7月16日より全国で公開中の『17歳の瞳に映る世界』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したエリザ・ヒットマン監督の長編デビュー作『愛のように感じた』より、本予告が解禁された。『愛のように感じた』はブルックリン郊外を舞台に、14歳の少女ライラが経験する苦い恋の物語。本作は、ライラ役をつとめたジーナ・ピエルサンティをはじめ、ヒットマン監督が現地で直接スカウトした俳優が多数出演している。自身もブルックリンで生まれ、人類学者の父とソーシャルワーカーの母のもとで育ったヒットマン監督。長編映画では一貫して10代のセクシュアリティを主観的かつ詩的に切り取り、内面化された感情を探求してきた。初の長編映画『愛のように感じた』では14歳の少女の性の目覚め、2作目の『ブルックリンの片隅で』では自らの性的指向を受け入れられない19歳の青年、3作目の『17歳の瞳に映る世界』では、予期せぬ妊娠をしてしまった17歳の少女を描いており、その全てがサンダンス映画祭で高く評価され、2020年に第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞している。今回解禁された本予告に収められているのは、ライラが友人キアラとその彼氏パトリックをうつろな表情で眺めている様子や、地元の大学生サミーに一目で心を奪われる瞬間。そしてサミーの気をひくためについた嘘によって、ライラが危険な立場に追い込まれて行く姿が切り取られている。『愛のように感じた』は8月14日(土)より東京シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛のように感じた 2021年8月14日より全国にて公開©2013 IFLL MOVIE LLC
2021年07月29日ベルリン国際映画祭・銀熊賞(審査員グランプリ)受賞作『17歳の瞳に映る世界』がまもなく日本公開されるエリザ・ヒットマン監督の長編デビュー作『愛のように感じた』が、8月14日(土)より公開されることが決定した。本作は、ブルックリン郊外を舞台に、思春期の少女の性と青春の刹那を捉えた物語。いま世界で最も注目を集める女性監督の1人、エリザ・ヒットマンが瑞々しい感性と斬新な演出法でアメリカの青春映画の系譜に新たな1ページを刻んだ。まだあどけなさの残る14歳のライラは、経験豊富な親友のキアラとそのボーイフレンドのパトリックと共にビーチに遊びに出かける。そこでライラはタトゥーの入った年上のサミーにひと目で心を奪われる。サミーが「誰とでも寝る男」だと知ったライラは、あらゆる口実を作ってサミーに近づこうとする。ところが、背伸びして嘘を重ねるうち、ライラは思いもしなかった状況に陥っていく…。長編映画では、一貫して10代のセクシュアリティを主観的かつ詩的に切り取り、内面化された感情を探求するヒットマン監督。一方で、ドキュメンタリー的手法とも一線を画し、スロモーションやクローズアップを多用し、感情の解放をもたらすことに重点を置いている。初の長編映画となる本作『愛のように感じた』では14歳の少女の性の目覚め、2作目の『ブルックリンの片隅で』では自らの性的指向に戸惑う19歳の青年、3作目の最新作『17歳の瞳に映る世界』では、望まない妊娠をしてしまった17歳の少女を描いている。長編全てがサンダンス映画祭で高く評価され、2020年に第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。エリザ・ヒットマン監督「私たちが経験してきたことの真実です」【エリザ・ヒットマン監督コメント】本作で描きたかったのは、子供時代のアウトテイクです。そこにあるのは、孤独な瞬間、根拠のない自信の高まり、ささやかだけれど屈辱的な出来事といった、私たちの記憶の中に埋もれてしまいがちなものばかりです。私は、映画において「青春」のテーマが「幻滅のプロセス」として描かれることに常に魅了されてきました。この映画を観た人は、登場人物の行動に不快感を覚えるでしょう。しかし、その不快感こそ私たちが経験してきたことの真実です。この映画が、観客の心の奥底にある何かとつながることができれば嬉しいです。『愛のように感じた』は8月14日(土)より東京シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。『17歳の瞳に映る世界」は7月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛のように感じた 2021年8月14日より全国にて公開©2013 IFLL MOVIE LLC
2021年07月02日「これまで数えきれないほどの原作を手がけてきましたが、実は、女性週刊誌での連載は初の試み。大人の女性と同じ目線に立ってストーリーを考えるのは、僕らにとって新たな挑戦なんですよ」そう語るのは、姉のゆう子先生とタッグを組んで数々の大ヒット漫画を生み出してきた樹林伸先生。“カリスマ原作者”と名高い2人が、4月6日発売の『女性自身』で新連載コミック『死ぬほど愛して』をスタートする。いったいどんな作品なのだろう?「ストーリーがドラマチックに展開していくラブサスペンス。1話目から細かい伏線が満載で、回を追うごとに予期せぬ展開がどんどん加速。自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ面白い作品になりますよ」(伸先生)主人公はアラフォーの主婦・澪(みお)。孤独な人生に絶望していたバツイチの彼女が真人(まさと)と出会って再婚。今度こそ幸せな日々を送れると安堵したのも束の間、次々と謎の渦に巻き込まれ、思いもよらぬ未来へと流されていく。「今回のテーマは“愛”と“死”です。人生がドラマチックに変化していくときは、いつもこの2つが要になっていますから。川に浮かぶ笹船のように、運命に翻弄されながら澪が流れて行く先をハラハラ、ドキドキしながら見守っていただければ」(ゆう子先生)「次々と襲いかかってくる濁流に飲み込まれていくけれど、それでも荒波を乗り越えて、己の人生を切り開いていく。冒険小説を読んでいるような、そんな澪のダイナミックな成長ぶりも、女性読者のみなさんに楽しんでいただきたいと思っています」(伸先生)作画の担当は草壁エリザ先生。ドラマ化された『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』でもお馴染みだ。「草壁先生はプロフェッショナル。絵が抜群に上手いしネームも気合が入っている。僕らが構築した物語の世界を存分に表現していただけるのは間違いないと、大いに期待しています」(伸先生)気合が入っていることにかけては樹林先生たちも負けていない。女性読者の思いに寄り添いたいと、本誌のページを熟読しながら、次回のストーリーを考案している。「私も読者のみなさんと同様に、仕事をしながら家事も子育てもやってきたので、今回初めて主婦としての自分の経験が作品に生かされるとワクワクしています。夫や子どもの都合に振り回される生活は自分の思い通りにならないことも多かったし、ある意味、単調な日々の繰り返し。だからこそ、澪と一緒にドラマチックな人生をぜひ体験してもらえたら」(ゆう子先生)渾身のラブ&サスペンスに身をゆだね、非日常を旅してみよう。【INFORMATION】樹林伸先生&ゆう子先生の新連載「死ぬほど愛して」は、4月6日発売の『女性自身』でスタート。作画を担当するのは、テレビドラマ化して話題を呼んだ『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』の草壁エリザ先生。魅惑のラブ&サスペンスに注目だ。「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月06日「ミステリー、食、刑事ものなど、ジャンル毎にペンネームを使い分けているんですけど、実は、その大半が、僕と姉の2人でアイディアを出し合いながら共同で執筆した作品なんですよ」そう語るのは、『女性自身』4月6日発売号から新連載「死ぬほど愛して」をスタートする“カリスマ原作者”樹林伸先生。天樹征丸名義の『金田一少年の事件簿』や亜樹直名義の『神の雫』など、これまでノンフィクション作家の姉・樹林ゆう子先生と2人で数々のヒット作を生み出してきた。「子どもの頃から、お互いの嗜好が似ているんですね。もともと、私も漫画を描くのが大好きで、10代の頃に少女漫画雑誌の新人賞に応募して受賞した経験もあるくらい。で、新しい作品を書く度に、“どう?面白い?”って、毎回、弟に感想を聞いて」(ゆう子先生)「僕は姉が買ってきたありとあらゆる漫画を読みまくり、大学卒業後は漫画雑誌の編集者になりました。大人になっても姉とはずっと仲がよくて。それで、僕が編集だけでなく原作も書くことになったとき、“一緒にやろうよ”と、姉を巻き込んだんですよ」(伸先生)2人とも、ソロで執筆する“作家”の顔を持っている。自分の内面と深く向き合う小説や、さまざまな現場を取材してルポにまとめるノンフィクションはひとりで書くのが向いているという。「でもね、漫画は会話で登場人物が動いていくから。2人で相談しながら考えていくほうが、ストーリーが面白くなる。それぞれの視点からアイディアが浮かぶこともありますからね」(ゆう子先生)「そう、姉と僕がいることで、男性のセリフも女性のセリフもスムーズに浮かんでくるし」(伸先生)原稿を執筆するのは、まるで貴族の館のように瀟洒な伸先生の自宅兼仕事場で。2人とも夜型なので、午後3時頃に近所に住んでいるゆう子先生が仕事場を訪れる。「“次回の展開はどうする?”って、2人で話をしながら、私がキーボードを叩いていく。そのうち疲れてくると、“じゃあ、ワインでも飲みながらやろうか”という流れになって(笑)。実は、そんな私たちの執筆スタイルから、自然の産物として生まれた作品が『神の雫』だったんですよ」(ゆう子先生)■ワイン愛が高まるあまり、セラー用の部屋まで借りて夜が更ければ、好きなお酒を嗜みながら2人でストーリーの展開を考える。そんな生活の一部として、伸先生の自宅には常に50本ほどのワインがキープされていた。「でも、当初、ワインはあくまでも酒の一種。特別な思い入れはまったくなかったんですよ」(伸先生)「私も、どちらかと言えばビール党でした。それが、1本のワインに出会ったことで異常なまでにワインにのめり込むことになっちゃって」(ゆう子先生)その1本とはDRCエシェゾー85年。伸先生が自宅で開いたアットホームなワインパーティで、たまたま開けたそのワインをひとくち飲んだ瞬間に、全身を雷で打たれたような衝撃を受けたという。「ぶっ飛びましたね。1本のワインの向こう側に文化や歴史、人間や物語といった様々なものが映画のように駆け巡って」(ゆう子先生)「本当にすごかった。あんなワインに出会ったのは初めてだったので、ワインの世界をもっと掘り下げてみたいという思いが止まらなくなっちゃって」(伸先生)これぞ!というものに出会うと、とことんのめり込む。そんな性格もきょうだい共通。あれも飲んでみたい、これも飲みたいと、毎月100本単位で、世界中のワインを次々と買い集め、伸先生の自宅のワインセラーはたちまち満杯に。「仕方なく、木造アパートにワイン専用の部屋を借りました。でも、私が月に5千円払って得ていた地震情報に、あるとき、関東地方に大地震が来ると警告が。瓶が割れたら一大事!慌てて、鉄筋コンクリートのマンションの1階の部屋を借り、ワインをすべて引っ越しさせたんです」(ゆう子先生)「新居では、お風呂場や靴箱の中までワインセラー代わりにしちゃった(笑)。そのとき、ここまで来たら漫画にできるんじゃないかと思ったんですよ。僕たちが飲んできたワインをすべてネタにできるし、飲んだときに思い浮かんださまざまなイメージもすべて漫画の世界に反映できるから」(伸先生)そう、ひらめいた伸先生は、わずか30分ほどで基本のストーリーを完成。そこから16年に渡る『神の雫』の連載が始まり、日本はもちろん、フランスや韓国などの海外でも大ヒット。亀梨和也主演でドラマ化もされた。漫画が好き、ワインが好き、そして好きなものはとことん極める。そんな姉弟の2人が最強のタッグを組んでいるからこそ、次々と大ヒット作を生み出すことができるのだ。【INFORMATION】樹林伸先生&ゆう子先生の新連載「死ぬほど愛して」は、4月6日発売の『女性自身』でスタート。作画を担当するのは、テレビドラマ化して話題を呼んだ『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』の草壁エリザ先生。魅惑のラブ&サスペンスに注目だ。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)、サンダンス映画祭審査員ネオリアリズム特別賞を受賞した女性監督エリザ・ヒットマンによる『Never Rarely Sometimes Always』(原題)が邦題『17歳の瞳に映る世界』として7月、日本公開されることが決定した。ペンシルベニア州の田舎町に住む17歳の高校生オータムに、ある日、望まない妊娠が分かる。ペンシルベニアでは未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている従妹であり親友でもあるスカイラーは、オータムの異変に気付き、金を工面し、ふたりで中絶に両親の同意が必要ないニューヨークに向かう…。『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』バリー・ジェンキンスらが製作監督のエリザ・ヒットマンは、『キングスマン:ファースト・エージェント』にも抜擢された新進俳優ハリス・ディキンソンを主演に、性的指向に悩む青年を描いた『ブルックリンの片隅で』(17/劇場未公開)で、2017年サンダンス映画祭監督賞を受賞、一躍注目を集めた新進気鋭の女性監督。『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』などバリー・ジェンキンスらが製作陣に加わった本作は、ベルリン国際映画祭を皮切りに、世界中で脚本賞などの映画賞を多数受賞。注目を集めていた。主役のオータムを演じたシドニー・フラニガンは、長編映画デビューの本作の等身大の演技が絶賛され、第86回ニューヨーク映画批評家協会主演女優賞、第41回ボストン映画批評家協会主演女優賞など、数々の俳優賞を獲得している。『17歳の瞳に映る世界』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:17歳の瞳に映る世界 2021年7月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC
2021年03月14日エリザ・スカンレンとトビー・ウォレスという次世代注目俳優が共演する映画『ベイビーティース』。この度、エリザ演じる主人公の両親とトビー演じる不良青年と初対面する食卓のシーンが到着した。この度到着したのは、モーゼス(トビー)とミラ(エリザ)の両親が初めて対面するシーン。ミラはこの直前に、モーゼスに髪をばっさりと切ってもらっており、娘の突然の変化とモーゼスの言動に驚くショッキングなシチュエーションにもかかわらず、食卓を囲み平然と交わされる会話のギャップがどこかユーモラス。『湯を沸かすほどの熱い愛』や、『ショート・ターム』『キッズ・オールライト』など、シリアスなテーマをコメディタッチで描いている作品を参考にしたという監督のシャノン・マーフィは、「こうした作品は、コメディに分類されながらも、趣味のいいやさしい情緒性が作品全体を貫いています。感傷とは対照的な感情と、作品テーマに対して通り一遍ではない、さわやかな解釈があります」と分析する。また、原作となった演劇の戯曲家でもあるリタ・カルネジェイスが担当した脚本について「リタは、日常のシーンや関係性を、変わった角度から切り出す特別な目を持っています」と称賛している。モーゼスの見た目や態度に不快感を隠せないながらも、平気な素振りで会話を交わすミラの両親だったが、彼の年齢が娘より7つ年上だと分かると、母親(エシー・デイヴィス)は思わず「卒倒しそうだけど平気」とひと言。10代の娘の初めての恋に動揺しながらも精一杯冷静に振舞おうとする様子、テンポよく進む会話が独特の世界観を形づくっている。『ベイビーティース』は2月19日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーティース 2021年2月19日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2019 Whitefalk Films Pty Ltd, Spectrum Films, Create NSW and Screen Australia
2021年02月04日『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で注目を集め、主演映画『ベイビーティース』が2月に公開されるエリザ・スカンレン。本日1月6日に22歳の誕生日を迎えた彼女は、すでに多くの作品で数々の名優たちと肩を並べ、いまハリウッドで最も熱い視線を送られる女優のひとりとなっている。『ベイビーティース』では2020年度のオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で主演女優賞を受賞したエリザ・スカンレン。彼女が大きく注目されるきっかけとなったのは、2018年に放送されたHBOのTVシリーズ「KIZU -傷-」(シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件)。『ゴーン・ガール』で知られるギリアン・フリンの同名小説を基にし、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞にもノミネートされ批評家から高い評価を得た。同作では当時、ほぼ無名ながら主演のエイミー・アダムスやパトリシア・クラークソンに並ぶメインキャストとして存在感を放ち、見事な演技を披露したエリザ。その演技が認められ、同年に米「ハリウッドレポーター」誌の「次世代を担う俳優」のひとりに選ばれた。そして昨年公開された『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』では、シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピューといった壮々たるキャストと共に4姉妹の3女、ベス役として好演。さらにNetflixで配信中の映画『悪魔はいつもそこに』ではトム・ホランド、ロバート・パティンソンなど、いまをときめく人気キャストたちとも共演し、また、M・ナイト・シャマラン監督の最新作『OLD』(原題/2021年公開予定)にも出演するなど、その勢いは止まらない。多くのハリウッド作品で活躍しているエリザだが、オーストラリアのシドニー生まれで、現在もシドニーを拠点に活動している。地元で撮影された本作『ベイビーティース』は、そんな彼女の魅力を存分に堪能できる作品だ。病に侵された少女ミラという役どころには 『ストーリー・オブ・マイライフ』や『悪魔はいつもそこに』で演じた清廉さや純粋さに通ずる部分がある一方、不良少年に恋をして自身を冒す病に精一杯抵抗しようとする姿には、「KIZU -傷-」で見せたような小悪魔的な魅力も発揮されている。本作ではエリザが見せる、多感な少女の多彩な表情には要注目。なお、本作はオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞では、エリザの主演女優賞ほか作品賞、監督賞、脚本賞など全9部門で受賞する快挙を達成。米アカデミー賞の前哨戦の1つでもある英国インディペンデント映画賞の最優秀国際映画賞にも『ノマドランド』などと並んでノミネートされている。『ベイビーティース』は2月19日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーティース 2021年2月19日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2019 Whitefalk Films Pty Ltd, Spectrum Films, Create NSW and Screen Australia
2021年01月06日『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の三女ベス役で注目を集めたエリザ・スカンレンの主演映画『ベイビーティース』が、2021年2月19日(金)より公開。この度、30秒の新予告編と新ビジュアルが解禁された。本作は、病を抱える16歳ミラの最初で最後の恋を描いた、切なくも美しいモーメント・ラブストーリー。カラー写真の先駆者ウィリアム・エグルストンの写真から着想を得た映像デザインは、ミラが生きる儚くも眩い日常を鮮明に切り取っている。新予告編では、不良青年モーゼスとの出会いによってミラの世界が彩っていく様子が、文字通り映像がモノクロからカラーに変わることで表現されている。また、ミラとモーゼスがお互いを見つめ合う新ビジュアルは、ミラのブルーの髪と、2人の間を照らす黄色い背景の鮮やかさがインパクトを与え、モーゼスの存在がミラの世界を明るく輝かせている様子が伝わってくる。ミラ役を務めたのは、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の演技で「次世代スター10人」(Hollywood Reporter)にも選ばれたエリザ・スカンレン。モーゼス役には、本作でヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を受賞したブレイク必至のトビー・ウォレス。2人の新進気鋭の俳優がフレッシュでダイミックな演技を披露し、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」では94%fresh(2020年11月27日現在)と高評価。監督は本作が長編デビューとなるシャノン・マーフィ。前衛的な世界観で少女の最初で最後の恋をヴィヴィッドに描き出して世界各国の映画祭を席巻、「注目すべき10人の監督」(Variety)にも選出されている。『ベイビーティース』は2021年2月19日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビーティース 2021年2月19日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2019 Whitefalk Films Pty Ltd, Spectrum Films, Create NSW and Screen Australia
2020年12月02日映画『ベイビーティース』が、2021年2月19日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント他全国にて公開される。“次世代スター”エリザ・スカンレン主演のラブストーリー映画『ベイビーティース』は、病を抱える少女と孤独な不良⻘年の“最初で最後の恋”を描いたモーメント・ラブストーリー。主演を務めるのは、映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で4姉妹の病弱で繊細な3女ベス役に抜擢されたエリザ・スカンレンだ。同作の演技が評価されたエリザは、米国の「ハリウッド・リポーター」誌で"次世代スター10人"にも選ばれるほど、期待の新人女優として注目を集めている。病を抱える少女が孤独な不良少年と恋に落ちるそんな彼女が演じる主人公ミラは、病を抱える16歳の少女。ある日、彼女は孤独な不良青年モーゼスと出会い、自分を特別扱いしない彼の姿に惹かれ、恋に落ちてしまう。初めての恋に胸を躍らせ"生きる希望"を得たミラは、両親の猛反対に合いながらも、命の期限を前に、彼との刺激的な日々を謳歌しようと走り出す―。ミラの恋人役に、新人俳優トビー・ウォレスそんな主人公ミラの相手役モーゼスを演じるのは、新人俳優トビー・ウォレス。不器用ながらもミラに寄り添う、孤独な不良青年を演じた彼の演技は、ヴェネチア国際映画祭において「最優秀新人賞」をするほど高い評価を得た。“初の長編デビュー”シャノン・マーフィが監督になお監督は、本作が長編デビューとなるシャノン・マーフィ。前衛的な世界観で少⼥の最初で最後の恋をヴィヴィッドに描き出し、米国のエンタテインメントビジネス誌「バラエティ」で"注目すべき10人の監督"に選ばれた期待の人物だ。本作に関しては、「本能のままに最初で最後の恋にどんどん引き込まれていくミラの姿をヴィヴィッドに描いている。観客はミラの独特の世界に惹きこまれるだろう。⼈⽣が⾊鮮やかに輝き、魂が救われる世界だ」とコメントを寄せている。オーストリア・アカデミー賞で快挙なお『ベイビーティース』は、2020年度のオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞・ほか4つの演技賞含む9つの賞を受賞。今後の海外における賞レースの行方にも、高い期待が募る。詳細映画『ベイビーティース』公開日:2021年2月19日(金)、新宿武蔵野館、 渋谷ホワイトシネクイントほか全国で公開監督:シャノン・マーフィ出演:エリザ・スカンレン、トビー・ウォレス、エシ―・デイヴィス、ベン・メンデルソーン配給:クロックワークス/アルバトロス・フィルム<ストーリー>病を抱える16歳のミラは、孤独な不良⻘年モーゼスと出会い恋に落ちる。ミラの初めての恋を両親は⼼配し猛反対するが、ミラは怖いもの知らずで⾃分を特別扱いせずに接してくれるモーゼスに惹かれ、彼との刺激的でカラフルに⾊づいた⽇々を駆け抜けていく― しかし…
2020年10月26日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)の2020年春夏コレクションから、新作レディースアイコンバッグ「エリザ(ELISA)」が登場。2019年11月上旬より、全国のクリスチャン ルブタン直営店にて販売される。“古代エジプト”から着想「エリザ」は、デザイナーであるクリスチャン・ルブタンが幼少時代から魅せられてきた古代エジプトにインスピレーションを得た新作アイコンバッグ。バッグのフロントに配したメタルの留め金は、古代エジプトで使われていたヒエログリフの文字の1つで、ファラオの名前を囲む曲線である“カルトゥーシュ”に着想。ロック部分は、古代エジプトで幸運のモチーフとされていた昆虫“スカラベ”を模してデザインされている。ブランドロゴはエジプト神話に登場する“太陽神ラー”の頭上にあるサークルをイメージした円の中に収めて。バッグの構築的なシルエットは、古代エジプトの都テーベがあった場所とされるルクソールにあるアメン大神殿を彷彿とさせる。斜め掛け&肩掛けの2WAYデザイン性だけでなく機能性にもこだわっており、内部にはジッパー付きのポケットで仕切った2つのコンパートメントを備えている。またショルダーストラップは二重にすることもでき、斜め掛けのクロスボディバッグとしても、肩掛けのショルダーバッグとしても活躍してくれる。バリエーションも豊富カラーはブランドを象徴するレッドをはじめ、ヌード、ブラック、グレーなど。ブラックライトに反応して暗闇で光るショッキングピンクのクリスタルを全面に敷き詰めたラグジュアリーなモデルも用意している。シルエットはラージ、スモール、ミニの3サイズに加え、ベルトバッグも展開する。【詳細】クリスチャン ルブタン 2020年春夏コレクション 新作アイコンバッグ「エリザ」発売時期:2019年11月上旬販売店舗:全国のクリスチャン ルブタン直営店、オフィシャルウェブサイトアイテム例:・エリザ ラージ 254,000円+税・エリザ スモール 226,000円+税・エリザ ミニ 217,000円+税・エリザ ベルトバッグ 149,000円+税サイズ:ラージ 25x17x12cm、スモール 22x15x10cm、ミニ 19x13x10cm【問い合わせ先】クリスチャン ルブタン ジャパンTEL:03-6804-2855
2019年11月09日漫画「ホリデイラブ~夫婦間恋愛~」(原作:こやまゆかり/漫画:草壁エリザ)を、仲里依紗主演で2018年1月期にドラマ化する金曜ナイトドラマ「ホリデイラブ」。この度、仲さんの夫役を塚本高史が演じるほか、中村倫也、山田裕貴、壇蜜、平岡祐太ら共演者が発表され、あわせてキービジュアルも公開された。本作は、夫に浮気される側の正妻を主人公に据え、“正妻と夫婦愛の正義”を描く異色の夫婦愛ドラマ。■塚本高史が“サレ妻”仲里依紗の夫役!“夫婦再構築”を目指して正々堂々と戦う共感度200%のサレ妻主人公・高森杏寿(仲さん)の夫で、妻子を東京に残し名古屋に単身赴任中、里奈の誘惑に負けてしまう高森純平を演じるのは、猟奇的な役から好青年まで幅広い役を見事に演じ切る実力派俳優・塚本高史。誠実でありながらも、“浮気という名の誘惑に負けてしまった男”純平を、プライベートでは愛妻家として名高い塚本さんがどう演じるのか?台本を読み、「一瞬の魔が差したせいで壊れてくのは怖い」と感想を語った塚本さん。仲さんとは今回が初共演だそうで、「ポスター撮影で数時間ご一緒したときは、凛とした印象を受けました」と明かし、「そんな仲さん演じる杏寿ら、家族のことが大好きな純平は、現時点では本当に真面目で優しい人。一瞬の魔さえ差さなければ、幸せだったのに…かわいそう…。さすがに魔が差すところには共感できませんが(笑)家族が大好きなところは自分自身も同じ。演じるにあたっては、悪気のない優しさの中に男気もにじませながら、男性からも会社の後輩からも好かれる雰囲気を出したいです」と意気込んでいる。■仲&塚本夫婦の脅威! 中村倫也&松本まりかが熱演さらに、高森夫婦の“脅威”となる井筒里奈&渡夫婦役として、中村倫也&松本まりかをキャスティング。純平の単身赴任先で一緒に働く女子事務員・里奈を、舞台や声優など幅広く活動する松本さん。ゆるフワ系の男が放っておかないタイプで、純平を運命の相手だと信じ込み、自分のモノにすべくあの手この手で純平に近づいていく。また、一見エリートだが独占欲が強いパワハラ夫・渡を、「お義父さんと呼ばせて」「伊藤くん A to E」の中村さんが鬼気迫る演技で立体化する。「原作にないオリジナル要素も加わり、膨らみのある作品になりそう」と明かす中村さん。「僕が演じる井筒渡はパワハラなのかモラハラなのか…いずれにせよ“理由”はあるはずです。まずはそこの部分を丁寧に探って行きたいな、と。その結果、エッジが効いた感情表現をする役になったら面白いなと思っています。演じるにあたっては水と炎なのか、相反するものが同居するキャラクターにしたいなと考えています」とすでに自身の中でキャラクターを作りこんでいる様子。一方松本さんは「里奈は怖いくらい純真で真っ直ぐで一途。自分の感覚に一切の疑いがない。杏寿と同じように、里奈もまた運命の人と出逢い、とてつもなく愛してしまった。その心理はとても理解できます」とキャラクターに共感している。■山田裕貴&壇蜜&平岡祐太らは主人公を支え、時に翻弄…!?さらに主人公を取り囲む、時に頼もしく、時に怪しげな人物たちも決定。杏寿に接近する正体不明の男・黒井由伸を、『HiGH&LOW』シリーズでも話題を呼んだ山田裕貴。杏寿の新規客で、心をざわめかせる霊的能力の強い謎の女・坂口麗華を壇蜜。杏寿の親友で良き相談相手・春田龍馬を「スペシャリスト」「東京タラレバ娘」の平岡祐太。主人公に男女を超えた友愛の情を抱くという、ドラマ唯一のオリジナルキャラクターだ。そのほか、純平の後輩社員で里奈に一目惚れする小泉駿役を飯島寛騎、同じく純平の後輩社員・一ノ瀬真人役を岡田龍太郎、杏寿の姉・橘亜沙美役を三津谷葉子。今後の活躍が大いに期待されるキャストが参加する。<キャストコメント>■山田裕貴:あるテレビ番組の調査で、世の女性がしたいことの1位が“不倫”だったんです。高校生の頃から付き合って結婚した両親のもと、“夫婦だけじゃなく、仲間、恋人、繋がりというモノ”を人一倍信じる、信じようとする人間に育った自分としては、この結果は本当に衝撃でした。そんな中で出合ったこの作品は、不倫をしてしまったからこその罪悪感、葛藤、苦しみが色濃く描かれていて…。一味も二味も違うと感じました。旦那さんともすごく仲のいい印象のある仲さんは、杏寿という役にピッタリだと思います。黒井役を頂いたときは「ついにこういう役が来たか…」と(笑)主人公を惑わせる役=視聴者の皆さん全員を魅了する役でもあると思うので、非常に難しさを感じています。謎の男、正体不明の男というワードからはミステリアスというイメージが浮かびますが…黒井自身の素直さと、相手に笑ってほしくて言うジョークみたいなモノはどこか僕とも重なりますし、このドラマで一番悲しい男になればいいなと願っています。皆さんにはこのドラマを通し、いまそばにいてくれる人の大切さを感じていただきたいです。■壇蜜:不倫モノ、YESドラマ化、NOタッチ。主演の仲さんには、愛らしく清らかな方(しかもグラマー)という印象を持っています。私が演じるのはそんな仲さんが演じる杏寿に揺れるキッカケを作る女。非現実な世界の入り口にはちゃんと水先案内人がいて、麗華はその務めを果たす自己完結の女性なのだと思いました。自己完結人間特有の「どこも見ていない目」をするよう心がけたいと思います。世の悩める夫婦の皆さん、悩めることは幸せです。悩めるほど「その手に色々なものを持っている」ことですから。■平岡祐太:「ホリデイラブ」は新しい切り口の不倫ドラマだと思います。原作マンガを読んでいても、何度も胸が引き裂かれそうになります。とても恐ろしい内容でした。僕が演じる春田龍馬はとても中性的なタイプで、極端に言えば博愛。何より仲さんとの雰囲気が大切だと思います。仲さんはすごく気合の入っていそうな人というイメージがありますが、相手を知るためにも、まずは仲さんのインスタをフォローするところから始めたいと思います(笑)まだ結婚も経験していないので説得力はないかもしれませんが…夫婦というものは些細なことにも感謝があれば幸せでいられるのでは――そう信じて、全力でこの作品に臨みたいです。■飯島寛騎:本を読んで、不倫は日常に潜む誰にでも起こりうる罠であるように感じました。携帯電話を使ってバレないように…と、いかにも現代であり得そうな妙なリアルさがあるのが印象的でした。よくないことではあるけど、この作品を通して、今までに想像できない恋愛表現もできるのではないでしょうか?新感覚の不倫ドラマということで、皆様に新たな刺激と感覚をお伝えできるよう、微力ながら頑張ります!■岡田龍太郎:原作を読ませていただいたとき、夫婦への共感からページをめくるときに声が出てしまうこともありました。夫婦間の愛を応援せずにいられない、素敵な作品に携われることを嬉しく思います。不倫に揺れながらも愛に溢れる夫婦の物語に、伴侶のいる方はもちろん、そうでない方でも共感すること間違いなしだと思います。僕が演じる一ノ瀬は建築に携わるガサツな男でありながら、慕っている上司の不倫疑惑に動揺するという繊細さも持っています。彼の人間らしさに共感してもらえるよう、精一杯演じていきたいと思います。飯島寛騎さん演じる小泉駿と対照的な性格を感じてもらえるよう頑張ります!金曜ナイトドラマ「ホリデイラブ」は2018年1月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送予定(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2017年12月09日DeNAの人気マンガアプリ「マンガボックス」にて配信されている、原作:こやまゆかり/漫画:草壁エリザによる漫画「ホリデイラブ~夫婦間恋愛~」が、テレビ朝日「金曜ナイトドラマ」枠にてドラマ化されることが決定。仲里依紗を主演に迎え、新たな切り口での不倫ドラマを描く。原作は、女性のみならず男性をも魅了し、幅広い読者を獲得している「ホリデイラブ~夫婦間恋愛~」。閲読者数は300万人以上、コミックス販売数は紙・電子累計で30万部を超えている。これまでの不倫ドラマは、“道ならぬ恋=甘美で切ない純愛”として描かれることが多かったが、今作では夫に浮気される側の正妻を主人公に据え、“夫婦サイドの純愛”にフォーカス。“正妻と夫婦愛の正義”を描いていく。ドラマは、衝撃的な幕開けでスタート。誰よりも信じていた夫の浮気が発覚し、主人公・高森杏寿は平和な日常から一転、苦悩の日々に突入。葛藤の末に、夫を信じ直して立ち上がる杏寿。夫も妻の愛情を再認識し、ふたりは元の鞘へ収まろうとするが、やり直そうとするたび、夫の浮気相手が愛し合う夫婦を“さらなる困難”へと陥れていくことに…。脚本は、「名前をなくした女神」「ファースト・クラス」などを手掛け、サスペンスや女性心理の描写でとりわけ高い評価を得ている渡辺千穂が脚本を担当する。仲さんが演じるのは、主婦・高森杏寿。「あなたのことはそれほど」で主人公と不倫する夫をじわじわ追い詰めるサレ妻役が記憶に新しい仲さんが、今回は正々堂々としたサレ妻主人公を演じる。夫に強い執着をもつ危険な女の妨害にも負けず、壊れた夫婦の絆を何度でも結び直しながら、“夫婦再構築”を目指して真正面から戦うヒロイン像を構築していく。プライベートでは、俳優・中尾明慶と結婚し、1児の母でもある仲さん。「私自身は日ごろから、お仕事の合間も旦那さんにはマメに連絡し、隠し事のない夫婦関係を築くようにしてるんです。そうすることで安心感や信頼感が増えているという実感があるんですけど、さすがに今回の原作を読んだときは『もしかしたら私自身にも起こりうる出来事かも…』って、グサッときました(笑)」と話し、「リアルに夫婦のことを考えられる立場にあるからこそ、今回は嘘のないお芝居ができそうです」と意気込み。また本作がテレビ朝日のドラマ初主演となる仲さん、「喜びとともに緊張感やプレッシャーも感じていますが、旦那さんも応援してくれていますし、全力で取り組んでいきたいです」と語り、役どころについては「自分をちゃんと持っている女性。心が揺らぐことも当然あるでしょうけど、それでも自分が信じる愛を貫く姿がとてもカッコいいし、思わず応援したくなる人です」と説明、「元気に明るく演じていきたいです。目指すは“主婦の強い味方”」と気合十分だ。さらに、「全国の主婦の皆さん!モヤッとしてしまうことがあったときは、ぜひ杏寿を見て『自分も頑張ろう』って思っていただけたら、嬉しいです。そして世の旦那さん!気を付けてください。奥さんはちゃんと見てますよ(笑)」と視聴者へメッセージを寄せた。金曜ナイトドラマ「ホリデイラブ」は2018年1月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送予定(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2017年11月24日映画『エリザのために』が、2017年1月28日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。本作で監督・脚本・製作を務めたのは、ルーマニア出身の映画監督クリスティアン・ムンジウ。2007年の第60回カンヌ映画祭では、チャウシェスク政権下のルーマニアを舞台に、違法な中絶をのぞむ女子学生とそれを手助けしようとするルームメイトの辛く長い一日を描いた衝撃作『4ヶ月、3週と2日』で最高賞パルムドールを受賞し、世界的にその名を知らしめた鬼才だ。本作で主役となるのは、高校卒業とイギリス留学を間近に控えながら暴漢に襲われ精神的に大きな傷を抱えてしまった少女エリザと、そのエリザの将来のために彼女の進学を成功させようと裏で奔走する父親のロメオ。父親の思惑を知り反発するエリザ、奔走の末検察による捜査が迫ってしまうロメオ。映画製作に携わる前に教師・ジャーナリストとして働いた経験を持つムンジウは、そんな二人の複雑な心理と関係性を繊細に描き出した。なお本作は、2016年に開催された第69回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門にて見事監督賞を受賞。2013年の第65回カンヌ映画祭 女優賞&脚本賞のW受賞の『汚れなき祈り』と合わせて、ムンジウはカンヌ映画祭3度目の受賞を決めた。【ストーリー】50歳になる医師ロメオには、イギリス留学を控える娘エリザがいる。ロメオには愛人がおり、家庭は決してうまくいっているとは言えない。ある朝、娘が登校途中に暴漢に襲われてしまう。大事には至らなかったが、娘の動揺は大きく、留学を決める最終試験に影響を及ぼしそうだ。ロメオは娘の留学をかなえるべく、警察署長、副市長、試験監督とツテをたより、ある条件と交換に試験に温情を与えてもらおうと奔走する。しかし当の娘には反発され、ロメオには検事官の捜査が迫るーー。【作品情報】映画『エリザのために』公開日:2017年1月28日(土)監督・脚本・製作:クリスティアン・ムンジウ『4ヶ月、3週と2日』、『汚れなき祈り』出演:アドリアン・ティティエニ、マリア・ドラグシ原題:BACCALAUREAT英題:GRADUATION2016/ルーマニア・フランス・ベルギー/カラー/ルーマニア語/128分© Mobra Films - Why Not Productions - Les Films du Fleuve – France 3 Cinéma 2016
2016年11月08日