こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。末っ子キーちゃん、昨年の4月に幼稚園に入園してからもうすぐ1年! びっくりするくらいの成長っぷりです。お友だちと戦いごっこをしたり、自分のことを「オレ」というようになったり、たくましくなってきました。赤ちゃんぽさが抜けて、ちょっぴり寂しい気持ちも…!■お兄ちゃんぶりに磨きがかかったはずが…さらに昨年は、親戚の赤ちゃんがつぎつぎに産まれて小さい子と触れ合う機会も増え、モン太と一緒に赤ちゃんのお世話をすることも。ますますお兄ちゃんぷりに磨きがかかってきたキーちゃん。かーちゃんが赤ちゃんをかわいがっていてもヤキモチをやかずに一緒に遊んでいたので、みんなして小さい子を夢中でかわいがっていたのですが…。ある日突然、ハイハイをしながら「あんにゃ、ま~ま~」と赤ちゃんのようになってしまったキーちゃん。■突然の「赤ちゃん返り発動」で戸惑いだらけ!「キーちゃん、赤ちゃんみたい~!」と笑うモン太のひと言で「赤ちゃん返り!」と悟ったかーちゃん。赤ちゃん返りって、下の子ができたらなるものだと思っていたのですが、そんなことないんですね。赤ちゃんをかわいがるモン太やかーちゃんを見て、ヤキモチやらうらやましいやら、複雑な気持ちになってしまったに違いない。基本はハイハイと赤ちゃん言葉ですが、洋服の上からおっぱいを吸うマネも…! 突然の赤ちゃん返りにかーちゃんは戸惑いを隠せな~い!!「すぐに終わるかな?」と思っていた赤ちゃん返りですが、2ヶ月たっても突然発動します。笑ただ、回数も減ってきて、発動しても1日中ず~っと赤ちゃんというわけではないので「もう気がすむまで赤ちゃんになってちょーだい!」と長い目で見守るかーちゃんなのでした。
2019年01月26日みなさん、こんにちは! まつざきしおりです。今回の特集は「赤ちゃん返り」ということで、わが娘の少し変わった赤ちゃん返り? をお送りいたします。たまごボーロでもお茶請けに、どうぞ読んでやってください。はい。まさかのライバルが、うさぎということで、動物のかわいさをコピーし、対抗してきます。このほかにも、こむぎ(うさぎ)のジャンプをまねして、「ほら、みーたんの方が高くジャンプできるんやで!」とピョンピョンしたりもします。ライバル登場により、「私と仕事どっちが大事なのよ!」「そりゃ、君に決まってるじゃないか!」みたいな、やりとりを繰り広げるように。とんだトレンディドラマ…!そして、最近はうさぎだけでなく、猫や犬、はたまたライオンやキリン、鳥などなど、いろんな動物になってかわいさアピールをしてきます。(むしろこれは赤ちゃん返りではなく、単なる遊びな気がしますが。)いや~。それにしても、子どもって大人が思っている以上に敏感で賢いので、子育てって本当難しく、大変ですね。最近は娘にいっちょまえな指摘や、もっともなことを言われて反省することもあるので、娘以上に成長していかないとな~と思います。
2019年01月25日今から4年前、不安いっぱいのなか2人目が生まれました。私は実家が遠く1人目は里帰り出産をして1ヵ月ほど実家にいましたが、2人目は色々な事情があり里帰りはせずに出産をしました。何がそんなに不安だったかというと当時3歳だった長男。イヤイヤしていたり、なかなか難しいお年頃でもありました。そんななかで「赤ちゃん返り」で今より大変になったらどうしよう…と不安でいっぱいだったのです。■長男の赤ちゃん返りはというと…赤ちゃん返りは子どもの年齢や性格によってそれぞれだと思いますが、うちの長男の場合、赤ちゃん返りはこんな感じでした!これは遊びのような感覚でやってるようでした(笑)最初何がしたいのか、何を言っているのかさっぱりわからず、「何してるの?」と聞いたら「みーくんの真似!」と言っていました。■1番大変だった赤ちゃん返りの症状は…夜寝るとき、「みーくん泣くから一緒に寝たくない!」と言って私と2人で寝たがりました。これが1番大変だったかな。なので、みーは夫に任せて生後半年くらいまでは、なーと2人で寝ていました。長男の場合の赤ちゃん返りは、思い返してもこの3つくらいかな…?もっと激しいのを想像していたのですが、思ってたより平和な赤ちゃん返りでした!むしろ弟が生まれたことにより「お兄ちゃん」としての自覚が芽生えたのか、授乳クッションを持ってきてくれたり、ミルクを飲ませてあげたり、オムツを持ってきてくれたりと積極的にお手伝いをしてくれて、3歳なのにすごいなぁとその変貌ぶりに感動しました!
2019年01月24日下の子が産まれたと同時にやってくるのが、「上の子の赤ちゃん返り問題」ですよね。2人目出産後。「育児すべき子どもは1人」の1人目の時とは違い、初めて「育児すべき子どもは2人」の2人同時育児を経験するわけですが、これが本当に大変で。泣く下の子。赤ちゃん返りで泣く上の子。要領の悪かった私はどうしていいのか全く分からず、2人同時に泣かれるともう完全にお手上げ状態で、3人で一緒に泣いた事もありました。そんな私ですが、4人目を産む頃には心身ともに逞しくなっていて(慣れってすごい)、上の子の赤ちゃん返りの接し方にコツを掴んでいました。我が家の場合は…「抱っこ紐でおんぶ」が効果てきめんで、下の子を抱っこ、赤ちゃん返りで号泣する上の子を毎日おんぶしていました。特に次男はおんぶが大好きだったので…寂しくなると自分で抱っこ紐を引っ張りだしてきて私の元に持ってきていました。三男出産当時はまだ長男・長女も幼かったので、次男ほどの頻度ではありませんでしたが2人も次男同様おんぶしていました。そして現在。5人目がやってきた我が家。さすがに大きくなった長男、長女、次男がおんぶをねだることはなくなりましたが、赤ちゃん返りだった三男を、次男の時同様よくおんぶしています。そう言う意味では、私の育児に抱っこ紐はなくてはならない存在です。
2019年01月23日わが家は3歳差きょうだい。下の子・二太郎が産まれるとき、上の子イチコの赤ちゃん返りが心配でした。両家にとって初めてで唯一の孫のイチコ。親だけでなく、祖父母に叔父叔母、親戚みんなの視線をすべて独り占めで生きてきたのが、いきなり半分に!もう赤ちゃん返りする理由はばっちり! ああ不安。そこで先輩ママの友だちにアドバイスを聞きました。さすが先輩ママ! 頼りになるー!アドバイスをもらい、しっかりメモ。あとは産後、これを実践するだけ…!そして、イチコの赤ちゃん返りがどうなったかと言いますと…。赤ちゃん返りはまったくなし!「産後しばらくしてから出ることもある」と聞いたこともあってドキドキしていたのですが、それもありませんでした。ただ二太郎の独占欲はすごかったですけどね…!私と一緒にガルガル期。ということで、何が良かったのかはわかりませんが、イチコは赤ちゃん返りはありませんでした。性格や年齢差もあるのかもしれません。この調子で、これから来るであろう反抗期もどうか控えめにお願いいたします…!
2019年01月21日こんにちは。私はこいしさんと申します。姉妹を育てる主婦です。新しい家族ができるとき、上の子どもは赤ちゃん返りをすることがある、と言われていますよね。例によってうちの娘も、当時赤ちゃん返りのような行動が見られました。出産する前は、「産まれて間もない赤ちゃんはもちろん大切だけど、それ以上にデリケートな気持ちになるであろう上の娘のこと大事にしてあげよう!」と思っていましたが、実際はうまくできず、産後は親子ともにちょっとしんどい思いをすることになってしまいました。過ぎてしまったあの時期を振り返ってみて、「あのとき、こうすれば良かったなあ」という反省を書いていきたいと思います。■しんどかった2人目出産のあと私が2人目を出産したとき、上の娘は4歳でした。4歳の娘の赤ちゃん返りは、「激しいワガママ」という形で現れました。着替えをしない、お風呂にはいらない、片付けをしない、準備をしない、そのほかできていたはずのことをしない、という行動が目立ちました。「構って欲しい気持ちからくる行動なんだろう」と分かってはいても、産後間もない体は万全でなく、夜間授乳で寝不足ということもあり、私は上の娘におおらかな気持ちで接することができませんでした。■あの時、私はどうすればよかったのかそれは、「夫に頼る」「上の娘と2人で過ごす時間を増やす」ということではなかったのかな、と思っています。私の場合は、近所に2人で散歩をしたりしました。娘は驚くほど素直で、また「大きくなったけど、まだまだ小さい子どもなんだよなあ」ということを再確認できた時間でした。そんな時間を、もっともっとたくさん作っていれば、というのがあの時期を振り返って思う私の後悔です。■今でもたまにある「赤ちゃん返り」産まれたての赤ちゃんのお世話にかかりっきりになっているうちに娘は成長し、今はもうできることを「できない」というような赤ちゃん返りはしません。ですが、いろんなことが許されている次女を見ていて、「○○(次女)はいいなぁ~」と口にすることがあります。そんな時は、下の子が食べられないお菓子をこっそりあげたり、色付きのリップを付けてあげたりするのですが、「お姉さんだけの特別感」みたいなものがうれしいようで、娘はニコニコしています。まだまだ小さいような大きいような難しい年ごろで、私も頭を悩ませることも多いですが、大きくなったことを「うれしい」と思えるような経験をこれからたくさんさせてあげたいなぁと思います。
2019年01月20日息子の“その行動”は前触れもなく訪れました。■赤ちゃん時代にタイムスリップ!?今までできていたことができない。すぐに癇癪を起こす。さらには…わざと喋れる言葉まで、赤ちゃんのように話す。この息子の行動って・・・どこかで見たことがある。もしかして「赤ちゃん返り」っていうやつ!?■兄弟・姉妹ができたら起こるもの…と勘違い「一人っ子でも赤ちゃん返りはある」最近知ったこの情報。子どもが赤ちゃん返りをするきっかけは、自分の中で下の子が産まれてからといったイメージがあったので、この事実に驚きました。赤ちゃん返りは子どもの不安な心の表れ…とも言われており、どんなことがきっかけで起こるかわからないそうです。成長を感じるものの、まだまだ3歳です。ママに甘えたいと思うのは当然だと思います。今までは息子が甘えてきたときに、ぎゅっとすることが多かったのですが、今は息子が嫌がっても自分からスキンシップをとるようにしています。継続することで徐々に息子の赤ちゃん返りもなくなってきました。次に赤ちゃん返りが見れるのは下の子ができたときかな?今度は迷わず対処できそうです!
2019年01月18日どうもこんにちは、のばらです。2年前に末っ子(弟)が生まれ、こよなく可愛がってくれる姉妹たち。口では「ママ―!ばぶ~」とか言って、母にツッコまれたりしているものの、年の差もあるせいか、赤ちゃん返りと言われるものは特にありませんでした。それでも、いくら赤ちゃん返りがなくたって、いろんな我慢をさせているのだろうと思うのです…。長女サクにとっては2度目の「おねえちゃん」。すっかり大きくなって、ついいろいろなことをお願いしてしまいますが、今の末っ子の年にはすでに「おねえちゃん」だったサク。妹や弟に滅多に怒らず優しくしてくれてるね。キミが頑張ってるの母は知ってるよ。次女カエにとってははじめての「おねえちゃん」。自分が一番下でお世話してもらってた生活がガラリと一変。末っ子モモも一番の遊び相手と認識してる分、一番多く理不尽な扱いを受けているカエ。叩かれたりしてもグッとガマンしてくれてるね。キミが頑張ってるの母は見てるよ。2人とも頑張ってる! ありがとう!!…と言いつつ、毎日のようにわが家では(なぜか末っ子も混ざって)3姉弟で大ゲンカ&母の怒号が飛び交っているのです…。あれー?
2019年01月18日幼少期によく見られる赤ちゃん返り。我が家は比較的少ない方だと思うのですが、実は5歳になった現在でもたまに現れます…。突然バブーなんて言い出すからびっくりしますけど、小さいお子さんを持つご家庭ならあるあるではないでしょうか?おしゃぶりまで取り出して甘える準備もバッチリ!逆にわかりやすくて助かります。赤ちゃん返りをする時は何かしら理由があると思うのですが、甘えている時に親の対応を冷静に見ていて、自分への愛情の深さを確かめているように感じることもあります。さらに兄妹が3人もいると親の愛情を独占したいため、赤ちゃん返りを利用して注目を集めようとしたり…!! そんな時は小3のお兄ちゃんまで赤ちゃん返りで応戦! 赤ちゃん返りは小学校に入ってもあるんです。子供が赤ちゃん返りをするのも、何かしら理由があるのでは!? と考えています。例えば兄妹が増えたり、成長につれスキンシップが減ったり…。環境の変化に何か不安を感じているのかもしれません。成長とともに言葉でのコミュニケーションが主になっていくものですが、時には我が子を抱きしめて愛情を言葉で伝えることも大切です。そうすることで我が家の場合は赤ちゃん返りがまたしばらく落ち着きます。
2019年01月11日■年下の子と遊ぶのを楽しみにしている娘■見事なほど瞬時に赤ちゃん返り発動!今まで、一番年下でちやほやされてた娘。前日まで赤ちゃんと遊ぶ予定を自ら立てていたのに、私が赤ちゃんをかわいがったら、瞬時に赤ちゃん返り! 早かったです(笑)そこからグズグズになりましたが、なんとか持ち直して楽しく遊んでました。私と一緒に抱っこしたり、ミルクあげるお手伝いしたり…娘に妹か弟がいたらこんな感じなのかな。ウチは息子と娘の歳が少し離れていて、こういう経験がなかったので新鮮でした。
2019年01月11日子どもが1人から2人に増えた時ってガラァァァーーっと環境変わりますよね。 3人目が生まれたあともきつかったですが、2人目が生まれたあとが1番自分自身と葛藤した1年間だったように思います。3歳(幼稚園年少)と0歳の兄弟を育てているころはとにかく夜早く寝かせることに命を懸けていたの(だって、子供たちが寝たあと数時間(次男の授乳があるので)しか自分の時間がないんですも~~ん!!)、夜20時に寝かせるために晩御飯を17時半に食べさせたりする日もありました。 しかしこの夕方の17時から18時の1時間が、長男も次男もどっちもがぐずり始める時間帯になることが多かったです。あっちは眠いわこっちはグズグズだわで、とにかく人手不足~!!ヘーールプミーーー!!! 状態。 今日のこの記事はまだ長男が3歳5か月、次男が6か月ごろに書いたブログをもとに書き起こしています(今は諸事情により非公開にしています)。臨場感を出すために当時の文言を出来るだけ残した形で公開したいと思います。今、同じように0歳3歳の兄弟を家で見ているママはもう首がもげるほどうなづけるのではないかと思うぐらい、髪の毛振り乱して育児していた頃でした…。 ■長男3歳、次男0歳の頃の話そのややこしい時間は夕食からお風呂にかけてのピークタイムにやって来る…。 最近テレビの録画ボタンを理解したのね、ちゅんたん(長男)。 で、特にこの数日間は録画をすることにハマっているらしく、、夕方のNHKの一連の教育テレビを録画したがるのよ。 で、今日も「にほんごであそぼ」が始まったら、「こで、ろちゅが ちてー!」と録画プリーズコール。 はいよーと録画してあげて、17:15、もう眠そうなこともあって、早々と夕飯を食べたわけ。 ご飯を食べさせながら、私の頭の中では今後の段取りを考えてるわけですよ。 このままの流れでお風呂に入れて、そのまま19時ぐらいには寝かせちゃおうとか。 さ! ご飯も食べ終わったしお風呂に入ろう~~~~!!! って席を立ったら、 え!?って言い出した。 いやぁ…あーた、そうおっしゃいますけどね、早くしないと今にも寝ちゃいそうですよね?せっかく早めにご飯も食べたんだし、さっさとお風呂に入りましょうよ。なんのための録画なんですか。今度時間のあるときにゆっくりご覧になってはいかがでしょうか。 と、内心かなり消極的ではありますが。ここは彼の思いを尊重して録画番組をつけたのよ。 そして、10分ほどの番組を見てる間に、私はゆいたん(次男)と先にお風呂に入って、頭だの体だのを洗いつつ、テレビを見終わったちゅんたんが入ってくるのを待ってたんだけど、(だいたい毎日このやり方で入れてます) もーーー…こっからがたいっっへん!! 10分たってもお風呂場へやってこなかったので、「この静けさはまずいなぁー…?」と思いお風呂からとりあえず出て、様子を見に行くと、 ほーーーらやっぱり!!!! 寝とるやないかーーーーい!!! だから眠くなる前にさっさとお風呂入っちゃおうって言ったのにーーー!!! 毎日お砂場で遊びまくってあっちこっちから砂まきちらしながら帰ってくるちゅんたん。 おまけに汗もいっぱいかいてるしそんな子を、明日の朝までお風呂に入れずに寝かすのは…いやーーーん!! てことでなんとか起こしたものの起きてみたら、録画で見ていた「にほんごであそぼ」が終わってるもんだから、ここでちゅんたんのキレスイッチ オーーン!! ボフッ!!!! 「ぎゃぁぁぁーーーーーー!!みーーーる゛゛みーーーる!!もっどみる゛゛ーーーーー!!ぎゃぁっぁぁーーーーー!!みるーーー! みるーーーー!!(泣)」 途中で寝ちゃったため彼の中で、「にほんごであそぼ」は最初から見ていない設定になっており、もう一度「にほんごであそぼ」を見せろとおっしゃっております。 そして、激高して怒り狂っておられます。 泣いて訴えるってゆうもんじゃなく、もう完全にキレてんのよ…。 もーーー…昨日もこんなパターンだったしー。どうにかなんないかしら…この駄々。 しょうがないので、おそらくこのあたりから寝たんじゃないか? ってところまで巻き戻してそこから再び再生。 そして、私は次男と再びお風呂へ戻り続きを。 そーーーしーーーたーーーらーーーリビングから、ドドドドドド……!!#%&‘#$……!!とものすごい足音&泣き声が響いてきてお風呂場の戸を開けて、 大 絶 叫 !! 「もっどみるーーーー!!(泣)とちゅうできれたったーーーーー!!(泣)きーーれーーた! きーーれーーたーー!(泣)もっどーーー! もっどみる゛ーーーー!!(泣)」×延々と。 もーーーーイヤだぁぁぁーーー!!巻き戻したのが気にくわなかったらしく、最初っから全部見せろ、おまけにおじゃる丸もにんたまもぜーーーんぶ見るだって!!そんなぁぁぁ~~~!!見終わるまでに何分かかるんだよ! 再び寝ちゃうやないのーーー!! ここのところ毎日こんなパターン。なんだかすごく機嫌が悪い長男。 しかも駄々のときの泣き声って、もう泣き声なんてもんじゃなくってほぼ叫び声で。 嘘でもオーバーでもなく、ハンっっっパなく、うるさいのっ!!めっちゃくっっっちゃ声がでかい!! あまりの泣き声のうるささに次男がビビリまくって大泣き…。 2人の泣き声がご近所に響き渡っているにちがいない。 内容はしょうもなさすぎる駄々コネなんだけど、なんせ、火がついたように絶叫しながら泣くし、「マーーーマーーー! マーーーマーー!!」とか、「あーーけーーて! あーーけーーーてーーー!!!」とか言ってるから、端から聞いたら本気で虐待を疑われそうなほどの泣き声でさぁ…。 狭い風呂場で2人に大号泣されたら…もう自分の理性を保つので精一杯。 もーー…勘弁してよぉ。なんで、こんなにややこしいの…。なんで、こんなことで号泣するわけ…。なんで、こんなに融通がきかないのかしら…。なんで、こんなに変なこだわり強いのかな…。このスイッチの入り方、なんとかならんかな…。 もう、頭の中、なんでなんででいっぱい。 とにかく、口を開けば怒鳴っちゃいそうだから、ただひたすら口を閉じて黙々と号泣するゆいたんを洗う。 しかし、駄々真っ盛りのちゅんたんはそれはそれはしつこい。 大音量で泣き叫び続ける時間のなっがいこと!! あんっまりにもわからず屋なのでついには、「いい加減にしなさいっっっ!!!」#$%&%4‘;!!! お尻バッチーーーン!!はぁ…声を張り上げて怒るとか怒鳴るとかお尻バチンだとか、あたしは決してそんなことしないワなんて思っていたのに。(脱力、反省、自己嫌悪…はぁぁ~) 息子の駄々。これに立ち向かうのにほんとーーに苦戦中…。 でも当然、お尻バチンどころで収まるもんでもなくそこから要求があっちゃこっちゃにすり代わり、最終的にはテレビのことはどうでもいいような状態になって、散々泣き叫んだ後、ちゅんたんから「なかなおりちよ…」と言い出して終戦。 もう、ここんとこ毎日、こんないざこざばっかり。 誰かもう1人オトナがいれば、クールダウンできてまた違った対応が出来るんだろうけど、母1人子2人の状態じゃどうしてもヒートアップしちゃって最後には炎上しちゃうのよね。 あぁ…本気で、もう1人、オトナが欲しい。 平日、夕方18~19時代にオトナ、1名 激しく募集!! 「泣かずに、普通に言えばいいだけでしょっ!」このフレーズをこの数日間で何回言ったことか…。たぶん50回は言った。 あとから振り返ったらきっとほんのわずかな時期なんだと思うけど、ワカランチン真っ只中にいるとほんと悪戦苦闘ーー…。 そして、いざこざが終わった後のちゅんたんはコロッ! と、いつものトテチテ口調に戻って、「たっち タエルたん どとで鳴いてたのたなーー?」とか、「あ、おちゅちたま だよーー!」とか、カエルたんだのお月さまだの平和すぎる内容を話しだすのよ。 二重人格か!!!(笑) そして、お風呂からあがった19:00。まだまだお外は明るい。 なんだかヒートアップしちゃって喉が渇いたのでなかなおりしたちゅんたんと、3人でお散歩しながら、コンビニまでジュースを買いに行きましたとさ。 てくてく歩きながらジュース飲むちゅんたん。こんなに天使なのになーー。 ■7年後の私が当時を振り返って思うこと ははは(笑)凄まじいですね。 この頃リアルタイムでやってる番組と録画した番組の違いがわからずよく怒っていたちゅんたん。リアルタイムの番組は時間が来たら終わってしまうのに、もう1回最初っからかけて!! といって泣いてたっけ。 そんな彼も今はもう10歳。超~~静か子になりました。 でも私は「こんな時期も今だけよ」とか「こんな時期もあとから振り返ればいい思い出よ」とか言う気にはなれません。たしかにこんなに分からんチンな時期は小さいうちだけなので期間限定といえば期間限定ですが、「今だけよ」っていう励ましってすごく苦しかったんですよね…今だけだからありがたく思えみたいに言われても全くピンときませんでした。 なのでこんなセリフは言わないけれど、でもこんな毎日を送っていたおかげで「子育てはこんなにもしんどいものなんだ」って分かる人になれたっていうことに関してはよかったと思っています。家の中の空間ってすごくプライベートなもので、他の誰に見られることもない中で毎日お風呂に入れることひとつとってもこんなに汗かいて必死にこなしてるママが今もどこかにいるんですよね。 ほんと…お疲れ様です!!お風呂ぐらいすんなり入ってくれよ! ですよね(笑) ちなみに今の私だったらどうするかな…と思ったら、砂まみれでももう諦めて歯ぁだけ磨いて寝かせまーーーす。現に三男はお風呂に入らずの寝落ちが多かったですが、毎日きっちりお風呂に入れた長男と、汚いまま寝かせたこと何回もある三男とで何か違うかといわれれば全く何も違いません。 ということをこの日の私に教えてあげたいです(笑)以上。7年後の私からでした。【お知らせ】 第102話 の記事下アンケート「Q.子どもを怒りすぎてしまい反省することはありますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「子どもを怒ることに自己嫌悪…ママたちがキレてしまう噴火パターン」
2019年01月10日こんにちは、まりげです。8月に三男が生まれました。それから3週間がたったころ、意外なかたちで兄2人の赤ちゃん返りがはじまりました。三男が生まれる前はほとんどもらすことのなかった上の子2人が、そろっておもらしをするように…。洗濯物は増えるし、シャワーを浴びさせたり、床を拭いたり…後処理が大変ですよね。早くおもらしをやめさせたいと思い、ネットなどで検索してみると、意外な情報を見つけました。「ゼッタイにおもらししたらダメだよ」などとプレッシャーを与えると、緊張してしまい、余計にぼうこうに尿をためられなくなったりすることがあるというのです。また、夜間におねしょしてしまったとき、私はこれまで「着替えるから起きて〜」と起こしていました。でも調べたところ、睡眠のリズムを乱してしまい、夜中の尿の量を調整する抗利尿ホルモンの分泌を減らしてしまう恐れがあるのでそれも逆効果だというのです。実際、連日のおねしょになかば諦めモードになり「したくておねしょしているわけじゃないんだし、もらしちゃったら、もらしちゃったで気にしなくていいよ」と言って、寝るときはオムツをはかせるようにしてみたら、おねしょがグッと減りました。ただ、長男はちょうどそのころ、オバケが出てくるドッキリ番組を見て恐怖心を抱いてしまったようで、昼間もトイレを怖がるようになってしまいました。「オバケなんていないから大丈夫だよ!」と何度言っても、「でも…」と怖がっていた長男に言い方を変えてみました。「オバケなんていないよ」と言われても信じられないけれど「たとえオバケが出たとしてもお母さんがやっつけるよ!』という言葉は心強く感じたようです。そのひと言がきっかけでトイレに行けるようになりました。トイレの暗い雰囲気が苦手な次男には、子ども用雑誌のお気に入りのページを切り取って、壁に貼りつけポップな雰囲気にしました。『怒ることが逆効果になることもある』子どもの目線に立って対処することが大切なんだなぁとあらためて考えさせられた出来事でした。※この体験記に記載された症状や改善方法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり改善を保証したりするものではありません。
2018年12月14日まもなく2人目、3人目…の出産を控えるママも、これから考えようと思っているママも、気になるのはすでに生まれている1人目、2人目…の子の気持ち。きょうだいが生まれると、上の子が赤ちゃん返りするとよく聞きますが、実際にはどんな気持ちでいるのでしょうか? また、ママは上の子のケアをどうすればいいのでしょうか? これまで数多くの育児や心理相談をうけ、育児支援をしてきた臨床心理士の帆足暁子先生にお話をうかがいました。お話をうかがったのは…臨床心理士帆足暁子(ほあし・あきこ)先生ほあしこどもクリニック副院長。保育士資格や幼稚園教諭1級免許を持つ臨床心理士。東京家政大学非常勤講師。公益財団法人母子衛生研究会インターネット相談室相談員。クリニックで育児やこころの相談に応じている一方で、保育者の養成にも携わっている。■赤ちゃん返り「子どもの○○の気持ちの表れ」――初めてのきょうだいができると、上の子はどんな気持ちになるのでしょうか?帆足暁子先生(以下、帆足先生): おそらくとても不思議な気持ちだと思います。上の子が3歳前後のときに下の子が生まれるケースが多いようですが、少なくとも「自分と赤ちゃんの関係=きょうだい」ということはまだよくわからない年頃ですね。ただ、まわりの大人が「良かったね」などとお祝いしてくれる雰囲気の中にいるうちに、なんとなく良いことなんだという気持ちになります。でも、ママは目の前にいる赤ちゃんのお世話ばかりしていて、いつも抱っこしている…。次第に不安になってきて、「ママ、わたしのお世話もして!」と「赤ちゃん=ライバル」になって赤ちゃん返りをするようになります。赤ちゃん返りをするのは「ママが大好き!」という気持ちの表れでもあります。でも、実際にはしない子もいますし、ママへの関心が薄いケースもあります。――赤ちゃん返りは愛情表現なんですね。その一方で、子どもによっては、赤ちゃんのお世話をしたがるケースもあるようですね。帆足先生:確かにありますよね。でも、「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だから赤ちゃんのお世話をしなくてはいけない」という自分の役割を認識して行動しているわけではないんです。そうやって考えて行動できるようになるのは、せいぜい小学生くらいから。3歳頃の子どもだと、ママの妊娠中から「赤ちゃんが生まれたら、お姉ちゃんになるんだから、お世話してあげてね」と教えられていたり、ままごとの「ごっこ遊び」の延長線で、「「赤ちゃん(人形)のお世話したい!」と言っている場合もあるのだと思います。本当に下の子どもの世話をしたがるようになるのは、年長の頃からでしょうか。■赤ちゃん返りを防ぐには1:出産前は「上の子をたくさんハグ」――あくまでも「遊びの延長線上にお世話があるのですね。ところで、年齢差によって上の子の心境はやはり変わってくるものなのでしょうか?帆足先生:赤ちゃんとの年齢差が要因となって心境が変わるということはありません。それよりも、これまでに赤ちゃんと接した経験の有無や、赤ちゃんへの興味の有無が上の子どもの心境に影響を与えると思います。もちろん、ママとの関係や上の子の心理的な発達によっても変わってきます。例えば、上の子が1歳半~2歳くらいだと、「母子分離不安」の時期と重なります。ちょうど上の子がママと離れることに不安を感じるので、赤ちゃんの存在を受け入れるのが大変になり、赤ちゃん返りのような反応が出やすい傾向にありますね。――なるほど。年齢差を離さないで生もうと思っている、あるいは妊娠中のママにはなかなかつらいお言葉ですが…。帆足先生:子どもの発達のことだけを考えると大変に思えるかもしれないですね。でも、どれくらいの年齢差で生まれてくるかは自分自身で決められないこと。家族にとって良い時期に赤ちゃんが生まれてくる。その偶然性を大切に思う気持ちがあれば、どのようなことでも前向きにとらえていくことができると思います。そこで一番大切になってくるのが、上の子に「ママに愛されている」という実感があること。その安心感があれば、子どもは安定していられます。一方で、ママに甘えられない、怒られてばかりという状態が続いている場合は、上の子が「自分は愛されていない」と考えて、不安になり、赤ちゃんを受け入れにくくなります。下の子の誕生は、上の子との関係を見直す良い機会でもありますね。今後のためにも、その「気づき」を大切にしていけるといいですね。妊娠中のママは自分の体が思うように動かないのに、上の子のお世話に家事となにかと大変だと思います。妊娠中はおなかの赤ちゃんを守る気持ちになりやすく、無意識に上の子どもとの間に距離をつくってしまいがちです。だからこそ、今のうちに、無理のない範囲で、上の子をたくさんハグして「愛されている実感」をつくってあげてくださいね。■赤ちゃん返りを防ぐには2:出産後は「2人だけの時間」「お姉さん(お兄さん)扱い」――2人目が生まれてもそうではなくても、子どもとの関係をしっかりと作っていくことが大切ですね。最後に、まさに2人目が生まれて、赤ちゃんのお世話もあって「時間がない!」「上の子が赤ちゃん返りして大変」というママにアドバイスをお願いします。帆足先生:大事なことは、2つあります。ひとつは、上の子と2人だけの楽しい時間をつくること。下の子が寝ている間に上の子をしっかりハグしたり、絵本を読んであげたり。毎日絵本を読む時間はなくても、1日2回ハグするくらいならできますよね。朝起きた時と寝る前に「〇〇ちゃん(〇〇くん)が大好き」と伝えながらハグすることを習慣にして、上の子を安心させてあげましょう。もうひとつは、上の子を「お姉さん(お兄さん)扱い」すること。年齢にもよりますが、ママがトイレに行く間に赤ちゃんを見ていてもらったり、おむつ替えを手伝ってもらったりするなど、簡単なお世話を頼んでみましょう。自分が赤ちゃんとは違って、ママのお手伝いをする立場だと分かれば、心にゆとりができます。でも、子どもも大人と同じように、疲れたり、イヤなことがあって心に余裕がなかったりするときもあります。あくまでも、子どもが楽しくお世話を手伝ってくれる時だけ、お願いすることにしましょう。そして、上の子が甘えてきたら、ママはしっかり受け止めてあげてください。そうすれば、ママの愛情を赤ちゃんに取られるといった不安がやわらぎ、安心して赤ちゃんとの生活を楽しんでくれるようになるでしょう。
2018年10月01日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、お久しぶりです! tomekkoです。5月15日に三男を出産し、このたび連載のタイトルも一新! シンプルに『笑いあり涙あり 男子3人育児』と題して3兄弟育児のドタバタをシェアしていけたらと思います。■男3人育児は毎日が戦争生後2ヶ月となった三男を抱えながらの3人育児。控えめに言って毎日泡を吹きそうです。特に夕方から寝かしつけまでの時間は全面戦争状態…!!でもそんな中でもやっぱり子どもたちの寝顔を見ると疲れを忘れるし、どんなに泣いても寝てくれなくても、赤ちゃんのかわいさはとてつもない癒しを与えてくれるので、アラフォー母さんなんとか頑張れています!さて、連載再開第1話、何を描こうか迷いました。だってお休みしている間も子どもたちは毎日ネタをくれていて、描きたいことは山ほどあるんです。ふつう新加入の三男をご紹介! とかがいいんでしょうが、いかんせんこの末っ子、まだキャラがイマイチ定まりませんで(当たり前だ)。 三男、全体的にあっさりしていて特徴掴むの難しく模索中。 長男と次男の間くらいの体重で生まれたものの、上2人と違ってぷくぷく太ることなく、全体的にすっきり細身で手足が華奢に見えます。 #当社従来品比 #グラフは平均ど真ん中 でもなぜか身長だけは52cmで上限ぴったり。まだ3頭身のくせに訪問してくれた助産師さんから『モデル体型』の称号いただきましたw #すらりとした新生児 #そそらない . 他に特徴といえば後頭部がやたら長いタイプで、横しか向けないところ。左が向きやすいようで何度直しても気づくと一見苦しそうな逆Cカーブスタイルでスヤスヤ。向きグセ直したくていろいろやってるけど、どうにもこうにも直りません… . 上2人が新生児期から5時間とか寝るタイプだったので、2時間おき授乳は歳のせいもあり結構こたえます(ーー;) とはいえ昼間も寝る時間は無いのがきょうだい育児というもの… #エンドレス育児 #頑張ります . * * 前回のハミガキ卒業picへも沢山のいいね!コメントありがとうございました‼︎ . ラストソングご唱和嬉しいです 普段は気に入らないとすぐぶん投げたり、コップの中身をわざとぶちまけたり困ることばかりやらかしてますよー あんなお茶目な拒絶法、どこで覚えたんだ…? . #モレスキン #育児絵日記 #絵日記 #成長記録 #子育て #兄弟 #男の子ママ #三男 #新生児 #生後0ヶ月 #三兄弟 #育児あるある tomekko さん(@tomekomet)がシェアした投稿 - 2018年 6月月9日午後2時03分PDT もう少し個性がはっきりしてきた頃にあらためて描いていきたいと思います。というわけで、今回は。。。■気がかりだった兄たちの赤ちゃん返り三男の出産に際して、何より気がかりだったのは、兄たちの赤ちゃん返り。次男誕生の頃は、4歳上の長男の赤ちゃん返りに対してあまり真摯に向き合ってあげられなかった反省があり、今回はしっかり受け止めてあげよう、という覚悟はしていました。特に次男は、大人しく素直な長男とは真逆のワンパクな天邪鬼。きっとすごい激しいヤキモチを妬いて赤ちゃんに意地悪しちゃうんじゃないか…どうやって事故なく乗り切るか…なんて、悪い想像ばかりしていました(ごめん、次男…)。でも、いざ赤ちゃんが生まれてみると意外や意外! 三男を初めて抱っこする次男の表情はとても優しいものでした。お世話にも興味津々。とはいえ赤ちゃん返りをしなかったわけではありません。■次男はヤキモチを妬く代わりに…長男でさえ2回目のことながら恥ずかしそうに「おっぱいってどんな味なのかなぁ…飲んでみたくなっちゃった…」と言うし(でも実際飲んでみる? と言うと照れて逃げ去っていく(笑))やっぱりいくつになっても赤ちゃんの待遇はうらやましくなるようで…次男の場合、ヤキモチを妬く代わりにある日突然「赤ちゃん/お兄ちゃん切り替えスイッチ」なるものが付きました。これ、真ん中っ子ならではなんでしょうか。赤ちゃんとお兄ちゃんを行ったり来たりするんです。スイッチは唐突に入ります。次男がなりきる赤ちゃんは、ムッチムチの肉厚な身体をできる限り小さくすぼめて顔を作り込み、カスカスのダミ声も1オクターブ上げ、地響きのような重量感のハイハイをします。。。我慢しても噴き出すレベルの無理がある赤ちゃん。それでも、本人が赤ちゃんを演じたい時はなるべくそれを受け入れることにしました。■赤ちゃん返りを受け入れた結果…長男の時のワタシは、雑菌だらけの幼児に赤ちゃんを汚染されたくない(冬生まれだったこともあり感染症にピリピリ)一心で「コレは赤ちゃんのだからダメ!」と触るのも拒絶してしまっていたんですが…。今回はハイロ―チェアに乗りたいと言えば乗せ(耐荷重的な問題の方が怖かった…)、ベビーベッドで寝たいと言えば三男を布団で寝かせてでも次男の要求を受け入れました。我が家に用意したベビーベッドはミニサイズ。2歳3ヶ月にして16キロの次男が上るとすし詰め感…いやもうこれは押し寿司ですよ。足も伸ばせないくらい狭いベッドでスヤスヤと朝まで眠る次男にはびっくりでしたが、とにかくこうして本人の満足いくまで赤ちゃん気分をさせ、その間は大人も赤ちゃん扱いをしてあげる、という暗黙の了解で対応してみました。すると…ふとしたきっかけでお兄ちゃんスイッチに切り替わり、そこからは驚くほどしっかりしたお兄ちゃんになるんです。自分で歩いて保育園まで行くとか、ボールを投げるとか、ほんのちょっとしたことですが赤ちゃんにはできなくて自分にはできる、ということをいちいち確認しアピールするお兄ちゃんモード。スイッチが切り替わると大人もそれに対応しなくてはならないため、うっかり切り替わってることに気づかず「じなんくぅ~ん、お着換えしましゅかぁ~?」なんて言ってしまうとすごい醒めた目でスルーされ恥ずかしい思いをすることに…(笑)ちなみにお兄ちゃんモードに切り替わった後は、自分でできることや普段はやらせない難易度の高いこともやらせてみて、できたらめいっぱい褒めるようにして、お兄ちゃんとしての自信を持たせ、少しずつ本人の中で(赤ちゃんよりお兄ちゃんでいた方がいいな)と思わせていけたらなぁ、と思っています。わが家はこうして、ひとまず次男の心の揺らぎに寄り添って受け入れることで、2歳差という難しい兄弟関係に対応しています。男子3人育児。平和な1日なんてほぼ無いけれど、子どもたち自身がなんだかんだ賑やかで楽しい我が家だった、と将来振り返ることができるように、母もこれから頑張っていきたいと思います。
2018年07月17日生まれたての赤ちゃんのからだって、いろいろと不思議だらけですよね。生まれたばかりの赤ちゃんの疑問について、いろいろ調べてみました。なんで?どうして?生まれたての赤ちゃんはこうなってるよQ1.頭のてっぺんがぶよぶよと柔らかいのはなぜ?→赤ちゃんの頭は5枚の平たい骨が組み合わさっていて、産道を通るときに頭蓋骨の骨と骨を重ね合わせて、頭のサイズを小さくして産道を通ってでてきます。ぶよぶよと柔らかい部分を大泉門(だいせんもん)といいます。頭蓋骨の発達がまだ十分でないためにできるすき間で、ひし形をしているそうです。だいたい2歳過ぎには閉じるので、心配しないで。そしてあまり触りすぎないようにしましょう。Q2.手がWで足がMなわけって?→上半身、両腕を曲げたW型なのはさまざまな説があると言われています。・リラックスしてる・内臓の動きを助けるため・体温調節してる・頭が大きいからバランスをとっているなどなど。下半身の足を曲げたM型(カエルみたいな足)はとっても大事で、赤ちゃんのその後の成長や発達を阻害せず、順調に運動機能を育てる為だそうです。赤ちゃんの抱っこで危険なのは、股関節や膝関節が伸びた状態や、赤ちゃんの膝が閉じた状態のような姿勢で固定される抱っこによる、股関節脱臼。股関節脱臼とは骨盤と大腿骨をつなぐ関節(股関節)が外れた状態のことを言います。人間工学に基づいたビョルンの新シリーズoneは「国際股関節異形成協会」から、股関節に安全とのお墨付きの抱っこひも。日本人に合わせた設計で新しくデビューしたので、是非チェックしてみて!Q3.骨が柔らかいのはなぜ?→赤ちゃんの手足の細かい骨は、まだ骨化していないため、柔らかい軟骨状態。レントゲンにも映らない部分があるそう。ですから、抱っこするときは、そっと優しく抱っこしてあげましょうね。Q4.へその緒はいつとれる?→胎盤から栄養をもらっていたへその緒は、その役目を終えると出産後すぐに切られます。そして1~2週間ぐらいで自然にぽろっと取れますよ。Q5.蒙古斑はいつとれますか?→中国人や日本人など、モンゴロイド人種の赤ちゃんには背中やもも、おしりなどに蒙古斑と呼ばれる青灰色のあざがあります。成長とともに薄くなって、6~7歳ころまでには消えるそうです。見逃せない! 0~1ヶ月ごろの赤ちゃんの成長記録1ヶ月ごろの赤ちゃんは一日の大半を眠って過ごしているようでも、抱っこしてもらったり、いろんな音を聞いて、日々小さな体験を積み重ねて成長しています。目は視力0.02くらいで近くのものはぼんやり見えるように。一番焦点が合う距離は20~30㎝と言われています。耳は妊娠中から聴こえていて、羊水のなかと聞こえ方は違ってもママの声やからだの音はよーくわかっています。鼻は、生まれたときから大好きなママのにおい(おっぱい)を区別するような、特別な本能をもっているそうです。口は、教えてもらわなくても、ちゃんとおっぱいが吸えます。口の周りに乳首が触れると反射的に口を向けて吸い付くことができるんです。手はぎゅーっと握っています。手のひらにものが触れると反射的に握ろうとしますが、意図的に持てるようになるのは半年ごろです。赤ちゃんの発達やしくみがわかると、子育てももっと楽しくなりそうですね。たくさん遊ぼう♪我が家の触れ合い遊び生まれたての赤ちゃんですが、我が家ではこんな触れ合い遊びをしています。ぽ〜っとした反応や、赤ちゃんらしい表情が見られるのも今だけ!見逃さずに日々過ごしたいです。【おしゃべり】赤ちゃんが「あ~う~」と声をだしたら、「あ~う~そうなの~」「おなかすいたのかな?」「○○だよね~○○ちゃん」などなど、たくさん話しかけています。すると「う~」とちゃんとお返事してくれるんですよ。赤ちゃんもお話しが好きなんですね♡【いっちにー体操】仰向けで両足を持って「いっちにー」と優しく曲げたり、伸ばしたりして交互に動かしてあげると笑顔に。でも、兄ちゃんたちのビリビリ体験の方がお気に入り。【つんつん、とことこ、こちょこちょ、ぶーん】赤ちゃんのほっぺをつんつん。お腹をこちょこちょしたらり、ひとさし指となか指でトコトコしたり、おくるまでぶーんとするとじーっと見つめてニャーっとします。ボールでころころするのもおススメですよ。ママやパパ、家族とたくさんのスキンシップで、赤ちゃんの五感を刺激してあげましょう。
2018年05月11日弟や妹が生まれた途端、上の子が赤ちゃん返りをして大変だった…という話はよく耳にしますね。実は、上の子の赤ちゃん返りに困ることなく過ごすコツは、ママやパパが子どもにどう接するかがポイントでした。今回は、下の子が生まれた時に知っておきたい、お兄ちゃん・お姉ちゃんへの対応についてご紹介します!■上の子フォローその1:おなかが大きくなってきたら始める「赤ちゃん返り予防」まずは、「弟か妹が生まれてくる」その日を、これからお兄ちゃん・お姉ちゃんになる上の子と一緒に、楽しみながら待ちましょう。上のお子さんの年齢にもよりますが、1、2歳でも「大きくなるママのおなかに“何か”がいてかわいがってあげないといけないんだ」ということは、わかってくれます。上の子に、おなかをよしよししてもらったり、声をかけてもらったりして、新たな存在の出現に妊娠中から慣れさせてあげてください。妊娠中は、走って飛びついてくるわが子をおなかで受け止められなくなったり、抱っこするのもためらったりと“いつもと違う状況”になっていきます。そういった“今まで大丈夫だったのに、してもらえなくなったこと”に対する上の子の気持ちを受け止める姿勢が大切。満足するまでギュッとしてあげたり、なるべく触れ合う時間を取るなどのフォローも大切です。上の子の赤ちゃん返りを防ぐには、下の子が生まれてからでは遅すぎます。おなかが大きくなってくる妊娠中からのフォローが重要なのです。■上の子フォローその2:“赤ちゃん返り”をかわすには「ミニママ・ミニパパ」役に任命いざ下の子が生まれてきたら上の子には「一緒に小さい弟・妹を育てよう」と、ママやパパの仲間になってもらいましょう。赤ちゃんのおむつを取ってくる・おしり拭きのケースを持ってきてフタを開ける・洋服をセットする・泣いていたらバウンサーを揺らしてあやす、など、手伝ってもらえることはたくさんあります。上の子の年齢に合わせて、お願いしてみましょう。ミニママ・ミニパパとして活躍してくれたら忘れずに「助かるな〜ありがとう」「ほら、◯◯ちゃん(弟・妹の名前)も喜んでるよ」と伝えることが肝心です。年が離れたお兄ちゃん・お姉ちゃんなら、おむつ替えまでお願いすると、ママやパパもグッとラクになりますよ。子どものお手伝いは、慣れるまでモタモタしたり危なっかしかったりして、見ていて心配になることも多いでしょう。上の子も、はじめのうちは好奇心で手伝ってくれますが、だんだん自分の遊びに夢中になって、お手伝いがおろそかに。でも、実はこれ、とても良いサインなんです! 下の子のお世話をひととおり手伝って飽き、自分の遊びに夢中になれるようになったということは、下の子への嫉妬も落ち着いて気持ちが安定してきた証拠。もう、ひどい赤ちゃん返りの心配もありません。ママやパパは、安心して下の子との時間をたっぷり取ってあげましょう。 ■上の子フォローその3:子どもの不安を取り除く魔法の言葉「大好きだよ」妊娠中から産後にかけて、いつもよりもたくさん言葉で「ママやパパは、◯◯(上の子の名前)が大好きだよ」と愛情を伝えてあげるようにしてください。「言わなくてもわかる」は子どもには通用しません。赤ちゃん返りをする大きな要因は「ママやパパを取られてしまう」「ママやパパは小さい赤ちゃんのほうを好きになってしまうんじゃないか」「ママやパパは自分を嫌いになるんじゃないか」という不安感にあります。なかなか面と向かって伝えづらい時は、夜寝る前の日課として「大好きだよ、おやすみ」と伝えるなど、習慣化するのもおすすめです。下の子が生まれてもママやパパからの愛情は変わらないとわかれば、安心して弟妹を受け入れてくれますよ。■赤ちゃん返り、三兄弟の場合はまさかの…わが家では、次男が生まれた時も、三男が生まれた時も、“上の子を優先”。「一緒に育てていこうね」という姿勢を取るようにしてきました。その結果、長男はいつも“お兄ちゃん”としてあれこれやってくれて、今もとても助かっています。ただ、お兄ちゃんが大好きすぎる次男は、長男が赤ちゃん(三男)ばかりかまうようになったので、いつもよりも甘えん坊になった時期がありました。それでも、根気強く「大好きだよ」と伝えながら、お手伝いをしてもらったり、次男優先で動くようにしたことで、ひどい赤ちゃん返りにはならずにすみました。赤ちゃん返りがあまりない子でも、ママやパパに甘えたい気持ちはどこかにあります。上の子がそっと寄り添ってくるような時には、ギュッと抱きしめてさみしい気持ちをカバーしてあげるようにしてくださいね。
2018年03月04日先日第3子の次男が産まれた我が家。第2子の長男にとっては初めて、自分より小さい弟が登場したわけなのですが…。ということで、今回のテーマは「赤ちゃん返り」です。では、どうぞ!!第1子の長女の赤ちゃん返りは、妊娠中は大したことなく、産まれてからは本当に激しかった(笑)。いったん癇癪(かんしゃく)を起こすと、何を言っても無駄で、ただ嵐が過ぎるのを待つ心境でした(これがなかなかつらい!!)。上の子にとっては、今まで自分だけのものだった両親を突然現れた赤ん坊に持って行かれたような気がして、世界がひっくり返るような衝撃なんでしょうね…。さて、今回第3子が生まれて一番影響を受けた長男はというと…。今までは家族でいちばん小さい存在だった…。なんだかんだで一番目をかけられて可愛がられていた…。それなのに、小さな弟の登場によって、そのポジションを取られてしまう!!!…と、本人が思ったかどうかは定かじゃないのですが、赤ちゃん用に友人から借りたバウンサーに誰よりも早く乗ってゆらゆらしていたのは、ほかならぬ長男でした(笑)そんな長男の姿がなんだかいじらしくて、グッとくるものがあります。新米お兄ちゃん、頑張れ…!!
2018年01月23日赤ちゃん返りの行動は、子どもによってさまざま我が家は、現在3歳になる息子と、1歳9ヶ月の娘のふたり兄妹。2人目を出産した先輩ママたちからお話をきくと、上の子の赤ちゃん返りはさまざまみたい。「1人でできていたことをやらなくなる」「よく怒ったり泣いたりする」「下の子を叩く」などなど…。下の子との年齢差によっても違ってくるようですが、中にはまったく赤ちゃん返りをしない子もいるよう。我が家の場合は2番目が生まれてすぐの頃、妹のお世話をしていると「ママだっこ~」「ママこっちきて~」とひっぱられたり、今思うと何か上手くできないと「怒ったり泣いたり」感情の起伏が激しかったような気もします。寝かしつけは、変な体勢で乗り切った!中でも大変だったのは、2人の寝かしつけ!お兄ちゃんが1歳半くらいの頃は耳を触りながら寝る癖があって、妹を抱っこで寝かせられなかったため、添い乳しながら寝かしつけていました。でも、添い乳しながらだとどうしてもお兄ちゃんには背を向ける姿勢になってしまうのです。お兄ちゃん的にはママの顔がみえないのはNGだし、耳も触りたい。私としてもお兄ちゃんに背中を向けるのは辛い…。そして最終的に、体は妹に向けて添い乳しながら顔は兄の方という変な姿勢で寝ていました(笑)。そのせいで腰が痛くなったりもしましたが、寝てくれるまではこの姿勢でなんとか頑張って乗り切りました。しかし、ふと気づけばいつからかお兄ちゃんの耳触るが→手を繋ぐという癖に。お兄ちゃんも、さみしい時期を乗り越えて成長してくれたのかなぁと思います。いま思えば、本当に大変な時期は一瞬だったのかも。2人の寝かしつけで悩んでるママさん、今だけですからファイトです!!疲れている日々こそ、ママの気分転換が大事♡兄妹ができるとどうしても「ママを取られてしまう…」「もう自分だけのママじゃなくなっちゃうかも…」と子どもながら不安に感じたりして、「もっと構って~」という気持ちから甘えたり、わがままを言ってしまうそう。わかってはいてもママだって1人の人間。イライラすることだってあります。でも子どものスヤスヤ寝てる顔をみてると、不思議とまた頑張ろうって気持ちになりますよね!私は寝かしつけてから好きな音楽を聴いたり読書したり、セルフネイルなどして気分転換してました。子どもへの対処も大事ですが、ママ自身が元気で笑顔でいられることが一番!ちゃんと説明すれば、わかってくれる2人目を妊娠中、上の子がまだ小さいと、お腹が大きい時に「だっこ~」ってなると思います。そんな時は「ママも抱っこしてあげたいけど、お腹が苦しくてできないんだ」ときちんと説明し、座った状態や横になっている状態で「ぎゅー」ってして乗り越えていました。他にも頭をなでなでしたり、手を繋いだりとスキンシップをなるべくとるように。他のママに聞いても、上の子の赤ちゃん返りの一番の特効薬は、スキンシップを忘れないこと!これは今でも変わらず気にかけています。子どもは、環境の変化に敏感また、最近職場復帰したのですが、一緒にいる時間が減ったからか、今までできていたことをやらなくなって「ママやって」と言うことも。パパがいても「ママがいい」と2人して甘えてきたり、ママの取り合いに…。弟妹ができた以外でも、職場復帰したり、保育園や幼稚園に通うと、子どもたちもの生活も変わります。環境が変わることで赤ちゃん返りしてママの愛情を確かめたいってこともあるよう。でもそれも、愛おしい成長段階のひとつ。ママもあまり考えすぎす、イライラしたらとりあえず深呼吸してみて!どんなに大変でもしっかり愛情を注いであげてれば、必ず子どもたちにも伝わります♡
2017年05月18日「一人目の育児も落ち着き、そろそろ二人目がほしい」と考えていた矢先、「気づけば2人目ができた」。そんなときに頭をよぎるのは第一子の存在ではないでしょうか。お母さんたちから「二人目ができたんですけど、やっぱり『赤ちゃんかえり』ってひどくなるんですか」とか「子どもにどう話せばいいのかわからない」といった質問がきます。そんなとき、必要なことは3つだけです。子どもにどう接したらいいのか、また親はどんな心構えでいればいいのかをご紹介します。1.新しい命の誕生を一緒に迎えられるようにする何よりも大切なことは「新しい命の誕生にわくわくする」ことです。大人もきっとわくわくしているはず、「どんな子が生まれてるんだろう」「男の子かな、女の子かな」。そういった気持を子どもと共有したらきっとすてきなお兄ちゃんやお姉ちゃんになってくれるはずです。そして、妹や弟の誕生を通して自分がどれだけ愛されて生まれてきたのかを感じる大切な時期でもあります。そのため、「 うさこちゃんとあかちゃん 」や「 おへそのあな 」など、子どもの誕生を解説する絵本を読みながら「○○ちゃんもママのおなかでこうやって赤ちゃんになったんだね」なんて言葉をかけてあげると良いでしょう。2.お兄ちゃん、お姉ちゃんになることを強制しない子どもは、妹や弟の存在を通してお兄ちゃんやお姉ちゃんになっていきます。そのため、生まれる前から「もうすぐお兄ちゃんになるんでしょ!」なんて言葉がけを繰り返すのはタブー。子どもからしたら「いやいや、お兄ちゃんになりたいなんて言ってないよ…」という気持ちになります。たとえ、すでに弟や妹がいるお友達に影響され「ぼく、お兄ちゃんになりたい!」と言っていた子どもであってもタブーです。なぜなら、お兄ちゃんやお姉ちゃんになることよりも、一人っ子の時間を大切にしてほしいからです。これからきっと長男長女という理由で我慢することが増えてきます。抱っこしてもらいたいときにしてもらえなかったり、お話を聞いてほしいときに聞いてもらえなかったり。そういった生活が始まる前に、たくさんお母さんやお父さんに甘えてもらいたいなと私は思います。3.「赤ちゃん返り」は恐れるものじゃない「赤ちゃん返り」とは一般的に成長した子どもが赤ちゃんのように甘えたり泣いたりすることを指します。子どもが「お母さんやお父さんが自分の存在を忘れてしまうのではないか」「自分に注目してもらえないのではないか」といった不安を抱えることで現れるものです。「これはわがままなのかもしれない」と厳しくするのは極力やめて、できるだけ受け入れてあげましょう。赤ちゃん返りとわがままの線引きが難しいという声をよく聞きますが、赤ちゃん返りは気持ちが満たされれば終わります。普段甘えないようなことで甘えてくるなど、実はわかりやすいものでもあるのです。しっかり受け止めて「大丈夫だよ、ママはいつだって○○ちゃんのことぎゅーって抱きしめてあげるからね」と温かい言葉をかけてあげるよいでしょう。
2017年05月09日赤ちゃんの肌はデリケートなため、赤ちゃんにふさわしいスキンケアが必要です。ここでは、赤ちゃんのためのスキンケア方法について見てみましょう。赤ちゃんのスキンケアはお尻が大切おむつには、紙おむつと布おむつの2種類があります。清潔を優先したい場合は、使い捨てタイプの紙おむつ、経済的なメリットを考えるなら何度も使える布おむつの選択肢があります。赤ちゃんのお尻は、肌がデリケートなため、紙おむつと布おむつそれぞれのメリット・デメリットを考えながら使うといいでしょう。紙または布おむつは、こまめに交換することが大切です。お尻についた排泄物を洗い流すため、空のペットボトルなどで簡易シャワーを作って、ぬるま湯でやさしく便を洗い流します。ぬるま湯で濡らした脱脂綿などでやさしく押し拭き、汚れを除去した後、新たな脱脂綿で水分を押しながら拭きましょう。便の回数が多いときは、ワセリンやベビーオイルなどを使ってお尻に薄く塗りましょう。便を皮膚に付きにくくするだけでなく、おむつかぶれの予防につながります。乳児に起こる肌トラブルおむつかぶれは、お尻や肛門、性器などに炎症が起きて、その炎症が太ももあたりにまで広がる皮膚疾患です。原因は、尿と便の排泄物、おむつによる蒸れと擦れ、そしてカンジダ菌とよばれる菌の繁殖などが考えられます。尿と便が混ざり合うことで、雑菌や微生物にとって繁殖しやすい環境となり、繁殖の影響で肌に強い刺激を与えることになります。とくに、下痢の場合だと、刺激がさらに強くなるといわれています。おむつによる蒸れは、尿と便に関係なく、赤ちゃんの汗や体温などによって高温多湿状態になり、肌がふやけ、少し刺激しただけでも傷つきやすい状態になります。擦れは、おむつのギャザーによるものと考えられます。おむつのギャザーとは、おむつのウェスト部分と足のつけ根の部分がゴムのように伸び縮みし、尿や便などが外にもれないようにするための重要な役割を持っています。しかし、ギャザーが当たっている部分に擦れが生じ、それが炎症につながる可能性も考えられるでしょう。また、カンジダ菌の繁殖によって炎症が起きることもあります。他の原因によって発生したおむつかぶれと区別するため、「乳児寄生菌性紅斑(にゅうじきせいきんせいこうはん」と呼ばれています。「乳児寄生菌性紅斑」については『乳児の「おむつかぶれ」の原因とケア方法』 (で詳しく解説しています。生後3か月の赤ちゃんのケア生まれてから3か月くらい経過すると、赤ちゃんは母親の女性ホルモンの影響を受けることによって皮脂の分泌が活発になってきます。とくに皮脂の分泌量が多くなるのは、顔と頭の皮膚です。それにともなって現れやすい皮膚症状は、新生児挫創(しんせいじざそう)や頬と身体のかさつき、3か月以下だとアトピー性皮膚炎や乳児湿疹などがあげられます。新生児挫創とは、生まれてから2週間から3か月くらいになると、ニキビのように黄色やピンク色のポツポツとしたものが皮膚に現れるというものです。男の子に多く見られますが、かゆみや痛みの症状がないのが特徴です。赤ちゃん用の石けんなどを使って、患部となるところを丁寧に洗って皮脂の汚れを一掃しましょう。毎日欠かさず行えば、1〜2か月程度で消えてキレイになるでしょう。赤ちゃんのケアは、赤ちゃんの身体を清潔に保つことが第一ですが、衣服などを常に清潔に保つことも大切です。生後4か月の赤ちゃんのケア生まれてから4か月ぐらい経過すると皮脂の分泌量が減り、それにともなって肌が乾燥しやすい「乾燥肌」状態になります。赤ちゃんに対する乾燥の保湿ケアが中心となります。ケア方法は、常に清潔に保つことが第一です。普段どおりのケア方法で問題ないといえますが、ベビーローションやベビーオイルがケアの主役となるでしょう。それらを身体に塗るおすすめのタイミングは、入浴後です。入浴後にベビーオイルなどを塗ると馴染みやすく、また入浴によって潤った皮膚のカバーとなり保湿効果が高まります。乾燥しやすい部位だけを塗るのではなく、全身に塗るようにしましょう。全身の保湿ケアを行うことで、あせもやおむつかぶれの予防につながります。陽射しの強い日に外出する際は、赤ちゃん用の日焼け止めクリームなどを塗りましょう。紫外線は、夏になると量が増え、乾燥肌状態である赤ちゃんにとっては大敵です。日除け機能があるベビーカー、帽子、肌が露出しない衣類などを使って、紫外線対策を行いましょう。ケアのし過ぎには注意赤ちゃんの肌は、大人と違ってデリケートです。清潔に保つことはもちろんですが、ケアのし過ぎはかえって逆効果です。たとえば、便や尿などの排泄物がないにもかかわらず、1日何回もケアしてしまうと、皮膚の皮脂をはぎ取ってしまい、皮膚のバリア機能が低下した状態になります。そうなると、皮膚疾患になりやすい環境につながりやすいため注意しましょう。監修:馬渕知子
2017年05月03日甘えが出るのはママとの良い関係ができているということ。子どもの望みを見極め、気持ちを満足させてあげることを一番に考えてほしいと言う石川洋子さんにお話を聞きました。Q.【2歳の息子】食事中に飽きると、私の膝の上で食べたがります現在2人目を妊娠中です。全力で息子と遊べないので2歳なりに我慢しているのだろうと、つい甘やかしてしまいます。ご飯のときも途中で飽きると必ず「ママのお膝で食べるー」と私の膝の上に。下の子が産まれたら抱っこも今までのようにできないと思うと、ついそのまま食べさせてあげることも。保育園では自分でできるので、家でも自分の席で食べるように注意するべきか迷っています。[神奈川県・ぴーすけママ]illustrationATFT GRAPHICS.A.食後に抱っこして、一緒に楽しむ時間をつくって食事の場面で少し赤ちゃん返りをしているのかもしれませんね。おうちは甘えがそのまま出せる特別な場所ですから、保育園と同じにする必要は全くありません。子どもがママの膝で食べたがるのは、抱っこして、僕の方を見てお話してという気持ちの表れ。そのまま膝の上で食べさせてもいいですし、「ご飯を食べてごちそうさましたら、ママのお膝でお話しようね」とか「一緒に歌を歌おうか」と代案を出してもいいですね。後で抱っこしてもらえるというイメージが子どもの中に定着すれば、膝で食べなくても済むようになっていきます。育児には正解なんてないんです。子育ては60点、時には50点でいいと私は思っています。100点の子育てを目指してしまうと、子どもにも100点を要求したくなってしまいます。一番大事なのは子どもの気持ちなので、子どもの甘えやわがまま、失敗を許し、OKと言ってあげる幅を増やすと子どもは落ち着いてきます。赤ちゃん返りのときはなおさら、「◯◯ちゃんもママのおなかの中にいたのよ」「ずっと抱っこしてたのよ」と言ってください。ママは僕のことが好きなんだなと分かれば安心して、今度は自分の興味を広げたり友達と遊んだりすることにエネルギーを向けていくようになります。
2017年03月29日こんにちは。子育て研究所代表の佐藤理香です。下の子ができると、兄や姉の“赤ちゃん返り”がはじまります。早いと妊娠中からはじまり、場合によっては年単位で続いてしまうこともあるようです。すでに卒乳しているはずなのに赤ちゃんと同じように母乳を飲みたがる、トイレトレーニングが終わっているのにオムツに逆戻りする……などが赤ちゃん返りの例として挙げられます。対策としては、“下の子よりも上の子を優先する”ということをよく聞きますが、それでもなかなかうまくいかないものです。そこで今回は、先輩ママの体験談を参考にして、具体的な赤ちゃん返りの対処法をご紹介します。●(1)兄姉の赤ちゃんのときを振り返る『赤ちゃんのときのアルバム、スマホに保存しておいた写真や動画を見せながら、「○○ちゃんが生まれてうれしかったよ~」「大好きで抱っこばっかりしてたのよ」「こんなに小さかったんだね」などと声を掛けながら振り返りました 。上の姉ははにかみながらもとてもうれしそうで、これをやり始めてからはあまりイライラしなくなりました』(36歳・2児ママ)●(2)上の子どもと2人の時間をつくる『週1回3時間は、上の子と2人だけで遊びに行く時間にしています。毎週必ず私を独占できる時間があるとわかっているので、「次は△△に行こう!」と楽しみにしてくれるようになりました。ママと向き合う時間が確保できたことで落ち着いた ようです。主人や母、義母から協力を得るのが少し面倒でしたが、意外と私にとってもリラックス効果が高かったです』(33歳・2児ママ)●(3)赤ちゃんと同じことをさせてやる『抱っこしていると「ぼくも!」、授乳していると「ぼくも!」という感じで、はじめはイライラしました。この際、同じことをさせてみようかと思い「どうぞ!」と言うようにしたら、はじめは赤ちゃんと同じことをしましたが、すぐにやらなくなりました 。恥ずかしいと思ったのかな。自分はもう赤ちゃんじゃないんだ、と思ったのかもしれません』(42歳・3児ママ)●(4)頑張ったことは褒める・感謝する『赤ちゃんのそばにオムツを散らかすなどの困る行動が増えました。よく聞いてみると、赤ちゃんのためにオムツを持ってきた“手伝い”だったようで、ハッとしました。それからは、少しでも頑張ったことはそれまで以上に大げさに褒めたり感謝したり するようにしました。上の子自身も赤ちゃんに優しくなり、姉としての自覚が芽生えたように思います』(38歳・2児ママ)●(5)自分でできる経験を増やす『下の子が生まれるまでは、何でも私が手出しをしていました。しかし、2人目ができてからは手出しをする余裕もなくなりました。洋服や食器の場所を子どもが届く位置に移動したりして、自分で着替えをもってくる、自分で食器を出すなど、“自分でやる”という経験を増やしました 。できたら認めてあげました。本人も自分でできることが増えて自信がついたようで、グズグズしなくなったみたい』(35歳・2児ママ)●(6)スキンシップを意識して『赤ちゃんとは授乳や抱っこで肌を触れ合わせる機会が多いですよね。気がつくと、上の子とは全然触れ合ってなくて、寂しい気持ち全開だったと思います。時折、ギュッと抱きしめてチュッとしたり、こちょこちょしたり……そうすると上の子もうれしそうで、ストレス発散になっている のかな~と思いました。スキンシップは毎日とりましたよ』(31歳・2児ママ)----------いかがでしたか?ちなみに筆者宅では、赤ちゃんのときを振り返るのとスキンシップが効果的でした。スキンシップに関しては、子どもが喜ぶのもありますが、筆者自身が子どもの「キャッキャッ」という声を聞きたくて、今でも毎日やっています。先輩ママの体験談をもとに、お子様にあう対処方法を見つけてみてくださいね!●ライター/佐藤理香(株)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年11月17日こんにちは。イラストレーターの栗生です。今年もまた暑い季節がやってきましたね。四季の移ろいが早すぎて、爽やかだった5月や6月頃の残像が見えるようです。そういえば去年の夏、赤子はどんなだったかな、何してたっけかなぁとiPadのアルバムを見返したところ、ブレブレの写真が多数。どうやらムチムチボディを躍動させて遊ぶわが子が写っているようです。去年の7月には寝返りをすっかりマスターし、四つんばいの練習に励んだり、腹ばいになって頭と両手足を浮かせてバタバタ羽ばたいていたりしたっけ…。世の中にはこのしぐさ(腹ばいで両手足をバタバタさせる)をする赤ちゃんばかりではなく、うつぶせが嫌いで泣いてしまう子もいると聞きます。長女がまさに「(腹ばいでも手足をバタバタ)しない子」だったので、下の子で初めて目にしたときは「おお、これがうわさの飛行機ブーン!」と身悶え、ひたすら写真に収めまくったのでした。1年前は立つことも座ることもできなかった赤子ですが、1歳5ヶ月の現在は歩くことに夢中です。本人は布団の上で一生懸命羽ばたいていたことなんて、きっと覚えてもいないでしょう。と思うと、なんだかこのしぐさが急に懐かしく思えてきました。またいつかどこかでお目にかかりたいものです。今日のカルタ「両手両足羽ばたかせ」
2016年07月13日相手の視点でものが見られるようになるのは4歳から6歳といわれ、失敗しながら相手を思いやる言動を学んでいきます。失敗を否定せず、学びに変える関わり方を見ていきましょう。illustrationATFT GRAPHICS.Q.友達や妹に対して威圧的な言い方をします年長の長女のことで悩んでいます。下に年少の妹と1歳の弟がいます。妹や友達から「貸して」と言われて貸したくないときに「今使ってるのー!」と威圧的な言い方をします。きっと私がそういう言い方をしているときがあるのでしょう。優しいお姉さんの面もあるのですが、注意しても直りません。キツイ言い方のせいで友達から仲間外れにされたら…と心配です。[埼玉県・かなころ]A.ママが優しい言い方のモデルになってあげて子どもは周りをモデルにしながら話し方を身に付けていきますが、ママがモデルとは限りません。近所のお姉さんをマネしているのかもしれないですよ。今は周りとの関わりの中でコミュニケーションの取り方を学んでいる時期。キツイ言い方をして時に失敗しながら成長している途中です。そして、自分の気持ちを言えるのはとても大事なこと。子どもの気持ちを認めて「1回使ったら貸してあげようね。ママだったらそうするな」というように、いつも近くにいるママが優しい言い方のモデルになってあげましょう。それを吸収してコミュニケーションの取り方を学んでいけば、仲間外れを心配することもなくなるはずです。優しいお姉さんの面もあるとママはちゃんと分かっているので、「○○ちゃんは優しいね」と言葉に出して伝えてあげてくださいね。言葉にしないと子どもには通じません。また、年長さんといってもまだまだ甘えたい年頃。ほんの5分でも10分でも、上の子と二人だけで過ごす時間をつくりましょう。忙しいとつい後回しになりがちですが、時間ができたら真っ先に、ママから声を掛けてください。子どもが「私のことをちゃんと見ていてくれる」と感じられることが大切です。
2016年07月06日どうもこんにちは、栗生です。季節の変わり目ゆえか赤子が熱を出してしまい、久しぶりに小児科を受診してきました。小児科に行けば必ずと言っていいほど赤子の泣き叫ぶ声を聞くことになるのですが、我が家の赤子は泣き声が聞こえた途端緊張した面持ちになり、まだ何もされていないのに泣いてしまうこともしばしば。そういえば、産後すぐの赤ちゃんも、ほかの赤ちゃんに共鳴するかのように泣いていた気がします。私が出産した産院では、食事のときはダイニングルームに移動するのですが、そのとき赤子も一緒にベッドに乗せて移動します。ママたちが食事をしている間、壁際にずらりと並んだ新生児たち。そのうち1人が泣き出すと、ほかの子もザワ…ザワ…となり、つられ泣き。最初は「誰かな~」「うちかな~」「新生児の泣き声似てるね~」などと談笑しているのですが、泣きが本格的になってくると、お母さんがたは食事もそこそこに赤子のベッドを押して去っていくのでした。また、上の子が生まれて半年ほど経った頃、赤ちゃんがいる知り合いのお宅にお邪魔したときのこと。赤ちゃんはそれぞれ床に転がったり抱っこされたりして、おとなしくしていたのですが、一緒に写真を撮りましょー!と隣同士に並ばされた途端、片方がヘアー!と大泣き。それを見たもう片方もなんだかわからんがホゲアー!と泣き始め、大人たちはアラアラマアマアと言いながら各自赤子をあやしたのでした。赤ちゃんの泣きの連鎖、面白いですね。今日のカルタ「もらい泣き つられ泣き」
2016年06月08日子どもが喜ぶ言葉掛け子どもは、ママに言葉を掛けてもらうだけで、ほっとしたり楽しくなったりします。「何をしてあげればいいんだろう」と迷ったときは、まず元気になる言葉掛けをしてみましょう。illustrationKAWAZOE MutsumiQ、息子と一緒に楽しく全て子どもに聞いてみて私はもともと子どもが苦手です。4歳の息子に遊びに誘われても、何をしていいか分かりません。電車遊びをしていて、「お母さんはこの電車にしよう」と言ったら「ダメ!」と言われ、息子の世界に入っていけません。ボール遊びでは、淡々と蹴るだけで私は楽しめず…。主人が子どもと楽しそうに遊んでいるのがうらやましいです。楽しく遊んであげるには何をしたらいいですか?[京都府・にゅ~まま]A、遊びで分からないことは全て子どもに聞いてみて一人っ子や姉妹で育ったお母さんは、男の子の遊びが分からないということがあります。男の子と女の子の遊びは違うので、戸惑うのかもしれませんね。4歳にもなれば子どもは自分が遊びたいものがはっきり決まっていますから、「私が何かしてあげないと」と考え過ぎなくていいんです。遊びのリーダーは子どもに任せて、「何して遊びたいの?」と尋ねてみましょう。「ダメ!」と言うのは自分の想像の世界と違うから。「お母さんは何をしたらいい?」と聞けば得意になって教えてくれるはずです。また、子どもは気に入った遊びを繰り返したがるものです。お母さんには淡々と感じられるボール遊びも、お子さんは楽しんでいるでしょう。お母さんが疲れてしまうなら、「取ってきてね」と子どもを走らせてお母さんは同じ所で相手をしてあげたらいいんです。「すごく速かったね」とか「強く蹴れたね」など子どもの様子を言葉にしてあげてください。そのときのポイントは否定的な言葉を使わないことと、しつけを持ち込まないことです。まずはパパやお子さんが遊んでいる様子を見て、「楽しそうね」と言葉を掛けるだけでもOK。楽しい会話があれば、それだけでお子さんは遊んでもらったと満足するはずですよ。Q、赤ちゃんの世話で忙しく上の子が寂しそうです5歳の男の子がいます。赤ちゃんが生まれてから、お世話している間はどうしてもお兄ちゃんを待たせてしまうので、寂しそう。お利口に待ってくれたお兄ちゃんを満たしてあげる方法があれば教えてください!今までお兄ちゃんだけに時間を使ってきたのでかわいそうな気がしています。[大阪府・かずママ]A.手は掛けられなくてもたくさん言葉を掛けてあげて赤ちゃんのオムツを取り替えながら「気持ち良くなったね」と声を掛けると赤ちゃんは安心しますよね。それと同じように、5歳のお子さんもお母さんから関心を向けてほしいと思っています。おとなしくていい子であればあるほど自分の気持ちを言えないので、上の子は寂しくなりがちです。「○○ちゃんのオムツを取り替えたら、おやつにしようね」とか「寂しそうだね、ごめんごめん。何かお話しようか」など、たくさん言葉を掛けてあげてください。大事なことはお母さんとつながっているという感覚を子どもが持てるようにすること。そのために、必ずしも抱っこしたり一緒に遊んだりしなくてもいいのです。お母さんの愛情を感じれば、心が安定します。昔のお母さんたちは、赤ちゃんをおんぶしながら洗濯して、上の子とおしゃべりするなど、同時に3つくらいのことをやっていました。今のお母さんたちも、ぜひマルチタイプになってほしいですね。それから、子どもをかわいそうと思ってはいけませんよ。子どもは立派な能力を持っている存在です。「○○くんがいてくれて助かるな」と大人扱いしましょう。ママに近い存在になったと感じて、子どもはうれしい気持ちになります。
2016年05月11日【ママからのご相談】先月、第2子を出産しました。上の子とは2歳3か月違いの男児です。イヤイヤ期と重なるので、上の子の赤ちゃん返りを心配していました。 思いのほか頑張ってお兄ちゃんをしてくれているな、と思っていたら、風邪をひいて治ったとたん、すさまじい赤ちゃん返りを始めました。授乳やおむつ替えの邪魔をされて、「ダメ!」と言うとそのたびに泣きわめいて癇癪(かんしゃく)を起こすので上の子をかわいくない、とさえ思ってしまうこともあります。何か良い対処法は無いでしょうか。●A. まわりに頼りながら、上の子・下の子それぞれに向き合う時間をつくってみましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。産後の疲れも癒えぬまま、下の子のお世話に加えて上の子のケアまで、となるとさすがのママもクタクタになってしまうと思います。この時期は特に無理をせず、まわりに頼って上の子・下の子それぞれとのんびりした時間を過ごすだけで十分です。今回は、上の子の赤ちゃん返りを経験した先輩ママの体験談をご紹介します。●赤ちゃん返りとは赤ちゃん返りとは、それまでできていたことができなくなったり、赤ちゃんと同じような行動をとったりなどの行動で寂しさを示す症状です。「もっと自分を見て欲しい」、「自分より赤ちゃんのほうがママは大切なのでは?」、「成長したいけど、ママのもとから離れていくのが不安」という感情から赤ちゃん返りをする子が多いようです。赤ちゃん返りをするきっかけはさまざまで、ママが妊娠したり、下にきょうだいが生まれたりという理由だけでなく、卒乳やママの仕事復帰、トイレトレーニングの開始など、親から自立していく成長の区切り であらわれることもあります。●先輩ママの赤ちゃん返り体験談『上の子(女の子)が2歳4か月のとき2人目(男の子)を出産。産後何をするにしても思い通りにいかないとすぐにギャン泣き。イヤイヤ期だからかな?と思っていたのですが、突然ハイハイをしだしたり哺乳瓶を吸ってみたりしていて、赤ちゃん返りしてるんだ!と気づきました。「おむつを、とってきて」、「赤ちゃん泣いてるね、いいこいいこしてあげよう!」などお手伝いしてもらうようにして、成功したらとことん褒めました 。すると少しは気持ちが落ち着いたようで、手がつけられないほどの癇癪はなくなりました。女の子は世話好きなので、お手伝い作戦成功しやすいかも』(20代/2児のママ)『6歳、3歳、0歳の育児中、真ん中の子が赤ちゃん返りしてました。わたしの前ではふつうに見えたのですが、母の家に上の子2人が泊まりに行った際指しゃぶりを、突然しだしたらしく、母に「赤ちゃん返りしてるんじゃない?」と言われました。そんな馬鹿なと思ってたのですが、わたしのいない隙に赤ちゃんを叩いているのを目撃してしまい……そこでようやく寂しい思いをさせていることに気づきました。そこから毎日真ん中の子を抱きしめたり真ん中の子の好きなメニューを続けて出してあげたり、いろいろがんばりました』(30代/3児ママ)『トイレトレーニングを完了していたはずの長男でしたが、下の子が産まれると途端にトイレでできなくなりました。「オムツを履きたい」と訴えてきたのですが、ここで振り出しに戻したら意味がない! と思い、何度も漏らしながらも半年間またトイトレをさせて、何とか克服しました!』(30代/2児ママ)●上の子、下の子2人を同時に完璧にお世話しようとしないことがコツいかがでしたか?手のかかる小さい子どもを2人同時に100%対応する、ということはどんなに要領のいいママでもほぼ不可能 。上の子との時間に下の子が泣きだしたら、少し下の子には待ってもらって必ず上の子に何度も声をかけて下の子のお世話をする。時にはパパやおばあちゃんに下の子を預けて上の子とお出かけする、なども効果的な方法。ママにとって赤ちゃん返りは本当に困惑してしまう悩みの種ではありますが、それだけママがお子さんに愛されている証拠。そして、今までママに愛されていたことが十分に伝わっていた証拠でもあります。落ち込む必要は何もありませんよ。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年05月09日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日こんにちは、栗生です。保育園の慣らし保育が終わり、「ようやく仕事ができる~」と思ったのもつかの間、1歳児が熱を出して3日間お休みとなりました。集団生活1年目あるあるですね…(遠い目)。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ふ」。寒さの厳しい冬場、手足の先までモッコモコのジャンプスーツを着ている赤ちゃんを見かけることが多くなった気がします(暖かい地域ではそうでもないかもしれません)。このジャンプスーツ姿の赤子の着ぐるみっぽさがたまらなくて、街で赤ちゃんを見かけるたびに、ついつい目で追ってしまうのです。さらに言うと、前向きタイプの抱っこ紐にモコモコ赤子をインした親御さんがこっちに歩いてくるとき。あれ、どうしても目がそらせなくて5秒間ほど見つめてしまうことがあります。見知らぬファミリーをガン見するとは大変失礼なことと存じ上げているのですが、モッコモコのかわいい赤ちゃんを、見るなと言うほうが無理なのです。ところで、防寒着以上に強力なぬいぐるみ感を放っているのがベビー向けの仮装用衣装。去年のハロウィンはなんとなくスルーしてしまいましたが、後からテンション高めの衣装を着せられた赤ちゃんの画像を検索しては身悶えている始末です。親のエゴと言われようともかわいいものはかわいいのです。今年は何か着せてみようかな…。今日のカルタ「冬はぬいぐるみ化する」
2016年04月20日駄々をこねる子どもが泣いたりぐずったりして本音を出すのは「心のガス抜き」のために必要なこと。子育てアドバイザーの萩原光さんにお話を聞きました。Q、初めての体験や場所を嫌がるときは?3歳の息子は初めての体験や場所が苦手です。連れていこうとすると、泣いて「嫌~!」と駄々をこねます。でも、先日おじいちゃんと初めての理髪店に行ったときはお行儀良くしていたらしく、びっくりしました。そばにいる人によって子どもが対応を変えることはあるのでしょうか?[大阪府和泉市・そうママ]A,、嫌な気持ちを認めながら頑張る気持ちを育てよう一緒にいる人によって子どもの様子が変わるのは、珍しいことではありません。おじいちゃんと一緒のときはお行儀良くしていたと聞いて、お母さんは自分の対応が間違っていたと思ったかもしれませんが、そんなことはありませんよ。お子さんは、お母さんには安心して本音を出せるけれど、おじいちゃんには自分の気持ちを出しづらくて緊張していたのでしょう。無理して頑張っていたのかもしれません。感受性が強く繊細な子どもにとって、初めての体験や、初めての場所というのは緊張や不安が高まります。「初めて」を避けられる場合もありますが、成長していく上では慣れていくことも必要です。そこでお母さんとしては、「嫌がらないの!」ではなく、「嫌だね~。でも頑張ってみよう」とか、「泣かないの!」ではなく、「泣いてもいいからチャレンジしようね」と声を掛けて、子どもの気持ちに共感しつつ応援することが大切です。泣いたりぐずったりして不安や緊張を吐き出すことは、心のガス抜きになります。本音が出せなくて気持ちをため込みながらチャレンジするよりも、心のガス抜きを認めてもらいながら乗り越える方が子どもは楽なんです。そうして経験を重ねていくうちに、初めてのことにもだんだん慣れていくと思います。Q、「できない~」とぐずるとき自分でやるよう促すべき?5歳の長女は、時々、明らかにできることや今までできていたことを「できない~」と言って、泣いてぐずります。ただ構ってほしいだけなのでしょうか。私が代わりにやったり手を貸したりした方がいいのでしょうか。それとも、「できるでしょ」と自分でやるように促した方がいいのでしょうか?[神奈川県秦野市・でんでん]A、「できるよね」と促したり手を貸したり、バランスが大切子どもがこういう行動をするときは、理由があるものです。例えば園でプレッシャーを感じる場面が増えると、赤ちゃん返りのような行動で心のバランスを取ろうとすることがあります。お子さんも、もしかすると何か不安なことがあるのかもしれませんね。でも、原因を無理に探ろうとすると逆効果になる場合もあります。原因を探るより、「子どもなりに何かストレスを抱えているんだろうな」という姿勢で見守ることが大切です。理解あるまなざしは必ず子どもに伝わり、それだけで気持ちが楽になるものです。お母さんの接し方ですが、どちらかに偏るのではなく、時には手を貸してあげたり、「できるよね」と促したり、バランスが大事です。泣いてぐずるという行為はストレス解消に必要不可欠です。すでにお子さんは自分でストレスを吐き出すことをしていますから、「泣きたくなっちゃったんだね」とか、「いつも頑張っているから、たまにはヤダヤダって言いたいよね」と共感してあげれば大丈夫。心行くまで泣いた後は、すっきりしてまた元気が出てきますよ。illustrationKAWAZOE Mutsumi
2016年04月13日