中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想らが出演する前代未聞の穴ドラマ「滅相も無い」のナレーションを、声優・津田健次郎が務めることが決定した。日本に突如現れた、7つの巨大な穴。様々な調査が行われたが、その正体は不明。人々は穴とともに暮らし始め、穴に入る者もいたが、帰ってきた者はまだ誰もいない。そんな中、穴を神とする小澤(堤真一)は、「穴の中には救済がある」と説く。リゾート施設に集まった川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)は、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならない。そして1人目、川端が話を始める――。そんな穴の登場をきっかけに語られる8人の密やかな人生を、ナレーションの津田さんと共に巡っていく。津田さんは「ある日空中に穴があく。その穴を巡る8人のドラマで…この物語は…えっと…面白さは…このドラマにコメントしろと?いや、無理。だってこの面白さは観て貰わないと伝わらないのですから」とコメントしている。また主題歌は、「クリープハイプ」の書き下ろし楽曲「喉仏」に決定。尾崎世界観によって私的でありながら清々しさも感じるアップテンポなナンバーが完成。「物語に寄り添いつつも、ちょうどいい距離感を保ちながら、必要な時にパッと作品を照らし出す。そんな音と言葉を意識しました」とコメントも寄せている。そんな楽曲も流れる本予告映像も到着。場面写真も併せて公開となった。第1話あらすじ日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。3年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何も分からないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。話す順番は、入る予定が早い順となった。そして一番早いのは、12月6日に入る予定の川端(中川大志)。川端の話を岡本(窪田正孝)がメモし、菅谷(染谷将太)ら6人も耳を傾ける。川端は、自分の小学生時代から語り始める。幼い頃から怒ることができなかったこと。そして、怒れないまま大人になっていったこと。「そんな時に、穴が現れたんです」川端の物語の先にあるものとは――。「滅相も無い」は4月16日より毎週火曜日24時59分~MBS、毎週火曜日25時28分~TBSほかにて放送(全8話)。TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間。Digital Single「喉仏」は4月17日(水)リリース。(シネマカフェ編集部)
2024年03月27日二階堂ふみ主演で現在放送中のドラマ「Eye Love You」の公式Instagramが、チェ・ジョンヒョプと中川大志の撮影合間の様子をとらえた映像を公開した。本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう能力を持つ主人公・本宮侑里(二階堂さん)が、韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会い、新たな恋に踏み出していくファンタジック・ラブストーリー。今回、SNSに投稿されたのは、テオ役のチェ・ジョンヒョプと、侑里を支えるビジネスパートナー・花岡彰人役の中川さんが、早口言葉に挑戦する様子を撮影した映像。日本と韓国、それぞれの早口言葉が披露される今回の映像。視聴者からは「それぞれの国の早口言葉を教え合う…なんて尊くて、素敵な時間なんでしょうか」、「ぬぉぉぉ可愛すぎる疲れ吹っ飛んだ!!!」、「永遠に見ていられます」、「ほっこり」、「癒し」、「尊すぎ」、「2人仲良しで微笑ましいです」、などと多くのコメントが書き込まれている。第8話(3月12日放送)テオ(チェ・ジョンヒョプ)の部屋で「心が聞こえる少女」という絵本を見つける侑里(二階堂ふみ)。そのストーリーは、侑里とテオの出会いからいままでの思い出と事細かにリンクしていた。そして、絵本に書かれた「やがて2人にはさまざまな不幸が降りかかったのです」という言葉の通り、侑里の周りでハプニングが次々と巻き起こる。侑里と真尋(山下美月)の2人は、事の真相を探るべく、テオの部屋に乗り込む――。「Eye Love You」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月08日二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプが共演する「Eye Love You」第5話が2月20日放送。侑里が花岡の“心の声”を聞くシーンでの中川大志の演技に「今日は中川大志優勝回」「もはや芸術的だった」など絶賛の声が送られている。本作は、二階堂さん演じる目を合わせると相手の心の声が聞こえる“テレパス”の主人公・本宮侑里と、フードデリバリーをしていて侑里と偶然知り合い、その後彼女の会社のインターンとして働くことになる韓国人留学生・ユン・テオが織りなすラブストーリー。キャストには二階堂さんのほか、侑里が社長を務める人気上昇中のチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」でインターンとして働くテオにチェ・ジョンヒョプ。侑里とともに「Dolce & Chocolat.」を立ち上げたビジネスパートナーだが、内心では彼女を想い続けてきた花岡彰人に中川さん。侑里の恋愛相談にも乗るショコラティエの池本真尋には山下美月。韓国語ができることでテオと話す機会が多く、侑里をやきもきさせたこともある「Dolce & Chocolat.」社員の仁科明日香には鳴海唯。真尋がドクター=医者と勘違いして“ロックオン”したが、実はドクター=博士の小野田学には清水尋也。侑里が心の声を読み取って会話している父・本宮誠には立川志らく。侑里が遭った水難事故の現場に居り、彼女とテオが近づくことに大きな拒否反応を見せた飯山利一には杉本哲太といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。チョコを受け取ったテオが心の中でつぶやいた「ヌナ」という言葉の意味が「お姉さん」だと知り、侑里は自分が恋愛対象ではないのかとショックを受ける。一方のテオは小野田が“テオの好きな人”からもらったという義理チョコが、自分がもらったものと同じであることから、“侑里にとって自分が特別は存在じゃない”とショックを受けていた。そんななか「Dolce & Chocolat.」の「環境に配慮する」という企業理念を伝える念願のセミナーが、テオの大学で開催される…というのが今回のストーリー。終盤、花岡は「社内恋愛がだめってルールはないから」と侑里に告げ、さらに侑里の想いに気づいていることも伝える。動揺していた侑里が顔を上げると花岡と目が合い、彼の心の声が聞こえてくる…「俺はもういい…これでいい…これでいいんだ。ずっと好きだった…」。このシーンに「今週の主役はまちがいなく花岡だったよ…」「心の声と、表情が本当にちゃんと苦しいくらい合いすぎ」「ずっと言えなかった想いが表情にあらわれてて泣いた」などの声が続出。中川さんの演技にも「今日は中川大志優勝回やったわ」「今日の中川大志はもはや芸術的だった」「中川大志って視聴者泣かす天才かよ」など絶賛の声が殺到している。【第6話あらすじ】テオの本採用が決まるが、侑里は花岡の想いを知った衝撃でテオを振り、2人はかつてなく気まずい雰囲気になる。そんななか投資家とのマッチングイベントのため、侑里・花岡・テオの3人は北海道へ出張することになる。自分の想いに蓋をして侑里とテオを応援する花岡と、侑里と花岡が特別な関係だと信じているテオ。侑里は地獄の展開に狼狽する…。「Eye Love You」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2024年02月21日来年1月スタートのTBS系新火曜ドラマ「Eye Love You」に、中川大志が出演することが分かった。二階堂ふみが主演を務める本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・本宮侑里と、超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)との恋模様を描く、もどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー。今回出演が明らかになった中川さんが演じるのは、侑里を支えるビジネスパートナー・花岡彰人。侑里が経営するチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の専務取締役で、経営面から侑里を支えている花岡は、徹底した合理主義者で、一見するとクールで無愛想だが、侑里や社員たちが困ったときには必ず手を差し伸べる頼もしい存在。侑里とは大学時代に出会い、自身がビジネスにしていこうと考えていた環境問題に詳しい侑里に興味を持ち、その思い切りの良さや度胸、芯の強さに社長としての才覚を見出し、共に会社を興すことを決意した。職場恋愛などあり得ないと考え、侑里ともあくまで仕事上のパートナー。あるきっかけでテオに出会い、ストレートに愛を表現する彼を前に、花岡は侑里にどんな感情を抱くのか。花岡の揺れ動く繊細な心模様をどのように表現するのか注目だ。「自分としても思い入れのある火曜ドラマに久しぶりに出させていただけることをうれしく思いますし、楽しみにしています」と出演を喜んだ中川さんは、花岡というキャラクターについて「すごくチャーミングな人物」と分析。また「二階堂さんとのシーンは撮影しましたが、これからチェ・ジョンヒョプさんとも一緒にお芝居をするので、初めての日本でのドラマ撮影で慣れない環境に戸惑うことも多くあると思いますが、リラックスしていただける楽しい現場になったらいいなと思っています。おこがましいですが、そうなるように、僕も自分なりにサポートさせていただきたいと思っています」とコメントしている。「Eye Love You」は2024年1月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日俳優の北村匠海と中川大志が出演する、日本マクドナルドの新CM「ハワイやんバーガーズ」編ほか2本が、25日より放送される。新CMでは、北村と中川が夏のビーチに登場し、新商品を食べながら「ハワイやん」を連発する。小学生の頃から顔見知りの北村と中川は、同社CMでは初共演ということもあり、どこか照れ臭そうな雰囲気。中川が「匠海とこういうシチュエーション初めてだな~。なんか恥ずかしい(笑)」と笑みをこぼすと、北村も「照れるよね(笑)」とニッコリ。カメラの準備が整うと中川は気持ちを切り替えるように「このツーショットおもろいな!」と関西弁で気合いを入れ撮影に臨んでいた。「ハワイや~ん」とリアクションするシーンはセリフと表情のバランスが難しく、中川が「これ、けっこうムズいわ。はっちゃけてやらないと!」と言うと、北村も「僕はいろんな感情を試してる」と悩んでいる表情を見せる。そんな2人を見た監督が「『ハワイや~ん』って、こんな感じでお願いします」と手本を見せると、北村と中川は「監督さんの演技が上手すぎるんだよな~(笑)」と顔を見合わせ爆笑していた。■北村匠海&中川大志インタビュー――マクドナルドのCMで初共演した感想を聞かせください。北村:ちょっと新鮮というか……。中川:自分たちでもモニターチェックしててちょっと照れくさいというか、芝居しててもなんか不思議な感じがあって。北村:映画ともまた違うし、付き合いも長いから。中川:もう小学生の時から知ってるので、お互い弾けられるかな、大丈夫かなと思ったんですけど…まだまだフレッシュだぞっていうことが今日のテーマで(笑)。北村:そうですね。ちょっと10代に立ち返るみたい。楽しかったです。――マクドナルドにまつわる思い出やエピソードがあれば聞かせてください。中川:思い出というか……もう日常?(笑)北村:日常だよね(笑)。中川:どうですか? マクドナルドのCMですよ。マクドナルドだぜ!北村:ありがたいです。子どもの時から慣れ親しんでる。マクドナルドが、やっぱバーカーとかポテトとか真っ先に思い浮かぶもん。中川:旅行に行くとか、ロケで遠いところへ行くとか、その時にマクドナルドの黄色い看板があったらもうドライブスルーに寄るのが大好きで。仕事の合間に寄るとか、撮影が終わった後の“ドライブスルー”で食べながら帰る感じとか。北村:幸福感ありますよね。僕は(マクドナルドが)地元の駅前にあったので、みんなで集まって食べたり、みんなで行く場所だったな~。――「ハワイやんバーガーズ」を食べた感想と、北村さん、中川さんがオススメの商品を教えてください。北村:めちゃくちゃおいしかったね~。『チーズロコモコ』とか『ガーリックシュリンプ』とか『ザク切りポテト&ビーフ』とか……新しいソースでマクドナルドのオリジナルな感じがすごくあって……。中川:ハワイだし、マクドナルドだし。北村:ちょっと辛さがあるのが夏にピッタリ。中川:どれがいちばん好きだった? 迷うけどね~。北村:僕は『チーズロコモコ』と『ガーリックシュリンプ』をCMの中で食べたんですよ。中川:そうか『ザク切りポテト&ビーフ』は食べてないのか。北村:そうなんだよ。大志しか食べてないんだよ。中川:これもね、おいしかったんですよ。北村:絶対おいしいじゃん! でも僕はね~『ガーリックシュリンプ』かな。中川:『ガーリックシュリンプ』ね、絶妙なガーリックだったよね(笑)。北村:そうそう、やっぱサクサク感がたまらなかったですね。『ハワイやん』ですよ。中川:CMでも『プリップリのエビが』って言ってますけど……詰まってたね、エビが。でもね~『ザク切りポテト&ビーフ』もね、食感がザクって感じなんですよ。あれがちょっと男心をくすぐる。ハラペーニョもね、ピリッと感ありつつも爽やか、みたいな。「もうハワイやん」(笑)。思わず、みなさん言うと思いますよ。北村:「もうハワイやん」中川:こんなん言うか? って思ってる人もいると思うんですよ……言うと思いますよ(笑)。北村:ひと口でね。で、思わず「ハワイやん」って出ちゃうと思います。――北村さん、中川さんとハワイのつながりや思い出などあれば聞かせてください。**北村:実家に、父がハワイの海で僕を抱いてる小さい頃の写真が残ってて(記憶には)まったくないんだけど、自分が1歳とかなのかな……たぶん家族3人でハワイに行ったらしい。大人になってからは……高校の修学旅行がハワイでした。中川:修学旅行がハワイだったんだ! いいね、めちゃくちゃ楽しそうだね。北村:めっちゃ楽しかった~。旅行に行きたいっていったらいろんな国あるけど……バカンスっていったらハワイだもん。中川:みんながあんなに好きな理由わかるよね、1回行くと。北村:自然もあるし、買い物も楽しいし、ごはんもおいしいし。中川:僕は写真集の撮影で、初めて。その1回だけなんだけど……もう「ザッツ・ハワイ」なことを詰め込んで。ちょうど20歳になる時にハワイに行って。もうなんか人も素敵だしさ、空気も本当にいいし。浮かれますねハワイは。――小学生の頃から友人関係のお2人ですが、一緒にハワイへ行ってやってみたいことはありますか?中川:僕は釣りが趣味なので一緒にハワイで釣りとかしたいですね~。北村:大きそうだね、ハワイの海の魚たちは。中川:海でも南国の魚が釣れると思うし、ジャングルとかそういうところでも何かおもしろいものが釣れそう。ハワイに行ったらもちろんショッピングとか都会もいいんだけど、匠海と自然を味わいたいな。北村:それはもう僕もですよ。僕は前にハワイ行った時は、水泳やってたから泳げるのでウミガメと泳いだりしたので、やっぱり海とか水にまつわるアクティビティはしたいですね。中川:海も入りたいよね。ハワイ行ったら……それは入ろう。北村:アレ見たんですよ間近で、クジラの潮がパーって。普通にビーチみたいなところで遊んでたら、奥で尻尾をバーン! って。すっごい幸運なことなんだって、それが見られるのって。あの巨体が近くいるんだと思ったら、すごく恐かったけど。――世間は夏休みシーズンですが、もし長期の夏休みが取れたら何をしたいですか?中川:長期だったら……海外も行きたいしね~。しばらく行けてないから。北村:せっかくだから東京を飛び出して……日本でもいいし海外でもいいし。長期(の夏休み)ならもうどっか行きたいね。中川:キャンピングカーを借りてドライブしてみたいね。キャンピングカーの旅!北村:飛行機とか新幹線じゃなくてね。中川:移動も楽しい、それも込みで。北村:それめっちゃ楽しい! 行く先々であったお店に入っていく、みたいな。中川:バーベキューして。いいね~。――最後に、ハワイやんバーガーズとマクドナルドのファンにメッセージをお願いします。北村:マクドナルドから、今年も“ハワイやん”な商品が登場します!中川:ハワイの定番料理をイメージした夏を代表する、定番商品『チーズロコモコ』『ガーリックシュリンプ』。北村:そして、新商品の『ザク切りポテト&ビーフ クリーミーハラペーニョ』が登場します。中川:日本に居ながらまるでハワイで過ごしているかのような気分を味わえる。北村:思わず「ハワイやん」と言ってしまいそうになる、夏にぴったりなバーガーです。中川:皆さんも、全国のマクドナルドのお店でぜひ、“ハワイやん”な夏を……北村・中川:お楽しみください!!
2023年07月20日俳優の中川大志が出演する、池田模範堂・ムヒシリーズの新CM「メッセージ花火」編、「毒虫と戦うプロ」編が、10日から放送される。中川は「メッセージ花火」編に浴衣姿で登場。花火大会に来たものの蚊に刺されてしまい、かゆくて集中できないでいると、花火からメッセージが送られる。それを見てムヒを持っていたことを思い出した中川は、一塗りすると爽快感のあまり「うっひょ~い」と叫び、宙に舞い上がる。一方の「毒虫と戦うプロ」編では、ダークスーツを着用した中川が、様々なジャンルのプロも苦しむ毒虫刺されに新商品を紹介。プロたちが「これだっ!」と納得する姿に、嬉しそうな表情を浮かべる。■中川大志インタビュー――CMキャラクターに就任した感想は?いや~、びっくりしています。僕もびっくりしているし、家族もびっくりしていました(笑)。「自分でいいんですか?」っていう感じですね。ほんとうに、歴史ある商品ですし、日本の家庭に液体ムヒがない家は無いんじゃないかっていうぐらい、僕も小さい時から、身近でずっとお世話になっていたものだったので、まさか自分がやらせてもらえるとは思っていなかったので、すごく光栄です。緊張しながら撮影をしていました(笑)。――CMキャラクターに就任されての意気込みを教えてください。とにかく今回のCMでは、液体ムヒを塗ったあとの爽快感というか、はじける表情だったり、何度もジャンプして体で表現するというシーンだったりが多かったので、表情と身体的にはじけるというか、そこをがんばりました。――十分伝わってきました!乳酸が溜まっています(笑)。――すごくたくさんジャンプされていましたもんね。カメラのアングルと表情、ジャンプの空中でのかたちと、いろんなことがクリアできないといけなかったので。たぶん、いま現在、飛ばせたら日本一の俳優なんじゃないですかね。「ロイター板は任せてくれ!」っていう感じですね。――CMの中で「うっひょ~い」というセリフと共に、爽快感をテーマにした本商品ですが、これまでで一番爽快だったエピソードを教えてください。サウナに入るのが好きで。少し前なんですけど、屋外のサウナに入って、水風呂の代わりにそのまま川に飛び込むっていうのを経験させてもらったんです。冬で、川が水温4℃くらいだったんですよ。これ本当に入れるのかな? と思ったんですけど、サウナで体を温めていっぱい汗をかいて、裸で4℃の川に飛び込むっていうのがものすごく気持ちよくて。川沿いのベンチに横たわりながら、ちょっとぼーっとする時間があったんですけど、気持ちよかったですね。ものすごくシャキッとして。なかなか人間、4℃の川に裸で飛び込む経験ってないじゃないですか。かなりの爽快感がありました。通常のサウナと異なり水風呂の温度って、サウナ施設によってもぜんぜん違うんですけど、川の自然の冷たさなので、4℃の水温というのはなかなかなくて。また景色も気持ちよくて、外の空気と空を見上げながら川に飛び込むっていうのがロケーションも相まってすごく気持ちよかったですね。すごく爽快でした。――今年の夏、やってみたいことは?夏といえばBBQとかビアガーデンとか。外でごはん食べたりとか、お酒飲んだりすれば、やっぱり気持ちがいいじゃないですか。子どもの時からキャンプによく行く家族だったんですけど、なかなか最近キャンプに行けていないので、またキャンプ場に行って、自然のなかで何かあぶりながら、食べながら、外でビールを飲めたら最高ですね。夏! って感じがして。キンキンに冷やして、それこそ川とかで冷やして、外でビール飲みたいですね。――アウトドアがお好きなんですね。そうなんです。だから、刺されるんです……! 釣りも好きですし、キャンプも好きだし、ゴルフとか、アウトドアの趣味が多いので、結構、蚊に刺されるシチュエーションが多いですよね。もちろん撮影でも、普段行かないような森の中とかで撮影をしたりするときは、必ず液体ムヒにお世話になっていますね。――CMの衣装である浴衣、また花火大会にまつわるエピソードは?浴衣……なかなか着てないですね。学生時代とかもなかなか着た記憶がないんですけど、夏っていう感じがしてテンションあがりますね、着るだけで。でも実家に屋上があったんですけど、そこの屋上から一番近くの花火大会がちょっと遠くに見えるんですよね。なので、毎年決まった時期に家族と屋上で焼肉とかやりながら、花火を見ていたのは記憶にありますね。花火大会の会場に行って人ごみの中で花火を見るっていう経験はあんまりなくて。でも花火大会って、なかなか花火を見に、会場まで行くっていう機会はそんなに多くはなかったんですけど、思いもよらないタイミングで出くわしたりするじゃないですか。花火の打ち上がる「バーン」っていう音が聞こえてきて、「あれ?」みたいな。「あ、今日近くで花火大会なんだ」みたいな。車から見えたり、電車から見えたりとか、そういう瞬間は、「うわ、ツイてるな」って、夏って感じがしますよね。たまたま出会えた花火大会ってうれしいっすね。いやぁ、花火大会、行きたいっすね。――撮影で大変だったことは?液体ムヒを塗った後の爽快感「うっひょ~い」っていうセリフがあるんですけど、そのセリフと共に顔の表情とジャンプする弾け具合というか、そこはこだわって何テイクもやらせてもらって。難しかったですけど、でも花火がちょうどバーンとはじけるのと、「気持ちいい!」っていう爽快感がリンクしていて、ものすごく夏らしいCMになったんじゃないかなと思います。――楽しかったことは?楽しかったことは、ちょっとだけ花火大会の気分を味わえたことですかね。照明部さんが、ものすごくリアルな明かりを作ってくださって。ライトの花火がぱ~っと上にあるんですけど、それを見ながら、あぁいいなと思って。花火大会行きたいな(笑)と思いながら、ちょっとだけ花火大会の気分をスタジオの中で味わえましたね。スピーカーで音も出してくださっていたので。なんか最近あんまり味わっていない花火大会を、みんなでこうぎゅっとなって、一緒の方向を見上げるっていうのは、やっぱりいいなぁと思いましたね。
2023年05月10日俳優の中川大志が、池田模範堂・ムヒシリーズの新イメージキャラクターに決定した。新たにイメージキャラクターに選ばれた中川。鮮やかな赤の浴衣姿で、花火などの「ザ・日本の夏」を楽しむ男を表現した。中川は新CMの見どころについて、「花火がはじけるバーンっていうのも楽しいですし、そういうのを思いっきり楽しむためにも、『液体ムヒ』の準備とともに夏がはじまるみたいな、そんなCMになるんじゃないかなと思っています」とコメント。また、これから訪れる夏を前に「久々なお祭りだったり、花火大会がもしかしたらあるかもしれないですし、今年は思いっきり、はじけたいな。はじけてほしいなと思いました」と期待を寄せている。
2023年03月22日人間のみっともない部分を愛情込めて描き続ける足立紳監督が、20年がかりで念願の企画を実現させた映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』より、昭和を彩る場面写真が公開された。足立監督自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作に、「プライドを獲得しようと必死にもがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす本作は、昭和末期のいまを過ごす個性豊かな7人の小学生男子を主人公にした物語。Z世代を中心にトレンドになっている昭和レトロだが、本作にも昭和を感じるものが登場。正太郎(松藤史恩)の家には、家庭用ゲーム機・PCエンジンがあり、皆が羨ましがる一幕が。任天堂のファミコンの発売から数年が経過した頃に発売され、日本国内で590万台を売り上げたが、ファミコンには遠く及ばなかった。また、皆が通う駄菓子屋や、瞬(池川侑希弥)がサモ・ハン・キンポー監督×ジャッキー・チェン主演の『サイクロンZ』(’88)を観に行く映画館にも昭和を感じる。映画館には、『あぶない刑事』(’87)、『またまたあぶない刑事』(’88)や、古村比呂と「BARBEE BOYS」近藤敦が出演した『ふたりぼっち』(’88)のポスターが。瞬と隆造(田代輝)が初めて西野家を訪ねたシーンでは、8ミリビデオや1,000本のVHSビデオが本棚に並び、西野(岩田奏)は瞬と隆造から羨望の眼差しを向けられている。ほかにも、瞬が熱を出せば水銀式体温計で計測、昭和の定番であるヤンキー中学生“政ちゃん”も登場。昭和末期を舞台にした本作では、全編に渡って昭和が貫かれている。そこに一役買ったのは、ロケ地となった飛騨市。古い建物、街並みが残っていることに加え、足立監督が少年時代を過ごした町にも似ていたことから決定したそう。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は3月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雑魚どもよ、大志を抱け! 2023年3月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
2023年02月27日俳優の中川大志が10日、東京・表参道の「パラッツォ フェンディ 表参道」で行われた同店のオープンを祝したレセプションイベントに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド「フェンディ」は、2月11日に東京・表参道に国内最大級の大型フラッグシップストア「パラッツォ フェンディ 表参道(Palazzo FENDI Omotesando)」を移転オープンする。この日、オープンを祝したレセプションイベントが開催。中川はジーンズにロングコートを合わせたコーディネートで登場し、「僕はロング丈のコートがすごく好きで普段からよく着るんですけど、今日もバランスが僕の好みで、色も春らしくて気分が上がります」と語った。また、寒い季節どのように楽しんでいるか聞かれると、「お風呂に長く浸かって、スピーカーで音楽を聴きながら大きい声で歌っています」と答えた。イベントにはそのほか、伊藤英明、大平修蔵、大政絢、ZICO、鈴鹿央士、トリンドル玲奈、仲里依紗、広末涼子、広瀬アリス、真木よう子、松本まりか、三浦翔平、三吉彩花、百田夏菜子、森星、米倉涼子らが出席した。
2023年02月10日5人の人気俳優、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3』。『アクターズ・ショート・フィルム』とは、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。カメラの向こう側にいた彼らが、今回はカメラ越しにどんな世界を創り上げるのか? 各所から大きな注目を集めているWOWOWの一大プロジェクトだ。いよいよ2月11日(土・祝) にWOWOWで放送・配信となる『アクターズ・ショート・フィルム3』だが、この度、監督を務めた中川大志に作品『いつまで』についての動機や想い、撮影状況などを語ってもらった。――監督業に挑戦できる機会を得たことについて、どのような思いをお持ちになりましたか?中川大志(以下、中川)子どもの頃、この仕事に出会う前から、映画のメイキングを見るのが好きでして、“裏側”というか、「このカットはどういうふうに撮影されたんだろう?」といったことにすごく興味がありました。この仕事に出会ってからも、様々なプロフェッショナルな大人たちが集まって、ひとつの作品、エンタテインメントを作っていくという現場がすごく好きでした。僕はずっと“俳優部”の一員として作品に関わってきましたが、現場には他にも技術スタッフ、美術、衣装、メイク……などいろんな部署があって、彼らと一緒に作品を作っていく過程が楽しくてこの仕事を続けてきたところもあったので、そういう意味でずっと(監督業に)チャレンジしてみたいという思い、憧れはありました。それがまさかこんな早いタイミングで、しかもこれだけ恵まれたバックアップの体制がある中でやらせていただけるというのは、贅沢な機会で嬉しかったです。――「やりたい」という思いは周囲には伝えていたんですか?中川いろんなところでポロポロと言ってましたね。取材や番組などで。それをプロデューサー陣が見てくれていて、声をかけてくださいました。言っておくものだなと思いました(笑)。――実際に監督をされてみて、手ごたえは感じていますか?中川納得はいっていますね。やりたいことを全部叶えさせていただけたなと思います。もちろん、一人では辿りつけなかったと思います。ものすごく充実した体制で、ここまでバックアップしていただいてやれる機会というのはなかなかないと思います。アドバイスもいただきながら、やりたいことをかなえてもらいました。準備段階からそうですが、撮影中も全て納得のいくカットが撮れましたし、編集も楽しかったです。仕上げまでもうちょっとあるんですが、自信をもって自分がやりたかった作品ができたと言えますね。――以前からこういう作品を撮りたいという構想はお持ちだったんですか?中川いや、今回のお話をきっかけに「どんなものをつくろうか?」と考えました。――撮る前と撮った後で変化はありますか?中川改めて、作品の完成にいたるまで「0」から「10」までの段階があるとしたら、僕ら俳優部は半分を過ぎているような段階で参加することも多いのですが、知らないところでこれだけの準備があって、これだけのスタッフが動いている。ロケハンに行くのもそうですし、ロケーションを貸してくださる人たちもいて……本当に何から何までですね。もちろん、想像はしているし、頭ではわかっていたんですけど、直接、自分が経験することで、ひとつの作品が、どれほどのプロセスを踏んだ上で成り立っているかということを感じました。スタッフの方たちへのリスペクトは強くなりましたし、難しさも楽しさも感じることができました。「この時にしかできなかったよね」と言えるような作品にしたい――自分が演出をつける立場を経験して、今後の俳優業に対して意識が変わった部分などはありますか?中川監督がどれだけ大変かということを知ることができたというのはありますね。俳優部に戻った時、(監督の大変さを)知っているのと知らないのでは大違いなので。僕はカメラも好きで、写真を撮ったり、学生時代には遊びで映像を撮って自分で編集をしたりもしていたんですが、ちょっとでも知っていると違うんですよね。「あ、いま、何ミリのレンズで撮っているのか」とか、撮ったことがあるとわかることってあって「いま、どれくらいのサイズで自分は撮られているのか」とか「いまは明かりが少ないから、早く動き過ぎるとブレちゃうな」とか。そういうことってやったことがないとわからないですよね。監督業もそうで、今回、経験させていただいて、他のスタッフの方たちの動きもわかるようになって、そうなると(俳優部で)現場にいて「いま、何の時間なんだろう?」とわかんなくなることがないんですよね。他のスタッフの人たちが何をやっているのかがわかるというのは大きいですね。いろんな部署の人たちの仕事をより具体的に理解できるようになった部分もありますね。『いつまで』メイキング写真ただ、監督によって、組によってディレクションの仕方みたいなものも全く違うし、進み方も違うので「正解」はないと思ってます。監督として今回、みなさんに演出をつける上で、やはり自分は俳優なので、できる限り俳優の方たちに寄り添えるように、俳優の「生理」がわかっているぶん、そこは丁寧に言葉を選びながら、距離感や現場のつくり方に関して考えて、常に「自分だったら?」というのは頭にあったかもしれません。俳優をやったことがある監督もいれば、監督をやったことのある俳優もいますが、信じて任せるところは任せる、託すところは託さないといけないし……。監督がジャッジしないといけない場面もありますが、それでもその道のプロの人たちが担っている役割はあるので、こちらも言うことは言いますが、最終的に、それ以上はその道のプロにしかわかり得ない部分もあると思うので、そこは信じて託さないといけないし……そうしたリスペクトが集まって、こうやって一つの作品が出来上がっていくというのは改めて感じたところですね。――キャストのみなさんは、同世代で、これまで“俳優同士”として付き合ってきた存在ですが、今回は「監督と俳優」という関係性でした。同世代という点で感覚的にはつながりやすかったかと思いますが、やってみていかがでしたか?中川楽しかったですね。そこは今回、やりたかった部分でもありました。過去2回の『アクターズ・ショート・フィルム』を含め、自分が最年少組の監督ということで、やはり自分たちの世代のエネルギー、この先、何十年経っても「この時にしかできなかったよね」と言えるような作品にしたいという思いがありました。なので、自分たちの世代の物語にしたくて、必然的に俳優陣も同世代になったし、脚本をお願いした増田嵩虎さんも同世代でした。『いつまで』――そもそも、この『いつまで』という物語がどのようにつくられていったのか? 脚本の増田さんにはどういう経緯で入ってもらうことになり、どんな話し合いをされたのか? 教えてください。中川「若いチームにしたい」という思いは最初からありました。監督も若いし、出ているやつらも若いし、扱っているテーマや出てくるキャラクターたちも同じ世代の話にしたいなと。今回、他に4名の監督さんがいますが、過去の『アクターズ・ショート・フィルム』も含めて、ひとつ自分の“カラー”“強み”としてそこで勝負したいなという思いがありました。『いつまで』ポスタービジュアルじゃあどういう話にしようか? と考える中で、いろんな紆余曲折がありました。もっとSFっぽい話にしてみようかとか、もっとぶっ飛んだ設定だったり、アドベンチャー、アクションっぽいものだったり、いろいろあったんですが、最終的には、もっとパーソナルな部分に立ち返って考えた時、僕自身の周りにいる友達や同級生、具体的に顔が思い浮かぶ仲間たちから考えていって、こういう形になっていきました。20代になって、社会に出て行って、いろいろめまぐるしい中、仕事もなかなか慣れず……とか、みなさん、置かれている状況はいろいろあると思います。目標とか目的とか夢とかあって、そこに一生懸命走っていたはずなのに、ふとした瞬間に「あれ? そういえば、なんで俺、そこに向かってたんだっけ?」とか思ったり、ゴールすることが全てになってしまって、目標や夢が自分の中に芽生えた瞬間のことを忘れてしまうことって意外とあるのかなと思いました。そういう時、学生時代の友達や仲のいいやつらと会うと、自分に立ち返れる瞬間っていうのが結構あるんですよね。でも、男同士だと「いや、聞いてくれよ。俺、いまこういうことで悩んでてさ……」とか直接的なことは言わないんですよね、恥ずかしいし(笑)。『いつまで』別に友達と会って何かを相談して、ヒントや答えをもらうというわけではなく、一緒にいる時間が自分を取り戻せる時間だったり「あぁ、俺ってこういうやつだったんだ」とナチュラルに返れる瞬間だったりするんですよね。それって誰しも経験のあることだったりするんじゃないか? 大人になったみなさん、もっと上の世代のみなさんにも懐かしかったりするんじゃないか? 終電から始発までの話ですが、そこで何か解決するという話でも、答えが出る話でもないですし、明日からも同じ毎日が続くんですけど、どこかでひとつ、自分の指針に立ち返ることができる――そういう友達の存在の話にしてみようかなと。最初はいろいろ考えていたんですけど、結局は自分のパーソナルな人たちのことを考えて、企画を書き始めたら、それまで全然進まなかったのがバーッと進んで、こういう話になりました。――増田さんに入ってもらうことになったタイミングは?中川企画自体を考えて、企画書を書いて、親友の結婚式の帰り道に、酔っぱらった3人がどこかの終着駅に……という構造自体は作って、増田さんにお願いしました。増田さんとは以前からつながりがあって、僕の高校の同級生が劇団を作って、自分たちのプロデュース公演をやるときに本を書いていたのが増田さんだったんです。増田さんがどんな本を書くかは知っていて、同じ世代だからこそ、若者の空気感を作ったり、言葉にするのがすごく上手な方だったし、ここに同世代の脚本家の増田さんが入ってくることにもひとつ意味があると感じてお願いしました。――タイトルの『いつまで』というのは、どのタイミングでどのように決まったんでしょうか?中川そこは増田さんが考えました。とくに理由などについては話してないんですよね……(笑)。でも、なんとなくの“思い”みたいなもの、書き上がった脚本を読ませていただいて「こういうことなのかな?」と意図は汲み取っていました。いろんな含みをもった、いろんな捉え方ができる余白のあるタイトルですよね。この物語も、なにか“答え”が出るお話ではないので、そういう意味で僕はすごく納得したタイトルですね。新しい発見や驚きが常にありました――演出部分で大変だったり、何度もテイクを重ねたシーンなどはありましたか?中川お芝居に関しては、そんなになかったですね。3人がものすごく素敵で、それぞれキャラクターが立っていて、バランスの良い3人だったので、何度もテイクを重ねたというのはなかったですね。ただ、神社の階段を3人が昇っていくシーンは1カットで撮っているんですけど、そこは大変でした。何十段もの階段をカメラマンさんが後ろ向きでカメラを担いだ状態で昇りながら撮っていて、しかもナイターなので、他のスタッフの影が映り込まないように……あのシーンは1カットで行こうというのは決めていたので、そこは大変でしたね。『いつまで』――現場ではモニター越しで演技を見ていたんですか? それとも直接、お芝居を見ていたんでしょうか?中川現場の環境によってどちらもありました。――現場でお芝居を見ていて、想像やイメージを超えるものが出てきたのを感じるような瞬間はありましたか?中川やはり、ひとつひとつのセリフの発し方、キャラクターの捉え方など、3人それぞれ、僕が想像している以上のものを出してくれたなと思います。僕は監督として全てを見なくてはいけないし、もちろん3人分の台本を読んでいますが、彼らは自分の役柄のことを一人で担い、キャラクターを自分で育てているんです。僕が俳優部の一員として参加している時もそうですが、他の誰よりも自分がこの役のことを理解して、好きでいると思っているので、そこに関しては任せる部分は任せないといけないと信頼しています。もちろん、僕もそれぞれのキャラクターに対する思い入れはありますが、彼ら以上に役のこと考えている人間はいないので、そこは信頼していました。それが楽しかったですね。「そうやってくるんだ!」という新しい発見や驚きが常にありました。取材・撮影=黒豆直樹ヘアメイク=堤紗也香スタイリスト=Lim Lean Lee<作品情報>『アクターズ・ショート・フィルム3』2023年2月11日(土・祝) 20:00放送配信:「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」監督:高良健吾/玉木宏/土屋太鳳/中川大志/野村萬斎(※50音順)【関連番組】■『直前特番 アクターズ・ショート・フィルム3独占インタビュー』「WOWOW オンデマンド」にて配信中■『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 短編映画傑作選3』2023年2月6日(月)~10日(金)「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」■『アクターズ・ショート・フィルム』『アクターズ・ショート・フィルム2』2023年2月6日(月)~10日(金)「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」■『アクターズ・ショート・フィルム3ザ・ドキュメンタリー』2023年3月4日(土) 21:30「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」【特別上映&監督登壇イベント】2023年2月18日(土)・19日(日)・23日(木・祝)ユナイテッド・シネマ豊洲(東京)ほか、4カ所 ※リモート登壇も含む番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:
2023年02月09日子役の時から同じ事務所に所属し、オーディションでは「役を取り合っていた」という俳優の北村匠海と中川大志がW主演を務めることで話題となっている、映画『スクロール』(2月3日公開)。学生時代に友だちだった<僕>(北村)とユウスケ(中川)のもとに、友人の森が自殺したという報せが届いたことから、2人はそれぞれ“生きること・愛すること”を見つめ直すことになる。<僕>、ユウスケ、そして<私>(古川琴音)、菜穂(松岡茉優)といった4人の物語が並行し、交錯し合う同作は、北村・中川それぞれ主演の映画を撮っているようだったという。今回は2人にインタビューし、小学生の時の思い出から、改めて共演して感じたことなど話を聞いた。○■オシャレなシティボーイたちだった――小学生の時から同じ事務所、オーディションで役を取り合ったこともあったというお二人ですが、その頃のことは記憶にあるんですか?中川:けっこう覚えてますよ。レッスンの帰りによく一緒に行ったファミレスとか……もう、なくなっちゃいましたけど。北村:なくなっちゃったね。中川:またこれが、ませた小学生だったんです(笑)北村:めっちゃませてました。本当に(笑)中川:僕は後から入ったんですけど、先に事務所にいた匠海とか、その周りの事務所のメンバーとか、めちゃくちゃオシャレなシティボーイたちで……。ヒップホップ、ストリートな感じで、僕は「オシャレだな」と思って、くっついて真似してました。みんな、もうチェーンジャラジャラ下げてました(笑)北村:キャップを斜めにかぶって、大きいTシャツを着て、ふっといチノパンのかかとをすりながら歩いて、みたいな。中川:俺はもう田舎の小学生だったので、真似して買いに行ったもん、原宿まで! 同じような服を買いに行ったもん。ファッションリーダーですよ、北村匠海は!――そこからの今W主演ということは、かなり感慨深いですね。中川:そうなんです。もう25〜6歳になるってことなので、すごいよね。北村:お互い何に染まるわけでもなく、変わらず生きて来たなって感じがする。あんまり共演がない分、思い出が飛び飛びだけど。小中学生の頃があって、高校生ぐらいの時にCMがあって、20歳ぐらいで『砕け散るところを見せてあげる』という映画をやって、5年周期ぐらいで共演していて、節々の大志の印象は変わってない。中川:匠海とは付き合いも長いから変わりそうなものですけど、僕も匠海は全然変わっていないイメージです。北村:お互い、変わらなくてよかった(笑)――変わらないけどパワーアップしたなって思うようなところは?中川:お互いに色んな現場を経験してきて、主演もやらせていただくようになったので、現場での立ち振る舞い方や、スタッフさんとの関わり方も変わってきたと思います。北村:今回の『スクロール』は僕と大志がそれぞれ主演している世界が2つあって、スタッフさん的には違う現場みたいだったんだって。中川:ああ、たしかに。北村:主演でいるときの立ち振る舞いって、たぶん経験則でしか出せないものだと思うので、その違いは面白かったと思います。それがまた合わさると、不思議と2人の空間にはなるんですよね。大志とやっている芝居が1番自然というか、1番芝居をしてない感覚に近かった。大志とのシーンは、それまで撮っていた『スクロール』の続きなんだけど、また全然違う現場っぽい感覚ではあったかもしれないです。中川:なんだが、照れくささはありましたよ(笑)。今、思い返しちゃった。○■バトンを持って走っている世代――実際、役者として改めて互いにどのようなことを感じましたか?北村:大志は言葉に芯がある役者だなと常々思っていて。意味がちゃんと伝わる、クリアな芝居で、大志自身の芯が通っている感じが伝わってくるのが「強いな」と思いました。僕はどちらかというと、かなりぼんやりしてるから。役者として同じ熱量を持ってるけど、タイプは本当に違うというのを、久々に一緒にお芝居して感じました。映画の中でも、2人の役が違うようで似ているという感覚と同じで、向いている方向も炎の大きさも一緒だけど、炎の色が全然違うという感覚はありましたね。小学校から仲がいいのに共演がなくて、同じ役を取り合うことが多かったという理由も、感じたかもしれない。ベクトルは違うけど同じような感覚で同じような感情を持って仕事してきたけど、歩んできた道が違うから得てきた色も違う、みたいなことは感じました。中川:僕も昔から見ていて、匠海は映画に愛されている人だなと思っていました。映画の中の北村匠海は、やっぱりすごい。今回の「僕」という役も抽象的で、どこかつかみどころのないキャラクターで、でも映画って、すごく細かいところまで抽出するんです。改めてスクリーンで見ると、一緒に隣で芝居をしていても気づかなかったような微粒子レベルのものを放っていて、それが捉えられている。匠海はそういうものを表現できるから、「わあ、こんなところまで」と思わされました。――今作ではハラスメントなどの社会的な問題にも触れられたりもしています。最近取材をしていると、いろんな俳優さんや映画関係者の方が「業界をよくしていきたい」ということも話されていますが、お二人はどのようなことを考えていますか?北村:僕の世代でも、今の日本のエンターテインメント業界について考えている人は多いです。それは先輩からもらったバトンだとも思うし、まだまだ下の世代もいるから、僕らがやることってなんだろう、みたいな話もしています。この映画の中でもまさしくハラスメントが出てくるんですけど、でもたどっていくと、きっとハラスメントしてる側にも自分が受けてきた過去があったりして。僕らは多分、今、バトンを持って走っている。いろいろ試行錯誤して、それが叶ったり叶わなかったり、失敗したり成功したりする年代なのかなと思っています。中川:いろんなことが転換期だよね。北村:変わっていってる。中川:肌で感じることもあるし、ニュースで見て感じることもある。撮影現場でも、最近は自分と同い年とか、それより下のスタッフの方とかがいたりして、改めて感じるのは理由を考えずに「これが当たり前だから」とやってしまうのは、怖いことなんじゃないかな、と。「やること」が全てになってしまっていることも多いけど、1回冷静に立ち止まって「本当に必要なのかな?」と、みんながそれぞれ考えることが大事なのだと思います。北村:たしかに大志と話した記憶がある。中川:僕たち役者は、手に持ってるものや、着てる服、靴にしても、「なんで今これを持っているんだろう」と意味を求めながら演じているんです。何事もそうやって考えるのが、重要なことだという気がしています。■北村匠海1997年11月3日生まれ、東京都出身。2008年に映画デビュー、2011年にバンド「DISH//」を結成し、メインボーカルとギターを担当する。『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を始め数々の新人賞を受賞し、若手俳優の中で傑出した存在となる。主な映画出演作は、『ディストラクション・ベイビーズ』(16年)、『勝手にふるえてろ』(17年)、『OVER DRIVE』『春待つ僕ら』『スマホを落としただけなのに』(18)年、『十二人の死にたい子どもたち』『君は月夜に光り輝く』(19年)、『思い、思われ、ふり、ふられ』『さくら』『アンダードッグ』(20年)、『東京リベンジャーズ』『明け方の若者たち』(21年)、『とんび』(22年)など。公開待機作に映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)がある。■中川大志1998年6月14日生まれ、東京都出身。2010年に映画デビュー、『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』(18)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2011年のTVドラマ『家政婦のミタ』で注目され、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19年)で広く知られる。『GTO』(12年)、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(18年)、『G線上のあなたと私』(19)などで人気を獲得。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)に出演。主な映画出演作に『四月は君の嘘』(16)、『きょうのキラ君』『ReLIFE リライフ』(17年)、『虹色デイズ』(18年)、『映画 賭ケグルイ』(19年)、『砕け散るところを見せてあげる』『FUNNY BUNNY』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『犬部!』(21年)、『ブラックナイトパレード』(22年)がある。
2023年02月04日映画『スクロール』(2月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、清水康彦監督が登場した。同作は橋爪駿輝による同名小説の実写化作。学生時代に友だちだった〈僕〉(北村匠海)とユウスケ(中川大志)のもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す二人に、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉(古川琴音)と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂(松岡茉優)の時間が交錯していく。作品にちなみ「一歩踏み出したいこと」を聞かれると、北村は「今年から踏み出した話なんですが、ゴルフのことしか考えてない」と明かし、北村が中学生の時から共演している松岡は「大人〜! ゴルフするの〜!」と驚く。北村は「ゴルフするようになっちゃった。子供の時って、ふと撮影現場とかで照明さんとかがスイングの練習してて、おじさんになったらこうなるのかなと思ったんだけど、全然そうなってる。ふとお尻を引き上げて」と姿勢もゴルフ仕様になっている様子。中川が「それくらいの棒を探し始めるからね。ちょうどいい長さの」と同意すると、北村が「傘とか」と応じ、松岡は「駅でいる!」と驚いていた。「そもそも大志が先にゴルフしてて、現場でその話をしたんだよね。そこを皮切りに……」と、中川の影響だったという北村。「でも踏み出せなくて、モノから入ろうと思って友達と買いに行ったらまんまと。今も頭でブンブンスイングしている自分がいる」と告白し、松岡は「集中してください」と注意。「子役の時からやってると、大人の俳優さんが集まるとゴルフの話か病院、健康診断の話しかしなかった。それに片足つっこみ始めたんだね」としみじみする松岡に、北村は「人間ドックにも行きたいです」と希望していた。
2023年02月04日北村匠海と中川大志のW主演の映画『スクロール』で主題歌「怪物たちよ」を書き下ろした人気バンド「Saucy Dog」石原慎也のインタビューが到着。併せて、本編映像が解禁となった。本作で主題歌を担当した「Saucy Dog」は、Vo・Gtの石原慎也、Baの秋澤和貴、Dr・Choのせとゆいかで構成された3ピースロックバンド。石原さんの紡ぎ出すリアルな歌詞とメロディで若者を中心に圧倒的な支持を得ており、昨年末の第73回紅白歌合戦で初出場を果たすなど、いま最も注目を集めている。Saucy Dog石原さんは今回主題歌のオファーが来た際、率直にとても嬉しかったそうで、「まずどのような作品なのかを理解したくて、原作も映画もしっかり見させて頂きました。そしてこの作品の主題歌としてエンディングで何を伝えられるか、を考えました」と曲がエンディングで流れているところを想像しながら作り上げていったという。本作を観て「これは俺の物語か? と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました」とコメント。続けて「今でこそバンドを初めて明るく振るまえるようになりましたが、本来は〈僕〉に近い性格だと思います。どちらかと言われれば根暗で冴えない人生でした。ただ〈私〉の様に曲がったことが嫌いだったり、”菜穂”みたいに見栄っ張りで依存心が強かったり、誰が観ても共感出来る部分があるそんな映画でした」と、各キャラクターに共感できるポイントが散りばめられた本作を自分に重ねて歌に昇華していった。その中で「ほとんど共感できるキャラクターの部分で書かせて頂いていますが、死にたい瞬間なんて誰にでもあるんだろうと思いました」と感じたそうで、「例えば一言で命を救えたり殺したりできる世の中、生きてこそ輝けるし生きているせいで苦しんでいるんだろうと思います」という。「自分も含めてみんなが例外なく心に怪物を飼っている。良い怪物も悪い怪物も。そんな誰もが見えていない当たり前を書きました」と曲に込めたメッセージと共に、主題歌のタイトル「怪物たちよ」の由来についても語ってくれた。また、以前この主題歌について「今までになくかなり攻めた歌詞」とコメントしており、特に「あなたの一言で簡単に人は死ぬんだよ。という意味で『言葉はピストル~』の部分を書かせていただいていたり、『麻ロープで首を括り手にする自由』という部分は自分的にそこまで生々しく 歌詞を書いた事がなかったので、今までになく攻めた歌詞になっているのかな?と思っています」と、これまでとはひと味違う「Saucy Dog」の曲であることを明かした。印象的なシーンを聞くと「ユウスケが森の母親に抗議しているシーンは僕もかっこいいなと思いました」と回答。ユウスケの友人・森の葬式に集まった報道陣に社会のあり方を訴える森の母親に対して、テレビ局員として「自分もその社会の中に入ってませんか?」と矛盾点に鋭く切り込んだシーンを挙げた。そんな石原さんも特に印象に残ったという本編映像が今回解禁されている。『スクロール』は2月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年02月03日北村匠海と中川大志。共に子役出身であり、これまでいくつもの映画やドラマで爪痕を残してきた2人がついに本格的な共演を果たした。映画『スクロール』は、生きることの迷いと痛みを描いた物語だ。一歩踏み出せばすぐそこに死がある人生を、僕たちはなぜ生きるのか。彼らが見せた模索と希望は、きっと同じ時代を生きる多くの人々にとって“私の物語”として映ることだろう。小学生からの友人であり、若手俳優のアイコンとして世代を牽引する2人。そこには同じ時代を走り続ける者同士だから分かち合える絆があった。なぜ生きるのかは、自分の人生のテーマです――映画の中で“生きる意味”という言葉が何度も出てきました。お2人は“生きる意味”を考えたりしますか。北村僕は、結構人生のテーマでもあって。蠍座なんで。中川どういうこと?(笑)北村これは僕も最近知ったんですけど、蠍座って生きるとか死ぬとかがテーマらしいんですよ。そう言われると、確かに自分のテーマでもあって。なぜ生きるのかとか、しょっちゅう考えますね。中川僕はあんまり考えないなあ。考えないこともないけど、そこまで深く考えたことはない。北村そっか。でもさ、自分の人生もそうだし、エンタメ界における自分の存在意義はなんだろうとか考えたりしない?中川ああ。それはあるかも。北村自分のやっていることが正解なのか不正解なのか常に模索しながらやってる感じではあるんだけど。考えたところで答えなんて出なくて。というか、生きることに答えなんてきっとなくて。じゃあ、答えがないとしたら、生きるって何なんだろうってなる。だったらせめて自分のやることなすこと、自分が本当にワクワクできるものを選んでいきたいなっていう。単純なことだけど、そういう積み重ねが北村匠海を生きることなのかなって考えたりしてる。中川深いね。僕らがやっている仕事って、1人の人間に戻る瞬間と切り離せないところがあるじゃない?北村うんうん。中川役者は毎回台本をもらうたびに、誰かの人生を生きないといけない。自分ではない人を生きるからこそ、そもそも僕は自分の人生をちゃんと生きられているのかっていうところに立ち返ってくるんだよね。特に仕事が目まぐるしくなればなるほど、だんだん自分の軸がわからなくなってくるから。そういうときこそ、家族だったり親友だったり、大切な人と過ごす時間を大事にしたいなって気持ちになる。――ちなみに中川さんの星座は。中川双子座です。――双子座のテーマは……?北村わからないけど、確か……(と、真面目に考えようとする)。中川大丈夫だよ、そういう映画じゃないから(笑)。よく匠海の洋服を真似してました(笑)――2人の出会いは小学生の頃だと聞いています。お互いどんな小学生でしたか。北村初めて会ったのは事務所の演技レッスンだよね。中川そうそう。匠海が先に事務所に所属していたので、僕からすると先輩という感じで。もうすでにいろいろな作品に出ていたから、この業界にも慣れてるっていう感じで、聞いたらなんでも答えてくれるし。僕は田舎の小学生だったんで、すごいシティボーイって感じでした。北村そんなことなかったけどね(笑)。大志の方こそすぐみんなと馴染んで、社交的なイメージ。すごい明るいなって印象があった。中川本当に?北村僕はほら、内向的な子どもだったから。中川それこそ、全然そんなふうには見えなかったけどね。逆に後から入ってきた分、僕の方が人見知りで緊張していた記憶がある。匠海はその頃からオシャレだったんですよ。だからよく洋服を真似してた(笑)。北村恵比寿ボーイだからね(笑)。中川大体デカいTシャツにチノパンを履いて。靴はティンバーランド。北村そうそう。あのデッカいやつ(笑)。中川で、ニューエラのキャップにリュックを背負って、というイメージ。それがカッコよくて、ひそかに憧れてた(笑)。――当時の思い出といえば何が浮かびますか。北村一緒にディズニーに行ったよね。中川行った!北村あれ、いくつのときだっけ?小6?中1?中川中2だったんじゃないかなあ。北村事務所の子たちと何人かで。何話したとかはもうさすがに全然覚えてないけど、大志がサングラスしてたのだけは覚えてる。中川してた。ミッキーのサングラスでしょ?懐かしい(笑)。――中学生だけでディズニーとは、なかなか大人ですね。北村事務所の友達って、地元の友達とはまた違って。やっぱりちょっとませてた気がします。その中で自分も大人ぶってた記憶はあります。オーディションで役を取り合うこともあった――中学生の頃といえば北村さんはDISH//の活動をスタート。俳優としては『鈴木先生』などが印象的でした。中川さんは何と言っても『家政婦のミタ』のインパクトが強かったです。お互いの活躍をどうご覧になっていましたか。北村今思うと、初めて意識した同世代が大志だったのかなと。当時は全然そんなふうに考えたことなかったんですけど。というか、僕の場合、ようやくこの年齢になって初めてライバル意識というのが芽生えはじめて。それまで同世代に対してライバルとかまったく考えたことがなかったんですよ。でも、こうして振り返ってみれば初めて現れたライバルが大志でしたね。中川僕も当時はライバル意識はなかったというか、自分のことでいっぱいいっぱいでしたけど。匠海の仕事はよく見ていましたね。自分がオーディションに行った作品に匠海が決まったんだということも普通にあったし。北村そうそう。役を取り合うこととか結構あったよね。中川だから、匠海と同じで、今の方がすごい意識してる。やっぱりお互いちょっとずつ任されるポジションも変わってくるじゃない?その中で匠海がどういう作品に出てて、どういう役をやってるのとか、すごく気になるというか、気にしてる。いい役やってるなとか、そういう作品やりたいなとかは、匠海に限らず、同世代みんなに対して思いますね。――一方で同世代ならではの仲間意識もありますか。北村僕はみんな仲間だと思っています。みんなで一緒にエンタメ界を押し上げていこうよっていう感覚の方が僕は強いです。中川そうだよね。先輩方が現場でまだまだこんなに戦ってるんだなっていうのを見ると、俺たちもあきらめずに戦わなきゃなって思う。しんどいんですよ、やっぱり戦うことって。北村気力がね、もたないよね。中川現場って時間もないし、だからもういいかなと思ってしまうときもあるんですけど。それでも、時に嫌われ者になったり、批判の矢面に立つ役割を背負ってでも、作品を良くしようと戦い続ける先輩の姿を見ると、しんどいけどあきらめずにやっていかないとダメなんだなって思うし、俺たちの世代も戦っていこうなって気持ちはありますね。取材・文:横川良明、撮影:鬼澤礼門、ヘアメイク:(北村さん)佐鳥麻子、(中川さん)池上豪(NICOLASHKA)、スタイリング:(北村さん)鴇田晋哉、(中川さん)徳永貴士ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『スクロール』2月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画『スクロール』製作委員会配給:ショウゲート原作:橋爪駿輝「スクロール」(講談社文庫)監督・脚本・編集:清水康彦(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画『スクロール』製作委員会公式サイト:ぴあアプリでは北村匠海×中川大志のアプリ限定カット&限定インタビューをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年02月03日W主演である北村匠海と中川大志、共演に松岡茉優、古川琴音が集結した『スクロール』より、ストーリーが大きく動き出すきっかけとなる<僕>(北村匠海)とユウスケ(中川大志)の再会シーンを切り取った本編映像が到着した。到着した本編映像は、ユウスケ(中川さん)が歩きながら「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と言葉を選びながら電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上で1人佇む<僕>(北村さん)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって…」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで本編映像は終了する。友人の死をきっかけに2人は再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる。本作の撮影を担当したのは、清水康彦監督とも以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、「King Gnu」、あいみょん、「Suchmos」、藤井風、椎名林檎と宇多田ヒカルなど、錚々たるアーティストのミュージックビデオを手掛けるほか、映画、広告、ファッションなどの様々な分野で活躍している。川上さんは映画製作では異例ながら、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに貢献していた。そして、清水監督は川上さんに全幅の信頼をおき、改めて川上さんのすごさを感じたという。清水監督は「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時をふり返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。今回解禁された本編映像でも、前半部分ではそれぞれ引きの画角で撮られているが、会話の核心に迫るシーンでは細やかな表情までカメラに納められるように、寄りで2人の会話が撮られている。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、川上さんは「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語った。『スクロール』は2月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年01月26日北村匠海と中川大志がダブル主演を務める映画『スクロール』の本編映像が公開された。清水康彦が監督を務める本作は、YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説『スクロール』を原作とした実写映画。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描いた、リアリティあふれる青春群像劇となっている。このたび公開された本編映像は、ユウスケ(中川)が「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上でひとり佇む<僕>(北村)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって……」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで映像は終了する。友人の死をきっかけにふたりは再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる――。本作の撮影を担当したのは、清水監督と以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、King Gnu、あいみょん、Suchmos、藤井風などのミュージックビデオを手がけるほか、映画、広告、ファッションなど様々な分野で活躍している。川上は映画製作としては異例となる、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに参加。清水監督は川上に全幅の信頼をおいていたとのことで、「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時を振り返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語っている。映画『スクロール』は2月3日(金) に公開される。映画『スクロール』本編映像<作品情報>『スクロール』2月3日(金) 公開監督・脚本・編集:清水康彦脚本:金沢知樹 木乃江祐希原作:橋爪駿輝『スクロール』(講談社文庫)主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)出演:北村匠海 中川大志 松岡茉優 古川琴音水橋研二 莉子 三河悠冴/MEGUMI 金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子関連リンク公式HP:::
2023年01月26日「交際は順調みたいですね。環奈ちゃんも大志くんもお酒好き。“コンビニでおつまみを買うならアレがおすすめ”みたいな、ささいな話題で盛り上がったりして、気が合うようです」(制作関係者)本誌が’22年10月にスクープした橋本環奈(23)&中川大志(24)の熱愛。映画『ブラックナイトパレード』(公開中)での共演を機に交際に発展した2人は、交際報道後、同映画のプロモーションイベントにともに出席しているが、「裏では監督の福田雄一さん(54)や共演者で主演の吉沢亮さん(28)に、交際報道をイジられていたそうです(笑)。中川さんが周囲の関係者に“気を使わせてすみません”と謝り倒しているのに比べて、橋本さんのほうは割と堂々としているとか」(芸能関係者)本誌は去る12月25日のクリスマスの夜に、橋本の自宅に駆けつけた中川の姿も目撃している。仲むつまじい様子の2人だが、今後の関係はどうなる?そこで、彼らをはじめとした注目カップルの今を追跡。この年末年始には、土屋太鳳(27)&片寄涼太(28)、綾野剛(40)&佐久間由衣(27)、町田啓太(32)&玄理(36)らが結婚を発表し話題になったが、それに続くのはどのカップルなのか。芸能リポーターの平野早苗さん、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんに予想してもらった。橋本&中川の恋の行方を、おおしまさんは、橋本の性格から分析。「彼女は仕事にストイックな印象です。となるとこの先、同じ人と長くずっと付き合うという発想があるのかどうか……。いまは恋愛経験を積んで、女優として深みを増していこうという段階なのではないでしょうか」’22年7月に発覚したのが、広瀬すず(24)&山﨑賢人(28)の今をときめくビッグカップル。「数年前に2人が映画で共演したとき、『賢人くんの小学生男子みたいなピュアさがおもしろい』と、すずちゃんはうれしそうに話していたみたいです。当時から彼に惹かれていたのかも」(ヘアメーク)平野さんは今後をこう予想する。「広瀬さんは、『一度好きになったものは、ずっと好きでいる』という発言をしていたことがあります。交際は長く続くんじゃないでしょうか。ただ、彼女も多忙ですし、山﨑さんも映画やドラマに引っ張りだこ。急いで結婚という感じではないんでしょうね」■藤田ニコルは親友が影響、伊藤沙莉は「兄が先」松岡茉優さん(27)ら仲よしの友人との女子会は恋バナで盛り上がるそうですが、結婚は考えていなさそうだと聞いています。いまはこの調子で仕事を頑張っていくんだと思いますよ」(舞台関係者)平野さんいわく、「結婚となると、やっぱり“お兄ちゃん”が先なんじゃないでしょうか」。その沙莉の兄、オズワルドの伊藤俊介(33)は芸人仲間・蛙亭のイワクラ(32)との熱愛が’22年に発覚。伊藤本人が結婚について言及しているとあって、年内結婚については、平野さんもおおしまさんも「期待大」と口をそろえる。「沙莉さんも一緒にご飯を食べたりして、お付き合いは家族ぐるみ。環境は整ってますよね」(平野さん)
2023年01月12日北村匠海×中川大志W主演の映画『スクロール』から、監督・脚本・編集を務めた清水康彦監督のインタビューコメントと新場面写真がシネマカフェに到着した。原作は、橋爪駿輝が2017年に発表した同名デビュー小説を映画化、“生きること” “愛すること”をエモーショナルに表現し、光が射す明日を強く感じさせてくれるストーリーを、様々な映像のジャンルをクロスオーバーして活躍する清水康彦監督が独創的な世界観で描いた。この度到着した清水監督のインタビューでは、若い世代から“自分たちの物語”と圧倒的な共感を得た小説「スクロール」の映像化に込めた想いが語られている。監督は「今悩んだり、もがいたりしている人に『このまま生きていていいんだ』と思ってもらいたい。社会人として優等生ではないのかもしれないけど、自分のルールの中では自分が正しいということを受け止めて生きていいんだということを、持って帰ってもらう映画にしたい」という思いで本作を作り上げていったという。20代がモチーフだからこそ描けたこともあると言い、「どちらかというと自分も20代の頃は生きづらいという気持ちが強かったし、世の中や自分を都合よく見ていました。でもそんな時代を今は『美しかったよね』と振り返ることができた。だから今の若者たちにも、悩もうが迷おうが美しいぞと伝えたい。それを伝えるために色々なシーンを積み上げる作業をしました」と、自身の経験を主人公たちに重ねつつ製作したと話す。さらに清水監督は、本作で描かれている“青春の出口”について誰しも心のどこかで大事にしていることだと話す。「ただ、大切だよねって足を止めて振り返る時間が作れないんだと思います。だからこそ劇場で本作を観て、自分の中にある様々な感情を振り返るきっかけになればいいな」と監督。「そして登場人物たちを観て、これは“自分だ”と思って欲しいです」と主人公たちの同世代へ熱いメッセージを語っている。『スクロール』は2月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年01月10日俳優の北村匠海と中川大志がW主演を務める映画『スクロール』(2023年2月公開)の場面写真が27日に公開された。同作は橋爪駿輝による同名小説の実写化作。学生時代に友だちだった〈僕〉(北村匠海)とユウスケ(中川大志)のもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す二人に、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉(古川琴音)と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂(松岡茉優)の時間が交錯していく。この度解禁された場面写真は、本作でW主演を務める〈僕〉役の北村匠海と、ユウスケ役の中川大志の2ショット場面写真4点。学生時代に友だちだった〈僕〉とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届き、葬儀に出向いた2人は久々の再会を果たすが、その表情は再会の喜びとは程遠い。さらに道端で座り込みシリアスな面持ちのカットからは、それぞれの抱える悩みや葛藤が見てとれる。一方、それらとは対照的に銭湯で笑顔を浮かべ、楽しげに話す印象的なカットも。友人の「死」を通して、2人は自分の人生も見つめ直すことになる。北村は「子供の頃から友人の大志と、この作品を背負える事、とても嬉しく思います」と中川との共演についてコメントを寄せ、一方の中川は「北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、沢山の刺激を貰ってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れる事に胸が熱くなりました」とお互いについてそれぞれコメントを残しており、そんな2人が本編で見せる絶妙な距離感のコンビネーションに注目となっている。
2022年12月27日映画『スクロール』より、同じ事務所の所属であり、実生活でも小学生からの友人である、W主演の北村匠海と中川大志の友情2ショット場面写真が公開された。場面写真では、学生時代に友だちだった〈僕〉(北村さん)とユウスケ(中川さん)が、友人の葬儀で久々の再会を果たすが、喜びとは程遠い表情のカットや、道端で座り込む、それぞれの抱える悩みや葛藤が垣間見えるシーンが公開。一方、銭湯で笑顔を浮かべ、楽しげに話す印象的な場面も見られる。そんな2人は、友人の死を通して、自らの人生をも見つめ直すことになる。北村さんは「子供の頃から友人の大志と、この作品を背負える事、とても嬉しく思います」と喜び、中川さんは「北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、沢山の刺激を貰ってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れる事に胸が熱くなりました」と共演についてコメントしている。『スクロール』は2023年2月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2022年12月27日2022年12月25日、クリスマスも残り2時間を切ったころ、都内の高級マンションに現れたのは中川大志(24)。このマンションには橋本環奈(23)が住んでいる。恋人へのプレゼントなのだろうか、中川はクリスマスらしいあしらいの大きな箱を持っていた。今年10月に本誌が熱愛を初めて報じた中川と橋本。映画『ブラックナイトパレード』の撮影をきっかけに仲を深めたといわれる2人は、12月4日に行われた同作のイベントにもそろって登場し、仲睦まじい姿を見せていた。橋本といえば、大晦日の『NHK紅白歌合戦』司会にも抜擢されている。「近年のNHKが特に重視している“若者の視聴者”へのアプローチが、橋本さん抜擢の大きな理由と言われています。しかしそうはいっても、2021年が過去最低に終わった世帯視聴率の回復は至上命題ですから、幅広い年代から受け入れられるよう、ともに司会を務める大泉洋さんをはじめ、スタッフらと台本の細かいチェックをしているそうです」(テレビ局関係者)いっぽうの中川も、2022年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で畠山重忠を熱演し、大幅に知名度を上げた。また11月以降は、音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』で本格的な舞台に初挑戦している。実は12月25日は、この舞台が大阪で千秋楽をむかえた日でもあった。主演&座長の中川はじめ、公演を終えた関係者たちは、大阪市内の居酒屋に集まったようだ。「庶民的な店だったので、中川さんの姿は目立っていました。大人数ではなかったですが、とても盛り上がっていましたね。会がお開きになる少し前に中川さんは店を出て、スタッフらに見送られていました」(居合わせた客)中川が大阪で“打ち上げ”を辞してから、橋本のマンションに現れるまで、たった3時間半ほど、かなりの強行軍だったに違いない。「わずかな時間でも、初めてのクリスマスは2人で!」という中川の恋人に対する熱い思いが伝わってきた。
2022年12月27日今週末に公開を迎える『ブラックナイトパレード』より、クリスマスの舞台裏を描く本作の笑顔溢れるオフショットが解禁された。吉沢亮が主演を務め、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐ら、豪華キャスト陣が集結する本作。さらに吉沢さん達を取り囲むクセ強キャラに、佐藤二朗、若月佑美、山田裕貴、“顔のない謎の男“クネヒトの声役として玉木宏が出演。主題歌は、実写映画への楽曲提供は自身初となるEveが担当している。今回解禁となったのは、真夏に真っ黒なサンタ服という過酷な環境下で撮影に臨んだキャスト陣の、笑顔溢れるオフショット。作中ではコンビニ時代の宿敵として対立している三春(吉沢さん)とカイザー(中川さん)だが、撮影の裏側では笑顔満載。舞台挨拶などでも中川さんの演技に「カイザーは面白すぎてずるい」と絶賛していた吉沢さん。中川さんの演技に思わず笑ってしまう姿や、コンビニに置かれた5,000個の大福を前に中川さんと一緒にふざける姿など、仲睦まじい姿が切り取られている。さらに、緊迫したシーンの撮影中に思わず笑ってしまった橋本さんや、作中では一切笑わないただのイケメンを演じる渡邊さんが笑顔を浮かべる姿も。そしてサンタの醍醐味でもあるプレゼント配達シーンの撮影現場での監督との集合スチールなど、現場の楽しさが伝わってくるオフショットとなっている。なお、映画公式サイトで「キャストに叶えて欲しいこと」を募集していた、“あなたの夢、サンタが叶えます”キャンペーンについて、「キャストに会いたい!」「都内に住んでいないから生中継してほしい!」という声に応えて、公開初日となる12月23日(金)に実施する初日舞台挨拶の模様を、全国107の劇場で生中継することが決定した。主演を演じた吉沢さんをはじめ、橋本さん、渡邊さん、福田雄一監督が登壇し、本作の公開を迎えた心境を熱く語る。(※詳細は公式HPをご確認ください)『ブラックナイトパレード』は12月23日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックナイトパレード 2022年12月23日より全国東宝系にて公開©︎2022「ブラックナイトパレード」製作委員会©︎中村光/集英社
2022年12月19日映画『ブラックナイトパレード』(12月23日公開)のサンタクロースイベントが14日に都内で行われ、吉沢亮、橋本環奈、中川大志が登場した。同作は中村光による同名コミックの実写化作。受験失敗・就活失敗・彼女無し、コンビニで3年間アルバイト生活をしていた日野三春(吉沢)が、突如北極にあるサンタクロースハウスに誘拐され、世界中の子供たちにプレゼントを配る、ブラックサンタとして働く事になる。三春の同僚で、天才的なハッキング能力を持つ北条志乃(橋本)、テンションアゲアゲでDQNなチャラ男田中カイザー(中川)、何かと三春の事を気にかけてくれるが一切笑わないイケメン・古平鉄平(渡邊)ら個性的なキャラクターと共に、世界中の子どもたちへ幸せを届けるために奮闘する。この日はフィンランドからサンタクロースが登場し、キャスト陣とハイタッチ。さらに質問に対する回答から、3人の中でサンタクロースの資質を持っているのは誰か判定することに。「もしも悪い子がゲーム機が欲しいとお願いしたら、どんなプレゼントをあげますか?」という質問には「24時間遅らせて、26日にプレゼントをあげる」(吉沢)、「ゲームソフトだけをあげる」(橋本)、「HDMIケーブルだけをあげる」(中川)と回答するも、サンタは「すべての子どもたちはいい子なんです」と解説し、3人ともサンタの思考を読もうと努力するように。また「サンタはどんな夏休みを過ごすか?」という質問には「沖縄ですね。海辺でビール飲みながらゴロゴロする」(吉沢)、「サンタさんに休みはない。サンタさんとして人生を過ごされているので、多分夏休みなんて要らない」(橋本)、「夏休みの子どもたちがどういうふうに過ごしているのかを見守っている。子供のことを常に考えている」(中川)と回答したほか、それぞれが思う「子供が喜ぶ雪だるま」のイラストも披露する。結果的に「サンタさんに休みはない」という回答が決め手となり、橋本がサンタの資質No.1となった。
2022年12月14日俳優の北村匠海と中川大志がW主演を務める映画『スクロール』(2023年2月公開)の場面写真が18日に公開された。同作は橋爪駿輝による同名小説の実写化作。学生時代に友だちだった〈僕〉(北村匠海)とユウスケ(中川大志)のもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す二人に、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉(古川琴音)と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂(松岡茉優)の時間が交錯していく。この度、〈僕〉、ユウスケ、菜穂、〈私〉の4人を中心とした場面写真10点が公開された。〈僕〉と〈私〉が見つめ合う印象的なシーンや、いつもは楽観的なユウスケが真剣な眼差しを浮かべるテレビ局員としての一面、菜穂と〈私〉がバーで物思いにふける姿や、それぞれの不安や葛藤が入り混じった印象的なシーンが切り取られている。(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画「スクロール」製作委員会
2022年11月18日この写真を見て、イメージする中川大志さんとガラッと違う雰囲気に、「あれ?」と思った人は少なくないのでは。それもそのはず。このたび、初の主演舞台・音楽劇『歌妖曲』で演じるのは、日本の芸能界に君臨する名門・鳴尾一族でありながら醜く生まれついたことから日陰の道を歩まされてきた鳴尾定(なるお・さだむ)という男。闇医者の施術により美男子に生まれ変わった定は、桜木輝彦と名を変え、美貌の歌手として芸能界で活躍しながら、鳴尾一族への復讐を開始する。「昭和の芸能界を舞台にしているんですが、その華やかさとは裏腹にものすごく血なまぐさい復讐劇が繰り広げられます。この光と闇は互いに隣り合わせていて、定が負の感情を溜め込むほど桜木が表舞台で輝いて、桜木が輝くほど定もエネルギーをもらえる。真逆のようでいて影響し合っているのが面白い。とても難しくて、やり甲斐がありますね」ひとりの人物ではあるものの、真逆のキャラクターを演じ分けることになるが、「姿形も、まとっているオーラも含め、お客さんが驚くような変身を遂げたい」と語る。「脚本を読んでいても、この役がどこまで本心でどこまでパフォーマンスなのかわからない。それに周りが掻き乱されるのと同時に観ている方も翻弄されるんじゃないでしょうか。定は一見“悪”ではあるけれど、普通には経験しえないつらい過去を背負った悲しい人物で、見方を変えれば周りが“悪”にも見えてくる。自分にとっては時代背景も含めて遠い出来事の物語ではあるけれど、定という人物をファンタジーな存在にしてはいけないなと思っています」大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で演じた畠山重忠がまさにそうだ。生きた時代も立場も生き方も違うけれど、小栗旬さん扮する北条義時との場面での、溢れ出る情感の生々しさには胸を打つものがあった。「自分からは遠い出来事ですけれど、どうやって自分のこととして捉えるかだと思うんです。合戦に出たことはないし、今の自分にとって同じくらいの感情をもって臨むものってなんだろうと考えて、身近なことに置き換えて想像する。同じ経験はできなくても感情を役と共有できたらそれでいいのかなと思っています」今回、中川さんは作中の桜木輝彦の名前で歌手デビューも果たす。「桜木輝彦であり鳴尾定として歌うので、彼の復讐劇の始まりの合図みたいなパワフルな楽曲になっていると思います。昭和の歌謡曲の華やかさのある楽曲ですが、彼の原動力は怒りだったり憎しみのような負の感情なので、そこも意識しながら歌っていけたらと思います」本格的な舞台はこれが初。しかし初舞台初座長のプレッシャーを感じさせない堂々たる言動が頼もしい。「いや、すごいビビリだし緊張しいです。怖いからこそ一生懸命やって、守りを固めようとするタイプ。今回自分がどこまでいけるかわからないけれど、楽しみではあります」音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』昭和40年代、彗星の如く登場し、瞬く間にスターダムにのし上がった歌謡歌手・桜木輝彦(中川)。じつは彼は、芸能界に君臨する鳴尾一族の一員で、醜い容姿ゆえに存在を闇に葬られた鳴尾定だった。11月6日(日)~30日(水)浜町・明治座作・演出/倉持裕出演/中川大志、松井玲奈、福本雄樹、浅利陽介、中村 中、山内圭哉、池田成志ほかS席1万3500円A席8500円B席4500円明治座チケットセンター TEL:03・3666・6666(10:00~17:00)福岡、大阪公演あり。なかがわ・たいし1998年6月14日生まれ、東京都出身。幼い頃にダンスやミュージカルを経験後、本格デビューし数々の映像作品に出演。出演映画『ブラックナイトパレード』が12月23日公開。ジャケット¥49,500パンツ¥39,600(共にis‐ness/alpha PR TEL:03・5413・3546)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年11月9日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高橋 毅ヘア&メイク・佐鳥麻子(Vitamins)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年11月07日明治座×東宝×ヴィレッヂの“三銃士企画”第二弾公演・音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』が11月6日、東京・明治座で開幕。主演を務める中川大志、共演の松井玲奈と浅利陽介が取材に応じ、意気込みを語った。醜い外見と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美ぼうの歌手「桜木輝彦」に変身。歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む昭和歌謡版リチャード三世を縦横無尽に演じる。作・演出を務めるのは、NHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』で中川を知り尽くした倉持裕。タイトルが示す通り、本作は中川へ当て書きされた。中川にとっては、本格的な舞台に初挑戦にして、初座長を務めることに。「未知のことだらけですが、これから東京、福岡、大阪と全48公演の旅が始まると思うと楽しみです。楽しみながら、お客様と一緒に作品を完成させられれば」と抱負のコメント。明治座の舞台に立ち「ステージからの景色を見て『うわっ、ここまで来たんだな。明治座、ヤバいな』と武者震いというか、高揚感と緊張感に包まれました」と率直な思いを明かした。見どころはやはり、「桜木輝彦」としての歌唱披露で「1年半くらい前からボイストレーニングを始めて、体力的にも、歌い方や喉の耐久性を含めて、少しずつですが体の変化を実感している」と確かな手応え。「音楽と芝居がひとつになった音楽劇はやっていても楽しいですし、一生懸命に歌いたいなと思います」と背筋を伸ばした。主人公の親族・鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏を演じる松井は、「ずっと人のことを恨んでいる執念深い女です。全48公演ありますが、一瞬の隙もないくらい恨みのオーラを放ちたい」と決意表明。浅利は裏社会でのし上がるために、主人公と手を組むチンピラ・徳田誠二役を務め、「生きるか死ぬかの二択しかない人物。義理人情には厚く、出会った人間は大切にする」と役どころを語った。音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』初日取材会より、左から浅利陽介、中川大志、松井玲奈中川が自身の“座長ぶり”に「座長っぽいことは何も。演劇の先輩方がたくさんいらっしゃるので、支えて、助けていただいてばっかりです」と本音を明かすと、「稽古のたびに、役にひたむきに向き合っている姿を見て、すごいと思った」(松井)、「分からないことは分からないと言うし、しっかり質問し、共演の皆さんと一対一でディスカッションしていたので、すごいなと思った」(浅利)と背中を押していた。取材・撮影・文:内田涼<公演情報>音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』作・演出:倉持 裕出演:中川大志 / 松井玲奈 / 福本雄樹 / 浅利陽介 / 中村 中 / 福田転球 / 玉置孝匡 / 徳永ゆうき / 中屋柚香 / 長田奈麻 / 香月彩里 / 四宮吏桜 / 山内圭哉 / 池田成志 / 他【東京公演】2022年11月6日(日)~30日(水) 全31公演会場:明治座問合せ:明治座チケットセンター03-3666-6666(10:00~17:00)【福岡公演】2022年12月8日(木)~12日(月) 全7回公演会場:キャナルシティ劇場問合せ:キョードー西日本0570-09-2424(11:00~17:00 日曜日 / 祝日休)【大阪公演】2022年12月17日(土)~25日(日) 全10回公演会場:新歌舞伎座問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター06-7730-2222(10:00~16:00)チケット情報:公式サイト:公式Twitter:
2022年11月07日俳優の吉沢亮が11月1日、都内で行われた主演作『ブラックナイトパレード』の制作報告イベントに、共演する中川大志と渡邊圭祐、福田雄一監督とともに出席した。受験も就職活動も失敗し、恋人もいないサエない男・日野三春(吉沢)が、悪い子どもに欲しくもないプレゼントを届ける“黒いサンタ”にスカウトされ、激務をこなす姿を描いたクリスマスコメディ。「聖☆おにいさん」の中村光による同名コミックを実写映画化した。橋本環奈が三春の同僚で、天才的なハッキング能力を持つ北条志乃を演じている。吉沢にとっては、NHK大河ドラマ『青天を衝け』以降、初の映画主演作。“ないない尽くし”のダメ男を演じることになり、「(渋沢栄一と比較し)ギャップしかない。ちょっと分かんないですけど、間違えたかも」と両極端なキャラクターに思わず苦笑いを浮かべた。福田監督とはタッグの経験はあるが、主演は初めてとなり「ブラックなユーモアや、ミステリアスで複雑な伏線もあるどっしりした物語なので、福田さんがどう演出するか想像できず、楽しみだった。見たことない福田作品が生まれるんじゃないかと思う」と映画の完成に胸を躍らせていた。中川は原作ファンにも人気が高いチャラ男の田中皇帝(読み:カイザー)役で、新境地を開拓。バイト先のコンビニで、廃棄される弁当を食べてしまうというクセが強い役どころだ。本作品と並行し、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、武士の鑑とうたわれる武者・畠山重忠を熱演。「コンビニの廃棄弁当を食べて、そのまま(戦国時代の)戦場に行くような感覚だった」と苦労を振り返った。プレッシャーも強かったそうで、「吉沢さんに相談の連絡をした」と明かしたが、“大河の先輩”吉沢からの返答は「カイザーにすべてがかかっているからな」とシビアなもの。「きっと『大丈夫、一緒に頑張ろう』って言ってくれるのかと思ったら、すごいプレッシャーをかけられて。相談する相手を間違えました」(中川)、「カイザーがつまらないと終わりなんで」(吉沢)と軽妙なやり取りで、イベント会場を沸かせていた。取材・文・写真=内田涼<作品情報>『ブラックナイトパレード』12月23日(金) 公開公式サイト:
2022年11月01日《橋本環奈と中川大志熱愛!?顔面レベル最強のカップル爆誕で泣けるそんなの最強じゃん!》10月24日に本誌が報じた、橋本環奈(23)と中川大志(24)の熱愛スクープ。“顔面最強”ビッグカップルの誕生が、ネットを中心に大きな反響を呼んでいる。本誌がキャッチしたのは、10月中旬に中川の自宅マンションを出入りする橋本の姿。自らの愛犬をマンションから連れて帰っていた。さらにその数日後には中川宅から朝10時ごろ出て、迎えにきた事務所車に乗り込む姿を目撃している。本誌の取材に対して、双方の事務所から期日までにコメントは得られなかったが、25日報道の日刊スポーツによれば、ともに「プライベートは本人に任せております」とコメント。交際を否定しなかったという。「2人が距離を縮めるきっかけとなったのが、共演する12月公開の映画『ブラックナイトパレード』。今年6月ごろから撮影が始まり、そこで親睦を深めていったといいます。中川さんは、今年8月放送の『スッキリ』(日本テレビ)にVTR出演した際、橋本さんと共演した心境を『ビビりました。最初、絵なのかと思いました』と明かし、彼女のビジュアルを絶賛していました」(芸能関係者)橋本がブレイクしたのは13年。福岡のローカルアイドル時代に撮影された写真が「奇跡の一枚」「千年に一人の逸材」と話題を呼んだ。16年には初主演した映画『セーラー服と機関銃-卒業-』では日本アカデミー賞新人賞を受賞。スターダムを駆け上がった。「テレビや映画に引っ張りだことなった橋本さんですが、収入を大きく伸ばすきっかけとなったのは、CM出演でしょう。20年には22社のCMに起用され、全タレント中、堂々の1位。彼女のCM出演料は年間契約で1本2千500万~3千万円といわれていますから、単純計算でCMだけで年間5億円以上の収入になります。そして、この年に21歳の若さで都内に約3億円の高級マンションを購入しています」(芸能関係者)さらに今年は『第73回NHK紅白歌合戦』の司会にも抜擢されることに。自宅は3億マンション、恋人は中川大志という“圧倒的勝ち組”ぶりに、ネットでは感嘆の声が上がっている。《20代前半でお金もめっちゃあって、顔面最強ってなると、どんな恋愛するんだろうか。環奈ちゃん3億のマンション持ってるらしいし。いろいろ異次元過ぎて想像もできん》《中川大志くん自身もイケメンでいろんな美人女優さんと共演してきたろうに、それでも絵かと思うほどかわいいハシカン大優勝すぎる。21歳で3億のマンションだか家だか買ったハシカン女前すぎて本当にすち》《橋本環奈ってほんと勝ち組だよね可愛いくて面白いし高級マンション買ったし彼氏もできて紅白の司会にもなって。うわあああ橋本環奈になりてええ》
2022年10月25日大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で壮絶な討ち死にシーンを演じ切り、役者としての評価がうなぎ上りの中川大志(24)。仕事だけでなく、プライベートも“絶好調”な姿を、本誌は目撃した。橋本環奈(23)と“おうちデート”を楽しんでいたのだ。10月中旬の午後6時半ごろ、橋本が自身の自宅にも近い中川の自宅マンションを訪問。その約30分後、黒い愛犬を両手に抱えて出てきたのだ。愛犬を預けるほど、中川を信頼している様子がうかがえた。また、数日後の朝10時ごろ、本誌は再び橋本が中川のマンションから出てくる様子をキャッチ。事務所車がエントランスに到着すると、橋本は慌ただしく乗り込んでいた。すると約1時間後、今度は中川が黒ずくめの服装でマンションのエントランスに登場。彼は迎えにきたタクシーに乗ると、仕事先へと向かっていった。2人の馴れ初めについて、ある芸能関係者が明かす。「もともと’14年のドラマ『水球ヤンキース』(フジテレビ系)で共演経験のある2人ですが、同作では役柄の設定上、からみはほとんどありませんでした。しかし、今年の6月に再共演作である映画『ブラックナイトパレード』の撮影がスタート。夏の終わりまでロケが続くなか、次第に仲を深めていったといいます」“おうちデート”で橋本との愛を育む中川。本誌’21年7月20日号で、理想の恋愛についてこう語っている。「スリリングな恋よりも、穏やかな恋のほうがいいかなあ。自分のペースや生き方を持っている女性が理想で、尊重し合える関係が最高だと思います。ただ、僕だってイチャイチャはしたいですよ(笑)。でも、ずっとイチャイチャだとちょっと……とも思います(笑)」「自分のペースや生き方を持っている女性が理想」という中川にとって、橋本は“理想”にぴったりのお相手といえそうだ。「橋本さんはもともと動じない性格。初主演映画である『セーラー服と機関銃 -卒業-』では、薬師丸ひろ子さん(58)や原田知世さん(54)、長澤まさみさん(35)といった名だたる先輩女優たちが演じてきた“星泉”役でしたが、製作発表会見では『重圧を封印します!』と笑顔で宣言。その堂々とした姿に、周囲も驚いていました。また今年8月13日に『クランクイン!』が公開したインタビュー記事では、橋本さんは『先を考えて“ああしたい、こうしたい”といったことは考えていません。とにかく誠実に積み重ねていくだけです』とも語っています」(芸能関係者)橋本の芯の強さに、中川も惹かれているのだろう。
2022年10月25日来秋放送予定の朝ドラ「ブギウギ」を手掛ける足立紳が、“少年時代の葛藤と前進”を描く運身の感動作『雑魚どもよ、大志を抱け!』のポスタービジュアルが完成した。常に欠点だらけでそれでいて愛すべき者たちの織り成す人間賛歌を描き、観客の熱い支持を受けて数々の賞を総なめにしてきた足立監督が、自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作に、「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす本作。今回到着したポスターは、大自然の山々をバックに、主人公の高崎瞬(池川侑希弥Boys be/関西ジャニーズJr.)と親友・隆造(田代輝)が肩を組み、カメラやモデルガンを持つ少年や、緊張した表情の少年など、7人の表情豊かな少年たちが集結。それぞれのキャラクターが際立つ一枚となっている。さらに、10月24日(月)に行われる「東京国際映画祭」のレッドカーペットに池川さん、田代さん、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登の少年たち7人と、足立監督の登壇が決定。撮影から約半年、映画祭での再会を果たす。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は2023年3月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雑魚どもよ、大志を抱け! 2023年3月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
2022年10月20日