加藤和樹が主演を務め、2022年に上演された『裸足で散歩』の再演が決定。2024年9月下旬から11月にかけて東京・大阪・茨城・神奈川・静岡・北海道・愛知・香川ほかで上演することが発表された。『裸足で散歩』は、ブロードウェイを代表する喜劇作家、ニール・サイモンによる戯曲。前回に引き続き、新米弁護士のポール役で加藤、自由奔放な妻・コリー役で高田夏帆が出演する。また電話会社の男役として、劇団ラッパ屋の旗揚げメンバーのひとりでもある実力派俳優の福本伸一が新たに参加。さらに、一風変わった住人ヴィクター・ヴェラスコ役で松尾貴史、コリーの母バンクス夫人役で戸田恵子が名を連ねた。翻訳は福田響志、演出は元吉庸泰がそれぞれ務める。■翻訳:福田響志 コメント初演が終わってから、大学の課題でこの戯曲のワンシーンを演出する機会がありました。同世代のアメリカ人の役者さんと、英語でニール・サイモンと向き合う。何度も読んだはずの戯曲が、新しい顔を見せてくれました。ある種原点回帰したことで、日本で演る意義をより強く感じています。古き良きコメディを今、そして新しい時代に伝えるために、翻訳もアップデートしていきたい。皆様のご来場を心よりお待ちしております!■演出:元吉庸泰 コメント今一度この戯曲とこの時代に挑戦できる機会を頂きました。1960年代のニューヨーク、新しく歩き出すふたりの夫婦が出会うこれまでの自分と、たくさんの新しい価値観のお話。2年の時を経てアフターコロナになった僕たちにはより深く刺さってしまうのではないでしょうか。改めて新鮮に。次の世代に、とこの素晴らしく楽しい演劇を届けられるよう一生懸命に頑張ります。何より!ポールとコリーのふたりに、そしてふたりを囲むあの大先輩たちに会えることを僕自身が楽しみにしています。ぜひ!劇場へ!よろしくお願い申し上げます。<公演情報>『裸足で散歩』作:ニール・サイモン翻訳:福田響志演出:元吉庸泰音楽:栗山梢【出演】ポール・ブラッター役:加藤和樹コリー・ブラッター役:高田夏帆電話会社の男役:福本伸一ヴィクター・ヴェラスコ役:松尾貴史バンクス夫人役:戸田恵子2024年9月下旬から11月にかけて東京・大阪・茨城・神奈川・静岡・北海道・愛知・香川ほかで上演※詳細は後日発表公式サイト:
2024年04月04日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:CHIHIRO男の子が裸足で…主人公はコンビニからの帰り道、幼い男の子に出会いました。男の子が寒いなかで裸足だと気づいた主人公は、男の子を家まで送り届けることに。すると、そこで思わぬ光景を目にしてしまいます。夫と若い女性が…出典:愛カツ親しげな様子出典:愛カツここでクイズ次の瞬間、男の子が放った衝撃の一言とは?ヒント!男の子は女性のほうを見ていました。[nextpage title="u70n[P0o…"]男の子は…出典:愛カツ正解は…正解は「ママ…」でした。男の子は、主人公の夫と一緒にいた女性を見て「ママ…」とつぶやいたのです。男の子のまさかの一言に驚いてしまう主人公なのでした。(愛カツ編集部)
2023年12月14日北アフリカのイスラム国家アルジェリアで、内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会でバレエダンサーになることを夢見る女性の再生の物語『裸足になって』。前作『パピチャ 未来へのランウェイ』(20)ではイスラム過激派のテロと女性の権利をテーマに、自身も経験したアルジェリアでの壮絶な内戦“暗黒の10年”の時代を描いたムニア・メドゥール監督が今作について語った。『パピチャ 未来へのランウェイ』では、ファッションデザイナーの夢をもつ生命力溢れる女性(リナ・クードリ)の視点を通すことで、よりリアルで過酷なアルジェリアの内情を伝えたが、『裸足になって』では、内戦が終わった20年後、“現在”のアルジェリアの社会を描き出している。再びアルジェリアを舞台にした理由について監督は「『裸足になって』では、事故による変化に苦しむ若いダンサーの物語を語ることで、現在のアルジェリアの歴史に再び踏み込むことにしたかった」と明かす。「私は元々、ドキュメンタリー映画出身ですから、映画でフィクションに書き直すために、自分の記憶の奥や体験に迫るのが好きなのです。私自身、事故でかかとを複雑骨折した後、しばらく動けず、長いリハビリをしたことがあって、孤独や寂しさ、障害、そして何よりも再起について語りたいと思っていたのです」と自身の体験を語る。「傷ついたフーリアは再生して、最終的にはもっと強い女性、つまり<彼女自身>になります。耐えることで、より偉大になったフーリアのヒロイン像は、傷つきながらも立ち上がるアルジェリアのイメージも想像して出来上がりました」と思いを馳せた。内戦終結から約20年、アルジェリアでは未だ個人の自由や体を使った表現に多くの規制があるという。「ダンスの場合、プライベートな空間ではOKでも、公共の場で踊れる機会はとても限られています。女性の体はタブーなのです」と監督。「ダンスをする女性は表現をしたい女性で、習慣や貞操が体系化されている父権性の伝統を重んじる社会では有害とされてしまうのです。考え方を変える必要がありますが、まだまだ道のりは長いですね」と“現実”を語った。そんな中、劇中で描かれるフーリアと彼女の母サブリナはともにダンサーであり、男性と暮らさず、ヴェールも被らず、喫煙もするという、自由な女性として映し出される。そのことについて「私にとって個人の自由とは、人生を満喫し、自分自身を表現し、様々な芸術の道を突き詰めることです。アルジェリアでは、伝統や父権性がまだ根強いから、女性が自由でいるのは難しい。結婚式で踊ることが恥ずべき行為と思う人がいても、映画に登場するサブリナは、才能があり、自分の力で堂々と生き、教養ある女性として描かれています」と言及する。クラシックバレエの枠組の中にいたフーリア。しかし彼女は、命に関わるような事故で言葉を失い、傷つきながらも手話を使う女性たちと交流し、「体を解放し、新しい身体言語に身を委ねる」ことによって自分の殻を破り、本当の自分を手に入れる。ダンスと手話は、権力者には理解できない反逆者の言葉、秘密の言語だとも監督は考える。「フーリアは、こうした女性たちだけにしか理解できないような振り付けのダンスを完成させます。強い絆と秘密の言葉で、現代社会を批判すべく団結するのです」と、傷つきながらも自由を求めて抗いつづける女性たちにエールを送った。『裸足になって』は7月21日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月23日ファッションデザイナーを夢見る女性の視点からアルジェリア女性の弾圧を描いた『パピチャ 未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督の最新作『裸足になって』が7月21日(金)より公開。この度、シーン写真8点が解禁となった。この度解禁されるシーン写真は、男に階段から突き落とされて大怪我を負い、踊ることも声を出すこともできなくなったバレエダンサーを夢見るフーリアの絶えることのないダンスへの情熱を切り取ったカットなど計8点。“声”というコミュニケーション手段を失ったフーリアは、自分を表現する手段として、手話、ダンスなどの身体表現を取り入れていくようになる。その点について、監督が「手話を使ったダンスには、ある種の自由や美しさがあって、傷ついた身体は“再生”していく」「身体を使って他人と意思疎通を図って、関係を作る必要があるから、映画ではダンスという手段を使っている。女性にも、何かを生み出したいという欲望や変化の必要はある」とコメントを寄せているように、怪我を負う前、ただひたすら無心でクラシックバレエのレッスンに励む様子のみならず、事件に巻き込まれ、言葉を失ったフーリアが新しく出会った仲間たちと過ごす中で少しずつ踊る楽しさを思い出していくシーン。希望を取り戻すために、フーリアが“自分だけの踊り”を見つけていくカット、唯一無二の親友と清掃のバイト先のホテルで将来の夢を語り合う場面のカットほか、いずれも、どんな状況にあっても自分の信じる“ダンス”と共に前を向いて進んでいこうとする彼女の力強さを切り取っている。主人公フーリアを体当たりで演じたのは、『パピチャ 未来へのランウェイ』やウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチザ・リ バティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』でティモシー・シャラメらと共演したリナ・クードリ。製作総指揮には『コーダ あいのうた』でろう者の俳優として初めてのアカデミー賞助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが参加している。『裸足になって』は7月21日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月27日舞台『裸足で散歩』が2022年9月17日(土)から東京・自由劇場で開幕する。舞台は、2月のニューヨーク。真面目な新米弁護士のポールと、明るく自由奔放な若妻のコリーは新婚旅行を満喫し、新居のアパートへと帰る。しかしそのアパートに住む住人は少し風変わり。なかなか馴染めないポールとコリーの間で心のすれ違いが生じてーー。本作は、喜劇作家ニール・サイモンによるラブコメディで、1963年にブロードウェイで初演。67年には映画も公開されている。今回、ポールを演じるのは加藤和樹。コメディ作品に挑戦する意気込みを聞くと「稽古に入る前までは“コメディ作品”という印象を強く持っていたのですが、実際に自分が立ってお芝居をしてみると、その意識が薄れていきますね。もちろん笑いどころはあるのですが、笑いを取りにいこうとは思っていなくて。ポールとしてどういられるか。コリーをはじめ、人物に対してどう接していくか。心情を作っていけばいくほど、彼の真面目さがすごく際立って、結果面白くなるんだと思います」と真面目に答えた。コリーの母であるバンクス夫人を演じるのは、戸田恵子。実は戸田は約40年前にコリー役を演じた経験があるのだが「大変だったという印象はあるものの、残念ながら初演の経験が活きていることも、邪魔になっていることもないですね。全く真っ新な状態で臨んでいます」と笑う。今回のバンクス夫人役については「私自身、保守的な性格の役をキャスティングされることは稀。ありがたいなと思っています。どうしたら楽しい母になれるか、試行錯誤しています」。加藤と戸田は、今回が初共演となる。コロナ禍でなかなか雑談をする機会が少ない稽古場ではあるが、それぞれの印象や稽古場での様子を尋ねると、加藤は「昔からテレビで見ていたので、ミーハーながら『本物だ』と思いました。声が大好きなので、戸田さんの声を聞いているだけでも幸せ」と話す。一方の戸田は「堅実で真面目で、ポールにぴったり。稽古場では、これから一本ミュージカルが始まるのかなというぐらいのウォーミングアップと発声をしていたり、自分の机を拭いてから帰ったり。私の周りにはなかなかタイプの男性」とよく観察していた。観客へのメッセージとして、加藤は「コリーとポールが訪れた試練にどう立ち向かっていくか、お互いがどう寄り添うか。その一歩を踏み出せば全然なんてことない喧嘩ですが、でもその一歩が難しい。大切な人に一歩歩み寄ることの大切さに気づかされる作品。何も考えずに見ていただきたいと思います」。戸田は「まだ稽古途中ではありますが、それぞれがベストなキャラクターでいけるのではと思っています。誰かが死んだりするドラマチックな話ではなくて、日常生活の中で、みんながちょっとだけ階段を上るお話。おしゃれなニューヨーク感を味わいつつ、元気になって帰っていただければと思います」。東京公演は9月29日(木)まで。その後、兵庫、大阪、神奈川、東京多摩公演が予定されている。取材・文:五月女菜穂
2022年09月14日9月から10月にかけて東京・兵庫・大阪・神奈川で上演される舞台『裸足で散歩』のテーマ曲「君と僕」が解禁された。『裸足で散歩』は、新婚夫婦と新居のアパートに暮らす変わり者の住民たちが繰り広げるニール・サイモンによるコメディの名作。1963年にブロードウェイで初演され、1967年にはニール・サイモン自身が脚色し、主演をロバート・レッドフォード&ジェーン・フォンダ、舞台演出を担当したジーン・サックスが監督を務める映画が公開された。今回の舞台版は演出を元吉庸泰が務め、加藤和樹、高田夏帆、本間ひとし、松尾貴史、戸田恵子がキャストとして名を連ねている。「君と僕」は新婚夫婦のポールとコリーの関係を描いた楽曲で、ポール役を演じる加藤とコリー役を務める高田が歌唱を担当している。併せてレコーディングスタジオで撮影された同曲のPVが公開された。また、東京・兵庫・神奈川公演の一部を対象にアフタートークが行われることが決定。当日は加藤と高田に加え日替わりでキャスト1名が登壇する予定で、最後にテーマ曲が披露される。舞台『裸足で散歩』テーマ曲「君と僕」PV作詞:福田響志作曲:栗山梢歌:加藤和樹高田夏帆<公演情報>舞台『裸足で散歩』舞台『裸足で散歩』ビジュアル原作:Neil Simon BAREFOOT IN THE PARK作:ニール・サイモン翻訳:福田響志演出:元吉庸泰出演:加藤和樹高田夏帆・本間ひとし・松尾貴史戸田恵子【プレビュー公演】日程:9月13日(火) 18:30公演会場:有楽町よみうりホールチケット料金:6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可【東京公演】日程:9月17日(土)~29日(木)会場:自由劇場チケット料金:8,800円(全席指定・税込)※未就学児入場不可プレビュー公演・東京公演のチケットはこちら:お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00 / 13:00~15:00)【兵庫公演】日程:10月1日(土) 12:00公演 / 17:00公演10月2日(日) 13:00公演会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット料金:A席7,500円 / B席5,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:芸術文化センターチケットオフィスTEL:0798-68-0255(10:00~17:00 / 月曜休 ※祝日の場合翌日)【大阪公演】日程:10月5日(水) 14:00公演会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールチケット料金:A席6,500円 / B席4,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:枚方市総合文化芸術センター チケットデスクTEL:0570-008-310(10:00~17:00※休館日を除く)【神奈川公演】10月8日(土) 12:00公演 / 16:30公演10月9日(日) 13:00公演会場:KAAT 神奈川芸術劇場 ホールチケット料金:A席7,800円 / B席6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00 / 13:00~15:00)【東京多摩公演】10月11日(火) 18:30公演会場:パルテノン多摩 大ホールチケット料金:A席7,000円 / B席6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:パルテノン多摩TEL:042-376-8181【アフターイベント】登壇者:加藤和樹、高田夏帆+キャスト1名が日替わりで登場※キャストによるトーク、テーマ曲の歌唱を予定【日程】東京:9月22日(木) 14:00公演 / 9月23日(金・祝) 16:30公演 / 9月25日(日) 16:30公演兵庫:10月1日(土) 17:00公演神奈川:10月8日(土) 16:30公演※該当公演のチケットをお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2022年08月25日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第29話です。母の病状を真剣に聞いてくれた伯母さん。上手くやっていけそうな雰囲気でしたが…?使っていいと言われた部屋は…出典:instagram自分の荷物を整理していると祖母が帰宅出典:instagram伯母さんに呼び止められて驚く私出典:instagram荷物整理中祖母が帰宅。その流れで裸足で出歩くことを怒られてしまったのじさんですが…?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年01月31日話題の新作から懐かしの名作まで、幅広い作品のDVDが並ぶレンタルビデオ店『TSUTAYA』。映画やドラマ好きな人は、日常的に足を運ぶスポットですよね。シエル(@shieru_drama)さんも、海外ドラマが大好きだそうです。自身がDVDを選ぶ様子を撮影したところ、『TSUTAYAでなぜ裸足?』というコメントをもらったと添えて、Twitterに写真を投稿しました。足元を見ると、確かに靴を履いていません。どうして裸足なのでしょうか。前に「TSUTAYAでなぜ裸足?あなたの行動は理解できません!」とコメントもらったことがあったんですけど...自宅なんですよ。ただの海外ドラマオタクなんですよ。ここに住んでるんです pic.twitter.com/gMQwye2Syd — シエル | MyTSUTAYAに住む女 (@shieru_drama) August 30, 2021 自宅なんですよ。驚きの理由ですが、この写真は、シエルさんがつくり上げた、海外ドラマDVDのコレクション部屋で撮影されたもの。DVDがズラリと並んだ空間も、最初は段ボール1箱から始まったといいます。そこから、海外ドラマコメンテーターとしても活動するまでになり、海外ドラマのDVDは4千本ほど所有をしているのだとか。投稿を見た人たちからは、絶賛の声が集まりました。・素敵すぎるお部屋!まさに夢空間です。・うらやましい…。近所なら、DVDを借りに行きたいです。・住ませてください!こんなに素敵なコレクションがそろっていたら、秋の夜長が充実すること間違いなしですね![文・構成/grape編集部]
2021年10月14日5月頃から、屋外で雨に打たれながら、裸足でバレエを躍る少年の動画がソーシャルメディアでで話題となっている。しなやかな肢体と美しい回転に目を奪われるが、彼の周囲を見ると地面は未舗装で泥だらけ。いびつな塀の傍らには空きビンやバケツが積まれている。彼はナイジェリアの貧困地区にあるバレエ教室「リープ・オブ・ダンス・アカデミー」の生徒、アンソニー・ムメソマ・マドゥくん(11)。同校は独学でバレエを学んだダニエル・アジャラ・オウォセニさんが、貧しい子どもたちにバレエという芸術に触れる機会を持ってもらうため’17年に設立した。レッスンは無料で、運営費はオウォセニさんが貯金を切り崩して賄っているという。学校のInstagramアカウントでは、子どもたちのレッスンの様子を動画や写真で紹介。マドゥくんの動画も、このアカウントから発信されたものだったが、この1本の動画が彼の人生を大きく変えることとなった。Instagramでは31万回以上再生され、世界中からバレエ用品の寄付や支援金の申し出が多数寄せられた。Twitterでは女優のヴィオラ・デイヴィスが彼のダンスを絶賛。そして、米国で最も有名なバレエスクールから奨学金のオファーも舞い込んできたのだ。世界最高レベルのバレエ団アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のジャクリーン・ケネディー・オナシス・スクール。芸術監督を務めるシンシア・ハーヴェイは「英国の友達がこのビデオを送ってくれたの。すぐに彼を見つけようと動いたわ」とCincinnati Enquirerに語る。ハーヴェイは、マドゥくんがABTの3週間の集中プログラムに参加できるよう全額奨学金の手配をしたという。また、オウォセニさんも、インストラクションの技術を磨く2週間のトレーニング・カリキュラムへ招待。ハーヴェイは「これほど熱心な子どもには手を差し伸べるべきです。世界が私たちに教えてくれたことがあるのだとすれば、私たちはあらゆる種類の人を鼓舞し、お互いに多くのことを学ぶべきだということです。ダニエルとアンソニーに機会を提供するのは正しいことだと思います」とコメントした。
2020年08月05日夏になると、サンダルを履いて出かける人も多いでしょう。しかし、訪れた場所によっては靴を脱いで裸足で歩かないといけないところがあります。それは飲食店だけでなく、時には観光地でも靴を脱いで見学しなければいけません。文化財の建物に裸足で入らないで新潟県にある北方文化博物館は、Twitterで来館者に向けた注意喚起を投稿しました。北方文化博物館は、靴を脱いで建物に入り、茶室や庭園などが見学できます。しかし、夏の時期になるとサンダルで来訪する人も多く、そのような人たちに裸足での入館は控えてほしいと呼びかけたのです。なぜ、裸足で入館を避けてほしいかというと、足裏の皮脂汚れが日本家屋の床につくと完全に落とすことはできず、跡がずっと残ってしまため。【拡散希望】お願いです。日本家屋等文化財の建物に入る際は《素足での入館はご遠慮下さい》。夏はサンダルで外出する機会が増えますが「皮脂汚れ」が床につくと完全には落ちません。お子様ご友人にもお伝えいただき、どうか文化財を汚さないという意識のもとご見学いただきたくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/qfFngkGjd6 — 北方文化博物館 (@hoppo_bunka) August 1, 2020 写真を見ても分かる通り、床に足の跡がくっきりと残ってしまっています。足の皮脂汚れだけでなく、水たまりなどの汚れが足に付着していた可能性もあるとのこと。北方文化博物館では、スリッパの貸し出しを行っており、「文化財を汚さないという意識のもと見学してほしい」と呼びかけました。【ネットの声】・これは酷い…。もっと認知されるべきですね。・靴下を履かないと入館できないというシステムにするのも1つの手かもしれませんよ。・昔は友達の家でも靴下を履いていくように躾けられたんですけどね…。・これは大事な話。文化財を守りたいです。一部では、靴下を履かないと見学ができないといった場所もあるといいます。文化財を守るためにもこのような知識を持って意識したいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月01日まるで南国?! 店内へ入ると一面の砂浜「砂浜DINING BAR SHAPE BEACH(すなはまダイニングバー シェイプビーチ)」は店名の通り、一歩入るとそこは一面の砂浜です。なんと3tものパウダーサンドを敷き詰めているという店内は、リゾート感満載のリラックス空間。ビーチの夕暮れを感じさせるような照明が更にリゾートの雰囲気を醸し出し、ここが都会の真ん中であることを忘れてしまいそうです。ドレスコードは裸足! 靴下も脱いで心地よい砂浜へこのお店のドレスコードは、裸足です! 靴下やストッキングなどを履いていても、裸足になって入店するのがこの店のルール。サラサラのパウダーサンドの上を裸足で歩くと、その心地良さに思わず、足を砂にくぐらせたくなることでしょう。室温に合わせて、夏は冷たく冬は温かくなるという砂浜は、年中快適に楽しむことができます。好みに合わせて作ってくれる南国カクテル100種類ほどあるというカクテルは、スタッフに自分の好みを伝えればそれに見合ったものを提供してくれます。好みだけでなく気分にも合わせて作ってくれるので、南国気分を味わえるカクテルで気分は上々に。アルコールは均一価格で700円です。フードメニューはメキシコ料理の「絶品ファフィータ」を始め、店主こだわりのメニューです。細部にまでこだわったリゾート演出の数々を楽しむ床一面を砂で埋め尽くしたこのお店のリゾートへのこだわりは、並大抵ではありません! お手洗いまでも砂で埋め尽くしてあるのです。お手洗いに入った時、ふっと現実に返ることもなく、リゾート気分のままでいられます。また、カウンターに設置されている水槽の中には熱帯魚が優雅に泳いでおり、南国リゾートの雰囲気を高めてくれます。海外高級リゾートの砂浜で癒やしのひとときをべトナム・レダンの高級リゾートの砂を取り寄せるこだわりぶりで、足を深く埋めても床まで届かない程の量が敷き詰められています。その量は3t以上というから驚き!衛生面にも配慮されており、砂は無菌状態とのこと。足を砂にくぐらせ遊ぶことでマッサージ効果や癒やし効果もあり、まったりお酒を飲みながらのストレス解消も期待できそうです。「砂浜ダイニングSHAPE BEACH」は、OsakaMetro堺筋線の長堀橋駅、もしくは日本橋駅から徒歩約5分。都会にいながら、ぜひリゾート気分を味わってみませんか。スポット情報スポット名:砂浜DINING BAR SHAPE BEACH住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋2-2-8 新栄タワービル5F電話番号:06-6212-5541
2018年05月31日映画を通じてその国の文化を知る、そこに生きる人たちの生活を知る、そして映画をきっかけに旅に出たいと思う――。今、トルコに想いを馳せているのは、映画『裸足の季節』を観たからです。トルコの都市イスタンブールから1000キロ離れた小さな村に住む5人姉妹のお話で、古い慣習と封建的な思想のある村で生きる彼女たちに(日本人の)私たちのような自由はなく、あることがきっかけで家から出ることを禁止され、花嫁修業の日々…。えっ、この時代に!?という驚きがありました。ですが、恋をしたい、街に出かけたい、お洒落をしたい、自由に生きたい、というのは彼女たちも同じで。閉じ込められたカゴから羽ばたこうとするその力強さ、また自分の運命を受け入れて生きようとする潔さからは、自由であることの本当の意味を考えさせられます。姉妹の会話のなかに登場する街イスタンブール。…と聞いて思い浮かべるのは、やはりモスクが立ち並ぶあの街並でしょうか。たとえば、『007 スカイフォール』のオープニングはイスタンブール。空から撮影したあの何とも言えない美しさは格別で。『裸足の季節』のなかで姉妹たちからイスタンブールの言葉が出るたびに、その景色が頭のなかに思い浮かんでいました。また、イスタンブールと言えば、2万枚以上の青いタイルと250を超えるステンドグラスの窓が飾られたスルタンアフメット・モスク(別名ブルーモスク)、メドゥーサの首の像が柱を支えていることで有名な地下宮殿、ビザンチン建築の最高傑作と言われるアヤソフィア博物館大聖堂(聖ソフィア大聖堂)…など、あちこちに歴史的建築がズラリ。タイムスリップしたような感覚になる街です。話を戻します。この映画を観る前はどこか雰囲気が『ヴァージンスーサイズ』と似ていると思っていましたが、似て非なるものでした。『裸足の季節』には少女たちの生きるエネルギーが流れていて、そこから発せられる美しさと力強さに魅了される。古いしきたりや社会のなかの女性の在り方を問うだけの映画ではなく、そういう世界でも青春はあることを描いている。彼女たちの青春、その輝きにハッとさせられる。女性の力強さと輝きを感じてほしい一作です。(text:Rie Shintani)
2016年06月15日5人姉妹の、思春期特有の儚い輝きと自由への渇望を美しい映像の中に描いた『裸足の季節』。昨年のカンヌ国際映画祭はじめ、各映画祭・映画賞を席巻した本作は、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールや、今年カンヌで審査員を務めたキルスティン・ダンストなど国内外の著名人たちがこぞって絶賛。その熱波は日本にも上陸し、「ELLE Japon」では「世界を魅了するガールズ・ムービーの最高傑作」として取り上げられるなど、公開を前に大きな注目を集めている。そこでシネマカフェでは、キラキラして可愛いだけじゃない、思春期の少女たちが持つ儚さと美しさ、そしてエネルギーに満ちた姿を描いたガールズ・ムービーの傑作をふり返りながら、この初夏、絶対に見逃せない1本『裸足の季節』の魅力に迫った。◆映像、音楽、ファッション、そしてキャスト…センスが光る!世界が魅了された映画長女・ソナイ、次女・セルマ、三女・エジェ、四女・ヌル、そして末っ子のラーレは、10年前に事故で両親を亡くし、祖母と叔父と暮らしている。だが、毎日を謳歌していた美しい姉妹たちは、ある日、男子生徒たちと海で遊んでいたことをとがめられ、一切の外出を禁じられてしまう。ラーレは、自由を取り戻すため、秘かにある計画を立てるが…。『裸足の季節』は、トルコの小さな村を舞台に、自由を奪われた5人姉妹の末っ子が、自分の運命をつかみ取るため奮闘する姿を描いた甘美でほろ苦い反逆の物語。少女たちが放つキラキラした輝き、そして不条理な状況の中で自分の運命を掴みとっていく姉妹の姿は、日本でも感度の高い女性たちを中心に早くも支持を集めている。監督は、本作が長編デビュー作となるトルコ出身の新鋭デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。デビュー作とは思えない秀逸な脚本と構成、光あふれる美しい映像は、カンヌ国際映画祭監督週間への出品を皮切りに各国の映画祭で受賞を重ね、カンヌ映画祭パルムドール『ディーパンの闘い』(ジャック・オディアール監督)などを押しのけてアカデミー賞フランス代表にも選出された。実は、海で遊んでいたことを責められたという劇中のエピソードは、監督自身が少女時代に実際に体験した出来事が投影されている。また、監督は撮影中、自身の妊娠とも重なっていたが、無事クランクアップ後に出産。米バラエティ誌「注目すべき映画監督10人」にも選出され、待機作にハル・ベリー主演作も控えるなど今後の活躍が期待されている1人だ。さらに、エルギュヴェン監督に見いだされた5人姉妹のキャストたちの存在も見逃せない。「とにかく最高に姉妹が可愛い!」と映画評論家たちも絶賛を送る5人姉妹を演じた若き女優たちは、監督自身も「一発で恋に落ちた」という。三女・エジェ役のエリット・イシジャンのみ唯一の演技経験者で、4人はスカウトやオーディションで監督から才能を見出された、まったくの演技未経験者。しかしながら、思春期特有の少女たちの儚さや力強さをそれぞれが個性豊かに演じ、第21回リュミエール賞新人女優賞など、各国の映画祭で姉妹を演じた5人全員に数多くの女優賞が贈られた。また、「シャネル(CHANEL)」もこの新しい才能を応援しており、衣装提供としてサポートするなど、映画業界のみならずファッション業界も熱い視線を送っている。そんな本作には、「彼女たちの爽やかな美しさが辛さをも忘れさせてくれます。前を向いていく姿勢に女性なら誰もが勇気をもらえる!」――LiLiCo(映画コメンテーター)、「思春期の蒸せ返るような世界に目を奪われた。いつだって古いルールを変えるのは勇気ある若者たち。最高の映画です!」――紗羅マリー(モデル)、「旧来の価値観に押し込められた大人たちを置いて、彼女たちは1,000キロ先へ駆け抜けていく。どんなときも少女は自由でいなければならないのだから―なんて美しく眩しい戦いだろう!」――今日マチ子(漫画家)など、ひと足先に本作を観た著名人からも、続々とコメントが到着している。◆思春期の少女の輝きをとらえてきた傑作ガールズ・ムービーたち厳しい状況にありながらも、最後まであきらめず、夢や希望を持って立ち向かっていく“可愛いだけじゃない”少女たちの姿は、これまでも数多くの作品で描かれてきた。『裸足の季節』を観る前にチェックしておきたい、美しさと儚さが同居する思春期の少女たちの輝きを描いたガールズ・ムービーをふり返ってみた。●『海街diary』(是枝裕和監督/’15)4姉妹の心の機微を丁寧に描く先日の地上波初放送も記憶に新しい、吉田秋生の人気コミックの実写映画化。15年前に家を出て行った父の訃報をきっかけに、3姉妹が14歳の異母妹を迎え、4姉妹となった彼女たちの共同生活を通して、家族の絆を丁寧に描き出す。鎌倉を舞台に、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずと旬の女優が集結も話題を呼び、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝いた。●『ヴァージン・スーサイズ』(ソフィア・コッポラ監督/’00) 思春期の繊細さと危うさを美しい映像でとらえた5人姉妹といえば、本作を思い出すという人も多いはず。美しく、どこか謎めいたところのあるリズボン家の5人姉妹。ヘビトンボが郊外の街を覆いつくす6月、末妹セシリアが聖母マリアの写真を胸に抱きながら、剃刀で腕を切り自殺を図った。一命はとりとめたものの、彼女は数日後パーティーの最中に、窓から身を投げて命を落とす。そして、残された姉妹たちは…。キルスティン・ダンストも四女役で出演。思春期の強烈な感受性を繊細な映像でとらえた傑作。●『リンダ リンダ リンダ』(山下敦弘監督/’05) 女子高生たちの等身大青春バンド・ムービー高校生活最後の文化祭に向けて、オリジナル曲の練習を重ねて来た音楽部のガールズ・バンド。だが、本番まであと3日というときにヴォーカルの凛子が喧嘩で抜けてしまった。残されたメンバーは、ヴォーカルに韓国の留学生ソン(ペ・ドゥナ)を迎え、伝説のロック・バンド「THE BLUE HEARTS」のコピーを演奏することになるのだが…。懸命なヒロインたちの姿から、友情や恋、葛藤と意地の張り合いなど、青春のリアルな描写が生き生きと輝く。● 『ひなぎく』(ヴェラ・ヒティロヴァー監督/‘66)ハイセンスなファッションと映像で根強い人気を誇るガールズ・ムービーの先駆け金髪にひなぎくの花輪を飾る姉と、ダークブラウンの髪をうさぎの耳のように結った妹“マリエ"という同じ名前を名乗る、2人の女の子を主人公にした斬新なストーリー。実験的な映像とおしゃれな衣装や音楽で、カルト的人気を誇る60年代のチェコ映画。主人公に、オーディションで選んだ演技未経験者の2人を起用することで、より新鮮で斬新な雰囲気を感じさせている。どこか居場所がなく、それに気づきながらも闘い、どこか脅えてもいる2人の姿に共感する女子は多いかも。● 『花とアリス』(岩井俊二監督/’04) 幼なじみ2人の永遠のガールズ・ムービーショートフィルムとしてウェブ配信されていた作品の劇場公開版。主人公は、幼なじみの高校生ハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。ハナは落語研究会に所属する先輩・宮本にひと目惚れ。ある出来事がきっかけに、先輩に嘘をついて急接近するハナ。しかし、その嘘がバレそうになり、ごまかすためについた嘘から、先輩はアリスに恋心を抱いてしまい…。思春期の甘酸っぱい雰囲気満載、岩井監督作の中でも熱狂的な人気を誇る1本で、2015年にはその前日譚が長編アニメ映画化された。いつの世も、女性たちに勇気と希望の光を照らしてきたガールズ・ムービー。世界が魅了された物語を、スクリーンでも確かめてみて。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日3月から「Purpose Tour」で北米を回っているジャスティン・ビーバーがちょっとお疲れ?公演先のボストンの公園「ボストン・パブリック・ガーデン」で裸足で歩く姿を目撃されたと地元「Boston Globe」紙が伝えている。公演のベンチに座って特に変わった様子もなく音楽を聴いてリラックスしているジャスティン。変なのは、裸足だということだけ。公園だから裸足で芝生を楽しんでいた…と考えるにしても、滞在先のフォーシーズンズ・ホテルに入っていくジャスティンの足元もやはり裸足だった。公園での写真には靴の影さえ映っていなかったが、ホテルに向かうジャスティンの後ろを歩く関係者らしき人がスニーカーを手にしていたことから、外に出ている間ずっと裸足だったわけではなさそうだ。実はジャスティンには「靴」にまつわるエピソードが今回以外にも数回ある。2013年にツアーで訪れたグアテマラでは、ジャングルに子どもたちの学校を建てる手伝いとした後に靴が必要な子を見つけたジャスティンはその場で自分の靴を脱いでプレゼントしたことがある。同年アトランタでの公演中には舞台で踊っているときに片方の靴が脱げてズッコケてしまった。さらにその1年前、交際中だったセレーナ・ゴメスと自分に付きまとうパパラッチと乱闘を繰り広げた際、やっぱり靴が脱げて靴下姿を激写されたことが。ジャスティンのコンサートでは激しいダンスも人気の1つ。裸足で歩いてケガをしないようにと願うばかりである。(Hiromi Kaku)
2016年05月11日5人の姉妹たちが不条理な状況の中、自分たちの運命をつかみ取るべく奮闘する、甘美でほろ苦い反逆の物語『裸足の季節』。そのビジュアルの美しさはもちろん、思春期の普遍的な物語が共感を呼び、本年度第88回アカデミー賞にフランス代表作品としてノミネート、フランスでは異例のロングランヒットに。そんな本作には、マリオン・コティヤール、リース・ウィザースプーンらオスカー女優や、有名監督、海外セレブからの熱いコメントが続々と到着している。5人姉妹の末っ子ラーレは13歳。事故で両親を亡くし、祖母と叔父と暮らしている。だが、毎日を謳歌していた美しい姉妹たちは、ある日、一切の外出を禁じられてしまう。ラーレは自由を取り戻すため、秘かにある計画をたてるが…。メガホンをとったのは、米「ヴァラエティ」誌による「注目すべき映画監督10人」にも選出されたトルコ出身の新鋭女性監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。昨年のカンヌ国際映画祭監督週間で上映されるや、長編デビュー作とは思えないほど卓越した構成力と美しい映像、5人の少女たちのあふれんばかりの存在感が話題を呼び、以後も世界中の映画祭を席巻中。アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞にもノミネートされ、早くも世界から最も熱い視線を送られる1人となった。そんな中、いち早く本作を観た海外の著名人が、こぞって大絶賛を贈っている。■マリオン・コティヤールこんなに素晴らしい映画が、今年のアカデミー賞でフランスを代表することをとても誇らしく思う。生き生きとしていて、自由な精神を持った若い女性たちの魅力と美しさ。彼女たちが閉じ込められている社会の不条理。この映画には人間性と光、そして愛が詰っている。この映画はワイルドで、力強い。女優とキャスト全員は、完璧の域に達している。デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督の出現は思いがけない贈り物! 必見!■リース・ウィザースプーン感動! この映画ほど姉妹の絆が強い映画はない!■キルスティン・ダンスト大好き!『ヴァージン・スーサイズ』らしさもありつつ、監督のオリジナリティあふれる本当に美しい映画。■ジェームズ・フランコ今年、僕が一番好きな映画。とにかく美しい映画だ。演技も演出も、美しい。登場人物のキャラクターとその関係性が映画に魔法を与えている。姉妹演じる若き女優たちが素晴らしい!■ダーレン・アロノフスキーなんてこった! なんていい映画なんだ!■M・ナイト・シャマランすばらしかった。閉じ込められる5人の姉妹は美しく、映画全体も美しい。感激!■レナ・ダナムこれほど力強い映画を今までみたことがない。映画館へ走って! 歩いちゃだめよ。叙情的で過激でゴージャス!■ジョイス・キャロル・オーツ激しいエネルギーと輝きに満ちあふれている。『裸足の季節』は比類ない映画体験だった。 トルコの田舎で親を亡くした5人姉妹ー悲劇と希望が織り交ざった、若者版『ベルナルダ・アルバの家』(’87)。様々な分野で才能を発揮している海外セレブたちがイチ押しする本作。今後、間違いなく映画界を牽引する新たな監督になるであろう、デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンの瑞々しいデビュー作を、スクリーンで確かめてみて。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月04日昨年のカンヌ国際映画祭監督週間で上映され、「第88回アカデミー賞」外国語映画賞にもノミネートされた『裸足の季節』。世界中を席巻した本作のティザービジュアルがこのほど解禁された。13歳のラーレは5人姉妹の末っ子。10年前に両親を事故で亡くし、いまは祖母の家で叔父たちとともに暮らしている。厳格なしつけ、古い慣習、封建的な思想。さまざまな困難のなかで、彼女たちは自由を獲得しようとするが、長女から順番に初めて出会う男性のもとへと嫁がされていく…。トルコ出身の監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンのデビュー作である本作は、「第68回カンヌ国際映画祭」ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を獲得し、「第73回ゴールデングローブ賞」外国語映画賞にノミネート。また昨年のカンヌ国際映画祭監督週間で上映されるやいなや、長編デビュー作と思えないほど卓越した構成力と美しい映像、5人の少女たちの溢れんばかりの存在感が大きな話題を呼び、世界中の映画祭を席巻した。さらにトルコ語作品ながら、並みいる強豪を押しのけ「アカデミー賞」フランス代表に選出、そして同外国語映画賞にもノミネートされ、自国語以外の作品がフランス代表となったのはポルトガル語作品の『黒いオルフェ』以来、実に56年ぶり2度目となる快挙を遂げた。今回解禁されたティザービジュアルは、生い茂る木々から木漏れ日が差す中、主人公のラーレを先頭に、5人の姉妹が駆け抜けている姿。「扉を開けて、私たちは駆けてゆく。」というコピーが、古い習慣に閉じ込められた少女たちが自由に向かって走り出すというストーリを感じさせるそんな勢いあるポスターになってる。『裸足の季節』は初夏、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月05日