2022年2月以降に公開を予定している映画『仕掛人・藤枝梅安』、『鬼平犯科帳』の製作発表記者会見が12日、都内で行われ、豊川悦司、松本幸四郎が出席した。戦後を代表する歴史小説家、池波正太郎の名作『仕掛人・藤枝梅安』と『鬼平犯科帳』。これまで何度も映画やドラマ化された池波の代表作が、令和の時代になって再び映画化されることに。2022年2月に公開を予定している映画『仕掛人・藤枝梅安1』と同年5月公開予定の『仕掛人・藤枝梅安2』で主人公の藤枝梅安を豊川悦司、2024年5月に公開を予定している映画『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵役には松本幸四郎が決定した。『鬼平犯科帳』は、劇場版と同時に連続シリーズの配信も予定している。藤枝梅安を演じることになった豊川は「とてもとても大きな役で身が引き締まる思いであり、同時に縮こまる思いでもあります。俺が梅安? と自分の中でギャップがあって、子どもの頃に緒形拳さんが演じた梅安はヒーローだったのでまさか自分がやることになるという驚きがあって正直迷う部分がありました」と明かしつつ、「でも大森寿美男さんが書いたシナリオに監督が河毛俊作さんだからやるしかないと腹をくくり、チャレンジしがいのある仕事を映画の神様がくれたと思いましたね。伝統を守りながら新しい梅安を作り上げていきたいと思っています」とすでに新たな梅安像をイメージしているという。長谷川平蔵役に決まった松本は「すこぶる興奮しております。鳥肌が立つと言いますか、そういう気持ちでいました。作品はもちろん傑作でありますし祖父(8代目松本幸四郎)や叔父(中村吉右衛門)が演じてきた作品でもありますので、その話をいただいた時は本当に驚きといいますか喜び以上に驚きました。根拠はありませんが自信はあります(笑)」と笑顔を見せながら、「人として人らしいというものを感じていただき、その先にある温かさや優しさ、そこに決断力と繊細な情を持った長谷川平蔵を目指して演じていきたいと思います」と意欲を見せた。地上波での時代劇も減少し、変化の時を迎えている時代劇だが、豊川は「これから黄金期が来ると思っています。世界的な映画の流れを見ても、未来を描くことから一つ回帰主義とは言いませんが、昔の人たちがどう考えているのか人々が学ぼうとしています。そういう意味で、時代劇で描かれる人情溢れる人間たちの世界はこれからどんどん需要が出てくるんじゃないかと思っています」と前向きにとらえている様子。対する松本は「個人的に京都の松竹撮影所は育てていただいた場所。そこへの恩返しをしたいという思いは常に思っています。今回また松竹撮影所に行って長谷川平蔵でいられることは幸せですし、大きな大きなお土産を持って恩返しをしたいと思っています」と時代劇の出演を喜び、「時代劇はある意味ファンタジー。実話ではありますがファンタジーを作れるのが時代劇の大きな魅力だと思います。その魅力を信じて多くの方に観ていただけるような時代劇を目指したいと思っています」と目を輝かせていた。
2021年03月13日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、日米の俳優で描かれる第二次世界大戦を題材にした映画『ミッドウェイ』を紹介します。■『ミッドウェイ』Blu-ray&DVD3月12日発売。価格/Blu-ray6,380円、DVD4,180円(ともに税込み)。販売元/TCエンタテインメントハリウッドの破壊王と呼ばれるローランド・エメリッヒ監督といえば、これまでに『インデペンデンス・デイ』シリーズなどで地球や大都市をド派手に破壊してきました。そんな監督が、SFではなく史実に基づいた、しかも第二次世界大戦を題材にした戦争映画を製作。エンタメ色が強い印象があるだけに、戦争をどう描くのだろうと思いながら見始めましたが、映像も音響も迫力がありすぎて、やはり戦争は二度とあってはならないという心境に改めてなりました。激戦として知られるミッドウェイ海戦の3日間の全貌を再現している本作。冒頭から日本軍の真珠湾攻撃の様子が描かれ、大がかりなセットでの戦闘シーンは、死と背中合わせの状況がリアルすぎておののいてしまうほど。この状況に身を置くのはとにかく耐えられない……と思わされます。しだいに、軍人らに復讐心、憎悪の念が芽生え、狂気を帯びていく様子も生々しいです。日本からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼と渋い俳優陣が顔をそろえ、日本軍側の悲劇を演じています。ネット上では「家のテレビやパソコンで見るにはもったいない迫力」といった内容の感想がいくつかありましたが、自宅で観賞してもその迫力は十分に伝わってきました。スペクタクル映画は娯楽だけでなく、教訓も授けることができる。それを証明する作品です。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日1995年に放送され、社会現象を巻き起こすほど大ヒットしたテレビドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)。同作は、2020年に特別版として再放送されたことが話題になり、時を経ても変わらない根強い人気を示しました。そんな『愛していると言ってくれ』をリアルタイムで視聴していた人にとってはたまらない写真が公開され、歓声が上がっています。『愛していると言ってくれ』豊川悦司と矢田亜希子の26年ぶりツーショット写真が公開されたのは、テレビドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)のSNSアカウント。同作には『愛していると言ってくれ』に出演していた、俳優の豊川悦司さんと矢田亜希子さんも出演しており、約26年ぶりのツーショットが実現しました! この投稿をInstagramで見る ウチの娘は、彼氏が出来ない‼︎【ドラマ公式】(@uchikare_ntv)がシェアした投稿 注目すべきは2人のポーズ。手で作るキツネは、『愛していると言ってくれ』の中でも重要なシーンに使われていました。『愛していると言ってくれ』のファンにとってはおなじみのポーズや、懐かしの2人がそろった貴重な1枚に「懐かしい」「胸アツ」とさまざまな声が寄せられています。・『愛していると言ってくれ』は今見ても名作!懐かしすぎる~!・また『愛していると言ってくれ』を見直したくなる。・キツネのポーズをしてくれているところに感動。2020年に再放送された時と同様、大きな反響を呼んだ『愛していると言ってくれ』出演者による貴重なツーショット。改めて、同作の人気の高さがうかがえますね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月08日佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」が、藤原竜也主演、共演には土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司を迎え、映画化が決定。謎だらけな特報映像も公開された。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…。鳥飼は、津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた――。原作は、「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤さんの最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得、実写化不可能と言われ続けてきた名作だ。それが今回、実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。藤原さんが演じるのは、藤原さん史上最も謎めいた元直木賞作家の津田伸一。土屋さんが演じるのは、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ。「撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでした」という藤原さんは、「演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」とコメント。津田が小説を読ませる担当編集者を演じる土屋さんは藤原さんとの共演について「16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後『這い上がってきたなぁ』とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!」と語っている。そしてある日、突然家族と共に姿を消すバーのマスター・幸地秀吉を、約5年ぶりの映画出演となる風間さん。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野さん。彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る倉田健次郎を豊川さんが演じる。監督は、ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語となっており、いくつもの謎が仕掛けられ、観客が楽しみながら謎に挑める映画となっている。到着した映像では、2人目の藤原さんが語りかける意味深な映像から始まり、怪しげに積まれた札束や、バーでの小説家と編集者のやり取りも少し映し出されている。さらに津田が意味深な眼差しを向ける小説のようなデザインの第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作者・キャスト・監督コメント原作者・佐藤正午/キーワード:ウソとホントの境界線あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。藤原竜也/キーワード:囲いを出た鳩撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。土屋太鳳/キーワード:翻弄と真実この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!風間俊介/キーワード:ピーターパンの本『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。西野七瀬/キーワード:コーヒーの滲みクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。豊川悦司/キーワード:床屋の決闘「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。タカハタ秀太監督/キーワード:本の栞担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年02月25日テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」は、テレビ朝日にて2夜連続地上波放送され、大きな反響を呼んだスペシャルドラマ「逃亡者」を「ABEMAプレミアム」にて限定公開中だ。不朽の名作がよみがえる!2夜連続スペシャルドラマ「逃亡者」1960年代にアメリカで放送されたテレビシリーズや、ハリソン・フォード主演による映画化を経て、不朽の名作となったサスペンス作品「逃亡者」。そんな名作を、日本を代表する俳優であり、ハリウッドスターとしても確固たる地位を築く渡辺謙を主演に迎え、テレビ朝日がワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクション(WBITVP)と手を組みかつてないスケールでリメイクした本作。2020年12月5日(土)、6日(日)と2夜連続で地上波放送され、大きな反響を呼んだ。渡辺さん演じる“逃亡者”エリート外科医・加倉井一樹を追う“追跡者”となるのが、警視庁特別広域捜査班の班長・保坂正巳を演じる名優、豊川悦司。舞台を現在の日本に移し、再構築された物語では、現代のハイテク捜査にも追い詰められていく主人公…。スリルあふれる追跡劇と真犯人捜しのミステリーが交錯し、緊迫のドラマが展開される。さらに、逃亡者と追跡者の間にいつしか芽生え始める友情など、心揺さぶる感動要素も。一瞬たりとも目が離せないストーリーになっている。「ABEMA」では2夜にわたって放送された本作の前編・後編を「ABEMAプレミアム」にて配信中。あらすじ物語の主人公は、エリート外科医・加倉井一樹。ある夜、彼の妻が惨殺される事件が起きる。現場に居合わせた加倉井に容疑がかけられ、加倉井は義手の男が犯人だと訴えるが、逮捕起訴され裁判で死刑判決が下されることに。そんな中、加倉井を乗せた護送車が事故に遭遇。加倉井は、自らの手で真犯人を捜し出すほかに、残された道はないと信じ、無実を証明するためにその場から逃亡するが…。配信オリジナルストーリー「特別広域追跡班~ヒトリヨガリの科学捜査官~」「ABEMA」では、渡辺さん演じる逃亡者・加倉井を“追う刑事”たちにスポットを当てた三浦翔平主演の「逃亡者」配信オリジナルストーリーも公開中。主演の三浦さんが演じるのは、本編にも登場する警視庁特別広域捜査班のメンバーで、FBIで研修を積んで帰国したばかりのキャリア捜査官・鴨井航。プロファイリングや科学捜査に精通しており、その自負が強いからこそに、空回りして“ヒトリヨガリ”になることも?また、最新科学捜査に秀でているがゆえに、周りには明かせないかなりマニアックな裏の顔を持っていて…。物語はそんな鴨井の視点で進行していく。さらに、本作では本編同様、特別広域捜査班の班長・保坂役の豊川悦司、柏木弥生役の原沙知絵、近藤俊也役の藤本隆宏、高田栄太役の岩男海史ら、「逃亡者」の追跡班の刑事たちが総登場。また、オリジナルストーリーだけの特別ゲストとして平泉成、津田寛治も出演する。主人公・加倉井が命がけで逃亡を続けているとき、“追う側”の刑事たちはどんな思いを抱え、どう行動していたのか?捜査官たちの意外なキャラクターやチーム内の人間関係など、本編では描き切れなかった真相も明らかになる。あらすじFBIの研修から帰国した鴨井航は、新設された“特別広域捜査班”に配属される。メンバーの中には、警察大学校時代の教官・柏木弥生の姿もあった。そんなとき、緊急の臨場指令が下る。死刑囚たちを移送するバスが襲われ、妻殺しの医師・加倉井一樹らが逃亡したのだ。鴨井は科学捜査を駆使して合理的に加倉井を追うべきと主張するが、班長・保坂正巳にことごとく却下され…?(text:cinemacafe.net)
2020年12月18日スタジオジブリ最新作「アーヤと魔女」の英語版吹き替えキャストが、子役のテイラー・ペイジ・ヘンダーソン、リチャード・E・グラント(『ある女流作家の罪と罰』)、声優のヴァネッサ・マーシャル(「アベンジャーズ 地球最強のヒーロー」)、ダン・スティーヴンス(「ダウントン・アビー」「レギオン」)、グラミー賞歌手のケイシー・マスグレイヴスらに決定。今作の北米配給を担当する「GKIDS」が発表した。今作で声優デビューを果たすケイシーは主人公アーヤ(英語版ではEarwig)の母親を演じ、日本語版でシェリナ・ムナフが歌う挿入歌「Don’t Disturb Me」を歌うという。今作は、「ハウルの動く城」の作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの「Earwig and the Witch」(原題)を基に制作された宮崎吾朗監督作。スタジオジブリとしては初の3DCG長編アニメとなる。日本では今月30日、午後7時30分よりNHK総合テレビで放送される。北米では2021年初めにリリース予定。主なキャストは以下の通り。カッコ内は日本版キャスト。アーヤ役…テイラー・ペイジ・ヘンダーソン(平澤宏々路)ベラ・ヤーガ役…ヴァネッサ・マーシャル(寺島しのぶ)マンドレーク役…リチャード・E・グラント(豊川悦司)トーマス役…ダン・スティーヴンス(濱田岳)(Hiromi Kaku)
2020年12月16日「スケール感が大きくて、チャレンジ精神のある企画だったので、撮影に入る前からすごく楽しみでした。スカッとするような場面もあり、ストレートに楽しめる作品に仕上がっていると思います」ドラマスペシャル『逃亡者』(テレビ朝日系にて12月5・6日21時〜)で、逃げる男・加倉井一樹(渡辺謙・61)を執拗に追いかける刑事・保坂正巳を熱演している豊川悦司(58)。往年の名作サスペンスを今回、日本の二大スターがリメークした。「話の本筋は同じですが、時代設定や情報量の多さが違います。捜査にドローンを使っていたりして、逃亡犯と警察は、肉体と頭脳とで戦っている感じがありますね」(豊川・以下同)走る電車のなかでの格闘シーンや、沢を滑り落ちるシーンなど、迫力ある場面も見どころのひとつ。「アクションシーンはかなりハードでした。ふだんロケでは行かないようなダムの地下深いところで撮影をしていて、地上に上がるエレベーターが故障して立ち往生してしまったり、そういうアクシデントも含めて面白かったです」刑事役として、容疑者役の渡辺謙を追いかけている設定なのだが、俳優としても、その偉大な背中を追いかけているという。「憧れの先輩の1人です。僕も去年、海外で仕事をすることがあって、またやりたい、と考えているので、謙さんにアドバイスをいただきました。僕もベテランと言われる年になりましたが、先輩方がチャレンジを続けていてくれてうれしいですし、刺激になります」「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月07日「アクションシーンはかなりハードでした。ふだんロケでは行かないようなダムの地下深いところで撮影をしていて、地上に上がるエレベーターが故障して立ち往生してしまったり、そういうアクシデントも含めて面白かったです」ドラマスペシャル『逃亡者』(テレビ朝日系にて12月5・6日21時〜)で、逃げる男・加倉井一樹(渡辺謙・61)を執拗に追いかける刑事・保坂正巳を熱演している豊川悦司(58)。往年の名作サスペンスを今回、日本の二大スターがリメークした。「話の本筋は同じですが、時代設定や情報量の多さが違います。捜査にドローンを使っていたりして、逃亡犯と警察は、肉体と頭脳とで戦っている感じがありますね」(豊川・以下同)今年はコロナ禍にあって、俳優活動も難しかったようだ。「予定していた仕事が先送りになったりしましたが、そのぶん、家族と一緒に過ごしたり、英語の勉強をしたり、大事な時間ができました。ガーデニングもしましたね」自粛期間も有意義に過ごしていた。それは豊川のポリシーでもあるそう。「若いころの一日よりも、今の一日のほうが自分にとって重要な意味を持っていると思うんです。死ぬときに『ああ、これでよかった』って思いたいので」実は、『女性自身』にインタビューで登場してもらうのは今回が初めて。以前は芸能ニュース記事で直撃取材を何度もしていた。「昔は結構、ケンカしましたよね(笑)。直撃取材を受けていくうちに、だんだんわかり合えるようになってきた感じもします。たくさんの情報がエンタテインメント性にくるまれた媒体。いいも悪いもたくさんのことを知れて楽しめる、必要性のある雑誌だと思いますよ」「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月07日本日11月25日、都内スタジオで開催されたドラマスペシャル「逃亡者」の制作発表記者会見に渡辺謙と豊川悦司が登壇。過酷な撮影エピソードなどを明かした。「逃亡者」は、1963年~67年にかけてテレビシリーズとして世界を席巻した往年のサスペンスアクション。ドラマ化にあたって、舞台を現代の日本に移してストーリーを再構築し、最新科学捜査を盛り込んだスリリングな追跡劇や真犯人探しの謎解きはもちろん、追う者vs追われる者が織り成す人間ドラマを骨太に描いていく。本作の撮影が行われたのは、実は1年前。長期間かけて作り上げた本作に、“逃亡者”演じる渡辺さんは「かなり大がかりなスタイルで撮影したので、逆に言うと、仕上げに1年間かかったということ。ようやくこの作品をお届けするときが来て、ちょっと興奮しています」と喜び、“追跡者”演じる豊川さんも「やっとこのような舞台に立つことができてほっとしています」と挨拶。また、壮絶なアクションシーンが目白押しの本作。そのほぼ全てでスタントマンを使わず自ら挑んだ渡辺さんは「撮影の途中で“こんな激しい作品だったかな…”と、ちょっと後悔しました(笑)」と冗談を言いつつも、「今回、生まれて初めて走行する電車内で激しいアクションに挑みましたが、停車している電車とはまったく違って疾走感があり、役者としての“さが”なのか、興奮しましたね!かなり面白いテイクが撮れたと思っています」と自信をのぞかせた。そんな渡辺さんのことを“生きた教科書”とリスペクトした豊川さんは、「謙さんからは学ぶことが多く、共演シーンの撮影日は謙さんの一挙手一投足をどうしても見てしまいました。“謙さんはどう芝居するのか”“このシーンについて監督とどんな会話をするのか”…。そういったことを垣間見られる貴重なチャンスでした」と撮影をふり返る。一方、渡辺さんは豊川さんについて「同じシーンで顔を合わせて芝居をすることはほとんどなく、遭遇するのは3回ほど。僕はだいたい泥だらけか血だらけで逃げ回っているのですが、豊川くんはジーンズに革ジャン姿でスタイリッシュに走って銃を構えて、みんなに指令を飛ばしていて…。『えらいカッコいいな!』『いいトコ、みんな持っていっちゃうな!』と思っていました(笑)」と印象を語った。会見では、2021年への願いをしたためた書を披露。渡辺さんは“脱”と力強い文字でつづり、「“脱コロナ”は全世界の人々が願っていること。今年は人と人との関係性が遮断され、社会そのものが否定されてしまうような1年だったと思うんです。ワクチンや有効な薬ができたりして、来年はみんなで笑い合って、飲むのも食べるのも、僕らがお芝居をするのも、普通にできるような世界になることを切に願っています」と思いを語る。一方の豊川さんは、“握”とダイナミックにしたため、「本来ならば挨拶代わりに握手をしていたのが、全然できなくなっていて…。でもやっぱり人間にとって触れ合うことって大事だと思うんです。今、新型コロナウイルスでそれが断ち切られているというのは本当に残念なことだと思うので、来年は必ずや人類がコロナを“掌握”し、それに打ち勝つことができるように」と“願い”を明かした。そして会見最後には、渡辺さんから「精魂こめて作り上げた作品です。キャスト・スタッフともにある意味、泥水を飲むような現場で、ハードな追跡劇を撮影することができました。寒くなってきたことですし、家にこもった方がいい状況にもあるので、ぜひ家の中を暖かくして、僕と一緒に2日間逃げていただければと思います」と視聴者へメッセージを送った。ドラマスペシャル「逃亡者」は12月5日(土)21時~、6日(日)21時~テレビ朝日にて2夜連続放送。(cinemacafe.net)
2020年11月25日スタジオジブリとしては初の全編3DCG制作となる長編アニメーション「アーヤと魔女」に寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳、平澤宏々路が参加することが明らかに。放送日も12月30日(水)に決定した。本作は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日奇妙な家に引き取られ、意地悪な魔女と暮らすことになるところから始まる物語。アーヤを引き取る魔女のベラ・ヤーガを寺島さん。魔女と一緒に暮らす怪しげな男マンドレークを豊川さん。黒猫のトーマスを濱田さん。そして主人公アーヤは、『トラさん~僕が猫になったワケ~』などに出演した平澤さんがオーディションで選ばれた。今作が人生初のアニメの声優挑戦となる寺島さんは「夢のような体験でした。どんな環境に置かれても見事に逞しく生きていくアーヤの姿は今この時期の私たちに、必ず勇気と希望を感じさせてくれることでしょう」とコメント。豊川さんも「初の声優にドキドキでした。最初のセリフを口にした途端、ワクワクが止まらなくなりました。オトナのような君達へ、コドモのようなあなた達へ、今だからこそ、より愛したくなる素敵な(クリスマス)プレゼントになりました。どうか受け取ってくださいね!」と収録をふり返る。濱田さんは「憧れのジブリ作品に参加させて頂き、まるで夢のような時間でした。アーヤのどんな境遇も受け入れ、顔を上げて突き進む姿に勇気をもらい、笑顔にしてもらい、黒猫の僕に何が出来るかわかりませんが、独り立ち出来るまで、ずっとそばに居ようと思います」と語った。オーディション時は「合格するのは難しいかもしれない」と思っていたという平澤さんは、「アーヤの声優に選ばれたと聞いたときは本当に嬉しかったです!スタジオジブリには歴代のジブリの作品が沢山飾ってあって、本当にジブリの作品に参加できるのだと実感し、ワクワクしました!」と出演決定時の心境を明かしている。また本作では、監督こだわりの劇中歌をインドネシアの国民的スター、シェリナ・ムナフが歌唱。さらに、ギター:亀本寛貴(GLIM SPANKY)、ベース:高野清宗(Mrs. GREEN APPLE)、ドラム:シシド・カフカ、キーボード:武部聡志というスペシャルユニットが組まれた。なお、国際エミー賞を受賞した宮崎吾朗監督の代表作「山賊の娘ローニャ」の再放送が決定。全26話を前後編に再編集して放送する。<あらすじ>舞台は1990年代のイギリス。主人公は10歳の少女、アーヤ。赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。ところがある日、突然やってきた変てこな2人組に引き取られることになってしまう。「あたしの名前はベラ・ヤーガ。魔女だよ。あんたをうちにつれてきたのは、手伝いがほしかったからだ」。そう名乗った女に、アーヤは「じゃ、決まりね。おばさんが私に魔法を教えてくれるかわりに、私がおばさんの助手になったげる」と返す。しかし、ベラ・ヤーガはアーヤを助手としてこき使うばかりで一つも魔法を教えてくれない。魔女と一緒に暮らしている怪しげな男マンドレークは、食事時しか顔をみせない。いつも不機嫌そうで、口癖は「私をわずらわせるな」。生まれて初めて“思いどおりにならない”壁にぶつかったアーヤだが――。「アーヤと魔女」は12月30日(水)19時30分~総合テレビにて放送。「山賊の娘ローニャ」総集編は(前編)12月19日(土)17時~、(後編)20日(日)17時~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2020年11月12日「深夜まで撮影をこなし、翌朝からまた現場入りする過酷なスケジュールを陰で支え続けたのは、間違いなく奥さんの菅野さんでしょう。自らの仕事は完全にセーブして、子供2人の面倒を見続けてくれた彼女に、堺さんは本当に感謝しています」(前出・ドラマ関係者)9月27日、堺雅人(46)主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の最終回が放送された。クランクアップは最終回3日前の24日夜と、昨今の連ドラではめずらしい“撮って出し”状態。そんな撮影を支えたのが、妻の菅野美穂(43)だったという。そんななか、本誌は堺の貴重なプライベート姿を目撃していた。撮影まっただなかの7月下旬、東京都内は連日30度を超す猛暑に見舞われていた。この日は雷雨がとどろくあいにくの荒天。雨で気温が27度と、比較的過ごしやすかった朝9時半ごろ、堺は自宅マンション近くでベビーカーを押していた。1歳7カ月になる長女を乗せ、ゆったりとした歩調で進んでいく。歩きながらも直近に迫った撮影シーンのセリフを思い返しているのか、彼の表情は硬く“半沢直樹”そのもの。ベビーカーのカゴには妻に頼まれたと思われる買い物も積み込んでいた。多忙中でも、空き時間にはきちんと家事を手伝う“賢夫”ぶりを見せていた。「堺さんの“家庭優先”は業界では有名な話。TBSの社長も熱望していた『半沢直樹』の続編の実現に7年もかかったのは、ひとえに家族を大事にする堺さんのスケジュールが詰められなかったから。’15年8月に長男を出産した菅野さんですが、’18年12月の第2子の出産直後は、精神的にかなり落ち込むこともあったそうです」(映像関係者)菅野は第2子出産後の苦闘を『LEE』’20年4月号で「本当につらいときは人に話すこともできなかった」と振り返りながら、こう語っていた。《産後2カ月くらいは、朝、背中がガチガチで起き上がれないくらいつらくて。子育ては、みんなやってることだと思うと、そんな自分がなんだか情けなく……》そんな菅野を常にそばで気遣っていたのが堺だったという。「堺さんは自分ができることは率先してやっています。子供たちだけでなく、育児をサポートしてくれた彼女の両親へのお礼も兼ねて、昨年末には一緒にハワイ旅行に行っています。ハワイでは家族全員分のドリンクを買ったり、妻の買い物の間、両親と子供の面倒をずっと見ていたそうです」(夫妻の知人)ハワイ旅行から帰ってきた今年1月、本誌は母として奮闘する菅野の姿を目撃している。ランチタイムで混雑する都内の大通り。長女を胸に抱っこした菅野は少し離れた路地で、知人らしき女性とタクシーをつかまえようと少し焦った様子で手を上げていた。急ぎの用があったのだろうか、ようやく車をつかまえると、ホッとした様子で乗り込んでいった。そんな菅野は、来年1月から4年ぶりに連ドラに出演すると報じられている。「来年1月の『ウチの娘は彼氏ができない(仮題)』(日本テレビ系)という作品で、北川悦吏子さんのオリジナル脚本だとか。豊川悦司さん(58)や浜辺美波さん(20)、沢村一樹さん(53)の出演も内定しているそうです。堺さん自身、菅野さんのドラマ復帰には大賛成なんです。7カ月もの間、『半沢直樹』で支えてもらったせめてもの“恩返し”として、彼女の撮影期間中はできる限り自分が育児を担当できるよう、長期の撮影を入れないなど、仕事の諸々の調整をお願いしているそうです」(テレビ局関係者)本誌が目撃した堺が押していたベビーカーのカゴには、紙パックに入った大きな日本酒がのぞいていた。仲間との打ち上げはおあずけだったが、連日の緊張から解放された彼は自宅で愛妻と“祝杯”をあげていることだろう――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月28日現在公開中の映画『ミッドウェイ』から、日米俳優陣が撮影秘話を語るインタビュー映像が公開された。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。本作では、司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が描かれる。監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結した。公開された映像はハワイのプレミアムイベントに参加した日米俳優陣が撮影秘話を語る内容。エメリッヒ監督を“マスター(名匠)”とリスペクトする俳優陣が、モントリオールやハワイでの撮影エピソードと本作にかける想いを語っている。映像では、まず山本五十六を演じた豊川悦司が、極寒のモントリオールでマイナス15℃の大雪の中でも撮影を続ける監督に驚いたと振り返る。そして本作は「戦争がどういうものなのかを人種を超えて描こうとしている。勝ち負けであったり、人の生死を大袈裟ではなく、でもきちっと伝えているところが品が良い」と監督のセンスを賞賛した。次に、エメリッヒ監督ファンを自称するエド・スクラインとルーク・クラインタンクが、空母エンタープライズの甲板を再現するため「業務用の送風機で太平洋の風を模して、1テイク撮影毎に個室でセリフを録音し直した。ハリケーンみたいで飛びそうだった」と未体験の苦労を明かす。名優デニス・クエイドは「戦争を映画で美化する必要はない。だが祖国のために戦った人々は称えるべきだ。どちら側であってもね。日本とアメリカは現在の世界では親友だ。世の中は変わるものさ」と日米双方を公平な視点で描いたことが素晴らしいとコメント。パトリック・ウィルソンは「台本に日本語のセリフがあってすごくワクワクした。母国語以外で演じている人々に尊敬の念を抱いたよ」とし、さらに豊川悦司との共演シーンは大変だったが楽しんで撮影したと回想した。最後にデニス・クエイドがインタビュー取材中にいきなり日本語で歌い出すというサプライズも映し出されている。『ミッドウェイ』全国公開中
2020年09月18日日本の運命を決した歴史的海戦を描く映画『ミッドウェイ』が9月11日(金)に全国公開される。この度、ローランド・エメリッヒ監督のインタビュー映像が公開された。第2次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。本作では、司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が描かれる。監督は『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現したという。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結した。公開されたインタビュー映像はハワイのプレミアイベント時に行われたもの。エメリッヒ監督がいかに日本側の描写に力を注いだか、そして本作に込めたメッセージも垣間見える映像となっている。最初に豊川悦司、浅野忠信、國村隼の日本人俳優を起用した経緯について「僕たちは運が良かったんだ」と、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』でもキャスティングを担当した、日本の女性プロデューサーに紹介してもらったことを明かす。しかし、言葉の問題は大きかったようで、通訳を必要とする会話に苦労があったようだ。それでも「素晴らしい経験だった。撮影の最後3週間は日本映画だったからね」と日本側をしっかりと描いていることを強調。日本人俳優の演技については「素晴らしかった」と太鼓判を押した。ほとんどのアメリカ人俳優は共演シーンがなく、初めて日本側のパートを見た時、皆が関心していたそうで「アメリカで試写をした時、何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」と振り返った。本作でもっとも苦労した点については「何も実在しない映画だった」と現存するものが少なく、ほとんどのものを一から作った点を挙げる。視覚効果ショットは1500に及び、この種の映画としては膨大な数であることを説明。「どれも自然に見えなきゃいけない。この手の映画は視覚効果が悪いとダメだ」と、数々の大作を撮ってきたエメリッヒらしい映像へのこだわりを熱弁する。作品自体の見どころについては「スペクタクルであり、日米双方をしっかり描いている」と自信を覗かせた。最後にエメリッヒ監督は「戦争に勝者はなく、敗者しかいない。戦争が再び起きてはならないと伝えたい」と20年間ずっと描きたかった物語に込めたメッセージを明かした。『ミッドウェイ』9月11日(金)全国公開
2020年09月06日豊川悦司、浅野忠信、國村隼ら日本の俳優も出演することで話題の映画『ミッドウェイ』。この度、ハワイのプレミアイベント時に行われたローランド・エメリッヒ監督のインタビュー映像が公開された。インタビュー映像ではまず、日本人俳優を起用した経緯について「運が良かったんだ」と話し始めるエメリッヒ監督。浅野さんら日本人キャストが多く参加したマーティン・スコセッシ監督作『沈黙 -サイレンス-』でキャスティングを担当した、日本の女性プロデューサーに紹介してもらったそうで、言葉の問題はあったものの「素晴らしい経験だった」とふり返り、「撮影の最後3週間は日本映画だったからね」と日本側をしっかりと描いている点を強調。そんな彼らの演技についても語っており、「すばらしかった」「アメリカで試写をした時、何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」と明かした。そして「スペクタクルであり、日米双方をしっかり描いている」と本作に自信を覗かせたエメリッヒ監督。「戦争に勝者はなく、敗者しかいない。戦争が再び起きてはならないと伝えたい」と物語に込めたメッセージを述べている。そんな本作は全米公開後、“日米両軍を同じ人間として、公平な視点で描いていることが何より素晴らしい”と評価を集めている。『ミッドウェイ』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッドウェイ 2020年9月11日よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて公開©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
2020年09月06日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、バラエティにとんだ3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/9/6(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は18本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』『ミッドウェイ』『窮鼠はチーズの夢を見る』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が15本です。今回はその中から3本を厳選して、ご紹介します。『ソニア ナチスの女スパイ』第二次世界大戦中のスパイ映画です。舞台は北欧のノルウェーとスウェーデン。スウェーデンはコロナ禍にロックダウンをせず、独自な対策で世界の注目を集めていますが、大戦中でも中立を維持し、北欧四国のなかで独自の道を進んだ国でした。中立国ですから、枢軸国と連合国の両方と外交関係があり、各国の大使館も存続していました。そのため、スウェーデンは両陣営のスパイ活動の中心地となっていたのです。もちろん自国も中立を維持するべく、さかんに諜報活動を行います。その犠牲になったのが、この映画の主役、隣国ノルウェーの女優ソニアです。ノルウェーは、『ヒトラーに屈しなかった国王』に描かれたように、1940年の4月、デンマークとともにドイツに侵略されます。数カ月は抵抗するのですが、最終的に国王はロンドンに脱出し、亡命政権を作り、レジスタンス活動を指揮します。国内は傀儡政権が形だけ存在、実質はナチスの国家弁務官が統治しているのです。ソニア(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)は、ノルウェーとスウェーデンの両国で女優活動をしています。最初は、プロパガンダ映画への出演依頼も断るほどナチスと距離をおいていたのですが、レジスタンスの罪で強制収容所に入れられた父親を救出してくれるというスウェーデンの諜報機関の約束を信じ、スパイとなりナチスへ接近します。魅惑的な彼女はやがてナチスの国家弁務官の寵愛を受けることに成功しますが、逆にナチスからもスウェーデン国内でのスパイ行為を強要され……。時代に翻弄される女優の悲劇。派手な活劇シーンはありませんがとてもドラマチックです。華やかな芸能界を背景に、様々な組織が入り乱れ、思いもよらない展開が待っています。ラブ・アフェアもあり、エンタテインメント性の高い映画です。『チィファの手紙』とても繊細に、ていねいに作られています。プロデュースを『ラヴソング』などのピーター・チャンがつとめ、中国人スタッフのなかに入り、ローカライズに気を配った成果は、「外国人で初めてちゃんと中国映画を撮ることのできた映画監督」と中国の有名トーク番組の司会者が称したことでもわかります。そう、これは岩井俊二監督による中国映画なのです。主演はジョウ・シュン(周迅)、チャン・ツィイーらと中国四大女優のひとりとよばれ、いまや人気、実力とも中国でトップといっていいでしょう。テーマは、岩井監督らしく初恋とラブレター。出世作『Love Letter』は中国でも人気のある作品ですし、独特な世界観、リリシズムにはファンが沢山います。そして、ネット先進国の中国でも、郵便による文通というのは、逆にロマンチックにうつったのかもしれません。主人公のチィファは40代の主婦。亡くなった姉の死を伝えようと出席した同窓会で、姉と間違えられ、スピーチまですることになります。姉は美人で頭もよく、みんなのアイドルだったのです。いたたまれなくなって会場を後にしたチィファを、姉と仲のよかったチャンが追いかけます。それがきっかけで、ふたりの手紙のやりとりが始まり……。最初はスマホでアドレスを交換したふたりが、郵便での文通をすることになったいきさつは映画でみていただくとして。実は、チャンはチィファの憧れの先輩、そして初恋の人。30年ぶりに再会した男女の、めぐり逢いのドラマです。もとは、韓国のペ・ドゥナを主演に作った『チャンオクの手紙』というショートムービー。それを長編にし、中国・日本それぞれで作ったらどうなるか、そんな発想で始まった作品。日本映画版は今年1月に公開された『ラストレター』です。私にとっては、懐かしい中国映画の味がしました。でありながら、岩井俊二の世界、でした。『ミッドウェイ』真珠湾で手痛い打撃をうけたアメリカが、勢いづく日本軍の攻撃をはね返し、太平洋戦争の流れを変えたミッドウェイ海戦。それをとりあげた正統派の戦争映画大作です。あくまでアメリカが主役ではありますが、監督がドイツ出身のローランド・エメリッヒ。両国を公平な視点で描いています。製作出資しているのはアメリカ、カナダ、そして中国、香港です。なんと、雪の清澄庭園のシーンから始まります。アメリカ軍の日本駐在武官だったレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)は、山本五十六海軍大将(豊川悦司)と会食し、ふたりで酒を酌み交わします。山本大将はワシントン駐在の武官だったこともあり、親しみをこめ「日本は石油を80%アメリカに依存している。我々を追い込まないでくれ」と英語で話しかけます。その4年後の1941年。ハワイで太平洋艦隊の情報主任参謀となったレイトンは日本の攻撃を予測するのですが、上層部は受け入れません。アメリカ側は無防備のまま、12月7日(現地時間)、真珠湾に停泊していた太平洋艦隊が日本軍の奇襲にあいます。そこから始まった太平洋戦争。映画は翌42年6月のミッドウェイ海戦まで日米両軍を追います。アメリカの勝因のひとつは、日本軍のミッドウェイ攻撃を予知できたこと。レイトンを中心とした、情報収集部隊の暗号解読、情報撹乱戦がスリリングです。急降下爆撃機などのパイロットたちも一方の主役。航空母艦、戦艦、駆逐艦、潜水艦と飛行部隊のバトルシーンの迫力はスゴイです。言っちゃいけないのかもですが、こどもの頃のプラモデルファンに戻って楽しめます。真珠湾の意趣返しのように、42年4月、ドゥーリトル中佐率いるB25爆撃機16機が初めて日本を空爆します。帰りの燃料の余裕なく、爆破を終えたあとは日本を突っ切り中国大陸へ。なるほど、ここで中国の出番がありました。
2020年09月06日日本の運命を決した歴史的海戦を描く映画『ミッドウェイ』が、9月11日(金)より全国公開される。この度、本作のメイキング映像が公開された。第2次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。本作では、司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が描かれる。監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現したという。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結した。この度公開されたのは、空母エンタープライズを模した巨大なセット、世界にたった一機の爆撃機を映したメイキング映像。戦闘機や急降下爆撃機、本編では映しきれないような航空母艦の内部に至るまで、徹底的に作り上げた様子が垣間見える。本作において重要な存在のひとつに空母エンタープライズを挙げる、プロダクション・デザイナーのカーク・ペトルッチェリは、巨大なステージにほぼ原寸大のセットを作成したと明かす。機銃、ブリッジ、ワイヤー、戦闘機のほか、船首や操舵室、食堂までをも再現した。ルーク・クラインタンクは「エンタープライズに乗船した気分だった」と撮影当時を振り返る。そして、「この映画のために作られた、ダグラス社製の爆撃機と電撃機がある」とルーク・エヴァンスが語るように、米軍の艦上機、SBDドーントレスとTBDデヴァステイターの機体も再現された。博物館から設計図を借り、地球上に一機も現存していなかったTBDデヴァステイターを、ネジ一本に至るまで作り上げたペトルッチェリは「翼は実際に折りたためる。エンジンも駆動し、排気も可能な作りだ」と、その出来栄えに胸を張る。最後にペトルッチェリは、「国を守って命を落とした人々に敬意を表すため、きちんと作りたかった」と熱い思いも語った。映画『ミッドウェイ』9月11日(金)全国公開
2020年08月26日豊川悦司が山本五十六を演じるほか、浅野忠信、國村隼ら日本からも豪華キャストが出演する、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ監督作『ミッドウェイ』より、メイキング映像が公開された。今回到着したのは、空母エンタープライズを模した巨大なセットや、世界にたったひとつの機体を映したメイキング映像。本編では映しきれないような航空母艦の内部に至るまで、徹底的に作り上げた様子が垣間見える。プロダクションデザイナーのカーク・ペトルッチェリは、巨大なステージにほぼ原寸大のセットを制作したと明かし、機銃やブリッジ、船首や操舵室、食堂までもが再現されている様子が伺える。そんなこだわりのセットに、「度肝を抜かれた」「エンタープライズに乗船した気分だった」とキャスト陣も驚いたと明かす。さらに「この映画のために作られた、ダグラス社製の爆撃機と電撃機がある」とルーク・エヴァンスが語るように、米軍の艦上機、SBDドーントレスとTBDデヴァステイターの機体も再現。ペトルッチェリは「翼は実際に折りたためる。エンジンも駆動し、排気も可能な作りだ」とその出来栄えに自信をみせる。製作陣の並々ならぬこだわりが伝わってくるメイキング映像だ。『ミッドウェイ』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッドウェイ 2020年9月11日よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて公開©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
2020年08月26日『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が歴史的海戦を20年に及ぶリサーチを経て描いた映画『ミッドウェイ』が9月11日(金)より公開。この度、日米の“情報戦”をとらえた本編映像の第1弾が解禁となった。未曾有の戦いとなった第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られる北太平洋のミッドウェイ海戦。今回解禁となったのは、日本連合艦隊と米軍情報部との“情報戦”シーン。日本連合艦隊は真珠湾への奇襲攻撃を成功させ、さらに米軍太平洋艦隊の勢力を削ぐべく、山本五十六(豊川悦司)や南雲忠一(國村隼)、山口多聞(浅野忠信)が一堂に揃ってミッドウェイ攻略作戦の図上演習を進行する。若い将校の「米軍がミッドウェイで待ち伏せしている」という説明に対し、南雲中将は「米軍が我々の作戦行動を読んでいない限り、そのような攻撃はありえない」と一蹴する。一方、米軍ではチェスター・ニミッツ司令長官(ウディ・ハレルソン)が「日本の目標は?」と情報将校のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)に問いただすと、レイトンは「ミッドウェイ」と即答する。真珠湾で惨敗した米軍が屈辱を晴らすべく、複雑で難解な日本の暗号通信の解読に成功していたことを日本軍は露も知らなかった…という本作の重要なポイントとなるシーンとなっている。『ミッドウェイ』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドウェイ 2020年9月11日よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて公開©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
2020年08月21日日本の運命を決した歴史的海戦を描く映画『ミッドウェイ』が、9月11日(金)より全国公開される。この度、本編映像の第1弾が公開された。第2次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。本作では、司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が描かれる。監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現したという。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結した。この度公開されたのは、日本連合艦隊と米軍情報部との“情報戦”シーン。日本連合艦隊は真珠湾攻撃を成功させ、さらに米軍太平洋艦隊の勢力を一層削ぐべく、山本五十六(豊川)や南雲忠一(國村)、山口多門(浅野)が一堂に揃ってミッドウェイ攻略作戦の図上演習を進行する。若い将校の「米軍がミッドウェイで待ち伏せしている」という演練に対し、南雲中将は「米軍が我々の作戦行動を読んでいない限り、そのような攻撃はありえない」と一蹴。一方米軍では、チェスター・ニミッツ司令長官(ハレルソン)が「日本の目標は?」と情報将校のレイトン少佐(ウィルソン)に問いただすと、レイトンは「ミッドウェイ」と即答する。真珠湾で惨敗した米軍が屈辱を晴らすべく、日本軍の次の行動をつかんだことが明かされる場面が切り取られた。映画『ミッドウェイ』9月11日(金)全国公開
2020年08月21日日本の運命を決した歴史的海戦を描く映画『ミッドウェイ』が、9月11日(金)より全国公開される。この度、本作の特別映像が公開された。第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。本作では、司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が描かれる。監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現したという。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結した。この度公開されたのは、1942年のミッドウェイ海戦を追憶する特別映像。ミッドウェイ海戦を体験したふたりの退役軍人へのインタビューや、当時の貴重な記録映像とニュース映像が収められているだけでなく、戦況を案ずる山本五十六(豊川)や、急降下して戦艦を攻撃するシーンなどの本編映像も収められている。ミッドウェイ海戦を体験し、第8電撃機隊に所属していたチャールズ・モンロー氏は「我々の任務は日本軍の爆撃です」と、1万フィート以上の上空から水面へ一気に急降下し、敵艦隊に魚雷を落とすという任務を回顧。数多の銃弾が飛び交い、爆煙で視界もさえぎられる状態で急降下する壮絶さは、本編映像からも垣間見える。第8電撃機隊はこの戦法で、最上型の戦艦や、空母龍驤(りゅうじょう)などの軍艦を爆撃したとされている。モンロー氏は続けて、「ミッドウェイ海戦では15機のTBDデヴァステイターが海に沈みました」と語り、その15機の内、乗組員は1名しか生き残らなかったという衝撃の事実を明らかにする。「6月4日の海戦でみんな命を落としました」と語るのは、同じく第8電撃機隊に所属していたアーヴィン・ウェント氏。ミッドウェイ海戦で共に戦った仲間を偲びながら、ウェント氏は「私は今年で103歳ですが、彼らはまだ若かった」と悲痛な面持ちで語り、最後に「それが戦争です」と、人の命を簡単に奪ってしまう戦争の悲惨さを嘆いた。彼らは、アメリカでミッドウェイ海戦を体験した最後のふたりとされている。映画『ミッドウェイ』9月11日(金)全国公開
2020年08月15日京都市東山区にある「ライカギャラリー京都」では、発売中の本「硬派の肖像」の写真展が8月1日(土)より開催されることが決定した。「硬派の肖像」は、真摯、ひたむき、ぼくとつ、実直――そんな言葉がよく似合う、筋の通った生き方をしている男性31人の内面がにじみ出る写真と、人生訓ともいえる示唆に富んだ言葉から、“硬派な生き方”に迫るインタビュー集。遠藤憲一や岸谷五朗、松山ケンイチ、佐藤浩市、豊川悦司、本木雅弘、松田龍平ら俳優陣をはじめ、作家、ダンサー、ミュージシャン、映画監督など、様々なフィールドで活躍する男性たちが登場している。本書の発売に合わせて、昨年11月よりライカプロフェッショナルストア東京で開催された写真展の好評を受け、今回は京都での開催が決定。KEI OGATAが本書のために撮影した写真の中から、15作品を厳選して展示。東京展とは異なるセレクトの写真が並ぶ。KEI OGATAさんは「印刷やWEB上の写真とは違い、フォトグラファー自らがプリントした作品からは、作家の思いがストレートに伝わってくるはず。また被写体がカメラの前で自分を表現している、その情熱や息づかいまでも感じられると思います」と見どころを解説している。「『硬派の肖像』写真展」は8月1日(土)~11月5日(木)ライカギャラリー京都にて開催(火曜~日曜日11時~19時※月曜定休)。「硬派の肖像 ぶれない男、31人の人生訓」(小学館)は発売中。(cinemacafe.net)
2020年07月26日映画『ミッドウェイ』が、2020年9月11日(金)より全国ロードショー。『インデペンデンス・デイ』ローランド・エメリッヒ監督最新作本作の監督は、一大スペクタクル映像で、社会現象となるほど大ヒットを遂げた映画『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ。同監督が今回題材にしたのは、第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦「ミッドウェイ海戦」だ。20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料を基に、両国の運命を決めた3日間の海戦の全貌を壮絶かつド迫力の映像で再現する。日米の実力派キャストが大集結スクリーンには、日本軍の連合艦隊司令長官・山本五十六や、アメリカ軍の太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツなど、実在した人物が次々と登場。演じるのは、名実ともに豪華な日米の俳優陣だ。山本五十六:豊川悦司山口多聞:浅野忠信南雲忠一:國村隼ディック・ベスト大尉:エド・スクラインエドウィン・レイトン少佐:パトリック・ウィルソンチェスター・ニミッツ大将:ウディ・ハレルソンストーリー1941年12月7日(日本時間12月8日)の日本軍による真珠湾への奇襲攻撃。戦争の早期終結を狙う山本五十六大将の命により、山口多聞や南雲忠一がアメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな太平洋艦隊司令長官に、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツを立てた。両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍。情報部のレイトン少佐が、次の目的地をミッドウェイと分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。遂に、アメリカ軍のカリスマパイロット、ディック率いる爆撃機が出撃。空母、軍艦、潜水艦、戦闘機など、あらゆる近代兵器を駆使した壮絶な激突へのカウントダウンが始まった─。詳細『ミッドウェイ』公開日:2020年9月11日(金)監督:ローランド・エメリッヒ製作:ローランド・エメリッヒ脚本:ウェス・トゥーク製作:ハラルド・クローサーキャスト:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、豊川悦司、浅野忠信、國村隼、マンディ・ムーア、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソン
2020年07月13日『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ監督が、日本の運命を決した歴史的海戦を20年に及ぶリサーチを経て描く映画『ミッドウェイ』。この度、日米の豪華キャスト揃い踏みの予告編と新ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。解禁となった予告編は、1941年12月、日本軍による奇襲、真珠湾(パールハーバー)攻撃によってアメリカ海軍が大打撃を受ける衝撃的なシーンから始まる。真珠湾攻撃で大きな戦果を上げた日本軍が、畳み掛けるように次なる作戦を企てる様子や、対して「このままだと我が国は負ける」と窮地に立たされたアメリカ軍が一致団結し、作戦会議の末に次の標的となるのは“ミッドウェイ”と導き出す様子が映し出されている。両軍が兵力と知力の全てを注いだミッドウェイ海戦が、壮絶かつド迫力の映像で展開していく。双方の視点で描き、「エメリッヒ監督が恐ろしいまでに歴史のディテールを見つめている」(Time Out誌)と評された本作。両国の運命を決めた3日間の海戦の全貌に迫っていく。併せて解禁となった新ポスタービジュアルは、爆炎を上げる航空母艦、飛び交う航空機に、降り注ぐ銃爆撃が歴史的海戦の激しさを物語っているだけでなく、「勝者も、敗者も、海に全てを捧げた」というコピーが、日米両軍の生半可ではない覚悟を感じさせる。さらに、日本の連合艦隊司令長官の山本五十六(豊川悦司)、航空艦隊司令官の山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)や、アメリカ軍のカリスマパイロットであるディック・ベスト大尉(エド・スクライン)、日本の情報を解読する情報主任のエドウィン・レイトン少佐(パトリック・ウィルソン)、士気高揚を図る有能な新たな指揮官チェスター・ニミッツ大将(ウディ・ハレルソン)など、それぞれの思惑と覚悟を持った表情で佇み、壮大なドラマも予感させている。『ミッドウェイ』は9月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドウェイ 2020年9月11日よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて公開©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
2020年07月10日9月11日(金)に全国公開される映画『ミッドウェイ』の予告編と新ポスタービジュアルが公開された。『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、日本の運命を決した歴史的海戦を20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描いた映画『ミッドウェイ』。第二次世界大戦の中でも、特に歴史を左右した1942年のミッドウェイ海戦では、日本とアメリカが激突した。ミッドウェイ島には巨大な航空母艦や戦闘機、潜水艦など、空中・海上・海中のすべてが戦場に。そこで両軍の男たちは、3日間壮絶な戦いを繰り広げる。キャストには、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結。実在した山本五十六、チェスター・ニミッツなどの人物を演じる。今回公開された予告編は、1941年12月、日本軍による奇襲ともいえる真珠湾(パールハーバー)攻撃によって、アメリカ海軍が大打撃を受ける衝撃的なシーンから始まる。そこで成功を収め、次なる作戦を企てる日本軍、窮地に立たされたアメリカ軍が一致団結。作戦会議の末に、両者が次の標的をミッドウェイに定め、高度な情報戦と無数の戦闘機など、それぞれが戦略を立て臨んだ歴史的な海戦がド迫力の映像で映し出されている。さらに、日本の連合艦隊司令長官の山本五十六(豊川悦司)、航空艦隊司令官の山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)や、アメリカ軍のカリスマパイロットであるディック・ベスト大尉(エド・スクライン)、日本の情報を解読する情報主任のエドウィン・レイトン少佐(パトリック・ウィルソン)、士気高揚を図る有能な新たな指揮官チェスター・ニミッツ大将(ウディ・ハレルソン)などの表情を映し出し、壮大なドラマを予感させる新ポスタービジュアルも公開された。「勝者も、敗者も、海に全てを捧げた。」というコピーが、彼らの表情と共に日米両軍の覚悟を物語っている。映画『ミッドウェイ』9月11日(金)全国公開
2020年07月10日豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが日本からも参加した『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が放つ最新作『ミッドウェイ』(原題:MIDWAY)が9月11日(金)より公開決定、ティザービジュアルが解禁された。太平洋戦争で、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。そしてそこには、両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちがいた…。観客のド肝を抜くスペクタクル映像の第一人者、ローランド・エメリッヒ監督は、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げながら史実を再現。山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、キャストには『デッドプール』のエド・スクラインをはじめ、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など実力派俳優が集結した。ちょうど、78年前の今日(日本時間6月5日未明)から3日間、ミッドウェイ島付近で行われた海戦での敗北が、戦中の転機となった。20年に及ぶ徹底的なリサーチと、戦場に身を捧げた全ての兵士への敬意と共に、日本の運命を決めた3日間の海戦の全貌がいま明かされようとしている、「ドイツ人としての責任感があった。日本人を単なる敵としてではなく、敬意を持って描くことを心掛けた。多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を日米の海兵たちに捧げる内容にしたかった」とエメリッヒ監督。併せて解禁となった第1弾ポスタービジュアルは、「勝利も、敗北も、海は覚えている」という、日米両国の兵士に捧げられたコピーと共に、大戦で名を馳せたアメリカ軍の急降下爆撃機SBDドーントレスに乗り込もうとしているエド・スクラインの姿が切り取られ、背後にある航空母艦がこれから起こる壮絶な戦いを予感させるビジュアルとなっている。『ミッドウェイ』は9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月05日豊川悦司、常盤貴子が主演、1995年7月期の金曜ドラマ枠で放送された「愛していると言ってくれ」が、2020年特別版として5月31日(日)より4週連続で全4回にわたり放送。豊川さん&常盤さんによるリモート同窓会企画も決定した。ラブストーリーの名手・北川悦吏子が脚本を手掛けた本作は、幼いころに聴覚を失った後天性聴覚障がいを持つ新進青年画家と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵の、ことばを超えた純粋で繊細なラブストーリー。画家の榊晃次(豊川悦司)は、溌剌として純粋な女優の卵・水野紘子(常盤貴子)と運命的な出会いをする。懸命に手話を覚え、思いを伝えようとする紘子の熱い思いに、晃次の閉ざされた心は次第にほぐされていく。しかし、ことばに込めた想いが伝わらず、誤解が生まれ、そして会えなくなる。恋する者にとって最もつらく厳しいこの3つの障壁が立ちはだかる…。恋愛を通して、人間的にも、仕事の上でも成長していく2人の愛の過程を描いた本作は、繊細なカメラワークを駆使し、TBSのラブストーリーの決定版となった。最高視聴率28.1%!ドリカム「LOVE LOVE LOVE」も大ヒット1995年(平成7年)7月7日~9月22日までの金曜ドラマ枠で放送された本作(全12話)は、平均視聴率21.3%、最終話で最高視聴率28.1%を記録(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)。また、「DREAMS COME TRUE」による主題歌「LOVE LOVE LOVE」は約250万枚を売り上げる大ヒットとなり、この年のオリコンシングルランキング年間第1位に。そのほか、劇中で自然と手話が登場することで視聴者が手話に関心を寄せ、手話サークルへの入会者が急増するきっかけを生んだといわれている。そんな今回特別企画として、豊川さん&常盤によるリモート対談を全4回にわたり放送することが決定。2人は撮影時のエピソードや手話に関してなど25年前を振り返る。どんな思い出話が飛び出すのか注目。豊川悦司このタイミングで、またこのドラマを見ていただける、あるいは初めて見ていただけるというのは大変うれしいことです。25年前は携帯電話やメールで連絡を取ることができなかった時代で、今はあまり描かれなくなった「純愛」がテーマ。でも、2020年の若者にも何かを感じていただけると思っています。楽しんでご覧いただければと思います。常盤貴子これまでも多くの方々に愛されてきたドラマだったんですが、25年ぶりに地上波で放送が決まり、今まで見たことがなかった人たちにも見ていただける機会ができたというのは、とてもうれしいです。当時「手話って素敵だな!」と思ってくれた人たちがたくさんいたように、これを機にまた「手話」という美しい言語の魅力を感じてもらえたらいいなと思います。「愛していると言ってくれ2020年特別版」は5月31日(日)14時~TBS系にて4週連続放送(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2020年05月23日俳優の豊川悦司(58)が、渡辺謙(60)主演のテレビ朝日系ドラマスペシャル「逃亡者」(今年2夜連続で放送)に出演することを、一部スポーツ紙が報じた。「逃亡者」は、1960年代に米国でドラマが放送され、高視聴率を記録した名作ドラマ。妻殺しの罪を着せられた医師が、警官に追われながらも真犯人を見つけ出すサスペンスで、93年には米俳優ハリソン・フォード(77)の主演で映画化されている。今回は、同作の舞台を現代の日本に移してリメイク。渡辺演じる、エリート外科医・加倉井の妻が殺害される事件が発生し、犯人と疑われた加倉井は逃走。その加倉井を、豊川演じる警視庁特別広域捜査班の班長・保坂ら追う設定だという。「すでにハリウッドで活躍している渡辺さんだが、豊川さんも米映画『ミッドウェー(原題・MIDWAY)』(今秋日本公開)でハリウッドデビュー。そんな2人が繰り広げる重厚な人間ドラマだけに、最近あまりなかった大人たちが楽しめる作品。テレ朝の上層部は大きな期待を寄せているようです」(テレビ誌記者)2人の共演は3作品目だというが、今作のように濃密な共演は初めて。実はそんな2人は演技の“ルーツ”は同じだったのだ。「92年のフジテレ系深夜ドラマ『NIGHT HEAD』で注目を浴びた豊川さん。あまり知られていませんが、もともとは老舗劇団『演劇集団円』の研究生から役者としてのキャリアをスタートさせました。一方、渡辺さんは同劇団の芝居を見て役者を目指し、研究生を経て劇団員に昇格。02年まで在籍していましたが、在籍歴はだいぶ違いますが、“ルーツ”が同じ2人の演技対決が楽しみです」(芸能記者)
2020年04月08日最近の佐藤健はちょっと、いや、かなりヤバい。火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(恋つづ)で、「今後、お前と俺がどうこうなる可能性は0.0001%もない」と上白石萌音演じる“勇者”こと佐倉七瀬に、佐藤さん演じる“魔王”天堂先生が言い放ったのは確か第2話。それが、ギュッとして背中ポンポンからの「お前は…天堂担だろ?」に、「これは治療だ」キス、頭ポンでの「俺の彼女だから」宣言と来て、先日の第8話では“来るぞ来るぞ”と匂わせた末のまさかのバックハグ、「令和のあすなろ抱き」なるパワーワードも視聴者から引き出した。さらに3月10日放送の第9話では、七瀬は家族に天堂を紹介することになるという。「ドキドキさせられっぱなし」「心臓飛び出るかと思った」「不整脈起こしそう」といった強烈な胸キュンストーリーはもちろん、医療ドラマを通じて登場人物の成長もつぶさに描く「恋つづ」では、早くも“天堂ロス”の声が。そして、“魔王”天堂を好演する佐藤さんにも「佐藤健の沼にどっぷり」という人が世代を超えて増殖中だ。双方向アプリも話題!見逃し配信は「逃げ恥」超え円城寺マキによる同名漫画を、「中学聖日記」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」や映画『orange-オレンジ-』などの金子ありさが脚本、「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」から「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)などを名作を手がけてきた磯山晶がチーフプロデューサーを務めてドラマ化。主人公の佐倉七瀬が修学旅行先の東京で偶然出会った医師・天堂浬(かいり)にひと目ぼれし、彼に再会するため看護師の道へ。だが、ようやく再会した天堂は、循環器内科の医師としては非常に優秀だが、周囲から「魔王」と恐れられる超ドSなドクターだった!それでも、次第に七瀬の看護師としての真っ直ぐな仕事ぶりと明朗な人柄に惹かれていく天堂。ついには、“魔王”が“勇者”に陥落することに。思えばTBSの“火10”枠は、1年前に横浜流星を大ブレイクさせた「初めて恋をした日に読む話」をはじめ、「G線上のあなたと私」「花のち晴れ~花男 Next Season~」など、これまでも数々の名作胸キュンを生み出してきた。佐藤さんがドSな“魔王”の真逆ともいえるキャラ・麦田を演じた「義母と娘のブルース」も同枠だ。そんな中、それぞれにライバルが出現したこともあり、「俺の知らないところで泣くな」だの、「勝手にいなくなるな」だの、さらに名言を連発。放送中から終了後、週末になってもSNSは大盛り上がり。3月9日現在、公式Twitterは33.7万人、公式Instagramは79.5万人のフォロワー数を突破。さらに佐藤さん自身が投稿しており、抽選に選ばれたラッキーな人は直接会話もできる双方向ライブ配信アプリ「SUGAR」でのフォロワーは92万7,000人超え、LINE公式アカウントの友だち数はなんと300万人超えと“彼氏”風の佐藤さんとの会話ができると話題沸騰中となっている。第2話の顔ムニュウや、第5話の頭ポンなど、佐藤さん自身のアドリブも多いという本作。クライマックス直前の第9話では、鹿児島の小さな診療所で、看護師として新たな生活を始めていた七瀬(上白石さん)を迎えに来た天堂(佐藤さん)。七瀬はひょんなことから、家族に天堂を紹介することになるが、結婚の挨拶だと舞い上がる佐倉家をよそに、「先生に好きって言ってもらったことがない」と気づいた七瀬は不安な気持ちに…。果たして怒涛の胸キュンは、いったいどこまでつづくのだろうか!?どんな役でも、観る者の心を揺さぶる繊細な芝居容姿端麗で、クール、天才肌のイメージ。『るろうに剣心』でもお馴染みの身体能力の高さと瞬発力あるアクションも代名詞の佐藤さん。2007年、平成仮面ライダーシリーズ第8作目「仮面ライダー電王」でドラマ初主演を飾ると、そのキリッとしたルックスにそぐわない(?)ヘタレキャラや、個性豊かなイマジン(怪人)たちとの愉快なやりとりが人気に。その後、映画化もされた「ROOKIES」ではドレッドヘアでチームの一員に。「ブラッディ・マンデイ」「メイちゃんの執事」「Q10」や、大友啓史監督による大河ドラマ「龍馬伝」の岡田以蔵役などで、端正なルックスの若手俳優として広く認知されていった。そして2012年、大友監督のもと原作漫画、アニメと絶大な人気を博していた『るろうに剣心』の実写化に主演。 かつて “人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心役は、以蔵役でも片鱗を覗かせたアンニュイさと、ブレイクダンスの素養を生かした超高速剣術アクションがさらに進化、原作でおなじみのセリフ「おろ?」も飛び出して大ヒットに。20代前半にして、「一生の中で、出会えるか出会えないかの作品」と自ら語るほど確固たる代表作を手に入れ、人気を不動のものにする。2014年には『京都大火編』『伝説の最期編』が2作連続公開、そして今夏は『最終章 The Final/The Beginning』が連続公開される。その後もドラマや映画を中心に、次々と話題作に出演。2017年『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では、結婚式目前に意識不明となった恋人(土屋太鳳)の回復を祈り続ける一途な青年役を演じ、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」ではヒロイン(永野芽郁)の幼なじみ、容姿端麗、成績優秀、クールな理論派というイメージにぴったりの萩尾律役でさらに注目を浴びる。劇中の人気漫画家・秋風羽織(豊川悦司)からは『ベニスに死す』の美青年を彷彿とさせると、「タジオ」と呼ばれるほどの美男ぶり。その“朝ドラ”の傍ら、7月期の「義母と娘のブルース」では、後半まで主人公・岩木亜希子(綾瀬はるか)と出会いそうで出会わない茶髪の風来坊・麦田章役を好演した。30歳を迎えて挑んだ念願の白石和彌監督とのタッグ『ひとよ』(’19)では、一家の次男・雄二を演じる無精ヒゲのやさぐれた姿が「新鮮」と話題を呼んだばかり。「こんなキレイな顔をしているのに、こんなに汚くなるか! っていうくらい」とは、妹役・松岡茉優の言葉だ。人を斬らない剣豪や新人類“亜人”といった常人離れした役柄から、律のような美青年、雄二のような影を抱えた役も巧みに演じ分け、どんな役であっても、観る者の心を揺さぶることのできる“器用さ”が持ち味の佐藤さん。もちろん「恋つづ」の天堂でも、ドSツンデレから一転、酔いつぶれた“勇者”七瀬が「私が先生を笑わせます」と告白した際、閉ざしていた心を射貫かれハッとする繊細な演技も披露している。語り継がれる野上良太郎「仮面ライダー電王」とことん不運なヘタレ男子の野上良太郎が、俺様系や人情系、キザ男系など、タイプの異なる4人のイマジン(怪人)に“憑依される”という設定の「仮面ライダー電王」(2007~2008)。佐藤さんは特技のブレイクダンスを披露する上、イマジンに憑依されるたび、人格やルックスがガラリと替わる良太郎を熱演した。つまり、実質1人5役。関俊彦や遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一といった人気声優やスーツアクターのクセまでも把握したその演技力は、“新人の登竜門”といわれる平成仮面ライダーシリーズの中でも突出しており、当時から“ただ者じゃない”と感じていたファンは多いはず。『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』以来、10年ぶりに良太郎としてカムバックしたことも話題を呼んだ。振り幅を堪能すべし『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2010)仲間由紀恵×阿部寛の名コンビでお馴染み、人気ドラマシリーズの10周年記念となる劇場版第3弾。自称・売れっ子奇術師・山田奈緒子(仲間さん)と天才物理学者・上田次郎(阿部さん)の凸凹コンビが、100日以内に次代の“霊能者”カミハエーリを選ばなければ災いが訪れるといわれる栃木の山奥の村へ。彼らを招待する青年・中森翔平を演じるのが、毛糸の帽子がよく似合い、方言も素敵な佐藤さん。実は彼こそが“霊能者”!?恋人・美代ちゃん役は夏帆。恋のライバルが窪田正孝『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)常に不機嫌、屈折した性格で虚無感を抱えた天才ミュージシャン・秋が、嘘のひと目ぼれをきっかけに運命が変わっていく…。そんな佐藤健を堪能できるのが本作。『BECK』ではギターに挑んだ佐藤さんがベースに挑戦。ヒロイン・理子役に約5,000人の中から大抜擢された大原櫻子、「MUSH&Co.」のベースは吉沢亮、「CRUDE PRAY」のボーカルは三浦翔平で、秋と因縁があり恋のライバルともなるベースは窪田正孝と、得だらけの1作。熱いハートを秘めた高校生漫画家『バクマン。』(2015)ただの漫画家じゃない、「週刊少年ジャンプ」で連載を持つ人気漫画家になることを目指す主人公の高校生・サイコーを佐藤さん、相棒となるシュージンを神木隆之介が演じた。当初は「逆じゃない?」と言われたキャスティングも、いまとなっては全く異論なし。クールに見えても内なる熱さを秘め、ともすればひとりで突っ走ってしまうサイコーは佐藤さんにぴったり。神木さんとの息の合ったバディ感も、まるで「恋つづ」来生先生(毎熊克哉)とのコンビみたい!?猪突猛進型の料理人に「天皇の料理番」(2015)医師・天堂浬の「ドSの“S”はストイックの“S ”」と説明されたという佐藤さん。今作のどこまでもストイックでありながら猪突猛進型、真心で料理と向き合い、人に恵まれ、ちょっぴり惚れっぽい料理人・秋山徳蔵役には頭をまるめて挑んだ。調理シーンは吹き替えなし、料理人さえ舌を巻く包丁捌きをマスターするなど、“らしさ”全開。『ひとよ』でも兄役だった鈴木亮平との兄弟愛は涙を誘い、黒木華や桐谷健太、柄本佑など共演陣も豪華。ひねくれた分析男子『何者』(2016)佐藤さんに菅田将暉、有村架純、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之という豪華俳優陣による就活映画。就活という、“自分らしさ”を強制的に可視化・具現化させていく作業の傍ら、Twitterの裏アカでは他人に言えない本音をつぶやき、一歩引いて仲間たちを見る主人公・拓人役に。懸命に何かにのめり込む人をカッコ悪い、イタいと断じながら、演劇への情熱を封じ込めようとする、少々ひねくれた役どころがハマっている。綾野剛との超絶アクションに注目『亜人』(2017)病気の妹(浜辺美波)を救うために医学の道を選んだ研修医・永井圭は、ある日事故で死亡するも、国内3例目の新人類「亜人」として生き返る。永井を演じる佐藤さんは、亜人としての葛藤を抱えながらも大切な人たちを絶対に失いたくない、という思いを胸に、亜人最凶のテロリスト・佐藤(綾野剛)と対決!時に冷静沈着に状況分析し、時に身体を極限まで駆使したアクションで魅せる。彼女の幸せを願う姿に涙『8年越しの花嫁奇跡の実話』(2017)普通に車好きな青年が、普通に好きな人に出会い、普通に結婚しようとしたら、その最愛の女性が「抗NMDA受容体脳炎」という300万人に1人の難病に侵されてしまう、実話を元にした物語。ここまで“普通の男性”役はおそらく初めて。意識不明の愛する人を献身的に看病し、彼女のために別れを決意する実直な青年ぶりに、改めて惚れ直す人も多いはず。土屋さんの熱演も必見。28歳で高校生&悪役に初挑戦『いぬやしき』(2018)一転、今作では28歳にして高校生役に。謎の事故に巻き込まれ、サイボーグ化した犬屋敷(木梨憲武)は人助けをするヒーローに、一方、同じ能力を手に入れた高校生・獅子神は大量殺人鬼へと変貌する。元仮面ライダーの俳優がここまで冷酷な悪役を演じることは珍しいが、最新VFX技術を駆使した撮影をこなせる演技力と身体能力が買われたゆえだろう。獅子神を止めようとする幼なじみ・“チョッコー”こと直行(本郷奏多)、空中バックハグ(?)する渡辺しおん(二階堂ふみ)との関係性にも注目。巴役は誰に!?『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020)シリーズの“終わり”と“始まり”を描く最終章。圧倒的な強敵・志々雄真実(藤原竜也)との死闘をへて神谷道場で平和に暮らす剣心たちが再び襲われ、大切な仲間の命に危険が及ぶことに。シリーズ史上最恐の敵・雪代縁(えにし)役に起用されたのは新田真剣佑で、期待値はますます上昇。さらに、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る、いわゆる“追憶編”では、現在未発表の巴(ともえ)役のキャスティングも重要になってくる。また、ジャッキー・チェンやドニー・イェンとも仕事をしてきたアクション監督・谷垣健治が今回ももちろん続投、準備期間を入れると1年以上かけて取り組んだという佐藤さんのアクションは、第1作から8年を経てどのように進化しているのかも気になる。何かとうまくいかないことも多い人気原作・アニメの実写化としては異例の大成功を収めた本シリーズ。累計興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人超え。日本だけでなく、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100か国以上で配給、世界50以上の映画祭に招待された国際的コンテンツとなったが、ついに今回で佐藤さんの剣心は見納め…。一抹の寂しさはあれど、天堂担&佐藤健・沼が激増したこの夏は本当に待ちきれないものとなりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2020年7月3日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2020年8月7日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年03月10日豊川悦司、千葉雄大、古舘寛治、斉藤由貴が、上白石萌歌主演『子供はわかってあげない』に出演することが決定。両A面ティザービジュアルと特報映像も公開された。「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島の同名長編デビュー作を『南極料理人』の沖田修一監督が映画化した本作。上白石さん演じる高校2年の美波が水泳部の練習中、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらぬ父親探しの旅が始まる…というストーリー。今回新たに出演が決定した豊川さんが演じるのは、美波が幼いときに離婚し、行方が分からなくなってしまった実父・藁谷友充。千葉さんが門司の兄であり、ストーリーの鍵を握る明大、斉藤さんが美波の母・朔田由起、古舘さんが美波の育ての父・朔田清として出演することが決定。新たに明らかになったキャストたちも登場する、今回公開された特報映像では、屋上で自己紹介する原作でも印象的な美波と門司、2人の出会いのシーンからスタート。コミカルな2人の掛け合いがクスッとさせ、最後には美波がなぜか涙を流す姿も。併せて到着した両A面のティザービジュアルでは、映画の魅力が伝わる仕上がりに。“ガールミーツボーイ”を伝える上白石さんと細田さんの2ショット、もう一方の上白石さんのアップを切り取った面は“ドラマチックな展開”を期待させる。<キャストコメント>豊川悦司おっさんにはおっさんの夏があるわけで、そんなおっさんの一夏を沖田組で楽しく過ごすことができました。子供はわかってくれないけど、それでも一緒にいるのはとても楽しい。人生って順番通りに進むんだなぁ、てホント思います。千葉雄大また沖田組に参加できたことは、僕にとってご褒美のような出来事で、前回ご一緒したときより少しでも成長した姿を見せたいと肩を回して現場に臨んだのですが、そんな気負いはどこへやらすごく自然体で現場にいてしまった気がします。沖田さんの前では嘘つけないな、と。上白石さんも細田くんもとても素敵で大好きな役者さんです。誇張されがちなところを本当に自然なものとして表現したいと思いやらせていただきました。斉藤由貴沖田組のスタートは、まず「美波の家族」として、一緒にピクニックをして、遊園地で遊ぶところから始まりました。「写真のためにピクニック」「写真のために遊園地」ではなくて、本当に家族でお弁当を食べ、本当に絶叫マシーンに乗り、本当にレストランで食事をし、お土産を買いました。「演技」ではない、温かく優しい家族の空気感が、そうしてちゃんと生まれました。生きるために必要な、「安心感と心地良さ」。それが映像に醸し出されていたらとても嬉しいです。古舘寛治僕が30代から参加してる沖田監督との久しぶりの映画。昔の友人に会うような心境だったかも知れません。知っているスタッフも多く、同窓会に行くような感じでもありました。そして過ぎた月日を思い、改めて自分も歳とったな~と感じました。高校生の娘がいる父。そういう役が多くなってきました。今回、子供がいない自分には想像が難しかったですが、撮影終盤には本当に美波みたいな娘がいたらな~と思ったりもしました(笑)どんな映画になるんでしょう。楽しみにしています。『子供はわかってあげない』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月24日俳優の木村拓哉が出演する無料動画配信サービス「GYAO!」の新テレビCM『キムラの正体』篇(15秒)が9日より、『アニメに?』篇(15秒)が25日より、三大都市(東京、大阪、名古屋)で順次放送開始される。新CM『キムラの正体』篇、『アニメに?』篇は、木村とピンク色のオオカミ“オッチャン”が、「いい動画と、暮らそう。」を合言葉に「GYAO!」で話題の動画を次々と無料で楽しむ一人と一匹を描いたCMシリーズ第2弾。今作でも、SNSを通して出会った“やたら映画の趣味が合う男”であるピンク色をしたキュートなオオカミの“オッチャン”と木村との奇妙な共同生活をコミカルに描いている。『キムラの正体』篇では、“キムラ”が風呂に入っているときに“オッチャン”が音楽動画を見ていると、まばゆいスポットライトを浴びながらノリノリでロックを歌いあげる“キムラ”の姿が映し出され、「え! えー! アイツ歌手やったん!?」と思わず声をあげる“オッチャン”。そこにちょうど風呂からあがった“キムラ”がやって来る。“オッチャン”は、今見ていた“歌手キムラ”で間違いないと思うと急に恐縮。「ど、どうぞ」とソファー席を譲る。『アニメに?』篇では、“キムラ”がスマホで夢中になってアニメを楽しんでいると、“オッチャン”が「キムラ! キムラー!」と尋常ではない声で呼びかけ、「お前、アニメになってんで!」と声を裏返して伝える。“キムラ”も「うわっ! 何これ!」と、自分の体がアニメになりかけていることにびっくり。「お前、アニメに没頭しすぎやねん」とたしなめる“オッチャン”に、“キムラ”が「“オッチャン”だってぬいぐるみじゃん!」と切り返すと、“オッチャン”は「アカン、それ言うたらアカン」と急にムッとする。『キムラの正体』篇では、“キムラ”の正体が歌手だったことに驚きを隠せない“オッチャン”の姿がコミカルに描かれているが、その“オッチャン”の声の主は誰なのか、前作のオンエア開始直後からSNSを中心に話題に。そして、木村がパーソナリティーを務めるTOKYO FM『木村拓哉 Flow』で、リスナーからの「あのピンクのオオカミの“オッチャン”ですが、一体誰なんでしょうか。ポロリお願いします!」とのメッセージに、「ピンクのオオカミのオッチャンは豊川悦司さんです。この番組だったら言ってもいいでしょう」とあっさりと明かしていた。撮影は、会話のリアリティを出すために、MA(音声編集)で合わせるのではなく、豊川も撮影現場に参加し、木村と実際に会話をしながら進行。第2弾となる今作の撮影は、CM本篇のストーリー展開と同様に、2人の親密度もより高まっており、時折発する2人のアドリブの応酬に、撮影スタッフも大爆笑となる賑やかな撮影現場となった。なお、今作の劇中曲として使用されている「One and Only」を含む木村のオリジナルアルバム『Go with the Flow』収録曲のミュージックビデオを、「GYAO!」のオリジナル番組『木村さ~~ん!』で募集した若手クリエイターが制作していく過程に密着した『木村さ~~ん! 特ば~~ん!2』(全4回)が配信中。また「GYAO!」の特設サイト「木村拓哉特集」では、オリジナル番組をはじめ、「GYAO!」で見られる無料動画をラインアップしている。
2020年01月08日