で、かつて90年代にエレカシのPVをいくつも撮っていた凄腕の監督でした。『愛にイナズマ』は、今は亡き大切な人に思いを馳せる映画でもあります。亡き父親と同じ道を選んだ坂西君が撮った映像にエレファントカシマシの曲が流れるのは必然だと、誠に勝手ながら思いました。それに加えて個人的な話をしてしまうと、まだ20代の頃、若き映画監督として苦悩し、もがいていた僕を奮い立たせていたのは、いつだってエレカシの熱く真っ直ぐな音楽でした。ヘッドホンをして目を閉じ、己の中にある情熱の炎を確かめ、また頑張ろうと気合を漲らせる。何度も救われました。エレファントカシマシ、『ココロのままに』をどうしても主題歌にしたかった理由は無数にありますが、やはり脇目も振らず一心不乱に頑張るこの映画の主人公にピッタリだと思ったんです。同じように苦しみながら頑張る方々にもこのエネルギーが届けばいいなと思っています。僕たちの思いをご存じだったかどうかは分かりませんが、エレファントカシマシの皆さん、宮本浩次さんがこのオファーを受けてくれたことに心より感謝申し上げます。石井裕也『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月25日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)のポスタービジュアル、本予告が25日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作で、完全オリジナル脚本で描かれるのは、映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語となる。本予告の冒頭では、主人公である花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)の運命的な出会いから一転、を奪われた花子が雷の鳴り響く大雨の夜に、正夫と互いに反撃を誓う姿が描かれる。2人が頼ったのは、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”。やたらと場を仕切りたがる長男・誠一(池松壮亮)と、根は優しいが陰キャ全開の次男・雄二(若葉竜也)が「ほんとキモい」「うるせえクソ童貞!」と口汚く揉めだしたかと思えば、やさぐれた花子が「クソ!」と絶叫、絶妙に空気を読まずに仲裁に入る正夫と、我が子たちの争いを前に弱りはてる父・治(佐藤浩市)。監督の熱い要望で実現したエレファントカシマシの名曲「ココロのままに」が軽快に鳴り響く中、カオスな空間はエスカレートしていく。しかし、コミカルな場面から一転。明かされた家族の“ある秘密”に、花子たちの目からは大粒の涙が流れ出す。「はじめて家族というものを知りました」という正夫の言葉とともに、“感動”への期待感を煽る予告編となっている。また本ビジュアルでは、一瞬の雷光に浮かび上がる花子と正夫が見つめ合っている。松岡は「(観客にとって)この作品が“しょうがない、前を向くか!”と思えるような映画になっていたら嬉しいです」、窪田は「セリフにしろ映像にしろ本質的な意味で“書きなぐられた”作品で、(皆が)普段言えない想いを愛を持って串刺しにしてくる、貫いてくる何かがある作品」と見どころについてコメントしている。○石井裕也監督 主題歌「ココロのままに」に寄せて。この映画のアイデアが突然ひらめいた時、若き映画監督であり友人の坂西未郁君が目の前にいました。松岡茉優さん演じる主人公の折村花子も若き映画監督という設定なので、彼の存在が発想のきっかけになったんだと思います。なので、花子が劇中で撮影する映像は全て坂西君に任せることに決めました。彼は今作の助監督でありながら、一部のパートでは監督をやったとも言えると思います。ちなみにその映像は、映画のエンドロールでも流れます。それなら、そこにかかる主題歌はもうエレファントカシマシで決まりだと思いました。他の選択肢はあり得ません。坂西君の父親は坂西伊作という人で、かつて90年代にエレカシのPVをいくつも撮っていた凄腕の監督でした。『愛にイナズマ』は、今は亡き大切な人に思いを馳せる映画でもあります。亡き父親と同じ道を選んだ坂西君が撮った映像にエレファントカシマシの曲が流れるのは必然だと、誠に勝手ながら思いました。それに加えて個人的な話をしてしまうと、まだ20代の頃、若き映画監督として苦悩し、もがいていた僕を奮い立たせていたのは、いつだってエレカシの熱く真っ直ぐな音楽でした。ヘッドホンをして目を閉じ、己の中にある情熱の炎を確かめ、また頑張ろうと気合を漲らせる。何度も救われました。エレファントカシマシ、『ココロのままに』をどうしても主題歌にしたかった理由は無数にありますが、やはり脇目も振らず一心不乱に頑張るこの映画の主人公にピッタリだと思ったんです。同じように苦しみながら頑張る方々にもこのエネルギーが届けばいいなと思っています。僕たちの思いをご存じだったかどうかは分かりませんが、エレファントカシマシの皆さん、宮本浩次さんがこのオファーを受けてくれたことに心より感謝申し上げます。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月25日舞台「星降る夜に出掛けよう」の公開稽古および取材会が11日に京都・南座で行われ、Hey! Say! JUMPの高木雄也、中山優馬、SixTONESの高地優吾が出席。互いの尊敬している点を明かした。ジョン・パトリック・シャンリィの戯曲集『お月さまへようこそ』とサン=テグジュペリの『星の王子さま』を題材に、重要無形文化財保持者(人間国宝)の坂東玉三郎が演出した今作。ビリー・ジョエルや安全地帯などの楽曲歌唱が盛り込まれた会話劇、玉三郎自らが歌詞を書き下ろした「星降る夜に」、そして3人のソロパフォーマンスなど見どころ満載の公演となっている。会見ではオンオフ問わず接点はあったのかと記者に聞かれ、思わず「あまりない……」と顔を見合わせる3人。高木は「同じ事務所」と改めて共通点を挙げつつ、「小さい頃は一緒にステージに立たせてもらったりしていたんですけど、最近はなかなか一緒にやる機会がなかったのですごく刺激的でした」と代表して今回の共演について話した。稽古を通して発見した新たな一面について高木は「高地くんが変な人だということが分かりました」と笑いを誘いつつ、「高地くんのおかげで稽古場がにぎやかになった。後輩だけど頼もしかったです」と感謝。中山も「ムードメーカーでしたね」と頷きつつ「玉三郎さんとの掛け合いが……」と話すと、高木が「コントです」と続ける。中山に「玉三郎さんはフレンドリーなんですけど、高地とは友達のよう」と説明され、高地が「稽古場でも椅子を一緒に並べてご飯を食べていました」と仲睦まじい様子を伝えると、高木は「先輩として最初はちょっとドキドキしていました(笑)」と垣根を感じさせない関係を振り返って微笑んだ。共演して感じた互いの尊敬できる点について質問が飛ぶと、高木は中山へ「立っているだけで様になる、かっこいいなと思いながら稽古場でずっと見ていました」と告白。芝居も「すごく好き。今後またお芝居を見に行きたいなって純粋に思いました」とすっかり惚れ込んだことを明かす。一方高地については「ピュアというか、突っ込んでいく度胸がものすごくあって、自分にはないものを持っていて羨ましい」と羨望の眼差しを向けた。中山は高木を「愚直な方」と表現。「今日もかなり緊張していたという話を終わってから聞いたんですけど、東京ドームでライブをされている方でもやっぱり緊張するんだなと。台詞量も一番大変だったと思うのですが、稽古場で見ていても、一歩ずつ進んでいかれる方で、そんなところを尊敬しています」と説明した。一方高地へは「その真逆」と話し始め、「とりあえずやってみる精神というか、飛び込んでみる勢いがすごくて。でも稽古が終わったら、毎回僕に『思うことある?』と聞いてきたり。色々やってみて試してみて進んでいこうとしている」と、高木とは違う稽古の進め方を紹介した。高地は高木について「ジャニーズJr.のときからお兄さん的存在で、稽古場でもドシッと構えてるという感じがしました。『緊張しぃだから』『台詞覚えるの遅いから』と言うんですけど、最終稽古のときにはしっかり自分の中に落とし込めている背中を見てかっこいいなと」と振り返りながら「あと、稽古場のときから長い髪の毛で色気を放っていましたね」と違った角度からの高木評も。以前同じグループで活動していた経験もある中山については「当時は全然優馬くんのことを分かってなかった」と話し、今回の共演で「舞台に対してすごく“変態性が光る”なって」とコメント。中山はすかさず「言葉選べよ」とツッコむ。高地は「今回はすごく難しい演目もあって、初めて見た方はどう捉えるんだろうなって思いながら『台本を読んでこう思ったんですけど、優馬くんどう思いました?」って聞いたら、考えたこともない方向からの発想が出てきたり」「台詞の中に出てくる『ドストエフスキー』について『知ってる?』と聞かれたときに、正直僕は全然勉強不足だったりして『よく分からないです』って言ったら1から教えてくれたりとか」と中山の舞台への姿勢を例示。「知識が豊富で『辞書』だと思っていました。聞いたら答えてくれるので、本当に何でも聞いちゃって」と語った。今作は、京都・南座で12日~21日まで、大阪松竹座で10月2日~28日まで上演される。
2023年06月13日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(2023年秋公開)の特報、ティザービジュアル、場面写真が26日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作で、完全オリジナル脚本で描かれるのは、映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語となる。ティザービジュアルでは「この出会い、一億ボルト」というインパクト大のキャッチコピーとともに、花子と正夫の嵐の夜の運命的な出会いが捉えられている。雷光の一瞬のきらめきに照らされ浮かび上がるのは衝撃を受けたような2人の横顔で、恋人であり共に闘うバディでもある2人のロマンスの始まりと、降りかかる理不尽な運命に立ち向かう力強さを感じさせるティザービジュアルとなっている。また大雨の中向き合う花子と正夫の様子や、赤い服を身にまとった”どうしようもない家族”、長男・誠一(池松壮亮)と次男・雄二(若葉竜也)がにらみ合う様子などの場面写真も公開となった。特報では、念願だった夢の実現を間近に幸せそうな花子と、そんな彼女に想いを寄せ背中を押す正夫の優しい眼差しが映し出される冒頭から一転、卑劣な大人たちによって花子の夢はあっけなく奪われてしまう。雷が鳴り響く大雨の夜、2人は「クソ意味不明に舐められるのは許せない!」「じゃあ俺もです!」とやり場のない悔しさと憤りを本音でぶつけ合う。起死回生を図った2人は、10年以上音信不通だった”どうしようもない家族”の元を訪れる。そこには「おまえも少しはアクセルをビュンしてみろよ」と独特なワードセンスでマウントを取る長男・誠一(池松壮亮)、そんな長男に向かって「ほんっとヤダ!」と憤慨する次男・雄二(若葉竜也)、そんな子供たちを前に「どうすりゃいいんだろうな……」と狼狽えるしかないダメ親父・治(佐藤浩市)の姿が。豪華俳優陣によるコミカルでハイレベルな演技合戦に期待が高まる特報となっている。また今回の特報で、花子を振り回す無責任な映画プロデューサーをMEGUMI、後輩の挑戦を「若いっすね」と取り合わ、偏った価値観を押しつけてくる嫌味な年上の助監督を三浦貴大が演じることも明らかに。今年デビュー35周年を迎えるエレファントカシマシのの名曲「ココロのままに」が主題歌となることも明かされた。理不尽がまかり通る社会に「嘘ばっかついてんじゃねえ!」と、痛快な反撃の狼煙を上げる花子をパワフルに後押しする楽曲は、「どうしてもこの曲を起用したかった。花子にはこの曲を鳴らしてあげたかった」という石井監督の熱い要望で実現したという。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年05月26日松岡茉優と窪田正孝が主演する映画『愛にイナズマ』の特報映像と場面写真、ティザービジュアルが公開された。公開された特報映像では、念願だった夢の実現を間近に幸せそうな花子(松岡さん)と、そんな彼女に想いを寄せ、背中を押す正夫(窪田さん)の優しい眼差しが映し出されるも、卑劣な大人たちによって花子の夢はあっけなく奪われてしまう。雷が鳴り響く大雨の夜、やり場のない悔しさと憤りを、本音でぶつけ合う2人。10年以上音信不通だった“どうしようもない家族”の元を訪れる。そこには、独特なワードセンスでマウントを取る長男・誠一(池松壮亮)、そんな長男に憤慨する次男・雄二(若葉竜也)、狼狽えるしかないダメ親父・治(佐藤浩市)の姿が。ここから始まる、ハイレベル演技合戦に期待が高まる映像となっている。また今回の映像にて、花子を振り回す無責任な映画プロデューサー役でMEGUMI、偏った価値観を押しつけてくる嫌味な年上の助監督役で三浦貴大が出演していることが明らかに。さらに、「エレファントカシマシ」の名曲「ココロのままに」が主題歌となることも明らかになった。ティザービジュアルは、花子と正夫の嵐の夜の運命的な出会いが捉えられている。雷光の一瞬のきらめきに照らされ浮かび上がるのは、衝撃を受けたような2人の横顔。ロマンスの始まりと、降りかかる理不尽な運命に立ち向かう力強さを感じさせる。場面写真では、大雨の中向き合う花子と正夫や、赤い服を身にまとった“どうしようもない家族”、誠一と雄二がにらみ合う様子など、熱量のこもった演技が垣間見える。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年05月26日映画『愛にイナズマ』が2023年10月27日(金)に公開される。松岡茉優と窪田正孝がW主演。監督は石井裕也。石井裕也監督による“愛と反逆”の物語数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』をはじめ、『川の底からこんにちは』 『アジアの天使』など国内外の映画賞で高く評価されてきた監督・石井裕也。映画『愛にイナズマ』は、そんな石井裕也が完全オリジナル脚本で描く愛と反逆の物語だ。騙されて夢を全て奪われた一人の女性と、空気を読まない一人の男性が、運命的な出会いを果たし、どうしようもない家族と共に起死回生を図る痛快なファミリーラブコメディを描く。松岡茉優&窪田正孝W主演主演を務めるのは、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に3度輝いた松岡茉優と、映画『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝。また、佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也ら実力派俳優も出演する。折村花子…松岡茉優26歳の女性。幼い頃からの夢だった映画監督デビューが目前に控えていたが、卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、全て失ってしまう。正夫に励まされ、反撃を決意し、10年以上⾳信不通だった“ダメダメ”家族を頼ることに。舘正夫…窪田正孝空気は全く読めないが、やたら魅力的な男性。折村花子と運命的な出会いを果たす。失意のどん底に突き落とされた花子を励ますように、「夢をあきらめるんですか」と問いかける。折村治…佐藤浩市理不尽な社会に真っ向から反撃しようと試みる花子が頼る“どうしようもないダメ親父”。花子とは10年以上音信不通だった。折村誠一…池松壮亮花子の兄。口だけはうまい長男。折村雄二…若葉竜也花子の兄。真⾯⽬ゆえにストレスを溜め込む次男。落合…仲野太賀社会から理不尽で衝撃的な仕打ちを受ける新⼈俳優。携帯ショップの女…趣里徹底的にマニュアルを遵守する、機械のような携帯ショップ店員。ホテルの社長…高良健吾前時代的なパワハラ社⻑。原…MEGUMI責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー。荒川…三浦貴大⾃⼰中なセクハラ助監督。佐々木智夫…鶴見辰吾 ※声の出演従業員の⼈⽣を⼤切にする運送会社の社⻑。配送会社の社長…北村有起哉社会の不条理を知りながらも懸命に⽣きる料理屋の店主。則夫…益岡徹主題歌はエレファントカシマシ「ココロのままに」映画『愛にイナズマ』の主題歌は、エレファントカシマシの1999年の名曲「ココロのままに」。理不尽な社会に対し、痛快な反撃を繰り出す花子をパワフルに後押しする楽曲だ。映画『愛にイナズマ』あらすじ幼い頃からの夢だった映画監督デビューが目前に控えていた折村花子。若い感性をあからさまに馬鹿にし、業界の常識を押しつけてくる年上の助監督の存在に悩みながらも、空気は全く読めないがやたら魅力的な舘正夫と運命的な出会いを果たし、人生が輝きだす。しかしそんな矢先、卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、ギャラも貰えず、大切な企画も奪われ……花子は全てを失ってしまう。静かに怒りを滾らせ闘うこと誓った花子が頼ったのは、“どうしようもない”父と兄たち。正夫と家族を巻き込んだ花子の思いもよらない反撃とその先に待っていた予想を超えた大きな“愛”とは?【作品詳細】映画『愛にイナズマ』公開日:2023年10月27日(金)監督:石井裕也脚本:石井裕也出演:松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也、仲野太賀、趣⾥、⾼良健吾、MEGUMI、三浦貴⼤、芹澤興⼈、笠原秀幸、鶴⾒⾠吾、北村有起哉、中野英雄、益岡徹、佐藤浩市プロデューサー:北島直明、永井拓郎、中島裕作音楽:渡邊崇配給:東京テアトル
2023年04月28日松岡茉優と窪田正孝がW主演、『舟を編む』『茜色に焼かれる』などの石井裕也監督による最新作『愛にイナズマ』が2023年秋、公開決定。佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也と共演する。石井監督による完全オリジナル脚本で描かれるのは、騙されて夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、どうしようもないダメダメな家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語。監督は、数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』を始め、『川の底からこんにちは』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『茜色に焼かれる』、韓国俳優・製作陣と組んだ『アジアの天使』など、発表する作品が国内外の映画賞で高く評価されてきた石井裕也。石井裕也(監督)最新作『愛にイナズマ』は、明らかに何かが歪んでしまったアフターコロナの世界を舞台に、「理不尽な社会に真っ向から反撃しようと試みる花子と正夫」とそんな中で取り戻していく「家族の絆」を描く監督渾身のオリジナル脚本。喜劇要素を随所に含ませながら練り上げられている。誰もが本音を隠し、空気を読み、言いたいことも言えない鬱屈とした社会の中で、大切なものを守るために不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。そしてラストには、『愛にイナズマ』というタイトルに込められた真意が明かされ、まさに雷に打たれたような衝撃と感動がもたらされるという…。主演は、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に3度輝いた松岡茉優と、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したことも記憶に新しい窪田正孝。松岡茉優2人は共に石井監督作品への参加は初となり、本作が初共演となる。夢を奪い返すために恋より強い共闘関係を結ぶ2人を、ロマンスを交えて演じ上げた。窪田正孝共演は『シン・仮面ライダー』が現在大ヒット中、さらなる新境地を開拓した人気と実力を兼ね備えた池松壮亮と、『愛がなんだ』『街の上で』など、話題作への出演が途切れない若葉竜也が、花子の2人の兄役に。池松壮亮日本映画界を代表する名優・佐藤浩市が、花子のどうしようもないダメ親父を演じるという豪華布陣。日本映画界をけん引する俳優陣の火花散る熱演と、高いレベルで繰り広げられるコメディ合戦は必見だ。佐藤浩市監督&キャストからコメント到着!■石井裕也監督・脚本コメントこの映画の英語タイトルは”Masked Hearts”です。「マスクで覆われた心」という意味です。コロナ禍になって3年、私たちはずっとマスクという仮面を被って生きてきました。それが当たり前の世界だったのです。程度の差があったとしても、みんな本音や嘘をいくつもいくつも仮面の下に隠していたと思います。それをひとつひとつひっぺがして、人が隠し持っている本当のものを見つめていくような、そんな映画を作りたいと思いました。コロナ禍を経験したからこそ作れた、愛と希望に満ち溢れた映画になったと思います。超豪華な俳優たちが時にマスクをし、時に素顔で、全篇いきいきと最高の芝居をしています。特に家族がみんなで集まるシーンは、一流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした。■松岡茉優(折村花子役)コメント「選択肢の連続への疲労」「正しさって何なのかわからない」世界の状況が変わる前から生きやすくはなかったのにもっと大変になってしまった世の中で、勝ち上がってやるんだ、という花子の全身全霊を、私が止めてなるものかと挑みました。花子と同じく、みんなにめちゃめちゃ愛してもらって、出来上がった作品です。あなたに届きますように。■窪田正孝(舘正夫役)コメントぜんぶ世の中が悪い。仕方がない。人も自分も嘘と言い訳でごまかして都合の悪いこともぜんぶ無かったことにする。そんな理不尽に抗う、とある家族の物語です。人は愚かで醜いけど、命は尊く等しく重い。監督の愛と敬意と皮肉が詰まった作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください。■佐藤浩市(折村治役)コメント創造をすること、人を愛することは、流れも深さも判らない川を泳ぎ続ける様なものです。石井裕也監督はその2つを同じ高さの目線で語ってくれます。決して泳ぎを止めてはならないと。■池松壮亮(折村誠一役)コメント布に覆われた哀しみを、悔しさを、やるせなさを、怒りを今この主人公は、あらゆる欺瞞を越えて剥がしていく。社会に隠蔽された心を、消えゆく尊厳を、証明できない存在や愛を、イナズマが照らす。それでも人でありたいと願う憎まれっ娘が、恋人や家族を巻き込んで世にはばかる、明日への逆転反逆ファミリーラブコメディです。どうか、コロナを共に経験し共に生きる誰かの、逆境だらけの誰かの、破れた心にイナズマを。■若葉竜也(折村雄二役)コメントこの映画の『愛にイナズマ』というタイトルに敵う文章がないので、コメントを書くのが恥ずかしくなります。この映画に映るイナズマが嘘みたいに軽薄でヘラヘラした時代にヒビをいれてくれたらいい。この映画に映るイナズマが誰かの一縷の希望になればいい。そんな事を考えながら現場にいました。『愛のイナズマ』は2023年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛にイナズマ 2023年秋公開予定©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年04月25日