ブ~ン……。この季節になると、うっとうしいのが蚊。「私って刺されやすい……」と悩む人も多いだろう。そんな悩みを、いま1人の高校生が救おうとしている。 「妹が、蚊のアレルギーがあって、刺されると赤く腫れてしまうんです。なんとかできないかと、中学3年生のときに“実験”を始めました」 そう、目を細めて笑うのは、京都教育大学附属高校3年の田上大喜くん(17)。どんな実験をしているのか本誌記者がたずねると、田上くんの口から流れるような解説が。 「蚊は、メスだけが人の血を吸います。そのなかで、ヤブ蚊として一般的なヒトスジシマカを採集し、どんな匂いが好きなのか調べるため、妹の帽子や衣類など、いろんなものの匂いを嗅がせてみました。そしたら、靴下に蚊が特別な反応をみせたんです!」 妹の千笑さん(15)がはいた靴下を近づけてみると、蚊が何度も交尾を始めたという。いままでとは違う蚊の反応に、田上くんは大喜び――。でも、いったいどういうこと? 「つまり、蚊は妹の“足”に引かれて、血を吸いたくなるということがわかったんです。自然界では、蚊は一生に1度しか交尾をしないといわれています。妹の靴下に反応してメスが集まり、そこにオスが引き寄せられ、何度も交尾が行われた――それほど蚊を興奮させる“何か”が、靴下にはあったということです」 ここからヒントを得て、田上くんはさらに実験を続けた。 「ウチで足が最もにおうのは父で、妹の足は全くにおいません。それなのに、なぜか家族では妹ばかりが蚊に刺される。そこで、高校2年生のとき、妹や同級生の足の菌を採取し、培養してみました。すると、妹の足にある“常在菌”の種類が多いことが判明。メスの蚊は、足がにおう人ではなく、足の常在菌の種類を多く持つ人の血を吸いたくなることがわかりました」 この研究により田上くんは、筑波大学が世界的科学者を育てるために主催する、全国の小・中・高校生の理科コンクール「第11回『科学の芽』賞」を受賞した。将来、蚊に悩む必要がなくなる可能性もあると、世界中の科学者たちの関心を集めているという。そんな“蚊博士”田上くんが、蚊を寄せ付けない対策法も教えてくれた。 「妹の足首から下をアルコールで消毒したら、蚊に刺される数が、3分の1に減少しました。これは足の裏や指の間を石けんで洗うだけでも同じ効果があります。また、靴下を新品なものにはき替えるだけでも刺される数は激減しました。山椒や酢、アロマで使われるティーツリーオイルの匂いにも、蚊よけの効果が。蚊が苦手とする成分があるようです」 これだけでも大発見だが、田上くんの研究はまだまだ続いている。 「人の皮膚にすんでいる数ある常在菌のなかでも、蚊が好む菌を特定してみたいです。また、僕が実験しているヒトスジシマカは、足の常在菌に反応しますが、日本にいるオオクロヤブカはお尻の匂いだったり、オーストラリアの蚊は頭の匂いだったり、蚊の種類によって反応するものが違います。もっと蚊のことを知りたいです」 実験道具は、お年玉から費用を捻出。常在菌を培養する“培地”を手作りしたり、ペットボトルを再利用して実験をしているのがスゴイ!受験生にとって大事な高3の夏だが、田上くんはやっぱり“蚊中心の生活”。 「蚊は、夏の深夜0~2時に活発に動くので、その時間に蚊の実験をしなければいけません。そのため受験勉強は、昼間に。両立は大変ですが、蚊が大好きだからしかたありません。できれば大学は医学部に行って、蚊の実験を続けながら、人間の皮膚についても研究もしてみたいです」
2017年08月12日スパイスから、「蚊の季節もおしゃれに蚊を寄せ付けずに過ごしたい」という願いを込めた、「アイアン蚊遣り」NEWバージョンが販売開始されました。ついにやってきてしまった蚊の季節にBBQコンロ、ティピーや飯盒、、、、、これ、蚊取線香を取り付けて虫除けする「アイアン蚊遣り」です。手軽に使える虫除けスプレーは今や常識ですが、やっぱり昔ながらの虫除け蚊取線香は、毎年夏の訪れとともに薬局などの店頭にドーンと展開されます。あの匂いや、線香から上がる煙がもたらすその風情が好きで、今だに蚊取線香が好きという根強いファンも多いんです。3つの特長1.トレイが一体となっているので、燃え尽きた灰の処理もラクラク!2.全種類揃えたくなる!これならおしゃれに蚊取線香がつかえちゃう!3.プレゼントとしても「カワイイ!」を届けることができる!使用例ベランダBBQで、焼き人を蚊から守るためにイスの周りを蚊遣りでガードしています。焼き人は煙幕のおかげで無傷だったとか!ベランダやテラスなどアウトドアでは、ワイルドにコミカルに虫除け!開け閉めの時に、蚊が入ってきそうな窓辺や玄関のガードマン・インテリアとして!購入サイト
2017年07月13日こんにちは。ママライターのあしださきです。夏の風物詩として毎年夏の訪れを感じさせてくれますが、とっても嫌われものの“蚊”。今年もすでに家の中や公園にこの嫌われものが登場していますよね。 ここから秋の終わりごろまで「ヒト」対「蚊」の長い戦いが待っているわけです。私にとっては非常に憎き相手!それは子どもがとてもひどい目に遭っているからです。●わが子が虫除けスプレーを必要としたきっかけわたしの長男は生まれて間もないころからとても肌が弱く、一年中スキンケアが欠かせない子ども でした。そんな長男が幼稚園の年少さんのころ、幼稚園の裏庭で遊んで腕や足に20か所以上もの虫刺されをした状態で帰ってきたのです。当然痒くて掻いてしまった患部は血が滲んで痛み、それがたくさん……。本当にかわいそうなありさまでした。家に帰った後、しばらくして急にすべての患部が真っ赤に腫れ上がって熱を持ち、腕も足も異常な太さになるまで腫れてしまいました。急いで皮膚科を受診すると、一度にこれだけ多くの蚊に刺されたことによって、一種の“アレルギー反応”のような状態を起こしてしまったのではないか、という診断でした。医師からの注意としては、「同じような場所に行くときは、皮膚を露出した状態で遊ばせないように」「なるべく一度にたくさんの蚊に刺されないよう、親が注意せよ」とのことでした。以来、遊びに行くときは必ず“虫除けスプレー”を服の上からでもしっかりとして、どうしても肌が出てしまう箇所は直接スプレーをかけていました。しかし、長男がお友達と公園遊びをしていたとき、お友達のママから市販の虫除けスプレーについて、安全性が不確かな部分がある ということを教えてもらいました。そしてママ自身も、肌が弱く市販品は使えないことから、虫除けスプレーは手作りしているという話を聞きました。そこで私も、手作りの“虫除けスプレー”を作ってみることにしました。●手作りの虫除けスプレーはアロマテラピーで用いる“精油”で作る虫除け効果のある精油は、シトロネラ、ジュニパーベリー、クローブ、ゼラニウム、タイム、ハッカ、ペパーミント、レモングラス、ローズウッド、ユーカリなどがあるそうです。お好みの香りのものをアロマのショップで選ぶといいと思います。【手作り虫除けスプレーの材料】・上記の中からお好みの精油……10滴・消毒用エタノールか無水エタノール……10cc・水道水あるいは精製水……40cc・スプレー容器作り方は簡単です。精油はそのままでは水に混ざらないため溶媒が必要なのですが、その役割をしてくれるのが“エタノール”です。コツはあまりなく、ただ精油・エタノール・水を容器に入れて混ぜるだけ です。これで完成。アルコールに敏感な大人の方や3歳以上のお子さんが使用するときは、直接肌にスプレーする前に、パッチテストをしてくださいね。テストして大丈夫でしたら、肌にも使用することができます。直接肌に使用しなくとも、服の上からスプレーしたり、網戸にシュッシュとかけたりすれば良い香りに癒されます。そして蚊も寄ってきませんよ。レモングラス精油とシトロネラ精油に関しては、『公益社団法人日本アロマ環境協会』が実験を行い、精油が持つ蚊の忌避作用 を報告しています(添付資料参照)。まだ公園で遊べない年齢の赤ちゃんなら、外出時はなるべく肌を露出しないように気を付け、ベビーカーの日よけなどにこのスプレーをかけてお出かけするといいかもしれませんね。●注意点・効果は1~2時間程度で弱くなるため、こまめにスプレーしなおしてください。・使用する精油を選ぶときは、できれば専門知識のあるスタッフさんがいるお店で相談しながら購入するのがおすすめ。まれに妊婦さんや子ども、ある種の疾病を持つ方にとって好ましくない効果のあるものもあるためです。・基本的に3歳未満の子どもには直接肌には使用しない 。・手作りのスプレーは2週間以内に使い切ること。----------いかがでしたか?今年もまた“蚊”との戦いが始まります。アロマの素敵な香りに癒されながら、憎きヤツも撃退するアイデア。ぜひお試しあれ!【参考文献】・『アロマテラピー精油事典』バーグ文子・著【参考リンク】・アロマの蚊に対する忌避作用 | 公益社団法人日本アロマ環境協会()・虫よけ剤-子供への使用について | 国民生活センター()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年07月03日子どもは大人よりも蚊に刺されやすく、肌もまだ弱いので刺された所をかき壊してしまい、「とびひ」になることもあります。デリケートな子どもの肌を守るために、おでかけにはしっかり予防をしてこれからの蚊の季節も楽しく乗り切りましょう!身近にいる蚊はどんなもの?日本には約100種類もの蚊がいるといわれていますが、私たちの身近にいるのは、主に下記の表に挙げた蚊です。刺された後の症状は、すぐにかゆくなる即時型反応と、24~48時間後にかゆくなる遅延型反応があります。乳児は遅延型、幼児は両方の反応が出る時期、大人になると即時型のみといったように変化します。蚊を媒介して感染する病気がありますが、神経質になり過ぎず、予防を適切にして過ごしましょう。◆ヒトスジシマカ見た目:体長4.5mm程度。体は黒と白の縞模様主な活動場所・時間:春~秋、日陰の湿度の高い所で、昼に活動媒介する病気:デング熱、ジカウイルス感染症※、ウエストナイル熱※◆アカイエカ見た目:体長5.5㎜程度。体は赤褐色主な活動場所・時間:春~秋、家の中を中心に、夜に活動媒介する病気:ウエストナイル熱※◆コガタアカイエカ見た目:アカイエカより小型で黒っぽい主な活動場所・時間:春~秋、水田や湿地を中心に、夜に活動媒介する病気:日本脳炎◆チカイエカ見た目:アカイエカによく似ている主な活動場所・時間:冬でも地下鉄の構内などで、昼も夜も活動媒介する病気:ウエストナイル熱※※印は、日本国内での感染例は認められていない蚊も刺されたときのおうちケア3ステップ◆1.冷やしてかゆみを抑える冷たい水があれば、刺された箇所をさっと洗いましょう。保冷剤などで冷やしてもいいです。石けんで洗ってもかゆみは軽減しません。冷やすことで炎症を抑え、かゆみが軽くなります。その後は、市販のかゆみ止めを塗ればOK◆2.かき壊さないようにする蚊に刺された後、気を付けたいのは「とびひ」を作らないことです。もしかき壊してしまったら、ガーゼやばんそうこうで覆い、とびひを予防してください。お風呂に入ったときにはそれを剝がし、石けんで軽く洗って菌を増やさないように◆3.とびひができたら病院へかき壊してグチュグチュしている所が1カ所であれば、そのまま様子を見ましょう。刺されていない所にグチュグチュができたら、それはとびひです。抗生物質を塗ったり飲んだりしないと治りにくいので、病院に行きましょう外出前の虫刺され予防法:服装と虫よけ剤1.露出の少ない服を選ぶ子どもは大人に比べて体温が高く、しかも活発に動くのでさらに体温が上がり、大人よりも蚊を寄せ付けやすいといえます。体の中で刺されやすい部位というのは特になく、肌を露出していればどこでも、顔でも足の指でも刺されます。外出するときの服装は、タンクトップより袖のあるもの、半ズボンやスカートより長ズボンといったように、できるだけ露出の少ないものがいいですね。はだしにサンダルよりも、靴下にスニーカーの方が予防になります。2.子どもの肌に合った虫よけ剤を使う虫よけ剤には、スプレータイプやシートタイプなどいろいろありますが、虫を寄せ付けないための成分で見ると、大きく以下の3種類に分けられます。商品の成分表示に書かれているので、それを見てお子さんに合ったものを選びましょう。◆ディート3種類の中で虫よけ効果が一番高く、肌への刺激も強いので、生後6カ月未満の赤ちゃんには使ってはいけません。2歳未満は1日1回まで。2~12歳までは1日1~3回までとされています。◆イカリジン日本では、2年前に承認された成分です。ディートのような年齢による使用制限がなく、かぶれができるなどの副作用も少ないとされています。肌の弱い赤ちゃんや幼児にオススメです。◆天然ハーブこの3種類の中で、虫よけ効果が一番弱いタイプです。できるだけ自然に近いものを使いたい人や、肌がとてもデリケートで湿疹やかぶれができやすい人に向いています。●お話を聞いたのは:馬場直子さん神奈川県立こども医療センター皮膚科部長。「子どものアレルギー×母乳育児×スキンケア」(共著/南山堂)、「こどもの皮膚診療アップデート」(シービーアール)など著書多数。illustration ATFT GRAPHICS.<文:あんふぁん編集部>
2017年05月13日蚊に刺されやすい人とそうでない人がいます。これには、体質が関係していると考えられています。ここでは、蚊に刺されやすい人の体質について見てみましょう。蚊に刺されやすさに違いがあるのはなぜか虫は、その手法は違いますが、人を襲うことがあります。ほとんどの場合、攻撃方法は刺す、噛む、血を吸うなどです。刺す虫は蜂や毛虫など、噛む虫はクモやムカデなど、そして血を吸う虫は蚊やダニやノミなど、それぞれあげられます。もし、蜂など毒性を持った虫に刺された場合は、すぐに内科や皮膚科などの病院で治療をしましょう。一般的に、虫刺されというと蚊に刺されることを指すことが多いと思いますが、自分は蚊に刺されやすいのに、他の人は刺されないのはなぜという話を耳にすることがあります。蚊など血を吸う虫は、人間の呼吸に反応し、人間の口から発している二酸化炭素の濃度と体温などを感知するといわれています。分かりやすく例をあげると、普段から新陳代謝が高い人や運動やアルコール摂取などによって体温が上がっている人などは、蚊に刺されやすい体質といえるでしょう。しかし、運動やアルコールの摂取などが「刺されやすい」原因になるとは限りません。服装にも関係があるといわれており、具体的には、黒い服を着ている人も刺されやすといわれています。黒い服は、太陽の熱を吸収して温度があがりやすく、その余波が身体に伝わって、その結果、蚊に刺されやすくなるということです。その他にも、女性に限定するなら妊娠中の女性も刺されやすいといわれています。妊娠している状態は、新陳代謝が上昇しやすく、それにともなって体温が高くなったり、二酸化炭素の濃度が増すため、蚊に刺されやすくなります。また、クリームなどを含む化粧や香水などの化学成分を身につけるだけでも刺されやすくなるといわれています。蚊に刺されやすい人の特徴もともと、蚊に刺されやすい、どのように対策をしても蚊が襲ってくるといった場合は、その人の体質が原因であると考えられます。原因は、妊娠中である、汗を掻きやすい、代謝機能が高い、体臭が強いなどがあげられます。妊娠中の女性や汗を掻きやすい人は、少しの運動でも汗を掻いてしまい体温が上昇するため刺されやすい人になります。体臭が強いというのは、運動や肥満などによって汗が掻きやすい体になっていることが原因として挙げられます。このような結果、蚊のターゲットになりやすくなると考えられています。蚊の色覚は、白と黒の2色しか感知できていないといわれています。濃い色を好む傾向にあり、とくに、黒い服を着ている人が蚊のターゲットになりやすいようです。また、血液型によって、襲われやすくなることがあるともいわれています。特に、O型の人は他の血液型の人より襲われやすい傾向にあるといわれています。理由は、O型の人から分泌される成分が蚊を引き寄せると考えられているためです。しかし、O型から分泌される成分が蚊を引き寄せることは、その根拠と解明がされていません。他の要因があるとすれば、考えられる要因をあげて、それに向けた対策を行う必要があるでしょう。蚊に刺されないようにするには蚊に刺されない対策方法をいくつかあげて解説します。なお、夏の時期を前提としています。虫よけスプレーを使う野外活動などをするとき、その過程で汗が掻きやすいだけでなく、半袖などで肌を露出しているので、蚊だけでなく他の虫に襲われやすくなっています。しかし、スプレーをかけた部位が汗などによって流れて効果がなくなってしまうので、適度にくりかえすことが望ましいでしょう。足を中心に虫よけスプレーを使うと効果的です。露出している部分を隠す具体的には、長袖長ズボンを着用して露出した部分を隠すとよいでしょう。夏の時期に、長袖長ズボンはつらいので、可能なかぎり通気性のよいものを選びましょう。それだけでなく、脱水症状や熱中症の確率を高くしているので注意しましょう。黒い服を着用しない上記で説明したとおり、黒い服の着用は蚊のターゲットになりやすいため控えましょう。蚊取り線香を炊く蚊取り線香で蚊を寄せつけないようにするというのもひとつの手です。蚊は水場があるところに発生する傾向にあります。排水管の中にある小さな水たまりでも繁殖するとされています。とくに雨上がりの後に繁殖しやすいです。蚊取り線香を蚊が発生している箇所に設置して炊くと効果的であると考えられます。キッチンなどで炊いても効果はあり、寝室の中で炊いても同様です。ただし、火の取り扱いに注意しましょう。病院にいく虫に刺されて大きく腫れあがっている場合や痛みなどが強い場合は、皮膚科に行き治療を受けましょう。監修:馬渕知子
2017年05月04日殺虫剤や、スプレーは、化学物質がいっぱいで、使っていて心配になったことがありませんか?実は、簡単で、身体にとってとても優しく、健康に良い方法で蚊を家に寄せ付けないようにする方法があります。その方法をご紹介します。1.蚊を避けてくれるおいしいハーブをハーブは、夏の虫たちから守ってくれます。ローズマリー、ミント、バジルは蚊が嫌がります。お料理にも使えるし、丈夫で安く、すぐに取り入れられる対策です。注意:植木鉢に水が残っていないか確かめるようにしてください。少しの水でも残っていると、その水で蚊が繁殖する原因となることがあります。2.蚊を寄せ付けないエッセンシャルオイルラベンダー、コウスイガヤ、ミント、ユーカリのエッセンシャルオイルが効果があります。エッセンシャルオイルをアロマポットに数滴落とし、キャンドルで部屋に香りを漂わせるだけなのでとっても簡単です。体にも心もリラックス出来、とっても優しい方法です。3.酢とレモンの力で蚊を家から遠ざける レモンやお酢も、蚊を家に寄せ付けない方法の一つ。カップにお酢とレモンを1:1で入れて、時々かき混ぜてみてください。蚊にとってはとても嫌な、つんとしたレモンや酢の香りで、蚊が逃げていきますよ。この方法はヨーロッパのおばあちゃんの知恵袋なんです。4.自家製虫除けスプレーたった10分で出来上がる虫除けスプレーを作ってみませんか?プッシュ式のスプレーに水、レモン汁、レモンの薄切り、ローズマリーのみじん切りを入れてよく振るだけで、100%ナチュラルな「蚊よけスプレー」の出来上がり!5.虫除け網を見直してみて!窓の虫除け網はきちんとついていますか?穴などがあるとそこから入ってきてしまう可能性もあるので、カーテンでラインを引きましょう。カーテンレールに少し長めのカヤのような風通しのいい布をかけ、風でめくれない様に、裾に重しを入れます。これなら、布のデザインを選べて、おしゃれなインテリアとしても楽しめますよね。まとめここで紹介した方法は全て体にも優しく、厄介な蚊から身を守ることができます。それと同時においしいハーブを食べたり、お部屋が良い香りになると一石二鳥ですよね。ぜひ、試してみてください!
2016年07月18日夏のイヤ〜な風物詩ともいえるのが、“蚊”。プ〜ンという音を聞くだけでもかゆくなってしまいますよね。蚊はデング熱や日本脳炎、ジカウイルス感染症、チクングニア熱、マラリアなどの感染症を媒介するため、刺されると「かゆい」だけでは済まない場合も……。河原や草むら、公園などは特に蚊が多いため、出かける際にはしっかり虫除けスプレーをする、肌を露出しないなど対策が必要です。とはいえ、同じ場所にいても、蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいるのも事実。両者の違いは何なのでしょうか?●蚊に刺されやすい人の特徴●(1)汗をかいている人蚊は、汗の中に含まれる成分『乳酸 』や『ノナナール 』などを感知し、人に寄ってくるそうです。そのため、運動直後や汗っかきの人は、そうでない人に比べて刺される確率が高くなるとのこと。虫除けスプレーをして出かけても、外出先で汗をかくと流れてしまう可能性があるので、汗をかいた際にはよく拭き取ってから再度虫除けスプレーをしましょう。●(2)体温が高い人蚊は人の体温も感知するため、体温が高い人のほうが低い人より刺されやすいそうです。妊娠すると女性は体温が上がる ため、妊婦さんは要注意。赤ちゃんも体温が高いため注意が必要ですね。●(3)飲酒している人蚊は呼吸によって排出される二酸化炭素 からも人の位置を特定しているそうです。アルコールを分解するときは二酸化炭素の排出量が増えるため、お酒を飲んでいる人も蚊に刺されやすいというわけですね。アルコールが入ると体温も上がり、呼吸数も増えるので、蚊にとっては格好のターゲットとなります。●(4)色黒の人、黒い服装をしている人蚊は色を白と黒しか感知することができず、濃い色を好む そうです。そのため、色黒の人や、黒い服装をしている人のほうが蚊を引きつけやすいとのこと。蚊がいるところへ出かける際には、なるべく白系の服装で行くといいですね。●(5)体臭が強い人蚊は人のたんぱく質や脂質といった成分の匂いにも反応するそう。そのため、体臭が強い人は蚊を寄せ付けやすいとのこと。また、香水や化粧品に含まれる香料や化学成分 にも蚊を引きつけるものがあるそうなので、香水の匂いがキツい人やバッチリメイクの人も注意したほうがよさそうです。----------さて、あなたは蚊に刺されやすい特徴、いくつ当てはまりましたか?蚊は、汗や匂い、体温などを感知し、血を吸うターゲットを決めているとのこと。蚊を引きつける要素を多く持った“太っている人”や“妊娠中の女性”は、特に注意が必要です。また、O型の人は蚊に刺されやすい という研究結果も出ているようですが、まだハッキリとした結論は出ていないそう。蚊に刺されやすい人は入念に、刺されにくい人も油断せず、しっかり対策をして外出するようにしましょう。【参考リンク】・蚊が媒介する感染症(デング熱、ジカウイルス感染症など)について | 横浜市保健所()●文/パピマミ編集部
2016年07月17日シャープは3月17日、プラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」(型番:FU-GK50)の製品発表会を開催した。蚊取空清は、蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用して蚊を捕獲する空気清浄機だ。蚊取空清の特徴は、本体背面にあるプレフィルターの上に、蚊を捕獲するための「蚊取りパネル」「蚊取りシート」を備えていること。蚊取りパネルの内側にUVライト(蚊は360μmの紫外線を好む)を照射し、本体の小窓に蚊を誘い込む。そして、空気清浄機の吸引力を利用し粘着式の蚊取りシートに吸着する仕組みだ。シャープ 健康・環境システム事業本部空調・PCI事業部の冨田昌志氏によると、蚊は自らの存在を目立たなくするために濃い色を好むことから、本体カラーはブラックを採用。また、暗がりや物陰に隠れたがる習性があるため、蚊取りパネルには小窓を設けたという。蚊取空清は、2015年9月のマレーシアを皮切りに、ASEAN諸国で先行販売されている。ASEAN、特にマレーシアの人々にとって、生活空間で一番怖いのは蚊だという声を聞き、現地スタッフやマレーシア保健省医療研究所(IMR)とともに開発をスタートさせた。開発にあたり、シャープは日本環境衛生センターに委託して蚊の捕獲試験を実施。日本に多く生息しているアカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシマカの3種類を約22立方メートル(6畳相当)の試験空間に放ち、22時間運転した。捕集率は、アカイエカが約95%、チカイエカが約98%、ヒトスジシマカが約88%だったという。ASEAN向けモデルと異なり、国内向けモデルは集じん用のフィルターに「静電HEPAフィルター」を採用。脱臭フィルターもより高性能なものを使用した。また、蚊取りシートを、2つ折りにして畳んで捨てられる仕様に変更している。蚊取空清は、いわば「逆輸入」的な製品だと言えよう。シャープ 執行役員の沖津雅浩氏は「プラズマクラスター製品は世界100カ国で展開している。これまで国内向け製品を海外に展開する取り組みを行ってきたが、海外市場の強化にはローカルニーズに対応した製品が必要」と説明。国内での販売を決めた経緯については、2014年に感染が確認された「デング熱」など、日本でも蚊に関する社会問題が増加していることが起因していると話した。
2016年03月18日シャープは3月17日、蚊取り機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」(型番:FU-GK50)を発表した。発売は4月23日。価格はオープンで、推定市場価格は税別50,000円前後。FU-GK50は、東南アジア各国にて2015年9月から先行発売していた製品だ。このたび愛称を「蚊取空清」とし、日本国内でも販売を開始する。紫外線に近寄るという蚊の習性に合わせて、本体にUVライトを搭載。加えてボディカラーにブラックを採用し、複数の小窓を設けるなど「蚊が好む環境」を作り出すことで蚊を呼び寄せる。呼び寄せた蚊は空気清浄にともなって吸引し、粘着式の「蚊取りシート」で確保。蚊取りシートは使用後、2つに折りたたんで廃棄できる。空気清浄機能としては、高濃度プラズマクラスター7000を採用し、「スピード循環気流」機能を搭載。微細な粒子が壁に付着するのを防ぎながら、本体から離れたところにあるホコリを引き寄せる。このほか、センサーの感度を高める「花粉運転」、前面のモニターを消灯し、蚊を取りながら静かに運転する「おやすみ運転」なども利用できる。フィルターは、0.3μmの粒子を99.97%以上集じんできる「静電HEPAフィルター」のほか、「脱臭フィルター」「プレフィルター」の計3種類を装備。サイズはW391×D281×H540mm、重量は約5.9kg。8畳の空気清浄にかかる時間は12分。
2016年03月17日夏は、蚊の季節でもあります。昨年のデング熱の流行からもわかるように、蚊を媒介とする病気は意外に多いもの。蚊に刺されることでかゆみや不快感を覚えるだけでなく、命に係わる病気にかかったり、障害が残ったりしてしまう危険性も少なくありません。特に抵抗力の弱い子どもは、蚊への対策をしっかりとっておく必要があります。今回は、子どもを守るために知っておいてもらいたい、虫除けや蚊の対策法について紹介しましょう。蚊が出てくる時期は?まずは、蚊の生態についておさらいしておきましょう。蚊=夏というイメージがありますが、決して夏限定のものではありません。蚊にもいくつかの種類がありますが、日本にいる蚊は気温15℃以上で吸血活動を開始するといわれています。蚊が特に活動しやすい気温は25℃~30℃。そのため、5月~秋頃にかけては、蚊が多い時期だといえるでしょう。また、もっとも活発に動く時間帯は、夜明けや夕方頃。日の出、日の入りの時間帯に外出する場合は、虫除け対策をしっかりしておきましょう。かなり豊富、虫除けの種類日本は虫除け対策グッズがかなり豊富。子どもにも使えるものを選んだり、シチュエーションに合わせて使ったりと、ライフスタイルに合わせて使い分けることができます。おもなものを挙げてみました。<おもな虫除けの種類>スプレータイプ虫除け効果のある液体をスプレーで噴射し、体に直接吹き付けるタイプの虫除け。日焼け止めと一緒になっているものもあります。クリーム/ジェルタイプスプレータイプ同様、体に直接塗布するタイプ。こちらも、日焼け止め効果を併合しているものが多いです。ティッシュタイプ持ち歩きに便利で、手が汚れにくいということで普及したティッシュタイプ。日焼け止めと併用する場合は、ティッシュが先に塗ったものを拭きとってしまうことがあるので、虫除けティッシュを塗布した後、必ず日焼け止めを上から塗り直しましょう。シールタイプ服の袖口や裾、襟など、肌との境目部分に貼る虫除け。汗をたくさんかく子どもにはこれを使っている、というママも多いのではないでしょうか。そのほか、自宅では置型のものを使ったり、空間に噴射するスプレーを使ったりすることもあるでしょう。最近では、虫除け効果(アンチモスキート)のある繊維を使った衣服も販売されているので、そうしたアイテムを探してみるのもよいかもしれませんね。子どもに虫除けを使用する際の注意点虫さされが気になるといっても、何度もスプレーしたり、間隔をあけずに使用したりするのはNG。用法、用量を必ず守って使いましょう。また、虫除け剤に用いられている化合物「DEET(ディート)」には要注意。高い防虫効果が期待できる反面、まれに人体に有害な影響を与えることがあるといわれています。「乳児への使用は避けたほうがよい」とパッケージに書かれていることもあるので、赤ちゃんへの使用の際は、注意したほうがよいでしょう。DEETが含まれているかどうかは、使用上の注意や配合成分に記載されているので、パッケージの説明をよく読んでから購入、使用しましょう。湿気の多い日や水の多い場所(プールや水たまりなど)は、蚊が活動しやすい環境になっています。お出かけの際は、前後の日の天候もチェックしておくといいですね。
2015年07月18日毎年夏になると悩ましいのが、知らないうちに血を吸っていく蚊。刺されるとかゆいし、赤く腫れて目立つし、脚や顔に刺され跡があっては、せっかくのおしゃれも台無しです。昨年はデング熱騒動もあり、できるだけ蚊に刺されずに夏を過ごしたいもの。ちょっとの工夫で蚊に刺されにくくなるコツを知っておきましょう。蚊に刺されにくくなるにはどうすればいいの?まず手軽にできる対策が、服の色です。蚊は暗い色に集まるという習性があります。とくに黒い色には集まりやすいので、外出するときは黒い服は避け、できるだけ明るい色を着用するようにしましょう。また、蚊は人や動物が吐く二酸化炭素に集まります。二酸化炭素が増える場面といえば、飲酒や運動。とくにアルコールは、水と二酸化炭素に分解されて体の外に排出されます。お酒を飲むと呼吸も早くなり、回数も増えます。今の季節、外で飲むビールは美味しいですが、蚊に刺されないためにはできるだけ控えた方がよさそうです。蚊は汗に含まれる乳酸に集まる習性もあるため、汗をかいたらそのままにせず、こまめに拭くことも大切です。手作り虫よけで蚊をシャットアウト!蚊をよせつけないために有効なのは、何といっても虫よけ剤。でも、市販の虫よけスプレーなどは、つけたときに吸い込んだら心配…と思う人もいるかもしれません。そんなときは、簡単にできる手作り虫よけで蚊を追い払いましょう。用意するものは、ハッカ油、無水エタノール、それに精製水。精製水がない場合は水道水でもかまいません。作り方は簡単! 容器にエタノール10mlを入れたらハッカ油を20滴加え、よく振って混ぜ合わせます。そこに精製水90mlを加え、再びよく振ったら完成です。プラスチック製の容器だと、素材によってはハッカ油の成分で変質してしまうことがあるので、ガラスのスプレーボトルなどに入れるとよいでしょう。また、ゼラニウム、レモングラス、シトロネラ、レモンユーカリなどのアロマオイルも虫よけ効果があります。虫よけスプレーを作る場合は、ハッカ油と同様、無水エタノール10mlにアロマオイル20滴を混ぜ、そのあと精製水90mlを加えます。アロマオイルはお好みでブレンドしてもよいでしょう。それでも刺されてしまったら…かゆみや跡を残さないために虫よけの工夫はしていても、気付かないうちに蚊に刺されてしまうこともあるかもしれません。刺されたところをかいてしまうと、余計にかゆみが広がったり、色素沈着を起こして跡になったりすることも。蚊に刺されたときは、かかないようにすることがとても大切。もし腫れても、かかずにそのままにしていれば短時間で赤みは引きます。蚊に刺されたと気付いたら、まずその部分を冷やしましょう。温めて血行がよくなると、かゆみは増してしまいます。冷たい水で洗うか、保冷剤などで冷やすのが効果的です。また、かゆみの原因は蚊の唾液です。蚊の唾液は酸性なので、刺されてすぐにアルカリ性の石鹸で洗えばかゆみをおさえることができるといわれています。それでもかゆい場合は、市販のかゆみ止めを塗るか、絆創膏を。とくに絆創膏やテープなどを貼って空気に触れないようにすれば、短時間でかゆみがおさまることが多いようです。今の季節、なかなか避けては通れない虫刺されの問題。しっかり対策をして、快適な夏を過ごしましょう。
2015年07月12日暑くなるに連れて気になることはいろいろありますが、なかでも蚊にイライラさせられるという人は多いですよね。そんな蚊の対策にぴったりな商品をコミカルに紹介する、「KINCHO」のウェブ限定ムービーシリーズが公開中です。「KINCHO」と言えば、テレビCMでもタレントの山瀬まみさんをはじめ、話題の有名人などが登場。そのインパクトは一度見ると忘れられないほど。ウェブ限定ムービーに登場するのは、新キャラクター「カー・オルデー」と「ナンシー」。「カー・オルデー」は、白髪に眼鏡が眩しい男性です。美声でハキハキした喋り方をしていますが、挙動はなんだかあたふた。一方の「ナンシー」は同じく眼鏡ながら、無口でいつも険しい顔をした女性。動画の中ではさまざまなファッションを見せたり、突然奇抜な動きをしたり、号泣したりと、驚くような行動ばかりで圧倒します。『蚊と戦うKINCHO おそとで戦う篇』では、スーツ姿のカー・オルデーが登場します。ハキハキした声とは全く合わない、おろおろした動きを見せながら、まずは蚊が媒介するデング熱や日本脳炎、マラリアの危険性を伝えてくれます。そんな蚊を安全かつ効果的に撃退できる商品として、「ハエ・蚊ハンター」を紹介。少し離れた蚊でも、一網打尽にできる強力ワイド噴射などの商品特長を勢いよく美声で話しつつ解説していきますが、その動き方はやっぱりおろおろ。どうもそのギャップが気になりますね…。商品のパワーは、ナンシーが実際に使って紹介。無表情で黙々とスプレーを噴射します。さらに、蚊の対策といえば定番の「金鳥の渦巻」。広範囲の蚊を寄せ付けない「金鳥の渦巻」で、「これで安心してバーベキューができるね。どうだいナンシー!」とうれしげに語りかけるオルデーですが、ナンシーはすっかりバーベキューにふけっているのでした。オルデーとナンシーそれぞれもアンバランスな登場人物ですが、そのやりとりも相当ギクシャク…。このシュールっぷりを、ぜひ実際にご覧ください。ほかにも、『蚊と戦うKINCHO おでかけで戦う篇』『蚊と戦うKINCHO おうちの中で戦う篇』など全部で5本あるので、チェックしてみては。KINCHOでは、おうちの蚊やお外、おでかけなど、さまざまなシチュエーションに合わせた蚊の対策商品があります。去年はデング熱も話題になりました。今からしっかり蚊の対策をしておきましょう。・大日本除虫菊 公式サイト
2015年05月15日アース製薬は3月2日、ハエ・蚊用殺虫スプレー「アースジェットバラの香り」「アースジェットラベンダーの香り」を発売する。○使用後にほんのり花の香りが同商品は、バラやラベンダーの香りがほんのり香ることで、使用後の薬剤臭が気になりにくい殺虫スプレー。同社によれば、香りをコンセプトに入れている殺虫剤製品群の市場規模が2013年から急激に拡大しているという。スプレーは「3倍ジェット噴射」によりハエや蚊の退治効果を高めるとともに、マダニにも効果を発揮する成分とした。有効成分はフタルスリン・フェノトリン。防除用医薬部外品。内容量は各450mLサイズ。荷姿は2本パックのみ。価格は各オープン(市場想定価格698円前後)。
2015年02月19日東京都福祉保健局は9月26日、東京都・代々木公園における蚊の病原体保有調査の結果、デング熱の原因となるデングウイルスを保有している蚊が確認されなかったことを明らかにした。9月4日にデングウイルスを保有している蚊の存在が確認されて以降、同公園内での同調査でデングウイルスを保有している蚊が見つからなかったのは、今回が初めてとなる。9月26日時点で、国内で147人の患者が確認されているデング熱は、デングウイルスを原因とする急性の熱性感染症で、蚊を媒介とする。蚊がデングウイルスに感染した人の血を吸い、体内で増殖させた後に別の人間を吸血することで、デング熱の感染者が増えていく。主な症状として、発熱や頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹などがある。当初より、代々木公園ないしは同公園周辺を訪れていた人にデングウイルス感染が確認されていたことを受け、東京都は同公園の蚊の採集を実施。デングウイルスを保有している蚊「ヒトスジシマカ」が9月4日に確認されたこともあり、現在、東京都は同公園の一部地区を閉鎖させている。東京都は継続的に同公園での蚊のデングウイルス保有調査を続ける意向を示していた。東京都福祉保健局によると、今回、9月24日から25日にかけて同公園内の複数地点で蚊を採集して調査した結果、デングウイルスが検出された蚊は見つからなかったという。9月3日の調査によって、同公園内の4カ所でデングウイルス保有の蚊が確認されて以来、次の調査(9月9日~10日)で4カ所、さらに次の調査(9月16日~17日)で3カ所から同様の蚊が見つかっており、今回の調査で0カ所となった。同公園内で採集できた蚊の数も、9月16日~17日の調査時は191匹だったのに対し、直近の調査では41匹と少なくなっている。なお、都は引き続き蚊のデングウイルス保有調査を実施していく方針。
2014年09月27日厚生労働省は9月11日、国内で感染者が増えているデング熱の原因となるデングウイルスを保有している蚊がいるかどうかを調べるため、各地域の公園などで実施した調査結果を明らかにしたデングウイルスを原因とするデング熱に感染すると、発熱や頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹などの症状が出る。蚊がデングウイルスに感染した人の血を吸い、体内で増殖させた後に別の人間を吸血することで、デング熱の感染者が増えていく。ヒトからヒトに直接感染することはない。患者の多くが感染したと推定される代々木公園においては、媒介となるヒトスジシマカからデングウイルスが検出されている。感染者は千葉県でも見つかるなど、感染は散発的ながらも広がりを見せており、同日には感染者がついに100人を超えた。そのため厚生労働省は、代々木公園がある渋谷区および隣接する特別区の公園などで、蚊のウイルス保有調査を順次実施。これまでに「有栖川宮記念公園」「杉山公園」「宮下公園」「戸山公園西・東側」「菅刈公園・西郷山公園」では、それぞれの公園内5カ所で蚊を採集したところ、すべてデングウイルスが検出されなかった。そして11日、新たに「駒沢オリンピック公園」(世田谷区・目黒区)「芝公園」(港区)「都立和田堀公園・善福寺川緑地」(都杉並区)も同様に、5カ所で採集した蚊がすべて「陰性」だったと同省は発表した。なお、デング熱に関する相談・問い合わせには各区の保健所が対応しているほか、東京都によるデング熱専用相談電話も相談を受け付けている。写真と本文は関係ありません
2014年09月11日夏になると悩まされるのが、蚊、小バエ、ゴキブリなどの虫対策。しかし「市販の防虫グッズはインテリアに合わない」という人や、「強い殺虫剤は苦手」という人もいるのではないでしょうか。そんな人にオススメなのが、アロマで防虫する方法。アロマテラピーで使われる、植物の花や葉、種子などから抽出した精油(エッセンシャルオイル)の中には、虫が嫌がる香りを持ち、防虫に使えるものもあるのです。今回は、アロマティスト(R)の小泉美樹さんに、精油を使った3種の防虫対策を教えていただきました。【効果絶大!蚊除けルームスプレー】●材料・精油(レモングラス:14滴、ゼラニウム:6滴)・アルコール(無水エタノール):5ml・水(精製水orミネラルウォーター。水道水でも可):45ml●作り方1. ガラス容器にアルコールを入れ、精油を加えて、ガラスの棒やマドラーでよく混ぜ合わせます。2. 水を加え、よく混ぜ合わせます。3. ガラス製のスプレー容器に移し替えます。※精油にはプラスチックや金属を溶解・変質させるものがあるため、精油の調合・保管には、ガラス製の容器や棒を使うようにします。小泉さんの一押しは、このルームスプレー。精油を使った虫除けアイテムの中でもかなり効果が高く、使っていると不思議と蚊が寄ってこなくなるそうです。使う際は、スプレー瓶をよく振ってから、窓の網戸や玄関など、蚊が入ってきそうなところに吹きかけます。スプレーは時間が経つと揮発してしまうので、一日に何度か吹きかけるのがコツとのこと。ちなみに、精油の量を、レモングラス7滴、ゼラニウム3滴に変えれば、ボディスプレーとしても使えます。ただし、肌の弱い人は使用を避けましょう。また、体に使う場合、水は水道水ではなく、精製水かミネラルウォーターを使うようにします。【シンク下に置くだけ。ゴキブリ除け】●材料・精油(クローブ、シナモン、ペパーミントのいずれか:5~6滴)・塩:適量● 作り方ガラスまたは陶器の小皿に塩を入れ、その上に精油を垂らします。シンク周りやシンク下、キッチンの隅など、ゴキブリが出そうな場所に小皿を置きます。ゴキブリが唯一食べないと言われる塩に、苦手な香りの精油を垂らすだけの手軽なゴキブリ除けです。香りが薄まってきたら、また同量の精油を垂らせば続けて使えるそうです。市販のゴキブリ駆除グッズには、“いかにも”なデザインのものが多いですが、これなら抵抗なく使えるはず。可愛い小皿を使えば、インテリアの一部としても楽しめます。とは言え相手は強力なので、これだけで完全に撃退できなければ、使う頻度や数を減らしつつ市販のグッズと併用するのも手です。【キッチンの小バエ対策】●材料・精油(レモングラス、シトロネラのいずれか:2~3滴)●方法生ゴミを捨てる際、一緒にゴミ箱に精油を直接垂らします。小バエの発生源は、主に生ゴミが入ったゴミ箱。そのゴミ箱に精油を直接垂らすのが、もっとも簡単で効果的な対策だそう。蚊除けルームスプレーの要領でスプレーを作り、ゴミ箱やシンクに振りかけて使う方法もあります。ゴミ箱に精油を直接垂らした方が、香り自体は強いのですが、スプレーだとアルコールを含むため、除菌効果も期待できます。上記の対策でオススメした精油は、ブレンドしてもOKですが、それぞれ単体で使っても効果があります。まずはこの中から1~2種類、専門店などで気に入った香りの精油を選んで試してみてはいかがでしょう。アロマポットやディフューザーなどの道具を持っている人は、精油を焚いて、蚊取り線香のように使うこともできます。もちろん精油には、劇的な効果や、殺虫効果があるわけではありません。しかしその分、「安全で、香りを楽しみながら防虫もできるのが魅力」と小泉さん。精油の香りは、心と体にさまざまな作用をもたらしてくれるもの。防虫効果以外にも、疲れや頭痛が和らいだり、気分が落ち着いたりと、思いがけないうれしい効果があるかもしれませんよ。※注意事項・精油の香りが合わないときは、使用を中止しましょう。・精油は高温多湿を避けた場所で保管し、2~3週間以内で使い切りましょう。・ペットや赤ちゃん、妊婦さんがいる環境では、使用を控えてください。文・本居佳菜子(エフスタイル)取材協力・監修/小泉美樹さんアロマティスト(R)。モーニングアカデミア校長。メディアでアロマテラピーに関する執筆・監修のほか、講演活動も行う。著書に『すべてがわかるアロマテラピー大事典』(永岡書店)など。オフィシャルサイト:【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月19日この夏、蚊にたくさん刺された女性、要注意です!刺されたあとってどうなっているか気にしたことありますか?普通、蚊に刺されたあとは、時間がたつと自然に消えてしまうもの。でも強くかいていると、傷ができて炎症を起こし、腫れて色素沈着を起こしてしまいます。そうすると、あとがなかなか消えなくなってしまうんです。年を取ると虫さされや吹き出物が治りにくく、あとになりやすいもの。それは、加齢によって肌のターンオーバー(古い角質がはがれ落ちて、新しい皮膚に生まれ変わる周期)が遅くなってしまうせい。虫に刺されたあとは、すぐに虫さされ薬をつけて、かゆくてもかかないこと。それでも改善されずあとに残ってしまった場合は、皮膚科で相談しましょう。もし色素沈着を起こしているなら、ハイドロキノンのクリームや、ビタミンCなどの錠剤を処方してもらえるはずです。症状が初期の時点で皮膚科を受診すると、炎症を抑えるのにステロイド剤を処方されることもあるでしょう。「ステロイド剤は怖い」というイメージを持つ女性もいるかもしれませんが、正しく使えば効果的なのでご安心を。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年10月04日