アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣、鎮西寿々歌、松本かれんが13日、グランメッセ熊本で開催された『麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2024』に登場した。ヒョウ柄のワンピースと高めのツインテール姿で登場した櫻井は、首をかしげる“あざとポーズ”でファンを魅了した。昨年からランウェイの経験を積んだ松本は普段のかわいらしいイメージとは違った、黒のワンピースで登場。大人な表情でウォーキングを見せ、アイドルらしいぶりっ子ポーズで会場を沸かせた。鎮西は、黒のセットアップで登場し、ストライプのジャケットをなびかせて華麗にランウェイ。投げキッスも披露して会場は黄色い歓声に包まれた。『TGC』は「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催。5年ぶり開催となる『TGC熊本2024』では、藤田ニコルがトップバッターで登場し、三吉彩花、みちょぱこと池田美優、新川優愛、などがランウェイに登場。MCはウエンツ瑛士、元日向坂46の影山優佳が務めた。
2024年04月14日アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。テレビ朝日系バラエティー『あざとくて何が悪いの?』(毎週木曜深0:45)内の「あざと連ドラ」への出演決定を報告した。櫻井は「初めてドラマに出演します!演技もレッスンもほぼほぼ受けたことがないので不安でしたが、初めてでこんなにも素敵な機会をいただけて幸せです。緊張しまくっていますが、演じ切れるよう精一杯がんばるのであたたかく見守ってくださったらうれしいです!夢だった女優さんへの一歩!」と喜びを明かした。続けて「みんながコンプレックスじゃなくて強みだって教えてくれたからこそ、この番組で背中を押されたからこそ、感謝の気持ちで自分の精一杯を出し切りたい!そんな気持ちでいます!何もわからなくてドキドキな毎日なのですが、とにかくがむしゃらにがんばるです!みんなよろしくお願いします」と意気込みを語った。また、櫻井は番組MCを務める鈴木愛理が“憧れの人”とかねてより公言しており、ファンからは「鈴木愛理さんの背中を追いかけて、しっかり努力が実ってすごいよ」「愛理さんの番組でこういう形で出演するってめちゃくちゃすげぇじゃん!」など反響を呼んでいる。FRUITS ZIPPERは、「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年4月にデビュー。メンバーは櫻井、鎮西寿々歌、真中まな、仲川瑠夏、松本かれん、早瀬ノエル、月足天音の7人。1stCDシングルとしてリリースした「わたしの一番かわいいところ」は、TikTokで9億回再生を突破し、昨年の『第65回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では最優秀新人賞を受賞。今年5月に結成2周年記念のライブを日本武道館で開催することも発表されている。
2024年04月05日アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣が、2024年2月20日にファースト写真集(光文社 2,970円/A4 128ページ)を発売する。2ndシングル「私の一番かわいいところ」がTikTokで9億回以上再生されるなど、大ブレイクを果たし、今年『輝く! 日本レコード大賞』で新人賞も受賞したFRUITS ZIPPER。今年、芸能活動10周年を迎えた櫻井初の写真集となる同作は、タイ・プーケットとピピ島で撮影。世界有数のリゾート地・プーケットでは、ビーチでのエレファントトレッキングやプールに朝食を浮かべるロマンティックなフローティングブレックファーストなどを体験し、ピピ島では「幻のビーチ」として知られるマヤベイを訪れ、透き通るエメラルドグリーンの世界で、彼女感たっぷりの笑顔を見せている。さらに、今回は水着ショットのほかにも、自身初となるランジェリーカットにも挑戦。大人っぽくヘルシーな美しさを初披露している。10周年にふさわしい、アイドルの王道を様々な角度から映し出したスペシャルな1冊となっているまた、通常版に加えて、HMV&BOOKS online・HMV&BOOKS・HMV(一部店舗除く)・タワーレコード(渋谷店・オンライン)限定で、アクリルスタンドと特製ブックが付いた特製BOX仕様の特別編集版の発売も決定。特製ブックでは、FRUITS ZIPPERメンバー1人1人と櫻井の対談や撮り下ろし私服スナップなどパーソナルに迫る内容が盛りだくさんとなっている。そして、特別編集版購入者を対象としたスペシャルイベントも予定されている。(特別編集版スペシャルイベントについては、HMV&BOOKS online、タワーレコードオンライン・渋谷店店頭販売分が対象)○■櫻井優衣 コメントこの度、初の写真集を出させていただくことになりました! アイドルとして海外で1st写真集を撮影するというずっと憧れだったことがアイドル人生10年目の記念の年に叶えられること。そして、発売日も2月20日という23歳最後の日だということ。沢山の奇跡を感じています! ファンの皆様はじめ、支えてくださる全ての皆様のおかげで夢を叶えていただき本当にありがとうございます!オンステージの私だけではなく、良い意味で力の抜けた私らしさや内面を知ってもらえる写真が沢山あります! 沢山の方に知っていただけるきっかけになります様に……楽しんでいただけますように……(ハート)【編集部MEMO】櫻井優衣は、2000年2月21日生まれ。東京都出身。2013年よりアイドル活動を開始し、2022年4月にアソビシステムのアイドルプロジェクト・KAWAII LAB.からデビューしたグループ・FRUITS ZIPPERのメンバーとなる。趣味はラーメン巡り、メイク研究。
2023年12月25日A4ワイド判(297mm×235mm)の超ビッグサイズ!水着グラビア完全オール撮り下ろし! 横野すみれ・志田音々・吉田莉桜・新谷真由・蓼沼優衣・南みゆか・吉澤遥奈株式会社 ワン・パブリッシング(東京都台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)は、「OPスペシャル23年2月号 BOMB Love Special 2022-2023 WINTER」(定価:1430円(税込))を2022年12月22日(木)に発売しました。1冊まるごと水着グラビア!完全オール撮り下ろし! 大好評!!A4ワイド判(297mm×235mm)の超ビッグサイズ!●通常版の表紙を飾るのは横野すみれ★通常版の表紙を飾るのは美女軍団『ゼロイチファミリア』での復活を果たした横野すみれ。久しぶりのボム水着グラビアでは、ピンクコーデビキニの甘い世界観から、ベッドでの白レースビキニの限界セクシー、そしてヘルシーなタイトデニム姿、胸元が大きく開いたワンピース水着まで、見せ所満載の18ページ!ヒップラインの美しさは必見です。●横野すみれ…’00年12月12日生まれ。大阪府出身。身長160cm。B86・W56・H85。血液型A型。●通常版の裏表紙は志田音々★『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演と、’22年は飛躍の一年となった志田音々が巻末グラビアに登場。彼女のボム水着グラビアではおなじみの猫をモチーフにしたキャラクターをテーマにしたグラビアを!赤いリボン&赤白のボーダー水着には真っ白なモヘアニットを。小さめピンクチューブ水着では、りんご風呂初体験。透け感のあるナイトドレスにはベロアのブルービキニを。可愛さをギュッと詰め込んだ16ページです!●志田音々…’98年7月15日生まれ。埼玉県出身。身長167cm。血液型AB型。【通常版綴じ込み付録】両面超ビッグポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入) 横野すみれ横野すみれA横野すみれB【TSUTAYAほか店舗、HMV&BOOKS online限定版の表紙は志田音々】【TSUTAYAほか店舗、HMV&BOOKS online限定版の裏表紙は横野すみれ】【限定版オリジナル綴じ込み付録】両面超ビッグポスター(全2種類のうちランダムで1枚封入) 志田音々志田音々A志田音々B【そのほかのコンテンツ】★令和のレオタード姫、吉田莉桜は20歳になった大人の魅力を詰め込みました。Tシャツからの展開での薄紫ビキニ、ヒップのステッチが刺激的なオレンジチューブトップ水着ではバスタブでの濡れ感、もちろん黒のレオタード水着の腰から脚へのセクシーボディラインも!●吉田莉桜…’02年2月20日生まれ。長崎県出身。身長162cm。血液型B型。★パラディークのメンバーとしても活躍中の新谷真由。完全無欠の美少女フェイスにグラビア映えする圧巻のボディ。可憐なピンクのレースビキニ、胸のボタンを限界まで開けたタンクトップ、こぼれそうなバストの青いチューブトップ水着。彼女のグラビアを未体験の方はこのタイミングでぜひ。●新谷真由…’01年4月3日生まれ。東京都出身。身長149cm。B85・W60・H85。血液型O型★制コレ’20で準グランプリを受賞した蓼沼優衣がボム水着グラビアに初登場。親しみやすさ溢れる笑顔、そして健康的なグラビアボディ…小花柄が少女感たっぷりの三角ビキニ、ぐっとアダルティな黒のチューブトップ水着、ブラトップからのアンダーウェア風水着。いま、癒されたい方はぜひ。●蓼沼優衣…’02年6月20日生まれ。栃木県出身。身長158cm。B78・W60・H87。血液型A型。★昨年、彗星のごとく現れたグラビア界のニューヒロイン、南みゆか。バスト90センチの迫力が伝わるV字型のチューブトップ水着、現役感のある紺のワンピース水着、フレッシュなパステルブルーの水着ではシャワーシーンも!現役女子高生のあどけなさとオトナのボディ。セブンティーンの水着グラビアです。●南みゆか…’05年10月10日生まれ。三重県出身。身長164cm。B90・W59・H92。血液型O型。★ミスマガ2019でミスヤングマガジン賞を受賞した吉澤遥奈が久しぶりにボム水着グラビアに登場。20歳になり表現の幅も広がった彼女の最新ビキニグラビア。オレンジのレース下着風水着ではコタツでみかん。胸元の開いたチューブトップ水着では、まったりとゲームとピザ、コットンの白水着ではベッドでゴロゴロ。2人きりになれた恋人感覚でぜひ。●吉澤遥奈…’02年3月20日生まれ。愛知県出身。身長165cm。B86・W56・H86。血液型O型。【掲載アイドル】横野すみれ吉田莉桜新谷真由(パラディーク)蓼沼優衣南みゆか(OS☆K)吉澤遥奈志田音々<通常版>Amazon: セブンネット: <限定版>TSUTAYA: HMV&BOOKS online: 商品概要OPスペシャル23年2月号 BOMB Love Special 2022-2023 WINTER定価:1430円(税込)発売日:2022/12/22判型:A4変ISBN:<通常版>4910100770238電子版:有OPスペシャル23年2月号別冊 BOMB Love Special 2022-2023 WINTER定価:1430円(税込)発売日:2022/12/22判型:A4変ISBN:<限定版>4910100780237電子版:無ワン・パブリッシングWebサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月22日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の北村優衣さんです。カルト的人気漫画を映画化した衝撃作でヒロインに挑戦!オーディションで『ビリーバーズ』のヒロインに抜擢。「撮影現場に2週間泊まり込み、役通り自分自身も浄化されました。東京に戻ってから、周りの音がうるさくて空気が濁っていると感じたくらい。心のファスティングになりました!」。役作りは原作をお手本に。「外見は漫画に描かれている姿に寄せるために、整体に行って食事制限をしました。大好きな麺と餃子も封印(笑)。極限状態まで追い詰められて、欲望をさらけ出すところが人間らしくて面白いので、シーンごとの感情表現に注目してほしいです」昨年、ダイビングのライセンスを取得!友人の影響で取りました。さらにレベルを上げて海底の魚や沈船を見たいな。コーヒーフロートをいつも飲みます。一人で喫茶店を巡るのが好き。お仕事前後に行って台本を読んでいます。大好きな邦ロックのライブによく行きます。久しぶりにライブを会場で観ましたグッズを買って、遠征もします。きたむら・ゆい1999年生まれ。7月8日公開の映画『ビリーバーズ』でヒロインをつとめる。ドラマ『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』(NHK BSP)で6月21日放送の『窓』に出演。※『anan』2022年6月22日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年06月21日●指原謝罪エピソードと『ワイドナ』反響フジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)の現役高校生枠で、松本人志(52)が「ホステス感があるメイク」とイジったのが現在高校2年生の女優・北村優衣(16)だ。今年5月8日放送の初登場時、北村は冒頭から噛んでしまうが松本のこの一言でスタジオは爆笑。16歳という年齢に松本は驚きをあらわにし、放送後のネット上でも「本当に高校生?」と話題になった。確かにその日のメイクは、ハッキリした目鼻立ちをより際立たせて大人っぽくなっている……ような気がしないでもないが本当のところはどうだったのか。テレビの前で爆笑しながらもそんなことが気になっていた矢先、NHKドラマ『水族館ガール』(金曜22時~)の6話と7話(8月26日/9月2日)に出演すると聞いてこれは真相を探る絶好の機会と判断。奇しくもそのドラマでは反抗期を迎える役柄で、北村の姿とも重なり合う。そして彼女、16歳にしてなかなかの苦労人なのだ。――正直に言います。『ワイドナショー』初登場時、松本さんの発言で笑ってしまいました。すみません。ホステスと言われてしまいました! まだ高校2年生なんですけど(笑)。――ツイッターにも書かれていましたが、かなり緊張したそうですね。番組を観ていたので高校生枠があることは知っていましたし、出演がきっかけでブレイクする方もいたので頑張らなきゃなと。すでに何回も出ていた岡本夏美ちゃんと映画『HANA』で共演させていただいて、その時に感想を聞きました。でも、返って来た言葉は「めちゃめちゃ緊張する」と。どうすればいいのかを聞きたかったので、困ってしまいました(笑)! 「松本さんが優しく接してくださるから、その流れに身を任せれば大丈夫」みたいなアドバイスだったので……もう、緊張するのはしょうがないと思いました。――緊張の一番の原因はやっぱり松本さん?松本さんですね(笑)。――楽屋あいさつは?スタジオに入る前にあいさつさせていただきました。テレビで観ていたイメージのままで、周囲の方々にていねいに挨拶されているのが印象的でした。こんなペーペーの私にも(笑)。それから、今までテレビなどに出させていただく際は「役」としての私でした。自分の言葉ではなく「役」の言葉。『ワイドナショー』は話題を振られた時に、当たり前なんですけど自分の言葉で話さないといけないので、今までにない緊張感がありました。――ドラマの方が、そういう面では楽なわけですね。自分の中でイメージを作っていける環境であれば大丈夫ですが、『ワイドナショー』は自分の言葉で自分を知られてしまう怖さがあるというか。根は明るくて、人としゃべるのはすごく好きです。でも、変なこと言ってしまわないか心配になってしまうんです(笑)。――収録がはじまってしゃべってみると、少しは落ち着いたんじゃないですか?いえ! 1回目の放送を見たんですけど、笑顔が引きつってて。自宅で観てたら冷や汗出て、気づいたら体育座りになってました(笑)。両親も一緒に観ていたんですが、松本さんが振ってくださった時に「優衣がしゃべる!優衣がしゃべる!優衣がしゃべる!」と大騒ぎでした(笑)。――松本さんは、初登場の人を愛のあるイジりで緊張を解きほぐす印象があるのですが、あの日は「メイクが"ホステス感"出ていますよね」。何か諸事情が(笑)?いえ、あれは濃くないんですよ! もともと化粧しているように見られることが多いんです。今日は、一応しています! あの時も、いつものようにテレビ用のメイクでした(笑)。学生服にメイクが合わなかったんですかね? あの日は松本さんがイジってくださったおかげで、少しリラックスできたような気がします。実は私、すぐに頬が赤くなってしまう癖があって。この前、学校で規律検査があったんですが、先生から「お前! チークしてるだろ!」って怒られてしまいました。説明しても信じてくれなくて、先生の目の前で化粧落としを見せてようやく信じてくれました(笑)。――その後2回出演しましたね。結果を残せたということなのでは?本当にありがたいですね。何かしらは残せたのでしょうか(笑)。高校生としての発言を求められていると思いますので、次回呼んでいただいた時もそのことは忘れないようにしたいと思います。――振り返ってみて、何を残せたと思いますか?2回目の出演で、失礼ながら結果的に指原さんをイジることになってしまいました。でも、あれは事実なんです!※2016年6月26日放送回に、第8回AKB48選抜総選挙で史上初の二連覇を達成した指原莉乃がゲスト出演。北村は総選挙の開票時に台湾にいたことを明かし、「女性は『すごい』『かわいいし、なんでもできる』と話してたんですけど、男性は『俺はまゆゆ派かな』とか」と男女で反応が異なっていたことを報告した。これに指原は「えっ? なんで余計なこと言うの?」とツッコミを入れ、スタジオは爆笑に包まれた。――あのやりとりも、テレビの前で爆笑してしまいました。さすが指原さん。切り返しが絶妙でした。収録後、楽屋にお邪魔して謝らせていただきました。指原さんは「全然!気にしないでよかったのに!」とおっしゃってくださいました。――番組出演の反響は?学校で言われることが多いですし、ツイッターのフォロワーも増えました! オーディションでも触れられることが多いので、やっぱりすごい番組だなと思います。――次も期待してますよ!がんばります! 緊張するとちゃんとしたことを言わなきゃと思ってしまうので、模範解答のような答えが浮かんでしまいます。高校生らしい意見が言えるように心がけたいです。ニュースなので取り上げる話題が決まるのがギリギリに分かるじゃないですか。東野(幸治)さんからどこを振られるかも決まっていないので、そこも緊張します。それから、カウンター内で、つまずかないように気をつけています(笑)。●松岡茉優の"本番5秒前"に仰天――『水族館ガール』の6話と7話では倉野初美役で出演されます。両親が離婚の危機で、心情的には母の味方。敏腕証券マンから水族館総務課長に転職した父(石丸幹二)に冷たく当たりますが、事前資料には「反抗期真っ盛りらしい私と似てるところや理解できるところが多く」とありました。親に言われたんですけど、私も反抗期らしいです(笑)。私と初美の反抗期はちょっと違っていて、うちの両親はとっても仲が良いんです。自分と似ているところと似ていないところを意識しつつ、似ていないところを情報を集めるという感じでした。――「~じゃね?」のように、ちょっと乱暴な口調がリアルでした。ちょっと不良っぽいんですが、親への愛はある。でも、不器用だからその気持ちを伝えられない。監督は、「どうにかしたいけど、どうにもできないもどかしさがある」という初美の複雑な思いを説明してくださいました。「髪を明るくしてほしい」と言われて少しだけスプレーで明るくしたんですけど、明るくするまでの経緯を考えて、その役への理解を深めました。それから衣装合わせの時に、わりと大人っぽい服を着るんだな感じました。きっと、大人への憧れみたいなものも持っている女の子なんです。こうやって外見を作っていくのも、とても大切なことなんだなと思いました。――反抗期の自覚はないんですか。ありません。でも、親と洗濯物のこととかで毎日ケンカしています(笑)。ワイシャツの袖を折ったままにしてると「洗わないよ!」と言われて、「少しの手間ぐらいいいじゃん!」みたいに言い返してしまいます。そういうくだらないことが毎日のケンカの原因です。――でも、それはコミュニケーションとも解釈できる。明るい反抗期?そうですね(笑)。親と買い物するのも楽しいですし。――今のはお母さんとのエピソードでしたが、お父さんは? 距離感があるとか。お父さんは尊敬しています。ちゃんとしているというか、かっこいいというか。お母さんは「こんなにやさしい人はなかなかいない」と言っていました。とても器が大きいんです。お母さんと私がケンカしている時も、間に入ってくれるのはお父さん。最近、映画を観に行ったんですけど、家から2駅ぐらいのところに映画館があるんですが、町を歩きながらその土地にまつわる話とかを話してくれました。お父さんオススメの曲を2人で聴きながら。――完璧な父親像……。ありがとうございます(笑)。――芸能界入りに、ご両親は賛成、反対、どちらだったのでしょうか。私がデビューしたのは中学1年生ごろ。「自分がやりたいことであればなんでもやっていい」という方針なので反対されることはありませんでした。私の意志を尊重してくれるというか、「ちゃんと全力で取り組むのであればいいよ」と。学生生活は今しかできないからどちらも経験してほしいと言われて、両立していくことに決めました。――いつごろから芸能界に憧れていたんですか。小学校1年のころからずっと女優さんになりたいと思っていました。親が『セーラームーン』のミュージカルが好きで、幼稚園のころに連れていってもらったことがきっかけです。舞台上で演じている方々を見て、「私もこうなる!」と心に決めて。ほかの仕事に興味を持つこともなく、ひたすらなりたいと思っていました。小学校4年生の時に、「2分の1成人式」がありました。20歳の半分の10歳。その時に『サウンドオブミュージック』の主人公・マリア先生をやらせてもらって、みんなで1つのものを作っていく楽しさだったり、演じることや人前に立って何かする楽しさにあらためて気づきました。それが、「絶対に女優になる」という決心につながったんだと思います――2分の1成人式がなかったら、どうなっていたと思いますか?絶対に女優さんになると思っていたので……根本は変わらなかったと思います。『サウンドオブミュージック』を機に、どうやったら女優さんになれるのかを考えました。そして今から3年前、渋谷109前で事務所の方から声を掛けていただき、「次世代オーディション」を受けることになりました。すごい運の巡り合わせですね。――レプロといえば、新垣結衣さんが所属する事務所。びっくりされたのでは?ホームページで見た時にびっくりしました!お母さんと一緒に「知ってる!知ってる!」と大盛り上がり。最初はレプロアスターに所属し、2014年にレプロエンタテインメントに昇格させてもらいました。2013年に『HUMMING BIRDS』という舞台をやらせていただきました。大阪で700人くらい入るホールの主演。何も分からない状況で放り出されて、すごくうれしかったんですけどすごくプレッシャーもありました。でも、今の私があるのは『HUMMING BIRDS』のおかげ。芸能界やお芝居の基礎となるものを、そこで教えていただきました。――昇格が決まったときの心境は?めちゃくちゃうれしかったです! 面談で直接言われました。本当にうれしくて……がんばったかいがあったと思いました。ただ……レプロに入ることが目的じゃなくて、そこからがスタート。気持ちが引き締まりました。――どんな課題?滑舌が悪いのと……。――これだけスラスラとしゃべっているのに(笑)。いえいえ! 興奮しちゃうと、ついつい早口になっちゃうんです。この間も演技レッスンで「プロ意識が足りない」と言われました。怒られたあとに『水族館ガール』を観てみたら、自分の中でダメな部分がすぐに分かりました。――全然分かりませんでした。もう一度観てみます。粗を探すんですね! やめてください(笑)!――共演の松岡茉優さんは憧れの存在だったみたいですね。ずっと憧れていたので、ドキドキしました。長セリフの前に少しだけ空き時間があって、いろいろ話してくださったのですが、そろそろ本番なのにすごくマシンガントークで(笑)。私は松岡さんのセリフを受けて反応する側だったので大丈夫だったのですが、松岡さんはすごく長いセリフ。私が心配するのも失礼なんですが「大丈夫かな」と思ってしまって。でも本番5秒前でパッと目を閉じられて、本番開始で目を開けてからの完璧なセリフ。私も動揺しちゃうぐらいの熱があって、こういう切り替えこそが「女優」として生きることなんだと感じました。私もそういう切り替えができるようになりたいです。しかも、そのマシンガントークのおかげで私もリラックスできて。相手も気遣って自分も最高の演技をするって本当にすごいことだと思います。――これから目指す女優像にも影響しそうですね。はい! 「死ぬまで女優を続けていきたい」とずっと思っています。死ぬまで女優でいるということは観てくれる方がいないといけないので、観てもらえるような親しまれる女優さんになりたいです。それからバラエティ番組でもがんばって、女優とは別の顔として二面性、三面性も磨いていければいいなと思います。■プロフィール北村優衣(きたむら・ゆい)1999年9月10日生まれ。神奈川県出身。身長162センチ。2013年「レプロ次世代スターオーディション」に合格。2015年には自身のラジオ初レギュラー『北村優衣SO RE NA!!』(レインボータウンFM)が始まり、日本テレビ系『黒崎くんの言いなりになんてならない』に出演。その後、山田孝之が初監督を務めた「TEE/恋のはじまり」PV出演。フジテレビ系『ワイドナショー』、TBS系『日立 世界ふしぎ発見!』などバラエティのほか、8月より全国放送中の「コカコーラCM Gold Handover」編に出演するなど、多方面で活躍している。
2016年08月25日