4日放送のTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、MCのTOKIO・国分太一と、水曜レギュラーのオリエンタルラジオ・中田敦彦が出場した『第67回NHK紅白歌合戦』の舞台裏が紹介された。今回の紅白では、TOKIOは東京都庁前の都民広場からの生中継で「宙船」を歌唱。初出場の中田は、ダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHとして大ヒット曲「PERFECT HUMAN」を披露した。この日の『ビビット』では、紅白当日の国分と中田に密着したVTRを放送し、国分がNHKから都庁に車で移動している途中に中田のパフォーマンスを見ている姿も紹介。国分は「なんだコンセプトは! なんて衣装を着てるんだ!」と中田のド派手な衣装に驚き、「この人が不倫を語ってるわけですからね」と笑った。RADIO FISHは、約900組の応募から選出したダンサー14組とともにパフォーマンス。中田は、「天下人で、成り上がった姿が"PERFECT HUMAN"のイメージに近い」という理由から豊臣秀吉に扮し、金色のド派手な衣装で圧倒した。
2017年01月04日お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いるダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHが12月31日、東京・渋谷のNHKホールから生放送された『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)に出演し、大ヒット曲「PERFECT HUMAN」を披露した。初出場のRADIO FISHは、約900組の応募から選出したダンサー14組とともにパフォーマンス。中田敦彦は、「天下人で、成り上がった姿が"PERFECT HUMAN"のイメージに近い」という理由から豊臣秀吉に扮し、金色のド派手な衣装で圧倒した。今回、中田がライバル視していたピコ太郎も企画枠で出場し、放送中に2人が小競り合いする姿が何度も映されたが、RADIO FISHのパフォーマンス後にピコ太郎が「いやぁ素晴らしい! 感動した! あっちゃん最高!!」と称賛。ステージ上で中田と握手&ハグを交わすと拍手が起こり、白組司会の嵐・相葉雅紀も「歴史的和解です! よかった!」と喜んだ。また、ステージを立ち去る時には、ピコ太郎が「飲み行こう!」と誘っていた。今回の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務めた。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。紅組が2年連続で勝利し、通算成績は紅組31勝、白組36勝となった。
2017年01月01日お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いるダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHが28日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、ド派手なパフォーマンスを披露した。昨年12月のバラエティ番組での披露が話題となって「PERFECT HUMAN」が大ヒットし、紅白初出場をつかんだRADIO FISH。リハーサルでは、一般募集したダンサーと共に本番さながらのパフォーマンスを見せた。中田敦彦は「間違いなく、われわれのこれまでのパフォーマンスで最高のものになると確信しています」と断言し、「サプライズあるかもしれません」と予告。「あごがはずれる、目を白くする、鼻が曲がる…それくらいの衝撃を与えられると確信しています」と自信をみなぎらせた。そして、自身の衣装について「豊臣秀吉がテーマ」と明かし、「すごい派手で天下人で、成り上がった姿が"PERFECT HUMAN"のイメージに近い」と説明。また、「『真田丸』が好きで、小日向(文世)さん演じる秀吉が好きで」と加えた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月28日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが初めてパーク外で開催するエンターテイメント「戦国・ザ・リアルat大坂城」が、12月16日~2017年3月12日(日)の期間限定でスタートした。すでに特別招待の約2,000名のゲストや松井一郎大阪府知事などが、鑑賞・絶賛の声を贈っている戦国ライブ・エンターテイメント。その鑑賞ガイドをお届け。■テーマは真田幸村! 大坂城とUSJのコラボで贈る戦国ライブショー「戦国・ザ・リアルat大坂城」は、名勝である大阪城とユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、強力タッグで贈る“戦国”ライブ・エンターテイメントのこと。卓越した戦略で現代人にも人気が高い知将・真田幸村を物語のテーマに、鮮やかに夜空を彩る絢爛豪華な光や音などの演出の数々と、圧倒的な臨場感のリアル・ライブショーを巧みに融合。日本が誇る歴史的名勝地、そして歴史遺産の大阪城を舞台に、熱い戦国ライブショーを展開する。■舞台はあの“大坂の陣”――名将・真田幸村は“いかにして戦ったか?”鑑賞前に知っておくとベターな情報が、ショーのストーリーだ。舞台は、あの“大坂の陣”。日本を二分する世紀の合戦で、西の豊臣方と東の徳川方の覇権を掛けた戦いが、豊臣方の本拠地である大坂で勃発する。その合戦の最中、戦国時代最後の名将・真田幸村は“いかにして戦ったか?”がポイントで、後世のため?日々の暮らしをする民たちの幸福のため?自らの命を賭けて戦う真田幸村の生きざまを描く壮大なストーリーに胸が熱くなる。■幅40メートルの壮大な舞台&大迫力のプロジェクション・マッピングに大感動注目は幅40メートルの壮大な舞台と、それに負けない一大スケールのプロジェクション・マッピング!舞台にかがり火が灯ると荘厳な茶室などを再現したプロジェクション・マッピングが投影され、背後の天守閣とともに幅40メートルの壮大な舞台が、鮮やかな光とプロジェクション・マッピングの演出で一体に。最後は豪華絢爛な演出用花火が城を包み込みながら打ち上がり、真田幸村の生き様を描いたストーリーが盛大に幕を閉じていく。■戦国武将の貴重な遺品の展示会も同時開催 まさしく戦国時代の“リアル”!また今回、「戦国・ザ・リアルat大坂城」開催に連動して、名だたる戦国武将の貴重な遺品を一堂に集めた企画展を、大阪城天守閣にて先行して開催中。真田幸村とその兄・信幸所用の甲冑をはじめ、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康所用の陣羽織など、そのほか名将たちの刀や槍、軍旗など、まさしく戦国時代の“リアル”を間近に感じる品々が大集結している。ちなみにショー鑑賞チケットとは別料金になるので、鑑賞の際は注意をしてほしい。「戦国・ザ・リアルat大坂城」は、2017年3月12日(日)まで実施。会場はユニバーサル・スタジオ・ジャパンではなく、大阪城・西の丸庭園なので、行く前にチェックして。「戦国・ザ・リアルat大坂城」開催期間:12月16日(金)~2017年3月12日(日) ※期間中の計56日間開催場所:大阪城 西の丸庭園 ※ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではありません。※「戦国・ザ・リアルat大坂城」はプレミアムイベントのため、チケット購入が必要です。(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月26日俳優の中川大志が19日、オフィシャルブログを更新し、豊臣秀頼役を演じたNHK大河ドラマ『真田丸』が前日に終了したことを受け、「真田丸ロスが始まってます」と心境を吐露した。この日のブログは「完」と題し、「本当にこの作品に出会えた事が幸せです。間違い無く、今後も役者を続けて行く上で真田丸で得た物は僕の幹になって行くと思います」と感謝。「撮影初日、スタジオに入った瞬間に、大河ドラマの空気を一瞬にして思い出しました。匂い、色、温度 あのスタジオでしか生まれない"何か"が、そこにはあると思いました」と振り返った。中川は、同ドラマの終盤で豊臣秀頼役を演じたが、「本当に本当に 豊臣秀頼という男に出会えて良かったです。最終回はようやく、鎧を着れて それだけでもう嬉しくて嬉しくて」と充実の様子。続けて、「でも一言だけ言うなら… 戦に出たかったな。笑 」と本音をもらしながら、「最後のシーンは、絶望にならないでくれと監督から言われました。僕もそう思いました 望みを捨てぬ者だけに、道は開ける 左衛門佐のこの言葉が大好きです。秀頼は生き続けた。 僕はそう思ってますからね!」と思いをつづった。ブログでは、真田信繁(幸村)役の主演・堺雅人や、母・茶々(淀殿)役の竹内結子、大蔵卿局役の峯村リエらとの写真を初公開。最後には、小日向文世が演じた父・豊臣秀吉の羽織を着た写真も公開し、「憧れの父上の陣羽織をこっそり着させてもらったのはここだけの話で…笑」と秘密を明かしていた。
2016年12月19日テレビ東京系SP番組『所さんのそこんトコロ!&海老蔵 石川五右衛門&たけしのニッポンのミカタ! 超合体4時間スペシャル』(25日18:59~22:48)の放送が17日、明らかになった。同番組は、バラエティ番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(毎週金曜21:00~)、『たけしのニッポンのミカタ!』(毎週金曜22:00~)、ドラマ『石川五右衛門』(毎週金曜20:00~)がコラボしたSP番組。同局が移転したことから企画された「テレ東→六本木3丁目移転プロジェクト」の中で、人気番組がコラボする「テレ東、変わるWEEK」に放送される。番組では、『たけしのニッポンのミカタ!』のビートたけし&国分太一の元に、『所さんのそこんトコロ!』の所がゲストに来る形となり、3人で上野のアメ横を回った。レザーカービングで”コマネチ”を彫り、輸入菓子専門店で「昔は高価だった砂糖」について話に花を咲かせ、紙芝居で盛り上がるなど、下町を自由に動きまわる。同局 高砂佳典プロデューサーは「たけしさん、太一君を交えた3人で巡る上野アメ横・蔵前の不思議なオモチャ箱、 そして昭和の暮らしを再現した下町資料館まで……。3人が歩けば何かが起こります!!」と予告。「アメ横を3人で歩く「たけしさん、所さん、太一君」、これは貴重な映像です」と番組をアピールした。さらに、スタジオにはドラマ『石川五右衛門』から豊臣秀吉役の國村隼、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』から太川陽介がゲストとして登場し、番組を盛り上げる。また、「五右衛門にちなんだ国家機関が管理する幻のエビを探せ!」では、前野朋哉が調査する幻のエビと市川海老蔵が対面し、海老蔵が驚きのリアクションを見せる。
2016年11月17日中村誠治郎主演の「戦国御伽絵巻『ソロリ』~妖刀村正の巻~」が、11月2日に開幕した。本作は、川光俊哉による書き下ろしオリジナル時代劇。戦国時代を舞台に、人を殺す「刀」ではなく、それをおさめる「鞘」をつくってきたソロリ党の後継者・高丸(中村誠治郎)が、のちの豊臣秀吉(町田慎吾)と出会い、妖刀による支配や小平(佐藤永典)と戦いながら、泰平の世への道を模索する物語。“戦国御伽絵巻”の名の通り、絵巻の中から登場人物が抜け出てきたかのような演出で幕を開けた。演出は大岩美智子。戦国御伽絵巻『ソロリ』~妖刀村正の巻~ チケット情報時代劇の魅力のひとつは殺陣。しかし、本作におけるそれは勝敗をつけるためのものとは違っていた。「人を殺めた者、ソロリを退くべし」という掟があるソロリ党の党首・高丸は、“切り捨て、ねじ伏せ、おさめゆく”のではなく、“おさめ、守り、慈しむ”という信念を持っている。しかし、それでも戦わなければならないとき、高丸は刀ではなくそれをおさめる鞘を使って相手と戦うのだ。そんな状況で生まれる殺陣は印象的。身体の使い方一つひとつから、高丸の想い、そして相手の想いが滲み出て、多くのものが伝わってくる。感情だけでも技術だけでも演じられないであろうその殺陣はどれも熱く、中でもクライマックスシーンでの中村の姿には目を奪われた。一人ひとりの役柄も魅力的。中村演じる高丸はどこか情けないところもあるがまっすぐで、ひとつの信念を守り抜こうと必死な、ヒーローというには人間くさい男。秀吉との仲が深まるにつれ、少しずつ変わっていく表情も心に残る。町田演じる秀吉は、腕が立つ高丸とは逆の、口が立つ男。ホラをうまく使って天下人を目指す秀吉はユニークで、口を開くとふと空気が和らぐ。高丸に戦いを仕掛けるのは、佐藤演じる小平。ヒロイン・葵(小口ふみか)のためというその一心で生きる彼は、その痛々しいほどの想いが刀さばきからも伝わり、切ない。主人公の高丸の逆の立ち位置の小平や葵らの過去も描かれることで、“勧善懲悪”とは違う、刀を鞘におさめる者、刀を振る者、知恵を使う者、それぞれの信じる「正義」が見えてくる。誰もが必死だからこそ、「乱世を終わらせたい」という目的は同じはずの彼らが選んだ手段、それが生んだ結末の違いに心が揺れる。ぜひ劇場で熱い芝居を体感してほしい。「戦国御伽絵巻『ソロリ』~妖刀村正の巻~」は、11月6日(日)まで東京・シアターサンモールにて。取材・文:中川實穗
2016年11月04日歌舞伎役者・片岡愛之助が、市川海老蔵主演のテレビ東京系ドラマ『石川五右衛門』(毎週金曜20:00~)に出演することが28日、わかった。愛之助が登場するのは、11月4日放送の第4話。同作は、2009年に海老蔵主演で公演が行われた新作歌舞伎『石川五右衛門』に潤色を加え、映像化。テレビ東京で、ゴールデンタイムで連続放送の時代劇が復活するのは、8年ぶりとなる。原作・脚本は、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』原作者である樹林伸が手がけた。歌舞伎界で活躍する二人だが、テレビドラマで共演するのは初めてだという。愛之助は豊臣秀吉の忠臣で文武に優れた大名・深田頼近を演じる。愛之助は「海老蔵さんが頑張って撮っていらっしゃるのを昨年12月に聞いて、歌舞伎の舞台をしながらの撮影は大変だなと思っていました」と海老蔵を案じつつ、「是非私も出られたら……と思っていたところ、実現させていただいて本当にうれしく思っています」と、喜びを語った。また愛之助は「あまり一緒のシーンがなかったのでさびしく思っておりますが、本当にみなさん仲のいい感じで一丸となって作られているのを見て、すごくいい雰囲気の現場だなと思いました」と撮影現場を振り返る。そして「題材が歌舞伎にもある石川五右衛門ですが、ドラマでは歌舞伎とは違った魅力を出されているので、歌舞伎のファンの方も非常に楽しみでしょうし、歌舞伎をご覧になったことがない方も楽しめる作品になっていると思います」と、視聴者へメッセージを送った。
2016年10月28日auのCMで一寸法師を演じ、話題になった前野朋哉さん。前代未聞の時代劇『石川五右衛門』で演じているのは、五右衛門の盗賊仲間の“足柄の金蔵”。太い眉毛がトレードマークの、お調子者キャラ。「いつもおちゃらけてるんですけど、町に出て情報収集をしていたり、忍具を作っていたり…、実は陰の立役者なんです。男勝りな女泥棒“堅田の小雀”、手裏剣や撒き菱(まきびし)きの名手“三上の百助”と4人でチームを組んでいるんですが、金蔵は戦隊ものでいうなら黄色っぽいキャラ。ちょっと太ってて力持ち、そして主役である赤を尊敬しているキャラ、ですね」主役の五右衛門を演じるのは、歌舞伎界の大スター、市川海老蔵さん。「海老蔵さんって本当に色っぽいんです!!撮影中ふとモニターを見たとき、海老蔵さんの目元がアップで映っていたりすると、もう、ドキドキしちゃうんですよ(笑)。目だけであんなに色気のある芝居ができる人はいないと思う。女性的には、そこはかなり見どころだと思います」時代劇に出演するのは2度目という前野さん。でも京都の撮影所での仕事は初。相当緊張したとか…?「最初はかなり構えていたんですが、行ってみたらすごくアットホームな現場でした。五右衛門チームで百助を演じる山田純大さんに殺陣を教えていただいたり、海老蔵さんと純大さんとともに、小雀役の高月彩良さんの人生相談に乗ったり…(笑)。和気あいあいの撮影でしたね」善と悪を分かりやすく描くのが、時代劇の良いところ。このドラマはさらに、現代劇的なエンタメ感も満載。世代を超えて楽しめる一作です。「最初に台本を読んだ感想は、友情、努力、勝利、的な要素が溢れていて、“少年ジャンプ”みたいな物語だな、と。映像になったら、音楽がバンバンかかってテンポがすごく良くて。どこか“ヒーローもの”っぽいんです。実際に、五右衛門は悪と戦うヒーローですしね。時代劇というと時代考証や史実に忠実に…というイメージがありますが、このドラマの世界観はファンタジーの部分も多い。冷静に見ると、海老蔵さんの印象的な目元や僕の太い眉毛など、“それ、正体バレバレだろ!”って感じですが、そこはあえて乗っかって、ツッコミながら楽しんでもらいたいです」◇まえの・ともや俳優、映画監督。’86年生まれ、岡山県出身。大学在学中に俳優デビューし、監督を務めた作品では、数々の映画賞も受賞。主演映画『エミアビのはじまりとはじまり』が公開中。◇時は戦国。“白波夜左衛門一座”として庶民に人気の劇団は、実は天下の大泥棒・石川五右衛門の世を忍ぶ仮の姿&仲間であった。権力者・豊臣秀吉と五右衛門の戦いが始まる!毎週金曜20:00~、テレビ東京にて放送中。※『anan』2016年10月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・河野友紀
2016年10月22日アクション時代劇『真田十勇士』の公開直前イベントが9月14日(水)、109シネマズ川崎で行われ、出演する大竹しのぶ(豊臣秀吉の側室・淀殿役)、大島優子(くノ一・火垂役)が出席。十勇士の“推しメン”について、トークを繰り広げた。口八丁手八丁の佐助が仲間たち=十勇士と協力し、実はヘタレだった武将・真田幸村を“真の名武将”に仕立て上げようと奮闘するアクション時代劇。映画の公開&舞台の上演(14年に上演された同名舞台の再演)を同時期に実施する。「やっぱり、松坂さん!」と松坂桃李(霧隠才蔵役)を推す大竹さんは、「カッコいいし、実際にすごくいい子ですし。それにベラベラしゃべらないから…」とさりげなく“お笑い怪獣”の前夫をチクリ。片や、大島さんは「喜怒哀楽が豊かで人間らしい」という理由で、主演の中村勘九郎(猿飛佐助役)を挙げたが、すかさず大竹さんは「でも、火垂は才蔵が好きなんでしょ?三角関係になっちゃうよ」とツッコミを入れていた。現場ではメガホンをとる堤幸彦監督のこだわりに驚かされたそうで、大竹さんは「絵コンテも『これ、おかしいんじゃない?』というくらい細かくて、合戦のシーンはみんな大変だったはず。私はずっとお城にいたから、苦労がなくて」と申し訳なさそうな表情。一方、「SPEC」シリーズや「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」で堤監督とタッグを組んでいる大島さんは、「堤監督、よくやるなあーって(笑)。時代劇ということもあって、セットにすごくお金がかかっていて、本当にすごいです。とても見応えがある」と感嘆の声。アクションにも挑戦し「すごく寒い時期に、すごく寒い場所での撮影でしたが、忍者役なので軽装で、着こむこともできず大変でした」とふり返った。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日日本国内のみならず、海外メディアまでもが取り上げたSMAP解散騒動。 働く女性のためのWebメディア『シティリビングWeb』では、この一連の出来事を、単なる芸能ゴシップではなく雇用問題として、また、私たちにも起こりうる『組織のなかでの人間関係』、『会社と社員の付き合い方』という視点にたって考察してみました。果たして、SMAP存続の道はあったのか。ジャニーさんは飯島さんに残ってほしかったのでは!?理学博士で人間関係や組織マネジメントに詳しいぐっどうぃる博士に、公私ともに認めるSMAPファンのサンケイリビング新聞社・植田奈保子が話を聞きました。植田:まずは今回のSMAP解散騒動の発端ですが、昨年末の『週刊文春(文藝春秋)』のインタビュー記事を見る限りでは、メリーさん(ジャニーズ事務所取締役副社長)が「SMAPマネージャーの飯島さんがジュリー副社長への対立派閥を作って勢力争いをしている」みたいな勢いで言ってました。「そんなことを考えているなら、SMAPを連れて出ていけ」と言ったわけですね。ぐっどうぃる博士:ふむ。で、ジャニーさん(ジャニーズ事務所取締役社長)は飯島さんのことをどう考えているんですか?植田:正確なところはわかりませんが、ジャニーさんは、飯島さんのマネジメント力をかなり、買っていたと思います。ぐっどうぃる博士:じゃあジャニーさんにしてみれば、辞めて欲しくなかったというか、うまく収まってほしかったんですかね?植田:そうですね、うまく収まってほしいと思っていたでしょうね。飯島さんは、これまでのジャニーズ的な演出ではなくプロモーションとしての売り方がうまくて、そうした能力も買っていたと思います。なので、 ”ジェイ・ドリーム”という主にSMAP関連作品の権利を扱う会社を作って、飯島さんをそこの取締役にしたわけです。ぐっどうぃる博士:あと、飯島さんは政治力、ネゴシエーションなどは不得手だったんでしょうか?植田:いやいや、仕事上のネゴシエーション力は相当あったと思います。ぐっどうぃる博士:裏工作みたいなことは?植田:裏工作は…どうだろう?ぐっどうぃる博士:もしかしたら不器用な人なのかな? と感じたんですけどね。ジャニーさんにしろ、他の方々にしろ、飯島さんは結果を出しているし才能があるのだから、事務所に留まってほしいと思っていたと思うんですよ。だから、今回のように事務所を辞める事態になる前に、「こうするとアナタは追い出されてしまうよ」とか、「この人とぶつかったらマズイよ」というサインを出していたと思うんです。これらは全て推測ですが、言えることは、人はいきなり相手を切ることはなく、まず言葉や態度で相手を変えようとするということです。昨年の週刊文春におけるメリーさんの「SMAPを連れて出て行け」発言の前に、何か飯島さんを変えようとするサインを出していたと考える方が自然でしょう。感度のいい人だったら、それを読み取って政治的に力のある相手に合せようとするんです。そのサインに気づかないと、ぶつかっていってしまう。飯島さんは、気づけなかったのかな?植田:う~ん、でもそれこそSMAPがデビュー前から働いていたわけですから、事務所側がどういうふうに思っていて、どう出てくるのか、わからないはずはないと思うんですよね。おそらく飯島さんは、本当は辞める気なんかサラサラなかったんじゃないかと思います。ぐっどうぃる博士:もう一つの可能性は、そのようなサインを「悪意」として捉えてしまうというものです。飯島さんに出した「我々の方針に従って、どうか留まってほしい」というサインは、悪意があると感じて受け取ると、「我々の方針に従えないなら、すぐに出て行け」というものになってしまう。この2つはよく似ていますが、後者のように捉えると、助言はすべて、自分を苦しめるための理不尽な仕打ちになってしまいます。そうなると反発し、敵対してしまう。“力のある相手には丸め込まれた方が良い”時があるぐっどうぃる博士:しかも、メリーさんの“出て行け発言”の記事って一年くらい前の話ですよね?その時点ならまだやり直せたと思うのに、なぜ飯島さんはそれをしなかったのか、というのが気になるんですよ。僕ね、この騒動、戦国時代みたいだなと思って(笑)。自分よりも力のある人間には、理不尽と思っても、丸め込まれたほうがいい時があるんですよ。植田:そうなんでしょうね。でもそれがね〜、女にはなかなかできにくいかもしれない。私もそうだったから(笑)。体制の中でこの人に力がある、というのはわかっていても、誰にでも簡単に尻尾振るっていうのはね~、なかなかできない(笑)。ぐっどうぃる博士:わかります。尻尾を振るのは身を切られるような思いでしょう。プライドだけでなく、正当な権利や築き上げたものを奪われたりもします。もしかしたら飯島さんは譲れるものは譲ったかもしれない。それに対してさらに譲れと言ってきたのかもしれない。でもね、それでも丸め込まれるのが政治力だと思うんですよ。多くの人ができないことだと思いますけどね。相手が間違っている場合でも、たとえば「オーナーの子どもだから」という理由だけで、一回後ろに下がる必要があるんです。上に上がっていくためには、こういう力が問われるんですね。植田:体制に可愛がられれば可愛がられるほど、新しい体制になった時に干されるじゃないですか。それはよくわかっているんだけど、じゃあ今度は新しい体制の人に擦り寄る、ってことが“義”の部分で、どうしてもやりにくい!ぐっどうぃる博士:うん、確かに。植田:周囲の人に「アイツ、日和見だな。あっちにもこっちにもつくんだな」って思われるのが嫌だというのも、ある。ぐっどうぃる博士:ありますね。でもそれは、大局的にみると些細なことです。もちろん政治的に押さえなきゃいけない義をおさえないと痛い目にあいますが、大きな目標にたどりつくためには、日和見でいることは重要でしょう。どこで間違えた?組織で逆風になった時、押さえるべき“4つの軸”とはぐっどうぃる博士:組織をつかみたい時、大きな目標にたどりつきたい時には “4つの軸”を意識する必要があるんですね。1つめは、「社会・世間」です。世間の中にジャニーズ事務所があって、その中にいるSMAPなんです。だから世間の目、対顧客をつねに意識すべきで、これを裏切ると大変なことになる。2つめは「会社という組織が持つ文化」です。所属タレントの扱い方とか、これまで問題が起きた時にどう対処したか、といった会社の文化みたいなものがある。その文化に逆らってしまうと大きな反発に合います。この2つは会社員独特の軸。3つめが、会社のような組織だけでなく、どのような人間関係にも生じる軸で「敵・味方」です。人は、誰かと相対するとき、敵か味方かを見定めています。味方ならひいきするし、言葉も友好的に受け取る。協力しようとする。一方で相手が敵だと思うと、どんな言葉も悪意として受け取り、足を引っ張り反発する。だから相手に味方と思わせる必要があるんです。最後の4つめは「利害」です。これもすべての人間関係に生じます。我々は人を利益があるかどうか、リスクがないかという目で見ています。相手に害を与えず利益を与え、リスクを感じさせてもいけません。この4つの軸を全部コントロールできないと、うまくいかないということです。植田:4つ全部ですか!大変だ〜。ぐっどうぃる博士:今回の飯島さんの場合、相手が経営者なので、2つめの「会社という組織が持つ文化」と、3つめの「相手の味方になること」および4つめの「相手に利益を与えること」が分けられない。植田:会社に対する利益はものすごく与えてきたと思いますよ。ぐっどうぃる博士:それはつまり、相手である経営者にも利益を与えていたことになります。でも、会社がそろそろ世代交代しなくちゃいけない時期となって、問題が起きたのだと思います。植田:そうなんですよ。ジュリーさんが確実に次の社長だということは、飯島さんだってまったく疑ってなかったろうに、そこに「異分子が出てきた」みたいなことになってるわけですよ。ぐっどうぃる博士:世代交代のタイミングでたぶん事務所の考える「利益」が変わったんだと思うんです。どんな関係でも利害は時間とともに変わります。相手に期待されている役割を常にモニターする必要がある。それともう一つは、経営者に「彼女は敵だ」という意識が生まれてしまった。3つめの軸ですね。“力のある敵”というのは、より排除しなくちゃいけないんです。植田:なるほど。力があればあるほど、ですもんね。有能でも“かわいげ”がなければ切られてしまうぐっどうぃる博士:ここで重要になってくるのが“かわいげ”なんです。どんなに有能でも、かわいげがないと切られやすくなるんですよ。だから、相手より劣っているというバカなフリをして、自己主張もしない…という人が、組織をつかむ。これは3つめの軸です。相手に敵と思わせないことです。ま、言うのは簡単なんですけど(笑)、それをやるには人間としてのプライドを踏みにじられるような辛さがありますよね。植田:そう! ようするに、どうしても義とか情といった点で、「納得がいかない!」という思いは絶対にあると思うんですよ。これまでそれなりに利益を与えて、尽くしてきた会社に、理不尽に「出ていけ」と言われたら、大概やる気を失くしますよね。ぐっどうぃる博士:そうですね。でも「出ていけ」の前に何らかのサインがあったと思うんです。飯島さんの場合、「ジャニーさんが会社を分けた」というのが、サインの一つだったかもしれません。ジュリーと仲良く共存してほしいというような。それを読み取り、理不尽に感じても、身を切られても、自分を変えるべきだった……って、勝手な推測で言ってますけど(笑)。植田:本当のところは誰にもわかりませんから(笑)。そうか、じゃあ「もう完全に会社の中で、逆風にいる」というサインに気づいて、それでもその組織に生き残りたかったら、言葉は悪いけど、やっぱり体制におもねるしかない?ぐっどうぃる博士:そうです。かわいげを出すこと。うまくいっている時も、本当はかわいげを出さなきゃいけないんですけどね。「そんなことするぐらいだったら辞めるよ」と思う人はいるでしょうけど、そうしておけば後になって、思い通りにできるんですよ。長期的な視点でみたら、そこで負けたわけじゃない。植田:じゃあ、どうしてもその組織に残りたかったら、体制におもねると。ぐっどうぃる博士:そうです。「犬になります」と(苦笑)。“犬”になっても、2~3人の真の理解者さえいれば植田:うわぁ、「犬」って言葉、キツイですね。その犬のようになったところを、周りの人が見てどう思うか…という点はどう対処すればいいんですか?ぐっどうぃる博士:周囲に2、3人、わかってくれている人がいれば十分です。インターネットにおけるサイト同士のつながり、体内におけるタンパク質同士のつながりなど、あらゆるものを「つながり」という捉え方で研究している “ネットワーク理論”という分野があるんですけれど、その視点で考えると、魅力的な情報は、その情報を持っている人から数人を介して、あっという間に組織内に広がります。で、もし組織の中で誰かが犬のように体制に従っていたとしても、周囲にはその真意をわかってくれている人がおそらくいるでしょう。その人が誰かにその真意を伝えれば、あっという間に組織の中に広がるということです。特に「不可解な行動を解くカギ」となる情報なら広まりやすいでしょう。今この瞬間はつらいけど、待っていれば状況は変わってくるはずです。植田:じゃあ、わかってくれている人というのがどれだけいるか、がポイントになってくるんですね。ぐっどうぃる博士:おっしゃる通りですね。その中にはSMAPと仲良しな人もいるでしょうから、もし飯島さんが彼らに伝えられなくても、いずれ伝わるはずです。ただ、万が一、SMAPが飯島さんを敵としてみてしまったら、そのつながりをSMAP自身が遮断してしまうかもしれませんが。情報は仲間だと感じる人たちの間で広まるので。植田:そうか。そうなると本当に自分だけが耐える、というパターンになるわけですね。大石内蔵助みたいに(笑)。ぐっどうぃる博士:そうです(笑)。賢い腹心みたいな仲間がいると、そこから上手に広がっていくんですけどね。植田:結局、日頃の言動を見て、その人が単なる裏切り者なのか、それとも耐えているのか、を判断されるしかないってことなんですかねえ?ぐっどうぃる博士:そうですね。でも大抵の場合、人というのは日頃見えているまんまですから。だから飯島さんが急に犬のように尻尾を振ったとしたら、周囲の仲間は「何かがあった」と気づくはず。世間は置いておいても、その仲間たちは「ここが堪忍のしどころ」だと理解してくれると思うんですよ。植田:でも日本人ってわりと、裏切り者が嫌いですよね。それこそ小早川秀秋みたいに最後まで日和ってたヤツとか(笑)、「この卑怯モン~!」って感じになりがちな文化じゃないですか。ぐっどうぃる博士:確かに(笑)。長いものに巻かれまくって、我慢をしまくって天下を取った徳川家康は、織田信長や豊臣秀吉に比べて人気がないですしね。「一番能力がない」みたいに描かれたりしますけど、それでも天下を取ってますから。植田:ううー厳しい世の中ですねえ(笑)。ぐっどうぃる博士:でもSMAPの存続という点だけを考えたら、飯島さんが尻尾を振ってでも事務所に残るべきだった、とは思いますね。植田:そうですね。SMAPのファンのあいだでも、もちろん飯島さんがこれまでどれだけ彼らのためにやってきてくれたかはわかっているんだけど、今回こうして辞めさせられる事態になったことは飯島さんの罪でもあるんじゃないか…と言っている人もいます。ぐっどうぃる博士:そう、もし飯島さんが犬になって事務所の体制に従っていたら、何年か後にはファンのあいだで「あの時、犬になった飯島さんはスゴい」っていうふうにSMAP伝説として語られたと思うんですよ。それが日本の好きな物語ですよね。でも、それは本当に長期的な物語なので、それまでひたすら我慢しなくちゃいけない。植田:なるほど、スゴい我慢だなあ…。ぐっどうぃる博士:…なんて、ホントに好き勝手言ってますけど、実際にあったことは、ここで議論した内容とかけ離れている可能性もありますよね。飯島さんも、ジャニーさんも「おいおい、わかっているようなこと言わないでくれ」って思うかもしれません(笑)。植田:まぁ、報道も偏向と言われて信じられない状態ですから、真相は誰にも分かりません。それにしても「犬になる」っていうのがどうもね~。響きが・・・ぐっどうぃる博士:じゃ、「ワンちゃん」でどうですか(笑)植田:ワンちゃん! ワンちゃんになるって、少しはかわいげありますかね(笑)でも組織をつかもうと思ったら長いものに巻かれて我慢しまくって最後に勝つ、そんな価値ないと思ったら組織を去るしかない、ということなんですね。まあ一般的な企業の場合ですけど、それでもサラリーマンは厳しいなぁ…。『組織の中で生き抜き、組織をつかむ』という視点から見た考察ポイント1. 人はいきなり相手を切ることはなく、争いを避けるために「この人とぶつかったらマズイよ」というサインを事前に出すもの。2.組織のなかで生き残るためには、自分よりも力のある人間に丸め込まれたほうがいい時がある。組織の文化に従うべきことも。3.どんなに有能でも、かわいげがないと切られることがある。相手より劣っているようなバカなフリができて、自己主張もしない人が、最終的に組織をつかむ。プロフィールぐっどうぃる博士理学博士(生命科学)。恋愛カウンセラー。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』を主宰し、他の専門家と共に、日々電話相談サービスや掲示板で答えている。現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』(SBクリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。植田奈保子株式会社サンケイリビング新聞社取締役東京編集制作担当兼株式会社リビングくらしHOW研究所取締役所長 1981年サンケイリビング新聞社入社。ジャニーズタレントに興味なかったが、ドラマ「沙粧妙子-最後の事件-」で猟奇殺人犯役をやった香取クンを見てその危うさ、哀しい目に魅了され、「蘇える金狼」でハマった。以来SMAP5人の絶妙なバランスが大好きでウォッチし続けている。
2016年09月14日パキスタン系アメリカ人の作家アヤド・アフタルが2013年にピューリッツァー賞を受賞した舞台『DISGRACED/ディスグレイスト─恥辱』が、日本初演の幕を開けた。作家と同じ出自をもつ主人公と白人の妻との無意識下のズレが、次第に大きな事件に発展していくさまを描いた問題作。人種や宗教観の相違という、日本ではなじみの薄いテーマが大きな要素を担っているが、観る前の心配は杞憂に終わった。小日向文世や秋山菜津子、安田顕といった実力派役者陣が火花を散らしてぶつかり合う、見応えのある舞台となっている。【チケット情報はこちら】ニューヨークに住む弁護士アミール(小日向)は、パキスタン系アメリカ人。白人の画家でイスラム美術を敬愛する妻エミリー(秋山)と何不自由ない生活を送っていたが、甥のエイブ(平埜生成)から“指導者”を助けてほしいと頼まれ、仕方なく引き受けたことで、世間の風向きが変わり始める。そんなある日、エミリーの絵がホイットニー美術館で展示されることになり、アミールと同じ事務所の弁護士で黒人のジョリー(小島聖)と、その夫のユダヤ人でホイットニー美術館のキュレーター・アイザック(安田)が来宅する。食事の席での冗談めかした会話は、次第に各々の人種にまつわる話題へと移り始め……。大河ドラマ『真田丸』でも、無邪気さと残酷さを併せ持つ豊臣秀吉を演じて高い評価を得た小日向だが、その陰影に富む役作りは本作でも健在。幼少期の「クソのような境遇」から、努力と実力で現在の社会的地位にまで上りつめたアミールが、封じ込めたはずのコンプレックスと葛藤におびえるさまが痛々しくも切ない。そんな彼のトリガーとなるのが、安田扮するアイザックだ。美術館のキュレーターだが、絵を値踏みするような口ぶりはニューヨーカーらしいスノッブさ。だが絶対的な“美”への服従は芯にもっている人物像が伝わってくる。同じように高い知性を持ちながらも、出自への迷いが拭いきれないアミールと、出自を受け入れ苛立ちを明確にするアイザックとが対峙するシーンは、息詰まるような緊張感で見応えがあった。美人で頭がよく、才能も思いやりもあるエミリー役の秋山と、褐色の肌に腰高のスタイル、強い眼差しをもつジョリー役の小島は、共にハマり役。アミールとアイザックはもちろん、エミリーとジョリーもそれぞれの夫とぶつかり合い、日常の瑣末な物事に対する反応を細かく積み上げていくことで、この世界観の"体温"に説得力が出た。人種、宗教、仕事、男女の愛、すべてを織り込むようにして進む物語の果てに、甥のエイブがアミールに放つひと言が、胸に迫る。上演は、休憩なしの1時間45分。とぎれることのない緊張感が演劇的高揚感に変わる、希有な1本である。舞台『DISGRACED/ディスグレイスト─恥辱』は9月25日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月27日(火)に名古屋・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、9月30日(金)から10月2日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。取材・文佐藤さくら
2016年09月13日ホテルニューオータニ大阪で、“和"のハロウィンスイーツビュッフェが開幕。「スイーツ&サンドウィッチハロウィンビュッフェ」が2016年9月1(木)から10月31日(月)まで1階のサツキラウンジで開催される。“ハロウィン"にちなんだハロウィンスイーツが揃う。栗スイーツの最高峰「スーパーモンブラン」和栗本来のおいしさを最大限に感じるため、 試行錯誤の末、作り出された逸品が「スーパーモンブラン」。こしあんの葛(くず)ジュレと、沖縄県産の黒蜜を使用したつぶあんなどを使用し、さわやかな“和"の風味を作り上げた。そのほかにも栗スイーツがずらりと並ぶ。サクサクしたパイ生地にカスタードクリームを組み合わせた「マロンパイ」、 ふんわりまろやかな風味が特徴の「マロンシフォンケーキ」、「マロンショートケーキ」などが登場する。抹茶や武将をイメージしたスイーツたちもう一つのポイントが抹茶。「抹茶ロールケーキ」や「抹茶プリン」などをランナップ。お茶を愛した豊臣秀吉が好んだ「くみつけいもごみ」をかぼちゃのあんでみたらし団子風にしたものや、真田幸村が好んで食した「こねつけ餅」など武将をイメージしたスイーツも。ハロウィンスイーツハロウィンスイーツでは、 かぼちゃペーストをふんだんにかけた「かぼちゃモンブラン」や、 滑らか食感の「かぼちゃプディング」などキュートなハロウィンスイーツも豊富に揃える。概要スイーツ&サンドウィッチ ハロウィンビュッフェ期間:2016年9月1日(木)~10月31日(月)時間:11:30~13:00 (90分制)料金:大人 平日 5,000円 / 土・日・祝 5,500円小学生 2,500円、幼児(4歳~) 1,000円※いずれも税金・サービス料共場所:ティー&カクテル SATSUKI LOUNGE(ホテル二ューオータニ大阪1F)住所:住所:大阪府大阪市中央区城見1−4−1JR環状線 大阪城公園駅 徒歩3分、 地下鉄大阪ビジネスパーク駅 徒歩3分、 各線京橋駅 徒歩3分ご予約・お問合せTel:06-6949-3276(SATSUKI LOUNGE直通)
2016年09月02日書籍『美しい日本の廃墟 いま見たい日本の廃墟たち』が、2016年8月25日(木)に発売される。本書は、日本各地に眠る美しい廃墟を収録した写真集。廃墟の王道である軍艦島をはじめ、時代に取り残された炭鉱、経営難により放棄された遊園地やホテル、さらに戦争の歴史が生み出した施設、人の移動や減少により棄てざるをえなかった学校や集合住宅など、様々な廃墟写真を集めた。中でも、豊臣秀吉の時代から続く歴史ある刑務所の跡「旧長崎刑務所」や、ラピュタに例えられる緑に浸食された神秘的な大空間「川南造船所跡」、そして炭鉱の時代の終焉と共にゴーストタウンと化した町「羽幌炭鉱周辺」は必見だ。また特別に、チェルノブイリの立ち入り禁止エリアも納められている。それぞれの場所へ訪れるときに便利な、アクセスガイドが付いているので、実際に足を運ぶのもオススメだ。その景観や、漂う静けさ、止まってしまったかのような時間の流れ。写真から伝わるそうした美しさに、廃墟好きでなくとも、きっと心動かされるはずだ。【商品情報】『美しい日本の廃墟 いま見たい日本の廃墟たち』ヨウスケ、マツモトケイイチロウ、腐肉狼 共著定価:1,800円+税判型:B5変型判/160ページ/オールカラー
2016年08月28日落語家・9代目林家正蔵が、テレビ東京系ドラマ『石川五右衛門』(2016年10月スタート 毎週金曜20:00~)に出演することが26日、わかった。同作は、2009年に海老蔵主演で公演が行われた新作歌舞伎『石川五右衛門』に潤色を加え、映像化。テレビ東京で、ゴールデンタイムで連続放送の時代劇が復活するのは、8年ぶりとなる。原作・脚本は、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』原作者である樹林伸が手がけた。正蔵は戦国武将・徳川家康役を演じ、豊臣秀吉(國村隼)が治める世の中で虎視眈々と権力の座を狙う。時代劇の出演は14年ぶりとなるが「“徳川家康”というお役が私に回ってくるとは夢のようでございます」と喜びを語り、「私がホトトギスで一句詠むのであれば『鳴かぬなら おうちで飼おう ホトトギス』。そういう優しいタイプなので。おそらく戦国時代では生き残れないと思います(笑)」と自身の性格に触れた。また、主演の海老蔵については「いつも客席から拝見しています。團菊祭五月大歌舞伎(2016年5月)の男女道成寺も見たばかり。ポーッとしちゃいました」と、告白。「ご一緒させて頂いてよいのかな、名優の方ばかりの中に入って申し訳ないな、でも一生懸命やりましょう!」と意気込んだ。
2016年08月26日プロレスラー・棚橋弘至(新日本プロレスリング)が、テレビ東京系ドラマ『石川五右衛門』(2016年10月スタート 毎週金曜20:00~)に出演することが13日、わかった。同作は、2009年に海老蔵主演で公演が行われた新作歌舞伎『石川五右衛門』に潤色を加え、映像化。テレビ東京で、ゴールデンタイムで連続放送の時代劇が復活するのは、8年ぶりとなる。原作・脚本は、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』原作者である樹林伸が手がけた。“100年に1度の逸材”と呼ばれる棚橋は、冷徹な謎の剣豪・榊基次役で出演。豊臣秀吉の家臣・石田三成のもとで暗躍する殺し屋として石川五右衛門の前に立ちはだかる。海老蔵と初共演の棚橋は、最初「うわー海老蔵さんだ!」という気持ちで対面。「海老蔵さんは目ヂカラがすごくて、グッとこられたら『ううっ』と押され気味になりました」と撮影時の気持ちを告白した。しかし棚橋は「プロレス界のエースでやってきてますので、『押されてたまるか! 五右衛門を直接対決で倒したい!』という変な意地がありました」と気持ちの変化を語った。また、初の時代劇については「ゆっくり話すこと」「低い声で話すこと」を意識したという。棚橋は「プロレスラーは遠くの観客に見えるように派手に動きますが、武道はすり足など日舞的な動きも大事だったので、その辺はすごく苦労しました」と語り、「棚橋を温かい目で見てやってください!」とアピールした。(C)新日本プロレス
2016年07月13日女優・森川葵が、狂言師・野村萬斎と歌舞伎俳優・市川猿之助が異色の共演を果たす映画『花戦さ』(2017年公開)に出演することが27日、発表された。原作は、文禄3年(1594年)に池坊専好が豊臣秀吉に披露したといわれる「大砂物」(全幅7.2メートル、高さ3.5メートルに及ぶ立花)から生まれた伝説に着想を得た、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』。初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情や、京都の町衆である六角堂にいる花僧が、権力者・豊臣秀吉の乱心に、刃でなく花をもって相手をあだ討ちするストーリーに感銘を受けた製作側が、映画化を企画した。森川が演じるのは、原作では描かれていないオリジナルのヒロインで天才絵師の"れん"。劇中で重要な役割を担うキャラクターで、戦国時代に生きており、ある出来事から心を閉ざしていたものの、専好(萬斎)に助けられ、少しずつ変化していく少女という役どころだ。このキャスティングは、本作を手がけた脚本家・森下佳子氏の強い推薦によって実現したという。現場では、ベテラン俳優陣に囲まれる中、期待に応えてみせようと堂々とした存在感を見せている様子。森川演じるれんが劇中で描く画は、作品が大英博物館に所蔵展示されている版画家・小松美羽氏が担当する。「京都に来て、すごく集中して撮影に臨めた」と振り返る森川。最初は「大先輩方に囲まれて、とても不安ではありました」というものの、「実際現場に来たら楽しく毎日撮影することができました」とうれしそうに報告している。演じる上でのポイントとしては、「なるべくちょっとした表情や目の演技で表現するようにしました」と明言。萬斎からは、「時代劇でも、もっと自由に色んなことにチャレンジしてみて良いんだ、堅苦しくなり過ぎなくて良いんだ、ということを学びました」と話している。そんな萬斎は、「森川さんとは初共演」と打ち明け、「普段は、ハキハキしてますが、カメラの前では何とも言えない不思議な色気や一種のカリスマ性を感じました」と称賛。続けて自身の演じる専好が花に精通した人物であることを挙げながら「役柄としても、花と絵、それぞれのアーティストとして触発・尊重しあえる同志的な関係を演じられた」と達成感を口にした。
2016年06月27日俳優・袴田吉彦が、3日から5日まで石川で行われたイベント「第65回金沢百万石まつり」のメインとなる「百万石行列」に、前田利家に扮して参加した。百万石行列は、加賀藩初代藩主・前田利家が金沢城に入城した様子を再現したもの。利家役は、第33回から俳優陣を起用してきた。今年の演者に決まった際に袴田は、「僕でいいのかな」と思いもあったが「利家公の様な有名な武将を演じられる機会は役者人生の中でなかなかないと思うので、とてもうれしく、興奮しました」と歓喜。自身も戦国時代好きで、豊臣秀吉がお気に入りの武将だ。利家は、織田信長の没後、柴田勝家から秀吉についた豊臣政権の五大老の一人。金色のよろいをまとった袴田は記者会見で、「身が引き締まる思いです。自分なりの利家を演じたい」と意気込みを話した。映画出演をきっかけに、本格的に乗馬を経験している袴田。馬に乗るのは数年ぶりだったが、接し方は手慣れた様子を見せ、2時間ほどの行列の間も互いの呼吸は合っていた。終了後には、「金沢の皆さん、見に来てくださった皆さんの熱気が伝わってきた」と感慨を口にした。見物に来た30代男性も、「袴田さんは甲冑(かっちゅう)姿がとにかく似合っていて、声がいいから叫んだ時の迫力が本当にすごかった」と興奮気味に評していた。
2016年06月07日「循環する木の物語」を求めて奈良は吉野の里へ。今回は、「吉野貯木のまち」を訪ねた。近鉄線「大和上市駅」から吉野川の鉄橋を越えると東西に広がる2kmの間に38軒の製材所が集まる、そこが製材団地となっている。■競りが行われる原木市場へやってきたのは上吉野木材共同組合の原木市。吉野には2ヶ所に原木市があるという。大型クレーンががっしり大木をつかむ様に圧倒されながら、山守の中井章太さん(中神木材)から案内を受ける。原木市が行われるのは月に2回。県内外の製材所から100人以上が参加し、その様子は築地の競りさながらだそう。欲しい木があれば指数字で値段を伝え、振り子と呼ばれる進行係が決定してゆく。この振り子さん、指数字を瞬時に読み取ったり、事前に原木を目利きしてよい物から順番に並べたりと、相当の力量が必要な仕事であるようだ。原木市に並ぶ木々■吉野木材の歴史を聞く500年の歴史を誇る吉野木材。室町時代に人工植林されたのをはじまりに、その後、豊臣秀吉が大阪城や伏見城を建設する際に吉野を領有し、吉野杉を使ったとされる。吉野杉がブランド化したのはなんと江戸時代。もともとは酒を入れる樽や木桶にふさわしい杉にするために、「目が詰まってまっすぐな香りのよい杉」を育てるために試行錯誤が繰り返されてきた。木を樽の側板になるよう、ゆるいカーブをもたせた板を「樽丸」といい、樽丸は組み立てる前に酒処である灘や伏見に送られた。この樽丸はすさまじい人気で、1年で100万樽、約200年間この人気が続いたという。この頃から吉野杉は質の高い素材として支持されてきた。■いざ、製材所へ!今回、訪ねたのは38軒ある製材所のうちの一つ、吉野中央木材株式会社。まず、この「吉野貯木のまち」の歴史を振り返ると、貯木場が出来たのは昭和14年。それまで吉野川を通じて和歌山に吉野材を水運輸送したものの、経済的なうまみはすべて和歌山に落ちるということから、県営の貯木場の建設が始まったという歴史背景を持つ。吉野貯木場の全盛期には貯木に使う池を3つも備え、なんと山側には木材を運ぶための貨物列車まで通っていたとか。戦後の住宅建設がピークになった昭和30年代には130軒もの製材所が並んでいたというが、今では、池も埋め立てられ、貨物列車は昭和30年代中盤で自動車の発達により廃線になってしまった。「木取り」の作業。切る前にこの木の特徴を目利きし用途を決めてから切る■熟練の技を間近で見る吉野中央材木の従業員は16人。その全員が木の木目や品質の目利きが出来るという。「どの作業においても、木の魅力を活かすために目利きが必要なんです」と専務取締役の石橋輝一さん。どう木取りをすれば最大限にこの木の魅力が現れるのか、ムダが出ないのかを見極めてストーリーを練る熟練の技を必要とする作業だ。目立てに要する時間はなんと半日。板前さんが包丁を研ぐように、木取りの命である帯ノコの切れ味は、職人さんの確かな目立ての腕によって支えられえている。「半世紀も使っている機械がある目立て工房。製材に使う帯ノコを手作業で手入れ、調整する場所だ木材と共にある時間軸はここでも長い。木取りのあと半年から1年、人工乾燥または自然乾燥される。そこで出た反りや歪みを正すために引きなおし、ようやくまっすぐの美しい形になるのだ。いくつもの季節を経て、吉野の木々は使い手の元に渡る。■若い力、木への誇り、受け継ぐ心、つなげる情熱林業は木の価格下落で縮小し、製材所もかつてより100軒近く減ってしまった吉野貯木のまち。先人からの知恵や恵みを受け継ぎ、林業のまちと栄えた吉野はどうなってしまうのだろうか。よそ者が心配するのと裏腹に、石橋さんの製材所にかける情熱はまっすぐ未来に向けられている。同世代である30代の2代目、3代目も誕生し、「貯木のまちあるき」というイベントの開催や、フリー冊子「ちょぼくブック」の配布など、新しい試みを見つけている。「僕たちの仕事は商品に合わせて木を切るのではなく、その木の持ち味をみながら分解していく。つまり引き算していくのであって、これがなかなか難しいですね(笑)」。吉野の暮らしと共にある木々の営みのように、じっくりと受け継がれていく技と熱意が宿った仕事を学ばせてもらった。次回は吉野杉の木桶をつかった「木桶仕込み」のお酒をこの吉野で復活させた酒蔵を訪ねる。【製材所情報】奈良県吉野郡吉野町橘屋57TEL0746-32-2181
2016年05月17日俳優・高橋克実が、狂言師・野村萬斎と歌舞伎役者・市川猿之助が異色の共演を果たす映画『花戦さ』(2017年公開)に出演することが20日、発表された。高橋が時代劇映画に出演するのは、本作が初。原作は、文禄3年(1594年)に池坊専好が豊臣秀吉に披露したといわれる「大砂物」(全幅7.2メートル、高さ3.5メートルに及ぶ立花)から生まれた伝説に着想を得た、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』。初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情や、京都の町衆である六角堂にいる花僧が、権力者・豊臣秀吉の乱心に、刃でなく花をもって相手をあだ討ちするストーリーに感銘を受けた製作側が、映画化を企画した。専好役の萬斎や秀吉役の猿之助のほか、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市らが出演する。高橋が演じるのは、六角堂で花の手習いを受ける町衆の代表格・吉右衛門。花だけでなく、茶や絵画などの文化に通じており、幼なじみの専好とは互いに強い友情で結ばれていている人物で、花の名手ではあるが世俗に疎い専好のことを常に気にかけている。時代劇ドラマの経験はあるものの、時代劇映画は初めてという高橋は「ドキドキしていましたが、スタッフの皆さんがとても明るくて、毎日楽しい」とうれしそうに報告。続けて、「私自身、子供の頃から時代劇を見て育ち、大好きなジャンル」である上に、「テレビも含めて段々と少なくなった昨今、テンションがさらに上がりましたね」とも歓喜している。そんな中でも、「京都弁が、今一番自分の中に大きく立ちふさがっている壁です(笑)」と吐露。自然な京ことばを話せるように、何度も繰り返して練習に励んでいる。また、「さまざまな薀蓄(うんちく)を語る設定上、ある程度の技術の持ち主なはずです」とする吉右衛門の役どころから、「お花の所作もその都度、教えてもらっています」とも話し、「粋な趣味人だけど、キザまではいかない。町の人から好かれる、親しみやすいキャラクターを意識して演じています」と明かしている。これまで生け花と接点のない生活をしていた高橋だが、「池坊の方たちの講義をすごく面白く受けさせていただきました」とも伝えつつ、「お茶をたてるシーンに向けて、今後はお茶も練習します」と探究心を見せている。これらの現場での背景もあって、「自分自身、年齢を重ねたせいか」と前置きしつつも「日本人の原点の文化に触れられるこの作品は、とても興味深い」とあらためて感慨を口にした。
2016年04月21日この春、新たな出会いを予感している人もたくさんいるでしょう。そんな時は、いつも以上に自身の運気をアップさせて、いい縁をそばに引き寄せたいですよね!話題のパワースポット巡りもいいですが、毎日のメイクにちょっと取り入れるだけで、カンタンに運気をあげる方法があります。それが「描きぼくろ」。ほくろは手相と同じように、顔相学上でも濃い特徴をあらわしますので、描き足すことでもそのパワーの恩恵を受けることができます。【出会い・結婚】恋愛運には「目まわり」に描きぼくろ!ほくろは描く位置によってアップする運気が異なります。まずは恋愛の運気をあげる位置をご紹介しましょう。良い出会いに恵まれたい、幸せな結婚生活を築きたいと考えている人は、ぜひ「目頭」の周辺にほくろを描きましょう。この位置にほくろを描くと、最良のパートナーに恵まれ、穏やかで円満な家庭をつくると言われています。また「結婚はまだ先でいい。でも恋愛は数多く楽しみたい」という人は目尻に描くといいでしょう。たくさんの恋を経験でき、魅惑的な女性に近づきます。恋愛経験値をためたい人には特におすすめの位置です。【仕事運】出世もできる「眉まわり」の描きぼくろ眉毛を一周して囲むような、眉周辺にあるほくろは頭の良さをあらわしており、学業や仕事が順調に進むとされています。とくに上まぶたにほくろを描くと人から助けられたり、引き立てられる機会に恵まれ仕事で成功しやすくなります。結婚してもずっと働き続けたいけれど、周囲の理解を得られるか不安という場合でも、眉の周辺にほくろがあると、家族と職場の人たちの協力体制が整い、家庭と仕事を両立することができるようです。仕事を中心とした運気アップは眉まわりと覚えておきましょう。【人間関係】コミュニケーション上手になれる「口角まわり」周囲の人間関係にちょっと疲れている、もっと気持ちのいい関係が築けたら……と悩んでいる人は、口角周辺にほくろを描くといいでしょう。この位置のほくろには、人付き合いが上手、言葉やコミュニケーション能力に長けているという意味合いがあります。この場所にほくろを描けば、頭の回転をはやめられるので、コミュニケーション上手になるそうです。こうした効果で人間関係がスムーズに運ぶようになれば、人付き合いによるイライラや精神的な疲れともおさらばできますね!違和感なく「ほくろ」を描く方法「ほくろメイク」は、ペンシル(リキッド)アイライナー、アイシャドウ、綿棒など手持ちの化粧道具で手軽に施すことができます。あなたも今日から始められますよ。描き方には、すこしコツがあります。まずはじめにアイライナーでほくろを描きたい位置にしるしをつけましょう。その後、綿棒の先にアイシャドウをつけ、しるしのところに重ねます。最後にパウダーをはたいたら完成!注意したいのは、アイライナー、アイシャドウともにダークブラウン、あるいはグレー系の黒を選ぶことです。真っ黒なカラー1色だと描きぼくろは不自然にみえてしまう危険がありますので注意してください。描きぼくろを違和感なく仕上げるためには、色が濃くですぎないように、ルースパウダーを薄く重ねて調整しましょう。アイライナーで描く際は一気に描こうとせず、ちょんちょんと少しづつ大きさを調整します。まずは1mmぐらいの大きさから始めてみるといいですね。自然な「立体ぼくろ」はつけまつ毛の接着剤で!黒のアイメイク道具しか持ってない人や、自分で描くのはやっぱり不自然かも……と仕上がりが気になる人は、つけまつ毛の接着剤を使う方法もあるので、ぜひ試してみてください。やり方はとても簡単!!1.手の甲に接着剤を広げます。そのまま固まり始めるまで40~50秒ほど待ち、少しゲル状になってきたら綿棒に取ってよくなじませます。2.ほくろを描きたい位置に綿棒を垂直に軽くつけます(少しつける程度です)。3.手持ちのアイライナーの先でちょんちょんと着色します(色をのせすぎないように)。4.パウダーをかさねて完成です。私は頬に自前のほくろがあるのですが、目頭に描いた描きぼくろとそんなに変わらないと思いませんか?この方法だと接着剤が固体化して自然にほくろ部分がこんもりとするので、本物っぽく仕上がります。接着剤なので取れにくく、はがしやすいという利点もありますよ。またやってみて気にいったけれど「毎日ほくろを描くのは面倒」という人もいますよね。そんな人には「ほくろアートメイク」という方法もあります。大きさも選べて色や濃さも調節できるので、気になる人は参考にしてみてくださいね。その昔、豊臣秀吉は自分の手のひらを刀で一直線に彫り、長く太い運命線を自らつくったといわれています。天下をとるため、自分の才能と実力を最大限に発揮しようとした秀吉。自分の運気は自分の手であげる!という意味では、描きぼくろと同じかもしれません。ぜひ毎日のメイクに「描きぼくろ」を取り入れて、運気アップを狙ってみてはいかがでしょうか。
2016年04月07日最近、外国人観光客の増加も相まって盛り上がっているのが「お城」。詳しい歴史を知らなくても、その佇まいや美しさを見に、日本各地のお城を訪れる人が増えています。そこで今回は都心からも行きやすく、桜の名所とも呼ばれる、プチ旅を楽しみたい女性におすすめのお城をご紹介!●大河ドラマ「真田丸」で人気急上昇!長野県「上田城」堺雅人主演、三谷幸喜脚本で話題のNHK大河ドラマ「真田丸」。この長野県にある上田城は、主人公の真田幸村の父、草刈正雄演じる真田昌幸によって1583年に築城されました。東京駅から北陸新幹線に乗って1時間半、長野県の上田駅から徒歩18分で行けます。上田城は堀と土塁で囲まれ、出入り口に石垣が使われるなど堅牢な城として知られています。それもそのはず、2度もの上田合戦で徳川の大軍に勝利したという実績を持つんです。日本各地には多くの城郭がありますが、2度の実戦経験で輝かしい戦果をあげた城は、上田城が唯一!一見すると平凡に見えますが、いかに攻め入ることが難しいお城だったのかを想像しながら訪れると、戦国ロマンを感じられるはず。上田城では毎年、「上田城千本桜まつり」を開催しており、今年の期間は4月6日から17日までの12日間。上田城を中心とした公園に埋め尽くす約1000本の素晴らしい桜を鑑賞できるだけでなく、上田市内の銘品や地場産品等の観光物産展、ステージイベントや体験型アトラクションなど盛りだくさんな内容。このタイミングに上田城を訪れて、是非真田丸ブームを感じてみてください。●夜桜のライトアップに注目!長野県「松本城」同じく長野県にある松本城は、国宝にも指定されている由緒あるお城。新宿駅から特急のスーパーあずさに乗って2時間26分、松本駅から徒歩15分で行けます。松本城は戦国時代に築城されたものの現在でもそのままの天守が残っており、現存の五重六階の城の中では日本最古という大変貴重なお城です。格調高い黒色が際立っており、凛々しくて格好良いのが特徴。雪深い地域なので、冬はこの黒さがさらに引き立ちます。また松本城を訪れたら是非頑張っていってほしいのが大天守の最上階。そこから望む美しい景色に感動してください。美しいアルプスの山々に映える松本城は、どの季節に行っても違った表情が楽しめますが、やはり行きたいのは桜の時期。桜の開花宣言の3日後から10日間開催される「夜桜会」では、城のお堀を囲む咲き誇る桜とともに天守閣がライトアップされ、お茶会や琴やフルート・雅楽の演奏が楽しめます。雅な雰囲気を味わえるということで、女性に人気を集めていますよ。●日本三大名園、兼六園とともに楽しめる石川県「金沢城」豊臣秀吉から領地を与えられた前田利家が1583年に入城したのが、石川県金沢市にある金沢城。1759年の宝暦の大火によってほとんどが焼失した金沢城は、その後、再建が着手されており、現在もなお、当時の姿を再現すべく復元の工事が継続して行われています。東京駅から金沢駅まで北陸新幹線で2時間35分、金沢駅からバスと徒歩で向かいます。金沢城の特徴は何といっても、場所によって様式が使い分けられているほど石垣の種類が多いこと。どうやってこんな大きな石をここまで運んだのか、敵をどのようにして守るための石垣なのか、など、攻め入る敵の気持ちになってイメージしながら見ていくととても面白いですよ。また金沢城の外郭には、日本三大名園の1つと数えられる兼六園があります。天守閣は無く、いわゆるお城!という感じは強くありませんが、美しい兼六園とともに、広々とした広場がある金沢城公園をのんびり散歩しながら観光する人が多いそうです。桜の時期には、兼六園菊桜や兼六園熊谷桜、旭桜など、全国的に珍しい桜が多種多様見られることも特徴。兼六園の茶店通りには、花見だんごや桜餅などの甘味処がズラリと並び、お花見気分が盛り上がること間違いなし!開花宣言5日目から7日間は、「金沢城・兼六園観桜期ライトアップ」も予定されています。今年の春は、東京から少し羽を伸ばしてお城とともに桜を観に行くプチトリップはいかがですか?(石狩ジュンコ)
2016年03月23日●"左近の桜"と"右近の橘"から京都一のお花見スポットでしだれ桜を京都で見る桜は、やはりひと味違う。それはなにも有名な寺社の境内の桜だけでなく、舞妓(まいこ)や人力車の行き交う街路や、公園の桜にも特別な"艶(あで)やかさ"を感じる。今回は、京都の中でも特に観光エリアとして人気の高い東山の桜の名所3カ所を巡るモデルコースを紹介しよう。拝観時間も含め、2~3時間もあれば歩けるコースなので、出張で余った時間などを使った花見を楽しむことも可能だ。○平安神宮で"左近の桜"を見る最初に向かうのは、京都駅からバスで30分ほどの「平安神宮」(京都市左京区)。鴨川の東に、社殿と約一万坪の「神苑」(回遊式庭園)が広がる、京都を代表する観光名所のひとつだ。平安神宮の社殿は明治28年(1895)、平安遷都1,100年を記念して、平安京の朝堂院(大内裏の正庁)の一部である応天門と大極殿を原寸の2/3のスケールで再現したもの。縮小サイズとはいえ、そのスケールの大きさには圧倒される。大極殿の前に植えられているのが、いわゆる"左近の桜"と"右近の橘"だ。左近の桜はそれほど大きな木ではないが、この有名な桜の木の前に立つとやはり感慨深い。ちなみに、左近の桜と右近の橘は、現在の京都御所の紫宸殿(ししんでん)前にも植えられている。さて、もし時間に余裕があるなら、社殿を囲むように広がる「神苑」も歩いてみたいところだ。「神苑」は南神苑・西神苑・中神苑・東神苑の4つの庭園から成り、桜の時期は一面に紅枝垂(しだ)れ桜の咲く南神苑が特にオススメだ。●information平安神宮神苑(回遊式庭園)の拝観所要時間約1時間住所: 京都市左京区岡崎西天王町アクセス: JR「京都駅」より市バスで「岡崎公園美術館・平安神宮前」下車、徒歩5分○露店のにぎやかさと古木のしぶさと平安神宮を南へ出ると、京都府立図書館、京都市美術館、国立近代美術館などの建物が両側に建ち並んでいる。その先の大きな鳥居をくぐると琵琶湖疎水(そすい)に架かる橋があり、橋の上からは水の上に枝を伸ばす桜の下を行き過ぎる遊覧船が見える。平安神宮からまっすぐ南へ続く道は"神宮道"といい、この道を15分ほど歩いて行くと、知恩院の巨大な山門の前を通り過ぎる。そして、そのすぐ先に広がるのが、花街・祇園の一角に位置し、京都一のお花見スポットとして名高い「円山(まるやま)公園」(京都市東山区)だ。円山公園と、公園に隣接する"祇園さん"こと八坂神社境内には、桜の季節は露店もたくさん出てとてもにぎやか。公園内にはかなりの数の桜が植えられているが、ひときわ目立つのが"円山の枝垂桜"、または"祇園の夜桜"とも呼ばれる枝垂れ桜の古木。現在の木は、昭和22年(1947)に枯死した初代の後を継ぐ2代目で、昭和のはじめの頃に初代の木から種子を採って育てられた老木だが、見事な枝ぶりは今なお健在。明治から昭和初期にかけて活躍した歌人の与謝野晶子は、妖艶な祇園の夜桜の様子を「清水へ祇園をよぎる桜月夜 今宵遭ふ人みな美しき」と和歌に詠んだ。昼間見る桜ももちろん美しいが、花街・祇園の桜の真骨頂はやはり夜桜だろう。可能であれば、ぜひ夜桜見物をオススメしたい。●information円山公園住所: 京都府京都市東山区円山町アクセス: 京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約7分続いては、夜桜にもオススメなあの伝統的建造物群保存地区をそぞろ歩いてみようではないか。●風情ある伝統的建造物群の側でお酒とともに夜桜を○これぞ京都! 祇園新橋の夜桜散歩円山公園を再び北に出て、知恩院山門前まで戻ったら、西に向かって歩いて行こう。150mほど先で「東大路通」を渡ったら、その先へと続く「新橋通」という細い路地を歩いて行く。しばらくは両側にビルの建つふつうの路地が続くが、200mほど歩き「花見小路通」との交差点を越えると、そこには別世界が広がっている。このエリアは「祇園新橋伝統的建造物群保存地区」(京都市東山区)と呼ばれている。石畳の道の両側には、京都の伝統建築である「紅殻格子(べんがらごうし)」の家々が建ち並ぶ。そして白川に架かる巽橋(たつみばし)のたもとには、伎芸の上達にご利益があるとされ、舞妓や芸妓(げいこ)の信仰を集める「辰巳大明神」のお社が。まさに、これぞ京都! という風情だ。白川の流れに寄り沿うようにして桜が植えられているので、このまま桜散歩を楽しむとしよう。この辺りで桜を楽しむなら、やはり夜桜がいい。日暮れ後、お茶屋や宿屋の軒先に明かりが灯りはじめる中、夜風に吹かれて桜の花びらが白川の川面に舞い落ちていく。そんな風情を楽しみながら四条大橋まで歩き、橋の向こうの先斗町(ぽんとちょう)でお酒をちょっと引っかけてみたりすれば、最高にぜいたくな京都の夜になりそうだ。●information祇園新橋伝統的建造物群保存地区住所: 東山区元吉町・末吉町周域アクセス: 京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約3分○ちょっと足を伸ばして高台寺へもし時間に余裕があるなら、東山周辺では「高台寺」(京都市東山区)も桜のオススメのスポットなので、立ち寄りなんてどうだろうか。円山公園から南へ200mほど歩を進めると、左手に寺院の塀が見えてくる。高台寺は豊臣秀吉の妻・ねね(北政所)ゆかりの寺であることから"ねねの寺"の通称で知られ、門前道は"ねねの道"と呼ばれる。この付近からは東山のシンボル・八坂塔と桜のコラボが楽しめるので、記念撮影にはもってこいだ。また、高台寺の方丈前庭には大きな枝垂れ桜が植えられており、桜の季節は夜間ライトアップも行われる。●information高台寺住所: 京都市東山区高台寺下河原町アクセス: 京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約10分天気予報サイト「ウェザーニュース」が3月15日に発表した予報によると、2016年の桜の開花は3月21日ごろとのこと。京都市周辺では3月26~31日にかけて開花し、4月初めに見頃となるようなので、タイミングを逃すことなく桜のはかない美しさを味わっていただきたい。※記事中の情報は2016年3月時点のもの○筆者プロフィール: 森川 孝郎(もりかわ たかお)旅行コラムニスト。京都・奈良・鎌倉など歴史ある街を中心に撮影・取材を行い、「楽しいだけではなく上質な旅の情報」をメディアにて発信。観光庁が中心となって行っている外国人旅行者の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の公式サイトにも寄稿している。鎌倉の観光情報は、自身で運営する「鎌倉紀行」で更新。
2016年03月17日東京都・両国の東京都江戸東京博物館は、真田信繁(幸村)の生涯をゆかりの品や歴史資料で紹介する、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」を開催する。会期は4月29日~6月19日(月曜休館、ただし5月2日、5月16日は開館)。開館時間は9:30~17:30。観覧料は一般1,350円、大学・専門学校生1,080円、高校生・65歳以下680円、中学生以下無料。同展は、NHK大河ドラマ「真田丸」と連動し、「大坂の陣」において、大坂城東南に出丸「真田丸」を築き奮戦した勇将真田信繁の生涯をゆかりの品や歴史資料で紹介するもの。大坂冬の陣・夏の陣での活躍が中心に紹介されるとともに、信繁の人間像と彼が生きた時代が浮き彫りにされる。真田信繁は、のちの信濃国上田城主真田昌幸の次男として生まれ、織田、北条、徳川、上杉とめまぐるしく主君を変える真田家において、上杉景勝に人質として差し出され、その後豊臣秀吉の人質として暮らした人物。慶長5年(1600)の関ヶ原合戦では、親子兄弟が東西に分かれて戦ったが、石田三成が率いる西軍は敗退し、父・昌幸と信繁は九度山(和歌山県)に幽閉の身となった。しかし、豊臣家と徳川家による最終決戦「大坂の陣」が起こると、信繁は大坂城へ入城。亡き父から受け継いだ知略と武勇を武器に、劣勢が明らかな豊臣方として戦うことを決意した。慶長19年(1614)の大坂冬の陣において信繁は、大坂城の東南に真田丸と呼ばれる出丸を作って徳川方を迎え撃ち、その武名を天下に知らしめることとなった。翌年の大坂夏の陣では、寡兵ながらも果敢に徳川方を攻め、その奮戦ぶりは家康に死を覚悟させるほどだったと後世に伝えられている。最後は兵力で勝る徳川方に敗れ大坂城は落城、信繁はその生涯を閉じた。同展では、勇将真田信繁の生涯が「プロローグ」、「第1章 武田と真田」、「第2章 上田合戦から小田原合戦」、「第3章 関ヶ原合戦と真田」、「第4章 真田家と桃山文化」、「第5章 大坂冬の陣・夏の陣」、「エピローグ 信繁から幸村へ」という構成で紹介される。
2016年03月02日『ネットで人生棒に振りかけた!: 先の読めない時代の情報版「引き寄せの法則」』(新田哲史著、アスペクト)の著者は、言論プラットフォームとして知られる「アゴラ」編集長兼ソーシャルアナリスト。読売新聞で10数年にわたって記者を務めたのち、コンサルティング会社を経て独立したという異例の経歴の持ち主でもあります。まず、高給と社会的地位を約束された大手新聞社を辞めてしまったこと自体が大胆すぎる決断ですが、これはインターネットの普及という表面的な現象や既存メディア崩壊を煽る周囲の意見に踊らされたからなのだとか。しかも転職先でも大失敗し、実務経験もお金もないまま仕方なく独立して社会の荒波で溺死しかけることに。だから、「ネットで人生棒に振りかけた」わけです。では、私たちが人生を棒に振らないためにはどうしたらいいのでしょうか?著者の教訓を抜き出してみましょう。■人生を棒に振らないための教訓(1)「独立」とは、必ずしも会社を辞めて起業するという意味ではないと著者。組織にいようと、凡人のビジネスパーソンが自己判断能力を持って「一人前」と認められるようになるには、相応の「下積み」期間が必要だということ。■人生を棒に振らないための教訓(2)「あの偉大な先生がこう話していた……」「そのジャーナリストの取材によると……」など、私たちはつい著名人や成功者の言説に左右されてしまいがち。しかし先が見えない状況だからこそ、それらを鵜呑みにせず、冷静に検証することが大切。■人生を棒に振らないための教訓(3)男は特に「歴史好き」で、たとえば織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの勇姿に憧れてしまいがち。しかし彼らはほんの一握りの存在であり、天才です。普通の会社員であれば、英雄物語は娯楽として割り切り、まずは凡才を参考にしたほうが堅実だとか。■人生を棒に振らないための教訓(4)衰退業界で汲々とする人生はつまらないけれど、とはいえ組織を飛び出して異業種で成果を生み出すのは並大抵のことではありません。転職は慎重にすべきで、会社にしがみつくのも立派な選択であることを認識すべき。■人生を棒に振らないための教訓(5)自己分析において、近年は「内発的動機」が注目されています。金銭や名誉などの「外発的動機」と異なり、内面から沸き起こる興味、関心、意欲がもたらす動機。まさにその人の本音に沿っているわけで、職業選択においても「やりたいこと」をやるのがいちばんだということ。■人生を棒に振らないための教訓(6)リクルート創業者の江副浩正氏の「自ら機会をつくり、機会によって自らを変えよ」という名言からもわかるとおり、自分から動いて仕掛ければなにかを得られるもの。■人生を棒に振らないための教訓(7)SNS全盛の現代では、ネットでもリアルに劣らないコミュニケーションが可能。でもソーシャルキャピタル(社会・地域の結びつきから、社会に新たな価値を与えようとする考え方)的な関係を目指したいなら、リアルで互いに信頼を築くことが大切。■人生を棒に振らないための教訓(8)職業選択においては、「自分だったら社会にどうやって貢献できるのだろう」と、自分の得意なことをしっかり分析して理解しておくことが重要。■人生を棒に振らないための教訓(9)「自分がアホである」といさぎよく割り切るところから道は開けるもの。時代の先を見通す力がないなら、信じるに値する識者を探し、徹底してついていくのも手。■人生を棒に振らないための教訓(10)自由に働いて生きていきたいのなら、自分から仕掛けていかないと道は開けないもの。信頼やブランドは、企画の積み重ねが実績となって形成されていくということ。■人生を棒に振らないための教訓(11)「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子の名言は、「絶対勝てる」という意味ではなく、リスクヘッジの大切さを説いていることに注目すべき。■人生を棒に振らないための教訓(12)既存の考え方にとらわれていては、新しいものが生まれなくて当然。まず、疑うことで考えることが大切。■人生を棒に振らないための教訓(13)価値観が多様化する時代だからこそ、情弱(情報弱者)にならないためには相手との認識のズレを把握することは不可欠。■人生を棒に振らないための教訓(14)ソーシャルメディア全盛の現代においては、さまざまなバックボーンを持つ人たちとバーチャル上で知的に語り合うことも可能。ネット時代だからこそ、プロの知見を上手に集めることは重要。*本書の大半は著者自身の体験談で占められており、失敗も明らかにされているため、読み物としても十分に楽しめる内容。ぜひ一度、手にとってみてください。(文/書評家・印南敦史)【参考】※新田哲史(2015)『ネットで人生棒に振りかけた!: 先の読めない時代の情報版「引き寄せの法則」』アスペクト
2016年02月12日朝日新聞社は、東京国立近代美術館およびBS朝日との共催により、歴史上の人物や場面を描いた名作で知られる日本画家・安田靫彦の大回顧展「安田靫彦(やすだ・ゆきひこ)展」を開催する。会期は3月23日~5月15日(月曜休館、ただし3月26日/ 4月4日/5月2日は開館)。会場は東京都・竹橋の東京国立近代美術館。開館時間は10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで/金曜日は20:00まで開館)。入場料は一般1,400円/大学生900円/高校生400円で、前売り券(12月1日~3月22日販売)は一般1,200円/大学生800円/高校生300円。(会期中、一部作品の展示替えあり)同展は、源平合戦での源頼朝・義経兄弟の対面を描いた「黄瀬川陣(きせがわのじん)」や、女性人物画の傑作「飛鳥の春の額田王(ぬかたのおおきみ)」など、歴史画の名作で知られる巨匠日本画家・安田靫彦の大回顧展。ヤマトタケルや聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉、宮本武蔵など、教科書や切手などでお馴染みの有名作品から、"靫彦戦後の3大美女"と言える「王昭君(おうしょうくん)」(3月23日~4月17日展示)、「卑弥呼(ひみこ)」(3月23日~4月17日展示)、「飛鳥の春の額田王」(4月19日~5月15日展示)まで、100点を超える作品が展示される。なお、展示作品のすべてがデッサンや下図を経て描かれた"本画"とのこと。なお、同展は作品保護のため、会期中一部作品の展示替えがある。2回訪館してすべての作品を観たいという人向けに、割安となる観覧券2枚セット「頼朝・義経券」も用意されている(当日券2,500円/前売り券2,000円)。なお、頼朝・義経券は「2人で訪館(1度)」の際にも利用可能とのことだ。前売り券は、東京国立近代美術館(開館日のみ)、本展特設サイト(オンラインチケット)、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケット、イープラスで購入できる。
2015年11月20日山ガールや釣りガールに次いで、いまアツいのが「城ガール」。お城巡りを楽しむ女性たちです。近著『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』のある古城探訪家・今泉慎一さんによると、日本全国で築かれた城は、すでに失われたものも含めて約3~4万。日本ほどの密度で城が存在する国は、世界的に見てもまずないのだそうです。今回は今泉さんにお話をうかがい、数字にまつわるお城の雑学をご紹介します。■1:地方都市なのに熊本城が入場者数2位に入っている主要な城の入場者数ランキング(平成24年度のデータ)によると、1位は首里城(沖縄県)の175.3万人、2位が熊本城(熊本県)の157.9万人。ですが、今泉さんは「熊本城こそが本当の人気No.1」と考えます。「首里城のある沖縄県はもともと、国内観光地としてもトップクラス。ほかにも入場者数100万人以上の城があるのは、いずれも人気観光地や人口の多い地域です。一地方都市にある熊本城が2位に食い込んでいるのは、城自体の魅力が多くの人を呼んでいるからといっていいでしょう」この熊本城、日本三大名城の一つでありながら、7~8年前まで観光客数は70~90万人台だったそう。数年で倍近い入場者数を獲得するようになったのには、ある秘策があるといいます。それが一口城主制度(現在も募集中)。一口1万円で、城の復元費用を寄付してもらうというもの。寄付した人には「城主証」や、熊本市内の観光施設が無料になる「城主手形」が贈られ、天守の一角に名前が記されます。「歴史好きなら誰もが一度は、一国一城の主になりたいと思ったことがあるはず。その気分をちょっとだけ味わえる、歴史マニアの心をくすぐる制度です」(今泉さん)■2:北海道の松前城は江戸時代1日で落城されている本来、戦の砦となるはずのお城ですが、江戸時代に入ると、築城術は次第に実践に基づかない机上の軍学に。そのことを象徴するお城が松前城(北海道)です。松前城は戊辰戦争時、新選組・土方歳三に攻められわずか数時間で落城してしまったとか。じつは、完ぺきな構えだったのは正面側のみで、裏側に回るとまったく無防備な「頭隠して尻隠さず」な城だったというのです。「当時最新の軍学知識をベースに築城したのですが、それが西洋式だったこと、江戸時代には大きな合戦がなく、実戦的な側面からの知識に乏しかったことが、設計上の不備を生んだ原因かと思います。城に籠っていた守備兵たちは、『えー、マジかよ!』と思ったのでは? 『設計したの誰だよ!』と(笑)。でも、あっさり落城した方が命は助かるし、いい面もあるんですけどね」(今泉さん)■3:豊臣秀吉はたった1日で石垣山城を築城している奇策が得意だった豊臣秀吉。たった1日で城を築城したという逸話を聞いたことがある方もいると思いますが、その一夜城が2つあったことをご存じでしたか?ひとつは1566年に築かれた墨俣城(岐阜県)で、もうひとつはその20数年後、1590年の小田原征伐の際に造られた石垣山城(神奈川県)です。短時間で築城したといわれるこの2つの城ですが、築城術は異なります。墨俣城は、ある程度組み立てた部品を、近くを流れる木曽川に流して一気に運び込み、現在のプレハブのような工法で造られたとされ、石垣山城は、数万人の人夫を動員して本格的な城郭を造り上げ、完成したところで木立を一気に伐採したと考えられています。そして、2つの逸話は、その信ぴょう性も大きく異なっているよう。墨俣一夜城について今泉さんは、「おそらく、話を盛っています」とバッサリ。「木曽川の上流は当時、敵方の支配地域。上流から木材を流したというこの話には無理があります。ただ、秀吉軍は機動力で有名ですから、敵方の予想以上に素早く墨俣に陣取り、敵の度肝を抜いたのは事実だと思います」一方、石垣山城のエピソードに「こちらは真実でしょう」と今泉さん。「城が完成してから周囲の木立を伐採した、というのは納得のゆく話だし、秀吉は天下人一歩手前だったので、人員も財力も潤沢だったはず。小田原城は固い城で、攻め落とすのが大変。そこで、心理的にダメージを与える作戦に出たのでは?攻城戦の名手としての秀吉らしさがうかがえる話です」2つの一夜城、その成り立ちを知るとまったく異なるイメージが浮かび上がります。*『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』をには、ほかにもお城巡りの楽しさが倍増する雑学が詰まっています。本書を片手に、近場のお城の魅力を探ってみては?(文/よりみちこ)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』と『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年10月31日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年10月27日エッジはこのほど、ブリオッシュ・コン・ジェラート専門店「Brigela(ブリジェラ)」にて、季節限定のフレーバー「かぼちゃのジェラート」を発売した。○かぼちゃの自然な甘みとパンのホクホク感がおいしいスイーツ同商品は、もっともリッチなパンと言われる「ブリオッシュ・コン・ジェラート(ブリジェラ)」に、旬の野菜・かぼちゃをふんだんに混ぜ合わせたバニラジェラートを挟んだスイーツ。ブリオッシュは一般的なパンとは異なり、水の代わりに牛乳を加え、バターと卵を多く使った口当たりの軽い発酵パンの一種で、最高級パンと言われている。マリー・アントワネットが「パンが食べられないならお菓子を食べればよいのに」と言った"お菓子"こそが、ブリオッシュとなる。かぼちゃには甘みの強い北海道産の「くり将軍」を使用。その昔、豊臣秀吉がその甘さに喜んだという伝説があるほど甘いかぼちゃが形を残したまま入っており、自然な野菜の旨みとホクホクとした食感が楽しめるという。今しか味わえない旬のフレーバーとなっている。販売期間は、10月1日~末日。価格は410円(税込)~。
2015年10月06日朝晩は冷え込むようになり、すっかり秋らしさを感じる今日この頃。読書にスポーツにアート…と、みなさん思い思いに秋の夜長を楽しんでいることでしょう。でも、一番身近に楽しめるのはやっぱり「グルメの秋」なのでは?≪旬の食材にはすごいパワーが!≫ところで、秋に旬を迎える食材は栄養豊富で、精力がつくものが多いってご存知ですか?ほっくりおいしい銀杏(ぎんなん)や栗は意外に精が強く、体の芯にたまった夏の疲れを追い出してくれるそう。胃腸に優しい根菜類もまた、精力増強には欠かせない食材。ネバネバ系の代表格、里芋に山芋や自然薯、その小芋のムカゴなどは有名ですね。そして、人参やごぼう・れん根など1年中見かけるごくありふれた野菜も、この時期に旬を迎えます。いかにも和食、って感じの地味な根菜類ですが、実は精力増強にすごいパワーを秘めているんですって!今回は、その中でも特に地味な「ごぼう」にスポットライトを当ててみたいと思います。≪精力旺盛・秀吉の秘密はごぼう?≫ごぼうというと、何といっても豊富な食物繊維が有名ですが、それ以外にもアルギニンやアスパラギン酸など精力増強に役立つアミノ酸がたくさん含まれています。特にアルギニンは、精液の80%を構成するアミノ酸。そりゃ精力もつくってもんでしょう。ちなみに、側室を300人も抱えていた豊臣秀吉は、尾張の特上ごぼうを取り寄せてよく食べていた、とも伝えられています。すごいパワーが秘められているごぼう…地味だけどあなどれない!にんにくほど強烈なニオイではないし、鰻ほど高価でもなく、いかにも「精力つきます!」ってアピールもないこの食材。こういうものこそ、彼との食事に取り入れるといいんじゃないでしょうか。家飲みのおつまみやご飯のおかずとしてさりげなく出したら、疲れ気味の彼も知らず知らずのうちに元気に…なんて。≪簡単・オシャレなごぼうレシピ≫きんぴらや煮付け、サラダもいいけれど、それではありきたりだし、居酒屋のお通しみたい。そこで、手軽にできて箸が進む、ちょっとオシャレなレシピをご紹介します。材料は、全て適量でOK!◆アヒージョオリーブオイルで素材を煮るだけのアヒージョは、簡単なのに「おっ」と言わせる、おつまみの定番。ごぼうの旨味がオイルに合って、たまらないおいしさに。【材料】・ごぼう・ベーコン・にんにく・鷹の爪・オリーブオイル【作り方】[1] ごぼうは皮をむいて5cmくらいに切り、半分に割っておく(空き瓶などでったいても)。[2] ごぼうを、にんにく・鷹の爪・ベーコンと一緒に小鍋か耐熱皿に入れ、オリーブオイルをひたひたに注いで加熱する。[3] オイルがふつふつと煮立ったら弱火にし、素材が柔らかくなったらできあがり。☆仕上げにパセリをふると、見た目もオシャレな感じに。ベーコンの代わりに鶏レバーや魚介類を入れてもおいしいですよ。◆チーズ焼きごぼうの香りとチーズのミルキーな濃厚さは、クセになる組み合わせ!【材料】・ごぼう・みそ・酒・みりん・とろけるチーズ【作り方】[1] ごぼうは皮をむいて5cmくらいに切り、半分に割って(空き瓶などでたたいても)耐熱皿に載せ、柔らかくなるまでレンジで加熱する。[2] みそを酒とみりんでトロトロになるまで伸ばし、ごぼうが温かいうちに和える。[3] とろけるチーズをかけて、オーブンなどで焼く。チーズに焦げ目ができたら完成!【もっと手軽に!ごぼうチップス】もっと手軽に…と思うのなら、ささがきしたごぼうを素揚げするだけの「ごぼうチップス」が便利。170℃くらいの油でほんのり色づく程度に揚げ、塩をふるだけ。お好みで青のりやハーブソルトなどを使うのも良いですよ。コンビニなどでも売っていますから、それを利用すればさらに楽ちん。そのまま食べてもおいしいけれど、豆腐やサラダ、うどん、みそ汁などにトッピングすると、香りと食感が楽しくなります。地味においしく、体に元気を与えてくれる秋のごぼう。秋の夜長を彼とセクシーに楽しむためにも、普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。もちろん、女性のお肌をキレイにしてくれる効果も折り紙つきです!(文=石村佐和子)あの人の「夜のオオカミ度」診断【無料占い】
2015年10月04日付き合っている彼がもう少し成功してくれたら・・・出世してくれたら・・・と思うのは、女性のひそかな願望ですよね。付き合い始めは愛さえあればOK!彼さえ居てくれればそれでいいの!と思えるでしょうが、1年、2年と付き合っていれば、もう少し仕事で頑張って欲しいと思うのは当然のこと。そこで、今回は血液型別に彼の成功指数をご紹介したいと思います。■●A男性の成功指数・・・25%適正:事務処理・経理職A型男性である彼の内面は、まさに「石橋をたたいて渡る」タイプ。仮に活発なタイプであったとしても、何事にも細かく計画を立て慎重に行動するのが本質のようです。人や社会に対する見方や考え方は厳しめで、同様に自分にも厳しいところが。しかし、置かれた立場をよく理解して、何事にも責任感を持って行動する彼は周囲から信用されているでしょう。さらに、約束やルールをきちんと守る真面目で努力家の部分もあると言えます。小さくまとまろうとするので自信をつけさせて。■●B男性の成功指数・・・75%適正:広報・サービス職B型男性である彼の内面は、ゆったりとした心の持ち主で明朗な性格。他人におだてられると、すぐその気になって行動する上に、いったん決断すると、まっすぐ目標に向かって突き進むところが。周囲の同僚からはとても頼もしく見えて、リーダー的存在になることも多いみたいです。しかし、自分だけが正しいと信じて、後先考えず行動してしまう短所も。純粋すぎるあまり独り善がりな面がでてしまうとNG。協調することの大切さをアドバイスしてあげて。■●O男性の成功指数・・・90%適正:営業・経営職O型男性である彼の内面は、自分の目標をしっかりと持ち、絶えずそれに向かって前進しようと努力するタイプ。他人の力をあてにしないで、持ち前の忍耐力で困難も乗り越えていけるでしょう。やや計画性に欠けるところもありますが、あまり小さな事にはこだわらず、その場その場で対処しながらミッションをクリアするでしょう。自分の能力に自信を持っている部分がありますが、過信しがちなので謙虚でいることを意識させて。■●AB男性の成功指数・・・40%適正:芸術・技術職AB型男性である彼の内面は、感受性が豊かで芸術的な部分を持ち合わせる理想主義タイプ。わりと何でも無駄なく器用にこなせる、実務能力の高さを秘めているようです。また、効率よく仕事をこなす一方で、とっぴょうしもないことを考え出せる天才肌とも言えるでしょう。時によって表現の仕方が違ったりするため、人からは二重人格的に思われることもありますが、2つの性質を使い分ければ怖いもの無しなはず。彼を受け入れてあげて。■男性の出世は、もちろん彼自身の努力にもよるものですが、意外と女性にかかっている部分も大きいもの。アゲマン・サゲマンなんて言葉もあるくらいですから。彼のお尻を叩くことも大事ですが、一番はあなたの励ましなのかもしれませんね。豊臣秀吉の妻・寧々なんか、まさにアゲマンの代表格。彼女に倣ってみるのもアリ!?(脇田尚揮/ライター)
2015年09月20日