2022年4月からテレビ東京系で放送を開始するテレビドラマ『先生のおとりよせ』の追加キャストが新たに発表されました。『先生のおとりよせ』に橋本マナミ、神尾楓珠、財前直見が出演決定原作は、漫画家の中村明日美子さん、小説家の榎田ユウリさん共著による同名作品『先生のおとりよせ』。すでに、主人公のドSで不愛想な官能小説家・榎村遥華役に向井理さん、小説家・榎村とタッグを組んでコラボ作品を執筆することになるドМな漫画家・中田みるく役に北村有起哉さんの出演が発表されていました。また、新たに追加キャストとして橋本マナミさん、神尾楓珠さん、そして財前直見さんの出演が発表に。橋本さんは、出版社の編集長・九堂今日子役、榎村たちの住むマンションの配達を担当している、配達員・鬼女島君役を神尾さんが、また、マンションの管理人・東雲さん役を財前さんが演じます。物語の主軸となる『おとりよせグルメ』とはまた別の、個性豊かな登場人物が織りなすサイドストーリーにも注目です。九堂今日子役:橋本マナミさんコメントドラマの内容もとても面白いので演じる側としてもかなり楽しませてやらせていただいています。リフレッシュ出版の編集長として主人公のお二人を引っ張っていくのですが、仕事のできる女でありながら他にも色々な個性が飛び出してくる今日子。私も大好きなキャラクターです。お二人の間でどのような動きをするのか、今日子の言動にも注目していただけたら嬉しいです。鬼女島君役:神尾楓珠さんコメント鬼女島は「おとりよせ」を配達してくる重要な役割を担っているので、ワンシーンワンシーンを大事に演じたいと思います。東雲さん役:財前直見さんコメント台本で、東雲さんって、さんがついているのが嬉しくて、楽しく明るく遊ばせてもらっています。個性溢れる主演のお二人と共演出来た事が何より嬉しいです。癖のあるスパイスになるように頑張ります。『先生のおとりよせ』メインビジュアル解禁追加キャストの発表に加え、ドラマのメインビジュアルも解禁に。おとりよせグルメも盛りだくさんのにぎやかな1枚は、原作の表紙をオマージュした内容となっています。しかし、原作の表紙にそっくりなようで、少し違うところも。原作ファンは、見比べてみるのも楽しいかもしれません。『先生のおとりよせ』は、2022年4月8日金曜日、深夜0時52分から放送スタートです。[文・構成/grape編集部]
2022年02月22日財前直見さん撮影/深澤慎平若いころから、ドラマ『お水の花道』や『スチュワーデス刑事』など、数々のヒット作に出演してきた女優の財前直見さん(56)。■妊娠きっかけに移住2007年に東京での生活を引き払い、実家のある大分で父と母、生まれて間もない息子と暮らし始めた。昨年末には、大分での暮らしや食をまとめた『直見工房』(宝島社刊)も出版。移住のきっかけや田舎での生活について伺った。「40歳で子どもを授かったときに、この子の前では女優ではなく、1人の人間でいたい。そう考えたのが始まりでした」移住とともに、仕事を休み、最初の3年間は育児に専念。そこに迷いや後悔はなかったという。「豊かな自然環境の中で、子育てができたのは幸せでした。子どもも、都会で2人で生活するよりも、祖父母や小さいときから知っているご近所さんとの付き合いの中で、いろいろな人の視線や愛情を感じて育ったのではないかと思います」■“もったいない精神”が生まれた大分では80歳を越える父親が、広大な畑や山でさまざまな農作物を作っている。高齢になる親を支えたいという気持ちも地元に戻ろうと思った理由のひとつだ。「農作業は父の趣味でもあるんですけど、1800坪の畑と1800坪の山で、タケノコに、きゅうり、玉ねぎ、かぼす、しいたけ、大根、ほうれん草、里芋……と季節によってさまざまな作物が採れます。私は収穫を手伝うくらいですが、収穫したらなるべく早く新鮮なうちに食べきるようにします」季節のものをその季節に収穫して食べる、という人間の自然な行為を通して、自然のありがたみや、“もったいない精神”が芽生えたという。1度に大量に採れる野菜や果物を最後までおいしく食べきる秘訣はあるのだろうか。「うちの母は料理が大得意なので、2人でどんどん調理してその日のごはんにしたり、加工食や保存食にしたりします。冬は中庭が冷蔵庫代わりになるので、今の季節は白菜や大根は1度干してから漬物やキムチにして長く楽しんでいます」■母のレシピを受け継ぐ好きが高じて調理師免許まで取ってしまったという財前さんの母。膨大なレシピはすべて彼女の頭の中にある。いま、財前さんはそのレシピを習得しながら、ひとつひとつ手書きで書き残している。レパートリーはすでに80を超えた。ここで彼女がよく人におすすめするレシピを紹介する。「果物をたくさんいただいたら、瓶に氷砂糖と一緒に入れるんです。自然にジュースができて長持ちします。さらに、果実を取り出して加熱するとジャムにもなるので、ムダがありません。この時期はミカンをもらうことが多いので、皮をむいて氷砂糖と一緒に漬けています」■“当たり前”に気づく季節の食材を食べることは“食べる薬”だと気づいた、と財前さん。大自然の恵みの効果か、実際、財前家では風邪ひとつひかないそうだ。ときに大量の野菜との格闘で、延々と大根を切り続けていたりすると、「私、何やってるんだろうって思うこともあります」と笑う。ただ、そんな「無」になれる時間も、財前さんにとって大切なひとときだ。昨今はコロナ禍で田舎暮らしや2拠点生活が注目を浴びている。財前さんにとって田舎暮らしとは――。「交通の便などは不便ですが、では便利な東京がいいのかというと必ずしもそうではないと思います。人それぞれ価値観は違うと思いますが、私にとっての田舎とは、自分がいていちばんラクな場所、心が安らげる場所です。いまは仕事があるときに上京しているので、田舎があると女優業と主婦業のオンとオフが切り替えられるのもいいところです。とはいえ、田舎暮らしは大変は大変。何と言っても草が生えます(笑)。毎日草刈りしているイメージ!でも、そんな大変さがあっても移住したいと思えるような、そんな場所が見つかったらそれに越したことはないですね」終始、飾らない笑顔で大分からリモート取材に応じてくれた財前さん。その姿に、大分での穏やかな日々が垣間見えた。
2022年01月15日WOWOWにて7月から放送される『連続ドラマW 黒鳥の湖』で藤木直人が主演を務めることが決定した。さらに吉瀬美智子、三宅健、財前直見といった豪華な共演者も発表されている。原作小説の著者・宇佐美まことは『愚者の毒』で日本推理作家賞を受賞し、その後もミステリー小説の傑作を次々に発表する人気作家。彼の作品が映像化されるのは本作が初となる。藤木がWOWOWのドラマに出演するのは実に17年ぶり。演じるのはザイゼンコーポレーションの社長で、過去の過ちに罪悪感を感じながら次第に翻弄されていく主人公・財前彰太。また彰太の妻で、事件に巻き込まれていく中で過去の秘密が明らかになる財前由布子役に吉瀬、寺の住職の息子で、由布子が参加した“瞑想の会”を開く若院役にWOWOWのドラマ初出演となる三宅、若院の母親で由布子の精神的な支えになり、良き相談相手となる大黒様役に財前が決定している。複雑に絡み合う現在と過去、人々の闇や傷、次第に明らかになっていく驚愕の事実、衝撃のクライマックス。「因果応報」という言葉が突き刺さる内容に期待したい。藤木直人:財前彰太役・コメント――本作のオファーを受けた際の印象は?率直に嬉しかったです。WOWOWで『宿命』というドラマをやらせてもらったのがもう17年前。主人公・彰太の過去の事件とほぼ同じくらい前(笑)。スケジュールはハードになりそうですし、今の世の中の状況もとても大変ですが、まずはしっかりと毎日健康体で撮影に臨みたいと思います。――脚本を読まれた際の感想や、今回演じられる役・財前彰太について。原作を読んだ時、今起きている事件と18年前の事件がどう関わってくるのか?全く先が読めず、彰太と一緒に翻弄され、そしてその結末に驚かされました。あの人がこの世からいなくなったらどうなるんだろう?誰しもが心によぎった事はあると思います。決して他人事ではなく共感できるキャラクターにしたいと思いました。――映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へのメッセージ。状況が次々と変わっていき、さらには18年前の事件も絡んできて複雑な構造になってます。1シーン1シーン丁寧に作って皆様にドキドキ、ハラハラしていただけるようなエンタテインメント作品になるよう頑張ります。吉瀬美智子:財前由布子役・コメント――本作のオファーを受けた際の印象は?久しぶりのWOWOWで、大人が特に楽しめる作品だなと思いました。難しい役どころではありますが、この役を楽しみながら演じられたらと思います。藤木さんとも2度目の共演なので楽しみです。――脚本の感想や、今回演じられる役・財前由布子についての印象。内容が複雑で由布子も秘密をもっていながらの生活ですが、芯は強く彰太と出会った事によって救われた部分もあります。品があり、優しさの中にも強さを持っている女性だと思います。――映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へのメッセージ。サスペンスを楽しんで頂きながらも、因果応報というテーマを心にとどめて頂けたらと思います。三宅健:若院役・コメント――本作のオファーを受けた際の印象は?ドラマでミステリー作品に出演させて頂くのは今回が初めてなので、これまで見せたことのなかった自分をお見せできるのではないかと思いました。また、WOWOWでは初めてのドラマ出演になりますので楽しみにしております。――脚本を読まれた際の感想や、今回演じられる役・若院について。先が気になり一気に読んでしまいました。一歩道を踏み外してしまったが為に、その人の人生の歯車が狂っていく。自分の犯してしまったその罪に長年悩まされ苦しみ、自分の大切な存在にまで影響を及ぼしてしまう。過去の罪からは逃げられない。正に因果は廻るのだと思いました。――映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へのメッセージ。世の中は帳尻が合うように出来ていて、悪いことをすればいずれ暴かれ、必ず報いはやってくるのだなと思いました。原作中の言葉を借りると「間違った方法で得た幸福は、正しい方法で修正される」正に因果応報。嘘をつけば、その嘘を隠す為にひとつ、またひとつと嘘を塗り重ねていかなければいけなくなる。そのいくつも重ねられた嘘が、やがて人の心を真っ黒に塗り潰していくのかも知れない。なので、やはり真っ当に生きることが全てなのだと思いました。そんなことを感じられる作品になっていると思いますので、皆様ぜひご覧ください。財前直見:大黒様役・コメント――本作のオファーを受けた際の印象は?最初に、主人公達の名字が「財前」なので、ややこしいと思いました(笑)。撮影現場で「財前」と呼ばれると「ハイッ」って返事をする自分が浮かびました。――脚本を読まれた際の感想や、今回演じられる役・大黒様について。脚本の登場人物それぞれに心の闇と、自分の中の正義があって、ラストまでハラハラドキドキ謎を楽しんで読ませて頂きました。大黒様は、世話好きで、優しくて、この人に悩みを話すと安心する。そんな器の大きい方なんだろうなぁと感じました。――映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へのメッセージ。エゴや出世欲、金欲等よりも、自分の中の芯をしっかり持って、これからの時代を楽しんで生きましょう!■番組情報『連続ドラマW 黒鳥の湖』7月放送・配信スタート(全5話・第1話無料放送)公式サイト:
2021年04月19日藤木直人が7月から放送される連続ドラマW「黒鳥の湖」で主演を務めることが決定。WOWOWのドラマ出演は実に17年ぶりとなる。ストーリー若い女性が拉致され、持ち物が次から次へと家族のもとに送られてくるという事件が発生する。ザイゼンコーポレーションの社長、財前彰太(藤木直人)は、興信所の調査員をしていた18年前に、谷岡という男性から、娘が拉致されワンピースの切れ端や切り刻んだ下着、はがされた爪や写真が送られてきたという事件の調査を依頼された過去があった。いまになって似たような事件が起き、財前は動揺する。現在の華々しい生活があるのは、財前がその事件を利用して大きな“細工”をしたからだった。財前の“細工”により18年前には真犯人は逮捕されなかった。そしていま、その犯人が18年の時を経て、また動き出している…?そんな中、財前の愛娘・美華が行方不明になり持ち物が送られてくる。18年前の“細工”のバチが当たった、と考える財前。さらに、独自に調べを進めるうちに、妻・由布子(吉瀬美智子)の過去を知ることになる――。本作で藤木直人が演じるのは、“ザイゼンコーポレーション”の社長で、過去の過ちに罪悪感を感じながら次第に翻弄されていく主人公・財前彰太。また、彰太の妻で、事件に巻き込まれていく中で過去の秘密が明らかになる財前由布子役に吉瀬美智子。寺の住職の息子で、由布子が参加した“瞑想の会”を開く若院役に、WOWOWのドラマ初出演となる三宅健、その若院の母親で、由布子の精神的な支えになり良き相談相手となる大黒様役に財前直見が共演する。原作者の宇佐美まことは、「愚者の毒」で日本推理作家賞を受賞し、その後もミステリー小説の傑作を次々に発表している人気急上昇中の作家のひとりで、作品の映像化は本作が初めて。複雑に絡み合う現在と過去、人々の闇や傷、次第に明らかになっていく事実、衝撃のクライマックス…。まさに“因果応報”という言葉が突き刺さる作品となりそうだ。キャストコメント藤木さんは、「WOWOWで『宿命』というドラマをやらせてもらったのがもう17年前。主人公・彰太の過去の事件とほぼ同じくらい前(笑)」とふり返り、作品について「全く先が読めず、彰太と一緒に翻弄され、そしてその結末に驚かされました。あの人がこの世からいなくなったらどうなるんだろう?誰しもが心によぎった事はあると思います。決して他人事ではなく共感できるキャラクターにしたいと思いました」と意気込む。また、その妻・由布子役の吉瀬さんは「複雑で由布子も秘密をもっていながらの生活ですが、芯は強く彰太と出会った事によって救われた部分もあります。品があり、優しさの中にも強さを持っている女性」と演じるキャラクターについて語る。三宅さんは「ドラマでミステリー作品に出演させて頂くのは今回が初めてなので、これまで見せたことのなかった自分をお見せできるのではないか」とコメント。「世の中は帳尻が合うように出来ていて、悪いことをすればいずれ暴かれ、必ず報いはやってくるのだなと思いました。原作中の言葉を借りると、【間違った方法で得た幸福は、正しい方法で修正される。】正に因果応報。嘘をつけば、その嘘を隠す為に一つ、また一つと嘘を塗り重ねていかなければいけなくなる。そのいくつも重ねられた嘘が、やがて人の心を真っ黒に塗り潰していくのかも知れない。なので、やはり真っ当に生きることが全てなのだと思いました」と、原作のメッセージに触れた。さらに財前さんは「脚本の登場人物それぞれに心の闇と、自分の中の正義があって、ラストまでハラハラドキドキ謎を楽しんで読ませて頂きました」と脚本を読んだ感想を明かし、「大黒様は、世話好きで、優しくて、この人に悩みを話すと安心する。そんな器の大きい方なんだろう」と役柄について語っている。連続ドラマW「黒鳥の湖」は7月よりWOWOWプライム、WOWOW4Kにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信スタート(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年04月19日俳優の佐藤浩市が主演を務める、映画『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(12月4日公開)の追加キャストが6日、明らかになった。同作は『アンフェア』シリーズの原作『推理小説』多くのベストセラー小説を世に送り出し、 大ヒットTVドラマの脚本も手掛ける秦建日子の最新作の実写化作品で、『SP』シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取る。ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた同作は、クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を描き、パニックに陥る日本、そして事件へと巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯する。この度、日本の総理大臣・磯山毅役として鶴見辰吾、「不可解な行動を取る孤独なIT企業家・須永基樹(中村倫也)」の母親・須永尚江役として財前直見が出演することが明らかに。財前と中村の共演は3回目となり、『美食探偵 明智五郎』と同じく、母親役での再共演となる。謎の探偵役としては、『SP』ぶりに波多野組へ参加する野間口徹が出演。さらに「犯行予告場所に来てしまう会社員・高梨真奈美(広瀬アリス)」の同僚で、須永とも接点を持つ印南綾乃役を加弥乃、加えて「テレビ局契約社員・来栖公太(井之脇海)」と共に「一連の事件に巻き込まれる主婦・山口アイコ(石田ゆり子)」に出会い、事件に向き合うことになる高沢雅也役を金井勇太が演じる。最後に毎熊克哉、白石聖、庄野崎謙ら3人に関しては物語のカギを握る重要な役どころであり、詳細についてはまだ明らかになっていない。
2020年08月06日中村倫也がグルメな私立探偵を演じる「美食探偵 明智五郎」。いま、第6話の予告編で流れた“明智とマリアの炎の中でのキスシーン”がTwitter上で話題となっている。予告編では、倉庫らしき場所で炎に包まれながら、明智にマリアがキスをする。そのシーンが流れるやいなや、「キスシーンやば」「刺激が強すぎます」「キスシーン待ってましたぁぁぁぁぁぁ!!!!!ってなってるわたしやばいかな?????」「明智様とマリア様の燃えるキス!心臓やばい」など大反響。そんな第6話の舞台は、明智のお見合い会場の料亭。実家の百貨店の将来を案じる母・寿々栄(財前直見)の強引な段取りで、弟・六郎(草川拓弥)と一緒にお見合いをすることになった明智。見合い相手の社長令嬢(北原里英)に、明智か六郎のどちらかを選んでもらうことになるが、当日遅刻した六郎に代わり、なんと男装した苺(小芝風花)が代役を務めることに!そんな中、見合い会場となった料亭にはマリア(小池栄子)の姿が…。大混乱のうちに見合いが終了した直後、突然明智の前で苦しみだした見合い相手の令嬢が急死。明智は、フグ毒の事故に見せかけた殺人事件としてマリアが絡んでいることを確信する。しかしその先には、事件の裏で交錯する意外な思惑が…。苺を守るため、現場となった料亭から先に帰るように告げた明智。だが、そのあとを追った苺が、殺人鬼となったマリアに初めて出会ってしまうシーンも。明智は苺の証言をもとに、華麗な推理で殺人事件の謎を解き明かすが、一瞬のスキを突き、“ある者”に捕らわれてしまう。そして、そこに現れたマリアは明智にキスをして…。マリアの歪んだ愛が“大炎上”する第6話に、期待が高まる。「美食探偵 明智五郎」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年05月17日中村倫也が私立探偵・明智五郎に扮し、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」。この度、財前直見、モロ師岡の出演が決定した。もうすぐ最終回を迎える連続テレビ小説「スカーレット」では、主人公の幼なじみ・信作(林遣都)の明るい母を演じている財前さん。今回本作で演じるのは、超グルメな探偵・明智の超味オンチな母・寿々栄。代々続く一流デパート・扇屋百貨店に嫁入り、現在は副社長として経営手腕を発揮。明智がこの世で唯一頭の上がらない存在でもある。「子供のことを愛しているのだけれど、何処か不器用で面白いキャラクター」と演じる役の印象を明かした財前さんは、「息子の五郎役の中村倫也さんは、原作にぴったりの麗しさと優雅さを持っていて、食材の魅力を引き出すシェフのように、周りの役者さん達のキャラクターを上手く引き出しています。苺役の小芝風花ちゃんとのコンビも、兄妹のように仲が良くて微笑ましいです」と撮影の様子を語る。そして「母としては、扇屋百貨店の跡継ぎとなる五郎が、どんな人と恋に落ちるのかが気になる所ではありますが、素材の味を引き立てるスパイスのような存在になれるように楽しみながら頑張りたいと思います」と意気込んでみせた。なお、寿々栄は第2話より出演する予定となっている。また、モロさんが明智家を守る執事の小松崎役に決定。寿々栄の夫で五郎の父・大五郎役は、評論家・宮崎哲弥が写真のみで出演する。新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」は4月12日放送スタート(レギュラー放送枠毎週日曜日22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年03月27日ヒロイン・喜美子を演じる戸田恵梨香(c)NHK絶好調の連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合(月)~(土)、朝8時~ほか)。ヒロイン・喜美子を演じる戸田恵梨香は中学時代からを熱演し、違和感のなさに視聴者もビックリ!?彼女の魅力を、共演者たちが明かします!■喜美子の母・川原マツ役(富田靖子)戸田さんとの共演は初めてですが……好き!です。一緒にやっていてときめきますし、楽しいです。危ないですね、この発言(笑)。でも、好き♪。関西ことばで演じるシーンも、喜美子とのシーンではあまり考えなくても言葉がスッと出てきます。あまり何も考えなくてもお母さんでいられるし、肩ひじ張ることもなく、楽な気持ちで、リラックスしてお芝居ができます。■川原家の隣人・大野陽子役(財前直見)連続テレビ小説は、『こころ』『カーネーション』『ごちそうさん』に続いて4作目の出演になり、『ごちそうさん』ぶりにNHK大阪へ来ました。主演の戸田さんとは、初めての共演です。本当にしっかりされてるなあと思うし、座長感もあります。そして、やっぱり楽しんでますよね。そこがすごくいいなと思います。その楽しんでる感じがすごくこちらに伝わってくるので、いい雰囲気になるんです。■喜美子の幼なじみ・熊谷照子役(大島優子)ヒロインの戸田恵梨香さんが発表になった後、照子役のお話をいただいたので、戸田さんと同い年ですし、プライベートでも交流があったのでこれは楽しくなりそうだと、撮影が待ち遠しかったです。(10月12日放送の)喜美子と照子で柔道をするシーンでは、お互いの下手さに笑えてきちゃって。柔道経験がゼロだったので「何これ、大丈夫かな?」「本当に、サマになってるの?」という自分たちへの疑問で笑いが止まらなくなりました。■喜美子の幼なじみ・大野信作役(林遣都)戸田さんと大島さんが同い年で、僕が2歳年下なんですが、中学生を演じるシーンがあって……。“3人そろえば大丈夫でしょう”と自分たちに言い聞かせました。そこで幼なじみの絆を深められた気がします。3人でチーフ演出の方に、エキストラさんをリアルな中学生年齢に近づけないでください、できることなら僕たちより若干(年齢を)上げてくださいと、冗談半分にお願いしたりしました(笑)。
2019年10月25日財前直見さん(53)今クールは『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』に出演。9月30日から始まる朝ドラ『スカーレット』では、ヒロインの幼なじみの母親役。出演ひっきりなしの財前直見さんだが、実は12年前から大分の実家で暮らしている。「当時9か月の息子を、自分の育った環境で育ててあげたかったんです。今は仕事があるときだけ上京し、年の約3分の1が東京かな?大分では父が育てた野菜を一緒に収穫したり、それを料理したり。1日中、漬物用のきゅうりを刻んでいることも。息子のPTA活動もやっていました。台本を読み返すこともありませんし、女優のかけらもない生活です(笑)」先祖代々受け継いできた畑は、約1800坪!さらに、財前家の墓地に建つ『財前家宝塔』は国と県の重要文化財。観光バスも立ち寄るというから驚きだ。■残されたものの山に困惑そんな財前さんは’16年、『終活ライフケアプランナー』『シニアピアカウンセラー』など6つの資格を取得。今年の5月には終活に関するトークショーも行った。「きっかけは息子を塾に通わせようと思って。自分も勉強する姿を見せることで、自然に行ってくれるかなと思ったんです(笑)」最初は『メンタル心理カウンセラー』など心理系の資格の勉強から入ったが、その後、終活に関する資格へとシフト。「両親も近所の人も、みんな高齢になってきて。亡くなった後に銀行口座がおろせなかったとか、遺体をほったらかしにしてみんなで遺影の写真を探したとか。そんなリアルな話を聞くことが増え“何かお役に立てるとしたら、これかな”と思ったんです」10年前に義理の母親が亡くなり、残されたものの山に困惑した経験も。「絵画や掛け軸、着物……捨てていいものなのか、大切なものなのかがまったくわからなくて。残酷だけど、本人が好きだったものも、残された人の趣味じゃなければいらないものになってしまう。それではものたちもかわいそう。だったら、事前に“これは価値のあるものだよ”“先祖代々受け継いでいる大切な品だよ”など書き残してくれていたら、と思いました」それはものだけに限らず、宗教や家紋、地域のしきたりなどにも及ぶ。「例えば大分の地域にもよりますが、葬式も結婚式のように出欠を取り、1万円以上の御膳を出してもてなします。親を最期に送り出すとき、そんなしきたりを知っているのと知らないのとでは大違い」だからこそ、あらかじめ伝えておくことの重要性を財前さんは説く。「エンディングノートでもいいんですが、私がいざ書こうとしたら、死に直結することばかり。今、すごく元気なのに、“棺に納めてほしいもの”とか。とにかく書きづらかったんです。そして、書いたことがそのまま決定打になりそうな怖さも感じました」とはいえ、誰もがいつ亡くなるかはわからない。「私がいま亡くなったとして、私の葬儀や遺産相続などを年老いた両親や中学生の息子にできるのか?それは無理だし、かわいそう。亡くなって悲しい思いをしてるうえに、何がどこにあるかもわからない不自由な生活をさせるわけにはいかないですよね」■自分の人生に最後まで責任をそこで財前さんが考案したのが、“ありがとうファイル”だ。「大切なものは何でもコピーして、100円ショップのファイルに入れておけばいいんです。例えば、お財布の中のクレジットカードや免許証、健康保険証。さらには、貯金通帳や保険証書なども。パスワードなども紙に書いてファイルへ。もちろんお金のことだけじゃなく、ものの所在や価値、誰とお付き合いがあったかなども。私は、息子のお嫁さんになる人に引き継いでもらいたい家庭の味のレシピも入れてます」エンディングノートとの違いを尋ねると、「大切なものがひとつにまとまっていますし、いまの生活に役立ちます。災害にあったときに持ち出せば、いろんな問い合わせもできる。何よりファイルなので、気が変わったら書き直して入れ替えればいいんです」ありがとうファイルは旅立つ人、残された人が互いに“ありがとう”と言い合える、愛あるものだと財前さんは語る。「やっぱり“自分の人生に最後まで責任を持つ”ってことだと思うんです。死んだ後のゴミまで含めて。そうでないと、息子や親など誰かにやらせることになってしまう。それは愛情がないなと、私は思います」《PROFILE》ざいぜんなおみ。女優。1984年デビュー。大分県在住。『お水の花道』シリーズほか、『ごちそうさん』、『おんな城主 直虎』などヒット作に多数出演。9月30日スタートの朝ドラ『スカーレット』では大野陽子役
2019年09月20日5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」と人気TVアニメ「クレヨンしんちゃん」がコラボすることが決定。主人公・財前五郎役の岡田准一が、「クレヨンしんちゃん」に初登場することが分かった。今回コラボでは、“白い巨塔”を思わせる大病院、その名も“スゴい巨塔”を舞台にした特別ショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」を放送。岡田さん自らが声を担当する財前准教授が、野原しんのすけの部下という設定で登場。野原教授は、財前准教授に“非常に大切な患者”の手術を任せる。この手術を成功させれば、教授になれるという約束を野原教授から取りつけた財前は、懸命に治療にあたろうとするのだが…というストーリーだ。アニメの収録では、アフレコブースに入るやいなや、すぐさま役のコツをつかんだ様子で、監督の求める演出は徐々に高まり、細かな声の出し方など絶妙な指示が飛び出す場面も。本作らしいコミカルなストーリーの収録にもかかわらず、ドラマの世界さながらの心地よい緊張感に包まれた現場だったが、岡田さんの見事な演技でアフレコはあっという間に終了したそう。そんなアフレコ終了後、白衣姿のしんちゃんが登場。すると、「岡田くんみたいな強い男になりたくて、“鍛えているところ”があるんだゾ」と告白、すかさず後ろ向きになり、白衣をまくり上げ「ブリブリ~ブリブリ~」「岡田君は、オラみたいにお尻を鍛えてる?」としんちゃん。これには岡田さんも「毎日、鍛えてるよ!ぶりぶりやってる!」とノリノリで即答し、「ではご一緒に」としんちゃんに誘われ、お尻をブリブリしてみせる一幕も。そんなしんちゃんとの対面をふり返り、「お会いできて感激しました!『白い巨塔』にちなんで白衣を着てもらえたのもうれしかったです」と感想を語った岡田さん。今回のアフレコについては「細かく演出してくださってありがたかったですし、アニメの中にしっかりとキャラクターとして入れ込んでもらえて、ありがたかったですね。自分自身がアニメの中ではこういうふうに描かれるんだなあ、と画面を見ながらアフレコをして、非常に面白かったです」とコメント。ショートアニメについては「本編とは違う、しんちゃんと一緒にいるからこその財前が観られるので、そういったところを楽しみにしてもらえれば」と言い、ドラマについても「原作の、昭和の時代から褪せることのない人間ドラマも色濃く反映されていて、どろどろとした部分もあり、脂ののった男の幸福と絶望が描かれています」とそれぞれアピールしている。5夜連続で放送される「白い巨塔」は、山崎豊子が巨大病院を舞台に描いた社会派小説が原作。現代にも通ずる重厚な問題を扱い、発表から半世紀たったいまでも読み継がれる名作を、テレビ朝日開局60周年を記念して放送。岡田さんのほかにも、松山ケンイチ、沢尻エリカ、寺尾聰、松重豊、満島真之介、椎名桔平、斎藤工、山崎育三郎ら豪華俳優陣が出演する。TVアニメ「クレヨンしんちゃん」は毎週金曜日19時30分~テレビ朝日にて放送中。※「白い巨塔」とのコラボショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」は5月17日(金)放送テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月12日「エンディングノートの“エンディング”というフレーズを聞くと、どうしても死に直結するようなイメージがありますが、それがもし“ありがとう”という思いに変えられたら、どこかぬくもりを感じますよね。この本をきっかけに、家族のコミュニケーションがより深まって、優しく思い合う気持ちが多くの人に広がれば、うれしいと思います」そう語るのは、今年デビュー35周年。数多くの映画やドラマで活躍中の女優・財前直見さん(53)。彼女が初プロデュースした著書『自分で作るありがとうファイル』(光文社)がいま、同世代の女性たちに話題を呼んでいる。これまでの書き込み式のエンディングノートとは違い、項目ごとのファイルで保存され、変えたいところだけを何度でも簡単に更新できるというファイル式ノート。本書はその書き込み用シートもインターネットで提供している(QRコードを使って特設サイトにアクセス、PDF書類をダウンロードしてプリントアウト)。ここで本誌が注目したいのは、著書にも“サンプル” として掲載されている、一人息子宛てに書かれた「介護について」の直筆シート。これは息子に宛てた、介護に関する自分の希望を書いたものだ。40代、50代にとっては、少し早すぎる“心配”と思われるが、彼女は家族の絆を強めてくれるものだから「すぐにでも作ってほしい」と話す。ファイリング形式の利便性にも注目。必要な項目だけの書き直しや新たな情報の追加ができて、後から自由にカスタマイズできる。さらに、クリアファイルは、家族の思い出の写真を一緒に入れたり、お金に関する書類を入れる“保管場所”にもなる。「たとえば、健康保険証、保険証券、登記簿、マイナンバーカードとか、いちいち書くのが面倒だと思えば、それをコピーして、ファイルに入れておくだけでもOK!財布の中の運転免許証やポイントカード類もまとめてコピーしておけば、財布をなくしたときなどにも役に立ちます」何枚もの病院の診察券もまとめて1枚にしておくなど、「ありがとうファイル」は日常の“探す・確認する”といった時間を短縮できるお役立ちリストにもなる。「お金のこと、そして介護や葬儀、お墓のことなど、そのときの自分の立場、家族の状況などによって判断も左右されますよね。尊厳死、延命処置の希望などについても、まずは、現時点の率直な気持ちを書いてみる。その後、気持ちが変わったら、また書き直せばいいだけなので心理的にも楽。構えて書く必要はないんです。私の本は“練習帳”だと思って気軽に試し書きをしてみてください。そして書き込み用シートをダウンロードして、そこに記入。シールを貼ったり写真を入れたり、あなた自身のアイデアをつめ込んだ世界に一つだけのオリジナルファイルを作ってみてください!」財前さんは、40歳で出産。その後、実家のある大分県でシングルマザーとして子育てをしながら、女優の仕事は飛行機で東京に通うという“2拠点暮らし”が、もう12年目になる。「孫のおかげで張り合いのある生活が送れている」と家庭菜園や山菜採りに精を出す両親。そして、今春中学に進学したばかりの息子には、“幸せになってほしい”という思いが何よりも強い。ファイルで息子に託したのは、介護のことだけではない。自然と触れ合える大分で“今”を大切に生きてほしいということ。最終的には、自分の意見を尊重し、判断してもらいたい、そう願っている。このファイルには、「家族の絆を強めるエッセンス」がたくさん詰まっているのだ。財前さんは今後、トークイベントや講演会などで、多くの人に、「ありがとうファイル」の思いを広げていくつもりだという――。
2019年05月08日累計アクセス数が1,000万を超えるブログを原作とし、坂口健太郎と吉田鋼太郎が父子役で共演する『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の場面写真がシネマカフェに到着した。本作は、実際に息子が父親の本音を知るために計画をした一風変わった親子の感動作。普段は広告代理店に勤め忙しい日々を送る息子・岩本アキオ役の坂口健太郎と、突然仕事を辞め、単身赴任先から帰ってきた父・岩本暁役の吉田鋼太郎がW主演を務める。そして家族のツッコミ役でアキオの妹・美樹を山本舞香、そんな3人を支える母親・由紀子を財前直見が演じる。今回到着したのは、そんな岩本家一同勢揃いの場面写真。突然帰ってきた暁のことも責めず温かく見守り、アキオと美樹には朝から栄養満点な朝食を用意している由紀子の様子もうかがえる。また、アキオが少年の頃の財前さん演じる母親と吉田さん演じる父親の姿も解禁され、2人のそんな姿も本編では見逃せないポイントだ。アキオが思いつく“光のお父さん計画”。その計画を影で“知らないうちに”支えるという重要な役どころを演じる財前さんにも注目したい。情報解禁がされるやいなや日本だけではなく世界のTwitterトレンド入りも果たした本作。公開までさらなる続報に期待したい。『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 2019年6月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会Ⓒマイディー/スクウェア・エニックス
2019年05月08日「エンディングノートの“エンディング”というフレーズを聞くと、どうしても死に直結するようなイメージがありますが、それがもし“ありがとう”という思いに変えられたら、どこかぬくもりを感じますよね。この本をきっかけに、家族のコミュニケーションがより深まって、優しく思い合う気持ちが多くの人に広がれば、うれしいと思います」そう語るのは、今年デビュー35周年。数多くの映画やドラマで活躍中の女優・財前直見さん(53)。彼女が初プロデュースした著書『自分で作るありがとうファイル』(光文社)がいま、同世代の女性たちに話題を呼んでいる。これまでの書き込み式のエンディングノートとは違い、項目ごとのファイルで保存され、変えたいところだけを何度でも簡単に更新できるというファイル式ノート。本書はその書き込み用シートもインターネットで提供している(QRコードを使って特設サイトにアクセス、PDF書類をダウンロードしてプリントアウト)。ここで本誌が注目したいのは、著書にも“サンプル” として掲載されている、一人息子宛てに書かれた「介護について」の直筆シート。これは息子に宛てた、介護に関する自分の希望を書いたものだ。40代、50代にとっては、少し早すぎる“心配”と思われるが、彼女は家族の絆を強めてくれるものだから「すぐにでも作ってほしい」と話す。介護についての項目は、70代の親にも希望を聞いたという。「いきなり親に、将来の介護や病名の告知はどうしてほしい?延命治療はどうする?なんて聞くと、険悪になる可能性がありますよね。じつは当初、両親にファイルを渡して『これに書いてね』と、お願いしたんです。ところが全然書いてくれませんでした(笑)。それで、まずは自分のことを書いたファイルを作ってから、両親に『こうやってまとめると、一目でわかるし、とても便利なの』と、私のファイルを見せながら説明しました」親に書いてもらいたいと思っても、快く書いてくれるとは限らない。そういう場合は、自分が親にインタビューをして書き留める方法がベストだと、財前さんはアドバイスする。前出の近著にも「親へのインタビュー」という項目がある。《子どものころの夢は?》《お父さん、お母さんはどんな人だった?》《好きなこと、嫌いなことは?》といった質問をしながら答えてもらう。そうすると、親も話しやすいし、お互い楽しい。また、この“思い出話”そのものが、親子のコミュニケーションツールになるという。「私自身も今は健康。女優の仕事も続けられているので、正直、まだそこまで『死』を意識していませんでした。でも、50歳で『終活ライフケアプランナー』の資格を取ったときに、実際にエンディングノートを書いてみようとして、挫折したことがあったんです。既存のエンディングノートに目を通してみると、死にまつわる項目が中心。とても書きづらさを感じました。結局、ほとんどが空欄のままで……。きっと両親も戸惑うだろう。だったら“もっと書きやすくて家族のためになるものを”と思ったのが、『ありがとうファイル』を作るキッカケになりました」さっそく、息子に30センチ定規を借りて、ルーズリーフに線を引き、いろいろなテーマのシートを作ることからスタート。自分にとって必要だと思う項目から書き込んで、少しずつ増やしていった。100円ショップで買ってきたクリアファイルフォルダーに、1枚1枚そのシートを入れていって、「ありがとうファイル」の原形ができあがった。書き込みながら、自分の人生を振り返る。そして今後の生活を考える――。オリジナルファイルを作ることは「今後の人生を充実させるための夢のある作業だ」と強く感じるようになったという。「人生はまだまだ長いな~。そうだ、死ぬまでに○○はやっておかないと!10年後、子どもは◯歳、どれだけ成長しているか楽しみだな~とか(笑)。そう考えながら書いていると、どんどん想像が膨らんできて。寂しいどころか不思議と“今”という時が大切に思えてきたんです。そんな湧き出る夢のためには、もっと頑張らなくっちゃと、プラス思考になっていく自分に気づかされましたね」
2019年05月08日女優の南沙良が出演する、映画『居眠り磐音』(5月17日公開)の場面写真が24日、公開された。同作は全著作の累計発行部数が6,300万部を超える時代小説家・佐伯泰英の同名小説を実写映画化。江戸勤番を終え九州・豊後関前藩に三年ぶりに戻った坂崎磐音(松坂桃李)だが、幼馴染3人の間に悲劇が起こり、江戸で浪人として長屋暮らしを始めるうちに、用心棒として仕える両替商・今津屋の騒動に巻き込まれていく。今回公開されたのは、同作で本格時代劇に初挑戦となった南の新場面写真。元々ティーン誌のモデルとして活躍していた南は、2017年に映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。2018年、映画出演2作目にして初主演を務めた『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』での体当たりの演技が高く評価され、第43回報知映画賞、第61回ブルーリボン賞新人賞等の数々の賞を受賞した。2018年には『無限ファンデーション』で主演、さらに2020年公開予定『もみの家』での主演も発表された。江崎グリコ「ポッキー」の新イメージキャラクターとしてもおなじみとなっている。南演じる坂崎伊代は、磐音の妹で、磐音の許嫁・奈緒(芳根京子)や慎之輔(杉野遥亮)の妻・舞とも仲が良く、周囲に愛される役どころ。磐音が江戸勤番で不在にしている間も奈緒、舞とともに過ごしており、様々な人物に影響を及ぼす “ある哀しい事件” を目撃してしまう。兄・松坂桃李、父・石丸謙二郎、母・財前直見という豪華キャスト陣が演じる家族に囲まれた、団らんシーンも注目となっている。(C)2019映画「居眠り磐音」製作委員会
2019年04月24日テレビ朝日の開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」が岡田准一(38)主演で今年に放送される。1月29日には財前五郎役を務める岡田のコメントが発表され、ネットでは大きな話題を呼んでいる。同作は山崎豊子さん(享年89)原作による、名作ドラマのリメイク版。財前のライバル医師・里見脩二を松山ケンイチ(33)が、財前の師である東貞蔵を寺尾聰(71)が演じる。各メディアによると岡田は「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」とコメント。「これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか。僕も最後まで悩みつつ、皆さんに喜んでいただけるようなお芝居ができたらと思っています」と語り、「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います」と結んだという。財前五郎は、傲慢で上昇志向が強い役どころだ。Twitterでは、そんな役柄を岡田がどう演じるかに期待の声が上がっている。《財前役が岡田准一……!!!演技に信頼感持ってる俳優さんだからめちゃくちゃ嬉しい……!!!》《岡田くんの白い巨塔も楽しみ 財前五郎の生き様を岡田くんがどう演じるのか》《岡田君とはある意味対極の人間 財前五郎を演じるのは本当に辛く悩みに悩んだんだろうな。それだけにどんな岡田財前を魅せてくれるのか放送が待ち遠しいです》「岡田さんは昨年、映画『散り椿』や『来る』で主演を務め話題を呼びました。先述の2作品とは、キャラクターがまったく異なります。また岡田さんは財前とは違い、謙虚で慕われるタイプ。今回の挑戦的な役柄には、業界でも期待の声が上がっています」(テレビ局関係者)
2019年01月29日主演・財前五郎を「V6」岡田准一が演じる「白い巨塔」に、財前のライバル医師・里見脩二役として松山ケンイチが、財前の師・東貞蔵役を寺尾聰が演じることが分かった。■松山ケンイチ、財前の同期でライバルに!山本學、平田満、江口洋介ら錚々たる面々が演じてきた里見脩二。財前の同期で浪速大学医学部第一内科・准教授である里見は、教授の座を射止めるため野心を燃やす財前とは対極に、出世には関心がなく、患者を診ることと自身の研究だけに心血を注ぐ医師だ。今回この役に挑戦する松山さんは「僕が演じる里見は、医者の良心のようなキャラクター。本作で描かれる大学病院が考えがちな、“医者と患者の上下関係”とは少し抜け出したところから患者を見ている人です」と役柄について説明し、主演の岡田さんについては「里見とは両極端な立場にいる財前を演じる岡田准一さんはとてもパワフルな演技をされる方で、『岡田さんがこう来るなら、僕もこうしよう』というふうに組み立てられていったので、より対比がある2人になっているのではないかと思います」とコメント。また松山さんについて岡田さんは「里見と財前は、医師として互いに認め合ってはいるけれど、全く対極にいる2人。現場でもあえて距離感を詰めないようにしているんですが、そうした中で松山さんは常に里見としてしっかりと現場に立たれていて、安心感があります。こちらがガンガン攻めても、揺るぎなく真っ直ぐな目線で芝居をされる。胸に刺さるお芝居をされる方です」と初共演の確かな手応えを語っている。■寺尾聰、財前の前に大きく立ちはだかる東教授役に財前の師であり、浪速大学医学部第一外科・教授である東貞蔵役を演じるのは、名実ともに日本を代表する俳優のひとりである寺尾さん。定年退官を前に後継者選びを開始する中、「本当に自分の後継者は財前でいいのだろうか」という疑念を抱き始める教授は、来る教授選で財前ではない候補者を立てることも必要なのではないかと考えた。そんな動きを察知した財前は、やがて東との対立を深めていく…。前半部分において、最も財前と対峙することになる東教授。そんな教授役を演じる寺尾さんは「何より、岡田准一くんと松山ケンイチくんという魅力的な2人が、この『白い巨塔』を描いてくれるということが出演の決め手でした」とオファーを受けた理由を明かし、「日本のテレビ・映画界の中心になっているこの2人が、一体どうぶつかり合うのか…、そしてこの2人の間に自分がどういられるのか楽しみでした」とコメントしている。岡田さんはそんな寺尾さんについて「寺尾さんとは、じっくりと対峙しながらお芝居をしている感覚があります。東先生と財前は師と弟子であり、親子のようでもあり…。反発しているけれど、どこか甘えている部分もある、という愛憎の探り合いを感じます。寺尾さんとは芝居を通して、たくさん会話させていただきました」と共演をふり返った。■岡田准一「終盤は戦いの連続」また「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」と撮影中の様子を語る岡田さん。「セリフを覚えたはずなのに、財前が不安だから自分も不安になって、芝居に自信がなくなってくるということもあり、終盤は戦いの連続でした。これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか」と苦労を明かす。そして「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います。期待していただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は2019年、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年01月29日時任三郎撮影/伊藤和幸「実は、父親がリンゴ農園をやっていたこともあるんです。もともと小学校の先生だったんですけど。もちろん、今回演じた“リンゴ農園ひと筋”のキャラクターとは違いますけどね。でも、DNAをどこか引き継いでいるだろうし、そういった深い部分では何か役に反映されたところがあったのかなと思います」■子育てに答えはない“泣ける”と話題の鉄拳のパラパラ漫画『家族のはなし』が映画化!上京したひとり息子を見守り続ける、リンゴ農家の父親を時任三郎(60)が演じている。「(劇中の父子関係について)もう少し本心で話し合える間柄だったらいいのになと思いました。会話はしているけど、うわべだけの会話で本心では話し合っていない。それだけに最後はグッとくる結末が待っているんですけどね」と穏やかに笑う姿は、まさに“優しい父親”そのもの。実は時任、’07年にはベストファーザー賞を受賞している。「本当にいいお父さんなのかな(笑)。自分ではわからないです。子どもはいちばん上が27歳で、次が25歳、いちばん下が19歳になったところ。思うのは、こう育てたからこうなるという答えはないんだなと。1+1=2とならないのが子育て。いまだに何が正解かはわかりません」子どもが小さいころには、ニュージーランドに移住。その間は俳優業もセーブして子育てにも寄り添った。「仕事をサボっていただけですよ(笑)。ただ、子育てにかかわりたかったんだと思います。いま思うと子どものためというよりも、自分がそうしたかっただけなんだなって」とても大らかな人柄だが、そこには自身の父親の存在が影響しているという。「厳しく育てられてきたので、親父がすごく怖かったんです。だから自分はそうしたくないという意識はありました。もちろん何が正解かわかりませんけど、とにかく自分の子どもには、基本的にやりたいことはやらせるようにしたいなと。例えば“こうしたほうがいいんじゃない?”とアドバイスはしてきましたが、“こうしろ”とは言わないようにしてきましたね」■夫婦円満の秘訣よき父である時任は、実はよき“夫”でもあり、最近、夫人がとあるインタビューで時任との仲睦まじい様子を語っていた。ということで、夫婦円満の秘訣について聞いてみると、「妻はこうあるべきとか夫はこうあるべきとか、そういう決めつけはしないほうがいいのかなと。仕事も家事も子育ても、どちらがやらなければいけないとかもないし、そういうのはお互いの中で自然とバランスがとれていればいいんじゃないかなと思います」と、照れくさそうに答えてくれた。■まだまだ頑張ります!現在60歳。長いキャリアを積み重ねていくうちに、気づけば仕事との向き合い方も変わってきた。「若いころは、“これはこうするんだ”みたいな考えを、周りに押しつけがちだったんですが、それがだいぶなくなりました。夫婦と同じで、チームとしてのバランスが大事なことに気がついたんです」今後、挑戦したいことは?「油絵かな。60歳になったら油絵を始めると宣言していたんですが、全然その気が起こらなくて。61歳になってもやらなかったら、あきらめます(笑)。仕事では自分のキャラクターを認めてくれたうえでキャスティングしてくれることに、すごくありがたみを感じていて。求めてもらえるよう、まだまだ頑張っていきたいですね」好きなものは?「昔から写真が好きで、中学生の終わりくらいから撮り続けているんです。これまでは撮りためていましたが、今はツイッターやインスタグラムに上げていて。誰かに見てもらい、何かを感じ取ってもらったときに初めて写真を撮った意味が出てくるなと思ったんです。見てくれた方の反応も見られるし、すごく面白いですね」■映画『家族のはなし』リンゴ農園を営む両親(時任三郎、財前直見)のもとを離れ、上京してバンド活動を始めたひとり息子・拓也(岡田将生)。夢に破れ挫折しても、どんなにつらく当たっても、いつも優しく出迎えてくれたのはほかならぬ父親だった―。
2018年11月28日『キセキ ーあの日のソビトー』のキャスト&スタッフが再集結し、「GReeeeN」が初の脚本を手掛け楽曲「愛唄」を映画化した『愛唄 ー約束のナクヒトー』。この度、本作の主演・横浜流星が初めてナレーションを担当した予告編が公開された。今回到着した予告編では、楽曲「愛唄」に合わせてノートに“愛唄”と文字が書かれるシーンからスタートし、“これは、名曲「愛唄」のもう一つの物語。”という言葉が映し出され、新たな『愛唄』の誕生に期待が高まる。映像では、恋も友情も知らないまま自分の人生のタイムリミットを知ったトオル(横浜さん)が一冊の詩集に出会うが、その詩集を書いた少女・伊藤凪は4年前に亡くなっていたことを知る。しかしあるとき、まぎれもなく生きている伊藤凪(清原果耶)の姿を目にする…。そして、母親の愛情の深さを痛感させる、トオルが病院に通っていたことに気づいた母・美智子(財前直見)が涙するシーンや、うなだれるトオルに凪が「トオル君はしたいことないの?」と問いかけると、まるでトオルの運命が動き出したかのように、平凡な毎日の風景が猛スピードで映し出され、凪を自転車の後ろに乗せ颯爽と走り抜けたり、手をつなごうと試みたり、龍也(飯島寛騎)に背中を押されながらまっすぐに恋に突き進むトオルの姿が、生き生きと描かれている。さらにラストは、「その唄は僕らの運命から溢れ出た――」というの横浜さんナレーションで優しく締めくくられている。なお、予告映像を盛り上げるのは、「GReeeeN」が本作のために書き下ろした「約束 × No title」。「GReeeeN」と共に、2017年にLINE社主催のオーディションにて見事グランプリに輝いた青森県出身の現役高校生バンド「No title」が主題歌を歌う。本作音楽プロデューサーで「GReeeeN」プロデューサーのJINは、「この曲には曲の構成として女性の声が必要でした。そして、映画の内容を踏まえ、現役高校生のバンドに依頼をしました」と「No title」起用理由を明かし、「レコーディングを通して『約束』って、素敵なものに出来るかは自分次第だと言うことを改めて理解しました」とコメントしている。また、本楽曲は来年1月にCDリリースを予定、「LINE MUSIC」にて、12月上旬に独占先行配信される。『愛唄 ー約束のナクヒトー』がは2019年1月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛唄 ー約束のナクヒトー 2019年1月25日より全国にて公開©2018「愛唄」製作委員会
2018年11月06日財前直見高齢化の波を受け、数年前から注目され続けている“終活”。それはもちろん一般人だけでなく、各界の著名人の間においてもホットトピックとなっている。数々のドラマに出演してきた女優の財前直見も終活をスタートさせており、’16年には『終活ライフケアプランナー』の資格を取得。彼女が“死の準備”に積極的になった理由を聞いてみるとーー。■故人の大事なものが分かるように「きっかけはすごく単純で、息子を塾に行かせようと思ったときに、自分も何か勉強したいなと思ったんです。“ママも頑張ってるから、あなたも頑張れば”って(笑)」女優として、数多くのドラマや映画に出演してきた財前直見。彼女は、’16年に、終活に関してさまざまなサポートをする『終活ライフケアプランナー』という資格を取得している。資格を取る以前、彼女も終活に関して困った経験があったという。「義理の母が亡くなったときに“大事なものはどれなんだろう?”って考えたんですけど、わからなかったんです。掛け軸や絵、器であったり、そういうものの価値がわからない。“これはいいものだよ”って価値のあるものだけ教えてくれていたらいいんだけど(笑)。実は先祖代々、受け継がれてきたものがあるのかもしれないし。大事なものは書いておき、残された人がわかるようにしてあったほうがいいなって」エンディングノートの重要性を感じ、自身でも用意し、また周りの人にもすすめるようになった。「財産についてや治療の方針であったり、書くことはさまざまありますが、いちばん大事なのは“紙に書いて、ひとつにまとめておくこと”ですね。パソコンやスマホの中のデータは消えてしまうこともあるじゃないですか。だから紙に書くか、プリントアウトして保管しておくことですね」エンディングノートは、名前のとおり、“終わり”や“死”のイメージが強い。しかし、財前は、このように話す。「“エンディングノート”という名前に、ネガティブな印象を抱いてしまう人も多いです。私の周りの高齢の方なども“(死んだときのことを書くなんて)縁起でもない!”って言ったり。若い人であればイメージができなかったり。でも、こういったノートは、“今から未来を見据えて生きる”ということを大事にするために、作ってほしいんです」いきなり死んだときのことを考えて、あれこれを書き記せと言われても難しい。財前は財産に関してなどを記したエンディングノートを作る前に、“未来への年表”を作ったという。「ライフプランの入った年表ですね。年表の中に、《自分》《両親》《息子》のそれぞれ年齢も入れる。自分が何歳のとき、親は何歳で、息子は何歳。傘寿や米寿の親のお祝いがいつで、息子が中学生になるのがこのタイミングで、高校生になるのはこのときとか、ひと目でわかるようなものです。これを最初に作ると、人生計画が立てられる。このときはお金がかかりそう、ということもわかるからマネープランもできる。自分の年齢と子どもの年齢を照らし合わせて、ここまできたら自分でやって、とか(笑)」■家族とのコミュニケーションツールにもまた、年表やノートを作ることで、家族のつながりを再確認できるという。「いまの時代、家族でもコミュニケーション不足だと思うんですよ。すごくもったいない。今、生きているうちにもっとコミュニケーションをとってほしい。家族がちゃんとコミュニケーションがとれていれば、基本的に揉めることはないじゃないですか。だから、コミュニケーションをとるツールとしてエンディングノートを使ってほしい。今を生きているということがすごく大事ですから。エンディングノートも、“エンディング”ではなく“これからを幸せに生きていくためのノート”としてすすめていきたいですね」エンディングノートも含め、終活をしたことによって、自身の変化も感じた。「自分の生まれた“家”を見つめ直すことができました。バブル世代なので、それまでは欲しいものや興味が“外”にあった。でも、終活の過程で自分の家をよく見たとき、家の中にいいものがいっぱいあることに気づいた。代々受け継がれている家庭の味だったり、両親の愛情、ご先祖さまが残してくれたものとか。最近、母の着物を集めて広げてみたんです。保管してあった箱には、祖母のモンペだったり半纏なんかも入っていて。そこにあった着物や切れ端でスカートを作ったんです。着物を出したときの母はすごくうれしそうで……。母とおばあちゃんのもので作ったそのスカートは、ずっと大事にしていきたいと思っています」ざいぜん・なおみ◎’66年1月10日生まれ。代表作に『お金がない!』『お水の花道』(ともにフジテレビ系)。’16年に終活ライフケアプランナーを取得
2018年10月24日映画『家族のはなし』が、岡田将生主演で、2018年11月23日(金・祝)より全国ロードショー。“お父さんが大好きだった僕”に出会える家族の物語作品が描くのは、“お父さんが大好きだった僕”に出会える物語だ。りんご農家を営み穏やかに日々を過ごしてきた両親と、上京し都会でバンドマンを目指す息子。多くの挫折を経験し、つい両親に苛立ちをぶつけてしまう息子と、そんな彼を優しく見守り続ける両親の姿に、思わず心が温かくなる。原作は鉄拳によるパラパラ漫画『家族のはなし』は、2013年に信濃毎日新聞との企画として発表され、話題を呼んだパラパラ漫画を実写化したもの。原作のアートディレクターには、数々の心温まるパラパラ漫画を描いてきた芸人・鉄拳も参加し、「アジア太平洋広告際」で賞を受賞するなど、“涙が止まらない”と多くの反響を呼んでいる作品だ。主演は岡田将生バンドマンを目指す息子を演じるのは、映画『伊藤くん A to E』などでも主演を務めた岡田将生。彼を見守る両親は、父親役の時任三郎と母親役の財前直見の2人が演じる。そして、岡田演じる拓也に、時には厳しく時には優しく隣で助言をする地元の同級生役に、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などにも出演した成海璃子が抜擢された。ストーリーリンゴ農園を営む優しい両親とその一人息子・拓也。上京しバンド活動を営むが挫折。そんな彼を優しく見守る両親。しかし、両親の気持ちを疎ましいと感じ、苛立ちを常にぶつけてしまう。大学中退の秘密を持って帰郷した拓也だが、父、徹も拓也に言えない秘密があって―。【詳細】映画『家族のはなし』公開日:2018年11月23日(金・祝)全国ロードショー監督:山本剛義出演:岡田将生、成海璃子、金子大地、佐藤寛太、水田信二(和牛)、渡辺憲吉/財前直見、時任三郎ムビチケ発売日:9月21日(金)
2018年09月24日梅沢富美男(67)が8月15日放送の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。15年間落選し続けたという青山霊園にようやく当選したと明かした。同霊園は人気のあるブランド墓地であり、梅沢は「ようやく私もね、今年、青山墓地が当たりまして」としみじみ。さらにその応募の陰に、末っ子だから墓をもっていたほうがいいという妻からの勧めがあったと明かした。梅沢夫妻のように生きているうちに死への準備を整えることを終活という。高齢化の進む芸能界において、トレンドの一つと言えるだろう。「終活といえば中尾彬(76)さんと池波志乃(63)さん夫妻が有名です。2人は終活のエピソードを綴った本を出版するほど終活に対して積極的。2人は家を売り払うだけでなく、中尾さんのトレードマークでもある“ねじねじ”ストールを200本捨てたと言います」(芸能関係者)本誌2686号では橋田壽賀子(93)の終活を取り上げている。前述の2夫婦と違い橋田が終活に取り組むようになったキッカケは夫の死にあったとし、こう明かしている。「私が積極的に”終活”に取り組むようになったのは、私は天涯孤独で、跡継ぎもいませんので。『立つ鳥跡を濁さず』で、私の死後、みなさんにご迷惑をかけたくないからです」一見ネガティブに聞こえてしまうが、橋田はあくまで建設的だ。子供のいない橋田は1人で生きる方法について考えた結果、「『それにはまずお金だ』と思って、そこから一生懸命働きました」と言う。そして“お手伝いさん”を6人雇ったとし、こう語っている。「親族に面倒をみてもらうよりずっと心豊かでいられるし、私はいま、理想的な暮らしをしていると思いますね」また財前直見(52)は50歳を過ぎたばかりだが、終活をすでに開始していると本誌2771号に明かしている。五十路を迎えたことで今後について考えるようになったとし、“終活ライフケアプランナー”の資格を取得したという。同記事でものの整理や遺言の内容を考えることを勧め、そうすることは「逆にプラス思考になっていくのです」と語る財前。終活とは未来に想いを馳せることだとし、こう明かしている。「『老後』についても、いろいろ明るい想像が膨らんでくるのです。終活って、死を連想させて寂しいイメージを感じる人も多いと思います。でも本当は今後の人生を充実させるための、楽しくて夢のある活動だということを、皆さんに伝えていきたいです」来るべき日のために、それぞれ取り組んでいるようだ――。
2018年08月18日鉄拳のパラパラ漫画を原作に、岡田将生主演で映画化する『家族のはなし』。この度本作に、時任三郎、財前直見、成海璃子、佐藤寛太らが出演することが決定。あわせてポスタービジュアルも公開された。■追加キャスト発表本作は、リンゴ農園を営む両親とその息子との物語。りんご作り一筋、葛藤し成長していく息子を不器用ながらもじっと見守る主人公・拓也(岡田さん)の父親・小林徹役を時任三郎が、そんな父と息子を見守るやさしい母親・小林愛子役には財前直見。また、拓也に対して時には厳しく時には優しく隣で助言をする地元の同級生・明日香を成海璃子が演じることが決定。さらに、拓也が東京に出て結成するバンドのメンバーに、ボーカルの柴田役を「明日の約束」や『わたしに××しなさい!』の放送・公開を控える金子大地、ドラムの渡辺役は「劇団EXILE」のメンバーで『HiGH&LOW』『イタズラなKiss』シリーズに出演した佐藤寛太。ギター・拓也役の岡田さんと同様、楽器経験のない彼らが役作りのためにバンド練習にも取り組んでおり、劇中のバンドシーンも本作の見どころのひとつだ。そのほか、バンドのプロデューサー坂本役をお笑いコンビ「和牛」水田信二が演技に挑戦、拓也と明日香の地元の恩師・鈴木を渡辺憲吉が演じる。■ポスタービジュアル到着原作の鉄拳さんがアートディレクターとしても参加し、劇中に描き下ろしパラパラ漫画と実写映像がコラボするという新たな試みに挑戦している本作。本編映像だけでなく今回到着したポスタービジュアルにおいても、鉄拳さんが描き下ろしたイラストを使用。鉄拳さんのイラストが、岡田さん演じる拓也、時任さん演じる父・徹の姿とマッチした一枚となっている。■主題歌は新進気鋭のバンド「サイダーガール」に決定さらに今回、本作の主題歌を「サイダーガール」が担当することが決定。「サイダーガール」は、2014年に動画サイトを中心に活動していたYurin(Vo&Gt)、VOCALOIDを使用して音楽活動していた知(Gt)、フジムラ(Ba)で結成され、2017年7月にメジャーデビューしたばかりだ。主題歌のタイトルは「dialogue」。実際に鉄拳さん原作のパラパラ漫画を見て書き下ろした楽曲で、ボーカルのYurinさんは「改めて気づかされることがたくさんある映画でした。音楽をするために地元を離れて、たくさんの人に助けられてきたことを思い出しながら作りました。映像に寄り添える曲になっていると嬉しいです」とコメントしている。また主題歌以外に、劇中のバンドが演奏している楽曲にも「サイダーガール」の「群青」「橙の行方」を起用。柴田役の金子さんがこの2曲をカバーしており、劇中で歌声を披露している。『家族のはなし』は2018年、公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月20日オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、高橋ひかる(16)が出席。2017年はNHK大河『おんな城主 直虎』のドラマデビューで女優として貴重な経験を積み、11月には高校サッカー抽選会での引きの強さが一部で"神引き"と報じられた。会見後、この2つの出来事を振り返りながら、2018年の抱負を聞いた。○『人生の約束』を基盤に『直虎』へ着物クイーンコンテストのスペシャルサポーターは、着物が似合う方々が代々務めてこられて。私は父が着物関係の仕事をしていますがなかなか着る機会がなくかったので、2018年にスペシャルサポーターという形で関わらせていただけてすごくうれしいです。たくさんの方の審査をさせていただけるみたいなので、気を引き締めて臨みたいと思います。2016年に公開された映画『人生の約束』はまっさらな状態で石橋冠監督の指導のもと、演技の基盤を築いていただきました。それでも、2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』はすごく不安で緊張もしていたんですが、監督やスタッフの方々をはじめ、柴咲コウさんや財前直見さんなどの共演者の方々にたくさんアドバイスいただけて、すごく贅沢な経験をさせてもらいました。5~6カ月ぐらいかけての撮影で、その期間はずっと大河のことを考えていて。月曜がリハーサルで、金曜までが撮影。一応、土日はお休みでしたが、月曜のリハーサルに備える日でもありました。たくさん悩みましたが、これからまだまだたくさん大変なお仕事があると思いますので良い経験になりましたし、温かい現場で恵まれていたと感じます。撮影中は壁の連続でした。私が演じた高瀬は、お百姓さんとして井伊家に来て徐々に認められていく存在です。お百姓さんとして周りとの身分の差を表現するのが難しくて、衣装などの見た目ばかりに助けられていました。すごく悩んでいる時に、財前さんや柴咲さんから、お辞儀の仕方や所作を教わって、そういう細かいご指導をしていただけたことも贅沢な時間でした。目線の使い方も現代劇との違いがあって、すごく勉強になりました。そのような経験を自分だけに秘めるのではなく、私のような新人とも「一緒に作っていこう」という気持ちを抱いてくださって、すごく寛大な方々だと感じています。○一生分の運を使ってしまったかもそのほかに2017年の出来事で印象に残っていることと言えば、「第96回全国高校サッカー選手権大会」の組み合わせ抽選会です。12月30日の開会式で選手宣誓を務める高校の抽選をさせていただいたんですが、前大会で選手宣誓して優勝した青森山田高校の「1番」を引いたんです! 出身地・滋賀県の高校と青森山田が対戦するので、ワクワクしています。最初引いた時は、「1番? 縁起良い」くらいしか思わなかったんですが、会場がどよめきはじめてやっと事態を把握できました(笑)。底にあるのを引いたんですよ。コンビニでもくじ引きとかあるじゃないですか? でも、ほとんどハズレ。今回は、一生分の運を使ってしまったかもしれません(笑)。これまでもそうでしたが、2018年も作品とのご縁に恵まれる1年になるといいなと思います。一番好きな言葉は「一期一会」。このお仕事をはじめてから出会いが増えたので、「ご縁」を大切にしていきたいと思います。■プロフィール高橋ひかる2001年9月22日生まれ。滋賀県出身。O型。第14回「全日本国民的美少女コンテスト」で、応募総数8万1,031通の中からグランプリに選ばれた。2016年1月公開の『人生の約束』で映画初出演、2017年の大河『おんな城主 直虎』でドラマ初出演を果たした。
2018年01月06日「終わりのための活動」という言葉の響きで、マイナスイメージも持たれがちな“終活”。だが、ときに“終活”が残りの人生を輝かせることもある。そんな、“日々を充実させる終活”を実践する女優たちに話を聞いた。 「“終活”という言葉に対して、お年寄りの方は『縁起でもない』と、少し抵抗を感じるようです。むしろ若い方の方が、興味を持って聞いてくれますね。昨年50歳になり、今後のことを改めて考えるようになりました。“誰かのために役に立てる人間になりたい”と思って、6つの資格を取得しましたが、そのうちの1つが『終活ライフケアプランナー』の資格です。介護・相続・お墓などの死に向けての事前準備から、遺族の心のケアまでサポートする民間資格で、これを取得したことにより、私自身の“終活”もスタートしたのです」 そう語るのは、女優の財前直見(51)。’85年に『婦警候補生物語』で本格的に女優デビュー。’89年の『極道の妻たち~三代目姐~』で映画初出演。以来、幅広い演技で活躍。財前は実家のある大分県で小学5年生の息子と両親と、家族4人三世代同居をしており、仕事のときに上京するというスタイルをとっている。今年はNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に井伊直虎の母親、祐椿尼役を好演して話題になっている。 「終活の第一歩は、自分の人生を振り返ること。私が実践し、皆さまにもお勧めしているのは、親世代と自分、そして子どもも含め、まとめて『家族年表』を作ることです。横軸に西暦や元号を書いて、縦軸には家族の名前を書きます。すると、『○年に、母は○歳なんだな、お祝いの年は○年だな』など、家族の年齢が一目瞭然になります。たとえば子どもが高校や大学に入学する年には、教育費もたくさんかかりますよね。年表によって、自分の人生設計や老後の対策なども立てやすくなるのです」 それに併せて重要なのがエンディングノートだという。 「交通事故、病気による急死……、人生には予測できないトラブルがあります。そういった不幸に、親や子どもなど家族を巻き込まないためにも、自分の遺志を書き残すエンディングノートは大切だと思います。貯蓄ばかりではなく、有価証券、保険証書など、財産がいくらあって、どこに保管されているのか?葬儀はどうしてほしいのか?そういった基本的な事柄以外にも、最近は『デジタル遺品』という言葉もありますが、パソコンやスマホ内に残った情報はどうすべきか?といった問題もあります。パスワードがわからなければ、遺族としてはどうしようもありませんよね。すべてにおいて、遺志を書き残す必要があるのです」 財前は「実は、家族年表を作ったり、ものを整理したり、遺言の内容を考えていると、逆にプラス思考になっていくのです」と言う。 「『まだ人生は長いな。こんなやり残したことがある』とか、『100歳まで生きるかもしれない。足腰が弱っていても、ロボット義足が開発されていて、元気に生活できるかも……そういう未来も見てみたいな』とか、『老後』についても、いろいろ明るい想像が膨らんでくるのです。終活って、死を連想させて寂しいイメージを感じる人も多いと思います。でも本当は今後の人生を充実させるための、楽しくて夢のある活動だということを、皆さんに伝えていきたいです」
2017年10月14日NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で、亡き直親(三浦春馬)の隠し子を名乗り、井伊谷へやってきた謎の美少女。その美少女・高瀬を演じているのが高橋ひかる(15)だ。剛力彩芽(24)、武井咲(23)らを輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝いたのがおよそ3年前。 「ずっと芸能界に憧れていて、まわりの勧めもあって応募しました。映画やCMに出演させていただいて、そこから女優のお仕事に憧れを持つようになりました」(高橋・以下同) 演技経験はデビュー作の映画『人生の約束』に続き2作目、ドラマデビューにして大河に抜擢された。 「歴史、特に戦国時代が好きなので、大河ドラマに出られてうれしいです。時代劇のお芝居の勉強がたくさんできて充実しています」 演じ方で悩んだときには、主人公・直虎を演じる柴咲コウ(35)から“目ヂカラ”の使い方のアドバイスをもらい、救われたという。 「『目線ひとつで、身分の差がわかる』ということを教えていただきました。そのとき高瀬は井伊の家に来たばかりで、直虎さんや祐椿尼さん(財前直見)と目を合わせている私の演技に、まだ目を合わせられる状況ではないと教えていただいて。柴咲さんは普段着のときもすごくオーラがあって、かっこいいんです」 ハキハキと話す“国民的美少女”。これから女優として成長していく姿が楽しみです!
2017年05月20日「昨年、息子が小学4年生になるときに塾に通わせようと思ったことが、資格を取るきっかけになりました。息子に“お母さんも勉強して頑張っているのよ”という姿を見せたほうがいいかな、と思って(笑)。資格だったら、認定証をいただけるので証明にもなりますからね。でも息子からは、『どうせ自分のためでしょ?』って言われましたけど(笑)」 そう笑いながら話すのは、現在、NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で柴咲コウ演じる主人公の井伊直虎の母親・祐椿尼を演じている女優・財前直見さん(51)。シリアスからコメディまで、数多くの作品で活躍するかたわら、彼女は’16年5月から9月までのわずか4カ月間で、6つもの資格を取得していた。 「メンタル心理カウンセラー」「上級心理カウンセラー」「行動心理士」「シニアピアカウンセラー」「終活ライフケアプランナー」そして「エレガンスマナー」。彼女にそこまでさせた理由は何だったのか、財前さんはこう語る。 「資格を取ったもう1つの理由は、昨年、私自身が50歳になったことも大きかったですね。それまでの自分はまだまだ未熟で、周りの大人たちからいろんなことを教わって生きてきました。そんな自分が50歳になった節目として、何か社会貢献をしなきゃいけないという強い意識を持つようになりました。“誰かのために何か役に立てる人間になったほうがいい”と思ったんです」 彼女が取得した6つの資格のほとんどが「心理」に関係しているもの。そのなかでも、将来自身がいちばんなりたいと思っているのが「終活ライフケアプランナー」だ。 「これは、自分が死を迎えるときに周りに迷惑をかけないためのアドバイスができるので、お年寄りの方だけでなく、若い人たちにも勧めていきたいと思っています。たとえば、一人暮らしの方が突然亡くなったとします。その方のパソコンのなかには、住所録をはじめさまざまなデータが入っている。でも家族はそのデータをどうやって引き出せばいいかわからない。つまり、自分自身に万が一のことがあった場合、自分の意思や家族に迷惑をかけないために知らせておきたいことを書いた終活ノートの重要性をアドバイスしていきたいと思っているんです。もちろん、私も終活ノートを書いて家に置いていますよ(笑)」 たしかに、親が突然亡くなった場合、親の預金通帳、はんこ、保険証書といった大事なものが、家のどの場所にあるかだけでもわかれば、残された家族はかなり助かる。 「じつはいま売っている終活ノートよりも、もっと書きやすくてわかりやすい、オリジナルの終活ノートをプロデュースしたいな〜と、ひそかに考えてます(笑)。お年寄りの方って、エ〜ッ!て、思うようなとても大事なことを新聞チラシの裏に書き残していたりするんです。それなら大事なことを項目ごとに、1つのノートにまとめて書いておいたほうが、自分や家族のためにもなる。若い人からお年寄りまでが、終活ノートを書く世の中になってほしいというのが、私の希望でもあるんです」 そして、彼女が次に取りたいと考えているのは、これまでの子育て経験を生かせるような、養育に関わる資格。新しい資格への好奇心は増すばかりだという。 「私にとって資格は、自分自身を見つめ直して、自分自身を褒めてあげるもの。息子にも言われましたが、結局、自分自身のためなのだと思います。限界を作っているものも自分。諦めるのも自分。何と戦うか。それは自分の弱さ、甘さだったりします。どんな人であっても、自分はどうしたいのか、悩んだり苦しんだりする。いくつもの資格を取ることによって、自分を客観的に見つめ直す、いいきっかけにもなりました」 女優業にも、資格の勉強にも、飽くなき好奇心と向上心で挑戦し続けているようだ。
2017年04月21日「僕自身はバラエティー的には後退していると思います。やっぱり、報道12年で染みついてしまっているものがあるんですよ。言葉の言い回しとか、いろいろなことを含めて。でも、時事ネタとかニュースネタは強い。だから、慣れてきたらそういうのも入れていけたらいいなと思います。“今週のお名前は籠池さんです”とかね(笑)。視聴者の方もそれならグッときませんか?」古舘伊知郎撮影/齋藤周造4月からNHKの新番組『人名探究バラエティー日本人のおなまえっ!』で司会を務めることになった古舘(※)。10万種類以上あるという日本人の名字から、毎回、特定の名字を取り上げ、その歴史やルーツを探っていく。番組ではさまざまな珍しい名前も取り上げるが、古舘自身がこれまでに出会った珍しい名前は?「10年くらい前にお会いした、興梠さん。虫のコオロギと同じなんですけど、調べたらけっこういらっしゃるんですよ。あと名前になりますが、おふくろの友達で青木鎮子さんという女性がいます。鎮魂歌の“鎮”で、ちんこ。彼女はお父さんが神社の神官で、鎮魂の意味を込めて名付けたそうです。名前に悪気はありません。これを聞いていやらしいと思うのは、われわれの心がいやらしいからです(笑)」これまでのアナウンサー人生で、名前を読み間違えたことは?「思い出せないけど……、あるでしょうね。ほかの人が間違えたのはよく覚えていますよ。ある民放の女性アナウンサーが、ソフトバンクの孫社長のことを “まご社長” と3回も間違えていたとかね(笑)」自身も楽しんで番組の収録に向かっているようだが、どんな人たちに見てほしい?「名前がベスト10とかベスト20に入っている、“鈴木さん”“渡辺さん”のような、ポピュラーな名前の方。それだけ多く名乗られている理由を再発見していただきたい。あとは、“名字界の泡沫候補”ともいえる4千何百何十位という、ものすごく変わった名字の方ですね。どうしてそんな名前や、読み方になったか、ご自身のルーツを探ってほしい。名字だけじゃなく、“~子”という女性の名前などにもふれていますので、老若男女すべての方々に見ていただきたいです」テレビ朝日の『報道ステーション』のキャスターを辞めてから1年。「ついこの前までやっていたような気もしますけどね。複雑な気持ちで、無我夢中でやってきた濃い12年間、報道一色で本当に番組に埋没していましたから。今はグレートな余生みたいな感じです(笑)。このごろ報ステを見てて、テレビに突っ込んでいるんですよ。“富川(悠太)、ここ違うだろ”とか“小川(彩佳)、今日いいね”みたいに。まだ抜けきってないんですかね、あの番組が」バラエティーとしては、昨年11月から『フルタチさん』(フジテレビ)にも出演しているが、「あっちは2時間で長いし、僕的にすごく苦しいの。だから苦しむ古舘をフジテレビで見てもらい、NHKで楽しんでいる古舘を見てもらえればと(笑)」■“古舘”姓の由来は?「山間の集落では後ろを山に囲まれていて、天然の城壁だから攻め込まれない。でも田畑の前をどう守るかというときに“舘(たち)”という小高い丘のようなものを作ったんです。そこに家を建てて古くから住んでいれば“古舘”と呼ばれるわけです。集落の正面からの攻撃を防ぐ、守り人が源流のようですね。実は財前直見さんが2話のゲストで出演されているんですが、お互いの名字で共通点がわかったんですよ。どういうものかは、放送を楽しみにしていてください。驚きますよ!」(※)古舘の“舘”は“舎”に“官”が正しい表記。読みは、ふるだちではなく、ふるたち
2017年04月06日向井理を主演に木村文乃、佐藤二朗らドラマのキャストに加え、木村多江、市原隼人、黒谷友香らが参戦する“温泉ギャグミステリー”『RANMARU 神の舌を持つ男』。本作から、財前直見演じる旅館女将の場面写真が到着!白装束姿で、半狂乱で念仏を唱える衝撃の姿が明らかになった。日本人の誰もが愛する温泉を舞台に、旅をしながら事件の謎を解決するミステリー!?愛を求めて放浪するウブな男が、女を追って行く先々の温泉郷で事件に出くわすも、その特異な能力=舌で舐めて鮮やかに解決。濃過ぎるキャラたち、とめどなく繰り出されるハイブローなギャグ、2時間サスペンス風味、ちょっぴりのエロス、ラブも少々、田舎で起る殺人事件、ちょっぴりの社会派視点、坂本冬美による演歌の主題歌…が、堤幸彦監督により華麗にまとめあげられていく――!?「絶対舌感」という特殊能力を持つ男・朝永蘭丸(向井理)は、唯一、口内細菌を気にすることなくキスできる相手に失恋し、傷心の旅の途中、行き倒れてしまう。気がつくと、そこは怪しげな鬼灯(ほおずき)村。人工呼吸されたとき、その口内の細菌になぜか不快感のなかった女医・りん(木村多江)に興味をもった蘭丸は、伝説の三助として語り継がれる「大津のヘースケ」の孫であることを生かし、村の温泉で働くことに。だが、今回届いた場面写真は、鬼灯村の温泉旅館・菩辺美庵(ぼへみあん)の女将・花乃が、白い着物を纏い、ほおずきを頭に差し髪を振り乱す姿が!白装束姿は、ウエスタン姿の息子の龍之介(市原隼人)と合わせたコスプレ好きの親子の変装かと思いきや、この目元の淀みとムンクの叫びのような絶望の表情、ただ事ではない。普段は明るく、笑顔の眩しい“葛城ユキ”ファンの女将のその裏の顔が強烈すぎる…!後ろを振り返る花乃が目にしたものとは!頭に差したほおずきの意味とは!?大物女優、財前さんの衝撃の姿の真相は、劇場で確かめてみて。『RANMARU 神の舌を持つ男酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:RANMARU 神の舌を持つ男酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編 2016年12月3日より全国にて公開(C) 2016 RANMARU とゆかいな仲間たち
2016年12月10日2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の出演者発表会見が26日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の柴咲コウをはじめ、杉本哲太、財前直見、前田吟、小林薫、三浦春馬、高橋一生、柳楽優弥、貫地谷しほり、ムロツヨシが出席した。大河ドラマ第56作目となる柴咲コウ主演の同ドラマは、戦国時代に徳川四天王と呼ばれた井伊直政を育てた井伊直虎の半生を描く物語。昨年8月には主演に決定した柴咲コウの発表が行われたが、この日は柴咲以外の主な出演者が発表され、直虎の父・井伊直盛を演じる杉本哲太、母・千賀役の財前直見、直虎の許嫁で亀之丞/井伊直親役の三浦春馬らが登壇した。柴咲とは2002年にフジテレビ系で放送された『恋愛偏差値』以来の共演となる財前は「あの時は恋のライバルという感じでしたが、今回は親子の役になります。あの時と同じく髪の毛を切っていてびっくりしました。柴咲さんの目の力が直虎にピッタリだと思って見とれちゃいます」と役同様に母親目線。また、直虎の許嫁・井伊直親を演じる三浦春馬は「僕が演じる役は武術が堪能なので馬と弓を練習しなければと思っています。そして笛と太鼓がかなり重要なアイテムだと聞きました。貫地谷さんと演奏する描写があるようなので、貫地谷さんの足を引っ張らないように笛の練習をしてきたいです」と意気込んだ。貫地谷は、直親の妻・しのを演じるが「直虎さんに嫉妬心をメラメラと燃やしますが、私自身は現場で楽しくワイワイとやっていきたいと思います」と撮影が待ち遠しい様子だった。そんなキャスト陣とこの日初めて顔合わせをした主演の柴咲。「今まで共演した俳優さんや女優さんもいらっしゃいますし、初めてお会いする役者さんもいらっしゃいますが、すごく温かさを感じています。いいモノができる予感しかないです」と共演陣に好印象で、演じる井伊直虎について「男社会で女性が生き抜くところを描きますが、女性ならではの感覚や達観した感じを見せられたらと思っています」と早くも自身が演じるキャラクターのイメージを膨らませていた。ほか今回発表された出演者は以下の通り。直虎の曽祖父・井伊直平(前田吟)、菩提寺の住職・南渓和尚(小林薫)、井伊家筆頭家老・鶴丸/小野政次(高橋一生)、盗賊団のかしら・龍雲丸(柳楽優弥)、豪商・瀬戸方久(ムロツヨシ)亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)、鶴丸の父・小野政直(吹越満)、千賀の兄・新野左馬介(苅谷俊介)、井伊家の重臣・奥山朝利(でんでん)、井伊家の重臣・中野直由(筧利夫)。
2016年05月26日テレビプロデューサーと結婚も離婚へTDAキャンペーンガールとして選出されたのを機にデビュー、多くのドラマに出演し、現在も変わらぬ美しさをみせる女優の財前直見が7日、自身の離婚を明らかにした。彼女は2003年7月に、自身が主演したドラマ「スチュワーデス刑事」の監督を務めた、フジテレビプロデューサーと結婚。2006年12月には第1子となる男児をさずかり、非常に喜んでいたが、その後夫婦関係はうまくいかず、別居中であったという。凛とした美しさ変わらぬシングルマザーで結婚の契機となった作品もそうだが、キャビンアテンダント(スチュワーデス)役や美人女医役など、美貌を活かした数々の役をこなしてきた彼女。その多忙さも家庭生活の維持を難しくさせていたのかもしれない。報じられている内容によると、最近は、夫であったプロデューサーは北海道の系列局へ異動、財前は長男を連れ、実家の大分へ戻り、という北海道と九州の別居生活であったそうだ。2人は今月に入って正式に離婚届を提出したという。慰謝料の有無や親権についてなど、その詳細は明らかにされていない。財前側からマスコミ各社に送られたファックスでは、家族としての生活を維持することが困難になったとし、未来に向かって、それぞれが別々の道を歩んでいくことにしたと綴られていたという。今後は子どもの人生を一番に考え、自身は仕事も精いっぱい頑張りたいとも表明されていたそうで、今後はシングルマザーとして、新たな道を歩んでいくことになるようだ。年齢を重ねてなお、凛とした美しさで、作品を輝かせている彼女。これからの新しい境地での活躍も期待したい。元の記事を読む
2012年08月09日