人気漫画「リエゾンーこどものこころ診療所ー」がドラマ化!1月20日(金)より放送スタート!Upload By 発達ナビニュース人気漫画「リエゾン―こどものこころ診療所―」が全国テレビ朝日系の金曜ナイトドラマとして、1月20日(金)23時15分より放送されます(※一部地域で放送時間が異なります)。このドラマでは、児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害がある院長と研修医が、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に向き合い、寄り添っていく姿が描かれています。原作は、「週刊モーニング」(講談社)で連載中の同名漫画であり、今や累計120万部を突破している大人気作です。発達ナビでも監修いただいている児童精神科医の三木崇弘先生が原作、ドラマともに医療監修を務めています。ドラマでは、自閉スペクトラム症(ASD)がある院長の「佐山卓」役を山崎育三郎さんが、注意欠如・多動症(ADHD)がある研修医の「遠野志保」役を松本穂香さんが演じます。児童精神科の現場、子どもたちやその家族が抱えるさまざまな苦悩や思い、そこに向き合う医師の姿を繊細に描く「リエゾン―こどものこころ診療所―」をこの機会にぜひご覧になってみてください。<放送予定>第1話1月20日(金)23時15分~0時15分(全国テレビ朝日系・一部地域で放送時間が異なります)多様な人が働く「久遠チョコレート」のドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」が1月2日(月)より全国順次公開Upload By 発達ナビニュース障害、年齢にかかわらずさまざまな人が働く「久遠チョコレート」のドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」が2023年1月2日(月)より全国順次公開されます。愛知県豊橋市にある「久遠チョコレート」は、余計な油を一切加えないピュアチョコレートを使用した、こだわりのフレーバーと鮮やかなデザインで人気を博しているチョコレート店です。いまではショップやラボなど全国に52の拠点を持っています。「久遠チョコレート」の特徴は、障害がある人やシングルペアレント、不登校経験者など多様な人が働き、稼ぐことができる職場環境であること。その始まりは、代表の夏目浩次さんが障害者雇用の促進と低工賃からの脱却を目的としてパン工房を開業したことでした。その後、トップショコラティエの野口和男さんとの出会いが大きな転機となり、現在の「久遠チョコレート」へと至りました。「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる」という言葉が映画の中で、キーワードとして使われています。働く人たちがそれぞれの得意不得意の凸凹を補いあいながら生み出すチョコレート。さまざまなハンディキャップがある人と共に働くよろこびと、その難しさなど、「久遠チョコレート」がたどってきた山あり谷ありの19年間を描くドキュメンタリー映画をこの機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。<劇場公開>2023年1月2日 (月)~ポレポレ東中野、第七藝術劇場、名古屋シネマテーク、 ユナイテッド・シネマ豊橋18、KBCシネマほか全国順次公開第34回日本ダウン症療育研究会「ダウン症の生涯を知る、未来にそなえる」が2月4日(土)に大阪大学医学部銀杏会館で開催Upload By 発達ナビニュース第34回日本ダウン症療育研究会「ダウン症の生涯を知る、未来にそなえる」が2023年2月4日(土)13:30-16:40に開催されます。会場は大阪大学医学部銀杏会館ですが、オンラインでもライブ配信およびアーカイブ配信が行われます。ダウン症がある人の平均寿命が60歳を越え、成人期における過ごし方の重要性が注目されつつある中で、ライフステージを広く見渡し、これから何が起きるのか、どのような点に注意すればよいのか、ダウン症がある人の生涯、未来についてさまざまな視点から考えられるプログラムが予定されています。<プログラム>●13:30-13:40大会長挨拶●13:40-15:10教育講演①一人ひとりに合わせた学びでどの子も伸びる~多くの事例から見えてきたこと~②ダウン症の人が社会の一員として参加できるように~内科医からのメッセージ~③成人後の暮らしとお金について〜福祉サービスの視点から〜●15:20-16:00ミニレクチャー①美味しく食べるお口を育てるために知っておきたいこと②ダウン症児の整容に関する発達評価表の作成●16:00-16:30基調講演「ダウン症のライフステージを知る~乳児期から老年期まで~」●16:30-16:40第35回大会の紹介、閉会の辞<詳細>【日時】2023年2月4日(土)13:30-16:40【場所】大阪大学医学部銀杏会館(大阪府吹田市山田丘2−2)/オンライン【料金】●会場参加(ライブ配信+アーカイブ視聴情報つき)(定員150名)日本ダウン症療育研究会会員:無料/非会員:¥2,000/同伴のお子様:高校生以下無料●ライブ配信+アーカイブ視聴日本ダウン症療育研究会会員:無料/非会員:¥2,000【アーカイブ視聴期間】2023年2月5日(日)10:00 ~ 2月19日(日)19:00まで※ライブ配信+アーカイブ視聴一括の申込みとなります。申し込みはこちらから子ども向けパラスポーツ体験プログラム「KIDS学べて 遊べる パラスポーツ体験会」1月28日(土)開催Upload By 発達ナビニュース子ども向けパラスポーツ体験プログラム「KIDS学べて 遊べる パラスポーツ体験会」が2023年1月28日(土)に保谷こもれびホール「小ホール」にて開催されます。当日は、パラアスリートである円尾敦子選手を講師に迎え、「夢をかなえるためにみんなができること」についてのお話を聞いたり、アイマスクを着用したリレーゲームを体験したりすることができます。また、1階カフェラウンジ・はなみずきにて「こども食堂もぐもぐ」も開催されており、プログラムに参加したお子さんと保護者の方全員に、こども食堂で利用できるランチチケットが用意されています。そのほか、特別プログラムとして、パラアスリートである小池岳太選手により「片手でできる生活クイズ」が上映されます。このイベントは、JTBコミュニケーションデザインが、パラアスリート・指導者の講師紹介プログラム「あすチャレ!メッセンジャー」を招いて開催されます。 パラアスリートの方々のお話や、パラスポーツ体験を通して、障害理解を深めるとともに、「夢をかなえるためにできること」を考えることができるのではないでしょうか。<プログラム>第一部:トークセッション「夢をかなえるためにみんなができること」第二部:アクティビティセッション「アイマスクdeリレー体験」●プログラム終了後、1階カフェラウンジ・はなみずき「こども食堂」にてお食事提供●特別プログラム:「片手でできる生活クイズ」をロビーにて上映(小池岳太選手あすチャレ!メッセンジャー認定講師 )<詳細>【日時】2023年1月28日(土)10:00‐12:00【場所】西東京市立保谷こもれびホール「小ホール」(東京都西東京市中町1‐5‐1)【料金】無料/ランチチケット:こども(高校生以下)無料、大人(保護者)300円【定員】先着80名(3歳~15歳までのこどもと保護者)(事前登録制)【講師】円尾敦子選手あすチャレ!メッセンジャー 認定講師 (パラトライアスロン)申し込みはこちらから社会課題の解決を目指すimperfect、パッケージデザインに障害のあるアーティストの作品を使用した「アート&カカオ」第2弾を12月1日(木)より発売Upload By 発達ナビニュースウェルフードマーケット&カフェ「imperfect(インパーフェクト)」は、障害があるアーティストの所得支援を目指す「アートビリティ」と協業し、2022年12月1日(木)より、パッケージデザインに障害があるアーティストの作品を使用した「アート&カカオ」第2弾を表参道店とECサイトにて販売しています。アートビリティとのコラボレーション第1弾として2022年9月1日から発売された「アート&カカオ」が完売となり、今回新たにリニューアル発売されました。imperfectでは、世界の食と農を取り巻く社会課題の解決に取り組む「Do well by doing good.」(=いいことをして、世界と社会をよくしていこう)活動が展開されています。「実業を通じた社会課題の解決」を掲げ、社会や生産地・生産者にもよい、Well Food(ウェルフード)の提供が目指されており、「アート&カカオ」でも、森の保全に取り組みながら生産されたカカオが使用されています。第2弾のパッケージデザインに使用されているのは、石附若菜さんの「めでたい」という作品。線は全て手書きで、色はパソコンで塗られているそうです。「絵を見た方々が明るく元気な気持ちになって欲しい」という石附さんの思いから、鯛が泳いでいるところではなく元気に飛び跳ねているところが表現されているそうです。「私のように障害があって苦手なことが多くても好きなことで生きていっていいと、誰かの希望になれたら幸いです。」という石附さん。石附さんの描く元気な鯛の姿からパワーがもらえるのではないでしょうか。<詳細>【発売日】2022年12月1日(木)~【場所】imperfect表参道店/公式ECサイト( 東京都渋谷区神宮前四丁目12-10 表参道ヒルズ同潤館1 F)<商品詳細>【商品名】アート&カカオ【内容】クランチチョコレート3種類×3粒 計9粒 入り【販売価格】1,800円(税込)詳しくは公式サイトをご確認ください。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2023年01月10日会社の忘年会に参加した投稿者さん。本部長が締めの挨拶をしようとしたときに、突然店主が混ざってきて……。今回は、実際に募集した「飲食店でのトラブルエピソード」をご紹介します。忘年会に店主が乱入……会社の忘年会で、焼肉屋さんに行ったときのことです。個人経営のような焼肉屋さんで、10年以上前からうちの会社が良く飲み会で利用しているお店でした。終電が近づいてきたので本部長が締めの挨拶をしようとしたときです。突然店主が「私も入れて」と混ざってきました。それだけならまだ良かったのですが……。昔お店に通っていた、既に会社を退職された方の思い出話をし始め、なかなか止まらず。終電の時間もあるし、本部長の挨拶が台無しになるしで少しモヤッとしました。(27歳/会社員)店主の言動にモヤモヤ……忘年会で本部長が締めの挨拶をしようとしたところ、店主が「私も入れて」と混ざり、思い出話をし始めてモヤモヤしたという体験談。皆さんなら店員の言動が気になったとき、どう対応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月07日越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)が12月13日(火) 、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初出演・初主演映画『まくをおろすな!』の完成披露試写会に共演する工藤美桜、寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太、清水順二監督とともに登壇した。「ドッキリじゃないですよね?まだ、みんなのこと信用していないから(笑)」と晴れの舞台に半信半疑の表情。それでも「これからも(舞台挨拶ができるチャンスを)絶対作るから」とさらなる飛躍をファンに約束していた。演劇ユニット「30-DELUX」の舞台「のべつまくなし」「のべつまくなし・改」を大胆にアレンジして、江戸時代に実在した人物や史実を新解釈で描いたミュージカル時代劇。“心中コーディネーター”のブン太こと紀伊国屋文左衛門(越岡)が、相棒のモン太こと近松門左衛門(工藤)とともに、心中希望のカップルに芝居を打たせることで彼らの命を救っていく。完成披露試写会の会場となった日比谷エリアは、これまで越岡が舞台に立ったシアターが点在する縁深い場所だけに「不思議な気持ちもあります。初出演で初主演の作品はこれしかないですし」。上映後のファンの反応も気になるといい、「公開が始まったら、個人的にいろんな映画館をめぐりたいですね。振り向いてもらったら、たぶんいます!」と宣言する場面も。「見てもらえるワクワク感がありますね。エンターテインメント要素がたくさん詰まった作品なので、少しでも元気やポジティブさを持ち帰ってもらえれば」とアピールした。越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)共演する工藤は、「殺陣には自信がなかったが、こっしー(越岡)さんが練習に付き合ってくださり『俺のこと、斬っちゃう感じで思いきりやっていいよ』と何でも受け止めてくれた」と感謝の意。「現場には、こっしー主演だからこその空気感が流れていて、僕らはただそれに乗るだけ。頼りになった」(寺西)、「がっつりとお仕事をするのは初めて。越岡君ならではの明るい雰囲気だった」(原)とジャニーズの仲間たちからも絶大な信頼が寄せられた。工藤美桜「30-DELUX」主宰で、本作が初メガホンとなった清水監督は「お客様に笑顔を提供できる作品。みんなが輝いている作品ができたなという自負ある」と手応え十分。「基本コメディなので、くれぐれも真面目には見ないでいただき(笑)、歌のシーンではぜひ手拍子も。映画ですが、舞台の良さやライブ感を楽しんでもらえれば」と話していた。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『まくをおろすな!』2023年1月20日(金) 全国公開公式サイト:
2022年12月13日12月1日(木) 映画『月の満ち欠け』公開前夜祭舞台挨拶が実施され、大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、そして廣木隆一監督が登壇した。まずは来場した観客、そして全国322館の劇場でのライブビューイングに参加している観客へ向け「全国の皆さんも見てくれていますか? いよいよ明日公開、気合を入れて盛り上げていきたいと思っています」と大泉が挨拶。自身の故郷に「札幌~!」と呼びかけも。つづいて「この映画が色んな方々のもとに旅立っていってくれたらいいなと思います」(有村)、「いよいよ公開ということで今はドキドキ・ワクワクしています」(目黒)、「東京も寒くなって来て、そんな時期に心があたたまるピュアな映画を皆さんにお届けできるのが楽しみです。私の初めての映画出演は廣木監督の作品で、20年以上ぶりにまたご一緒できて光栄です」(柴咲)、「短い時間ですが最後までよろしくお願いします」(廣木)とそれぞれ挨拶を述べた。実は昨日、大泉の「GQ MEN OF THE YEAR 2022」ベスト・アクター賞授賞式と、有村が第47回報知映画賞、主演女優賞受賞が発表となったばかり。映画公開を前におめでたいニュースが続き、会場からは改めて盛大な拍手が沸き起こる。「賞をいただいたのはずいぶん久しぶり。ただ、マネージャーが授賞式に出るスケジュールが無いと慌てて断りそうになっていたものですから、『そりゃ(賞)貰いたいよ!』と言って無理矢理スケジュールを空けてもらいました」と裏話を明かす大泉。有村は「本当に信じられなくてびっくりして、マネージャーに何度も本当に? と確認しました。受賞した『前科者』は思い入れが沢山ある作品だったので嬉しいです」と喜びを語った。大泉洋主演を務めた大泉は「映画は子どものような感覚なんです。僕らの手を離れてここから皆様の元に作品が行くのが嬉しくもあり、寂しい気持ちも」と率直な思いを述べた。「宣伝が終わったら目黒蓮とももう会えなくなると思うと寂しい。まだまだバラエティタレントとして育てたかった」と会場の笑いを誘った。「だいぶ育ててもらいましたね。もっと鍛えてもらいたいです」と目黒が答えると、「それならばね、なんで今日厚底の靴を履いて来たんだ! 俺と出る時は厚底履くなって言ったろ!」と大泉のぼやき節が炸裂。すると、「実は今日スタイリストさんに厚底の靴とそうでない靴の2つを用意していただいていて、僕はまた大泉さんにぼやかれたいと思って『こっちで!』と(厚底の靴を)選びました(笑)」と目黒が明かすなど、本作の撮影から宣伝活動を通じてすっかり仲良くなった2人の阿吽の呼吸が発揮された。目黒蓮有村は「撮影が終わっても公開まで宣伝や取材等ふとした時に作品の事を思い出すんです。いざ公開となったら、良い意味で“さよなら”と送り出すことが出来る」としみじみ語った。目黒は「初めての単独での映画出演なので、皆さんの手に届いた時リアクションが楽しみです」。柴咲は「人を失った人の悲しみ・思いやりがきちんと込められている作品になると思ったので参加しました。年末が近づいて今年を振り返ることも多くなりましたし、昨今の情勢で不安になることもあったり、大切な人を失った方もきっといらっしゃると思います。そういった方々に寄り添えるような映画に携われて良かったです」。廣木は「映画はお客さんに観ていただいて完成するものだと思っています。どんな風に届くかわかりませんが、どうか可愛がってください」と映画公開への思いを述べた。柴咲コウ本作では“生まれ変わり”がテーマの1つとして描かれる。11月に行われた試写会では、キャスト陣が生まれ変わったらなりたいものをそれぞれ発表した。今回は、「自分がもし生まれ変わりだとしたら、前世がなんだと思うか」という質問が。大泉は「確か昔ローカル番組で調べたら空き缶だった(笑)。北海道の王様みたいな人だったと言われたこともありますね。なので北海道の王様でした!」と回答。有村は「北欧が好きで、以前番組で初めてノルウェーとフィンランドに行ったら呼吸がしやすくて、フィーリングが合う気がして、その後1人で訪れた際にもなんだか自分の居場所のような気がして。私も調べてもらったらスウェーデンかデンマークにいた人と言われたことがあって、もしかしたら前世は北欧に関係しているのかな」と答えた。目黒は「僕は牛です。マイペースなところが牛っぽい」と回答。幼少期は食べるのが家族の誰よりも遅かったというエピソードも披露した。柴咲は「武士。古美術店で刀が並んでいるとぞくぞくして『欲しい!』と思っちゃいます。時代劇系の映画に出ると私も侍がやりたいと思う」と答えた。廣木からは「ミズスマシ」という意外な回答が飛び出した。「ウシがいて、ブシがいて、ムシがいるんですね」と大泉が締め、再び会場の笑いを誘った。また、本作は登場人物4人とも八戸の出身であることから急速に親交を深めたり、瑠璃と三角が運命的に出会うのが高田馬場であったりと、実在の場所が運命の場所になっている。そこで、自身の思い出の中で「ここは自分の運命を変えた場所」についても質問が。有村は「先程も話した北欧です。人って勝手に涙が出るんだ、そんなことあるんだと思うくらい絶景に出会いました」と人生観を変えた経験を話す。有村架純一方の大泉は「僕はやっぱり北海道ですかね。大学でSnow Manの皆に会えたことが……」と語り出すとすかさず「TEAM NACSですよね?!」と目黒からツッコミが。他のキャスト陣が笑顔で見守る中、その後も2人の絶妙な攻防は続いた。最後に、廣木監督が「僕は生まれ変わりを信じていて、この作品のテーマのひとつとしても描いています。様々な視点で見てもらえると嬉しいです」と観客へメッセージを述べた。そして、キャストを代表して主演の大泉より「撮影中は辛いシーンがあったけれど、家に帰って娘の寝顔を見ると身の回りの当たり前がとてもありがたいことだと思えて、全てが奇跡の連続だと思えました。僕も生まれ変わってももう一度会いたい人は沢山いるし、いま出会っている皆とはまた生まれ変わっても会いたいな。そんな事を考えられる映画です」と挨拶し、「皆さんハッシュタグ“#月の満ち欠けみたよ”をつけてSNSでつぶやいてください!」と公開初日に先駆け一足早く作品を鑑賞する観客へ向けて口コミのお願いも欠かさずしっかりアピールし、イベントを締めくくった。<作品情報>映画『月の満ち欠け』上映中映画『月の満ち欠け』ポスタービジュアル (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)監督:廣木隆一脚本:橋本裕志主演:大泉洋出演:有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子関連リンク公式HP:::
2022年12月02日11月25日に公開された映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』の公開記念舞台挨拶が、11月26日東京・角川シネマ有楽町にて開催され、山野井泰史と武石浩明監督が登壇した。2021年、登山界最高の栄誉「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞。世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた伝説の登山家・山野井を、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石監督が長年追い続け、その足跡を1本の映画として作り上げた。本作は、今年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」でクローズド作品として上映された『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』に9分の新規カットを追加し、山野井泰史の実像に迫っていく。公開を迎え、「本当に映画館でやることになっちゃったんだなあっていう感じがしています」と笑顔を見せる山野井は、本作の映画化について「TBSのドキュメンタリー番組の制作の時のことは『いいですよ』とお答えしたことを覚えているんですが、映画になることについては言われたような、言われてないような感じで始まったんです。僕が他のことを考えているときを狙って話をされたのかも(笑)」と述懐。自身の人生を大きなスクリーンに映し出されることにも「これを目指したわけじゃないので、まぁいいんじゃないんですか?」と飄々とした表情を浮かべた。監督も「山野井さんからは自分から撮ってくれとは一度も言われていないんです。『じゃ、まあいいですよ』という感じで承諾をいただきました」と苦笑いし、自身の情熱で作り上げていったことを吐露。当然のことながら、山野井から『こう撮ってくれ』という注文はなかったそうだが、唯一のリクエストは「ブダイを釣り上げるシーン」だったとのこと。山野井は「うちの近くの港で釣りをやったんです。小っちゃいネンブツダイをたくさん釣り上げて。その時だけ、『向こうから撮ったほうがカッコいいと思うよ』と一言いいましたね(笑)」と楽しそう。監督は「映像を見てもらうと分かりますが、山野井さんは拾ってきたような釣り竿を使っているんですよ。餌も30円で。せめて60円の餌を使ったら? と言ったら『その値段ならイワシが買える』って言うんです」と言って、山野井の素朴な一面を明かした。山野井泰史完全版として追加になったシーンについて、監督は「何か足りないものを感じていて。ソロのくだりでは亡くなってしまう方が二人出てきますが、山野井さんをソロクライマーとしてどう描くかということも含めて、ソロクライマーの方の部分を付け加えました」とこだわりも。本作のナレーションは、山好きとしても知られる俳優の岡田准一が担当。岡田も山野井を「混じり気のない、眩しい存在。生き方に美しさを感じる。日本が誇る、知ってもらいたい日本人だ」と称えるが、山野井は「(奥様の)妙子の実家のほうで岡田准一さんと関係性ができた、繋がりができたと喜んでいました」と笑いつつ、「自分もパキスタンの山に登った時の記録にナレーションを入れてみたんですが、棒読みでお経のようになってしまって。やっぱりプロは違うんだなと思いました」と岡田を絶賛。監督も岡田の起用に「最初は岡田さんで(映画を)売るのかと思われるんじゃないかとも考えましたが、結果的に岡田さんが良かった。山野井さんと岡田さんは妥協しないところが似ている」と満足気だった。武石監督は以前から山野井のドキュメントを撮りたいと願っていたが、監督の印象を山野井は「最初はマスコミの人の怪しさがあって……(笑)、ちょっと警戒していたのを覚えています。でも、今までいろんな方と会ったけど、(マスコミ人の中で)一番体力がある。冬の富士山でも、カメラマンは追いついていけないのに、彼は走って一生懸命追っかけてきたんです」と語り、徐々に二人の絆が深くなっていった様子をうかがわせた。また、映画の中でも大事なポイントとなる「マカルー西壁」についても触れ、「結果は失敗したけれど、突き抜けた取材になった。彼をもう一度撮りたいと思ったきっかけです。全てが成功で終わる人には本当の意味で勝利の美酒を味わうことができないのかも。山野井さんは決してキレイな登山家ではないけれど、失敗があってそれを乗り越えるところがいいんです。ボロボロになってもまた挑戦する姿が映し出されていることがこの映画の魅力だと思っています」と、改めて山野井を称えた。武石浩明監督今後の山野井の活動も気になるところだが、「実は先日また登山にトライしたんですが、肉体的に無理を感じました。いつも以上にトレーニングをしたんですが、仕方ないなと」と残念がるも、「次は何で遊ぼうかなと考えています(笑)」と目を輝かせ、すでに前を向いていた。最後に山野井は「僕が主人公になっているので、僕の名前は1カ月くらい覚えてくれているかもしれませんが、映画の中には何人か亡くなられている方もいます。その方々の名前も1週間くらいは覚えていてください」と、同じく山登りに情熱をかけていた同志に敬意を払い、監督は「自分の好きなことをやり続けようと思って、いまだに続けている山野井さん。誰しも大切なもの、やりたいものがあっても、できなかったり、諦めてしまうこともあるかもしれないけれど、彼の姿を見て“燃えるための酸素”をもらえるような映画になっています。ぜひご覧ください」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。<作品情報>『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』2022年 / 日本 / 109分 / 5.1ch / 16:9語り:岡田准一監督:武石浩明撮影:沓澤安明 / 小嶌基史 / 土肥治朗公式HP:
2022年11月27日12月9日(金) より全国公開される『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』の完成披露試写会が11月22日都内劇場にて行われた。本作は、小学生の人気No.1児童書「かいけつゾロリ」シリーズを原作とした劇場版アニメーション。完成披露試写会には、声優を務める山寺宏一、生田絵梨花、霜降り明星の粗品とせいや、原作者の原ゆたかが登壇した。登壇陣はそれぞれ、自身が演じたキャラクターのカラーをイメージした衣装で登場。ゾロリ役の山寺は、ヒロインであるヒポポの声を担当し、劇中で5曲を歌唱している生田について「本当に素晴らしいんです!」と手放しで大絶賛。生田は「山寺さんに褒めていただけると本当に心にしみます」と喜び、ヒポポ役について「最初は歌うことにトラウマがあって、自信がないところから、仲間に出会ってだんだん成⻑していくので、その過程を表せたらいいなと思ってレコーディングしました」とふり返る。山寺は、そんな生田演じるヒポポによってゾロリもまた成⻑していくと熱弁。「ヒポポちゃんの成⻑物語でもあるけど、それを見ているゾロリも変わっていくし、それが歌になっています。セリフでは言えないことが歌に込められています」と歌が本作の魅力だと強調する。山寺宏一作詞をした原は、曲ができた段階で「これを誰が歌うか? 生田さんしか思いつかなかった」と語り、以前、生田がある番組で、ゾロリの着ぐるみと写真を撮影しているのを見たことがあって「ダメもとでオーダーして」とオファーの理由を明かした。生田からは、ヒポポの気持ちを理解するために、歌よりも先にセリフの収録をしたいというリクエストがあったという。そして「最初の一声をスタジオで聴いた時、『すごい……』と(作曲の田中公平と)顔を見合わせた」とその衝撃を語った。山寺も改めて「セリフも歌も素晴らしくて、そこにヒポポちゃんがいると感じました。びっくりしました!」と称賛。原と山寺からのあまりの絶賛に、生田は映画をこれから観る観客を前にして「ハードルが上がっちゃう……」と苦笑しつつ「とにかく、ゾロリを信じるというところまで気持ちを引っ張っていってもらいました」と山寺への感謝を口にしていた。霜降り明星の2人は、せいやが冒頭から「ビジュアル的に言うと、霜降り明星のゾロリ(せいや)とイシシ(粗品)です」と自己紹介し、すかさず粗品が「俺がゾロリやろ!」とゾロリの奪い合い(?)で笑いを誘う。粗品は今回の声優挑戦について「嫁と子供が大変喜んでおります」と笑顔を見せていた。さらに、せいやは、粗品が演じた「がしゃどくろ」役について「粗品にピッタリやなと思いました。M-1の準決勝で落ちた時に、がしゃどくろの顔をしてました」とイジリ、会場は笑いに包まれていた。原は、この個性豊かな声優陣について「アフレコ現場に立ち会ったんですけど、ほぼ初見で文句なし!」と称賛。この日の登壇陣は全員、原のオーダーでキャスティングされたとのことで、原は「なかなか素晴らしいと思います」と自賛し「最善の布石です!」と胸を張った。原ゆたか(原作者)ヒポポが夢に向かい、一歩を踏み出す姿を描いた本作にちなんで、登壇陣に「子どものころの夢は何だったか?」と尋ねると、山寺は「最初は漫画家でした。でも自分には模写しかできない、独自の絵を描けないことに気づいて断念しました。それからいろんな声で動物モノマネをするのが小学校の頃から好きで、なんとなく声を使った仕事を……と考えていたら、いまこうなっちゃいました」と明かす。この日の客席には、将来、声優になりたいという子どもたちもおり、山寺は「嬉しい!」と喜びつつ、夢をかなえるためのアドバイスとして「『好き』でいることだと思う。『好き』を見つけ、とことん追求すること」と呼びかけた。生田は「私も小学生の頃からミュージカル女優になりたいって言ってました」と山寺と同じく、小学生の頃からの夢を見事にかなえたことを明かし「上手くいかないこともたくさんありましたけど、好きだし、やりたかった。調子が良い時だけじゃないけど、細々と続けて、調子が良い時はより頑張って……という積み重ね」と良い時も悪い時も続けることの大切さを説く。生田絵梨花また、夢をかなえるためのヒントとして、生田はこの映画に触れ「本当に映画を観ていただくと、いま、自信ないと思ってる子、不安だと思っている子も『これでいいんだな』と自信を持てて、前に進める力をもらえると思います。大人のみなさんも、心が軽くなったと思えるセリフや歌があると思うので、この映画から夢をかなえる、明日を進むヒントをもらっていただけたらと思います」と呼びかける。せいやは「先生に媚びを売るわけじゃないけど……」と前置きしつつ、子どものころの夢が本作で演じた「かみなりじじいの声優でした。ピンポイント!」と語り、これには生田からも「メチャクチャ媚び売ってますね(笑)」とツッコミが飛ぶ。とはいえ、せいやが小学生の頃から『かいけつゾロリ』に夢中だったのは事実で「ずっと見てました。その映画に出れるってひとつ夢がかなったと思います」と喜びを口にする。そして、会場の子どもたちに向けて、せいやは「これだけ覚えて帰ってください。『自分のタイミングで寝ろ!』 これが夢を叶える一番の近道だ! 他人のタイミングで寝ないでください」とボケて、会場は笑いに包まれていた。一方、実家が焼肉屋の粗品の小さい頃の夢は「日本一の焼肉屋」とのこと。お笑い芸人として成功を手にしつつも、粗品はこの夢を「まだあきらめてない。追っている途中。準備期間です」と語っていた。そんな粗品も、子どもたちに向けた、夢をかなえるアドバイスと称し「常連さんにだけ、こっそり生レバーを……」ときわどいジョークを口にし、すかさずせいやから「犯罪や!」とツッコミが飛んでいた。霜降り明星(左から、せいや、粗品)原は改めて本作について「みんな、学芸会を前にドキドキするとかあると思うけど、和田アキ子さんが、舞台前にドキドキしてるのを見て、『このプロさえもこうなるのか……』と思いました。僕も同じで、いつも本を書く時『本ってどうやって書くんだろう?』と毎回イチから始まります。自信はないけど、頑張るしかないのはプロも小学生も同じです。それを知ってもらいたくて、そして、好きなことを見つけて頑張って、何か手に入れてほしいと思ってこの本を書きました」と子どもたちに優しく語りかける。山寺も「僕も小さい時から、いつもドキドキして、自信なくて、人前に出ると緊張していたし、実はいまもそうだけど、でも、ずっとやり続けるといいことがたくさんあります。この映画は、そんなことを教えてくれる素晴らしい映画です。ハラハラドキドキして、心が豊かになります。愛とロマンをオナラというベールで包んでます! 全国のオナラ、いや『ゾロリ』ファンのみなさん、そして、オナラをするすべての人に見ていただきたいです!」と語り、会場は笑いと拍手に包まれた。<作品情報>『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』2022年12月9日(金) 全国ロードショー原作:原ゆたか『かいけつゾロリ スターたんじょう』(ポプラ社刊)監督:緒方隆秀脚本:冨岡淳広声の出演:山寺宏一 / 愛河里花子 / くまいもとこ / 梶 裕貴 / ほか特別出演:生田絵梨花 / 霜降り明星(粗品 / せいや)公式HP:公式Twitter:
2022年11月23日映画『カメの甲羅はあばら骨』骨の髄まで感謝御礼舞台挨拶が11月17日、ユナイテッドシネマ豊洲にて開催され、声優を務めた清水尋也、OCTPATHの栗田航兵、四谷真佑、モリ・マサ監督が登壇した。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑「カメの甲羅はあばら骨」を、ごくごく普通の高校を舞台に映画化した本作。親友であるカメ田カメ郎(清水)とカエル川エル隆(磯村勇斗)は、平凡な学園生活を過ごしていたが、ある日、人助けをしたカエル川のニュースが拡散すると、カエル川は一躍学校の上位グループに入ることに。親友に突如訪れた友情の亀裂の行方は……。公開から約3週間が経過したが、清水は「SNSでも応援してくださっている方がいて『面白かった』とか『笑えるところがありながら、感動ストーリーになっている』という感想をいただいています」と報告すると、祖母からは「世界観がすごくよかった」というコメントをもらい「すごく嬉しかったですね」と笑顔を見せていた。清水尋也声優初挑戦となる栗田と四谷。栗田は「『作品に馴染んでいたよ』と言ってくださる方が多くてうれしかったです」と笑顔を見せると、四谷も「初めての経験で、不安や緊張があったのですが、隣で栗田が純粋に楽しんでいる姿を見て、緊張がほぐれました」と感謝を述べていた。栗田航兵四谷真佑「爽やかな青春が味わえる」という評判の本作。それぞれの青春エピソードを聞かれると、清水は「高校生のとき、軽音楽部に入っていたのですが、後夜祭でライブをした瞬間が忘れられません」とエピソードを披露すると、栗田は「僕も文化祭などにガチでやるタイプなのですが、それが終わったあと、公園でアフタートークをするのが大好きで、僕の青春と言えば公園ですね」と発言していた。イベント中盤には、主題歌「Like」を担当したOCTPATHの栗田、四谷以外のメンバーである海帆、古瀬直輝、太田駿静、高橋わたる、小堀柊も登壇。清水は古瀬とプライベートでも親交があることを明かすと「ライブを観にいかせてもらっているのですが、会場の一体感がすごいんです。オーディションから応援していたのですが、まさかこんなに早く仕事で一緒になれるなんて思っていませんでした」と嬉しそうに語っていた。この日は、OCTPATHによる主題歌のサビの振り付けのレクチャーも行われ、会場は大いに盛り上がっていた。取材・文・写真=磯部正和<作品情報>映画『カメの甲羅はあばら骨』公開中公式サイト:
2022年11月18日三浦透子が単独初主演を務める映画『そばかす』完成披露舞台挨拶が11月16日(水)に都内劇場にて行われ、三浦さんらキャストが登壇した。さらに、本作に友情出演する北村匠海がサプライズ登場し、三浦さんと観客を沸かせた。北村さんが花束を持って現れると、三浦さんは思わず笑みをこぼした。三浦さんが14歳、北村さんが13歳の頃からの俳優仲間というふたり。北村さんは「(三浦さんが)こういうのは嫌だろうなと思いながら、来ました」と照れ笑いすると、三浦さんはすぐさま「めちゃめちゃうれしいです」と満面の笑みで返していた。北村さんの撮影期間は短くシーン数も少ないが、非常に重要な役どころとなっている。北村さんは出演を決めた経緯について、「まずは透子さんの初主演、お声がけいただいて脚本を読んで、シンプルに物語に惹かれたのが一番大きかったかなと思います。三浦さん演じる佳純と表裏一体のような役どころだったので、ちょっとばかし緊張して現場入ったのを覚えています」と明かした。三浦さんは「共演自体がすごく久々で、次共演できるときはどんな役だろうとお互い思っていて。こういう関係性の役なんだって思った」と、うれしさをかみしめていた。『そばかす』は、物心ついたころから恋愛が何かわからず、その感情を持たない30歳・蘇畑佳純(三浦さん)の物語。恋愛感情のない自分に不安を抱きながらもマイペースで生きてきた佳純だが、妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる。無断でお見合いをセッティングされた佳純は、そこで結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会うが…。本作において、佳純の中学時代の同級生・真帆を前田敦子が演じる。前田さんは「透子ちゃんと聞いて“ぜひとも”と。スタッフさんたちもご褒美のような作品だなと思いました」と言い、三浦さんについて「あっという間にすごい大好きになりました」と三浦さんに微笑みかける。三浦さんは「こちらこそです!真帆ちゃんの持っている格好よさを前田さん自身が素で持っていて救われました。何か努力することなく自然と関係性を作ることができたのは前田さんだったからだなと思います」と、相思相愛の三浦さん&前田さんコンビだった。そのほか、舞台挨拶には共演する伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督が出席した。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年11月16日撮影された舞台映像について考えるシンポジウム『撮る、のこす、使う!〜舞台公演映像の利活用をめぐるシンポジウム〜』が、EPAD2022 実行委員会主催により12月1日(木) に開催される。撮影された後、保存されても使われないまま時間が過ぎ去ることが多い舞台公演の記録映像。2020年にスタートしたEPAD(緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業)では約1300本の舞台公演の記録映像を収集しており、さらに400本あまりの情報を公開できるように作業を継続している。シンポジウムでは、舞台公演映像が教育・研究・国際交流の各現場でどう利活用されているのか、またコロナ禍を経てどのように利活用できるのか、その具体的な方法や可能性について考える。【EPAD(緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業)とは】2020年に寺田倉庫と緊急事態舞台芸術ネットワークが新型コロナウィルスの感染拡大に伴い困難に 陥っている舞台芸術等を支援できるよう、デジタル公演映像の収集と、配信可能化のサポートを通じて、収益力強化に寄与することを目的に設置。人間が「芸術と共に生きる」ために、作り手・観客をつなぐ重要なファクターとなるデジタルアーカ イブの活用を支援し、文化と共に生きる社会を目指す。<イベント情報>『撮る、のこす、使う!〜舞台公演映像の利活用をめぐるシンポジウム〜』2022年12月1日(木)第1部:13:30〜15:00「教育・研究の現場から」第2部:15:30〜17:00「国際交流の現場から」【内容】■第一部「教育・研究の現場から」梅山いつき(近畿大学)岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館)多和田真太良(玉川大学)松山立(日本大学)モデレーター:横堀応彦(国際演劇協会日本センター / 跡見学園女子大学)■第二部「国際交流の現場から」伊藤達哉(緊急事態舞台芸術ネットワーク / ゴーチ・ブラザーズ)川崎陽子(KYOTO EXPERIMENT)成島洋子(SPAC-静岡県舞台芸術センター)堀朝美(贅沢貧乏)モデレーター:三好佐智子(EPAD2022 事務局長 / quinada)特設ウェブサイト:※ご視聴には、事前申し込みは必要ありません(無料)。※当日、お時間になりましたら、上記URLよりご視聴ください。※本シンポジウムは後日アーカイブ映像の配信を予定しております。関連リンクEPAD ポータルサイト Digital Theatre Archive Beyond Boarders
2022年11月15日11月3日(木)に開催を予定していたマ・ドンソク主演映画『犯罪都市THE ROUNDUP』の舞台挨拶が、ソウル雑踏事故の影響を受けマ・ドンソクの来日が中止となり、同日に予定していたすべての舞台挨拶も中止となった。今回の決定は、10月29日(土)に起きたソウルでの雑踏事故を受け、10月30日(日)~11月5日(土)までが韓国の国家哀悼期間となったため、韓国権利元と配給会社で協議した結果によるもの。マ・ドンソクの参加予定回だけでなく、すべての会場での舞台挨拶が中止となる。なお、当該上映回のチケットについては、ローソンチケットにて払い戻しを実施。ローソンチケットからの「ご購入済みチケットに関する払戻し手続きのご案内」を参照のこと。『犯罪都市 THE ROUNDUP』は11月3日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犯罪都市 THE ROUNDUP 2022年11月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION
2022年10月31日10月29日池袋グランドシネマサンシャインにて映画『カメの甲羅はあばら骨』の公開記念<祝>ニューボーン舞台挨拶が行われ、声優を務めた清水尋也、磯村勇斗、栗田航兵(OCTPATH)、四谷真佑(OCTPATH)、そしてモリ・マサ監督が出席した。本作は、動物たちの体のしくみが人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』の劇場アニメ化作品。インパクト抜群な動物人間たちが登場する、動物園でもアマゾンでもなく“ごくごく普通”の高校を舞台にした学園コメディとなっている。主人公・カメ田カメ郎役の清水は、念願の封切りに喜色満面で「先に言うと……変ですよ!? ヴィジュアルもインパクト大!」とジョーク交じりにアピールして「物語は色々な個性が集まって繰り広げられる王道青春ストーリーなので、観終わると不思議な感覚になります。見た目はくどいのに王道って、まるでトリックアートを見せられている感覚。ん?この説明だとわかりづらいかな?」と独創的な作品を必死に解説していた。カエル川エル隆役の磯村は「登場する動物人間の性格には説得力があって、納得させられる。そんな動物人間たちの学生生活を垣間見ることができて笑えるし、王道の青春ストーリーなので友情話にも感動できます」と見どころをピックアップ。清水から「今の磯村君の声からは想像がつかない声」と声の成り切りぶりを絶賛されると、磯村は「別人が演じていたのかも!?」と照れ隠しの冗談で笑わせた。ワニ渕ワニ平役の栗田とワシ崎ワシ也役の四谷はともに声優初挑戦。栗田は「監督をはじめ、皆さんが優しくサポートをしてくれて、収録中はずっとニコニコと楽しかった」と振り返り、四谷も「ワシ崎ワシ也は鼻につくようなナルシストキャラなので、ネットで“ナルシスト 声”と調べて家で練習。親からは『大丈夫?』と心配されました」と熱演を報告した。2人の初挑戦にモリ監督は「お二人の声はバッチリと役にフィットしていました!」と太鼓判を押していた。四谷は栗田が演じたワニ渕ワニ平について「まさに栗田そのままだと思った。栗田も普段から口を大きく開けて生きているので違和感はなかった」と納得。一方、栗田は四谷が演じたワシ崎ワシ也について「本人と同じ顔だと思った。四谷ワシ也みたいな。適材適所です」と高評価だった。本作で親友を演じた清水と磯村だが、次回共演するとしたらどんな役柄で共演したいかを聞かれると、清水は「次回ガッツリと共演できるのならばどんな役でもいい」と磯村との再共演を期待。すると、当の磯村は「アメリカのストリートカルチャーに触発されたような物語でバディを組みたい。というか、それを僕が監督として撮りたい」と妄想。すると四谷は栗田に「イタリアかフランスにある噴水のそばで落ち込んでいる人をやってほしい」と謎過ぎる設定のキャラクターをリクエストして、磯村は「もうこの4人でミックスカルチャー系の物語をやろう!」と『カメの甲羅はあばら骨』を超えそうな独特な映画の構想をぶち上げていた。栗田と四谷はOCTPATHとして主題歌「Like」も担当。壇上では四谷の歌唱で栗田が楽曲の振り付けの一部を生パフォーマンスした。四谷が「肯定的な歌詞なので聴く人の背中を押すような楽曲。監督からは『この映画のためにある曲だ!』と言ってもらえて嬉しかった」と解説すると、清水は「サビの歌詞などが、まさにこの映画のためにある曲だと思った。ノリもいいし、聴いているとついつい体が動く。この映画をまとめてくれる曲で何度も聴きました。そしてライブも行きました!」とお気に入りの一曲だと紹介した。そんな清水と磯村に対して四谷からは「今日の舞台挨拶の打ち合わせの段階からボケを入れたりして場を和ませてくれた。そういった気の配り方が凄い。これがモテる男の極意なのかと思った。身長も高いし、顔も整っているし」と嫉妬されると、すかさず清水が「僕なんて菜箸とかゴボウとか呼ばれているよ」と長身自虐で会場を爆笑させていた。最後に主演の清水は「今日の舞台挨拶の雰囲気と同じくらい、アフレコ収録もみんなでワイワイ楽しく作り上げた作品です。クスッと笑えるところも、ウルッとくるところも、真面目に考えさせられるところもあったりして、たくさんの要素が詰まった映画になっています。見た目のインパクトの強さも含めて、最初から最後までジェットコースターのように振り回されながら楽しんで観てほしいです」と大ヒットを祈願していた。<作品情報>『カメの甲羅はあばら骨』上映中『カメの甲羅はあばら骨』メインビジュアル(C)2022カメの甲羅はあばら骨製作委員会(C)川崎悟司 / SBクリエイティブ原作:川崎悟司『カメの甲羅はあばら骨』(SB クリエイティブ刊)監督:モリ・マサ脚本:田中眞一 / モリ・マサアニメーション制作:タイプゼロ主題歌:OCTPATH「Like」(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)劇中歌:「骨賛美歌」高垣彩陽「噛みついても良いですか?」「噛みついても良いですか?~選挙 ver.~」サメ津サメ成(CV:天月)■キャスト清水尋也 / 磯村勇斗 / 江口拓也 / 上國料萌衣(アンジュルム)野津山幸宏 / 天月 / 栗田航兵(OCTPATH)/ 四谷真佑(OCTPATH)/ 森本晋太郎(トンツカタン)/ 坂本慶介 / でんでん公式サイト:公式Twitter:
2022年10月30日東京国際映画祭にて映画『わたしのお母さん』の上映後舞台挨拶とQ&Aに主演の井上真央と杉田真一監督が登壇した。鑑賞直後の観客を前に、杉田監督は「映画の企画を考えていたころ、母と娘の問題を目にすることが多く、掘り下げていくと、この問題の語られ方に違和感を覚えた。一括りには語ることができないと分かり、興味を持ったのがきっかけです」と語り、母親役に石田えり、娘役に井上さんを起用した理由について「この二人がいなければ映画は成り立たなかった。一言で言うと決め手は、『石田さんは年々増していく現役感』『井上さんは佇まいの説得力』だと思います」と説明した。誰よりも近いのに誰よりも遠い、母と娘の物語を描く本作。母との関係に苦悩する娘役の井上さんは、「この映画で、私が演じた夕子のように、親子関係に苦しむ人や生きづらさを感じている人に届けられるものがあるのではないかと思いました。役として夕子を生きる、そこに存在する、というのは難しかったですね」とふり返る。Q&Aでは、井上さんの熱演がみられるラストシーンについての質問が多数あがった。井上さんは「ラストで初めて夕子が本音を言えたのだと思います。ラストの夕子の表情については、観る人によって解釈が異なり、面白い感想も頂きました。監督もこの映画のテーマとして、感情や物事について何か特定することを避けて描いていましたので、観る人それぞれの自分の物語として捉えてもらえると嬉しいです」と語りかける。また本作の特徴である、セリフが少なく表情で見せるシーンが多いことについて質問が投げかけられると、井上さんは「印象に残っているのは、はじめの母と娘の再会シーンなのですが、色々動きを付けたり試したのですが、結局は、何もしない姿を長回しで撮影しました。これは台本にもなかったシーンでしたね」と言うと、監督は「台本でセリフに込めたことも、井上さんの芝居を見るとセリフが無くても伝わるな、と感じた。何もしなくても井上さんの佇まいで語ることができる、それをちゃんと映すべきだと判断しました」と説明。セリフがなく、歩くシーンを大事にしたいと監督に言われたそうで、井上さんは「歩くだけで夕子の気持ちを表現するのは難しいなと悩んだのですが、監督から『溢れそうな一杯のコップを持ちながらこぼれないように歩いている感じ』と言われて、何となく腑に落ちたんです」と現場でやり取りを明かしていた。『わたしのお母さん』は11月11日(金)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:わたしのお母さん 2022年11月11日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2022「わたしのお母さん」製作委員会
2022年10月28日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、第41回バンクーバー国際映画祭に正式招待作品され、廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地での舞台挨拶に登場した。本作は『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』の公開も控える人間ドラマの名手・廣木隆一監督が、『告白』など数々のベストセラーを生み出してきた湊かなえの同名小説を映画化したエンタテインメント作品。繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開いた戸田、永野をはじめ、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオら実力派キャスト陣が集結し、ひと際キャラの濃い母娘たちを熱演している。先日、北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭にて、正式招待作品として華々しくワールドプレミアが行われ、湊かなえと共に、廣木隆一監督が現地での舞台挨拶に登場。2018年『ここは退屈迎えに来て』以来4年ぶりのバンクーバー登場とあって、新作を心待ちにしていた現地の観客から拍手喝采で出迎えられた。左から)廣木隆一監督、湊かなえ廣木監督といえば下積み時代、世界最大のインディペンデント映画祭として有名なサンダンス映画祭に見出されアメリカに留学後、2003年の『ヴァイブレータ』で国内外40以上の映画祭で大きな注目を浴びた。今ではヴェネチア、トロント、ロッテルダム、上海、釜山、香港など、世界各地の映画祭でその名を轟かせており、世界が新作を待ちわびる監督のひとりだ。今回バンクーバー国際映画祭では、観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的に今年から新設され、最優秀賞を争う対象となる「ショーケース」部門からの出品となった。映画祭のプログラミングチームは「今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です」と選出理由を語っている。さらに「監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました」と、女性の繊細な心情を描くことに定評のある廣木監督の手腕を絶賛した。「戸田恵梨香の狂気がすごかった」第41回バンクーバー国際映画祭の様子満員御礼となった上映会場では、ところどころで笑いが起きたかと思えば、終盤にはすすり泣きが響くなど、目の肥えた観客たちからもリアクションは上々だったようで、「とても深いストーリーで心が揺さぶられた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声や表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった」との声が寄せられた。『母性』の制作について廣木監督は「ナレーションで全てを説明するようなことはしたくなかったので、役者さんのリアルな芝居を引き出すことに注力しました。戸田さんも永野さんも、それぞれのキャラクターの感情とリアルな芝居というものを一生懸命に追求してくれて、脚本に書かれていることを基に、毎回素晴らしいものを組み立てて撮影に臨んでくれたので、それを見るのが楽しみでした」と振り返った。また観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と問われた際は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭に置いて作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と自身の信念を明かした。その言葉に頷くように、湊かなえも「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情も違うんだと見て分かる、廣木監督だから撮れた奇跡の映画だと思います」と太鼓判を押した。なお『母性』は、10月24日に開幕した第35回東京国際映画祭でも、特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。廣木監督の新たな代表作として、日本国内でも話題を集めそうだ。『母性』11月23日(水・祝)公開(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月28日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!挨拶を無視する隣人隣の奥さんは、私の旦那が近くにいるときだけ、すれ違うときに挨拶を返してくれます。ところが旦那がいないと、挨拶をしても無視するのです。最初は「私の声が小さくて聞こえなかったのかな?」と思っていたのですが、声量に気をつけても挨拶が返ってくることはありませんでした。なにか気に触るようなことをした覚えもありません。出典:lamire「もしかすると、子どもたちが少しうるさかったのかな?」と思ったりもしましたが、隣のご家族には活発な男の子が3人いるので、うちの子どものことを気にしているとは思えませんでした。しかしその後も何度も無視されるので、モヤモヤ…。そんな中、いつものように「無視されるだろうな」と思いながら、挨拶をして通り過ぎようとしたところ…。5歳の息子が「なんで大人なのに挨拶しないんだろうね」と言ったのです。幼い子どもの言葉にグサッときたのか、隣の奥さんは顔を赤らめながら、小さな声で挨拶を返してくれました。息子の率直な一言のおかげで、スカッとしました!(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月27日映画『窓辺にて』が本日10月26日(水)にTOHOシネマズ 日比谷にて東京国際映画祭の舞台挨拶を実施。主演の稲垣吾郎と今泉力哉監督が参加し、撮影エピソードや、本作に込めた思いなどを語った。稲垣さんと今泉監督との出会いは、いまから4年前。2018年の東京国際映画祭で稲垣さん主演作『半世界』と今泉監督の『愛がなんだ』が上映、映画祭で出会いを果たし、その後、雑誌の対談で再会。当時、稲垣さんから「僕を主人公に映画を作るなら?」という質問をしたそうだが、実はそのときすでに企画は進行していたという。当時をふり返って今泉監督は「実は今考えているところです、とは言えずに誤魔化しながら話しました」と苦笑い。脚本を読んだときには、今泉監督が生み出した言葉だと感じるセリフがあったとし、「僕をイメージして作ってくださった脚本だと伝わってきました」と笑顔の稲垣さん。MCからは「ホテルで女性(玉城ティナ演じる高校生作家の留亜)がシャワーを浴びているときに、布団をかぶっているシーンが稲垣さんっぽい!」と指摘される一幕があり、「それは初めての指摘です」「確かに、あの状況になったら同じことをするかも…」と答えた。また、今泉監督らしい言葉が散りばめられている本作。そういった言葉が生まれる理由について今泉監督は「自分が感じていることを書くことが多いです。映画のセリフは決め台詞にすると現実世界からかけ離れてしまいます。それは避けたいので、普段使っている言葉で書くことは意識しました。ただ、今回の場合は、茂巳の役が小説家なので、しゃべり言葉と文語的な言葉が混ざっていても成立するのかなとは思っていました」と解説。さらに「稲垣さんのこれまでの経験、人生が役にのった気がしています」と稲垣さんが話すことでセリフが説得力を増したという。一方稲垣さんは「もし僕が結婚して妻が浮気をしていたら、ショックはショックだと思います。でも、その場でうまく感情表現ができないかもしれません。どのくらい落ち込んだらいいのか、どのくらい怒ればいいのか、ある種の“線”を考えてしまう自分がいると思います」と想像しながら、「人の価値観はそれぞれだけど、(映画では)いろいろな登場人物が幸せになろうとしています。自分で言うのもなんだけど、彼らがとてもチャーミングに感じられる作品です」と語った。そして「パブリックイメージやこんな風に演じてほしいというイメージにあてて書くあて書きではなく、素の僕にあてて書かれているように感じました」と印象を明かした稲垣さん。「僕が言いそうな言葉が出てくるので、監督には僕が思っていることを見透かされている気がしました」とちょっぴり恥ずかしそう。「(現場で)自然に佇んでいれば茂巳としていられました。お芝居しすぎない今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていく形であわせていきました。僕にとって最高の経験でした」と撮影をふり返った。目指したのは、現実世界で良い・悪いとされていることへの“問い”だという今泉監督。「例えば、手放すことがマイナス、続けることがプラスとされているけれど、実は手放すことは次に進むために必要なことだったりします。これがいけない、これがいいということを“疑おう”という作品です。共感やみんなが知っている感情は主題になりやすいですが、僕は他人には理解されないような小さな悩みを主題にしています」と本作のテーマについて丁寧に解説する場面も見られた。『窓辺にて』は11月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窓辺にて 2022年11月4日より全国にて公開©2022「窓辺にて」製作委員会
2022年10月26日ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」が10月15日より配信スタート。10月10日には第1話をいち早く観ることができるプレミア試写会が行われ、主人公役の関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、プロレスラー役の武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が登壇した。現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く本作。熱血教師を夢見て高校の教鞭を執るも、理想の教師像に悩み苦しみながら生徒と真正面から向き合っていく大地大輔役を、ドラマ初主演のメンディーさんが演じる。また、大輔が担任を務める3年D組には様々な問題を抱えた生徒がおり、年の離れた弟の世話と寝たきりの祖父の介護をする武藤啓役で水沢林太郎、妊娠し相談先を失っている岡田カズ役で秋田汐梨、金欲しさに闇バイトに加担してしまう鶴田源一役で曽田陵介、家業を守るため寝る間も惜しんで働く小橋アキラ役で紺野彩夏が出演している。試写会後にはメンディーさんと武知さんがドラマの見どころや、来場者からの質問などに答える一幕も。ドラマ初出演の武知さんは、本ドラマへの出演決定を最初に両親に報告したそうで「最後まで逃げずにやり切って、と言われました」と母親からの激励があったことを明かした。また「5年ほど生やしていた髭を剃りました」「髭なしが好評でそのままにしています」と話すと、会場のファンも大きく頷く。続いて、注目のシーンについて問われると、メンディーさんは「第1話の巨漢レスラーを持ち上げるシーンも見どころですが…、やはり最終決戦後のシーンですかね。大地大輔が生徒の前で話すシーンがあるのですが、『覆面D』を通して伝えたいメッセージがぎゅっと詰め込まれたラストシーンになっているので、是非観てほしいです」と明かし、「この作品を通して、1人でも多くの人が一歩踏み出そうと思える作品になっていると思いますし、一緒にこの作品を全国に届けていけたら良いなと思っています」とコメント。また、当日の来場者アンケートでは、第1話について98%が「胸が熱くなった」と回答。印象に残ったシーンについては「巨漢のプロレスラーを倒すために、大輔が諦めずに立ち向かっていくシ-ンがとても素敵でした」「プロレスのシーンがどう絡んでくるか気になっていましたが、そう来たか!と思い、続きがどんどん気になりました」と、大輔がプロレスに出会ったきっかけと、巨漢レスラーへ意を決して挑むシーンに反響が集まった。「覆面D」第3話は10月22日(土)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年10月17日中山優馬主演『エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」』の初日取材会が、10月14日(金) 紀伊国屋ホールで行われ、舞台写真と出演者のコメントが到着した。エン*ゲキシリーズは役者・池田純矢が自身の脚本・演出により《演劇とは娯楽であるべきだ》の理念の基、誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演するために作られた企画。シリーズ6作目となる最新作では、“即興音楽舞踏劇”と題して、即興で音楽を奏で、舞うという挑戦的で革新的な試みに挑戦する。主演を務めるのは、ストレートプレイからミュージカルまで幅広く活躍し、高い歌唱力とキレのあるダンスが高い評価を得ている中山優馬。共演には『宇宙戦隊キュウレンジャー』の主演で注目を集めた岐洲匠、本作の大規模オーディションを経て初舞台にして抜擢された夏川アサ、声優として青年から二枚目まで様々な役柄を演じる野島健児、俳優としての活動や舞台作品の脚本を担当するなどマルチな才能を発揮している池田純矢、エン*ゲキシリーズお馴染みのメンバーである鈴木勝吾。さらに、圧倒的な存在感と硬軟自在の演技力で日本のドラマ・演劇界では欠かせない存在の升毅が名を連ねている。■中山優馬 コメント即興音楽舞踏劇という新ジャンルで、いつもと違うことに挑戦しています。即興というのはその瞬間に生まれた感情を表現していきますが、自分の中から生まれたものだけでなく、相手役からいただくものを自分の中に取り込んで、その反応としての表現もとても大切だと思っています。即興で表現できるようにする稽古は、毎日とても刺激的でした。こんなことを思い付くとは……、純矢君は本当にヤンチャな人だと思います(笑)。作品創りを支える知識もとてもすごく、面白い人です。こんな時期だからこそ今、この瞬間に起きている目の前のことを大切にできれば、と思います。この作品はまさに今、この瞬間、が繰り広げられている作品です。この劇場でしか観られない新鮮さを届けたいと思います。劇場でお待ちしております。■岐洲匠 コメント明日の初日、いかに自由にここに立っていられるか、それが自分の課題です。即興音楽舞踏劇というジャンルは、本当にいかに自由でいられるかが大切だと思っていて、ただ自由の幅が広すぎて難しいです……(笑)。舞台なので最低限のルールはありますが、その中で自由でいること、縛られず固定されずにいる気持ちを大事にしたいと思います。■夏川アサ コメント初めての舞台が即興音楽舞踏劇というハイレベルな作品で、とても貴重な経験をさせていただけてとても嬉しいです。まだまだ経験が浅いので、池田さんはじめ、共演者の方々にたくさん支えていただいてここまでやってきました。23年間の殻を突き破って裸の心で、舞台に立てられれば、と思います。心から向き合ってくれた池田さんに感謝の気持ちでいっぱいです。■野島健児 コメント普段は声優としてアニメーションの現場でお仕事することが多い僕にとって、稽古一つとっても、とても新鮮でなかなかできない経験をさせていただいています。新しい挑戦はとても嬉しく、二つ返事で「やります!」とお答えしたことを覚えていますが、いただいた企画書に「即興」と、見慣れない文字があったことを、その場では見なかったことにしたのですが……、こういうことだったのか!と、今改めて思っています。ゼロから役を作っていくことも含めて、初めてづくしの現場ですが、全力で取り組んでいければと思っています。■池田純矢 コメント即興という作り方は、シンプルなアイデアの思い付きで、この方法であれば120点をたたき出す芝居をお届けできるのでは、と思ったからです。(中山)優馬君はとても素晴らしい俳優だと、改めて感じています。ご一緒するのは久しぶりだったのですが、きっとその間にご本人にも色々積み上げてこられたものがあったのかな、と思います。稽古場ではぶつかることを恐れずに、ディスカッションをしつつ稽古ができたことも、とても良かったです。そこから生まれる信頼がないと、即興という作り方は成り立たないと、思います。即興とはいえ、ただその場で発生したものを出すだけでは作品にはならず、自分の中の蓄積からしか、生み出せないと感じています。ぜひ、それぞれの役者自身を感じに、劇場へいらしていただけると嬉しいです。■鈴木勝吾 コメント即興で作品を作るにあたって、稽古では即興という概念探しから始まり、俳優、芝居って何?ということなどイチから考えて、純矢や相手役の気持ちなどたくさんのものと向き合ってきました。ピアニストのハラさんとのやりとりもとても面白く、音楽とのあり方も考えさせられるところがありました。ピアノの伴奏や音とどう共存するのか、音楽に支えてもらったりリードしたりとても不思議な感覚で板の上に立っています。どうぞ期待していてください。■升毅 コメント長らくこの仕事を続けていますが、初めてのジャンルの作品です。はじめに、純矢君からこんな構想をしていて、と話を聞いたときに、「面白そうだね!」と、観に行く気満々でした。まさか、板の上にいるとは……。観られなくて残念です(笑)。若いみんなは、とても柔軟でどんどん新しいことを吸収していかれますね。僕は、これまで身に着けたものを取っ払うのがとても大変ですが、新しいことへの挑戦は、とても好きなので、どんどん学んでいきたいと思っています。<公演情報>『エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」』『エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」』メインビジュアル作・演出:池田純矢音楽:和田俊輔 / ハラヨシヒロ音響:井上直裕照明:大波多秀起美術:根来美咲歌唱指導:新良エツ子振付・振付指導:吉野菜々子演出助手:高橋将貴 / 櫻井裕代舞台監督:下柳田龍太郎【出演】中山優馬岐洲匠 / 夏川アサ / 野島健児 / 池田純矢 / 鈴木勝吾升毅佐竹真依 / 高見 昌義 / 永森祐人 / 真辺美乃理 / 森澤碧音ピアノ演奏:ハラヨシヒロ【東京公演】2022年10月15日(土)~10月30日(日) 紀伊國屋ホール10月15日(土) 19:0010月16日(日) 14:00 / 18:0010月17日(月) 14:0010月18日(火) 14:0010月19日(水) 14:0010月20日(木) 休演日10月21日(金) 19:0010月22日(土) 14:00 / 18:0010月23日(日) 14:00 / 18:0010月24日(月) 14:0010月25日(火) 14:0010月26日(水) 14:0010月27日(木) 14:0010月28日(金) 19:0010月29日(土) 14:00 / 18:0010月30日(日) 14:00【大阪公演】2022年11月3日(木・祝)~11月13日(日) ABC ホール11月3日(木・祝) 18:0011月4日(金) 18:0011月5日(土) 12:00 / 16:0011月6日(日) 12:00 / 16:0011月7日(月) 休演日11月8日(火) 13:0011月9日(水) 13:0011月10日(木) 13:0011月11日(金) 18:0011月12日(土) 12:00 / 16:0011月13日(日) 12:00 / 16:00【チケット料金】価格:8,800円(全席指定・税込)チケットはこちら:問い合わせ:公演事務局0570-200-114(11:00~18:00 ※日祝は休業)公式サイト:公式Twitter:
2022年10月16日10月22日(土)に公開される『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の初日舞台挨拶が全国196館の映画館にてライブビューイングされることが決定した。原作は、第15回電撃小説大賞「大賞」を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(「電撃文庫」刊)。次世代VRMMORPG「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月の原作小説第1巻発売以来、高い人気を誇り、2022年現在における全世界での累計発行部数は3000万部を突破している。TVアニメは2012年に第1期が放送、現在まで続く4シリーズ(全97話)に加えて、劇場版が2本公開され、その他にもゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。作品内のゲーム<ソードアート・オンライン>正式サービス開始は、2022年。また、アニメ放送開始から10年ということもあり、今年は、アニメ『SAO』にとって、もっとも重要な1年となっている。この度、『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の初日舞台挨拶が全国196館の映画館にてライブビューイングされることが決定。この舞台挨拶には、キリト役の松岡禎丞、アスナ役の戸松遥、アルゴ役の井澤詩織、そして藍井エイルが登壇予定となっている。さらに、各種来場者特典も公開された。 上映開始より、なくなり次第終了となる先着特典は、キャスト複製サイン入り色紙風ポートレートとなっており、初日舞台挨拶のライブビューイングでは、本ビジュアルを使用した限定A4クリアファイルをゲットすることができる。【初日舞台挨拶ライブビューイング詳細】日時:10月22日(土)9:00の回(上映後)(劇場により開始時間が数分異なる場合があります)価格:2,400円実施劇場一覧: ※チケットは各劇場にて10/16以降に順次発売予定です。販売スケジュールは、各劇場のHPをご確認ください。【特典情報】■先着特典冥き夕闇のスケルツォ公開記念 キャスト複製サイン入り色紙風ポートレート配布期間:10月22日(土)~[ご注意]※IMAX先行上映も配布の対象となります。※お一人様1回のご鑑賞につき1つのお渡しとなります。※先着特典は数量限定のため、なくなり次第終了となります。■LV特典限定A4クリアファイル配布日:10月22日(土)[ご注意]※舞台挨拶・ライブビューイングをご覧いただくお客様が配布の対象となります。※数に限りはございますが、週替わりの特典も配布の対象となります。『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』10月22日(土)公開
2022年10月15日永野芽郁が「あの時の自分がやれることは全てやった」と振り返る主演作『マイ・ブロークン・マリコ』。平庫ワカ氏のコミックを『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督が映画化した同作で、永野は、気迫あふれる演技を見せて新境地に達している。魂の片割れを亡くした主人公が、その遺骨を抱いて旅に出る……。タバコをふかし、やさぐれた雰囲気を全開にした主人公・シイノを演じた永野。これまでまっすぐで愛される役柄が多かった彼女のイメージからは180度異なる挑戦となった。「自分が作品の世界観を壊してしまうんじゃないか」と常にプレッシャーを感じていたという永野が、シイノの絶対的な存在・マリコを演じた奈緒との関係や、本作への挑戦、完成報告試写会での涙のワケなどを語った。○■ポスター写真、マリコを抱くシイノの目が赤いのは――とても素敵なポスターです。私もすごく好きです。表裏ありますが、どちらとも「ポスターを撮ります」と決めて撮ったわけではないんです。奈緒ちゃんと撮ったものも、岬で「じゃあ、今写真撮っておこうか」という軽い感じで、バッと撮った中の1枚ですし、私ひとりのものも「今いい天気だから」くらいの感じでした。原作だとタバコを咥えているんですけど、映画のポスターとしては、「タバコを咥えないほうが、もしかしたらシイノの真の強さが伝わるかもしれないね」と。映画ならではのこだわりを感じますし、これまでの作品のなかでもすごく好きな、大事にしたいポスターになりました。――表情の指定などはあったのですか?細かい指定はなにもありませんでした。ふたりで撮ったときは、すごくマリコを近くに感じたくて後ろから抱いていますが、それは幻影のマリコで、実際にはもう触れられない。若干目が赤く涙ぐんでいる感じなのは、それもあってです。さらに「こんな世界だけど生きていかなきゃいけない」みたいな覚悟とか、いろんなことを頭の中で考えていました。――新境地と言える役柄です。タナダ監督に「無理かもしれないです。できる気がしないんです」とずっと言っていたんです。クランクインの日にも言ってました。でも「なんで? 芽郁ちゃんしか考えられないから大丈夫。絶対にできる」と何かあっけらかんと言ってくださって。説得でもなく、お世辞とも違う、ただただまっすぐに言ってくださった。監督のパワーにはいつも背中を押されて、「なんとか乗り越えられる」と感じていました。――マリコを演じた奈緒さんの存在も大きかったのかなと思います。奈緒さんとは連続テレビ小説『半分、青い。』で親友を演じられていて、今回もお互いに特別な存在だとお話されています。今回の原作は私も好きでしたし、前向きに考えたかったけれど、ちょっと難しいとも思っていました。でも「マリコは奈緒さんにお願いしたいと思っています」と聞いたので、連絡を取り合って、「頑張って挑もう」と最初からふたりで決めて始まりました。私がマリコを守るシイノのようになる時もありましたが、私が弱音を吐いて怖がっていたところを、奈緒ちゃんが「芽郁ちゃんなら大丈夫」とすごく勇気づけてくれて、役とは関係性が逆転するときもありました。お互いに支え合いながら過ごせたのは、奈緒ちゃんだったからだと思います。○■「この世界観を壊すとしたら私だ」と思ってしまった――完成報告試写会の舞台挨拶での涙が話題になりました。あの日は、朝から絶対に泣くなと思っていたんです(苦笑)。改めて、やっぱりすごい挑戦だったんですよね。勝手に自分にプレッシャーをかけて挑んでいた部分もありましたし、それが完成して、いよいよ一般の方に観ていただける。すごく嬉しいのと寂しいのとで泣いちゃいました。――自分にプレッシャーをかけていた。原作がとってもいいですし、脚本も原作をリスペクトして作られた素敵な脚本だったので、「この世界観を壊すとしたら私だ」と思ってしまったんです。でも絶対に壊したくないし。自分の中にある表現力で、この作品ができるかなという不安を抱えながらやっていました。いまだにまだもっとできたんじゃないかと思うときもありますけど、すごく素敵な作品に参加できてよかったなと思います。――ファンの方が永野さんに抱く“イメージを壊すかも”といった発言もされています。世間の皆さんが抱く私のイメージとシイノがきっと違うだろうことは、自分でも理解していて、そこに挑戦するからには絶対に「こんな姿もあるのね」と思ってもらえるようにしたかったんです。でも日常の自分に近いわけじゃないので、「できない確率のほうが高いんじゃないか」と思いつつ、違う人が演じてるのを見るのも悔しい。ものすごく葛藤がありました。これまでは自分と近い気がする役柄が多かったんです。でも今回は理解できるところもあるけれど、私が入っているのがイメージできない世界観だったので、私が入ることによって壊してしまわないかが、とにかく一番大きな不安でした。――そうした中で実際にクランクインして、シイノを特に強く感じられた場面はありますか?マリコの父親に包丁を突きつけるシーンがすごく印象的でした。めっちゃ緊張してたんです。原作のコマを見て、こんな表情作れるかなとか。ドスの利いた声だけど、すごく核心を突くような声。それを自分が出せるかなとすごく緊張していて、本当にガタガタ震えながらやりました。でもあのとき、現場の空気も一気に変わりましたし、私自身、シイノという人をようやくしっかり掴めた気がしました。あのシーンからまたひとつギアが入った感じでした。○■一見違うようでいて、シイノと永野に通じる同じバイブス――旅先で出会った、窪田正孝さん演じるマキオとの駅のホームでのシーンもとても残っています。マキオがシイノにかけた言葉は、永野さん個人として何を感じますか?マキオさんとの出会いで、シイノはすごく救われるんですよね。窮地に立っているときに救ってくれる人の言葉って、絶対的に大事だし、響くものがある。あの言葉は、あの時はシイノとしてしか聞いていなかったのですが、でもきっと私の中でも、これから先、いろんなことが起きていくなかで、たまに思い出す言葉なんだろうなと思います。――続くお弁当を食べるシーンも、生きていく強さを感じて素敵でした。あそこは、最初に「すごい勢いで食べてほしい」と監督から言われて、「わかりました」とテストでお弁当を食べ始めるまでの動きをしてみたら、一連の動きが、監督が思ったよりもすごく早かったみたいなんです。それで最初はカットを割って撮る予定だったのが、ワンカットでの撮影になったんです。列車が動く中での撮影だったので、NGになったらまた一周列車を待たないといけないので、すごく集中して撮りました。――今回、監督がシイノの劇伴にギターを選んでいます。永野さんもギター好きですし、特にロックやソウルがお好きなので、そうした体の奥に流れているバイブスは、実はシイノと通じるところがあるのでは?確かにそうですね。もともとソウルミュージックが好きでかっこいいと思っていて、そこからいろんな楽器を始めたりしているので、乱雑だけれど柔らかいような、複雑な感じが奥に流れているのはシイノと似ているところがあるのかもしれないです。あとシイノは何か低音な感じがします。ギターも素敵ですが、ベースっぽくもあるのかなと。周りからは弾き鳴らすギターに見えるかもしれないけれど、実は一歩引いて後ろで音を鳴らしてちゃんと調和している。シイノには、実はベースっぽいところもあるんじゃないかなと感じます。――最後に改めて一言お願いします。あの時の自分がやれることは全てやったと思っています。この作品を観て、これまでの私のイメージとは違うと驚かれる方もいらっしゃると思いますが、こういう姿もあるんだな、こういう世界もあるんだなと思ってもらえたらいいなと思っています。それと私のことを見てというわけではなく、すごく素敵な作品ですし、こうやって喝を入れてくれる映画ってあまりない気がするので、ぜひ映画館で観てもらいたいです。■永野芽郁1999年9月24日生まれ、東京都出身。2009年に映画デビュー。2015年の『俺物語!!』でヒロインを務め脚光を浴びる。17年には『ひるなかの流星』で映画初主演。18年には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢された。21年の映画『そしてバトンは渡された』で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、同作と『地獄の花園』で、第46回報知映画賞、第64回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。その他の主な映画出演映画に『帝一の國』(17年)、『君は月夜に光り輝く』(19年)、『仮面病棟』(20年)、『キネマの神様』(21年)など。公開待機作に戸田恵梨香とW主演の『母性』(11月23日公開)がある。
2022年10月05日『スペンサー ダイアナの決意』プレミア試写会が10月4日、都内で行われた。米倉涼子、LiLiCo、近藤春菜が登壇し、映画やダイアナ元皇太子妃の魅力をそれぞれの目線で語った。1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなり25年。メモリアルイヤーの今年、全編アーカイブ映像のみで綴られる世界初の劇場版ドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』と、主演のクリステン・スチュワートが第94回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『スペンサー ダイアナの決意』の2作品の日本公開を盛り上げる「ダイアナプロジェクト」が発足している。先週末より公開を迎えた『プリンセス・ダイアナ』は初週の3日間で、エリザベス女王逝去により連日満席が続いていた話題の作品『エリザベス 女王陛下の微笑み』を超える成績で順調な滑り出し。客層もダイアナの姿をリアルタイムで見ていた世代から、ダイアナを知らない20代までと幅広い世代に好評だ。そして次なる『スペンサー ダイアナの決意』の公開を盛り上げるため、プロジェクトアンバサダーの米倉涼子、映画コメンテーターLiLiCoもスペシャルMCとして登場。まずLiLiCoは、マイクを握ると早々に「実は今日これから小道具として使うフリップを準備している時に、マジックで衣装を汚してしまいました」と明るく告白し、手で隠していたシミを堂々とオープン。さらに、首元の大きなパールネックレスについても「劇中でダイアナのパールがキーアイテムとして登場しますが、家を出る30分前に私もパールを持っていることに気付きまして」とごそごそすると「実はこれケータイの充電器で、USBがついているんです」と服の中に隠していたUSBの先端を見せながらパールの秘密を明かした。続いて映画とダイアナについて改めて振り返る米倉とLiLiCo。今年没後25年を迎えてもなお人々から愛されるダイアナの人気の秘密について、米倉は「ダイアナさんはファッションだったり、美しさだったり、人道支援をされるような優しさだったり、誰もが知るたくさんの魅力がありますが、ほかの人と違うのはやっぱり彼女が持つオーラかなと思います。どうしても彼女を見てしまう、目が離せないオーラこそが彼女の一番の個性」と魅力を語る。さらに「愛にあふれた人として知られているけれど、その愛は家族の中では息子たちからしか受け取れなかったのかもしれない、ということがこの映画の中でも描かれます。一番ほしかった『愛』そのものが彼女の魅力でもあるのかもしれません」と“愛の人”ダイアナである所以についても考えを示した。そして『スペンサー ダイアナの決意』のタイトルの「スペンサー」はダイアナの旧姓で、プリンセスからただのダイアナ・スペンサーに戻るという意味が込められている。これを踏まえ、自身に戻る瞬間はいつかと聞かれた米倉は「うーん、いつかなあ」と悩ましげな表情を浮かべてから「お風呂に入っている時間ですね。あと家にワンちゃんがいるのですが、一緒にいる時は素直に自分に戻りますね」と癒しの時間を告白。そして映画全体の見どころについて話が及ぶと「やっぱり主演のクリステン・スチュワートさんの演技ですね。上目遣いとかダイアナそのまま。そしてとても苦しい時期のダイアナが描かれている映画なので、彼女自身も演じていて相当辛かったと思うのですが、気持ちを背負って全身で演技をしている姿がすごいなと。表情での表現も細かくて、目の演技が素晴らしいです」と演技を絶賛した。またスペシャルゲストとして、ダイアナの葬儀で演奏された『キャンドル・イン・ザ・ウインド』とともにエルトン・ジョンの恰好をしたハリセンボンの近藤春菜が登場。ピンクのスパンコールのジャケットと、ユニオンジャックを掲げたキーボードを肩にかけて、「ハーイジャパン!」と陽気に登場したが、リアクションに困った観客席からは大歓声ではなく、笑い声とともにまばらな拍手が沸き起こった。さすがのエルトンも、これには「お客さんも戸惑ってるよね。一言言わせてください、エルトンじゃねーよ!近藤春菜です!」と大きな声で自己紹介し、会場から再度笑いが。その後も軽妙なやりとりで、舞台上の雰囲気はさらに和やかに。その近藤は映画の感想を「クリステンさんが演じるダイアナも、映像も美しくてとても素敵な映画でした。実はこのイベントのオファーを受けてから映画を見ましたが、見終わってから『この格好で出られない』と思いました。こんな映画じゃないんです。この格好をして登場したことは、私が一番戸惑ってるんですから」と観客にコメディ映画ではないことをアピール。そして本作のタイトルにちなみ、3人それぞれの「決意」を発表することに。LiLiCoは今朝の出来事を語り始め「誰がやった、とかは言わないですけどね。今日家を出てくるときに洗面所に茶色いシミがあったんですよ。聞いてみたらお茶だと。捨てたの?と聞くと『捨てた』となんの悪びれもない返事が返ってくるんですよ。そこで私は“キレないこと”を決意しました」と旦那への愚痴とともに発表すると、客席の女性客は拍手をしながら一緒にうなずく。米倉から「これまで何度同じ決意を?」と質問が飛ぶと、「数えきれないくらいです!」と笑顔で答えたLiLiCo。しかし、その目は笑っておらず、近藤がすかさず「いや、めちゃくちゃ目がキレてるから。怖いから」と突っ込んでいた。そんな近藤の決意は「エルトン・ジョンさんにご挨拶」。そして「これまで角野さんや、フィンランドのハロネン前大統領には直接お会いしてそっくりだと認めていただいたんですけど、エルトンさんにはまだ会ったことがないので、ぜひ来年中には会ってご挨拶したいですね」と宣言する。そして米倉は「ちょっとこの流れで出すのは申し訳ないほどシリアスになっちゃうんですけど……」と前置きしつつ、「動ける体を取り戻す」と笑顔で発表。理由については「最近体を壊してしまい、舞台も降板することになって多くの方にご迷惑をおかけしてしまったので……早く舞台の上にあがれるように取り戻してやる!」と表明した。最後に米倉が「ダイアナが決意を新たに一歩の踏みだす姿はとても美しく、私は勇気をもらいました。これから映画をご覧いただくのですが、きっと皆さんの背中も押してくれることと思います。ぜひお楽しみください」と力強く映画をアピールし、イベントは幕を閉じた。『プリンセス・ダイアナ』公開中『スペンサー ダイアナの決意』10月14日(金)公開
2022年10月05日池井戸潤原作ドラマ「シャイロックの子供たち」の完成披露試写会が昨日10月3日に行われ、主演の井ノ原快彦をはじめ、西野七瀬、加藤シゲアキ、玉山鉄二が登壇した。銀行で現金紛失事件が発生し、それを追っていたが突然失踪してしまう課長代理・西木雅博を演じた井ノ原さんは「めちゃくちゃ面白くてあっという間に終わります。かなりおススメです。最後までハラハラドキドキのドラマです」と自信を見せ、「単刀直入に100万円がなくなったら大変ですか?と聞いたら、あってはならないことだし、1円でもなくなったらヤバい。最後の最後まで調べつくさなければいけないと教わりました。また清潔感も大事だと教えていただいたので、撮影中は清潔感を意識して演じていました」と役作りのために実際の銀行員に話を聞いたことを明かした。そんな事件の濡れ衣を着せられてしまう銀行員・北川愛理役の西野さんは、「練習用のお札を使って毎日家でお札を数える練習をしていました。撮影では本物のお札を使用するので、滑りや感触が違うので難しかった」と苦労を語り、支店内でエースと目される滝野真役の加藤さんは「息をつく暇がないくらい緊張感の走るドラマ。キャラクターも個性的で際立っていて全員が魅力的。まさに面白い作品になりました」とアピール。撮影の待ち時間中には、井ノ原さんと玉山さんはお酒の話題で盛り上がったそうで、玉山さんが「井ノ原さんに僕の大好きな焼酎を飲んでもらいたいと思ってプレゼントしたら、もっといい日本酒をいただいた」とエピソードを披露。玉山さんが出演した朝ドラ「マッサン」のファンだという井ノ原さん。「玉山さんとウイスキーの話をしたいと思ったら、『マッサン』から焼酎をもらっちゃったみたいな…。お酒の話は盛り上がりました」と満面の笑顔を浮かべた。一方、撮影期間中に誕生日を迎えた加藤さんは「井ノ原君からお酒をもらいました。僕はウイスキー。あとは健康の話で盛り上がりました。シリアスなドラマのわりにオフの時間帯は楽しかった」と充実した撮影期間だった様子。また最後には、井ノ原さんが「自分でも内容を知っているけれど、最後まで事件の真犯人がわからない。銀行に詳しくなくても、家族や恋人同士、上司部下の関係性だったり、どこか一つでも共感できるところがあるので、そこからどんどん物語に入って行けるはず。眠れない日々を過ごしてもらいたいくらい、何度も見て楽しんでいただきたい作品です」と作品をアピールしていた。連続ドラマW「シャイロックの子供たち」は10月9日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送、各月の初回放送終了後同月放送分をWOWOWオンデマンドにて一挙配信(全5話/episode0含む)。(cinemacafe.net)
2022年10月04日ヨーロッパ企画第41回公演『あんなに優しかったゴーレム』より、大阪・シアター・ドラマシティで上演される千穐楽公演の模様がライブ配信されることが決定。併せて、福岡・広島で特別上映会が行われることが発表された。本作は、ある投手の取材で彼の地元を訪れたテレビクルーが、投手がよくキャッチボールしていたというゴーレムに出会う、“愛と郷愁のサイココメディ”。2008年にヨーロッパ企画第26回公演として初演され、今回14年ぶりに再演される。ライブ配信では通常の舞台映像・音声に加えて、サブカメラ・副音声として脚本・演出の上田誠とゲストの松居大悟(脚本家・演出家・映画監督)によるライブコメンタリーを追加。さらに舞台上のゴーレムだけを見つめ続ける“ゴーレム定点カメラ”も設置。リアルタイムで副音声を聞きながら千穐楽の様子を楽しんだり、アーカイブ配信でサブカメラのコメンタリーをじっくり楽しむなど、自由な組み合わせで視聴することができる。配信技術は前回に引き続き革新的なオンライン演劇をリードする「ノーミーツ」が全面協力。撮影はヨーロッパ企画の映像監督・山口淳太が率いるチームが担当し、新しいオンラインでの観劇体験を届ける。また、本公演が上演されない地域のファンの皆様になんとかして届けたいという想いから決定したという特別上映会は、11月19日に福岡、11月20日に広島で開催。両日とも舞台挨拶が予定されており、石田剛太、永野宗典が登壇する。上映会のチケットは、9月29日12時よりプレリザーブ受付を実施中。<配信情報>ヨーロッパ企画第41回公演『あんなに優しかったゴーレム』ライブ配信11月6日(日) 開場12:30 / 開演13:00 / 終演予定15:00アーカイブ視聴期間:ライブ配信終了後~11月13日(日) 23:59オンライン視聴券:3,000円(税込)販売期間:10月23日(日) 10:00~11月13日(日) 20:00<上映会情報>ヨーロッパ企画第41回公演「あんなに優しかったゴーレム」舞台挨拶付き上映会・福岡:11月19日(土) 福岡中洲大洋映画劇場開演14:20・広島:11月20日(日) 広島バルト11開演14:20※両日とも舞台挨拶終了後、本編上映となります。【上映作品】第41回公演『あんなに優しかったゴーレム』大阪公演作・演出:上田誠音楽:滝本晃司出演:石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、藤谷理子 / 金丸慎太郎、亀島一徳【登壇者】石田剛太、永野宗典【チケット料金】全席指定:3,500円(税込)※未就学児入場は不可となります。【チケットスケジュール / お申込み】■プレリザーブ(抽選)受付期間:9月29日(木) 12:00~10月16日(日) 23:59※おひとり様につき4枚までお申込みいただけます。■2次プレリザーブ(抽選)受付期間:10月29日(土) 12:00~11月9日(水) 23:59※おひとり様につき4枚までお申込みいただけます。■購入リンク福岡:広島:※チケットの一般発売はございません。公式HP:
2022年09月29日映画『この子は邪悪』(9月1日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に都内で行われ、南沙良、大西流星(なにわ男子)、渡辺さくら、片岡翔監督が登場した。同作はオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り母(桜井ユキ)は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西流星)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。舞台挨拶では、作品にちなみ「仮面を取ると実は〇〇」というトークが繰り広げられる。終始落ち着いていた南だが「仮面を取ると、実はテンションが高いです」と明かし、会場は驚き。「推しがいるんですけど、やっぱり推し活してる時だったりとかは、すごくアクティブになりますし、爆上げですね」と語った。大西は「あんま見たことないですし、信憑性0ですね」と訝しむも、南は「自分で分からないですけど、自分の中のボルテージは最高潮」と説明。"推し"が誰か聞かれると「言っていいんですか? ちょっと皆さんご存じか分からないですけど、『ヒプノシスマイク』のオオサカ・ディビジョン どついたれ本舗の白膠木簓(ぬるでささら)です。よかったら皆さんぜひ調べてみてください」と早口でアピールし、それまでとのテンションのギャップに会場からも笑いが起こっていた。一方、大西は「仮面を取ると実はおっさんなんですよ。キラキラ輝けるように頑張ってますけど、お家に帰った時とか、現場入りする時とかはオールバックで寝癖のまま、顔もむくんだまま、現場に入っちゃうので、メイクさんも寝癖を必死に直してくれたりとか、人一倍時間がかかると思うんです。コンビニ行く時も半袖半パンとかで過ごしてますね」と告白し、メンバーにも「おっさんの部分、結構見てると思います。必死に世に出ないようにガードしてくれてると思うんですけど」と感謝。さらに大西はメンバーについて「予告編が公開された時に道枝駿佑が見てくれて、予告で流れてる僕のセリフ全部覚えてくれて、目の前で四井純になりきって披露してくれたんですよ」とエピソードを披露する。「リアクションには困りましたけど、愛のあるメンバーやなと思いましたね。めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜んでいた。
2022年09月03日9月9日(金)に公開される『HiGH&LOW THE WORST X』(読み:「X」=クロス)の完成披露試写会とPREMIUM LIVE SHOWが行われ、25日の夜公演にはサプライズで中本悠太(NCT 127・YUTA)が登場。川村壱馬&吉野北人(THE RAMPAGE)、中本悠太、三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)による奇跡のクロスオーバー楽曲「Wings」が初披露された。シリーズ累計観客動員556万人・興行収入78億円突破、男たちの友情と熱き闘いを様々なメディアで描く『HiGH&LOW』シリーズと、累計8000万部突破・不良漫画の金字塔『クローズ』『WORST』(原作・髙橋ヒロシ)の、2大最強コンテンツ・クロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』の続編となる本作。公開を前に、8月24日、25日に本作の完成披露試写会とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEやBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEらが参加したPREMIUM LIVE SHOWが行われた。全国公開に先駆け、初上映となった『HiGH&LOW THE WORST X』の本編に会場が大興奮の中、劇中衣装に身を包んだ川村、吉野、龍、鈴木昂秀、藤原樹、陣、長谷川慎が登場。高城司役の吉野が「楓士雄、のろし上げろ!」と声を上げ、鬼邪高の頭・花岡楓士雄を演じる川村の「行くぞ!テメェらー!!」の掛け声を合図に主題歌「THE POWER」でライブがスタート。パワフルでエネルギッシュなパフォーマンスで会場を一気に『HiGH&LOW』の世界へと引き込んだ。次に登場したのは、天下井公平役の三山凌輝率いる【三校連合】。通称・サボテンと呼ばれる砂防天久役の永沼伊久也による呼び込みで、映画本編での三校連合が集結してくる様子を再現。最後に登壇した三山が「横アリの皆さーん、黙って俺についてくりゃ上からの絶景を見せてやるよ!」と叫び、MA55IVEによる「RIDE OR DIE」で会場を煽りまくる。再び川村、吉野ら鬼邪高全日メンバーが登場し、鬼邪高の日常を見せてくれる……と思いきや、早々に三校連合の影が忍び寄る。風神と呼ばれる風見仁役の陣は「轟の黄門ちゃまはどこよ」と、本日不在の轟洋介(前田公輝)を探している様子。氷室零二役の藤原は「花岡楓士雄、俺が一番当たりくじ引いたか」と不敵な笑みを浮かべる。劇中さながらの一発触発の雰囲気の中、「Slam That Down」を披露。序盤からエンジン全開の展開だ。続いて、鈴蘭チームがステージに登場。25日昼の回では、山口孫六役の八木勇征、伊東カムイ役の木村慧人が、通称・ラオウと呼ばれる岬麻理央役の三上とともに登場。木村が「鈴蘭もこのライブに参戦する!」と高らかに宣言。25日夜には三上に加え、ビンゾーと呼ばれる宮内幸三役の板垣瑞生、瀬田完介役の高橋祐理が登場し、板垣は「横浜アリーナなんて俺一人で十分なんだよ!今日髪切ったし!!」と謎の理論で煽る。鈴蘭のテーマを歌うBALLISTIK BOYZが登場すると、三上が「BALLISTIKは俺のダチだ」と、「We never die」で鈴蘭の圧倒的な強さを体現するパフォーマンスを見せた。さらに、「鈴蘭だけじゃねえからなぁ!」と鳳仙学園のメンバーが登場。24日、25日昼にはモンジと呼ばれる徳山門司役の堀夏喜、サバカン役の坂口涼太郎が登場し、「今日はみんなを俺が殺す」と堀がカメラに向かってウインク!「悩殺じゃねえんだよ!」とツッコむサバカンだが、自分も続けてウインク。ノリノリで愛嬌を振りまいた。25日夜の回では、小田島有剣役・塩野瑛久、仁川英明役・小柳心、シダケンこと志田健三役・荒井敦史が登場し、塩野の「まいど~殺し屋鳳仙だす」に会場が色めき立ち、前作からの絆を感じさせる息の合ったやり取りで大いに沸かせた。鳳仙のテーマ「Top Down」も「俺らの曲できんだろうな!?」と煽られ「当たり前ぇだろうが!!」と応えたBALLISTIK BOYZがカバーし、盛り上げた。その後もPSYCHIC FEVER、DEEP SQUAD、RIKUらが、本作の劇中歌「WARRIORS」、「Pouring rain」、「Stand by you」と、胸に響くエモさ満載の楽曲たちで会場を魅了した。25日夜の回には中本がサプライズで登場。映画を通して実現した奇跡のクロスオーバーで話題沸騰中の劇中歌「Wings」を、川村と吉野、中本、三山の4人が、時折アイコンタクトを交わしながら力強く歌い上げ、会場を驚きと感動で包んだ。ついに本作のイベントに登壇が叶った中本が「今回初めて出演させてもらったんですが、素敵な仲間と素敵な皆さんとこのような時間を過ごせて本当に嬉しく思います」と挨拶すると、4人がステージの中央で固く抱き合った。ずっと泣きそうだったという三山が「結構耐えてた。だっているんだよ、中本」と涙声で言うと「なんで呼び捨てなん?(笑)」と中本と川村がすかさずツッコみ、仲の良さを伺わせた。さらに中本は「みんなが昨日から繋いでくれてきたバトンを(受けて)ここで決めないとなと緊張したんですけど、本当にいい緊張で。本当に嬉しく思います」とコメント。24日と25日昼公演では、川村・吉野・三山がステージに立ち、中本は映像と音源のみでの出演だった。それを振り返り三山は「悠太くんを感じながら『4人で歌ってる』と思いながら歌わせてもらっていた。最後、実際に現れるなんて」と感慨深げ。その後のTHE RAMPAGEによる「TOP OF THE TOP」には三山も参加し、ステージを縦横無尽に動きながら華麗なラップも披露。「JUMP」では中本を含むキャスト全員が再登場し、会場全体を最高潮まで盛り上げた。最後にはTHE RAMPAGEと映画キャスト全員で挨拶。川村が「この2日間、豪華なキャストの皆さんとアーティストの皆さんに来ていただいて、何より観客の皆さんと一緒にこの空間を作ることができて幸せに思っています。こんなに素敵な最高の仲間で作らせてもらいました。こんな出会いはなかなかないですし、この作品を応援し続けてくださった皆さんの存在があってこそ、こうして3年越しに新キャストの皆さんと続編を制作することができました。改めていつもありがとうございます」と感謝を述べた。三山は「走り抜けた3公演、残り17公演となりましたけど……」とまだまだやり足りない様子でぼけ、吉野が「ツアーじゃないのよ」とツッコむ。「でもラップはよかったよ」と吉野が付け加えると、川村も三山も「やっちゃう?やりたいよね!!」と更なるコラボに意欲を見せた。「何よりこの作品があるからこそ実現したことだと思いますし、コロナ禍で動きづらい状況ではあったけれどスタッフ・キャスト一同がここまで走り抜けてこれて、なんとか作品を無事に皆さんにお届けすることができました。その上でこうやって劇中歌を披露するライブも開催できて、当たり前だと思っていたことを改めてありがたいなと感じました。みんな本当に優しくて。ハイローに出演していないTHE RAMPAGEのメンバーの皆さんとも仲良くさせていただいて、今回ライブでそれを見せられて皆さんと盛り上がれて、本当に嬉しかったです」。中本は「今回のお話をいただいたときに二つ返事でやらせてくださいと言ったんですが、正直右も左も分からない中で不安もあったんですけど、素敵な仲間と素敵な作品を一緒に作ることができてすごく嬉しく思っています。僕は16歳で韓国に渡って約10年間韓国にいるんですが、久しぶりにこういう作品で仲間と同じ時間を共有できて、僕にとっては青春そのものの作品でした。完成披露試写会はこれで終わりますが、9月9日にロードショーとなるのでたくさん足を運んでいただければと思います!」と熱い思いで締めくくった。アンコールの「Fallen Butterfly」では、参加者全員がタオルを振り、飛び跳ねながら大盛り上がり!最後まで全力で会場を盛り上げたキャストたちの表情からは充実感がにじみ出ていた。豪華キャスト&アーティストが大暴れしたPREMIUM LIVE SHOWは興奮冷めやらぬ中、惜しまれながら終了した。各メンバーコメント永沼「こんばんはーBE:FIRSTでーす!!さっき昼終わりにBE:FIRSTの他のメンバーと初めて会って、『(加入しても)いいよ。そのかわり基礎からちゃんとやってね』と言われました。(笑)BE:FIRSTファンの皆さんこれからよろしくお願いします! 今回せっかく横アリに来たからランニングマンくらいできるようになりたいと言って、ダンスリーダーの陣くんに教えてもらって練習しました!今日の昼公演で味をしめた決めゼリフでやります。『みなさん、サボテンのことは嫌いでも、HiGH&LOW THE WORST Xのことは嫌いにならないでください!』(と叫び、独特なランニングマンを披露。教えた陣からは「下手になってます!」と辛口評価)横アリのステージに役者をやっていて立つことなんて無いので、さっきの『Wings』とかも泣きそうになってて。ここに来れたのはここにいる皆様全員のおかげです。本当にありがとうございました!」比嘉涼樹「3公演、皆さんと素敵な時間を共有できて幸せでした。僕自身、お芝居自体初めてでこの作品に参加させていただけてとても幸運なことだと思います。携わってくださった皆さんに感謝です。DEEP SQUADとしても楽曲で参加させていただいて光栄です」岡宏明「僕のような若輩者がこんな大きな映画に出演させていただけたのは、「HiGH&LOW」を応援してくださる皆さんと作品を育ててくださった先輩キャスト、そして盛り上げてくださったTHE RAMPAGEメンバーの皆さんのおかげだと思っています。皆さんのフラッグとか顔とか本当によく見えてます。自分が出た映画をこんなに多くの人に見てもらえたと体感できる俳優は本当に少ないと思うのですごく嬉しいです」今村「まずこの場を借りて、座長の壱馬くん、引っ張ってくれてありがとうございました。ステージの皆さん、スタッフの皆さん、会場の皆さん、本当にありがとうございました。口下手なので…僕の気持ちは、まさかの親同士がめちゃくちゃ仲良いRIKIYAくんにキレキレのダンスで表現してもらおうと思います。(RIKIYAが「僕の実家の裏に住んでたんです」と明かし会場がどよめく中、ダンスを披露)こんなに素敵なメンバーとお仕事ができて本当に幸せです」三上「LDHファン、ハイローファンの皆さんの暖かい声援で横浜アリーナに立ててすごく幸せに思っています。一緒に演じた俳優の方々もいい人ばかりですごく幸せな2日間になりました。ただ、みなさん『可愛い、可愛い』って言ってくるんですよ…(笑)宣伝になるんですけど僕、格闘家なのでかっこいいところも見せられるかなと思うので、ぜひ生の試合も見に来てください!インスタで告知しますのでフォローお願いします!」板垣「僕もみんなに可愛いって言われて…新横浜駅の前でタイマン張るんで来れる人来てください!鈴蘭とタイマンしに来てください。あ!入場券忘れんなよ!(と劇中になぞらえて決めたものの、「整理券な」と川村にツッコまれる)ありがとうございました!」八木「24日の回では、ビンゾー役の板垣瑞生くんが『八木勇征でーす』って言ってたんですけど、八木は僕です!(笑)僕がFANTASTICSに入る前から知っていたこのシリーズに出演できて、何より鈴蘭として出られたことは、僕が生きていく人生の中で思い出に残る出来事になりました」木村「こんなにもたくさんの方と2日間一緒に楽しい時間を過ごせて嬉しかったですし、このハイローという作品に、しかも鈴蘭という最強の学校に入れてもらえて、最初はすごく不安なこともあったんですが、自分なりに精一杯演じさせていたんですが、皆さんいかがでしたか?この作品がたくさんの方に伝わることを願ってこれからも頑張っていきますので、皆さんも広めていただけたら嬉しいです!」高橋「僕自身、2016~17年に『HiGH&LOW THE LIVE』というドームツアーにサポート側で同行させていただいたことがありまして、当時まだ高校生だったんですが、その時から「HiGH&LOW」という作品とLDHのアーティストさんたちにすごく憧れを持っていて。そこから5〜6年の月日が経ってこうして憧れの方と同じステージに立てていることを誇りに思います。尊敬できる先輩たちばかりで、ヘンリーくんに憧れてキックボクシング始めたりしてます。皆さん引き続き『HiGH&LOW』シリーズの応援よろしくお願いします!」塩野「本当に楽しかったです。来てくださったみなさん、ありがとうございました。登場する数分前まで(小柳、荒井と)3人でどうやって登場する?って悩んでて、30秒前くらいに決めて結果じゃんけんで登場いたしました。9月9日に映画が公開になるということで、今日ひとしきり盛り上がったとは思いますが、一旦その記憶を消去して、9月9日にもう一回盛り上がってください!あと、インスタグラムのフォローお願いします」(「俺たちがフォローしてって言いたいよねえ」と小声でぼやく小柳と荒井)荒井「前回のライブに出させていただいたとき、終わってから一週間、勘違いをしちゃって。一週間LDHですって言いつづけちゃったんですよね。(笑)役者が横浜アリーナに立つってなかなか無いことなので楽しくてしょうがなくて。最初は『俺ら役者だし、ちょっとねえ…』みたいな感じだったんですが、アンコールのときには一番盛り上がっちゃってましたし、今回は気づいたらアーティストっぽい顔をしようとしてた自分がいてとっても恥ずかしかったです…今年一、消したい記憶です。(笑)でも本当に楽しかったです!皆さんのおかげです。ありがとうございました!」小柳「(満を持して)志尊淳でーーーーーす!!キュンでーーーーす!(塩野と荒井が「鳳仙の素はこれです。さっきは猫被っちゃいました」)あのもう、特にないです!名前だけ覚えていってもらえれば……志尊淳でーーーーーす!!」(とボケ続ける)坂口「うっす!サバカンです!お前ら、楽しんでいただけましたかこのヤロー!!!昨日、佐智雄さんと先輩たちに叱られたよ。お前ランペのパフォーマーより踊ってるじゃねえか、楽しみすぎだろって言われたよ。ああそうだよ。このライブ、俺が一番楽しんでんだよ!!!お前らも最後まで付き合ってくれるよな!?みんなの大切な人に、映画館で俺たちが待ってるって伝えてくれ。どうもありがとうございました、愛してるぜこのヤロー!」堀「(坂口さんのあとで)すごいしゃべりにくいです…。(笑)いろんなグループの垣根とか職業の垣根とかを越えた作品で、まさにX(クロス)っていう名前がふさわしい映画になっていると思います。ぜひいろんな関係性がクロスオーバーしたこの映画を広めてください!」『HiGH&LOW THE WORST X』9月9日(金)より公開
2022年08月26日汐風落語会『古今亭文菊@能舞台』が2022年11月13日(日)に鎌倉能舞台(神奈川県鎌倉市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて8月26日(金)より発売開始です。カンフェティで8月26日(金)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 次回の「@能舞台」は古今亭文菊師匠が再登壇です。文菊師匠は昨年、一昨年と国立演芸場花形演芸大賞の「大賞」を受賞されました。珠玉の古典落語を聴かせてくれるのは勿論の事、揚幕から橋掛かりを歩く姿も美しく、必見の会となる事は間違いありません。会場となる鎌倉能舞台は昭和45年(1970)日本の伝統文化「能楽」の振興と普及を目的として創設されました。昭和50年頃にはこの舞台で落語会が多数開かれ、五代目柳家小さん師匠、立川談志師匠、古今亭志ん朝師匠、五代目春風亭柳朝師匠、五代目三遊亭圓楽師匠など、そうそうたる面々が高座にあがりました。歴史ある舞台で開かれる落語会。紅葉色づく鎌倉にて皆様のお越しをお待ち致しております。公演概要汐風落語会『古今亭文菊@能舞台』~鎌倉の能舞台で聴く古典落語の世界~公演日:11月13日(日) 13:30開場/14:00開演会場:鎌倉能舞台(神奈川県鎌倉市長谷3-5-13)■出演者古今亭文菊■チケット料金全席自由:3,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月25日ブラッド・ピットが主演を務める映画『ブレット・トレイン』ジャパンプレミア試写会 イン KYOTO 舞台挨拶が、8月23日(火)に京都市内で行われ、ブラッドら出演者全8名がずらり登場した。本イベントには、ブラッドの日本語吹替版を25年務めている堀内賢雄もサプライズ登場した。ブラッドは自分の挨拶が終わった後、突如、堀内さんのもとに向かい「誰でしょう!?」と向かい合う。初対面となったふたり、堀内さんも「私はブラッド・ピットです!」と答え、ブラッドと顔を見合わせギュッと寄り添った。25年もの間、声を担当していた堀内さんは「なんか夢を見ているような感じです。感激です」と言うと、すかさずブラッドが「鏡を見ているようです!」と微笑む。慌てた堀内さんは「やめてくださいよ!初めてお会いしたけど、なんてフランクでやわらかい方だって…」とブラッドの印象を話し、ブラッドも堀内さんの声について「セクシー!」と低音ボイスで感想を伝えていた。『ブレット・トレイン』は、伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」の映画化。世界一、運の悪い殺し屋レディバグ(ブラッド)は、ブリーフケースを奪うよう指令を受け、気合い十分に東京発・京都行きの超高速列車に乗り込んだ。しかし、次々と身に覚えのない殺し屋たちに命を狙われ、人生最悪な120分が始まってしまう。舞台挨拶の前に、ブラッドらキャスト勢は集まった日本のファンとの交流をおよそ30分楽しんだ。ブラッドが現れると、ひときわ歓声が大きくなり、集まったファンからは「わあ…!」「格好いい!!」と口々に感想が漏れた。熱気が伝わったらしいブラッドは「こんなにたくさんのファンが集まっているとは存じ上げなくて。僕こそ京都の大ファンなので、すごくうれしいです!」と言い、ひとりひとりと2ショットを撮ったり、サインを描いたり、似顔絵などのボードを見てはリアクションを取ったりと、大サービスの嵐。自撮りを撮り慣れない人には「こっちから撮ったらどうかな?」とやさしくアドバイスしたりなど、ファンをさらに虜にさせていた。今回、初来日となったアーロン・テイラー=ジョンソンも、ファンとの交流をたっぷりと行い、「とてもワクワクした気分です。ずっと日本に来たいと思っていたので、作品とこられてうれしいです。作品では幸運や悪運、さだめや運命について語っていますが、僕はここに来られたことが本当に幸運だと思っています」と話していた。デヴィッド・リーチ監督も「本当に素晴らしい旅を楽しませていただいています。現実離れしたシュールな感じです。皆さんを目の前に見て、自分たちのファンタジーを生きているような感じです!」と興奮気味に伝えていた。そのほか、舞台挨拶には真田広之、マシ・オカ、ケリー・マコーミック(製作)、日本語吹替版の声優を務めたフワちゃんも登場した。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年08月23日「『ONE PIECE FILM RED』公開記念舞台挨拶~クラゲ海賊団の宴~」が8月18日、都内で行われ、本作に出演した“クラゲ海賊団”船長・エボシ役の山田裕貴とハナガサ、カギノテ役の霜降り明星(粗品・せいや)が登壇した。1997年より『週刊少年ジャンプ』にて連載開始した人気コミック『ONE PIECE』(尾田栄一郎:著 / 集英社刊)。コミックスの全世界累計発行部数は5億部を超え、単行本は100巻の大台に乗り(8月18日現在・既刊103巻)、テレビアニメも1000話を突破。連載は今年7月で25周年周年を迎え最終章に突入している。そして本作『ONE PIECE FILM RED』は8月6日、7日の2日間で157万人動員、興行収入は22.5億円を突破。公開10日後には興行収入70.6億円、動員505万人を記録した。本イベントでは、まず登壇者が『FILM RED』に出演していることへの思いを語るところからスタート。まず山田は「大好きな作品で、俳優になる前からいつか『ONE PIECE』の声をやりたいと思っていました。下積み時代に居酒屋さんでバイトをしていた時のネームプレートにも“俳優王に俺はなる”と書いていたんです。それぐらい思い入れのある作品なので、めちゃくちゃ嬉しかったです」と出演できたことへの喜びを熱弁。せいやも「『ONE PIECE』は20年ぐらい好きなので成長過程を思い出しました。『STRONG WORLD』で零巻欲しさに汗だくで映画館に並んだ思い出があって、そんな映画に出れること、また、シャンクスがキーになる『FILM RED』に出られたことが感慨深い」と観客として観に行っていた当時を振り返りつつ、熱い想いを語った。続いて、台本をあえて読まずに映画の公開を待っていたせいやは「2回観ました。2回目がまたいいですよね。ウソップとヤソップのシーンが最高だった」と話すと、山田も共感しつつ「ウタちゃんの歌声、魂が響く。本当に心に届く。ウタの歌を聞いて行くと、ウタの気持ちになりすぎちゃって泣いてしまうんですよ。2回目観た時は、ウタがどんな気持ちで歌を歌い、どんな想いでみんなを幸せにしたいと言っているのか分かって、より泣けてくる」と興奮冷めやらぬ様子。また、ふたりは映画のシーンのモノマネを連発し、会場を大いに盛り上げる。さらに『ONE PIECE』から生き方を学んだという山田が、改めてルフィの魅力を「ルフィの『支配なんかしねェえよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!』というセリフは、みんなが笑って暮らせる世の中になればいいなということだと思う。ルフィは辛い時も苦しい時も乗り越えて仲間を助けてきた。誰も傷つけず、支配もしない。そこがルフィの良さ」と饒舌に語った。そしてモンキー・D・ルフィ役・田中真弓がなんと樽の中からサプライズ登場すると、何も聞かされていなかった山田と霜降りが、腰を抜かすほど驚いて舞台上は騒然。全く気付いていなかった3人は驚きを語りながらも、直前までルフィの魅力を語っていた山田は「まさかお会いできると思っていなかったので本当に嬉しいです」と目を潤ませた。また田中が持ち上げていた樽の蓋をひっくり返すと「祝!シリーズNo.1興収!!!」の文字。なんと、この日の上映をもって、動員が570万人、興行収入が80億円を突破したという。続いて、舞台袖でこれまでのトークを聞いていた田中が「熱い思いは伝わりました」とコメント。3人からのリクエストで名セリフを次々と披露した。最後に締めのメッセージとして粗品が「ONE PIECE初心者でも楽しめます」、せいやが「何回も見て、楽しめる映画です。アクションもラスト20分怒涛です!」、山田が「『ONE PIECE』ファンはここでしか出ない新情報が楽しめるし、初めての人も音楽好きの人も楽しめる。何よりも胸打つストーリーを楽しんでいただけると思います」、田中が「IMAXやMX4Dなど全バージョンでみたい」とそれぞれ述べて、イベントは幕を閉じた。『ONE PIECE FILM RED』公開中
2022年08月19日HBOオリジナル『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の日本最速プレミア試写会が、8月16日にTOHO シネマズ六本木ヒルズにて実施された。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、エミー賞史上最多59賞受賞と前人未踏の記録を誇り、エンタテイメント業界の歴史を塗り替え続けたHBOの大人気TV シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を舞台にドラゴンを操るターガリエン家の物語が描かれるジョージ・R・R・マーティンの小説『炎と血』を壮大なスケール感で映像化したスペクタクル超大作。第1話を上映した試写会には、劇場の大スクリーンで堪能できる唯一の機会ということで、ファン約500人超が会場に詰めかけ、新しい物語の始まりを見守った。 開始直前には、場内アナウンスで「ドラカリス!」 と発せられると歓声があがり、期待が最高潮に。本編が始まると『ゲーム・オブ・スローンズ』ならではの映像美とこれまで描かれなかったターガリエン家を中心とした怒涛の展開に会場の緊張感が一気に高まる。終了後、場内では拍手が巻き起こり、日本最速で第1話を観た観客からは「変わらず圧倒的のクオリティ。すでに続きが見たい」「ドラゴンの迫力がすごい。圧巻のスケール!」「濃密すぎて1話目だけでも最高すぎる!月曜日が待ちきれない」など、興奮冷めやらぬ熱いコメントが寄せられた。本編前後では、本シリーズのキャストのパディ・コンシダイン、マット・スミスから日本のファンに向けた特別なメッセージ動画や、スペシャル映像も上映された。また上映終了後には、場内アナウンスが『ゲ ーム・オブ・スローンズ』のデナーリス・ターガリエン役の声優、清水理沙であったことが明かされた。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、8月22日(月)より第1話が配信され、毎週1話ずつ配信される予定だ。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』8月22日(月)よりU-NEXTにて独占配信(c)2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2022年08月17日8月12日から動画配信サービスParaviで独占配信開始されるParaviオリジナルドラマ『-50kgのシンデレラ』の試写会と会見が行われ、W主演を務める犬飼貴丈、大原優乃の他、谷まりあ、綱啓永、南りほが登壇。撮影の際に意識していることや、おすすめの胸キュンシーンなどを語った。原作は電子コミック誌『comic Berry’s』に連載され、紙コミック版と電子版を合わせて累計140万部突破を記録した、スターツ出版発刊による大人気コミック。⼀⽬ぼれした彼に近づきたくて50kg減量したぽっちゃり女子・佐伯と、彼女が恋するイケメン御曹司・富⼠崎が繰り広げる大人の極甘オフィスラブストーリーが描かれていく。ヒロインが思いを寄せる大手製菓会社の御曹司・富士崎宰を演じる犬飼は、撮影時に印象的だったことを聞かれると「公式設定で“イケメン”なので少しプレッシャーがあって、イケメンでいなきゃいけないみたいな怖さと日々戦っていました(笑)。これまでラブコメ作品で割と崩れたキャラクターが多かったので、『正統派のイケメンをやってください』と言われてできるかなと」と語り、MCより「かなり正統派イケメンでしたよ」と言われると「ありがとうございます」と照れ笑いを見せた。また、ヒロイン・陽芽役の大原は「原作を読んで最初に思ったのが、『陽芽ちゃんかわいい!』ということでした。宰さんと出会って恋をして、また会いに行くために、なりたい自分になるためにと決意して頑張るそのひたむきさですごい応援したくなったので、陽芽ちゃんのかわいらしさを大切に演じないといけないなと思いました。最初はすごく不安だったんですけど、陽芽ちゃんのポジティブさや力強さを大事に演じました」と撮影に臨んだ際に意識したことを語った。劇中では、ダイエット前のぽっちゃり時代を表現すべく特殊メイクに挑戦した大原。「体力的にはとてもハードでした。完成するまでに4時間、落とすのに30分という撮影が5日間あって。何度も“ぽちゃ子”の衣装合わせをしていただいて決めた衣装をいざ身にまとうと、不安がなくなって役に入り込むことができたので、スタッフの皆様に感謝しています」としみじみ語った。また、大原が身につけた“ファットスーツ”は重く動きにくいらしく、犬飼から「動きづらそうで大変そうだったんですけど、脱いだ瞬間に姿が見えないぐらい高速で動いていて……すごかったです(笑)」と現場での様子も明かされた。そんな大原演じる陽芽と一緒にいることが多く、栄養士の資格を活かしてダイエットの手助けをする親友・加奈子役の谷はひたすら“陽芽=大原”の可愛さに癒やされていた模様。「陽芽ちゃんが本当に可愛すぎて、“ぽちゃ子”のときも可愛いので『もうそのままもいいね』って思わず言っちゃいました(笑)。それぐらい可愛かったんです。大変だったと思うんですけど、ずっと笑顔でいらっしゃったので常に癒されてました」と楽しそうに語った。そして、宰の同期で陽芽の教育係もしていた同僚・清水役の南は「私は人見知りなのでとても緊張していたんですけど、犬飼さんや大原さん、綱さんがすごく話しかけてくださったおかげでとても緊張がほぐれて助かりました」と感謝の気持ちを伝えていた。会見では記者からの質問時間が設けられたが、少し間が空いたタイミングで犬飼が挙手し、「役を演じる際に気をつけたこと」という質問を共演者に問いかける一幕が。“記者”の面持ちで聞いてくる犬飼に笑いを誘われつつも、大原は「原作がある作品なのでやはり原作のキャラクターを念頭に役作りをしようというのはあって、原作の陽芽ちゃんが茶髪なので監督さんに『茶髪にするのはどうですか』とご相談させていただいたりしました」としっかり答えていた。谷は「加奈子ちゃんは本当に陽芽ちゃんが大好きで、陽芽ちゃんの幸せを願ってダイエットと恋を応援してるので、私も陽芽ちゃんのことをもっと好きになろうと思って撮影の合間に積極的に声をかけたり、お菓子をあげたりしてコミュニケーションを取るようにしていました。おかげでとても仲良しになってうれしいです」と語り、綱も「佐伯を一途に思っているので、その気持ちを特に大切にして演じてました」とコメントする。さらに、南は「清水は先輩役でクールなので、人見知りであまり話さない自分と似ている部分をそういうところに出すようにしたので演じやすかったです」と回答。そんなキャスト陣からの答えに満足そうな“記者”犬飼に、今度は大原から「犬飼さんは?」という問いかけが。それに対し犬飼は「原作を読まれている方は、キャラクターに対して十人十色の印象を持ってると思うんですが、全員の方に納得して頂くのは難しいとは思うんですけど、なるべく納得してもらえるよう、原作に寄り添った解釈ができるように努めました」と真剣な表情で語った。そして最後に本作の見どころについて、谷は「加奈子ちゃんでいうと、ダイエットの方法を細かく紹介していて、本当に50kgダイエットされた方のリアルなストーリーが盛り込まれていて間違いなしということで参考にしていただければと思います」と語り、綱も「原作ももちろんすごく面白いんですけど、この素敵なキャストたちが素晴らしいお芝居を施して原作よりもさらに面白いものになっているのではないかなと思います」と自信を見せた。また、南は「清水には仕事に対するストイックさがあって、陰ながら陽芽ちゃんを支えたりする一面もあるので、ぜひそういった点も注目して見ていただけたらと思います」とアピールした。最後に、犬飼は「原作とドラマ、それぞれの面白さがあると思うんですが、漫画を同じスピードで読み進めながら見ていただくというのも少し違った面白さがあっていいのかなと思います。また、陽芽の妄想シーンはひたすらに可愛らしくて面白いのでそちらも期待していただければと思います」と作品の見どころを語った。さらに、大原も「実写化するにあたって一番違うのはダイエット情報がより多く盛り込まれているというところなので、ぜひこの作品を通して参考にしていただけたらと思います。また、2人のラブストーリーが丁寧に描かれていく中で、陽芽ちゃんの妄想シーンがあってそこではストレートな胸キュンが見られると思うので、そちらもぜひ期待していただけたらなと思います」とメッセージを送り会見を締めくくった。Paraviオリジナルドラマ『-50kgのシンデレラ』動画配信サービス「Paravi」にて8月12日(金) 19時から独占配信開始
2022年08月12日現在大ヒット公開中、主演にSnow Manの岩本照、ヒロインに⽣⾒愛瑠を迎えた映画『モエカレはオレンジ⾊』。このたび、「モエキュン御礼舞台挨拶」が開催された。『⽉刊デザート』(講談社)にて連載中の⽟島ノンによる『モエカレはオレンジ⾊』、通称 「モエカレ」が原作となる本作。今回、岩本は映画単独初主演となり、⽣⾒は映画初出演でヒロイン初挑戦。 監督は、映画『⾚い⽷』、『⼀週間フレンズ。』の村上正典が務めている。7月8日に初⽇を迎えてから⼤ヒットとなり、8月6日時点で動員50万⼈を突破。「おかわりモエカレ」を重ねるファンも多く、更なる盛り上がりが期待されている。そんななか、8月7日に丸の内ピカデリー1で行われた「モエキュン御礼舞台挨拶」。岩本と⽣⾒、そして村上監督が登壇し、公開初⽇舞台挨拶以来となった再会を喜んだ。映画公開から1カ⽉を経ての舞台挨拶。盛⼤な拍⼿に迎えられながら登壇した岩本は反響について「本当に沢⼭の⽅に『モエカレ』を愛してもらっているというのを、ひしひしと感じているのでありがたい限りです。そして今⽇3⼈揃えたのが何よりだなと思います」と挨拶。公開記念舞台挨拶以来の『モエカレ』イベント登壇となった⽣⾒も「また集まれて嬉しいです」。監督は「僕も何回か、皆さんと⼀緒に 映画を拝⾒したんですけど、仲間から結構リアクションがあって。おじさんでも普通に楽しめたよと⾔ってもらって、幅広い年齢の⽅に楽しんでいただけたのかなと思って感謝しております」と話した。岩本、⽣⾒の演技について聞かれた監督は「ふたりとも⾮常に好評なんですよ。消防⼠チームの皆が本当に消防⼠に⾒えたと、よく⾔われます。岩本さんのお芝居も、⽣⾒さんのお芝居も感動したって⾔ってくれますね。それを聞くとすごく嬉しくて良かったなと思います」と笑顔で語った。公開記念舞台挨拶で実施し⼤盛り上がりとなった「モエカレコアクイズ」のリベンジマッチも開催され、優勝者の商品として“オレンジ1カ⽉分”が登場。前回のコアクイズに参加できなかった岩本は「僕は(前回のクイズは)結構わかりましたね」と余裕を⾒せ、それに生見は「絶対に嘘ですよ!」と突っ込みながらもやる気を⾒せる。そして前回は⾒守り役だったものの「1問もわからなかった」という監督も加わり、リベンジマッチがスタート。1問⽬から超難問が繰り出され、笑いながら崩れ落ちる登壇者たち。「蛯原が BBQのシーンで刺してる具材の順番は?」という問題に⼤苦戦。「なんで俺そんなに刺したんだろう……」と岩本がぼやきながらも、MCにヒントをもらいつつ、⾒事正解を⾔い当てた。2問⽬の「筋トレのシーンで、岩本さんのレベルが⾼すぎて、古川さんが諦めたマシーンはなに?」という問題は⽣⾒が1発で「懸垂バー」の正解を導き出しポイントを獲得。3問⽬の「原作者の⽟島先⽣が1番好きなシーンは?」 では、上杉柊平演じる⾵間と永瀬莉⼦演じる紗⼸のシーンが答えに。「意外なところでしたね」とコメントしつつも監督が⾒事正解しポイントを獲得。4問⽬「萌⾐の誕⽣会のシーンで岩本さんが作ったエビは全部で何匹?」は当事者である岩本が完全に有利と思われたが、⽣⾒がポイントを獲得。岩本:1、⽣⾒:2、監督:1 という接戦で最終問題を迎えた。最後に跳ね上がった30ポイントのを賭けて挑んだ5問⽬は「本⽇朝9時時点で、公式SNSすべての総フォロワー数は?」という難問。公式Twitter、instagram、TikTok全てを合計した数字は8⽉7⽇AM9:00時点で46万129⼈となっており、46万⼈を当てた⽣⾒が商品のオレンジ1カ⽉分を獲得した。そして、マスコミ向けのフォトセッションタイムには『モエカレはオレンジ⾊』恒例となったサプライズ演出が登場。来場者がキャストに向けて書いたメッセージが飾られた“モエキュン特製ボード”が登場し、キャストを驚かせた。メッセージを⾒た岩本は「おーすげー!嬉しい!」と真剣にボードを⾒るあまり無⾔になるシーンも。そして、浮所⾶貴が考案し、オフィシャル認定されたモエカレポーズでフォトセッションを⾏った。イベントの締めくくりには、村上監督、⽣⾒、岩本が次のように挨拶。「沢⼭の愛情が込もったメッセージをありがとうございます。最後だと思うんでふたりにお礼を⾔いたくて。ふたりに教えられたことが沢⼭あって、良い財産になったと思います。本当にふたりと映画を作れて幸せでした。本当にありがとうございます。そして、ふたりを応援してくださって、映画を応援してくださって、沢⼭の⽅に何回も『モエカレ』を観て頂いて感謝しています。ご覧になってない⽅もいらっしゃると思いますが、まだ夏は続きます。キュンキュンだけじゃないものをと思って僕らこの作品を作ってまいりましたので、照れがある⽅にも来ていただければと思います」(村上監督)。「本当に沢⼭の⽅に観ていただけているのが嬉しいですし、⼤好きなメンバーで作品を撮ることができて、 ⼤好きな作品になりました。これからも『モエカレ』を愛してほしいなと思います 」(⽣⾒)「沢⼭の⽅に愛してもらって、こうして時間を割いてメッセージ書いてくれたのも嬉しいですし、普段からいろんな形で盛り上げてくれたこと感謝しています。この作品で消防⼠の⽅の格好良さもそうですし、このスタッフ、キャストだからこそこの作品が作れたと思っています」(岩本)「原作もまだ終わってないので、また機会があったらこのスタッフ、キャストで集まれたらなと思っています。まだまだ『モエカレ』を盛り上げていってほしいなと思います」と岩本が思いを語り、「モエキュン御礼舞台挨拶」は終了となった。『モエカレはオレンジ⾊』公開中
2022年08月08日