複数のアングルで映像を同時視聴できるauスマートパスプレミアム新機能「マルチアングル動画プレイヤー」が18日から提供を開始した。「マルチアングル動画プレイヤー」は、映像を4画面の複数アングルに分け、同時視聴が可能な新機能。サイズ別にメイン画面とサブ画面に分かれた各アングルの中から好みにあわせてメイン画面を選択し、1つの映像を複数のアングルから同時に楽しむことができる。対象コンテンツ第1として、日韓合同ガールズグループ・IZ*ONEの独占コンテンツ「au 5G Special Event with IZ*ONE」の配信をスタート(12月18日23時59分まで)。今年5月末に収録されたばかりの撮り下ろし映像、約1時間にわたるトークブロック、シングル曲「La Vie en Rose」や「Violeta」などを含む10曲のライブブロックをマルチアングルで視聴できる。また、独占コンテンツの配信を記念して、本邦初公開のライブ映像も用意。2019年5月に日本公式ファンクラブのオープンを記念して日本武道館で開催された「IZ*ONE JAPAN 1st Fan Meeting」から「好きと言わせたい」。そして約5万人を動員した初の日本開催となるコンサート「IZ*ONE 1ST CONCERT EYES ON ME IN JAPAN」より「Buenos Aires」、「Vampire」の計3曲の初出しライブ映像が配信される。IZ*ONEの宮脇咲良は、コメント動画を通じて、「今月よりauスマートパスプレミアムにて、私たちの新しいパフォーマンス映像が配信されることになりました!」とアピールしている。
2020年06月22日わが家の娘と息子、2人の子どもが初めて人形遊びをするきっかけになった「ほかほかアンパンマン大集合! ほかほかピープー♪シリーズ」という『それいけ! アンパンマン』に登場するキャラクターのおもちゃを紹介します。 購入した理由 上の娘が1歳半を過ぎ、人形遊びに興味を持ち出したときに「うちの子にはまだ、リカちゃん人形は早いし、シルバニアファミリーは小さすぎる。メルちゃんじゃ1人のお世話しかできない」と悩み、思いついたのが娘が大好きだったアンパンマンの「ほかほかピープー♪シリーズ」でした。小さな子どもでも安全に遊べると思ったのも購入した大きな理由です。 大きさがちょうどいいこの「ほかほかピープー♪シリーズ」のビニール人形は、大人の手のひらサイズ(約11cm)で小さな子どもでも持ちやすいです。対象月齢は1歳半からとなっていますが、わが家の息子は、生後半年から遊んでいます。1歳くらいまではピープー音を鳴らしてあげるとうれしそうにしたり、手に持っているだけで満足気。1歳を過ぎたころから、お姉ちゃんの人形遊びをする様子を見て、自分もこのアンパンマン人形たちで遊ぶようになりました。 人形遊びは女の子が好きそうなイメージでしたが、息子も「アンパーンチ!」と言って人形をいくつか使って遊んだり、トコトコ歩かせてみたり、自分の車のおもちゃに乗せてみたり。立たせて安定しやすいですし、形も小さすぎず、作りも細かすぎないので小さな時期から遊びやすそうです。 汚れを拭き取りやすくお手入れ簡単わが家の息子は、1歳半でもまだおもちゃなどを口にしてしまうことも多く、与えるおもちゃには気をつかうのですが、これはビニール素材なので濡れても平気です。何度ふき取っても劣化しにくいと思いました。お手入れが手軽にできるのは、親にとってもありがたいです。 種類がたくさんあるこのアンパンマンの「ほかほかピープー♪シリーズ」は、種類がたくさんあるのも魅力です。アンパンマンのアニメに出てくるさまざまなキャラクターが人形になっていて、いろいろなキャラクターで遊べるのも子どもは楽しいようです。 定価は1つ648円で、大きな人形などと比べるとそれほど高くもなく、集めやすいのも気に入っています。 現在、上の娘は3歳ですが、今でもこのビニール人形が大好きで、本当に毎日のように息子と一緒に遊んでいます。長く使えて、なおかつ子どもたちも気に入って遊んでいるので、わが家にとってはコスパ抜群のおもちゃです。 息子も、アンパンマンが大好きで、このおもちゃで人形遊びをしているので、人形遊びの入り口としてはぴったりでした。子どもたちが人形遊びをしている様子はなんとも言えないかわいさで、その姿にいつも心が和まされています。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。また、本記事の内容は必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。「ほかほかアンパンマン 大集合! ほかほかピープー♪シリーズ」で遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 監修/助産師REIKO 著者:立田みのり 一男一女の母。妊娠、出産を機に退職後、現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年06月03日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズ。3日から全国で放送される最新作「たぬきの正体」篇は、同シリーズ初のアニメーションCMとなる。新型コロナウイルスの影響で直接的な接触を避けるため、今回はそれぞれ別のブースからリモートで声を収録。桃太郎役の松田翔太、浦島太郎役の桐谷健太、金太郎役の濱田岳、大黒天役の荒川良々の姿がアニメーションで描かれ、キャラクターの声優を本人たちが担当した。収録ブースでは、ガラス越しにあいさつし、久しぶりの会話ということもあってSTAY HOME中のお互いの過ごし方を話し、その内容に笑い合う場面が。初めて見るアニメ化した三太郎の絵に驚く様子も見られた。声のみの演技のため、いつも以上に丁寧に言い方を変えたりと、何度もやりとりを重ねていく中でベストな表現を追求。直接のやり取りはできずとも、長年の共演で培ったあうんの呼吸で収録が行われた。今回は、大黒天は実はたぬきだったのではないかと謎が生まれるストーリー。桃太郎の家の縁側でひと時を過ごし別れようとした際、大黒天のお尻からしっぽが生えているのに気づいた金太郎がそれを引っ張ると「痛いポン!」「ポーン!」と大黒天が叫び、大黒天が煙に包まれます。煙が消えると、現れたのは1匹のたぬきだった…。松田、桐谷、濱田のコメントは、以下のとおり。●松田翔太今回、三太郎CM5年の歴史ではじめてのアニメCMができあがりまし た。声のみの演技は久しぶりだったので、新鮮な気持ちで挑めました。 最近は、僕もおうち時間を過ごしていて、普段気にかけない家の細か いところを徹底的に掃除することにハマっています。 みなさん大変な日々が続きますが、三太郎CMを見て少しでも元気に なってもらえたらうれしいです。一緒に頑張りましょう!●桐谷健太普段とは違って顔を見れず声だけでの掛け合いだったので、難しさも ありましたが、新鮮でした。 自宅にいる時間が多くなりましたが、何もしない時間も大切にしてい ます。 少しずつ落ち着いてきてはいますが、気を抜かずしっかり対策をして 頑張っていきましょう!●濱田岳今回のアニメCMでは、普通のアニメとは違ってスクリーンの中にいる のは、普段自分自身が演じているキャラクターということもあり、少し不 思議な感覚になりました。 自宅では台本を読み込んだり、筋トレしたり、などおうち時間を満喫し ています。 ストレスがたまる頃だと思いますが笑ったりして発散させながら乗り越 えましょう!
2020年06月03日彼氏とは毎週末デートしたい!なんなら仕事帰りにもデートしたい!付き合いたては特に、いつでも彼に会いたいな〜なんて思ってしまいますよね。でもデートの回数が多くなるとお金もかかってしまうのが難点…。そんなときには無料で楽しめるスポットで、いつもと違ったデートはいかがですか?健康的に汗を流せる!ホットヨガ無料体験ホットヨガスタジオでの無料体験レッスンは実はオススメのデートスポット。女性限定のスタジオでなければ男性も参加することができるので、彼と一緒に楽しむことができますよ。事前に予約することで手ぶらで参加できるところもあるので、仕事帰りに立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?二人で汗を流して健康的な時間を過ごすことで日頃のストレスを解消してしまいましょう!もし気に入れば、二人の新たな共通の趣味にすることもできますよね。手先の器用さもアピール!無料手芸教室手芸用品店では無料の手芸教室が開催されています。必要なものは材料費のみ。2人で協力相談しながらの作業で会話も弾みます。「こうするんだよ」なんて教えたりする、いつもと違ったあなたの姿に彼もドキドキ!?お互いに作ったものをプレゼントしあうことで忘れられない思い出の品を作ることもできますよ。無料でお酒が飲めちゃう!ビール工場見学お酒好きのカップルなら、ビール工場見学はいかがでしょうか?ビールの製造工程を勉強できることはもちろん、最後には無料でできたてビールの試飲もできちゃいます。ビールサーバーで本格的に入れてもらうことができるので、普段の居酒屋や宅飲みとは違った楽しみがありますよ。各メーカーにそれぞれ工場見学があるので、次はどこの工場に行こうか、と工場見学巡りで次のデートの予定も立てられそうです。アニメ好きなら盛り上がる!東映アニメーションギャラリー練馬区にある2018年7月末にリニューアルオープンした東映アニメーションミュージアムは、なんと入場無料で入館することができます。ここではドラゴンボールやワンピース、ゲゲゲの鬼太郎などの子どもだけでなく大人も盛り上がる東映アニメのメイキングや貴重映像を見ることができます。アニメ好きのカップルなら、「このシーン好き!」「ここ泣けるよね」なんて共通の話題で盛り上がれそう。グッズ売り場もあるので、帰りにお揃いのグッズを買えば素敵なデートの思い出になること間違いなしです。
2020年05月20日松重豊が猫の家政婦を演じる現在放送中のミニドラマ「きょうの猫村さん」。5月20日(水)今夜放送の第7話に、ついに安藤サクラが初登場する。第7話は、犬神家で家政婦として働き始めるも気苦労が絶えない猫村ねこ(松重さん)は、ある日の買い物帰りにご近所の奥さんに話しかけられるが、犬神家のよからぬうわさ話ばかりでイライラしてしまうというストーリー。そんなご近所の奥さんを演じるのが安藤さん。役どころは、怖がりの奥さん。猫村さんに何かと因縁をつけてくるご近所さんで、温厚な猫村さんもついつい攻撃的に。そして今後、猫村さんと怖がりの奥さんのバトルが繰り広げられるのが、行きつけの魚屋さん。2人のバトルにいつも巻き込まれてしまい、右往左往してしまう魚屋店主(荒川良々)の姿にも注目だ。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年05月20日Jホラーの金字塔『呪怨』シリーズ最新作でシリーズ初のドラマ化となる「呪怨:呪いの家」が7月3日(金)より「Netflix」にて配信スタート。この度、史上最高の恐怖を予感させる本作の予告編と場面写真が到着した。1988年、心霊研究家の小田島はオカルト番組で共演した新人タレント・はるかが経験した怪現象に興味を引かれる。同じ頃、あるトラブルによって転校を余儀なくされた女子高生の聖美は級友たちに誘われ、“猫屋敷”と呼ばれる空き家を肝試し気分で訪れることに。6年後、ソーシャルワーカーの有安は虐待されている子どもを救おうと、必死の行動を起こす。全く接点のなかった彼らは、一軒の家を中心に引き寄せられていく――。これまでの『呪怨』シリーズは、呪われた家で起きた恐怖を描くフィクション。しかし本作では、初めてその呪いの基となっている実際にあった出来事に焦点を当て、「呪いの家」に関わる人々全てに連鎖する恐怖を生々しく浮かび上がらせ、シリーズの魅力はそのままに、新たな展開と恐怖が待ち構える。今回到着した予告編では、全ての元凶である「呪いの家」が登場。不穏な音を捉えたカセットテープ、怪奇現象に襲われる男女、暗闇でうずくまり「逃げて」とささやく少年、そして女性が監禁されて妊娠させられたという凄惨な過去の事件など、様々な恐怖の場面が映し出される。そして、登場人物全員が口にする「あの家」を調べ始める、荒川良々演じる心霊研究家・小田島と、夜中に部屋で響く不可解な足音に悩まされている、黒島結菜演じるタレントの本庄はるかは、「呪いの家」に引き寄せられていく…。恐ろしいシーンが連続する中、天井裏で恐怖に慄く小田島、血しぶきを浴びるはるかの姿も確認することができる。また同時に到着した場面写真でも、恐怖に襲われる姿など不穏な雰囲気漂うシーンが切り取られている。Netflixオリジナルシリーズ「呪怨:呪いの家」は7月3日(金)Netflixにて全世界独占配信(全6話)。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年05月12日俳優の飯島寛騎、高月彩良、瀬戸利樹が登場する、7日発売の雑誌『ダ・ヴィンチ』2020年6月号のグラビアカットが4日に公開された。同誌では、人気をマンガ『名探偵コナン』(青山剛昌/小学館)の特集企画を実施。新型コロナウイルスの影響により公開が延期決定となった劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』主要キャラクターと予想され、ファンの間でも期待を集めている赤井一家(ファミリー)をグラビアで表現することを試みた。飯島が赤井秀一、高月が世良真純、瀬戸が羽田秀吉に扮して登場する。また、赤井兄妹に命を吹き込む声優キャスト陣、原作者・青山剛昌もインタビューに登場。取材が困難な状況の中で、映画の公開延期や赤井一家についてを中心に、テレビ電話を通して語った貴重なインタビューとなっている。表紙には22年前にリリースされたZARDの名曲で、TVアニメ『名探偵コナン』の主題歌「運命のルーレット廻して」ジャケット封入のカードに使用された青山剛昌によるイラストを使用。青山の仕事場から20年以上ぶりに“発掘”された原画の経年感を、表紙の用紙を通常の号とは変更し、加工をすることで再現している。同誌では他、4月10日に発売されたPlayStation用ソフト『FINAL FANTASY VII REMAKE』(スクウェア・エニックス)で主人公・クラウド役や、数々の名キャラクターをつとめてきた声優・櫻井孝宏による初の自筆エッセイ連載もスタートする。クラウドにフォーカスしながら、自身の過去も交えて綴り、イラストも本人が手掛けた。SNSやブログ等での発信をしてこなかった声優の「生の声」に注目が集まる。さらに『ダ・ヴィンチ』誌上で連載された小説『ぴぷる』(原田まりる)が5月からWOWOWプレミアムで連続ドラマ化されるにあたり、主演をつとめる声優・梶裕貴を裏表紙に起用したダブル表紙仕様のほか、4月から放送中のアニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED 』出演の大貫勇輔と宮野真守の対談、全作新装版刊行がスタートした魚喃キリコの独占インタビューも掲載される。
2020年05月04日大好きなカレとのデート。いつもよりも可愛く甘えたい・・そう思ったら、ぜひためしてみてくださいね。甘え上手になれるセリフを6つご用意しました。■「会いたかった」デートの待ち合わせで使いましょう。彼を見つけたら、後ろからハグします。そして、満面の笑みで「お待たせ!会いたかったぁ♪」と伝えます。ふたりの気分は盛り上がり、良い雰囲気でデートをはじめることができます。■「ポケットのなか、あったかい♪」外を歩くときは、手をつなぎます。「今日はすごく寒いね!」といいながら、つないだ手を彼の上着のポケットに入れちゃいます。「ポケットのなか、あったかい!」というあなたの健気さに、彼はドキっとしちゃいます。■「好き」バーで飲むときは、2人の距離が近くなるようにカウンター席に座ります。「ねぇねぇ・・・」と言って、彼に寄り添ってください。「好き」と言いながら、彼の太ももに人差し指で「スキ」と書きます。ほろ酔い気分の中で、半分おふざけな感じでやってみると、とってもキュート☆■「好き」って言って欲しいなぁ♪夜景のキレイな場所へお出かけしましょう。幻想的な雰囲気に包まれ、輝くライトであなたの「美人度」も3割増しになります。そんなときに彼の肩にもたれかかり、「好きって言って欲しいなぁ♪」と甘えてみていつもと違う甘え方に彼もドキドキに。■「今日はずっと一緒にいたい」帰り道に言いましょう。二人で歩いているときに、立ちどまって、「こっちにきて」と言って手招きをします。相手が近づいてきたら、耳元で「今日はずっと一緒にいたい」と伝えてください。ここでは、何よりも声のトーンが大切。小さく囁き、女性らしいか弱い声を意識してね!■「やっぱり離れちゃうのさみしいよ」いつも通り、笑顔で「バイバイ」します。2,3歩あるいて立ち止り、少し彼のことをみつめてから、小走りで彼のもとに抱きつきましょう。殺し文句は「やっぱり離れちゃうのさみしい・・」。これで彼もイチコロ。■おわりにいかがでしたでしょうか?ちょっぴり小悪魔な甘えんぼテクニックをぜひ試してみてね!(ハウコレ編集部)
2020年05月02日世界を席巻したJホラー「呪怨」シリーズの最新作にして、日本のNetflixオリジナルシリーズ初のホラー作品「呪怨:呪いの家」(英題 JU-ON:Origins)がこの夏、配信決定。荒川良々が主演、黒島結菜がヒロイン、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱が監督を務める。2000年に“Vシネマ”としてビデオ版が誕生すると、ホラーファンの間でクチコミが広がり、2003年には劇場版が公開。以来20年続くシリーズ「呪怨」。その人気は国内に止まらず、ハリウッドリメイク版『THE JUON/呪怨』(2004)、『呪怨 パンデミック』(2006)が全米興収1位を記録し、『リング』シリーズと共にJホラーとして世界をも席巻した。そして2015年の『呪怨-ザ・ファイナル-』で最終章を迎えたはずの伝説の作品が、今回、再び世界を恐怖へと誘う。また、日本発Netflixオリジナルシリーズとしては初のホラー作品となる。昨年『きみの鳥はうたえる』での高い評価が記憶に新しい三宅監督が、自身初のホラー作品に挑むことが発表されていた本作。主人公の心霊研究家・小田島泰男役に起用されたのは、個性派バイプレイヤーとして知られる荒川良々、ヒロインの本庄はるか役にNHK連続テレビ小説「スカーレット」や「行列の女神~らーめん才遊記~」などの黒島結菜。夜中に家の中で聞こえる足音に悩まされていた新人タレントのはるかが、テレビのバラエティ番組で知り合った心霊研究家の小田島に相談したことから恐怖の物語は動き出す。呪いの連鎖に巻き込まれていく人々には、里々佳、長村航希、井之脇海、柄本時生、仙道敦子、倉科カナなど、注目の若手俳優から実力派俳優までが決定している。実際にあった出来事を参考に生み出された「呪怨」。今回のドラマシリーズでは初めて、その起源となった「呪いの家」で起きた忌まわしい出来事の数々を明らかにする。そこから広がっていく“呪いの連鎖”が、さらにリアルな恐怖で観る者を震撼させるだろう。荒川良々、中1のコックリさん体験が「出演するキッカケ」!?コミカルな演技から一転、ホラー作品で主演を務める荒川さんは、中学1年の時の体験を思い出し「シャープペンシルの中にコックリさんに入ってもらい中間テストを解いてもらおうと企んでた矢先に隣のクラスの女子数人が取り憑かれるという事件が起き、シャープペンシルのキャップを速攻で外し『ごめんなさい!ごめんなさい!お帰り下さい!』と教室の窓を開けコックリさんを放ちました。今思えばこの体験がこの作品に出演するキッカケに繋がったと勝手に思ってます」と笑いを交えてコメント。「いつも自分が出演している映像作品とは違い 笑いの要素が1つもありません!そうです!ホラーです!呪怨です!果たしてどんな作品になってるのか自分自身が楽しみでなりません」と、期待感たっぷりに語る。黒島結菜「世界にも向けられて作られていると実感」過去、『呪怨 終わりの始まり』『呪怨 -ザ・ファイナル-』に出演経験のある黒島さんは、「『呪怨-終わりの始まり-』は、私が初めて役名をいただいた大事な作品だったので、また呪怨シリーズに参加できることはとても嬉しかったです」と喜びを語り、また「撮影中に日本語だと意味は伝わるけれど、翻訳されるとニュアンスが変わって本来の意味が伝わらなくなるから、しっかり伝わるセリフに変えよう。といったことがあり、この作品は世界にも向けられて作られているんだと実感しました。日本のホラーが好きな方はもちろん、初めてでも楽しめる作品になっていると思います」と、世界190か国配信されるNetflixならではの現場の様子をふり返っている。監督は三宅唱「自分も呪われてしまったな」自身初のホラー作品のメガホンをとった三宅監督は、「(脚本を)読み終えた瞬間の『あ、これは自分も呪われてしまったな』という感覚が忘れられません。もうとりかえしがつかない...。となれば、前のめりでやるしかありません。また、Jホラーを牽引してきた方たちと一緒に仕事ができるチャンスが訪れたことは大きな喜びであり、身が引き締まりました」とオファーの際の気持ちを明かす。「毎朝撮影に向かう際、地球上のいろんな街のありとあらゆるタイプの人が恐れ慄く姿を想像していました。ある日、アリアナ・グランデが友人と『呪怨』シリーズのどれかを観て大騒ぎしたという類のニュースを読みました。ぜひ、アリアナさんはじめ世界中の多くの方に最後まで楽しんでサバイブしてほしいと思います」と自信のほどをのぞかせた。さらに前作から5年目のいま、Netflixで「呪怨」が初のドラマシリーズとして復活することについて、共同脚本・プロデューサーの一瀬隆重氏は「一本の映画では描けない物語をドラマシリーズで描きたいという思いは以前からありました。ただ、日本のテレビでは規制が多すぎてできなかったんですね。過去にテレビでホラーを作ったときも、やっていくうちに『あんまり怖くしないでくださいね』とか言われたりして。だから、Netflixから声をかけて頂いて『ぜひやりたい!』と即答したんです」とコメント。また、「今回は実話感を大切にしたかったので、人間ドラマの演出に優れた監督を起用しようと考えました。『きみの鳥はうたえる』が近年の日本映画の中ですば抜けて素晴らしかった」と三宅監督の起用理由を語り、「作品を観てもらえばわかりますが、完璧なチョイスだったと思います」と、ビデオ版から伝説のJホラーを作り上げてきたプロデューサーも太鼓判を押している。Netflixオリジナルシリーズ「呪怨:呪いの家」は夏、世界190か国にて配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年04月13日2020年夏からNetflixで配信されるオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』に、荒川良々と黒島結菜が出演することが決定した。2000年にビデオ版が発売されてから、20年もの間続いてきた大人気ホラーシリーズ『呪怨』。近年では、海外でもハリウッドリメイク版『THE JUON/呪怨』や『呪怨 パンデミック』が公開され、全米興行収入1位を獲得。2015年には、『呪怨 ーザ・ファイナルー』で最終章を迎え、話題となった。そんな中、昨年初のドラマ化が発表され、Netflixで配信されることが決定。主演キャストが注目されていた。荒川良々が演じるのは、心霊研究家の主人公・小田島泰男。黒島結菜演じる新人タレントの本庄はるかに相談を受け、夜中に聞こえる足音について調査する。そこから恐怖の物語が始まる。柄本時生や井之脇海、倉科カナなど、豪華な俳優陣たちも出演し、呪いの連鎖に巻き込まれていく。なお、監督は2018年の映画『きみの鳥はうたえる』で数々の映画賞を受賞した三宅唱が務める。また、荒川、黒島、三宅監督、一瀬隆重プロデューサー、坂本和隆エグゼクティブ・プロデューサーより、下記のコメントが寄せられている。●荒川良々実は中学1年の時にコックリさんが流行っててその時にシャープペンシルの中にコックリさんに入ってもらい中間テストを解いてもらおうと企んでた矢先に隣りのクラスの女子数人がコックリさんに取り憑かれるという事件が起き、シャープペンシルのキャップを速攻で外し「ごめんなさい!ごめんなさい!お帰り下さい!」と教室の窓を開けコックリさんを放ちました。今思えばこの体験がこの呪怨という作品に出演するキッカケに繋がったと勝手に思ってます。現場では、本読みリハーサルの時に三宅監督から細かく演出していただきました。いつも自分が出演している映像作品とは違い笑いの要素が1つもありません!そうです!ホラーです!呪怨です!果たしてどんな作品になってるのか自分自身が楽しみでなりません。ホラー作品ですから部屋を薄暗くして独りで観てもらい、一緒に呪怨の世界観を体感してもらいたいですね。●黒島結菜『呪怨 -終わりの始まり-』は、私が初めて役名をいただいた大事な作品だったので、また呪怨シリーズに参加できることはとても嬉しかったです。今回は人や時間が複雑に絡み合っていて、これは丁寧にやらなければいけないなという緊張も感じましたが、私の演じるはるかがすごく自分好みの子だったので、早く現場に入りたいという気持ちが強かったです。現場ではお芝居のリアルさはもちろん、ひとつのカットでも様々なパターンを撮影し、色々な気持ちと向き合うことが多くあって、面白かったです。特に三宅監督と「歩きながらのお芝居って良いよね」という話をしたことが印象に残ってます。ホラー作品は呼吸や目線で表現できることが多くあるので、細かいところのお芝居は気をつけました。現場ではOKでも編集で気付くところもあるので、アフレコの作業もとても大切だと感じました。また撮影中に、日本語だとこのセリフで意味は伝わるけど、翻訳されるとニュアンスが変わって本来の意味が伝わらなくなるから、しっかり伝わるセリフに変えよう。といったことがあり、この作品は世界にも向けられて作られているんだと実感しました。日本のホラーが好きな方はもちろん、初めてでも楽しめる作品になっていると思います。●三宅唱監督最初にシナリオを読んでいた最中の「怖いのに、手が勝手にページをめくっちゃう」現象が忘れられません。またそれ以上に、読み終えた瞬間の「あ、これは自分も呪われてしまったな」という感覚が忘れられません。もうとりかえしがつかない……。となれば、前のめりでやるしかありません。また、Jホラーを牽引してきた方たちと一緒に仕事ができるチャンスが訪れたことは大きな喜びであり、身が引き締まりました。初めてのホラー作品ですが例えて言うならば、凶悪な事件報道に携わることになったプロのリポーターのように、私情抜きで、冷静かつ正確に「現場の生々しさ」をお届けしようと努めました。また、荒川良々さん演じる主人公も、ホラーというエンターテイメント作品に携わる上でのモデルになりました。荒川さんがどこか一点をじっとみつめはじめる……ただそれだけで部屋の空気がじわじわと変化します。次の瞬間なにが起きてもおかしくない。一瞬たりとも彼の一挙手一投足から目を離さないでください。荒川さんが世界中で人気者になることを予感しています。そして黒島さんの凛とした芯の強さ、芯のしなやかさがこの作品に確かなリアリティーをもたらせてくれました。この作品世界の最深部へと足を進めるにあたって、僕だけでなく多くの人にとって、最後の最後まで彼女の存在が大きな支えになると思います。毎朝撮影に向かう際、地球上のいろんな街のありとあらゆるタイプの人が恐れ慄く姿を想像していました。ある朝は地球の裏側の暇を持て余したカップル、ある朝はアジアの働き詰めの会社員、どこかの映画好き、どこかの不良、などなど。ある日、アリアナ・グランデが友人と『呪怨』シリーズのどれかを観て大騒ぎしたという類のニュースを読みました。ぜひ、アリアナさんはじめ世界中の多くの方に最後まで楽しんでサバイブしてほしいと思います。●一瀬隆重(共同脚本、プロデューサー)呪いの家が長い時間の中でいろんな恐怖を産み出し拡散させていくという、一本の映画では描けない物語をドラマシリーズで描きたいという思いは以前からありました。ただ、日本のテレビでは規制が多すぎてできなかったんですね。過去にテレビでホラーを作ったときも、やっていくうちに「あんまり怖くしないでくださいね」とか言われたりして。だから、Netflixから『呪怨』のドラマシリーズをやりませんか?と声をかけていただいたとき「ぜひやりたい!」と即答したんです。今回は実話感を大切にしたかったので、人間ドラマの演出に優れた監督を起用しようと考えました。『きみの鳥はうたえる』が近年の日本映画の中でずば抜けて素晴らしかったので打診してもらったところ、挑戦したいと言ってもらえました。作品を観てもらえばわかりますが、完璧なチョイスだったと思います。主人公の小田島は、すごく難しい役です。誰が演じればリアリティを損なわず、しかも主役というスター性を出せるのか。ポンッと頭に浮かんだのが、荒川さんでした。黒島さんは『呪怨 -終わりの始まり-』に出てもらったんですが、演技がナチュラルだったし、凜としたところがとても良かったんです。その後、たくさんの映画やドラマで活躍されてますが、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)の彼女の演技が素晴らしかったので、はるか役は黒島さんしかいない!と確信しました。これまでの『呪怨』との共通点は、呪いが一軒の家に端を発していること、そして、半端なく怖いところでしょう。細かい共通点は全編に散りばめていますが、それは作品を観て見つけてください。新しい点は、『呪怨』のベースになった実際にあった出来事を描いていること。これって、言わば日本の恐怖の歴史なんです。そして、実際にあったことだからこそ、マジで怖いんです。呪いの家は世界中のどこにでも、目立たずひっそりとあります。あなたの街にもあるかもしれない。隣の家がそうかもしれない。いや、あなたの家がそうなのかも。そんなことを楽しんでもらえればと思います。ホラーを作るときに大切にしていることは「恐怖がどれだけ持続するか」です。作品を観た後、シャワーを浴びているときやベッドに入ったときに恐怖が蘇ってくる。そんな恐怖を存分に楽しんでもらえるシリーズなので、今まで日本のホラーが公開されたことのなかったエリアの人にも楽しんでもらえたらとってもハッピーです。●坂本和隆(エグゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)ジャパニーズホラーの代名詞とも言える『呪怨』は、世界においても沢山のファンがいる知名度の高いホラー作品のひとつです。今回は『呪怨』の原点に立ち返ったことで、一本の映画では語りきることのできない恐怖の歴史を、『呪怨』初となるドラマシリーズとして、世界の方に楽しんで頂きたいです。Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』(全6話)2020年夏、Netflixにて全世界配信予定
2020年04月13日ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『伊良(いよし)コーラ』の魔法のシロップです。漢方由来のオリジナルクラフトコーラ、それってどんな味?開発したのはセーラーハットがトレードマークのコーラ小林さん。頭痛に良いと聞いて飲み始めたコーラにはまり、世界中のコーラを飲み歩いていた彼が見つけたのは、100年以上前のコーラのレシピ。それが“クラフトコーラ”作りのきっかけに。開発途中、和漢方職人だった亡き祖父の仕事ぶりを家族から聞き、さらに工房に残されていた資料や道具に触れたことでコーラ作りのヒントを得たという。そして火の入れ方などを変えてみると2年半にわたって試行錯誤していた風味が格段に良くなったそう。こうしてまるで導かれるようにしてできたのがこの「魔法のシロップ」。そのお味はというと子供の頃に味わったようなノスタルジックさを持ちながらオリエンタルな雰囲気で、コーラのイメージをガラリと変えてくる。ガーナ産のコーラの実(コーラの実があるなんて初めて知った!)や、レモン、ライム、生姜にコリアンダー、バニラビーンズ…10種類以上ものスパイスや柑橘類が調合され複雑に交錯する深い味わい。炭酸で割ってフレッシュなレモン果汁を加えれば爽快度アップ。この春オープンした路面店は祖父の工房があった場所。受け継がれたクラフトマンシップを味わってみて。クラフトコーラ「魔法のシロップ」Mサイズ(250ml)¥2,950(税込み)。小林さん曰く「ミルク割りが絶品」とのこと。つけ麺のつけだれなど幅広い提案も。伊良コーラ総本店下落合東京都新宿区高田馬場3‐44‐213:00~18:00(11~3月~17:00)月~木曜休info@iyoshicola.com青山のファーマーズマーケットなどに出店していた人気店。店舗横に工房が併設され、様子がうかがえる。まの・ともこギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。※『anan』2020年4月15日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子文・真野知子(by anan編集部)
2020年04月08日「金曜ロードSHOW!」では2週連続でスタジオジブリ作品を放送中。2週目の4月3日(金)今夜は、高月彩良、有村架純、杉咲花ら人気女優たちが声優として参加した『思い出のマーニー』をオンエアする。原作はイギリスの作家ジョーン・ロビンソンによる同名児童文学。同作を日本の北海道に舞台を置き換え、スタジオジブリ作品では初めて“Wヒロイン”をメインに据え、心に傷を負ったふたりの少女の本当の“愛”と“自分”を見つけていく物語として、『借りぐらしのアリエッティ』や『メアリと魔女の花』などで知られる米林宏昌がメガホンを取って映像化。2014年に公開され大ヒットすると第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞、第43回アニー賞にノミネートされるなど世界的にも高く評価された。海辺の村の誰も住んでいない“湿っ地屋敷”。幼いころに両親を亡くし、養母に育てられた12歳の少女・杏奈は、一緒に暮らす養母にさえ心を閉ざしている。ある日、学校で喘息の発作を起こしたことをきっかけに親戚の家にしばらく滞在することになるのだが、そこで、青い窓に閉じ込められた金髪の少女マーニーと出会う。小さな身体に大きな苦しみを抱えて生きる杏奈。その杏奈の前に現れる謎の少女マーニー。ひと夏の出会いの中で、2人が分かち合った秘密とは一体何だったのか…?杏奈の声優には『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』や『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの高月さん。マーニーの声優を連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロイン、谷田部みね子役で国民的女優の仲間入りを果たし、『るろうに剣心 最終章』の公開も控える有村さん。杏奈の成長を手助けするキーパーソンとして、東京から海辺の村に引っ越してきたメガネの少女・彩香には、『十二人の死にたい子どもたち』『弥生、三月-君を愛した30年-』などに出演、本作を手掛けた米林監督による『メアリと魔女の花』では主人公・メアリ役も担当した若き演技派の杉咲さん。また松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木瞳らも声優として参加。金曜ロードSHOW!『思い出のマーニー』は4月3日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月03日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「寝言」篇が、3日から全国で放送される。今回は、昼寝をしている大黒天(荒川良々)の寝言を三太郎が真似するストーリー。昼寝をしている大黒天に浦島太郎(桐谷健太)が「大黒天様よく寝るね~」と言うと、大黒天は「英雄ペイで」と寝言を言い、金太郎(濱田岳)は思わず「寝言でも英雄ペイ」と笑ってしまう。相変わらず眠ったままの大黒天は「やだ~ドキドキする~」と寝ながら発言し、桃太郎(松田翔太)は「どんな夢見てるんだろうね」と疑問を。大黒天は眠ったままもじもじしていたかと思えば、いきなり「英雄ペイでって言ってみろよ~」と口調が厳しくなり、「なんか、展開激しいね」とその雰囲気に浦島は戸惑う。「だから言ってみろって英雄ペイでって」と命令するような寝言が続くと、金太郎が「え、俺たち?」と思わずつぶやき、自分たちが言われているのかと思った3人は、大黒天の寝言に続いて「英雄ペイで」と何度か復唱を続ける。あまりにやり取りが続いたため「ほんとに寝言!?」と、思わず寝ている大黒天にツッコミを入れる金太郎だった。撮影では、昼寝を演じる荒川に、監督から「もう少しいい夢を見てほしい」という指示があった。そのオーダーに応え、荒川がアドリブでオーバー目にリアクションをすると、すかさず「これはたぶん、使えないな」と演技中でも容赦のないツッコみをする桐谷に、スタジオ中から笑いが。小道具にもこだわりがあり、大黒天が普段持っている大袋を枕にして昼寝をしているが、荒川が持つ際に負担にならないよう、普段はとても軽い素材でできている。それを枕にするとあまりの軽さにぺちゃんこになってしまうため、今回は特別仕様の大袋を用意しての撮影となった。
2020年04月03日Screenshot from YouTube『愛の不時着』予告編 - Netflix休日、ノープランになってしまった人のためにおすすめしたいのは、「家で映画やドラマを一気に観まくる」プラン。明日の予定も思い切ってオフにして、夜更かしも気にせずストーリーに没頭する時間はきっとかけがえのない充実感をもたらしてくれるでしょう。Netflixでは、新旧の映画はもちろん、話題のオリジナルシリーズが続々と配信中。今回は、現在公開中の映画&ドラマのなかから、アジアに絞ったおすすめ4作品を編集部がピックアップ!さて、今週末は3連休。好きなおやつやお酒なんかも用意して、至福の引きこもりプランを遂行しましょう。1. ドラマ『愛の不時着』(2019年/韓国)パラグライダー中に大きな竜巻にのみ込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)は、そこで出会った堅物の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の家で、身分を隠して暮らすことになる。不法入国となってしまったセリを無事韓国へ帰そうと試行錯誤しながらも、セリを全身で守るジョンヒョク。そして、徐々に縮まる2人の距離...。劇中では北朝鮮の町並みや、暮らし、スタイル、そして訛りまで忠実に再現。登場する韓国の俳優たちも、北朝鮮の方と錯覚してしまうほど迫真の演技を魅せる。中盤には、ジョンヒョクと、いつもキュートなキャラクターで楽しませてくれる部下5人がソウルへ脱北するシーンも。普段軍服で過ごす彼らがソウル男子になるべく、見よう見真似でおしゃれを楽しむ姿もかわいらしい。自分のいのちに代えてもセリの幸せを願い守り続けるジョンヒョク。結ばれてはいけない国境の壁を越えた2人の恋の行く末は...。1話90分とたっぷりの内容で、毎回笑ったり泣いたりを繰り返しあっという間に終わる、そして続きが気になって仕方のないドラマである。2. 映画『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1991年/台湾)『台北ストーリー』『恐怖分子』に次いでエドワード・ヤン監督が1991年に発表した『牯嶺街少年殺人事件』。映画史に残る傑作と評されながら1992年の初上映とその後のVHS化以降、長らくDVD化もされず封印されてきた幻の名画が、2017年に日本で約25年ぶりにデジタルリマスター版が解禁となり、さらには2019年8月にNetflixでも配信がスタート。ついに手元のスマホでも観られる時代に。1960年代の台北を舞台に描いた激動と、息もできないほどひりひりした青春。光と影で構成された3時間56分という大作は、色褪せるどころかますますみずみずしく、鮮烈だ。 3. 映画『母なる証明』(2009年/韓国)第92回アカデミー賞にて歴史的快挙を成し遂げた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』。その監督・共同脚本を手掛けた、いま世界でもっとも注目を集めるポン・ジュノにとって長編4作目となる、2009年公開映画『母なる証明』は、母と息子の絆を描いた社会派サスペンス。韓国の田舎町で起きた凄惨な殺人事件の容疑者となってしまった純粋な青年トジュン(ウォンビン)と、息子の冤罪を晴らすべく奔走する母親(キム・ヘジャ)だが...。キム・ヘジャは、本国では“韓国の母”と称されるほど数々の母親像を演じてきた大女優である。冒頭のダンスシーンは、観た人の記憶にいつまでも焼きつくだろう。4. 映画『TOKYO! 』(2008年/フランス・日本・韓国・ドイツ合作)前作で紹介したポン・ジュノ、さらにフランスより『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー、『ボンヌフの恋人』のレオス・カラックス、3人の鬼才監督が競作したオムニバス映画。すべて東京を舞台に繰り広げられる3つの短編、1話目は「インテリア・デザイン」(ミシェル・ゴンドリー監督/藤谷文子、加瀬亮主演)、2話目は「メルド」(レオス・カラックス監督/ドゥニ・ラバン主演)、「シェイキング東京」(ポン・ジュノ監督/香川照之、蒼井優主演)で構成されている。ジュノ監督作は、香川照之演じる引きこもりの主人公と、蒼井優演じる配達ピザ屋の少女の奇妙な心の交流を描くファンタジック・ラブストーリー。シーンに一定して流れる繊細な緊張感に息を呑み、ときめき、恋を錯覚してしまうかもしれない。竹中直人、荒川良々、松重豊、山本浩司といった個性的な共演キャストも見逃せない。
2020年03月19日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「大黒天登場」篇が、2日から放送される。今回は、食事処で三太郎が支払いをしようとしたところに、新キャラクターの大黒天(荒川良々)が登場。桃太郎(松田翔太)が「あの七福神の?」と問いかけると、大黒天は「金運の神様です」と自己紹介し、それを聞いた浦島太郎(桐谷健太)が「神様おごってくれるの!?」と、うれしそうに飛び跳ねる。大黒天が「英雄ペイで」と持っていた小槌を振ると、大量の小判が出現。その様子を見て「打ち出の小槌だ」と金太郎(濱田岳)が感激していると、大黒天が「やってみます?」と提案。「え、いいんですか?」と少し戸惑いながらも「英雄ペイで」と振りかざしてみると、同じように大量の小判が出て「誰でもできるな!」と金太郎が叫ぶ。桃太郎も同じく「英雄ペイで」と小槌を振り、浦島も挑戦しようと小槌を手にした瞬間、「おい出しすぎだよ!」と大黒天が小槌を奪還。「なんだお前ら…」と三太郎たちに怒鳴ると、縮こまりながら「すいません…」と三太郎は謝る。三太郎が出した小判をみて「どう見ても払いすぎだろ!」と叱りつけるが、店員が「はい、ちょうどでーす!」と笑顔で返すと「うそーん!!」と驚いてのけぞってしまう三太郎と大黒天であった。撮影前、三太郎から「今回のCMは大黒天の怒り方次第で決まる」と振られ、怒り方をいろいろ試していた荒川。いざ撮影が始まると、荒川の想像以上の演技にスタジオ中が圧倒され、カットがかかるとあまりの大黒天の急変ぶりに思わず三太郎が笑ってしまうほどだった。4人の演技だけでなく、撮影セットや衣装にもこだわりが。リアルなロケ感を出すために、店内だけではなく、抜けに広がる街道も全てセットで建てられた。大黒天の衣装では、何かキャッチーなワンポイントのロゴを入れたいということで、各所に“大”をあしらったポイントがちりばめられている。また、お金の神様ということで“福”のイヤリングも用意された。
2020年03月02日1month発売と同時に、1dayの店頭販売もスタートPIA株式会社は、IZ*ONE宮脇咲良がイメージモデルを務めるカラーコンタクトレンズ「MOLAK(モラク)」1monthシリーズを2020年2月27日より販売開始したと発表した。また、これまでウェブサイトと一部の店頭でのみ販売していた1dayシリーズも併せて、店頭販売を開始している。1month限定カラー2色が加わった、8色展開「MOLAK」は、2019年11月に1dayを先行して発売。店頭販売はほぼなかったにもかかわらず、わずか2ヶ月で100万枚を売り上げている。UVカットや55%という高含水、色素がまぶたと瞳に触れないサンドイッチ構造といった特徴に加えて、Sakura Petalなどのオシャレなカラー展開が人気の秘密だ。今回発売した1monthシリーズは、1dayシリーズと同じ6色に、1month限定色をプラス。みずみずしいピーチピンクでキュートな印象に見せる「Peach Crush」、オレンジカラーにフチをプラスしてフレッシュな演出をする「Tangerine Tea」が加わり、全8色展開だ。どれも1箱2枚入りで、税抜き1,500円。度なしから8.00まで展開しており、「MOLAK」のウェブサイトをはじめ、1dayと併せて店頭でも購入できる。ノベルティがもらえるキャンペーンを実施同時に、店頭発売を記念したキャンペーンも実施される。ドン・キホーテ店舗にて2箱以上購入すると、オリジナルの「MOLAKノート」を1冊プレゼント。前回、取り扱い後すぐになくなってしまったオリジナルノベルティが、これを機に復活する形だ。既存の3色に加え、1month限定色の2種が加わっている。また、ウェブストアではオリジナル三角ファーポーチ、実店舗ではオリジナルブランケットをプレゼントする。こちらも2箱以上の購入で入手できるが、ノベルティがなくなり次第終了だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※MOLAK公式サイト
2020年03月01日活動を再開した日韓グローバルガールズグループ・IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良(21)が2月19日、パーソナリティを務めるラジオ『今夜、咲良の木の下で』(bayfm)に約3カ月ぶりに出演。休止中の心境や、ファンからのメッセージを読み、涙で声を詰まらせる場面があった。グループを誕生させたオーディション番組の制作陣による“視聴者投票の不正操作疑惑”により、昨年11月から活動を休止していたIZ*ONE。宮脇は同ラジオへの出演も控えており、その間はAKBグループのメンバーたちが代役を務めていた。今月17日に韓国で初のフルアルバム『BLOOM*IZ』をリリースし、晴れて活動を再開。この日、約3カ月ぶりにラジオ復帰した宮脇は「ただいま帰りました!お元気でしたか?」と挨拶。やや緊張した様子で「いちばんは会いたかったです。本当に会いたかったですね…」と本音を吐露した。つづけて「アイドルをやって9年目ですが、3ヶ月間ステージに立てなかったことが初めてなんです。アイドルってなんだろうとか、ステージってなんだろうとか、ファンの皆さんってどんな存在なんだろうかと改めてゆっくり考えられる期間になったし、私にとってはまたひとつ成長できた期間だったと思います」と休止期間中を振り返った。「アイドルは笑顔とか幸せを届ける職業だと思っていますが、3ヶ月間はそれができず、WIZ*ONE(ファンの呼称)でいることが辛いのではないかと心配になったのですが、それでもIZ*ONEは皆さんが心待ちにしていてくれたことをずっと感じていたんです。そして活動を再開して肌でより感じることができて、本当に感謝しかないです」と、ファンから寄せられたメッセージを読みながら、涙で声を詰まらせる一幕も。「これからの日常はもっと輝きたいと思いますので、応援してもらえたらうれしいです」と意気込んだ。宮脇は以前からファンの間で「プロアイドル」の呼び声が高く、昨年7月24日の放送では「ハイタッチ会でも何回も来てくれたらもちろん覚えますし、メールもたくさん読みますし、“福利厚生”がしっかりしているので」と自身の魅力をアピール。HKT48時代も’14年の総選挙で「私にとってファンの皆さんは太陽です。ファンの皆さんはいつも温かく私を照らしてくれる。私はその光を受けて輝くことが出来ている月です。太陽がいないと月は輝けない」とアイドルとしての信念を語っていた。ファンからは《ラジオを何度も聴いて、何度も号泣》《言いたかったことや思ってたこと全て分かっててくれててさくちゃんもずっと同じ気持ちだったことに涙溢れました》と反響が寄せられており、再開後の活躍に期待の目が向けられているようだ。
2020年02月20日三重県のご当地アイドル・煌めき☆アンフォレントの茉井良菜が、5日発売のグラビア写真集『旬撮GIRL 初水着』の表紙を飾った。同写真集は、『週刊SPA!』が1年間かけて発掘&撮り下ろしたセクシーな下着姿や水着姿のグラビアを再編集した人気ムックの第4弾。次世代のグラビア界を席巻する期待の美女5人、茉井良菜、鈴木聖、川瀬もえ、日向はな、ヲヲタリンリンが集結した。今回、水着どころかプロのカメラマンに撮影してもらうグラビア自体が初めてという彼女たち。鎌倉デートで初水着、沖縄で初水着、しっぽり民宿で初下着など……さまざまなシーンで撮影された初々しい貴重なカットを全100ページに収録した。表紙を飾った茉井は「今回、初グラビアを披露させて頂いたSPA!さんからなんと! 別冊のグラビア写真集の表紙を務めさせて頂く事になりました~~! とてもとても光栄です!」と喜びのコメント。「グラビアの世界に入ったばかりの私をピックアップして頂いたSPA!さんにこれからも恩返しの気持ちを込めつつ、応援してくださる皆さんに素敵な作品を届けていけるように頑張ります! 1冊に初水着のみなさんの魅力がグッと詰まっております…! ぜひご覧ください!」とアピールしている。
2020年02月05日『デスノート THE MUSICAL』のプレスコールが19日に東京建物 Brillia Hallにて行われ、村井良大、甲斐翔真、高橋颯、吉柳咲良、パク・ヘナ、横田栄司、今井清隆が登場。村井・甲斐・髙橋・吉柳が取材に応じた。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。プレスコールでは「ゲームのはじまり」「恋する覚悟」「秘密と嘘」「哀れな人間」「死のゲーム」の5曲を披露。村井は「いよいよ始まるというのが、率直な感想です。わくわくしながら待っていたので、今から楽しみです」と気持ちを表した。初舞台となる甲斐は「最初は右も左もわからなくて、『稽古って何!?』というところから始まったので、颯くんと一緒に頑張ってきて、早く皆さんにお届けしたいというのが不思議です。2カ月前の僕からしたら考えられない。早く『デスノート THE MUSICAL』の魅力を伝えたいんだという気持ち」と頼もしい様子。初ミュージカルの高橋も「翔真は芝居経験もあるので助けられた面もあって。表現方法だったり、客観的に見たらどうか、というところも研究したりして、お世話になっていました」と感謝する。村井は「Lがライトにお世話になっていました」と笑顔を見せた。村井は甲斐に対し、「今、22歳だもんね。すごくフレッシュで勉強になることばっかりでした。僕は31歳なんですけど、ブレザー大丈夫かなって思ってて……」と苦笑。逆に甲斐は村井について「稽古の時点で、『やっぱ違うな』と。組み立ててお芝居を作っている人なんだとすごく感じて、今の僕にはできないし、すごく勉強になりました。めちゃくちゃ相談してました」と語る。村井も「2人で相談して、Wキャストで良かったなという感じでした」と振り返った。一方高橋は、気持ちを作るために稽古場でも引きこもっていたようで、「1人で座ってる」(村井)、「ずっとLなんですよ」(甲斐)と暴露される。高橋は「袖で楽しく話してると、そのLになっちゃうんです。未だに悩み。笑顔のL、いやじゃないですか」と苦労を明かす。甲斐は「横田塾という名の元、舞台に立つことしゃべることを学んで、台本を一緒に読み合わせしていただきました」とリューク役の横田の教えを明かし、高橋も「みっちりやったよね。『見事だ』『み、が聞こえない』とか」と再現すると、村井は「お金払っていいレベル」と感心していた。またヒロインの吉柳は「ヘナさんとのシーンをいっぱいやっているので、ヘナさんのすごさを肌で感じます」と称賛しつつ、「どうしても、引っ張ってもらっているような感覚になるので、負けじとぐいぐい行って。『この子を守りたい、助けたい』と思われるような海砂にできてるんじゃないかと、今は自信を持って言えると思います」ときっぱり。最後に意気込みを聞かれたキャスト陣だが、高橋は「Lが椅子に座っているセットの時に、本物の苺が置いてあるんです。それを本番中食べるのが楽しみです」と意外な回答で、周囲は爆笑に包まれていた。公演は東京建物 Brillia HALLにて、1月20日~2月9日。
2020年01月19日2020年1月20日(月)より上演予定の『デスノート THE MUSICAL』の稽古が大詰めを迎えている。漫画、映画、ミュージカルと世界中で愛されてきた作品をフレッシュな新キャストたちが魅せる3度目の『デスノート THE MUSICAL』。公演間近の心境を語る主演のライト役の村井良大、甲斐翔真、エル役の高橋颯、ミサ役の吉柳咲良のコメントとともに、本作の真髄とも言える歌唱シーンを動画で公開する。『デスノート THE MUSICAL』歌唱シーン【村井良大・甲斐翔真・高橋颯コメント】甲斐翔真、高橋颯、村井良大甲斐みなさんが漫画や映画、ドラマで観てきたライトやエルが“歌う”ということはひとつの壁ではあるんですけど、違和感なくやれている気がします。ミュージカルや演劇が好きな方が観れば、演技として歌っていることが分かってもらえる演出が施されているので違和感がないと思います。もちろん演じる側にその努力も必要で、「ライトが歌ってる!」と思われないように、自然にストーリーに入ってもらえるようにというのはすごく気を使って今、稽古をしています。村井栗山さんが原作をリスペクトしつつ、『デスノート THE MUSICAL』が持っている演劇としての面白さを追求した演出をされているので、栗山さんの意図をくみ取りながら、漫画のキャラクターとしてではなく、人間として舞台に立とうと意識しています。非常に完成された作品だというのを今、稽古していても感じるので、本番では完成しきっている状態になっているのかなと思います。歌唱シーンに違和感がないと思うんです。1曲1曲がすごく完成されているので。エルの歌も「エルが歌うの?」って思うかもしれないけど、実際に観たらすごくエルっぽいことがわかると思います。甲斐翔真、高橋颯、村井良大高橋颯、村井良大、甲斐翔真高橋台本では読み取りきれないエルのキャラクター像を、曲を歌うことで読み解ける部分がすごくあって、うまくセリフを言えないときでも、歌をゴールにセリフを言おうと思うと見えてくるものがあったりします。音楽の持つ力のすごさを今、実感しています。村井歌が持つエネルギーは感じますね!甲斐ミュージカルなので、歌が重要な部分なんですけど、その歌がロックですごくかっこいいので、気持ちも自然と入っていけています。「正義はどこだ?」「俺はキラだ!」って歌っているとライトに自分がなっていけるんです。本番ではみなさんにミュージカルならではの歌の持つエネルギーをぜひ感じていただきたいです!【吉柳咲良インタビュー】吉柳咲良ーー稽古が進んでいますが、いかがですか?栗山さんがいらしてからの稽古はそれまでどおりにはいかないのを感じています。栗山さんから、「セリフを言わないと、言わないとって思いすぎて芝居を先読みしている」とご指摘いただいて、本当にそうだなって自分でも思いました。どうしたら、演じながら感情を動かせるのか、今はすごく悩んでいます。栗山さんがいらっしゃると空気が変わって、ピリッとした現場になるので、みなさん緊張感を持って稽古に臨んでいます。ーー吉柳さんはキャストの中でも最年少ですし、大変なことは多いですよね。はい、私は今はミサミサという二面性のある難しい役をどう演じられるのか? そこにずっと向き合っています。中学3年生の目線から見たら、ミサミサはどんな女の子なのか?と考えてみたりしました。ミサはものすごくピュアでまっすぐで常に自分の人生の軸をキラに定めている女の子です。周りから見たら「その愛は曲がっている」と思われるかもしれないけれど、ミサの信念に対して、私はすごいなって思っています。私はまだミサのような経験をしたことがないので、ミサという存在をどうやってこれから私の中で作り上げていくかが勝負なんだと思います。ーー村井さん、甲斐さん、高橋さんが、歌があることによって役に入り込めるとおっしゃっていたんですが、吉柳さんもそれは感じていますか?そうですね。それがミュージカルのいいところだなと思います。音楽が助けてくれる。歌詞がセリフなので、音楽に引っ張ってもらっている気がしています。セリフが歌になることによって、感情が高ぶるシーンも悲しいシーンも音楽に乗せられて、演じることができる気がします。歌は曲によって難しくも感じるんですけど、感情が一気に入っていくものでもあるので、ミュージカルを演じる楽しさも今、感じています。レムとのシーンがミサは多いですけど、レム役のパク・ヘナさんの歌が本当に素晴らしくて!歌だけで人を感動させることができる方なので、何度聴いても涙が出そうになります。でも、レムが命をかけてミサを守ってくれるのは、ミサが本当にまっすぐで可哀そうで、この子はどうしたらいいんだろう?って死神に思わせてしまうような子だからなんですよね。それほど人を惹きつける魅力がある。ヘナさんに「この子を助けてあげたい」と思わせるミサを演じたいなって思います。ミサが持つ感情を私は味わったことがないから、実体験から演じるのは難しいので、原作を何度も読み返したりして、ミサをもっと知っていかなければとも思います。ーーミサは『デスノート』という作品の中の華でもありますよね。そうですね。『デスノート』は世界的に人気のある作品で、その中で、アイドルでヒロインであるミサを演じるプレッシャーはとても大きいんですけど、それ以上に、ミサの持つ信念を理解することが自分の中で大きな課題になっています。ライトのために寿命の半分を捨ててしまうくらいのミサの信念をどう見せるのか?本番までには答えを見つけたいと思っています。でも稽古の休憩時間はみなさんとっても優しくて、楽しく過ごしています。差し入れがいっぱいあって、なごやかです。ミサについて、他の方がどう思うのか聞いてみて参考にしています。稽古中は他の方が栗山さんから指摘されていることも、自分に置き換えて考えてみたりもしています。たくさんの登場人物ひとりひとりに、栗山さんがいま魂をこめて演出をつけてくださっているので、ものすごく細かく作り上げられている作品なんですよね。ーーライト役の村井さんや甲斐さんとはどんなお話をされていますか?村井さんは「すごく精密に作られている作品だから、こう動きたい、というのがあっても自分だけの感覚ではできないよね」って悩んでいる私に言ってくださって。作り上げられた演出の中での自分の役割というものがあるから、がんばっていこうねって、優しく励ましていただきました。甲斐さんは私がアイドルとして出てくる最初のシーンで、「じゃあ観客として観てるね」とおっしゃるので、「ピストルで撃つマネをするので反応してくださいね!」って言うと、本当にリアクションしてくださったり(笑)、笑わせてくださっています。ーーでは最後に、舞台を観に来られる方にメッセージをください。この作品は「誰が悪で、誰が正義なのか」が最後まではっきりしないんですけど、それが実際の社会もそうなんじゃないかなって思うんです。警察やエルの裁きが本当に正しいかというとそれはどうなんだろう?って思う人もいるだろうし、だからといってキラのように犯罪者だから殺そうと思う方たちが正義かというとそうではない気もして。そのもやもやしたグレーなところが、とても人間味が強い作品だと思います。既にデスノートというお話を知っている方も舞台をご覧になったら、ライトやエル、ミサ、リューク、レム、それぞれの姿を見て、改めて感じることがあるのではと思います。私は一番の悪はリュークだと思っています。誰よりも命について軽く考えているのがリュークだし、自分が「つまらない」ことが一番気に食わないから、デスノートを落とすし。ライトはそれで新世界の神になったかもしれないけど、最終的にはどん底に落ちてしまいます。それぞれの登場人物たちの生き様が音楽と重なったとき、みなさんにどう映るのか?そこを一番楽しみに観に来ていただけたら嬉しいです。それから、死神を人間が演じることで、リュークやレムの存在がよりリアルになっています。リアルな死神をその目で観て、「何が正義で何が悪なのか」ぜひ考えていただければうれしいです!吉柳咲良『デスノート THE MUSICAL』は1月20日(月)~2月9日(日)まで豊島区立芸術文化劇場 Brilia HALLにて上演予定。(撮影/高橋那月、取材・文/藤坂美樹)※高橋楓の「高」は正式には「はしごだか」
2020年01月19日日本映画界を代表する二枚目スター、池部良の没後10年を記念した特集上映「没後十年記念映画俳優池部良」が本日から東京のシネマヴェーラ渋谷で開催される。池部良は1918年に東京で生まれ、立教大学在学中に東宝撮影所シナリオ研究所に入り、卒業後に東宝に入社。当時は監督を目指していたが、俳優としてデビューし、クールな顔立ちと爽やかな笑顔で二枚目スターとして人気を博した。その後はさまざまなジャンルの作品で活躍し、高倉健と共演した『昭和残侠伝』シリーズも大ヒット。文筆活動でも高い評価を受け、講演なども数多く行ったが2010年にこの世を去った。今回の特集では20作品を上映予定。木下恵介監督が島崎藤村の小説を映画化した『破戒』や、中川信夫監督が1949年に手がけたサスペンス『私刑 リンチ』、池部と志村喬がコンビを組んで難事件にあたる『33号車応答なし』、池部のフィルモグラフィからは外されている幻の作品『刺青』、お互いの気持ちを言い出せない男女のひと時を市川崑監督が描いた恋愛映画の傑作『恋人』などが上映される。なお、作品によって35ミリ、16ミリのプリント、デジタル素材が混在しているが、劇場サイトの解説によると、多くのファンが楽しみにしている作品のひとつであろう渋谷実監督の傑作『現代人』は美品プリント(35ミリ)での上映。クールな眼差しと、優しい顔立ちが同居する名優の魅力を存分に堪能できる特集になりそうだ。没後十年記念映画俳優池部良2月7日(金)までシネマヴェーラ渋谷で開催中『戦争と平和』『破戒』『その夜の冒険』『私刑 リンチ』『恋人』『現代人』『朝の波紋』『地の果てまで』『恋化粧』『33号車応答なし』『天上大風』『裸の町』『遙かなる男』『男対男』『顔』『トイレット部長』『如何なる星の下に』『超高層のあけぼの』『刺青』『足にさわった女』
2020年01月18日「デート楽しかったー!」と思っているあなた……それで安心して別れ際をうやむやにしていませんか?多少微妙なデートだったとしても、別れ際がいいと「幸せなデート」と良い印象を残せることも。別れ際に「今度はいつ会えるのかな?」とワクワクしてもらい、次につなげる大事なポイントがあるんです。そこで今回は、「デートの別れ際でのNG行動」をまとめました。■ 帰りたくないとごねる「何度かデートしてるけど、まだ付き合ってるとは言えないかも……」そんなとき、別れ際についやりがちなのが「解散を渋る」こと。長時間一緒にいて、話題もなく解散ムードになっているのに、いつまでもダラダラ男性と一緒にいようとしているなら、気をつけたほうがいいでしょう。彼が「もう時間じゃない?送ろうか?」などと、帰る方向に話を進めているなら、そのまま長居してもいいことはないかも……。彼の退屈した顔を見ることになるか、エロの方向に流れた微妙な空気になってしまうことのほうが圧倒的に多いです。さっと切り上げてほかの日に仕切り直すほうがオススメ。帰りたくないそぶりは少しならかわいいですが、しつこいと「この子と会うと、いつも、夜中までつぶれるんだよな」というイメージに。そのせいで本命に昇格できなかった子は意外に多いのです。「もうちょっと話していたかったな」と名残惜しさを感じさせるほうが、進展しやすいはずですよ。■ 次のアポ取りに必死まだ彼女じゃないなら、別れ際に次の約束があるのとないのでは、安心感が段違いですよね。ですが、帰り際に無理やり次のアポをねじ込もうと必死になるのは、逆効果となってしまう可能性もあります。男性が強力にプッシュしてくれているときは、別れ際に次回のデートが決まることもあります。……が、それがないから脈ナシとは限りません。男性にも「あんまりガツガツするのも良くないかな」「何に興味があるか聞いてから次のデートに誘おう」「スケジュールの調整をしてから決めたい」など、いろいろ事情があります。次のデートの心配より、その場を楽しんで笑顔で解散しましょう。一人になった後、彼が「またあの子に会いたいな」とポジティブな妄想をするほうが、すぐに次の誘いがくるものですよ。■ スッと真顔になる彼といるときはニッコニコなのに、別れた瞬間にスッと今までの笑顔が消えちゃう女子、見たことありませんか?今までの笑顔はウソだったのか?と思わせるほどの豹変ぶりに周囲もビックリ。うっかり振り返った彼がそれを見てしまった日には「女って怖い」と思わせてしまうかも……。先に書いたように、付き合う前のデートはダラダラしないで短時間勝負がおススメ。でも、そのぶん別れ際のさめた態度は「可愛くない」「つまらなかったのかな?」と思わせる原因に。次に会うときまでのあなたのイメージは、「別れ際の顔のイメージ」です。デート中にいろいろあっても、別れ際はできるだけ笑顔を見せましょう。彼の姿が見えなくなるまでは、油断しないこと!一人になっても、しばらくはニヤニヤしてしまうくらいデートを楽しむのが理想的ですよ。■ 先のことを考えすぎないデートのときに、「彼とちゃんと付き合えるのか?この先どうなる?」そんなことばかりが気になると、ここにあげたようなNG行動をしてしまうのかも。先のことを考えすぎず、今日のデートを最大に楽しむことで、自然とNG言動もなくなっていくでしょう。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年01月12日オール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』が2020年1月20日(月)に開幕する。その稽古場にて歌唱披露と囲み取材が行われ、取材には夜神月役の村井良大と甲斐翔真(Wキャスト)、エル役の高橋颯が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>という世界的コラボで2015年に初演された作品。これまでにない役柄となった村井の月、初ミュージカルで大抜擢の甲斐による月、同じく初ミュージカルのミュージシャン高橋によるエル、舞台ではミュージカル『ピーターパン』のピーターパン役以外を初めて演じる吉柳さくらの弥海砂、韓国版で同役を演じた歌姫パク・ヘナが日本語で演じるレムなど、“未知”という言葉がピッタリの今作。この日歌われたのは、教室で月が教師に正義を問うオープニングのナンバー『正義はどこに』(甲斐、川口竜也ら)、月とエルが疑念を抱き合いながら歌う『死のゲーム』(村井・甲斐、高橋、吉柳ら)、死神レムが愛を知り自らの命を捨てても人間を助けると決意し歌う『愚かな愛』(パク・ヘナら)、エルがキラを見つけ出して逮捕することを誓う『ゲームのはじまり』(高橋)、キラとして崇拝される月が自らの正義を貫くと決める一幕ラストの大ナンバー『正義はどこにリプライズ』(村井、高橋ら)の5曲。甲斐による『正義はどこに』の月はまっすぐすぎる瞳が印象的で、村井による『正義はどこにリプライズ』の月は自信に満ちた表情にゾクッとさせられる、高橋のエルはまばたきひとつなくあの独特な雰囲気を纏い、吉柳による海砂は凛とした透明感が吉柳ならでは、パクによるレムは愛や戸惑いが届く深い歌声が圧倒的。そんなキャスト陣の歌唱に加え、こちらも一新されたアンサンブルキャストによるコーラスも迫力があり、早く劇場で観たいと思わされる歌唱となった。その後の囲み取材で村井は「新生『デスノート』。さあ、どうなんだい?というものをすごく感じています。それに負けないように僕らの新しい『デスノート』を見せていきたい」、甲斐は「世界中のクリエイターが集結していて、自分が新人であることを抜きにしても200%、300%でいかないともったいない作品」、高橋は「本当に大きな作品。大切に稽古して本番を迎えたい」とコメント。そんな意気込みでつくられる本作、期待して本番を待ちたい。公演は2020年1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演後、静岡、大阪、福岡を巡演。取材・文:中川實穂※高橋颯の「高」ははしごだか
2019年12月25日2020年1月から、3度目のミュージカル上演がスタートとなる『デスノート THE MUSICAL』。誰もが知るこの大作に、弱冠15歳で主要キャラクターの1人・弥海砂(通称:ミサミサ)役で出演するのが、吉柳咲良だ。2017年には最年少タイの13歳で、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』で初舞台・初主演をこなしている彼女。キャリアは短くとも若さと情熱、そしてキャラクターへの積極的なアプローチを武器に、先輩たちと舞台を作り上げる心意気を語ってもらった。「ミサミサを演じるプレッシャーは、本当に大きいです。今まで演じてきた『ピーターパン』とは全くかけ離れた役なので、培ってきたものをというよりは本当に新しい挑戦という気持ちです。でも私でやってみようと決断していただいたんですから、稽古場では期待にお応えできるくらい、頑張りたいと思っています。初演と再演の『デスノート THE MUSICAL』でミサミサ役だったのは、私の大好きな先輩の唯月ふうかさん。また違うミサミサになると思いますが、変わらずみなさんに愛されるようなミサミサになれたらという気持ちで演じたいです」舞台の上ではマイナスな感情を一切出さない決意をしている。「舞台を見に来てくださっている皆様に、私の迷いをお見せすることはできないので、一歩一歩、確実にステップアップして準備をしようと思っています。新しい挑戦に戸惑うことは多いですが、ワクワクする気持ちも確実にあります。小さな共感を積み重ねて、理想のミサミサを演じたいです」吉柳さんは2004年生まれ。漫画『DEATH NOTE』は2003年に連載がスタートしたので、彼女にとってはクラシックな部類に入る作品だった。「漫画の『DEATH NOTE』は、連載開始が私の生まれる前で、連載終了が2歳の時。お父さん、お母さんの方が世代なんじゃないかな。私の『DEATH NOTE』のイメージはドラマからですね。『DEATH NOTE』の面白さは、悪の正解も正義の正解もないということだと思います。個人が持つ正義が少しずつ曲った方向に行ってしまっていて、じゃあどの方向が正解かと言えば読者・視聴者にもわからないんですけど、思想の絡み合い、ぶつかり合いがスリリングな作品だと思います。そして『DEATH NOTE』という架空のノートがあったら本当にこうなるだろうなっていう、リアリティが怖いです」その怖い世界の中で、月に恋するミサミサの情熱は、吉柳さんにとって別世界の事柄のように感じることも。「アイドルというたくさんの人の愛を一身に受ける存在のミサミサが、なぜキラに執着するのか、恋をしてしまうのか、自分の身を滅ぼす寸前まで守りたいと思うのか……。恋愛に命を懸けるって、なかなかできないですよね。両親の敵を討ってくれたとはいえ、自分の身を顧みずに相手を想い続ける実感がわかなくて。でもまだ私にはわかりきれていないミサミサの考えが沢山あるので、これから少しずつ理解していきたいです」理解している途中にいるとはいえ、ぼんやりとしたミサミサ像は、心の中で徐々に形になりつつある。「私はミサミサがアイドルとして魅せる陽の部分よりも、抱えている闇の部分のほうが、たぶん出せるんじゃないかな。私自身が深い闇を抱えているとかではないんですけど、『かけ離れているな』と感じる部分はミサミサの陽の部分なんです。女の子らしいという言葉には縁遠かったので、私にとって海砂の衣装や可愛い仕草もまた挑戦なんです。だからミサミサのアイドルとしての、可愛い女の子としての部分よりも、内側にある部分の方が、私は共感できるものが多いと思います。この3年間、舞台や映画と色んな経験をさせていただいて、楽しいことはたくさんあったけど、もちろん悩んだことや辛いこともたくさんあったので、きっかけは何にせよ、何かを秘めていることに関しては、共通点があると思うんです。そんなことを頭に置きながら、台本や譜面を読んでいくつもりです」役柄への理解は、歌の理解・表現にももちろんつながる。「ミサミサの歌って、歌詞の意味が深くて。どれだけ思いが込められているかが、伝わってくる歌なんです。アイドルとしてミサミサがステージで歌う歌と、レコーディングの歌と、最後に出てくる歌はまったく路線が違うので、アイドルとしてのミサミサと、闇を抱えながら生きる弥海砂との違いが、すごくわかると思います。衣装を着て、セリフが入ったら、たぶんもっともっと感情移入できると思うので、よりリアルなミサミサをお届けできると思います。私自身、アイドルのキラキラしている姿を見るのが大好きなので、アイドルとしてミサミサが歌うシーンはすごく楽しみ。アイドルになったつもりでステージにいられるんだなって思うと、嬉しくなります(笑)」今回の出演者の中では断トツに最年少だが、あくまで対等を目指す。「『私で大丈夫?』って内心弱気になってしまうこともありますが、やっぱり同じ舞台に立つ以上は、同じくらい、それ以上で頑張らなければいけない。本格的な稽古が始まったら、絶対に悩むと思うんですけど、ミサミサという役柄を通していろいろ学べることが楽しみでもあります。『DEATH NOTE』は、今まで自分が関わってきた作品の中で一番テーマが重いのですが、その重さの中で演じる私を、見てくださる皆さんにいかに共感していただけるか、感情移入していただけるのかっていうのが、最大の課題です。頑張った成果を爆発させて、ミサミサとしてステージで存在したいです」ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』は2020年1月20日(月)の東京公演を皮切りに、静岡、大阪を経て、福岡で千秋楽3月8日(日)まで上演。吉柳咲良の闇を抱えた愛らしいミサミサに、ぜひ会いに行きたい。撮影/奥田耕平、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2019年12月21日ゆりあ先生こと伊沢ゆりあは、手芸教室を開く主婦。物書きの夫・吾良と義母との平穏だった3人暮らしは、吾良が外出先で倒れたことで一変!次々に発覚する夫の秘密も、自宅での介護も、どーんと受け止めるゆりあだが…。入江喜和さんの『ゆりあ先生の赤い糸』は、ヒロインの肝の据わったキャラや彼女を取り巻く人間関係など、まったく目が離せない予想外の展開が魅力だ。異色のヒロイン誕生のきっかけは、担当さんとの世間話からだという。「夫に愛人発覚、となったらどうするか?」という話になったとき、家に連れてきて、面倒見てしまいそうな気がする、と答えた入江さん。ゆりあはそれを地で行くヒロインだ。物語は、ゆりあの少女時代から始まる。姉の蘭とは性格も対照的で、姉妹で始めたバレエも、ゆりあだけが真面目に向き合い、ゆえにつらい思いもする。父親からも強い影響が。だが、こうした少女時代のエピソードがのちに、辛抱強く、何でも背負いすぎるゆりあの性格に生きてくる。「前作の『たそがれたかこ』にしても、前々作の『おかめ日和』にしても、言いたいこともいったん引っ込めて考えるようなおとなしめな主人公が続いたので、弱きを助け強きをくじくような男気あふれるヒロインが描きたくなったんだと思います。バレエも出てくるので、大好きなシルヴィ・ギエムみたいな男前な人がいいなーと(笑)」4巻に入り、ゆりあは、懇意にしている便利屋さんを営むシングルファーザー伴ちゃんと急接近。「年齢は50歳、おっさんのようなゆりあさんですが、少女マンガとして描いてるので、恋はしていてほしいと思っています。今後ますます、ゆりあさんの心の支えになっていくかもしれませんね」明るいタッチで描かれてはいるが、ゆりあさんひとりにのしかかる経済的な問題や、リク君こと箭内青年、シングルマザーのみちると幼い子どもたちといった、新たな同居人たちとのこの先の関係の行方など、状況はますますハードに。「私くらいの年齢になると、出会いはどうあれ、仲良くなる人とは仲良くなるし、思わぬ人に助けてもらえることもあるなと感じます。そんなふうに3人の関係がその時によって変わっていけばいいなと思います」『ゆりあ先生の赤い糸』4夫がくも膜下出血で昏睡状態になったとの知らせを受け、病院に駆けつけたゆりあ。夫に付き添っていた美青年と夫との関係は…。2020年1月に5巻が刊行予定。講談社440円©入江喜和/講談社いりえ・きわマンガ家。東京都出身。夫でマンガ家の新井英樹氏とともに、今年画業30周年を迎えた。「描くのが年々楽しくなってきています。この先も続けていけたら最高です」※『anan』2019年12月25日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年12月18日韓国、台湾でも記録的ヒットを飛ばした日本発のミュージカル『デスノート』がオール新キャストで上演される。主演の夜神月(やがみライト)役は村井良大と甲斐翔真のダブルキャスト。丁寧な語り口と柔らかな物腰に、隠しきれない人の良さがにじむ村井に、狂気をはらむライト役への意気込みを訊いた。「デスノート THE MUSICAL」チケット情報デスノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ――。成績優秀な高校生・夜神月は死神リュークが落としたデスノートを拾ったことから、「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神(=キラ)”だ」と確信、犯罪者の粛清を始める。ネット上でキラへの称賛が高まる中、警察は謎の名探偵L(エル)と秘密裏に捜査を開始する。その頃、アイドルの弥海砂(ミサミサ)もまた、新たなデスノートを手にしていた…。「最近、自分が思う自分と周りが思う自分が変わってきている」と村井。「ライト役ももっとカッコいい人がやる印象があったので、正直驚きました。自分の市場価値はどうなっているんだ、と(笑)。ざわざわした輪郭がどんな風にまとまるんだろうかとか。役者としての幅を広げる意味では、予想外の役をいただけるのはうれしいこと。できると選んでいただけたことも勲章ですし、その気持ちにお応えしたい」。ミュージカル版のライトは「普通の青年であること」がポイントと見る。「演出の栗山民也さんはお芝居というものを非常に生っぽく作られる方という印象で、ライトにも身近な雰囲気があるからこそ、最後はちょっと痛い感情になるというか。栗山さんの『いやいや、普通の人間ですから』というのが強く現れている気がして面白いなと。正直ライトに共感する部分はありますね。彼の言動は間違っていない。ただ、正解でもないのが良くないんだけど。強大な力を持った人間がどう変わっていくのか、丁寧に演じたいと思います」。作品を彩る楽曲は、「その曲を聞けば役柄の人間性が分かる」ほどドラマチックで雄弁だ。「ライトで言えば彼の中の弱さや神のような傲慢さ、うごめく感情が楽曲に現れている。同時にエルの世界観もミサミサの気持ちも分かるから、いろんな人に共感できる。その“答えのなさ”がこの物語の魅力だと思います」。原作ファンには、舞台ならではの魅力もアピールする。「ミュージカルってどこか現実を飛び越えるようなぶっ飛んだ瞬間がある。漫画や映画もいいけど『これもありだな!』と思ってもらえるものを作りたい。舞台の楽しさに気付かせてくれる作品だと思います」。公演は1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物Brillia HALL、2月29日(土)から3月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。他、静岡、福岡公演あり。取材・文:石橋法子
2019年12月17日田中圭と、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『his』今泉力哉監督の初タッグで贈る『mellow(メロウ)』の完成披露試写会が行われ、主演の田中さんをはじめ、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、今泉監督が登壇した。この日が初お披露目となる本作。いまの気持ちを聞かれた田中さんは「メロウな気持ちですよ。『mellow』の完成披露で、メロウな仲間と、メロウな観客の皆さんと、メロウな記者様と過ごせて、メロウな気分です(笑)」とタイトルに絡めたコメントをすると、すかさず今泉監督から「今日メロウって何回言うんだみたいになりますよ!(笑)」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。岡崎紗絵「リラックスしてその場にいられた」そんな田中さんとの共演を聞かれたヒロインの岡崎さんは、「初日からフランクに接してくださって。本当に優しい方でした。現場に入ってもそんなに緊張することなく、リラックスしてその場にいられたのは田中さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを告白。また、『パンとバスと2度目のハツコイ』に続き、監督との2度目のタッグについて聞かれた志田さん。「前回の『パンバス』の時も今回の『mellow』もなんですけど、今泉さんはもちろん、スタッフの皆さんが本当に温かくて、優しい方しかいないので、監督の現場が私はとっても好きなんです。今泉さんはどの役に対しても平等に愛情を注いでくださって、丁寧に向き合ってくださるので、今回も安心してただただ楽しんでいました」と回答すると、「めっちゃ良いこと言うね!」と田中さん。「俺もメロウ、メロウ言ってる場合じゃないな(笑)」と感心しきり。さらに、初の映画出演について聞かれた松木さんは「初めてのことだらけで、最初は大丈夫かな、上手くできるかな、と緊張していたんですけど、現場に入った時に最初に見えるのが、スタッフさんや共演者の皆さんの笑顔だったので、その笑顔を見たら、頑張ろうと思えるような、それこそメロウな雰囲気が流れている凄く素敵な現場だったので、私も安心してお芝居に臨むことが出来ました」とコメント。すると田中さんは、「めっちゃ上手いこと言えるね!メロウの使い方天才か!」と、志田さんに続くコメントに感激の様子。「小さな気持ちを凄く凄く大事に寄せ集めているような脚本」ができるまでまた、本作の着想について聞かれた監督は「もともと『パンとバスと2度目のハツコイ』と同じチームでお話を頂いて。初めはなかなか書けなくて、締め切りを2・3回飛ばしたんですよ。そしたら人生で初めて、しかもこのご時世に“ホテル取りますか?”って言われたんです(笑)」と作品が出来るまでの裏話を語ってくれた。そうして出来上がった脚本について聞かれた田中さんは、「凄く面白かったんですよね。でも、なんでこの話を映画にしようと思ったのか、僕ら全員が経験したことあるような話なんだけど、みんなが見過ごすような小さな気持ちを凄く凄く大事に寄せ集めているような脚本だったので、なるべく監督の言うことを忠実にやろうと意識していました」と明かす。監督は「基本的に僕のやり方は1回通しで演じてもらうんです。そうすると自分が思っている以上にキャストが広げてくれるんですよね。今回も田中さんが自分が思っていた真っ当ないい人の夏目を人間らしくしてくれました」とコメントした。田中圭「縁を感じました」亡き母がきっかけで花に興味さらに、花を誰かに送ったことがあるかという質問に田中さんは、「今までお花にあまり興味がなかったのですが、母が亡くなってから初めて花束をお花屋さんに行って、自分で1本1本選んだりとか、誰かを想いながら作るというのを体感したんです。そんな風にお花に興味を持ち始めたときに、このお話をいただいたので何かの縁を感じましたね」と作品と実生活の繋がりを打ち明けた。本作のように、どこか見たことのあるような身近な風景を切り取った演出が魅力の今泉監督作品。そんな本作での役づくりについて聞かれた岡崎さんは、「やってみると全然難しくて、学ぶことがたくさんありました。日常を意識するようにおっしゃって頂いていたので、セリフをひとつ言うにも“えーっと”など、何気なく使う言葉を入れていいということだったので、そういうのは意識していないと意外と出てこなくて、難しく感じました」と、その難しさを語ってくれた。最後に、田中さんは「この映画を見て僕が1番思ったことは、誰かに興味を持つことって、凄く大事なことだなと思いました。興味を持たない限り、その人って他人なんですよね。その人の事を考えたりとか、その人の為にとか、好きっていう感情ももちろん素敵ですし、でもそのきっかけが1つ興味だと思うので、こういう映画がたくさんの人に愛されて、みんなが興味の持てる人が増えて、今より他人という感覚が無くなれば良いな、と凄く思いました。本作を観てメロウな気持ちになってください!」と、思いの込もった真摯な挨拶で締めくくっていた。『mellow』は2020年1月17日(金)新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:mellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会
2019年12月11日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の吉柳咲良さんです。「オフの日はとにかく睡眠。おふとんが好き」と話す吉柳さんの素顔に迫りました。作品によって豹変できる女優になるのが目標です。2017年よりミュージカル『ピーターパン』で主演を務め、来年上演の『デスノート THEMUSICAL』では“ミサミサ”こと弥海砂(あまねみさ)役に抜擢。「ピーターパンには親近感を覚えるけど、女の子らしいミサミサは自分と真逆。でも違うからこそできる表現もあると思うので、私なりに演じきりたい。共感できる部分を探りながら役と向き合うのは楽しいです」。今の課題は恋心だとか。「自分の全てを捧げても月(らいと)を愛する気持ちがまだわからなくて。たくさん台本を読んで、海砂の気持ちに寄り添っていけたら」渋谷に行った時はほぼ必ず食べます。渋谷109の『カフェ マ・メゾン』の濃厚トマトら~めんにどハマり中。キックでストレス発散&トレーニング。祖母の家が空手道場で、ダンスの練習後にサンドバッグを蹴っています!カラオケが趣味。選曲は渋いです(笑)。十八番は「木綿のハンカチーフ」。「セーラー服と機関銃」もよく歌います。きりゅう・さくら2004年生まれ。映画『天気の子』ではヒロインの弟・天野凪役で声の出演。弥海砂役として出演する『デスノート THE MUSICAL』は、来年1月20日開幕。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年12月10日宮藤官九郎作・演出舞台、ウーマンリブvol.14「もうがまんできない」の上演が決定。出演者も明らかになった。宮藤さんが作・演出を手掛ける「ウーマンリブシリーズ」は、宮藤さんが何物にもとらわれず、いまやりたいことを自由にストレートに表現する「大人計画」の劇団公演。1996年の「ナオミの夢」からスタートし、今回のvol.14は2015年の「七年ぶりの恋人」以来、約5年ぶりの上演だ。解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など訳ありな人々が猥雑な街の一角でたまたま出会い繰り広げる、バカバカしく切実な現代人の日常をコミカルに、そしてパワフルに描く。キャストには、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」主演の阿部サダヲをはじめ、来年以降も多くの作品への出演が決定している柄本佑、『凪待ち』の宮崎吐夢。2009年の『朗読活劇 レチタ・カルダ「燃えよ剣」』以来、今回約10年ぶりの舞台出演を果たす要潤。2020年1月からBunkamuraシアターコクーンの芸術監督に就任する「大人計画」主宰の松尾スズキ。さらに、荒川良々や平岩紙、本シリーズ8作連続出演となる少路勇介、そして宮藤さん自身も出演。豪華メンバーが集結した。作・演出だけでなく、出演もする宮藤さんは「いろいろあってウーマンリブを5年も休んでしまった。5年前より生きにくい社会になってしまった。本多劇場が駅前の劇場になってしまった。うまい棒が細くなった気がする。もうがまんできない。ストレスフルな時代にわざわざストレスのたまる生き方を選んでしまった皆さんの群像劇です。俯瞰で、間近で、お楽しみ下さい」とメッセージを寄せている。ウーマンリブvol.14「もうがまんできない」、【東京公演】は2020年4月2日(木)~5月3日(日)下北沢本多劇場にて、【大阪公演】は5月9日(土)~21日(木)サンケイホールブリーゼにて上演。(cinemacafe.net)
2019年12月04日映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、石原さとみ、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、中村義洋監督が登場した。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。好きなシーンを聞かれると、石原は「横山さんの出てくるシーン好きでした。シャシャッて。素敵でした」と殺陣を称賛し、横山も「普通に嬉しいやつですね」と喜ぶ。後輩の橋本も「僕も、横山くんの殺陣のシーン。13〜4年ぶりくらいに見たので、衰えてなかった。すごいかっこよかったです」と絶賛した。一方、中村監督は「テレビの取材で『だいぶカットされた』と愚痴を言ってた俳優が2名ほどいたんですけど、今日ここ来てない妻夫木(聡)くんと、もう1人『殺陣をすごい頑張ったのに』って……」と横山の愚痴にチクリ。横山は「軽はずみにものを言ってはいけないって教訓でした」と苦笑していた。「今年中に決算したいこと」という質問では、なぜか横山が「今から嘘ついていいですか? 引っ越ししたいです!」というボケで、会場も困惑。岡村も「なんで大きく高らかに宣言して嘘つこうとしたのかな?」と首をひねると、横山は「何か言わなきゃと思って……」と弁解する。改めて「僕ももう、決算しました! グループもそうですけど、いろいろ! 心機一転頑張ってますので」と、新たに5人体制でのスタートとなった関ジャニ∞について触れた。イベントでは、通常の鏡開きの代わりに、赤穂の塩を使用した鯛の塩釜が登場し、全員で塩を割る。なかなか姿を現さないためキャスト陣で叩いていたが、さらに昆布で巻かれている鯛。寺脇によりやっと鯛の頭が出てきたものの「……誰か、頭叩きすぎた?」(岡村)、「ぐちゃぐちゃやん……」(堤)と、キャスト陣が絶句するほど粉々になっており、横山が頭を叩きすぎたせいだと周囲から責められていた。
2019年11月22日