俳優の船越英一郎が主演を勤める、明治座創業150周年記念舞台『赤ひげ』が10月28日に開幕した。芸歴40周年を迎えた船越にとって、63歳にして初めての舞台挑戦。原作は、小石川養生所の医師である主人公の「赤ひげ」こと新出去定(にいで・きょじょう)の活躍を描いた山本周五郎の傑作小説『赤ひげ診療譚』。船越はBS時代劇『赤ひげ』でも、赤ひげを4シーズンにわたり演じており、思い入れの強い役どころだ。同日行われた合同取材会に出席した船越は、「初舞台の初日にあんなにお客様たちから大きな暖かい拍手とスタンディングオベーションまでいただいて、カーテンコールもダブルまでは練習したんですけど、今日あんなに何度も幕が開いて感激いたしました」と感無量の面持ち。本作が医療ドラマである点に触れ「我々が皆様の身体を治すわけにはいきませんけれども、ご覧になった方たちの心に、何かあったかい種みたいなものを、植えつけられたらというのを、最後まで目標に向けて努めていきたいと思います」と意気込みを語った。合同取材会には船越をはじめ、共演する新木宏典(保本登役)、崎山つばさ(津川玄三役)、猪野広樹(森半太夫役/Wキャスト)、高橋健介(森半太夫役/Wキャスト)、菅井友香(お杉役)、山村紅葉(お光役)が同席した。緞帳が降りる際に、船越だけが一歩前に出てしまったエピソードを高橋が明かすと、当の船越は「全然気づきませんでした。(新木に向かって)お前、隣にいるんだから言えよ!」と苦笑い。「前に出てるなぁ~って思ってました(笑)」(新木)、「わからなかったんだから、あれ!」(船越)と息の合ったやり取りで笑いを誘っていた。稽古中の苦労を問われると、新木は「セリフ量です」と即答し、「稽古場では、あの大きなセットを確認できないので、台本だけじゃなくて、頭の中でセットを想像しながらの稽古だった」と回想。崎山も「場当たりが本当に大変」「タイミングの取り方とか、暗転中にはける導線とかっていうのが一番大変でした」と同意した。また、菅井が「演出の石丸さんがすごく愛のある厳しさをたくさんプレゼントしてくださって(笑)」と振り返ると、船越はすかさず「ハッキリ言っていいよ、怖かったんだろ?」とツッコミ。菅井は「そうなんです(笑)。でもそれぐらい熱量もあるご指導を日々日々してくださった」と笑顔を見せた。養生所で女中として働くお光を演じる山村は、「お稽古時間が夜9時くらいまであるので。それから飲むお店が開いていないっていうのが一番困りました」と“紅葉節”を披露。船越とは数々のドラマで共演しており、「みんなにも私にも気を使ってくださって、おいしい食べ物だけじゃなく、声もかけていただいて、本当に温かいお稽古場だったと思います。それが多分作品にも出たのかなとも思います」と船越の座長ぶりに感謝を示していた。舞台『赤ひげ』初日取材会より<公演情報>明治座創業150周年記念『赤ひげ』原作:山本周五郎『赤ひげ診療譚』(新潮文庫刊)より脚本:堤泰之演出:石丸さち子出演:船越英一郎新木宏典 崎山つばさ猪野広樹・高橋健介(Wキャスト)菅井友香 / 山村紅葉2023年10月28日(土)~11月12日(日)会場:東京・明治座チケット情報:公式サイト■東京公演■大阪公演
2023年10月30日俳優の船越英一郎が、明治座創業150周年記念舞台『赤ひげ』の合同取材会に出席した。芸歴40周年を迎えた船越にとって、63歳にして初めての舞台挑戦。「恥ずかしながら今回初舞台・初座長です。そして、この作品、歴史ある明治座さんの150周年記念作品ということで、大変な栄誉と、そしてとてつもない重責を担って挑むという形になりました」と意気込みを語った。原作は、小石川養生所の医師である主人公の「赤ひげ」こと新出去定(にいで・きょじょう)の活躍を描いた山本周五郎の傑作小説『赤ひげ診療譚』。船越はBS時代劇『赤ひげ』でも、赤ひげを4シーズンにわたり演じており、思い入れの強い役どころだ。赤ひげ役を勤める、これ以上ない初舞台に「この『赤ひげ』という舞台、あるいは赤ひげという役は、私にとってはライフワークにしたいなとずっと思っている役でございますから、その役に挑める幸せだけをきっちり見つめながら、頑張っていこうと思っております」と背筋を伸ばした。初舞台の苦労を問われると「全部苦労でございます!」と即答。「さあ、地獄を見るのか天国を見るのか、ドキドキした状態でいます。今のところ稽古場は、皆さんのおかげで大変楽しく、辛いきつい中でも楽しく稽古をさせていただいております。これでどんどん本番の足音が近づいてくるとね、どうなりますことやらという感じですが」と武者震いした。会見には船越をはじめ、共演する新木宏典、崎山つばさ、猪野広樹、高橋健介、河相我聞、菅井友香、山村紅葉が出席。船越とは数々のドラマで共演してきた山村は、「舞台の最初の顔寄せで、『僕は初舞台なので、皆さまの力を借りて』とか、すごく謙虚におっしゃって、2時間ドラマの帝王と呼ばれているお方なのにとも思いましたが(笑)、考えてみるとドラマの現場でも、主役だとか全然偉そうな感じはなく謙虚な方なので。いつもの船越さんで、だからすごく稽古場は楽しいです」と“座長”船越に期待を寄せていた。また、新木、崎山らフレッシュな顔ぶれとの共演について、船越は「みんなが赤ひげと触れ合う、向き合うことによって少しずつ自身の殻を破り、成長を遂げていかなければならない。僕は青春ドラマだと思っています」と語り、「稽古場では厳しく若い連中をしごき(笑)、その方たちの向かってくるエネルギーを私は吸い取っています」と大いに刺激を受け取っている様子だった。最後に船越は「どうしても『赤ひげ』というと、憂鬱な暗いイメージを抱きがちな方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん原作の持つテーマはきちんと描きつつも、どなたも楽しんでいただけるような、笑って泣いて、そして最後は心を揺さぶって、観劇後はちょっと皆さんの視線が上を向いているんじゃないかというような一大エンターテインメントを目指して、今猛稽古中でございます」とアピール。会見では、主題歌『人間賛歌』を歌う坂本冬美からのメッセージも紹介された。<公演情報>明治座創業150周年記念『赤ひげ』原作:山本周五郎「赤ひげ診療譚」(新潮文庫刊)より脚本:堤泰之演出:石丸さち子出演:船越英一郎新木宏典 崎山つばさ猪野広樹・高橋健介(Wキャスト)菅井友香 / 山村紅葉2023年10月28日(土)~11月12日(日)会場:東京・明治座チケット情報公式サイト■東京公演■大阪公演公式X(旧Twitter)@akahige_stage()
2023年09月29日NHKのBS時代劇『赤ひげ』は2017年にシーズン1が放送されて以来、断続的にシリーズが続いている。小石川養生所の医師である主人公の「赤ひげ」こと新出去定(にいで・きょじょう)を演じているのは、船越英一郎。以前は「2時間ドラマの帝王」と呼ばれていた船越にとって、山本周五郎『赤ひげ診療譚』を原作とする『赤ひげ』は時代劇初主演作であり、新たな代表作となった。そして2023年、その『赤ひげ』の舞台化によって船越は63歳にして初めて舞台に挑む。『赤ひげ』を自身の「ライフワークとしていきたい」と語る船越にとって、これ以上ない初舞台だろう。赤ひげの下、養生所で働く若き医師たちを演じるのは舞台を中心に活躍中の俳優たち。そのうち、彼の登場で物語が始まる、いわば観客と共に『赤ひげ』の世界に入っていく保本登(やすもと・のぼる)を演じるのは、新木宏典。「これだけの芸歴のある方が今でも新しいことに挑戦されるなんて、本当にかっこいいですよね。ビジュアル撮影の時に船越さんにお会いして、すごく物腰の柔らかい、必要な言葉を感じ取って口にしてくださる方だと感じました。稽古が始まることをとても楽しみにしています」と語った。そして、森半太夫(もり・はんだゆう)(猪野広樹/高橋健介のダブルキャスト)と共に以前から養生所で働いていた津川玄三(つがわ・げんぞう)を演じるのが、崎山つばさ。新木のことは「兄貴」と慕っているという。「宏くん(新木)と同い年の兄がいるんですよ。だから僕にとっては“東京の兄貴”。役者として、男として、そして人間として、常にかっこいい背中を見せてくれる人。演技についても本当に細かいところまで見て、『俺はこう思うけど、こうしたらもっと良くなる可能性もあるよね』とさらっとアドバイスをくれます。他人に対してそうそう心を開けるわけではない僕でも、宏くんにはすぐに心の扉を開きました」一方の新木にとっても、崎山は大切な存在であることがうかがえる。「つばさは社会人として完璧。大人で、社交的な部分も含めて一つひとつのことを丁寧に、誠意をもって行なっているから、関わった人たちがみんな好印象をもつ。会えばとても面白いし心地よいし、会わない時も他の人と『つばさって今何やってんだろう?』と話すくらい、気にかかる存在であることは間違いないですね」。そう話す新木の横顔を見つめながら、口元がほころんでいた崎山だった。彼らが演じる役柄についても、既にさまざまに考えをめぐらせているようだ。特にストーリーラインの主軸を担う保本については「原作は、保本登の成長記のような作品。保本が赤ひげに反発する姿には反抗期的な部分もあるし、養生所の患者たちとの関わりを通して変化していく部分も大きい。それをどうやって、舞台の中で自然な成長になるように見せていくのか。見えないところでの役の作り込みが、自分の課題になるのではないか」と新木は話す。そして崎山は、津川は保本とも森とも違う立ち位置だという。「原作でも黒澤明監督の映画でも、津川はあまりフィーチャーされていない。今回の舞台ではどう立ち回り、後から養生所にやって来た保本が変わっていく姿を間近で見て、彼自身はどう変わっていくのか。これまで見たことのない部分を、自分なりにどう表現するのか。そもそも津川という人間が皮肉屋でちょっとつかみづらいところもあるので、そこを自分なりにうまく咀嚼していきたい。行間から読み取る情報も含めて自分でどんどん構築していかなくてはいけない、難しい役だと感じています」それぞれの課題をどのように消化するのか。楽しみは尽きない。明治座という“温故知新”な劇場でそしてこの作品は、江戸時代の医療現場を描いている。“貧困と無知”がクローズアップされ、生と死、子どもを巻き込む親のありようなど、悲惨な状況も登場する。「貧しく、ギリギリに追いつめられた状況だからこそ選択を誤ってしまう姿が描かれていて、現実の世界でもそれが増えていくんじゃないかという懸念をもって観る人も多いと思います。医師という命を扱う職業を取り上げるからこそ、とても重いテーマをもった作品だし、それを良い意味でプレッシャーとしながら精いっぱい表現していきたい」と新木は語る。崎山も、原作の子どもにまつわるエピソードが印象深いという。「本当につらくて。多くの人と関わっていろいろなものを見てきた赤ひげ先生が医療を『情けないもの』と言うほど生きにくい時代で、それが子どもにまで影響していることに胸が締めつけられます。この作品はフィクションですけど、本当にそういう時代があった。だからこそ、コロナ禍などいろいろな大きい壁を乗り越えてきている今、僕たちが貧困と無知との闘いを描く作品を上演する意味は? そしてこの作品を観た人たちはどう思うのか? それが大きなテーマだと思います」さらに、本作は1873(明治6)年に創業した明治座の150周年記念公演のひとつ。明治座という劇場を、新木は「着物を着たおば様方が来るような、ちょっと敷居が高いイメージ」だったと打ち明ける。しかしそれは、3月の明治座創業150周年記念前月祭『大逆転!大江戸桜誉賑』に出演して変わったそう。「時代の流れを把握してお客様のニーズに合った半歩先のものを創る姿勢があるから、常にお客様に驚きを提供して、150年続けることができたのだと感じました。もしかしたら、現代で一番傾いて(かぶいて)いる場所かもしれません。それに劇場の外に幟が出ていて、自分の名前を入れてもらえることが素晴らしいですよね。そういう歴史を感じられるものに直接触れられて、しかも作品自体は新しい。そのチャレンジしている姿勢は、まさに“温故知新”。それを具現化してどんなことができるのか、楽しみにしています」「明治座の150周年記念作品ということで、出演が決まったと聞いた時は身の引き締まる思いがしました。宏くんも言ったように、キャスティングなどを見ても確かに新しいものをめざして挑戦していると思いますし、その一員として選んでいただけたことが本当に嬉しい。その期待には応えたいし、それ以上の何かを残したいと思っています。あと、僕も自分の名前が入った幟が出るのはすごく嬉しいです。初めてのことですし、絶対に写真を撮ると思う(笑)」と、崎山も大きな喜びと同時に良い意味でのプレッシャーも感じているようだ。さらに「『赤ひげ』は、登場人物の生き様や言葉を通して、観る方にとって生きるヒントになるような言葉が散りばめられている作品だと思います。それを舞台作品として、観る方に伝えていけたら」と真摯に語った。また、明治座は単に芝居を観るだけでなく、幕間に食事も楽しみ、お土産物も買って、と1日楽しめるアミューズメントパーク的な場所だともいう新木。「特別な日になるべくして選ばれた、有意義な時間だと感じてもらえるような作品にしたい。稽古を重ねて、皆さんの素敵な思い出になるように努力していきます」と締めくくった。彼らのさまざまな思いをのせた公演は、10月28日(土)~11月12日(日)明治座にて。その後、12月に大阪公演あり。ぴあアプリでは新木宏典さんと崎山つばささんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。取材・文:金井まゆみ撮影:興梠真穂ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★新木宏典さん&崎山つばささんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(OnelinkのURLを貼り付け) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>明治座創業150周年記念『赤ひげ』原作:山本周五郎「赤ひげ診療譚」(新潮文庫刊)より脚本:堤泰之演出:石丸さち子出演:船越英一郎新木宏典 崎山つばさ猪野広樹・高橋健介(Wキャスト)菅井友香 / 山村紅葉2023年10月28日(土)~11月12日(日)会場:東京・明治座チケット情報公式サイト■東京公演■大阪公演公式X(旧Twitter)@akahige_stage()
2023年09月22日6月9日、加山雄三(84)が東京五輪の聖火ランナーを辞退したことが発表された。今月28日に神奈川県藤沢市内を走る予定だった加山だが、オフィシャルサイトを通じて辞退を決めた思いを明かしている。《僕はスポーツが大好きです》と切り出し、64年に開催された東京五輪では黒澤明監督の映画『赤ひげ』を撮影していたことから、《観戦したり応援することがほとんど出来ず悔しい思いをしました》と振り返った加山。《今回の東京オリンピックこそ、心から応援し、また自らも盛り上げたい気持ちでいっぱいでした》と綴るも、《しかしながら今改めてこの世界の状況を見た時、手放しに開催を喜ぶことが僕は出来ません》とコメント。続けて《一度はお引き受けをした聖火ランナーですが、そして直前になってしまいましたが、勇気を持って僕は辞退いたします。今は、することもやめることも勇気が必要だと思います》と、その決意を記している。「ひとつの夢」だったという聖火ランナーを、コロナ禍による深刻な世情を理由に辞退した加山。さかのぼると今年2月から、藤井聡太二冠(18)や五木ひろし(73)、常盤貴子(49)など多くの著名人らが相次いで聖火ランナーの辞退を発表。辞退した著名人らが挙げた理由の大半は、「スケジュールの都合」によるものだった。「大会組織委員会は2月25日に、感染対策を盛り込んだ聖火リレーのガイドラインを発表しました。聖火ランナーは走る2週間前から、『会食や密集する場所への外出を避けること』『体調情報は組織委員会に報告すること』といった要請が出されました。実質的に“隔離”を命ずるような要請は、多忙な著名人にとってハードルが高かったようです」(プロダクション関係者)■「スケジュールの都合」から変化しつつある辞退理由そして時が経つにつれ、その理由にも変化がーー。「スケジュールの都合」ではなく、加山のように“コロナ禍による影響”を辞退理由に挙げる著名人が目立ってきたのだ。3月に聖火ランナーの辞退を発表した黒木瞳(60)は、「自分が走ると沿道で密集した状態を避けるといった感染防止対策が困難になるのではないか」と危惧し、辞退に至った。4月に辞退を発表したイモトアヤコ(35)も、その理由をインスタグラムで《私が公道をランナーとして走ることで人がたくさん集まってしまうのではないかということがわたしの一番の懸念点です》と綴っていた。今月4日に岩手県の聖火ランナー辞退を発表したばかりの、のん(27)も「岩手に行くことで、不安とご心配をおかけしてしまうとしたら、本意ではありません」とコメントしていた。現在、福島県を除いた東北5県を走っている聖火リレー。しかし青森県ではむつ市や三沢市など10市町村で中止になるなど、当初の予定を変更するケースが各地で相次いでいる。大会組織委員会が「安心・安全」を謳ういっぽう、「絶対大丈夫」と言い切れる確証はない。「どの地域も感染防止策に気を配っていますが、聖火リレー関係者の感染も報告されています。またランナーが通る瞬間は沿道が密状態になりやすく、ソーシャルディスタンスは観覧者の“良心頼み”。加山さんは宣言解除後に走る予定でしたが、感染者のリバウンドも懸念されています。さらに五輪開催まで50日を切った段階で、政府分科会の尾身茂会長が『普通はやらない』と警鐘を鳴らしてほど。そんな状況で走ったことでむしろマイナスイメージがついてしまうことを、著名人サイドも懸念した上での辞退なのでしょう」(全国紙記者)
2021年06月10日コンバース(CONVERSE)は、「ジャックパーセル」の新作スニーカー「ジャックパーセル CLA レザー RH(JACK PURCELL CLA LEATHER RH)」を、2019年4月に発売する。「ジャックパーセル CLA レザー RH」は、1988年に発売された「ジャックパーセル クラシックス(JACK PURCELL CLASSICS)」をベースにしたアレンジモデルだ。履き口に膨らみを持たせたユニークなデザインのアッパーには、発売当時には無いシュリンクレザーを使用。タンロゴとヒールラベルは、当時も使用された通称「赤ひげ」と呼ばれる赤いラインをアクセントとして配した。ベースのクラシックなスタイルを保ちつつ、ホワイトを全体にまとって洗練された印象に仕上げている。なお、インソールには、軽量性、安定性、反発性、通気性を向上させた多重構造の「REACT HD」を採用しており、履き心地も抜群だ。【詳細】コンバース「ジャックパーセル クラシックス レザー RH」発売時期:2019年4月価格:12,000円+税カラー:ホワイトアッパー:レザーアウトソール:ラバー【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217 月~金曜日(土日・祝日除く)9:00~18:00
2019年04月14日夫・船越英一郎(56)との泥沼離婚騒動の渦中にいる松居一代(60)。松居は“船越がバイアグラを使って私の友人と不倫している”と暴露しているのに対し、船越の所属事務所は否定。両者の主張は全面的に食い違っているが、松居の“戦慄の行動”が聞こえてきた。 「実は、船越さんは松居さんの監視にずっと怯え続けていたんです。彼は数年前から共演者と食事に行くことがなくなっていました。理由を聞くと『妻にGPSで24時間監視されているんだ。しかもスマホを置いて行っても、誰かが密告する。どうすることもできない』と漏らしていました。かなり疲れきっているようでした」(テレビ局関係者) 夫婦の亀裂が生じ始めたのは11年。船越が自宅近くのマンションを購入したことだった。松居は別居を否定したが、船越がひとり籠る姿がたびたび目撃されるように。16年1月には離婚報道も浮上している。松居はブログで《1年5ケ月も尾行され続けている》と綴っているが、それも同じ時期。そしてバイアグラを発見し、船越の浮気を疑い始めたようだ。 17年4月、苦しみぬいた松居は自殺未遂を起こしてしまう。だが松井は“船越のあるノート”を発見。不倫相手が親友・Aさんだったことが綴られていたという。夫を持つ女性なら気持ちがわからないこともないだろう。だが、このストーリーはあくまでも松居側の視点。彼女の“執念愛”が船越を追い詰めていったと話す人も。 「16年1月、船越さんはあるパーティーに出席するためハワイに来ていたんです。Aさんも来ていました。周囲は『船越さんとAさんが怪しい』と笑っていましたが、あくまで冗談。でもその一言が耳に入ったそうで彼女は疑いを持ち始めたようです」(船越の知人) いったん疑心暗鬼になると、歯止めは効かない。船越は“松居がGPSで24時間監視していた”と怯えていたというが、松居の行動はエスカレート。前述の動画でも“船越が16年11月に「つや姫」のイベントでハワイを訪れた際、イベントが終わった夜にバイアグラを使ってセックスしまくっていた”と暴露している。だが、現地の知人はこう証言した。 「たしかに船越さんはこのときハワイに来ていましたが、夜遅くまで仕事続きでした。なので、松居さんが言うような“セックスをする暇”なんてありませんでした。そもそもAさんは船越さんの友人。松居さんが“ハワイでは知らない人はいないそうです”と言っていた不倫なんてありえません。私のまわりでも不倫関係を指摘する人はいませんし……」 そして今年4月には、自殺未遂騒動まで……。船越の妹は10年に自死を遂げている。松居の起こした行動は、彼を憔悴させたことだろう。 「船越さんは4月からNHKの『ごごナマ』のMCを務めています。情報番組の初MCとあって開始当初から相当な不安を抱えていました。そんななか、私生活では松居さんの自殺騒動があった。船越さんは、現実から逃げたかったのでしょう。事務所に『どんどん仕事を入れてほしい』と懇願していたそうです」(別のテレビ局関係者) 同じく4月から、11月に放送スタートするBS時代劇『赤ひげ』の撮影も始まっていた。そこでは、船越の意外な姿が話題になっていた。 「これまでの船越さんは、誰に対しても優しいことで有名でした。でも『赤ひげ』の現場ではスタッフに声を荒げる一幕があったんです。そうした光景は一度ではなく、何度も目撃されていました。船越さんが怒るなんてあまりにも意外だったため、スタッフの間で『何か悩みでもあるのかな?』と心配の声が上がっていました」(前出・別のテレビ局関係者) ボタンのかけ違いから始まった夫婦の闘い。だが寄り添っていたころにはもう戻れない。
2017年07月11日巨匠・黒澤明監督のあの名作映画『赤ひげ』の原作である、山本周五郎の傑作小説「赤ひげ診療譚」が、11月3日(金)より「赤ひげ」のタイトルでBSプレミアムにて放送されることが決定。また、船越英一郎、中村蒼ら出演者も発表された。本作は、江戸・小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師「赤ひげ」と青年医師との交流、そして貧しい患者や市井の人たちの姿を描く、不朽の名作を新たなキャストでドラマ化。小石川養生所の責任者で、患者には医術を施すだけでなく、患者の抱える事情にも踏み込み献身的に面倒を見る新出去定、通称「赤ひげ」役を演じるのは、「京都地検の女」「その男、副署長」シリーズなど数々のミステリードラマに出演する船越さん。その赤ひげに反発しながらも、患者たちの様々な姿に接することで、医師として生きるべき道を見出していく保本登役には、先日、「HiGH&LOW」の新作映画2作に出演することが決定するなど、近年実力派俳優として注目を集める中村さんが演じ、両者を中心に、絶えず資金繰りに悩む養生所や、長屋などを舞台に起きる事件と、死にざま、生きざまを通して、成長していく人間の姿を描いていく。船越さんは、「孤高で完全無欠な“赤ひげ”ではなく、未完成な部分も持ち合わせた人間味溢れる“赤ひげ”像を模索しながら屈指の名作に挑む、無謀ともいえる大冒険を楽しみたいと思っています」と意気込みを語り、中村さんは、「人とはなにか。生きていくためには何が必要なのか。そんなことを医療を通して学ばさせてくれる赤ひげ先生。保本を演じていて僕もその教訓が心に沁みます。原作、映画と名作ですが、また新たなる『赤ひげ』を届けられる様日々挑戦しております」とコメントした。2人のほかにも、古舘佑太郎、前田公輝、大後寿々花が出演。さらに、脚本は連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や「アットホーム・ダッド」「お迎えデス。」など様々な作品を手掛けてきた尾崎将也、演出は『白夜行』『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋らが務める。BS時代劇「赤ひげ」は11月3日より毎週金曜日20時~BSプレミアムにて放送(連続8回)。(cinemacafe.net)
2017年04月18日これまでの時代劇のイメージを一新し、軽妙なテンポで2時間超の物語を一気に見せた、井上ひさし原案、原田眞人、監督・脚本作『駆込み女と駆出し男』。主人公の信次郎を演じた大泉洋の芸達者ぶりも好評だった本作のDVD、BDリリースを前に、原田監督が「キャッチコピーをつけるなら、時代劇のルネッサンス。1841年にタイムスリップする感覚があると思うよ」と自信を見せ、裏話を語った。その他の画像物語のモチーフは江戸時代の離婚。「テンポは『幕末太陽傳』、トーンとしては『赤ひげ』のような世界観を踏襲できたらいい」と考えたという監督が生み出した本作は、近年の時代劇にはないオリジナリティに溢れ、なおかつしっかりとした時代考証の基に作られた傑作となった。まず耳に飛び込むのが大泉演じる信次郎のよどみないセリフ回しだが、監督が意外な作品との共通点を挙げた。「この感じは、それこそ、97年に撮った『バウンスkoGALS』と同じ。なぜ『バウンス…』を撮ったかというと、あのコギャル世代の言葉の響きがとにかくよかったから。それまでの日本人のスラングは書き言葉がベースになっていたけれど、あのコギャル世代は聞いて面白いものを作った。僕はそこにすごく惹かれて、『バウンスkoGALS』を撮っているときから、時代劇をやるなら同じセンスのもの、意味なんて分からなくていいから響きがおもしろいものを作りたいと言っていた。それで中途半端に妥協して現代言葉にするのではなく、当時の言い回しを残して、音を楽しんでもらえるようにした。そこにこそ本物感がある。これはそのころから変わらずに抱いていたスタンスだね」。そして画へのこだわり。中でも一番の見せ場が、圓教寺でのクライマックスの大審問だ。「リハーサルをするまでは、全員を本堂に入れて撮るつもりだったんだよ。でももう1度、その場を見直してみて、反対側にも舞台があるわけだから、ここを全部使わなければ来た意味がないんじゃないかと。それで本堂と、能舞台、それらを挟む広場の全部を使った贅沢な空間を撮ろうとなった。時間が限られる日差しの問題というリスクもあったけれど、結局、1日で撮りきれたよ」。信次郎が居候する御用宿の柏屋では、細い桟を何本も使うなどして作った縦のラインと建物の線の絡みが生む奥行きを見せ、柳生古道の脇の渓流での撮影では、木や崖の湾曲を意識し、人工物とのコントラストをはっきりさせた。「徹底したリサーチをしたうえで、音も画も楽しめる作品になった。ぜひ1841年にトリップしてほしい」。『駆込み女と駆出し男』ブルーレイ&DVD発売中ブルーレイ特装限定版:6800円+税ブルーレイ通常版:4800円+税DVD特装限定版:5800円+税通常版:3800円+税発売・販売元:バンダイビジュアル※レンタルBD&DVDはポニーキャニオンより12月2日レンタル開始取材・文・写真:望月ふみ
2015年11月26日『ゴジラVSキングギドラ』などで知られる大森一樹監督が23日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われた東京国際映画祭コンペティション部門審査員記者会見に出席した。会見では、『X-MEN』シリーズで知られる審査委員長のブライアン・シンガーをはじめ、トラン・アン・ユン、ベント・ハーメル、ナンサン・シー、スサンネ・ビアも出席し、審査員が全員集合。日本人監督の代表として審査員を務める大森監督は、「日本を代表する映画祭で、代表として審査員をすることに光栄に思っております。同時にものすごく緊張してプレッシャーが高まっています」と心境を語った。そして、「映画祭が始まって30年。映画にとって産業革命と言われるくらい映画の形が変わってきた。フィルムからデジタルに変わり、映画館がシネコンという形になってきた」と映画業界の変化を語り、「日本でさまがわりをずっと見て来ましたが、私としてもまだ混乱の中にいるような感じ」とコメント。「今回、世界中の映画を見て、世界がどのように産業革命に対応しているのか答えが出ればいいなと。その中で、これから30年とつながるヒントを与えてくれる映画があればベストな映画にしたい」と期待を寄せた。また、外国人審査員全員が影響を受けた日本の映画として黒澤明監督の名前を挙げると、「黒澤監督が世界のフィルムメーカーに影響を与えたことことにすごい感激しています」と感慨深げな表情を見せ、「私自身、高校時代に黒澤監督の『赤ひげ』を見て、医者の話だったので大学は医学部に行き、医学を勉強しながら黒澤映画を見ているうちに、『医者じゃなくて映画監督だ』と気づいて映画監督になった」と自身も多大な影響を受けたことを告白。「その選択が正しかったと、みなさんの発言を聞いてうれしく思います」と喜んだ。さらに、『インファナル・アフェア』のナンサン・シープロデューサーが、「私が影響を受けたのは、あの音楽…日本のゴジラ! そういう意味で、大森監督にも影響を受けている」と言うと、ブライアン・シンガー監督も「確かにそうです! アメリカの3,000万人以上の人たちがだれに影響を受けているかというと、ゴジラ! 日本のゴジラに非常に大きな影響を受けています」と賛同。それを聞き、大森監督は「とても光栄です」と思わず笑みがこぼれた。
2015年10月23日俳優の小栗旬が7日、声優を務めるアニメーション映画『グスコーブドリの伝記』の初日舞台あいさつを東京・丸の内ピカデリーで行った。宮澤賢治の童話を原作に、冷害にみまわれた森で暮らす青年ブドリ(小栗)が、その脅威に向き合いながら、自身が愛する人々を守るために奔走する感動作。この日はあいにくの空模様だったが「七夕でこんな天気ですが、“雨ニモマケズ”全国に届くよう願っています」と賢治の名フレーズを引用し、作品の門出を祝っていた。その他の写真小栗は七夕の願いを聞かれると「ブドリが沢山の人のもとに届きますように(月9もね)」と本作のヒットと共に、自身が出演するTVドラマもちゃっかりアピールする場面も。先月、キャンペーンで訪れた岩手・石巻では“一日賢治課課長”に任命されたといい、記念にプレゼントされた帽子をかぶり、ご満悦の表情だ。「この作品は宮澤賢治の原作と同じで、見る人それぞれにいろんな感じ方をもたらせてくれる作品。ぜひ友人、知人にぜひ宣伝してください」と思いを込めたメッセージも忘れなかった。舞台あいさつには小栗をはじめ、ブドリの妹・ネリ役で声優に初挑戦した忽那汐里、ブドリの母親役を担当した草刈民代、ブドリの優しい父親を演じる林隆三、ブドリを助け、人生の師となる重要なキャラクター“赤ひげ”の声に挑戦した林家正蔵ら声優陣が勢ぞろい。さらに杉井ギサブロー監督と音楽を手がけた小松亮太が登壇した。忽那は「初めての声優挑戦で、素晴しい先輩方といっしょに参加できたのはもちろん、それが宮澤賢治原作という感性豊かな作品だったということがうれししいです」と感無量の面持ち。「アニメの声優は私も初めてで、素晴しい作品に参加でき本当にうれしい」(草刈)、「アニメの声優では私も新人(笑)。緊張して“ウー”と悩んでばかりでしたが宮澤作品、その中でも『グスコーブドリの伝記』の大ファンなので、参加できて良かった」(林)、「モヤモヤした世の中ですが、この作品はそんなモヤモヤを吹き消してくれる映画だと思います」(正蔵)と作品への思いは皆、格別の様子だった。宮澤賢治原作の1985年公開の名作『銀河鉄道の夜』も手がけた杉井監督は「スタッフが皆、今の時代に向かって全力投球してくれた作品。ですから、世界中の多くの方に見てもらいたいですね。世界の多くの人が自然について、そして家族の幸せについて語り合える幸せの時間を迎えられますように」と感慨深げにあいさつした。『グスコーブドリの伝記』公開中
2012年07月09日