写真家であり、映画監督である蜷川実花がメガホンを取り、藤原竜也が主演している『Diner ダイナー 』。藤原演じる天才シェフ・ボンベロが支配する食堂に、ひょんなことから玉城ティナ演じる若い平凡な女性が紛れ込んでしまう。ボンベロは元殺し屋であり、彼の作る極上の料理を求めて、日々この食堂にはクセモノの殺し屋たちがやってくる。『さくらん』『ヘルタースケルター』と、これまでに女性を主人公とした作品を手がけてきた蜷川監督。今作では初めて男性を主人公とし、そのポジションを藤原が担うこととなった。藤原といえば、蜷川の父である、故・蜷川幸雄に俳優として見出された存在だ。今回実現したタッグに期待をかけている方も多いことだろう。そんなタッグの元に集った俳優陣も実に豪華だ。ヒロインの玉城のほか、窪田正孝、本郷奏多、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが、クレイジーな殺し屋たちを振り切れたテンションで演じている。極彩色な世界観が魅力の“蜷川ワールド”に、彼らがどのように影響を及ぼしているのか注目だ。先述したように、蜷川が男性主人公の作品を手がけるのは今回が初。それだけでなく、アクションシーンやサスペンスにも、今回は挑んでいる。そんな本作を率いる主人公・ボンベロは、やはり藤原にしか演じられなかったものだと感じたと蜷川は言うが、とうの藤原も本作への想いは特別なようだ。「今ある自分を疑え」とかつて蜷川幸雄に言われた言葉を、今回改めて痛感したのだという。「役者としてもっとステップアップしたいと思わせてくれる特別な作品」だと藤原が語る『Diner ダイナー 』。今秋公開の『人間失格 太宰治と3人の女たち』にも期待が集まる蜷川作品で、どんな新しい姿を見せてくれるのか。そして、クセモノの殺し屋たちに扮する俳優陣は、どんな“狂宴”を繰り広げているのだろうか。あなたの目で、確かめて欲しい。『Diner ダイナー 』公開中
2019年07月05日Netflixオリジナルシリーズ『Followers』(2020年初頭配信予定)に出演する中谷美紀、池田エライザ、蜷川実花監督が25日、都内で行われた「Netflix オリジナル作品祭」に登壇。蜷川監督は、会話の中で池田が使った言葉をセリフとして多数採用したことを明かした。同作は、SNS社会において直接的、間接的に影響し合っている人々を、現在の“TOKYOのリアル”を交えながら描いたオリジナル作品。主人公の人気写真家・奈良リミ役を中谷美紀、女優を夢見て上京し、挫折を味わいながらも成長していく百田なつめ役を池田エライザが演じる。池田は「女優をやっている身として女優の卵の役をやらせていただいて、中にはこんなセリフ悔しくて言いたくないなって思うほど、すごく生々しい姿を描いている」と明かし、「きっと見ているみなさんのためになつめは転がり回っていると思うので、そういう方々に響くものを作れていると実感しています」と手応えを口にした。蜷川監督は「私はエライザの話を聞くのすごく好きで、撮影に入る前にいろんな話を聞いて、すごくいいことを言うのでいっぱいセリフに入れて、どんどん役がエライザに寄っていったり、エライザから聞いたヒントを若者のパートに入れたり」と池田の言葉をセリフとして取り入れたことを明かし、「めっちゃ年下なんですけど、お姉さんみたいに慕っている」と告白。そして、池田が「私が言った言葉を私の友人や恋人の役の人が言うので、言われながら『それ私が言った言葉じゃない!?』って。私の言葉に私が怒られるっておかしなことに。でも面白かったです」と振り返ると、蜷川監督は「そうだ! エライザに聞いた言葉をエライザの役を怒るときに使ったり」と笑った。主演の中谷は「女性の女性による女性のための素晴らしい作品が出来上がりそうです」とアピール。「すべての女性を応援する作品になっていると思います。お気軽に見ていただけたら」と呼びかけた。
2019年06月25日資生堂パーラーから、誕生45周年を迎えるハローキティ、写真家・映画監督の蜷川実花が手掛けるブランド「エム / ミカニナガワ(M / mika ninagawa)」とのトリプルコラボレーションによる「ハローキティ スペシャルパフェ」が登場。2019年7月19日(金)から11月下旬までの期間、ラゾーナ川崎店・自由が丘店など7店舗で提供される。ハローキティの誕生45周年を記念して考案された「ハローキティ スペシャルパフェ」は、キュートなハローキティと、蜷川実花の世界観を表現した華やかなスペシャルパフェ。りんご3個分の体重、りんご5個分の身長、好きな食べものはママの作ったアップルパイ、というハローキティにちなんで、りんごがキー食材となっている。グラス底からりんごジャム、りんごゼリー、紅玉を使ったりんごソースと伝統のバニラアイスクリーム、ストロベリーソースと、りんごを主役にした絶妙なバランスとやさしい味わいがポイント。仕上げにマーブルチョコレート製のピンクムーン、りんご型ゼリー、いちご、リボン・ハート・フラワー型のチョコレートを飾れば完成だ。また、本メニューには蜷川実花の写真を用いた紙製のオリジナルランチョンマットが付属。9月末頃まではホワイト、以降はレッドをベースにした異なるデザインとなっている。【商品情報】資生堂パーラー×ハローキティ×エム / ミカニナガワ 「ハローキティ スペシャルパフェ」販売期間:2019年7月19日(金)〜11月下旬価格:2,106円(税込)販売店舗:資生堂パーラー サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店・自由が丘店・日本橋店・横浜髙島屋店・横浜そごう店・名古屋店、神椿©1976, 2019 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. G600807
2019年06月13日村上春樹の長編小説が原作の脚本を蜷川幸雄が演出するという、世界が認める日本の才能の“コラボレーション”によって2012年に初演され、以来世界各地で上演が重ねられてきた『海辺のカフカ』。今年2月のパリ公演も好評のうちに幕を閉じた作品の、およそ5年ぶりとなる東京公演が明日5月21日(火)、TBS赤坂ACTシアターにて開幕する。「世界で最もタフな15歳になる」と心に誓って東京の家を飛び出し、分身ともいえるカラス(柿澤勇人)に導かれて旅を始めた「僕」。田村カフカ(古畑新之)と名乗ることにした「僕」は、四国・高松の甲村記念図書館で、司書を務める大島(岡本健一)と管理をしている佐伯(寺島しのぶ)と巡り合う。一方、猫と会話ができる不思議な老人ナカタさん(木場勝己)もまた、何かに導かれるように東京から四国へ。カフカが長距離バスの中で出会う美容師さくら(木南晴夏)、ナカタさんと道中をともにするトラック運転手の星野(高橋努)、星野と高松で出会うポン引きのカーネル・サンダーズ(鳥山昌克)。重なるはずのない時間、出合うはずのない人々は、いつしかひとつの点を結びつつあった――。独特の春樹ワールドを、度肝を抜く視覚的な仕掛けと繊細な演技で描き出す舞台は、今回が“ラストステージ”とのこと。心して目に焼き付けたい。文:町田麻子
2019年05月20日映像化不可能といわれた原作小説を藤原竜也×蜷川実花の運命の初タッグで映画化する『Diner ダイナー』。その主題歌にDAOKO×MIYAVIのコラボによる「千客万来」が決定、主題歌入り予告編映像も公開された。MIYAVIさんといえば、昨年、自身7度目のワールドツアー「“DAY2”World Tour 2018」を東京で開幕し、日本全国、ソウル、シンガポール、台湾、上海、北京、香港、ヨーロッパ、ロシア、アメリカ、中南米とツアーを完遂した世界的“サムライ・ギタリスト”。昨年12月には国内外のアーティストが一同に参戦し、真剣勝負を繰り広げる対戦型コラボレーション・アルバム「SAMURAI SESSIONS vol.3」を発売した。ソロアルバム「NO SLEEP TILL TOKYO」の7月24日発売が発表され、話題を呼んでいる。そして俳優としても国内では『BLEACH』『ギャングース』に加え、国外では『キングコング:髑髏島の巨神』や『マレフィセント』の続編『Maleficent: Mistress of Evil』などに出演、モデルとしても「Yohji Yamamoto,Y-3」、最近では「Moncler BEYOND」ワールドワイドキャンペーンに抜擢されるなど、各方面でも注目を集めている。そんなMIYAVIさんと、米津玄師プロデュース「打上花火」などで知られるラップシンガーのDAOKOによるコラボが実現。スタイリッシュで独創的な蜷川監督の世界観を、さらにクールに盛り上げている。蜷川実花監督「お二人以外には考えられなくて」まずは夢が叶ったというのが一番の感想で、とにかく嬉しいです。もともと私はお二人それぞれのファンで、「Diner ダイナー」の撮影現場に向かう車の中でもお二人の曲を聴いていました。いつか何かでご一緒できないかなと思っていたんですが、ある日「お二人に映画の主題歌をお願いできたら、なんて素晴らしいだろう!」と思いついたんです。一度そう思ったら、お二人以外には考えられなくて、すぐにお願いしました。実現することができて、本当に幸せです。DAOKO「自分のフルパワーを使って制作」私は今回映画のボンベロとカナコのVS感というものを、楽曲の中でもVS感を求められている気がして、MIYAVIさんと、どうやってVS感を出したらいいのかなと思った時に、ラップのフロウであったり、いつもより女の子の芯の通った強さを声で表現したり、ヒロインのカナコの気持ちに寄り添った歌詞を書くことで、自分のフルパワーを使って制作に挑ませて頂きました。MIYAVI「突き放しながらも包み込むようなアプローチを意識」蜷川実花ワールド、映画の世界観にどうやってこの曲が寄り添いつつ、その中でバチバチにやれるのかという、ボンベロとカナコの関係性のように、僕自身も突き放しながらも包み込むようなアプローチを意識して制作しました。ロサンゼルスと東京で時差があり、やり取りが大変でしたが、DAOKOさんも歌詞に思いを込めて制作してくれました。映画と共に、この楽曲が全世界で鳴り響くことを楽しみにしています。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。DAOKO×MIYAVI「千客万来」は7月3日(水)よりデジタル配信リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Dinerダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年05月16日写真家で映画監督の蜷川実花が、主演に中谷美紀、共演に池田エライザを迎え世界に贈るNetflixオリジナルシリーズ「Followers」(フォロワーズ)。この度、夏木マリ、板谷由夏、コムアイ、上杉柊平、金子ノブアキ、ゆうたろうといった豪華な俳優陣が追加キャストとして発表された。世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」にて世界190か国に配信される本作。多様なライフスタイルの女性たちが登場し、SNS社会において直接的、あるいは間接的に影響し合い生きていく姿が、現在のTOKYOのリアルを交えながら描かれる。中谷さんが初の金髪姿となって演じる主人公・人気写真家の奈良リミと、池田さん演じる女優を目指して上京してきた百田なつめとの出会いを中心に物語は展開。『さくらん』(’07)、『ヘルタースケルター』(’12)、そして今年は『Diner ダイナー』『人間失格』と、映画監督としても独自の感性で常に時代を切り取り、色彩鮮やかな映像表現で注目を集めてきた蜷川さんによる完全オリジナルの新作ドラマが誕生する。その本作で、リミ(中谷さん)の友人で実業家・田嶌エリコを夏木マリ、同じくリミの友人で人気女性歌手のマネージャー・群青あかねを板谷由夏、なつめ(池田さん)の友人でレズビアンのアーティスト・サニーをコムアイ、なつめとひょんなことから知り合いになるYouTuber・野間ヒラクを上杉柊平、リミのマネージャー・ゆる子を金子ノブアキ、なつめとサニーのバイト仲間・ノリをゆうたろうが演じる。どの役柄も強烈な個性あふれる人物たちばかり。リミやなつめとの関係性がどう描かれているのか、蜷川監督の感性と映像によってどのような“TOKYOリアルライフ”が誕生してくるのか、期待が募るキャストたちとなっている。夏木マリ(田嶌エリコ役)久しぶりに女子力を上げなければ奈良リミという主人公はフォトグラファー。あれ?!蜷川実花さんみたい。そう、その蜷川さんが撮るドラマ、面白そう...私の第一印象は、まずその興味でした。セリフもリアリティーがあり、気持ちがいい!地上波では色々制約があり、輝くダイアローグが少ないですものね。昨今、おばあちゃん役を更新していた私は、久しぶりに女子力を上げなければと思っています。何しろ、年下の男の子に恋をするのですから...楽しみであります。テンポ良く、ご覧頂く皆様に、TOKYOのカッコいい女性像を観て頂けるよう奮闘いたします。板谷由夏(群青あかね役)働く女たちの応援歌になる蜷川監督のあの世界にふわりと溶けて、その一部になれたらいいなと思っています。このドラマは、働く女たちの応援歌になるのでは?台本を読んで感じました。そうなると素敵だな。この作品の現場は女子が多いです。しかも女子力高め。この作品を支えてくれる元気な女子たちの力強い思いが炸裂しますように。コムアイ(サニー役)脚本の内容が現実を予言しているフィクションと思って脚本を読んでも、蜷川さんの周りで起きたことを書いているだけなんじゃないかと思ってしまうような作品です。それに、すでに、脚本の内容が現実を予言しているようなことも起きていて、劇のもつ魔力を感じています。私は画家でレズビアンの役をいただきました。お話に翻弄されながら、楽しんでいきたいと思います。上杉柊平(野間ヒラク役)なんとも胸が痛いという思いを感じながら「Followers」に野間ヒラクとして出演させて頂きます。ずっとお会いしたかった蜷川実花さんと、一つの作品を作るパートを担えることにドキドキとハラハラを感じています。ヒラクがなつめに伝える言葉は、ヒラクの心の深い部分にある気持ちが現れていて、それらは野間ヒラクという役以前に、上杉柊平にも投げかけられているような、なんとも胸が痛いという思いを感じながら撮影をしています。これからこの世界で生きていく僕らの日常に、刺激を与えられるよう頑張ります!金子ノブアキ(ゆる子役)ワンアンドオンリーの蜷川実花ワールドこの役を任せて頂けた事が、監督からの信頼の証だと感じております。本当に光栄です!役柄同様に現場を支えて盛り上げる事が今作の自分の使命です。頑張ります。ワンアンドオンリーの蜷川実花ワールド、ご期待下さいませ!ゆうたろう(ノリ役)とても親近感を感じているみなさん初めまして!ノリ君役のゆうたろうです。今回初めての蜷川組、初めてのNetflix、初めてのピンク髪と初めてだらけの作品で、いま絶賛撮影中なのですが現場もあたたかく、毎日がワクワクの日々です。この作品は「Followers」という題名の通りSNSが大きく絡んでいて、僕も台本を読みながら共感する部分がたくさんあったので、皆さんにも同じように感じていただけるのではないかと思います。僕自身「ノリ君」にはとても親近感を感じているので演じていてすごく楽しいですし、正直特別な役作りはほとんどしてません。キャラクターみたいな可愛らしい男の子なので是非楽しみにしていてください!Netflixオリジナルシリーズ「Followers」は2020年初頭、Netflixにて全世界配190か国で独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年04月11日蜷川実花監督のNetflixオリジナルドラマ「Followers」に、中谷美紀が初の金髪姿で主演に挑むことが分かった。さらに、池田エライザの出演も明らかになり、本作へ意気込みを語るコメントと蜷川監督撮り下ろしショットも到着した。本作は、写真家で映画監督の蜷川監督完全オリジナルの新作ドラマ。描くのは、様々なライフスタイルの女性たち。SNS社会において直接的、あるいは間接的に影響し合っている人々を、現在のTOKYOのリアルを交えながら映し出す。中谷美紀が人気写真家役「新たなドラマが生まれる予感」『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、ドラマや舞台でも活躍する実力派女優の中谷さん。文化や芸術への深い造詣、高い語学力と、まさに世界へ発信する“新しいTOKYOライフ”の主人公そのもの。本作で演じるのは、押しも押されぬ人気写真家・奈良リミ。「新たなドラマが生まれる予感がしています」と台本を読んだ印象を語る中谷さんは、「撮らずにはいられないという衝動を抱えたアーティストとして、屹立した存在であるリミを演じるにあたっては、蜷川監督の芸術性と大衆性を見事に融合させた作品の数々からインスピレーションをいただきたいと思います」と意気込み。また、蜷川監督については「若かりし頃に、写真家としての蜷川実花さんと何度もご一緒させていただきましたが、作品から想像する毒々しさとは裏腹に、柔らかくお話しのしやすい方です。情熱を胸に秘めつつ、あくまでも人当たりは良く、それでいて欲しい画を貪欲に撮るような方なのではないでしょう」と印象を語り、共演の池田さんについても「なつめの魂の叫びが垣間見える瞬間を池田エライザさんがどのように演じるのか、その刹那を見逃さずに心のフィルムに焼き付けたいと思います」とコメントしている。池田エライザ、女優の卵を体当たりで演じるモデルで女優、そして先日は映画監督デビューも発表され、更なる躍進が期待される池田さん。『リング』シリーズ最新作『貞子』で新ヒロインに抜擢され、公開が待たれる池田さんだが、今回演じるのは、女優を夢見て上京し、挫折を味わいながらも成長していく百田なつめ役。本作については「今を生きる全ての人に送る物語だと思いました。この本の、強く生きたい。でもやっぱり心は痛い。人間だもん。という人間臭さがたまらなく好きです」と台本を読んだ感想を明かし、演じる役柄について「なつめと共鳴する瞬間は心地がいいです。ただ、なつめは私ではないので、混ざってしまわぬよう、これは私?これはなつめ?…と自問自答の日々です。似た世界で生きる女の子を演じることがこんなに難しいことなのだと知って、よりやりがいが倍増しました」とコメント。主演の中谷さんについては「初めてお会いした時に『リミが現れた』と錯覚し、圧倒的な存在になすすべを無くし身が硬直したのを覚えています!」と衣装合わせでの衝撃の出会いを明かした。そして「リミとの出会いをキッカケになつめの日常が猛スピードで変化していく中で、リミの思惑など知らず、ただなつめはなつめとして足掻いていく様を演じていきたいです」と本作への意気込みを語っている。蜷川実花監督コメント今の東京の空気感をしっかりと捕まえられるドラマにしたいなと思っています。役の扮装をしたお二人を撮影し、これは観たことのないすごいドラマができるのではとわくわくしました。長い間あたためてきた企画なので、実現できて本当にうれしいです。Netflixオリジナルドラマシリーズ「Followers」は2020年初頭、Netflixにて全世界190か国へ独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年03月19日東京ディズニーリゾート35周年を祝し、写真家・蜷川実花がミッキーと仲間たち、ディズニープリンセス、ヴィランズを撮影した作品集が登場。2019年3月8日(金)より全国の書店で発売する。東京ディズニーリゾート・フォトグラフィープロジェクトと月刊『ディズニーファン』とのコラボレーションで誕生したプロジェクト「イマジニング・ザ・マジック(Imagining the Magic)」。その一環として発売する今回の写真集では、写真家・蜷川実花とタッグを組んだ未公開作品含む全128作品を掲載する。ページをめくれば、そこは色鮮やかな花々が広がる幻想世界を背景に、ミニーマウスはもちろん、白雪姫、ラプンツェル、シンデレラ……華やかな装いのディズニープリンセスたち微笑む姿が。そして一方では、ディズニーヴィランズの面々がその力を誇示するかのような強い眼差しを送る。さらに、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルド、デイジーは和装姿も披露している。【詳細】TOKYO DISNEY RESORT Photography Project Imagining the MagicPhotographer Mika Ninagawa HAPPIEST MAGIC発売日:2019年3月8日(金)取り扱い:全国書店、 WEB書店価格:3,800円+税(C)Disney
2019年03月11日バッグ&ラゲージブランド「エース(ace.)」から、蜷川実花が手掛けるブランド「M / mika ninagawa(エム / ミカ ニナガワ)」とコラボレーションしたスーツケースが登場。2019年2月20日(水)より、直営店ならびに全国の百貨店や専門店で販売される。スーツケースのモチーフに選ばれたのは、蜷川実花のアイコニックな花の写真。レッド、イエロー、ブルーといった瑞々しく鮮やかな花々が、スーツケースのボディ全体に広がり、華やかな印象を与える。また一見ミニマルなデザインながらも、その内装に花模様のテキスタイルをあしらったモデルも登場。スーツケースを開けると現れる極彩色の世界は、旅の気分をより一層盛り上げてくれそうだ。スーツケースと合わせて展開されるトリップ用品もチェックしたい。異なる雰囲気を纏う全3種類の花模様のラゲージタグや、バリエーション豊富なサイズを揃えるポーチ類などがラインナップする。【詳細】エース×mika ninagawaのコラボレーションスーツケース発売日:2019年2月20日(水)取扱店舗:直営店、全国の百貨店、専門店、オンラインストアアイテム例:・スーツケース リップルz M 36,000~47,000円・ポーチ類(コスメポーチ、横型ポーチ、縦型ポーチ、巾着、パッキングポーチ小、パッキングポーチ大) 6,000~14,000円・ラゲージタグ 6,000円
2019年02月22日ラフォーレミュージアム原宿では、写真家・蜷川実花のフォトエキシビション「Mika Ninagawa @ teamLab Borderless」を2018年12月18日(火)から12月22日(土)まで開催する。2018年6月、お台場パレットタウンにオープンした「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」。チームラボと森ビルが手がけた同館は、テクノロジーとクリエイティブを融合した様々なデジタルアート作品のなか、自分もアートの一部分になったような感覚が味わえる世界初のデジタルアートミュージアムだ。今回のフォトエキシビション「Mika Ninagawa @ teamLab Borderless」は、その「チームラボボーダレス」の来場者が100万人を突破したことを記念し、写真家・蜷川実花の独自の感性で表現してほしいというオファーからスタートしたものだ。会場では、蜷川実花が「チームラボボーダレス」の世界を切り撮った作品と、彼女が自身のミューズとも語る玉城ティナをモデルとして起用し、「チームラボボーダレス」の世界を撮影した作品、あわせて21作品を展示する。会期中は、会場でしか手に入らない特製ブックレットZINE 「Mika Ninagawa @ teamLab Borderless」を限定1,000冊で販売する。【詳細】フォトエキシビション「Mika Ninagawa @ teamLab Borderless」開催日時:2018年12月18日(火)~12月22日(土) 11:00~21:00 会期中無休会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階 入場:無料
2018年12月20日俳優の小栗旬が、蜷川実花監督の最新映画『人間失格』(2019年公開)に主演することが3日、明らかになった。同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実をもとにしたフィクションとして初めて映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。小栗と、2020年東京オリンピック委員会理事も務める蜷川監督は今回が初タッグ。小栗は11月上旬にクランクインし、12月中旬のクランクアップを予定している。小栗は役作りのために短期間で大幅な減量も敢行した。蜷川監督は「太宰治本人の物語を作りたい。そう思いついた時からこの役を出来るのは絶対に小栗旬しかいないと思っていました」と告白。「スターである彼にしか見ることの出来ない景色、トップを走り続けているからこそ抱える孤独、誰もまだ見たことのない小栗旬。連日の撮影で鳥肌が立つことが何度もありました。魂を賭けた芝居に毎日震えています。これをやるための今までの人生だね、と2人で話しています。ご期待下さい」と語った。○小栗旬 コメントお話を頂いたのはずいぶん前のことだったと認識しております。悩みました。この文豪を自分を通して産み出すことが出来るのだろうか。自分がこの人生を生きることは出来るのだろうか。しかし、監督から僕でなければ、というお言葉を頂き、脚本に魅了され、決断いたしました。今はただただ、最高の孤独とは一体どこに存在しているのか。手に入るものなのか。そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごしております。私という人間から見えてくる太宰治という凄絶な人生を駆け抜けた一人の文豪の足跡が皆様の心に刻まれることを祈り、作り上げていければと思っております。お楽しみに。○池田史嗣プロデューサーコメントこの作品は小説の映画化ではなく、実話を元にしたフィクションとして、文学界のスーパースター・太宰治の衝撃的な人生と彼の遺作であるあの傑作小説、「人間失格」の誕生秘話を描くオリジナル企画です。謎に満ちた不世出の天才に迫ることがどれだけ難しいことか。挑む以上、逃げたりごまかしたりしてはいけない。その覚悟と責任感を持って長い時間を費やして企画を練り上げ、徹底的にリサーチを重ね、前に『紙の月』でご一緒した脚本家、早船歌江子さんが3年かけて素晴らしい脚本を書き上げてくれました。太宰治を演じるのは、当代随一のトップスター・小栗旬。意外だと思われるかもしれませんが、これ以上の配役はないと確信しています。求めたのは“演じる”だけではなくご自身を投影して役を“生きて”もらうこと。その願いに真摯に応えてくれた小栗さんは万全の役作りと大幅な減量を経て今、どうしようもなく純粋で、色気があって、残酷なまでに魅力的な男として生きてくれています。撮影にはカンヌ映画祭を制した『万引き家族』の近藤龍人さんを迎え、最精鋭のスタッフが集った現場では、鬼気迫る演技合戦が繰り広げられています。 その中心にいる蜷川実花監督の凛とした佇まい、時にお父様である故・蜷川幸雄さんが憑依したのではないか、と感じることがあります。監督も主演も、人生をかけて挑む作品。とんでもない映画ができそうな気がしています。どうぞご期待くださいませ。(C) 2019 『人間失格』製作委員会
2018年12月03日ROXY(ロキシー)と蜷川実花による「M / mika ninagawa」が再びコラボレーション。2018年10月19日(金)より、スノーウェアをQUIKSILVER STORE / ROXYWEBSTORE / 全国のROXYスノーウェア取扱店にて発売する。2016年に次ぐ2度目のコラボレーションとなる今回は、M / mika ninagawa2018年春夏コレクションより、蜷川実花の写真を用いたオリジナルテキスタイルをピックアップ。アイコニックな花の写真をいかしたジャケット、パンツなど、カラフルなスノーウェアを展開する。いずれも、スノーボーダー、スキーヤー、双方にマルチで使用できるデザインとなっている。蝶と花をモチーフにした「JETTY JK」には、10,000mmの耐水圧のDryFlighテクノロジー素材を使用した。あらゆるコンディションに対応可能な軽い中綿入りなので、着心地がよいのに保温性があるのが特徴だ。シルエットは、着ぶくれしてみえないすっきりとしたフォルムで。コラボレーションの証として、M / mika ninagawa X ROXYのオリジナルブランドタグをあしらった。桜柄を全面にプリントした「JET SKI PREMIUM JK」は、取り外し可能なフードがポイントだ。顔周りを包み込むほどボリューミーなファーは、悪天候のときも首回りをしっかり守ってくれる。ROXYオリジナルHYDROSMARTのテクノロジーフリースを内襟に取り入れることで、乾燥した空気からもガード。さらに、Thinsulate中綿を忍ばせることで、極寒のコンディションでも温かい、機能性を備えた。【詳細】M/mika ninagawa×ROXY発売日:2018年10月19日(金)取り扱い店舗:QUIKSILVER STORE / ROXYWEBSTORE / 全国のROXYスノーウェア取扱店・JETTY JK 30,000円+税・JET SKI PREMIUM JK 36,000円+税・SUNSET ART SERIES 12,000円+税※スキー板とスノーボードは販売はなし。【問い合わせ先】ボードライダーズジャパン株式会社TEL : 0120-32-9190
2018年10月22日写真家・映画監督の蜷川実花が、「Netflix」にてオリジナルドラマ「Followers」を制作することが決定。来年、全世界190か国へ配信を予定している。木村伊兵衛写真賞ほか数々を受賞し、写真家として世界で活躍する蜷川さん。監督としても『さくらん』『ヘルタースケルター』を発表。2019年には、藤原竜也を主演に迎えた『Diner ダイナー』の公開も控えている。今回制作が決定した蜷川監督による完全オリジナルの新作ドラマは、様々なライフスタイルの女性たちが登場。SNS社会において直接的、あるいは間接的に影響し合っている人々を、現在のTOKYOのリアルを交えながら描いていく。「今の東京をしっかり表現し、女性たちのリアルな姿を描きたいと思っています」と話す蜷川監督。「SNSを通じて広大に広がりながらも意外と狭い独特な人同士の繋がり、圧倒的なスピード感やチャンスの数々。その東京を日々サバイブしていく人々の物語です」と本作について明かし、「観終わったあと、すこし目線が上にあがるような、いつもより早く力強く歩きたくなるような作品にしたいです」と意気込みを語っている。Netflixオリジナルシリーズ「Followers」は2019年、Netflixにて全世界配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年09月28日編集部:学研キッズネット編集部酷暑だった夏が過ぎ、秋らしい季節になりました。8月といえば、原爆投下や終戦記念日など、73年前の戦争を思い起こさせる事柄が多いように思います。けれども、今年の夏を振り返ってみると、あまり戦争のことを考えなかったな、と感じました。自分自身が子どもの頃は、戦争を扱ったドラマやニュース、ドキュメンタリーも多く、8月ともなればずいぶんそういったものを見聞きしたものです。飛行機の轟音や花火の破裂音にさえ戦争を思い起こし、おびえていた時期もありました。今の子どもたちには、「戦争」に対してそこまでの印象はなさそうです。戦争が遠くなった。それは日本が戦争に巻き込まれていない期間が長くなったことを示している。平和だということだ。でも本当にそれでよいのだろうか。そんなふうに思っていたときに、「いわさきちひろ生誕一〇〇年」というポスターの文字が目に飛び込んできました。あどけないタッチの絵で知られる「いわさきちひろ」。生誕100年ということは、26歳で終戦を迎えたことになります。豊かな色彩で子どもを描き、数々の名作をのこしたちひろは、実は「平和」に対して深く心を寄せた人でもありました。もし今、ちひろが生きていたら、この世の中をどのような思いで眺め、子どもたちにどんなメッセージを投げかけるのでしょうか。「ちひろ美術館・東京」で広報を担当する高津つぐみさんに話を聞きました。お話を聞いた高津つぐみさん画家になる前に、反戦への強い思いがあった――ちひろさんの娘時代は戦時中だったと思うのですが、どのような生活を送っていたのでしょうか。高津:ちひろは女学校の教師の母と陸軍で建築技師をしていた父との間に生まれた3人姉妹の長女です。生まれは福井県武生(現・越前市)ですが、その後、娘時代の大半を東京で過ごしています。山の手のお嬢様として豊かな生活を送っていましたが、高等女学校(今でいう高校)に入学した年に満州事変※が起こり、長い戦争が始まることになりました。※満州事変……満州(今の中国東北区)でおきた日本軍と中国軍との武力衝突。実質的には日本軍による中国への侵略戦争。じつは女学校在学中に岡田三郎助さんという洋画家に弟子入りしたり、両親にないしょで女子美術専門学校(現・女子美術大学)の願書を取り寄せたりと、絵に対する情熱はかいま見せているのですが、当時は女性が絵描きをやるなんてとんでもない、ということで、両親に反対されてあきらめています。同じころ、書道を習い始め、こちらはのちに人に教えるほどの腕前になったようです。その後、両親の勧めるままに結婚して満州・大連(現・中国遼寧省大連市)にわたります。夫の自死という形で結婚は幕を閉じ、再び東京の実家に戻ります。そこでまた絵筆をにぎることになるのですが、その矢先に太平洋戦争が始まります。「ぜいたくは敵だ」などと言われ、町から色彩も自由も失われていくのをちひろは目の当たりにしているんですね。教師だった母はそのころは大日本連合女子青年団という団体で、日本から満州の開拓団へ「大陸の花嫁」※を送り出す仕事に就いています。その関係で、ちひろも妹たちといっしょに満州へ渡ります。やがて九死に一生を得て終戦直前に帰国したちひろは、東京で空襲に遭い、家を焼け出されました。そして両親の実家がある長野で終戦を迎えます。※「大陸の花嫁」……日本が満州を開拓するために送り込んだ10代の少年たちの結婚相手として大陸に送られた10代の少女たちのこと。戦前戦中は、比較的恵まれた環境にいることも多かったちひろの生活が一変したのは敗戦からでした。疎開先の長野で、東京に出て絵の勉強を続けたいという思いを募らせるのと同時に、ちひろはこの地で聴いた日本共産党の講演会によって、なぜこのような戦争が起こったのかを知ります。また戦争に反対したために牢に入れられたり殺されたりした人たちがいたということもはじめて耳にし、大きな感銘を受けています。一方で国策に従って精力的に動いていた母や、軍に属して航空燃料の工事建設を行なっていた父のこと、何も知らずに暮らしていた自分のことを振り返って、加害者の側にいたことを反省し、「二度と戦争を起こしてならない」という強い気持ちをもつようになります。自ら日本共産党に入党したのもこの時期でした。ちひろは戦争について知ることで、今までの自分の生き方を模索しながら折り合いをつけていったのだと思います。戦後、疎開先で書いていた日記を読むと、ちひろの葛藤が見てとれ、戦争が人生のターニングポイントになったことがわかります。――絵描きになる前の「いわさきちひろ」に、そのような原点があったのですね。高津:ちひろは晩年このように言っています。「青春時代のあの若々しい希望を何もかもうち砕いてしまう戦争体験があったことが、私の生き方を大きく方向づけているんだと思います。平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、そういうものをこわしていこうとする力に限りない憤りを感じます。」(いわさきちひろ1972年)ベトナム戦争の中にいる子どもたちを描いた『戦火のなかの子どもたち』(左・岩崎書店1973年)と、広島で被爆した子どもたちが体験をつづった作文や詩に絵をつけた『わたしがちいさかったときに』(童心社1967年)子どもは未来の象徴――その後、東京で画家になるのでしょうか。高津:単身で上京してしばらくは、絵の勉強をしながら新聞社で「絵も描ける記者」として挿し絵や広告、ポスターなどを手がけていました。その後、アンデルセンの童話の紙芝居制作をきっかけに絵筆一本で身を立てられるようになります。たくさんのデッサンを重ねたちひろですが、描きたいものは風景より人間、特に子どもというのは当時からの変わらない姿勢です。紙芝居で画家としての評価を得たちひろは、子どもの本の世界で活躍の場を広げていきます。やがて絵が「文章の説明」ではなく、絵を主体に展開する絵本の制作に乗り出すことになります。それが至光社の「感じる絵本」シリーズです。「感じる絵本」シリーズのなかの2冊。『あかちゃんのくるひ』(左・1970年至光社)と『ことりのくるひ』(1972年至光社)――わたしたちになじみ深いちひろさんの絵ですね。高津:ちひろは自分の描く子どもの絵に「いつも、夢のようなあまさが、ただよう」とし、「実際、私には、どんなにどろだらけの子どもでも、ボロをまとっている子どもでも、夢をもった美しい子どもに、みえてしまうのです」と言っています。――それはちひろさんの絵を見ていると、本当に伝わってきますね。高津:そうですよね。ちひろの描く子どもの絵を見ていると、子どもの本当にありのままの無邪気な姿が伝わってきて、悪いことができなくなる感じがします。子どもって未来の象徴ですよね。子どもが子どもらしくいることができる、それこそが「平和」であり、ちひろの願いであるように思います。平和のために、美術館だからこそできることをしていきたい――今、戦争の影が薄くなりすぎているのではないか、という思いがあるのですが、「ちひろ美術館」として、「平和」に対してどのように関わっていきたいと考えていますか。高津:美術館だからこそできることをしていきたいと考えています。美術館は文化を提供する場です。戦時中に美しいものが華美だと禁じられたように、豊かな文化は平和な社会でなければ花開かないものだと思います。平和のために取り立てて何かを主張する、という方法ではなくて、豊かな文化をより多くの人に共感してもらう努力をして、「平和」に向き合っていきたいです。――では、もしちひろさんが生きていたら、社会や子どもたちに対して、どのようなメッセージを投げかけると思いますか。高津:ちひろは生涯、一貫して「絵描き」であり続けた人だと思うので、今の時代にあっても絵描きとしてできることを探したと思います。なので、生きていたときと変わらず、「子どもや弱い立場の人が傷つく戦争をしないでほしい」という平和への想いを自身の言葉や絵を通して伝えようとしたのではないでしょうか。子どもたちに対しては、のびのびと健やかに育ってほしいというでしょうね。美術館だからこそできるやり方で、平和な社会を実現していきたいと話す高津さん高津:わたしの大好きな「ささやかな絵本の絵描きなのである」というちひろの文章があるんです。これが、子どもたちへのメッセージになるのではないでしょうか。ささやかな絵本の絵描きなのである私が力がなくて無力なとき(いつもそうなのだろうけれど)、人の心のあたたかさに本当に涙ぐみたくなる。この全く勇ましくも雄々しくもない私のもって生まれた仕事は絵を描くことなのだ。たくましい、人をふるいたたせるような油絵ではなくて、ささやかな絵本の絵描きなのである。そのやさしい絵本を見たこどもが、大きくなってもわすれずに心のどこかにとどめておいてくれて、何か人生のかなしいときや、絶望的になったときに、その絵本のやさしい世界をちょっとでも思いだして心をなごませてくれたらと思う。それが私のいろんな方々へのお礼であり、生きがいだと思っている。ちひろ最晩年の手帳より(1973年)いわさきちひろ『ラブレター』(講談社、2004年)より抜粋いわさきちひろチューリップとあかちゃん1971年――今日はありがとうございました。いわさきちひろ生誕一〇〇年を機に開かれている「Life展」。いわさきちひろが大切にし、描いてきた「Life」――いのち、生命、人生、生活など――をテーマに、さまざまな分野で活躍する作家たちがコラボレートした展覧会で、「ちひろ美術館・東京」と「安曇野ちひろ美術館」において開催されています(2018年3月~2019年1月)。わたしが「ちひろ美術館・東京」へ取材に行ったときは、インタラクティブアート※の分野で活躍するアートユニットplaplaxといわさきちひろの〈あそぶ〉子どもの作品がコラボレートした〈あそぶplaplax〉展が開催されていました(10月28日まで)。※インタラクティブアート……参加型・体験型の作品。plaplaxは、ちひろさんの絵や画材などをモチーフにいろいろな遊びのしかけを施しています。絵本とあそびが融合した「絵本を見るための遊具」(plaplx撮影:森本菜穂子)。海辺を走る登場人物といっしょにわたしたちもあそぶことができる「画机の上のあそび場」(plaplx)。机の上の画材は、ちひろさん愛用の品をかたどったもの。絵の具をさわると……、クレヨンをさわると……、ラジオをさわると……?指でそっとさわると、美しい音とともに、ちひろさんの絵の世界が広がる引きも切らずに入ってくる老若男女のお客さんたちは、いわさきちひろの絵画を眺めながら絵の中に描かれた子どもと同じようなあどけない顔つきになり、plaplaxの作品の前では触ったり、のぼったり、ステップを踏んだりしながら「あそんで」います。ほかの作家の手が加わることで、ちひろ作品の魅力がより輝いて見えながら、その輝かせ方に、コラボレートした作家の方々のゆるぎない個性が感じられるという、不思議な展覧会でした。日本が戦争へと突き進んでいくなかで娘時代を過ごし、命のはかなさ、平和な生活のもろさを心身に刻みつけた画家、いわさきちひろ。「ちひろ美術館」で親子で作品を鑑賞しながら、戦争と平和について親子で考えるきっかけにしてはいかがでしょうか。いわさきちひろ生誕一〇〇年サイト施設情報ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2電話:03-3995-0612入館料:大人800円高校生以下無料開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)冬期休館2/1~2/28、年末年始休業12/28~1/1交通:西武新宿線上井草駅より徒歩7分安曇野ちひろ美術館住所:長野県安曇郡松川村西原3358-24電話:0261-62-0772入館料:大人800円高校生以下無料開館時間:午前9時~午後5時休館日:第2・4水曜日(祝休日は開館、翌平日休館)冬期休館12/17~2月末交通:JR大糸線信濃松川駅より2.5km長野自動車道安曇野I.C.より30分学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年09月25日東京ディズニーリゾートが贈る写真プロジェクト「イマジニング・ザ・マジック」と、写真家の蜷川実花がコラボレーションした特別な作品を制作・公開されたが、これを受けファンの間では絶賛の声が広がっている。今回の作品では、TDR35周年をお祝いする装飾を施したアトラクション「蒸気船マークトウェイン号」を背景に、35周年コスチューム姿のミッキーマウスや、ディズニーの仲間たちが勢ぞろいした様子を撮影するなど、カラフルな色使いで躍動感のある構図が、早くも注目を集めている。蜷川さんは今回のコラボレーションについて、「東京ディズニーランドはオープンした時から大好きで、何度も何度も遊びに行っています。ディズニーの圧倒的なクオリティとエンターテイメント性にたくさんの影響を受けているので、今回ご一緒できてとても嬉しいです」と説明。海外ディズニーまで足を運ぶほどのファンという彼女の情熱と才能を受けネットは、「蜷川実花とディズニーのコラボとかやば」「何回見ても蜷川実花さん×ディズニー最&高~」「鬼かわいい」「蜷川実花さんとディズニーのコラボ最高すぎてもうやだ最高」「初めて蜷川実花最高やなと思った」「キャラが皆輝いてみえるよ」「ミニーとデイジーと蜷川実花相性良すぎでは」などとお祭り状態!来たる10月1日には蜷川さんの作品が、東京ディズニーランド限定の約20点のオリジナルグッズとなって登場するが、こちらも熱い視線が注がれている模様。販売店舗が東京ディズニーランドの「カメラセンター」となっているところも、遊び心を感じずにはいられない。また、東京と大阪では、写真展も開催する。詳細は、公式サイト上にて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年09月10日東京ディズニーランドと写真家・蜷川実花によるコラボレーショングッズが、2018年10月1日(月)より東京ディズニーランド「カメラセンター」にて発売される。東京ディズニーリゾート開園35周年を記念したコラボレーショングッズでは、色鮮やかな花々を背景に蜷川が撮り下ろしたディズニーキャラクターのフォトグラフをデザイン。ディズニーの愛らしいキャラクターに蜷川の世界観がプラスされた作品を使用したクッションやミラーなどのグッズは、どれも個性的でつい目を奪われてしまうようなものばかり。今回はミニーマウスとデイジーダックを撮影した作品のグッズが登場し、今後、ほかのディズニーキャラクターたちを撮影した作品のグッズも発売される予定だ。また蜷川の作品は、東京と大阪の2か所で開催される、東京ディズニーリゾートのフォトグラフィープロジェクト「イマジニング・ザ・マジック」の写真展でも展示されるほか、東京ディズニーリゾート35周年「ハピエストセレブレーション!」の特設サイトでも毎月公開。ディズニーが贈る“夢と魔法”の瞬間を収めた数々のコラボレーション作品を是非チェックしてみて。【詳細】東京ディズニーランドと写真家・蜷川実花 コラボレーショングッズ発売日:2018年10月1日(月)販売場所:東京ディズニーランド「カメラセンター」価格例:クッション 3,200円、ウォッシュタオル 1,400円、ミラー 2,500円、キャンディー 1,300円■「イマジニング・ザ・マジック」写真展・東京会場会期:2018年11月30日(金)~12月19日(水)会場:フジフイルム スクエア住所:東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウエスト 1階・大阪会場会期:2019年1月11日(金)~1月23日(水)会場:富士フイルムフォトサロン 大阪住所:大阪府大阪市中央区本町2-5-7※両会場とも入場料無料。
2018年09月09日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、写真家・蜷川実花とのカプセルコレクション「discord Yohji Yamamoto - Mika Ninagawa Collection」の新作バッグを、2018年7月13日(金)より数量限定で発売。ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックスにて展開する。2018年5月に発売されたシルクスカーフやストール、テキスタイルバッグ「フロシキ」シリーズに続いて、今回は2種類のクリアバッグが登場。アクリルのハンドルをあしらい、夏にぴったりな清涼感を演出している。ボディには蜷川実花のフォトワークの花々をダイナミックにプリント。クリアバッグならではの透け感が色彩のみずみずしさを際立てる。バッグインバッグのメッシュバッグは取り外し可能。さりげなく施されたディスコード ヨウジヤマモトのロゴが透けて見え、デザインのささやかなアクセントとなっている。【詳細】discord Yohji Yamamoto - Mika Ninagawa Collection新作バッグ「TRANSLUCENT MINI TOTE」〈数量限定〉発売日:2018年7月13日(金)取扱場所:ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス住所:東京都中央区銀座6-10-12F価格:34,000円カラー:ピンク、レッド※売り切れ次第販売終了。【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2018年07月16日蜷川実花(Mika Ninagawa)の写真の本質に迫る展覧会「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」が、2018年6月30日(土)から9月9日(日)まで、熊本市現代美術館で開催される。またその後は、2018年10月19日(金)から11月17日(土)まで愛知・豊川市桜ヶ丘ミュージアムに、2019年1月5日(土)から2月24日(日)まで大分市美術館に巡回する。「虚構と現実」をテーマにした展覧会では、色鮮やかな花々をレンズに捉えた「永遠の花」、父・幸雄の死に向き合う日々を撮影した「うつくしい日々」、京都花街の芸舞妓をモチーフにした最新作の「trans-kyoto」などの作品を展示。写真家のみならず、映画やデザイン、ファッションなどマルチな分野で活躍している蜷川実花の本質に迫る、9つのテーマで構成されている。また展覧会の内容を図録にした写真集『蜷川実花 虚構と現実の間に』も2018年7月11日(水)から全国で発売。時代の先端を常に感じ取り、あらゆる場で活躍しする蜷川実花の作品世界を、体感できる1冊となっている。【詳細】展覧会「蜷川実花展蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」・熊本市現代美術館会期:2018年6月30日(土)~9月9日(日)※休館日は火曜日住所:熊本市中央区上通町2番3号開館時間:10:00~20:00料金:一般1,000円(800円)/シニア(65歳以上)800円(600円)/学生500円(400円)※()は前売り券料金。前売券は6月29日(金)まで販売※7月28日(土)~29日(日)は城下町くまもとゆかた祭のため、浴衣着用者は展覧会入場料半額・豊川市桜ヶ丘ミュージアム会期:2018年10月19日(金)~11月17日(土)※休館日は月曜日住所:愛知県豊川市桜ケ丘町79-2開館時間:9:00~17:00・大分市美術館会期:2019年1月5日(土)~2月24日(日)※休館日は月曜日住所:大分市大字上野865番地開館時間:10:00~18:00■写真集「蜷川実花 虚構と現実の間に」発売日:2018年7月11日(水)※熊本市現代美術館では、6月30日(土)より先行発売価格:2,778円+税【書籍に対する問い合わせ先】株式会社パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2018年06月24日展覧会「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」が京都・美術館「えき」KYOTOで開催される。会期は2018年11月16日(金)から12月25日(火)まで。新出資料など約200点の展示品没後40年を超えてもなお人々に親しまれ続けている画家、絵本作家・いわさきちひろ。本展では、いわさきちひろの生涯に焦点を当て、新出の資料も交えた約200点の展示品を通して彼女の技術や作品の背景を振り返る。第1章第1章では、終戦までのいわさきちひろを追い、画家としての原点と感性の形成を探る。少女期に彼女が経験した出来事や事物が立体的に再構成され、彼女がいかなる時代で育ち、何に出会い、何を吸収したのかを通覧することができる。第2章いわさきちひろが誇りとしていた家庭生活と作家活動の両立の様子を追いながら、同時代における文化史における彼女の位置づけを考える第2章。プロレタリア美術に連なる紙芝居や幻灯、まとまって見られる機会の少なかった油絵など、これまであまり掘り下げられていなかった彼女の1面に迫る。第3章前半の2章を踏まえた第3章では、作品の魅力を分析的に考察。いわさきちひろといえば子どもや花の絵、といった多くの人が抱く印象をより細密にし、彼女の絵における「線」の現れ方など、画面に凝らされた技術にフォーカスする。第4章最終章では水彩画の数々によって、いわさきちひろの開放的な色彩の魅力を示す。また、ちひろグッズ販売コーナーでは、展覧会オリジナル商品や書籍なども多数販売される。福岡も巡回また、同展覧会は、2019年4月20日(土)から5月26日(日)の期間で福岡を巡回予定。遠方で京都会場まで足を運べない人は、こちらもチェックしみて。【詳細】生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。会期:2018年11月16日(金)~12月25日(火)会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区 烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~20:00(百貨店の営業時間に準じ変更あり。入館は閉館30分前まで。)休館日:会期中無休入館料:一般 900円、高校・大学生 700円、小・中学生500円■イベント・「モーニング・ミュージアム」開催日:11月26日(月)時間:受付 9:00/開演 9:15/終了 10:00(予定)参加料:1,000円(税込)定員:50名参加方法:10月27日(土)10:00~、電話にて先着順で受付。(TEL:075-342-5692)※1回の受付で2名まで申し込み可能。定員になり次第受付終了。・ドキュメンタリー映画「いわさきちひろ〜27歳の旅立ち〜」開催日:11月17日(土)~30日(金)会場:京都シネマ(四条烏丸下る西側COCON烏丸3F)※料金、上映時間など詳細は、京都シネマ(TEL:075-353-4723)へ。※京都シネマにて、当館の「生誕100年 いわさきひちろ、絵描きです。」入館券提示で、本映画料金が割引。<巡回>・福岡開催期間:2019年4月~5月会場:福岡アジア美術館住所:福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階【問い合わせ】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2018年06月16日振袖ブランド「一蔵」と蜷川実花がディレクションするブランド「M / mika ninagawa」の振袖セカンドコレクションが発売。今回登場する振袖は7型。ダリアやガーベラ、ポピーなど暖色系の花々を散りばめ、イエローをメインカラーに明るく仕上げたものや、鮮やかな色彩の花々がみずみずしく咲く様子を振袖に落とし込んだものなど、蜷川実花の世界観をダイレクトに投影した振袖を展開する。バラやカーネーションなどをあしらったピンクベースの振袖は、愛らしい印象の一着。一方、桜と藤の花を組み合わせたり、紅葉、椿、ツツジを並べたりと、四季の移り変わりを表現した柄は、華やかさの中に日本の情緒豊かな風景を映し出したようなデザインが魅力だ。【詳細】「M / mika ninagawa」振袖 セカンドコレクション発売日:2018年4月28日(土)取扱場所:振袖ブランド「一蔵」全店舗、「ラブリス」3店舗(大宮マルイ店、マルイシティ横浜店、札幌パルコ店)※来店予約、問い合わせは各店舗まで。■価格<成人式スタンダードセット>・40点購入スタンダードセット 498,000円+税・30点レンタルスタンダードセット 198,000円+税※袋帯・小物などグレードアップ品は要別途料金。
2018年05月31日5月24日、鬼束ちひろがフランス・パリでコンサートを開催すると発表した。 来年1月に開催される同コンサートは、鬼束にとって初となる海外公演。先駆けて、来たる11月には最新作「syndrome」とライブ作品「Tiny Scream」を再構成した“ヨーロッパ限定特別パッケージ”の発売も決定。同作にはCDだけでなく、レコードとDVDも付属しているという。 なぜいま、フランス公演なのか。実は、そこには17年前からの伏線があるという。鬼束の所属事務所・NAPOLEON RECORDSの担当者は、公演開催の経緯についてこう語る。 「フランスはアニメやゲームが大好きな国ですが、鬼束の楽曲はゲームの主題歌にいくつか起用されています。01年に公開されたリュック・ベッソン監督の作品『WASABI』にも楽曲が使用されており、『コンサートが観たい!』と言う声をずっと耳にしていました」 また09年の作品『DOROTHY』を発売した際、フランスの雑誌で取り上げられた鬼束。その雑誌の制作会社が今回のコンサートを企画しているという縁もある。 ヨーロッパで発売される再構成作品は、日本での発売は未定。 しかし国内で昨年リリースした作品は幅広い層からの支持を得ている。コンサートチケットも即ソールドアウトするという人気ぶりの鬼束。デビューから18年、今年はまた新たな活躍がみられそうだ。
2018年05月26日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、写真家・蜷川実花とのカプセルコレクション「discord Yohji Yamamoto - Mika Ninagawa Collection」を2018年5月18日(金)より展開する。本コレクションは、蜷川実花が生み出す唯一無二の世界観と花の持つ色彩美を、軽やかなシルクスカーフやストールなどに表現した。ディスコード ヨウジヤマモトでは、これまでにもフローラルピクチャーのスカーフやバッグを発表してきたが、それらは白と黒を基調としたデザインであった。そのため、今回が初めてのフルカラーフローラルピクチャーを取り入れたコレクションとなる。スカーフ、ストールともにピンクやオレンジの花々が配された明るく夏らしい柄、レッドとブルーの花を大胆に写し取った柄など全6パターンで展開。また、テキスタイルをバッグとして形作った「フロシキ」シリーズも全3パターンで登場する。【詳細】discord Yohji Yamamoto - Mika Ninagawa Collection発売日:2018年5月18日(金)取扱店舗:全国のディスコード ヨウジヤマモトおよび、ヨウジヤマモト、ディスコード ヨウジヤマモト取扱いストア価格:・シルクスカーフ(6パターン) 各25,000円・シルクロングストール(6パターン) 各60,000円・フロシキ(3パターン) 各18,000円【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500discord Yohji Yamamoto Mika Ninagawa Collection Spring Summer 2018; Artwork/Photography ©mika ninagawa All rights reserved. ©M / mika ninagawa
2018年05月20日主演・藤原竜也、監督・蜷川実花による映画『Diner ダイナー』が、2019年7月5日(金)に公開される。全員殺し屋の“食堂”が舞台の極限エンターテインメント原作は、店主も客も全員が殺し屋という「ダイナー(食堂)」を舞台にした平山夢明による小説『ダイナー』。元殺し屋で天才シェフの店主・ボンベロと、とある事件をきっかけにウェイトレスとして売られたオオバカナコを主役に、極限状態の日常を描く作品だ。あらすじ一人ぼっちで人生どん底……。ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに⼿を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落したオオバカナコは、とあるダイナーにウェイトレスとして売られてしまう。そこは、要塞のような分厚い鉄扉の奥に広がる、カラフルで強烈な色彩美を放つ<ダイナー(食堂)>。店主と名乗る男は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。「ここは、殺し屋専用のダイナーだ。皿の置き方一つで消されることもある」次々と現れる一筋縄ではいかない凶悪な殺し屋たち。毎日が極限状態の最高にブッとんでいる世界に放り込まれたカナコ。ボンベロとは何者なのか?物語は、一瞬たりとも目が離せない展開へと加速していく…。キャラクター紹介藤原竜也×玉城ティナ主演を演じるのは、『デスノート』『僕だけがいない街』『22年目の告白-私が殺人犯です-』など、これまでも怪奇的な役柄を演じてきた藤原竜也。またヒロインの座には、モデルのみならず女優としての活躍場を広げる玉城ティナが抜擢された。主人公・ボンベロ(藤原竜也)…殺し屋専門のダイナー(食堂)に、王のように君臨する元殺し屋の天才シェフ。ダイナー内での勝手な振る舞いは相手が誰であろうと決して許さず、狂暴な殺し屋達からも一目置かれる絶対的な存在。オオバカナコ(玉城ティナ)…幼い頃に母に捨てられ、祖母に育てられた孤独な少女。ある日、日給30万円のアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に殺されそうになったところを、ボンベロが営むダイナーにウェイトレスとして買われる。窪田正孝や本郷奏多も“殺し屋”にまたダイナーに集う強烈な“殺し屋”には、窪田正孝や本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子など、超豪華俳優勢が集結。個性溢れるキャラクター達を熱演する。殺し屋NO.1:スキン(窪田正孝)…全身が凄まじい傷跡で覆われている凄腕の殺し屋。ボンベロの作るスフレに異常な執着心を持つ。ダイナーでの振る舞いは基本紳士的、誰よりも繊細な心を持ち独特の色気を放つが、実はボンベロしか知らない大きな秘密を抱えている。殺し屋NO.2:キッド(本郷奏多)…子供がおもちゃで遊ぶように、おやつを笑顔でほおばるように“殺しを楽しむ”サイコキラー。幼い子供のような可愛らしい姿をしているが、それは仕事(=殺し)のために全身整形やホルモン注射を施し、骨格にまで手を加えた仮の姿で、実年齢は誰も知らない。殺し屋NO.3:ブロ(武田真治)…筋肉自慢の荒くれ者でダイナーの常連。怪しいスペイン語を操り、4人組“ロス・チカーノス”としていつもバカ騒ぎをしている。肉や酒と同じくらい女も大好きで、カナコの前のウェイトレスも手にかけた挙句殺してしまったらしい。殺し屋NO.4:カウボーイ(斎藤工)…カナコが“運転するだけで即金30万円”という怪しいバイトで出会った男。名前通りカウボーイルックで決め、あめ玉をなめながらカタコトの英語で叫びまくるハイテンションっぷり。殺し屋NO.5:ディーディー(佐藤江梨子)…ど派手な化粧と服装でカウボーイと共にカナコの前に現れた女。カウボーイを「ダーリン」と呼び、熱烈なキスを何度も交わすなど、危険な仕事の最中も終始ラブラブ。殺し屋NO.6:ブタ男(金子ノブアキ)…カナコをボンベロのダイナーに売り飛ばした組織の男。ブタのマスクを被った不気味な容姿が特徴的。殺し屋NO.7:マテバ(小栗旬)…スキンが仕えるボスで、組織内の東のトップ。容姿端麗&頭脳明晰な殺し屋。その容姿に違わず美しいものを好み、特に美しい昆虫を寵愛する。殺し屋NO.8:マリア(土屋アンナ)…組織内の西のトップ。着物姿で華麗な美脚を披露し、美しさと裏腹に容赦のない殺しを行う。口癖は「ぶっ殺す」で、女性ながら自分の倍以上あろうかという大男たちをも冷酷に殺しまくるその腕は確か。殺し屋NO.9:無礼図(真矢ミキ)…組織内の北のトップ。常に男物のスーツを着用する男装の麗人で、「美しいことは正しい」という確固たる信念を持つ美しき殺し屋だが、目的のためには手段を選ばないダークな一面も。殺し屋NO.10:コフィ…(奥田瑛二)…組織内の南のトップ。一見すると物静かな老紳士だが、大好きなつるつるミカンにたった一筋でも白い筋が残っているだけで、躊躇なく部下を撃ち殺す生粋の殺し屋。殺し屋NO.11:菊千代…ボンベロとともに幾つもの死線を越えてきた相棒のブルドッグ。そのほか出演キャストにも、川栄李奈、コムアイ、木村佳乃、板野友美、木村佳乃、角替和、品川徹といった豪華顔ぶれが。彼らが一体どんな場面で登場するのか、その答えは是非シアターで確かめてほしい。主題歌に DAOKO×MIYAVI「千客万来」世界的ギタリス・ MIYAVIと人気ラップシンガー・DAOKOがコラボレーション。本作の主題歌「千客万来」を担当する。ギタリス・ MIYAVIは、ピックを使わずに、エレクトリックギターを全て指で弾くという独自の“スラップ奏法”で注目を集め、これまで7 度のワールドツアーを成功させただけでなく、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto), ワイスリー(Y-3)などのモデルに起用されるなど、多方面で活躍の場を広げる人物。一方DAOKOは、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌を米津玄師と担当した経験を持ち、2018年には紅白歌合戦にも出場した注目アーティストである。今回のコラボレーションについて、蜷川実花監督は「まずは夢が叶ったというのが一番の感想で、とにかく嬉しいです。」と喜びの声を寄せている。蜷川実花、3本目の監督作品監督を務めるのは、写真家・映画監督の蜷川実花。2007年公開の『さくらん』、2012年公開の『ヘルタースケルター』に続く3本目の監督作となる本作で、蜷川ならではのファンタジック・ワールドを描き出す。父・蜷川幸雄に見出され芸能界デビューした藤原竜也との運命的なタッグに注目したい。ストーリーようこそ、殺し屋専用のダイナー<食堂>へ。そこは、命がゴミのように扱われる、殺し屋専用の食堂ダイナー<食堂>。店主は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。「俺は、ここの王だ。砂糖の一粒まで俺に従う。」日給30万の怪しいアルバイトに手を出して売られたオオバカナコは、ウェイトレスとしてボンベロに買われてしまう。次々と店にやってくる殺し屋たち。オーダーは極上の料理か、殺し合いか…店主、ウェイトレス、殺し屋たち。新たな殺し合いが今、始まる――!コラボカフェが池袋パルコに映画『Dinerダイナー』の世界観が体験できるコラボレーションカフェ「『Dinerダイナー 』in PARCO(ダイナー イン パルコ)」が、池袋パルコ本館6階カフェアドレスにて、7月3日(水)から7月21日(日)までオープン。ボンベロが作るハンバーガーをイメージし、たっぷりのチーズとフランボワーズソースをかけた「ダイナーバーガー」、コインチョコが入ったスフレ風パフェ「完璧じゃないスフレ風ミニパフェ」、ブルドックの菊千代が好物であるいちごを頬張る様子をモチーフにした「菊千代のがるるるるるるスムージー」などを提供する。コラボレーションカフェでは劇中写真や衣装、物語で重要な意味を持つ“DIVA ウォッカボトル”も展示。また対象メニューの注文者には、先着でオリジナルステッカーがプレゼントされる。なお、錦糸町パルコ1階ウマミバーガー(UMAMI BURGER)でも、7月4日(木)から8月31日(土)まで、キムチベースのソースとホワイトチェダーチーズがマッチしたコラボレーションハンバーガー「ユーダイナー(u-diner)」が販売される。【詳細】映画『Diner ダイナー』公開時期:2019年7月5日(金)全国ロードショー原作:平山夢明『ダイナー』(ポプラ社「ポプラ文庫」)監督:蜷川実花主演:藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二■コラボレーションカフェ『Dinerダイナー 』in PARCO>開催期間:2019年7月3(水)~7月21日(日)場所:池袋パルコ本館6F「カフェアドレス」(東京都豊島区南池袋1-28-2)メニュー例:ダイナーバーガー 1,650円(税込)、完璧じゃないスフレ風ミニパフェ 1,080円(税込)、菊千代のがるるるるるるスムージー 800円(税込)■コラボレーションメニュー開催期間:2019年7月4日(木)~8月31日(土)場所:錦糸町パルコ1階「UMAMI BURGER」(東京都墨田区江東橋4丁目27番14号)メニュー:ユーダイナー(u-diner) 1,598円(税込)※メニューはいずれも数量限定。無くなり次第終了。
2018年05月18日主演・藤原竜也×監督・蜷川実花が初タッグを組むサスペンスエンターテインメント大作『Diner ダイナー』が、2019年に公開されることが決定。本作で藤原さんは、天才シェフであり元殺し屋役に扮する。“映像化不可能”と言われた作品に蜷川実花が挑む!一人ぼっちで人生どん底…ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに手を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落したオオバカナコは、とあるダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまった。そこは、要塞のような分厚い鉄扉の奥に広がる、カラフルで強烈な色彩美を放つ店内。店主と名乗る男は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。「ここは、殺し屋専用のダイナーだ。皿の置き方一つで消されることもある」次々と現れる一筋縄ではいかない凶悪な殺し屋たち。毎日が極限状態の最高にブッとんでいる世界に放り込まれたカナコ。物語は、一瞬たりとも目が離せない展開へと加速していく…。原作は第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞し、“映像化不可能”と言われた平山夢明による「ダイナー」。すでに小説からコミック化もされている本作を、今回写真家・映画監督の蜷川氏が満を持して映画化。『さくらん』『ヘルタースケルター』に続き3本目の監督作品となった蜷川監督は、「初めての男性主演、藤原竜也くんと一緒に出来るなんて運命を感じます。いつか竜也と一緒に仕事をするなら、大きな作品で魂をかけた仕事をしたいと思っていました。この作品のお話をいただいた時これだと確信しました」と明かし、「竜也はさすがです。圧倒的な安心感と新しい驚きを同時に与えてくれます。まだ誰も見たことがない、新しいエンターテイメント作品が出来ると日々実感しています」とすでに手ごたえを感じている様子だ。藤原竜也、「僕の中でも異質な映画」主演を務めるのは、『デスノート』『カイジ』シリーズや『22年目の告白―私が殺人犯です―』などに出演、数々の超個性的なキャラクターを怪演し、唯一無二の演技派俳優として知られる藤原さん。蜷川監督と初タッグとなる今回、藤原さんは「実花さんは不思議な魅力をもっている監督さんです。全てをさらけ出し監督と対峙して1カット1 カット作り上げております。僕の中でも異質な映画であり、キャラクターも独特なので、模索しながら、役に向き合っています」と現在進行中だという撮影についてコメント。また、今回は元殺し屋で天才シェフのボンベロ役ということで、「料理については、中々難しいですが、上手く監督が撮ってくれれば嬉しいです笑。代表作の1本になるよう、スタッフと一緒に乗り切りたいと思います」と意気込みを語っている。原作者・平山夢明、「未だに信じられない」「まったく人生、何が起きるか油断がならない。まさか自分の小説を原作に蜷川実花さんが監督をし、藤原竜也さんが主演してくださるとは未だに信じられない」と驚きを隠せない様子の原作者・平山氏。原作原理主義者ではないという平山氏は、「それぞれがそれぞれの舞台で最高のものを提供することが使命と考え、その為の改変は大いに望むところだ。蜷川版『ダイナー』が、どんな心の料理を出してくれるのか、今から待ちきれずにいる」と期待を寄せている。また今回、藤原さんと蜷川監督を写したメイキング写真も到着。4月から撮影がスタートしている本作は、6月上旬にクランクアップ予定だ。『Diner ダイナー』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年05月15日俳優の藤原竜也が、蜷川実花監督3作目の映画『Diner ダイナー』の主演を務めることが15日、わかった。同作は平山夢明による冒険小説『ダイナー』を実写映画化。殺し屋専用のダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまったオオバカナコの前に現れたのは、元殺し屋で天才シェフの店主・ボンベロ(藤原)。極限状態の最高にブッとんだ世界が繰り広げられる。写真家・映画監督の蜷川実花が、『さくらん』『ヘルタースケルター』に続く3本目の作品としてメガホンを取る。次々と現れる殺し屋たちとのアクションや色彩美豊かな美術品、作品に彩りを添える料理の数々が描かれていく。故・蜷川幸雄さんの演出によって芸能界デビューを果たし、数多くの作品に出演し続けてきた藤原と、蜷川さんの娘である蜷川実花がタッグを組むことになる。原作の平山は「まったく人生、何が起きるか油断がならない。まさか自分の小説を原作に蜷川実花さんが監督をし、藤原竜也さんが主演してくださるとは未だに信じられない」と驚いている様子。「私は『原作原理主義者』ではない。それぞれがそれぞれの舞台で最高のものを提供することが使命と考え、その為の改変は大いに望むところだ」と期待を寄せた。原作発表時から可能性を感じていたというプロデューサーは「『このかつてない世界観の作品を監督出来るのは誰なのか?』というところで、いつも足踏みをしてしまっていました」と振り返る。その後蜷川にオファーし、蜷川が快諾。「蜷川さんから『この役ができるのは藤原竜也さん以外いない』といわれてオファーしたところ、『蜷川実花監督でこの内容なら』と二つ返事で引き受けて貰い、さらに、藤原さんと蜷川さんのスケジュールが合致するという幸運に恵まれました」と経緯を語った。○藤原竜也コメント蜷川実花さんとは、今回初めてご一緒させて頂きますが、たくさんの可能性を試しながら、日々チャレンジさせてもらっております。実花さんは不思議な魅力をもっている監督さんです。全てをさらけ出し監督と対峙して1カット1カット作り上げております。僕の中でも異質な映画であり、キャラクターも独特なので、模索しながら、役に向き合っています。料理については、中々難しいですが、上手く監督が撮ってくれれば嬉しいです笑。代表作の一本になるよう、スタッフと一緒に乗り切りたいと思います。○蜷川実花コメント三作目、初めての男性主演、藤原竜也くんと一緒に出来るなんて運命を感じます。いつか竜也と一緒に仕事をするなら、大きな作品で魂をかけた仕事をしたいと思っていました。この作品のお話をいただいた時これだと確信しました。竜也はさすがです。圧倒的な安心感と新しい驚きを同時に与えてくれます。まだ誰も見たことがない、新しいエンターテイメント作品が出来ると日々実感しています。気合い入れて頑張ります!(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会
2018年05月15日東京・練馬のちひろ美術館・東京では、いわさきちひろ生誕100年を記念し、デザイナー・飛田正浩が手掛けるスポークン ワーズ プロジェクト(spoken words project)とのコラボレーションによる「『Life展』着るをたのしむ spoken words project」を5月19日から7月22日まで開催する。ちひろコレクション2018 spoken words projectArt Direction: Rikako Nagashima, Photography: Ryosuke Kikuchi, Styling: spoken words project,Hair & Make-up: Chinone Hiromi, Model: Sakura Maya Michikiデザイナーの飛田正浩によるスポークン ワーズ プロジェクトは、手作業を活かした染めや、プリントを施した服作りに定評があるファッションブランド。今回、巧みな線や水彩の技術、強くしなやかな女性としての生き方といった、ちひろのセンスに着目し、その絵や人物のイメージから新たな作品としての生地や服を制作。ちひろの世界観が、現代のファッションとして蘇る。いわさきちひろ アトリエにて 1970年(51歳)手作りしたパフスリーブのワンピース、シックなオーダーメイドのスーツなど、いわさきちひろの服には、一時の流行に惑わされない独特のモダンさと、さりげない上品さがある。本展では、水彩画やスケッチとともに、愛用の服も展示、その絵と服からちひろのセンスを探る。花の精 1970年頃 いわさきちひろ飛田は、ちひろの水彩画の色彩がみずみずしいのは、“やめどき”が絶妙だからだと語る。色がにじんで混ざり合うのをどこで止めるかは、布を染めるテキスタイルの表現にも通じる。ちひろの水彩画からインスピレーションを受け、同ブランドが新たなテキスタイルを生み出す。なお、飛田のインタビューは、『いわさきちひろ生誕100年 Life Chihiro Iwasaki 100』にも収録されている。会期中、ミュージアムショップでは、同ブランドがデザインした服「ちひろコレクション 2018」を販売。さらに、6月23日の13時から16時には、1人で針と糸を使える小学生以上を対象に、同ブランドによるワークショップも開催。毎月第1・第3土曜日の14時からはギャラリートークも行われる。スポークン ワーズ プロジェクが表現する現代版のちひろの服とともに、彼女のセンスを感じてみては。【展覧会情報】いわさきちひろ生誕100年「Life展」 着るをたのしむ spoken words project会期:5月19日〜7月22日会場:ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)料金:大人800円 高校生以下無料休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)生誕100年記念サイト:【書籍情報】『いわさきちひろ生誕100年 Life Chihiro Iwasaki 100』発刊:2018年3月1日価格:1,300円
2018年05月02日いわさきちひろ生誕100年「Life展」着るをたのしむ spoken words project が、ちひろ美術館・東京にて、2018年5月19日(土)から7月22日(日)まで開催される。着るをたのしむ spoken words project着るをたのしむ spoken words project は、いわさきちひろ生誕100年を記念し、いわさきちひろと7組の作家が"Life"をテーマにコラボレーションする展覧会「Life展」の一環として実施される。今回は、ファッションブランド・スポークン ワーズ プロジェクト(spoken words project)とタッグを組み、いわさきちひろの作品をイメージしてデザインした洋服などを展示していく。展覧会のみどころいわさきちひろの愛用服と水彩画を並べて展示いわさきちひろは、おしゃれ心を大切にした女性だった。手作りしたパフスリーブのワンピース、オーダーメイドのシックなスーツ...彼女の服は流行に惑わされないモダンさと上品さを兼ね備えていたという。会場にはそんな愛用品とともに水彩画やスケッチが並べられており、両方を見比べることでいわさきちひろのセンスに迫ることができる。いわさきちひろの水彩画をイメージした布地スポークン ワーズ プロジェクトのデザイナー飛田正浩は、いわさきちひろの水彩画の色彩がみずみずしいのは「やめどき」が絶妙だから、と語る。その具合は布を染める表現にも通じることから、いわさきちひろの作品をインスピレーションの源にスポークン ワーズ プロジェクトが生み出したテキスタイルを展示する。いわさきちひろ自身を表現した服また、いわさきちひろ自身を「かわいいだけではない強さを秘めた"いい女"」と捉え、ファッションで具現化したワンピースなどを制作。いわさきちひろの持つ魅力が洋服として現代に蘇る。なお、スポークンワーズプロジェクトがデザインした服「ちひろコレクション2018」は、ミュージアムショップにて販売される。【詳細】いわさきちひろ生誕100年「Life展」着るをたのしむ spoken words project会期:2018年5月19日(土)~7月22日(日)開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日 (祝休日は開館、翌平日休館)場所:ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2入館料:大人800円/高校生以下無料※10名以上の団体、65歳以上、学生証の提示者は100円引き※障害者手帳所持者は半額、その付添者1名まで無料、視覚障害者無料【問い合わせ】TEL:03-3995-3001(テレホンガイド)TEL:03-3995-0612(代表)
2018年04月29日「蜷川実花写真展 UTAGE」4月14日から京都にて開催!2018年3月16日(金)、京都市より「京都国際観光大使」に任命された日本を代表する写真家・蜷川実花氏。芸術文化における幅広い見識から、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の理事も務めています。日本・世界で活躍する蜷川氏がこの春、京都の地で「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢 KYOTO DREAMS of KAGAI」を開催。第6回「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018 アソシエイテッド・プログラム」として催されるのだそう。期間は4月14日(土)~5月13日(日)まで。伝統と革新の新美学! 蜷川実花が見た京都と花街の魅力京都の五花街(祇園甲部・宮川町・先斗町・上七軒・祇園東)から、それぞれ選び抜いた15名の芸姑舞妓の1人1人のイメージに沿った特別なセットを用意。蜷川氏ならではの感性で撮り下ろしています。京都の伝統的な美学の粋が蓄積された“花街”、四季折々の美しい京都の“景色”から構成された作品が展示されています。幾度となく京都へ足を運び、2年以上の月日をかけて撮影した作品に心が奪われます。豪華写真集「trans-kyoto」も同時発売。蜷川実花ワールドをたっぷりとお楽しみください。イベント情報イベント名:蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢 KYOTO DREAMS of KAGAI催行期間:2018年04月14日 〜 2018年05月13日住所:〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 美術館「えき」KYOTO電話番号:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹・大代表)
2018年04月03日写真家で映画監督でもある蜷川実花(Mika Ninagawa)が、15名の芸妓・舞妓を撮影した「蜷川実花写真展 UTAGE」が、2018年4月14日(土)から5月13日(日)まで美術館「えき」KYOTOにて開催される。国内外問わず勢力的に活躍を続ける蜷川実花。写真だけでなく『さくらん』『ヘルタースケルター』といった映画作品からも彼女の独自の美的感覚に触れることができる。今回は、蜷川実花が15名の芸妓・舞妓にカメラを向けた。舞台は和の趣が感じられる京都。伝統的な美学の粋が蓄積された“花街”と四季折々の美しい京都の“景色”を背景に、京都の五花街と呼ばれる祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東の5エリアから厳選した、芸妓・舞妓15名を撮影した。幾度となく京都へ足を運び、2年以上の月日をかけたといわれる本作。出来上がった作品は、蜷川実花のオリジナリティあふれる色彩に溢れている。また、写真集『蜷川実花写真集 trans-kyoto』も2018年4月26日(木)に発売。15人の舞妓芸妓、一人一人のイメージに合う美術セットを一から創り上げて撮影した貴重な作品を詰め込んだ一冊となっている。なお、「蜷川実花写真展 UTAGE」は、第6回「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018」の一つのプログラムとして実施される。【イベント詳細】■「蜷川実花写真展 UTAGE」開催期間:2018年4月14日(土)~5月13日(日)時間:10:00~20:00※入場は閉館の30分前まで。※百貨店の営業時間に準じて変更となる場合有り。会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹 7F料金:一般 900(700)円、高・大学生 700(500)円、小・中学生 500(300)円※()内は前売、当日「KYOTOGRAPHIEパスポート」提示、および「障害者手帳」提示の場合、本人と同伴者1名までの料金。※前売発売期間:2018年3月10日(土)~4月13日(金)■写真集『蜷川実花写真集 trans-kyoto』発売日:2018年4月26日(木)価格:30,000円+税問い合わせ先:株式会社パイ インターナショナル(TEL:03-3944-3981)
2018年03月26日いわさきちひろ生誕100年を記念した「Life展」が、ちひろ美術館・東京、安曇野ちひろ美術館にて、2018年3月1日(木)から2019年1月31日(土)まで開催される。期間中は、様々なアーティストとコラボレーションする。第1回目となる開催は、現代アーティストの大巻伸嗣を迎え、「まなざしのゆくえ」を、ちひろ美術館・東京にて開催。期間は、2018年3月1日(木)から5月12日(土)まで。いわさきちひろの描く"いのち"とはこの世を去ってもなお、愛され続ける日本を代表する画家、いわさきちひろ。生前、少女時代を過酷な戦時下で過ごしたことで、生命や生活の儚さに触れた、いわさきちひろは、"いのち"を映し出した数々の作品を世に残している。その中でも、主にに描き続けたものは、生命力に満ち溢れる赤ちゃんや子どもたちの姿。特徴的なみずみずしい色彩で描かれる作品は、観る者を引きつけ、その生涯を終えるまで、数々の賞も受賞している。「Life展」は、そんないわさきちひろの生誕100年を記念し、新たなプロジェクトとして立ち上げた企画展。「人生、生涯、生活、暮らし方、活気、生きがい」といった、広義的な意味を持つ"Life"という言葉をテーマに、新たな視点から、いわさきちひろ作品の魅力を発信していく。現代美術家・大巻伸嗣とコラボ「まなざしゆくえ」「Life展」の開催のスタートを切る、「まなざしのゆくえ」は、現代美術作家、大巻伸嗣とコラボレーション。草花を象徴的なモチーフのひとつとして描く彼の作品は、"生"と"消えゆくものの儚さ"の両極を捉え、無機質な造形のなかにも、その場に内在するイメージを鮮明に表現する。水彩のにじみを生かして、日常の何気ない生命を描く、いわさきちひろの作品とは、まさに対照的な立ち位置だ。異なるアプローチを行う大巻伸嗣とのコラボレーションだからこそ、いわさきちひろ作品を新たな視点で鑑賞することができる。大巻伸嗣のインスタレーションさらに、大巻伸嗣は、自身が手掛けるインスタレーションによって、いわさきちひろが描いた"いのち"の作品に新たな世界観を加える。期間中は、ちひろ美術館・東京全館を利用し、各フロアで異なるテーマを持った空間を仕掛ける。会場は、水面下に広がる記憶や傷跡、いのちの連なりをイメージした1階部分と、水面上の大海原から広がるイマジネーションの旅をイメージした2階部分に分けて構成。いわさきちひろ作品「まなざし」と共に、来場客を異空間へと誘う。【詳細】いわさきちひろ生誕100年「Life展」展示会期:2018年3月1日(木)~2019年1月31日(土)■「まなざしのゆくえ」大巻伸嗣展示会期:2018年3月1日(木)~5月12日(土)開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日 (※4月30日(月)と5月7日(月)は開館)開催場所:ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2入館料:大人800円/高校生以下無料※10名以上の団体、65歳以上、学生証の提示者は100円引き※障害者手帳所持者は半額、その付添者1名まで無料、視覚障害者無料■ほかコラボレートアーティスト詳細・「あそぶ」plaplax(アートユニット) 2018年3月1日(木)~5月7日(月)/安曇野ちひろ美術館、7月28日(土)~10月28日(日)/ちひろ美術館・東京・「ひろしま」石内都(写真家) 5月12日(土)~7月16日(月・祝)/安曇野ちひろ美術館・「着るをたのしむ」spoken words project(ファッションブランド) 5月19日(土)~7月22日(日)/ちひろ美術館・東京・「子どものへや」/トラフ建築設計事務所(建築家) 7月21日(土)~9月25日(火)/安曇野ちひろ美術館・「みんないきてる」谷川俊太郎 (詩人) 9月29日(土)~12月16日(日)/安曇野ちひろ美術館・「作家で、母でつくる そだてる」/長島有里枝(アーティスト) 11月3日(土・祝)~2019年1月31日(木)/ちひろ美術館・東京【問い合わせ】TEL:03-3995-3001(テレホンガイド)TEL:03-3995-0612(代表)
2018年02月12日