元横綱の貴乃花親方・花田景子夫妻の長男である花田優一さんが、10日(19:56~22:54)に放送される日本テレビ系バラエティ特番『明石家さんまの転職DE天職 3時間スペシャル』で、テレビ初出演を果たす。優一さんは15歳で親元を離れ、単身アメリカに留学。そこで学生生活を送るうちに、「世界で愛される"靴"を自らの手で作りたい」と思うようになり、18歳からイタリア・フィレンツェで、靴職人の修行に3年間励んだという。こうして1年前に帰国してから、現在は都内で靴職人として活躍。採寸、デザイン、皮の仕入れ、縫製まで全て1人でこなす完全オーダーメイドの靴を、約2週間かけて丁寧に作り上げ、価格は15万円程度だそうだ。そんな優一さんに、さんまは"スタジオで動き回るようの靴"をオーダーする。父親譲りの端正な顔立ちでスタジオに登場した優一さん。司会の明石家さんまに「好青年やな~」と絶賛され、「相撲取りになろうとは1回も思わなかったの?」と聞かれるが、優一さんは「全く思わなかった」と回答し、現在21歳ながら「父も早かったので、早く結婚したいです」と願望を明かす。すると、さんまは「お母さんに言っといてや! 昔は、俺のファンって言ってたんや!」と主張。それを聞いた優一さんは、さんまの言う通り、花田景子が家で「さんまさんのファンだった」と話していることを伝える。この日の放送では、20人の転職者の実態を調査。ほかにも、渡部建(アンジャッシュ)、岡崎体育、川田裕美、長濱ねる(欅坂46)、平手友梨奈(欅坂46)、長谷川穂積、ヒロミ、蓬莱大介、湯山玲子が出演する。
2016年10月06日先日、女優の宮沢りえさんが、プライベートで新たな一歩を踏み出したことを発表しました。「役者として、母として、一人の人間としてこれからも前進していこうと思います」とのメッセージが印象的でしたよね。かつてのアイドル的なイメージから一転、今や押しも押されぬ大女優となった宮沢さん。年齢を重ねるごとに輝きを増していく彼女の魅力や今後の展望を、占星術で読み解いていこうと思います。◆宮沢りえさんの星回りをチェック!宮沢りえさん(1973年4月6日生まれのホロスコープ)ホロスコープによると太陽星座は牡羊座、月は牡牛座。「ずば抜けた芸術センスを持つ人」を表す星回りです。先日の日本アカデミー賞での司会ぶりに、「なんてかわいらしい人だろう」と憧れを抱いた女性も多かったのでは?男女問わず、世代を超えて愛される存在ですよね。宮沢さんの太陽星座は牡羊座。牡羊座の本質は「この瞬間」と「No.1」。究極をいえば、牡羊座の人生のテーマは「始まり」と「キッカケ」作りです。牡羊座は、出会った瞬間のときめきや直感に従って、パートナーや環境を選択します。始まりをこの上なく大事にするので、出会うたびに新しい関係を作り出すことでしょう。◆宮沢りえさんの結婚観は?また、彼女が生まれた1973年代頃の世代的な結婚観は「理想を叶える結婚」です。天秤座に天王星と冥王星がある世代は、いつまでも若々しくて多少身勝手にも見られますが、お互いに認め合う関係を求めて恋愛や結婚を築こうとする傾向があります。宮沢さんの本質である牡羊座と、この世代の結婚観の天秤座は180度反対の性質を持っていますので、「理想を叶える結婚」に対して、過度な期待をしてしまう恐れあり。特に彼女の場合は、牡羊座に太陽と金星が並んでいます。この並んだ星は、ホロスコープ上にある他の星すべて、月、水星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星と関わっているようです(占星術用語で言うアスペクト)。一般的に、星々が関わりを持つほどに多面な性質を帯び、その影響力も大きくなります。◆見えない力に支配されていた?また、宮沢さんの月星座は牡牛座。牡牛座の本質は「生まれ持つ感覚」と「所有欲」。月星座はプライベートを表します。牡牛座は愛されたい欲求がとても強い傾向があり、いつも愛されていないと安らげないのです。宮沢さんの性質を解釈していくと、牡羊座の活発さに加えて牡牛座の生まれ持つ感覚もあり、アイドル的な要素も抜群であることがわかります。ただその一方で、期待したモノへの失望を恐れしがみつくところも。一度選んだ相手に絶対的な忠誠心を持つか、あるいは何か見えない影や力に支配されているようです。若い頃はこういった「生まれ持つ感覚」が感傷的な姿勢となり、コントロールしがたい愛や重い責任に敏感に反応します。本質に目覚めるまでは、所有され所有することで身の安全を確保しようとするでしょう。時折見せていた大人びた落ち着きは、数々の経験値から自然と身につけたものかも。ガムシャラに突っ走ると、重い責任やプレッシャーに太刀打ちできず、吉凶混在する運命のようですが、年齢や経験を重ねるごとに「理想を叶える結婚」や人生に近づきます。そして実力派女優としても君臨していくでしょう。◆りえママの存在はやはり絶大?星を辿ると、宮沢さんが重い責任やプレッシャーから解放されたのは2002年3月頃。2002年といえば、映画『たそがれ清兵衛』が公開され、翌年2003年で日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞に輝いた30歳の頃です。芸能界デビューの頃から星を遡ると、1992年10月頃に一度、解放されそうな、突破可能な星の兆しがありました。昔話ですが、貴花田関(現・貴乃花親方)と世紀の結婚と注目されたのがこの頃です。この時は婚約解消にいたりましたが…。2014年3月から6月頃も、解放ではないけれど、何か圧しかかっていたものが急変する星の兆しがあり、りえママが他界されたのがその数ヵ月後の9月でした。コントロールしがたい愛や重い責任、プレッシャーが、必ずしもりえママの存在というわけではありません。でも、親子の絆なのでしょうか、宮沢さんの内側にはりえママが常にいて、抑圧された環境でないと「愛」を感じにくいところがありそうなのです。そのため、愛が極端になったり、大胆になったり、期待を大きく持ちすぎたり、苦しささえも愛と捉えてしまうため、これだけの絆を失うと、その代わりのお相手が現れても不思議ではありません。◆今年の秋に何かが大きく変わる?今年2016年9月は、1992年に世紀の結婚が注目されたのと同じく、解放されそうな、突破可能な星の兆しがありそうです。離婚成立の発表から半年後、何かが公になるのでしょうか…?筆者は、宮沢さんは2002年3月頃からご自身の本質に目覚めたと思います。彼女の過去の記録を調べたところ、 30歳で出演した舞台『透明人間の蒸気』で己の無力さに驚き、できるだけ舞台に専念すると決めたと書かれていました。実際に、2014年の映画『紙の月』で二度目となる日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞するまでの数年間は、舞台での活躍のほうが目立っています。『ドラクル』『人形の家』『パイパー』『ザ・キャラクター』『下谷万年町物語』『THE BEE -日本語版-』『今ひとたびの修羅』『MIWA』など、数々の舞台に出演。『おのれナポレオン』では準備期間たったの二日で、急病のため降板した天海祐希さんの代役をみごとに演じたという話題も記憶に新しいのではないでしょうか。◆まるごと好きなことに向かう運命この原稿を書くにあたり、ひさしぶりに『紙の月』を観たのですが、「だから、したいことをしたんです」「本物に見えても初めから全部偽物」といった台詞が、今回の占いで見えてきた宮沢さんの性質と少し重なるように感じました。もちろん映画のヒロインと彼女は全くの別人ですが。それにしても、宮沢さんの演技は各界で高く評価されていますね。日本アカデミー賞での最優秀主演女優賞のみならず、東京国際映画祭の最優秀女優賞 、報知映画賞の主演女優賞受賞、山路ふみ子女優賞、日刊スポーツ映画大賞の主演女優賞など、たくさんの大きな賞を受賞しています。星々が関わりを持ち多面な性質を帯びる宮沢さんは、お仕事も恋愛も私生活も、まるごと好きなことに向かう運命。ご本人が願わずとも、その影響力は計り知れないところがありそうです。今後はさらに飛躍していきそうな彼女。まばゆいばかりに光り輝く女優・宮沢りえさんから目が離せませんね。(文=はゆき咲くら)【プロフィール】土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡
2016年03月21日アイドルグループ「SMAP」のバラエティ番組「SMAP×SMAP」のワンコーナー「BISTRO SMAP」に、女子アナブームの火付け役となった元フジテレビ人気女性アナウンサー全7名がゲストとして登場することが分かった。「BISTRO SMAP」に勢揃いしたのは、フジテレビ女性アナウンサー史上初めて定年を迎えた益田由美を始め、「3人娘」として一世を風靡した有賀さつき、河野景子、八木亜希子、さらに報道、バラエティーで活躍した近藤サト、二代目「めざましテレビ」アナウンサーとして人気を博した小島奈津子、バラエティー番組で大活躍し、プロ野球選手、石井一久の妻となった木佐彩子の全7名。フジテレビ女性アナウンサー時代を振り返りながらトークや、当時ならではのエピソードを披露する。また、それぞれが過去に出演した番組の秘蔵映像の数々も放送。先日亡くなった愛川欽也さん司会を務めた「なるほど!ザ・ワールド」(1981年10月6日~1996年3月26日放送)にて水着姿で奮闘する益田さんの姿や、「3人娘」の有賀さん、河野さん、八木さんや、今や貴乃花部屋のおかみさんでもある河野さんのNGシーンの数々が披露され、「本当にはずかしい」と一同は顔を赤らめていた。さらには、益田以外6人の採用試験の際のカメラテストの映像も紹介される。八木さんが「ミュージカルをやっておりましたので喜怒哀楽が激しく…」と語り始めたり、一番効果のあるダイエット法を試すことが特技という有賀さんが、試してきたダイエット法をすべて紹介したりするなど、採用のときから皆、強い個性を放っていたことが明らかに。恥ずかしさのあまり、皆口々に悲鳴を上げていた。有賀さんが「料理の写メ撮りたい!」と収録真っ最中にビストロSMAPのシェフがつくった料理をスマホで「カシャッ」と音をたてて撮影しはじめるなど、収録中は終始それぞれが自由に動き、好き勝手に語り始め、スタジオは一瞬たりとも沈黙がなかったほど。番組では、「女子アナ早口言葉リレー」も行われ、アナウンサー魂をかけて7人が順番に早口言葉に挑戦。 大爆笑リレーが展開される。こちらの様子は近日放送予定。「SMAP×SMAP」は毎週月曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日日本相撲協会は、来年の1月に両国国技館で行われる大相撲一月場所にて、企画チケット「目指せ横綱!大関応援シート」を発売する。大相撲一月場所 チケット情報最も新しい日本出身の横綱は66代の若乃花となり、以降5代誕生した横綱は全て外国出身の力士。2003年に貴乃花が引退して以来、日本出身の横綱の取組を土俵で見ていないことになる。現在は稀勢の里、琴奨菊、豪栄道と大関が3人在位しており、いずれも日本出身力士。最も横綱に近い番付に在位する3名のいずれかの大関が横綱昇進となれば、10年以上待たれた待望の日本出身横綱の土俵入りとなる。2006年一月場所での大関・栃東の優勝を最後に日本出身力士は優勝からも遠ざかっており、将来の横綱昇進実現のために重要なステップとなる今場所も3大関の活躍が期待される。大関応援シートは、イス席Bのチケットに加え各大関の応援タオルとオリジナルクリアファイル(要アンケート回答)が特典として付いてくる。それぞれの大関ごとに対象公演日が異なり、稀勢の里は4日目(1月14日)と11日目(1月21日)、琴奨菊は6日目(1月16日)と13日目(1月23日)、豪栄道は5日目(1月15日)と12日目(1月22日)が対象となる。九月場所では「遠藤応援シート」を発売し、10時間で完売するなど人気を博す応援シート。この大関応援シートも早期の完売が予想されそうだ。大関応援シートは一月場所の一般発売日12月6日(土)10時より、チケットぴあのインターネットとサークルK・サンクスの店頭で発売。
2014年12月05日フジテレビのドラマ『ファーストクラス』の続編が10月15日からスタートする。"マウンティング"=女同士の"格付け地獄"という煽り文句…怖い怖い。ところで、もともとの"マウンティング"の意味は哺乳類の雄などのオスが交尾のときにとる背乗りする行為のこと。その行為から転じて、日常生活において「自分の立場が相手よりも上と示す態度」として使われることになった。ドラマでは主演の沢尻エリカをめぐり女性同士のマウンティングが繰り返されるが、男性の方はどうだろうか?○男性同士にこそ、格付けは存在してきたもちろん男性同士にも「格付け」は存在する。むしろ、「歴史=男たちの格付けの歴史」と言っても過言ではない。(決して女性を差別する意図ではなく、過去の歴史においては男性が中心だったという意味で)例えば、戦国時代。農民の出身ながら織田信長に仕え、才覚を現し、みるみるうちに天下人になった豊臣秀吉だが、織田家譜代の家臣らの視点からみればどれだけ「マウンティング」された感があったことか。いままで「サル」と呼び捨てにしていた秀吉にひれ伏せざるを得なかった柴田勝家などは、後に秀吉と賤ヶ岳の戦いで争い滅びる。一方、徳川家康は、後に関ヶ原の合戦を経て、大阪冬の陣、夏の陣で意趣返しし豊臣家を滅亡させて江戸幕府を開く。日本史に限らず、世界史においても、歴史というのは格付け地獄の繰り返しだったのだとつくづく思う。ところで「格付け」というのは、どのような状況下で起こるのだろうか?例えば、私と男性アイドル歌手の間では、当たり前だが、「格付け」は発生しない。基本は同じ時代、同じ世界(特に狭い世界)、そして高いプライド。この3つの要素が最低限、そろわないと発生しない。私と男性アイドル歌手は、同じ時代、そして高いプライドが仮に共通したとしても、「同じ世界」でない。一方、狭い世界であれば、多少、時代が異なっても、格付けが生じることもある。例えば日本の相撲界。有名なのは、先代の大関・貴乃花を千代の富士が名勝負の結果、破ったことで新たな時代が始まった。そして、その千代の富士を、貴乃花の次男の貴乃花(光司)が再び名勝負で破ることで、さらに次の新しい時代へと変わっていった。「相撲界」という狭い世界の中での「世代交代」に「格付け」はつきものである。時に「金銭」を媒介した形での「格付け」もある。例えばプロ野球選手。何億円も年俸を稼いでいる選手たちの年俸からしてみれば、大した額ではないとも思われるような50万円程度の額にこだわり、年俸交渉が決裂することも多々ある。当の選手にとってはどうしても譲れない額なのだろう。年俸100,000,000円(1億円)の選手と、年俸100,500,000(1億50万円)の選手では、選手としての成績、獲得タイトル、ファンからの人気に関わらず、たとえ50万円であっても前者の選手の方が球界の中では「格が上」となる。もっとも1年後には逆転するかもしれないが、その1年に命をかけるのが「プロ」が「プロ」たるゆえんでもある。<著者プロフィール<片岡英彦1970年9月6日東京生まれ神奈川育ち。京都大学卒業後、日本テレビ入社。報道記者、宣伝プロデューサーを経て、2001年アップルコンピュータ株式会社のコミュニケーションマネージャーに。後に、MTVジャパン広報部長、日本マクドナルドマーケティングPR部長、株式会社ミクシィのエグゼクティブプロデューサーを経て、2011年「片岡英彦事務所」を設立。(現 株式会社東京片岡英彦事務所 代表取締役)主に企業の戦略PR、マーケティング支援の他「日本を明るくする」プロジェクトに参加。2011年から国際NGO「世界の医療団」の広報責任者を務める。2013年、一般社団法人日本アドボカシー協会を設立代表理事就任。
2014年10月02日森永製菓は26日、「貴乃花の相撲教室! 」を貴乃花部屋(東京都中野区)で開催した。同社が行っている「エンゼルのつばさプロジェクト」の一環として行われたもの。当日は抽選で選ばれた25組50名の親子が参加し、子供たちは第65代横綱の貴乃花光司さん(貴乃花親方)の見守る中、部屋の力士らから特別稽古をつけてもらった。○子供たちの未来のために「エンゼルのつばさプロジェクト」は、日本の子供たちの未来を応援する取り組みで、2012年より実施している森永製菓のCSR活動(企業の社会的責任を果たす活動)のひとつ。人と人のきずなを大切にしたい時代に、子供たちの未来がもっと可能性あふれるものになるよう支援する活動を行っている。今回は「豪華コーチ陣と夢を見つける1日体験イベント」として、仲間とともに汗を流し、夢にぶつかっていくことの大切さを子供たちにわかりやすく知ってもらうことを目的としている。当日は貴乃花部屋の力士らがコーチとなり、実際に力士らが稽古をしている土俵の上で子供たちが相撲の「いろは」を学んでいった。女将(おかみ)の花田景子さんは「今日も朝5時からいつものように稽古をしていましたが、少し早く切り上げて皆さんをお招きする準備をしていました。はだしになって稽古をして、ケガのないように相撲を楽しんでいただければと思います」と子供たちを歓迎した。○相撲の動きをもとにした準備体操で「土俵入り」まずは準備体操からスタート。貴乃花部屋の力士・貴翔馬関らによって行われたのは、相撲の動きをベースにした「相撲体操」だ。相撲の型や四股などを取り入れており、大きく手を広げて目の前でパチンと拍手を打ち、足を高く上げて四股を踏むさまは、まるで土俵入りそのもの。「小さな力士」たちも懸命に足を上げ、見事な"土俵入り"を見せた。相撲体操は簡単そうに見える姿勢であっても、「かかとをしっかり地面につける」「つま先を真上にのばす」など、相撲として正しい姿勢を取ることによって筋肉がしっかり伸びる。少々つらい姿勢でも、子供たちは無邪気な笑顔を見せながら、力士の動きをしっかりとまねしていた。○勝っても負けても、まず礼儀続いて、力士を相手にした実際の取り組みが行われた。まずは相撲は真剣勝負だが、神様の前で行う神事でもあることを子供たちに説明。取り組みの前には「よろしくお願いします」、取り組み後には勝ち負けに関係なく「ありがとうございました」と礼を尽くすことを教えた。貴乃花親方が見守る中、子供たちは10倍近い体重差があるであろう力士にも果敢にぶつかっていく。力士に持ち上げられたり、グルグルと振り回されたりしつつも、最後にきちんとあいさつをするなど、しっかりと"相撲の心"を学び取っていたようだ。取り組みには子供たちだけでなく、お父さんも飛び入り参加。子供たちには白星を譲っても大人には譲れないのか、力士らは子供たちと同様に大人の体をもひょいと抱え上げ、土俵の外へと追いやった。その様子を見ていた子供たちの顔は笑顔でいっぱいだった。取り組み後は、通常の稽古後に毎回行われる力士同士のぶつかり稽古を見学。それまでとはうって変わった真剣な表情で、「バシン」と大きな音を立ててぶつかり合う力士らの迫力に、子供たちは目を丸くしていた。「(力士が)強かった」「楽しかった」と感想を述べ、相撲教室を堪能した様子だった。○貴乃花親方「土の感触を確かめてほしかった」貴乃花親方は「『将来、この中の誰かが相撲取りになってほしい』というよりも、子供たちがはだしで土の感触を確かめて、体を動かすことを楽しんでもらえたら」。土の上で素足で闘う相撲ならではの良さに、子供たちが満足していることを願っていた。また、「子供たちを見ていて、自分の子供時代を思い出して懐かしい気持ちになった」と、自らの幼少時代も思い出したという。イベント後には、貴乃花部屋特製のちゃんこ鍋を参加者全員で楽しんだ。力士を"体験"でき、特製ちゃんこ鍋もつつけた一日は、子供たちにとって忘れがたいものになったであろう。
2014年04月28日秀でた成績を残したり、個性が光ったりしている人には「異名」が付きます。大相撲で活躍した力士の「異名」をご存じでしょうか? 力士の異名には面白いものが多いのでご紹介します。●おしん横綱「隆の里」隆の里関は大変な苦労人でした。糖尿病を克服して横綱にまで昇進したので、この異名があります。この異名はちょっと気の毒ではないか、と思わないでもないですが……。●ウルフ「千代の富士」言わずと知れた大横綱。53連勝、通算1,045勝、幕内勝利数807勝、幕内優勝31回という素晴らしい偉業を成し遂げています。九重親方が、ちゃんこ番をしていた(当時の)千代の富士関を見て「狼みたいだな」と言ったのが由来とか。●スコップ「大内山」昭和19年に初土俵を踏んだ力士で、最高位は大関でした。203cm、153kgという巨漢で、その「スコップ」という異名は、あまりに大きな手のひらから付けられたとのことです。●角界の松平健「旭豊」最高位は小結。イケメンです。その男前っぷりから「角界の松平健」という異名が付きました。松平健の当たり役から、「角界の暴れん坊将軍」と呼ばれたことも。引退時の断髪式には、松平健さんが来たそうです。●アラン・ドロン「霧島」最高位は大関で、現在は陸奥親方。甘い顔立ちのイケメンなので、大相撲パリ公演の際に「角界のアラン・ドロン」と紹介されました。また、科学的なトレーニング、サプリメントの補給などで筋力を高めて成績を伸ばしたため「角界のヘラクレス」という異名も取りました。●ドラえもん「隆三杉」最高位は小結で、現在は年寄・常盤山。丸っこい体と愛きょうのある笑顔のため「ドラえもん」と呼ばれました。焼き肉を75人前食べたという伝説があります。●ロボコップ「高見盛」2013年1月に惜しまれながら引退しました。そのロボっぽい動作から「ロボコップ」と呼ばれるそうで、略して「ロボ」という呼称も。●土俵のアクロバット「貴ノ花」(初代)現・貴乃花親方のお父さん。関取ながら細身のボディーに甘いマスクで、大人気の力士でした。最高位は大関。その風ぼうから「角界のプリンス」とも呼ばれました。見事な逆転技を決めるので「土俵のアクロバット」という異名を取ったのです。●毛ガニ「朝潮」(三代目)昭和23年に初土俵を踏んで、最高位は横綱。1959年(昭和34年)には『少年マガジン』の表紙になるほど人気がありました。まゆ毛も太く、胸毛ふさふさだったため「毛ガニ」と異名を取ったそうです。●ダンプトラック「小錦」ハワイ州オアフ島出身で、最高位は大関。身長187cm、体重275kgの巨漢で有名です。大相撲のイギリス公演の際には、その巨漢ぶりから「ダンプトラック」という異名で紹介されました。これ、ひどくないですかね。●桜色の音楽「照國」1935年に初土俵を踏んで、最高位は横綱。色白の体が徐々に桜色に染まっていくところ、またその取り口がリズミカルだっところから「桜色の音楽」と異名を取ったそうです。なかなか詩的です。●南海の黒豹(くろひょう)「若嶋津」1975年に初土俵を踏んで、最高位は大関。現在は年寄・松ヶ根。鹿児島県出身で精悍(せいかん)な顔立ちをしていたので、一名を「南海の黒豹」。ちなみに「黒豹」というのは、そういう種類の豹がいるわけではありません。劣性遺伝によって、普通の豹に交じって、黒色の豹が生まれるんだそうです。どうでしょうか。相撲は日本の国技です。歴史をさかのぼると神代にまで至ります。ほかにも「異人」「秋田犬」「エチオピア」「大風呂敷」など、褒めているんでしょうか? というような異名を取った力士もいたそうです(笑)。(高橋モータース@dcp)
2013年02月24日日本相撲協会は27日、八百長問題の影響で2年ぶりの開催となる大相撲春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)の新番付を発表した。『大相撲三月場所』のチケット情報1月の初場所で幕内初優勝し、春場所で横綱昇進に挑む把瑠都が東の正位に就き、日本人大関の2人は稀勢の里が東、琴奨菊は西となった。琴欧洲は大関在位37場所となり、歴代6位の貴ノ浪に並んだ。また、12場所目の一人横綱の白鵬は貴乃花に並ぶ22度目の優勝を狙う。関脇は東に5場所連続の鶴竜、西に10場所ぶりの安美錦。小結は東が新三役の臥牙丸で、理事長の北の湖親方(元横綱)が1985年に部屋を創設して以来、26年余りかかって初の三役力士誕生となった。また、西の栃煌山は6場所ぶりの復帰となり、唯一の新入幕を果たした25歳の勢は、地元・大阪で初めて幕内の土俵に臨む。大相撲三月場所は、3月11日(日)から25日(日)まで大阪府立体育会館にて開催され、現在各種チケットを発売中。なお、チケットぴあでは、砂かぶりといわれる土俵の周囲を囲むように設けられた土俵に近い席「溜まり席」や、チケットの入手が難しい千秋楽の席などをプレミアシートとして、お土産付の企画チケットとして発売している。
2012年02月28日大相撲春場所の担当部長を務める貴乃花親方が2月25日、大阪・なんばグランド花月の「吉本新喜劇」に登場、堂々の“新喜劇デビュー”を果たした。平成24年度大相撲三月場所チケット情報貴乃花親方は“大相撲をPRするため、大阪であいさつ回り中”という、実際の役柄で出演。櫓太鼓の音とともに舞台に登場すると、たちまち会場からは大きな歓声と拍手が送られた。そして、「僕、偉いな~」と身長差約40センチの池乃めだかを子ども扱いして池乃のギャグを誘ったほか、島田珠代に股間を弾かれるギャグ「チーン」の洗礼を受けたり、ズッコケにも挑戦したりと、次々と繰り出される“笑いの技”に応じる。一方では高々と足を上げて見事な四股も披露と、約5分の出演を務めた。ズッコケ後、「関取でコケるのは良くありませんが、吉本新喜劇だと嬉しいです!」と嬉々として語る親方に、またしても場内から大きな拍手が起こった。なお、この模様は3月10日(土)、MBS『よしもと新喜劇』(昼12:54~1:54関西ローカル)で放送される。舞台後の会見では、「吉本新喜劇に入団した貴乃花です!」と親方。「相撲の広報まで出演者の皆様方にしていただいて感無量です。これを契機に、一人でも多くの方が大相撲に足を運んでくださることを願うばかりです」と“初舞台”の感想を述べた。また、島田珠代の「チーン」を受けた感想を求められると、「素敵な“チーン”でした!」と満面の笑みを浮かべた。大相撲春場所は3月11日(日)より大阪府立体育館で開幕する。チケット発売中。
2012年02月27日3月に開幕する大相撲春場所の担当部長を務める貴乃花親方と富士ヶ根親方が2月15日、大阪・吉本興業本社に吉野伊佐男会長、落語家の桂三枝らを表敬訪問した。平成24年度 大相撲三月場所 チケット情報親方の表敬訪問のパイプ役を果たしたのが桂三枝。三枝が3月4日(日)に大阪・なんばグランド花月で行われる自身のイベント『最後の三枝まつり』に貴乃花親方の出演を依頼したところ、大阪府庁を訪れた貴乃花親方が「吉本興業の舞台に立ってみたい」と前向きに話していた。三枝と花田家は親方の父であり師匠である故・ニ子山親方とのCM出演を機に家族ぐるみへの付き合いに発展したそうで、一時期、三枝が相撲番組の司会を担当し、現役時代の貴乃花親方に優勝インタビューも行ったという。三枝は「大阪場所を盛り上げるためにも、お時間があれば(貴乃花親方にイベントに)来ていただきたいとお願いしたところ快く引き受けてくれました。この日は落語二席を高座にかけるのですが、一席は創作落語の『お祭り代官行列』を。もう一席が同じく創作落語の『大相撲夢甚句』をやらせていただきます。その噺の前に親方とお話をさせていただき、途中には桂文福さんに相撲甚句を披露してもらいます」と話し、興行を盛り上げようと互いにエールを送った。会談の司会を務めた河内家菊水丸によれば、大正時代、通天閣が開場した頃に吉本興業が大阪相撲の運営に携わり、相撲の前に所属芸人たちが演芸を披露、劇場での売上げも相撲興行に寄贈していたという。そこで菊水丸が、「約100年ぶりに吉本興業と大相撲との縁が復活したことを記念して」と、3月11日(日)から始まる大相撲春場所で、吉本興業から懸賞や幟の寄贈、吉本賞の贈呈を吉野会長に提案した。三枝は「君のギャラから引かれるだけやで」と心配しつつも、呼び出しの着物に吉本興業の名前を入れてみては?と発言し、吉野会長も前向きに応じた。貴乃花親方は「府立体育館となんばグランド花月は目と鼻の先の距離。地域活性化のために一緒に活動していきたい」と連携に意欲的で、3月に『吉本新喜劇』に出演することを確約し、「四股を披露しようかな」と意気込んだ。さらには4月13日(金)からなんばグランド花月で開幕する芝居公演『吉本百年物語』への出演も快諾し、大阪国技館のエピソードが語られる場面での登場を約束した。会見後、貴乃花親方は「こんな楽しい会見は生まれて初めて。さすが吉本。相撲協会もこんな楽しい会見をできるように心がけ、皆さんにも可愛がられるようになりたい」と上機嫌で話し、『ひいきにしている芸人は?』との質問にも「三枝師匠と菊水丸師匠です」と“ヨイショ”を忘れず、場内の爆笑をさらった。大相撲春場所は3月11日(日)より大阪府立体育館にて初日を迎える。チケットは発売中。
2012年02月17日