娘が生後8カ月のとき、アルミホイルを飲み込んでしまった可能性があり、急きょ大きな病院へ。すぐに異物がどこに入っているか調べたのですが、検査中の娘の泣き方が私にはとても耐えがたいものでした。痛い思いをさせてしまった娘に、「ごめんね~!」と平謝りした体験談です。なんでそこにアルミホイルが!?危険な物を娘の手が届くところに置かないよう徹底していたにも関わらず、起こってしまった出来事です。 ある日、生後8カ月の娘が隣の部屋で遊んでいたので、私はその間に集中して夕食を作りました。ほどなくして娘のところへ戻り、ぎょっとしました。娘の近くに2cm四方くらいのアルミホイルの破片が落ちていたのです! 「なんでこんなところにアルミホイルが!?」。まったく心当たりがなく、「もしかして娘が飲み込んでしまったかも!」と焦りました。すぐに口の中を覗いたり背中をたたいたりしましたが、出てくる異物はなし。娘はいたって元気だったのですが、心配で病院を受診することにしたのです。 大学病院の小児救急へ誤飲の事故は初めて。しかも夜間だったので、どこの病院に連れて行ったら良いかわからず、「こども医療でんわ相談(#8000)」に問い合わせました。すると、隣の地域にある大学病院の小児救急外来を教えてくれました。 食事前なのに突然外へ連れていかれる娘の状況に申し訳なく思いながらも、何事もありませんように……と願い、急いで病院へ。初診でしたがすぐに診察室へ通してもらうことができ、レントゲン検査をすることになったのです。 レントゲン検査の結果…私が側にいてあげられたので、娘は落ち着いてレントゲンを撮ることができました。結果がすぐに出て再度診察。医師の話によると、特に異物は写っていないとのことでした。 しかし、まだ心配でモヤモヤが晴れなかった私に、医師が「喉の奥に異物がついていないかを確認するために口から手を入れて触診をするのはどうか」と提案してくれました。念には念をと思い、触診をお願いしました。しかしながらその触診が、娘には過酷な検査となってしまったのです。 廊下に響いてくる娘の泣き声に思わず涙…触診は、私が見るに堪えなくなってしまうであろうと配慮してくれた医師に「お母さんは廊下で待っていてください」と言われ、私は廊下へ出ることに。ドキドキしながら待っていると、処置室から娘のひどい泣き声が響き渡ってきたのです。 激しく泣き叫ぶ声は聞こえるものの、私はどのような処置がおこなわれているのか見えず、つらくて思わず涙が出てきました。しばらくすると診察室に呼ばれ、娘と再会。触診でも異物は見つからず、万が一飲み込んでいても身体的な異常が見られないので、そのまま排泄される可能性が高いとの診断を受けて帰ってきました。 結果としては問題なくひと安心でしたが、検査後赤く泣き腫らした目で私を求めてくる娘を抱いて、「つらい思いをさせてごめんね~!」と平謝りの心境でした。結局、アルミホイルの破片がなぜ部屋に落ちていたのかは原因不明。しかも、便と一緒に排泄されることもなく、誤飲はしていなかったようでしたが、改めて娘が遊んでいるときはよく見守らなければと反省したエピソードでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。
2020年03月25日こんにちは、そんたんママです。先日はバレンタインでしたね。チョコ交換などしたでしょうか。わが子はチョコではないあるものを交換して、思わぬハプニングが起きました。今回はその時のお話を。■公園でお友達とお菓子交換。いつもの風景だったけど…ある時、幼稚園のお友だちと公園で遊ぶことがありました。わが家は延長保育を利用する日もあるので、息子のきーちゃんは延長保育なしでお友達と遊べることがうれしくて仕方がない様子。私はママさんたちと会話をしながら、子どもたちはかたまって遊んでいました。途中できーちゃんが「おかしちょうだい」と言いにきたので、持ってきていたお菓子袋を渡すと、子ども同士でお菓子の交換がスタート。もう5歳なのでみんな大抵のものは食べられるし、アレルギーの有無もわかっています。でもあげたお菓子を食べられない子もいるかもしれないと思って、それとなく子どもたちの様子をうかがっていました。 お菓子交換自体はよく見る公園での風景でしたが…■お友だちがくれたカラフルなつぶ。その正体は?子どもたちがお菓子を食べているとき、公園のすぐ近くのおうちの子が「ちょっと待ってて!」と一時帰宅して、カラフルなつぶがたくさん入ったきれいなケースを持ってきました。その子がつぶをみんなに配り、きーちゃんが口に入れているのが遠目にもわかりました。私も見たことのないお菓子だったので気になって、「何食べてるのー? ラムネ? チョコかな? 外国のお菓子みたいでかわいいね…」と声をかけると、その子のママがあわてて言いました。「○○、エアガンの弾丸みんなにあげてるの?」カラフルな輸入菓子…じゃなくて、子ども用おもちゃの小さなカラフルな弾丸だった!「えっ! きーちゃん今、食べてなかった? 口、あけてみて!」と言うと、あんぐりあけた息子の口には粉々になったカラフルなプラスチック片が。あわてて手洗い場で吐きださせました。ママさんは「本当にごめん! うちの子が急に持ってきたから…大丈夫だった?」とすごく申し訳なさそうにしていたのですが、その子だってまさかおもちゃの弾丸を食べる人がいると思わなかったのだろう。そしてきーちゃんは、お菓子交換タイムにまさかお菓子じゃないものをもらうと思わなかったのだろうし。完全なる事故でした。きっと自分の宝物を分けてくれようとしたんだよね。ごめんねごめんね、とお互いに謝りその場は終わりましたが、5歳になっても誤飲をすることがあるとは!そしてそれ以上に、(プラスチックの小さな弾丸ってあんな粉々にかみくだけるんだ…)というのがなかなか衝撃でした。きーちゃんは飲み込む前だったのでとくに体調への影響もありませんでしたが、 良い子は絶対にマネしないでね! そして私も人からもらうお菓子やモノにはもう少し気を配り、注意していかないと心新たにしました。※この体験記に記載された内容は、あくまでも筆者の体験談です。誤飲があった場合など、ご心配な際には医療機関を受診ください。
2020年02月22日テレビのニュースや母親学級でも、誤飲がとても危険だとは聞いていました。赤ちゃんの口に入るサイズの物には気を付けなくちゃと思っていたのに……。予想外の物によって起きた、わが家の誤飲事件のお話をします。 なんでも口に入れたがる時期、到来!わが家の次男は生後半年を過ぎ、ハイハイができるようになってきたころから、なんでも口に入れたがるようになりました。上の子にもそういう時期があったので、それ自体には特別驚きはしなかったのですが、次男には長男のときにはなかった危険が!2歳上のお兄ちゃんが遊んでいるおもちゃが気になって仕方ない次男は、それを口に入れたがるのです。しかも、大きい積み木などではなく、ミニカーなどの小さな部品が気になるらしく、お兄ちゃんには申し訳ないと思いつつも、細かい部品を取り除いた状態で遊ばせたりしていました。 お昼寝の呼吸がおかしい……もしかして!細かいおもちゃは手の届かない所にしまうように気を付けていたのですが、ある日のお昼寝のときに次男の寝息がおかしいことに気が付きました。 ひゅーひゅーと、風邪をひいているときの呼吸の音に近いのですが、寝る直前までそんな様子はなかったので、これはおかしいと背中を叩いてみると音が聞こえなくなりました。このときになってようやく、何かが喉につかえた状態なのだとわかったのです。 おばあちゃんを巻き込んでの大騒動次男は私が揺すっても背中を叩いても起きませんでした。ちょうど、その日の昼間は上の子が通う幼稚園のプレ保育へ一緒に行っていたので、特段疲れていたのだと思います。とはいえ、何かが喉につかえているのに寝ていられるものだろうか……もしかして、呼吸がうまくできず意識が混濁してるのでは……! 嫌な想像ばかりが頭を駆け巡りました。 そのとき、ちょうど元幼稚園教諭だった母がいたので、誤飲しているかもしれないと話すと、息子を抱っこして私がしたよりも強い力で背中を叩きました。すると、口の中から何かがコロリと出てきました。見ると、なんと小さな松ぼっくり! これには母も私もビックリしました。 プレ保育で上の子が工作に使った松ぼっくりを次男が取って口の中に入れてしまっていたのでした。大人から考えると、こんなゴツゴツしたものを口に入れるなんてと思いますが、赤ちゃんにはそんなことは関係ないのだと痛感。これ以降、より一層の注意を払うようになりましたが、秋冬になり松ぼっくりを見かけると、今でもあのときの恐怖を思い出します。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る大きさ)のものは、誤飲の恐れがあります。赤ちゃんに渡したり、そばに置いたりしないように注意しましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年01月19日スマホの変換は、よく使う単語が優先的に表示されるため、本人も気づかないうちに誤変換したままLINEが送信されてしまうことも。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、LINEの誤変換によって不倫が暴かれた瞬間を3つご紹介します。文・並木まき1:噂の渦中にいる上司の名前が…「同僚女子が、上司と不倫中って社内で噂になっているとき、なんてことないLINEのやりとりをしていたら、その中に、渦中の上司の名前が書かれた誤変換LINEを受信しました。『明日は15時からカズキなので、それまでに資料をよろしく!』って書かれていたのですが、そこに名前がいきなり入っているのも不自然ですし、15時からは会議の予定があったから、おそらく『か』って打ち込んだら、名前が出てきたんだろうなぁ〜って思いましたね。見て見ぬ振りをしてシレッと返信しましたが、噂は本当だったんだなぁとしみじみ感じました」(34歳女性/不動産)よく使う言葉は、最初の一文字を入力したときに変換の上位候補に挙がってくることから、誤操作に気づかず送ってしまうこともあります。そこに噂の相手の名前が……となれば、クロと判定されても仕方ないでしょう。2:意味深な言葉が…「飲み仲間の友人とLINEしていたときのこと。その子からは、彼氏がいるとは聞いていたのだけど、多くを語らずワケありっぽい空気があるので、プライベートは謎に包まれていました。するとある日、くだらない話をしていたLINEに、前後の文章と意味が通じない『妻バレ』って言葉が入っていて、びっくり。そんな言葉、普通に生活していればなかなか使うものではないので、不倫しているんだなってピンときましたね。『今度は、新宿で妻バレ洋服でも買い物しよっか〜』みたいな文章だったんですけど、その子への見る目が変わってしまいました…」(32歳女性/アイリスト)いきなりインパクト抜群の言葉が届けば、ギョッとしますよね。3:離婚です…?「飲み仲間のグループに、職場で不倫中と言われている子がいるんですけど、グループLINEで次回の飲み会の話をしていたときに、みんなが『了解です』って入れている話題に、その子だけ『離婚です』って入れていて、びっくりしました。多分、本人は『了解です』って入れたつもりだと思うので、多分これって誤変換ですよね。もともと不倫の噂がある女の子でしたけど、“離婚”なんてワード、不倫でもしてなければなかなか使いません。この誤変換によって、“やっぱり不倫しているんだ……”って確信しました」(35歳女性/専門職)不倫と無縁な生活をしていれば使わないであろうワードが誤変換によって飛び出せば、疑惑が確信に変わっても無理はありません。読んでいる最中から誤変換であることがわかっても、その内容が意味深であるほど、送信者の不倫を知るキッカケになる場合もあるのです。こんなLINEを受信したら、みなさんはどう対処しますか?©PhotoMediaGroup / Shutterstock©Dragon Images / Shutterstock©Tom Grill/ Shutterstock
2019年12月31日これからの季節は、寒さと乾燥がもたらす「肺炎」と、おもちののど詰まりなどによる「誤嚥性肺炎」のピーク。無事に新年を迎えるためにも、今からのどの「トレーニング」を心がけよう!「肺炎で亡くなるのは75歳以上の高齢者がほとんどですが、じつはこうした高齢者の70%以上に誤嚥が関係しているとされているのです。そこには、『飲み込み(嚥下)力の低下』が関係しています」そう話すのは『肺炎に殺されない! 36の習慣』(すばる舎)の著者で、耳鼻咽喉科として30年以上の経験を持ち、現在は言語聴覚士、栄養士、看護師らと連携しながら嚥下障害の治療を専門的におこなう、西山耳鼻咽喉科医院の西山耕一郎院長。「男性であれば、のど仏の位置にも注目してみましょう。首の半分より下にあるようなら、飲み込み力が衰えているサインです」じつは、こののど仏こそ、「飲み込み力」の重要なカギ。「のど仏は正式には『甲状軟骨の喉頭隆起』といい、女性にもちゃんと備わっています。そして、こののど仏をつり下げている『喉頭挙上筋群』という筋肉が、食べ物を飲み込んだときに、『喉頭蓋』という、のどのフタで気管の入口をふさぐことで、誤嚥を防いでいるのです。誤嚥の要因は『反射の衰え』や『喉頭の知覚の低下』もありますが、この喉頭挙上筋群の衰えがもっとも重要だと言えるでしょう。喉頭挙上筋群も加齢によって下垂していくのです。男女ともに、40代ごろからのど仏の位置は下がりはじめているんですよ」こうしたサインに気づいたら、早めの対処を。「あまり知られていませんが、『飲み込み力』は鍛えることが可能。トレーニングによって、嚥下機能を高めていくこともできるのです。脳卒中の既往があり、体重も激減、総合病院で『余命わずか』と思われていた80代の患者さんも、飲み込む力を鍛えたことでみるみる元気になり、そこから10年。90代まで元気に過ごされました」そこで今回西山先生に教えてもらったのが、「のどトレ」。のど周辺の筋力アップと、呼吸機能の維持・向上がその主な目的だ。「これらはもっとも基本のトレーニングで、とくに『嚥下おでこ体操』と『あご持ち上げ体操』は、喉頭挙上筋群をダイレクトに鍛えます」【嚥下おでこ体操】(1)手のひらの付け根をおでこに当てる。(2)おへそをのぞき込むように手のひらとおでこで押しあい、その状態を5秒間キープ。(3)これを毎食事前に10回おこなう。「手のひらではなく、その付け根(手根部)でおこなうことがポイント。のど仏がグッと上がっているように感じられればOKです」(西山先生・以下同)【あご持ち上げ体操】(1)両手をグーにして、下あごに当てる。(2)顔を下に向けて力いっぱいあごを引きながら、同時に両手であごを押し返す。その状態を5秒間キープ。(3)これを毎食事前に10回おこなう。「こちらも同様に、のど仏が上がっていればOK。いずれも5秒間×10回を1セットとし、1日3セット以上できると効果的です」【のど「イ〜」体操】(1)「イ〜」と声を出すように、思い切り口を横に広げる。(2)そのまま5秒間、奥歯を食いしばるように力を入れ、のどの筋肉を緊張させる。(3)これを毎食事前に10回おこなう。「『あご持ち上げ体操』といっしょにおこなうことで、首のシワを目立たなくしたり、小顔効果も期待できたりします。ほかの体操と同様、のど仏を意識してください。実際に声を出す必要はありませんが、やりやすければ声を出してももちろんかまいません」【ペットボトル体操】(1)空のペットボトルを口にくわえる。(2)思い切り息を吸い、ペットボトルをしぼませる。(3)次に、思い切り息を吐き、ペットボトルをパンパンになるまでふくらませる。(4)これを1日に、5回×3〜5セットおこなう。「飲食物を嚥下するとき、飲み込んだあとに息を吐き出すことで、気管や肺に飲食物が入り込むのを防ぎます。そのためには肺活量の維持も大切ですので、身近なペットボトルを使って鍛えましょう。おなかが苦しくなるまで吸い込んだら、肺の中の空気をすべて出し切るつもりで息を吐くことがポイントです。はじめは無理をせず、軟らかい材質でできた350ミリリットルのペットボトルを使うとチャレンジしやすいですよ」「飲み込み力」はいくつになっても鍛えられるそう!「女性自身」2019年12月17日号 掲載
2019年12月19日これからの季節は、寒さと乾燥がもたらす「肺炎」と、おもちののど詰まりなどによる「誤嚥性肺炎」のピーク。無事に新年を迎えるためにも、今から適切なのどの「ケア」を心がけよう!「肺炎で亡くなるのは75歳以上の高齢者がほとんどですが、じつはこうした高齢者の70%以上に誤嚥が関係しているとされているのです。そこには、『飲み込み(嚥下)力の低下』が関係しています」そう話すのは『肺炎に殺されない! 36の習慣』(すばる舎)の著者で、耳鼻咽喉科として30年以上の経験を持ち、現在は言語聴覚士、栄養士、看護師らと連携しながら嚥下障害の治療を専門的におこなう、西山耳鼻咽喉科医院の西山耕一郎院長。「そもそも、『食べ物を飲み込む』という行為はわずか0.8秒の間におこなわれています。人間ののどはふだん気管が開いているのですが、飲食時はこの一瞬のうちに、『喉頭を上げる』『気管の入口を閉じる』『食道を開く』『食べ物を食道へ送り込む』という奇跡のような連携プレーを成立させ、食べ物や飲み物を食道から胃へ送っているのです。しかし、ほんのちょっとのズレや反応の遅れがあると、食べ物が気管に入り、むせたりせき込んだりしてしまいます。そしてそのわずかなズレや反応の遅れは、40〜50代から始まっているんですよ」加齢とともにそのズレが大きくなり、徐々に飲み込みに支障が出るようになって、嚥下障害へと発展。そこから高齢者の誤嚥性肺炎リスクへとつながっていく。そこで今回、西山先生に「誤嚥性肺炎を遠ざける生活習慣」を教えてもらった。日常の“ちょっとしたこと”でも飲み込み力はアップするそう。■時にはハイトーンでのカラオケを!!「カラオケはのどの筋肉を効果的に鍛えると同時に、ストレス発散にも最適。大量の空気を使って呼吸をするので、呼吸機能を高める効果も。張り切りすぎて、のどを酷使していためないようにだけ気をつけましょう」(西山先生・以下同)ただ歌うよりもなるべく高い声を出して歌うことで、のど仏が盛んに上下するという。ちなみに西山先生のおすすめ曲は『津軽海峡・冬景色』(石川さゆり)や『もののけ姫』(米良美一)など。■食事の際の猫背は絶対NG!「姿勢が悪いとのど仏の動きが妨げられるので、食事中は背筋を伸ばし、頭をやや前に倒して軽くおじぎをするようにしましょう」背中を丸める、あごを突き出す、といった食べ方は誤嚥しやすくなるもと。食事の際は椅子に深く腰かけ背すじを伸ばし、足裏を床にしっかりとつけること。■卵かけご飯は最強の「誤嚥防止食」「口の中でパラパラにならず、のどをゆっくり落ちていくものを食べることも誤嚥予防の1つです。それらをすべて兼ね備え、かつ栄養も豊富な卵かけご飯は、まさに『最強の誤嚥防止食』といえるでしょう」ただし、かき込んで食べないよう、スプーンなどでひと口ずつ口に運ぶように。卵のほかに、マヨネーズやとろけるチーズも、さっとかけるだけで料理にトロッとしたまとまりをつけてくれるおすすめ食材だそう。のどが若返れば、誤嚥性肺炎の予防はおろか、寿命を10年伸ばすことだって夢じゃないのだ!「女性自身」2019年12月17日号 掲載
2019年12月19日「肺炎で亡くなるのは75歳以上の高齢者がほとんどですが、じつはこうした高齢者の70%以上に誤嚥が関係しているとされているのです。そこには、『飲み込み(嚥下)力の低下』が関係しています」そう話すのは『肺炎に殺されない! 36の習慣』(すばる舎)の著者で、耳鼻咽喉科として30年以上の経験を持ち、現在は言語聴覚士、栄養士、看護師らと連携しながら嚥下障害の治療を専門的におこなう、西山耳鼻咽喉科医院の西山耕一郎院長。「そもそも、『食べ物を飲み込む』という行為はわずか0.8秒の間におこなわれています。人間ののどはふだん気管が開いているのですが、飲食時はこの一瞬のうちに、『喉頭を上げる』『気管の入口を閉じる』『食道を開く』『食べ物を食道へ送り込む』という奇跡のような連携プレーを成立させ、食べ物や飲み物を食道から胃へ送っているのです。しかし、ほんのちょっとのズレや反応の遅れがあると、食べ物が気管に入り、むせたりせき込んだりしてしまいます。そしてそのわずかなズレや反応の遅れは、40〜50代から始まっているんですよ」加齢とともにそのズレが大きくなり、徐々に飲み込みに支障が出るようになって、嚥下障害へと発展。そこから高齢者の誤嚥性肺炎リスクへとつながっていくわけだが、その“兆候”は、もっと早い段階から現れているという。次のチェックリストは、そうした「飲み込み力」衰えのサインをまとめたもの。体力そのものや呼吸機能の衰え、不調も誤嚥を招くリスクになるので注意が必要だ。□大きめの錠剤が飲みにくくなった□自分の唾液でむせることがある□歩く速さが遅くなった気がする□食後に痰がからむことが増えた□声が小さくなったと言われる□食事中によくせきが出る□以前より食事に時間がかかる□1分間に20回以上呼吸をしている「男性であれば、のど仏の位置にも注目してみましょう。首の半分より下にあるようなら、飲み込み力が衰えているサインです」じつは、こののど仏こそ、「飲み込み力」の重要なカギ。「のど仏は正式には『甲状軟骨の喉頭隆起』といい、女性にもちゃんと備わっています。そして、こののど仏をつり下げている『喉頭挙上筋群』という筋肉が、食べ物を飲み込んだときに、『喉頭蓋』という、のどのフタで気管の入口をふさぐことで、誤嚥を防いでいるのです。誤嚥の要因は『反射の衰え』や『喉頭の知覚の低下』もありますが、この喉頭挙上筋群の衰えがもっとも重要だと言えるでしょう。喉頭挙上筋群も加齢によって下垂していくのです。男女ともに、40代ごろからのど仏の位置は下がりはじめているんですよ」「女性自身」2019年12月17日号 掲載
2019年12月18日家の中でも外でも、どんな場所にいても、子どもたちが予想もできないような危険な行動をとることってありますよね。子どもたちが無事であればいいですが、時には命の危険を伴うような場合もあるため、親としては心配が尽きません。ウーマンエキサイトでも思いがけないヒヤリハットなトラブルに直面して救急対応を迫られた経験を、コミックライターのみなさんに教えてもらいました。》 トラブル発生! ケガ、病気、誤飲、転落…みんなのヒヤリハット体験 今回は、パパやママたちから寄せられた子どもたちの危ない行動についての体験談をもとに考えてみたいと思います。■95%が子どもの行動に肝を冷やした経験ありアンケートでは、子どもの行動に「危ない!」と肝を冷やした経験があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が95%となり、ほとんどの親は子どもの行動にヒヤッとしたことがあるとわかりました。Q.お子さまの行動、危ない!と肝を冷やした経験は?ある 95.0%ない 5.0%子どもの危ない行動は、時と場合によっては命の危険までもたらしてしまいます。2016年に消費者庁が行った人口動態調査によると、14歳以下の年齢別死亡原因で「不慮の事故」がいずれの年齢層でも4位以内に入っていました(※1)。9割以上の親が、子どもの危険な行動を経験しているという結果にもうなずけます。■危険1、つないだ手を振りほどき突然車道へまずは交通事故について見てみましょう。「保育園のお迎えに行った時、たまたま正門近くにいた子どもが道路の反対側にいた私を見つけて飛び出してしまい、他の子のお迎えに来た車にはねられそうになった。いまでも思い出すたびに胃の辺りが痛みます」(福島県 40代女性)「2歳ごろでした。手をつないで歩道を歩いていたところ、その手を振りほどき突然車道に飛び出しました。タクシーがちょうど走ってきていて、大声をあげて子どもを捕まえ、タクシーは急ブレーキ。まるでドラマのような緊迫シーンで、生きた心地がしませんでした」(神奈川県 40代女性)「幼稚園年長の時です。ペダルなしの子ども自転車で外出した帰り道、傾斜のある下り坂を思いっきりガーッと降りて行ってしまいました。『危ない!』と思った瞬間に、目の前でゴロンゴロンと転がる娘。転がり方が良かったのか、さいわい重傷にはならずにすみました」(埼玉県 30代女性)「自転車で遊びに行けるようになった頃、お友だちといるときに事故と隣り合わせのような乗り方をしていたのは本当に怖かったです」(埼玉県 30代女性)厚生労働省の調査によると、子どもの不慮の事故での死亡原因は、1歳児以上では交通事故が1位となっています(※1)。それを裏付けるような、ハラハラした子どもたちの行動を垣間見たようなエピソードばかりです。寄せられたエピソードでは、幼児では急な道路への飛び出し、小学生では自転車の乗り方などについてのコメントが多く見られました。飛び出しは、親が車の鍵を開けたり、買い物の会計を済ませようと、つないだ手を離した一瞬のすきに、発生してしまうことが多いようです。■危険2、トマトがのどに詰まった!乳幼児を中心にコメントが多く集まったのは、食べ物が気管に入ってしまう誤嚥、体に害のあるものを飲み込んでしまう誤飲に関する事例です。「4歳を過ぎていたからと油断して、通常の食事中にミニトマトや豚肉の炒め物を喉に詰まらせて焦った」(神奈川県 40代女性)「娘が、適応年齢の赤ちゃんウエハースを喉に引っ掛け、顔が真っ黒になって呼吸が止まる寸前に! 慌てて取り出し事なきを得たけど、私のトラウマになりそれからウエハースは、かなり大きくなるまで食べさせませんでした」(北海道 40代女性)「ハイハイができるようになった頃、食器棚の裏に置いていたゴキブリ退治用のホウ酸団子をいつのまにか舐めていた。救急病院で、『ホウ酸は毒性の強いものなので24時間点滴で体内から排出させましょう』と、一晩入院となりました」(千葉県 40代女性)「2歳ごろ、洗面所に置いた指輪を自分の指にはめたまま、布団に寝転んだ拍子に飲み込んでしまい、窒息しそうになってました。病院でレントゲンをとってお腹に指輪があることが確認され、5日後うんちに紛れて出てきました」(埼玉県 30代女性)そのほか、「子どもが頭痛薬をラムネだと思ってかじってしまった」という声もありました。乳幼児については、食事の際に注意していても、突然ものをのどに詰まらせてしまうこともありますよね。また、食べ物以外のものをのどに詰まらせて、窒息してしまうという悲しい事故が起きているのも事実です。筆者自身も、子どもが0歳のころに、うっかり落としたままになっていたパッケージのフィルムを子どもが口に入れてしまい、とても焦ったことがあります。フィルムがのどに張り付いて苦しそうに咳をする子どもの口に指を入れて、必死に取り出したことを思い出すと、今でも背中を汗が伝います。ちょっとした不注意から起こりがちなのが、誤嚥や誤飲なのかもしれません。また、乳児の窒息や喉突き事故についてのコメントも寄せられていました。「長男が生後1か月の時、頭の下に敷いていた小さい枕を自分で自分の顔に乗せていたことがあって、かなり焦りました。もう少し発見が遅かったら間違いなく息を引き取っていた…と考えただけで、本当に怖かったです」(東京都 40代女性)「歯ブラシを口に入れたまま転んだ。今思い出しても心臓ドキドキします」(千葉県 50代女性)東京消防庁によると、平成19年から5年間に5歳以下の乳幼児が歯みがき中に歯ブラシで受傷した事故により、229人もの子どもが救急搬送されているといます(※2)。子どもたちの身の回りの危機は本当にたくさんあるのだと、実感させられます。■危険3、覗き込んだ池に頭からポチャ!?さらに、海や川やプール、そして身近な自宅の風呂などで発生しがちな水の事故に関するヒヤリ体験も寄せられていました。「下の子が2歳くらいのときに、夫や兄とおたまじゃくしを見たくて池を覗き込んでて危ないなあと思った直後、頭から池ポチャした時は一瞬時が止まった」(宮崎県 40代女性)「3歳くらいの夏、足を入れるタイプの浮き輪でぷかぷか浮かせて、親は潜って遊んでいたとき、少し目を離した隙にいつの間にか逆さまになってしまっていて、慌てて海岸で足首を持って逆さにして水を吐き出させなんとか助かりました。本当に怖い思いをしました」(神奈川県 50代女性)「潮干狩りで目を逸らしたすきに、川の流れの強いところで溺れていたときですかね。 水の中でバタバタもせず目が見開いていた顔を見たときは…。抱きかかえたらすぐに泣いたので、人生で一番安堵しましたね」(三重県 40代男性)「お風呂入っているときに自分のシャンプー流してる最中つるっと滑って沈んでた。声が突然しなくなったからまさかと思ったけど、ほんのちょっと目が離れた隙が一番危ない。焦った」(山梨県 30代男性)夏を中心に、小さな子どもが命を落とす水の事故が毎年起きていて、ご紹介したコメントからも、その恐ろしさが伝わってきます。1歳児では、浴槽内での溺死が事故死の2位となっています(厚生労働省調べ)。海や川だけでなく、油断しがちな自宅のお風呂でも、子どもの事故は発生しうるのだと、あらためて気が引き締まります。■危険4、ベランダの柵によじ登っていた!建物や階段からの転落の危機にヒヤリとした体験談も集まっていました。「当時3歳と5歳ではロックされている鍵は開けられないだろうと思っていたら、2階のベッド脇にある窓が全開だったとき、心臓が一瞬止まりました」(神奈川県 40代女性)「マンションの4階、目を離したすきに2歳の娘がベランダの柵によじ登って布団干しのようにぶら下がっていた。今でもぞっとします」(神奈川県 40代女性)「子どもが2歳くらいの頃、家の2階から鉛筆と鉛筆削りを持ったまま転げ落ちきたことがあります。擦り傷で済みましたが、とにかく鉛筆が刺さらなくて良かったと今でも思い出すと恐ろしいです」(千葉県 40代女性)「近所の公園にある5段のジャングルジムで遊んでいた2歳の息子。私がちょっと目を離したら3段目のところで宙ぶらりんになっていて、冷や汗かきました」(千葉県 30代女性)そのほか、「『ママどこ?』と3歳の息子が2階のベランダの室外機に登り、下を覗いていた」という背筋の凍るような体験談も寄せられていました。3歳~4歳の子どもについては、活発に動き始める幼児期の子どもはとくに注意が必要そうです。■危険5、一瞬のスキをついていなくなる子どもたちまた、迷子についての体験談も、多く寄せられていました。「長女が2歳のとき、2人で公園に遊びに行ったのですが、私が1人でトイレに行って、戻ったら娘がいませんでした。 あわてて探しまくって、警察に電話するのを迷っていたら、駐車場の車の横からひょっこり出てきました。 『よかった~!』と、その場にへたり込んだのを覚えてます」(栃木県 50代男性)「遊園地のプールに行ったとき、3歳の三男が好き勝手にどんどん進んでいって、人混みで一瞬にして見えなくなり、家族みんなで探しました。ずいぶん離れたわが家のシートの所に1人でちょこんと座っていて、『なんて子だ!』と拍子抜けしたことが忘れられません!」(島根県 40代女性)「長男が2歳のとき、いつもよく行くスーパーでママ友と少し話をしていたらその隙に勝手におやつコーナーへ行っていました。私は血の気が引き必死に探していると、おやつを持ってギャンギャン泣きながら歩いてきました」(北海道 40代女性)「幼稚園の頃、電車の乗り換え駅で行方不明に。ケンカの最中だったのでふざけているのかと思っていたのですが、何分待っても出てこない! 1時間後、終点の駅で保護されていると連絡がありました。迎えに行くと休憩中の駅員さんたちと談笑。喜怒哀楽を濃厚に経験しました」(千葉県 50代女性)近所の公園やスーパー、レジャー施設や電車など、さまざまな場所で迷子は発生しているようです。子どもを見失って、ドキドキする気持ちは何とも言えないものがありますよね。筆者自身も、ショッピングモールで3歳の次男を一瞬の間に見失ったことがあります。いなくなったのは数分間のことでしたが、次男を見つけるまでの時間は長く永遠のように感じたことを覚えています。時に子どもの誘拐事件なども発生している現状を思うと、迷子といえどパパやママたちの心配は尽きません。■危険6、自宅で外出先で潜むさまざまな危険最後に、さまざまな子どもの危険な行動にまつわる体験談をご紹介します。<自宅に潜む危険>●ブロックが眉間にあたり傷に。目だったら失明したかも●鼻の中に子ども用の指輪が入っていて、耳鼻科で取ってもらった●ベランダで洗濯物を干していたら、子どもに内側から鍵をかけられた●包丁を握って笑って立っていた●カーテンタッセルに首をかけて遊んでいた●かき氷の機械に指を突っ込んでケガをした<外出先に潜む危険>●冬の下校時に深い用水路に落ちて、たまたま通りかかった人に助けてもらった●鉄板でヤケドした●エレベーターの戸袋に巻き込まれた●コンクリートの柵に頭を入れて抜けなくなった●車の窓を閉めようとしたら、子どもが窓から手を出していた生活のさまざまな場面において、子どもたちの行動に驚かされ、冷や冷やさせられているパパやママたちは多いようです。家の中でも、外でも、まさに親が油断するひまはなさそうですね。■子どもの危ない行動、親はどうすれば?それでは、親としては、子どもたちの危険な行動とどのように向きあえばいいのでしょうか。「突発的に走り出したときに対応するために、リードを使っていました。周りにどう思われようが何かあってからじゃ遅いし、誰も責任なんてとってくれるわけでもない。リード使うことにためらいはなかったです」(神奈川県 40代女性)「小さい頃からずっとハラハラしどおしで、休まる時がありません。『振り返れば奴はいない』の毎日。いまは中学生になりましたが、いまだに事故らないかとハラハラしています。息子のおかげで、多少のことでは動揺しなくなりました」(愛媛県 40代女性)「命に関わるようなことでないならば、少しくらいは痛い目をみることも必要かな、なんて思います。これ以上やったらケガをする…など、そのラインを知っておくことも大事なのかなと。それを学習する機会を奪っているような気がするので、過保護す過ぎるのも考えものですね」(佐賀県 40代女性)命の危険から子どもたちを守るために、ある程度干渉や対策が必要だという声が寄せられる一方、子どもがこの先危険から自分で身を守るためにはある程度経験も必要という意見も。子どもの年齢や性格によっても、親の助けが必要かどうか、答えは異なってくるとは思います。まずは子どもたちに命の危険がないことが最重要。そのうえで、「どういったことが危険なのか」「どこまですると危ないのか」をどう教えていくかも課題となってきそうです。このようなコメントも寄せられていました。「生まれた頃は、寝ていても息をしてるか気になり、寝返りをうつようになれば、何か口に入れないか、ハイハイをするようになれば、玄関や吐き出し窓からおちないかなど、成長に伴い肝を冷やすことはあると思います。自分が死ぬまで肝を冷やしっぱなしかも知れませんね」(埼玉県 50代女性)ここまで、子どもの危険な行動について、親から寄せられた体験談をもとに考えてきました。何よりも大切なのは、子どものたったひとつの命、それはどの親にも共通する思いでしょう。どんなに親が気を付けていても、一瞬の隙をついて起こってしまう事故。それを防ぐためには、今回の体験談などを踏まえて、日々の生活を振り返ってみることも大切なことのひとつではないかと思います。たしかに、命の危険にまでも及ぶような事故になってしまった場合、親の感じる後悔は想像もできません。「無事五体満足で生きてるのって奇跡」というコメントもありましたが、日々のあたり前の日常のなかで子どもを観察することも、事故予防にはつながりそうな気がします。子どもの特性、住んでいる環境などによってもヒヤッとすることは違ってくるでしょう。小さなヒヤリが起きてしまったとしても、原因と対策を考えていかれれば、少しでも悲しい事故は減らせると思いたいです。そしていつか子どもが身を守る術を自分で覚えて、考えて行動できる日が迎えられればうれしいですね。<子どもを事故から守るための参考サイト>●消費者庁: 子どもを事故から守る!!事故防止ハンドブック [PDF:8.4MB]●消費者庁: 子どもの窒息事故に注意! [PDF:501KB]●消費者庁: 子どもを自転車の事故から守ろう [PDF:599KB]●東京くらしWEB: 乳幼児の身の回りの製品事故防止ガイド (PDF:2,510KB) ●東京くらしWEB: 小学生の身の回りの事故防止ガイド (PDF:4,319KB)<参考サイト>※1、消費者庁: 子どもの事故の現状について ※2、消費者庁: 乳幼児の歯ブラシによる事故に注意! Q.お子さまの行動、危ない!と肝を冷やした経験は?アンケート回答数:7191件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年09月08日社内不倫をしている男女が同じグループLINEに参加していると、思わぬ誤送信LINEが届くこともあるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな破廉恥な社内グループLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:「早めに抜けてホテルだな」「社内のメンバーが参加しているグループLINEがあり、そこで飲み会の話をしていたとき、ある男性がいきなり『早めに抜けて、ホテルだな』とメッセージを送信してきたので、驚きました。そのメッセージにはしばらく誰も返信せず、気まずい空気が流れていましたね。もともと社内不倫の噂のある男性で、さらにはそのお相手とされる女性も同じグループにいるので、個人的なやりとりをグループLINEに入れてしまったのかもしれません」(33歳女性/IT)LINEを使っていると、思わず送信する先を間違えてしまうことも。誤りに気付いても、既読されているとフォローも難しそうです。2:「昨日も最高だった お家大丈夫だった?」「社内不倫をしている同期女子がいるんですが、この前、久々にやらかしてました。社内連絡用のグループLINEがあって、なんとそこに『昨日も、××くんってば最高だった お家大丈夫だった?』とLINEを送信。相手の男の名前までバッチリ入ってしまっているし、さすがにこれは言い訳できないレベルですよね。そのふたりが不倫していることは、全員が薄々気付いていたので、特に騒ぎ立てることはありませんでした。でも、本人たちはかなり恥ずかしかったんじゃないかなって思います」(35歳女性/不動産)他のメンバーがスルーしたことで、今回は事なきを得ましたが、グループLINEのメンバーによっては、大騒ぎになりそうな内容です。3:「奥さんを退職させてよ」「最近、社内不倫をしていると噂の男女がいるのですが、その男の奥さんは同じ会社の人なんです。修羅場の予感がするなと思っていたら、案の定、不倫相手の女性が、社内のグループLINEに『早く奥さんを退職させてよ』と送ってきました。しかもそのグループLINEには、その男の奥さんも参加していたのですが、まさか自分のことだとは思っていなかったようで、特に気にする様子はありませんでした。結局は誤送信だったようですが、他の社員はドロドロの関係に気付いているので、その男が次にどんな行動に出るのか、みんな興味津々です」(38歳女性/製造)近すぎる関係で男女関係のもつれがあると、周囲も落ち着かないですよね。社内不倫中の男女が誤送信するLINEには、ギリギリの内容も多いようです。平穏だったグルーブLINEにこんなメッセージが届いたら、みなさんはどうしますか?©Dragana Gordic/shutterstock©Dragana Gordic/shutterstock©Westend61/gettyimages
2019年08月10日こんにちは! ユウコトリトリです。今回は誤飲の話です。子どもがとんでもない物を口にしてヒヤリとした経験は皆さんあると思います。それにしても、何故おいしくもない物を口に入れるのか? 食べるのか…?そこで、自分の子どもの頃を思い返してみたところ、まぁそれなりにいろいろ食べていたのを思い出しました…。ちなみに、幼児期くらいの記憶で、意図して口にしてるいるので「誤飲」とは異なるかもしれません…。こういう子もいるんだと、生温かい気持ちで読んでいただけたら幸いです。■私が食べたもの「紙」当時、裏が白い折込チラシをメモ用やお絵かき用に母がストックしてあったのです。その中に時々、白い紙とは違ういわゆる「色上質紙」が入っていることがあり…色紙の他にカラフルなチラシも捨てがたく、それはそれはおいしそうに見えたものでした。■私が舐めたもの「目薬」幼稚園の水泳レッスンの後、目薬をさすのですが、これを舐めていました。しかも友達同士で。目薬って、割とカラーバリエーションが豊富で、皆で持ち寄るとなかなか華やかになるんです。「赤はイチゴ味! 緑はメロン味! 青はブドウ味!」という設定で。容器もキラキラしていてキレイだし、ちょっとした目薬パーティーでした。■母親になって思い返してみると今思えば純粋というか、おバカというか…。でも、どちらにも共通して言えるのは、子ども心に「カラフルでおいしそう」に見えたことです。洗濯用のボール型洗剤が、誤飲のニュースになったのを覚えている方も多いと思います。子どもの興味を引くようなものは、たとえ分別がつくような年齢になっても注意が必要ですね。
2019年06月25日10円玉などの硬貨や、小さいおもちゃ…子どもは何でも口に入れて、うっかり飲み込んでしまいます。小児救急外来にも、誤飲した子どもを心配そうに連れてくるパパやママがたくさんいらっしゃいます。飲みこんだものによって、緊急な処置を要するものか、とりあえず家で様子を見守るのでも問題ないものかなど、対応はさまざま。では、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?■「誤飲したかも!?」まずは焦らず周囲をチェック子どもが異物を飲みこんだと心配して受診したけれど、実は「飲みこんでいなかった」というケースが少なくありません。さっきまであった10円玉がなくなっていると、ママやパパは「飲み込んだかも!」と心配になりますよね。でも、レントゲンで撮影しても写らないことは多く、あとから「実はほかの場所でみつかりました…」ということがよくあります。「飲みこんだかも!?」と思っても、まずはひと呼吸置いて、誤飲したかもしれないものが落ちていないか周囲を探してみましょう。■注意したい誤飲、3つのケース子どもが誤って飲み込んでしまうもの(=誤飲)は、コインやおもちゃの小さな部品、ビニール袋などさまざまですが、これらはたいてい消化されず、そのまま数日の間に便として出てきます。このように「飲みこんでいない」「飲みこんだけど大事にはいたらない」ケースは多いのですが、注意すべきことがいくつかあります。1.誤飲ではなく誤えんした場合誤えんとはつまり、飲みこんだものが消化管ではなくて気道に入ってしまった場合です。この時はむせてせきが出たり、ものによっては息がつまって呼吸困難を起こしたりします。誤えんについての記事はこちらを参照↓飲みこんだあと、せきが止まらなかったり、ゼロゼロする場合はすぐ受診して、呼吸音やレントゲンなどを確認してもらってください。2.飲み込んだものがとがっている場合コインのように丸くてなめらかなものは、消化管を傷つけることなく排便されますが、形状がとがったものは途中で消化管に刺さったり傷つけたりといった可能性もあります。この場合はレントゲンで場所を確認したり、状況によっては除去の処置が必要になることがあります。ちなみに丸い磁石はなめらかで消化管を傷つける心配はありませんが、複数個飲みこんだ場合は別です。磁石同士がくっついて消化管をはさみこみ組織を傷つける場合があるので、1個だけなのか複数個なのかの区別が大切です。3.体内で何らかの反応を起こすものを飲みこんだ場合コインなどそのまま出てくるようなものであればそこまで緊急性は高くありません。しかし、例えばタバコの吸い殻、ボタン電池、洗剤ボールなど体内で何らかの反応を起こすようなものは緊急性が高く早く受診すべきものです。くわしくは、日本小児科学会のホームページ「子どもの救急」の 「誤飲」ページ() にも記載されています。飲みこんだものによって対応がかわるので、自己判断で対応することはせず必ず病院を受診してください。■子どもの誤飲「緊急性が高く危ないワースト4」子どもの誤飲事故の中で、最も多いのがタバコで、厚生労働省の調査によると4年連続1位( 「2017 年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」 )となっています。とくに最近では、加熱式タバコのカートリッジの誤飲が増えています。これまでの紙巻きタバコより小さいサイズのため誤飲しやすく、中には多くのニコチンが含まれているため、嘔吐(おうと)などの症状が出やすくなっています。また、タバコのカートリッジや吸い殻よりも有害なのが、それをひたした水。灰皿代わりに使った空き缶やペットボトルの水を間違って飲んだ場合、たくさんの吸い殻から多量のニコチンが溶け出しているので大変危険です。自宅ではもちろん、公園などでも誤って口にしてしまわないように十分注意してください(本来、は喫煙者が注意を払うべき問題ですが…)。一方、ボタン電池は、放電して短時間のうちに消化管に穴を開けるので、緊急性の高いもの( 教えて! ドクター 子どもの病気とおうちケア「ボタン電池誤飲が増えてます」 )です。洗剤ボールやトイレの洗浄スタンプなど色鮮やかなものは、子どもが興味を持ちやすく誤飲のリスクが高まります。同様に、飲み薬の錠剤やカプセルも、子どもにはお菓子に見えてしまうかもしれません。大人の体重をもとに作られたものですから、子どもにとっては数倍量の過剰投与となってしまうため注意しなければなりません。■誤飲を予防「子どもの成長予測と口の大きさ」誤飲事故を予防するには、どうすればいいのでしょうか。「子どもの手の届かないところに保管すること」につきますが、簡単なようで一番難しい問題です。子どもは発達しますので、ある日突然、立てたり、戸棚を開けたり、イスの上に登れたりするようになります。気をつけていても予期せぬことが起こりますので、常に一歩先の予測をしなければなりません。おもちゃには対象年齢が記載されていますが、これは子どもの誤飲のリスクも加味した表記になっていますから、年齢にあったおもちゃを選びましょう。上の子におもちゃを買ってあげる時にも、下の子の誤飲リスクを考慮してください。子どもの誤飲を予防する一つの目安として、 日本家族計画協会 では「誤飲チェッカー」を作成しています。これは、直径39mm、最大奥行き51mmの大きさで、3歳の子どもの平均的な口腔サイズとほぼ一緒。これに入るかどうかで、乳幼児が飲みこむリスクを判断できます(直径39mmはおよそトイレットペッパーの芯のサイズです)。もっと簡単な方法として、 国民生活センター では、大人の手でひとさし指と親指で輪を作り、そこを通るものは誤飲の危険性があるという選別方法を提案しています。個別にあげるときりがありませんが、とくに緊急受診が必要なものは日本小児科学会のホームページ「子どもの救急」の 「誤飲」ページ() を参考にしてください。実は、筆者も子どもの頃、ボタンを飲み込んでしまったことがあります。円形のプラスチックでしたので、体内で反応することなく、数日後に便と一緒に出てきて一件落着。しかし、食べ物ではないものが体内にあることに不安を感じた記憶があります。このように飲みこんでも問題ないこともありますが、いらぬ心配を避けるためにも誤飲はまず予防が大事です。子どもの手の届くところには小さいものや、危険なものを置かないように気をつけてくださいね。
2019年05月23日ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは! 今日は先日我が家に起こった、娘のけーちゃんの誤飲騒動のお話をしたいと思います。それは、けーちゃんを寝かしつけおもちゃを片付けていたときのこと…けーちゃんの遊んだ後のおもちゃを片付けていた夫が突然あわてはじめた。よくよく聞いてみると、お絵かきボードに付属していたマグネットタイプのスタンプが一つ足りないそう。マグネットスタンプは前にもけーちゃんが口の中に入れているところを何度か見かけていたので、親が見てあげられるとき以外は手の届かないところに置いておこうということになっていたのだ。しかし置いておいたはずのスタンプが地面に落ちていた。落としたその犯人とは…我が家の2匹の猫たち。ここに登れるのは彼らしかいない。そして絶妙に不器用なうちの茶トラは見事にスタンプを落下させ、それをけーちゃんが拾ったのでは!? と推測した私たち。4つあるスタンプのうち3つはすぐに見つかったが、残りの1つが見つからない...もともと物の少ない家なので普段なら探し物は大抵見つかるのだが、今回はどこをどう探しても見つからない…不安になりすぎた私たち。今日のけーちゃんは変わりなく元気でよく食べよく寝ていた。スタンプは直径4センチ弱くらい。飲み込めるか飲み込めないかくらいのギリギリのサイズだ。まさか飲んでなんていないよね…でももし飲んでしまっていたら…最悪の状況を妄想するM子。そこで夫が小児救急電話相談に電話しアドバイスを受けることに。不安が爆発しそうだったM子。すぐさま夜間も見てくれる小児病院へ行くことに。大慌てで準備して寝ているけーちゃんを抱えて病院へ向かった私たち。ベッドのような台にしっかり固定され叫びまくるけーちゃんにおどおどするM子。「放射線出るので外で待っていてください」と言われ、慣れた様子の優しさ溢れるレントゲン技師さんに励まされるけーちゃんを置いて一旦退出。室内から娘の大絶叫が響き渡る。その後、泣きすぎて顔を拭いてもらったであろう鼻くそまでとってもらったであろうツルツルの顔になったオムツ1枚の娘が抱っこされながら出てきた。そこから1時間程待ち、再び先生に呼ばれた。診断結果は特に異常なし。飲み込んでいないことが判明しホッとする私たち。仕事終わりでげっそり疲れきった夫と安心したら腹が減ってきたM子となぜかテンション高めのけーちゃんと3人で無事に帰宅。この出来事があってから、我が家では飲み込む可能性のある小さなオモチャは誰も手の届かぬところへ。そしていまだに見つかっていないマグネットスタンプの行方の謎。先生いわく誤飲は3歳までが特に多いそう。誤飲したかもしれないと思った時の、あのゾッとした気持ち…小さいお子さんがいるみなさまは、こんな経験あるでしょうか?
2019年05月04日電池は日常生活に欠かせないものですよね。リモコンや目覚まし時計、懐中電灯、さらに音が鳴ったり、動いたりするおもちゃなど、身の周りのさまざまなものに電池を使用しています。安全だからこそ多くの電子機器に使われているのですが、取り扱いを一歩誤ると“化学熱傷”、いわゆる“やけど”を負う事故などが起きる可能性があります。子どもがケガをした事故事例を教訓に、電池の正しい取り扱い方法をおさらいしましょう。 誤飲以外の電池による事故とは?電池は大変便利な生活必需品のひとつです。しかし、使い方を誤ると、液漏れ、発熱、破裂などが起こる場合があります。普段よく使うアルカリ乾電池の内部には、強いアルカリ性の液体が使用されているため、電池から漏れ出した液に触れると化学熱傷(かがくねっしょう)という“薬品によるやけど”を負う可能性があり、大変危険です。 出典:消費者庁・国民生活センターニュースリリース「電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう! 」より こちらは消費者庁に寄せられた電池の液漏れ、発熱、破裂などの事故件数を表した「電池の事故件数」のグラフです(調査期間:平成25年6月~平成30年6月末)。事故をケース別に見ると、発熱や液漏れの事故報告が多く、ともに100件超え。以下のような電池の液漏れによる事故も報告されています。 「3歳女児が懐中電灯の電池を取り出そうとしていた。電池4本のうち1本が液漏れしており、液体が太ももにかかり化学熱傷を負った。のちの事業者の調査により、4本のうち1本の電池が+(プラス)と-(マイナス)を逆に装填(そうてん)されていたため、液漏れが起こったことが判明した」引用元:消費者庁・国民生活センターニュースリリース「電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう! 」より 電池を装填する際のポイント電池を電子機器やおもちゃなどにセットする際には、以下の点に注意しましょう。 電池の向き(+と-)をよく確認して、正しく装填する電池の向きを間違えて装填すると、電池から液漏れなどが起こる可能性があります。 大きさが同じでもメーカーが異なる電池を、混合して使用しないメーカーが異なる電池を混合して使用すると、過放電により液漏れなどを起こす可能性があります。電池を複数個使用する機器には、同じメーカーの電池を使用しましょう。ちなみに過放電とは、電池の残量の違いにより、より残量の少ない電池が継続して放電する状態のこと。過放電が起こると電池内部で過度にガスが発生し、液漏れなどの原因となります。 古い電池と新しい電池を混合して使用しない電池を複数個使用している機器において、電池が消耗して機器が動かなくなった場合、一部の電池のみ交換すると、過放電を引き起こす場合があります。そのためすべての電池をまとめて交換することを心がけましょう。 電池を装填したあとのポイント電子機器などに電池を入れる際だけではなく、入れたあとにも注意すべきポイントがあります。 機器を使用したあとは、必ずスイッチを切るスイッチを切り忘れると、過放電により電池から液漏れなどが起こる可能性があります。 使い切った電池はすぐに機器から外し、適切な方法で捨てる使い切った電池を放置すると、過放電により電池から液漏れなどが起こる恐れがあります。特に子どもの手に触れることのないよう、すぐに破棄しましょう。 リモコンやおもちゃなど、長期間使用しない電子機器の場合、電池を外して保管する電池を放置することも過放電の原因となり危険です。しかし、非常用の懐中電灯や防犯ブザーのように、電池を入れたままにしておくことがベストな器具の場合は、定期的に電池の状態をチェックし、異常がないかどうかを確認しましょう。 電池を安全に使用するためには、装填・保管・廃棄を適切におこなうことが大切です。また定期点検の実施も事故防止に役立つでしょう。電池が必要なおもちゃやテレビのリモコンなど、子どもの手に触れやすい機器の場合は、細心の注意が必要です。また歳の離れたきょうだいがいる家庭は特に、子どもだけで電池を扱うことがないようしっかりと管理しましょう!参考/子ども安全メール from 消費者庁、消費者庁・国民生活センターニュースリリース「電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう! 」 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月24日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。まだ長男が1歳、次男が0歳だった時のこと。2人とも幼くまだまだ手がかかるお年頃で1日中お世話に追われていた。てんやわんやしていたそんな時、まだ0歳だった次男のこごろうが、身近なあるものを誤飲してしまった。きっと誰もが起こりうる可能性のあることなので記事にした。ある日、いつも通りの日常をすごしていると……こごろうの様子がおかしい涙目になりながらオエッとしていた。まさか……!? 私は慌ててこごろうの口の中を見た。すると、だいごろうの為に買った小さなシールが口入っていた。 のどに詰まったら大変!しかし、シールは口の奥に入ってしまい手で取れない。どうしようとあたふたしているうちに飲んじゃった!こごろうは口に入れたシールを誤って飲み込んでしまった。幸い喉には詰まらなかったがお腹の中にシールが入ってしまった……。その翌日、ウンチの中からシールが発見されたが、もし同様のことが起こった場合はすぐに病院に行くことをおすすめする。今回、誤飲したのが小さなシールだったからまだよかったけど、もしこれが電池など危険な物だったらと思うとゾッとする。それにシールがもう少し大きかったら、のどに詰まっていたかもしれない。長男がシールが大好きだからと買い与えたものだったが、上の子の年齢に合っていても下の子にとっては危険なものになるときがある。そのことを再認識した出来事でした。
2019年03月25日こんにちは。5歳3歳の兄妹の母、グラハム子です。今回は子どもたちが3歳と1歳だったころの話。私が洗い物をしていたときのことです…。■子どもに袋菓子をそのまま渡したら…息子にせがまれ、とりあえず近くにあった袋入りのおやつを渡しました。そして洗い物を終え、子どもたちの方へ行くと…!なんと「食べられません」の袋が開いているではありませんか!!聞いても1歳児が答えてくれるはずもなく...。袋の中に入っていたものも粉末状だったので、減っているのかどうかなど、詳細がまったくわかりませんでした。急いでパソコンに向かい、誤飲の危険性を検索しました。すると、情報としては次のようなことが出てきました。「お菓子の中に入っている乾燥剤は大きく分けてシリカゲルか生石灰の2種類がある。シリカゲルは食べても大丈夫だけど、生石灰は食べたら危険」というもの。急いで袋を確認すると、そこには「シリカゲル」でもなく「生石灰」でもない、謎のカタカナが…。(どんな名前だったかは忘れてしまいました。すみません。とにかくカタカナでなにか書いてありました。)さて困りました。■誤飲の相談窓口があった!もう一度パソコンに戻り、情報収集します。すると、『中毒110』という誤飲の相談窓口電話があることを知りました。そこで、急いでそちらに電話することに。 事情を説明すると「わかりました。ただ今お調べしますので、少々お待ちください」と少しの間があり…。「そちらの成分はシリカゲルと言って、中毒性は低いものなので、病院は行かなくて大丈夫です。そのままおうちで様子を見てみてください」それを聞いて、一気に急に全身の力が抜けました。今回、娘が誤飲したかもしれない乾燥剤は、処置するほどの影響はないものでした。しかし、今回はたまたま運が良かっただけの話で、誤飲は恐ろしいものです。その場の家事を優先し、子どもにたいして雑な対応をしてしまったことを、心底反省しました。もしも私の不注意のせいで子どもに何かあったら…考えただけでもゾッとします。■子どもにお菓子をあたえるときは…それ以降、お菓子を渡すときは、必ず中に乾燥剤が入っていないか確認し、入っていたら抜いてからお皿に出したり、お菓子ケースに移したりして渡すようになりました。「いい勉強になった」とは言ってはいけないけれど、あの出来事があったから、それ以来お菓子のあげ方には慎重になれました。家族が毎日笑顔で過ごせるようにすることが、私のもっとも大切な役目のひとつです。<参考>公益財団法人 日本中毒情報センター: 中毒110番
2019年03月22日節分の季節がやってきました。豆まきをして、年の数だけ豆を食べて…と昔からの伝統行事ですが、小さい子どもがいるご家庭は誤えんに注意です。「豆って誤えんするんですか?」と思われるかもしれませんが、病院では時々見かける症状です。■子どもが豆を誤えん…どうやって起こるの?豆は丸くつるっとしていて、幼い子どもにとってはかみ砕きにくいものです。口の中に入っている時に、笑ったり、びっくりしたりした拍子にヒュッと空気の通り道(=気道)へと吸い込んでしまうことがあります。気道のほうに入りますと、むせてせき込みます。その時出てくればいいのですが、時に気管をふさいでしまったりすると、息が苦しくなり顔が真っ青になります。さらに、気管をぬけて肺に入るとせきはましになりますが、豆という異物が入ることによって肺炎を起こすこともあります。ですから、飲み込んだ直後にせき込んで、そののち、せきがましになっても安心とはいえません。しばらくして、呼吸が苦しくなったり、発熱することもあるのです。治療せき込んでいる時は、豆が外に出るのをうながすために、下を向かせて背中を叩いて出させます。気管の奥のほうに入ってしまったものは、細いカメラ(気管支鏡)でのぞいて取り出さなければならない場合がありますが、子どもに気管支鏡が使える病院や医師は限られており、麻酔も必要ですので大がかりになります。豆が肺に入って肺炎を起こした場合も、酸素投与や点滴の治療が必要になるので入院しなければならないでしょう。豆の誤嚥はなかなかやっかいですので、まずは予防が大切です。予防まずは、幼い子には食べさせないことです。米国小児科学会では、4歳以下に対して、誤えんしやすいものは避けるべきとしています(※)。4歳をひとつの目安として、まだ難しそうなら4歳より年が上でも、誤えんしやすい豆は避さけたほうがいいでしょう。節分の豆まきも工夫が必要です。豆はまいたとしても、全部回収すること。ただ、目の届かない場所、意外な場所に残っていることもあるので、小袋のまま投げる、新聞紙を丸めて豆の代用とするなどの対策もあります。節分の際は、豆まきのほかにイワシを食べる、飾るという伝統行事もありますから、子どもが小さいうちだけは、こちらだけするのでもいいかもしれません。年齢が上になって、豆をスムーズに食べられるようになった子どもでも、歩き食べなどをしていると誤えんの危険があります。例えば、歩いている途中で転んだりすると「あっ!」と声を出し、その時にヒュっと豆は気道へ。食べている時に驚いたり泣いたりして声を出すと、気道に入りやすくなります。だからといって、子どもが歩きながら食べているのを見つけても「こらっ!」と怒ったりしてはいけません。その声にびっくりしたり泣いたりして、さらに誤えんの可能性を高めてしまうからです。そんな時は、大人が怒りをしずめて「お口の中のもの、ベーしてね」と優しくさとしてください。誤えんだけじゃない!「子どもは鼻や耳にも入れる」豆を与えるのは4歳を目安にとお伝えしましたが、それ以上の年齢となる年長児などには別の注意が必要です。好奇心旺盛な子どもたちは、なぜか豆を鼻や耳の穴に入れたがります。危険なこととして教えることはもちろんですが、もしもの時は自分でとろうとせず耳鼻咽喉科に相談してください。ちなみに大人の方も誤えんに気をつけてくださいね。節分の豆を誤えんすることはあまりないでしょうが、大きな恵方巻きにかぶりついてむせ、食べたものが気管へ…ということはあります。子どもの誤えん「豆以外にも要注意」子どもは、豆以外にもいろいろなものを誤えんします。とくに、豆と同じように丸くてつるっとしたものは詰まりやすいです。例えば、お弁当の定番、プチトマト。丸くてつるっとしているために、窒息が起こりやすい食品です。小さい子どもに食べさせる時は半分にする、十字に切れ込みを入れて口の中でつぶれるようにするなどの対策をしてください。ブドウも同様に詰まりやすいので、同様に切れ込みなどを入れてください。意外と盲点なのがクランチチョコレートです。ナッツなどが含まれているので、歩き食べなどをしていると、何かの拍子に誤えんしてしまうことがありますから注意してください。子どもは、食べ物だけではなく小さいおもちゃなども口にするので、誤飲も心配ですね。3歳の赤ちゃんが口を開けた時の最大口径は約39mm。この大きさ以下なら、誤って飲み込んでしまいます。一般社団法人日本家族計画協会が作成した 『誤飲チェッカー』() は、子どもが誤飲する可能性のあるものをチェックすることができます。誤飲チェッカーがなくても、トイレットペーパーの芯は直径が約38mm大ですので、ここに入るかどうかで簡易的に誤飲の可能性があるものを調べることができます。1年に1回やってくる節分は、子どもの頃からなんとなく思い出として残っています。鬼に豆をぶつけるのが仕事だった私も、最近は鬼役として子どもたちから追い回される役に徹しています。せっかく厄を払い、福を招くイベントですので、この記事のちょっとしたチェックポイントを参考に楽しい節分にしてくださいね。参考資料※ 「Choking Prevention」healthy children.org(American Academy of Pediatrics)
2019年01月29日女にとって男と付き合う上で避けては通ることの出来ない一大イベント……それは「すっぴんをさらけ出すこと!!」これまで一晩のアバンチュールだけなら乗り越えてこれたとしても、お付き合いするとなればいつまでも化け続けているわけにはいかない!!女が“仮面の下の素顔”をさらけ出せるかどうかは「普段どれだけ盛っているか」にもよっても覚悟の差はあるだろう。しかし、たいていの女性からすれば「ブラの中身のリアルよりも仮面の下のリアル」はもっともっと勇気のいる告白なのだ!あなたがあの彼にすっぴんを披露する前に、ここでひとつ男が女のすっぴんを見たがるワケを知っておいて欲しいと思う。男がすっぴんを見たがる理由:その①「相手のすべてを知りたい」「男の独占欲」・「すっぴんを見たいのは彼女のすべてを知りたいから……。やたらめったら人には見せない、誰もみることができない秘めた箇所に男は興味津々(笑)彼女の秘密を知ると優越感も得られるし、自分だけにそれを見せてくれることで、男は興奮するもんだよ」(42歳男性/食品)・「やはり、化粧してる顔は騙しが入ってると思うので(笑)本当に好きなら嘘偽りのない姿をみたい。その人のそのままの表情が見れることで彼女の素の部分に触れたと思える」(38歳男性/アパレル)――男は女性の秘密の部分はすべて見てみたいもの。スカートの中身を知りたいのと同様、覆われているものの下は全部覗きたくなるのが男!女性は仕事してるときも、遊びに行くときも、オフィシャルだろうがプライベードだろうが、人と会う時はほとんどメイクしてるもの。だからこそすっぴんを見ることに特別感があるのだ。誰もが知っているその作られた顔でなく、他のヤツは知らない「俺だけが知っている彼女の素の顔」……。男性がすっぴんを見たいのは隠されたものを見たい(怖いもの見たさ?)という好奇心と独占欲からだろう。たとえ彼女のすっぴんが想像していたのと少々違くても、自分だけが彼女の秘密を知ったということに意味がある。すべてを脱がせて丸裸にしたということが男性にはたまらないのである。男がすっぴんを見たがる理由:その②「幼く見える」「無防備な感じがいい」・「女性のあどけない素顔っていいよね。化粧してると大人っぽく見えるけどメイク落とすと幼っぽい感じに見えるじゃない?二次元ロリじゃなくても中年男にはロリコン傾向があると思う」(43歳男性/金融)・「男って女性の無防備な姿が好きなんだと思う。しっかりメイクされてると隙きがないというか近寄り難い……」(39歳男性/損保)――「すっぴん」にやたら反応してしまうのは、日本の男性は“童顔を好む”ということも一役買っているといえそう。オバコンや枯れ専は圧倒的に少ない。成熟した雰囲気のする女性を前にするとたじろいでしまい、幼い雰囲気の女性の方に愛しさを感じてしまう男性は多いはず。大人びた女性よりあまり知らなそうな女性……男性の処女信仰は心のどこかにある。他の男と比べられるのを何よりビビっている男性にとっては「男慣れしてそう」「男性経験が豊富に見える」たぐいの女性は恐れるべきもの。男性からしたら「無防備な女性」は素直に言うことを聞いてくれそう、思い通りになりそうにとれるだろう。また多くの男性は抜け感のある女性が好きである。しっかりしてるものや完璧なものに隙きのなさを感じてしまうからだ。男性からしたらノーメイクはノーガードということになるのだ。男がすっぴんを見たがる理由:その③「自分も装わずにすむから」「落ち着くから」・「すっぴんになってくれるとこっちも肩の力が抜けるというか、構えなくて済む。それに自分に素顔を見せてくれるということはそれだけ“俺に気を許してる証拠”でしょ。男としては嬉しいよ。すっぴんは気が休まる」(41歳男性/教育関連)・「なんか女性のコテコテメイクって気合入ってる感じで、こっちも気が抜けないというか、疲れちゃう。よそ行きの服を着用してるのと同じ。男だって家に帰ればスーツを脱いでくつろぎたいから、女性にも武装は脱ぎ捨ててほしい。外デートの時は人目やら紫外線やらいろいろと気になるだろうけど、お家デートするときはすっぴんでいてほしいな」(37歳男性/飲食)――昨年登場した「すっぴんカフェバー」をあなたは知っているだろうか?すっぴんの従業員の女性との会話を楽しみながら飲食できるということで話題に……。男とはオモシロイ!お金出してわざわざ“すっぴん”を見に行くのだ(笑)しかしそれにはワケがある。相手の女性が「装ってないこと」で自分もリラックスできるから……。親近感がわき、気張らずに女性と話せるということですっぴんバーは男性たちの支持を得ているのだ。女性のすっぴんはこんなにも需要があるのであ~る(笑)男性にとってはすっぴんを見せてくれる女性イコール“心許してくれる女性”なのだろう。男は“すっぴん好き”というよりも、自分も安心してココロ落ち着ける場所に身を置きたいということなのかもしれない。女がすっぴんを披露していいのは、元の素材がしっかりしている場合だけ!?男性はすっぴんから得られる“安堵感”を求めている。男からしてみれば「隠しごとがなく、素が出せる関係」というのは、その後のお付き合いも不安なくやっていけることにもつながる。 女性が本当の姿を見せてくれることでホッとしたいのだ。ただし、勘違いしないでほしい。彼らはあくまでも“すっぴん美人”が見てみたいのであって“すっぴんブス”が見たいわけではない。なんとも悔しいが、何も手を加えずとも合格ラインを望んでるって話。男というのは矛盾してる。「ナチュラルが一番」「素を見せて」「飾らないキミでいて」と言いながら、女がいざ正直に“ありのままの私”をみせると「え?誰?」「詐欺」「話が違う」だのになる……。 男は、化粧落としてもお目々ぱっちりしてる可愛い子を期待してるのだ。 「キーッ!!なによ!ありのままで勝負していいのは土台がいい場合のみじゃんっ!」と発狂したくなるところだが、その土台に自信がない場合に重要なのは「すっぴんを見せるには“タイミング”がものをいう」ということ! あなたが「あばたもえくぼ」となれば男の見方は変わるからだ。愛してしまえば、欠点さえも長所に見える。自分が惚れてしまった相手であれば、ひいき目でみれるからめちゃめちゃ可愛く思えてしまうのだ。 ……つまり全ては『関係を持つまでに“すっぴんを見せるまでに”どんだけ惚れさせるか』に掛かっている! 「彼女のすっぴんを見て感動した」「彼女のすっぴんを見て幻滅した」……同じすっぴんを披露するのでも相手の気持ちの持ちようで真逆に変わるんだから。 女が「化けの皮を剥がす」のは彼が恋の魔法にかかったあとで……ってことで(笑)。(恋愛コラムニスト・神崎桃子)
2018年11月25日スマホの予測変換や変換履歴は便利な機能だけれど、うっかり気づかずに誤変換したままのLINEを送ってしまうと、男性から誤解を招く原因に。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、男性たちが「もしやワケあり?」と疑った女性たちの誤変換LINEを紹介します。文・並木まき「略奪について」って言われても「地域の同じスポーツクラブに属している女性から、『略奪について』というLINEがとどきました。てっきり恋愛相談でもしたいのかと思ったら、どうやら『略歴について』と書きたかったらしいです。誤変換に本人が気づき『すみません!略奪ではなく、略歴です』って訂正が入ったんですが、ちょっと気まずい雰囲気でした。イケイケ系の女の子なので、ひょっとして略奪愛でも画策しているか、今カレは誰かから略奪した男なのか?と、瞬時に妄想が膨らみました。普段からそういう言葉を使っていない限り、いくら誤変換でもスッと出てこないほど強烈な言葉じゃないですか?」(29歳男性/建設)似たような音で始まる単語は、使う頻度が高い言葉から変換候補に表示されがち。この女性は、ひょっとして略奪について誰かと語り合った直後だったのかも……?ワケありだと思われても無理はありません。「落ち込んでると思うけど、元気出して」「僕が大きなミスをして落ち込んでいたときに、けっこう顔がタイプの同僚の女性からLINEが届いたんですが、そこに『おち×こ出ると思うけど、元気出して』って書いてあって、かなり驚きました。内容からして、『落ち込んで』系な言葉の誤変換だろうと察しはついたんですけど……。特にそのあと、訂正のLINEも入ってこなかったから、本人も間違いに気づいていないのかも。普段は下ネタを言うタイプじゃない子だったので、もしかして陰では相当エロいんじゃないか……と感じてしまい、それ以来、その子のことをそういう目で見てしまっている自分がいます」(27歳男性/IT)なにかの拍子にエロ系の言葉を変換した直後だと、誤変換してしまう恐れが。あまりにも普段のキャラと異なる誤変換になってしまえば、なにか裏があると思われる可能性も……。「あの人は離婚だからね」「同僚女子とLINEしていて、そのうち社内の人の愚痴になったんですが、さかんにその子が『あの人は離婚だからね』『離婚には見えないけどね』って何度も送ってきたんです。噂の対象になっている人物は愛妻家で有名だし、そんな風には見えないけど、随分と情報通なんだなって感心していたんですよ。そうしたらしばらくして『ごめん、離婚じゃなくて、利口の間違い』と届いて、唖然としました。普段から“離婚”って単語を変換していないと、そんな誤変換にはならないと思ったので、なにやらワケありなニオイが……。ちなみに、その彼女自身も既婚者なので、もしかして離婚寸前?なんて疑ってます」(35歳男性/情報通信)普段から変換し慣れている特定の単語があると、最初の1文字を打っただけで誤変換されることも。彼女は日頃から「離婚」というワードを使いまくっていたのでしょうか。怪しまれてしまうのも当然のことでしょう。知らず知らずのうちに誤変換してしまった結果、あらぬ疑惑を向けられてしまうこともあります。みなさんは、くれぐれもご用心を!(C) fizkes / shutterstock(C) HBRH / shutterstock(C) Roman Samborskyi / shutterstock
2018年11月02日家の中には家族の持ち物もたくさんあります。片付けたいと思っても、そう簡単に捨てられないものや、そもそも捨てて良いものなのかどうか困るものもあるのが現実のところ。とはいえ、それを口実に掃除から逃げてしまえば部屋の中はあっという間にグチャグチャになってしまいます。それでなくても日本の住居は比較的狭いことが多いので、気をつけていなければ荷物はすぐに溢れてしまうのです。しかし、収納下手のままではいいわけない!そこで、収納下手が原因によるデメリットをご紹介いたします。■ 「時間もないし面倒くさい」という気持ちが邪魔をする筆者の知り合いに掃除や整理収納についての意見を聞いてみたところ、下記のような声が多くあがりました。「できることなら、やりたくない」(32歳/パート)「何気に、仕事よりも億劫かも」(35歳/フルタイム)「片付けによって得られるメリットがそんなに思い浮かばない」 (39歳/フルタイム)プラナ / PIXTA(ピクスタ)このような“いまいちモチベーションがあがらない”ことが整理収納を妨げる理由の一つだと言えそうです。ですが、部屋を散らかしておくことによって、様々なデメリットが生じてくることをご存じでしょうか?そのデメリットを4つご紹介いたします。■ 収納下手が原因で起きてしまうデメリット4つ1.防災面で危険度が増す可能性があるhashisatochan / PIXTA(ピクスタ)西日本豪雨、北海道地震などで、最近、多くの人が危機感を持って何かしらの対策を講じている防災対策。普段から意識的に取り組んでいるはずの“防災”という面からみてみても、収納下手さんには手痛いデメリットがあるのです。散らかっているとどこに何があるのか、そもそもストックの有無からわからなくなってしまうことが多いと思いますが、定位置収納やストック管理を日常として取り入れることでいざというときに慌てずにすみます。また、部屋が散らかっていなければ災害時の危険やトラブルも減ります。2.安全での心配が増える可能性があるdogismjp / PIXTA(ピクスタ)部屋が散らかっていると、散乱しているものを踏んでケガをしたり、小さいお子さまがいるご家庭では誤飲や誤食などの危険も伴います。実際に、筆者の知り合いは廊下に出しっぱなしになっていた服に乗り上げて階段から落ちて怪我をしました。散らかった部屋での生活は、安全面の観点からしてみても不安要素がつきないということです。3.時間的な損失を伴うもし探し物をする時間を他の何かをする時間に当てることができれば、もっと有意義な生活ができると思いませんか?ピンとこない人は、1日のうちに探し物をする時間を時給に換算してみるとわかりやすいと思います。探し物に当てる1回ごとの時間こそ短いかもしれませんが、トータルで計算してみるとかなりの時間の損失になっていることがわかるはずです。4.家計にもダメージを与えるfreeangle / PIXTA(ピクスタ)何のストックがあるのか把握できていなければ、同じものを何度も購入してしまうこともあるでしょう。もっと言えば、“いらないもの”を置いておくスペースだってムダですよね。そこに家賃を付随させて考えてみると、それがどれくらいもったいないことなのかがわかります。これは間違いなく経済的な圧迫であるといえます。だって、不必要な“もの”を置くスペースにまで家賃を支払っているなんて、なんともバカバカしいと思いませんか?いかがでしたか?収納をきちんとしないことが原因で起こるデメリットはご理解いただけましたでしょうか。皆さんも、家族みんなが安心して、そして快適に過ごせる住まいをつくっていきたいものですね。
2018年09月13日小さくて強力な磁石を使って遊ぶマグネットボール。その引き合う力の強さで、まるで粘土のようにいろいろな形を作れることから人気となっていますが、小さな子どもにとってはかなり危険なおもちゃのようです。国民生活センターもマグネットボールの誤飲に関する注意喚起をしており、誤飲をしたために手術をしたという事例もあるので、マグネットボールの危険性についてまとめます。マグネットボールの磁力はフェライト磁石の10倍以上!マグネットボールに使われている磁石は、強力なネオジム磁石という磁石を使っており、その磁力の強さは一般的なフェライト磁石の10倍以上!大人の指を間にはさんでも磁石同士がくっつくほどの強さなんだそうです。また、マグネットボールの危険なところは、小さいマグネットボールが何個もセットになっていること。ひとつでもかなりの磁力の強さなのに、何個も集まると磁力はさらに強くなるといいます。胃や腸に穴が空く事例も磁力が強いと恐ろしいのは誤飲したときに、出てこないということ。マグネットボールの固まりを幼児が口に含んでいたりすると、うっかり何個かバラバラになり口の中へ…。バラバラに飲み込まれたマグネットボールは、胃や腸でほかのマグネットボールと引き合い、内臓と内臓をくっつけて止まってしまうことも。そうなると自然には排出されず、ずっと体内に…。しかもマグネットボールにはさまれた内臓は圧力を加えられ、その部分が壊死して穴が空いてしまったという事例もあるそうです。国民生活センターの注意喚起では、マグネットボールの誤飲は大変危険なため、子どもには与えないようにするとともに、万が一飲み込んだ可能性がある場合は、すぐに医師の診断を受けることが推奨されています。マグネットボールを買う際には、危険性に注意し、子どもには遊ばせないようにするとともに、子どもの手の届かない場所に保管するよう気をつけましょう。(文・姉崎マリオ)
2018年04月26日郵便や配送物は、「正しく届けられて当たり前」と考えている人がほとんどでしょう。しかし、人間が関わる以上、誤配送されることもあります。他人宛の荷物が自分に届いた場合、速やかに業者に返さねばなりません。ところが、中には「これ自分も欲しかったんだよな。バレなければいいか」と、着服したくなってしまう人もいるはず。仮にそのような行為に出た場合、どのような罪になるのでしょうか? Q.誤送された荷物を返さずに着服……どのような罪になる?*画像はイメージです:遺失物横領罪になる可能性があります。刑法253条と254条に以下のような条文があります。第二百五十三条業務上自己の占有する他人の物を横領した者は、十年以下の懲役に処する。(遺失物等横領)第二百五十四条遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、一年以下の懲役又は十万円以下の罰金若しくは科料に処する。(準用) 他人の郵便物や荷物を自分のものにしてしまう、勝手に捨てるなどすることは、上記の法律に抵触する犯罪行為になります。法律に詳しい人なら「わかっていること」ではあるのですが、故意でなく「忙しくて誤送された荷物を放置してしまう」ことはよくあることかもしれません。このような場合、故意でないことを証明せねばなりませんが、「言い訳なのではないか」と取られることもあり、なかなか難しいようです。不要な前科をつけない意味でも、誤送された荷物は速やかに業者に返すようにしましょう。 *記事監修弁護士:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*Graphs / PIXTA(ピクスタ)
2018年01月27日赤ちゃんは手にする物を舐めて、それがどんなものか認識しようとするといいます。離乳食や幼児食が進んだ幼児も、思わぬものを口に含んでしまうことがありますよね。こんにちは、波乱万丈系ライターのサクです。筆者の子が乳児の頃、タオルから噛みちぎったタグを咀嚼していて、びっくりして吐き出させたことがあります。ママやパパが気をつけていても、子どもは隙をついて、口にものを入れようとするいきもの 。すぐに対処出来れば良いのですが、誤飲は命に関わります。どんなことに気をつければ良いのかまとめてみました。●子どもの誤飲で気をつけたいもの1・タバコや洗剤子どもの誤飲事故防止の指導は、お産入院中から指導されることがあると思います。遅くとも、6ヶ月検診あたりには、安全なお部屋作りをと指導されるのではないでしょうか。ハイハイやつかまり立ちをはじめた赤ちゃんは、天井ばかり見上げていた頃とは違います。テーブルの上の物など、とにかく触ってみたくて、活発に動きます。ここなら届かないだろうと思っていても、あの手この手でよじ登ることも しばしば。特にタバコは、テーブルの上に出したままにしやすく、子どもの手にも目にも触れやすい アイテム。そのため、ひょいと口に含んでしまう事故が多発しています。また、洗剤類も液体、固形問わず、誤飲事故が目立ちます。子どもの目線では、洗剤はジュースにみえたり、ボール型のお菓子のように映ります。誤飲防止のためには、「ここならば届かないだろう」という発想を捨て、確実な収納場所を確保 しましょう。タバコや洗剤は誤飲の代表例ですが、もうひとつ、ボタン電池も要注意です。●子どもの誤飲で気をつけたいもの2・ピアスや指輪などの装飾品ママのドレッサーは宝箱 のようなもの。指輪やネックレス、ピアスなどの装飾品を、きちんとケースに収納しているから安心!とはいきません。使い勝手が良いからと、子どもの目につくドレッサーなどの上に置いておくだけでは危険 です。ドレッサーの椅子を踏み台にして、よじ登れるかもしれません。特にピアスは先が鋭利なので、誤飲した際に口腔内や食道などを傷つけてしまう可能性があります。ヘアゴム等を含め、装飾品類を外してそのままにしないようにしましょう。●子どもの誤飲で気をつけたいもの3・小銭誤飲の定番品のひとつである、小銭。ちょっとした買い物の後、お釣りをテーブルや棚に置きっぱなしにしていませんか?蓋を簡単に開けられる貯金箱も危険 なんです。小銭はキチンと管理しましょうね。●子どもの誤飲で気をつけたいもの4・食べ物誤飲は食べ物以外に限ったことではありません!ご飯を食べさせている最中に、「おえっ」と吐き出されたことはありませんか?吐き出せれば良いのですが、結構苦しそうにもがいたりと、ひやっとしたことがあるのではないでしょうか。食いしん坊な子は、自身が飲み込める量以上のパンを口に詰め込んだりと、油断できません。咀嚼や飲み込みがしっかりと出来てきたと思っても、口に入れるサイズが適切か見守りましょう。誤飲による窒息が起こるのは、お餅やゼリーだけではなく、なんだって 起こり得ます。●子どもの誤飲で気をつけたいもの5・クレヨンなどの文具類口に入れても安全なクレヨンなど、お絵描き道具は小さなことから親しみがあります。つい、壁や床への落書きに気が向いてしまいますが、クレヨンや色鉛筆の芯、消しゴムなどにも要注意。クレヨンは比較的柔らかいので、飲み込みやすい文具です。折れた鉛筆の芯や、消しゴム、糊も口に含みやすい形状をしています。子供用のアイテムが豊富な文具類ですが、使用するときはしっかりと監督しましょう。おとなが親指と人差し指をくっつけて輪にしたサイズでも、子どもは簡単に飲み込んでしまうそうです。お子さんが小さなうちは、飲み込めないだろうと油断せず、なんでも飲み込むもの だと肝に銘じておきましょう。参照:こどもの救急(ONLINE-QQ) ●ライター/サク●モデル/NANAMI
2017年12月04日人という字は人と人が支え合ってできている、なんて昔から言われておりますが、「誤発注しました!助けて!」と言われると何とかしてあげたくなるのが人情というもの。でもそんな人情を逆手にとって売上を積み増してやろう……そんなけしからん目論見に乗っかってしまった場合どうすればよいでしょうか。*画像はイメージです:■誤発注が嘘だったら購入者は返金を求めることができる?物を購入しようとする際、書面がなくとも、人は売買契約を締結します!という意思表示をしているということになります。しかし、その売買契約締結の意思表示に誤解がある場合で、(1)誤解がなければ意思表示をしなかったであろうと考えられ、かつ(2)意思表示をしないことが一般取引上の通念に照らしてもっともだと認められるような場合には、その意思表示の要素に錯誤があったとして無効とされます(民法95条本文)。具体的には、Aという商品を買うつもりでBという商品を購入してしまったような場合です。ただし、その錯誤の中でも、意思表示はあるものの、売買契約締結の意思を形成しようとする動機に錯誤があるにすぎない場合、たとえば先の例と異なり、Aの商品を買うという意思自体に誤りはないものの、Aを買おうと思った動機に錯誤があるような場合には、ただちに錯誤無効が適用できるわけではありません。この「動機の錯誤」については、判例上、基本的に意思表示の要素ではないことから、その錯誤があっても要素の錯誤には当たらないとされますが、動機が相手方に表示された場合には、動機の錯誤が要素の錯誤になったとして、無効となり得るとされています。今回の件では、「その商品を購入しよう」という意思自体に誤りはありませんよね。しかし、そのきっかけが「誤発注で大変な思いをしていてかわいそうだから」ということにある場合、それはまさに「動機の錯誤」に該当します。とすると、上に述べたように、判例上はその動機が相手方に表示された場合に限り、無効ということになり得るため、そのような表示がない場合には、無効を主張できないことになります。これに従うと、本事例では、「誤発注でお店が大変そうだから」と購入の動機をお店側に表示した上で購入をした場合に限り錯誤無効の主張ができ、結果として無効になった場合には、その返金を求めることはできるでしょうが、それ以外は難しいかもしれません。なお、個別の売買契約の締結に向け、誤発注であること誘因材料として売買契約をさせた場合には、詐欺取消(民法96条1項)により取消しが可能になる場合があり得ると思います。 ■この「誤発注商法」はどのような罪になる?誤発注という事実をもって「騙された!」という方もいそうですので、詐欺罪が成立するのか、という観点から検討しましょう。詐欺罪は窃盗罪などと同じく財産に対する罪ですが、その財産的損害をどのように考えるかが問題です。つまり、たとえ誤発注であっても1,000円相当の商品を1,000円で購入をしているような場合には、「獲得しようとしたもの」と「給付したもの」は等価値とみることもできます。他方、誤発注という虚偽の事実の告知がなければ、購入することはなかったというのであれば、購入者は1,000円という財産上の損害を受けたということもできそうです。このことは、つまり財産上の損害を形式的に捉えるのか実質的に捉えるのかという問題として整理されますが、裁判例は、基本的に形式的な損害があれば詐欺罪の成立を肯定しつつ、実質的な財産的損害がない場合には詐欺罪の成立を否定するものもみられます。これらからすると、少なくとも詐欺罪が全く成立しないとは言いにくいでしょう。なお、これに関連して、最高裁は、第三者を装って預金口座開設を申し込み、結果として預金通帳の交付を受けた事案においては、預金通帳の財産的価値を認めて詐欺罪の成立を肯定し(最決平成14年10月21日)、本人名義であっても他人に譲渡する意図を秘して口座開設をし、預金通帳の交付を受けた事案においても、そのような意図が銀行側に明らかとなっていれば預金通帳を交付することはなかったとして、結果的に詐欺罪の成立を認めています(最判平成19年7月17日)。この判断が誤発注事例にそのまま当てはまるとは限りませんが、少なくとも当然に成立しないということはなさそうです。 人の親切につけ込むという手口は、悲しいかないつの時代もあり得るもの。古くは財布を落としてしまったから……として交通費の寸借詐欺などが思い出されますね。そんなことが繰り返されると、本当に困っている人も色眼鏡で見られてしまい、とても生きづらい世の中になりかねません。裁判所職員がつけているバッヂは三種の神器のひとつである八咫(やた)の鏡がモチーフになっておりますが、その意味合いは、鏡が非常に清らかで、はっきりと曇りなく真実を映し出すことに由来するそうです。情けは人のためならず、いつも心置きなく他人に親切でいられるように、ひとりひとりが心の中に真実を映し出す鏡を持っていたいものですね。 *著者 大達 一賢(エジソン法律事務所。第一東京弁護士会所属。「強い、やさしさ。」、「守る≒攻める」、「戦略&リーガル」の3つの思いを胸に、依頼者のために全力を尽くします)【画像】イメージです*まさよ / PIXTA(ピクスタ)
2017年04月09日節分といえば、豆まき!固くて小さい節分の豆って、小さな子には誤飲の心配があったり…しっかり噛める年齢になっても味が素朴過ぎて食べてくれなかったり…。そこで、こどもでもおいしく、安心して大豆を食べれるように考えてみました!作る行程も楽しいし、あっという間に作れちゃうので家族で作って節分を楽しんでみてください。豆まきをした後のお豆で作ってもOK!噛みごたえのあるガリガリ食感が楽しい♡市販のおやつはやわらかいものが多いので、あえて固く仕上げてみました。「節分ヌガー」を作ろう!「ヌガー」とは、ナッツやドライフルーツを、溶かした砂糖でまとめたお菓子。カリカリとした食感と、素朴な甘さが美味しいお菓子です。市販のマシュマロを使うことで、簡単に作れちゃいます。<材料>・節分豆1袋・マシュマロ30g位(お茶碗山盛り1杯)・水大さじ3※お好きな具材・玄米フレーク・キヌアパフ・炒り玄米・レーズンその他…・アーモンド、胡桃、胡麻などのナッツやドライバナナやクランベリーなどのドライフルーツ、フレーク系、チョコレート、柿の種etc…なんでも好きなものを入れられます!(塩味のあるものを少し入れるのがおすすめ♡)<作り方>1.フッ素加工のフライパンにマシュマロと水を入れ軽くなじませるように混ぜる2.弱火にしてマシュマロを溶かす3.ほぼマシュマロの形が無くなってトロトロになってきたら、全ての材料を入れかき混ぜる4.材料が混ざったら火を止め、クッキングシートの上に取り出す5.シートの上から手で押し付けるように形を整える(厚み2cm位)6.冷めたら包丁でカットして完成!楽しくおいしく旅する毎日!鬼は外ー福は家ー!元気に春を迎えよう!
2017年02月01日こんにちは! そんたんママです。まだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではまもなく立春。節分ですね。赤ちゃんがいるお家では誤えんが怖くて豆まきはちょっと…と思っているママさんもいるかもしれません。まもなく2歳になる我が家のきーちゃん。コミュニケーションがとれるようになってきたので言えばかんで食べてくれるかもしれませんが、丸飲みしたら…と思うと豆をばらまくにはまだ抵抗があります。けれど一緒に豆まきしたい!という訳で今回は、赤ちゃんから大きいお兄ちゃんお姉ちゃんまで楽しめる、節分アイデアを3つご紹介します!みんなで邪気をはらって福を呼びこみましょう!アイデア1 散らからない!さんかく袋の豆まき 1つめは、赤ちゃんがいるお家でもできるさんかく袋をつかった豆まきです。そもそも赤ちゃんがいなくても豆まきって後かたづけが大変ですよね。袋をつくって豆を包めば安全にきれいに豆まきできます。材料はこんな感じ。まずおりがみを半分に切ります。輪っかになるように裏からマスキングテープでとめて、とめたところを真ん中にして、空いている片側をテープでとめます。豆を入れて三角形になるように反対側をテープでとめれば完成!カラカラと音がなるしぷしゅっとつぶれるので、まいた袋は赤ちゃんのちょっとしたおもちゃになります。意外と丈夫でつぶしてもお豆は出ませんでした。今回は和柄のおりがみに、おまけでお福や鬼のイラストをつけましたがなくてももちろん大丈夫。柄を変えてバレンタインのラッピング紙を利用するのもありかも! アイデア2 ツノ&紙袋のお面で鬼ちゃんに変身!2つめは幼児におすすめ!子どもに鬼ちゃんになってもらう、です。ツノをつけた子鬼姿はとってもキュート!赤と黄色の服を着せて鬼コスなんていうのもかわいいです。ここではツノのつくり方と紙袋のお面をご紹介します。まず紙を円にカットします。コンパスを使うのも面倒なので適当なお皿で代用。カットした紙を半分の半分の半分に折って、ガイドとなる折り目をつけます。使うのはこの部分。1つの円から2つのツノがつくれます。もようを描いてからさきほどの点線を目安にカットします。のりしろにのりをつけて貼りあわせればツノの完成です。折り目をつけるので三角すいっぽくなりますが、円すいにしたい場合は折らずに分度器などで測っでガイドを書いてください。穴をあけてひもを通せば装着可能!他に鬼のお面もつくりました。手軽さを重視し、材料は家にある紙袋など。できあがりはこんな感じです。つくり方は割愛しますが、こちらはさきほどのツノをテープでくっつけました。 アイデア3 節分で盛り上がるあそび! 真っ暗闇のお菓子まき3つめは、年中さん以上の子どもがいるお家におすすめ! 真っ暗闇でするお菓子まきです。やり方は簡単。小分けになっているお菓子をたくさん用意して部屋を暗くし、1人の人がばらまいて他の人がひろうだけ。1人ひとつかごを持って、その中にお菓子を集めます。私の実家では節分の夜、ひとしきり豆をまき終わったあと家族全員がひとつの部屋に集まり、真っ暗闇の中母がよくお菓子をまいてくれました。私はこのイベントが大好きで、2人の姉とキャーキャー言いながら夢中でお菓子をひろったものです。まわりの人に聞いてもやったことがないと言われるので、母の地域的なものなのか?わからないのですがとにかく楽しいです。我が家流はお菓子の他にみかんやおひねりを入れること!おひねりは10円玉から500円玉までそれぞれ紙に包みます。500円玉があった時はテンションが上がりますし、逆にみかんばかりだと少し落ち込みます。あとみかん、頭に当たると結構痛いけど笑えるからそれもよし。今はまだ子どもが小さいのでやりませんが、お菓子が食べられるようになったら家族でやりたいと思っています。いかがでしたか。赤ちゃんから大人までみんなで節分を楽しんで、新たな春を迎えましょう。
2017年01月30日一瞬目を離した隙に起こってしまう、子どもの誤飲事故。自宅以外の慣れない祖父母の家などでも誤飲事故は起こってしまうことがあります。気をつけるべきポイントをおさえて、しっかり対策しておきましょう。■部屋の中の小さな飾り赤ちゃんは小さくてキレイなものが大好き。興味があるものは触るだけでなく、口にもっていって舐めて確かめようとします。室内の飾りや、小さな部品などは、子どもが触って取れてしまうと、誤飲事故の原因になることも。棚やテーブルの上など、子どもの手が届く場所に置いていないかチェックしましょう。■宴席のお酒は手の届かない場所にホームパーティや、親戚などのあつまりではお酒を飲む機会も多くなります。アルコールが入って酔っ払うと、つい注意力が散漫になりがち。コップに入ったお酒などは決して子どもの手の届くところに置かないよう、しっかりと注意しておきましょう。とくに日本酒や焼酎は、子どもが水と間違えて飲んでしまうことがあります。集まっている人たちにも、きちんと注意を促しておきたいですね。■ゴミ箱の中も要注意! 魚や鶏の骨食卓の中にも、誤飲のリスクが潜んでいることがあります。骨の多い魚や鶏肉などは、赤ちゃんには食べさせませんよね。でも、大人が食べたあとの骨にも要注意。低い場所にあるゴミ箱に捨てていると、赤ちゃんが取り出して口に入れてしまう可能性があるのです。ゴミ箱はフタ付きのタイプにするか、場所を移動するなどして、子どもの手に触れないような工夫をしておきましょう。■タバコや薬は帰省時での事故も普段赤ちゃんと生活をしていない実家では、子どもの手が届く場所に危険なものを置いているケースも多いものです。とくに気をつけたいのがタバコや薬。実家に帰省すると、ローテーブルなどにタバコや常備薬が無造作に置かれていることもよくあります。ロックのかかっていない引き出しの中も要注意。あらかじめ場所を移動してもらうなどして、誤飲のリスクを防いでおきたいですね。■灯油はポンプにも注意寒い時期に活躍する灯油ストーブ。やけどを防ぐためにも、灯油ストーブの取り扱いには気を配っているママも多いはずです。でも、油断しがちなのが灯油ポンプ。使ったあとの灯油ポンプをそのままにしてしまうと、赤ちゃんが舐めてしまう危険性が。また、灯油タンクのフタの閉め忘れも要注意です。灯油を扱ったあとは、使った道具をその都度きちんと片付けるように習慣づけておきましょう。気をつけていたつもりでも、一瞬目を離した隙に起ってしまうのが誤飲事故です。あらかじめしっかり対策をして、事故を防ぐようにしましょう。
2017年01月04日多くの赤ちゃんは、5ヶ月を過ぎたころから、何でも口に入れて確認しようとします。ほんのちょっと目を離したすきに、食べもの以外のものを口に入れて飲み込んでしまうことも。あらかじめ、身の回りにある「誤飲しやすいもの」を知っておきましょう。まずは、一般的に注意が必要だといわれているものから紹介していきます。■誤飲しやすい身の回りの生活用品・ティッシュ・紙・砂・子ども用クレヨン・ねんど・石けん・乾燥剤のシリカゲル・小さいオモチャ・お線香・中性洗剤これらは、赤ちゃんの周辺によくあるものなので、口に入れてしまうところを見たことがあるかもしれません。たとえ飲み込んだとしても大きな問題とならない場合もありますが、含まれている成分や飲み込んだ分量などによっては、体への影響が懸念されることもあります。赤ちゃんの様子が気になる、判断がつかない、大量に飲み込んだ場合は、必ず医療機関を受診しましょう。■要注意! 早急な処置・受診が必要なもの・タバコ・大人の薬・画びょう・防虫剤・マニキュアの除光液・漂白剤・酸性・アルカリ性の洗剤・ボタン乾電池これらを飲み込んだ場合、中毒になったり、体内に傷がついたりする可能性があるため、すぐに応急処置をして医療機関を受診する必要があるといわれているものです。応急処置の方法は、ものによって異なります。誤飲の対応方法については、日本小児科学会によるサイト「こどもの救急」をぜひ一度はご覧になってください。ただ、ママが、緊急の場合にとっさに対応できたり、判断ついたりしないことも考えられます。赤ちゃんが危険なものを飲み込んだ可能性があり、対応に迷ったときは、地域の小児救急相談、中毒110番などの窓口に電話をして、相談しましょう。赤ちゃんの緊急事態はいつ起こるかわかりません。中毒110番、小児救急電話相談などの連絡先の番号や受付時間を、家の中のわかるところに貼っておくことをおすすめします。<相談の電話のときに伝えること>1.「何を」「どれ位の量」飲みましたか?2.吐きましたか? 吐いた場合、何回吐きましたか?*飲み残しの容器、吐いたものなどをとっておき、受診の際に持っていきましょう。出典: 「ONLINE QQ こどもの救急」 ■まさか! 見落としやすい意外なものここまでに紹介したものについては、注意を受ける機会も多く、見るからに危険そうだったり、いかにも赤ちゃんが飲み込みそうだったりするため、比較的気をつけやすいかもしれません。しかし赤ちゃんは、大人の視線だと考えもしないもの、大人が意識していないものを口に入れることもあります。次に、私や周囲の子たちが実際に口に入れた、ちょっと意外なものを紹介します。・ほこり赤ちゃんが何か拾って食べていると思ったら、部屋の隅に落ちているほこりを黙々と口に運んでいた…。そんな話は意外とよく耳にします。口に入れないよう気をつけるとともに、念入りに掃除しておきたいですね。・床に落ちた米粒赤ちゃんには「床に落ちたものは汚い」という感覚がまだないので、床や地面に米粒やお菓子のクズが落ちていると、反射的に食べてしまいます。飲み込んでも危険は少ないですが、周囲にお行儀が悪い印象を与えるので、食事の後はテーブルの下をチェックして、赤ちゃんに見つかる前に片づけておきましょう。・自分のウンチオムツを替えて、ママが新しいオムツを取ろうと手を伸ばした一瞬のすきに、自分のウンチを少し食べてしまった子も! 赤ちゃんには、「ウンチ=汚い」という感覚もありません。そのため、こんなまさかの事態が起こることもあるのです。・お酒、洋酒入りのチョコアルコール類は、大人にとっては危険なものではないのでつい油断しがち。赤ちゃんの手の届くところには置かないようにしましょう。もし赤ちゃんが飲んでしまって、様子がおかしい場合はすぐに医療相談へ。・お金(硬貨、お札)これも盲点。大人にとっては物品というより「貨幣」なので、注意の対象から外れてしまうことがあります。好奇心おう盛な赤ちゃんが、ママのお財布を開けて中身をチェックするのはよくある話。さらに、そのついでにお札や硬貨を口に入れることも…。お札は、紙質が硬めで破れにくいせいか、食べてしまったという話はあまり聞きませんが、赤ちゃんがなめると不衛生ですし、ボロボロになりやすいものです。一方の硬貨はのどに詰まらせる場合もあるので、注意が必要。のどに詰まらせたらすぐに吐かせ、飲み込んだ可能性がある場合は受診を。いずれにしても、お金をさわって遊んでいたら、早めに気づいてやめさせましょう。この時期の赤ちゃんは、手が届くところにあれば、何でも口に入れるもの。今回紹介したもの以外にも危険なものはたくさんあるので、油断しないようにしましょう。ずっと注意しているのは大変ですが、何でも口に入れてしまう時期がいつまでも続くわけではありません。個人差がありますが、1歳半頃には、大半の赤ちゃんが、食べもの以外は口に入れなくなるようです。身の回りの危険を意識しながら、赤ちゃんの成長を温かく見守ってあげたいですね。<参考>・ 公益財団法人 日本中毒情報センター たばこや家庭用品によって起こる中毒情報が掲載されています。中毒110番の電話情報サービスも掲載。・日本小児科学会によるサイト「 こどもの救急 」夜間、休日など時間外に病院に子どもを連れていくかの判断目安や気になる症状について説明しています。
2016年12月31日こんにちは。ライターのNANARUKAです。少し前のことになりますが、夏休みの課外活動中に小学5年生の女の子がフランクフルトを喉に詰まらせて死亡したというニュースを耳にしました。また、同じころに新聞でアーモンドの誤嚥(ごえん)によって死亡した小学4年生の女の子に関する記事を目にしました。この2つの事例から、子どもの誤飲や誤嚥は乳幼児に限ったものではないことがわかります。筆者は、長女が離乳食完了期のころにブロッコリーを喉に詰まらせ、応急処置で吐かせた経験があります。そのため、その後の長男、次男の食事には気をつけてきましたが、小学生が食品を詰まらせて死亡してしまったこれらの事故は本当に衝撃的でしたし、他人事とは思えませんでした。そこで今回のコラムでは、赤ちゃんはもちろん、小学生や高齢者も注意したい“誤嚥”や“誤飲”について、注意すべき事柄をまとめてみました。●“誤飲”と“誤嚥”の違い“誤嚥”とは、口腔から咽頭と食道を経て胃へ送り込まれる食物や唾液が、何らかの理由で誤って咽頭と気管に入ってしまう状態のことです。呼吸困難に陥った場合、的確に対処しなければ5分程度で心停止する可能性もある ため、対処法を覚えておくことが大切です。“誤飲”とは、食物以外の異物を誤って口から摂取することで、口腔内に異物が入ったときは取り除いたり吐かせたりすることが必要となります。しかし、吐かせることが危険な場合もある ため、対処に迷ったら医療機関に問い合わせましょう。異物が気道に入り込んで呼吸困難が考えられる場合は、至急、救急車を手配します。【誤嚥・誤飲しても吐かせてはいけない場合】・6か月未満の乳幼児・意識障害、けいれんがある場合・重篤な心疾患や不整脈がある場合・石油製品(灯油など)を飲んだ場合・針のような尖った物を飲んだ場合●乳幼児の誤嚥原因第1位は“ナッツ類”厚生労働省が行っている日本の人口動向を明らかにする指定統計『人口動態統計』の2014年の結果によると、「食物とその他物体の誤嚥」により14歳以下の子どもが26人も亡くなっています。その5割を1~4歳の乳幼児が占めており、3歳以下の誤嚥事故の原因1位はナッツ類(日本小児呼吸器学会全国調査)。臼歯が生えそろっていない乳児にナッツは噛みつぶしにくく、ピーナツ1粒でも死に至る可能性がある そうです。また、5歳以上でも5人が死亡しています。一般に、トイレットペーパーの芯で例えられる“チャイルドマウス ”は乳児で3.2cm、3歳児で3.9cm。これを通る大きさのものは誤飲の恐れがあるとされています。そのため、身の周りの物には十分注意を払い、食事中に子どもが大きな物を口に入れる際はしっかり咀嚼しているか観察する必要があります。チャイルドマウスより小さい食べ物であっても誤嚥(気管に詰まらせる)の可能性は常にあるため、食べる際、食べさせる際には、側について見守ってあげると安心です。【小学生や大人でも注意が必要な食べ物の例】・ウズラの卵・餅・こんにゃく・ぶどう・ミニトマト・白玉だんご・節分豆・アメなど●幼児、小学生は食べているときの環境にも要注意!食道と気管は隣り合わせのため、口に物を入れたまま走ったり笑ったりすると、息を吸い込む際に食べ物が誤って気管や気管支内に入る“誤嚥”を起こす恐れがあり、それにより肺の中で細菌が繁殖すると“誤嚥性肺炎”を引き起こすきっかけ にもなります。幼児や小学生の場合、食事中の遊びや悪ふざけが誤嚥につながることもあるため、食事中のマナーで気になることがある場合は必ず直しましょう。【日頃の食事で保護者がチェックすべきこと】・子どもが食べるのに適切な大きさであるか・食べ物はよく噛んで飲み込んでいるか・大きいまま丸呑みする癖がないか・テレビを見ながら、喋りながら、などの“ながら食べ”をしていないか・食事中に人を笑わせたり、驚かせたりすることがないか・お菓子を口に投げ入れる遊びをしていないか●喉に詰まらせた場合の対処法子どもが急に咳込んだり声が出なくなっているときは、喉に物が詰まっている可能性を疑いますが、無理に揺さぶったり口に手を入れたりするとさらに奥に入り込む危険性がある ため、苦しそうでも声が出ていれば咳で出るのを待ちます。咳込んでも出ない場合や声が出せない場合は救急車を呼びつつ、意識がある場合は“背部叩打法”や“胸部突き上げ法”による異物除去を行いますが、妊婦や乳児の場合は腹部突き上げ法は行わず、背部叩打法のみ行います。意識がない場合は、心停止に対する心肺蘇生の手順を開始します。心臓マッサージで胸骨を圧迫することで詰まった異物が喉まで上がってくる可能性があるほか、脳に血液を送るためにも心肺蘇生処置が必要 です。【異物が喉に引っかかった場合の対処法】・1歳未満の乳児は“背部叩打法”を行う→片腕に乳児をうつぶせに乗せ、手のひらで乳児のあごを支えつつ、頭を体より低く保つ。もう一方の手のひらの基部で背中の真ん中を数回強く叩く。・1歳以上の幼児は“胸部突き上げ法(ハイムリッヒ法)”を行う→背後から両腕を回し、子どものみぞおちの下で片方の手を握り拳にする。その手を腹部の上方へ圧迫する。----------思いがけない事故は突然やってきます。そして多くの場合、一刻を争います。そんな事故を起こさないために、一度お子さんにも理解できる言葉で話し合ってみるとよいでしょう。そして、万が一のことがあっても落ち着いて迅速に対処できるように、この知識を記憶の片隅に留めておいていただけたら幸いです。【参考リンク】・食べ物がのどに詰まったら | 日本気管食道科学会()●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年10月08日こんにちは。1歳児の子育てに奮闘中の、ママライターなかやまあぽろです。家庭内で起こる“子どもの事故”については大小さまざまありますが、よく耳にする「子どもの誤飲事故」は、どれくらい起こっているかご存知でしょうか。平成22年度に『東京都生活文化局』が2,000人を対象に行った、「0歳から6歳の子どもの誤飲事故のアンケート」によると、「子どもが誤飲した経験がある」と答えた人は全体の35.3%(705人)、「誤飲しそうになった経験がある」割合は、40.4%(807人)という結果で、そのほとんどが0歳~2歳の乳幼児でした。約7割の子どもが誤飲事故一歩手前だった、もしくは事故になってしまったという結果から、決して「わたしの家は大丈夫」とは言い切れませんね。また、誤飲だけが家庭内で起こる事故ではありません。今回は医師会が指導する、家庭の場所別トラブル回避アドバイス をご紹介します。ぜひパパも一緒になって安全対策の計画を立ててみてください!●赤ちゃんが“つかまり立ち”を始めたらすぐに安全対策を!多くの赤ちゃんは生後約8~9か月ほどで、“ずりばい”から“はいはい”にステップアップし、“つかまり立ち”もできるほどに成長します。同時に、この時期から指の使い方も上手になり、片手で一つずつものをつかんだり、左右の手を別々に動かしたりなど複雑な動きもできるようになります。大丈夫だろうと思っている引きだしでも、簡単に開けて危険なものを口にしてしまったり、はいはいで遠くまで移動し、目が届かない場所で転落などの事故につながってしまったりする可能性もあります。赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、すぐに事故に巻き込まれないように対策を始めたいですね。●(1)家庭内のどこでも起こりうる事故の対策●コンセント小さいものや細かいものを穴に入れ、感電するおそれが。手が届くコンセントにはカバーをつけましょう。●引きだし細かな日用品を整理するのに便利な引きだしですが、赤ちゃんが開けて誤飲をしてしまうことも。手が届く範囲の引き出しには、ロックを後付けするか、危険なものは一切入れないようにしましょう。●コードやひもさしっぱなしのコードで遊ぶと感電したり、紐状のものを首に巻いたりし、絡まって窒息する事故も想定されます。家電のコードは赤ちゃんの目につかないように目隠しをし、紐状のものは片づけるようにしましょう。●(2)リビングでは特に誤飲に注意!●硬貨や薬、たばこ子どもは目についたものは何でも口にすると考え、細かなものは必ず手の届かない場所に置くことが重要です。パパもうっかり忘れてしまいがちですが、家族で協力して対策しましょう。●温風ヒーター冬になくてはならないヒーターですが、赤ちゃんが近づかないような対策だけではなく、温風が直接届く場所に寝かせておかないなど、低温やけどの対策 も同時に行いましょう。●(3)寝室では転落しないように、踏み台になるものをおかないで特にベビーベッドは柵を上げれば安心だと思われがちですが、踏み台になるぬいぐるみやクッションがあれば転落の可能性もあります。また、寝ているときは窒息しないようにスタイを外し、大人用ベッドに寝かせる場合は赤ちゃん一人にしないようにしましょう。●(4)おふろや洗面所では、溺水防止のために、浴槽の水は貯めない●洗濯機や浴槽必ず水を完全に抜き、溺水を防止しましょう。また、覗きこめるような踏み台となるものを近くに置かないで。トイレは毎回ふたを閉める ようにしましょう。●洗面台の小物や清潔用品誤飲のおそれがあるので、手が届かない場所に保管を。●カミソリやヘアアイロンカミソリをさわったり口に入れたりすることでけがをします。また、使用したばかりのヘアアイロンでもやけどのおそれが。使用したらすみやかにコードをまとめて手が届かない場所に置きましょう。●(5)階段や玄関では、少しの段差でも転落の可能性が。目を離さないで!●玄関ドアに手を挟んだり、マットやスリッパでつまずいたりすべったりするおそれが。パパのゴルフバッグも簡単に倒れてくるので、安全な場所に移動させましょう。●縁側や階段、玄関の段差少しの段差でも転落の危険が。階段にはロックができるゲートを設置したり、玄関にはクッション材などを敷いたりするといいでしょう。●(6)キッチンやダイニングなど家電製品が密集する場所は、やけどに注意!●家電製品電気ポット、炊飯器などは誤って倒してしまったり、蒸気に触れたりしてやけどの危険が。コードも引っ張れないように工夫して。●刃物シンクの包丁入れは簡単に開けてしまいます。ロックをかける ようにしましょう。●テーブルクロス子どもが引っ張れないようにテーブルクロスはなくしましょう。----------家中のどこにでも事故の危険はひそんでいます。意外なところで転んでしまったり、気づかないうちになにかを拾って食べていたりと目が離せません。“赤ちゃん目線”を大切にしながらお部屋作りをしたいですね。【参考文献】・「妊娠生活2013ー2014:初めての妊娠、出産、産後まで。この1冊があれば安心!」おはよう奥さん編集部・『パパスイッチオン!ぎふイクメンへの道』岐阜県少子化対策課・作成、岐阜県医師会・監修●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年06月17日スロバキアのセキュリティソフトメーカー「ESET」が更新した最新の定義ファイル「13102」でトロイの木馬の誤検知が相次いでいる。TwitterやFacebook上でも誤検知について、ユーザーからESETアカウントへの報告が相次いでおり、全世界規模で誤検知が広がっている状況がわかる。この誤検知について、日本の販売代理店であるキヤノンITソリューションズに問い合わせたところ「キヤノンITソリューションズでは、現在開発元(ESET)と連携して対応している。最新情報はサポートページで案内する」としており、現在対策を進めている状況にあるという。なおESETドイツのTwitterアカウントが投稿した20時45分のツイートによると、すでに問題を解決した最新定義ファイル「13103」を配信しており、これを適用することで、誤検知が解消されるとしている。
2016年02月29日