株式会社ルバンシュ(本社:石川県能美市/代表取締役:千田 和弘)では、能登半島地震で被災した事業者のプレゼントがもらえる「みんなに当たる、必ずもらえるプレゼントキャンペーン」を、2024年4月22日(月)~2024年6月21日(金)に開催いたします。キャンペーンの詳細ルバンシュの公式通販サイト( )で、5,000円(税込)以上ご注文をいただき、全9賞品の中からお買い上げの金額に応じた口数分、お好きな賞品をお選びいただけます。期間中は、お一人様何度でもキャンペーン参加可能です。ルバンシュを購入して、一緒に能登を応援していきましょう!能登を応援しています■キャンペーン実施の背景2024年1月1日に能登半島地震が発生したことをきっかけに、震災の復興を願う気持ちをこめて、被災した能登の事業者さまの人気商品を厳選して、少しでも能登の商品を知ってもらい、応援してもらうことを目的に本キャンペーンを企画しました。【キャンペーン概要】名称 :みんなに当たる、必ずもらえるプレゼントキャンペーン期間 :2024年4月22日(月)~2024年6月21日(金)13時対象 :期間中、ルバンシュ公式通販サイト( )もしくは電話・FAXで5,000円(税込)以上をご注文のお客様。お支払い金額の5,000円毎に1口として、金額に応じた口数をお届けいたします。(例) 5,000円~9,999円のご注文…1個10,000円~14,999円のご注文…2個15,000円~19,999円のご注文…3個賞品 :能登で被災された事業者様の賞品合計9点発送のご注意・お買い上げ金額に応じた個数だけ、賞品をお選びいただけます。・ご注文品と賞品は同じお届け先となります。・賞品が準備数に達した場合は、代替品をお送りする場合があります。・初回お届けや30,000円(税込)以上のお支払いの場合、当社規定によりクレジット事前決済もしくは代金引換のみとさせていただきます。PCサイト : スマホサイト: ■ルバンシュについて1990年、食品では許可されない成分が化粧品で使われていることを知った創業者は、化粧品業界に一石を投じたいという想いで、フランス語で復讐を意味する「revanche(ルバンシュ)」を立ち上げました。創業以来34年間、“口に入っても心配のない化粧品”の研究開発を続けています。■会社概要社名 : 株式会社ルバンシュ所在地: 〒923-1211 石川県能美市旭台2-5-3代表者: 代表取締役 千田 和弘(せんだ かずひろ)設立 : 1990年11月8日資本金: 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月19日ロックバンド『X JAPAN』のリーダーで、ミュージシャンのYOSHIKIさん。2024年4月3日に発生した台湾地震を受け、同月4日に被災者支援を行ったことが、明らかになりました。YOSHIKI、台湾地震の被災地に1千万円を寄付台湾東部でマグニチュード7を記録した台湾地震では、同日現在、死傷者が多数出て不安な生活を強いられている状況です。YOSHIKIさんは、自身が運営する米国非営利公益法人『YOSHIKI FOUNDATION AMERICA』を通じて、1千万円を台湾赤十字組織(中華民国紅十字会)に寄付したとのこと。同年1月には、能登半島地震による被災地支援のため1千万円を寄付したばかりでした。2011年に発生した東日本大震災においては、継続的な支援を実施しており、2016年には、自身のドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付するという活動も。今回の寄付について、YOSHIKIさんはこのように想いを明かしています。自分はこれまでに、台湾では何度もコンサートもやらしていだきました。ファンのみんなや被災者の皆様の気持ちを思うと心が痛いです。本日、自身が運営する米国非営利公益法人 501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、台湾地震による被災者支援のため 1,000 万円を台湾赤十字組織へ寄付しました。災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。1日も早く穏やかな日々が戻りますことをお祈り申し上げます。@YoshikiOfficialーより引用(原文ママ)被災地である台湾で何度もコンサートをしたことを振り返り、ファンや被災者の気持ちに対して親身に寄り添うYOSHIKIさん。ミュージシャンとしてさまざまな地に足を運び、音楽で多くの人を勇気付けてきただけでなく、ファンの応援に支えられきた実感があるからこその恩返しといえるでしょう。YOSHIKIさんの支援を知ったファンからは、「さすがYOSHIKIさん!」「尊敬します」「素晴らしい活動です」などの声が上がっています。YOSHIKIさんの行動は、彼を尊敬する後継のバンドマンたちにも、強い影響を与えていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月04日X JAPANのYOSHIKIが4日、台湾東部沖で3日に起きた地震による被災者支援のため、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、1000万円を台湾赤十字組織(中華民国紅十字会)に寄付したことが明らかになった。YOSHIKIはこれまでにも、地震などの災害による被災地支援を何度も行ってきた。今年1月には、能登半島地震による被災地支援のため1000万円を寄付。さらに愛用していたクリスタルピアノをチャリティーオークションに出品し、その落札金額4000万円を含む計5000万円を日本赤十字社に全額寄付している。1995年の阪神・淡路大震災では被災地の小中学校にピアノを、2009年には中国・四川大震災の被災地に楽器と音楽室を寄贈。震災孤児となった子どもたちをX JAPANのコンサートに招待した。2011年の東日本大震災では継続的に支援。震災発生後すぐに自身のクリスタルピアノをオークションにかけた収益金など合計1300万以上を寄付したほか、2015年にはX JAPANの震災復興ライブの収益金2800万円以上、2016年には自身のドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付し、2020年には日本赤十字社を通じて改めて1000万円の寄付を行っている。さらに、2016年の熊本地震、2018年の北海道胆振東部地震、2019年の房総半島台風、2019年の東日本台風の被災地にそれぞれ1000万円の寄付を実施。2022~23年にかけては、ウクライナおよび周辺諸国で増大している避難民のために、国際移住機関(IOM)へ3度にわたって計3000万円の支援を実施。コロナ禍の2021年には、メンタルヘルス問題を抱える音楽クリエイターや業界関係者を支援するため、音楽チャリティ団体「MusiCares」へ1000万円以上の寄付を行うなど、さまざまなチャリティ活動を行っている。こうした国内外での長期的な社会貢献活動を行ってきたことが高く評価され、Forbes Asiaが選ぶ2019年の「最も優れた慈善家30人」に選出。2021年には国立国際医療研究センターに1000万円を寄付するなどの支援を行ったこともあり、紺綬褒章を受章している。
2024年04月04日介護・福祉サービスを展開するサンケアホールディングス株式会社(本社:石川県金沢市、代表:高畠 樹)が、被災した元の高齢者施設を離職せずに別の施設で働ける「在籍型出向(雇用シェア)」で雇用維持する支援を開始します。3月27日(水)に金沢市にて相談会を行います。職員と入所者の様子(1)【被災した高齢者施設を取り巻く多くの問題】能登半島地震で被災した高齢者施設で、職員の離職が相次いでいます。施設の休業や自宅の損壊で仕事を続けられなくなり、避難や移住で通勤利便や収入維持を優先せざるを得ないため、不本意な離職が目立っています。一方、被災した高齢者施設では入所者を別の施設に避難させる動きが一段落しましたが、受け入れ先では人手不足となり介護スタッフが疲弊している環境もあります。また、介護人材は求人倍率が高く、被災地での人口流出は復興後の採用困難が予想され、介護サービスの継続が危惧されています。これらは国会でも医療・介護・福祉の再生支援として、再び住み慣れた土地に戻ってこられるような生活の基盤の重要性が示されました。県でも復興に向けた医療・福祉提供体制のあり方を検討されています。【被災した介護サービス従事者向けの相談会開催】当社では被災した元の施設を離職せずに別の施設で働ける「在籍型出向(雇用シェア)」で雇用維持する支援を開始、3月27日(水)に金沢市で相談会を開催いたします。相談会では被災された介護・福祉サービス従事者に向けて会社概要・被災地支援の取組の説明、職種に応じた勤務地・雇用形態・就業条件等の相談、希望者にはその場で面接も行います。雇用形態は移住者向けの長期雇用と避難者向けの在籍型出向及び短期雇用があり、常勤・非常勤などの働き方や勤務地など相談者の意向を調整して決定します。勤務地は石川・富山・埼玉・兵庫4県のグループ傘下57事業所となり、どの職場も元の居所から100km程度離れているため無条件で会社規定の家賃補助の対象となります。親族が被災された状況におかれている当社職員126名を対象に被害状況に応じて最高8万円まで支給する独自のお見舞金制度が設けられ、被災者の就職も制度が適用されます。【ほっとする方言で好きな介護職を続けたい】金沢市内の特別養護老人ホームでは、在籍職員の被災家族が介護補助スタッフとして働いています。「未経験で始めた介護の仕事にも少しずつ慣れて、避難による入所者との会話では能登の方言がこぼれ、ほっとするひとときもありながら働けています」と働く喜びの声も届いています。当社では、1.5次避難所のいしかわ総合スポーツセンターで要介護者のケアをボランティアで行なっていました。その際に避難所の実情を知った代表が「被災地支援の一環としてより良い環境でケアを受けられるように」と数百万円の設備投資によって社屋を改築しました。改築によって1月末より5床を新設し、既存事業所での臨時入所を含めて60名余りの避難の要介護者の受け入れ先として介護サービスを行なっており、同郷の要介護者のケアに関われる環境があります。代表コメント「本相談会ではこれまでの取組みとの繋がりが深く被災地で働けなくなった介護スタッフにも仕事ができる環境を整えることで“ひとの「生きる」を照らしたい。”という企業理念を体現していく所存です。」《相談会の概要》開催日 : 2024年3月27日(水)時間 : (1) 10:30~ (2) 13:30~ (完全予約制)場所 : サンケアホールディングス株式会社 本社石川県金沢市入江3丁目160番地1対象者 : 令和6年能登半島地震により被災された方予約専用: 0120-300-602 (平日9:00~18:00受付) (24時間受付) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日「この投稿をみたときに膝から崩れ落ちました。もう、何やってんだと。被災地の方々に負担をかけて、レンタカーで渋滞の一因になって、国会議員がやるべきことじゃないだろうというふうに私は本当に思います」1月8日、<迷惑系国会議員!被災地の悲痛な声を無視して現地入りしたれいわ新選組・山本太郎議員が批判されるべき理由>と題したYouTube動画で、こう語ったのは日本維新の会の音喜多駿参議院議員(40)だ。能登半島地震の発生直後の1月5日に、被災地の視察に行った、れいわ新選組の山本太郎代表(49)は猛烈なバッシングにさらされた。震災発生から2カ月。山本氏が“ボランティアバッシング”に感じた違和感、そして自らに向いた批判について振り返った(全2回の2回目)。■“余りもの”のカレーを食べたら猛烈バッシング「私は1月5から6日にかけて輪島に視察に入ったんですが、ご存じの通り、そのとき避難所でNPOの方から勧められた炊き出しのカレーを食べたことで大バッシングを受けました」山本氏がX(旧ツイッター)の活動報告のなかで、被災地の窮状とともに、炊き出しに誘われて、カレーを食べたことを報告すると、《食べるのは遠慮すべきだろ》《恥を知れ》など、批判が殺到した。冒頭の音喜多議員のように、公人や有名人からの批判も……。「私がいただいたカレーは、全体の配食が終わってNPOの方々もみんな食べ終わった後に残っていたカレーでした。もちろん、自己完結ということで自分の食料は持参していましたが、NPOの方の『おいしいから食べて行ってよ』という申し出は非常にありがたかったし、その好意を断る理由はありません。普段の何倍もおいしいカレーでした。そうした時間の中で、『あの避難所ではどうだった』『何が足りてない』とか、被災者の方々の状況を知るうえで非常に重要なコミュニケーションがとれたと思っています。私自身がバッシング受けるのはかまいませんし、何かしらの議論のきかっけになるなら、それでいいと思っていますが……」“余りもの”のカレーでの炎上。テレビやネットニュースなどでも取り上げられた。「山本太郎のカレーごときでこれだけ炎上するんだから、この先もボランティアがちょっと支援物資を食べたり、何かしたら炎上する可能性がある。そういったことも、ボランティアに行くことをためらわせる一因になっていると思います」■同時期に被災地入りした議員は他にも……“国会議員は被災地に入るべきではない”。そんな批判は、山本氏だけに向けられたものだったようだ。実は、能登半島地震の発生直後から複数の議員が被災地に入っている。山本氏が現地入りしていたのとまさに同じタイミングで、公明党の塩田ひろあき参議院議員(62)も現地を視察し、現地の様子を写真入りで、Xに投稿した。また、公明党の中川宏昌衆議院議員(53)も「発災翌日からのべ10日にわたり」被災地に入ったことを明かしている。さらに、自由民主党の片山さつき参議院議員(64)も1月7日に被災地を視察、その一部始終を自身のYouTubeチャンネルで公開している。山本氏を含む、震災発生から早いタイミングで現地入りした議員たちは、国会内外で情報を発信したり、国会質問を通じて政府の対応をただしたり、行政へ要望を伝えたりするなど、現地で得た知見を国会議員の仕事に生かしている。しかし、同時期に被災地を視察した他の議員は批判の対象とはならず、山本氏だけバッシングを受け続けてきた。だが、山本氏はあのタイミングで、現地を視察したことをまったく後悔していないという。視察を通じて、現地の声をいち早く国会に届けることができ、今後の震災対応に必要なものも見えてきたからだ。「今回の災害でもわかったことは、災害が起きたらかなりの割合で“自己責任”で何とかしろということにされてしまうということです。これまで何度も起きてきた災害に対するノウハウが体系だって蓄積されてないんです。内閣府の防災担当を中心にそれをやっていくべきなんですけど、2〜3年で役人が交代するので人材が育ってない。そこを考えると、まず国としてやらなきゃいけないのはノウハウを持った人たちを国で雇うしかない。災害が起きたときは、被災自治体の職員たちは動かなくていいというくらいの応援体制を今から整えておかないと。現状のままだと、首都圏直下や南海トラフ地震などのように、もっと広域の災害になった場合、かなり長期にわたって食料も救援も届かないという状態が間違いなく起るでしょう。国は、もう諦めてしまっているようにすら見えます」山本氏が質疑に立った2月16日の災害対策特別委員会でも指摘していたように、大規模災害後に、被災地の諸問題を調査し対策を立てる“災害対策特別委員会”が開かれたのは、熊本大地震(2016年4月)で12日後、西日本豪雨(2018年6月)では11日後。しかし、今回の能登半島地震では、1カ月半後と大幅に遅延。個人で大規模災害に備えようにも、限界がある。「とくに都会で大震災が起こったら、隣に住んでいる人の顔もわからないという状況ですから、能登と違って助け合おうにも、かなり難しい状態になると思います。一人で備えられることといっても、せいぜい3日分の食料や充電池を用意しておくことくらいです。今月乗り切るのが精一杯って人たちもいっぱいいるのに、1カ月分の備えなんて無理ですよ。あとは、選挙でまともな政党に投票することくらいでしょうか」■災害現場に入って話を聞くことによって見えてくるものがある山本氏は今後も積極的に被災地支援に携わっていくという。「じつは、1月5日に能登の被災地から帰ってきてすぐ、建設現場で使用する小型重機の免許を取得したんです。以前から扱えるようになりたいという思いはあったんですが、忙しさを言い訳して先延ばしになっていました。でも今回、能登の被災地に行って、改めて必要性を感じたんです。というのも、例えば消防が扱う重機は、人命救助の過程でなければ使わない運用なんです。ですから基本、被災者に必要な物資を届けるための陥没して道でなくなったところを切り開いていく作業などは、技術系の災害ボランティアやNPOの方がやっていて、その後を行政が入っていくという状態になっちゃってるんですよ。壊れた家の撤去などに関しても、警察や消防がどんどん前に出てできればいいのですが、実際に主力になっているのは民間です。それを考えたときに、重機を扱える方は、ものすごく力になる。私がその一人になりたいという部分ももちろんあるんですが、それだけじゃなくて、やはり災害現場に入って一緒に時間を過ごして話を聞くことによって見えてくるものがある。国が先回りして課題を見つけ、予算付けなどを行っていくためには災害現場に入って交わるということが重要だと思うんです。ですから今後も、もちろん被災地には足を運ぶつもりです」実際に山本氏は、2月26〜27日にも石川県珠洲市を訪問。Xにこう投稿している。〈ビニールハウスに一家で避難する農家の方、 金沢に家族を残し半壊の家から海に出る漁師さん、支援を続けるNPOの方々にも話を伺った。 参議院予算委員会に向けて、進まない復旧復興に苦しむ住民の声と必要な施策の提案、 政府に届ける準備をします〉
2024年03月04日2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震。発生から2か月が経った同年3月現在も、土砂崩れの被害などが多数残り、一部地域では断水が続くなど、大勢の人が避難所に身を寄せる状況が続いています。被災者が一刻も早く落ち着いて生活ができるよう、地元の住民や県外からのボランティアなどによる、懸命な支援活動が行われているのです。被災地で目にした温かいメッセージ「こういうのを見ると頑張れる」ある日、こんなひと言とともに、1枚の写真をX(Twitter)に投稿したのは、石川県に住む西輝望見(@westnozomi)さんです。自身の家も、液状化により屋根瓦が落ちる被害に遭ったという西輝さんは、同県の七尾市内へ被災者支援に赴いているそう。支援に向かう道中で毎朝元気をもらっているという光景が、こちらです。掲げられていたのは、「能登は負けません」という力強いメッセージと、「能登に温かいご支援をありがとうございます」という感謝の言葉でした。この横断幕があるのは、地震による被害が特に大きい七尾市の手前にある、中能登町の道の駅『織姫の里なかのと』。金沢方面から向かってくるドライバーに見えるように、掲げられているとのことです。「被災地復興の力になりたい」という想いで、各地から車を走らせてくる人たちに感謝と激励のメッセージを伝えるべく、地元の人々が作ったものなのでしょう。力強くも温かい言葉に、胸が熱くなりますね。メッセージに心を打たれた人からは、「応援したくなります!」「能登頑張れ」「負けんげんぞ」といったコメントが寄せられました。また、西輝さんは、このようなコメントをつづっています。『能登はやさしや土までも』という言葉があるように、能登の人は本当に土まで優しいといわれるほど心優しい人が多いんです。だからこそ今回の震災に心を痛めています。西輝さんによると、支援に訪れる人へのメッセージを掲げた看板や横断幕は、この場所以外にもたくさんあるのだとか。被災地では、不自由な生活を強いられている人も多く、自分のことだけで精一杯になってしまう場面もあるはず。困難な状況にもかかわらず、支援に訪れる人を想い、こうして温かなメッセージを送る被災地の優しさに触れた人はきっと、熱くこみ上げるものがあるでしょう。能登の人々の想いがこもったメッセージは、見る人に温かな気持ちと勇気を届けました。[文・構成/grape編集部]
2024年03月02日2月27日に行われた衆議院の予算委員会分科会にて、木原稔防衛大臣(54)は能登半島地震の被災者を激励することを目的として、石川県上空にブルーインパルスを飛行させる方針を示した。きっかけは、石川県第1区から当選している自民・小森卓郎衆議院議員(53)からの提案だ。’20年5月に、新型コロナ感染症の対応にあたった医療従事者を激励するためにブルーインパルスが飛行したことについて、「医療従事者はもちろん、日本中が元気をもらいました」と賞賛。来月16日に開催されている北陸新幹線の延伸開業イベントにて予定されている、石川県と福井県上空にてブルーインパルスの飛行を、「石川県の加賀でブルーインパルスが訪れるタイミングでございます」と続けた小森議員。そして「能登半島地震で被災し、現在も厳しい生活を送っている能登の皆さんが復旧復興へと気持ちを奮い立たせることができるように、能登上空でも激励の飛行を行っていただけないか」と、被災地上空にも飛行することを要請した。この提案に木原防衛大臣は、「被災者を元気づける1つの方法として、能登半島上空でブルーインパルスが飛行することは大変意義があることと考えております」と返答。続けて「被災者の方々を激励したいという思いは私も同じ」と述べ、石川県上空にブルーインパルスを飛ばすことについて「調整を前向きに進める」とした。前述した20年5月の飛行の際も、直接の支援には結びつかないことから「税金の無駄」と批判を浴びたブルーインパルス飛行。今も1万人以上が避難所で生活し、物的支援の不足も叫ばれる状況下で、飛行する方針を示したことに対して、ネット上の一部からは疑問の声が。《誰かが、高価な千羽鶴 って言ってた》《ブルーインパルス飛ばすお金を復興にまわせ》《大地震大津波に遭い、打ちひしがれている被災者たちの上を、新幹線延伸のお祝いのブルーインパルスが飛ぶと。それで元気づけられるといいのだが…》《アホですかブルーインパルスで壊れた家が元に戻りますか!インフラが整備されますか!ブルーインパルスで焼け野原の輪島朝市が復活しますか!政治家の仕事はブルーインパルスを飛ばすことではありません。ブルーインパルスではごはんは食べられません》いっぽう、もともと北陸新幹線のイベントで飛行する予定だったものを被災地にも拡大することなどから賛同の声もあがっている。《どんな支援も本当にありがたいです。被災してなくても、県民としては今元気が欲しいのです。。》《北陸新幹線で近くを飛ぶから、能登を元気づけるために飛ぶのは、いいことだと思います》
2024年02月28日被災して思ったことを書き留めていこうかな。X(Twitter)でこう書きつづったのは、3歳の息子を育てる母親の、PIYOCO(@PiYoCo_mAmA24)さん。PIYOCOさんは、2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震で被災しました。その時の経験を振り返り、災害時に必要なものや、防災対策の重要性を語っています。被災時に感じた『必要な備え』地震発生時、大津波警報が出ている時に、毛布や飲み物、ちょっとした食べ物を車に詰め込み、高台へ避難した、PIYOCOさん。この時に「防災グッズを何も用意していなかったのは悔やんだ」といいます。断水によるトイレ問題大きな地震が起きると、住宅と水道管の接続部が破損することで、断水が起きることがあります。PIYOCOさんの家でも、水が使えなくなり、断水生活を余儀なくされました。自宅のトイレは、水道から出てくる水圧によって排水する、タンクレストイレだったため、断水中は排泄物を流せなかったといいます。そのため、小の場合は流さず便器にためて、大の場合は仮設トイレかタンク式トイレがある避難所まで行ったそうです。※写真はイメージ貯水タンクを備えた、タンク式トイレであれば、大きさや種類にも寄りますが、断水時でも使えることがあります。PIYOCOさんは、自宅の2か所あるトイレのうち、どちらかをタンク式トイレにすればよかったと後悔しており、「災害時の対策として、今から家を建てる人は参考にしてほしい」とつづっています。また、断水などでトイレの排水ができなくなった時のために、普段から簡易トイレを備蓄しておけば、いざという時に役立ちますね。節水生活で役立つアイテム地震が起きてから2日後、一部の店が再開したり、給水が始まったりしたそうです。とはいえ、1世帯6ℓという制限付きなので、節水生活は続き、洗い物などはできない状態に…。※写真はイメージそこで活躍したのが、紙皿やポリ袋、割り箸、ラップ、プラスチックコップでした。水が使えない状況では、これらの使い捨てできるアイテムが必要になるでしょう。断水時におすすめの備蓄食料電気が止まったり、断水したりしている状況では、賞味期限が長く、腹持ちがいいレトルト食品が役立ちます。PIYOCOさんの息子さんは、手元にある食品を好き嫌いなく食べてくれたそうですが、ジュースやお菓子を欲することもあり、食べたい物を与えることができず、つらかったといいます。幼い子供がいる家庭では、たまにレトルト食品を食べさせて、味に慣れさせたり、好みの味を把握しておいたりすることが大切だそうです。被災したPIYOCOさんのリアルな声から、日頃の防災対策の重要性を感じさせられますね。コレがあると安心!備蓄品リストPIYOCOさんは自身の体験から、断水時に必要な備蓄品のリストをまとめています。・紙食器・割り箸・レトルト食品・ラップ・ポリ袋、ゴミ袋・簡易トイレ・水・ポリタンク・オムツ(家庭環境による)・身体を拭くタオル・キッチンペーパー・ペーパータオル・ティッシュ・消毒液・バケツ、桶投稿の最後に、被災地で多くの人に支えられたことへの感謝の気持ちを伝えた、PIYOCOさん。「みんな今すぐ備えて!『後でやろう』では間に合わないかもしれないから。今やろう!」と強く呼びかけていました。投稿は反響を呼び「被災者のリアルな声…すごく貴重!」「実際に体験した人の声は、とても参考になる」「決して他人事ではない」などコメントが集まっています。自然災害が多い日本では、いつ何が起きるか分かりません。災害により、水や電気が使えなくなるなど、あらゆることを想定して対策しておく必要があります。PIYOCOさんの貴重な体験記は、人々の『備え』に対する意識を変えるきっかけになったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月20日《まったく使っていない》《機械がないと、保険者番号もわからない。紙くず以下》被災地からはこんな声が。能登半島地震によって、災害時に通信インフラが止まってしまうと、まったく使えないことが露呈した“マイナンバーカード”(以下、マイナカード)。にもかかわらず、河野太郎デジタル大臣(61)は1月23日、〈災害時にはマイナカードを財布に入れて一緒に避難してほしい〉と会見で述べ、批判が高まっている。「河野大臣は、マイナカードと一体となった“マイナ保険証”があれば、薬の処方歴などが確認でき、災害時の医療に役立つことをアピールしたかったのでしょう。しかし被災地では、携帯の基地局も被災したため、マイナ保険証による資格確認だけでなく、スマホから自身の個人情報を確認できるマイナポータルにすらアクセスできなかったと聞いています」そう明かすのは、マイナ関連のトラブルを調査している、全国保険医団体連合会(以下、保団連)の事務局次長・本並省吾さんだ。被災地では、保険証がなくても、被保険者が加盟する保険組合が医療機関に対し、既往歴等の情報を提供することで対応している。さらに本並さんは、「河野大臣の今回の呼びかけが、“二次災害”を引き起こす可能性もある」と、こう危機感を示す。「実際に、倒壊しかかった家に貴重品を取りに帰った際に、自宅が崩壊して危うく命を落としかけた高齢者もいたと聞いています。河野大臣の発言は、“平時”の発想としか思えません」■体調不良で顔認証が使えないオンラインで各種行政手続きなどもでき、“便利なはず”だったマイナカード。しかし、〈本人とは異なる人物とひも付けされていた〉など、トラブル続きだった。これを受けて岸田文雄首相(66)は昨年6月、システムの総点検を指示。昨年12月に〈総点検は終わった〉として、2024年12月には現行の保険証を廃止し、マイナカードと一体化した“マイナ保険証”へ移行すると決定した。にもかかわらず、マイナ保険証の利用率は8カ月連続で低下。2023 年12月段階で、わずか4.29%にとどまっているのだ。「医療現場では、点検が終わった今でも相変わらずトラブルが続いています。すでにマイナ保険証を取得している患者さんでさえ、〈こんなにエラーが出るなら既存の保険証のほうがいい〉と言って使用していない人も少なくないようです」(本並さん)保団連が全国の医療機関を対象に行った直近の調査では、表のようなトラブルが現在でも多発しているという。「保険に加入しているのに該当番号がなく“無保険”にされたり、1割負担の方が3割負担で登録されていて、後から返金に追われるケースもあります。そもそも、体調不良のときは人相も変わることもあり、顔認証が通らないケースもいまだあります」(本並さん)医療現場では、こうしたトラブルが生じた場合、すぐ確認できるよう「既存の保険証も持参してください」と、併用を呼びかけてきた。これに対し河野大臣は昨年12月、〈医療機関に紙の保険証を持ってこいと言われたら、国に連絡してほしい〉と“通報”を促したのだ。「既存の保険証があれば、その場で確認して、すぐ診療につなげられます。しかし既存の保険証が廃止されると、事務スタッフはエラーが出るたび保険組合などに照会を取らねばならず、現場は大混乱に。一刻を争う病気だった場合、健康被害が生じたり、命を落とす危険性だってあるのです」(保団連会長・竹田智雄さん)
2024年02月15日能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方、そのご家族及び関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。カプセルトイ専門店「#C-pla」の運営などアミューズメント事業を展開する株式会社トーシン(本社:北海道帯広市、代表取締役:宮本 達也)は、この度クリエイター集団「UJITA」とコラボし2月10日より全国の#C-pla店舗にて「チャリティーカプセルトイ」を発売し、収益全額を「令和6年能登半島地震災害義援金」窓口へ寄付をする「#C-plaガチャリティ」をスタートします。画像1◆#C-plaガチャリティとは◆カプセルトイ専門店だからこそできる支援の形を考え、生まれたチャリティープロジェクトです。この度発生した能登半島地震の復興支援では能登半島の名所や名物をデザインした「がんばろう能登!ステッカー」を発売し、能登の魅力を全国に発信しつつ、商品を購入していただいたお客様の支援のお気持ちと一緒にお届けさせていただきます。今後もトーシン×UJITAはカプセルトイ専門店ならではの社会貢献活動として「#C-plaガチャリティ」企画を推進していきます。本企画の収益は全額「災害復興」「環境」「福祉」など公益性の高い場所、団体へ寄付していきます。◆商品詳細◆画像2【#C-pla限定 がんばろう能登!ステッカー】全6種/1回200円2月10日(土)より全国の#C-plaにて販売開始※お取り扱いにつきましてはトーシンHP【 】または、お近くの店舗までお問い合わせください。■UJITA■画像3唯一無二の感性で様々なアイディアを生み出すクリエイター集団#C-plaでは各店舗特別デザインの筐体を使用した「UJITA」コーナーを展開中です。【会社概要】社名 : 株式会社トーシン本社所在地 : 北海道帯広市西6条南40丁目3番3号代表者 : 代表取締役 宮本 達也資本金 : 40,000,000円事業内容 : カプセルトイ専門店の運営、カプセルトイベンディングマシンレンタルによる、カプセルトイマシン、ミニカー等の販売、カード自動販売機によるトレーディングカードの販売、アミューズメントマシンレンタル及び販売、プリ機(写真シール機)レンタル、アミューズメントコーナー運営、各種イベントへの玩具自動販売機、ゲーム機のレンタル、イベントレンタル及び運営#C-pla URL : トーシン URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月09日令和6年能登半島地震により被災された方々とその家族の皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災地の早い復興と皆さまの平穏な生活への戻りを願っております。株式会社GLAB(所在地:広島県東広島市、代表取締役:蒲田 和芳)は、元日に発生した令和6年能登半島地震をうけて、被災地への赤ちゃん用品支援システムを構築しました。本システムは“支援を必要とする方”と“支援をしたい方”を繋ぐもので、株式会社GLABが非営利事業として運営いたします。支援は長期間の継続性が必要です。そのため、継続可能な仕組みを構築しました。この事業に関して株式会社GLABは一切の利益を得ることなく、売上および寄付金から決済手数料のみを引いたすべてを支援のために使用いたします。GLAB赤ちゃん用品支援システム【赤ちゃん用品支援システムの構築背景】今回の地震が発生し、国の宝である赤ちゃんへの支援が不足していることが明らかになりました。通常、災害対応マニュアルは大人の命を守ることに焦点を当てており、赤ちゃんに特化した支援体制は不足していることがあります。しかし、災害後も育児は続きます。株式会社GLABは産後ママのサポートにも取り組んでおり、今回の震災を契機に、育児を継続的にサポートし、赤ちゃん支援システムを構築することを決定しました。さらに、災害だけでなく、経済的理由などで育児に困難を感じているシングルマザーの皆様にも支援の幅を広げていく考えです。【支援の対象】以下の様な方々を支援の対象としています。●地震、台風、気象災害などの被災者・遠隔避難し、身の回りの物資を持たずに避難した方々・被災地に住む赤ちゃんとそのご家族・災害により収入が大幅に減少した家庭●シングルマザー、シングルファザー●その他、育児に経済的困難を感じている方々支援対象【支援の方法】この支援は、赤ちゃん支援の目的を理解し経済的支援を提供していただける方にお願いしております。支援は物資の購入や寄付によって行います。以下のような方法から支援方法を選択していただきます。1. 支援物資の購入(売上は全額支援のために使います。)2. 寄付(5,000円~)3. 定期的な寄付(毎月500円~)支援方法1【支援できる用品】赤ちゃん用品は以下のようなものとなります。・食事関連(粉ミルク、液体ミルク、哺乳瓶など)・排泄関連(おむつ、おしり拭き)・防寒(使用済み衣類:子ども服、大人用防寒服、毛布)・避難用品(使い捨てカイロ、非常用トイレ)・ママ用避難用品(生理用ナプキン、タンポン、カイロ、使い捨てシャンプー)また、支援物資の在庫がない場合、希望者の要望に応じてGLABがAmazonで商品を探し、購入し送付いたします。支援方法2支援方法3支援の詳細・支援ページ 支援のお申し込みフォーム 【お問い合わせ先】株式会社GLAB本社 : 〒739-2504 広島県東広島市黒瀬町宗近柳国889-1TEL : 0823-36-2469EMAIL: shop@realine.info URL : この支援システムは、被災者と困難な状況にある方々への支援を通じて、被災地の復興と安定した生活の回復をサポートするために立ち上げられました。ご支援いただける方々からの協力を心よりお願い申しあげます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日《支援策の拡充は評価しますが、なぜ高齢者・障害者のいる世帯に限定するのですか。被災者間に分断を持ち込むべきではありません。》X(旧ツイッター)でそう苦言を呈したのは国民民主党の玉木雄一郎代表(54)だ。岸田文雄首相(66)は現在、最大300万円となっている既存の被災者生活再建支援金とは別に、《高齢者等がおられる世帯に、家財再建に最大100万円、半壊以上の住宅再建に最大200万円を目安に支援します》(本人Xより)と発表した。阪神淡路大震災をきっかけに生まれた被災者生活再建支援金。物価高も進むなか、最大300万円という金額が時代にそぐわないと増額を求める声が多かった。しかし、岸田首相が発表したのは「高齢者・障害者のいる世帯」に限定した交付金だった。これにはツイッター上で疑問の声が続出。《年齢関係なく、皆被災者ではないでしょうか?》《高齢者でなく若い世代へもお願いします。支援は平等にすべき》日本維新の会の音喜多駿政調会長(40)も岸田首相に注文を付けた。《支援の拡充方針は一歩前進ですが、なぜ高齢者だけなのでしょうか。世代間の不公平感を増し、バラマキ感を強める悪手です。再考を。》岸田首相はこの声にどう応えるのだろうか。
2024年02月02日「ずっと支援していける形を自分なりに見つける」被災地支援活動などを行うために設立した一般社団法人「Think The DAY」の代表理事を務めている紗栄子さん。「Think The DAY」では能登半島地震が発生した1月1日の翌日 に早速支援金の募集を開始し、同6日 にはペットを避難所に連れていけず困っている被災者の方々に対する支援をスタート。そして紗栄子さん自身も「Think The DAY」の仲間とともに、被災地に直接出向いて支援物資の配布と炊き出しを行い、その様子をYouTubeで公開しています。紗栄子さんが支援物資として配布したのは、除菌スプレーボトルや粘着クリーナー、ゴミ袋、衣料品など。被災地での必要物資は日々変化するため、現地の役場関係者の方にヒアリングした上で、何を配布するかを決めたようです。さらに、被災者の方々とのコミュニケーションを通して、実際に現地で足りていないものは何なのか、どんな状況なのかを把握していた紗栄子さん。さまざまな規模の避難所に訪問する中で、避難生活を送る中で5歳の誕生日を迎えたという男の子にプレゼントを渡し、男の子は大喜びしていました。現地では余震が続いており、紗栄子さんが避難所に訪問していたときにも地震が発生。そんなときも紗栄子さんは、揺れを感じて不安になる被災者の方の背中をすぐにさすってあげていました。被災者の方々が少しでも安心できるよう、心のケアも大切にしているようです。また、近年メディアでも取り上げられるようになりましたが、災害時に女性や子どもが避難所で危険な目に遭うケースがあるとして、紗栄子さんは避難所の女性たちにそのようなことがないかヒアリング。いまは安全でも、今後そうした事態に巻き込まれる可能性も考えられるとして、子どもや女性が多い避難所には、防犯対策用品を配布したといいます。大規模災害が起こった際、「自分にも何かできることはないか」と考える人は少なくないと思われますが、これまでさまざまな被災地支援を行ってきた紗栄子さんによれば、現段階で個人にできるのは「寄付」。物資などを送っても、現場で捌ききれない、送られた物資が本当に必要なものでないという可能性もあり、「(被災地に必要なものを)個人で吸い上げて届けるのは難しい」。実際、紗栄子さんも以前、物資を届けたけれど受け入れてもらえなかった経験があるそうです。もし被災地でボランティアがしたい場合は、自治体による個人ボランティアの募集が始まってからでも遅くないとして「必ずやりたい形でお手伝いできるときがくる」とも。いまは個人で動くより、「ずっと支援していける形を自分なりに見つける」ことが大切だと話していました。紗栄子さんはかねてより災害に遭った地域の支援を継続しており、2016年に発生した熊本県地震の際は、「私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで募金させていただきます。家族みんなで祈ります」と、500万2000円を寄付。息子たちもお小遣いから1000円ずつ募金したといいます。お母さんがこのような活動をする姿を見て、学ぶことも大きいですよね。
2024年01月20日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市・東京都中野区、以下 本学)は、この度の令和6年能登半島地震により被災された方々への支援として、入学試験の検定料に関する特別措置を1月9日(火)に決定しました。この措置は、被災者の教育機会の確保と、被災地域の復興支援の一環として行われます。この度、令和6年能登半島地震によって被災された皆様に対して、心からのお見舞いを申し上げます。本学は、被災された志願者を支援するため、特別措置を実施することを決定しました。この措置は、対象となる方に納入された受験料を返還するものです。詳細は以下のとおりです。1.対象地域令和6年能登半島地震により災害救助法の適用を受けた地域2.対象者本学が指定する災害で被災した志願者のうち、以下のいずれかに該当する方(1)被災により主たる家計支持者が死亡した方(2)主たる家計支持者が居住する家屋が、「全壊、大規模半壊、半壊(床上浸水含む)」となった方(ただし、借家・賃貸マンション等は対象外)3.対象入学選抜以下の2024年度入学試験(1)全学統一選抜(2)芸術学部一般選抜I期(A方式・B方式・C方式)(3)芸術学部一般選抜II期(A方式・B方式・C方式)(4)芸術学部留学生選抜II期(5)大学院芸術学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試II期(6)工学部一般選抜I期(7)工学部一般選抜II期(8)工学部一般選抜III期(9)工学部共通テスト利用選抜I期(10)工学部共通テスト利用選抜II期(11)工学部共通テスト利用選抜III期(A日程・B日程)(12)工学部留学生選抜III期(A日程・B日程)(13)大学院工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試II期・社会人入試4.提出書類(1)入学検定料返還申請書(2)罹災証明書の原本または死亡証明書(写し可)5.申請方法通常の出願手続き(インターネット出願)により、一旦、入学検定料を納入してください。その後、学生募集要項に定める出願書類と一緒に、上記4の提出書類を同封し、出願期間内に郵送してください。※上記4の提出書類が間に合わない場合は、提出時期について電話にて入試課宛に連絡をしてください。6.返還方法審査の結果、返還が決定した申請者には、申請書に記入された銀行口座に入学検定料を返還します。2024年3月末までの振込を予定していますが、前後する場合がありますので予めご承知おきください。7.問い合わせ先・工学部入試選抜(工学研究科含む)及び全学統一選抜は、工学部入試課(厚木キャンパス入試課)電話:0120-125-246・芸術学部入試選抜(芸術学研究科含む)は、芸術学部入試課(中野キャンパス入試課)電話:0120-466-233東京工芸大学厚木キャンパス東京工芸大学中野キャンパス■東京工芸大学工学部及び芸術学部受験生サイト工学部受験生サイトURL : 芸術学部受験生サイトURL: ■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日2024年1月1日、石川県能登半島を震源とした、令和6年能登半島地震が発生しました。同月5日午前9時時点で、死者は84人、連絡が取れない安否不明者が170人以上いるとのことです。警視庁災害対策課の特殊救助隊が現地に赴いたり、多数の企業が緊急物資を支援したりと、1人でも多くの命を救うため人々が立ち上がっています。大谷翔平選手と『ドジャース』が被災地に寄付大谷翔平選手は同日、Instagramを更新。自身が所属するプロ野球チーム『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』とともに声明を発表しました。今回の大地震による被害を知り、球団と、『ドジャース』を運営する投資家グループ『グッゲンハイム・ベースボール』は100万ドル、日本円でおよそ約1億4500万円の支援を行うことを明かしたのです。なお、大谷選手自身も、個人で寄付を行うとのこと。『ドジャース』と共同で次のような声明を発表しています。ロサンゼルス・ドジャースとグッゲンハイム・ベースボールは、令和6年能登半島地震への支援として100万ドルを寄付し、個人で寄付をする大谷翔平選手と協力することを表明します。日本中の皆さんの悲しみに寄り添い、1日も早い復興をお祈りしています。ロサンゼルス・ドジャース令和6年能登半島地震による被災地支援のため、この度ドジャースと共同で寄付をいたします。復興活動に参加してくださった方々に感謝するとともに、今後も私たちが団結していき被災された方々を支援していきたいと願っています。行方不明者の早期発見と被災地域の復興を心より願っています大谷翔平shoheiohtani(原文ママ)ーより引用 この投稿をInstagramで見る Shohei Ohtani | 大谷翔平(@shoheiohtani)がシェアした投稿 きっと大谷選手も、日本のニュースに胸を痛め、行動に移したのでしょう。「行方不明者の早期発見と被災地域の復興を心より願っています」というメッセージが添えられた、球団と大谷選手のメッセージに、感謝の声が続々と寄せられています。・大谷選手、『ドジャース』、本当にありがとう!・家族、親戚の家が全壊しました。寄付の気持ちが何より嬉しいです。・大谷選手からの寄付は、被災した人たちにとってとても勇気付けられることだと思います。・感謝の気持ちでいっぱいで、言葉が見つからない…泣けてきた…。大谷選手と『ドジャース』の決断が、被災地の人たちの日常を一刻も早く取り戻すきっかけになることを、多くの人が祈っています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日2024年1月1日に日本を襲った、令和6年能登半島地震。石川県では震度7の強い揺れが観測され、家屋倒壊や地割れなどの被害が報告されています。地震が発生したのが元旦ということもあり、揺れの強かった石川県などに帰省や旅行をしていた、他県在住の人も被災してしまったようです。石川県で被災した武井壮、心打たれたエピソードに反響この日、石川県の県庁所在地である金沢市を訪れていたのは、『百獣の王』と称されるタレントの武井壮さん。気ままな1人旅として、金沢市内の海が近い地域で羽を伸ばしていたところ、被災してしまったといいます。発生直後に高台へ避難した武井さんは、安全を確認してから内陸側に移動。困っている人を助けるべく、現地やSNSで呼びかけました。【SOSありますか?】金沢市内で怪我やトラブルで動けなくて困ってる人いたりしますか?僕は市内にいて、動けるので、何か力になれるかもなので、もしいたら状況教えてください緊急なら駆けつけます— 武井壮 (@sosotakei) January 1, 2024 強い揺れによって、石川県では被害が続出。そんな現状を受け、武井さんはいてもたってもいられず、こうして動くことにしたのでしょう。その後、武井さんは同業の後輩と合流し、滋賀県に移動。翌2日、金沢市内での救助活動中に起こったという、エピソードを明かしました。昨日金沢でSOSをくれた中に、サインだけ欲しいと言う方がいて、そんなものでいいなら何枚でもと言ったら一枚でいいと言い登記簿の入ったファイルを出されて、なんでこれなんだろう?と思ったら僕のラジオを聴いた事が大きなきっかけで起業した会社の登記簿だということ写真は?と聞いたらいらない、と言われてなんでだろう?と思ったらいつか成長させてコマーシャルを作る時に撮りますと言われた知らないところでそんな風に誰かの人生が少し前に進むことがあるなんて感慨深いなあ@sosotakeiーより引用武井さんに声をかけ、サインを求めてきたという被災者。なんと、武井さんが出演するラジオ番組を聞いて、起業をするために踏み出したのだとか。被災者から告げられたのは、「いつか会社が大きくなったら、CMで流したい」という、夢のある計画でした。サインを求められたまさかの理由に、心打たれたという武井さん。「いつかご一緒させてもらえることを楽しみに、これからも毎日頑張ります。またね!」とメッセージを送りました。悲しいニュースによって、たくさんの人が心を痛めている中、武井さんの投稿した素敵なエピソードは拡散されています。・なんていい話。『自分の知らないところで人を動かしていた』って素敵な表現だ。・やっぱり、何事も理由を聞くことって大事。サインをもらった人、嬉しかっただろうなあ。・涙が出た。こういったエピソードを『縁』というのだろうね。災害が起こった際、芸能人が被災地で支援活動を行うことに対し、「偽善だ」「混乱を招くのではないか」といった批判の声が上がるケースも多々あります。しかし、違う世界にいるような存在の芸能人が会いに来ることで、多くの人が勇気付けられ、笑顔を取り戻しているはず。武井さんの支援活動は、被災した人や、不安を感じている人たちの心を温かくしてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月03日日頃から持ち歩ける防災ポーチを作ろう!自宅にいる時に被災するとは限らない。外出先でもしものことがあった時に備えて、少しでも自分を助けてくれるものを携帯しよう。自分に必要なものをセレクトするのが大事。外出先で被災した場合の備えとして、“暮らしになじむ防災”をテーマに情報発信している整理収納アドバイザーのMisaさんが提案しているのが「防災ポーチ」。「最低限、自分に必要なものでいいんです。例えば、携帯用のトイレやミニライト、モバイルバッテリー、コンタクトをしている人なら替えのレンズ1セットなど。カバンに入れておけば何かあった時にも、落ち着いて対応できると思います。防災リュックよりも手軽に始められておすすめです」以下はMisaさんが持ち歩いている防災ポーチの例。「必要なものは人それぞれ違います。私の例を参考にしていただきつつ、負担にならない重さで、オリジナルの防災ポーチを作ってみてください」防災ポーチの中身とその役割をチェック!防災ポーチは自分基準でカスタマイズを。ちなみに、おやつを入れておく場合は、賞味期限ができるだけ長いものを選ぶと、入れ替えの面倒が省けて。ポーチ自体はお気に入りのデザインで、携帯のモチベーションアップ。連絡カードスマホが使えなくなった時のために、大切な人の連絡先を書き出しておくと安心。はぐれてしまって連絡がとれない時のために、落ち合える場所も書いておこう。携帯トイレ携帯トイレは、使用後に凝固剤をかけるタイプや、底に吸水シートが付いていて凝固剤が不要なタイプもある。サイズなども確かめつつ、自分が使いやすいものをセレクト。【LA・PITA】トイレONE 1枚入り吸水シート付きで凝固剤不要。排泄時の音やニオイをカット。1枚で2~3回使用可能。袋が大きくゴミ箱などに広げて使える。¥440(LA・PITA TEL:0120・888・339)【三陽トレーディング】ポケッタブルトイレ 3回分携帯トイレに見えないデザイン。おしゃれ&コンパクトで携帯しやすい。凝固剤でしっかり固めて、抗菌と消臭力抜群。¥880(三陽トレーディング TEL:0568・54・3713)小銭停電すると店で電子決済ができないうえ、おつりが不足して商品を販売してもらえなくなるかもしれないので、100円玉と10円玉を何枚か用意。公衆電話にも使える。ミニLEDライト外出先での停電や、救助要請のサインにも使えるミニライト。小型、軽量なのはもちろん、電源はボタン電池ではなく、手に入りやすい単3か単4形の乾電池式を選ぼう。【OLIGHT】Olight i3T EOS LED 懐中電灯最大照射距離60m 。最大16時間点灯。両方向型のポケットクリップ付き。洋服に留めて使っても。単4形乾電池1本。¥2,295(Olight TEL:050・5806・3365)【ジェントス】キーライト GK‐001S防塵・防滴仕様でハードな環境にも 。ストラップでカバンにも付けられる。12時間点灯可能。単4形乾電池1本。¥1,080(ジェントス TEL:0120・73・1668)ウェットティッシュウェットティッシュは除菌できるアルコールタイプのものが便利。水道が止まって手が洗えない時の消毒用に、またテーブルを拭くなどして、できるだけ清潔を保とう。防臭袋ビニール袋は濡れたものや汚れたものを入れたりと用途が幅広いが、防臭仕様のものを選ぶと、携帯トイレの処理などにも使えて便利。2枚ほど携帯するのがおすすめ。【BOS】驚異の防臭袋BOS 白色Mサイズ90枚入医療向け開発から生まれた防臭力!汚物入りの袋を結べば顔を近づけても臭わない。菌も通さず衛生的。90枚¥1,080(クリロン化成 TEL:06・6327・8188)【オルディ】KESMELL 消臭袋 M グレー半透明 100P生ごみや汚れた服のニオイもブロック。手提げで袋を閉じられ、ニオイや漏れを防ぎやすい。100枚入り 参考価格¥1,089(オルディ)ヘアゴムヘアゴムがあると、髪が長い人は、緊急時に邪魔になったらまとめられるし、ほかにも袋の口を縛ったり、負傷時には止血の補助としても活躍。輪ゴムより強度あり。アルミブランケット緊急時に体を温めたり、雨、風をよけたりするのに便利なアルミブランケット。アルミは軽くて小さく折りたためるところがメリットで、敷物代わりにも使える。【SOL】エマージェンシーブランケット(1人用)体が放射する熱の90%を反射。強度が強く、破れにくい。色はシルバーと、救助要請時に目立つオレンジの両面仕様。¥990(スター商事 TEL:03・3805・2651)【HIGHMOUNT】サバイバルシート熱を吸収する金色と反射する銀色。色の性質を応用して断熱効果をアップ。左・ゴールド/シルバー¥715右・シルバー/シルバー¥660(ハイマウント TEL:03・3667・4545)飴小腹がすいた時のおやつには、自分の食べ慣れたものが一番だが、賞味期限の長さを考えると、飴が優秀。6年保存のものや、金平糖ならほぼ賞味期限なしなど効率的。Misaさん整理収納アドバイザー、地震ITSUMO 講座認定講師。2018年の大阪府北部地震をきっかけに、暮らしになじむ備えを考え始める。著書に『おしゃれ防災アイデア帖』(山と溪谷社)など。※『anan』2023年5月31日号より。写真・小川久志スタイリスト・池田沙織取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年05月28日大阪、兵庫で13院の鍼灸整骨院を運営する有限会社スマイルストーリー(本社:大阪府堺市、代表取締役:山本 泰司)が、トルコ地震の被災者へ向けて大阪城公園にてGPSアートチャリティーウォークを開催、そして神戸市なぎさ公園でも、チャリティーウォークを2023年5月27日に同時開催します。参加する当社社員の様子【被災者の生活の再建にはほど遠い状況】トルコ南部で2023年2月6日に発生したマグニチュード7.8の地震やその後の大きな揺れで、これまでに死亡が確認されたのは5万6,000人を超えています。トルコ国内では250万人以上の人たちが仮設テントなどでの避難生活を余儀なくされていて、避難生活の長期化に伴い被災者の健康をどう守っていくのかも課題になっています。現在も甚大な被害を受けたトルコ南部のハタイ県では今もがれきの撤去が続いていて、地中海沿岸の都市イスケンデルンでは重機による建物の取り壊しや、がれきの中から家財道具を捜し出す人の姿が見られます。被災地では住まいの確保に加え、がれきの撤去や水道などのインフラの復旧が課題となっていて、被災者の生活の再建にはほど遠い状況です。【歩くことに新たな価値を生み出した、GPSアート】有限会社スマイルストーリーが、トルコ地震の被災者へ向けて大阪城公園にてGPSアートチャリティーウォークを2023年5月27日に開催します。GPSアートチャリティーウォークとは、専用スマートフォンアプリをダウンロードして登録し、スマートフォンのGPS追跡機能を使って、自分が歩いた軌跡の形をアートとして楽しむものです。競争しないウォーキングの楽しみ方として注目されています。今回のイベント「トルコ地震支援アートウォーク」は、GPSアートチャリティーウォークで文字を地図上に描きながらウォーキングを楽しむイベントです。GPSアートチャリティーウォークで描く文字は「T.C」です。トルコではトルコのことを通常「T.C」と呼んでいます。GPSアートチャリティーウォーク参加者について、参加者は当社社員とトルコ人を含む患者さん、一部患者さんの家族など100名を超える方が大阪城公園に参加予定です。同時開催で神戸市なぎさ公園も20名参加予定でチャリティーウォークを行います。チャリティー募金は、患者さんの歩いた距離が1人1kmあたり当社で500円募金し、トルコ地震の被災者支援に充てます。募金はユニセフを通じてトルコで被災した子供達の支援に送ります。大阪城公園GPSアートコース【阪神・淡路大震災を体験した私たちができること】大阪、兵庫で13院の鍼灸整骨院を運営しているスマイルストーリーグループでは2005年からウォーキングの大切さを知ってもらう取り組みとして院内でもウォーキング指導を行っており、その一環としてウォーキング会を開催してきました。ウォーキング会のきっかけは2000年ごろに山本院長自身が原因不明の不整脈に加えて味覚障害に悩まされ、精神的に不安定な日々が続きました。この時に生活習慣を見直すとともにウォーキングを始めました。2005年はホノルルマラソンへ患者さんたち3名と初挑戦し、全員ウォーキングで完走しました。ウォーキング会は歩くきっかけ作りと仲間と一緒に歩く楽しさ、目標を達成する素晴らしさを知ってもらうものです。コロナ禍で2020年より一時中断しましたが2019年は約90名が参加者しました。代表の想い「現地の悲惨な状況を見ると、地震が多い日本も他人事ではないと感じる。私達も阪神・淡路大震災を体験した。自分たちにできる支援を行いたい」【GPSアートチャリティーウォーク開催概要】日程 :2023年5月27日(土)15時45分頃 2か所同時開催場所 :大阪城公園、神戸市なぎさ公園(GPSアートチャリティーウォークを行うのは大阪城公園のチームのみです)参加費:無料・大阪城公園のスタート場所は大阪城ホール横の噴水かその隣のグラウンドの予定です。・当社社員は揃いの赤のTシャツ(トルコの国旗とがんばれ!T.Cと書いています)を着ています、患者さんは赤いものを身に着けています。スタッフ着用Tシャツ【会社概要】会社名 : 有限会社スマイルストーリー代表 : 代表取締役 山本 泰司本社 : 〒591-8023 大阪府堺市北区中百舌鳥町3-361-3事業内容: 鍼灸整骨院URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月16日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ検査の結果、心臓の穴の影響で娘は肺高血圧になっていた。そこで手術のキャンセルを待ち、なるべく早く手術を受けることに。「明日も生きている娘に会いたい」と願うことしかできず、無力さを感じるのでした。■母の看護スキルがアップ!■担当の先生の不在手術待ちのときに豪雨で被災しました…。ここでは描いていないですが、親のご飯は病院から出ないのでコンビニで買っていたのですが、コンビニから商品が消え、断水し、看護師さんやお医者さんも病院に来れずてんやわんやでした。そしてそのタイミングで娘・さくちゃんの容態が悪くなり…、まさに泣きっ面に蜂。次回は決定的なことが起こった朝からのことを描きます。暗い展開が続いていますが、今は本当に元気です!次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月09日住民は戻らず賠償金裁判で溝も生まれた…“見せかけ復興”に被災者が感じる怒り【12年目の被災地:前編】から続く福島第一原発では、現在も溶け落ちた核燃料を冷やすため、炉内に水を注ぎ続けている。核燃料に触れ汚染された水は放射能除去装置で処理されタンクで保管されているが、今年1月、処理水の海洋放出が、春から夏にかけて開始されることが決まった。東電は基準値内のトリチウムしか含まれていないと言うが、過去に放射性のヨウ素やストロンチウムが規制基準を超えて処理水に残留していたことが明らかになっており、海洋放出に不安を抱く人は多い。岸田首相は、昨年、被災地を訪れ「風評被害は生じさせないという決意を持って、対策に政府を挙げて取り組む」と語った。しかし、国が手配する放出による影響への対策は、地元の漁業者の実情に全く沿っていないと、相馬双葉漁業協同組合の今野智光組合長(64)は指摘する。「’15年に国と東電は“関係者の理解なしに海洋放出しない”と約束しました。今回、私たちがなにをもって理解したと言えるのでしょうか。私どもの組合員の3分の2は沿岸漁業を営む小型船で、操業できるのは第一原発がある沿岸の海域だけ。海洋放出による影響を受ける漁業者向けに500億円の基金が創設されることで“対応している感”を出していますが、基金による補助は燃料費や漁場開拓など、沖まで出て漁ができる大型船のプラスになることばかり。小型船の燃料費を補助されたって、大した支援にはならないんです」国は風評被害で需要が減少した場合、冷凍可能な水産物の一時的な買い取りや保管を行うと言っているが……。「小型船の主力であるヒラメやカレイは冷凍しての流通は不可能。地元の現状を考えていません」原発事故後に、相馬双葉漁業協同組合には80人以上の後継者が新たに加わった。「最近入った若い人たちは、廃炉まで30年も40年もずっと原発と付き合わないといけない。そういう人たちが今後も漁業をできるような環境を整えてほしいんです」■原発事故の影響を「経営努力が足りない」と処理水の海洋放出の影響を受けるのは漁業だけではない。福島第一原発の南22キロにあり、原発事故後も避難せず診療を続ける高野病院(広野町)の理事長、高野己保さんが語る。「人口が大幅に減少したため、高齢者が多い地域医療を存続させるためには、県内外から医師や看護師、介護職などの医療スタッフ集めが喫緊の課題です。けれどある病院では、県外の医師の採用が決まりかけたときに海洋放出の話が出て、家族から“そんなところに行くな”と反対され採用に至らなかったケースもあります。原発事故の影響を国や東電に訴えても“経営努力が足りない”と言われるだけでした。そして“(賠償金は)国民の税金ですからムダには使えない”と。そんなことはわかっているが、こんな状態にしたのはそもそも原発事故なのに」これまでも自民党政権は〈被災者に寄り添う〉と利用しては裏切ってきた。たとえば「復興五輪」と銘打った東京オリンピックだ。’13年、安倍晋三首相(当時)は、五輪招致を決める国際オリンピック委員会の総会で原発事故後の福島第一原発の状況を「アンダーコントロ―ル(制御下)」と演説。しかし、こぎ着けた五輪はむしろ復興の足かせになっていたという。高野理事長がこう語る。「病院に隣接した定員40床の特別養護老人ホームがありました。原発事故の影響で計画が中断していた特養の増床を再度実施しようとしたんです。ところが東京五輪に向けた工事を優先したためでしょう……。建築資材の高騰や人手不足によって、建築費用が4億円から8億円と倍に跳ね上がってしまい、もう諦めざるを得ませんでした」福島第一原発の事故がいまだ深い爪痕を残し、道半ばでしかない復興。しかし、岸田政権は防衛費の財源として、復興特別所得税の一部を転用する方針を固めている。さらに’21年の総裁選で「原発の建て替えや新増設は想定していない」としていたのが、’22年8月の「GX実行会議」で原発の新増設や事故リスクが懸念される“老朽原発”の稼働も推進。いまだ苦しみが続く被災地の声は岸田首相の耳に”聞こえて”いるのだろうか。
2023年03月09日2023年2月、トルコ南東部を震源に発生したマグニチュード7.8の大地震。建物が倒壊し、死傷者が多数出るなど被害は大きく、日本からも国際緊急援助隊・救助チームが派遣されました。1人でも多くの被災者を救出するため、力を尽くした国際緊急援助隊・救助チーム。そのチームの一員として、4頭の警備犬も現地で活動していました。 pic.twitter.com/7sJ8z7UieP — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 28, 2023 被災地で活動した警備犬に贈られたのは?鋭い嗅覚を生かし、がれきの山を捜索するなど、救助活動をおこなった、警備犬4頭。その功労をたたえられ、警察庁長官から犬用のおもちゃである、ゴム製ボールが贈られたそうです!警視庁警備部災害対策課のTwitterでは、4頭がボールを受け取った時の様子が公開されました。国際緊急援助隊として地震で被災したトルコ共和国に派遣され、捜索救助活動に従事した警備犬4頭がその功労をたたえられ、警察庁長官から犬用おもちゃ(ゴム製ボール)をいただきました。4頭は、今回の経験を忘れず、いつかくるであろうそのときに向け、今日も訓練に励んでいます。 pic.twitter.com/ublJud6OO7 — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 28, 2023 危険の多い被災地で、立派に救助活動をやり遂げて帰国した警備犬たちですが、ボールの前では、とても喜んでいる様子。ボールを受け取り、嬉しそうな4頭の姿に心が和みますね!投稿には、「警備犬たちに癒された」という声や、称賛の声が寄せられていました。・お疲れさまでした!無事に帰ってきてくれてよかった。本当にありがとう。・捜索と救助ってすごいことをしたのに、ごほうびがおもちゃだなんて、ギャップ萌え。・ボールにテンションが上がっていてかわいい!なんだかホッとしました。・よかったね。たくさん褒めてもらえていますように!警備犬たちは、被災地での経験を忘れずに、またいつか起こるかもしれない災害に向けて、引き続き訓練に励んでいるのだとか。被災地での救助活動という厳しい任務を全うした4頭には、心の中でたくさん「お疲れさま」と伝えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月01日2023年2月6日、トルコ南東部を震源としたマグニチュード7.8の大地震が発生しました。同月12日時点で、亡くなった人の数は2万8千人以上。建物も多数倒壊し、甚大な被害が出ているのです。トルコでの地震を受けて、登山家の野口健さんはTwitterを通じ、寝袋の寄付を呼び掛けるなど、多くの人々に支援を求めています。極寒のトルコ・シリア被災地野口健が寝袋の寄付を呼びかけ「日本にとってトルコは恩人」野口健が東日本大震災でタバコを寄付した理由トルコ地震での支援活動を行っていると、野口さんの心の中では「支援者側も、当事者意識を持つことが大切だ」という想いが芽生えてきたといいます。想像力を働かせることで、今どんな支援が必要なのかが分かり、それが日頃の防災に対する意識を高めるそうです。トルコ地震の災害支援活動を行いながら感じるのは、支援している僕らも当事者意識を持つこと。「明日は我が身」だとリアルに想像する事が大切なのだろうと。リアルにイメージをする事で、今、何を求められどのような支援をすべきか想像がつきますし、また、自分が被災者になる前提で備えにも力が入る。— 野口健 (@kennoguchi0821) February 11, 2023 野口さんの投稿に対し、2011年に起きた東日本大震災の被災者から、こんな感謝の声が届きました。被災地にタバコを届けた野口さんの話を知った時は、「この人はきれいごとでは済まない物事の道理を理解している」と思いました。大きな災害が起きると、各地から食料品が届けられます。もちろん、生きていくうえで食べ物は必要不可欠。しかし同時に、野口さんは被災者のメンタルケアも大切だと考え、タバコを寄付したと振り返りました。あの時は「津波で助かった人を肺ガンで殺すのか!」などの抗議電話が多数、事務所に寄せられましたが、現場に訪れる中で本当に必要とている物が何か、見えてくるもの。救援物資の中に嗜好品は含まれるべきだと今でも思っています。お届け先では大歓迎されましたが、外部からはかなり叩かれました。同じ事が熊本地震で運営したテント村でも。「避難所は禁酒」だと被災自治体から告げられ「テント村も禁酒にすること」と。しかし、雨風を防ぐ事だけが避難所の役割ではなく、被災者のメンタルケアも重要なポイント。テントですからいわゆる個室ですし。ルールを破りテント村はアルコールOKにしました。@kennoguchi0821ーより引用(原文ママ)東日本大震災や2016年に起きた熊本地震の時、それまでの日常が突然奪われ、激しいストレスに苦しんだ被災者もいたことでしょう。タバコを日常の支えにしていた人ならば、吸えないことでなおさらストレスを抱えていたはず。野口さんはそう考え、被災地にタバコを届けたようです。タバコを寄付した野口さんのエピソードに、多くの人から反響が上がりました。・災害で避難した時、水や食料はもちろん必要だけど、何かしら日常を感じられるものも大切なんだと思います。・普段必要なくても、もし自分が被災したらタバコとコーヒーが欲しい。飲み込んだ重たい空気を、溜息と一緒に吐き出したいかも。・被災地に、嗜好品の1つであるタバコを届けるという発想がすごいです。震災時、避難所として開放された体育館の端に喫煙スペースが設置され、分煙はされていたとのこと。タバコを届けたことに対する、被災者からのクレームは1件もなかったとも野口さんは明かしています。避難所の中で喫煙できる避難所は僕の知る限り存在していません。喫煙者は体育館の外のしかも端っこに喫煙ブースがあり、そこでタバコを吸っていました。テント村もJTさんが喫煙ブースを端っこに設置してくれました。タバコを届けた事に対し被災者の方からのクレームはたったの一件もなかったです。@kennoguchi0821ーより引用災害が起きた時、自分には何が必要で、準備をしておくべきかを、考えることが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月12日1995年1月17日に発生した、兵庫県淡路島北部を震源とする、『阪神・淡路大震災』。最大震度7の大きな揺れにより、街のいたるところで建物の倒壊や火災などが発生し、人々の生活に大きな影響をおよぼしました。多くの尊い命が失われた災害は、2023年現在になっても語り継がれています。震災から28年が経過した2023年1月17日、タレントの榊原郁恵さんがInstagramにつづったのは、夫で俳優の渡辺徹さんが震災時に体験した出来事。震災発生当時、渡辺さんは仕事のため、兵庫県神戸市のホテルに滞在していたといいます。早朝、渡辺さんから1本の電話が自宅にかかってきました。「今、大きな地震があってさ…」「え?気が付かなかった…!」「窓から外見えるんだけど、あちらこちら煙が見える、もしかして火事かも…」「え!大丈夫?」「うん、又電話する」数分後「いやー…これ…大変なことになったのかも…」「えー⁈」それから連絡が取れず、5〜6日して足に血まめ、ボロボロになって東京に帰って来た。sakakibara.ikueーより引用目の前で起きた災害の惨状を榊原さんに語った渡辺さん。当時、通信などにも大きな影響が出たことで、連絡がつながりづらくなったのでしょう。連絡が途絶えて6日程度が経過した頃、動いている電車の駅まで歩き続けていたという渡辺さんは、命からがら戻ってきたそうです。そんな大変な思いをしたあの日から28年後。家族が、愛犬であるコーンちゃんを長年大切に世話をし続けたことが、愛犬家の模範として表彰されたことを榊原さんは明かしました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 渡辺さんは2022年12月、病気のため逝去。生前、大震災に見舞われた渡辺さんの出来事に、多くのファンが想いを寄せています。・「なんとかして家族のもとに戻りたい」という一心があったのだろうと思うと、泣けてきますね。・慣れない場所で被災をして、帰るのに渡辺さんは大変だったろうと思います。・渡辺さんは疲労困ぱいで、榊原さんも心配でたまらなかったのではないでしょうか…。『阪神・淡路大震災』以降も、『東日本大震災』など各地で大きな地震が起きています。災害が起きても、家族や自分の身を守れるようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月18日2022年9月23~24日の台風15号によって、大きな被害を受けた静岡県。記録的な大雨の影響で土砂崩れが起こり、静岡市では、約5万5千世帯が断水状態になりました。同月27日現在も、断水によって飲み水が確保できないことに加え、風呂や料理といった家事もできない状況に立たされています。被災した静岡市に、『松屋』がキッチンカー出動今回の災害を受け、大手牛丼手チェーン店の1つである『松屋』は、被災者の支援活動を開始しました。同市の清水区にある『松屋』清水南店は、断水によって閉店を余儀なくされていますが、キッチンカーを使って営業を再開。牛めしと600mlのブレンド茶をセットで、300円の破格で販売することを発表しています。【松屋 清水南店に #松屋キッチンカー 出動中】断水により閉店しておりますが、キッチンカーにて営業再開しております牛めし+ブレンド茶500㎖を300円にて販売中です。本日約150食分のご用意がございます。店舗所在地⇒ #静岡市清水区 pic.twitter.com/HPa6rU0b4n — 【公式】松屋 (@matsuya_foods) September 27, 2022 ごめんなさい!ブレンド茶500㎖ではなく実は600㎖の間違いでした!— 【公式】松屋 (@matsuya_foods) September 27, 2022 本来であれば、同店の牛めしは一番小さなサイズの小盛でも、税込み350円。『松屋』は食べ物に困っている被災者のため、大容量の飲み物付きのセットを安価で販売することにしたのです。被災地では物流が滞ってしまうため、食べ物の確保が困難な状態。そんな中、できたての温かい食事をとることができれば、被災者の精神の安定につながるでしょう。『松屋』の人情あふれる対応に、全国から称賛する声が上がっています。・『松屋』、本当にありがとう!被災者じゃないけど、今度食べに行きます。・店も被災しているのに、素晴らしい対応。セットも安すぎる…!・なんて良心的な価格なんだ…。困っている人に行き渡りますように!被災から数日が経過しても、現地では多くの人から助けを求める声が上がっています。これまで日本が多くの災害を乗り越えてきたように、社会全体が助け合っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月27日被災者支援団体ツナミクラフト(兵庫県西宮市 代表:東山 高志)は、2022年10月2日、3日、8日、9日の11時から12時と14時から17時に香港のジョッキークラブクリエイティブアーツセンター(中国語:賽馬會創意藝術中心、所在地:香港九龍石コウ尾白田街30號)にて「被災地をつなぐさをり織りin香港 さをり織りワークショップ」を行います。参加無料。香港に展示中「被災地をつなぐさをり織り」は、たて糸は被災地、よこ糸はみなさんということで、たて糸を持って各地を巡回することで、被災地と共同制作を行い、次々と起こる様々な災害の被災者と作品を共同制作をすることで、被災地との新しい関係づくりなどを行います。2013年12月4日の東日本大震災1,000日目に、岩手、宮城、福島の三県からプロジェクトを開始し、その後、タイのスマトラ島沖地震津波被災地、ネパール、米国など海外3か国、19都道府県でワークショップを実施。2015年1月17日の阪神淡路大震災20年目の日に、兵庫県神戸市にて布の総延長が東日本大震災にちなんだ311mを突破しました。その後もプロジェクトは継続し、各地で展示及びワークショップを実施。2021年11月5日の「世界津波の日」には、和歌山県広川町「稲むらの火の館」で、20都道府県目となり、2022年5月14日15日に熊本市で開催した「世界フェアトレードデー2022 in 熊本 -「Reborn」 熊本、人吉、トンガ、世界の被災地へ-」で、21都道府県目となり。今回の香港で国外4か国目になります。香港では、「世界フェアトレードデー2022 in 熊本 -「Reborn」 熊本、人吉、トンガ、世界の被災地へ-」の会場で熊本の方がつくったたて糸と、東日本大震災被災地の岩手県大槌町でつくったたて糸の2巻を使って織ります。■ワークショップ概要<日時>2022年10月2日 11時から12時、14時から17時2022年10月3日 11時から12時、14時から17時2022年10月8日 11時から12時、14時から17時2022年10月9日 11時から12時、14時から17時※最終日15時からエンディングセレモニーがあるため、規模を縮小して実施します。<場所>ジョッキークラブクリエイティブアーツセンター 賽馬會創意藝術中心所在地:香港九龍石コウ尾白田街30號<詳細>参加無料 一人10分程度常時参加可能<イベントページ>英語、中国語 <主催>アートはみんなのもの 社區文化發展中心 Centre for Community Cultural Development(CCCD) <企画・実施>ツナミクラフト、CCCD<助成>日本万国博覧会記念基金<その他>2022年日本秋祭in香港-魅力再発見- 参加◆ツナミクラフトとは 自然災害の被災地の自立した復興の支援を目的に2005年から活動開始。フェアトレード、スタディツアー、ワークショップを実施しています。スタディツアーでは、タイ南部の地域の問題解決や津波から人々を守ったマングローブの保全などの学習を実践しています。代表 :東山 高志所在地 :兵庫県西宮市浜甲子園3-1-3TEL/FAX:0798-77-7785 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月16日家具が記憶した人の営みの気配を掬い上げ手渡していく、被災文学。清水裕貴さんによる、小説『花盛りの椅子』。「東日本大震災のあと、壊れた家の中にぽつんと置かれたままの家具などを被災地で見かけ、何か気配がするというふうに感じていました。それが意外と記憶に残っていて」その後、何年も経ってから親族が急死したために清水裕貴さんはマンションの後片付けなどを請け負う。そのときふと、それらの記憶が結びついた。「たとえば壁紙を剥がしたら、叔父の、さらに前の住人が貼った壁紙まで出てきて、部屋の中に歴史の層ができていたわけです。生活の痕跡を垣間見て、『被災地で見た傷だらけの家具の中にも生活の痕跡って膨大にあっただろうな』と。それで、家具の気配を感じる人や家具職人を交えた物語を書きたくなったんです」『花盛りの椅子』の主人公は、古家具を修理したり大きく作り直したりして販売する「森野古家具店」で働く〈鴻池さん〉だ。勤め始めて9年が経つが、リメイク職人としてはまだまだで、日々職人たちのアシスタントや事務仕事をこなしている。「人って災害のような大きな悲劇を、そんなに簡単に自分の中で処理できないと思うんですね。鴻池さんは『世界はこうあってほしい』とかがあまりない人で、空っぽだからこそ、死者のすごく小さな声や、ささやかな痕跡に気づけるのかなと思って。すごい長い時間をかけて物事を考え、静かなメッセージを受け取れる人に設定したという感じですね」津波にさらわれたのちに森野古家具店に持ち込まれたアンティークの椅子と、鴻池さんの不思議な縁。台風で水浸しになった箪笥のリメイクがなかなか完成しない本当の理由。豪奢な古民家の襖に宿る、一族のつらい歴史。家具が有機物のように人と人とをつなぎ、人の心の柔らかな部分に触れてくる。「小説内でも書きましたが、普通の古家具屋なら扱わないレベルの損傷具合です。その分、幻想譚として書けたところもあります。人間はどうしても忘れてしまうし、代謝するし、動く動物の忙しなさが虚しく思えることがあって。でも家具なら、その部屋の中にとどまっている。生活の些末なことさえずっと覚えてくれているとしたら、とてもいじらしい存在ではないかと感じるんですよね」本を閉じてなおさまざまな感情が湧き上がる。すばらしい小説集だ。清水裕貴『花盛りの椅子』リメイクを待つ家具をモチーフに描かれる、連作短編集。ヒロインだけでなく、家具店の社長や、常連客、腕利き職人たち…、魅力的な人物が活躍する5編。集英社1980円しみず・ゆき1984年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学卒。2016年、三木淳賞受賞。著書に「女による女のためのR‐18文学賞」大賞受賞作を含む短編集『ここは夜の水のほとり』(新潮社)。撮影:村松聡※『anan』2022年4月13日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年04月12日2022年1月15日に発生したトンガ沖の火山噴火の被災地を支援するため、Civic Forceの姉妹団体「一般社団法人アジアパシフィック アライアンス(A-PAD、東京都)」は、2月8日、スタッフ1名をフィジーに派遣します。家々の屋根や農作物に降り積もった火山灰©︎駐日トンガ大使館南太平洋のトンガ諸国で2022年1月15日、海底火山フンガトンガ・フンガハアパイが噴火し、16日以降、太平洋沿岸の広い地域で津波が観測されました。トンガでは通信設備の損傷の影響で、数日間、外部と連絡が取れない状況が続いていましたが、徐々に被害の状況が明らかになってきました。国民の8割以上もの人が家を失うなど被災し、農作物や海産物への影響も深刻です。降灰の影響による健康被害も懸念されます。また、噴火後、同国初の市中感染が確認され、ロックダウン(国境閉鎖)が続いています。アジア・大洋州で災害支援活動を展開するA-PADは、駐日トンガ大使館やトンガ商工会議所などと連携をとりながら緊急支援活動に向けた準備を進めてきましたが、このたび 2月8日夕方、A-PAD捜索救助チーム・チーフの黄春源(こう・しゅんげん)を、まず大洋州のフィジーに派遣します。首都スバやナンディなどを拠点に、陸海空あらゆる手段を使ってマスクや防護具、衛生用品、水・食料など必要とされる支援物資を届けます。黄はこれまで30年にわたって、台湾や日本をはじめとする各国の被災者救助活動で指揮をとってきた経験があります。また、黄は災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の一員としても活動します。屋外に設置され飲料水などに利用されていた水タンク©︎駐日トンガ大使館黄から皆様へ「A-PADにたくさんのご支援や応援メッセージをいただき、ありがとうございます。皆さんの支援を力に、トンガの人々の復興に役立てるよう尽力します」現地(フィジー)への出発について日時:2022年2月8日(火)18時40分出発場所:羽田空港ターミナル3報道関係の皆さまにおかれましては、取材・報道をしていただきますよう、 お願い申し上げます。当日、空港にお越しいただく方は事前に必ずご連絡ください。連絡先:根木(080-6814-7177)・新海(090-7915-7246)・町(080-2903-6889)灰に覆われたトンガの街並み©︎駐日トンガ大使館アジアパシフィック アライアンス(A-PAD)一般社団法人アジアパシフィックアライアンス(A-PAD:エーパッド)は、アジア太平洋地域で災害が起きたとき、NGO・企業・政府などが連携し迅速かつ効果的な支援を行うためのプラットフォームです。2012年、自然災害の被害が多いアジア各国の災害支援関係者によって創設され、2022年1月現在、日本を含む6カ国が加盟。現場をよく知る各国の企業・NGO・行政がそれぞれの得意分野を生かしながら最適な支援方法を選び、より効果的・効率的な支援を実践しています。国や組織の壁を越えた連携支援の実績を積み重ねるとともに、各現場の経験を学び合う場づくりや人材育成、国際議員連盟の創設などにも貢献しています。支援実績は以下の通り。・2013年:インドネシア・ジャカルタ 洪水・2013年:フィリピン台風ハイエン・2014年:フィリピン 台風ハグピート・2015年:日本 関東大雨災害・2015年:ネパール地震・2016年:台湾南部地震・2016年:日本 熊本地震・2017年:ロヒンギャ難民への医療支援・2018年2月:台湾地震・2018年8月:インドネシアロンボク島地震・2019年8月:九州豪雨・2019年10月:スリランカ豪雨、フィリピン地震・2020年1月:各国 COVID-19・2020年1月:フィリピンタール山噴火・2020年10月:フィリピン台風ゴニ・2021年1月:インドネシア 西スラウェシ地震・2021年3月:バングラデシュ難民キャンプ火災・2021年7/8月:熱海土石流/佐賀豪雨・2021年7月:フィリピン台風ゴニ・2021年11月:スリランカ モンスーン・2021年11月:ネパール洪水・2021年12月:インドネシア洪水・2021年12月:フィリピン台風日本語 / Japanese : 災害支援のプロフェッショナルCivic Force国内外の大規模災害時に企業、NPO、行政などが対等なパートナーシップのもとに協働し、迅速で効果的な支援を行うための連携組織です。発災直後から復旧・復興まで、個々の強みを最大限に生かすことで、被災地のニーズに即した支援を届けます。被災地と被災地をつなぎ、被災の経験や教訓を共有することで、災害に強い地域づくりをサポートしています。2011年の東日本大震災の経験をアジア大洋州地域でも生かすため、2012年のアジア閣僚級防災会合にてA-PADを立ち上げた。災害支援のプロフェッショナルCivic Force(シビックフォース) : お問い合わせ:〒151-0063東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12富ヶ谷小川ビル2階一般社団法人アジア パシフィック アライアンス事務局Tel: 03-5790-9981Fax: 03-5790-9368 info@apadm.org 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月08日ツナミクラフトは、2021年12月24日から26日に、「稲むらの火の館」(和歌山県広川町)にて、2004年スマトラ島沖地震、2011年東日本大震災の被災者ら4,000人で作った「被災地をつなぐさをり織り」の展示とワークショップを開催いたします。なお、和歌山県で20都道府県目のワークショップとなります。展示例 津波防災教育センター今年は、東日本大震災から10年にもかかわらず、新型コロナウイルスによる肺炎の流行による感染防止により満足な10年目の行事ができませんでした。そこで、スマトラ島沖地震の起きた12月26日の前後に世界津波の日のルーツとなった広川町でなにかできないかと思い企画しました。「稲むらの火」のモデルとなった安政南海地震の安政元年11月5日は、新暦にすると1854年12月24日となります。この時期に、舞台となった広川を訪ねることで、濱口梧陵が稲むらにつけた火が目印となり村人たちを助け心も体も温めたのかに想いを馳せることができます。「被災地をつなぐさをり織り」の展示は主に「稲むらの火の館」内の「津波防災教育センター」にて行います。体験型や映像をつかい、私財をなげうって広村堤防などをつくることで村人たちの仕事をつくり経済的にも精神的にも支援を行い。堤防がのちの津波から村の命と財産を守るなどの常設展示とともに展示・体験することで後世に伝える大切さを学ぶ機会にしたいと考えています。■ワークショップ概要◇日程 :2021年12月24日(金)~26日(日)安政南海地震167年目(旧暦11月5日)~スマトラ島沖地震17年目10時から17時まで(入館は16時まで)◇場所 :稲むらの火の館〒643-0071 和歌山県有田郡広川町広671TEL 0737-64-1760 ◇入館料:〔濱口梧陵記念館の入館は無料〕一般 500円(20名以上の団体は割引有)高校生 200円小・中学生 100円◇展示 :「津波防災教育センター」内◇機織り体験:「濱口梧陵記念館」交流・談話室布を織る作業を体験してもらいます。織った布は、被災地をつなぐさをり織りの作品の一部になるため織った布は持ち帰りができませんが、織った人の記念写真をプレゼントします。(参加無料)ひとりあたり、10-15分でできます。機織りワークショップ展示例 2015年1月17日 神戸◆作品概要「たて糸は被災地、よこ糸はみなさん」東日本大震災、阪神淡路大震災、スマトラ島沖地震の被災地で作った縦糸を19都道府県国外3カ国に運び、様々な人によこ糸を入れて布にした延べ400メートルの4,000人が携わった布です。布には携わった人の写真やメッセージがついています。東日本大震災1000日目から、岩手、宮城、福島の3県から制作を始め、2015年1月17日の阪神淡路大震災20年目の日に東日本大震災にちなんだ311メートルを達成。2016年11月5日の初めての世界津波の日に、タイ王国プーケット県カマラビーチの津波慰霊碑のあるホテルで開催したレセプションの会場での展示、タイ王国パンガー県にある世界津波ミュージアムにて実施した東日本大震災慰霊祭での展示、岩手県宮古市役所に併設されたイーストピアみやこ、岩手県大槌町おしゃっち、2015年3月に開催した第3回国連防災世界会議に関連してJR仙台駅の商業施設での展示の実績があります。※稲むらの火の館展示で20都道府県目になります。大規模な自然災害から時間が経過すると、その記憶は薄れてゆきます。布を織ることや布を展示することで被災地と新しいつながりをつくります。次の世代に語り継ぎます。2018年3月11日タイ国際津波ミュージアムにて◆ツナミクラフトとは 自然災害の被災地の自立した復興の支援を目的に2005年から活動開始。フェアトレード、スタディツアー、ワークショップを実施しています。スタディツアーでは、タイ南部の地域の問題解決や津波から人々を守ったマングローブの保全などの学習を実践しています。代表 :東山高志所在地 :兵庫県西宮市浜甲子園3-1-3TEL/FAX:0798-77-7785 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日東日本大震災の発生から10年となる3月11日、天皇陛下は東京・国立劇場で開かれた犠牲者の追悼式に雅子さまとともにご出席。陛下は被災地、被災者へ寄せる思いを述べられた。「復興が進む中にあっても、新しく築かれた地域社会に新たに人と人とのつながりを培っていく上では課題も多いと聞きます。家族や友人など親しい人を亡くしたり、あるいは住まいや仕事を失い、地域の人々と離れ離れになったりするなど生活環境が一変し、苦労を重ねている人々のことを思うと心が痛みます。また、原子力発電所の事故の影響により、人々がいまだに自らの家に帰還できない地域や、帰還が始まったばかりの地域があり、農林水産業への風評被害の問題も残されています」10年という長い歳月が経った今でも、復興は道半ばであり、さまざまな課題を挙げられて“震災は現在も続いている”と強調されたのだ。震災を風化させまいという強いお気持ちが伝わってくる。異例の長さともいえる6分間にわたるお言葉は、雅子さまとご一緒に、10年間の被災地訪問を振り返りながら、追悼式の直前まで推敲を重ねなられたという。その表れとして、お言葉のなかでは、「皇后と共に」と2度も言及されている。「私も、皇后と共に、被災地を訪れてきましたが、関係者の努力と地域の人々の協力により、復興が進んできたことを感じています」「私も、皇后と共に、今後とも被災地の方々の声に耳を傾け、心を寄せ続けていきたいと思います」陛下はこれからも雅子さまと“二人三脚”で、被災地に心を寄せていく意志を示されたのだ。これまで両陛下は皇太子ご夫妻時代に、被災した岩手、宮城、福島の3県を3回ずつ訪問されている。追悼式を前にした3月4日には岩手県、3月17日には宮城県の被災者たちとオンラインで懇談された。今後、福島県へのオンライン訪問も検討されているという。陛下は今年2月のお誕生日会見で、こう述べられた。「私も雅子も、今後とも被災地の方々の言葉に耳を傾け、被災された方々の力に少しでもなれるよう、被災地に永く心を寄せていきたいと思っています。そしてまた、機会があれば、10年を超す歳月を経た被災地を訪れてみたいと願っております」10年を節目、区切りと考えるのではなく、さらなる復興のスタートとしてとらえるためにも、陛下と雅子さまが被災地を再訪される日が待たれる――。
2021年03月19日日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年が経った、2021年3月11日。特別番組『NNN未来へのチカラ』(日本テレビ系)では、被災地の現在について特集しました。番組では、報道番組のキャスターたちが集結し、東日本大震災の発生後に取材した被災者のもとを再び訪れる様子を放送。そこで1人のアナウンサーが見せた涙が反響を呼んでいます。漁師の男性の言葉に、藤井貴彦アナウンサーが涙震災後の2011年3月23日に、宮城県の気仙沼市を訪れた藤井貴彦アナウンサー。そこで、震災により船を失った60代の漁師の男性と出会います。男性は当時、漁師を続けていくことを宣言し、「生きることだ。仕事に対して強い熱意を持っていれば、絶対勝つから」と力強く口にしていました。10年後、藤井アナウンサーは男性に対し、電話取材を行います。2021年現在も漁師を続けていた男性は、藤井アナウンサーに、震災直後の想いをこう語ったのです。なんにしても、自分が生きなきゃ勝てないですからね。自分が生きなきゃ、人の役にも立たないしね。だから生きることです。NNN未来へのチカラーより引用電話越しに届いた力強い言葉に、藤井アナウンサーはあふれてくる涙をこらえることができませんでした。震災から10年間、藤井アナウンサーは取材した男性のことをずっと気にかけていたのでしょう。男性の元気な声を聞けた安堵や、生きることへの希望が見えるコメントに、熱い気持ちがこみ上げたのかもしれませんね。視聴者からは、男性の言葉や、涙を流す藤井アナウンサーの姿に、反響が寄せられました。・藤井アナウンサーの涙に、もらい泣きしてしまった。・いつも冷静で穏やかな藤井アナウンサーが泣いていると、胸に迫るものがある。・藤井アナウンサーの丁寧な語り口調や相づちから、本当に被災者の心情に寄り添っているのが分かる。・男性の「生きること」という力強い言葉に心を動かされた。言葉でいい表せないくらいかっこいい生き方だと思う。生きていれば、つらく悲しいことだけでなく、大きな喜びに出会えることもあるでしょう。人生において信じる気持ちや前向きな熱意は、時に私たちの心を支えてくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月12日