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ジェーン・スーのエッセイを吉田羊主演でドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」が6月25日の放送で最終回を迎えた。劇中で吉田さん演じるトキコが口ずさむオープニング曲「ever since」に「もっと聴きたかった」など絶賛の声が送られている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ“ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じた本作。20年前、母をガンで亡くし一人の肉親となった父・哲也と一時は絶縁寸前までいったものの、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也に國村隼。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。また20代の頃のトキコを松岡茉優が、トキコの母を富田靖子が演じた。そのほか岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)、大友花恋、DJ松永らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではトキコが父について綴ったエッセイ本が完成。そのことを告知したラジオの収録後、プロデューサーから昼間の帯番組をやらないかという打診を受けたトキコは、今までのように質問に向き合えなくなることや、リスナー層が変化することへの不安から返答を保留する。その後、本を渡すのを兼ねてトキコは哲也と亡くなった母の出刃包丁を研ぎに行く。そこで哲也はトキコに封筒を渡す。中には母が好きだった江戸の老舗が書かれた“申し次ぎ”で、トキコは今までバラバラだった家族が1つにまとまったと感じ、心の中で「我が家もようやく、父と母と娘の3人家族になれました」と天国の母に報告する…というラストだった。放送後のTwitterには「自分に置き換えて見ちゃって苦しいくらいのときもあったな…」「自分のことを振り返りつつ見てしまった」「家族との向き合い方を改めて考えさせてもらえた大切なドラマ」「色々考えるきっかけをくれるドラマでした。まだまだ続きが見たい」などの感想とともに、「吉田羊さんのアカペラが優しくて, ぐっと来る…」「吉田羊さん歌うまい~しかもアカペラで…」「思いがけない吉田羊さんの歌声もっと聴きたかったなぁー」など、劇中でトキコが口ずさんだオープニング曲「ever since」に絶賛の声が集まる。それとともに高橋優が手がけたこの主題歌にも「吉田羊歌上手いなぁ。そして、高橋優の作った歌も良い」「高橋優のOPの包み込む歌声がいい空気感を作ってた」「ドラマの内容にかなりシンクロしてて 刺さる刺さる」と、改めて多くのコメントが寄せられている。(笠緒)
2021年06月26日吉田羊主演、國村隼、松岡茉優ら共演の「生きるとか死ぬとか父親とか」の11話が6月19日オンエア。前回に続いて明かされるトキコの過去に衝撃を受ける視聴者が続出。吉田さんと松岡さん、現在と過去のトキコ同士の共演もネットで反響を呼んでいる。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを原作に、吉田さんがジェーンさん自身をモデルにした蒲原トキコを演じる本作。吉田さんのほか、昔はやんちゃだったが20年前にトキコの母である妻を亡くし、その後事業にも失敗した父・哲也を國村さんが演じ、父が入院中に母の胃がんが見つかるなど、大きな苦労をした20代の頃のトキコを松岡さんが。トキコたち家族の前では明るく振る舞っていた母を富田靖子が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。20年前、母が亡くなった後、哲也の商売は上手くいかなくなる。ある日トキコは自宅に家賃の催促状が届いているのを発見。哲也が自分に黙って家を売ったことを知る。父は売った自宅を買い手から借りて住み続けてきたが、その家賃も払えなくなっていたのだ。家を出て行くしか道がなくなり、引っ越しが近づくも片付けもせず引っ越し先も決めない哲也に苛立つトキコ。トキコは自宅に北野(大友花恋)とミナミ(さいとうなり)を招き、引っ越しに備え荷物の整理を手伝ってもらう。すると押し入れから母の衣装ケースが見つかる…というのが今回のおはなし。母の衣装ケースに入っていたのは、1度も袖を通してない服だった。なかには100万円の毛皮もあり、それを見たミナミは「お母さん、きっと寂しかったんだね」とつぶやく。明るかった母が寂しさを内に秘めていたことを認めたくなかったトキコは、その記憶を封印していた…。「袖を通していない服が出てくるシーン、静かなんだけどとても重い鉛のような感情に襲われて苦しくなった」「今日の生きるとか死ぬとか父親とか、が消化できなくてもう2時間になる」など、衝撃的な展開に胸が苦しくなった視聴者からの声が次々とネットに上がっていく。この思い出を書こうと決めたものの、いざ書こうとすると原稿が進まなくなり苦悶する現代のトキコの前に、若き日のトキコが現れ「本当に忘れてたの?」と問いかける。書くほど哲也に怒りが沸いてくるという現代のトキコを、「許さなくてもいいよ。許せないまま書けばいい。怒りも悲しみも悔しさも。あの頃の私にはどうすることもできなかった。だから私の分まで書いてよ」と若き日のトキコが奮い立たせる…。現代と過去の“トキコ”、吉田さんと松岡さんの共演に「若いトッキーと今のトッキーが直接対峙して俳優対決としても見ごたえがあった。松岡茉優ちゃんと吉田羊さんの演技力が高すぎる」「ついに起こった現在の自分と過去の自分との邂逅。吉田さんと茉優ちゃんの圧倒的空気。凄かったよ」「松岡茉優と吉田羊がちゃんと繋がって見えた、なんなんだあれすごい」「すごい演技と言うよりもこれが演技というものなのかと思わず唸ってしまったなあ」など、圧倒された視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2021年06月19日吉田羊主演、國村隼らが共演する「生きるとか死ぬとか父親とか」10話が6月11日深夜放送。若きトキコの“苦渋の決断”に様々な反応が上がり、若き日のトキコを演じる松岡茉優とトキコの母役の富田靖子の演技にも絶賛の声が送られている。本作はラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔で知られるジェーン・スーさん自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーをドラマ化したもの。20年前ガンで母を亡くし、今は父・哲也の面倒を見ながらコラムニストをしている蒲原トキコを吉田さんが、昔は破天荒な人生を歩み、事業をしていたが失敗、今はすっかり丸くなった父・哲也を國村さんが、哲也が肝炎で入院、その介護をしているさなかに、母にガンが見つかった20代の頃のトキコを松岡さんが、20年前に亡くなったトキコの母に富田靖子といったキャストが出演する。20年前、C型肝炎で哲也が入院していた頃、母にガンが見つかり手術することに。哲也だけなく母も入院することになって、トキコが病床の哲也に母がガンだと伝えると、それを聞いた哲也の心は壊れてしまう。母の手術が終わったことを哲也に伝えるためお見舞いに行くと、病室には母の嫌いな“赤い花”が飾ってあった。母と別の女性が父を見舞ったことに怒るトキコ…母の記憶が風化していることに気づいたトキコは母のありのままをエッセイに書こうと決意する…というのが前回のストーリー。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。そしてトキコは哲也に、今まで書いてきた母の姿は“自分と哲也が作り上げてきた理想の母”だと告げ、人間として苦しんだりさらけ出してくれた部分も書くと伝える。そこから物語は再び20年前のトキコの記憶に。手術が終わった母だが治りが悪く、トキコは会社を休職して病院に寝泊まりし母を介護する日々を送る。そんななか、哲也が夜中、病院の屋上から飛び降りようとする。後を追った看護師が止め、哲也は一命をとりとめるが、哲也の病院から泊まり込みで看病して欲しいと言われてしまうトキコ。事態を1人で抱えることに限界を感じたトキコは、父のベッドに“赤い花”を飾った「あの人」を頼るしかないと苦渋の決断をする。電話で連絡を受けたその女性はトキコに「私を頼ってくれて、ありがとう」と感謝するのだが、トキコは内心で“あの人は娘に認められたと思っただろう、でも認めたわけじゃない、他に頼れる人がいなかっただけ。私は無力だった…”と、当時を回想し悔やむ…というのが今回の物語。明かされたトキコの過去に、「先週に続いて今週も、胸抉られる。息するのも痛いくらい、胸にズシンとくる。見終わった後、気持ちを日常に戻すのに軽く時間がかかってしまう」「両親二人とも入院して一人っ子のトキ子が手を借りたのが主人公が一番嫌な相手でそれは手を借りるのはつらいしヘビー過ぎる」などの声が上がる。また当時のトキコの状況に「祖母1人の介護を母と娘2人の3人がかりでするのも大変だったから両親をたった1人で面倒みるのは不可能だと思う…猫の手も借りたいって言うけどあの状況なら仕方ないが悔しい…観ていて辛くて悲しくて泣いた」「自分のところは亡両親、同じ病院に同時入院、父の方が先に逝った。が、他の周辺事情は共通する部分も多く、共感も一言では言いきれぬ」という反応も。「前回から深刻さが増して・・。富田靖子・松岡茉優を配したわけがやっとわかってきた。」「富田靖子さんや松岡茉優さんの抑えた演技に引き込まれてしまった。」など、松岡さんと富田さんの演技にも絶賛の声が集まっている。(笠緒)
2021年06月12日吉田羊主演「生きるとか死ぬとか父親とか」9話が6月4日深夜オンエア。若かりし頃のトキコを演じた松岡茉優に「吉田羊さんそのもの」「ちゃんと地続きの人」など視聴者から絶賛の声が送られるとともに、トキコと母親との関係に共感する声も上がっている。本作はラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイが原作。20年前に母を亡くした主人公の蒲原トキコを吉田さんが演じ、トキコの父・哲也に國村隼。20代の頃のトキコに松岡さん。トキコの母には富田靖子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコが編集者から“母親について書いてはどうか”と提案される。「良いことしか書けない」からと断るトキコだが、哲也と母の墓参りに行き、母との思い出を語るうちに、母の記憶が風化していってることに気づく…というのが今回のストーリー。20年前、哲也がC型肝炎で入院。父のためにみそ汁を作る母が胃薬を飲んでることに気づいたトキコは、母の体調を心配するが、母は「コーヒーの飲みすぎ」だと答える。そんな母からガンの検査を受けることを告げられ、当日付き添って欲しいと言われるトキコ。しかしその日は楽しみにしていたライブがあり、その予定を優先させてしまう。その後、母にガンが見つかり手術することに。哲也に母がガンで伝えると、哲也は病室から出て行こうとして…母のガンを知った哲也の心も壊れてしまう。母の手術が終わり、そのことを哲也に伝えるためお見舞いに行くトキコだが、病室には母が嫌いなはずの赤い花が。怒りの表情を浮かべトキコはその花を捨てる…そこで回想シーンが終わり、トキコは過去の記憶にふたをして生きてきたが、それが母の記憶を風化させていることに気づき、母についてエッセイに書く決意を固めるというラストだった。トキコの想いに「昔の私と母みたいだ。。。そう、そうやって私も自分の都合を優先してたし、逃げてたな」「ライブとか自分の予定優先しがちだわ…優先事項見間違わないようにしたいけどなかなかねぇ…」といった声をはじめ、「辛い記憶って脳内から消されるように作られてるってよくできてるよね」「父も母もいなくなってしまったけど、このドラマを観ながら、二人に話しかけている」など共感の声が多数上がる。また20代のトキコを演じた松岡さんに「松岡茉優さんが吉田羊さんそのものに見えて、俳優さんはすごいなあ」「ふとした表情や空気がとても吉田羊さんで、役者ってすごいな」「松岡茉優が吉田羊のトッキーともジェーン・スーともちゃんと地続きの人に見える。俳優ってすごい仕事」など、その演技に絶賛の声が続々送られている。(笠緒)
2021年06月05日吉田羊、田中みな実らの出演で、ジェーン・スーのリアルストーリーをドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」の8話が5月28日オンエア。専業主夫をしていたトキコの元パートナーの発言に共感する声と、田中さんの演技に触れた声も多数投稿されている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔で知られるジェーン・スーさん自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを、吉田さんらの出演で映像化した本作。20年前母を亡くし、事業に失敗した父・哲也の面倒を見ているコラムニストの蒲原トキコを吉田さんが演じるほか、トキコとともにラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を進行するアナウンサー・東七海には田中さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが、今ではすっかり丸くなったトキコの父・哲也に國村隼。回想シーンで登場する20代のトキコに松岡茉優。トキコの母には富田靖子といった俳優陣も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はトキコのもとに結婚直前で別れた元パートナー・青柳タツヤ(岩崎う大)から「久しぶりに会おう」とのメッセージが届く。いったんは断ったトキコだがタツヤが帰郷することを知り、会うことに。売れっ子ライターだったが仕事がなくなり専業主夫になったタツヤは、「男が専業主夫をやることに社会が対応してなかった」と当時を振り返る。その言葉にトキコは過去の自分の言動を省みる。一方ラジオ収録後、トキコは東から1年前から付き合っている人がいて、アナウンサーを辞め専業主婦になろうと考えていると相談される…という展開。「元パートナー感が超納得な佇まい」「岩崎う大さんの演技良かったな。訥々としたしゃべり方、控えめな動き、トッキーのパートナーとして、なるほどと思う人物像」など、タツヤを演じた岩崎さんの演技を讃える声とともに「岩崎う大さんの役の考え方がクレバーだし今の日本の社会での専業主夫の立場の弱さ・肩書きの無さが伝わってきて…。」「今日のお話もなかなか深かった。専業主夫or婦になること、仕事を持ち続けること、一緒に暮らす人との関わり方…」など、タツヤの語った言葉に共感するコメントも。一方、自分が結局容姿や若さで選ばれてきたと自らを卑下する東にトキコは「その人にしかできないような仕事なら続けたほうがいい」と説得。東は異動しろと言われたら退社してフリーになる決意をする。そんな東を演じる田中さんに「なんかもう、本物の女優さんだな。違和感ないな。自然だもん。」「現実と同じくアナウンサー役なんだけど、普段のキャピキャピした感じを封印してて、なんかかっこよかった」「演技がもっと見たいな なんか胸を打つものがある」などの感想も寄せられている。(笠緒)
2021年05月29日吉田羊主演「生きるとか死ぬとか父親とか」の7話が5月21日オンエア。友人の悩みを解決しようとして追い込んでいたことに気づくトキコに「答えを出すことが必ずしも解決になるとは限らない」「否定せずに聞く姿勢こそ多様な現代に必要」などの声が送られている。女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを映像化した本作。ジェーンさん自身をモデルにした主人公を吉田さんが演じ、その“再現度”も話題を呼んでいる。20年前母を亡くし、父・哲也とは時々外食しながら話をする関係になっている主人公の蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが最近は丸くなった、自由奔放で愛嬌のある父の哲也に國村さん。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組で進行を担当するアナウンサー・東七海に田中みな実。回想シーンで登場する20代の頃のトキコに松岡茉優。トキコの母に富田靖子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコが友人の北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)と3人でお酒を飲んでいると、突然ミナミが泣きながらトイレに駆け込んでしまう。夫が不倫をしているというミナミ。夫のことを嫌いになりたいけどなれず、自分がみじめに思えてきたというミナミに、一時的に別居して職場復帰することを進めるトキコと北野だが、専業主婦となったミナミから職場復帰はそう簡単なことではないと反論され、「自分が幸せになっても、子どもの幸せはどうなるの」と逆に問いかけられてしまう。トキコはミナミが自分に相談してくれなかったことにショックを受ける。北野は、ミナミが自分の話に共感して欲しくて話しているのに、トキコがラジオ番組のように問題を解決するためのアドバイスをしてくると指摘。「それがしんどいこともあるんだよ」とミナミの気持ちを代弁する。さらに北野は自分も不倫していることを告白。トキコに話せなかったと語る北野の言葉に、自分が友人たちに気を遣わせてきたことを知り、トキコは相手が解決を求めているだけでなく、話を聞いてもらえるだけで救われることもあると気づく…というのが今回の物語。SNSには「相談して答えを出すことが必ずしも解決になるとは限らない…か。」「心から共感できなくても、否定しないで聞いてあげること…トッキーさんの想いが届くといいですね」「友達だから言いたい、友達だから言えない。共感も理解も出来ずとも否定せずに聞く姿勢こそ多様な現代に必要な生き方かもしれない。」などといった視聴者からの反応が。3人のやり取りを中心とした展開にも「日常そのまま流れる空気感が好きです」「共感できる。共感したくないのに。ずしんずしん音立ててくるかんじ」といった声が寄せられている。(笠緒)
2021年05月22日吉田羊と國村隼が親子役で共演して、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」。その6話が5月14日深夜オンエア。親子の“過去”と今の生き方を選んだ主人公の胸中に様々な反応が集まっている。20年前母を亡くし、事業に失敗した父・哲也の面倒を見ているコラムニストの蒲原トキコを吉田さんが、昔は破天荒な人生を歩んでいたが、今ではすっかり丸くなった自由奔放で愛嬌のある父・哲也を國村隼がそれぞれ演じる本作。トキコとともにラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を進行するアナウンサー・東七海に田中みな実。回想シーンで登場する20代のトキコに松岡茉優。トキコの母に富田靖子といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコのもとに哲也から電話が。母方の親戚に子どもが生まれ、そのお祝いについての相談だった。哲也はポルトガル料理の店を予約したらどうかと提案。食事代は持つというトキコに、哲也は自分はご祝儀袋だけ用意すると言い出し、トキコは思わず「家賃払わないよ」と怒ってしまう。そしてトキコの伯母(三林京子)と、トキコの従姉・エミコ(渡辺真起子)との食事会が行われることに。そこでエミコの口からトキコが生まれる前、トキコの母が何度も流産していたこと。妊娠して間もない時期に哲也から酷な扱いを受けたこと。子どもが欲しい気持ちを哲也が理解してくれないことなどに悩み、泣いていたことを聞かされる。トキコは“どうして母にもっと優しくしてあげられなかったのか。母の経験がどれだけ辛いことか今の自分ならわかる”と感じ、「自分が生まれる前の母を癒せないことが、私には猛烈にもどかしい」と悔やむ…というストーリーが展開。SNSには「家族って近しい間柄なのになにもわかってなかったり、他人から知らされるエピソードって確かに多い」「家族との過去のことや将来の子供のこと、色々考えさせられたな自分と重なる部分と羊さんの表情に泣いた」と、トキコが感じた想いに共感する声が上がる。また、トキコと“同じ生き方”を選んだと思われる視聴者からの「街で見かける子どもたち、みんな幸せになってほしいと思う。自分が産まないんだろうな、となってからとくに。」といった声や、「幸せの形はいろいろ。2人でいたら幸せから次へ話しあって、同じ気持ちを持ち続けていられたら……幸せ」という反応も投稿されている。(笠緒)
2021年05月15日吉田羊主演「生きるとか死ぬとか父親とか」5話が5月7日深夜放送。吉田さん演じるトキコと國村隼演じる父との“絆”に視聴者から思い思いの声が上がるなか、ヒグチアイのエンディング曲「縁」にも反応が寄せられている。原作はラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーによる自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイ。ジェーン・スーさん自身をモデルにした、20年前に母を亡くし、父・哲也と現在は時々外食しながら話をする関係になっている主人公の蒲原トキコを吉田さんが演じ主演を務める本作。共演には昔は破天荒な人生を歩んでいたが最近は丸くなった、自由奔放で愛嬌のある父・哲也に國村隼。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。回想シーンで登場する20代の頃のトキコを松岡茉優といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父親について執筆しているエッセイがネタ切れになってきたトキコは、新たなエピソードを仕入れる必要に迫られる。そんな折、ラジオで幼いころ父と楽しく遊んだ思い出がないという話から、東に「お父様と親子らしいこと、今からやってもいいじゃないですか」と提案され、「そうか、その手があったか」と気づいたトキコは、哲也と子ども時代をやり直すため二人で動物園に行くことにする。しかし哲也は動物園で自由気ままに歩き回り、経済誌に掲載された動物の値段を得意げに披露して他の来園者からひんしゅくを買い続ける。当然ほろりとするエピソードなど生まれるはずもない。そんななか哲也の昔の知り合いの店で食事することに。野心家ばかりだった哲也の友人のなかで地道に生きることを選んだ沼田(菅原大吉)は、トキコのラジオやエッセイも読んでいた。会話の端々にそれらの感想や質問を織り交ぜてくれる沼田のおかげで、心がほぐれていくトキコは、沼田からトキコが食事の後に口の周囲をしつこく拭くくせが、父が残してくれたものだったことを聞かされる…というのが5話のストー視聴者からは「母親との絆はある。と思ってる。父親とは。っていうね」「埋まらない隔たりと同じ仕草。そんな混濁を含めた繋がりを絆と呼ぶのかも」など、父親との絆についての投稿が寄せられるとともに、「エンディング好きなんだけど歌ってる方ヒグチアイさんだった」「エンディングのヒグチアイさんの「縁」はとってもいい曲」「すごく歌詞が自分のことみたいで刺さります」など。ヒグチアイが歌うエンディング「縁」にも数多くの反応が投稿されている。(笠緒)
2021年05月08日吉田羊と國村隼が親子役共演する「生きるとか死ぬとか父親とか」の3話が4月23日放送。父親の“美容”に対するトキコと友人のやり取りに「2021年に放送する意味をちゃんと考えてる」といった反応や、田中みな実のアナウンサーぶりにも賞賛が寄せられている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーによる、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じ、1話の放送後には吉田さんのジェーン・スーさん再現度の高さも話題となった本作。20年前に母を亡くし、父・哲也と現在は時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也には國村さん。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中さん。また20代の頃のトキコを松岡茉優が演じている。今回は本人役で「アルコ&ピース」平子祐希もカメオ出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ラジオの収録終わり、哲也から「かゆくて死にそうだよ」という電話をもらうトキコ。哲也によれば食物アレルギーだと思われるが原因が不明だという。トキコは哲也に病院で検査を受けてもらうことにするが診断結果は異常なし。しかも1か月ほど前にアレルギー検査を受けていたことも判明する。医者から「加齢による乾燥肌」と診断された哲也だが、せっかく来たからという理由で突然「顔のシミを取りたい」と言い出す。その後トキコは学生時代からの女友達である北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)に会い、哲也の愚痴を言うのだが…というのが今回のストーリー。哲也がシミを取ることを「ジジイのくせに気持ち悪い。いい歳して」と話すトキコに、北野は「つまり男のくせにってことよね」と返答。「アンタも“ババアのくせに”って言われたらめちゃくちゃ怒るでしょう」と続ける。男でもお肌のケアをすることは悪いことじゃないと言う北野は、“父親の美容”にモヤモヤしたものを抱くトキコに「それは乗り越えなきゃいけないんじゃないかな」と諭す。このやり取りを見ていた視聴者からは「わたしたちにまつわる揺らぎについて、思案が止まらなくなります。これから時間が経っても忘れたくない、大切なエピソード」「2021年に放送する意味をちゃんと考えてるなぁとは思う」などの反応が。また「このドラマ田中みな実さんほんと好き」「田中みな実さんの語り口が気持ちよかったなぁ」など、田中さんの“アナウンサー”ぶりにも賞賛の声が寄せられている。(笠緒)
2021年04月24日吉田羊と國村隼が親子役に扮し、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」に松岡茉優の出演が決定。過去編で、20代の主人公を演じる。主人公・蒲原トキコ役に吉田さん、その父親・蒲原哲也役に國村さんがW主演。劇中では、ジェーン・スーのラジオ番組の人気コーナーである「お悩み相談」を完全再現し、本作の監督とシリーズ構成を山戸結希が務める本作。物語の後半で時は遡り、現在から過去へ。父と母の出会いや、家族3人で暮らした日々は、決して楽しいことばかりではなく、母の病気、会社の倒産や全財産の喪失、そしてほかの女性の影といった、苦悩や葛藤が連続。そんな家族の過去の物語にて登場する20代のトキコ役として、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」や「おカネの切れ目が恋のはじまり」などに出演、映画では『蜜蜂と遠雷』『劇場』、さらに『騙し絵の牙』など数多くの映像作品に出演する松岡茉優。「台本を読ませて頂き、『普通の家族なんてないですよ。』というセリフにとても惹かれました」と松岡さん。「私のセリフではないのですが物語のテーマと捉えました」と語る。「また、今回吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです。羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました」とコメント。「そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えて頂きました」と共演をふり返りつつ、「トキコと似た想いを持って過ごされてる方々」に向け「きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事に出来るようになると思う」と期待を込めている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日吉田羊と國村隼共演でジェーン・スーの親子関係をドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」。この度、本作の見どころのひとつ、ドラマ内のラジオ番組「トッキーとヒトトキ」の番組制作メンバーを演じるキャストが発表された。原作者ジェーン・スーのラジオ番組で人気の「お悩み相談コーナー」を、吉田さん演じる主人公・蒲原トキコの冠番組「トッキーとヒトトキ」として完全再現。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉でスパッと解決する。そんなラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を陰で支える番組制作メンバーとして、ディレクター・中崎をファンクバンド「SCOOBIE DO」のドラムを担当し、メジャーリーグ中継にて解説者としても活動するオカモト"MOBY"タクヤ。構成作家・近田をお笑い芸人「トンツカタン」のツッコミ担当・森本晋太郎。音響担当・遠山をお笑い芸人としてだけでなく、コラムや4コマ漫画など、連載企画も持つヒコロヒーが演じる。森本さんは「まさか僕にドラマのお仕事が来るなんて」とオファーに驚いたと語り、「クランクイン前に喫茶店で台本を読みながらセリフを覚えるという憧れのやつをやらせていただきました。店員さんが前を通るたび、ちょっとだけ台本の表紙が見えるようにしちゃいました」とコメント。ヒコロヒーさんは「はっとさせられたり、心がふっと軽くなるような台詞の数々を、素敵な俳優さんたちがチャーミングに情熱的に時にユーモラスに演じられていて、ちぐはぐに生きる瞬間があってもよいのだと安心するような作品だと思います」と印象を語り、オカモトさんは「実際にジェーン・スーさんが出演されている番組は選曲も最高なので、撮影時にはストーリーに沿った架空のオンエア曲を、毎回勝手に準備していました。次第にトッキーさん(=吉田羊さん)に『次の曲、何~?』と聞かれるようになりましたよね……!」と撮影中のエピソードを披露した。ほかにも、「Creepy Nuts」のDJ松永が雑誌編集者・今西役として出演。ドラマの後半に登場となるが、トキコの担当編集者として物語の鍵を握る人物という役どころ。「まさかあんなにしっかり役を与えてくださっていたとは」と参加した感想を語り、「色々ご迷惑をお掛けしつつも、撮影をご一緒した方や、スタッフさんに助けられながら、やらせて頂きました!皆さん是非ご覧になってください~!」とメッセージを寄せている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2021年02月26日ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔をもち、女性からの圧倒的な支持を集めるジェーン・スーが自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」が、4月、テレビ東京金曜深夜のドラマ24にて放送。吉田羊がジェーン・スー自身をモデルにした主人公を、國村隼がその父親を演じる。主人公・蒲原トキコは20年前に母を亡くし、父の蒲原哲也がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし、一度は絶縁寸前までいった2人だが、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかし、それは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、ほかの女性の影…。父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語となっていく。さらに今回のドラマの見どころとして、主人公がパーソナリティを務めるラジオ番組の「お悩み相談のコーナー」がある。ジェーン・スーさん自身もラジオ番組でのお悩み相談コーナーが大人気であり、まさに“人生相談の名手”だが、今作のラジオシーンのセリフは全てジェーン・スーさんによる監修のもと制作。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉で応じていく。そんな本作の主人公で、劇中での人気ラジオ番組「トッキーとひと時」でパーソナリティーを務めるトッキーさんこと、娘・蒲原トキコ役に、「コールドケース」シリーズ、や「恋する母たち」などジャンルを問わず、多彩な演技で魅せる吉田羊。昔は破天荒な人生を歩み、いまではすっかり丸くなったが、どこか自由奔放な愛嬌のある父親・蒲原哲也役に、映画『騙し絵の牙』ほか、『MINAMATA』(原題/2021年公開予定)、『KATE』(原題/2021年公開予定)など数多くの海外作品にも出演する名優・國村隼。さらに本作のメイン監督を務めるのは山戸結希。『溺れるナイフ』や『ホットギミックガールミーツボーイ』、『21世紀の女の子』では企画・プロデュースなど映画作品を手掛け、今回、連続ドラマでは初監督となる。吉田羊「私自身の人生を生きている感覚」「お父さん役の國村さんとは、9年ぶりの共演です」と吉田さん。「尻尾を掴ませない飄々とした佇まいは、どこか今回の『お父さん』にも通じていて、『してやられた!』と最後は笑って許してしまう、そんな人間力をお持ちの方です」とコメント。「不思議なもので、親子を演じていると似てきて、同じタイミングで空を見上げたり、ため息をついたり、口元を拭ったり…」と明かす。吉田さん自身も4年前に母親を亡くしており、「トキコを演じながらも、私自身の人生を生きている感覚。スーさんは書くことで、私は演じることで、皆さんは視ることで、それぞれの家族と向き合い、何かしらのヒントが見つかれば幸いです」とアピールする。國村さんは「ジェーン・スーさんの原作は親の世代も子供の世代もそれぞれの暮らしやすさを追い求めながら、またそれゆえの衝突もあり、少しの苦みとゆるやかな愉しみのなかで人生は過ぎて行く、そんな面白さをまざまざと描き出していきます」と語る。「共演する吉田羊さんは、軽やかに過酷な現場を楽しんでおられて、私もそのおすそ分けを頂いている気分になってしまいます。台本を読みながら、そして演じながら、したいことはするしかない。しかしそのしっぺ返しは甘んじて受けるんだぞ。肝(はら)は括っておくもんだ。という人生の教訓・三カ条を頂いたと思っております」と、破天荒な父親役を受けとめているよう。「まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは」「父と私の、ごく私的な日常が映像になるなんて!父にとっても私にとっても、身に余る光栄です。ドラマ化にあたり、創作していただいたフィクション部分も大変気に入っています」とジェーンさん。「まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは」と明かし、「國村隼さんに父を演じていただけること、天国の母も喜んでいると思います」とコメント。「大人になり、親との関係の紡ぎなおしを考え始めたみなさんに楽しんでいただけたら」と本作のテーマに触れる。また、シリーズ構成も担当する山戸監督は「勇気と優しさに満ちたジェーン・スーさんの素晴らしい原作エッセイを、名作を生み出してきた『ドラマ24』にてお届けできることを光栄に思います」とコメント、「『より正しく生きたい』と望みながらも、間違ってしまうことこそが、人間の本性であるーーそのことを、何度でも思い出しながら撮れたなら」と期待を込めて語っている。ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜放送予定。動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi」にて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年02月16日