NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」が、東京藝術大学大学美術館にて2018年5月26日(土)から7月16日(月・祝)まで開催される。その後、7月28日(土)から9月17日(月・祝)まで大阪に、9月27日(木)から11月18日(日)まで鹿児島に巡回。特別展「西郷どん」では、2018年のNHK大河ドラマの主人公である西郷隆盛ゆかりの美術品や歴史資料を展示。大河ドラマと連動しながら、西郷隆盛の人物像や、明治維新に至るまでの激動の時代を紐解いていく。薩摩藩ゆかりの品々や篤姫の着物など最もよく風貌をとらえた西郷の肖像とされている「石川静正筆西郷隆盛肖像」は、西郷の実像に迫る必見の1品。また、薩摩藩独特の剣法を伝える「示現流秘伝書」や薩摩武士の教養ともされた「薩摩琵琶(銘 木枯)」等、ルーツとなる薩摩藩の風土を紹介する。名君・島津斉彬に取り立てられ、志士として奔走する中で、西郷は島津家から徳川将軍家に嫁ぐ篤姫の婚礼担当も務めた。気品を放つ篤姫の着物「天璋院所用 小袿(萌黄葵唐草筥牡丹紋二陪織物)」は天璋院篤姫の美意識を反映したすっきりとしたデザインが印象的。その他、篤姫婚礼の際に斉彬が持参させたものとされているガラス切子「天璋院所用 薩摩切子 藍色栓付酒瓶」も登場する。討幕から明治維新的確な判断力と指導力で幕末を牽引した西郷。幕末政治史上の最重要文書である「討幕の密勅」をはじめ、新出の薩長同盟関連資料「御花畑絵図」や江戸城の無血開城を決めた、西郷隆盛と勝海舟の会見の様子を緊張感いっぱいに描いた「江戸開城談判 下図」といった貴重な資料とともに、新たな時代を切り拓いていく西郷の姿を浮き彫りにする。また、西郷が薩摩藩最後の藩主・島津忠義から拝領したとされる太刀や、実際に来ていた軍服、自筆の「敬天愛人」の書など、西郷の人物像を映し出す品々を展示。犬好きの西郷が地元鹿児島の住民から犬を借り受ける代わりに渡したという逸話が残る刀装具「西郷隆盛所用 刀装具(縁頭、目貫)」等も見ることができる。「上野の西郷さん」制作過程も象徴的な「上野の西郷さん」銅像の制作過程を示す古写真を初公開。西郷と犬の顔面がのっぺらぼうになっており、写真が残っていなかった西郷をどう表現するか苦悩した痕跡が見える。開催概要NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」東京展会期:2018年5月26日(土)~7月16日(月・祝)会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4住所:東京都台東区上野公園12-8開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)休館日:毎週月曜日 ※7月16日(月・祝)は開館観覧料:一般 (当日)1,500円 (前売)1,300円 (団体)1,200円 高校生・大学生 (当日)1,000円 (前売)800円 (団体)700円※前売り券は5月25日(金)まで販売。会期中は当日券のみを販売。※中学生以下無料※障がい者手帳を所持者とその介助者1名は無料※団体は20名以上(団体観覧者20名につき1名の引率は無料)チケット販売:東京藝術大学大学美術館(開館日に限る)、チケットぴあ ほか主要プレイガイド(手数料がかかる場合あり)巡回:〈大阪展〉会期:2018年7月28日(土)~9月17日(月・祝)場所:大阪歴史博物館住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32〈鹿児島展〉会期:2018年9月27日(木)~11月18日(日)場所:鹿児島県歴史資料センター黎明館住所:鹿児島県鹿児島市城山町7-2※会期中に展示作品の入れ替えあり。※会場によって展示作品の変動あり。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) ※東京展のみ
2018年04月12日日本最大級の江戸切子のイベント「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018~第30回 江戸切子新作展~」が、2018年4月6日(金)から4月8日(日)まで、東急プラザ銀座にて開催される。江戸切子は、硝子の表面に彫刻を施し、様々な模様を表現する日本の伝統硝子細工。硝子細工ならではの透明感と鮮やかな色彩が織り成す独特の美しさが魅力だ。「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018~第30回 江戸切子新作展~」では、希少な一点物や高級な作品を含む、200点以上の伝統工芸江戸切子が集結する。銀座での開催は初となる。「桜」をテーマにした会場内には、注目の新作切子を展示する新作展や、工房や若手職人が出品した様々な切子の特別販売、伝統工芸士による作品解説、江戸切子体験ワークショップなど、様々な側面から楽しめるコンテンツが目白押しとなっている。【詳細】Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018 ~第30回 江戸切子新作展~開催期間:2018年4月6日(金)~4月8日(日) 11:00~21:00 ※最終日は18:00まで会場:東急プラザ銀座 6F キリコラウンジ住所:東京都中央区銀座5-2-1※江戸切子体験ワークショップ(有料)は、ECサイト「藤巻百貨店」で事前予約を受付予定。【問い合わせ先】藤巻百貨店 銀座店TEL:03-6264-5612
2018年02月24日1月7日から始まった、鈴木亮平(34)主演の大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合)。鹿児島を舞台に繰り広げられる本作だが、鈴木も馴染みのない「薩摩ことば」には四苦八苦のようだ。 「めちゃくちゃ難しいです。4カ月くらい撮影しているのですが、いまだにセリフの方言を覚える時間が短くならなくて……」 8日のスポーツ誌インタビューでこう明かしている鈴木。とはいえストイックで知られる彼らしく、「気持ちを込めて演じるときにアクセントがぶれてしまうので、覚えても自然と出てくる、寝てても口から出てくるぐらいのレベルまでやっておかないと」と気合い十分に意気込みを語っていた。 しかし「薩摩ことば」のクセの強さを忠実に再現しすぎるあまり、放送開始直後から《何言ってるかわからない》とネットで話題に。「字幕放送」も鹿児島弁が表記されていたことから、Twitterでは戸惑いの声があがっている。 《ドラマは面白い!でも鹿児島弁の言葉が分からない》《外国の言葉みたい。日本だよね笑?》《頼みの綱に字幕を見ても、こちらも鹿児島弁とな…》 ただいっぽうで、鹿児島県民からは《方言指導のお二方の「鹿児島弁を残しつつ全国の人に分かりやすく」という苦労を聞いてきたのでツイッターの「鹿児島弁がわからん」はあれでもダメか…という衝撃がすごいです》《本当のとはちょっと違うけど全国の人に分かるように相当、苦労したんだろうなぁ》と労いの声も。 言葉の壁を超えて、広く愛されるドラマになってほしい!
2018年01月08日肩ひじ張らない庶民的な雰囲気がうれしい店内東京・新宿区のとあるビルの地下にお店を構える、「鳥料理 鳥勝(とりしょう)」。地鶏料理の専門店です。白地に黒い文字で「鳥勝」と書かれたシンプルな看板を目印に階段を降りると、のれんが掛かった小さな入口がお出迎え。店内は、親しみやすい和の空間が広がっています。靴を脱いでゆっくりくつろげる座敷席は周りを気にせず過ごせるので、子ども連れや家族での利用に最適です。数が少ない貴重な薩摩地鶏が都内で食べられる!鹿児島県にある店主の実家が、店主のために作った養鶏場。ここで愛情いっぱいに育った薩摩地鶏を調理して提供しています。薩摩地鶏の養鶏場は数が少ないため、あまり流通しない希少な食材。さらには飼育に150日ほどかかるため、量産できません。流通が困難で数も少ない薩摩地鶏は、予約のお客さんに提供する分しか鶏が入らないことも多々あるようです。驚きの柔らかさ! こんな地鶏は食べたことがない地鶏の定番料理と言えば、素材本来の味が楽しめる「地鶏焼き」でしょう。こちらでは、12の部位がいただけます。地鶏一羽から少量しか取れない希少部位。そんな貴重な地鶏の肉を、部位ごとに火の入れ方をそれぞれ変えて提供してくれます。「モモ肉」は、皮と肉の間に凝縮した旨みをじっくり堪能できる一品。硬いイメージがある地鶏ですが、鳥勝の地鶏は驚くほど柔らかい食感です。しっとり食感のむね肉は、薬味との相性も楽しんで「むね肉」は、あっさりとした味わいが特徴。鶏むね肉はパサパサした食感と思われがちですが、こちらのむね肉を食べればその概念が打ち砕かれます。とろけるようなしっとりとした口当たりで、鶏の臭みも全く感じません。また噛むほどに旨みが広がり、味わい深さが増していきます。まずは何もつけずに鶏本来の味を楽しんで、その後お好みの薬味と一緒に召し上がってください。薩摩地鶏の魅力を余すことなく引き出した料理の数々お店を訪れるお客さんの男女比は6:4で、男性がやや多い印象。20~50代の客層をメインに、めずらしい薩摩地鶏の味を求めてやってきます。コース料理もあるので、ちょっとしたおもてなしや親しい人との記念日にも最適。和やかなムードで、絶品の薩摩地鶏料理に舌鼓を打つことがでしょう。「鳥料理 鳥勝」へは、都営地下鉄新宿線「曙橋駅」A4出口から歩いて1分。東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」からは、徒歩7分で到着します。お店自慢の薩摩地鶏を、こだわりとおもてなしの心で提供。ぜひ予約をして足を運んでみてください。スポット情報スポット名:鳥料理 鳥勝住所:東京都新宿区荒木町16-16 ベルウッドビル B1F電話番号:03-6273-2279
2017年12月28日NHKの大河ドラマ恒例のバトンタッチセレモニーが11月30日(木)に開催された。今年の「おんな城主 直虎」主演の柴咲コウ、ならびに、来年の「西郷どん」で西郷吉之助(隆盛)を演じる鈴木亮平が出席した。本セレモニーは、毎年、それぞれのドラマゆかりの地にちなんだ品を互いに贈り合う式。柴咲さんから鈴木さんに贈られたのは「直虎」の舞台となった静岡県にて、浜松の太陽を浴び、雨風をくぐり抜けた甘く栄養たっぷりのみかん。一方、鈴木さんは、演じる西郷にとって生涯の師となる島津斉彬が、殖産事業のひとつとして完成させた鹿児島県・薩摩の工芸品である薩摩切子を贈呈した。みかんをもらった鈴木さんは、うれしそうに抱えながら「つやつやで、丸くて、立派なみかん!冬になりますので、こたつにみかんが日本。日曜日は(撮影が)休みなので、大河の放送を見ながらみかんを!」と「直虎」を鑑賞しつつ頬張りたいと話した。また、もともと薩摩切子が「すごく好き」という柴咲さんは「キレイ~」と箱を開けてため息をつき、「自分でも購入して持っているんです。モダンな形で、すごくキレイです。ありがとうございます!」と、うれしいご褒美にはしゃいでいた。大河ドラマの先輩となる柴咲さんに、鈴木さんが「1年間撮影していく中で“これだけは気をつけて”ということはありますか?」と尋ねた。柴咲さんは「どうやって集中力を保てるかなって思い、気持ちが逸れる予防策として引越しをしました」と意外な策を披露。料理が趣味の柴咲さんは、撮影中も料理をしたかったそうだが、その時間を台詞覚えにあてるべきだと覚悟をして、「狭い部屋に引っ越して、本当に台詞を覚えて寝るだけの部屋にしていました。あ、参考にならないですよね(笑)?」と言うと、鈴木さんは「狭い空間にいるようにします(笑)!」と宣言していた。1年という長い撮影期間は、柴咲さんにとってやはり特別だったようで「スパンが長くなる分、スタッフの交流時間も長くなるので、すごく仲が深まったと思う。一緒に続けられたのが本当に励みになって支えてもらって、自分を強くさせてくれました」とチームのよさを実感したと語った。鈴木さんもうなずき、「芝居はチームワークだなと思っています。いかに愛して、チーム一丸となってひとつの作品を作っていくかを、自分に問いかけながらやっていきたいです。クランクアップのときに皆が家族のようになればいいな」と抱負を述べると、柴咲さんもうれしそうにニコニコと見守っていた。2018(平成30)年大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月7日(日)より放送開始。(cinamacafe.net)
2017年11月30日匠が育てる貴重な薩摩牛の、奇跡の部位その肉質と脂のきめ細やかさで高い評価を得ているものの、生産量の少なさから希少価値の高い薩摩牛。その薩摩牛を焼肉でおいしくいただけるのが、「薩摩 牛の蔵 梅新店」です。店名にも薩摩の文字が入っていることから分かる通り、その薩摩牛へのこだわりは並大抵のものではありません。薩摩牛の中でも希少なA5ランク肉のうち、BMS(脂肪交雑基準)10以上の肉を提供するというこのお店。基準を満たすものはわずか4%という、幻の肉を堪能できます。高級感あふれる店内はワインセラーがお出迎え提供される薩摩牛の質にふさわしく、お店の雰囲気は高級感あふれるもの。エントランスから眺める壁は一面のワインセラーとなっていて、ワイン好きの心をくすぐります。全体的に大人のための焼肉店として、シックで落ち着いた空間。テーブル席やお座敷のほか、個室も用意されているので、大切な人とのディナーや接待などにも利用できる、ワンランク上のお店です。自慢の薩摩牛を余すところなく堪能できる「牛の蔵盛」牛の蔵定番の極上焼肉を余すところなく堪能したいのであれば「牛の蔵盛」がおすすめです。4%の奇跡と言われる薩摩牛を、カルビ、ロース、ハラミなど定番の部位をとりまぜていただくことができます。特に赤身の旨味と舌の上でとろける脂は、他の牛肉では味わえない薩摩牛ならではのもの。お好みの焼き加減で、お好みのワインと組み合わせて、じっくりと楽しめる最上級のお肉です。蔵元が一貫体制で造り上げた芸術的な薩摩牛牛の蔵で提供される薩摩牛は、ただ質が高いだけではありません。日本酒になぞらえて「蔵元」と呼ばれる飼育家が、仔牛から出荷されるまでの1年半を一貫体制で飼育した、こだわりの肉です。飼育方法だけでなく、飼料から繁殖、肥育、そして食肉加工にいたるまでをグループ会社で管理することで、安定舌品質の牛肉を、安全に提供することができています。そのこだわりは牛の蔵で提供されるすべての肉に生かされています。大人のための焼肉店で、贅沢な時間を過ごそう店舗づくりから提供される肉まで、こだわりにこだわり抜いて作られている、薩摩 牛の蔵 梅新店。細部に至るまで上質な空間は、落ち着いた大人が贅沢な時間を過ごすための工夫がこらされています。いつもとは違ったお肉を、いつもとは違った雰囲気の中で美味しくいただきたいという方にぴったりのこのお店。特別なお肉と特別なワインで、特別な時間を彩るにはうってつけです。「薩摩 牛の蔵 梅新店」は、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅1番出口とJR東西線北新地駅東口から、それぞれ徒歩5分。梅新南交差点のすぐ横にあります。席数は104席と大きいですが、個室をご利用の際には早めの予約をおすすめします。スポット情報スポット名:薩摩 牛の蔵 梅新店住所:大阪府大阪市北区西天満2-10-2幸田ビル2F電話番号:06-6312-8888
2017年09月22日スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店が、登録有形文化財の「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」を活用し、桜島、錦江湾の雄大な景色が目の前に広がる国の名勝に指定された仙巌園に隣接オープンする。開店日は2017年3月29日(水)。スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店は、「歴史と現代の融合した特別な空間に招待する場所(Salon de Siren)」をコンセプトに、歴史ある建物をモダンにリノベーションした店舗。気になる内装は、薩摩切子とスターバックスのロゴに描いている人魚の鱗の表情からインスパイアされたデザインを全ての部屋に施し、薩摩の歴史にスターバックスの新たな息吹を吹き込む佇まいに。2階建ての洋風木造建築の店舗内は、1階にバーカウンターと3部屋の客席を備え、2階に1部屋の合計4部屋で構成。店内は65席、テラスには14席を配置し、ゆったりとした時間を過ごすことができる。なお、「旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所」は、1904年に鹿児島県北西部のいちき串木野市の芹ヶ野金山に、島津家の金鉱山事務所として建造し、1986年に現在の地に移設されている。【店舗情報】スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店開店日:2017年3月29日(水)住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9688-1営業時間:8:00~21:00店舗面積:241.05㎡席数:79席(店内65席 テラス14席)
2017年01月28日薩摩地鶏の刺身盛り1,680円鹿児島直送! 旨みが濃くジューシーな「黒さつま鶏」は、鹿児島で誕生して間もない新しいブランド鶏です。身が引き締まっていながらも脂身がしっかりあるため、刺身で素材の味を味わうのがオススメ。ささみ・モモ・ムネ肉3種類をミョウガやネギ、ショウガなどたくさんの薬味といっしょに食べ比べできるのがうれしい盛り合わせです。甘くてとろみのある薩摩醤油との相性がバツグン!自家製さつま揚げ960円季節に合わせた旬野菜を取り入れる、ごちそうのようなさつま揚げです。こちらはレンコンと焼きネギ七味をブレンド。レンコンのコリコリ感や、焼きネギの豊かな風味が食欲をそそります。鹿児島の老舗さつま揚げ店「納屋徳永屋」のすり身を使用し、鹿児島の地酒で練り上げているそう。プリプリと弾力ある食感がクセになります。紫芋と黄金芋のチップ650円甘みたっぷりの紫芋と黄金芋を薄くスライスして揚げ、塩気をしっかりプラスしたカラフルチップ。ボリューミーなので、複数人でシェアできます。一通り食べ終わった後に、こちらのチップをつまみながらお酒を楽しむ人が多いとのこと。手が止まらなくなる中毒性のあるチップなので、お酒もどんどん進みそうです!取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:さつまおごじょ住所:東京都渋谷区西原3-7-5 渡部ビル1F電話番号:03-5452-1242
2017年01月11日「江戸切子 若手職人10人展 ~硝子と切子~」が、伊藤忠青山アートスクエアにて2016年10月5日(水)から11月6日(日)までの期間開催される。「江戸切子若手職人展」は、2013年より毎年開催されてきた展覧会。今回は“硝子と切子”をテーマに、切子のカットに反射する光が空間に放つ輝きと共に、その多面的な魅力を様々な視点から紹介する。作家として参加するのは10名の若手職人。培われた伝統を背負いながらも、現代の空気を刻む彼らの作品からは、江戸切子の新しい魅力を感じられるはず。【詳細】「江戸切子 若手職人10人展 ~硝子と切子~」期間:2016年10月5日(水)~11月6日(日) ※会期中無休時間:11:00~19:00場所:伊藤忠青山アートスクエア住所:東京都港区北青山2丁目3-1 シーアイプラザB1F入場料:無料
2016年10月08日「清水三年坂美術館コレクション 細密美!明治のやきもの ~幻の京薩摩~」が16年1月2日から1月31日まで、京都・美術館「えき」KYOTOで開催される。京薩摩とは、かつてわずか数十年の間だけ京都で作られていた焼き物のこと。鹿児島で作られ海外で人気を博した本薩摩の流れを汲むもので、明治政府の輸出製品の花形だった。同展では、国内屈指の薩摩焼所蔵館である清水三年坂美術館所蔵の協力のもと、薩摩焼コレクションを一堂に展覧し、京薩摩の歴史や製造や絵付けの工程をパネルや実物を通して紹介する。なお、輸出用製品として作られた京薩摩は、同展の作品を含めほとんどが海外から買い戻されたものであり、一堂に揃う貴重な機会となっている。展示されるのは「花蝶図輸花皿」、「花鳥図花瓶」、「菊唐草図ティーセット」、「組輪文茶碗」、「鶴花人物図花瓶 一対」ほか。なお、16年1月9日には清水三年坂美術館館長の村田理如、16年1月16日には清水三年坂美術館特別研究員の松原史を招いたギャラリートークが開催される。時間は各日午前11時からと午後2時からで、各回約30分となっている。【イベント情報】「清水三年坂美術館コレクション 細密美!明治のやきもの ~幻の京薩摩~」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接会期:16年1月2日~1月31日休館日:会期中無休時間:10:00~20:00(ただし、2日、3日、13日は10:00~20:30)料金:一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円(優待料金は200円引き)
2016年01月01日薩摩金山蔵は3日、都内にて「薩摩焼酎金山蔵」の新商品発表会を行った。「薩摩焼酎金山蔵」は、350余年にわたり掘り続けられた総延長120kmの坑洞内での貯蔵と黄金麹を使用してつくられたことが特長の「唯一無二」をうたう本格焼酎だ。坑洞内は、夏19度・冬16度と年間を通して気温が一定で、紫外線による焼酎の変質を防ぐことができる湿潤な環境。焼酎香味成分の蒸発が少なく抑えられることで豊かな香りが残りやすく、結果としてまろやかで芳醇な焼酎を育むことができるという。また「薩摩焼酎金山蔵」には、同社が選んだ「黄金麹」が採用されている。「黄金麹」は、泡盛麹が黒色から白色に自然変異する過程でうまれた麹。この黄金麹で仕込むことで芋の甘みが口の中に広がる味わいと華やかさを生み出している。「金山蔵が世の中に出るまで10年。当初、黄金麹を使った焼酎を飲んだ時は「じゃじゃ馬のようだ」と思いました。扱いにくいなと。ですが手をかけ貯蔵し3年がたった時、これは薩摩焼酎を語るにふさわしい1本だと確信しました。この風合いは白・黒麹では出せない黄金麹ならではのものです」(薩摩金山蔵株式会社 代表取締役社長 濵田雄一郎氏)発表会当日は、東京南青山のイタリア料理店「リストランテ濱﨑」のオーナーシェフ・濱崎龍一氏と、日本人で初めてミシュランの星を獲得したホテルメトロポリタンエドモント統括名誉総料理長・中村勝宏氏を交えたトークセッションも開催された。「焼酎には独特の強い香りや癖があるので、実際に飲むまではフレンチを合わせるのは難しい、と思っていたんです。ですが飲んでみて考えが大きく変わりました。これまでの焼酎からは感じたことのない甘い香りが湧き立つ感じ。ソフトで甘く、カリンにも似た上品な味わいです。これなら、フランス料理にも合わせられると確信しました」(中村氏)今回、中村氏により金山蔵のために用意されたメニューがこちら(手前より)。「ロマネスコのカタローニャソース添え」「フォアグラとホロホロ鳥のパテ 赤ポルト酒風味」「砂肝のコンフィ入りキッシュのコロッケ」「バスク産チョリソーのフルーツとナッツ入りチーズロール」試飲会場では薩摩名物「さつま揚げ」も提供された。「これまでの焼酎のイメージを良い意味で大きく覆す1本だと思いました。お洒落に着飾った場所でもスマートに楽しめる印象ですね。イタリアンならリコッタやモッツアレラなど軽めのチーズにも合いそうですし、その土地の食べ物にあわせた飲み方を選んでもらってもいいと思います。お酒が弱い人もぜひストレートでゆっくり時間をかけて飲んでみてほしい」(濱崎氏)濵田社長は「中村氏による素晴らしいフレンチとのマリアージュに感動しました。日本独自の蒸留酒として築き上げられてきた焼酎文化が、ジャパニーズスピリットとして世界中に根付くよう、素晴らしい焼酎を作り続けていきたい。我々の焼酎から薩摩の志士たちの志を感じ取ってもらえたらと思います」と挨拶した。「薩摩焼酎金山蔵」は、720ml/25度/3月3日発売/小売価格3,000円。年間出荷数はわずか5000本。貯蔵する場所が限られているゆえの限定出荷だが、ぜひ味わってみてはどうだろう。
2015年03月04日回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションは23日より、「薩摩産 赤鶏ゆずうどん」を全国の店舗で販売開始した。○鹿児島育ちの赤鶏と国産のゆずで味わいがさらにアップ同商品は、同社のこだわりである「7種の魚介だし」本来の風味を楽しんでもらいたいという思いから開発されたうどん。昆布、かつお、さば、うるめいわし、片口いわし、ほたて、ぐちの「7種の魚介だし」の風味を損なわず、引き立てる食材にこだわり、20種類の候補の中から薩摩産赤鶏を使用した。味に定評のある品種の赤鶏をハーブ、麦を配合した植物性タンパク質の豊富な飼料で飼育。鶏臭さがなく、風味も良いため、だしそのものの味わいを邪魔せず、だしの風味を引き立てるという。さらに国産のゆずをトッピングすることで、素材同士の風味がより一層引き立てられ、さっぱりとした味わいを楽しめるとのこと。価格は、360円(税別)。なお、一部店舗では価格が異なる。
2015年01月25日鹿児島県薩摩川内市と富士通は9月26日、今年7月22日に締結した「次世代エネルギーを活用した市民サービス検討に関する基本協定」に基づき、家庭内で計測した電力使用量などの情報を活用した見守り支援サービスの事業化に向けた実証を開始した。同実証の目的は、同市全域で行ってきた声掛けや定期訪問などの高齢者見守り活動に、ICTを活用にすることによる効率化および質の向上を図ること。同市は、現在実施中のスマートグリッド実証試験(九州電力と共同で実施中)に参加中の一部の市民モニタに対して、本実証への協力を依頼するとともに、新たに高齢者モニタ約100世帯を市民から募る。具体的には、参加者宅に電力使用量の計測器、温度・湿度・照度・気圧などが測定できる複合センサーを設置し、データを収集する。収集したデータを富士通のクラウドセンターで蓄積・分析することにより、見守り対象者の生活リズムや住環境の状態を導き出し、行動推定を実施する。この行動推定情報をもとに、見守る側である薩摩川内市内の関連部門が、見守り対象者宅訪問の要否を判断する。2014年度はシステム環境の構築、モニタ宅の選定および機器設置などを行い、2015年度にフィールド実証を行う。
2014年09月26日ムービックは11月下旬、「となりのトトロ」江戸絵切子2種、「ドンドコ」「月夜」を発売する。価格は各1万2,600円。2011年7月から2012年8月にかけ第3弾まで展開されている「となりのトトロ」信楽焼シリーズ、そして2011年末に注目された「千と千尋の神隠し」花札。これら人気シリーズとなったスタジオジブリキャラクターと伝統工芸の融合の第3弾として、「となりのトトロ」江戸絵切子、「ドンドコ」「月夜」がこのほど発売となる。本商品では、サンドブラストで表現された「となりのトトロ」のキャラクターと、「江戸絵切子」の伝統的な技術で刻み込まれた情景が一体となって「となりのトトロ」の作品世界を表現した。構想から最終サンプルが出来上がるまで約5カ月を費やし、商品化にたどりついたこだわりのアイテム。もちろん手作りなので一つ一つ模様や色合いが少しずつ異なる。「ドンドコ」は、メイやサツキのまいた種をトトロたちが大きく育てる、「夢だけど、夢じゃなかった」ワンシーンをイメージし、美しい薄緑色の江戸硝子に大きく育っていく草木とトトロが彫り込まれている。「月夜」は、メイやサツキの家の裏にある大きな楠の上でオカリナを吹くトトロたちをモチーフにし、「江戸切子」でもっとも多く用いられる、濃い青が印象的な瑠璃色のガラスを使用。グラスの裏側、月の部分から反対側をのぞくとトトロたちが見える面白いデザインになっている。2点とも底面には「江戸切子」の伝統的な文様の一つである「菊文様」が彫り込まれ、光を美しく反射する。冷茶やお酒を飲むにはもちろん、水を張って花やもみじを浮かべインテリア小物としても使用できる。「となりのトトロ 江戸絵切子」と書かれた桐箱に入っており、大切な人へのプレゼントにもお勧めの一品となっているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日