6月17日(土)名古屋公演を皮切りに全国31都市43公演を開催!一般財団法人民主音楽協会(民音/MIN-ON)は、6月17日からウクライナ国立民族舞踊団の来日公演を全国31都市43公演開催いたします。公演に先立ち、6月16日にオンライン記者会見を行いました。オンライン記者会見には、ヴィクトル・サヴァドスキー訪日団団長、ガリーナ・ヴァントゥフ芸術監督をはじめとする同舞踊団の関係者が出席。多数のメディア、記者、音楽評論家たちとの間で活発な質疑応答が行われました。〝今こそ人々を結びつける芸術を〟との思いで来日公演が実現同舞踊団は〝芸術の目的は人々を幸せにすること〟との理念のもと、ウクライナ危機の起きた翌月の2022年3月からヨーロッパツアーを開始。ウクライナの文化と誇りを伝える使命を胸に、世界各地で平和の祈りを込めた公演を開催してきました。ウクライナ危機以降、同舞踊団のミロスラフ・ヴァントゥフ総裁に民音から連絡したところ、〝今こそ人々を結びつける芸術を〟との思いが一致。そこで、今回の来日公演を実施することが決定しました。記者会見に参加したサヴァドスキー団長は、「古くからの友人である民音との再会を嬉しく思います」と本公演の実現を喜ばれました。ヴァントゥフ総裁のご息女で、20年前の日本ツアーではソリストも務めたガリーナ・ヴァントゥフ芸術監督も、「20年ぶりの公演で日本を訪れましたが、変わらない〝おもてなしの精神〟に感銘を受けました。若いダンサーたちにも日本の良い文化に多く触れてほしい」と語られました。「戦火の続く中でどのように舞踊団の活動を維持してきたのか」との質問に対して、サヴァドスキー団長は、「鳴り響く空襲警報を前に、公演や練習を中止せざるを得ない状況に何度も直面しました。団員たちの肉体的・精神的な負担は非常に大きかった」と苦しい心情を吐露しつつも、「しかし、それでも私たちが活動を続けられているのは、国内外で私たちの踊りを待っている多くの観客がいるからです」と力強く語られました。ダンサーのオレクサンドル・シニュークさんは、「古来より人間はいかなる時も歌と踊りをやめなかった。だから、私たちもどんな状況であっても、皆さんに希望を与えることを忘れずに踊り続けています。ウクライナの文化と誇りを伝え続けたいのです。『あなたたちの踊りを見て励まされました』という声を聞くことが、私たちの原動力になっています」と胸を張って答えられました。ウクライナの伝統文化を伝えていく本公演の見どころの一つが、ウクライナの多様な精神性の象徴として、衣装などにふんだんに取り入れられている各地域の民族文化です。ガリーナ芸術監督「衣装や振付けの中に、ウクライナのそれぞれの地域の人々が育んできた伝統文化を取り入れています。踊りは言葉を介しません。言葉の壁を越えて、日本の人たちに私たちの魂が伝わると信じています」ダンサーのソフィア・ロヒンさんは、「衣装には個々のダンサーのこだわりが表れているので、ぜひ注目してほしいです。また、私たちの踊りに込めたストーリーも楽しんでください」と声を弾ませた。ウクライナの文化の特徴について、舞踊団のメンバーたちは、それぞれ「美しさ」「豊かさ」「一生懸命」「負けない強さ」だと一言で表現。メンバーがそう語る通り、いまだ不安定な情勢が続く中でも、舞踊団は誰一人として歩みを止めることなく練習に励み、さらに新しい演目の制作にも着手しています。「万全の準備をして臨んだ」という今回の来日公演。舞踊団の全メンバーの魂が込められ、ウクライナの気高さが存分に感じられる公演をお届けします。来日公演詳細ウクライナ国立民族舞踊団スピリット・オブ・ウクライナ【公演期間】2023年6月17日(土) ~ 8月8日(火)全国31都市43公演開催公演詳細: 【出演】ウクライナ国立民族舞踊団パブロ・ヴィルスキー(総勢52名)【主な予定曲目】ウクライナ、私のウクライナ/ザポリージャの踊り/カルパチアの踊り/ホパーク、他☆20年ぶり3度目の来日公演が実現!勇敢にして善意と友好の精神にみちた、ウクライナ芸術の精髄をお届けします。主催:MIN-ON後援:在日ウクライナ大使館、日本フォークダンス連盟協賛:東日印刷株式会社ウクライナ国立民族舞踊団「ウクライナ国立民族舞踊団」は、ウクライナの著名な振付家パブロ・ヴィルスキーのもと創立。同舞踊団の活動は、ウクライナの精神と伝統文化を紹介する役目を担っており、こうした活躍に対し、1959年世界平和会議より「栄誉記録賞」が授与されました。また、同年ウクライナの振付芸術の促進に貢献したとして「栄誉賞」が贈られ、1971年にはその傑出したレベルの高い公演に対して「芸術賞」が授与されました。1987年には、栄誉ある「国家友好賞」にも輝きました。これまで欧州をはじめ、世界80カ国以上で海外公演を実施しており、いずれも高い評価を得ています。また、これらの公演活動が、ウクライナの平和の使節団として、ウクライナ文化に対する国際理解と友好交流の促進に貢献しています。1980年、同舞踊団の総裁には、ミロスラフ・ヴァントゥフが就任。彼の指導のもと、その芸術性はさらに高められました。特にダンスの技術の向上と新たな作品づくりを精力的に行う活動は、ウクライナの舞踊芸術の魅力存分に伝えるものであり、世界で最もダイナミックかつ感動的な民族舞踊団として評価を受けるまでに至っています。ウクライナ国立民族舞踊団|民音創立60周年記念|一般財団法人 民主音楽協会 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月16日現在開催中の第76回カンヌ国際映画祭で『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のフォトコールと記者会見が行われ、主演のハリソン・フォードら豪華キャストとスタッフ陣が出席。本作への熱い想いを語った。本作はスティーブン・スピルバーグ監督とルーカスフィルムがタッグを組んだ人気シリーズの最新作。考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく本シリーズだが、最新作では“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝を巡り、考古学者にして冒険家のインディが因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。先日、同じくカンヌ国際映画祭にて行われたプレミア上映では、観客から割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションが巻き起こり、観客や海外メディアからも絶賛の声が相次いだ本作。この日行われたフォトコールでは、インディ・ジョーンズとしては最後の出演となるハリソン・フォードがまさにインディ・ジョーンズのような、シックでダンディなスーツ姿を披露。さらに、本作でインディと行動を共にするヘレナを演じるフィービー・ウォーラー=ブリッジや、インディが対峙することとなる宿敵フォラー役マッツ・ミケルセン、さらに本作でスピルバーグから監督を引き継いだジェームズ・マンゴールドらが登場し、世界中から集まったメディアの写真撮影に応じた。その後の記者会見では、全世界で人気を誇るシリーズの集大成とあって、会場は各国のメディアの記者で超満員になるなど、熱気が溢れんばかり。ハリソン・フォードは、先日“名誉パルム・ドール”を受賞したことについて「言葉では言い表せない気持ちでした。今も言葉にならないんだ。カンヌという場所で温かく歓迎され、とてもいい気分でした」と、その喜びを表現。さらに、「良い映画を観たかったんだ。最後を飾るにふさわしい物語をね。これまで若さに頼って生きてきたこの男の、変わらなければならない姿を。人間関係にしても、もっと深いものと、人生の重みを見たかった。これ以上の脚本は望めないよ。これ以上の出演陣も。監督やジョン・ウィリアムズが吹き込んだ情熱や手腕もそう。本当に幸運なことだった」と、本作を共に作り上げたキャストやスタッフ陣への感謝を述べた。さらに本作でインディ・ジョーンズを引退する時だと思ったことについて、「私を見ればわかるだろう?(笑)少し立ち止まって休む必要があるからね」とユーモアを交えて会場を沸かせながら、「私はこの仕事も、このキャラクターも、彼が私の人生にあたえてくれたことも、そのすべてが大好きなんだ。それがすべてだね」とインディ・ジョーンズが彼の人生にとって大きなものであったことを明かした。そして、スピルバーグから本作を引き継いだジェームズ・マンゴールドは、本作の監督を引き受けた理由について、「ハリソンは伝説的なスターである前に、ひとりの役者であり、常に自分が演じるべきものを探しているんだ。彼と最初に話した時、脚本に求めてきたものは、この映画の存在意義だったんだ。彼のように疑問や要求をしっかりと持った人と仕事ができるのは、脚本家としてまたとない機会さ。簡単に答えを出さず、疑問を持てと言ってくれる人なんだ。私がこの映画に参加した大きな理由はそこだよ。ハリソン・フォードから芸術の誘いを受けたと感じたからなんだ」と、その大きな選択をしたきっかけについて振り返った。また、インディと対峙することとなるマッツ・ミケルセンは「俳優を志すずっと前の話ですが、僕はインディ・ジョーンズになりたかったんだ。彼にね。この映画は世界中にインパクトを与えたんだよ。『インディ・ジョーンズ』は誰からも愛されているんだ。その理由は、この映画には魅力があるからだと思うんだ。インディには欠点がある。彼は嘘をつき、盗みを働く。でも、私たちは彼のようになりたいと思う。それだけ、彼には魅力があるんだ。私の仕事仲間の多くは、特に監督の場合、この映画を観て監督になりたいと決心したんだよ。そんな作品に参加できてとても誇りに思っています」と、インディ・ジョーンズへの長年の憧れと『インディ・ジョーンズ』シリーズへ参加できた喜びを熱く語った。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』特報『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』6月30日(金)公開(C)2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2023年05月22日歌手の浜崎あゆみが28日、都内で行われた「リズム株式会社新商品発表記者会見」に出席した。国内での記者会見に登場するのは約8年ぶりとなった浜崎。「よろしくお願いします! わ~たくさんの方にいらしていただいて、ありがとうございます」と笑顔を見せた。この日は胸の谷間が見えるセクシーな白スーツ姿を披露。「久しぶりに白いスーツを着ました」と話した。浜崎は、美容専売メーカー・リズムの新商品「R-FACE BFTパック(アールフェイス BFTパック)」(3月28日発売)のブランドアンバサダーに就任。「こんな素敵なタイミングで素敵な商品のアンバサダーに任命していただいて感謝しています。ありがとうございます」と喜んだ。同商品は、“バスタイムを至福のエステタイムに変える”をコンセプトにした、お風呂で使用可能な炭酸ガスパックで、肌に塗布するだけで、皮膚の水分と空気中の水分に反応し、肌の新陳代謝を高め若々しい健康な肌に導くことが特徴となっている。新CMでは、浜崎が「ほぼすっぴん」で出演しているという。司会者から美肌を絶賛され、肌が強いのか聞かれると、「弱いんですよ。母親になってから自分のスキンケアの時間がなかなかとれなくて」と話していた。
2023年03月28日2023年にデビュー10周年を迎えたGENERATIONSが、3月21日都内で行われた活動報告の記者会見に出席し、今後の活動指針などを発表した。メンバーの白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、中務裕太は黒いスーツで会見場に登場したのだが、最後に現れた関口メンディーだけは、会見直前に『WORLD BASEBALL CLASSIC 2023』準決勝で逆転サヨナラ勝ちを決めた侍ジャパンのユニホームを着用。興奮冷めやらぬといった様子のメンバーを代表して「勝利、おメンディー! 村上(宗隆)さん、ありがとう!」と関口が叫ぶと、「メンバーにメジャーリーガーがいることを誇りに思う(笑)」(佐野)、「GENERATIONSも『WBC』ばりの盛り上がりを見せていけるように頑張りたいと思います!」(中務)とそれぞれが挨拶を続け、会見はスタートした。関口メンディー佐野玲於リーダーの白濱はまず「今日は縁起の良い日(『一粒万倍日』『天赦日』『寅の日』が3つ重なる最強開運日)。10周年イヤーのスタートを切るにふさわしいということで、みんなで決めました」と会見の経緯を明かし、これからの活動指針となるスローガンが「集まれ! 騒げ! 繋がれ!」であることを発表。直筆で書かれたボードを掲げ、「10周年を迎えたGENERATIONS、コロナ禍を終えて新たに走り出していきたい。GENERATIONSのエンタテインメントで日本中の人を集め、騒いで、繋がっていきたいという思いから決めました」と、この言葉に込めた思いを伝えた。白濱亜嵐数原は「今年は積極的にフェスにもたくさん出演したい。今一度自分たちのルーツ、自分たちの土台を皆さんにお届けするためにも、夢者修行のような気持ちで全国各地を回りたい」と、今後のフェスやイベント出演への意気込みを語った。数原龍友小森は最新アルバム『X』(3月8日リリース)のキャンペーンの一環としてTwitter上で行われている「#GENE_日本テンテン」に触れ、「今後もさらに日本各地でさまざまな方と繋がっていく機会が増えそう」と意気込み、中務も3月25日から始まるアリーナツアー『GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 "THE BEST"』について「皆さんとより近い距離で、集まって、騒いで、繋がりたい」と抱負を語る。今回のツアーでは声出しが解禁されるということで、佐野は「いただいた歓声をエネルギーにして、また皆さんに返していく。自分たちの歌とダンスを通して盛り上げていきたい」と意欲を見せた。小森隼中務裕太次に、10周年を機に制作したという新しいロゴとビジュアルを発表。まずロゴに関しては「この節目を迎えるにあたって、自分たちはどういう未来を描いていきたいかなどたくさん話し合いを重ねてきた。多様性や個性を尊重する時代の中で、メンバーもファンの方たちも一人ひとりのカラフルな色合いが集まって輪が広がっていく。そこから日本の新しい未来に繋がっていくようなイメージで制作しました」と片寄。メインビジュアルについて関口は「みんなイケメンディー(笑)。ちょっと大人なGENERATIONSになっています」と解説しつつ、長さの調整を繰り返しているという自身の髪型については「あまり高くなりすぎるとEXILE HIROさんに怒られちゃうから(笑)」というエピソードも披露していた。片寄涼太質疑応答では、個人的な今後の目標を問われた7人。「今はGENERATIONSをもっと盛り上げていきたいので、GENERATIONSだったら何ができるかなどを念頭に置いて、個人的な活動も頑張りたい」(白濱)「個人的にもたくさんの方にいい音楽を届けたいと思うけど、全てがGENERATIONSに返ってくるようにと思っている。GENERATIONSをもっと知ってもらいたいというのが、個人的にも頑張りたいこと」(数原)「日本中の多くの方にお会いして、さまざまな方の味方でいられるような人であり、アーティストグループを目指していきたい」(片寄)「僕と小森は17歳でデビューして。GENERATIONSで10年やってもまだこの年齢なのかってよく言われるが、今一度、原点回帰というテーマで頑張りたいと思う」(佐野)「EXILEの皆さんが“日本を元気に”と掲げた時、自分はまだ中学生で、ものすごく大きな夢をいただいた。今度は自分たちが“Love, Dream, Happiness”を解釈した新しいスローガンのもと、たくさんの子供たちに何か届けられたら」(小森)「全国各地でダンスをやっている子供たちも、これからの日本を繋いでいく大切な存在。若い世代の夢でありたいなと感じている」(中務)「僕の役割は、広告塔。GENERATIONSの露出を増やす意味でCM王になりたい(笑)。例えば今だったら、新生活が始まるから(自分の髪型にかけて)四角いランドセルとか」(関口)それぞれの夢や目標を語りながらも、自然と『WBC』の話題へ。数原は「今日は準備しながらみんなでずっと野球中継を観ていたんだけど、解説の方が『日本の野球は繋いでいく野球だ』と言っていて。日本ってやっぱりいいなと思ったし、この発表を控えている自分たちも侍ジャパンの皆さんに勇気をもらえた。優勝を目指して頑張っていただきたいし、逆に今度は、僕たちもその思いを音楽としていろんな方に届けていきたい」と抱負を語った。また、白濱は「もっともっと加速していきたいし、僕たちGENERATIONSが日本中の人たちを集めて、騒がせて、繋いでいきたい。日本を明るく、景気良くしていきたいなと思っています。これからもよろしくお願いします!」と今後の意気込みを語り、会見を締め括った。<リリース情報>New Album『X』発売中配信リンク:購入リンク:「ワンダーラスト」MV(YouTube限定Version)<ツアー情報>『GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 “THE BEST”』■2023年3月25日(土)・26日(日) 長野・長野市オリンピック記念アリーナ エムウェーブ4月15日(土)・16日(日) 愛知・日本ガイシホール4月22日(土)・23日(日) 東京・有明アリーナ5月17日(水)・18日(木) 大阪・大阪城ホール詳細はこちら:関連リンクHP: HP: Twitter: Instagram: YouTube:
2023年03月22日2023年2月27日、松野博一官房長官のTikTokに関する発言に注目が集まっています。TikTokは、中国系動画投稿アプリで、日本を含む多くの国にユーザーがいるSNSアプリです。産経新聞によると、同月23日、EUの欧州委員会が職員の公用端末でTikTokの利用禁止を発表しました。※産経ニュース欧州委員会の発表を受け、同月27日の記者会見では、松野官房長官に対し、日本政府のTikTokの利用状況を尋ねる質問が上がったのです。松野官房長官は、この質問に対し「政府職員が使用するスマートフォンなどの公用端末のうち、機密情報を扱う機器を対象にTikTokの利用を禁止している」と明らかにしました。広報目的など機密情報を扱わない場合も「さまざまなリスクを十分踏まえた上で、利用の可否を判断する」と説明しています。TikTokは、日本国内でも若い世代を中心に利用者の多いアプリ。そのため、SNS上ではさまざまな声が上がりました。・情報漏洩するリスクがあるってこと?頻繁に使っているから心配。・うちの会社では、機密情報にアクセスできる仕事用端末に、TikTokに限らず、不必要なアプリを入れないように部下に指示していますよ。・TikTokに限らず、完全に安全といえるアプリがなんなのか、教えてほしい。TikTokだけがやり玉にされているように見えてちょっとかわいそうな気もする。・公用に限らず、端末は仕事とプライベートで完全に分けるべきだよね。同日、Twitter上では『TikTok禁止』というワードがトレンド入りしました。今回の記者会見での発言によって、TikTokの利用に関し、企業や一般ユーザーでの扱い方に影響が現れるのでしょうか。多くの人が今後の動向に注目しています。[文・構成/grape編集部]
2023年02月27日2月17日の発射直前で、打ち上げ中止となったJAXAの次世代主力ロケット「H3」初号機。JAXAは同日午後2時から中止についての会見を行ったが、そこでの記者のある発言が物議を醸している。17日午前10時37分の打ち上げ予定時刻に向けて、ロケットの自動カウントダウンシーケンスも開始していたが、機体システムが異常を検知し、補助ロケットへの着火信号が送信されなかったため、発射中止となったH3。会見にはH3プロジェクトチームプロダクトマネージャであるJAXAの岡田匡史氏が出席し、事情を説明。原因については究明中とし、中止の受け止めについて問われると、「きょうという日を待っていたミッションオーナーや、見守ってくださっていた方が大勢いる。申し訳ないと思っているし、われわれもものすごく悔しい。一緒に頑張ってきた人に残念な思いをさせてしまった」と悔しさをにじませていた。問題となっているのは、会見開始から30分ほど過ぎに質問した共同通信社の男性記者のやり取り。まず記者は「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出した上で、「意図的なものじゃなくて止まっちゃたよということは、一般に言う失敗じゃないかと思うのですが、どうですか?」と質問。岡田氏は「こういった事象が時々ロケットにはあるのですが、その時に自分たちは失敗と言ったことがありませんので」と返答するも、記者は「みなさんの中では失敗と捉えてないけれども、失敗と呼ばれてしまうことも感受せざるを得ないという状況ではないですか。どうですか?」と食い下がる。すると、岡田氏はこうコメント。「どのような解釈をされるのかは、受け止められ方はもちろんあると思いますので、そうではないですとは言い難いんですけれども、ロケットというものは基本安全に止まる状態でいつも設計しているので、その設計の範囲の中で止まっている、つまり意図しないというのはそういう設計の範囲を超えて、そうじゃない状態になることは大変なことになると思いますが、ある種想定している中の話なので、そこに照らし合わせますと失敗とは言い難いと思います」「失敗とは言い難い」と断言した岡田氏だが、記者は「確認ですが、つまりシステムで対応できる範囲の異常だったけれども、考えていなかった異常が起きて打ち上げが止まった。こういうことですね」と再度確認をする。これに対して岡田氏は「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です」と返答してやり取りは終了するかと思いきや、最後に記者はこう言う。「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」やり取りの中で“失敗”という言葉にこだわり、失敗ではないと否定したJAXAに対して、「それは失敗といいます」と締めくくった記者。この“指摘”にネット上では、批判が殺到した。《JAXA会見、共同の記者の質問聞いてるけど何なん腹立つ》《JAXAの担当者の方が丁寧に説明してるのに「失敗」ありきで人の話も聞かず最後に言い捨ててく共同の記者マジで酷いな》《共同の人の質問、ひどいね。「一般にそれは失敗という」って、「一般」を自分で勝手に定義するなよ》
2023年02月18日1 月 12 日、舞台「『画狂人北斎』―2023―」の制作発表記者会見が東京都墨田区・向嶋墨堤組合で行わ れ、キャストの西岡德馬、雛形あきこ、馬場良馬、谷桂樹、津村友与支、水谷あつし、演出を手掛ける宮本亞門が登壇した。本作は、世界に名だたる画家の葛飾北斎と、その娘・お栄の親子関係を軸に、二人を取り巻く高井鴻山、柳亭種彦との人間模様を描いた物語。狂人であり、人間味あふれる北斎の生き様に振り回された人たち。江戸と現代を行き来する展開の中で、それぞれの時代を生きる6人の人間たちを通し、どこかうらやましくもある北斎の生き様から、現代人に“人生とは何なのか”“人間とは何なのか”を問いかける。西岡が主人公の葛飾北斎を、雛形あきこが娘のお栄を演じるほか、馬場が高井鴻山と柳川時太郎の2役を、水谷が柳亭を、津村が現代の北斎研究家・長谷川南斗(みなと)を、谷が南斗の弟子であり、絵が描けなくなっている若手画家・峯岸凜太を演じる。登壇した西岡は「宮本亞門さんが演出すると聞いて大船に乗ったつもりでおります。“画狂人”というタイトルということで、私は“暴走老人北斎”になるか、“爆発老人北斎”になるか、どんな老人になっていくのか。私は“德馬”という馬なので、稽古中も走りすぎてますので亞門さんに手綱を引き締めてもらって、徐々に馴らしていってもらおうという状態です」と話し、「芝居を初めて55年なので、55年の集大成を葛飾北斎の70歳からの集大成に合致させて頑張っていこうと思っております」と意気込んだ。娘・お栄役の雛形は「葛飾北斎とお栄の関係性は、親子であり、師匠と弟子であり、不思議だけどとても合致しているように感じたので、そんな部分を魅力的に出せたらいいなと思っております」と西岡との共演が楽しみだと答えた。演出を手掛ける宮本は「德馬さんは北斎そのものです。稽古場でもすごいですし、この後どうなるか、どこまで私が手綱を絞めることができるのでしょうか(笑)。とにかく北斎は神奈川沖の網裏を73ぐらいから始めて版画をやって、その後、直筆画を90歳になるまで『まだ足りない』って、年齢なんか関係ない、これから生きてやるぞというエネルギーを持っていました。今回、全国を回りますので、多くの方に見ていただきたいです」と北斎から刺激を受けて、それが活力になっていると明かした。北斎が暮らした墨田区について、宮本は「今回の北斎の上演に際して、役場だけじゃなく美術館などでいろんな方とお会いして感じたのは、日本のモノづくりの原点はここなんじゃないか、と。工場もありますし、一つ一つ大切に作っているところが“墨田”というイメージがあるんです。だから北斎も墨田を出なかったですし、ここで一つ一つ絵を入り込んで描いていた最も心地いい場所だったのかなって思いました。僕にとっても、歩いているだけで幸せな気持ちになれる場所です」と語った。西岡は「出身が横浜なので、昔はこのあたりのことをあまり知らなかったんですけど、文学座に入ってからここを舞台にする作品が多く、よく散策しながら芝居のことを思ったりしました。つい最近、私ごとですが、娘が結婚した相手が両国に住んでおりまして、そこから急にこの辺と縁のあることが増えました。ホント、ビックリです」と縁が増えたと笑顔で答えた。最後は、全員が本公演に向けての意気込みを語った。【登壇者の意気込みコメント】「私は今回3回目の出演となりますが、キャストも一新されましたので新作と言ってもいいんじゃないかと思っております。稽古のたびにどんどん台本が変わるんです。とても刺激的な作品になっておりますのでよろしくお願いします」(津村)「キービジュアルにも書かれているように、“生きろ”というメッセージがすごく詰め込まれている作品です。僕自身、人生は無限ではなく有限であることを心がけているんですけど、“生きろ”ってシンプルな言葉ってすごく届くなって思いました。そのメッセージをこの舞台を通してたくさんの方に伝えたいなと思っております」(谷)「こんな時代にお芝居ができて、このカンパニーに入れてもらえて嬉しく思っております。ドーンと大砲で穴を開けるような大作になっておりますので宮本先生に付いていきたいと思います」(水谷)「演劇狂人と呼ばれる宮本先生の元、葛飾北斎を演じる西岡德馬さんをはじめ、演劇狂人の方が集まってお稽古している毎日が本当に楽しいです。僕も少しでも“狂人”に近づけるように、そして葛飾北斎という人間の魅力を少しでもお届けできたらいいなと思っております」(馬場)「まずはたくさんの方に見ていただかなくては!と思っておりますし、後悔させない作品づくりをしたいと思いますのでぜひよろしくお願いします」(雛形)「人間は限りある命ですが、それが燃え尽きるまで!もしかしてまだ燻っているものがあると思っている方々、まだやれるんじゃないかと思ってもらえるような作品にしたいと思いますので、どうかたくさんの方に劇場に足を運んでいただきたいと思います」(西岡)「“画狂人北斎”、新たなキャストとスタッフによって徹底的に楽しくなっております。演出家がいうのもなんですが、こんなに深みのあって、エネルギッシュで、見に来てくれる人たちの心にガツーン!とくる舞台はないんじゃないかと思っております。小さくなってる場合じゃない。さぁ、生きろ! 自分なりに生きてください!と感じて劇場を出ることになると思います。ぜひ劇場に足をお運びください」(宮本)「『画狂人北斎』―2023―」は、2月2日(木)・3日(金)の東京墨田区プレビュー公演・曳舟文化センターを皮切りに、東京凱旋公演となる3月22日(水)〜26日(日)までの紀伊國屋ホールまで全国13カ所25公演を予定。<公演概要>公演名:舞台『画狂人北斎』-2023-演出:宮本亞門脚本:池谷雅夫出演:葛飾北斎:西岡 德馬お栄:雛形 あきこ高井鴻山/柳川時太郎:馬場 良馬峰岸凜汰:谷 佳樹長谷川南斗:津村 知与支柳亭種彦:水谷 あつし公演日程:<東京墨田区・プレビュー公演>曳舟文化センター(〒131-0046 東京都墨田区京島1丁目38−11)2023年2月2日(木)~3日(金)チケット:8,500円(税込・全席指定)<札幌公演>カナモトホール(札幌市民ホール) : 2023年2月8日(水)<京都公演>ロームシアター京都サウスホール: 2023年2月12日(日)<広島公演>JMSアステールプラザ中ホール: 2023年2月15日(水)<石川・金沢公演>北國新聞赤羽ホール: 2023年2月22日(水)〜2月23日(木・祝)<大阪・枚方公演>枚方市総合文化芸術センター 小ホール: 2023年2月25日(土)<大阪・池田公演>池田市民文化会館(アゼリアホール): 2023年2月28日(火)<大阪・吹田公演>吹田市文化会館(メイシアター): 2023年3月2日(木)<鹿児島公演>霧島市民会館: 2023年3月5日(日)<福岡公演>ももちパレス(福岡県立ももち文化センター): 2023年3月7日(火)<秋田公演>あきた芸術劇場ミルハス: 2023年3月11日(土)<長野・小布施公演>小布施町北斎ホール: 2023年3月18日(土)〜3月19日(日)各地公演情報は公式ホームページをご確認ください。<東京凱旋公演>紀伊國屋ホール( 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目17−7 紀伊國屋書店新宿本店4F)2023年3月22日(水)~26日(日)チケット:9,500円(税込・全席指定)【全国 13カ所25回公演】問い合わせ:エヌオーフォー【NO.4】 no.410212013@gmail.com 公式ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月13日1月14日(土)より放送が開始される「大病院占拠」の記者会見が開催され、櫻井翔、比嘉愛未、ソニン、渡部篤郎が意気込みやドラマの魅力を語った。本作は、謎の覆面武装集団に占拠された病院を舞台に、櫻井翔演じる休職中の捜査官が、人質を救うために奔走するタイムリミット・バトル・サスペンス。2019年/2021年に放送された人気ドラマ「ボイス 110緊急指令室」の制作チームが再び結集し、完全オリジナルで緊迫のストーリーを作り上げた。そしてこの度、放送開始に先駆けて、ドラマを撮影している神奈川県内のスタジオセットにて、制作発表会見が行われた。出演者を代表し、櫻井翔、比嘉愛未、ソニン、渡部篤郎が登壇。櫻井さんは、占拠事件に巻き込まれた神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事・武蔵三郎を、比嘉さんは、武蔵の妻で人質となってしまう心臓外科医の裕子を演じる。渡部さんは、武蔵とともに武装集団に対峙する神奈川県警本部長の備前武を、ソニンさんは現場で指揮をとる管理官の和泉さくらを演じる。櫻井翔本作が初の「刑事役」への挑戦となる櫻井さん。「火薬が入った拳銃をドラマの撮影で撃つのも初めて」と語り、これまで数々の作品に出演してきた中でも、初めての経験が沢山あったという。演じる武蔵の役柄については、「作品全体が土臭いというか、男っぽい作品で、武蔵も男臭い役柄」とコメント。更に「撮影現場で監督やカメラマンから『男が見てカッコいい』と何度も言ってくれるんですが、女性目線は大丈夫なのかなと(笑)」と撮影時のエピソードにふれると、すかさず比嘉さんが「女性から見てもかっこよかったです!」とフォローする一幕も。続けて「タイムリミットが肝なので、走ったり階段を駆け上がったりするシーンが多く、スクワットを沢山やっておいたおかげで筋肉痛にならずにすんでいます」と身体づくりも万全の状態で挑んでいると明かす。ドラマや映画など、刑事が主人公を務める作品が多数ある中で、「これまでに見たことがないような刑事像を作れたら」と力強く意気込みを語った。比嘉愛未比嘉さんは、「役者人生15年間、毎年、医療ドラマに出演させて頂いていることもあり、器具や医療用語などは、体になじんでいます」と語りながらも、今回の心臓外科医役について「医者の中でも特に高い技術が求められる役柄にプレッシャーを感じました」と語る。更に、立てこもりの犯人に銃を向けられながらも手術に臨むシーンがあるとのことで、「緊張感の中で、冷静にオペできるのか、スリリングな展開にも期待してほしい」とアピールした。ソニンソニンさんも、今回が初の刑事役。「事件の指揮官に任命される重要なポジションなのでプレッシャーがすごかった」と語り、優秀な指揮官として演技に説得力をもたせるために「専門用語を叩きこむために、スタジオを借りてお稽古しています」と、役作りのためのたゆまぬ努力を明かす。今回の会見を開催した現場指揮本部のセットでの撮影シーンが多いとのことで、「高いヒールを履いて、一切座らないという役柄なので、久しぶりに座りました(笑)」とコメントし、会場を沸かせた。渡部篤郎渡部さんは、今回ドラマに出演するにあたって、「プロデューサーや監督から、いいものを作って届けようという強い思いを感じた」とコメント。ドラマの見どころについては「沢山あると思います」と語り、「完全オリジナル作品で、台本を読んだ時の展開がすごく早く、一話一話の展開がすごく良い」と述べ、「各話の中に、次に繋がる要素が隠れているので、私自身もすごく楽しみにしている」と、自ら演じながらも、今後のスリリングな展開に期待をのぞかせた。クロストークでは、撮影現場の雰囲気について聞かれた櫻井さんが「100名を超えるエキストラの方が参加するなど、撮影のスケールが大きく、更に『タイムリミット・バトル・サスペンス』の名の通り、あらゆるシーンで時が迫ってくる作品なので、『あと数分で何かが起きてしまう』という中で、それぞれが役割を全うする緊張感が溢れている」と語った。比嘉さんは、まだ解禁されていない鬼役キャストとの共演エピソードに触れ「鬼役のキャストさんが皆さんがいい人ばかりで、撮影が進むにつれて仲良くなってきてしまい(笑)、私は人質役なので、人質として怯える怖さをなくさないよう、切り替えて臨むようにしています」と話すと、櫻井さんが「鬼さんと一緒にお弁当を食べてますもんね(笑)」と突っ込み、笑いを誘う場面も。ソニンさんは「(鬼の情報については)関係者の中でもトップシークレットなので、台本にも『出演者・青鬼』と書かれている」など、現場での徹底された情報管理についても明かした。会見の最後に、櫻井さんは「このドラマが描くのはたった一日の物語。24時間を全10話かけて描いていく作品」であると述べ、「スリリングでハラハラするオリジナル作品。それぞれが信じる正義の強さと、時にその脆さ・儚さが見え隠れする作品になると思いますので、是非最後までお付き合いいただけたら」と視聴者に向けメッセージを送った。新土曜ドラマ「大病院占拠」は1月14日より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年01月12日2023年3月より上演されるミュージカル『ジキル&ハイド』の製作発表記者会見が12月20日、都内で行われ、主演のヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド役の石丸幹二と柿澤勇人が出席。共演の笹本玲奈、真彩希帆、Dream Ami、桜井玲香、石井一孝、上川一哉、畠中洋、栗原英雄、演出の山田和也と共に登壇した。前列左から)演出の山田和也、出演のDream Ami、笹本玲奈、石丸幹二、柿澤勇人、真彩希帆、桜井玲香後列左から)上川一哉、石井一孝、栗原英雄、畠中洋ミュージカル『ジキル&ハイド』は、19世紀のロンドンを舞台に「人間の善と悪の両極端の性格を分離できれば、人間のあらゆる悪を制御し、最終的には消し去る事ができる」という仮説を立て、開発した薬で人体実験を試みようとするジキル博士と、彼を取り巻く人々の運命を描いた恐ろしくも美しい物語。2001年に鹿賀丈史主演で日本初演、そのパワフルな楽曲とスリリングな物語が話題を呼び、2003年・2005年・2007年と絶え間なく再演を重ねるほどの人気作に。石丸は2012年よりジキル役を務め、2016年の再演、2018年の再再演を経て今回が4度目の主演。そのバトンを引き継ぐ柿澤を新たに迎え、初演以来初めてジキル役Wキャストとなる2023年版で有終の美を飾る。ミュージカル『ジキル&ハイド』より、「時が来た」を披露する石丸幹二と柿澤勇人会見冒頭では石丸と柿澤が劇中歌「時が来た」を歌唱披露。力強く美しい歌声で歌い上げ、公募によるオーディエンスも参加する会場を一気に“ジキハイ”ムードに。会見では、日本初演以来、四半世紀近くに渡り上演されている本作について、山田が「準備を始めたのは20世紀だったんだなとびっくりしました。長い生命力を持った作品に携われたこと。そのご恩にまず感謝しています」と感慨深く語り、前回(2018年)から5年近く経っているが、「自分の意識のなかではついこないだのように感じています。それくらいインパクトのある作品」と石丸も熱い想いをのぞかせ「この役をやるにあたっては非情に体力が必要背筋をだということを思い出しました。カッキ―(柿澤)に負けないように、私も体力をつけて臨みたいと思います」と背筋を伸ばす。山田和也石丸幹二初演の鹿賀バージョンと石丸バージョンの両方を観ているという柿澤は、「大スターたちがやる役だと思っていたので若造の僕がやるとは思っていなかった」と恐縮しながらも「若輩者なりにがむしゃらに、皆さんの刺激を受けながら、そして石丸さんのいいところ、素敵なところを沢山盗ませてもらって、なんとか新しいジキル&ハイドがつくれたら」と意気込む。柿澤勇人ジキルとハイドの間で揺れ動きながらも破滅的な運命を辿る娼婦のルーシー役は、2012年より石丸と共に出演している笹本と、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で、退団後も数々のミュージカルに出演、本作には今回が初参加となる真彩のWキャスト。2012・16年はエマ役、2018年にルーシー役を務めた笹本は、「ふたつの違う世界からヘンリーとハイドをみて、本当にこの作品にかける想いというのは今までにないくらい大切な作品になってきました。この作品は心も疲れてしまう作品なので、身体と心の健康を保ちながらカンパニーと一緒にまとめていけたら」と語る。笹本玲奈主演の柿澤とは現在上演中のミュージカル『東京ラブストーリー』で永尾完治役と赤名リカ役で共演しており、司会から稽古に向けて楽しみなことを聞かれると「カッキ―が(『東京ラブストーリー』とは全く違う役柄なので、いったいどのように豹変するのか本当に楽しみにしています」と期待を寄せる。真彩希帆本作の大きな魅力のひとつでもあるフランク・ワイルドホーンの楽曲に挑戦するのが楽しみと語る真彩は「チャレンジすることがいっぱいあるので筋力づくり、声帯づくりを稽古場から聞けるんじゃないか」と胸を膨らませた。石丸から「フランクが肉食獣になれって言ってたよ」とアドバイスされると「私野菜が好きなんですけど……」と返し場内を沸かす場面も。ジキルの婚約者で彼を一途に信じ、支え続けるエマ役は共に新キャスト。本作がグランドミュージカル初挑戦となる歌手でダンサーのDream Amiと、元乃木坂46で卒業後も多くのミュージカルで着実なステップアップを見せる桜井玲香がWキャストで務める。「長年愛されるこの作品と超実力者の皆さんに囲まれて、私も今までに感じたことのない新しい自分を発見できるんじゃないかな、といまからすごくワクワクしております」(Dream Ami)、「色々なものを吸収し学びながら、エマと言う力強くそして愛情深い女性をしっかりと信念をもって演じられたら」(桜井)とコメント。Dream Ami桜井玲香歌と芝居と音楽が一体となった一級のエンタテインメントジキルの親友でストーリーテラーでもある弁護士のアターソン役は、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役をはじめ確かな歌唱力で数多くのミュージカルに出演してきた石井と、『リトルマーメイド』エリック役で日本オリジナルキャストを務めるなど実力と人気を兼ね備える上川が、こちらも共に新キャストとして挑む。石井一孝本作への出演を熱望し、「ジキルの実験室のフラスコ役でもいいから出たいと思っていた」という石井は、「日本初演前から(オーストラリアのミュージカル俳優)アンソニー・ワーロウが歌うコンセプト版CDを海外から取り寄せてまで聴いていた。それくらい好きな作品」と愛情たっぷり。ジキルを演じる柿澤とは20歳近く年の差があるため、「おじさんに見えないように、なんとか若々しさを存分に出して、カッキ―(ジキル)の親友にみえるように頑張りたいと思います」と意気込み、上川も「(劇団四季在籍時以来)久しぶりに再会したカッキ―と一緒にできること、本当に嬉しく思っております。初参加なので全力で作品にぶつかっていきたいと思います」と喜びも交えて語る。上川一哉「歌と芝居と音楽が一体となった一級のエンタテインメントだと思うので、どうぞ皆さん楽しみにしていてください」と力強く語るのは、エマに想いを寄せ、ジキルと対立するストライド役として、石丸版の初演から本作を支えるベテラン畠中。畠中洋そして石丸・柿澤・上川と同様劇団四季出身で、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での柿澤との共演も記憶に新しい栗原は、エマの父親で病院の理事であるダンヴァース卿を新キャストとして務める。「善というのが実は悪であり、悪というものが善になる。そういったところを追及して、この物語の時代と現代をうまくリンクさせていきたい」と想像を膨らませる。栗原英雄主演の石丸と柿澤について、山田は「期待以上の事をみせてくださるおふたりなので、体力が続く限り、表現の果てまでいっていただけると嬉しい」と真摯に語りつつも「毎回稽古場で石丸さんのセクシーさ、エロティックさをどうやってお客様に届けるかということでスタッフがすごく頭を悩ませている」と明かし「今までの“ジキハイ”史上、最もエロティックにやっていただけたら」とリクエスト。石丸は「ちょっと透かし絵的なエロティックさを見せていきましょうか」と返し、柿澤も「山田さんに『ちょっと柿澤それ、みんなドン引いちゃうからやめて』と言われるまでやりたいと思います」と応戦。劇団四季では石丸が退団する2007年に柿澤が養成所に入所したため共演の機会はなかったが、「憧れの存在。共演できるとは思っていなかった」(柿澤)、「これからの四季を背負っていく人間が入ってきたんだなという思いで注目していた」(石丸)と当時の印象を語る。時を経て、Wキャストとしてタイトルロールを演じるふたりが率いる2023年版ミュージカル『ジキル&ハイド』に期待が高まる。ミュージカル『ジキル&ハイド』は、2023年3月11日(土)~28日(火) 東京国際フォーラム ホールCにて上演。その後愛知・山形・大阪にて上演を予定している。<公演情報>ミュージカル『ジキル&ハイド』【東京公演】2023年3月11日(土)~3月28日(火)会場:東京国際フォーラム ホールC※追加公演として、3月23日(木)18時公演が決定。1月21日(土)よりチケット前売り開始予定【愛知公演】2023年4月8日(土)・9日(日)会場:愛知県芸術劇場 大ホール【山形公演】2023年4月15日(土)・16日(日)会場:やまぎん県民ホール【大阪公演】2023年4月20日(木)~4月23日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報はこちら:
2022年12月21日12月16日(金) 公開のドキュメンタリー映画『戦場記者』より、本作を紐解くスペシャルインタビュー映像が解禁された。本作は、世界の紛争地を飛び回ってきた日本人記者の視点から“戦場の今”を映し出すドキュメンタリー映画。ガザ、ウクライナ、アフガニスタンなど世界の戦地における国際ニュースだけでは知りえない戦争の残酷さを現実として突きつける作品となっている。この度、解禁となった映像では、中東を中心に世界中を飛び回る記者・須賀川拓の紛争地取材に掛ける想いを語るインタビューに加え、須賀川と同じ職場で共に働き、見守ってきたTBSロンドン支局長(当時)・秌場聖治や、共に取材地へ同行しているカメラマンの渡辺琢也から見たテレビ記者としての須賀川を語るシーンも収められている。その中で須賀川は、「“戦場”と“日常”は紙一重」と様々な紛争地を取材した彼だからこその見方を率直に語る。さらに「空爆された現場はもうこの世の地獄。でもその反対側の道には、これまで通りの日常がある。従来のテレビは、その瓦礫(の映像)から入るんです。瓦礫しか見せない。でもそうじゃないんです。瓦礫の隣を見ると、ケバブ屋がケバブを焼いている。そして『いらっしゃい。いらっしゃい』と言っている。そういった映像を見せることを今まであまりしてこなかった、してこられなかったんです。1分2分3分ではできない。今は映画やインターネットを含めて表現の幅が広がったので、それをちゃんと見せることができる。いろんな考え方があると思うんですけど、あの空爆の現場だけ見せたら、かわいそうだけで終わっちゃうんですよ。『大変そうだな』、『かわいそうだな、遠く離れたところで』って。でも戦争って、それだけじゃないんですよね。表現の幅が狭かったからできなかったことが、今これだけ拡がったからできるようになった。」と、ウェブ動画や本作のような映画といった試みによって、これまで時間の制限ゆえに戦争の現実をごく一部しか報じられなかったテレビ報道の枠を超えていけるようになったと話す。そんな須賀川に対して、秌場聖治は「須賀川はすごいですよ。ずっと喋っていることができる人はあんまりいないんですよ。それはそこまでに勉強してきて、普段から蓄積してきた知識みたいなものがあって初めて喋れる。その引き出しをガッと開けて、そこから掴んで喋るっていうことができる人っていうのはそんなに多くはない。テレビ記者として大事なスキルだと思います」と須賀川の強みを語る。さらに取材で何度も須賀川に同行しているカメラマンの渡辺琢也は「須賀川さんとか、色々な日本の記者が現場に行ってレポートすることが大切なんだと思います。現場に日本人がいることに意味がある」と、須賀川だけではなく、日本人特派員が現場に入りレポートすることの重要性を強調している。また、本作の公開に合わせて緊急帰国することになった須賀川監督と、ゲストによる生配信スペシャル特番が12月17日(土)に配信されることが決定。ジャーナリストの峯村健司氏と政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏をゲストに迎え、『戦場記者』にまつわる話から、ウクライナ戦争をはじめとする世界情勢、進化するジャーナリズムなど多岐にわたる内容で深堀りする。『戦場記者』スペシャルインタビュー映像『戦場記者』12月16日(金) 公開【映画『戦場記者』スペシャル特番開催概要】配信日時:12月17日(土)21:00~22:30予定(生配信)配信サイト: 「共感シアター」()※オンラインで出演者が集合トークしている模様をお届けします。ゲスト:須賀川拓監督/峯村健司(ジャーナリスト・青山学院大学客員教授)/ナザレンコ・アンドリー(政治評論家)聞き手:奥浜レイラ
2022年12月13日2023年1月に上演されるオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『悪魔の毒毒モンスターREBORN』の記者会見風動画「悪魔の毒毒モンスター トンデモ記者会見!?」が公開された。本作は、1984年に公開されたアメリカのカルト・ムービー『悪魔の毒々モンスター』を、『メンフィス』でトニー賞を受賞したジョー・ディピエトロが脚本、ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアンが音楽を手がけ、2009年にオフ・ブロードウェイで上演された“ぶっ飛んだコメディミュージカル”。2020年に日本初演となる東京公演が上演されたものの、新型コロナウイルスの影響を受け、予定していた大阪公演は中止に。今回待望の再演となる。公開された動画は、「毒毒モンスター」の見どころや爆笑ポイントをキャストと演出の池田テツヒロ自ら紹介する動画のダイジェスト版。初演での手応えや、“REBORN”となる今作のパワーアップポイント、さらに主演・福田悠太(ふぉ~ゆ~)が演じるモンスターの姿を見ることができる。なおモンスターのマスクはまだ仮のマスクとのことだ。また、12月17日(土) 28時5分より放送の『イベ検』(関東ローカル)では、テレビ朝日の本間智恵アナウンサーが稽古場に潜入。独自の目線で作品の魅力をキャストたちにインタビューする模様がオンエアされる。悪魔の毒毒モンスター トンデモ記者会見!?<公演情報>『悪魔の毒毒モンスターREBORN』脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ翻訳・歌詞対訳:可児理華音楽監督:岡崎司振付:足立夏海/原田薫【出演】福田悠太(ふぉ~ゆ~)平野綾 林翔太 宮原浩暢(LE VELVETS)霧矢大夢【東京公演】2023年1月14日(土) ~22日(日) EX THEATER ROPPONGI(全12回)■アフタートークショー1月15日(日) 17:30公演(福田悠太・林翔太・宮原浩暢)1月19日(木) 13:00公演(福田悠太・霧矢大夢・平野綾)【大阪公演】2023年1月27日(金) ~29日(日) サンケイホールブリーゼ(全4回)■アフタートークショー1月27日(金) 18:30公演(福田悠太・霧矢大夢・宮原浩暢)【チケット料金】全席指定11,500円(税込)※未就学児入場不可チケット情報はこちら:<番組情報>テレビ朝日『イベ検』12月17日(土) 28:05~放送(関東ローカル)『悪魔の毒毒モンスターREBORN』稽古中の現場にテレビ朝日の本間智恵アナウンサーが潜入。キャストへのインタビューの模様をオンエア関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2022年12月12日12月1日(木)、びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)にて2023シーズンよりヴィッセル神戸に加入する泉 柊椰(4年次生)の記者会見を開催しました。びわこ成蹊スポーツ大学からは、7年連続21人目のJリーガー誕生となります。開催に当たっては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、報道関係の皆様を対面及びリモートを併用したハイブリッド型でつなぎ実施しました。会見登壇者(左から望月 聡監督、泉 柊椰、幸田 将和氏、近藤 岳登氏)■会見概要*日本を代表する選手を目指した活躍に期待!会見には、ヴィッセル神戸強化部スカウトの幸田 将和氏、本学からは望月 聡サッカー部監督が出席。さらに、本学卒業生で初のJリーガーとして「ヴィッセル神戸」へ加入された近藤 岳登氏をスペシャルゲストにお招きしました。望月監督は「ドリブル突破が武器。今後も厳しい環境でも伸びるために必要な『考える力・解決する力』を持っている」と泉選手の特徴を紹介。幸田氏は「大学に進学し、Jリーグで活躍できるレベルに成長してくれた。日本代表を目指して活躍してほしい」と今後の活躍を期待。スペシャルゲストの近藤氏からは「ファン感謝祭を一番頑張れ!ファンを大事に、人間として愛される選手になってほしい」とユーモア溢れる近藤氏らしいエールを送っていただきました。*4年後のW杯を本気で狙う!質疑応答では「世界で活躍する三笘選手に対して憧れは抱いているか?」という質問に対し、泉選手は「三笘選手がボールを持つとワクワクする。そんな選手を目指したいが、4年後のW杯を本気で狙っている。だからこそ、憧れをなくすタイミングを自分自身が成長して作りたい」と力強く抱負を語りました。*本学卒業生で初のJリーガーとして活躍した近藤 岳登氏とのスペシャル対談会見終了後には、第2部として泉選手と近藤氏、さらに2人をJリーグの世界へスカウトした幸田氏の3名によるスペシャル対談を開催。司会はスポーツビジネスコースの城島 充教授が担当し、3名の個性が溢れる大いに盛り上がる対談となりました。対談中、本学さらにはヴィッセル神戸の先輩として近藤氏から「試合のプレーは100%でやらない。今はわからなくてもいつかわかる。準備は100%。試合では力を抜いてプレーしてほしい。自分ができなかったからこそ、泉くんにはしてほしい」と泉選手へメッセージ。さらに、質疑応答を行った在学生に対しても「プロで活躍する選手と戦えるレベルを目指して、常に上を見ることで成長スピードが速くなる」とアドバイスいただく場面も見られました。会見で笑顔で回答する泉 柊椰近藤 岳登氏(右)に祝福される泉柊椰■泉選手コメント順風満帆なサッカーキャリアではなかった。今回、加入することができたが、これからもいくつもの壁に直面することになる。その度に、これまでの経験を活かして乗り越えたい。そしてヴィッセル神戸の勝利に貢献したい。来シーズンはチームに新しい風を吹かせて、ヴィッセル神戸の勝利を決定づけるような選手として活躍したい。ドリブラーとしてゴールやアシストでチームの勝利に貢献したい。■プロフィール氏名 : 泉 柊椰(いずみ とおや)生年月日 : 2000年12月2日出身地 : 大阪府身長/体重: 174cm/62kgポジション: MFサッカー歴: 八尾太陽リンクスSC→柏田SC→ヴィッセル神戸U-18→びわこ成蹊スポーツ大学■今後について泉選手の所属するびわこ成蹊スポーツ大学サッカー部は、12月8日に開幕する第71回全日本大学サッカー選手権大会へ出場します。■大学概要商号 : 学校法人大阪成蹊学園 びわこ成蹊スポーツ大学代表者: 学長 大河 正明所在地: 〒520-0503 滋賀県大津市北比良1204番地設立 : 2003年4月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月05日元雨上がり決死隊の宮迫博之、YouTuberのヒカルが8日、都内で行われた「牛宮城 EC事業開始およびヒカル監修新メニュー発表記者発表会」に出席した。今年3月にオープンした宮迫が運営する焼き肉店「牛宮城」と、インフルエンサーマーケティング事業を手掛ける企業「トリドリ」が、「飲食店×インフルエンサー」という飲食店経営の新しい形「飲食店2.0プロジェクト」を発表。その第1弾として牛宮城がこの施策に挑戦していく。それに伴い、EC事業を開始。ヒカル監修の新メニューも登場した。宮迫とヒカルが公の場にそろって登場するのは久しぶり。ヒカルは「記者会見したことないです」と言い、宮迫は「俺はけっこう経験はあるんですけど、あんまり良い思い出はない。今日はいいパターンの記者会見」と話し、MCから「フラッシュ怖くないですか?」と聞かれると、「全然。温かいです」と笑顔を見せた。そして、EC事業開始について、宮迫は「コロナ禍が今も続いていますが、飲食店の方々と話す機会も多くて、いかに今が大変な時期なのか実感しています。その突破口として、通販は接客ではないので、通販をやっていくということに力を入れていこうかなと。従来の通販は広告にお金がかかっていたんですけど、今はSNSで発信することで知っていただけるようになってきている。インフルエンサー×飲食店の最強モデルケースを作っていきたい」と意気込んだ。
2022年11月08日舞台『巌流島』の制作発表会見が10月26日、物語の舞台にもなった山口県下関市・関門海峡に浮かぶ巌流島(船島)で行われ、剣豪・宮本武蔵を演じる横浜流星、宿敵である佐々木小次郎役の中村隼人、演出を手掛ける堤幸彦氏が出席。その模様がオンライン配信された。歴史に残る対決として世に知られている、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてたオリジナル作品『巌流島』。新解釈、新設定をもとに描くアクション時代劇であり、2020年の全公演中止を経て、ファン待望の上演が決定。2023年2月10日から22日の東京・明治座公演を皮切りに、全国各地で上演される。“決闘の地”を初めて訪問したという横浜は、「まさに戦いにふさわしい場所。この場で、(当時と)同じ空気を吸えることは感慨深いですし、必ず役作りにも活かせるはず」と早くも武者震い。2020年の公演中止については「悔しい思いをし、責任も感じた」と振り返り、「あの頃からの積み重ねで、より深みのある武蔵を演じたい。ともに稽古をした仲間たちの思いも背負って、一致団結し、最高に熱い作品を届けられたらと思います」と闘志を燃やした。マキノノゾミの脚本による武蔵像は「戦う意味や心の揺れ、葛藤が色濃く描かれている」といい、「史実を大事にしながら、自分にしか出せないものを表現したい」と意気込みも。「世界観はもちろん、武蔵と小次郎それぞれの生き様や、生々しい殺陣など、見どころがたくさん。皆さんの心に残る作品にしたい」とアピールした。一方、歌舞伎公演以外での本格的な舞台出演は今回が初となる隼人は、「すでに出来上がったカンパニーには、熱量も残っていると思うので、(中止になった当時は)携わっていない自分が入るのはプレッシャーや緊張もある」と胸中を明かし、それでも「自分が新しい風となり、作品のエネルギーになれれば」と前向きな姿勢を示した。両名はポスター撮影で初対面を果たしたそうで「物腰は柔らかいんですけど、内に秘めた熱いものを感じた。舞台に関しては大先輩なので、胸を借り、ぶつかって、切磋琢磨しながら、高め合っていければ」(横浜)、「繊細なお芝居をされるイメージだったので、無骨で男くさい武蔵をどう演じるんだろうかと楽しみ」(隼人)と“共闘”に期待を寄せていた。マキノ氏とのタッグで、これまで『真田十勇士』や『魔界転生』などのヒット作を生み出している堤は「巨大LEDを使いながら、自由自在に背景が変わっていく。テクノロジーを駆使し、舞台における最新型をお見せしたい」と役者陣に負けじと強い意気込み。同時に「基本はおふたりの汗、血、涙といった従来の演劇の力強さが、間近で見える」ことも意識するといい、「激しくうごめく時代の話であり、個人的な物語でもある」と説明。史実の決闘は、ほんのわずかな時間で雌雄を決したとされるが「今回の舞台では、そうはいかない。決闘のシーンは、かなりしつこいです(笑)」と期待をあおっていた。取材・文:内田涼<公演概要>舞台『巌流島』舞台『巌流島』メインビジュアル脚本:マキノノゾミ演出:堤幸彦出演:横浜流星、中村隼人、猪野広樹、荒井敦史、田村心、岐洲匠、押田岳、宇野結也、俊藤光利、横山一敏、山口馬木也、凰稀かなめ他東京公演:2023年2月10日(金)~22日(水) 明治座金沢公演:2023年2月25日(土)・26日(日) 本多の森ホール新潟公演:2023年3月1日(水) 新潟県民会館秋田公演:2023年3月4日(土) あきた芸術劇場 ミルハス名古屋公演:2023年3月8日(水) センチュリーホール神戸公演:2023年3月11日(土)・12日(日) 神戸国際会館 こくさいホール高松公演:2023年3月15日(水) レクザムホール(香川県県民ホール)福岡公演:2023年3月18日(土)~27日(月) 博多座公式HP:企画・製作:日本テレビ
2022年10月26日10月7日、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の元2世信者・小川さゆりさん(仮名)が、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。教団の合同結婚式によって結婚した両親の元に生まれた小川さんは、両親が多額の献金を繰り返していたため経済的に苦しい生活を強いられたという。さらに、アルバイトで稼いだ約200万円もの金銭も両親に没収されたと明かしていた。会見で、小川さんは両親から金銭を搾取されたことだけでなく、教団の祝福結婚を受けるための修練会に参加した際に公職者からセクハラを受けたことも告白。そうした教義の矛盾や家庭崩壊によるストレスで、小川さんは精神的な病を患ってしまうことに。そして、安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件の発生後、小川さんは自分と同じように苦しんでいる被害者の存在を知り、宗教による被害をなくしたいと考えアンケート調査の実施を始めたという。小川さんは現役信者、元信者を対象としたアンケート調査の結果を読み上げながら、統一教会の規制や被害者救済のための新たな法整備を求めた。ところが、会見の終盤で思わぬアクシデントが。教団側から会見の中止を求めるファクスが届いたのだ。同席した小川さんの夫は届いたファクスに目を通し、「いま、旧統一教会の方からメッセージが届きました。ここには彼女の両親の署名が入っています。内容を要約すると、『彼女(小川さん)は彼女が言っているように精神に異常をきたしており、安倍元首相の銃撃事件以降、その症状がひどくなってしまっていて、多くの嘘を言ってしまうようになっています。そのため、この会見をすぐに中止するように』というメッセージが届きました」と読み上げた。しかし、会見が中断されることはなかった。小川さんは両親から1円もお金を返してもらっていないことや、自らの精神疾患について説明。そして、涙ながらにこう語った。「18歳でその病気になって、今日まで治療を続けてきました。何度も救急車で運ばれたり、入院ももう一度しました。両親も面会に来ました。その時もお金を一円も出してくれませんでした。そして、夫と出会って4年間、ずっと私を支えてくれました。きっと普通の人なら、こんな自分とは結婚したいと思わないと思います。それでも、どんなに症状が出たりしても、私を見捨てずに信じてくれました」その上で、小川さんは「(心の症状については)4年前の時点で治っています。なので現在、私は正常です。お金を返しもしないで、『自分たちが正しい』と自分たちの主張を続けている人と、自分(小川さん)と、どちらが悪なのか。これを見てくださっている多くの方は、分かってくれていると私は信じています」と反論。会見の最後に「大丈夫ですか?」と問われると、小川さんは「はい。私が正しいと思ってくださるなら、どうかこの団体を解散させてください」と力強く呼びかけた。■毎週のように炎上し続ける太田光に「見解を問いたい」の声両親の署名が入ったFAXで、小川さんの会見を止めさせようとした教団に対して、ネット上では厳しい声が相次いでいる。《何もやましいことはないのなら、会見の中止要求をする必要は無いのではないか?》《教会側の主張はあまりにも理不尽だと思う。両親を利用して、実の子を批判する。「多くの嘘を言うように‥」何を根拠にそう言うことを言うのか》《会見中に中止を求めてくるなんて前代未聞。しかもご両親の署名を取り付けるとは、小川さんの心を苦しめる事になるという事も考えないのだろうか》そして、教団の会見中止要請はある人物にも飛び火することに。それは、毎週のように統一教会問題を扱っている『サンデージャポン』(TBS系)でMCを務める爆笑問題・太田光(57)。これまで同番組内での発言が“結果的に統一教会を擁護している”として批判を浴びている。最近では9月25日の放送回で、デーブ・スペクターに「デーブさんも、救いたいと思っているわけですよね。で難しいのは、統一教会側も救いたいっていう。この『救うと救う』がぶつかっちゃっているところだと思うんですよね」と発言。さらに信者を奪還しようとする家族たちの行動に対しても、「今までも拉致して、閉じ込めたりなんかして」などと発言し炎上していた。10月2日の放送回では、ジャーナリストの有田芳生氏と統一教会に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏と討論を交わすことに。有田氏は子どもを統一教会から脱会させようと奮闘してきた家族について語り、「太田さんについて言いたいのは、拉致監禁ということを言ってるのは統一教会の主張なんで。そのことはやめていただきたい」と求めた。しかし、太田は「言葉選びが間違っていた」と訂正しつつも、主張を変えることはなかった。「太田さんは70年代のアメリカであったという家族による強引な形での説得を引き合いに出しながら、“統一教会信者の保護説得の方法もある時期において問題があった”と主張しました。ですが、エイト氏から『そもそもその親子の話し合いをすること自体を妨害してきたのが統一教会側なんですよね』と否定されていました。その後も、太田さんは『テレビは“白か黒か”を求めるが、公平に両方を報道するべきだ』と持論を展開。デーブさんから『もう毎週同じことを言って恐縮なんですけど、やっぱり公平も白黒もないんですよ、この場合は』と咎められる有り様でした」(スポーツ紙記者)このように、統一教会擁護とも取れる発言を繰り返してきた太田。しかし、小川さんの会見を受けてネット上では、“これでもまだ擁護する立場に立つのか?”と疑問を呈する声が。《太田光、小川さんの会見を見ても統一教会を擁護する気か?》《現状では信者を救えないって、誰か太田光に教えてあげて》《必読!太田光の見解を問いたい》果たして、10月9日の放送で太田は小川さんの会見について触れるのか。
2022年10月09日2022年プロ野球ドラフト会議が10月20日(木)に開催されるにあたり、本学体育会硬式野球部からは、村松 開人 主将(情報コミュニケーション学部4年)、蓑尾 海斗(文学部4年)、岡本 伊織(商学部4年)、明新 大地(政治経済学部4年)の4名がプロ志望届を提出しております。指名があれば、本学体育会硬式野球部の選手へのドラフト指名は史上最長13年連続となります。つきましては、以下のとおり記者会見を行います。なお新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、記者会見開催の可否を検討します。その結果、中止または延期となる場合には、本学HPで発表するとともに、お申込連絡先にご連絡を差し上げます。■ 日時2022年10月20日(木)17:00~20:00(指名・会見の状況によって前後あり)※会場の都合上、20:00までに構内よりご退出いただけますようご協力ください16:00~ 受付開始17:00~ プロ野球12球団による第一回選択希望選手指名開始選手の交渉権獲得が決定した直後、速やかに部長・監督・選手による会見を開始します。■ 会場明治大学硬式野球部合宿所(〒183-0005東京都府中市若松町5-6-1)◇京王線「東府中駅」下車 ・北口より徒歩25分 ・バス(武蔵小金井行き「若松4丁目」下車徒歩10分)◇京王線「多磨霊園駅」下車 ・北口より徒歩25分◇中央線「武蔵小金井駅」下車 ・南口よりバス(東府中駅行き「若松4丁目」下車徒歩5分)◇西武多摩川線「多磨駅」下車 ・徒歩20分※公共交通機関をご利用ください※タクシーでお越しの方は、府中駅もしくは武蔵小金井駅のご利用が便利です※今年度は対面のみでの実施となります(オンラインでのご参加はできません)■ 出席者(予定)山本 雄一郎 部長(商学部教授)田中 武宏 監督村松 開人 主将(情報コミュニケーション学部4年)蓑尾 海斗(文学部4年)■ 取材お申込方法10月17日(月)15:00までに、下記のお申込みフォームからお申込みください。明治大学取材お申込みフォーム ※「備考欄」の冒頭に【2022年プロ野球ドラフト会議】とご入力くださるようお願いいたします。■ 新型コロナウイルス感染症への対策とご参加にあたっての注意事項・お申し込みがない方は、ご参加いただけませんので、必ず事前に取材のお申し込みをお願いいたします。・自宅で検温し、体調に不安が無いことをご確認のうえ、お越しください。概ね37.5度以上の熱がある場合又は体調に不安がある場合は、ご参加をお控えください。・施設等への入館時および入館中は、マスクを着用してください。・館内においては、消毒液での手指の消毒など、感染防止にご協力ください。・ネット環境(有線LAN、Wi-Fi等)のご利用はできませんので、各自ご用意ください。・入館者把握のため、当日、受付にてお名刺を頂戴させていただきます。・館内は土足禁止となります。ご来館の際は、上履き・靴袋を必ずご持参ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月07日アイドルグループ・Snow Manの宮舘涼太が4日、都内で行われた「初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』」製作発表記者会見に、歌舞伎俳優の市川海老蔵とともに出席した。『SANEMORI』は、海老蔵が“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年から行っている自主公演「ABKAI」の5回目(2019年)に、シアターコクーンで上演。2023年1月に東京・新橋演舞場で上演される「初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』」では、前回公演の後、Snow Manのメンバーとして様々な分野で活躍を繰り広げている宮舘と、十三代目市川團十郎白猿襲名を控える海老蔵が再びタッグを組む。会見の冒頭、宮舘は「皆様お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。貴重な会見になると思いますので、ぜひたくさん撮ってください」と挨拶して笑いを誘った。前回、源義仲を演じた宮舘。今回は義賢も演じ、親子を1人2役で演じることが海老蔵から告げられると、「え……!? 本当ですか!?」と驚きの表情。「ここにいらっしゃる皆様と同じタイミング」で知ったと言い、「早急にお稽古を始めたいと思います」「記者会見という場に立たせていただいてその役を知る。気持ちの整理がつかないですよね。心境は頑張ります……」と話した。そして、海老蔵が「今回は親子というものを“だて様”にやっていただくということで」と話すと、宮舘は「今、聞きました? だて様と呼んでいただきました」と感激。「そう呼ばれているんですよね?」と言われると、「はい。ファンの方にはそう言われています」と返した。また、市川團十郎襲名記念プログラムへの参加について、宮舘は「本当にすごく貴重な経験をさせていただくなという気持ちですね。僕自身も歌舞伎が好きですし、時代モノに触れるということを夢にも思っているので、3年前もいろんな経験を教えてくださった方に成長も見ていただくという気持ちで、宮舘涼太個人としてもそこにお力添えできたらなという気持ちです」と語った。Snow Manのメンバーの反応を聞かれると、「みんながいるタイミングで発表させていただきました。『よかったね』と。もともと僕が歌舞伎や時代劇に触れたいという、そういうお仕事がしたいとメンバーも知っているので、それが形になって実現できるねという言葉はいただきました」と明かした。この日は紋付き姿で登壇し、「ついに始まるんだなという気持ちです」と述べた宮舘。「紋所が雪の結晶となっております。これは3年前に参加させていただいたときに着せていただいたものと同じです。僕含め9人分、Snow Manの思いもこめられております」と説明し、海老蔵が“雪の結晶”が見えるように手を添えると「触っていただきました」とうれしそうに話した。
2022年10月04日9月9日可児市文化創造センターalaにて、舞台『百日紅、午後四時』の記者会見が行われた。本公演は、アーティスト・イン・レジデンスの特性を活かして質の高い演劇作品を創作し、岐阜県可児市から全国へと発信する「ala Collection」シリーズの第13弾。今回は、可児市文化創造センターala開館20周年を記念して、シリーズ初の新作書下ろしに挑む。作・演出は喜劇作家として人気を博する鈴木聡が務め、大人が楽しめる芝居作りで幅広い層に支持されているラッパ屋が企画協力。主演に日本の代表的な女優のひとりである市毛良枝を迎え、「人生百年をどう生きるか」を問いかける大人のホームドラマをお届けする。共演には福本伸一、岩橋道子、弘中麻紀といったラッパ屋お馴染みの面々と陰山泰、朝倉伸二、瓜生和成、平体まひろといった実力派が脇を固める。■鈴木聡 コメント人生100年時代、100歳まで生きられるのはいいじゃないかと、僕自身ポジティブにとらえていましたが、人生戸惑っている人が多い。経済、お金、健康、長い時間をどうやって生きていったらいいかわからないという生き方への戸惑い。まさに僕自身の問題でもあります。このお話は、人生100年の生き方を探る66歳の女性を主人公にしたひと夏の物語。昭和の雰囲気が漂うような東京の中央線のお庭に百日紅がある一軒家が舞台です。コロナ禍前のマスク無しでビールやお酒を飲んでワイワイしていた頃を思い出していただけたりすると思います。この数年でちょっと見失いかけている濃密な人間関係、人と人とのふれあい、目の前の人を気遣う気持ち、そういうものを感じていただけるようなホームドラマを作りたいと思っています。これを観てご自分の人生を考えていただけたらと思います。■市毛良枝 コメント私は今回の出演者の中で一番年上ですが、舞台は初心者です。前館長の衛紀生さんは、私にとってとても縁の濃い方で、そんな衛さんから、あまり舞台をやって来なかった私にお声をかけていただきました。舞台をやるならここかなと、迷いに迷い半歩踏み出した時に、鈴木聡さんを紹介されてお会いしたところ、私のデビュー作の演出家で私を生み出してくれた方の息子さんだとわかり、この仕事をお断りする選択肢は無くなったなと思いました。今回の作品は、とてもハートフルですが、中に小さな毒があって、ちょっとした社会的な問題やその人の心の問題、そういうものをさりげなくチクっとさせる。単なる庶民生活を描く作品ではないところが素敵だなと思います。<公演情報>舞台『百日紅、午後四時』■可児公演2022年9月26日(月)~10月2日(日) 可児市文化創造センターala 小劇場■東京公演2022年10月20日(木)~27日(木) 吉祥寺シアター■大府公演2022年10月8日(土) おおぶ文化交流の杜allobu こもれびホール■豊田公演2022年10月9日(日) 豊田市民文化会館 小ホール■長岡公演2022年10月16日(日) 長岡リリックホール シアター■能登公演2022年10月29日(土)・30日(日) 能登演劇堂作・演出:鈴木聡出演:市毛良枝 / 陰山泰 / 福本伸一 / 朝倉伸二 / 瓜生和成 / 弘中麻紀 / 岩橋道子 / 平体まひろ公式ホームページ:
2022年09月12日静岡県牧之原市の幼稚園で、3歳の園児が送迎バスに置き去りにされ死亡した事件。認定こども園「川崎幼稚園」は9月7日に記者会見を開いたが、園長や副園長の態度に非難轟々となっている。「亡くなった河本千奈ちゃんの死因は重篤な熱射病でした。事件が発生した5日は、牧之原市では最高気温が30.5℃と真夏日を記録。千奈ちゃんの体温は40℃にも上がったといいます。バスの乗降口には千奈ちゃんが暑さをしのごうと脱いだとみられる服が見つかっており、水筒も空っぽでした。当時、バスに乗車していた園児は6名。園児の人数確認のタイミングは4回もありましたが、登園時のバス内の点検や出席確認もされず、千奈ちゃんは5時間もバスの中に置き去りにされたのです」(全国紙記者)会見冒頭で、「このような大変悲しい事故が起こってしまい、その原因は我々の安全管理がきちんとできていなかったという点にあったことを認めた上で、まずは原因の究明に努めてまいりたいと思います」と謝罪した増田立義理事長兼園長(73)。2時間以上にわたって行われた会見だが、報道陣による質疑応答では“他人事”とも見受けられる態度が。記者から千奈ちゃんの水筒が空っぽだったことについて問われると、「暑い中、よくあの中にいて本当に可哀想だったなと感じている」とコメントした増田園長。しかし、千奈ちゃんの人柄について問われると、「チナツちゃんがどの子っていうのは、まだ入園して間もないものですから。担任からはこの子がチナツちゃんだよと聞いてはいませんけども」と、何度も名前を間違えたのだ。会見の終盤では、締めくくりのあいさつをした増田園長。「これからも私たちは色んなことで未熟な点があります。ですけども、ぜひ皆様方のご協力によりまして良い園を、あるいは僕がいなくなったらさらに良くなるように……」と話したところで、「園を続けるかは決まっていません」との指摘が。すると、薄ら笑いを浮かべながら「そっか、廃園になるかもしれないね(笑)」とコメントしたのだった。このような増田園長の態度に違和感を抱いた人もいたようで、ネット上では怒りの声が相次いでいる。《私は川崎幼稚園の記者会見で腹わたが煮えくり返ってます。何1つ笑っていい会見ではありません!親御さんの気持ちと、事の大きさ考えたら普通は憔悴しきって笑うなんてできる訳無いと思う。そのマイクの笑いは宴会レベルのノリやわ》《たった6人をどうすれば見落とすんでしょう。遺族も気の毒だけど、空の水筒とか上着を脱いでた、とか聞いちゃうと胸が苦しくなるよ。なのに、園側の会見と来たら…。あのヘラヘラ笑いはなんなんだろ》《あの幼稚園バスの運転手の園長(74)。会見で被害に遭った、ちなちゃんの事も「ちなつちゃん、ちなつちゃん」と名前を間違ったまま連呼して。命より大切な我が子を突然殺されて。挙げ句の果てに名前まで間違えられたら。私が親だったらどんな感情を抱くか》■副園長も注目を浴びる形にさらに注目を浴びているのは理事長だけでない。会見が2時間を経過したころ、記者から「千奈ちゃん人柄を伺った際に、『ご両親からお家で歌を歌っていた』というお話をされたということでしたが、それはいつ頃で、何の歌でしたか?」と問われた杉本智子副園長(58)。すると、隣席の人に笑いを浮かべながら確認した後に、「昨日、(両親から)お話を伺ったときに携帯で撮ったという動画を見せていただきました。『おつかいありさん』です」と回答。マイクの調子が悪かったのか記者から「もう一度お願いします」と求められると、杉本副園長は再び笑いながら答えたのだった。同日午前には、園による保護者説明会も開かれたが、体調不良を訴える保護者が相次ぎ計13名が救急車搬送される事態となった。にもかかわらず、園長や副園長が笑顔を見せるなど誠実な対応とは言い難い会見に、憤りの声が上がっている。《理事長と副理事長がヘラヘラ笑いながら会見してんのもはやホラー》事件当時、本来のバス運転手が休みだったため、自らバスの運転をしたという増田園長。事態の深刻さを本当に理解しているのだろうか。
2022年09月08日映画『ヘルドッグス』の記者会見が9月6日、東京・日本外国特派員協会で行われた。これに本作でヤクザ組織のトップ・十朱を演じたMIYAVIと原田眞人監督も登場し、海外記者からの質問には流暢な英語で作品をアピールした。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じた。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏。北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高と室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが、東鞘会・7代目会長・十朱義孝をMIYAVIが演じる。記者会見はまず原田監督とMIYAVIが英語で挨拶。原田監督は「新作を携えてまた皆様とお話できて光栄です」とし、MIYAVIは「以前UNHCR親善大使としてここで会見に参加したことがありますが、今回俳優としてここに来られたことを嬉しく思います。映画の中ではヤクザ組織のボスを演じていますが、本当のボスは隣にいる監督なので」とジョークを飛ばし、会場には笑い声が上がった。制作のいきさつについては、原田監督が「10歳頃に潜入捜査官が登場するTVシリーズが源体験になった」と語る。さらに潜入捜査を担うキャラクターが、周囲とどう関係性を作るかに興味があったという原田監督は「男たちのある種の愛情関係のような、三角関係のような要素も描きたくて、それを岡田さんや坂口さん、MIYAVIさんに演じて欲しいと思っていた」と映画の制作秘話を披露。当のMIYAVIは、原田監督からのオファーに光栄な気持ちとなったようだが「ただ、僕は顔に傷がある訳でもないし、(役柄的に)体重を増やさないとダメかな?とか不安もありました」と振り返る。だがその不安は監督と直接話してから消えた様だ。「国内のみのマーケットを意識してないというチャレンジ精神や、新しいタイプのヤクザ映画を作りたいという印象に共鳴して、イエスと返事をしていました」と経緯を明かした。記者からは『ブラック・レイン』や『パルプ・フィクション』といった数々の名作を想起したという声が多かった。作り込まれた美術や世界観、登場人物たちの完成されたキャラクター造形への質問も飛び交う。これに対して原田監督は「アメリカの監督が描くであろう、ヤクザ組織の世界を描いたつもりです」と返答。当初はフィリピンなどでのロケハンもしていたというがコロナでいったん中断に。それからは日本国内で、キャスティングと同じくらいかなり入念にロケハンをしたという。「地元の静岡でも撮影して新しい魅力を再発見したり。撮影もコロナで1年休止となってしまいましたが、その結果が功を奏しましたね」と制作裏を語った。MIYAVIは役作りのなかで「『地獄の黙示録』のカーツ大佐を意識してほしいと言われていました。なので権威に失望した男、というのを意識して演じています」と演技のコンセプトを話す。さらに「歩き方も真似てほしいと言われていたので、家で練習していたら、娘から『なんでそんな歩き方なの』と言われてしまいました」とユーモア混じりにコメント。会見の最後は原田監督が「色々な作り手がフィルム・ノワールを作ろうと企画案を出しますが、往々にして頓挫してしまうんです。この作品は、フィルム・ノワールの歴史を担うフランス、アメリカの観客にも観てもらえるようにと思って作りました。“ジャパニーズ・フィルム・ノワールです”」と本作を世界へ向けてアピール。MIYAVIも「新たな世界に挑もうとする監督のチャレンジ精神に共鳴しました。ジャパニーズ・フィルム・ノワールであり、エンタメでもある、色んな要素が組み込まれた作品なので、これまでにない新しい体験ができると思います」と自身を覗かせ、記者会見は幕を閉じた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年09月07日本日、7月29日より日本公開されている『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。その来日記者会見レポートが届いた。巨匠、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も見たことがなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。累計5000億円以上の世界興行収入を記録している「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編となるのが、この『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』だ。前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット。ヒロインのクレア役も、ブライス・ダラス・ハワードが続投。そして『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたち、さらには新キャラクター&新恐竜たちも登場。大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しく、映像技術やエンターテインメント性など、すべてにおいてフルスケールアップを果たしている。このたび行われた記者会見では、2018年に実施された前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のジャパンプレミアから実に4年ぶりとなるヒロイン・クレアを演じるブライス・ダラス・ハワードと、クリス・プラット演じるオーウェンたちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクター・ケイラを演じるディワンダ・ワイズ、そして本作のメガホンを執ったコリン・トレボロウ監督が来日。さらに、日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介も登壇。オーウェンを演じたクリス・プラットは「こういう機会は絶対に出たかったんだ!」と満面の笑顔でリモートでの登場となった。『ジュラシック・パーク」から約30年、遂に完結となる本作について、完結させるにあたってスピルバーグ監督とどのようなことを話しましたか?という質問に対し、コリン・トレボロウ監督は、「主にキャラクターについて話をしました」と明かす。「我々が大好きだったローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムとこの3人のレジェンド・キャラクターについて、またオーウェン役のクリス・プラット、そしてブライス・ダラス・ハワードのキャラクターについて、そして、みんなを一緒に共演させるという話をしました。そして、ディワンダ・ワイズが演じているケイラという新しいキャラクターも、ぜひ皆さんに愛していただきたいですね。とても責任を感じています」と、スピルバーグとの会話を回想した。続いて、そのレジェンドキャストと共演した感想を聞かれたプラットは、「彼らと共演できてとても光栄です。私は10代の頃に第1作目を見ているんですが、そこから30年経った今、アイコンと呼ばれる彼らとスクリーンで共演をできたというのは、キャリア1番と言えるくらい光栄なことです」と、敬意を示した。ハワードは「私は『ジュラシック・パーク』を、公開した週末に12歳で見たの。この映画を見たからこそ、私は映画を作りたいと思ったんです。それくらい重要な作品です。そして、自分が『ジュラシック』の一部になるとは予測もしていませんでした!(レジェンドキャストについては)とにかく楽しい人たちで、遊び心があり、才能に溢れていて思いやりに溢れているの。全ての瞬間が彼らによって高められていると思います」と絶賛した。ワイズは、「映画の準備期間に、素晴らしいキャストと同居できたのが最高の体験でした!2017年にローラが、ある賞を受賞したのだけど、私はその現場にいて“あんなふうになりたいな”と思っていたのだけど、そんな人たちと一緒にスクリーンに出るだけではなく家族ぐるみで仲良くなれたなんて、最高の体験でした。ジェフは毎晩素晴らしい音楽を提供してくれたし、サムは美味しいワイン。そして、ローラは……究極の悪戯っ子ね。最高に楽しくて最高に素晴らしい時間を過ごさせさせてもらいました」と撮影期間を懐かしみながら、楽しいエピソードを披露してくれた。ここで、日本語吹き替えキャストが登場。「参加できたことが嬉しい」と語るオーウェン役の玉木宏、そしてケイラ役の伊藤沙莉は「素敵な作品に関われて幸せ」と言い、最後に登場したフランクリン役の満島真之介は「皆さんに会いたくて来ました!たくさんの人が楽しみにしている作品なので本当に嬉しい」と再会の嬉しさを滲ませて挨拶。ここで、吹き替えキャストより、キャストの皆さんへの質問タイムが設けられ、トップバッターの玉木宏は「(マルタ島の)バイクでのチェイスシーンは、とても興奮を覚えるシーンでした。実際の撮影はどのような感じだったのですか?」とプラットに質問する。プラットは、「まず、オーウェンに素晴らしい声を与えてくださった玉木さん、ありがとう」とお礼を述べた後、バイクのシーンについて「本当にすごいシーンだよ。映画というのは演技もそうだけど、スタントマンやみんなの力が合わさってコラージュされて作られているんだ。あのシーンは本当にすごいし、『ジュラシック・ワールド』を思い出させるところもありつつ、ちょっとその時とは違うひねりもあって、みんながワクワクするようなシーンになっているはず」と自信をのぞかせた。演出する上で苦労したシーン、良い出来だと思っているシーンは?と満島が監督へ尋ねると「(全てに対して)チャレンジング!」と返答するも、「アニマトロニクスの恐竜がたくさん出ていて、セットもたくさん作ったんだ。でも、それぞれの場所でプロフェッショナルなエキスパートがたくさんいるので、私は見ているだけと言う時もあったよ。さっきクリスが話したマルタ島でのバイクシーンについてはかなりのCGやビジュアルエフェクトを使っていると思われているけど、実際には実物のバイクや飛行機を使って撮影をしているんだ」と苦労を語る。そして1番のお気に入りのシーンとして、クレアが密林で恐竜に追われ、池に入って息をひそめるシーンを挙げ「あのシーンは私が思うようになったと思う。素晴らしいシーンだよ」と言うと、満島は「(撮影については)いろんな思い出があると思うのだけど、今の話を聞いた後に映画を見ると、いろんなシーンを愛情を持って楽しむことができますね」と感想を述べた。伊藤からワイズへ「演じるのに苦労したシーン」について、聞くとワイズは「全てが難しかったわ!」と大きなゼスチャーで笑う。「1番最初の撮影がツルツル滑る氷上で、クリスと一緒のアクションシーンだったの。クリスが全力でサポートしてくれて、つるっと滑ってもしっかりを支えてくれたことが嬉しかった」と、撮影をプラットに助けられたことを明かす。伊藤は「とても好きなシーンですが、まさか1番最初に撮ったシーンだとは!」と驚いた。本作は、人間と恐竜の共存もテーマの一つとなっているが、もし恐竜と共存することになったら?という問いにハワードは「クリス・プラットが横にいれば大丈夫よ!」と大笑い!そして「この映画の楽しいところは、もし○○だったら?と想像力が豊かになるところ。10年近いところで学んだことは、クリスとれば大丈夫!ということね」とチャーミングに笑う。するとプラットもその答えを受け「うん、なんとかなるんじゃないかな!結構いけると思うよ。もし恐竜がいるとしたら、ブライスとまた一緒に過ごせるのでそうなったら楽しいね」と笑った。最後に、日本のファンへのメッセージを聞かれると、ハワードは「これは本当のことなんだけど『ジュラシック・ワールド』の1作目で上手くいったら日本に行けるかもしれないねと、みんなで話していたの。最高の場所を最後まで取っておいたというわけ。日本の観客のみなさんが私たちのことを大切にしてくださってとても嬉しいです。お子さん、家族のみなさんで映画館で楽しんでほしい。そして、願わくば12歳くらいのお子さんが私と同じような体験(本作に感激して映画を作ることを目指した)をしてくれたら嬉しいです」と答えた。プラットは今回来日が叶わなかったことについて「日本に行けなくて残念!」といい「実は、赤ちゃんが産まれたばかりで妻や子供の近くに居たかったんだ」とその理由を明かし、会場からは拍手が。「この10年間、(本作の)ファンでいてくれてありがとう。ファンのことを考えて作ったので、とにかく劇場に見にいってくれると嬉しいよ。もし次回があるなら、家族と一緒に日本に行きたいです」と日本のファンに向けて温かいメッセージを残した。大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しい本作は、いよいよ今日から公開。レガシーキャストと新キャストの共演に期待してほしい。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公開中
2022年07月29日シリーズ最新作にして完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の来日記者会見が28日(木)に開かれ、ブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、クリス・プラット(リモート出演)、コリン・トレボロウ監督らが登壇した。『ジュラシック・パーク』から約30年、遂に完結となる本作について、「完結させるにあたってスピルバーグ監督とどのような事を話しましたか?」という質問に対し、コリン・トレボロウ監督は、「主にキャラクターについて話をしました」と明かす。「我々が大好きだったローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムとこの3人のレジェンド・キャラクターについて、またオーウェン役のクリス・プラット、そしてブライス・ダラス・ハワードのキャラクターについて話をして、みんなを一緒に共演させるということを話しました。そして、ディワンダ・ワイズが演じているケイラという新しいキャラクターも、是非皆さんに愛していただきたいですね。はい、とても責任感を感じています」と、スピルバーグとの会話を回想した。クリス・プラット続いて、そのレジェンドキャストと共演した感想を聞かれたクリスは、「彼らと共演できてとても光栄です。私は10代の頃に第1作目を見ているんですが、そこから30年経った今、アイコンと呼ばれる彼らとスクリーンで共演をできたというのは、キャリア1番と言えるくらいの光栄なことです」と敬意を示す。ブライス・ダラス・ハワードするとブライスは「私は『ジュラシック・パーク』を、公開した週末に12歳で見たんです。この映画を見たからこそ、私は映画を作りたいと思ったんです。それくらい重要な作品です。そして、自分が「ジュラシック」の一部になるとは予測もしていませんでした!(レジェンドキャストについては)とにかく楽しい人たちで、遊び心があり、才能に溢れていて思いやりに溢れています。全ての瞬間が彼らによって高められていると思います」と絶賛した。ディワンダ・ワイズディワンダは、「映画の準備期間に、素晴らしいキャストと同居できたのが最高の体験でした!2017年にローラが、ある賞を受賞したのだけど、私はその現場にいて“あんなふうになりたいな”と思っていたのだけど、そんな人たちと一緒にスクリーンに出るだけではなく家族ぐるみで仲良くなれたなんて、最高の体験でした。ジェフは毎晩素晴らしい音楽を提供してくれたし、サムは美味しいワイン。そして、ローラは…究極の悪戯っ子ですね。最高に楽しくて最高に素晴らしい時間を過ごさせさせてもらいました」と撮影期間を懐かしみながら、楽しいエピソードを披露してくれた。そして、日本語吹き替えキャスト、オーウェン役の玉木宏、ケイラ役の伊藤沙莉、フランクリン役の満島真之介も登場。「参加できたことが嬉しい」と語るオーウェン役の玉木さん、そしてケイラ役の伊藤さんは、「素敵な作品に関われて幸せ」と言い、最後に登場したのはフランクリン役の満島さんは「皆さんに会いたくてきました!たくさんの人が楽しみにしている作品なので本当に嬉しい」と再会の嬉しさを滲ませて挨拶。玉木宏ここで、吹き替えキャストより、キャストの皆さんへの質問タイムが設けられ、トップバッターの玉木さんは「(マルタ島の)バイクでのチェイスシーンは、とても興奮を覚えるシーンでした。実際の撮影はどのような感じだったのですか?」とクリスに質問すると「まず、オーウェンに素晴らしい声を与えてくださった玉木さん、ありがとう」とお礼を述べた後、バイクのシーンについて「本当にすごいシーンだよ。映画と言うのは演技もそうだけど、スタントマンやみんなの力が合わさってコラージュされて作られているんだ。あのシーンは本当にすごいし、『ジュラシック・ワールド』を思い出させるところもありつつ、ちょっとその時とは違うひねりもあって、みんながワクワクするようなシーンになっているはず」と自信をのぞかせた。満島真之介「演出する上で苦労したシーン、良い出来だと思っているシーンは?」という満島さんからの質問にコリン監督は「(全てに対して)チャレンジング!」と返答するも、「アニマトロニクスの恐竜がたくさん出ていて、セットもたくさん作ったんだ。でも、それぞれの場所でプロフェッショナルなエキスパートがたくさんいるので、私は見ているだけと言う時もあったよ。さっきクリスが話したマルタ島でのバイクシーンについてはかなりのCGやビジュアルエフェクトを使っていると思われているけど、実際には実物のバイクや飛行機を使って撮影をしているんだ」と苦労を語る。そして1番のお気に入りのシーンとして、クレアが密林で恐竜に追われ、池に入って息をひそめるシーンをあげ「あのシーンは私が思うようになったと思う。素晴らしいシーンだよ」というと、満島さんは「(撮影については)いろんな思い出があると思うのだけど、今の話を聞いた後に映画を見ると、いろんなシーンを愛情を持って楽しむことができますね」と感想を述べた。伊藤沙莉伊藤さんからディワンダへ「演じるのに苦労したシーン」について、聞くとディワンダは「全てが難しかった!」と大きなジェスチャーで笑う。「1番最初の撮影がツルツル滑る氷上で、クリスと一緒のアクションシーンだったの。クリスが全力でサポートしてくれて、つるっと滑ってもしっかりを支えてくれたことが嬉しかった」と、撮影をクリスに助けられたことを明かす。伊藤さんは「とても好きなシーンですが、まさか1番最初に撮ったシーンだとは!」と驚いた。本作は、人間と恐竜の共存もテーマの一つとなっているが、「もし恐竜と共存することになったら?」という問いにブライスは「クリス・プラットが横にいれば大丈夫!」と大笑い!そして「この映画の楽しいところは、もし○○だったら?と想像力が豊かになるところ。十年近いところで学んだことは、クリスといれば大丈夫!ということ」とチャーミングに笑う。するとクリスもその答えを受け「うん、なんとかなるんじゃないかな!結構いけると思うよ。もし恐竜がいるとしたら、ブライスとまた一緒に過ごせるのでそうなったら楽しいね」と笑った。ブライス・ダラス・ハワード最後に、日本のファンへのメッセージを聞かれると、ブライスは「これは本当にことなんだけど『ジュラシック・ワールド』の1作目で上手くいったら日本に行けるかもしれないねと、みんなで話していた。最高の場所を最後まで取っておいたというわけ。日本の観客のみなさんが私たちのことを大切にしてくださってとても嬉しいです。お子さん、家族のみなさんで映画館で楽しんでほしい。そして、願わくば12歳くらいのお子さんが私と同じような体験(本作に感激して映画を作ることを目指した)をしてくれたら嬉しいです」と答えた。クリスは今回来日が叶わなかったことについて「日本に行けなくて残念!」といい「実は、赤ちゃんが産まれたばかりで妻や子供の近くに居たかったんだ」とその理由を明かし、会場からは拍手が!「この10年間、本当にありがとう。明日公開ということで(本作の)ファンでいてくれてありがとう。ファンのことを考えて作ったので、とにかく劇場に見にいってくれると嬉しいよ。もし次回があるなら、家族と一緒に日本に行きたいです」と日本のファンに向けて温かいメッセージを残した。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年07月29日女優の伊藤沙莉が28日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日公開)の来日記者会見に登壇した。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した『ジュラシック・パーク』シリーズ、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。約30年にわたり恐竜と人類の闘いと絆という両極を描いてきた「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか、予想を超える答えが提示される。会見には、来日したブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督、日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介が出席。主演のクリス・プラットもリモート出演した。主人公オーウェン(クリス・プラット)やクレア(ブライス・ダラス・ハワード)たちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクターのケイラ(ディワンダ・ワイズ)の吹き替えを担当した伊藤は、「歴史ある作品。ここに立てていることが夢みたいで、頭が真っ白になっているんですけど、素敵な作品に関われて幸せです」と喜びをかみしめた。また、ディワンダに演じるのに苦労したシーンを質問すると、ディワンダは「全シーンです」と答え、「最初に撮影したのがクリスとの氷上でのアクションシーン。慣れていないし、滑るし、本当に大変だったんですけど、アックション慣れしているクリスや、素晴らしいトレボロウ監督が全力でサポートしてくださったので、安心して思い切って演じることができました。クリスは完璧に支えてくれて、私が転んでもガチッと受け止めてくれて、最高に感謝しています」と振り返った。ディワンダの話を聞き、伊藤は「氷上のシーンが大好きなので、そこが初めてのシーンだと思わず、普通にファンとして興奮しています」と感激していた。
2022年07月28日京本大我(SixTONES)が主演するオリジナルミュージカル『流星の音色』の製作発表記者会見が7月16日に都内にて行われ、京本のほか共演の真彩希帆、内海光司、新妻聖子が出席した。一年に一度だけ橋が架かるふたつの星を舞台に、初めての恋と悲劇が描かれるという作品。ストーリー、音楽、すべてを一から作るオリジナルミュージカルだ。演出は、これまで『滝沢歌舞伎』など数多くの作品を手掛け、ミュージカルとしては初演出に挑む滝沢秀明が務める。京本は主演に加え、テーマ曲を含め劇中音楽の一部も担当する。「いつもこういう会見の場は(SixTONESの)メンバーの後ろに隠れて乗り切ってきたのですが(笑)、今日は座長としていなければいけないことにプレッシャーを感じています」と軽口で場を和ませつつ、「新作ミュージカルというだけで僕にとって珍しい経験ですが、さらに今回は音楽にも携わらせていただきます。その分、思い入れも強い。来月、皆さまにお届けできる日が待ち遠しい」と力が入っている様子。左から)内海光司、新妻聖子、京本大我(SixTONES)、真彩希帆劇中歌は「テーマ曲の制作は1年ほど前からとりかかった。滝沢君とメールでやりとりしている中で『大我、今回の舞台で音楽もやってみたら』という言葉をいただき、僕は音楽を作るのも好きなので『ぜひやりたいです」と即答したところ『テーマ曲は“なるはや”で仕上げてほしい』と。ちょうど家にひとりでいた時だったので、お酒などたしなみながらピアノを触っていたらいい感じのワンコーラスが出来たので、ピアノ弾き語りを録って滝沢君に送ったら『これでいこう』となりました。音楽担当が決まった日にテーマ曲が決まった形です。嘘みたいな話で恥ずかしいのですが……」と、少し照れながら制作エピソードを明かした。なお「ミュージカルなので、テーマ曲はリプライズやアレンジされて何度か登場する。それも含め全部で7曲近く作詞作曲しました。稽古に入り、台本のちょっとした変更で詞を変更したり、演出にあわせて直したりはしていますが、すべてすでに完成はしています」とのこと。京本の手掛けた楽曲は共演者の評価も高いようで、「ものを作るということは、その人の心が出てくるものだと思います。京本さんの作った曲はすごく美しく、こういう曲を書く人なんだ、こういう人柄なんだなと納得した。ソロで歌うところとデュエットで歌うところでまた表情が変わってみえる曲でもあるので、芝居を作りこむ中でどう変化していくのかも楽しみ」(真彩)、「とてもバリエーションが豊かで、特に(自分が演じる)王様の曲はロック調だったりもしますが、曲を聴いてトータルで感じたのは(京本は)ロマンチストだなと。彼の優しさや透明感が表れている」(内海)と印象が語られた。憧れの存在と初共演!「夢は叶うものですね」物語は、京本扮する海の星の王子・リーパと、真彩扮する山の星の王女・シルウァの不思議な繋がりを軸に描かれていく。ヒロインを演じる真彩は「オリジナルミュージカルということで、色々なお話合いをしながらひとつひとつ丁寧に作っているところです。刺激的な毎日を送っています」と話す。真彩希帆その母親であり山の星の女王を演じるのが新妻聖子。真彩はかねてより新妻を憧れの存在と語り、今回待望の初共演だ。そのことについても真彩は「夢は叶うものですね! 新妻さんは私がミュージカルの世界を目指すきっかけになった存在で、ずっと憧れの方です。お稽古場から歌声やお芝居の作り方を間近で勉強させてもらい、胸がいっぱいです。しかも母娘なので、新妻さんから勉強させていただけるもので、(関係性も)自然と掴めたらと思います」と嬉しそうに話した。新妻聖子一方、母親役には若いですが、と記者から振られた新妻は「この星は地球ではないし、キャラクターたちは今を生きる現代の人間とは違うところにいます。滝沢さんから、私たちのリアルな時間軸での年齢差などは意識しすぎないようにというアドバイスをいただいています」と解説しつつも、「真彩さんのまっすぐな瞳で見つめられると『産んだ子かな』と思うくらい愛しい。親子のシーンはグッと気持ちが入ってしまって、先日の稽古では涙で歌えなくなってしまったくらいですが、楽しく稽古をさせてもらっています」とこちらも笑顔で語った。内海光司、京本との時を超えての共演に「不思議な縁」山の星の母と子を演じる新妻と真彩に対して、海の星では内海と京本が父子の関係だ。冒頭から「このたび、京本大我君のお父さん役をやらせていただくということで……京本政樹です」と自己紹介し会場の笑いを誘った内海だが、実際「ずっと以前、京本(政樹)さんの舞台を観に行って楽屋でお話をさせていただいたことがあります。その時に『うちの大我を頼むね』と言われたのですが、頼むと言われてもほとんど接点ないし……と思っていました。こうやって時を超えて共演することになり、不思議な縁を感じます」というエピソードが政樹氏との間であったことを明かした。内海光司さらに新妻・内海の“親チーム”は、「観てくださった方々に夢を与えられるような作品にしていきたい」(内海)、「七夕伝説をベースに、まるでロミオとジュリエットのようなフレッシュな切ない恋が描かれますが、我々保護者ふたりは“次の世代にどのような形で夢や未来を託していけるか”というところがテーマ。大人の方にも楽しんでいただけるようなテーマを背負って頑張りたい」(新妻)と、しっかり見どころもアピールした。京本は滝沢とのタッグに関しても、「僕は『One!(-the history of Tackey-)』(’06年)という、滝沢君の半生を描いた作品で、滝沢君の少年期役を演じたのが初舞台でした。その後『滝沢演舞場』『滝沢歌舞伎』を7年にわたり出演させていただき、様々なチャンスをいただいた。いつか滝沢君に恩返し……と言うと気が早いかもしれませんが、経験を積ませていただいた新橋演舞場で、滝沢君の演出で、座長として大きく成長して戻ってこれたら、という夢をぼんやり抱いていました。その機会をこれほど早くいただけたのはとても光栄なこと」と感慨深げ。「今回も稽古を積む中でも、滝沢君への信頼感、安心感を感じています。これは間違いなくみなさんにキュンキュンしていただける素敵な作品になると日々確信が募っています」と自信を見せた。公演は8月2日(火)、新橋演舞場で開幕する。取材・文・撮影:平野祥恵オリジナルミュージカル『流星の音色』チケット一般発売は7/18(月・祝)10:00より
2022年07月18日2022年5月31日、アメリカのジョー・バイデン大統領が、韓国のアイドルグループ『BTS(防弾少年団)』をホワイトハウスに招きました。『BTS』は、アメリカの音楽界最高の栄誉とされる、グラミー賞にノミネートされるなど、世界的に人気のアイドルグループです。バイデン大統領と『BTS』は、アメリカで相次ぐ、アジア系住民に対する、嫌がらせや犯罪などのヘイトクライムについて意見を交換。人種間の平等や多様性の尊重についての会談を行いました。BTS「違いを認めることから平等は始まります」バイデン大統領との会談の前に、報道陣の前で会見を開いた『BTS』。『BTS』のリーダーであるRMさんは、まず、ホワイトハウスに招かれたことに対する感謝を述べ、メンバーのSUGAさんは人種について想いを語りました。RMさん「重大な問題について話し、アーティストとして何ができるかを再確認するための、重要な機会を与えてくださったバイデン大統領とホワイトハウスに感謝します」SUGAさん「自分と違うということは、間違ったことではありません。違いを認めることから平等は始まります」FNNプライムオンラインーより引用ほかのメンバーもそれぞれが、ヘイトクライム撲滅へのメッセージを発言。メンバーのVさんは「私たちはみんな、それぞれの歴史を持っています。一人ひとりが意味のある存在。互いを尊重し理解するための1歩となることを願います」と訴えました。ホワイトハウスで『BTS』が発信したメッセージに、多くの人が称賛の声を上げています。・正直、『BTS』は名前くらいしか知らなかったんだけど、同じアジア人として、純粋に嬉しかったし、誇らしい気持ちになった。・アジア人だけでなく、多くの人にとって大切なことを発信してくれて、ありがとう。・今回の会談を「政治的利用だ」「宣伝でしょう」と批判する人もいるけど、そういう思惑があったとしても、僕は正しい行いをしてくれたと感じるよ。・アジアのアイドルグループが世界レベルにまで成長すること自体がすごい。彼らの成長こそが、人種関係なく「いいものはいい」と認められる人が増えてきた証だよね。『BTS』とバイデン大統領の会談は、多くの人に、人種差別について改めて考えるきっかけを与えたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月01日是枝裕和監督がソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンら韓国を代表する俳優たちと組み、作りあげた『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭にて昨日の公式上映に続き、是枝監督らはフォトコールと記者会見に参加。海外のプレスからは、『そして父になる』『万引き家族』に続く3部作となる可能性について、物語のきっかけとなる「赤ちゃんポスト」や、初の母親役を演じたイ・ジウン(IU)らの役へのアプローチなどに鋭い質問が飛び交った。公式上映の正装とはうって変わってカジュアルな装いでフォトコールに登場した是枝監督。白い爽やかなジャケットに身を包んだソン・ガンホと、涼しげで個性的なハーフパンツスーツでラフに決めたカン・ドンウォン、タイトな白いミニスカートのスーツ姿のイ・ジウン。さらにクールな白いパンツスーツのイ・ジュヨンも揃って、世界から集まったスチールカメラマンたちの前で笑顔で撮影に応じた。その後、会見場へ向かった5人。パルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり参加となる是枝監督と、2020年パルムドールに続いて米アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホの主演ということもあり、場内には多くのメディアが詰めかけ、作品への注目度が伺える熱気に包まれた会見となった。なお、第75回カンヌ国際映画祭授賞式は、現地時間5月28日(土)20時30分ごろ、日本時間5月29日AM3時30分ごろから予定されている。是枝監督「“家族”というものを捉えなおしたい」Q:(監督へ)キャラクターたちはみな孤独です。それでいて親密なグループを形成する家族の話ですが、今回もまた自分たちが選んだ家族の物語を描いていますが、どうしてそういう作品にしたのですか?監督:今回、車に乗り込む者たちの疑似家族の旅を描こうとおもって書き始めたプロットで、そこに乗り合わせる人たちが、あらかじめ色々な形で、一般的に考えられる普通の家族、親子という者から排除されている、切り離されて生きてきたという人たちが、ほんの短い間同じ車に乗るという話にしたいなと思って書きました。そのことによって、わたしたちが考えている、考えて捉えている“家族”というものを捉えなおしたいという気持ちもありましたし、彼らが一瞬だけ手にすることで何かひとつだけいいことをする、すごく小さな悪人だったり、悪意をもって旅に同行した人たちが、ひとついいことをする、そんな物語を紡いでみたいと思って作った映画です。Q:(監督へ)ブローカーたちが犯していることは重罪ですが、視点はとてもヒューマニズムであったり、彼らに対する視線が優しい。だから少し混乱しました。どういう風にどうしてこういうキャラクターたちを生んだのでしょうか?監督:描かれるモチーフが深刻であればあるほど、ディティールの描写にはある種の軽やかさやおかしみのようなもの、コメディではないですが、人間が本来持っている存在のおかしみみたいなものを表現したいと思い、それを表現するにはソン・ガンホさんという役者さんは一番ピッタリだなと思いました。Q:(役者さんへ)4名とも素晴らしかったです。是枝監督と他の韓国監督たちとの一番大きな差はなんですか?教えてください。ソン・ガンホ:是枝監督と韓国の監督との違いは、是枝監督は食が大好きなところです。美食を好み、食べることが好きで韓国料理が好きです。他の韓国の監督との大きな違いでした。カン・ドンウォン:監督と仕事して、他の監督はわからないですが、現場では本当にそこに一緒にいてくれた。それは本当に素晴らしかったです。役者と共にいてくださる。そして感情をディティールにわたって捉えて下さる。イ・ジウン:私にとっては監督と違うのはまず同じ言語を話しません。なので努力をします。ちょっとしたディティールも見逃さないように。言語のバリアがあるから、より集中しました。他の参加した映画に比べて面白い体験でした。イ・ジュヨン:監督との仕事はすばらしいもので、もちろん通訳は入れましたけども、それ以外はそんなに大きな差は感じませんでした。国籍が違うというだけで、非常に監督はリラックスしてましたし、私たちといても、そして現場の雰囲気もリラックスしたものを作ってくださったので撮影も快適でした。Q:(監督へ)釜山は映画人にとってとても大切な場所だと思いますが、その釜山を舞台にした理由を教えてください。監督:釜山のロケーションについては、映画祭には度々参加しているのですが、いつも食べるのに一生けん命で、撮影を前提に街を見ていなかったというのもありまして、今回ロケハンで結構色んな場所を候補として回らせていただきました。その中でやはりあの町は坂道が多い。山が迫っている。その立地の高低差みたいなものを活かした場所を、撮影のホン・ギョンピョさんと一緒に探して、結果的にああいう場所を選んで撮影しました。とても魅力的な街で、ソウルとの違いもワンカットで出るという、とても面白い撮影でした。Q:(監督へ)最も難しかった撮影シーンは?それはなぜ?監督:基本的に撮影は、製作部、撮影部が本当に優秀で、スムーズに進みました。車のロケーションも合成を使わずに、基本的には全部実際の車を走らせて撮るというやり方をしたのですが、それにも関わらずとても順調だったんですけど…一番難しかったのは観覧車かな。観覧車が狭くてですね、僕自身は乗れないので、僕はさっきドンウォンさんがおっしゃってくださったように、なるべく役者の側でお芝居をみて、ジャッジをしたいと思っていたんですけれども、あのシーンに限っては僕は下で待っていて、観覧車が上に行くにつれて音が飛ばなくなるので、どんなやりとりがあったのかっていうのは戻ってこないと判断ができないというような状況もあったりして、そこが一番不安でしたし、撮れたものに一番感動したのもあのシーンでした。Q:(ソン・ガンホさんへ)監督はパルムドールを2018年に受賞して、フランスで、そして韓国で撮影されてこられてました。監督のチャレンジをどう思われますか?ソン・ガンホ:監督は素晴らしい作品を手掛けられてきた。例えば『真実』。フランス映画です。今もいろんな作品企画を手掛けられていることを知っています。監督は常に挑戦を受ける方で、そこに感銘をうけます。あるいは感服しています。この作品もそうです。最もワクワクさせる作品の一つです。日本と韓国では文化的な違いがある。そういうことがあっても私たちはそれを乗り越えて幸せに一緒に仕事をすることができましたし、そのことが逆にこの仕事を面白いものにしてくれました。ソン・ガンホ「出会うまでは幸福ではなかった」キャラクターたちへの思い明かすQ:(監督へ)監督はトリロジー三部作をこの作品で完成させているような感覚はありますか?『そして父になる』、『万引き家族』、この作品で終わらせている感覚はありますか?またフランスで映画を作りたいと思っていますか?監督:繋がりがあるといえばそうかもしれない。『そして父になる』を撮って、こういうインタビューに答えていると、女性は子どもを産むとみんな母親になれるけど、男性はなかなか実感が持てなくて、父親になるには何か階段をのぼっていかないとなれないんです、というような実感を話したときに、友人から批判をされまして。女性でも産んだ人たちがすぐに母になるわけではない。母性というものが生まれつき備わっているのだということ自体が、やはり男性からみた女性に対する偏見であるということを指摘されて、それはすごく反省しました。そのことから、『万引き家族』の安藤サクラさんが演じた産まないんだけど母親になろうとする女性と、今回イ・ジウンさんが演じた産んだんだけれども、色んな事情で母になることを諦める女性という、その2人の女性像というのが、自分なりにそこの反省から生まれた2人の女性像という形で。これは本当に姉妹として描いているんですね。だから僕の中でも直線的に『そして父になる』からこの『万引き家族』と『ベイビー・ブローカー』はつながっております。Q:(ソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさんへ)素晴らしい演技でした。とても強烈なキャラを演じつつも、社会背景だったり、複雑な部分を理解させなければならなかったでしょうからどんな風に役に命を吹き込みましたか?カン・ドンウォン:ドンスは孤児です。でも彼は赤ちゃんを売っている仲介役です。なので、リサーチでそういう孤児院とか環境で育った方にお話を伺いました。その方々の内に痛みを感じ、それを映画のなかで表現しようとしました。ソヨン(イ・ジウン)と会うときに、彼の痛みは少し和らぎます。それを表現したいと思いました。イ・ジウン:私にとって初めての母親役。しかも未婚の母でした。なのでスクリーンで表現するのに自分が実際経験したことがほとんどなく緊張しました。またベイビー・ボックスについてはそれが何であるかを知るのに調べなければいけませんでした。シングルマザーという役は慣れ親しんだものではなく、シングルマザーに対しても知識がなかったのでお話をしたり、いろんなインタビューやドキュメンタリーを見たりして、ある程度理解することができました。彼女たちが強いこと、でも社会が彼女たちを見下しているということ。この経験で私の彼女たちを見る目がかわりました。ソン・ガンホ:同じですね。この映画のすべてのキャラクターはいままで人生で幸せを感じていない。幸福だった過去もないし、今も幸福ではない。出会うまでは幸福ではなかった。監督が描いたのは彼らの日常。それは普通の日常かもしれないが、同時にそこにある暴力性やその恐怖心、苦しみも描いている。それぞれの人生でそういったことが積み重なってきているわけです。そして客観的な距離のある形でこの世界がどんなに冷たいものか描きつつ、私たちの心を同時に溶かしてくる。僕らはみなキャラクターのアプローチは似たようなものがあったと思います。ベイビー・ブローカーを追う刑事の視点が映画の縦軸にQ:赤ちゃんとの撮影はどうでしたか?絆ははぐくめましたか?キャラクターが赤ちゃんに対して想いを描くことでどう変化していくか、そのあたりはどうでしたか?監督:母親役のイ・ジウンさんに似ているとか、そういうこととは一切関係なく、音に反応する子ということで選びました。それは正しかったんじゃないかと思っていますが、撮影の現場で、ソン・ガンホさんが動くと目で追ったり、目の前にいる養父母役の女性の顔に触ったりすることが、もちろん僕の演出ではなく起きていました。彼が電車の中でずっとカン・ドンウォンさんの手をずっと握っていたりして、そういうことが多分大人のお芝居にも活きてきているのではないかと思います。最後、ホテルで(赤ちゃんを)売りに行こうとするサンヒョン(ソン・ガンホ)に語り掛けるように赤ちゃんが大きな声を出してソン・ガンホさんの顔をみるとか、もう二度とできないと思いますが、本当にこういうことが起きるんだなって思う奇跡的な瞬間が、映画の中にはたくさんありました。ソン・ガンホ:今監督がおっしゃったように最後のシーンですよね。赤ちゃんが僕を見ていて、「ソンもういいんじゃない?テイク数、十分だと思うから撮影もうここでいいんじゃない?」、僕も撮影はここで良いと思ったからまるで赤ちゃんと会話しているような気がしておりました。カン・ドンウォン:ソン・ガンホさんとは僕は共演もしていて仲がいい。イ・ジウンさんのことはよく知らなかったんです。映画の中でも2人は仲がいいわけではなかったのですが、ロードムービーのような映画ですからすこしずつ仲良くなっていかなければいかない。その友情が映画と共に育まれていかなければない。そして加えて赤ちゃんの存在があった。赤ちゃんがアイスブレイカーになってくれた。赤ちゃんをきっかけにいろんな話をすることができたので赤ちゃんきっかけで仲良くなれました。イ・ジウン:赤ちゃんのリアクションが素晴らしくうまかったです。困ったことはなく、すごくかわいくて。劇中では母親としてふるまわなければいけなかったけど。本当にかわいくて何の問題もなく、役を演じるにあたり大きな助けになりました。Q、(イ・ジウンへ)自分の子どもを捨てるという役柄で一番の挑戦はなんでしたか?イ・ジウン:母親役は初めてのことでした。以前は、奇妙な話ですが、母親役をやったら面白んじゃないかと思っていたら、オファーが来たんです。すごい偶然でした。今回の母親役を演じるにあたって最善を尽くそうと思っていました。よくある母親ではなく複雑な過去をもち、すこし影がある。複雑な母親。母性もあるけど劇中ではその母性を持っていないかのようにふるまわなければいけない。赤ちゃんのことを愛に満ちた目で見つつ、その気持ちを隠さなければいけなかったり。Q、(監督へ)捨てられる赤ちゃんについてデリケートな形で語られた映画だと思いますか?ベイビー・ボックスはすばらしい発明だと思います。そういう状況の見方は変わりましたか?監督:日本でも韓国でも、この「ベイビー・ボックス」というものへの評価というのは定まっておらず、賛否色々とあると思います。多くは、この物語の冒頭でぺ・ドゥナさんが演じたスジンが発する「捨てるなら、産むなよ」というひと言のような、母親に対するバッシングが多分大半を占めるんじゃないかと思います。あえて、そのスジンのセリフから始めつつ、彼女の目線を通して、車の外から見ていたら単なる犯罪者の集まりである彼ら、そして売られていく赤ん坊を見る目線を、2時間の映画を通して色々なところから揺さぶっていきながら、スジンの中で彼女の言葉や、考え方、目線、母親に対する意見がどういう風に変わっていくのか、それが、映画の縦軸になるのだろうなと思いながらつくっていました。何か、僕が意見を表明するというよりは、映画をご覧になった皆さんがスジンと同じようにあの旅に同行しながら、スジンがそうしたように、それぞれの今までの価値観をちょっとだけ見終わった後にもう一度見つめ直していただけるような、そんな映画であれば良いなと思っています。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月28日SEVENTEENが、韓国4thアルバム『Face the Sun』のリリースを記念して全世界のメディアに向けたグローバル記者会見を実施し、アルバム『Face the Sun』や収録楽曲について語った。アルバムリリース前日の5月26日にデビュー7周年を迎えたSEVENTEENは、「4枚目のフルアルバムを出すことができる歌手になったんだということがとても感慨深い」(S.COUPS)、「デビューした時は7年後にこんなに愛をもらえると思っていなかった。本当に感謝している」(DK)とコメント。さらに7年後について聞かれると「14周年も7人で迎えて、歴史的なアイドルになりたい」(JUN)と話した。アルバムについて、タイトルは「太陽と向き合うという意味。僕たちSEVENTEENが唯一無二の太陽のような存在であるという野望と、新しい世界に向き合おうという希望のメッセージも込められている」(MINGYU)とコメント。アルバム制作に参加したメンバーのWOOZIは、その過程を振り返り「音楽で伝える感性や感情を込めた。恐怖に立ち向かい、自ら勇気のある選択をしたSEVENTEENの歩みを盛り込んだアルバムなので、たくさんの方に愛していただけたら」と語った。今回の目標を聞かれたSEUNGKWANは「今回はビルボードで1位を取りたい!」と意気込んだ。また、リード曲「HOT」の振り付けについて「多くの方が真似しやすい振り付け」(HOSHI)、「腕を使ったパワフルな振り付けに注目してもらいたい」(JUN)と話した。なお、「HOT」のパフォーマンスは、28日午後7時から行われる4thアルバム『Face the Sun』のカムバックショーで披露予定。この模様は、HYBE LABELS YouTubeチャンネルとNaver Now、LINE MUSICを通じて全世界に生中継される。『Face the Sun』は、世の中に唯一無二で莫大な影響力を及ぼす「太陽」のような存在になるというSEVENTEENの野心を率直に描いたアルバム。全世界で先行注文量220万枚を突破し、早くも自己最高記録を達成しており、日本では6月10日にリリースされる。<リリース情報>SEVENTEEN 4th Album『Face the Sun』2022年6月10日(金) リリース商品形態(バージョン数):5バージョン日本販売価格:2,640円(税込)商品詳細:チェーン別特典詳細:オンラインイベント詳細:予約リンク: 4th Album『Face the Sun』(CARAT Ver.)2022年6月10日(金) リリース商品形態(バージョン数):1バージョン(計13種のうちランダム1種)日本販売価格:1,430円(税込)チェーン別特典(CARAT Ver.)詳細:オンラインイベント(CARAT Ver.)詳細:予約リンク: オフィシャルHP:
2022年05月28日2022年4月23日に北海道の知床(しれとこ)半島沖で発生した、観光船『KAZU Ⅰ(カズワン)』の浸水事故。同観光船には子供2人を含む24人の乗客と2人の乗員が乗っていたとされ、同月27日18時現在、11人の死亡が確認されています。事故が起こった同月23日は、地元漁師が出航しないほどの強風で、波も高かったといいます。ネットでは『KAZU Ⅰ』が昨年も何度か事故を起こしていたことが話題になり、事故後、経営姿勢や危機管理の甘さが以前から指摘されていた点が明らかになりました。知床観光船事故、社長が会見を実施今回の事件を受け、観光船を運営する運航会社『知床遊覧船』は、同月27日に会見を実施。説明会後に行われた記者会見で、社長は「この度は、大変申し訳ありませんでした」と床に頭を付けて土下座をしました。同月24日午後に開かれた被害者の家族への説明会で、社長は荒天の中で出航した理由について「私は行けると思った」と述べたといいます。記者会見前に再度行われた、被害者の家族に向けた説明会について尋ねられると、社長はこのようにコメントしました。今のところ、私としては正直なところ、謝罪をするしかございません。内容としては、大切な家族を失ったわけですし、まだ捜索中の方もいらっしゃいます。ただ、もう見つかった方もいらっしゃいます。謝罪しても、謝罪のしようがございませんでした。「私ができる限りのことをやってあげたい」、それしか私には今、考えることはできないと思いました。過去の事故で船尾を擦ったものの、修理を行い、その後の検査を合格したという『KAZU Ⅰ』。社長によると、整備やテスト走行、安全確認なども行っていたといいます。報じられている「ほかは出ているのに、なぜうちの船は出さないんだ」といった過去の発言について、社長は「記憶にございません」とコメント。また、これまでの出航の判断については、「最終的に判断はすべて私にある」と述べると同時に、「基本的に、船の出航の判断は船長に任せていた」と発言しています。続いて、事故当日にほかの船が出なかったにもかかわらず出航した理由については、このように述べました。その(出航した)時点で海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで。あの、お客様もですね、やっぱり一番このような(北海道の)先端まで来てですね、「できればちょっとでも走ってほしい」というご要望がすごいあります。ですので(波の高さを)体感していただければ、揺れて「(元の場所に)帰ってくれ」みたいな気持ちになって、納得していただく方向をなるたけとってました。捜索活動を行う漁船今も現地では、多くの人による懸命な行方不明者の捜索活動が行われています。少しでも早く、行方不明者が見つかること。そして、今回の事故の原因を突き止めた上で、二度と同じ惨劇が起こらないことを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年04月27日木村拓哉が主演する青春スポーツドラマ「未来への10カウント」の記者会見が4月12日(火)本日、都内スタジオにて行われ、木村さんをはじめ、満島ひかり、安田顕、高橋海人(King & Prince)、山田杏奈が登場した。今回、ドラマの舞台となる松葉台高校ボクシング部の部室セット内に設けられた、リングの上に登場したキャストたち。本作では、生きる希望を完全喪失している男を演じている木村さん。会見では、「スタッフ・キャストが同じ方向を向いて、時に真剣に、時に和やかに、撮影を進めさせていただいてます」と日々の手応えを明かし、ヒロイン役の満島さんが「“ファイト”なイメージが強いと思っていたんですけど、実際にお話すると意外と癒やし系」と、12年ぶりの共演となる木村さんから感じる安心感について語ると、「満島さんはとにかくまっすぐな方。まっすぐな方がまっすぐな役をやって下さるので、適材適所というかすごく作業しやすい。それに、満島さんは基本あったかいです。表現もそうですが、他のキャラクターへの向き合い方も…」と絶賛する木村さん。これに満島さんは「うれしいです」と頬を緩ませながら、「葵としてできるだけ弾めるように、木村さんにやっちゃいけないこととかをいっぱいやりたいなと思っています(笑)」と密かな企みを明かす場面も。また、木村さんがボクシングに挑戦するのは本作が初だが、会見では、「練習期間がとても短い中、木村さんが毎回どんどん上達されるので、正直びっくりしました」とボクシング指導スタッフからの証言も飛び出す。一方、ドラマではボクシング部の部長を演じているが、こちらも同じくボクシング初挑戦となる高橋さんは、その魅力にどっぷりハマっているそう。現場から誕生日プレゼントとして贈られたグローブを身につけ、ボクシング指導スタッフを相手に華麗なパンチを披露し、木村さんとのミット打ちも行われ、さらに木村さんが、練習後に必ず全員が実施するメニュー“腹パンチ”も高橋さんから受けるというサプライズパフォーマンスも展開。終えた高橋さんは「緊張しましたが、木村さんとやらせていただくと、いつもめちゃくちゃいい音がするんです。相性といいますか、ソウルメイトといいますか、先輩後輩のつながりみたいなのを感じますね。でも、今回フルパワーでいかせていただいたんですけど、木村さんが全然痛がってくれなくて…。半年ボクシングに臨んでいた僕のプライドが傷つきます(笑)」ヘコんでいた様子だが、そのパンチはボクシング指導者も「リアルに人を倒せるパンチ」と太鼓判を押すレベル。涼しい顔で腹パンチを受け止めていた木村さんも「さっき食べたお弁当がちょっと上がってきました(笑)」とボクシングセンスを讃えた。そして、本作の注目ポイントについて“出逢い”と話した木村さんは「このドラマでは“出逢い”によって、各々のキャラクターが成長したり、喜んだり、傷ついたりしています。松葉台高校ボクシング部のスローガンには『不撓不屈』という言葉が記されているのですが、それは『どういう状況になっても屈しない』という意味です。今回のドラマにはそういったメッセージも込められています。まだまだ踏ん張り続けなきゃいけない状況が続いていますけど、そういうメッセージを受け取ってくださる皆さんにも感じていただけたら」とアピール。安田さんは“木村さん”が注目だと言い、「私は40代後半ですが、このドラマは木村さんや私などのミドルエイジ=中年層の話でもあるし、これから未来を担っていくであろう若い世代のお話でもあるわけで、それを桐沢祥吾という人間の目線からいろいろな角度で見ていくわけです。その目線がキーになっているので、今回はそこが見逃せません!」と説明。高橋さんは「木村さんって僕たちからすると、ドラゴンとかツチノコのような幻獣みたいに“本当に存在するのかな?”と思うくらい、憧れの存在。でも、いざ現場でお会いして、現場での立ち振る舞いや役に臨まれる姿勢を見ていくと、憧れから“なりたい存在”に変わっていったんです。それは僕だけじゃなくて、きっと生徒役みんな同じだと思います。そういうところが、お芝居としてもリアルに生徒と桐沢コーチとの関係性に出てくるんじゃないのかなと思うので、全話を通して注目していただきたいです」とコメントした。「未来への10カウント」は4月14日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送(初回は15分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2022年04月12日2021年12月1日に20歳の誕生日を迎えられ、成年行事にも臨まれた、天皇、皇后両陛下の長女である愛子さま。成年にあたり、2022年3月17日には皇居で初めてとなる単独の記者会見を行い、報道陣を前に自身の想いを直接お伝えになりました。愛子さまは今後について、「成年皇族の自覚と責任感を持ち、一つひとつのお務めを大切に、両陛下やほかの皇族方のお力になりたい」と述べています。『自身の長所』を聞かれた愛子さまの回答が話題に会見の質疑応答で、愛子さまは「ご自身の考える長所や短所などを教えてください」という問いに回答。周囲からはお人柄について「穏やかで無邪気」といわれることが多いという、愛子さま。きっと多くの国民も、同じ印象を持っていることでしょう。続いて、ご自身の考える長所について、このように述べられました。長所は、自分ではなかなか気付きにくいところではありますけれども、えー…事前にこのご質問をいただいたので、じっくりと考えてみまして。しいて申し上げるなら、どこでも寝られるところでしょうか。なんと、愛子さまは少し笑いながら「どこでも寝られるところが長所」と回答されたのです!愛子さまによると、栃木県那須郡にある那須御用邸で、着いた晩に縁側のソファで寝てしまい、そのまま翌朝を迎えた経験もあるのだとか。これも、愛子さまが周囲の人から「穏やか」といわれることに納得するエピソードですね。いい意味で皇族らしからぬ、なんとも愛らしい回答に、ネットからはいろいろな声が上がっています。・なんとおかわいらしい回答!お茶目な一面もあるんですね。・喋り方も穏やかで、愛子さまの性格が伝わってくる。和んだ…。・ご自身の長所について真剣に考えた結果が「どこでも寝られるところ」なのが、たまらない。きっと、「穏やかで無邪気」な性格の持ち主だからこそ、愛子さまはご幼少の頃から多くの人に親しまれていたのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年03月17日