憧れのファッション誌編集者を目指して出版社に入社したものの、“地味~”な「校閲部」に配属されてしまった主人公を奮闘ぶりを描く、石原さとみ主演のドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第9話が11月30日(水)今夜放送。書籍など出版物の原稿を深く読み込み間違いや矛盾、疑問点を指摘。出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っている校閲をテーマにした本作。石原さんがオシャレが大好きな28歳、主人公の河野悦子(こうのえつこ)を演じ、大学生ながら覆面作家・是永是之としての顔も持ち、さらに「Lassy」の男性モデルに抜擢される折原幸人を菅田将暉が、悦子の高校の後輩で「Lassy」編集者の森尾登代子を本田翼が演じている。ドラマ開始当初は森尾の家に居候していた幸人も、モデルになったことで1人立ち。一時は三角関係に発展するかと思った3人だったが、悦子と幸人の関係はあいまいながらも進展中…とはいえ森尾は幸人にまだ未練がありそうだ。そんな3人の恋の行方も気になるところだが、元々悦子はファッション誌「Lassy」の編集者を志望して景凡社に入社、「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と言われ、これまで校閲の仕事に全力投球してきた。今夜放送の9話で悦子はついに憧れの「Lassy」を校閲することになる。しかし雑誌の校閲はこれまでやってきた書籍の校閲とは勝手が違い苦戦。さらに編集部員として大きな仕事を任される森尾の姿を見て、悦子は校閲の仕事に劣等感を感じてしまう。さらに悦子は貝塚から、森尾が幸人のことを密かに想っていると聞かされショックを受ける。幸人との関係はあいまいなまま。さらに仕事にもやりがいを感じられなくなった悦子は、いつものオシャレもやめすっかり意気消沈してしまう…というのが今夜のストーリー。オシャレが生きがいだったはずの悦子が、そのファッションを封印してしまうというまさかの展開。悦子は最大のピンチを切り抜けられるのか!?「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第9話は11月30日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月30日今年9本の映画に出演し、ドラマ、CMと幅広い活躍を見せた菅田将暉が、12月6日(火)よりオンエアされる森永製菓「ダース」の新CMキャラクターに決定。12個入りにちなんだ12月12日の「ダースの日」に合わせ、「HAPPY BIRTH DAY」ならぬ「HAPPY “DARS” DAY」ソングをタキシード姿でお茶目に披露していることが分かった。「ダース」と同じ1993年生まれであり、ひっくり返して読むと菅田(スーダ)となることから運命的な起用(?)ともなった今回の新CM。まず、「毎日ダースの日」編では、どこかの誰かに起こった、小さなHAPPYを菅田さんが「HAPPY DARS DAY~♪」と歌いながら、お祝いに駆けつける。電車で居眠りする女性が肩によりかかってきたことで小さな幸せを感じているサラリーマンを祝福するために、歌いながらタキシード姿で登場する菅田さん。しかし、次の瞬間、男性に寄りかかっていた女性の肩を菅田さんが抱き寄せてしまうことに!次の場面では、コンビニで会計時に777円が出たことに小さな幸せを感じている男性の元に現れた菅田さん。どさくさに紛れてダースをお会計に入れてしまい、ここでも他人のHAPPYをお祝いしているはずなのに、おいしいところはちゃっかり持っていく、というお茶目な姿が描かれている。さらに「ダースの日」篇では、「12月12日はダースの日」であることを広めるため、同じ12 月12日が記念日となる「漢字」や「明太子」「バッテリー」をライバル視するかのように、タキシード姿の菅田さんが次々登場。「漢字の日」として、書道家が白壁に字を書いていると、白壁からダースを持った菅田さんが歌いながら参上。そして、「明太子の日」「バッテリーの日」も菅田さんが「ダースの日」として印象を変えてしまい、ラストにはコーラス隊と共に「HAPPY DARS DAY to You~~♪」と大合唱する華やかな仕上がりとなっている。撮影では、コミカルな演出でありながらも、真剣な表情で取り組んでいた菅田さん。撮影の合間には共演者やスタッフと別の撮影で学んだアクション技術などについて、和やかに談笑する姿も。アクションは振りを大きく見せることがコツだそうで、今回のCM 撮影にも早速、その知識を活用していたそう。「ダースの日」篇で、菅田さんと明太子が一緒に回転するシーンでは、自らポーズを提案、最終的には9回も回転していたという。また、CMのBGMともなる「HAPPY DARS DAY」ソングも、さまざまな歌い方を披露し、監督からの「叫びながら歌うカットの表情が数パターンほしい」との要望には、大きく目を見開いたり、体ののけぞらせたりと、細かい部分にまでこだわりを見せ、演技の幅の広さを改めて見せつけるCM撮影となった。新TV-CM「毎日ダースの日」篇、「ダースの日」篇は12月6日(火)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日俳優・菅田将暉が、森永製菓のチョコレート・ダースの新CMに起用されることが29日、わかった。新CM「毎日ダースの日」編、「ダースの日」編は12月6日より放送される。菅田は、ダースと同じ1993年生まれなだけでなく、”ダース”をひっくり返すと”スダ”になるという縁の持ち主。2種類のCMでは、「12月12日はダースの日」という記念日に合わせ、菅田が「HAPPY BIRTH DAY」ソングのメロディに合わせて、「HAPPY “DARS” DAY」ソングを披露する。真剣な表情で撮影に取り組む菅田は、撮影の合間に共演者やスタッフと、別の撮影で学んだアクション技術について談笑。「振りを大きく見せることがコツ」と語り、CMでも実践していた。また、CM「ダースの日」編では、菅田と明太子が一緒に回転するシーンがあったため、自らポーズを提案し、最終的には納得するまで9回転していた。また、CMで披露する「HAPPY “DARS” DAY」ソングでは、監督から「叫びながら歌うカットの表情が数パターン欲しい」と要求された菅田。目の開き具合、体ののけぞり方など、細かい部分にこだわりを見せていた。
2016年11月29日俳優・東出昌大(28)が主演を務め、シリーズ最終章となる映画『デスノート Light up the NEW world』(公開中)が、公開29日目で興行収入20億円・観客動員数150万人を突破したことが28日、わかった。先月29日に公開され、初週週末興行成績ランキングで1位を飾った本作は、公開から10日間で観客動員100万人を記録。11月14日時点で131万人を超え、『DEATH NOTE』(06)の約227万人、『DEATH NOTE the Last name』(06)の約419万人、スピンオフ作『L change the WorLd』(08)の約249万人を合わせると、シリーズの累計動員数は1,000万人に達した。日本のみならず世界中にファンを持つことから、日本含む70の国と地域でも配給が決定。11月3日公開のタイ、11月10日公開のシンガポールでは初登場新作映画1位になり、どちらの国も今年公開された邦画作品の中でナンバー1の興行成績を記録するなど、海外でも快進撃が続いている。最新作にして最後の舞台となるのは、夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)の3人がメインキャラクターとして登場、三つどもえの頭脳戦を繰り広げる。■映画『デスノート Light up the NEW world』興行収入(10月29日~11月27日)観客動員数:158万7,380人/興行収入:20億4,042万600円(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年11月28日石原さとみ主演、菅田将暉、本田翼らの共演で宮木あや子の小説「校閲ガール」シリーズを連続ドラマ化した「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第8話が11月23日(水)今夜オンエアされる。出版物を影で支える“地味”だが“スゴイ”存在「校閲」にスポットをあてた本作。石原さん演じる主人公の河野悦子(こうのえつこ)がファッション誌「Lassy」の編集者を志望して、ついに憧れの景凡社に入社したものの配属先は「Lassy」編集部ではなく校閲部。その地味な仕事ぶりに当初は落ち込む悦子だが、徹底的に「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と校閲の仕事に打ち込んでいく。悦子の“全力”さは時に暴走しすぎて、毎度様々な騒動を巻き起こすものの、そんな悦子を周囲も次第に認めていく…という物語。そんな悦子があるきっかけから一目惚れするのが菅田さんが演じている、若くして作家デビューし、今は作家と大学生、そして「Lassy」の男性モデルとしても活躍をはじめた折原幸人。悦子に「大好きだよ」と“告白”した幸人だが、前回の放送では、第1話で悦子が校閲を担当した大物ミステリー作家、本郷大作の息子であることが判明。大作からも「幸人をよろしく」と恋人の“お墨付き”をもらった悦子。2人の今後の進展が気になるところ。一方、本田さん演じる「Lassy」編集者の森尾登代子の部屋に居候していた幸人だが、前回のラストで幸人がついに森尾の部屋を去り、悦子と幸人と森尾の“三角関係”にも一つの区切りが。森尾については青木崇高演じる文芸編集部の編集者、貝塚八郎との関係も注目ポイント。ラストに向けて登場人物たちの恋愛模様にも注目していきたい。そして今夜の第8話で悦子が担当するのは恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえ)の小説の校閲。なんと葵は校閲部の部長、茸原(岸谷五朗)と過去に意外な関係があった。葵は中途半端な仕事を嫌う厳しい作家で、いつも以上に全力で仕事をしてほしいと茸原(岸谷五朗)から言われた悦子は、仕事にも恋愛にも情熱的な葵に負けじと全力で葵の小説を校閲。葵も悦子に指摘されたことを取り入れ、再校で大幅に内容を変える。また最初から校閲し直さなければならなくなる悦子だが、めげずに取り組んだことで次第に2人は意気投合する…というのが今回のストーリー。今回もバラエティに富んだファッションに身を包んで河野悦子が全力で突っ走る。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第8話は11月23日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月23日2016年も残すところ、あとひと月あまり。「GQ MEN OF THE YEAR 2016」で今年最も輝いた男性の1人に選ばれた菅田将暉こと“鬼ちゃん”が、大躍進のきっかけとなった「三太郎」の新CM「来年の暦」篇に久しぶりに登場!松田翔太演じる桃太郎たちが「今年も終わるね~」「来年の目標は?」などと語り合う中、なぜか1人、大爆笑していることが分かった。桃太郎の家に集まった三太郎たち。「今年も終わるね~」と桃太郎がしみじみと言うと、かぐや姫(有村架純)は「来年のみんなの目標は?」と問いかける。「来年は、彼女を作る!!」と、意気込みながらガッツポーズをするのは金太郎(濱田岳)。すると、「ハハハ!」と鬼が笑い出す。目標を笑われた金太郎は「そんな…」と寂しくツッコミを入れるも、「さーせん!」と軽いノリ。そんな鬼の挙動に戸惑う三太郎たち。続けて、かぐや姫が「浦ちゃんは?」と話をもどすと、浦島太郎(桐谷健太)は気を取り直し「来年こそ、乙ちゃんと…」と言いかけるも、鬼は「ハハハハハ!」と、さらに大きな声で大爆笑。それに対し、「え、なに?」と浦島太郎もツッコミむ。だが、勘のいい桃太郎は「これってまさか、来年のことを言うと…」と金太郎に視線を送ると、金太郎も「鬼が笑う!?」。そんな2人を見て「それってことわざじゃないの?!」と驚く浦島太郎。一方、笑いすぎて苦しいのか、マイペースにお茶を飲んでいる鬼に対し、真意を確かめたくなったかぐや姫が、おもむろに「来年!」と呟くと、「ぷっ!!」とお茶を盛大に吹き出し、「ハハハ! 熱っ! ハハハ!」と再び笑い転げることに。自分の意思とは関係なく笑ってしまう鬼に、「落ち着いて」と、かぐや姫がなだめるも止まらない。だんだん面白くなってきた金太郎は「止まんねぇんだ」と桃太郎と共に盛り上がるも、お茶を思いっきり吹きかけられた浦島太郎。いつもの明るさとは一転、終始戸惑った様子でお茶を拭いつづけ、繊細な一面を見せるのだった…。今回はなんといっても“鬼ちゃん”こと菅田さんが、数か月ぶりの登場ということもあり気合十分。「やっぱ三太郎の撮影って楽しいっすね!」と言いながら毎テイク、アドリブを披露。久しぶりの再会でも、三太郎たちと息ピッタリな掛け合いを披露していくところはさすが。今回は鬼ちゃんが来年の話で笑ってしまうという設定だったものの、「去年!」「再来年!」「ライオン!」など、桃ちゃんや浦ちゃんが引っかけのキーワードを仕掛ける場面も。鬼ちゃんが引っかけワードには冷静に真顔になる一方、彼らのゲームのようなやりとりを見て、かぐちゃんたちは笑いをこらえるのに必死。鬼が笑うだけでなく、みんなも笑う現場となった。au「三太郎シリーズ」新CM「来年の暦」篇はオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日本質にこだわる男性のための情報誌「GQ JAPAN」が、その年“最も輝いた男性”を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」。2016年の受賞には菅田将暉、渡辺謙をはじめ、指揮者の小澤征爾、ミュージシャンの吉川晃司、「リオオリンピック」メダリスト選手ら多彩な面々が揃ったが、この度「GQ JAPAN」1月号表紙にて、受賞者らが一堂に会す豪華ビジュアルが公開された。「GQ MEN OF THE YEAR」は、生き方、仕事、スタイルにおいて、「GQ JAPAN」読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる賞。アメリカで1994年にスタートして以来、イギリス、ドイツ、インド、中国、韓国など世界14か国(2015年実績)で展開するインターナショナルなアワードだ。第11回目を数える今年の「GQ MEN OF THE YEAR 2016」では、「Set The Pace=時代を先駆ける男たち」に注目し、各界から旬な男性たちが選出された。『何者』『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』と今年も数々の映画・ドラマで活躍した若手俳優筆頭・菅田さん。『追憶の森』『怒り』の渡辺さん。2016年2月に世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」にて自身が指揮したラヴェル「こどもと魔法」がクラシック部門最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞した小澤さん。アーティストとしても俳優としても活躍する吉川さん。2015年年末開催のM-1グランプリで優勝して以降、2016年はテレビで見ない日はないほど売れっ子となったお笑い芸人「トレンディエンジェル」。そして、この夏行われた「リオオリンピック」にて活躍した、柔道男子金メダリストのベイカー茉秋選手や、陸上男子400メートルリレー日本代表の飯塚翔太選手、桐生祥秀選手、ケンブリッジ飛鳥選手、山縣亮太選手らスポーツ選手が並ぶ。そして、11月24日(木)発売の「GQ JAPAN」1月号にて、「GQ MEN OF THE YEAR」受賞者7組11人のインタビューがポートレイトとともに掲載決定。また、豪華ラインナップが揃う贅沢なビジュアルが表紙に登場。2016年を華麗に彩った男性たちとともに、今年をふり返ってみては。「GQ JAPAN」1月号は11月24日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日今年、最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2016」の授賞記者会見が11月21日(月)、東京アメリカンクラブにて行われ、受賞した菅田将暉らがタキシード姿で出席した。2016年、9本の映画出演に加え、テレビドラマやCMへと、メディアで顔を見なかった日がないほど活躍した菅田さんは、「今年はすごく外に出た1年でした。いままで見たことのないステージ、出て行こうということを目標にした1年で、いろいろな人に出会えて賞をいただけることになったんだな、といま感じています」と総括した。日本では今年で11回目を迎える「GQ MEN OF THE YEAR 2016」は、男性向け情報誌「GQ JAPAN」が毎年、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。2016年は菅田さんのほか、吉川晃司(ミュージシャン)、トレンディエンジェル(芸人)、ベイカー茉秋選手(柔道選手)、陸上男子 400メートルリレー日本代表(飯塚翔太選手、桐生祥秀選手、ケンブリッジ飛鳥選手、山縣亮太選手)、渡辺謙(俳優)、小澤征爾さん(指揮者)が選出された。鈴木正文編集長よりトロフィーを授与された菅田さんは、しげしげと見つめて、「いまこのトロフィーがすごく重くて、重い賞だと感じています」と実感した様子。受賞を告げられたときは、「正直よくわからなかったです。僕はいま23歳で男としてまだ全然生き様を見せられていない時期で」と謙遜しながらも、「選考理由を鈴木編集長に聞いたら、笑顔で僕の作品を面白かったと話してくれて。その姿を見たときに、いままで満たされたことのない何かが満たされたような気持ちになりました。すごくうれしいです」と、満面の笑みでコメントした。「M-1グランプリ」で敗者復活枠からの劇的な優勝を遂げた昨年末以降、「ハゲ」をモチーフとしたネタをリズミカルに繰り出して、笑いを爆発させたトレンディエンジェル。メンバーの斎藤司は受賞の喜びに際して、「人生の運を使ったのではないかというくらい、いろいろなことがあって、賞は当然じゃないか…じゃない(笑)」と笑いを織り交ぜながら、受賞の喜びは「Instagramのフォロワー96万人に伝えたいです」と、数を誇りつつにんまり。多忙を極めた年でもあったが、斎藤さんは、「2時間空いたら超ラッキーくらいのスケジュールで。新しく挑戦したいことはCDデビューです」と、次は歌声を披露したいと鼻息を荒くしていた。また、自分にとってあるべき男像を「男とは〇」として、〇に入る言葉をそれぞれが色紙で発表する催しも行われた。各自、「醸し」(吉川さん)、「言い訳しない生物であれ」(トレンディエンジェル)、「HUNTER」(ベイカー選手)、「失敗を恐れない」(陸上男子 400メートルリレー日本代表)、「風」(渡辺さん)と掲げた。菅田さんは「面」(つら)と表現し、「男は背中で語れと聞きますが、きっと結果を残したリ、生きてきたものが顔に出るのかなと。さっき渡辺謙さんの顔を見ていて思い、書きました」と、男としても俳優としても先輩である渡辺さんを恭しく見つめ、渡辺さんも温かい笑顔でこたえていた。(cinamacafe.net)
2016年11月21日俳優・菅田将暉が映画『帝一の國』(2017年4月29日公開)に主演することが16日に明かされ、そのキャスト陣に”豪華すぎ”の声が相次いでいる。同作は古屋兎丸による同名コミックを実写化。生徒会長を勤めれば将来の内閣入りが確約されるという日本一の名門校を舞台に、菅田演じる1年生・赤場帝一が生徒会長選に挑む。個性的なエリート男性キャラクターが集まり、2014年には舞台化も話題となった。他キャストも野村周平(東郷菊馬役)、竹内涼真(大鷹弾役)、間宮祥太朗(氷室ローランド役)、志尊淳(榊原光明役)、千葉雄大(森園億人役)と、ドラマや映画で見ない時はないほど旬の俳優たちが集結。SNSでは「豪華すぎて震える」「イケメンしか出ない」「イケメンすぎて逆に不安」と、多くの反響を呼んでいる。「もともと古屋先生の描く世界観が大好き」という菅田は「『これは自分のためにあるんじゃないか」と勝手に思っていました』と告白。原作で有名な、学園祭の開会式で生徒がフンドシ姿で太鼓を打ち鳴らすシーンに触れ、「何よりの楽しみはみんなのフンドシ姿が観られるところ」とアピールした。そして「僕も、本気のフンドシは初めてなので、禊のような気持ちで全身の毛を剃って、撮影に挑みます!」と意気込んだ。野村と間宮は、映画『ライチ☆光クラブ』に続き、古屋原作の映画に出演することになる。野村は「兎丸先生の作品にまたださせていただけるのは誠に光栄です」、間宮は「若き男達が熱き青春の血潮を滾らせる汗臭い物語に興奮を覚えました」とコメント。また、主役の菅田が『仮面ライダーW』出演経験があることに加え、竹内は『仮面ライダードライブ』、志尊は『烈車戦隊トッキュウジャー』、千葉は『天装戦隊ゴセイジャー』と、特撮作品出演経験があることもキャストの特徴。竹内は「僕が演じる大鷹弾は、周りに影響されない立ち位置や、少しピントがズレているところなど自分と共通する部分があり、親近感を覚えています」と役柄について語った。同作にはほか、永野芽郁(白鳥美美子役)、吉田鋼太郎(赤場譲介役)が出演する。
2016年11月17日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、菅田将暉(23)だ。『仮面ライダーW』でデビューを飾ったのち、テレビドラマ、映画と次々に出演。主演作『共喰い』(13)では、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した。2016年だけでも『ピンクとグレー』『星ガ丘ワンダーランド』『暗殺教室~卒業編~』『ディストラクション・ベイビーズ』『二重生活』『セトウツミ』『何者』『デスノート Light up the NEW world』と多くの映画に出演し、週に複数本の舞台挨拶に登壇するほど引っ張りだこに。映画『溺れるナイフ』(11月5日より公開中)では、小松菜奈演じる少女・夏芽が引っ越してきた土地の神主一族の跡取り息子・長谷川航一郎(コウ)を演じる。○菅田将暉の印象菅田さんは秀才的な方なのかなと思っていましたが、現場に入ると「この人は本当に天才なのだ」と思うことがすごく多かったです。役に対しても理性的なアプローチをされてるのかと予想していたのですが、生きていることの揺らぎの強い方でしたね。形式的な役からは零れ落ちる、もっと美味しい部分がはみ出ているというか、自分でも自分の力を持て余しているような印象が強くあって、そこを必ず撮りたいなと思いました。まだ全然「ここがあるじゃん」と思わせるような、どれだけ多くの作品に出ていても、彼自身ももしかしてコントロールできないような力を感じるというか。そういった印象は、絶対全部プラスに持って行こうと考えていました。このコウ役は、最初から菅田さんにお願いしたかったのですが、今でも菅田さん以外はなかったと、菅田さんがこの時代にいたからこそ『溺れるナイフ』が撮れたんだと思っています。○撮影現場での様子撮影前に方向性として「夏芽のファム・ファタル(運命的な相手)としていて欲しい。告白して付き合って、デートに行くというごく普通の男女の段階をこの映画は踏みません。そういう一般化された恋愛関係の発展のさせ方を凌駕して、ただ、男と女が惹かれ合って触れ合う。それはコウが、言外にいつでも夏芽を誘惑しているからこそ、いつの間にか2人が触れ合ってしまうのは当然のことだと思えてくる、そんなふうに見えて欲しいとお伝えしました。この美しいふたつの肉体が惹かれあってしまうのは至極の道理なんだという存在でいてほしい」といったお話をしたんです。そうしたら菅田さんはちょっと遠い目になる感じで、「ああそういうことね」みたいな顔をされてるのが印象深かったです。事前打ち合せの中では、その言葉がいちばん伝わったのかなと感じて、実際イメージを叶えてくれました。彼は体温というか、まとっているものが日によって変わる感じがありました。菅田さんを撮るならこう撮ろうとこちらがイメージを押し付けるんじゃなくて、彼の持ってる体温と世界をどう溶け合わせるのかという感覚を研ぎすまして見ていました。動物的な本能の部分みたいなものを見せられているかのように、刺激を受けれて、彼を撮るのはスリリングで楽しかったです。○映画『溺れるナイフ』でのおすすめシーン夏芽と追いかけっこをするシーンは、気に入っていますね。宇宙の中でたった一回、ワンテイクしか撮れないような動きを撮りたいなと思っていて、あの頃体重を絞っていた菅田さんが舞うように、山の底を走っていく。振り付けやアクションとして動きをつけてもああいう風にはできなくて、菅田さんのセンスが爆発するままで走ってくれた、撮っててすごく爽快感のあるシーンでした。撮影時には「全速力で、夏芽を捕まえようとしてください。2人は惹かれ合ってるように、かつ逃げて、でも絶対に触れないでください」とまさに無茶な要求をしているのですが、映っている2人の舞うような追いかけっこ、完璧に応えてくれたと思いますね。あんな追いかけっこするのは、この地球でふたりだけだなって。(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年11月17日松坂桃李と菅田将暉のW主演で描く映画『キセキ ーあの日のソビトー』。この度、本作の場面写真が到着した。厳しい父の反対を押し切り家を飛び出したミュージシャンの兄ジン。父の想いを受け、歯医者を目指す弟ヒデも、仲間と共に音楽の魅力に引き寄せられていた。音楽に挫折していた時、弟たちの才能を知ったジンは、そんな彼らに自分の夢を託すことを決意する。歯医者はやりたい、歌もやりたい。でも恐ろしい父親には絶対に言えない。そこで彼らがとった、ありえない作戦とは!?それは前代未聞の顔出し無しのCDデビューだった…。本作は、松坂さん演じるジンと菅田さん演じるヒデ2人の兄弟を中心に、その家族と仲間との間で起こる様々な迷いと衝突の中で、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出した青春ストーリー。この2人のほかにも忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、野間口徹、麻生祐未、小林薫らが登場する。このほど到着した場面写真には、ジンの住むワンルームでジンのディレクションのもと4人が練習するシーンやヒデのギターに合わせて歌う「グリーンボーイズ」の姿、楽曲のアレンジに取り組むジンなど音楽シーンはもちろん、デビュー後、歯医者と音楽を両立させる難しさに悩み、「もう終わりにする」と言い出すヒデにジンがつかみかかる場面や、CDショップで働くヒデの恋人・理香(忽那汐里)、そして歯科医として働くヒデの姿といった8枚が公開された。また、11月23日(水・祝)より本作の前売鑑賞券が発売開始。特典には、ジンとグリーンボーイズ、ヒデの恋人・理香の6人が並んだクリアファイルがついてくるようだ。『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月17日2016年10月から放送されているドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が大きな話題を呼んでいますね。1回目の放送から視聴率は常に10%を越え、回を増すごとに視聴率は右肩上がり。さらにエンディングでキャストたちが踊る“恋ダンス”が人気となり、YouTubeでは公式のダンス動画が再生回数600万回を超えています。さらに主演の星野源さんに魅了される女性が続出。連日ネット上では“星野源中毒”になった女性たちが星野さんの魅力について語り合っています。最近、星野さんのような顔の男性って結構人気がありますよね。巷では“魚顔”と呼ばれているそうですが、他にも魚顔っぽい男性芸能人はたくさんいますよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『好きな“魚顔”の男性芸能人』について聞いてみました!●あなたの好きな“魚顔”の男性芸能人は誰ですか?・1位:菅田将暉……23%(219人)・2位:生田斗真……20%(193人)・3位:星野源……17%(168人)・4位:窪田正孝……13%(125人)・5位:玉森裕太(Kis-My-Ft2)……8%(79人)・6位:さかなクン……7%(71人)・7位:草なぎ剛……5%(50人)・8位:知念侑李(Hey! Say! JUMP)……2%(24人)・9位:永野(お笑い芸人)……1%(14人)・10位:中山優馬……1%(10人)※11位以下は省略※有効回答者数:961人/集計期間:2016年11月11日〜2016年11月14日(パピマミ調べ)●1位:菅田将暉『鬼ちゃん役でCMに出てたときに知ったけど、めちゃめちゃカッコいい!最近はドラマを見返してスダマサキッスに酔いしれてます笑』(34歳女性/主婦)『王道のイケメンではないけど、味があって好き。演技も幅があってすごい と思う』(41歳女性/販売)第1位に輝いたのは『菅田将暉』さんで23%(219人)となりました。菅田さんといえば、auのCM『三太郎シリーズ』の“鬼ちゃん”役として出演し、一躍ブレイクした俳優ですね。実際にそのCMで菅田さんを初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。しかし、菅田さんは2008年に第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに選ばれたり、2009年にはいきなり『仮面ライダーW』の主役に抜擢されるなど、以前から注目されていました。俳優としての評価も高く、これまで受賞した演技関連の賞は10を超えています。そんな菅田さんですが、最近女性たちの間で人気となっているのが“スダマサキッス ”。菅田さんのキスシーンだけを集めた動画がSNS上で拡散され、「美しすぎる」と話題になりました。菅田さんはまだ23歳。これからも私たちにその魅力を届け続けてほしいですね。●2位:生田斗真『普通のジャニーズにはない魅力がある 。花ざかりの君たちへのときにやられて、それからファンです』(32歳女性/広告)『生田くんの出てるドラマとか映画はほとんど観たぐらい好き!ジャニーズとは思えない演技力だから安心して観られる』(38歳女性/飲食)第2位にランクインしたのは、『生田斗真』さんで20%(193人)となりました。生田さんは“ジャニーズっぽくないジャニーズ”として有名ですよね。なんでも、ジャニーズ初の俳優部門アイドルなんだとか。そのため、ジャニーズの中でも演技力は群を抜いており、50年に1人の俳優とまで言われているそうです。同期の嵐が1999年にデビューして早々にブレイクしたのを横目に、生田さんは2007年放送の『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』でようやく注目を集めます。ジャニーズとしては遅咲き の印象ですね。しかし、それから怒濤の快進撃を見せ、以降はドラマや映画に引っ張りだこの状態です。2011年にはジャニーズ初となるブルーリボン賞受賞を果たしています。30歳を超えてもまだまだ魅力を増し続ける生田さんですが、これからの活躍に要注目ですね!●3位:星野源『あれだけ才能があるのに自然体なところが好き。逃げ恥も毎週欠かさず観てます』(35歳女性/主婦)『はじめは音楽から入ったけど、今は俳優としての星野源も好き!なんでもできちゃうところがカッコいい です笑』(27歳女性/通信)第3位は『星野源』さんで17%(168人)となりました。最近だとドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で主演を務めて人気を集めていますが、星野さんは俳優業のほかにもミュージシャンや文筆家としても活躍している多才なマルチタレントとして知られていますね。とくに音楽の分野では10万人規模のライブチケットが即完売するなど、もはや日本を代表するアーティスト です。そんな星野さんですが、過去にはパニック障害や不安神経症を患ったこともあるようで、暗い少年時代を過ごしたそうです。しかし、演劇や音楽などに救われたことをきっかけに、自分でもやるようになったとのこと。それが今の大ブレイクに繋がっていることを考えると、感慨深いものがありますね。これからも星野さんの今後の活躍に期待したいですね。----------いかがでしたか?これからもまだまだ人気が続きそうな“魚顔”の男性。次は誰がブレイクするのか楽しみに待っていたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】あなたの好きな“魚顔”の男性芸能人は誰ですか?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/ゆみ
2016年11月16日石原さとみが憧れの出版社に入社するも編集部ではなく校閲部に配属されてしまった主人公を演じ、菅田将暉、本田翼らが共演するドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第7話が11月16日(水)今夜放送される。原作は宮木あや子の「校閲ガール」シリーズ。石原さん演じるオシャレ大好き、憧れのファッション誌「Lassy」編集部で働くことを夢見て景凡社の入社試験を毎年受け続けてきた河野悦子が、ついに念願叶って景凡社に入社するものの配属されたのは「Lassy」編集部ではなく超“地味”な校閲部。「校閲」とは原稿を深く読み込み、間違いや矛盾、疑問点を指摘する仕事で、編集の影に隠れ目立たない存在だが出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っている。本作はこれまで注目されることが少なかった「校閲」にスポットを当てた“お仕事”ドラマになっている。校閲で認められれば編集部に異動できるかもと言われ、校閲部で働くことを決意した悦子だが、物事をとことん追及する性格と持ち前のバイタリティで迫りくる様々な難問を解決。次第に周囲に認められていく。そんな悦子の“仕事ぶり”と同時に気になるのが、菅田将暉演じる覆面作家で大学生の折原幸人との関係。若くして作家デビューしたものの、その後作家としてはスランプに陥っていた幸人。いまは悦子の後輩でもある「Lassy」編集者・森尾登代子の部屋に居候中なのだが、このことが悦子にバレてしまう。そんななか「Lassy」の男性モデルに選ばれるなど彼を取り巻く状況にも変化が。前回のラスト、景凡社の文芸編集をしている貝塚八郎(青木崇高)から「一緒に悩もう、俺を頼れ」と言われた幸人の今後の動向、悦子と森尾との三角関係からも目が離せないところだが、今夜の第7話ではそんな幸人が軸となってストーリーが展開する。1話で悦子が校閲を担当した大御所ミステリー作家・本郷大作(鹿賀丈史)が再登場。悦子は本郷が雑誌に掲載するエッセイの校閲を頼まれることに。悦子が貝塚とともに会社を訪れた本郷を見送っていると、そこに幸人が。幸人は本郷を紹介され動揺を見せる。悦子は本郷のエッセイの中の、本郷が息子と一緒にラーメンを食べたエピソードに「ラーメンの具をスミレですくって」という記述を見つける。“ここはスミレではなくレンゲのはず”と疑問を抱く悦子だがその後、幸人と一緒に食事をしている際、幸人もレンゲのことをスミレと呼ぶのを聞いて驚く。悦子が本郷もレンゲをスミレと呼んでいたと幸人に伝えると、幸人は意外な反応を…というのが今夜のストーリー。本郷大作と折原幸人、2人の意外な関係とは!?「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第7話は、11月16日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月16日いま最も旬な若手俳優・菅田将暉が、生徒会長選挙に命をかける主人公・赤場帝一を演じる、異色にして極上の爆笑コメディ・エンターテインメント『帝一の國』。この度、菅田さんのライバルとして、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大ら超人気イケメン俳優たちが大集結することが分かった。日本一の名門・海帝高校。ここでトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されている。4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。2年後の生徒会長の座を狙って、誰よりも早く動き始める帝一。生徒会長になるためには、1年生のときにどう動くかが鍵となる。決してルートを見誤ってはならない。ライバルは、全国屈指の頭脳を持つ800人の超エリート高校生たち…ヤツらを蹴落として、勝ち残るためにはどうする!?野望への第一歩を踏み出した帝一を待受けていたのは、想像を超える罠と試練!いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける!!原作は、「ジャンプSQ」(集英社)で2010年から5年間連載された古屋兎丸の大人気漫画。美麗な作画と異色の物語が人気を呼び、2014年には舞台化。そしてこの度、ファン待望の実写映画化が実現。映像化に挑むのは、『ジャッジ!』『世界から猫が消えたなら』など話題作を手掛けてきたCM界の鬼才・永井聡。脚本は『ROOKIES』のいずみ吉紘が担当する。生徒会長になるためには何でもやる男・赤場帝一を演じるのは、現在放送中のドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」での好演も話題で、『何者』『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』と出演作の公開が立て続く、いま最も勢いのある若手トップ俳優の菅田さん。もともと原作ファンだったそうで、今回の主演も喜んでいるよう。「何よりの楽しみはみんなのフンドシ姿が観られるところで、僕も、本気のフンドシは初めてなので、禊のような気持ちで全身の毛を剃って、撮影に挑みます!大統領選よりも熱い、命を懸けた生徒会長選、是非ともご期待ください!」と意気込みを寄せた。帝一のライバルたち=超個性的な生徒の面々には、主役級の若手俳優がズラリ。幼馴染の帝一を敵視するスパイの秀才・東郷菊馬には、『ちはやふる』『ミュージアム』の野村さん。『ライチ☆光クラブ』に続く兎丸作品出演に「誠に光栄です」と述べ、「役柄もいままでに演じたことのない役柄なので僕自身演じるのがとても楽しみです」とコメント。天賦のカリスマ性を持つ好青年・大鷹弾には、ドラマ「時をかける少女」や『青空エール』の竹内さん。演じる役柄について「周りに影響されない立ち位置や、少しピントがズレているところなど自分と共通する部分があり、親近感を覚えています」と明かした。そして、2年生で次期生徒会長の大本命・氷室ローランドに、『ライチ☆光クラブ』『高台家の人々』の間宮さん。本作を読んで「若き男たちが熱き青春の血潮を滾らせる汗臭い物語に興奮を覚えました」と話し、「共演者は同世代が多い中先輩の役ということで、全精力をかけて後輩達を圧迫しようと思っております」とやる気をみなぎらせた。また、アイドル的な存在として大人気の1年生・榊原光明には、舞台「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」にて俳優デビューを飾った志尊さん。次期生徒会長のダークホースとして期待される2年生・森園億人には、『アオハライド』『黒崎くんの言いなりになんてならない』の千葉さん。帝一の幼馴染みにして交際相手・白鳥美美子には、映画『俺物語!!』の大和役で話題を呼んだ永野芽郁。さらに、帝一の父親役には、ベテラン俳優の吉田鋼太郎。吉田さんは「いま人気の若手俳優さんが勢揃いとのことですので、今作品の原作にもあるよう、“背中”で彼らに語りたいと思ってます(笑)」と思いを語った。豪華俳優陣のキャスティングに原作者の古屋氏は、「菅田将暉さんをはじめ、こんなにも豪華キャストが集結してくれたことを嬉しく思います。『帝一の國』はゲスい権力闘争をしつつ恋や友情にも一生懸命な帝一君の青春を描いた熱く激しい学園漫画です。選挙に賭けた男子たちの青春群像劇を映画館で観るのを楽しみにしてます!」と期待を寄せた。『帝一の國』は2017年4月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、小松菜奈(20)だ。2008年にモデルとしてデビューして以降、様々な雑誌・TV・CMで活躍。中島哲也監督に見出され『渇き。』(14)で映画デビューすると、日本アカデミー賞・新人俳優賞などの賞を受賞し、世間からの注目を集めた。『近キョリ恋愛』(14)『バクマン。』(15)など立て続けに話題作に出演、さらに2016年には『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ディストラクション・ベイビーズ』『ヒーローマニア ‐生活‐』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など多くの作品でその存在感を見せている。今回出演する『溺れるナイフ』(11月5日より公開中)では、ティーンモデルをしながらも田舎へ引っ越すこととなった少女・望月夏芽を演じる。○小松菜奈の印象会う前に写真や映像で姿を見ていたので、きっとフォトジェニックな方なんだろうなと予想していました。けれども実際に初めて会ってみたら、「あっ、この人はフォトジェニックなのではなくて、写真や映像に収まらないくらいくらい、生身の肉体の力がある人なんだ」と思いました。何の誇張でもなく、人類で一番綺麗だと思いましたね。その印象をカメラを通して出そうとするのは物語上の要請とはまた違うフェーズの問いでした。こんなに魅力的な人はもういないんだ、という感覚をカメラに焼き付けないといけないなと。皆の目には、生の小松さんも映画の小松さんも、物理的に違う人に見えてるわけじゃないのですが、あの肉体から発されている鮮烈なイメージを、複製芸術である映画が、その魅力ごと増幅して映せるように、と意識しました。『溺れるナイフ』の小松さんは、"過剰な身体性"がキーワードになってるかもしれません。もちろん彼女は容姿自体ものすごく整ってるから、お人形さんとして撮ることもできてしまうけれど、自分が監督として撮るならば、あの彼女の力を殺さず絶対生かしたいと思いました。○撮影現場での様子ホン(台本)読みの時に、私が「菜奈ちゃんの初主演映画だから、そう思って頑張るね」と言ったら、小松さんも「山戸監督にとっての初めての大きい映画だと思うので、頑張ります」と言ってくれたんです。私からはそういうことは何も言っていなかったので、女優さんが監督に対してそんな風に自主的に考えてもらえて、ああ本当に純粋な人なんだなと、心が動いた記憶があります。撮影前に「小松さんを演出する上で、私は絶対に諦めることはなくて、私の方で小松さんがここまでだと決めることはなくて、『もっとできる、もっとできる』と言い続けるね」とお伝えして、あの透明な目で、小松さんは頷きました。私にとっては、それを映画の神様が見ていると思うくらい、固い決意でした。そしてそれは実際の現場で実現されたので、こっちも苦しいけど、演じる方にとっても苦しいだろうし、一緒に山を登っていくみたいな感覚でした。いつもゴールは見えなくて、可能性がある限りリテイクする過酷さの中で、弱音を吐かずに戦ってくれました。○映画『溺れるナイフ』でのおすすめシーン中盤で、小松さんと菅田将暉さんが水中に潜るシーンです。小松さんって水の中で前髪があがって眉毛やおでこが丸出しになると、宗教画みたいな美しさが滲み出るんです。撮ってる最中も異様な、代替の効かない感覚があって、それが作品全体にいいイメージを与えてくれてるなと思いますね。水の中はすごく消耗するので、シーン自体はなかなか重ねて撮れないんですが、逆に少ないチャンスの中で、こちらも小松さんも集中して撮影ができたと思います。小松さんは水中に皮膚感覚がある方で、菅田さんもボディバランスが非常にいいので、2人だから撮ることができた、感情の篭った水中シーンになったと考えています。水の中で夏芽を演じる小松さんは、聖母マリアみたいで、私の人生でいちばん格好良い女の子でした。(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年11月16日仕事や勉強に疲れたときにふと思うのは「癒されたい」…旅行やもふもふ動物も良いけれど、テレビの前に座ってドラマに登場する“年下男子”キャラで癒しチャージするのはいかが?今期放送のドラマから、ついつい癒されてしまう“年下男子”をまとめてみた。◆「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」菅田将暉今期のドラマの“年下男子”特集に取り上げないわけにはいかないのは、いま話題作に引っ張りだこの菅田将暉が演じる折原幸人。校閲部に所属する河野悦子(石原さとみ)が一目惚れする彼は23歳の大学生。「是永是之」という名の作家である顔も持っているが、悦子の憧れでもあるファッション編集部に所属する高校時代の後輩・森尾登代子(本田翼)に発掘され、モデルとしても活躍している。悦子のことを“えっちゃん”と呼び、いつも悦子をメロメロにさせている個性派イケメンだ。ひょんなことから幸人は森尾の家に居候させてもらうことになるのだが、そこでも胸キュンシーンは満載。仕事で疲れてしまい、遅い時間に起きた休日にはごはんを作ってくれたり、悩みを聞いて共感してくれたり…ストレスを与えない絶妙な距離感と、ふわふわした空気感が魅力的。一見、だらしなさそうと感じる人もいるかもしれないが、菅田さん演じる幸人は守りたくなる、支えたくなる“年下男子”だ。◆「逃げるは恥だが役に立つ」成田凌
2016年11月14日俳優の菅田将暉と小松菜奈が12日、都内で行われた映画『溺れるナイフ』の大ヒット舞台挨拶に登場した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田が演じた。作中で2人が行ったキスシーンについて、SNS上では「超絶ヤバい!」といった感想が殺到。菅田は「原作通りの“顔ペロ”。忠実に“超”の“絶”にやった!」と出来映えに自信を持っている様子を見せた。小松も「『溺れるナイフ』独特の表現の仕方。このシーンは結構、(菅田とアドリブで)会話してやったけどその部分は全部カットされていた」と振り返っていた。小松は同作を一言にまとめると「10代最後の輝き。」と回答。「撮影当時19歳だった」と理由を語り、「山戸監督の初めての大きな映画だったということもあり、頑張らなきゃなという気持ちと、10代にしかないエネルギーや感情がみなぎっていて、その姿を撮影していただけて、映画にしていただけたということは一生の宝物です」と熱い言葉を寄せた。一方、菅田は「瘡蓋(カサブタ)」と漢字で手書き。理由として、「1年前に受けた切り傷がいま、カサブタなのかなと。撮影当時、身も心も擦り傷だらけだったんです」と説明した。「ナイフということもあって。完成しないかも、映画として観てもらえないかもしれないというヒリヒリ感もあって」と、撮影時の独特な心境を吐露した。
2016年11月13日ジョージ朝倉の同名少女コミックを映画化した『溺れるナイフ』の大ヒット記念舞台挨拶が11月12日(土)に都内劇場で開催され、小松菜奈と菅田将暉が登壇。「超絶ヤバい」と話題になっているキスシーンについて、菅田さんが「顔ベロォ」と表現した。本作は、人気モデルの夏芽(小松さん)と傲慢なほど激しく自由な少年・コウ(菅田さん)の出会い、そして運命の恋の行方を綴る物語。話題となっているのは、夏芽が飲もうとしたジュースをこぼしてしまい、コウがその口元をペロッとなめてするキスシーンだ。菅田さんは「(山戸結希)監督も好きなシーンということで、それに忠実にやった。それが“超の絶”でよかったです」とコメント。菅田さんが「“壁ドン”や“顎クイ”の練習は必要なかった」と言うように、従来のものとはまた違った、鮮烈な恋愛映画となっている本作。司会から「“顔ペロ”はありましたね」と聞かれた菅田さんは、「“顔ペロ”はありましたね。でもペロって感じでもなかったな。ベロォですね。ちょっと巻き舌で。“顔ベロォ”」と命名し、会場の笑いを誘っていた。小松さんは「ちゃんと公開されるのか不安だった」と言うほど、過酷な撮影だったことを告白。現場では「監督と戦っていたので、『このヤロウ!』と思ったこともたくさんあった」そうだが、完成作を観たときに「ぶつかり合ったり、葛藤したりする姿がまぶしく見えた。それが映像として見えたとき、『悔しいな』と思った」と胸の内を明かす。さらに本作がどんな作品になったかをフリップに書くことになると、小松さんは「10代最後の輝き」と回答。撮影時は19歳だった小松さん。「10代にしかないエネルギーとパワーがみなぎっていて、その姿を19歳のときに撮影してもらえた。自分のなかでも一生の宝物。葛藤や苦しい部分もあったけれど、それも全部輝いていたのかなと思う」と山戸監督に感謝しきり。一方の菅田さんは「瘡蓋(かさぶた)」とのフリップを掲げ、「(撮影した)一年前に受けた傷が瘡蓋くらいになっている。身も心も擦り傷だらけだった。そのヒリヒリ感があったからこそ、いまここに立てていることが感謝」とキッパリ。過酷な撮影を乗り切った2人が、観客の前で充実の表情を見せていた。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月12日今年ブレイクの筆頭株である菅田将暉さんと、若手女優の中でも異彩な存在感を放つ小松菜奈さんの共演で話題の映画『溺れるナイフ』。もちろん主演2人による繊細でヒリヒリするようなラブストーリーも見どころなのですが、もうひとつ見逃せないのが、菅田さん演じるコウと重岡大毅さん演じる大友という全くタイプの違う2人の男子が、それぞれにヒロイン・夏芽を愛する姿の対比。そのどちらに「よりキュンと来るか」という点に、まるで自分の恋愛観を試されるような気がしました。■ただの少女漫画じゃない!『溺れるナイフ』のあらすじは…『溺れるナイフ』はもともとジョージ朝倉さんが別冊フレンド(講談社)で9年の間、連載していた漫画。タイトルのナイフが意味するのは「10代の自意識」なのだとか。その剥き出しの尖ったイメージに、まさにぴったりの物語です。東京でモデルとして人気が出始めていた美少女・夏芽が突然、父の故郷である浮雲町に引っ越すことになり、何もない田舎町に落胆するのですが、町の神主一族の末裔であるコウと衝撃的な出会いを果たします。圧倒的に自由で、周囲を圧倒するオーラを放つコウが気になって仕方ない夏芽。夏芽にいじわるしながらも、その美しさを認めているコウ。互いに特別視される存在の2人は次第に惹かれ合うようになります。ところが、予想もしていなかったある事件をキッカケに、2人の抱いていた「万能感」は脆くも崩れ去ることに…。そう、この漫画はイケメンが壁ドンしてくれる単純明快な胸キュン少女漫画とは一線を画す作品なのです。描かれるのは10代特有の危うさときらめき。そしてそこから脱皮する過程の痛みと言えるでしょう。■対照的な2人の少年に釘付け!コウと夏芽が事件によって別れた後に登場するのが、コウの友人でもある大友(映画での重岡大毅さんの大友は、漫画のイメージ通り!)。クラスのムードメーカーで、春の日差しのように明るい大友に、夏芽は心癒されていき、2人は交際を始めます。一方で悪い仲間と付き合うようになって、ますます刃を尖らせていくコウ。“あの日”に止まってしまった時間から抜け出そうともがくコウと夏芽の行方、そして最後に夏芽が選ぶのは…。展開はなかなかヘヴィなのですが、それはさておいて2人の男子には本当にやられます。その魅力は、漫画版でも映画版でも、女子ならきっと誰もが夜を徹してでも語りたくなるほど!■コウと大友…猫系男子 vs.犬系男子最初に夏芽が恋に落ちるコウは、いわゆる猫系男子。マイペースで気まぐれ、つかみどころがなくて何を考えているかわからない、でもそんなミステリアスさにどうしても惹かれてしまうというタイプ。対する大友は完全に犬系男子でしょう。人懐こくて素直、愛情表現は豊かだし従順で一途に愛してくれそう。ややもすれば売れない芸術家とかになっちゃいそうな猫系男子に比べたら、犬系男子はきっと将来性もあって、正常な感性で選ぶなら絶対に犬、大友にするべきです。…だけどやっぱり、強烈に惹かれるのはコウなんですよね。全く思い通りにならないし、なんなら傷つけられてばっかりだとしても。自分の世界に滅多に他人を入れてくれなそうな猫系男子の彼を、ああ、自分だけが理解してあげたい。自分だけに心を開いてほしい。そういう不毛すぎる欲求に駆られてしまうわけです。そしてこの猫系と犬系のどっちを選ぶか問題が即ち、「順風満帆な恋愛→結婚」のステップを歩むか、それとも「ダメな恋愛」を引きずって、いつしか自立の道を模索するようになるかの分かれ目なのかもしれません。■終わりに漫画も未読の方はぜひお手に取っていただきたい名作ですが、映画も神キャスティングとの呼び声も高いメインの4人が、胸をえぐられるような切なさを存分に伝えていて、とてもオススメ。ご覧になる際は、自分がコウと大友のどちらに惹かれるのかを見極めてみてくださいね。ライタープロフィール二美(ふたみ)ややダメンズ傾向のある30代の独身OL。ファザコンの延長なのか年上男性が好きで、かつてはSNSで「おじさま萌え」という名のコミュニティを運営し、初老の男性との恋愛を描くような漫画を愛読。勤め先の会社に程良いおじさまがいないことが不満。
2016年11月12日山田孝之主演のテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(毎週金曜 24:12~)第6話が、11日深夜に放送される。同作は山田演じる勇者ヨシヒコが魔王を倒す冒険を描く人気シリーズの最新作。2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されている。福田雄一が脚本・監督を務め、"低予算冒険活劇"として話題を呼んでいる。勇者ヨシヒコ一行が、魔王を倒すため、運命の玉を持つ7戦士を探す。第6話でヨシヒコたちがたどり着いたのはウガスの村。村につくなり、ヨシヒコは大事な玉を2つも盗まれてしまう。実は、ウガスの村は、村人全員が盗賊だった。ヨシヒコ一行が盗賊たちの親分のカンダタを訪ねると、カンダタが持っていた運命の玉をあっさり渡してもらえることになる。同作は、ヨシヒコ一行と豪華ゲストによる盗賊とのやりとりが名物となっているが、第6話ではついに村人全員が盗賊に。これまでに菅田将暉、渡辺いっけい、太賀、富澤たけし(サンドウィッチマン)、鈴木浩介が盗賊役で出演している。(C)「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会
2016年11月11日現在公開中の小松菜奈×菅田将暉W主演映画『溺れるナイフ』。この度、すでに鑑賞した観客から「劇場内が静まり返る、息を呑むシーン」とSNS上で声があがっている“火祭りシーン”の映像が解禁された。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将暉)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった…。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いまふたりが下す決断とは――。原作は、「別冊フレンド」(講談社)に連載され、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける、ジョージ朝倉の同名少女漫画。W主演の2人のほか、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストが集結。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーとなっている。このほど解禁されたのは、菅田さん演じるコウが松明片手に華麗な舞いを披露する火祭りシーン。菅田さんの力強い視線には、思わず息を呑んでしまうそんな映像となっている。この撮影が行われたのは、熊野川河口付近の高台にあり、国の指定史跡である新宮(丹鶴)城跡。菅田さんが、実際に火を灯した松明を手に持ち、全身を使って舞う姿はまさに圧巻!撮影では、カットがかかる度に酸素吸引機で息を整えていたというほどの大変なシーンだったというが、撮影が終わった後はスタッフ一同鳥肌が立つほど感動し圧倒されたことを明かしており、また小松さんもお気に入りのシーンのひとつとしてあげているという。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月11日佐藤健や菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之ら人気俳優とともに映画『何者』に出演する女優・有村架純が、雑誌「ar」12月号の表紙に登場。人気な“SEXY(セクシー)”号にて、圧倒的なピュア感で日本中の男女を虜にする有村さんのセクシーのヒミツを明かす。有村さんは、2013年の連続テレビ小説「あまちゃん」で小泉今日子演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて、一躍脚光を浴びる。その後は「失恋ショコラティエ」「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」など数々のドラマに出演し、月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」では主演を担当。『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』『僕だけがいない街』『アイアムアヒーロー』『何者』とヒット作に立て続けに出演し、来年もすでに出演作が3作決定。加えて、2017年4月から放送の連続テレビ小説「ひよっこ」では主演に抜擢されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している。そんな有村さんが、6か月ぶりに「ar」のカバーガールにカムバック!今月号は、夏冬と年に2回だけの人気な“SEXY(セクシー)”号。表紙や巻頭グラビアでは「有村架純の愛嬌セクシー」と題し、潤いある澄んだ存在感と透き通るピュア感満載のセクシーショットが掲載される。またインタビューページでは、最近ますます色っぽくきれいになったとうわさの有村さんへ、「ar」読者から寄せられた“質問”に徹底解答。「セクシーな女性とはどんな女性でしょうか?」の問いには「とってもきれいな身体の持ち主だと、すごく羨ましいけれど、わたしは外見より中身だと思っていますね。人や物を丁寧に扱っている仕草を見ていると、こんな大人の女性になりたいなって」と思いを告白。また「男性にSEXYさを感じるのは?」の問いには、「声はいいですね!優しい声にドキッとします」と赤裸々トーク。さらに、「やきもちは焼く?」の問いには、「そこそこ焼きます!相手に束縛されたくないので、口に出して言わないです(笑)」と、親近感の湧く答えを連発。ほかにも架純さんのピュアな透明感のヒミツについて語っている。そのほか本誌では、露出を高くせず、あえて隠した方が気になる「秘めてにじませよ!おフェロ心」にて、ボディラインを魅せるニットやスリットスカートで足をチラ見せ…などあえて隠すSEXYファッションテクニックを伝授。「タイプ別おフェロ女子」では、人気男性誌8誌の編集者たちの協力のもと、各男性読者がデートしたい女の子について徹底解剖。「ごきげんな頭2016冬」では、テレビで大活躍の佐藤栞里と「ar」初登場のアマンダがキュートなヘアアレンジを披露。「arガール的大人の社会科見学」にはりゅうちぇるが登場し、「AbemaTV」の裏側を紹介する。「ar」12月号は11月11日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日現在公開中の『デスノート Light up the NEW world』。この度、11月9日(水)に栃木県・109シネマズ佐野にて、大ヒットファン感謝祭イベントが実施され、「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創役を演じた東出昌大が登壇した。伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として放たれた完全新作映画『デスノート Light up the NEW world』。10月29日に公開された本作は、初週週末興行成績ランキングでNo.1を獲得。そして公開からわずか10日間で観客動員100万人を突破し大ヒットとなっている。この日、来場者400人の前に登場したのは、東出さんと宣伝を陰ながら支えてきた“死神見習い”リューくん。登場するやいなや場内からは大歓声が巻き起こり、東出さんは「公開前の舞台挨拶はプレッシャーがあり、色々考えてしまっていたんです。でも、こうやって好調なスタートを切れて嬉しく、今日はお祭り気分で楽しくできたらと思っています」と挨拶。そして、イベントでは来場者から質問を募集。東出さんは「何でも答えます!(笑)」と意気込み、好きな“お笑い芸人”のモノマネや結婚生活について、全3問に回答。その内、子育てについての質問では、舞台から降り質問者のところまで出向いて耳元で答える姿も。そんな東出さんの神対応に場内は大興奮。質問者は「かっこよ過ぎて、あまり内容を覚えてない」とコメントし、東出さんは思わず照れ笑いしていた。さらにイベント終盤では、プロデューサーから本作で共演した「池松壮亮と菅田将暉、どっちが好き?」という質問が。東出さんは「なんですか!その質問」と笑いながら、「実は、高良健吾から遊ぼうと連絡がきて、仕事があったので断ったら2通目にあの2人と番宣頑張ってるなとメールが来ました(笑)あの2人は本当に面白いですね」とコメント。続けて「たくさん今回の映画に関する取材を受けましたが、本当にネタバレ要素が多くて大変でした。今日はもっと僕の役柄を広げてお話したいなと思いまして…実は三島はデスノートを使ってます」と暴露!突然の出来事に場内からは驚きを隠せない声が上がっていた。最後に東出さんは「僕はこの作品を見終えた後、正義ってなんだろうと考えました。安室さんの主題歌『Dear Diary』がとにかく素敵に包み込む、エンドロールの最後まで観ていただけたら幸いです。観終わった後も、周りの方々と“あれなんだっけ”“どうゆうことだっけ”と会話を楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。なお、本作は日本のほか70の国と地域で公開が決定しており、すでに今月3日からタイで公開され、初登場新作映画で第1位を獲得している。『デスノート Light up the NEW world』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月10日宮木あや子の小説「校閲ガール」シリーズを原作に、石原さとみが憧れの出版社に入社するも編集部ではなく校閲部に配属されてしまった主人公を演じるドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第6話が11月9日(水)今夜オンエアされる。“校閲”とは原稿を深く読み込み、間違いや矛盾、疑問点を指摘する、出版物の内容の正確さを支える重要な役割。本作ではオシャレが大好きでファッション誌「Lassy」の編集者を志望し景凡社に入社したものの、「Lassy」編集部ではなく校閲部に配属されてしまった石原さん演じる河野悦子が、仕事に恋に全力投球していく様子が描かれている。物事にとことん取り組む性格の悦子は第1話で大御所相手に若者言葉の使い方を指摘、小説の舞台になった場所を実際に取材。第2話でも校閲の仕事の範疇を超えて作家にアイデア出しするなど徹底した仕事ぶりの一方、ときには“暴走”することも。しかし前回の第5話では憧れのスタイリストに初心を思い出させるなど、最終的には周囲のトラブルを解決、ハッピーエンドにしてしまうバイタリティも持ち合わせている。そんな悦子が一目惚れしたのが、菅田将暉演じる折原幸人。幸人は覆面作家としての顔も持ち「Lassy」の男性モデル候補に選ばれるほどのイケメンだが、実は“家ナシ”で本田翼演じる悦子の後輩でもある「Lassy」編集者・森尾登代子の部屋に居候中。前回のラストではついに幸人と森尾が同居してることが悦子に発覚。ドラマも折り返し地点を迎えこの3人の“三角関係”が今後どう展開していくのかも見逃せない。今夜放送の第6話では、恋人でもない女性の家に間借りをする幸人の感覚が理解できず、幸人がどんな人間なのか確かめようと悦子は彼を尾行。すると幸人は悦子を困惑させるような不思議な行動を重ねる。恋でモヤモヤする悦子だが、子ども向けの新雑誌「月刊こどものべる」に掲載される小説の校閲を担当することに。だが小説は言葉遣いが難解で子どもが理解できるものではなく、悦子が編集担当の貝塚(青木崇高)に意見すると彼は悦子に反発する。衝突する2人の前にバイク便の男性が現れる。その男性はかつて作家志望で貝塚が担当していた桐谷。桐谷は貝塚を恨んでいた。そんななか「月刊こどものべる」に掲載予定だった小説の作者が作品を引き上げると言い出し掲載できなくなる…というストーリーが展開。石原さんの華麗なファッションも注目の「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第6話は11月9日(水)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2016年11月09日海沿いを2人乗りのバイクが滑走し、後ろにまたがった少女が叫ぶ、「この海も山もコウちゃんのものだ!私も…コウちゃんのものなんだ!」。小松菜奈演じる望月夏芽が天を仰ぎながら、心を開放するかのように叫ぶトレーラーの1コマだけで、作品の瑞々しさの一端を垣間見ることができる。10代の恋と衝動を描いた映画『溺れるナイフ』が、ついに公開された。本作の主人公を演じた小松さん、そして累計170万部突破の原作コミックを手掛けた漫画家・ジョージ朝倉先生の2人に独占インタビューした。「映画化は大変だろうな、と思われるような作品にしたいというのはありました」とは、インタビュー最初の朝倉先生の発言。これまで数々の漫画を世に送り出し、『恋文日和』、『平凡ポンチ』、『ピース オブ ケイク』といった名作が実写映画化されてきた。しかしながら、朝倉先生は、「よく私の漫画の評価で、“映画的”とおっしゃっていただけるんですけど、もともと映画が好きで映画に影響を受けて描いた漫画なんです。それを映画化するのは変な話だなと思いまして」と、冷静に話す。そんな朝倉先生の背中を押したのは、山戸結希監督からの映画化への想いをつづった直筆の手紙だった。まるでラブレターとも呼べそうな熱量だったそうで、「本当にとても熱いお手紙で、こんなことは二度とないんじゃないかと思いました。映像化に関しては、たいていプロデューサーさんが見つけてくれるものが多くて、監督から直に打診していただいたのは初めての経験でした。こんなに幸せなことはないだろうから、最後のチャンスかもしれないと思い、お引き受けしました」。原作者、そして監督の熱い想いが込められたこの作品で、主人公の夏芽を演じたのが、主演の小松さんだ。ことの大きさは、周りの反響から薄々感じ取っていたと切り出す。「『溺れるナイフをやります』と言ったときに、『楽しみにしてます』とたくさんの関係者の方に言われたんです。そんなことはいままでなかったので、すごくうれしいことで、とにかく全力でやるきるしかないと思いました」と決意をしたものの、「山戸監督と聞いたとき、大変な現場になるんだろうなっていうのは予想していたんですけど、想像以上の現場でした(笑)」と、述懐。小松さんといえば、女優デビュー作『渇き。』で、中島哲也監督の厳しい演技指導を乗り越えた経験値もある。「中島監督の映画に出させていただいたときに、『この後の作品はすごく楽だと思うよ』と言われたんですけど、全然そんなことはなくて(笑)。これまで難しい役や変わった役をオファーされることも多かったんですが、ふり返っても、今回が一番大変でした。生きて帰れるのかな、くらいの現場だったので。3週間だったんですけど、1年間くらい撮っている感覚で、毎朝起きるのも怖かったです(笑)」と、ありったけの思いを話し出した。例えば、6時間ずっと1シーンだけを撮る場面があったり、台本もあってないようなものでその場で都度変更されたり…という思い出を切々と朝倉先生に伝えると、「そんなに!?でも6時間かけて、あんなナチュラルな感じとは驚愕ですよ」と、演技の自然さに驚いていた。朝倉先生は漫画家ならではの観察眼の鋭さで、小松さんの女優としての魅力を分析する。「かわいいだけじゃない感じがにじみ出ていて、それが変わった役のオファーが多い所以じゃないのかなって思いますね。そういうのも撮ってみたいと思わせる顔をしているというか、癖のある何かをやってほしいと思わせるような奥深い魅力のあるルックスなんだと思います。だから苦しい役がきちゃうのかもね(笑)?」と微笑みかけると、しきりに照れて恐縮する小松さんだった。主人公の夏芽は、東京で人気モデルとして活躍していたが、父親の事情で田舎に引っ越すことになる。狭い街で知り合った同級生のコウ(菅田将暉)は自由気ままで傍若無人、そして際立った美しさも併せ持ち、夏芽を翻弄する。コウの唯一の親友・大友(重岡大毅)は、コウに惹かれる夏芽を知りながらも、自分の想いを抑えられずにいる。それぞれの間で揺れ動く気持ち。朝倉先生は、「大友君といるときと、コウちゃんといるときの菜奈ちゃん(夏芽)の表情が全然違ったので、すごくいいなと思いました」と、劇中でのたたずまいを賞賛。そして、連載当時の気持ちをこう表現した。「言っていいのか分からないですけど、私は、コウと夏芽の関係をいわゆる『恋』とは見ていなかったんです。男女だから『恋』に見えるかもしれないけど、2人の関係性は、もしかしたらほかに名前があるかもしれないと。でも、夏芽はそれを恋愛だと思い込んでいるという体で描いていました。夏芽はコウちゃんに恋愛モードで寄っていくけど、コウちゃんが腑に落ちていなくて拒否したりする場面があるのは、そのためです。そして、そんなコウとの関係と対比させたくて、大友が出てきて恋愛をする流れを入れたんです。私は『運命の関係』を描きはしましたが、『激しい恋』を描いたつもりはなくて。ただ、監督がそう受け取って映像にしているなら全然OKというか、人によって受け取り方が違っていいと思うんです」。小松さんも、朝倉先生の想いに共鳴する。「言われてみると、恋なのか、何なのかな、というのは感じました。恋愛ではあるんだけど、夏芽の表現の仕方がすごく大きいというか。夏芽にとって、コウちゃんはライバル的な感じじゃないですか。夏芽はすごく感情で生きていて、コウちゃんは冷静で客観的。大友が恋をしているのは伝わって分かるんですけど、コウちゃんと夏芽は衝撃的なものだったと思うんです」と、夏芽を演じて感じた二人の関係についての見解を示した。「運命の関係」が描かれた本作は、10代の登場人物たちのほとばしるような思いが、同世代の読者の心にまで“感染”し、熱狂をもって受け入れられてきた。朝倉先生にとって10代とは何だったのか?「恥でしかないというか…私だけですかね(笑)?特に恋愛に関しては、“私、素晴らしい恋愛をしてきました”と胸を張れる人はいるのかな?10代は特に素直になれなかったり、知らないこともいっぱいで、自分を守るのにも精一杯で相手を傷つけたり、なかなかうまくいくのが難しいと思います」と、『溺れるナイフ』世代に思いを馳せる。現在20歳で先日10代を卒業したばかりの小松さんは、10代特有の恋愛観を語る。「何だろう…10代って感情のままいられるじゃないですか。20代って結婚も含め考えちゃうところもあるし。だから、10代にしかできない恋というか、キラキラ感があるんでしょうね。『溺れるナイフ』も、ヒリヒリした感じの青春を切り取っている映画だと思うんです。普通の恋愛映画とは全然違う、考えさせられる、衝撃的な作品だと思っています」。(text:Kyoko Akayama/photo:Nahoko Suzuki)
2016年11月08日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第18回は「佐藤Pまさかの異動!?」とHulu配信中の『デスノート NEW GENERATION』にまつわる秘話。○「映画」から「動画」の世界へ――佐藤さんは映画事業部からインターネット事業部に異動になったと聞きました。今年の6月1日付けで異動になりました。その部署名の通り、日本テレビのインターネットに関わること全てに携わる部署ですが、その中でも僕は「動画配信」にまつわる全てのマネージャーというポジションに就きました。もちろんHuluも管轄します。今回の新作ではHuluオリジナルドラマを制作して既に絶賛配信中ですが、それはたまたまです(笑)。Huluとの連動は続編映画企画の当初から考えて進めていたことなので。そのオリジナルドラマは、映画の主要キャスト3人それぞれを主人公として描き出す3つのストーリー。捜査官・三島(東出昌大)が夜神総一郎の志を継いで「デスノート対策チーム」のエースとなるまでを描く『三島篇~新生』。Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が「デスノート」捜査に関わるきっかけ、そして「Lを超えよう」となぜ思ったのかを描く『竜崎篇~遺志』、サイバーテロリスト・紫苑(菅田将暉)がキラを信奉する理由、そして初めてデスノートを使用する「その時」を描く『紫苑篇~狂信』。3本のドラマが映画に繋がっていくのはもちろんですが、それぞれのストーリーがリンクし合っていますので、映画を観る前だけでなく、観た後にもいろんな発見があって楽しめると思います。○デスノート10年目の総決算――スピンオフをHulu配信オリジナルドラマとして制作した狙いとは?2006年の前作は、そもそもが二部作連続公開という、昨今の連続公開の先駆け的な試みをしていましたし、後編公開前に掟破りの前編を地上波放送してしまうなど、チーム「デスノート」はかなり挑戦的な企画を実行してきました。10年後の今回も、チーム「デスノート」ならではの「挑戦」的なことをやりたいと思い、10年前にはなかった「動画配信」に取り組んでみました。日テレがHuluを買収して3年。日テレが一番力を入れている部門でもあるので、Huluで何かを展開することが、もっとも日テレを動かすことができるので、よりプロモーションを大きくできる。そういった意味でも、Huluといい形の連動が出来たと思っています。もちろん強引に進めた訳ではなく、Huluとしても「デスノート」というタイトルの強さを理解していて、すぐにコラボは決定しました。さらに、旧作映画二部作に加えて、スピンオフ映画、連続アニメ、連続ドラマといわゆる「ストックコンテンツ」も豊富に揃っている。この「ストックコンテンツ」をHuluだけでなく、あらゆるメディアで展開していくことで、「デスノート」認知の拡大につながり、もちろん売上も上がるという、「デスノートワールド」で積み上げてきたものの総決算という10年目にふさわしい展開になったと思います。――Huluオリジナルドラマが3話の前日譚になったのは?Huluとしては、1本よりも複数本あった方がありがたいという希望を受けて、主要キャスト3人それぞれの話を作ろうと僕が骨子を作りました。本当は、映画本編撮影と一緒にオリジナルドラマも撮れれば一番効率的なのですが、もう映画自体のスケジュールがイッパイイッパイになってしまって。とにかくまずは映画を撮り終えることに集中して、改めてキャスト・スタッフのスケジュールを探って、映画撮影後の3~4月に脚本を作って、5月に撮影しました。――いろいろな映画につながるアイテムやストーリーが詰まっていたので、映画と並行して撮られていたかと思っていました。いや、それは逆に映画を撮り終えた後に脚本を作ったからこそ、いろんな補完やネタを詰め込めたんです。ただし、ものすごくタイトなスケジュールだったので、現場スタッフからは怒られました(笑)。本当はもっとゆったり撮ることもできたのですが、(佐藤)信介監督がキャストよりも忙しくて(笑)。福士蒼汰さん主演の『BLEACH』(18年公開)の撮影が控えていたんです。スピンオフは別の監督が撮ることも多いですが、信介監督は「自分で撮りたい」と。もちろん、信介監督に撮ってもらった方が、作品に統一感も生まれますし、何より信介監督はもともと自主映画の人なので、機動力や工夫が必要なショートフィルムも得意だし大好きなんですよね。信介監督のスケジュールはタイトでしたが、その熱い思いに応えることで、映画本編と同じキャスト、同じ監督という、昨今のスピンオフでは実現していない最高の座組みで臨むことが出来ました。○なぜ紫苑篇で強烈メッセージ?――三島と竜崎の回は、ポテチやひょっとこお面といったおなじみアイテムを取り入れるなど、全体としては緊張感に溢れる重厚なドラマでありながら、遊び心を感じました。特に紫苑の回には強烈なメッセージが。まさに「罪と罰」というか。過去の罪を償った人間は裁かれるべきか否かという。はい、紫苑篇が最終話なので、「デスノート」らしいテーマで締めくくろうとは思っていました。でも、あそこまで重くするつもりはなかったんですが(笑)。脚本打ち合わせを重ねる中で、加速していった感じなんです。最初は紫苑が、善悪ではなくただ「犯罪者」を殺していくという話でした。それも過激なのですが、ヒリヒリ感はない。その時点では、紫苑にも犯罪者にも観客が感情移入するポイントがなかったから。そこで感情移入するポイントを作った上で、それを裏切ろうと脚本の真野さんにオーダーを出しました。それによって、より紫苑が一線を踏み越えてしまう狂気の部分を描くことが出来たと思います。一体、何が正義で悪なのか。観る人の信条や心情で変化していくものだと思いますし、人間のその揺らぎこそが『デスノート』の真髄だと思います。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年11月08日現在放送中の日本テレビ系水曜ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」。この度、11月9日(水)放送の第6話に、俳優・安藤政信がゲスト出演していることが分かった。宮木あや子の「校閲ガール」シリーズを原作に描く本作。主人公の河野悦子(石原さとみ)は、夢のファッション誌の編集者を目指し出版社に入社するが、配属されたのは校閲部。しかし、真っ向勝負に仕事と向き合い、校閲の仕事を超え大暴れする。そんな悦子の“地味にスゴイ!”活躍ぶりが見どころのお仕事ドラマだ。『バトル・ロワイアル』『亡国のイージス』『さくらん』など、映画出演が多くドラマへの出演が少ない安藤さんだが、今回日本テレビ系のドラマには、1995年の「好きやねん」以来、実に21年ぶりの出演。安藤さんが演じるのは、元作家・桐谷歩。悦子と犬猿の仲である、編集担当の貝塚八郎(青木崇高)が過去に担当していた作家だったが、ある事情から筆を折ることになったため、貝塚を恨んでいる…という役柄だ。今回の役柄について、役者として共感できる役柄と語る安藤さんは「この桐谷によって、幸人や貝塚が大きく変わっていくんじゃないか、ドラマがおもしろいことになるんじゃないか、と思い出演させて頂きました」とオファーを受けた経緯を語る。実際の撮影では、すでに関係性ができている中に飛び込んで芝居することは難しいと思っていたそうだが、しかし「共演したことのある江口のりこさんがいらっしゃったり、ムネ(青木崇高さん)も人懐っこくていっぱい話しかけてくれたり、みんなが僕を輪の中に入れようとしてくれて、とても嬉しかったです。その時間があったから、芝居でも感情をうまく持っていくことができました」とコメント。主演の石原さんは「ラストシーンの撮影では、もらい泣きをしてしまいそうになるくらい本当に心を動かされ、とてもとても素敵であたたかいシーンになりました。ぜひ皆さん!第6話楽しみにしていて下さい!」と話し、デビュー前からずっと共演したいと思っていたという青木さんは、「芝居に独特の間合いを持ってる方で、本番で変化することもあり、そこに応じて行くのが、とても楽しかったし、ものすごく刺激になりました。安藤さんと共演できて、役者人生のひとつの大きなポイントを通過できました」とそれぞれ共演した感想を語った。安藤さんが出演する第6話は、幸人(菅田将暉)が森尾(本田翼)と同居していると知った悦子は、2人の間に恋愛感情はないと言われたものの、恋人でもない女性の家に間借りをする幸人の感覚が理解できずに悩む。幸人がどんな人間なのか確かめたい悦子は彼を尾行。しかし幸人は老人たちとゲートボールをしたり、熟女とカラオケパブで歌ったり、子どもたちと腕相撲大会をしたり…知れば知るほど悦子を困惑させるのだった。恋にモヤモヤする悦子だったが、仕事では子ども向けの新雑誌「月刊こどものべる」に掲載される小説の校閲を任される。その小説は言葉遣いが難解で、とても子どもが理解できるようなものではなかった。悦子は、担当編集の貝塚に意見するが、貝塚は悦子に反発。衝突する2人に、たまたま景凡社を訪れていたバイク便の男性が「その人は売れれば何でもいいんですよ」と声を掛ける。彼は、かつて貝塚が担当していた元作家の桐谷歩。桐谷は、自分の筆を折った貝塚を恨んでいた。そんな中、「月刊こどものべる」に掲載する予定だった小説の作者が作品を引き上げると言い出して掲載できなくなり…という展開に。果たして、桐谷は悦子ら校閲部の面々とどう絡んでいくのだろうか。「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月07日日本テレビのキャンペーン「カラダWEEK」の特別バージョンとして、現在放送中の10月期ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「THE LAST COP/ラストコップ」「レンタル救世主」に、リオ五輪メダリストとチャンピオンが登場することが分かった。11月7日(月)~13日(日)の期間で日本テレビの40番組以上が参加する「カラダWEEK」。本企画は、「自分のカラダ、みなおそう。」をテーマに、美容・健康・食生活・エクササイズなど様々な切り口で各番組が独自の企画を放送している。石原さとみが主演する「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」には、9日(水)放送の第6話に、リオ五輪ウエイトリフティング女子48キロ級銅メダル、三宅宏実選手が出演。出演のヒントは「腕相撲」…!?三宅選手は「今回は”三宅さん”という本人役で、腕相撲をさせてもらいました。オリンピックも緊張しますが、ドラマの世界が全く別世界だったので、すごく緊張しました」と出演した感想を語り、共演した石原さんと菅田将暉は「来ていただいてすごく嬉しいです。 競技をテレビで見ていると、三宅選手はあんなに重いバーベルを持って、 すごく存在感があるのに、実際お会いすると、とてもかわいらしい方でした。撮影の合間にも、いろいろとお話させて頂き、すごく貴重な経験でした」(石原さん)、「このコラボ、面白い企画ですよね(笑)。三宅選手と目を合わせたままでいるというシーンでは、三宅選手の緊張が伝わってきて、自分も緊張しました(笑)」とコメント。2人について三宅さんは「石原さんは、ずっと見ていたいくらいかわいくて魅了されました。菅田さんは、背が高くてかっこいい方で、ドキドキが止まりません。菅田さんと目を合わせたままでいるというシーンがあり、すごく緊張しました(笑)」と話した。土曜ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」には、12日(土)放送の第6話にリオ五輪競泳800メートルリレー銅メダル、松田丈志が登場。本作では、空気の読めない熱血体育教師の役を演じるという松田さんは「僕は普段どちらかというとクールぶっているので、それとは真逆の人物ということでハードルが高かったのですが、頑張りました」と語り、実際の撮影では、主演の唐沢寿明の肩に手を置くシーンがあったそうで、「『触っていいのかな?』と緊張しましたね。それから、目をグッと見つめる芝居が、普段することがないのでドキドキしました。でも、唐沢さんからいろいろとアドバイスもして頂けて嬉しかったです」と明かした。またドラマではもちろんあの名ゼリフも登場するようだ。そして、13日(日)放送の「レンタル救世主」第6話には、ボクシング世界3階級制覇王者の長谷川穂積選手が出演。9月に約5年ぶりに王座を奪還した一戦は「伝説の試合」とも称され、逃げずに打ち合うその姿に心を動かされたファンも多いはず。そんな長谷川選手が今回はドラマに初挑戦する。「初めてのドラマ出演で、今後もないかもしれないので楽しみ」と語る長谷川選手は、「本人”長谷川穂積”役ということですが、頑張ります。俳優への一歩を踏み出します(笑)…僕の演技を見てください!」とコメント。長谷川選手が3階級を制覇した瞬間ガッツポーズをしたという主演の沢村一樹は「まさかドラマで共演出来るとは思ってもいなかったので、日テレさんの、カラダWEEKに感謝です!」と喜び、「長谷川選手に…撮影の合間に、パンチを繰り出してみたいと思います(笑)。強さだけでなく人柄も抜群の長谷川選手が、どんなお芝居を見せてくれるのか?中々お目にかかれない『俳優・長谷川穂積』さんの姿に、乞うご期待です!」とメッセージを寄せた。「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は毎週水曜日22時~、「THE LAST COP/ラストコップ」は毎週土曜日21時~、「レンタル救世主」は毎週22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月07日2016年11月5日、6日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国346館)が公開11週目で再び首位に立った。2位は『デスノート Light up the NEW world』(全国343館)。3位は引き続き『インフェルノ』(全国348館)になった。その他の画像/動員ランキングジョージ朝倉の同名コミックを小松菜奈と菅田将暉の主演で実写化した『溺れるナイフ』(全国154館)は初登場4位。織田裕二が4年振りに主演を務めるヒューマン・ドラマ『ボクの妻と結婚してください。』(全国314館)が初登場6位に入った。そのほか『HiGH&LOW THE RED RAIN』(全国313館)が先週12位から10位に上がっている。次週は『オケ老人!』『きんいろモザイク Pretty Days』『この世界の片隅に』『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』『誰のせいでもない』『ミュージアム』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『デスノート Light up the NEW world』3位『インフェルノ』4位『溺れるナイフ』5位『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』6位『ボクの妻と結婚してください。』7位『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』8位『何者』9位『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』10位『HiGH&LOW THE RED RAIN』
2016年11月07日●呼吸を忘れるくらいの撮影ジョージ朝倉原作の大人気コミックを実写化し、気鋭の山戸結希監督がメガホンを取った映画『溺れるナイフ』(11月5日より公開中)。今や引っ張りだことなった小松菜奈と菅田将暉がW主演を務めるなど、キャストの豪華さも話題となっている。中でも、映画関係者の中でダークホース扱いされ注目を浴びたのが、アイドルグループ・ジャニーズWESTのメンバー、重岡大毅だ。小松演じる望月夏芽に尽くす男子高校生・大友勝利を演じ、爽やかでまっすぐでありながら、どこか飄々とした雰囲気で強く印象を残した重岡に、今回の役作り、そして仕事の面白さを聞いた。■重岡大毅1992年8月26日生まれ、大阪府出身。08年よりTV、CM、ドラマなどで活躍。2014年にジャニーズWESTのメンバーとしてCDデビューを飾る。これまでの主な出演作品に、テレビドラマ『ごめんね青春!』(14/TBS)、『忍ジャニ参上! 未来への戦い』(14)など。2016年は『殿、利息でござる!』などが公開。○メンバーも注目のカラオケシーン――メディア向け試写を見た人たちの間で、重岡さんの演じた大友が本当に良いと、話題になっていますが、完成した作品を観て、ご自身で手応えはいかがでしたか?そうなんや!? 嬉しい~ありがとうございます。手応えはあまりなかったですけどね。自分で試写を観たときも、良い悪いはあまり観ていなくて「このシーンってこうなったんや」と、答え合わせ的な感じで観てたかもしれないなあ。あと、カラオケのシーンのインパクトが強すぎて。観た人は、自分がやってるって考えて!?メンバーの藤井流星と試写に行ったんですが、流星も横で「うわ~~!」ってしてるから、俺もめちゃめちゃ恥ずかしかったんですよ。※重岡さん演じる大友が、小松さん演じる夏芽を前に、「俺ら東京さ行くだ」を熱唱するシーンが登場します。――ちなみに、試写にはどうして藤井さんと行くことになったんですか?もともと、試写の話を聞いた時に流星がいて「俺も行きたいねんな~」ってボソッと。当日行ってみたらいたので「ほんまに来たんや」と思いましたし、嬉しかったですね。終わってから2人で併設されてたカフェに入って、20分くらいしゃべって。流星が「よかったよ」って感想を言ってくれたんですけど、「カラオケが、カラオケが」とはめっちゃ言ってましたね。「それはやめてくれよ」と言いました(笑)。――もし自分が大友だとして、カラオケで歌うとしたら何を選曲しますか?あの状況で!? むっちゃ難しいですね! ……「世界に一つだけの花」!○ちょっとでも力が入ると、カットがかかる――今までも『ごめんね青春!』『殿、利息でござる!』などの作品に出られていますが、今回の役柄、または撮影などで違ったところはありましたか?今までの中で一番、素に近いところではあったかもしれません。でも、そこを求める山戸監督の演出は一番難しかったかもしれないです。監督の細かい指示が多かったですね。「このセリフの時に、夏芽の左腕を見てください」「この時にアイスをかじって、下ろしてください」といった動きの指示もあれば、セリフが現場で何回も変わることもあり、難しかったです。――監督のこだわりがかなりあったんですね。ワンシーンの中で指示が5つも6つもあったので、俺も「わー!」ってなってもうて、1回監督に「大友、呼吸~!!」って言われましたからね。呼吸を忘れるくらい、あれもこれも考えなきゃいけないところがありました。――普段も、バラエティ番組やコンサートなどで、一度にやらなきゃいけないことがたくさんありそうですが、それでも止まってしまうくらいにやることがあったんですか?もう、全然今回の方が多かったですね。――大友は、感情をよりストレートに出してるなという印象でしたが、どういった青年だと思って演じられていましたか?「大友すげーな」と思いました。夏芽のためだけに身を粉にして、まっしぐらじゃないですか。それでもがんばってる感がないなんて。もっとカッコつけたくなると思うんですよね。大友には「お前気づいてへんか知らんけど、すごいねんぞ!」と言いたい。だから「気持ち良くなってはいけないな」と思って演じてたんですけど、完成した作品を観たら、出てた!(笑) 夏芽を前にしてイキってるところがちょっと出てましたね。――監督から、素でいて欲しいみたいな要請もあったんでしょうか。それが本当に軸だったので、ちょっとでも力が入っちゃうと、すぐさまカットがかかりました。すごいシビアで、何かにとらわれたらいけない撮影、みたいな感じやったんです。――山戸監督の現場だからこそ、違う部分もありましたか?たくさん作品に出てるわけじゃないから、「こんな現場もあるんやな」くらいの気持ちでいたんです。一度撮影の合間に、菅田くんとごはんに行ったときに、初めて「変わった現場なんかな?」と切り出してみたら、「お前気づいてなかったんか!? これすごいぞ!!」と言われて。あんなにいっぱい作品に出てる菅田くんでも、特殊な現場って感じてんねやって思いましたし、突き抜けてる現場を知れてラッキーだと思いました。●先輩・錦戸亮くんからのアドバイスで変わった○初めてのキスシーンとコミュニケーション――1番ドキドキしたシーンはどのシーンでしたか?キスシーンです。初めてやったし、「これドライ(リハーサル)の時にやるんかな? どうやろ? ドライの時はせえへんのかな?」みたいなわからへんこともたくさんあったし。本番になったら案外力も抜けて、やれましたけど、あそこはめちゃくちゃ長丁場で、一番緊張というか、思い出に残ってるなと思います。初めてなので!――ここまで話を伺っていて、重岡さんのコミュニケーション能力がすごいなと思いまして、現場のコミュニケーションなどで気をつけていることはありますか?いやいやいや! そんなことないです(笑)。コミュニケーション、難しいですもんね。やっては失敗してやっては失敗して、「次はこうしよう」と試しながら生きてきてるから、その時によって変わるのかもしれません。でもね、今回の現場はめっちゃウケたんですよ。というのも、ピリピリした重いシーンも多かったから。現場に入ったら、スタッフさんも夏芽もうなだれていて。俺はバッティングセンターとか、チャリンコに乗って坂を駆け上がるとか、明るいシーンが多くて、俺の撮影があるときは現場が和むからか、言うことがけっこうウケて、楽しかったです(笑)。――現場にはまったというのもあったんですね。あとは今回、ずっと和歌山にいて撮ったんですけど、オフの日は部屋で1人ぼーっとしてることが多くて。ほんまに人がいなかったんですよ! コンビニに行くのも、洞窟みたいに水がピチャピチャ落ちて、岩肌もボコボコなトンネルを2つ通らないといけないようなところだったので、撮影現場に行ったらめっちゃしゃべってましたね。人に飢えてました(笑)。○ステージの世界に没頭した――『溺れるナイフ』というタイトルですが、重岡さんは何かに溺れたことはありますか?すごい汗っかきなんですよ。だからステージでビッチャビチャになって、ピンマイクを汗で潰してて……これ溺れさした話やな! 何かに没頭した、みたいなことですよね?(笑) 勝手に脱線して、勝手に本線戻ってすみません(笑)。没頭といったら、そりゃ今の仕事ちゃいますかね。初めてステージ立った時のことは、今でも覚えてますから。関ジャニ∞の安田(章大)くんのバックやったんですけど、「なに、このワクワク感!?」「なんでこんなにいっぱいの人が見てるの!?」「何してんの、俺!」みたいな。前日まで普通の子だったのにパッと急にステージに上げられて、ジャニーズならではだと思いますね。一気に生活の中心になりましたし、絶対にデビューしてやる、と思いました。――それほど、すごい体験だったんですね。ジャニーズ事務所に入ったきっかけは何だったんですか?友達が「入りたい」と言ったので、一緒に履歴書を送りました。内心ちょっと、「俺いけんちゃう?」という気持ちはあったんですけど、中学生2年生で、周りの目とか一番気にする年齢じゃないですか。自分で「ジャニーズやりたいねん」と言ったら「お前、自分のことイケメンと思ってんちゃう?」とか思われそうで言えなくて、だからいいきっかけでした。知り合いの女子が「送り方知ってるから」と言ってくれて、履歴書も書いて「後はこれをポストに入れるだけだよ」と、一式渡されたんですよ。同封の写真も友達と一緒に撮ったんですけど、あんまり自分では気に入ってなくて、でも「もっとええ写真送りたいな」とか言えないじゃないですか。「こんなんでええで」って顔をして、家に帰って綺麗に封を開けて、駅で証明写真を撮って入れ直しました(笑)。――そこから芸能活動が始まったんですか?夏に送って、半年くらい音沙汰がなかったんですが、冬になって「一次審査に合格しました」というFAXが来ました。でもその時はそれで満足やったんですよね。これをファイリングして学校に持って行こうとしか思ってなかったけど、お母さんに行け行けと言われて、行ったら、受かっちゃった。――それでステージに上がって、ワクワクを感じられたんですね。それまでダンスもやったことなかったし、歌うこともなかったし。鬼ごっこばっかりしてましたから(笑)。ステージに上がるとか、あんまりないじゃないですか。歳の離れた人と接することもなかったのに、ジャニーズに入ったら一番上はジャニーさんですから(笑)。下は小学生なのに、歌もダンスもできて、おしゃべりも上手で「なにこの世界!」みたいな感じのところに飛び込んで、揉まれてるのが楽しかった。あと、それまで大人の人に怒られることがなかったけれど……めちゃめちゃ怒られましたよ、不器用なんで。怒られるのはめっちゃ嫌やったんですよ。ダンスとか全然できんかったから、1人で公園の街灯の下で練習してましたね。でも、そういう自分がかっこいいなみたいなところもありました(笑)。――そうやって、自分を少し客観視するみたいなところもあったのでしょうか。今でこそなくなったけど、昔のがもっとカッコつけて、周りからの見え方を人一倍気にしてたから。お芝居してからかもしれません、変わったのは。ドラマの撮影の時に、関ジャニ∞の錦戸(亮)くんから「かっこつけんな」って言われたんです。カッコつけてたつもりはなかったんですけど、「いいシーンにしないと」「聞かせる台詞にしないと」って思いすぎて力が入ってた。その言葉でガラガラガラガラって崩れて、変われたような気がします。■溺れるナイフ(11月5日公開)15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将暉)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった。(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年11月06日