皆さんは、運転中にゾッとする出来事に遭遇した経験はありますか?今回は「夜道を猛スピードで走る何か」にまつわる物語とその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:ツマ子@tumakonofamily夜道を運転していると…主人公が祖父の家に遊びに行ったときの出来事です。祖父の家で食事を済ませた主人公は、自宅に帰るために夜道を運転していました。すると、車のバックミラーに何かが映っているのに気づきます。猛スピードで走る何か出典:Instagram後ろから猛スピードで走ってくる何かを見て驚く主人公。「バイクか!?あんなとばしたら…」と言いかけた瞬間、主人公の車の横を何かが通り過ぎました。次の瞬間、その正体を知った主人公は背筋を凍らせます。猛スピードで走ってきた何かの正体は、白装束を着て棺を担いでいる4人組だったのです…。主人公が予想外の出来事に動揺していると、白装束の1人が振り向いて目が合ってしまい…。ゾッとした主人公はブレーキを踏み、ゆっくり車を減速させることにしたのでした。読者の感想祖父の家に遊びに行った帰りに、恐ろしい出来事に遭遇してしまいましたね…。主人公が無事に自宅に戻れることを祈っています。(30代/女性)「猛スピードで走ってくる何か」の正体を知って、ゾッとしました。今後はなるべく夜道を走らないようにしようと思います。(20代/女性)
2024年01月10日好きすぎてやばい!男が抑えきれないときの「猛アプローチ」3選男性は心から愛する女性に、普段とは一味違う「特別な配慮」をします。今回は、男性が「永遠に一緒にいたい」と感じる女性に取る行動を紹介します。自己開示する「友達には言えないような悩み事でも彼女には話します。自分のことを理解し、共感してくれるのは彼女だけだから」(26歳/男性)好きな女性に対し、愚痴などを伝える男性は滅多にいません。ですが、あなたが本命であるならば、彼はあなた悩み相談はしてくるかもしれません。容易にイラつかない「彼女の機嫌が悪くなったら、動じずに対応します。けんかに発展することを避けるため、彼女の平穏を守るためです」(32歳男性/営業)彼はあなたとの関係を大事にしたいと考えています。たとえイライラしても、彼はあなたに穏やかに接するよう自分自身を制御するでしょう。彼女の意見を尊重する「彼女が興味があってチャレンジすることは応援します。それは彼女を大切に思うことは一緒です」(30歳/男性)例えば、あなたが「転職したい」と思った際に、すぐに反対するのではなく、話し合ったり、応援してくれるでしょう。本気であなたとの関係を考える彼なら、あなたの意見を否定せず、問題解決に向かってあなたと一緒に考えてくれるはずですよ。彼の溺愛サインに気づいて彼の行動から気持ちが見えましたでしょうか?彼の言葉だけでなく、行動や姿勢に目を向けることをおすすめします。(愛カツ編集部)
2023年12月11日シリーズ累計2,500万部突破のベストセラー漫画を実写映画化した『ゴールデンカムイ』より、猛き者たち集う場面カットが一挙公開された。山崎賢人演じる主人公の元陸軍兵・杉元、山田杏奈演じるアイヌの少女・アシリパをはじめ、尾形(眞栄田郷敦)、白石(矢本悠馬)、月島(工藤阿須加)、二階堂(柳俊太郎)、谷垣(大谷亮平)、牛山(勝矢)、永倉(木場勝己)、鶴見(玉木宏)、土方(舘ひろし)と一癖も二癖もある強烈キャラの登場シーンから印象的なカットが厳選公開。杉元と鶴見の初対面となる緊迫のシーン、杉元と尾形のバトル、二〇三高地の戦いで敵陣に飛び込んでいく杉元など見どころが満載。杉元とアシリパ、鶴見中尉率いる第七師団に土方勢が加わり、アイヌの莫大な埋蔵金を巡る三つ巴の埋蔵金争奪サバイバルバトルの始まりを感じさせる。『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年11月06日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、猛アタックをしてくる男性のエピソードを紹介します。女性は、ある男性から猛アタックをされていました。当時付き合っている人がいた女性は、男性からの誘いを断っていましたが…。彼の猛アタック一歩も引かず…当時の彼氏とは半同棲状態結婚の話をすると…絶対に幸せにするから!付き合っていた彼氏との別れを決意長く付き合っていると、結婚をせずダラダラと関係が続いてしまうことも…。結婚前提で告白をしてきてくれた男性ですが、順調にいい関係は築けるのでしょうか。作画:ranran83原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月06日趣味を楽しんでいるときに恐ろしい光景に遭遇したことはありますか?今回はそんな恐怖体験の話「猛スピード」を紹介します!<<HPはこちら!>><<作者Instagramはこちら!>>夜の町を見渡す人と違った趣味を持つ主人公。その趣味とは、家の屋上から双眼鏡で町を見渡すことです。家の西側にある大きな坂道は、屋上から目をやると全体を正面から視界に納めることができます。人影の正体出典:instagram出典:instagram出典:instagramある日その坂道をものすごい勢いで下ってくる人影が見えました。「なんだ?」と思い双眼鏡をのぞくと…。下ってくるのはガリガリに痩せた子どものような人物です。満面の笑みを浮かべ、手を振りながら猛スピードでこちらに向かってきます。明らかに目が合っているその人物が恐ろしくなり、主人公は急いで家の中に逃げ込むのでした。日常の風景が恐怖へいつも見ている町でのまさかの出来事に背筋が凍るようでした。屋上に上がれないほどトラウマになりそうですね…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月01日皆さんは、義両親に結婚の挨拶をしたときのことを覚えていますか?今回は、義両親から結婚を猛反対されたエピソードを漫画で紹介します。義両親に結婚の挨拶結婚に猛反対!?子離れできない義両親にうんざり思い切った行動の末!子離れできず息子の結婚を反対する義両親。思い切った行動をしてでも、結婚の意思を曲げなかった2人の波瀾万丈なエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月26日安倍晋三元首相(享年67)の国葬で、菅義偉前首相(73)が読んだ弔辞について「電通が入っている」などと語ったテレビ朝日のコメンテーター・玉川徹氏(59)。批判が相次ぐなか、10月4日に謹慎処分がくだったが、ネットでは火に油を注ぐ事態となっている。さかのぼること9月27日、安倍元首相の国葬が行われた。翌日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、玉川氏は菅元首相が読んだ弔辞に対して「これこそが国葬の政治的意図」と指摘。そして、こう続けた。「演出側の人間として、テレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」「電通が入っている」と断言した玉川氏だったが、翌日の同番組で「電通はまったく関わっていないということがわかりました」と、事実に基づかない発言だったと認め、謝罪したのだ。「“事実誤認”だと玉川さんが認めたものの、ネットでは厳しい声が後を絶ちませんでした。タレントのほんこんさん(59)は9月30日、『やり玉に挙げられた菅前首相には謝ったんか』と自身のYouTube動画で糾弾。さらに自民党の西田昌司議員(64)も同日、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし、『お詫びで済む話じゃない』とコメント。そして『テレビ朝日としての責任を取ってもらいたい。厳正な処分をしないといけない』と話しました」(全国紙記者)Twitterでは【#玉川徹の降板を求めます】というハッシュタグも生まれることに。このタグは、玉川氏やテレビ朝日に対する批判の声とともに拡散されている。そんななか10月4日、玉川氏に出勤停止10日間の謹慎処分が下されたことが発表。テレビ朝日の定例社長会見で、篠塚浩社長は「今回、番組で事実に基づかない発言があったことは誠に遺憾。今後は再発防止に向け、スタッフの指導を徹底する」と、謝罪を。そして玉川氏が誤認した経緯については、「本人によると、臆測によるさまざまな情報を入手して、誤解をしてしまった」と説明した。処分が発表されても、ネットでは怒りの声が収まっていないようだ。Twitterでは、玉川氏に対して非難する声がこのように上がっている。《公共の放送で調べもしないで嘘を流したんだから普通クビだろ。菅さんの弔辞に反感を持つ気持ちはあるのかもしれないがこれは限度を遥かに超えてるんだよ。激甘な対応だとテレ朝が庇ってるようにしか見えないぞ!》《謹慎?生温い!!クビが妥当》《たった10日間の謹慎処分かい。甘過ぎないか?この人、今回に限らず何回やらかしてると思ってるんだ?甘過ぎ。普通だったらクビ切られて当然だろうよ》《このくらいだと単なる休暇にしかならない》
2022年10月04日NEXT switch株式会社は、定期購入方式のサブスクリプションサービス「文具のサブスク」を展開中。9月号は文具ソムリエールとして様々なメディアでご活躍中の菅 未里さんが選定した文具セットが届く特別企画号になります。文具8個前後が届く「文具のサブスク」毎月話題の文具や人気の文具が家庭や職場に届く人気の「文具のサブスク」は、文具のイベントで人気だったり、賞を受賞した商品、また、懐かしの文具など、改めて使ってみると生活がより楽しくなるような文具を8個前後を届けてくれるサービスです。“コロナでなかなかお店に行けない”“お店に行っても話題になってるものがなかなか並んでいない”“文具の専門家がセレクトした文具を手に入れてみたい”“文具のイベントで人気だったものを手に入れたい”という要望を受けて2021年4月にスタートしました。9月号の商品セレクトを担当する文具ソムリエール 菅 未里(かん みさと)さんは、文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っているほか、日経MJなどで多数の連載を抱える話題の人物です。「文具のサブスク」は毎月どんな文具が届くかは、手元に届いてからのお楽しみというスタイル。9月号がどのような内容になるかもお届け後のお楽しみとなります。「文具のサブスク」サービス概要文具のサブスクは定期購入のサブスクリプション形式。毎月1日~月末に申し込みした場合、翌月号からのお届けとなります。今回の9月号お届け対象となるのは、2022年8月以前からの継続お申し込み中の人、または2022年8月1日(月)~8月31日(水)の新規お申し込みをされた人が対象です。料金:3,500円/月(消費税、送料込み)お申し込みサイトからの決済が必要となります。(画像はプレスリリースより)【参考】
2022年07月20日個体差はあるものの、水が苦手な猫は多いもの。飼い主が愛猫をお風呂に入れようとしても、暴れられてなかなか思うようにいかないといった体験談が、SNSで数多く投稿されています。ラグドールのとろろくんとの日常を、Twitterに投稿している飼い主(@tororororo0203)さん。飼い主さんは、とろろくんを浴室に連れて行き、お風呂に入れようとしました。すると、とろろくんは…。お風呂なんて聞いてない!!!!!!! #ラグドール #猫のいる暮らし pic.twitter.com/XXsgJmvwIG — 麦とろろ (@tororororo0203) May 7, 2022 とろろくんは、憤怒の形相で飼い主さんに猛抗議!よっぽど、シャワーでお湯を掛けられるのが嫌だったのでしょう。猛抗議していたとろろくんでしたが、その後落ち着いた様子。飼い主さんは、とろろくんの体を洗うことができました。飼い主さんが、とろろくんを洗っていると、首の細さに驚くことも。上から見ると、とろろくんの毛がいかに多いかが分かりますお風呂を終えた飼い主さんは、ドライヤーでとろろくんを乾かそうとしました。しかし、とろろくんはドライヤーも嫌いだとのこと。2台のドライヤーを使っても、とろろくんの体を完全に乾かすことはできなかったそうです…。とろろくんがお風呂に入る姿に、多くの人がクスッとしたようです。・すごく抗議しているのが伝わって、思わず笑ってしまった!・怒る気持ちも分かるけど、定期的に体を洗っておかないとね!・まるでこの世の終わりのような絶望感がただよっている…。愛猫を清潔にしておくのは、飼い主の大事な役目。とろろくんには、我慢してもらうしかありませんね…![文・構成/grape編集部]
2022年05月09日「(菅前首相に)『辞めてもらう』とか言う資格があるか。任命権者だと思っていたら大間違いだ」こう発言したのは、自民党の二階俊博元幹事長(82)。11月24日に都内で行なった講演で、8月末に菅義偉前首相(72)から幹事長の交代を打診された際のことを振り返っての発言だが、物議を醸している。ことの発端は自民党総裁の任期満了が迫り、次期総裁選びに向けての動きが本格化し始めた今年7月中旬まで遡る。「総裁選に立候補する意向を早々に示していた菅さんですが、感染者が増え続けていた新型コロナウイルス対策の遅れなどから大きな批判を浴びる形に。二階さんは派閥のトップとして絶大な権力を持ち、歴代最長となる5年にわたって幹事長を務めていましたが、失言を繰り返すなど、批判が殺到。党内からも長すぎる在任期間に苦言を呈する声が出ていました。そこで、総裁選に向けて少しでもイメージ刷新を図るためにも菅さんは8月末に二階さんに幹事長交代を打診。二階さんも『遠慮せずやってくれ』と快く受け入れる考えを示していたはずなのですが……」(全国紙政治部記者)当初は受け入れていながらも、3カ月前の話を蒸し返して不快感を示した二階氏。さらに“幹事長の任命権者は菅前首相ではない”とした発言も、事実とは異なるという。「自民党の幹事長は、総裁に任命権があります。つまり、二階氏を任命したのは当時の総裁である菅氏。“菅氏が任命権者である”ことは間違いではなく、二階氏のほうが間違った認識で発言しています」(前出・政治部記者)10月に行われた衆院選では史上最高齢での当選を果たし、政界の重鎮として君臨する二階氏。それにも関わらず自民党の党則を誤って認識した発言に、ネット上ではツッコミの嵐が。《見苦しい。勘違いしているのはあなたの方じゃないんでしょうか。二階さん》《じゃあ誰が任命するんだ~任命権者は総裁だから当然あるだろう!今更過去の事で文句を言うとは、ただそれだけの人ってことなんだろうなwww》《何様なのか それに総裁が現に任命権者であって、それを否定して権力者たらんとする姿勢は横柄極まりない》毎日新聞によると、講演で司会から「菅前首相と対等な関係か」と問われ「対等でもなんでもないけど、生意気いうもんじゃないよ」と怒りを見せていた二階氏。幹事長職を外れても、“キングメーカー”の態度は変わっていないようだ――。
2021年11月26日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「菅内閣ふり返り」です。10月4日に菅内閣が総辞職しました。昨年9月に発足し、約1年という短い任期でした。菅内閣の一番の功績はデジタル庁を立ち上げたことでしょう。日本のデジタル化の遅れは、コロナやオリパラ対応でも明らかでした。各省庁によってITの仕組みもバラバラだったものが、一元化し管理できるようになったのは大きな前進でした。ほかには、少子化対策として不妊治療の保険適用範囲を拡大し、孤独・孤立対策にも力を入れました。環境問題では、2030年までに温室効果ガスを2013年に比べて46%削減することを目標に掲げました。地球全体の気温上昇を1.5°C以内に抑えるには60%台の削減が望ましいという声も上がりましたが、経済界の不安を払拭し、46%という高い望みを掲げたのは功績と言っていいのではないでしょうか。そのほか、携帯電話料金の値下げを実現させたことに喜ぶ声は多くありました。コロナ対策には不満がある一方、この難局は誰が総理でも同じような結果になったのではないかと思います。安全保障でいえば、安倍政権下では歴史認識や領土問題において、中国や韓国との軋轢が負のテーマとして根深くありました。その点、菅内閣はイデオロギー色の薄い政権だったため、対外的に大きな摩擦がなかったというのは大きな成果だったのかもしれません。トランプ政権からバイデン政権に代わっても、アメリカから不利益なことを要求されることはありませんでした。ただ、総理自身の言葉で語られることがほとんどなく、何を考えているのかわからない政権ということになってしまったことは非常に残念でした。それにより、国民の政府不信も募っていきました。安倍政権は新自由主義で、アメリカ寄りの外交を進めて、歴史認識は戦前回帰な傾向にありました。もしも今後、中国やロシア、北朝鮮、アメリカなどとの外交において、国際協調の橋渡し的な役割を日本がうまく担えるようになったなら、安倍政権からゆるやかにシフトチェンジした政権として、菅内閣はのちに大きく評価されるようになるのかもしれません。新内閣の今後の展開を注視しましょう。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年11月3日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年10月29日「9月のツイッター上のハッシュタグ“#俺たちの菅波”が前月の約3倍と圧倒的な出現数をマーク。坂口さん演じる菅波先生人気がデータでも実証されました。最終週、いよいよ菅波先生が百音の両親に挨拶するため気仙沼を訪れます。さらなる盛り上がりが期待されます」(NHK関係者)今週、最終回を迎える清原果耶(19)主演のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』。清原演じる気象予報士・百音の恋人で医師の菅波役を演じる坂口健太郎(30)の人気が止まらない。坂口は菅波を演じるうえでのポリシーを『おかえりモネメモリアルブック』でこう語っている。《面白さよりも菅波の生真面目な思いがモネに伝わることが大事だと思ったので、菅波の「本気」を細かく解釈して、誇張せずに演じて。結果として彼があたふたしている様子を、クスッと笑ってもらえたらいいなと》撮影現場でも2人の仲はよく、“プレゼント交換”まで。「坂口さんは1月の清原さんの誕生日に金色のコップをプレゼント。7月の自分の誕生日には清原さん自ら古着屋で選んだシャツをもらったそうです」(番組関係者)坂口はロケの最初から清原を全力でフォローしていたという。清原は坂口への感謝を『ステラ』10月29日号でこう語っている。《ほぼ初対面にもかかわらず、ちゃんと話を聞いてくださり、「これからだもんね。そのつど考えていこう」と言って、私が悩むたびに声をかけてくださいました。撮影で私が腑に落ちないままにスタジオを出ると、「俺ちょっと言ってくる」と、すぐに監督にお話ししてくれるなど、たくさん助けていただいて》坂口は肩に力が入るヒロインの代わりに、現場の雰囲気作りに心を砕いていたという。「クランクアップの際、清原さんも『坂口さんは毎日、私たちを現場で笑わせてくださいました』と笑顔で振り返っていました。思えば最初の登米編のとき、まだ緊張感のある現場を盛り上げるため、空き時間は頻繁に出演者やスタッフを和ませていましたね。“異常にテンションの高い菅波”にしたりとか、いっこく堂さんの腹話術のモノマネをしたりとか。笑い声が絶えませんでした」(前出・番組関係者)地方ロケはどうしても待ち時間が長くなってしまうという。「坂口さんは出演者の方々やスタッフさんのいわば“つなぎ役”として、現場でムードメーカーになっていました。絆が深まったことで、お互い積極的に意見交換できる態勢になったのだと思います」(前出・番組関係者)“俺たちの菅波”は現場でも健在。言葉数少ない菅波の“腹芸”が名作を生み出した原点だったのかも。
2021年10月29日年下男性から好かれる女性は、いったんどのようなタイプなのでしょう。そこで今回は、星座×血液型別で、年下から猛アタックされる女性のランキングTOP10をご紹介いたします。■ 【10位】おとめ座×A型おとめ座×A型の女性は、細やかな気配りがうまい傾向にあるようです。そのため、年下男性からの評価が高くなるでしょう。優しさや素直さ、そして時折見せる「女性の部分」に、年下男性はキュンとするようです。とくに、かなり優秀な才能を持っていたり、実力があったりする男性から好意を持たれやすいのが特徴かも。■ 【9位】さそり座×B型さそり座×B型の女性は、男性のホンネを引き出すのが非常に上手なタイプ。きっかけづくりやムードをつくるのもうまいため、話していると男性の方からズブズブとハマり込んでくれるでしょう。いつもはあまり本音を出せない男性でも、正直な気持ちを出しやすい存在として好かれるはず。■ 【8位】みずがめ座×O型みずがめ座×O型の女性は年下に偉ぶることをせず、気さくに仲良くなれる傾向があります。年齢が上の相手に対しては、多少なりとも遠慮したり、気を遣ったりするもの。恋愛においてもこれは同じで、好意を抱いたとしても、相手の女性が年上だと、なかなか近づくことができずヤキモキすることもあるでしょう。でも、みずがめ座×O型の女性の持つ気さくさは、そんな男性の心の障壁を取り除くことができるものなのです。■ 【7位】ふたご座×A型ふたご座×A型の女性は早熟でな傾向にあり、若いうちからいろんなタイプの男性に好意を持ちやすいところがあるようです。大人びている一方で、好奇心旺盛な一面は、年下からすると魅力的に映るかもしれません。ある意味、年下男性から見て一番告白しやすく、手が届くかもしれないと思える「お姉さん」タイプと言えるでしょう。■ 【6位】おひつじ座×O型おひつじ座×O型の女性は、どちらかというと体育会系。男性に対しても、自然体で接することができるタイプが多いようです。性格も明朗快活な傾向にあり、年下男性から憧れられるはず。努力家で目的を達成するために頑張るので、年下男性から尊敬に近い好意を抱かれそう。積極的に自分から声を掛けるなどの積極的な行動が吉。■ 【5位】うお座×O型うお座×O型の女性には包容力を感じさせる人も多く、そのため、甘えん坊な年下男性のツボにハマりやすいようです。持ち前の「相手に対して何かしてあげたい気持ち」が強めなところも好感度が高そう。甘やかし過ぎは考え物ですが、年下との相性はバッチリなはず。■ 【4位】やぎ座×AB型やぎ座×AB型の女性は、まるで「お母さん」のような献身的なところが魅力。自分のことよりも相手のことを優先する優しいところを持っています。年下の男性から「憧れの存在」として崇められていることも多いです。男性からすると理想のお姉さんかもしれませんね。■ 【3位】しし座×A型しし座×A型の女性は、男性を見る目も優れており、決断力も高い傾向にあるようです。情に厚い部分もあるので、年下の男性のハートを射止めやすいと言えます。少し近づきがたいと思われがちですが、年下ファンは非常に多く、いったん心を開くことができればスムーズに恋愛まで発展する可能性も!■ 【2位】かに座×B型かに座×B型の女性は、とても世話好きで、家庭的な一面を持っています。とくに目下や弱者に対して、自分ができることを精一杯してあげようと努力するでしょう。そんなところに、年下の男性は「お嫁さんにしたい!」という想いを抱かざるを得ないのかも……?■ 【1位】いて座×AB型いて座×AB型の女性は、健康でのびやか、前向きな言葉で人を励ませられるタイプです。バイタリティーがある、頼り甲斐があるところに年下男性はメロメロでしょう。人一倍努力家で負けず嫌いな傾向があるため、年下男性となら衝突も起こりにくそうです。年下からの愛され要素を非常に多く持っていると言えるかもしれません。■ 年下に好かれる女性になろう自分を好きになってくれる年下男性はかわいいものではないでしょうか。素直でときに甘えてきてくれることも多く、彼らに癒やされる人もなかにはいると思います。今回ご紹介した内容に当てはまる方は、年下の男性から好かれやすい傾向にあります。もし身近に気になる年下の男性がいれば、アプローチしてみてもいいのかも……!(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月15日次の首相となる「ポスト菅」を決める自民党総裁選。その告示が9月17日に迫っている。そんななか、Twitterでは「#こんなひどい政治ははじめてだ」がトレンド入り。「#最低最悪の首相」というハッシュタグとともに歴代首相の”懐かしい”写真が多数投稿されるなど、盛り上がりを見せていた。そこで、女性自身では2000年代の「がっかりだった歴代首相」についてのアンケートを実施。ランキングを作成した。回答したのは男女150人。結果は、以下の通りだった。【2000年代の歴代首相のなかで最も「がっかり」だった人は?】(回答:2021年9月9日~9月12日)1位:安倍晋三(26%)2位:菅義偉(24%)3位:鳩山由紀夫(13.3%)4位:菅直人(11.3%)5位:野田佳彦(9.3%)6位:麻生太郎(8%)7位:森喜朗(7.3%)8位:小泉純一郎(3.3%)9位:福田康夫(0.7%)“栄えある”「がっかりだった歴代首相」1位となったのは、安倍晋三前首相(66)!森友学園問題や桜を見る会などの不祥事に対する説明責任を果たしていないことや、新型コロナウイルスの初期対応に関する不信感が拭えなかったようだ。選んだ理由について、以下のようなコメントが寄せられていた。「不祥事が多かった」(30代女性・会社員)「森友、加計、桜を見る会などの問題から何の説明も無しに逃げまわっているだけだったので」(60代男性・会社員)「森学園の問題もそうだが、コロナウイルスに対しての初期対応に、問題があると思う。もっと慎重にやるべきだった。出始めに、中国からの出入りや、プリンス号船の対応に問題あり」(30代女性・会社員)■2位は菅義偉首相「自分の意志で発言していると思えない」続いて、2位にランクインしたのが菅義偉首相(72)。安倍前首相との差は、わずか2%だった。新型コロナウイルスや東京オリンピック・パラリンピックへの対応や判断力に対して、不満の声が多く寄せられた。「自分の意思で発言していると思えない」(30代男性・会社員)「膨大な数の自宅療養者を出したから」(50代女性・パート)「やることなすことすべてガッカリ。国民の気持ちに寄り添えない本当にガッカリな人。日本の未来が真っ暗になったような気持ちになった」(40代女性・専業主婦)そして3位にランクインしたのが、鳩山由紀夫氏(74)。民主党に対する期待を裏切られたという思いや、公約を果たしていないといった意見が多かった。「マニフェスト通りに行かず、政権を後退しても醜態を晒しただけでただただ虚しかった」(10代学生)「民主党に期待したのですが、、ガッカリ!」(40代女性・パート)17日の告示まであと2日。「ポスト菅」となる新首相は数年後、「がっがりだった歴代首相」にランクインしないといいのだが――。
2021年09月15日この1年国民の思いとすれ違い続けた菅政権が、驚くべき早さで終幕を迎える。世間は「次の自民党総裁は誰なのか?」という議論で持ち切りだが、菅政権が残す数々の課題はなかったことにはできないーー。9月3日に、自民党総裁選に立候補しないと表明した菅義偉首相(72)。昨年9月の就任からわずか1年あまりで首相の座を下りることになった。短い期間だったが、菅政権がこしらえた負の遺産は多岐にわたる。これらを整理することで、次の政権の課題を可視化していこう。■沈んだ日本経済と進んだ格差4−6月期の実質GDPの成長率が、前期のマイナス成長からプラスに転じた日本経済。しかし、同じようにコロナ禍に苦しんだ諸外国のGDP成長率と比べると、回復傾向とはいい難い。第一生命経済研究所の首席エコノミストの永濱利廣さんは次のように語る。「今年に入って東京都では緊急事態宣言が出されていない期間は約2カ月。そんな状況では、GDPも減って当然です。緊急事態宣言が出されれば、行動制限によって消費は押し下げられてしまう。菅首相になってから3回の緊急事態宣言が発出されていますが、その経済的損失はあわせて6.8兆円になると見込まれています」(永濱さん)解除しては、すぐに感染者が増えて再発令。緊急事態宣言の乱発については、場当たり的な対応を繰り返すことで、人々の警戒感を弱めてしまったという指摘も多い。さらに、経済損失の裏で、格差も広がっていると永濱さん。「コロナショックの影響で、サラリーマンの給与は低迷していますが、その一方で株高などにより富裕層の財産所得は堅調です。日本経済は菅政権前から、中産階級の貧困化とインフレが重なり、富裕層との格差が広がっていました。生活必需品の価格が上昇基調にあるなか、よりいっそう格差が広がることが懸念されます」■次期首相が背負う課題「菅政権の負の遺産」国民の命と暮らしを守るーー。そう繰り返した菅首相。経済損失や格差以外にも、多くの課題が次期首相に引き継がれる。【森友学園問題】学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の文書改ざん問題。国はその過程をまとめた「赤木ファイル」の存在を認めたものの、再調査は行わず問題の真相も解明されないまま。【桜を見る会】菅首相がはぐらかし続けた、安倍前首相の「桜を見る会」問題。会前日の夜に行われた懇親会を巡り、安倍前首相が不起訴になったことを検察審議会は「不当」と議決した。【河井夫妻 大規模買収事件】河井克行元法相夫妻による選挙区買収事件。原資とされる自民党から渡った1億5,000万円の使途や提供経緯はいまだ不明。河井案里氏の擁立を主導したのは当時官房長官だった菅首相。【総務省幹部 接待事件】菅首相の長男が勤める「東北新社」の総務省幹部の接待問題。忖度が働き行政がゆがめられた疑惑もある。「(息子は)別人格」と野党の追及をかわし、事実解明には積極的に動かず。【IR事業を巡る汚職事件】現職の国会議員に実刑が下されたカジノを含む統合型リゾート(IR)施設事業を巡る汚職事件。責任を問う声も大きいが、カジノ推進の旗振り役の菅首相は説明をつくさなかった。【黒い雨訴訟】広島で原爆投下直後に降った「黒い雨」を巡り、広島高裁は原告全員を被爆者と認めた。しかし、より広範な被害者の救済に向けた審査基準の見直しに関する具体的な動きはないまま。【子ども庁】「何としても進めたい」と待機児童や虐待、貧困などの課題に取り組む省庁作りを牽引。組織や政策の議論、予算の中身については今年末に固まる予定だったが、発足さえ不透明な状況に。【デジタル庁】IT施策を一元化する新省庁は首相の肝いり案件。9月1日に発足するも2日後に総裁選不出馬を明らかに。はしごをはずされた形のデジタル庁が役割を果たせるか先行きは見通せない。【脱炭素】2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにすると宣言し、脱炭素に舵を切ったが、産業界などは慎重な立場。気候変動サミットで国際公約までしたが達成への道のりは険しい。彼が残した負の遺産は、次の政権で清算されるのだろうか。
2021年09月15日9月3日に、自民党総裁選に立候補しないと表明した菅義偉首相(72)。昨年9月の就任からわずか1年あまりで首相の座を下りることになった。短い期間だったが、菅政権がこしらえた負の遺産は多岐にわたる。これらを整理することで、次の政権の課題を可視化していこう。■抑えられなかったコロナ感染拡大9月13日現在の、新型コロナウイルスの累計感染者数は164万5,140人となった。一方で、菅政権が発足した’20年9月16日の累計感染者数は7万7,156人、1日の感染者数は551人。現在と比較すると少ないが、当時も、皆が増加していく感染者数を危惧していた。「ところが菅首相は“感染が拡大したエビデンスはない”と昨年10月、一部地域に限定されていた『Go To トラベル』を東京都を含む全国に拡大したのです」そう語るのは、社会学者で東京都立大学教授の山下祐介さん。「事業拡大後、新規感染者数が全国的に増加し始めます。昨年11月20日以降、政府の新型コロナ対策分科会は3度にわたり、事業の見直しや停止を提言しましたが、菅首相は当初その助言を無視。Go To 事業の全国的な停止を決めたのは、最初の提言から3週間以上たってからのことでした」ワクチン接種のスタートが遅れたことも、感染拡大につながった。海外では昨年12月から始まっていたワクチン接種。一方、日本で高齢者を対象に接種が始まったのは、4月になってから。その後、接種は進むが、国内で2回目を終えた人の割合は50%にやっと到達したばかりだ。河野太郎ワクチン担当大臣は、厚生労働省が米国での治験データを不十分として、日本で再治験をしたことで接種開始が遅れた、とラジオ番組で語ったが……。危機管理に詳しい株式会社リスク・ヘッジの田中優介さんが語る。「慎重になるあまり、平時と変わらない対応をとる厚労省に対して、菅首相は、せっかく手にした強い権限を発揮し、五輪をテコに、世界に先んじて日本中にワクチンを行き渡らせることもできたはずです」■ワクチン一本足打法が招いた病床逼迫8月13日には、1日当たりの新規感染者数が2万人を突破。感染の拡大に伴い、入院ができず自宅療養を強いられる患者も増加した。8月22日には、東京都の入院調整者数は1万4,726人を記録。さらに、入院できず、自宅療養中に亡くなる事例も相次いだ。「菅政権は、医療提供体制が危機的な状況に陥り、『中等症は自宅療養』という方針を出しました。そもそも多くの専門家が指摘してきたとおり、入院施設が足りなくなることは自明。本来なら、病院以外の入院施設を準備するなど、軽症患者の受入れ先を確保しておくべきだったのです。けれど、聞く耳を持たない菅首相はワクチン接種さえ進めばなんとかなると考えていたのでしょう。そのために、最初の緊急事態宣言から1年以上もの間、他の対策が疎かになってしまったのです」(田中さん)厳しい現実といえば、感染力の強いデルタ株への対応もおそまつだったという声もある。「菅首相は、ワクチン接種が加速すればすべてが好転し、あわよくば選挙にも勝てると感じていたのかもしれません。しかし、デルタ株の強い感染力により、ワクチン接種が始まってからも感染は拡大。海外からは、ワクチン2回接種後にも感染するブレークスルー感染の報告が相次ぐようになります。その結果、8月17日になってやっと、菅首相は“医療体制の構築” “感染防止の徹底” “ワクチン接種”という3つの新しい対応策を示しました。今さら感がある対応策に、菅首相がデルタ株を甘く見ていたことを多くの人が知ることになったのです」(山下教授)これらをふまえ、第一生命経済研究所の首席エコノミストの永濱利廣さんも、次の政権では医療体制の拡充が必要だと指摘する。「ワクチン接種が進んでも、変異株がある以上、医療提供体制を拡充しないと、いつまでたっても行動制限は解除されないでしょう」■五輪開催によって分断された国民本来なら国民の心を一つに結束させるはずだった五輪だが、開催の賛否を巡り「国民分断」の原因に。大会ボランティアが、罵声を浴びるなどの事件も発生した。毎日新聞が行った世論調査では「五輪開催がコロナの感染拡大に影響したか?」という質問に「大きく影響したと思う」「多少は影響したと思う」と答えた人が7割を超える。「『東京オリンピックはやる』けれど『国民は引き続き我慢してね』なんてことが、全国民に受け入れられるはずがありません。せめて、開催の意義や理由をしっかりと説明するべきでした」(山下教授)さらに、そもそも、政府は今年の実施にこだわっていなかったのではないかと山下教授。「今年開催にこだわるなら、もっと早くに開催を決定し、周知し、オリンピックへの国民の協力を促していたはずです。結局のところ、開催判断をずるずる引き延ばしているうちに、中止や延期の選択肢を失ってしまった。その結果開催されたのが、今回の五輪なのでしょう」コロナの再拡大と同じタイミングで開催された東京五輪。やり遂げれば、支持率アップの期待もあったと言われているが……。「国民からしたらそんなことはありえない。でも、菅首相の周りはイエスマンだらけだったため、反対の声はもみ消され、よい話ばかりが届けられたのでしょう。そうやって強行された五輪は、国民の命を脅かしたうえに、経済の足かせにもなりました」(山下教授)山下さんは、ここまで見てきたような菅政権の失敗は、政権発足当初から続く、周りの意見を聞かない菅首相の姿勢に原因があると続ける。「思い出してほしいのは、昨年9月の日本学術会議の任命拒否問題です。菅首相は、日本学術会議が推薦した人文系の大学教授6人の任命を拒否しました。この1年の失策の根本原因は、異論反論を許さずに、周囲には自分に同調的な人間だけを置いて政権を運営してきたことによるもの。その結果、必要な情報が手に入らず、誤った判断を下すことにつながったのです」
2021年09月15日9月3日、これまでの発言から一転、自民党総裁選からの“撤退”を決めた菅義偉首相(72)。背景にあるのは20%台という低い内閣支持率だ。ここまで国民からの支持を失った一因は「菅さんの“対話力”の低さにある」と話すのは、ジャーナリストの江川紹子さん(63)。「菅さんの印象を一言で言えば『聞きたい内容が伝わってこない、誠意がない』というもの。歴代首相より会見の機会は明らかに多かったのですが……」ネットをのぞけば、《原稿、棒読みじゃん》《質問にまったく答えていない》など、首相への落胆の声ばかり。「菅さんには、カメラの向こうに国民がいるという意識が希薄なんだと思います。目の前の記者とやりとりだけすればいい、官僚が用意した公式答弁さえすればいい、と対話にならないんです」質問に正面から答えてこなかった菅首相。結果として、国民にそっぽを向かれることになったのだが、これが許されてきたのは、会見の方式に問題があるという。首相会見の主催者は、大手メディアが中心に組織している記者クラブのひとつ「内閣記者会」だ。「しかし、内閣記者会主催のはずなのに、司会進行を務めるのも、質問者を指名するのも、内閣広報官、つまり首相の部下なんです」じつは、首相会見で江川さんはじめフリーランスの記者は、長年無視されてきたという。「もともと、記者クラブの人しか首相会見に参加できなかったのが、旧民主党政権時代にフリーの記者にも門戸が開放されました。当時は質問をすることもできましたが、安倍政権になって、フリーの記者は質問のために手を挙げても、指名されなくなりました」質問者として指名されるのは大手メディアが中心。政権交代から7年にわたってフリー記者が指名されることはなかった。その流れを破ったのは江川さんだ。昨年2月29日、コロナに関する初めての記者会見を、短い質問時間だけで打ち切ろうとする安倍晋三前首相(66)に対して、江川さんは挙手しながらこう叫んだのだ。「まだ、質問があります」安倍前首相は立ち止まることはなかったが、江川さんがツイッターでこのことをつぶやくと大きな反響が。公平な会見を求める声が高まり、次の会見からフリーの記者も指名されるようになった。「しかし、まだ問題のあるルールはあります。“更問いの禁止”です。結果として、首相との対話が難しくなっているのです」“更問い”というのはマスコミ用語で、追加質問のこと。多くの人に質問の機会を作るという建前のもと、一度質問をしたら、さらなる質問を重ねることを禁じるというルールだ。結果、首相の回答がまったく体を成していなくても、質問者はそれ以上の追及ができなくなる。「こうしたルールは菅さんや安倍さんが作ったものではなく、首相を困らせてはいけないという、周囲の官僚の過剰な忖度が生んだものだと考えています」江川さんは菅首相とのやり取りで、質問に答えていないと、さらに質問を重ねようとしたが、内閣広報官に遮られている。■質問を重ねられないから真意がわからないこうしたルールが菅首相自身の首を絞めたと江川さんは指摘する。「7月30日の会見で、菅首相は『人流は減少している』と言い、大きな批判を浴びました。現実として街に出ればいっぱい人がいるし、電車は満員なわけです。一般の人は『えぇ?』と疑問に思う。もし、さらに記者に問われれば、菅首相も“〇〇のときと比べてこれくらい減っている”というような説明ができたのかもしれない。でも、“更問い”は禁止ですから、国民の疑問は置き去りにされたまま、政府は実態がわかっていないのではないかという不信感だけが残りました。そのような状態で、“国民にいっそうの協力を”と言っても伝わるわけがありません」8月25日の会見では「明かりははっきりと見え始めています」と言い放った。「多くの人たち、特に飲食関連の産業に従事しているような人にはまったく明かりが見えていないなかで、そんな実態とかけ離れたことを言われても、『どういうことですか』と聞けないわけですよ。対話は疑問に答えて、はじめて成り立つ。なのに、最初から拒否でしたから」こうした会見の“悪習”は次期政権にも引き継がれるのだろうか。最後まで国民と向き合うことがなかった菅首相。次期首相には、用意した紙を読むのではなく、ぜひ“自分の言葉”で話してほしいと江川さんはいう。「“この総理大臣はこう考え、こういうところに悩み、こういうふうに頑張ろうとしているのだ”と伝えるのが大切です。その姿が見えれば、国民からの信頼も得られるし、協力しようという気持ちも生まれる。このコロナ時代も乗り切れると思います」“対話力”のある総理大臣を期待したい。【PROFILE】江川紹子(えがわ・しょうこ)東京都出身。神奈川新聞社会部記者を経て、フリーランスに。オウム真理教の取材などで知られる。情報サイト「ビジネスジャーナル」で「江川紹子の『事件ウオッチ』」を連載中。
2021年09月09日菅義偉首相の電撃退陣表明直後に始まった、総理総裁の座を巡る非情な戦い。いったい誰が、日本を救う宰相にふさわしいのか――。「このところ総理は不眠気味で、明らかに心労が重なっていました。会議や報告を受けるときも目がうつろで、明らかに集中力や判断力が落ちていて、周囲も心配していた矢先でした」こう明かすのは、ある官邸スタッフだ。9月3日、菅義偉首相(72)は、次期自民党総裁選への不出馬を明言。事実上の退陣宣言となり、永田町では早くも“ポスト菅”レースの火ぶたが切られた。そこで本誌は、政治評論家・有馬晴海さん、政治アナリスト・伊藤惇夫さん、ジャーナリスト・藤本順一さんの3人に、主要な総裁選候補の政治家のコロナ関連の発言や、これまでの実績を採点してもらった。その結果は、岸田文雄前政調会長(64)と河野太郎行革担当相(58)が22点と1位タイ。とはいえ、5人とも“コロナ禍から日本を救う総理総裁”としては成果に欠けていて、国民はあぜんとするほかない評価が相次いだ。ジャーナリストの藤本順一さんはこう指摘する。「岸田さんは、ほかの候補者に比べてマシに見えるだけで、危機管理能力には懸念材料があります。7月に岸田派議員のパーティで感染者を5人出してしまいましたが、感染拡大が続く状況下で政治資金パーティを開催したらどうなるか、岸田さんは考えられなかったのでしょうか。河野さんにしても、人気では“選挙の顔”といえますが、ワクチン担当の大臣としては、力量不足。ワクチンの絶対量を確保したからといって、いまだに希望する全員は接種できていません。国と自治体のコミュニケーションをもっと円滑に取って、よりスピーディーに接種を進められたはすです」各メディアの世論調査で「次の首相にふさわしい人」で上位を走り続ける石破茂元幹事長(64)への評価も、けっして高くはない。政治アナリストの伊藤惇夫さんは、「コロナ対策については未知数」とバッサリ。政治評論家の有馬晴海さんも、「決め手はなく、実績も乏しい」と手厳しい。野田聖子幹事長代行(61)や高市早苗前総務相(60)も名乗りを上げているが、政治評論家3人はいずれも辛口の評価。野田氏について「政府与党のトップにとして期待するのは難しい」(伊藤さん)、高市氏については「フェミニストにはほど遠く、総裁となっても、旧来の男性中心的な自民党を再構築」(有馬さん)と、“女性初の総理総裁”としては、実績不足は否めない。■最側近を送り込んで――安倍前首相が暗躍“どんぐりの背比べ”状態の総裁選で、不気味な存在感を示しているのは、安倍晋三前首相(66)という声も――。「岸田さんはコロナ対策として“4本柱”の政策をいち早く打ち出しましたが、これの策定には安倍さんの最側近だった今井尚哉元首相補佐官が関わっていて、水面下で安倍さんは岸田さんの支援に動いていたんです。しかし、岸田さんは報道番組で、森友・加計学園問題を再調査すると発言。機嫌を損ねた安倍さんは高市さんへの支持に舵を切った。これで推薦人も簡単に集まるでしょうね」(自民党関係者)9月6日には、石破氏は立候補を見送り、河野氏を支援する方向で調整していると報じられた。混戦模様を深めるほど、国民の苦しみも大きくなる。自民党は、コロナ禍を克服するリーダーを選び出せるのか――。
2021年09月07日「解散総選挙については皆さんから度々ご質問がありました。その際に、最優先は新型コロナ対策だと申し上げています。今回も全く同じであります。今のような厳しい状況では、解散できる状況ではない。このように考えております」9月1日、こう話したのは菅義偉首相(72)だ。その前日、一部メディアによって「菅首相が9月中旬に衆院の解散をし、自民党総裁選を先送りにすることも検討している」との報道が。それに対し、菅首相は冒頭のように語り否定した。「最優先は新型コロナ対策」と豪語した菅首相。そのいっぽう、国会を開く様子がない。「日本国憲法第53条には『内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない』とあります。それに基づき野党は『コロナ対策の議論を急ぐ必要がある』として7月、臨時国会の召集を求める要求書を提出しました。それ以降も臨時国会を開くよう訴えましたが、与党は拒否。そのため野党はもちろんのこと、国民からも『憲法違反だ』と指摘する声が相次いでいます」(全国紙記者)先月16日、赤羽一嘉国土交通大臣(63)が《臨時国会の開催については、国会が決めることでして、内閣には何の権限もございません》とツイート。するとネットでは《日本国憲法第53条はどっかいきました???》《憲法53条読んで、スガさんにも教えてあげて》との反論が。そんな“珍事”も記憶に新しいなか、今回の「最優先は新型コロナ対策」発言。ネットでは「わかっているなら早く国会を開いて」とし、厳しい声がこう上がっている。《解散してる場合じゃないという認識があるなら、国会開会せえよ》《国会も開かずに何言ってるんだろう》《じゃあ国会開かんかい》《ほな、さっさと臨時国会開きなはれ》先月26日、新型コロナ対策について「明かりははっきりと見え始めています」と話していた菅首相。その明かりが、国民の不安を晴らすことはあるだろうか?
2021年09月02日21日から女子ソフトボールなどの一部競技始まり、いよいよ開幕した東京オリンピック・パラリンピック。開会式も迫るなか、菅義偉首相(72)の発言が“現実が見えてなさすぎる”と物議を醸している。20日にアメリカの有力紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』のインタビューに答えた菅首相。そのなかで、近しい関係者たちから、五輪の開催中止を複数回提言されたと明かした上で「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ」と発言。「挑戦するのが政府の役割だ」と開催するに至った理由を強弁していた。また菅首相は、日本政府には五輪を中止する権限がなく、一部で“IOC(国際オリンピック委員会)の人質”と揶揄されていることについて「そこは全くない。日本は手を挙げて、日本でオリンピックをやりたいと招致してきた」とも主張。IOCは契約により、五輪中止を決定する唯一の権利があるなかで、「(IOCに中止を)押し付けられるようなことだったら、跳ね返す」と力強く答えた。新型コロナウイルスで国民の健康が危険にさらされているなかでの、菅総理による“挑戦”発言。SNS上では批判が相次いだ。《やめるのは簡単なら今すぐ五輪中止にしてください!政府の役割は五輪に挑戦することじゃないです!》《人々の命と健康を賭けて望んでいない挑戦されたらたまらん。簡単なら今すぐ止めて欲しい》そんななか、21日の東京都の新型コロナの新規感染者数は1,832人を記録。2,000人超えも目前に迫り状況が緊迫するなか、菅首相からはさらなる“驚きの発言”が飛び出した。各メディアによると21日に行われた記者会見で菅首相は「国民の皆さんには自宅でテレビなどで声援を送っていただきたい。テレワーク、交通量の抑制にも協力をいただきたい」と五輪への協力を要請。そして、こう続けたという。「パラリンピックまでに感染状況が変わったら、(政府・組織委員会など)5団体で対応を考えることになっている。ぜひ有観客の中でと思っている」1週間前よりも新規感染者が680人以上増えているなかでの“楽観的”とも言える主張にSNS上では、非難する声が殺到した。《乖離しすぎて違う星の人に住んでるのかな?ってくらい現実感ないな》《逆の方向に変わって来てるのが判らないんだな、この首相は。》《何言ってるか分からない。今日東京1,800人超。オリンピックやるのは、東京……》《菅さんには一貫して現実が見えていない。早く引きずり降ろさないと国民の命が危ない。》
2021年07月22日「安全安心が最優先にあるのは当然のことだと思う。安全安心のために無観客というのを辞さないということだ」6月21日、記者団に向けてこう述べたのは菅義偉首相(72)。NHKの報道によると「五輪開催中に緊急事態宣言が出された場合に無観客もあり得るのか」と問われ、冒頭のように答えたという。政府分科会の尾身茂会長(72)ら専門家有志は18日、「無観客開催は会場内の感染拡大リスクが最も低いので望ましい」との提言を発表したばかり。各メディアによると専門家たちは、「ワクチン接種が進んだとしても7月から8月にかけて感染者や重症者が再増加する可能性がある」など複数の危険性を指摘したと伝えられている。ところが21日、大会組織委員会や政府、東京都らで行われた5者協議では有観客開催を正式に決定。地方を含めた五輪会場の観客数は、収容定員の50%以内で最大1万人を上限とされた。また開会式には、スポンサー招待客ら約1万人を合わせた2万人の観客が見込まれるという。さらに会場では観客に酒類販売を容認する方針だといい、橋本聖子会長(56)は同日の会見で「観客への酒類の販売、提供については、大声の抑止、安全な誘導の実現の観点や現在の(社会の)一般的ルールに鑑み、検討中」と述べた。■「五輪開催ありきの政府」さかのぼると7日の参院決算委員会で、野党から五輪開催の判断を問われ「私自身は主催者ではない」と答弁した菅首相。しかしながら、国民の不安をよそに“強行開催しようとしている”との見方が広がっている。「2度目の宣言解除時よりも新規感染者数は多いのに、20日をもって宣言解除されました。菅首相は3度目の宣言を『短期集中』と講じていましたが、蓋を開けてみれば8週間にも及んでいます。『安心安全』を強調する菅首相や組織委ですが、結果的に尾身会長ら専門家の意見を黙殺しているようにしか見えません。これまで国民は感染対策として、外出自粛や酒類提供禁止など様々な制約を強いられてきました。それを五輪で翻すような方針に、納得できない国民も多いのではないでしょうか」(全国紙記者)決して“中止も辞さない”とは言わない菅首相。中止や延期の選択肢を挙げず、なし崩し的に五輪を推し進めようとする姿勢に批判が上がっている。《「緊急事態なら無観客辞さない」なんて信用できない菅首相が国民の安心安全を第一に考えているのなら、しれっと有観客とか開会式に2万人入れるような話にならないのでは聞く耳持たず、やりたい放題の政府・組織委》《何が「無観客も辞さない」だ。いかにも一大決心であるかのように言うなよ。初めから中止にしろ。そもそも緊急事態宣言を出すような状態になってから無観客にしたって遅いだろうが》《五輪開催ありきの政府ってなんなん?》
2021年06月22日菅義偉首相(72)が6月4日、東京オリンピック・パラリンピックを開催する目的などについてコメントした。しかし、その内容に厳しい声が相次いでいる。先月28日の記者会見で質問できなかった報道機関が寄せた質問に文書で回答した菅首相。時事通信によると、改めて“オリンピックの目的”を尋ねた質問に対して、菅首相は書面で「世界最大の平和の祭典であり、国際的な相互理解や友好関係を増進させるものだ」と回答。さらにこう続けた。「安全、安心な大会を実現することにより、希望と勇気を世界中にお届けできるものと考えている」菅首相は「国民の命と健康を守っていくのが開催の前提」ともつづったという。しかしその前日、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は国会で『パンデミックのなか、オリンピックを開催することは普通ではない』と指摘している。「尾身会長は『開催するなら、主催者であるIOCや政府には強い覚悟が必要だ』と釘を刺しています。つまり、感染症の専門家が“安全な大会の実現”を疑問視したわけです。開催ありきで話が進む“平和の祭典”。大きなリスクを背負って届けられる、希望や勇気とは一体どんなものでしょうか」(全国紙記者)ネットでは、菅首相の発言に失笑する声が上がっている。《ここでいう「勇気」とは何なのか?パンデミックの最中に国民の命を賭けて五輪を開くことが「勇気」なんかじゃ絶対ない》《力のない勇気は無謀である。現実を見ない希望は絶望である》《希望と勇気はアンパンマンで十分伝わってる》《希望と勇気かー 菅さん現実みよ。うん》
2021年06月06日戦後日本美術を代表するアーティスト・菅木志雄の新作展「集められた〈中間〉」が6月5日(土)、小山登美夫ギャラリーで開催される。菅は60年代末~70年代にかけて起きた芸術運動「もの派」の主要メンバーとして活動。「もの派」の、それまで作品の素材でしかなかった「もの」自体や「もの」を知覚する人間へ目を向けた動向は、海外でも近年、国際的な評価が高まった。50年以上にもわたり第一線で活躍し、鋭敏な感覚で制作し続けるその情熱は衰えることがない。またインドの中観哲学における「空の思想」と京都学派の論考、日本の作庭などに共鳴した制作における独自の思考を深化させ、今も現代アートにおける独自の地平を切り開いている。展覧会としては1968年の初個展以来、国内外で約400以上のものに参加。今年12月には出身である岩手県立美術館において、大規模な回顧展「開館20周年記念 菅木志雄展 〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」を開催予定。50年以上に渡る菅の制作活動を約100点もの作品が展示される。そのほか国際的な活躍は枚挙に暇がない。その作品はニューヨーク近代美術館、ポンピドゥ・センター、テート・モダン、東京国立近代美術館、東京都現代美術館をはじめとした国内外47もの美術館・アートコレクションに収蔵されている。本展では「ものは無常で流動的なものであり、作品はそのプロセスである」ということを焦点に作品を展開。さらにギャラリースペース奥の部屋全体を使ったインスタレーションと、壁面の立体作品の新作を発表する。新作である『景素』と『場空』は端に置かれた数個の枝の断片と断片、その間を小さな石や木片が自由に軌跡を表しながら連なり、並べられている。その連続性がまるでものが意思を持って動いた結果であるかのようにそれぞれ異なる様相を表し、無限のリズムやエネルギーが作品の枠を超えてどこまでも続いていくかの様だ。また新作インスタレーション作品『集空果』は、石とロープという限りなくシンプルな「もの」が部屋全体に縦横無尽に放たれ、果てしない連続性と空間性が、観るものの意識を活性化してくれるだろう。フィジカルに人と接することや移動を制限された現在、菅作品を鑑賞することで、私たちはデジタル環境に慣れた感覚を開放し、ものは、人は、思考は、世界は常に変化し、繋がりながらも混じり合うことがない可能性を改めて感じられるはずだ。<ステイトメント>「集められた〈中間〉」菅木志雄モノは、だいたいにおいて、ヒトに無関係な時間を在りつづけている。それはヒトには簡単に理解できないような集積である。たとえ時間をかけたとしても〈在ることのプロセス〉を感知することはむずかしいと思われる。時間の長さも、その在り方もである。わからないながら、ヒトは、アートの名目で、無造作にモノを扱おうとする。それは、ヒトが創造するには、それを表わすためのモノが必要だと思っているからである。注意しなければならないのは、モノは根源的にアートに使用されるためにあるのではないということである。<存在するものである>という意味では、モノも作品も同じかもしれないが、多くの場合モノの始原的な存在性というものは、だいたいにおいて制作の過程で失われてしまう。それは、本来モノが保有しているべき原質のようなものがなくなるということである。そうなれば、本質的にモノはモノでなくなり、カタチはあれど本来あるべき存在性は失われる。作品(モノ)はつねに途中のモノによって、できているのである。■展示情報菅木志雄展「集められた〈中間〉」6月5日(土)~7月10日(土)11:00-19:00(日・月・祝休)会場:小山登美夫ギャラリー入場無料※本展は、小山登美夫ギャラリー、スパイラルガーデンでの同時開催。※オープニングレセプションはなし。
2021年06月03日菅義偉首相(72)が5月28日、新型コロナ感染拡大にちなんで新たな支援金を給付すると発表した。7月以降、3カ月間で最大30万円を給付するというが、受け取るための条件を疑問視する声が上がっている。政府は現在、コロナ禍で収入が減った世帯に対して無利子の特例貸し付けを行っている。その上限額は、緊急小口資金と総合支援資金を合わせて計200万円。いっぽう「上限に達した人はどうすれば?」との声もあった。朝日新聞によるとそこで菅首相は「特例貸し付けの上限額に達するなどして借りられなくなった」ことを条件に、追加の措置を決定。しかし、下記の条件などもすべて満たす必要があるという。・月収が基準額(東京都23区内では単身世帯で13万8千円、2人世帯で19万4千円、3人世帯で24万1千円)以下・預貯金額がこの基準額の6倍以下かつ100万円以下・ハローワークで求職中同紙は「対象となる世帯は20万強で、約500億円の給付を見込んでいる」とつづっているがーー。ネットでは「条件が細かすぎる」と不満の声が続出している。《どんなショボい国だ。貸付を基本とし、その上で困窮している人って対象者が限定的すぎる》《困窮する世帯がすべてもらえるわけではない。特例貸し付けを利用してこなかった場合、困窮していても今回の支援金はもらえない》《こんな条件特盛りで給付する気ゼロだろ》《…誰が受け取れるんだい》また借り入れの上限額を達していないと給付されないため、《給付金貰いたいなら、まず上限まで借金しろ!と言うのは無利子でも、ちょっとかわいそう…》《限界まで借金させてからなんですね》《闇金やな》といった声も。1人でも多くの人の窮地が救われればいいがーー。はたして。
2021年05月30日菅義偉首相(72)が5月13日、高齢者のワクチン接種について会見で言及。そこで“7月末までの完了は不可能”と回答した自治体が複数あったことについて「ショックだった」と発言した。ネットでは厳しい声が相次いでいる。菅首相は先月23日、高齢者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種を7月末までに終わらせるとの目標を掲げた。ところが政府が調査したところ、全国で14%以上もの自治体が“7月末までに終わらない”と回答した。そこで『毎日新聞』によると菅首相は「報告を受けてショックだった」と苦笑。そして「7月いっぱいで終えることができるよう、ぜひ協力してほしい」と述べたという。「ショックだった」とあたかも“青天の霹靂”のように話すが、かねてからこの目標は疑問視されていた。『NHK NEWS WEB』によると先月26日に野党が開いた会合で、“7月終了”という目標について甲府市の担当者は「国から事前に連絡はなく報道で知り驚いている」とコメント。そして“7月末までに高齢者向けの接種を終えるのは困難”との見通しを示したという。「当時、野党が『菅首相は自治体の実態を踏まえないまま根拠なく“7月末”と言ったのでは』と政府の担当者に問いただしました。しかし、政府側は『自治体から課題を聞いて、必要な支援を行っていく』と述べるに留めました」(全国紙記者)■「他人事」「無責任」「間抜け」と非難轟々さらに菅首相は今月7日、“高齢者への接種を7月中に終わらせるためにワクチンを1日100万回打つ”などと会見で豪語した。「しかし、“1日100万回接種”という目標について菅首相は『インフルエンザ接種が1日60万回ほど。今回はそれよりはるかに広い体制をとっている』と答えるのみ。具体策について語らなかっただけでなく、今月10日には加藤勝信官房長官(65)が『100万という数字は7月末という期限から逆算して弾き出した』と説明。ネットでは『机上の空論だ』と揶揄されていました」(前出・全国紙記者)「報告を受けてショックだった」と話した菅首相だがーー。Twitterでは非難する声がこう上がっている。《早く接種して欲しかったのなら、もっと早くに指針や配送時期を明確にすべきだった。国の準備は終わったから後はよろしく、国が決めた締め切りは守ってね、なんて無責任すぎるのでは?》《どこまでも他人事ですね》《国のトップがこういう無責任な発言をしている訳だから、五輪についても安心安全と言われても信用できない》《危機に直面した一国の首相のコメントとして、これほどまでに間抜けなものがあるでしょうか?》
2021年05月14日菅義偉首相(72)が4月30日、「5連休は不要不急の外出や帰省など控えて」と呼びかけた。しかし、「支離滅裂だ」などと厳しい声が上がっている。菅首相は同日、「東京や大阪では人出が減少し始めているが、感染者数は高止まりが続いている。引き続き酒の提供の停止、人流を抑える対策が必要だ」とコメント。そして「あすから5連休に入る。不要不急の外出、行楽、帰省を控えていただきたい。国民に心からお願いを申し上げたい」と総理大臣官邸で話した。しかし遡ること、昨年4月。当時の安倍晋三首相(66)のもと、政府は「Go To キャンペーン」を決定。特に波紋を呼んだのは、観光業などへの需要を喚起するという名目の「Go To トラベル」。そして1度目の緊急事態宣言が終了した直後に、税金を使ってまで“旅行せよ”と政府は唱えていたのだ。また菅首相も同年12月、「いつの間にかGo Toが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」とニコニコ生放送で発言していた。しかし、その3日後に突然「Go To キャンペーン」を停止すると発表した。そして現在、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、多くの国民が東京五輪に不信感を募らせている。しかし菅首相は先月30日、東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本看護協会に“大会の医療スタッフとして看護師約500人の確保を要請したこと”について「休んでいる方もたくさんいると聞いている。可能だと考えている」と発言。7月開催への意欲を示している。「旅行に行け」と言ったかと思えば、「5連休は外出を控えて」と発言。しかし多くの人の行き来が予想される東京五輪については、何としても開催しようとしているーー。そうした軸のブレた菅首相の言動に、ネットではこんな声が上がっている。《菅首相が連休に「行楽や帰省は控えて」だと!よく言うわ!昨年夏休みの始まる前にはGoToトラベルやGoToイートを盛んに宣伝しまくっていたのだ!》《「あすから5連休、不要不急の行楽や帰省を控えて」いや、不要不急の五輪を押し通そうとしている人に言われても…》《不要不急の行楽?ん?五輪のことだよね??》《施策、発言が支離滅裂だ》
2021年05月02日《IOCはGHQなの?》《進駐軍が上陸してきて、無理やり五輪を開催でもするんでしょうか?》いまツイッター上では菅義偉首相(72)にこんなツッコミが相次いでいる。「東京オリンピックですけれども、これの開催はIOCが権限を持っております。IOCが東京大会を開催することを、既に世界のそれぞれのIOCの中で決めています」4月23日の会見でこう語った菅首相。東京新聞の記者に「国民の命よりも五輪を優先させていないか」と問われてのことだった。“五輪の開催も中止も、権限はIOC(国際オリンピック委員会)にあるので政府は決められない”というお決まりの逃げ口上。すかさず、フリージャーナリストの江川紹子さんが「IOCは日本国民の命や健康に責任を持っていない」と追及したのだが……。「IOCがそれぞれの国のオリンピック委員会と協議した上で(開催を)決定しています。<中略>開催する方向で今、動いています」やはり菅首相は決定権がIOCにあると繰り返すだけで、質問には正面から答えない。江川さんのさらなる質問の声は内閣広報官によって妨害された。ツイッター上では会見を見た人からこんな呆れ声が。《記者の質問「国民の命より五輪が優先されていないか」に対して「五輪の開催はIOCが権限を持っている」はひどい。これじゃ、日本は主権国家たることを放棄してるように見えちゃう》政治学者の山口二郎法政大学教授はこうツイートした。《菅は主権国家の権力者ではない。もしそうならオリンピック開催の権限はIOCにあるなどという責任転嫁をしないはず》■「成功したら菅首相のおかげ、感染拡大はIOCのせい」日本国内で行われ、多額の税金が支出されている東京五輪。新型コロナウイルスの感染拡大を招くリスクがあるイベントであるにもかかわらず、五輪の開催についてはIOCがいっさいの権限を有するために、自らに開催の可否は決める責任はないと日本政府は繰り返し主張してきた。一方で、緊急事態宣言下で多くのイベントが中止や延期を余儀なくされるなかでも、聖火リレーは強行。さらに、選手や大会関係者の入国時の特例措置も決まるなど、東京五輪についての“特別扱い”は続いている。冒頭のように、IOCはまるで日本政府にとって超法規的な上部団体のようだとして、太平洋戦争の敗戦後に日本を占領下に置いていたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)になぞらえる人も多い。実際に、菅首相や政府関係者の発言からは、IOCは当時の日本にとってのGHQのように、決して逆らえない存在であるかのようにも聞こえる。しかし、スポーツライターはこう指摘する。「IOCが軍事力を背景に無理やり五輪を開催でもするのでしょうか?中止や延期の権限がIOCにあるからといって、開催国の意向を無視して五輪はできません。日本側が難しいといえば、その判断は尊重される。菅首相は実質的に中止の決定権を持ちながらも、それを放棄するのは責任逃れというほかありません」日本側が中止を求めた場合、巨額の違約金を求められるという声も出ているが……。「全世界的にコロナが流行する前代未聞の状況下で、本当に(違約金を)求められるのか、求められるとしたらいくらなのかも明らかにされていません。いずれにせよ、お金を取られる“かもしれない”から、国民の健康と生命を危険にさらしても五輪を強行する、というのは常識的な判断ではない。もし、違約金を開催の理由にするなら、その金額を明らかにしたうえで、国民の声を聞くべきです」(前出・スポーツライター)「菅首相は自らが責任を負わない形で五輪が開催されてほしいというのが本音」だと語るのは、与党議員の元秘書だ。「もちろんIOCはGHQではありませんので(笑)、日本が開催は無理といえばそれが通ることは菅首相もわかっています。実際は東京五輪を行って、お祭りムードの余韻のなかで衆議院選挙に突入したいというのが本音でしょう。なんとなく現状を肯定するような雰囲気があれば、与党に票が流れますから。五輪が滞りなく終われば菅首相の功績、仮に感染拡大の要因となれば開催権をもつIOCのせい、ということにしたいのでしょう」国民の生命と健康に関する責任を自ら放棄するのは、主権国家の総理大臣にふさわしくない行いであることだけは間違いない。
2021年04月27日ある春の日、カナダに住むキース・エイリーさんは1人でサイクリングに出かけました。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼が道路を走っていると、前のほうに何か黒い動物が横切るのが見えたのだそう。その動物はキースさんが走っている道路の反対側で立ち止まっていたといいます。自転車を追いかけて来た『黒い動物』とは?これまでにも多くの野生動物に遭遇したことがあるというキースさんですが、その黒い動物がなんなのかは遠目では分からなかったのだとか。近くまで行くと、ようやくそれが黒いヒツジだということが分かります。キースさんがヒツジのそばを通りすぎる時、ヒツジも彼のことを見ていました。そしてその直後、なんとヒツジが猛スピードで彼を追いかけてきたのです!Posted by Keith Ailey on Wednesday, March 10, 2021Posted by Keith Ailey on Wednesday, March 10, 2021ヒツジに気付いたキースさんはスピードを上げますが、ヒツジも負けずにスピードアップ!「こんな出来事、誰も信じてくれないだろうな」と思った彼は、少し走ったところでスマホを取り出して、ヒツジとのレースの様子を撮影しました。Posted by Keith Ailey on Wednesday, March 10, 2021Posted by Keith Ailey on Wednesday, March 10, 2021しばらく走っていると、同じ道路を走行していたトラックがキースさんとヒツジを避けるために端に寄ってくれたのだとか。するとヒツジはターゲットをキースさんからトラックに変更し、トラックについていったということです。『サイクリング仲間』と笑顔の再会それから数日後、キースさんはあのヒツジが近くの農場で飼われている『オジー』だということを知ります。彼は農場から脱走したオジーと競走していたのです。幸いオジーは無事に家に帰っていました。それを知ったキースさんは後日、農場を訪れてオジーと再会を果たしました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Ozzy The Sheep Thing(@theozzyworld)がシェアした投稿 キースさんとオジーのレースの動画を見た人たちは大笑い!「面白すぎる!」「うらやましい」などのコメントが寄せられました。オジーはとても人懐っこい性格なのだそう。だからキースさんやトラックの運転手についていったようです。サイクリング中に突然始まったオジーとのスピードレースは、キースさんにとって忘れられない思い出になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年03月24日3月3日、参議院の予算委員会に出席した菅義偉首相(72)。しかし、そこでの答弁が“恐怖政治”と批判を呼んでいる。同委員会で、立憲民主党の森ゆうこ議員(64)は東北新社に勤める菅首相の長男らによる総務省の幹部官僚への接待問題を追及。森氏が総務相の持つ放送事業の許認可権限の重要性についての認識を問うも、菅首相は「総務大臣には放送事業に関する許認可権限がある」とオウム返しするなど、議論は平行線をたどる。続けて、森氏は菅首相が自身の著書『政治家の覚悟―官僚を動かせ―』の中で、第一次安倍内閣で総務大臣を務めた際に「大臣として人事権を行使して官僚のなかに緊張感が生まれた」と綴っていたことに言及。菅首相は、同省の担当課長が、菅首相が構想していたNHK改革の方針と反対の方針を持っていたことを人伝てに聞いたうえで、「それだったら違う人に代わってもらったほうがいいだろう」と更迭した経緯を説明。そのことによって「緊張感が走った」と釈明した。そして、森氏が「何も言えなくなると思ったんじゃないですか?」と詰め寄ると、菅首相は語気を強めてこう答弁した。「それはやはり政策に反対する人については、政治家としてせっかく大臣になったわけですから、自分が掲げてきたそうした政策を実現するということは、当然なことではないでしょうか」また聞きでありながら、“自身の方針に反対する官僚の更迭は当然”と語った菅首相。強権的な菅首相の姿勢には、SNS上で批判が続出した。《逆らうものは飛ばす。それ「独裁」って言いませんか?菅総理が間違ってたら誰が修正するんでしょう?恐怖政治で、イエスマンばかり揃えても、何にもなりませんよ》《「政策に従わない官僚」の更迭は構わないと思いますが、「政策に反対する官僚」の更迭は当然ではないと思います》《わたしが官僚だったら、大臣の意向に沿うようなことしか言えない。それが忖度の始まりで、その結果が今だ》
2021年03月05日菅義偉首相(72)の長男・正剛氏が勤める放送関連会社「東北新社」から7万円超の接待を受けていた問題で、内閣広報官の山田真貴子氏(61)が辞職した。各紙によると、2月28日に山田氏は体調不良で入院。入院先から杉田和博副官房長官(79)に辞意を伝えたという。3月1日に開かれた衆院予算委員会では参考人として招致されていた山田氏だが、出席は取りやめとなった。同日の衆院予算委員会は山田氏の辞職手続きのため、30分遅れの開会に。立憲民主党の枝野幸男代表(56)は「先週の段階で『辞めてください』とお願いすべきだったのでは」と菅首相を追及。すると菅首相は「(山田氏が)2週間程度の入院・加療を要する。そういう状況であればやむを得ないと判断した」と答弁したという。「与党内からも、『もっと早く辞めさせるべきだった』との意見が出ています。しかし菅首相が『そのまま専念してほしい』と彼女の続投を望んだことから、“後手の対応”となってしまったようです。もともと総務省にいた山田氏ですが、内閣広報官に任命したのは菅首相。そのため、首相自ら処分を言い渡さなかったのは『任命責任逃れでは』との見方も出ています」(全国紙記者)各メディアによると、同日に記者団から「総務大臣の時に長男を秘書に任命したことが接待問題の発端では」と問われた菅首相。しかし「12年前の話ですよ」と前置きし、「12年間、私は長男と会社のことで話したことはなかった」と“因果関係”を否定したという。「菅首相は第1次安倍内閣で総務大臣を務めた際、正剛氏を大臣政務秘書官に登用。このときをきっかけに、正剛氏は今回処分された吉田真人総務審議官らと人脈を築いたそうです。正剛氏がいる『東北新社』との会食が39回にも及んだのは、菅首相への忖度があったからではないでしょうか」(前出・全国紙記者)日経新聞の世論調査では、“接待問題”をめぐる菅首相の説明に「納得できない」とした回答は69%にのぼったという。「週刊文春」の報道直後も、正剛氏について「私とは完全に別人格。長男にもプライバシーがある」と反論していた菅首相。釈然としない説明を続ける姿勢に、厳しい声が上がっている。《な~にが「やむを得ない」だよ自分の息子のせいだろ》《山田真貴子広報官辞任。当然である。しかし、菅総理及び菅総理の長男は、多くの優秀な官僚を潰しダメにしている。内閣人事局を早くなくしなさい。辞任するのは、官僚だけでなく菅総理自身だろう》《菅長男は秘書官を一緒にやっている。官僚のモラルが低下している。総理の責任は重い》
2021年03月01日