心臓に爆弾、リミットは24時間、ミッション失敗は爆死。映画『太陽は動かない』におけるかつてないアクションに、過去最強の肉体を作り上げて撮影に挑んだという、藤原竜也さんと竹内涼真さん。二人は、共に支え合い、過酷な現場を乗り越え、新境地を開いてきた。――映画を拝見して、日本のアクション映画の迫力やクオリティに驚き、またお二人の肉体づくりを含めた役に向き合う姿勢に圧倒されました。完成作を観た時、それぞれどう思いましたか?藤原:ありがとうございます。ひと言で言えば、大変な思いをした甲斐があったなぁと。ストーリー自体もすごく面白いんですが、改めて羽住(英一郎)組のパワーを思い知った感じです。竹内:繋がった映像を観てやっと、僕たちすごいことしたな、かっこいいことやってのけたなって思えて、またひとつ自信になりました。それから竜也さんが演じた鷹野の少年時代を演じた日向(亘)くんの芝居がすごくよかったし、初恋相手の詩織(南沙良)との青春の一ページも素敵でしたね。現場にいなかったぶん、鷹野という人間がどう形成されたのかがわかったし、一生懸命生きようとしている姿に感動しました。僕、鷹野の、少年時代のシーンが好きなんです。藤原:そうだね、鷹野と田岡との関係性、成長した二人の姿に加えて少年の鷹野とデイビッド・キム(ピョン・ヨハン)の戦いが、大人になってからの二人の戦いと交錯したりして、過去がしっかり描かれていることで人間模様がわかるというのは面白かった。――そして、やっぱり桁違いのスケールのアクションは緊張感があってパワフルで、圧巻でした。藤原:撮影前、羽住監督から「肉体づくりを含め準備をしておいてほしい」と言われたので、必死にトレーニングをして現場に入ったんです。でも実際は、想像をはるかに上回るアクションシーンが用意されていて、現場に行くたびにびっくりしていました。竹内:僕はまず羽住組に参加できることが嬉しかったし、羽住監督の作品を観ていたのでそのスケールの大きさは知っていたつもりでした。期待を超えてやるという気持ちでトレーニングをしていたので自分では万全な状態でしたが、竜也さんが言ったように、予想を超えるアクションの連続で…。藤原:毎日あざだらけだし、体は痛いしでキツかったね。でも(同シリーズのドラマ版と合わせて)半年間も撮影を続けて完成させたことは、僕らの自信になったと思う。――壮絶なアクションは1か所や2か所ではなく全編通してでしたが、とくに走行中の列車でのアクションシーンは印象的でした。藤原:ブルガリアでクランクインして約1か月滞在しながら撮影したんですが、列車のアクションもブルガリアで行ってスタントはほぼなし。安全第一は大前提だったけど、危険な状況も予測できる中、それでもギリギリのところを攻めていきたいって気持ちでした。竹内:列車を使ったアクションって、なかなか経験できないから少しワクワクしつつも、危険を伴うので入念な練習が必要で。古くて埃っぽい車両を8時間走らせっぱなしにしての撮影は、過酷だったんですが、熱量を落とさずに、できることを全て出した。今思うとすごく刺激的なシーンになったと思います。――体づくりは個々に、日本で行っていたんですか?藤原:日本でもそうだし、ブルガリアでもジム付きのホテルを用意してもらって毎日鍛えてたよね。涼真はブルガリアという未知の土地にもかかわらず、自分でジムを探して通ってたし。竹内:器具が充実しているジムがよくて。周りの外国人たちのムッキムキの体を見てモチベーションを上げてました(笑)。鍛えたおかげで、体調は最後まで絶好調。――二人いたからこそ、くじけそうな時も支え合えたのでは?藤原:そうなんです。一人だったら不安なシーンでも、涼真が率先していってくれたから僕が引っ張られた部分も多くて、二人だったから乗り越えられたと思う。竹内:そもそも羽住監督や撮影スタッフが僕らに要求することって、ちょっとおかしい(笑)。壮絶な撮影に慣れて麻痺しちゃってるんでしょうね。藤原:あははは(笑)。どんな要求にも僕らは応えているつもりなのに、誰も褒めてくれないもんな。結局いつも二人で褒め合ってた。竹内:明日も頑張ろうねって(笑)。――そういう関係性が、強いバディ感として表れていたように思います。鷹野も田岡も、もうダメだろうと思ってもどちらかが必ず助けに来るので心強かったです。藤原:僕らは特別、バディという関係性を作ろうとは思ってなかった。でも、監督が用意した環境に必死に食らいついていくうちに自然と距離は縮まり、結束は深まったんじゃないかなぁ、と。竹内:それに、異国で毎日撮影をして一緒にごはん食べて、お酒を飲んでたら距離も縮まりますよね。藤原:ヨハンが、ブルガリアで韓国料理屋に連れていってくれたんだけど、お店の人がものすごくいい肉を出してくれて、みんなで食べて、飲んで、めちゃくちゃ楽しい夜になったんです。そのあと涼真と「あの店美味しかったからもう一回行こうよ」って二人で行ったら、一向にその美味しいお肉を出してくれなかった(笑)。竹内:そうそう、明らかにランクの違うお肉が出てきて、竜也さんが一生懸命「あの時の肉を出してくれ!」って言ったんだけどダメでした(笑)。やっぱり韓国のスターは違うんですね。ふじわら・たつや1982年5月15日生まれ、埼玉県出身。舞台『身毒丸』でデビュー。代表作は『デスノート』や『カイジ』の実写シリーズ、映画『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』など。ジャケット¥34,000(ヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥43,000(バナナタイム/オー! ショールーム TEL:03・5774・1408)パンツ¥16,000(リーセンシィ オブ マイン アバハウス/アバハウス 原宿 TEL:03・5466・5700)シューズ¥36,000(フットストック・オリジナルズ/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)たけうち・りょうま1993年4月26日生まれ、東京都出身。初主演はドラマ『仮面ライダードライブ』(テレ朝)。『過保護のカホコ』(日テレ)、『テセウスの船』(TBS)などで注目を集めた。ジャケット¥220,000パンツ¥106,000(共にエトロ/エトロ ジャパン TEL:03・3406・2655)シューズ¥65,000(パラブーツ/パラブーツ 青山店 TEL:03・5766・6688)Tシャツはスタイリスト私物『太陽は動かない』謎の組織AN通信に属する鷹野と田岡は、24時間ごとに本部へ定期連絡しなければ、心臓に埋め込まれた起爆装置が発動し5分で爆死する。二人は任務を遂げられるのか…。近日公開。5月24日よりWOWOWでドラマ版が放送。※『anan』2020年5月27日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・小林 新(UM/藤原さん)徳永貴士(竹内さん)ヘア&メイク・赤塚修二(メーキャップルーム/藤原さん)佐藤友勝(竹内さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2020年05月20日ドラマから映画へ連動で描くメガプロジェクトの連続ドラマ版「太陽は動かない-THE ECLIPSE-」。この度、藤原竜也、竹内涼真による撮り下ろしトークセッションが解禁、WOWOWでの放送当日の見どころ実況解説が実施されることが分かった。映画版とは異なるNEWストーリーで描かれる本作。藤原さんと竹内さんに加え、佐藤浩市、安藤政信、多部未華子、市原隼人、柿澤勇人、酒向芳、石橋蓮司、吉田鋼太郎ら強力なキャスト陣が揃った究極のノンストップ・サスペンス。近日公開予定の映画版へと連なる仕掛けも随所に散りばめられている。先週開始された先行無料配信が話題沸騰の中、藤原さんと竹内さんの撮り下ろしのトークセッションがWOWOW公式YouTubeアカウントとドラマ版公式サイトにて解禁!先行無料配信されている第1話をふり返りながら、ここだけの裏話からネタバレすれすれの爆笑ぶっちゃけトークを披露。竹内さんが思わず「ドン引きした...」という衝撃のシーンとは一体!?また、気になる第2話以降の物語の展開までたっぷりと語り合っている。そして緊迫したアクションシーンの裏側で起きていた、考えられない爆笑のハプニングを明かす映画版のアフタートークも公式サイトにて公開(公式YouTubeでは5月21日正午解禁予定)。さらには、24日の初回放送当日に見どころ実況解説も決定。藤原さんと竹内さんが第1話の見どころとなるシーンを、実際に放送を見ながら自由にトークして実況・解説するというもので、そのコメンタリー映像を放送に合わせて公式Twitterからも投稿する。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は第1話まるごと先行無料配信中、 5月24日(日)より毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送スタート、全6話/第1話無料放送。映画『太陽は動かない』は近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年05月20日藤原竜也と竹内涼真が共演するWOWWOW『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』の撮り下ろしトークセッションが、WOWWOW公式YouTubeアカウントとドラマ版公式サイトにて解禁された。『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』は、5月24日(日)よりWOWOWプライムにて放送開始。心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織のエージェントの活躍を描いた吉田修一の原作『鷹野一彦シリーズ』を、ドラマから映画への連動で一挙映像化するメガプロジェクトの連続ドラマ版だ。先日WOWWOW公式YouTubeアカウントとドラマ版公式サイトで第1話の先行無料配信が開始し、盛り上がりを見せている。今回解禁された撮り下ろしのトークセッションでは、藤原竜也と竹内涼真が緊迫したアクションシーンの裏側で起きていた、考えられない爆笑のハプニングを明かす。さらに、24日の初回放送当日には、藤原と竹内による見どころの実況解説を実施。2人と共にドラマを楽しめる映像となっている。WOWWOW『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』の撮り下ろしトークセッション配信期間:2020年5月20日(水)12:00~7月11日(土) 19:00『連続ドラマW太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)よりスタート(全6話/第1話無料放送) 毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送『連続ドラマW太陽は動かない -THE ECLIPSE-』第1話5月15日(金)0時~7月11日(土)19時ドラマ公式サイト&公式You Tubeにて配信映画『太陽は動かない』2020年公開
2020年05月20日心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織のエージェントの活躍を描いた吉田修一の原作"鷹野一彦シリーズ"を、藤原竜也と竹内涼真の共演で映像化するプロジェクトのうち、連続ドラマ版『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』が、5月24日(日)より、WOWOWプライムにて放送される(毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送)。この度、本作から“笑”撃のTVスポット映像が公開された。藤原と竹内に加え、佐藤浩市、安藤政信、多部未華子、市原隼人、柿澤勇人、酒向芳、石橋蓮司、吉田鋼太郎らが出演。監督は『MOZU』、『海猿』シリーズなど、エンターテインメント作品を次々と手掛けてきた羽住英一郎。またKing Gnuの新曲「泡」が、ドラマ&映画のプロジェクト共通主題歌として、本編を彩る。この度公開されたTVスポット映像は、藤原と竹内が映画とドラマそれぞれの緊迫したシーンに合わせ、自分たち自身のセリフにアフレコしているというもの。近日公開予定の映画版冒頭のブルガリアでのアクションシーンがメインの「追跡篇」と、ドラマ版の爆弾解除に挑むシーンでの「爆弾処理篇」の2種類だ。「追跡篇」では激走するトラックの荷台の上で謎の敵に襲われながら、運転する竹内からの「面白い連ドラが始まるらしいですよ!」との情報が気になる藤原。WOWOWへの加入を決意し、竹内もそれに続くというもの。「爆弾処理篇」では吊るされた巨大な爆弾の解除にふたりで挑むが、実はWOWOWへ加入しようと、電話で問い合わせをしている藤原。そしてネットで簡単に申し込めることが判明すると、衝撃の事実にやるせない竹内。しかし藤原の加入目的は『太陽は動かない』ドラマ版の視聴ではなく……といったオチに仕上がっている。本スポットは12日より地上波にてオンエア予定。またWEB用にはこの2種類以外にも数パターン作成されており、近日中にすべての種類がドラマ公式サイトにアップされる予定だという。『連続ドラマW太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)よりWOWOWプライムにて放送(毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送)映画『太陽は動かない』近日公開
2020年05月12日藤原竜也と竹内涼真が初共演する連続ドラマW「太陽は動かない ーTHE ECLIPSEー」。この度、2人が緊迫のシーンに合わせてアフレコした“笑”撃のTVスポット映像が到着した。本作は、心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織のエージェントの活躍を描いた吉田修一の原作“鷹野一彦シリーズ”を、ドラマから映画への連動で一挙映像化するメガプロジェクトの連続ドラマ版。藤原さんが主人公の鷹野を、竹内さんが相棒の田岡役を演じている。今回届いた映像は、藤原さん、竹内さんがそれぞれの緊迫したシーンに合わせ、自分たち自身のセリフにアフレコしている、というもの。近日公開予定の映画版冒頭、ブルガリアでのアクションシーンがメインの追跡篇と、ドラマ版の爆弾解除に挑むシーンでの爆弾処理篇だ。追跡篇では、激走するトラックの荷台の上で謎の敵に襲われながら、運転する竹内さんからの「面白い連ドラが始まるらしいですよ!」との情報が気になる様子の藤原さん。WOWOWへの加入を決意し、竹内さんもそれに続く。また、爆弾処理篇では吊るされた巨大な爆弾の解除に2人で挑むが、実はWOWOWへ加入しようと、電話で問い合わせをしている藤原さん。そしてネットで簡単に申し込めることが判明すると、衝撃の事実にやるせなくなる竹内さん。しかし、藤原さんの加入目的は「太陽は動かない」ドラマ版の視聴ではなく…といったオチに仕上がっている。また、WEB版にはこの2種類以外にも数パターン作成されており、ドラマ公式サイトに近日アップ予定という。ユニークな2人の掛け合いをコンプリートしてみては?連続ドラマW「太陽は動かない ーTHE ECLIPSEー」は5月24日(日)よりWOWOWプライムにて放送スタート、毎週日曜日22時~全6話/第1話無料放送。5月15日(金)0時~公式YouTubeアカウント&ドラマ版公式サイトにて第1話先行無料配信スタート。映画『太陽は動かない』は近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年05月12日藤原竜也と竹内涼真が初共演し、ドラマから映画への連動で一挙映像化するメガプロジェクトの連続ドラマ版となるWOWOW連続ドラマW「太陽は動かない ーTHE ECLIPSEー」。この度、2人が撮り下ろしインタビューで50分にわたり語る豪華メイキング特番の放送が明らかとなった。心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織「AN通信」のエージェントの活躍を描いた、吉田修一の原作“鷹野一彦シリーズ”をドラマ化した本作は、映画版とは異なるNEWストーリーを描く。監督は「MOZU」「海猿」シリーズなど、エンターテインメント超大作を次々と手掛けてきた羽住英一郎。近日公開予定の映画版へと連なる仕掛けも随所に盛り込まれている。本作の魅力を余すことなく詰め込んだ50分間の豪華メイキング特番は、WOWOW公式YouTubeアカウントとドラマ版公式サイトでの配信も決定。ドラマ版と映画版のストーリーやキャラクターの紹介などの作品概要はもちろん、半年間に及ぶ大規模な撮影現場に密着したメイキング映像とメインキャストのインタビューで構成されている。「クライマックスシーンの連続でした」(藤原さん)、「本当に大変な撮影ばかりだった」(竹内さん)と、2人がふり返った約1か月間のブルガリアでの市街地を封鎖したカーアクションや爆破シーン、貸切った列車を実際に走らせての格闘シーンの撮影や、宙吊りでの爆弾解除など、日本全国で行われた過酷な撮影現場の様子が迫力の映像で紹介されていく。さらに、藤原さんと竹内さんの2ショット撮り下ろしインタビューでは、初共演となったお互いの印象から、それぞれが演じたキャラクターへの想いなども明らかに。「爆発の現場にいました」(藤原さん)など、いままで経験したことのない“羽住組”の凄さを赤裸々に語り合い、お互いを労っている場面も。また、「竜也さんが原始人みたいになっていた(笑)」(竹内さん)という2人の一番印象に残っているシーンの裏話までをも披露する。改めて、このメガプロジェクトの圧倒的なスケールを体感できる番組となっている。「『太陽は動かない』メイキング特番 ーTHE BURNING HEARTー」は5月10日(日)14時45分~WOWOWプライムにて無料放送。※WOWOW公式YouTubeアカウント&ドラマ版公式サイトにて随時配信予定※配信タイミングは追って公式Twitterにて発表※11日以降リピート放送あり、詳しくは公式サイトへ(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年05月10日藤原竜也と竹内涼真が共演する、映画『太陽は動かない』の公開、『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』の放送に先駆け、本作の魅力を伝える50分間の“『太陽は動かない』メイキング特番 ―THE BURNING HEART―”が、5月10日(日)の午後2:45からWOWOWで無料放送されることが決まった。さらに本番組は、WOWOW公式YouTube アカウントと、ドラマ版公式サイトで配信することもあわせて決定された。心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織「AN通信」のエージェントの活躍を描いた吉田修一の原作“鷹野一彦シリーズ“を基にした、映画版『太陽は動かない』(近日公開)、そして映画版とは全く違う事件を完全オリジナルストーリーで描いた『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』。『海猿』や『MOZU』シリーズを手がけた羽住英一郎監督が贈る、巨大なスケールのアクションドラマとなっている。藤原と竹内に加え、佐藤幸治、安藤政信、多部未華子、市原隼人など、豪華俳優陣が出演。King Gnuの新曲『泡』がドラマと映画両方のストーリーを彩る。今回放送される番組は、ドラマ版と映画版のストーリーやキャラクターの紹介などの作品概要にくわえ、半年間に及ぶ大規模な撮影現場に密着したメイキング映像とメインキャストのインタビューで構成されている。「クライマックスシーンの連続でした」(藤原)、「本当に大変な撮影ばかりだっ た」(竹内)とふたりが振り返った約1カ月間のブルガリアでの市街地を封鎖したカーアクションや爆破シーン、貸切った列車を実際に走らせての格闘シーンの撮影や、宙吊りでの爆弾解除など日本全国で行われた過酷な撮影現場の様子が迫力の映像とともに明らかになる。さらに藤原と竹内の2ショットの撮り下ろしインタビューでは、初共演となったお互いの印象や、それぞれが演じたキャラクターへの想いなども明らかに。「爆発の現場にいました」(藤原)など今まで経験したことのない“羽住組”の凄さを赤裸々に語り合い、お互いを労っている場面も。また、「竜也さんが原始人みたいになっていた(笑)」 (竹内)という、ふたりの一番印象に残っているシーンの裏話も披露する。●『太陽は動かない』メイキング特番 ―THE BURNING HEART―5月10日 (日)午後2:45〜WOWOW で無料放送WOWOW 公式 YouTube アカウント、ドラマ版公式サイトで配信●連続ドラマ版『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)より、WOWWOWプライムにて放送スタート毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送●映画版 近日公開
2020年05月09日藤原竜也と竹内涼真が共演する『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』第1話が、5月15日(金)0時より無料先行配信されることが決定した。同作品は、心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織「AN通信」のエージェントの活躍を描いた吉田修一の原作“鷹野一彦シリーズ“を基に、映画版『太陽は動かない』(近日公開)とは全く違う事件を完全オリジナルストーリーで描いた連続ドラマ。『海猿』や『MOZU』シリーズを手がけた羽住英一郎監督が贈る、巨大なスケールのアクションドラマとなっている。藤原と竹内に加え、佐藤幸治、安藤政信、多部未華子、市原隼人など、豪華俳優陣が出演。King Gnuの新曲『泡』がドラマと映画両方のストーリーを彩る。今回は映画版『太陽は動かない』が新型コロナウイルスの影響で公開延期となったことを受け、映画公開予定日だった5月15日0時にドラマ第1話が無料先行配信されることが決まった。期間は7月11日(土)まで。WOWWOW公式YouTubeアカウントとドラマ公式サイトで第1話が配信される。この施策について、藤原は「多くの方々に観ていただきたい、とてもかっこいい作品に仕上がったので、いち早く無料で配信されるのは嬉しいですね。映画の公開日は延期となってしまいましたが、ストーリー上はドラマ版から映画版に繋がっていく構成なので、全編通して楽しんでいただければと思います」とコメント。竹内は「第1話にはこの物語の根幹となる要素の鷹野と田岡の出会いのシーンや、2人の絶妙なコンビ感、そして映画に負けない壮大なアクションが見どころです」と紹介している。●連続ドラマ版『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)より、WOWWOWプライムにて放送スタート毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送●映画版 近日公開
2020年04月28日吉田修一の「鷹野一彦シリーズ」を、ドラマから映画への連動で一挙映像化するメガプロジェクト「太陽は動かない」の連続ドラマ版「-THE ECLIPSE-」が、放送に先駆けて第1話を無料配信することが分かった。藤原竜也と竹内涼真が初共演し、心臓にあるものを埋め込まれた諜報組織のエージェントの活躍を描き、映画版とは異なる新たなストーリーが展開する本作。5月24日(日)からの放送スタートに先駆け、今回5月15日(金)0時(14日深夜24時)から第1話をまるごと先行無料配信。WOWOW公式YouTubeアカウントとドラマ公式サイトにて、アクセスすれば誰でも見ることができる。あるものを埋め込まれたことにより、24時間ごとに死の危険が迫るという極限まで追い詰められた主人公・鷹野一彦を演じる藤原さんは「多くの方々に観ていただきたい、とてもかっこいい作品に仕上がったので、いち早く無料で配信されるのは嬉しいですね。映画の公開日は延期となってしまいましたが、ストーリー上はドラマ版から映画版に繋がっていく構成なので、全編通して楽しんでいただければと思います」と今回の企画についてコメント。一方、鷹野の後輩であり相棒の田岡亮一を演じる竹内さんは、第1話の見どころについて「この物語の根幹となる要素の鷹野と田岡の出会いのシーンや、2人の絶妙なコンビ感、そして映画に負けない壮大なアクションが見どころです」と説明。さらに、自宅で楽しむ方法として、藤原さんは「家族みんなで、ポップコーンを片手に映画館の気分で」と勧め、竹内さんも「ビールにフライドポテトをつまみながら見るのが最高だと思います」とオススメの鑑賞方法を語っている。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日(日)よりWOWOWプライムにて放送スタート(毎週日曜日22時~全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年04月28日藤原竜也が主演を務め、シリーズ史上初めて原作者の福本伸行による完全オリジナルストーリーである『カイジ ファイナルゲーム』が、Blu-ray&DVDで発売されることが決定した。9年ぶりの3作目となる本作は、シリーズ史上初めて、原作者の福本伸行による完全オリジナルストーリー。原作にはない全く新しい「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」の4つのオリジナルゲームが登場し、原作者渾身の手に汗握る展開が待っている。本作のキャスティングは、藤原竜也と誰の演技バトルを見たいか?という視点で進められていった。本作からの新キャストとして、数多くの作品で注目を集める実力派俳優・福士蒼汰、注目度急上昇中の若手女優・関水渚、数多くの話題作に出演の新田真剣佑。そして、様々な作品で強烈なインパクトを残す名優・吉田鋼太郎の4名が出演することに。また、天海祐希演じる遠藤、松尾スズキ演じる大槻、生瀬勝久演じる坂崎など、過去シリーズに登場した怪しい面々もお目見えする。今回発売される豪華版には、映画の舞台裏に迫る貴重なメイキング映像や、圧倒的な熱狂に包まれたイベント映像、豪華キャストと原作者が出演した座談会の完全版など、ここでしか見ることができない映像特典が満載となっている。『カイジ ファイナルゲーム』Blu-ray&DVDは7月15日(水)発売、7月8日(水)レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
2020年04月17日藤原竜也、竹内涼真という旬のトップキャストを初共演で迎え、吉田修一の原作を映像化した連続ドラマ版「太陽は動かない- THE ECLIPSE-」。映画版とは異なるストーリーが描かれる本作から新たな場面写真が解禁された。「MOZU」シリーズの羽住英一郎が監督する本作。昨年1月のメジャーデビューから破竹の快進撃を続ける「King Gnu」の新曲「泡」が、ドラマ&映画のプロジェクト共通主題歌となることも注目を集めている。解禁となった新写真は、ドラマの主な舞台となる東京で、鷹野(藤原さん)と田岡(竹内さん)が国際都市博覧会の建設現場に潜入する姿や、2人が謎のグループに捕まり、背中合わせでピンチを迎えているカットも!“新人”の田岡がもたらしたこの局面を、鷹野は一体どう乗り切るのか――。さらには2人の上司の風間(佐藤浩市)、過去の因縁から日本政界の闇を追い続け、やがて「AN通信」の存在に迫るNPO法人の職員・落合(多部未華子)。政界のフィクサー・中尊寺(石橋蓮司)を支える秘書・永島(吉田鋼太郎)に中国企業の役員・周(酒向芳)が怪しく急接近する姿、そして鷹野の前に立ちはだかる“過去の亡霊”桜井(安藤政信)が登場する。ドラマ版では映画版では観ることのできないコンビ結成初期と、鷹野と田岡のよりパーソナルなバックグランドが描かれるという。映画版は公開延期となったが、このドラマ版から見ることにより、いっそう楽しみにすることができそうだ。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日(日)より毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送スタート(全6話/第1話無料放送)。映画『太陽は動かない』は近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年04月14日藤原竜也の「カイドウ」シリーズ第3弾「藤原竜也の三回道」に中村勘九郎と溝端淳平がゲスト出演することが分かった。藤原さんの素顔に迫り、多忙なスケジュールの合間を縫って冠番組にふさわしく様々な企画にチャレンジする姿は、バラエティーでありながらドキュメントドラマのような、普段は見ることのできない姿が見られる本番組。そして今回、藤原さんとプライベートでも親交の深い、“「カイドウ」シリーズ準レギュラー”の勘九郎さんと溝端さんが引き続き登場。「藤原竜也の三回道」では、沖縄が舞台。そこで藤原さんが勘九郎さんに“ある対決”を挑むという。さらに、仲良し後輩・溝端さんも駆けつけ、3人で珍道中を繰り広げる。ドラマパラビ「藤原竜也の三回道」は4月15日より毎週水曜日深夜0時58分~テレビ東京、テレビ大阪にて放送(全6回予定)。(cinemacafe.net)
2020年04月08日吉田修一のサスペンス・アクション小説を藤原竜也主演、共演に竹内涼真を迎え映画化する『太陽は動かない』の公開延期が決定した。5月15日(金)に公開が予定されていた本作は、映像化不可能と言われた吉田氏の同名小説を、『MOZU』シリーズの羽住英一郎が監督し映画化。藤原さんが24時間ごとに死の危険が迫るという主人公・鷹野一彦を、鷹野の後輩であり、相棒の田岡亮一を竹内さんが演じている。しかし今回、新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環として公開延期が決定。変更後の公開予定日は決まっていないという。また、購入済みのムビチケは延期後の上映時に利用可能だが、払い戻しの要望があれば、購入した劇場において対応するという。今回の公開延期決定について、藤原さんと竹内さんは「映画『太陽は動かない』の公開を楽しみにお待ちいただいていた皆様に安心してスクリーンで本作をご覧いただけるように、事態の終息を心より願っております」とコメントしている。また本作は映画だけでなく、ドラマの放送も決定しているが、変更することなく、当初の予定通り放送。WOWOWは「このような情勢から、ドラマと映画で全く異なるストーリーを同月一挙にお贈りするという試みは、残念ながら叶わずとなりましたが、まずは連続ドラマ版だけでも先んじてお楽しみ頂きたいと思います」と発表している。『太陽は動かない』は近日公開予定。連続ドラマW「太陽は動かない-THE ECLIPSE-」は5月24日(日)22時~WOWOWプライムにて放送開始(第1話無料放送/全6話)。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年、全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年04月01日藤原竜也と竹内涼真が共演し、映画と連続ドラマの連動で贈る超巨大プロジェクト『太陽は動かない』。この度、「連続ドラマW」枠にて放送される連続ドラマ版「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」の予告編とポスタービジュアルが到着した。連続ドラマ版は、映画版の主要キャラクターや設定はそのままに、原作者の吉田修一によるストーリー原案を基に、映画版とは全く違う事件を完全オリジナルストーリーで描く。今回到着した予告編では、息もつかせぬ怒涛のアクションと演技合戦が繰り広げられる。映画版同様、「King Gnu」が歌う「泡」(あぶく)が主題歌となっており、本映像でもドラマを盛り立てている。ある事件の調査に乗り出した「AN通信」のエージェント、鷹野(藤原さん)と田岡(竹内さん)。世界の大国が狙う超巨大利権が存在することを掴むも、過去の亡霊が立ちはだかる!裏では叛逆の牙を研ぐ永島(吉田鋼太郎)らが何やら怪しい笑みを見せる様子も確認でき、様々な思惑を抱えながら覇権を巡り、全てのキャラクターが激しく交錯していく様が伺え、圧倒的なスケール感を本映像で体感することができる。また同時に到着したポスタービジュアルは、映画版と対照的な赤のカラーに。鷹野と田岡はもちろん、彼らの司令塔・風間(佐藤浩市)がどんと構え、エージェントコンビの後ろには桜井(安藤政信)の姿が…。ほかにも、強力なメインキャスト陣が配置されている。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。映画『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年03月28日藤原竜也と竹内涼真が最強バディを組む極限のノンストップ・サスペンス『太陽は動かない』。この度、本作の主題歌を「King Gnu」が担当することが決定。主題歌「泡」(あぶく)入りの最新予告編映像も到着した。FUJI ROCK FESTIVALなど大型フェスへ出演し、盟友クリエイティブレーベル「PERIMETRON」と制作するMV・アートワークで注目を集め、ライブチケットは毎回即完、唯一無二の世界観を築きあげている「King Gnu」。「イノセンス 冤罪弁護士」や『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の主題歌、また先日スタートした新CMなどのタイアップソングも話題に。今回発表された主題歌「泡」は、本作のために書き下ろされた楽曲で、到着した予告編では、楽曲が初披露。常に死と隣り合わせのエージェント、鷹野(藤原さん)と田岡(竹内さん)の心情に寄り添っている。そして、鷹野と田岡がノースタントで約10mの陸橋から走行中の列車にダイブするシーンからスタートし、度肝を抜くノンストップアクションが連続する本映像。タイムリミットが迫る中、弱さを抱える田岡は「死ぬの怖くないすか?」と問い、冷静沈着、感情を表に出さない鷹野は「一日を生きてるだけだ!」と諭す。そんな中、司令塔・風間(佐藤浩市)から最悪の指令が下る…。今作では、ハードアクションを吹き替えなしで自ら演じるために、藤原さんは半年に及ぶトレーニングで強靭な肉体を作り上げ、また竹内さんは走行中の貨物車内の格闘シーンで、激しくぶつかったドアのガラスがその衝撃で割れるという大熱演を繰り広げ、日本では不可能なアクションシーンを見事成功させている。「King Gnu」常田大希コメント生まれや育ちは選べない皆それぞれ与えられた運命に翻弄されながら足掻き抗い生きているこの映画の世界や人々は果たして我々と無関係なのだろうか運命の不条理さとそれでも生きることの尊さを再確認できました泡のような儚いこの世界に乾杯『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年03月24日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(5月15日公開)の予告映像および主題歌が24日、明らかになった。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送される。この度、主題歌がKing Gnuによる「泡」(読み:あぶく)に決定し、その楽曲が初お披露目となる最新の予告編映像が解禁となった。予告編映像では、常に完璧で冷静沈着な秘密組織“AN通信”のトップエージェント・鷹野が、同じくAN通信の新人エージェントの田岡と共に、ノースタントで約10mの陸橋から走行中の列車にダイブするというシーンから始まる。AN通信のエージェントたちの心臓には、爆弾が埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫まるという秘密があるが、勢いがあって生意気な半面、死の恐怖が頭から離れない弱さを抱える田岡は「死ぬの怖くないすか?」と問う。対して、どんな危機にも冷静沈着に判断を下し、感情を表に出さないが、実は内側に熱い想いを秘めている鷹野は、「一日を生きるだけだ!」と諭す。そして、ある時、AN通信の司令塔の風間(佐藤浩市)から過去最大にして最悪の指令が下る。権力者の誰もが欲しがる「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、世界各国のエージェントや大国の裏組織と命がけの頭脳戦と肉弾戦を繰り広げる鷹野と田岡。迫る死の危険を抱えながら奔走するも、遂に心臓に埋め込まれたチップの起爆装置が発動し、タイムリミットは5分…絶対絶命のピンチが畳み掛けるように続く。初共演にもかかわらず息もぴったりな、藤原と竹内の“バディ感”も注目となっている。ハードアクションを吹き替えなしで自ら演じるために、半年に及ぶトレーニングで強靭な肉体を作り上げた藤原と、走行中の貨物車の中での格闘シーンにおいて、スタッフ全員が息を飲む中、激しくぶつかったドアのガラスがその衝撃で割れるという大熱演となった竹内。日本で100%不可能なアクションシーンを見事成功させる。「もうこんな生活終わりにしたかったんだよ!」と泣き叫ぶ田岡に、「一日を生きろ、今を生きろ!」と語りかける鷹野は、刻々とタイムリミットが迫り来る中、襲い来る数々の困難を乗り越え、明日の太陽を見られるのか…と、今後の展開に期待が高まる映像に仕上がっている。○King Gnu 常田大希 コメント生まれや育ちは選べない皆それぞれ与えられた運命に翻弄されながら足掻き抗い生きているこの映画の世界や人々は果たして我々と無関係なのだろうか運命の不条理さとそれでも生きることの尊さを再確認できました泡のような儚いこの世界に乾杯
2020年03月24日竹内涼真が主演の藤原竜也と映画初共演で“バディ”を演じる『太陽は動かない』。これまで、『センセイ君主』や『帝一の國』、今週末で最終回を迎え大きな話題を集める日曜劇場「テセウスの船」など、爽やかなラブコメからシリアスなミステリーまで幅広く役柄を重ねてきた竹内さん。本作では、心臓に爆弾を埋め込また若きエージェントを熱演しており、新たな魅力を開花させている。今回到着した場面写真は、竹内さんが約半年間鍛え上げたという肉体を惜しげもなく披露し、初の本格アクションに挑む姿が収められている。田岡(竹内さん)がコンテナ船の貨物庫で頑丈に鎖でつながれ、押し寄せる海水を前に悲壮感に満ちた表情浮かべる姿、さらには、水密扉を前にナイフを持ち緊張感に満ちた表情や、走る列車でのアクションでは体半分が外に出る劣勢のハラハラドキドキシーンに、竹内涼真史上最大の大ピンチを予感させるもの。若さゆえに勢いがあり、先輩の鷹野(藤原さん)に対して生意気な半面、死の恐怖が頭から離れないという弱さも抱える田岡。この後、無事にミッションをクリアし生き延びることができるのか、さらにはこの大ピンチに鷹野は駆けつけるのか、考えれば考えるほどハラハラドキドキが止まらない...!さらに、本作では日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1か月にも及ぶ海外ロケを敢行。市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、日本では到底実現不可能ともいえる異例づくしの大規模な撮影を決行するなど壮大なスケールの中で、“先輩”藤原さんとともに新たにどんな一面をみせてくれるか、期待に胸が高鳴る。映画『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日(日)より毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送スタート(全6話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年03月22日『22年目の告白-私が殺人犯です-』『カイジ』シリーズなど数々の強烈なキャラクターを演じてきた藤原竜也が謎の秘密組織のエージェント、「テセウスの船」の竹内涼真が藤原さんと映画初共演で“相棒”を演じる『太陽は動かない』。この度、期待高まる“極限”の新場面写真が一挙に解禁となった。国政や企業の裏で暗躍し、そこで得た重要機密事項や情報から対価を得ることを生業としている謎の秘密組織・AN通信。エージェントの鷹野一彦(藤原さん)と相棒の田岡亮一(竹内さん)は、世界各国が奪い合う「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報争奪戦の中にいた。そこには、日本を揺るがす巨大な陰謀が隠されており、鷹野らは謎の女・AYAKO(ハン・ヒョジュ)やフリーの韓国人エージェントデイビッド・キム(ピョン・ヨハン)、そして各国の権力者らと対峙していく。一方で、鷹野らの壮絶な過去に迫り、そして心臓に爆弾が埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫る極限状態の中で奔走する――。今回解禁された新写真では、極限状態にある鷹野(藤原さん)と田岡(竹内さん)の鬼気迫る表情や、ヘリコプターの操縦姿。そしてミッション遂行のため潜入を試みる、2人のバディ感溢れるキリリとしたスーツ姿も確認できる。さらに、ブルガリアの首都ソフィアにて列車を丸ごと1日貸し切り、終日走行させながら撮影したという竹内さんの本格アクションシーンや、燃え盛る転倒車の前でスマートフォンを操作する2人の同僚にして、本作のカギを握る山下竜二(市原隼人)の姿も。各国のエージェントたちと命がけの頭脳戦を感じさせるシーンや、日本から2人に指令を出す素性は謎に包まれた風間武(佐藤浩市)の姿などもあり、本作のスケールの大きさを改めて感じさせる写真ばかりとなっている。映画『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日(日)より毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送スタート(全6話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年03月10日最近の佐藤健はちょっと、いや、かなりヤバい。火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(恋つづ)で、「今後、お前と俺がどうこうなる可能性は0.0001%もない」と上白石萌音演じる“勇者”こと佐倉七瀬に、佐藤さん演じる“魔王”天堂先生が言い放ったのは確か第2話。それが、ギュッとして背中ポンポンからの「お前は…天堂担だろ?」に、「これは治療だ」キス、頭ポンでの「俺の彼女だから」宣言と来て、先日の第8話では“来るぞ来るぞ”と匂わせた末のまさかのバックハグ、「令和のあすなろ抱き」なるパワーワードも視聴者から引き出した。さらに3月10日放送の第9話では、七瀬は家族に天堂を紹介することになるという。「ドキドキさせられっぱなし」「心臓飛び出るかと思った」「不整脈起こしそう」といった強烈な胸キュンストーリーはもちろん、医療ドラマを通じて登場人物の成長もつぶさに描く「恋つづ」では、早くも“天堂ロス”の声が。そして、“魔王”天堂を好演する佐藤さんにも「佐藤健の沼にどっぷり」という人が世代を超えて増殖中だ。双方向アプリも話題!見逃し配信は「逃げ恥」超え円城寺マキによる同名漫画を、「中学聖日記」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」や映画『orange-オレンジ-』などの金子ありさが脚本、「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」から「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)などを名作を手がけてきた磯山晶がチーフプロデューサーを務めてドラマ化。主人公の佐倉七瀬が修学旅行先の東京で偶然出会った医師・天堂浬(かいり)にひと目ぼれし、彼に再会するため看護師の道へ。だが、ようやく再会した天堂は、循環器内科の医師としては非常に優秀だが、周囲から「魔王」と恐れられる超ドSなドクターだった!それでも、次第に七瀬の看護師としての真っ直ぐな仕事ぶりと明朗な人柄に惹かれていく天堂。ついには、“魔王”が“勇者”に陥落することに。思えばTBSの“火10”枠は、1年前に横浜流星を大ブレイクさせた「初めて恋をした日に読む話」をはじめ、「G線上のあなたと私」「花のち晴れ~花男 Next Season~」など、これまでも数々の名作胸キュンを生み出してきた。佐藤さんがドSな“魔王”の真逆ともいえるキャラ・麦田を演じた「義母と娘のブルース」も同枠だ。そんな中、それぞれにライバルが出現したこともあり、「俺の知らないところで泣くな」だの、「勝手にいなくなるな」だの、さらに名言を連発。放送中から終了後、週末になってもSNSは大盛り上がり。3月9日現在、公式Twitterは33.7万人、公式Instagramは79.5万人のフォロワー数を突破。さらに佐藤さん自身が投稿しており、抽選に選ばれたラッキーな人は直接会話もできる双方向ライブ配信アプリ「SUGAR」でのフォロワーは92万7,000人超え、LINE公式アカウントの友だち数はなんと300万人超えと“彼氏”風の佐藤さんとの会話ができると話題沸騰中となっている。第2話の顔ムニュウや、第5話の頭ポンなど、佐藤さん自身のアドリブも多いという本作。クライマックス直前の第9話では、鹿児島の小さな診療所で、看護師として新たな生活を始めていた七瀬(上白石さん)を迎えに来た天堂(佐藤さん)。七瀬はひょんなことから、家族に天堂を紹介することになるが、結婚の挨拶だと舞い上がる佐倉家をよそに、「先生に好きって言ってもらったことがない」と気づいた七瀬は不安な気持ちに…。果たして怒涛の胸キュンは、いったいどこまでつづくのだろうか!?どんな役でも、観る者の心を揺さぶる繊細な芝居容姿端麗で、クール、天才肌のイメージ。『るろうに剣心』でもお馴染みの身体能力の高さと瞬発力あるアクションも代名詞の佐藤さん。2007年、平成仮面ライダーシリーズ第8作目「仮面ライダー電王」でドラマ初主演を飾ると、そのキリッとしたルックスにそぐわない(?)ヘタレキャラや、個性豊かなイマジン(怪人)たちとの愉快なやりとりが人気に。その後、映画化もされた「ROOKIES」ではドレッドヘアでチームの一員に。「ブラッディ・マンデイ」「メイちゃんの執事」「Q10」や、大友啓史監督による大河ドラマ「龍馬伝」の岡田以蔵役などで、端正なルックスの若手俳優として広く認知されていった。そして2012年、大友監督のもと原作漫画、アニメと絶大な人気を博していた『るろうに剣心』の実写化に主演。 かつて “人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心役は、以蔵役でも片鱗を覗かせたアンニュイさと、ブレイクダンスの素養を生かした超高速剣術アクションがさらに進化、原作でおなじみのセリフ「おろ?」も飛び出して大ヒットに。20代前半にして、「一生の中で、出会えるか出会えないかの作品」と自ら語るほど確固たる代表作を手に入れ、人気を不動のものにする。2014年には『京都大火編』『伝説の最期編』が2作連続公開、そして今夏は『最終章 The Final/The Beginning』が連続公開される。その後もドラマや映画を中心に、次々と話題作に出演。2017年『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では、結婚式目前に意識不明となった恋人(土屋太鳳)の回復を祈り続ける一途な青年役を演じ、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」ではヒロイン(永野芽郁)の幼なじみ、容姿端麗、成績優秀、クールな理論派というイメージにぴったりの萩尾律役でさらに注目を浴びる。劇中の人気漫画家・秋風羽織(豊川悦司)からは『ベニスに死す』の美青年を彷彿とさせると、「タジオ」と呼ばれるほどの美男ぶり。その“朝ドラ”の傍ら、7月期の「義母と娘のブルース」では、後半まで主人公・岩木亜希子(綾瀬はるか)と出会いそうで出会わない茶髪の風来坊・麦田章役を好演した。30歳を迎えて挑んだ念願の白石和彌監督とのタッグ『ひとよ』(’19)では、一家の次男・雄二を演じる無精ヒゲのやさぐれた姿が「新鮮」と話題を呼んだばかり。「こんなキレイな顔をしているのに、こんなに汚くなるか! っていうくらい」とは、妹役・松岡茉優の言葉だ。人を斬らない剣豪や新人類“亜人”といった常人離れした役柄から、律のような美青年、雄二のような影を抱えた役も巧みに演じ分け、どんな役であっても、観る者の心を揺さぶることのできる“器用さ”が持ち味の佐藤さん。もちろん「恋つづ」の天堂でも、ドSツンデレから一転、酔いつぶれた“勇者”七瀬が「私が先生を笑わせます」と告白した際、閉ざしていた心を射貫かれハッとする繊細な演技も披露している。語り継がれる野上良太郎「仮面ライダー電王」とことん不運なヘタレ男子の野上良太郎が、俺様系や人情系、キザ男系など、タイプの異なる4人のイマジン(怪人)に“憑依される”という設定の「仮面ライダー電王」(2007~2008)。佐藤さんは特技のブレイクダンスを披露する上、イマジンに憑依されるたび、人格やルックスがガラリと替わる良太郎を熱演した。つまり、実質1人5役。関俊彦や遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一といった人気声優やスーツアクターのクセまでも把握したその演技力は、“新人の登竜門”といわれる平成仮面ライダーシリーズの中でも突出しており、当時から“ただ者じゃない”と感じていたファンは多いはず。『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』以来、10年ぶりに良太郎としてカムバックしたことも話題を呼んだ。振り幅を堪能すべし『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2010)仲間由紀恵×阿部寛の名コンビでお馴染み、人気ドラマシリーズの10周年記念となる劇場版第3弾。自称・売れっ子奇術師・山田奈緒子(仲間さん)と天才物理学者・上田次郎(阿部さん)の凸凹コンビが、100日以内に次代の“霊能者”カミハエーリを選ばなければ災いが訪れるといわれる栃木の山奥の村へ。彼らを招待する青年・中森翔平を演じるのが、毛糸の帽子がよく似合い、方言も素敵な佐藤さん。実は彼こそが“霊能者”!?恋人・美代ちゃん役は夏帆。恋のライバルが窪田正孝『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)常に不機嫌、屈折した性格で虚無感を抱えた天才ミュージシャン・秋が、嘘のひと目ぼれをきっかけに運命が変わっていく…。そんな佐藤健を堪能できるのが本作。『BECK』ではギターに挑んだ佐藤さんがベースに挑戦。ヒロイン・理子役に約5,000人の中から大抜擢された大原櫻子、「MUSH&Co.」のベースは吉沢亮、「CRUDE PRAY」のボーカルは三浦翔平で、秋と因縁があり恋のライバルともなるベースは窪田正孝と、得だらけの1作。熱いハートを秘めた高校生漫画家『バクマン。』(2015)ただの漫画家じゃない、「週刊少年ジャンプ」で連載を持つ人気漫画家になることを目指す主人公の高校生・サイコーを佐藤さん、相棒となるシュージンを神木隆之介が演じた。当初は「逆じゃない?」と言われたキャスティングも、いまとなっては全く異論なし。クールに見えても内なる熱さを秘め、ともすればひとりで突っ走ってしまうサイコーは佐藤さんにぴったり。神木さんとの息の合ったバディ感も、まるで「恋つづ」来生先生(毎熊克哉)とのコンビみたい!?猪突猛進型の料理人に「天皇の料理番」(2015)医師・天堂浬の「ドSの“S”はストイックの“S ”」と説明されたという佐藤さん。今作のどこまでもストイックでありながら猪突猛進型、真心で料理と向き合い、人に恵まれ、ちょっぴり惚れっぽい料理人・秋山徳蔵役には頭をまるめて挑んだ。調理シーンは吹き替えなし、料理人さえ舌を巻く包丁捌きをマスターするなど、“らしさ”全開。『ひとよ』でも兄役だった鈴木亮平との兄弟愛は涙を誘い、黒木華や桐谷健太、柄本佑など共演陣も豪華。ひねくれた分析男子『何者』(2016)佐藤さんに菅田将暉、有村架純、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之という豪華俳優陣による就活映画。就活という、“自分らしさ”を強制的に可視化・具現化させていく作業の傍ら、Twitterの裏アカでは他人に言えない本音をつぶやき、一歩引いて仲間たちを見る主人公・拓人役に。懸命に何かにのめり込む人をカッコ悪い、イタいと断じながら、演劇への情熱を封じ込めようとする、少々ひねくれた役どころがハマっている。綾野剛との超絶アクションに注目『亜人』(2017)病気の妹(浜辺美波)を救うために医学の道を選んだ研修医・永井圭は、ある日事故で死亡するも、国内3例目の新人類「亜人」として生き返る。永井を演じる佐藤さんは、亜人としての葛藤を抱えながらも大切な人たちを絶対に失いたくない、という思いを胸に、亜人最凶のテロリスト・佐藤(綾野剛)と対決!時に冷静沈着に状況分析し、時に身体を極限まで駆使したアクションで魅せる。彼女の幸せを願う姿に涙『8年越しの花嫁奇跡の実話』(2017)普通に車好きな青年が、普通に好きな人に出会い、普通に結婚しようとしたら、その最愛の女性が「抗NMDA受容体脳炎」という300万人に1人の難病に侵されてしまう、実話を元にした物語。ここまで“普通の男性”役はおそらく初めて。意識不明の愛する人を献身的に看病し、彼女のために別れを決意する実直な青年ぶりに、改めて惚れ直す人も多いはず。土屋さんの熱演も必見。28歳で高校生&悪役に初挑戦『いぬやしき』(2018)一転、今作では28歳にして高校生役に。謎の事故に巻き込まれ、サイボーグ化した犬屋敷(木梨憲武)は人助けをするヒーローに、一方、同じ能力を手に入れた高校生・獅子神は大量殺人鬼へと変貌する。元仮面ライダーの俳優がここまで冷酷な悪役を演じることは珍しいが、最新VFX技術を駆使した撮影をこなせる演技力と身体能力が買われたゆえだろう。獅子神を止めようとする幼なじみ・“チョッコー”こと直行(本郷奏多)、空中バックハグ(?)する渡辺しおん(二階堂ふみ)との関係性にも注目。巴役は誰に!?『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020)シリーズの“終わり”と“始まり”を描く最終章。圧倒的な強敵・志々雄真実(藤原竜也)との死闘をへて神谷道場で平和に暮らす剣心たちが再び襲われ、大切な仲間の命に危険が及ぶことに。シリーズ史上最恐の敵・雪代縁(えにし)役に起用されたのは新田真剣佑で、期待値はますます上昇。さらに、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る、いわゆる“追憶編”では、現在未発表の巴(ともえ)役のキャスティングも重要になってくる。また、ジャッキー・チェンやドニー・イェンとも仕事をしてきたアクション監督・谷垣健治が今回ももちろん続投、準備期間を入れると1年以上かけて取り組んだという佐藤さんのアクションは、第1作から8年を経てどのように進化しているのかも気になる。何かとうまくいかないことも多い人気原作・アニメの実写化としては異例の大成功を収めた本シリーズ。累計興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人超え。日本だけでなく、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100か国以上で配給、世界50以上の映画祭に招待された国際的コンテンツとなったが、ついに今回で佐藤さんの剣心は見納め…。一抹の寂しさはあれど、天堂担&佐藤健・沼が激増したこの夏は本当に待ちきれないものとなりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2020年7月3日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2020年8月7日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年03月10日俳優・藤原竜也が出演する「カイドウ」シリーズ第3弾「藤原竜也の三回道」の放送が決定。この春からドラマパラビ枠にてスタート、「Paravi」では独占先行配信もする。2014年10月に初の冠番組「藤原竜也の一回道」が放送、続く2018年10月には「藤原竜也の二回道」が放送された「カイドウ」シリーズ。映画やドラマでは決して見ることのできない藤原さんの素顔に迫り、様々な企画にチャレンジする姿はバラエティーでありながら、まるで藤原さんの生き方のドキュメントドラマそのもの。「一回道」では大阪~愛媛、そしてハワイを旅し、「二回道」ではカレー作り、UFOとのコンタクトなどに挑戦したが、今回の最新作では、沖縄からスタートするという。今回の放送について藤原さんは「この番組のスタッフは“信頼”はできますが“信用”はできないので、今回は事前に何をするのか全て確認してから撮影をしました。冬の沖縄を舞台に健康的な企画をしております」とコメント。また、前作では中村勘九郎、小栗旬、吉田鋼太郎、溝端淳平ら豪華ゲストの登場も話題に。藤原さんは「ありがたいことに番組撮影の情報を聞きつけた、準レギュラーのメンバーも自ら出演希望をしてくれ、わざわざ沖縄まで足を運んでくれたことには感動しました」と出演者についても明かし、「とにかくこのシリーズは何も考えずに観てもらい、楽しんでいただければ幸いです」とメッセージを寄せている。ドラマパラビ「藤原竜也の三回道」は4月15日(水)よりテレビ東京、テレビ大阪にて放送(全6回予定)。(cinemacafe.net)
2020年03月06日藤原ヒロシがディレクターを務めるショップ「ザ コンビニ(THE CONVENI)」から、ビクトリノックス(VICTORINOX)とフラグメント デザイン(fragment design)による、スタンダードミディアムナイフが、2020年2月28日(金)より発売される。スイスのナイフブランドであるビクトリノックスと、藤原ヒロシ率いるフラグメントのコラボレーションによって生まれたスタンダードミディアムナイフ。ビクトリノックスの「スパルタンPS」のデザインを元に、フロントには、「FRAGMENT」の文字、バックには、フラグメントのマークを施したシンプルなデザインだ。スタンダードミディアムナイフは、コンパクトな見た目ながら、ピンセットや、カン切り、栓抜きなど、12種類のツールを兼ね備えている。また、ツールは全てブラックコーティングされているため、長く使える優れ物。普段の生活だけではなく、アウトドアシーンなどでも活躍するアイテムだ。【詳細】VICTORINOX×FRAGMENT SPARTAN PS MONOCHROME 発売日:2020年2月28日(金)取扱店舗:ザ コンビニ住所:東京都中央区銀座5-3-1カラー:ブラック、ホワイト内容:つまようじ、ピンセット、ラージブレード、スモールブレード、カン切り、マイナスドライバー 3mm、せん抜き、マイナスドライバー 6mm、ワイヤーストリッパー、リーマー (穴あけ)、コルクせん抜き、キーリング価格:8,500円+税【問い合わせ先】ジュンカスタマーセンターTEL:0120-298-133
2020年03月01日WOWOWで放送30周年を迎える『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』と、5月に全国劇場公開とWOWOW放送を迎えるプロジェクト『太陽は動かない』とのコラボレーション企画が実現。2月26日、都内でWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥選手、映画&ドラマで主演を務める藤原竜也が対談を行った。井上選手の大ファンだという藤原は「いつも一方的に、画面越しに応援させてもらっている。直視できない!」と緊張しきり。井上選手も『デスノート』『カイジ』シリーズなどで、藤原の熱演を見ているそうで「今日はお会いできてうれしい」と喜びを語った。“本番”に臨む心持ちに話題が及ぶと、藤原は「稽古でできないことは、本番でもできないですから。特に演劇の現場は、俳優を育てる場で、お客さんと生で接するという意味ではボクシングに似ているなと。あくまで演出家はセコンドで」と両者の共通点について言及。井上選手は日常的なルーティンを語ったほか、「あとは強い者が勝つ世界。練習した分、どれだけ出せるかが結果なので」と勝利への信念を明かした。さらに「しっかり準備したからこそ、遠足の前日みたいに夜は眠れないですね。リングに上がる瞬間は緊張もありますが、ゴングが鳴ると『もう始まるんだ』と。試合中は夢の中みたいで、振り返ると覚えていないほど集中している」。トップアスリートだけが味わう感覚に、藤原は興味津々の様子で、耳を傾けていた。心臓に爆弾が埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫まるという秘密組織AN通信のエージェント、鷹野(藤原)と田岡(竹内涼真)が「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐって、命がけの頭脳戦を繰り広げる。吉田修一のスパイアクション小説を、羽住英一郎監督(「海猿」「MOZU」)が映画&ドラマ化する。取材・文・写真:内田 涼【放送情報】・『4・26ラスベガス決戦!「井上尚弥×藤原竜也」対談』【放送日】4月4日(土)午後2:30[WOWOWプライム]※無料放送・『生中継!エキサイトマッチSP「井上尚弥」ラスベガス3団体統一戦!』【放送日】4月26日(日)午前10:00[WOWOWプライム]※生中継・映画『太陽は動かない』5月15日(金)、全国ロードショー・「連続ドラマW太陽は動かない -THE ECLIPSE-」5月24日(日)より、WOWOWプライムにて放送スタート 毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送
2020年02月26日主演に藤原竜也、相棒に竹内涼真を迎え、吉田修一による原作シリーズを、映画と連続ドラマの連動で贈る超巨大プロジェクト『太陽は動かない』。この度、本作の連続ドラマ版のサブタイトルが『-THE ECLIPSE-』に決定し、特報映像と場面写真が公開された。昨年来、先行して映画版の予告映像やビジュアルが公開されてきたが、ついに、映画版とはまったく違う事件を描く“NEWシリーズ”=連続ドラマ版の情報が諸々公開。全話の監督を担ったのは、映画版と同じく羽住英一郎だ。『海猿』『MOZU』シリーズなど、エンタテインメント超大作を次々と手がけてきた同監督が、日本のテレビドラマ界に大投入する『MOZU』以来の衝撃作となる。公開された特報映像では、藤原演じる鷹野と、竹内演じる田岡の“AN通信”のエージェントコンビが、日本を蝕む巨大な陰謀に挑んでいく様子の、その一部が描かれている。爆破、カーアクション、宙吊り工作など、“危険”なシーンの連続だ。彼らの司令塔である風間役の佐藤浩市や、いきなり絶対絶命の同僚エージェント・山下役の市原隼人も登場する。また、あわせて公開された場面写真は、登場人物たちの姿をそれぞれ捉えたもの。作品の持つ緊張感、迫力、そういったものが伝わってくるものとなっている。連続ドラマ版の副題となった『-THE ECLIPSE-(ジ・エクリプス)』は、“日食”を意味する。これが本作で表すものとはいったい……。AN通信は表向きはアジアのニュース配信会社だが、裏では国家をまたにかけて暗躍する諜報組織だ。そのエージェント・鷹野(藤原)は、新人の田岡(竹内)と共に、3年後に東京での開催が迫っている国際都市博覧会の建設現場に潜入していた。都市博建設地の利権を巡って国内外でさまざまな謀略が動いており、政界のフィクサー・中尊寺の依頼を受け、その情報戦に一役を買っていたのだ。しかし、その建設現場が鷹野らの眼前で何者かによって爆破されてしまう。AN通信の上司・風間(佐藤) の指令を受けて、鷹野と田岡は本格的に爆破事件の首謀者の調査を始める。しかし見えてきたのは、鷹野の過去に大きな影を残す、“ある男”の存在だった……。連続ドラマ版は、映画版の主要キャラクターや設定はそのままに、原作者の吉田修一によるストーリー原案を基にしたオリジナルシナリオによって描かれる。既刊の書籍では知ることができない、この連続ドラマ版ならではのエピソードやキャラクターの数々、“実際、裏ではこうかもしれない”と震えてしまう陰謀のリアリティ、そして今後また少しずつ明らかになる物語の全貌から、目が離せない。『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』『太陽は動かない』(映画版):5月15日(金)より全国ロードショー『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』(連続ドラマ版):5月24日(日)より、WOWOWプライムにて放送スタート 毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送
2020年02月05日『カイジ ファイナルゲーム』が大ヒット中の藤原竜也、相棒にTBS日曜劇場「テセウスの船」で勢いに乗る竹内涼真を迎えた『太陽は動かない』。この度、映画版とは全く異なる事件を描く連続ドラマ版の特報映像と場面写真が解禁された。全話の監督を手掛けるのは、映画版と同じく羽住英一郎。『MOZU』シリーズをはじめとするエンターテインメント超大作を次々と手掛けてきた羽住監督が、日本のテレビドラマ界に再び衝撃作を送り込む。解禁となった特報映像では、藤原さん演じる鷹野と竹内さん演じる田岡の「AN通信」のエージェントコンビが、日本を蝕む巨大な陰謀に挑んでいく様子、その一部が描かれている。爆破、カーアクション、宙吊り工作など、“危険”なシーンの連続だ。彼らの司令塔である風間役の佐藤浩市や、いきなり絶対絶命となっている同僚エージェント・山下役の市原隼人も登場する。映画版の主要キャラクターや設定はそのままに、原作者の吉田修一によるストーリー原案を基にしたオリジナルシナリオで描かれる連続ドラマ版。そのサブタイトルが「-THE ECLIPSE-(ジ・エクリプス)」となることも決定。“日食”を意味する言葉が、本作で表すものとは?ストーリーAN通信は、表向きはアジアのニュース配信会社だが、裏では国家をまたにかけて暗躍する諜報組織。そのエージェント・鷹野一彦(藤原竜也)は新人の田岡亮一(竹内涼真)と共に、3年後に東京での開催が迫っている国際都市博覧会の建設現場に潜入していた。都市博建設地の利権を巡って国内外で様々な謀略が動いており、政界のフィクサー・中尊寺の依頼を受け、その情報戦に一役を買っていたのだ。しかし、その建設現場が鷹野らの眼前で何者かによって爆破された。AN通信の上司、風間武(佐藤浩市)の指令を受け、鷹野と田岡は本格的に爆破事件の首謀者の調査を始める。やがて見えてきたのは、鷹野の過去に大きな影を残す“ある男”の存在だった─。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日(日)より毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送スタート(全6話/第1話無料放送)。映画『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年02月05日1月27日(月)放送の日本テレビ「映画天国」では、今月末より公開される『AI崩壊』に主演している大沢たかおと、松嶋菜々子、藤原竜也らが共演した『藁の楯 わらのたて』をオンエアする。政財界を牛耳る大物・蜷川の孫娘が惨殺された。容疑者は8年前にも少女への暴行殺人事件を起こし逮捕され、出所したばかりの清丸国秀だった。全国に指名手配され、警察による捜査が続くが、行方は分からない。事件の3か月後、大手新聞3紙に「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします。蜷川隆興」という前代未聞の全面広告が掲載された。「人間の屑を殺せば、10億円が手に入る…」と日本中が俄かに殺気立つ。命の危険を察して福岡県警に自首した清丸は警視庁のSP・銘苅と白岩、捜査一課の奥村と神箸、福岡県警の関谷の手で九州から東京まで移送されることになるが、清丸の居場所は何者かの手によってネット上でリアルタイム実況され行く先々で思わぬ刺客が現れる――。映画もされた人気コミック「BE-BOP-HIGHSCHOOL」のマンガ家・木内一裕が小説家として発表した同名原作を『ジョジョの奇妙な冒険』『ラプラスの魔女』などで知られる三池崇史監督が映像化。銘苅役に「JIN-仁-」や『世界の中心で、愛をさけぶ』『キングダム』などの大沢さん。白岩役には「救命病棟24時」シリーズや『祈りの幕が下りる時』『町田くんの世界』などの松嶋さん。清丸役には「身毒丸」などの舞台や『るろうに剣心』シリーズ、『Diner ダイナー』などの藤原さん。そのほか岸谷五朗、永山絢斗、伊武雅刀らも共演する。本作でも主演も務めた大沢さんが“AI社会”と対峙するサスペンス超大作『AI崩壊』は、1月31日(金)より全国にて公開。2030年の日本を舞台に、国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となっているAIが暴走、日本中を巻き込む、想像を絶する大惨事が発生する――というストーリー。大沢さんのほか、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和、芦名星、玉城ティナ、高嶋政宏、余貴美子といった俳優陣が脇を固める。映画天国『藁の楯 わらのたて』は1月27日(月)25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 木内一裕/講談社 © 2013映画「藁の楯」製作委員会
2020年01月27日「キンキンに冷えてやがる」「悪魔的だ」の名セリフを生んだ藤原竜也が演じる愛すべきクズ・カイジが9年ぶりに復活した映画『カイジ ファイナルゲーム』(佐藤東弥監督)のキャストを知ったとき、カイジに挑む敵役に福士蒼汰がいて、しかもポスターではもうひとりの敵役でいまや怪優の名を欲しいままにしている感のある吉田鋼太郎と互角に並んでいるものだから、正直、最初、大丈夫だろうかと心配してしまった。が、それは杞憂に終わった。福士蒼汰、良かった。その理由についてこれから書いていきたいと思う。『カイジ ファイナルゲーム』で描かれるのは東京オリンピック後の日本。急速に不景気が進み、富裕層と下層の格差が激しい世界で、相変わらず貧乏でクズなカイジが昔の上司・大槻(松尾スズキ)の誘いで大きな儲け話に飛びついたことで、国家あげての陰謀に巻き込まれていく。原作が人気ギャンブル漫画なので、映画でもカイジは「バベルの塔」「最後の審判〜人間秤〜」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」と次々命がけのスリリングなゲームに挑んでいく。政府は不況対策に銀行の預金を封鎖、通貨を変更する計画を立てていた。一部の政治家や富裕層だけが逃げ切ろうとしているところ、それに乗っかる巨悪の帝愛グループ黒崎(吉田鋼太郎)と、過去の贖罪のために若者や貧乏人を救済したいと望む富豪の東郷(伊武雅刀)の闘いがはじまる。行きがかり上、東郷と組むことになったカイジだが、黒崎の勢いは絶大で……。福士蒼汰が演じるのはカイジの前に立ちふさがる首相主席秘書官・高倉。影の総理と目される人物で、得意のゴールドジャンケンによって自分の仕事に邪魔な相手をしずめて来た。国家による陰謀にも関わっている。福士蒼汰はしゅっとして頭も良さそうだしちょっとお坊っちゃんぽい雰囲気もあるので、こういう役は合っている。さらに言うと、わりと表情が読めないところがあるので、政治家役も、ジャンケンというと運まかせに見えて意外と頭脳戦のゲームが得意という設定もぴったりだ。もっともそれだけだと当たり前過ぎて面白くない。クールな美形として新田真剣佑(東郷の秘書)もいるから、体型は違うとはいえ、クールな若手の美形というジャンルが微妙にかぶる。○■福士蒼汰として輝く特質がふたつだがしかし『カイジ』で福士蒼汰が福士蒼汰として輝く特質がふたつあった。ひとつは狂気。福士蒼汰の狂気は、19年の映画『ザ・ファブル』でも楽しめる。岡田准一主演のアクション映画で、福士の役は、岡田演じる凄い殺し屋を「レアキャラ」と仕留めようと付け狙う同じく殺し屋・フード。その名前のまんま、フードを終始かぶっている。情け容赦なくじゃんじゃん人を殺していく彼の、かぶったグレーのフードから見える切れ長で大きな目は人を殺す悦びに輝いている。そして、フードで隠してもなお“美少年”ぷりは消せない。唇の赤さも絶妙(メイクの力か)。にもかかわらず残虐。「死」について深く考えていない、ほかの遊びと同じ感覚で人を殺しているこわさを見事に演じていた。そう、福士蒼汰はフードや政治家・高倉のように地頭はいいけど何か信念をもって物事に当たっているように見えない、何を考えているかわからない人物をやると抜群にはまるのだ。それが『カイジ』でも存分に生きた。『カイジ』に出てくるカイジの敵は皆、ものすごく信念がある人ばかりだ。自分なりの儲ける哲学があって、それをグイグイ押し出してくる。『カイジ 人生逆転ゲーム』の利根川(香川照之)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』の一条(伊勢谷友介)など、信念というよりも執念深そう。なにがなんでも生き残ろうというがむしゃらな生命力に満ちあふれていた。○■飄々とした冷たさがバランスをとる『カイジ ファイナルゲーム』の黒崎もそうで、「人間秤」のゲームでは、熱のある演説がじつに見事であっという間に味方を増やしてしまう。彼らと戦うカイジ自体が生命力の塊で、逆境に落ちると石炭をくべまくるようにせっせと命を燃やし、脳みそも肉体も駆使して生き残ろうとする。カイジたちに比べて、福士蒼汰演じる高倉は終始淡々としている。カイジと対峙してぐわっと感情が上がるときもあるにはあるが、そのときの怒りもどこか空虚だ。だからこそ、カイジたちに立ちふさがる不条理になる。そのちょっとした歪みが極めて現代的に見える。『ファブル』のフードもそう。それは狂気であり、もうひとつの福士蒼汰の魅力・冷たさである。福士蒼汰の存在が藤原竜也や吉田鋼太郎の劇的な熱さをクールダウンする。『カイジ ファイナルゲーム』は藤原と吉田が、日本人のアイデンティティをもって世界を相手に演じてきたシェイクスピア演劇で鍛え上げた技を、本来チケット代を1万円くらい出して、しかもなかなか取れず涙を飲むことすらある技を、まるで秘仏の御開帳のように、1,900円で多くの人に見せるという大判振る舞いである。だからこそあまりに熱く激しくお腹いっぱいになるところに、福士蒼汰のどこか飄々とした冷たさがバランスをとるのである。藤原竜也や吉田鋼太郎のでっかい芝居に必死にくらいついて限界までエネルギーを絞り出しているところも感じられる。とはいえ、どんなにがんばっても藤原や吉田みたいにはなれないし、ならない(ならなくていい)、その差異が、この世界に生きる人間の圧倒的な相違となって、ここまで来てしまった人間の分断、その絶望に見えて、そこがいい。ある意味、福士蒼汰が「キンキンに冷えた」役割なのである。どれだけぐわっと口を開け目をひん剥いて叫んでも熱くなりきらない、極めて高性能の冷却装置が効いている感じがするのだ。振り返れば、福士蒼汰は出世作『仮面ライダーフォーゼ』(11年)では、学園ヒエラルキーの下にいるヒーローだった。リーゼント頭の一昔まえの昭和的雰囲気をもつヒーロー。熱血ヒーローのはずが、どこかちょっと引いた視線を感じる設定だった。さらなる出世作朝ドラ『あまちゃん』(13年)では朝ドラヒロインの相手役という立場かと思いきや、これまたちょっとひねりの効いた役割で、ヒロインの友達とつきあってしまうし、地元では抜群にかっこよかったのに東京に出ていくとそれほどでもない人になってしまう。もちろんそれだけでなく、正統派なラブストーリーやミステリー、ヒーローものなどにも出ているのだが、「正当」ということにハテナをつきつけるような役ができることは貴重。これからも朱に交わることなく、温暖化した我々の頭をキンキンに冷やす存在であってほしい。(C)福本伸行・講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員
2020年01月22日藤原竜也と竹内涼真の初共演で「怒り」「悪人」などの人気小説家・吉田修一の同名サスペンス・アクション小説を映画化する『太陽は動かない』。この度、圧巻のスケールで畳み掛ける予告編と多彩な追加キャストが明らかになった。この度解禁となったのは、本作の初の本編映像を使用した怒涛のアクション満載、爆破シーンで畳み掛ける迫力たっぷりの予告編。冒頭、怪しげな木箱を破壊し「連絡もできずにすみません!」と突然現れたのは、憔悴した様子の傷だらけの男。彼は謎の組織“AN通信”のエージェント・鷹野(藤原さん)。AN通信のエージェントたちの心臓には、爆弾が埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫まるという。鷹野は、同じくAN通信の田岡(竹内さん)と共に、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちと命がけの頭脳戦を繰り広げ、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら奔走するが…。そして、世界をまたにかけたスケールの本作に相応しく、実力派キャストたちの出演も明らかに!韓国のみならずハリウッド進出も果たした人気女優のハン・ヒョジュ、同じく韓国映画・ドラマ界で一躍スターダムに伸し上がったピョン・ヨハン、さらには邦画界を牽引し続け、話題の大作『Fukushima 50』の公開も控える佐藤浩市の出演をはじめ、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾ら、豪華な顔ぶれが実現。日本から鷹野と田岡に指令を出す謎に包まれた上司・風間を演じる佐藤さん、鷹野と田岡と同じエージェント・山下役の市原さん、鷹野の高校時代を演じる日向さんはWOWOWで放送される連続ドラマにも出演する。映画『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。ドラマ「太陽は動かない」は5月、WOWOWプライムにて放送予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年01月16日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(5月15日公開)の予告映像およびキャストが16日、明らかになった。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送される。予告映像は、初の本編映像を使用した怒涛のアクション満載で、爆破シーン連発。「連絡もできずにすみません!」と、怪しげな木箱を破壊し傷だらけで鷹野が現れる衝撃シーンから始まる。鷹野が同じくAN通信である田岡と共に命がけの頭脳戦を繰り広げ奔走する様子が詰め込まれた。今回明らかになったキャストとして、韓国のみならずハリウッド進出も果たした人気女優のハン・ヒョジュ、そして同じく韓国映画・ドラマ界で一躍スターダムに伸し上がってきたピョン・ヨハン、更には邦画界を牽引し続け、話題の大作『Fukushima 50』の公開も控える佐藤浩市の出演をはじめ、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾ら、実力派豪華キャストたちが登場。佐藤、市原、日向は連続ドラマ版へも出演する。
2020年01月16日1月11日、12日の全国映画動員ランキングは、『アナと雪の女王2』(全国383館)が公開8週目も首位を守った。福本伸行の人気漫画を藤原竜也の主演で実写化したシリーズ第3弾『カイジ ファイナルゲーム』(全国333館)は初登場2位に。公開4週目の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(全国378館)は先週2位から3位になった。1966年のル・マン24時間耐久レースで、絶対王者のフェラーリに挑んだフォードの男たちの実話を映画化した『フォードvsフェラーリ』(全国365館)は初登場4位。続いて、第72回カンヌ映画祭パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督によるヒューマンドラマ『パラサイト 半地下の家族』(全国131館)が初登場5位に入った。公開3週目の『男はつらいよお帰り 寅さん』(全国353館)は先週3位から6位になった。次週は『記憶屋 あなたを忘れない』『劇場版 ハイスクール・フリート』『ジョジョ・ラビット』『太陽の家』『ラストレター』『リチャード・ジュエル』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『アナと雪の女王2』2位『カイジ ファイナルゲーム』3位『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』4位『フォードvsフェラーリ』5位『パラサイト 半地下の家族』6位『男はつらいよお帰り 寅さん』7位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』8位『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』9位『午前0時、キスしに来てよ』10位『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』
2020年01月14日9年ぶりにスクリーンに帰ってきた映画『カイジ』。その第3弾であり、シリーズ最終作となる『カイジ ファイナルゲーム』にて、我らが“カイジ=藤原竜也”もいよいよ見納めとなる。1996年よりヤングマガジンにて連載され、24年たった現在でも圧倒的な人気を誇り、シリーズ累計2100万部を超える大ヒットコミック『カイジ』。実写化されたシリーズ前2作はいずれも大ヒットを記録し、いまや日本を代表する超人気シリーズだ。本作は、原作者の福本伸行による完全なオリジナルストーリー。舞台となるのは、東京オリンピック後に景気が最低レベルまで落ち込んだ世界だ。金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされてしまう。これから東京オリンピックに向かうとあって、なんとも気分の悪くなる設定だ。想像するだけで恐ろしい。そんな東京で、借金まみれの“底辺男”・カイジ(藤原)は這い上がるために立ち上がる。カイジを演じる藤原といえば、これまでに多種多様なキャラクター演じ、当たり役・ハマり役は数多くあるが、中でもカイジ役が一番のハマり役といったところ。お笑い芸人のみならず、多くの一般の人々にもモノマネをされるほど、藤原の演じるカイジは国民的キャラクターになっている。生ビール片手に口にする「キンキンに冷えてやがる!」をはじめ、本作にも数々の名言が登場。圧倒的な熱量で数々のパフォーマンスを披露し、新たな次元へと到達している。本作からの新キャストとして、総理秘書で“ゴールドジャンケン”を得意とする高倉浩介役に福士蒼汰、カイジに協力するヒロイン・桐野加奈子役に関水渚が登場。さらに、伊武雅刀が演じる大富豪・東郷や、その秘書・廣瀬湊役に新田真剣佑が参加している。また、カイジが所属する派遣会社の社長で“日本の派遣王”と呼ばれる黒崎義裕役を吉田鋼太郎が演じている。その他、山崎育三郎、瀬戸利樹などの参戦に加え、天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久といった過去シリーズにも参加したお馴染みの面々も登場。彼らが物語のフィナーレを華々しく飾っている。想像を絶するオリジナルゲームの数々や、先の読めない展開の連続……果たしてカイジは、天国と地獄、どちらにたどり着くことになるのか。そして何より、“カイジ=藤原竜也”の最後の絶叫を、ぜひとも劇場で楽しんでいただきたい。『カイジ ファイナルゲーム』全国公開中
2020年01月14日