映画上映会の最中に、『火事だ!』と叫ぶ声が聞こえて、ひょっと見たらウチの方角から火の手が出ていたの。“こりゃいかん、ウチに燃え移る”と思って、急いで巖の手を引いてウチに戻り、タンスの引出しを1つずつ引っ張り出して、私ひとりで近所の畑まで運び出しました」おかげで家財道具は焼失を免れた。「そのとき巖が運んだのは、飼っていた小鳥と、母親が煎ってくれた落花生が入った鍋だけ(笑)。巖は、そんなのんびりした優しい子だったのよ」終戦後、ひで子さんは15歳で地元の税務署に就職。女性はお茶くみ係で、結婚までの腰掛けという時代。「私は、そんな仕事じゃ満足できんし、一生、夫に扶養されるような人生はイヤでね。だから手に職をつけようと、仕事終わりにそろばんやタイプライターを習いに行ったの」しかし、スキルを磨いても、任される仕事は帳簿整理だけだった。「これではいかん」と思ったひで子さんは、13年間務めた税務署を退職。28歳で税理士事務所に転職し、本格的に経理を身につけていった。仕事をバリバリこなす一方で、恋多き女性でもあった。「職場に女性が少なかったからか、モテたわね(笑)。私は男とか女とか気にしない性格だから、紅一点の社員旅行でも平気で参加したし、休みの日には役所の独身寮に集まって、男性社員に交じってマージャンするのも楽しみだったの」21歳で結婚するも、1年で離婚したひで子さん。キャリアを重ねつつ青春も謳歌していた。■「巖はもうダメかいね」そう繰り返しながら母は亡くなった順風満帆に見えたひで子さんの人生が暗転したのは1966年6月30日。ひで子さん33歳のとき。巖さんが住み込みで働いていた味噌製造会社の専務宅が全焼。メッタ刺しにされた専務一家4人の遺体が見つかったのだ。警察は、元プロボクサーだった当時30歳の巖さんを犯人に仕立て上げた。巖さんの寮の部屋にあったパジャマに、血液かどうかも不明な小さな茶色のシミが付着していたのを理由に犯人と断定。放火・強盗殺人などの容疑で逮捕に踏み切った。そのうえ、苛烈を極める取調べで自白を強要。巖さんは20日間の取調べの末、たまりかねて自白したのだ。新聞やテレビは、巖さんを“ボクサー崩れ”と揶揄し、犯人と決めつける報道を繰り返した。「だから、巖が逮捕されてから3年は一切ニュースを見なんだ。私ら家族は巖の無実を信じていたけど、黙っているしかなかったんです」静岡地方裁判所で開かれた第一審公判で、巖さんは起訴事実を全面否認する。巖さんは、“裁判で本当のことを話せば、必ず無実だとわかってくれる”と信じていたという。ひで子さんは、頻繁に拘置所へ足を運んだ。「ほかのきょうだいには家庭があるけど、私は独身。だから、私が巖を支えにゃいかんと思ってね。私が面会に行くと、巖はいつも『母ちゃんは元気か?』と母を心配して。毎日のように母宛ての手紙を書いていました」第一審が進む中、事態が急変したのは事件から1年半後のこと。現在は捜査機関の“ねつ造”が強く疑われている“5点の衣類”が、味噌タンクの中から突如発見されたのだ。これを受けて検察は、第一審の途中で〈犯行着衣はパジャマではなく5点の衣類〉〈犯行後に(巖さんが)味噌タンクに隠した〉と、あっさり当初の主張を覆す。「逮捕時には〈パジャマで犯行に及んだ〉と言って自白を強要されたのに、こんなおかしなことがあるもんかと思ってね。巖も『5点の衣類は“ねつ造”だ。必ず真犯人が見つかる』と、当初から言っていたんです」ところが1968年9月11日、静岡地裁が巖さんに下した判決は“死刑”。巖さんは即控訴するも、翌年、母は失意の中で息を引き取った。68歳だった。「そんな若くして逝くような人じゃないのに、ストレスで体調を崩して。『巖はもうダメかいね、ダメかいね』とうわごとのように繰り返しながら死んでいきました」母の後を追うように翌年、父も他界。獄中で両親の死を知った巖さんは、“この事実が何かのまちがいであってほしい”と手紙にしたため、悲しみに打ちひしがれた。ひで子さんは、経理の仕事を続けながら巖さんを支えた。死刑が執行されたと聞けば、「巖じゃないか……」と気が気でなかった。仕事仲間はひで子さんによくしてくれたが、“殺人犯の姉”などという心ない声を耳にすることもあった。「あの時代は、誰もが“警察がすることは間違いない”“えん罪なんてない”と思っていたわけ。だから仕方ないと思って大きな顔をして生きていましたよ。今でこそ、“気丈に闘う女”のように思われている私だけど、“巖は無実なのに”と思ったら寝付けなくなった時期もありました」眠るためにウイスキーを何杯もあおる日々が3年半ほど続き、ひで子さんは体調を崩してしまう。その状況から抜け出すきっかけになったのが、各地で広がり始めた“支援の輪”だった。「“えん罪だ”と気づいた人たちが署名活動を始めてくれて。なのに、巖の姉である私が飲んだくれていたらどうしようもない。そう思って37歳ごろに一切のアルコールを断ったんです」必ず、巖を助ける。ひで子さんが、そう腹をくくった瞬間だった。【後編】「袴田事件」姉弟愛が拓いた再審の道!姉・ひで子さん「48年ぶりに確かめた弟の手の温もり」へ続く
2023年10月27日お金を貸してくれたから(笑)、巖と一緒に住むためのマンションを建てることにしたの」ローンは約20年かけて79歳で完済。この間、ひで子さんは経理の仕事を続け、自身は無料の社宅に住んで、マンションの賃料をローン返済に充てた。「よくそんな年で、と言われたけど、60だって100だって、やるときゃやるのよ(笑)」そう言って、豪快に笑うひで子さん。この人並みはずれたバイタリティが弁護団や支援者を巻き込んで、事態を好転させていく。第一次再審請求の特別抗告が続いていたころ、第一審で巖さんの死刑判決文を書いた元裁判官の熊本典道さんが、〈私は無罪を確信していた〉と公表したのだ。一審当時、裁判官3人のうち熊本さんは唯一無罪を主張した。しかし、最終合議では2対1で敗れて、信念に反して有罪の判決文を書き、長年、自責の念を抱えていたという。「“今さら”と怒る人もいたけど、黙っている役人が多い中で告白してくれたことがうれしかった」この熊本さんの告白が、巖さんの“無罪”を世に強く印象づけることになる。続いて、支援者の一人で「袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会」の山崎俊樹さんが、“5点の衣類”に付着していた血痕の色の不自然さに着目。「味噌タンクに1年以上もつけられていたのに、こんなに赤みや濃淡が残っているのはおかしいと思ったんです。それで実験してみよう、と」(山崎さん)山崎さんは、弁護団や専門家らを巻き込み、味噌づけ実験を数年かけて行った。「すると、味噌につけてから、わずか1カ月程度で布に付着した血液は黒くなり、濃淡の見分けすらつかなくなることが判明したんです」(山崎さん)つまり、赤みや濃淡が残る“5点の衣類”は、発見される直前に捜査機関が味噌タンクに入れた“ねつ造”の疑いが強まったのだ。弁護団は2008年、これらを新証拠として静岡地裁に第二次再審請求を行う。その審理の中では、“5点の衣類”に付着した血液が〈被害者のものでも巖さんのものでもない〉ことがDNA鑑定によって結論づけられた。そして迎えた2014年3月27日。冒頭のように静岡地方裁判所の村山浩昭裁判長は、再審開始とともに異例の“拘置停止(巖さんの釈放)”という英断を下す。再審決定の知らせを受け、すぐ東京拘置所に飛んだひで子さん。この時点では、釈放が決まったことは知らされていなかった。「巖に面会して再審開始決定を伝えたら、『もう裁判は終わってる。帰ってくれ』と、いつもの調子でトンチンカンなことを言うから、明日もう一度来ようと思って帰ろうとしていたの。すると係の人が、『荷物をお返ししますからお待ちください』と。待っていたら巖が出てきて、私の隣にストンと座って。ぼそっと『釈放された』と言ったのよ」まさか釈放されると思っていなかったひで子さんは、「本物の巖だ!」と叫んで、巖さんの手を握りしめた。「そりゃうれしかったよ! 村山元裁判長には本当に感謝しています。当時、巖は体調が悪くて、あと1年釈放が遅れたら獄中死していたかもしれんから」ひで子さん81歳、巖さん78歳。実に48年ぶりに確かめ合った姉弟の温もりだった。以来2人は、ひで子さんが「いつか巖と住もう」と建てたマンションで暮らしている。
2023年10月27日西島秀俊主演「真犯人フラグ」9話が12月12日オンエア。「あな番」から袴田吉彦演じる久住が登場、真帆の「クズの久住」のセリフにネットが沸く一方、ラストでの“家族の再会”シーンには「篤斗復活してくれ」「篤斗君生きててほしい」の声が殺到している。突如妻と子供たちが失踪した夫が、世間からの同情や疑惑の目に翻弄されながら真犯人を探そうとするも、次々と新たな謎が現れる…というノンストップ考察ミステリーである本作。相良凌介役で西島さんが主演するほか、行方不明になった妻・真帆には宮沢りえ。娘・光莉には原菜乃華、息子・篤斗には小林優仁。二宮瑞穂には芳根京子。真帆のママ友で凌介の部屋の合鍵を持ち、不審な行動が目立つ菱田朋子には桜井ユキ。凌介に協力する光莉の彼氏でITベンチャー起業家の橘一星には佐野勇斗。凌介とは学生時代からの友人で週刊誌「週刊追求」編集長の河村俊夫に田中哲司。相良家の新居を担当する住宅メーカーの営業マンで、真帆との不倫疑惑が浮上した林洋一には深水元基。凌介を快く思わない様子の望月鼓太朗には坂東龍汰。凌介にまつわる事件を追うYouTuber・ぷろびんこと徳竹肇には柄本時生。事件を担当する刑事・阿久津浩二には渋川清彦。阿久津とペアを組む刑事の落合和哉には吉田健悟。謎の“猫おばさん”に平田敦子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。9話では真帆が隠していた「DNA情報鑑定センター」の封筒が発見され、朋子から真帆がかつて林が同窓会で出会い、関係を持ったと告白したことを聞かされ凌介が大きな衝撃を受けることに…という展開になるのだが、真帆が林と出会った同窓会のシーンで袴田吉彦演じる久住が登場したことで、放送開始早々からネットが沸き上がることに。2人でここを抜け出さないかと真帆を口説こうとする久住に、真帆は「変わってないね。クズの久住」と返すのだが「あれは笑う笑笑クズの久住」「真帆の「クズの久住くん」はひどい笑」「クズの久住で笑ってた時間を返してくれ(泣)」などの反応が続出。林を問い詰めようとする凌介だが、そこに阿久津と落合が現れ林を連行していく。凌介が「至上の時」で真帆と林の関係を話すと、二宮も以前襲われたことを告白。林が犯人だと直感したと話す。その後林がコインロッカーに真帆の私物を隠し持っていたことが判明。林は警察に追われる身となるが、何者かの手助けで林は逃亡。そして終盤、これまで亀田運輸のクレーマーとして声だけ登場してきた“バタコさん”こと木幡由実が、中村充(前野朋哉)を殴り殺して埋めるという展開に。バタコを演じる香里奈に「あのクレーム入れてた人香里奈やん!!!えまじで!!」「香里奈がバタコさんってことに驚きと嬉しさが」「小幡さん、妹がずっと「声が香里奈に聞こえる」て言い続けてたんだけどマジだった」といった投稿も。さらにラストでは凌介のもとに再び差出人不明の冷凍便が。開けてみると中には唇が紫に変色した篤斗が!篤斗の名を叫びながらその身体を抱きしめる凌介…この事態に「まさか篤斗を返してくるとは…」「シーズン1は「家族の誰かが帰ってくるエンド」だと期待していたので、篤斗復活してくれ」「篤斗君生きててほしい…たとえドラマでも子供が犠牲になるのを見るのはしんどい」などの声が続々SNSに投稿されている。(笠緒)
2021年12月13日俳優の袴田吉彦が、7日に放送された読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDXDX 秋の2時間スペシャル!』(21:00~)に出演し、一般女性との再婚を発表した。番組内の芸能人のプライベートを暴くコーナーで、ゲスト全員のスマホの待ち受け画面を出演者がチェックする中で「気になる待ち受けが何人かいました!」と、その中の一人として、袴田吉彦の名前を挙げ、待ち受けが一般人の女性と写る2S写真だったことを報告。「この女性は誰ですか?」「この人は6月に週刊誌に撮られた人ですか?」「この人は本命ですか?」と出演者から矢継ぎ早に質問が飛ぶと、袴田が突然「…テレビとかで言うのは初めてなんですが、先日…入籍いたしました。再婚です」と発表。突然の告白に驚きの歓声が上がり、そしてお祝いムードに包まれた。収録後、袴田は「久しぶりに出演させていただき嬉しいです!やっぱり、今の僕があるのはダウンタウンさんお二人のおかげ。“袴田事件”があってから、一番初めに声をかけていただいて。そこからお二人のおかげでTVに映ることができているので。でも、やっぱりダウンタウンDX、面白いですね!」とコメント。再婚の発表について、「ダウンタウンさんの番組で発表できて良かったです。お互いに出演することになって、LINEのやり取りをしていた(原田)龍二さんにも黙っていました。あの人すぐ言っちゃうんで(笑)」と述べ、「番組で、私事の発表をさせていただきました。もう二度とああいう事はないので(笑)、是非応援していただけたらと思います」と視聴者にメッセージを送った。
2021年10月07日本日7月17日、小林武史が代表理事を務め、環境プロジェクトの支援や推進、東日本大震災の復興支援などの活動行うap bankから3つのトピックが発表された。1つ目は、8月29日に行われる小林武史と櫻井和寿によるライブ『ワン・バイ・ワン・プラス 〜10年目のフレームより〜』の開催。『ワン・バイ・ワン・プラス 〜10年目のフレームより〜』は、今年の3月11日に音楽番組にBank Bandとして参加し、櫻井和寿×小林武史としてMr.Childrenの「花の匂い」を披露したことがきっかけになったという。そのパフォーマンスで得た感覚をより掘り下げ、凛とした緊張感と優しさを、シンプルな編成だからこそできる自由な表現で、音楽の時空を作ってみたいと思うようになったとのこと。櫻井和寿 / 小林武史会場は今年石巻市に震災復興記念として完成した「まきあーとテラス 大ホール」。集客は通常キャパシティの半分の上限600人ほどを予定しているが、多くの人に届けるために配信も行われる予定。当日はゲストとしてBank Bandからチェロの四家卯大とバイオリンの沖祥子、そして、ap bankでは欠かせないSalyuが登場。前日にあたる8月28日には同会場で食のシンポジウムが行われ、小林武史とSalyuで少し演奏をする予定とのこと。なお同公演は「リボーンアート・フェスティバル2021-22」の音楽プログラムとして行われる。今年で3回目となるアート、音楽、食の祭典「リボーンアート・フェスティバル」は、開催地となる宮城県や石巻市の方々からの前向きな応援の気持ちを汲み、感染防止対策を現在の状況を踏まえて改めて徹底し8月11日から開催される。トピック2つ目は、Bank Bandのベストアルバム『沿志奏逢4』のリリース。小林武史と櫻井和寿(Mr.Children)を中心に2004年に結成されたBank Band。今作は18年間の集大成として、CD2枚組でリリースされる。Disc1には、2021年3月20日に配信限定でリリースしたBank Band feat. MISIA名義の最新楽曲「forgive」含む、Bank Bandがこれまで制作した全オリジナル楽曲と代表的カバーソング、そして未発表の新曲を収録。Disc2には、ap bank fes の歴史を語る上で外すことのできない名場面・名演奏を歴代フェスの中からセレクトし「LIVE BEST」として初音源化。全25曲をリ・マスタリングで収録。また、初回仕様CD購入者のみが視聴できるBank Bandスペシャル映像コンテンツも制作中とのこと。Bank Band ベストアルバム『沿志奏逢4』ティザートピック3つ目は、ap bank fes ’21の今秋開催予定。小林武史は櫻井和寿と1年以上話し合ってきた中で、コロナの日常からいろんなことをまたつなぎ直したり、音楽を通して再び自然と共に響き合う、そのための場としてap bank fesは相応しいのではないかと考えていたという。今年のテーマとして考えているのは「to U」。ap bank fes最初期に完成し、毎回欠かさず演奏してきた曲であり、この曲に込めた想いた今改めてテーマとして掲げられることとなった。現在のコロナの状況により本日の時点では「開催予定」となるが、慎重に協議を重ねていきいずれ詳細な発表が行われる予定だ。同フェスについて小林武史は「開催できた時には、抑えていた気持ちの何倍もの力で、音楽を共に奏でる喜びを作り出して、皆さんと一緒に本当に楽しめる時間と場になると思っています。」とコメントしている。<リリース情報>Bank Band Best Album『沿志奏逢4』2021年9月29日リリースCD2枚組 3,600円(税込)初回仕様のみCD購入者限定特典封入 「Bank Band(小林武史&櫻井和寿)スペシャル対談」視聴用シリアルナンバー『沿志奏逢4』ジャケット【収録曲】・forgive / Bank Band feat. MISIA・What is Art? / Reborn-Art Session(櫻井和寿 小林武史)・MESSAGE -メッセージ- / Bank Band with Salyu・to U / Bank Band with Salyu・奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜・はるまついぶき・こだま、ことだま。・よく来たねほか、カバー名曲、ライブベスト曲+「未発表 新曲」など全25曲収録※本作の収益はap bankが行なっている、ひとり親家庭を食で支援する「spoon」プロジェクトや災害復興支援、そして「リボーンアート・フェスティバル2021-22」などの費用に充てられます。■(Bank Band ベストアルバム『沿志奏逢4』発表に際し)小林武史 メッセージBank Bandは成り立ちが不思議なバンドで、いままで楽曲なども制作してきましたが、僕と櫻井くんに関してはap bankを通してのボランティア活動としてやっているわけで、そもそもが自分たちの営利目的ではない、利他的な行動として存在しているバンドなのです。だけど音楽的には、作品の産みの苦しみも経験するし、あーだこうだと悩んだりもしてきましたが、出来上がったときや、何よりap bank fesのライブにおいて、他のアーティストやお客さんと共にとんでもない豊かな音楽の至福体験を何度も何度も体験してきました。幸せなことです。自分たちの手から離れ、いろんなことが巡り巡ってまた自分が豊かになると言うのは、1つの真理だと思います。ap bankを通じて経験したことは、それを表してるように個人的に思います。さらにそこに時間の体積がいろんな思いをミルフィーユのように重ねていて、なかなか得難い1つの作品となっていると思っています。まだCDに収録されてない新曲たちやスタッフの温かい思いが反映された過去楽曲からのセレクションと、ライブ音源からのセレクションで構成されています。森本千絵さんによる新しい素敵なアルバムジャケットを含め、いろんな特典も用意されてるようです(笑)よろしければぜひ、お手に取っていただいて。関連リンクap bank:’S FACTORY: Festival2021-2022:
2021年07月17日6月4日、狩野英孝(39)と袴田吉彦(47)の両者それぞれに“新たな恋”が報じられた。まず『スポニチアネックス』は、狩野が3年前から交際していた30代女性と再婚することを報じた。付き合い始めた際は、母親を伴って女性の実家へ挨拶しに行ったという。そんな狩野は、同紙から取材を受けたことをTwitterで報告。また、《結婚します!籍入れたら、ファンの皆様に改めてご報告します》と呼びかけていた。次に袴田も『NEWS ポストセブン』によって、30代半ばの新恋人と都内マンションで同棲していると報じられた。同誌の取材に袴田の事務所は、「おかげさまで良い関係でお付き合いしているとこちらも伺っています」と認めたという。狩野は14年に一般女性と離婚しており、16年には“二股疑惑”が浮上。さらに17年1月に未成年者との交際が取り沙汰され、活動を自粛した。『スポニチアネックス』によれば狩野が新恋人の実家へ挨拶に行ったのは、これまでの不祥事から「(相手の)親戚もご両親も不安だと思った」からだという。いっぽう袴田も17年1月にグラビアアイドルとの“アパ不倫”が発覚し、活動を3カ月間自粛した。同年9月に、当時の妻だったタレントの河中あい(36)と離婚に至った。奇しくも同時期に、女性問題の不祥事によって活動自粛した狩野と袴田。だがそんな2人の新たな門出に、ネット上では《おめでとう!》や《今度こそは相手を幸せにしてね》など応援する声が広がっている。■『セカンドステージに進んでも良いのでは』女性問題によって、一時は世間から批判を浴びた2人。しかし、なぜそんな2人の新たな恋は応援されるのだろうか?あるテレビ局関係者は語る。「確かに狩野さんと袴田さんの過ちは、肯定できるものではありません。ですが狩野さんは早いタイミングで謝罪会見を開き、袴田さんも離婚直後に出演したバラエティ番組で『すみませんでした!』と頭を下げていました。また2人とも際どい質問にも逃げることなく、正直に答えるなど向き合ってきました。いっぽう河中さんも袴田さんと離婚後、再婚相手との間に第2子をもうけました。また狩野さんと交際していた加藤紗里さん(30)も、今では一児の母に。『過去の相手もすでに新たな人生を歩んでいる』ことから、彼らのセカンドステージを応援しやすい空気もあるのではないでしょうか」また“再ブレーク”ともいえる、現在の活躍ぶりも後押ししているようだ。「狩野さんはYouTubeでのゲーム実況がバズり、今では登録者数100万人を超えるほど。さらにアーティストとしても活躍しており、昨年5月には新曲『ラブアース』を発表。今年放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でも、音楽プロデューサーから高く評価されていました。どちらも狩野さん特有の規格外な発想や、ワードセンスが注目を浴びています。袴田さんも『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年末特番を機に、不倫ネタで再ブレークを果たしました。また18年放送の『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)や20年放送の『書類を男にしただけで』(TBS系)、今年に入ってからも『最高のオバハン 中島ハルコ』(フジテレビ系)といったドラマで“ゲス男役”に徹するなど、役者としてのオファーも絶えません」(前出・テレビ局関係者)■信頼回復に至った2人の共通点今では“いじられキャラ”として支持される狩野と袴田だが、彼らには共通点があるという。「もともと袴田さんは売れっ子俳優、狩野さんもブレイク芸人として、芸能界の第一線を走っていました。ですが騒動を機に、2人ともいじられキャラに活路を見出したように思います。狩野さんは世間から批判を浴びたいっぽうで、『逃げたくない』と自責の念を抱いていたといいます。芸人仲間の支えや同じ事務所の先輩である出川哲朗さん(57)の背中などを見て、『笑って喜んでもらえるなら』と率先していじられるようになっていったそうです。いっぽう袴田さんは『ガキ使』への出演は、『元妻や子供に迷惑がかかるのでは』と悩んでいたそうです。最終的には、河中さんの許可をきちんと得たうえで出演を決めたそうです。結果的に世間からも受け入れられ、現在までの活躍につながっています。今でも不倫ネタを断らないのは、『受け入れてくれた人たちに恩返しをしたい』という気持ちがあるからだといいます。狩野さんも袴田さんも犯してしまった過ちを反省し、周囲への感謝を忘れずに行動してきた積み重ねが信頼回復につながったのでしょう」(スポーツ紙記者)
2021年06月05日北川景子と永山瑛太が離婚を目指す夫婦を演じている金曜ドラマ「リコカツ」。北川さん演じる咲の父・水口武史役として出演していた佐野史郎の体調不良を受けてキャストが交代、第4話(5月7日放送)より平田満が演じることになった。北川さん演じるファッション雑誌の優秀な編集者で、現代的で自由な家庭で育った咲と、永山さん演じる航空自衛隊・航空救難団のエース隊員で、厳格な自衛官一家で育ってきた緒原紘一。自由奔放と生真面目。まるで正反対な2人は、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚。幸せな新婚生活が始まると思われたが、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い、離婚に向けた活動=リコカツをスタート。だが、2人の家族もまた離婚の危機を迎えている、という物語。咲の父・武史も咲の母・美土里(三石琴乃)に浮気がばれ、美土里が咲と紘一の新居に転がり込んでくる…というところまで描かれていた。この度、体調不良により降板となった佐野さん本人からも視聴者や、出演者、スタッフに向けたメッセージが到着している。佐野史郎からのメッセージ金曜ドラマ「リコカツ」、第3話までご視聴いただき、本当にありがとうございました。 このたび、思いもよらぬ腎臓機能障害の発見により、急遽、入院せざるをえない状況となり、水口武史役を 続投することができなくなってしまいました。プロの俳優として恥ずかしい限りです。ですがその中で、愛する水口武史役を平田満さんが快くお引き受けくださるとうかがい、大変ありがたく、うれしく、心より感謝いたしております。この先のみなさまとの現場でのやりとりを、心底楽しみにしておりましたが、これからの平田満さんに宿る武史は、きっと、もっと、愚直で、切なくなるんだろうな~なんて想像しています。美土里、咲、楓、梓、紘一くん、正さん、薫さん、そして、里奈ちゃん、咲の元カレの貴也くん、自衛隊員のみなさま、出版社のみなさま、連先生…出演者のみなさま、植田博樹プロデューサー、坪井敏雄監督はじめスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!「リコカツ」が、視聴者のみなさまはもちろんのこと、ドラマに関わるすべてのみなさまの幸せにつながるよう、心より願っております。ワタクシも、少しでも関わらせていただいた者として、快復に向けてご利益にあやかりたいと思っておりま す。「リコカツ」に参加させていただけて、本当にうれしかったです!! 「リコカツ」、最後までお楽しみいただけますよう!!このたびは、大変申し訳ございませんでした!!金曜ドラマ「リコカツ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月04日2021年4月16日、俳優の若松武史さんが亡くなったことが明らかになりました。70歳でした。所属事務所の発表によると、若松さんは同月14日に息を引き取ったとのこと。若松さんは長年、甲状腺がんで闘病しており、体調悪化をきっかけに、およそ2年前から療養に専念していたそうです。1988年に放送された大河ドラマ『武田信玄』(NHK)で武田信繁役を演じ、人気を博した若松さん。その後も『翔ぶが如く』や『龍馬伝』など大河ドラマに出演するだけでなく、映画や舞台など幅広く活躍してきました。右から2番目が若松さん若松さんの逝去について、所属事務所はウェブサイトでこのようにコメントを掲載しています。弊社所属、若松武史(享年70)は病気療養中のところ、2021年4月14日AM8:51に永眠いたしました。これまでご支援いただきましたファンの皆様、関係者の皆様には、生前にご厚誼に深謝し、謹んでご報告申し上げるとともに故人のご冥福をお祈りいたします。葬儀・告別式につきましては、ご家族の意向により近親者にて執り行われましたことをご報告申し上げます。また、後日お別れ会を設けさせていただく予定です。日程など詳細につきましては、改めてご案内させていただきます。ケイセブン中村屋ーより引用威厳のある見た目と演技力で、若松さんは『武田信玄』をはじめとする出演作品で活躍してきました。訃報に対し、「武田信繁役が本当に素晴らしかった」「渋く、色気のある演技が大好きでした」といった惜しむ声が上がっています。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月16日「SDGs」という言葉に触れる機会が多くなった昨今。音楽プロデューサーの小林武史が「持続していける社会を自らの手で選んでいくために何ができるだろうか」という思いで非営利団体「ap bank」を立ち上げたのは今から17年前、2003年のことだった。そこから環境をテーマにした音楽フェスやオーガニック・レストランなどの運営、そして東日本大震災の被災地支援の一環として行われた『Reborn-Art Festival』を通じ、一貫して「いのちのてざわり」をコンセプトに様々な活動を展開してきた。そして2019年11月、千葉県木更津の地に誕生したのが、「KRUKKU FIELDS」だ。30ヘクタールのこの場所には、持続可能な社会を実現していくための土壌と芽吹きがすでに息づいている。そしてそこには、音楽をはじめとしたアートの役割が欠かせない養分として位置づけられている。今年9月に行われた『KRUKKU FIELDS HARVEST』はそうした有機的なハーモニーを楽しんで感じられるイベントとして大好評を博した。今回はその2回目。注目のライブステージのゲストには安藤裕子を迎える。その打ち合わせがまさに行われているKURUKKU FIELDSを訪れた。▼KURKKU FIELDS HARVEST vol.02 /オフィシャルホームページ▼KURKKU FIELDS
2020年11月02日原田知世と田中圭がW主演、とあるマンションで繰り広げられる“殺人ゲーム”を描くサスペンスホラー「あなたの番です」の第5話が5月12日に放送。袴田吉彦演じる住人が書いた「殺したい人」の名前に「おもろすぎ」「突然のギャグ」などネットが爆笑の嵐となっている。原田さん演じる手塚菜奈と田中さん演じる翔太の“年の差新婚夫婦”は、都内のとある分譲マンションの302号室に引っ越して来る。しかしマンションの住民会に招かれた菜奈は、そこで住民がそれぞれ「殺したい人」を書き、その紙をランダムに引いていく“交換殺人ゲーム”に参加することになってしまう。マンションの住人達を演じるのは西野七瀬、木村多江、生瀬勝久、袴田吉彦、片桐仁、田中要次、真飛聖ら。さらに前回のラストで菜奈に“本当の夫”らしき人物がいることが判明。菜奈の“夫”細川朝男を野間口徹が演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。502号室の赤池美里(峯村リエ)と吾朗(徳井優)がバースデーケーキを囲んで状態で殺害されており、ケーキの上には “赤池美里”と書かれたプレートがのっていた。マンション周辺で続く死に不安を感じて「引っ越そうか」と言う翔太に対し、菜奈は交換殺人ゲームで自分が書いた人間の行く末が気にかかり「引っ越しは最後の手段にとっておこう」と答える。一方、交換殺人ゲームのことを知った翔太は菜奈の苦悩を想像し、どうしたら彼女を助けてあげられるかと考えていたが、菜奈は翔太が交換殺人ゲームのことを知っていたと分かりショックを受ける。さらに翔太は菜奈と朝男の“密会”現場を目撃してしまう。翌朝、菜奈は木下あかね(山田真歩)から自分たちの部屋番号が書かれた紙を渡される…というのが今回のストーリー。終盤、菜奈は101号室の久住譲(袴田さん)からゲームで書いた人間の名前を伝えられるのだが、その名はなんと「袴田吉彦」。久住は袴田に似てる事で「ポイントカード」などといじられるのが嫌で名前を書いたと明かし「ここの住人で袴田吉彦を殺しに行く人はいないでしょう」と語るのだが、それと並行して“袴田吉彦 本人”が撮影中に3人組に襲われるシーンが展開。内容自体は非常に怖いシーンなのだが、過去のスキャンダルを彷彿させるネタの数々を袴田さん自ら“いじり”、袴田さんが“本人役”も演じるという流れに「めちゃくちゃ自虐やん笑」「突然のギャグパート」「まさか本人ネタぶっこんでくるとは」「今回は袴田さんのシーンめっちゃ笑った」など驚きと笑いを抑えられない視聴者が続出中だ。(笠緒)
2019年05月13日9月6日(金)に劇場公開される映画『いなくなれ、群青』の主題歌が、小林武史プロデュースによる、Salyuの『僕らの出会った場所』に決定した。楽曲は、「いなくなれ、群青」の世界観にインスピレーションを受けて、小林武史が本作のために書き下ろした新曲。Salyu×小林武史による映画主題歌書き下ろしは5年半振りとなる。主題歌の発表に加え、本作の劇中音楽を、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』などを務めた神前暁、脚本をTV・映画『賭ケグルイ』などを務めた高野水登が担当。さらに新たなキャストとして黒羽麻璃央、矢作穂香・松岡広大・松本妃代・中村里帆らの出演も決定した。<作品概要>原作:河野裕『いなくなれ、群青』(新潮文庫nex)2019年9月6日(金)公開出演:横浜流星飯豊まりえ矢作穂香松岡広大松本妃代中村里帆 /黒羽麻璃央伊藤ゆみ片山萌美君沢ユウキ岩井拳士朗監督:柳明菜脚本:高野水登音楽:神前暁主題歌:Salyu『僕らの出会った場所』 主題歌プロデューサー:小林武史
2019年04月26日音楽プロデューサー・小林武史とMr.Childrenの櫻井和寿を中心に結成されたBank Bandが、新曲「MESSAGE -メッセージ-」を13日より各主要サイトにて配信リリースすることが6日、決定した。また本日より、リリックビデオがYouTubeにて公開される。この曲はSalyuをゲストボーカルを迎え、「to U」の続編ともいえる作品。小林は「今年の曲は『to U』と繋がっていくものにならないかなと思っていた」と明かす。さらに「楽曲にも音楽というか音楽シーンとのつながりや循環を取り入れたいと思っていた」と言い、「蔦谷好位置くんといしわたり淳治くんに最初のアレンジと作詞の相談をした」と楽曲制作の裏側を告白する。また櫻井も、「新しい歌は『あれから少しでも 変わってこれたでしょうか?』という言葉ではじまる。 タイトルは『MESSAGE -メッセージ-』。なんだけど、この曲に僕自身が込めたメッセージはないと言っていい」と告白し、「暑中見舞いのハガキの片隅に書き添えたような、そんな歌です」と表現する。また開催を来週に控える、Bank BandやMr.Childrenらが出演する音楽フェスイベント「ap bank fes’18」(静岡県掛川市つま恋/7月14日~7月16日)のタイムテーブルと会場マップも発表された。さらにはWOWOWにて、ライブの模様が9月に放送されることも決定した。小林武史 「制作ノートに近いコメント」「to U」の他に何曲かap bankのためにオリジナル曲を作ってきたけど、今年の曲は「to U」と繋がっていくものにならないかなと思っていた。例えば色んな事が、違う意見や捉え方まで、ただ反発し合うだけじゃなく、繋がっていたり循環していたり、、そんな曲。もう一つ、ap bankも設立して15年にもなるので、この楽曲にも音楽というか音楽シーンとのつながりや循環を取り入れたいと思っていたということがある。(これは櫻井くんも当初から賛成してくれていた)なので僕よりも随分若く、最近これからの日本の音楽や音楽の未来についてよく話している仲間(僕らはMUSIC CIRCLEと呼んでいる)のうちの2人でもある蔦谷好位置くんといしわたり淳治くんに最初のアレンジと作詞の相談をした。(結果、Salyuが歌うパートに彼等が作ったメロディや詞が反映されている)当初、この曲は僕はもう少しスペーシー?なものになるかな、と想像していたのだが、楽曲制作としては途中からの参加になった櫻井くんの生活者に近い視点が、だんだん不思議な深度を持つようになっていって、結果なんだか不思議な縁をもったような曲になったと個人的に思っている。今回、制作過程で僕を含めた何人かのプロデューサーのアイディアが加わっていったので、プロデュース表記をMUSIC CIRCLEとしたのは僕の想いからだが、つながりや循環を大切にして来たap bankの代表である僕としても、音楽の中で世代やジャンルを時には超えながら循環を作っていくということに向かって、この楽曲が小さな波紋の始まりの1つになればさらに良いなと思っている。勿論、何よりも今年のフェスでBank Bandとして演奏出来ることが最高に楽しみだ。そこでの演奏が来年のリボーンアート・フェスティバルで生まれるであろう無数のメッセージとも繋がっていくと思っている。櫻井和寿コメント「to U」という歌が出来てから、もう13年が経つ。時間は流れ、僕らを取り巻く環境も、常識も、価値観も、少しずつだけど大きく変わっているように思う。久しぶりに行われるつま恋開催のap bank fes。そこに向けた新しい歌は「あれから少しでも 変わってこれたでしょうか?」という言葉ではじまる。タイトルは「MESSAGE -メッセージ-」。なんだけど、この曲に僕自身が込めたメッセージはないと言っていい。暑中見舞いのハガキの片隅に「P.S. あなたの生活の中のあらゆる場所にメッセージは潜んでいて、だから、ちっぽけに思えちゃいがちなあなたの生活を大事に大事に見つめて下さい。僕もそうしますね。」って暑中見舞いのハガキの片隅に書き添えたような、そんな歌です。ある意味、本当の意味での「to you」と言えるかな(^^)
2018年07月06日音楽プロデューサーの小林武史らが出演するコンサート「小林武史:交響組曲『円奏の彼方(Beyond The Circle)』~based on 柴田南雄『ゆく河の流れは絶えずして』~」が、7月28日・29日に開催することが決定した。15日よりチケット先行受付もスタートしている。同コンサートは、小林の他、安藤裕子・桐嶋ノドカ・Salyu・TOKUなど個性豊かなアーティストが出演。指揮者・寺岡清高率いるオーケストラととも音楽を奏でる。また小林は、世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭2018 オープニングコンサート」のために、8楽章からなる交響組曲を新たに書き下ろす。この交響組曲は、日本の音楽に偉大なる足跡を残した作曲家・柴田南雄氏の「ゆく河の流れは絶えずして」をベースにしたもの。「ゆく河の~」は鴨長明の随筆「方丈記」をもとに、日本の音楽家の回顧を試みるものとして作られたと言われている。小林は「柴田南雄さんの作品をあらためて観て、ある種の"触媒"のようなあり方を感じたんです。柴田南雄という人にはインスピレーションを表現する天才的な表現者の部分もあるのですが、日本/欧米、日本/アジアなどを世界を相対化して考えた音楽の研究者という"知"の側面があった」と評する。「ゆく河の~」については「僕らの時代はいよいよAI が登場するまでになって、でも一方では東日本大震災のように自然の前ではまだ無力であることを思い知らされたりもする。そんな"無常"という大きなベクトルのなかで鴨長明が感じたこと、それを継いで柴田南雄さんが作った交響曲」と語っていた。
2018年05月17日東京・原宿にあるアートギャラリーThe Massは、11月18日から12月17日まで政田武史の個展「不機嫌なヤマビコ、加速するアポトーシス」を開催する。5年ぶりの開催となる今回の個展は、「狂気」と「浄化」がテーマ。長年付き合っていた恋人のA男を、可愛がっていた後輩のB子に略奪された主人公・A子の嫉妬と狂気、そして浄化という政田自身が創り出したストーリーをベースに作品を展開する。大型キャンバスに描かれた油絵をはじめ、クレパスを用いた立体作品では、一般に使用されているクレパスの用途から一度離れ、政田独自の表現にて立体に再び起こし表現されている。また、11月25日には政田武史と現代美術作家の石原友明によるトークセッションを、14時から15時まで開催する。こちらは無料で参加可能。あわせて、期間中ギャラリー内のショップにて、政田武史×fragment design×NOMA t.d.とのコラボレーショングッズの販売も行う。【展示会情報】不機嫌なヤマビコ、加速するアポトーシス期間:11月18日~12月17日会場:The Mass住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1時間:12:00~19:00定休日:火、水曜日※入場無料
2017年10月30日俳優の袴田吉彦(44)が21日、タレントの河中あい(32)と9月上旬に離婚したことを、所属事務所を通じて発表した。袴田は「私事ではございますが、9月上旬に離婚致しました。二人で時間をかけて話し合い、このような結果に至りました」と報告。「今後は、父親としての責任を果たす機会を頂いておりますので、娘の事を第一に考え、まい進していきます」と決意を示し、「関係者の皆様、応援してくださる皆様、お騒がせして大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。袴田と河中は2010年に結婚し、2011年に第1子となる長女が誕生。しかし今年1月、袴田とグラビアアイドルとの不倫が『週刊新潮』で報じられた。
2017年09月21日タレントの加藤紗里が19日、今年初めて自身のブログを更新し、売名疑惑を否定。また、俳優の袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルは自分ではないと主張した。加藤は「2017ねん、最近の売名行為への紗里への文句につきまして~~~。の件」というタイトルで更新し、「紗里、もしもの時のための花嫁修行のために2017年はブログ辞めようと思ってたんだけど」と約3週間更新しなかった理由を説明。続けて、「ブス!またお前、売名行為やってるだろ!!!!」といったコメントが寄せられていることを報告し、「1つだけ言っていい?紗里は生まれてこのかた1秒も、売名行為なんてしたことないから~~」と疑惑を否定した。そして、「しかも、『やってるだろ?』って言われても、、、なんのことか全く身に覚えがございません。。。。」と再び訴え、「もしかしてだけど、もしかしてだけど、バイキングでやってた、これ~~~???」と、袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルについて報じたニュース記事を添付。 「もぉ~~これ紗里じゃないから~~」と自分ではないと主張した。さらに、「しかも、これってガチの売名目的の炎上のやつじゃん!?コワーーーーイがたぶる…」と加藤。「そんな感じで、紗里はこれ全く関係ないから紗里に文句言わないで~~~」と呼びかけ、「逆に関係ないのにいきなり文句言われて、紗里がプンプン丸だよぉ」と怒りを示した。
2017年01月19日俳優の坂上忍が、16日放送のフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、俳優・袴田吉彦の不倫騒動について言及した。12日発売の週刊誌『週刊新潮』で不倫相手の女性が暴露したことにより発覚した不倫騒動。番組では、『週刊新潮』での女性の証言を取り上げた。そして、「4カ月ほどの間に約10回ホテルに行き、そのうち7回はアパホテル」「メンバーズカードにポイントを貯めるヘビーユーザー」「ホテル代を払ってくれたのは最初の4、5回だけ」「タクシー代がないと言って女性の友人に1万円借りたまま」などと内容が紹介されると、坂上は「もう勘弁してやってくれー!」と発言。「これはダメだよ。こんなにペラペラしゃべっちゃ」と苦言を呈した。また、「ホテル代を払ってくれたのは最初の4、5回だけ」という点について、「芸能人たるもの、やんちゃするときにケチっちゃダメ」と意見を述べた。
2017年01月16日民間による月面探査チーム・HAKUTOが7月13日から26日まで、月面探査ロボット「ローバー」の展示を日本橋三越本店本館7階 はじまりのカフェGATE-Aにて行う。HAKUTOは、月面ロボット探査を競うGoogleがスポンサーの国際賞金レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一参加している民間による月面探査チーム。チームリーダーである袴田武史が代表を務めるベンチャー企業のispaceと東北大学吉田研究室、プロボノと呼ばれるボランティアメンバーの三本柱からなり、大学の研究技術を基盤に、民間宇宙業界の他、宇宙関連以外の業界からのプロフェッショナルもチームに迎え入れ、月面を走行できるローバーの開発や資金調達、プロモーションに取り組んでいる。今回は、そんなHAKUTOの月面探査ロボット「ローバー」を展示。7月16日から24日までの土日祝日には、月面に見立てたエリアでローバーのタブレットによる操縦体験もできる。また、会期中にはHAKUTOの応援グッズ販売やサポーター会員の募集も行なう予定だ。動画引用元(TEAM HAKUTOオフィシャルYouTube:
2016年07月22日俳優・袴田吉彦が、3日から5日まで石川で行われたイベント「第65回金沢百万石まつり」のメインとなる「百万石行列」に、前田利家に扮して参加した。百万石行列は、加賀藩初代藩主・前田利家が金沢城に入城した様子を再現したもの。利家役は、第33回から俳優陣を起用してきた。今年の演者に決まった際に袴田は、「僕でいいのかな」と思いもあったが「利家公の様な有名な武将を演じられる機会は役者人生の中でなかなかないと思うので、とてもうれしく、興奮しました」と歓喜。自身も戦国時代好きで、豊臣秀吉がお気に入りの武将だ。利家は、織田信長の没後、柴田勝家から秀吉についた豊臣政権の五大老の一人。金色のよろいをまとった袴田は記者会見で、「身が引き締まる思いです。自分なりの利家を演じたい」と意気込みを話した。映画出演をきっかけに、本格的に乗馬を経験している袴田。馬に乗るのは数年ぶりだったが、接し方は手慣れた様子を見せ、2時間ほどの行列の間も互いの呼吸は合っていた。終了後には、「金沢の皆さん、見に来てくださった皆さんの熱気が伝わってきた」と感慨を口にした。見物に来た30代男性も、「袴田さんは甲冑(かっちゅう)姿がとにかく似合っていて、声がいいから叫んだ時の迫力が本当にすごかった」と興奮気味に評していた。
2016年06月07日読売テレビの森武史アナウンサーが、5月1日付で、京都学園大学の特別招聘客員教授に就任した。同大学の特別招聘客員教授は、専門分野で広く認められた研究者・社会人を招聘する特別職で、森アナウンサーは、高校生向けのオープンキャンパスでの講演や、在学生への特別授業、学園祭などでの一般に公開された講演に出演する。また、読売テレビの採用面接官として、これまで数千人の学生の面接を受けてきた経験を生かし、コミュニケーションノウハウを学生に伝授することで、企業の内定獲得への支援も。森アナウンサーは「こんなオッサンでもお役に立てると良いのですが、よろしくお願いします」とコメントしている。森氏は現在、読売テレビの情報スポーツ局情報番組センター次長・エグゼクティブアナウンサーして、バラエティ番組『大阪ほんわかテレビ』、情報番組『朝生ワイド す・またん!&ZIP!』に出演している。
2016年05月10日民間月面探査チーム「ハクト」とKDDIは3月23日、オフィシャルパートナー契約の締結を発表。月面レース「Google Lunar XPRIZE」(GLXP)に参加しているハクトに対し、KDDIが資金提供(金額は非公開)ならびに技術協力を行っていくことを明らかにした。資金的な見通しが立ち、世界初の民間月面探査の実現に向け大きく前進した。GLXPは、民間による月面開発を促進することを目的とし、2007年に開始された賞金レースである。勝利条件は、「月面を500m以上移動して、HD画像を地球に送信する」こと。現在、世界中の16チームがエントリーしており、その中の唯一の日本チームがハクトだ。レースの期限は2017年末に設定されている。このミッションを達成するために、非常に重要になるのが通信技術だ。月面で通信トラブルが発生したら、ローバーの制御ができなくなるし、画像の送信もできなくなってしまう。安定した通信は勝利に不可欠だ。通信のプロであるKDDIは、ハクトにとって、理想的なパートナーであると言えるだろう。しかし、「なぜKDDIが月に?」とは、誰しもが思う疑問だろう。これに対し、KDDIの田中孝司社長は、「新たなる挑戦だと思っている」とコメント。KDDIは50年以上前に、日米間の衛星テレビ中継を初めて実現した企業。地球を飛び出し、月面からの映像を中継するのは、これに続く大きなチャレンジと位置付ける。今回、KDDIは「月面通信」と「動画・静止画伝送」の2点で貢献していくという。ハクトのローバーは、米Astroboticのランダーに相乗りして月面に到達(参考記事:民間月面探査チーム「ハクト」が計画を発表 - 2016年後半にFalcon 9で打ち上げへ)。地球との通信はこのランダーを経由することになるが、まず最初の課題は、どうやってローバー/ランダー間の通信を途切れさせないようにするかということだ。地形の起伏により、ローバーが隠れて見えなくなる可能性がある。走行して傾けば、アンテナの向きも変わる。月面では、電波の回折や反射が地球とは異なり、電波の飛び方の予測が難しい。走行中にレゴリスが舞い上がると、成分によっては通信に悪影響を及ぼす恐れがある。こういった様々な課題を解決しなければならない。ハクトのローバーは、より高速な2.4GHz帯と、より遠くまで届く900MHz帯の両方に対応するハイブリッド通信システムを搭載する計画だ。すでに、KDDI研究所内にある電波無響室を使って、アンテナパターンの測定を実施。電波ロスが少なくなるように、2本のアンテナの長さや設置場所を変更したという。そしてもう1つの課題は、月面との間の通信帯域がかなり細いことだ。良くても100kbps程度しかないと見られており、KDDIは、この低スループット環境でも高解像度の映像が送れるよう、解像度、フレームレート、画質の最適解を見つける。なお映像圧縮技術には、H.264エンコーダを使用するという。さて、肝心のローバーについて、最新状況をお伝えしよう。今回、デモ走行が披露された機体は、4輪型ローバーのPFM3(3台目のプリフライトモデル)と呼ばれる最新の試験機。銀色のボディが目を引くが、これは放熱のため、FM(フライトモデル)では銀テフロンコーティングが施されるからだ(PFM3は銀では無くアルミ蒸着)。また軽量化のために、カメラも変更されている。PFM1までは、上面に全方向カメラが搭載されていたが、PFM3は4方向それぞれに小型カメラを配置。また前面のレーザーレンジファインダは、赤外線を使ったTOFカメラに入れ替わっている。ハクトは4輪型のほか、2輪型のローバーも開発しており、2台を連結したデュアルローバーシステムも考えられていたが(参考記事:民間月面探査チーム「ハクト」が走行試験を公開、縦孔探査のデモも)、現在は4輪型のみの構成をベースに開発が進められている。4輪型のみの場合、打ち上げ費を含めたトータルコストは10億円程度になる見込みだ。今回のKDDIとのオフィシャルパートナー契約により、資金的には「まだ100%ではないが、かなりメドは立った」(ハクトの袴田武史代表)という。もし資金が足りなければ、2輪型になる可能性もあったが、ほぼ4輪型で行けそうということで、これでようやく、開発に専念できるようになりそうだ。今後のFM開発で、ポイントになりそうなのは軽量化だ。ローバーが重くなると、ランダーへの相乗り料金もそれだけ増えてしまう。先ほどの10億円というのはローバーが4kgになる想定のため、現在よりもさらに半減させる必要がある。PFMでは省略されていた太陽電池も搭載する予定であり、決して簡単ではない。ただ、「PFMは安全側に余裕を持たせて作ってあった」(ハクトの技術リーダーである東北大学の吉田和哉教授)とのことで、4kgへの軽量化についてもメドは立っているそうだ。FMの設計はすでに開始されており、今年の夏頃にも公開できそうだという。ぜひ楽しみに待っていて欲しい。
2016年03月24日音楽プロデューサーの小林武史、大沢伸一と、コーヒープロデューサーの鳥羽伸博が手がける「GINZA MUSIC BAR」にて、12月1日(月)より季節限定のカクテルがスタートする。ロックやジャズ、ソウル、ディスコをはじめ、ニューウェーブ、インディロック、ヒップホップ、テクノ、ミニマル、映画音楽など、ジャンルを超えて厳選された3,000枚オーバーのアナログレコードを最高峰のサウンドシステムで堪能できる「GINZA MUSIC BAR」。先日オープン1周年を迎えた本店舗は、革新的でありながら、銀座独自の文化的ムードを再現するサロンとして、年代や国籍を超えて多くの注目を集めている。12月からは、緑茶と栗のリキュールが使用された「MELTEA-POT」や、ざくろ、カルバドス、ライムジュースからなる「ZACK ROSE」など、季節限定のカクテルが登場。ゲストセレクターとしてDJを招いたイベントなど、音楽とお酒を楽しむイベントも多数企画されている。店内は、フランス人画家イヴ・クラインの「インターナショナル・クライン・ブルー」を基調としたインテリアで統一され、深海に沈むような落ち着きのある雰囲気を演出。本格的に音楽が聴けるバーとして、ぜひチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日東京都・日本橋の三越日本橋本店 中央ホールは、人々の暮らしかたを豊かに変える、日本で誕生したあたらしい「テクノロジー」を紹介する展示「ジャパンテクノロジー」を開催する。会期は9月16日~9月22日。開場時間は10:00~19:00。入場無料。同展は、6つの「暮らし」のシーンに着目したテーマを設定し、あたらしい「テクノロジー」と、以前からあるおなじみの「テクノロジー」を展示するもの。テーマ「着用する」では、8月31日の発表後、クラウドファンディング上にて7千万円を超える実績(9月上旬の段階)を集めるウェアラブルデバイス「wena wrist」を実際に触れる状態で展示する。また、テーマ「冒険する」では、月面探査レースに日本で唯一挑戦するHAKUTOのローバーを展示し、9月21日・22日には体験操縦会を実施。テーマ「遊ぶ」では、手首に巻きつけ、 スマートフォンが連動し、動作に応じた音を出す「moffバンド」を展示販売。テーマ「動く」では、車いすユーザーも、そうでない人も乗ることができる「パーソナルモビリティ」の試乗ができる。そのほか、テーマ「浸る」 では、バーチャルリアリティ(VR)を1,000円で楽しめるハコスコ(箱+スコープ=ハコスコ)の展示販売が行われることに加え、テーマ「作る」では、3Dプリンタを国産する数少ないメーカーと、10万円台からの品ぞろえが紹介される。なお、関連企画として、あたらしいテクノロジーを生み出す6名の講師によるプレゼンテーションが開催される。開催スケジュールは以下の通り。なお、各講演ごとの入れ替えはなく、両日とも13:00より先着50名が着席できるとのこと。聴講は無料。■9月19日13:00~13:35HAKUTOチームリーダー袴田武史13:40~14:10Moff事業担当部長市村慶信14:15~14:45WHILL営業・マーケティング2部部長杉山純一■9月20日13:00~13:35wena Project對馬哲平13:40~14:10LMSLittleMachineStudio代表神田沙織14:15~14:45ハコスコ代表取締役藤井直敬
2015年09月14日民間月面探査チーム「ハクト」は2月23日、東京・お台場の日本科学未来館で記者会見を開催し、米Astrobotic Technologyと月面輸送契約を締結したことを発表した。ハクトが開発を進める月面ローバーは、同社の着陸船に乗って月面まで運ばれることになる。打ち上げの時期は2016年後半。ロケットは米SpaceXのFalcon 9を使用する予定だ。○宇宙への宅配便サービスハクトは月面を目指す国際的なレース「Google Lunar XPRIZE」(GLXP)に日本から唯一参加しているチームだ。開発しているのは4輪型の「Moonraker」(ムーンレイカー)と2輪型の「Tetris」(テトリス)で、昨年末には、静岡県浜松市の中田島砂丘において走行試験が披露された。詳細については以下のレポート記事を参照してもらいたい。【レポート】民間月面探査チーム「ハクト」が走行試験を公開、縦孔探査のデモもGLXPでは、「月面を500m以上走行する」ことを求められているのだが、そのためには当たり前ながら、自分たちのローバーを月面まで運ぶ必要がある。今回、ハクトがAstroboticと締結したのは、そのための契約だ。会見に出席したAstroboticのJohn Thornton(ジョン・ソーントン)CEOは、自社の立場を「月面版のDHLやFedExのようなもの」と表現する。Astrobotic自身もハクトと同様、GLXPに参戦しているチームである。月面ローバー「Andy」と着陸船「Griffin」を開発しており、GLXPでも最有力チームの1つと見られている。ハクトはいわば、GLXPにおけるライバルというわけだが、なぜ競争相手のローバーを乗せるのかというと、同社は輸送ビジネスを事業の大きな柱として捉えているからだ。GLXPは勝っても負けても1回で終わってしまう。だが、Astroboticが目指すのは、継続して月面にアクセスできる手段を提供することだ。「今まで月面に着陸できたのは、たった3カ国(旧ソ連、米国、中国)しかない。我々は誰もが月面に行って、科学実験や探査活動ができるようにしたいと考えている」とThornton氏は述べる。そのために重要なのは、より多くの顧客を集め、ビジネスとして成立させることだ。民間の手法でコストを抑えたとしても、月面に行くためには、1回のミッションで100億円規模の巨額な資金が必要になる。これだけの費用を1社で出せるところはそう多くはないので、相乗りという形でシェアし、1件あたりのコストを下げるしかない。Griffinはそのためのプラットフォームとして考えられており、ローバーのほか、人工衛星や観測装置など、様々な物の搭載が可能。顧客の1社としては、すでに大塚製薬の名前が明らかになっており、同社は特製のポカリスエット缶を搭載する計画だ。Astroboticにとって、GLXPはその"第1便"であるわけだ。「民間が参入することで、このような活動が持続する。フライトの回数が増えれば、月面という"新大陸"がもっとオープンなものになるだろう」(Thornton氏)なお、Griffinへの搭載が決まったのは今のところハクトだけだが、Thornton氏によれば、GLXP参加チーム(現在18チーム)の「半数以上と話をしている」とのことで、最終的に、搭載するローバーは「もっと増える」と見ている。全部のローバーを降ろしてからヨーイドンでスタートするそうで、「F1レースのようになるよ」(同)○着陸地点はLacus Mortis!今回の発表で、相乗り相手がAstroboticであることが明らかになったわけだが、もう1つの注目ポイントは、着陸予定地が公表されたことだ。行き先はLacus Mortis(死の湖)。ハクトはGLXPには無いオリジナルミッションとして、月の縦孔探査を計画しているが、ここにはNASAの探査機「LRO」の観測により、縦孔があることがすでに分かっている。Griffinが目指すのは、この縦孔だ。ハクトはまず、GLXPのミッションとして500m以上を走行してから、延長ミッションとして縦孔探査を実施する計画。そのためには、縦孔の近くにうまく着陸してもらう必要があるが、Griffinは画像認識によるナビゲーションにより、100mの精度で任意の地点に降下することが可能だという。ハクトのローバーは直接地球とは通信できず、Griffinに中継してもらう必要があるので、行動できるのはせいぜい数km。Griffinから電波が届く範囲だ。縦孔から数10kmも離れたら探査は不可能になるが、100m程度の誤差であれば、まったく問題ないと言えるだろう。○Astroboticを選んだ理由チームリーダーの袴田武史氏(ispace代表取締役)は、「我々はローバーの技術ではトップにいると自認している。今回、打ち上げ計画を発表することで、資金調達を進めて着実に実行していきたい」と意気込みを述べる。そう、現時点で最大の問題は技術ではなく、資金だ。ローバーを開発して、月まで運んでもらうには、最低でも10億円が必要。これは、Tetrisだけを運べる最低ラインの金額だ。Moonrakerも乗せるフルミッションだと、費用は20億円強だという。昨年の段階では30億円としていたが、ローバーと格納容器をさらに軽量化し、輸送費を抑える方針。現在の調達状況であるが、これまでに最低ラインの「半分くらいが集まった」(袴田氏)という。実現のためには、最低でもあと5億円ほど集める必要があるが、GLXPの中間賞を受賞したことで、IHIによるスポンサードが決まった。古くから宇宙開発に関わってきた同社が参画したことは、今後の企業スポンサー獲得に向けて追い風になるだろう。ただ、時間の余裕はあまりない。打ち上げは2016年後半になったとはいえ、打ち上げの1年ほど前には、最終判断する必要があるのだ。その時点での資金調達の状況により、ローバーが1台になるか、2台とも乗せられるのか、決まることになる。ハクトは当初、日欧合同のチームだったが、着陸船の開発を担当していた欧州チームが撤退したことで、ローバーのみの日本単独チームとなった経緯がある。一見、これは逆風に思えるが、開発責任者の吉田和哉氏(ispace CTO)は反対に「世界中を見渡して、一番実現可能性が高いチームと組めるようになった」ことをメリットとして挙げる。この「勝てる相手と組む」という戦略で見た場合、「Astroboticはベストな相手」(同)だった。GLXPでどのチームが優勝するかということは、独自に着陸船を開発している米Moon Expressなど、他チームの打ち上げ日程にも左右されるものの、ハクトはAstroboticに賭けたわけだ。あとは優秀なローバーを開発し、旗が振られるのを待つばかりだ。
2015年02月25日Google Lunar XPRIZE(GLXP)に参戦している民間月面探査チーム「ハクト」は12月18日、静岡県浜松市の中田島砂丘にて新型ローバーのフィールド走行試験を実施、その模様をプレスに公開した。同チームが開発した2台のローバーは予定されたタスクをすべてこなし、実験は成功。月面にまた一歩近づいた。○日本から唯一GLXPに参戦しているハクトGLXPは、「月面を500m以上走行して撮影画像を送信できたチームが勝ち」というルールの、いわゆる"賞金レース"である。Googleがスポンサーになっており、2007年に開始された。2016年末までの打ち上げを目指し、現在、各国から18の民間チームが名乗りを上げているが、日本からは唯一、ハクトだけが参加している。ただし、GLXP側で月面まで運んでくれるわけではないので、チーム側で打ち上げロケットの調達や、ランダーの開発まで行う必要がある。優勝賞金は2,000万ドルと高額なものの、実際にはそれ以上の経費がかかるため、賞金だけではまずペイしない。各チームは"月面の事業化"も考え、それぞれ独自に資金を集めることになり、結果として民間による月面開発が加速する…これがGLXPの真の狙いである。ハクトは当初、「White Label Space」という名前の日欧合同チームであったが、ランダーを開発する予定だった欧州チームが脱落。現在は元々ローバーを開発する予定だった日本チームだけが残っており、他チームのランダーに相乗りする計画だ。相乗り相手はまだ明らかになっていないものの、開発責任者である東北大学の吉田和哉教授によれば、「ほぼ確定している。来年2月ころに発表できるだろう」とのことだ。今回のフィールド実験は、GLXPの「中間賞(Milestone Prizes)」の審査を目的に実施されたもので、GLXPの審査員であるDavid Swanson氏が来日し、実験に立ち会った。この中間賞は、順調に開発を進めているチームを経済的にサポートすることが目的。着陸技術、走行技術、撮影技術という3分野が対象となっており、ハクトを含めた有力5チームがファイナリストとしてノミネートされている。審査結果は来年1月に公表される予定。ローバーを相乗りで月面へ送るにしても、10~30億円程度の相乗り料が必要になるという。ハクトは主に企業スポンサーや投資家からの出資で賄う方針であるが、チームリーダーの袴田武史氏によれば「かなりの金額は集まりつつある」とのこと。今回の中間賞を受賞することでより注目されるようになり、さらに多くの出資を呼び込みたい考えだ。○月面を模した砂丘をローバーが走る!ハクトが開発したローバーは、4輪型の「Moonraker(ムーンレイカー)」と2輪型の「Tetris(テトリス)」の2種類。重さはそれぞれ8kgと2kgで、2台あわせても10kgしかない。他チームのランダーに相乗りするためには小型軽量である必要があるのだが、ボディにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用するなどして軽量化を図った。また車輪には「ULTEM」という高強度・低熱伝導性の新素材が使われており、3Dプリンタで造形した。Moonrakerの大きさは48(W)×60(D)×54(H)cmで、直径20cmの車輪を搭載している。高さ10cm以下の障害物であればそのまま乗り越えることが可能だが、それ以上の場合は避けて通るという。障害物の検知用として前面にレーザーレンジファインダーを搭載するほか、最上部には360度カメラも設置されており、周囲の様子を確認することができる。周囲の地形から、自己位置の推定も可能だ。今回の実験では、月面に到達したMoonrakerが格納容器から出て、砂地や小石の上を走行する様子が披露された。実際に500m走るとなると数時間かかってしまうため、当日は100m程度の走行距離にとどめたが、数日前のテスト走行で、すでに500mの走行は達成しているそうだ。なお、実際の月面でのオペレーションを模擬するため、今回の実験では「ローバーからの映像やデータだけで遠隔操縦する」「月・地球間の電波の遅延として3秒のディレイを入れる」「通信速度を100kbpsに制限する」などの制約条件を課していたが、特に問題は無かったようだ。○ユニークなデュアルローバーシステムMoonrakerも小型であるが、さらに小さいのがTetrisだ。サイズは27(W)×54(D)×21(H)cm。2つの車輪と長い尻尾を使って、日本の伝統的な玩具である糸車のように進むことができる。もし資金が足らずにMoonrakerの相乗りが難しくなった場合は、Tetrisだけを月面に送ることになってしまうが、Tetris単独でも走行できるよう設計されており、GLXPへの挑戦は可能だ。ただし、ハクトが目指すのはあくまでもMoonrakerとTetrisを連携させた「デュアルローバーシステム」である。このシステムによって、同チームが行おうとしているのが月面の縦孔探査。日本の月探査機「かぐや」が発見した縦孔に行き、そこからTetrisを降ろして、内部の様子を見ようというのだ。もちろん世界初のことで、吉田教授も「月のサイエンスに大きな貢献ができる」と意気込む。デュアルローバーシステムでは、MoonrakerとTetrisをテザーで連結。Tetris側のウインチを使って、テザーを出したり巻いたりする仕組みだ。今回の実験では、連結した状態での走行と、崖の下にTetrisを降ろすデモンストレーションが行われた。なお、この縦孔探査はGLXPの競技とは無関係で、ハクトのオリジナルミッションとなる。また縦孔探査以外でも、デュアルローバーシステムにはさまざまなメリットがある。例えば走行中、障害物があったときに、Tetrisを動かして別の角度から様子を見るような使い方が考えられる。テザーを切断できるようにしておけば、万が一、Moonrakerが走行不能になったとしても、Tetrisが走行を続けるということも可能だ。ランナーが2人いるようなもので、競走で有利になるのは間違いない。今回、実験に使われたのはプレフライトモデル(PFM)であり、この結果を反映させて、今後、実際に月面へ行くフライトモデル(FM)の開発に移行する。今回の実験では、車輪の溝に小石が挟み込む現象が見られたが、吉田教授によれば、FMでは小石が挟まらないようにするか、あるいは挟まっても大丈夫なようにするか、設計を変えたいという。FMは2015年10月の完成を目標に、開発を進めていくとのことだ。
2014年12月24日10月25日にWOWOWで放送する『無料放送! レアルvsバルサ直前SP~宮本恒靖vs岡田武史、クラシコを斬る』(16:30~)の収録が16日、都内で行われ、元日本代表キャプテンの宮本恒靖、元日本代表監督の岡田武史が収録に臨んだ。WOWOWでは、メッシやクリスティアーノ・ロナウドら世界のスターが集う『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ』を生中継を中心に放送。10月25日(現地時間)には、スペインはもちろん全世界のサッカーファンが注目するレアル・マドリードとバルセロナが対戦する伝統の一戦"クラシコ"が行われる。現地から独占生中継するWOWOWは、クラシコの放送に先駆け、元日本代表監督の岡田武史と元日本代表キャプテンの宮本恒靖による初めての対談番組『無料放送!レアルvsバルサ直前SP~宮本恒靖vs岡田武史、クラシコを斬る』を25日に放送。レアルとバルサの分析やクラシコの見どころをたっぷりと紹介していく。この日は同番組の収録が行われ、その後に加入者向けのトークショーを実施。意外にもテレビ番組では初めての対談となった2人だが、岡田が「選手の時から知っていますが、キチッと話が出来て、将来日本の監督をして欲しい人材だと改めて思いました」と宮本を賞賛すれば、宮本は「たくさん経験された方なので、その話には重みがありました。僕も指導者の勉強をしている中、そういうところを見つけなければいけないヒントをいただいた対談でしたよ」とかつての恩師の言葉が心に響いた様子だった。トーク中には、先日シンガポールで行われた日本代表とブラジル代表の親善試合の話題となり、岡田が「代表のユニフォームを着る重みが軽くなっている感覚があってガッカリしました。今までJリーグも見てないアギーレはしょうがないんですが、またイチから(選手選考などが)始まっちゃう。それを上手く積み重ねる方法がないかな? という感想を持ちましたね」と代表に対する苦言も。一方の宮本は「テレビで見てましたが、力のなさを感じました。代表のユニフォームを着る重みも必要ですが、ブラジルのレベルを知らない人が出るのは、4年後を考えた時にはありかな。やっぱりああいう世代の人(柴崎岳など)が出てこないと日本のサッカーは良くならないと思います。柴崎はネイマールやハメス・ロドリゲスと同じ年齢なんだから」と若手の台頭を望んでいた。
2014年10月17日坂本龍一が発起人となり、小林武史がプロデュースを手がける東日本大震災復興支援のチャリティシングルがリリースされる。ミュージシャン30人が集結し、ビートルズの代表曲『All You Need Is Love』をカバー。1月25日(水)から配信が開始され、3月7日(水)にはCDシングルでも発売される。『All You Need Is Love』ジャケット音楽を通して日本が連帯していくこと。そんな想いから「JAPAN UNITED with MUSIC」と名付けられたこのプロジェクトには、レーベル/プロダクションの壁を越えて共鳴したアーティストが無償でレコーディングに参加。誰もが知っているロッククラシックに新たな息吹をふきこむこととなった。■参加ミュージシャン(50音順)AI/今井美樹/EXILE ATSUSHI/EXILE TAKAHIRO/Crystal Kay/Kj(Dragon Ash)/小泉今日子/小林武史/桜井和寿(Mr.Children)/Salyu/JUJU/SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN、Juno Reactor)/Superfly/トータス松本/東京スカパラダイスオーケストラ(GAMO・北原雅彦・NARGO・谷中敦)/ナオト・インティライミ/難波章浩(Hi-STANDARD)/VERBAL(m-flo)/一青 窈/藤巻亮太(レミオロメン)/布袋寅泰/BONNIE PINK/miwa/屋敷豪太/YMO(坂本龍一・高橋幸宏・細野晴臣)この楽曲、原盤の利益はすべて“子どもたち”をテーマとし、迅速かつ適切に被災者に届く寄付先を、AYNIL制作委員会が責任を持って選定し寄付される。
2012年01月10日Salyuと小林武史のふたりだけによるライブ「a brand new concert issue "m i n i m a " - ミニマ - Salyu × 小林武史」が行われることが発表され、東京、大阪と両会場ともにすでに完売をしているこのライブがYouTubeLiveのライブストリーミングにて生中継配信されることが決定した。生中継されるのはライブ初日を飾る11月30日(水)の東京国際フォーラムホールC公演となり、大阪公演を楽しみにしている方には内容が残念ながら公開されてしまうが中継ライブと会場の“2度”も体験できることがかなり貴重であるほどの素晴らしいライブになることは間違いない。さらに、ライブ中継前には「Talk about “minima”」と題し、Salyuと小林武史の対談インタビューを放送することも決定。Liliy Chou-ChouからSalyuへ、そしてセルフプロデュースを通じて現在のSalyuへ。Salyuが思い描いてきたこと、小林武史が思いを込めてきたことなど非常に興味深い話が聞ける対談となっており、今回のライブ“minima”のことや現在制作中のアルバムについても話すほか、お互いのターニングポイントとなった2009年の日本武道館でのライブを通じてSalyuと小林武史がお互いに芽生えた想いなど、これほどまでに“Salyu”について向き合ったふたりの対談は今までになかっただけに必見だ。また、現在SalyuオフィシャルHPではスペシャルサイトが展開されており、「Talk about“minima”」のトレーラー映像が公開中となっている。30日(水)の中継当日もオフィシャルサイトではスペシャルコンテンツも展開されているので、ぜひサイトをチェックしてみて欲しい。このプレミアムな対談とライブ生中継は11月30日(水)19:00から配信予定。「“音楽”の持っている“世界”に浸るライブ」をぜひ会場のみならずYouTube Live生中継にて体感してみよう。YouTube Live Streaming 『a brand new concert issue ”m i n i m a”-ミニマ- Salyu×小林武史 』2011年11月30日(水)<配信開始予定>19:00〜 「Talkabout “minima”」19:30〜東京・国際フォーラムホールC公演ライブ生配信※公演内容は12月12日(月)開催の大阪公演も同様となっておりますので、鑑賞される方は予めご了承ください。
2011年11月29日Mr.Childrenや一青窈を手がける人気プロデューサー・小林武史が、東京・代々木の商業施設「代々木VILLAGE by kurkku」をプロデュースする。「代々木VILLAGE」の全体パース11月オープン予定の同施設は、JR代々木駅から徒歩1分と好立地で、634坪と広大な敷地内にベーカリーやコーヒースタンド、洋書販売店、ギャラリー(不定期開催)などを構える。プロデューサーの小林を中心にミュージシャンの大沢伸一やインテリアデザイナーの片山正通、植物生産卸業「花宇」5代目の西畠清順、イタリアンレストラン「イル・ギオットーネ」のシェフ・笹島保弘が脇を固める。小林は、「最初に思ったのは『代々木という街が変わったら面白いことになるな』ということ。環境やサステナブル(持続可能)を意識するのはもちろんだけど、もっと面白さやグルーブ感を出したい。大きな意味でプロデュースはされているけれど、極上のバンドのグルーブや表現に似た楽しさが、きっと伝わると思う」と自信を覗かせている。
2011年08月26日Mr.ChildrenやMy Little Loverなどの数々のヒット曲を手がけてきた音楽プロデューサー、小林武史と映画監督・岩井俊二が手を組み、KAT−TUNの赤西仁を主演に描く青春バンド映画『BANDAGEバンデイジ』。この豪華タッグが早くから注目を集めていた本作だが、11月21日(土)より発売開始となった劇場前売り券が前代未聞の売上枚数を記録!完売の劇場も続出するという、異例の快進撃を見せている。本作は、一時代を築いた90年代の日本のバンドブームを背景に、音楽に賭ける若者たちの情熱や葛藤、恋愛模様を小林さんが描きあげたオリジナルストーリー。ボーカル役を務める赤西さんは、小林さんプロデュースの下、劇中バンドと同じ名前の期間限定音楽プロジェクト“LANDS”として、本作の主題歌「BANDAGE」を歌い上げる。11月25日(水)にシングルリリースされ、早くもオリコンデイチャートにて初登場1位を獲得するという白熱ぶり。今回発売された劇場前売り券を購入すると、応募ステッカーがもれなく付いてくるが、主題歌「BANDAGE」CDに封入されている応募はがきに貼って応募すると、抽選で1,400組2,800名が1月19日(火)に都内某所で行われる一夜限りのスペシャルライヴ<LANDS:LAST LIVE>に招待される。劇場前売り券と主題歌CDとの連動キャンペーンは、東宝配給作品としてはこれが初めての試み。これが見事に功を奏し、発売初日で約7万枚の前売り券が売れ、現在急ピッチで増刷しているとのこと。赤西さん、小林監督からも「嬉しい」と喜びの声が届けられた。来年の公開に向けて本格始動した本作だが、果たしてこの快進撃はどこまで続くのか?『BANDAGEバンデイジ』は2010年1月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:BANDAGEバンデイジ 2010年1月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010「BANDAGE」製作委員会
2009年11月26日