芸能事務所「タイタン」社長の太田光代(54)が4月9日、Twitterで夫婦に子供がいないことに関する暴言を受けて反論した。苦しい胸の内も明かし、ネットでは慮る声が上がっている。太田はあるTwitterユーザーから、夫である爆笑問題・太田光(53)への批判とともに夫婦に子供がいないことが「救い」といった暴言を受けた。それについて太田は《私の胸の鼓動が速くなるのを止められません》と心痛を明かし、《子供を授からなかったことに、なんらかの意味がある事は私たちは少なからず知っていますが、他者に言われる事ではありません》とつづった。さらに、こうツイートした。《神様が子供を授けないという事ではないです。少なくても不妊治療、医学的には、ないです》苦しい胸の内を明かし、暴言に向き合った太田。Twitterでは気遣った上で、賛同する声が上がっている。《子を持つ人、要らない人、欲しいけど持てない人、…どれにも事情がある。「いい」「悪い」は各々夫婦の考えであって他人がどうこういうことじゃないでしょ》《私も、子供がいないから精神的に幼いままなんだ、子供を持って一人前などと言われたことがあるけれど、こういうことを言う人って一体何様なんだろうか?》《世の人は子どもができる事が普通の事と思う人も多いのでしょうけれど、命を育むのは奇跡です。自分ももし出来ていたら今の人生変わってたろうな》本誌は不妊治療に関して、太田にたびたび取材してきた。太田は自身も夫もともに一人っ子だったため、「両親に孫を抱かせたい」という思いから結婚10年目となる36歳のころに不妊治療を開始。そして光の精子の量が足りなかったので、人工授精を始めた。「人工授精後に出血があり、痛みがひどかったんですね。1~2日は寝込んでしまい、精神的にも肉体的にもかなり厳しかった。間をあけて、それでも4回はチャレンジしたんですが」(07年5月8日号)社長業も両立していたため、苦しい思いをしたようだ。「社長業の合間に時間を作り、1ヵ月に20日ほど通院しなければならない。午前中は病院に通うため、仕事の打ち合わせを入れられるのは午後。当時は私も不妊治療のことを公にしていなかったので『太田さんは朝弱いよね』と言われたこともありました。ホルモン剤を飲んだり注射をしたりしたことで、吐き気やめまい、感情のアップダウンがひどくなりました。仕事の移動で電車に乗っても、貧血になって1駅乗っては降りてベンチに座り休憩をとる……それが日常的に起きていました」(10年9月21日号)また不妊治療のさなか「自分の息子(光)がそんなはずはない!」と夫妻の不妊を受け入れることのできない義父の姿を太田は目の当たりにしたという。そんな生活を4年ほど続けたころ、ついに心身ともに限界が。仕事も多忙を極めたためにいったん中断したという。のちに治療を再開した太田は、顕微授精に3回挑戦。しかし結果を明かしていない。不妊治療をめぐり、太田には様々な出来事が起こった。肉体的にも精神的にも疲弊することが続いた。そういった経験をしてきたからこそ、今回の暴言に《鼓動が速くなるほど》堪えられなかったようだ。
2019年04月10日直木賞作家・角田光代の片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続けてきた今泉力哉監督が映画化した『愛がなんだ』。いま、本作はじめ話題作が続々出演する成田凌のちょっとダメな“彼氏感”が「リアルすぎる」と話題となっている。本作の主人公は 28歳のOL・テルコ(岸井ゆきの)。彼女がひと目ぼれしたのがマモルで、自分の時間の全てをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと考えている。そんなマモルを演じる成田さんは、 先日の第42回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞、2018年だけでも『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』『ここは退屈迎えに来て』『スマホを落としただけなのに』『ビブリア古書堂の事件手帖』など話題作への出演が相次ぎ、今年もすでに『チワワちゃん』や『翔んで埼玉』(友情出演)などが続々と公開、『さよならくちびる』や初主演作『カツベン!(仮)』も待機する。■予告編で話題!“足ツン”シーンの裏側を今泉監督が明かす本作では、主人公・テルコが人生全てをかけてまでメロメロになってしまう、“ダメなのにいい男マモル”でその魅力が炸裂!今泉監督は本作での成田さんについて「マモルはとにかくかっこよく見えないような芝居をしてもらいたかった。でも成田くんは顔も整ってるし、衣装や髪型も含め『いかにかっこ悪く見せるか』ということに苦労しました」と言う。「成田くん、今回も上手いな!と思ったのは、テルコとマモルがベッドの中で足を蹴り合うシーン。ふざけ合いながらマモルが『なんだと、オラ!』って言い返すところがあるんです。そこは一歩間違えるとコミカルなシーンになっちゃう。多分彼はその危険を察知して、『1回(あえて)棒読みでやってみていいでか』と言って来たんです」と明かし、「わざとボソボソ喋って、必要以上にコミカルになるのを避けたんですね。僕もそれでいいと思った。成田さんのアイデアをそのまま採用した形です」とその役作りを絶賛。■成田凌、鈍感なイマドキ系男子がリアル今回はそんな本作から、成田さん演じるマモルの半裸“ひょっこりはん”やソファ寝などの未解禁カットが到着。成田さん自身も「例えば、テルコとデートしてる時にマモルはテルコに車道側歩かせるんですよね。普通、車道は男が歩く側だろと。その辺の彼のサイテー男の無自覚の酷さを観客の皆さんと是非共有したい(笑)」と、マモルというキャラクターのリアル感について自身の思いを語っている。たとえ深夜でも、自分だけが休日の時でも、誘いたいときにテルコを誘い、それに対して何の罪悪感も感じていない、少し(いや、かなり)鈍感なイマドキ系男子だったマモル。しかし、ある日突然これまで出会ったことのなかったタイプの年上の女性“すみれ”(江口のりこ)に恋してしまい、どんなに惨めでも必死にすみれを追いかけてしまう…。そんな“ダメダメな”マモルの姿には、ビジュアルや予告編が公開されたタイミングからすでに「成田凌の彼氏感が全開!」「リアルすぎる」「ダメなのはわかってるけど、、きっと逃げられない」と話題。すみれを追いかけるマモルだけではなく、テルコの友達の葉子(深川麻衣)、葉子を追いかけるナカハラ(若葉竜也)など、それぞれの関係はあまりにもリアルで、ヒリヒリして、恥ずかしくて「でもどうしようもなく好き」――。本作には恋の全てが詰まっているといえそうだ。『愛がなんだ』は4月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
2019年03月07日直木賞作家・角田光代のみずみずしくも濃密な片想い小説を、新時代の恋愛映画の旗手・今泉力哉監督が主演に岸井ゆきのを迎え、共演に成田凌、深川麻衣、若葉竜也、江口のりこら多彩な俳優陣が名を連ねて映画化した『愛がなんだ』。この度、岸井さんと成田さんのお泊まりからの“お風呂”デートシーンを含む、ラブラブな胸キュンショットが一挙公開された。主人公は、岸井さん演じる28歳のOLテルコ。彼女はひと目ぼれしたマモル(成田さん)に想いを寄せている。自分の時間の全てをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っていた。そんなある日、明け方まで2人で飲んだことをきっかけに急接近、ついに夢にまでみたお泊まり!一緒にお風呂に入って髪を洗いっこする“キューピーごっこ”、料理を作っている最中のテルコに背後からマモルの壁ドンならぬ“あごトン”も!?すでに映画を見た人たちからは「こんなおうちデートしてみたい!」「憧れの胸キュンショット!!」とSNSなどで自作の“キューピーごっこ”イラストを投稿する人も現れるなど、話題沸騰中のシーンとなっている。『愛がなんだ』は4月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
2019年02月22日子育てしていると、とにかく忙しい。1日があっという間に過ぎ、毎日献立を考えて、料理が億劫になることもあります。また、料理本を見て作りたいと思っても、家にない道具や食材が使われていたら、すぐに作ることはできません。でも「身近なフライパンや片手鍋ひとつあれば、おいしく簡単な料理を作れる」と忙しいママの背中を押してくれるのが、料理研究家の角田真秀さんによる 『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』 と、 『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』 (ともに主婦と生活社刊)の2冊です。角田真秀さん プロフィール料理研究家。東京・九段下で飲食店を営む父母のもとに育ち、販売業、カフェ勤務、実家での修行を経て、フードユニット「すみや」を夫とともにスタート。ケータリングや企業向けのレシピ監修、料理教室の講師などを手がけながら、雑誌や書籍で活躍中。簡単で力強く、それでいて酢や柑橘果汁を使ってさわやかに仕上げた料理が、幅広い層から支持を得ている。 Instagram: @sumimaho ■「炒める、煮る、和える」をこなせる片手鍋角田さんの料理は、市販の配合調味料を使わない、シンプルな料理が特徴。角田さん初の著書『基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず』(マイナビ刊)は、筆者が最も使う料理本のひとつとなっています。「ほとんどの調理法は片手鍋とフライパンでまかなえる」という角田さんが同時に刊行したこの2冊は、片手鍋、フライパンをそれぞれ使った料理を紹介。片手鍋はやさしい味わいのおかず、フライパンは元気なおかず、勢いのあるおかずを作ることが多いといいます。 「炒める、煮る、和える」をこなせるのが片手鍋。特に炒めて素材のうまみを引き出し、煮汁でまとめて、うまみを料理全体に行き渡らせる炒め煮は、片手鍋にぴったり。そのほかマリネやスープなど、主菜から副菜まで幅広くカバーできるのだとか。「具材のうまみを上手に引き出し、極力だし汁は使わない」という角田さん。ページを開いてすぐ、「料理は毎日のことだから、無理は禁物」と、忙しいママの味方になってくれる言葉が並びます。早速『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』から、レシピをご紹介します。■子どもも喜ぶ! 炒め煮『マスタードミルク煮』とは子育て中の筆者が最も組み合わせに驚いたレシピが「マスタードミルク煮」。粒マスタードは加熱すると、うまみのある穏やかな辛さ、さらに牛乳と合わせるとよりまろやかになるそう。特に甘塩鮭を使えば下味が不要とあって簡単。マスタード煮だけでも、鶏肉や豚肉、ベーコンなどを使ったレシピ6品が紹介されており、食材ごとに味付けの調整が違うことがよくわかります。粒マスタードは大人だけ、という思い込みを覆してくれるはずです。▼「鮭とエリンギのマスタードミルク煮」のレシピ <材料>(2人分)・甘塩鮭(切り身) 2切れ・エリンギ 100g・玉ねぎ 1/2個・にんにく 1かけ・白ワイン 大さじ2・粒マスタード 大さじ2・牛乳 200ml・小麦粉 大さじ1 + 大さじ1・オリーブオイル 大さじ1 + 大さじ1<作り方>1.鮭は長さを3等分に切り、小麦粉大さじ1をまぶす。エリンギは長いものは半分に切り、4つ割りにする。玉ねぎは幅1cmのくし形切りにする。にんにくは薄切りにする。2.鍋にオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れて、弱めの中火で熱し、香りがたったら鮭を加え、両面に薄く焼き色をつけ、取り出す。3.2の鍋にオリーブオイル大さじ1を足して弱めの中火で熱し、エリンギを炒める。全体に油が回ったら小麦粉大さじ1を加えて手早く炒め、白ワイン、粒マスタード、玉ねぎを加えて1~2分炒め合わせる。4.水200ml(分量外)を少しずつ加えて中火にし、煮立ったら弱めの中火にして5分ほど煮る。鮭を戻し入れ、牛乳を加えて弱火で温める。書籍には、カレーやマリネ、和えもののほか、みそ汁やスープなどのレシピも。料理に必要なおすすめ調味料も紹介されているので参考になります。カレー粉にしょうゆやみそを使った、すぐにできそうなカレーのレシピ。 片手鍋で漬け汁を作り、そのままボウルとしても使うマリネは、もう1品作りたいときに。 だしやスープの素に頼らず、食材のうまみを活用した汁もの。材料が少なく済むのが何よりも魅力! ■たいていのおかずは「フライパン」で作れる!続いては『フライパンひとつで作る炒めもの、煮もの、蒸し焼き』から。炒めものから煮ものまでをこなし、主菜作りに役立つフライパン。 こちらも味つけに使う調味料は、できるだけ少なくというのが角田さん流。食材に適した調理法を使えば、うまみが引き出され、おいしい料理が完成するといいます。■さっと炒める! 即席『かえし炒め』とは?角田さんの本にたくさん出てくる「かえし」とは、そばつゆの素になるもの。しゅうゆ、みりん、砂糖で作り、炒めものや煮ものなどに幅広く使える万能調味料です。もちろん作り置きしていても便利なのですが、角田さんは毎日の食事に気軽に取り入れられるよう、混ぜるだけの「かえし風合わせ調味料」を提案。分量は【しょうゆ:みりん:きび砂糖 = 2:1:少量】が目安。覚えておけば、いろいろな食材で応用が効きそうな「即席かえし炒め」のなかから、レシピをもうひとつご紹介します。▼「鶏肉、じゃがいも、ピーマンのかえし炒め」のレシピ <材料>(2人分)鶏もも肉 1枚(300g)じゃがいも 小1個ピーマン 2個A しょうゆ、みりん 各大さじ1 きび砂糖 ひとつまみサラダ油 大さじ1<作り方>1.鶏肉はひと口大に切る。じゃがいもは半分に切ってから4つ割りにする。ピーマンはひと口大に切る。Aは混ぜ合わせる。2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、じゃがいもを炒める。表面に焼き色がついたら鶏肉を加えて炒め合わせ、肉に火が通ったらピーマンを加えて炒め合わせる。3.ピーマンが少ししんなりしたら、Aを加えてさっと炒める。このほかにもシンプルな炒めもののほか、煮ものや蒸し焼きなど、毎日のメニューにすぐ加えたいフライパン料理が満載です。調理の最後に、酢や黒酢、レモン果汁を加えた、さっぱりとした炒めもののレシピが多数。しょうが焼きなど、定番メニューも。 お昼ごはんにさっと作れる、チャーハンや焼きそばのレシピ。 煮汁が少なく、短時間で仕上げられるため、フライパンは煮ものにもぴったり。 蓋を使ってフライパンで蒸し焼きをすると、短時間で効率良く火を通すことができる。 奇をてらったレシピはなく、普段の料理に加えられそうなレシピがたくさん。本書に書かれているちょっとしたコツやアイデアによって、いつもの料理が格段においしくなります。道具も調味料も、いま家にあるものを使えるのも嬉しいところ。各メニューに分量の目安が書かれているので、一度作ってみれば、きっと料理の幅が広がります。フライパンと片手鍋ひとつで、もっと簡単でシンプルに、おいしいごはん作りを楽しんでみませんか?参考書籍: 『片手鍋ひとつで作る炒め煮、マリネ、スープ』 (主婦と生活社) 『フライパンひとつで作る炒もの、煮もの、蒸し焼き』 (主婦と生活社)
2019年02月16日人気作家・角田光代の片想い小説を実写化した映画『愛がなんだ』。この度、本作の本予告編と、新たなキャッチコピーが添えられた本ビジュアルが到着した。今回到着した映像では、岸井ゆきの演じるテルコと成田凌演じるマモルが、一緒に歯を磨いたり、髪を洗いっこしたり、夢にまでみた幸せな時間が流れている。しかし、「マモルにとって、テルコは恋人ではなく、ただ都合のいい女でしかない」というのが現実…。また、マモルがテルコに年上の女性・すみれ(江口のりこ)を紹介するシーンや、テルコとマモルの「好きになるようなとこなんて無いはずなのにね」「なんだと、こら」じゃれるような掛け合いも展開される。なお、本作の主題歌は、京都を拠点に活動し、『リズと青い鳥』の主題歌も手掛けた4ピースバンド「Homecomings」の「Cakes」。予告編では、そのアコースティックなメロディーを一部聴くことができる。『愛がなんだ』は4月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
2019年02月04日柴咲コウを主演に迎え、角田光代の原作を連続ドラマ化する連続ドラマW「坂の途中の家」。この度、主演の柴咲さんとともに、人間の深層心理に触れる傑作サスペンスを彩るフルキャスト陣と予告編が公開された。“家庭に潜む究極の心理サスペンス”と称賛を浴びた原作を、WOWOWドラマ初出演の柴咲さん主演で映像化した本作。子育てにストレスを感じていた柴咲さん演じる専業主婦の山咲里沙子は、生後8か月の我が子をお風呂に落として虐待死させた女性・安藤水穂の裁判に補充裁判員として参加することに。最初は激しい嫌悪感を抱くも、裁判を通して被告の人生に触れるうちに、自らと被告を重ね合わせ翻弄されていく――。■水野美紀&田辺誠一&倍賞美津子ら豪華キャスト集結!実母役は高畑淳子そんな里沙子の心に浸食していく被告・安藤水穂役を水野美紀が熱演。水穂は、“坂の途中にある家”に潜む悪に壊された被害者なのか、それとも本物の悪女なのか――。里沙子の想像の世界で、対極ともなる2つの人格を見事に演じきっている。また、裁判に参加するようになり、明らかに平常心を失い始めた里沙子を心配する夫・陽一郎役に田辺誠一。日常生活の何気ないひと言が刃となり、知らぬ間に子育て中の妻を傷つけてしまう。そんな夫婦間のリアルを見事に表現した田辺さんと柴咲さんの息の合った掛け合いにも注目。さらに、里沙子の義理の父母となる里子役と和彦役に風吹ジュンと光石研。舅と姑としての優しさやアドバイスは知らず知らずのうちに里沙子にプレッシャーをかけ、ストレスになっていく。里沙子の実の母親・三沢富路子役には高畑淳子。社会問題ともなった、実の母娘であるがゆえの関係性の難しさを見事に表現。里沙子と同じく裁判員に選ばれた出版社の編集長・芳賀六実役に伊藤歩。被告の水穂の心の闇に気づかず、我が子を失ってしまった悲劇の夫・寿士役に眞島秀和。法廷で、最愛の孫の命を奪った被告に詰め寄る義母役は倍賞美津子が務める。そのほか、桜井ユキ、松澤匠、西田尚美、佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀ら、角田光代の傑作との呼び声高い本作の映像化に豪華な実力派が集結。併せて解禁された予告編には、この錚々たる登場人物たちの混乱していく姿がセンセーショナルにとらえられ、さらに新次元と呼ぶに相応しい映像表現も確認できる。人々が抱える孤独、情念、悲しみ、喜び…あらゆる感情がこの超豪華キャストの競演により繊細に表現された本作。“家族愛とは”“母性とは”“生きるとは”、普遍的であるも心に突き刺さるテーマに注目していて。連続ドラマW「坂の途中の家」は4月27日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送開始(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2019年01月23日どうやら男性って本好きの女性に弱いみたい。おしとやかで知的…そんなイメージを持つのでしょうか。男ウケがいいだけでなく、読書は、自分自身を見つめ直すきっかけになる、気持ちをリセットできるなどメリットがいっぱい。そこで今回は、片思い真っただ中の女性にぴったりの小説をピックアップしました。もしかしたら、心がフッと楽になる「これは!」という1冊に出会えるかもしれません。■「本の言葉に救われた」体験談なぜ、片思いの最中に本を読むといいのか…。「読書することで気持ちが楽になった」という女性3人の意見をご紹介しましょう。◎自分を客観的に見られるように『ねじまき片想い』(東京創元社)「柚木麻子さんの『ねじまき片想い』を読みました。ストーリーは面白かったのですが、とにかく主人公の暴走っぷりとヒロインぶったところにイライラして…。でも、気づいたんです。私も恋愛中は周りが見えなくなるタイプだなって。これを読んで、イタい女にならないように注意しなきゃと思えました」(25歳/会社員)◎勇気をもらえた『恋愛作法』(集英社)「私が読んだのは宇野千代さんの『恋愛作法』。経験に基づいたアドバイスの数々が心に染みました。彼女に“自分に自信を持ちなさい”“女性であること、人を好きになる気持ちを楽しみなさい”と言われた気がして…つらくても頑張ろうって気分に。何度も読み返しています」(27歳/公務員)◎泣いてスッキリできた『ただそれだけの片想い始まらない恋・終わらない恋』(集英社)「唯川恵さんの『ただそれだけの片想い始まらない恋・終わらない恋』で声をあげて泣きました。これは私のために書かれた物語だ…とすら感じたんです。そして、世の中には同じような苦しさを味わっている女性がたくさんいるんだと、やりきれない感情をリセットできました」(30歳/営業アシスタント)共感できたり、背中を押されたり…。心に寄り添う1冊に出会えたら、きっと大きなパワーをもらえることでしょう。■通勤途中や休憩時間に読みたい本ここでは、電車の中や仕事の合間など、スキマ時間におすすめの2冊を選んでみました。男性ウケもいい小説なので、気になる彼が「それ面白いよね?」なんて話しかけてくるかもしれません。◎胸キュンが止まらない『植物図鑑』(幻冬舎)主人公さやかが飲み会の帰りにイケメン・イツキを拾ったことから、奇妙な同居生活が始まります。とにかくイツキが女子の理想!キュンキュンしてしまいます。映像化されたので、映画好きの男性が「あ、その本って…」と食いついてくるかも。『図書館戦争』『旅猫リポート』などの著者としても知られる有川浩の作品です。◎恋と苦悩を描いた永遠の名作『こころ』(新潮社)日本が誇る文豪が描くのは、なんとも切ない恋模様。友情よりも愛情を選んでしまったがゆえに起こる悲劇、ねたみや恨みの感情がリアルに描写されているのです。男性人気の高い夏目漱石の作品の中でも、代表作とも言える小説なので、読書家の男性なら読んでいる可能性大。■号泣必至!じっくり読みたい本“泣く”のは心のデトックス。くじけそうな夜は、思いっきり泣けるストーリーに浸りましょう。涙を流しつくしたら、きっとスッキリしますよ。◎不器用な男女の恋を綴った小説集『だれかのいとしいひと』(文藝春秋)人気作家・角田光代の恋愛短編集です。仕事も恋もうまくいかない不器用な主人公たちに「あるある」と自分を重ねること間違いなし。「なんで私はあの人が好きなの?」などと気持ちが煮詰まりそうなときに読めば「あぁ、こういうことか」と答えが見つかる…そんな1冊です。◎一抹の寂しさを抱える女性の心理『号泣する準備はできていた』(新潮社)江國香織による、泣きたいのに泣けない…という人向けの短編集。どの話も主人公が深い悲しみに襲われた瞬間をクローズアップして書かれ、とにかく読んでいて胸が締め付けられます。テーマは寂しさと孤独。誰もが抱えている悲しみがみごとに表現されていますが、登場人物の強さ、しなやかさにエネルギーをもらえるはず。■新たな出会いが待っている新しい世界観や価値観、心に響くセンテンスと出会える読書。何気なく手にした書籍が、あなたの人生や恋愛観を大きく左右するきっかけとかもしれません。本って、それくらい強い力を持っている存在です。片思いのやりきれない気持ちを昇華し、「あきらめずに頑張ろう」と思える、最高の1冊と出会えますように。
2019年01月13日連続ドラマWでは、角田光代の傑作小説「坂の途中の家」を来春ドラマ化することが決定。主演には、大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来、2年ぶりの連続ドラマ主演となる柴咲コウを迎える。■ストーリー山咲里沙子は、3歳の娘・文香と夫と3人で平穏な日々を送っていた。そんなとき、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦の母親・安藤水穂が、生後8か月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な事件だった。裁判所での面談を経て、里沙子は裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれた。同じ子どもを持つ母として、我が子を殺めた水穂に嫌悪感を抱く里沙子だが、裁判の開廷後、徐々に安藤水穂という被告自身の境遇に自らの過去の記憶を重ねていくことになる――。■原作は人気作家・角田光代のサスペンス本作は、「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる角田氏の“家庭に潜む究極の心理サスペンス”と賞賛された同名小説のドラマ化。今回は原田知世主演ドラマ「紙の月」の脚本も手掛けた篠崎絵里子が脚本化。数々のCMを手掛け、昨年初の長編映画監督作品となった『おじいちゃん、死んじゃったって。』では世界の映画祭で数々の賞を受賞した森ガキ侑大監督が初の連続ドラマ作品を手掛ける。角田光代コメント舞台が家庭と法廷で、動きが少ないので、映像化はむずかしいだろうと思っていました。なので決まったときは、びっくりしました。私は篠崎さんの脚本が大好きなので、どんなドラマになっているか楽しみです。小説では描かれていない部分・描けなかった部分が、いちばん期待してしまうポイントです。柴咲コウさんは芯のとても強い女性というイメージがあります。私の書いた里沙子はすごく弱いので、きっとこの里沙子を柴咲さんが強くしていってくれるに違いないと思っています。■柴咲コウ、WOWOW連続ドラマW初出演!本作で主演を務めるのは、「ガリレオ」『信長協奏曲』、大河ドラマ「おんな城主 直虎」では井伊直虎役を演じ話題となった柴咲さん。今回は3歳の娘を持つ母親役に挑戦!無意識に娘の子育てにストレスを感じていた専業主婦・里沙子を演じる。わが子を虐待死させた女性・水穂の裁判に補充裁判員として参加、最初は嫌悪感を抱くも、裁判を通して自らの人生と被告の人生を重ね合わせていく役どころとなる。台本を読み「衝撃的に面白く、改めて“普通”とは何だろうということを考えさせられました」と語った柴咲さん。主人公と自身は違う立場であるがそこを活用したいという彼女は、「立場が違うからこそ、母親役のリアルさや真実味を大切にしたくて、周りの母親たちに話を聞いたり、また無意識に日常生活の中にある母親たちの苦悩を感じるようになりました。表面的な幸せではなく、その裏側にある計り知れない家族や子育てと向き合う姿をしっかり表現出来たらと思います」とコメント。また「生きることは綺麗事だけではないし、公私があって、公である社会との繋がりと逆に、その裏側にある日常生活の積重ねの中で人間というものが形成されていると思います。無意識に生きているけれども、その日々の営みが大切なんだと痛感させられました。多様性を大切にと言われていても、生き辛く狭い世の中だと感じる瞬間がありますが、そういった社会を変えるには一人一人の意識が大切なので、この作品がそのきっかけになることを願っています」と期待を込めた。■特報映像公開!到着した特報映像では、子どもを落とす衝撃的なシーン、そして主演の柴咲さんの姿も写し出されている。また本作では、WOWOW×SONYの新たな4Kプロジェクトとして、ラージフォーマットでの全編4KHDR製作という日本では初の試みに挑戦。「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」でも8K撮影に挑んだ山田康介撮影監督が最新カメラを駆使し、新たな映像美が誕生する。連続ドラマW「坂の途中の家」は2019年春、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年11月29日元乃木坂46で女優の深川麻衣が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。コンペティション部門に選出された『愛がなんだ』に出演する深川は、主演の岸井ゆきの、今泉力哉監督らと登場。胸元が大きく開いた花柄のロングドレスでデコルテを披露し、笑顔を見せながらレッドカーペットを歩いた。イベント後、自身のインスタグラムを更新し、笑顔の写真を添えて「東京国際映画祭2018ありがとうございました!! 愛がなんだ たくさんの方に届きますように。よろしくお願いします」とメッセージ。ファンから「相変わらずお綺麗」「美しい」「まいまい可愛すぎ」「まいまい綺麗~」「天使」「お美しい」などと絶賛の声が寄せられた。角田光代氏の同名小説を原作とする同作は、仕事や友人、自身の生活すべてを犠牲にしてもいいほどの“愛”を持った28歳のOL・テルコ(岸井ゆきの)と、彼女を取り巻く様々な人物を描いた恋愛群像劇。深川は、テルコと最も近しい友人である葉子役を演じている。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。撮影:蔦野裕
2018年10月26日映画『愛がなんだ』が、2019年4月19日(金)より全国ロードショーとなる。直木賞作家・角田光代の小説を映画化『愛がなんだ』は、2003年に直木賞を受賞した作家・角田光代が手掛けた同名の傑作小説が原作。一目ぼれした男に一途すぎるアラサー女子と、その周りの人物を描いた恋愛群青劇だ。ストーリー28歳のOLテルコは、一目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。岸井ゆきの×成田凌が出演主演を務めるのは、『ここは退屈迎えに来て』にも出演した岸井ゆきの。『おじいちゃん、死んじゃったって。』に続く自身2度目の映画主演作では、相手に自分の時間すべてを捧げる一途なOLテルコを演じる。テルコを都合のいい女として扱う相手役のマモルを演じるのは、2018年7月に公開された『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』にも出演した成田凌だ。さらに、年上の女性・すみれ役を江口のりこが務めるほか、深川麻衣、若葉達也、片岡礼子、筒井真理子など、実力派キャストが集結。また、監督は、三浦春馬主演で伊坂幸太郎の小説を映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開を控える今泉力哉が務める。主題歌は、4ピースバンド「ホームカミングス(Homecomings)」の『Cakes』。京都を中心に活躍するバンドが、アコースティックなメロディにのせて片思いの切ない気持ちを歌い上げる。【作品情報】映画『愛がなんだ』公開日:2019年4月19日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国公開出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ監督:今泉力哉原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)配給:エレファントハウス
2018年09月22日10月25日(木)から開幕する「第31回東京国際映画祭」にて、9つある主要部門の中の「コンペティション部門」に、『半世界』と『愛がなんだ』という日本映画2作品が出品決定した。■コンペティション部門――映画祭の顔となる「コンペティション部門」。今年の東京国際映画祭「コンペティション部門」では、2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界109の国と地域、そして応募作品1829本の中から、厳正な審査を経た16本の作品を期間中に上映する。そんな「コンペティション部門」に出品が決定した2作品を紹介。■稲垣吾郎主演『半世界』(2019年公開)『エルネスト もう一人のゲバラ』『北のカナリアたち』などを手掛ける阪本順治監督が手掛ける『半世界』は、諦めるには早すぎて焦るには遅すぎる、40歳目前という年齢の男3人の視点を通じて、「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という、誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描く完全オリジナルストーリーのヒューマンドラマだ。主演には稲垣吾郎を迎え、炭焼き職人の“山の男”紘役に挑戦するほか、長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴と豪華演技派が集結している。阪本順治監督コメント『半世界』は、私が以前から書き溜めていた異なる2本のあらすじを融合させ、さらに換骨奪胎に臨んで作り上げた物語です。ある地方都市の同級生3人と、その家族や背景を淡々と紡いだものです。グローバリズムが叫ばれて久しいけれど、世界の一体化なんぞ、たかが経済のため。紛争も経済のひずみから。飯喰って働いて子孫を作って、こっちも世界じゃないのかよ。そんな想いが、この作品への動機となりました。そして、製作過程において、映画作りは自分の居場所を見つける作業ではなく、自分の中に他者の居場所を見つける作業だということを、あらためて知ることができました。新しい地図を携えて、未知なる土地へと。そんな私たちの新たな道行きを、ぜひご堪能ください。■角田光代原作の可笑しく切ないラブストーリー『愛がなんだ』(2019年春公開)直木賞作家・角田光代の傑作小説を映画化した『愛がなんだ』。“正解のない恋の形”を模索し続けてきた恋愛映画の旗手・今泉力哉が監督を務め、「片思い」を徹底的に考察する、可笑しく切ないラブストーリーを作り上げる。またキャストには、岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこらが名を連ねている。主人公は28歳のOLテルコ。彼女は、想いを寄せているマモルに自分の時間のすべてを捧げてしまう。しかし、マモルはテルコのことが好きではない。完全なる一方通行の恋。周りが見えなくなるほど、マモルへの想いが膨れ上がっていくテルコ。全力すぎる片思いの末に、テルコが下した思いがけない“決断”とは…。今泉力哉監督コメント誰かを心から好きだ、という感情を持ちながらも、それを伝えずにいる、という人はたくさんいると思う。それはやはり伝えないからこそ保たれている関係性が壊れるのを恐れているからだ。「好き」という言葉から逃げながら、それでもマモちゃんのそばにいたいテルコ。それは角度によってはストーカーやサイコパスに見えるかもしれない。でもストーカーやサイコパスになる可能性がない恋愛なんて存在するのだろうか。それを愛と呼べるのだろうか。テルコをはじめとした、<誰かを思いきり好きな登場人物たち>に嫉妬しながら、また、その好意が持つ温度に気をつけながら、この映画を作りました。みなさまにも楽しんでもらえれば幸いです。今回は、「両作品ともに本年の日本映画を異なる形で代表する作品」として、「コンペティション部門」に2作品が決定。この2作品以外のコンペティション部門選出作品は、9月25日に行われる「ラインナップ記者会見」にて発表される。「第31回東京国際映画祭」は10月25日(木)~11月3日(土・祝)六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区) 、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:半世界 2019年、全国にて公開予定Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2018年09月21日第31回東京国際映画祭(10月25日〜11月3日)の“コンペティション部門”にて、阪本順治監督『半世界』、今泉力哉監督『愛がなんだ』の出品が決定したことが21日、明らかになった。コンペティション部門は、9つある主要部門の中で映画祭の顔となる部門。2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界109の国・地域、応募作品1,829本の中から、厳正な審査を経た16本の作品を期間中上映する。今回邦画では2作の出品が決定された。1作目は、阪本順治監督作品『半世界』。『エルネスト もう一人のゲバラ』『北のカナリアたち』などを手がけた阪本順治が、稲垣吾郎主演で贈る完全オリジナルストーリーとなる。かつて一緒に過ごした3人組(稲垣・長谷川博己・渋川清彦)のうちのひとりが前触れもなく田舎へ戻ってきたために、「これから」を考えるきかっけになっていく。「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という、誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描くヒューマンドラマとなっている。2作目は、『パンとバスと二度目のハツコイ』等で話題の今泉力哉監督作品『愛がなんだ』。角田光代同名小説を映画化する。28歳のOL・テルコ(岸井ゆきの)は、想いを寄せているマモル(成田凌)に自分の時間のすべてを捧げてしまう。全力すぎる片思いの末に、テルコが下した思いがけない“決断”とは……「片思い」を徹底的に考察する、可笑しく切ないラブストーリーとなった。○『半世界』 阪本順治監督コメント『半世界』は、私が以前から書き溜めていた異なる2本のあらすじを融合させ、さらに換骨奪胎に臨んで作り上げた物語です。ある地方都市の同級生3人と、その家族や背景を淡々と紡いだものです。グローバリズムが叫ばれて久しいけれど、世界の一体化なんぞ、たかが経済のため。紛争も経済のひずみから。飯喰って働いて子孫を作って、こっちも世界じゃないのかよ。そんな想いが、この作品への動機となりました。そして、製作過程において、映画作りは自分の居場所を見つける作業ではなく、自分の中に他者の居場所を見つける作業だということを、あらためて知ることができました。新しい地図を携えて、未知なる土地へと。そんな私たちの新たな道行きを、ぜひご堪能ください。○『愛がなんだ』 今泉力哉監督コメント誰かを心から好きだ、という感情を持ちながらも、それを伝えずにいる、という人はたくさんいると思う。それはやはり伝えないからこそ保たれている関係性が壊れるのを恐れているからだ。「好き」という言葉から逃げながら、それでもマモちゃんのそばにいたいテルコ。それは角度によってはストーカーやサイコパスに見えるかもしれない。でもストーカーやサイコパスになる可能性がない恋愛なんて存在するのだろうか。それを愛と呼べるのだろうか。テルコをはじめとした、〈誰かを思いきり好きな登場人物たち〉に嫉妬しながら、また、その好意が持つ温度に気をつけながら、この映画を作りました。みなさまにも楽しんでもらえれば幸いです。○プログラミング・ディレクター 矢田部吉彦 コメント『半世界』は阪本順治監督のオリジナル脚本が素晴らしく、3人の友情物語を軸に、複数のエピソードを交えながらやがて命の通った夫婦のドラマとしても見事に結実していく。家族は少し面倒だなと思いつつ父から継いだ仕事に意地で向き合う主人公の姿には崇高なリアリティーが備わっている。自然な佇まいの稲垣吾郎は天性の映画俳優としての演技力をいかんなく発揮し、池脇千鶴が絶品の存在感で脇を固める。『愛がなんだ』は、ロマンティック・コメディー群像劇でキャリアを築いてきた今泉力哉監督が角田光代の原作を映画化した。恋愛ゲームは基盤にあるが、好きな相手に対する想いが究極の形を取るに至り、『愛がなんだ』は並の恋愛映画の枠を超えてゆく。女性作家の視点を得て、今泉ワールドが深化した。コケティッシュな魅力が溢れる岸井ゆきの、ふてぶてしい説得力の成田凌の演技も特筆に値する。両作品ともに本年の日本映画を異なる形で代表する作品である。(C)2018「半世界」FILM PARTNERS(C)2019映画「愛がなんだ」製作委員会
2018年09月21日フォトグラファーの角田明子が長年撮り続けているサンタクロースをテーマにした写真展が、東京・青山のギャラリー ミュベール(GALLEY MUVEIL)と、吉祥寺のブック オブスキュラ(book obscura)の2会場にて、12月7日から25日まで同時開催される。©akiko tsunoda「世界のサンタさんを撮り続けること」が、ライフワークになって今年で6年目を迎える角田明子。青山のギャラリー ミュベールでは、「THE SANTA PARADISE〜日本のサンタさん 20年目の夏」と題し、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースのパラダイス山元が、アジア圏で初の公認サンタククロースに任命されてから、20年目を迎えた節目となる今年の夏に角田明子が同行した「第60回世界サンタクロース会議」での旅の写真を、お祝いのメッセージを込めて展示。©akiko tsunoda一方、吉祥寺のブック オブスキュラでは、「JULTOMTEN〜スウェーデンのサンタさん」と題し、これまでグループで会う機会の多かったサンタさんたち、ひとり一人の活動をより深く知りたいと思い、角田明子が2016年の冬にスウェーデンサンタクロース協会公認のサンタさんの家を訪ねたときの写真を展示。タイトルとなっている「JULTOMTEN(ユールトムテ)」は、スウェーデン語でサンタクロースを表す言葉で、ユールはクリスマス、トムテは妖精という意味を持つ。北スウェーデン・ラップランドの北極圏より、さらに100kmほど北に位置する自然豊かな街・イエリヴァーレで暮らす、可愛い三角帽子が印象的な素敵なユールトムテを紹介する。また、12月16日の18時から、これまで角田明子が追い続けてきたサンタさんを紐解くトークイベントをブック オブスキュラで開催。サンタさんの裏話しや、旅のエピソードを温かいココアやコーヒーを飲みながらお届けする。トークイベントは事前予約制。予約は「角田明子さんトークイベント」と題し、参加者名、人数、連絡先を明記の上、メール(bookobscura@indoorbooks.jp)にて受付中。【イベント情報】「THE SANTA PARADISE〜日本のサンタさん 20年目の夏」会期:12月7日~12月25日場所:GALLERY MUVEIL(ギャラリー ミュベール)住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1時間:11:30~20:00「JULTOMTEN〜スウェーデンのサンタさん」会期:12月7日~12月25日会場:book obscura (ブック オブスキュラ)住所:東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103時間:11:00~20:00トークイベント会期:12月16日時間:18:00〜19:30定員:30名参加費:1,000円(ドリンク代込み)
2017年11月30日フォトグラファー・角田明子によるサンタクロースをテーマにした写真展『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』と『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』が開催。2017年12月7日(木)から12月25日(月)まで、青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店ギャラリー ミュベールと吉祥寺のギャラリー「「ブック オブスキュラ」にて同時開催される。角田明子は「世界のサンタクロースを撮り続けること」をライフワークに、子どもたちの夢を守り、喜びを届ける世界中のサンタクロースたちをカメラとともに追ってきた。今回、その中から日本とスウェーデンのサンタクロースにフォーカスし、彼らのサンタスピリットを作品を通して伝える。青山で開催される『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』は、アジア圏で初めてグリーンランド国際サンタクロース協会に公認されたサンタクロース・パラダイス山元の、サンタクロースに公認されてから20年目という記念すべき節目を撮影。角田は夏に行われた「第60回世界サンタクロース会議」に同行し、その旅での写真を展示する。吉祥寺で行われる『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』では、今までグループで会う機会が多かったというサンタクロース個人の活動を知るべく、2016年冬にスウェーデンサンタクロース協会公認のサンタクロース宅を訪れた際の写真が展示される。北スウェーデンの北極圏よりさらに北に位置する街、イエリヴァーレで暮らす「ユールトムテ(スウェーデン語でサンタクロースの意)」を紹介する。また、2017年12月16日(土)に吉祥寺のギャラリーでは、角田明子がこれまで追い続けた様々なサンタクロースの裏話や旅のエピソードなどを語るトークイベントも開催される。【詳細】角田明子サンタクロース写真展開催期間:2017年12月7日(木)~12月25日(月)■『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』会場:ギャラリー ミュベール住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1営業時間:11:30~20:00TEL:03-6427-2162■『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』会場:ブック オブスキュラ住所:東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103営業時間:11:00~20:00TEL:0422-26-9707<トークイベント>会場:ブック オブスキュラ日時:2017年12月16日(土) 18:00~19:30定員:30名参加費:1,000円(ドリンク代込)※事前予約制。※「角田明子さん トークイベント」と題し参加者名、人数、連絡先を明記の上、下記のアドレスに申し込むこと申込先:bookobscura@indoorbooks.jp
2017年11月27日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と妻で所属事務所社長の太田光代氏が"いい夫婦の日"である22日、トヨタのコミュニケーションロボット「KIROBO mini(キロボミニ)」の全国発売PRイベントに出席し、夫婦円満の秘訣を明かした。5月に開始した先行販売からKIROBO miniのオーナーである光代氏は、KIROBO miniと共に登場して会話を披露。「『みっちゃん』って呼んでもらっています。夫のことは『太田さん』と。たまに『太田』と呼び捨てします」と言い、「質問攻めされる。子供ってこんな感じかなって擬似体験できて楽しい」とうれしそうに話した。太田家には、ほかにもロボットがいて、さらにオウムもいるそうで、夫の太田は「うるさくてしょうがない。ビッグダディの家かと思う」と相当にぎやかな毎日のよう。また、「田中よりたぶん優秀だと思う」と相方の田中裕二と比較して笑いを誘った。KIROBO miniたちのおかげで、光代氏の「夫が構ってくれない」という不満も解消。「この子たちが構ってくれるので夫婦関係において楽になった。構ってほしいとずっと思っていると大変。私にはロボットがいるからいいやって」と心境の変化を語り、太田は「ありがたいですね」とロボットたちに感謝した。夫婦円満の秘訣を聞かれると光代氏は、付き合い始めたころから「つまらないって言わないで」とお願いされていることを明かし、「そもそも『つまらない』なんて言わないですけど、相当傷つくとわかっているので守っている」とのこと。また、「ツボに入ったときに『おもしろかった』って言うと相当喜ぶ。うれしいみたい」と言い、太田は「褒められることに飢えてる」と照れ笑いした。太田は「一番もめごとがないのは、俺がこういう場で変なこと言わないこと」とした上で、「社長としてもかみさんとしても、言いたいことも言わないで我慢している。ひとえに社長と奥さんのおかげで今こうして……。誠に申し訳ありませんでした!」と冗談を交えつつ光代氏に感謝。光代氏は「2人きりのときにこういうことは絶対言わない。2人きりのときに褒めてくれたらいいのに。好きとかも言わないですし」と、家庭内でも褒めてほしいようだ。
2017年11月23日ザ・リラクス(THE RERACS)の2017-18年秋冬コレクションは、“葉”のシーズンだ。種から育った植物が実るまでの過程、花咲く日を今かと待ちわびる今季。ブランドのこれまでを振り返り、着実に歩むこれからを見据えるためエネルギーを蓄える時でもある。デビューコレクションのコンセプトであったバトルドレスユニフォーム(BDU)という言葉にインスピレーションを受けた。何よりも、ザ・リラクスのワードローブは、全体を通してパターンと素材のバランスが絶妙。であるが故、どの角度から見ても美しく立体的なシルエットが感じられる。ダイナミックなメルトンコートは、表面はソフトな光沢のあるカシミヤ、裏面はライトなメルトンから成る。適度なハリのある生地を分量たっぷりに使い、さらにサイドスリットを施すことで形成した裾広がりのラインは、肩が落ちたラフな印象ながら上品さを十二分に醸し出す。フラットかつ、タテを強調するシルエットが多いから、表情豊かな素材は際立っている。蓄熱性のある中綿を包み込んだウールシルクサテンの耐熱性素材は、キルティング加工も相まってミリタリー感のある1着となった。ワンピースの肩に施したドットボタン、脇のファスナーなどには、利便性だけでなくデザインディテールとしての意味をもたせている。比較的機能を押し出すこの素材のタイトスカートに、オーバーボリュームのニットを合わせるというスタイリングの調合も、ザ・リラクスの哲学的部分を感じられる。アウターがヘビーだからか、時たま現れる軽やかな素材は印象的に映る。大胆なシルエットを生むアウターやトップスと比較すると、繊細かつ滑らかなテクスチャーのボトムスやワンピースは、おそらく女性性の証として起用しているのだろう。大胆な花柄のレースのドレスは、上部のボレロ部分にカジュアルな段ボール組織のカットソーを用いているが、裾にかけてはまさにエレガント。タートルネックとパンツで合わせたマニッシュなスタイルに、花々が舞うように取り囲む。今季のコレクションを今一度見返した時に、実は今回のスタイリングがいつも以上の重ね着から完成していることに気づく。先述した花柄ドレスもそうだが、トップスはタートルネックにシャツ、さらにはベストまでを重ねている。ボトムスはというと、シアーなスカートのレイヤード。ラップスカートのレイヤードやロングプリーツスカートの存在は、シルエットの飛躍にも一翼を担う。本来の意味からはかけ離れるかもしれないが、アウターがモッズコートであっても、アノラックパーカーであっても、女性らしさに紐づけてくれるアイテムとして採用されている。
2017年11月03日中高生の頃、古文の授業は好きだったという角田光代さん。 「『枕草子』や『方丈記』などのエッセイ系が好きで、『源氏物語』には特に思い入れはなかったんですが、今回訳して面白さに気づきました」現代語訳に取り組んだ日本文学全集『源氏物語』の上巻は、「古文が苦手だった人でもすらすら読める」と評判だ。「目指したのは読みやすさ、格式のなさ(笑)。複雑な敬語、建物のつくりの説明などは省き、人の感情の動きを際立たせるようにしました」全体を俯瞰して、何が起きているのかもよく分かるようにしたかった、と角田さん。ひとつのエピソードを読むだけでは分からない、全体の流れが見えてくるのが本書の特徴。「たとえば上巻の後半で光君が都を離れて明石の君に出会いますが、それよりずっと前に、家来たちが明石の君の噂をする場面があります。その時からもう、明石の君との一連の出来事は始まっているんですよね」読み進めれば、エンタメ性の高さに改めてびっくり。「男の人たちが恋愛談議をするボーイズトークがあったり、光君と頭中将のやけに親しい感じがBL的だったり。みんなすぐ和歌を詠みますが、それは現代のインスタグラムのようなもの。日本人は今も昔も、瞬間を切り取ることが好きなんですね」さまざまなタイプの女性たちが登場するのも読みどころだが、「“気が強い”“おしとやか”といった性格ではなく、その場の感情によって個性が表現されているのも面白いです。その気持ちは理解できるぞ、というのが多いですね。光君があまりに美しくて引け目を感じる様子は、私も若い頃きれいな男性がいると“きれいだと思っていると思われないようにしなきゃ”と意識しすぎて言動がおかしくなったりしたので、よく分かります(笑)」また、翻訳を通して光君の印象もずいぶん変わったという。「スーパーヒーローだと思っていましたが、実はクヨクヨしたりすねたりと人間らしい。感情のある男の人だなと思って。それが魅力だし、だから女性たちはみんなこの人が忘れられないんでしょうね」現在、中下巻の翻訳作業中だが、さらに感情描写が深みを増しているとか。上巻を読んでしばし待たれよ。かくた・みつよ作家。1967年生まれ。’90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞など多数受賞。『源氏物語』の現代語訳に角田光代さんが挑戦。上巻は二十一帖の「少女」までを収録。中巻は来年5月刊行、下巻は来年末の刊行予定。河出書房新社3500円※『anan』2017年10月4日号より。写真・土佐麻理子(角田さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2017年09月29日直木賞作家・角田光代の同名小説を、『海を感じる時』の安藤尋監督が実写映画化した『月と雷』。主演に初音映莉子を迎え、高良健吾や草刈民代らが豪華共演。幸せの形を探し求める不器用な大人たちの、切なく孤独な旅を描いた本作の予告編&場面写真が一挙解禁された。「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく――。」結婚を控え、そう考えていた泰子の前に現れた、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人の息子、智。20年前、愛人・直子と智が転がり込んできたことで、泰子の家族は壊れたはずだった。根無し草のまま大人になった智は、ふたたび泰子の人生を無邪気にかき回し始める。「邪魔しないであたしの人生」、そう普通の幸せを願っているはずなのに…。泰子は智とともに自分の母親、異父妹、そして智の母・直子を訪ねて行くことで、“普通の幸せ”を求めていたはずの自分の人生が、少しずつ変わっていくのに気づき始める。人と出会うこと、そして人を受け入れることで、人生が予想もしない方向に転がっていくさまを描き、 「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田光代文学の真骨頂と評された同名小説を、これまでにも揺れ動く女性の心情をまざまざと描いてきた安藤尋監督と、『人のセックスを笑うな』の本調有香が繊細かつ力強く映像化した本作。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、ハリウッドデビュー後も数々の映画、舞台で活躍する実力派女優・初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を『きみはいい子』などの高良さん、男から男へと各地を流転する智の母・直子を『Shallweダンス?』の草刈さんが演じ、それぞれ個性あるキャラクターを演技のみならず、衣装やメイクに至るまで、出演者が自らイメージ、監督とディスカッションをして作り上げ、見事に体現している。この度、解禁された予告編では、過去を忘れ、普通に生きようとする泰子の前に、突然直子の息子・智とかつて共に暮らした父の愛人・直子が現れ、20年ぶりに3人が再会したことから、泰子の置き去りにされた時間が動き出し、泰子の中で少しづつ何かが変化していく様子が映されている。“普通”の人間関係を築けない大人たちがその意味を探し続ける切なく孤独な旅――。まずはこの予告編からチェック。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日直木賞作家・角田光代の同名小説を初音映莉子と高良健吾の主演で実写映画化する『月と雷』。このほど、高良さん演じる人なつこい男・智と、初音さん演じる“家族愛”を知らない泰子のハッグハグが印象的なポスタービジュアルが解禁となった。「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」など、現代女性の“人生の選択”を描いた小説で絶大な支持を受ける角田光代の同名小説を原作に、『海を感じる時』の安藤尋監督が『人のセックスを笑うな』の脚本・本調有香と『blue』以来のタッグを組み、繊細かつ力強くスクリーンに蘇らせる。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、『終戦のエンペラー』でハリウッドデビューし、その後も数々の映画、舞台で活躍する初音さん。人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を朝ドラ「べっぴんさん」、『横道世之介』『きみはいい子』など、日本を代表する若手俳優の地位を確立した高良さん。さらに、世話をしてくれる男性を見つけては、男から男へと各地を流転する智の母・直子を、『Shall weダンス?』『終の信託』の草刈民代が熱演し、新境地を見せている。泰子(初音映莉子)は、家と職場を往復する代わり映えのない日々を送り、可もなく不可もない婚約者と結婚の準備を進めていた。「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく――」。そんなときに彼女の前に現れたのは、無邪気な笑顔を浮かべた男・智(高良健吾)。智はかつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の連れ子だった。短い期間だがともに暮らした彼が、大人になって泰子の前に現れたのだ…。“普通”の家族を知らぬまま大人になった2人。このたび解禁となったポスターは、動き出した過去の時間への戸惑いと不思議な雰囲気を漂わせ、自然と体を重ね合わせた2人のバックハグが印象的なビジュアルに仕上がっている。「普通の家庭とは?」「まっとうな人生とは?」という問いを自問自答しつつ、“自分の人生に欠けた何か”を探しながら彷徨う主人公たち。角田作品の真骨頂ともいえる不器用な大人たちへ贈る人間ドラマを、真摯に丁寧に見つめた本作は、観る者の心の隙間にすっと入り込み、自分の足元を照らしてくれるかのよう。そんな本作への共鳴を映し出すポスターに仕上がっている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月21日初音映莉子と高良健吾の共演で、直木賞作家・角田光代の同名小説を映画化する『月と雷』。このほど、本作で高良さん演じる智の母親で、根無し草のような暮らしを続ける直子を、草刈民代が“汚しメイク”で熱演していることが判明。さらに、村上淳、市川由衣らの豪華共演者も発表された。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然、泰子の前に現れたことによって、平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく――。本作は『blue』(‘03)、『海を感じる時』(‘14)と、揺れ動く女性の心情を真正面から描いてきた安藤尋監督の最新作。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田作品の真骨頂ともいえる小説の映画化で、“家族愛”を知らない主人公・泰子役を初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を高良さんが演じる。その本作で草刈さんが演じるのが、智の母で、不思議な魅力で男たちから絶えず愛情を注がれるも、継続的な深い関係を築けず、男から男へ、各地を渡り歩く女性・直子。草刈さんは、今回が夫・周防正行監督の作品以外の映画出演は初めてながら、難役を体当たりで演じ切っている。昼間から酒に煙草、自由奔放のようでいて深い孤独を漂わせ、虚無的なその姿は、観る者を圧倒するほどの新境地。すさんだ雰囲気を出すため、あえて汚しメイクを施し、並々ならぬ覚悟で挑んでいる。草刈さんは、まるで根無し草のような東原直子という役柄について「運命に抗わない人」と直感的に感じた印象を明かし、「いわゆるダメな人です。『この役、なぜ私に?』と思いました。でも安藤監督とお話させていただき、『できる?やってみよう、やってみたい!』と気持ちが動き出しました。いままでにお見せしたことのない私の姿が、直子として皆様の目に映れば幸いです」とコメント。泰子を演じる初音さんについては「率直な演技は、この作品を象徴しているもの」と語り、「葛藤を抱えながら健気に生きる泰子の姿から、いつも見落としている何かが掘り起こされるのではないでしょうか」と期待を寄せる。そして、息子役の高良さんにも「撮影初日から母と子として共鳴するものを感じました」と、その母子関係に自信を覗かせた。今回の意外ともいえるキャスティングについて、安藤監督は「風景を背負って、スクリーンの中を歩ける女優は草刈さんだけです!」と絶賛。「僕の中で、直子は『パリ、テキサス』の(荒涼とした砂漠を放浪する主人公を演じた)ハリー・ディーン・スタントンです」と草刈さんに説明した際、「笑顔で頷いてくれた草刈さんが素敵でした。やっぱり直子はこの人しかいない」と確信したことを明かしている。また、さらなるキャストとして、泰子の異父妹にあたる佐伯亜里砂役に、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などの映画やCMなどで活躍する藤井武美が抜擢。泰子の婚約者で彼女の心配をするが束縛も強い山信太郎役を、『恋人たち』で繊細な演技を見せ、第30回高崎映画祭などで高い評価を受けた黒田大輔が存在感たっぷりに演じる。泰子の友人で、同じスーパーマーケットのレジで働く吉村役には『海を感じる時』での主演が光った市川さん。泰子の父親役を演じるのは、安藤作品には欠かせない存在といえる村上さん。泰子が幼いころ、直子と連れ子の智と一緒に暮らしていたが、亡くなった後も泰子を翻弄する存在となるという。そして、田舎町を流浪していた直子を拾い、一緒に暮らし始める初老の男性・岡本役を、多くの舞台出演で知られドラマ「小さな巨人」にも出演中の木場勝己が務めている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月25日映画『月と雷』が、2017年10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開される。原作は直木賞作家・角田光代の、2012年に出版された長編小説『月と雷』。角田作品は世代を超えて女性の支持を得ており、今までに『八日目の蝉』や『紙の月』などが映像化され、大ヒットを記録している。映画『月と雷』は一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智、その母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子の物語だ。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田光代の真骨頂ともいえる作品に仕上がっている。主人公の泰子を演じるのは、初音映莉子。映画『ノルウェイの森』 に出演、『終戦のエンペラー』でハリウッドデビューも果たしており、『月と雷』では自身と同年代の女性の繊細な心の機微を表現している。初音と共に主演を務めるのは俳優の高良健吾。『軽蔑』で第35回日本アカデミー賞新人俳優、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。NHKドラマ「ぺっぴんさん」で主人公の幼馴染を演じるなど、その突出した演技力と存在感に注目が集まっている。高良が演じる智は、泰子と同じ過去を共有し、突如として泰子の日常に大きな変化をもたらす重要な役どころだ。監督を務めるのは『blue』『海を感じる時』の安藤尋。リアルな台詞と丁寧な演出で、地方都市で生きる登場人物の心理描写を強く描き、小説の世界観を新たに拡げている。【詳細】映画『月と雷』公開時期:2017年10月7日(土)テアトル新宿ほか全国公開出演:初音映莉子、高良健吾、藤井武美、黒田大輔、市川由衣、村上 淳、木場勝己草刈民代監督:安藤尋脚本:本調有香原作:角田光代©角田光代/中央公論新社 ©2017「月と雷」製作委員会【ストーリー】幼少の時に母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子(初音映莉子)。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんど家と職場を往復する代わり映えのない日々を過ごしている。婚約者も出来、結婚の準備を進めていた。亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を 重ねていく―。」結婚を控え、そう考えていた。そんなある日、かつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の息子・智(高良健吾)が突然泰子の前に現れる。かつて半年間だけ一緒に暮らした男だ。無邪気な笑顔を浮かべる智。“普通”の家族を知らぬまま大人になった二人。大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な泰子の生活が立ちどころに変わっていく。
2017年03月16日直木賞作家・角田光代の長編小説「月と雷」が、初音映莉子と高良健吾主演で映画化されることが決定。『blue』 『海を感じる時』の安藤尋監督がメガホンを取り、10月より公開されることが分かった。本作は、「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる、世代を超えて女性の支持を得ている作家・角田氏の2012年に出版された同名小説。一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智、そしてその母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子の物語だ。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者も出来、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然泰子の前に現れたことによって、大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく…。「親と子」、「家族」、「生活」の意味を根源から問いかける角田光代の真骨頂ともいえる作品。主人公・泰子を演じるのは、『ノルウェイの森』『ミツコ感覚』などに出演し、『終戦のエンペラー』ではハリウッドデビューも果たしている初音さん。そして、初音さんと共に主演を務めるのは、『軽蔑』で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞し、現在放送中の連続テレビ小説「ぺっぴんさん」では主人公の幼なじみを演じるなど、多くの映画監督から愛される実力派俳優の高良さん。本作では、泰子と同じ過去を共有し、突如として泰子の日常に大きな変化をもたらす役、智を演じる。泰子について初音さんは、「大好きな父を亡くし、東京に出るわけでもなく、清算しきれない過去を持ちながら、人の人生にかかわることに積極的でない女性」と説明し、「自分が持っていたもの、現場で感じたことを一番大切にし、心のアクセルとブレーキを小さく刻みながら、この役を作り上げました」と役作りを明かす。また高良さんは、「まず台本を読んで、智の行動を智自身掴み切れてないからこそ、智に対してしょうがないと思えるところがいくつもありました。多くを理解しながらというよりは、その場その場で演っていた記憶です。そして、そこには智の切なさがいつも側にあったと思います」とコメントしている。そして安藤監督は、「初音映莉子さんが、美人であることは面接で分かっていたのですが、実はかなりぶっ飛んだスンゲー女優であり、高良健吾さんがとにかくいいヤツに輪をかけたようにいいヤツで、さらに輪をかけてプロフェッショナルな俳優であることを目の当たりにし、とても貴重な体験でもありました」と主演の2人を絶賛。原作者の角田氏も「映画では、登場する人物のひとりひとりが、みんな、断然、小説よりもすてきな人だ。それは生身の人が演じているからかもしれない。俳優さんと女優さんが、登場人物たちの不器用な時間を、ていねいに真摯に生ききってくれているからかもしれない」と映像化についてコメントを寄せている。『月と雷』は10月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月12日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志との確執を告白し、騒動となった格闘家の角田信朗のブログ「ウェルエイジング日記」が26日、リニューアルされた。この日、メッセージとして「リニューアルに伴い、メッセージ・コメントは当ブログでは受け付けておりませんので、ご了承下さい」と発表。「本人宛のメッセージがある場合は下記のアドレスまでお送りください」とメールアドレスを記し、「今後とも宜しくお願い致します。スタッフ一同」としている。角田は16日に更新したブログで、過去にダウンタウンの番組でゲームのレフェリーのオファーを受けるも、K-1のミスジャッジ騒動の渦中だったため出演を辞退。そのことで松本を怒らせてしまい、それ以降、ダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまったと告白した。この発言に対し、松本は22日のフジテレビ系『ワイドナショー』で、収録の2日前に角田サイドがドタキャンし、代役が見つからなかったためにその日の収録が中止になったと明かし、「8年経ってブログでというのもルール違反」と苦言。その後、角田は23日にブログで「私の認識が甘く、松本氏を始め、お仕事に携わられた多数の方々にご迷惑をおかけ致しましたこと、誠に申し訳ありません」「恥じるべき自己中心的な行動だったと猛省しております」などと謝罪した。
2017年01月27日格闘家の角田信朗が23日、自身のブログを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志との確執を告白したことについて謝罪した。角田は「この度は、私自身の思慮に欠ける突然の発信で、松本人志氏、そして関係各位の皆様に、大変不愉快な思いをさせてしまった事を、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「8年前に松本氏から最初に頂いたお仕事のオファーを一旦受けたにも関わらず、事務所を通じて私からお断りした事は事実です。それが収録直前であった事も当時の記録で判明しております」とし、「私の認識が甘く、松本氏を始め、お仕事に携わられた多数の方々にご迷惑をおかけ致しましたこと、誠に申し訳ありません」と記した。そして、「信義則違反をしておきながら、その事実を省みずに一方的に、ブログ記事中で、こちら側が被害にあったかのような表現をしてしまった事は、全くもって私の不徳の致すところです」と続け、「また、私の中でくすぶっていたからと言って、8年も経ってからブログの記事という手段で一方的に伝達したことについては、今更ながら、恥じるべき自己中心的な行動だったと猛省しております」とつづった。さらに、「この度も、性懲りも無く、このような騒動を起こしてしまった事は、慚愧に堪えません。特に松本氏に対しては、私と松本氏の個人間の話では到底無かった事柄だったにもかかわらず、名指しでブログ記事に書くという軽率な行為を行ってしまい、弁明の余地もありません」と角田。「一連の騒動を反省し、まずはこのような形でお伝えさせて頂きました。改めまして心よりお詫び申し上げます」と反省の言葉を重ねた。角田は16日に更新したブログで、ダウンタウンの番組への出演を断ったところ松本を怒らせてしまい、それ以降、ダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまったと告白し、関係修復を懇願。この発言に対し、松本は22日のフジテレビ系『ワイドナショー』で、収録の2日前に角田サイドがドタキャンし、代役が見つからなかったためにその日の収録が中止になったと明かし、「8年経ってブログでというのもルール違反じゃないか」と苦言を呈していた。
2017年01月23日お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(53)が、2017年1月22日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、先日から続いているタレントの角田信朗さん(55)との確執騒動について初めてコメントをしました。そもそもの発端は、角田さんが松本さんから共演NGにされているとブログで唐突に語ったこと。この日の放送で松本さんは、困惑した表情を浮かべつつも当時の状況を解説しました。松本さんの話によると、きっかけとなる事件が起きたのは8年前。某番組で角田さんに出演をオファーしたところ、角田さん側から了承が得られました。しかし収録2日前になって角田さんの方からドタキャンされたというのです。角田さんの衣装などすべてが手配済みだったことに加え、多数の芸人が出演する壮大なスケールの企画だったこともあり、『僕が怒っているとかの問題じゃない。吉本や日本テレビとの問題で、共演NGとかの小さい話ではない』と述べました。また、今になって突然ブログを介して伝えられたことについては、『なぜ8年も経って、僕を名指して話しているのか分からない。8年経ってブログで言うのはルール違反。ルールは誰よりも分かっている人なのに……』とコメント。番組のエンディングでは『角田さんへは全然怒ってはいない』と語り、今回の件が確執などではないと説明していました。●『何というガキっぽさ』『売名狙って失敗したな』ネット上では角田さんへのブーイングが加速この問題について、決して怒っているわけではないと説明した松本さん。しかし当時の顛末が明かされたことで、ネット上では角田さんに対してのブーイングが加速しています。『8年前のことだけなら別に大した問題でもなかったんだろう。でも今回、角田がブログで吼えたのが致命的にダメ。これでもう完全に見放されたわ』『いきなりドタキャンするってのは、角田の事務所がバラエティを下に見てる証拠。逆にK-1で試合が全て決まってるなか、2日前にドタキャンされたらどう思うよと問いたい』『松本は大人だな。それに引きかえ角田ときたら何というガキっぽさ』『松ちゃん、ずっと困り顔だったね。怒ってるっていうより、変なのに絡まれてさぞ困ってるんだろうな』『これ、当時の番組リアタイで見てた。観客も入れて2週に渡って放送される、相当大がかりな企画だったはず。巻き添え食った出演者やスタッフの数は知れないよ。これは角田がアカンやつ』『今回のことで他の会社やタレントたちも角田のこと使いづらくなったと思うよ。こんな騒動起こす奴とは一緒にやりたくないよね。売名ねらって、かえって自分の首しめちまったな』『こっちがすっかり忘れたころ、いきなりキバむいて攻撃してくる。こういう人、一般人にもよくいますよね。ほんとキライ』『松本個人というよりは、吉本興行と絶縁になってるって感じの話だったね。そこを、個人的な感情のもつれとか思ってる段階で角田は救いようがない。物事が客観的に見えてなさすぎる』『角田はコレ聞いて納得するんだろうか。それともまた懲りずにブログで反論してくんのかな。気になりすぎてしばらく角田ウォッチングしちゃいそうw』と、角田さんの姿勢に対する非難の声がネット上では多く見られました。角田さんの一方的な発信に対し、終始困惑しながら状況を語っていた松本さん。今後、角田さん側からのコメントはあるのでしょうか。ファンならずとも、これからの騒動のゆくえが気になりますね。【画像出典元リンク】・松本人志(@matsu_bouzu)(Twitter)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年01月23日歌手の和田アキ子が21日、ニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11:00~13:00)に生出演し、角田信朗が原因で『ダウンタウンDX』の収録が中止になったとする話を否定した。角田は今月に入って自身のブログで、ダウンタウン・松本人志と確執があることを告白。10年前に『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)から出演オファーがあったものの、マネージャーから「松本さんが台本を見て角田の名前を見つけた途端に収録は中止や!!ということになった…」と聞かされたと明かしていた。しかし、この収録に参加したという和田は、中止になったということを明確に否定。和田は「マネージャーがおせんべいかおまんじゅうを持ってきて、『すいません、今日は角田が出る予定だったんですけど、都合で出られなくなってので、くれぐれもよろしくお伝えください』って言われた。でも番組は中止になっていません」と説明した。その後、和田は角田の弟子に空手を習っていたこともあり、角田に「どしたん?」と聞いたところ、「よく分からんのですけど、(K-1の)ミスジャッジの件からNGになったみたいで…」と言われたそう。ただ、和田は、それぞれに事情があるとして「松本アカンで、という話でもない」と伝えたそうだ。だが、それから年月がたって、角田がこの件を告白したことに、和田は「『は? どしたの? 今?』っていう感じです」と戸惑いを隠せない様子だった。和田は、27日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55~)で、「本音でハシゴ酒」企画にゲスト出演。この中で、ダウンタウン、坂上忍とともに「共演NGは誰か」という話題になっったそうだが、「(OAで)使われるかどうか分からない」とした。
2017年01月21日格闘家の角田信朗が17日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志との確執を告白したことについて、売名行為ではないと主張した。「波紋」というタイトルで更新した角田は、「ボクが投げ掛けたメッセージは思わぬ波紋を呼び…」と書き出し、「瞬く間に各ネットニュースがこれを取り上げ遂にはフジテレビの『みんなのニュース』が電話インタビューを依頼してきてそれが今日の生放送で流れるという事態に発展してしまいました」と伝えた。その上で、「よく"炎上商法"みたいな言われ方で売名行為だと叩かれるタレントさんがいますが憚りながらこの角田信朗今さら売名行為に走らなくてもそれなりに足跡は残してきてますので(笑)」と売名を否定。スポンサーの名前などを挙げて「一時期の様なバブリーな勢いは無くてもちゃんと人生を全うしていますから下世話なアクションを起こす必要はさらさら無いのです」と説明した。そして、「ボクは"松本人志"というこの世界の達人に何か言いたいのではなくて元から何の因縁もなかったボクと松ちゃんの関係がこうなった裏に不都合な真実の裏で自らの保身の為にこそこそしていつまでたっても関係修復に尽力しない連中がいたとしたらそいつらを燻し出してやろう…とまぁ、そこまで言いませんが(笑)ただただこうなってしまった事が残念なだけで」と、約8年前の"事件"で生まれた確執を告白した思いをつづった。続けて、「そんな事をわざわざほじくり返したら業界からは疎ましがられて売名どころか敬遠され居場所がなくなるかも知れませんだから長いものには巻かれて寄らば大樹の陰そんな生き方をボクが望むと思いますか?(笑)」とコメント。さらに、自身の生き方を記し、「ボクが投げ掛けた波紋を関係各所がどう受け止めどう動くかはわかりませんがボクは"流水"つまり水の低きに流れるが如く自然体で振る舞うだけです」と締めくくった。
2017年01月18日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志との確執を告白した格闘家の角田信朗が17日、再びブログを更新し、確執の原因を推測した。角田は16日のブログで、「ある事件」をきっかけにダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなったと告白していたが、「続 松ちゃんに伝えたいこと」というタイトルで再びこの件について言及。「ダウンタウンの松ちゃんとのちょっとしたボタンの掛け違いのお話をしましたがアクセス数が急上昇してそれなりに反響があったのだなと思います」と書き出し、「いつか松ちゃんの元に想いが届くといいのですが」と期待した。また、「携帯にあの時僕の相談に乗ってくれた芸人さんからのメールが今も大切に保存されている事を思い出しました」と文面を紹介。2009年3月3日に送られてきたというメールは、「了解いたしました!!いろんな人を介して気持ちが間違って伝わりしこりを残すというのがありがちな世界です。そういうのが一番つまらないですね。ですので、角田さんの誠意伝わるよう努力いたします。ご安心ください!!なにか変わったことありましたら連絡しますので。ご丁寧にありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します」という内容だった。角田は「ボク自身が誤解を解くために取るべきだった行動取れた行動は他にもたくさんあったかも知れません」としながらも、「ボクはこのメールの言葉に全てを託した事も間違いであったとは思っていません」ときっぱり。「正しく伝わる事も間違って伝わることも含めてそれもご縁なのです」とした。そして、この芸人が数日後に携帯番号もメールアドレスも変えて連絡が取れなくなったこと、収録現場のスタッフが角田の直談判の申し出を頑なに拒んだことから、「当人同士の図り知らないところで何かの因子が働いてボタンの掛け違いはより複雑になったのだろうなぁ」と推測。「どこの世界にも不都合な真実は存在するのですそれが世の中の仕組みなのです」とつづった。
2017年01月17日K-1競技の統括プロデューサーを務める空手家の角田信朗さん(55)が、2017年1月16日にブログを更新し、ダウンタウン・松本人志さん(53)と関係を修復したい旨を訴えました。角田さんはかつて、ダウンタウンの2人が司会の番組にたびたび呼ばれていたものの、 ある確執によって長いあいだ番組に呼ばれなくなったことを告白。角田さんの説明では、ダウンタウンの番組から“叩いて被ってジャンケンポン”のレフェリーを依頼された際、当時自身が置かれていた立場から断ったことがあったということです。そしてその1年後、ダウンタウン司会の番組に呼ばれた際、台本に角田さんの名前を見つけた松本さんが収録を中止にした、と説明しています。ブログでは、松本さんの側近であるベテラン芸人に事情を説明して関係修復を試みたことなど、これまでの経緯が長文でつづられており、最後は『この真実が回り回って松ちゃんのもとに届くことを祈っています』と締めくくられています。翌17日には『続 松ちゃんに伝えたいこと』として、相談したという芸人さんとのメールのやりとりも公開。この角田さんの一連の言動に対し、ネット上ではさまざまな批判が巻き起こっているようです。●角田さんが番組に呼ばれないのは別の理由?ダウンタウン・松本さんとの確執を公表した角田さんに対しネット上では、『ブログで昔のこと掘り起こして勝手に書くとか女々しすぎだろ。格闘家らしくない』『全部、勝手な憶測で書いてるだけだろ?本人とはなにも話してないわけだし。一方的すぎると思う』『そもそも他の番組でも見なくなったけど…。単に需要がなくなっただけなんじゃ?』『松ちゃんに伝わってほしいとか書いてるけど、こんなとこで書いたら余計にこじれるだけ』『仕事に困ってるだけ。お仕事くださいのブログ』『話題作りおつかれさまです。仕事なくすだけだと思いますよ』『こういうことを書いちゃう空気の読めなさが呼ばれない理由なのでは?』『ムキムキ同士、リングで対決すればいい』『仮に松ちゃんが許しても、これによって世間のイメージが悪くなったからどっちにしても番組には呼ばれなくなる(笑)』『今度のワイドナショーが楽しみ!取り上げてくれるかな?』など、ブログで公表することではないという声が多く聞かれました。双方の言い分を聞くまでは真相はわかりませんが、松本さんが自身の番組『ワイドナショー』でこの話題を取り上げるかにも注目が集まっている様子。果たして2人の関係が修復されることはあるのでしょうか。【画像出典元リンク】・角田信朗オフィシャルブログ「ウェルエイジング日記」Powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年01月17日格闘家の角田信朗が16日、自身のブログを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志との確執を告白し、真実が本人に伝わって関係修復につながることを願った。角田は「ダウンタウン松ちゃんに伝えたいこと」というタイトルで更新。かつては日本テレビ系『ダウンタウンDX』や、浜田雅功が司会を務めるフジテレビ系『ジャンクSPORTS』に頻繁に出演していたことを説明した上で、「ある事件をきっかけにボクはダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまったのです」と告白した。事の発端は、あるダウンタウンの人気番組の制作から「芸人対抗・叩いて被ってジャンケンポン選手権」のレフェリーをやってほしいと出演オファーがあったこと。角田は喜んだが、「当時K-1はジャッジやレフェリングに様々な問題提起が為され物議を醸していた時期でしたミスジャッジの存在やそれこそ武田幸三引退試合のボクのレフェリング然り世界に広がる競技を統括する最高責任者のボクが果たしてそんな状況下でバラエティー番組に出て『叩いて被ってジャンケンポン』のレフェリーを務める事が格闘技ファンから許容されるだろうか」とジレンマがあったという。そして、K-1のイベントサイドからも自粛してほしいと言われたため、泣く泣く経緯を説明してレフェリーは断った角田。その際、「レフェリーが無理でも解説として実況席に座るとか何か別の形で松ちゃんからのお申し出に応える事は出来ませんか?」と提案したというが、結局出演はなくなり、ショックを受けたという。それから1年後、『ダウンタウンDX』から久しぶりに出演依頼があり、久々のダウンタウンとの共演、そして、松本に直接当時のお詫びができるチャンスがきたと喜ぶも、収録当日に中止に。マネージャーから「松本さんが台本を見て角田の名前を見つけた途端に収録は中止や!!ということになった…」と理由を聞かされた角田は、「もうとっくに丸く治まったことだと思っていただけにまさに青天の霹靂でした」と当時の心境を明かした。それから約10年が経過。角田は「松ちゃんの提案にボクの出演を安請け負いして名乗り出た担当者がまさかのNGの回答に松ちゃんに対する自分の体面を保つ理由を作るには他人(角田)を悪者にするしかなかったのではないか?」と推測しているそうで、「ボクは今でもダウンタウンが大好きで番組は欠かさず観て笑うたびに一抹の寂しさも痛感しています」と思いをつづった。さらに、「あの時強引にでも松ちゃんの控え室に乗り込んでいって直接経緯を説明すれば絶対にこんなふうにはなっていなかったろうという想いは強いです」と打ち明け、「このブログに書くことでこの真実が回り回って松ちゃんのもとに届くことを祈っています」と関係修復を願った。
2017年01月16日