劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演の公開ゲネプロが18日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われ、加藤憲史郎、若林星弥、藤林泰也、須賀健太(演出)が取材に応じた。古舘春一氏による大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を舞台化した同作。2015年から2021年まで上演されていたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズから、新たに劇団「ハイキュー!!」として生まれ変わり、前作で主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎え、8月19日〜27日まで上演される。主役の日向を演じる加藤は「1日1日が新しい発見だったり、新しい学びをいただける場所で、ここまで来るのもめちゃめちゃ早かったですし、すごい楽しいです」と心境を明かす。若林は「初舞台で初めてのお稽古、劇団員の方々が男子ばかりで、部活みたいな感じで楽しくできたので、個人的にすごく楽しく学びあるお稽古をさせていただいていました」、藤林は「劇団と言えるくらいのチームワークがあって、みんなが暇な時間がないくらいそれぞれのやるべきことがあって、みんなの力でできてる舞台だなと思いました」とそれぞれにカンパニーについて振り返った。稽古の思い出を聞かれると、加藤は「バレーボールを実際にやるとなって、フライングレシーブという前に飛んでレシーブする技が本当にできなくて、毎日練習するのが大変でした」と苦笑する。さらに「稽古をし終えた後、男性キャストの中で誰の足が1番臭いかというコンテストを開いて、誰かは言えないんですけど、殿堂入りしている人ができるくらい、みんなで和気あいあいとしていました」とエピソードも披露。藤林が「その方は昨日から足の消臭クリームを塗り始めた。それくらい頑張ってる」とフォローし、加藤は「僕は優勝者ではないです」と否定していた。一方で、加藤は「僕は緊張しいで、すぐお腹を壊すんですよ。このお仕事をいただく前の時もずっとトイレから出てこれないくらい閉じこもっていた」と明かし、「そこは誰よりも日向に似てると思います」と意外な方向からの自信を見せる。「今日はさっき行きました」と素直な加藤に、須賀は「ちゃんと報告するのもえらい」と褒めた。作品の魅力について聞かれると、加藤は「劇団ということで、ほぼみんな常にステージの上にいて常に動き続けるくらい、劇団感もあると思いますし、何よりも高校の部活という感覚がすごく表れていると思うので、自分の青春を掘り返すというか、僕は青春ですけど……」と語り、須賀も「言える年齢だと思う。今、青春真っ只中」と16歳の加藤に感心。加藤「こんな感じだったなあって思い出せる。どの年代からも見ても楽しいなとか面白かったなと思ってもらえるのが魅力だと思います」と表した。会見では、キャスト陣が前作シリーズである「ハイパープロジェクション演劇」をなかなか言えないというハプニングも。まず若林が「以前の、プロジェクションマッピングハイキュー」と言ってしまい、須賀が「プロジェクションマッピングだけじゃないから! テクノロジーじゃないので! “演劇”をはしょるな!」とツッコミ。さらに藤林も「ハイパープロジェクションマッピング……演劇」と間違いをごまかし、周囲は笑いに包まれる。最後に藤林が若林に「前作の作品名言って」とねだると、若林は「ハイパープロジェクションマッピング」ときっぱり。「“演劇”をはしょるなって! これからいっぱい(前作の)キャスト来るよ。タコ殴りにされるよ」とツッコむ須賀に、藤林は「すいません本当に、僕は(前作を)見させていただきました。本当に申し訳ないです」と謝罪していた。舞台写真撮影:高橋利行
2023年08月19日子役として0歳から活躍する加藤憲史郎が、初の舞台主演を務めることで話題を呼んでいる、劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演。古舘春一氏による大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を舞台化した同作は、2015年から2021年まで上演されていたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズで7作品にわたり主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎え、8月に東京で上演される。演出の須賀が演じていた主人公・日向として、新たにシリーズの旗揚げ公演に挑む加藤。元々作品のファンで、しかも主人公と同じく高校1年生という共通点も持っている。インタビューでは、兄・加藤清史郎を超えたいという熱い目標も飛び出した。○■家族全員で「やったね!」――もともと原作のファンだということでしたが、どんなところが好きだったんですか?『ハイキュー!!』は高校生の話なので、キャラクターが部活に真剣に取り組む姿や、練習が終わってみんなでラフに話している姿といったメリハリが身近でしたし、読んだり見たりする側もバレーボールが好きになる作品だと思います。僕はまずアニメを見始めて、そこから漫画を買って読んでいたので、今回出演できることが決まって、喜びで胸がいっぱいでした。ビジュアルも撮影したんですが、衣装を着たらワクワクしてずっと1人ではしゃいでいました(笑)――周囲の反応はいかがでしたか?家族全員で「やったね!」と本当に喜んでいました。兄も「すごいじゃん」と。友達は「嘘でしょ?」と言うくらい疑ってて、納得するのに時間がかかるくらい驚いてました(笑)。「僕にできるかな」という不安もあったんですけど、それを乗り越えて全力で楽しんでやれればと思っています。――これまでもそうそうたる舞台に出演されてきて、それでも不安はあったんでしょうか?今回は今までやってきた舞台とはまた一味違って、よりキャラクター本人にならなければいけないということが、すごく難しいなと思うんです。でも、そこも楽しみながら演じられたらいいな、と。僕は緊張しいで本番まではいつもドキドキなんですけど、舞台に出たらいつもよりもいいものを出せるという自信はあります。子役の時とはまた違うものだと思ってるので、新たな一歩というのを意識してやれたらなと思ってます。――実際、子役として舞台に立っていた時の記憶はあるんですか?初めて舞台に立ったのは4歳の時で、出た舞台は大体覚えています。風景とか「こんな感じだったな」と覚えてます。○■兄のライバルになれるように頑張りたい――今回、役としても先輩の須賀健太さんが演出をされますが、会ってみての印象はいかがでしたか?お兄ちゃんみたいな感じで、僕が初対面で緊張していた時もフレンドリーに話しかけてくださって、一緒にいて安心する方だなと思いました。本当に緊張するんです、僕(笑)。会見とかも、出る2~3秒前くらいまでずっと緊張してるので、なかなか勝てないです。でも、役として舞台に立っているとおさまります。――主人公の日向と同じ年だからこそ、共感するところはありますか?同じ高校生として、一つのことにどれだけ熱中しているのか、部活にかける熱量がわかるので、僕も熱を注ぎ込んで、あとは他の人に負けないくらいの運動量で頑張りたいなと思ってます。自分自身は、中学校の時はバスケットボール部に入っていて、熱中していました。今は高校に入ったばかりで、仮入部の期間が始まっていて……。――仮入部というワードを久しぶりに聞きました…。いっぱい部活があるので、いろんなところを見てみて、悩もうかなと思っているところです(笑)――高校生という新たな一歩を踏み出したところで、何か変化もあったんでしょうか?高校生になってから、人に頼らずに自分で行動することが多くなったので、中学生の時との違いは感じています。そういった環境に慣れて、上手にやっていけたらいいなと思います。外の世界が広がっていくのは感じます。――同年代の方は舞台を観られたりする機会はありますか?僕がやっている作品を友達が観てくれることもあるんですけど、身近には「演劇を観るのが趣味です」という人はあんまりいないかもしれません。今回の『ハイキュー!』は、元々の原作を知ってる人だったら絶対に観に来てほしいですし、知らない方でも「この舞台を観れば、バレーボールも原作も好きになれる」「それぐらいがんばるから、観に来て」と宣伝したいですね。――様々な芸能活動をされてきていて、その中でも舞台の魅力はどんなところにあると思いますか?演出の方とキャストで一から作り上げて、本番も俳優と観客が同じ空間にいる状態で演技をするのが、ほかのお芝居とはまた違った新鮮な感覚があって「いいな」と思います。自分で観に行くこともあって、僕は歌がすごく好きなのでミュージカルも好きですし、お芝居だけの舞台も観ていて楽しいし参考になる場面も多いので、やっぱり面白いなと思います。――今回挑むにあたって、日向のどんなところを大事にしたいですか?日向って常に前に前に行くというポジティブな性格なので、そこを1番大切にできたらいいなと思います。僕自身はどちらかというとネガティブな方なので、日向の「前に行く」という姿勢に憧れがあるからこそ、より「表現したい」という気持ちになります。――役者として、今後チャレンジしたいことや目指している姿はありますか?兄の加藤清史郎を超える俳優になりたいです。兄は僕が小さい頃からいろんなお仕事をしていて、これまで僕もそれに負けじと追いかけてきたんですけど、最終的には憧れの存在じゃなくて、ライバルになれるように頑張りたいなと思います。――熱いですね! ご本人にライバル宣言はされたんですか?それはしてなくて、ひっそりと心の中で……。言っちゃいましたけど(笑)■加藤憲史郎2007年7月19日生まれ。0歳より芸能活動を始め、トヨタ自動車のCMでは兄・加藤清史郎に続く「2代目こども店長」として話題に。主な出演作に大河ドラマ『西郷どん』(18年)、ドラマ『17才の帝国』(22年)、映画『土竜の唄 FINAL』(21年)、ミュージカル『ミス・サイゴン』(12年)、ミュージカル『エリザベート』(16年・19年)、ミュージカル『モーツァルト!』(18年)、『るろうに剣心』(18年)などがある。現在、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』“放課後ポケモン研究部”研究部員として就任・活動中。秋には最新出演作、菅原浩志監督・映画『カムイのうた』が劇場公開予定。ヘアメイク:山崎はつみ、スタイリスト:浅井直樹(Vigroo)
2023年06月11日毎日の暮らしの中で、私たちが選んでいるものが自分にとって快適であることはもちろんだけど、それが地球環境や世界の誰かの笑顔にもつながっていたら、きっともっと心地いいはず。今、地球で起きていることをちゃんと知って、それぞれが未来のためにできる気持ちいい生活を、考えてみませんか?誰もが自分の目標と感じる、皆で考えた「未来のカタチ」。たくさんのお金や権力を手に入れるために、地球の資源や自然、人の権利など何かを犠牲にするやり方はもうやめよう。近未来の新しい経済のあり方、世界のあり方をみんなで考えようよ―SDGsのメッセージだ。SDGs(エス・ディー・ジーズ)は、「持続可能な開発目標」と訳される。2015年9月の国連サミットで、加盟する193か国すべてが賛成した国際目標。ゴールは2030年で、それまでに目指す「未来のカタチ」が、17の目標と169の“ターゲット”と呼ばれるより具体的な目標にまとめられている。この世界をみんなで大転換しようという壮大なビジョンは、かつてないほど多くの意見を集めて作られた。「一部の専門家がルールをすり合わせる決め方ではなく、“会議室の外”にいる専門家や、ウェブ上で募った約1000万人の声をもとに課題を検討し、時間をかけてまとめられました」(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授・蟹江憲史さん)誰もが自分の目標と感じ、納得できるような配慮は、その作成過程でも際立っていた。みんなで考えた目標の理念は、「誰一人取り残されない」世界。SDGsに先立つミレニアム開発目標(MDGs)は、2015年までに1日1.25ドル未満で暮らす極度に貧しい人たちを半減させるなど、8つの目標と21のターゲットを掲げた。ホワイトバンドのキャンペーンを覚えている人もいるだろう。MDGsは一定の成果は上げたものの、陰で置き去りにされた人がいたり、日本などの先進国でも格差の広がりで「相対的貧困」といわれる貧困層が増えていることが後々わかってきた。SDGsでは、MDGsに不足していたこうした視点を慎重に拾い集めていった。「MDGsは途上国の目標と捉えられてしまい、先進国にまで広がらなかった。だからSDGsでは、『環境』と『社会』と『経済』の持続性に絡む様々なことを含ませ、課題を大きく広げています」また、SDGsといえば、カラフルなアイコンやドーナツ型のバッジを思い出すが、コミュニケーション戦略を指揮したのは、『Mr.ビーン』『ノッティングヒルの恋人』などの脚本を手がけたリチャード・カーティス。国連がハリウッド映画のようなプロモーションを行った前例はなかったが、クリエイティブのプロが結集したことで、SDGsはより多くの人に浸透した。未来から今を考えるというスタンスはSDGsの魅力でもある。目指すゴールはあるが、やり方は自由だ。進み具合を測るバロメーターも大まかな基準はあるが、使い方は各国に委ねられている。「現在から未来を眺めると、今あるしくみが邪魔をして思い切った発想はなかなか出てきませんが、逆に到達点から今を眺めると、社会の矛盾点がより明らかになります」アポロ11号が「人類が月に降り立つ」という目標から逆算して成功したように、課題が困難だからこそ、そこには大きなチャンスも潜んでいる。「若い世代がこの課題に興味を持ち、面白がりながら取り組んでいます」誰もができることから取り組める人類共通の道しるべ、それがSDGsなのである。SDGsは「環境」「社会」「経済」の分野で整理しよう。「経済」ありきでなく、地球の森や海、生物、資源などの「環境」、差別や格差なく、誰もが平和で健康的に暮らせる「社会」を大前提にするというSDGsの構造が左の図からよくわかる。出典:『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』(紀伊國屋書店)llustrated by Johan Rockstrom and Pavan Sukhdevかにえ・のりちか慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。近著に『SDGs(持続可能な開発目標)』(中公新書)。SDGs関連を中心に政府委員を多く務める。※『anan』2021年4月7日号より。イラスト・北澤平祐取材、文・岩井光子(by anan編集部)
2021年03月31日織田裕二主演「SUITS/スーツ2」の13話が10月5日放送。上白石萌音演じる元検察官の藤嶋が「幸村・上杉法律事務所」に転職。早速蟹江とのバトルが繰り広げられる。蟹江の嫌がらせに屈しないその姿にSNSが大きな盛り上がりをみせている。全米メガヒットドラマ「SUITS」を日本版にアレンジ、2018年放送の1stシーズンから約1年半を経てこの春からオンエアされてきた今シーズンもいよいよ終盤。織田さんが負け知らず敏腕弁護士・甲斐正午に、中島裕翔が甲斐にその才能を見出されニセ弁護士として甲斐のサポートをする鈴木大輔にそれぞれ扮するほか、鈴木保奈美が甲斐と大輔が働く「幸村・上杉法律事務所」の共同代表・幸村チカを、新木優子がパラリーガルの聖澤真琴を、中村アンが十年来の甲斐の秘書・玉井伽耶子を、小手伸也が甲斐をライバル視する蟹江貢を、吉田鋼太郎が不正が発覚しファームを追い出された元共同代表・上杉一志を演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はスタッフが続々と辞め「幸村・上杉法律事務所」が危機的状況に追い込まれるなか、チカが女性社員の昇進差別訴訟を引き継ぐ。相手は経協連の理事長を6年務め、内閣府の男女参画委員会の理事にも就任した財界の大物・蓮見昭雄(伊東四朗)が会長を務める「フォルサム食品」で、相手側の弁護士は真琴の父親の聖澤敬一郎(竹中直人)だった。敬一郎は原告の井口華子(安達祐実)へのヒアリングを要求。それを聞いた真琴は訴訟に参加したいと大輔に願い出る。実は真琴は敬一郎から弁護士の道に見切りをつけるよう暗に告げられ、父親への対抗意識に燃えていた…というストーリーが展開。それと並行して元検察官の藤嶋(上白石さん)が「幸村・上杉法律事務所」に転職、蟹江との“バトル”を繰り広げた。転職早々、個室を与えられた藤嶋の椅子に勝手に座り、自分に従うよう圧をかける蟹江だが、藤嶋は全く屈するそぶりをみせず、反対に蟹江に助けを求めるふりをして騙す。そんな藤嶋に業を煮やした蟹江は彼女の裁判資料を高名な音楽家と自分の顔の合成写真ファイルとすり替えるという嫌がらせに出る…。蟹江 「私と高名な音楽家との合成写真だ。どうやら私は巻き髪が似合うらしい」…お前仕事しろ!あと少しは話の本筋に絡んだらどうだ?#ドラマスーツ #SUITS2#蟹江先生 #藤嶋先生 #上白石萌音#新コンビ結成回 #元の音楽家を当てよ pic.twitter.com/HTilJj4HEV— 小手伸也 (@KOTEshinya) October 5, 2020絵画風に合成されたその画像に「モーツァルトの写真がいちばん好きです!表情最高かよ!!」「違和感がなく、合成と言われるまで気づきませんでした」「後で公式サイトにアップして欲しいwww」などの声が殺到。また書類をすり替えたことに「君の名はネタ(笑)」という反応も上がる。タイムラインが大きな盛り上がりをみせるなか藤嶋も反撃。蟹江が裁判所の金属探知機に引っかかるように仕向けて逮捕、勾留させてしまう。結局2人は“一時休戦”となるのだが、蟹江の嫌がらせに負けない藤嶋の姿に「予告で見た蟹江先生独房入りはそういう訳だったのか」「藤島、蟹江を嵌めた(笑)」「藤嶋先生やってくれましたね!最高でした!」などSNSは大喝采に包まれている。(笠緒)
2020年10月05日織田裕二主演「SUITS/スーツ2」の第9話が9月7日放送。今回は中村アン演じる玉井の“復活”を喜ぶ声とともに、小手伸也演じる蟹江が織田さん演じる甲斐に対し放った「3分間待ってやる」発言に多くの視聴者が反応を寄せている。「幸村・上杉法律事務所」のシニアパートナーで負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午を織田さんが、甲斐に才能を見出された鈴木大輔を中島さんが、「幸村・上杉法律事務所」の共同代表・幸村チカを鈴木保奈美が演じる本作。また甲斐をライバル視する蟹江貢に小手さん。甲斐の秘書だったが解雇されてしまった玉井伽耶子に中村さん。パラリーガルの聖澤真琴に新木優子。甲斐とチカらと対立する事務所のもう1人の代表・上杉一志に吉田鋼太郎といった面々も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は有名キャスターの浜崎哲平(中村芝翫)が、自身のテレビ番組で人気プロ野球選手・等々力真一(佳久創)のドーピング疑惑を報じたことで、彼と番組を放送した東都テレビが等々力の所属球団から訴えられる。浜崎側の弁護を担当する甲斐と大輔は謝罪を勧めるが、浜崎は「これまでも経験と勘で断定的な発言をしてきたが自分には負けた記憶がない」と謝罪を拒む。実は浜崎には“情報源”がいた…というストーリーを軸に展開。それと並行して甲斐が玉井を説得し復職させるまでや、「幸村・上杉法律事務所」のトップを決めるシニアパートナーによる投票を巡り、上杉が蟹江を自分側につかせるためシニアパートナーに指名、その情報を掴んだ甲斐らが蟹江を説得するもこじれてしまい、最終的には上杉が代表となるまでの経緯。さらに大輔の祖母・結衣(田島令子)が再登場、大輔は結衣に新居をプレゼントしようと密かに考えていたが、購入した新居を披露することが叶わず、結衣が亡くなってしまうという展開も描かれた。今回、コースタル訴訟の件で解雇されてしまった玉井がついに復活。「玉井さん戻ってきてくれて嬉しい」「何より玉井さんお帰りなさい!!!」「玉井さんがいるとファームが締まる」など、玉井のファーム復帰を喜ぶ声が続々。またファームの代表の座を巡る投票合戦で上杉についた蟹江を説得しようする甲斐に、蟹江は「3分間待ってやる。私を説得してみたまえ」と言い放つのだが、このセリフに「蟹江先生ムスカかい笑」「突然のムスカ」「ムスカ蟹江」など、『天空の城ラピュタ』の名セリフを連想した視聴者が続出した模様だ。(笠緒)
2020年09月07日お笑いジャーナリストのたかまつななが29日、都内で開催された「ジャパンSDGsアクション」記者発表会に出席した。「ジャパンSDGsアクション」とは、日本におけるSDGs(持続可能な開発目標)のアクションを推進する官民連携プロジェクト。記者発表会では、コロナ禍と今後の社会におけるSDGsの行動などについて、トークセッションを実施した。たかまつは「みなさん、ごきげんよう!」とあいさつ。「私は、距離を置いてしまいがちな社会問題に対して、お笑いの力で敷居を下げたいと考えて活動しております。現在、お笑いジャーナリストとして、お笑い芸人・ジャーナリストとして取材活動をしています。そして時事YouTuberとして、YouTubeを通して若い世代にどうすればSDGsなど社会問題を身近に伝えられるかということに挑戦しております」と自身の活動を紹介した。続けて、「SDGsについては大学生のころから、伝えるという活動をしていまして、ネパール、マダガスカル、フィリピンとか、いろんな国に取材に行き、『笑って学ぶSDGs』という教材を作りまして、今、いろんなお笑い芸人さんを巻き込んで全国の学校に出張授業に行くという活動をしております」と説明。「ババ抜きを通してSDGsをわかりやすく伝えるという『SDGsババ抜きカードゲーム』を作り、その教材を販売したり、自治体で活用していただいたりしています」と語った。そして、「本日はみなさんと一緒にSDGsについて、どうすればコロナ禍において、行動していけるのかということを考えていければと思います」と述べ、ジャパンSDGsアクション推進協議会会長の蟹江憲史氏、外務省国際協力局地球規模課題総括課長の吉田綾氏、SDGs-SWY共同代表の和田恵氏、ジャパンSDGsアクション推進協議会事務局長の山口健太郎氏ともに、withコロナ時代におけるSDGsの意義などについてトークを繰り広げた。たかまつは2018年4月にNHKにディレクター職で入局し、今月14日にツイッターで、同局を退職することを発表。その際に、「今後は、時事YouTuberとして『社会問題解決型』の番組を作っていきます」と説明していた。発表会には、神奈川県知事の黒岩祐治氏らも出席。また、女優・のんもリモートで参加した。
2020年07月29日女優・のんが29日、都内で開催された「ジャパンSDGsアクション」記者発表会にリモートで出演した。日本におけるSDGs(持続可能な開発目標)のさらなる認知拡大と、SDGsの行動につながる取り組みの推進を目的に「ジャパンSDGsアクション推進協議会」が発足。同協議会では、コロナ禍と今後の社会において“私たち一人ひとりの行動が未来につながる”をコンセプトに掲げ、日本のSDGsアクションを推進する官民連携プロジェクト「ジャパンSDGsアクション」をもとに、さまざまな活動を予定している。のんは、主体的にSDGs活動の情報発信をしていく“SDGs People”の第1号に抜てきされ、「すごく光栄に思っています」とコメント。「私は洋服を作ることが好きなんですけど、着なくなった服とかを捨てられなくてリメイクして自分に似合うようにしたりとか、衣装とかで着た服を重ね合わせてやったり、なるべく洋服を捨てないようにしています」と話し、「いろいろ好奇心旺盛に活動しています」と笑顔を見せた。今回、“SDGs People”に選ばれて初めてSDGsを認識したというのん。「自分の身の回りでやっていたことが実はつながっていたのかもというのがみんなの中にあるんじゃないかという気もしていて、そういうのを認識するとSDGsのことがもっと広まっていくのかなと思っています」と語った。のんは、SDGsをわかりやすく伝えるキャラクターも手掛けるという。「絵のお仕事もさせていただいているんですけど、今回キャラクターを描かせていただくということで、頑張ります!」と意気込み、「ロゴとかがカラフルだったりするので、いろんな色を使いたいなと。地球が元気になるような感じがいいですよね」と話した。同記者発表会には、外務大臣政務官の中谷真一氏、神奈川県知事の黒岩祐治氏、ジャパンSDGsアクション推進協議会会長の蟹江憲史氏、お笑いジャーナリストのたかまつなならも出席した。
2020年07月29日織田裕二主演、中島裕翔、鈴木保奈美らが共演する「SUITS/スーツ2」が7月27日放送再開。放送された3話では甲斐と蟹江の“友情”と、甲斐が幸村に送った「あなたを守る」という言葉に多くの視聴者が注目している。本作は全米メガヒットドラマの日本版として2018年に放送された1stシーズンの続編。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午に織田さん、アメリカ留学から帰国した天才ニセ弁護士・鈴木大輔に中島さん。2人が勤務する幸村・上杉法律事務所の共同代表・幸村チカに鈴木さん。パラリーガルの聖澤真琴に新木優子。甲斐の秘書・玉井伽耶子に中村アン。甲斐のライバル弁護士・蟹江貢に小手伸也。「幸村・上杉法律事務所」のもう1人の代表・上杉一志に吉田鋼太郎。その娘・上夏美に森七菜といったキャスト。大輔が帰国し再び甲斐と共に働き始めた矢先、上杉が妻の死をきっかけに事務所に復帰しようとし、上杉の復帰を阻止しようとする甲斐やチカたちとの攻防がはじまる…というのがこれまでの物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では上杉がシニアパートナーの過半数の票を集めて代表権の交代を画策するものと考えたチカが、甲斐に企業再生部門の瀬川修一(笹野高史)を味方につけるよう命じる。大輔はチカからディナーに誘われ、幼い頃のことなどをいろいろと尋ねられ、その目的がわからず困惑。そして瀬川のもとを訪ねた甲斐は、チカに対して不満を抱く彼から建設中の商業ビルプロジェクトを潰せという案件を提案される。一方、経済誌の“アソシエイトが選ぶ働きやすい法律事務所”という記事で「幸村・上杉法律事務所」がワースト2位だったことで、東大ロースクールがインターンシップの廃止を検討しているとチカに責められる蟹江。東大ロースクールから抜き打ちで視察に来た真野を出迎えるが、真野からアソシエイトが蟹江の仕事ぶりに不満を抱いていると指摘されショックを受ける…というストーリー。昔話に花を咲かせた後、「1度だけ言ってやる。特別だ。蟹江先生、君はすごい」と落ち込む蟹江を励ます甲斐。普段はいがみ合いながらもお互いをリスペクトするその姿に「お互い支え合ってリスペクトして凄くいい関係」「甲斐先生と蟹江先生の戦友感すきだなぁ」「昔話に花が咲いている姿にジーンとくる」などの声が次々と送られる。そしてラストでは上杉との“戦い”が迫るなか、甲斐が幸村に「約束しますよ。私はどんな状況になろうと、あなたを守る」と告げるのだが、このシーンにも「甲斐先生かっこよすぎませんか…」「甲斐先生とチカさんの関係本当に素敵です」といった声や、「東京ラブストーリーかよー」「これは?ラブストーリーか?」と織田さんと鈴木さんの共演作「東京ラブストーリー」を連想した視聴者からの感想も寄せられている。(笠緒)
2020年07月27日京都国際マンガミュージアムの企画展「原画 島耕作 〜四季〜 弘兼憲史原画寄贈記念展」が、2020年3月14日(土)から6月14日(日)までの期間で開催される。弘兼憲史『島耕作』シリーズの原画展『島耕作』シリーズで知られるマンガ家・弘兼憲史から同作の原画が寄贈されたことを記念に開催される本展では、寄贈された原画29点と、シリーズ内で京都を舞台にしたエピソードの複製原画12点を展示する。また、約40点に及ぶ原画に加え、京都国際マンガミュージアムで作成した弘兼の石膏手型と手型を取った際の映像が展示されるほか、代表作として知られる『島耕作』シリーズ、『加治隆介の議』、『黄昏流星群』を中心とする著書の配架も行われる。開催概要京都国際マンガミュージアム企画展「原画 島耕作 〜四季〜 弘兼憲史原画寄贈記念展」開催期間:2020年3月14日(土)〜6月14日(日)※5/7(木)~5/9(土)は、展示入れ替え作業のため観覧不可。会場:京都国際マンガミュージアム2階 ギャラリー4(京都市中京区烏丸通御池上ル)開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30)料金:無料休館日:毎週水曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、4月14日(火)©弘兼憲史/講談社
2020年02月07日お笑い芸人の平野ノラが、きょう28日(21:00~22:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話2時間SP』に出演し、蟹江敬三似の彼氏の存在を明かす。今回は、ブレイク中の平野のマジメ過ぎる私生活に密着。小学生時代はバレーボール強豪校で全国優勝するレベルで、大人になって芸人を志すも挫折。その後、1日16時間の猛勉強の末、難関の宅建取引士の試験に合格して資格を取得したが、夢を諦めきれず、同棲していた彼氏からのプロポーズを断り、再び芸人になることを決意し、ワタナベエンターテインメントのオーディションを受ける。その養成所も皆勤賞というマジメさだ。最近は超多忙にもかかわらず、楽屋では何度も台本をチェックして声出しも。出番が終われば、スベったことをすぐに分析、猛反省する。バブルネタは、わずかな記憶とバブル関連の本を頼りに作り、売れないころから月1回の単独ライブは今でも継続し、ファンとのつながりを大切にする様子が映し出される。そして、引っ越ししたばかりの、ダイニングキッチン6畳、和室6畳という純和風のバブルとは程遠い自宅を公開。故・蟹江敬三さん似の彼氏の存在も明かし、なれそめ秘話を披露する。今夜の放送は「マジメに生きる女性は本当に幸せなのか」をテーマに展開し、平野の他に、はんにゃ・川島の闘病を支えた美人妻・菜月さんや、売れっ子芸人からレギュラー番組ゼロになった松本キックを支える妻・瀬里菜さんにも密着する。
2016年11月28日e’motionは11月3日、『島耕作』シリーズで知られる漫画家、弘兼憲史さんの描きおこしイラスト入り婚姻届をデザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」で販売開始した。この婚姻届は、これから入籍をするふたりの幸せを願い、未来に向かって手を取り歩んでいくふたりをイメージした。価格は3,000円(税込・送料別)。提出用2部と記念保存用1部をセットし郵送で届けるという。
2015年11月04日