皆さんは介護の経験はありますか?今回は、義祖母の介護が不安な女性のエピソードを紹介します。大好きな義祖母義実家で同居する主人公の義祖母は、要介護認定を受けています。以前は主人公の手料理をよく食べてくれていた義祖母ですが、最近は食が細くなっていました。結婚前から優しくしてくれた義祖母のことが大好きな主人公。義祖母がいるから義実家での同居を決めたほど、大切な存在でした。1人で介護をする不安ある日、義母が外出するため、主人公が1人で義祖母の介護をすることに。急だったため、ヘルパーさんに頼むことができませんでした。不安な気持ちを夫に話しますが、夫からは自分の夕飯の心配しか返ってきませんでした…。驚いた主人公は、義祖母の世話で大変なことを改めて伝えました。しかし夫は「夕飯が作れないほどじゃないだろ(笑)」と笑います。介護に慣れていない主人公は、お礼も言わずに自分勝手なことばかり言う夫に呆れてしまいました。介護する当事者大好きな義祖母とはいえ、1人で慣れない介護をするのは不安ですよね。夫には主人公の気持ちを考え、思いやりのある言葉をかけてもらいたかったですね。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月26日親の目が届かない場所で、自分の子どもがどのように振る舞っているのか気にならない人はいないでしょう。家ではわがまま放題なのに、先生から「いつもいい子にしていますよ」などと言われてしまうと、わが子ながら「本当に!?」と疑ってしまいますよね。逆に、家ではいい子なのに、園ではトラブルばかりで頭を悩ませている親御さんもいるのではないでしょうか。大人でも子どもでも、家のなかで家族に見せる顔と、学校や会社で他人に見せる顔は違うものです。今回は、「家ではわがまま・外ではいい子」パターンと、「家ではいい子・外ではわがまま」パターンについて、その特徴や原因を考えていきます。「外ではよい子、家ではわがままな子」は心が満たされている家にいるわが子は、ダラダラしていたり騒がしかったりと、わがままでだらしない姿が目につきます。「うちの子、外でもこんな調子だったらどうしよう……」「まわりの子に迷惑かけていないかな……」と不安が募りますが、先生やほかの保護者からは「〇〇くん、とっても優しくて人気者ですよ」「△△ちゃん、しっかり者でお友だちから頼りにされていますよ」と意外な評価が――。親としては戸惑いますが、このような「外ではいい子」なのに「家ではだらしない・わがまま」なケースはまったく問題ありません。玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友氏によると、「子どもにとって園は『社会』」であり、「家に帰ってくるころには、とても疲れている」「家がほっとできる場所だからこそ、甘えが出てくる」のだそう。(カギカッコ内引用元:すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?)また『1人でできる子が育つ 「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)の著者・立石美津子氏も同様に、友だちにおもちゃを取られたり、給食で嫌いな食べ物が出てきたりと、集団生活はストレスがたまるとし、「そのストレスを発散してママにわがままを言って日中の緊張感を取り去る休息の時間が必要」だと述べています。ストレスを吐き出す場所があるからこそ、外では落ち着いていられるのでしょう。(カギカッコ内引用元:exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?)そしてこのような子どもは、家で親にしっかり話を聞いてもらっていて心が満たされているので、「園では園の楽しいことをしたいと思っている」と述べるのは、『わが子が幸せになるために必要な3つの力』(幻冬舎)の著者で、幼稚園の理事長を務める山﨑拓史氏です。山﨑氏によると、家でたっぷりと気持ちを受け止めてもらっている子は、「一歩外に出たときに、生き生きと活動できる」ので、「園では余計なアピールをしません」とのこと。(カギカッコ内引用元:幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点)わざと悪いことをして大人の気を引いてみたり、先生をひとりじめしようとしたり……そんな “余計なアピール” をする子どもを見かけたことはありませんか?どうやら、家でどのように親と関わり合うかによって、心の余裕に大きな違いが生まれるようです。次項では、「外ではよい子、家ではわがままな子」の逆パターン、「家ではいい子」について考えてみます。超危険!「家だけいい子」の特徴とその原因注意すべきは “家ではいい子なのに外では……” というケース。たとえば、次のような子です。保育士や先生の関心をひとりじめしようとするわざと先生や友だちを困らせるようなことをする大人が見ていないことを確認してから友だちに意地悪をする思い通りにならないとすねて、絶対に自分の主張を曲げない人気者や大人からほめられる子への嫉妬が強く、攻撃的 立石氏によると、保護者に上記のような状況を伝えると、ほとんどの親御さんが驚きの表情を浮かべるのだそう。それだけではなく、「家では一切そんなことはしないです。周りのお友達が○○ちゃん(=自分の子ども)に何か嫌なことしたからでは?しっかり見ていて頂けますか」と反論されてしまうことも多いのだとか。(カギカッコ内引用元:exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?)なぜこのように、家と外で別人のようになってしまう子がいるのでしょう?原因1:親のしつけが厳しすぎる立石氏は、親がしつけに一生懸命になるほど、子どもは “唯一の甘え場所” を失って、家庭内で自由に感情を発散できなくなってしまい、そのストレスを外で発散してしまうと注意を促しています。しっかり育てなければ……というプレッシャーから、わが子を管理しすぎている親御さんは要注意です。家庭教育アドバイザーの柳川由紀氏も、「嫌がることをする、繰り返し困らせるいたずらをする、という場合、その子どもは望んだことを満たされずに育ってきた可能性」があると指摘しています。親のしつけが厳しすぎて、子どもの欲求が日常的に押さえつけられている場合、幼ければ幼いほど、ほかの大人に甘えるようになるそうです。(カギカッコ内引用元:MAG2NEWS|家ではいい子、外では攻撃的。いたずらな子どもにある「不満」とは?)そんなやり場のないつらい気持ちを、親の目の届かない園や学校で発散し、衝動的に暴れてしまうことも。明治大学教授で臨床心理士の諸富祥彦氏は、著書『「プチ虐待」の心理』(青春出版社)のなかで「厳しすぎる親に育てられた子どもは、親のことを心底恐れ、家では常に緊張を強いられるため、『家ではいい子』として生活している」と述べています。そして彼らは、「いい子じゃない姿」を保護者に知られることをとても恐れているのです。原因2:親に十分手をかけてもらっていない児童精神科医の故・佐々木正美氏は、「親に十分に愛され、たくさんの手をかけてもらっている子どもは自信があるため、外でしっかりと振る舞える」のに対し、「家で十分手をかけてもらっていない子どもは、外ではいい子になれず、他人に手をかけさせることになってしまう」と、著書『子どもが喜ぶことだけすればいい』(ポプラ社)で述べています。みなさんのまわりにも、やけに大人にばかりかまってほしがる子はいませんか?前出の山﨑氏が数名の職員に「家だけいい子」についての話を聞いたところ、「(家で)YouTubeをたくさん観ているようだ」という共通点がありました。なかには、食事中おろか入浴中にまで動画を観せているという家庭も……。その子たちは、「聞いて聞いて!」と保育士をひとりじめしては、YouTubeの話ばかりするとのこと。そして親たちは「家ではおとなしい子なのに……」と一様に驚くのだそう。山﨑氏はその原因を「親との会話が少ないから」と分析しています。親の前で聞き分けが良いのではなく、親との会話が圧倒的に少ないために、自宅でのトラブルが少ないというのが本当のところでしょう。(中略)友達とケンカして嫌だった気持ち、先生に褒められて嬉しかった気持ち、それらを誰にも受け止めてもらえていないから、園で気持ちを爆発させてしまうのです。(引用元:幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点)YouTubeに限らず、スマートフォンを渡して子どもをおとなしくさせる「スマホ・ネグレクト」が、「家ではいい子・外ではわがまま」の原因になっていると、諸富氏も指摘しています。親に長く無視され続けると、本来育むべき子どもの「心」の健全な発達に必要な基盤が形成されません。その結果、人への不信感から長期的な信頼関係が築けず、人間関係がうまくいかないまま成長していくことになってしまうのです。わが子を「家だけいい子」にしない子育て方法わが子を「家だけいい子」にしないためには、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。1. 子どもをたっぷり甘えさせる!お茶の水女子大学人間発達教育化学研究所教授の宮里暁美氏は、「子どものわがままは、親に甘えたい気持ちの表れ」とし、何回もだっこをおねだりしてくるなど、そのやりとりのなかで子どもは交渉力を身につけていくのだそう。忙しいときに相手をするのは大変ですが、「もう一回だけおまけだよ」など、子どもとの会話を楽しんでみましょう。「甘えを受け止めてもらえることが、外での頑張る力になる」と大豆生田氏も話していますよ。(カギカッコ内引用元:すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?)2. 子どもの気持ちを尊重する「親が子どもの気持ちと向き合い、正直な気持ちを受け止めてあげることが大事」と諸富氏が『「プチ虐待」の心理』のなかで述べているように、子どもの感情を押さえつけたり、親が望む方向へと誘導したりすることは、家の外で感情を爆発させることにつながります。「嫌なら嫌って言っていいよ」「つらいときは泣いてもいいんだよ」と、子どもの正直な気持ちを尊重してあげましょう。そして親自身もまた、家庭のなかで喜怒哀楽をさらけ出すと、子どもも安心して感情を出せるようになるそうです。3. 「モヤモヤしたエネルギー」を発散させる子どもが外で迷惑をかけていたら、つい厳しく叱ったり、罰を与えたりしがちですが、その場では反省してもまた同じことの繰り返し……というケースも多いようです。臨床心理士の福谷徹氏によると、叱ってエネルギーを封じ込めるのではなく、「スポーツ等でルールやチームワークを学ばせ」たり、「良い意味で発散できるような場を用意して、アクセルを踏ませ」たりするとよいそうです。モヤモヤしたエネルギーを成長への力に変えることができたら、きっとよい結果につながるでしょう。(カギカッコ内引用元:ベネッセ教育情報|家の外で悪い子みたいなんです[うちの子、どう接したらいいの?])***「心が健康な子どもほど、親の前では悪い子で、他人の前でいい子になれる」とは佐々木氏の言葉です。お子さんが家でわがままを言ってきたときは、「そうかそうか、いまは甘えたいのね」とおおらかな心で受け止めてあげたいものですね。(参考)すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点佐々木正美(2021),『子どもが喜ぶことだけすればいい』, ポプラ社.MAG2NEWS|家ではいい子、外では攻撃的。いたずらな子どもにある「不満」とは?諸富祥彦(2016),『「プチ虐待」の心理』, 青春出版社.ベネッセ教育情報|いい子症候群~期待に応えすぎる子どもたち【後編】ベネッセ教育情報|家の外で悪い子みたいなんです[うちの子、どう接したらいいの?]
2023年06月26日離れて暮らす親への遠距離介護。帰省するたびに10万円かかるという人も。子が実家に通うのか、それともUターンするのか、どのように遠距離介護と向き合うべきか?SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は2023年6月20日、新イシュー「実家の親元への遠距離介護。帰省の交通費が月8万円。家計破綻を防ぐために、するべきことは?」について、当社が運営するSurfvoteでユーザーの意見投票を開始しました。 ■離れて暮らす親の介護が家計を圧迫も約30年近く老身介護の現場を取材してきた介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子氏は、突発的な事由で帰省を要する「遠距離介護」について問題提起しています。帰省する際の交通手段によっては多くの場合、1回の帰省で4万円〜10万円程かかる人もいます。何かあるたびにこれを負担していると、家計を圧迫する要因にもなりかねません。また、世帯人数が減少している昨今、多くの兄弟で親の生活や介護を支えるというケースは昔ほど容易ではありません。このような状況で、家計をやりくりしながらどのように遠距離介護と向き合っていけば良いのでしょうか?Surfvoteでは意見投票を開始しました。 ■問題提起いただいたオーサー 太田差惠子氏京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 ■Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月20日看護師をしていた主人公の母は、頼られると断れない性格です。ある日、父から祖母と同居することになったと報告された主人公と母。父は、母に祖母の介護をしてほしいと言います…。介護で人生を棒に振るなという父の言葉に衝撃を受けた母。そして、母はある決断をするのでした…。≪HPはこちら≫不幸な人生?出典:エトラちゃんは見た!ついに…出典:エトラちゃんは見た!怒った母出典:エトラちゃんは見た!言葉が出ない出典:エトラちゃんは見た!離婚を切り出した母出典:エトラちゃんは見た!家を出ると宣言出典:エトラちゃんは見た!止める父は…出典:エトラちゃんは見た!自分の老後を心配出典:エトラちゃんは見た!何を言っているの…?出典:エトラちゃんは見た!人生を蔑んだ父に出典:エトラちゃんは見た!母に介護をする人生を強いてきた父に、我慢の限界だった母。母は、離婚し家を出ていくことを決めたのです。父は母を引き留め、父の老後の面倒はだれが見るのかと言い始めます。そんな父に、何を言っているんだと怒鳴りつける母。そんな母に父は何も言えなくなるのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月17日看護師をしていた主人公の母は、頼られると断れない性格です。ある日、父から祖母と同居することになったと報告された主人公と母。父は、母に祖母の介護をしてほしいと言います…。姉の結婚相手が祖父と暮らしていると聞くと、突然結婚に反対し始めた父。なんとその理由は介護をさせられるからだというのです!≪HPはこちら≫介護で人生を棒に出典:エトラちゃんは見た!固まる姉妹出典:エトラちゃんは見た!母は介護で…出典:エトラちゃんは見た!人生を…出典:エトラちゃんは見た!ゾワっとする主人公出典:エトラちゃんは見た!真意を確かめる母出典:エトラちゃんは見た!言い淀む父出典:エトラちゃんは見た!ずっと介護をしてきた母出典:エトラちゃんは見た!姉には老人の介護をさせたくないという父。父は、介護なんてして人生を棒に振るんじゃないと言います。その言葉は長い間介護をしてきた母にとってあまりにも酷なものでした。父の発言に、言葉を失う主人公と姉…。それを聞いた母は、父の親族を長い間介護してきた母の人生はどうだったのかと、父に問います。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月16日人生100年時代、老親介護における子どもの立場を問うたイシュー「親と子の人生は別だから反対」が44.8%で最多SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、介護・暮らしのジャーナリスト太田差惠子氏が提起したイシュー(課題)「親の介護を子どもが担うのは当たり前か?」の結果を公表しました。このイシューは2023年3月3日から5月31日までSurfvoteで意見投票を行った結果です。Surfvoteは社会にある様々な課題について、ユーザーとの議論で理解を深めながら最終的な自分の意見を投票できるSNSです。 ■投票詳細イシュー:「親の介護を子どもが担うのは当たり前か?」調査主体:Surfvote 調査方法:Surfvote上で投票投票期間:2023年3月3日〜2023年5月31日有効票数:58票選択肢:家族なのだから当たり前。賛成育ててもらった恩があるから賛成子どもには親への扶養義務があるから賛成反対と言いたいが、「冷たい子ども」と世間から非難されそうなので消極的賛成施設に入ってほしいが費用負担できないので消極的賛成親と子の人生は別だから反対公的介護保険があり、介護は社会全体で行うものだから反対子は、子の生活で精いっぱいだから反対その他わからない■投票結果・コメントの紹介(一部抜粋)家族なのだから当たり前。賛成6.9%少なくとも自分が自立するまで掛かった期間は恩返しするのが当たり前。 自分で介護できなくてもヘルパー雇うなり協力できることは色々ある。育ててもらった恩があるから賛成6.9%他の選択肢を否定しているわけではないですが、子育ての恩返しとして介護をしてあげたいと思います。 国際比較においては北欧を除き家族への期待が高く、北欧は高い税負担の見返りとして国への期待が高くなっています。 北欧より-10%程度の税負担で、家族への期待が主要を占める日本では確かにギャップがあり不満がおきやすい状態にあるように思います。子どもには親への扶養義務があるから賛成1.7%コメントはありませんでした。反対と言いたいが、「冷たい子ども」と世間から非難されそうなので消極的賛成0%コメントはありませんでした。施設に入ってほしいが費用負担できないので消極的賛成6.9%コメントはありませんでした。親と子の人生は別だから反対44.8%当たり前だという意見には反対です。 様々な家族の人間関係があり、経済的事情も違う中で子供が介護を担って当たり前だという考え方は受け入れ難いです。それは、それぞれの人間関係の中で子供が親の介護をして当然だと考える人間関係が育まれれば、そうなるでしょうし、そう子供が思えない親であればしないんじゃないでしょうか? それを社会的に当たり前だという感覚で押し付けられるのには違和感がありますし、お互いに扶養義務があるという部分もありますが、子供がその扶養義務に感謝できる形で育てられなかったとすれば、親の介護の義務を突きつけられても納得がいかないのではないでしょうか?公的介護保険があり、介護は社会全体で行うものだから反対 8.6%親の介護は介護施設に任せて、子供は学業に励むほうがいいです!子は、子の生活で精いっぱいだから反対 5.2%皆さんのコメント特に「子供がその扶養義務に感謝できる形で育てられなかったとすれば、親の介護の義務を突きつけられても納得がいかないのではないでしょうか? 情けは人の為ならずではないですが、結局は、自分の行いは自分に返ってくるものですから、助けが必要であればそれに見合う人生を歩むべきでしょうし、そういった行いをしなかった人は、それに見合う対応を受けるべき」というコメントに共感して選びました。その他 15.5%誰がどうやって介護をするか、というところに繋がりますが、社会で見るとなっても、 その社会もさらなる超高齢化が進みますので、介護に関する学問で見かける「老々介護」「認認介護」をいかにして行えるようにしていくかの議論や、 そもそもいかにして「要介護度」が上がらないように皆考え、実行していけるような現実的な策の啓蒙・推進の検討が必要なのではないでしょうか。 他人に興味を持たない風潮で、社会で見るなどという夢物語は不可能だと考えます。わからない 3.4%超高齢化社会を目前に、とても難しい問題です。 少子化も進んでいます。 未婚の子供が一人で、両親の介護をすべて行うことは不可能かと思います。 いろいろな援助の選択肢は、まだまだ裕福な人だけに与えられるものです。家族なんだから、出来る限りの援助はするべきだと思います。そしてしたいと思っています。しかし、もっとたくさんの援助と選択肢の幅を広げなければならないと思います。■問題提起いただいたオーサー 太田差惠子氏京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月09日45.8%が「親の介護について話し合ったことがある」と回答両親の介護について話し合ったことがあるか尋ねたところ、全体の45.8%が「したことがある」と答えました。最も話し合ったことがある年代は10代(75%)となっています。20代からは、年齢が上がるにつれて「話し合ったことがある」という比率が上昇しており、実際に介護が起こる年齢に近づくにつれて、話す機会が増えていることがわかります。次に、両親に介護が必要になった場合の介護スタイルについて聞くと、最も多い回答は「施設」(288人)、2位が「デイサービス」(214人)、3位が「自宅」(171人)となりました。複数回答の人も多く、介護のレベルに応じて「自宅介護からデイサービス、施設へと段階的に切り替えていく」という意見もありました。「施設を利用したいが、金銭的に難しい」という意見もあり、経済面が影響し必要な介護を選べないと考えている人がいることもわかりました。続いて、将来的に両親に介護が必要になった場合、主な担当は誰であるか聞くと、1位が「自分」(287人)、2位が「兄弟・姉妹」(151人)、3位が「施設」(51人)でした。4位は「配偶者」で、4%いることがわかりました。5位は「夫婦」となっていますが、女性は「それぞれの親の介護をする」という意味であるのに対し、男性は「自分の親の介護を手伝ってもらう」という意味であるという違いも見られました。最後に、両親の介護について不安があるか尋ねると、93.8%が「はい」と答えました。実際に「両親の介護について不安がある」と回答した人からのコメントから、一部を紹介します。・祖母が施設入所をする際に、本人が嫌がって難航している様子を見ているので、そうならないか不安。(40代男性)・自分に介護が出来るのか不安。肉体的にも精神的に追い詰められてボロボロにならないか。認知症を発症したらボケて行く親を受け入れられるのか。経済的負担も心配。介護によって破産しないか。(30代女性)・施設はあってもスタッフが足りないといえます。それを補う対策が必要です。(30代男性)・ 家族内で支える、介護するという昔の常識はこれからは通用しないので、格安の高齢者用の賃貸マンションなどを建ててほしい。 今ある高齢者向けのマンションは年金だけでは家賃を払えない。(40代女性)・家庭や家族の負担をゼロにするのは不可能だけど、なるべく負担にならない様な政策をするべきだと思う。 例えば、所得や年金額が少なくても施設に入れるようにすることなど。(20代女性)出典:調査概要調査対象:10代から60代以上までの男女調査期間:2023年4月7日〜18日調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:500人(女性 292人/男性 208人)回答者の年齢:10代0.8%、20代14.2%、30代29.2%、40代33.4%、50代17%、60代以上5.4%AZWAY(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅親に「介護脱毛してほしい」は6割、一番大変そうな介護は「排泄介助」ーー還暦前の親がいる男女に調査✅義両親の介護をするつもりはある? 8割のママの回答は……✅【親の介護・認知症についての意識調査】親の介護費用「いくらかかるかわからない」が半数に上る
2023年06月05日「人生100年時代と言われるいま、介護は非常に身近な問題です。もし今後、自分が介護を受けることになったとき、どのくらいのお金が必要になるか、試算したことがありますか?」こう話すのは『NEWよい保険・悪い保険2023年版』の共同監修などで“保険のプロ”としておなじみの長尾義弘さん。下の図が、生命保険文化センターが公表している日本人の平均的な介護期間と費用の試算だ。「この試算によると、公的な介護保険を利用したうえで、さらに介護の初期費用として平均74万円、さらに毎月平均8.3万円の個人負担が必要。これを平均の介護期間である5年1カ月で合算すると、介護にかかる費用の総額は約580万円以上になります。もし夫婦で介護状態になると、この倍近い費用が必要になることも忘れてはなりません」(以下、コメントはすべて長尾さん)厚労省の発表では80~84歳で要介護・要支援の人は26.4%、85歳以上では、59.8%になり、85歳を過ぎると6割の人は介護が必要になる。まさに長生きをすると介護は避けて通れない問題だ。「’19年に金融庁の報告書に端を発した“老後資金2千万円問題”で不足するとされた2千万円のなかにこの介護費用は含まれていません。老後資金に余裕がある人は別として、介護にかかる費用は今後、私たちに重くのしかかってくると言わざるをえません。その介護費用をカバーする手立てとしていま注目されているのが、保険会社が発売している介護保険です」民間の介護保険とは介護が必要になったときに備える商品。保険会社が定めた介護状態になったときに保険金が支払われる仕組みで、一時金タイプ、年金タイプ、一時金と年金の併用タイプなどさまざまなものが発売されている。「10年ほど前まで、介護保険の支払い条件は厳しい商品が多かったのですが、近年、その点が見直されてきて、要介護1になったら支払われるものも出てきています」と話す長尾さんが教える介護保険の賢い選び方は次の4つだ。【1】支払い条件の要介護度が低い「自治体の介護認定の審査は厳しくなる一方で、なかなか要介護1の認定を受けるのもたいへんな状況です。介護が必要になったときになるべく早く保険金を受け取れるように支払い条件の要介護度が1もしくは2の保険を選ぶこと」【2】払込免除特約の条件が緩い「払込免除特約とは、保険会社が定める状態になったら以後の保険料の払い込みを免除する特約。保険金を受け取りながら保険料を支払うなどということのないように、条件が“緩い”保険を選んでください」【3】死亡保障はいらない「介護保険のなかには死んだときに保険金が下りる死亡保障がセットになっているものがありますが、その分、保険料が割高に。介護保険は介護費用をカバーするものと割り切ることで保険料の負担を安く抑えることができます」【4】国内大手各社「介護特約」や各社「外貨建て介護保険」は避ける「国内大手各社の介護特約は、定期型になっていて、保障が一生続かないなど使い勝手が悪いものが多いです。また、外貨建て介護保険はつねに為替リスクと隣り合わせの商品。もし運用することを中心に考えるのなら外国債券や投資信託を買うべきで、保険と運用は分けて考えたほうがいいです」■とにかく保険料を安くしたい人には「コープの介護保険」がおすすめそんな長尾さんがすすめる「使える介護保険ベスト3」は以下のとおり。「第1位のアフラック『アフラックのしっかり頼れる介護保険』は支払い条件が要介護1以上で、保険料と保険金のバランスがいいコスパに優れた保険。要介護1と2は、介護一時金の形で支払われ、要介護3以上になると年金で支払われるのが特徴です。第2位の朝日生命の『あんしん介護』は保険料は高めですが、しっかりと介護費用をカバーしてくれる安心度の高い保険です。第3位の東京海上日動あんしん生命の『あんしんねんきん介護』は持病のある人も加入しやすいのがメリット。支払い要件は要介護2からですがコスパは高いと思います」さらに保険料が格安という面で損保ジャパンの「コープの介護保険」もおすすめという。「コープの組合員になると加入できる変則的な団体保険ですが、コープにはだれでも加入できますので、とにかく保険料を安くしたい人向きの介護保険です。要介護2以上になると介護一時金500万円が支払われます。60歳での保険料は1千750円です」日本人女性の平均寿命が87歳を超えたいま、介護費用は重要な課題。自分の貯蓄額や年金額などを参考にしながら民間の介護保険を検討してみてはいかがだろうか。
2023年06月05日毒親に育てられたWさん。20歳になり、自分の母親が毒親であることに気が付くと、1人暮らしを始めます。やがて恋人ができて妊娠―。しかし彼は麻雀と浮気ばかりで妊娠中の生活は苦労が絶えませんでした。お腹が大きいWさんは、泣く泣く実家に戻ることに……。そう、あの母親と再び同居することになったのです。 母になった私は…… 実家に戻ると、お母さんからの暴言に耐えつつなんとか娘を出産。お母さんと彼氏に気を使いながら生活していました。しかしある日、酔ったお母さんは、Wさんの言動に腹を立てて大暴れ。 このままでは娘が危ない……。 娘を守るために、再び借金を作って家を出ます。 娘との2人暮らしをして数年。時折り、娘を怒る時、お母さんのように怒鳴る自分がそこにはいました。お母さんとそっくりな言い回しをしてしまうことも。 毒親にはなりたくない、娘には同じ思いをさせたくない、私に遠慮せず自分のために生きてほしい、そう願っているWさん。 胸を張って娘さんと向き合える日が、訪れますように。 ◇◇◇ 娘さんにとってよい母になりたくて、そのために自分のつらかった過去をしっかり振り返ったWさん。Wさんはどうやったら自分が変われるのか、今も自分に問いかける日々が続いているそうです。しかし、苦悩しながらも娘さんのことを想うWさんは、既に素敵な母である証拠ではないでしょうか? みなさんはWさんの体験を、どう感じましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年06月02日介護に備えて「何もしていない」が6割を超える調査結果も。自分の親が倒れて要介護となった場合、どんなことが必要なのか。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は新イシュー「親を介護するためにもっとも重要なことは?」について2023年5月29日に当社が運営するSurfvoteでユーザーの意見投票を開始しました。Surfvoteは誰でも投票に参加できるSNSです。 ■親の介護のために重要なこととは?SOMPOホールディングスが2019年に行った調査では、3割近くが親の介護を近い将来行う可能性があると認識していますが、6割以上の人が介護の準備は何もしていないと回答しています。しかしながら、実際に介護が始まった人たちからは、経済的な不安や仕事への支障、何から始めたらいいのかわからない、といった声があります。特に、公共サービスの情報収集を事前にしておくべきだった、親本人との話し合いや介護費用を貯めておけばよかった、など、事前にこうしておけばよかったという切実な声も上がっています。30年以上老身介護の現場を取材してきた太田差惠子氏は、これら調査結果を踏まえ、親の介護のために何がもっとも重要なのか?をSurfvoteで問題提起しました。この投票を通じて、親の介護に対するユーザーの意見や意識、具体的にどのようなこと(時間、お金、親との話し合い、介護サービスの情報など)が重要だと考えているかを調査し、社会を前に進めるための参考意見を広く集めることを目的としています。参考資料: ■問題提起いただいたオーサー 太田差惠子氏京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は内容に応じて、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月30日2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!【Q】「中学時代からの40年来の友達のA子に、認知症の親を施設に入れようかと悩みを打ち明けたら『親の面倒は娘が見るのが当然でしょ』と。そのひと言以来、ギクシャクしてしまい、友達関係も解消しようと思っています……」(シャニースイスイさん・55歳・山形県・パート)【A】認知症になった蛭子さんの結論「ひとりぼっちは寂しいから嫌」オレは病気(認知症のこと)になってから、いろんな人に助けてもらっています。今、通っているところ(ショートステイ)でもカラオケをしたりお茶を飲んだりしているんですが、友達はいたほうがいいと思いますけどね。(マネージャー「えっ、蛭子さんが前に出した本『ひとりぼっちを笑うな』では“友達なんかいらない”と書いていましたよ」)えっ?友達は大切だし、ひとりぼっちは寂しいから嫌ですね。(マネージャー「蛭子さんは認知症になってから変わりましたね。この人生相談の1回目は姑との関係に悩むお嫁さんからの相談でしたが、蛭子さんは『早く死んでくれ、と祈ればいい』と答えていました」)あ〜そうですか、覚えていませんね。だからA子さんも相談されたことを覚えていないと思いますよ。長い付き合いならいろいろあったはず。いいところだけ見て付き合っていけばいいですよ。(マネージャー「まともに答えるなんて蛭子さんらしくないですよ!」)
2023年05月29日皆さんは義家族の身勝手な行動に困ったことはありますか? 今回は「自分勝手な義叔母」のエピソードと感想を紹介します!『自分勝手な義叔母』第一子を妊娠中の主人公は、義父の介護をしながら生活していました。そんなある日、突然義祖母が家にやってきます。義祖母は義叔母が介護していたのですが、なんと義叔母が主人公に介護を押し付けてきたのです。義叔母の主張は…。身勝手な義叔母の主張出典:lamire義叔母の身勝手な意見に賛同してしまった義父。「妊娠中なのに2人も介護できない」と主人公は抗議します。夫と相談して義祖母には申し訳ないと思いつつ、帰ってもらったのですが…。それ以降、義叔母とは絶縁状態になってしまったのでした。読者の感想悲しいですが、家族の介護について揉めてしまうことってありますよね。でも、妊娠中はもう少し気遣ってほしいとも思います。これからも、困ったことは旦那さんとよく相談して、かわいい子どもの誕生を待ちましょう。(56歳/会社員)妊娠中に義父の介護をするのも大変なのに、義祖母の介護まで押し付けてくることに怒りを感じました。結局、義叔母とは絶縁になり良かったと思います。(匿名)※実際に募集したエピソードと感想をもとに記事化しています。
2023年05月28日皆さんは、身内の介護をしたことはありますか?今回は「高校生で親の介護を体験した話」を紹介します。イラスト:のじ(@noji09noji)「高校生で親の介護を体験した話」主人公は中学3年生の頃に、父を亡くしました。そして高校1年生になった頃、今度は母の病気が明らかに…。医者いわく、母の余命は半年とのこと。母は急遽入院となり、主人公は母の友人の家に預けられることになります。その後、3ヶ月の入院を経て母は退院し、自宅での介護生活がはじまりました。自分でズボンをあげられない母出典:instagram次から次へとやることが…出典:instagram自分の時間が持てない出典:instagram主人公は母の介護で手一杯になり、自分のことをする時間がほとんどありませんでした。その後も、予想外のことが次々と起こる介護生活で主人公は精神的に追い詰められてしまいます。1人ではどうすることもできないと悟った主人公は伯母に助けを求めることにしたのでした。無理のない生活を…高校生という多感な時期に、母の弱っていく姿を見ながら介護をするのはとても大変ですよね。伯母や周りの人たちに頼りながら、無理のない生活を送れるようになるといいですね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月26日介護をしていると、自分のことは後回しになって、髪や化粧に気を遣えないこともありますよね。そんなとき、知り合いの勝ち組女からマウントを取られてしまったら……。今回は、登録者数約71万人超えの大人気Youtubeチャンネル「モナ・リザの戯言」で配信された『勝ち組女の末路』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!社長夫人と出くわし……多忙な夫に代わり、義両親の介護に奮闘するソラ。疲れ切った様子で街を歩いていると、社長夫人のヒサメとばったり会い……。ここでクイズです!ソラをじろじろと見るヒサメ。このあと何と言ったでしょうか?ヒントは、かなり失礼な発言です……。社長夫人は……正解は、「あなたには似合わない」と笑った!このあと、義両親が施設に入り、自分の時間ができたことで美容院できれいにしてもらったソラ。再び会ったヒサメから合コンに誘われてしまうのでした。こんなときどうする?一人で介護を頑張っているのに、何も知らずに馬鹿にするなんて許せませんよね。今回のソラは、浮気を勧めるヒサメに怒り、ヒサメの夫に密告電話をしました。人を見下す社長夫人……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月03日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、義母の介護をしている女性からのエピソードを紹介します。義母の介護をしていた女性。突然、義母が緊急入院することになります。女性は急いで病院に向かいましたが、その先に待ち受けていたのは…。作画:おむ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年05月03日■前回のあらすじ義実家宅の家事は拒否したが、それでも話し合いのために夕食を用意する由貴。しかし用意した夕食を義父は手抜き料理だと文句を言い始める。結局、景士が怒って義母の介護の話し合いが何もできないまま義実家を後にすることに…。 >>1話目を見る 結婚して仕事を辞めてしまっていた紬さん。離婚原因や今後をどうするのかは詳しく聞いていませんでした。そんな紬さんがいきなり私の仕事を手伝うと言い始めました。たしかに私は家で仕事をしているけれど、未経験の人ができる内容ではなくて…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ふゆ
2023年04月09日■前回のあらすじ義母の介護の相談に行ったはずが、気づけば義母のいない間の家事を由貴がするという話に…。しかも夫の景士がそれを了承してしまったことで由貴は、「私を身代わりに差し出している!」と夫に怒りをぶつけるが…。 >>1話目を見る お義父さんの「家事を私に」という言葉を明確に否定してくれず、自分が父親に頼られて嬉しいからと家事も介護も押し付けようとした景士。もちろん景士に対しての怒りはありますが、普段お義父さんの私に対する嫌味を一心に引き受けてくれる優しい一面もあります。すぐに言い返せない景士の性格を考えて、一旦は現実的に今後をどうすべきか話し合いました。私が一時的に怒りを抑え込んで義実家のために動こうとしたけれど、お義父さんが料理に難癖をつけたことで結果的に景士は爆発。話し合いは未遂に終わってしまいました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ふゆ
2023年04月08日■前回のあらすじ離婚して実家に住むことになった義妹。しかし自分の家のことすらやろうとせずにお茶入れも由貴に頼んでくる。さらに自分の家の家事を夫である景士が分担しているのだから義母の介護は由貴がやることが当たり前と言い切られてしまい…。 >>1話目を見る お義母さんの介護の相談に来たはずが、気づけば義実家の家事をする話に…。しかも景士はすぐにその場で断ってくれず、お義父さんも紬さんも出かけてしまいました。いくら何でも私の意思をまるっきり無視したこの状況に私は怒りがおさまらなくて…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ふゆ
2023年04月07日子育ても一段落したと思っていたら、同居している義母が突然腰椎を圧迫骨折して入院。その後、退院してから、わが家の介護生活が始まりました。今回はそのときの様子をお伝えしたいと思います。★関連記事:厳格だった父が認知症に。たったひとりで介護をしていた母が電話口で泣いていて…義母が腰椎圧迫骨折で入院同居している義母が80歳を超えてきて、足腰が弱ってきたなと感じていたある日の朝のことです。「どっしーん」という大きな物音にびっくりして義母の部屋に駆け込むと、ベッドから起き上がろうとして尻もちをついたらしく、あお向けのまま動けなくなっている義母の姿がありました。あいにくその日は他の家族が誰もおらず、私ひとりの力ではどうすることもできませんでした。さらには義母が痛い痛いと声を上げて痛がるので、すぐに救急車を呼んで病院に搬送しました。診断の結果、腰椎の圧迫骨折でおよそ2カ月の入院となりました。先生によると、骨粗しょう症が進んでいるので、ちょっとした衝撃でも圧迫骨折を起こしてしまうということでした。ケアマネージャーに介護について相談病院を退院する前に医師や看護師を交えての退院時指導がおこなわれました。退院後は自宅に戻るのか、どこかの介護施設にお世話になるのかを決めてくださいと言われました。とりあえず自宅で様子を見ることにしましたが、自宅での介護が大変になると思いましたので、近くにある地域包括センターに相談に行きました。そこではまずケアマネージャーを探して相談に乗ってもらうようにすすめられました。紹介されたのはやさしそうな若いケアマネージャーで、自宅に来てくださり介護についての説明を受けました。今後は市の介護課から介護認定調査をしてもらって介護認定を受けると、いろいろな介護サービスが利用できるようになるということでした。要介護2の認定。介護サービスを受けることに市からの介護認定調査の結果、義母は要介護2の認定を受けました。私は仕事をしており昼間は義母ひとりになってしまいますので、まずは日帰りのデイサービス施設に毎日通ってもらうことにしました。お風呂もデイサービス施設で1日おきに入れてもらい、さらには機能訓練をおこなって毎日リハビリしていただきました。退院後の義母は入院時に作ったコルセットを着用して、手を引けば何とか歩けるようにはなっていましたがベットからの起き上がりが困難になったので、電動ベットをレンタルすることにしました。またトイレと玄関の上がり框(あがりかまち:玄関の土間と床との段差)や廊下に手すりをつけてもらうよう工事をしてもらいました。上限はありますが、助成金制度により改修工事の自己負担額はうちの場合1割ですみました。その後、義母は手引き歩行したり、家の中で手すりにつかまりながら自力で歩行したりできるくらいには回復しました。まとめ介護生活は突然やって来ました。最初はわからないことだらけでしたが、地域包括センターの方々やケアマネージャーさんのおかげでいろいろな介護サービスがあることを知りました。さまざまなサービスを利用してなるべくストレスをためないように気を付けつつ、仕事をしながらなんとか自宅で介護をしていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年03月30日親はいつまでも元気でいてくれる気がしていました。あちこちガタが来てはいても、車の運転ができて、自分で動けて、まだ働いている。子どもの送迎もしてくれて、買い物にも行ける。そんな自分の考えが甘いことを思い知らされることがありました。70歳を過ぎた父親が脳卒中と動脈瘤を患い、少し前まで車を運転できるほど元気だったのが、体の自由がきかなくなり介護を余儀なくされるかもしれないという現実が急に迫ってきたという体験談です。★関連記事:「今のうちに自分の好きなことをしたい!」祖母の施設入居をきっかけに母の介護を考えることになりきっかけは膝の手術両親も70歳を超え、いろいろと持病を抱えるようになりました。両親ともに血圧が高いので、毎日の血圧測定と血圧の薬の服用は必須です。さらに母は甲状腺の数値が安定しないので、その薬を飲んでいました。父は体を動かす仕事なのにもかかわらず膝が悪く、2年前に手術をすることになり、その際の精密検査でカリウムの数値が悪いことが判明! 医師から果物、特にバナナはカリウムの数値が悪くなるので控えるように言われました。ただ、果物が大好きな父はついつい好物のバナナや果物を摂取してしまうため大量の薬でコントロールするようになりました。父の急病を知らせる電話が!ある日鳴った、早朝の電話の呼び出し。出てみると慌てた様子の母からでした。「お父さん、手がしびれて動かないって言っている。救急車を呼ぶから来て!」と。半年ほど前も最高血圧が200を超えてしまい、念のため救急車を呼んでいました。前回救急車を呼んでさほどたっていないため、母も短い期間に再び呼んで良いのか迷ったそうです。でも、手がしびれて動かないという事態に母も何かを感じ取り、即119番。6時45分くらいに父が新聞を取りに行く→手がおかしいことに気付く→母に手が動かないことを伝える→7時少し前に母が救急車者を呼ぶ。救急車を呼ぶまで10分でした。検査の結果は脳梗塞。異変に気付いてからの行動の早さに医師も感心されていました。血栓を溶かすための薬が投与され、さらなる検査の結果、動脈瘤が2個見つかりました。半年前に血圧の上昇で救急車を呼んだ際の検査で動脈瘤が発見され、現在は経過観察中でした。そのときは1個だった動脈瘤が2個に増えていました。小さい会社を母と2人で経営している父は、自分が動脈瘤の手術をすることで会社がストップすると思い、これまで手術に踏み切れなかったようです。しかし、今回はさすがに腹をくくってくれたらしく、手術を承諾してくれました。残ってしまったまひ動脈瘤の手術は成功し、その後の経過も順調です。影響があったのは脳梗塞のほうでした。治療が早かったため、深刻なまひは残らずに済みましたが、左側に後遺症が出ました。最初にしびれた左手はいまだに動かしにくいまま、左足は歩けるものの以前のようにスタスタとはいかずに歩くとつらそうです。リハビリの効果もあり日常生活には支障はないものの、疲れやすくなり、横になることが増えました。次回また同じように脳梗塞が起こったら、今回のような比較的軽い後遺症では済まないと医師からも言われています。そうなれば年齢から考えても介護が始まります。体も大きく体重もある父を介護するには、母ひとりでは無理。そのため、今回のことで実家の経済状況や今後のことを真剣に考えることになりました。施設に入るにしても自営業の父にはお金もさほどなく、足の悪い母には無理はさせられず。わがままで頑固な父が素直に施設に入るとも思えません。かといって子どもにお金がかかり、家族のある私と兄弟が仕事を辞めて介護に専念することもできません。今までおざなりにしてきた問題が、自分に迫ってきた感覚です。ある程度のお金を残しておくこと、兄弟と母とでこれからのことを話し合うきっかけとなった父の入院、手術でした。まとめその後も父の血圧や体調に一喜一憂する私たちなのですが、年齢を考えても今どうなってもおかしくないことは事実なので、覚悟しておかなければと考えております。次回脳梗塞を再発し、深刻なまひが残った場合は今のようにフルタイムで私が働きながら介護を手伝うのは難しいため、ヘルパーの方や福祉の手を探しながらになると予想しております。家族だから乗り越えられるというような甘いものではないことはわかっているので、母や私が破綻しないような策を考えていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/まさみ(45歳)中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
2023年03月29日人生において、あなたは「キーパーソン」と出会ったことはありますか?この人がいてくれたから今の自分がある!そう思える相手は、どのような人なのでしょう。そこで今回は、あなたの星座から、近い未来に出会う「人生で必要な運命の人」を占いました。前編に引き続き、今回はてんびん座(9/23~10/23)~うお座(2/19~3/20)を紹介します。てんびん座(9/23~10/23)てんびん座女性の運命の相手は、とにかくフィーリングで生きているタイプ。相手の気分を見抜いて行動するようにするといいかも。だからと言って、合わせすぎるのも「つまらない」と思われそう。ちょうどいいバランス感覚でアプローチすれば、器が一回り大きくなりそう。さそり座(10/24~11/22)さそり座女性の運命の相手は、意外と深い話がOKなタイプなのだとか。お酒の席では、踏み込んだ話題を織り交ぜることで、絆が生まれそう。ただ、大きな声を嫌うところがあるので、耳元で優しく話しかけてあげるとドキッとするでしょう。いて座(11/23~12/21)いて座女性の運命の相手は、高いプライドの持ち主なだけに、相手をおざなりにするような発言はNG。おだてに弱いので、少し大げさなくらいに褒めてあげましょう。礼儀正しい態度と、相手を尊重する姿勢があれば、あなたをとっても大切にしてくれるはず。やぎ座(12/22~1/19)やぎ座女性の運命の相手はとても誠実な性格。人間関係に疲れやすいところがあるため、グチは必ず聞いてあげましょう。細かいところに気がついてしまう性格なので、身だしなみや清潔感には気をつけたほうがよいでしょう。高い理想を掲げるタイプだからこそ、仕事や勉強を通して切磋琢磨できそう。みずがめ座(1/20~2/18)みずがめ座女性の運命の相手は、センスがよく感性豊か。やや面食いなところがあるため、容姿に優れた相手が好きみたい。オシャレな人も印象Good。高尚な話の1つや2つは、話せるようにしておくといいかも。もし自宅に呼ばれたら、あなたのことを気に入っている証拠です。うお座(2/19~3/20)うお座女性の運命の相手は、一見冷たそうに思えても、じつは口ベタなだけ。あまり相手の反応を気にしすぎないことがポイント。会話が弾まなくても、しっかりあなたのことを考えてくれているはず。意外と人の評価を気にするタイプなので、人と比べずに相手のよさを見てあげて。多くを学べる存在を見極めてキーパーソンと出会ったときは、相手から「何を学べるか」に注目してみましょう。自分自身と似た部分よりも、違っている部分に目を向けることをおすすめします。距離感が親しくなればなるほど「自分事」として受け止められるようになることも多く、それだけあなたの価値観や視野が広がっていくはずです。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)
2023年03月28日毎年春は自分自身や周辺の環境が大きく変化します。このような時は、自分の人生やライフスタイルについて考えることが増えそうです。心理テストで「あなたが本当に憧れている人生」を診断しましょう!また、習慣が自己改革に繋がる理由も紹介します。あなたが憧れている人生がわかるあなたはこの先、どのような人生を歩んでいきたいですか?人気占い師・心理テストクリエイターの月風うさぎさんによる心理テストで、あなたが憧れている人生を診断しましょう!Q.新生活に向けて買うならどのカップ?A:左上のカップB:右上のカップC:左下のカップD:右下のカップあなたはどれを選びましたか?さっそく結果をみてみましょう。A:「左上のカップ」を選んだあなた……豊かな人生丸みを帯びたこのカップを選んだ人は、ソフトで調和的な性格。そんなあなたが密かに憧れているのは、豊かな人生。豊かというと、経済的に豊かな状態を連想するかもしれません。でもあなたが憧れているのは、本を読んだり、映画を見たり、美しい音楽を聴くといった文化的に豊かな人生なのでは?B:「右上のカップ」 を選んだあなた……ドラマティックな人生このカップを選んだ人は、リアリスト。そんなあなたが密かに憧れているのは、ドラマティックな人生。それは裏を返せば、今の合理的な人生に退屈や飽きを感じているということかも。まずは髪型やファッションなど、自分にとって簡単なことからでいいので、少しずつ変えていくとよさそうです。C:「左下のカップ」を選んだあなた……自由な人生深層心理において、猫は自由をあらわします。そんな猫が描かれたカップを選んだあなたは、自分のやりたいことが自由にできる人生に密かに憧れているようです。今までもやりたいことをいろいろと我慢してきたのかもしれません。とはいえ、それはあなた自身が選んでいる生きかたでもあります。これを機にあなたが自由に生きる道を選べば、進む方向はすぐに変えられるでしょう。D:「右下のカップ」を選んだあなた……愛あふれる人生お花が描かれたカップを選んだあなたは、ここ最近、恋愛から縁遠い日々を送っているのでは?そんなあなたが密かに憧れているのは、たくさん恋をして、大好きな人と愛しあう人生。いつもと違うお店やエリアに行くだけでも、出会い運がアップしそう!月風うさぎ(つきかぜうさぎ)占術研究家&心理テストクリエイター。学生時代、友人に頼まれてやった占いが当たると大評判になり、占い師を志す。干支、西洋占星術、血液型、心理テスト、数秘術、手相、タロットなど、様々な占術をコラボさせたオリジナル占いが得意。著書「キラッ 妖精の心理テスト」(ポプラ社)、「商談は「名字の相性」で決まる ~ビジネスで使える姓名判断~」(impress QuickBooks)など。現在1羽のやんちゃなうさぎ()と同居中。©GoodStudio/shutterstock※ 文・月風うさぎ※ 2022年3月17日配信日々の習慣が自己改革やその後の人生に繋がる理由自分を変えたい!でも、何から変わればいいのか分からない、というかたって多いのではないでしょうか。メンタルコーチのワタナベ薫さんや、習慣化コンサルタントの古川武士さんに習慣と自己改革について教えもらました。ワタナベさん例えば、みなさん毎日歯磨きをすると思いますが、これも一つの習慣です。歯の健康を守るため、子どもの頃から身につけている大切なルーティン。習慣は、それくらい負荷が少なく、心地よいからこそ続けられる。続けるうちにそれが自分の人生の一部になり、ひいては自分の一部になる。つまり、自分自身が変わるのです。古川さん起床時間や通勤手段、食事など、毎日がルーティンの塊といえるほど。こうしたいつもの習慣の質をよりよく改善すれば、自ずとクオリティ・オブ・ライフは上がっていきます。また、こんな自分になりたいという具体的な目標があるなら、それに近づくためのトレーニングを習慣として取り入れれば、日々の積み重ねで可能性が開けていく。いずれにしろ習慣が自分を変えるのは、疑いありません。「習慣」をコツコツ続けていくと…STEP1:自分を信頼できるようになる。習慣を継続する効果のファーストステップは、自分を信頼できるようになること。継続が、自分との約束を守れたという実感に繋がり、セルフイメージがアップ。自信を持てるようになる。ここが自分を変える土台に!3つのステップの中でも、ポイントになるのがここ。そもそも自己否定や自己嫌悪、劣等感といったネガティブな感情が強いと、自分を変えるのは難しい。これらを払拭する意味でも、習慣で自信を得ることが大切に。つまり、このステップが、自分を変えるうえでの土台になっているということ。もちろん習慣の内容も重要だけれど、それを継続するという行為自体が、自分を変えることに繋がっていると知っておこう。STEP2:自分を肯定できるようになる。自分を信頼できると、ありのままの自分を受け入れられるようにもなる。自覚している長所だけでなく、自分の弱さともフラットに向き合えるように。精神的にタフな状態を保っていられる。STEP3 :自分の可能性を開くことができる!前向きな意欲が湧いてくる。それ自体が自分の変化でもあるし、新たに何か挑戦したくなることも。いずれにしろ一足飛びにここまでくるのは不可能で、習慣を通して各段階を経るからこそ体現できる。ワタナベ薫さんメンタルコーチ。美容、健康、成功哲学など、よりよく生きるためのメソッドを発信。著書に『人生の質を高める12の習慣 ライフクオリティ向上プログラム』(大和書房)など。古川武士さん習慣化コンサルタント。「習慣化コンサルティング」代表取締役。習慣化講座、個人コンサルなどを行う。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』(日本実業出版社)ほか。※ 『anan』2023年2月8日号より。イラスト・福田玲子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)※ 2023年2月4日配信夢や希望を実現させよう叶いっこないと思っている夢や希望も、毎日の小さな習慣の積み重ねで少し近づけそうと感じたのではないでしょうか。100%の実現は難しくても、習慣による自己改革をすると、これまでとは違う自分に出合えそうですね。まとめ構成・小田原みみ
2023年03月25日育児を通して味わう苦難の一つに、親自身が自らと向き合い、“人生の棚卸”を強いられる場面があります。子どもの成長をなぞるように過去の自分を振り返り、乗り越えたと思っていた人生の課題が育児を通して浮き彫りになることも少なくないでしょう。ママ友作りを通してよみがえる居場所のなかった学生時代。家族を優先して「自分の意見さえ言えない私」の根元にある親の顔色ばかり見ていた幼少期。そんな自分の嫌な部分を思い出し、わが子に投影してみたり、周りと比べてしまったり。思いがけず人生2周目の「自分探し」の旅(親編)がやってくるのです。そんな子育ての不安や人生の苦悩と向き合う母親たちの姿を描いたのが、人気コミックライターむぴーさんの新刊『 ほかの子と、ほかの親と、比べてしまう自分をやめたい 』(KADOKAWA)です。ウーマンエキサイトの人気連載「 あさひが丘の人々 」を書籍化した本作は、同じ街に暮らす3人の母親が子育てや人生に悩み、立ち止まりながらも自分らしく生きるための一歩を踏み出していく物語。今回は本書の簡単なあらすじに加え、読者の感想をご紹介! さらに筆者むぴーさんからのスペシャルメッセージをお届けします。■周りと比べて、足りないものばかりが目につく母親たち本書の主要な登場人物は、架空のベッドタウン「あさひが丘」に暮らす境遇の異なる3人の母親たち。ライフスタイルも生き方もまったく違う女性たちが「子どもの発育」「ママ友付き合い」「個として人生」をテーマに、他者との比較に悩みながら、自分なりの答えにたどり着くまでの道のりを描きます。▼子どもの発達に悩むワーママ「谷口ちさと」2歳の息子を子育て中の「ちさと」は、大手企業に勤務するワーキングマザー。息子ゆうとの発語の遅れに気付き、不安と焦りに苛まれる日々を過ごしています。そんなちさとの心配をよそに「気にしすぎ」と、真剣に取り合ってくれない夫ゆうすけ。「悩むだけ無駄」と口にする夫に、ちさとは母親としてのプレッシャーの重さを訴えますが…。終わりの見えない不安の中をさまよい続けるちさと。息子の足りないところばかりに目がつき、「普通の子」であることを求めてしまいます。しかし、自らの思いがけない過去を知ることでわが子に求める“普通”の定義を見つめ直すことに…。さらに、これまで明らかにされなかった夫の本心にも触れることになるのでした。▼空っぽな自分に悩む専業主婦「山岸みさ」3人の子どもを育てる専業主婦の「みさ」は、大学卒業後すぐに結婚・出産を経験。家族のために生きる今の人生に不満を感じることなく、日々を過ごしていました。「元気な子どもたち。頼りになる夫。生活にこれ以上望むことなんてない。」そう今の暮らしに満足する一方で、専業主婦であることで疎外感を感じる一面も…そんなみさのもとにある日、中学時代の同級生からランチの誘いが入ります。久しぶりの自分のための外出に心が浮き立つみさ。幸せを噛み締めながら眠りにつきます。しかし…翌朝を迎えると…子どもが発熱し、予定をキャンセルせざるを得なくなるのでした。外出はかなわず、ワンオペ育児に追われる一日を終えます。友人の楽しげな投稿に思わずほろりと涙があふれます。母になってからは、子どものため、家族のため、すべてを諦めてきた日々。“「そして私自身はからっぽだ」”振り返れば、これまでも親の顔色を見て人生を決めたきたみさ。子どもの頃から、大人になっても、我慢ばかりを繰り返す人生を振り返り、「子育てが終わったら自分に何が残るのだろう」と自らの生き方を模索していくのでした。そんなみさがたどり着いた、思わぬ人生の答えとは? ▼ママ友作りに悩む在宅フリーランスママ「峰ゆかり」1歳半の息子を子育て中の「ゆかり」は、校正や執筆の仕事を手がける在宅フリーランスママ。4年の不妊治療を経て、ようやく息子そうすけを授かります。しかし、学生時代から人付き合いが苦手だったゆかりは、母親となりママ友作りの壁にぶつかることに…。ママ友の輪に入れない自分、そして内気な自分にそっくりな息子に不安をおぼえるのでした。思えば、いつも何かが足りないと欠乏感を抱えて生きてきた人生。ライフステージの変化とともに、幸せになれると信じていたけれど…。「今度は何が足りないの?」他人を羨み、ないものねだりを繰り返すゆかりは「社交的な姉との比較」「ママ友の2人目妊娠」を通して、ますます追い詰められていくことになるのでした。 ■「あの頃悲しんでいた自分が救われた」読者からの共感コメント多数!3人の母親どれもが「まるで自分のよう」だと、同じ感情を分かち合う読者からコメントが届いています。・私も子供を通して同じような経験があり、何度も何度も心が折れ、逃げ出したくなったり辛くてたくさん泣いた事を思い出しました。本当に素晴らしい作品、世のママ達の悩みを代弁してくれていると感慨深く読ませていただきました。ひとりじゃないですね!勇気が湧きました!・我が子が乳幼児の頃に感じていたモヤモヤがたくさんたくさん描かれていて、胸がギュッとなったり共感したり、心を揺らしながら楽しませていただきました。 母親の立場の人が黙っていれば、過ぎて無かったことになるのであろう小さなささくれを「ああ、これ気になるよね、痛いよね」と労ってもらえたような、あの頃悲しんでいた自分が救われたような思いになりました。 ・三人のママのエピソードどれも思わず「わかるー」と言ってしまうほどよく描かれていて、最終回では号泣してしまいました。 夜もくるけど必ず朝もくる。それを乗り越えていくのが人生だし子育てなんですね。 いつかは必ず終わってしまう子育てを悩みながらも貴重な時間として生きていきたいと思いました。・先輩ママさんたちの感想にあった「これはわたしのことだ」はまさにでした。これからもきっと色んなことに悩んで嫉妬して落ち込むと思いますが、あさひが丘の人たちを思い出しながら可愛くてたまらない我が子を愛でたいと思います。さらに子育てを終えた先輩ママたちからも心温まるコメントが寄せられました!・昔、子供が小さかった頃を思い出しました。モヤモヤする孤立しがちなお母さんを鋭く描かれていて、胸が痛みました。 子育てはもっと周りに助けを求めて良いんだよ。 そう、伝えてあげたい。 必死に頑張っている、お母さんがエライという自覚を感じて欲しい。 そう、思いました。・子育てがとっくの昔に終わった私でも“あるある”が多くて、世間の今頑張っている全てのママたちにエールを送りたくなります。現在進行形のうちはなかなか気づけない事も多いけど、特に経験してきた私たち周囲はとにかく暖かく見守って応援する気持ちを持ちたいです。心が優しくなるストーリーばかりです。 ■むぴーさんからのスペシャルメッセージ!『ほかの子と、ほかの親と、比べてしまう自分をやめたい』を上梓したコミックライターのむぴーさん。今回特別にご本人からメッセージをいただきました。この度、ウーマンエキサイトでの連載がこうして本になり、本当に嬉しいです。この連載が始まったとき、「ママたちが普段心に秘めているざらりとしたものを描いてみよう。そして、それぞれが一生懸命に生きていく漫画を描こう」と思いました。ここに登場する3人の人生は全てフィクションではありますが、ところどころに私がいます。特に、「子供の発語の遅れ」という問題に直面してからのちさとの感情の動きは、私が実際に体験したものが多くあります。子供を育てていく中で、私は私の弱い部分がたくさん見えるようになりました。私は良い親になれているだろうか子供にとって私はどんな親に見えているだろうか素晴らしい親だったと言われなくてもいいから、せめて子供が大きくなって私を思い出すときに、その私の顔が笑顔だといいなそんなことを思いながら日々を過ごしています。もし今、自分に足りないものがあると感じている人がいたら、その人のもとにこの本が届きますように。的確なアドバイスが載っているわけでも、なにか特別な励ましが載っているわけでもありませんが、そっとその人に寄り添うような本になっていたら嬉しいです。むぴー 『ほかの子と、ほかの親と、比べてしまう自分をやめたい』 むぴー著(KADOKAWA)1,000円(税抜) 「うちの子、言葉が遅い?」――子どもがいれば、幸せになると思ってた。なのにいつも小さな不安が消えない。うちの子とよその子を、そして私とよそのママを……つい比べてしまう自分を、やめたいのにできない。子育て世代が多く住むベッドタウン「あさひが丘」。ここで暮らし、子育てに向き合い悩む母たちの群像劇。
2023年03月11日〜「人生の最期を迎えたい場所」約3割が「医療施設」と回答、理由は「家族に迷惑をかけたくないから」人生100年時代に向けて家族と介護の在り方を問う〜SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は太田差惠子氏が執筆したテーマ「親の介護を子どもが担うのは当たり前か?」について、当社が運営するSNS【Surfvote】でユーザーの意見投票を開始しました。(投票〆切:2023年5月31日)◆Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ◆課題の背景 進む日本の高齢化、介護するのは誰か?介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子氏は、高齢化が進む中で家族がその介護を担うケースが多い背景を指摘しています。内閣府が発表した令和4年版高齢社会白書によれば、2022年9月時点で65歳以上の高齢者の割合は29.1%となり、2036年には33.3%にまで増加するとされています。平均寿命の長い日本で高齢化が進むことは介護需要の上昇に繋がりますが、同居する家族が主たる介護者になるケースが多いのが実態です。最も多いのは配偶者、次に子ども、子どもの配偶者と続きます。介護の内容として「必要な時に手を貸す」が最も多い一方で、寝たきりの状態で要介護の場合は約半数が「ほぼ終日介護を行う」と回答しています。また、日本財団の2021年に行われた「人生の最期の迎え方に関する全国調査」では人生の最期を迎えたい場所について58.8%が自宅、39.9%が医療施設と回答し、理由はそれぞれ「自分らしくいられる」、「家族に迷惑をかけたくないから」となっています。少子高齢化が進む中で介護される側(両親あるいは一人暮らしの親)が自宅で過ごすことを望んだ場合、それを子どもが叶えることは「当たり前」なのでしょうか。◆Surfvoteで選べる選択肢〜賛成〜・家族なのだから当たり前。賛成・育ててもらった恩があるから賛成・子どもには親への扶養義務があるから賛成・反対と言いたいが、「冷たい子ども」と世間から非難されそうなので消極的賛成・施設に入ってほしいが費用負担できないので消極的賛成〜反対〜・親と子の人生は別だから反対・公的介護保険があり、介護は社会全体で行うものだから反対・子は、子の生活で精いっぱいだから反対・その他・わからない◆今回ご協力いただいたオーサー 太田差惠子氏京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。◆Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住みやすい街づくりへの人々の参加を促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月06日子どもがある程度手を離れてから約5年、パートで働いています。パートで働き出した45歳ごろ、自分には何もないということに気付きました。若いころは自分のしたいことをしてはいたけれど、どれも中途半端、何もやり遂げていない。「この先、子どもが大学を出ても家のローンのために働くことは間違いない。それなら何か資格が欲しい」。それがきっかけで妻、母親としてではない私自身の人生が再び動き始めました。私がある資格を取得するまでの体験談です。★関連記事:「アラフィフからの挑戦!」好きを仕事に変える在宅ワークとの出合い 【体験談】履歴書の免許・資格欄に書けるのは運転免許だけパートで働くにあたり履歴書を書いたとき、私が履歴書の免許・資格欄に書けるのは、運転免許だけでした。この先ずっと働き続けなければいけないのなら、せめて何か資格を取りたい。たまたま私の住んでいる地域には近くに大学がいくつかあり、公共図書館も近くにあったため、本が好きな私は図書館司書の資格を取ることにしました。しかも大学の通信教育です。過去に通信教育をしていたことがあったのですが途中でやめてしまった私は、続けられるかまったく自信がありませんでした。すでに40歳半ば、年齢的に学習したことが頭に入ってくるかも不安でした。47歳で図書館司書の仕事に就くことができた!家事、子育て、パートをしながらの自宅学習は、思った以上に大変でした。レポートを書くなんて短大以来、25年ぶりです。それでもなんとか在籍可能な期間である2年間で単位を取り、無事に図書館司書の資格を取ることができました。最後までやり遂げることができたのは、最愛の母が亡くなったことが大きかったと思います。母は私が資格を取ることをとても応援してくれていました。そんな母のためにもという思いが支えとなって、諦めずに頑張ることができたと思っています。一つ大きな目標をクリアし、そのタイミングで運よく図書館司書の仕事に就くことができました。もう50歳も間近、47歳のときです。こんな自分でもやればできるんだと、自分に自信を持てるようになったと思います。チャレンジした先にあるものが見たいそして今は、心理カウンセラーになるための勉強をしています。カウンセラー養成のための講座に、月に2回ほど通っています。私は子どものことでとても悩んだ時期があるので、カウンセラーの資格を取って、子育てに悩むお母さんの心が少しでもラクになるためのお手伝いをしたいと思っています。できるかどうかなんてわかりません。でもチャレンジすることで、学べることがたくさんあります。かけがえのない仲間がたくさんできたり、今まで考えもしなかった新しいことに挑戦したくなったり。50歳という年齢でうれしいことや楽しいこと、感動すること……そんな経験をすることができるなんて思ってもいませんでした。もちろん焦りや迷い、不安もあります。でも、それ以上に得るもののほうが大きいと感じています。まとめもう年だからとか、こんな年になってとか、自分に制限をかけているのは自分だということに気付きました。何もなかったからっぽな自分に、少しずつパズルのピースをはめていくような感覚です。人生一度きり。これからもやりたいことにチャレンジしながら、いくつになってもキラキラ輝いている自分でいたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/nao(50歳)パートで働くアラフィフ主婦。更年期の悩みや加齢による悩みに向き合いながら、自分自身が少しでも快適に過ごせる方法を日々模索中。
2023年02月20日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、「自分は毒親かも」と思った方に向けてお話ししています。どんなことをしてしまうと毒親なのかを詳しく解説!子どもをしっかりした子に育てたい、勉強のできる子に育てたい。大切なわが子の将来を思うからこそ、子どもにさまざまなことを期待し、教えたくなりますよね。教えなければという思いから、ついつい子どもに対して口うるさくなってしまう親は多いものです。でも、それが“毒親”としての一歩だったとしたら……。毒親にならないために、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。 そもそも“毒親”とは?最近、ニュースなどで見かけるようになった「毒親」という言葉。毒親とは、暴言や暴力、しつけという名の過干渉をする親について使われる一方、自分の都合を優先し、子どもを放置したり、かまわない親についても使われる言葉とされています。また、親の過干渉から生じることとして、子どものキャパシティ以上に勉強をさせることを“教育虐待”とも言われるようになりました。 もしかしたらその対応は“毒親”の一歩かも暴言や暴力はもちろんしていない、ネグレクトもしていない、だから私は毒親ではない、と思っている人はもしかしたら危険かもしれません。誰でも毒親への一歩に足を踏み入れている可能性があります。お行儀よく食べさせよう、お片付けができるようにさせよう、電車の中でじっとしているように教えよう、これらはどれも当たり前に子どもに教えたいことだと思います。もちろん、お子さんがきちんと社会で過ごせるように教えたほうがいいことでもあります。けれど、子どもの成長に合わせず急ぎすぎて教えてしまうことは、毒親への第一歩を進めてしまうことにつながるかもしれません。 期待をかけすぎないようにブレーキを親としては、ついつい先回りしてお子さんにいろいろと教えこませたくなります。でも、まだまだ小さいときにお行儀などを教え過ぎることが、その後の“教育虐待”にもつながっていく恐れがあります。 根底にあるのは、こうなってほしい、こうあるべき、という子どもへの期待。しかし、小さなお子さんのキャパシティは、まだまだ小さいものです。それが本当に“今”教えたほうがいいことなのか? 子どものキャパシティを超えた親の「期待」がかかっていないか?を考えてみましょう。もし、ちょっと子どもにうるさく言い過ぎているかも……と思ったら、友人やご自身の親御さんに自分の対応が過干渉になっていないか聞いてみてください。自分の子どもに責任を持っていない、ある意味「無責任」な意見が、自身の毒親への一歩を止めてくれるブレーキになることがあります。 大切で愛するわが子のためだからこそやっていることであり、お子さんによってできる範囲も受け止め方もさまざまなため、どこからが毒親への一歩となるのかは、本当に難しいところです。うるさく言い過ぎているときに、「子どものため」という理由からであればちょっと立ち止まってみて、お子さんの気持ちが後回しになっていないか考えてみるといいかもしれません。 イラスト/マメ美 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2023年02月07日私の母は70代で現在ひとり暮らしです。最近、母と一緒に住んでいた祖母が施設に入所したことをきっかけに、母の介護について考えるようになりました。今、母は元気ですが、いつ何があってもおかしくない年齢。突然介護が必要になる日が来るかもしれません。そのときキーパーソンになるのはこの私。「今しかやりたいことをやれるチャンスはないかもしれない」そう気付き、自分が本当にやりたいことは何かと考えるようになりました。★関連記事:厳格だった父が認知症に。たったひとりで介護をしていた母が電話口で泣いていて…祖母が施設に入居したのがきっかけ母はつい最近まで祖母と2人暮らしでした。しかし祖母の認知症が急に進んでしまったことで家での介護に限界を感じ、祖母を施設に入所させることを決断したようでした。母は祖母のことを大切に思っており、最期まで自宅で面倒を見ようとしていました。しかし認知症の介護は想像以上に大変で、母は身も心もボロボロになっていくのを実感したそうです。本当に急なことだったのですが、空きのある施設が急きょ見つかり、祖母を施設に入れることになってしまいました。そのことがきっかけで、母も自分が突然病気になったり、動けなくなったりする日が来るかもしれないと思ったそうです。それで将来の身の振り方を考えたようでした。ある日私に「お母さんは将来、誰にも迷惑をかけたくないから施設に入るね。いつ何が起こるかわからないから、今のうちにあなたに言っておく。お金もたくさんかかることがわかったから、今から節約してお金を貯める」と胸の内を話してくれました。今まで母はずっと元気だったので、正直なところ母が介護を必要とするイメージを持てませんでした。しかし母からの話を聞いて、いつどこでどうなってもおかしくない年齢に差し掛かったのだと実感しました。自分のために時間を使いたい私には子どもが2人います。上の子は知的障害のある自閉症で、下の子は持病があり長い間入退院を繰り返していました。私は子どもを産んでから、いつでも子どものことが優先で、自分のために時間を使った記憶がほぼありません。しかし最近は上の子が中学生になり手がかかることが少なくなって、下の子も持病がよくなり生活全般が落ち着いてきました。これでやっと手が空いて、自分の好きなことができるかもと思った矢先、親の介護問題が控えているかもしれません。「私が好きなことをできる時間は意外と多くはないのかも? 」とハッと気付かされて、今は自分のために時間を使いたいと強く思うようになりました。私が本当にやりたいことは…今、私は何がしたいのかを考えると、以前から興味があったパン作りを習ってみたいと思いました。10代や20代のころは、お金を出して習い事をする人の気持ちがわからなかったのですが、今ではそれがわかるような気がします。習い事は、これまで頑張ってきた自分へのご褒美なのかもしれません。今は時間があるときに、手ごねパン教室へパン作りを習いに行っています。パンを作っているときは没頭して、日常を忘れ、何も考えなくていいので気分がスッキリ! 40代になってから感じている自律神経の乱れも、趣味のパン作りを楽しんでいるおかげで調子が良いような気がします。まとめ母は70代、私は40代。お互いまだまだ元気でいられるという気がしていましたが、祖母の急な施設入所をきっかけに、母も突然介護が必要になる日が来てもおかしくないのかもしれないと実感しました。40代の私は、自分が好きなことをできる時間というのは意外と限られているのかもしれません。今はやりたいことをやれる貴重なタイミング。自分の心を充電させるために、今を楽しみたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/中川 あかし出産後、訪問ヘルパーとして働いていたが、子どもの病気のため退職。趣味はお菓子作りとパン作り。
2023年02月05日慢性的な人材不足に加え、コロナ禍や物価高が、介護事業者を直撃している。東京商工リサーチの調べによると、’22年の介護事業者の倒産は、過去最多の143件(前年比76.5%)に。うち8割が、ヘルパーによる訪問介護と、施設へ通うデイサービスを行う事業所だった。つまり、高齢者が在宅で健康に暮らすために必要なサービスが危機的状況にあるのだ。全国老人福祉施設協議会、副会長の小泉立志さんは、「訪問介護やデイサービスの倒産が多かったのは、コロナ禍当初に利用控えが相次ぎ、利用低迷状態で2年以上経過して小規模事業者が打撃を受けたため」と原因を指摘する。実際に、倒産、あるいは事業を閉じたのは8割が地域を支えてきた小規模事業者だ。「断腸の思いでした。地域密着でがんばってきたんですが、コロナ前からのヘルパー不足と高齢化に加え、コロナ禍による利用控えもあって、毎月20万円もの赤字が続くようになってしまって……」業務廃止に至った苦渋の決断をそう明かすのは、’22年7月に10年続いた訪問介護事業を廃止した「うさぎの和」(東京都江戸川区)代表の三田友和さん。約30人いたヘルパーも廃止直前は6人に。うちほとんどが60~70代の高齢者で、濃厚接触者となって出勤できないヘルパーも出たことが追い打ちをかけた。■コロナの感染対策が影響し、売り上げ大幅減に「このままの状況が続くと介護を受けられない高齢者が大量に出かねない」そう危機感をあらわにするのは、京都市内のヘルパーステーション「わをん」の代表、櫻庭葉子さんだ。「引き受け先が見つかればいいですが、引き受けたくてもできない事業者も少なくないはず。うちにも、昨年何度か『訪問介護事業を閉じるので、利用者さんを受けてくれないか』という問い合わせがありましたが、とてもじゃないけどムリ。泣く泣くお断りしたんです」その理由のひとつが、重くのしかかるコロナの感染対策。「大手さんの場合、コロナに感染した利用者さんのところには、〈サービスに入りません〉というところも多い。実は、看護師につく危険手当はヘルパーにはつかないんです。でもうちは、ヘルパーが防護服や防護マスクをつけてケアに入ります。ですからどうしても通常より時間がかかって、一日に回れる件数が減ってしまうんです。新規を受ける余裕もありませんから、うちはコロナ前より年間で800万円近く売り上げが落ちています」加えて、物価高による影響も受けている。昨年8月に訪問介護事業を閉じた東吾妻町社会福祉協議会(群馬県)は、「高騰するガソリン代が痛手になった」とこう話す。「うちのような地方では車移動が必須です。県からいくらか補助金は出ましたが、それだけではとても追いつかず事業を畳みました」ガソリン代のほかにも、光熱費だけで月100万円も出費が増えた施設もあるという。■生活がすさみ、要介護度が上がってしまう高齢者もさらに前出の櫻庭さんは、「このところの物価高は、事業者だけでなく利用者のサービス離れを加速させている」と危惧する。「利用者さんのなかには、月5万円以下の年金で生活している人も少なくありません。この物価高で生活が立ちゆかなくなって、生活援助サービスを減らさざるをえない人も。食事を作る、住まいを掃除する、といった生活の基本を整えないと、どんどん要介護度が上がってしまうんです」訪問介護サービスには、食事や掃除などをサポートする「生活援助」と、排せつや体の清拭など「身体介護」の2種類あるのだが、「コロナ禍以前から、生活援助のサービスが使いにくくなっていることが問題」と訴えるのは、NPO法人「暮らしネット・えん」の代表理事、小島美里さんだ。「政府は、社会保障費の増大を理由に、この間、なんとか介護保険で提供するサービスを縮小しようとしてきました。そこでやり玉に挙がってきているのが生活援助。『家事なんて主婦の仕事』だと言わんばかりに介護報酬が低いのです。だから大手事業者は、公然と『(報酬が低い)生活援助だけでは請け負いません』と言っています。こうした大手が引き受けたがらない生活援助を担ってきたのが、地域密着の小規模事業者なんです」こうした小規模事業者がどんどんつぶれていくと、どうなるのか。「小さい事業者はつぶれて大きいところが吸収したらいいなんて話も聞こえてきますが、大手の場合、利用者が支払う介護費用も高くなります」(小島さん)支援が受けられなくなった高齢者の末路は悲惨だ。「たとえば、骨折をした高齢者がなんとか歩くことはできるけど家の片付けはできないといった場合、支援が入らなければ部屋は散らかり放題ですよね。すると、またつまずいてほかの部分を骨折したり、それがきっかけで、どんどん無気力になったりするんです」そうなると、認知症を発症する可能性も高まってしまうだろう。さらに、前出の櫻庭さんも、「家族も犠牲になる」と指摘する。「サービスが受けられないことで、介護に疲れて介護殺人が起きたり、子どもや孫が介護に忙殺される“ヤングケアラー”などの問題も増加すると思います。実際に、介護サービスを探しても受けられないから、といって諦めてしまっている高齢者も多いですから」高齢者や家族が犠牲になる悲惨な未来を防ぐためにも、国や自治体には早急な対応が求められる。
2023年01月19日大好きでずっと一緒にいたい相手なのに、なぜか親が彼を嫌い、反対されるようになってしまった……。自分の親と彼氏との関係に悩んでいる方は少なくないと思います。今回は親に反対されている彼氏との付き合いについて、どうしていったらいいのかを考えてみました。■ 彼の本性を見抜いている親にとって彼の存在は、子どもの将来に関わる、ある意味影響力のある人物です。きちんとした親であればある程、慎重に彼を観察しますから、交際を反対されたのならば理由を聞いて話し合ってみましょう。親は、子どもに関することに対しては、直感的にセンサーのようなものが働くもの。親が「やめておきなさい」と言った相手は、実際ダメンズであることが多いです。長く生きて色々な人を見てきているぶん、本当に些細な言動で、ダメンズであることが分かるんですね。しかし親に言われたからといって、付き合いをやめるのは相手も納得できないもの。この場合は、親の言葉をヒントに、彼との交際を客観的に見てみるのがおすすめですよ。好きな気持ちが強いほど、彼の悪い点は見えにくいですからね。親の言葉がヒントになり、なんらかの気づきがあるかもしれませんよ。■ 親が結婚を望んでいる親が子どもの結婚を望んでいる場合、学生の彼氏を連れてきたり、正社員ではない彼を連れてきたりすると、うるさく言いがちです。この場合は、時間をかけて親を説得する必要があるでしょう。しかし、親が彼と付き合う訳ではないため、すべてを親の言う通りにする必要はありません。ただ、親も一人の娘を育ててきた人生経験があるだけに、そのようなことを言っているはず。彼と向き合いつつ、時々、親の言っていたことを思い出して少しでも思い当たる節があれば、冷静になってみるのも必要かも。■ 親が「毒親」である場合彼が既婚者でも、ダメンズなわけでもないのに、家族はなぜか彼氏を受け入れてくれない……。あくまで一つのケースとしてですが、それは「毒親」である可能性もあります。子どもの幸せを不快に思う親だったり、子どもを所有物のように感じていたりする親だったり……。そんな「毒親」と呼ばれる親の場合、連れてきたどんな異性でも難癖をつけてくる可能性があります。しかし毒親ではあるものの、彼の”本当によくない点”を見破り、交際を反対するケースもないとは言えません。その場合を考慮して、反対する理由をきちんと聞いてみるといいでしょう。もし親が理不尽な主張をしてくるならば、スルーするのが賢明です。■ 運命の相手ならきっと結ばれる彼が本当に運命の相手ならば、紆余曲折を経て結ばれるもの。親をきっかけに交際に亀裂が入ってしまったとしても、そう考えて前向きになりましょう。祝福されない交際は、彼との関係を見直すきっかけと思ってみてはいかがですか?(なつくま/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年12月17日要介護1、2を介護保険制度の対象外に…そんな“制度改悪“が現実味を帯びている。専門家はこの改正で、介護の担い手が急減する可能性を指摘。介護サービスが受けられず、家庭の負担が急増する恐れがあるのだ!介護に疲れた81歳の夫が、79歳の妻を車いすごと海に突き落とすーー。そんな痛ましい事件が11月2日、神奈川県で起きたことは記憶に新しい。じつは今後、こうした悲惨な事件を増発させかねない、介護保険制度の“改悪”が進行中だという。「財務省や厚労省は、介護にかかる支出削減のため、これまで在宅で訪問・通所サービスを受けていた要介護1、2の利用者を、介護保険制度の給付対象から外し、自治体が行う総合事業に移行させるという“介護給付はずし”を進めています。厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会で議論が佳境に入っていて、年末には結論が出てしまうのです」そう危機感を募らせるのは、同審議会の委員も務める「認知症の人と家族の会」副代表理事の花俣ふみ代さん。同じく委員を務める全国老人福祉施設協議会副会長の小泉立志さんも、「毎日、介護事業者などから『なんとかしてほしい』というメールや意見が山のように寄せられています」と戸惑いを隠せない。自治体の総合事業とは、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)のこと。これに移行されると、自治体の判断によって研修を受けた地域住民などを、ヘルパーよりも低い報酬額で、有償ボランティアとして動員することが可能に。“素人介護”となる可能性が指摘されているのだ。■保険はずしで介護困窮者が増加する現在、要介護1、2は、一部介助があれば自立可能と判定されている(下表参照)。そのためヘルパーによる訪問サービスで、掃除・洗濯・買い物などの“生活援助”を受けたり、デイサービスなど通所サービスを利用したりしながら、自立を保ってきた。これが総合事業に移されボランティアによる介護となると「利用者の状態が悪化し、介護度が上がってしまう」と花俣さんは懸念する。「財務省や厚労省は、要介護1、2は“軽度者”だと言っていますが、これは大きなまちがい。要介護1、2の方の多くは、もっとも混乱する初期の認知症を患っていることが多く、知識や経験の乏しいボランティアが対応することで状態を悪化させる可能性があるんです。たとえばプロのヘルパーなら、冷蔵庫の中をひと目見て、“同じ食材ばかり増えているから認知症が進んでいるのでは”と気づいて医療につなげられますが、ボランティアでは難しい場合も。サインを見逃すと認知症が早く進行し、利用者や家族が結果的につらい思いをするだけでなく、財政も圧迫させてしまうのです」加えて「そもそも担い手となるボランティアもいない」と指摘するのは、大阪社会保障推進協議会で介護保険対策委員長を務める日下部雅喜さん。こう説明する。「“介護給付はずし”は、これまでにも行われていて、’15年からすでに、要支援1、2は総合事業に移されています。しかし、自治体が実施する研修を受けても定着するボランティアが少ないので、大半が従来どおりヘルパーがケアに当たっているのが実情なのです」ところが、ヘルパーが同じ内容のケアを行っても「総合事業に移管されると報酬が約25%下がる」と日下部さん。「結局、割に合わないので大手事業者は手を引いてしまいました。地域密着型の小・中規模事業者が持ち出しでなんとか続けていますが、賃金も減っているので、慢性的な人材不足にあえいでいます」福島県内でヘルパーとして働く佐藤昌子さん(68)も、こう嘆く。「ヘルパーは60〜70代がメイン。地方は特に人手が足りず、50キロ離れた場所までケアに行くことも」そのうえ要介護1、2まで総合事業に移されたら、どうなるのか。「ヘルパーのなり手はさらに減るでしょうし、事業所の経営もますます悪化して、廃業に追い込まれるところも出てきます。受け皿がなくなり、介護サービスが受けられない人であふれてしまうでしょう」(日下部さん)家庭内での介護の負担やストレスが、虐待や介護殺人、無理心中などの原因となっている。家庭の外に頼る先がなくなると、要介護1、2の認定を受けている約260万人がこのような“家族崩壊危機”に直面する可能性があるのだ。受けられる介護サービスが減る一方で、私たちが支払う介護保険料は激増している。介護保険制度が開始された平成12年、65歳以上の第1号被保険者の保険料は全国平均で2911円だったものが令和3年には6014円に。40〜64歳の第2号に至っては2075円から6678円と3倍以上増加しているのだ。(令和2年度介護保険事業状況報告より)「高齢者全員が無駄に給付を受けているわけではありません。給付を受けられる要介護認定を受けているのは、65歳以上の約2割のみ。保険料を払ってきたのに、いざ必要になったら十分なサービスを受けられないなんて」(花俣さん)岸田政権にとって介護の優先順位は低いようだ。「’25年には約32万人の介護人材が不足するといわれていますが、これは介護従事者の賃金が他業種と比べて月額8〜10万円も低いことにも原因がある。岸田首相は就任当初、介護などケア労働者の賃金を国庫負担で月額9000円アップすると断言。今年2月から補助金給付を開始するもわずか8カ月で廃止してしまいました。防衛費を現在の2倍にすると言い出しましたが、介護にもお金をかけるべきでは」(日下部さん)日本の将来が危ぶまれるーー。
2022年12月07日