昨年ロサンゼルスで行われた単独公演の成功などで、ますます注目を集めているピアニストの桑原あい。リリースされたばかりのアルバム「Somehow,Someday,Somewhere」は、なんとエレクトリックベースにウィル・リー、ドラムスにスティーヴ・ガッドという超一流のメンバーを迎えたスペシャル盤。オリジナル楽曲に加え、バーンスタインやビル・エヴァンスなどもカバーしたラインナップで、素晴らしくグルーヴィーな仕上がりとなっている。4月2日(日)~3日(月)と7日(金)~9日(日)に行われる桑原のライブ『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』では、石若駿(ドラムス)や菊地成孔(サックス)ら、こちらも名だたるプレイヤーが日替わりで登場する。『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』チケット情報「ウィルとスティーヴは、知り合った時から『いつか一緒にやろうね』と言ってくれていたんですけど、まさか私がと思っていたんです。でも“本当に一緒にやりたい人は誰?”と考えた時、やっぱりふたりの名前が浮かんできた」という桑原。ニューヨークでのレコーディングは、リラックスした空気で進んだとか。「目を見なくても、音がピッタリ合ってしまうのが不思議でした。全員が余計な力を抜いて、ただ音楽のことだけを感じた結果、そうなったとでもいうような。だから私のピアノも、これまでで一番ナチュラルな音が出ていると思います」と桑原は語る。「たとえばスティーヴのカウントオフなんて、テンポが譜面とは違うんですよ(笑)。でもなぜかそれが心地よくて、そのまま演ってみたらやっぱり正解だったということも多かったです」と桑原は振り返る。そのエッセンスは各曲に浸透し、寺山修司の言葉をタイトルにした『All life will end someday,only the sea will remain』、桑原がフェンダーローズを弾く『Extremely Loud But Incredibly Far』など、アルバムには匂い立つような楽曲が並ぶ。話は前後するが、以前は「極限まで自分を追い込んで曲を作るタイプだった」という桑原。3年前には長いスランプに陥ったが、日本を代表して出演したモントルー・ジャズフェスティバルで出会ったのが、あのクインシー・ジョーンズだ。「『いま出せる、あなたの音楽をやりなさい』と言ってくれて、思わず即興を演ってしまいました」と桑原は笑う。クインシーは演奏を終えた桑原にハグをして、何を悩んでいるのか聞いてくれた。憑き物が落ちたようにふっきれた桑原が、帰りの飛行機の中で一気に書き上げたのが、名曲『The Back(背中)』だ。「帰って行くクインシーの広い背中を見ていたら、大切なものが見えなくなっていた自分が恥ずかしくなりました。私はもっと音楽に、貪欲になっていいんだなって」と桑原はかみしめるように語る。次のフェーズに踏み出した彼女の、新たな魅力が詰まった『5 Souls』。彼女の“今”を、ピットインという密な空間でたっぷりと味わいたい。取材・文佐藤さくら
2017年03月16日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が舞台『人間風車』に出演することが31日、わかった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、”童話ホラー”と呼ばれた。主役の平川を演じる成河は、26日にミュージカル『わたしは真悟』を終え、3月からは『髑髏城の七人 Season花』を控えるなど、2017年も引っ張りだこ。成河は「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込みを語った。 ヒロイン・アキラを演じるミムラは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と作品への意欲を示す。サム役の加藤諒は、「2000年と2003年に上演され、観劇された方々に笑いと恐怖と感動を与えた偉大な作品に出演させていただく事になりまして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしております‼」とコメント。バラエティでもブレイク中だが、実力派キャストとの共演に「喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合いを入れた。 東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪他、各地での公演も予定されている。■演出・河原雅彦コメント 僕もかつて出演させてもらったファンタジーホラーの傑作『人間風車』を演出させてもらう日がくるとはなんとも感慨深いわけで、この作品が持つ行き場のない悲哀と苛立ちと恐怖を僕なりのタッチで増幅してみようと、後藤さんの想いも合わさって、ちょっとした変更を試みるわけで、ま、観た人の心に嫌というほどまとわりつくような爪痕を残せるよう、いっちょやってみます。
2017年01月31日タレントの菊地亜美が5日、都内で行われた動画サービス・Netflixのオリジナルドラマ『テラーハウス シーズン2』(12月9日より全世界オンラインストリーミング開始)ジャパンプレミアイベントに、子役の寺田心、米俳優のボブ・サゲット、デイブ・クーリエらとともに出席した。同作は、1987年から1995年にかけて8シーズン・全192話放映された大人気ファミリードラマ『フルハウス』のその後を描いたストーリー。物語は男3人から女3人の子育て奮闘記へとなり、『フルハウス』ファンなら誰もが待ち望んでいたオリジナルキャストが出演。そして舞台となるタナー宅はオリジナルで使われた家具を使用して完全復元され、ファンならずとも夢中になれる家族の成長物語が描かれる。ファンゲストの2人はサンタクロースの衣装姿で登場し、来日キャスト5名に日本風にアレンジしたリースをプレゼント。憧れのキャストに会った感想を聞かれると、寺田は「本当にすごく緊張しますね。僕、この場に立っていていいのでしょうか。僕こそ、一足早いクリスマスプレゼントをいただいたような気持ちでいっぱいです」と8歳とは思えないしっかりとしたコメントで会場を沸かせ、「僕のお母さんが小さいときに『フルハウス』を見ていて、最近は僕とお母さんと一緒に『フラーハウス』を見て、長く愛されるドラマに出ていらっしゃる皆さんにお会いできたことが本当にうれしいです」とニッコリ。その横で次にコメントをする菊地は「心君、そんな完璧に言われたら私どうしよう…。次大丈夫かな」と不安を抱きつつも、「小さいころから『フルハウス』を見ていたので、こういう風にお会いできるとは思っていなかったですし、先ほど打ち合わせのお部屋でご一緒させていただいたんですけど、『フラーハウス』そのまま出てきたような雰囲気で、気さくすぎて逆に緊張してしまうくらい、皆さん和気あいあいとされていて、すごくうれしかったです」と笑顔を見せた。そんな2人のコメントを聞いたボブは「2人ともこんなに愛してくれているなんて…。おりこうさんね」と寺田を抱きしめ、リースを受け取った感想を聞かれたデイブは「とても美しいと思いますし、このように帽子のように被ろうかとも思いますし、多用に使えますね。明日トロを食べに行くときに、このように被って行こうかな」とご満悦な表情を見せた。このほか、同イベントには米女優のキャンディス・キャメロン・ブレ、ジョディ・スウィーティン、アンドレア・バーバー、日本語吹替えを務めた声優の坂本千夏、大谷育江、伊藤美紀も出席した。
2016年12月06日沢村一樹が、期間限定で依頼主の“救世主”として活躍するドラマ「レンタル救世主」の第7話が11月20日(日)今夜放送する。タレントの菊地亜美がゲストで出演するほか、土曜ドラマ「ラストコップ」とのコラボレーションも本日の見どころだ。物語は沢村さん演じる主人公の明辺悠五が、莫大な借金を肩代わりさせられ会社もクビになり、それを家族にも言えないまま「レンタル救世主」に再就職。レンタル救世主とは期間限定で依頼者の“救世主”となり、どんな危険にも命がけで立ち向かうという仕事で、明辺は「ジャニーズWEST」藤井流星演じる葵伝二郎や、中村アン演じる秘書・秦野いろは、勝地涼演じるメカニック担当の紀伊ロイ、そして明辺たちに助けられた縁で救世主となった志田未来演じる百地零子、大杉漣演じる「レンタル救世主」社長の黒宇寛太らと共に、様々な依頼の解決に奔走するというもの。今回の第7話ではバラエティ番組を中心に大活躍中の菊地さんが、普段とは違った黒髪姿で大胆にイメチェンしゲスト出演する。菊池さんが演じるのは、いろはと高校時代にチアリーディング部「ラバーズ」のチームメイトだったが、いまは収賄疑惑をかけられている市議会議員の星子という役柄。星子は「バーガー村」という市の施設の移転問題で収賄疑惑をかけられ、世間から注目される存在。彼女の依頼は逮捕される前に「ラバーズ」のメンバー7人で会っておきたいというもの。早速ほかの5人に連絡して星子の願いを伝える明辺たちだがなぜか全員に断られてしまう。一方いろはは、明辺たちと別行動を始め連絡が取れなくなる。ラバーズの元メンバーの一人・愛乃(藤井美菜)によれば、星子は高校時代、ラバーズのキャプテンを務め優しくて友達思いで責任感が強く、反対に高校時代のいろははいまとは違い、度を越えた天真爛漫さでおかしな行動ばかりしていたのだという。ラバーズの7人はいつも一緒でとても仲が良かったが、ある日、星子が暴行事件を起こし、ラバーズの一人・香世子(村川絵梨)がケガを負い、それが原因でラバーズは廃部。メンバー同士の絆も断たれてしまった。卒業後、香世子は、すし職人の修行を積み現在は自分の店を持ったばかりなのだが、その店がある商店街が「バーガー村」の移転にともない、市から立ち退きを要求されていて、移転となると香世子の店も潰されてしまう。しかも市側の担当者は星子。愛乃はなぜ星子が香世子を苦しめるようなことばかりするのか、疑問を抱いていた…。さらにバーガー村の収賄疑惑にはどうやら裏があるようで、明辺たちは真実を明らかにしようと調査を始める…というストーリー。菊池さんのゲスト出演とともに、今夜のもう1つの見どころが、ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」とのコラボ。昨日19日の「THE LAST COP/ラストコップ」第7話では唐沢寿明演じる京極浩介らが尾行の途中に潜入したメイド喫茶の“レンタル店長”として明辺と、メイド店員としてハイジ(福原遥)が出演したが、今夜の放送では京極らが本作に登場する。どんな登場になるのかは放送を楽しみに待ちたい。「レンタル救世主」第7話は11月20日(日)今夜22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月20日タレント・菊地亜美が、現在日本テレビにて放送中の沢村一樹主演ドラマ「レンタル救世主」に出演することが決定。11月20日(日)放送の第7話にて、髪の毛を黒く染め、普段の明るいイメージと違うシリアスな演技を披露しているという。様々なバラエティ番組で引っ張りだことなっている菊池さんが今回演じるのは、中村アン演じるいろはの高校時代の友人で市議会委員の星子。彼女は「バーガー村」という市の施設の移転問題で収賄疑惑をかけられ、世間から注目を集める女性という役柄だ。第7話の依頼人はその星子。彼女の依頼は、逮捕される前に高校時代に所属していたチアリーディング部「ラバーズ」のメンバー7人に会いたいということだった。星子の願いを叶えるために明辺(沢村一樹)たちが奔走するが、星子の疑惑の裏には高校時代のある事件と、彼女の秘めた思いが交錯していることが明らかになり…という展開へ。今回、菊地さんがドラマに出演するのは「容疑者は8人の人気芸人」に本人役として出演した以来、約1年半ぶり。イベントや番組で度々女優への憧れを口にしている菊地さんだが、今回のドラマ出演に対して、「いままで演技経験があまりないので少し不安でしたが、『レンタル救世主』は毎週観ていたので、そんなドラマに出られるのはすごく嬉しいです!」と喜び、「バラエティのイメージしかないと思いますが、真剣にやってますので、また違った菊地亜美を見てください!」とアピールした。番組プロデューサーは「シリアスな役どころなので、あえて普段のバラエティ番組などでは明るく愛されるキャラクターとして知られている菊地亜美さんに、ぜひ演じてもらいたいと思いました」と今回のオファー経緯を語り、また「見た目も気持ちも本気でお芝居に取り組んでくれて、その一生懸命な姿がとても良いです」と好評価のコメントを寄せている。「レンタル救世主」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月12日現代アーティスト集団のChim↑Pomが、新作個展「また明日も観てくれるかな〜SO see you tomorrow,too? 〜」を歌舞伎町振興組合ビルで2016年10月15日(土)から31日(月)まで開催する。また、15日(土)、28日(金)にはオールナイトイベント「ART is in The pARTy」も行われる。日本では約3年ぶりとなる大規模な新作個展のテーマは「Scrap and Build」。「2020年東京オリンピックまでに」をスローガンに、再開発が進む現在の東京という都市の姿に迫る。「ART is in The pARTy」は音楽やパフォーマンス、トーク、ライブイベントなど東京のカルチャーが丸ごと詰め込まれたプロジェクト。新宿を拠点に日本のヒップホップ・シーンを牽引するMC 漢 a.k.a. GAMI、ジャズからヒップホップなど音楽界で縦横無尽に活動する鬼才・菊地成孔、様々なジャンルのアーティストとコラボし異彩を放つDJ BAKUの3人による初のコラボレーションが実現する。他にも、どついたるねん、Have a Nice Day!、Nature Danger Gang 、ENDONなど36組ものアーティストが参加。伝説のプロデューサー・康芳夫(79 歳)がDJを初挑戦したり、現代美術家の会田誠もカラオケMCというパフォーマンスに挑戦する。展覧会と合わせてアート、音楽、文化が融合する2日間となりそうだ。【概要】■また明日も観てくれるかな?~So see you again tomorrow, too? ~会期:2016年10月15日(土)〜31日(月)時間:13:00〜22:00会場:歌舞伎町振興組合ビル住所:東京都新宿区歌舞伎町1-19-3入場料:展覧会のみ 1,000円、イベント+展覧会 3,000円(ドリンク料別)■ART is in The pARTy日時:2016年10月15日(土)21:00開場22:00開演〜16日(日)6:00 2016年10月28日(金)21:00開場22:00開演〜10月29日(土)6:00URL:chimpomparty.com
2016年10月09日sacai(サカイ)を、ファッション・カルチャー誌『EYESCREAM』が総力特集。別冊『EYESCREAM+(アイスクリーム プラス)』の全128ページがsacaiに染め上げられる。デザイナー阿部千登勢のクリエイティブの現場に踏み込み、99の質問を用意。糸井重里やリリー・フランキー、妻夫木聡、小木“Popgy”基史といったフィールドの異なる人物との対談コンテンツも掲載する。藤原ヒロシやスケートシングなど、sacaiと取り組みを行ったクリエイターにも取材を敢行。菊地成孔やミシェル・ゴベールなどもブランドとの関係性を語り、ファッションだけではない魅力に迫っている。表紙や中面の随所ではアートディレクター界の巨匠、井上嗣也が担当。この特集のために作られた特別なグラフィックも堪能できる。また、今回発売を記念し、sacai×EYESCREAMによる100枚限定のスペシャルコラボレーションTシャツのデザインも担当。sacaiのハイブリットなイメージを元に、写真家・吉田多麻希によるフクロウの写真をハイブリットしたグラフィックには、阿部千登勢によるAsymmetry/Symmetryのキーワードをミックスしている。【詳細】EYESCREAM+sacai発売日:2016年7月28日(木)価格:1,000円+税■コラボレーションTシャツ価格:9,000円+税・sacai 青山住所:東京都港区南青山5-4-44南青山シティハウスA-1F, 2F限定数:40枚TEL:03-6418-5977・代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5限定数:40枚TEL:03-3770-2525・梅田 蔦屋書店住所:大阪府大阪市梅田3-1-3ルクア イーレ9F限定数:20枚TEL:06-4799-1800【問い合わせ先】sacaiTEL:03-6418-5977
2016年08月01日EYESCREAMの別冊として、サカイ(sacai)を総力特集した『EYESCREAM+sacai』が7月28日に発売される。今回、月刊『EYESCREAM』の特集としてではなく別冊として制作された本誌では、現在男女問わず世界中のファンを惹きつけるサカイの人気の理由が全128ページにわたって様々な角度から紐解かれる。サカイに関する書籍の刊行は、2015年4月にRizzoli社が出版したブランド初の写真集『sacai AtoZ』以来であり、国内メディアとしてはEYESCREAMが初の取り組みとなる。コンテンツには、デザイナー阿部千登勢の現場に踏み込みぶつけた99の質問を始め、糸井重里やリリー・フランキー、妻夫木聡、小木“Popgy”基史といった異なるフィールドで活躍する人物との対談も掲載される。さらに、藤原ヒロシやグラフィックデザイナーのスケートシング(SKATE THING)など、これまでサカイと取り組みを行ったクリエイターへの取材や、菊地成孔、DJミシェル・ゴベール(Michel Gaubert)などからもサカイ×カルチャーについてが語られる。表紙や中ページの一部を手がけたのはアートディレクター界の巨匠、井上嗣也。本誌のために新たに井上が制作した特別なグラフィックも見所である。また書籍の発売を記念し、sacai×EYESCREAMによる特別なコラボレーションTシャツも限定100枚でリリース。アートワークを手がけたのは本誌と同じく井上嗣也。フクロウは写真家・吉田多麻希が撮影を行ったもので、阿部千登勢による“Asymmetry/Symmetry”のキーワドとミックスされている。Tシャツはsacai AOYAMAと代官山 蔦屋書店にて40枚限定、梅田 蔦屋書店にて20枚限定で発売される。
2016年07月29日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第17回目になりました。前回は布忍神社の恋みくじの話。今回はファッションショーのあり方についてのお話です。 先日、ファッションデザイナーの山本寛斎さんが企画するファッションショー・イベント、「日本元気プロジェクト 2016 スーパーエネルギー!!」を拝見しました。総勢500名の出演者によるダンスや演奏はその名の通り、スーパーエネルギーに満ち溢れたエンターテイメントーショーです。「ファッションを通じて日本を元気に!」というテーマが掲げられ、原宿・代々木第二体育館に熱風を巻き起こしました。世界で活躍するダンスデュオAyaBambiによる和太鼓に合わせた演舞や、コンゴ共和国の“世界一おしゃれな紳士集団”サプールの登場で会場は大盛り上がり。KANSAI YAMAMOTOの衣装を身につけて迫力のダンスを披露したAyaBambi、カラフルなスーツや独特のステップでエレガンスを体現したサプールたちは、それぞれ生きたファッションの力を会場で爆発させてくれました。ランウェイ甲子園私が特に楽しみにしていたのは東京ブランドによるファッションショー。DRESSCAMP や CHRISTIAN DADA、PLASTICTOKYO といった東京コレクション、パリコレクションで活躍するブランドたちによる一夜限りのスペシャルショーです。通常、ファッションショーでは次の季節に売る服を発表するのですが、今回は過去のアーカイブルックでのショー。八王子高等学校吹奏楽部の元気な演奏とともにショーのトップバッターを飾ったのは DRESSCAMP。MBFWT にも参加しているベテランブランドで、毎回目の覚める色彩とパンチの効いたルックでエンターテイメントショーを見に来た気分にさせてくれるのですが、今回はさらにパワーアップ。スイングと掛け声がランウェイミュージックとして流れ、今までのファッションショーとは一線を画す斬新な演出でした。ピアノやバンドの生演奏によるショーは何度か見たことがあったのですが、吹奏楽と掛け声のセッションは初めて!「ニッポン!元気!プ・ロ・ジェ・ク・ト!」「いいぞ!いいぞ!ドーレスキャンプ!」という、まるで甲子園のような掛け声が飛び交う中、それを無視するかのように颯爽と歩くモデルたち。「そうそう、このモデルと音楽の温度感のズレがたまらなくファッションショーなのよ!」と一人で大興奮していました。そのあたりについては『服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について』という菊地成孔さんの著書で服飾史とそれにまつわる音楽の話をお勉強することができるので是非〜。ベテラン DRESSCAMP の次はパリコレへと舞台を移し世界で戦う東京ブランド CHRISTIAN DADA へとバトンタッチ。普段はクールな印象で見る者をその世界観へグイグイ引き込んでいく CHRISTIAN DADA ですが、この日は熱血甲子園モード(?)以前ランウェイで見たルックが再登場していたのですが、不思議と吹奏楽のアゲアゲな演奏とマッチしているのです。まるで内に秘めた情熱が聞こえてきてくるかのような。クールでパンクなブランドだと先入観で決め込んで見ていただけで、音楽が変わると服の見え方も変わってくるのかーと、一人感心していました。加えて驚いたのが、先日パリで開催された VETEMENTS のショーに抜擢され話題となった日本人モデルManami Kinoshitaがトップで登場したこと。単にジェンダーレスで括ることができない雰囲気の彼女、今後引っ張りだこになること間違いなしでしょう。かっこいい〜PLASTICTOKYOの変身さて、この日最も唸ってしまったのがこの中では一番若手のPLASTICTOKYOのショーでした。登場したのはモデルではなくPLASTICTOKYOの衣装を身につけたセネガル出身の音楽グループ「Wagane Ndiaye Rose with sophie ker gi group」のメンバーたち。豪快でフリーダムなアフリカン・パーカッションとダンスパフォーマンスは PLASTICTOKYO のサイケデリックな色彩やトライバルな柄にとてもよく合っていて、以前ショーで拝見した時感じたストリートウェアとしての強さとは違った、より親しみやすくポップな印象を受けました。以下はROBEの兄妹サイトSTYLER MAGで東コレ取材をした時に撮影したものです。昨年10月に開催されたMBFWT(メルセデスベンツファッションウィーク東京。次の10月からはスポンサーが変わりアマゾンファッションウィークになります。)で発表されたランウェイの様子。安全ピンで構築されたマスクを被っていたりバンダナにまみれていたり、ランウェイ用の演出がされてだいぶハードな印象ですよね。それがどうでしょう。多少のヘアメイクはあるものの、過剰に装飾したわけではない彼らが身につけるとそこまでハードなイメージにはなりません。陽気でパワフルな音楽込みで見るとより日常っぽさを感じるのです。もちろんショーで見せるルックはブランドの世界観やそのシーズンのテーマを伝える大事な役割があるので「こんなの着られないよ!」というインパクト大の演出も大事です。それがショーの醍醐味ですから。でも、こうしたブランドの世界から少し飛んだところに落とし込んで表現した時にどう見えるのかという試みも、ブランドの枠やファンを増やすという意味でとても大事な挑戦なのではないかなと思いました。おまけ話で、クスリと笑ってしまったのがデザイナー紹介の時。普通、ランウェイが終わりモデルが全員引っ込むとデザイナーさんが舞台袖からちょこっと出てきて一礼するのですが、この日は客席に座っていたデザイナーさんにスポットライトを当てるという主役級の紹介!これはデザイナーさん達も緊張したのではないでしょうか(笑) 同じ衣装を着ていても、着る人、着るテンション、見る環境によって服の魅力の引き出し方は変わってくるのだなーと再発見できたショーでした。服は人が着て生きるもの。ファッションショーは時代遅れ、ファッションは元気がない、なんて言われ続けているけれど、やっぱりファッション・ショーって楽しい〜!Text : Azu Satoh
2016年07月27日俳優の染谷将太(23)が7日、公式サイトを通じ、妻で女優・菊地凛子(35)が第1子を妊娠したことを発表した。2人は連名の直筆署名で、「この度私達夫婦は、新しい命を授かることができました」と報告。現在妊娠5カ月であることを明かし、「新たな家族が増えるという喜びと感動を大切に、また日々精進していきたいと思っております。これからも温かく見守って頂ければ幸いです」と思いをつづっている。染谷と菊地は、2015年1月1日に結婚を発表。今回と同じく公式サイトを通じて、「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います。そして周りの方々も幸せにできるような家族を2人で築きあげていきたいと思います」と伝えていた。
2016年05月07日ハリウッド大作に、人気子役の芦田愛菜や菊地凜子が出演したことで話題を呼び、さらに日本語吹き替え版声優にアニメ作品で活躍する杉田智和、林原めぐみらが起用されたことでも注目を集めた、鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が圧倒的スケールと迫力で描くSFアクション超大作『パシフィック・リム』が、3月5日(土)、フジテレビ土曜プレミアムにて地上波初登場!2013年、太平洋(パシフィック)の深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU”。それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる“ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく…。いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって1度はパイロットをやめた男と、実戦経験のない新人という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう――!『パンズ・ラビリンス』など世界中で熱狂的な支持を集めるギレルモ・デル・トロ監督がメガホンを握る本作。日本のマンガやアニメ、特撮映画をこよなく愛する大の“日本通”として知られる監督が、まるで日本アニメ作品のような“未知なる巨大生命体の襲撃に対し、人類が人型巨大兵器で対抗する”というストーリーを、2億ドルを超える驚愕の製作費をかけてハリウッド最先端の技術を駆使して映像化。主要キャストには芦田さん、菊池さんら日本人女優が配役され、公開当時大きな注目を集めた。アニメ・特撮ファン垂涎の本作が、いよいよ地上波にて初放送されることが決定。日本語吹き替え版には豪華声優陣が起用され、人型巨大兵器“イェーガー”に乗り込むチャーリー・ハナム演じる主人公ローリー・ベケット役を、人気アニメ「銀魂」の“銀さん”こと坂田銀時役を担当している実力派声優・杉田智和が担当。そして、菊池さん演じる新人・森マコ役を、「名探偵コナン」灰原哀役や「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役などで知られる超人気声優・林原めぐみが演じる。実力・人気ともに兼ね備えた杉田さんと林原さんの吹き替えに、公開当時も大きな関心が寄せられたが、TV放送となるこの機会に吹き替え版で見てみてほしい。『パシフィック・リム』は3月5日(土)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日映画『ブリッジ・オブ・スパイ』の試写会が1月5日(火)に開催され、主人公の職業である弁護士にちなんで、メディアでも活躍する弁護士の八代英輝、菊間千乃、菊地幸夫がトークセッションに出席し、弁護士ならではの視点で作品を解説した。主演トム・ハンクス、スティーヴン・スピルバーグ監督の4度目のタッグで、脚本にはコーエン兄弟も参加している本作。実話をベースに米ソ冷戦の時代に、「誰もが公平に裁判を受ける権利を有する」という己の信念に従い、ソ連のスパイの弁護を引き受け、さらに、ソ連に拘留された米のスパイとの交換という難題に挑む弁護士の姿を描く。八代さんはTBSの「ひるおび!」、菊地さんは日テレの「行列のできる法律相談所」などにレギュラー出演中で、菊間さんは元フジテレビのアナウンサーということで、メディアに露出の多い3人だが、実はこの日が初対面とのこと。壇上で、各局の代理戦争が勃発の予感…?八代さんは映画を見て、己の信念を曲げない主人公のドノヴァンの姿に「自分はこういう気持ちを持ち続けてたか?と我が身を振り返った」と語り「見て惚れる、男気のある弁護士です!」とドノヴァンを絶賛!菊間さんは「誰もが公平に裁判を受ける権利を有する」という言葉について「同じことをいま、私が所属する弁護士事務所のボスも言っていた」と明かす。実際、その上司はかつて、その信念の下、元日本赤軍の容疑者の弁護をした経験があり「その記事を読んで『かっこいいな』と思って、いまの事務所に入りました。ドノヴァンがボスと重なったし、同じ時代に生きていたら、こういう弁護士の下で働きたい」と語る。菊地さんは、弁護士を扱った数々の映画に触れ「専門家が見て『こういうことは言わない』というシーンがある」と断った上で、本作に関しては「これはあり得るなと思った」とそのリアリティを称賛した。もしも、同じような案件が自分の元に舞い込んだら?という問いには3者とも「弁護を引き受ける」と力強くうなずく。八代さんは「裁判官だったとき、暴力団の抗争で官舎に弾丸が撃ち込まれたり、カルト教団の裁判ではカメラに追い回されたこともあった」と明かしつつ「法律家はそういう状況で逆に燃えるもの」と闘志がかき立てられたと語り、ドノヴァンと自身を重ねつつ「映画から不条理への憤りが伝わってきました。どの弁護士でも拒む方はいないと思います」と熱弁をふるう。菊地さんは、自身が国選弁護士を務めた際の経験として「暴力団の事件を担当したとき、組の人間が『(被告が)何をしゃべったか教えろ』と言ってきて『それは言えない』と言ったら『ホームの端を歩かないようにしろよ』と脅された」と告白。こうした経験とドノヴァンの立場を重ね合わせつつ「誰かがこの役目をやらないといけない。日本に法があることを示さないといけない」と語り、3人の意見が一致した。一方、映画を見て弁護士ならではの「あるある!」と思ったポイントは?という問いに菊地さんは「法律家は、言葉の概念を正確に扱わないといけない」と前置きし「私はカミさんに『ティッシュ一枚とって』と言われたら、ティッシュを抜き取って2枚一組になっているのを分けて、1枚を渡す」と細かすぎる性格を明かしたが、これには菊間さん、八代さんから「そんなひと(菊地さん以外)いない!」とブーイングが…。言葉の正確さが求められるという点については、八代さんも「ひとつの文書で数字が全角と半角の混在が許せない」、菊間さんも「裁判官からできない弁護士だと思われてしまう」とその必要性は認めつつ、「ティッシュは2枚で一組だから」という、菊地さんの細かすぎる主張は弁護士全般の話ではないと強調し、会場は笑いに包まれた。『ブリッジ・オブ・スパイ』は1月8日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日2016年の年頭にあたり、伊藤忠テクノソリューションズの代表取締役社長を務める菊地哲氏は、以下の年頭所感を発表した。技術と着想で更なる存在感を示す年に新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。昨年CTCグループは、2017年度までの3ヶ年中期経営計画を策定し、サービス型ビジネスの拡大、グループ総合力の発揮、人・技術・事業への投資という「3つのシフト」に注力しました。2016年は中期経営計画の2年目として、引き続きそれぞれの施策に取り組み、3つのシフトを確実に推し進めます。クラウドを中心として高機能なITが利用しやすくなったことで、アイデア次第で大きなビジネスを生み出せるようになりました。ITで人やモノをリアルタイムにつなぎ、従来とは異なる仕組みで収益を上げていくdisruption(破壊)の動きがあらゆる産業で活発になっています。システムインテグレーション(SI)分野も例外ではなく、IT技術が汎用化することでSI企業の存在意義が問われるdisruptionが進行しています。CTCも新たな技術と着想を組み合わせ、存在感を示していかなければなりません。2016年CTCは、ITによる価値の創出を念頭に、クラウドやセキュリティを含めたサービス型ビジネスへのシフトを加速します。クラウドについては、未だ自社で保有・運用することが主流の基幹系システムに特化したクラウドサービス「CUVICmc2(キュービックエムシーツー)」の提供を4月から開始するとともに、セキュリティ機器の状況を24時間365日遠隔から監視するSOC(セキュリティ・オペレーション・センター)を活用しながら、お客様が多様化・高度化する脅威に対応できるようサービスを拡充します。既に科学・工学分野では、再生可能エネルギーに関連しAIやIoTの技術を実用化しており、この分野においてもビジネスの拡大と更なるイノベーションの創出に努めます。従来の朝型勤務の奨励施策や人事制度の改定に続き、働き方変革を継続推進し、サービス品質とお客様満足の向上につなげることで、夢のある豊かな社会の実現に貢献してまいります。
2016年01月04日累計発行部数が160万部を突破した人気漫画を原作としたアニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の第2話の配信日が、2016年2月12日12時に決定した。本作の原作は、『MOONLIGHT MILE』などで知られる漫画家・太田垣康男氏が手がける同名コミックで、『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争を舞台に展開されるオリジナルストーリーが展開される。連邦軍のイオ・フレミングが駆るフルアーマー・ガンダムの圧倒的な強さを前に、ジオン公国軍のリビング・デッド師団で指揮を執るバロウズ艦長は実験機の投入を決断。師団のエーススナイパーであるダリル・ローレンツを乗せ、ついにサイコ・ザクがその姿を見せる。アニメ制作には松尾衡監督をはじめ、アニメーションキャラクターデザイン高谷浩利氏、アニメーションメカニカルデザインに仲盛文氏、中谷誠一氏、カトキハジメ氏ら『機動戦士ガンダムUC』のスタッフ陣が集結。声優キャストにもイオ・フレミング役に中村悠一、ダリル・ローレンツ役に木村良平と実力派をそろえるほか、劇中では「シャズ」がキーワードとなることから、音楽をジャズミュージシャンの菊地成孔が担当している。本作は、『ガンダム』シリーズ初となるEST配信サービス(視聴期限のないセル型配信サービス)を採用。第2話は本編約18分に加え、特典映像「一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~ #2」(約15分)を収録する。また、第一話と同じくTVOD配信(レンタル配信)も行う。なお、本日25日より第1話の配信が開始されている。価格はEST配信(第1話/約18分+特典映像/約18分)が500円(税別)。TVOD配信(第1話/約18分)が250円(税別)となる。(C)創通・サンライズ
2015年12月25日アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の有料配信開始を記念した特番が12月27日22時30分からTOKYO MXにて放送されることが明らかになった。本作の原作は、『MOONLIGHT MILE』などで知られる漫画家・太田垣康男氏が手がける同名コミックで、『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争を舞台に展開されるオリジナルストーリー。大規模な戦闘により破壊されたスペースコロニーや戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称"サンダーボルト宙域"を舞台に、連邦軍の中でこの宙域を故郷とする"ムーア同胞団"に所属するイオ・フレミングと、その進軍を足止めしようとするジオン軍のリビング・デッド師団のエーススナイパーであるダリル・ローレンツの2人を軸に物語が展開される。『ガンダム』シリーズ初となるEST配信サービス(視聴期限のないセル型配信サービス)によって公開されることでも話題になっていた。特番では、アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第1話の冒頭7分をノーカットで放送。さらに漫画原作誕生の秘話やアニメ版制作の舞台裏を紹介するなど、作品をより深く楽しめる内容になっている。同番組はTOKYO MXのほか、KBS京都では12月28日23時~、サンテレビでは12月29日24時~、BS11では12月29日24時~オンエアされる。なお、12月25日より配信される第一話は約18分の内容で価格は500円(税別)。特典映像として「一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~ #1」(約10分)も収録されている。また、視聴期限のあるレンタル型の配信・TVOD配信サービスも同時展開され、第一話は250円(税別)で見ることができるという。本作ではイオ・フレミング役を中村悠一、ダリル・ローレンツ役を木村良平が務めるほか、クローディア・ペール役に行成とあ、カーラ・ミッチャム役に大原さやか、コーネリアス・カカ役を平川大輔が演じる。監督・脚本には『革命機ヴァルヴレイヴ』の松尾衡。さらに、劇中は「シャズ」がキーワードとなる作品だけに、音楽をジャズミュージシャンの菊地成孔が担当している。(C)創通・サンライズ
2015年12月21日小泉成器は12月10日、キッチンに設置する家庭用ハンドドライヤー「KAT-0551W」と「KAT-0550W」を発表した。発売はKAT-0551Wが12月10日、上位機種のKAT-0550Wが2016年1月中旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格(税別)はKAT-0551Wが19,800円前後、KAT-0550Wが22,800円前後。商業施設やオフィスの洗面所に設置されているハンドドライヤーを家庭向けに開発した製品。「調理中に毎回同じタオルで拭くのは衛生的に心配」「使い捨てのペーパーなどを手を洗うたびに使うのはもったいない」といった声を反映した製品だとする。キッチンのシンク横に本体を設置すると、手をかざすだけでセンサーが反応して送風する。この風により、手についた水滴をシンク内に落とす仕組みだ。送風の強弱は切り替えられるほか、温風も吹き出せる。コンセントを接続して、吸盤で固定した台座の上に本体を置くため、設置工事などは必要ない。送風機能のほかに、キッチンタイマー機能も持つ。サイズは2機種ともにW165×D305×H275mm、重量はKAT-0551Wが約4.1kgで、KAT-0550Wが約4.2kg。コード長はいずれも約2.3m。上位機種となるKAT-0550Wは、本体を左右に90度、合計180度回転させることが可能。さらに、本体前面にステンレスデザインを採用している。
2015年12月10日アニメ化が決定していた『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の詳細が発表され、『ガンダム』シリーズ初となるEST配信サービスによって展開されることが明らかになった。EST配信とは「Electronic Sell Through配信」の略称で、視聴期限のないセル型配信サービスを指す。12月25日より配信される第一話は約18分の内容で価格は500円(税別)。特典映像として「一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~ #1」(約10分)も視聴が可能に。物語は全4話の構成で展開される。また、視聴期限のあるレンタル型の配信・TVOD配信サービスも同時展開され、さまざまな環境や場所に合わせて作品を楽しむことができるという。TVOD配信サービスでの価格は第一話が250円(税別)となる。スタッフ・キャスト陣も発表され、イオ・フレミング役を中村悠一、ダリル・ローレンツ役を木村良平が務めるほか、クローディア・ペール役に行成とあ、カーラ・ミッチャム役に大原さやか、コーネリアス・カカ役を平川大輔が演じる。監督・脚本には『革命機ヴァルヴレイヴ』の松尾衡。さらに、劇中は「シャズ」がキーワードとなる作品だけに、音楽をジャズミュージシャンの菊地成孔が担当する。本作は、『MOONLIGHT MILE』などで知られる漫画家・太田垣康男氏が手がける作品で、『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争を舞台に展開されるオリジナルストーリー。大規模な戦闘により破壊されたスペースコロニーや戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称"サンダーボルト宙域"を舞台に、連邦軍の中でこの宙域を故郷とする"ムーア同胞団"に所属するイオ・フレミングと、その進軍を足止めしようとするジオン軍のリビング・デッド師団のエーススナイパーであるダリル・ローレンツの2人を軸に物語が展開される。重厚なストーリーと、作品に登場するオリジナルアレンジのモビルスーツ(MS)が話題を呼んでいた。なお、バンダイナムコライツマーケティングが運営する公式スマートフォンアプリ「ガンダムファンクラブ」では、第1話の最速先行配信を12月11日より実施する。(C)創通・サンライズ
2015年11月20日菊地凛子が”アンドロイドの靴職人”を演じる短編映画『ハイヒール』が、8月にクランクアップ。16年の国内公開に向け、ポストプロダクションが進行中だ。同作は、日本を拠点に活動を行う若手映画監督のイ・インチョルが監督を務める短編映画。菊地演じる、性別不明のアンドロイドの靴職人・カイ(Kay)の衣装は、シャネル(CHANEL)が担当。カイの美しさやミステリアスさ、エレガントさをより一層引き立てている。また、本作の重要なアイテムであるハイヒールは、ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)の協力により製作されたものだ。脇を固めるキャストは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演中の小島藤子、映画『水の声を聞く』主演の玄理、グリコやメニコンのCMに出演する谷口蘭など。撮影は『るろうに剣心』3部作を手掛けた石坂拓郎、編集は日本アカデミー賞優秀編集賞8冠の上野聡一、特殊美術は『進撃の巨人』や『寄生獣』などにも参加した百武朋が担当するなど、スタッフも国内外の第一線で活躍するメンバーが揃う。ストーリーは、真剣に靴を作り続ける靴職人・カイのもとに、自分好みの靴を作りたいという客が現れるところから始まる。カイは、何度も何度も作り直してようやく完璧なハイヒールを完成させるが、客がハイヒールを履いてみると、片方のサイズがほんの少し合わない。カイは必ず解決すると客を説得し、再びハイヒールと向かい合う。なお本作は、16年にワールドプレミアも行われる予定だ。
2015年10月07日年を経るごとにまた新たな一面を見せてくれる、男性ミュージシャンたち。外見から音楽性の変化まで分析し、「今だからこそ注目したい」男たちの魅力に迫ります。教えてくれたのは、音楽ライター、音楽評論家であり、音楽誌への寄稿、ライナーノーツの執筆などのほか、音楽ライター講座や大学で講師も務める岡村詩野さんと、CD、レコード、音楽アクセサリーなどを扱う店舗を都内と近郊に構えるディスクユニオンの洋楽/ロック・ポップス担当バイヤーの岩渕亜衣さんです。* **――今回は「大人のミュージシャン」についてお話しいただくわけですが、40~50代で魅力ある日本人アーティストをひとり挙げるとしたらどなたでしょうか?岩渕:私は、50歳になられたばかりの奥田民生さん。アイドル的人気を博したバンド、ユニコーンでデビューし、そのうちコミカルなイメージに変わりつつ、仕事や家庭をテーマにした等身大の曲を歌い始めましたよね。そしてソロを経て大人世代になった今、バンドを再結成して同じ仲間とユルく夢を追う姿がいいなと思います。岡村:確かに。人としての渋みや男としてのキャリアを重ねてきた自然な自分が、そのまま形になっている気がしますよね。あと、奥田さんとは違うタイプの人を挙げるとすると、菊地成孔さんと大友良英さんかな。お二人とも、注目を集めたのは40代以降という大人のミュージシャンたちです。岩渕:岩渕ああ、そうですよね。岡村:もともとのフィールドも、菊地さんはジャズ、大友さんもフリージャズやノイズと、アンダーグラウンド。そういう意味でも、常に第一線で活躍してきた方とは歩んできた道が違うんですよね。これまでの音楽的な蓄積に加え、菊地さんはお話も面白いし、文筆業など本業以外でも活躍中です。また、大友さんは『あまちゃん』の音楽を作って以降、テレビでお見かけするようにもなりました。岩渕:過去の活動を知らない方にも身近な存在になりましたよね。大友さんは昨年、夏祭りでビッグバンドを率いて「あまちゃん音頭」を演奏しているのを見ましたが、子連れの方も楽しそうでした。岡村:ロック・ポップスフィールドとは違う面白さを持っていて、幅広い知識や人生経験が作品や活動に反映されているのも、愛される理由のひとつかも。作品にも20代の方にはない奥行きがあるし。岩渕:『あまちゃん』のテーマはすごく明快な曲ですが、20代の人が作るのと、大友さんが作るのとではきっと違いますよね。ミュージシャンが魅力的な40~50代になるには、30代をどう過ごすかが重要な気がするんですよね。売れる/売れないじゃなくて、本人がどれだけ納得できる活動をしているか、いい作品を残しているかが顔に出てくると思う。岩渕:確かに。そう思うと、電気グルーヴもいい大人のミュージシャンだなあと思いますね。若さならではの衝動があった時期を経て、今はテクノを若い人にも啓蒙する存在になってきた。40代に差し掛かってからも、新たな若いファンを増やしていますし。岡村:電気といえば、昨今の、ピエール瀧さんの役者としてのブレイクも印象的ですよね。岩渕:そうそう。根っこがちゃんと音楽にあるから、活動の幅を広げてもカッコいいんですよね。――路線は違いますが、吉井和哉さんも不動の人気の持ち主です。岡村:ステージの華やかさにこだわっていらっしゃいますよね。岩渕:今もスリムだし、年を重ねても常に自分がフロントに立っているという自覚が見えますよね。◇奥田民生おくだ・たみお1965年生まれ。11月28日、広島県で「奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム」を開催予定。◇菊池成孔きくち・なるよし1963 年生まれ。東京ジャズシーンをリードするミュージシャン。ラジオナビゲーターや音楽講師としても活動。◇大友良英おおとも・よしひで1959年生まれ。複数のバンドを率い、映画音楽でも国内外で高評価を得る。写真・佐藤 類◇電気グルーヴ石野卓球(右・1967年生まれ)、ピエール瀧(左・同)で構成されるテクノバンド。石野卓球はDJ/プロデューサーとしても活躍中。◇吉井和哉よしい・かずや1966年生まれ。THE YELLOW MONKEY解散後、ソロ活動を開始。3月にアルバム『STARLIGHT』をリリース。※『anan』2015年7月29日号より。文・仲野聡子
2015年07月25日WOWOWの連続ドラマW「夢を与える」でW主演を務める小松菜奈と菊地凛子、犬童一心監督が5月14日(木)に行なわれた完成披露試写会に揃って出席した。原作は「蹴りたい背中」で2004年に芥川賞を受賞した綿矢りさの同名小説。華やかに芸能界で成功を収めつつも、周囲の欲望や思惑に巻き込まれて転落していく主人公、彼女に過剰な思い入れを持ち干渉してくる母親の姿を描き出す。主人公の夕子を演じた小松さんは、芸能界で生きる自らと役を重ね合わせつつ「私もモデルと女優の両方をやらせてもらっていて、(演じながら)小松菜奈なのかな?小松菜奈として答えているな…という部分があった。役が近くて難しいところはありました」と明かす。一方の菊地さんは元モデルのステージママを演じたが「32歳から48歳を演じて、こんな大きな娘がいるのも初めてでしたが、幅広い年齢をやらせてもらうのはいい経験で役者冥利につきました」とふり返った。また「息子ではなく娘というところで女性として母親として難しいテーマであり、やりがいのある役でした。“母と娘”という関係性はそれ以上のものになり得る、特質さ、いびつな関係にもなり得る。その深くに流れているのが“母性”だとも感じました」と同性であるがゆえの母と娘の難しさにも言及。この2人がどのような関係性になっていくのか今後の展開が楽しみだ。菊地さんは、菊池成孔のプロデュースにより主題歌も担当しているが、この曲について犬童監督は「悪夢を見た後に、いきなり本当に本当に夢を見るような曲が掛かるようにしたかったんですが、ほしかったものがいただけました」と絶賛する。タイトルにちなんでこれからの“夢”を尋ねると小松さんは「最近、思ったんですが、私はまだ19歳で、何でもできるし何にでもなれる。やりたいことをたくさんやっていきたい」とはつらつと語る。具体的なやりたいことについては「世界遺産を巡りたい」と語ったが、これには菊地さんから「『何にでもなれる』って言うから、『オリンピックに出る』とか出てくるかと思った(笑)」と娘の意外なスケールの小ささを心配する声も…。そんな菊地さんは「病気をしない。健康でありたい…」とさらに地味な夢を披露。「小さい頃、『鳥になりたい』と言ったら、両親から『鳥には絶対になれない』と言われました(笑)」とシュールな夢の顛末を語り、会場は笑いに包まれた。ドラマW「夢を与える」は5月16日(土)より放送開始(全4話/第1話無料)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日今回で3回目の開催となる「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は、春の京都のアートイベントとして定着しつつある。今回は「TRIBE-あなたはどこにいるのか?」をテーマに、普段は公開されていない京町屋など15会場での展示はシャネル、グッチ、コム デ ギャルソン、ハースト婦人画報社などが協賛して開催。GWの観光スポットとしても話題を集める祇園新橋では、パスザバトンが今夏出店を予定しているお茶屋様式の建物を使用した展示(フォスコ・マライーニ/海女の島:ルガノ文化博物館コレクション)も行われ、年々ファッション関係者からの注目度も高まっている。グッチがサポートしたパリ在住の写真家ヨシダキミコの「All that’s not me - 私じゃないわたし」は、作家のセルフポートレートという手法ながら、絵画的な手法で一切のデジタル加工が行われていない作品。期間中には作家本人も来廊し、作品は茶人の小堀遠州が晩年を過ごしたという屋敷を一部移築した呉服商の野口家が所有する花洛庵で展示。坪庭を吹き抜ける風とともに観る京友禅の掛け軸に表装された特別作品などは同イベント独自の試みで、京都と友好都市であるフィレンツェに本拠を構えるグッチらしい企画。同時にグッチ新宿店で開催されているスプツニ子による「Tranceflora - エイミの光るシルク」展では、細尾が制作した西陣織のドレスが展示され、いずれも京都の伝統技術とのコラボレーションは京都とグッチの関係性を深める展示となった。花洛庵と同様、京町屋の無名舎(吉田家)で行われている山谷佑介の個展は作品の主題と、白生地を扱う商屋であった空間を使ったインスタレーション風展示が際立った。カルタ仕立ての展示など、細部に作家の気配が漂う。普段足を踏み入れることのない会場ということでは、御所西にある“市中の山居”、有斐斎弘道館で作家のルーカス・フォーリア本人による解説も実施。建仁寺・両足院での書院、茶室、庭を使用したロンロン&インリの作品展示は、”喫茶“がつなぐ日中をキーワードにした展示も興味深い。280年の歴史を誇る誉田屋源兵衛黒蔵で行われているマルク・リブー「アラスカ」は1月に銀座シャネル・ネクサス・ホールで開催された展示の巡回。作品の白と蔵の黒漆喰の対比が面白い。またコム デ ギャルソン・オム・プリュスが15-16AWのフィナーレのジャケットのバックプリントに使用したロジャー・バレンの国内初の個展が堀川御池ギャラリーで、新作の映像作品がコム デ ギャルソン京都店で開催。南アフリカを代表する作家のインパクトの強い作品と市民開放型ギャラリーとの組み合わせの妙。空想上のクラブに集まるサブカルチャーに憑依された若者たちを撮影したオリバー・ジーバーなど’80s以降のアートと音楽のカルチャーに焦点を当てた展示も同展らしい取り組み。また、期間中には村上重ビルで開催されている『コンゴの紳士たち「サプール」の美学』を撮影したボードワン・ムアンダが京都で新作を撮影。嶋臺ギャラリーで開催されているブルーノートのレコードジャケットを撮影したフランシス・ウルフの作品展示に合わせ、DJ沖野修也と菊地成孔のトークイベントと京都ジャズセクステットのライブによる「スペシャル・ジャズ・ディナー」をハイアットリージェンシー京都で行うなど、さまざまなスペシャルプログラムが開催された。「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は5月10日まで開催。
2015年05月07日小泉成器は4月20日、「ホット&クール プレミアムタワーファン(KHF-1250)」「ホット&クール ミニ(KHF-0850)」「ホット&クール ハイタワーファン(KHF-1251/KHF-1252)」を発表した。発売は4月21日。価格はオープンで、推定市場価格はKHF-1250が24,800円前後、KHF-0850が11,800円前後、KHF-1251が20,800円前後、KHF-1252が17,800円前後(いずれも税別)。ホット&クールシリーズは、夏は扇風機として、冬は電気ファンヒーターとして使用できる製品だ。いずれのモデルも人感センサーを搭載する。KHF-1250とKHF-1251は、DCファンを採用しており、送風時には16段階の風量調整が可能だ。KHF-0850とKHF-1252はACモーター採用モデルで、KHF-0850は3段階、KHF-1252は4段階の風量調節を行える。KHF-1250とKHF-1251、KHF-1252は、1,200W/1,150W(50Hz/60Hz)のヒーターを、KHF-0850は800W/750W(50Hz/60Hz)のヒーターを搭載する。KHF-1250は、ヒーター部分がスライドする「スライドヒーター機構」を採用し、2つのファンと温風吹き出し口を1カ所に統一。一方のKHF-1251/KHF-1250は、上部に送風用の、下部に温風用のファンとモーターをそれぞれ装備する。送風時は上下のファンが同時に作動する仕組みだ。KHF-0850はトイレや脱衣所など狭いスペースでの使用を想定したモデル。吸い込み口には脱臭フィルターも装備している。本体サイズは、KHF-1250がW360×D360×H910mm、KHF-0850がW220×D220×H520mm、KHF-1251/KHF-1252がW360×D360×H1,040mm。
2015年04月20日『渇き。』で鮮烈な映画デビューを果たした小松菜奈と、ハリウッドで活躍する菊地凛子を主演を迎え、芥川賞作家・綿矢りさ原作を映像化するWOWOWの連続ドラマW「夢を与える」。この度、菊地さんの音楽プロジェクト・Rinbjöが主題歌を務めることが明らかになった。13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。フランス人の父親・トーマと、日本人の母親・幹子(菊地凛子)、そして2人の娘である美しい少女・夕子。それは完全無欠な家族のよう。幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野に見いだされた夕子は芸能界入りする。数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松菜奈)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ…急速に人気が高まる中、夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった――。「連続ドラマW グーグーだって猫である」、映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』で知られる犬童一心監督が手掛ける本作。小松さん、菊地さんのほかに太田信吾、永岡佑、陰山泰、真剣佑、濱田龍臣、谷花音、田中泯、夏帆、浅野和之、オダギリジョーなど実力派俳優陣が集結している。今回、主題歌を担当するのはジャズ・ミュージシャンの菊地成孔がプロデュースによる菊地さんの音楽プロジェクト・Rinbjö (リンビョウ)。女優業とは違う形で面白いことをやりたいと思ったと語る菊地さん。「女性として成熟した女の人が、色々なことを吐露するみたいな、面白いアーティストっていうのを作り上げるという企画があり、それでアルバムを制作しました。 犬童(一心)監督に完成したものをお渡しして気に入って頂けたので、今回こういう形でRinbjöが主題歌をやらせていただくという運びになりました」と起用のきっかけを明かした。主題歌「dIS de rEAm」(ディスドリーム)は、本作のために書き下ろされた1曲。Rinbjöの楽曲が主題歌になるのは、映画・ドラマを含めて初となる。菊地さんは「今回初めて自分の楽曲と、他の作品とコラボレートをさせてもらいました。 自分が主演で演らせて頂く作品にRinbjöとして、菊地凛子とはまた別のアーティストとして楽曲を提供できるというのは嬉しい経験なので、本当に光栄です」「自分自身がこのような形で携わるのは、初めての試みですし、どういう風に皆様に伝わっていくのか楽しみです。 作品もそうですし、楽曲もそうですし、自分としては楽しみが増えていて期待しています」と喜びを語った。「連続ドラマW 夢を与える」は5月16日より毎週土曜22:00~WOWOWにて放送。(全4話※第1話無料放送)(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日5月16日にスタートする、小松菜奈と菊地凛子主演のWOWOW連続ドラマ『夢を与える』(毎週土曜22:00~)の主題歌が、菊地成孔プロデュースによる菊地凛子の音楽プロジェクト・Rinbjo(リンビョウ)の「dIS de rEAm」(ディスドリーム)に決定したことが8日、明らかになった。同作は、芥川賞作家・綿矢りさが原作。菊池演じる元モデルの母親が、小松演じる娘に夢を託し、芸能界デビューしてスターの座に上り詰めるが、やがて転落していく美しい娘が織りなす、スキャンダラスで悲しい物語を描くストーリーで、綿矢作品が初めて連続ドラマ化される。主演と主題歌をWで務めることになった菊地凛子は、楽曲について「"空虚"というか"虚構"というか、そういう雰囲気のある楽曲だと思います」と表現し、「とてもいい楽曲に仕上がっていますし、ドラマのテーマにも合っている」と太鼓判。ドラマの監督を務める犬童一心も気に入っているという。今回の主題歌「dIS de rEAm」は、『夢を与える』のために書き下ろされた1曲。Rinbjoの楽曲が主題歌になるのは、映画・ドラマを含めて初めてとなる。また、9日には、このレコーディングの様子を収めたメイキング映像が『夢を与える』特設サイトで公開される。Rinbjoは、菊地成孔が移動中、突然携帯に「菊地凛子です。音楽がやりたいんでプロデュースしてください」と電話がかかってきたことがきっかけでスタートした音楽プロジェクト。それだけに、菊地凛子は「自分が主演でやらせていただく作品にRinbjoとして、菊地凛子とはまた別のアーティストとして楽曲を提供できるというのはうれしい経験なので、本当に光栄です」と喜びを語っている。
2015年04月09日元日の結婚発表も記憶に新しい菊地凛子が、またもや世間を騒がせることとなる。昨年末に日本先行発売となった彼女のミュージシャン・デビュー作『戒厳令(タブー)』(3,000円)が2月16日、全ヨーロッパで発売されるのだ。プロデュースを手掛けたのはミュージシャンの菊地成孔。また、アーティスト活動時、凛子は「Rinbjo」と名乗っている。注目のレーベルはフランスの「グラン パレ/モデュロール(Grand Palais/Modulor)」だが、既にアメリカのレーベルからもオファーがきているという。アルバムは14曲入りで、参加アーティストには、菊地成孔を始め、N/K、SIMI LABのMARIA、Hi-spec、DyyPRIDE、OMSB、田中思郎、菊地一谷、三輪裕也、小田朋美、大和田俊之など錚々たる面々が名を連ねる。成孔によると、プロデュースのきっかけは凛子直々のオファー。移動中、本人からの電話をキャッチしたところ「音楽をやりたいんでプロデュースしてほしい。とにかくエロくてグロいものにしてほしい」との申し出があったという。アーティスト・Rinbjoによるボーカルのみならず、ラップから朗読まで、独特の世界観を堪能出来る仕上がりとなった。また、恵比寿リキッドルームで2014年11月17日行われたイベント「TOWER RECORDS 35thAnniversary Live! EBISU 6DAYS」の2日目〈DAY.2―intoxicateダッシュ〉にシークレットゲストとして登場したRinbjoの映像もYoutubeにて公開中。
2015年01月29日1月17日公開の映画『アップルシード アルファ』の公開直前イベントが13日、東京・新橋のスペースFS汐留で行われ、元アイドリング!!!でタレントの菊地亜美、クリス松村が出席した。本作は、『攻撃機動隊』の士郎正宗のメジャーデビュー作となるSF漫画『アルファシード』の劇場版第3弾。戦火を生き抜いた元SWATの敏腕女性隊員デュナンと、サイボークとなったかつての恋人プリアレオスに焦点を当てる。現代版"美女と野獣”を描いた本作ということで、この日はダイエットで美に磨きがかかった菊地亜美と女性の心を持つクリス松村、そしてデュナンと恋をする機械男子のプリアレオスが登場。デュナンのコスプレ姿で登場した菊地は「これ200万円もかかったらしいんですよ。映画で見たのと一緒だったのビックリしました」と驚嘆し、迷彩服に長ズボンという出で立ちで登場したクリス松村も「長ズボンに違和感ありません?短パンは勝俣(州和)さんと被っているから、迷彩キャラで行こうかな」と満更でもない様子。また、この日は『NHK紅白歌合戦』にも出演して話題を呼んでいる2.7mで40kgの動作拡大型スーツ"スケルトニクス"も登場して菊地が試乗に挑戦して「大変なのかと思いましたけど、簡単に指や肘を動かせるので楽しかったです。クリスさんを倒せそうだったもん(笑)」と感想を語った。また、好きな男性のタイプについて菊地は「ワッキーさんがいいです。モミアゲとヒゲが繋がっていてワイルド。身体もいいし胸毛も全然いい。全部胸毛でもいいですよ」と回答。恋愛については「アイドル時代は守っていた組なので普通にいませんでしたが、アイドリング!!!の前はいました。でも事務所に入った時に別れて、向こうは結婚しちゃったんです…」と寂しげな表情を見せて「24歳で彼氏がいないのはヤバいと思ったので、今度イベントでお見合い企画をやるんです。条件は恵比寿で2LDKに住んでいる人。静かで落ち着いていて、35歳以上で私のお父さんより下(50歳)ならいいな」と具体的な条件を語っていた。映画『アップルシード アルファ』は、1月17日より新宿バルト9ほか全国公開。
2015年01月14日2015年の年頭にあたり、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の代表取締役 社長を務める菊地哲氏は、以下の年頭所感を発表した。新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。昨年、CTCグループは、最新の技術にも会社の在り方にもエッジを効かせて深く切り込む年として、クラウドやセキュリティを含めたサービスビジネスの強化に取り組むとともに、朝型勤務の推奨を中心に働き方の変革を推し進めてきました。2015年は、先行投資を行いつつ、新たな領域・分野の案件にも挑戦し、既存の枠組みを超える年にしていきます。停滞気味の世界経済を米国が牽引する構図は今年もさほど変わりはないでしょう。国内のIT 業界を見ると、政府主導のプロジェクトに加え民間でも大型の案件が増加しています。その一方で、次々と生み出されるアプリケーションやコンセプト、クラウド化やオープン化の流れなど、グローバルレベルでの変化のサイクルは加速しており、CTCグループにも一層の広い視野と先見性が求められています。クラウドについては、アプリケーションレベルの仮想化技術や基幹システムでの使用に耐えうる信頼性を追究し、インフラ・アプリケーション・業務の垣根を超えてエンジニアが活躍できる仕組みとして「クラウド・イノベーション・センター」を設立します。急成長を遂げるIoT(Internet of Things)分野では、お客様が、あらゆるものがネットワークでつながった世界に対応し、CTCグループと一緒にビジネスを拡大できるシステムを準備中です。地域という観点では、昨年から開始したグローバルなシステム運用・監視サービスの拡充を含めて、海外ビジネスを成長させることに加え、世界に先駆けて超高齢化社会に突入した日本では、地方の活性化の一助となるべく、地域に根ざしたIT の提供を図っていきます。2015年、CTCグループは、IT で人々の生活を豊かにしたいという思いを強くし、少し先を見据えて新たなビジネスの創出を目指します。新規ビジネスに対する企画体制の強化を目的に昨年策定した「イノベーション推進室」を一つの軸としながら、社員の自発的で自由な発想を後押しし、従来の枠組みを超えるものを追求していきます。
2015年01月06日現在公開中の実写版『寄生獣』で主演を務める染谷将太(22)が、1月1日、ハリウッドでも活躍する女優・菊地凜子(33)と入籍したことを自身の公式サイトにて発表した。「突然のご報告になりますが、この度、私染谷将太は菊地凜子さんと入籍したことをここにご報告させて頂きます」という文書には「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います」と綴られている。22歳にして映画出演は50本以上という染谷さんは昨年に続き、今年も大活躍。実写版『寄生獣 完結編』『ストレイヤーズ・クロニクル』『バクマン。』など話題作の公開が控えている。そして『バベル』『ノルウェイの森』に出演、ギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』ではヒロインを演じた菊地さんは、昨年WOWOW「連続ドラマW」にて放送された宮沢りえ主演の「グーグーだって猫である」や、今年3月に全米にて公開される『Kumiko, the Treasure Hunter』(原題)で主演を務めるなど世界中から注目を集めている。昨年12月から西島秀俊や、向井理&国仲涼子の結婚、さらに米倉涼子とおめでたいニュースが続く中、東出昌大&杏が“元日婚”を発表するなど、若手最旬俳優陣の結婚も相次いだ2014年の年末。年明け早々、これまた若手俳優の結婚というおめでたいニュースが舞い込み、もはや「次は一体誰が結婚するのか?」と戦々恐々とする波乱の幕開けを迎えた2015年。今年は、新米旦那様たちが伴侶を得てどう活躍するのか、期待して待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2015年01月01日小泉成器は12日、コンベクションオーブン「グルメナ KCG-1200 / R」を発売した。20種類の自動調理メニューを搭載する。価格はオープンで、推定市場価格は税別17,800円だ。グルメナは、肉・魚料理やお菓子など20種類の自動調理メニューを搭載したコンベクションオーブン。下2本のヒーターから発せられた熱をファンで対流させることによって、庫内温度をすばやく均一に高温にするため、予熱なしで調理を開始できる。熱伝導率の高い専用の深型グリルパンを採用し、食材の表面だけでなく裏面もこんがりと焼ける。グリルパンにセットする調理網を使用すれば、油を使わない揚げ物も調理可能だ。独自の庫内循環機能と交換不要なヒーティング&メタルフィルターによって、調理中のニオイと煙を軽減する脱臭・脱煙機能を装備する。調理後のニオイを除去する庫内クリーニング機能も装備。また、庫内の壁面と上部には手入れしやすいコーティング加工を施している。外形寸法はW360×D435×H235、庫内寸法はW280×D268×H83mm、重量は6.6kg。タイマーは最大60分。温度は100度から250度までで設定可能だ。
2014年12月15日先月24日のライブをもってアイドルグループ・アイドリング!!!を卒業した菊地亜美(24)が2日、自身の公式ブログを更新。テレビ番組などで“ぽっちゃりキャラ”として、たびたびイジられてきた菊地だが、ダイエットを経て、57キロから約7.5キロの減量に成功したと報告。さらに「一番太っていた時期」の写真も公開した。【写真】豊満バストを惜しげもなく披露する菊地亜美菊地は「体重がMAXやばかった夏くらいに私57kgありました」と告白。かねてより、体型をコンプレックスに感じていた菊地は、酵素液を使った置き換えダイエットや「運動もやりました!ジムに通ったり、半身浴したり、プールで泳いだり」と体型改善に励んだ。そんな努力が実り、「一番やばい時期からだと…約7.5kg痩せました!!」と歓喜の報告。一方で、「一番太っていた時期を公開します。ビックリすると思うし恥ずかしいですがありのまま載せます。笑」と、ダイエット前のお腹がポッチャリとした水着姿の写真を数枚掲載。ダイエット後の写真とのビフォーアフターを公開して、努力の成果を示した。現在は49.8キロだが、「目標は健康的な47kgなのでもう少し頑張ります!」と綴った菊地。ファンからは「グラビアもぜひ!楽しみにしております」「マジですごい」「お腹が引き締まりきれい!」とコメントが寄せられている。
2014年12月02日