風間俊介がナレーションを務める連続ドキュメンタリー「RIDE ON TIME」。昨年10月に再スタートしたその放送が今月で最後となるが、トリを飾るのは堂本光一特集。前編後編、2週にわたって放送する。エンターテインメントのバックステージを長期密着取材し、そこに生きる人々のリアルな姿を描き出す本番組。今回は“堂本光一~「Endless SHOCK」追求し続けた20年間~”をテーマに特集する。舞台「Endless SHOCK」は、歌やダンス、フライング、22段にも及ぶ大階段落ちなどを盛り込んだミュージカルで、ニューヨークの小劇場でショーに出演する若者たちが、ブロードウェイでの成功を夢見る姿を描いた物語。堂本さんが演じるのは、カンパニーの中心となってショー作りに邁進する主人公。これまで主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えたいまなお身体を張った演出でその作品を守り続けている。2000年11月に「MILLENNIUM SHOCK」として初演を迎え、2005年に「Endless SHOCK」にタイトルを変え、堂本さん自身も演出・脚本に参加するようになり、進化を重ねてきたこの作品は今年で上演20周年。新型コロナウイルスに関する情勢に鑑み、現在公演中止(3月12日現在)となってしまっているが、このメモリアルイヤーのライバル役キャストには、「KAT-TUN」の上田竜也が指名されたほか、共演者も半数以上が一新。昨年の制作発表で堂本さんは「後ほど、おそらく質疑応答で、新しい演出は考えていますか?という質問があると思います。先に言います、考えていません」と笑いを取ったが、毎年新たな演出を加え、より良いものを作ろうと目指してきた。また作品の進化について「音楽を変えましたとかはわかりやすいですよね。そんなことよりもっと細かいところをどうしようかなって。あそこの照明のタイミングを0.5秒早くしたんですっていう変更の方が大事だったりする。長くやるってそういうことなんですよね。自分の中ではそういう無駄と思える時間も絶対的に無駄じゃないと思える信念があるんですよね」とコメント。そして「作品を愛してほしいんですよ。全員が『Endless SHOCK』を好きになってほしいんです。それが一番ですね。俺を見てくれって思ったことないです」と語る堂本さん。演者としてだけでなく、作り手としても関わり続けた彼がこのステージにかける思いとは?「カメラを向けられるのが嫌い」とドキュメンタリーに苦手意識があるという堂本さんを、番組では本作を通して徹底的に紐解いていく。連続ドキュメンタリー「RIDE ON TIME」は毎週金曜日24時55分~フジテレビにて放送中(関東ローカル)。※3月13・20日は25時15分~(cinemacafe.net)
2020年03月13日3月10日、堂本光一(41)が初のインスタライブを行った。舞台「Endless SHOCK」のインスタグラム公式アカウントでの生配信には光一のほか、上田竜也(36)や前田美波里(71)などの共演者が出演。帝国劇場から配信した。舞台「Endless SHOCK」は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、2月28日から公演が中止に。3月16日から再開の予定だが、今後の状況によっては変更の可能性もある。冒頭で光一は「こんな世の中ですけども、(略)楽しくゆるーくできればいいかなと思ってます」と語り、舞台の裏話や視聴者の質問に答えるなどした。「世の中がこういう状況なので、本当だったらステージに我々も立っているはずなんですけど(略)我々演者としては、ステージに立てないというのはやっぱりつらいですよね」と心境を語った光一。ほかにも、普段は聞けない共演者たちとの関係についても言及した。視聴者から上田の印象について問われると、「本当に真面目に取り組んでいるし、もしかしたら中止になって1番寂しい思いをしているのは(熱心に稽古をしていた)上田かもしれない」と絶賛。上田も「(中止になり思いを)どこにぶつけていいかも分からない。だからこそ今の内に(やれることを)やっておこうかなって」と熱意を見せた。また追加公演の可能性は無いとしながらも、「何かできることないかなって模索はしている」と話した。舞台の映像化についても「皆さんあまり期待しないでいただきたい」としながらも、検討していることを明かした。様々な質問に真摯に答える光一達に、ネットでは感謝の声が上がっている。《SHOCKできない代わりにインスタライブできるようにしてくれてありがたすぎる!》《光一さんはいつもちゃんと正直に話してくれるから嬉しいな》《SHOCK再開できるといいなー、カンパニーのみんなに会いたい!》空の客席を背景に、約1時間インスタライブを行った光一率いる出演者達。事態の収束と公演再開が望まれる。
2020年03月11日KinKi Kidsの堂本光一が6日、都内で行われた映画『フォードvsフェラーリ』(2020年1月10日公開)の公開記念イベントに登場した。マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが初共演で主演を務める本作は、絶対王者フェラーリに立ち向かった男たちの奇跡のような挑戦の実話。2人の男の熱い友情と、チームの絆、そして不可能に挑戦し続ける姿を描く。筋金入りのフェラーリファンとして知られ、本作のアンバサダーに就任した光一は、フォード車9台とフェラーリ車11台がずらりと並べられた会場に、本作に登場するフォード車・GT40に乗車して登場。「たまらなかったです。フェラーリ好きなので申し訳ないなと思いながら乗っていたんですけど、無駄にアガりますよね! この空間がたまらないです」と興奮気味に話した。そして、本作で描かれる2人の男の友情について「取っ組み合いのケンカをしていてもそこにすごく愛情がお互いにある。こういうのいいなってすごく思いました」とうらやましがり、「僕も2人組なんですけど、1回もケンカしたことないんですよ。僕らは逆に。だからああいう取っ組み合いのケンカができるのもすごく素敵だなと感じました」と剛との関係性に言及。「昔からケンカはしない。お互いに『この野郎』と思っているところはあると思うんですけど、それもそれやなってお互いに認めている感はある。でも、映画の中の2人は本当に熱い2人で、取っ組み合いのケンカをしてもそこに愛情が生まれているというのが素敵だなと」と続け、MCを務めたフリーアナウンサーの安藤弘樹から「今年の目標はケンカということでよろしいですか?」と聞かれると、「ちょっと取っ組み合いのケンカしてみようかって。それもいいかもしれないですね」と笑った。また、本作にちなんで、ライブや舞台などで不可能に思えたけど絶対にやってやるという気持ちで挑んだ経験を聞かれると、「特にライブとか舞台はある意味ちょっと魔法の空間。不可能だと思っているようなことを可能にしていく作業だと思っている。僕の口癖でもあるんですけど、『言うのはタダだから言うけどさ』っていう感じでスタッフの方と打ち合わせを進めることがある。そこから不可能だったことを可能にしていく作業がすごく好き。魔法の空間を作っていく仕事に携われて幸せだなと感じています」と、自身の口癖も明かしながらライブや舞台への思いを語った。
2020年01月06日KinKi Kidsの堂本光一が6日、都内で行われた映画『フォードvsフェラーリ』(2020年1月10日公開)の公開記念イベントに登場。筋金入りのフェラーリファンとして知られ、本作を応援するアンバサダーに就任した堂本は、会場に並んだ21台推定50億円の高級車に「たまらない」「幸せです」と興奮していた。本作は、絶対王者フェラーリに立ち向かった男たちの奇跡のような挑戦の実話。マット・デイモンとクリスチャン・ベイル、アカデミー俳優の2人が初共演で主演を務める。イベントでは、フォード車9台とフェラーリ車11台がずらりと並べられた会場に、本作に登場するフォード車・GT40に乗車して堂本が登場。「たまらなかったです。フェラーリ好きなので申し訳ないなと思いながら乗っていたんですけど、無駄にアガりますよね! この空間がたまらないです」とうれしそうに笑顔を見せた。そして、「最初にこのお話をいただいたときに、どちらかというとフェラーリが好きな人間なので、その時代ってフォードがフェラーリをぶっ倒すストーリーだよなと思って不安になった」と打ち明けた上で、「見てみたらそんな不安は吹っ飛び、フォードのやり方、フェラーリのやり方を忠実に描いていて、フェラーリ好きとしても楽しめる映画。車好きじゃない人も心から楽しめる映画になっていて本当に素晴らしい映画だなと感じました」と本作を絶賛した。映画のアンバサダーを引き受けるのは今回が初めて。「本当に光栄ですし、今まで車好きと公言してきて良かった。こんなおいしい仕事をさせてもらっていのかなと。この場所にいられることが幸せですね」と喜びをあらわにし、「フェラーリはレース資金を稼ぐために市販車を作っている。フォードは真逆で、その2つが戦ったときにどっちがいい車を作るのよって、こんな面白い話ないじゃないですか。0.1秒でも早くゴールすれば勝ち。そこに何億もつぎこまれる。こんなバカなことはない。そこがいいところ。エンジニアもドライバーも、どれだけみんなが命をかけて…」とレースの世界の魅力を熱く語った。
2020年01月06日「私も番組を見て驚きました。堂本光一さんといえば、ジャニーズタレントのなかでも、“王子様キャラ”で知られており、またプライベートは鉄壁のベールに包まれた存在です。事務所のスタッフたちも私生活については、ほとんど知らないと聞いています。そんな彼が自分の“過去の恋愛”について赤裸々に語ったのですからね……」そう語るのは、KinKi Kids・堂本光一(40)の仕事関係者。NHK総合の番組『密会レストラン』はゲストたちが恋愛話を語るというトークバラエティなのだが、9月23日に放映された回に光一が登場したのだ。マダム役の寺島しのぶ(46)も「ジャニーズっていうと、絶対に女の子の話をしちゃいけないってイメージじゃないですか」と語っていたが、光一の告白は出演者たちの予想を超えたリアルなもの。徹底的に注意を払っていたのが“スキャンダル”の発覚だったという。「たとえばね、(恋人と)会うにしても、どこか行ったりとかできないじゃない?デートっていうデート、40歳にして、したことないんだもん」(光一)女性との交際期間は長く、最も短かったときで3年だったという光一。だがその間、一度も外出してのデートはないのだという。「(相手を)車で迎えに行くんですよ。それも絶対バレなさそうなところで拾うわけよ。で、拾って自分ちの(地下)駐車場にそのまま入って……」(光一)この発言について、ある芸能関係者は言う。「光一が女性とのツーショットをマスコミに撮影されたことは、ほとんどありません。唯一の例外が’96年5月の写真週刊誌『フライデー』による報道です。当時、彼は17歳で、デート相手と報じられたアイドルグループ『CoCo』の宮前真樹は6歳年上の23歳でした。バイクに乗った彼は宮前と公園付近で待ち合わせたのですが、人気のない道路に移動した後で、ようやく後ろに乗せるという用心深さでした。彼女のマンションの部屋に出入りするときにも、時間をずらし、さらにヘルメットを被ったままだったのです。だからツーショットといっても、フライデーは顔を彼の顔を撮影することはできませんでした。しかし彼はこの経験に学び、その後は恋人のピックアップにも車を使用するなど、より慎重になったのでしょうね」またジャニーズタレントと仕事をすることが多い映像関係者は言う。「OBの赤西仁など女性との交際を隠さないタイプもいますが、それは一部。多くのタレントは、スキャンダル発覚には注意しています。デートのときはわざわざレンタカーを使ったり、自分の車で彼女とドライブしたいときには地方に行ったりと、それぞれが知恵を絞っているのです。それにしても、堂本光一さんほど“写真を撮らせない”ことを徹底しているタレントはいないのではないでしょうか」
2019年10月04日KinKi Kidsの堂本光一が、16日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)に出演。帝国劇場で27日まで公演中の舞台『DREAM BOYS』で、メインアクトを務めるKing & Princeの岸優太と神宮寺勇太について語った。『DREAM BOYS』は、今年7月に亡くなったジャニー喜多川さんが、作・構成・演出を手掛けた作品。今回の公演で、演技指導を担当している光一は、「ヤツらはすごく頑張ってる」と稽古の様子を明かし、自身が座長を務めるミュージカル『Endless SHOCK』で共演した岸について、「本当に努力の子。『あそこができてないから、ちゃんと練習した方がいいよ』って言うと、本当に延々と練習するタイプ。そこは今も変わってない」と分析した。続けて、「岸の良いところは、恥を見せても構わないというところ。全員が恥を共有して、失敗したところを乗り越えて良い作品にすることが、稽古場の醍醐味。ちゃんと自分を裸にして、自分に足りないところを感じながら、成長させることができるのが、彼の最大の武器だなと思います」と、役者として大絶賛。また、「器用な子」だと称した神宮寺についても、「教えたことを踏まえて表現していこうと、器用に乗っけていける。こういう子が成長したら、どこまで成長するんだろうと、末恐ろしい気がしてますね」と期待を寄せた。今回の公演では、岸と神宮寺のほか、ジャニーズJr.内のグループ・HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍に所属するメンバーが多数出演しているが、光一は、「もうちょっと大人の感情を出した方がいいんじゃないかと思って、演技指導をしていった。でも、ちょっと難しいみたいで、『俺、上手くできねぇ……』みたいな顔になるのよ」と指導中のエピソードを披露。「それがかわいくて! 『大丈夫。自信を持ってやれ。頑張れ』って。俺、(本番を見たら)泣いちゃうんじゃないかな。コイツら頑張ったなぁって」と、後輩たちの頑張りに“親心”をのぞかせていた。
2019年09月17日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、2日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)に出演し、ジャニーズ事務所の変化について語った。2020年の同時CDデビューを発表した後輩グループのSixTONES(ストーンズ)とSnow Man(スノーマン)についての話題になり、SixTONESを「シックスストーンズ」と読み間違えた剛は、「これシックスいらんやん。ちょっと、ジャニーさんに電話してもらっていい?」と苦笑。同グループ名の読み方が「シックストーンズ」から「ストーンズ」に変更になったことについて、過去にメンバーの松村北斗が出演番組で「ジャニーさんが『読みづらいよね』『ストーンズがいい』とおっしゃって」と経緯を明かしていたが、この日リスナーから「メンバーが自分たちで決めたグループ名」という情報が寄せられたことから、「そうなの? ジャニーさん関係ない。ごめんごめん」と平謝りして笑わせた。続けて剛は、「今は自分の意思を伝えられる環境というか。直談判してよかったなら、KinKi Kidsも『もう一回考え直してもらっていいですか?』って言ってたかもな。すごい地味な2人なのに、デスメタルみたいな長い名前とか良かったね」とジョークを飛ばすと、光一は、「我々の時代はそうじゃなかったもんね」とポツリ。「今まで、ジャニーさんが決めてたグループ名とかメンバーが、今後どういう形になっていくか」と、所属タレントとしての心境を吐露した。また、2人は番組で、印象深かった生放送のエピソードを披露。過密スケジュールのため、東北から都内にヘリコプターで移動したこともあるという光一は、「紅白のオープニングをやって、すぐにフジテレビで生放送があって。車だと渋滞するとヤバいから、衣装着たままバイクに乗って」と20歳の頃の思い出を告白。剛も、「バイクの後ろに乗せられて。何でこんなに急いで移動するようなスケジューリングなんだって思った」と当時を振り返ると、光一は、「今じゃ考えられないけど、昔はたくさんあったよね」と懐かしんでいた。
2019年09月03日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、26日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)に出演。ジャニー喜多川さんの「家族葬」翌日に生放送された音楽番組『音楽の日』(TBS系)の裏話を語った。光一は、ジャニーさんが生前愛用していた帽子を手作りして登場し、ファンの間で話題になっていたが、「エンディングに出るまで時間があったので、『ジャニーさん帽子作るか!』と思い立って」とその経緯を説明。「そのとき、アイルトン・セナの帽子を被ってたんだけど、黒ガムテープで隠して、“vanson”って書いて」と製作秘話を明かすと、剛は、「ちょっと面白かった。一生懸命作ってたよね」と笑っていた。同番組のMCは、先輩でもある中居正広が務めていたため、光一は、「失礼になったらあかんなと思って。(帽子を)チラッと見せたら、『いいじゃん!』って言ってくれたから、じゃあ被ろうかって」と、被るかどうか迷っていたことも告白。一方の剛も、「ガムテープでサングラスとかも作れたから、いろいろやりたかったよね。でも、中居先輩の番組だから、サングラスまでいったらアカンなって。自分たちの番組だったら、ジャニーさんの“完コス”やりたかったけどね」と振り返っていた。
2019年08月28日KinKi Kidsの堂本光一が、5日に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)で、ジャニーズ事務所の先輩&後輩エピソードを披露した。チャリティーイベント「嵐のワクワク学校」に行ったというリスナーから、嵐の松本潤と相葉雅紀が、忘れられない曲としてKinKi Kidsの「愛されるより 愛したい」を紹介していたというエピソードが寄せられると、「松潤と相葉は、剛くんが歌番組に急遽出られなくなったときも一緒に歌ってくれたり。確かにそれも思い出というか、彼らへの恩を忘れられない形になりましたね」と後輩たちに感謝。続けて、自身の忘れられない曲の話になると、Jr.時代にバックで踊っていた光GENJIの「WINNING RUN(ウイニング・ラン)」と「リラの咲くころバルセロナへ」を挙げ、「いまだに気持ちがドキドキしちゃう。聞くと、グッと胸を締め付けられますね」と吐露。「事務所に入って間もなくて、『WINNING RUN』で球場を一生懸命走ったりしてた時代。出たものの、先輩から『はけろ!はけろ!』って言われて、『え?はけるって何だ?』って。そういう曲は忘れないよね」と当時を思い出して懐かしんでいた。また、光一は、光GENJIの元メンバー・佐藤アツヒロに関するエピソードも披露。「(生田)斗真とかが、“アツ兄”みたいな感じで行くでしょ?あれが俺には信じられない。アツヒロくんも、アニキ的な部分があるし、すごく優しいから、後輩も行きやすいんだろうけど……。僕はやっぱり、光GENJIの全盛期を知ってるから、そういう風にはできない。だって、曲を聞いてキュンってなっちゃうくらいだもん」と直系の後輩ならではの心境を打ち明けつつ、「そういう風に、音楽って記憶を呼び覚ましたりする力があるよね」としみじみ語っていた。
2019年08月07日「KinKi Kids」の堂本光一と堂本剛が街ロケで“ゲストが本当にやりたいこと”を叶えていく「KinKi Kidsのブンブブーン」。その7月27日(土)放送回に、女優の上白石萌音が出演。今回はキンキの2人と上白石さんが話題の“山ごはん”を学ぶ。2011年東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し芸能界入りすると、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の最終回に出演。『舞妓はレディ』で映画初主演を飾ると第38回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ各賞に輝き、全3作を数える大ヒットシリーズとなった『ちはやふる』や『溺れるナイフ』、妹で女優の萌歌との共演を果たした『羊と鋼の森』などに出演。また声優として『おおかみこどもの雨と雪』や、大ヒット作となった『君の名は。』ではヒロイン・宮水三葉役、『アリータ:バトル・エンジェル』などに出演したほか、音楽活動も行うなど、幅広い活躍をみせている上白石さん。今回は「サバイバルの“食”を学びたい!」ということで、上白石さんと登山家が少量の水や食材で作る“山ごはん”を初体験。荷物を減らす裏技や、災害時にも役立つ、水をろ過する便利グッズなども紹介する。さらに昨年、舞台で光一さんと共演した上白石さんが、光一さんの裏側を暴露。共演者ならではのエピソードトークにも注目。今回のゲスト、上白石さんの最新ミニアルバム「i」(アイ)が現在好評発売中。YUKIが作詞を、n-buna(ヨルシカ)が作曲を手掛けたコラボ曲「永遠はきらい」をはじめ全5曲が織りなす上白石さんの音楽の世界にも注目。さらに9月6日(金)には山崎紘菜とW主演を務める映画『スタートアップ・ガールズ』の公開も控える上白石さんが「KinKi Kids」とロケを楽しむ「KinKi Kidsのブンブブーン」は7月27日(土)11時21分~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年07月27日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、17日に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)で、結婚についての心境を打ち明けた。番組冒頭、音楽バラエティ番組『堂本兄弟』(フジテレビ系)で共演していた元AKB48の高橋みなみ、篠原ともえが結婚したことが話題に。リスナーからは、「お2人に報告はありましたか?この流れに乗って、KinKi Kidsのお2人も幸せをつかんでください」というメッセージが寄せられた。すると、光一は、「本当に大きなお世話ですよ。『これでKinKi Kidsの2人が取り残される。2人が焦るのでは?』みたいなネットニュース見ましたよ」と世間の反応に少々ふてくされ気味。吉田拓郎からも、「次は君たちの番だね」というメールが届いたそうで、剛は、「なんでそうなるのよ。なんの順番なん?」と苦笑しながら、「俺らのタイミングでそうなるときはなるねん。焦ってたら、もうしてるでしょ」と光一に同調した。一方で、光一は、「俺はこの間、『令和中に結婚する』ってラジオで宣言しましたから」と結婚願望を吐露。その理由として、「結婚しなかったら、孤独死もあり得るからね」と将来を心配する光一に、剛は、「(結婚できなかったら)やり方を教えてもらって、生存確認のためにインスタをやるとか。ここにいるよって」とアドバイスを送って笑わせた。そんな2人だが、最後は「篠原とたかみな、本当におめでとう。華原ともちゃんも子供ができて。めでたいですね」(光一)、「よかったじゃないですか。幸せになってほしいですね」(剛)とそれぞれ祝福。「『堂本兄弟』チームは、結婚してる人が多くなりましたね」と感慨深げに語る剛は、「まあ、高見沢さんがご結婚されたら、ちょっと焦りますよ……」と話題を締めくくっていた。
2019年06月18日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、10日に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)で、ティッシュケースを使っている男性について議論しつつ、一人暮らしの家事エピソードを明かした。リスナーが番組に寄せた「元彼女が置いていったティッシュケースを、彼氏がいまだに使っているのが嫌だ」という声に、剛は、「逆の立場から見ると、別に気にしてないし、モノとして使ってるだけみたいな」と彼氏側の意見を分析。続けて、「モノとして便利なものに関しては捨てる必要はないというか。それを見たことによって、何かを強烈に思い出したり、何かに影響するっていうことはないしな」と自らの主張を語った。そんな剛に、光一が、「ベッドはどう?変えた方が良くない?例えば、彼女の家のベッドもちょっと嫌じゃないですか?『このベッドそうか……』って思うやん。ちょっと思うやろ?」とたたみかけるように詰め寄るも、「それ言い出したら、何から何まで全部変えなあかん。家ごと変えなあかんやん」と一蹴。剛の変わらぬ意見に、光一も、「それはそうやけど、一般的にはどうなんかなと……。まあ、俺も気にしないけどね」と最後は共感していた。さらに、「ティッシュケースに入っていると、女がいると疑ってしまう」というリスナーの声に対して、剛は、「一人でやってますよ」とキッパリ。「2日前はリビングの床をキレイに掃除した。今日は帰ったら洗濯を回しつつ、お風呂を洗ったりしようかな」と家事全般をこなしていることを明かし、光一も、「洗濯して乾燥して時間が経つとニオイがつくから、すぐに畳んだ方がいいよね。一人暮らしの悲しい話になっとるけど……」と苦笑しながら家事エピソードを披露していた。
2019年06月14日WOWOWが放送する「生中継!第73回トニー賞授賞式」でナビゲートを務める井上芳雄と、スペシャルゲストの堂本光一が、トニー賞授賞式を間近に控えたN.Y.へ飛び、ブロードウェイで観劇&取材した感想を語った。6月10日(日本時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される、演劇・ミュージカル界における世界最高峰のアワード「第73回トニー賞授賞式」。この授賞式を間近に控えたブロードウェイで過ごした2人は、「ナイツ・テイル-騎士物語-」で共演、以来親交を深めたそう。井上さんは「光一君の舞台への愛は知っていましたが、自分が携わっている事に本当に愛情があるんだなって、改めて思いました。今回、NYで『ナイツ・テイル-騎士物語-』に携わったポール・ゴードン(音楽・作詞)とブラッド・ハーク(楽曲アレンジ)に会いに行って『ナイツ・テイル』の話をした時、本当に作品を大事に想っているんだなと。もちろん僕も大切に想っていますけど」と明かし、堂本さんも「改めてこの人本当にミュージカルが好きなんだな!って思いました」「好き度合いが半端ないです」とお互いの舞台愛を語る。印象に残った作品については、「ザ・プロム」を挙げた井上さん。「すごい面白かったです。ワクワクするようなコメディというのが第一にありますね」と言い、最多ノミネートの「ハデスタウン」については「バランスがいいというかクオリティが高いというか。『ザ・プロム』とは方向性が違いますが、演出の工夫と表現でいろんな世界を見せるところがより演劇的ですね。神話をミックスして現代に置きかえていますが完全なオリジナルで、今のブロードウェイらしい、トニー賞に一番近そうな作品だと思いました」とコメント。一方、堂本さんは「エイント・トゥー・プラウド」が印象に残ったそうで、「単純に英語が分からなくても楽しめるミュージカルです」と説明し、「例えば、ソウルの音楽やダンスにしても、マイケル・ジャクソンしかり、今人気のブルーノ・マーズしかり、その人たちの原点となるような部分が楽曲やダンスにありました。日本人が観るにあたって、無条件に楽しめるワクワクする作品だと思います」と魅力を明かした。さらに、様々な作品を観て「個人的には、最先端な表現も好きですけれど、観るにあたっては、自分はアナログが好き」と改めて今回発見があったという堂本さん。観劇した「キング・コング」については「最先端の技術だけでなく、演劇的部分を残そうと、人が表現している、そこがブロードウェイならではなのかなと思いました。例えば、ラスベガスでやったら最先端の技術で“ショー”としてやるんじゃないかな。腕を動かすところもあえて人がやっている、動かす様を見せて、その人達も表現者として存在させていたのが、やり方として面白い」と言うと、井上さんも「プログラミングされているのかと思いきや、人がリアルに動かして、絶対そっちの方が手間がかかるのにあえてやっているというね」と。今回N.Y.を訪れてみて、井上さんは「2人だと二倍、いやそれ以上に楽しかった!今年は、いろんなタイプの作品があって、2人それぞれの好みが反映されるレポートにもなっていると思います」「2人でたくさん観て感じて話しをしたので、それが皆さんにも伝わって、トニー賞が楽しみだな、ブロードウェイに行ってみたいな、と思ってもらえたら嬉しいです」と番組を待つ視聴者へメッセージを送る。一方、堂本さんは「一気にこの短期間で6本も観てしまう贅沢をさせていただきました。期間が空いて観る感覚と、毎日連続で観るのとでは受ける印象がすごく違うと思いますね」と滞在中の感想を語り、「芳雄君と一緒だからリラックスして楽しめたと思う。もし一人だったらここまで楽しめていないと思う」と、充実した時間だったと語っている。なお、堂本さんが「単純に楽しんじゃいました」と語る今回の模様は、「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」にて放送される予定だ。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)、6月15日(土)19時~WOWOWライブ(字幕版)にて放送。「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」は5月25日(土)18時45分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月15日WOWOW「生中継!第73回トニー賞授賞式」では、日本のスタジオからミュージカル界のトップスター井上芳雄がナビゲートし、スペシャルゲストとして堂本光一が出演することが決定している。この度、授賞式を前に、2人のお互いの印象やトニー賞に対する思いなどを語るオフィシャルインタビューが到着した。今回6年連続でトニー賞授賞式のWOWOW生中継番組に出演する井上さんは「当たり前ですが、出てくる作品が毎年違うので、慣れたという感じもせずに、毎回ドキドキしながらその時を迎えるという気持ちは変わらないです」と毎回新たな気持ちだと言う。一方、トニー賞はいつもチェックしているという堂本さんは「授賞式は、これは観ておくべき作品というものが凝縮された形で見られるので、すごくお得」と、ミュージカルにあまり興味がない人にもおすすめだと語る。そんな授賞式に期待することについて井上さんは「司会者が誰かによって雰囲気も違ってくるので。今年はジェームズ・コーデンさんが司会ですが、本当に面白いし、司会もうまい。盛り上がるだろうなと思います。いろんな俳優が出てきて華やかな面もありますが、その中で皮肉がきいていたり、風刺があったりするんですよね。そこから世界が見えてくるところがあるので、楽しみですね」とコメント。また堂本さんは「賞レースでなくてもいいんですが、日本でもこういう番組があればいいのにな」と言うと、井上さんも「いつか日本でもトニー賞のようなものができれば、また違う盛り上がりがあるんじゃないかなと思いますね」と同意する場面も。そして、授賞式の生中継番組とは別に、事前番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」の収録で2人一緒にニューヨークのブロードウェイに行き、生の空気を体感することが予定されている。そのことについて「ただただ楽しみ」という井上さんは、「今までも事前番組でNYに行かせてもらったことがありますけど、基本的にはひとりでした。だから 今回、光一くんと一緒に新作を観られるのも楽しみ」と期待した。堂本さんと井上さんは、ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」で共演して以来、親交を深めたそうで、堂本さんは「今回、芳雄くんと一緒に仕事ができるというのも、すごくステキなめぐり合わせで。すごくうれしいことですね」と言い、井上さんも「光一くんが来てくれることで広がることがありますし。影響力もすごいので感謝しています。光一くんも進行が上手なので、お互いに助け合いながらやっていきたいと思います」と意気込んでいる。また最後に、「今見ておくべき、エンターテインメントが凝縮して見られる、すごくぜいたくな時間だと思います。この素晴らしいパフォーマンスを是非楽しんでいただければ」(堂本さん)、「日本では年々、ミュージカルが浸透しているかなと思いますし、ブームと言われて久しいですが、常に最先端のブロードウェイの息吹、空気を日本の皆さんにお届けしたいので、ぜひ注目していただければ」(井上さん)とそれぞれ視聴者へメッセージを寄せている。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)、6月15日(土)19時~WOWOライブ(字幕版)にて放送。「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」は5月25日(土)18時45分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月24日堂本光一が、WOWOWで生中継する世界最高峰の演劇&ミュージカルの祭典「第73回トニー賞授賞式」のスペシャル・ゲストに決定した。トニー賞とは、該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされている。「第73回トニー賞授賞」は、日本時間6月10日(月)、N.Y.のラジオシティ・ミュージックホールで開催。WOWOWでは、今年もこのトニー賞授賞式を生中継する。そして今回、スペシャルゲストとして「Endless SHOCK」でミュージカルの単独主演最多記録1700回公演を達成し、自ら演出も手掛ける堂本さんの出演が決定。授賞式当日は、ナビゲーターの井上芳雄と共に、日本のスタジオに生出演!さらにこの授賞式を前に、2人がニューヨークを訪れ、最新のブロ ードウェイ情報をレポートするトニー賞授賞式の事前番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」も放送予定となっている。<堂本光一コメント>トニー賞授賞式は、今見ておくべきエンターテインメントが凝縮して見られる、すごくぜいたくな時間だと思います。ミュージカルって人間から出てくるエネルギーみたいなものがものすごく感じられるものだと思うんです。そういった部分が、テレビを通して間違いなく感じることが出来るはずなので、きっとこの素晴らしいパフォーマンスを皆様にも楽しんでいただけると思います。僕も芳雄くんのナビゲートで、トニー賞授賞式を楽しみたいと思います。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライムにて(二/同時通訳)、15日(土)19時~WOWOWライブ(字幕版)にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月15日Kinki Kidsの堂本光一が、11日に放送されたラジオ番組『Kinki Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:00~24:30)で、ジャニーズ事務所が解禁したネットでの写真使用について語った。昨年12月に放送されたテレビ番組『ミュージックステーション スーパーライブ2018』(テレビ朝日系)に出演した堂本は、番組冒頭で、「岸が我々の控え室に来て、『光一くん、写真撮ってください!サーセン!サーセン!』って言ってきたので、『いいよ』って」と後輩グループ・King & Princeの岸優太との記念撮影に応じたエピソードを披露した。昨年1月末より、タレント写真のネット掲載を解禁したジャニーズ事務所。岸は、ジャニーズ事務所の公式ブログで、その時の2ショット写真を公開しているが、「『え、ちょっと待って?タレントの被写体を載せていいの?』って、俺、そこで初めて知ってん。モノまではいいけど、被写体を載っけたらアカンって思ってたのね。『それがいつからよくなったん?』って結構ビックリしましたね」と初耳だった様子。続けて、公式ブログを更新するときには、事務所スタッフの確認が必要だと話し、「自分の記事を見ようとしたら、ファンクラブの会員番号とパスワードを求められて、見られへん。そんなもん知るか!」と自分では確認できないことを吐露。ファンクラブができた当時、会員番号1番が堂本光一、2番が堂本剛だったそうで、「暗証番号は知らんけど、ファンクラブ会員として、俺チケット買えるの?例えば、舞台とかやってた時に、知り合いに関係者席をお願いされて、『この方だったら、お金もらうのも申し訳ない』ってときは、普通に僕が払ったりするからね」とも明かしていた。
2019年03月12日2月9日(土)今夜のNHK「SONGS」は昨年11月に放送された「SONGS 堂本光一×井上芳雄」の“スピンオフ”番組を放送。2人が共に挑んだミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」の未公開ドキュメント映像を中心に堂本さん、井上さんの作品にかけた熱い思いをお届けする。1997年「KinKi Kids」としてCDデビュー、2000年に帝国劇場で初演されてから2018年まで19年連続で上演され続けてきた「SHOCK」で独創的な世界観をみせてきた堂本さん。こちらも2000年に帝劇で上演された「エリザベート」のルドルフ役で鮮烈なデビューを飾り、ミュージカル界のスターダムを駆け上がった井上さん。日本のミュージカル界を牽引する2人を念頭に世界的演出家のジョン・ケアードがシェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」を舞台化、昨年夏に上演されたのが「ナイツ・テイル-騎士物語-」。昨年11月の本番組ではその制作過程を放送、大きな反響を呼んだのをうけて今回新たにスピンオフ版を制作。ジョン氏によるレクチャーやセリフの指導、発声練習、本番通りの衣装での写真撮影など、普段は見られない場面を多数紹介するほか、稽古場で個別に行われたインタビューや、帝国劇場初日のお互いの印象を語った本番直後のインタビューなど、未公開のインタビューも放送。昨年10月に梅田芸術劇場で収録された2人の対談からもミュージカルの“演出”についての思いなど、前回の放送ではオンエアできなかった未公開映像をお届けする。さらに堂本さんと井上さんが今回のスピンオフのためだけに今年1月に再集合。前回の放送をリアルタイムで視聴し、番組で放送できなかったドキュメント映像の多さを残念に思っていたという2人が、その思いを直接番組責任者の大泉洋に伝え、改めてこの作品で印象に残っているシーンについて語ってくれる。楽曲としては、昨年11月の放送でお届けした堂本さん演じるアーサイトと井上さん演じるパラモンの関係性を象徴するような「宿敵がまたとない友」、スペシャルメドレーからエミーリア役の音月桂、牢番の娘役の上白石萌音ら「ナイツ・テイル」カンパニーが多数参加し作品の終幕を飾るナンバー「乾杯」の2曲を放送する。SONGS「堂本光一×井上芳雄」~スピンオフ~は2月9日(土)23時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年02月09日2019年11月21日(水)都内のホテルで、堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK(エンドレス ショック)」の制作発表記者会見が行われました。公演は2019年2月4日(月)~3月31日(日)まで。堂本光一主演「Endless SHOCK」制作&公演決定!ジャニーズの人気デュオ・KinKi Kidsの堂本光一さんが主演を務めるミュージカル「Endless SHOCK」の2019年公演の制作&公演が発表されました。都内のホテルで行われた制作発表記者会見には、2019年の「Endless SHOCK」出演者が集結。報道陣のほか約500人のファンも集まり、和気あいあいとした雰囲気で発表が行われました。冒頭からいきなり生歌披露のサプライズ!会見冒頭に、なんと出演者によるクライマックスさながらの生歌披露。堂本光一さん自信が作曲した劇中歌「CONTINUE」を歌い上げました。毎年行われている制作発表ですが、生歌が披露されたのは初めて。「毎回(演出など)『まだ決まってません』というお土産のない状態で始まっていたので、じゃあ歌おうということで」と、サプライズ成功に満足げな笑顔を見せました。千秋楽には単独主演1700回の記録を飾る!2019年3月31日(日)の千秋楽には、単独主演1700回目を飾る見込みの堂本光一さん。初演から18年5カ月での大記録達成は、森光子さんは「放浪記」で達成した42年5カ月をはるかに上回る結果となります。気になる主要キャスト堂本光一さんが演じる主人公・コウイチのライバル役に内博貴が抜擢。7年ぶりとなる出演に「アグレッシブに光一さんにぶつかっていけたら」と、抱負を述べました。ヒロインのリカ役には、元AKB48の梅田彩佳さんが初参加。オーナー役には前田美波里さんが1年4カ月ぶりに復帰します。2019年秋の大阪公演(梅田芸術劇場)では、ライバル役を2018年に「Endless SHOCK」初参加を果たした中山優馬さんが務めます。堂本光一(主人公役)“Show must go on”を信条にカンパニー(エンターテインメント集団)を率いてショーに人生を捧げる主人公・コウイチ役。KinKi Kidsのひとりで、2018年12月19日には新曲「会いたい、会いたい、会えない」がリリース予定。内博貴(ライバル役)大阪府出身のジャニーズタレントで、現在は舞台を中心に活躍中。今作では、主人公と対立するライバル役を7年ぶりに務めます。梅田彩佳(ヒロイン役)主人公を盲目的に慕うヒロイン・リカ役を演じます。AKB48(NMB48)元メンバーで、2016年4月の卒業後、ソロ曲のリリースや声優初挑戦など、幅広く活躍しています。相性は“うめちゃん”ふぉ~ゆ~ジャニーズ事務所所属の4人組アイドルグループ(越岡裕貴・松崎祐介・福田悠太・辰巳雄大)。主に舞台で活躍しており、「Endless SHOCK」には2006年~毎年参加している常連キャストです。Travis Japan※「Summer Paradise 2018 Travis Japan公演」よりシンクロダンスに定評のあるジャニーズJr.内の7人組グループ・Travis Japan(トラビス・ジャパン)から、川島如恵留・松田元太・松倉海斗の3人が今作に参加。川島如恵留さんは初参加となります。堂本光一40歳初の「SHOCK」への意気込み2019年1月に誕生日に40歳を迎える堂本光一さん。40歳初の「Endless SHOCK」出演に向けて、意気込みを話しました。“「最初に帝劇に立ったのは21歳。恐ろしいですね…今の方が体力はある。ただ回復が遅い。実際は体力は今のがあるし体力勝負ではありますが、なにより自分がなんで長く続けられるかといえばすばらしいスタッフと共演者がいるから。一応言っときますけど…ファンの方もいるからだと心から!思ってます」”出典:での反応「とりあえず帝劇で内くんのライバル役が見たいから応募せねば」や「SHOCKに関しては美波里担なので、今年再び出演されるの本当にうれしい!」、「ヒロイン梅ちゃんはアツすぎて一気にSHOCK行きたくなってきたぞ〜!」といったキャストに対する期待の声が多くあがっています。その一方、「SHOCK観たいけどチケット取れる術がない」、「梅ちゃんSHOCK!!!見たいけどチケット当たらないだろうなあ」など、“日本一チケット入手が困難な舞台”と言われるほど倍率の高いチケット争奪戦への不安の声も見られました。「Endless SHOCK」詳細日程2019年2月4日(月)~3月31日(日)会場東京「帝国劇場」作・構成・演出ジャニー喜多川出演者【主演】堂本光一内博貴/梅田彩佳/前田美波里/福田悠太/越岡裕貴/川島如恵留/松田元太/松倉海斗/寺西拓人チケット【料金】S席:税込 13,000円/A席:税込 9,000円※一般販売は、2019年1月12日(土)10:00~開始※ファンクラブ会員優先受付の締切は、11月28日(水)12:00までイベント情報イベント名:Endless SHOCK 2019催行期間:2019年02月04日 〜 2019年03月31日住所:東京都千代田区丸の内3-1-1帝国劇場電話番号:03-3213-7221(帝国劇場)
2018年12月05日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が13日、都内で行われたプレミアアンチエイジング「デュオ ザ クレンジングバーム」の新CM発表会に登場した。日本で最も有名なデュオであるKinKi Kidsのファン層と、同商品のファン層が「大人の女性」として一致することから、CMに起用されたという。CMでは2人が架空の人気歌謡デュオ「デュオ本兄弟」に扮し、ヒットシングル「とろけてナイト」の楽曲にのせて、同商品の効能を歌い上げる。新CM「デュオ本兄弟/とろけてナイト」編(A、Bタイプ)は14日より放送を開始する。CMにちなみ、「全部まとめて洗い流したいと思ったこと」を聞かれた2人。光一は、「我々もそれなりの年齢なので、そういうケアも大事だと思います」と真面目に答えた後に、「……ということを望んでるわけじゃないですね?」と自分で気づく。改めてエピソードトークを求められ、「何かあるかな」と考える2人だが、光一は「人それぞれ本当に、みんなあるんじゃないですか」とまとめ、剛から「……いや、そりゃそうや!」とつっこまれていた。一方、剛は「寮生活をしてた時に、ジャニーさんの車に乗って寮に帰ろうとしたら、ファンの方が追いかけてきちゃった」と、ジャニー喜多川社長とのエピソードを振り返る。追いかけてきたファンを注意するために、ジャニー社長が車から降りて坂道を下ったが、サンダルが片方脱げてしまったという。剛は「そのサンダルを僕が拾ったまではいいんだけど、届けてあげていれば、戻ってくるときにサンダルで坂道をのぼれたじゃないですか。それをずっと後悔しているんですよね」としみじみ。「社長がサンダル・裸足、サンダル・裸足、で走ってるわけですから。『めちゃめちゃおもろいやん』って見てたけど、行ってジャニーさんに履かせてあげればよかったんちゃうか」と悔いをにじませた。そのエピソードは使えないのではないか……と心配するMCに、光一は「大丈夫ですよ」と頷き、剛も「ジャニーさんのネタをやり始めたのは僕ですから。『やめてよ!』って言いながら喜んでるので、大丈夫です」と太鼓判。光一はさらに「いろいろありますよ。ジャニーさんの家にあった高級なお肉を勝手に焼いて食べちゃって、『誰食べたの!?』て怒られたこととか」とエピソードを披露し、2人は「サンダル、申し訳なかったな」「肉、申し訳なかったな」とそれぞれ後悔していた。
2018年09月13日堂本光一と井上芳雄、両“プリンス”が初共演を果たす話題のミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』の製作発表会見が5月31日、都内にて開催された。脚本・演出は『レ・ミゼラブル』のオリジナル版の演出も手掛けたジョン・ケアード。ふたりの人気スターの初共演というだけでなく、シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』を原作に、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターでもあるジョンが手掛ける世界初演ミュージカルということでも注目されている、この夏一番の話題作だ。【チケット情報はこちら】同じ年生まれであり、堂本が『MILLENIUM SHOCK』で初めて帝国劇場で主演した2000年、井上も同じくミュージカル『エリザベート』ルドルフ役で帝国劇場デビューを果たすなど、共通項がいくつもある彼ら。今の日本の演劇界を牽引するトップランナーふたりは、いつからか「お互いこれまでやってきたことは違うかもしれないけれど、何かふたりが一緒にやったら面白いんじゃないかと、まわりの方も、僕らも、自然に感じていった」(堂本)という。「少しずつそれが現実となり、ジョンがそれを受け止めてくださって、ひとつずつ形になっていきました。正直、これは本当に大変なこと。出来れば客席で観たい。嬉しいと同時に恐れ多く、怖いとも感じています」と堂本。その話を受け井上は「光一君は『SHOCK』で素晴らしい成果を収め、いまの活動を続けていっても問題ない方。その人がが、新しいところに踏み出してみようと思ったといことがすごいことだし、尊敬します。光一君のことは小さい頃からテレビで拝見していましたし、『SHOCK』が始まったときはそれこそ「ヤバイな」と思っていました。ジャニーズの方があそこまで歌って踊ってお芝居してたら、このままでいくと僕たちミュージカル俳優はいらなくなるんじゃないかって(笑)。でも敵じゃなく、一緒に(舞台芸術を)やれる味方になったらいいなと思っていた。実現するなんて、夢のよう」と話す。ふたりについて、演出のジョンは次のように語る。「芳雄さんは(自分が演出をした)『キャンディード』『ダディ・ロング・レッグズ』でも主役を演じてもらって、よく知っています。光一さんは『SHOCK』を観にいってその才能に驚きました。3時間くらいずっと踊ってらっしゃる。止まらない。それを1日2回公演する、彼がいま生きていることが信じられない(笑)。ふたりに共通するのは、舞台を引っ張るカリスマ性。それは、ふたりの騎士が自分のプライドをかけていくこの話にとても活きてくると思います」。共演は音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂ら。7月25日(水)にプレビュー公演が開幕し、本公演は7月27日(金)から8月29日(水)まで東京・帝国劇場、9月18日(火)から10月15日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは東京公演が6月23日(土)、大阪公演が7月21日(土)に一般発売を開始する。
2018年06月06日女優の剛力彩芽が30日、都内で行われた宇宙ビジネスアイディアコンテスト「S-Booster2017」最終選考会に出席した。同コンテストは、宇宙アセット(各種人工衛星(通信・地球観測・測位など)、有人宇宙活動、宇宙輸送などの宇宙技術やそこで取得した衛星データや運用ノウハウなど、すべてが対象)を利用したビジネスアイディアであれば、どのような提案でも応募可能で、事業化の可能性があるアイディアについては支援される。そして、2017年3月に芸能界初となる宇宙戦略プロジェクト・宇宙事業開発本部を発足した芸能事務所・オスカープロモーションは、同コンテストを全面協力する。宇宙に関する有識者らとともにトークショーに参加した剛力は、宇宙に行ってみたいか尋ねられると、「人生で1回は宇宙を見てみたいと思います。気軽に家族旅行みたいな感じで行けるようになればいいですね」と目を輝かせ、宇宙でどんなことをしたいか質問されると「写真を撮ってみたいです。洋服も決められているイメージがあるので、いつかオシャレして行けるのかなって気になります」と女心を吐露。これにJAXA宇宙飛行士の若田光一氏は「スペースシャトルは1日1組新しい服をくれるんですけど、宇宙ステーションの場合は、下着は3日に1回くらいで、ズボンは1カ月に1本なんです」と実状を明かし、「自分の着たい服を着たり、食べたいものを食べてみたいとか、観光になるとその辺は大きく状況が変わってくるんじゃないかと思います」と語った。また、同イベントに参加した感想を求められると「第1回という貴重な会に参加させていただいたなと思いますし、せっかく私がここに立たせていただいたからには、もっともっといろんな方に広めて行けたらいいなと感じました」と意気込み、「チャレンジしてみるということは大切なのかなと感じたので、少しでも宇宙や衛星などに興味があれば、勇気を持って応募しようと思っていただけたら嬉しいなと思います」と応募を呼び掛けた。
2017年10月31日KinKi Kidsの堂本剛(38)が左耳の突発性難聴のため入院していることが分かった。堂本光一(38)が28日、テレビ東京系『テレ東音楽祭2017』に生出演し報告した。 この日、ひとりで出演した光一は、番組の序盤で「剛くんが突発性難聴で大事を取って1週間入院することになりました。(デビュー)20周年もあって、番組としても盛り上がろうとしてくださっているなか、本当に申し訳ないのですが……」と報告。剛の病状について「元気なのは元気なのですが、歌うのもままならなくて」と説明した。 Twitterでは「突発性難聴」がトレンドに入り、ファンからは「お大事にしてください」「剛くん大丈夫かな……」と心配の声が上がっている。
2017年06月28日12日深夜に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)で、KinKi Kidsの堂本剛は"原宿系"、堂本光一は"渋谷系"という分類がなされ、ツイッター上で笑いやツッコミが起こった。今回、「渋谷VS原宿」をテーマにそれぞれの街を愛するゲストが集まり、どちらの街がいいか大論争。渋谷系として"みちょぱ"こと池田美優、アディ男、ポテちゃん、原宿系としてりゅうちぇる、ぺえ、古関れんが出演した。6人は、ファッション対決や聖地対決、SNSの写真対決などを繰り広げ、それぞれの魅力をアピール。"どこからが渋谷でどこからが原宿か"という議論では、代々木第一体育館の奪い合いに。渋谷系は「あゆがコンサートしてるから」と主張し、原宿系も「こっちだってきゃりーちゃんやってる!」と反論した。すると中居が、さまざまなアーティストの名前を挙げ、渋谷系か原宿系か質問。三代目 J Soul Brothersは渋谷系、大塚愛は原宿系になり、そして、「KinKi Kidsは?」と聞くと、「どっちかが渋谷でどちらかが原宿」「シェアしてる」という意見が。最終的にりゅうちぇるが「剛さんは原宿、光一さんは渋谷」とまとめた。ツイッター上では、KinKi Kidsの分類に「めっちゃ笑った」「今日1笑った」と笑いが起こり、「光一はどっちでもないね」「キンキはどっちも違うと思う。特に光一」「光一さんは渋谷・・はウソだろ」「光一さんも剛さんも渋谷でも原宿でもないかと」「絶対どっちもちがう」「正確には剛さん奈良の光一さん兵庫です(笑)」とツッコミが続出した。また、「それがどうかはともかく中居しゃんがKinKi Kids出してきてくれてうれしす」「中居くんがKinKi Kidsって言ってくれて嬉しかった」「中居くん、キンキ大好きなんだなぁ~~ほんと後輩思い!!」と、中居がKinKi Kidsの名前を出したことを喜ぶコメントも多く見られた。
2016年10月13日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本光一が、アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也と近所に住んでいることを、19日放送のテレビ朝日系特別音楽番組『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』内で明かした。放送では「ジャニーズウルトラヒットメドレー」として、TOKIO、V6、KinKi Kidsの3組がEX THEATER ROPPONGIに集結。MCのタモリが中継でグループを超えての交流について尋ねると、長瀬は「最近光一くんの家に、箸をいただきに行きました」とエピソードを披露した。長瀬が「今、ご近所なんですよ」と説明すると、会場に集まっていたファンからも驚きの声が。光一は「(長瀬が)『箸をちょうだい』って」と話し、「共同玄関のカメラあるじゃないですか。あいつ背が高いもんだから口しか映ってないんです」と状況を振り返った。そして長瀬は「なぜだか二膳くれた」と、光一からもらった箸について語った。また、TOKIO・国分太一は「どうしても(V6)森田剛が電話番号を教えてくれないんですよ」とクレーム。森田が「タモリさん、僕、(国分が)嫌いなんです」と冗談を言うと、国分が「なんだこのやろう!! 電話番号教えろっつんだよ!!」と森田に殴りかかり、乱闘騒ぎとなった。この騒ぎに、松岡昌宏が「やめろよお前! 城島(茂)が泣いてるじゃねえかよ」となだめると、TOKIOのリーダーである城島が白いハンカチで涙をぬぐう姿が映った。「泣いてる泣いてる!」(井ノ原快彦)、「なんで泣いてんだよ」(長野博)とツッコミが入る中、長瀬が「ケンカはやめえや!」と城島の心の声を代弁すると、何事もなかったかのように事態が収束。ベテラングループたちのコンビネーションに会場も大盛り上がりだった。
2016年09月20日KinKi Kidsの堂本光一が、29日深夜に放送された日本テレビ系音楽番組『バズリズム』(毎週金曜24:30~)で、写真嫌いになったきっかけを明かした。今回、KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛がゲスト出演。「以心伝心バズテスト」と題して、25年連れ添った2人に共通の質問を出し、意思の疎通を検証した。「一番つらかった仕事は?」という質問に、光一は14歳のときの"都庁での撮影"と回答。「"関西人が東京来たぜ!"っていうベタな絵を撮りたかったんでしょうね」と振り返り、「それだけだったらまだいいですよ。みんなが出勤する通路に、子供用のプールを膨らませて水をためて、海パンでシュノーケリング、ゴーグルで写真を撮った」と明かした。その時の写真も公開され、光一は「こんな恥ずかしいことないですよ。たぶんこれがトラウマで写真撮影が嫌いになったんだと思います」と告白。今でも写真撮影は「大嫌い」だと言い、「命とられると思って」と話した。この都庁での撮影については、剛も「本当につらかった」と同調した。光一はまた、「ゆっくりこちらを向いてください」といった撮影現場でのカメラマンの要求がいまいちわからないそうで、実際にやると「んー」と微妙な反応をされると訴え。2ショット撮影で「ちょっとポーズ変えてください」とリクエストされても、光一はまったく動かず、剛だけポーズを変えるそうで、「どうしていいかわからない」と吐露した。
2016年07月30日今年12月には、宇宙ファンにとって注目すべきイベントが2つある。小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ(12月3日)と、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入(12月7日)である。特に「あかつき」は5年前に一度失敗しており、今回がラストチャンスとなる。なんとか成功して欲しいところだ。ところで、報道などではどうしても宇宙航空研究開発機構(JAXA)ばかりに注目が集まってしまうのだが、宇宙開発を陰で支えているのがメーカーである。この両探査機の製造を担当したメーカーはNEC。同社は、日本初の人工衛星「おおすみ」以来、多くの衛星・探査機を手がけてきたメーカーだ。NEC側で、「はやぶさ2」と「あかつき」のプロジェクトマネージャを務めているのは、宇宙システム事業部プロジェクト推進部の大島武氏(49歳)。今回、大島氏に両探査機の状況や、プロジェクトマネージャの業務について、話を聞くことができた。あまり表に出てくることがない衛星メーカーの仕事というのは、どんなものだろうか。(※筆者の都合で掲載が遅くなりましたが、このインタビューは9月16日に行いました。発言は当時の状況にもとづいているので、2カ月ほどタイムスリップして読んでもらえれば幸いです。)○目指すのは「こんなこともあろうかと」が無い運用--両探査機のプロジェクトマネージャを兼務しています。2つのイベントが、たった4日しか離れていないのは大変そうですね。担当メンバーは一部重なっていますが、基本的に「はやぶさ2」の地球スイングバイは、事前に行う軌道決定と軌道の微調整が最も重要な運用で、スイングバイ前後は、地球に近づくチャンスを捉えた運用が主体となります。それに対して「あかつき」の運用は、当日の軌道制御運用が全てを決める最も重要な運用です。2つの探査機の運用は、イベントでの運用の性格がかなり異なるため、それぞれに適した人員で準備を行っています。「はやぶさ2」は地球スイングバイの後、小惑星とのランデブーに向け、イオンエンジンの運転率も上がりますので、その準備を入念に行います。一方、「あかつき」は今回のイベントが金星周回軌道への投入の唯一のチャンスであるため、このイベントに向けて集中的な準備をしています。--「あかつき」の軌道投入へ向け、現在はどんなことをやっているのでしょうか。金星到着までに軌道の微調整があり、これも非常に重要な運用です。ただ計画通りにいかないことがあったとしても、時間的には修正を行う余裕があります。やはりポイントとなるのは12月7日ですね。そのときにどういう運用をするのか、ということを検討しています。計画通りにいかない場合にどうやってリカバリするか、contingencyプラン(対応策)も考えています。様々なケースが考えられますので、作業量は正常ケースのみの検討に比べ、何倍にも増えていきます。--せっかく検討した様々なケースも、成功すればその努力は表には出てこないんですよね。日の目を見るのはトラブルが発生したときだけで。はい。ただこれは多かれ少なかれ、どのプロジェクトでも重要な運用に対しては必ずやっていることです。例えば衛星の場合は、打ち上げ直後の第一可視で何をやるか、いろいろなケースを想定して、それに対応したコマンド列を用意しておくとか。成功したら確かに表には出ませんが、それはむしろ望むところです。「備えをすればするほど、備えたことは何も起きない」とよく言われますし、そのような努力は、活用できる場面はあって欲しくないわけなので。--火星探査機「のぞみ」も「あかつき」も惑星周回軌道への投入に失敗。今回成功すれば日本初となりますが、やはり惑星探査は難しいですね。「はやぶさ2」のような小惑星ランデブー/タッチダウンと、惑星周回軌道への投入は、難しさの性質が大きく異なります。「はやぶさ2」のタッチダウンでは、何か問題があった場合でも、一度退避してやり直すことが可能ですが、多くのケースを想定した複雑な運用準備が必要となります。一方で、惑星周回軌道への投入は、時間的余裕が全く無いところで、確実に成功させなければならない。そこが難しいところです。--今の心境は。当日は緊張感があるでしょうが、今はまだ落ち着いて粛々と準備を進め、その日に備えたいと思っています。--ちなみに大島さんは前日には普通に寝られるタイプですか?寝られるタイプです。当日は寝たくても寝られないかも知れませんので。○メーカーのプロマネに求められる役割とは?--NECへの入社は1990年ですね。最初の仕事は何でしたか?JAXAの「宇宙実験・観測フリーフライヤ」(SFU)に搭載した「GDEF」(Gas Dynamics Experiment Facility)という装置の開発でした。ダイヤモンドは通常、高温高圧下で作られますが、微小重力下ではプラズマ低圧環境で薄膜ができます。実験は成功して、装置は、JAXAの若田光一宇宙飛行士により、スペースシャトルで回収されました。「GDEF」は、私が入社したときにはもう設計は大体終わっていました。私が設計から関わったのは、「のぞみ」や「LUNAR-A」(月探査機:2007年にプロジェクト中止)あたりですね。「のぞみ」では、観測装置などに組み込まれているCPUボード(SICPU)を開発しました。そのほかカメラ関係では、「のぞみ」の火星撮像カメラ(MIC)や「LUNAR-A」の月撮像カメラ(LIC)のデジタル系も担当しました。私は電子工学科出身で、会社ではデジタル系の部署にいたので、コンポーネント全体のまとめや、デジタル系の設計が主な仕事です。FPGAの中の回路設計も行っていました。地球周回中の「のぞみ」が、MICを使って地球と月の見事なツーショットを撮影した時には非常に感動しました。この写真は大きな話題になり、天文年鑑にも掲載されたのは良い記念になりました。ただ本当は火星を撮るためのカメラだったので、周回軌道に入って火星を撮れなかったことが残念です。--1996年には、「はやぶさ」初号機のシステムマネージャに就任していますね。入社してから6年間は機器担当でしたので、探査機システムについては分からないことも多くて大変でした。しかし、これはもともとやりたかった領域だったんです。いつかは探査機システム全体に関わりたいとずっと思っていました。--「あかつき」では最初システムマネージャで、2007年からはプロジェクトマネージャに。両マネージャの仕事の違いは?プロジェクトマネージャの仕事は、いわゆるQCD(品質、コスト、納期)の管理です。このQCDに密接に絡んでくるため仕様についても判断しますが、やはり大変なのはプロジェクトをうまく進めることですね。社内メンバーを動かしたり、JAXAと調整したり。技術的なところからは少し離れてしまうので、システムマネージャ的な仕事がしたくなる時もありますが、プロジェクトマネージャの方が自分の裁量でやれる範囲は広がります。--JAXAとメーカーの役割分担はどうなっているのでしょうか?実用衛星と科学衛星で違ったりもしますが、「はやぶさ」や「あかつき」のような場合では、JAXA宇宙科学研究所の先生方が、要求仕様を決めるだけでなく設計まで入り込んで、一緒に作り込んでいくスタイルで昔からやっています。JAXAが開発した技術でJAXAが知り尽くしているところ、逆にメーカーでないと分からないところなどが複雑に入り組んで存在しているので、密接にやりとりをしながら開発を進めていきます。「要求仕様を出したら後はメーカーで」というような、単純な進め方ではありません。ただ、最終的な「形」にするのはメーカー側なので、細部を詰めて設計製造するのはメーカーの仕事になります。--タフな交渉もありますか?かなり大胆な、意外性のある提案をされることもありますね。それとは逆に、こちらから提案することもあります。たとえば「あかつき」は、打ち上げ時、太陽電池パドルを横ではなく上に畳んでいますが、この方が固定しておく機構が少なくて軽量化できるため、我々の方から提案しました。--「はやぶさ2」と「あかつき」に加え、2015年4月からはジオスペース探査衛星「ERG」のプロジェクトマネージャも兼務。忙しいですね。「ERG」は開発の真っ最中なので、今のマネジメントの仕事としては、これが中心ですね。ただ、現在は「はやぶさ2」と「あかつき」も大きなイベントを控えているので、実運用の計画立案はシステム担当者に任せつつ、運用計画全体の確認を行っています。「ERG」は2機目の小型科学衛星で、1機目の惑星分光観測衛星「ひさき」とは、共通のバス機器を採用しています。ただ、「ひさき」が三軸姿勢制御であったのに対し、「ERG」はスピン安定制御であるなど、違いもあります。コンポーネントは同じでも、様々なカスタマイズが入っています。個人的に「ERG」はのぞみに似ているところがあると思っていて、たとえば観測センサーですね。もちろん観測対象が地球と火星という違いはあるんですが、搭載されているセンサーは似ていたりするんですよ。予定している2016年度の打ち上げに向け、「のぞみ」を今度こそ周回させるつもりで、しっかり仕上げたいと思います。
2015年11月30日8月19日に種子島宇宙センターからHII-Bロケット5号機により打ち上げられた宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」5号機(HTV5)は24日、ISSに到着し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也 宇宙飛行士が操作するISSのロボットアームによってキャプチャ(把持)された。ISSのロボットアームを操作して「こうのとり」をキャプチャしたのは、同宇宙飛行士が日本人としては初めてとなる。キャプチャに成功した油井宇宙飛行士は「宇宙開発の中では1つの小さな歯車だが、自分の仕事をしっかりできて、この瞬間だけは一等星並に輝けたかと思います。」とコメント。また、若田光一 宇宙飛行士がアメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション管理センターでリード・キャプコムとして、油井宇宙飛行士をサポートした。「こうのとり」には食料や衣服、実験装置などの物資が搭載されており、物資を届けたあとはISSの不要品を積み込んでISSへ再突入する。
2015年08月24日電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車(トヨタ)の4者が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力して進めているロボット宇宙飛行士「KIROBO」が「地上から一番高い場所で対話をしたロボット」と「初めて宇宙に行った寄り添いロボット」として、2つのギネス世界記録に認定され、3月27日に日本科学未来館で開催された同ロボットの帰国報告会で認定証が授与された。KIROBOは2013年8月に国際宇宙ステーション(ISS)補給船「こうのとり」4号機に搭載され、種子島からHIIBロケットにて打ち上げられた後、ISSで若田光一宇宙飛行士と共に「宇宙での人とロボットとの対話実験」に成功するなど、人とロボットが共に暮らす未来に向けた研究を実施した。2015年2月11日、スペースXの無人補給船「ドラゴン」5号機で無事地球に帰還し、3月12日に日本に帰国。帰国したKIROBO第一声は「地球はまるで青色LEDみたいだった。輝いていたよ」だった。KIROBOのサイズは、身長約34cm、全幅約18cm、奥行き約15cmで、重量は約1000g。主要機能として、音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラなどを搭載している。
2015年03月30日(前編はコチラ)前回は、ミジンコは女性上位、カメやワニは温度で性が決まるという、生き物の「性」にまつわるお話しを紹介しました。今回は、環境変化を敏感に感じる生き物たちや、その「サバイバル術」のお話です。○6. 「敵の匂い」がしたら「とげ」や「ヘルメット」を作って変身!現代は激動社会。人間も食うか食われるか、生き残りをかけた戦いの毎日です。では生き物たちは「弱肉強食」の原野をどう生き抜いているのでしょうか? わずか数mm足らずの小さな生き物「ミジンコ」も天敵に対して、驚くような防御術を持っているそうです。「ミジンコの場合、天敵の匂いがすると形を変えたミジンコが産まれてきます。その形は防御形態と呼ばれ、ミジンコの種類や天敵によって異なりますが、頭をまるで『へルメット』のようにとんがった形にしたり、後頭部に『とげ』を作ったりして、敵に食べられにくい形を作ります」と井口研究室のミジンコ博士こと宮川一志さんが教えてくれます。実際に、宮川さんにとげをつくるミジンコの動画を見せて頂きました。天敵であるフサカの幼虫はミジンコをいったん飲み込んだかに見えましたが、とげがひっかかって、はき出してしまいます。とげの本数が多いほど飲み込まれにくくなることが実験からわかったそうです。天敵のにおいとはどんな匂いなのか気になるところですが、宮川さんによると、「特定の構造をもつ化学物質だとわかったものの、どんな匂いかは正確にはまだわかりません」とのこと。どうやってとげが作られるのか、そのメカニズムを解明しようとしています。○7. ミジンコが教えてくれる水、化学物質の安全性ミジンコは、私たちの安全を守ってくれる、大切な存在でもあります。水の安全性や化学物質の安全性試験にミジンコは世界的に活躍しているのです。具体的な方法はこうです。産まれたばかりのミジンコを化学物質を入れた50ccのビーカーに1匹入れて3週間育てます。何匹子どもを産んだか数を数え、その数によって化学物質の安全性評価に用いるのです。極めてアナログな方法ですが、実は「OECD(経済協力開発機構)」が定めた世界ルールです。日本もOECDのルールに従ってミジンコを使った実験が行われています。「水の安全性を守るためには一番簡便な方法です。ミジンコがいくつ卵を産むか。たとえば、ミジンコが3日間で泳がなくなり死んでしまえば毒性が非常に強いと言えます。ただし、物質の量にもよりますね。この化学物質はこの量以上なら悪影響を与えるが、この量以下なら使えますなど、実験方法とデータをつけておけば、例えばある製品を輸出するときにOECD加盟国では新たな試験をしなくても共有できるのです」(井口教授)ミジンコが元気に泳ぎ、卵を産む水や田んぼは世界標準で安全、ということなのです。○8.NASA宇宙センター隣のワニは健康か? ワニを釣って調査!環境と生物の関係を長く研究されてきた井口教授。なんと、NASAから依頼を受けてロケット発射基地である、ケネディ宇宙センターに隣接する野生保護地域のワニの調査をしたことがあるといいます「フロリダ大学の客員教授をやっていたとき、環境ホルモンの影響を調べるためにフロリダのワニ(アリゲーター)を捕って研究していました。その研究仲間から『NASAの研究もやってくれない?』と話がきたんです。10年ぐらい前ですね。」筆者は打ち上げ取材でたびたびNASAケネディ宇宙センターを訪れ、確かに野生保護区が隣接し、ガイドツアーで大きなワニが横たわっているのを見てますが、あのワニ?「実はロケット発射後に、野生保護区の水のpHを調べると酸性度が非常に強いことがわかり、PCBやダイオキシン、鉛の影響もあるのではないかと言われていました。発射場で働く人たちは自分の身体への影響も心配だったんでしょうね。まず野生生物への影響を調べて欲しいと話が来ました。私も含めて研究者はみんな『面白い! やりましょう』と毎月、発射場のあるケープカナベラルに行って、ワニから血液を採っていました」とても簡単に仰る井口先生だが、ワニは大きいもので4メートルもあるという。しかも保護区だから殺せない。いったいワニからどうやって血液を採るのですか?「色々なやり方がありますが、昼間に行くときは釣ります(笑)。釣り竿で。」ワニを釣る!?「リールを使って針のところに三椏になったフックをつけます。そしてワニが浮かんでいるところの向こう側に投げて、ひっぱるとワニの皮膚に食い込みます。それを船に寄せます。気を付けないといけないのはワニの口です。噛む力は何百Kgもあります。でも開ける力は弱いんです。そこで結束バンドの大きなものを用意してワニの口からかけて締める。口をあけられなくなれば、安全です。目を覆えば暴れないのでテープをはって、3人ぐらいで引っ張り上げます。200~300kgぐらいかな。数をこなせば慣れますよ(笑)」なんと、井口教授は「ワニ釣り」のプロでもあったのです。生物学者はタフでないと。しかし意外にも、アリゲーターはもの凄く恐がりで自分から襲ってはこないそうです。危ないのはクロコダイルだとか。それで、ワニにはロケット燃料の影響はあったのでしょうか?「血液からは重金属や鉛が非常に高く検出されました。PCBも高いです。しかしそれがどう影響するかはまだよくわかりません。卵を研究室に持ち帰り、何匹孵化するか、これから研究に取り組んでいきます。他の場所との比較も必要ですし何年も継続していかないと」環境の影響は、簡単には結論が出せません。ワニとの格闘はまだまだ続きそうです。○9. ネムリユリスカ…生と死の境を行き来する動物の驚きの能力、特にサバイバル術という点で、井口教授が例にあげたのが「ネムリユスリカ」です。ネムリユリスカはアフリカに生息する昆虫で、その幼虫はカラカラに乾燥すると無代謝状態になり、100度近い高温にも、マイナス270度の極低温にも、ヒトが絶えられる量の1000倍近い放射線にも耐えられる。17年以上たっても水を与えれば生き返るという「不死身」の生物です。若田光一飛行士が国際宇宙ステーションで行った宇宙実験でも、乾燥状態のネムリユスリカの幼虫100匹のほとんどが、水を与えると宇宙で活動を始め、2週間後には一部がさなぎや成虫になったとのこと。「サバイバルというよりも、『どうやったら死ぬの?』という話になりますよね。乾燥しても水が入ればまた生き返る。生きている状態と死んでいる状態はどこで分けるのか、すごく不思議ですね」ネムリユスリカのような無代謝状態は、人間でも可能なのでしょうか? 火星以遠の木星や土星飛行には、数十年もの飛行期間がかかるため、太陽系大航海には人間の冬眠技術が必要になると川口淳一郎JAXA教授も言われていました。「脳の手術をするとき、代謝を落とすために氷で冷やした状態にすることがありますね。しかし脳を丸ごと長期間にわたって休眠させられるかどうかは、わかりません。たとえば凍結保存にしても、私達はミジンコの凍結保存にチャレンジしているのですが、まだ実現していません。ミジンコでうまくいかないのですから、ヒトではなかなか難しいでしょうね」(井口教授)○10. 性ホルモンが正しく働くこと=種のサバイバルところで、生き物の研究はなぜ、大事なのでしょうか?野生生物は「環境の番人」と言われます。環境が悪化すると、野生生物に影響が出ます。そしてその影響は同じ環境に生きる人間にとって、決して無関係ではないのです。井口教授は「環境中にはさまざまな人工的な化学物質が放出されていますが、報告をたどると1950年頃にDDTという農薬が使われ、毒性が強いだけでなく女性ホルモン作用もありました(レイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」がきっかけで先進国では使用禁止になったことで知られる)。その後もさまざまな化学物質が使われ女性ホルモン作用するものはありますが、男性ホルモン作用するものはありません。逆に男性ホルモンにくっついて邪魔する農薬はいっぱいある。男は弱いのです」自然界がメス化しているとも言われるように、性ホルモンが正しく働かなければ、オスとメスのバランスが崩れ、いずれ種の絶滅につながるという事態も起こりえます。環境と生物について調査や研究を継続し、どのような影響があるかを見極め、どう対処するかを冷静に考えていくことが重要です。まずは、身の回りの生き物に関心をもち、その生態に学ぶことが、その第一歩かもしれません。○おわりに - 「不思議な生き物=研究者」集団、基礎生物学研究所取材に訪れた愛知県岡崎市の基礎生物学研究所は基礎生物学の特化した国内唯一の研究所です。井口教授が生息(!)するラボには、井口教授自らオークションなどで収集したワニやカメの剥製が、机の下から次々出てきます。ふと棚を見ればワニの卵(本物)がさりげなくおかれ、生き物好きにとっては「天国」のような場所かもしれません。ちなみに、この研究所で生き物三昧の研究生活を送るにはどうしたらいいのでしょうか?基礎生物学研究所の広報担当者によれば、大学卒業後に総合研究大学院大学(総研大)の生命科学研究科・基礎生物学専攻に入学するのが王道とのこと。ちなみにこの3月にミジンコの研究で博士号を取得予定の豊田賢治さんは愛媛県の工業高等専門学校出身。生物工学コースで柿の研究をしているときにオオミジンコを見て、「でけぇ!」とその虜になったそうです。高専から専攻科に進み大卒資格を取得した後、総研大に進学し、晴れて博士号取得となりました。ラボではミジンコ博士の宮川さんや豊田さんが現場を仕切り、井口教授が実験しようとすると「あれ、どこにある?」と聞くので「大名実験と嫌がられます」(井口教授)。ミジンコ大名はニコニコしながら博士達の活躍を見守っている。そんな楽しいミジンコ・ラボでした。井口教授も登壇する生き物の驚きの能力に関するシンポジウム「第18回 自然科学研究機構シンポジウム -生き物たちの驚きの能力に迫る-」が3月22日(日)に東京・一ツ橋の学術総合センターにて開催されます。今回の話を読んで、生き物に興味を持った方は、ぜひ参加してみてください。きっと、これまで知らなかった、生き物たちの神秘の世界を見ることができるはずです。○「第18回 自然科学研究機構シンポジウム」テーマ:「生き物たちの驚きの能力に迫る」日 時:2015年3月22日 10:00~17:00会 場:学術総合センター(一橋講堂)東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階参加費:無料申込方法:専用の申込みフォームにアクセスし、必要事項を記入○井口泰泉 教授のプロフィール自然科学研究機構 基礎生物学研究所 教授・理学博士専門は内分泌学、環境生物学2011年 日本動物学会賞受賞2013年 環境保全功労者表彰著書に「内分泌と生命現象(培風館)」などがある
2015年03月16日電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車は2月10日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力の下、国際宇宙ステーションに滞在していたロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」が地球に帰還することを発表した。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、KIROBOはグリニッジ標準時間の2015年2月10日の午後7時09分(日本時間2月11日午前4時09分)に、スペースX社のドラゴン補給船運用5号機に搭乗してISSから離脱し、グリニッジ標準時間の2月11日午前0時44分(日本時間同日午前9時44分)に、太平洋上に着水する予定。4者による共同プロジェクト「KIBO ROBOT PROJECT」は2012年に発表され、2013年8月に、KIROBOはISS補給船「こうのとり」4号機に搭載され、種子島からHⅡBロケットにて打ち上げられた。その後、KIROBOは若田光一宇宙飛行士と共に「宇宙での人とロボットとの対話実験」に成功するなど、人とロボットが共に暮らす未来に向けた研究を行ってきた。KIROBOのサイズは、身長約34cm、全幅約18cm、奥行き約15cmで、重量は約1000g。主要機能として、音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラなどを搭載している。
2015年02月12日