長男が2歳の誕生日を迎える10日前、私は里帰り出産をして次男が誕生しました。突然現れた赤ちゃんの存在に、長男は泣くことも騒ぐこともありませんでした。 ところがある日、長男にチック症の症状が見られるようになったのです。ここでは家族一丸となって長男のチック症に向き合い、ケアしていった話をさせていただきます。 次男生後1週間、長男に不自然なまばたきが増える産前、長男には「弟ができるよ」と声かけはしていたものの、いざ赤ちゃんを目の前にすると、戸惑いを隠せない様子でした。 長男はもともと物静かなタイプなので、赤ちゃんに対しても泣いたり騒いだりといった感情を表に出すことはありませんでした。ただ、次男が生まれて1週間が経ったころ、長男のまばたきに違和感を覚え始めました。 次男生後2週間、長男がチック症と言われる違和感とは、まばたきをする回数が明らかに多いことでした。また、あからさまに目をギュッとつむるしぐさが出てきたのです。そしてその症状は、祖母が出勤するときや私が授乳をする際に強く現れました。 市の保健師さんに相談し、長男の様子を見にきていただきました。すると「チック症でしょうね。ひどくはないみたいなので様子を見ましょう」と言われました。 できる範囲で長男を優先することが大事保健師さんからのアドバイスは次の通りでした。 「弟を受け入れようとしている証拠。心配しすぎないで大丈夫!」「できる限りスキンシップをとって、いつも通り接して」「目が痛いの?と、目の異変に関しては声をかけない」 どうやら長男のチック症状は無意識に現れているようで、本人はまったく気付いていません。そのため、「大丈夫?」と下手に声をかけることで「僕はどこか悪いの?」と、逆に不安を募らせてしまうパターンになりかねないのだそうです。 次男生後3カ月、長男のチック症が改善するそして、その日から一家全員で長男に寄り添うように心がけるようになりました。とは言っても特別なことはしていません。家族で手があいている人が率先して長男と遊ぶ。反応が薄くても声をかける。抱きしめる回数を増やす。いつも通り過ごす……。 すると、次男が生後2カ月になったころから長男は落ち着いてきて、3カ月経つころにはまったく症状は現れなくなりました。 現在、長男は3歳。引っ越しや幼稚園入園など、環境の変化はありますが、チック症は発症していません。1歳の次男とも時折、楽しく遊ぶ姿が見られます。長男なりのペースで成長とともに心も強くなっているようです。投薬だけではなく、気持ちに寄り添うこと(=ケア)も大切だと、小さなわが子から教えてもらった貴重な経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:井上まゆ二児の母。長年、接客・サービス業に携わるも出産を機に退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談、商品比較記事、アプリレポート記事などを執筆中。
2020年05月10日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第26話は、ずっと気になっていた性別がついにわかったときのお話です。妊娠23週目に入ったころの健診で性別が確定しました!私の前職場の人には「顔つき変わってないし、女の子っぽいよね。」と言われていたのですが、まさか的中するなんてと驚きました!あと、女の子と言われましたが、最初のころは人に聞かれても、もし違っていたらどうしようかと思って言えませんでした……心配性。でも、その後も健診時に何度か確認とれたので、今では堂々と皆に「女の子だよ!」と話しています。 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。ブログ:「家族のあしあと」
2020年04月08日私には2人の子どもがいます。上の子が3歳になるとともに妊娠が判明し、3歳7カ月のときに出産をしました。上の子は年齢的にもいろいろと理解していたため、激しい赤ちゃん返りをしました。その様子と上の子のケアでおこなったことを紹介したいと思います。 大変だった長女の赤ちゃん返り妊娠を伝えてから、上の子は自分は赤ちゃんだと言い出し、毎日「でちゅ」「バブ」と言いながら赤ちゃんのまねをしていました。3歳を過ぎ、身の回りのことは自分でできるようになっていたのにもかかわらず、着替えもごはんも「お母さんがやって!」「お母さんが食べさせて!」と一切しなくなる始末。 もちろん下の子が生まれてからはさらに大変で、授乳をするたびに1時間以上泣きました。「赤ちゃんをおなかに返して」と言われたときは、私も一緒に泣きたくなりました。 昔の写真を一緒に見返す娘は繊細な性格であり、ママっ子でした。周りの弟や妹が生まれた子たちと比べても、娘の赤ちゃん返りは期間が長く、激しかったと思います。私自身も長女で、娘の寂しい気持ちは痛いほどわかります。ただ、ママを取られたと感じてほしくないこと、赤ちゃんは自分で何もできないから、ママがいろいろとやってあげないといけないということは理解してほしいと思ったのです。 そこで、上の子もつきっきりでお世話されていた時代があったということがわかるよう、新生児から1歳ぐらいまでの写真を一緒に見返しました。自分もずっと愛されていたと感じてくれたのか、すごく喜んでくれました。 2人で過ごす時間をつくる兄弟姉妹を育てる先輩ママたちから、上の子と2人の時間をつくるといいよとアドバイスをもらいました。そこで里帰り中、赤ちゃんが寝ている間は家族に見ていてもらい、上の子と一緒に近くの公園に遊びに行ったり、スーパーにお菓子を買いに行ったりするように。私たちはこの時間を「2人タイム」と呼んでいました。 この間、私は上の子の話をよく聞くようにして、赤ちゃんのことも話題に出し、どう感じているかを理解できるよう努めました。産後間もなかったので短時間でしたが、2人で過ごす時間を設けることで、2人の関係性は変わっていないよという安心感を少しは与えられたと思います。 妊娠中から産後1カ月ぐらいの間は、「このまま下の子を受け入れてくれなかったらどうしよう」と不安でした。でも上の子が5歳、下の子が1歳半になった今では、そんなこと本当にあったっけ?と思うぐらい、妹を溺愛する良いお姉ちゃんになってくれました。当時は大変でしたが、上の子の気持ちを大切にした甲斐があったのかなと思います。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 原案/小川恵子作画/やましたともこ
2020年03月29日長女が1歳半のときに次女が誕生し、授乳を手伝ってもらったことをきっかけに、赤ちゃんのお世話に興味を持った長女。長女の赤ちゃん返りを心配していた私でしたが……? 1歳半でお姉ちゃんに。リアクションは!?長女が生後8カ月のころに妊娠が判明。まだお姉さんになるという自覚を持たせるのは難しいだろうということで、お人形を使って一緒にお世話ごっこをして、なんとなく“赤ちゃんってこんな感じだよ”という雰囲気を伝えていました。 そして次女が誕生。長女は自分よりも小さい動く物体に「なんだこれは?」という顔をしていましたが、“興味はある”といった雰囲気で少し安心しました。 長女も一緒にママごっこ!私が次女のおむつを替えていると、長女は横に並んで人形のおむつを替えます。時には授乳のまねもするなど、私が次女のお世話をする様子を長女もまねて遊んでいました。そんなある日、次女に母乳を哺乳瓶であげようとしていると、長女がジーっと見つめていました。 そこで長女に「あげてくれる?」と聞くと、長女は「うん!!」と目を輝かせ、私の補助付きですが授乳を手伝ってくれました。本当のところ、二度手間のようになってしまいましたが、長女の気持ちが私にとってはうれしかったのです。 次女中心にならないように長女をフォロー長女が赤ちゃんのお世話をしてくれることはうれしかったのですが、大人がそれに甘えて、長女をお世話する側だけにしてはいけないと感じました。そのため、夫が休みのときは長女だけ夫と公園に遊びに行ったり、長女だけ実家の両親とドライブをしたりと、長女に特別感を感じさせてあげられるように心がけました。 長女も気持ちに余裕ができたのか、その後も赤ちゃん返りなどはなく、一緒に次女をかわいがってくれました。 きょうだいができると、上の子は戸惑ってしまうこともあると思います。いきなり「お姉ちゃんになるからしっかりね」と言い聞かせるのではなく、楽しく新しい家族を迎えられるように工夫できるといいですね。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2020年03月08日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第23話は、産後の育児にあったらうれしいなと思ったベビーグッズについてのお話です。 最近、赤ちゃんが生まれた後の部屋をどうしようかと考えていて、けいさんにベビーサークルの話をしたら「ああ!あのペットの柵みたいなやつ」と言われました。まあ、確かにベビーサークルってペットの柵に似てますよね……。 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。ブログ:「家族のあしあと」
2020年02月26日2人目を出産したあと、親戚などに頼れない事情があり、夫も子どもたちが寝静まったころにやっと仕事から帰ってくるのが当たり前だったので、産後直後から「私ひとりでなんとか目の前のことを処理しなければ」と気負ってしまうことが多かったです。そのときに私が感じた「2人目出産後のママの壁」についてお話しいたします。 長女は産前産後要件で保育園に入園させた現在、3歳と生後7カ月の姉妹のママをしていますが、産後は基本的にワンオペ育児でした。しかし、ありがたいことに、私が住んでいる自治体では保育園の入園要件として「産前産後要件」というものがありました。これは、おおむね妊娠後期~産後2カ月ごろまで「保育に欠ける」と認定された子どもは入園の要件を満たし、保育園に優先して入園できる権利がもらえるというものです。私は本当に運が良く、長女を自宅近くの保育園に入園させることができたので、日中は主に保育園に通わせていました。 長女の赤ちゃん返りにイライラしかし、そう簡単になんでもうまくいくわけがありません。長女は、私の妊娠中はわりと泣きもせず落ち着いて登園できていたのですが、次女を出産後は次第に「保育園に行きたくない!」と言うようになったのです。さらに「家で2人で一体何をしているの?」と聞いてくることも……。ほかにも一度泣き出せば1時間はひたすら泣き叫んでいたり、長女はよく食べる子だったので、ストレスを食事で解消しようとし、食べ過ぎてしまったりすることがありました。私も今の状況をうまく長女に説明することができず、いわゆる「長女の赤ちゃん返り」に対して次第にイライラすることが増えていったのです。 長女を罵倒し、物に当たる毎日今思うと産後1~2カ月ごろが長女に対して一番当たりがキツかったように思います。正直に申し上げると、授乳しているところを邪魔しようとしたり、育児用ミルクを作っている最中にぶつかってきたり、次女が泣き叫んでいても「トイレついてきて」「抱っこして」と要求が止まらない長女に、「うるさい!」「ひとりでできるでしょ!」と罵倒し、腹が立ちすぎておもちゃを壁にぶつけてストレス解消したこともあります。当然長女はそんな私を見てさらに不安定になっていきました。感情的に怒鳴るたびに反省と後悔の毎日で、その場では「ごめんね……」と反省しても、なかなか穏やかなママとはなれず、理想とはほど遠い私でした。 長女優先をできる限り徹底したしかし、産後3カ月ごろになるとだんだんと冷静になれて、「これではいけない」と思い「長女ファースト」の思考をできる限り徹底しました。家事は最低限しかおこなわず、基本的に夫が休みの日だけ掃除機をかけたり風呂掃除などをおこないました。また、次女が寝たらなるべく長女と2人の時間を過ごすことや、夫に次女を預けて長女だけと遠くへお出かけして、特別感を与えるなど思い付く限りのことをやり切りました。 そして次女が生後6カ月ごろ、ようやく長女の気持ちも安定してきて「保育園に行きたい!」「私がひとりでする!」といった自立に向けた前向きな発言がと増えていきました。産後まもなくは私も不安定で一時的に感情的になってしまいましたが、すぐに軌道修正を図れば必ず子どもとの関係をやり直すことはできるんだと、今は実感しています。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月11日わが家で、少し前に始めた習慣があります。夜寝る前に、ベッドの中で長女と「今日楽しかったこと」を話すということ。ほんの数分の習慣だけど、これが思いがけず、親子関係にいい影響を及ぼしているのです。これって赤ちゃん返り!?長女が爆発的に泣くように4歳の長女はしっかり者のお姉さん。5月生まれのため、クラスの中で月齢が高く、保育園でも先生たちから頼られています。家でもお手伝いや妹のお世話をよくしてくれていました。そんな長女が、次女が生まれて数か月が経った3歳1か月ころから、1か月に1回くらい、爆発したように泣くようになりました。原因は本当に些細なこと。・ピンクのお皿がよかった・おにぎりじゃなくてパンが良かった・自分でチャックを閉めたかったいつもならすんなり切り替えられることが、自分でも感情を抑えられなくなるみたいです。寝転がって大きな声で泣き叫び、手足をジタバタさせて、まわりの声をまったく聞き入れない状態に。これが、長ければ1時間くらい続きます。当時、3歳になっていた娘はそれなりに体も大きく、私ひとりでは抑えきれないほどの暴れっぷり。これはいわゆる赤ちゃん返りなんだろうか…。次女が生まれたのは、長女が2歳10か月の時。その後、普段は大きな変化もなく、次女のこともとてもかわいがっていたので、少しずつたまっていく不満や我慢に、私も長女自身も気づけなかったのだと思います。思い返せば、今まではなんでも一番にやってもらっていたことが、妹が生まれてからは、「ちょっと待ってね」と待たせてしまうことが増えていました。いつも妹ばかり…。そんな不満の現れだったのかもしれません。仕事で取り入れていた「GOOD&NEW」に家族でトライ「娘の中に現れたネガティブな感情を、少しでもポジティブな感情に変えたい」そんな思いから、仕事で行っていた「GOOD&NEW」というアクティビティを家庭に取り入れてみることにしました。「GOOD&NEW」は、24時間以内にあった「よかったことや新しいこと」を一人ひとり話すことで、それぞれがポジティブな思考になり、場の雰囲気がよくなったり、会議を円滑に進められるようになると言われています。私の会社では、会議の前に取り入れていて、このアクティビティをすることで場の雰囲気が和み、参加者が前向きな意見を言いやすくなります。わが家で行う場合のポイントは、娘が楽しかったことを話すだけでなく、私(パパがいるときはパパも)も必ず話をするということ。正直、今日は家と会社の往復で、特別楽しいことはなかったなーなんて日もあります。でも、どんなに小さいことでもいいので、楽しかったことを探して、話すようにしています。これが意外と難しいのですが、取り入れてから1か月半。少しずつ変化が見られてきました。少しずつ見えてきた変化変化1:保育園の話題が増えたまずは、保育園の話をたくさんしてくれるようになりました。ママ同士の会話でもよく聞くのですが、子どもってあまり園のことを話さないのです。娘も同じ。楽しかったよー!くらいは言うものの、自ら保育園のことをたくさん話すということはありませんでした。でも1日の大半を保育園で過ごす娘が話す「楽しかったこと」は、保育園での出来事がほとんどです。この習慣を通して、娘が保育園でどんなことをしていて、何を感じているのか、どんなお友達と仲良くしているのかが、今までよりわかるようになりました。変化2:寝つきがよくなった娘の中で、寝るまでの時間が楽しいひとときに変化しました。もともと寝つきは良い方ですが、それでも「もっと遊びたい」となかなか寝ないことも。でもこの習慣を始めて、娘の方から「今日楽しかったこと話そう!」とベッドに誘ってくれるようになりました。その日の最後に楽しかったこと、ポジティブなことを話すことで安心するのか、話した後は本当にすぐ眠りにつきます。変化3:爆発的な泣きかたが減ってきた問題の爆発的な泣きの時間が、完全になくなったわけではありませんが、少しずつ減ってきています。次女が生まれてから圧倒的に減ってしまった長女と正面から向き合う時間。毎晩、この二人きりでのコミュニケーションがあることが、お互いにとってよい時間になり、効果が出てきていると感じています。変化4:ポジティブに変換する力がついたネガティブをポジティブに変換する力が身についてきていると感じます。例えば、「公園に行こうと思ったら雨だった」とします。今までなら「公園に行きたい!行きたい!」と泣いていたかもしれません。でも最近は、「今日は大好きなお絵描きや塗り絵がたくさんできるね!」「あったかいお家の中で遊ぶのもいいよね!」と娘が自ら言うことも!もちろん毎回すんなり納得するわけではありませんが(笑)、こういう発言が出るようになったことが大きな変化だと思います。楽しかった記憶は力になるまだまだ小さな娘たち。これからたくさんの荒波や壁にぶち当たり、数々の挫折を味わうこともあると思います。そんな時、楽しかった記憶はきっと大変なことを乗り越える力になると思うのです。日々のささやかだけど楽しい思い出を、毎晩親子で語り合う時間をとても愛おしく感じます。赤ちゃん返り対策に始めたこの習慣ですが、これからも長女が嫌がらないうちは続けたいと思います。あと少しで次女が2歳に。今後は、次女も加わって、毎晩3人で、寝る前に話をするのが今から楽しみです。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2020年02月09日兄弟姉妹を育てているなかで、上の子の赤ちゃん返りや下の子へのやきもち(嫉妬)問題がありますよね。わが家のケースは第1子の長女のやきもちがひどく、下の子にいくほど、やきもちや嫉妬、赤ちゃん返りなどは減っていく…という状況でした。長女で思い出されるエピソードはというとちょっと面倒な女風になっていました(笑)空いた時間でめいっぱい相手していたつもりなのですが、下の子にママを取られてる時間が我慢ならなかったようです。第4子(次男)はというとやきもちらしきものは…ほとんどなかったように思います。上に3人いるからなのか、感情を感じ取ったり空気読んだりするのは得意のようなのですが、本人はさらっとしてました(笑)この兄弟間のやきもちについて考えてみたのですがもちろんその子の生まれ持った資質もあるとは思うのですが生まれる順番という要素も大きいなと思いました。今考えると、第1子は初めての子だったので、私が育児のコツを得ておらず、自分の持てる時間のほとんどを娘に使っていました。長女はそれが当たり前という状況で2年過ごし、そこに第2子が誕生。長女にとっては今まで100あったものが物理的に半分くらいになるわけですから、その寂しさは必然だったんだろうと思います。もちろん次女のお世話をしながら、あの手この手で長女の相手もしたのですが、元々の水準には届くはずもなく…。その後また2年くらいで第3子となる長男が誕生。さらに私は忙しくなり、第1子の長女は幼稚園入園などがあり私と過ごす時間はさらに減ります。次女や長男次男も下の子が生まれたらママとの時間が減るのは同じなのですが、生まれた瞬間から他の子がいる状況なので、最初独り占めをしていた長女とはスタートが違います。そしてその状況が当たり前なので、それ以上があれば喜びはすれども、足りない足りないと不満を表すこともないといった感じだったと思います。ただここでさらに思うのは、私の心の余裕問題それを表してるのがハートの図です。心の余裕って育児には絶対必要だと思います。でも、持とうとして持てるものじゃないから難しいですよね…。私は、親や夫の協力はほとんど期待できなかったので、慣れるまでは余裕のなさが子どもに伝わってしまっていたと思います。例えば、怒るのではなく感情的にならないで話をするとか、子どもを受け止めるってどういうことか考えるとか、日々のちょっとした対応するときの言葉や表情まで違ってくると思います。相手をする時間が減っても「あなたが大切」ということが伝われば良かったのですが…反省です。第3子長男の時には慣れたこともあり余裕が持てた実感があってハートは満杯です。第4子に至っては6年ぶりということもあり、おばあちゃんみたいな心境でした(笑)あ、当時の面倒な女化にどう対処したかというと…エンドレスです…(笑)やきもちや赤ちゃん返りは大変ですけど、なんでなのかな…?と冷静に分析してみてはいかがでしょうか。大変だな…という時期も確かにありましたが、その状況がずっと続くわけじゃないですよ!
2020年01月24日現在5歳と1歳の4学年差の姉妹を育てています。本当は2歳差で欲しいと思い家族計画をしていたのですが、なかなかできなかったり、流産を1回経験したりして、結果的には長女が3歳の誕生日を迎えたころに次女を妊娠しました。今回は、4学年差でよかったと思う点と、大変だと感じる点について述べたいと思います。 よかった点① 下の子とゆっくり過ごせる長女が年少の夏に次女が生まれました。長女が幼稚園に慣れたころに次女が誕生したということは、私にとっても長女にとっても良いタイミングだったのではないかと思います。 長女が登園している間は次女とお昼寝するなど、ゆっくり過ごすことができました。長女も幼稚園に行けば友だちと遊べて、良い気分転換になったみたいです。私の体力がまだ戻っていなくて、長女の赤ちゃん返りが大変なとき、幼稚園の存在には本当に助けられました。 よかった点② 長女は自分のことができる長女は3歳になると、食事やトイレや着替えなどの身の回りのことがある程度自分でできるようになっていました。もし、長女がもっと小さいころに妊娠していた場合、抱っこして椅子やトイレに座らせたり、かがんで着替えさせたりと大きなおなかでのお世話は大変だっただろうと思います。 もちろん、赤ちゃん返りをして、できるのにやらないということはありましたが、私が本当につらいときは状況を理解し、わがままを言うことはなかったので助かりました。 大変だった点① 赤ちゃん返りが大変長女は繊細な子だということもあり、赤ちゃん返りがとても大変でした。「きょうだいの年齢が近いより、離れているほうが赤ちゃん返りが激しい」と先輩ママたちから聞いていたので、きょうだいの育て方に関する本を読んで参考にしました。 例えば、次女を叩いてしまうというような、直接次女にあたることはなかったのですが、おっぱいをあげることを嫌がるので、授乳中は長女に話しかけるなど精神的ケアを怠らないように心がけていました。 大変だった点② 遊び方が全然違う4歳離れていると、できることも楽しいと思うことも全然違います。長女にとって楽しい遊び場は次女にとっては遊びづらく、逆に次女にちょうど良い遊び場では長女は退屈してしまうので、どこにおでかけするかは悩みます。また、家で遊ぶにしても長女のおもちゃは細かいものが多いので、最近まで次女の誤飲の心配が絶えませんでした。 わが家は最初から4歳差にしたいと思って子作りしたわけではないのですが、子どもたちの様子や自分のキャパシティを考えると、この年齢差でよかった気がします。最近では2人が会話しながら遊ぶようにもなり、その姿に癒されています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年12月26日こんにちは、保育士の中田馨です。今までできていたことが突然できなくなり、赤ちゃんのように泣いたり、甘えたりする「赤ちゃん返り」。特に妹や弟が生まれたときに起きることが多いのではないでしょうか。今日は、そんな赤ちゃん返りした2歳児への対応方法を実例を交えながらお話しします。 突然できていたことをしなくなる理由これまでできていたことができなくなる。例えば、着替え、食事、トイレなどを「できない」「ママがやって」と言ってボイコットする子どもの姿を見ると、「どうしてしてくれないの?」と思ってしまうでしょう。赤ちゃん返りしているときの子どもの心境としては、弟や妹が生まれたことをきっかけに、「ママ、もっと私のことを見て!」と思っているのです。これまで100%自分に注がれていた愛情が、弟や妹に取られてしまった感覚があるのでしょう。赤ちゃん返りは、一緒にいる時間や愛情を今まで以上に向けてほしいという表現で、子どものあるべき姿なのです。できていたことをしなくなる以外に、抱っこをしてほしがる、物をねだる、集団に入ったときに動かなくなる、おもらしをする、ママを叩く、蹴るなどの行動をすることもあります。赤ちゃん返りの表現は、子どもによってかなり違います。 経緯をたどって子どもの気持ちを予測してみる赤ちゃん返りする子どもの姿を見るときに大切なのは、「今の子どもの姿だけを見てはいけない」ということ。 例えば、普段パンツをはいてトイレでおしっこができていたのに、「おむつを履きたい」と言ってパンツをはきたがらない場合、「お兄ちゃんなんだからパンツをはきなさい!」「トイレでおしっこしないと恥ずかしいよ!」と声かけしてしまうこともあります。ここで大切なのは、「なぜ、おむつを履きたいと思ったのか」ということです。弟、妹がおむつ替えしてもらう姿がうらやましく感じたのかもしれません。おむつを履けば、ママが自分をお世話してくれると思ったのかもしれません。時間に余裕があるときには、「どうしておむつを履きたくなったの?」と、ぜひ子どもに聞いてみてください。 ママは子どものその姿を受け入れることが大切子どもの気持ちをある程度予測できたら、その気持ちに共感します。ママは子どもの姿をそのまま受け入れることが大切です。おむつが履きたければ履けばいいのです。「じゃあ、今日はおむつ履いてみようか!」と言って、受け入れて普段通りにトイレに誘うのです。そして、トイレでの親子のやり取りを、今まで以上に丁寧にしてあげましょう。「スッキリしたね」など、おしっこが出た気持ちよさを共感します。しばらくおむつ生活をしても問題はありません。この機会に、新しいパンツを一緒に選びに行ってもいいですね。子どもがパンツをはきたいと思う気持ちになるまで気長に待ってみましょう。「子どもにはどんどん成長してほしい」と思うのが親心。ですが、先に先に進んでばかりいると子どもも疲れてしまいます。時には赤ちゃんみたいな行動をしたくなることがあるのです。今は一時的に休憩している時期だと思い、否定したり怒ったりせず、子どもの気持ちに寄り添いましょう。 事例:引越しを機に赤ちゃん返りをした2歳児の対応方法では、保育所で実際にあった事例をお話します。2歳のAちゃん。引っ越し前から、物を投げる、友だちをたたく、友だちのおもちゃを奪い取るという乱暴な姿が見られるようになりました。しばらくすると、指も吸い始めました。引っ越したことでの不安が出てきたようです。ママにお話を聞いてみると、お家でも同じような姿が見られるとのこと。 そこで、保育所でしたことは2つです。・「あなたが大好き」と抱きしめる回数を増やすこと・Aちゃんが大好きな遊びを1人の保育士がつきっきりで遊ぶこと 特にAちゃんの大好きな遊びを1人の保育士がつきっきりで遊ぶことが効果を発揮し、その日から友だちをたたいたり、物を奪ったり、指吸いしたりしなくなりました。赤ちゃん返りをしても、ほんの少しのきっかけで、子どもが落ち着くことが分かった事例です。 赤ちゃん返りは幼児だけの話ではありません。小学生になってもありますし、今、中3の我が家の息子でも同じようなことは起こります。そんなときは、「今、僕を見て! と訴えているんだろうな」と思って過ごしています。行きつ戻りつする子どもの姿を受け入れながら、親も子も成長していきましょうね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年12月20日私には2人の子どもがいます。上の子が3歳のときに2人目を妊娠したのですが、それを上の子に伝えたところ情緒不安定になり、赤ちゃん返りをしました。当時の上の子の様子や、心のケアのためにおこなったことを紹介します。 伝えた瞬間から赤ちゃん返り上の子の3歳の誕生日前日に妊娠していることがわかりました。「おなかの中に赤ちゃんがいるんだよ」と伝えると、自分は赤ちゃんだと言い出し、毎日「でちゅ」「バブ」と言って今まで以上に甘えるようになったのです。寝るときはお人形用のミルクをくわえて寝るようになったり、よく泣いてわがままが多くなったりと、明らかに情緒不安定になっていました。上の子は感受性が豊かな子で、周りのこともよく見ています。きっと赤ちゃんが生まれたらママを取られてしまう、自分も赤ちゃんになれば今までどおりかわいがってもらえる、と思っていたのでしょう。 きょうだい誕生がテーマの絵本を読む上の子の不安ができるだけ和らげばと思い、妊娠中にきょうだいが生まれるというテーマの絵本を読んであげました。そのなかでも、私たちが特に気に入った絵本が長谷川義史さん作の『おへそのあな』と、瀧村有子さん作の『ちょっとだけ』です。『おへそのあな』は赤ちゃんと会うのが楽しみになるような絵本で、『ちょっとだけ』は上の子の寂しい気持ちに寄り添ってくれる絵本です。私は本屋で『ちょっとだけ』を読んで涙ぐんでしまいました。 赤ちゃん時代の写真を一緒に見返す赤ちゃん返りの対策としてもう1つおこなったことが、上の子が新生児から1歳ぐらいの写真を一緒に見返すことです。上の子もつきっきりでお世話されていた時代があり、ずっと愛されていたことを伝えたくて、沐浴しているところ、おっぱいを飲んでいるところ、離乳食を食べているところなど思い出話をしながら見ました。上の子はすごく喜んでくれましたし、赤ちゃんについてイメージできたようなので、やってよかったと思いました。 ママの妊娠中、上の子は抱っこなどを我慢しなくてはならないし、「お姉さんになる」と突然言われ不安な日々だったと思います。少しでも不安な気持ちを解消できればと、できる限りのことはやったつもりですが、それでも赤ちゃん返りは下の子が生まれてしばらく続きました。家族が増えるという大きな変化ですから、仕方がないことだと思います。もし上の子の気持ちに寄り添ってケアをおこなっていなかったら、もっともっと赤ちゃん返りが長引いて大変だったのではないかと感じています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年12月08日ベビーカレンダーご覧のみなさん、こんにちは!2019年8月に女の子を出産し、はじめての育児に日々奮闘中のかめこです。 第14話は、赤ちゃんの顔が見られると期待してドキドキしながら臨んだ、はじめての4Dエコーのお話です。赤ちゃんの性別が気になって3カ月ごろからエコーで気を付けて見ているのですが…なぜか健診時の赤ちゃんは大人しく動かないんです!!前回(6カ月目の健診のとき)も横向きで固まってて、先生にもちょうど隠れてて見えないね~と笑われちゃいました…。まあ次回に期待ですね(笑)。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡ 著者:イラストレーター かめこ2019年8月に女の子を出産し、家族が増えて一層賑やかになりました。はじめての育児は分からないことだらけで日々奮闘中です!赤ちゃんが産まれるまでの家族とほのぼの妊娠ライフをブログにて更新しています。ブログ:「家族のあしあと」
2019年11月06日わが家には2人の男の子がいます。長男は7歳(小学2年生)、次男は1歳で、6歳差の兄弟です。私は次男を出産した直後、長男がかわいいと思えなくなり、悩んでいました。長男に対してつい怒ったり、払いのけたりしてしまって、自己嫌悪になることも。そのときの体験談をお伝えします。 次男への嫉妬と赤ちゃん返り6歳差の次男が生まれた直後、「かわいい!」と大喜びしていた長男。しかし、私が次男にかかりきりになるにつれ、「いいなー、○○くんばっかり」と言ったり、「オレも抱っこしてよー」と抱きついてきておっぱいを触ろうとしたりなど、“赤ちゃん返り”の言動が出てきました。 産後のドタバタでイライラしがちだった私は、そんな長男の寂しさを考える心の余裕がなく、「今忙しいから!」と、じょうずに構ってあげられませんでした。加えて、小さな次男と比べて大きな体でじゃれついてくる長男をかわいいと思えなくなり、つい怒ってしまうこともしばしば……。ただただ自己嫌悪でいっぱいの毎日でした。 寂しさのあまり、小学校で問題行動!?そうこうしているうちに、長男は小学校でいろいろな問題を起こすようになりました。担任の先生によると、「授業中なのにお道具箱の中を触っている」「休み時間が終わってもなかなか席に着かない」「机の整理ができず、必要なものを出すまでに時間がかかる」など、集中力が続かない状態が増えてきたそうです。 帰ってきた長男に「なんでそんなことをしたの?」「授業中は座っていないとだめでしょ」と、なるべく冷静に言ってはみたものの、本人は「そんなのわからない!」「ちゃんとしてるもん!」と反発。それに対して思わず怒ってしまい、さらに自己嫌悪に……。 直接の原因が何だったのか、はっきりとはわかりませんが、「私がちゃんと構ってあげていないからだ」と、長男に対する申し訳なさでいっぱいになりました。 話を聞く時間をつくるところからスタート その後、夫とも話し合い、長男への接し方を考え直すことにしました。 まず、自宅での一日を振り返ってみると、私は次男の世話と家事に大きく時間をとられ、長男と一対一で過ごす時間がほぼなかったことに改めて気づきました。そこで、こま切れでもいいから、長男の話を聞く時間をつくろうと決心。宿題や夕飯の時間、お風呂、寝る前など、短時間であっても積極的に長男と話をするようにしました。また、夫が「学校では先生の話を聞く」「授業中に手遊びをしない」など、やさしい言葉で説明し、「お父さんと約束してね」と念押ししました。その後、担任の先生から電話があり、「学校での長男の態度が目に見えて変わり、問題行動がなくなってきた」と、報告してくれました。最近は、休みの日に次男を夫に預け、長男と2人だけで外出する機会をつくるようにしています。長男はこれを“デート”と呼んでいて、「今度、自転車で○○へデートに行こうよ」と、楽しみにするようになりました。“デート”のときの他愛のない会話のなかで、「こんなことを考えているんだな~」など、意外な発見があります。長男の成長を実感することも多く、たまにはこういう機会も必要だなと思っています。今でも、長男をかわいく思えないことは多々あります。しかし、最近は次男の赤ちゃんらしいかわいらしさと、長男のかわいらしさは別物で、成長の時期が違えば接し方も違って当然なのだと思えるようになり、少し気がラクになりました。 共働きの限られた時間内で、家事・育児・仕事を回していると、上の子への対応はつい後回しになりがちです……。これからもなるべく長男と一緒に過ごす時間を大切にし、長男の甘えたい気持ちをしっかり受け止めようと思います。 イラスト:(c)chicchimama著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月02日初めての赤ちゃんを妊娠中のママさん、二回目以降の出産で上の子と赤ちゃんとの生活が始まるママさん、赤ちゃんと過ごす部屋作りは進んでいますか?今回は、意外と知られていない「赤ちゃんと過ごす部屋作り」のポイントと、便利なアイテムをまとめてご紹介します。日中の定位置はどこ?当たり前のことですが、赤ちゃんは寝返りを打ったりずりばいができるようになったりができるまで、ほぼゴロゴロと寝ています。そう、赤ちゃんの一番の仕事は「寝る」こと。この「置いたらその場から動かないで寝ている」時期は、一瞬ですが、とっても貴重な時間。ひとりで動いていくようになるまで、赤ちゃんの定位置は「ママの過ごしているスペースの近くに」がベター。リビングやダイニングに、赤ちゃんの定位置を作ってあげましょう。和室orロースタイルのママは…普段、和室で過ごしていたり、床生活でロースタイルのママは、赤ちゃんもそのまま低い位置にいたほうが安心。赤ちゃん用の布団を敷いたり、おくるみなどの上に置いたりしているママも多いようですが、一番のおすすめは、ベビーラウンジの「DockATot(ドッカトット)」。ざっくり言うと、ママのお腹の中をモチーフにした赤ちゃん用のマットレスです。この絶妙なラウンド型のなかにおさまると赤ちゃんも安心するのが、ぐずらずにすやすや寝てくれます。別で枕を敷いたり、布団やおくるみが顔にかからないように工夫する必要もなく、くぼみにストンと赤ちゃんを置くだけ♡持ち運びも便利なので、ソファーの上で使ったり、夜は寝室のネッドの上で使ったり、一日中ドッカトットとともに赤ちゃんを移動させているママも。ソファーで過ごすママは…ソファーの上でもドッカトットが大活躍。しかし、大人や兄姉と同じソファーに置いておくのが心配…というママは、ベビービョルンのバウンサーが高さ的にも機能的にもベスト。ソファーに座るママとの目線もぴったりで、3.5キロの新生児から、約2歳ごろまで使えます。キャンプチェアーのような、ハンモックのような、不思議な感覚のバウンサー。揺らすことで心地よく、楽しく乗っていてくれるので、ソファーに座っているママが片手で揺らしながら過ごす…のがおすすめ。3つのポジションに調整可能なので、ねんねの低い位置から、ご飯を食べるようになる高い位置まで長く、幅広い用途に使えます。ダイニングが居場所のママは…テーブル&椅子生活のママは、赤ちゃんもテーブルの位置くらいに合わせて寝ていてほしいもの。そんなときは、ストッケのベビー&キッズチェア「トリップ トラップ」に付けられるニューボーンセットがおすすめ。作業や食事をするママ・家族のいつも近くにいられるので、赤ちゃんも安心です♡まだまだ食事ができるのは先のことですが、ニューボーンセットを取り外せば、トリップトラップ自体は大人になっても使える一生モノの椅子。新生児期から購入してしまって、成長をともにするのも素敵ですね♡家族での団欒の食卓に、赤ちゃんが参加できるのもいいところです。赤ちゃんの定位置を決めるときには、「まわりに高いもの・アブないものがないこと」と「ママがどこにいても赤ちゃんの顔がチェックできる」ような位置にすること。いつもママがおうちのどこにいる時間が長いのか考えてみれば、赤ちゃんとの生活が想像しやすくなるはずです。授乳はどこでする? 少しでも楽になる授乳アイテムセット赤ちゃんとママのこの時期の仕事のふたつめは、「飲む」こと。数時間おきに訪れる授乳タイムをスムーズに過ごすためには、ママ&ベビーの定位置の近くに授乳グッズをセットして。哺乳瓶・ケープ・ガーゼ・スタイなどと、授乳タイムをみる時計やタイミングを書いているならノートなども。授乳中はしばらく動けないので、音楽を聴いたりタブレットで読書をしたり…と、ママがリラックスできるアイテムもあるといいかも。おむつ換えは? ママだけじゃなく、みんなが使いやすく赤ちゃんとママのこの時期の仕事のみっつめは、「出す」こと!とは言え、おむつ替えはパパや兄姉も参加できる育児なので、家族みんながわかりやすく使いやすいアイテム収納の工夫をすると良いでしょう。動かしやすいワゴンや、持ち運べるカゴなどに、おむつ替えセット一式を用意しておいて。最初はこまめにおむつ替えが必要なので、その場で替える→捨てる、の一連の作業ができると楽々。成長するにつれて、匂いも立派なものを出すようになるので、おむつを捨てる専用ゴミ箱もあったほうがいいかも。また、リビングなどの定位置にひとセット、寝室にひとセット、大きなおうちに住んでいる方は脱衣所などにもひとセットなど、おむつ・おしりふきをセットにしたものを、部屋の各所に置いておくといちいち取りに動かなくて便利です。いかがでしたか?今回は赤ちゃんの「寝る」「飲む」「出す」をメインにした部屋作りのヒントをご紹介しました。生まれてきて実際に生活してみると「ここにこれがあった方がいいな」「もうちょっと低い位置でお世話した方が楽だな」など、いろいろ微調整がでてくるもの。まずは家族で「赤ちゃんと過ごす生活」を想像しつつ、お部屋作りを楽しんでみてくださいね♪
2019年10月10日生まれたばかりの赤ちゃんは、何に反応して『笑顔』になっているのでしょうか?赤ちゃんの『笑顔』が生み出される理由を月齢ごとに紹介します。『笑顔』でいることのメリットやメカニズムを把握し、赤ちゃんとの暮らしをより楽しいものにしましょう。赤ちゃんはなぜ笑うの?笑顔の意味とは赤ちゃんの『笑顔』は、とても癒されますよね。まだ言葉も分からない赤ちゃんはなぜ笑うのでしょうか?赤ちゃんの笑顔の理由についてチェックしてみましょう。本能的な笑い 生理的微笑生まれたばかりの赤ちゃんであっても『笑顔』を見ることができますよね。生後直後の赤ちゃんは、周りとまったくコミュニケーションが取れないにもかかわらず、『何』を感じ取って笑っているのでしょうか?生後直後から見られる赤ちゃんのこの『笑顔』は、実は赤ちゃんの『本能』によるものです。『生理的微笑』や『新生児微笑』と呼ばれ、名前の通り、何か理由があって笑っているということではなく、『反射的』に笑っている状態を指します。周りの笑顔を反射する 社会的微笑生後2カ月を過ぎると、『生理的微笑』から『社会的微笑』に変化します。『社会的微笑』は、周りの大人たちがあやしてくれることや、赤ちゃん自身が興味関心を持ったことに対して、赤ちゃんが笑うことを指します。意志を持って自発的に笑顔になるといった段階ではまだまだありませんが、新生児の頃よりも赤ちゃんが笑っている理由を見つけやすくなるでしょう。生後半年前後で感情が伴った笑いに生後半年前後になると、感情や意志を伴った『笑顔』が生まれます。ママやパパから話しかけてもらったり、くすぐってもらったりなどの刺激に対して「うれしい!」や「楽しい!」といった感情を伴い、赤ちゃんの笑顔につながります。ただ見ているだけでも赤ちゃんの笑顔には癒されますが、やはり自分の行動に対して笑顔になってくれるとうれしいものですよね。言葉を交わすようなコミュニケーションは取れませんが、スキンシップをたくさん取りながら赤ちゃんをあやしてあげましょう。生後1カ月からできる笑顔を増やす方法生まれて間もない赤ちゃんは何か理由があって笑顔になっているわけでありませんが、それでも赤ちゃんに笑ってほしいのが親心ですよね。生後1カ月の赤ちゃんにも効果的な笑顔を増やす方法をチェックしていきましょう。お世話の際に語りかけを生まれたばかりの赤ちゃんの感覚器はほとんど発達しておらず、なかなか周囲の状況を把握することができませんが、比較的『耳』の成長は早く、意味は分からずとも音や声を聞き取っています。そのため、抱っこやオムツ替えなど、赤ちゃんをお世話するときには積極的に声をかけてあげましょう。内容を理解することはもちろんできませんが、ママやパパの声で『安心感』が作り出されることで赤ちゃんの笑顔が生まれやすくなりますよ。生理的微笑にも笑顔を返す赤ちゃんの笑顔を継続的に生み出すためには、生理的微笑であっても『笑顔を返してあげること』が大切です。新生児期の赤ちゃんの笑顔に理由はありませんが、笑顔に対して『反応』や『受け止めてあげる』という行動を繰り返すことで、自発的に笑顔を作りやすくなっていくでしょう。また、この『反応』という行動は信頼関係を育んでいくことにも効果的ですよ。親子間の絆を深めるためにも、赤ちゃんの笑顔をしっかりと受け止めてあげましょう。スキンシップを心がけて新生児期の赤ちゃんには『スキンシップ』そのものの意味や大切さは理解できませんが、赤ちゃんが成長していくにつれて大切な役割を担います。『抱っこする』『手をつなぐ』『ベビーマッサージをする』といった簡単なスキンシップであっても、赤ちゃんの脳内には『オキシトシン』と呼ばれる物質が生まれます。この物質が脳に作用することで、情緒を安定させたり、信頼関係を築きやすくしたりと多彩に働き、笑顔を生み出しやすい脳に育ててくれるでしょう。笑うことで得られるメリットはたくさん 『笑顔』といえば、笑顔を見ている側にフォーカスされがちですが、笑っている本人もさまざまなメリットを享受できます。『笑顔』のメリットを把握し、赤ちゃんとの暮らしをよりよいものにしましょう。脳の発達を促せる『笑う』という動作は単純なように思えますが、実は顔のたくさんの筋肉を使って生み出されるものです。そして、顔や体の筋肉を使うことで、『シナプス』という神経細胞を生み出し、脳の成長を促進しますよ。『シナプス』を増やすことで、赤ちゃんが大きくなるにつれて必要となるより高度なコミュニケーションも円滑に進みやすくなるでしょう。ストレス耐性・免疫力にも影響が一口に『笑う』といっても、その効果は計り知れません。例えば、一見関係のなさそうに思える『ストレス耐性』や『免疫力』にも、『笑顔』は効果的です。笑うことで、体内や脳内の細胞が活性化され高い免疫力を生み出します。笑って過ごすだけで、脳の成長を促進したり、毎日を健康に過ごせたりと、まさに『笑う門には福来たる』という言葉がぴったりですね。親子でたくさんの笑顔を作っていこう『育児』は想像以上にハードですが、「我が子の笑顔を見れば疲れも吹き飛ぶ!」というママも多いのではないでしょうか?実際に『笑顔』には人を癒す力があるだけではなく、笑っている本人にもたくさんのメリットがあります。まだまだうまくコミュニケーションが取れない時期であったとしても、赤ちゃんと積極的に『スキンシップ』を取り、『反応する』ことが大切です。赤ちゃんと一緒に笑顔に溢れた楽しい日々を過ごしましょう。
2019年09月22日赤ちゃんの沐浴。上の子のときに経験があったため、下の子のときは特に心配していませんでした。ところが沐浴自体ではなく「一緒にお風呂に入りたい!」と騒ぐ2歳の上の子への対応が大変だったんです! あることを変えたらスムーズに沐浴ができるようになった私の体験談を紹介します。 赤ちゃんのころからお風呂が大好きな上の子上の子は赤ちゃんのころからお風呂が大好き。それこそベビーバスで沐浴をさせていたころから、お湯に体をつけると「ふ〜」とでも言いそうな、とても気持ちよさそうなリラックスした表情を見せていました。 2歳になってもお風呂好きは変わりません。毎日30分以上、たっぷり遊びながらお風呂に入っていました。シャワーやシャンプーも嫌がることはなく、そういう点では助かっていたのですが……。 下の子の沐浴中「一緒に入りたい!」下の子が生まれ、沐浴のためにベビーバスの準備をしていると上の子が「一緒にお風呂に入りたい!」と言ってきました。しかたなく一緒に入ると、いつものようにお風呂用のおもちゃで遊び始めた上の子。 下の子の沐浴は5分ほどですぐ終わり、上の子をお風呂にひとり残しておくわけにもいかず、「もう出るよ」と声をかけました。ところが「イヤ!」の一点張り。タオルで包んだ下の子を抱え、焦りながら必死の説得です。こんなことが数日続きました。 「下の子の沐浴は上の子が寝てから」で解決!上の子に「お風呂は夜にね」と言っても「イヤ!」。「じゃあ赤ちゃんと一緒にすぐ出ようね」と言っても「イヤ!」。私もほとほと疲れてしまい、結局下の子の沐浴は上の子が寝てからすることにしました。 上の子は真冬生まれだったので沐浴は少しでも暖かい時間にと思い、日中にしていましたが、下の子は初夏の生まれ。考えてみれば、特に昼間に沐浴しなければいけない理由もなく、夜にすることで落ち着きました。 下の子の新生児期は、上の子のイヤイヤ期と赤ちゃん返りも重なってかなりハードでした。上の子のときはそれほど苦労しなかった沐浴も、下の子のときは工夫が必要でしたが、それも2人が小学生と幼稚園児になった今ではいい思い出です。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月12日わが家の長女は障害を持っています。そのため私自身、その後の妊娠や出産に対して恐怖心を持っていました。それでも、2人目を産みたいと決意。次女が生まれた日、長女の姿を見て、産んでよかったと心底感じたときの話をお伝えします。 2人目を産むかどうか悩む日々1人目出産時は33時間におよぶ難産で、母子ともに危険な状態に陥りました。なんとか命は取り留めたものの、長女には障害が残り、私も自律神経失調症や原田病などを患いました。 そのため、妊娠や出産に対する恐怖心があり、なかなか2人目を授かりたいという思いになれないまま、日々が過ぎていきました。しかし、自分の年齢的なことや、長女がひとりっ子のままでいいのかと考えたとき、徐々に2人目出産に向けた気持ちが沸いてきました。 赤ちゃんの誕生を楽しみに待つ長女「今度出産するときは、命を落とすかもしれない。また障害を持つ子が生まれるかもしれない」という不安を抱きつつも、長女にきょうだいを産んであげたいという気持ちが強くなり、2人目の出産を決意しました。 そして、すぐに妊娠。先生とよく相談し、家族にも産後のフォローをお願いしました。そのころ、長女は2歳。「お姉ちゃんになるんだよ」と何度も伝えると、私のおなかを触ったり声をかけたりして、赤ちゃんの出産をとても楽しみにしていました。 2人目を産んでよかった!妊娠後期、長女は「赤ちゃんのお世話をしたい」と言って、人形で赤ちゃんのお世話の練習をしていました。出産当日、家族と一緒に長女も産院へ。「もうすぐお姉ちゃんになるね」と話すと、ニコニコとしてうれしそうにはしゃいでいました。私自身も「2人の子どものために頑張ろう」と勇気が出ました。 そして出産。待ちに待った赤ちゃんとのご対面。不思議そうな表情で、赤ちゃんを見つめる長女。 長女は赤ちゃん返りをするときもありましたが、ぐんとお姉さんらしくなって、赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれました。やさしく赤ちゃんの頭をなでたり、妹を思いやる姿はほほえましく、きょうだいを産んでよかったと心底感じました。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月02日長男が2歳になる目前に、次男が誕生。それを機に、長男が急に夜泣きをするようになってしまいました。長男の夜泣きがどんなもので、どのように対処して乗り越えたのか、ご紹介します。 深夜の授乳タイムに始まった「夜泣き」長男の夜泣きは、次男が生後1カ月のころから急に始まりました。長男は1歳4カ月で断乳し、それから一度も夜泣きをしたことがなかったので、とても驚きました。次男に授乳する横で、激しく泣き叫ぶ長男。おなかがいっぱいになれば寝るはずの次男も、長男の泣きわめく声で眠れず、悪循環を繰り返していました。日中はご機嫌で遊んでいるのに、夜中は急に泣き出すのです。ただでさえ授乳で睡眠不足だったのが、さらに睡眠時間が削られ、私の心身は疲弊していきました。 毎日続く「夜泣き」にヘトヘト……長男はお兄ちゃんだとはいえ、まだまだ甘えたい盛りなのは理解していたつもりです。でも、次男のお世話で忙しい私は、夜泣きをされるとパニック状態。ストレスも増すばかりでした。 長男の夜泣きは毎日のように続き、次男の授乳ペースは基本的に3時間おき。ほぼ眠れない日もあり、さまざまな方法でなんとか長男を泣き止ませようと必死でした。あるときは片手で授乳しつつ、もう片方の手で長男の背中をトントンしたり、さすってあげたり……。でも、なかなかおさまらなかったのです。 保育士をしているママ友に相談すると、「それは赤ちゃん返りからくる夜泣きかもね」といわれ、「確かにそうかも!」と納得。でも、どうしたらいいのかわかりませんでした。 思い切って次男を家族に預けてみた!なかなか夜泣きがおさまらず、赤ちゃん返りと思われる行動も増えるばかり。自分のイライラも長男に伝わっていたのかもしれません。また、産後に私が体調を崩したこともあり、母や妹がよく長男を連れ出してくれていました。それも、寂しさを感じた一因だったのかもしれません。 私は、長男と向き合う時間をつくることを決意。今度は反対に、家族に次男のお世話をお願いし、私と長男の2人で出かけることにしました。ただ一緒に公園に行く、スーパーで買い物をする、といったものでしたが、「抱っこして!」と甘えてきては喜んでくれました。 いつもは次男をずっと抱っこしているので、このときだけは長男を抱っこしてあげて、スキンシップを大切にしたのです。2人だけの時間をつくることを何度か繰り返していくと、徐々に赤ちゃん返りも夜泣きも落ち着いていきました。 今までは毎日ママを独り占めしていた長男。生まれた次男の育児に必死でしたが、夜泣きで長男の寂しさに気付き、2人の時間をつくるようになりました。その結果、長男は次男に対してやさしく接してくれるようになり、落ち着いた日々を過ごせています。 イラスト:(c)chicchimama著者:横田みお3歳と1歳の男の子の母。美容師の資格を取得後、ヘアカラーリスト・アイリストとして活動。結婚と出産を経てライターに転向し、主に美容の専門知識や子育ての記事を中心に執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月22日長女のももを抱っこしているときに、次男が来て「抱っこ〜!」と言いました。私はてっきり「抱っこして欲しいのかな?」と思ったのですが…。■赤ちゃん返り?いつも長女をかわいがっている次男なのに、この日は珍しくぐずっていました。「抱っこ〜!」ばかり言って泣いています。私は「抱っこをして欲しい」のかと、まず、長女をベッドに寝かせてこようと思ったんです。その間も「抱っこ、抱っこ!」と泣くので、ついに赤ちゃん返りキタ!? なんて思っていたのですが…。それは私の大きな間違い!「抱っこをして欲しい」じゃなくて「抱っこをしたい」だったんですね。そりゃ長女をベッドに寝かせようとしたら怒るはずですよね…抱っこしたいのに(笑)。素敵なお兄ちゃんになったなあと感動した日でした。
2019年06月27日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは。最近は梅雨入りしたことで、連日雨続き…。外遊びさせたいのに天気に恵まれない今日この頃です。さて、皆さんの娘さん息子さんは「赤ちゃん返り」をしたことがありますか?我が家には5歳の娘ちーちゃんと2歳の息子たいちゃんがいます。下の子が生まれると上の子が赤ちゃん返りをするとよく聞きますが…うちの場合、息子が1歳半くらいまでは娘の赤ちゃん返りはそんなにありませんでした。■弟に優しかった娘が急変恐らく「弟は赤ちゃんだから」という意識がなんとなく娘の中にあったのだと思います。弟のことをライバル視することもほとんどなく、どちらかというと弟のことをとてもよく可愛がっていました。しかし!!!!年中さんの終わり頃から、娘が弟に厳しく接することが多くなりました。しかも弟にだけでなく幼稚園のお友達にも意地悪なことを言ったり、だんだんと娘のことで頭を悩ますことが多くなりました。娘のわがまま、癇癪にイライラしてしまい…「娘がわがままなのは私が甘やかしているからだ…もっと厳しくしなきゃ、もっときちんとしなきゃ…」最初はそんな風に考えていました。なので厳しく言い聞かせたり注意したりしていました。しかし、娘のわがままや癇癪が改善されることはありませんでした。そこで娘のことで悩んでいることを数人のママ友に相談してみました。■ママ友の言葉で気付いた娘の本心弟も2歳になり、だいぶしっかりしてきて…ちーちゃんの中で「たいちゃんはもう赤ちゃんじゃない、自分と同じなのになぜたいちゃんだけ褒めるんだろう…」という思いが強くなってきたのかもしれません。私の中で年上のちーちゃんは「できてあたりまえ」という意識ががあったのは確かで…一方のたいちゃんは初めてできるようになることが多く、「褒めること」が多かったように思います。完全に私の配慮不足でした…。「弟にも分けてあげて!」と指示すると娘は「ヤダ!」と言うことが多いのですが、こんな風に間接的に褒めてお願いすると反発することなく弟にも優しく接してくれます。娘のわがままや癇癪は最近やっと落ち着いてきました。「子供がわがまま、癇癪を起こすとき」は「親が自分の行動を見直すとき」なのかもしれませんね。とても反省しています。これからも姉弟、それぞれのフォローを忘れないようにしたいです。
2019年06月12日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)安眠スケジュールを見て、低月齢のうちは、夜7時就寝になっていることに驚いた方も多いと思います。これは、7時に寝かせたほうが絶対にいいといっているのではありません。早い時間に設定したのには理由があります。■早く寝かせる工夫をする日本の赤ちゃんは世界一の夜更かしで、赤ちゃんの夜型化がどんどん進んでいます。つい30年ほど前まで、小学生の子どもでも夜8時までに寝るのが当たり前でした。それが今は、早寝早起きをすすめている育児書ですら、夜9時就寝の赤ちゃんに対して「早寝でいいですね」という小児科医のコメントがついていたりします。大人の生活リズムの夜型化が進むにつれて、赤ちゃんの寝る時間もどんどん遅くなり、その分睡眠時間が短くなっています。はたしてそれで日本の赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか。私は心配でなりません。このような理由から、赤ちゃんの寝かしつけの時間を夜7時としているのです。ドイツでは、3歳以下の子どもが寝床に入る時間は平均夜6時48分です。それを考えると、夜7時に寝かしつけを始めるのは、赤ちゃんにとって早すぎるわけではないということがわかっていただけると思います。人は本来、暗くなったら眠る動物です。夕方から夜にかけて赤ちゃんの機嫌が悪くなるのは、眠いと訴えているのかもしれません。機嫌の悪い赤ちゃんとイライラしながら過ごすより、早めに寝かせてあげたほうが、お互いストレスなく過ごせるという場合も多くあります。とはいえ、親の仕事や兄弟がいると、寝かせるのがどうしても夜9時頃になってしまう家庭も多いのが現実でしょう。そのような場合も、それ以上遅くならないように気をつけたり、どうしたらもう少し早くに寝かせてあげられるかなと工夫するきっかけになればと願っています。もちろん、7時に寝かさないと夜泣きはなくならないよ、ということでは決してありません。■早起き赤ちゃんへの対応は?夏が近づくと、朝5時前後に目を覚まし、親を悩ませる赤ちゃんが急に増えてきます。赤ちゃんが朝5時頃に目覚めるのは、朝日に反応していることが多く、これは体内時計がしっかり働いている証拠で、実はとても好ましいことなのです。光に敏感なタイプの赤ちゃんは、外の明るさに合わせて、夏は起きる時間が早くなり、冬は遅くなります。全体の睡眠時間も、夏は短く、冬は長くなるのは自然なことです。そうはいっても5時前に起きられたら困るというのが、親の本音ですよね。そこで、早起き赤ちゃんへの対処法として、私は遮光カーテンをおすすめしています。遮光カーテンは、夜、街灯や向かいのマンションの明かりが部屋に差し込むのを防ぎ、安眠を促します。朝は、朝日が入ってくるのを防ぐことができ、必要以上に早く起きてしまうのを防ぐことができます。ただし、注意したいのは、親も起きにくくなるということです。親も朝日を感じながら、徐々に朝の覚醒に向かうのが通常ですが、それがなくなってしまうので、目覚まし時計などを利用して、かなり意識して起きるようにする必要があります。それができるようであれば、とても便利な文明の利器といえます。朝、赤ちゃんを起こすときは、起きてほしい時間の10~30分ほど前に、遮光カーテンを全開にして、朝日に反応して自然と目を覚ますように促してあげましょう。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月28日2人目の出産と1人目の出産の大きな違いは「上の子のケア」が必要ということ。いつでも家族の中心にいた上の子のケアをしながらの出産は思いのほか大変でした。そこで、今回は保育士だった母や保育園の先生、助産師さんのアドバイスをもとに、上の子に対して実行してみてよかったと思えることを紹介します。出産直後の【初面会】で気をつけたこと出産直後の長男との面会は、赤ちゃんを私が抱くのではなく、看護師に抱っこしてもらって行いました。第一声で弟を紹介したり、上の子に対してお兄ちゃんという言葉は使わず、今まで通りの呼び名で呼びかけました。そして、まず待っていてくれたことに感謝してハグ。ハグを終えると、長男は自ら「赤ちゃん触っていい?」と弟へ関心を示してくれました。私から「赤ちゃんの紹介」や「お兄ちゃんになったことの自覚」は口にせず、初面会時の長男の気持ちに寄り添うことを最優先に考えました。結果として長男自ら弟へ興味を示してくれ、とてもよいかたちでスタートを切れたと思っています。帰宅後の長男との時間のために【デイケア】の利用長男出産の時は、里帰り出産を選択しました。しかし今回の出産は、保育園へ通う長男の生活リズムを崩したくないという思いから里帰りを断念。自身で決めた選択でしたが、長男が保育園から帰ってきてからパパが帰宅するまでの間、やんちゃな3歳児と乳幼児の面倒をひとりで見ることは思いのほか大変。帝王切開だったこともあり、長男の抱っこの要望に応えると傷口がひどく痛むことも。そこで思いついたのがデイケアの利用。日中に助産師さんが母乳によいランチを作ってくれたり、赤ちゃんの沐浴をしてくれるので、私がやることといえば授乳をすることくらい。日中にパワーチャージしておくことで、長男帰宅後の要望や遊び相手を楽しく行うことができました。私が利用したデイケアは、近所の助産師さんが行っているもの。妊娠中に、出産後のいざという時のために利用条件の確認や事前登録をしておきました。「産後ケア」で検索するとデイケアを行っている助産院や病院がたくさん出てきますので、近くでデイケアを行っている施設を調べておくのもよいですね。【保育園や幼稚園の先生】との連携を大切に幸先よいスタートを切った長男でしたが、次男が産まれてから1か月くらいした頃、赤ちゃん返りなのかなと思える行動をとるように。集中してブロックで遊んでいるなと思っていた矢先、急にブロックを投げ始めたり、お風呂に入るからと裸になったと思ったら、やっぱり入らないと裸のまま走りまわったり。そこで家での様子を保育士へ包み隠さず報告。すると保育士からも、今までとは違った園での様子を詳しく教えてもらうことができました。すると、家と保育園での様子の変化から、やはり長男なりに寂しさを感じていることがわかりました。そこで週末に次男をパパに託し、長男と2人でデートを楽しむことに。授乳もあるので2時間ほどのデートでしたが、長男の大好きなフルーツパフェを一緒に楽しみました。その後は、ひどい赤ちゃん返りに発展することなく、いつも通りの長男に戻りました。保育士と上手く連携することで、早めに手を打つことができたと思います。第1子の園生活が始まっていない人の場合は、下の子が泣いたら、まず上の子に「赤ちゃんが泣いてるけどどうしたらいいかな」と聞き、答えを待って行動するのも良いかもしれませんね。わが家の場合も、下の子の泣いている時間は多少長くなってしまいましたが、相談したことで上の子がお手伝いをしてくれ、私自身も上の子へ対する罪悪感なく、下の子の対応をすることができました。赤ちゃん返りがまったくない子もいれば、小学生や中学生になっても赤ちゃん返りをする子もいるとのこと。しかし早めに気づいてあげることで、ひどくならないように対応することも可能なよう。わが家では長男へのちょっとした試練と捉え、一緒に遊んだりケンカする日を楽しみに、見守っていきたいと思います。<文・写真:フリーランス記者かつき>
2019年05月03日長男が2歳の誕生日を迎える10日前、私は里帰り出産をして、次男が誕生しました。 突然現れた赤ちゃんの存在に、長男は泣くことも騒ぐこともありませんでした。 ところがある日、長男にチック症の症状が見られるようになったのです。ここでは家族一丸となって長男のチック症に向き合い、ケアしていった話をさせていただきます。 次男生後1週間、長男に不自然なまばたきが増える産前、長男には「弟ができるよ」と声かけはしていたものの、いざ赤ちゃんを目の前にすると、戸惑いを隠せない様子でした。 長男はもともと物静かなタイプなので、赤ちゃんに対しても泣いたり騒いだりといった感情を表に出すことはありませんでした。ただ、次男が生まれて1週間が経ったころ、長男のまばたきに違和感を覚え始めました。 次男生後2週間、長男がチック症と言われる違和感とは、まばたきをする回数が明らかに多いことでした。また、あからさまに目をギュッとつむるしぐさが出てきたのです。そしてその症状は、祖母が仕事に出勤するときや私が授乳をする際に強く現れました。 市の保健師さんに相談し、長男の様子を見に来ていただきました。すると「チック症でしょうね。ひどくはないみたいなので様子を見ましょう」と言われました。 できる範囲で長男を優先することが大事保健師さんからのアドバイスは次の通りでした。 「弟を受け入れようとしている証拠。心配しすぎないで大丈夫!」「できる限りスキンシップをとって、いつも通り接して」「目が痛いの? と、目の異変に関しては声をかけないでくださいね」 どうやら長男のチック症状は無意識に現れているようで、本人はまったく気付いていません。そのため、「大丈夫?」と下手に声をかけることで「僕はどこか悪いの?」と、逆に不安をつのらせてしまうパターンになりかねないのだそうです。 次男生後3カ月・長男のチック症が改善するそして、その日から一家全員で長男に寄り添うように心がけるようになりました。とは言っても特別なことはしていません。家族で手が空いている人が率先して長男と遊ぶ。反応が薄くても声をかける。抱きしめる回数を増やす。いつも通り過ごす……。 すると、次男が生後2カ月になったころから長男は落ち着いてきて、3カ月経つころにはまったく症状は現れなくなりました。 現在、長男は3歳。引っ越しや幼稚園入園など、環境の変化はありますが、チック症は発症していません。1歳の次男とも時折、楽しく遊ぶ姿が見られます。長男なりのペースで成長とともに心も強くなっているようです。投薬だけではなく、気持ちに寄り添うこと(=ケア)も大切だと、小さなわが子から教えてもらった貴重な経験でした。著者:井上まゆ二児の母。長年、接客・サービス業に携わるも出産を機に退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談、商品比較記事、アプリレポート記事などを執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月23日3歳の長男、1歳の長女、生後2カ月の次男、とと(父)、ばば(義母)、かか(私)の6人家族になったと同時に、上の子2人が赤ちゃん返りしてしまい、「赤ちゃんが3人」状態に!どう乗り切ったかを体験談でご紹介。 わが家は、長男、長女、次男、とと(父)、ばば(義母)、かか(私)の6人家族となりました。家族がだんだんと増えるにしたがって、にぎやかさが増し、たくさんの喜びが増えました。それと同時に、上の子たちの「赤ちゃん返り」という課題に取り組んだ経験をお伝えしたいと思います。 次男の出産で「赤ちゃんが3人」状態に!長男が3歳4カ月、長女が1歳3カ月のときに、第三子の次男が家族の仲間入りをしました。次男が生まれる2カ月前に私が産休を取ったことで、普段保育園に通う長男と長女の甘えモードのスイッチが入ることに……。 具体的には、抱っこやおんぶなど、常に私にべったりな状態になったり、保育園に行きたくないと駄々をこねたり。次男の出産で2人の甘えモードは最高潮になり、赤ちゃんが3人になったような毎日に変わりました。 赤ちゃん返り、さぁどう乗り切る…?!「これが赤ちゃん返りか……」と、家族全員で作戦会議を開催しました。原則は、3人に30%ずつ力を注ぐのではなく、それぞれの子どもたちにできることを100%にするということを確認しました。 かか(私)は、長男と長女との触れ合いが十分か意識しながら、育児・家事をする。とと(父)は、休日を中心に子どもたちと遊ぶ機会をつくる。ばば(義母)は、育児のサポートと家事を中心におこなう。そして、必ず子どもたち3人に、大人全員が目配り、気配りをしました。 子どもが満足できる環境づくりを 長男は自分に注目してもらいたい。長女はとにかくお世話をしてもらうのが好き。子どもたち3人の安全を守りながら育児をするために、自然と大人が声をかけ、連携を取り、誰かが誰かを必ず見ている環境ができあがりました。 子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添い、自分を見てくれる人がいるという実感で子どもたちは満足し、笑顔を取り戻してくれることを知りました。 3人の幼い子どもたちと過ごしていると、実際には大変なこともたくさんあり、笑顔がどこかへ行ってしまうこともあります。ですが、そんな状態を打開してくれるのも、子どもたちの言動だったりします。「手がかかる」時期を家族全員で乗り越えていきたいと思っています。 イラスト:sawawa 著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、0歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2019年04月12日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ぽんぽんです。2人目の出産を前に、気にするようになった上の子の「赤ちゃん返り」のお話です。赤ちゃんみたいに抱っこして欲しいなら抱っこするし、ミルクが飲みたいなら哺乳瓶を持たせったっていいし、赤ちゃんのおもちゃが欲しいなら優先して使わせてあげる!赤ちゃん返りなんて上の子を優先してあげればいいんだから楽勝よ!なんて思っていたのですが…実際の赤ちゃん返りは想像とは違うものでした。赤ちゃんのような甘えた振る舞いをするのかと思いきや赤ちゃんにもママにも近づかない! というツンツンした赤ちゃん返りが始まったのです。本当はたくさん甘えたいはず。それなのに呼んでも来ないし、抱っこしに行っても逃げられる。生まれてきた弟が嫌なのか、赤ちゃんには一切近づかない。やっと長男を抱っこできた! と思っても、次男が泣くと長男も泣き出し次男を泣き止ませるために片手に次男に授乳しつつもう片方の手で長男を抱っこ…なんてしようものなら長男が次男のことを押し退けようとするのです。ママは長男のことが大好き、大事、というのは何度も言ってるしママの目に入っているのは長男だけよ!と泣いてる次男を放っておいて長男を構ったりもしたけど全然上手くいかずなにが原因なのか…と考えた時、長男が次男の存在を受け入れるのが優先であると気付きました。次男が生まれて3ヶ月くらい経ってからでしょうか。やっと長男が次男を受け入れ、次男が泣いていると泣き止ませようとあやしに行ってくれるようにまでなりすごくホッとしたのを覚えています。
2019年02月05日2歳も後半になって、じっと座っていられる時間が少し長くなったり、お友だちにおもちゃを譲ったり、少しずつお姉さんな一面も見えてきたなと思うこともあるにはあるのですが…移動用にソリに乗る前など、いまだに赤ちゃん返りをすることがあります。赤ちゃん返りといってもそこは2歳後半。地面にひっくり返ってのたうち回っていてもメチャメチャ饒舌(じょうぜつ)です。そんなとき、「もう行くよ! 早く乗って!」や「もうお母さん行っちゃうよ!」などの毅然スタンスも試してはみたのですが、一番効果的だったのは…小芝居です。赤ちゃんであるという設定(?)に逆らう事なく小芝居を始めます。笑最初は赤ちゃん扱いをすることで逆にムスメのプライドをゆさぶって、お姉さんぽく行動してもらえたら…という思惑で始めた小芝居スタイルでしたが、どれだけ赤ちゃん語で話しかけても甘やかしても「赤ちゃんじゃないよ!」と怒るようなことはなくむしろ「そうでしょう、赤ちゃんなんですよ!」と言わんばかりに盛り上がる一方。怒る・叱る → ギャン泣き普通になだめる → ギャン泣き赤ちゃん扱い→ 盛り上がるなので、もう「盛り上がりのち素直作戦」に切り替えることにしました。ひとしきり盛り上がると素直になるんです、うちの子。2回に1回くらいだけど…笑きっと甘えたい欲求が満たされるからなのかな、と思ったりして。もうどこからどう見ても赤ちゃんではないのですが、たまに赤ちゃん扱いするのも悪くないなと思うのでした。
2019年02月03日みなさんこんにちは、チッチママです。今年もよろしくお願いします。さて、2019年最初の記事は「長女の赤ちゃん返り」について。赤ちゃん返りと言えば、普段はできている事を急に「できない」と言って甘えてきたり、何かと手を焼くという印象です。実際わが家でも長女がいつも自分で食べているご飯を「食べさせて」と言って膝に座ってきます。しかし長女の赤ちゃん返りの中で、これはいつもより楽になったぞ! と言うものが。いつもオムツ替えとなると逃げ回っていた長女ですが、なぜか赤ちゃん布団に寝っ転がって「えーんえーん」と赤ちゃんの真似をしていました。逃げ回る長女を追いかけながらのオムツ替えと比べるとかなり楽なので、こればっかりは「赤ちゃん返りが吉と出た!」と思いましね(笑)
2019年01月30日こんにちは、はな@まるママです!わが家では現在1人っ子を満喫中の3歳男児“まる”を育児中なのですが…幼児の“赤ちゃん返り”といえば、下の子が生まれたときに起きることのように認識していたのですが、どうやら1人っ子だって赤ちゃん返りをすることもあるようです。着替えや食事、少しずつ身の回りのことで自分で出来る部分が増えてきているまるですが、最近少し赤ちゃん返りの様子が…?■明らかに変わった近頃のまる以前はこんな感じで…私が手伝おうとすると怒ったり、かといってやっぱり1人じゃ上手くできなくてむしゃくしゃキィーッ! としたり…(笑)時間がかかってもなんとか自分でやろうとして、そうして少しずつ出来ることが増えてきていました。こうしてまるが自分で自分のことをしてくれるようになると、こちらとしては楽になる部分もあるなぁとしみじみと成長を感じていたのですが、ここ最近のところ…これまで自分でできていたことを“出来ない”と言ってやろうとせずに、『ママやって! 』と言う事が増えてきました。そんなときに『え~何で? 自分で出来るでしょ~? 』と促そうとするとイヤイヤが炸裂したり。たまたまその時“ちょっと甘えている”というよりは、何だかすっかり“できないの!”と、赤ちゃんモードのような…?しかしなぜまるが赤ちゃん返りしているんだろう…?■大切なのは“心の成長”込みの自立赤ちゃん返りをするって色々な要因があるけど、やはり親の気を引きたい、見てほしい、という気持ちがある事が多いんだとか…。そんな風に考えてみると、ふと思い当たったことがありました。それは……と、そんなことを私の方も意識するようになっていたこと。例えば着替えにしても、以前は近くで見守って出来なければ手を貸したりできれば褒めたりしていたけど、最近は上手になってきたし「これにお着替えしてね」と、声を掛けて促すだけになっていました。まるが自分で着られるから、私もその間にほかの支度を出来るし…と、楽になったな~なんて思っている部分もあったわけです。それは成長過程で自然なことのように思えるし、私の方はそうして手を掛けないように変化してきていたけど、まるにとってはそれって…前と違って、ママが見てくれてない…と感じていたのかも。まるにとっては、その動作を自力で出来るようになったから、完全に1人で出来るようになるまでに“自立する”という単純なものではなくて、自分でやるのが当たり前になっていく“心の成長”まで込みで“自立”なんだろうなと気が付きました。そんなわけで、声だけ掛けて出来る部分は1人でやってね…というスタンスを1度やめて、近くで見守ってあげたり、出来たら『できたね!』と声をかけたり。ただそれだけのことでも、やっぱりちゃんと自力で出来たりするようです。もう3歳だし、もうすぐ幼稚園だし、もう出来るんだし…と、目に見えることで捉えがちな私ですが、まるの心の成長具合こそ大切なんだなぁ…と、改めてそんな事を思うのでした。もう赤ちゃんではないけど、まだまだ甘えたい気持ちも尊重しつつ、真の自立を目指していきたいなと思う今日この頃です。
2019年01月29日こんにちは! ユウコトリトリです。今回は「赤ちゃん返り」についての思い出を書きたいと思います。我が家は4歳差の三姉弟です。下の子が生まれた当時は、それぞれちょうど4歳と数ヶ月でした。偶然にも同じ年齢で「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」になった長女と長男。それでもその反応は全く違うものでした。■第一子:長女の場合なんと長女は赤ちゃん返りなし。弟が可愛くて仕方がないようで、お世話を焼きたがりました。私が見ていない間に抱っこしようとしたり…可愛がりすぎて、こちらがヒヤヒヤするほどでした。そして、色々あったのが長男の方でして…■第二子:長男の場合次男が生まれてからは、上の子供達をなるべく優先しているつもりでしたが、そうもいかない時もあり…下の子が生まれたら上の子を優先する…よく聞く子育ての定説ですが、どうしても無理な時もあります。そんな事が少しずつ積み重なっていき、長男を追い詰めてしまったのでしょう。ある出来事が起きました。 ■我慢して…我慢して…長男のとった行動にショックを受けるある日のこと、次男のお昼寝中に長男が大きな音が出るおもちゃで遊び始めました。「おかあさん、見てて見てて! これねぇ〜」と、これまた元気な声で構ってアピールをしてきます。ところが、私は「やっと寝たのに…」という気持ちから、「静かに遊んでよ!」と、つい強い口調で注意してしまったのです。私に注意された長男は、おもちゃで遊ぶのをやめて、隣の部屋に行ってしまいました。クッションに顔を埋めて、泣いている長男の姿が。大きな声で泣いたら、また私に叱られると思ったのでしょう。ショックでした。頭をガーンと殴られたような衝撃でした。そこまで私が追い詰めてしまったのだと。この一件があってから、次男を泣いて待たせながらも長男を極力優先するようにしました。すると長男から、「赤ちゃん泣いてるよ。お母さんって泣いてる」。こんな風に、次男を気遣う言葉も出るようになりました。下の子が生まれると、悩ましい上の子の「赤ちゃん返り」。「お母さんに自分を見てほしい、構ってほしい」そんな思いから無茶な要求、とんでもない行動に随分悩まされました。■あれから3年経って、思うこと現在、長男は小学1年生になりました。さすがに「赤ちゃん返り」はありませんが、仕事帰りに学童保育へ迎えに行くと、「おかーさーん!」と抱きついてきます。生まれてたったの7年。まだまだ甘えん坊な面もあり、可愛いものです。あの時、声を殺して泣いていた姿は、今思い出しても胸の中がキューッとします。きっと、あと数年でだんだん口数が減り、しまいには「うるせー」「触んな」とか言われるかもしれない…と思うと、悲しみしかありません。甘えられるうちが華。今のうちに、たくさん抱きしめておこう!と思っています。
2019年01月29日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。末っ子キーちゃん、昨年の4月に幼稚園に入園してからもうすぐ1年! びっくりするくらいの成長っぷりです。お友だちと戦いごっこをしたり、自分のことを「オレ」というようになったり、たくましくなってきました。赤ちゃんぽさが抜けて、ちょっぴり寂しい気持ちも…!■お兄ちゃんぶりに磨きがかかったはずが…さらに昨年は、親戚の赤ちゃんがつぎつぎに産まれて小さい子と触れ合う機会も増え、モン太と一緒に赤ちゃんのお世話をすることも。ますますお兄ちゃんぷりに磨きがかかってきたキーちゃん。かーちゃんが赤ちゃんをかわいがっていてもヤキモチをやかずに一緒に遊んでいたので、みんなして小さい子を夢中でかわいがっていたのですが…。ある日突然、ハイハイをしながら「あんにゃ、ま~ま~」と赤ちゃんのようになってしまったキーちゃん。■突然の「赤ちゃん返り発動」で戸惑いだらけ!「キーちゃん、赤ちゃんみたい~!」と笑うモン太のひと言で「赤ちゃん返り!」と悟ったかーちゃん。赤ちゃん返りって、下の子ができたらなるものだと思っていたのですが、そんなことないんですね。赤ちゃんをかわいがるモン太やかーちゃんを見て、ヤキモチやらうらやましいやら、複雑な気持ちになってしまったに違いない。基本はハイハイと赤ちゃん言葉ですが、洋服の上からおっぱいを吸うマネも…! 突然の赤ちゃん返りにかーちゃんは戸惑いを隠せな~い!!「すぐに終わるかな?」と思っていた赤ちゃん返りですが、2ヶ月たっても突然発動します。笑ただ、回数も減ってきて、発動しても1日中ず~っと赤ちゃんというわけではないので「もう気がすむまで赤ちゃんになってちょーだい!」と長い目で見守るかーちゃんなのでした。
2019年01月26日