ジョージ朝倉の同名コミックを実写映画化した『溺れるナイフ』の初日舞台あいさつが11月5日、都内で行われ、主演を務める小松菜奈と菅田将暉、共演する重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、主題歌を手がけ出演もした志磨遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督が登壇した。初日舞台あいさつ その他の写真東京から田舎に引っ越した元モデルの少女と、神主一族の跡取りの少年が出会い、強烈に惹かれ合っていく本作。マーティン・スコセッシ監督の新作で世界デビューも飾る小松は、「本当に過酷すぎて、明日死ぬんじゃないかと毎日思っていた」とわずか17日間で完遂した撮影を振り返り、「映画が公開されることも含めて、すべては当たり前じゃないんだと知った。ものづくりの大変を痛感しました」と本作への思いを新たにしていた。一方、今年だけで9本の出演作が公開される菅田は、本作が初めての恋愛映画主演となり「山崎賢人と仲がいいですけど、あいつはすごいなと思った」と恋愛映画の常連である山崎に尊敬の念。「ちゃんとカッコ良くないといけないですし、美しくなきゃいけない。そうでなければ本当に『こいつら、何やってるんだろう?』で終わるんですよ」と持論を展開した。その上で「品が良くないといけないし、でも野性味もほしい。どこか気高くないといけないし、血なまぐさい生きざまも撮らなきゃいけない」と役作りを語った。『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』など独特の感性で少女の心情を紡いできた山戸監督は、「特に中高生の女の子は、生きていて毎日が地獄だなと思うことがあると思うんですよ。そういう地獄がここにいる二人(小松と菅田)のように天国みたいに美しければ、映画を観る甲斐もあるというもの。一番輝いているところを撮ってやるという、挑戦する気持ちで撮った」と思いのたけを熱弁していた。『溺れるナイフ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年11月05日伝説的な同名少女コミックの映画化『溺れるナイフ』の初日舞台挨拶が11月5日(土)、都内にて行われ、出演する小松菜奈、菅田将暉らが顔をそろえた。劇中、小松さんの顔面に唾を吐くシーンについて触れた菅田さんは、「監督に“唾を吐いてくれ”と言われて“わかりました”と言ったんですけど、いま考えればハードなことでした。できたのはこの組ならではなんですよね」と、撮影時の役どころについてしみじみとふり返った。『溺れるナイフ』は、東京から遠く離れた浮雲町で出会った15歳の望月夏芽(小松さん)と長谷川航一朗・通称コウ(菅田さん)の「一生に一度」の運命的な関係を描いたラブストーリー。強烈に惹かれていく2人の甘くもどかしい様子が、繊細なタッチでつづられている。主演の小松さんは、「本当に過酷すぎて、私はもういつも明日死ぬんじゃないかという感覚でしたが、今日初日を迎えられて純粋にうれしいです。もの作りの大変さも痛感しました」と、17日間というタイトなスケジュールで起こったであろう、様々なことを思い返していた様子。相手役となった菅田さんは、出演作品があまたある中、意外なことに恋愛映画の主演は初めてだった。菅田さんは、「山崎賢人とか仲が良いですけど、すごいなと思いました。格好よくなきゃいけないというか、美しくなきゃいけないというか。じゃないと“こいつら何やってるんだろう?”で終わるんです」と、観てもらえるような2人になるべく苦労をしたと話す。そんな小松さん、いま「溺れて(ハマって)」いることについて聞かれると、「食べログアプリです」と、にっこり。「本当に食べるのがすごく好きなんですけど、食べたいところのリストを作れて、行きたいから行ったと変わる感じがいい」と食について小松さんが熱弁をふるうと、登壇した志磨遼平が、「いっぱい食べるんですね!そうは見えないですけど…」と感嘆した。続けて、菅田さんも「何を食べたんですか?え、本当に食べた?」と、小松さんの食の実態について突っ込んで笑いを誘っていた。舞台挨拶には、そのほか、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、山戸結希監督が登壇した。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年11月05日女優の小松菜奈が5日、都内で行われた主演映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の初日舞台挨拶に、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督とともに登壇した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松菜奈、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉が演じた。小松は「17日間というタイトな撮影だったんですけど、本当に過酷すぎて、私はもうなんか『明日死ぬんじゃないか』と思うくらいの感覚でした」と振り返る。さらに「全てが当たり前じゃないんだなと思って、撮影している中では公開されないんじゃないかというくらい撮れなかったシーンもあります」と明かし、「初日を迎えられて、純粋に嬉しいなと思います」と喜びを表した。また、初の恋愛映画主演となった菅田だが、普通の「少女漫画原作の恋愛映画」とはまた違った雰囲気の現場に驚いたエピソードを披露。撮影現場で山戸監督から「コウちゃんらしいキスの仕方が見たい」と要望があった菅田は「『(小松の)顔面に唾を吐いてくれ』と言われて」と語り、「まあ、『顔舐めてるくらいやしなあ』と思いつつ、あんまり違和感を持ってなかったんですけど」と述懐した。さらに菅田が「唾かけるね、と言ってバッとやって首絞めてキス、というハードなことをできたのは、この組ならではですよね」としみじみと語ると、山戸監督は「いい唾でした。輝く唾でした」と称賛した。
2016年11月05日映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の初日舞台挨拶が5日、都内で行われ、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督が登壇した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松菜奈、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉が演じた。映画のタイトルに合わせて、出演者が「はまっていること」を「溺れる〇〇」として発表。最近全身の毛を剃ったという菅田は、ついチクチクしたところを触ってしまうというエピソードを披露した。菅田は、ドラマ撮影で履いたハイソックスを上げられて「ニーハイみたい」になった際、「チクチクした絶対領域なんて見たことないから、みんな珍しそうに見てくる」と状況を語った。重岡が「わかるわかる、肌触りとかな」と同意すると、菅田は「家で風呂で剃るのに、2時間くらいかかるんですよ。結構こう見えて毛深いんで。I字のやつで剃っていく」と、詳細に説明。さらに「溺れる……毛?」と表現すると、重岡が「排水溝に流れてくもんな! 剃った毛は! うまい!」と話を広げてフォローし、菅田は「お前がうまいわ!」と重岡を称賛した。一方、重岡は「溺れる上白石ちゃん」と、上白石の歌声にはまっていることを明かした。警戒した上白石から距離を取られた重岡は「やばいやつじゃないから本当に!」と弁解。また記憶に残っているシーンとしても、上白石演じるカナの変化をピックアップした重岡が、「180度、最初とバチーン!! と変わったから!」と擬音を駆使して説明すると、上白石からは「バカにしてますよね!?」と抗議の声が上がり、菅田からは「笑い欲しいだけやねん!」とツッコミが飛んでいた。
2016年11月05日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第16回は「夜神月×藤原竜也」の撮影秘話。10年ぶり、奇跡の復活を遂げたその裏では……?○飲み会で「俺、出たいんですけど」――死んだはずのキラ・夜神月が、10年後の本作で蘇りました。新たに撮影もされたそうですね。『デスノート』以降、私のプロデューサー作品で言うと『MONSTERZ モンスターズ』(14年)に竜也くんには出演してもらいました。その映画撮影中には「10年後のデスノート」の企画も進行中でした。やはり夜神月にはちゃんと続編製作について説明しなければと思っていたので、『MONSTERZ モンスターズ』撮影後、落ち着いたところで、私と竜也くんとマネージャーの3人でしっぽり飲みに行った時に「10年後のデスノート」の話をしました。すると、「俺、出たいんですけど」と(笑)。夜神月は死んでいることを伝えても、「いやいやいや。佐藤さんなら何とかしてくれる」と言って聞かなかった。冗談半分で違う役でもいいのか聞いてみたら、「俺はやっぱり夜神月をもう1回やりたい」と。飲みながらではありましたが、そこはすごく真剣だったのでこちらも真面目に考えることにしました。○「34歳だけど大丈夫かな……」――彼にとってはそれほど大きな役だったのでしょうね。海外に行くと今でも「夜神月」として声を掛けられるみたいで、誰よりもその影響力を感じているのかもしれませんね。でも、死んでいることを覆すことはできないし、再び演じてもらうのであれば何か意味のあることでなければならない。そんな中で、三島(東出昌大)、竜崎(池松壮亮)、紫苑(菅田将暉)に「キラ」として大きな影響を与える、これは映画を観ていただきたいのですが、藤原竜也が改めて演じる意味を見出せたので、正式に竜也くんに出演をオファーできました。ただ、実際にやることが決まったら、「俺、34歳だけど大丈夫かな……」と心配そうでした(笑)。やっぱり10年経過していますからね。ところが……。ビューティー加工と私はよく言うのですが、今はCGである程度修整することも可能なんです。だから、竜也くんも修整すれば問題ないだろうと思っていたのですが、一切必要ありませんでした。今回の夜神月は、彼が生身で演じているそのままを映しています。――さすがに修整はしていると思っていました。いいえ、全く。現場に夜神月が現れた時、スタッフも一人のファンとして「本物だ!」と盛り上がっていました。○3ページ長セリフも台本持ち込まず――本人もなりきって現場に入ったわけですね。全然(笑)。「どんなんだっけ?」「もうちょい髪長かったかな」みたいな感じで笑わせていましたが、カメラの前に立った瞬間にガラリと雰囲気が変わりました。映画で使われている以外にも3ページぐらいの長セリフがありました。でも、さすがですね。すべて頭に入っていました。カメラ目線の映像だから、カンペを出しても良い状態だったのですが、そんな気遣いは彼には失礼な話。以前と同じように台本も現場に持ち込まず。それでも、完璧。さすが、藤原竜也です。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年11月04日映画『溺れるナイフ』の女子中高生限定試写会が11月3日(木・祝)に開催され、サプライズゲストとして小松菜奈と菅田将暉が舞台挨拶に登壇!2人とも現役女子中高生たちに興味津々で質問を次々と投げかけた。ジョージ朝倉の170万部突破の人気漫画を新鋭・山戸結希監督が映画化。東京でモデルをやっていたが田舎へ引っ越してきた夏芽は、そこで神主の一族の子・コウと出会い、2人は互いにその強烈な輝きに引き寄せられる。だが、ある悲劇が2人を襲い…。現役女子中高生が制服着用で参加したこちらの試写会。いま、彼らの世代から絶大な支持を集める小松さんと菅田さんが登場するや会場には悲鳴のような歓声が響き渡る。菅田さんは、そのエネルギーに圧倒されたようで「みなさん何歳ですか?17歳?15歳?(自身とは)10コくらい違うワケですよ…。おじさんです(笑)。よろしくお願いします」と挨拶し、笑いを誘う。ここ数年、次々と話題の映画に出演している菅田さんだが、実は意外にも恋愛映画への主演はこれが初めて。「“壁ドン”や“あごクイ”を家で練習してたんですけど、全くなくて…(笑)」と冗談めかしつつ、“定番”の少女漫画原作の恋愛映画とは違うと語り「自分らしいラブストーリーになったと思います」と胸を張った。一方、小松さんは人気漫画原作の本作への主演について「プレッシャーは付き物ですが、台本をいただいたとき、キャストを見たら一番最初に(自身の)名前があり、初めてのことで『ウワッ!』と重みを感じました。でも頑張らなきゃ!という気持ち、(共演の)キャストのみなさんに負けたくないという気持ちでした」と明かした。トークでは、小松さん、菅田さん、そして会場の女子中高生たちに映画や恋愛に関する質問を投げかけ、○×で答えてもらったが「付き合うならコウ?」という質問に菅田さんは悩んだ末に「○」を掲げ「仮に、結婚するなら、ちゃんと幸せになれるのは大友(※コウの友人/重岡大毅)だけど、付き合って、ハプニングやアドベンチャー気分を楽しむならありかな?」と語った。一方の小松さんは「×」!「大変だと思いますよ…。好きになるのは楽しいしミステリアスな人に惹かれるけど付き合うのは無理!」と拒否。また小松さんは、自身が演じた夏芽に対してさえも「演じてみたけど、めんどくさいなと思いました(笑)」とぶっちゃけて語り、会場は笑いに包まれた。また、菅田さんは女子中高生たちの映画の感想に興味津々!単に「楽しかった」「面白かった」にとどまらない感想に驚き「僕は(同じ年齢の頃)、こんなに話せなかったですよ!」としみじみ。「ポロリと涙が出た」というある観客の言葉に「女優向きの感性をお持ちです。うちに来ないか?」とその場でスカウトまで始め、会場は再び笑いに包まれていた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月03日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行がMCがを務めるバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」の11月3日(木)今夜放送回に、女優の杏と俳優の菅田将暉がゲスト出演。朝ドラ「ごちそうさん」で親子役で共演した2人の貴重なプライベート秘話などが語られる。昨年俳優の東出昌大と結婚、この5月には双子を出産した杏さんは東出さんと育児でどう役割分担しているかなど、双子ならではの子育てエピソードを公開。また自宅での悩みもさらけ出す。そして南海キャンディーズの山里亮太も参加するという、自宅で行なわれるホームパーティーの全貌も明らかにされる。そんな杏さんの掲示板は「普段脇役の“もやし”が主役の美味しい料理を食べたい」というもの。いま話題の“無限レシピ”シリーズ最新版となる“無限もやし”や、斬新な“もやしの天ぷら”まで、もやしを知り尽くした3人のスペシャリストがお薦めする激ウマもやし料理が登場。杏さんも完食したほどの美味しさに注目。そしてもう1人のゲスト、2016念上半期ブレイク俳優で堂々1位に輝いた菅田さんは、驚異の台本記憶術を披露。杏さんもビックリのそのワザは必見だ。またプライベートでは映画『デスノート Light up the NEW world』でも共演した杏さんの主人、東出さんと仲がいいという菅田さん。東出さんとの飲み会秘話や明石家さんまとの食事会エピソード。そして小栗旬の子供に服を作っている話など、貴重なプライベート秘話が続々!また髪型やファッションのこだわりも語ってくれる。以前「夜会」で催眠術に完璧にかかった菜々緒に「菅田くんは絶対かかるよ」と言われたという菅田さん。というわけで今回の掲示板は「催眠術にかかるかどうか知りたい」。菜々緒さん出演回にも登場したスゴ腕催眠術師・十文字幻斎が再登場。するとまさかの展開が…菅田さん対催眠術師の“対決”は必見。今回のゲストの杏さんが初主演する映画『オケ老人!』は11月11日(金)から全国公開。この作品は杏さん演じる高校教師・千鶴がヴァイオリン演奏の経験を活かすべくプロ並みのアマオケに入団したつもりが、入った先は演奏を見たのとは違う、シニアばかり&素人丸出しのアマチュア・オーケストラ。千鶴がはそこで指揮者を務めることになってしまいライバルのエリート楽団も現れ、オーケストラも存続に危機に。果たして彼らは演奏会を成し遂げ感動のフィナーレを迎えることができるのか…という物語。杏さんのほか笹野高史、黒島結菜、坂口健太郎、光石研、石倉三郎、藤田弓子らが出演。一方の菅田さんは佐藤健、有村架純らと共演した映画『何者』と、東出さんと共演した『デスノート Light up the NEW world』が全国公開中。さらに小松菜奈と共演した『溺れるナイフ』が11月5日(土)からTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。ジョージ朝倉による人気コミックスの映画化作品となり、東京から遠く離れた田舎に引っ越してきた小松さん演じる人気モデルの少女と、菅田さん演じる傲慢なほどに自由な少年の恋と青春を描く。共演には「ジャニーズWEST」重岡大毅、『君の名は。』の上白石萌音らを迎え、主題歌を「ドレスコーズ」が手掛けることも話題になっている。杏さんと菅田さんをゲストに迎えた「櫻井・有吉THE夜会」は11月3日(木)今夜21時57分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年11月03日石原さとみ主演、菅田将暉、本田翼らが共演して宮木あや子の「校閲ガール」シリーズをドラマ化。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第5話が11月2日(水)今夜オンエアされる。原稿を深く読み込み、間違いや矛盾、疑問点を指摘する“校閲”。出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っていながら、これまで注目されることが少なかったこの“校閲”という仕事にスポットを当てた女流作家・宮木あや子の「校閲ガール」シリーズを原作に描く本ドラマ。石原さんが演じるオシャレが大好きな28歳の主人公・河野悦子は念願叶って憧れの出版社、景凡社に入社したものの、配属されたのは自分が想像していたファッション誌「Lassy」編集部ではなく超“地味”な校閲部。悦子は「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と校閲の仕事に没頭。全力で取り組みすぎて“暴走”、編集者とぶつかり時には作家を怒らせてしまったりと毎度様々な騒動を巻き起こしながらも“全力投球”していく。主人公の悦子がオシャレが大好きでファッション誌編集志望ということで、劇中の悦子のファッションも話題に。人気ガールズバンド・Le Lienのメンバーでファッションモデルでもある小山内花凜も「ファッションの勉強にもなる」とツイートするなど、関係者も注目する悦子のコーデも見逃せない。また悦子が一目惚れした大学生で覆面作家・是永是之としても活動、「Lassy」のモデル候補生でもある折原幸人を菅田さんが演じている。当初は自らの作品に自信が持てず作家であることを隠そうとしていたが、前回の放送では自らの素性を明かそうと考えるように変化した幸人。悦子が幸人と親しくなっていく一方で、本田さん演じる悦子の後輩で「Lassy」編集部員の森尾登代子も幸人にキス。この三角関係の行方からも目が離せない。毎回豪華なゲストが登場することでも話題の本作。今回は川原亜矢子が人気スタイリスト役で出演。石原さん演じる主人公の河野悦子と“バトル”を繰り広げる。悦子はイタリア在住の人気スタイリスト・フロイライン登紀子(川原さん)がイタリアで出版したエッセイの校閲を任される。悦子はは登紀子がかつて「Lassy」で書いていたファッションエッセイの大ファンだったため張り切るが、今回の校閲は翻訳後の文字校正をするだけ。一方「Lassy」では男性専属モデルを決める読者投票を行う。ちょうど帰国予定の登紀子が投票ページに掲載するモデル候補のスタイリングを担当することになる。登紀子から幸人の撮影コンセプトを指示された森尾は、イメージに合った撮影用小道具を集めるため街を探し回る。一方悦子もあらゆる手段を駆使して登紀子のエッセイの内容を確認する作業を始める。そんななか登紀子が「Lassy」編集部を訪れ、森尾が用意した撮影用小道具を見てセンスがないと一蹴。森尾が苦労して集めたのを知っていた悦子は登紀子の態度に黙っていられなくなり…というのが今夜のストーリー。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第5話は11月2日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月02日ジョージ朝倉の同名ベストセラーコミックを、『あの娘が海辺で踊ってる』などの新世代の女性監督・山戸結希が映画化した『溺れるナイフ』。10代の破裂しそうな恋を描いた本作で、東京から田舎町に引っ越した人気モデルの夏芽を演じた小松菜奈と、彼女が恋をする閃光のようなオーラを放つ少年・コウに扮した菅田将暉、コウの親友で夏芽に想いを寄せる大友役の重岡大毅(ジャニーズWEST)。17日間の和歌山ロケですっかり仲がよくなった3人が振り返る、独特といわれる撮影現場とは?その他の画像本作では3人の瑞々しい感情が全編に渡ってほとばしっているが、山戸監督の演出はかなり斬新だったようだ。菅田も「僕を役者というよりコウちゃんとして扱ってくれていた」と語り、「恥ずかしそうに台本で顔の下半分を隠しながら近づいてきて、『空でも眺めていてください』って演出されていました」と告白。小松がそれを受けて「監督は夏芽になりきっていて、コウちゃんのことを好きになっていましたよ」と笑顔を見せる。すると重岡も「夏芽と大友のキスシーンも俺の眉毛で遊ぶくだりが現場で足されて。CDを渡すときの『元気、もりもり…』というセリフも数え切れないくらい変わりましたからね」と、懐かしそうに撮影を振り返った。3人のお喋りは、やがてそれぞれが好きなシーンの話題に。ここでも菅田が「僕はバッティングセンターの夏芽と大友が好きですね。夏芽から『別れよう』と言われたときの、うん?ってなるあの間とか、言葉を濁す大友がカッコよかった」と口火を切り、「私は火祭りでコウちゃんが踊っているところ。あのコウちゃんはスゴいよ」という小松の言葉を受けて「あれ、本当に火のついたたいまつを回したんだけど、カットがかかる度に酸素吸引機のお世話になってたんだよ」と解説する。さらに重岡が「俺は夏芽とコウがバイクに乗っているラストシーンが好きやな。青春しているな~。こんなふたりが見たかったんやと思った」と語ったときも、菅田が「あそこは併走する車から監督が『海!』って言ったら、夏芽が『海!』って叫ぶシステムで撮ったけど、長回しのあの1カットが一発で成功して。後ろの小松さんが泣いているのも分かったし、一生できない素晴らしいカットになったよね」と撮影秘話を明かしてくれた。そんな奇跡のショットが連続する『溺れるナイフ』。新世代監督と現代を疾走する注目の若手俳優3人がコラボしたこの青春ラブストーリーで、恋する想いを体感して欲しい。『溺れるナイフ』11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー取材・文:イソガイマサト撮影:中川有紀子
2016年11月02日10月29日より公開された映画『デスノート Light up the NEW world』。この度、本作の大ヒットを記念し、りんご(アッポー)が大好物の死神・リュークがいま話題のピコ太郎とコラボした映像が到着した。公開2日間で早くも4億超えが発表され、週末興行成績ランキングではNo.1を獲得するなど大ヒットスタートを切った本作。伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目に“正統な続編”として作られた完全新作であり、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、川栄李奈ら最旬俳優陣の共演や、藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香らシリーズファンには嬉しいキャスト陣の再登場でも大きな注目を集めている。今回、いままさに世界を席巻しているピコ太郎さんの「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を、映画『デスノート』に登場する人気キャラクターの死神・リュークがリズミカルに踊る衝撃映像が到着!ピコ太郎さんの「PPAP」と言えば、YouTubeの週間再生回数ランキングで世界一になるという快挙を達成した人気動画。また、バラード編やメタル編、さらにはヒューマンビートボックス編など、数多くのカバー動画が世界中で作られ社会現象化している。さらに先日は、米ビルボード誌の「THE HOT 100」にチャートインした中で最も短い曲としてギネス記録に認定され、その人気はまさかの世界レベル。そんな人気の熱を察知したのが、リューク。死神界を代表してカバー動画を公開!ピコ太郎さんのリズミカルな腰の動かし方など、細部にまで完璧に再現した完成度の高い「PPAP」を披露する動画には、最後にそのペンで“デスノート”に何かを書き込む様子も映し出されている。さらに、このリュークのPPAP映像に対して、ピコ太郎さん本人からの喜びのコメント動画も到着。ピコ太郎さんは「びっくりしました!」と驚くとともに「すごい!リュークがこうやってました!」とペンとフルーツを刺す動作をしながら喜んだ。『デスノート Light up the NEW world』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月02日ジョージ朝倉の伝説的少女コミックを原作に、小松菜奈や菅田将暉ら最旬キャストで贈る映画『溺れるナイフ』。先日解禁された小松さんと菅田さんの海に飛び込むプロローグシーンに続き、この度、新たに本作から特別映像が到着した。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。都会からきたモデル・夏芽と、地元の神主一族の跡取り・コウの“一生に一度”のラブストーリーを描いた本作。出会った瞬間に惹かれあった2人だが、幸せな日々はある日起きた悲劇によって叩き潰されてしまう。そして今回解禁された映像は、そんな悲劇の後心を閉ざした夏芽が、ある日抑えていた恋しさに突き動かされ、荒れ狂っていたコウに想いをぶつけるシーンの一部。夏芽がコウの首に回していた手を放し、海に沈んでいくコウ。そんなコウを助け出そうとする夏芽。しかし、生きようとする夏芽に対し、死を恐れず、むしろ死を受け入れようとするかのようなコウ。映像では、対照的な2人の姿と共に、繊細なピアノの旋律に合わせて美しく映し出されている。また、撮影前にプールで練習を行ったと言う2人。しかし、いざ撮影となるとそこは台風直前の荒れた海。沈まない体質の小松さんは、制服を着た上にさらに重しをつけて挑み、「本気で死ぬかと思った」と言うほど過酷な撮影となっていた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月02日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第14回は「菅田将暉と池松壮亮、なぜ"ヤバイ"存在なのか?」。○"映画界で愛される男"のコミュニケーション力――菅田さんの印象は?とても人懐っこいです。無防備で天真爛漫。初対面からフルオープンです。垣根を作らずに誰とでも仲良くなれるし、年上の人にもかわいがられやすいタイプだと思います。そういう現場での立ち振舞がすばらしいんです。撮影現場では彼の味方、ファンがどんどん増えていきます。さすが「映画界で愛される人」だなぁと。自分にとって良い環境を作り上げることで、より俳優としてベストなパフォーマンスを出せる状態に持っていく。そういう計算はしていないでしょうが、自然と自分が緊張しないで臨める空気を作り上げています。これは本当にすごいことです。――演技の面では?(佐藤)信介監督が言っていましたが、こちらの要望に対していろいろな引き出しで答えてくれると。感覚的な指示しかできなくても、ちゃんとそれに対して答えてくれる。演出家にとっては非常にありがたい存在だと思います。オーダーにきちんと答えながら、自らもアイデアを出す。監督のやりたいことを全うし、コミュニケーションを取りながら自分なりのオリジナリティもさりげなく加えています。○松山ケンイチと池松壮亮の共通点――先程は池松さんを「ヤバイ」とおっしゃっていましたが、どちらにもその表現が当てはまりそうですね。池松さんのどのあたりが「ヤバイ」のでしょうか。池松くんの手のひらの上で、みんな転がされていました(笑)。そんなにしゃべるタイプでもないんですが、その場を掌握しているというか。彼は直接的なことは言わない。でも彼の思い通りに事が運んでいく。本当にヤバイやつです(笑)。ある時、みんなで主題歌の話題になって。安室奈美恵さんの予定ではありましたが、まだ決定ではなかったので伏せていたんです。すると「決まってるんですよね?」と探ってきて、自然とみんなでアーティストの予想合戦。結局正解が出てしまい、その場で急きょ発表することに。彼の思い通りに秘密を告白してしまいました(笑)。――魅力的な方です(笑)。現場ではアドリブも多かったそうですね。アドリブというか、その現場の空気感だったり、相手とのその時の感覚を大事にするという感じでしょうか。竜崎だったらこの場面で何をするか? 竜崎として現場に入って、その現場で常に竜崎として考えて行動していました。そういった意味では松ケン(松山ケンイチ)と似ているところでもあると思います。松ケンのLも、セットの脇にたくさんのお菓子を用意して、その場の流れで選んでいました。現場に行き、カメラの前に立って相手を見て考える。台本を自分の頭の中だけで考えて練り上げたものを披露するというのではなく、その場その場での「人間としての反応」を2人は意識していました。池松くんは現場に行かないと分からないと言いますし、その場にあるものは何でも使おうとするとも言っていました。竜崎はその点でいえば、役者としては自由にできる幅、面白みがある。一方で、東出(昌大)くんが演じた刑事・三島はそうもいかず。東出くんも現場で刺激されたと思いますが、そこはグッとこらえていました。池松くんが東出くんをリスペクトしていたのは、そういう部分もあったんだと思います。何をやっても受け入れてくれる懐の深さのようなものがあって、さらにきちんと返してくれる。東出くんの魅力の1つです。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年11月01日松坂桃李&菅田将暉のW主演で描く『キセキ ーあの日のソビトー』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁。併せて主題歌には、「GReeeeN」が“10年以上も前に作った大切な曲”という「ソビト」に決定した。厳しい父の反対を押し切り家を飛び出したミュージシャンの兄ジン。父の想いを受け、歯医者を目指す弟ヒデも、仲間と共に音楽の魅力に引き寄せられていた。音楽に挫折し、弟たちの才能を知ったジンは、そんな彼らに自らの夢を託すことを決意する。歯医者はやりたい、歌もやりたい。でも恐ろしい父親には絶対に言えない――。彼らが取ったありえない秘策。それは前代未聞の顔出し無しのCDデビューだった…。本作は、松坂さん演じるジンと菅田さん演じるヒデ、2人の兄弟を中心にその家族と仲間との間で起こる様々な迷いと衝突の中で、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出した青春ストーリー。2人のほかにも、ヒデの恋人・理香役に忽那汐里、ジンとヒデの両親に小林薫と麻生祐未、誠一の患者役に平祐奈。さらに早織、奥野瑛太、野間口徹ら、実力派俳優陣が名を連ねている。このほど到着したのは、理香が1枚のCDを手にしているシーンから始まる予告編。そのCDには、「GReeeeN」としてデビューしたヒデ、ナビ(横浜流星)、クニ(成田凌)、ソウ(杉野遥亮)が歌う「キセキ」が収められており、名曲誕生のストーリーを感じさせるシーンとなっている。父親から猛反対を受けながらも、仲間と共に音楽の道を突き進むジンだったが、音楽性の違いからメンバーに「今日でやめるわ」と言い放たれてしまうシーンや、ヒデは歯医者と音楽の両立を目指し、ジンは自分の夢を弟たちへ託し、メジャーデビューに向けて走り出す姿などが映像で登場。さらに、「もう終わりにする」と言い出すヒデに「お前は自分の書いてきた曲は全部嘘だったのか!」とジンがつかみかかるシーン、「私、好きだよ、ヒデの歌」と語りかける恋人の理香、そして何かが吹っ切れたかのように無我夢中で走るヒデの姿も映し出され、やがて起こる“キセキ”を予感させる映像となっている。また、今回決定した主題歌「ソビト」について「GReeeeN」は、「映画のお話しがあってから、すぐ主題歌は『ソビト』が良いと決めてました」と話し、「10年以上も前に作った大切な曲、ずっと世の中に出すタイミングを見計らってましたが、いまがまさにその時だと思いました。あの頃の想いをいまの感覚で生まれ変わらせアレンジやレコーディングをさせて頂きました」とコメント。さらに「映画にある仲間との葛藤も、日常にある大事な人との愛情も、全てがこの曲にあるように思います。全ての大事な人へ、皆様の心に残るような曲になっていけることを願ってます」とメッセージを寄せた。『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月01日東出昌大を主演に描く『デスノート Light up the NEW world』。この度、10月29日(土)に公開された本作が、初日から2日間で458,645,800円、動員数342,309人を記録したことが分かった。本作は、映画と現実の時間軸を同じに、サイバーテロが横行する超高度情報化社会となった2016年舞台を移し、物語が創り上げられた。キャストには、「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創役の東出さんを始め、デスノートを封じる男・竜崎役の池松壮亮、デスノートを制する男・紫苑優輝役に菅田将暉。さらに、“ミサミサ”こと弥海砂役の戸田恵梨香や、死神・リューク役の中村獅童も続投している。全国342館にて公開された本作は、初日の動員数は168,317人、興行収入は227,152,300円。30日は173,992人、興行収入は231,493,500円。2日間の興行成績は、30億円を突破した『るろうに剣心』対比で115%、『DEATH NOTE』との対比は113%。さらに、週末興行成績ランキングのNo.1を9週連続獲得していた新海誠最新作『君の名は。』を抜き、本作がV10を阻止するかたちとなった。また、客層は10~20代の男女を中心に、その家族や原作ファンの30代以上男性などが多く見られ、男女比は4:6。SNS上では、まだ観ていない人たちの「早く観に行かなきゃ!」というコメントが目立ち、世代・性別に限らず幅広く楽しめるエンターテインメント作品として、今後の興行成績にも期待が高まる。『デスノート Light up the NEW world』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月31日キラとLを超える――。10年前、映画『デスノート』2部作の盛り上がりを体感した者なら、それがほぼ“無理ゲー”に近い挑戦であることが分かるはずだ。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉は10年前、まさに多感な10代の時期に“DEATH NOTE現象”とも言うべき熱狂を体験しており、前作を超えることの難しさは、彼らが最も分かっているはずだ。それでも、3人はこの無謀ともいえる企画に挑んだ。『デスノート Light up the NEW world』は、彼らなりの答えであり、前作へのオマージュであり、そして、10年前に藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香といった若き才能が『デスノート』をきっかけに飛躍を遂げたのと同じように、彼らにとっての新時代の幕開けの“宣言”なのかもしれない。キラとLの戦いから10年後の世界。人間界に再びデスノートがもたらされる。世界中で殺戮が勃発する中、捜査にあたる“デスノートオタクおたく”の三島(東出)。Lの遺伝子から生まれ、その後継者として“新生キラ”に挑む竜崎(池松)。そしてキラを信奉する狂気のサイバーテロリストの紫苑(菅田)。天才たちの三つ巴が展開するが、本作の大きな特徴と言えるのが、原作にもない全く新しいオリジナルストーリーとして描かれているという点である。3人はこの物語をどのように受け止めたのか?東出:物語の概要は聞いてたんですが、実際に台本を読んで、一読しただけではすごく難解なんですよね。「ノートの所有権がこう動いて…」とか。推理しながら読んでました。『デスノート』という作品の魅力であると思うんですが、オリジナル作品だから、新作だからといって、決して分かりやすく作ってはいない。それは挑戦的であり、僕自身、一ファンですが、日和ったものではなく、難解なものを提示していて、ファンの方にも喜んでもらえると思います。正直、台本を読んで知っていたので、完成した映画を観て「何も知らない人が初めて観たら面白いだろうなぁ」ってうらやましくなりました(笑)。池松:新しい試みであり、ストーリー、結末がどうなるのか誰も分からない――そんな当たり前のことが、すごく豊かに見えるんですよね。宣伝活動でも“ネタバレ禁止”がたくさんあって、正直、そこまでやるか…って思うくらいですが(笑)。ゼロから作り上げていくのはすごく大変なことではあったけど、やってよかったなと思います。菅田:まず、ファンとして「“6冊ルール(※人間界に同時に存在できるノートは6冊まで)”にはまだ触れてなかったんだ!」というところでワクワクしましたし、変わらずに(前作から引き続いて)出てくるキャラクターたちの存在に嬉しさもありました。“天才の領域”を説明し過ぎることなく、エンターテインメントとして見せていく流れがよくできてるなと思いました。本作の制作が発表された後の、世の反響は半端なものではなかった。撮影に入る以前から渦巻く賛否。いまさらではあるが、この続編に参加するということには、かなりのプレッシャーなり覚悟があったのでは?東出:僕にとってはほかのどの仕事とも一緒です。どの現場に入るのも緊張感があるし、覚悟を持って臨んでます。確かに、制作が発表された段階で「どんなものを作るの?」「また新しいのが見られるの?」など様々な声があるのは耳にしていました。でも、“プレッシャー”という言葉を“覚悟”に変えて、現場に入るだけでした。ただ、10年前の作品、原作のルールなど、ファンが外してほしくないところは、きっと外しちゃいけないし、継承しなくてはいけないんだと思うんですよね。ファンはこの作品のどこが好きで、何に魅力を感じているのか?そこは、指標になったと思います。池松:正反対のことを言って申し訳ないんですが、僕は(前作を)全く無視できなかったですね。普段は、わりと原作があろうが無視しちゃうタイプですけど(笑)、今回は見る人の数の問題なのか?それとも壁の大きさの問題なのか…?オリジナルを超えることなんてなかなかできるはずがないと分かってるけど、2016年、作品の世界を借りて、オリジナルに対してどういう敬意の表し方をして、どう挑むか?それが映画になると思いました。とにかく、前作ありきのスタートでしたね。菅田:「10年後」と言ってるくらいですし、無視できないのはすごく分かります。僕の役に関しては、根底は数々のキラ信者と変わらないので、そういう意味ではお手本はいっぱいありましたね。その中で、何が違うかというと紫苑の“現代っ子”感と、行動力や能力があるという点なのかなと。あまり、変な意識はしてなかったけど、無意識に『デスノート』が自分の中にあるんだなとは感じましたね。改めて作品が完成したいま、それぞれにやりきったという充足感と、作品への確かな手応え、自信、そして10年を経た“いま”、この作品を世に送り出すことの意味を強く感じている。池松:映画の世界自体がレベルアップできたと思います。この作品は“大人だまし”もやらないといけないんです、“子どもだまし”ではなく。例えば、ハリウッドでバットマンが『ダークナイト』になったように、広く大人が楽しめるところを目指してきたし、それができたと思う。東出:“大人だまし”ってすごくいい言葉ですね。僕らが10年前に、『デスノート』のファンだったのと同じように、10年前のファンはいま、もう大人になってるから、その人たちに、分かりやすいものを届けようとしたら、つまんなくなっちゃうよね。菅田:というか、いま高校生とかだと、前作の『デスノート』は観てなかったりするのかな?池松:連続ドラマ版が入口だったりすると思うよ。菅田:そうだよね…。10年前の作品を当時、観ていたときはある意味で『ウルトラマン』や『仮面ライダー』のような神話っぽさを感じてたんです。月(ライト/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の頭脳戦にワクワクして、どちらを応援するでもなく「すげぇ!」って。今回、10年が経ったからなのか、自分が出ているからなのか、他人事にできない怖さを感じました。冒頭の殺戮シーンなんて、ノートを武器にしてるってだけで、完全にテロですからね。いろんな社会の現実と重なる部分があるなと。もうひとつ、ファンに嬉しいのが、前二部作のメインを張った藤原竜也、松山ケンイチ、そして戸田恵梨香が本作にもそれぞれに形は違えど、出演しているという点。それはもちろん、新世代の3人を興奮させた。菅田:僕はミサミサ(=弥海砂/戸田)と共演してますからね。(興奮は)ありましたよ。「あ、ミサミサだ!」と思ったし、紫苑にとってもやはり特別な存在。月とLに対しても、藤原さんと松山さんという“先輩”というところもあるけど、それだけではなく、やっぱり月とLとして感じる部分が強かったです。池松:やはり、前作でたくさん、革命的なことを起こして、10年が経って今回、どうなるんだろ?最初は「出ないだろう」と思ってたけど、出演されると聞いて、すごく嬉しかったです。作品としても、間違いなくこれでまたひとつレベルアップすると思ったし、お2人の存在、前作を引き継ぐ者たち、そして死神の存在によって、どうやってもこの作品が『デスノート』になるなって。東出:個人としては、オマージュという意味もあっての“あの”シーンなのかなと思い、嬉しかったですね。三島としては「これがLか…」という驚きがあるんですよね。撮影の現場で拝見したときも、正直、その感覚に近かったです。改めて、作品の中で、お二人のお芝居のすごさを再確認しました。(text:Naoki Kurozu)
2016年10月31日2016年10月29日、30日の全国映画動員ランキングは、『デスノート Light up the NEW world』(全国342館)が初登場で首位を飾り、『君の名は。』(全国344館)は、公開10週目で2位になった。その他の画像『デスノート…』は、夜神月とLの死から10年後を舞台に、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の共演で描くシリーズの続編。デスノート対策本部の捜査官、探偵、サイバーテロリストの3人が、6冊のデスノートをめぐる壮絶な戦いを繰り広げる。そのほか『インフェルノ』(全国347館)が初登場3位、『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』(全国213館)が初登場4位、そして『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(全国192館)が初登場6位に入った。次週は『溺れるナイフ』『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』『コンカッション』『コウノトリ大作戦!』『ソーセージ・パーティー』『続・深夜食堂』『ぼくのおじさん』『ボクの妻と結婚してください。』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『デスノート Light up the NEW world』2位『君の名は。』3位『インフェルノ』4位『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』5位『何者』6位『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』7位『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』8位『金メダル男』9位『スター・トレック BEYOND』10位『映画 聲の形』(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月31日小栗旬主演で実写映画化されることでも話題の、「週刊少年ジャンプ」連載中の大ヒット漫画「銀魂」。このほど、本作の初の展覧会「連載完結寸前大銀魂展~ツケが回る前にケツを拭け~」の開催が決定した。架空の江戸を舞台に、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人によって支配される世界で、甘党&無鉄砲な侍・坂田銀時が新八、神楽ら仲間たちと共に万事屋(よろずや)に持ち込まれた様々な事件を解決していく、抱腹絶倒ギャグと壮絶アクション、厚い人情も詰め込んだSFエンターテインメント。空知英秋による原作漫画は、2003年12月より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載が続き、単行本1巻から最新66巻も含めると累計発行部数は5,100万部以上という大ヒットに。2006年4月からはテレビ東京系でTVアニメも放送開始。その後、2本の劇場アニメも制作され、先ごろはTVアニメ新シリーズの放送も決定。さらに、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督のもと小栗さんが主人公・坂田銀時を演じるほか、菅田将暉、橋本環奈、岡田将生、堂本剛ら超豪華俳優が集結する2017年公開の実写映画『銀魂』も大きな話題を呼んでいる。“連載完結寸前”(!?)と銘打たれた今回の「大銀魂展」では、180点以上の厳選された原画を展示するほか、映像や造作物を駆使して、笑いあり&涙ありの銀魂ワールドが展開。また、1話まるごと日替わりの展示コーナーも設置、公式HPから読者に“No.1エピソード”を投票してもらった上位作品が日替わりで展示される。さらに公式HPでは、単行本の表紙で展覧会開催日までのカウントダウンを行う企画や、「銀魂」のコマを使って面白セリフを投稿してもらう“JUPPONグランプリ”など、ファン垂涎の企画を実施。また、この展覧会のために作者・空知氏が描き下ろしたメインビジュアルが、10月31日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」48号にて公開。銀さんこと坂田銀時が便器に座り、その周りをお馴染みの仲間たちが描かれたトイレットペーパーで埋め尽くしたビジュアルとなっている。「連載完結寸前大銀魂展~ツケが回る前にケツを拭け~」は12月23日(金・祝)~1月9日(月・祝)まで18日間、秋葉原UDX アキバ・スクエアにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年10月31日10年ぶりの復活を果たすシリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』の初日舞台あいさつが10月29日、東京・新宿ピカデリーで行われ、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、佐藤信介監督が出席した。舞台あいさつ その他の写真キラこと夜神月と天才探偵Lの死闘から10年後、デスノート対策本部の捜査官(東出)、Lの遺伝子を継ぐ竜崎(池松)、キラの信奉者であるサイバーテロリスト(菅田)の天才3人が、地上に舞い降りた6冊のデスノート争奪戦に身を投じる。2006年に公開された実写版『デスノート』は前後編合わせて興収80億円を突破する大ヒットシリーズだけに、本作で主演を務めた東出は「プレッシャーもありました。超えることが難しい、偉大な前作の誇りと覚悟を受け継いで、スクリーンに存在しなければいけないと思った」と本音を告白。それだけに念願の公開初日を迎え「肩の荷が降りました」と安どの表情を浮かべていた。一方、佐藤監督も「伝説の10年後を描くプレッシャーがあった」といい、「素晴らしいキャストに恵まれ、一緒に船に乗り、最後までたどり着いてくれた。今を生きる『デスノート』が作れた」と誇らしげ。主演の東出については「まさかの役柄を豪放磊落(ごうほうらいらく)に演じてくれた。最初は静かになり過ぎるかなと思ったが、こんなに骨太な人だとは」と存在感を絶賛していた。3人の主要キャラクターがしのぎを削る内容にちなみ、「これは『誰にも負けない』と言えることは?」の質問に、東出は「代謝は負けないです。汗をすごくかくので」と珍自慢。池松と菅田がそれぞれ「起きてから、立ち上がるまでのスピード」、「3人のなかで一番白が似合う」と語ると、東出は菅田のコメントを受けて、「先日、雑誌のグラビアで真っ白な衣装を着たんですが、ビックリするくらい似合わなかった」と明かしていた。『デスノート Light up the NEW world』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年10月29日国民的コミックを実写化する人気シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』の初日舞台挨拶が10月29日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、佐藤信介監督が出席した。デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月と、暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・Lの頭脳バトルを描いた『デスノート』『デスノート the Last name』(ともに2006年公開)から10年後。デスノート対策本部捜査官・三島創(東出さん)、Lの後継者である竜崎(池松さん)、キラの信奉者でサイバーテロリストの紫苑(菅田さん)が、人間界に舞い降りたデスノート6冊の争奪戦を繰り広げる。主演を務めた東出さんは、「プレッシャーもありましたし、こうして公開を迎えたことで、やっと肩の荷が降りました」と安堵の表情。「偉大な前作の誇りと覚悟を受け継ぎ、スクリーンに存在しないといけないと思った。観終わった後、いろいろなことを話し合うのが『デスノート』だと思うので、ぜひ2度、3度とご覧ください」とアピールしていた。佐藤監督も「伝説の10年後を描き、いまを生きる『デスノート』を作れた」と誇らしげだった。ハロウィンにちなんだ「3人のうち、誰に化けたい?」という質問に、「たっぱ(身長)があって、見える世界が変わりそう」(池松さん)、「以下同文。パリコレに出たい」(菅田さん)という理由で、2人とも東出さんの名前を挙げた。当の東出さんは「池松くんですね。竜崎もそうですけど、色気がスゴイ」と話していた。ところが、なぜか会場の盛り上がりはイマイチで、登壇者が何を語ってもリアクションは薄味…。東出さんは「何これ、やばい…」と冷や汗をかいていた。『デスノート Light up the NEW world』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月29日俳優の菅田将暉(23)らが29日、東京・新宿ピカデリーで映画『デスノート Light up the NEW world』の初日舞台あいさつを行った。この日は菅田のほか、東出昌大(28)、池松壮亮(26)、本作でメガホンをとった佐藤信介監督(46)が出席。「これだけは主要キャストの2人に負けない」というトークテーマで、キラ信奉者・紫苑を演じた菅田は「白が似合う」と胸を張る。「紫苑カラーということで取材等すべて白(の衣装)。そろそろ弾切れで」と明かし、「最後の白で来た」と報告した。一方、佐藤監督は「すばらしいキャストに恵まれた」と謝意を示した上で、「菅田さんに最初に会った時にメロをやりたいと言われて」と思い出エピソードも。菅田が「ごめんなさい、変なこと言って」と素直に謝って笑いを誘う中、佐藤監督は「僕が難しいことを言っても、小さな穴にボールを打ち返すように探りながらやっていただいた」と役者としての姿勢を絶賛。「本当に力強く、支えになりました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。これまで『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)の3作が制作された『デスノート』実写映画シリーズ。最新作にして最後の舞台となるのは、夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)の3人がメインキャラクターとして登場、三つどもえの頭脳戦を繰り広げる。
2016年10月29日俳優の東出昌大(28)らが29日、東京・新宿ピカデリーで映画『デスノート Light up the NEW world』の初日舞台あいさつを行った。上映後に登壇した東出は、「面白かったですか?」と問いかけ、劇場内に響きわたる拍手に満足げ。前夜に日本テレビ系で放送された特別編「逆襲の天才」を自宅で観たことを報告し、「プレッシャーはあったんだと家で痛感しました」と告白。「みなさんが喜んでくださって笑顔でこっちを向いてくださって、本当にやっと肩の荷が下りた気がします」と安堵の表情を見せた。この日は、東出のほか、池松壮亮(26)、菅田将暉(23)、本作でメガホンをとった佐藤信介監督(46)が出席。トークセッション後にマイクを託された東出は、「前作を超えるのは難しいというか」と切り出し、「ただ、あの偉大な先輩方、偉大な金子(修介)監督の誇りや覚悟を僕らは受け継いで」と前作のキャスト、監督に敬意を表した。続けて、「さらに力を増してスクリーンの中に存在しないとと思ってみんな頑張って撮りました」と過去の実績がプレッシャーと共に励みになったとも。「『やるしかない』という中で闘った」とクランクイン前の心境を明かし、満員の客席を見つめながら「本当にこれだけのお客さまが来てくださってうれしく思います」と感謝の思いを伝えた。これまで『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)の3作が制作された『デスノート』実写映画シリーズ。最新作にして最後の舞台となるのは、夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)の3人がメインキャラクターとして登場、三つどもえの頭脳戦を繰り広げる。
2016年10月29日東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という、日本映画界の若き牽引者たちが一挙に集結し、10年ぶりのデスノート争奪戦を描く『デスノート Light up the NEW world』。このほど、数々の映像・音楽イベントを手がけてきた映像クリエイター集団「BRDG」の新進気鋭クリエイターが手がけた、本作のスポット映像5本が解禁!安室奈美恵の主題歌「Dear Diary」や劇中歌「Fighter」にのせ、それぞれが異なるコンセプトでデスノートの世界観を表現する。1冊のノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月(藤原竜也)と、彼を阻止しようとしたL(松山ケンイチ)の壮絶な戦いから10年。サイバーテロが横行する超高度情報化社会となった2016年を舞台に、本作では、宿命を背負う3人の者たちによるデスノート争奪戦が繰り広げられる。今回解禁となったのは、新進気鋭クリエイター「BRDG」の人材が作り上げたスポット映像だ。人気動画共有サイト「Vimeo」のレコメンド枠「STAFF PIC」を多数獲得し、欧米のメディアやアーティストからもオファーや賞賛が相次ぐ彼らは、最近では3Dホログラムを駆使したイベントが大きな話題を呼び、全公演がソールド・アウトとなるほど。そんな「BRDG」が5組のクリエイターを選出し、それぞれが“女子がキュン”“大人っぽい”“ハロウィン”“ハード・イメージ”“コミカル”という異なるコンセプトに沿って、6秒または9秒という超ショートタイムに、映画の名シーンを瞬間的に散りばめたスポットを制作した。安室さんによる主題歌「Dear Diary」にのせ、(1)“女子がキュンとする”映像を手がけたのは、林響太朗とhydekick。映像のみならず、インスタレーションやプロジェクションマッピングのクリエイションに数多く関わる2人は、物憂げな表情を浮かべる三島(東出さん)、着替え途中の紫苑(菅田さん)、感情をむきだしにする竜崎(池松さん)をそれぞれとらえ、まさに女性心をくすぐる映像に仕上げている。また、劇中歌「Fighter」にて、(2)“大人っぽい”映像を制作したのは、プログラミングを駆使し、国内外問わず様々なアーティストのライブビジュアルやMV、インスタレーションのサポートなどを手がけるKezzardrix。6冊のデスノートをはじめ、本作のキーポイントとなるシーンをクールに切り取っている。フリーランスの映像作家として活動中の山地康太は、(3)“ハロウィン”をコンセプトに、独自の色彩感覚を生かして主題歌「Dear Diary」で。劇中歌「Fighter」を使用し、畳み掛けるようなアニメーションを融合させた(4)“ハード・イメージ”な映像を制作したのは、「BRDG」を代表するクリエイターの1人で、東京を拠点として活動するテクニカル・アーティストの高橋啓治郎。そして、言葉・図形譜をテーマにCGの有限性を意識したアニメーション作品を発表してきた大橋史さんは、劇中歌「Fighter」を用い、不可思議で(5)“コミカル”な映像を手掛けている。5人独自の感性と本作の世界観が見事に融合した、エフェクティヴな映像やクールな告知デザインには要注目。本作をよりいっそう盛り上げてくれそうだ。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた映画『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第10回は「映画化に向けての再交渉」「6冊ルール採用の真相」。○先に日テレドラマ班が動いていた――さて、今回の映画化に向けて集英社さんと、どのような交渉を進めていったのでしょうか。かつて、「ドラマ化から映画化」が一旦は流れて「映画2部作」となった経緯があります。最初の反応は人によって違いました。06年の『デスノート』の頃から関わってきた人は「いいじゃないですか! あれだけヒットしたんだからやった方がいい」みたいな感じで割と好感触だったんです。それで(佐藤)信介監督と基本的な構造をいろいろ考えているうちに、「そういえば日テレのドラマ班も来てますよ」。日テレドラマ班に確認して、初めて連続ドラマ化の検討も日テレ内で進んでいることを知りました。そういうシンクロニシティ(偶然の一致)があったので、10周年のタイミングで、10年前にできなかったドラマと映画を同時に進められるかも!と思いました。しかし、ドラマ班は「新たな月とLで、原作の最初からやりたい」という意向でした。僕としては「10年後のデスノート」を描くと決めていたので、夜神月は藤原竜也であり、Lは松山ケンイチであるという映画世界の事実は変えられない。なので、パラレルワールドとして、映画と連続ドラマは進めるしかないなと。ただ、映画公開前に連続ドラマを放送することはマイナスにはならない。直前だとお客さんは混同してしまいますが、公開予定時期から1年前以上前であれば、別モノとして、しかし「デスノート」という物語の面白さは伝えることができる。10年前を知らない新しい若いファンを掘り起こすことができるだろうと。原作サイドの集英社さんも、既に連続アニメという実写映画とは別次元のコンテンツが存在するので、新しい連続ドラマができることに抵抗はなかった。そのような話し合いを経て、それぞれ連携は取りつつも、別々に進めることが決まりました。映画からは、死神CGでドラマに協力をしています。06年の死神CGデータをベースに、デジタル・フロンティアが連続ドラマのスケジュール感に合わせて再構成したものです。デジフロが入ったことで、通常の連続ドラマの予算とスケジュールでは実現できないクオリティになったと思います。――10年の時を経て、人々の意識を再び「デスノート」に向けるには、新キャストでのドラマ化は効果的だったような気がします。そうですね。計画的ではなく、変則的な流れでしたが本当に素晴らしいコラボになったと思います。ハリウッドでも「マーベル」や「DCコミック」の作品はいろんなメディアでの展開や、様々なパラレルワールドが存在して、その原作の幅を拡げています。「デスノート」も本当に面白く、独創的な原作なので、いろんなメディアでのパラレルワールドが生まれたことで、コンテンツとしての強度がさらに高まったのではないかと思います。○死神大王が「新たなキラ」を望んだ理由とは?――映画は「6冊ルール」をベースに、夜神月とLの後継者が競い合うストーリーに。原作の大場つぐみ先生も「夜神月とLは外せない」とおっしゃっていて、「後継者の争い」を希望されていました。「6冊ルール」は、脚本・真野勝成さんが、13巻から見つけてきたアイデア。ノートの数が多いので物語的に処理するのが難しいとは思いましたが、同時に「封印」という展開を生み出せるのは素晴らしいなと。この続編からさらにドンドン続いてくんじゃないか?と思われたくはなかったので、「封印」という新しいキーワードで、「今までとは違うデスノートの闘い」と「決着」を打ち出すことができたと思います。「6冊ルール」を採用するにあたり、大場先生から「6冊ものデスノートが地上に落とされる理由」が必要だろうと指摘を受け、大場先生がその理由を考えてくれました。それは、死神は人間の寿命をもらって生きているので、人間を死滅させるわけにはいかない。人間の感情をうまくコントロールしながら人間を粛正していたキラの行為は、死神にはできないことで、その存在を死神大王は認めていた。キラがいなくなった以降も、人間たちは戦争など相変わらず愚かな行為を続け、自ら滅亡への道を進んでいる。死神大王は「新たなキラ」が必要だと気付く。キラを生み出したリュークだけでは信用できないので(笑)、人間界に落とせる最大6冊を死神たちに託し、互いに競わせることにした……。という素晴らしい理由を考えていただきました。――そこからなぜ、デスノート対策チーム捜査官・三島(東出昌大)、Lの後継者である竜崎(池松壮亮)、サイバーテロリストの紫苑(菅田将暉)という「三つ巴の闘い」に?前作では、デスノートを使う側、つまり月の視点で一気に描きました。しかし、今回は6冊。主人公はデスノートの事件にすぐに絡めないといけないが、一般人がデスノートに簡単にたどり着くのは難しい。そして、これまでと同じように「使う側」から描いていくと前作と同じアプローチになってしまいます。使う側以外のアプローチを2時間で描き切る。そうすると最短距離で「デスノート」に関わる刑事が主人公になる。そうやって、東出昌大の「刑事視点」は決まりました。そして、当然Lの後継者も、警察に協力するかどうかは別にして「デスノート」を追いかける側にいる。『デスノート』の醍醐味はどんでん返しであり、2人に対しての強大な敵が必要なので、さらにそこにもう1枚加えた。三つ巴にすることで、前作以上のひねりを加えて、より展開を読みにくいものにできたと思います。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月28日出版物を影で支える“地味”だが“スゴイ”存在「校閲」にスポットをあて石原さとみ主演、菅田将暉、本田翼らの共演で描くドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の第4話が10月26日(水)今夜放送となる。書籍など出版物の原稿を深く読み込み間違いや矛盾、疑問点を指摘するのが「校閲」の仕事。本作では出版物の内容の正確さを支える重要な役割を担っている校閲をテーマに、ファッション編集者に憧れ出版社に入社したものの校閲部に配属されてしまった主人公の奮闘ぶりを描いている。主人公の河野悦子(こうのえつこ)はオシャレが大好きな28歳。ファッション誌「Lassy」の編集者を志望し、何度も応募の末ついに憧れの景凡社に採用されたものの、配属先は「Lassy」編集部ではなく地味な校閲部。当初は落ち込んだ悦子だったが「校閲の仕事で認められれば憧れのファッション誌の編集ができるかも」と、校閲の仕事に全力投球。そんな名前まで“こうえつ”の主人公、悦子を石原さんが演じるほか、大学生ながら実は有名作家・是永是之、さらに「Lassy」モデル候補生でもある折原幸人を菅田さん。悦子の高校の後輩で「Lassy」編集者の森尾登代子を本田さんがそれぞれ演じている。悦子は幸人に一目惚れ、前回の放送では幸人が悦子を誘って卓球に行くまでに距離感が近づいたが、一方で幸人は森尾の家に居候中、いつ関係が深まってもおかしくない距離にいる。さらに前回のラスト、幸人に「俺の本、面白かったですか?」と聞かれた悦子は「つまんなかった」と正直な感想を答える。この発言が2人の関係にどんな影響を及ぼすのか。3人の“三角関係”にも注目だ。そして今夜の第4話で悦子は幸人と2人きりで食事に行くことに。一方、森尾は幸人に「Lassy」専属モデルに選ばれるために、是永是之であることを公表した方がいいと勧めるが幸人は承諾しない。そんななか悦子は人気女優・杉本あすかの自叙伝の校閲を担当する。自叙伝の内容を確かめるため悦子は彼女が幼少期を過ごした町へ行くが、そこであすかの姿を隠し撮りしようとするゴシップ誌の記者・山ノ内を発見。その後あすかに隠し子がいるというスクープ記事が発表される。その記事は山ノ内が書いたもので、スキャンダルの余波で自叙伝も出版中止の危機に。あすかが釈明会見を開くと聞いた悦子は思いもよらない行動に出る…というストーリー。ネットでは放送当初から悦子のファッションにも注目が集まっており、1回の放送だけでも何度も衣装がチェンジすることに「お洒落すぎる」「着こなしてる石原さとみちゃんスゴイ」「ファッション見るのも1つの楽しみになってる」など絶賛の声が上がっている。悦子のファッションにもご注目。「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第4話は10月26日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月26日映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の場面映像が25日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松菜奈、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉が演じた。今回公開された映像は、夏芽がコウに引きずられて一緒に海に飛び込み、映画タイトルが表示されるというプロローグシーン。原作の単行本1巻第1話の1シーンを実写化したものになっている。
2016年10月26日ジョージ朝倉のコミックを原作に、小松菜奈と菅田将暉のW主演で贈る『溺れるナイフ』。この度、本作から新たに特別映像が到着した。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。W主演の小松さんと菅田さんを含め、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストで贈る本作。都会からきたティーン誌のモデル・夏芽と、地元の神主一族の跡取り・コウの“一生に一度の”ラブストーリーを描いた本作は、ナイフのように研ぎ澄まされた10代のハートが、ぶつかり合い、求め合い、傷つけ合い、光に向かって全力疾走していく姿が描かれる。このほど到着した映像は、夏芽とコウが海に飛び込むプロローグシーン。コウが夏芽の喉に触れながら溺れる2人にメインタイトルが重なり、小松さんの読誦が印象的な映像となっている。また、原作ファンならお気づきだろうか。実はこの描写、原作の単行本1巻の第1話のワンシーンであり、読誦も冒頭のナレーションを引用している。そして、原作のタイトルロゴがまるで溺れるかのように、繊細かつ鮮烈に展開されてゆく。原作を読み衝撃を受けたと話すのは、本作を手掛ける新鋭・山戸結希監督。「中学生の頃からリアルタイムで読んできて、一緒に生きてきたみたいでした」と語る監督は、全17巻もある作品を2時間弱の映画にする上で、「溺れるナイフをそのまま再現するような実写映像化は、確かに不可能かもしれない」と思ったそうだが、それでも「未来の誰かの血肉にしてもらえるような、かけがえのない青春映画を作るなら可能性は大いにある」と気持ちを新たにしたという。また監督は、「この時代から、一緒に生きてゆきたいと女の子が思いたくなる、いまこの時代に生まれるみずみずしい映画として育っていってほしいです。全国の女の子に溺れてもらいたいです」と本作にかける思いを述べた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月26日かつて究極の頭脳戦を繰り広げた夜神月役の藤原竜也とL役の松山ケンイチが、“再登場”することでも話題を呼んでいる『デスノート Light up the NEW world』。このほど、安室奈美恵による本作劇中歌のダンスナンバー「Fighter」の超絶クールなミュージックビデオが解禁。安室さんが、リュークをはじめ映画に登場する死神たちとコラボを果たしていることが分かった。デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月(藤原さん)と、暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・L(松山さん)の天才vs天才の激突から、10年後が舞台となる本作。キラ事件に精通する捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ後継者・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)という新たな世代の3人が、それぞれの“正義”のためにデスノート争奪戦を繰り広げる。先週、MVが発表された本作の主題歌「Dear Diary」は、愛することや信じることが世界に光を照らし、悲しみや痛みさえも強さや愛しさへと変えていく力を与えてくれる、という真っ直ぐな想いを描いた壮大なバラードソングであるのに対し、劇中歌「Fighter」は、 “愛するあなた”への想いを貫くために戦う“ファイター”でありたい、という強い信念が込められたアグレッシブなダンスナンバー。三島、竜崎、紫苑それぞれの前日譚に当たる物語を描いたHuluオリジナルドラマ「デスノート NEW GENERATION」主題歌にも追加決定し、9月に同テレビCMでオンエアされたことから、一気に話題の1曲に。そして、今回公開されたMVでは、なんと映画に登場する死神たちとのコラボレーションも実現した。安室さんが長テーブルで死神・リュークと向かい合い、挑発的な眼差しを向けるシーンや、リュークの好物のリンゴを手にしながら、まるで“死神の目”を手に入れたかのように目が赤く色づくシーンのほか、安室さんらしい見応え充分のダンスシーンが展開。“死神の目”とは、残りの寿命の半分を死神に差し出すことで、ある人物の顔を見るだけでその人の本名がわかるようになるという力。デスノート所有者が死神と交わす契約だ。また、リュークのほかにも、灰白色のボディの死神と、さらにもう1体の死神が部屋の中で安室さんと対峙していることが分かる。まるで、安室さんの映像世界に、“デスノート”の世界が紛れ込んだダークファンタジーのように仕上がった今回のMV。当日は、死神が合成されることを想定しながらの撮影となり、長テーブルのシーンでは、死神が椅子に腰掛けることを前提に、セットの高さやカメラの位置などを綿密に計算した上で撮影が行われたという。この「Fighter」、そして「Dear Diary」のMVは、すでにオフィシャルYouTubeチェンネル“AmuroNamiech”にてショートバージョンを公開中。フルバージョンは、10月26日(水)発売のシングル(CD+DVD)盤にのみ収録される。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日夜神月こと“キラ”が、1冊のノートで世界を変えようとしたあの衝撃から10年。再び地上に舞い降りたデスノート(今回は6冊)をめぐり、宿命を背負う者たちが争奪戦を繰り広げる『デスノート Light up the NEW world』。このほど、狂気のサイバーテロリスト・紫苑を熱演する菅田将暉の、本編映像の一部が到着。彼がキラを崇拝する理由を明かしていることが分かった。東出昌大、池松壮亮に菅田さん、さらに川栄李奈、戸田恵梨香ら豪華競演で、10年ぶりの“正統な続編”として描かれる本作。今回、解禁となったのは、菅田さん演じる紫苑優輝と死神リューク(中村獅童)の姿をとらえた本編映像だ。半裸の紫苑の背中にある古傷に気づいたリューク。大好物のりんごを食べながら、リュークが問いかけると、紫苑は「トチ狂った男に、一家全員殺され、僕だけが奇跡的に生き残った」と、悲しい過去を明かす。そして10年前、彼の家族を惨殺した犯人を、キラがデスノートによって裁いたことから、紫苑はキラを崇拝するように。「犯人が生きている間、ずっと怯えて暮らしてた。キラのおかげで僕は呪縛から解放された」と続けて語っている。菅田さんが演じる紫苑は、国家機関などあらゆるデータベースをハッキングできる天才的な頭脳を持ち、テロ組織や支援国家にサイバー攻撃を仕掛けるサイバーテロリストだ。キラにならって平和な新世界構築を目指す中、「名前を書かれた人間は死ぬ」という死神のノート、デスノートが彼のもとにもたらされる。前作では、キラこと月(藤原竜也)にノートをもたらしたリューク。リュークが紫苑と同じ部屋にいるということは、今回リュークは紫苑にノートを与えたのだろうか?「キラこそが、神だ」と、不敵な笑みを浮かべる紫苑。彼の目論みは、10年の時を経て再び人間界にもたらされたデスノート“6冊”全てを独占し、新世界を作り出すこと。だからこそ、その無垢で純粋すぎる正義感は、もはや狂気でしかなく…。デスノート対策本部の捜査官・三島(東出さん)とLの遺伝子を継ぐ探偵・竜崎(池松さん)は、彼を止めることはできるのか?それぞれの正義が火花を散らすデスノート争奪戦は、もうまもなく幕を開ける。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月22日●就活は、ひとつの能力を試される教科テスト就職活動を通して、自分を模索する大学生たちの姿を描いた映画『何者』(公開中)。俳優・佐藤健が主演を務め、冷静分析系男子・二宮拓人を演じる。原作の朝井リョウは同作で平成生まれとして初めて直木賞を受賞。ともに平成元年生まれとして、プライベートでも交流を深めている。就活を題材にした作品というだけあり、マイナビニュースも注目せずにはいられないが、実際に就活を経験した朝井、映画を撮るにあたって体験した佐藤に、作品のこと、そして互いの仕事について話を聞いた。○タコパきっかけで知り合いに――もともとお知り合いだったというお二人ですが、意外とほかのインタビューでも出会いのきっかけを話されてないのかなと思いまして、伺っても大丈夫なものでしょうか。朝井:全然いいですよ。他の取材でも話しているんですけど、あまり使われなくて(笑)。というのも、私は覚えてるけど、彼は覚えてないんですよ。普通に、タコパ(たこ焼きパーティー)で出会いました。友人の家でたこ焼きを作っていたら、佐藤さんもその友人と仲が良く、深夜0時過ぎくらいにふらっと現れたんです。あまりに自然な登場だったので、「あ! 芸能人だ!」みたいな顔をしないように気を付けました。佐藤健に驚いてませんよ、みたいな顔をしていましたけど、内心大パニックでしたね。そのあと、オセロや人狼ゲームなどを一緒にやっていくうちに仲良くなっていきました。佐藤:人狼ゲーム、はまってたね。朝井:佐藤さんは本当にゲーム的なものに強くて。僕、自分でオセロすごく強いと思っていたんですけど、58対6とかで負けました。文壇でオセロが強いと噂の作家をふたりも差し向けたんですけど、佐藤さんが全勝でしたね。――様々なゲームを通じて交流を深められたと。それだけ、ふだんから仲が良いんですね。朝井:今はいいんですけど、この映画の結果次第でどうなるか……やっぱり友人関係の人と利害関係を結ぶのはよくないですね(笑)。○面接と人狼の関係――佐藤さんは、東宝さんに頼んで模擬就活を体験されたそうですね。佐藤:そうですね、東宝さんにご協力頂いて、体験させてもらいました。さすがに本物の面接ではないですが、リアルな就活生と面接をやらないと感覚がつかめないなと思いました。――朝井さんは実際に就活をされて、一度就職もされていますが、就職活動でひっかかったポイントはありましたか?朝井:マイナビさんにもお世話になりました(笑)。とにかく就活っていうのは人間総合力テストでもなんでもなくて、あるひとつの能力を試されているだけの教科にすぎないんだな、ということです。あとは、1を10にする嘘じゃなくて、0を1にする嘘をつくのはよくない、ということも身に染みて感じました。それこそ俳優とか、大勢の人の前で演技をすることに慣れていないと、0を1にする嘘をついたとき、身体に何かしらの反応が出るんですよ。背中が曲がってしまったり、目が泳いでしまったり。その面接は見事に落ちました。僕が人狼をあまり得意としない原因はそれかなと……。佐藤:わかる(笑)。朝井:佐藤さんはうまいんですよ。佐藤:それは努力の賜物だから。僕も最初顔に出てたけど、顔に出ないために集中してやる。自己催眠ですね。――就活という題材には、どんな理由があったんでしょうか?朝井:当時SNSなどを通して感じていた「若者同士のコミュニケーションの変容」が最も顕著になる舞台は「就活」かな、と勘が働いたんです。あと、実は小説を書くときに、ニッチな場面を細やかに描いたほうが普遍性が出てくるなというのを感じていて。みんなが知っていることを書こうとすると、逆に誰にも刺さらない作品ができあがる。就活という、人生で数カ月しかやらないようなことを緻密に緻密に書くことで、実はどの世代にも広まる話になる予感はしていました。――原作を読んで、佐藤さんの感想はいかがでしたか?佐藤:朝井くんは性格が悪いなと思いました(笑)。朝井:褒めてくれてます。佐藤:朝井くんは、作者として登場人物みんなに愛があるんですけど、全員のことを馬鹿にしてるんですよ(笑)。朝井:なんてことを! してません!佐藤:みんなを否定してる(笑)。でもね、愛があるのは伝わってきます。●菅田将暉はぴったりすぎた? 作品に起こそうとしたバグ○所属事務所の面接も見せてもらった――先ほど就活体験の話になりましたが、体験されてみて、実際の就活生に対してはどんな思いを持ちましたか?佐藤:素直に尊敬します。「これをやってるんだ」と思ったら、偉いなと。実は体験の他に、アミューズにも協力してもらい、本当に面接しているところを見る場も用意してもらいました。内定者を呼んで、実際の面接官の人とのやりとりを見せてもらったんです。朝井:うわ、超やだ!! 呼ばれた人、絶対ドキドキしてますよ。親とかにも「内定した」って言っちゃってるだろうに……。佐藤:それは最後に事情を説明して、僕のために集まってもらったので「ありがとうございました」とお礼を言いました。朝井:よかった……。佐藤:僕は帽子をかぶって、面接の様子を見て。本当に面接をしているから「好きな映画は?」という質問にも、全然僕と関係ない作品の名前が出てきました(笑)。やっぱり芝居って模倣なので、本物の人たちを見て取り入れるものだと思うんです。音楽家の役のときも料理人の役のときも、誰かになるときはいつも実際の現場を見せていただいております。○互いにすごいと思うところは――仲良しのお2人ですが、こうやってお仕事の話をすることはあるんですか?佐藤:きちんとお互いのことを話す場はなかったと思います。だからこうやって取材を受ける場で聞いて、初めていろいろ知ることができました。朝井:俳優同士って、お酒を飲みながら演技論を交わしているイメージがありますけど。佐藤:そういう人もいるのかもしれないですが、僕はあんまりないですね。朝井:それは意外。でも僕も同業者と飲んだりすることがありますが、お互いの作品の話とかはあんまりしないですね。最近面白かったラジオの話とか、お互いの失態を責め合ったりしています。――では、取材や一緒に仕事をしたことを通して、すごいと思ったことは。佐藤:朝井くんは、ほぼ全部すごいです。小説家ですけど、しっかり話せるところもすごいです。話の内容と、話し方と、両立するのはなかなか難しいと思っているので。朝井:佐藤さんはとにかく頭がいい。映像業界の方とお話する機会があると、実は「頭の良い俳優さんは貴重だ」という話を聞いたりするんです。書いてある台本を読んで演じること以上に、掘って演技をできる人は貴重だと。あとインタビューできちんと自分の言葉で話せる俳優も実は少ない、とか。――具体的にここがすごいな、と思ったことはありますか?朝井:実は、光太郎役が菅田将暉さんに決まる前に、誰がいいか話し合ったことがあったんです。光太郎と拓人ってルームシェアをするくらいの友人同士だけど、刺激しあっている間柄で、無邪気と思いきやちょっとした緊張感がある関係性。その役を誰にするかってことはつまり、撮影期間や宣伝期間を合わせたかなり長い時間を共にする俳優を誰にするか、って話でもあるわけです。佐藤健的には、一緒にいて気持ち良い人がいいはずなんです。でも、佐藤さんが挙げてくださった方は、名前は出せませんが、おそらくリアルな関係性でも一種の緊張感が生まれるような方だったんですよね。撮影期間や宣伝期間を過ごす自分自身よりも、作中のキャラクターを優先した自己犠牲精神に感銘を受けましたね。佐藤:思いついたんです。もちろん、今表に出ているのは最高のキャストだと思うんですけど、菅田将暉は誰が見ても光太郎にぴったりで、ど真ん中ストレートすぎるかなとも思ったんです。みんなぴったりすぎるから、"ずらし"が欲しかった。バグがあった時の方が、爆発力ができるんじゃないかなという説があって。朝井:我々の一説が。佐藤:結果的に、そのキャスティングは難しくて、もちろん映画を観たときに菅田で良かったなと思ったんですが(笑)。高度な演技も、まったく違和感なかったですよね。朝井:自分は大変になるかもしれないけど、作品として良くなる方を選ぶ人なんだなと思ったら、一緒にものを作る一員として、なんて誠実な、信頼できる人なんだろうと思いました。映画『何者』(公開中)作家・朝井リョウによるベストセラー『何者』を映画化。大学の演劇サークルに全力投球してきた拓人(佐藤健)、拓人の片思い相手・瑞月(有村架純)、拓人とルームシェア中の光太郎(菅田将暉)、瑞月の友達で意識の高い理香(二階堂ふみ)、理香と同棲中の隆良(岡田将生)。理香の家を"就活対策本部"として集まる5人だが、内定が決まり始めると状況が変わっていく。
2016年10月22日堺正章と「くりぃむしちゅー」の上田晋也と有田哲平が司会を務める教育バラエティ「世界一受けたい授業」の10月22日(土)放送回に、映画『溺れるナイフ』より俳優の菅田将暉と「ジャニーズWEST」の重岡大毅がゲストで登場する。各界の著名人が講師として“授業”を行うという趣向の同番組。今夜はこれからの季節急増する火災と、脳の休ませる“最高の休息法”、絶滅に瀕した動物の人工繁殖という3つのテーマでお届けする。「コナンと謎解き!これから急増する怖い火災原因ミステリー」のコーナーでは、東京消防庁から火災の原因を暴いていくエキスパートの先生、大澤啓之氏が登場。コナン君と一緒に驚きの火災原因を解決していく。また「脳疲労がなくなり頭が冴える!?『最高の休息法』教えます!」コーナーではアメリカ神経精神医学会認定医の久賀谷亮氏が、脳回路の活動を整え脳を休息させる方法を紹介。さらに「映画『あたらしい野生の地―リワイルディング』から学ぶ絶滅に瀕した動物が蘇る自然再生」では、ドキュメンタリー映画監督のマルク・フェルケルク氏が、絶滅に瀕した動物を人工的に繁殖させ、再び自然に戻し野生化させる「リワイルディング(再野生化)」を紹介する。今夜のゲストの菅田さんは、現在放送中のドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で、主人公を演じる石原さとみが“一目惚れ”してしまう作家役や、現在公開中の映画『何者』では自分の夢を持ちながらも仲間たちと就職活動に勤しむ天真爛漫なキャラクターを演じている。そして、来月からは重岡大毅と共演している映画『溺れるナイフ』の公開が控えている。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田さん)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。ジョージ朝倉による人気コミックスを、『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』の新鋭・山戸結希が監督を務め映画化する同作。キャストには小松さんと菅田さんのほか、重岡さん、声優を担当した『君の名は。』も大ヒット公開中の上白石萌音ら“最旬”の顔ぶれが揃っている。主題歌を志磨遼平のソロプロジェクト・「ドレスコーズ」が手がけていることでも話題。志磨さんは映画にも出演している。「世界一受けたい授業」は10月22日(土)19時56分~日本テレビ系で放送。菅田さん、重岡さんが出演の映画『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(笠緒)
2016年10月22日