昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「能天気な20歳の息子の将来が心配です。せっかく入った一流大学もやめてしまい、お気楽なバイト生活。いい会社に就職もできないでしょう……。先が思いやられます」(キャラメルコ〜ンさん・51・主婦・東京都) 【A】「今は親がいるから甘えてるだけ。バイトしているなら大丈夫」(蛭子能収) 放っておけばいいんですよ。オレの息子も小さいときから家でずっとゲームをしていれば満足というタイプ。今は、結婚して、好きなゲーム業界で仕事をしています。 しかもバイトしているなら、自分が食べられる分は稼げるはず。親がいるから今は甘えているだけ。いつか誰もいなくなったらなんとかするし、何か自分のいきがいを探している時期かもしれませんよ。 オレにとって仕事は金を稼ぐ手段。食っていくためにはやむをえないことだと思っています。テレビの仕事を「楽だ?」と言って、ヒンシュクを買うことがありますが、正直、嫌なことも少なくありません。ちり紙交換をしていたときも、トラックで競艇場に行く楽しみがありましたが、肉体的にはツラいことばかり。それでも「楽だ?」と割り切って働いていました。 それに比べて漫画の稼ぎは連載10本で月に20万〜30万円ほど。「楽だ〜」というしごとではなく、オレにとってはいきがいのようなものかもしれません。
2018年04月02日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「定年退職する夫と、日本中の温泉地を軽自動車のキャンピングカーで巡ろうと考えています。バスで全国を旅している蛭子さんにとって、お気に入りの温泉地を教えてください」(マーミンママさん・59・パート・東京都) 【A】「風呂は、体の汚れを落とすために入るもの。温泉なんて必要なし」(蛭子能収) 最近もギャンブルで負けてばかりです。一方、オレのマネージャーは、一昨日、競馬で25万円も勝ったからと、「いきなり!ステーキ」の1,500円もするランチをおごってくれました。情けないけど、おいしかったです。 もともとマネージャーはギャンブルには無関心でした。オレの担当をしてから競艇や競馬を覚えて、今ではオレよりも勝っています。舟券を買うコツを仕込んだのはオレなのに……。もう人には何も教えたくありません。 そもそも、オレは温泉が別に好きではありません。ロケで温泉に行ったときに、湯船で「ア〜」と声を上げますが、心地よいポーズをしているだけです。温泉といってもお湯ですから、サッパリ感はありますが、気持ちいいという感覚になったことがありません。それよりも服を脱ぐとか、人に裸を見られるとか煩わしいことばかり。だいたい、風呂やシャワーは、汗臭くなって人に嫌われないために入るだけのもの。温泉も、気持ちよくなるために入るものではないと思っているんです。
2018年03月26日徳井義実(42・以下徳井)「趣味はバイクに乗って、ツーリングに行ったりとかです。ハーレー(ダビッドソン)を今、5台持っていまして、大きいのもあれば、きゃしゃなものもあったり。ご趣味は何ですか?」 宮司愛海アナウンサー(26・以下宮司)「お酒が好きなので、家では梅だったり、季節の果実をお酒に漬けたりしています。入れる砂糖の量を調節すると、お酒の味が変わるんです……」 3月某日、都内の高級フレンチレストランで、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井の顔は思わずほころんだ。’06年には『M-1グランプリ』で優勝し、さまざまなテレビ番組で活躍するチュートリアル。ボケの徳井は「よしもと男前ランキング」で3年連続1位に輝き、殿堂入りを果たしたお笑い界きってのイケメンとしても知られる。 だが、過去にさまざまな熱愛報道はあったが、いまだ独身だ。そんな徳井に、お見合いしたい相手を聞いてみると、熟考のすえに名前を挙げたのがフジテレビの宮司アナだった。平昌五輪から帰ってきた宮司アナと本気のお見合い対談が実現しました! インタビューマン山下(49・以下山下)「本日、仲人を務めさせていただく山下です。徳井さんは婚活中と聞きまして、ぜひ『女性自身』で結婚相手を探してもらおうと、お見合いを提案しました」 徳井「宮司さんはどんなタイプが好きなんですか?」 宮司「優しい人が好きですね。あと、鼻が高い人。男性の横顔が好きなんですよ」 徳井「僕、わりと鼻は高めですよ(笑)」 宮司「かっこいい姿を見たりとか、意外な一面を見たとき、もっと知りたいなと思います。バイクにまたがっているのが、カッコいいみたいな(笑)」 徳井「またがりますよ!」 山下「もし、お2人が食事とかに行くなら、何がいいでしょうか。宮司さんは卵料理が好きと聞きました」 宮司「そうですね。卵かけご飯やオムライスとか好きですね。徳井さんは?」 徳井「僕ね、この間、新幹線の中で暇やったから、真剣に自分の好きな食べ物のランキングをずっと考えたんですよ」 山下「ほんまに暇やったんですね(笑)」 徳井「たまに好きなものを聞かれても、なんとなく答えているじゃないですか。じゃなくて、突き詰めて本気で考えたんですよ。好きとは何かということから考えて。いくつかの角度からランキングを決めましたが、1位はカニクリームコロッケ(笑)」 宮司「一緒!一緒!大好き!ずっとカニクリームコロッケって言っていた時期があります」 徳井「おいしいですよね。とっても繊細で」 宮司「洋食がいいですね。オムライスも好きだし」 徳井「じゃあ、横浜あたりの洋食屋さんにドライブに」 宮司「肩肘を張らない感じでいいですね」 予定していた時間をオーバーして語り合った2人。じつは漫画家の蛭子能収さん(70)は本誌のお見合い企画で現在の奥さんと出会った。大物カップル誕生となるか。対談を終えて、改めてお互いの印象を聞いた。 徳井「ステレオタイプの女子アナという感じやない、親しみやすいところがある人やなと」 宮司「前回は徳井さんが緊張してらして……」 徳井「今日もしてます。今日のほうがしてますけどね!」 宮司「今回は思ってたより硬派な方(笑)。もともとのイメージが……」 徳井「よっぽどチャラいと思われていたんですね」 宮司「すごくシャイな一面があるんだなという驚きがありました。父親が寡黙なタイプだったので、小さいころ、どう笑わそうか、ずっと考えていたんです。何か隠しているような人に惹かれるんです。もっと、“ぱぁ~”っとさせたい(笑)」 山下「お互い好印象ですね。徳井さん!よかったですね?」 徳井「はい!(笑)ふー、緊張した~!」 お笑い界きってのイケメンと、フジテレビの新・看板アナウンサーの恋の行方は――。第一報は『女性自身』にお任せください。
2018年03月25日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「スマホを勧められ手に入れましたが、使いこなせず。孫に聞いて、電話はかけられるようになりましたが、ほかはサッパリ!蛭子さんはどうやってスマホを使いこなしていますか?」(さっちんさん・67・主婦・岐阜県) 【A】「スマホは『便利に使っている』というより『使わされている』もの」(蛭子能収) オレもスマホは無理ですね。携帯電話でさえ使っているのは通話と仕事の予定が送られてくるメールだけです。黒電話が珍しかった時代から考えると、すごい進化ですよね。でも本当に世の中、便利になっているんですかね。 パチンコで言えば、昔は、台に打ち付けられた釘を読んで、出るかどうか判断していました。店には釘師がいて、勝っている人がいたら、釘と釘の間をトントンと「締めて」いました。あと台の裏には通路があって、玉が引っかかると、そこを走って店員が対応していました。 今のパチンコ台はすべて機械化して、コンピューターが勝敗を決めているみたい。前のように“遊んでやろう”というよりも、“遊ばれている”感じで悲しいですよ。それにパチンコ台が進化したことで、多くの釘師や店員が職を失ったと思うと複雑ですね。便利になればなるほど、不幸な人が出てくるもの。スマホは都合のいい道具かもしれませんが、便利で使っている人よりも、使わされている人も多いと思いますよ。
2018年03月19日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「『ワンルームマンションに投資しませんか?』『金を買いませんか?』という営業電話が悩みです。一生懸命話してくるのでつい聞いてしまい……。いい断り方はありませんか?」(トモトモさん・64・主婦・神奈川県) 【A】「『儲かる』という言葉に敏感なのは、生きている証し」(蛭子能収) オレも「必ず儲かります」と言われると、自分を失うことがあります。それで変な生命保険を契約したり、金の延べ棒を買ったりして、ほとんど損をしています。とくに金の延べ棒は一度も現物を見ないまま、「値が下がりました。追加で投資してください」と言われ数百万円も払ってしまいました。今、仮想通貨が騒がれていますが、オレの金の延べ棒は、本当に“仮想”だったみたいです。 それで、今でも女房に怒られます。違うことでケンカしていても、だまされたことを持ち出されて罵倒されることも。だから、最近は投資を持ちかけられても「女房が怖いからダメなんだよね」と。そうすると「それは仕方ありませんね」としつこく勧誘されなくなりました。 それにしても「ワンルームマンション」は興味ありますね。オレが住んでいるマンションは、駅から近くて、値段もあまり下がっていないみたいです。場所をしっかり選べば儲かるかもしれませんね。というか、生きている間は「儲かる」という言葉には敏感でいたいです。
2018年03月12日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「姪が中学受験に失敗しました。励ましてあげたいのですが、いい言葉が思いつきません。これでも人を励ますのが苦手。効果的に人を勇気づける言葉があれば教えてください」(ユヅラブさん・51・会社員・千葉県) 【A】「落ち込んだときに欲しいのは、励ましの言葉ではなく1万円札」(蛭子能収) オレは「がんばれ!」という言葉が好きではありません。競艇場でも「がんばって当ててね」と声をかけられますが、オレは全身全霊を傾けて、舟券を選んでいます。これ以上、どうがんばればいいのかわかりません。たぶん「がんばれ」という人は、ほかにいい言葉がないから、適当に言っているだけだと思うんですよね。 以前、アンガールズの田中(卓志)さんが「ネタがスベって落ち込む」と言っていたから「大丈夫だよ、誰も田中君のことを見ていないから」と話したら、すごく楽になったと喜んでいました。でも、その後もスベり続けて、あげくの果てに番組に呼ばれなくなったと落ち込んでいました。励ますって、難しいですね。ウフフ……。 オレが競艇で負けてトボトボ帰っているときは、どんな言葉も励みになりません。まだ「次は、勝つんじゃない?」と言ってくれたほうがまし。そのうえで「次のために」と、1万円でも渡してくれたら、もっといいですね。結局、人は、お金でしか励まされませんよ。
2018年03月05日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「いつもは温厚な夫ですが、運転すると性格がガラリと。車線は譲らないし、ドライブスルーでも態度が悪いんです。ハンドルを握ると、男の人は性格が変わってしまうものですか?」(マリP~さん・34・派遣社員・和歌山県) 【A】「最近、競艇の負け額が女房に筒抜けになり、困っています」(蛭子能収) オレは車を運転しても性格が変わりません。だから運転すると、乱暴になる人の気持ちがわかりません。たぶん本人は気が付いていないと思いますよ。だから、「そんな運転をしていたら危ない」とか「もう一緒に乗りたくない」と言ってあげたほうがいいと思いますよ。 でも、夢中になると自分を見失うことは、よくありますよね。オレの女房は、最近、オレが競艇で負けた分をしっかりチェックしていて、先月は21万円も負けたと怒鳴られました。オレとしては3万?4万円ぐらいのマイナスかなと思っていましたから、ビックリです。 なぜオレの負けた額までわかるのか不思議だったんですが、ようやくわかりました。最近は、競艇に行くときは女房の友達の“コンさん”といつも一緒です。すごく性格はいい人ですが、どうやら、オレの見張り役のようです。オレがどれだけつぎ込んで、いくら負けたかを報告しているみたいです。いつもニコニコしていますが、オレを監視していたんですね。“コンさん”は侮れません。
2018年02月26日全国拡大公開初日を迎えた映画『blank13』の舞台あいさつが24日、東京・二子玉川の109シネマズ二子玉川で行われ、高橋一生、神野三鈴、村上淳、永野、リリー・フランキー、佐藤二朗、齊藤工監督が出席した。2月3日にシネマート新宿で先行上映され、この日から全国拡大公開初日を迎えた映画『blank13』。本作が長編初監督作品となる齊藤工監督をはじめ、主演の高橋一生らキャスト陣が登壇して舞台あいさつが行われた。満員の客席を前にした齊藤監督は「本当に胸がいっぱいです。映画大好き少年がそのまま大人になったような人間なので、本当に夢のようです。やや間違い探しのような尊い登壇者とこの日を迎えることができて、本当にうれしいです」と初めての長編作がスクリーンで写されるという事実を目の当たりにして感慨深げ。リリー・フランキーも「小さな企画から始まったこの映画が、こんなにもたくさんの方々に来ていただき、そしてこんなに登壇者が多いのは、この作品が皆さんやスタッフ、出演者の方々から愛されている感じがして幸せですね」と笑顔を見せつつ、「『昼顔』願望の人妻がたくさん来ているという話ですが」とコメントしたり、「クランクインに蛭子能収さんが1時間遅れたのは記憶に残っています」と暴露するなど、終始笑いに包まれた舞台あいさつとなった。平昌オリンピックにちなんだ「この映画の金メダルは誰?」という質問に、齊藤監督は「本当は皆さんなのですが、強いていうなら制作部の伊東さん。彼に相談して狭いエリアの中でロケハンができました」と制作スタッフの名をあげ、佐藤二朗は「随分無名の時から知っていて、どんな作品を撮るんだろう? と思ったんですけど、出来上がりを見たらすごく面白かったんです。だから工くんですね」と齊藤監督を絶賛。佐藤から褒められた齊藤監督は「最初は劇場で上映できる状況になく、ほぼ1年待ちました。なのに今日から全国展開していくというのは、映画の夢を見ている感じはしますね」と大きな広がりを見せている本作のヒットを喜んだ。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でゆうばりファンタランド大賞の受賞を皮切りに、第20回上海国際映画祭のアジア新人賞部門で日本人俳優として初めての最優秀監督賞を受賞するなど、内外の映画祭で席巻している、斎藤工が"齊藤工"として監督した長編初監督作品となる本作。音信不通だった父の死をきっかけに、父との13年間の空白を埋めていく家族の物語を描く。
2018年02月25日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「彼女が血液型占いにハマっています。恋愛や交際関係も血液型で決めて、僕との交際もO型の血液型がきっかけのよう。そんな彼女が心配。蛭子さんは血液型を気にしますか?」(ピロシさん・23・学生・東京都) 【A】「占いに頼る人は、自分の頭で考えない人」(蛭子能収) オレは血液型も占いも、まったく関心がありません。競艇場には予想屋もいますが、オレは参考程度にしか聞きません。実際には天候や風向きなど、いろいろなことを考慮したうえで舟券を選ぶから楽しいんですよ。しかも、負けたときは、予想している際に「もしかしてこの選手が勝つかも」と思って、一度、買う候補に挙げていることが多いんです。「あのとき買っていれば」と思うから腹立たしいし、次は取れるかもと思ってやめられないんですよ。血液型でも何でも占いに頼っていたら、興奮もしないし、人生が狭くなる気がしますね。 でも、女の人は占いが好きですよね。オレの女房も、占い師と共演する収録には付いてきます。とくにお笑い芸人で占い師の島田秀平さんがお気に入り。収録後に「私もいいですか?」と見てもらって、ご機嫌になっていました。女房が言うには、島田さんは、人を傷つけたり、悪いことを言ったりしないから好きなんだそうです。なんか、それでいいんですかね。
2018年02月19日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「ストレスがあると暴飲暴食してしまいます。仕事でストレスがたまると体重が5キロも増加。ダイエットしますが、またストレスがあるとリバウンド。なんとかしてください」(菓子パン子さん・33・OL・宮城県) 【A】「今は、何でも“ストレス”のせいにできる便利な世の中」(蛭子能収) モヤモヤした気分を、食べたり飲んだりして紛らわしているんですよね。なんとなく気持ちはわかります。 この人にとって暴飲暴食が楽しければいいですよ。オレは体重が増えることはどうでもいいけど、食べすぎておなかを壊すのは、ちょっと恥ずかしいですね。「腹痛くなるまで食うか」と怒られたらみっともないですよ。 もちろんオレにもストレスを感じるようなツラい仕事現場はあるし、家でも悩み事があります。たとえば、女房の許可がないと競艇場に行けないのは、イライラの元。でも、「もう嫌だ」とか「ツラいな」なんて思ったことは一度もありません。だって、生きていれば、そんなことは起こります。ストレスや悩み事も楽しいことだと思っています。それにオレにとって“満たされない気分”は、漫画のネタになりますからね。 それにしても、うまくいかないことを何でもストレスのせいにする人って多いですよね。ストレスって便利なモノですね……。別にどうでもいいですけど。
2018年02月12日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「私の悩みは、異常に『若さ』にこだわるところ。今でも20代前半に見えることが自慢。でも『老い』には勝てません。『いつまでも若くありたい!』という、私のこだわりは変ですか?」(ハチさん・35・家事手伝い・新潟県) 【A】「こだわりなんてめんどくさいだけ。さっさと捨てて楽して生きよう」(蛭子能収) これは女性からの相談ですか?だったら、その気持ちもわからないわけではありません。でも、オレは小学校のときから、「オッサン顔」で、いつも年上に見られました。それでも40歳を過ぎたころから、反対に、年齢よりも若く見られるように。たぶん、この人は、40歳を超えたら、一気に老けて見られると思いますよ。 そもそも、こだわりを持ちすぎるのは、どうかと思いますけどね。最近、友だちで漫画家の根本敬さんが、ピカソの『ゲルニカ』と同じサイズの巨大な絵を仕上げ、美術雑誌で褒められていました。根本さんはオレと同じで、いつもチャチャッと簡単に描いていた人。こんなに時間をかけてきちんと絵を描くこともできたんですね。お金にならないのに……。でも、それに刺激を受けてオレも、とはなりません。だって、何かにこだわるのはめんどくさいですから。オレが興味あるのは、いかに効率的にお金を稼ぐか。やはり、楽してお金が増えるギャンブルにかなうものはないのです。
2018年02月05日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「妻から、トイレで小をするときは『座って』と命令されています。汚れるし『掃除するのは私だから』と。ふがいないです。これからも妻に屈服させられていくのでしょうか」(ターメリックさん・31・会社員・栃木県) 【A】「オシッコは予想より前に飛ぶことを計算して便器に命中させるべし」(蛭子能収) トイレでするオシッコを立ってやるか、座ってやるかなんてどうでもいいこと。オレは自宅では、座って用を足します。それは女房に言われたからではなく、家にいるときは、ズボンが面倒くさいから基本パンツ一丁。サッと脱げるから便器に腰を下ろすだけのことです。 そもそもオレは、よそのトイレで「小」をしても、きっちり命中させるから、飛び散らすことがありません。オシッコは、自分の予想よりも前に飛ぶので、それを計算して狙えばいいだけ。もし便器の外に飛び散ったとしても拭き取ればいいだけ。この問題は、飛び散らかすことではなくて、汚さないままにしていることだと思いますよ。 オレには、なんとなく不潔なイメージがあるようですが、こう見えて“お尻まわり”はキレイ好きです。ロケ先で宿泊するときに、トイレがウォシュレットでなければ、たとえ太川陽介さんに命令されても、宿を変えてもらいます。とはいえ、夫婦円満のためには、女房の尻に敷かれるのはそんなに悪いことではありません。
2018年01月29日読者アンケートで、悩んだときに道しるべとなった言葉を調査。道に迷ったときのヒントとなった偉人たちの名言を一挙にご紹介いたします!まず「本当は重要でも何でもない」1000のことに「ノー」と言う必要がある。(スティーブ・ジョブズ『Bloomberg Businessweek』)ビジネスの才能にあふれたアップルの創始者、故スティーブ・ジョブズ流の優先順位のつけ方がわかる。「今、自分がやるべきことを導き出すためには、必要のないものを見極めていくという引き算の発想に感動。実践したら、TO DOリストが作りやすくなった」(30歳・マーケティング)迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。(松下幸之助『物の見方 考え方』)パナソニックを一代で築き上げた経営者が、目標を立てるのに迷った人に向けて綴った言葉。後には、自分の才能と、それに向く仕事を考えて進むことが非常に大事だと続く。「就職活動で職種を悩んでいたときに親が教えてくれた。おかげで今、楽しく仕事ができています」(26歳・営業)自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。(西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』)就職や転職、生き方を迷ったとき、「カネ」が道しるべの一つになると漫画家の西原理恵子さん。「生きるにはお金が必要という当然のことを、再認識させられた。本を読んだ当時、会社を辞めて歌手になろうか悩んでいたけど、到底、無理だと冷静になったのを覚えてます」(35歳・会社員)人生をやり直さない限り一生わからないからです。(孫子)戦争の勝敗は天運に左右されると考えられていた時代に、冷静な視点で勝利を導く兵法書を残した孫子。「“わからないものは考えても仕方ない”という割り切った考え方がクール。選ばなかったほうの結末は知ることができないとわかり、思い切って選択できるように」(27歳・広告)人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒にふるか。(ヘレン・ケラー)「ゼロか100 か」というストイックな姿勢を提示するのは、奇跡の人ヘレン・ケラー。「三重苦を抱えた状態から、とてつもない努力と気力をもって一歩を踏み出した彼女だからこその、強い言葉です。選択をするときには、このくらいの覚悟も必要だと奮い立たされた」(24歳・会社員)「ジワジワと」「ナアナアのうちに」変貌し、移ろうものがある。(田辺聖子『死なないで』)小説家・田辺聖子の、ユーモアあふれるエッセイの一節。人生の変化は突然ではなくグラデーションで起こるものだから、すぐに決断しなくていいと声をかけてくれる感じがする。「即決できないところにこそ人間くささがあると言われた気がして、心がホッと落ち着きます」(33歳・編集)自分の中で限界がきているようだったら、その時は迷わず逃げていいと思う。(蛭子能収『ひとりぼっちを笑うな』)お悩み相談での独特な回答が人気の蛭子能収さんらしい、ひと味違う角度から投げられたフレーズ。「“逃げてもいい”というひと言を、仕事中いつも、お守りのように心のなかに置いています。そう思うだけで辛い気持ちが少し柔らかくなって、頑張れるようになる」(34歳・IT関連)結婚も因数分解してみれば、人生のパートナーに選ぶべき相手が分かり、また、しないという選択も。(湯山玲子『四十路越え! 戦術篇』)結婚に対する考えを整理できる言葉。因数分解することは、結婚だけでなく、あらゆるジャンルの選択時に役立つ。「婚活に疲れていた時期に読み、頭を殴られた気がしました。周りに流されて結婚したいと思い込んでいたと気づき、婚活をやめたら心がスッキリ晴れやかに!」(30歳・事務)森の中で道が二手に分かれていた私は、人が通らない道を選んだ(ロバート・リー・フロスト「The road not taken」)たとえ苦労をしたとしても、困難なものを選ぶことが、人生を豊かにすると教えてくれる。この詩はアメリカでは教科書に載っており、国民の多くが知っている有名なもの。「人に流されたりと、自分が楽な方向へ進もうとしていると気づいたときに思い出しています」(29歳・美容師)※『anan』2018年1月31日号より。イラスト・山中玲奈文・重信 綾(by anan編集部)
2018年01月27日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「わが家の生命保険料は夫婦で毎月7万円ほど。友人に話したら『払いすぎだ』と。保険会社の人に言ったら、今、解約すると損すると言われました。蛭子さん、どうすればいい?」(SHIHOっ子さん・51・主婦・福岡県) 【A】「生命保険はギャンブル。胴元が儲かるようにできている」(蛭子能収) 生命保険は、契約している間に、その人が死ぬか生きるかを賭けるもの。これはギャンブルですよね。オレも50年以上、競艇やパチンコ、海外ではカジノをしてきましたが、ギャンブルは、パチンコ店やカジノの胴元が絶対に儲かる仕組みになっているんですよね。生命保険も同じだと思っています。保険会社の人はいい給料もらったり、大きなビルを建てたりしていますからね。 オレも独身時代に、保険会社のヒョロヒョロしたオバさんに誘われて生命保険に契約していました。でも、あとから女房に怒られました。割りが悪い仕組みで、利息がつくどころか、貯蓄が減っていくみたいで、同じようなものに3つも入っていました。解約したらかなり損したみたい。ヒョロヒョロしたオバさんは侮れません。 生命保険料は、自分が出せる範囲で決めればいいんです。オレは、ギャンブルで使うのは給料の10%くらいと決めています。でも最近は女房に小遣いを減らされて……。どうすればいいか聞きたいのはオレのほうですよ。
2018年01月22日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「バイト先のカフェがブラック企業です。店長は、『根性だ』とか『人生は金ではない』と説教ばかり。時給はいいけど、9時から18時まで立ちっぱなし。もう体が持ちません……」(竹内暑真さん・21・フリーター・東京都) 【A】「オレも藤吉さんと路線バスの旅をしたい」(蛭子能収) 新年早々、こんなつまらない相談は勘弁してほしいですね。「働かざる者食うべからず」と思っているオレは、金がもらえるなら、ブラック企業だと思い込まずに、文句を言わず働くべきだと思っています。 ブラックといえば奥さんの疑惑を「誰が聞いてもクロだけど……」といった太川陽介さんについて、たくさんのワイドショーから「コメントください」と言われました。オレは一緒に路線バスに乗っていただけでよくわかりません。ただ太川さんは、会見でけっこう強気なコメントをしていたけど、真相はどうであれショックだったと思いますよ。前にアイドル時代が終わって、仕事がなくなったときに必死に生きてきたと話していました。今でも自分が負けたと思われることを嫌がる人だし、「女房を信じる!」という気持ちもわかります。 元アイドルだった太川さんが「白」だと言うなら「白」ですよ。それにしても会見の藤吉さんはとても色っぽかったですね。路線バスで一緒に旅したら……、ウフフ。
2018年01月15日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「勤め始めた保育園がめちゃくちゃ汚いんです!園内にはクモの巣やらほこりが!!私は嫌だから掃除をしますが、上司はいくら汚くても平気。どうすればまともな園になるのでしょうか?」(チコハチさん・34・保育士・新潟県) 【A】「“間違い舟券”が大当たり!世の中、正解がないから面白い」(蛭子能収) オレの孫の保育園はすごくキレイですよ。たしかに汚い保育園だと、普通は子どもを預けたいとは思いませんよね。子どもたちが不潔に育つ気がするし、だったら、アナタが一生懸命、掃除するのもいいかもしれませんね。 「あ?、この人、偉いな」と給料をアップしてくれるかも。でも、掃除しないことが、上司の方針だったら従うしかありません。たくましい子どもが育つ“汚い保育園”で売り出そうとしているかもしれませんからね。今は、何が“正解”が、わかりませんからね。 そういえば、この前、「ボートピア岡部」で競艇の予想会イベントに出ました。そのイベントの前と後で、舟券を買うことができたんですが、同じレースの舟券を2回も買ってしまったんです。最近は、忘れっぽくなっているんですよ。 「間違って舟券がダブっちゃったよ、バカだな~」と思っていたら、なんと、そのレースはオレが買った舟券が6万円の大当たり!2枚持っていたから12万円に!!ボケても“正解”はあるもんですね。
2018年01月04日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「子どもの育児で夫ともめています!親にたたかれて育った夫は、子どもに手を上げるのは当然と。私は体罰をやめさせたい。どうすればいいか悩みます、エビちゃん助けて?」(ヒーちゃんママさん・25・主婦・秋田県) 【A】「相撲は何で裸でやるの?洋服を着てやればいいのに」(蛭子能収) オレは、自分の子どもだけでなく、人をたたいた経験がありません。子どもが小さかったころは、家で漫画を描いていると、うるさくてイラっとすることも。でもパチッとたたいてやろうと思っても手が動かないんですよ。だから、どんな理由があっても手を上げる人の気持ちがわかりません。これは夫婦にとって重要な問題。暴力が嫌だったら、離婚する覚悟で言ったほうがいいですよ。 暴力といえば、相撲が大変ですね。乱暴な気質がどの相撲部屋でもあるんでしょうね。誰かが「みんな暴力はやめよう」と言えばいいのに。俺も、ニュース番組(ネットTV局の『AbemaPrime』)のスポーツコーナーを担当しているから、最近は相撲を見るようにしています。でも、何で相撲を取る人って“ダラ~ン”としているんですか?みんなタルンタルンで、よく相撲が取れるなと感心しています。そもそも何で裸なんですか?誰かが勇気を持って「洋服を着て相撲しよう」と言えば、みんな、これまでのおかしさに気づくはずですよ。
2017年12月18日12月14日(木)今夜オンエアされる日本テレビ系バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」は、残り2戦となった「ゴチになります!」に女優でモデルの菜々緒と、タレントでマンガ家の蛭子能収がVIPチャレンジャーとして参戦する。設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえる「ゴチになります!」。今回は青山の高級イタリアンを舞台に絶対に負けられない戦いが展開する。ファッション誌のモデルなどで人気となりそこからバラエティへ進出。そのキャラクターや発言などが同世代を中心に広く女性から支持を集め、女優としても「ファースト・クラス」や「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」などで演じた“悪女”キャラが人気を博した菜々緒さん。その後は月9「好きな人がいること」や日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」などをはじめ、大河ドラマ「おんな城主 直虎」では徳川家康の正室・瀬名(築山殿)を演じ、映画でも『さらば あぶない刑事』や『オオカミ少女と黒王子』、『土竜の唄 香港狂騒曲』や『銀魂』など幅広いジャンルの作品に出演して大きな成功を収めている菜々緒さん。菜々緒さんと共に今夜ゲスト出演するのは、独自の作風で人気のマンガ家でもあり、独特のキャラで『任侠野郎』『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』などの映画や「今からあなたを脅迫します」といったドラマで俳優としても活躍する蛭子さん。“完璧主義”で知られる菜々緒さんと“ドケチ”キャラで有名な蛭子さんのコンビが「ゴチになります!」に登場。菜々緒さんのプライベートにまつわるウワサやその美貌の秘密などのトークや、初めてのキャビアを味わった蛭子さんの“一言”など今夜の見どころいっぱいの“ゴチバトル”。日本初となるイタリア政府公認超高級レストランの“幻の牛肉”を使ったスペシャル料理も必見だ。「ぐるぐるナインティナイン」は12月14日(木)19時56分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年12月14日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「近ごろ、物忘れが多い私は先月の夫の誕生日をすっかり忘れてしまい……。以来、夫が不機嫌に。たしかに私が悪いけど、ささいなことで怒る、器が小さい夫にガッカリです」(桃田ピーチさん・59・パート社員・東京都) 【A】「どうでもいいことは覚えないオレは、女房の名前も覚えていない」(蛭子能収) オレも、女房の誕生日は覚えていません。たぶん夏だったと思います。それでも女房に怒られることはありません。たしかに、そんな細かいことで怒る旦那さんは、心が狭いと思いますよ。でも、奥さんのことが好きだからすねているだけ。つまり、アナタものろけたいだけですよね。まあ、どうでもいいですけどね。 物忘れと言えば、この前、出演した『水曜日のダウンタウン』(TBS系)という番組で、オレが、今の総理大臣の名前を忘れたことで、松本(人志)さんに突っ込まれました。たしかに年のせいもありますが、オレは、昔から人の名前とか覚えられないんです。というか、どうでもいいことは覚えたくないんですよ。日本の首相の名前を知っていても、生きていくうえで役に立ちませんから。でも、競艇選手なら、名前だけでなく、過去の戦績などが頭の中にしっかり入っているから大丈夫ですね。(スタッフが「奥さまの名前は?」と聞いてみると……)えっ、ちょっと待ってください……なんやったっけ? 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年12月11日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「かねてからエッセイ集を出したいと考えているのですが、まずは、何からはじめたらいいのか。それから、どんな順番で何をしたらいいか教えていただけないでしょうか?」(龍賢さん・36・サービス業・島根県) 【A】「きれいごとばかりのエッセイなんて誰も読まない」(蛭子能収) まずは日記を書くことからはじめたらいいと思います。それで日記の最後に、たとえば桜の木を見て「ピンクだな」とか感想を書いたらどうでしょうかね。また事件などを見て、それに対してどう思ったかを書き留めておくのもいいですよ。「昨日は、隣で殺人事件があった。怖かった」とか、ちょっと雑ですけど……。 あとは、自分の考えを包み隠さず、すべてさらけ出したほうがいいですね。コレを書いたら女房に怒られるとか、いくらなんでもコレは書けないな、などと制限してしまったら、ちっともおもしろくないと思うんですよ。人が傷つくことはあまり書かないほうがいいとは思いますけど、自分が傷つくことならどんどん書く。どんなことも秘密にせずにさらけ出したほうが、読み応えはあると思いますよ。自分が面汚しになって、精神的にグサッとくるかもしれないけど、そんな覚悟がないなら、エッセイなんか書かないほうがいいですよ。っていうか、オレ、エッセイストじゃないんですけど……。ま、いいか。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年12月04日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「心配性で、家を出ても、ガスの元栓を閉めたか、家のカギをかけたか心配で、戻ってきて確認することがたびたび。95%はちゃんとしてあります。この性分をなんとかして変えたい……」(“きっと桜咲くよ”さん・31・主婦・長野県) 【A】「70年間、メモ帳を持ったことがなかったが、これは便利」(蛭子能収) オレも仕事で出かけるときに、「あっ、◯◯を持ったかな?」と思って家に戻ろうとします。カバンを確認したマネージャーに「ここにあるじゃないですか」と怒られます。かといって、忘れ物したかなと思って家に戻れば「いつもなにやっているの」と女房にあきれられます。 でも、オレの心配性はなかなか直りませんよ。アナタも性分を変えようとせずに、安全に暮らすためなら、何度も確認するために戻ればいいですよ。戻る時間がムダだと思うなら、『いつもよりオレは運動しているぞ』と考えればいいんじゃないですかね。 ちなみに、オレは先月、すごい発見をしたんです。メモ帳に、打ち合わせ時間とか持ち物を書くようにすると忘れにくいということです。思えば、オレは、70年間、手帳を持ったことがありませんでした。いつもそこらへんにある紙切れ。そのメモした紙をしょっちゅうなくしていましたからね。このメモ帳のおかげで、マネージャーや女房にムッとされることが少なくなりそうです! 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月27日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「独身の姉には、コートや本、DVDなどを一度貸したら、ずっと返ってきません。『返してよ』と言ってようやく返してくる……。だらしない姉、どうしたらいいものでしょうか」(チャッキー・ジェンさん・45・主婦・岐阜県) 【A】「オレの兄貴は賭け事が好きすぎて、ついに嫁さんに出て行かれた」(蛭子能収) その姉さんは、もういい年齢ですよね。あなたが何か指摘しても変わらないと思いますよ。 きょうだいといえば、オレには、漁師をしていた6歳上の兄がいます。兄貴は16歳から競輪をしていて、あるときは、30万円も勝ったことがあるんです。その金で家を増築したことがありました。また、オレの家は貧乏でしたが、漁師になるのが嫌だったオレは、どうしても高校に行きたかったんです。そのときも、「学費は出してやるけん」と。オレが漫画家になれたのは、兄貴のおかげでもあるんです。でも、賭け事が好きすぎて、とうとう嫁さんに出て行かれたみたいです、うへへへ……。 それでもギャンブルをやめられないようで、今でも長崎の競艇場でたまに会います。少ない小遣いで遊んでいるから、軍資金がすぐ底をつくようで、金を貸してくれと背中をつつかれます。でもオレは絶対に貸しません。漫画家になれたのは、兄貴のおかげかもしれません。でも、それとこれとは別なのです。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月20日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「定年になり退職金を手に。夢であるエジプトや中国などの世界遺産を旅したいと思いましたが、妻が猛反対。貯金しろと大ゲンカに。オレはなんのために働いてきたのか……」(ゴーロ・ボンビーさん・61・無職・神奈川県) 【A】「夫のモノは女房のモノ、女房のモノも女房のモノ」(蛭子能収) がんばって働いてきたのに、妻に反対されるなんて、気の毒ですね。ウフフ。たしかに無念ですが、奥さんが言っていることが正しいです。いくら退職金でも、大金を持ったからといって生活を変えないほうがいいですよ。 オレも仕事であちこちの海外に行きましたが、エジプトのピラミッドや中国の万里の長城は、たんに石を積み上げただけ。それに、権力者が大勢の奴隷を酷使して造らせたもの。石の下敷きになったり、高い所から落ちたりして、たくさんの人が死んでいると思いますよ。そんな遺跡を手放しで賛美しないほうがいいですよ。 オレは、老いても、老いていなくても、女房の言うことは絶対。先日、『女性自身』のスタッフから、古希祝いに「ファッションセンターしまむら」の商品券をもらったんですよ。何を買おうとウキウキしていたら、オレの商品券で、女房が自分用の4Lサイズのスエットパンツを買ってきました。オレのモノは女房のモノ、女房のモノも女房のモノ……悲しいけど、それでいいんです。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月13日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「19歳の弟は、スマホのミラー(機能)で自分の顔ばかり見ています。月2回の美容院代のためにバイトをしてイケメンになるために必死。バカな弟を気づかせたいです!」(カプリコさん・24・OL・静岡県) 【A】「『僕だけを見て』と言えるなんて、ディーン・フジオカさんはすごい」(蛭子能収) イケメンになるのが生きがいだったら、放っておけばいいんですよ。いくら弟でも、愚かさを気づかせてあげようなんて、あなたのほうが傲慢だと思いますよ。 オレにとってのいい男といえば、最近だと『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系で放映中)のディーン・フジオカさんです。撮影で一緒だったんですが、ディーンさんに向かって話すシーンを撮っている時、ディーンさんの隣に別の人がいたんですよね。オレは両方の顔を見ながらセリフを言ったら、「僕を見て、僕だけを見て話して」というんです。「僕を見て」なんてオレは言えませんよ。やっぱりイケメンは違うなと思いました。 ちなみに『笑われる勇気』の表紙のオレは“カッコイイ!”とか言われるんですよ。スタッフは、アップルの創業者のスティーブ・ジョブスをイメージしたみたいですが、カメラマンとは競艇の勝つ秘訣を話しながら撮影したんです。生きがいがあって、それを熱く語っているとき、男は輝きを増すのかもしれませんね。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月06日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「起業家を目指している大学生です。ベンチャービジネスには、先見の明や流行を先取りする能力が必要と教わっています。人気者の蛭子さん、時流にうまく乗るコツを教えてください」(アイテツさん・20・学生・東京都) 【A】「『先見の明』はうまくいった人の後付け」(蛭子能収) オレが漫画家として稼げるようになったのは、当時、流行していた「ヘタウマ」という流れにうまく乗れただけ。それに追われるように、必死にマンガを描いたからです。将来のことを見通す力なんて、オレにはありません。むしろ先見の明なんて、誰にもないと思っています。うまくできた人が、後付けしたものですよ。 時流といえば、警視庁が〈パチンコの勝ち額の上限を5万円以下に規制〉というニュースを聞いて、ビックリしました。オレは、パチンコでの「換金」は、ずっといけないことだと思っていました。だから、パチンコ玉を金に換えるときはコソコソしていたし、やましい気持ちでいっぱいでした。でもいつの間にか社会の流れが変わって「換金」は国のお墨付きをもらってたんです。 そこで、これは、パチンコで「大勝ち」する人が減って「中勝ち」する人が増える方向だと読んで、久々にパチンコ店に行ってみましたが、5,000円も「大負け」……。規制は、来年2月からスタートでした、てへっ! 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月30日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「旦那は、休みのときはボートレースに出かけています。生活費を使い込まれるなど一線を越える前にやめてもらいたいです。どのラインを越えたら、注意すべきでしょうか?」(チカちゃんさん・45・派遣社員・広島県) 【A】「ギャンブル中、昼飯を食べない人は“一線”を越えている」(蛭子能収) 広島ということは、旦那さんが通っているのは、宮島競艇場ですね。そんなに心配だったら、一緒に行って見ていればいいじゃないですか。宮島の大鳥居が遠くに見える景色がいい競艇場ですから、気持ちいいですよ。 たしかに生活費に手を出すのはマズいこと。オレも、40代までは、三度のメシよりも競艇が好きでした。その頃は、生活費に手を出しませんでしたが、女房を“担保”にして、消費者金融から金を借りようとしたことがあります。ちょっとやり過ぎだったかもしれませんね。 オレは、10月21日で70歳、競艇をしてから50年になりますが、最近、心がけていることは、昼飯をしっかり食べることです。昼をきちんと食べないと、午後のレースの勘が鈍ります。それに、負けたときに、昼ご飯を食べていないとよけいむなしくなるものです。そもそもレースに没頭して、昼食を忘れているかもしれません。 一緒に旦那と競艇場に行って、昼飯を食べているか確認すれば、一線を越えたかどうかがわかりますよ。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月23日「久しぶりのボートレースなんですよ。マスコミの前で、みっともない姿は見せられませんから気合が入っています」 こう語ったのは、10日に「ボートレース江戸川」で行われた新刊出版記念イベントの会場に、朝いちばんに現れた蛭子能収さん(70)。人からどう思われるかより、自分がどう生きるかを大切にしてきた――。そんな蛭子流の生き方をまとめた自己啓発本『笑われる勇気』。出版イベントでは名前を冠したレース「蛭子能収『笑われる勇気』賞」が行われ、多くの報道陣を招いていた。そして本日、10月21日についに70歳の古希を迎えた蛭子さんは勇ましく語る。 「そりゃ、そうですよ。今日は、女房から2万円もらってきました。オレも20歳のときから50年もボートレースをやってきましたからね。今日はみんなの前で勝って見せますよ。今日のレース場のコンディションを確かめるために早く来ましたけど、幸先よく、1レースと2レースで勝つことができました」(蛭子さん・以下同) 単にボートレースがやりたくて、会場に早く来たわけではなかったようだ。いよいよ勝負の「蛭子能収『笑われる勇気』賞」が始まった――。が、いきなり予想した4号艇が失速して大ハズレ。「あ~だめだ……」と肩を落とす蛭子さん。期待を裏切らない(?)結果に、報道陣からは失笑が……。そんな蛭子さんだったが、レース後の出版記念会見では、次の“自由に楽しく生きる”秘訣を披露してくれたのであった。 【好きなことは何よりも優先すべし!】 「心から楽しめるのは、ボートレースなどのギャンブルです。働かなくても金を増やすことができますからね。ギャンブルのためなら、何をおいても、という強い意志が必要です」 【好きなことを楽しむには、まず働くべし!】 「好きなことを楽しむためには、自分で稼がなければいけませんよね。でも、働くことが生きがいになるのはつまらない。好きなことを楽しむために、人生はあると思いますよ」 【失敗しても笑ってくれたらそれでいい!】 「失敗は誰でもします。でもクヨクヨせずに、ネタにしたほうがいいと思いますよ。マスコミの前で、ボートレースで負けても、みんなが笑ってくれたと思えばいいんです……」 「きれいごとでは人生の悩みは解決できない」と気づき始めたあなた!世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』を読めば心が楽になるはず!? 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となる漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月21日この秋、“世界一ゆるい70歳”となる蛭子能収(69)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、有名人からの相談に答える! 【Q】「娘夫婦の3歳の子どもの世話が大変。孫はかわいいし働いている娘をサポートしたいけど、保育園の送迎、食事の用意などしんどい。当然とばかりに娘は感謝もしてくれない……」(黒熊のプー助さん・62・主婦・福島県) 【A】「孫の面倒を見るのは“ご褒美の1万円=競艇資金”のため」(蛭子能収) そんなにしんどかったら「もう無理」とか「面倒見るからお小遣いちょうだい」と会話すればいいんですよ。 オレも仕事がない日は、孫の保育園の送り迎えをしています。子どもは体力が余っているから、ピューッと走っていったり、変なところに登り始めたりと自由奔放。オレの言うこともほとんど聞きません。ケガだけはさせないように気を使うから、たしかにすごく疲れますよね。 オレは、孫がかわいいから送り迎えをしているわけではありません。競艇を楽しむためです。孫を保育園に連れて行くことで、女房が、ご褒美として1万円とか小遣いをくれることがあるんです。遊ぶ金をどんどん減らされているオレにとっては、その臨時ボーナスはかけがえのないもの。だから孫の面倒は、仕事に近い感覚で淡々とこなしています。労働だから、別に女房や娘から、感謝されなくてもまったく問題ありません。でも、その臨時ボーナスも、先日の多摩川競艇場であっという間にスってしまいました。明日も送り迎えをがんばります。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となる漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月16日いよいよ、明日10月12日(木)より新シリーズがスタートする米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。この度、15分拡大スペシャルで放送する本作第1話のゲストに、蛭子能収が本人役で出演することが明らかになった。連続ドラマ第5弾となる今回は、米倉さん扮する失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子が、再び日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」へ。クリーンな医療改革を進める初の女性院長が誕生し、新たな権力争いが渦巻く巨塔に立ち向かっていく。■第1話あらすじ第1話では、絶景の露天風呂へ足を運んだ未知子が路線バスに乗車。ところが峠道を走行中、運転手の車田一久(松澤一之)が意識を失い、心肺停止状態に陥ってしまう。慌ててバスを停めた未知子は、車田を蘇生させようとするが、反応は皆無…。偶然通りかかった“謎の女”の助けを借り、医師がひとりで切り盛りする麓の病院へと運び込む。その医師とは、かつて未知子に憧れ、医局を飛び出した外科医・森本光(田中圭)だった!未知子は森本を助手にして、スピーディーなオペで救命処置を行う。だが、ここは手術室もないような小さな病院で、根治させるためのオペは不可能。未知子は、近いうちに再度オペをすると言い残し、病院を後にする。一方、「東帝大学病院」では初の女性院長・志村まどか(大地真央)が、クリーンな医局を取り戻すべく、大改革を推し進めていた。その「東帝大学病院」に、なぜか未知子が出現!実は、まどかこそが先日出会った“謎の女”…。彼女は最新設備の整った「東帝大学病院」でオペをするのが最善策だと判断して、車田を転院させ、未知子を「東帝大学病院」で雇うことまで決定する。まもなく、車田の術前カンファレンスの日がやって来た。だが、まどかは何を考えているのか、執刀医から未知子を除外。アメリカにいる心臓外科の世界的権威ジャイケル・マクソン教授に、手術支援ロボットを遠隔操作して執刀するよう依頼したと発表し…。その矢先、トンカツ店を訪れた未知子は、目の前で倒れた有名ジャーナリスト・一色辰雄(升毅)を「東帝大学病院」に搬送する。だが、これが“とんでもない事態”を招き寄せ…というストーリー。■蛭子能収が本人役でゲスト出演今回のゲストである蛭子さんは、なんとひょんなことから未知子と露天風呂で混浴することに…!?しかも、路線バスを卒業したはずの蛭子さんが、未知子と共にローカル路線バスに乗り込み、劇中で“温泉につかる未知子”の絵まで披露するという。お互いに自由な2人がどんな掛け合いを繰り広げるのか注目だ。米倉さんは、「以前、テレビで拝見した笑福亭鶴瓶さんと蛭子さんの即興劇が、すっごく面白くて!蛭子さんの反応がどれも想定外で、次に何をしでかすか分からない面白さがあって、見入っちゃったんです。そんな蛭子さんらしさは、今回も健在!ピュアな蛭子さんだからこそできる毎回新鮮なお芝居に、ハラハラしました(笑)」と撮影をふり返り、未知子の似顔絵についても「シュールな感じで、あまりうれしい顔ではなかったですけど(笑)蛭子さんの絵を初めて生で見られて、すごくうれしかったです!」とコメントしており、一体どんな絵になっているのか気になる。一方、「セリフがキザだったので恥ずかしかった…。こんなセリフを言ったら、米倉さんに嫌がられるだろうなと思ったが、本当に嫌がっていたような気がしました(笑)」と感想を述べる蛭子さん。そんな中でも、米倉さんとの路線バスの旅を存分に楽しんだようで、「今度もし米倉さんと路線バスに乗れるなら、一番景色が良いと思う山口県秋吉台を通るバスに乗りたいです」とも打ち明けている。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月12日(木)より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送(初回15分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2017年10月11日「これまで、人にクスッとされたり、後ろ指をさされたりしてきましたが、オレは“笑われた”というより“笑ってくれた”と思って生きてきました。それを出版社の人に話したら『その発想はおもしろい!ぜひ本にしましょう』と……。競艇の予想は外れてばかりですが、これだけは間違いありません、この本は絶対に売れませんよ」 ピンストライプのスーツをビシッと着こなしながら、不安げにそう語るのは本誌連載の『ゆるゆる人生相談』でおなじみの蛭子能収さん(69)。 今月21日に古希を迎える蛭子さんが、70歳を記念して上梓した『笑われる勇気』(光文社)。どこかで耳にしたことがあるようなタイトルだが、蛭子さんが人から笑われることを、ことさら大事にしているのは、それなりの深い意味があるという。 「オレの地元・長崎には“のぼせもん”という言葉があるんですよ。みんなが困っていたり、気落ちしていたりしているときに“そげん深刻に考えよっとね”と、おもしろいことを言って、みんなを元気づけるような人です。オレにも、そんなお調子者の気質があるようで、人に笑ってもらえると、オレは嬉しいんです。たとえ、変なことをして冷笑されたとしても“笑ってもらえた”と思えば、なんだかいい気分になれるんですよ」 人に笑われたり、後ろ指を指されたりする覚悟があれば、人生が楽になるという、蛭子さんの“ゆる~い哲学”を紹介したのが『笑われる勇気』だ。蛭子さんの本音には、殺伐とした現代社会を生き抜くヒントが満載。豊かな人生を過ごすため、さらにはビジネス書としても、参考にしたい蛭子語録が溢れているーー。 「なにか失敗したら炎上してしまう今は、笑われるのがすごく難しいと思うんです。そこで“人からどう思われるか”と考えていたら、生きにくいと思うんですよね。オレははっきり言って“自分がどう生きるか”ということだけしか考えていません。周りにどう思われても“ま、いいか”ですよ。失敗しても“ま、いいか”。それをいつか漫画の題材や人に笑ってもらえるネタにすばいいんです。“このハゲ〜”の豊田(真由子)議員も、全部ネタにすればいいですよ。髪の毛の薄い人に“このやろ〜、1票いれろ〜!”とか……は、やっぱりマズいですかね」 テキトーだけど、なぜか心をいやしてくれる……そんな一冊かも。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となる漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は絶賛発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月11日