『シン・ゴジラ』や「SP」シリーズで注目を集めた個性派俳優の松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイを、仲野太賀主演でドラマ化した「拾われた男」。ついに最終回の配信を迎え、Disney+(ディズニープラス)「スター」にて全10話が見放題配信に。これから一気見も可能となる中、本作の全10話のストーリーを一挙にふり返ってみた。本作は、仲野さん演じる売れない役者・“松戸諭”が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まるストーリー。SNS上では「最初から最後まで最高のドラマだった」「極上のドラマだった。主役のお二人をはじめ俳優陣が本当に素晴らしいし、セリフにもリアリティーがあって感情移入しっぱなしの全10話」「今期で一番面白い」「何年かに一本、抱きしめたくなるほど、愛おしいドラマに出会うんだけど、これもその一本に、てかベストに入るドラマになりましたわ」など熱い反響が続いている。第1話「俳優になりたい」という夢はあるが、ツテなし金なしの松戸諭。故郷の兵庫・西宮を離れ、幼なじみ・杉田(大東駿介)を頼って東京・表参道のアパートに転がり込む。ある日、自動販売機の下で航空券を拾う。その持ち主はモデル事務所社長・山村(薬師丸ひろ子)だった。図々しさと昭和顔が良いと山村に拾われ、彼の俳優人生が突如動き出す!そんな中、兄・武志(草彅剛)もアメリカに旅立ったという知らせが…。第2話レンタルビデオ店でアルバイトを始めた諭は、妙に自分を褒めてくれる同僚の田畑(松本穂香)に恋をする。田畑はホラー映画好きということを聞きつけ、諭は大して興味のないホラー映画を頻繁に借りて田畑との距離を詰め、告白に至るも保留とされてしまう。一方、肝心の俳優業ではオーディションに落ち続ける。そんな折、諭は先輩俳優の林(水澤紳吾)の伝手で、戦争映画に出演することに。敗走する兵士の役を無我夢中で演じ、自分のカットが映画で上映されるのを感慨深く見る諭。しかし、林はワンカットも映っていなかった。諭は役者の厳しさを知る。そして、田畑の返事を得るために、彼女に会いに行くが…。第3話諭は、同じ事務所の看板女優・井川遥(井川遥)の運転手となる。“癒し系”のアイコンとして人気を博していた井川が、実はプロレスをこよなく愛する“白熱系”であること、虚実の狭間で思い悩みながら仕事をしていることを知る諭。諭は、そんな井川を持ち前の明るさで支えていた。諭の運転する車では、アルバイト先の同僚・杉浦(田辺桃子)がセレクトした音楽がいつも流れていた。杉浦は諭に恋心を抱いており、井川との仲を羨ましく思っていた。惚れっぽい諭は、杉浦にも好意を抱いていたが、数々の過去の失恋を繰り返したくないとの思いから、杉浦の好意を裏切ってしまう。第4話諭は、アルバイト先に新しく入った比嘉結(伊藤沙莉)の指導をするまでになっていた。諭は、結に対してそれまでの同僚女性とは違った不思議な感情を抱いていた。ある日、結のアパートを訪れた諭は、結が彼氏から暴力を受けているのではという疑念を抱く。そして、諭は、次第に自分の結への恋心を自覚し始めていた。諭は、彼氏から“間男”と勘違いされ、一触即発の空気となるが…。第5話祖母の晴子(末成映薫)を見舞うため、結を初めて連れて帰郷した諭。父親(風間杜夫)には長らく音信不通の兄・武志(草彅剛)に連絡を取るよう押し付けられ、幼なじみからは結婚を促される。プレッシャーを抱えて帰京するが、肝心の役者の仕事が受からない。自暴自棄になる諭に、結から強烈な喝が!その頃、マネージャー日立(鈴木杏)が諭の人生を変える仕事を運び込む。第6話大役でドラマ出演を果たした諭は、京都での時代劇撮影が終わったら結にプロポーズしようと決めていた。だが、役にのめり込むうちに相手役の女優(佐藤めぐみ)に恋心が。馬鹿正直にその気持ちを吐露した諭は、結を大激怒させてしまい、2人の婚姻届提出はすったもんだの展開に。数年後、覚悟を持って夫婦となった2人の元に、アメリカから驚きの電話がかかってくる…。第7話「脳卒中で倒れた」と兄・武志の暮らす米国・ミシガンの友人・ウッディからの電話に、諭はもちろん、兄の事情をよく知らなかった結も事務所メンバーも驚く。兄に「縁を切る」と宣言していた諭だったが、兄の救助を懇願する両親のためにも、事務所に再び借金し、人生初のアメリカへ飛ぶ。到着したカラマズーの空港で兄の親友のウッディと出会い、彼の英語のマシンガントークに戸惑いながら到着したのは兄のいる病院。15年以上ぶりに再開を果たす。すっかり病人となっている兄はパスポートもビザも失効している不法滞在だった。入院治療費は膨大な請求がくると分かり、諭は感動より困惑や怒りの感情が湧く。そして、諭は武志が倒れたとき、一緒にいたという謎の女性・エイドリアンと出会う。第8話兄・武志と長年一緒にいたエイドリアンから、諭は15年間兄がどう暮らしていたのかを聞かされる。祖母が「小遣い」としてくれた100万円を不幸にも落としてしまったことで罪悪感に苛まれ、アメリカ滞在の保証を失ってしまった武志は、エイドリアンに紹介されたレストランで働き始めた。日本の閉塞感が嫌だった彼は、多様な人種の仲間たちに愛される環境を愛し、昔、故郷で散々食べていた太巻きを周りに教えるなどしていた。そんな時の流れの中で、女優の夢破れ、行きずりの男の妊娠をしたエイドリアン。幼い息子のショーンを育てる自信がない彼女を、武志は支える決意をしたのだった。そのころ、15年ぶりの息子をどう迎えるべきか、父・平造は戸惑いを隠せず、兄を待ち望む母・きく(石野真子)と大げんかをしてしまう。第9話諭が次回作『シン・ゴジラ』の台詞練習に励んでいた矢先、突如目の前に父・平造が現れる。兵庫・西宮の実家で喧嘩し、家出した母・きくが諭のもとにいるのではないかと推測してやってきた。結に促され、諭は父を家に泊めさせる。平造は諭と酒を飲み交わし、兄・武志が日本を出た理由である古い親子喧嘩を話し出す。短い家出を終え、きくの元に返る父の背中に、息子の無事の帰還を願う親の心を感じ、諭は兄を連れ戻すべく、二度目の渡米を迎える。再会した兄は鬼の形相でリハビリに励んでいた。倒れる直前、武志はいじめられっ子のショーンに自信をつけさせるべく、かつて野球選手だったと大嘘をつき、ショーンの誕生日に「100マイルの剛速球を投げるからお前が打て」と宣言していたことが発覚する。第10話父・平造が託した魔球を手に、兄・武に“扮した”マスク姿の諭はショーンの前で豪快な一球を投げる。そして驚きに輪をかけて、ショーンが力強く球を打つ。兄の無茶苦茶な嘘を諭、ウッディ、エイドリアンが現実のものに仕立てたことで、ショーンは武志に感動と感謝を伝える。武志は様々な友人の協力のおかげで、皆に見守られながら救急車に乗り、15年間暮らしたアメリカの街を離れる。諭は兄が確かに築いてきた“アメリカの家族”を心に刻み、武志はもう二度と戻れない街をずっと見つめる…。日本に降り立ち、ついに再会する両親と武志はお互いに謝りながら強く抱き合う。失った親子の時間を取り戻すように兄は父母のもとで治療を続ける。だが数か月後、俳優の仕事で多忙な日々を送っていた諭のもとに驚くべき知らせが舞い込む――。売れない役者だった諭が、航空券を“拾い”、“拾われた”ことから繋がり始めたたくさんの人々との“縁”。芸能界で大活躍している“本人役”キャストや小ネタに、これは実話なのか、フィクションなのか、と思いながら楽しめる笑いあり涙ありのヒューマンドラマとなっている。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて見放題独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年09月02日草彅剛が、ライブイベント『草彅剛のはっぴょう会 2~Neo Vintage~』を8月31日・9月1日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催した。同イベントが行われるのは3年ぶりで、初日はmiwa、和田唱(TRICERATOPS)、2日目は泉谷しげる、田島貴男(Original Love)がゲスト出演。ソロパフォーマンスだけでなく、ここでしか見られないコラボレーションのセッションが披露された。左からmiwa、草彅剛、和田唱(TRICERATOPS)左から泉谷しげる、草彅剛、田島貴男(Original Love)自身の自慢のビンテージギターがずらりと並べられたステージに3年ぶりに登場した草彅は開口一番、「皆さんようこそ!」と元気に挨拶し、「3年で世界は大きく変わっているが、こうしてみんなの前でステージに立てて本当にうれしく思います。」とステージに立てた喜びをかみしめ、さらに「ギターを通してたくさんの人と仲良く交流するというのが(はっぴょう会)のコンセプト。温かく見守ってください」と、語ると満員の観客から温かい拍手が沸き起こった。彼が最後に届けたのは、「この3年間で1曲だけできた歌」だという「みち」。“僕はまだ道の途中”と飽くなき探究心を表明して3年ぶりの「はっぴょう会」を終え、草彅は深い礼をしてステージをあとにした。新しい地図 オフィシャルHP:
2022年09月02日“すっごい実話!”として話題になっている、名バイプレイヤーで知られる、俳優・松尾諭(さとる)さんのエッセイ『拾われた男』(文春文庫)がドラマ化された。タイトルは『拾われた男 LOST MAN FOUND』。主人公の松戸諭を演じたのは、仲野太賀さん。役者を目指して上京するも、好きな人に振られ続け、借金地獄に苦しみ、失敗を重ねながら恋と夢を追いかけた…。そんな松尾さん自身の半生を描いた、実話をもとにしたフィクションだ。「面白いドラマがあるよー!」ってみなさんに言いたい(笑)。「これまで、松尾さんとの共演経験はなかったのですが、以前一度だけ、飲みの席でお話しさせていただいたことがあって。あとあと聞いたら『僕の役を太賀くんにやってほしいんだ』とその時から言ってくれていたみたいです。僕、酔っ払っていて、何も覚えていなかったんですが…(笑)。正式にお話をいただき、原作を読ませていただいたら、俳優のサクセスストーリーというわけでもなく、個性的な人生を描きつつも、途中から思わぬ話に転調していくのがとても面白いと思いました」現在の風貌は、すっかりいつもの仲野さんだが、撮影期間中は体重を12~13kg増量させて挑んだという。「自伝的エッセイでも、松尾さんのモノマネをするつもりは全くなくて。諭はどこか憎めない、周りから愛されるキャラクターで、なおかつコミカルな雰囲気が必要だと思ったので、クランクインの前からひたすら食べて、筋トレをして体を大きくしました。物語は、全編通してユーモアあふれるシーンもあれば、演じている僕ですら思わずうるっとくるシーンもあって、その度にこのホンの面白さを実感していました」草彅剛さん、伊藤沙莉さん、薬師丸ひろ子さんはじめ、要潤さん、北村有起哉さん、風間杜夫さん、井川遥さんなど、豪華な俳優が次々登場するのも見どころのひとつ。「僕が出ていないシーンはほとんどないのですが、職場、家族や友達といる時などいろんなシチュエーションがあるなかで、どの扉を開いても素敵な役者さんばかりが出てくるので、頼もしかったですね。なかでも印象深かったのが、初共演の草彅さん。僕が子供の頃から、ずっとその活躍を見てきたし、近年の出演作を見ても、素敵なお芝居をされていて尊敬していました。実際にお会いしてみると、現場に草彅さんが入ってきただけで見事に空気が変わり、パッと瞬間的に華やかになる一方で、目が離せないほどグッと引き込まれることもあって。その底知れぬ人間性には圧倒されましたね。僕の俳優人生は、作家さんや監督さん、スタッフさん、俳優さんなど、とにかく人に恵まれてきたし、自慢できる幸せな出会いばかりだったのですが、草彅さんとの出会いもその一つになりました。そして、完成作を見た松尾さんからは『めちゃくちゃ面白かった!』と言っていただき、ホッとしています。だから読者のみなさんにも言いたい。『面白いドラマがあるよー!』って(笑)」『拾われた男 LOST MAN FOUND』俳優を夢見て上京した松戸諭。自販機の下に落ちていた航空券を拾ったことで、人生が転がり始める…。全10話。毎週日曜22:00~、NHK BSプレミアムで放送中。また、「ディズニープラス」の「スター」で見放題独占配信中。なかの・たいが1993年2月7日生まれ、東京都出身。放送中のドラマ『初恋の悪魔』(日テレ系)に出演。朗読を務めた『神の子どもたちはみな踊る』(Audible)が配信中。出演映画『ある男』は今秋公開予定。ラグビーシャツ¥50,600(コモリ/ワグ インク TEL:03・5791・1501)パンツ¥49,500(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・小川久志スタイリスト・石井大介ヘア&メイク・高橋将暉インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年08月23日「野球や自転車、キン消し集めに夢中になる普通の少年だったと思います。僕が育った埼玉の春日部も、海や大きな山はないけれど、田んぼと畑が続く田舎町。映画の主人公たちのように冒険に出かけると、カエルとかカマキリとかヘビがいてちょっとスリリングな感じだったし、ハマると体半分浸かっちゃう地獄沼があったり……。いつも泥だらけで傷だらけ、入ってはいけない場所に入ったりしていました」日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた『ミッドナイトスワン』から2年、草彅剛(48)が出演するのは、子どもが主役の青春映画『サバカン SABAKAN』(8月19日・全国ロードショー)。舞台は’80年代、2人の少年のひと夏の冒険を描いた物語で、草彅は少年の1人・久田孝明の現在を演じる。孝明の家は愛情深い両親と無邪気な弟の4人家族。いつもにぎやかな会話が繰り広げられているが、草彅家は?「うちの家族もにぎやかでした。食べることがすごく好きな食いしん坊一家。お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き、と謎に粉ものが得意な母親で、今でこそ、タコパとかはやってるけど、うちは当時からたこ焼き器があってみんなで食べていたんですよ。でも、母親の作ったたこ焼きを食べるとなぜかいつもお腹が痛くなっちゃって。いまだにどうして調子が悪くなるのかわからない。母の謎のレシピのせいかな」家族との思い出もジョークまじりに楽しく話す。「今はおいっ子たちがすごくかわいい。僕はおいっ子たちに人気者だったりするんですよ。一緒にマリオカートをしていても、僕はマジになってしまって、負けると興奮したりして同じ目線で遊べて楽しいのかもしれません。僕自身も精神年齢が低いから、いつの間にか僕がいちばん子どもになっちゃう。今回の映画でも子どもたちを見て、改めて爽やかな気持ちを取り戻してます」うれしそうにおいっ子たちの話をする草彅。映画も小学生の男の子たちが思いっきり遊んで生きていく姿に心が動かされる。「小さい子が見ても面白い作品になっていますが、僕らの世代や先輩方が見ると『また毎日美しく生きていける』、そんなパワーをもらえる映画だと思います。今はコロナなどで大変な時期ですが、ちょっとでもリフレッシュしてもらえたらうれしいですね」
2022年08月19日この人の声を聞くと、どうしてこんなに癒されるんだろう。草彅剛。日本を代表するスーパースターのひとりでありながら、『ブラタモリ』をはじめ、ナレーションの仕事も数多く手がけてきた。その朴訥とした語りは、清らかな水のようにすっと沁み込み、心を落ち着かせる。8月19日(金) 公開の映画『サバカン SABAKAN』でも草彅剛の声が物語に奥行きを与えている。演じるのは、成人後の主人公・久田孝明。作家として鬱屈とした日々を過ごす孝明は、ふと小学5年生の夏を共に過ごしたクラスメイトのことを思い出す。草彅剛は自らの語りについて、どんな意識を持っているのだろうか。「早く帰りたいな」と思っているぐらいの方が、いい芝居ができる「若いときから『ナレーションいいね』ってよく言われていたんですよね」そう、おかしそうに当時のことを思い出す。「なんだったら、『ナレーションの“方が”いいですね』なんて言われて。『“方が”ってどういうこと?』と思いながら(笑)。若いときは顔が出ないから、ナレーションはつまらないなと思っていたんですけど、今となっては自分のいいところのひとつなのかなと思えるようになりました」だが、ナレーションに関しては何か独自の修練や研究を積んできたわけではないという。「ナレーションって磨きようがないですよね。どう磨くんだろう。昔、森本レオさんと共演したときに、レオさんが『剛くん、ナレーションとは』みたいなことを言ってたんですけど、そのときからレオさんが何を言ってるのかわからなくて、『そうですね』ってわかってるふりして聞いてた(笑)。今もレオさんが何を言っていたのかはさっぱり思い出せない。たぶんレオさんもカッコつけたくて言ってたんじゃないかな(笑)」飄々と笑い飛ばす姿には、まるで力が入っていない。この『サバカン SABAKAN』でもそうだ。大人になった孝明の語りと共に物語は進んでいく。けれど、その語りには力みがまるでない。「もう自然なかたちで、特に感情も入れず、さらっとできました」草彅自身も、自らの声の表現についてさっぱりと答える。思えば、ナレーションに限らず、草彅剛という俳優のお芝居には不要な自意識がまるでない。ただそこにいる。ただ台詞を話す。なのに、受け手はその台詞の行間を、表情の余白を自然に読み取り、想像力を広げてしまう。「確かにお芝居に関して自意識はひとつもないです。常に『早く撮影が終わればいいのに』と思ってる(笑)。こんなこと言うと怒られちゃいますけど」そう冗談とも本音ともつかない答えで煙に巻きながら、草彅剛は大切なことを、まるでちっとも大切でないような口ぶりで続けた。「逆にあんまりこだわっちゃうと、おかしいことになっちゃう。感情込めすぎても観ている方も疲れちゃうじゃないですか。それより、実際はそんなこと思っていないですけど、『早く帰って(愛犬の)クルミちゃんに会いたいな』ぐらいのマインドでいた方が、変に緊張もしなくていいんです」もともと俳優・草彅剛は勤勉家であることで有名だ。代表作のひとつである『僕の生きる道』では役の病状の進行に合わせて9kgの減量を行い、逆に『ホテルビーナス』では鋼のように肉体を鍛え上げ話題をさらった。そんな努力の人でありながら、こともなげに言う、「こだわりすぎない方がいい」と。「剣士とかもそうですよね。すごい剣の達人も最初は一生懸命型を練習するんだけど、最後は力を抜いて刀を振った方が早いという境地に行き着く。そういう感じで、1秒でも早く帰りたいなと思っているぐらいの方が僕はいい芝居ができる気がします」大人でも毎日夏休みでいいんですよ『サバカン SABAKAN』は草彅演じる成人後の孝明が語り部となって、あるひと夏の思い出を振り返っていく。時代設定は1986年。草彅自身も当時はわんぱくな少年そのものだった。「僕もこの映画に出てきた少年のように、自転車で隣の町に行ったりしていました。地元が田舎だったもので、毎日虫捕まえたりして、泥だらけになって。あの頃は目の前の出来事が世界のすべてというか。1日の出来事が永遠に続くような、そんな日を毎日過ごしていましたね」小学5年生の“久ちゃん”は、同じクラスの嫌われ者“竹ちゃん”からイルカを見に行こうと誘われる。自転車に乗って、2人きりの、1日限りの大冒険。その無邪気さが、郷愁を呼ぶ。「春日部って海もないし大きな山もないし、結構中途半端な田舎なんですけど。それでも映画に出てくる長崎の風景を見ていると、畑と田んぼに囲まれた故郷を思い出しましたね。僕にも竹ちゃんみたいな友達がいて。ザリガニ捕ったりカエル捕ったり、はっちゃけていましたよ。自転車に乗ってカブトムシ捕まえに行ったら夕立にあって、ずぶ濡れになって帰ってきたこともあったなあ」きっとこの映画を観たら、大人たちも思い出すだろう、子どもの頃の思い出を。そして、夏休みのあった小学生時代に帰りたくなる。「僕は基本的に大人になれない大人なんで。今でも感覚は子どもだし、毎日が夏休みなんですよ(笑)。でもこの映画を観て、より感じましたね、いい意味で子どもでいたいというか、純粋な気持ちを忘れずに毎日を楽しもうって」そう話すと、その朗らかな目元が一層にこやかに綻んだ。「夏休みになると、宿題をするのがすごい嫌で、もう早く外に行きたくてしょうがなかった。そういう気持ちを取り戻しつつあるというか。だから大人でも毎日夏休みでいいんですよね。大人ってすぐ疲れちゃうじゃないですか。だるいとか言ってさ。そうじゃなくて、日光浴びてさ、元気に体を動かして。クワガタ捕りとか行きたいですね。…いや、さすがにクワガタはないな。大人になって虫はさわれなくなりました(笑)」(C)2022「SABAKAN」Film Partners諦めなければ、絶対いいことがある何をしても続かない。人当たりはいいけど、どこか意気地がなくて臆病だった久ちゃんに、竹ちゃんはあきらめないことを教える。根性論が嫌われる今の世の中で、「諦めない」なんて言葉は流行らないのかもしれない。けれど、草彅剛は「諦めないって言葉、好きですよ」と声を弾ませる。「人生ってそれがすべてじゃないですか。諦めなければ、絶対いいことがある。諦めないことが楽しい人生を築き上げる一歩だと思うんだよね。人生って全部がうまくはいかないし、誰しもが失敗を重ねて生きていく。僕も今まで諦めちゃう瞬間はたくさんあった。だけど、仮にどこかで諦めても、また始めれば、最終的に諦めていないことになる。“Never give up”っていう言葉は好きですね」諦めそうになったとき、支えてくれるものは何か。草彅剛は「人とのつながり」だと言う。「周りの仲間、家族、友達。そして僕の場合だったら、遠くで応援してくれている人。その人たちのことを思い出すと、ここで諦めちゃダメだって思う。今ももうすぐギターの”はっぴょう会”があって。もう間に合わねえ、やべえな全然弾けないみたいな気持ちになって、超諦めそうになるけど(笑)、でもやっぱり諦めない。諦めたら、つまらないですもん」そうくすくすと何度も笑いながら話す彼を見ていると、そうか、諦めないことってこんなに楽しいことなんだ、と思えてくる。「あと、クルミちゃんの歯磨きも。毎晩クルミちゃんの歯磨きをやるのが僕の日課なんですけど、夜仕事が終わって、自分もいろいろやることがあると、つい明日でいっかって疎かにしちゃいそうになるんですよね。そこは諦めたくないかな。まあ、たまにサボっちゃうんだけど(笑)」諦めそうになったら、1回立ち止まって休めばいい人生にはいろんなことがある。決していいことばかりではない。それでも諦めなかったら、草彅剛は今日もエンターテインメントの世界にいる。「今、苦しいことがあって、諦めそうになっている人がいたら、草彅さんはなんて声をかけてあげたいですか」。そう尋ねると、「そうですね」と少しだけ考えて語りはじめた、いつものあの優しい声で。「諦めないことは大事なことだと思うけど、でも時には立ち止まってみてもいいと思う。立ち止まって、今までの道を振り返って、ゆっくりと休んで。時間が解決してくれることってあると思うから。時間を置いて、また歩き出してみたらいいんじゃないかな」そう。立ち止まることや、休むことは、決して諦めたことにはならない。諦めないためにも、時には立ち止まる時間も必要なのだ。「私、48歳の草彅剛が申し上げるにはですね、山登りと一緒だと思うんですよ。山登りって、すっごい辛くて、なかなか前に進まないじゃないですか。途中で疲れちゃったら休むわけでさ。そこで水分を補給したりとかして。で、ちょっと時間が経って後ろを振り向いてみたら、あれ、こんなに登ってたんだってビックリする。人生もそんな感じだと思う。休んで止まって、振り返ってもいい。2歩進んで1歩下がってもいい。ゆっくりでも、歩みを止めなければ、気づいたときに大きな山を登ってる。そんなイメージで、みなさんも僕と共に登山をしましょう」そんなあたたかいエールでインタビューを締めくくった。ちなみに、「48歳の」と言おうとして、「48ちゃいの」と思わず噛んだ彼は、照れ隠しみたいにそのまま「48ちゃいのくさなぎつよちが」と続けて、場を和ませてくれた。そんなところが何でも楽しむ子どもみたいで、確かに本人の言う通り、草彅剛の中には今もまだわんぱくだった子どもの心が生き続けているのかもしれない。だから、草彅剛に人は癒される。邪気がなくて、飾らない。大人になった草彅剛は、今もまだ自転車に乗ってカブトムシを捕まえに行った夏休みの途中だ。取材・文:横川良明撮影:須田卓馬<作品情報>『サバカンSABAKAN』2022年8月19日(金) 全国公開(C)2022「SABAKAN」Film Partnersストーリー1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。公式サイト:ぴあアプリでは草彅剛のアプリ限定写真のほか、webでは使わなかった“こぼれ話”が読めます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年08月17日野村正昭さんの水先案内をもっと見る()高松啓二さん(イラストレーターフリー)「……本作最大の魅力は、全編漂う夏の匂いである。……」高松啓二さんの水先案内をもっと見る()(C)2022「SABAKAN」Film Partners
2022年08月14日脚本・演出 三谷幸喜、出演 草彅剛・香取慎吾の3人による舞台『burst!〜危険なふたり~』が、7年ぶりに上演されることが決定した。本作は草彅剛と香取慎吾のみの二人芝居。香取は舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきたが、草彅は本作品初演以来の三谷幸喜作品への参加となる。公演は、10月1日(土) から10月26日(水) まで日本青年館ホールにて上演予定。チケットの一般発売は、9月3日(土) 10時より開始される。■三谷幸喜 コメント大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。■草彅剛 コメント慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!■香取慎吾 コメント大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草彅剛さんとburst!します。再び。<公演情報>『burst!〜危険なふたり~』2022年10月1日(土)~26日(水) 日本青年館ホール『burst!〜危険なふたり~』ロゴ脚本・演出:三谷幸喜出演:草彅剛 / 香取慎吾【チケット料金】S席:12,500円(税込)A席:7,500円(税込)一般発売日:2022年9月3日(土) 10:00~(予定)新しい地図NAKAMA先行受付:2022年8月11日(木・祝) ~(予定)公式サイト:
2022年07月26日2015年、脚本・演出を三谷幸喜が務め、草彅剛と香取慎吾が出演した舞台「burst!~危険なふたり~」が7年ぶりに上演されることが決定。3人からコメントが到着した。放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本執筆を終え、次に三谷さんが臨むのが本作。主演は草彅さんと香取さんのみの二人芝居。三谷作品への出演は、本作品初演以来となる草彅さんと舞台「日本の歴史」(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取さん。三谷さんといえば、常に舞台、ドラマ、映画とジャンルを問わず話題作を生みだし続けるにとどまらず、自身で「情報7daysニュースキャスター」の司会を務めるなど新たな顔も見せている。三谷幸喜一方、草彅さん、香取さんも、この7年の間に舞台、ドラマ、映画、さらにはSNS、アートの世界までも活躍の幅を広げ、節目ごとに三谷さんと向き合ってきた。2017年11月には稲垣吾郎、草彅さん、香取さんがMCを務めた「72時間ホンネテレビ」(ABEMA)に三谷さんをゲストに迎え共演。草彅剛2020年には、三谷さん作・演出、香取さん主演の初シットコム作品「誰かが、見ている」(AmazonPrimeVideoで配信中)が登場。コロナ禍の中、エンターテイメントの力を疑問視する風潮もあった中、そんな重たい空気をエンターテイメントの力で吹き飛ばしてくれた。この3人が久々にタッグを組むスリリングな競演に、注目だ。香取慎吾三谷幸喜コメント大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。草彅剛コメント慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!香取慎吾コメント大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草彅剛さんとburst!します。再び。「burst!~危険なふたり~」は10月1日(土)~26日(水)日本青年館ホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2022年07月26日草彅剛が、8月31(水)・9月1日(木) の2日間LINE CUBE SHIBUYAにて『草彅剛のはっぴょう会 2 ~Neo Vintage~』を開催することを発表した。草彅を支えるゲストには、今回が初登場となる泉谷しげる、miwa、そして第1回より引き続き田島貴男(ORIGINAL LOVE)、和田 唱(TRICERATOPS)の出演が決定した。また、和田に関しては音楽監修としても加わるとのこと。今回のイメージとなる“Neo Vintage”について草彅は「正直、この言葉の響きだけで決めました。だけど深い意味がこみ上げてくる感じです。」とコメントしている。■草彅剛 コメントふたたび超一流アーティストさんとコラボできるので、全力で向かいたいと思います。また皆さんと会えるのを楽しみにしています!<イベント情報>『草彅剛のはっぴょう会 2 ~Neo Vintage~』2022年8月31日(水)・9月1日(木) LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)開演 17:30【チケット料金】全席指定:9,000円(税込)一般発売日:2022年8月17日(水) 10:00~【ゲスト】8月31日(水):miwa / 和田 唱(TRICERATOPS)9月1日(木):泉谷しげる / 田島貴男(ORIGINAL LOVE)公式サイト:
2022年07月24日8月19日(金)より公開される映画『サバカン SABAKAN』から、380秒(サバ)の予告編ロングverが届いた。本作は、番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、そして草彅剛が出演するヒューマンドラマ。公開された予告編は、サバにちなんだ380秒のロングバージョン。また、5年前に収録をしたもののお披露目に至らなかった、 草彅剛が感動のあまり声を震わせたという「幻のラジオドラマ」音声を使用し(一部再録)、構成している。物語は小説家の主人公、久田(草彅) がサバの缶詰を見つめ、ある忘れられない少年時代の思い出を小説に書いていくところから始まる。1986年、夫婦喧嘩は多いが愛情深い父(竹原)と母(尾野)と弟(番家天嵩)と暮らす少年時代の久田(番家一路)は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。彼のクラスには貧しいためノートを買うことができず、いつも机に魚の絵を描いている変わった少年、竹本(原田)がいた。ひょんなことから竹本の家を見に行くことになった同級生たちは、たどり着いた家を見て愕然とする。まるで廃墟のようなボロボロの家だったからだ。それを指さしながら大笑いする同級生たちを横目に、久田は竹本の悔しそうな顔を見て、どこかさみしい気持ちになる。それから少したった夏休みのある日。遊ぶ約束をしていないのに突然家を訪ねてきたのは、なんと竹本。驚く久田を、竹本は近所の神社に誘う。そこで竹本の口から聞かされたのは、山を越えた海沿いの町にある「ブーメラン島」にイルカが来たという、少年の心をわしづかみにする素敵な話だった。「一緒にイルカを見に行こう」と誘われた久田は、不安と期待に胸を膨らませながら竹本とふたりでイルカを探す旅に出ることを決意する。かくして小さな冒険がスタートするも、海を必死に泳いだりヤンキーに絡まれたりと波乱の予感!?ひと夏の冒険を通して、友情を育む少年たちの姿を描いた、夢いっぱいの予告編ロングバージョンとなっている。さらに、予告編には劇判を務める大島ミチルの音楽もふんだんに使われている。子供たちの冒険を盛り上げる、懐かしくも胸が躍る音楽を映像と共に楽しんでほしい。『サバカン SABAKAN』8月19日(金)より公開
2022年07月21日運と縁の力で人生を切り開いた“ある俳優”の波乱万丈サクセスストーリー「拾われた男」が、ディズニープラス「スター」にて配信中。この度、兄弟役で出演している仲野太賀と草彅剛のインタビュー映像が公開された。本作で初共演を果たした2人。仲野さんは、原作者・松尾諭自身であり、持ち前の人を惹きつける魅力と強運で他人に“拾われる”ことで人生を切り開く主人公・松戸諭を、草彅さんはアメリカに渡ったきり音信不通であった兄・武志を演じている。今回到着したインタビュー映像は、そんな2人の関係性や役作り、撮影現場でのエピソードなどが語られている。仲野さんは「小さい頃から草彅さんを拝見していて、大スターの草彅さんの印象が強かったです。ご一緒してみたら、とても優しくて、忘れもしないエピソードが何個かあります」と、草彅さんは「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ。僕もいくつかエピソードがあります」とお互いについて語っており、信頼関係が垣間見える。また、物語の後半、諭が武志を拾いに行く本作。幼い頃から疎遠という設定の2人だが、草彅さんは「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします。ふたりで話し合ってしまうと『こうしよう』という風に狙ってしまうので、その場での空気感をうまく感じ取れて作り上げていきました」と話し、仲野さんも「僕も、諭自身も、(草彅さん演じる)武志という人物を分かりきっていないというか、疎遠になった時間も長いし、見えてこない部分もたくさんありました。それが草彅さんと僕の関係性でも活かされたかなと思います」と明かした。「何度も見返すと、とても面白いところがあると思います」と言う草彅さんは、「是非ともみなさんもこの作品を愛して何度も見ていただきたいです」とアピール。仲野さんは「ひとりの俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だから、きっと、このドラマを最初見始めた方も最後まで見終えたときは、こんな物語になっていくのかという驚きと感動がきっとあると思います」とメッセージを寄せている。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて毎週日曜日23時~見放題独占配信中(全10話)。(cinemacafe.net)
2022年07月15日現在、Disney+「スター」にて独占配信中の『拾われた男』より兄弟役を演じた仲野太賀×草彅剛の特別インタビュー映像が公開となった。原作は俳優・松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイ『拾われた男』。松尾自身をモデルにした、人を惹きつける魅力と強運によって他人に拾われる主人公・松戸諭を演じるのは、若手演技派俳優の仲野太賀。その兄・武志役に草彅剛、諭の運命の女性である比嘉結に伊藤沙莉と注目のキャストが集結する。監督は、NHK連続ドラマ小説『あまちゃん』、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の井上剛。脚本は映画『百円の恋』や『喜劇・愛妻物語』の足立紳が務めた。この度、公開された特別インタビュー映像は、ふたりの関係性、役作りや撮影現場でのエピソードなど、本作をさらに楽しめる新情報が盛り込まれている。仲野は草彅との共演について「小さい頃から草彅さんを拝見していて、大スターの草彅さんの印象が強かったです。ご一緒してみたら、とても優しくて、忘れもしないエピソードが何個かあります」と答え、草彅は「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ。僕もいくつかエピソードがあります」と、築き上げたふたりの信頼関係が垣間見えた。物語の後半、「運」と「縁」に導かれ、誰かに拾われては救われていく諭が、アメリカに渡ったきり音信不通な兄・武志を「拾い」に行く本作。武志とは幼い頃から疎遠な設定で、ふたりの役作りや関係性も気になるところだが、草彅は「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします。ふたりで話し合ってしまうと『こうしよう』という風に狙ってしまうので、その場での空気感をうまく感じ取れて作り上げていきました」と、その場その場の空気を活かして挑んだことを伝え、仲野も「僕も、諭自身も、(草彅演じる)武志という人物を分かりきっていないというか、疎遠になった時間も長いし、見えてこない部分もたくさんありました。それが草彅さんと僕の関係性でも活かされたかなと思います」と、初共演である草彅との関係性も役作りにプラスになったことを明かした。「拾われた男」というタイトルに因み、本作に関わったことで“拾われた”と思うことについては、仲野も草彅も原作者である“松尾諭”に拾われていることを挙げ、草彅は原作者・松尾諭を演じる仲野について「たまに松尾くんに似てきて、後ろ姿みてわからない時もありました。肩のラインとかすごく似ていて、松尾くんの役をやるために生まれてきたんじゃないかみたいな(笑)」と大絶賛。仲野は「クランクインした時から共演者の方々が『めちゃくちゃ似てるんだけど』とか、『ふとしている表情が似てる』など、声をかけてくださったのでとても安心しました」とコメント。最後に草彅は、「何度も見返すと、とても面白いところがあると思います。是非ともみなさんもこの作品を愛して何度も見ていただきたいです。よろしくお願いします」、仲野は「ひとりの俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だから、きっと、このドラマを最初見始めた方も最後まで見終えたときは、こんな物語になっていくのかという驚きと感動がきっとあると思います。気楽に楽しんでもらえたらと思います」と、本作を楽しみにしている方々へのメッセージで締めくくった。『拾われた男』ディズニープラス「スター」にて毎週日曜日23時に見放題独占配信中
2022年07月15日“発明的チーズケーキ”を展開するチーズワンダー(CHEESE WONDER)から、夏草香るソフトクリームとのハイブリッドチーズケーキ「チーズワンダーブルー(CHEESE WONDER BLUE)」が登場。2022年7月1日(金)から、下北沢「ボーナストラック」内のWhy_?下北沢にて期間限定販売される。なめらかソフトクリーム×チーズケーキのハイブリッドスイーツ「チーズワンダーブルー」は、ソフトクリームとチーズケーキのハイブリッドスイーツ。ザクザク食感のプレスドアーモンドクッキーに生チーズスフレを入れ、放牧牛乳を使用したなめらかなソフトクリームを乗せた、夏にぴったりの1品だ。夏草をたっぷり食べた牛から搾った放牧牛乳をベースにしたソフトクリームは、後味すっきりの爽やかなテイストが魅力。北海道産マスカルポーネの隠し味によって、ミルクのコクもプラスした。下層の生チーズスフレは、カスタードクリームに、メレンゲと北海道産クリームチーズをブレンドした、チーズワンダーのシグニチャークリーム。コクとチーズの旨味を詰め込んだ生チーズスフレが、味わいを支える柱の役割を果たしている。【詳細】チーズワンダーブルー販売期間:2022年7月1日(金)~7月24日(日)場所:Why_? 下北沢住所:東京都世田谷区代田2-36-12 ボーナストラック SOHO-7TEL:03-6805-5380営業時間:11:00~19:00価格:イートイン 600円※ユートピアアグリカルチャーのオンラインショップでは、7月1日(金)~9月10日(土)までの毎週金曜日及び土曜日20:00に販売。メール購読者限定で期間中毎週水曜10:00にも販売。また、メールマガジン登録者限定で6月29日(水)~先行販売。
2022年07月01日『拾われた男』がDisney+「スター」にて、6月26日(日)23時より見放題で独占配信開始となる。この度、本作より5人のキャラクターポスターと、それを演じる俳優陣のコメントが公開された。原作は俳優・松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイ『拾われた男』。松尾自身をモデルにした、人を惹きつける魅力と強運によって他人に拾われる主人公・松戸諭を演じるのは、若手演技派俳優の仲野太賀。その兄・武志役に草彅剛、諭の運命の女性である比嘉結に伊藤沙莉と注目のキャストが集結する。監督は、NHK連続ドラマ小説『あまちゃん』、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の井上剛。脚本は映画『百円の恋』や『喜劇・愛妻物語』の足立紳が務めた。物語は売れない役者・松戸諭(仲野)が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まる。諭と個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事、そして運命の女性との出会いを経て、人生がようやく軌道に乗り出した頃、鳴った突然の電話。それにより、アメリカに渡ったきり音信不通であった兄・武志(草彅)が倒れたことを知る。そして人生を切り開いてきた男は、兄を“拾う”べく旅立つが、アメリカでは彼の思いもよらない、さらに多くの出会いが待ち受けているのだった。公開されたポスターには、主人公・松戸諭と、個性豊かな主要キャラクター4人が写し出されている。“拾い”、“拾われる”ことで人生を切り開く物語に因み、キャラクター5人全員が何かを“拾う”ポーズを取っている。仲野演じる諭が手に持つのは、運命を変えた1枚の航空券。この先、最強の“運”と“縁”に恵まれていくことを想像させるような、満面の笑顔だ。そして、ほかの4人が手に取っているのは、まるで人形になったようなミニサイズの諭。草彅剛が演じる諭の兄・武志は、アメリカに渡ったきり音信不通状態。ポスターでは、メガネにアメカジのジャケットを身にまとい、疎遠な兄弟関係を思わせる様に無表情で諭を拾っている。伊藤沙莉演じる比嘉結は、諭のアルバイト先であるビデオレンタルショップの後輩だ。夢を追いかける諭を尊敬し、やがては運命の女性となる。時にはダメな諭を支える、良妻賢母でしっかり者らしい余裕のある笑顔。薬師丸ひろ子が演じるモデル芸能事務所FMCの社長・山村は、諭の運命を変えた航空券の持ち主。一見、何者でもない諭が俳優に向いていると直感し事務所にスカウトする。ポスターでも何かを悟ったような表情だ。同じくFMC所属のマネージャーで鈴木杏が演じる・日立は、当たりこそ強いものの、本心では諭の成功を願う面倒見の良いマネージャー。ポスターでは、真っ白なスーツ姿で俳優・松戸諭としての成功を予感するような表情でピシっと諭を拾う。各キャラクターを演じる俳優陣からのコメントは以下の通り。<仲野太賀(松戸諭役)>ひとりの俳優の幸運の話かと思いきや、途中から予測もつかない展開に転調していく、家族の物語や夫婦の物語でもあるし、サクセスストーリーでもある。どのシチュエーションにも素敵なキャストさんがいて、そういう意味でも最後まで飽きることなく楽しんでもらえるドラマになっていると思います。<草彅剛(諭の兄・松戸武志役>いろんなキャラクターが出てきて、面白かったり、悲しかったり、嬉しかったり、寂しかったりと、本当に言葉では表せないほどの感情がすごいぎゅっと詰まっている作品です。僕と同じように“この作品に出会えてよかった”と、是非とも一緒の気持ちを共有したいなと思います。<伊藤沙莉(比嘉結役)>人生はジェットコースターのようなもので、いやなこともあったり、逆もあったり。下がっている時はどこまで下がるのか不安ですが、絶対上がるから。人の支えがあってこそだったり、支え合って生きていく。この作品は、それを実証した”諭”という人間の物語です。夢もあるし、現実的な人生でも、みなさんに何か響くものがあると思うので、とにかく笑えて楽しめると思います。<薬師丸ひろ子(芸能事務所FMC社長・山村)>がむしゃらに⽬標に向かって頑張っているという気概を周りに⾒せるスタイルではない主⼈公が、出会う⼈達に⽀えられて、そのなかで⾃分探し、⾃分のやりたいことを⾒つける事からスタートする物語です。さまざまな⼈との縁、出会いによってちょっと時間はかかるけど、本当に⾃分がやりたいことを掴む希望のともしびを⾒つける⼼温まる作品だと思います。<鈴木杏(芸能事務所FMCマネージャー・日立)>この役者さんも、あの役者さんも出てくるの!?と脚本を読んでいてワクワクしました。個性強い面々に揉まれて進み、成長していく諭くんの姿がテンポ良く、面白く、そして優しく描かれていると思います。そして太賀くんの才能が光まくっているはず!私もいまから見るのがたのしみです。■配信情報『拾われた男』6月26日(日)23時~Disney+「スター」で毎週1話ずつ見放題独占配信
2022年06月21日80年代の長崎を舞台に、少年の冒険と家族のひと夏を描く“子ども”が主役の映画『サバカン SABAKAN』。この度、子役・番家一路や原田琥之佑をはじめ、尾野真千子、竹原ピス トル、貫地谷しほり、草彅剛の笑顔こぼれる場面写真が一挙に12点解禁となった。監督・脚本は、TBSドラマ「半沢直樹」(2020)など、主にテレビ・舞台の脚本や演出を手掛けてきた俊英・金沢知樹が映画初監督(萩森淳と共同脚本)。新鋭監督のもとで個性豊かな俳優陣による素晴らしいアンサンブルが実現したオリジナルストーリー。2021年8月から9月にかけて、風光明媚な長崎県を中心に撮影が行われた。今回解禁となる場面写真は、子供時代の主人公・久田(番家一路)が、友達・竹本(原田琥之佑)と過ごした日々や、家族との何気ない日常を追ったもの。大人になった久田(草彅剛)の現在の姿もあり、まるで、ひと夏の思い出のアルバムのような1980年代のまぶしく懐かしく幸せが溢れた「青春の少し前の青春」のシーンの数々が切り取られた。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み、“子供時代”の記憶を呼び覚ます胸を熱くする青春映画を予感させている。さらに、6月24日(金)から「ムビチケ」の発売が決定。 通常版と新しい地図会員限定版の38(サバ)時間限定受注販売「NAKAMAサバカン スペシャルセット」も発売される予定。『サバカンSABAKAN』は8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サバカン SABAKAN 2022年8月19日より全国にて公開©2022「SABAKAN」Film Partners
2022年05月23日映画『サバカン SABAKAN』の場面写真12点が一挙公開された。本作は1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった二人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く人間ドラマ。番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、草彅剛が出演、日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』に続く愛の物語となる。公開された場面写真は、子供時代の主人公・久田が、友達・竹本と過ごした日々や、家族との何気ない日常を追ったものから、大人となった久田の現在といった12点。ひと夏の思い出のアルバムのような、1980年代のまぶしく懐かしく幸せが溢れている「青春の少し前の青春」のシーンの数々。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み、“すべての人の子供時代”の記憶を呼び覚ます、胸を熱くする青春映画となった。さらに、6月24日(金)から「ムビチケ」の発売が決定。通常版と新しい地図会員限定版の販売となる。詳細は決まり次第、映画公式HPと新しい地図公式HPにて発表される。映画『サバカン SABAKAN』8月19日(金)公開
2022年05月23日仲野太賀、草彅剛、伊藤沙莉らの豪華共演で贈る、“ある俳優”の本当にあった波乱万丈なサクセスストーリー「拾われた男」が6月26日(日)よりDisney+(ディズニープラス)の「スター」にて見放題独占配信決定。ティザービジュアルが解禁された。本作は、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(以下ディズニー)と株式会社NHKエンタープライズ(以下NEP)が共同制作し、また、ディズニープラス向けのコンテンツとして日本国内の制作会社との初の共同制作作品となる。売れない役者・松戸サトル(仲野太賀)が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まるストーリー。サトルと個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事、そして運命の女性との出会い。人生がようやく軌道に乗り出したころ、突然の1本の電話により、アメリカに渡ったきり音信不通であった兄タケシ(草彅剛)が倒れたということを知り、兄を迎えに行くためアメリカに旅立つ。他人に拾われ続けて人生を切り開いてきた男が、今度は兄を“拾う”べく旅立つのだが、アメリカでは彼の思いもよらない、さらに多くの出会いが待ち受けていた…。『シン・ゴジラ』『牛首村』など多くの作品で知られる俳優・松尾諭の“すっごい実話”に基づいた笑いあり涙ありのヒューマンドラマとなる本作。役者を目指して上京したサトルは、オーディションにすらたどり着けない、鳴かず飛ばずな日々を送っていたが、ある日、自販機の下で偶然見つけた航空券を“拾った”ことで、人生が大きく動き出す。今回解禁となったティザービジュアルは、そんな物語の始まりにフォーカスを当て、仲野さん演じるサトルが自販機の下に落ちている航空券を拾う姿が収められている。「拾われた男」は6月26日(日)よりディズニープラス「スター」にて見放題独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年05月13日本業の畳製造のかたわら、畳の魅力を発信すべくイ草と畳縁を使った生活雑貨を扱う松葉畳店(所在地:静岡県焼津市、代表者:伊藤 謙)は、イ草の香りとサラッとした肌触りで寝苦しい夏の夜を心地よく過ごせる天然素材のシーツ・寝ござ『Ando』を、応援購入サービスMakuakeにて、2022年6月11日まで販売いたします。【応援購入サービスMakuakeページ】 寝ござ『Ando』メインビジュアル【寝ござ『Ando』誕生の背景 「もう3年分のイ草が残っているなぁ…」】熊本のイ草農家さんがボソッとつぶやいたひとことです。この言葉を聞いて、「残っているイ草を、何とかしなくては!」と、私たちはいても立ってもいられない気持ちでいっぱいになり寝ござ『Ando』は誕生しました。畳の良さを簡単に手軽に感じられるのが、寝ござです。薄くて軽量、くるくる巻いて持ち運びができる優秀な存在。使う場所や置く場所を選ばない手軽さは、現代の生活に自然となじみます。現代のインテリアにもなじむよう【デザイン事務所STUDIO BYCOLOR】とともにデザインしたオリジナル縁使用!【寝ござ『Ando』の3つの特徴】1.四季のある日本に300年前から続く「寝ござ」寝苦しい夏の夜を心地よく過ごす先人の知恵を再発見!2.イ草は心地良い香りと吸湿性の高い天然素材。「寝ござ」はお肌にやさしく寄り添う天然のシーツです!3.薄い・軽い・折り畳めるのポータブルさが特徴。アウトドア・ヨガ・プレイマットにも♪サイズ【寝ござ『Ando』の使い方・利用シーン】布団やマットレスに敷いて、現代の冷感シーツの天然素材版!仕事や家事に頑張っている方へ、癒しの香りでひと休み!ヨガやサウナなどが好きな方へ、湿気を吸って汗をかく趣味にも!アウトドアやキャンプが好きな方へ、新たなお洒落キャンプギアに!夏のソファのべたつきが気になる方へ、サラッと清涼感!リビングやキッズスペースがくつろぎスペースへ寝ござのHow to use!! アウトドアに寝ござのHow to use!! 基本の使い方はシーツです寝ござのHow to use!! 玄関マットやプレイマットに寝ござのHow to use!! ヨガマットに【寝ござ『Ando』製品概要】価格 :6,600円(税込み)色柄 :SAKUKA×2色、DANMEN×2色、NEMOTO×2色 計6種サイズ :90cm×190cm素材 :天然イ草、畳べり(ポリプロピレン)販売方法:応援購入サービス、終了後店頭、卸販売販売店 :松葉畳店、新静岡セノバ(静岡県内デパート)、渋谷ロフトPOPUP予定寝ござ『Ando』ラインナップ寝ござのHow to use!! お出かけに【松葉畳店について】私たちは、静岡県焼津市にある『松葉畳店』です。1977年に創業して以来地域に根付いた畳店を目指してきました。畳の製作以外にも、生活に身近な雑貨・インテリアの製作、イ草を体験するワークショップを開催するなど、試行錯誤しながら畳・イ草の魅力を発信しております。昨年老朽化した、工場を建て替え、先日ディスカバージャパンさんに取り上げて頂きました。 松葉畳店ご紹介 店舗【会社概要】会社名 : 松葉畳店所在地 : 〒425-0068 静岡県焼津市中新田1005-5代表者 : 伊藤 謙創業 : 1977年1月URL : 事業内容: 畳・畳雑貨製造販売松葉畳店ご紹介 娘と娘婿店主【お客様からのお問い合わせ先】松葉畳店担当 : 伊藤 知美TEL : 090-6599-0641e-mail: info@matsubatatamiten.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日映画『サバカン SABAKAN』が8月19日(金)に公開となる。この度、本ビジュアルと本予告編が公開された。本作は番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子(『台風家族』)、竹原ピストル(『永い言い訳』)、貫地谷しほり(『総理の夫』)、そして草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)が出演。日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いたCULENによる『ミッドナイトスワン』に続く愛のストーリーだ。監督・脚本は、本作が映画初監督となる金沢知樹(萩森淳と共同脚本)。TBSドラマ『半沢直樹』(2020年)など、主にテレビ・舞台の脚本や演出を手掛けてきた俊英だ。新鋭監督と演技派俳優陣による素晴らしいアンサンブルが実現し、2021年8月から9月にかけて、風光明媚な長崎県を中心に撮影が行われた。物語は1986年の長崎を舞台に“イルカを見るため”に冒険に出た、ふたりの少年の友情、それぞれの家族との愛情のひと夏を描く。コロナ禍の中で社会の分断が進む中、80年代という時代を通して映し出される、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れる作品として、すべての大人たちの魂を揺さぶる「あの頃の僕たちに背中を押される」物語となるだろう。公開された本ビジュアルは、本編に登場する「子供時代の友達との思い出」である「サバの味噌煮の缶詰」がモチーフ。上の缶詰では「1980年代の子供時代(番家)」を、下の缶詰では「大人になった今」の主人公・久田(草彅)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図になっている。1980年代の缶詰では、主人公の久田(番家)と友達の竹(原田)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原)はノリで追いかけている。キャラクターたちの表情に個性とユーモアがあふれ、「缶詰から想い出が飛び出してくる“あの頃”に誘われるような」楽しさが漂う。そして“ここは80年代。子供が主役です。”というキャッチコピーにも注目だ。さらに本予告編では、主題歌はANCHORが編曲したORANGE RANGEの「キズナ」を、りりあ。がピュアな歌声で歌っており、涙腺を刺激されること間違いなし。劇伴音楽はベテランの大島ミチルが手掛け、物語を奥深いものにしている。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み“すべての人の子供時代”の記憶を呼び覚ます、胸が熱くなる予告編だ。<ANCHOR・コメント>主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲『キズナ』をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。<りりあ。・コメント>金沢監督からオレンジレンジさんの『キズナ』を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から『キズナ』への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です!後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。<大島ミチル・コメント>映画『サバカン』の作曲は金沢監督が私の音楽の『風笛』が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ…この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。『サバカン SABAKAN』8月19日(金)公開
2022年05月05日シンガーソングライターの長渕剛が出演する、MTG「SIXPAD」の新CM「SIXPAD | Powersuit Core Belt 長渕剛編」が27日より放送される。新CMに向けて約半年間、自分を追い込んできたという長渕。新CMでは、今回のためにリメイクした楽曲「REBORN」をバックに、本格的なマシーンを使用した躍動感のあるトレーニングシーンや、魂のこもったステージパフォーマンスの様子が収録されている。撮影は「ステージパフォーマンス」と「トレーニングシーン」に分けて、2日間かけて実施。両日とも長渕の撮影にかける熱い思いが響く、活気ある現場となった。
2022年04月27日長渕剛がパーソナリティを務めるオールナイトニッポン55周年記念特別番組『長渕剛のオールナイトニッポンGOLD』が今夜22時より放送される。長渕がオールナイトニッポンに挑戦するのは、2003年12月以来実に18年ぶり。事前収録された番組の冒頭では久しぶりのオールナイトニッポン登場ということもあり、NGなしでなんでも答えると長渕が宣言。1977年のデビュー直後から『南こうせつのオールナイトニッポン』のコーナーに出演するために通ったデビュー当時の秘話や、数々のライブでの伝説的なエピソードなどがパートナーの大窪シゲキとのやり取りで明かされた。また、スタジオには愛用のギターが持ち込まれ、オールナイトニッポンを担当していた当時を思い出しながら弾き語りでのスペシャルライブも行われた。さらに、リリースされたばかりの新曲「REBORN」や6月3日よりスタートする全国ツアー『REBORN 2022 with THE BAND』など音楽活動についても語られており、120分長渕による熱いトークを聴くことができる。ラジオはニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送されるほか、スマホやパソコンからはradikoを通じて視聴可能で、放送対応していない地域ではラジコのエリアフリー機能(有料サービス)を使うと、全国どこからでも聴くことができる。<番組情報>ニッポン放送『長渕剛のオールナイトニッポンGOLD』2022年4月22日(金) 22:00~24:00放送※ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送パーソナリティ:長渕剛パートナー:大窪シゲキ<配信情報>長渕剛 デジタルシングル「REBORN」配信中長渕剛「REBORN」配信ジャケット長渕剛「REBORN」MV(Short Ver.)<リリース情報>長渕剛 ライヴDVD / BD『Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN』2022年4月27日(水) リリース長渕剛『Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN』ジャケット●DVD:6,600円(税込)●Blu-ray:7,700円(税込)詳細はこちら:<ツアー情報>長渕剛 全国ツアー『TSUYOSHI NAGABUCHI CONCERT TOUR REBORN 2022 with THE BAND』詳細はこちら:
2022年04月22日2022年にシンガーソングライターデビュー20周年を迎える堂本剛による新プロジェクト「堂本剛プロデュース」が3月25日(金)より始動する。堂本は2002年のシンガーソングライターとしてのシングル発売以降、さまざまなプロジェクトを通じ、音楽や俳優、ファッション、デザインなど多岐にわたる分野で活躍を続けてきた。本企画では「LINE VOOM」で毎月10本程度のオリジナル動画、ZOZOの協力のもと全7型(予定)におよぶオリジナルのファッションアイテムをプロデュース。動画はスゴ技挑戦や音楽などの内容を投稿、アイテムは2022年夏よりシーズンレスに着用できるユニセックスアイテムを通販サイト「ZOZOTOWN」で販売予定だ。またプロジェクト期間中、撮影やプロデュース作業にスタッフが密着。その模様やオフショットは無料動画配信サービス「GYAO!」のオリジナル番組『つよしP(仮)』として配信される。ほかにも堂本のプロデュースによるコンテンツがさまざまなメディアに登場する予定だ。初回のプロデュースとなるビジュアル撮影に堂本はお気に入りの衣装で登場。カメラマンからの「目線なしも撮りますか?」との声に「いいですね!」とふたつ返事でOKするも「(プロデュースを)任せるのが不安になる写真にしましょう」と堂本らしいジョークを飛ばす。それから空気椅子の状態でポーズを決めるなど、個性あふれる撮影になった。写真撮影後、早速ファッションアイテムの打ち合わせを開始。堂本が手がけるファンクミュージックのように、様々な方向からのアプローチにより、手に取る一人ひとりがサステナブルなものに関する関心や、何かを感じてもらえるようなアイテム作りに取り組みたいとコメントする。用意されたサンプルを手に取りながら、生地の選択やデザインの方針など、完成にむけたイメージを膨らませた。続いて「LINE VOOM」向けの動画撮影。人気のチャレンジ動画に挑戦するもなかなかうまくいかず、「しょぼいなあ」と堂本。失敗も楽しむ、おおらかな一面を見せた。さらにはなかなか見られない音楽制作の現場にもスタッフが密着。ベースやギターを手に取り、音作りの様子やリフのアイデアを形にしていく作業、浮かんだメロディをマイクに吹き込むところなど、一つの楽曲を形にしていく方法を紹介する。録音した音源をチェックする目は真剣そのもので、シンガーソングライターデビュー20周年を経て一層精力的に音楽に取り組む姿が印象的だった。■企画情報「堂本剛プロデュース」3月25日(金)よりスタート<詳細>(1)「堂本剛 × ZOZO」堂本剛プロデュースのもと、ZOZOが開発・販売アイテム型数:7点(予定)2022年夏より予約販売開始(予定)(2)「堂本剛」LINE公式アカウント(3)「LINE VOOM」堂本剛オリジナル動画3月26日(土)~2022年9月「堂本剛」LINE公式アカウントにて配信PC: スマホ: (4)「GYAO!」オリジナル番組『つよしP(仮)』3月26日(土)21時より配信開始。毎週土曜日更新(全26回)・番組視聴ページ: ・公式Twitterアカウント: 特設ページ:
2022年03月25日「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く草彅剛主演の復讐シリーズ最新作の制作が決定。来年1月期に放送されることが分かった。2015年に放送された第1弾「銭の戦争」は、栄光と挫折を経験した男・白石冨生(草彅さん)が、金も職も婚約者も全て失い、金貸しとなって父親をはめた宿敵や非情な社会に、壮絶な復讐を遂げる物語。そして、2017年放送の「嘘の戦争」は、幼い頃、家族を殺された少年が、海外に渡って一ノ瀬浩一(草彅さん)と名を変えて詐欺師となり、30年の時を経て家族を殺した真犯人に復讐するストーリー。今回発表されたのは、これに続く6年ぶりの最新作。どんな復讐劇が展開されるのか、詳細はまだ明らかになっていない。カンテレ制作の連続ドラマの主演は今作が8作目となり、カンテレ最多主演回数となった草彅さん。「今回の連続ドラマでの主演のお話をいただいたとき、驚いたのと同時に、お世話になったカンテレさんとドラマのお仕事ができるので嬉しかったです。連続ドラマでの初主演がカンテレさんの『いいひと。』で、その作品から考えてもう8作品目。再び原点であり出発点に戻ってきました!」と心境を明かし、「振り返ってみると、大変だった撮影や、大杉漣さんという素晴らしい方との最後の共演にもなったので、とても大切な思い出となっています。最新作でいままでにまだ見たことのない僕自身だとか作品というものを作っていけたらと思います」とシリーズをふり返り、意気込みを語っている。復讐シリーズ最新作は2023年1月期カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ枠にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年03月14日ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』で草彅剛さんの娘役を演じ、「はい!」と返事する姿が愛らしくて大ブレイクした元子役の美山加恋さん。現在は25歳で、お仕事の幅を広げ声優としても活躍しています。そんな美山さんがインスタで公開した画像が話題になっています!ドラマでオトナな女性役に挑戦! この投稿をInstagramで見る 美山加恋(@miyamakaren)がシェアした投稿 インスタで美山さんは、3月27日から放送開始のオムニバスドラマ『今夜、わたしはカラダで恋をする。』に出演することを発表!恋にまつわる悩みや葛藤を胸に秘めた女性たちが、ミステリアスで危うい男性と過ごした一夜を描いた作品で、美山さんは「第3話目のヒロイン 野宮莉子役」を演じている。告知と同時に公開されたのは、女性らしい細い指をくちびるにあてた色気たっぷりの横顔(2枚目)と、男性と抱き合いながら至近距離で見つめ合っている画像(3枚目)。どちらも、とってもオトナびた美山さんの表情にドキッとします。この投稿に、「うわっ!もうそんな役が出来るお年頃なのね」、「子役時代から知ってるとマジか…!という感想」と驚くフォロワーが続出!ほかにも「応援したい気持ちと、遂にこの時が来たかという複雑な気持ちと。楽しみではあります」、「うわー!!大人っぽい!」、「加恋ちゃん、めちゃめちゃキレイ」などたくさんの声が寄せられています!美山さんは、4月4日からEテレで放送開始の昆虫アニメ 『インセクトランド』にも出演決定。ドラマとはまたちがう美山さんに注目です!あわせて読みたい🌈橋本マナミさん、キャミソール姿で寝そべりショット披露「色っぽい」「美しさ変化無し」
2022年03月08日今日は2022年2月22日、2(にゃん)が6つも並ぶ「スーパー猫の日」と呼ばれる100年に1度の記念日です。駒草出版から猫にまつわる既刊書籍を3タイトルご紹介します。1、『猫のいる風景』共に生活したものでなければ気付くことができないふとした仕草や表情を捉え、デザイナーならではの豊かな色彩感覚で表現された、愛しい猫たちの絵の数々(実に200点以上)。そして、楽しくユーモラスに、そして時に物悲しく、いきいきと活写された「猫がいる風景」を描いた傑作エッセイの数々。それらを一挙収録しました。生誕100周年を迎えた昭和の代表的グラフィックデザイナー”山城隆一″氏の「猫仕事」の集大成ともいえる作品集です。猫のいる風景 | 山城 隆一 |本 | 通販 | Amazon : 山城隆一(絵と文)2019年7月31日 発売A5判/ソフト上製256ページISBN978-4-909646-21-7定価 3,520円(税込)2、『お取り分け猫ごはん』~猫と同じゴハンを食べてわかった24のコト「同じ釜の飯を食う」ということわざがあります。それは人と猫であっても同じこと。自分や家族の食べものには気を遣っていても、ペットの食べものに無頓着な人は少なくありません。本書で紹介するのは人間用の食べものの残りでできる手軽なメニューばかり。経済的にも負担が少なく、決して「猫に小判」にはなりません。オーガニックの手づくり猫ごはんを作って、そして一緒に食べて、猫と人の新しい関係をつくりましょう!お取り分け 猫ごはん | 五月女圭紀, はりまや佳子 |本 | 通販 | Amazon : 五月女圭紀 著/はりまや佳子 監修2018年7月3日 発売A5判/並製128ページISBN978-4-905447-99-3定価1,650円(税込)3、『専門医に学ぶ長生き猫ダイエット』ぽっちゃり猫=カワイイ……本当にそうなのでしょうか?猫の肥満、実はさまざまなリスクを抱えています。糖尿病、膵炎、尿路結石、関節症、ストレスなどなど。肥満が直接の原因になる病気もあれば、遠因となる病気もあります。罹患すれば、短期間で命を落としてしまう病気も含まれているのも事実です。本書では、見分けづらい肥満をどうやって知るのかや肥満が引き起こす多くのリスクや病気に対する知識と予防策を示しています。専門医に学ぶ 長生き猫ダイエット -関節症、糖尿病、膵炎、ストレス 肥満が引き起こす多くのリスクを解消- | 横井 愼一 |本 | 通販 | Amazon : 監修横井愼一2019年7月31日 発売四六判/並製160ページISBN978-4-909646-22-4定価1,540円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月22日稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する教育バラエティー「ワルイコあつまれ」の第2弾が1月1日(土・祝)に2本立てで放送。この度、出演者3名からコメントが到着した。視聴者と一緒に楽しく社会を学ぶ番組「ワルイコあつまれ」。9月の放送以来、第2弾となる今作には、國村隼、平岩紙、寺本守(陶芸家)、竹中直人、萩本欽一、荒木とよひさがゲスト出演する。「お正月に第2弾ができて僕もうれしいです」と放送決定を喜んだ稲垣さんは、「2022年は、シリシリダンスをもっと広めたいですよね(笑) ダンスが苦手な僕でも覚えやすいし、振り付けの流れがとてもいいですよね。すごく気持ちよく踊れると思うので、子どもだけじゃなくて老若男女、みんなに踊ってもらいたいです」と意気込む。そして「引き続きこの『ワルイコあつまれ』もやっていきたいですね。もっと大きくシリーズ化していけたら」と願う。草彅さんは「僕は荒木とよひさ先生と初めてお会いして、合唱団の子どもたちの歌声を聞いたらジーンとして、歌詞や言葉の力、歌の力もすごく感じられて、本当にいい授業になったなと思っています」と収録をふり返り、「今はSNSとかで言葉の使い方がすごく大事じゃないですか。いいものにもなるし、人を傷つける武器にもなるし。あらためてその言葉の大切さを考えました。いろいろな学習ができるんじゃないかなと思います」とコメント。香取さんは「第2弾もとても豪華ですよね。あけおめから慎吾ママからの秀吉様。 あと僕は、欽ちゃんと久々にお会いできてお話も聞けたのが嬉しかったです。欽ちゃんの前だと常にバラエティーな『慎吾ちゃんと欽ちゃん』でいられるんですよ。今回は『しんごちん』というキャラクターになっているのに、すべてを忘れて『香取慎吾が聞きたいこと聞いちゃった』みたいな。でも、僕も長くお付き合いさせていただいていろいろなお話を伺っているけど、今回は『子ども記者』の子どもたちにも分かりやすく伝わるように萩本欽一の人生を話してくれた気がして、ほかではこの欽ちゃんは見られないんじゃないかなと思いました」と明かしている。「ワルイコあつまれ」#3は2022年1月1日(土・祝)9時45分~、#4は1月1日(土・祝)23時30分~Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月27日稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する教育バラエティー番組「ワルイコあつまれ」の第2弾が、元日に放送されることが決定した。稲垣さん、草彅さん、香取さんの3人が、視聴者と一緒に楽しく社会を学ぶこの番組。大きな反響があった9月の放送以来となる第2弾が、今回1月1日に2本立てで放送。今回も「学び」のきっかけに繋がる、様々な企画コーナーを豪華ゲストと共に放送。いまの時代ならではのものの見かたや、ある分野で専門的に活躍する人々にスポットをあて、自由な発想で世の中と向き合う、柔らかな感性を育む番組となっている。なお、第2弾放送に先駆けて、前回の2本を再放送することも決定した。「ワルイコあつまれ」#3は2022年1月1日(土・祝)9時45分~、#4は23時30分~Eテレにて放送。#1&2は12月31日(金)15時30分~Eテレにて再放送。(cinemacafe.net)
2021年12月24日映画『サバカン SABAKAN』が、2022年8月19日(金)に全国ロードショー。少年たちと家族を描く“愛の物語”映画『サバカン SABAKAN』は、『ミッドナイトスワン』や『クソ野郎と美しき世界』などの製作を手掛けてきたプロダクションCULENによる最新作。1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった二人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く。人々の温かさと優しさを映し出した、ひと夏のみずみずしい物語だ。ドラマ「半沢直樹」脚本の金沢知樹が映画監督デビューメガホンを取るのは、ドラマ「半沢直樹」など主にテレビ・舞台の脚本・演出を手掛けてきた俊英で、『サバカン SABAKAN』で映画監督デビューを飾る金沢知樹。『サバカン SABAKAN』は萩森淳との共同脚本による完全オリジナル作品となっており、金沢は「撮影の舞台は僕の出身でもある、長崎県の長与町という田舎町です。物語は創作でありながら、自分の幼い頃の体験や、登場人物にもほぼモデルがいます」と自身の体験に基づく物語であることも明かしている。〈映画『サバカン SABAKAN』あらすじ〉1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。子役が主人公、草彅剛らも出演主演は、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演し、『サバカン SABAKAN』で映画デビューを果たす子役・番家一路(ばんかいちろ)。子役の原田琥之佑に加え、『ミッドナイトスワン』の草彅剛、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほりら実力派俳優が集結した。主人公・久田(番家一路)…両親・弟とともに長崎に暮らす小学5年生。斉藤由貴とキン消しが大好き。竹本(原田琥之佑)…久田の友達。家が貧しくノートを買うことができず、いつも机に魚の絵を描いている。クラスメートから避けられている。久田の母(尾野真千子)久田の父(竹原ピストル)大人になった久田(草彅剛)草彅剛は、「僕にも忘れられない子供の頃の思い出があります。あの頃のおかげで踏ん張れる事ってあると思います。この作品を見るとそんな事を思い出してもらえるんじゃないかな」とコメント。『ミッドナイトスワン』に続く愛の物語に期待が募る。主題歌は「キズナ」主題歌として、ORANGE RANGEによるヒット曲「キズナ」をANCHORが編曲し、りりあ。が歌唱を担当する。また、音楽担当は大島ミチル。きらめくような夏の物語を、音楽によってより一層奥深いものにしている。【詳細】映画『サバカン SABAKAN』公開日:2022年8月19日(金)出演:番家一路、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、村川絵梨、福地桃子、ゴリけん、八村倫太郎、茅島みずき、篠原篤、泉澤祐希、貫地谷しほり、草彅剛、岩松了監督:金沢知樹脚本:金沢知樹、萩森淳
2021年12月18日80年代の長崎を舞台に、少年の冒険と家族のひと夏を描く、『サバカンSABAKAN』の製作が決定した。本作は、「半沢直樹」をはじめ、テレビ・舞台の脚本や演出を手掛けてきた金沢知樹の映画初監督作。萩森淳と共同脚本で完全オリジナル映画を製作。1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった2人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く、ひと夏のみずみずしい物語。また、大人たちの魂を揺さぶる「あの頃の僕たちに背中を押される」物語となっている。主演は、連続テレビ小説「おかえりモネ」にマサノリ役で出演、本作が映画デビューとなる子役の番家一路(ばんかいちろ)。同じく本作が映画デビューとなる子役の原田琥之佑(はらだこうのすけ)や、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草彅剛が出演する。<キャストコメント>・番家一路僕の初めての映画撮影サバカン。初めての長崎。撮影が始まると監督が謎の足いたで車椅子でした。「感情が入っていない」とよく怒られました。が、3歩歩くと忘れてしまうのでまた怒られました。でも監督は諦めず僕に気持ちを入れてくれました。猫背もほめてくれました。この夏僕は、いろいろな優しくてこわくて面白い人達に出会え、楽しかったです。・原田琥之佑毎日があっという間でした。監督と初めて会ったときに共通の話題で盛り上がって何でも話せたので、演技をするのが恥ずかしくなかったです。お芝居は初めてだったからドキドキしてましたが途中からすごく楽しくなってきてクランクアップの前の日は寂しい気持ちになりました。竹本役を演じて思ったのは自分は一人っ子なので妹や弟達がとても可愛く思えてとても幸せでした。恥ずかしいけど沢山の方に見て欲しいです。・尾野真千子夫と子供達とワイワイ言いながら、笑顔が絶える事なく撮影できて嬉しかったです!どんなアドリブも自然にできて本当の家族のようなあったかいシーンになった気がしました。大変だったのは長崎弁でした!でも、楽しかったです。・竹原ピストル“たった”と言えば、たった二日間の撮影への参加でしたが、物語の中に身も心もどっぷりと漬かり、充実した、楽しい時間を過ごさせていただきました。役柄においても現実においても、かけがえのない、キラキラとした時間を過ごしているであろう“息子達”を心から愛しく思いながら演じたつもりです。観て下さった方の過去に、現在にそっと寄り添い、そして未来に射す明かりをふんわりと感じていただけるような、そんな作品だと思います。是非是非ご覧下さい!・貫地谷しほり長崎の撮影現場に入ったら金沢監督の現場だからこその明るい光景が拡がっていました。そこに住んでいるかのような子供たち。伸び伸びとしているみんなの様子に感動しました。懐かしい宝物のようなあの頃がギュッと詰まった映画です。脚本を読んで胸が熱くなりました。早くスクリーンで観るのが楽しみです!・草彅剛僕にも忘れられない子供の頃の思い出があります。あの頃のおかげで踏ん張れる事ってあると思います。この作品を見るとそんな事を思い出してもらえるんじゃないかな。『サバカンSABAKAN』は2022年8月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年12月15日『ミッドナイトスワン』や『クソ野郎と美しき世界』などの製作を手掛けてきたCULENが、新作映画『サバカン SABAKAN』の製作を発表した。2022年8月に全国公開される。番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子(『台風家族』)、竹原ピストル(『永い言い訳』)、貫地谷しほり(『総理の夫』)、そして草彅剛(『ミッドナイトスワン』)が出演、日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』に続く愛の物語となるもよう。監督・脚本は、本作が映画初監督となる金沢知樹(萩森淳と共同脚本)。TBSドラマ『半沢直樹』(2020年)など、主にテレビ・舞台の脚本や演出を手掛けてきた俊英だ。新鋭監督と演技派俳優陣による素晴らしいアンサンブルが実現し、2021年8月から9月にかけて、風光明媚な長崎県を中心に撮影が行われた。物語は1986年の長崎を舞台に“イルカを見るため”に冒険に出た、ふたりの少年の友情、それぞれの家族との愛情のひと夏を描く。コロナ禍の中で社会の分断が進む中、80年代という時代を通して映し出される、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れる作品として、すべての大人たちの魂を揺さぶる「あの頃の僕たちに背中を押される」物語である。キャストと監督からのコメントは以下の通り。<番家一路>僕の初めての映画撮影サバカン。初めての長崎。撮影が始まると監督が謎の足いたで車椅子でした。「感情が入っていない」とよく怒られました。が、3歩歩くと忘れてしまうのでまた怒られました。でも監督は諦めず僕に気持ちを入れてくれました。猫背もほめてくれました。この夏僕は、いろいろな優しくてこわくて面白い人達に出会え、楽しかったです。<原田琥之佑>毎日があっという間でした。監督と初めて会ったときに共通の話題で盛り上がって何でも話せたので、演技をするのが恥ずかしくなかったです。お芝居は初めてだったからドキドキしてましたが途中からすごく楽しくなってきてクランクアップの前の日は寂しい気持ちになりました。竹本役を演じて思ったのは自分は一人っ子なので妹や弟達がとても可愛く思えてとても幸せでした。恥ずかしいけど沢山の方に見て欲しいです。<尾野真千子>夫と子供達とワイワイ言いながら、笑顔が絶える事なく撮影できて嬉しかったです!どんなアドリブも自然にできて本当の家族のようなあったかいシーンになった気がしました。大変だったのは長崎弁でした!でも、楽しかったです。<竹原ピストル>“たった”と言えば、たった2日間の撮影への参加でしたが、物語の中に身も心もどっぷりと漬かり、充実した、楽しい時間を過ごさせていただきました。役柄においても現実においても、かけがえのない、キラキラとした時間を過ごしているであろう“息子達”を心から愛しく思いながら演じたつもりです。観て下さった方の過去に、現在にそっと寄り添い、そして未来に射す明かりをふんわりと感じていただけるような、そんな作品だと思います。是非是非ご覧下さい!<貫地谷しほり>長崎の撮影現場に入ったら金沢監督の現場だからこその明るい光景が拡がっていました。そこに住んでいるかのような子供たち。伸び伸びとしているみんなの様子に感動しました。懐かしい宝物のようなあの頃がギュッと詰まった映画です。脚本を読んで胸が熱くなりました。早くスクリーンで観るのが楽しみです!<草彅剛>僕にも忘れられない子供の頃の思い出があります。あの頃のおかげで踏ん張れる事ってあると思います。この作品を見るとそんな事を思い出してもらえるんじゃないかな。<金沢知樹監督>監督を務めさせていただいた金沢です。今回の『サバカン』。撮影の舞台は僕の出身でもある、長崎県の長与町という田舎町です。物語は創作でありながら、自分の幼い頃の体験や、登場人物にもほぼモデルがいます。撮影期間は自分の過去を巡るような、そんな不思議な感覚で過ごしました。そして、コロナ過での撮影でしたが、出演者、スタッフをはじめ、街の方々にもたくさん支えていただきながら無事に撮影を終えることが出来ました。たくさんの感謝を込め仕上げの作業に励みます。『サバカン SABAKAN』2022年8月公開
2021年12月15日