集英社「グランドジャンプ」にて2017年〜2020年まで連載されていた筒井哲也による大ヒットコミック『ノイズ』が、藤原竜也と松山ケンイチのW主演で映画化されることが決定した。本作は『予告犯』や『マンホール』、フランスのACBD賞や文化庁メディア芸術祭マンガ部門最優秀賞を受賞した『有害都市』などを生み出した鬼才・筒井哲也による全3巻の同名コミックを原作とした新感覚サスペンスだ。舞台は、絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”。時代に取り残され、過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太(いずみけいた)が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価されたことで、地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変。男の名前は、小御坂睦雄(こみさかむつお)。圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純(たなべじゅん)、新米警察官の守屋真一郎(もりやしんいちろう)の三人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方に、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。閉鎖された島のため、誰にもバレないと思った3人は島の未来、そして家族の未来を守るために殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂は元受刑者のサイコキラーでその足取りを追って、県警が大挙に押し寄せて静かな島は騒然となる。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして何故か増えて行く第2、第3の死体。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が染みのように広がっていく、スリリングな展開が待ち受けている。猪狩島・復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった圭太役には藤原竜也。そして、圭太の殺人を隠蔽すべく死体隠しに協力する幼馴染の純役には松山ケンイチ。ともに幾多の超個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で日本映画界を代表する二人。そして、シリーズ累計興行収入100億円という、世界各国で今尚語り継がれる映画史に名を残す映画『デスノート』シリーズで共演した伝説の“ライバル”が、今作でサイコキラーの死体を隠す“共犯”という難役に挑む。そんな本作のメガホンを取るのは廣木隆一監督。『ヴァイヴレータ』で国際的な評価を得て、今年はNETFLIX『彼女』でも話題の日本映画界を代表する名監督が、2020年10月~11月にかけて、愛知県の全面協力を得て知多半島にて撮影し、最強キャストとともに全く新しいサスペンス映画を作り上げた。公開は2022年、今後の続報にも注目してほしい。<キャストコメント>■藤原竜也:泉圭太(いずみ けいた)役松ケンと作品で共演するのは本当に久しぶり。芝居に関しても、仕事への姿勢を見ていても、とても頼りがいのある役者になっていて、撮影中は僕自身が救われました。劇中では幼なじみの設定ですが、実際にも長年の付き合いがあるからこそ出せる独特な空気感を良い形に観せられたら良いですね。廣木監督や廣木組のスタッフは一流の“職人”の様な方々で、もっと早く出会いたかったと感じられるほど、とても良い刺激を頂きました。コロナ禍の大変な時期ではありましたが、廣木組と出会い共に過ごした約1ヶ月間は、僕の財産になったと感じています。「ノイズ」は、物語の序盤で起こる想定外の出来事を〈隠し通せるか〉という自分にとっても挑戦的な、新しいサスペンスです。揺れ動く人間の複雑な感情、未だ観たことのない独特な世界観を体感できる映画になっていると思いますので、ぜひご期待ください。■松山ケンイチ:田辺純(たなべ じゅん)役竜也さんとの共演は久しぶりですが、改めて演技の暴力に打ちのめされました。これがあるので竜也さんとの共演は楽しくて仕方がありません。知多半島ロケで沢山の方々に出会い、お世話になりました。作品は人との出会いで後戻りできなくなった人達の話です。どうぞお楽しみに。<スタッフコメント>■監督:廣木隆一監督をするのが初と言ってもいいサスペンスな作品を新鮮な原作と強力なキャスト、スタッフで実現できて嬉しいです。日本特有の美しい風景も楽しめて、広く海外の方にも見て欲しい作品になったと思っています。また、今回初めて組ませてもらった藤原竜也さんと松山ケンイチさんの演技はヒリヒリするものが感じられて映画に深みをもたらしてくれたと思います。■原作:筒井哲也(つつい てつや)この度は「ノイズ」の映像化を企画していただき、ありがとうございました。原作者としても藤原竜也さんに、松山ケンイチさんと、いずれも素晴らしい豪華キャストの皆様が原作のキャラクター達をどのように演じていただけるのか、本当に楽しみで今から公開を待ち侘びております。また原作よりも一層尖ったサスペンスフルな展開になるとのことですので、すでに原作をお読みの皆様も一味違った劇場版「ノイズ」の世界を、是非お楽しみにしていただきたいと思います。■企画・プロデューサー:北島 直明(きたじま なおあき)『ノイズ』というタイトルに惹かれ、この漫画を読んだ時に、“たった一人の人間の悪意(ノイズ)”がジワジワと拡がっていき、平和に暮らす人々の心の奥底に潜む悪意が呼び起こされ、歯車が狂っていくサスペンスフルな展開にゾクゾクしたことを未だに憶えています。この傑作を緊張感溢れる映画として成立させる為には、最高のスタッフ・キャストが必要だと思い、“人間の生々しい感情”を手練手管の演出で魅せる廣木隆一監督にオファーさせて頂きました。そして、『藁の楯』『22年目の告白-私が殺人犯です-』でご一緒した藤原竜也さんには、絶対的な信頼があり、本作の主演を引き受けて頂きました。更に、もう一人の主演として、ずっとご一緒したかった、圧倒的な芝居力を持つ松山ケンイチさんにオファーをさせて頂きました。奇しくも、『デスノート』で対峙していた2人が、今度は殺人の共犯者となり死体を隠す、という事になりましたが、『デスノート』から15年経ち、着実にキャリアを積まれた、藤原さん、松山さんの共演は、とんでもないエネルギーを生み出し、緊張感、緊迫感溢れるサスペンス映画を完成させる事が出来ました。この2人の悪魔的芝居、絶対に見る価値アリです!映画『ノイズ』2022年公開
2021年06月02日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)の本予告映像&本ビジュアルが25日、公開された。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。本予告映像では「一家失踪事件」「謎の偽札」「裏社会の男」と、ストーリーのカギを握る3つの謎が明らかに。さらに登場人物たちが 「鳩が囲いを出た」「はと?」「鳩?」 と鳩を連呼し、鳩の正体が気になる予告編となっている。あわせて本作の主題歌と劇伴を、KIRINJI・堀込高樹が手掛けていることも明らかになった。解禁となった主題歌「爆ぜる心臓」 は堀込の作り出した楽曲の世界感に、豊かな表現力とアーティスティックなセンスで異彩を放つ実力派ラッパー・Awich が加わり、ラップパートを華麗に歌い上げることで、クールなテイストに仕上がっている。○KIRINJI・堀込高樹 コメントジャジーなバラード、フェイクのタンゴ、トゥワンギーなギターとエレクトロニクスによるアンビエント風の曲など、自分の中の開けてなかった引き出しに手を突っ込んでガシガシと曲を掻き集めました。主題歌はラッパーでシンガーのAwichに協力していただきました。彼女のリリックとその声の存在感によって、この最高にトリッキーな映画に相応しい主題歌が出来上がったと自負しております。お楽しみください!○Awich コメント「本物」とは何か。社会? お金? 愛情? 私たちの生活の中で、「偽物」と判断されるものに対して、そもそも「本物」とは何なのか。全ては人間達が作り上げて、共有している共同主観。絆も、富も、何かと「偽物」だと判断しては指を刺すのが大好きな私たちは、どれほど「本物」のことをわかっているのでしょうか。そんなことをテーマに、曲作りをしました。
2021年05月26日8月27日(金)に公開される藤原竜也主演『鳩の撃退法』より、本予告映像&本ビジュアルが公開となった。さらに主題歌はKIRINJI「爆ぜる心臓 feat. Awich」に決定している。原作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高いエンタテインメント小説。物語の主人公は、かつて直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。彼はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。主演は唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の名役を演じてきた藤原が挑んだのは藤原史上、最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一だ。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを演じるのが土屋太鳳である。さらに風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華キャストが集結。監督はTVドラマ『赤めだか』でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。本予告映像ではストーリーのカギを握る3つの謎が明らかに。「一家失踪事件」「謎の偽札」「裏社会の男」それぞれの物語はどのように繋がるのか。本編への期待感を煽る内容だ。そして一番、気になるのが『鳩の撃退法』というタイトル。 予告編の中でも登場人物たちが「鳩が囲いを出た」、「はと?」「鳩?」と鳩を連呼。鳩の正体とは一体?同時に発表された本ビジュアルは藤原演じる津田伸一が大胆不敵に笑みを浮かべ、「この男が書いた<小説>を見破れるか。」 というコピーにふさわしい挑戦的なデザインだ。津田の眼前には、彼が描く物語の登場人物たちが、まるでチェスの駒のように配置され、現実と虚構の境界線に踏み込んだ、目を引かれるビジュアルに仕上がっている。合わせて本作の主題歌と劇伴を、ジャンルにとらわれない曲作り、アップデートし続けるサウンドプロダクション、ユニークな視点から繰り出される詞世界で音楽ファンのみならず多くのミュージシャンや著名人からも支持を得続けているKIRINJI・堀込高樹が手掛けていることも明らかに。公開となった主題歌「爆ぜる心臓」は堀込の作り出した楽曲の世界感に、豊かな表現力とアーティスティックなセンスで異彩を放つ実力派ラッパー・Awichが加わり、クールなテイストに仕上がっている。『鳩の撃退法』8月27日(金)公開■リリース情報KIRINJI『爆ぜる心臓 feat. Awich』7月28日(水)発売
2021年05月26日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)の第2弾キャストが16日、明らかになった。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。この度、第2弾キャストが明らかに。解禁の2日前に映画公式SNSでは 結末を見守るバーテンダーや 鳩と接触した床屋 など気になる登場人物の肩書だけが記されたカードが公開され、誰がどの役を演じるのか話題となっていた。今回解禁となったキャストは計11名で、結末を見守るバーテンダー・加奈子を坂井真紀、巻き込まれた慈善家・堀之内を濱田岳、鳩と接触した床屋・まえだをリリー・フランキーが演じる。ほか、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、ミッキー・カーチスと豪華実力派キャストが集結した。
2021年05月16日藤原竜也が天才作家、土屋太鳳が担当編集者を演じる映画『鳩の撃退法』の新たなキャスト11名が発表された。今回の発表に先んじて、映画公式SNSでは「結末を見守るバーテンダー」や「鳩と接触した床屋」など、気になる登場人物の“肩書”だけが記されたカードが公開。誰がどの役を演じるのか、注目を集めていたが、今回ついにその全貌が発表。結末を見守るバー・オリビアのママ、加奈子役を坂井真紀。巻き込まれた慈善家、ネバーランドホーム代理人・堀之内役を、「シェフは名探偵」の放送開始も待ち遠しい濱田岳。鳩と接触した床屋の店主・まえだ役をリリー・フランキーが演じる。さらに、佐津川愛美が秀吉(風間俊介)の妻・奈々美、月9ドラマ「イチケイのカラス」に出演中の桜井ユキがデリヘル嬢・加賀まりこ、多くの舞台作品に出演する柿澤勇人が郵便局員・晴山次郎、駿河太郎と浜野謙太と村上淳が倉田(豊川悦司)の手下の多々良と大河内と山下、岩松了がデリヘルの社長、ミッキー・カーチスが古本屋店主として出演することも明らかになった。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年05月16日藤原竜也が主演を務める映画『鳩の撃退法』の第二弾キャストが発表された。本作は、第157回直木賞受賞作『月の満ち欠け』などで知られる佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高い同名小説を映画化した謎解きエンターテインメント。映画化が発表されるや否や、ネット上ではすでに原作を読んだ人や予告編を観た人から「これ、どうやって映画化するの!?」 「予告編観たけどめちゃくちゃ気になる!」 と話題沸騰中だ。天才作家・津田伸一役を主演の藤原が演じるほか 土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司 ら豪華キャストが集結し、監督はTVドラマ『赤めだか』でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍する タカハタ秀太が務める。この度、第二弾キャストの情報が解禁に。2日前に映画公式SNSでは、結末を見守るバーテンダーや鳩と接触した床屋など気になる登場人物の肩書だけが記されたカードが公開され、誰がどの役を演じるのかネットを騒然させていたが、ついにその全貌が明らかとなった。今回発表となったキャストは計11名。結末を見守るバーテンダー・加奈子を坂井真紀、巻き込まれた慈善家・堀之内を濱田岳、鳩と接触した床屋・まえだをリリー・フランキー が演じるほか、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、ミッキー・カーチスら豪華実力派キャストが大集結した。天才作家・津田が富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書いた小説を元に進んでいく本作。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら物語が進んでいく。天才作家が仕掛ける謎解きエンター<転>メント『鳩の撃退法』に期待してほしい。『鳩の撃退法』8月27日(金)より公開
2021年05月16日佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、江口洋介の超豪華キャスト陣と、メガホンをとった大友啓史監督が『るろうに剣心 最終章 The Final』の初日舞台挨拶に登壇。『るろうに剣心』シリーズ完結編である本作がついに公開初日を迎えた心境や、シリーズを含めたこれまでのシリーズにまつわるエピソードを語りあった。4月23日(金)より公開初日を迎えた本作は、当日18時時点で、興行収入52億円の大ヒットを記録した映画『るろうに剣心京都大火編』の初日の興行収入2.3億円(公開初日:2014年8月1日)を超え、シリーズ最大のオープニングスタートを切る見込みとなった。登壇した佐藤さんは「この2部作のクランクアップを迎えたのがちょうど2年前の4月23日だそうです。色んな意味で今日という1日は忘れられない日になりそうだなと思いますし、非常に感慨深いです」と万感の思いを込めて挨拶。「この先もこの映画のこと、シリーズのこと、キャラクターたちのこと、愛してくれたら嬉しいなと思います」と語った。大友監督も「観て頂ければ分かるのですが、撮影もハードでした。そういう時に僕らの間で合言葉にしていたのは“お客さんに届けば奇跡が起きる”という言葉です。僕らは映画の力、物語の力を信じて撮影を続けて今日に至りました。今までたくさんの作品を作っていますが、今日はとりわけ感無量です。最後エンドロールを観て頂くと分かりますが、とんでもない数の人間が自分達にできる10年分の全てをこの作品に捧げてくれています。是非観終わった時に皆に拍手を送ってください」と、映画の公開に思いを込めて観客に語りかけた。佐藤健「こんなに幸せな現場はない」『The Final』と『The Beginning』の2作品で総製作費50億円、撮影期間7か月、エキストラ延べ6,000人、キャスト&スタッフ約2,200人と類まれなる規模で制作された本作。作品のスケールを感じた撮影時のエピソード、そして本編への手ごたえを聞かれた佐藤さんは「大友組はクランクイン初日からサプライズといいますか、スケールの大きさで我々を圧倒してくれるんです。そうすると自然にテンションもモチベーションも上がって、“やってやろう!”という気持ちになるんです」と語る。さらに「(キャストの)努力をちゃんと細かく汲み取ってくれて、(映像に)映し出してくれる。非常に役者冥利に尽きますし、役者をやっていてこんなに幸せな現場はないなと日々感じていますし、その中でも今回最高の映画が出来上がっていると思います。いつも言えないですけど、監督ありがとうございます!」とコメントし、大友監督も「照れくさいですね(笑)」と嬉しそうな姿を見せた。武井さんは「撮影で地方にお邪魔させて頂いたときに地元の方々がエキストラとして参加して下さっていて、(我々と)同じ熱量で大友組に参加してくださったんです。それがとてもびっくりしました」と地方での撮影エピソードを明かし、新田さんは「監督は建物をちゃんと建てて、ちゃんと壊してます(笑)それを目の当たりにしたときは、すごい作品だなと思いました」とセットについて触れると、大友監督からは「大物の宮大工が作ってくれたセットを壊すことになったんです」との説明が入り、登壇していたキャストも驚いた様子を見せた。蒼井さんは「私はわりと早く撮影が終わって、別の作品に入っている時に(『るろうに剣心』の)スタッフさんにお会いしまして。『そろそろ剣心出来る頃じゃない?』って話しをしたら『まだ撮ってるよ!』と言われて。本当に普通の感覚だったら出来上がっているころにでもまだまだ撮影が続いている事を知った時に、本当に妥協のない作品作りをしているんだなと感じました」と明かした。衣装も妥協しない「それを着てすべてを剣心にぶつけたい」壮大なスケールの本作の撮影を行っていく中で、ここは妥協しなかった、ここはこだわったというポイントについて聞かれた佐藤さんは「袖の親指がどこまで隠れるかとか、一歩を踏み出したときにギリギリ引っかからない袴の丈とかを衣装部の皆さまに作って貰いました」と衣装に関するトークを展開。武井さんも「衣装部さんがこだわって作って下さった薫のお着物が、お洋服で着る様な分厚い生地を使っていまして。(シリーズの衣装担当)澤田石さんがその素材が良い!と仰ったんだと思うんですが、着ている側からすると苦しくて、動きやすいというのは薫に関してはなかったかなと思います(笑)」と衣装について語り、会場を笑わせた。新田さんは「縁って所々衣装を変えているんですが、ラストの殺陣の時の着物の色を白にしたいと監督や澤田石さんと相談したんです。白は『The Beginning』で巴が着ている着物の色なんですよね。だからそれを着てすべてを剣心にぶつけたいと思いました」と衣装に込められたこだわりを明かした。藤原竜也「多くの人にるろうに剣心が届くように」また、本作の公開を祝って、緋村剣心を最も苦しめた敵の1人、『京都大火編/伝説の最期編』の志々雄真実を演じた藤原竜也からコメント動画が到着。藤原さんは動画で「大友監督、佐藤健くん、またまた大変な、本当に苦労したであろう撮影を乗り越えて公開にこぎつけたこと、おめでとうございます。コロナ禍で大変だと思いますが、多くの人にるろうに剣心が届くように祈っております!」コメント。佐藤さんは「光栄です。藤原さんとの最後の戦いは忘れられないですね。そんな藤原さんから今日という日を祝って頂いたこと、うれしいです」と感慨深げ。最後に、“座長”佐藤さんは「ここ1、2年くらいよく思うのは、やはり人というのは日々の暮らしに光が見出せないと生きていけない生き物なんだなということです。この映画が、皆さまの希望の光となれば幸いです。どうかまたお会いできる日までお元気で、皆さまの心と体の健康と、日々の幸福を願っております。本日はありがとうございました」と挨拶し、イベントを締めくくった。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月24日『るろうに剣心 最終章 The Final』初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。主演の佐藤は「先ほどスタッフの方と話していて、この2部作のクランクアップを迎えた日がちょうど2年前の4月23日、22日の深夜だったそうです。色んな意味で今日という1日は忘れられない1日になりそうだなと思っています」としみじみ。「非常に感慨深いです。我々にとって大切な作品をついに皆さんに見ていただけると思うと、幸せな気持ちです。ここまでやってこれたのは、皆さんのおかげです。本当に感謝しています」と熱く語った。撮影中のエピソードとして、佐藤と激戦を繰り広げた新田は「そんなに年が変わらないじゃないですか。なのに最後の殺陣の時に、『まっけん、俺、おじいちゃんだからダメだあ〜』と言ってました」と佐藤のかわいらしい一面を暴露。佐藤は「(佐藤が)パート1をやってたときの年齢なんですよ、まっけんは。私それから10年経ってますから、そんな変わらなくはないの」と苦笑しつつ、「まっけんがまぶしかったですね。ずっと常に動けるようにアップして、やってて、えらかったね」と新田を褒める。新田が「僕との最後の殺陣のシーンは、(佐藤が)全部やってきた後の最後だったんですよね。僕はあのシーンの最後で本当にバテてました。それくらい色んなアクションシーンを乗り越えてきてのあの健さんはすごいなと思いました」と讃えると、佐藤は「頑張ったな、我々」と労をねぎらい合った。また、舞台挨拶では「剣心と死闘を繰り広げたあの人」からのビデオメッセージも。青木が「観柳!? 武田観柳!?(香川照之)」とボケる中、志々雄真実役の藤原竜也が登場した。藤原は「またまた大変な苦労したであろう撮影を乗り越えて公開までこぎ着けたこと、おめでとうございます。コロナ禍で大変だと思いますけど、多くの人に『るろうに剣心』が届くことを僕も祈っております。応援しております! 頑張って下さい!」とエール。佐藤は「光栄ですね。本当に強かったので。今回も大変でしたけど、藤原さんとの最後の所も忘れられないです。そんな藤原さんから今日という日を祝っていただけたこと非常に嬉しいです」と感謝していた。
2021年04月23日和月伸宏のコミックを実写映画化した人気シリーズの最新作『るろうに剣心最終章 The Final』が4月23日、全国約400スクリーンで封切り。ワーナー・ブラザース映画によると同日18時時点で、シリーズ最高興収を記録した『るろうに剣心京都大火編』(2014年8月1日公開/最終興収52.2億円)の初日興収(2.3億円)を上回る、歴代最高の好スタートを切った。東京・有楽町の丸の内ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、武井咲(神谷薫役)、新田真剣佑(雪代縁役)、青木崇高(相楽左之助役)、蒼井優(高荷恵役)、江口洋介(斎藤一役)、大友啓史監督が出席した。第1作『るろうに剣心』の撮影が始まった2011年から10年。公開延期を経て、シリーズ完結を迎える心境を語った。挨拶に立った佐藤は、コロナ禍での映画封切りに「いろんな意味で忘れられない1日になりそう。我々にとって大切な作品を、支えてくださった皆さんに見ていただけるのは幸せですし、非常に感慨深いです」と感無量の面持ち。「この作品が皆さんの希望の光になれば幸いです。また、お会いできる日を待ちながら、皆さんの健康と日々の幸福を祈っております。これからも愛してくだされば」とファンに向けて、思いのたけをぶつけた。大友監督との再タッグについては「毎回、スケールの大きさで圧倒され、勝手にモチベーションがあがる。その気にさせるのがうまいので(笑)、人生をかけて全うしようと思えるし、その努力をくみ取ってくれるので、役者としてこんな幸せな現場はない」とべた褒めし、「いつもは言えないけど、監督、いつもありがとうございます!」と最大級の感謝を示していた。舞台挨拶では、かつて宿敵・志々雄真実を演じた藤原竜也から映画の封切りを祝うビデオメッセージが紹介され、佐藤は「光栄ですね。志々雄真実も本当に強かったので、今日という日を祝ってもらえて、うれしい」と喜んでいた。映画版『るろうに剣心』シリーズの最新作にして最終章となる今回の2部作。剣心に復讐するため、東京を総攻撃するシリーズ最恐の敵・縁が登場する。これまでシリーズを彩ってきた“るろ剣”オールスターが集結し、剣心のため、新時代のため、最後の戦いへ挑む究極のクライマックス『The Final』。さらに、戦いの理由は幕末へと遡り、剣心の頬に刻まれた“十字傷の謎”に迫る『The Beginning』へと続いていく。取材・文・写真=内田涼『るろうに剣心 最終章 The Final』公開中『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)公開
2021年04月23日4歳のわが子を抱き、妻と歩いていたのは藤原竜也(38)だった。服装こそスニーカー、頭にサングラスという休日スタイルではあるが、目つきが鋭い。油断なく四方八方に目を配り、家族を守ろうとするその姿は、あたかもSP(セキュリティポリス)のようだった。デビューから24年、今年5月には39歳を迎える藤原だが、いまもハードなアクションをこなし続けている。テレビ局関係者はこう語る。「現在公開中の主演映画『太陽は動かない』ではスパイ組織のエージェントを演じており、高さ10mの橋の上から飛び降りるなど激しいアクションも見どころになっています。高所恐怖症だという藤原にとっては、かなり過酷な撮影でした。また3月まで放送されていた主演連ドラ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』は、いわゆる学園モノでした。しかし、生徒を守るために半グレ集団と闘ったりと、毎回のようにアクションシーンがありました」コロナ禍ということもあり、感染対策などで条件が厳しいロケが続くなか、藤原の活力となっているのが“家族の食卓”だ。■結婚8年でも冷めない夫婦生活彼自身はインタビューで次のように語っている。《休日はその日食べたいと思ったものを選ぶようにしています。とくに新型コロナウイルス感染症によるステイホーム期間中は、「今日の夕飯はなにを食べよう?」と家族で考えるのが楽しくて。おいしいものを食べるだけで、確実に疲れが解消されますし、精神的にもとてもいいですよね》(『家の光』3月号)藤原が家庭を持ったのは約8年前のこと。「’13年5月に、その年内に結婚することを発表しました。お相手は4歳年上の一般女性で、9年の交際を経ての決断でした。そして’16年6月に第1子が誕生しています」(芸能関係者)映画『カイジ』では缶ビールを頬に押しつけ、「キンキンに冷えてやがる!」と叫ぶ演技も印象的だった藤原。しかし結婚8年目を迎えている夫婦関係のほうは、まったく冷えていないようだ。本誌が一家を目撃したのは4月上旬。この日は、妻が知人宅らしき家に用事があったようだが、彼女を目的地に送り届け、その後、子供の相手を務めていたのは藤原だった。「’19年夏には、ハワイでのバカンスも目撃されています。その際も、奥さんが買い物中は、藤原さんがお子さんと遊んでいたそうです」(前出・芸能関係者)“休日は日ごろの恩返しを”、それが藤原の“家族の平和を守る”ためのルールなのだろう。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月23日藤原竜也が主演、柄本明が演出と出演を務め、松井周の書き下ろし脚本で話題沸騰となった舞台「てにあまる」。WOWOWで2021年1月5日(火)に生中継した舞台を4月18日(日)15:00から放送することが決定。その放送に先立ち、1月8日(金)の舞台を終えた後の藤原と柄本に直撃したインタビューが到着した。本作はある家族を描きながら、人間という動物のあらがえない欲望を見つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸田國士戯曲賞を受賞し、主宰する個人ユニット、サンプルで活動する劇作家の松井による書き下ろし。柄本も大きな信頼を寄せる松井独自の視点で、“どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶり出す。自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親子を演じ、心理的戦いを繰り広げる。そして、俳優として成長を続ける高杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由衣と、若手実力派キャストも集結。確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇に期待してほしい。■柄本明&藤原竜也インタビューーーお互いの印象をお聞かせください柄本:(舞台での共演は)これで2度目です。演出は初めてですけど。藤原:(柄本さんはけいこ場を)面白そうに見ていましたよ。演出して視界を広くして自分も出るというのは僕もやったことないし、大変なことやっているなと思いながら柄本さんのことを見ていました。楽しかったです。ーーけいこ場の雰囲気はどんな感じでしたか?藤原:柄本さんの演出は、的確にというか、自分が芝居的にはしってしまったり勢いづいてしまった時にうまく修正してくれますし、難しい台本だったので柄本さんが僕ら役者を救ってくれた感じです。この難しい本に対して、俳優という立場で僕らを導いてくれたのはうれしかったです。柄本:難しい本でした。(藤原を指して)この人で救われましたよ。この人じゃないとダメだったね。とにかくスピードがある。藤原竜也という人を見ていて思うのは、「あ、藤原竜也なんだな」ということがものすごく刻まれます。ーー本作は松井さんの書き下ろしです。台本を最初に読んだ時の感想は?柄本:松井さんとは初めてで何度も話したし、うちのけいこ場にも来てもらい芝居も見にきてもらいました。僕はいつもそうなのですが、人が書いているものだからわからないですよ。それは、松井さんの本でなくても。それと、スマートフォンが芝居に出てくるとか世代を感じたかな。ーーお気に入りのシーンやセリフは?藤原:僕が最後に柄本さんにスマートフォンを渡すとき、心の中で「今日も1日終わりました」と言っていました。そこですね。柄本:まだまだ僕なんかせりふが言えていない感じだから、たまに何回かやっていて自分が思わなかった声に出会うとうれしいですね。【番組情報】舞台「てにあまる」放送・配信日:4月18日(日)15:00より、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドにて放送&配信収録⽇:2021年1⽉5⽇収録場所:東京 東京芸術劇場 プレイハウス<スタッフ・キャスト>脚本:松井周 / 演出:柄本明出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明番組URL:
2021年04月12日4月23日(金)、6月4日(金)より二作連続公開となる映画『るろうに剣心』シリーズの『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。この度、声優・沢城みゆきがナレーションを担当した映画『るろうに剣心』シリーズが1分でわかる特別映像が公開された。日本映画の歴史を変え、エンタテインメントの頂点として君臨し続ける、アクション感動超大作『るろうに剣心』シリーズ。2012年8月25日『るろうに剣心』公開、2014年8月1日『るろうに剣心 京都大火編』公開、同年9月13日『るろうに剣心 伝説の最期編』公開。シリーズ累計興行収入120億円を超え、観客動員数980万人を突破するなど、かつて誰も体験したことのない衝撃的なスピードで繰り広げられる圧倒的な超高速アクションと、心を揺さぶるエモーションな人間ドラマが融合したエンタテインメントが、日本だけでなく世界中を熱狂させ、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品され大絶賛を受けている。そんな『るろうに剣心』が第1作目の撮影開始から10年の時を経て、遂に完結。公開に先駆けて開催された、佐藤健をはじめとする超豪華キャスト&スタッフが登壇した『るろうに剣心』史上最大のオンラインイベント「るろうに剣心 Global FanSession」は、YouTube、Twitter、Instagram、LINE の各プラットフォームにて全世界同時生配信され、世界46の国と地域で視聴。開催から24時間の累計視聴数は200万再生超え、世界中の“るろ剣ファン”が集う貴重なオンラインイベントとなった。そして、公開迫る“最終章”に向けて、『ルパン三世』の峰不二子役、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役ほか、数多くの人気作に出演する沢城がナレーションを担当した「今からでも間に合う!1分でわかる『るろうに剣心』」特別映像が公開された。『るろうに剣心』はかつて伝説の人斬りと恐れられながら、新時代のために戦い、もう誰も斬らないと誓った男の物語。映像には、10年間にもわたる歴史を刻んできた、この『るろうに剣心』シリーズ完結に向けて、過去3作品にわたる壮大なストーリーと共に、仲間との出会い、最強の敵たちとの壮絶な戦い、剣心の“すべて”が凝縮されている。武田観柳(香川照之)や志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)などの懐かしのキャラクターの姿も収められ、1秒たりとも目が離せない超濃厚な1分間。弱冠14歳で声優デビュー以来、第一線で活躍し続けている沢城だが、実は声優になったきっかけがアニメ『るろうに剣心』であることから、今回ナレーションのオファーを快諾し、万感の想いを込めて挑んだ。今回オファーを受け、沢城は「『るろうに剣心』を見て声優になろうと思ったと言う記事をどこで見つけてくれたのか、それを見て今回お声がけいただいたとのことで、恐縮に思っています」とコメント。今回、映画『るろうに剣心』シリーズへ、”ナレーション”という形で初めての参加となり、「『そばかす』のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています。」と喜びを語る。そして、「自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています」と、映画『るろうに剣心』に詰まった“るろ剣愛”を感じ、ついに迎える“最終章”への想いを馳せた。公開迫る“最終章”に向けて、予習・復習として、そしてまだ映画『るろうに剣心』シリーズに触れたことがない方もぜひ動画をチェックしてほしい。「今からでも間に合う!1分でわかる『るろうに剣心』」(ナレーション:沢城みゆき)■ナレーション担当・沢城みゆき「『るろうに剣心』を見て声優になろうと思った」と言う記事をどこで見つけてくれたのか、それを見て今回お声がけいただいたとのことで、恐縮に思っています。「そばかす」のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています。自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています。『るろうに剣心 最終章 The Final』4月23日(金)より公開『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)より公開
2021年04月06日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の特別映像が6日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。10年間にもわたる歴史を刻んできた、この『るろうに剣心』シリーズ完結に向けて、過去3作品にわたる壮大なストーリーと共に、仲間との出会い、最強の敵たちとの壮絶な戦い、剣心の“すべて”を凝縮した「今からでも間に合う! 1分でわかる『るろうに剣心』」特別映像が完成。武田観柳(香川照之)や志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)などの懐かしのキャラクターの姿も収められた、濃厚な1分間に仕上がっている。この特別映像のナレーションを務めたのは、『ルパン三世』の峰不二子役、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役他、数多くの人気作に出演する沢城みゆき。弱冠14歳で声優デビュー以来、第一線で活躍し続けている沢城だが、声優になったきっかけがアニメ『るろうに剣心』であることから、今回ナレーションのオファーを快諾、万感の想いを込めて挑んだ。○沢城みゆき コメント「『るろうに剣心』を見て声優になろうと思った」と言う記事をどこで見つけてくれたのか、それを見て今回お声がけいただいたとのことで、恐縮に思っています。「そばかす」のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に 、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています。自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています。
2021年04月06日いよいよ公開を今月下旬に控えたシリーズ完結編『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。この度、人気声優の沢城みゆきがナレーションを担当した、映画『るろうに剣心』シリーズが1分で分かる特別映像が到着した。かつて、伝説の人斬りと恐れられながら、新時代のために戦い、もう誰も斬らないと誓った男の物語を描く本シリーズ。その最終章に向けて、予習・復習としてぴったりな本映像は、過去3作品にわたる壮大なストーリーと共に、仲間との出会い、最強の敵たちとの壮絶な戦い、剣心の全てを凝縮。志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)といった懐かしのキャラクターの姿も。本映像のナレーションを担当したのは、「ルパン三世」の峰不二子役、「賭ケグルイ」の桃喰綺羅莉役、「デュラララ!!」のセルティ役など様々なアニメ作品に出演し、「櫻井・有吉 THE夜会」や「報道ステーション」のナレーションでもお馴染みの沢城さん。アニメ「るろうに剣心」が声優になったきっかけであることから、今回ナレーションのオファーを快諾した沢城さん。映画『るろうに剣心』シリーズへ、ナレーションという形で初参加となり、「『そばかす』のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています」と思いを明かす。また「自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています」とコメントしている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月06日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)のエイプリルフールビジュアルが1日に公開された。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。エイプリルフールビジュアルでは、鳩の姿が全面に出され、同作が「鳩と人間の長きにわたるベランダの闘争を描いた、バトルエンターテインメント」として登場。自宅のベランダに勝手に巣を作る鳩、騒音をまき散らす鳩、単純に目が怖くて可愛くないなど、人類が長年悩まされ続けてきた鳩による攻撃に人類が立ち向かっていく様を日本映画史上最大のスケールとアクションで描いた……という紹介がされている。主演の藤原は数多の鳩を撃退してきた伝説の鳩撃退師・津田伸一となり、鳩の謎を長年追い続けるジャーナリスト・鳥飼なほみを土屋太鳳 、ある日愛する妻を鳩に奪われた男・幸地秀吉を風間俊介、実は鳩好きの女・沼本を西野七瀬、鳩が人間界に送り込んだ刺客・倉田健次郎を豊川悦司がそれぞれ熱演。鳩と人類の長きにわたる因縁に隠された衝撃の過去、世界征服を目論む鳩の陰謀、人類は鳩に勝利しベランダの支配を取り戻すことができるのか? そして鳩の世界征服は阻止できるのか? といった、エイプリルフールならではの内容となった。
2021年04月01日「KAT-TUN」上田竜也が新ドラマ「ネメシス」に出演することが決定。広瀬すずと櫻井翔が演じるアンナと風真のいるチームネメシスの新メンバーとなり、“アニキ”と慕う櫻井さんと初共演を果たす。本作は、櫻井さん演じるポンコツ探偵と、広瀬さん演じる天才すぎる助手が、超難解な事件を次々解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。今回、上田さんが演じるのは、依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋・星憲章。横浜にある映画館「ジャック&ベティ」の地下にある星の仕事場に行くためには、顔認証に静脈認証、さらには合言葉を言わなければならない。そして、星に依頼をするためには、ある鉄の掟を守らなければならない。それは、“レアな駅弁を持参すること”。レアであればあるほど、面会時間は長くなる――という癖が強すぎるキャラクターだ。また、チームネメシスの道具屋という役どころで、どうやら風真とは昔からの顔馴染みのようだが、星は風真のことを完全に信用していない様子。初見のアンナに対しては「信用出来ない。なんか面白いことやって」と、信用ポイントは面白いかどうか…というこれまた謎ルールがある。さらに2話以降も、アンナと風真の凸凹推理をサポートする超便利な道具を作り出し活躍する。上田さんは「探偵ものでありながら、コミカルなシーンもあったり、いろんな要素が含まれていて脚本が面白い」と本作について語り、「星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。駅弁に物凄い執着があったりするところも興味深いキャラクターで、シーンシーンで演じることを楽しめるように心がけました」と今回の役柄についてコメント。共演の広瀬さんと櫻井さんについては「広瀬さんと櫻井さんとの掛け合いは、とても安心感があって、初日とは思えないほど自然に入りこむことができましたし、2人のテンションも身近に感じられて楽しめましたし、キャラクターの可愛らしさも出ていて、とてもいいコンビだと思いました」と印象を明かしている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月30日なにわ男子/関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が28日、東京グローブ座で行われた主演舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』のフォトコールおよび取材会に出席した。『ロミオとジュリエット』は世界中で愛され、上演されてきたシェイクスピアの名作。舞台初単独主演となる道枝駿佑がロミオ役、舞台初出演の茅島みずきがジュリエット役を務め、出会って恋に落ちる微笑ましい光景から一転、引き離されて悲しい結末を迎えるラストまでを、原作に近い10代の2人が演じる。取材会に、道枝、茅島、演出の森新太郎氏が出席。道枝は「まだ実感が湧かないですが、とうとうこの日まで来たなと、身にしみて感じています」と心境を告白し、「稽古が始まってからあっという間だったので、明日からの本番も頑張りたい」と意気込んだ。ロミオ役を研究するために、藤原竜也がロミオを演じた舞台『ロミオとジュリエット』のDVDを何度も見たという。また、「森さんに初めてお会いしたとき、『ガリガリすぎるから筋トレしておいて』と言われたので、今も続けているんですけど、ちょっと筋肉がついてきたかな。体重変わりました。2、3キロくらいしか増えなかったんですけど」とロミオ役に向けて肉体改造に取り組んだことも明かした。ジャニーズWESTの小瀧望からも「1日5食食べて筋トレしたら太る」とアドバイスをもらったことも告白。小瀧は、主演舞台『エレファント・マン THE ELEPHANT MAN』で森氏の演出を経験しており、「その歳で森さんに演出してもらえるのはうらやましい」と道枝に話したという。なにわ男子のメンバーの反応を聞かれると、道枝は「大橋(和也)くんから電話がかかってきて、『観に行く』と連絡がきたので、楽しみに待っています」とうれしそうに説明。西畑大吾も「稽古どう? 大丈夫か?」「大丈夫できるよ」などと気にしてくれていたそうで、「いい意味でその心配を覆せるようにしたい」と話した。そして、「初主演舞台が『ロミオとジュリエット』というのは本当に光栄。健康第一で、千秋楽まで共演者のみなさんと、森さんとスタッフさんと一緒に作品を盛り上げられるように頑張っていきたいと思いますし、本番をやりながらもどんどんよくなっていけたら」と気を引き締めた。舞台『ロミオとジュリエット』は、東京グローブ座で3月29日から4月18日まで、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで4月21日から25日まで上演。
2021年03月29日実力派として、多くの映画監督からラブコールを受ける俳優・若葉竜也さん。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったという。言葉ではえも言えない、複雑な人間らしさを役を通して体現し続ける、彼の素顔に迫った。ものづくりの現場に居心地の悪さは必要。――現在31歳の若葉さんですが、30代に入って、ポジティブな変化はありますか?30を過ぎてから、考え方がよりシンプルになりました。20代は悩んでいると考えている感じがして、自分はこれに対して考えているんだという安心感を得るために悩んでいる時間もあったんですけど、今はその必要は全くないと思ってるし、もっとシンプルな戦い方でいいやと思っています。後輩に話していたことが意外と自分に突き刺さることがあって、ますます自分自身に冷静な目を向けられるようになったのかもしれない。――ずっと離れたかった芸能界に戻ってきてから少しは居心地はよくなってきましたか?居心地は常に悪いですね。湿ったパンツをはいている感じです。でも居心地よくしたら面白くなくなっちゃうのかなというか、居心地悪いくらいがちょうどいい気もして。居心地がいいと思えるのは、やっぱり、気心知れた友達と休みにごはんを食べたりしているときくらい。僕はわりとプライベートな友達との時間を死守したいと思っていて、そのために仕事をしている感覚が強いんです。人生で一番楽しい場所ですし、優先順位で言ったら、そこがどう考えても一番です。なので、50代、60代になってもそれができていれば満足かなと。仕事は僕にとっては、会社に行ってるのと同じ感覚なんですよね。「朝何時にここに来てください」と言われたから行って、一生懸命仕事して帰ってくるだけ。「もっと上を目指すべきだ」とか言われたりもするんですけど、上って何よ。と(笑)。上とか下とかどうでもいいよって。一生懸命働いて、ごはん食べて、疲れたなぁって、また働く。それだけでいいです。向上心がないとカテゴライズされればそれまでですけど。――プライベートと仕事はハッキリ分けているんですね。でも、はたからは楽しそうに仕事されているように見えますが。「楽しそう」とか「いま楽しいでしょう?」とかよく言われますね。でも、僕らがただ好きだから、楽しいからという理由でものづくりを始めたら、たぶん超つまらないものになってしまうと思うんです。誰かが観たときに心が動くものをつくるのであれば、趣味だったり、部活感覚でやっちゃいけないという思いがすごく強くて。その上で苦痛が伴ったとしても、そのくらいは受けとめなきゃいけないという感覚はあります。――今回の撮影ではかなりセクシーな表情を見せてくれましたが、若葉さんは色気のある人ってどんな人だと思います?もしそう見えたのだとしたら、スタッフがそうつくってくれたからだと思いますけど、色気って、得体の知れないものですよね。例えば、志村けんさんや北野武さんみたいに、ずっと一途に何かをやり続けている人は、色っぽいのかもと思います。色気を受け取るセンサーも、みんな違うものを持っているんでしょうけどね。プロのスタッフが集まれば、形骸的な色気は誰でも纏えると思ってます。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月26日遠くのファンタジーではなく、この人はちゃんと存在している。どんな役柄を演じてもそう思わせる、ブレることのない確かな存在感を持つのが俳優・若葉竜也だ。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったとか。そんな彼が今やNHK連続テレビ小説『おちょやん』の助監督・小暮真治役で視聴者を“小暮沼”へと誘い、映画『街の上で』で初主演を果たす。『愛がなんだ』『有村架純の撮休』『あの頃。』とタッグが続く今泉力哉監督との関係についても聞いた。――一度は役者から離れたいとあがいていたという若葉さんが、この道で生きていこうと思うきっかけってあったのでしょうか。役者以外だったら何でもいいとは思っていたんですけど、25歳くらいのときに物理的にほかの道が途絶えていっているのを感じて。例えばボクサーや棋士でも、プロになるまでの年齢制限があるじゃないですか。やりたいものはいくつかあって、バンドもやってたんですが、メンバーが就職してしまって、続けるのは無理だなと思ったし、専門学校に通うことも考えましたけど、それも大変だしお金もないし。それで、一番飯の食える確率が高いのは昔からやっていた、このものをつくる仕事だなと思ったんです。だから、諦めに近いかたちだったと思います。でも、その頃から仕事に対する姿勢は変わりましたね。――NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演されてから、世間の注目度も今まで以上にアップしたと思いますが、それを肌で感じることはありますか?僕自身はあまり実感がなくて。単純に、『おちょやん』という企画が面白いと思ったし、女優さんとして杉咲花さんにとても興味があって、ご一緒したいと思ったのでお受けしたのですが、蓋を開けてみたら反響がこれだけ大きいので、なるほどな、そりゃみんな出たいと思うよなと。でも、一回も顔バレしてないんです。この間、丸亀製麺でうどんを食べていたときも、目の前に座っていた奥さまたちが『おちょやん』の話をしていて、バレるのかなと思っていたら、全くで(笑)。ま、だから実感はないですね。――『街の上で』で4度目のタッグとなる今泉監督作品の魅力を、若葉さんはどう捉えていますか?主人公が最後まで一切成長しないところがすごく好きです。特に『街の上で』は何も起きない映画で、それでも130分間観せ続けられるものになったんじゃないかなと。もしこの作品がうまくいけば、映画業界全体がいい変わり方をしていってくれるんじゃないかと僕は思ったりしているんです。――明確な答えを提示したがる業界への問いかけになりそうですよね。以前インタビューで、「ブレてる人が好み」とおっしゃっていましたが、今泉作品に出てくる人たちも人間らしくブレてますよね。やっぱり、主人公が成長を遂げる物語は観ていて爽快だし、そういう映画が好きな人もいると思うけれど、僕にとってはどこか夢物語というか、自分とは全く違う生き物の話のように感じてしまう。人はそんなに簡単に変わらないと思ってしまうところがあるので。そんな中でも今泉さんが描く人間は直線的に泣いたり怒鳴ったりしないですよね。人の目を気にせず泣いたり怒鳴ったりできる人間って、強いと僕は思うんです。でも、現実だと泣きたくても泣けないし、怒りたくても怒り方がわからないことのほうが大半で。そういう弱さや凡庸さを自分も体現したいし、今泉さんの世界観であればそれが実現できる気がするというか。――感情もですが、まっすぐにうまくはいかない恋愛の描かれ方も、リアリティがありますよね。今泉さんの描く恋愛って、必ず不均一が起きている。思いが必ずしも50:50じゃない。でも人間の恋愛とか思いなんて均一にならないものでしょ?と、ある種冷酷に投げかけていて、僕もそれが本当なんじゃないかと思ってるんです。お互い同じ比率で思い合っている多くの恋愛映画に対するアンチテーゼな気もするんですよね。――映画の中で、「友達のまま恋愛関係になれたらいいのに」というシーンが出てきますが、若葉さんは共感しますか?友達のまま恋愛関係になるって、成立はすると思うんです。あとは照れをどう対処するかの問題だと思っていて、それまで「お前さぁ」と喋っていたのに、どのタイミングで手をつなぐの?って困るじゃないですか。僕の場合は、そこで、ちょっと怖いなと思ってしまいそう。手をつなぐという行為もどこか恋愛に酔っている自分がいるからできることのような気がするので、友達関係だと照れが勝っちゃってまず無理ですね(笑)。――現場の今泉監督は、冷徹な面もあるとか。すごく冷徹だと思いますね。「今のいいシーンだったね!」とみんなで盛り上がることに対してすごく不安を抱いていると思うし、内輪ノリで絶対OKを出したりしないので。みんなが盛り上がったカットって、映画館で観たときに興醒めするシーンになっていたりするんですよ。なので、僕も現場での客観性はすごく意識しています。映画は、現場にいる僕らが観るものではなくて、他者が観るものなので、その意識は忘れてはいけないなと思っています。――若葉さんと今泉監督は少し似ているのかもしれないですね。今泉さんは「似ている」と言うんですけど、僕はあんなに駄目じゃないです(笑)。でもあの駄目さがキュートだなと思ってしまう自分もいるんですけどね。『街の上で』は古着屋さんを舞台に真夏に撮影していたんですけど、長袖を着ていた今泉さんが、暑いからと売り物のTシャツを着ようとしたんです。「あとでちゃんとお金を払うから」って。「駄目でしょ。それじゃ、コンビニで支払い前に商品食べ始めちゃう迷惑系のYouTuberと一緒になっちゃうから」って止めましたけど(笑)。――ご自身は、そういう破天荒さはあまりないタイプですか?僕は、本当に月並みだと思います。小さい頃からわりと大人の世界で過ごしてきているので、自分が子どもということを理解していましたし、子どもならどこまでなら許されるかもわかっていたので。昔から、あまり可愛くない子だったかもしれないです。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月25日映画『太陽は動かない』の公開記念舞台あいさつが21日、都内で行われ、藤原竜也、竹内涼真、羽住英⼀郎監督、赤ペン瀧川が出席した。人気小説家・吉田修一のサスペンス小説『太陽は動かない』を、羽住英⼀郎監督が実写映画化した本作。心臓に小型爆弾を埋め込まれた2人の男(藤原竜也、竹内涼真)に死の危機が迫るという極限のノンストップサスペンス劇を描く。公開から17日が経過し、周囲の評判も上々だという藤原と竹内。藤原は「半年にも及ぶ長期ロケで毎シーンがクライマックスのような撮影だったので、佐藤浩市さんも含めて多くの人から大変だったろうと言われました」と明かし、竹内も「今やっているドラマの共演者の方も空き時間に見に行ってくれたりして、『すごく良かった』と言ってくれました。頑張ったかいがあったなという感じです」と笑顔を見せていた。この日は久しぶりに本作を見たという登壇者たち。藤原が「半年間ブルガリアから始まって撮影しましたが、ヨハンくんや市原、浩市さんらみんなと会って久しぶりに話し合いたいという感情が湧いてきました。大変な環境でみんなの気持ちが一つになった感じはしますね」と満足そうで、竹内も「改めてすごく格好良い映画だなと思いましたし、1年前に観たのと違う形で色んな魅力を見つけられたので良かったと思います」と鑑賞する度に新たな魅力を発見するという。当初は昨年5月に公開予定だった本作だが、新型コロナウイルス感染拡大によって今月に順延。その影響でプロモーション活動も数多くこなしてきた藤原は「宣伝し続けてきたのでもうしません(笑)。もうしないって決めました。コロナの影響で1年延期しましたが、竹内と2年間宣伝してきたのでもう伝えることがありません。出し尽くしました」と降参状態で、竹内も「本当に出し尽くしたのでもっとこの映画の魅力を伝えてくださるゲストをお呼びしています」と紹介して赤ペン瀧川が登場。「普段の仕事は、映画を見に行ってくださいとこれから観る方に向けてのネタがほとんどなので、上映後は経験がないんです」と不安を見せつつ、原作者・吉田修一の作品に込めた思いなどを熱弁した。その姿に感動したという藤原は「皆さんいかがでしたか?」と観客に問いかけると溢れんばかりの拍手が。幾度となく赤ペン瀧川と仕事をしているという竹内も「今回もすごいと思いました。いや~うれしいですね。これだけ魅力を語ってくれると」と改めて瀧川の凄さを目の当たりにして目を丸くしていた。
2021年03月22日藤原竜也と竹内涼真がバディを組む現在公開中のノンストップサスペンス映画『太陽は動かない』。この度、本作のアクションシーン撮影をとらえたメイキング映像が到着した。「怒り」「悪人」などを執筆した人気小説家・吉田修一のサスペンス小説を映画化した本作。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから映像化は不可能と言われた巨編だが、日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1ヶ月にも及ぶ海外ロケを敢行し、日本では実現不可能ともいえる超異例づくしの大規模な撮影を行い映画にした。そんな日本映画の中でも破格のスケールと迫力のアクションが話題となっている本作。今回到着した映像では、秘密組織のエージェントを演じる藤原さんと竹内さんが、スタントなしで挑むアクションシーンの舞台裏が収められている。高所・水中・暗闇が苦手だという藤原さんだが、本作では、そんなシーンがふんだんに登場する。まず映像では、2人がワイヤーをつけ、何度もテイクを重ねたという橋から列車へ飛び降りるシーンからスタート。躊躇なく飛び降りる藤原さんの姿はプロフェッショナルそのものだが、「涼真は『楽しいです!』という顔で飛ぶんです。彼の踏ん張りや頑張りが僕を動かしてくれたのは確かです」と竹内さんの存在が大きかったと明かしている。続いて、本作が本格アクションに初挑戦となる竹内さんが「アクション部の方と綿密にすり合わせたことが印象に残っています。次の日、『大変だったけれど頑張った』と思えて嬉しかったことを覚えています」と力強く印象に残ったという、動く列車内での激しいアクションシーンの裏側も公開。確認しながら進めていく様子が映し出されている。そしてラストは、約180トンもの大量の水を使って撮影された、沈む船内でのメイキング。藤原さんは「ここまで『もう二度と出来ない』と思う役は初めてかもしれません(笑)」とその過酷さを語りながらも、「僕にとっては、(羽住監督は)深作欣二監督以来の『映画に革命を起こす監督』です」と羽住英一郎監督に大きな信頼を寄せている。映画『太陽は動かない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月19日吉田修一氏による小説を実写映画化し、藤原竜也が主演、竹内涼真がバディを務める映画『太陽は動かない』(公開中)。藤原演じる心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野と、竹内演じる後輩で相棒の田岡が、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑んでいる。撮影はブルガリアで行われ、超絶アクションの連続に。藤原自身も「絶体絶命度はMAX」と語る同作について、今回は”最強バディ”となった2人にインタビュー。互いの印象や、作品での苦労などについて話を聞いた。○■ブルガリア撮影「どうやったら行かずにすむか…」——お二人は実際に事務所の先輩・後輩という間柄ですが、事務所内で交流したり、あるいは意識したりといったことはあったんですか?藤原:特に今まで交流はなく、大きなプロジェクトの豪華な座組で涼真と一緒になりそうだ、という話は聞きながら、実際の交流は撮影が始まってから……という感覚でした。後輩という意識もあまりないかもしれません。竹内:意外と、縦のつながりの交流はないんです。僕自身は竜也さんの舞台に伺ってご挨拶しました。藤原:先輩後輩もあってないようなもので、特殊な世界かも知れないです。映画や演劇も一緒に作りあげたら同志のようなものだし、上下関係はしっかりしないといけないけど、人としての基本的なルールを守った上では関係ないんじゃないかな。竹内:僕はあまりホリプロの先輩とご一緒する機会がなかったので、やっと竜也さんと一緒にできる、しかも大きなプロジェクトで、海外に1カ月撮影に行くということで、楽しみで仕方なかったです。藤原:楽しみで仕方なかったんですよ、涼真は! 僕はフライトの直前まで近所のバーで飲んでて、どうやったら行かずにすむかを考えてた(笑)。「いや、チケット取ってますから」と言われて、飛行機に乗ったら最後、腹をくくるわけです。ブルガリアのソフィアは綺麗な空気と街で、宿泊ホテルの外でどうしようと思っていたら、もうキラキラ光る少女漫画から出てきたような涼真が汗をかきながら「おはようございます、竜也さん!」「どこ行ってきたの?」「トレーニングです! よろしくお願いします、ブルガリア!」と。言われた瞬間にもう2回目の帰国願望が……(笑)。竹内:時差ボケされてたのか、すっごいテンションが低かったんです(笑)。藤原:僕と涼真のブルガリア紀行はそこから始まりましたね(笑)。パーティーに潜入するシーンから撮影が始まったんだけど、たまたま花火がバンバン上がって、あのソフィアの夜は忘れられない。「きれいだね」と動画を撮って「楽しい撮影になるなあ」とか言っていたら、その翌日から「橋から飛んでもらいます」「列車に飛び移ります」「電車内でアクション」「荷台に乗ってアクション」と始まって……そこから記憶がないです。僕が思うに、この映画は他の作品であればクライマックスであったり、メインのシーンの連続で、息をつく間もなかった。テレビドラマも連続してたから、帰国してからも半年近く続くわけです。竹内:クオリティも変わらないですしね。ためらったらスタッフさんに心意気が負けちゃう気がして。結束力がすごいんです。僕らはそこにぶつかって超えないといけないという思いがありました。○■新人の頃のことは忘れられない——撮影をしていて相手に学んだ部分や、新たな一面を発見したというところはありましたか?竹内:いっぱいあります! 半年間ほぼ毎日過ごしてましたから。竜也さんは皆を巻き込む力がすごくて。今回の撮影現場は結構体育会系だったんですが、男性女性関係なく中心にはいつも竜也さんがいました。撮影当時は「みんなでごはんに行こう」と音頭も取ってくださったし、チームの士気が上がったのを感じました。今回はすごくチームがまとまっていたから、いきなり橋から飛び降りたり、水中に浸かったりする撮影があっても、心置きなくぶつかれたのだと思います。そういう雰囲気作りを間近で見ていました。藤原:逆に、僕は本当に涼真に引っ張られる部分があったし、彼がいなければアクションに躊躇している時もあったと思う。物怖じしないで率先して行くし、精神的にも引っ張ってくれたから、想像していた以上に助かりました。——高校生時代の鷹野を演じた日向亘さんは今作が俳優デビューだったそうですが、お二人は自分自身の新人の頃のことを覚えていますか?竹内:忘れられないです、僕は。『仮面ライダードライブ』の第1話を見て、自分の未熟さに自分でショックを受けたんです。だから焦りましたし、必死にもがいた1年半でした。藤原:僕は蜷川幸雄さんの舞台です。ロンドンのバービカン・センターの『身毒丸』。15歳で初めてパスポートをとって「わあ、ロンドンだあ!」とはしゃいでいったら、蜷川さんが「風邪引いたらただじゃおかないからな」と(笑)。それでホテルから一歩も出ず、劇場とホテルの往復だけでした。竹内:怖かったですか?藤原:おっかなかった! でも今振り返ると、イギリスで芝居をするということへの理解がなかったから、舞台に立てたんだと思う。日本からイギリスに作品を持って行く、しかも古典、蜷川幸雄、ということがどれくらいのことなのか、15歳の少年には、わからないでしょう。だからこそ、できたんじゃないかな。——ちなみに今回の作品は「藤原竜也史上、最大の絶体絶命」「今度こそ絶体絶命」といったあおり文句がよくつけられてますが、実際に藤原さんの体感で絶体絶命度はどれくらいだと思いますか?藤原:MAXですね!竹内:そりゃ、MAXですよ!藤原:心臓に爆弾入ってるんですよ!?竹内:爆発したら、爆死しちゃいますから。——では「藤原竜也史上MAXの絶体絶命」と書いても…。藤原:大丈夫です。間違いないです。竹内涼真史上MAXの絶体絶命でもあるんじゃない?竹内:そうですね、僕の中でも1番きつい撮影でした。記録を塗り替えられました。■藤原竜也1982年5月15日生まれ、埼玉県出身。1997年、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』のロンドン公演で主演デビュー。映画主演作『バトル・ロワイアル』(00年)で数多くの新人賞を受賞。主な出演作は、『DETH NOTEデスノート』シリーズ(06年)、『インシテミル7日間のデス・ゲーム』(10年)、『藁の楯 わらのたて』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)、『ST赤と白の捜査ファイル』(15年)、『22年目の告白一私が殺人犯です一』(17年)、『Dinerダイナー』(19年)、『カイジ ファイナルゲーム』(20年)など。公開待機作に『鳩の撃退法』(8月27日公開)がある。2021年1月クールは主演ドラマ『青のSP(スクールポリス)』が放送された。■竹内涼真1993年4月26日生まれ、東京都出身。『仮面ライダードライブ』(14〜15年)や、『下町ロケット』(15年)などで注目され、映画『帝一の國』(17年)では日刊スボーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)、『過保護のカホコ』(17年)、『陸王』(17年)で幅広い人気を獲得し、『テセウスの船』(20年)で日曜劇場初主演を務め、現在放送中の『君と世界が終わる日に』においても主演を務める。主な出演作はドラマ『時をかける少女』(16年)、映画『青空エール』(16年)、『センセイ君主』(18年)、『ブラックペアン』(18年)、『竹内涼真の撮休』(20年)など。5月より初ミュージカル『17 AGAIN』に挑戦する。
2021年03月17日藤原竜也主演「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」が3月16日の放送で幕を閉じた。数々のアクションをみせてきた藤原さんには「カッコ良かった」、三枝役の山田裕貴に「最高でした」などの声が送られ、視聴者が放送の終了を惜しんでいる。学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。そこに元刑事の嶋田隆平が自ら志願し配属されてくる。嶋田はSNS、薬物、盗撮、マタハラにセクハラと校内にはびこる“悪”を痛快に成敗していくが、嶋田がスクールポリスに志願した真の目的は、赤嶺中学校の音楽教師をしていた嶋田の恋人、小川香里の死の真相を突き止めることだった…という本作。嶋田隆平を藤原さんが演じ、3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。少年係刑事の三枝弘樹に山田さん。逮捕された赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。生徒に性的暴行未遂事件を起こし、さらに木島を撃った岡部に遠藤雄弥。教育委員長の尾崎賢治に升毅。岡部に暴行された被害者の生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。美月の友人で賢治の娘だった尾崎香澄に鈴木梨央。嶋田の元恋人の小川香里に明日海りお。泉澤祐希、音尾琢真、石井正則、須賀健太、峯村リエ、山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。岡部によるセクハラ事件の真相。それは涌井が尾崎と結託、岡部に自分を襲わせるよう仕向けたというものだった。謝罪に訪れた木島と香里に対し、涌井の母は慰謝料として420万を要求。木島は岡部を説得し、岡部は自分の保険を解約して慰謝料を支払っていた。その慰謝料を涌井は将来の学費に充てようとしていた…。「ズルして手に入れたものに何の価値もない」と涌井たちに言い放つ嶋田。視聴者からも「ズルして手に入れたものに何の価値もない。ほんとそれ」「涌井と尾崎はさすがに許されちゃダメ」という声が上がる一方、「岡部も普通に悪くない?」といった反応も。その後、学校に潜入していた岡部が三枝を撃ち、教室に乗り込むと涌井と尾崎に銃を向ける。そこに嶋田が現れ2人は一騎打ち…嶋田は肩を撃たれつつも岡部を逮捕。結局スクールポリス制度は見送りとなり、嶋田は交番勤務として新たな道を歩む…というラストだった。緊迫感溢れる一騎打ちシーンをはじめ数々のアクションをみせてきた藤原さんに「アクションカッコ良かったです」「良い声でシビアな正論言ってアクション決める藤原竜也が見れて良かった」など、藤原さんのアクションを讃える声がSNSに続々と上がっているほか、また三枝演じる山田さんにも「三枝くんに会えないと思うとしんどいな」「嶋田さんと三枝の絡みが大好きでした。最高でした。寂しい気持ちでいっぱいです」といった反応が送られている。(笠緒)
2021年03月16日藤原竜也と竹内涼真が最強バディを組んだ映画『太陽は動かない』から、「King Gnu」の主題歌「泡」(読み:あぶく)の1番をフルで使用し、新たな本編カットが加わったスペシャル予告が解禁された。本作について、SNS上では「大パノラマで望める美しい景色と情緒豊かな過去と現代のストーリーに引き込まれていく」「最初は主題歌『泡』に惹かれて観るに至ったのですが、こうも世界観に引き込まれる作品とは思いもしませんでした!」「007を彷彿させるようなアクションが特に見所。悲惨な過去に囚われようとも"今を生きる"を胸に前に進んできた鷹野の姿には痺れた」「鷹野の人生を追体験することで、彼がとても愛おしく、抱きしめてあげたいという不思議な感情になった」など、“絶体絶命”のミッションとのコントラストが鮮やかに表現されるエモーショナルなドラマパートにも絶賛の声が寄せられている。「King Gnu」の主題歌「泡」にのせたスペシャル予告では、激しいミッションだけではなく、心臓に爆弾を埋め込まれ24時間ごとに死の危険が迫るという極限状態の中で生きる鷹野(藤原竜也)と田岡(竹内涼真)の、どこか刹那的で儚い表情、そして美しい自然の中で描かれた鷹野の青春時代のシーンが展開される。さらに後半、命を削るような過酷なミッションの数々との対比が、本作のドラマチックさをより一層引き立てている。鷹野の青春時代について、武田吉孝プロデューサーは「本作の情緒の柱と言えるシークエンスで、これがあるから、ダークヒーローの群像にお客さんが想いを載せることができる」と語る。そのシーンには、次世代を担うフレッシュな俳優たちが集結。鷹野の少年時代を演じるのは、6,000名を超えるオーディションを勝ち抜き、本作が初のスクリーンデビューとなった日向亘。先のドラマ「姉ちゃんの恋人」にも有村架純の弟役で出演した。鷹野の初恋の人で、心に痛みを抱えながらも、鷹野との出会いを経て成長していく菊池詩織役には、TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」や2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演が決定している南沙良。鷹野の親友であり、共にエージェントの訓練をおこなっている柳勇次は子役時代から数々の作品に出演する実力派・加藤清史郎が演じている。『太陽は動かない』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月12日藤原竜也主演「青のSP」の9話が3月9日放送。暴行事件の被害者である涌井と密かに親しくする尾崎…そこから隆平がたどり着いた香里の死の真相に「尾崎と涌井がラスボスか」「岡部も被害者」など、SNSには様々なコメントが投稿されている。学校内に警察官が常駐、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。赤嶺中で教師をしていた元恋人の香里が謎の死を遂げ、その真相を突き止めるためスクールポリスに志願した主人公・嶋田隆平が、香里の死の真相に迫りながら学校にはびこる悪を成敗していく本作。隆平を藤原さんが演じ、香里と同僚だった3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。嶋田の後輩の少年係刑事、三枝弘樹に山田裕貴。生徒を脅迫し香里の死のきっかけを作って逮捕された、赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。教育委員長の尾崎賢治に升毅。1年前、生徒に性的暴行未遂事件を起こした岡部に遠藤雄弥。1年前の暴行未遂事件の被害者となった生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。1組のクラス委員長・尾崎香澄に鈴木梨央。自転車のブレーキに細工されたことがきっかけで亡くなった、嶋田の恋人で音楽教師の小川香里に明日海りお。赤嶺中学の教師として柴田透に泉澤祐希、阿部裕亮に音尾琢真、一ノ瀬悟に石井正則、新津清に須賀健太、福島美津子に峯村リエ、水野楓に山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。木島が逮捕されたが香里の死にはまだ裏があると考える嶋田は、事件の被害者であるはずの涌井に「化けの皮をはがす」と告げる。そんななか3年生のクラスで高校受験の進路指導が始まる。三者面談の場であるにも関わらず反抗的な態度を取った涌井に暴力をふるう父親。家庭内に問題があると考えた隆平が美月を尾行すると、図書館で涌井が尾崎と楽しげに建築の本を読む姿を目にする。そのことを涼子に話すと1年前の暴行事件の現場に尾崎もいたことを思い出す。尾崎に涌井との関係を問う嶋田。尾崎は涌井に「気を付けて」と連絡すると、その足でレストランへ。そこで待っていたのは教育委員長の尾崎賢治。尾崎は賢治の子どもだった。さらに涌井と尾崎が同じ新設校への進学を希望していることも発覚する。一方、岡部は警察の事情聴取が来たことで予備校の職を辞めさせられ、さらに恋人もネットにさらされる。すべてを失った岡部は手製の銃で釈放された木島を撃つ…というのが今回のストーリー。岡部が木島を撃つ直前「約束が違う」と叫んでいたことや、涌井と尾崎の2人のことを回想した嶋田が口にした「あの2人にだまされていたのかもしれない」というセリフから、「岡部先生と校長は何を必死に隠してるの??涌井さんと尾崎さんは何をしたの…??」「涌井さん尾崎さんが岡部を陥れたってこと…??」「涌井と委員長は岡部をハメたっぽいし岡部も被害者なんだろうね」「尾崎と涌井がラスボスか」など様々な反応が上がる。また母親から希望とは別の進路を強制される井上双葉(唯藤絵舞)、相良恭子(石井薫子)を巡る物語にも「自分の時も思い出しながらしみじみしました」など、自らの体験を重ねて共感する声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年03月10日3月6日、7日の全国映画動員ランキングは、『花束みたいな恋をした』がトップを守り6週連続首位になった。公開21週目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は先週2位と変わらず、こちらも好調を維持。吉田修一のサスペンス小説を藤原竜也の主演で羽住英一郎監督が映画化した『太陽は動かない』は初登場3位に入った。TOP10には3作品の新作がランクインしており、ディズニー・アニメーションの最新作『ラーヤと龍の王国』は初登場6位に。2005年から放送された、天野こずえ原作によるTVアニメ『ARIA』シリーズの15周年を記念して製作された劇場版『ARIA The CREPUSCOLO』は初登場10位につけている。また、先週11位から再びTOP10入りした『劇場版ポケットモンスター ココ』は、公開11週目でさらに順位を上げている。次週は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(※3月8日公開)、『アウトポスト』『映画しまじろう「しまじろうとそらとぶふね」』『すくってごらん』『ビバリウム』『ブレイブ ‐群青戦記‐』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『花束みたいな恋をした』2位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』3位『太陽は動かない』4位『名探偵コナン 緋色の不在証明』5位『ライアー×ライアー』6位『ラーヤと龍の王国』7位『劇場版ポケットモンスター ココ』8位『樹海村』9位『映画 えんとつ町のプペル』10位『ARIA The CREPUSCOLO』
2021年03月08日映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の公開記念舞台挨拶が6日に都内で行われ、藤原竜也、竹内涼真、市原隼人、日向亘、佐藤浩市、羽住英一郎監督が登場した。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。藤原は「船のシーンではセットに船を組んで斜めに傾けて撮影したんですけど、足がつかないくらいで、水温もめちゃくちゃ冷たい。『そんなに温度を下げる必要ないんじゃないか?』と言ったら、監督が『画(え)に映るから、緊迫感を出したい』と言ってて。『画に出るモノかな?』とずっと思ってて。これだけ冷たくする必要ないんじゃないかな? あの設定はいりましたかね?」と抗議。羽住監督は「いや、出てるじゃない」と反論し、藤原は「『涼真、今までの人生で何番目に辛い?』とかずっと聞いてたんですよね」と苦笑した。竹内が「ちょろちょろっと出てる救いのお湯、あれも水の量に比べて少なすぎる」と疑問を示すと、羽住監督は「男汁。海猿の時からつけてた名前なんですけど、禁断のもので、1回浴びちゃうとそれなしではいられなくなって、『早く、男汁!』ってなるから」と紹介する。藤原は「お風呂もあって、入ったら戻るのが無理なんですよ。あれは行き過ぎた撮影でしたよね。耐えました」としみじみとしていた。さらに藤原は「冒頭のシーンで言うと、イッチー(市原)を5〜6階のビルから救出するシーン。地上から上がってくところで、何回目かなんかに市原が『竜也くん高いところだめでしょ』と。3階をこえると僕の体が震えてくるらしいですね。『ブルブル震えるのやめてもらっていいですか』って」と振り返る。市原は「隣の竜也くんがだんだん震えてくるんですよ。撮影が始まる前もしゃべらないんですよ。ブルブル震えだして、僕も怖くなっちゃいました」と明かした。次回作は指示を出す方がいい、と再三主張する藤原は「キツいのやです! キツいっすマジで!!」と訴えていた。一方、竹内は「分量的には大変なアクション多かったんですが、僕は途中で助けに行ったりとかブルガリアでも意外と休みがあったんですよ。次は盛りだくさんでもかまいません」ときっぱり。さらに「続編があれば、続編の現場に必ず竜也さんを連れて行きます」と観客に約束していた。
2021年03月06日藤原竜也と竹内涼真が最強バディを組む、吉田修一のサスペンス小説を実写化した映画『太陽は動かない』が、ついに本日3月5日(金)より公開がスタート。この度、藤原さんのインタビューと本編が収録された映像が到着した。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから、映像化は不可能と言われた原作。しかし今回、日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1か月にも及ぶ海外ロケを敢行、市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や列車を貸し切って首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーン撮影など、超異例づくしの大規模な撮影を行い、映画化した。本作のイベントにおいて藤原さんは、自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を語っていた。今回公開された映像は、そんな中でも特に大変な撮影だったという“沈みゆく船内での水攻めシーン”の本編映像と、船内での撮影秘話を語る特別インタビューが収められている。大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けない相棒・田岡(竹内さん)ところへ、鷹野(藤原さん)が救出に向かうこのシーン。天井からは滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていくそんな極限の状況で田岡は「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と訴えかけるが、鷹野は「それでも生きろ!」と力強く声をかけ、決死の救出を試みる。そんな極限のシーンのあとに続くインタビューでは、「久々に堪えましたね。堪えましたけども、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と過酷な撮影をふり返っている。映画『太陽は動かない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月05日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の本編&特別インタビューが8日、公開された。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。かねてより藤原は自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を振り返っていた。そしてこの度、中でも特に大変な撮影だったと語る「沈みゆく船内での水攻めシーン」の本編映像と、藤原竜也が船内での撮影秘話を語る特別インタビュー映像が公開された。本編映像では、田岡が大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けないところへ鷹野が救出に向かうが、船は徐々に傾きはじめ、天井から滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていく。度重なる極限の状況に心身ともに追い詰められた田岡は、「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と、悲痛な表情で諦めかける。それを見た鷹野は「それでも生きろ!」と相棒であり、後輩である田岡に力強く声をかけ、決死の覚悟で救出を試みる。インタビュー映像では、当時の船内での撮影について、「船の中のセットでしたが、火花も散って、水の流れも速くて冷たくて、足もつかない。その中で潜りながらも田岡の腕に巻かれたチェーンだとかをほどかなければいけない。ハンマーや斧を探してはこれじゃないあれじゃないと何度もやる訳ですけれど、久々に堪えました。堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と、これまでの撮影の中でも特に大変だったことを振り返った。
2021年03月05日絶賛公開中の映画『太陽は動かない』から、主演・藤原竜也が船内で絶体絶命のピンチに陥る本編映像と特別インタビュー映像が到着した。本作は『怒り』や『悪⼈』などヒット作を⽣み出し続ける⼈気⼩説家・吉⽥修⼀の同名小説を、『海猿』『暗殺教室』シリーズなど日本を代表するエンタテインメント超大作を手がけてきた監督・⽻住英⼀郎が映画化したノンストップ・サスペンス。心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに迫る死の危険を抱えた藤原竜也、竹内涼真演じる秘密組織「AN通信」のエージェントが、次世代エネルギーを巡って各国のエージェントたちと頭脳戦を繰り広げる。かねてより藤原は本作のイベントにおいて、⾃⾝の苦⼿なシチュエーションを「⾼所・⽔中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と、『太陽は動かない』の厳しい撮影の⽇々を振り返っていた。そしてこの度、中でも特に⼤変な撮影だったと語る「沈みゆく船内での⽔攻めシーン」の本編映像と、藤原が船内での撮影秘話を明かす特別インタビュー映像が公開となった。本編映像では⽵内演じる相棒の⽥岡が、⼤型貨物船の倉庫で⼿⾜を縛られ動けないところへ。藤原演じる鷹野が救出に向かうが、船は徐々に傾きはじめ、天井から滝のように⽔が流れ、みるみるうちに⽔かさが上がっていく。度重なる極限の状況に⼼⾝ともに追い詰められ、「こんな⽣活おしまいにしたかったんだよ︕」と、悲痛な表情で諦めかける⽥岡。それを⾒た鷹野は「それでも⽣きろ︕」と相棒であり、後輩である⽥岡に⼒強く声をかけ、決死の覚悟で救出を試みるのだった。果たして“最強バディ”はこの絶体絶命の危機を切り抜けることはできるのだろうか。インタビュー映像で、藤原は当時の船内での撮影について、「船の中のセットでしたが、⽕花も散って、⽔の流れも速くて冷たくて、⾜もつかない。その中で潜りながらも⽥岡の腕に巻かれたチェーンだとかをほどかなければいけない。ハンマーや斧を探してはこれじゃないあれじゃないと何度もやる訳ですけれど、久々に堪えました。堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と語り、これまでの撮影の中でも特に⼤変だったことを苦笑いで振り返りつつも、それ以上に充実感を得ることができたことを語った。本作には⼤規模な海外ロケで世界を股にかけたスケールの本作に相応しく、韓国のみならずハリウッド進出も果たした⼈気⼥優のハン・ヒョジュ、同じく韓国映画・ドラマ界で⼀躍スターダムを駆け上がってきたピョン・ヨハン。そしてドラマ版から引き続き、体を張ったアクションで魅せる市原隼⼈、更には邦画界を牽引し続ける名優・佐藤浩市の出演をはじめ、豪華競演陣が集結。これまでの⽇本映画を完全に超えたエンターテインメント超⼤作『太陽は動かない』の結末を劇場で見届けてほしい。映画『太陽は動かない』特別映像(絶体絶命の船内+藤原⻯也コメント映像)映画『太陽は動かない』公開中
2021年03月05日