1990年より30年以上にわたって、社会に存在する様々な制度や価値観、約束事に対して独自の手法で対峙してきた現代美術家・豊嶋康子の、美術館では初となる大規模個展が、東京都現代美術館で12月9日(土)から2024年3月10日(日)まで開催される。東京藝術大学在学中の1990 年に、東京の田村画廊と軽井沢の西武高輪美術館で作品を発表し、そのコンセプチュアルな作風が注目を浴びた豊嶋康子(1967-)。1990年の《エンドレス・ソロバン》や《鉛筆》など、物や道具の使用法や構造に着目して、その機能を宙づりにするような作品制作からキャリアを始めた豊嶋は、90年代後半には「表現」の領域を広げ、銀行での口座開設や株式購入、生命保険への加入といった社会・経済活動を素材とした作品を発表。2000年代からは、一般的に共有される色彩の体系を自身の設定で塗り替える作品や、表と裏、支持体と図、天と地などのように二項対立するものをずらし、重ね、反転させることで、複数の見方を可能とする作品など、多彩な創作活動を展開してきた。だが、その多彩さの根底には一貫して、既成の仕組みや枠組みなどに対して自らが感じる違和感や関心を梃(てこ)として、それらを独自のやり方で読み替え、捉え返すことで別の見方を挿入し、人の思考の型の形成や、社会と自己の成り立ちの在り様を問う姿勢があるのだという。同展は、その豊嶋の制作の全貌を、初期作から新作まで約400 点を一堂に集めて検証する初の試みだ。展示構成も豊嶋自身の構想に基づいて行われ、作品同士の関係性を見ることができる展観となっている。デビューを飾った2作品が、全面修復のうえで 33 年ぶりに公開されるのも話題となろう。「コンセプチュアル・アート」は難解なイメージもあるが、「表現」を万人の行為と捉えている豊嶋の作品は、美術の専門家だけではなく、様々な人に向けられており、「考えさせる」だけではなく、「見る」楽しみや「作ること」への誘惑も感じさせるものだという。ときにユーモアも感じられるその作品群を通じ、「天地」や「左右」はどう決まるのか、あるいは裏と表をひっくり返すとどうなるのか、観る者それぞれが既存の約束事を問い直す機会となるに違いない。<開催概要>『豊嶋康子発生法──天地左右の裏表』会期:2023年12月9日(土)~2024年3月10日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F休館日:月曜(1月8日、2月12日は開館)、12月28日(木)~1月1日(月・祝)、9日(火)、2月13日(火)開館時間:10:00~18:00(入室は17:30まで)観覧料:一般1,400 円、大学・65 歳以上1,000円、高中600円展覧会公式サイト:
2023年12月01日深川麻衣、古川琴音、そしてW主演の豊嶋花&長澤樹による3つの短編映画オムニバス『わたしと、私と、ワタシと、』が9月2日(土)より新宿K‘s cinemaにて劇場公開決定。キービジュアルと予告編が解禁された。本オムニバスは、数々のCMで世を賑わせる人気CMディレクターたちが、それぞれに置かれた環境の中で揺れ動く女性たちの「わたし」のまぶしさを描いた3つのショートストーリーズ。3編とも第一線を走る実力派の若手たちが、新進気鋭の映像作家たちとタッグを組んだ。見知らぬ場所で目を覚ましたOLの「再生」を描いた、松岡芳佳監督『ただの夏の日の話』の主演は、ドラマ「彼女たちの犯罪」が話題の深川麻衣。古舘寛治演じる“知らないおじさん”と過ごす、瑞々しいひと夏の思い出を綴る。子ども返りする祖父に振り回される美大生の「前進」を描いた、大森歩監督『春』の主演は、映画『街の上で』『偶然と想像』、大河ドラマ「どうする家康」や「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」の古川琴音。それぞれに“思春期”を迎える2人が反発しながらも、次第に心を動かしていく1年間を切り取る。共演は花王おさむ。さらに進路を決められない女子高生とその親友の「選択」を描いた、金川慎一郎監督の『冬子の夏』には、「ばらかもん」の豊嶋花と「18/40~ふたりなら夢も恋も~」の長澤樹がW主演。高校生最後の夏を過ごす親友2人の未来への葛藤を描く中で、共演の関太(タイムマシーン3号)が物語にスパイスを与える。解禁された予告編や場面写真では、ささやかだけどまぶしい女性たちが、それぞれの季節を過ごし、成長していく姿が切り取られている。01.『ただの夏の日の話』まだ昨晩のアルコールが抜け切らない重い身体をゆっくりと起こしたとき、彼女(深川麻衣)の記憶はどこにも結びつかなかった。ただ分かったこと、それは窓の外に見える景色がたぶん東京ではないこと。部屋の中に見知らぬ男性が寝ていること。さらに言うと、“おじさん”な気がするということ。記憶をなくし、陽月はなぜか「桐生」に来てしまっていた。どこのだれかも知らない“おじさん”と。そんな、見知らぬ場所で見知らぬ人と過ごした、“ただの”夏の日の話。2022年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ。脚本・監督:松岡 芳佳本作品は脚本と監督を務め、自身初の映画監督作品となる。主なCM作品として、UNIQLO、雪印メグミルクなど多数演出。CHAI「miniskirt」、Klang Ruler「ちょっとまって」、The Songbards「悪魔のささやき」、Kenta Dedachi「Sparkling Lemonade」などのMV演出や、WOWOW「にんげんこわい2」などのドラマ作品も演出。02.『春』認知症の祖父と2人暮らしをする美大生の、1年間の物語。認知症のジィちゃんと美大生の孫。大人になる孫アミ(古川琴音)とは反対に、認知症が進み子ども返りしていくジィちゃん。イライラを募らせるアミは、描きたいものが描けず、制作や進路にも自信を失っていくが、ある日、初めて聞くジィちゃんの話に気持ちが動かされ…。文化庁メディア芸術祭2019新人賞、SSFF & ASIA2019オフィシャルセレクション、SKIP国際Dシネマオフィシャルセレクションほか、受賞多数。脚本・監督:大森 歩Club_A所属CMディレクター。Amazonプライム「思いのまま」、ダイワハウス「かぞくの群像」、JR東日本「東京へ」「東北へ」など。映画では本作『春』が初監督作。その後『リッちゃん、健ちゃんの夏』、『卵と彩子』(SSFF & ASIA 2020クリエイターズ支援プロジェクト)などがある。03.『冬子の夏』高校最後の夏。進路を決められないまま、ダラダラと過ごす主人公・冬子(豊嶋花)。そして唯一の理解者である親友・ノエル(長澤樹)。進学するのか、しないのか。この街を出るのか、出ないのか。騒がしい周囲に反するように、あえてのらりくらりと日々を送る2人だったが、行く末を定めつつあるノエルの様子に、苛立ちや焦りを募らせる冬子。行き着いた満開のひまわり畑で、2人は大きな岐路を迎える。SSFF & ASIA 2023ジャパン部門ノミネート。監督:金川慎一郎CMディレクター。主な作品として明治「R1乳酸 菌」「ミルクチョコレート」「TANPACT」ほか、KIRIN、DODA 、UNIQLO、P&G、スズキなど多数。企画・脚本:煙山夏美2018年テレビ朝日新人シナリオ大賞、2019年フジテレビヤングシナリオ大賞、2020年ツタヤクリエイターズプログラム、いずれも最終選考。2020年伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞にて初の大賞受賞。代表作は「the wrong goodbye」「きょうのうらけん」など。『わたしと、私と、ワタシと、』は9月2日(土)より新宿K’s cinemaにて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたしと、私と、ワタシと、 2023年9月2日より新宿K’s cinemaにて公開ⓒ2023 わたしと、私と、ワタシと、
2023年07月31日女優の天海祐希と豊嶋花が出演する、キリンビバレッジ・おいしい免疫ケアの新CM「季節の変わり目」編が、28日から放送される。過去のCMでも親子役を演じていた2人が、今回の新CMで再共演。元気な母(天海)は、学校に行くための準備を進める娘(豊嶋)に同商品を手渡す。家の外に出ても「季節の変わり目だからね」「あなた、この時期弱いんだから」と話しかけ続ける母に、冷静に相槌を打っていた娘も思わず「どこまでついてくる?」とツッコミを入れてしまう。■天海祐希&豊嶋花インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。天海:またかわいいかわいい豊嶋さんのお母さんを演じることができてとても楽しかったです。今回は、いっているのですごく楽しかったです。豊嶋:私もまた天海さんの娘役として出演することができて本当に嬉しかったです。CMの内容は、お母さんが元気で娘が冷静っていう感じだったんですけど、お母さんが元気すぎて、それに釣られて元気に楽しそうになってしまいました。――「キリン おいしい免疫ケア」を飲んでみた感想を教えてください。天海:おいしい! 本当においしいです。ヨーグルト味がしつこくなく、スッキリしていて、飲みやすかったです。豊嶋:おいしくて、飲みやすくて、しかもパッケージがかわいいので、コンビニとかで見つけたら手に取りたくなっちゃいます。――新年度に新しく始めたいことや挑戦したいことなどはありますか?天海:年齢を重ねた自分の体調を維持することに毎年毎年挑戦しています。豊嶋:ミステリー小説が大好きなので、サイコパスとか不思議な役とかに挑戦してみたいです。2023年も女優業をがんばっていきたいと思っています。
2023年03月28日Netflixにて世界配信&劇場公開中のNetflix映画『ちひろさん』の主題歌、くるり「愛の太陽」のMVが到着。豊嶋花が出演し、映画でメガホンをとった今泉力哉監督が監督した。Netflixの週間グローバルTop10(非英語映画)で2週連続で3位にランクイン、日本の「今日の映画Top10」では14日間連続で1位を獲得し、現在もTop10入りを継続中の本作。台湾・香港でも10日間以上連続で1位を獲得したほか、アジア・ヨーロッパ・中東・中南米などの37の国と地域で「今日の映画Top10」にランクイン(3月14日午前時点)しており、さらに劇場公開も大ヒットを受け、続々劇場が拡大している。今回、京都出身のロックバンド「くるり」が3月1日にリリースした2枚目となるEP作品「愛の太陽 EP」より、「愛の太陽」のミュージックビデオがくるりオフィシャルYouTubeチャンネルで公開された。映画『ちひろさん』の世界観を意識した、オリジナルのアナザーストーリーというテーマで制作され、映画で女子高生・オカジ役を演じた豊嶋花が出演、そして、映画の監督を務めた今泉力哉が本作でも監督を担当した。オカジが過ごす何気ない1日を切り取った映像は、「愛の太陽」のミュージックビデオとしてはもちろん、映画とのリンクも楽しめる。また、ミュージックビデオの公開に伴い、今泉監督さんと豊嶋さんのコメントも到着。豊嶋さんは「オカジの日常を切り取った、何度でも見ていただける素敵な映像になっていると思います」と語り、今泉監督も「なんとなく、あの映画から少し経った時期のオカジなのかな、なんて思いながらつくりました。おだやかな日差しの中、心のままに過ごすオカジを見つめてみてください。曲が沁みてくると思います」とコメントしている。なお、岸田繁が劇伴音楽を担当した映画『ちひろさん』のオリジナル・サウンドトラックは「愛の太陽 EP」の初回限定盤、各配信サービスにて聴くことができる。Netflix映画『ちひろさん』は世界配信&全国劇場にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ちひろさん 2023年2月23日よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて公開©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014
2023年03月15日●「こんなに素敵でかっこいい座長がいるんだなと」現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』で有村架純演じる瀬名に仕える少女・たね役を演じた女優の豊嶋花が、Netflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)でも有村とガッツリ共演している。先に撮影が行われたのは『ちひろさん』で、有村演じる主人公に憧れる高校生を演じた。豊嶋にインタビューし、有村との共演や撮影の裏話を聞いた。同名漫画を原作とした『ちひろさん』は、元風俗嬢の主人公・ちひろ(有村)が、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さや孤独と向き合うことの尊さを描いている。豊嶋は、自由に生きているちひろの姿に心惹かれ、ちひろと出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校2年生の瀬尾久仁子(通称・オカジ)を演じた。――『ちひろさん』の撮影はいかがでしたか?すごく素敵な経験になりました。静岡に滞在して、のどかな地で温かいスタッフの皆さん、共演者の皆さんと長い期間撮影して、貴重な経験になりましたし勉強になりました。――オカジを演じる際に意識したことを教えてください。オカジは流されやすい子で、それが最初は悪い方向に働いていますが、ちひろさんの影響でいい方向に変わっていくというのを意識しました。――オカジとご自身の共通点はありますか?私はけっこうイエスマンなので、流されやすいという意味では似ているかもしれません。――小学3年生のマコト(嶋田鉄太)との掛け合いでは、強い口調でズバッと言う場面も。そこは普段の豊嶋さんとはだいぶ違うのかなと思いましたが、いかがですか?私も普段はあんな感じです(笑)。心を許した友達とかだと全然ズバズバ言うので。――オカジはちひろさんに惹かれていますが、豊嶋さんご自身もちひろさんに惹かれましたか?私もちひろさんのように芯を持った自立した女性になりたいなと思いました。私は泣き虫ですぐ泣いてしまうので、そういうところではもっと強くならなきゃと思っています。――有村さんとの共演の感想もお聞かせください。座長として凛とされていて、気取っているわけでもなく謙虚で、こんなに素敵でかっこいい座長がいるんだなと思いました。すごく優しい方で、寒いときに気を使ってくださったり、演技でもすごいなという場面がたくさんあって、女性としても女優さんとしてもすごく尊敬できる方だなと思いました。――演技に関してどのようなところがすごいなと感じましたか?海に2人で入って話すシーンのときに、ちひろさんの醸し出すオーラや魅力がすごくて、お芝居でそれを表現できるのがすごいなと思いました。――有村さんから演技のアドバイスなどはあったのでしょうか?言葉で何かというのはありませんが、背中で語ってくださるというか、見ていて本当に勉強になりました。現場での立ち振る舞いも素晴らしく、言葉一つ一つがすごく優しいんです。聞いていて自然と笑顔になってしまう優しい声と話し方で、私もそんな話し方で皆さんを明るくできるような人になりたいなと思いました。●海に入るシーンで珍ハプニング「そんなことある!?」――有村さんからたくさんの学びがあったようですが、ほかにもご自身とって大きな経験になったことがありましたら教えてください。今泉(力哉)監督の演出がすごくて、その演出のおかげで、自分がイメージしていたよりもオカジに近づけたのかなと思います。基本は任せていただいていましたが、こういうシーンにしたいとイメージを言っていただくことが多く、どれも「そうだよな」と思うようなことばかりでした。――今泉監督の演出によって引き出されたものも多くあったわけですね。そうですね。アドリブも多い現場で、なかなかカットがかからないので、アドリブを鍛える練習になりました(笑)。マコトに宿題を教えているシーンなどは8割くらいアドリブです。――ほかに印象に残っている撮影エピソードがありましたら教えてください。珍エピソードだと、有村さんと海に入るシーンで、撮影は3月、しかもすごく浅瀬だったのにクラゲに刺されたんです。痛かったですが、「そんなことある!?」という驚きと面白さが勝ちました(笑)。――豊嶋さんだけ刺されてしまったんですね?はい、私だけ。有村さんはすごく心配してくださって、やっぱり優しい方だなと思いました。――オカジはちひろさんのことが好きで追いかける場面もありますが、豊嶋さんは好きで追いかけている人はいますか?俳優の清水尋也さんがすごく好きで、いつかお会いしたり共演できたらいいなと思っています。謎の魅力にとても惹かれていて、作品を見ていて「この人、素敵だな」と思ったら清水尋也さんだということがよくあるんです。――清水さんの作品で特に印象に残っている作品は?映画『さがす』はすごくよかったです。作品によって全然違う役を演じられていて、私も幅広い役を演じられる女優さんになりたいです。――最後に、『ちひろさん』をどんな方に見てもらいたいかお聞かせください。ネガティブに物事を考えてしまう人がいると思います。私もネガティブ思考で、ものすごく落ち込むときがありますが、ちひろさんはそういうときに会いたくなる人です。皆さんも、ちひろさんに会いたいな、元気がほしいなと思ったときに見ていただきたいです。■豊嶋花2007年3月27日生まれ、東京都出身。2008年、1歳のときから芸能活動を開始し、数々のドラマや映画に出演。主な出演作は、連続テレビ小説『ごちそうさん』、大河ドラマ『八重の桜』、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』『キッドナップ・ツアー』『トットちゃん!』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』、映画『外事警察 その男に騙されるな』『真夏の方程式』『恋妻家宮本』など。2021年に放送された「大豆田とわ子と三人の元夫」では、大豆田唄を演じ一躍注目を集める。その後、ドラマ『みなと商事コインランドリー』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』などに出演。『瑠璃も玻璃も照らせば光る』ではドラマ初主演を務める。現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』にたね役で出演。Netflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)でオカジこと瀬尾久仁子役を演じた。ヘアメイク:石川奈緒記スタイリスト:岡本純子
2023年02月23日Netflix映画『ちひろさん』(2月23日全世界配信&全国劇場公開)の完成披露舞台挨拶が5日、都内で行われ、主演の有村架純をはじめ、豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉力哉監督が登壇した。月刊漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画『ちひろさん』を原作とした本作。元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さな弁当屋で働きながら、心に傷や悩みを抱えてうまく生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく物語で、心のままに生きることの大切さ、そして孤独と向き合うことの尊さを描く。主人公・ちひろを演じた有村は「ちひろさんがようやく皆さんに見ていただくということで、私自身もちひろさんという役に出会えてすごくよかったなと思いますし、皆さんにとってもちひろさんという存在が背中を教えてくれたり、皆さんの中の何かを肯定してくれる存在になってくれたらいいなと思っています」と語った。豊嶋は、自由にイキイキと生きているちひろの姿に心惹かれ、ちひろと出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校2年生の瀬尾久仁子(通称・オカジ)を、嶋田は、ちひろと仲を深めていく小学3年生の男児・佐竹マコトを演じ、演技初挑戦のvanは、ちひろの友人でショーパブで働く美しい歌姫・バジルを演じた。有村は豊嶋について、「絵から出てきたような、オカジそのもののビジュアルで、オカジにしか見えない。花ちゃんということを忘れちゃうくらい、マコトとの掛け合いもすごく自然ですし、本番じゃないところの関係性もオカジとマコトのまますごく仲良さそうにしていたのを見ながら、微笑ましく現場にいました」と優しい笑顔で振り返り、「そのときまだ中学生でしたが、小さい頃からお芝居されていますし、肝も据われていて、礼儀正しくてしっかりしている印象がありました」と話した。豊嶋は「今の言葉がうれしすぎて大興奮しています」と感激。「私からしても有村さんがちひろさんにしか見えなくて、女優さんとしてもともと憧れだったんですけど、女性としても憧れの方になりました」と語った。なお、豊嶋は、現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』でも有村と共演。有村演じる瀬名と命運を共にする少女・たねを演じている。
2023年02月05日注目の若手俳優・豊嶋花と⻑澤樹がダブル主演を務める短編映画『冬子の夏』のキービジュアルが公開された。短編映画『冬子の夏』は群馬県中之条町を舞台に、自然豊かな環境に囲まれ、伸び伸びと、けれど繊細に高校3年生の夏を過ごすふたりの姿を描く⻘春物語。高校最後の夏、進路を決められぬまま、ダラダラと過ごす主人公・冬子を豊嶋花が演じ、冬子の唯一の理解者である親友・ノエルを⻑澤樹が演じる。豊嶋はNHK大河ドラマ『八重の桜』、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』、『キッドナップ・ツアー』、映画『真夏の方程式』、『恋妻家宮本』など数多くの話題作に出演し、昨年放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』では、松たか子の娘・大豆田唄を演じ一躍注目を集めた。現在はキリンビバレッジ株式会社、丸美屋食品工業株式会社などのCMにも出演する今後が期待される若手女優。一方の長澤も渋川清彦主演で2020年に公開された映画『破壊の日』で映画初出演を果たし、以降短編映画『卵と彩子』、ドラマ『ノースライト』、『閻魔堂沙羅の推理奇譚』、『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』など数多くの話題作に出演し、現在は日本生命保険相互会社、株式会社INPEXの企業広告などにも出演するいま注目の若手女優。次世代を担う注目の若手女優二人が初共演することでも注目の作品となっている。脚本は、今作で2020年度「伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞」短編の部のグランプリを受賞した新進気鋭のシナリオライター煙山夏美。監督は広告界のエース・CMディレクターの金川慎一郎が務め、太陽企画株式会社が本作の制作プロダクションを担当する。なお本作は、2022年度開催予定の「伊参スタジオ映画祭」にて初上映の後、劇場公開、各種オンデマンド配信、テレビ放送、映画祭出品などを目指しており、6月15日23:59までクラウドファンディングを実施中。キービジュアルのテーマは主人公ふたりの関係性。10代特有の揺れる感情や生命力などを、本作の舞台にも登場するひまわりを思わせる⻩色のペンキによって表現している。また、追加キャストとして、お笑い芸人の関太 (タイムマシーン3号)がクラス担任役で出演することが決定。今秋の初上映に向けて映画製作が走り始めている。コメント■豊嶋花(冬子役)人生に何度か訪れる転機で、周りに置いていかれているような、心細さを感じてしまうことがあると思います。冬子は、そんな心細さを『弱み』として見せることができず、苛立ちをノエルにまでぶつけてしまいます。強がることは自分にとってマイナスになると分かっていても、そのときは見栄を張ることしか考えられない。そんなときが私にもあります。⻑閑なひまわり畑で少し成⻑する冬子を、繊細に演じられるように頑張ります。■⻑澤樹(ノエル役)初めて台本を読んだ時、冬子とノエルの『見てはいけないものを見てしまった』と言う様なハッとした気持ちになり ました。不安定で危うい感覚と同時に繊細な心のゆらめきと感動がありました。 私が演じるノエルは何処かふわふわとしていて『不思議』という言葉が似合う女の子だと思います。不器用にもがきながら確かめ合う『今だけの2人』を見ていただけたら嬉しいです。■関太(クラス担任役)僕も主人公、冬子と同じように、高校最後の夏を中之条町で過ごしてました。あの頃は、色々な事が新鮮で、大人になりかけで、将来への期待と不安で、とても頭の中が忙しかったです。そこからもう20年以上経ちましたが、この作品を通して、もう一度、あの夏の日に戻れるような気がして楽しみです。『冬子の夏』2022年秋より公開
2022年06月03日2020年度の伊参スタジオ映画祭にてシナリオ大賞グランプリを受賞した短編『冬子の夏』が、豊嶋花と長澤樹のW主演で映画化されることが決定した。8月から撮影を開始し、11月に伊参スタジオ映画祭にて初上映を予定している。本作は群馬県中之条町を舞台に自然豊かな環境に囲まれ、のびのびと、しかし繊細に高校3年生の夏を過ごす主人公ふたりの姿を描く青春物語。高校最後の夏、進路を決められぬまま、ダラダラと過ごす主人公・冬子を豊嶋花が、冬子の唯一の理解者である親友・ノエルを長澤樹が演じる。豊嶋はNHK大河ドラマ『八重の桜』、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』、『キッドナップ・ツアー』、映画『真夏の方程式』、『恋妻家宮本』など数多くの話題作に出演し、昨年放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』では、松たか子の娘・大豆田唄を演じて一躍注目を集めた。一方の長澤も渋川清彦主演で2020年に公開された映画『破壊の日』で映画初出演を果たし、以降短編映画『卵と彩子』、ドラマ『ノースライト』、『閻魔堂沙羅の推理奇譚』、『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』など数多くの話題作に出演。本作では次世代を担う注目の若手女優ふたりが本作で初共演を果たす。脚本は2017年より執筆活動を始め、2018年に「テレビ朝日新人シナリオ大賞」、2019年に「フジテレビヤングシナリオ大賞」、さらに2020年には「ツタヤクリエイターズプログラム」の最終選考に残り、本作で初の大賞を受賞した煙山夏美が務める。さらにアサヒ飲料「カラダカルピス」や、「WONDA」、「アフラック」などのTVCMを手掛けた新進気鋭のCMディレクター・金川慎一郎が監督を務める。<豊嶋花・コメント>人生に何度か訪れる転機で、周りに置いていかれているような、心細さを感じてしまうことがあると思います。冬子は、そんな心細さを『弱み』として見せることができず、苛立ちをノエルにまでぶつけてしまいます。強がることは自分にとってマイナスになると分かっていても、そのときは見栄を張ることしか考えられない。そんなときが私にもあります。長閑なひまわり畑で少し成長する冬子を、繊細に演じられるように頑張ります。<長澤樹・コメント>初めて台本を読んだ時、冬子とノエルの『見てはいけないものを見てしまった』と言う様なハッとした気持ちになりました。不安定で危うい感覚と同時に繊細な心のゆらめきと感動がありました。私が演じるノエルは何処かふわふわとしていて『不思議』という言葉が似合う女の子だと思います。不器用にもがきながら確かめ合う『今だけの2人』を見ていただけたら嬉しいです。<煙山夏美(脚本)・コメント>人と人とのつながりばかりが取り立たされがちな昨今ですが、人と人との距離感にこそあたたかいものがある気がしています。冬子とノエルの愛おしい距離感、しかめっ面の裏にくすぶる感情と、その爆発を、豊嶋花さんと長澤樹さんがどのように演じてくださるのか、楽しみでなりません。<金川慎一郎(監督)・コメント>誰しもが経験する10代の内面の葛藤をジメジメせずに、今の時代にあった形で軽やかに表現したいと思います。いま10代真っ盛りの人も10代を遥か遠くに終わられた人も必ず楽しめる作品になると確信しています。『冬子の夏』2022年秋から順次公開
2022年04月15日12月の兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)特別演奏会は、同楽団コンサートマスター豊嶋泰嗣のデビュー35周年を記念して、バルトーク尽くしのステージが展開される(2021年12月17日:兵庫県立芸術文化センター)。当日のプログラムは、モーツァルトのオペラ『後宮からの脱走』序曲以外全てバルトークの協奏曲というのは、もしかしたら前代未聞!?ヴァイオリン協奏曲2曲(第1番&2番)とヴィオラ協奏曲の計3つの協奏曲のソロを豊嶋泰嗣が1人で務めるのだから物凄い。まさに35周年を飾るに相応しいチャレンジと言えそうだ。この公演に向けて豊嶋が、以下のようなコメントを寄せている。「バルトークの協奏曲を一晩で3曲弾いてみたい!この無謀(!?)な計画をPACが受けてくれたことは私にとって本当にエキサイティングなことで、私はもちろん、オーケストラにとっても(もしかしたら聴衆の皆さんにとっても!)大変なチャレンジになる事でしょう!そして、デビュー35年目の年の最後になるこの演奏会でマエストロ広上さんと、また、とても重要なパートであるハープを名手、吉野さんが助けてくれます。このお2人とは30年前にも私のコンチェルトリサイタルで共演しており、その時のプログラムはベルクとベルリオーズ(この時もヴァイオリンとヴィオラを一晩で弾きました)。細かな経緯は当日のプログラムに書かせていただきますのでお楽しみに!というわけで、私にとって集大成と言ってもいいこのコンサートを皆さんどうかお聴き逃し無く、会場でお会いしましょう!」さてさて、このチャレンジの行く末は如何なるものか。心して聴いてみたい。●公演概要12月17日(金)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール兵庫芸術文化センター管弦楽団 特別演奏会 デビュー35周年 豊嶋泰嗣 バルトークを弾く!●豊嶋泰嗣Yasushi Toyoshima/ヴァイオリン・ヴィオラ桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。86年、大学卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任し楽壇デビュー。現在は新日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉コンサートマスター、九州交響楽団の桂冠コンサートマスター、兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスター、京都市交響楽団の特別名誉友情コンサートマスター。またサイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管弦楽団でもコンサートマスターを務めている。近年ではコルンゴルト、三善晃、バルトークなど、近現代の協奏曲のソリストとしてもオーケストラの定期演奏会に出演。17年と18年にはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲を指揮者無しの弾き振りで大阪交響楽団と共演。さらにアルティ弦楽四重奏団の演奏会や、ピアノフォルテと演奏したベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲演奏など、関西を拠点にした新たな活動に注目が集まっている。19年11月にはバッハのヴァイオリン全作品を3回に分けて演奏するコンサートを京都で開催、その成果により第29回青山音楽賞 青山賞を受賞した。京都市立芸術大学、小澤征爾音楽塾、アルカスSASEBOのジュニアオーケストラの指導など、教育活動にも力を入れている。91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。平成25年度兵庫県文化賞受賞。京都市立芸術大学教授。
2021年12月06日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の豊嶋 花さんです。新しい台本を手にした時のワクワク感が好きなんです。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)で、松たか子さんが扮する主人公の娘・唄を好演。「反抗期でクール。でもすくすく育っている感じは、自分とかぶる部分があり、素のまま演じています。この仕事は、演じるなかで多くの発見があるので面白い。新しい台本を手にした時のワクワク感が好き」。特技は、3歳から習っていたダンス。「TWICEにハマって、デビューから5年間くらいのメジャーな曲はほぼ踊れます。ダンスは得意だけど運動音痴。ドッジボールはいつも即アウトです(笑)」まるで姉弟みたいな愛犬のまるちゃん。トリミングも行けないくらいの超ビビリ。そんなところがかわいいんです。何周も読み返しているマンガ、『東京喰種』友達と『東京喰種』について語っている時が、今一番楽しい時間です!イラストを描くのが趣味。スマホでできます!これはゲームのミニキャラ。空や風景も描くし、ものづくり全般が好き。とよしま・はな2007年生まれ。幼少期から子役として活躍。ドラマ『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(フジテレビ系)などに出演。映画『都会のトム&ソーヤ』が7月30日公開予定。※『anan』2021年6月23日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年06月22日現代美術家6名によるグループ展『話しているのは誰? 現代美術に潜む文学』が国立新美術館で11月11日(月)まで開催されている。同展に参加するのは、北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子の6名のアーティストたち。1950年代から1980年代生まれまでと年齢は幅広く、表現方法も映像や写真を用いたインスタレーションをはじめとして多岐にわたる。そんな彼らの共通点は、作品のうちに「文学」の要素が色濃く反映されていることだ。2014年より日本各地を撮影した風景写真シリーズ「UNTITLED RECORDS」の制作を行う北島敬三。目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶をモチーフとして作品を手がける小林エリカ。映像や写真などを用いて、社会政治的事象、とりわけセクシュアリティとマイノリティの問題を取り上げた作品を手がけるミヤギフトシ。既存のイメージやオブジェクトを起点にしたインスタレーションやパフォーマンスを手がける田村友一郎。そろばん、サイコロ、安全ピン、油絵具などの既製品や美術に馴染みのある物質を素材に手を加え、これら事物の中に複数の見え方が表出する作品を制作する豊嶋康子。写真、映像、パフォーマンス、インスタレーションによって沖縄における米軍基地や戦争の問題を掘り下げてきた山城知佳子。さまざまな形式で表現活動を行う彼らの作品の中に「文学」がどのように潜んでいるのか?その多様な現れ方を感じ取ってみたい。【関連リンク】 国立新美術館(https:// www.nact.jp )北島敬三 《ツィルカール村 アルメニア共和国》(「USSR 1991」シリーズより)1991/2019 年 顔料印刷 66.0×93.0cm 作家蔵 ©KITAJIMA KEIZO小林エリカ 《ドル》 2017年 ウランガラス、鏡、紫外線ランプ 61.0×41.0×7.5 φ70cm 個人蔵 協力:妖精の森ガラス美術館 © Erika Kobayashi Courtesy of Yutaka Kikutake Galleryミヤギフトシ 《A Lamp》(「物語るには明るい部屋が必要で」より) 2019 年 デジタルCプリント 作家蔵 ©Futoshi Miyagi田村友一郎 《Sky Eyes》 2019 年 ミクストメディア 作家蔵 ©Yuichiro Tamura豊嶋康子 《ズレ》 2018 年 紙、割りピン、アクリル絵具、ボールペン φ11.5cm 作家蔵 撮影:木奥惠三山城知佳子 《チンビン・ウェスタン『家族の表象』》 2019 年 4KHD ヴィデオ、カラー、サウンド 作家蔵
2019年09月05日展覧会「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が、2019年8月28日(水)から11月11日(月)まで国立新美術館にて開催される。「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」は、文学をテーマにしたグループ展。映像や写真を用いたインスタレーションなど、文学の要素を色濃く反映している日本の現代美術家たちの手掛ける作品を展示する。出品作家は、目に見えない物や時間、記憶をモチーフとして作品を手掛ける小林エリカや、既存のイメージやオブジェクトを起点にインスタレーションやパフォーマンスを発表する田村友一郎ら6名。それぞれの作品から、日本の現代美術における文学のさまざまな表れ方を感じることができる。さらに会期中、国立新美術館館内にて作家たちによるアーティストトークやギャラリートークも開催されるので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。【詳細】「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」会期:2019年8月28日(水)~11月11日(月)会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日について、8・9月は21:00まで、10・11月は20:00まで)休館日:毎週火曜日 ※10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館。※入場は閉館時間の30分前まで観覧料:(当日)一般1,000円、大学生500円/(前売・団体)一般800円、大学生300円※2019年11月3日(日・祝)は文化の日につき入場無料。※高校生、18歳未満の人(学生証または年齢のわかるものが必要)、障害者手帳を持参の人(付添1名を含む)は入場無料。■アーティストトーク場所:国立新美術館 3階講堂定員:260名 ※先着順、申込不要日時、アーティスト:・9月14日(土) 18:00~20:00(17:30開場) ミヤギフトシ・9月22日(日) 14:00~16:00(13:30開場) 北島敬三・10月20日(日) 14:00~16:00(13:30開場) 豊嶋康子・10月22日(火・祝) 時間未定 田村友一郎・10月26日(土) 17:00~19:00(16:30開場) 小林エリカ■ギャラリートーク場所:国立新美術館 企画展示室1E ※申込不要出演者、日時:・9月15日(日)14:00~15:00 豊嶋康子・9月21日(土)14:00~15:00 小林エリカ・10月5日(土)16:00~17:00 小原真史、北島敬三※アーティストトーク・ギャラリートークの聴講は無料。本展の観覧券(半券可)の提示が必要。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年08月26日東京・恵比寿から世界に発信するアートと映像の祭典「第9回恵比寿映像祭」が、17年2月10日から26日まで恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で開催される。「恵比寿映像祭」は、国内外からジャンルを横断した多彩な作品とゲストを迎え、展示や上映、ライブパフォーマンス、シンポジウム、レクチャーなどを複合的に行うことで映像文化の現在を紹介し、表現の可能性を追求する企画。東京都写真美術館リニューアルオープン後、初の開催となる今回は、“マルチプルな未来”をテーマに映像複製技術の可能性や、その発達とともに個人や社会にもたらされる変化が指し示すものなどについて考えていく。参加者は、石川卓磨、ロバート・ノース&アントワネット・デ・ヨング、レイ・レイ、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノ、ズビグ・リプチンスキー、笹本晃、澤田知子、コルネリア・ゾルフランク、崟利子、豊嶋康子、ナンシー・D・ケイツ、リン・ルー、フィオナ・タン、マヌ・ルクシュ、マルティン・ラインハルト、トーマス・トーデら。2階ロビーの吹抜け空間では、映像の作り手・受け手・担い手が作家や作品の背景に触れる「ラウンジトーク」を実施。さらに、会期中は恵比寿地域にある文化施設やギャラリーなどの会場でも連携企画が開催され、そのうちザ・ガーデンルームでは実験的なパフォーマンス「イヴェント」が行われる。【イベント情報】「第9回恵比寿映像祭」会場:東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連帯各所他住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス会期:17年2月10日~26日時間:10:00~20:00(2月26日は18:00まで)入場無料休館日:月曜日
2016年11月15日フジテレビ系で放送のアニメ「ちびまる子ちゃん」の2代目“お姉ちゃん(さくらさきこ)”役を、アニメ「ONE PIECE」くいな役などで知られる声優の豊嶋真千子が務めることが29日分かった。放送開始からお姉ちゃん役を演じてきた声優・水谷優子が5月17日に亡くなり、その後任として6月5日(日)放送回より新たに、豊嶋さんの“お姉ちゃん”役が放送スタートする。豊嶋さんは、アニメ「ONE PIECE」くいな役をはじめ、「ワールドトリガー」三上歌歩役、「HUNTER×HUNTER」カラ役&アスタ役、「ゲゲゲの鬼太郎」ろくろ首役、ほか「地獄先生ぬ~べ~」「美少女戦士セーラームーンSS」「ポケットモンスタ-」など数々のアニメ作品に出演。現在放送中のNHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」ではナレーションを務め、洋画の吹き替え声優も担当する。プロデューサーの狩野雄太氏は、豊嶋さんを起用について「お姉ちゃんらしい明るさと強さ、そしてまる子を包み込む温かさを感じられ、イメージにぴったり」と、スタッフの総意だったことをコメント。そして今回の抜擢に豊嶋さんは「大好きな『ちびまる子ちゃん』という作品で、2代目お姉ちゃん役を演じさせていただけること、大変光栄に思います。緊張する気持ちもありますが、スタッフの皆様、キャストの皆様と一緒に、水谷さんからのバトンを受け継いで、自分らしく精一杯演じていきたいと思います」と喜びと抱負を語った。「ちびまる子ちゃん」は毎週日曜日午後6時~フジテレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日